「運命」の『神氣湯』

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1{道士} ◆glkzmbQ8Hw
『道術(タオ)』と呼ばれる『才能』―――。

人の精神に秘められたこの『能力』を
欲するならば・・・・『年齢』『性別』『血液型』に、
『簡単な自己紹介』と『好きな食べ物』を記してくれ。

『才能』があれば『道』が目覚めるし、無ければ『死』ぬ。
2マロン名無しさん:03/09/15 21:20 ID:???
『2ゲット』した香具師も『氏』ぬ。
3マロン名無しさん:03/09/15 21:28 ID:???
>>1
ネタじゃないよな?
4{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/09/15 21:31 ID:???
>>3
もちろんだ。
5マロン名無しさん:03/09/15 21:33 ID:???
>>4
それは失礼がんがってくれ
6マロン名無しさん:03/09/15 21:34 ID:???
『年齢』18
『性別』女
『血液型』B
『簡単な自己紹介』知欠は死・・・・いえ、偉大です
『好きな食べ物』オムライス
7マロン名無しさん:03/09/15 21:35 ID:???
判定どうぞ
8{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/09/15 21:36 ID:???
>>6
残念、死んじゃったよーん!
9マロン名無しさん:03/09/15 21:37 ID:???
ノシ
10マロン名無しさん:03/09/15 21:39 ID:???
『年齢』25
『性別』女
『血液型』AB
『簡単な自己紹介』同人書くのが趣味
『好きな食べ物』カレーライス

おながいします
11{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/09/15 21:40 ID:???
これは失礼…つい興奮してしまった…
>>9
ノシありがとう。
12マロン名無しさん:03/09/15 21:42 ID:M0qItmrz
運命の弓と矢のパクリスレ。さすが知欠信者。
13{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/09/15 21:45 ID:???
>>10
才能があったようだな…
君の道術(タオ)は…閃光(フラッシュ)。
目が光る能力のようだ…とても便利だ…
君、星の使徒に入らない…?
破壊力:なし スピード:なし 射程距離:なし
持続力:∞  精密動作性:なし 成長性:なし
14マロン名無しさん:03/09/15 21:46 ID:???
>>13
不覚にもワロタ
15{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/09/15 21:53 ID:???
>>14
そう、「不覚」だ…
君はたった今、すべての知欠信−もとい、星の使徒を敵に回してしまった。
ご愁傷様…
16マロン名無しさん:03/09/15 21:57 ID:???
香ばしいプロフィールだと才能があるのかな?
17{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/09/15 22:00 ID:???
>>16
必ずしも…そうでは…ないが…、普通人より…、芸能人とかのほうが…
確立は、やや高い場合が、ある。最も…計測誤差とも、いえるほどの差だ。
18{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/09/15 22:01 ID:???
失礼…、持病の結核が……
19{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/09/15 22:02 ID:???
失礼…、持病の結核が……
20マロン名無しさん:03/09/15 22:06 ID:???
ハゲワラw何このパクリスレw
『年齢』18
『性別』男
『血液型』A
『簡単な自己紹介』黒猫紳士です
『好きな食べ物』カレー
21マロン名無しさん:03/09/15 22:07 ID:???
『年齢』16
『性別』男
『血液型』A
『簡単な自己紹介』黒猫はパク…いやすばらしい漫画です
『好きな食べ物』目玉焼き
226:03/09/15 22:08 ID:???
わたしも黒猫淑女だが残念ながら才能はないようだ。
ラッキ・・・じゃなくてショボーン
23{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/09/15 22:11 ID:???
>>20
才能があるようだ…
君の道(タオ)は、幻想(イリュージョン)。幻覚を、見る能力だ。
好きなだけラリってくれ…といいたいところだが、この能力は生涯92104回
しか使えない…強力なものには当然制限があると言うことだ…
ところで…パクリスLとは…食べ物かなにかかな?
24{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/09/15 22:17 ID:???
>>22
君にはやはり才能があったようだ…事実、君は死んでいながらこうして
会話している…名前は、溶解(メルト)だ…要するに幽霊、
それが君の才能だ…名前は…特に深い意味はないので…聞かれても困る…
>>21
『死』んだ。目玉焼きをソースで食べるようなダサい奴は…
星の使徒には不要だ…
25弓と矢:03/09/15 22:19 ID:???

  ( ゚ Д゚)   イタダキマス
  ( つ旦O
  と_)_)

    _, ._
  ( ゚ ◎゚)   ズズ…
  ( ゙ノ ヾ
  と_)_)

    _, ._
  ( ゚ Д゚)   …………
  ( つ旦O
  と_)_)

    _, ._
  ( ゚ Д゚)   ガシャ
  ( つ O. __
  と_)_) (__()、;.o:。
          ゚*・:.。

      _ _  ξ
    (´   `ヽ、     __
  ⊂,_と(    )⊃  (__()、;.o:。
                  ゚*・:.。



2621:03/09/15 22:23 ID:???
ソースでなく醤油です でも星の使徒にならなくてよかっ…いや残念だ
27{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/09/15 22:27 ID:???
>>25
勝手に飲んだらダメだ…

幻想(イリュージョン)
破壊力:なし スピード:なし 射程距離:なし
持続力:C  精密動作性:なし 成長性:自己完結
一回の使用につき…二分程度だ…

溶解(メルト)
破壊力:なし スピード:∞ 射程距離:∞
持続力:∞  精密動作性:∞ 成長性:完成
ただし、君はなにも触ることが出来ない…
28マロン名無しさん:03/09/15 22:28 ID:???
そのうち倉庫とか新手とか出来るのか?

『年齢』15
『性別』男
『血液型』B
『簡単な自己紹介』ジョジョやハンターが好き
『好きな食べ物』ビーフシチュー
29{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/09/15 22:29 ID:???
>>26
まだかろうじて…息があるようだな…。
しかし…星の使徒に必要なのは目玉焼きを塩コショウで
食べるほどのナウい人物だ…もっとも、もう聞こえていないようだが…
306:03/09/15 22:30 ID:???
>>26
喋ってる!!同志だ!

夜中に笑わせんな・・・
3125:03/09/15 22:33 ID:???
飲んだの超神水ですが何か?
32{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/09/15 22:36 ID:???
>>28
才能があったようだ…
君の道術(タオ)は…
レールガンでも撃たれないかぎり破壊されないバリアをつくる…
障壁(バリア)と名付けよう…
破壊力:なし スピード:なし 射程距離:半径一メートル
持続力:E(二秒)  精密動作性:A 成長性:完成
ちなみに…バリアは…なめるとニガい味がする…
33{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/09/15 22:40 ID:???
>>30
そんなに笑うほど嬉しいようだな…星の使徒に入れたことが…
>>31
なら、いいけど…まぎらわしいから…出来れば…控えてください…マジで…
34マロン名無しさん:03/09/15 22:40 ID:???
矢吹らしさが出てますね>{道士} ◆glkzmbQ8Hw
不覚にもハゲ藁w
35マロン名無しさん:03/09/15 22:43 ID:???
『年齢』あんた
『性別』あんた
『血液型』{道士}あんた
『簡単な自己紹介』あんた
『好きな食べ物』あんた
36マロン名無しさん:03/09/15 22:46 ID:???
『年齢』17
『性別』男
『血液型』A
『簡単な自己紹介』矢吹御大最高!
『好きな食べ物』秋刀魚の塩焼き
37マロン名無しさん:03/09/15 22:47 ID:???
『年齢』18
『性別』 漢
『血液型』A
『簡単な自己紹介』知欠さんの知欠っぷりが好きです。
『好きな食べ物』苺
38{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/09/15 22:50 ID:???
>>34
どういう意味か分からないが…これからは
うしろに注意して歩くことだ…星の使徒を笑ったからにはな
もっとも、もう遅いかも知れんが…
WAHAHAHAHAHAHAHA
39マロン名無しさん:03/09/15 22:52 ID:???
知欠先生が資料にしそうなスレだ
40マロン名無しさん:03/09/15 22:54 ID:???
>>39
ワラタ
41{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/09/15 22:58 ID:???
>>35
私の…プロフィールを…書けという意味かな…?残念ながら…それは秘密だ
>>36
数学(マスマティクス)法則を変える恐るべき道だ… 
君を中心とした半径50メートルは計算で加減を先にしなくてはならない
いろんな意味で…危険すぎる…今のうちに『消して』おくことにしよう…
>>37
才能はなかったようだ。『死』んだ
42マロン名無しさん:03/09/15 22:58 ID:???
>>1
『年齢』17
『性別』男
『血液型』AB
『簡単な自己紹介』知欠先生の大ファン
『好きな食べ物』人間
43{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/09/15 23:00 ID:???
数学(マスマティックス)
破壊力:∞ スピード:なし 射程距離:∞
持続力:∞ 精密動作性:なし 成長性:印刷されてしまったからには完成
本体−死亡
44{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/09/15 23:07 ID:???
>>42
生き残ったな…
君の道は…敵味方かまわず、戦闘中でも自分の過去を話させる。
談話(トーキング)と名付けた…
破壊力:なし スピード:なし 射程距離:なし
持続力:約一話分  精密動作性:なし 成長性:A
45マロン名無しさん:03/09/15 23:19 ID:???
sage
46マロン名無しさん:03/09/15 23:23 ID:???
『年齢』23
『性別』男
『血液型』B
『簡単な自己紹介』黒猫、完全模写できます。
『好きな食べ物』うんこ味のうんこ
47マロン名無しさん:03/09/15 23:24 ID:7futySNF
48{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/09/15 23:28 ID:???
>>46
チョコレートの味がするチョコレートはただのチョコレートじゃないのか?
もっとも…『死』体に話しかけても…しょうがない…永遠に謎か…
49マロン名無しさん:03/09/15 23:37 ID:???
『年齢』20代
『性別』男
『血液型』A
『簡単な自己紹介』掃除屋
『好きな食べ物』ミルク
50{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/09/15 23:40 ID:???
>>49
お、お前はまさか!
51{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/09/15 23:51 ID:???
バキューン!
電車のレールガンをくらった道士は死にました。


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆糸冬 了☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
52マロン名無しさん:03/09/16 00:00 ID:???
−が、なんと!道で生き返った!そして油断していた電車を頃した!
ブ○ックキャット完!知欠先生の次回作にご期待ください!
53マロン名無しさん:03/09/16 00:18 ID:???
生き返った…のか?書いとこう
『年齢』17
『性別』男
『血液型』A
『簡単な自己紹介』好きな漫画はジョジョ
『好きな食べ物』チョコレート
54マロン名無しさん:03/09/16 01:24 ID:???
自己紹介で黒猫や作者に好意的な奴ばっかり生き残らせてるだろお前
55マロン名無しさん:03/09/16 02:14 ID:Fbp8eMNY
『年齢』┌┠яю│┯┨
『性別』∠√這
『血液型』ЖИЙХё
『簡単な自己紹介』亟亢佝仆几冉冲况凾哢咬吶
『好きな食べ物』ΨζΟΞяю塘DЛбжйл
56マロン名無しさん:03/09/16 02:20 ID:???
『年齢』10代
『性別』男
『血液型』A
『簡単な自己紹介』ベルセルク
『好きな食べ物』果物
57マロン名無しさん:03/09/16 18:12 ID:???
>>49-50
ワロタ
58元道士:03/09/16 18:20 ID:???
>>53
目覚めた…ッ!
君の道は『未来』(フゥーチャー)
触れた物体を未来(2〜3秒後)に移動させる事が出来る。
未来へ飛んだ物体にあうには待つしかない。

>>54
死ん…でないッ!
君の道は『選択』(セレクト)
君は発見したいと決意した時、既にそれを発見する事が出来る。
空間が捩じれてね。

>>55
何を言っているんだ?死人に口なし…答えてもらえないようだ。

>>56
君の能力は『盗賊』(シーフ)
君が奪ったものは、それが他人の所有物であろうと周囲の人々はそれは君のものであると感じる。
ただし、あくまで精神面においてのみ。
59マロン名無しさん:03/09/16 18:23 ID:???
>>28
お前オレのドッペルゲンガーじゃないよな?
60マロン名無しさん:03/09/16 18:25 ID:???
>>59
そうですよ。
61新{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/09/16 18:32 ID:???
やあ、みんな。見ての通り…生き返ったよ。
>>53
残念、才能がなかったようだ…『死』んだ。
>>55
VЩW凸Γ
>>56
目覚めたようだな…君の道術は悪禁(ラッダイト)残念ながら、君は今から
一切 ネ ッ ト が 出 来 ま せ ん 。
62新{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/09/16 18:38 ID:???
>>58は私の弟だ…二回飲ませちゃったな。
>>56は道が二個身に付いたよ★よかったね。
他は全部死にました。
63マロン名無しさん:03/09/16 18:57 ID:???
何だこのスレ…
64マロン名無しさん:03/09/16 19:09 ID:???
>>63
書けば判る。いろんなものをこのスレに書け。
                         書け。
書け。

           書くんだ。
65新{道士} ◇glkzmbQ8Hw:03/09/16 19:18 ID:???
>>58神、後はヨロシク!
66マロン名無しさん:03/09/16 19:36 ID:???
『年齢』16
『性別』男
『血液型』A
『簡単な自己紹介』拙者・・ザコには用はありませぬ
『好きな食べ物』ハヤシライスとか
67マロン名無しさん:03/09/16 19:39 ID:KErW24C8
皿仕上げ
68マロン名無しさん:03/09/16 19:44 ID:???
『年齢』24
『性別』男
『血液型』A
『簡単な自己紹介』プログラマ
『好きな食べ物』生野菜

お願い致します。
69マロン名無しさん:03/09/16 19:53 ID:???
『年齢』16
『性別』男
『血液型』A
『簡単な自己紹介』アニメ好き
『好きな食べ物』プリン

1は放棄か?誰でもいいから鑑定よろしく
70マロン名無しさん:03/09/16 20:52 ID:???
『年齢』18
『性別』男
『血液型』O
『簡単な自己紹介』エロゲー好き
『好きな食べ物』寿司
71新手の道士:03/09/16 20:55 ID:???
>>66
君の道は『美化(ビューティフィー)』
君の周りの人物は、『美化』され、個性が消滅する。
残念ながら君には効果がないようだ…

>>68
君に『道』の才能は無かった様だ…

>>69
君が得たのは『変化(メタモルフォーゼ)』。
体を様々な物体に変化させる…
『オリハルコン』になれば、『台風』のときも平気だろう…
72新手の道士:03/09/16 20:59 ID:???
>>70
君の道は『既成(デジャヴ)』。
何を見ても…『どこかで見たような』気がするだろう…
『盗作』も分かりにくくなるというわけだな…
73新手の道士:03/09/16 21:04 ID:???
美化(ビューティフィー)
破壊力:なし スピード:なし 射程距離:50メートル
持続力:∞ 精密動作性:なし 成長性:なし

変化(メタモルフォーゼ)
破壊力:なし スピード:なし 射程距離:E
持続力:A 精密動作性:A(部分的に変化させることも可能) 成長性:なし

既成(デジャヴ)
破壊力:なし スピード:なし 射程距離:自分
持続力:∞ 精密動作性:なし 成長性:なし


7468:03/09/16 21:25 ID:???
;y=-('A`)・∵.ターン
75マロン名無しさん:03/09/16 21:37 ID:???
年令23
性別男
血液型O
簡単な自己紹介 腕力負けなし
好きな食べ物 しゃぶしゃぶ
76新手の道士:03/09/16 22:03 ID:KErW24C8
>>75
…おめでとう。『目覚めた』な。
君の道は非常食(エキセントリック)『ボタン』を『ドーナツ』に変化させる
能力だ…戦闘には使えないけど便利じゃないかって?なにを言っているんだ
絶対飽きるに決まっている…ち
なみに『ボタン』と言っても『スイッチ』は無理だ…

非常食(エキセントリック)
破壊力:なし スピード:なし 射程距離:着用した衣服
持続力:∞ 精密動作性:なし 成長性:A(体脂肪率)
77元道士:03/09/16 22:04 ID:???
>>65
任せろ

>>76
よろしく。
78元道士:03/09/16 22:09 ID:???
>>58
『未来』(フゥーチャー)
破壊力:なし スピード:C 射程距離:C(15メートル)
持続力:E(2〜3秒) 精密動作性:B 成長性:C

『選択』(セレクト)
破壊力:なし スピード:A 射程距離:C(15メートル)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:D

『盗賊』(シーフ)
破壊力:なし スピード:C 射程距離:A
持続力:B(一時間) 精密動作性:C 成長性:A
79マロン名無しさん:03/09/16 22:31 ID:???
……スタンド?
80マロン名無しさん:03/09/16 22:31 ID:???
年令20代前半
性別男
血液型O
簡単な自己紹介 酒はだめなんでオレンジジュースください
好きな食べ物 寿司
81元道士:03/09/16 22:37 ID:???
>>79
sタンド?新たな道の事かな?


>>80
目覚めた。
『電磁』(エレクロマグネティック)
君の左右の手からは微笑の静電気が放たれる。
だが、これ事態に大した威力は無い。
この能力の売りは「この静電気に触れた物体を爆発的に加速させる」ことにある。
銃にこの道を行使し、発射すれば超高速で弾丸が飛ぶし、石に行使し投げればプロ顔負けの速度が出る。

破壊力:B スピード:A 射程距離:C(15メートル)
持続力:D 精密動作性:D 成長性:B
82元道士:03/09/16 22:46 ID:???
>>81
訂正
『電磁』(エレクトロマグネティック)
83マロン名無しさん:03/09/16 22:54 ID:erZEl+vh
普通にスタンドじゃねーか!
もっとタオっぽくしょぼいの頼むぜ!
84マロン名無しさん:03/09/16 23:04 ID:???
年令22
性別女
血液型B
簡単な自己紹介 猫みたいにきまぐれ
好きな食べ物 ヨーグルト
85元道士:03/09/16 23:05 ID:???
>>83
未来⇒キンクリ(ショボイ)
選択⇒たまに構図が可笑しい事を皮肉り(糞猫)
盗賊⇒作品盗作(作者)
電磁⇒霊丸、無理設定(パクリ)

…上の文章は何だったんだ?
まぁいい…目覚めたッ!
道の名は『粉砕』(クラッシュ)
今、この時点から君は全ての物体を破壊できる。
それがオリハルコンでもない限り、簡単に、例え鉄でもプリンのように破壊できるだろう。
ただし、君の力が強くなったわけじゃない。それが「脆く」なっただけだ。

破壊力:A スピード:C 射程距離:E
持続力:C 精密動作性:E 成長性:C
86マロン名無しさん:03/09/16 23:06 ID:???
>>84
君に道の才能は無かったようだ…
87元道士:03/09/16 23:08 ID:???
>>86
ミス
88マロン名無しさん:03/09/16 23:12 ID:erZEl+vh
炎とか氷とかそんな単純な能力はないの?
無駄に捻ると知欠っぽさが失われちゃうし
89元道士:03/09/16 23:20 ID:???
>>88
目覚めだッ!
君の道の名は『泡』(バブル)
君は掌から無限に泡を生み出すことが出来る。
それは一見はただのシャボンだが、それは解除されない限り、決して破裂することは無い。

破壊力:E スピード:E 射程距離:B
持続力:C 精密動作性:E 成長性:B

何で割れないか?道の力が篭っているからね。
90マロン名無しさん:03/09/16 23:31 ID:erZEl+vh
>>89
お、なんかいいね
普通にありそうだ
91マロン名無しさん:03/09/16 23:33 ID:cJ94JTkh
道よりナノマシンが欲しい
92マロン名無しさん:03/09/16 23:34 ID:erZEl+vh
というかなんで能力値がスタンドのやつなんだい?
特徴的なヴィジョンが無いタオではあまり意味がない気も
93マロン名無しさん:03/09/16 23:43 ID:???
年令16
性別男
血液型B
簡単な自己紹介 生きてます
好きな食べ物  白飯
94マロン名無しさん:03/09/17 01:48 ID:???
『年齢』20代
『性別』男
『血液型』B
『簡単な自己紹介』3度の飯よりエロゲー
『好きな食べ物』御神鹿のフン
95マロン名無しさん:03/09/17 09:42 ID:5//I5hvw
>>92
知欠 だ か ら に決まっているだろう
96マロン名無しさん:03/09/17 15:00 ID:5//I5hvw
『年齢』∞
『性別』男
『血液型』∵
『簡単な自己紹介』頑張ってていますか!それから、それからよね。とにかく、予定変更等
『好きな食べ物』スパゲッティの予定通りにする予定変更届けはアイドリングはみるときの会議は、それから、書いてと一緒ね。さようなら!ちなみに、二週間後だと一緒よ、とにかく。
97新手の道士:03/09/17 17:05 ID:???
>>元道士
どうぞよろしく。

>>93
残念、『道』に目覚めることは無かったな。

>>94
君の『道』は『悪霊(レイス)』。道で『背後霊』を生み出す。君の思い通りに動かせるだろう…
『背後霊』へのダメージは、君へのダメージとなる…
スタンド…?何だねそれは…

>>96
君はすでに『道』を持っている…名前は『無限(インフィニティー)』。
君は年を取らず、老化することも無い…『不老不死』というわけだな…
ただし…次第に『精神』が崩壊していくだろう…もう、その兆候は出始めているようだな…

『悪霊(レイス)』
破壊力:A スピード:A 射程距離:A
持続力:A 精密動作性:A 成長性:完成

『無限(インフィニティー)』
破壊力:なし スピード:なし 射程距離:なし
持続力:∞ 精密動作性:なし  成長性:停止
9896:03/09/17 18:53 ID:???
>>97
年長者に向かって『君』はないんじゃないの。『君』は。
こちとら創世記から生きとんで?!誰に向かって口きいdじゃ!ボケ
99マロン名無しさん:03/09/17 19:04 ID:???
『年齢』19
『性別』男
『血液型』O
『簡単な自己紹介』ティアーユとセフィリア様が好き。
『好きな食べ物』ゴボウサラダ

よし、その『神氣湯』飲ませろ!
100マロン名無しさん:03/09/17 19:20 ID:???
100ゲット この勢いで道を手に入れる
『年齢』17
『性別』男
『血液型』A
『簡単な自己紹介』ジャンプは立ち読み
『好きな食べ物』焼き鳥
101新手の道士:03/09/17 20:44 ID:???
>>98
これは失礼。過去に『死にたいと思っても死ねず』考えるのをやめた男がいた…
『貴方』もそうならないよう…気をつけてくださいね…

>>99
君の『道』は『低速(スローモーション)』君に向かってくる物体の『動き』を遅くする…
例えば『銃弾』なら、人間が避けられる程の速さになるだろう…

『低速(スローモーション)』
破壊力:なし スピード:なし 射程距離:10メートル
持続力:A   精密動作性:なし  成長性:なし

>>100
『道』は目覚めなかった…『100ゲット』出来たんだ…満足だろう…
10298:03/09/18 08:43 ID:snw4efr8
>>101
誤ったっていまさら晩いんじゃ木瓜!
碁遅念舞からフェルマーの低利を貫替続けて機能応えがデタガおまえには教えてやらん。
マジで、とにかく、とにかくの予定表にならないのにね、それから。じゃあまたねをしろと。
103元道士:03/09/18 16:48 ID:???
>>102
もし良ければ再度、『神氣湯』を飲んでみないかい?
もしかしたら鎮魂歌(ry
104102:03/09/18 18:35 ID:???
>>103
よっしゃ、ドント故意や!
10568:03/09/18 18:39 ID:???
我輩もリトライしたいぞ。
106元道士:03/09/18 23:04 ID:???
>>104
『無限・鎮魂歌(インフィニティー・レクイエム)』
君は無限の生命の中で精神が崩壊、そして新たな道を手に入れた。
メヴィウスの輪を伝うとやがて元の位置に戻る。それが君の道。
君の射程距離内においては全ての事象が繰り返す。
例えば怪我をしても直ぐに怪我が治り、そしてまた直ぐ同じ怪我をする。これを永遠に繰り返す。
幸運か不運か…唯一、生物の思考だけはこの道の影響を一切受けないようだね。

『無限・鎮魂歌(インフィニティー・レクイエム)』
破壊力:なし スピード:C 射程距離:C
持続力:∞ 精密動作性:C  成長性:∞

107元道士:03/09/18 23:22 ID:???
>>105
教えよう、君の道は『虹(レインボウ)』
君の掌が空を仰ぐと底に虹が出来る。
その虹は非常に美麗だが、少しでも触れると超高速で虹に沿う様に吹き飛んでしまう。
虹をカタパルトのように使う姿はまるで幻想の世界。

『虹(レインボウ)』
破壊力:A スピード:A 射程距離:D
持続力:D 精密動作性:E  成長性:E

本来の君に道の才能は無い、使いすぎれば君は絶命するだろう。
108マロン名無しさん:03/09/19 00:06 ID:???
『年齢』15
『性別』男
『血液型』B
『簡単な自己紹介』ジョジョやハンタが好きです。
            しかし、荒木先生や冨樫先生の
            黒猫パクリ癖には少し引いてます・・・。
『好きな食べ物』ピッツァ
109元道士:03/09/19 00:23 ID:???
>>108
目覚めた、君の道の名は『石(ストーン)』
能力は極単純、君以外全ての生物を一瞬だけ石化する。
石化された生物は動けないし思考も出来ないな。

破壊力:なし スピード:A 射程距離:A
持続力:E  精密動作性:なし  成長性:A
110マロン名無しさん:03/09/19 00:40 ID:???
『年齢』19
『性別』男
『血液型』A
『簡単な自己紹介』とりあえず毎日を生きてます
『好きな食べ物』納豆
111元道士:03/09/19 00:54 ID:???
>>110
名は『煙(スモッグ)』
君は自分が呼吸をし、吐いた二酸化炭素の性質を自由に操ることが出来る。
自分が被害にあわないよう気をつけてくれ。

破壊力:E〜A スピード:E〜A 射程距離:B
持続力:C  精密動作性:E  成長性:A
112マロン名無しさん:03/09/19 15:11 ID:geoTr9/X
『年齢』17
『性別』男
『血液型』AB
『簡単な自己紹介』 昨日の天○テレビ君で黒猫映像を流す前にビバップの曲が流れてた・・・・
『好きな食べ物』 米
113112:03/09/19 15:12 ID:???
さげ忘れた・・・
114マロン名無しさん:03/09/19 15:16 ID:???
>>112
道名:『ブレンダー』

破壊力:D  スピード:D  射程距離:D
持続力:A  精密動作性:C  成長性:D
人型  同化・条件発動  自由操作型  技能系

● 貴方の道の能力値に近い道 ●
ハーミットパープル 破:D ス:C 射:D 持:A 精:D
シンデレラ 破:D ス:C 射:C 持:A 精:C
ホワイトスネイク 破:C ス:D 射:C 持:A 精:C
アトゥム神 破:D ス:C 射:D 持:B 精:D
エニグマ 破:E ス:E 射:C 持:A 精:C
メタリカ 破:C ス:C 射:C 持:A 精:C

● 貴方の道の能力分類に近いスタンド ●
シルバーチャリオッツ 人型 無条件発動 自由操作型 技能系
115112:03/09/19 15:25 ID:???
>>114
ブレンダーって何が出来るんでしょうか・・・・
116元道士:03/09/19 22:45 ID:???
>>112
目覚めた。
道の名は『磁場(マグネティックフィールド)』
君は触れたものに強力な磁力を纏わせる。
磁力の強さは触れている時間によって変化。

『磁場(マグネティックフィールド)』
破壊力:E〜A スピード:E〜A 射程距離:E〜A
持続力:E〜A  精密動作性:E  成長性:A
117マロン名無しさん:03/09/20 02:00 ID:???
>>107
頑張るであります!
118マロン名無しさん:03/09/20 02:19 ID:???
>>117
頑張ってくれ。
君の余命は…
119元道士:03/09/20 02:24 ID:???
>>117
言う必要も無いだろうが
底⇒其処
120オーム ◆Om/0mHY21I :03/09/20 02:40 ID:???
似たネタスレに記念カキコ。
121マロン名無しさん:03/09/20 10:29 ID:???
『年齢』19
『性別』男
『血液型』B
『簡単な自己紹介』睡眠時間は8時間
『好きな食べ物』カップラーメン
122元道士:03/09/20 14:04 ID:???
>>121
君に道の才能は無かった…
123マロン名無しさん:03/09/20 15:47 ID:???
>>120
お前のスレの数倍はマシ。
124元道士:03/09/20 16:17 ID:???
>>120
何処のスレの人?

>>123
素数を数えて落ち着きなさい。
125マロン名無しさん:03/09/20 17:05 ID:???
ある秋の午後、気持ちの良い風が吹き、散歩には最適の日和。
そんな中、88が道を歩いていると、綺麗な虹があった。
一般に言われるように七色で、綺麗な曲線を描く美しいレインボー。
手を伸ばせば届きそうだ。そして・・・何故か届いた。

「うおっ!?」
虹の曲線に沿って滑り、スキーのジャンプ競技のように超高速でぶっ飛ぶ88。
そのまま道路に叩きつけられ、腰を強打する。
「グハァ!!」
腰を押さえて悶える88を見て、笑いながらやって来た男がいた。
「失敬失敬・・・クックック」
「誰だ、お前は?」
「我輩、68と申す者。プログラミングってのは、案外ストレスの溜まる作業でね・・・。
 たまに、こうやってウサ晴らししないと、やってられんのだよ」
「まさか、あの虹・・・!」
「我輩の力によるモノだ。君はまだ運が良い・・・さっき虹の餌食になったヤツは、頭から
電柱にぶつかり、そのまま死んでしまったよ。ククククク・・・!」
「く・・・」
「それでは我輩は仕事があるのでな、去らせてもらおう。言っておくが警察に通報しても無
駄だぞ。警察如きには我が『道』は立証出来ん。証拠不十分で我輩は明日にでも釈放される
だろうな・・・」

高笑いしながら去っていく68、だがそんな彼の周囲を無数のシャボン玉が囲んでいた。
「いつの間に・・・何だこれは!?」
シャボン玉を割ろうとする68。だが、いくら掃っても割れない。
それどころか、数はどんどん増えてゆく。
「68とか言ったな・・・実は俺もなんだよ」
「キサマも飲んだのかァ!? 『神氣湯』をォォォォォ─────!!!」

バトル開始!!
126真{道士} ◇glkzmbQ8Hw :03/09/20 20:25 ID:???
「その泡が割れることはないッ!それが俺の道『泡』(バブル)だ!
そのまま窒息死するがいい」88の泡はさらに増えて68を取り囲んだ。
「いくら割れないといっても所詮は泡だ!
我輩の『虹』で吹き飛ばせばこんなものないも同然よ!」
68は天に手をかざし虹を発生させると吐血して「グワッ」と言って倒れて
動かなくなった。88は二時間待ったが何も起こらなかった。(>>107
私も待った。やがて、88は68(の死体)に恐る恐る近づき脈拍を確認すると
首を傾げつつ立ち去った。そろそろ出て行く頃合だ。「待ちたまえ」
私は言った。「その男には本来タオの才能がなかった。
その限界が今、来たと言うわけだ…本来なら負けていたのは君のほうだよ」
88は私のほうを振り返った。
「あんたは…!うっ、…これは?!ぎゃああああぁぁぁぁ!」

88 スタ……もとい、タオ名 「泡」(バブル)死亡
68 タオ名 「虹」(レインボウ)死亡
ドオオオオオォォォォン! to be continue...... →→→
127真{道士} ◇glkzmbQ8Hw:03/09/20 20:28 ID:???
仲間割れするような香具師は…星の使徒には…不要だ…
喧嘩両成敗といったところかな…フフッ…
128元道士:03/09/20 20:31 ID:???
>>126
これは流石にやり過ぎじゃあないか?>to be continue......
129マロン名無しさん:03/09/20 21:24 ID:???
勝手に殺すなよ
130マロン名無しさん:03/09/20 21:32 ID:???
バトル禁止?
131親{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/09/20 21:50 ID:???
>>128
ゴホッ、ゴホゴホ(確かに…w)ゴホ
変なセキが出たな…最近風邪気味でね…
>>129
安心してくれ、双方ナノマシンで生き返った
>>130
いや、存分にやってくれ…戦闘によって『道』が成長し、
新たな能力が目覚めるかもしれないからな…
132マロン名無しさん:03/09/20 23:39 ID:???
>>131
戦闘時のルールは?
133マロン名無しさん:03/09/21 01:12 ID:???
レクイエムじゃなくてLv2だな
134新手の道士:03/09/21 10:52 ID:???
久しぶりに来たらバトルが始まっている…
なかなか面白そうだな
135元道士:03/09/21 14:29 ID:???
『道術(タオ)』と呼ばれる『才能』―――。

人の精神に秘められたこの『能力』を
欲するならば・・・・『年齢』『性別』『血液型』に、
『簡単な自己紹介』と『好きな食べ物』を記してくれ。

『才能』があれば『道』が目覚めるし、無ければ『死』ぬ。
上記の事を入れると私が飲ませよう。
136マロン名無しさん:03/09/21 14:41 ID:???
『年齢』20
『性別』男
『血液型』O
『簡単な自己紹介』朝飯にケンタは無謀だった。
『好きな食べ物』おはぎ
137元道士:03/09/21 14:46 ID:???
>>136
目覚めたな。
その名は『鏡(ミラー)』。
君が触れた物は鏡になる。
だが、ただの鏡じゃない。
あらゆるものを100パーセント反射する。
銃弾だろうが、超音波光線だろうが、紳士パンチだろうがね。

破壊力:E〜A スピード:E〜A 射程距離:E〜A
持続力:E〜A  精密動作性:E〜A  成長性:A
138136:03/09/21 15:14 ID:???
おお、全能力値がE〜Aってのがすごくいい感じw
この道は鏡そのものになるのか?それとも表面がミラーコーティングされる?
139元道士:03/09/21 16:05 ID:???
>>138
表面がミラーコーティングされる。
140マロン名無しさん:03/09/22 00:17 ID:???
『年齢』23
『性別』男
『血液型』AB
『簡単な自己紹介』シズクが好きだ
『好きな食べ物』蕎麦と日本酒
141元道士:03/09/22 18:00 ID:???
>>140
君に才能は無かった。
142青目:03/09/22 20:36 ID:???
>>140
しかし嗜好がシブいな
143マロン名無しさん:03/09/22 20:39 ID:du4sWljU
age
144マロン名無しさん:03/09/22 21:05 ID:???
しかし弓と矢スレの『男』はどこいったんだ
145マロン名無しさん:03/09/23 17:40 ID:???
『年齢』25
『性別』男
『血液型』A
『簡単な自己紹介』 
 ぽっちゃり系美人です。
 ええ、ちょっと太って見えますが(身長178cm、体重100kg)、ぽっちゃり系です。
 ダイエットすれど、ダイエットすれど、わが体重減らず、じっと腹を見る、三段腹だなぁ
 っと思ったりもしますが、有無は言わせません。
 って言うか俺をデブって言うやつぁ 死 刑 (●皿●)!
 叩き潰す、押し潰す、転がり潰す、練って、伸ばして、切って、湯でて食う!
 カツオだしでことこと煮られたくなかったら、ぽっちゃり刑で我慢するんだな。
 何、紹介がちょっと長くないかって?
 安心しろ。俺が本気になったら、三日三晩寝かせねえよ(゜Д゜)y−〜*
『好きな食べ物』
 ラーメン&ピザ。ただし、ペアで食う。両者、永遠の愛を誓った仲なの、神様でも引き離せ無いのだ。
 これにから揚げか、ソーセージ、山菜、ハムステーキや卵焼きをつければもう最強。
146マロン名無しさん:03/09/23 17:58 ID:???
『年齢』17
『性別』男
『血液型』O
『簡単な自己紹介』
大学受験生。最近は勉強ばっか。でもスポーツもちゃんとやってるよ。
147マロン名無しさん:03/09/23 18:10 ID:???
『年齢』16
『性別』男
『血液型』B
『簡単な自己紹介』洋画好き
『好きな食べ物』大福
148元道士:03/09/23 18:15 ID:???
>>145
目覚めたデブには丁度良い道だな。
『引力』(アトラクション)
君が掌を翳すとその先にあるものを高速で引き寄せる事が出来る。
破壊力:B スピード:B 射程距離:C
持続力:C  精密動作性:C  成長性:C
149元道士:03/09/23 18:18 ID:???
>>146
君も目覚めた。
『摩擦』(フィリクション)
この道はその名の通り摩擦力を増減させる事が出来る。
ただし、変化させるにはそれなりの時間がかかるので注意しろ。
破壊力:なし スピード:D 射程距離:D
持続力:B  精密動作性:A  成長性:B
150元道士:03/09/23 18:21 ID:???
>>147
生きている。
『雨』(レイン)
君は自分が触れている液体を高速で弾く事が出来る。
距離によってはコンクリートさえ貫くだろう。
破壊力:A スピード:A 射程距離:E
持続力:A  精密動作性:E  成長性:D
151マロン名無しさん:03/09/23 18:32 ID:???
「悪霊」を主人公としたバトルを書きたいな、ラスボスは「無限」か「未来」かな
152元道士:03/09/23 18:43 ID:???
>>151
書いてくれるのか。嬉しいね。
ついでに飲ませておこう。

目覚めた。
『恐怖』(ホラー)
君は攻撃対象の最も恐れるものを生み出すことが出来る。
ただし、あくまで幻影。
攻撃対象以外には見えない。
勿論、幻影が攻撃対象に物理的損傷を与えることも無い。
ただし、精神をジリジリと削ることが出来る。
破壊力:なし スピード:E 射程距離:A
持続力:A  精密動作性:A  成長性:E
153145:03/09/23 20:00 ID:???
>>元道士さま

へえ、「引力」か。
地味に応用が利きそうだし、威力も高そうだし、
なかなか良い念・・・(ごほんごほん)じゃなかった道ですね(汗)
ってか・・・・・

ッツギャ嗚呼AAA――――!!!
誰が、デブDEATHか!?
俺様がデブDEATHか!?
おまけに眼鏡とにきびと鼻の脂がキモ過ぎるデブヲタだとぉぉっ!!!
ゆ・る・さ・ね・え!てめえ、ぶっ殺す!今、殺す!絶対殺す!
(能力発動!)
俺様の体重が100キロ、てめえを引き寄せる力が100キロ/h!
100キロと100キロを掛ければ、バッ●ァローマンのパワーも超える10000キロパワーだ!

お、おい、待て!避けるな!必殺技の説明の途中に回避する奴が居るか!
うわあ、花壇が、花が、これじゃまるでジョジョのパク・・・

ドガドガカッシャンーッ!!!
154145:03/09/23 20:06 ID:???
PS:しまった。最後の断末魔は擬音じゃなくて、ひでぶ!が良かった。
   後、身のほど知らずにも、俺様VS黒猫キャラのSSが描きたい! 
   等と考えてしまいました。
   スレ違いな投稿をしたお詫びにナノマシーンの実験台になってきます(血文字)
155元道士:03/09/23 20:08 ID:???
>>153
我が道、『無』(ゼロ)の前に攻撃など無意味だ。

>>154
書いても構わないが。
電波っぷりも程ほどに。
156112:03/09/23 20:39 ID:???
>>116
禿げしく目覚めに時間がかかりましたが、頑張るであります!!
157元道士:03/09/23 20:42 ID:???
>>156
下手に能力を発動させると周囲からあらゆる金属類が高速で飛んでくる事もある。
周囲の状況に気をつけ、頑張って。
158マロン名無しさん:03/09/23 20:53 ID:???
『年齢』13さい
『性別』♀
『血液型』AB
『簡単な自己紹介』バスケ部でつ
『好きな食べ物』チョコ・コーラ・ポテチetc体に悪い物が好きぽ

よろしくです!
159元道士:03/09/23 20:57 ID:???
>>158
目覚める事はなかった…
160マロン名無しさん:03/09/24 09:39 ID:+X1TbeBV
『年齢』胎児
『性別』♀
『好きな食べ物』未定
『血液型』O
『自己紹介』神童です。
161佳乃祐 ◆0cKBehOTiE :03/09/24 12:35 ID:???
『年齢』23っぽい
『性別』男っぽい
『血液型』不明っぽい
『簡単な自己紹介』佳乃祐っぽい
『好きな食べ物』肉類のようなものやスープ類のたぐいが好きっぽい
162元道士:03/09/24 20:06 ID:???
>>160
幸運にも道に目覚めることが奇跡的に出来たな。
『王』(キング)…それが君の道の名。
神童に相応しい能力…それは君を下回るものを従わせる事だ。
ただし、学力だろうと運動神経だろうと礼儀作法だろうと何か一つでも君が対象を下回っていたり、同じだったりすると君が従う事になる。
注意して欲しいのは「従う」というのは対象が君に「カリスマ性」を感じるから。
常に自分の細かな動作にも注意を払わないと大変な事になるだろう。

破壊力:なし スピード:なし 射程距離:A
持続力:A  精密動作性:A  成長性:E
163元道士:03/09/24 20:12 ID:???
>>161
目覚めたな。
『溶解液』(ソルティション)。
君は触れたものをドロドロの液体にする事が出来る。
鉄だろうと、木だろうと、人だろうと。
ただし、液体になっても形状以外は本来の性質を残したままだ。
君はスープ類が好きだったね?
丁度良い、液体になったあらゆるものを存分に味わってみるといい。
腹を壊しても知らないがね。

破壊力:A スピード:C 射程距離:E
持続力:C  精密動作性:E  成長性:B
164マロン名無しさん:03/09/24 20:34 ID:4zJhtn3Q
『年齢』14
『性別』女
『血液型』B
『簡単な自己紹介』明日の借金より今日の現金。
『好きな食べ物』いろいろ
165元道士:03/09/24 20:40 ID:???
>>164
教えよう。
『借用』(ボローイング)。
能力は単純だ。
借りること。それが全て。
現金だろうと、臓器だろうと、装飾銃だろうと。
誰も君の頼みを断れないし、断ろうとも思わない。
ただし、明日までに必ず返すこと。
守らないとこの道が二度と使えなくなる。
そして、何らかの形で君は強制的に代価を支払う羽目になる。

破壊力:なし スピード:A 射程距離:A
持続力:B  精密動作性:A  成長性:D
166マロン名無しさん:03/09/24 20:42 ID:???
どんどん能力にキレが増してってるぞ道士w
167元道士:03/09/24 20:54 ID:???
志願者に一つ言っておきたい事がある。
プロフィールに…
     も っ と 個 性 を 。
168マロン名無しさん:03/09/24 22:12 ID:???
だんだんスタンドっぽくなってくな
169マロン名無しさん:03/09/24 22:44 ID:???
『年齢』167
『性別』両方
『血液型』ホットチョコレート
『簡単な自己紹介』うりぃぃぃぃ
『好きな飲み物』血
170マロン名無しさん:03/09/24 22:51 ID:???
『年齢』14
『性別』♀
『血液型』??
『簡単な自己紹介』駕籠真太郎の漫画が好きです。
『好きな食べ物』高菜チャーハン
171マロン名無しさん:03/09/24 22:53 ID:???
もっと知欠っぽいのキボンヌ
172マロン名無しさん:03/09/24 22:56 ID:???
『年齢』86
『性別』男
『血液型』A
『簡単な自己紹介』若い者にはまだまだ負けんぞい
『好きな食べ物』かりんとう型のウンコ
173マロン名無しさん:03/09/24 22:57 ID:???
『年齢』不老不死
『性別』男
『血液型』??
『簡単な自己紹介』アルティメット・シイング
『好きな食べ物』吸血鬼
174元道士:03/09/24 22:59 ID:???
>>170
目覚めた。
『先導』(リード)の道を得たな。
能力は単純、明快。
君は視界内の運動エネルギーの方向を自由に変化させることが出来る。
異常な強さ。冷静になればまず敗北は無いだろう。

破壊力:C スピード:C 射程距離:C
持続力:C  精密動作性:C  成長性:C
175元道士:03/09/24 23:03 ID:???
>>169
目覚めた。
『魂』(ソウル)の道だ。
君は射程内の力を吸い取る。
人間は疲労困憊し、草花は萎れて行くだろう。
機械は錆付き、銃弾は失速…
とにかくマイナスの方向へ流れる。
逆に君は元気が漲り寿命だって延びる。

破壊力:B スピード:D 射程距離:B
持続力:A  精密動作性:C  成長性:D
176元道士:03/09/24 23:04 ID:???
>>172
死んだな…まぁ元々年だからかまわないか。
177元道士:03/09/24 23:08 ID:???
>>173
目覚めた…のか?
『睡眠』(スリープ)の道だ。
君は今から死ぬまで眠り続ける。
君の射程内の生物と共に。
不老不死?ならば永遠に眠り続けてくれオヤスミ

破壊力:なし スピード:なし 射程距離:D
持続力:∞  精密動作性:A  成長性:なし
178173:03/09/24 23:16 ID:???
あんまりだああああ(寝言)
179無職:03/09/25 13:17 ID:9+THDsxT
『年齢』40
『性別』男
『血液型』A
『簡単な自己紹介』リストラされたのでタオで稼ごうと思います。
『好きな食べ物』キャヴィア
180元道士:03/09/25 18:05 ID:???
>>179
目覚めた。
その名は『贋作』(フェイク)
君は自分が触れたものをもう一つ作る出せる。

破壊力:なし スピード:B 射程距離:E
持続力:∞  精密動作性:A  成長性:B

>>178
オヤスミ
181マロン名無しさん:03/09/26 04:34 ID:???
『年齢』19
『性別』秘密
『血液型』AB
『簡単な自己紹介』早起き。4649
『好きな食べ物』うどん
182マロン名無しさん:03/09/26 14:45 ID:???
『年齢』30代
『性別』男
『血液型』?
『簡単な自己紹介』元ギャングのボス 今は氏に続けてます
『好きな食べ物』カエル
183マロン名無しさん:03/09/26 17:17 ID:???
『年齢』17
『性別』男
『血液型』B
『簡単な自己紹介』横着
『好きな食べ物』スパゲッティー
184元道士:03/09/26 18:06 ID:???
>>181
目覚めた…『起床』(ゲットアップ)の道だ。
君の能力は射程内のものを起動させることが出来る。
眠っている生物なら起きるし、押しても無いのにスイッチが入りライトがつく。
車はフルアクセルで突撃してくるだろうし、ポケットのライターに勝手に火がつくから喫煙かは火達磨だろう。
185元道士:03/09/26 18:07 ID:???
>>182
逝ったな…
186元道士:03/09/26 18:12 ID:???
>>183
『停止』(ストップ)の道に目覚めた。
君は対象の運動エネルギーをゼロに出来る。
シンプルだな。

破壊力:なし スピード:A 射程距離:C
持続力:E  精密動作性:C  成長性:A

『起床』(ゲットアップ)
破壊力:C スピード:C 射程距離:B
持続力:D  精密動作性:E  成長性:D
187マロン名無しさん:03/09/26 19:12 ID:???
>>184
178に使ったらやばいな
188元道士:03/09/26 20:02 ID:???
>>187
眠れる(ry)だ。
189Foreigner:03/09/28 18:02 ID:???
『age』8〜∞
『sex』♂or♀
『boodtype』A B or O
『fvorite』something
『introduction』こんや 12じ だれかがしぬ
190元道士:03/09/28 22:00 ID:???
>>189
悪いな英語は読めないだよ。
191外人:03/09/29 00:21 ID:???
『年齢』8〜∞
『性別』♂か♀
『血液型』AかBかO
『好きな食べ物』なにか
『簡単な自己紹介』そみませーん、なおすました。
192マロン名無しさん:03/09/29 18:00 ID:???
昨日十二時、俺の脳内妹が氏んだ…
犯人に復習するため、道を手に入れる!
『年齢』18
『性別』男
『血液型』A
『好きな食べ物』パン
『簡単な自己紹介』攻撃系を希望
193マロン名無しさん:03/09/29 18:05 ID:???
『年齢』18
『性別』男
『血液型』A
『好きな食べ物』ご飯
『簡単な自己紹介』防御系を希望 >>192の別人格です>>192は気づいてない
妹を頃したのは外人ではなく俺です。うるさかったのでやっちゃいました
194元道士:03/09/29 18:47 ID:???
>>191
目覚めた。
『交換』(エクスチェンジ)の道。
君は能力により何かを失える。
そして、それと同じ種類の何かを得られる。
それは常に対価でなくてはならない。

破壊力:なし スピード:C 射程距離:E
持続力:A  精密動作性:A  成長性:A
195元道士:03/09/29 18:51 ID:???
>>192
目覚めた。
『幻』(ファントム)の道。
君はたった今から、現実と妄想の境界線が消える。
君が脳内で考えたことが現実でも起こる。…かのに思える。
あくまで君がそう思えるだけだ。君は本気でそう思い込む。
しかし、知ってるかな?強力な思い込みの力をッ!

破壊力:A スピード:C 射程距離:E
持続力:E  精密動作性:D  成長性:C
196元道士:03/09/29 18:55 ID:???
>>193
君の道は『鎖』(チェーン)
…今まで私が見た道の中で最も恐ろしい。
どんなものだろうと対象を二つ取れば『道の鎖で繋ぎ止める』事が出来る。
君が使用方法を知る前にその人格を始末しておこう。

破壊力:なし スピード:A 射程距離:A
持続力:A  精密動作性:A  成長性:なし(消滅)
197マロン名無しさん:03/10/01 16:57 ID:???
『年齢』16
『性別』男
『血液型』A
『好きな食べ物』野菜
『簡単な自己紹介』野菜しか食いません 俺を食ったら結構うまいかも
198マロン名無しさん:03/10/01 23:07 ID:dmkWQt/i
『年齢』ヤバイ
『性別』ヤバイ
『血液型』ヤバイ
『好きな食べ物』ヤバイ
『簡単な自己紹介』マジでヤバイ
199マロン名無しさん:03/10/02 00:02 ID:TJBkg5hd
(・∀・)200!
200マロン名無しさん:03/10/02 00:06 ID:gvtrNrOs
200
201マロン名無しさん:03/10/02 00:23 ID:???
>>200
後藤さんですか?
202100:03/10/02 16:29 ID:???
200ゲットしようとしたら駄目だった…
だが今度こそ道を手に入れる
『年齢』17
『性別』男
『血液型』A
『簡単な自己紹介』ナノマシンで復活した 時間系の道くれ
『好きな食べ物』焼き鳥
203元道士:03/10/02 16:34 ID:???
>>197
本当に美味しかったよ。
御馳走様。
204元道士:03/10/02 16:37 ID:???
>>198
目覚めた。
『精神病患者』(サイコ)という道だ。
君は自分の精神を自由に操作出来る。
使い方には気をつけて。

破壊力:A スピード:なし 射程距離:E
持続力:A  精密動作性:A  成長性:D
205元道士:03/10/02 16:49 ID:???
>>202
『時』(タイム)の道に目覚めた。
能力は『時の貯蓄』だ。
君は時間を貯蓄することができる。
(その間、君はあらゆる行動が出来ず、外部から何かの接触が無い限り変化も無い。)
次にその貯蓄した時間を使うことが出来る。
(その間、君以外はあらゆる行動が出来ず、外部から何かの接触が無い限り変化も無い。)
ただし、使えるのは12時間以内に貯蓄した時間のみに限る。
それらを超えると貯蓄は無かったことになる。

破壊力:なし スピード:A 射程距離:A
持続力:B  精密動作性:A  成長性:A
206100:03/10/02 20:02 ID:???
やっと念願のタオを手に入れた
さっそく今かra
207マロン名無しさん:03/10/02 20:04 ID:eRpLEYKK
本気で恋人が欲しい方のみクリックして下さい。
http://www.lo-po.com/?4283
208元道士:03/10/02 23:01 ID:???
>>206
星の使徒のメンバーに 入 ら な い か ?
209マロン名無しさん:03/10/03 00:24 ID:???
『年齢』33
『性別』男
『血液型』RH-
『簡単な自己紹介』髪の毛が焼き蕎麦で出来ています
『好きな食べ物』カジメ焼き
210元道士:03/10/03 02:40 ID:???
>>209
死んだ。
211100:03/10/03 11:52 ID:???
>>208
うほっ!いい秘密結社
すごく…入りたいです…
212sage:03/10/03 22:26 ID:uKWYOu14
『年齢』20?
『性別』男?
『血液型』B?
『簡単な自己紹介』今何考えていたっけ?
『好きな食べ物』今何しているんだっけ?

ところでここどこだっけ?
213新手の道士:03/10/03 22:30 ID:???
『道』が欲しいか…?
『道』が欲しければ…くれてやる…!

http://bom-ba-ye.com/e.cgi?tao-shi=1

『道術(タオ)』と呼ばれる『才能』―――。
人の精神に秘められたこの『能力』を欲するならば・・・・
『血液型』『生年月日=星座』に、『体重』を記してくれ。
『才能』があれば『道』が目覚めるし、無ければ『死』ぬ。

ただし、本スレ(ココ)より判定は厳しい… せいぜい頑張ってくれ…
214マロン名無しさん:03/10/03 22:32 ID:???
>>213
クソなんだけど、そこ
215新手の道士:03/10/03 22:34 ID:???
だがそこがイイッ!(・∀・)
216新手の道士:03/10/03 22:39 ID:???
言い忘れたが…試してみたヤシは…このスレにて…結果を報告してくれ…
217マロン名無しさん:03/10/03 23:14 ID:???
矢吹健太郎でチャレンジしたら死んでしまいますた
218マロン名無しさん:03/10/04 02:19 ID:???
>>217
来週から連載どうする気だ
219元道士:03/10/04 02:54 ID:???
>>212
ここは天国だよ。
220マロン名無しさん:03/10/04 05:45 ID:???
『年齢』20
『性別』 女の子
『血液型』OA
『好きな食べ物』無し(昔は牛丼)
『簡単な自己紹介』
3ヶ月で15`痩せました。まだ痩せるつもりです。
最近食欲が無くなった。
2216:03/10/04 10:14 ID:???
213死んだよ・・・弟や兄やトモダチでもやってみたが皆死ん・・・ごほごほ・・・ぐはっ
222元道士:03/10/04 10:44 ID:???
>>220
目覚めた。
道の名は『電撃』(サンダー)
電子を操れる。
単純だが用途は多い。

破壊力:A スピード:C 射程距離:E
持続力:D  精密動作性:A  成長性:A
223マロン名無しさん:03/10/04 15:46 ID:???

『年齢』16
『性別』男
『血液型』A
『簡単な自己紹介』 ハヤシライス
『好きな食べ物』元気一杯の明るい男です


逆か、まぁいいや
224元道士:03/10/04 16:02 ID:???
>>223
目覚めた。
『振動』(ヴァイブレイション)という道。
君は射程内のものを自由に振動させられる。
振動の単位は君に近ければ近いほど細かく。
振動の幅も君に近ければ近いほど大きくなる。

破壊力:A スピード:A 射程距離:A
持続力:A  精密動作性:A  成長性:A
225マロン名無しさん:03/10/04 16:22 ID:???
>>224
よし、これで人より凄くなった。
何しようかな
226元道士:03/10/04 16:45 ID:???
>>225
星の使徒にな ら な い か ?
227マロン名無しさん:03/10/04 19:09 ID:???
『年齢』23
『性別』男
『血液型』C
『簡単な自己紹介』 ムロアカに似ているってよく言われます
『好きな食べ物』無能の人
228元道士:03/10/04 19:13 ID:???
>>227
目覚めない…
229マロン名無しさん:03/10/04 21:01 ID:???
"")
230マロン名無しさん:03/10/04 21:24 ID:???
>>213
これ絶対氏ぬようになってるだろ
231マロン名無しさん:03/10/04 21:41 ID:???
裏技?ハケーン
>>213
で記入を全部最大値にして血液型不明にしてみれ。

漏れはちょっとワラタ
232マロン名無しさん:03/10/05 10:12 ID:???
漏れもワロタ
233マロン名無しさん:03/10/05 11:05 ID:???
『年齢』19
『性別』男
『血液型』A
『簡単な自己紹介』神心会門下生
『好きな食べ物』マンゴー

ジェットコースターから落ちても死なないような能力がほしいです
234マロン名無しさん:03/10/05 15:38 ID:wXvJimnU
『年齢』16
『性別』男
『血液型』A
『簡単な自己紹介』ナパームデス大好きデース
『好きな食べ物』鰤
爆音でCD聞いてると文句言ってくる隣人ブチ殺せる位の能力希望
235234:03/10/05 15:41 ID:???
あげちまった・・・
死んできます
236マロン名無しさん:03/10/05 16:57 ID:???
『年齢』16
『性別』男
『血液型』A
『簡単な自己紹介』ナパームデス大好きデース
『好きな食べ物』鰤
爆音でCD聞いてると文句言ってくる隣人ブチ殺せる位の能力希望
237フォース作者:03/10/05 18:47 ID:???
>>233
道が目覚めた。『死』(デス)。
君は自らの強大な力を操作できず死んだ。
だからもう死なない。

破壊力:A スピード:A 射程距離:E
持続力:∞  精密動作性:A  成長性:なし
238マロン名無しさん:03/10/06 11:11 ID:gfpf8JbZ
個人情報はあかせません。スパイだから
239元道士:03/10/06 16:56 ID:???
>>238
死んだ。
240マロン名無しさん:03/10/08 14:30 ID:???
abcdeg
241マロン名無しさん:03/10/10 10:27 ID:iXtFfReQ
Fは?
242ケビン:03/10/11 11:59 ID:???
『年齢』20代
『性別』男
『血液型』不明
『簡単な自己紹介』ヒゲオヤジに刺された
『好きな食べ物』カツ丼
掃除屋。どうか道の力で助けてくれ
243元道士:03/10/12 23:53 ID:???
>>242
君はどうせ生き返るから。
244マロン名無しさん:03/10/13 00:34 ID:???
>>909
そう。漏れが言いたかったのはそういうこと
245マロン名無しさん:03/10/13 18:04 ID:???
ナノブレードage
246マロン名無しさん:03/10/14 14:55 ID:Me5uUt3w
ぉ願いします
ヴナ(゚д゚)シメジ
247マロン名無しさん:03/10/15 17:25 ID:???
(゚π゚)エリンギ
248マロン名無しさん:03/10/15 17:28 ID:???
(゚Γ゚)キツネノチャブクロ
249マロン名無しさん:03/10/15 18:26 ID:???
(゚ε゚)キノコ
250マロン名無しさん:03/10/15 20:19 ID:???
(゚и゚)アミガサタケ
251元道士:03/10/15 23:23 ID:???
皆、死んだ。

というか
『年齢』
『性別』
『血液型』
『簡単な自己紹介』
『好きな食べ物』
は無視か。そーか。
252マロン名無しさん:03/10/16 11:19 ID:???
いいえ、その全てが凝縮されているのです。
ホン(゚仝゚)シメジ
253マロン名無しさん:03/10/16 18:53 ID:???
(。A。)∀入H∀
254マロン名無しさん:03/10/17 09:44 ID:???
『年齢』100
『性別』♂
『血液型』B
『簡単な自己紹介』砂漠生まれの森林育ち
『好きな食べ物』かりんとう味のウンコ
255マロン名無しさん:03/10/17 19:05 ID:gqs5KFVQ
『年齢』i
『性別』梨
『血液型』C
『簡単な自己紹介』たぶんげんきです。
日本語がまだ良くわかりません。
ああああ、
簡単
な自己紹介
って
書いてあるのに
長くなってごめんなさい。心から謝罪いたします。
啓示ヴァンの作法などもまだ良くわかりません
目下勉強中ですですですですですですですです
でも訴えるときには顧問蛇慰安の元気が無い弁護
士を通していただけたほうがありがたいです。ああああああああ、簡単な
自己紹介って書いてあるのにさ
らに長くなってすっみません。心から謝罪いたします。許してください
お願いします日本人はやさしいと聞きました。恋人募集中です。ここってそういう形而ヴァンですよな?
ああああああああああああああああ、簡単な自己紹介って書いてあるのにとてもX100000長くなってごめんなさい。笑。真心から謝罪いたします。誰もいないようなのでオチ、ますね。では皆様、ごおdびぇ
『好きな食べ物』食べ物ってなんなんですか?!私の土肥にありませぬ。よろしければ是非ご教授くださいませ。オネガいい致します所存でございまあす
256マロン名無しさん:03/10/17 19:37 ID:gqs5KFVQ
q
p
257マロン名無しさん:03/10/18 11:15 ID:???
このスレ最初は面白かったが
もう廃れてきたな
258神{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/10/19 01:04 ID:???
>>257
>このスレ最初は面白かったが

どうも!そういわれるとうれしいね。
259マロン名無しさん:03/10/19 09:43 ID:???
>>136の能力は累破蓮斎の強化版だな
260マロン名無しさん:03/10/21 08:43 ID:???
261神{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/10/21 18:06 ID:???
皇室詐欺とは大胆な奴。
262マロン名無しさん:03/10/21 18:56 ID:???
ケビン氏んじまったぞ
どうせ「実は生きてました」って事になるんだろうけど
263神{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/10/21 19:48 ID:???
あれは死んだろう。
264マロン名無しさん:03/10/22 18:58 ID:???
ナノマシンでフカーツだろ。
265こんにちは:03/10/23 10:40 ID:???
こんにちは。
266神{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/10/23 18:14 ID:???
>>265
ハイ、こんにちはー
267神{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/10/23 20:15 ID:???
ココに何か書き込むと明日一日幸運になれますよ
268マロン名無しさん:03/10/23 20:29 ID:???
明日の試験頼むマジで
269神{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/10/24 21:28 ID:???
なんていうか、アレだな。
270神{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/10/24 21:31 ID:???
これ以降レスがつかずにこのスレが消えたら俺が幸せになる…と願をかけとこう
271マロン名無しさん:03/10/25 21:24 ID:???



       阻止。
272マロン名無しさん:03/10/25 22:06 ID:???
神{道士} ◆glkzmbQ8Hw 氏の願掛けも失敗したようですし,お湯ください。

『年齢』 17
『性別』 ♂
『血液型』 A
『簡単な自己紹介』 死んでも死なない不死の能力なら持ってます。
            それと,同時に別の場所に存在できる能力も。
『好きな食べ物』 ばかうけ
273マロン名無しさん:03/10/26 03:50 ID:???
『年齢』 17
『性別』♂
『血液型』 AB
『簡単な自紹介』 美形=不死
『好きな食べ物』 ドーナツ
274新手の道士:03/10/27 20:16 ID:???
>>272
目覚めた…名づけて『頭髪(ヘア)』。
髪の毛を自在に操り、刺した相手を操ることができる。
だが、あまり重い物を持ち上げると髪が抜けてしまう。

>>273
恐ろしい道が発現した…『信者(ビリーヴァー)』。
どんなにつまらない作品でも、面白いと錯覚させることができる…
『パクリだらけのつまらない漫画』も、
『独創性あふれる最高の漫画』になってしまうだろう。





275新手の道士:03/10/27 20:22 ID:???
『頭髪(ヘア)』
破壊力 A スピード A 射程距離 髪の量による
持続力 A 精密動作性C 成長性 C

『信者(ビリーヴァー)』
破壊力 A スピード A 射程距離 A
持続力 A 精密動作性A  成長性 A
(精神的な損失は莫大。スレに書き込んだりする行動の速さはA。)

ケビンは氏んだ…と見せかけて実は生きている、に神氣湯5g。
276神{道士} ◆glkzmbQ8Hw :03/10/27 21:01 ID:???
ぐぐ。
277マロン名無しさん:03/10/29 18:53 ID:???
『年齢』 18
『性別』男
『血液型』 A
『簡単な自紹介』ケビンは生きてると思う。
『好きな食べ物』ナノマシン(バーサーカー)
278親{道士} ■glkzmbQ8Hw :03/11/01 21:39 ID:???
>>277
死んだ
279フェイク『道士』:03/11/02 11:07 ID:???
これより、このスレを「道ID変換スレ」として再利用させてもらう。

ID道変換
http://comic3.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1050917789/l100

『ID道変換』とは、書き込みの際に生じるIDを上記のアドレスに放り込むだけで、 誰でも道を身につけることが出来るという、画期的な試みだ。
そしてこのスレに結果を貼り付ければ、鑑定人が懇切丁寧に君の能力を教えてくれるのだ。
お気に入りのスレに書きこんだときのついでにでも参加してくれるといいだろう。

注意点(1)
このスレでは「君は死んだ」と言われることがあるが、美形ならナノマシンで生き返れる。
鑑定人は私しか居ないという有様なので、ご容赦願いたい。
このスレではザ・ニュー鑑定人を随時募集している。

注意点(2)
漫画サロン板は任意ID制なので、このスレでIDテストするなら気をつけること。

注意点(3)
有り得ないIDで道変換を行なってもよい。
280フェイク『道士』:03/11/02 11:12 ID:???
例えばこんな風に

道名『完璧(パーフェクト))』

時間操作系 

破壊力 A スピード A 射程距離 A
持続力 A 精密動作性A  成長性 完成

281フェイク『道士』:03/11/02 11:18 ID:???
上の『ID道変換』、少々言葉が悪いな…
不満があったら、私にメールを出してくれ。
282マロン名無しさん:03/11/02 14:02 ID:???
また変な企画が始まったな…
ならこれ鑑定してみろ

破壊力 ∞ スピード ∞ 射程距離 ∞
持続力 ∞ 精密動作性∞  成長性 ∞


283マロン名無しさん:03/11/02 17:55 ID:???
ID:kuronekoの道データ

道名:『砂漠』(デザート)

破壊力:C  スピード:A  射程距離:B
持続力:D  精密動作性:B  成長性:D
無条件発動   幻覚系

なにやら凄そうだ。フェイク『道士』さん、鑑定よろしく。
284新手の道士:03/11/03 12:12 ID:???
昨日一日でレスが5件も!
スタン…じゃない、道攻撃を受けている!?

>>255
http://goodroom.hp.infoseek.co.jp/iinokasorede.jpg

これを参考にして、君の道は『適当(アバウト)』。

破壊力 すごい スピード 結構速い 射程距離 まあまあ
持続力 ふつう 精密動作性 まあまあ  成長性 結構ある


>>279
ID:blackcatの道データ

道名:『黒猫』(ブラックキャット)

破壊力:A  スピード:A  射程距離:C
持続力:A  精密動作性:A  成長性:∞
無条件発動   時間操作系


285マロン名無しさん:03/11/03 12:23 ID:???
なんて素晴らしい企画だ!俺も参加しよう。

ID:tketumanseの道データ

道名:『知欠』(ブレインレス)

破壊力:神  スピード:神  射程距離:神
持続力:神  精密動作性:神  成長性:神

無条件発動   作者系
286マロン名無しさん:03/11/03 12:24 ID:???
ウホッ!いいスレッド!
みんなドンドン書き込まないとハルマゲドン
287マロン名無しさん:03/11/03 12:25 ID:???
自演じゃないよ
288マロン名無しさん:03/11/03 12:28 ID:???
1000鳥合戦す多^^^^^と
289カーえrj9:03/11/03 12:47 ID:???
シンキトウr5th888黒猫はおあいい du87
ggタオえきあ221kyぽうっせ今日は晴天であいい2737742w vfd西区のあdふぇh
元気kぺおですう、」し「・・lw992hこggs
でしかそいお、ですからsmでgいいんです。
37000えqでいいk。まあ、それgy、3300wですか。
でs、こうでない、「@d。
dげ、399オンスダウンm起動。委員で・」お00030.。
・・

93ま 加点、9928デッシ、きどおj。
本で、見る箱。1200qq。気穂。
神がいるのが、で03いfj、奇異湯お。じゅ8ゆ8382

だか;ds。v」、、ブラックキャt88;れ「〉rj、hおって升気。
290マロン名無しさん:03/11/03 13:07 ID:???
新企画

ミッションやりましょう
今まで発現した椰子ら集まれ
291新手の道士:03/11/03 13:08 ID:???
20 幻想(イリュージョン)    幻覚を見せる。
21 溶解(メルト)         幽霊になる。
28 障壁(バリア)         バリアを張る。
36 数学(マスマティクス)    加減を先に計算させる。
42 談話(トーキング)      相手の過去を喋らせる。
53 未来(フゥーチャー)     物体を未来に移動させる。
54 選択(セレクト)        決意したとき、既にそれを発見する。 
56 盗賊(シーフ)         他人のものを自分のものにする。
56 悪禁(ラッダイド)       ネットができなくなる。
66 美化(ビューティフィー)   顔を美形にし、個性をなくす。
69 変化(メタモルフォーゼ)   体を別の物体に変化させる。
75 非常食(エキセントリック)  ボタンをドーナツに変える。
80 電磁(エレクトマグネティック)静電気を発生させる。
88 泡(バブル)           破裂しない泡を出す。
94 悪霊(レイス)          背後霊を出す。
96 無限(インフィニティー)    不老不死になる。 

とりあえず100までまとめた。荒らし、電波、新企画、SS、AA、煽り、不満、何でもいいから来てくれ。
292呼んだ?:03/11/03 13:10 ID:???
呼んだ?
293マロン名無しさん:03/11/03 13:12 ID:???
>>292Z!
294山石上(ヤマイシノカミ):03/11/03 13:16 ID:???
〜の会議開催をしています!ちなみに調子はどう?日程調整はみるためにならないのでね、意味ないじゃんが理想だの予定外ね、それから、それからにならないのでキャンセルしますストレス発散ヤッホー!蒸し風呂にならない腹へった〜
295N1竜也 ◆zwKvAgL99M :03/11/03 13:24 ID:???
なんだこのスレ
296N1竜也 ◆zwKvAgL99M :03/11/03 13:34 ID:???
>>1俺と勝負しねぇ!?
マジブッチギリデツヨ('A゚)
297続き:03/11/03 13:43 ID:???
104 無限・鎮魂歌(インフィニティー・レクイエム) 全ての出来事を繰り返す。
105 虹(レインボウ)        虹を作り出す。
108 石(ストーン)         本体以外の生物を石化する。
110 煙(スモッグ)         吐いた二酸化炭素の性質を操る。
112 ブレンダー          詳細不明。
116 磁場(マグネティックフィールド)触れたものに磁力を纏わせる。
136 鏡(ミラー)          触った物を鏡にする。
146 摩擦(フィリクション)     摩擦力を増減させる。
147 雨(レイン)          触れた液体を弾く。
151 恐怖(ホラー)         相手が最も恐れるものを見せる。
160 王(キング)          相手を従わせる。
163 溶解液(ソルティション)    触れたものを溶かす。
164 借用(ボローイング)      何でも一日借りることができる。
169 魂(ソウル)          射程内の魂を吸い取る。
170 先導(リード)         視界内の運動エネルギーの方向変える。
173 睡眠(スリープ)        死ぬまで眠り続ける。
179 贋作(フェイク)        触れたものをもう一個作る。
181 起床(ゲットアップ)      射程内のものを起こす。
183 停止(ストップ)        対象の運動エネルギーを消す。
191 交換(エクスチェンジ)     失った物と同等の何かを得る。
192 幻(ファントム)        現実と妄想の区別がつかない。
193 鎖(チェーン)        二つの対象を鎖で結ぶ。
198 精神病患者(サイコ)      自分の精神を操作する。
298続き:03/11/03 13:45 ID:???
202 時(タイム)          時を貯蓄する。
220 電撃(サンダー)        電子を操る。
223 振動(ヴァイブレイション)   射程内のものを振動させる。
233 死(デス)           本体死亡済み。
272 頭髪(ヘア)          髪の毛を操る。
273 信者(ヴィリーバー)      つまらない漫画でも面白く感じさせる。
280 完璧(パーフェクト)      詳細不明。時間操作系。
282 道名不明           詳細不明。
283 砂漠(デザート)        詳細不明。幻覚系。
255 適当(アバウト)        能力も適当。
284 黒猫(ブラックキャット)    詳細不明。時間操作系。
285 知欠(ブレインレス)      作者系。

299マロン名無しさん:03/11/03 17:21 ID:???
『年齢』カレー
『性別』カレー
『血液型』カレー
『簡単な自己紹介』カレー
『好きな食べ物』チャーハン
300マロン名無しさん:03/11/03 22:20 ID:???
『年齢』26
『性別』♀
『血液型』O(Rh+)
『簡単な自己紹介』comic系以外では新・Mac板と犬猫大好き板に通っている
『好きな食べ物』納豆
301136 鏡(ミラー):03/11/04 00:21 ID:???
よっしゃ誰かかかってこい
302マロン名無しさん:03/11/06 19:07 ID:???
>>279
ID:u.dc3urexの道データ

道名『圧縮(プレス)』

視覚発動 亜空間系 

破壊力 A スピード C 射程距離 本人次第
持続力 A 精密動作性 本人次第 成長性 C

能力プリーズ
303112:03/11/07 23:19 ID:???
>>297
漏れは>>112なのだが、>>114>>116でもあるんだよ。むしろ、>>114は無視するべきじゃないのかなぁ?
304マロン名無しさん:03/11/10 16:33 ID:???
保存というか晒しというか・・・とりあえずage(・∀・)!
305マロン名無しさん:03/11/11 22:51 ID:???
>>304
不意を突かれて爆笑してしまった
306プロローグ その1:03/11/13 00:24 ID:???
 異大陸。古代の英知『道』に守られし禁断の都─────
「探せ! まだ近くにいるはずだ!!」
「倉庫の方に逃げたそうです!」
「なんだと!? あの中には『神氣湯』が保管されているんだぞ!」
 『道』を守るのは道士の役目。だが、彼らは重大なミスを犯してしまった。突如侵入し
た賊に、道を発現させるために必要な『神氣湯』を盗まれてしまったのである。
「十瓶以上あった『神氣湯』が…全部奪われている……」
「悪用されたらまずい! 絶対に犯人を捕まえるんだ!!」
 必死の捜索も空しく、賊が捕らえられる事はなかった。異大陸史上、稀に見る大失態で
ある。

 一方、賊は既に港を発っていた。あらかじめ用意させておいた船に揺られ、盗んだばか
りの『神氣湯』を嬉しそうに眺める男。
「二千年前とまるで変わらないな…。こいつを使って優秀な部下を創り上げ、世界を我が
物とする! フハハハハ……『無限』の能力を持つ私を殺せる者は無い。永遠に支配し続
けてやる!!」
 すると、事情を何も知らない船長が話しかけてきた。
「オイラァ…長年、犯罪者の逃亡や麻薬密輸に手を染めてるけど、アンタほどギラギラし
た瞳を持つ男は見た事がないよ」
「“アンタ”だと…?」
「え?」
「年長者に向かって“アンタ”はないんじゃないの!? 人生百年も生きていない薄っぺ
らなカミクズがァァァァァ!!!」
 怒りの余り、男は船長の頭を掴み、そのまま怪力で握り潰してしまった。
「しまった…! ついカッとなってしまった……」
307プロローグ その2:03/11/13 00:25 ID:???
 その二十代の男性は、悪霊に憑り付かれていた。どんな霊媒師や霊能力者に頼んでも、
決して祓い落とせない悪霊。鏡を見ると、いつも自分の背中にそれは居る。しかも他人に
は見えないらしく、この青年はいつも歯がゆい思いをしてきた。
 そんな彼は、今日もこの霊を祓おうと尽力していた。そして、妖しい小屋に辿り着く。
「ここか…。俺の霊を退治してくれるってのは……」

 入ると、怪しい装束を着た男が一人。まあ、青年にとっては見慣れている。みんな見か
け倒しで、悪霊を祓う事は出来なかったのだ。
「…ようこそ」
「前置きはいらない。早いとこやってくれよ」
「結論から言おうか……そいつを『退治する事』は出来ない」
「はぁ? アンタも今までの奴らと一緒か、俺は帰るぜ!」
「話は最後まで聞くものだ…。その悪霊は君の味方だ、試しに『天井を殴れ』と命令して
みるといい………」
「え……? じ、じゃあ……天井を殴れ!!」
 すると、青年についていた悪霊は天井を殴りつけた。そのパンチ力は凄まじく、一発で
大穴を空けてしまう程であった。
「す、すげェ……!」
「私の話を聞く気になったか?」
「あ、あぁ…!」
 青年は感じた。この男は今までのインチキ霊媒師達とは訳が違う。自分でも持て余して
いた悪霊の秘密を知っていたのだから。
「今は時間が無い…早いとこ説明するとしよう。ずばり、君の力を借りたい…」
「え!?」
 話は急展開する。青年の中に一抹の不安が込み上げて来た。
308プロローグ その3:03/11/13 00:26 ID:???
「…実演して見せた方が早いな」
 男は壺に手を触れ、念じるように力を込めた。すると、音も無く壺が消えてしまった。
「壊した…!? い、いや! 完全に消え去っているッ!!」
「これが我が力『無』だ。この『無』や、君の『悪霊』のような能力………これらを総称
して『道』と言う」
「タオ…?」
「君がいつ目覚めたかは知らないが、『道』を身につける方法はたった一つしか無い。そ
れは『神氣湯』を飲んで洗礼を受ける事………!」
「シン…キ……トウ?」
「そして、今! この『神氣湯』を利用して、次々と能力者を生み出し! 世界を支配し
ようと企んでいる輩がいるのだッッッ!!」
「まさか、そいつを……」
「そう、君に倒して欲しいのだ……」
 まくし立てるような演説だった。確かに、自分の悪霊の正体が分かったのはありがたい。
だが、何故自分がやらねばならぬのだ。青年は腑に落ちない気分になった。
「あのさ……何で俺なんだよ? あんたの、その『無』だっけ? それで頑張れよ!」
「道士は、俗世間に関わってはならない掟がある。それは出来ぬ」
「じゃあ、他のヤツを探せよ! そんなのやってられないぜ!!」
「ならば、消えてもらうしか無い。本来俗世間に、『道』は存在してはならない。私に協
力するなら………話は別だがな」
 頼みは脅迫へと変わっていた。力で訴える事も出来たが、この不気味な男には勝てる気
がしない。青年は、しぶしぶ従う事にした。
「分かったよ…やりますよ、やればいいんでしょ?」
「フフフ…」
 こうして、この青年の冒険が今始まろうとしていた。
309恐怖 その1:03/11/13 00:27 ID:???
「ところで…貴様、名前は?」
「94と呼んでくれ」
「変な名前だな」
「仕方ないじゃん………」
 青年は小屋を後にした。

 悪霊に憑依された青年こと、クシ。すると、目の前には大量のヘビが現れた。十や二十
なんてものではない。千を軽く超えている。94は慌てて逃げ出した。
「う、うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
 逃げた先には、今度はゴキブリがウジャウジャ湧き出ている。後方からはヘビ、前方に
はゴキブリ。一体、街に何が起こっているのだろうか。
 94は近くを歩いている通行人に、助けを求めた。
「ヘビと…ゴキブリがァァァ……! どうにかしてくれェェェェェ!!」
「ヘビ? ゴキブリ? どこにいるんです、そんなもの」
「え………」
 通行人はもはやパニックを通り越して、現実逃避してしまったようだ。このヘビとゴキ
ブリの大群を全く認めていない。
 他にも通行人に尋ねたが、全く相手にしてくれない。人によっては、94を異常者扱い
してくる程だ。今の世の中、ヘビやゴキブリの百匹や千匹、当たり前なのだろうか。街中
を走り回ったが、何も考えずに逃げていたのが運の尽き。とうとう行き止まりに追い込ま
れてしまった。ヘビやゴキブリはどんどん迫ってくる。
「く、くそッ! こうなりゃ、俺の『悪霊』で応戦してやる!!」
 背中の悪霊に命令する94。
「あのヘビとゴキブリを全員ブッ倒せェェェ!!」
 しかし、反応が無い。
310恐怖 その2:03/11/13 00:28 ID:???
「何してんだよォォォォ! 天井をブチ抜いたみたいにやるんだよ!!」
 いくら命令しても、悪霊は全く反応してくれない。94は死を悟った。こんな数のヘビ
やゴキブリに襲われたら、肉体は無事でも精神が壊れてしまうだろう。覚悟を決めたのだ。
「来るなら、来いッ!」
 ヘビが襲い掛かってくる。そして、腕を噛まれた。だが、全く痛くない。傷一つ出来て
いない。その後もヘビとゴキブリが襲いかかってくるが、何の感触も無い。
「あれ…? これって、まさか………幻覚?」
 そう気づいた瞬間、ヘビやゴキブリは全て消滅してしまった。

 一方、とある丘の上。薄汚い笑いを浮かべている一人の男がいた。
「大嫌いなヘビやゴキブリに囲まれて、ヤツはもう終わりだな。 フヒャヒャヒャヒャ!!」
「誰が終わりだって…?」
 男の背後には、94の姿があった。その背後には強そうな悪霊が浮いている。
「ゲェッ! 貴様、何故ここに………」
「もう少しでブッ壊れるとこだったぜ…どうせ、アンタも『道』の能力者だろ? 何とな
く、どこにいるかが分かったんだよ。類は友を呼ぶということか?」
「チィ…私の『恐怖』を克服するとはな…。だが、次はもっと恐ろしい幻覚を………」
「次は無いぜ! ウオオオォォォォォ! やれッ『悪霊』!!」
 悪霊がラッシュの構えに入った。
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!
オラララララァァァァァッッッ!!!」
「ギャッ!」
 幻覚を見せる能力者は、そのまま遥か彼方へ飛んでいった。もう二度と襲い掛かってく
る事は無いであろう。
「戦闘に不向きなヤロウで助かったぜ…」

151 道『恐怖(ホラー)』 再起不能 

→To Be Continued…
311151:03/11/13 00:30 ID:???
いつぞやの151です。
かなり前に書いて保存してあった奴を貼りました。

タイミングがアレだけに続きはないですが、暇な時にどうぞ。
312マロン名無しさん:03/11/13 19:33 ID:???
>>311
(・∀・)イイ!
313マロン名無しさん:03/11/14 23:34 ID:OpUwLTsD
ぬおおおおおおおおおおおおおおおお
314マロン名無しさん:03/11/16 11:00 ID:???
わぁ…まだ続いてたんだこのスレ。
とかいう私は一番最初に鑑定をしてもらった結果死んでしまい、
美形は死なないという原則を別の意味で突っ走った結果、
溶解・メルトになったわけだ…だれか私を使ってください
315マロン名無しさん:03/11/17 17:30 ID:???
ROMってる 奴がいっぱいいるのはわかって る

みんなもっとかきこもうぜ!そしてこのスレを千まで導くんだ
316マロン名無しさん:03/11/17 17:30 ID:imnwd79y
よし!俺も協力するぜ!
317マロン名無しさん:03/11/17 17:31 ID:imnwd79y
俺だもまぜろ!
318マロン名無しさん:03/11/17 17:32 ID:imnwd79y
俺でよかったら使ってくれ!
319315:03/11/17 17:34 ID:imnwd79y
コレで四人集まったな
320マロン名無しさん:03/11/17 17:35 ID:imnwd79y
>>311
つづきき盆ぬ
321317 ◆AaACMKKDro :03/11/17 17:37 ID:imnwd79y
>>311
俺からも頼んどこう
322272:03/11/17 22:44 ID:???
10レス以内に>>311さんが書いてくれないなら,俺が書こう!…とか言ってみる。
いえ御免なさい調子に乗りすぎました。
323溶解・メルト:03/11/18 14:15 ID:???
>>322
いっそリレーにするとか。
いやこの際誰でもいいから何か書いて
324272:03/11/18 15:55 ID:???
>>322
まぁ,あれから5日も経ってるし,勝手に続き書いてもいいか。
面白くないかもしれないけど。まぁそこら辺は素人のやる事ですし,勘弁して。
では,投下。
325マロン名無しさん:03/11/18 16:00 ID:???
 『恐怖(ホラー)』の能力者を撃退してから1週間後。
 94は例の霊媒師――道士の言葉を思い出していた。

 『「道使い」は「道使い」とひかれ合う…理由は今尚不明だ。ただそうなるしかない。
――だがこれは「運命」などというモノではない。法則なのだ。水が高きから低きに流れる様な,力
を加えれば変形が起こる様な――そういったモノだ。だが…だが我等道士が追い,君が倒さねばな
らぬ敵はその理の外に在る。…つまりは理を捻じ曲げるだけの力を持つ相手だという事だ…。
 先ずは仲間を探す事だ。私も協力はしよう。
 では,1月後の14時に,またここで落ち合おう――』

 「…仲間探せってなぁ…どうすりゃいいんだ?」
 ――あの蛇野郎(『恐怖』)の撃退後,特に『敵』側からの反応は無いしなー。まぁ,あの能力はど
う考えても戦闘向きじゃあねーし。下っ端なんだろう,きっと。
 それよりも。あの道士は『世界を支配しようと企んでいる輩がいる』と言ってたが,そもそもそんな
ヤツ本当に存在するのか?嘘くせー。何か嘘くせー。ああ,でも蛇野郎は襲って来たわけだしなぁ。
でも関係なかったりするかもなぁ。でもあの道士の野郎
『コイツは我々の方で処分しよう。いや,別に殺したりするわけじゃない。「道」能力を消去するだけ
だ。君も仕事が終われば普通の人間に戻れる…』
とか言ってアイツ連れて行きやがったからなぁ。もう死んでるんだろうな。…てことは俺も消される
可能性は大有り?そういや大体あの道士は脅迫者だしなー。従う義理ネェしなー。このままバック
レちまおうか?それとも――
 94は立ち止まって呟いた。
 「いっそ,寝返っちゃおうか?」
 「アホかぁぁぁ―――ッ !?」
 という叫びと共に後頭部に与えられた衝撃で,94の意識は暗転した…。
326マロン名無しさん:03/11/18 16:03 ID:???
 「……痛ゥ…ッ!」
 痛みで目が覚めた――ここは何処だ?…俺の――家?これは――人影 !?
 94の寝ているベッドの横に,人が居た。
 痩せぎすの長身――180〜185cmといったところか。紫のスーツ,緑色のシャツ,趣味の悪いネク
タイ――と,そこまで確認して,94はベッドから跳ね起きた。
 「だっ,誰だテメ――ッ!?」
 「漸く目が覚めたか…。何時か言った筈だスパイク。『お前を殺せるのは俺だけだ』と」
 「いやスパイク違うし。そんな台詞聞いてないし。てかあんた誰?何人ン家に入ってんの?」
 「んん〜。質問は一つずつだと言っただろ?JOJO…」
 「誰だよ !?」
 「私の叔父の名前です」
 「ワケわからんし!ああもう話が通じない!誰か〜!誰か,いや,ポリスメンカムヒアーッ!!」
 「――呼ぶ必要は無い」
 この声は――聞き覚えがある。あの道士!と,云う事は――
 「うむ。君をはたき倒したのも私だ」
 「あああああぁあぁ!別に悪気が有って言ったんじゃないんですッ!ふとした気の迷いです!本
気じゃないです!だから!殺さないで!!」
 道士は黙したまま近付いて来た。94は『恐怖(ホラー)』の能力に襲われた時よりも恐怖を感じた。
物凄い量の冷や汗をかいているのが自分でも解る。しかし止まらない。道士は近付いて来て――
そして94の手前で止まった。
ゴクリ,と息を呑む。
 「ふ…ふふふ…。安心し給え。殺したりしないから。あの説明で私を疑わない方がおかしい――と,
族長(オサ)に怒られてな。ふふふっふ…」
 目が据わっている。『安心しろ』とは言われたが,全く安心出来ないのはそのせいだ。
327マロン名無しさん:03/11/18 16:07 ID:???
 「大体族長は甘すぎるのだ。我々はもっと攻勢の団体であるべきだ。いや,別に人類を支配する
とか言う訳ではなくてだな,もーちょっとこう,勢力を拡大してもいいんじゃないか?何ていうかこう
…そう!国政に関与する…いや,ちょこっとな?てか正直今時占い師だけで食っていける訳無い
んだよ。何だよ俗世に関わるな,って。このご時世に自給自足ですか?そもそも…」
 道士は一人でぶつぶつと語り出した。最初に会った時の様な迫力は今は見る影も無いが,その
代わりに異様な気配――妖気と言えばピッタリ来る様な気配を纏っている。94が声を掛け様か掛
けまいかを迷っていたその時,後ろからボソっと声がした。
 「彼は『異端』なのです」
 「――え?」
 先程の趣味の悪い男である。髪は碧色に染め上げられ,オールバックに撫で付けられている。
 「我等道士の中でも攻勢的なモノの考え方をするので危険視されておるのです。何と言うか,貴
方が始末を押し付けられた人に結構近い考え方をする,まぁ危険思想の人なのです」
 「はぁ…」
 「ですが,先にソイツに事を起こされてしまったので,怒りの持って行き様が無いのです」
 「へぇ…」
 「ここだけの話,私は彼の『首輪』でして。あ、申し遅れましたが,私272と申します。道士の隠れ
里『千早矢沢村』で弁護士をやっております。以後お見知りおきを」
 「ほぉ…。ああ,と…私の名は94です。ヨロシク…」
 道士は未だに喋り続けている。
328マロン名無しさん:03/11/18 16:10 ID:???
 「…世間はどんどん文明を発展させていると言うのに……隠れてテレビ買ってるって,俺が知ら
ないとでも思ったのか族長?しかも目的はAVだろ?歳幾つだよお前?…」
 先程よりも口調は荒々しくなっている様だが。
 「こちらこそよろしくお願いします94殿。取り敢えず里の名物『月見饅頭・チョコレート味』でも如何
です?」
 「ああ,有難う御座います。貴方も大変そうですねぇ…」
 「ええ。しかしこれも仕事ですからね」
 「金だよ金!生きてくには金が必要なんだよ!ちょこっと官僚でも脅して俺らの地位を認めさせり
ゃぁあんな道端で寒い思いして『占い如何ですか』とか言わなくていいんだよ!俺に産廃処理でも
させて見ろってんだ畜生!」
 「?弁護士なんでしょ,貴方?」
 「弁護士は職業。これは村内での役職ですよ。持ち回りでして。あと1週間早ければ,271の仕事
だったんですが…」
 「こうしているうちにも,街はまた幾つも戸惑いを投げかける!"ここに居る"と大声で叫ぶ…じゃ
ない!また今日も汚れてく街は蝕む煙を吐き出し!瞬かない星がまた一つ夜明けの街に消えて
いくんだよ!それでいいのか!いいわけない!」
 「…そろそろあの人止めてくれるとありがたいんですが」
 「あと2分だけ我慢してください。それくらいで止まります」
 「全ての障害は只進み押し潰し粉砕すると何だか幸せな気分になれる筈だ!なろう!幸せに!」
 「えー。いい加減,近所迷惑なんですが」
 「まぁそうですな」
329マロン名無しさん:03/11/18 16:13 ID:???
 272は台所に行くとフライパンを持ち出してきた。
 「…ええ?」
 「てりゃ」
 ゴン!という音と共に,危ない道士は倒れた。が,即座に復活した。
 「痛いな,272。如何いうつもりだ?」
 「いえ,あちらの94様が」
 「汚ぇッ!?」
 「…ふん,まぁいいだろう。喋り過ぎたとは自分でも思うし。…それより紹介がまだだったな,94
君。彼が君のサポートをしてくれる事になった道能力者,272だ」
 「はあ。…さっき自己紹介されましたから」
 「そうか?会社の金を横領して指名手配中だから夜しか活動できないとか聞いたか?」
 「ん何ぃぃぃッ!!?ってめぇコラ272!さっきのは全部嘘か!?」
 「ははは,これは異な事を仰る94殿。嘘を嘘と以下略な人でないと私と組むのは難しいのです
よ?」
 「自慢気に抜かすなこのボケ!」
 「既に仲良しの様だな。じゃあ,私はこれで」
 「逃げるなぁぁ!」
 制止の声を振り切り,道士は去って行く。いや,逃げて行く。
 「こうして敵の脅威は去った。しかし,いずれまた第2第3の刺客が現れる事であろう。世界に平
和が訪れるまで,頑張れ僕らの94!」
 「勝手なナレーション入れてんじゃね――ッ!!」
 94の絶叫が辺りに響き渡った。響き渡っただけだった。
330マロン名無しさん:03/11/18 21:51 ID:???
よーしパパも書いちゃうぞ〜
331溶解・メルト:03/11/18 22:09 ID:???
この調子でどんどん書いてください
332元道士:03/11/18 22:12 ID:???
途中で廃れて消えたと思っていたスレが生きていたか。
よって志願再開。

『年齢』
『性別』
『血液型』
『簡単な自己紹介』
『好きな食べ物』

美形が基本だが醜男も必要と言っておく。
333マロン名無しさん:03/11/20 17:21 ID:???
ではさっそく
『年齢』17
『性別』 男
『血液型』B
『簡単な自己紹介』 グルメです
『好きな食べ物』 麺類
334元道士:03/11/20 17:42 ID:???
>>333
目覚めたな。
malleability(展性)が能力。
君は氣を纏った拳でものを簡単に叩き潰せる。
潰されたものは薄く、平らになるが、本来の性質は失わない。
そして君は潰したものを自由に元に戻せる。
また、戻した際には反動が生じる。

破壊力:A スピード:C 射程距離:E
持続力:B  精密動作性:D 成長性:B
335フェイク『道士』 :03/11/21 21:56 ID:???
>>280
この道は『完璧なものの操作』だ。
完璧なものに触れることで、それを時間までも操作できる。
もっとも、『完璧』なんてもの、そうそうないが…

>>282
『想像(イマジネーション)』、能力は『無限の力』だ。
この道は君の思った通りに何でもできる。
時を止めることから、1000をゲットすることまでなんでもできる。
能力射程は君の脳内だ。

>>283
君の能力は『灼熱の太陽』だ。
太陽を作ることができ、周囲は高温になる。
そして、砂漠にいるように錯覚してしまう。
君もこの暑さから逃れることはできない。

>>284
この能力は…
え、言ったら始末する!?
…じゃあ、次…

>>285
君の道は『自作自演』だ。
何のためらいもなく、自作自演ができる。
しかしバレないかどうかは道の管轄外だ。
336マロン名無しさん:03/11/24 15:42 ID:???
『年齢』10000
『性別』 男
『血液型』z
『簡単な自己紹介』111111
『好きな食べ物』 11111
337マロン名無しさん:03/11/24 21:35 ID:ZoRf0hU2
さらなる繁栄を願ってあげ
338マロン名無しさん:03/11/25 00:52 ID:???
繁栄なんてこのスレには似つかわしくないですが、
続きを書いてみたので、今日の昼頃にでも投下します。
339290の企画によるミッション:03/11/25 12:26 ID:???
朝から雨が降り続いている。272が94の家に勝手に棲みついてから5日目の午後のことである。
 「暇ですな」
 床に寝転がって272が呟く。
 「雨だからな」
 ベッドに寝そべり、94が答えた。
 94の仕事は日雇い労働者である。雨の降る日は仕事も休みで、したがってたいそう暇だった。
 「買出しは昨日行きましたし」
 「俺がな」
 272は94が仕事にでる時一緒に外に出て行き、そしてふらりと居なくなる。だが94が仕事を終
えて帰る時には、また何時の間にか背後に立っていた。しかし、不思議とは思っても、不気味
だとは思わなかった。同じ道使いとしての気安さというか連帯感というか、その様なものがある
のだと、94は漠然と感じていた。
 「何かビデオゲームとか有りませんか?」
 「携帯用の小型ゲーム機が有ったんだけどな。あのバカ道士がパクって行きやがった」
 実を言うと272が来た翌日に再び現れ、
 『君も親になれば解るとは思うが。解るとは思うが、子供の欲求を満たすと云う事は、大変な
重労働を強いられる事に等しい。しかし世の親がそれにも拘らずその重労働を喜んで引き受
けるのは、その報酬――つまりは子供の笑顔の為だ。我が子の笑顔。これは何事にも替え
難い貴重な報酬だ。親はこの願いを叶える為に、時には嘘を吐き、時には犯罪を起こす。そ
れ程までに魅力的なものなのだ。私とて例外ではない。
(中略:約5分)
つまりだな、我が子の為にこの携帯用小型ゲーム機を貸してくれ』
 と、無理矢理持って行かれたのだ。
 「何と…私が道士殿の美声に誘われて居眠りしている間に、その様な忌まわしい簒奪が…!」
 「忌まわしいかどうかは知らんが、忌々しい事ではあるな」
 あの時のあの表情を思い出すと、あれは自分で遊ぶ為に持って帰ったとみる方が正しそうである。
 「…おや?」
 「どうした?」
 「いえ。私この5日程の間、色々と動き回っていたわけですが…」
 「あん?」
 「どうやら、退屈はしないで済みそうですな」
 272が呟くのと――大音響と共に家の屋根が吹き飛んだのは、ほぼ同時だった。
340発現した道能力で遊ぶ企画:03/11/25 12:34 ID:???
 「な…何が起こったんだ!?」
 跡形も無く吹き飛んだ家の屋根を呆然と見つめながら、94が喘いだ。
 「待ちわびた来訪者、ですよ…」
 「はあ…?」
 272は何時の間にか立ち上がり、ネクタイを結び直していた。相変わらず趣味の悪いネクタイで
ある。
 彼に釣られて94が身を起こしかけた時、タタタタタッという小気味良い音がドアの方から聞こえ
てきた。暫くすると、ドアがゆっくりと部屋側に倒れこんできた。
 「グッド・イ〜ヴニング、道士諸君。御機嫌は如何かね?」
 現在の、この部屋の惨状には場違いに朗らかな声が聞こえる。
 倒れたドアの向こう側には、少し小柄な男が立っていた。年の頃は10代後半といったところか。
皮製のジャケットに身を包んだ赤髪の少年である。あの雨だというのに傘も持っていない。だが
濡れてもいない――男の道能力なのか。だとすれば随分と便利そうである。
 「これは」
 天井――最早そこには何もない空間を指し、272が赤髪の男に尋ねる。さっきから屋根が無いの
でずぶ濡れである。ベッド横の棚に置いてあったタオルで雨を避ける。272を見ると、彼は唐草模
様の手ぬぐいを頬被りにしていた。どう見ても異様な、いや、間の抜けた風体だ。
 「君の仕業かね?」
 「んん?ああ、イエ〜スイエス、その通りだよ。僕がやった」
 陽気そうな笑顔を浮かべ、少年は答えた。とすると、雨に濡れていないのは如何云う理由だ?
 「ああ〜っと、自己紹介が遅れたね?僕の名前は147。君達の名は――そっちの紫のが272、ベッ
ドの上で呆けてるのが94だね?」
 「なっ…なんで俺達の名前を!?」
 94が驚愕の声を上げるが、147は片方の眉を軽く吊り上げた不可解そうな貌を作った。
 「ん?あの広告は君が出したんじゃないのか?まぁ誰が出したんでもいいんだけどね」
 「…広告?」
341306から話を膨らませる:03/11/25 12:39 ID:???
94の疑問に答えたのは147ではなく、272だった。
 「私が出しました。新しく仲間を探し出すのが面倒でしたので。ちなみにこれです」
 そう言って272が懐から取り出したのは、一昨日の日付の新聞、一行広告が載っているページだっ
た。雨で濡れている。
 『道士募集。出会い頭に実力を見せ付けてくれると吉。 ペルーナストリート5-17 94』
 「おーまーえーがー犯人か―――ッ!!?この惨状の原因はお前が作ったのかッ!?」
 屋根(が在った位置)やドア(が在った場所)を指しながら94は怒鳴った。だが272は平然と
 「何を言ってるんですか?犯人はあそこの彼ですよ?」
 と返してきた。
 「くっ……このバカ本気で言ってやがる…!」
 94は汗を流しながら後退った。
 「お〜い。僕を無視すんなよ〜。暴れるぞ〜」
 147がだるそうに声を掛けてくる。
 「五月蝿いッ!こっちは今取り込んでんだよ!大体何だお前!こんな意味不明な文真に受けやがっ
て!バカか!?生粋のバカか!?」
 その瞬間――94の視界がブレた。
 「え…?」
 衝撃は後から襲ってきた。左側頭部に、引きつるような激痛と熱が集中する。
 「うわあああぁあぁぁぁぁ!??」
 苦しみにのたうちながら、何が起こったのかを考えようとするが、痛みのせいで思考が纏まらない。
 ――俺は今何をされた?何処をやられた?こめかみか!?灼ける――熱い!痛い!雨が――
 「大丈夫ですか!?94殿!?」
 272が珍しく、焦った様な声を上げる。
 ――コイツは何をこんなに焦ってるんだ?あああああ熱い!こめかみが熱い!一体…何をやられ
たんだ!?俺は…!?
342リレー小説、の筈。:03/11/25 12:44 ID:???
 「バカにバカって言われると、ムカつくんだよな〜」
 147が薄ら笑いを浮かべながら言う。
 272が傷口にタオルをあてがってくれた。傷口に物が当たったせいか、痛みが鋭くなったが、幾分
か頭もすっきりする。やられたのは、こめかみではなく左耳か…。
 「でもまぁ、これで格の違いっちゅうモンが分かったろ?ハハハ…」
 無神経な笑い声が頭蓋に響く。
 ――あの野郎絶対殺してやる!頭蓋を引きずり出して噛み砕いてやる!!
 94は殺意を、147に対する明確な殺意を自分の道能力『悪霊』に伝えた。――が、何故か反応し
ない。体も動かない――
 ――!?毒か…?!
 「静かに、94殿…。今は余計な体力を使っている場合ではありません。…私の能力で体を縛らせ
ていただきました」
 272が顔を近付けて囁いてくる。縛る?そう言われれば、手に糸の様な感触が――
 「痛ゥッ!?」
 「ああ、あまり動かない様に。切れてしまいますから」
 切れる?一体如何いう能力なのだ?この細い糸の様な感触は…何処かで触った…いや、そんな
に昔の事でもない。最近?そんな感覚でもない。これは…?
 「――さて、147君、だったかな?この攻撃は如何いう意図かね?君は我々の仲間になりに来たの
ではないのかね?」
 272は立ち上がり、未だ馬鹿笑いを続けている赤毛の少年に問い掛ける。
 147は馬鹿笑いを止め――それでもうっすらと笑みを浮かべて、その疑問に答えた。
 「後の方から答えてやろう。半分正解で、半分ハズレだ。確かに僕と君等は『仲間』になるが、『仲
間』に加えられるべきは僕じゃなくて君等だ。つまり…僕等は君等をスカウトに来たのさ」
 ――つまり、つまりそれは……
 「僕等と共に――僕等の組織『聖域(サンクチュアリ)』と共に、このくだらない世界を造り変えて行
こうじゃないか!」
 『敵』の『組織』!まさかこんなに早く!?
343誰か、続きを…。:03/11/25 12:49 ID:???
 「先の攻撃は君等の実力を量る為のモノだったが――あまり大した能力ではなさそうだな。…まぁ、
僕の能力が強すぎるって云うのもあるかな?ハハハハハハ…」
 また馬鹿笑いを始める147。豪くテンションが高い。薬でもキメてるのか?
 「…道能力の使い過ぎによる副作用です。力を使う事による反作用――道能力とは大雑把に言え
ば世界を自分の思う様に変質させる能力。その反作用は、能力を用いる自分自身の変質。彼はずっ
と能力を解放したままだ」
 その言葉に94は大声を上げた。
 「何だと…?そんな制約聞いていないぞ!?」
 そこは黙って聞いているだけという訳にはいかない。自らの生命に関わる。が…一瞬後、147の注意
をまたこちらに向ける事になると気付き、大声を上げた事を自省する。が、147は未だに笑っている。あ
れは――素人目に見ても危険だ。
 「貴方はまだ道能力に目覚めたばかりだ…。常時能力を解放出来る程の力を持ってはいない。それ
に、何の為に私が付いていたとお思いで?」
 最早先程の様に囁くでもなく普通の音量で、272が答える。
 「観察…」
 272が頷く。しかし94は別の事にも気付いていた。
 「それと…監視、か…。俺が『敵』に寝返らない為の。いや…囮、だったのか?」
 案の定、272は目を逸らした。
 「……今回の件で『敵』の組織名も、構成員に対する規制の程度も分かりました。貴方の今後はあの
道士が保護してくれるでしょう。――これ以上巻き込まれる事も無い」
 最後の言葉は、恐らく本音だ。高々5日の、ほんの120時間に満たない時間の付き合いでも、それは
分かる。他人を巻き込むのは、基本的に嫌なのだろう。巫山戯た格好と言動をする男だが、根は真面
目なのだ。それが分かったから、94はそれ以上彼を責めるのは止めた。
 「ん…。ああ、だが…アイツ、どうするんだ?」
 「変質した人間を元に戻すのは、事実上不可能です。あそこまで凶暴化した人間は――」
344書き逃げ自由(多分)。:03/11/25 12:55 ID:???
 272の表情は硬い。147の笑い声は先程よりも小さくなったが、未だ続いている。――左耳の痛み
が大分治まったせいか、それ程頭に響かない。
 「――止める方法は」
 「殺すしかないのか」
 272が驚いた様な表情で振り向く。
 「そんな貌、するな。別にお前がそんな事をやりそうだとか思ったわけじゃない――。俺が…その
反作用で暴力的になった訳でもない。冷静に考えりゃ、それしかないな、ってだけだ」
 272は複雑な表情である。
 「…そう云う生活から抜け出したくて――この街に来たんですがね…」
 「え?」
 「こちらの話です。それより…」
 147は何時の間にか笑う事を止め、こちらを向いていた。
 「笑いすぎて喉が痛い…。あ〜あ〜…。――質問だ。『仲間』になるか。それとも『死ぬ』か」
 先程とは打って変わった様な、鬼気迫る表情。目の焦点が定まっていない。
 「シンプルですな。我々の答えは『NO』ですが。但し死にませんよ?」
 「残念だ。死ね」
 147がこちらに手を向ける。先程の攻撃か――
 「!!ちょっと待てお前これほどけ――」
 だが――何も起こらない。
 「あ?」
 147が空を見た。
 ――何故、今、空を?…それが能力発動の条件だからか!空…雨……傘を持っていない男…
なのに全く濡れていない男!
 「『水を高速で弾き飛ばす能力』ッ!そういうことか!?」
345シリアスでもギャグでもOK:03/11/25 12:58 ID:???
 147の体に素早く巻き付いたそれは、彼の体、至る所を締め上げていく。
 「ぐっ!?」
 小さく呻いて、147はぐったりとした。どうやら気絶した様である。
 「…と、まぁこれが私の能力でして」
 272のオールバックは、地毛なのだろう、何時の間にか黒くなっている。
 「伸ばした髪の毛を自由に操る力…?じゃぁ、これもか?」
 自分の体を縛る糸を示そうとしたが、もうほどかれていた。暫くぶりに立ち上がる。
 「そういうことです。…髪の毛を伸ばしてヤツの頭の上に『傘』を作りました」
 それで147の力が発動しなかったのか。
 「…何時気付いたんだ?その…147の能力に」
 「あなたがやられた時ですね」
 余裕、といった表情で272が答える。だが良く見ると細く伸ばした髪が壁を伝い、147が立ってい
た場所の上の方でとぐろを巻いているのが見て取れる。間抜けだ。
 「く…くくっ…その髪型で格好つけられても…ははは」
 94の笑い声に、272が憮然とした貌を向ける。
 「あのねぇ…。まぁ笑われるのは分かってましたけどね。…これ、伸ばすのは自由なんですけど
戻せないんですよね…」
 「ははははは…腹痛ぇ」
 94につられてか、272も笑い出した。
 「ふふふ…間抜けですよネェ」
 ドス
 「ああ。間抜けだ」
 「あ?」
 笑い声に知らない人間の声が混じり――272を見ると――彼の胸の辺りから、何かが突き出して
いた。次第にスーツが赤黒く変色していく。
346そろそろ連投規制?:03/11/25 13:06 ID:???
 「あれ?おい?何だよそれ――」
 認めたくはなかった。あれは…272の胸から突き出しているのは、あれはナイフの刃先だ。あの
147はこう言った。『僕等は君等をスカウトに来た』と。『僕等は』と言ったのだ。『敵』は一人ではな
かったのだ!だが――272が死に掛けているという事実を、頭が理解しようとしない。認めたくは
なかった。
 「貴様も――間抜けか?」
 声のした方を向く。そこには何も無く――いや、幽かに、微かに人間の様な輪郭が見える。
 コイツが――コイツが272を!
 「うおおおおお!!オラオラオラオラオラオラ―――ッ!!」
 『悪霊』――道士にそう名付けられた94の道能力が、狙いの空間に襲い掛かる。が。
 「――荒っぽいヤツだな。スピードとパワーはあるが、制御が全く成っていない。素人か?」
 「うわああ!?」
 『敵』を殴った感触は無く、しかし――しかし94の腹にはナイフが突き刺さっていた。
 「だがしかし――何なのだ、この能力…」
 不思議そうに『敵』が呟く。先程までは幽かに見えていたのだが、今は全くと言っていいほど見
えない。――畜生!アイツを倒さなければ!272の仇を討たなければ――!
 「既に死に、滅びたが故に手に入れたこの我が『体』――。何人たりともこの体を傷つけられる
者は存在しない筈だが…。貴様、その能力」
 腹のナイフも危険だが、147から受けた傷も開いた。――こんなところで死ぬのか?アイツの仇
も討てずに?畜生!畜生…!
 「もしかしたら…もしかしたなら……私を殺せる唯一の…?」
――攻撃は効いていたのか?輪郭がぼやけたのは、俺の視覚が狂ったせいではなく、ダメージ
のせいか?
 その時、雨音に紛れて、微かにだが足音が聞こえた。
347147と233、御免なさい:03/11/25 13:13 ID:???
 「――どうしたんだ272!何が有った94!?」
 「…道士」
 そういえばあの道士の名前を聞いたことが無い。そんな、現在の状況とは何の関係の無い事を
思い、ゾッとする。――意識が朦朧としている!もっとハッキリと意識を保つんだ!でないとあの
『敵』、272の仇は討てない!!
 「…久方振りだな、クワァラ。相変わらず貴様の部下は手緩い」
 「お前は…私が『消した』筈の…!233…!?」
 「おおおおおおおお!」
 『仇』――233?の注意が道士に逸れた一瞬――94は最後の力を振り絞り、自分の『悪霊』の拳
を『敵』に叩き込んだ。
 「何ッ!!!?」
 ――もう体に力が入らない。アレで死んでいないなら、もう俺の手で272の仇は討てない。あの
道士に頼るしかない。
 「…ぐ…矢張り…矢張り、この力…!」
 死んでいない!クソッ!……後は頼んだぜ、道士…!
薄れ行く意識の中、94は233の哄笑を聞いた。
 「はははははは!どれ程このときを待ち望んだ事か!矢張り!矢張り貴様は私を殺せる唯一の!!」

348名無しさんの次レスに期待:03/11/25 13:29 ID:???
 94の意識が再び戻った時、傍らにはあの道士が居た。
 「あんた…。…!272は!?272はどうなった!?……痛ッッ!」
 身を起こそうとして腹に力を入れると激痛が走る。ナイフの傷か。
 道士は――あの幽霊みたいなヤツには確かクワァラ、と呼ばれていたが――黙って首を振るだけ
だった。
 「――そうか…。そうか……助からなかったか…」
 覚悟はしていた。272の胸から突き出していたモノがナイフであることを、認めたくないながらも気付
いた理由。アイツは、笑っていたのだ。ナイフを心臓に刺されながら、笑っていたのだ…。まるで『仕
方ありませんね』と言う風に、寂しそうに笑っていた。アレは死を覚悟した者の笑みだ。
 「――272から聞いているとは思うが、君は囮だった。そしてその役目は終わった。今まで通りの生
活は保証出来ないが、そこそこの生活は我等道士の村…この異大陸で面倒を見よう。あの国では、
君はもうまともな生活は出来まい。君はとんでもないヤツに目を付けられてしまった――」
 「……『この』異大陸?『あの』国?…って言ったか、今?」
 感傷からいきなり現実に引き戻される。まさかここは――
 「混乱する気持ちは分かるが、良く聞け。あのままあの国に居れば、奴等に服従を誓うか、死ぬか
しかない。――まさか自分を殺そうとした男と行動は共にしたくないだろう?」
 「……」
 あまり納得はいかないが、確かに仕方あるまい。あのままあの住所に居続ければ、いずれ殺され
る。しかし…。
 「…何だ、あんた、アイツを拘束しなかったのか?何で野放しにした?気絶してただろ?」
 「…誰の事だ?」
 「は?倒れてただろ?ほら、あの、赤髪の…」
 「――どうやら君は勘違いしている様だな。赤髪の男はヤツに…233に連れて行かれたよ」
349名無しさんの次レスに期待:03/11/25 13:34 ID:???
 「…何?あんた…その233を殺したんじゃなかったのか!?272の仇を討たなかったのか!?」
興奮して身を起こしかけた。再び激痛が腹部を襲ったが、気にしている場合ではない。
「落ち着け」
 「これが落ち着いていられるか!何故だ!何故仇を!272は捨て駒か!?」
 「…っこの馬鹿野郎ッ!!」
 平手打ちを食らった。倒れこんだせいで腹筋をまた伸ばす事になり、三度激痛に苛まれる。
 「ぐっ…!」
 だが道士はそんな94に構いもせず、胸倉を掴み自分の顔に近付けた。
 「いいかっ!私とアイツが何時から一緒に組んでいると思ってるんだ!お前がアイツに出会う
十数年も前から!一緒に死線を潜り抜けてきたんだ!たかが5日しか一緒に過ごした事も無い
ようなヤツに!お前にガタガタ言われる筋合いは無いっ!!」
 物凄い剣幕である。最初に出会った頃の威厳を身に纏ったその道士は更に言い募る。
 「何で仇を取らなかっただとああ教えてやるさ!!私のこの能力ではアイツを倒せなかったか
らだ!!!」
 「な…に…?」
 「聞こえなかったか?私のこの『無』の能力は!どの様な存在も『無』に帰す事が可能だと思
い込んでいたこの能力はっ!ヤツには、233には通用しなかったんだよ!!!」
 そこまで言うと道士は94の体をベッドに叩き付けた。激痛が身を襲った――のだろうが、そん
な痛みは全く頭に伝達されなかった。ヤツは未だ――生きている。
 道士は窓辺に歩いて行った。そして、外の風景を見ながら溜め息を吐いた。
 「――怒鳴って悪かったな。イライラしてるんだ」
 「ああ――俺も、悪かったよ。そんなに仲好いとは思わなかったから」
350名無しさんの次レスに期待:03/11/25 13:39 ID:???
 「――アイツはいいヤツだった」
 「ああ。バカだけどな」
 「…ふふふ。せめて面白いヤツだと言ってやれ」
 「ああ。面白い、いいヤツだったよ」
 道士はこちらを振り向き、言った。
 「君は――君はこれからこの村で暮らす事になる。出来るだけの面倒は見るが、今まで通りの生活
は出来ない」
 「――嫌だね」
 「?」
 「あんた――クワァラさん?俺が聞こえてなかったと思ってるのか?アイツは、233は確かにこう言っ
た。『私を殺せる唯一の』――」
 「止せ!それ以上は言うな!!」
 道士は突如94の言葉を遮った。
 「何故だ!?」
 「これ以上お前を巻き込む事は出来ない」
 「もう十分巻き込まれているんだよ!今更何だ!大体アイツ等、放っといたら全人類抹殺とか言い出
しかねないだろ!それと、アイツはこうも言っていた!『制御が全く成っていない。素人か?』…訓練次
第で道能力は強くする事が出来るんだろ!!さあ俺を強くしろ!俺に友人の仇を討たせろ!!早く(ハ
リー)!早く(ハリー)!早く(ハリー)!早く(ハリー)!早く(ハリー)!早く(ハリー)!」
 94の大声に根負けしたのか、クワァラは渋々と云った表情で言う。
 「――道の修行は。道の修行は過酷を究める。辛かったら…いつでも諦めてくれて構わない」
 「諦めるかよ」
 94はベッドから立ち上がった。
 「誰が――諦めるかよ」
351マロン名無しさん:03/11/25 13:45 ID:???
「長文ウザイ」という人の為の>>339-350の要約。

仲間を敵に殺されて復讐を誓う。次から多分修行編。

続きを書いてくれる奇特な方、もしくはお湯飲みたい人募集中。
352溶解・メルト:03/11/25 18:12 ID:Nwkth6L3
グッジョブ!!
353新手の道士:03/11/25 18:20 ID:???
こんなに盛り返すとは思わなかった。
必死になって保守してよかった。
354マロン名無しさん:03/11/25 21:18 ID:???
>>351
修行編に入るんだったら94側の陣営で頭数を揃えて欲しいんだが。
山風式チーム戦でならなんか書けそう。
355マロン名無しさん:03/11/25 21:37 ID:???
>>354
というか無理に修行編に入らなくてもOK。
好き勝手絶頂で書いちゃってください。
基本的に敵・味方の陣営は
>>291>>297>>298
から適当にチョイスしてください。足りない場合は
>>353の道士に頼むと増やしてくれます。多分。

現在所属の判明している人員
94側
 道士,272(死亡)
敵側 『聖域』
 147,233
356マロン名無しさん:03/11/25 23:50 ID:???
>>351
なんかワラタ
357マロン名無しさん:03/11/26 00:33 ID:???
笑ったついでにお湯下さい
『年齢』秘密
『性別』 男
『血液型』B
『簡単な自己紹介』 鬱だ
『好きな食べ物』 うまいもの
358新手の道士:03/11/26 17:18 ID:???
>>357
逆転(リバーシブル)。それが君の道だ。
君の肉体を裏返す。敵は吃驚仰天だろう。
元には戻らない。

(自分)  (裏返す速さ) 
破壊力:A スピード:A 射程距離:E
持続力:E 精密動作性:E 成長性:E

359マロン名無しさん:03/11/26 22:10 ID:???
吃驚仰天ついでに、このネタもどうぞ

720 名前: 名無しさんの次レスにご期待下さい [sage] 投稿日: 03/11/26 13:06 ID:ySCv013x
黒猫紳士の皆様に質問です。
今週のジャンプの黒猫人気投票の票数が、1位から20位にいたるまで
すべてきれいに4で割り切れてしまうのは何故でしょうか?
このような現象は、確率的にはとてもありえない気がするのですが…
やはり万物の根源たる知欠先生にとっては、このような奇跡を起こすことなど
造作もないのでしょうか?
360マロン名無しさん:03/11/26 22:27 ID:zXRK8HHW
誰かのタオの仕業…にすれば解決する
361新手の道士:03/11/27 17:30 ID:???
>>359
どうやら以前に目ざめた『数学(マスマティクス)』が
レクイエムになったようだ。
周りの数字を全て4で割れる数にしてしまう。

『数学鎮魂歌(マスマティクス・レクイエム)』
破壊力:A スピード:A 射程距離:A
持続力:∞      精密動作性:A 成長性:完成
(印刷されたからには)
362新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :03/11/27 17:31 ID:???
いきなりだがトリップテスト。
363マロン名無しさん:03/11/27 19:15 ID:???
ところが新手の道士さん。
噂だと第2回の人気投票は、全てのキャラの得票数が3の倍数だったとか。
『数学』の能力は我々の想像よりも強力だったようです。
364編集者:03/11/28 22:28 ID:???
>>363
投票が少なかった為、実際の票数に3をかけま
365新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :03/11/28 23:01 ID:???
>>363
どうやら当時から能力の断片が出ていたようだな。
36636:03/11/28 23:11 ID:???
「数学」もらった者だけど、俺死んだんじゃなかったのかw
367溶解・メルト:03/11/28 23:41 ID:???
>>366
美形は死なない!
368マロン名無しさん:03/11/29 00:34 ID:???
>>366
死んで復活→パワーアップ( ゚д゚)ウマー
の王道パターンだな
369新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :03/11/29 21:55 ID:???
>>279みたいなのを作りたいが、果たしてどうやって作ればいいのか…
370元道士:03/11/30 02:31 ID:???
>>367
心臓刺されなきゃ平気。
371聖域八殺:03/11/30 17:50 ID:???
東国の衣装を纏った大男が、印を結ぶ。
たちまち警官の集団が何かに抗しきれずに潰れ、クレーターが出現した。
年端もいかぬ少年が、スケボーのような板で宙を舞う。
別の警官達が首をかきむしり、白目を剥いて気絶した。

「どうよ?」
「…どうよって、まあ…」
「無様なものだ。『道』を全く使いこなせていない。
 示威目的の蛮行であれど、大道芸の域を出ていない、全く無様だ」
「相変わらず『反殺』は手厳しいな」
「…それより『奪殺』はどこでこのビデオを…」
「一度目をつけた物は何でも手に入れる。『お前のものは俺のもの、俺のものは俺のもの』、ってな」

某所の一室、3人の男がこのほど起こった要人暗殺事件の映像を観ていた。
『星の使徒』と名乗るこのテロ集団は、あの一夜以降なりを潜め、さしたる混乱も起こっていない。
我々がわざわざ出向くような相手ではない、『掃除屋』とかいうチンピラ崩れの小銭稼ぎになって終わり、
というのが彼らの共通した見解だった。

ガタリ、彼らの隠れ家の立て付けの悪いドアをこじ開ける音がした。
「『不殺』か」
『反殺』と呼ばれた男が振り返りもせずに言った。
しかしそこに立っていたのは赤毛の少年、そう、147だ。
「よく解ったな」
赤毛の少年は感心したように笑う。
「お前の気配は他人と違いすぎる。絶望が腐ったような気配だ」
「そりゃそうだろう。俺はもう死んで、そのうえ死ねないでいるのだから」
刹那、147の全身から力が抜け、背中から人型の朦朧とした存在―――233が出現する。
372聖域八殺:03/11/30 17:51 ID:???
「聞いて驚け、『無』のクワァラを見つけた。」
「…それだけじゃ…」
「わかるか?『煙殺』。そうだ恋人だついに恋人を見つけたんだよ!
 『聖域八殺』のお前達七殺をもってしても殺せない『不殺』の私を殺してくれる恋人が!
 だが彼は『まだ』私の愛に応えるだけの力を持っていない!最高に悲劇だ!絶望の絶頂だ!」
「無様だ…その『恋人』にかまけて下ッ端の147の体に乗り移ってまで」
「勃起してるのを見せつけたかったのか?」
気を失っている147は、確かに股間が隆起していた。
「そうとも!私の不定形の存在は不定形故に舌足らずだ!
 不定形故に完全なる死を望む!だが私と彼の恋の果実は青い!青すぎる!
 オアズケをくらった童貞の気持ちがわかるか!?」
「…うわぁ…」
「しかも『恋人』は敵だ!殺さねばならないクワァラの仲間だ!
 せめて果実が実るまで、と思っていたが殺さねばならないんだよ!悲劇の絶頂だ!」
「殺して、いいのだな」
「ああ、他の四殺にも伝えとき。クワァラの仲間もろとも殺せ、ってな。」
「…相手は何人…」
「知ったものか!殺せ!殺せ!殺せ!私のくらったオアズケを皆に等しく分配してやれ!
 万人に等しく愛を!須く死を!遍く絶望を!そのための『聖域』!そのための『聖域八殺』!」
狂った笑いが、無機質な部屋にこだました。
373新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :03/11/30 20:02 ID:???
少し書いて見た。

 あるビルの一室。
 数人の人物が、円卓を囲んで厳かに話していた。
「…それで、現在『ヤツ』はどうなっている。すでに、場所の目星はついているんだろうな?」
奥の席の、全身黒ずくめの男が口を言った。その口調は静かだったが、若干の苛立ちが含まれていた。
「い、いえ…奴は思った以上に狡猾で、我が部隊による捜索をも掻い潜っています…」
緑色の仮面の人物が言う。
「フン、矢張り貴様に任せたのが間違いだったな…『緑猫』よ。分かっているのか?あいつは『アレ』を持って逃亡している。もし適正な人間に与えられたら、非常に困るのだよ」
「も、申し訳ありません!しかし今なお捜索中です。必ず奴を…」
「もういい!」
 黒ずくめの男は机を拳で叩いた。『緑猫』と呼ばれた人物は震えおののく。
「…ボス。ここは道士投入の許可を」
と、赤髪の男が言った。黒服の男はため息をつく。
「やれやれ、まさかあんな下っ端のために、道士を使わなくてはならないとはな…ところで、奴の名はなんだったか…」
それに、青い服の人物が答える。
「…コードネーム『蒼目の道士』…神氣湯供与者歴2ヶ月でした…」
「まさかこんな愚行に出るとは予想できなかったな…僕の『目』でもね…」
片目を髪で覆った人物が言う。
「いいか、何としてもあれ―ナノマシン『サタン』は取り戻さなくてはならん…Cクラス道士の使用を許可する。探知系を使え」
「了解。では『ローマ』を行かせます…それからボス…『白猫』の目撃情報が入りました」
と、赤髪の男が言うと、その場の全員が一瞬ハッとした。
「こんな時に…まさか奴が再び…そちらは引き続き調査を続けてくれ…」
「了解」
 彼らは、暗い部屋から出て行った。部屋には『ボス』と呼ばれた黒ずくめの男が一人残った。
 彼はブラインドを開けた。オレンジ色の日没の光が、部屋に差し込んだ。外に広がるのは、天に届こうかという高層ビル群。
 それを見ながら彼は思う。
(白猫…旧『七色の猫』をたった一人で壊滅させた、『伝説の掃除人』…奴は危険だ…)
374272:03/11/30 21:53 ID:???
>>371さん&新手の道士さんお疲れ〜。
何か色々複雑に絡み合ってて面白いです。

じゃあ私は修行編でも書きますか。…明日テストだけど。
375溶解・メルト:03/12/01 18:11 ID:???
乙です
376330:03/12/01 23:41 ID:???
>>374
おおっ、俺もテスト中だよーんヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ
ガンバレヨ
377マロン名無しさん:03/12/03 18:27 ID:OjA/akDx
age
378ネタ投下:03/12/04 21:14 ID:???
 文明が発達していなくて、未開発でテレビも無く、森林が多くて疫病・迷信が蔓延してそう――と
いうのが94の異大陸に対する認識であった為、電気自動車でクワァラが迎えに来た時は大層驚
いた。
 「…まさか自動車が在るとは思わなかった」
 「貴様が我等の大陸をどういう目で見ていたかは、分かったが…。これが現実だ」
 犬歯を剥き出した凶悪な笑みを向け、道士が言ってくる。
 どうでもいいが、道士の口調はここ暫くの間で大分砕けたモノになっている。
 「我が国はお前達とは違う文明の発達をしているのだ。規格は全く違うが、モノレールも電車も新
幹線も在る。はっきり言って、我が大陸が貴様等の国に負けておるのは娯楽産業と風俗関係くら
いだよ。遺伝子工学研究なんかは我等の方が上だしな」
 「…何か2回目に会った時と言ってる事が違うし」
 「違わんよ。お前も知っているとは思うが、この国とお前の国には『表向き』国交が無い。したがっ
て、お前の国に行ったのは、実は密入国だ。査察の目が厳しいお前等の国で、密入国者が外貨を
稼ぐ手段は、そんなに多くない。占い師はその少ない手段の一つだ」
 成る程。密入国なら苦労する訳である。
 車は閑静な住宅街を抜け、郊外へと向かう。
 「ふ〜ん…。……?『表向き』?」
 「そう。『表向き』だ。何事にも裏は在る――」
 「政治か?面倒な話はゴメンだ」
 「まぁ私もあまり詳しい事は知らないがな。何か上の方では色々取引が在るらしい。領地とか領
海とか」
 この辺りは農地の様である。ポツポツと農家らしき一軒家が見える。
379マロン名無しさん:03/12/04 21:20 ID:???
 「――これから行くのは、導師の道場だ。これからお前はそこで修行する事になる」
 「いよいよ、か」
 「その前に、『道』の基礎を教えておいてやろう。――道能力とは大雑把に言えば世界を自分の思
う様に変質させる能力だ。だが…作用があれば反作用が存在するように、力を加えれば反発が有
る様に、道能力を使えばその分代償を払わなくてはならない。その代償は、能力を用いる自分自身
の『変質』。世界を変えれば、自分が変わる。人を呪わば穴二つ掘れ――」
 「ちょっと待ってくれ。そんな危険な能力。どうやって修行するんだ!?」
 道士はそれを聞き、意地悪そうに笑う。
「そう焦るな。――代償は能力の"強さ"と"使用時間"に比例する。素人ほど能力に溺れ、調子に乗
って自滅する。…そう、147の事を思い出しているな?ヤツは傘を差していなかったんだろ?それな
のに濡れていなかった。ずっと、能力で雨を弾き続けていたんだ。――道能力による『代償』は、個
人個人のその能力により異なるが、道能力を使う者にとって共通の『代償』もある。…精神の高揚
だ。能力使用時間に比例して、気持ちが高ぶってくる」
 それであんなにテンションが高かったのか。
 「…あんたの『代償』は?初めて会った時、普通に壷を消してたけど――」
 「記憶とは何か分かるか、94?」
 「はぐらかすなよ」
 「私の能力に関係する事だ。代償を理解するには結構重要な例なのだよ。…『記憶』とは何の事だ
か分かるか?」
 「……過去の出来事を…。え〜…。…覚えている事…?それを思い出す作用…ああもう分からん!」
 「ハハハ…。まぁそんなところだろう。私が思うに、記憶とは『過去』の蓄積だ。――例えばそこいら
に転がる小石。現在は小石だが、昔はでっかい大岩だったりするかもしれない。それが川に流され、
洗われ、削られ、転がり、磨耗し、砕かれ、磨かれ――出来たものがその小石なのかもしれない。
――それを知るのはその小石だけだ。だが小石は過去を持つかもしれないが、語る事は無い。思い
出す事も無い」
 「…本当に関係有るのか?その話…」
380マロン名無しさん:03/12/04 21:25 ID:???
 「関係有るのさ。――過去を想い、過去に遡行する事が出来るのは人間だけだ。…これはこの
脳味噌のお陰だ。石ころにはそれが無い。――動物になった事は無いので知らないが、連中は
『現在』と『過去』の区別は無いらしい。物事を時系列順に並べ、整理する事は出来ないそうだ」
 「へえ」
 「とまれ、そこいらの小石だろうが朽ち掛けた犬小屋だろうが新品のCDだろうが、空を舞う鷲だ
ろうが地を這う大蛇だろうが生まれたばかりの赤子だろうが――"脳味噌が有っても無くても『記
憶』は有る"のだ」
 「……つまり…。つまり、それを消すって事は――。あんた、物を消す替わりに記憶が消される
――!?」
 「なかなか理解が良い。だが惜しいな。俺の支払う代償はもう少し軽い。――『消したモノの過
去が俺の記憶になる』それが俺の能力の反作用だ。壷を消せば壷の、人を消せばそいつの一
生分の記憶が、この頭に流れ込んで来る」
 他人の一生分の記憶。幸福。苦痛。絶望。愛情。憎悪。憐憫。希望。恐怖。感動。秘密…。
 「……耐えられるのか?」
 「その為の修行だ」
 涼しい顔で道士は言うが、彼には、94には想像する事すら難しい苦悩があったであろう。考え
ただけでも体が震える。
 「――止めるか、修行」
 「…正直言って、挫け掛けたが。――だが、ここで止めたら。ここで止めたらあんたの『今まで』
をも否定してしまう様な気がする。それは――嫌だな」
 「そうか――。……」
 クワァラは何か喋った様で、唇が動いたが、聞き取る事は出来なかった。だが恐らく「アリガトウ」
と言ったのだろうと云う事は、想像出来た。
 その後は他愛の無い話をしながら車を走らせる。導師の道場に着いたのは、5分後だった。
381マロン名無しさん:03/12/04 21:30 ID:???

 「導師のハイセンだ。君の事はクワァラから聞いているよ」
 真っ直ぐな眉、猛禽類を思わせる眼、すっきりとした鼻梁を持った初老の男が94達を出迎えた。
釦の替わりに幾つかの紐がついた、変わった服を着ている。
 「94です。よろしくお願いします」
 頭を下げる。この国――クワァラの言では『ゲヴァント』というのがこの国の名称だということだ。
「器用な・達者な」という意味を持つ語だと云う事もついでに教えてもらった――では、目上の者に
は頭を下げるのが礼儀で、礼儀を守らないものは嫌われるらしい。礼儀を守らないものが嫌われ
るのは何処の国だろうと同じだろうが、94の育った国――こちらは『アンヴァンティ』と呼ばれてい
る。『機略に富んだ』という意味だ――よりも厳しいとの事だ。
 「では、先生。94、しっかり学べよ」
 「うむ」
 「ああ、ありがとう」
 クワァラが去り、道場の中へと入る。道場の中には幾つかの机と、大きな黒板が在った。道場と
言うよりは、教室と言った方が近い感じがする。
 「――作用と反作用については、既にクワァラから聞いているな?」
 「はい、先生」
 「よろしい。では講義を始めよう」
382マロン名無しさん:03/12/04 21:36 ID:???


 ――道『能力』とは言うが、その実態は『術』。『技術』である。したがって、研鑽に
より上達する事も、怠惰により萎縮する事も有る。だがしかし、道能力には反作用
が有る。一体如何やって「研鑽」すれば良いのか?
 「…分かりません」
 ――道能力は『世界を変質させる力』だ。自分は『何』を変質させようとしている
のか。どの様に変えようとしているのか。どうやってそれを実行するのか。代償は
何か。それを意識する必要が有る。
 「…『世界』を知らなければならない…ということですか?」
 ――その通りだ。能力を使わずして能力の向上を図るには『世界』を、そして『自
分』を『識る』必要が有る。例えばこの机を破壊したいと思う。この机の材料は何
か。その材料の性質はどの様なものか。どの様に破壊するのか。真っ二つか。
粉々か。バラバラか。自分の道能力でそれは可能か否か。可能だとしてどの程度
の力を加えなくてはならないのか。必要充分ではなく必要最小限の力はどの程度
か。その代償を自分は支払う事が出来るのか絶えずそれを意識し最短の時間で
実行出来る様にする。それが「研鑽」だ。…君の能力は『悪霊(レイス)』か。人型の
像が見え、人と同じ行動が出来る。攻撃力は高い…。ふむ…。
 「何か?」
 ――似たような道能力を発現させた人間の例が、二人記録に残っている。一人
は男、一人は女。だが二人ともその反作用は共通しておった。
 「どの様なモノなのですか?」
383マロン名無しさん:03/12/04 21:44 ID:???
 ――先ず、道能力を使用する事による精神的な高揚。これは全ての道能力者に共通する。
そして、ここからが彼等独特の代償なのだが…。動体視力の向上、身体能力の向上、筋肉の
質の変化…具体的には、同質量の筋肉でも筋力は増大している事が分かった。そして、判断
力の向上、記憶力の向上、計算能力の向上、等々.・・・
 「――良い事の様な気がしますが…」
 ――そこまでならな。だがそれらの利点は須らく『脳』に負担が掛かる。その結果、常人の数
倍の睡眠時間、栄養を必要とすることになった。また、動体視力の向上、判断力の向上等は
周囲の人間との「ズレ」を生じさせた。男の方は『周りの人間がまるで動かない様に感じる』とま
で言ったそうだよ。
 「……」
 ――女の方は男よりも後に生まれ、その記録が残っていたからそこまで症状は進まなかった
らしい。だがそれでも『周りと合わせるのは苦痛だった』と証言している。しかしまぁ、結構幸せ
な人生だったようだ。20年前に67歳で亡くなっている。実年齢は90歳代だと診断されたそうだ。
…男はどうなったか気になるか?男の方はその後、長い道士の歴史の中でも、類稀な記録を
残している。
 「それは一体…?」
 ――道能力が変化した。本来道の能力は一生涯変化する事は無いのに、だ。では、如何変
化したか?実を言うと、彼は未だ死んでいない。今も国立の病院で眠り続けている。御年なん
と265歳。67年前からずっと眠ったままだ。『睡眠(スリープ)』と名付けられたその能力は『死ぬ
まで眠り続ける』。反作用は『年を取らない。運動しなくとも筋力の低下は無い。その代わり、
消費する栄養は常人の2倍』。
 「……」
 ――怖いか。そうだろうな。だが彼の生まれた時代は、世界は明るくなかった。だが今は違う。
分子構造も宇宙の寿命も力学も科学も分かる。『世界』について効率よく学ぶ事が出来る。
 「…学ぶ…?」
 ――うむ。

 「取り敢えず基礎数学からやるか?それとも生物学か?材料学?」
 「……そうきたか」
 94にとって、地獄の暮らしが始まろうとしていた――。
384272:03/12/04 22:20 ID:???
元ネタである筈の黒猫の設定を無視しまくっているような気がするのは、
恐らく気のせいです。気のせいに違いありません。
と云う訳で以下前記雑文の元ネタ紹介。

反作用云々について:
「能力を使いすぎると限界を迎えて老化」という黒猫の設定自体が『バビ
ル2世』のパクリな訳で。そんな理由で勝手に設定変更。ギャンザ・ジ・
アフロヘア(黒猫の1巻あたりで自滅していたヤツ)さんは能力の使い過
ぎによる反作用の結果、老けたと云う事にしておいてください。
クワァラの反作用:
「モノを消すと記憶が消える」能力は、『烈火の炎』で既にあったので、ひ
ねってみました。少しだけ。記憶がどうこう言うのは京極作品から。
修行が座学:
ラノベの『魔術師オーフェン』シリーズで「制御されてなきゃ魔術じゃない」
てな台詞がありまして。「魔術制御理論」とか出てきて、面白いな、と思っ
たので自分なりにひねってみました。少しだけ。

そんなんですけど続き書いてくれる人募集。
385マロン名無しさん:03/12/05 19:07 ID:???
神、乙です!修行編の始まりですね。頑張ってください。
私は神の降臨を待ってこのスレに居座りますよ。
386新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :03/12/06 14:57 ID:???
乙。
小説保管や道分析のサイトを作ろうかとも思うが、まだ早いかな。
387マロン名無しさん:03/12/06 17:07 ID:???
一桁目〜五桁目:破壊力、スピード、射程距離、持続力、精密動作性
        プラス:∞
        スラッシュ:なし
        数字:E
        n〜z:D
        a〜m:C
        N〜Z:B
        A〜M:A
六桁目:成長性
    プラス:完成 後は一桁目〜五桁目と同じ

七桁目:発動方法
    大文字:接触発動
    小文字:無条件発動
    数字、プラス、スラッシュ:条件発動

八桁目:能力分類
        プラス、スラッシュ:時間・運命・空間操作系 例:ゲート
        数字:物体変化系 例:イロード、ショット
        r〜z:精神系 例:メルト、イリュージョン、ドクターの道
        j〜q:情報処理系 例:コピー
        a〜i:物質操作系 例:ヘア、ブラッド
        R〜Z:エネルギー変化系 例:ヒート、グラビティ、エアー、フリーズ
        J〜Q:具現系 例:イマジンブレード、インセクト
        A〜I:肉体変化系 例:ビューティフィー、インフィニティ

IDスタンド変換の案です。改善点があればよろしく。
388マロン名無しさん:03/12/06 17:11 ID:???
これでやると>>377のOjA/akDxは、

破壊力:B スピード:C 射程距離:A
持続力:なし 精密動作性:C 成長性:C
接触発動 精神系
389溶解・メルト:03/12/06 23:35 ID:Ty7htuCE
同じ幽霊ってことで>>383の女は私かな?と期待してみる

ついでにあげておく
390272:03/12/07 09:49 ID:???
>>溶解(メルト) さんには当初>>233氏の役を
やってもらおうかと思っていたら、>>27

>破壊力:なし スピード:∞ 射程距離:∞
>持続力:∞  精密動作性:∞ 成長性:完成
>>ただし、君はなにも触ることが出来ない…

とか云う制約が付けられていたので断念しました。
でもまぁそのうち幽霊役で登場していただく予定です。

391溶解・メルト:03/12/07 11:38 ID:???
ヤッター!
392新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :03/12/07 22:50 ID:???
 町の一角。路地の奥にある、ボロアパート。
 そこに一人の男が住んでいた。
 今彼、レイン・ネットはコーヒーを飲みながら新聞を読んでいた。ある掲示板でなにやらトラブルがあった、という記事を読んでいるときだった。ノックの音がした。
(誰だ?今月はまだ何も通販の注文をしていない…新聞の勧誘か?)
 コーヒーカップをテーブルに置き、レインはドアに向かった。
 ドアの外。一人のコートを着てサングラスをかけた男が立っている。
中で誰かが動く気配を感じて、一人の男がアタッシュケースを構えた。その中には銃がしこまれている。
「擬古新聞です」
と、男はドアをにらみながら言った。
「ああ、今開ける」
中から声がして、ドアが開くのと同時に、男は引き金を引いた。
ドアには風穴が複数開いた。男はドアを蹴破って、中に入った。
しかし、そこには誰もいなかった。ドアノブに紐がついているのに男が気づいた瞬間、後頭部に冷たい感触が走った。
「ずいぶん荒っぽい新聞屋だな?残念ながら、俺は今の新聞で満足してる」
 レインは男の背後にいた。
「フッフッ、流石だな…レイン・ネット…いや、こう呼んだほうがいいかな?『ホワイトキャット』と…」
銃を男に当てたまま、レインは顔をしかめた。
「その名を知ってるのか…ってことは、俺を殺しに来たのか?」
「いや、君に依頼したい事があってね。危害を加える気はないから、この銃をしまってくれないか?」
「にしちゃあ、挨拶が乱暴だな。いきなりぶっ放すとは」
「君が噂通りの人物かどうか確かめたのさ。失礼したね」
 レインは銃を男の頭から離した。
393新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :03/12/07 22:51 ID:???
「言っておくが、俺はもう掃除屋を引退した。のんびり暮らしたいんだが、たまに俺を狙ってくる奴がいる。静かに生活させて欲しいんだよ。そうさせないって点では、お前もそいつらと同じだ」
「断る前に、話だけでも聞いてくれ。私の名はスーヴェーン。ある組織にこの前までいたんだが…依頼というのは、その組織を潰して欲しいってことだ」
レインは椅子に座った。スーヴェーンにも手で座るように示す。彼はそうした。
「首にされた仕返しか?なら自分でやれ。空調にクサヤでも入れればいい」
コーヒーをすすり、レインは言う。
「最後まで聞いて欲しい。その組織の名は『七色の猫』」
聞いた瞬間、レインの目が大きく見開かれ、コーヒーを飲む手も止まった。
「そう、君が前に壊滅させた組織だ。あれが復活したってわけだ。よって頼めるのは君しかいない。すでに追っての道士が、私を追っているだろう」
「質問させてくれ。なぜお前は追われているんだ?秘密を知っているのか?」
「…正確には『持っている』…とっておきの秘密を」

 そこから少し離れた街道で、二人の人物が歩いていた。
「おいローマ、こっちでいいんだな。お前の『探知(ディテクション)』の示す方向は」
もう一人が答える。
「ああ間違いない…あの野郎の『遺伝子』はバッチリ示してくれている。あとはお前の道で始末し、例のものを回収して終わりだ。全く簡単な任務だ」

続く
394新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :03/12/07 23:16 ID:???
訂正。
一人の男がアタッシュケースを
      ↓
その男はアタッシュケースを
395溶解・メルト:03/12/07 23:23 ID:???
白猫キター*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*!!!
396マロン名無しさん:03/12/08 19:44 ID:???
乙。
>「首にされた仕返しか?なら自分でやれ。空調にクサヤでも入れればいい」
このセリフ、好きだ。
397マロン名無しさん:03/12/10 18:23 ID:a/0u8OOK
age
398マロン名無しさん:03/12/11 02:07 ID:???
sage
399新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :03/12/11 18:42 ID:???
問題。
以下の志願者にふさわしい道を与えるとしたら?

『年齢』1000
『性別』 男
『血液型』GDOYGOY
『簡単な自己紹介』 道をよこせ
『好きな食べ物』 パソコン(ノートタイプ)
400272:03/12/11 21:27 ID:???
適当に回答。
『食』(エッセン)
無生物なら何でも食べられます。
で、食べた物の能力が手に入ります。
でも無生物しか食べられません。
あと、口の大きさは変わらないので、
大きい物は細かく砕いて食べてください。
顎の力は1030hPa、歯の硬度は10(金剛石と同じ)になります。
但し歯茎とか喉とかは軟らかいままなので
よく噛んでお食べください。

破壊力:A スピード:食事の早さ 射程距離:口内
持続力:死ぬまで  精密動作性:A  成長性:完成
401マロン名無しさん:03/12/11 21:38 ID:???
『年齢』32
『性別』 女
『血液型』RH+O
『簡単な自己紹介』猫大好き
『好きな食べ物』猫
402TAO-C:03/12/12 16:58 ID:???
>>399

…『闇鍋』って知ってますか?
部屋を暗くして、鍋に入っている得体の知れないものを食すアレです。
貴方の道は、アレに似ていますね。
例えば、今まさにパンを齧ろうとしている人物、そして一冊のノートがあるとしましょう。
能力を使えば、一瞬でノートはその人の手に、パンはノートのあった位置に移動します。
そしてその人物にとって、パンがノートに、ノートがパンに見えるわけです。
…貴方の好きなノ−トパソコンは…そうですね、特大の『ステーキ』なんかに見えるでしょう。

闇鍋(ダークカルデラ)

破壊力:A スピード:A 射程距離:C
持続力:気づくまで  精密動作性:C  成長性:C

403本格的な修行の前に1/6:03/12/13 21:02 ID:???
 『修行』1日目は数学の基礎公式の理解を。2日目は例題。3日目にテストを行うらしい。
 「――3日目の試験は教科書持込『可』、だから」
 「…数学のテストで教科書持込可なら誰でも100点が取れるんじゃないですか?」
 「安心しろ。取れない問題になっている」
 ハイセンは顎に手を当てて言う。
 「…それはそれで不安ですね」
 「これは記憶力を試す内容ではないからな。道能力者に必要なのは記憶を引き出し活用する能力
なのだ。円周率を有効数字200桁まで暗記していても、自然対数の底を小数点以下1000桁まで覚え
ていたとしても、必要な時にそれを『使えなければ意味が無い』。戦闘で試されるのは記憶力ではな
く応用力だ」
 「…お言葉ですが先生、戦場に教科書は持ち込めないのでは…?」
 「君等の国では、な。我々の技術力はそれを可能にした」
 「――ええと、それはどういった意味でしょうか?」
 「ふむ。質問に質問を返すようだが、君は記憶と云うものが何か分かるかな?」
 それはクワァラにも訊かれた質問だ。なので、先程教えられた通りに答えた。
 「『過去』の蓄積、です」
 「何処に蓄積される?」
404本格的な修行の前に2/6:03/12/13 21:09 ID:???
 「脳――いや…」
 ――そこいらの小石だろうが朽ち掛けた犬小屋だろうが新品のCDだろうが、空を舞う鷲だろう
が地を這う大蛇だろうが生まれたばかりの赤子だろうが――"脳味噌が有っても無くても『記憶』
は有る"――これもクワァラの言葉である。記憶は全ての物質に有る…。
 「――体全体…ですか?」
 「その通り。つまり、『記憶するのは別に脳味噌でなくとも良い』」
 「――…え…?」
 「我が国の技術は機械的記憶装置と生体的記憶装置の融合に成功したのだ。それは電子的
『記録』を生体的『記憶』へ変換する装置!情報を効率よく『記憶』する為の器官!臓器と云う名
の百科事典!その名も『絶対情報装置』」
 ハイセンの口調は熱を帯びているが、94には興奮の理由が分からないので戸惑う。
 「…すいません、もう少し分かり易く…」
 そこで、ハイセンはしばし黙考した後――
 「『人工脳味噌』創って腹に埋めてある」
 「うわあ」
405本格的な修行の前に3/6:03/12/13 21:13 ID:???
 乱暴に言うと教科書や百科事典の内容を丸ごと詰め込んだハードディスクを盲腸辺りに埋め込む
らしい。
 「これを創ったヤツは確かに天才だった。だが偉大かと云うと疑問は残る。…何せ自己顕示欲の塊
みたいな女でね……。特許権を主張しなかった代わりに自分の半生を綴った伝記を、生産される『絶
対情報装置』に標準装備で刷り込む事を義務付けやがった。しかもタダの伝記じゃなく、出生から装
置開発までを物凄い美化して書かれた伝記だ」
 「…例えば?」
 「――『第4章 運命の人との出会い  あの人と出会ったのは美しい春の日差しの中。草花の薫り
立つ爽やかな庭園で、あの人は静かに私に微笑みかけてくれた。『今日は美しいお嬢さん――』桜色
の唇から奏でられた天使の囁きは私の心を一瞬で虜に』」
 「ストーップ!すみません申し訳有りませんもう結構です御免なさい聞いた私が悪う御座いました
勘弁してください!」
 「――ちなみにこの話は完全に妄想で、伝記中では運命の人と相思相愛なわけだが、現実にはこ
の女、『恋愛等に端を発する付きまとい行為取締り法』違反で書類送検されておる」
 つまりは妄想電波ストーカーか。末代までの恥である。
 「で、だ。『可憐』な乙女の暴走を描いた衝撃の問題作を含んだ辞書を手に入れるか、全46巻の世
界大百科事典を全暗記するか。どっちかを選んでくれ」
406本格的な修行の前に4/6:03/12/13 21:21 ID:???
 「――手術は何時間くらい掛かりますかね?」
 ハイセンに弟子入りし、4日目。テストの結果が芳しくなかった事もあり、結局『思い出しさえし
なければ問題ない』と考え、『絶対情報装置』を埋め込む手術を許諾した。今は、師の運転する
車で病院に向かう途中である。
 「ん?ああ、一瞬だ。道能力で埋め込むからな」
 「医療関係の道能力者ですか」
 「我が国の道能力者は、医療関係の能力者が一番多い。西隣の国は情報処理。南は軍人だ」
 94の国ではヤムト大陸、通称異大陸と呼ばれていたこの大陸は、現在三『国』に別れて統治さ
れている。700年くらい前までは、三国で大陸の覇権を争ったものらしいが、その頃に疫病が流
行り、戦争どころではなくなったと云う。結果三国は互いに協力し合い疫病を克服。以後は統治
単位としての『国』と云う単語が残るものの、実質的には三『国』で一つの国であるらしい。西は
インスティトゥート、南はフェアタイディゲンと呼ばれている。
 「そう言えば、道能力ってのは遺伝するモノなんですか?」
 「それはなかなか難しい質問だな。実を言うと、道能力の『才能』――神氣湯と呼ばれる特殊な
薬品を飲んだ時に反応し、能力を発現するかどうかの因子――これは遺伝しない。つまり、親が
道士であったからといって、子も必ず道士に成れる、とは限らない。親が道士でなく子が道士、
長男が道士でも次男が道士でない、と云う事も有る。そして道能力の『系統』。これは遺伝する。
つまりお前に子供が生まれ、もしそいつに『才能』があれば、お前とほぼ同じ能力を有する事にな
る」
 「――それだと両親が共に道士で、全然別の能力――例えば、片方がクワァラみたいな男、もう
一人が272みたいな女だったりしたら、どうなるんです?母親の遺伝子が優先されるんですか?」
 「うむ。――皮膚の色や髪の色、瞳の色と同じ様に、『系統』にも優性・劣性がある。反作用の大
きい能力ほど劣性、小さい能力ほど優性だ」
 危険の大きな能力は遺伝し難い、と云うことか。
 「――ここだ」
 話をしている間に病院に着いたらしい。車を駐車場に置き、医師のもとへ赴く。
407本格的な修行の前に5/6:03/12/13 21:26 ID:???
 「はじめまして、94 さん。私が、担当医師の、クリンゲルです」
 何だか妙な喋り方をする20代後半の背の高い女医が、94の担当医であるらしい。喋り方のせいか、
少々不安である。
 「はじめまして。よろしくお願いします」
 「…喋り方、が妙な のは、貴方の国 の言語を 話すのが初めて だから よ」
 こちらの不安を察したのか、女医がにこやかに話しかけてくる。
 この国に着てから会話をしたのは、クワァラとハイセンだけだったから気付かなかったが、考えてみ
れば国が違うのであるから当然言語も異なる筈である。それにしても――
 「"初めて"なんですか?結構上手いですけど」
 「はい。初めてです。――あなたも、この手術を 行えば、私達の言葉が 理解出来る様に成ります」
 つまり今は辞書を見ながら…いや、頭の中で単語・例文を検索しながら会話をしている、と云う事か。
『絶対情報装置』とやらは想像以上の性能であるらしい。
 「では、こちらの用紙に、住所と氏名と年齢と電話番号、等の個人情報と、そして、こちらの 用紙に
は氏名を 書き込んでから、その後、こちらの 用紙の所定の 位置に拇印を 押してください。朱肉と凡
例は こちらに あります」
 そう言って、女医は用紙4枚と朱肉、手を拭く為であろうティッシュを差し出してきた。
 そういえば住所は何処になるのだろう。アンヴァンディでの住所を書けばいいのか、それともハイセ
ンの住所を書けばいいのか。凡例を読むと、『本籍』と書いてある。
 「国名から書くんでしょうか?」
 「はい。その通りです」
 職業は道士見習いになるのか。それとも…。
 「職業の欄は、現在の職業を 書いてください。…94さんの場合は無職になります」
 …せめて学生にはならないものか。渋々『職業・無職』と書く。
 その他色々記入を行い、署名をし、拇印を押す。
 「――結構です。では手術室へどうぞ」
408本格的な修行の前に6/6:03/12/13 21:33 ID:???
 「――上側の服を脱いでください。…服はこの籠に、畳んでから入れてください」
 クリンゲルにより手術室に導かれ、暫く待たされた後のセリフである。手伝いの看護師らしき人物
が3人入って来た。1人は辞典サイズの、金属製の匣を携えている。あの中に『絶対情報装置』が
入っているのか。
 「…これは消毒用の薬品です。少し冷たいです。しかし、すぐ元に戻ります」
 右腹部にそれを押し当てられ、反射的に縮こまる。
 「術式中はアイ・マスクを着用してください」
 言われた通りにアイ・マスクを着ける。
 「――では、手術を開始します。一応、助手が押さえつけます。しかし、動かないでください」
 後ろから先程の看護師が肩を押さえつけてきた。顎の下にも洗面器の様な物を押し当てられる。
 「もし気分が悪くなったのなら、その洗面器に吐いて下さい」
 匣を開ける物音がし、水滴の滴り落ちる音がする。恐らく生理食塩水なのだろう。
 「少し冷たいです。しかし、暫く我慢してください」
 腹に「ねちょっ」とした感触のモノが張り付き――
 「うえぇッ!?」
 直に腹の中――内臓を動かされる感触は、何と言うかこそばゆい感じであった。が、同時に吐き気
もこみ上げてくる。口の中に酸味が広がり、花の奥がツンとする。限界だ――。
 と思った瞬間、こそばゆさが消えた。だが吐き気は消えない。
 「〇#л★Э$@ё…!……ごほっ!…ぐっげほっぐほッ!?」
 遂に吐いた。
 「はい、術式完了。お疲れ様。口ゆすぐならここの水道使ってね」
 ――女医の言葉は今まで聞いたことの無い言語であったが――何故か完璧に理解出来た。どうや
ら手術は成功したらしい。
409元ネタその他:03/12/13 22:22 ID:???
パクリ漫画の二次創作なので、元ネタくらいはハッキリ書いておきま
す。セリフとかノリは筆者が影響を受けた作品から適当に継ぎ接ぎ
しているので多過ぎて明記できませんが。

********

今回 >>405内の作中劇の参考に、と「ハーレクイン」で検索掛けたら
あまり洒落にならない事態に陥りました。騎士とか映画女優とか普通
に出て来るんですね。知欠先生はハーレクインの挿絵描きをやれば
名声を得られると思います。

『絶対情報装置』:
大元はMJという映画。たけしとキアヌが出てたヤツ。こんな事いいな
出来たらいいな。劇中では80GBくらいでガタガタ言ってた様な気がし
ます。ネーミングは「天空のエスカフローネ」の『絶対幸福装置』から。
ファンタジー漫画で、何処へ行っても一つの言語が通用するのがム
カついたので作った話です。
国名とか人名:
アンヴァンディがフランス語、異大陸のはドイツ語から。人名は、辞書
をパッと開けて、出てきた単語です。ハイセンがheissen=(〜という)
名である、クリンゲルがKlingel=ベル,呼び鈴。クワァラのみオリジナ
ルです。理由は、登場時に仏語とか独語だとか考えてなかったから。
410マロン名無しさん:03/12/13 22:52 ID:???
乙津
411新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :03/12/14 00:12 ID:???
乙。そして問題へのレスサンクス。
>>401
『拘束(リストレイント)』。道で鎖やロープなどを作り出し、
対象を拘束する。解剖など、生体実験に最適だ。
ただし、背後には注意することだ。解剖する時、正義のヒーローがやってくるかもしれない。
破壊力:C スピード:A 射程距離:D
持続力:A 精密動作性:C  成長性:C

412新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :03/12/14 00:16 ID:???
「その秘密っていうのは…?」
 レインは腕を組み質問した。
「これだ。私が『七色の猫』の研究室から盗みだした物だ」
 スーヴェーンはアタッシュケースから何かを出し、テーブルの上に置いた。
 透明な円筒形の物体だった。中には青い液体が入っていて、大きさは親指の爪ほど。
「これはナノマシン『サタン』…」
「ナノマシン?確か、超小型の機械だったか?やつらは今、こういうものを研究しているのか」
 レインはそれを指で摘み、顔に近づけて見た。
「ああ。…私の過去について話しておこう。私はナノマシンについて研究していた…誰も興味を示さず、学会でも一蹴されたがね。そこに
奴らが声をかけてきた。報酬は出す。うちでナノマシンの研究をしないか、とね。当時は研究資金はおろか、その日の食事を買う金も底を
ついていた。私は即座に承諾した。…しかし、私が医療に使用するためナノマシンを研究していたのに対し、奴らは戦闘用に使おうとしてい
る。君が潰した『旧七色の猫』は、武器のブローカーだった。しかし今は、ナノマシンと『道』と呼ばれる力で、裏から世界を掌握しよう
と企む組織となっている」
「ずいぶん大それた目標だな」
「それを知った私は、研究と中だったこの『サタン』を盗み出し、なんとか脱走して来た…もう一度言う。君には今一度、奴らを壊滅させ
て欲しい。このままではあいつらは、大勢の人を巻き込むだろう…」
「断る」
 レインは立ち上がり、窓の前に移動した。窓の外には、もう西に傾いた太陽が見えた。
413新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :03/12/14 00:18 ID:???
「俺は平和に暮らしたいって言っただろう。それに奴らがどんな実験をしようが、俺には関係ない」
「…そうか…君なら、引き受けてくれると思ったが…」
と、スーヴェーンが言ったとき、レインは下の道路に不審な人物を発見した。
一人は真っ黒いマントを着て、顔には同じく黒い布を巻いている。
もう一人は長髪で、所々に穴が開いている服を着た男だった。
(仮装パーティーか…?)
 するといきなり長髪の男が拳銃を取り出し、レインに向かって構えた。
「伏せろ!」
 レインは叫び、自分もテーブルの下に滑り込んだ。
(もう追ってが来たのか…?)
 言われたとおり伏せ、スーヴェーンは思った。銃弾が窓ガラスを粉砕した。
「くそッ、せっかくの午後のくつろぎのひと時が、お前のせいでぶち壊しだ…だが、こうなったらもっとぶち壊すしかないな…」 
 レインはテーブルの下に取り付けてあった装飾銃を手に取り、弾を込めた。
「そんな物をそんな所に…」
「いつ敵が来てもいいようにな。しかし今日の場合はお前を追ってきた奴らだ。俺狙いってわけじゃあないから、本来戦わなくてもいい奴
だ。しかし、俺の部屋を荒らしたのは許せん…というかお前もドアぶっ飛ばしたんじゃ…」
壁にかけてあったカレンダーが床に落ちた。続いて柱時計の長針がふき飛んだ。
「って、今はそんな事言ってる場合じゃあない…この『ディアヴォロ』を食らわせてやるか…奴の位置は分かるからな…」
 伏せたまま装飾銃を外に撃つ。それは正確に長髪の人物にめがけて飛んでいった。
414新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :03/12/14 00:19 ID:???
「銃声を聞けば、壁越しでも狙える…あと一人だな」
「油断しては駄目だ。あいつらは恐らく道士…何か特殊な能力があるはず」
 スーヴェーンが言ったとき、いきなりあたりは闇に包まれた。いきなりのことで、レインも困惑する。
「もう夜なのか…やけに早いんじゃあないか」
「クハハハ、スーヴェーン!銃なんかで俺たちを倒せるって思ったのかァ!?」
 外では、今銃弾をくらったはずの長髪の男が、馬鹿にした口調で部屋に向かって言う。
 彼は服の下に、特殊な防護服を着込んでいた。先ほどの銃弾も、これによりたやすく防がれてしまった。
「そして相棒の『溶暗(フェイドアウト)』で、目隠しする!これでお前は終わりだ」
(…暗くするのがあの黒いマントの奴の『道』ってやつか…?中々摩訶不思議なことができるんだな。だが、あいつらだって見えないはず。
俺らを狙うのが難しく…)
 銃声、そしてスーヴェーンが悲鳴をあげた。
「ぐァ!肩を撃たれた!…なぜだ、この暗闇の中で正確に私の位置を…?」
「『フェイドアウト』は対象にだけ暗闇を見せる能力…お前ら二人以外には、太陽の光が見えている。だが俺の暗闇は、全ての光を塗りつ
ぶす…それに例え俺たちも闇の中にいたとしても、お前の位置は正確に把握できる」
と、もう一人の黒マントの人物が言う。
(…そういえば、あいつらは何故ここが分かったんだ?もしかしてもう一人の能力は…『何らかの方法で私の位置を探知する』事なのか?
『暗闇』で相手の動きを封じ、『探知』の能力で確実に倒す…まずいぞ、こいつらは・・・)

続く
415溶解・メルト:03/12/14 00:55 ID:???
おお、神々の降臨だ
乙です
416マロン名無しさん:03/12/14 01:20 ID:???
あとでまとめて読もうっと
417272:03/12/14 15:07 ID:???
>>新手の道士 さん乙です。
418マロン名無しさん:03/12/16 05:26 ID:???
ヽ(`Д´)ノageッテンノ?sageッテンノ?
419マロン名無しさん:03/12/16 09:13 ID:???
sageてんの
420マロン名無しさん:03/12/19 06:07 ID:???
保守だぞ
421223:03/12/19 14:16 ID:???
誰か俺を使って・・・役にたたないっぽいけど
422272:03/12/19 14:32 ID:???
『振動』って、成長すれば明らかにボスクラスの能力じゃないか。
相手の体内の水分を振動させて、摩擦熱により殺害、とか。
耳周辺の空気を思いっきり振動させて、鼓膜破壊、とか。
…強すぎて逆に使い辛い !?
423マロン名無しさん:03/12/19 17:10 ID:???
>>422
負けるのが難しいぐらい強力な能力で効率悪く戦って負けるのが黒猫の敵の宿命だろ。
424溶解・メルト:03/12/21 17:30 ID:iFiOfhvo
保守
425新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :03/12/21 18:27 ID:???
「…まずいな…」
 ネットは呟いた。
(さっき銃弾が当たったのに、あいつは平気な様だった。多分、防護服か何かを着込んでるんだろう。顔の部分は呼吸とかの関係で、薄く
なってるだろうからそこを狙いたいが…この闇の中じゃあ無理だ…くそ、道とかいう能力、中々ヤバイな)
「ネット、あいつらが狙っているのは私だけだ。君は逃げてくれ。どうやら道で探知できるのも私だけのようだからな…」
「…いや、あいつらは俺の家を破壊した。許すわけにはいかない。それからしかもお前はドアを破壊してる。弁償させるまで、死んでもら
っては困るからな」
「…何を馬鹿なことを…うッ!…危ない…頬をかすっただけですんだが、段々狙いが正確になってきている…こうなったら、危険だがあれ
を使うしかない。『サタン』を」
「これか…」
 ネットは手に持ったままのカプセルを見た。
「それを飲む込めば、すぐに効果が現れる。運が良ければ、何か力が身につくだろう。しかし、もしかしたら君の肉体が崩壊する恐れが…」
「おいおい、もう飲んでしまったぞ」
「なッ!?何でそんなためらい無く…」
「使うしかないってお前が言うから…ん?な、何だこりゃあ。体がバチバチするぞ。ナノマシンは一体、俺の体に何を?」
 スーヴェーンの目からも、青い火花が見えた。
「もしかしてこれは、当たりか!ネット、そのまま装飾銃を撃つんだ!位置は分かるんだろ」
「ああ、しかし、奴らは防護服を…」
 と言ったとき、壁の一部が崩れた。外から声がする。
「よしッ、姿が見えた!…ん?スーヴェーンじゃあねえ、こいつはどこかで…そうか、お前『ホワイトキャット』か!クハハ、こんな所に
いたとはなあ!貴様を殺せば、ボスも喜んでくれるだろう!」
(やばい!とにかくやるしかないか!)
426新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :03/12/21 18:28 ID:???
 ネットは装飾銃『ディアボロ』を構えた。それを持つ手に、意識を集中する。
(何だ、この感覚は?電気が…手に集まってくる?)
「ん!?何だ?あいつの体に火花が?まあいい、ではさよならだ、ホワイトキャット!」
 ローマが引き金を引く寸前、青色の光が宙を走った。暗闇の中のスーヴェーンにもそれが見えた。
 光はローマの右胸を打ち抜いた。ローマは口から血を吹き出し、倒れ落ちた。
(な…何だ今のは!?防護服を通過してローマを貫通しただと!?危険すぎる、一時退却だ!俺の暗闇の中では、どうせあいつは狙えない)
 と、もう一人の男が逃げようとした時、もう一閃の青い光が男を打ち抜いた。
「な、なぜこの闇の中で…俺は音を出していないはず…」
「一発目の光でお前が照らされたんだ。それで位置が分かったってわけさ」
「な…俺の暗闇の中で…光は塗りつぶされるはずだ…それを上回るエネルギーだと…」
 男は地面に崩れ落ちた。それと同時に、ネットとスーヴェーンを包んでいた暗闇が消えていく。
「ハァ、ハァ…今のが何か分からないが、撃つとちょっと疲れるな…」
「…レーザーだ…ナノマシンが作り出した電流が、装飾銃に流れレーザーに…」
「おい、スーヴェーン!」
 ネットは銃を持ったまま、立ち上がった。その顔を夕日が照らす。
「さっきの依頼を受けさせてもらう。こいつらは気に食わないし、そしてなにより、ドアの修理代、いやついでに家の修理代も払ってもら
うぞ。報酬でな」
「本当か。しかし、奴らは君を再び倒そうと、道使いを送ってくるだろう」
「なあに、この力で奴らに『幸福』を届けてやるよ」
427新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :03/12/21 18:30 ID:???
 その少し後。バーで酒を飲んでいた赤髪の男が、携帯電話に向かって喋っている。
「…何だと?二人がやられた?スーヴェーン一人にか!?」
『デューラムーンから連絡が入った。すぐに途切れたが、どうやら「ホワイトキャット」がやったらしい。』
「何てこった、まさか奴が…よし、例の実験体を使用する。もう完成しているんだろう」
 赤髪の男は煙草を加え、吹かしながら言う。
『「プリビアス」か?しかしまだテストは済んでいないぞ』
「いいや、構わんさ。ナノマシン兵器『プリビアス』…ヒャハハハ…これでホワイトキャットはお終いだな!」


 ローマ ランクC 道名『ディテクション』
 デーュラムーン ランクC 道命『フェイドアウト』

死亡

To Be Continued...
428溶解・メルト:03/12/22 13:58 ID:IrFfHQIx
プリビアスに期待!!
429マロン名無しさん:03/12/25 13:20 ID:???
保守。
430マロン名無しさん:03/12/25 21:41 ID:zyWm53mz
クリスマスage
431マロン名無しさん:03/12/26 23:51 ID:???
このスレは『男』氏の立てたスレのように、志願者が来て、
やがて掲示板、任務、倉庫と出来て行く…なんて考えたけど
寂れていってるなあ。やっぱり元があれだからか…
432272:03/12/27 09:36 ID:???
今書いてる途中だからもう少し待っててくだされ。
433溶解・メルト:03/12/27 11:38 ID:TcqlDV4z
楽しみにしてます
434修行編1:03/12/29 01:52 ID:???
 矢張り――この男は使えない。
 飲み込みが良く、予想以上の成長を遂げている。情熱も有る。才能も。
 だが、それでも――この男は使えない。
 一体何時頃神氣湯を飲んだのかは知らないが、早過ぎたのだ。否。ここへ来るのが遅すぎたのか。
だが、そんな言葉遊びはどうでも良い。233を打倒する為に必要なこの『駒』は、「動かせない」と云う
事実に何ら変わりは無い。
 「…94。私が今投げた石の個数が分かるか?」
 道能力の反作用は、能力の強さと、連続使用時間に比例する。1週間に3日、半時間ずつ程度の使
用なら、高揚感以外の反作用は現れない。したがってある程度の実践トレーニングと云うモノも可能
であった。
 現在行っているのは道能力の『制御』訓練である。自らの能力を完全に使いこなす、その為の訓練。
具体的には、真正面から投げつけられた石を、能力で防ぐという単純な作業だ。
単純ではあるが、基本である。『制御』が完全でないと云う事は、道能力を無駄に使用していると云う
事と同義だ。無駄な能力使用は正しく『死』を招く。現れた敵を察知し、素早く認知し、的確な処理を行
う。その一連の流れを完全に制御する事無く戦場に立つ事は、自殺に等しい。
 「14個です、先生」
 矢張りか。
435マロン名無しさん:03/12/29 01:56 ID:???
 「……私が投げたのは17個だ」
 だが私が94に向かって投げた石は全て、『悪霊』に叩き落されている。『悪霊』が自動的に94を
護ったのだ。つまり94は『悪霊』を制御出来ていない。
 幼い頃から能力の存在を知り、認識していれば制御は比較的容易である。しかし、94が『悪霊』
を自らの能力として認識したのは最近の事だと云う。それまでは正しく「悪霊」としか認識していな
かった訳だ。20年以上「敵」だと思っていた存在を、「味方」として再認識し「世界」を構築し直す。
一朝一夕で出来る事ではない。――時間が有ればそれは可能であろう。だが奴等は――『聖域』
はその時間をくれはしまい。

 このままではあの『女』の語る『いつも通りの結末』というヤツになってしまう。

 それだけは、避けたい。その為にはこの94が必要だ。
――使えない駒を、捨てる事の出来ない駒をどの様に使うか?持ち時間は、残り少ない。
436修行編3:03/12/29 01:58 ID:???
 ハイセンの悩んでいる事は、絶対情報装置を組み込んだ自分にもよく分かる。
 ――制御が完璧ではない。道能力者としてこれ程致命的な欠陥は無い。
 だが――

 この『悪霊』は道能力ではない。俺は道能力者ではない。
 『悪霊』。ハイセンやクワァラには話していないがこの『悪霊』は
 "――お前は人の話に影響され過ぎだ"
 ――語りかける。俺の意思とは無関係に、俺に語りかけてくるのだ。
 ああ、まったくそうだろうよ。俺は確かに他人の話を信じ易いのだろう。だがそれはお前をさっさ
と追い払いたいが故だ。お前を黙らせる事が出来る可能性にすぐに飛びつくのは、お前が五月
蝿いからだ。
 "非道いことを言う。私はそれ程おしゃべりか?"
 正論しか吐かないヤツは嫌われるのだ。覚えておけ。
 "成程。だが私はこういう性格なのだ。諦めろ"
 黙れ。性格変える気が無いのならせめて黙れ。
 "私はお前が退屈だと感じない限りは話し掛けない。ハイセンが考え込んでいるから暇なんだろ?"
 確かに暇ではあった。だが他人と話す気分ではない。
 "前にも言ったが、私は『お前』だ。お前と私は別個の存在であり、全く同質の存在だ。他人ではない"
 そのお前の言葉を信じて精神科に通ったが、全く効果は無かったな?
 "その時にも言ったが、お前は別に解離性同一性障害ではない。私はお前の別人格ではない"
 じゃぁお前は一体何なんだ?
437マロン名無しさん:03/12/29 02:02 ID:???
 "――…それは私にも分からん"
 ――溜息をついて顔の向きを変え、『悪霊』を観察する。鏡にはぼんやりとしか映らないが、
直に見ると輪郭が明確になる。
 腰まで届くストレートの髪。人間よりも長い手足。細い鎖の絡みついた妙な服。荊を模した
意匠のネックレス。何やら紋章の入った手袋の上から、百合の刻印の指輪をしている。そし
て、顔を斜めに分断する翠色の線。右下側の色は黒、左上側の色は白。黄色と赤のオッド・
アイ――。
 昔は気付かなかったこの『悪霊』の細部が、最近では明瞭に分かる。何故だろう。
 「――どうした?何を見ている94」
 突然、ハイセンから声を掛けられ吃驚する。
 「あ、いや、ここら辺の地形を――」
 "慌てるなよ。変に思われるぞ"
 喧しい。
 更に言葉を重ねようとハイセンの方に体を向けようとした瞬間――ハイセンの体が宙に飛
んだ。
 「――な!?」
 そのまま物凄いスピードで彼方へと飛んでいく。
 ――何が起こった!?
 "…呆けるな。『敵』だ"
 パキン、という耳慣れない妙な音が背後で聞こえる。
 「え?」
 振り返った先には――
 「貴ィ様ァ――――ッ!!!」
 折れた刀を持つ233が立っていた。
438襲撃1:03/12/29 02:05 ID:???

 「どういうことだ?お前は私を認識していなかった。にも関わらず、私の攻撃を防げた。自動
防御の道能力だと?そんなモノが存在する訳が無い――」
 こちらの叫びを全く無視して、233が呟く。
 「――まぁいい。それはそれでいいのかも知れない。制御に拘った173があの結果ならば」
 思わぬところでその名を聞き戸惑う。173は
 "ハイセンが言っていた『睡眠』の男か。能力の完璧な制御を望み、それ故に全てを自分で
処理しようとし、そして"
 オーバーワークが反作用として働き、眠り続ける男――。完全制御故の過労。
 突然、背後で岩の砕けるような音がする。いや、この音は先程散々聞いた。飛んで来た石
を叩き落す音――
 "先程も言ったが呆けるな。敵は一人ではない。お前が動かないと私も動き難い"
 ハッとして後ろを振り向くと、杖を持った若い男――25,6といったところか。俺と同じ位の歳で
ある――が、岩場に腰掛けている。視界の下側には砕けた岩がある。巨大な岩だ。これを投
げつけて来たのか?どの様な能力なのか――
 思考はその男の声で遮られた。
 「やあ、貴方が94さんですか。はじめまして。僕の名前はキュール・テュール。テュールと呼んでください」
 「貴様等…」
 『聖域』にとって、ここは敵地である筈である。そんな所にたった二人で乗り込んでくるとは
 "余程の間抜けか、そうでないならそれだけの自信を持った実力者か"
439襲撃2:03/12/29 02:08 ID:???
 「そう敵意剥き出しで構えなくてもいいじゃないですか。我々は君をスカウトに来たのですよ」
 テュールが笑顔で話し掛けてくる。金髪の、色素の薄そうな男だ。
 「背後から殺そうとしておいてよく言うぜ」
 「ああ、すみません。自動防御の道能力だと聞いて、僕の好奇心が疼いたんですよ。許して下
さい」
 邪気の無い笑顔だ。――それだけに不気味に思う。この男は笑いながらでも、人を殺せる。し
かしそれは快楽故ではない。あの眼は――
 "――まるで昔のお前の様だな"
 『悪霊』の言葉で昔を思い出す。あの眼はあの頃の俺の目だ。何事にも希望を抱かず、しかし
絶望している訳でもなく。全てをあるがままに受け入れはするが、そこからの発展は無く――
 現実感喪失症候群。
 自分が自分でない感覚。世界の全てが自分から乖離していく感覚。
 「…私の方は寸止めする予定だったのだがな。お前は本気で殺そうとしただろう?」
 233が不満気な声で、現実に引き戻される。
 「お前は我等『八殺』ではなく『四聖』なのだから。我々のお株を奪ってどうする」
 「ははは。そういった下らない縄張り意識は組織を狂わせます。細かい事に拘るべきではない
でしょう」
 「仮にもお前は組織の幹部だ。そういった意見は思っていても口には出さないようにしろ、若造」
 駄弁ってはいるが、2人共隙が無い。今『悪霊』に殴らせたところで、避けられるのが関の山だ
ろう。
 「分かりました。もうしませんよ。――さて94さん。ほったらかしにして申し訳ない。用件を言いま
しょう。『聖域』に入ってくださ」
 「断る」
440襲撃3:03/12/29 02:11 ID:???
 「…乱暴な方ですね。人のセリフを途中で遮るなんて。しかも、我々『聖域』の活動内容も
目的も方針も聞かずに勧誘を蹴るとは」
 「どんな目的があろうが、人を殺すような組織に入る気は無いね」
 「…94。少なくとも目的は聞いておくべきだな。お前の望みも我が組織に入ることで達成さ
れる筈だ」
 突然挟まれた233のセリフに驚愕する。
 「な…ッ!?」
 「そう驚かなくてもいいですよ。我々『聖域』の仲間は殆どが貴方と似た様な少年期を送っ
ています。――能力故に人から忌み嫌われ。苛まれ。蔑まれ。絶望を味あわされ続けた者。
皆あなたの『仲間』ですよ」
 「――それで世間に復讐か?巫山戯るな。下らない被害者意識で――」
「話は最後までお聞きなさい94さん」
 先程の仕返しのつもりか俺の言葉を途中で切る。お前が最後まで聞け。
「そんな短絡的に考えないで貰いたいですね。暴力を以って世界を追われた者が、暴力で
世界を蹂躙するとでも?馬鹿馬鹿しい。何の解決にも成りはしない」
 そこでテュールは言葉を止め、こちらに身を乗り出してくる。
 「では、何を持って解決とするか?――それは'我々は何故迫害されなければならなかっ
たのか?'と云う課題をクリアすれば、自ずと見えてきます」
 ステッキを振り、大げさな身振りで空を示す。
 ――そう言えばハイセンは何処へ飛ばされたのか。
 "…先程の巨石も『飛ばされて』来た。ヤツは物体を移動させる事の出来る能力者かな"
 「――即ちそれは神の不在」
 「……何だって?」
 何か聞き逃したか?いや、何かの聞き間違いか?
441襲撃4:03/12/29 02:15 ID:???
 「おや、分かりませんか?大衆を絶対的な力で導く者が居ない事こそが、この世の
混乱の原因なのですよ」
 「混乱してるのはお前等の頭だ。――つまり何か?これはテロリストの勧誘じゃなく
て宗教の勧誘なのか?」
 「……フッ!ハハハハハ!そんな馬鹿な!貴方は、私やそこの233がた、かが宗教
に縋るとでも?」
 それは――考え難い。だが、今の先に神の不在を説いた男の言うべき台詞ではな
い。
 「――『聖域』の名が何の為に冠されているのか考えた事はないのですか?ただの
格好良さで付けられたとでも?違いますよ」

 「『聖域』は、ある方を神と云う絶対的な存在に押し上げる為に存在しているのです!」
 道士達による世界征服ではなく、一道能力者を祀り上げる事による世界征服。どち
らが無謀なのかは一目瞭然である。
 「正真正銘の馬鹿か手前ェらッ!!そんな事が出来るわけが――」
 「我等『聖域』の主、ローレンツ・クレア様の能力を実際に見ればその台詞は言えな
くなるでしょう。・・・今から丁度30秒後、この場所に雷が落ちます。しかし、我々に被害
は有りません」
 「?……雷?この快晴で?しかも無傷だと?!」
 「あと25秒。ポイントは貴方の立っている辺りですね」
 携帯電話を見ながらテュールが言う。GPSの付いたタイプの物である。
 233の方を見るが、こちらは何をするでもなく、ただ立っている。
 正気か…ッ!?コイツ等…!
 「残り15秒。…ああ、服は少し焦げますが、気にしないで。一応、耳は塞いで下さい
――5、4、3、2、1――」
 空が、光った。
442襲撃5:03/12/29 02:17 ID:???

 ……ォォン という轟音が消え去った後、視覚が徐々に回復し始めた。ジュゥゥ…と
いう音を立て、俺の立っている岩盤が焦げている。
 「信じる気になりましたかな?」
 耳は咄嗟に塞いだので、聴覚は幾分か無事ではある。それでも聞き取り難い。
 「…3人目が近くに居るんだろ。下らないペテンだ」
 「これはこれは。疑い深い方ですねぇ。まぁ、予想はしていましたが。――主はこうも
仰っておられた。私が語り終えると同時に、ハイセンが現れる」
 「――これは、如何云う事だ?」
 予言――いや、ヤツの言う事を信じれば預言か――が当たった。
 「久し振りだなハイセン」
 233が言う。クワァラとは昔会った事が有る様に言っていたが、ハイセンとも知り合い
だったか。
 『敵』が現れたと云うのに、テュールはマイペースに話を続ける。
 「そこで、233が消える」
 言葉通りに233のぼやけた輪郭が消え失せる。――この能力は『無』。クワァラか――
 「――状況の説明を。94!」
 これはどう説明すればいいのだろう?未だ理解できていない事態を他人に説明する
のは、相当な労力を要する。
 "事実のみを話せばいい。彼等が知りたいのは恐らく、目の前の男が誰か、と云う事だ"
 成程。
 「クワァラ、先生。敵襲です。『聖域』です!」
 ハイセンの方を向き、叫ぶ。――その視界の端に、吹き飛ぶクワァラが見える。
443覚醒1:03/12/29 02:20 ID:???
 「!!先生、クワァラが!」
 テュールの能力か!
 「…どうするハイセン。貴様の能力『摩擦(フィリクション)』を使わんとヤツは死ぬぞ?」
 何時の間にか復活した233が嘲笑うかの様にハイセンに語る。
 「――94。逃げるぞ。我々は圧倒的に不利だ」
 「……先生は先にクワァラを助けに行って下さい。コイツ等は――俺が倒します」
 「馬鹿なッ!死ぬ気か94!お前は――ッ!」
 「早く!コイツ等の弱点はさっき見付けました。任せて下さい」
 233とテュールが驚いた様にこちらを見る。
 「……必ず生きて戻れ。倒せなくても責めはせん。お前には未だ教えていない事が沢
山あるからな――」
 跫と共にハイセンが去る気配を感じる。
 「…これはなかなか愉快な事を仰る。流石に我等が主もこれは予言されていませんで
したよ。――我々を倒す?ハハハハハハ!」
 「クックック!さっきの雷で頭がショートしちまったか!?コイツは傑作だ!!」
 2人は好き勝手に笑っている。だが隙は無い。
 ――関係無い。隙が有ろうが無かろうが。
 "お前のその考えは、実際はどうなのだろうな。果たして上手くいくかどうか――"
 不安ならば祈ればいい。居もしない神に向かって。
 "私の不安はお前の不安だ。未だ少し――恐れているな"
 ならば不安を感じている暇も無い状況を作り出してやる。
 俺は233に向かって歩き出す。
 ――必要なのはイメージだ。
444覚醒2:03/12/29 02:24 ID:???
 何故今まで20数年間不明瞭であった『悪霊』のヴィジョンがここ数日で明確な輪郭を
持ったのか。――それは、俺がコイツを知ろうとしたからだ。そして、『悪霊』は俺のイメ
ージ通りの格好となった。コイツの意匠は俺が決めた物だ。コイツは俺自身なのだ。俺
の分身なのだ。ならば――ならば。
 233が構えを取る。アンヴァンティではあまり流行っていなかったが、隣国のスヴニー
ルでは流行ったらしい、有名な拳法の型の一つであった。
 「来るか?94。お前は生かして連れ帰るように言われていたが、それも最早叶わぬ。
この私に相対して、この私に敵対して生きて帰られる訳が無いではないか!お前の選
択肢は最早唯一つ」
 相手の射程距離の一歩手前まで踏み込む。
 「唯一つ、死だけだ!!」
 233は一気に距離を詰め、拳を突き出してくる。
 疾い。かわせない。死角を突かれ、防御も出来ない。だが――
 俺の体には当たりもしない。
 「――何ィィッ!?」
 233の拳は、確かに『俺』の胸を貫いていた。だがダメージは無い。それは『悪霊』の
ヴィジョンだからだ。

 "私は『お前』だ。お前と私は別個の存在であり、全く同質の存在だ"

 ならば俺が『悪霊』でアイツが『俺』でも全く問題は無い。

 233の攻撃が俺に当たる瞬間に、体を入れ替えた。

 俺は『悪霊』に。『悪霊』は、俺に。
 233は俺に攻撃を仕掛けたが、攻撃が当たったのは『悪霊』だ。
 ――今だ、殴れ。全身全霊を込めて。
 『悪霊』は命令を実行した。
445覚醒3:03/12/29 02:27 ID:???
 意外な事に断末魔の悲鳴は無く、233は消滅した。
 「――さて。次は貴様だ」
 「…悪役の台詞ですよ、それは」
 テュールは別にショックを受けた風でもなく、淡々としている。矢張り奴は、昔の俺と
同じ様に
 "現実感喪失症候群――"
 「何なのですか?貴方のそのチカラ――」
 「さあな。だが道能力ではないらしい」
 「馬鹿な」
 「道能力が在るんだ。別の力が在ってもおかしくはあるまい?」
 「――成程。主が貴方に拘るわけです。しかし――私に勝てるとお思いですか?」
 「勝つさ」
 周囲に在る小石が、突然94に向かい、高速で飛来する。
 「オラオラオラオラオラオラオラ――ッ!!」
 『悪霊』は難無く全てを叩き落す。
 「――確かにその様で」
 この事態にもさしたる感慨は沸かないのか、テュールは全くの冷静である。と、言う
より周囲で起こっていること全てに現実感が無い為、受動的にしか動くことが出来な
いのだろう。本当に冷静であれば、この時点で逃げを打つ。
 突然、体が後ろから引き倒され、背中を強打する。背骨を打ち、呼吸が止まる。
 「がっ…!?」
 「…あまり調子に乗るなよ。この私に、『四聖』であるこの私に!この『移動(ムーヴ)』
に『勝つ』などと云う事が出来るものか!!」
 『移動』――俺の体を重力の中心に『移動』させているわけか。だが、押し付けられて
いるだけなので、大したダメージは無い。ジェットコースターで感じる最大加速度よりき
つい位の感じでしかない。最初に倒された時に、頭と背骨を強打したのが最大のダメ
ージか。
446覚醒4:03/12/29 02:31 ID:???
 「只の'村人A'の分際で――!この私に歯向かうな――ッ!!」
 突然、上向きに引っ張られる。
 ――アイツは昔の俺とは違うらしい。恐らく奴は、眼に映る全ての人を、物を、銀幕の
中のキャラクターや大道具、小道具としか認識出来ない。だから、そのキャラクターが
自分の思い通りに動かなければ、怒る。制裁を加えなければ気が済まない。小さな劇
場の支配人。
 そんな事をぼんやりと思う。
 上向きに加わっていた力が向きを変え、今度は下側に向けられる。
 ――力の掛け方が大雑把だ。奴は対象をイメージで包囲して、その範囲全体に力を
掛けている。ならば、脱出は容易い。
 先と同様に『悪霊』と俺を入れ替え、力から脱出する。
着地の衝撃は、地面を『悪霊』で殴る事で緩和する。
 「――何故だ?何故死なない――ッ!」
最早制御もままならぬのか、半身が強く後ろに引かれるだけで、倒れるほどではない。
 「もう、寝ろ」
447覚醒5:03/12/29 02:35 ID:???
 『悪霊』ではなく、俺自身の拳をテュールの鳩尾にのめり込ませる。
 俺とは違う心の闇を抱えていたが、矢張りコイツも、『もう一人の自分』だったのだろう。
或いは在り得たかも知れない『もう一人の自分』。
 "他人は誰もがそうだ"
 ならば233も俺だったのかも知れない。272やクワァラやハイセンも。俺がかつて道端で
会っただけで殺そうとしたあの男も。確か間抜けなコードネームを持っていた、妙な掃除
人。俺をこの世界に引き戻してくれた恩人。多分あの男の性格ならば、既にこの事件に、
『聖域』に関わっているだろう。そんな気がする。今度電話を掛けて訊いてみよう。
 遠くにクワァラとハイセンの影が見える。無事を知らせる為に手を振る。
 奴等の恐ろしさを伝えなければならない。悉く当たる未来予知。防ぐ手立ては在るのか?
 ――恩人、レイン・ネット。あの男は今どうしているだろうか?
 唯、そんな事が気になる。


←To be continued...

    233:道能力名『不死』…死亡
テュール:道能力名『移動』…気絶
448溶解・メルト:03/12/29 12:09 ID:jFU7Zo2D
クールですね!そして繋がった!
449新手の道士 ◆ZTklEzKvB6 :04/01/01 00:44 ID:???
乙。そして明けましておめでとう。
450マロン名無しさん:04/01/01 03:52 ID:vLM40zdL
志願するかな
451神{道士} ◆glkzmbQ8Hw :04/01/01 05:55 ID:???
1/1に>>1が来る
452マロン名無しさん:04/01/01 06:05 ID:???
>>451
目覚めた
君は君の近くにある金属を思いのままに操作できる
私が今まで見てきた中で最強の部類に入る能力だ
詳しくはXメ○2でも見てくれ。パクってないよ。
453神{道士} ◆glkzmbQ8Hw :04/01/01 06:07 ID:???
>>452のレス先は>>451>>452は私だ。一応。
454神{道士} ◆glkzmbQ8Hw :04/01/01 06:09 ID:???
>>453

>>451×
>>450

まじごめん。
455272:04/01/01 10:24 ID:???
あけおめ。
悪霊の能力は思い付きです。
「スタ○ドに意思を持たせたらどうなるか」的な思考の末、暴走。
どうせこの後も2転3転するでしょう。ストーリーでなく設定が。

ここまで好き勝手に書いておいてなんですが、
このまま突っ走って本当に良いのでしょうか?
456マロン名無しさん:04/01/01 14:12 ID:???
>>455
俺は突っ走っていいと思う。屋内で対戦車砲ぶっ放すくらいの気持ちで。
457溶解・メルト:04/01/01 15:05 ID:???
どんどん突っ走ってくださいな(・∀・)
458新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/01/01 18:37 ID:???
 赤髪の男―『レッドキャット』は、バーで数時間過ごした後、千鳥足であるビルへと向かった。そのビルは、表向きには製薬会社という
ことになっている。しかしその裏の顔は『七色の猫』の本部だった。地下には、映画に出てくるマッドサイエンティストの実験場さながら
の施設があり、そこでスーヴェーンも数日前まで働いていた。
「全く…手間取らせやがって、スーヴェーンの野郎…まっ、あの『プリビアス・ナイト』の手にかかれば…くっくっく…奴など一瞬で肉塊
と化す…ハッハッハッハ」
 酒が入っていたこともあり、レッドキャットは大声で笑った。その声は人気の無い通りにこだまする。
 彼はカードキーでドアを開け、エレベーターで地下へと下りた。そこには巨大な猫の像がある。彼が猫と目を合わせると、壁が左右に開
き、研究施設への入り口となった。レッドキャットが入ってくるのを見て、一人の研究員が興奮した様子で話しかける。
「あっ、レッドキャットさん、大変です!プリビアスが脱走しました!」
「な、なんだって―――!?」
 レッドキャットは酔いが一気に醒めてしまった。すかさず質問する。
「ロックをどうやって解除した!?網膜センサーを潜り抜けてここを出るのは不可能のはずだ!」
「いえそれが、どうやらナノマシンを使ってハッキングしたようです。それでロックが解除されたんだと…」
「そんなことができると分かっていて、なぜちゃんと見張っていない!?」
「それが、ちょっと目を離した隙に…洗脳手術の直前だったので、準備に人手が…」
「もういい!今は警備体制について議論している場合じゃあない!さっさと奴を探し出せ!俺は駅に行くから、お前らは周囲を探せ」
 そう言うとレッドキャットは、今来た通路を引き返し、再び地上へと向かった。
「まずい…あいつは元々我々に非協力的だったから、洗脳を施す予定だった…その前に逃げられるとは、dでもない失態だ。こりゃ、減給
を覚悟しなくてはいけないな…いや、それより…あいつは最新のナノマシン技術が使用されている…敵に回ったら非常に困る。早急に捕獲
しなくては」
 エレベーターの中でレッドキャットは、一人で呟き続けていた。
459新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/01/01 18:38 ID:???
「で、レイン。その君の仲間っていうのは、本当に協力してくれるのか?」
 スーヴェーンが、隣の席のレインに聞いた。彼らは今電車に乗り、西の地区に向かっていた。乗客はほとんど無く、前に座っている少
女と、彼ら二人だけだった。
「ああ、多分俺が頼めばな。なるべく仲間は多い方がいい。しかし、あいつは短気だから、あんまり刺激するようなことは言わないことだ
な」
 二人は『七色の猫』と戦うため、レインのかつての仲間に協力を要請しに行くところだった。
「ところで…あんたもあの能力…『道』って言ったな。使えるのか?それから、あいつらのうちどれくらいが使えるんだ?」
「ああ。ここで『七色の猫』について、少し説明しておこう。君が壊滅させた『旧・七色の猫』とは構成が少々ちがっているからな。まず、
一番上にいるのがボス―『ブラックキャット』だ。こいつの正体は、限られた人間しか知らない。そして幹部が六人いる。こいつらは全員
道使いで、しかもその実力もかなりのものだ。その下にいるのが、私のような『研究者』や『供与者』だ。ここにいる道使いには、二つ名
がつけられている。ちなみに私は『蒼目の道士』だ。入るときに『神氣湯』という液体を飲まされ、道を身につけるわけだ。それから、こ
の前襲ってきたような、戦闘要員の道士がいる。こいつらはEからAまでランクわけされている」
「それが上の奴ほど強いってわけか?」
「いや、そういう訳ではない。この組織で評価されるのは強さではなく、実績だ。ランクAでも、戦ったらEの奴に勝てない奴も…」
 そのときレインは、前に座っている少女が、自分たちの方を見ているのに気づいた。
「ん?何だ君は…何か俺たちに用でも?」
「貴方たちは『七色の猫』と戦うつもりですか?」
 それを聞いたレインは、瞬間的に銃を抜いていた。
「お前、あいつらの手先か?答えろ」
 少女はそれを見た瞬間怯んだ。
460新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/01/01 18:39 ID:???
「い、いえ…わたしの名はプリビアス・ナイト…たった今『七色の猫』から逃げてきただけです。貴方たちと戦う気はありません…」
「逃げてきた?」
 レインは銃を構えたままで言う。
「プリビアス…?聞き覚えがあるな…もしかして君は、研究中の新型のナノマシンを使った実験体か?」
スーヴェーンが言った。それにプリビアスが答える。
「はい…わたしは戦闘用に作られ…あいつらに、戦闘を強要されてきました。そしてあいつらは洗脳を施すと…だからわたしは脱走したの
です」
「そうか。で、俺らになんの用だ。逃走用の車でも用意して欲しいのか?」
「いえ、そういうわけでは…」
 プリビアスが言いかけた時、電車はトンネルを抜けた。同時に上から、まるで何かが車両の上に乗ったような音がした。
「…おい、今のってもしかして…走ってる電車に…いや、まさかな…」
レインの質問に答えて、上から声がした。
「そのまさかだ、レイン・ネット!そしてスーヴェーンにプリビアス!三人一緒とは好都合だ。くっくっく、駅の監視カメラに、プリビア
ス、お前の姿が映っていた。後は先回りし、こうして列車に飛び乗るだけ…さあ、この俺『レッドキャット』が直々に相手してやるッ!」



 続く
461272:04/01/01 21:11 ID:???
御疲れ〜。
462溶解・メルト:04/01/01 22:46 ID:???
乙です
463マロン名無しさん:04/01/03 12:40 ID:???
キャラネタ板に立てれば、もう少し人が来たかもしれないな…
464マロン名無しさん:04/01/04 13:17 ID:???
紳士スレとかに宣伝するとか
465マロン名無しさん:04/01/05 05:17 ID:oSDrkHGt
そういえば元道士殿はどこへ行ってしまわれたんだ?
召還age
466新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/01/06 18:14 ID:???
道供与も引き続き行う。

『年齢』
『性別』
『血液型』
『簡単な自己紹介』
『好きな食べ物』

動物でも可だ。猿とか猫とか。
467マロン名無しさん:04/01/06 21:12 ID:???

『年齢』 製造後2週間
『性別』 男性型
『血液型』 なし
『簡単な自己紹介』 具道といいます。趣味は書道です。
『好きな食べ物』 食事はできません、マスター
468SS主要人物:04/01/07 14:19 ID:???
・主人公たち
94『悪霊』…本編の主人公。能力である悪霊については、まだまだ謎が多い。レインとは面識あり。
272『頭髪』…クワァラとは竹馬の友であった。聖域の襲撃の際に、死亡。
クワァラ『無』…94と出会い、その後も94を導く道士。やや情緒不安定な面がある。
ハイセン…94の師匠であり、導師でもある初老の男。道場を開いている。
クリンゲル…異大陸の女医。94に絶対情報装置を埋め込む。

・聖域(サンクチュアリ)
ローレンツ・クレア…ヴェールに包まれた組織の主。神になる事が最終目的だと言う。
233『死』…八殺の一人。どんな殺害方法でも、絶対に死ねない能力者。しかし94との闘いに敗れ、死亡。
テュール『移動』…四聖の一角。道能力のせいで迫害された過去を持つ。94に敗北し、気絶中。
147『雨』…恐らく八殺でも四聖でもない下っ端。一時、233に身体を乗っ取られた。

・掃除屋たち
レインネット…ホワイトキャットとも呼ばれる。装飾銃ディアボロを操る元掃除屋。
スーヴェーン…二つ名は蒼目の道士。元七色の猫所属で、ナノマシン研究者でもある。

・七色の猫
ブラックキャット…七色の猫ボス。詳細不明。裏社会からの世界掌握を目論む。
レッドキャット…七色の猫幹部。赤い髪が特徴。スーヴェーンの追撃を任される。
緑猫…七色の猫幹部。あまり有能ではなさそう。
プリビアス・ナイト…見た目は幼い少女。正体は、戦闘用に造られたナノマシンによる生体兵器。

ローマ『ディテクション』…戦闘要員の道士。レインネット達と戦い、死亡。ランクC。
デューラムーン『フェイドアウト』…戦闘要員の道士。レインネット達と戦い、死亡。ランクC。

・所属不明者
族長…オサと読む。主人公サイドだろうが、登場していないのでここに位置づけ。
賊『無限』…不老不死で、異大陸から神氣湯を盗んだ張本人。世界支配の野望を持つ。
151『恐怖』…94の最初の相手。幻覚の能力を見破られた後、あっさり敗北。
謎の女…悪霊に似た能力を持っていた。その生涯をまっとうし、20年前に死亡。
173『睡眠』…悪霊に似た能力を持っていたが、それが変化したため今も眠り続けている。
469468:04/01/07 14:22 ID:???
こんにちは。
あの作品が元とは思えない程、面白かったです。
にもかかわらず人が少ないので、何となく主要人物のまとめ。

過不足や間違ってる記述などがありましたら、指摘してください。
500目指しましょう。
470元道士:04/01/07 14:45 ID:???
>>467
目覚めた。
『罰』(スカージ)の道に。
能力は『罪を裁く』だ。
君の射程内で罪を犯したものの運命は自動的に操られ、それ相応の罰を受ける。
人を殴れば、必ず殴り返されるし、人を殺せばそいつも同じ方法で殺される。

生産後二週間か、この世をもっと知らないと自分が痛い目にあうだろう。
悪意が無かったとしても、単なる事故でも自分に返ってくるからな。

『罰』(スカージ)
破壊力:∞  スピード:C  射程距離:B
持続力:∞  精密動作性:E  成長性:D
471マロン名無しさん:04/01/07 15:03 ID:???
『年齢』27
『性別』男
『血液型』JET
『簡単な自己紹介』大気圏外から目薬、を成功させました
『好きな食べ物』カレーパン(但し、中身にカレーが入ってないヤツ)
472マロン名無しさん:04/01/07 16:20 ID:???
>>469
乙です。保管庫が出来たら是非入れてもらいたいですね
473272:04/01/07 23:31 ID:???
>>468
御疲れ様です。
聖域編を書いてる途中で、茄子スレに取り憑かれてました。
書き上がるのは1月中旬になりそうです。

代わりにレポートやってくれる人、募集中(嘘)
474元道士:04/01/08 18:45 ID:???
>>471
君は既に道士だったようだ。
『金剛石』(アダマント)の道。
能力は触れたものの『硬化』だ。
『硬化』された物体は『硬化』された物体以外では破壊が出来なくなる。
君が大気圏外から目薬、を成功できたのも眼球を『硬化』したおかげだったようだ。

『金剛石』(アダマント)
破壊力:なし  スピード:B  射程距離:E
持続力:E  精密動作性:A  成長性:C
475マロン名無しさん:04/01/10 13:30 ID:zgwe7E3p
『年齢』 二拾歳
『性別』 御賭鼓
『血液型』 栄
『簡単な自己紹介』悪拿架螺夜!世露死苦!
『好きな食べ物』 活安芸氏高嶺弟刈田物覇病雌螺零名井是!火狒狒
476新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/01/11 21:46 ID:???

>>475
『文字(ワード)』…
道をデジタル化して、ネットに進入させることができる。
そして文字を『変換』させる。…と言っても、内容が変わるわけではない。
『ひらがな』『カタカナ』『漢字』『ローマ字』と、変換させることができるというわけだ。
わたしにたいしてつかっているのか?
…このように、しょうしょうよみにくくなってしまう。かいじょしてくれないか?

『文字』(ワード)
破壊力:なし  スピード:A  射程距離:A
持続力:A  精密動作性:A  成長性:C

そのうち、例えば「来た」を「キタ―――( ゚∀゚ )――」と変換できるように、
成長するかも知れない。
477新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/01/11 21:50 ID:???
それにしても、『男』氏のスレは凄い伸びだな。
まあ、ゆっくり進行するのがこのスレのいい所だ…と思う事にしよう…
478{女}:04/01/12 00:35 ID:???
呼んだ?
479新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/01/12 19:32 ID:???
>>478
いや、呼んでないが…
というか誰だ?
480元道士:04/01/13 23:58 ID:???
道士は引かれ合うッ!
481マロン名無しさん:04/01/14 07:47 ID:???
ていうか俺らが引かれ合うッ!
482青目:04/01/14 15:40 ID:???
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
483華婿:04/01/14 21:53 ID:R9CTcDcV
盛り上がっているようですね。


                                   ククク
484華婿:04/01/14 21:56 ID:???
おっと、勢いあまってスレまで揚げてしまった。
強大過ぎる力を有することはかくも悲劇であるのか。
では、皆さん、メイドが呼んでいますのでこれで失礼いたします。
485新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/01/14 23:08 ID:???
>>484
新手の道士かッ!?(と言っても俺のことではない)
それにしても、今週のジャンプからは色々『採取』できそうだな…
「死神の眼」「銃弾を弾く布」「呪印の侵食」「宙を舞う刃」…いい道が出来そうだ…
486マロン名無しさん:04/01/15 21:08 ID:???
『年齢』 享年20歳
『性別』 男
『血液型』 O
『簡単な自己紹介』『男』に殺されたんで、しょうがないからこっちで
『好きな食べ物』 とくになし
487新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/01/15 22:46 ID:???
>>486
『デッドマン(死者)』…君は死んだことで、道に目覚めた様だ。
君は幽霊となって、この世に留まった。…「あの世」があるのかどうかは知らないが。
以前の『メルト』に似たタイプの道と言えるな。
『メルト』と違って物体に干渉できるが、人がいる場所に入るには、その人物の許可が要る。

『デッドマン(死者)』
破壊力:C スピード:C 射程距離:∞
持続力:∞ 精密動作性:C 成長性:完成
488溶解・メルト:04/01/16 12:30 ID:???
おお、似た道
489新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/01/16 22:13 ID:???
『火の七日間』『瘴気』『蟲』…いや、これは既出か。
とにかく『採取』完了だ…フッフッフ…
『道』はあらゆる物に含まれている。
490デッドマン:04/01/16 22:28 ID:???
>>487
おお…ありがとさん
>>488
おお…お仲間さん
491マロン名無しさん:04/01/17 10:15 ID:???
>>489
ナウ(ry
492新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/01/17 22:11 ID:???
>>491
気づいたか…中々鋭いな。
…普通は物体から『道』を取り出す事は出来ない…色々な問題があるからな。
例えば「他人の作品だから」等だが…だがもし、その枷を外す方法があるとしたら?
…おっと、これ以上は私の道を教える事になるので言えないな、フフフ…
493某サイトからのコピペ:04/01/17 23:11 ID:???


”道”の能力を使うのに必要な生命エネルギー。
すべての生命体に存在し、これが大量に消費されると死に至る。


軟氣功

氣の力で細胞の働きを促進させる”道”の術のひとつ。
キョウコの”HEAT”は主に、この術を応用したもの。
ドクターは、トレインに氣を送り込む事で、
強制的に軟氣功をおこさせ、キズを治療した


内氣功

道能力者は、大きく分類して二つに分けられる。
キョウコやシャルデン、ギャンザのように、体内で氣を操るのに長ける
”内氣功型”と、クリードやドクター、シキのように体外に気を放出して使う”外氣功型”。
別にどちらの能力が優れているという訳ではない。


異大陸

謎に包まれた未開の大陸。
”道”の発祥の地と言われている。


道士 (タオシー)

異大陸において、古の力、”道”を現在に伝え続けてきた存在。
道能力に必要な神氣湯の精製知識を持つ。
494おまけ・トレインのデータ:04/01/17 23:12 ID:???
誕生日 4月13日 年齢 23歳 血液型 O型
身長 175cm 体重 65kg
職業 掃除屋
装備 装飾銃”ハーディス”(装弾数6発 重量2.5kg オリハルコン製)
好きなもの ミルク、海鮮料理(基本的に食べ物の好き嫌いはない)
苦手なもの 女の涙、害虫(ゴキブリ、ムカデなど)
利き腕 両利き(もともとは左利き)
特技 どこでも寝られる、変装
備考 行動はストレートで、自分の信念は決して曲げない性格。
彼の首輪は「自分を飼い慣らせるのは自分だけ」という信念の表れである。
ちなみに視力は両目とも6.0。
495マロン名無しさん:04/01/18 01:24 ID:???
カコイー
496272:04/01/18 16:06 ID:???
今更>>493の様な設定を持って来られても困るわけですが(泣)。
生命エネルギーって何だよ。
定義も明瞭にせずに曖昧な言葉使いやがって。クソ、知欠め!

――とまぁ冗談はさて置き、
このSSではそんなモノは扱っていませんのでご了承下さい。

以下聖域編本文↓
497聖域1/10:04/01/18 16:09 ID:???
 ターデル・ロース教会は、ルーティニア大陸でも多大な勢力を誇る普遍宗教の一つ
である。世界3大宗教と呼ばれるプリエール教、ウィモン嗣教、フェストリス斯団には
及ばないが、『4大宗教』ならば確実に名前が挙がるであろう宗教だ。
 そのターデル・ロース教会、フランクライヒ国総本山の教堂内に設えられた告解室。
そこに私は居た。
 目の前には――と言っても個人情報秘匿の為に、格子状の組み木とカーテンで遮
られているが――教堂の司祭を訪ねて来た女が座っている。
 「――とにかくもう、訳が分からないんです」
 吝嗇家のくせに酒好きで、物に八つ当たりする事も間々あるという夫についての相
談である。否、相談ではなく、愚痴か。告解室は自ら気付いた己の罪悪を、我等が
神に告白し、悔い改める事を誓う為に存在するのだが。
 「自分は好き勝手に行動して私の予定を無視しておいて、挙句の果てには『何で未
 だ食事を用意していないんだ!』――」
 声や口調から判断するに、相談者はまだ若い。30代後半といったところか。――私
と比べれば、世界中の人間、否、生物…否。あの『神』ですら『若い』と表現されると
いう事実は、この際無視する。
 「自分の所為で食事の支度が遅れたなんて事には全く気付かないんです!――い
 え、もしかしたら気付いているのかも知れない」
 その男は十中八九気付いていないだろう。何故なら自らを被害者だと思っているで
あろうから。
 自分を被害者であると主張し、その立場を利用する事で他人を支配しようとする連
中。彼等は言う。『自分は悪い事など何もしていないのだから、不運は他人の過失
だ。自分はもっと評価されてしかるべきだ』――。ある意味では真に幸福な連中。
 自然、テュールの事を思い出す。あの男も幸福であった。
 奴の体内には盗聴器を仕込んでおいたのだが、昨夜から何も聞こえない。233同様
始末されたか。
――いい拾い物をした。もしかすると、94は私の計画を推し進めてくれるかもしれない。
498聖域2/10:04/01/18 16:13 ID:???
 「――で、『今日は俺が料理を作ってやろう!』なんて突然言い出したかと思うと、
 台所を引っ掻き回して出来た物が――スパゲティ・ミートソース!出来合いのモノ
 を茹でて出しただけ!アナタが大嫌いなインスタント食品とどう違うって言うの?何
 で時間を計っておいて麺が延びているの?その上後片付けもせず――」
 市販されている既成のパスタを使えば、手軽に料理をした気分になれる。この話を
私が聞くのは確か5回目の筈だ。しかもそれぞれ別の人間からである。恐るべし市販
パスタ。
 だがいい加減で脱線が過ぎる。そろそろ本題に向かわせるべきか――。
 「――私は一体どうすれば良いのでしょうか?」
 促すまでもなく本線に戻った。
 ――では、仕事を始めようか。
 「貴女の御悩みはよく分かりました、お嬢さん」
 信者を『お嬢さん(マドモワゼル)』『お坊ちゃん(ギャルソン)』と呼ぶのが教会特有の
習わしである。教会の教えに従い、神の降臨を望むものは皆等しく神の御子である
から、と云うのが表向きの理由であるが、実は、私がうっかり「高齢者」にまで『お嬢
さん』等と言ってしまっても変な顔をされない様にと工夫した結果である。
 「確かに貴女は正しいでしょう。貴女の配偶者は自己中心的なのでしょう。――しか
し、それは物事の一側面でしかありません」
 「…どう云う事でしょうか、司祭様」
 「結果だけを見てはいけない、と云う事です。…確かに結果だけ見れば、貴女の配
偶者は貴女の邪魔をした事になるのかも知れない。しかし、考えてみて下さい。彼は、
貴女の邪魔をしようと思って料理を作ろうとしたのですか?」
 「――それは…」
499聖域3/10:04/01/18 16:19 ID:???
 「違うでしょう?そこには貴女への思いやりが有った筈です。結果的に貴女には害
 になったかもしれないが、その動機は純粋なものですよ」
 「し、しかし――」
 「――そう。譬えそこに愛情が有ったとしても、それが的外れなモノであるのならば
 害にしかならない。――愛情を受けたのは貴女。害を受けたのも貴女。ならば、貴
 女が彼に『的』を教えてやらなくてはなりません」
 相手に考える隙を与えず、反論があれば適当に肯定して無視し、別の話題を提案
する。詭弁の中でも最下層のレヴェルであるが、別に黒を白と言い含める程の話で
はないので、この程度で十分である。
 「貴女が寛容の精神を持ち、彼の過ちを赦し、正しき道に導いてあげるのです。そ
 うすれば、必ず貴女の配偶者も分かってくれるでしょう。大切なのは、相手を信頼
 する心です」
 「おお――司祭様…!」
 単純な説教。そんなモノを持ち出す私も私だが、騙される方も騙される方である。
 ――否。ここに来る連中は元々騙される為にここに来ているのだ。単純で退屈な
日常から乖離した『非日常』を演出する為の舞台装置が教会であり、告解室なのだ。
少なくとも私にとってはそう云う物だ。
 「貴女に神の祝福があらん事を――」
 「有難う御座います、司祭様――」
 主婦が去った。これで漸く、本の続きが読める。
500聖域4/10:04/01/18 16:25 ID:???

 ――物語が終盤に差し掛かり、いよいよ全ての謎が解き明かされる――と云うとこ
ろで、教会の扉が乱暴に開かれる。新たな来客か。カンカンと小気味良いハイヒール
の音を響かせ、告解室の中へ入って来る。口惜しいが仕方あるまい。閑職とは言え
職務中である。
 「神の園、『教会』へようこそ。本日はどの様な――」
 「――人を殺したいの」
 椅子に座るなりそんな事を言う、ハスキーヴォイスの女。声が震えている。
 この様な興奮した若者を、落ち着いた状態で家へ帰す為には相当に骨が折れそう
だ。如何いう風に宥め透かすか――
 「どうか落ち着いてください、お嬢さん。他人の命を奪うと云う行為は、これは実に重
い罪です。何故なら人の生命とは――」
 「私が殺されそうなのよ!いいからとっとと殺し屋を出しなさい !!」
 「……お嬢さん。今の発言は聞き捨てなりませんね。当教会に殺し屋などと云う、
 神の御心に反した賊は――」
 「147の紹介よ。用心深いのは結構だけど、こっちも急いでるのよ!」
 バキッという大きな音が響いた。音源を見ると、自分の手元であった。何時の間に
やら椅子の縁を掴み、無意識の内に握り潰していた様である。
 ――あの餓鬼か。せめて理由を聞いてから殺してやろう。場合によっては他にも
2,3人始末しなくてはなるまい。
 こちらの怒気を感じ取ったのか、女が後退りしたのが分かる。
 「――147を呼んで来てくれるかな?お嬢さん」
501聖域5/10:04/01/18 16:32 ID:???


 「こちらへ」
 ハスキーヴォイスの女と147を、教会の地下埋葬施設へと案内する。
 女は22,3歳か。先程の勢いは何処へやら、オドオドしている。――私好みの美女
だ。仕草も可愛らしさを感じる。場合によっては生かしておいてやろう。
 逆に147は何故か誇らし気である。――殺す時は恐怖と後悔に染めてやろう。
 ちなみに私は顔を知られたくないので、仮面を着けている。
 「――先ず聞いておきたいのだが、147。我々の事は他の誰かにも喋ったのかね?」
 「いいえ。彼女だけです。そんな、組織の事をペラペラ喋って回る様な馬鹿な事は
 しませんよ!」
 しているじゃないか。十分に甚振ってから殺すとしよう。
 「ほう。では何故、彼女には喋ったのかね?」
 「彼女も我々と同じ様な境遇だったから、です。能力故の迫害と云う訳ではないけ
 れど、我々と同じ様に世間の愚鈍な連中に虐げられてきた過去がある。我々の仲
 間としての資格が十分に有ります!」
 愚鈍は貴様だ。先ずは腕を切り落としてやる。
 「――仲間をスカウトしてくる権限は、君には与えていない筈だが?」
 「え?『四聖・八殺』には、その権限があるんでしょう?」
 お前を何時『四聖・八殺』に格上げした?貴様は一生下っ端のままだろうが。否、貴
様の一生は今、ここで終わるのだが。
 「――確かに『四聖・八殺』にはその権限がある。だが君は――」
 「233とテュールは死んだんでしょう?なら実力的に言って、次は――」
 暴走に至る経緯はおおよそ飲み込めた。矢張り功名心に逸る餓鬼は、計画に参加
させるべきではなかったか。だが、色々と因子を弄り、試してみるのが、この計画の
題目である以上、やらない訳にもいくまい。2度とはやらないが。
 私は147の片腕を切り落とした。
502聖域6/10:04/01/18 16:37 ID:???
 「――ッ!?」
 声にならない悲鳴を上げて、147が倒れ伏し、床に転げまわる。女は余程驚いた
のか、口に手を当て、青褪め、震えている。その仕草は実に私好みだ。矢張り生か
しておこう。
 「――お嬢さん。『人を殺したい』と、そう言ったね」
 女は震えながらもどうにか頷く。
 「だ…だけど、こんな…何故……?」
 どうやら少し混乱している様だ。まぁ、仕方あるまい。ならば、少し話し易い環境を
作ってやるか。
 私が指を鳴らすと、147の体が跡形も無く消え失せる。切り落とされた腕も、撒き
散らした血も。
 「なッ!?」
 「――人を殺すと云う事は重大なリスクを負う、と云う事だ。見付かり、処罰される
 危険(リスク)。返り討ちに遭う危険。復讐される危険。危険を最小限に抑える為に
 は、色々な規制を守らなくてはならない」
 コツコツと跫を立て、誰かが階段を降りてくる。ビクッとして、女が振り返る。何故
だかこの女の行動全てが、悉く私の心の琴線に触れる。2,3日中に口説き落とし
てやる。
 青褪めた顔の147が現れた。
 「いいえ。彼女だけです。そんな、組織の事をペラペラ喋って回る様な馬鹿な事
 はしませんよ!」
 先程と同じ仕草、同じ台詞。違うのは顔色と大量の脂汗だけ。
 「彼女も我々と同じ様な境遇だったから、です。能力故の迫害と云う訳ではないけ
 れど、我々と同じ様に世間の愚鈍な連中に虐げられてきた過去がある。我々の仲
 間としての資格が十分に有ります!」
 「こ…これは?」
 女が呆然とした表情で、こちらと147を見比べる。桃色の唇が震えている。今日中
に口説き落とそう。
503聖域7/10:04/01/18 16:45 ID:???
 「え?『四聖・八殺』には、その権限があるんでしょう?」
 「――『道』と云う言葉をご存知かな、お嬢さん。一般に言う超能力の一種だ」
 「噂は聞いたことが有るけど――アナタが?」
 「そう。そこの馬鹿もそうだ」
 147を指し示す。
 「233とテュールは死んだんでしょう?なら実力的に言って、次は――」
 そこで、147の右腕が千切れ飛ぶ。
 「私の道能力は『無限』。今君が見ているその現象が、そうだ」
 コンピュータの命令文、BASICで言う所のFOR-NEXT文。C言語で言う所の
DO-WHILE文。FORTRANで言う所のDO-CONTINUE文――。そういった能力である。
条件文を付け、一定の基準に達すれば、ループから抜け出せる様にする事も可能だ。
 のたうち回る147をチラチラと盗み見ながら、女は問い掛けてくる。
 「――つまり、規制を守らなければ、組織の掟を破った者には、処罰を与える、と
 云う……事?」
 頭の回転も良い様だ。147には恩赦を施してやっても良いだろう。
 「その通りだ。だが越権行動さえ取らなければ自由にやってくれて良い。組織に邪
 魔な人間を始末する事もあるが、それは別の人間の仕事だ。下っ端がやる事では
 ない」
 「その越権行動とは?」
 「機密の漏洩。それだけだ。他者の勧誘及び殺害は、特別な役職にある者以外に
 は認められていない」
 溜息を吐き、小さく震えながら、女は神経質そうに、何度も髪をかき上げる。
 「わ…私は……私の願いは…アイツを…何時殺してくれるの?!」
504聖域8/10:04/01/18 16:50 ID:???
 「希望する日時と殺害方法を言いなさい。それだけで、君を悩ませる者は存在しな
 くなる。安心して熟睡出来る様になる――」
 「熟睡――した事が無い…。私が本当に安心して眠れる日が本当に来るの…?」
 「可哀想に…。だがもうそんな心配をする事は無い。本当の安心と信頼が、ここに
 は在る。皆が安心して暮らす事の出来る『聖域』を打ち建てる――それが我々の
 目的だ」
 建前の、だが。
 仮面を外し、彼女に近付く。皮膚に触れると、少し身じろぎし、驚いた様にこちらを
見る。
 「…私より若い――女?」
 再び147の跫が聞こえる。能力を解除し、ループから開放してやる。147は疲労か
らか、その場に倒れ伏した。
 「そう――女だ。だが昔は男だった。道能力の反作用だよ」
 首筋に触れ、顔をこちらに向けさせる。
 だが私はそれを反作用だとは思っていない。これは進化なのだ。肉体を変化させ
る事で手に入る『進化』。
 彼女は少し抵抗する。
 『進化』により手に入れた、私の2つ目の道能力、『王(キング)』で彼女を従わせる
事も可能だが、人形を作った所で面白味など無い。
 「安心しなさい。我々は君を歓迎する」
 そのまま彼女の唇を塞ぐ。――と言っても数秒程だが。
 彼女は少し放心しているようで、ぼんやりと私の方を見ている。矢張り魅力的だ。
私は彼女に微笑んで見せた。
505聖域9/10:04/01/18 16:55 ID:???

 教会礼拝堂を抜け、自分の部屋に戻る。
 「――遅かったな」
 そこには幼き『神』が居る。未だ『神』に成れず地上に坐す現人神。
 ローレンツ・クレア。
 「遅れて申し訳ありません。また部下が不始末を致しまして」
 『幼き』とは言え、それは私から見て、と云う事である。目の前に居る25歳の若者
に、深く頭を垂れる。
 「――僕のこの能力…『数学(マスマティックス)』の能力は、何時になったら完成
 するのだい?」
 『数学』――全ての数字、計算式を司る能力。
 「それは未だ不明であります。能力の完成には、様々な因子が絡むものです。
 一体後何人の人間が貴方に関われば、『聖域』に近付けるのか――」
 「その事なんだが――何故、道能力者に限定する?別に普通の人間でも好いん
 じゃないのか?」
 「普通の人間は矢張り普通の人間であります。貴方様に影響を与えるのは、矢
 張り普通の人間には不可能なのですよ」
 それは、これまでの、28回の実験データより明らかである。
 「だったら、道士の『村』――というか、ヤムト大陸にでも行けば十分目的は達成
 されるんじゃないのか?」
 それも既に3度目に試した。結果、能力は暴走し、クレアは斃れ、世界の2割の
都市が壊滅した。だからこそ、彼に関わる人数を限定し、幾度も実験を繰返して
いるのだ。
 「――退屈しておるのですね。ですが、ご安心を。今日、人数は揃います」
 「…最後の1人が現れたか!」
 驚いて、こちらを向き、私の笑顔に保証され、『神』は満面の笑みを浮かべる。
 「連れて来い、セザンヌ。そいつを道士にしてやる!」
 「了解いたしました、我が主」
506マロン名無しさん:04/01/18 17:00 ID:???
 ――この世の全ては偶然で出来ている。私が生まれたのが偶然なら、クレアが生
まれたのも偶然だ。『この世の全ては必然である』とする向きもあるが、彼奴等は必
然自体が偶然の集合であるという事実には気付いていない。物理実験とて何千、何
万、何億回繰り返し、同じ結果が出ようが、十数億一回目に全く違う結果が出ないと
は、誰にも言い切れないことなのだ。『神』以外には。
 廊下を歩きながら、何度も繰り返し考えてきた事をもう一度推敲する。
 では偶然を支配するモノとは何か。『確率』だ。――ならば全ての確率を支配する
者こそが神だ。ローレンツ・クレアの道、『数学』の完成により、全ての確率を支配す
る。正真正銘の神の誕生。
 地下礼拝堂に赴き、女――ニナ・ワグナーを連れて来る。
 只の予感ではあるが――今回は全てが上手くいきそうな気がする。
 「何処へ――」
 「神の御許だ。洗礼を」
 「礼拝堂――?」
 堂には豪奢な法衣を着たクレアが居る。
 「お待たせしました」
 「うむ」
 クレアによる洗礼の儀式が始まる。儀礼は既に仕込んであるので、本格的なモノだ。
 退屈な説教が終わり、神氣湯を違和感無く飲ませる準備が整う。――誰だって、
飲んで死ぬかもしれないモノを飲みたがったりはしない。「これを飲むと超能力が身
に付く」と言われて、一見只の水にしか見えない液体を、有り難がって飲む人間も居
ない。儀式と云う体裁を整える事で、組織への忠誠心と、仲間意識を高めるのだ。
 「これを飲みなさい」
 差し出された神氣湯を、ニナは、戸惑いながらも飲み干す。
 「――御酒じゃないのね」
 「ああ。だが、これで君も我々の仲間だ」
 先程も言ったが、全ては確率なのだ。クレアの能力により、神氣湯を飲んで死ぬ確
率をゼロにする。新しい道能力者の誕生である。
 私は再び、彼女に微笑み掛ける。
 「――ようこそ、『聖域』へ」
507新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/01/18 19:50 ID:???
>>493
こんなに設定があったとは…
いや、無論私は知っていたがね…

>>464
これがトレイン君のデータか。目がいいな。

それを参考にしたレイン・ネットのデータ
誕生日 3月14日 年齢 23歳 血液型 A型
身長 173cm 体重 67kg
職業 掃除屋
装備 装飾銃”ディアヴォロ”(装弾数6発 重量2.5kg 材質不明)
好きなもの コーヒー、肉料理、(偏食・好き嫌い多し) 、虫
苦手なもの ミルク、魚介類
利き腕 両利き(もともとは右利き)
特技 徹夜
備考 回り道をする。 信念を持たず、柔軟な行動を心がける。
金さえ貰えば、他人に従う。
視力は両目とも2.0。

>>497
乙。スタイリッシュですな。
508溶解・メルト:04/01/18 20:59 ID:???
>>506
乙です。世界が広がっていくのを感じますね

ところで今日の発掘あるある大辞典のテーマは「気」らしいです
509デッドマン:04/01/18 21:23 ID:???
>>507
アンカーミス?
SS、かなり面白かったですよ。

ってか、人がいるところには許可ないと入れないんだっけ。
このスレにも許可がないと入れない?
510新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/01/19 19:09 ID:???
>>509
や、「9」と「6」が…ひっくり返っている!?まさかあいつが…

許可か…2chとかはOKだろう。店とか公共施設とかの誰でも入れる場所はいいが、
例えば部屋の中に人がいる時などは、話術巧みに入室許可を貰わなくてはいけないな。
511マロン名無しさん:04/01/19 23:26 ID:???
もし専用掲示板が出来るなら
「異大陸道番地」だろうか
512マロン名無しさん:04/01/20 21:27 ID:???
「タオ倉庫」とか?
513116:04/01/21 18:03 ID:???
久しぶりに来たら結構伸びてるのねこのスレ。
ところでこの小説みたいなのはだれでも書いていいのかい?
514116:04/01/21 18:04 ID:???
s入れ忘れた_| ̄|○
515新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/01/21 20:00 ID:???
>>511
>>512
中々いいネーミングだ…『異大陸』…作中に出てくるのはいつだろうか…

>>513
新手のSS書きかッ!いいだろう、自分の作品を晒す『覚悟』があるのならッ!
晒すがいい!
516マロン名無しさん:04/01/21 21:13 ID:???
『運命の大陸・道士は惹かれ合う』だろ
517116:04/01/21 23:25 ID:???
>>515
藻前ジョジョのナレーションみたいだな。
気に入ったぞ。
518マロン名無しさん:04/01/22 02:27 ID:???
『年齢』詳しくは不明だが恐ろしく昔にこの星に飛来したものと思われる
『性別』不明、地球の生物の定義に当てはまらない
『血液型』体液は存在しているが単なる水のようだ
『簡単な自己紹介』意思の疎通は不可能
『好きな食べ物』味覚の存在は不明だが鉱石から生きた動物までを貪る

『備考』人類の眼で見れば肉体の再生速度は非常に遅いが
    ゴム状の皮膚は異常に強度が高く傷つけるのは不可能に近い

この生物を破壊するために私に道の力を与えてください
研究所の上層部は何を考えて生かしているんだ!
これはこの星に存在してはいけない存在だ!
『年齢』 16
『性別』♂
『血液型』 A
『簡単な自紹介』もうこの悪魔の研究に耐えられません!
        文献で奴を破壊出来うる力を探していて
        異大陸と道の存在を知りました
『好きな食べ物』ブルーのアイスクリーム、味には拘らない
519新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/01/22 18:40 ID:???
>>517
フフフ…そうか、ありがとう。君の道は『磁場』かな…中々強力な道だな…

>>518
目覚めた…『デリート(削除)』…氣で銃と、円筒形の物体を作ることができる。
この銃の弾丸が命中した場所を中心とした直径30センチの球…その中の物体は、『消滅する』。
それは円筒形の物体…『ゴミ箱』に似ているな…この中に瞬間移動する。
君がこのゴミ箱を『空』にしない限り、元の位置に戻すことが可能だ。それまではまるで消えていないかのように、
生物なら痛みも出血も無い。『銃弾』は君から5メートル以上離れると消滅する。

破壊力:A スピード:B 射程距離:D
持続力:C 精密動作性:C 成長性:E

ところで、君の研究所では何を研究しているのかな…?
少々興味があるな…もし君がよければ…その秘密を私に売らないか?

520ウヒョヒョ荒らし:04/01/26 23:14 ID:???
ウヒョヒョ
521マロン名無しさん:04/01/27 01:31 ID:yk2TtuKe
破壊力:なし  スピード:B  射程距離:E
持続力:E  精密動作性:A  成長性:C


とかってジョジョのスタンドの紹介の奴ですよね?
本物の黒猫でもそんなことやってんですか?
読んだことないけど、もしそうだとしたら作者の矢吹って人、信じられない痴れ者ですよね。
教えて下さい。
522116:04/01/27 09:39 ID:???
こういう表記はしてないが、知欠先生はとんでもないお方です。
523マロン名無しさん:04/01/28 00:02 ID:???
>>522
教えてくれてありがとうございます。
いや〜、たまげました。
そうですよね!
524デリケート(”削除”):04/01/29 00:51 ID:???
研究の秘密か…能力の例だ、もう、研究は捨てた、今は追われる身だがなんでも聞いてくれ
それよりもゴミ箱を空に出来ないんだが
あとゴミ箱の容量は込める氣の大きさに関係有るのか?
銃弾はリボルバーだから最大6発までのようだが
全弾使う前にゴミ箱が一杯になってしまってな
ちなみにあの生物だが、なんとかゴミ箱に完全に閉じ込める事が出来た
あとは、空にすればこんな忌まわしい物は無くなる
だが、その方法を得るまで「ゴミ箱」を持ったまま研究所の追っ手から逃げるのは非常に難しい
私は死ぬかもしれないがせめてその前にゴミ箱を空にしなければ…
だが、もしゴミ箱を空にする前に私が死んだ場合どうなるのかだけが気がかりだ
もう、通信を切る、この通信回線ももう危険だからな
525溶解・メルト:04/01/29 14:34 ID:???
気になるじゃねぇか!ウワァァァァン
526新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/01/29 19:32 ID:???
>>524
何やら危険な状況の様だな。では、伝書鳩にこのメッセージを託そう。…多分大丈夫だと思う。
ゴミ箱の容量は無限だ。また、銃弾も自動的に補給される。君の体力が続く限り撃ち続けられるだろう。
それから、ゴミ箱は君が死んでも、中身があるのなら残り続ける。
中身は、外部から隔絶され、時間が止まったような状態になっているが…破損したら…中の物は当然出てくる。
また、空に出来ないということは…その生物が、道に対する『耐性』を持っているということなのだろう。
その『ゴミ箱』は…早めに安全な場所に隠した方がいいだろうな。
527デッドマン:04/01/29 20:06 ID:???
今更だがデッドマンズQを読んだ
そういうことかよ…
528マロン名無しさん:04/01/30 09:50 ID:???
吉良は地獄に行ったんじゃないのかと。
529マロン名無しさん:04/01/31 18:18 ID:UgSskNCb
まぐろ
530マロン名無しさん:04/01/31 18:19 ID:UgSskNCb
まぐ
531マロン名無しさん:04/01/31 18:20 ID:UgSskNCb
532新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/01/31 19:16 ID:???
最近食ってないな…鰈なら食ったが。

>>528
吉良?死神漫画(ノートの方の)の主人公の事かな…?
確かにあれは地獄逝きだろうな…

気まぐれに君に道をあげよう。口から吐いた煙を浴びた奴をトカゲにする。
名づけて『リザード(蜥蜴)』。今日採取したばかりの道だ。

破壊力:E  スピード:B  射程距離:D(風向きに左右される)
持続力:A  精密動作性:D  成長性:C
533溶解・メルト:04/02/04 11:06 ID:???
人がいませんね。毎日覗いてるんだが…
534:04/02/04 14:17 ID:???
ほんといないな…
535新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/02/04 21:31 ID:???
確かに志願者は来ないな…
ところで、マンスリーレオパレスのコマーシャルの、
「藤原紀香はついてきません」の字が、大きくなったような気がするんだが
道攻撃だろうかこれは。『ワード』の奴か…?
536デッドマン:04/02/04 21:37 ID:???
ドラゴンボールZ2(PS2)の予約特典はスカウターのキーホルダーなんだが、但し書きに、
「戦闘力は測れません」
と真面目に書いてあるのにはワラタなぁ。
537マロン名無しさん:04/02/04 21:56 ID:???
カマンベールチーズうまいよ
538116(実は112):04/02/04 23:00 ID:???
じゃあ、俺の能力の。。。
神気湯の先が見たいんだが。

『年齢』17
『性別』男
『血液型』AB
『簡単な自己紹介』 昨日、なんでも○定団でもビバップの曲かかりまくってた。
『好きな食べ物』 米

もう飲めないならいい。危険は承知だ。
539116(実は112):04/02/04 23:03 ID:???
ちなみに関係ないけど今週で18才になります
540272:04/02/05 00:33 ID:???
>>538
神氣湯の2度飲みをSSのネタに使おうとしていた俺だ。
そして、少し早いかも知れないが、誕生日オメデトウ!
541溶解・メルト:04/02/05 09:51 ID:???
>>539
おめ!


小説投下楽しみにしていますんで職人の方々応援します。…影から。
542116(実は112):04/02/05 11:51 ID:???
んじゃあ、18歳になったら過去ログ読み直して軽く一つ考えてみますね。
自分の能力は使いたくないんで誰か他の人にお願いしますがw
543新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/02/06 21:28 ID:???
>>538

お、生きているようだ…しかしすごい吐血だ。
何とか生き延びることを祈ろう…
神氣湯の2度飲みは危険というのは確かだ。そして、君は新たな力を得たようだ。
マグネティックフィールド・レクイエム(磁場鎮魂歌)…
これは磁力というより『重力』と呼んだほうがいいかもしれない。
君が触ったものは、地球上のもの全てを引き付ける。その射程は触った時間に比例し、
一瞬触っただけなら周囲数メートルだけだが…数分触れば、地球の裏側のものも引き寄せる。
そしてだ…地球も磁気を帯びている…あまり長期間使えば…世界が滅ぶかもしれないな。

『磁場鎮魂歌(マグネティックフィールド・レクイエム)』
破壊力:E〜A スピード:E〜A 射程距離:∞
持続力:E〜A  精密動作性:E  成長性:A

ところで、クリード君がリジェネーターになったようだな。
あんな奴倒せるのか?(まあ主人公のトレイン君ならなんとかなるんだろうが)
544マロン名無しさん:04/02/06 23:34 ID:???
『電撃』(サンダー)なら原子を崩壊させ(膨大なエネルギーとともに)無に帰すことができるかもしれん
『交換』(エクスチェンジ)なら自分の生命と引き換えに命をうばえるかもしれん
『停止』(ストップ)なら脳が機能を停止するまで静止させられるかもしれん
『魂』(ソウル)もより直接的に命をうばえるだろう
再生は無敵という訳ではない。ようは使い方だ。
545デッドマン:04/02/07 00:14 ID:???
再生が追いつかなくなるほどの速さで攻撃すればいいんだろ?
546新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/02/09 00:02 ID:???
細胞が一個でも残ってれば復活するかもな…
それにしてもナノマシンって何でも出来るようだな…レールガン撃ったり、羽生やしたり。
なんだったら、ナノマシン給与でもしようか?

ところで、クリード君の最終目的って何だっけ?世界征服…だったか?
547デッドマン:04/02/09 12:38 ID:???
全世界をクロノスの支配から開放すること、でしょ。
まあ、ぶっちゃけ世界征服だけど。
548新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/02/09 19:48 ID:???
全人類を一人一人選別か…面接でもするのだろうか。

ゴッドブレスは脳にレールガンぶっ放してぶちまければ倒せるのかな
(んなことやらないんだろうけど。どうせ説得するんだろうけど)

最後に…来たれ、志願者。
549磁場鎮魂歌:04/02/09 21:03 ID:???
忙しい中ありがとう、どうやらやっと体も回復したようだ。
力は少し訓練してから使うことにしよう、自殺はしたくないしね。
次会う時はSSの一つや二つうp出来るようにネタを考えておくさ。
550麻呂ん名無しさん :04/02/10 22:37 ID:HemVj6Js
『年齢』16
『性別』男
『血液型』B
『簡単な自己紹介』なんだかんだ言ってジャンプの連載はほとんど見ている
『好きな食べ物』太いうどん
551272:04/02/11 09:26 ID:???
女性の志願者募集。3人くらい。面接なし。給料なし。
552溶解・メルト:04/02/11 10:08 ID:???
それじゃこねえよ il||li _| ̄|○ il||li
553新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/02/11 18:22 ID:???
>>550
道の名は…『ファンガス(菌糸)』。
君の体表に巨大なカビのようなものを作り出し、攻撃を防御出来る。
それに触れた敵の体を侵食して攻撃することや、空気中に胞子を噴出することも可能だ。
その胞子を吸い込んだ敵は、5分で肺が腐ってしまう(君が気絶すれば解除される)
また、これの成長速度をコントロールして最大にすれば、広範囲を覆える。
しかしその場合、君自身の体も侵食されてしまう。あまり成長速度を上げないほうが無難だ。

『ファンガス(菌糸)』
破壊力:A スピード:C    射程距離:C
持続力:A  精密動作性:D  成長性:A
554振動・ヴァイブレイション:04/02/11 21:54 ID:???
最近死なないね、ってか人いないのか
555溶解・メルト:04/02/12 09:30 ID:???
私も最初死んだときは「なんと非情な…!」と思った
556新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/02/12 20:20 ID:???
死亡率が低くなっているのは、私の道のせいだ。
白い蛇を飼っているという神父の話を聞いたことがあるが…
あれに似ていなくも無い。
557新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/02/15 18:13 ID:???
人がいなくなったのは、私が電波的な発言をしたせいか…?
558272:04/02/15 19:10 ID:???
>>557
ネタが無いからです。
過去編とか書こうかと思ったけど、主人公が鬱方向に突き進むのは書けても、回復の方向が書けそうもないです。
あと、ジャイアントロボ(OVA)を見てしまったので、残りの幹部連中がスゲェ超人になる可能性が。
そんな訳で 新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y さん、先に460の続きを書いてください。
もしくは代わりに過去編書いて下さい。
559溶解・メルト:04/02/16 12:43 ID:???
毎日覗いてますよ、既に日課になってますから
560新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/02/16 19:37 ID:???
まさか手首から再生…なんて事はないよな。
そして>>460の続き。

「…レッドキャット…?まさか、幹部がここに…?」
「そうだ。まあ、お前らはついでだ。俺の目的はプリビアスの回収だ。おとなしくしてくれよ。めんどくせーし、他の乗客に迷惑がかかる
からな」
 天井の、声がした部分を狙って、レインが発砲した。銃声に驚いてプリビアスは身を屈める。
「その心配はいらない、乗客は俺たち三人だけだ。お前を入れれば四人か」
「いきなり危ないなァ、ホワイトキャット。おとなしくしろって言っただろう。では、下に行くかな」
 天井から足が突き出た。続いて腰、胴、顔と現れる。そして、レッドキャットは床に着地した。
(天井をすり抜けた!?いや、穴が開いている。一瞬でどうやって開けたんだ?どちらにしても、強力な道であることに間違いないだろう。
…しかし、プリビアスは本当に戦闘用として作られたのか?この怯え様を見ると、そうとは思えないんだが…)
スーヴェーンは思った。天井の穴の淵からは、白い煙が上がっている。
「俺がレッドキャット…ナーイズァだ。うぉ、しまった。本名を言っちまった。忘れてくれ」
 自己紹介を無視して、レインは銃弾を撃ち込む。しかし、命中する直前にそれは消滅した。再び白煙が上がる。
「な…何だと!?弾が…?」
「クックック、銃弾なんかで俺は殺せないぜ。次は近づいて直接銃で殴ってみたらどうだ?」
(野郎…一体どうやって?『物を消す能力』なのか?…いや、そんな単純なものではない気がする。今はそれを見極めるのが重要だな)
561新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/02/16 19:39 ID:???
 レインは近くに置いてあった、スーヴェーンのアタッシュケースを掴み、ナーイズァに走り寄る。
「使わせてもらうぞ、スーヴェーン!」
「な・・・おい、人のものを勝手に!」
 レインはそれを、ナーイズァに向かって振り下ろす。
「フン、こんな物・・・何てこと無いな」
 ナーイズァは横に避けると、右手をレインに向かって伸ばした。
「顔面にくらいなァァァッ!」
レインは振り下ろしたアタッシュケースを持ち上げ、それで防御する。しかし手は、アタッシュケースを突き抜けた。レインは顔を逸らし
たので、手は頬を掠める。
「ぐッ!…なるほど・・・」
 レインはアタッシュケースを手放し、後退した。
「分かったぞ…今のアタッシュケースの消えた時の焦げた匂い、そして俺のこの顔の火傷・・・お前の道は『熱を出すこと』だな。一瞬で蒸発
させるから、消えたように見えるわけだ」
「・・・ほう、もう分かったのか、ホワイトキャット。正解だ。俺の『白熱(グロー)』は高熱を発生させる道だ」
「銃弾を一瞬で消すとは、凄い熱量だが、アタッシュケースを全部消さなかったのを見ると、大きいものは無理なようだな。自分の体に触れ
た部分にしか効果を発揮できないってわけか」
 レインの発言に対し、ナーイズァは嘲笑を返す。
「フフフ、分かったからどうなるんだ、ホワイトキャット?お前が俺を攻撃できないっていう事実は、依然変わりない。この電車内では逃げ
場もないぞ」
(…確かにそうだ。しかし、あのレーザーを使えば、何とかなるかもしれない。やってみるか)
562新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/02/16 19:40 ID:???
 レインは銃を構えて集中する。前に撃った時の感覚を思い出そうとするが、反応は無い。
(・・・何だ?あの感じがしない。何故だ?まさか、一日に一発だけしか撃てないって言うのか!?)
「どうした?威嚇のつもりか?そんなので俺がびびると思っているのか?」
 その様子を見ていたスーヴェーンは、プリビアスに話しかける。
「君のナノマシンを使った能力で、あいつを倒せないのか?」
「た、倒すなんて無理です!あんな怖い人を!あなたはどうなんですか?」
「・・・あいつには私の道はききそうにないしな。レインもどうやら前のあれを撃てないようだし…絶体絶命ってやつだな…」

 ナーイズァは考えていた。
(思ったほどじゃあなかったな、ホワイトキャット。だが、中々の洞察力だ、いずれは脅威になりうる。今始末しとかないとな。・・・そして、
俺が危惧するのは、プリビアスの覚醒だ。洗脳によって常に覚醒した状態にする予定だったが・・・今、そうなられると危険だ。慎重に行動し
ないとな)
 ナーイズァはつり革を吊るしている鉄棒に触れ、溶かして切断した。
「これでお前を串刺しにする。もちろん高熱を加えた上でな」
 ナーイズァはレインをそれで突く。鉄棒はすでに赤熱している。レインはそれを、装飾銃ディアボロで受け止めた。
「あ…あぶねえ…」
「何だその銃は・・・凄い耐熱性だが・・・お前は、この棒にだけ集中したな・・・」
 次の瞬間、銃声がして、レインの服が赤く染められる。
 ナーイズァのもう片方の手には、拳銃が握られていた。レインは倒れる。
「レ、レインッ!大丈夫か!?」
「心臓は外れたか・・・しかし、止めを今刺す。こいつで首を切断してな・・・」
 ナーイズァは床に横たわるレインに向かって、棒を振り上げる。その時、プリビアスが立ち上がった。
「プリビアス・・・何を・・・?」
「おい、お前はじっとしてろ。お前は無傷で・・・」
 言いかけてナーイズァは異変に気づいた。プリビアスの目は、先ほどまでの怯えたものではなくなっていた。それでナーイズァを見据え
ている。
563新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/02/16 19:41 ID:???
(な、何だと!?まさか、目の前でこいつを傷つけたことに反応して・・・『覚醒』したというのか!?ナノマシン『リリス』が…まずいな…
しかし、まだ完全ではない様だ。少しは元の人格は残っているはず…完全に覚醒したら、こんな穏やかなものではない)
 プリビアスは右手を前に出す。それは鋭く、流線型になっていく。やがて光沢が現れ、刃となった。
「フン、それだけか?俺をそんなもので倒せるって思っているのか?ステーキを切るのには適してそうだが」
 プリビアスは怯むことなく歩いていく。倒れているレインの横を通って、ナーイズァに近づいた。
(恐れることはない…ナノマシンの耐熱性がどれほどか知らんが、一点に集中すれば気化までいかなくても、融解できるはずだ)
 プリビアスは刃を振り下ろす。ナーイズァは左手を構える。
(速い!だが…左手に『グロー』をッ…)
 ナーイズァの肘から下の感覚が消滅した。その先が床に落ちる。
 熱のせいで、血は出ていない。
「な、何ィィィ――――ッ!?お、俺の手がァァァァァァ――――ッ!!」
 プリビアスの右手は煙を上げ、赤くなっていたが、形を保ったままだった。
「くそォォォ、貴様等、今日は俺のほうから引き下がってやるが…次は必ず焼き殺すッ!」
 そう吐き捨てるとナーイズァは、窓を破って外に飛び出した。
「逃げた…レインは大丈夫か!?」
 スーヴェーンはレインに駆け寄った。
「て、敵は、レッドキャットはどこだ!?」
 レインは目を開け、言った。どうやら無事なようだ。心臓には命中していないし、銃弾も貫通している。
「プリビアスが撃退した。それにしても、あの刃は一体…」
 スーヴェーンが言った時、プリビアスは突然倒れた。右手も刃から元に戻る。
「プリビアス!?ナノマシンを使った反動か…?とにかく、もうすぐ駅に到着だろう。レインの仲間だっていう人の家に行こう」
564新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/02/16 19:42 ID:???
 レイン達が下りたあと、電車内に一人の男が乗ってきた。全身にドーナツのような物をつけている。
 男は、床に落ちている『左手』を拾い上げた。
「全く…幹部ともあろうお方が、返り討ちとはな。まさしく『手落ち』…ふふふ…あいつらは恐怖を存分に味あわせた上で殺す…この『月
影の道士』―グレッターがな」

 レイン―負傷。
 
 プリビアス―ナノマシンを使用した反動で気絶。無傷。

 ナーイズァ 道名『グロー』―左手を切断、逃亡。

続く


 道名―『グロー(白熱)』
 道士―ナーイズァ(レッドキャット)

破壊力:A スピード:A 射程距離:E
持続力:C 精密動作性:C 成長性:B

能力―触った物に熱を加える。
直接触れた部分には、一瞬で気化する程の熱量を与えることが可能。
565マロン名無しさん:04/02/16 23:12 ID:???
御疲れ様です。
話がスピーディーで面白かった!あと、「近づいて直接銃で殴ってみたらどうだ?」 が個人的にツボでした(笑)
566溶解・メルト:04/02/17 07:13 ID:???
乙でしたー

>>565
えーとそれなんでしたっけ?確か…うわ何するやめ
567新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/02/17 19:09 ID:???
『壁に仏像を彫る』…
あの精密動作は素晴らしいが、剣先は一体どういう動きをしているのか?
そして、キリストの像を彫るんならともかく、明王とは…

いや、ちょっと待て、何故私はこんなに深く考えているんだ?
…これは道攻撃だッ!これを受けた人物は全てについて深く考えてしまい、
ネタにマジレスしてしまうのかッ!恐ろしい!
本体は何処だ…?探し出さなくては…

(液度ナあたりが言ってくれればいいのにな…「仏像彫っちゃったよ!」とか。
 バビロン真券を連想した)
568マロン名無しさん:04/02/21 13:29 ID:PcN6wRyf
age
569新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/02/21 23:13 ID:???
何か話題はないだろうか
上がっても誰も書き込まないとは空しいな…
奇数でも数えよう…1、3、5、7…
570マロン名無しさん:04/02/22 11:57 ID:???
この前テレビでイラン人犯罪者達が5メートル以上の高さの塀を
乗り越えたっていうのを見て、足に力を込めるだけで高い塀を
越えることのできるトレインは凄いなぁと思いました。
そんだけ。
571デッドマン:04/02/22 15:41 ID:???
暇だなぁ
むかつく尼でも殺そう
572新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/02/22 21:54 ID:???
>>570
掃除屋たるものその位当然ッ!
そしてもちろん銃弾も避けなくてはいけない。

>>571
何か嫌なことでもあったのか?
例えば腕を動物に噛まれたとか。

さて…明日が楽しみだ…クリード君が如何なる手段で生還するか…
エキドナがゲートで助けたか…いや、『実はくらっていたのはセフィリア』…
…自分でも何を言っているのか分からないが…これだな。
573磁場鎮魂歌:04/02/22 21:56 ID:???
ネタバレしてみようかと思ってしまうテスツ
574新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/02/23 18:20 ID:???
第三形態…とはな…
一体どんな能力かは知らないが、手を失うとはクリード君もまだまだだな。
私ならドォ―z_ ンと時をゲフゲフ…失礼、風邪ぎみでね…

ところで、私がいる場所ってどういう設定だっけ?
ある建物の一室に男がいる、みたいな奴。
どうでもいい?

今週素顔を明かしたL氏のように、モニターごしって設定で良いか…
道給与は回線を通して行う。私の道はそれが可能だ。
もちろん素顔は明かさないがね…
575マロン名無しさん:04/02/24 01:22 ID:???
じゃあ俺志願する。テンプレは書くの面倒だからタオで適当に占ってよ。
576272:04/02/24 10:15 ID:???
我々取材班は>>575
『年齢』『性別』『血液型』『簡単な自己紹介』『好きな食べ物』
を推定するに当たり、以下の経過を辿った。
先ずメール欄を読んだ。「sega」である。セガと言えば勿論の事うすた京介である。
したがって『簡単な自己紹介』はこうなる。
『簡単な自己紹介』セクシーコマンドー暦半年
次に年齢である。書き込み時間は 01:22 。深夜である。
明日が平日であるので、仕事があるであろう社会人ではないと思われる。子供が起きてる時間でもない。
よって18〜22歳の大学生と断定(他の可能性は無視)。
『年齢』20
そして『性別』であるが、セクシーコマンドーは最初からセクシーな人間は使用出来ない。
その上「俺」という一人称を使っている。女性の志願者が欲しいんだが、ここは泣く泣く
『性別』男
血液型は独断と偏見でO型。好きな食べ物はねらーである事を考慮し、牛丼。

推定結果
『年齢』20
『性別』男
『血液型』O
『簡単な自己紹介』セクシーコマンドー暦半年
『好きな食べ物』牛丼
577272:04/02/24 17:07 ID:???
で、SS書いてる途中で気付いたんだが、 新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y さん。
>>507でのレインの年齢23って。その年齢で掃除屋引退って。
せめて34,5歳にして下さい…。
578新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/02/24 21:01 ID:???
>>575
君にはこの道が会うだろう…
『シーウィード』(海草)…君が触った場所から海草を生やす…
しかし、陸地に生やすと数分で消えてしまうだろう。

『シーウィード』
破壊力:A スピード:D 射程距離:C
持続力:D 精密動作性:B 成長性:C

>>577
了解した。35歳に変更。
正直、年齢はあんまり考えていなかった。
スーヴェーンが20代後半、プリビアスは10代前半でいいか。
…私の年齢は秘密だ…いや、『およそ100歳』とだけ言っておこう…
579マロン名無しさん:04/02/25 13:22 ID:???
そういえば黒猫のファンブック買う勇者はここにはおらんかね
580新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/02/25 18:50 ID:???
>>579
ファンブック?ああ、そりゃあ、もちろん…
…そう、もちろん買…ゲフゲフ、失礼、また発作が…
581マロン名無しさん:04/02/27 14:11 ID:???
『年齢』22
『性別』男
『血液型』B
『簡単な自己紹介』以前「男」のスレで他者の平衡感覚を狂わせるスタンドを獲得したことがあります。
『好きな食べ物』カルボナーラ
582新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/02/27 20:55 ID:???
>>581
最近発見したんだが、どうやら道は英字で表すのが本式のようだ。
よって、いきなりだがそうしてみる。

さて、君にははこの道を進呈しよう。『DEEPEN(濃化)』。
君が触った物は、その特性が色濃くなる。例えば、太ってる人はさらに太り、
うたた寝している人は熟睡する。
さらに道を強化することも出来るが、場合によっては使用者にもダメージが出てしまう恐れがある。
なお、この道を使用中、君にも効果が現れる。まず…君の平衡感覚は、自分自信の色濃くなった能力により狂ってしまう。
そして君がケガしていたり病気になっていたら、それが悪化してしまうだろう。
サポート型の道と言えるな…

破壊力:なし スピード:なし 射程距離:C
持続力:C  精密動作性:E 成長性:B
583新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/03/01 18:03 ID:???
ジャンプを全部読んでしばらくして気づいたが、今週は黒猫休みだったんだな。
そして三月四日、キャラクターブック「MATATABI」発売だそうだ。
何でも書き下ろし漫画が載るとか…780円か…ゼロが一個少なければディモールトいいんだが。
584マロン名無しさん:04/03/01 19:49 ID:???
タオの力で値段下げてホスィ
585272:04/03/01 22:46 ID:???
過去編を書いていたら、原稿用紙40枚分程掛かってしまった怪奇。
60枚位まで逝きそうですが、私の頭は大丈夫なんでしょうか?
586マロン名無しさん:04/03/02 12:54 ID:???
あんたすげぇYO!!
587マロン名無しさん:04/03/02 13:01 ID:???
584応援sage
588新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/03/02 19:03 ID:???
>>585
いや、大丈夫だ。むしろ書くんだ、一心不乱にッ!
589SS書いてて思い付いた:04/03/03 08:10 ID:???
     ,ィ, (fー--─‐- 、、
    ,イ/〃        ヾ= 、
   N {                \
  ト.l ヽ               l
 、ゝ丶         ,..ィ从    |
  \`.、_  __ ,. _彡'ノリ _,.ゝ、  |         ∧
   `ゝf‐ゞ゙ujヾ二r^ァuj< y=レヽ.     l\ /
    |fjl、  ̄.リj^ヾ.)  ̄  ノ レ リ   __|  `
    ヾl.`ー- べ!゙‐ ` ー-‐'  ,ン   \  何というか唐突で電波だが 
      l    f,.ニニニヽ u /:|   _∠,  クロノスの世界経済1/3支配の
       ト、  ヽ.__.丿  ,イ |     /  謎が解けた!
     _亅::ヽ、 ー   / i :ト、    ´ ̄|
  -‐''「 F′::  `:ー '´  ,.'  フ >ー、   l/、  ,ヘ
    ト、ヾ;、..__     , '_,./ /l       ∨
   ヽl \\‐二ニ二三/ / /
590マロン名無しさん:04/03/03 08:11 ID:???
         ナ ゝ   ナ ゝ /    十_"    ー;=‐         |! |!   
          cト    cト /^、_ノ  | 、.__ つ  (.__    ̄ ̄ ̄ ̄   ・ ・ 

     / ミ:::,..::- 、::;;;ミミミ彡)             ./´.: .:: ~:. :.`゙ー=,
    !'"  ミ:::/   u`ヽ--、'k.、  ,..-一、,.‐--、,,_   i '.: .: ,,..,.,..,.. ドヾ   __,,,,...::-一=、
    i. ミ::/ ゙゙゙''ヽ、  u   iミ;!,.'";: .: .: .: .:. :: ド;'.  i _,.ァ='-ノノi!_、i    /.: .: :   :. :.ミ
  /',、ヾ ! u ,'"´r。`ヽ、_ :. _,,iミi ''  彡_イィiレヾi゙`  iヘi ゙--゚,..` t_;7!   .i .: ,.=-、ソiヾ、.,ヾ
  ゙i 'ヘ i:┘  ゙ー---.,,  ゙i''f..i ,.i.-./r'"r。ヾ、ィ;、゙!   ゝ. u .,.-、.,.ゞ. i   .r、:i‐i' ( ;) i-i;"゙i'
   .! ゙ヾ  u    "   .:ヤ''〈ヘォi u ̄,._ ト‐-!   ,,.ィ''ヾ ド--、 〉丿   ゞ_ u゙ー=、'.冫ィ
  _,__7‐'i     ,.:-‐-、.´/ .i,゙F'i   /__.゙ラ' ,..j_,,ィ'" i. .:ヾ.==-'/  _,,../i' .、(ー-7 ノ
;'";;;゙i.  i.    /`==‐-/  .ノ: i. \ ゙、__././  ゙、  :i. ゙' .:::`゙T´ i`ー'-、;,.  ゙、 ::゙ーr-'_´
;;;;;;;;;;゙i.  ,;\  ゙、-- 、.:/ /;,: : :゙i :. ;,,`ーr'´、.__   ゙、  .i.-、 ,.-i: .i   ゙i ;,  ゙、;::::i  ';,ー、
;;;;;;;;;;;;゙i. , ; ;;\  ゙二ニ'./: : : ;,: : :゙ト、 ;;::i: : :;,: :.ヽ  ゙、 .:i.   i :i    ゙i ;,  ゙、ノ  ;'  :i
591マロン名無しさん:04/03/03 08:15 ID:???
        ───―――
   /\       ヾ、-=====─-丶\`'‐ .,_ ___ _、ニミ 三.、/
 、.ヾ 丶丶----;‐ゝ、 -:==;─- .,∠ i.丶   /_.、 -‐''` `'‐.,
 } |  ⌒l l‐┬‐'-r.| .,(_Y_) __`' ``{ .二}ゝb'ソ_ ̄ ̄ | ̄
  丶 ⌒! !ニ!    l|   ̄ ̄  '''' 、d/ ̄リ`‐゙--    |
  丶.ノ(ゞ     \,_     _.、/  ..:;;ソ        |
   \'‐\i       ̄ ̄ ̄ 、..   .,__)`'‐--==ー
    |::\_、l            `  ̄ 、ト:::.       i
    |    :|                           !
    、ト  ::!          ⊂ニニニ:==‐ー     /

ヒントはこれだ!

だいさん-せかい   【第三世界】

先進資本主義諸国を第一世界、社会主義諸国を第二世界と呼ぶのに対し、
アジア・アフリカ・ラテン-アメリカなどの発展途上にある国を指す呼称。

参考:goo辞書
592マロン名無しさん:04/03/03 08:27 ID:???
      ,.ィ , - 、._     、
      ,イ/ l/       ̄ ̄`ヽ!__
     ト/ |' {              `ヽ.            ,ヘ
    N│ ヽ. `                 ヽ         /ヽ /  ∨
   N.ヽ.ヽ、            ,        }    l\/  `′
  ヽヽ.\         ,.ィイハ       |   _|   つまり、第三世界の経済を支配する事は、
   ヾニー __ _ -=_彡ソノ u_\ヽ、   |  \  それがどんな小規模であろうと
      ゙̄r=<‐モミ、ニr;==ェ;ュ<_ゞ-=7´ヽ   >   一応世界経済の「1/3」を支配している事になると云う、
       l    ̄リーh ` ー‐‐' l‐''´冫)'./ ∠__  言葉のトリックだったんだ!
       ゙iー- イ'__ ヽ、..___ノ   トr‐'    / クロノスが支配している「世界経済の1/3」は、
       l   `___,.、     u ./│    /_ 実は第三世界の事だったんだよ!!
        ヽ.  }z‐r--|     /  ト,        |  ,、
           >、`ー-- '  ./  / |ヽ     l/ ヽ   ,ヘ
      _,./| ヽ`ー--‐ _´.. ‐''´   ./  \、       \/ ヽ/
-‐ '''"  ̄ /  :|   ,ゝ=<      /    | `'''‐- 、.._
     /   !./l;';';';';';';\    ./    │   _
      _,> '´|l. ミ:ゝ、;';';_/,´\  ./|._ , --、 | i´!⌒!l  r:,=i   
     |     |:.l. /';';';';';|=  ヽ/:.| .|l⌒l lニ._ | ゙ー=':| |. L._」 ))
      l.    |:.:.l./';';';';';';'!    /:.:.| i´|.ー‐' | / |    |. !   l
     l.   |:.:.:.!';';';';';';';'|  /:.:.:.:!.|"'|.   l'  │-==:|. ! ==l   ,. -‐;
     l   |:.:.:.:l;';';';';';';';| /:.:.:.:.:| i=!ー=;: l   |    l. |   | /   //
       l  |:.:.:.:.:l;';';';';';';'|/:.:.:.:.:.:.!│ l    l、 :|    | } _|,.{::  7 ))
        l  |:.:.:.:.:.:l;';';';';'/:.:.:.:.:.:.:.:| |__,.ヽ、__,. ヽ._」 ー=:::レ'  ::::::|;   7
593マロン名無しさん:04/03/03 11:29 ID:???
ちょっと流れにワラタ
594マロン名無しさん:04/03/03 20:35 ID:???
新手の道士の道は
・あらゆる物に含まれる『道』を採取、他人に与える事が出来る。
・回線を通して道を与える事が出来る。
・年齢は100歳(真偽不明)であることから、寿命を延ばせる?
・時間に干渉できる?

こういうのって、まとめちゃうとマズイ?
595マロン名無しさん:04/03/03 22:11 ID:???
     ,ィ, (fー--─‐- 、、
    ,イ/〃        ヾ= 、
   N {                \
  ト.l ヽ               l
 、ゝ丶         ,..ィ从    |
  \`.、_  __ ,. _彡'ノリ _,.ゝ、  |         ∧
   `ゝf‐ゞ゙ujヾ二r^ァuj< y=レヽ.     l\ /
    |fjl、  ̄.リj^ヾ.)  ̄  ノ レ リ   __|  ` 俺達は
    ヾl.`ー- べ!゙‐ ` ー-‐'  ,ン   \   とんでもない
      l    f,.ニニニヽ u /:|   _∠,   思い違いをしていたんだよ! 
       ト、  ヽ.__.丿  ,イ |     / 
     _亅::ヽ、 ー   / i :ト、    ´ ̄|
  -‐''「 F′::  `:ー '´  ,.'  フ >ー、   l/、  ,ヘ
    ト、ヾ;、..__     , '_,./ /l       ∨
   ヽl \\‐二ニ二三/ / /


新手の道士←これをあえて「しんしゅのどうし」と読む

そしてノイズを取り除き、しかるべき漢字に変換すると・・・

しん(しゅのどうし)=ネ申  

新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y氏は神様だったんだよ!


ΩΩΩ<なんだってー!!
596新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/03/03 22:30 ID:???
>>592
な…な…何だって―!
というか経済の三分の一を支配、なんて設定忘れてた。

>>594
まずい!…が、まだ『確信』に触れていない…
『道』は一能力…君が挙げた全てを可能にするにはどうしたらいいか…
それにはまだ気づいていないようだな…
とりあえず君は始末させてもらうよ…『サボテン』になってもらおうか…

>>595
中々面白い推理だが…
私はただの人間だ…少なくとも『肉体』は…
597マロン名無しさん:04/03/05 01:37 ID:6WJykRj/
ぴょろろろっろろろろろろーーーーーーーーーーーーーーーーーん
598マロン名無しさん:04/03/05 12:53 ID:???
>>595
ノイズ多すぎw
599新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/03/05 18:57 ID:???
誰かファンブックを購入した人はいるかな?
名前は「MATATABI」だったかな…
これに「BLACKCAT」を加えると「MATATABIBLACKCAT」

これを並び替え、ノイズを取り除くと「I AM A CAT」
つまり、破きは猫だったのだ。
600マロン名無しさん:04/03/05 19:32 ID:???
>> 新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y さん
黒猫考察スレ47
ttp://comic3.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1077446711/l50
より転載。


謎多き組織、「秘密結社(クロノス)」の秘密を暴く!

■「クロノス」はどのように、何の目的で作られたのですか?

クロノスの歴史は古く、期限は千年以上昔にさかのぼります。
元々はある国で、権力者や富豪達が集まって結成した、小規模な組織でした。
その組織の噂を聞いて、他国の権力者や富豪達が集まり、
組織が徐々に大きくなったのです。
気が付いた時には超巨大組織まで成り上がり、世界の経済を動かすまでに
成長していた・・・という感じでイメージしています。
なぜ権力者と富豪達が手を組んだのか、なぜ他国からも集まってきたのかは、
今のところ秘密にさせてください。

■「時の万人(クロノ・ナンバーズ)」を育成する機関は存在するのでしょうか。

はい、もちろん存在します。「クロノ・ナンバーズ」だけでなく、
クロノスのために働く暗殺者や、先頭技術に優れた人間を育成するのです。
ナンバーズを含むクロノスの抹殺者(イレイザー)は、ほとんど
全員がこの機関によって技術を学んだといっても過言ではありません。

■「クロノ・ナンバーズ」が誕生するいきさつを教えてください。

バルドルやクランツのように、生まれたときからその機関に訓練されてきた
者もいれば、トレインのように素質がある人間がスカウトされるなど、さまざまです。
601マロン名無しさん:04/03/05 19:35 ID:???
■クランツはどのような闘いで失明したのでしょうか。

ナンバーズは小規模の戦闘だけでなく、国同士の大きな戦争にも参加します。
その際ナンバーズは「クロノス」にとって都合のいい方を勝利に導くために闘います。
クランツが失明したのは、そのような大きな戦争に参加したときです。
1対1の闘いで大怪我を負わされたわけではありません。

■ベールがの大砲の弾もオリハルコン製なのでしょうか。

オリハルコン製の弾も存在しますが、少なくとも原作では使用してません。
クリードの城に乗り込む時に使用したのは、もちろん通常の弾です。

■「クロノ・ナンバーズ」たちの武器は誰が作っているのでしょうか。

オリハルコンを加工して武器を精製する技術を持った、職人集団が存在します。
その集団は特に「クロノ・ナンバーズ」のお抱えというわけではありません。
ちなみに、ベルーガのように戦死者が出た場合、その武器は一度溶かされ、
新たな武器として造りかえられます。そして、その新たな武器が”次”の
ナンバーズに受け継がれるのです。
602マロン名無しさん:04/03/05 19:39 ID:???
■「クロノ・ナンバーズ」は結婚して、子孫を残せるのでしょうか。

それは・・・すいません、あまり考えたことがなかったですね。
でも基本的には許されないような気がしますね。
なぜなら、ナンバーズは時に死を覚悟しなければなりません。
その時に守る者がいる場合は、どうしてもやりづらくなるのではないでしょうか。

■ナンバーズたちのタトゥーの場所は、自分で選択するのでしょうか。

そうですね。
セフィリアの場合はNo.Tということもあり、あのような場所に入れています。
街を歩く時は、隠してないと目立ってしょうがないと思いますが・・・(笑)。
603マロン名無しさん:04/03/05 19:42 ID:???
「BLACK CAT」誕生秘話

■「掃除人(掃除屋)」は世間的にどのぐらいの地位にあたるのでしょうか

実はとても地味な存在なのです。
よほどの実力がないと、掃除屋だけで生計を立てるのは難しく、
世間的に掃除屋という職業の存在を知らない人もいます。
知っている人も「変わり者や、命知らずがなる仕事」という認識をされています。
とても子供が憧れるような職業ではありません。

■クリードの生いたちについて、ほんの少しだけ教えて下さい。

あまり具体的には言えませんが…。
ああいう性格になってもおかしくない育ち方をしたのは、言うまでもありません。
クリードは「クロノス」だけでなく、世の中全体を憎んでいるのです。

■スヴェンはなぜ掃除人(スイーパー)に転職したのですか?

I・B・I(国際捜査局)という組織の中で、いろいろと
やりづらいものを感じたからです。
掃除人とIBIの最大の違いは、「一人でやれる」ということですから。
俗にいう「脱サラ」みたいな感じかもしれません(笑)。

■トレインの服に付いてる、ドーナツのようなやつはなんですか?

なんでしょう?(笑)
デザインした時点ではただの飾りのつもりでしたが…。
アレがあると、どんなに小さく描いてもトレインに見えるんですよ。
記号みたいなものですね。
最近ではちょっとした弾よけというか防弾チョッキみたいに、
中に鉄が入ってるのではと思い始めていますけど。
604マロン名無しさん:04/03/05 19:47 ID:???
■登場キャラクターで、お気に入りのキャラは誰ですか?

男性キャラでは「トルネオ」「マロ」「ウドニー」です。
あのたるんだお肉を描くのが、楽しくて楽しくて(笑)。
女性キャラでは「イヴ」…よりも実は「キョウコ」が好きなんですよ。
明るいけれど、心に少しの闇を持っているところが気に入ってます。
キョウコだけで読み切りを描きたいと思うぐらいですよ。
イヴですか?イヴは少々マジメすぎて。もちろん嫌いではないですよ(笑)。

■これまで登場したキャラクターで、もう少し出番を
多くしてあげたかったキャラクターはいますか?

やっぱりウドニーですかね。
本当はもっとちょくちょくトレイン達にからませるつもりでしたが、
星の使徒との話がメインになってしまったので、ちょっと出しづらく
なってしまいました。
メインキャラではリンスをもっと出してあげたいと思っています。
戦うキャラじゃないから、どうしてもサポート側に回っちゃうんですよね。
これからはもう少し出番を増やそうと思っていますが…。

■キャラクターを生みだすとき、一番苦労する点はどのようなところですか?

一番は描き分けです。キャラクターの多い漫画なので、差別化に
気を付けながら描いていますね。
特に新キャラを出す時には、今までに出てきたキャラクターとかぶらないように
するのが一番大変です。特にデザイン面ではかなり悩みますね。
どのキャラも何か一つポイントのようなもの、他のキャラにはない要素を
入れるようにしています。その要素がクランツのヘルメットであったり、
ベルーガの髪が白と黒の二色であったり。でもその引き出しにも
限界があるんですけどね(苦笑)。
605知欠の名は伊達ではない:04/03/05 19:51 ID:???
■「BLACK CAT」の世界はどのようにして考えられたのですか?

はじめから全部考えていたわけでなく、連載を続けていくうちに
組み上がっていったという感じです。
基本があり、そこに「星の使徒」や「異大陸」、日本のようで日本でない
「ジパング」などが生まれ、話を進めているうちに肉付けがされていきました。
ベースとしては、現実世界をイメージしていたので、そんなに苦労は
ありませんでした。

■作中に「不老不死のナノマシン」が登場しますが、先生も不老不死に
なりたいですか?

いやぁ、なりたくないです。
時間が限られているからこその、楽しい人生だと思っていますから。
でもイヴの変身(トランス)能力は欲しいです。羽をはやして飛んで
みたいです。それで東京の夜景を一望します(笑)。

■先生の繊細で綺麗なカラーイラストは、仕上げるのにどのぐらい
時間がかかるのでしょうか?

休憩をはさみながらやって、平均で2日くらいです。
時間がかかるのが構図です。これを決めるのにいつも悩んでいます。
構図が決まってからの作業はわりと早いですよ。
ジャンプの漫画ばっかり読んで育ってきたので、あまりイラストの勉強を
してこなかったんですよ。だから1枚の絵というのは、実は苦手なんですよ。
606知欠の名は伊達ではない:04/03/05 19:59 ID:???
■登場キャラクターは、どういった時に考えついたのですか?

キャラクターによっていろいろです。話の流れから必然的に生まれた
キャラクターもいれば、友達とかを見ながら思い付いたキャラクターもいます。
ただ、ほとんどのキャラクターは、まずデザインを先に作って、
その顔を見ながら性格を考えることが多いです。

■描いていてイチバン楽しいキャラクターは誰ですか?

先程も言いましたがキョウコです。
キョウコはネームを作っていても、ドンドン勝手に動いて話を進めて
くれるので、とっても楽しいです。
絵的にもキョウコはコロコロ表情が変わるので、かなり描き甲斐があります。

■先生自身を登場キャラクターにたとえると、誰になりますか?

どのキャラクターにも大なり小なり自分が入っているので、はっきり
誰とは言い切れませんが、「リンス」ですかね。

■意外なお答えですが、先生と共通点があるのですか?

はい。彼女の性格がボクにイチバン近いような気がするんです。
負けず嫌いなんだけど、あまり危なすぎるものには近づきたくない
っていうところが、特に近いと思います(笑)。

■今まででイチバンお気に入りのストーリーは第何話ですか?

第一話かな。やっぱり余裕を持って創れましたし。
それ以降の話になると「ああすればよかったな〜」みたいな不満が、
どうしても出てきちゃいますね。
■今までで一番苦労したストーリーは第何話ですか?

うーん…フローラちゃん編です。
ストーリーはもちろんですが、作画で死にそうになりましたね。
恐竜にはこだわりがあって、できるだけウソくさいものは
描きたくないという想いがあり、かなり力が入りました。
ストーリーの方は…フローラちゃんを最後どうするか決めて
いなかったんですよ。なんとか殺さずにまとめられてよかったです。

■連載当初に考えていたストーリーと、現在のストーリー展開に
大きな違いはありますか?

連載開始の時点で、そんなに先のストーリーまで考えていたわけでは
なかったので、言うなれば全てが予想外というか。クリードとの闘いが
こんなに長きに渡ることもかなり予想外でしたし…。
そもそも、トレインとスヴェンのコンビにイヴが加わったこと自体が
予想外でした(笑)。

■この先のストーリー展開をこっそり教えて下さい。

やはりクリードとの決着。これが全てですね。
ある意味これまでの物語はそのためにあったと思うんです。
その後ストーリーが続くとすれば、全く新しい
「BLACK CAT」第2部ということになります。
当初から引きずっていた「クリードとの因縁」がなくなり、
本当の意味で自由になったトレインの新しい物語です。
描く側の僕にとっても、今までのしがらみがなくなって、
より自由に話が創れるんじゃないかと思ってます。
とりあえず最近はハードなバトルの話が続いたので、
明るくノリのいい掃除屋の話がやりたいなーと。
608ホント凄い運ですよね:04/03/05 20:12 ID:???
漫画家・矢吹健太朗とは?

■先生が漫画家になろうと思ったきっかけななんですか?

高校三年のとき、初めてペンで漫画を描いたんですよ。その漫画を
「天下一漫画賞」に投稿したら、特別賞に選ばれました。そのとき、
「あっ、いけるのかな?」と思ったのがきっかけです。
漫画賞に投稿したきっかけは、高校三年のとき進路に迫られた際、
自分の漫画を一度評価してもらってから考えようと思ったからです。
それまで絵を描くのは大好きだったけど、正直漫画家になれるとは
思っていませんでした。本当に運が良かったと思っています。

■小さい頃、漫画以外になりたかった職業を教えて下さい。

すごく小さい時ですけど、警察官になりたいと思っていた時期がありました。
でもそのときに親から「警察官になるのは大変だよ〜」と言われて、すぐに
挫折した覚えがあります(笑)。小学校に上がってからは漠然と、
「将来は漫画家になりたいな〜」と思っていた、と思います。

■子供の頃に好きだった漫画は何ですか?

「DRAGON BALL」「幽遊白書」「聖闘士星矢」とか、すごく小さい
時ですけど、「キン肉マン」も好きだった記憶があります。
ジャンプばっかり読んで育ったので、やっぱりジャンプの漫画が好きでした
■格闘シーンが多く登場しますが、本物の格闘技は好きですか?

実はそんなに好きではないんですよ。実際の格闘より、やはり
「天下一武道会」の方が燃えるというか(笑)。
すいません、精神的にはまだまだお子さまなもので(笑)。

■「BLACK CAT」以外に描いてみたい題材はありますでしょうか。

たくさんありますよ。
今構想中の中に、少年を主人公にしたヒーロー物があります。
舞台は現代の日本で…「BLACK CAT」より肩の力を抜いた感じの
少年漫画を描いてみたいなーと思ってます。
それを読み切りでやるか、次回作になるかはまだわかりませんけど。

■お忙しいとは思いますが、先生はお休みをどのように過ごされていますか?

実は…ここ半年くらい休みらしい休みがないんですよ(笑)。
一つが終わるとまたすぐ別の仕事が来たりして…。
ただ少しでもまとまった時間がとれたときはフィギュアやCD、本などの
買い物に出かけます。う〜ん、そんなことしながら気分転換してる感じですかねー。
年に3回ある合併号でお休みの時には、大好きなお台場で遊んだり、新宿高層ビル
の展望台にのぼって夜景を見たりします。実は僕、東京の夜景がすっごく
好きなんですよ。

■仕事で疲れたときのリラックス方を教えてください。

シャワーを浴びるか、寝るか…。一般的です。
あとは、先程も言いましたけど、オモチャを買いに行くことかな?
610知欠の名は伊達ではない:04/03/05 20:26 ID:???
■「BLACK CAT」が読者に伝えるメッセージを教えて下さい。

自分の「生き方」を貫く大切さだと思います。
流されるままに生きるのはラクだけど、つまらないと僕は思っています。
自分の考え方をしっかり持って、自分でやりたいことを選ぶ。
その結果、たとえ失敗してしまっても、悔いは残らないはずですから。

■読者へのメッセージをお願いします。

「BLACK CAT」が始まってからも4年近くになります。まだまだ
漫画家として未熟な僕の作品を、ずっと応援してくれている人達が
いることが本当に嬉しくて、何よりの支えになっています。
たまにファンレターで「すごく落ち込んでたけど、黒猫を読んで
元気になりました!」とか「トレインみたいに自由な生き方をしたいと
思った!」なんて書いてあると、苦労して描いたことが報われた
気分になります。
これから「BLACK CAT」がどれくらい続くか、どこで区切りを
つける事になるかわかりませんが、最後の最後まで未熟なりに
全力を尽くすことは確かです。どうか、これからも熱い声援を
よろしくお願いします!!
611マロン名無しさん:04/03/06 12:56 ID:???
キター*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*!!!
「BLACK CAT」第2部!?ありえねー
612新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/03/06 17:54 ID:???
色々…突っ込むところがあるが…
終わりが見えていないっていうのが怖いな。
少なくともクリードを今いる島で倒すことはないんだろうな。
このまま続いてコミックス100巻とか逝ったりして…
613マロン名無しさん:04/03/06 18:21 ID:???
コミックス100巻いっても矢吹先生40歳とちょっと。
生涯描き続ければ300巻いくんじゃないかな。
614新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/03/07 23:29 ID:???
公式フラッシュを見たが…いいんじゃないの、うん。
そして、アニメ化はあるんだろうか。

>>564からの続き。

 電車を降りたレイン達は、かつてのレインの仲間の家に向かい、夜の街を移動していた。
空には、不気味なほど巨大で真っ赤な満月が浮かび、ぼんやりと光っている。
「…満月か…」
プリビアスを背負っているスーヴェーンが呟いた。
「ああ、百年前に月の異常接近があってから、満月の夜は犯罪者が増加したって話だ。
それにしても…ここまででかいと気味悪いな。なんかこっちを睨んでる目玉みたいに見えてきた…」
レインが言う。脇腹を負傷しているが出血は少ない。体内のナノマシンの効能だろうか。

「ところでレイン…これから行く、君の仲間だという人について聞いてもいいかな?短気だって言ってたが」
「ああ…奴はいつも寝不足でな。それが原因だと思うんだが…でも腕のほうはかなり…」
言いかけてレインは足を止めた。前方にはT字路があり、正面の壁には巨大な狼のペイントがしてある。
口からはみ出した牙から、真っ赤な血が滴り落ちている絵だ。それが月の光で照らされていた。
「どうしたんだレイン?」
「…何かいる」
 この言葉でスーヴェーンも緊迫し、目の前の道を凝視する。
 壁の狼に重なるように、鋭い耳の影が出現した。
「お、狼!?」
「いや、よく見ろ、スーヴェーン」
 レインが指差した先にいたのは、一匹の野良犬だった。
「何だ…こいつの影か。びっくりした…」
 野良犬はレイン達を一瞥すると去っていった。二人が再び歩き出そうとしたとき、何かが飛んできた。
615新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/03/07 23:30 ID:???
「今度は一体…うッ、こ、これは!?」
スーヴェーンは目を見開いた。それは、人間の手だったのだ。
「ふふふ…驚いたか。この手を見て…」
 一人の男が曲がり角から現れた。奇妙なドーナッツのようなものがついた服を着て、腕を組んでいる。
「お、お前は!?」
「あんたが…レイン・ネット―『ホワイトキャット』か。なあ…月が綺麗だと思わないか?
あれを見てるとな…気分が乗ってくるんだ…肉をぶった切って血をぶちまけたいっていう衝動が…じわじわと…ふふふ…」
「何だこいつは!?異常な雰囲気がする…まさか、あいつらの仲間か?」
 レインが言った。それに男は笑いながら答える。
「ああ。俺はグレッター…『月影の道士』だ…ランクはD…あんまり組織の指示を聞いてないからな…
俺はほとんど自分の意思で動いてるんだ…今日は偶然満月だったから、任務を引き受けたわけさ」
「…お前のことはどうでもいい。邪魔だからそこをどけ」
「ふふふ…いいだろう、通してやるよ…俺を倒せたらな」
 グレッターはコインを一枚取り出し、空中に打ち上げた。
「『ライカンスロープ』…500イェンだ!」
 コインが砕け、消滅する。そこから、眼が現れた。その周りに筋肉が現れ、毛が発生し、狼の頭となった。

「何だ!?これがあいつの道か!」
「そうだッ!さあ、噛み千切れェェッ!」
 狼の顔が高速で飛来し、レインの目前に飛来した。耳まで裂けた口で肉を引き裂こうとする。
 レインは瞬時に銃を抜き、口の中に向けて発砲した。
 銃弾は頭を貫通し、狼は消滅した。
616新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/03/07 23:32 ID:???
「へえ…中々のクイックドロウだ。流石だな…それじゃあ…」
 グレッターが次に取り出したのは紙幣だった。それを地面に落とす。
「…まただ。また金を出した…あれが発動の条件か…」
スヴェーンがつぶやく。
「イエス、だ、スーヴェーン。俺の道は、何か支払うことで人狼を出現させることができる…
こいつでグシャグシャに引き裂かれる奴を見るのは…とんでもなく楽しいね…ヒャッハッハ…
さーあ、五万イェンだ、『ライカンスロープ』!!」
 紙幣から現れたのは、人狼の上半身だった。
「払うものによって部位が異なるのか。だが、対処できない速さじゃあない」
「果たしてそうかな…ふっふっふ…」
 またしても人狼はレインに喰らいつこうとする。そしてその速度は、先程より上がっていた。
(な、何だと!?速いッ!?)
 レインは銃を構えているが対処しきれず、人狼がレインの頭に噛み付いた…ように見えたが、レインは一瞬で一歩退いていた。

(ムッ!?避けたのか!?だがどうやって……ああ、そうか)
 グレッターは即座に理解した。スーヴェーンがレインの腕を掴んで引っ張ったのだ。
 レインは目の前の人狼の眉間に銃弾を打ち込む。人狼は後ろに倒れ、蒸発する。
「スーヴェーン、お前の道は確か『超高速で移動する能力』だったな。あらかじめ調べておいた」
 スーヴェーンは息を吐いた。眼が淡く青色に光っている。
「だが、そいつは数秒しか使用できないっていう欠点があるそうだな。今みたいに防御にしか使えないだろうなァ」
 グレッターはにやにやと笑った。
617新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/03/07 23:34 ID:???
(…スーヴェーンのお陰で頭を齧られずに済んだが…加速する能力か…
あいつの言ったように、数秒じゃあどうしようもないだろう…この人狼は破壊できそうに無い…
そしてどうやら、品物の価値によってあいつの出す人狼はパワーアップしていく様だ。しかも破壊してもあいつにダメージはない…)
「フッフッフ、これならどうかな?」
 グレッターは再び紙幣を空中に放り投げる。今までより多い。
「十万イェンだ!少々痛い出費だが、お前らを殺せば報酬をガッポリ頂けるんでな。さあ、どうする?」
 紙幣の束が舞い、今度は全身が現れた。レインはスーヴェーンに言う。
「その『加速』の能力を使って、攻撃してくれ。一瞬でいいから隙を作ってくれ」
 人狼が跳ねる。同時に、スーヴェーンの姿が消えた。
「フン、どんなに高速で攻撃しても、生身の人間に『ライカンスロープ』を倒せるわけ…」
 そう言いかけたグレッターはぶっ飛んだ。後ろの壁に激突する。
 スーヴェーンが高速で体当たりしたのだった。
 その瞬間、空中の人狼も一瞬停止し、レインは銃弾を打ち込んだ。
「グハッ!!じ…人狼じゃあなく…俺の方を攻撃するとは…」
「ああ。やっぱり、お前が操作していたんだな。動きが正確だし、自分で意思を持っている様にも見えなかったからな…」

(…ヤバイ、金がもう無い!クソッ、ホワイトキャットめ…これをやるしかない…やらねーと、俺がやられる!!)
「『ライカンスロープッ!』俺の体をやるッ!!出て来い!!」
「な、何だと!?」
 グレッターの右腕が、何かに喰われたように消失していく。そこから、人間のものではない腕が生えた。狼の腕だ。
 レインはグレッターを撃つ。右胸に着弾した。
「ぐゥ!!いてェェ!ハッハッハ、だが、俺の体をいくら傷つけても、もう道を封じることはできねェ!
てめーらの頭を噛み千切ってやるッ!」
 狼の部分がグレッターの体を登っていく。その部分からは血が流れるが、グレッターは笑い続けている。
(こいつが完全に狼になる前に何とかしないとな…だが、どうやって…確信はないが、頭をぶっとばせばいいのか…)
618新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/03/07 23:36 ID:???
「レイン、この前のレーザーはまだ使えないのか?」
 スーヴェーンが息を切らしながら言う。
「…大分回復してきたようだ。電気みたいなあの刺激が、微弱だが戻ってきている。だが、あまり強力なのは無理だ。
…思いっきり近づけば何とかなるかも知れないが…」
「クックック、作戦会議は終わったか?そろそろ攻撃させてもらうぜッ…」
 グレッターの半身が既に狼のものになっている。
「レイン、私がさっきの様にあいつの動きを止める。その隙に打ち込むんだ」
「果たして、そううまく行くかなァァ!?グハッッハッハッハッハ!!」
 口から血を吐きながらグレッターが笑う。次の瞬間、前方に目にも止まらぬ速さで跳ねた。
 同時にスーヴェーンが道を発動する。
「無駄だスーヴェーン!!お前には俺を倒せねェッ!!」
 グレッターは腕に噛み付いた。その歯は既に鋭く、口は耳まで裂けている。
 骨が砕ける。血が飛び散った。

「まずは腕をいただき……な、何ィィ!?これは!?」
 スーヴェーンの腕は無傷だった。その手には別の腕が握られていて、グレッターが噛み砕いたのはそれだった。
「そうだ、それは私の腕じゃあない…お前が持ってきた奴だ」
「グッ!ふざけたことをッ!!…ハッ!!レインがいない!?」
 グレッターが腕に気を取られている間に、レインは消えていた。
「ど、どこだッ!?」
「ここだよ」
 レインの声が上からした。見上げたグレッターの目に、銃口が飛び込んできた。
「零距離発射だ…お前に幸福を」
 青い閃光がグレッターを貫いた。
 飛び散った血液が、後ろの壁に飛び散る。壁の狼の口にべっとりと付着した。
「どうやら…狼に喰われたのは、お前自身だったようだな…」
 空の真っ赤な月は、西に傾き始めていた。
619新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/03/07 23:38 ID:???
 暗い部屋の中。ナーイズァは手術台の上に横たわっている。右腕は液体に浸されていた。
 一人の人物がそこに入ってくる。顔は見えない。
「レッドキャット…無様だね。あっさり負けて、逃げ帰って来るなんて…」
 その人物は子供のような声で言った。
「お前は『イエロー』…俺を笑いに来たのか?」
ナーイズァは苦々しげに答えた。それとは対照的に『イエロー』と呼ばれた人物は楽しそうに言う。
「まあね…ボスはあんたに、ナノマシン『ルキフグス』を使えと命令した…
もったいないと思うね。今度は失敗しないでよ…そしたら、私があんたを殺すよ…」
「く…分かっているさ。ところで…『計画』はどうだ?狂いは無いのか?」
「ああ、もう終盤だよ…心配するくらいなら、失敗しないで欲しいね…
今のところ問題はない…あとは邪魔な猫を退治するだけ…『白い猫』をね…」

 グレッター 道名『ライカンスロープ(人狼)』― 死亡

続く
620新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/03/07 23:39 ID:???
 道名―『ライカンスロープ(人狼)』
 道士―グレッター

破壊力:A スピード:A 射程距離:C
持続力:D 精密動作性:B 成長性:C

能力―何かを支払うことで、人狼を出現させる。
   その価値によって、部位や運動能力が変動する。


 道名―『ダッシュ(加速)』
 道士―スーヴェーン

破壊力:なし スピード:A 射程距離:なし
持続力:E 精密動作性:なし 成長性:B

能力―自分の動きを加速する。
   体力の消耗が激しいので、使用可能な時間は数秒。
621マロン名無しさん:04/03/08 11:57 ID:???
「零距離発射だ…お前に幸福を」ワラタ

乙です!お金を払って出現させる道がユニークですた
622新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/03/09 22:46 ID:???
さて、鬼星隊とかいうサイボーグが出てきたが…
「人間じゃない」と言ったからには、ナノマシンの刃で両断とか、
頭に銃弾打ち込んだりとかあるんだろうか。
623バモラ:04/03/10 04:37 ID:???
んバモラぁああ〜〜〜!!
624新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/03/13 22:51 ID:???
またしてもスレが止まっているな…

エキドナの能力の射程距離はどれ位だろうか。
その能力で、手だけを移動させ
あの二人のサイボーグと戦ってるスヴェンの背中をナイフでグサリと…

…いや、淑女であるエキドナがそんな卑劣な事をするはずがないか…
625272:04/03/13 22:58 ID:???
 エキドナの射程:
 最大射程15m、自身の氣を込めた呪札を使用することで5kmまで延長可

だ そうです。

原稿、50枚から先が中々進まない。でもまぁ20日位には何とか仕上がりそう。
626マロン名無しさん:04/03/14 19:23 ID:???
楽しみにしてます!
627新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/03/14 21:06 ID:???
>>625
五キロ…か。凄いな。
そして作品を楽しみに待っているよ。

道をまとめた。面倒だから英字表記はなしにした。

279 プレス(圧縮)      詳細不明
333 マリアビリティー(展性) 物体を押しつぶす
282 イマジネーション(想像) 無限の力を脳内に得る
283 デザート(砂漠)     灼熱の太陽を作り高温にする
285 ブレインレス(知欠)   何のためらいも無く自作自演できる
357 リバーシブル(逆転)   自分の体を裏返す
399 エッセン(食)      無生物を食べその力を得る
399 ダークカルデラ(闇鍋)  物体を食べ物に見せる
401 リストレイント(拘束)  鎖や縄を作り拘束する
467 スカージ(罰)      罪を犯したものを裁く
471 アダマント(金剛石)   触った物を硬化する
475 ワード(文字)      デジタル化した氣で文字を変換する
487 デッドマン(死者)    幽霊になる
518 デリート(削除)     銃で撃ったものをゴミ箱に入れて消す
528 リザード(蜥蜴)     口から吐いた煙を浴びた相手を蜥蜴にする
550 ファンガス(菌糸)    体表にカビのようなものを作り出す
581 ディーパン(濃化)    特性を色濃くする

レクイエム
359 マスマティクス・レクイエム(数学鎮魂歌)     周囲の数字を4で割れる数にする
538 マグネティックフィールド・レクイエム(磁場鎮魂歌)地球上のもの全てを引き寄せる

道名不明
450 近くの金属を操る
594 ??
628マロン名無しさん:04/03/14 22:06 ID:???
つーかさ、今までに作られた道使ってくれないとつまらないんだが・・・
勝手に作られても萎える
今までそれが面白かったし
629マロン名無しさん:04/03/14 22:27 ID:???
なるほど…
630新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/03/15 18:44 ID:???
>>628
一理あるな…
では敵として出してみよう。

さて…頭にセンサー埋め込んでる敵にどう対処するのか。
そしてトレインがレールガンをどう使うかに期待だな。
631272:04/03/15 22:41 ID:???
>>628
了解しました。

>>630
もう既に4発使い切ってますが。
632マロン名無しさん:04/03/18 03:44 ID:IiDnuWuT
うyそh
633新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/03/18 20:10 ID:???
>>631
や、もう使い切ってしまったのか。
だが…『怒り』で限界突破とか…ないかな…

ところで…今日本屋に逝ったら「MATATABI」は売ってなかった。
1手遅かったか…今少し予算と時間があれば…
(最も、仕入れてなかったという可能性もあるけど)
634272:04/03/20 10:36 ID:???
そんな事より聞いてくださいよ。考察スレで見掛けたんですが。

 832 名前: 名無しさんの次レスにご期待下さい [sage] 投稿日: 04/03/14 19:05 ID:Yayjhcar
    今さらマタタビ読んで驚いた事実があった。

    異大陸にすむ住人すべてが、タオが使えるという設定があるみたい。
    つまり、五歳児でもとんでもない能力とかあるのか。
    人口が何人いるか知らないが、この設定はある意味、クロノスの設定なんかより、突き抜けていると思った。
    たぶん、日常的に神気湯みたいなものを飲ませていて能力を発動させるのだろう。
    実はシキはB級クラスだという展開だと笑えるのだが。

    はっきりいって、異大陸編があったら、強さのインフレ化は決定的だ。

406で思いっきり『道能力は遺伝しない』とか書いちゃったんですが、どうしましょう?どうでもいいですか?
635マロン名無しさん:04/03/20 12:03 ID:???
>>634
スタンドの設定が変わることはよくあったからいいんじゃない。
636新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/03/21 00:30 ID:???
>>634
そんな設定があったのか、興味深い。
ではょぅι゛ょの道士とかもアリか。

…遺伝か。別に良いと思う。
黒猫本編でも設定はどんどん忘れられていくだろうと予想する。
637マロン名無しさん:04/03/21 08:16 ID:???
マタタビちょっとだけ読みたい
638過去編 前編: 1/15:04/03/21 12:45 ID:???
 何もかもが不鮮明だ。全ての感覚が不明瞭だ。一体この感覚をどう表現したら良いのか。
簡単に言えば――そう、夢の中に居るような感覚。否。夢の中に居て、それが夢だと気付い
ているのに、それでも起きられない――そんな感覚か。この町に住み始めてもう10年にもな
るが、未だにそんな感覚が付きまとう。僕にとっての現実は、あの場所で過ごした、たった8
年だけの様な。だが、今居るこの世界こそが現実である事も理解はしているのだ。
 現在僕は、周りが全て白で塗り潰された部屋に居る。別に比喩等ではなく、只単に、病室
に居ると云うだけの話だ。あの事件の後、留置場からここに移されたのだ。
 一体何故こんな場所に僕は居るのか。
 経過が解らぬという訳ではない。或る事件が起き、第一発見者であり被害者と顔見知りで
あった自分が疑われ、連行されたとのはよく解る。無実ではあるのだが、警察としては当然
の処置であると納得は出来る。事件の経緯を調査した結果、僕の深層心理に多大な傷が
有っただろうと警察が判断し、心療内科に移送したという事も、余計なお世話だとは思うが
理解出来る。
 だが何故僕は大人しくそれに従っているのか。『大丈夫です』と一言言って、この病院を退
院する事も出来る筈だ。現実感喪失症候群は今に始まった事ではないし、軽度のモノだ。入
院する必然性は感じられない。なのにそれをしない。一体何故こんな場所に僕は居るのか。
 "理由は解っている筈だ"
 そう。理由は解っている。頭に響く、この声だ。彼女の死体を見た直後から響く、僕だけに
聞こえる声。最初は、彼女の死が、自分が考えていた以上に自分に打撃を与えていたのか
と思い、動揺した。しかし衝撃を受けたとして、それが何故声となり現れたのか、そのメカニ
ズムが解らなかった。しかも声にはその『主』まで居る。鏡の中だけに映る奇妙な影。それが
声を発している――様に見える。否、感じられる。この理由が解らない限りは、あまり動くべ
きではないと思う。少なくとも、今読んでいるこの本を読み終えるまでは。
639過去編 前編: 2/15:04/03/21 12:51 ID:???
 影が鏡の中にしか見えない理由は、何となくだが、解る。彼女の死体を発見した直後に鏡を
見、自分の背後にある奇妙な影に気付いたからだ。確かに彼女の死は僕の深層心理に結構
な打撃を与えたのだろう。だからその衝撃が最も大きい死体発見直後に見た奇妙な存在、即
ち影を、僕の脳が死の象徴として認識したのであると考えられる。そして恐らく、鏡の中にそ
れを見た事で『鏡=影』という連想も記録された。
 "努力は認めるが、違う。私はもっと以前から君と共に在る"
 鏡の中にしか映らない影のメカニズムは、これで良い筈だ。しかし問題はこの声である。声
が聞こえてきた時は空耳を、次に解離性同一性障害を疑った。一般的なその症例ではない
が、同時に複数の人格が一つの肉体に棲まう、という事例も存在する。だが、何かが違う様な
気がしてならない。大体彼女の死が、それ程自分に影響を与えると云うのが先ず考え難い。
先の仮設の前提条件を今更否定するのもどうかと思うが、それは契機がそれしか思い浮か
ばなかったからこそ採用した案であり、別の可能性があればすぐにそちらへ方向転換するだ
ろう。
 彼女。エリザベート・カルティエ。自分を支配しようと画策していた女。僕が欲しかった知
識を提供してくれたという点では感謝してやっても良いが、それだけだ。それ以上の感慨がそ
もそも無い。そんな女の死が、一体どれ程の影響を他人に与えられるというのか。
 "それは私も同感だ"
 ふむ。別人格が認めるという事は、これは正しいのか。
 しかし――実はもう、これ以上この部屋に居ても、何ら進展は無いと思われる。ここの図
書館にある精神障害に関する本は、今全て読破したのだ。これ以上ここに居る理由は無い。
退院手続きを取るべきなのだろうが、面倒だ。どうせ自分は天涯孤独の身。困るのは医者だ
けだ。
 僕は、否、僕と影は病院を後にした。
640過去編 前編: 3/15:04/03/21 13:15 ID:???
 「――我々が捜査から外れるというのは一体どういう理由からですか!?」
 精密機械工業都市、モントールに置かれた県警本部。その7階に在る小会議室に、40代の
刑事が怒鳴り込んで来たのは、予測済みの事ではあった。
 モントール警察署副署長、リュストール・ガヴリエル。国家公共安全保障機構のロコナ・ベ
ルヌーイとレオナルド・テルツァギー。そして国際刑事警察連盟からは私――ライアン・マイ
ヤーホフとカチュア・デルフィニウムが出席する会議中である。
 「何だ君は!会議中だぞ。出て行き給えッ」
 頭の禿げ上がった副署長が立ち上がって抗議する。部下の失態は上司の責任にもなるの
で、当然の事ながら激昂している。
 「こいつが黙っていられますか!突然捜査を外されて『この事件は今後一切他言無用、全て
を忘れろ』と言われてハイそうですかと引き下がれますか!?こっちにも意地ってモンが有り
ますッ」
 「オリフィス刑事、落ち着いて下さい!」
 後ろから矢鱈と背の高い刑事が止めに入るが、あっさりと突き飛ばされる。
 「五月蝿え!公安だか何だか知らねえが、納得のいく返答が聞けるまでは、俺は帰らねぇか
らなッ」
 「――副署長、彼に説明を」
 ガヴリエルが苦りきった表情でこちらを見、いいんですね、と念を押してくる。既に説明
を、と言っているのだから、念を押す必要も有るまいと思うが、軽く頷いてやる。
641過去編 前編: 4/15:04/03/21 13:22 ID:???
 「…容疑者ダイアナ・J・オストワルドが、国際テロ活動支援組織『七色の猫』と接触した
可能性がある」
 な…ッ、とオリフィスが息を飲む気配が伝わる。
 『七色の猫』は2世紀以上に渡り裏の世界に暗躍する、死の商人である。72年前の世
界大戦で、表にもその名を残した。玩具のナイフから核ミサイルまでを合言葉に様々な
テロ集団――チンピラから軍事国家までを相手に商売を続けているが、中々その尻尾
を出さない強かな組織だ。商業展開の規模が大きい割りに、組織の構成員数が極端
に少ないのがその原因であると思われる。
 そこで私が身分証明書を見せてやる。隣に座るデルフィニウムも。
 「あ…ICPN!?」
 ICPNの者が一般の警察と接触する事は殆ど無い。受け持つ役割が違う所為だ。例え
ば、ある麻薬密売組織が存在したとすると、小売店を叩くのが所轄、国内流通ルートと
卸売り店を叩くのが国家公共安全保障機構、全体的な流通ルートと輸出業者を潰すの
がICPNである。
 「したがってこの件はICPN及び公安が管轄する事となった。――さあ、もう解っただ
ろうオリフィス刑事。処分は追って下す。さっさと出て行け!」
 忌々しげに顔を歪めるオリフィス刑事とやらは、後から来た背の高い男と共に追い出
される。
 「――さてと、どこまで話しましたっけ?」
 「『エリザベート・カルティエの"記録"の処分に関しての具体的な取り決めについて』
ってところですよ、ベルヌーイ係長」
 そして、前代未聞の事件に関する会議は、たった5人、否、実質3人で進められる――。
642過去編 前編: 5/15:04/03/21 13:30 ID:???
 7月3日の事である。モントール郊外で鍛冶屋を営む49歳の男が殺された。死因は毒殺。
腕にナイフが突き立てられた痕があったが、その凶器に塗られた毒が元で、男は死んだ
のだった。容疑者は刀鍛冶――マイケル・フィーアの息子、ノイン・フィーア。今年18にな
る養子で、最近養父との口論が絶えなかったとの近所の住人の証言と、殺害推定時刻
に不在証明が無い事、彼がよく行く山に、鍛冶屋を殺した毒を持つ野草が生えていた事
が、彼を抜き差しならない状態に追い込んでいた。
 しかし、そこに現れ、彼のアリバイを証言した人物が居た。パン屋の娘、エリザベート・
カルティエである。ノインは確かに父親と喧嘩してはいたかも知れないけれど、彼はそん
な父親を殺す様な乱暴な事をする人じゃない、その時間なら確かに私と一緒に居た、今
まで名乗り出なかったのは警察がその時刻を発表していなかった所為だ、ノインが私の
事を喋らなかったのは、私に迷惑が掛かると思ったからよ、とカルティエは証言する。
 警察としては、即座に裏を取りに走ったが、特に証言に矛盾点は無く、しかし二人を見
掛けた人は誰もおらず、かと言ってカルティエに偽証してまでノイン・フィーアを庇う様な
義理も無く、そもそも父親との口論と云っても、それを証言したのはエリザベートに横恋
慕する男只一人であった事もあり、ノイン・フィーアは証言のあった3日後には釈放され
た。
 そして7月12日。今度はカルティエの友人3名が『変死』する。死因は心臓麻痺。だが、
これは殺人であった。証拠は死体と現場の状況にある。それぞれに二つずつの特徴が
あったのだ。
643過去編 前編: 6/15:04/03/21 15:50 ID:???
 先ず死体の状況。一つは、死体の上にプレイング・カード(ハートの4,5,6)と百合の
花が添えられていた事。二つは、死体に外傷が全く無かった事である。百合の花とプレ
イング・カードを何故置いたのか?それは直接犯人に聞けば良い事だ。だがどうやって
彼女らを殺害したのか?彼女等は健康体であり(4月に受けた健康診断による)心臓に
欠陥など無かった。市販のスタンガンを改造した物を凶器として使えば、確かに殺害は
可能である。しかしそれでは、死体に火傷の跡が残る筈なのだ。しかし死体は無傷であ
る。何か恐ろしいモノでも見たのか?しかし三人ともベッドの上で、まるで眠る様に死ん
でいる。恐怖に引きつった様な顔ではなかった。抵抗しようとした形跡も無い。凶器は一
体何なのか?
 次に現場の状況である。被害者宅の錠は焼き切られていた。これが一点。もう一点はセ
キュリティー・システムである。三軒の内二軒が警備会社と契約していたのであるが、それ
らのセキュリティー・システムは機械内部に、極端な高電圧を受けたかの様な状況で故障
していたと言う。
 この時点で国家公共安全保障機構――通称公安の方に連絡が回れば、16日の事件は
回避出来たであろうが、後々更なる悲劇を起こしたであろう事は、エリザベートの日記帳が
保証してくれる。
 問題の7月16日。エリザベート・カルティエを含む3名が殺害され、ある証拠品が発見され
るに至り、ようやく事件は公安の手に渡る事になる。
644過去編 前編: 7/15:04/03/21 15:58 ID:???
 事件の発覚はノイン・フィーアの通報による。一家全員が死んでいる。状況から見て殺人
ではないか――。救急隊員が聞いたその声は冷静そのもので、そのあまりの落ち着き振り
に最初は悪戯かとも考えたが、前の3件の事件と状況が酷似していた為、警官と救急隊員
が派遣される。駆け付けた彼らが見たものは、百合の花弁に囲まれたエリザベートの死体
であった。カルティエ家で見付かったそれは3体。エリザベートにはハートのクイーン、両親
には同種の2と3が置かれていた。異様な程に冷静なフィーアを留置場に送り(被害者と顔
見知りの第一発見者であるから、この判断は止むを得ないと言える)、家宅捜索を始めた
警察は、エリザベートの日記帳を発見する。犯人の手掛かりを求めた警官が内容を確認し、
そして上司に相談した結果、公安の手を煩わせざるを得ないと判断され、またノイン・フィー
アも留置場から病院の心療内科に送られた。
 日記帳の内容は可愛らしい表紙とは裏腹に、吐き気を催す様な狂気に彩られていた。彼
女とノイン・フィーアの出会いから始まったそれは、日記と言うよりは実験記録である。
 エリザベート・カルティエはノイン・フィーアに洗脳を施し、己に絶対の忠誠を誓わせる様
に仕向けていたのだ。
645過去編 前編: 8/15:04/03/21 16:04 ID:???
 ノインがマイケル・フィーアの養子となったのは8歳の時。それまでは何処に居たかと
いうと、隣町の孤児院である。マイケルがノインをそこから引き取ったのかというと、さに
非ず。そこの孤児院は、ノインが8歳の時に放火で消失しているのだ。死者11名、行方
不明者3名に及んだ大火災である。焼き出されたノインが彷徨っていたところを、マイケ
ルが拾ったと云うのが、近所に住む老人の証言だった。マイケルが彼を、愛情を以って
育てていたであろう事は、役所に書類を申請し正式な養子とし、将来自分の鍛冶屋を
継がせる気であった事から解るが(弁護士と何度も接見し相談している)、彼は所謂偏
屈で頑固な職人であった。ノインには小学校に行かせず、その全ての時間を己の技を
伝える事に使っていた。先進国中、唯一子供に教育の義務が存在しないこの国なら
ではの話であるが(勉学に励む・励まないもその人の自由である、とされている)、兎も
角鍛冶職人の師匠としては優秀だったのか、ノインの作品は県の美術館にも飾られて
いる。だが彼の学力はと言うと、文字は簡単な文法が読める程度、算数は数字が読め、
数えられる程度。要するに小学校2〜3年生程度の知識量しかなかったのである。この
為、近所の同年代の者には陰口を叩かれていた。面と向かって苛められなかったのは、
一流の鍛冶屋由来の、筋肉のお陰であるらしい。
 そんな彼に知識と教養を与えたのが、あのエリザベート・カルティエである。ノインにと
って彼女は自分を教え導いてくれる女神であったのだろうが、日記帳が示す事実はそ
んな美しいモノではなかった。エリザベートは、一人の人間を自分の気に入る様に教育
し、支配していく事を愉しんでいた。日記の一部を抜粋すると、以下の様である。
646過去編 前編: 9/15:04/03/21 16:14 ID:???
 『今日はあの子に"悪女"とは何か、と云う事を教育した。辞書には性質の悪い女、容
貌の悪い女、としか書いていないもの。街へ出て、駅前で煙草を吸う女、路地裏で春を
売る女、喫茶店で頭の悪い会話をしている女達を見せてあげた。あの子はアイツ等を
気味悪げに見ていたわ。勿論、私が「ああいう女は危険よ」だとか「裏では何を考えて
いるか解らない」とか「あんな会話は上辺だけで、本当は何も解らずに、只他人の会話
をなぞっているだけなのよ」と教えてあげたから。特に、煙草を吸う女。自分の肺を悪く
するだけなら兎も角、他人をも巻き込む最悪の公害だもの。それに自分の体を大事に
しない人間が、子供をきちんと育て上げられる訳が無いわ。喫煙者は非喫煙者よりも
流産・死産、それに奇形児を生む確率が高いのだと、あの子によく言い聞かせたの』
 そもそも自分に都合の良い情報しか与えない、ノインが自分に都合の悪い事をしようと
すると悲しそうに微笑む事で制止する、自分こそが貴方の救世主なのだと錯覚させる、
等、人を支配し洗脳する手段が事細かく記録されていた。そして恐るべき事に、彼女は
それを自覚し、その力を行使していた。彼女の美貌と演技力はその本心を完全に覆い
隠し、ノインの心、友人知人を完全に騙し通していた。彼女は今年度、短期大学を卒業し、
モントールの小学校に教師として就職する予定だったのだ。
 だが、それだけなら、最早死人の事である。記録を処分するだけの仕事に公安が乗り
出す訳は無い。日記の一文に、こう書かれていたのだ。
 『こんな愉しい事を教えてくれた、あの人に感謝しなくちゃ』
 エリザベート・カルティエが、ノイン・フィーアが増殖する恐れがある――この懸念が公
安を動かした。
647過去編 前編: 10/17:04/03/21 16:24 ID:???
 しかし、公安の係官が動き出そうとしたその日、事件は大きく進展した。ノイン・フィ
ーア宛に百合の花束が届けられたのだ。差出人の名はダイアナ・J・オストワルド。
 花束だけならばどうという事もない。事件を知った誰かが、彼を勇気付ける為に贈った
モノだとも解釈出来る。しかし、花束には余計な物が付いていたのだ。ハートのキングと
メッセージ・カードである。カードにはこう書かれていた。
『もうすぐ迎えに行くわ。お楽しみに』
 今まで捜査線上に全く上がってこなかったこの人物こそが、犯人であると目星を付け、
モントール署員は直ちにオストワルドを洗った。結果、市の中心部に住む一人の女の存
在が浮かび上がった。本名は同じ。年齢は23歳。これと言って特筆すべき点もない凡
庸な女であった、とは近所に住む主婦のコメントである。後は行方を眩ませているこの
女を掃除屋に捕まえさせて、動機を聞けば事件は解決だ。捜査員の心は逸った。
 だが、そこで公安から待ったが掛かる。6名の殺害方法と現場の謎が、公安には解っ
ていたからだ。
 ――犯人は電機を操る道士だ。それも強力な。下手に動いては無駄な犠牲者を出す
恐れがある。
 だが、「犯人は超能力者で危険だから」と云う巫山戯た理由では、捜査員を納得させ
られる訳などない。何か別の、説得力のあるストーリーが必要だ――。


 「と、云う理由で、休暇中の私と研修期間中のデルフィニウム二等書記官が引っ張り出
された訳だ」
 長い話を終え、私は友人の前に座り、3杯目の珈琲を啜っている。例の会議終了後の事
である。
648過去編 前編: 11/17:04/03/21 16:31 ID:???
 目の前に座るこの部屋の主――レイン・ネットは聞いているのか聞いていないのか、ボ
ケッとした表情でこちらを見ている。
 「ちゃんと聞いていたか?」
 「――話、長過ぎだろ。俺は『どういった用事でこっちに来たんだ?』としか訊いてないの
に」
 言われたから答えたのだが。一体何が不満だというのか、この男は。
 「そういう場合は『野暮用で』と一言言えば済むだろうが。糞真面目に長々と」
 本当に真面目な人間なら、友人とはいえ関係の無い人間に捜査内容を喋ったりはしな
い。
 「興味無いのか?近所で起こった大事件だぞ?」
 「だって賞金出てないじゃないか。まぁ理由はよく解ったが」
 そういえばこういう男だった。金の絡まない話には殆ど興味を示さない。信念なんて無い、
とか宣う割にはこういう部分はしっかりしている。
 友人、レイン・ネットは俗に言う掃除屋である。
 職業の正式名称は『犯罪等に端を発する行方不明者等の捜索及び確保を行う専門捜
査官』。50年位前までは、"指名手配された犯罪者の情報を提供した者に報奨金が払わ
れる"といった程度のものだったのだが、いつしかその報奨金を専門に狙う者達が現れ出
した。だが、犯罪に関わった者の動向を知る者もまた犯罪者である可能性は高く、情報の
流出に対する血の報復と云うのも決して少なくはなかった。そこで賞金稼ぎ同士の相互
補助組織が誕生した。集団で獲物を追い、報奨金を山分けするのである。暫くはこれが
上手く機能していた。しかし、多対一と云う状況、相手は犯罪者と云う意識が賞金首への
私刑を生む事態が多発。一度は報奨金制度を白紙に戻すが、各地にいる警官だけでは
急増する犯罪者の数には対応仕切れず、やむをえず制度を復活させる。但し、今度は有
資格者に限る、とした上で。賞金稼ぎは職業になった。これが30年前、有資格者の増加
に伴い地方自治体主体の資格から国家資格に格上げされた。更に警察の持つ逃亡した
犯人の確保と云う仕事が分離され、『犯罪等に中略捜査官』のモノとなった。今や掃除屋
に資格が必要ないのは、発展途上の第三世界くらいである。
649過去編 前編: 12/17:04/03/21 16:41 ID:???
 ちなみに掃除屋と云う俗称は、マスコミによって付けられたものである。当時流行ってい
たTV番組のタイトルであるらしい。
 掃除屋は国家資格を持たなければ成れないが、国家公務員ではない。自由業に分類さ
れ、完全出来高制であり、したがって退職金も出ない。だが稼ぐ者は稼ぐ。一時は長者番
付の1〜5位を占めた事があった。
 レインの稼ぎがどの程度かと言うと、実は私の収入よりも大きい。知り合った大学時代か
ら目端の利く男ではあったが、今や他国の掃除屋ブラック・ジャッカル=セバスチャン・フォ
ーロウと並び、ホワイト・キャット=レイン・ネットと呼ばれる程の有名人である。
 「…で、マイケル・フィーアを殺したのは誰だったんだ?エリザベートか?」
 「――その通り、エリザベートだ。目的は二つ。一つは彼女以外にノインの人生を左右出
来るであろう人間を排除する事。もう一つは、ノインを最低のコンディションに突き落とした
上で、そこから彼を救出し、彼女の万能感を彼に強く印象付ける事。…しかしよく解ったな」
 「いや、只の勘。……だが、そこまでして、殺人を犯してまで、ノインを自分に服従させて、
彼女は何がしたかったんだ?否、彼女はノインに何をさせたかったんだ?」
 「それは、発想が逆だ。さっき言っただろ?彼女は一人の人間を自分の気に入る様に教
育し、支配していく事を愉しんでいた。支配は『手段』じゃない。『目的』だったのさ」
 「…何と言うか、気分の悪くなる話だな」
 その通り。あの『実験記録』を読んで、私は吐きそうになった。ノイン・フィーアの名前は
初日以外全く出て来ず、2日目以降は全て『あの子』で統一されていたのだ。あの女は、
一体何様のつもりだったのか。
 「結局愚痴言う為にここに来たのかお前は。巫山戯ンなコラ珈琲代寄越せ!」
 「それ位なら払ってやるよ…。お前の入れる珈琲は美味いからな」
650過去編 前編: 13/17:04/03/21 16:59 ID:???
 「320バールになります」
 アンヴァンティの通貨単位バール(B)の貨幣価値は、世界でも高く、国際刑事警察連盟
本部の位置するフェレニア国の通貨単位フェール(F)で換算すると1Bは約120F。フェレ
ニアの缶コーヒー1本が120F、アンバンティでは1Bなので、レインの提示した金額は、そ
の320倍だ。完全なぼったくりである。だが、その金額なら――。
 「分かった。了解した。釣りは要らんよ。――今日、ノイン・フィーアが収容されていた病
院から抜け出した。病院側のミスだ。病院は彼に1500Bの賞金を掛けた」
 「最初からそれだけ言やあ良いんだよ、この間抜け!」
 言うが早いか彼は即座に席を立ち――外に飛び出して行った。
 「…ノイン・フィーアの顔、知っているのか、アイツは?」
 それに、この部屋の鍵はどうする気だ。

                 ***********

 彼女の家には立ち入り禁止のテープが貼ってあったものの、見張りの警官は居なかっ
たので難無く入れた。丁度彼女の死体を発見した位の時間帯、3時頃である。部屋の中
には西日が差し込み、電灯を点けなくとも充分に明るい。部屋の中央にはテープで作ら
れた人型がある。
 改めて彼女のことを思い出す。
 最初に出会ったのは県の美術館だった。飾られている自分の作品を見に行ったのであ
る。パンフレットを見ながら近付いてきた彼女は、僕にサインを求め喫茶店に誘った。世
間話に興味は無いので断ったが、4,5日後に家の近所で偶然出会うことになる。
651過去編 前編: 14/17:04/03/21 17:24 ID:???

 「私、将来学校の先生になろうと思ってるんです」
 何故彼女が突然そんな事を言い出したのか、当時は解らなかったのだが、今ではよく解
る。
 「近所の人に貴方の噂を聞いたんです。その――小学校を卒業してらっしゃらないとか」
 それは仕方の無い事だ。鍛冶の技術は奥が深く、修行を始めて10年で美術館から声が
掛かるなど極めて稀である。若い頃に稼げるだけ稼いでおけ、というのが養父の方針だ。
 「それで、相談なんですが…あ、いえ、失礼なのは分かっているんですけど…もし良けれ
ば、教育実習の練習相手になってもらえれば…」
 ああ、いいですよ、と気軽に応じたのは、自分が受けた事の無いカリキュラムを知りたい
という、好奇心からだった。大体僕は文法や綴りをあまり知らない。只で教えてくれると言う
のならば、受けておいて損は無かった。
 翌日から彼女のレッスンが始まったのだが、お世辞にも巧いとは言い難かった(算数は
分かり易かったが)。プロでもない大学生、しかも無料ともなれば文句を言う訳にも行かず、
仕方無しに自ら予習・復習をし始めた。彼女は自分の教え方が巧いのだと勘違いしていた
様だが、別にそういう訳でもなかった。当時、僕が家で勉強している姿を見て、養父は後ろ
めたそうに「矢張り、学校で勉強したかったか?」と聞いてきたが、別にそうは思わなかっ
たので、「いいや」と答えた。えらくホッとした様な顔の養父を見て、彼も老いたなと思った
のが印象に残っている。
 半年程で、小学校・国語のカリキュラムを独学で学習し終えた僕は、図書館に入り浸り
小説を読み漁った。世界の全てが虚構の様に感じられる僕にとって、完全な虚構である
小説の世界は居心地が良かったからだ。
652過去編 前編: 15/17:04/03/21 17:41 ID:???
 その時僕が読んだ小説、その中に彼女の願望を知るヒントが有った。
 彼女の望みは他人の支配だ。言動の端々からその兆候が見て取れる。自分にとって都
合の良い情報を褒め、意にそぐわないそれにはちょっとした不満を漏らす。自分と同じ意
見には笑顔を、異なった意見には悲しみを、それぞれ向けるわけである。それを、閉じた
空間で何十回も何百回も繰り返せば、彼女の笑顔が魅力的であればある程効果的であ
るだろう。
 だが悲しいかな、僕は彼女に魅力を感じる事は無かった。彼女には、僕を夢の中から引
き摺り出す様な力は無かった。彼女の笑顔は、仕掛けの知れた手品の様だった――。

 それが、彼女に関する、僕が持つ情報の全てだ。
 白線の内側に立ち、あの時覘いた鏡を観察する。何の変哲も無い、只の鏡。只の――。
 "……思い出したか?"
 ――何と云う事だ。今まですっかり忘れていたことを思い出した。
 僕には、明るい場所で鏡を見た記憶が無い。鏡の前に立つ時は、常に暗がりだった。こ
れは…。
 急いで記憶を整理する。何故だ?何時からそんな事を?初めて鏡を見たのは――。
 全てを思い出し愕然とする。何て事だ。僕が今まで明るい場所で鏡を見なかった理由。
それは。
 この影の所為だ。鏡の中にこの影が見えるから。だから影が見えなくなる暗がりで。日
の当たる場所で鏡を見れば、コイツを見てしまう。日の当たる筈の場所にある不自然な影。
初めて見たのは何時の日か。それは忘れたが、だがその時の違和感ははっきりと思い出
した。違和感。
 "そうだ。私はお前が生まれた時よりここに居る。私はもう一人のお前なのだ"
 何て事だ。あの火事の日に患った現実感喪失症候群。それよりも前に精神を病んでい
たとは!
653過去編 前編: 16/17:04/03/21 17:48 ID:???
 "否それは違う。お前は別に精神疾患ではない"
 他人には見えぬ影が見え、幻聴が聞こえる。精神疾患ではなく何だと言うのか。
 苛立ちが募る。――苛立ち?久しく感じる事の無かった感情だ。10年前のあの日以来、
本来なら死んでいた筈のあの日以来。
 そう。10年前のあの日、僕は死んでいた筈だった。煙に巻かれ、苦しみながら水を探し、
仰向けになった時に天井が落ちてきて――。気が付くと道端に倒れていた。あの日以来
の全てが夢だ。
 "現実だよ。いい加減で眼を覚ますべきだ"
 夢だ。これはヒトが死ぬ前に見る夢だ。あの天井が、もう直ぐ僕の頭上に落ちる。その
筈だ。そうでなければならない。
 "何故?"
 夢は常に不条理だ。だから。別に精神疾患でも何でもないんだろう。コイツの言う通り
だった。それで全ての説明が付く。
 何だか妙にすっきりした様な、それでも霧の中に居る様な。変な気分になってカルティ
エ宅を後にする。空は晴れているというのに、何故か人通りは少ない。気の向くままに歩
き、誰も居ない路地裏に入る。ポリ容器の塵箱の上で、白猫が欠伸していた。路地裏に
入ったからと云う訳でもなく、暗くなったので空を見ると、先程とは打って変わった曇り空
だった。雨が降るのかもしれない。それで人通りが少なかったのか。何にでも理由という
モノは有るのだ。夢の中だからこそ、こんな不条理な世界なのだ。
 "現実だ"
 ならそれは一体何時からがそうだったのか。夢と現実などそうそう大した違いもあるま
い。どちらも、脳が認識する情報を整理したモノだと云う事に変わりは無い。だけど、こ
れは夢さ。
654過去編 前編: 17/17:04/03/21 17:55 ID:???
 "だから、何故?"
 勘だ。証明なんてどの道出来やしない。自分が生きているのか、それとも死んでいるの
かなんて、一体誰が立証出来ると言うのか。どうせ全ては幻だ。
 ドン、と云う音がして、近くの安アパートから、人が飛び出してくる。白猫が驚いた様に何
処かへ逃げて行く。カンカンと小気味良い音を立てて階段を駆け下り、その人物は勢い良
く飛び出して行った。何をそんなに急いでいるのか。猫が逃げる程の勢いで。猫。
 何となく猫が気になりだした。シュレディンガーの猫。観測が猫の生死を決定付けると言
う、量子力学の話。僕の生死は誰の観測によって決定されるのか。
 "世界が夢か現実かを、お前は自分で決めたんだ。ならばそれも自分で決めるべきじゃ
ないか?"
 影がそう言うのならば、他人に裁定を委ねてみよう。コイツの言動は気に食わない。
 "私はもう一人のお前だと言った筈だが"
 なら自己嫌悪なのだろうよ。…次に僕の目の前を通る人間に訊いてみるとしよう。僕が死
んでいるのか、それとも生きているのか。
 暫くすると、先程の男が、飛び出して行ったままの勢いで戻ってくるのが見えた。では彼
に質問してみるとするか。答えてもらえなければ、それはそれで構わない。僕の代わりに
彼が死ぬだけだ。
 男に向かって歩き出す。いつの間にか戻っていた猫が、ニャオと鳴いた。
655マロン名無しさん:04/03/22 13:49 ID:1i3bmh8y
カカカカコイ━━━━━━━━━━━━!!
糞猫の数万倍世界観がかっこいい
656新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/03/22 18:07 ID:???
す…凄い。
あれが元とは思えない程だ。
657新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/03/24 20:02 ID:???
ttp://www.geocities.jp/shinkitou/index.html
とりあえず道の保管庫を作ってみた。
658デッドマン:04/03/24 20:30 ID:???
>>657
SSもそこで保管すればどうよ?
659溶解・メルト:04/03/25 11:18 ID:???
保管庫乙です(。・ω・)ノ゙
660新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/03/26 19:39 ID:???
>>658
ああ。いずれはそうしたいが、更新はあまり頻繁にはできないと思うので、
期待しないで待っていてくれ。

ところで…ここにいる人は『ストーンオーシャン心理分析』という本をご存知だろうか。
古本屋で見かけたのだが、私は前にアレを買ったことがあった。
凄かった。承太郎とDIOが同一人物とか、スタンド使いがサイボーグだとか
キバヤシの推理に匹敵する内容だった。
661マロン名無しさん:04/03/27 00:29 ID:???
>>660
トンデモ本大賞候補作品だったっけ?
ストーンオーシャンだけ読んだらそんな推理ができたというやつか。
662マロン名無しさん:04/03/27 11:47 ID:???
キバヤシに匹敵するということは、かなりのものだな…
663マロン名無しさん:04/03/27 18:01 ID:???
題名きぼんぬ
664マロン名無しさん:04/03/28 18:19 ID:???
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4876894140/ref=sr_aps_b_/249-2005601-2860326
『ジョジョの奇妙な冒険ストーンオーシャン超常心理分析書』
レビューが物凄い。
一回だけ読んでブックオフに売ってしまった。
ぜひ黒猫のキャラの心理も分析してほしい。
665マロン名無しさん:04/03/28 20:17 ID:???
>>664
列車の心理分析なら、黒猫考察スレ29の280,282,287-288のヤツが面白かったです。
ttp://nagi.vis.ne.jp/bcat/ (過去ログ倉庫)


考察スレ36の459、

  459 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい :03/10/31 13:43 ID:4LEkKSJO
   このたび、黒猫の一巻を読みました。
   たしかに、現在の不殺と矛盾している点はあります。
   (命ごいしているやつをぬっ殺したり、クロノスの後輩をぬっ殺したり)

   しかし、1巻の15ページに次のようなやりとりがあります。
   列車「一度入れたデータは忘れねえ」 
   紳士「そしてどうでもいいことは3日で忘れる。ツゴウのいいオツムだ」
   ・・・つまり、この物語の列車は都合のいいオツムをもっているため
   この時期の行動は、「うっかり不殺を忘れていた」だけなのです。

   川がピンチなのにシキとゆっくり戦ったのも「うっかり川が戦っていることを
   忘れていた」

   黒爪を最近まで使わなかったのも「うっかり黒爪があることを忘れていた」

   こう考えると一貫性のない行動をとっているように思われる列車ですが、
   「忘れっぽい」という性格にそって行動しているわけです。
   そういう性格であるならば彼の行動に矛盾はないわけです。

も分かり易くて良いと思いますが。
666マロン名無しさん:04/03/29 00:53 ID:???
>>664
確か同じやつが黒猫のも書いてたような。
それだけじゃなくある程度売れてる漫画はほとんど全て手出してるはず、もちろんろくに読まずに。
667マロン名無しさん:04/04/02 03:21 ID:y9n/52P4
あくぇdrftgyhじゅいこlp;@:
668新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/04/02 20:24 ID:???
ドラえもん見てて思ったんだが、
翻訳コンニャクとかの食べ物系の道具って
ナノマシンを利用しているのではないだろうか。
669デッドマン:04/04/02 23:48 ID:???
桃太郎印のキビ団子は間違いなくナノマシンの塊
670深【道士】 ◆glkzmbQ8Hw :04/04/04 11:01 ID:???
ナノマシン
    逆から読むと
         ンシマノナ
671マロン名無しさん:04/04/04 12:39 ID:???
そこでキバヤシが登場してノイズがどうとか言い出すんですね?
672保守:04/04/05 19:59 ID:AzojU/LO
 
673捕手:04/04/07 12:42 ID:sLCa2x+p
 
674ほしゅ:04/04/07 15:38 ID:7ajxA0a6
   
675新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/04/07 19:34 ID:???
『イマジンブレード・レベル3』はただ速くて強いだけか…
透明になるレベル1が最も強かったように思える。
676マロン名無しさん:04/04/07 21:37 ID:???
暴君のパク…うわなにするやめ


>>675
君も紳士になりたまえよ
677マロン名無しさん:04/04/08 15:17 ID:???
>>675
レベル1は柄の角度から、延長線上にある刃の位置が読まれてしまうからねぇ。
パワーも本人の筋力に依存してるだろうし。

レベル2は変幻自在でパワーも強力だけど、それゆえ本体がお留守になってしまう。
人喰いサーベルは攻撃本能が特化しすぎている感があるし。


まぁ、レベル1、2共に、本体(クリード)がしっかりしてればカバーできる弱点なんだけどね……。
678新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/04/09 21:15 ID:???
>>676
私は紳士だ。
そしてこのスレを読んでいる君も紳士だ。

>>677
クリードは何と言うか、ただのサイコという感じがするな。
そして目標が全人類との面接だから、さらになあ…
いずれにしてもこの戦いで終わりということはないだろうな。

そういえば紳士スレはまだあるのかな?
679マロン名無しさん:04/04/09 21:41 ID:???
>>678
現行スレは
【マジメな奴…けど】新訳黒猫紳士スレLv.4【ミンチ】
ttp://comic3.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1081429985/l50
らしいです。何だかスプリングな方々に占領されているとの噂ですが。

あ、あと、クリードはサイコじゃないです。
「多重人格探偵サイコ」のキャラほどサイコでもないし、「武装錬金」のパピヨンほどの変態でもないですし…。
某ドラマにて、主人公がコピー・キャットを評して言った「レベルの低い殺人者」というセリフより、
「レベルの低い変態」とかが妥当かと。
680デッドマン:04/04/10 00:39 ID:???
紳士スレも、質が低下してきているしなぁ。
まぁ、俺は紳士ではないんで、別にいいんだが。

生きていたときの俺は、サイコだったような気がする。
記憶がないので、はっきりした事は言えないが。
681マロン名無しさん:04/04/10 13:55 ID:???
ところでここの人の中で黒猫のお絵描き掲示板に描いてる
奴いるのか?
682マロン名無しさん:04/04/10 18:35 ID:???
列車の絵を描いたことがある。TGV。
683新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/04/11 21:20 ID:???
クリードも不老不死になったとき、
「最高にハイってやつだァ!!」とか言って、
自分を剣で刺して血を吹くぐらいはしてほしいな。

絵板か…ああいうところに描いている絵描きさんは
マジで尊敬するよ、私は絵が全然駄目だからな。
684マロン名無しさん:04/04/15 22:05 ID:???
あげ


















685新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/04/15 23:16 ID:???
                 \
               /⌒\
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 メ 几        ヽMMM/ \ \
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             ヽ;;|;;;/

今週の名シーンをAAにしてみた
686マロン名無しさん:04/04/16 20:35 ID:???
ワラタ
687272:04/04/21 23:39 ID:???
色々と用事があって、過去編・中編がなかなか書けそうにない。完成は多分6月末くらいになりそう。
688マロン名無しさん:04/04/22 19:11 ID:J0tJRkSt
お待ちしてます。
それまで保守!
689マロン名無しさん:04/04/24 01:13 ID:???
>>687
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690マロン名無しさん:04/04/25 12:27 ID:PZ9/B5yX
保守
691マロン名無しさん:04/04/27 02:06 ID:0/WwDNKn
>>687
ゐ`
692新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/04/28 18:50 ID:???
アク禁が解除されたようだ。

今週のあのサイボーグ野郎、何だあの様は!?
弱いな…バラバラじゃあないか。
半身だけ機械の美形とかだったらああはならなかっただろうが、
身体のほとんどを機械化したのが仇となったようだな…
693マロン名無しさん:04/04/28 19:49 ID:???
それは…なんか方向性が…
694新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/04/30 22:23 ID:???
何か伸びないから話題を提供する。
私は実は猫だ。
しかしマウスとかはちゃんと操作できる。
695マロン名無しさん:04/04/30 23:28 ID:???
な、なんだtt
696マロン名無しさん:04/05/01 09:50 ID:???
まさか新手の道士さんがドラ○もんだったとは…
697新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/05/01 11:41 ID:???
ロボットじゃあない。
メインクーンだ。黒猫。
道を使えるのは人間だけではないぞ。
698マロン名無しさん:04/05/04 12:19 ID:2cBF/pm5
おお、サイトの更新に今気付いた!
がんがれー
699新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/05/06 20:58 ID:???
>>698
ああ。ちょっとだけど、更新した。
そして、ちょっとした目の錯覚を。


         <―───>
>―─―───―───―───―───―─────<

下の方が長く見えますが、目の錯覚です。
その証拠に、>を外すと


     ―───―───
     ―───―───
この通り同じ長さです。
700マロン名無しさん:04/05/07 13:00 ID:???
う、うそだー
701マロン名無しさん:04/05/09 12:42 ID:???
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 メ 几        ヽMMM/ \ \
 木 又         ||||||/   |  |
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702新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/05/10 20:44 ID:???
「思いつきで追加した仕掛けも…役に立つもんだな」
この台詞は非常に便利だな。
設定とかも思いつきで追加してそうだが。
703マロン名無しさん:04/05/11 01:46 ID:???
>>702
つーか、万能トランクみたいのが既に卑怯。

表紙で図で説明しろよ、と言いたい。
どんどん増えるぞ。

マシンガン、ネット、電撃、水・・・・・・・・・・
704マロン名無しさん:04/05/14 18:01 ID:???
『年齢』18
『性別』男
『血液型』A
『簡単な自己紹介』飲まないが、飲む振りをするので、協力してほしい。さもなくば飲む。
『好きな食べ物』肉まん
705新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/05/14 20:37 ID:???
>>704
久々の志願者だな。
君の『道』は『ライオット(暴動)』。
…人間は誰しも、『不満』を持っている。
友人、親、道ですれ違った見知らぬ人物、テレビ画面の中の人間に。
君はそれを『爆発』させることが出来る…
具体的には、凶暴化し、不満を解消するため暴力的な手段を行使するようになるだろう。
この道は、『不満』を共有する人間が多いほど、その効果は強くなる。
最も恐ろしいのは、例えば匿名掲示板の、特定の人物を叩くスレで使った場合だな。

『ライオット(暴動)
破壊力 ※ スピード ※  射程距離 ※
持続力 ※ 精密動作性※ 成長性 ※

『暴動』の規模は、不満の大きさに応じて変化する。
…久々の志願者だったので真面目な道が発現したな…
…いや、今までも真面目だったよ、うん。
706マロン名無しさん:04/05/14 23:42 ID:???
『年齢』20
『性別』男
『血液型』O
『簡単な自己紹介』なんか真面目な道がもらえそうなのでとりあえずカキコ。
『好きな食べ物』ジンジャーエール
707マロン名無しさん:04/05/15 00:37 ID:???
『年齢』17
『性別』男
『血液型』B
『簡単な自己紹介』不真面目な道プリーズ
『好きな食べ物』チーズ
708新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/05/15 11:12 ID:???
>>706
真面目な『道』が欲しければ…くれてやる!
君が手に入れたのは『コマンド(掌握)』。
君の体液が体内に入った人間を、自由に操ることが可能だ。
もし、君が所属している組織に新入りが入ったら、
そいつに尿を飲ませてやれ。

『コマンド(掌握)』
破壊力 C スピード C  射程距離 A
持続力 A 精密動作性C 成長性 C


>>707
目覚めたが…幸か不幸か、dでもない道だ。
名づけて『コズミック(宇宙)』…君は『超ひも理論』は知っているか?
まあ知らなくてもいい。とにかく君は、
宇宙のある法則を破壊することが可能だ。
それが何か知る必要は無い…君は既に『始末されている』
あまりに危険すぎるからな…

『コズミック(宇宙)』
破壊力 ? スピード ?  射程距離 ?
持続力 ? 精密動作性? 成長性 ?

709新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/05/17 19:19 ID:???
「ニアデスハピネス」、大槻ケンヂか…
黒猫も何かからキャラクターの名前とか道の名前を引用すればいいかもしれないな。
…設定だけじゃなくて。
710マロン名無しさん:04/05/19 21:14 ID:???
このスレってパクリだよね?
しかも道士とかいう厨房に能力決めてもらうなんてアホらし、
厨房臭く「道」なんてパクリ漫画の糞設定自分等で決める暇あったら
IDスタンド変換みたいなの作れよバカ。


と、いう夢を見たんだ。
711新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/05/20 23:09 ID:???
>>710
パクリ…だって?ハハハ、やだなあ、このスレのどこがパクリだというんだ?
まるで以前に、「謎の人物に名前等のデータを知らせると特殊能力が手に入るスレ」があったみたいじゃないか…

道が厨臭い?何を今更!700レスほど言うのが遅いぞ!
私がトレインのコスプレでもしていれば良かったかな?
私は道士だぞ。何人に神氣湯を飲ませたと思っているのかね?

…というか>>1氏がどういうつもりで立てたかは知らんが、
スレタイと>>1の内容からしてネタスレだろう。
むしろ今までこういう意見が出なかったのが私は非常に不思議だ。
ここは本来、荒らしつくされ容量オーバーで落ちるはずのスレ…ここまで残っていたのが不思議なんだ。
だから、ここが厨臭いと嘯いているROMの諸君!遠慮せずに言いたまえ!声を大にして!
『パクリ』とッ!『回線切って首つって氏ね』とッ!『お前ら負け組みw』とッ!!


…と言いながら神氣湯に頭を浸して「ああ有難い、南無阿弥陀部」と言って発狂する夢を見たんだ。
712マロン名無しさん:04/05/20 23:44 ID:???
『年齢』46
『性別』男
『血液型』AB
『簡単な自己紹介』朝起きたら化石燃料まみれでした
『好きな食べ物』ちくわ
という夢を見たんだ
713新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/05/23 23:48 ID:???
>>712
46歳か…といっても前に10万歳とか来たしな。
さて、君の道は『グロテスク(怪奇)』と名づけよう。
対象一人の周りで、奇怪な現象が発生する。
最初はかなり穏やかだ…例えば、机の上の鉛筆が、
朝起きたら数センチ動いた、というようなもの。
だが次第にエスカレートしていく…鳥が狂った様に襲い掛かってきたり、
誰も居ないのに数人の話し声が聞こえたり、椅子の中に人が入っていたり…
ダメージはあまりない…肉体的なダメージは。
しかし、精神的には絶大なダメージを与えることができるだろう。

『グロテスク(怪奇)』
破壊力 D スピード なし  射程距離 A
持続力 A 精密動作性 なし 成長性 A
714マロン名無しさん:04/05/26 08:43 ID:???
そんな事より黒猫はあと3週で終わるらしいのだが。
…まぁマロン板だから別にイイか?
715マロン名無しさん:04/05/26 11:18 ID:bzl4iNqe
むしろ終わってからが本番
716710:04/05/29 19:08 ID:???
へーまだあったんだこのスレ。
>>711
あんたがスレ主ですか?
だったら俺もパクリ能力「道」とやらに挑戦してみようか

『年齢』19
『性別』男
『血液型』O
『簡単な自己紹介』 サド4:マゾ6 根気あり
『好きな食べ物』チョコレート、和菓子
717新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/06/01 19:14 ID:???
>>716
道をやる前にちょっと聞いてくれ。
今日、烏と黒猫に同時に遭遇した。詳しい経緯はこうだ。
私が道路を横断すると、後を追うように黒猫も横断し、
それを追うように一羽の烏が低空飛行してきた。
烏と黒猫に同時に遭遇ってのがかなり不気味だった。

…これは『道』の仕業だ。名前は『アンラッキー(不幸)』。
対象のまわりで、不吉な出来事が多発する。
占いは全部凶、靴紐は切れ、茶碗は割れる。
『アンラッキー(不幸)』
破壊力 なし スピード なし  射程距離 A
持続力 A 精密動作性 なし 成長性 C

それにしても黒猫が終わりか…何かドンデン返しはあるのかな。
…実はハーディスがトレインの本体とか、クリードと兄弟だとか…

…あ、そういや私は猫という設定だった…まあ、上記の話は、
猫から見た猫と烏の話と…解釈してくれ…
718マロン名無しさん:04/06/01 20:43 ID:b3xMHo1G
黒猫終わったらこのスレはDOなんの?
719710:04/06/02 02:22 ID:???
>>717
あのさーそれはあんたの「道」?俺の「道」?
最初の文章のせいで所有者がどっちかわかんねー。
それにその「道」は俺自身も不幸のどん底なわけ?
パクリならパクリらしくわかりやすく書き込めよパクリ道士!!


と、いう夢を見たんだ。
720新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/06/02 20:40 ID:???
>>718
どうにもならない。それに第二部があるかもしれないからな…

>>719
…君はずいぶん面白い夢を見るようだな…以前、夢の中に別人格が存在する、
という人の話を聞いたことがあるが…
『道』について詳しく聞かれることはあまりないな、そういえば…
君の、『アンラッキー』についてだが、自分に不幸が襲ってきたら、やだろ?
君の6割のマゾの部分がそれを求めているなら別だが、特に言及しない場合、使用者は道でダメージを受けない。
道というのは非常に都合が良い能力だからな…
だから理解しようとするんじゃない、解釈するんだ、自分の都合の良いようにな…
すさまじいまでの荒らしを、萌えキャラと解釈するようにな…こうすると、
以前の発言も、非常に萌えるようになるから不思議だ。
721マロン名無しさん:04/06/09 23:10 ID:???
なんかおわんないっぽいですね
722マロン名無しさん:04/06/10 09:19 ID:???
>>721
はっはっは。PopWebJUMPの中には、既にヤツの居場所は無いぜ?
723マロン名無しさん:04/06/10 18:50 ID:???
そ、そんな
724新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/06/10 22:57 ID:???
まあ、何だ…もう終わりそうだからひとまず反省会すると…
やはり題材が最大のポイントだな。
次は念を与えるスレとか誰か立てるのかな。
他にもいっぱいあるな…鉋でとかタトゥハーツとか魔呪力(だっけ?)とか
能力バトル系マンガって、ピンキリだな…
725マロン名無しさん:04/06/13 20:25 ID:Wf+W5oNJ
黒猫はピン?キリ?
726マロン名無しさん:04/06/13 23:08 ID:???
>>724
念は自分で修行して身につけるものだからなぁ・・・。新念能力スレは既にあるし
727新手の道士 ◆KDKeLUoT7Y :04/06/15 20:33 ID:???
>>725
その問いの答えは…
最終回を読んだなら、君の心の中にすでにあるはずだ…

>>726
誰かが何らかの方法で与えることの出来る特殊能力は…
『幽波紋』、『道』、『悪魔の実』か…
某ナノマシンは、あの物語の登場人物を知っていないと駄目だしな…
某MPLSは…ライトノベルだから駄目か。
あとはケムリとか、オラクルとか、某マンガの錬金術とかか。

そういえば能力マンガについて語るスレ、最近どうなんだろうな
728272:04/06/18 12:08 ID:???
6月末には過去偏・中編を書くとか言ってたが…
すまん、ありゃ嘘だった…。
全然内定取れやしねぇ。
ホント…自分の無能さに泣けてくるぜ。


   ||     ⊂⊃
   ||    ∧ ∧
   ||    (  ⌒ ヽ
 ∧||∧   ∪  ノ
(  ⌒ ヽ 彡  V
 ∪  ノ  フワーリ
  ∪∪
   :
‐ニ三ニ‐
729マロン名無しさん:04/06/18 13:48 ID:???
無理をするな。ゆっくりとね。という俺は来年の今頃…
730マロン名無しさん:04/06/30 21:57 ID:???
…これ以降レスがつかずにこのスレが消えたら俺が幸せになる…と願をかけとこう
731マロン名無しさん:04/07/01 07:59 ID:???
阻止してやる。
あれ、まえにもこういうことがあったような
732マロン名無しさん:04/07/01 21:15 ID:0qPlc96q
それに こいつらは なんだ
733マロン名無しさん:04/07/14 02:10 ID:YAoDQvwU
あげ
734マロン名無しさん:04/07/20 02:43 ID:5LR5rLu9
735710:04/07/20 22:55 ID:???
よおぉぉまだこのスレあったのかぃぃぃぃ!!?
道士さんよぉあんたのくれた「道」有効に使わしてもらってるぜぇぇ
でもなぁ今となってはアンタは俺にとって邪魔になったんだよ
まずはこのスレに不吉を届けてやるよぉぉぉ!!


という夢を見たんだ
736マロン名無しさん:04/07/21 02:32 ID:???
懐かしい
737マロン名無しさん:04/07/21 16:09 ID:???
毎日見てますよ。道も授かったが、あんまりそれを名乗るのも
うざいかなぁと思って名無しだが…。
738マロン名無しさん:04/07/25 10:49 ID:???
実際のところ、このスレって何人くらいが読んでるの?
739マロン名無しさん:04/07/25 14:13 ID:???
点呼とってみるか?1

まあ、そんなにいないと思うけどね。
740道士様へ:04/07/26 23:30 ID:r9PtCr5M
_ -―――´ ̄ ̄ヽ、_  __
       /           、|   ̄     ̄ヽ、      /  ̄ \
      /    ,-――-、 .、 ヽノ    、      ヽ    | お ど |
      |  /   - 、 |ヽ_,! し´      *       | ;   | つ : |
      !、        |          ,;      _| :  | か ど |
       _  >      c .|         ノソ  (二 ̄   ヽ  | い う |
    / //|     _ノ|          ||  (二 ̄    | ; | く ぞ |
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  ヽ ヽヽ7_ ゝ゚/ ̄7 |    _     | ; |   __ | _ \_ /__
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  ハァ            ヽ、         ヽ、_ヽ                \
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                        ̄ ̄




741マロン名無しさん:04/08/02 16:55 ID:???
次回破き先生の読みきりが乗りますよ
742マロン名無しさん
なんとかボーイか。2