たまにはヤムチャが活躍する話を考えようぜPart12

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1マロン名無しさん
たまにはヤムチャが活躍する話を考えようぜPart12
〜超ヘタレ人だ!ヤムチャ〜

エーックス・・・
漫画界有数のヒット作品、ドラゴンボール。
その登場人物の内に他の追随を許さぬ最低のヘタレが居た。
そのヘタレに、わずかばかりでも活躍の場を・・・
しかし、そのあまりのヘタレさは人類の想像力の限界を遥かに超えていた。
あまりにもお留守な足元、雑魚キャラの自爆で道連れ、恋人を寝取られる甲斐性の無さ。
2ch中でヘタレの代名詞としてネタにされてゆく日々。
立ちはだかる「戦闘力のインフレ」という難敵。

誰もが「ヤムチャ」の2ch語化を覚悟した。
だが、そんなヤムチャにせめて妄想の中だけでも活躍させてやりたい…
少年漫画板、懐かし漫画板、漫画サロン板…3つの板を荒野の狼が駆け巡る…!!!
ヤムチャを最もネタに使い、そして愛した彼らがこの困難に、立ちむかったのだ。

これは、少年漫画史上最も困難な創作に立ち上がった男たちの物語である。

前スレ Part11
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1057043960/
過去ログ倉庫
http://yamuchayamucha.hp.infoseek.co.jp/yamucha/kako.html
小説倉庫
http://yamuchayamucha.hp.infoseek.co.jp/yamucha/
スレッド別作品保管庫
http://yamnov.hp.infoseek.co.jp/kako.html
ヤムスレの歴史
http://yamnov.hp.infoseek.co.jp/history.html
2マロン名無しさん:03/07/24 13:01 ID:sUnMBXwl
2ケッツ
3:03/07/24 13:18 ID:???
みんな頑張れ
4マロン名無しさん:03/07/24 13:22 ID:???
ヘタレ、負け犬、かませ犬、甲斐性なし・・・
長い連載を通じ、数々の不名誉な称号を手に入れてしまったヤムチャ。

そんな彼の元へ一人の救世主が!
その名はドラえもん

ドラえもんとヤムチャの新しい冒険が、今始まる!!
5マロン名無しさん:03/07/24 13:27 ID:???
>>4
微妙に期待
6マロン名無しさん:03/07/24 13:29 ID:???
>>5
いや、冗談
7マロン名無しさん:03/07/24 13:29 ID:???
すでに「たまには」なんて言えないくらい
オマエラはヤムチャに夢中だな
8マロン名無しさん:03/07/24 13:29 ID:???
>>1
ローカルルール入ってないから立て直しだべ?
9黄泉の門:03/07/24 14:01 ID:???
「東。孫悟飯選手の入場です!」
孫悟飯が東門から入場する。小さな体。胸には祖父の形見であるドラゴンボールをぶら下げている。
実況が孫悟飯の解説を加える。
「孫悟飯選手は若干12歳。全くの無名選手であります。
 しかし、そのパワー、テクニック。共に大人顔負け。
 圧倒的な実力を持って予選を勝ち進んできました。」
観客席から大歓声が起こる。孫悟飯はそれに手を振って応えた。


同じ頃。西門からは亀仙人が現れようとしている。
甲良を背負い、廊下を歩き、武舞台を目指す亀仙人。
その前に一人の男が現れた。鶴仙人である。
「久しぶりだな」
「何に用だ」
「お前に忠告しておこうと思ってな。対戦相手のあの孫悟飯という小僧。
 アイツは……」
「知っている!」
「そうか……お前と俺は共に師の名を継ごうとする者。
 見せてもらうぞ。その武術を」
鶴仙人はそう言うと自分の部屋に戻っていった。

亀仙人が武舞台に入場する。
「西。亀仙人選手の登場です」
10黄泉の門:03/07/24 14:02 ID:???
再び実況が解説を行う。
「亀仙人選手は既にいくつかの武道大会で優秀な成績を収めた実績があります。
 圧倒的なパワーを持った選手で、テクニック・スピードでは他に劣りますが
 その不利をただ"パワー"だけで粉砕してきた強者であります」

実況の言葉に耳を貸さず、亀仙人は孫悟飯を見つめる。
胸にぶら下がった四星球。間違いない、師匠が持っていた玉だ。

(そういえば、武術に優れた孫が生まれたと言っていたな
 あの小僧。我が師、無天老師の孫か。
 いずれは無天老師の名を継ぐつもりかもしれん。

 だがな。小僧、お前は知るまい。無天老師の名に最も近いと言われた男の存在を
 これからの試合で貴様におしえてやる。無天老師の名を継ぐ者の武術をな)

そう。この対決。無天老師と呼ばれる男の一番弟子、亀仙人と孫、孫悟飯との対決なのだ。

二人が構える。同じ構え。師が得意とした構えだ。
両拳を胸の前に、足は肩幅に開く。オーソドックスな格闘技の構え。
二人が構え、一瞬の間が空く。

そして、実況が叫んだ
「天下一武道会。第一回戦、孫悟飯vs亀仙人。開始!!」

<つ・づ・く>
11ヨミカイテルヤシ:03/07/24 14:05 ID:???
>>1 モツカレー

ちなみに、俺の作品。完全にオリジナル路線に突入。
武泰斗が亀仙人の師匠。んな設定忘れてください。
12マロン名無しさん:03/07/24 15:16 ID:mbVaj7Im
ローカルルールだれも守らんからいらん。だがバキスレとの比較禁止は書いて欲しかった
13マロン名無しさん:03/07/24 15:17 ID:EFB1gJkC
http://www.k-514.com/sample/sample.html
  _、_ 癒し系か・・・
( ,_ノ` )y━・~~~ 見たらどうだ・・・
14マロン名無しさん:03/07/24 15:18 ID:???
バキスレだけじゃなく、他の作品との比較だな。
15マロン名無しさん:03/07/24 17:58 ID:???
どうでもいいよ
16マロン名無しさん:03/07/24 18:40 ID:???
>>黄泉
設定練り直すと言っていたので、後付の設定も出てくるのでしょうが
やっぱり、鶴仙人と亀仙人と孫悟飯との関係。今回で語られるのは少し突然すぎるかと

それと武天老師はこの漢字が正しいのでは?
17マロン名無しさん:03/07/24 19:58 ID:zewOCkMO
そうだね
18ヤムチャアナリスト:03/07/24 20:25 ID:???
『魔人ブウは魔族なの?』改めヤムチャアナリストです。
新スレおめでとう。そして>>1お疲れさんです。

>>黄泉の門
ヤムチャ主役のストーリーというより登場人物それぞれの人間模様を描くことに
重きを置く、ということになるのですかな?ガンガッテ下さい。
>>11の名前にワロタ。
19マロン名無しさん:03/07/24 20:34 ID:???
>>18
つーか。ヤムチャは出てこない。   予定だったんだけど
予定を変更して一度だけ出した。もう二度と出さないよ。


一応、今回描くべき所は
ピッコロvs武泰斗
鶴仙人vs亀仙人
等々のエピソードが描くべき所。

まぁ、ゆっくり見て下さい。
20マロン名無しさん:03/07/24 21:54 ID:???
>>18
コテハンもそろそろトリップつけたほうがいいと思う。前の偽者騒ぎもあるし。

どうでもいいけど、ヤムチャアナリストって何か卑猥な感じがするのは俺だけだろうか…。
21マロン名無しさん:03/07/24 22:23 ID:???
ヤムチャはヤムチャゆえにヤムチャである。

ヤムチャよ、嘆くことはない。
キミは『ヤムチャである』という事だけで立派に役目を果たしているのだ。
22マロン名無しさん:03/07/24 23:48 ID:???
アナルか
23マロン名無しさん:03/07/25 00:02 ID:???
ここまでみんなヤムチャに夢中なんだから、現実世界ではヤムチャが最強でしょ。
24マロン名無しさん:03/07/25 00:08 ID:Q74Gx/nf
現実世界にヤムチャなどいないw
25マロン名無しさん:03/07/25 12:48 ID:R4AZnVag
レスないときはとことんないな
26 ◆ELAco27Tbo :03/07/25 13:16 ID:???
トリップテスト
27マロン名無しさん:03/07/25 14:13 ID:4Im8Xyb8
グラップラーヤムチャふいた
28マロン名無しさん:03/07/25 15:55 ID:???
サーガ来ねえな
29マロン名無しさん:03/07/25 16:06 ID:wpfVDjob
ヤムチャアナル期待
30マロン名無しさん:03/07/25 16:13 ID:???
>>28
おまえも来なくていいよ
31マロン名無しさん:03/07/25 16:50 ID:???
ヤムチャ日記
【7:12】ブルマの笑い声で起床。まだ眠い。顔を洗う。顔が濡れて力が出ない。歯はみがかない。俺には殴られすぎて歯がない。
【7:22】朝食のかわりに顔にアンコをつめる。頭が重い。イヤになる。
「パン買ってこい」ベジータの言葉だ。うるさいんだよ。俺はパシリじゃないただの狼なんだよ。
「気を付けて!」うるせぇんだよこのブルマが。
【7:35】ダルいパシリ出発。庭ではうるせぇブタがわめいている殺すぞ。
【7:43】「助けて〜!」ラディッツが叫んでいる。俺にどうしろっていうんだよ。
【7:50】ラディッツ救出。ブルマにビーフシチューを入れられたらしい。うだつの上がらない奴だ。
【8:03】今日は曇りだ。気分が盛り上がらない。早く家へ帰りたい。
【8:46】ブルマがニヤニヤしている
【9:30】早朝パシリ終了。
【9:40】帰宅。
【9:45】お腹がすいた。頭にアンコを詰める。また頭が大きくなる。
【10:11】みんなで談笑。ブルマの笑い声にみんながいらつく。
【11:20】チャパ王登場。
【11:22】「よ〜く来たな、ヤムチャ!」 相変わらず元気な奴だ。
「やめろ〜!悟飯を離すんだ!」本当はどうでもいい。ラディッツ早くこい。
【11:40】サイバイマンに襲われる。臭い。顔が湿って力が出ない。
【11:42】「ヤムチャ大丈夫〜!」ブルマだ。タイミングが良すぎる。どこから見ていたんだ?
【11:43】「新しい体よ〜!」さようなら、ヤムチャ127号、こんにちはヤムチャ128号。ブルマがニヤニヤしている。
【11:45】「いくぞ〜!ろうがふうふうけん!!」ただの右ストレートだ。
「バァイバァイキ〜ン〜…!」このセリフには飽き飽きしている。
【11:49】戦闘終了。「大丈夫?」格好だけ聞いてみる。
【11:53】ラディッツが来た。「ヤムチャ!助けに来たよ!」遅すぎる。帰れ。うだつの上がらない奴だ。
【12:30】帰宅。家前でブタが127号を食べていた。ブルマがニヤニヤしてこっちを見ている。
いやがらせか?殺すか?
32マロン名無しさん:03/07/25 17:05 ID:R4AZnVag
コピペか?前みた気がすっぞ
33マロン名無しさん:03/07/25 17:30 ID:???
>>32
アソパソマソ日記
34 ◆86chajpmeM :03/07/25 17:34 ID:535EU7+9
てすと

8   → ヤ
6   → ム
cha → チャ
35マロン名無しさん:03/07/25 17:34 ID:CuUfWOVZ
急襲さん。何か書いてくれ。あんたの作品好きなんだよ
36 ◆86chajpmeM :03/07/25 17:52 ID:???
>>35
自分で書いてみる事も考えよう。
37マロン名無しさん:03/07/25 18:01 ID:???
いまある作品に目を向けろ。書く書かないは作者の勝手。
38マロン名無しさん:03/07/25 18:22 ID:2/rCqGyd
リクエストくらいいいじゃないか?。そこまで窮屈にするなよ。それにレスくれくれも見苦しいぞ。あと俺は何回か書いたことがある。
39マロン名無しさん:03/07/25 18:52 ID:qOJtFlVc
すぐ藻前が書けやとかいう香具師うざすぎ
40マロン名無しさん:03/07/25 19:24 ID:???
俺書くよ?後悔するなよ
41マロン名無しさん:03/07/25 19:38 ID:???
>>40
書け! このオレに後悔など無い!!!
42マロン名無しさん:03/07/25 19:49 ID:???
>>40
期待
43マロン名無しさん:03/07/25 21:28 ID:???
800 名前:おもちゃ板@名無し名称論議中 投稿日:03/07/23 22:40 ID:???
ごめん…ちょっと集めすぎた
http://rodiary.zive.net/cgi-bin/up/source/up0352.jpg

すげえ香具師もいたもんだ。
44マロン名無しさん:03/07/25 21:37 ID:p8F9nxTS
どーせネタ。
45マロン名無しさん:03/07/25 23:53 ID:???
>>43
ヤムチャ多ッ!!

最強への道を思い出すなあ。
46マロン名無しさん:03/07/26 00:10 ID:???
なんだかんだで誰も書かないな。
いや、このスレだけでなく職人が減っている様な気がする。
比較じゃないけどバキスレでもパオや夜王がいなくなったし。
一番書き易いと思われる肉スレもパワー落ちてる。

大丈夫かな、マロン板。また前の漫画板のお荷物の戻っちゃうのかな。
47宣伝文:03/07/26 00:35 ID:???
せっかくの夏休みなんだから、みんな書こうぜ!
つまらなくたっていいじゃない!
書いてみなくちゃ分からない!

真面目で「人を楽しませたい」という想いのあるSSならば、
受ける受けないにかかわらず、貴方の人生の糧になるはず!

ヤムチャスレは貴方を全力でバックアップします!!
48マロン名無しさん:03/07/26 01:52 ID:???
今書いてるんだが、ラストがうまくまとまらない。
あと13日ぐらい待て。
49マロン名無しさん:03/07/26 02:19 ID:???
ヤムスレの歴史のリンク落ちてない?
50マロン名無しさん:03/07/26 07:29 ID:BmUh457A
作品来たらレスしようぜ。俺もするからさ。スルーは辛いと思うし
51マロン名無しさん:03/07/26 12:06 ID:???
>>46
いざとなればまた他の板を漂流しようぜ。懐かし漫画板にだったらネタスレもあるし、隠れられるかもしれない。
52ヤムチャアナリスト:03/07/26 12:34 ID:???
前スレの勢いが急に失速か・・・。
コメンテーター転向をしたけれど作品がうpされないようなので、
漏れの『魔人ブウは魔族なの?』でよければ続き書きますけどいかがでしょう?
53マロン名無しさん:03/07/26 13:17 ID:DwPZskgg
聞かずともよい
54マロン名無しさん:03/07/26 14:01 ID:???
今から下書きはじめる。ちょっと待ってくだせぇ
55魔人ブウは魔族なの?第9話:03/07/26 14:38 ID:???
大急ぎで部屋を出たヤムチャを追いかけるヤジロベー。
「おみゃ―さんひとりでバビディっつーヤツに立ち向かう気か?やめとけやめとけ。
神様は“孫と仲間達全員でバビディの野望を阻止しろ”って言ってるんだぞ!
きっと強えー化け物もたくさんいるに違いねぇ」
ヤムチャに追いついたヤジロベーは早歩きしながら言った。
「フフフ、このオレがそんな無謀なことをするヤツに見えるか?オレはただ、連中がまだ回収して
いないであろうDBを先回りしてゲットしようとしているだけだぜ」
うしろにいるヤジロベーの方に振り返りニヤリと笑った。
「けどよ、それマズイんでないの?敵と鉢合わせにでもなったら・・・」
「その時は・・・戦うまでだ!」
自信満々に答えるヤムチャ。それを疑わしい目で見るヤジロベー。
そんなやり取りをしている内にふたりはブルマの研究室の前に着いた。
部屋のドアをノックするヤムチャ。どうぞ、返事を受けるとそそくさと部屋に入っていった。
ブルマはデスクで機械のメンテナンスをしていた。
「ブルマ、ドラゴンレーダーを貸してくれ!」
ブルマの前に立ち、勢い込んで言うヤムチャ。
「そこの棚の引き出しにあるわよ」
ブルマは棚を指差していった。ブルマはヤムチャと目線を合わせようとしない。
それが、最近遊びほうけているヤムチャへの抗議からなのか、はたまた単に機械のメンテナンスに
夢中なだけなのか―
ヤムチャはそんなことはお構いなしとばかりに棚に向かい、引き出しを開けてドラゴンレーダーを
手にした。

<つづく>
56ヤムチャ VS 麦わら海賊団:03/07/26 14:39 ID:???
>前スレ850

戦いを終え,ゾロをかつぎあげるヤムチャ。
ヤムチャ「やれやれ。恐ろしい相手だった。ま,あとは楽勝だけどな」
気のゆるみは防御のゆるみ,ケツの穴のゆるみである。
ヤムチャ「あがががが〜〜ッ!!??」
ずぶっ…

ケツの穴に何かが突き刺さった。

ヤムチャ「ひいぃっ!ひぃっ!」
泣き叫んでうずくまるヤムチャ。めりこんだのはトナカイの角。
麦わら海賊団の一人、チョッパーであった。
激しい痛みがケツの穴から全身に広がる。
そのスキをついて何かが,倒れている剣士を連れ去ろうとした。ヤムチャは,ワケもわからないまま気功弾を連発し,阻止することには成功した。
朦朧とした意識の中,見たモノは先ほど見たトナカイとあのにっくき長っ鼻が逃げていく姿であった…。
怒りに打ちふるえるヤムチャ。追いかけようとして,さっきの落とし穴にまた転げおち,びしょびしょになってしまった…。
57ヤムチャ VS 麦わら海賊団:03/07/26 14:39 ID:???

島のある場所でナミ,ウソップ,チョッパー,ロビンはひとかたまりになっていた。
ロビン「そう。剣士さんもやられたの…」
チョッパー「サンジもやられたぞ。たぶん。サンジの服が落ちてた」
ウソップ「くそっ!どうすりゃいいんだ! え?…何で服が…?」
ナミ「き…きっとホモなのよ!」
ウソップ「そんな感じじゃなかったが…むしろサンジと同じ波動を感じたぞ…。そうだ!こうなったら最後の手段…ナミ,ロビン…お前ら脱げ!」
ゴンッ…鈍い音が響く。
チョッパー「ナミ強いぞ!ゾロより強いぞ!」
ナミ「サンジくんと同じだったら楽なのにね」
ウソップ「いてて……よ〜し。じゃあこういうのはどうだ?」
作戦会議をする一同。

一方,ゾロをかついで必死の思いで,船にまで戻ったヤムチャはつかの間の休息をとっていた。もうすぐ夕暮れである。
奴らは所詮,海賊。仲間を見捨てて逃げてしまうかもしれないのだ。早めにケリをつけねばならない。
ヤムチャ「今日中にあの鼻,ぶっ殺してやる!」


ケツに大ダメージをおってしまったヤムチャ。残り3人と1匹を捕まえることができるのか?

<つづく>
58ヤムチャ VS 麦わら海賊団:03/07/26 14:40 ID:???
>>1
遅れましたが乙です。

>>49
やべー。誰も見てなさそうだから消しちゃった。

>>52
物語もこれからってとこだったので、やめないで!
59魔人ブウは魔族なの?:03/07/26 15:02 ID:???
>>ヤムチャ VS 麦わら海賊団
乙です。漏れ、ワンピース読んだことないのですが(汗)、楽しく読ませてもらってます。
>気のゆるみは防御のゆるみ,ケツの穴のゆるみである。
ワロタw

まぁ、読んだことない漫画なんて挙げればキリがないけどさ(バキとかいう漫画も読んだことないや)、
その分DBは恐らく誰でも知っている漫画、ということで親しみやすくて良いと思ってます。
ドラゴンレーダーのスイッチを押すヤムチャ。すると、画面はこの地点から南東に約8,000`
離れた地点に5つのDB反応を示した。移動している気配はない。恐らくここがバビディのアジト
なのだろう。あとは、キングキャッスル近辺に1つと北の都近辺に移動しているのが1つ。
「くそっ!連中は思った以上の早さでDBを手に入れている・・・」
ヤムチャは悔しそうな表情を浮かべた。
「それにしても・・・ブルマ!この新型のドラゴンレーダーともうひとつ、旧型のドラゴンレーダーが
あったはずだが、どこだ?」
「ああ、あれなら半月前にクリリンが持って行ったわよ」
ブルマはそれが何か?というような目をヤムチャに向けた。目線を合わせたということは、
どうやらヤムチャに対して怒っているわけではなさそうだ。それとも、怒りを通り越して諦めの境地に
達したのだろうか―
「(だからこんなに早く5つも集められたのか・・・)その時のクリリン、変わったところはなかったか?」
「そうねぇ・・・そう言われれば顔色が悪かったような・・・」
ブルマは視線を宙にさ迷わせてつぶやいた。
「その時、新型を渡さなかったのはなんでだ?」
「修正したい個所があったから分解してて使えなかったのよ。そのことを言ったら黙って旧式を
持って行ったわ」
ブルマはひとしきり説明すると、再び機会のメンテナンスを始めた。
「となると・・・ヤジロベー、お前には悟空達を探し出してもらって、ドラゴンレーダーを使って連中の
いる地点に悟空達を案内する。そして、そこでオレと合流、としたかったんだが・・・」
「・・・だったら、DB探し付き合ってやるから俺の孫探しも手伝ってくれ」
ヤジロベーはしようがないな、という顔をして言った。
「ヤジロベー・・・お前ってヤツは・・・良いヤツだったんだなぁ」
ヤムチャはそう言うと、キラリと白い歯を見せた。

こうして黄金のYYコンビが誕生したのであった。

<つづく>
61マロン名無しさん:03/07/26 15:26 ID:???
>>魔人ブウ
第9話はどこ?
62マロン名無しさん:03/07/26 15:37 ID:???
すまん。見つけた
63マロン名無しさん:03/07/26 15:43 ID:???
64哀・戦士:03/07/26 15:45 ID:???
<第14話>
キングキャッスルが消滅。一瞬のうちに。世界の中心であるキングキャッスルと王の消滅の
ニュースが世界の人々へと伝えられた。一瞬にして消滅?そんなことが可能なのか・・・?
できるとすれば・・・そういえばついさっき、隕石が落下したというニュースが入った。
20年前のあの時も、大量の隕石の落下のニュースの後、世界中が火の海に包まれた。
まさか、あの悪魔達が再来したのか・・・サイヤ人たちが・・・
ことの真相を確かめるために、テレビ局の報道ヘリが現地へと向かった。

「狼牙風風拳!!」
ヤムチャは再び高速のこぶしを繰り出した。相手はピッコロ大魔王。
さすがに魔族の王。先ほどの配下とは違って、ヤムチャの拳を正確に見切り、すべてを受け流している
ピッコロの第一撃をふいに受けた悟空は思ったより重傷のようで、下から上がってこない。
だがヤムチャ達には彼に救いの手をのべる暇などなかった。3対1。いくら相手が魔族の王とは
いえ、どう考えても不利に転じる数字だ。だが、戦いが始まってからというもの、ヤムチャ達は
ピッコロに対してほとんど有効な攻撃を加えることが出来ていなかった。
クリリンも半年前とは桁違いの威力のかめはめ波を放つものの、すでにかき消されている。
ピッコロの配下を一撃でしとめた「狼牙風風拳」にいたってもピッコロの前では無力だった。
そんな中、天津飯が、新たな技を繰り出すため、気を集中させた。
「・・・四身の拳・・・!!」
天津飯の体が4人に分裂する。彼が神様の宮殿での修行中、精神と時の部屋にて一人で編み出した
必殺技だ。よって他の仲間達もその存在は知らない。戦いに必死なピッコロ、ヤムチャ、クリリン
は天津飯の技の発動に気づいていなかった。
「ヤムチャ!!クリリン!!後は俺にまかせて悟空を見てやってくれ!!」
「い・・・!!?て・・・天さんが4人・・・!?」

65哀・戦士:03/07/26 15:45 ID:???
そんな中、ピッコロの攻撃を喰らって下でしばらく動きを見せていなかった悟空。
彼は気づいていた。キングキャッスル、自分達がさっきまでいた場所に、とてつもない力を持った
悪人達が現れたということを。
「す・・・すげえ気だ・・・それに、もうあそこの人間の気はほとんど残ってねえ・・・」
ヤムチャ達はピッコロとの戦いに必死でその存在に気づいていないようだ。悟空はそれを知らせる
ために上を向いた。するといつの間にか天津飯が4人になってピッコロを翻弄している。
わけのわからない状況に少し混乱する悟空の下へ、ヤムチャとクリリンがやって来た。
「悟空!!大丈夫か!?」
「ああ、オラは大丈夫だ。それより気づかねえか?キングキャッスルに、
もうほとんど気が残ってねえことを」
「な・・なに?」
悟空にそう言われた2人はキングキャッスルの方へと意識を集中した。
防衛軍の気はもうすでに感じられない。こんなに速くレッドリボンに壊滅させられたのか?
いや、餃子がいる。いくらなんでも壊滅はかんがえられない。とすると・・この邪悪な気・・
こいつらの仕業か・・・
「ご・・・悟空・・・こいつらはなんだ?俺達やピッコロ、桃白白の他にこれほどの力を
もった奴が地球にいるなんて・・・」
「悟空、ヤムチャさん、餃子の気も感じられない・・・まさか・・・」
ヤムチャとクリリンが驚嘆の表情を浮かべながら悟空にそう言った。上空では天津飯がピッコロ
相手に頑張っている。
「よし・・餃子を助けに行こう!!たぶん気を抑えているだけだ。死なすわけにはいかねえ!」
「ああ!!その前にお空の大将をなんとかしないとな・・・」
天津飯の攻防も限界を迎えようとしていた。序盤、4人同時攻撃という予想外の攻撃にリズムを
狂わされ、押され気味のピッコロだったがじょじょに挽回を始める。
「4人は4人でも1人を4等分しただけか・・・ふふふ・・・おしまいだな」
66哀・戦士:03/07/26 15:46 ID:???
「ぐわあっ!!」
ピッコロが4人の天津飯に対して的確に攻撃をヒットさせる。
そのダメージにより、天津飯の技が解け、4人は再び1人に戻った。攻撃を受け、
痛む体を押さえている天津飯の下へ、下からヤムチャ達が駆けつける。ピッコロがにやっと笑みを見せた。
「ふはははは!!4人がかりでその程度か?さっきのでかい口はどうした!!」
ヤムチャは天津飯に耳元で何かをささやいた。それを聞いた天津飯は握り拳をぎゅっと握り締め
キングキャッスルの方へと顔を向けた。
「今度は内緒話か?それとも死ぬ相談か?ははっははっはははっは!!」
口を大きく開け、馬鹿笑いしているピッコロに対して悟空、ヤムチャ、クリリンの3人は天津飯を
中心にかめはめ波の構えをとった。天津飯は仁王立ちしている。
「ん?またその技か!?さっき破られた技を何人でやろうが結果は変わらんぞ」
「天津飯!!」
「太陽拳!!」    「か〜め〜は〜め〜波!!!」
「うおおおおお!!」

キングキャッスルへと急いで戻る4人。後ろでは爆炎が火を噴いている。
「餃子・・・待っていろよ!!」
「きっと大丈夫だ。ピッコロも、太陽拳で目もくらみ、俺達のかめはめ波をまともに喰らった。
すぐには追ってこれないだろう」
「あと数分で着く。急げ!!」

「ぐ・・・またあの技か・・・うかつだった・・・ダメージが意外と大きい・・・奴らは
キングキャッスルへと向かったか・・・!!・・・あの正体不明の力を持った奴らも・・・
うまいぐあいに同士討ちになってくれればいいものだ・・・」
67哀・戦士:03/07/26 15:46 ID:???
砂漠地帯のように何もなくなってしまったキングキャッスル。
戦争の起きた跡地はこんな風になるのだろう。死体が転がり、焼け焦げた匂いが充満している。
そんな地獄にも似た場所に立つ4人の男。そしてその中でももっとも長身でスキンヘッドの男
の腕には、小さな、小さな傷づいた体がつかまれている。体は動かない。死んでいる?いや
まだ生きている。だがその男は今にもその体を握りつぶそうとしている。

「やめろー!!!」

ヤムチャ達はキングキャッスルの替わりように我が目を疑った。さっきまであんなに人がいて
にぎやかだったのに・・・そして殺される寸前の餃子。目の前の見知らぬ4人の男達・・・
何が起こったんだ・・・
「餃子を放せ。さもないと、俺達がお前を殺すぞ」
天津飯が必死に怒りを抑えているようなごもった声でそう言った。
「なんだ・・・このチビはお前達の仲間か?いいぜ、そんなチビ殺したってつまらねえしな」
長身の男は餃子を無造作に投げ捨てる。天津飯はそれを抱きかかえ、餃子の生死を確認する。
「生きている・・・良かった・・餃子・・なんでこんなことに・・・」
何か、機械の稼動している音が聞こえる。ピピピピピ・・・見ると、小柄な男がスカウターを
稼動させ、ヤムチャ、天津飯、悟空、クリリンの順で、じろじろと体を観察していった。
「戦闘力・・・1220・・・1378・・・1407・・・1178・・・この程度か・・・
確かに1000は超えているが、この程度とはな・・・」
「おめえ達・・・何者だ・・・?なんでこんなことをするんだ!!」
悟空が怒りの声を上げる。それを見た4人は少し、驚いた表情を見せた。そっくりだ・・・
バーダックさんに・・・まさか・・・この青年が・・・
「久しぶりだな・・カカロット。とは言ってもお前はまだ赤ん坊だった。覚えているわけないか・・」


68哀・戦士:03/07/26 15:51 ID:???
つづきます。

>>1
乙です。

>>麦わら
ケツって所がヤムチャっぽいなと思った。
続き、頑張りましょう。

>>魔人ブウ
なんか展開がいきなりシリアス化しているような・・・
はじめはギャグっぽかったですよね?
YYコンビは意外でした。彼らの活躍に期待します。


69マロン名無しさん:03/07/26 16:14 ID:???
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1057568892/509-510

何でこのスレに書いてくれないかねぇ?
まぁここはほとんどスルーだから仕方ないけど
70マロン名無しさん:03/07/26 16:25 ID:???
>哀戦士
面白い。でも、サイヤ人が出てきたのは少し早かったカモナー。
71哀・戦士:03/07/26 16:28 ID:???
>>70
感想どうもです。
ピッコロとでもうちょっと引っ張っても良かったのですが
展開がダラダラになってしまいそうなので。
この後もつかえていますし。
72魔人ブウは魔族なの?:03/07/26 16:55 ID:???
>>哀・戦士
乙です。作中でなにげにクリリンよりヤムチャの戦闘力が上なのに萌え。
ヤムチャたちがカプセルコーポレーションを発って丸2日が経過した。
ヤムチャとヤジロベーはキングキャッスル近辺に反応のあったDBを探していた。
そこは緑豊かな避暑地であった。空気も新鮮で透き通っている。瀟洒な別荘がいくつも
点在していた。恐らくキングキャッスルに勤めるお偉方のものだろう。
そんな光景を目にしてヤムチャは(オレも印税が入ったらここに別荘を建てるか)
と心でウハウハしてしまった。いけない、と顔を引き締めるヤムチャであった。

DBは土産物店で19,800ゼニーで売っていた。もちろん、そのお金は大スターとなって
金持ちになったヤムチャが出した。
「けんど、こんな目立つところにあるのに敵は手をつけてねぇんだな」
ヤジロベーは呆れた表情を浮かべた。
「クリリンの持って行ったドラゴンレーダーは旧式だからな。故障でもしたのだろう」
ヤムチャは敵の手に落ちていないDBを手に入れてとりあえずホッとした様子だ。

ふたりはポイポイカプセルから小型ジェット機を取り出して乗り込んだ。
「さぁ、次は悟空と天津飯探しだ!」
操縦桿を手にしたヤムチャは意気揚々だ。
「カリンの話だと三つ目のヤツはヨセミの滝で修行しているようだな」
ヤジロベーはやっと自分の任務に戻れる、とホッした表情を見せた。
「ヨセミの滝か。ここからそう遠くはないな。ついてるな、オレたち」
ヤムチャはスムーズに事が運んでいるのが嬉しいのか、上機嫌だ。
ヤジロベーの肩をポンと叩いて笑った。


小型ジェット機を駆って1,000`ほど飛んだであろうか。ヨセミの滝まであと少しだ。
眼下には新緑を湛えた山々が延々と続く。

その時であった。

人程の大きさの黒い物体が、雲間から猛スピードでジェット機目掛けて飛んできた。
「うわああ!危ないっ!」
叫ぶヤムチャとヤジロベー。
どおーーーーーん!
物体を避けようと機体を傾けたが、右の翼に直撃してしまった。
「ヤバイ!とりあえず地上に降りるぞ!」
ヤジロベーは緊迫した面持ちでそう言うと、素早く備えてあったパラシュートを背負った。
「オレは舞空術が使えるからいらん!」
ヤムチャは凛々しい顔を作ると、DBとドラゴンレーダーの入ったリュックサックを手に取り
機体から飛び降りた。それに続くヤジロベー。
ジェット機は空中で大爆発を起こした。
それを尻目に空中を落下するふたり。丁度谷間の川原があったのでそこへ着陸した。
「なんだ?何が起こっただよ?」
ただならぬ事態に動揺するヤジロベー。
「・・・どうやらオレたちにお客さんのようだぜ」
ヤムチャは上空から何者かが舞い降りてくるのを発見すると、不敵な笑みを浮かべた。

<つづく>
75マロン名無しさん:03/07/26 17:59 ID:???
小説こねー⇒小説うp⇒コメントなし⇒スルーかよ・・⇒また過疎化
76マロン名無しさん:03/07/26 18:01 ID:???
>>麦わら
>気のゆるみは防御のゆるみ,ケツの穴のゆるみである。
いい流れだ。
ワンピ組みの会議も良かった続き期待っす。

>>哀・戦士
DBを元から作り直したって感じだね。
面白いよ。ヤムチャが主役なのに戦闘力が一番高くない。
そこが何を意味するのか。続きが楽しみだ。

>>魔人ブウ
何が現れたんだろうね。気になるよ。
ヤジロベーがメインで出てくる話は他にないね。
ただ、効果音をそのまま出すのは控えたほうが。この作者さん、これ多いけど。
どーーーーーーん!!とかって書くよりちゃんとした文章で書いたほうがよいかと。
77マロン名無しさん:03/07/26 19:21 ID:???
哀・戦士おもろいよ
麦藁もなかなかいい味してる
魔人も頑張れ。
職人頑張れ
78マロン名無しさん:03/07/26 19:56 ID:???
79黄泉の門:03/07/26 19:59 ID:???
第六話 <祖父の言葉>
「試合始め!!」
号令と共に動く孫悟飯。祖父、武天老師から教わった拳法。
連続でパンチを繰り出す。そのパンチ一つ一つが的確に急所を打つ。
スピード、打突位置、角度。どれをとっても一級品。完璧な打撃である。

孫悟飯は思う。自分は完璧なんだと。
(相手が誰であってもオラハ負けねぇ。見ろ、オラの攻撃を完璧だろ!)

悟飯は休むことなく打撃を続ける。亀仙人はただ打たれるのみ。
素人目に見れば悟飯が優勢。しかし、亀仙人にダメージはない。

悟飯の攻撃は正確。だが、パワーがない。孫悟飯の欠点を瞬時に見抜いた亀仙人。
そして攻撃に転ずる。右のパンチ。荒い。悟飯のガードの上から叩こうとするパンチ。
悟飯はそのパンチの軌道を読む。自分の左こめかみ。打突時のベクトルの読んだ。
そのベクトルに逆らわず、亀仙人の拳をかわして、そのまま投げ。

投げるときのタイミング。力の入れ方。敵の崩し方。これも全て完璧。

(今日も大丈夫。オラは負けない。いつもと同じだ。見える、力の流れが見える)

孫悟飯の才能。それは力の流れを見ること。読むのではない。見えるのだ。
力の流れが一つのベクトル場となって彼の頭の中に送り込まれてくる。
生まれついての格闘の才能。それを彼は持っていた。
小さな完璧戦士・孫悟飯。祖父、武天老師の技を受け継ぎ。類まれな才能も併せ持つ戦士。
80黄泉の門:03/07/26 20:00 ID:???
試合開始から数分が経過。未だに亀仙人の技はヒットしない。孫悟飯の一方的な展開。
亀仙人は反撃のため、パンチやキックを繰り出すけれど全てかわされる。そして投げられる。
防御と攻撃。どちらも孫悟飯の方が一枚も二枚も上手に見える。

「お。おい……もう決着ついてるんじゃないか?」

観客席からそのような声が聞こえる。だが亀仙人は一向に攻撃をやめようとしない。

亀仙人は何度も何度も攻撃を繰り返してはかわされる。孫悟飯は完璧な動き。
試合開始直後に比べ、若干動きは鈍くなっているが、それでも亀仙人の攻撃が当たる気配はない。

亀仙人の攻撃。孫悟飯かわす。
亀仙人の攻撃。孫悟飯投げる。
亀仙人の攻撃。孫悟飯カウンター。

(見える。おっさんの動きが、力の流れが、ハッキリ見える)

孫悟飯は相手の力の流れを見て、それに逆らわない形で敵の攻撃を受け流す。
完璧な動きで亀仙人を寄せ付けない。誰もが孫悟飯の完全勝利を疑わなかった。
たった一人、亀仙人を除いては。

「小僧。貴様の技量は確かに認める。だがな、経験が不足しているんだよ
 お前は気づいていない。俺の攻撃をかわしているつもりで、徐々に追いつめられていることに」

(何言ってんだ。もうどうみてもオラの勝ちだろ)
81黄泉の門:03/07/26 20:01 ID:???
亀仙人の攻撃。まっすぐ。正拳上段。力の流れは直線。
ならば、この攻撃は後ろにそらす。孫悟飯は重心をおろし、後に下がり投げの体勢を作る。

が、後には観客席。そしてフェンス。下がれない。孫悟飯は下がることができず体勢を崩す。
そして、亀仙人の攻撃がヒットした。
「さぁ、ここからがショータイムだ」

孫悟飯は亀仙人の攻撃を食らいながらも何とか立ち上がる。
一撃で孫悟飯は足が動かなくなる。痙攣。たった一発で。
だが、足が動かないのならそれなりの戦い方がある。
孫悟飯は上半身を振り、体の重心を移動する。重心の移動を頼りに体を移動する。
全身の力は抜けてもこれで移動できる。完璧戦士・孫悟飯健在。

だが、その『完璧』さが仇となる。
亀仙人の攻撃を読み。確実に技を返す。だが、悟飯はいつまでも後にフェンスを背負ったまま。
(ダメだ。このままじゃ、またコイツの攻撃を食らっちまう)
そう思いながら、孫悟飯は亀仙人の攻撃をさばき続ける。そして、少しずつ右に回る。
(右に……右に。フェンスを背負っちゃダメだ)

しばらくして、悟飯の右にもフェンスが。
(嘘だろ。オラ、隅に追いつめられたのか?)

「お前の動きは読みやすいんだよ」
孫悟飯は完璧な動きをするが故に、亀仙人にその動きを読まれていた。
亀仙人の動きを読んでいるつもりで、実は逆に読まれていた。
(オ・オラが負ける?? 嘘だろ)
82黄泉の門:03/07/26 20:02 ID:???
「負ける、負けるハズネェ。オラは無敵なんだ!!
 オラはじっちゃんの孫。武天老師の孫だ!!」

孫悟飯。自分の調子は悪くない。それは分かっている。力の流れが見えるのだから。
そんな時、自分はいつも負けなかった。だから思う。
フェンスを背負ったから?
隅に追いやられたから?
そんな理由で自分が負けるハズない。必ず勝つ。パワーしかない男に自分が負けるハズない。
自分は力の流れが見える戦士。完璧戦士。不敗の戦士。最強の男。だから必ず勝つ。

隅に追い詰められた悟飯に亀仙人の攻撃が襲い掛かる。
(避けられる!!)
力の流れは見えている。亀仙人がこう動けば自分はこう動く。
すべてマニュアル化されたかのように正確に動ける。だが、それが機能しない。
避けた所にフェンス。フェンスに気を取られた所に攻撃。
亀仙人の攻撃があたり始める。悟飯はかわせない。展開は逆転した。

「オラ。オラは負けねぇ!! おめぇなんかに負けてやるか!!!」

亀仙人の突き。悟飯の眉間目指して一直線にくる。悟飯はそれをしゃがんでかわした。
そこに亀仙人は蹴りを繰り出す。悟飯は右手を地面につけ、左手で亀仙人の蹴り足に乗る。
そのまま、亀仙人の力を利用して体を逆さにして上に跳ね上がった。
そして、足を亀仙人の首に絡める。
「これがじっちゃんから教わった最強の技。首折だ」
83魔人ブウは魔族なの?:03/07/26 20:03 ID:???
>>76
元ネタが漫画だから効果音もそのまま出したほうがいいのかと思ってたけど、良くないのか。
84黄泉の門:03/07/26 20:03 ID:???
亀仙人の首に悟飯の足が完全に絡む。そして、そのまま体を振る。
その名の通り首を折るための技。首折。
当然、亀仙人はこれをはずしにかかる。だが、
亀仙人が右に動けば悟飯も右に。左に動けば左に。
悟飯は亀仙人の力を読み、その方向に体を振る。亀仙人は自分の力で首を絞める。
強引に足をはずそうとしても、その動きを読まれ逆に締め付けられる。
力の流れが読める悟飯だからこそ出来る最強の技。いつかは亀仙人の首が折れる。

「もう、諦めろ。この技ははずせネェ」
「ガキが……師の教えを覚えてないのか」
「何言ってるんだ。オラの勝ちだろ」

亀仙人がどれだけ動いても、悟飯ははずれない。首をガッチリ固定している。
だが、ここは……
「忘れたのか。ここは武舞台の隅だということを」

亀仙人は悟飯をはずすことを諦め、体を大きく振ってくる。
首に数百キロもの重圧がかかる。だが、亀仙人はそれでも体を振る。悟飯を振り回す。
そして、亀仙人は勢いよく悟飯をフェンスに叩きつけた。

ダメージを受け、足をはずす悟飯。最強の技さえ亀仙人には通じなかった。
上空からは一人の人間、というよりは妖怪のような者が降りてきた。
「貴様ら、オレンジ色で星印のついた球を持っているだろう?それをよこせ」
着地した妖怪はじわりと歩み寄ってくる。
「不意打ちとはフェアじゃないぜ。それに、お前は魔導師バビディの手下だろ?」
ヤムチャは怒りを抑えて冷静に言い放つと、構えをとった。
「んん?よこす気なし、か・・・いいだろう」
妖怪は薄ら笑いを浮かべると、素早くヤムチャの目前に迫った。
(早い!)
ヤムチャが心で叫ぶ間もなく、妖怪はヤムチャの顔面にパンチを放った。
凄い勢いで吹き飛ばされるヤムチャ。しかし、何とか踏ん張って態勢を立て直して着地した。
「でーじょうぶか!?」
吹き飛ばされたヤムチャに向かって叫ぶヤジロベー。
「く・・・なんてスピードだ・・・」
敵の素早さに絶句するヤムチャ。
「ちっ!これだから厄介に巻き込まれるんは嫌なんだよ」
ヤジロベーは顔をしかめて小言を言うと、背負っていたパラシュートをおろし、
右手で日本刀の柄を握った。
「今度はデブが相手か、よかろう」
妖怪は構えをとってヤジロベーに迫った。

―次の瞬間―

妖怪の体は上下真っ二つになった。

86黄泉の門:03/07/26 20:08 ID:???
「オラ。オラ。負けるのか……嘘だろ。オラは最強だ」
フェンスに叩きつけられ、圧倒的な力の差を見せ付けられても悟飯は立ち上がった。
だが、その顔には覇気がない。もう亀仙人の勝ちは動かない。

悟飯はともに暮らした祖父の言葉を思い出す。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「悟飯は強くなったなぁ。もうワシじゃ勝てん」
かつては最強と呼ばれた男。武天老師。だが、寄る年並みには勝てず、ついに9歳の孫に負けた。
「オラ。力が見えるんだ。じっちゃんがパンチ出すだろ。
 するとさぁ、それが水の流れよりハッキリとオラの目に見えるんだよ」
「ほう……」
「んで、じっちゃんがオラを掴んだりしてもさぁ……」
悟飯は自分の能力を誇らしげに語る。武天老師も気持ちよく聞いてくれている。
だが言う。
「悟飯よ。確かにお前の能力はすばらしい。力の流れが読める格闘家などそうはおらん
 けれど、それに溺れることなく修行せよ。世の中にはお前より強いものがごまんとおる」
「いるわけねぇよ」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
87魔人ブウは魔族なの?:03/07/26 20:09 ID:???
>>黄泉の門
かぶっちまった。スマソ。
亀仙人、熱いね。マッスル亀仙人キボン。
88黄泉の門:03/07/26 20:10 ID:???
(そうか。コイツが、亀仙人が、じっちゃんの言ってた奴か。
 ははっ。つえぇよコイツ。オラじゃ歯が立たねぇ)

(あぁ、じっちゃん。オラもっと強くなりてぇ)

悟飯は薄れ行く意識の中、そんな事を考えていた。


天下一武道会、第一回戦。亀仙人vs孫悟飯
亀仙人の勝ち。


<つ・づ・く>
「くあああっ!」
断末魔の叫びをあげる妖怪。
「おみゃーの動きより俺の抜刀術の方が幾分早かったみてぇだにゃ」
ヤジロベーはしてやったり、の表情で妖怪の真っ二つになった体が地面に落ちた音を
背中で聞いて勝利宣言をした。

ヤジロベーに歩み寄るヤムチャ。
「お前・・・良いヤツだけでなく腕も立つんだなぁ」
ヤジロベーの実力を目の当たりにして、ヤムチャは素直に賞賛した。
「当たり前だでよ。俺は孫よりも強ぇんだからよ」
ヤジロベーは得意な顔になって言った。しかし、それはさすがに言い過ぎだろう、
と思うヤムチャであった。

―一方、北の都付近で反応したDBの持ち主はというと―

その持ち主とは孫悟空であった。悟空は旅行に出かけていたはずだが、どうやら一人のようだ。
ひとりのところを見ると、妻のチチは実家にでも帰っているのだろうか―
それにしても、悟空は終止つまらなさそうな表情だ。チチと喧嘩でもしたのだろうか―

<つづく>
90小説飲茶:03/07/26 20:20 ID:???
うーん。哀戦士読もうかと思ったけど、もう時間がない。
結局、自分の書く時間しかなかった。

すまん。今度読ませてくれ
91小説飲茶:03/07/26 21:03 ID:???
やっぱ、何か言うか。
>>魔人ブウ。
えと、文章のことは俺は悪いとは思わん。上のほうで何か言われてたけど。
まぁ、あくまで俺は悪いと思わないって言うことだけなんだけど。
内容に関してはまだ始まったばかりなので何も言えない。ただ、先を少しずつ見せて
読者の期待をあおる書き方はうまいと思うぞ。


>>哀・戦士
今、一番長い作品か。DBを作り直して最初から書いたって感じだな。
文章に関しては正直な話、もうちょっとって感じ。いや、俺が人の事言えないのは分かるけど。
戦闘シーンなんかじっくり書いたほうがよかったんじゃない?って思っちゃう。

> 悟空は上空に飛び上がり怪光線をかわした。だが下を見渡すとバリンタの姿が見当たらない。
> 「ひっかかったなガキ!俺はさらに上だあっ!!」
> 「じゃあオラはさらにその上だったね!」
結局、悟空の下にバリンタはいたの? いなかったの?

> 孫悟空に勝利の宣告がなされ、場外のバリンタに最期のあいさつをしに向かった。
主語は明確にしたほうがいいよね。

サモハン・ライスvs天津飯の対決も、かなり物足りない。

っていう感じの描写不足が目立つ気がする。表現は出来る限り、ハッキリ。具体的に。
それと時々だけど誤字もあるから気をつけて。

ただ、全体としてはかなりいい感じ。っていうか俺のより遥かにいい。
文章が細かくないことが逆に展開を早めるのに役立ってる。狙ってやってるのなら凄いよね。
92ヤムチャ VS 麦わら海賊団:03/07/26 21:18 ID:???

7.作戦再び


尻に大ダメージを受けてまともに歩けないヤムチャだが,行かねばならない。
ふらふら舞空術で舞い上がる。
島には巨大獣も生息しており,残りの連中を探るのは不可能に近い。
ヤムチャ「さて…どうしようか。この体じゃろくに走れないし。飛んで探し回るしかないな」
木々の上から慎重に探りながら島を巡回する。
情報では,あと長っ鼻に,動物1匹,女二人…。
ヤムチャ「戦闘に長けたヤツらはあの3人のようだしな…。
見つければこっちのもんだ。動物は,あの長っ鼻と一緒にいたぬいぐるみみたいなヤツだな。
まぁこいつは楽勝として…あとは女か。
海賊の女ってんだから,どうせゴッツイんだろうな。あ…そういや,あのカワイ子ちゃんはどうしたろ…」
ナミのことを思いだし,妄想にふけり出すヤムチャ。
そのとき,どこかから女性の声が。さきほどの女の声。
ヤムチャはケツの痛みもかまわず,その声の方向へ飛んでいく。
ナミ「た,助けて〜〜」
相変わらず,何かに逃げている演技をしているナミ。そこへヤムチャがまた現れる。
ヤムチャ「やっと見つけましたよ。お嬢さん!」
ナミ「あ!さっきの男前のお兄さん!」
ヤムチャ「え?えへへ…まあ自信ありますけど〜…」
ナミ「あの…あたし,あなたのお嫁になりますから,助けて下さい!」
ヤムチャ「え!?…いや…あの…えー……はい!」
ナミ「あたしたちの仲間が海軍を装った海賊に次々と捕まって…」
ヤムチャ「ほう?」
ナミ「…あ…あの…それでその海賊の船を」
ヤムチャ「それは大変だ!では貴方は海軍の船に保護してもらいましょう。さぁ」
ナミ「いえ…ですから…その船が……」
ナミの手をとり,浮き上がるヤムチャ。慌てふためくナミ。
93ヤムチャ VS 麦わら海賊団:03/07/26 21:19 ID:???
ヤムチャはドスをきかせた声でナミをにらみ付ける。
ヤムチャ「そんなウソに何度もひっかかると思ったのか!?」
ナミ「ぃやぁぁぁぁ〜」

ぐぇぇぇぇぇ〜〜〜!!!!

ナミが強引に連れ去られる…直前。ヤムチャの痛々しい叫び声が…。

チョッパー「逃げろ!ナミ!」
チョッパーがトナカイの姿で突進してきて角でヤムチャのケツに攻撃したのだ。
地面をごろごろ転がり回るヤムチャ。
途中,地面に埋まっている石に腰を打ち付け,さらに痛みは激増した。
痛みは引かないが,ゆっくりと身体を起こし,涙目のままチョッパーをにらみ付ける。
逃げていくナミ。茂みからはあのウソップも飛び出し,ナミと一緒に逃げていく。
ナミ「ばかっ!何が女に弱そうよ!連れ去られるところだったじゃない!」
ウソップ「オレの作戦は完璧だった!!」
ののしりあいながら遠ざかっていく二人。おいかけたいが,先ずは目の前の敵だ…とチョッパーに向かい合う。
チョッパー「オ…オレだって戦うぞ!」
そう意を決してランブルボールをかみ砕く。

チョッパーはヒトヒトの実を食べたトナカイである。
通常では,ヒト型→獣人型→トナカイ型と三段階に変形できる。
だが,このランブルボールという特殊なクスリをのむことで,さらに四段階の変身が可能となるのだ!
理由はすべて尾田理論で説明可能であるがここでは一切省く!!
とにかくカラダの各部の特徴を強調できる変身なのである!!!
一方のヤムチャは,獣人型にもどった可愛らしいペットの風貌のチョッパーを完全に舐めきっている。

94ヤムチャ VS 麦わら海賊団:03/07/26 21:19 ID:???

ヤムチャ「手刀一発で十分…」
チョッパー「重量強化(ヘビーポイント)!!」
ヤムチャ「え…?」
チョッパーの体がいきなりでかくなる!上半身の筋肉が盛り上がりまるで大男だ!ヤムチャに突進!
完全に油断していたヤムチャは,まともにタックルをくらい,チョッパーの真上に吹っ飛ばされる。
ヤムチャ「へぇ!やるじゃないか!でも…」
余裕のヤムチャ,宙でくるりと回転して体勢を立て直す。
チョッパー「診断(スコープ)!!」
冷静なチョッパー。頭脳強化(ブレインポイント)で脳を活発化し,ヤムチャが落ちてくる前に次なる手を打つために,弱点を探る。

チョッパー「いっぱいある!!」

ヤムチャは落下しながらチョッパーの頭を狙おうとする!…が!!
チョッパー「飛力強化(ジャンピングポイント)」
チョッパーの脚力がトナカイのそれよりはるかに強化され,その場から一瞬にして脱した。
ちょっと焦るヤムチャだが,腕で全身を支え地面に突き刺さる。
逆立ちの体勢のヤムチャ,その一瞬をチョッパーを見逃さず……
チョッパ「角強化(ホーンポイント)!!」
角のみが肥大化したチョッパー,狙うはヤムチャのケツ!!
判断が遅れたヤムチャは,残酷にもチョッパーの角のエジキになってしまった!

ヤムチャ「の゙ぉ゙あ゙あ゙〜〜〜〜!!!」

絶叫のヤムチャ。ケツをおさえたままふっとばされていく。
95ヤムチャ VS 麦わら海賊団:03/07/26 21:20 ID:???

ヤムチャ「おまえ…ゆるさねぇ…こうなったら,とっておきを見せてやらぁ!」
涙声のヤムチャ。
飛ばされながらも,ヤムチャはかめはめ波の構えを取り,一気に放つ!
ヤムチャ「波―――――ッ!」
まっすぐにチョッパーめがけるかめはめ波!
チョッパー「毛皮強化(ガードポイント)!」
もこっ…。チョッパーの体毛が増量し,丸っこいもこもこの体型になる。

ポウン…ッ!

ヤムチャのかめはめ波はまるでゴム風船のようにぽよ〜んとはじき飛ばされた。少々強引でもすべては尾田理論で説明できるのである!

ヤムチャ「うそぉ!!???」

情けない顔をするヤムチャ。
ヤムチャ「あ……ぶはぁぁぁぁぁぁぁッッッッッ」
あまりのことで避けることも操作することも忘れ,自分のかめはめ波に吹っ飛ばされていく。ヤムチャの絶叫が遠ざかっていく。
チョッパー「か…勝ったぞ〜〜!!」
ヘナヘナと崩れ落ちるチョッパー。


<つづく>

理不尽な尾田理論でかめはめ波をはねかえされたヤムチャ。さて…
96マロン名無しさん:03/07/26 21:23 ID:???
尾田理論ってすげえなあ!オラ、わくわくしてきたぞ!
97ヤムチャ VS 麦わら海賊団:03/07/26 21:31 ID:???
ワンピ読んでない方も多いようなので、なるべく説明をするようにはしました。
でもやっぱりわかりにくいところも多いと思います。
それにしても、やっぱワンピ読んでない人多いんだなぁ・・・。

98マロン名無しさん:03/07/26 22:01 ID:???
>>小説飲茶管理人さんへ

過去ログPart 9が大変なことになってました。

Dat 落ちミラー作りますスレに申しこんでおくので、作ってもらったらここに
アド貼り付けますんで。
99マロン名無しさん:03/07/26 22:02 ID:???
もっと書け!
みんな書け!
ヤムチャは永久に不滅です
100哀・戦士:03/07/26 22:05 ID:???
>>91
なんだ?と思ったら序盤の話か。
一瞬俺の作品だとわからなかった。

別に狙っているわけではないのだが
簡略化しないととてつもない量になってしまうので。
俺は戦闘描写についてはあんまりこだわってないです。
まあ言うなれば正直、二の次というか。なるべく戦闘描写を書かずに話を
進めたいと思ってます。(それじゃだめだろ)
そもそも俺にSSで完璧な戦闘描写を書くのは多分無理だし。
戦闘より展開やら設定やらを楽しんでもらえたらと思っております。
実際、展開や設定もたいしたことはないんだけどね。
誤字や主語などは社会人のくせに何やってんたんだろと思いました。
ご指摘どうも。あの回、実は会社の昼休みに書いたんですよね。その分、
適当になったかも・・・関係ないか。

あと、俺から言わせてもらうと他の作品が自分のよりはるかにいいって
思うのは皆一緒だと思いますよ。黄泉は文章に関しては俺の中で一番です。
俺もわかりやすく簡潔に書けたらいいと思ってるがうまくいかないし。
こーゆう批評は管理人さんの専売特許?だと思うのでこれからも頑張ってください。

一つ、辛口な反論。
いつもは敬語を使ってレスしているのに批評の時だけ
いい方は悪いが偉そうというか、上から見ているような言い方になるのはどうかと
思うんですが。ちょっと細かいですが、俺はそーゆうのに敏感になってしまうので。
101マロン名無しさん:03/07/26 22:34 ID:???
>>99
そう思うのでしたら、作品にレスしたほうがいいかと。
小説うpきぼnばかりじゃなくてね
102マロン名無しさん:03/07/26 22:51 ID:???
>>80
「打突時のベクトルの読んだ。」
ベクトルって何だよ。
専門用語出されてもわかんね
文法おかしいし。まあそれはどうでもいいか。
>>100にも書いてあるが、小説飲茶管理人さんは批評専門とかって思ってるかもしれない。
だけど普通に作品に対してレスをしてみては?
なんかいつも自分の作品のことしか言ってないような気がする。
最近、作品にレスつけろっていう要望が多いが、黄泉の門には漏れはレスをつけようとは
思わない。ちょっと自分勝手な印象があるから。
103マロン名無しさん:03/07/26 22:55 ID:???
>>100他の作品が自分のよりはるかにいいって思うのは皆一緒だと思いますよ

そんな事ありませんよ。このレベルで上とか下とか言いようは無いでしょう。
 みんな仲良く雑魚なんですから。
104マロン名無しさん:03/07/26 22:57 ID:???
>>100
なんだかなぁ・・・
このスレの職人は精神的に幼いね
105マロン名無しさん:03/07/26 23:01 ID:???
>>104
小説飲茶さん?
106マロン名無しさん:03/07/26 23:03 ID:???
>>103-104
わざわざ2レスにわけるて大勢にみせるな。荒らし君。
何でこのスレばかり目のかたきにするんだ?
107104:03/07/26 23:04 ID:???
>>105-106
飲茶でもなければ、荒らしでもないし、103でもない
過剰反応しすぎだと思うが
108マロン名無しさん:03/07/26 23:08 ID:???
じゃあなぜそうやって不快にさせることをいうんだ?
あやふやにさぁ。
精神的に幼いね、なーんてバカにしてるだけじゃん。
まぁ君は精神年齢が高い人格者なんだろうけど、文句があったらハッキリいえよ。
109マロン名無しさん:03/07/26 23:08 ID:???
別に言わなくてもいいことだと思うんだが。
110109:03/07/26 23:09 ID:???
あ、>>107へのレスね。
111マロン名無しさん:03/07/26 23:11 ID:???
さあ、恒例の荒らし対信者がスタートしました

こんなのばかりだからバキスレ住人にバカにされるんだよ
112マロン名無しさん:03/07/26 23:12 ID:???
>>108
「このスレの職人は」→「>>100のレスは」に訂正させてもらおう
ついでに言うと、お前のレスも不快だがな
目には目を、がここの仕来りなら甘んじて受けようじゃないか

まぁ、真面目な批評レスなんだからそんなに目くじら立てなくとも、と言いたかったんだよ
俺の精神年齢なぞ知らん

>>109
申し訳ない
113マロン名無しさん:03/07/26 23:14 ID:???
SS以外の事でこんなに盛り上がる必要ないだろ?
批評に関しては作者と批評者の間でやり取りがあればそれでいいんだよ。
俺達が突っ込む必要は特にない。批評者がちょっとおかしい批評をした時以外は
114マロン名無しさん:03/07/26 23:14 ID:???
>>111
荒らしハケーソ
115マロン名無しさん:03/07/26 23:14 ID:???
まあ、荒らしは置いといて、戦闘描写云々言ってるけど、小説でスピード感出すのって本当に難しいのよ。俺も小説書いてたとき苦労したよ。

例えばパンチ一つの描写でも
『パンチを放った』『殴りかかった』『拳を打ち込んだ』とか、その場その場で適した描写を書かなきゃならない。しかも、『パンチを放った』って幼稚に聞こえるからあんまり使えないし。

この『パンチ描写』の前に
『勢い良く〜』『踏み込みながら〜』『間合いを詰めながら〜』『云々〜』と、繋げるのも数え切れないくらいの繋げ方もあるしね。

実質、パンチやキックの別の言い方を何通りも考えなきゃなんないから、小悦書くのって色々大変なんですよ。

あ、俺今何か連載してる作者さんじゃないからね。
116マロン名無しさん:03/07/26 23:16 ID:???
住人の知性と品性の低さがそのまま作品の質の低さに直結してるなw
バキスレや他スレとの比較云々の前に少しわきまえた方が良い。
117マロン名無しさん:03/07/26 23:16 ID:???
>>112

>ついでに言うと、お前のレスも不快だがな

そうだろう?やっぱりいやだろう?
同じようにして返したけど、不快でしょ?
言われた>>100のことも考えてくれよ、

>まぁ、真面目な批評レスなんだからそんなに目くじら立てなくとも、と言いたかったんだよ
と普通に言ってくれればよかたんだよ。
118マロン名無しさん:03/07/26 23:18 ID:???
>>116
いつもご苦労様です
119マロン名無しさん:03/07/26 23:18 ID:???
>>116
いい加減その言動がおまえの大好きなバキスレに迷惑をかけてることくらい分かれ。
120マロン名無しさん:03/07/26 23:21 ID:???
>>103>>111>>116

を相手にしないで下さい。
前々からここを荒しているのも全部こいつ一人。
香具師はこのスレの住人を煽って言い返されるのを快感としているカスです。
121哀・戦士:03/07/26 23:21 ID:???
>>112
いや、俺は別に目くじら立てているわけではなく・・・
ただ、管理人さんが狙っているのか?などのことを書いていたので
そうではない。これこれこーゆうことだ。ということを説明したのだが。
説明不足でその批評は間違っている、てな具合にいっているように思えたかもしれない。
最後の文に関しては俺の勘違いというか思い込みがあった。
俺はさほど気にはならなかった。まあこの人前からこんな感じだなってぐらい。
ただこんな風に言われてちょっと不快になる作者がいるんじゃないかなと思って。
それが思い込み。批評事態はきちんと受け止めている。
そもそも俺が余計なことを書かなければ良かっただけの話。
というか批評に対してあんな長文を書かなければ良かっただけの話。
住人の皆さん、作者さん、すいませんでした。
122マロン名無しさん:03/07/26 23:22 ID:???
程度の低いSS掲載
  ↓
それに対するイタイ批評レス
  ↓
それを見て過剰反応する信者
  ↓
更にそれを見て荒らしが飛びつく
  ↓
根拠無く「バキスレの住人が荒らした」という信者  報復にバキスレを荒らす
  ↓
バキスレ信者の報復
  ↓
大嵐になった後、沈静化
  ↓
またレベルの低いSS掲載  以降エンドレスにループ
  
123マロン名無しさん:03/07/26 23:23 ID:???
>>122
何がそんなに気に入らないんだ?
124マロン名無しさん:03/07/26 23:24 ID:???
根拠無く「バキスレの住人が荒らした」という信者  報復にバキスレを荒らす


それお前の自演だろプ・・
125マロン名無しさん:03/07/26 23:24 ID:???
>>123
現実世界はもちろん、2ちゃんにすら居場所がないような奴は相手にするな
彼も必死に闘ってるんだよ
126マロン名無しさん:03/07/26 23:26 ID:???
こことバキスレを荒らしているのは同一人物です。
両方のファンとしては本当に許せない
127哀・戦士:03/07/26 23:27 ID:???
>>126
俺のせいです。
すいませんでした。
128マロン名無しさん:03/07/26 23:31 ID:???
>>126
不良スレも荒している。

あと>>122は違う。

マターリしているスレを122が仲良くやってんのを見て
いらついて荒しているだけ。そんだけ。
>>107-110のやりとりなんて別に荒しではない。こんなの茶飯事

>>127
あんたのせいじゃないよ。
129マロン名無しさん:03/07/26 23:44 ID:???
>哀戦士
2ちゃんなんだし思ってること全部が伝わらないのはしかたないよ
あんたは気にしないでいい。
104もわかってくれるはず。
あんたの作品楽しみにしてるんだよ。
こんなところでつまづくなんて断じて許さないぜ
130マロン名無しさん:03/07/26 23:53 ID:???
黄泉の門は地味すぎてつまらん。
131マロン名無しさん:03/07/26 23:54 ID:???
いや、実際、ここの作品読んでて楽しみにしてる人多いと思うよ。
ROMもいるだろう。

このスレ終わらせたい香具師と、SSスレ渡り歩いている荒し一人だけが
わざわざ妨害しているだけだと思う。
132マロン名無しさん:03/07/26 23:55 ID:???
>>130
まぁ君がそうおもっているのならしかたないだろう。
133マロン名無しさん:03/07/26 23:56 ID:???
>ベクトル
ま、たしかに文法が変。っていうか誤字だろ?突っかかるなよ。
今話題のスカラーに方向をつけるとベクトルになるんだよ(冗談・・・とも言い切れん)。
たしかに専門用語かもしれんけどね、某私大の公募推薦で出るのよ。
数学Bなんてやってないよ、もうアボガトバナナかとヤムチャかと・・・

ヤムチャを絡めてベクトルについて説明しようか
 ヤムチャが操気弾を3発放った。すべてかわされたのでさらに4発放った。
 しかしそれもかわされた。では全部で何発かわされた?
 (馬鹿なことを聞くと思わず少し付き合ってくれ・・・)
 3+4=7 答え・7発 
 
 では、次の問題、
 ヤムチャが舞空術で300メートル進みました。 そこからさらに徒歩で400メートル進みました。
 では、飛び立つ直前に居た場所から何メートル離れたかわかるか?
 300+400=700 答え・700メートル
 本当にそれでいいのか?
 足元に注意してよく考えろ?
 上の文には、どの方角に進んだか書かれてないだろ?
 気付いたか?ふふ、お前はなかなかセンスがいいな。
 
 下の問題には、進んだ方角も記入してみた
 ヤムチャが西に舞空術で300メートル進みました。そこからさらに北に徒歩で400メートル進みました。
 では、飛び立つ直前に居た場所から何メートル離れたかわかるか?
 √(300^2+400^2)=√2500=500 答え・500メートル

 操気弾の放たれた数には向きは無いが、ヤムチャの進んだ距離には向きがある。
 向きのある動きを説明するには、その量だけを計算してもダメ。
 方向も計算にいれないといけないわけだ。人の動きも然り。
 操気弾の数=向きのない量=スカラー
 ヤムチャの進んだ距離=向きのある量=ベクトル
134133:03/07/26 23:57 ID:???
って、この文書いてるうちにかなり書き込みがあったようだ・・・
135マロン名無しさん:03/07/27 00:06 ID:???
>>133-134
乙。
136マロン名無しさん:03/07/27 00:27 ID:???
>>133
>>問題1
3発撃った前に撃ってるかもしれないだろ? 
aをその回数として
答えはa+7

もっと勉強しろよ(プ
137マロン名無しさん:03/07/27 00:33 ID:???
はい。わかりました。
138133:03/07/27 00:46 ID:???
>>135
オツアリ
>>136
うん。もっともだね。勉強するよ。いくら勉強してもし足りない気がする今日この頃。
すまないが、ややこしくなるんで a=0 としといてくださいますかね?
次回は(あるのか?)そんな僕と君とのすれ違いがなくなるよう中止して問題書くよ。
まあ、そんなことはベクトルのことにはたいして関係の無いことだが…
139マロン名無しさん:03/07/27 01:06 ID:???
うん。俺様もいいすぎた。プなんていっちゃって。バカみたいだな、俺。
140マロン名無しさん:03/07/27 01:13 ID:???
>>138
>>中止して問題書くよ。
中止するのかよ?(w
141133:03/07/27 01:21 ID:???
>>139
 >>138-139
 自作自演必死だな・・・みたい。
バカみたいじゃないですよ本当に(本当)。
>>140
くっ・・・( ´Д⊂ヽ
中止→最大限の努力を
に脳内変換お願いします。
 我々の住む地球とは、全く別の銀河にある地球。その地球は我々のそれとほぼ似たよう
な環境下にあり、我々と同じ「人類」が支配する惑星であった。
 この地球は幾度もピンチにあってきた。それこそ、我々の地球とは比べ物にならないよ
うな危機であった。しかし狂科学者ドクターゲロの研究所を、とある少年の忠告で破壊し
て以来、事件らしい事件は全く起きない。地球は平和の絶頂期を迎えたのだ。
 そして、この平和な地球上に一人の男があった。その名はヤムチャ、武術の達人である。
しかしその腕も平和な世では用を成さない。彼女もいないヤムチャは、郊外のアパートで
自堕落な生活を送っていた。
「プーアル、酒買って来いや」
「ヤムチャ様…昼間から酒など、いけません!」
「また説教かよ。猫なのに賢いな、お前は」
 プーアル。空を飛ぶ不思議な猫である。昔は持ち前の変化能力と忠誠心で、ヤムチャ最
高のパートナーとして活躍していた。しかし今や、ヤムチャの説教役。主従関係は変わら
ないものの、立場が逆転してしまっている。プーアルは昔の凛々しく頼もしいヤムチャに
戻って欲しいと願っていたが、それはかないそうもない。ヤムチャの取り柄は主にそのル
ックスと武術。ルックスは品の無い無精ひげで、もはや見られたものではない。残りの武
術も、平和な世では役に立たない。この地球上にヤムチャの居場所はなかった。
 ヤムチャの仲間もいたにはいた。孫悟空は定職に就いた。その息子悟飯は学者を目指し、
猛勉強中である。ベジータはブルマと結婚し、カプセルコーポレーションの社長へと就任。
クリリンは多林寺の師範となった。天津飯は故郷の三つ目星へと戻り、餃子もそれに同行
した。ピッコロは神殿で暮らしている。ウーロンは田代まさしという芸名で芸能界デビュー
するも、その後猥褻行為で逮捕された。皆それぞれの道を歩んでいったのだ。
 仲間もいない、彼女もいない、目標や希望もない、ただ酒が欲しい。今のヤムチャに、
かつての輝きはなかった。無精ひげを生やした筋肉質の男があるだけである。家賃も滞納
している。正に最悪の状態にあったと言える。
 舞台は変わって我々の住む地球。東京都練馬区の、とある一軒屋。そこには野比のび太
という十歳の少年と、ドラえもんという未来のロボットがのび太の両親と共に暮らしてい
た。彼らの出会いの経緯は省略するが、この二人の絆は大変深いものである。
 夏のある日、この家の一室に五人の男女が集まっていた。先程ののび太に、剛田武、骨
川スネ夫、源静香を加えた五名だ。夏休みの自由研究を、共同で行う事になったのだ。
「ヘマしたら承知しないからな。いいかのび太!」
「そうそう、どこにも連れてってやんないぞ」
「ごめんなさいね、のび太さん」
 五人の研究課題は「宇宙人との交流」となった。壮大すぎるテーマだが、のび太の親友
ドラえもんならば、十分実現可能なテーマなのだ。そのため、のび太にお鉢が回ってきた
というわけ。三人が帰るのと入れ違いにドラえもんが帰ってくる。 
「ど、ど、どうしよう。ドラえもん!」
「今、三人が家から出てくるのを見たけど、また何かやったんじゃ…」
「そのまさかなんだよ!」
 のび太が三人に頼まれた事とは、「宇宙人を連れてくること」であった。適当な星から宇
宙人を連れてきて、文化交流をしようというのだ。小学生らしく実に荒っぽい手段である。
「そんなのただの誘拐じゃないか!」
「でも、やるしかないんだよ。ちょっとでいいんだ、ちょっとで。話を聞いたら記憶を消
す道具を使ってさ。頼むよ、ドラえもん。この期に及んで“出来ない”なんて言ったら、
ジャイアンに殺されちゃうよ!」
「君が殴られて済むならそれでいいじゃないか。そんな誘拐まがいの事に付き合えないね」
「どら焼き、五個。いや、十個で手を打たない?」
「………二十個」
 のび太は打算的だが、ドラえもんも十分打算的だった。
 舞台は再びもう一つの地球。結局プーアルは根負けし、酒を買いに行った。
「すまんなプーアル。だが、俺はもう…」
 ヤムチャにも自覚はあるのだ。しかし、どうする事もできない。「分かっちゃいるけど止
められない」というスーダラ節状態。彼を変えてくれる者はなかった。プーアルでは駄目な
のだ。何か、突拍子もない事が彼の周りで起これば…。そんな事を考えていても仕方ない、
彼は再び眠りについた。
 しかし、夢ですらヤムチャは悩ませる。夢には次々と出てくるのだ。砂漠での盗賊時代、
輝かしい天下一武道会、魔族やサイヤ人との戦い、界王星での修行、何もかも昨日のよう
に蘇ってくる。
「もう俺は駄目なんだよ!」
 ヤムチャは飛び起きる。しかし、周りには誰もいない。
「くっそぉぉぉぉぉ!!」

 一方、我々の地球。のび太とドラえもんは庭に出ていた。ドラえもんが腹部の四次元ポ
ケットを探る。
「宇宙救命ボ〜ト〜!」
 ポケットから取り出したのは、巨大なプリンのような形の宇宙船。大きさは数人がやっ
と入れる程度だが、そのテクノロジーは現代のものとは比較にならない。発射ボタンを押
すと、どこかの星へと飛んでいく優れもの。これまでも、随分お世話になった道具である。
「よし乗ろう、のび太君」
「どこに行くのかなぁ…」
「さぁね。でも、文明のあるところじゃないと」
 スイッチオン。激しい煙を上げて、宇宙救命ボートが出発した。あっという間に大気圏
を抜ける。ワープテクノロジーも駆使されているこの船は、何億光年もの距離を瞬時に進
んでいく。二つの地球が結びつくまでに、そう時間はかからないであろう。
DOREMOOOON!に感動して書いてみました。
DB側の世界が狂いまくりです。

カップ麺が出来るのを待つ間など読むのが最適!?
146マロン名無しさん:03/07/27 02:22 ID:???
>>145
新連載がんば
147マロン名無しさん:03/07/27 02:33 ID:???
>>142
タシロワラタ
148マロン名無しさん:03/07/27 02:35 ID:???
乙。続くか完なのか書いてくれ
149ヤムチャ VS 麦わら海賊団:03/07/27 03:56 ID:???

理不尽な尾田理論でかめはめ波をはねかえされたヤムチャ。さて…

ドゴーーン!!
遠くで爆発が起こる。
かめはめ波が爆発したようだ。
もうヤムチャは生きてはいまい。
ヤムチャ「ゆるさーーーーーん!!!」
まだ生きていた…。
ヤムチャが鬼のような形相ですっとんでくる。フリーザにも劣らぬほどの大迫力だ!怒りで我を忘れている。
再び脚力を強化してとっさにヤムチャの突撃を交わすチョッパー。
地面におもいっきり激突し,よろよろになりながらヤムチャは立ち上がる。
チョッパー「まだ生きてる!!しつこいぞ!お前!」
ヤムチャ「あんなヘタレな技でやられるか!」
チョッパー「お前の技だろ!!あれ!」
ヤムチャ「だ…黙れ!もうお前許さんからな!…よーし!……どうしよ…。」
チョッパー「アイツの弱点はまだまだある…!もう一つは…足だ!!」
また大男の姿になり,ヤムチャに突進する。ヤムチャは,性懲りもなくかめはめ波を放つ。
が,ポヨンっと毛むくじゃらの姿に変身したチョッパーにはじかれた。だが,さすがはヤムチャ,今度はあっさりと避ける!
だが,チョッパーが迫ってくる。
ヤムチャ「おもしれぇ!オレと肉弾戦ってか!狼牙風風拳…は…お゙ご゙ぅ゙!!??」
狼牙風風拳を放とうとした瞬間にケツの穴から激痛が走った。
このカラダでは満足なダッシュはできないらしい。
150ヤムチャ VS 麦わら海賊団:03/07/27 03:57 ID:???
そのスキをチョッパーは見逃さず,さっと身をかがめ…
ヤムチャ「腕力強化(アームポイント)!!」
チョッパーの腕が大きく膨張する。その筋力を利用して硬い蹄でのパンチがヤムチャのすねに繰り出された!
めきっ!
派手にすっころぶヤムチャ。
ヤムチャ「あだっ!!??」
そのヤムチャに覆い被さり顔面に蹄の突きを入れようとするが…
ヤムチャ「惜しかったな…」
ドォン!
チョッパーの体がぐらりと揺らぐ。
背後から何かがぶちあたったのだ。
先ほどのヤムチャが放ったかめはめ波を操ったのだ。もこもこの姿にさえならなければ,跳ね返されることはないと思い,別の姿になるのを待っていたのだ。
決して成り行きではない!たぶん…。
ヤムチャ「ぉおお〜…いてぇ…。どうやら足は折れてないようだが…。ったく…。一番楽そうな相手に一番ダメージを受けたぜ…」
グチをいいながら小さくなったチョッパーの角をつかむ。

ヤムチャ「さて…あと3人か……」

辛くもチョッパーを倒したヤムチャ。残るはたった3人だ!
残り:ナミ,ウソップ,ロビン

151ヤムチャ VS 麦わら海賊団:03/07/27 03:58 ID:???

8.決戦

ぎぃやぁぁぁぁ〜〜

もう何度目になるのか…叫び声が夕暮れ時の島に響き渡る。
声の主はナミとウソップ。
ナミたちの後ろからもロビンも逃げている。怒りに打ちふるえる顔をしながら。
彼らの後ろには炎が迫っている。そう。山火事だ。
ヤムチャは隠れている彼らをあぶり出すために,気で森に火をつけたのだった。
ロビン「許さない!大切な遺跡が眠る森なのに!!」
ロビンは考古学に長けた女性で,何よりも歴史を重んじる。ヤムチャの愚かな行為に対して激しい怒りを抱いているようだ。
ウソップ「とりあえず逃げねぇと!」
ロビンを諭すウソップ。
その様子をヤムチャは上空から観察していた。逃げ道をわざと作り,待ち伏せしていたのだ。
ウソップ「はぁはぁ…ここまでくれば大丈夫か…」
炎からずいぶん遠ざかったところで気を抜く3人。

ボンッ!

ウソップの背後にヤムチャの繰気弾がヒットする。ブシュ〜…。叫ぶヒマもなく,煙をあげて黒こげになるウソップ。
ヤムチャ「あと二人…さぁ観念したらどうだ?お嬢さん方。」
ナミとロビンの前にすーっと降りたつヤムチャ。
ロビン「あなたね…!」
ヤムチャ「な〜んだ。こっちの女も美人だぜ。うっへっへ。ごっついの想像してたんだけどな」
ナミもロビンもただの女…そう思い,完全に油断しまくりのヤムチャ。…いつものことであるが。
どうやって紳士に決めようかとアホなことに頭がいっていて,ヤムチャの最大の弱点…油断とスケベ心が顔を出し始める。
ヤムチャ「二人いっぺんに頂くぜ!」
152ヤムチャ VS 麦わら海賊団:03/07/27 03:59 ID:???

シャッ…
ヤムチャの姿がふいに消える。
ヤムチャはナミの背後に一瞬のうちにまわったのだ。そのあと首に手刀をあびせる…はずだった。
ウソップ「鉛星!!」

ガンッ!

ヤムチャ「ぉうッッ!?」
ヤムチャの尻にウソップの鉛玉がヒットした!
普通のパチンコ玉だが,それでも今のヤムチャにはきつい一発だった。
がくっ……力つきるウソップ。
ヤムチャ「ぉううう〜〜!!てめぇ…!!」
怒りの矛先をウソップに向けるヤムチャ。殺しかねない勢いだ。
ナミ「今のうちよ!ロビン!」
非情なナミ。だが,ロビンは逃げる気などない。
ロビン「歴史を消した罪は償って貰うわ…!航海士さん。棒を貸して」
ナミ「クリマタクトを?…え…ええ」
ナミの武器,クリマタクトの使い方を知っているのか,ロビンはナミから棒を借りる。

クリマタクトは,ウソップが作った3本の棒でいろいろ組み合わせて使うことで武器になりうるが,気象学に長けたナミでないとまず使いこなせないというものである。
まぁ詳しいことは省くが,いろいろ仕込まれた棒なのである。
153ヤムチャ VS 麦わら海賊団:03/07/27 04:00 ID:???

ヤムチャ「ちっ!気絶してやがる…。まぁいいか。じゃ…」
ウソップをボコボコにしようと思ったが,気絶している相手を殴るのはヤムチャのポリシーに反する…らしい。
ヤムチャはゆっくりと最後のエモノ…ナミたちの方を振り向く。
それを見計らって…ロビンがクリマタクトの一本をヤムチャに投げつける。
余裕で紙一重で避けるヤムチャ。
ヤムチャ「おっと!威勢のいい仔猫ちゃんだな!」
しかし,ふいにヤムチャの肩ににょきっと手が生える。
ヤムチャ(え…!?)
その手は交わされたクリマタクトをしなやかに受け止めると,ヤムチャの尻の近くに新しく生えた手にそれをパスする。
何をされているのか全くわかっていないヤムチャ…
次の瞬間。
頭の先から稲妻が走るような痛みにおさわれる!!
ヤムチャ「ほぎゃぁっぁぁぁぁ〜〜!!??」
クリマタクトを尻の穴につきさし苦しんでいる。
ロビン「やっぱり!」
ウソップの攻撃で弱点を見破っていたロビン。
そう。ロビンはハナハナの実の能力者。見えている場所ならどこでも身体の各部分を生やすことができるのである。もちろん他人の身体にも…である…。
その能力を使い,ヤムチャの尻へ棒を突き刺したのである。
ロビン「ひどいことするわ」
ロビンはぼそっとつぶやいた。泣き叫ぶヤムチャを後目に。


ヤムチャの快進撃もついにここまで!?次回,最終回。最後に立っていたのはやはりあの人だった!
残り:ナミ,ロビン
<つづく>

ロビンによって尻にクリマタクトを突き刺されたヤムチャ。このまま果ててしまうのか!?
154マロン名無しさん:03/07/27 04:01 ID:???
2chじゃワンピ嫌われてるし、さっさと終わりにします。
次回最終回。
155マロン名無しさん:03/07/27 04:12 ID:???
156マロン名無しさん:03/07/27 04:23 ID:???
>>魔人ブウは魔族なの?

てっきり>>74で最後に出た敵は天津飯かとおもったよ
だってバビディが操るやつってハゲばっかじゃん
157マロン名無しさん:03/07/27 04:45 ID:???
>>哀・戦士
イイ感じ。いろんな勢力がどうなるか楽しみ。
あなたの作風だと、なんつーか、もし次回作やるとするなら、
別にヤムチャを活躍させるような物語にこだわらなくてもいい気がします。
ヤムチャ以外でももう構わんと思うし。

バキスレでやってるほうも面白いけど、こっちもがんばってください。
158マロン名無しさん:03/07/27 07:00 ID:gjEzcLm8
やむちゃんねる復活

ttp://www.ichigobbs.net/yamucha/index.html
159マロン名無しさん:03/07/27 08:20 ID:???
>>158
復活なのか?
160マロン名無しさん:03/07/27 11:43 ID:???
正直な話ですが、申し訳有りませんでした。
単に焦ってたんです。ついでに言うと、焦ってた所に目のつく物があったので
適当に言ってしまいました。すいません。

それと上の方でおれが自分勝手だといわれていましたが、
本当にその通りだと思っています。言われると反省すべきところが多数。
何とか直していこうかと。

小説飲茶管理人。
161マロン名無しさん:03/07/27 12:14 ID:???
>>160
お互い、今連載中の作品を頑張りましょう。
どうか気になさらずに。
>>100のレスは抹消したいです。本当に。
162マロン名無しさん:03/07/27 13:08 ID:???
哀・戦士は「書いてやってる」って意識が見え見えだな。
ツマンねえくせに。
163魔人ブウは魔族なの?:03/07/27 13:17 ID:???
一夜で一気にレスが増えてやがる。100・・・110・・・・・・160と。

>>小説飲茶さん
>>91読みました。サンクス。

>>ヤムチャ VS 麦わら海賊団
>理由はすべて尾田理論で説明可能であるが
何だか実際にありそうな理論の名前だねw

>>ドラえもん のび太と最強の男
のび太の住まいって練馬区なの?

>>156
天津飯は味方キャラにしようと思ってます。
164マロン名無しさん:03/07/27 13:49 ID:???
>>162
失せろ
165マロン名無しさん:03/07/27 14:04 ID:???
>>163
俺は大田区だと思ってたけど。やっぱ、違ったか。
練馬区なんかな?
166マロン名無しさん:03/07/27 14:21 ID:???
>>162
お前の存在価値はない。殺してやる。
167マロン名無しさん:03/07/27 14:24 ID:???
また新たな偽者が登場しそうな予感・・・
168マロン名無しさん:03/07/27 15:54 ID:NfMcntNx
何かしつこいねぇ。荒らし。宿題してろって感じ
169マロン名無しさん:03/07/27 16:43 ID:???
読者って言いたいほうだいだな・・・
作者が気を悪くしてやる気なくすのもわかる気がする。
>>哀・戦士
いよいよサイヤ人との遭遇ですか。
他にも勢力が出てくるのかな?続き激しく期待です。
まあ、批評の事は哀・戦士さんは別におかしいことは言ってないので
気にしないほうが・・・思い込みや、説明不足はよくあることですし・・・

>>麦わら
次回最終回なの?
残念だ。ワンピの2ちゃんでの人気など気にしなくてもいいのに。
でも長期連載には向かないネタかもしれませんね。

>>魔人ブウ
アナリストはもうおしまいですか?

>>ドラえもん
はっきり言って、このネタ大好きかも。
ぜひこれからも続けてくれ。

>>黄泉&飲茶管理人さん
黄泉の門に対する厳しいレスは前から多いですね。
でもそれもほんの何人かだと思います。
私は黄泉については確かに地味だと思います。
でも地味だからこそ深く心に染み渡るというか、なんというか。
すんません、うまく説明できない。ともかく、いい作品だと思ってます。
批評に関しては、>>100の最後の文も一理あるかなと少し思いました。
でも哀・戦士さんも深く考えすぎだと言っておられるので、もうこの話題は
やめにしたほうがいいでしょう。嵐を呼ぶ種になりそうですし。

作者の皆さん、嵐が来てもめげずに頑張ってください!!
170マロン名無しさん:03/07/27 16:51 ID:FD0FrI67
何かね、読むほうは好きに言うけど作者が言うとすぐ叩かれるんだよね。これ理不尽
171マロン名無しさん:03/07/27 16:55 ID:???
>>170
同意
172マロン名無しさん:03/07/27 17:01 ID:???
しかし、黄泉の門って確かにつまらないけど
養護レスがやっと一つ>>169についただけか。これもどう見たって同情しただけのレスだし。
いらない作品って結構多いね。
173マロン名無しさん:03/07/27 17:10 ID:???
>>172
だからそう思ってても別に言わなくてもいいだろ?
黄泉の門を好きだって人はもっとたくさんいるよ。
174マロン名無しさん:03/07/27 17:23 ID:???
>>172
いらない作品?
あんたが黄泉の門をつまらないと思うのは勝手だが口には出すな。
これ以上作者のやる気をそぐようなレスはしないでくれ。
ROMもスレ衰退の原因を作っている。
175マロン名無しさん:03/07/27 17:24 ID:???
>>172
これもどう見たって同情しただけのレスだし。


勝手に決め付けんなよ・・・
あんたは>>169の心が読めるとでも言うのか?
176マロン名無しさん:03/07/27 17:29 ID:k/VSPAOR
ありゃ?俺は作者さんが自分に言ったのかと思ったよ
177マロン名無しさん:03/07/27 17:30 ID:???
http://www.schemer.org/file/happou.txt

俺のHPでのヤムチャ特集w
それはヤムチャたちがDB探しに出かけた日のことであった。
悟空はチチと生後1ヶ月半の息子悟飯と3人で世界旅行に出かけていた。
その日は北の都で開催されている冬季オリンピックを観戦していた。
100bスケートの決勝戦を見終わって昼食の為に会場を出たら、顔が青白く、額に“M”の文字を
刻んだ、不気味な雰囲気を湛えた大男と中肉中背の男が悟空一家を尾行してきたのだ。
その不気味な気をいち早く察知した悟空は、 チチとベビーカーに乗った悟飯を庇いながら
人通りの少ない路地裏へと入っていった。
「おめえたち!つけて来てるのはわかってんだぞ!用があるなら出て来い!」
悟空は立ち止まると、鋭い目つきをして大きな声を出した。
「・・・フフフ、俺たちの気配を感じ取るとは・・・貴様、只者ではないな」
建物の角から尾行してきた2人の男が現われた。
「そんなことはどうでもいい!オラ達に何の用だ!」
悟空は男達の持つ邪悪な気を警戒している。
「悟空さ、悟飯ちゃんがいるだ、無茶しねぇでけろ」
チチは中腰になり全身でベビーカーを覆っている。顔が引きつっている。不安を隠せない様だ。
「何、そのベビーカーに飾ってあるオレンジ色の球を俺達によこせば手荒な真似はせん」
中肉中背の男が無表情を装って言った。
「DBをだとっ!おめえたち、これが何か分かって言ってるのか?」
悟空はさらに険しい表情になった。どうやらこの男達は只者ではなさそうだと直感したのだ。
「ほほう?DBのことを知っているとは・・・悪いが貴様らには消えてもらうぞ。殺れ、スポポビッチ」
中肉中背は不敵な笑みを浮かべると、相棒の大男に首をしゃくった。
「グヘヘ、おとなしくよこせばよいものを!」
憎憎しい顔つきで悟空に向かってくる大男改めスポポビッチ。
ラガー以上の凄い勢いで悟空にタックルを仕掛けようとした。

しかし

悟空は右手でスポポビッチの頭部を何事もなかったかのごとく抑えつけた。
「おめえ素人にしてはすげえパワー持ってんなぁ!」
悟空はスポポビッチのタックルが予想以上のパワーだったので驚いている。しかし余裕の表情だ。
「くそぉっ!」
悔しがるスポポビッチ。怒りにかまけて大ぶりのパンチを繰り出した。さらりとかわす悟空。
「ダメだなぁ。そんなんじゃいくらやってもオラには勝てねぇぞ」
悟空はスポポビッチが力任せなだけのファイターだと悟り、がっかりした様子だ。
「ちっ!お前は引っ込んでろ!俺が殺る!」
中肉中背は舌打ちして叫ぶと、猛然と悟空に襲いかかった。
ジャブ、フック、ボディーブロー、ストレートとボクシングのコンビネーションを見せつけた。
しかし、一発も悟空に当たらない。全て紙一重の差でかわされた。
「でけえヤツよりはやるみてえだな。けど、やめとけ。足元がお留守じゃオラには勝てねぇぞ」
悟空はふとヤムチャを思い出し口元が緩んだ。そして、その刹那に中肉中背に足払いを放った。

<つづく>
180マロン名無しさん:03/07/27 17:56 ID:???
漏れ、ヤムチャ三国志っていう小説書こうと思ってるんだけどさ、この中で三国志知ってる人どんくらいいる?
181魔人ブウは魔族なの?:03/07/27 18:01 ID:???
>>169
アナリストは退職です。

>>180
三国志知ってます。とは言っても横山光輝の漫画しか読んだことないw
182哀・戦士:03/07/27 18:19 ID:???
<第15話>
「・・・カ、カカロット・・?なんだ?」
悟空がきょとんとした表情を見せる。その悟空に向かって、奥から一人の男が向かってくる。
顔に傷がある・・・髪型は、悟空にそっくりだ。まさに瓜二つである。そういえば
さっきの声の調子もそっくりだった。
赤ん坊だった?まさか・・・この男が悟空の父親だと・・・?
ヤムチャ達は状況がよく理解できていなかった。だが、ふと近づいてくる男の下半身に
目がいった。すると、見覚えのある物がケツにくっついている。尻尾だ・・・
「し・・尻尾だ・・・こいつらにも、昔の悟空と同じ、尻尾がある・・・」
「昔の・・・?カカロット 貴様、尻尾はどうした!?」
男が突然怒声を上げる。
「ちょっと前に、神様って人が取っちゃったよ!!それがどうしたってんだ!!」
「ぐ・・・愚か者め・・・」
「何が愚か者めだ!!町をこんなにしやがって・・・おめえ達はなにもんだ!!」
悟空も負けじと怒りをあらわにする。すると、横にいるヤムチャ達戦士達もとっさに構えをとる。
ヤムチャ達はすぐにでも目の前の男達との戦いが勃発するものだと感じていた。
「サイヤ人・・・」
「・・・!?」
「俺達は・・戦闘民族、サイヤ人だ!!!」
「サ・・・サイヤ人・・・サイヤ人って・・まさか、20年前の・・・」
クリリンや天津飯、そしてヤムチャは驚愕する。悟空はサイヤ人という言葉自体をしらないのか、
たいして驚きを見せていない。だが、そんな悟空の人生において、もっとも衝撃的な事実が
告げられようとしていた。
「そして、この俺はバーダック。カカロット・・・貴様の父親だ!!!」

183哀・戦士:03/07/27 18:20 ID:???
「な・・・なんだと!?でたらめを言うな!!」
「では詳しく説明してやろう・・・あの日・・・巨大な隕石が突然落ちてきた・・・」

男の名はバーダック。元サイヤ人、地球侵略部隊、第1編隊の隊長である。
20年前、サイヤ人が地球に襲来した際、彼はその先鋒として地球へ降り立った。
サイヤ人は戦闘民族である。適当な星を見つけてはそこの人々を滅ぼし、異星人に売る。
バーダックとその編隊は、約一ヶ月のうちに、地球の3分の1ほどを制圧した。
毎日のように地球側の抵抗は続いた。だが、所詮は戦車や戦闘機など、原始的な兵器。
蹴散らすのはたやすかった。軍隊が出撃しては全滅。サイヤ人が地球におりたってから
一ヶ月半。その頃になると地球側も敵わないと悟ったのか、軍を出してくることはなくなっていた。
なんともろい民族・・・バーダックはこのつまらない制圧作戦を早く終らせようと
編隊に総攻撃の命令を出す。が、そんな彼らの元へ、悪夢が降りかかる。
地球に落下してきた巨大な謎の物体・・・総攻撃の用意をしていたバーダック隊は、皮肉にも
その巨大な物体の下敷きとなり壊滅。一瞬の出来事だった。物体をかわす余裕もなかった。
生き残ったのは、前線よりも少し後方にいたバーダック、サイヤ人の王子、ベジータ、その下僕
ナッパ、そしてバーダックの息子、ラディッツだけだった。その彼らも爆風によって
相当のダメージを負ってしまう。もはや、動くのが精一杯だった。はやく、宇宙船に帰って治療を・・
そんな極限状態のさなか、宇宙で待機中の、サイヤ人の大型宇宙船が巨大な物体の直撃を受けて、
沈んだとの知らせが入る。バーダック達、サイヤ人が乗ってきた宇宙船だ。これでは治療が
できない・・・惑星ベジータに帰って手当てをしなければ、俺達も・・・生き残ったバーダック達
4人は、やむなく、地球制圧を諦め、地球降下の際に使用した小型宇宙船で母星、惑星ベジータ
へと退却した・・・

「俺は考えた。俺達が退却しても、地球人を壊滅させられる方法を。
そこで俺は地球で生まれた息子を残し、地球人をうまく掃除してくれるようにインプットした」


184哀・戦士:03/07/27 18:20 ID:???
「そ・・・それが悟空とでも言うのか・・・!?」
話を聞いていたヤムチャがバーダックに問いかける。
「そうだ。だが、俺がインプットした命令は、どうやら実行されていなかったようだな。
命令さえ覚えていれば、今頃地球は第2の惑星ベジータになっていたはずだ」
バーダックはさらに話を続ける。彼らの星、惑星ベジータは、彼らが帰還する直前に、
巨大隕石の衝突によって消滅したという。行き場のなくなった彼らを拾い、治療を施したのは
フリーザという人物が率いる軍だった。それ以降、バーダック達は、フリーザ軍の一部として
新たな人生を歩むこととなった。だが、それは彼らにとって、苦痛の日々の始まりでもあった。
誇り高いサイヤ人は、人の下にされることを嫌う。だが、多勢に無勢。サイヤ人の生き残りが
4人いたところで、フリーザ軍には敵わない。フリーザは、それほどの大勢力を持った
男だった。それに従わざるをえなかった・・・

「だが、そんな日々ももうすぐ終る。この地球を制圧し、ドラゴンボールとやらを手に入れられればな」
「ド・・・ドラゴンボール・・・!?知っているのか・・・」
ヤムチャやクリリン、ドラゴンボールの存在を知っている人間は、その言葉に強く反応してしまった。
それを見たベジータは彼らに問いかける。
「貴様ら、ドラゴンボールのことを知っているな?俺たちに教えるんだ・・・」
「・・・く・・そんなことしたら、地球が・・メチャクチャになってしまうじゃないか!!」
「ならば、力ずくでも教えてもらうしかないな・・・」
ベジータは構えをとった。それに合わせて、ヤムチャ、クリリンも構えをとる。
天津飯も、餃子を下におき、力を入れ始めた。
「カカロットよ・・・死にたくなければ俺達の仲間になれ。貴様はまだ戦闘力が完全ではないが
それでもサイヤ人の生き残りだ。貴様の兄も・・・それを望んでいるぞ・・・」
後ろでは、ラディッツが不敵な笑みを見せている。
「冗談じゃねえ!!おめえなんか、父ちゃんじゃねえよ!地球からかえらねえと、ただじゃすまねえぞ!」
185哀・戦士:03/07/27 18:40 ID:???

「そうか・・・残念だ・・・ならば貴様らにはここで死んでもらうしかないようだな・・」

ヤムチャの横では、悟空がこれまでにないほど、怒りをあらわにしている。
無理もないか・・・突然現れた親が地球を滅ぼしに来た侵略者。現にキングキャッスルを
壊滅させている。悲しい出会いだ・・
悟空にとっては悟飯さんが唯一の肉親だったんだ。悟空は悟飯さんを本物の親の
ように慕っていた・・・
俺もそうだった・・・俺も亀仙人のじいさんを本物の親のように・・・
待てよ・・そういえば、俺の両親は・・?物心ついた頃からじいさんとウミガメはいた。
だがじいさんは年齢的に考えて俺の親とは考えにくい・・じいさんも、俺の親のことは
語らなかったな・・・なぜだ?今までたいして考えることもなかったが。
俺の両親は、誰なんだ・・・今、生きているのか・・・?どこにいるんだ・・・

「ヤムチャ、何をぼーっとして考えているんだ?今はそんな場合じゃないぞ」
「あ・・・・ああ」
天津飯に注意され、再び構えをとるヤムチャ。両雄の緊張感は、まさに一触即発の状態だった。
そんな中、対峙する両雄の所へ、魔族の王、ピッコロ大魔王が近づいていた。<つづく>



186哀・戦士:03/07/27 18:46 ID:???
説明のため、長文が多くなりました。
毎度のことですが・・・

>>魔人ブウ
悟空達も登場して、物語の舞台が広がっていきそうですね。
アナリストは退職ですか。魔人ブウが終了したら、業務再開してみては?

>>ドラ
ドラえもんの世界が絡んでくると、面白くなるんですよ。
期待します。
187マロン名無しさん:03/07/27 19:08 ID:???
作者同士は仲良くて良いですね。
やはり詰まらない作品wを書く者同士気が合うんでしょうね。
188魔人ブウは魔族なの?:03/07/27 19:12 ID:???
>>哀・戦士
いよいよバーダックの登場ですね。

アナリストは無期限営業停止でつ。
189マロン名無しさん:03/07/27 19:14 ID:???
アナリスト
 ↑アホか。
190マロン名無しさん:03/07/27 19:17 ID:6t//gSbd
187さんは本当におもしろい方ですね!今日からヤムチャの称号を与えますよ!
191マロン名無しさん:03/07/27 19:28 ID:J/zVhC3D
荒らしはウザイですが徹底無視しませんか?作者も読者も。相手しすぎですよ
192マロン名無しさん:03/07/27 20:07 ID:???
そうですね。
しかし、嵐に便乗してくる通りすがりがいるのも事実。
偽サーが信者のように。
193マロン名無しさん:03/07/27 22:10 ID:???
誰もいない・・・
194マロン名無しさん:03/07/27 22:10 ID:3vnBjaw+
age
195マロン名無しさん:03/07/27 22:46 ID:???
>>180
やってくれるとありがたい。
そういや、前にダークサイドの作者さんが龍球演義って読み切り小説書いてたね。
 またもや舞台はもう一つの地球。
「ヤムチャ様、お酒買ってきました」
 プーアルが小さい体に酒瓶を抱え、アパートへと帰宅する。しかし、当のヤムチャは反
応しない。酒に溺れ、過去を思い出すばかりの日々、ヤムチャの精神は限界に達していた。
「ヤムチャ様、しっかりして下さい!」
「あ、ああ…」
 外の空気を吸わせた方がいい。そう考えたプーアルは自分の何倍もあるヤムチャの体を
外へと連れ出した。だが外へ出たものの、ヤムチャは空を見つめるだけだった。
「あれは何だ…?」
 ヤムチャが奇妙な事を言い出す。とうとう気が触れたのだろうか。
「落ちてくる…」
 空を見上げながら、ぼそぼそと呟くヤムチャ。プーアルは呆れるしかなかった。
「来た!」
 ヤムチャがとうとう叫ぶ。ヤムチャ様は壊れてしまったと、頭を抱えるプーアル。その
数秒後、小型の宇宙船がヤムチャの目の前に降り立った。ヤムチャはずっとこれを見てい
たのだ。そして、宇宙船のドアが開く。中から出てきたのは、眼鏡の少年と青い狸だ。言
うまでも無く、のび太とドラえもんである。
「やあやあ、こんにちは」
「僕達、地球から来た者です」
 ファーストコンタクトを図るのび太達。しかし、目の前にいたのは宙に浮いてる猫と、汚
らしい外見をしている大柄な男だけだった。
「連れて行くなら、もっと頭良さそうな人のがいいんじゃない?」
「いいよいいよ、これくらいで丁度いい」
 失礼な事を、平気で言うのび太達。その時、プーアルが驚愕の事実を口ずさんだ。 
「あの…ここも地球なんだけど」
 驚愕の事実。何と日本語が通じたのだ。いや、そうではない。のび太達が異星だと思って
いたこの惑星は、地球だったのだ。
「ち、ち、地球〜?ここが!?」
「どこから来たの、北の都?それとも東?」
「え、東京だけど…」
 のび太とプーアルとの間で、かみ合わない会話が繰り広げられる。しかし、22世紀のド
ラえもん。この異常事態を素早く推理した。
「分かった!」
「分かった…って何が?」
「ここは僕達の地球じゃないんだ。でも、ここも地球という名前なんだ。ようするに、二つ
の地球が存在したって事さ」
「なあるほど」
 そうは言ったが、のび太は分かっていない。五回に一回は0点を取る頭脳なので、当然と
言えるだろう。とにかく、ドラえもんが用件を話す。日本語が通じるので、翻訳こんにゃく
は必要なかった。
「僕達の星に来てくれませんか」
「悪いけど、他を当たってください」
 即答だった。プーアルはヤムチャの世話に精一杯で、それどころではないのだ。訳の分か
らない二人組の星に行く余裕など、あるわけがない。
「いや、行くよ。行かせてくれプーアル」
「ヤムチャ様!」
 さっきまで生気を失ったようにぐったりしていたヤムチャが、突然会話に加わってきた。一
番驚いたのは恐らくプーアルであろう。
「俺を連れてってくれ!」
 何故かやる気満々のヤムチャ。彼の胸中にあるものは一体何なのだろうか。
「こちらです、どうぞ」
「さあさあ、乗って下さい」
 接待気味にヤムチャを促す二人。特にのび太は命がかかっているため、必死である。ヤム
チャは黙って二人に従った。プーアルも付き添う。
「ヤムチャ様、いいんですか?」
「プーアル、俺はこの子達をきっかけに変われそうな気がするんだ。お前まで付き合う事は
ない。地球に残っていてくれ」
「いえ、僕もお供します!」
 前述の通り、ドラえもんとのび太の絆は深い。日常、非日常を幾度もくぐり抜けてきたコ
ンビなのだ。だが、ヤムチャとプーアルも負けてはいない。主従関係ではあるものの、その
絆は海より深く、鉄より硬い。この二つのコンビは案外似ているのかもしれない。
「出発しまぁす」
 陽気にドラえもんがボタンを押す。まさか最初の惑星で、のび太達の手前勝手な宿題の協
力者が現れるとは思ってもみなかっただろう。宇宙救命ボートは再び発進した。二つの地球
は今まさに結ばれたのだった。
 救命ボート内。言葉が通じるので、好奇心旺盛なのび太は次々と質問をぶつける。
「あのぉ…名前は?」
「俺はヤムチャ。こいつはプーアル」
「お仕事は?」
「何も」
「じゃあ、ヤムチャさんはどうやって暮らしてたの?」
「昔の彼女にたかったり、ゴミ捨て場を漁ったり…ハハハ」
 聞いてる方が哀れになるような問答が続く。ドラえもん達も不安がよぎる。いくら宇宙人
でも、宿題の題材になるような人でなければならない。こんな情けない男では、文化交流な
ど出来るわけがない。やがて、ボートは我々の地球へと近づいていく…。
>>144の続きです。
一応それなりに続きます。

「東京都練馬区月見台すすきヶ原」がのび太達の住んでいる場所と思われます。
200マロン名無しさん:03/07/28 03:54 ID:???
200
201マロン名無しさん:03/07/28 10:12 ID:???
>>199
小説と豆知識をサンクス
202マロン名無しさん:03/07/28 10:27 ID:???
平均年齢と知能指数の低いスレだなw
これで小説とかのたまうとは
203マロン名無しさん:03/07/28 10:33 ID:???
ホームレスかよw
204マロン名無しさん:03/07/28 10:40 ID:???
家はあるんだった
205マロン名無しさん:03/07/28 10:59 ID:cZALqjuD
どこからヤムチャは狂っていったんだろう
やはり似たような体格の天津飯にボコられたのはまずかったよな・・・
白目+骨折+気絶、という当時としては珍しい程悲惨なやられ方
206マロン名無しさん:03/07/28 11:33 ID:???
>>205
悟空に歯を折られた時からヘタレの人生が始まる。
207マロン名無しさん:03/07/28 11:45 ID:CS0tK1cu
パワーはなくなったがけっこうおもろいぞ!作者ガムバレ!
208マロン名無しさん:03/07/28 11:56 ID:x+dRW6Ta
全盛期がヨカタとかいう人よくいるが、最強への道以外に面白いのあったか?カス乱立ばっかで今よりもレベル低かった気がするが
209マロン名無しさん:03/07/28 12:02 ID:???
>>208
いや、それはともかくとして人が多かったんだよ。
今は住人が離れたり、某スレへ流れたりで随分減ってる、人。
カス乱立というけど、作品点数が多いということは選択肢も多いということだし。
210マロン名無しさん:03/07/28 12:16 ID:2bVBMhI4
なるほど
211マロン名無しさん:03/07/28 12:17 ID:???
今の方が数も人も少ないがレベルは高い
こんなこというとまた嵐が来そうだが
212マロン名無しさん:03/07/28 12:19 ID:eACy6Gpg
http://www.bd.wakwak.com/~pathos/gazou/004.html
フリーザが笑えました
213マロン名無しさん:03/07/28 13:30 ID:???
それ凄いな。
214マロン名無しさん:03/07/28 13:36 ID:YmF+dmFx
正直、次スレがあったら同人板にいくべきだと思う。少しは人は来るだろうし。ここにいても荒らしは来るが新人は来ない
215マロン名無しさん:03/07/28 13:46 ID:???
普通に次スレも漫画サロンだな。
216マロン名無しさん:03/07/28 14:10 ID:???
俺もマロン板賛成。
同人などにいったらもっと人が減る。
バキスレと比べる奴や荒らしは放置ということで。
個性の違いがあるだけだろ、むこうとこっちは。
今の野球界で例えるなら
バキスレは阪神、ヤムスレは横浜って感じ。
217マロン名無しさん:03/07/28 15:07 ID:???
>>216
比べるなと言っておいて比べるなと言うのはどうかと思うぞ。

つうか、正直に言うと、本スレをあちこち移動させるのは勘弁。
せっかくサロンで落ち着いてるんだから
板自体に問題が発生してないんだったら、
もう他のところに行くのは得策じゃないと思われ。

てか板移動して成功した事ってあったっけ?
218217:03/07/28 15:16 ID:???
比べるなと言っておいて比べると言うのはどうかと思うぞ。

に訂正
219ヤムチャ VS 麦わら海賊団:03/07/28 15:18 ID:???

ロビンによって尻にクリマタクトを突き刺されたヤムチャ。このまま果ててしまうのか!?


だが,それだけでは倒されるヤムチャではない。ターミネーター並のしぶとさだ。充血した目で二人の女をにらみ付ける。
ロビン「しつこいわね…」
ナミ「おこっちゃヤ!」
ブリッコするナミだが,ヤムチャには効かない!
ヤムチャ「クソアマ〜〜ォウ〜!!」
お尻に棒をつきさしたまま駆け出す!狼牙風風拳の構えだ!
怒りが痛覚を凌駕している!
ロビン「足もとがお留守よ!!」
地面に無数の手を生やし,転ばせようとするが,ヤムチャの突進は押さえられない。
ロビン「つっ!!……何てパワー!」
ロビンのダミーの手のダメージはそのまま自らに返ってしまう。
ヤムチャ「はぁーッ!!」
ロビンの肩口に手刀を浴びせるヤムチャ。がくんっとロビンが気絶する。
この勢いのままもう1人の女を倒す!そう思ってナミの方を見やると…
ナミ「幸せパンチ」
はらり…
ヤムチャ「え…?」
ナミがなぜか裸になっている。
そうナミの奥の手。幸せパンチ――。ウブな男であれば一撃でダウンする威力であることは漫画で証明されている!
動きの止まるヤムチャ。
勝負はついた…誰かがそう思った。
しかし……
220ヤムチャ VS 麦わら海賊団:03/07/28 15:20 ID:???

しかし……

ヤムチャ「えへへ。そんなことをすればオレが見逃すとでも?」
女の裸程度ではヤムチャの心は揺るがない!
かつての純情なヤムチャではないのだ!
ヤムチャ「それ以上は何もしてくれないのかい?」
ナミ「うぞ!?ウソップのウソつき!サンジと違うじゃない!」
鼻の下を伸ばしながら不用意にナミに近寄るヤムチャ。ナミ,最後のあがき!
ナミ「トルネード=テンポ!!」
ナミは残ったクリマタクトを使った。

ここで…コミックスを見てない人にはわからないだろうと思うので簡単に説明しよう。
残りの2本の棒をT型に交差させる…つまりタケトンボのような形にする。そして柄の部分を持ち,ハネの方を相手に突き出す。
そうするとハネの部分となった棒の先端から,ぽっぽ〜〜と…間の抜けた音を立てて,ワイヤーのついた鳩(玩具)が飛び出すのである!
そのあと,ハネの部分の棒がくるくるとまわり出す。
棒が回転しはじめると,当然,鳩もそれにつれてまわる。
そうすると,鳩についたワイヤーが相手に絡みはじめる。ハネの棒の回転がどんどん速くなり,最後には敵もろとも回転させながらふっとばすという最強の技である。
なお,「なんだーそれー」とこの技に文句があっても私のせいではない。
またすべての原理は尾田理論で説(ry
221ヤムチャ VS 麦わら海賊団:03/07/28 15:21 ID:???

ぽっぽ〜〜…

鳩が飛び出る。
ヤムチャ「…?」
急に棒がくるくると高速でまわりはじめる。まるで鉄のたけとんぼ。
鳩もそれに応じてぐるりん,ぐるりんとまわり出す。
だが,ワイヤーと鳩がヤムチャにからみついても,そんなチンケな技でふきとばされるほどヤムチャの肉体は脆くない。

だが,このときワイヤーと鳩がからみついたのは……
ヤムチャのイチモツだった……。
ヤムチャ「え…?」
大人のおもちゃ?…こんなマニアックなことしてくれんの?ヤムチャは思った。
そう!ナミが脱いだことでヤムチャの男のシンボルを勃たせてしまったのだ!
…あっけにとられて見つめるだけのヤムチャ…。

次の瞬間…ほ☆×◎¥§〒∇あ♀〜〜…っとヤムチャの声にならぬ声が響いた。
今日,何度も島に叫び声が響いたが,これまでもっとも大きいものだった。
222ヤムチャ VS 麦わら海賊団:03/07/28 15:22 ID:???

回転した鉄の棒はそのままヤムチャの玉をめったうちにしたのだ。ワイヤーがからみついているのでちょっとやそっとでは外れない!

ベキベキっぐちゃっぐちょっ……とイヤな音を立てながら…棒は回転しつづけ…
ヤムチャ「あふぇ………」

ヤムチャはついに果てた……。
仰向けになって倒れるヤムチャ。ケツの棒がますます深くささってしまったのは言うまでもない…。

ヤムチャ「う…浮気したから…って……玉を蹴らな…いで……ブルマ……」

変な幻覚に襲われている…。
ヤムチャ――再起不能。

ヤムチャたちの長い一日はようやく終わった。


ヤムチャ 対 麦わら海賊団
ここに終了。

223ヤムチャ VS 麦わら海賊団:03/07/28 15:25 ID:???
やっぱ原作読んでないと分かりにくいところも多々あったと思います、
すいません。俺の力量です。っつーか、漫画読んでてもわからん、ゾロの技…。
てなわけでオナニーSS。終わり。
224マロン名無しさん:03/07/28 15:30 ID:???
御疲れ。
楽しませてもらいました。
でもけつとち丸丸で決着とは
予想してなかった(w
225マロン名無しさん:03/07/28 15:45 ID:???
そうそう。
ちょっと過去作品を数えたら
およそ130(独断でネタ除いて)作品。これも凄い数字だけど
半分が未完…。これも凄い。
226マロン名無しさん:03/07/28 16:01 ID:???
>>225
逆に言えば、半数が完了。
これって凄い事だぞ。マジな話。
227マロン名無しさん:03/07/28 17:38 ID:???
天下一武道会でゴクウとマジュニアとの戦いが終り、地球に本当の平和が訪れた。
強者達もそれぞれの道を歩みだし、のほほんとした日々を過ごしてる
そんな時代に、一人の若者が恋人と楽しく食事をしていた。

「はーいヤムチャ食事よーーー」
優しい声を出しながら恋人に食事ができた事を
伝える女の人の手にはキュウリ一本。
「おいおいブルマ、俺達はわざわざそんな事言わなくても
わかる間柄じゃないか、なんつーの俺達の間には
決して埋まらない溝があるっつ−か」

そういいながら男はどうにかして女を挑発する言葉を模索していた。
少し前、恋人の誕生日が近いと言う事を忘れて、
有り金全部、プーアルが好きなケーキに次ぎ込んでしまい、
どうしようかと悩んだ挙句、台所にあったキュウリをプレゼント。
自分の気持ちが相手に伝わりすぎると言う事は良くある事だ。

そんな熾烈なバトルが繰り広げられている頃
カプセルコーポレーションの庭で、
ブリーフ博士がシェンロンを呼び出していた。
「わたしを地球の王にしてくれ」
そして、ブリーフは地球の王になった。

続くかも
228ハンター・ヤムチャ:03/07/28 17:40 ID:???
題名書き忘れ。
ハンター・ヤムチャです。
初作品です、以後よろしくお願いします。
229マロン名無しさん:03/07/28 18:01 ID:???
>どうしようかと悩んだ挙句、台所にあったキュウリをプレゼント。

とか

>ブリーフ博士がシェンロンを呼び出していた。
>「わたしを地球の王にしてくれ」
>そして、ブリーフは地球の王になった。

とか。

笑いどころ満載だな。 頑張ってくれ。
メチャ期待できるぞ!
230マロン名無しさん:03/07/28 18:05 ID:wsGj4G/C
期待します、ちゃんと続けてね。

王子誕生とかどーなったんだろ?
231マロン名無しさん:03/07/28 18:11 ID:???
>>226
 2つに1つが未完のどこが凄いんだよ?
232マロン名無しさん:03/07/28 18:18 ID:wsGj4G/C
>>231
割合ではなく
単純に数が多いということでは?
233マロン名無しさん:03/07/28 18:26 ID:???
こんなふうに感じている人も多いだろうな
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1056540091/260-273
234マロン名無しさん:03/07/28 18:38 ID:???
>>232
いや、素人がWebに書いて半分って言うのは割合で考えて相当に凄い事だと思っただけ。
だってさぁ。完結させるって難しいぞ
235マロン名無しさん:03/07/28 19:38 ID:???
その半分が書き逃げしてったってのは萎えるな・・
236ハンター・ヤムチャ:03/07/28 22:45 ID:???
第二話「パッチンガム」

ブリーフが王となり地球がめまぐるしく動き出そうしている時代
これからの時代の主人公となる若者は恋人とデートをしていた。

「ねえヤムチャ喉かわいたからお茶にしない」
「ああ俺もそう思ってたところだ、そこの喫茶店に寄ろうぜ」
店の名前は「ぱいなつぷる」子供の頃を何故だか思い出してしまう店名
なんで思い出してしまうんだろうとヤムチャが物思いにふけながら店に入っていった。
店に入るといかにもまじめそうな店員が出迎えてくれた。

「いらっしゃいませ、ここは小粋なジャズ喫茶ボットン便所の良い所」
思い出した、確か階段の遊びでグーで勝つとグリコ、チョキで勝つとチヨコレイト、
パーで勝つとぱいなつぷるって言いながら文字の数だけ階段を上る遊びがあったんだ。
「じゃあブルマ大事な事は思い出したしこれから遊園地行こうぜ」
「いいわね、私丁度行きたい遊園地があったのよ」
そういいながら出ていく二人の背中をみながら店員が呟く

「ガムパッチン」
237ハンター・ヤムチャ:03/07/28 22:46 ID:???
店員がそう言った途端ヤムチャの頭に何かが貼りついた
次ぎの瞬間バチンと言う大きな音と共に
ヤムチャは店の外まで吹きとび、向いの道路に駐車していた車に激しく衝突。
ヤムチャは不意打ちをくらい思ったよりもダメージを食らってしまった。

「なんなんだ」
何が起こったんだ、混乱している頭を必死で抑えて
ヤムチャはとりあえず状況を整理してみた。
俺はあのボットンの店にいた、だが俺はいきなり吹っ飛んだ
しかも後頭部がズキズキする
と言う事は、誰かが俺の頭に強い衝撃を与えただから吹っ飛んだ
だがしかし、近くにいたのはブルマとボットンだけ
だが、ブルマは横にいたから、
後頭部にダメージがあるのはおかしいと言う事は

「そうか、お前だったのかテンシンハン
しかし、お前まさかブルマに変身してるとは
あれだろ?あの肩から腕が生えてくる奴で後ろから俺を攻撃したんだろ
久しぶりだな元気に朽ち果ててたか」
めいっぱい混乱しているヤムチャを尻目にブルマと店員は戦闘態勢になっていた。

「貴様何物だ、さっきの攻撃ただものではないな」
ブルマの鋭い眼光と言葉が店員を貫く。
「ふん、天下一武道会出場者と言ってもこれくらいか
それでそこの女、貴様こそ何物だまあいい、俺の名前はベジータだ」
店員A改めベジータは強い眼光をブルマに向けていた。

続く「次回はぶりーふの野望」
238ハンター・ヤムチャ:03/07/28 22:52 ID:???
一応ちゃんとつづきます。
ベジータ編が終わるまでは何とかやってみるつもりです。
239マロン名無しさん:03/07/28 23:52 ID:???
なんだか(いい意味で)訳が分からない作品が来たな。
ガンガレ
>>198
 地球。野比家の庭に到着した宇宙救命ボート。のび太達はヤムチャとプーアルを自室へと
案内する。
「じゃあ友達を呼んでくるので、ここで待ってて下さい」
「ああ」
 部屋に二人きりとなった、ヤムチャとプーアル。深い間柄にもかかわらず、一言も喋らな
い。永遠とも思われる沈黙が続く。無精ひげにジャージ姿という、文化交流というものとは
程遠い格好の男。座り込んで下を向く猫。子供の部屋には、似つかわしくない光景がそこに
あった。
 二十分後、下の階に大勢の子供の声がする。帰ってきたようだ。ドタバタと階段を上がる
音。そして、おなじみの五人が部屋に入ってくる。
「さあさ、いらっしゃい」
「のび太、このおじさんと猫か?」
「そうだよ」
「見かけは私達と変わらないのね。あら猫さんもいるわ」
「何か臭うよ、僕の服に臭いがついたら困るよ!」
 ヤムチャらを無視し、好き放題に話し始める五人。結論はこうなった。
「とりあえず、お風呂に入った方がいいわよ」
「ひげも剃った方がいいね」
「ジャージは脱ごう。パパの服を貸してあげるよ」
 言われるがままにされるヤムチャ。風呂に入り体を清潔にし、無精ひげを綺麗に剃り、大
人用のシャツとズボンを着る。ジャージのポケットには、大量のゴミが入ってきた。紙切れ、
何かの破片、埃、折れた写真、腐った食べ物…。何を溜め込んでいたのだろうか。
 一時間後、ヤムチャは見違えるくらいに変わった。キリッとした顔立ち、鍛えられた筋肉、
抜群のスタイル、男の中の男がそこにいたのだ。あまりの変貌ぶりに、驚くのび太達。
「す、すごいやヤムチャさん!」
 ドレスアップも完了し、本来の目的であった文化交流の開始。のび太達にとっては宇宙人
である、ヤムチャへの質問が始まる。まずは静香。
「あなたの故郷は何と言う星ですか?」
「故郷?地球だ」
 この答えで、良い意味での緊張感が崩れ去った。最初に声を発したのはジャイアン。
「おいのび太!俺は宇宙人を連れて来いって言ったんだぞ!?」
「そうだそうだ!」
 スネ夫も続く。ドラえもんが慌ててこの矛盾の原因を説明をしようとしても、まるで聞く
耳を持たない。流石は腕力と暴力で成り上がったガキ大将である。
「よくも俺様を騙しやがったな!」
「ま、待ってよ…」
「うるせえ!!」
 ジャイアンのゲンコツ一閃。のび太の頭に星が輝き、あえなくダウン。怒ったジャイアン
とスネ夫はそのまま部屋を出て行ってしまった。部屋には嫌な空気が残る。
「俺が悪かったのかな?」
 何となく責任を感じたヤムチャ。すぐさまプーアルとドラえもんがフォローする。
「そんな事ないです!ヤムチャ様はホントの事を言っただけなのですから!」
「そ、そうだよ。ね、ねぇのび太君?」
「う、うん…」
 最悪の結果となってしまった。のび太達にも、ヤムチャ達にも何の利益もないまま、文化
交流という名のインタビューは終了してしまったのだから。
 その時だった。
「な、何もしてないっつーの!」
 家の外から、ジャイアンの叫び声が聞こえたのだ。家を出てすぐに、何かあったらしい。
「な、何だ!?」
 机の前にある窓から下の道路を見る。すると、数人のガラの悪そうな学生にジャイアンと
スネ夫が絡まれているのだ。
「うわ、どうしよう!」
「た、助けないと!」
 ドラえもんとのび太が焦っていると、ヤムチャが颯爽と窓から飛び降りた。

 家の外、概要はジャイアンとスネ夫が家を飛び出した際に、学生の集団にぶつかったため、
絡まれているという状況。いわゆる当たり屋にかかったカモ状態。
「金出せば許してやるって言ってんだろ?ガキ共」
「治療費、慰謝料、10万くらいはもらわねぇとな。親の財布からでも持って来いや」
「そ、そんなぁ〜!」
「ゆ、許してくれよぉ〜!」
 脅迫する不良達。そこへ上空から、正確には野比家の二階から、ヤムチャが降り立った。
「うわっ!」
「おいおい、そのへんにしとけよ。相手は子供だろう?」
 そうは言ったが、ヤムチャ自身も何故助ける気になったのかよく分かっていなかった。か
つては己の星を救うべく戦った者としては、目の前の小悪党が許せなかったのかもしれない。
「ハァ?何だてめぇは」
「どっから湧いて出やがった!」
「言っておくがよ、俺は空手やってんだ。しかも段持ちだぜ?」
 学生の中で飛び抜けて背の高い男。恐らくリーダーだろう。その男がヤムチャに近づいた
次の瞬間。男は数メートル吹き飛び、そのまま気絶。ヤムチャが何かした様子はなかった。
「う、うわぁ〜タカシさん!」
「ひぃ〜〜逃げろ!!」
 不良達は奇怪な現象を目の当たりにして、蜘蛛の子を散らすように逃げてしまった。
ヤムチャらしさ(ヘタレという意味ではない)も、ドラらしさも中途半端になりました。
勉強します。

DORAEMOOOON!!!!!
244マロン名無しさん:03/07/29 03:22 ID:???
とうとう、1ヶ月を切ったな
245マロン名無しさん:03/07/29 05:29 ID:???
そろそろ一周忌ですか・・・・
246マロン名無しさん:03/07/29 09:55 ID:???
>>243
イインジャネーノ?なんか、のび太がなんとか星っていうところに行ってスーパーマンになった話を思い出すなあ。
247マロン名無しさん:03/07/29 11:42 ID:ZnPHuX1G
やべぇ、まじ、ハンターヤムチャおもしれぇ
248マロン名無しさん:03/07/29 12:43 ID:???
>>247
自演か?
普通なのだが
249マロン名無しさん:03/07/29 19:09 ID:???
ヤムチャアナリスト

禿藁

毎度のことだがこの作者のネーミングのセンスはすばらしいと思うw
250魔人ブウは魔族なの?:03/07/29 19:22 ID:???
>>ハンター・ヤムチャ
シュール系ギャグは大好きです。個人的にはゴールデン・ラッキーネタを入れて欲しいでつ(ゴッキー知らない人多いかな?)。

>>ドラえもん のび太と最強の男
タカシさんてジャイアン?それともベイスターズのアレ様w

>>249
サンクス!
251マロン名無しさん:03/07/29 19:23 ID:hdHb3Owv
この作者って他に何書いてんの?
「ああっ!ヤムー!こ、こいつ・・・去年の天下一武道会で決勝進出した野郎だ・・・」
スポポビッチは悟空の顔を指差して叫んだ。
「なにーっ!?・・・そ、そう言われてみれば・・・」
悟空の足払いを食らい、地面に尻餅をついた格好の中肉中背男―ヤムーは恐怖の混ざった
目で悟空の顔を下から眺めた。
「ん?なんだ?おめえ達オラのこと知ってるのか?オラは見覚えねえけど、会った事あるか?」
悟空はふたりの男と面識があったかどうか記憶の糸を辿った。
「冗談じゃねえよ・・・ピッコロ大魔王とやりあった奴と戦えるかってんだよ!」
スポポビッチは引きつった顔で2歩、3歩と後ずさりをした。
それに会わせてヤムーも素早く立ち上がってスポポビッチに寄り添った。
「ヘヘヘ、今日のところは許してやる・・・しかし、DBは俺達の仲間が必ず頂戴しにやってくる。
貴様やピッコロなんぞよりずっと強烈な奴がな。せいぜい精進しておけ」
ヤムーは悔しそうな表情で捨て台詞を吐くと、相棒と共に一目散に飛び去っていた。
「あっ!待て!・・・・・何だったんだ、あいつら?舞空術まで使えるなんて・・・」
悟空は男達の去っていった方角を見つめながら呆気にとられた。
「悟空さっ!」
男達が視界から消え去ったのを確認すると悟空に駆け寄り抱き付くチチ。目にはうっすらと涙を
浮かべていた。
「オラは平気さ。チチと悟飯が無事でなによりだ」
悟空はチチの頭をなでて、チチの心の不安を取り除いてやった。

<つづく>


253マロン名無しさん:03/07/29 19:27 ID:???
>>250
>サンクス!!

見事に勘違いしてしまったようだねw
ますますワラタ
254マロン名無しさん:03/07/29 19:30 ID:???
>>251
「プーアルの中身」
「地獄の門番」
「パープルレイン」
「魔人ブウは魔族なの?」
あとは知らん

笑えるだろ?
255魔人ブウは魔族なの?:03/07/29 19:32 ID:???

釣られちまったついでに、!はひとつしか付けなかったんだけど?まぁ、いいか。
本格的に廃れたなこのスレ。>>253みたいな香具師ばっか居つくようになっちまった。
俺はもう逝くことにするよ。ベイの試合も気になるし。

さよなら。
256マロン名無しさん:03/07/29 19:35 ID:???
>>255
作品はいいと思ってる。
悪乗りしすぎた。
釣るつもりはなかった。
マジでスマン
逝くのは俺のほうだ。
257マロン名無しさん:03/07/29 19:38 ID:???
>>255
また辞めちゃうの?
気にしないでくれよ〜
嵐には、みんな被害受けてるじゃないか〜
辞めないでくれよ
258マロン名無しさん:03/07/29 20:16 ID:???
>>魔人ブウは魔族なの?
今作は短めにアップしていくんですね。
天下一武道会終了後の世界に魔人ブウを持ってくるのは
意外性があって楽しめると思います。
野球中継が終了したら、またお越しください。
259哀・戦士:03/07/29 20:43 ID:???
<16話>
悟空の正体・・それは、20年前に地球にやって来た侵略者サイヤ人の戦士
バーダックの息子だった。バーダックは20年ぶり、それもほとんど関わりのなかった
息子、悟空に対して自分達の仲間になって地球を壊滅させようと言う。
だが悟空の心は地球人。体はサイヤ人の肉体を持っているとしても、そんな誘いに乗るはずがない。
悟空はその誘いを拒否し、サイヤ人達に対しての怒りをあらわにする。
ヤムチャ達も当然、地球を守るため、サイヤ人に対して断固として戦う覚悟だ。
そんな緊張感が漂うキングキャッスル跡地上空に、一機のヘリが訪れた。
テレビ局のヘリが、取材のためにやって来たようだ。中にはマイクを持ったアナウンサーと
カメラマンが見える。
「・・・キングキャッスルは、跡形もなく消え去っています!信じられません!!
その跡地に、何人かの人影が見えます!・・カメラさん、こっち回して・・・・
ご覧になれますでしょうか!?10人ほどの人影が・・・・・・ま・・まさか・・・・・
サイヤ人です!!サイヤ人が再び地球にやってきました!!あの、戦闘服・・・間違いありません!」
アナウンサーの興奮している声が、世界中のテレビに響く。やはり、サイヤ人が現れた・・・
もう地球は今度こそ終わりだ・・・世界にこれまでにない絶望感が漂い始めていた。

「操気・・・弾・・・!!!」

ヤムチャが右手を上にかざし、拳に気を集中し始めた。
それを合図に、悟空達も一斉にサイヤ人集団に突撃してゆく。
だがサイヤ人の王子、ベジータは余裕の表情だ。こいつらの戦闘力はたいしたことない・・
「その程度の戦闘力で・・・」
「ベ・・ベジータ・・あの長髪の奴の戦闘力がどんどん上がっていく!!・・1550・・・
1780・・・2097・・・!!!」
260哀・戦士:03/07/29 20:48 ID:???
非常に中途半端なのですが一時中断します。

>>魔人ブウさん
野球中継、もうすぐ終りますよ。
はやく戻ってきてまた感想言ってほしいな。
作品のほうは、後の展開が読めないので
うまいなと思いました。
ネーミング・・まあ気にせずに。
俺の作品のタイトルだって、某アニメの挿入歌からとっただけですし。
261哀・戦士:03/07/29 20:54 ID:???
>>麦わら
完結、乙です。
最後、下品ネタが炸裂しましたね。いや、いい意味で。
ヤムチャを最終的にヘタレとして敗北させるには
いい流れだったかなと思いました。
ナルトにも挑戦してみては?

>>ドラ
ドラえもんネタ、大好きだ。
ドラえもんの丁度良く気の抜けた世界観とヤムチャを
うまく組み合わせてくれることを期待します。

>>ハンターヤムチャ
新作乙です。
シュール系ギャグになるのか?
グリコには少し笑った。
ジャガーみたいですね
262マロン名無しさん:03/07/29 21:57 ID:???
小説期待age
263マロン名無しさん:03/07/29 21:58 ID:???
嵐はスルーしろよ〜全然出来てないじゃんか
264マロン名無しさん:03/07/29 22:17 ID:5AH+mto3
作者以外にここを続けたい香具師いるのか?
265マロン名無しさん:03/07/29 22:19 ID:???
>>264のような奴も嵐とみなします。
これを例に、作者もROMも、今後一切嵐に反応しないように。
266マロン名無しさん:03/07/29 22:25 ID:???
以下のようなレスは全て荒らしです。
・意味不明なレス
・作者を異常に神格化するようなレス
・不快になるだけの叩きレス
・スレの終了を促すようなレス
・他のスレとの比較レス
・上記のようなレスに反応しているレス

IDがないマロン板では、自作自演が容易です。
(sage)(age)(ID晒し)←これで三役は簡単に出来るのです。
つまり、荒らしと信者の争いを自作自演する事も容易い。

荒らしが特定できない以上、荒らしに対する最善の策は“放置”です。
反応がないと、職人のやる気が失せるのとほぼ同じ理屈です。
荒らしに反応しているレスは「嵐と同一人物」くらいの意識を持って臨みましょう。
267マロン名無しさん:03/07/29 22:26 ID:???
止めたい奴は勝手に止めろや。
自分でも書いてて「詰まらねえ作品だな」と思ってるから
「止める」とわざと言って、みんなに励ましてもらおうってんだろ。
あさましい考えだな。卑怯モンどもが。
言っておくが俺は荒らしじゃないぞ。ボケ作者たちの心を読んだだけ。
268ハンター・ヤムチャ:03/07/29 22:35 ID:???
>>どらえもん
ヤムチャ格好良い

>>哀・戦士
なるかも。
このまま行くとシュール系に突入します。

>>魔人ブウ
ゴールデン・ラッキーは知らないんで無理です
今度見つけたら試しに読んでみます。


作品投下したいけど、良いのかな?
269マロン名無しさん:03/07/29 22:42 ID:???
>>268
どうぞ
作品が電波なのに、本人がマトモなのはいい兆候ですね
270マロン名無しさん:03/07/29 22:48 ID:???
>>どらえもん
  詰まらない。ちゃんと推敲しろ。
>>哀・戦士
  子供の作文以下。ままごと。
>>魔人ブウ
  人間性と技量の低さが見事に作品に現れている。

    各職人さま。無駄な努力、ご苦労様。あなた方に才能はありません。
 
271マロン名無しさん:03/07/29 22:54 ID:???
>>268
お願いしますわ
272マロン名無しさん:03/07/29 22:55 ID:???
>>268
ある程度のレベル以上のにしてくれ。(せめて1000人ヤムチャくらい)
つまらないのはもういらん。
273ハンター・ヤムチャ:03/07/29 22:59 ID:???
>>269>>271
では御言葉に甘えて行かせてもらいます。
嵐っぽい人もいるみたいですけど行っときます。
274ハンター・ヤムチャ:03/07/29 23:00 ID:???
3日後、神様の神殿。
なんとかあの場から逃げられたたブルマとヤムチャ
その数日後、クリリンから神様が話しがあるというので
2人とも神様の神殿に来ていた。
そこには他のZ戦士達もいたのだが、皆包帯が巻かれていたり
ギブスしていたり散々な状態であった。

「今日皆に集まってもらったのは、他でもない君達のもとに謎の戦士達が現れたはずだ」
そこでテンシンハンが間髪いれずに神様に言った
「神様、その謎の戦士の攻撃でつい先日まで
生死の境をさ迷っていた俺をむりやりベッドから連れ出して
木に持たれかけさせるなんて、俺に恨みがあるんですね神様」
そう言えば、テンシンハンだけ息遣いと顔色がどう考えてもおかしい
それに気付いた神様はすまなかったと言いながら床に寝させた。
(点滴と生命維持装置はどうした)
だが、テンシンハンにはそれらを言葉にするだけの力がもう無くなっていた。

その後、神様が言うには、今回の襲撃事件の犯人はサイヤ人という異星人だと言う事が明かされた。
「奴らめオラのご飯ちゃんに蹴り入れやがったんだ、
ラディッツとか言う奴は俺に任せてくれないか」
「俺も手を貸すぞ孫、俺もそいつに借りがある」
今にも飛び出しそうな二人を制しながら神様が信じられない言葉を言う
「まあ待て二人とも、今回サイヤ人達は遊んでただけだ、
もし奴等が本気を出せば確実に死ぬぞ、命があっただけでも幸運だと思え」

驚愕のZ戦士達、そして命がなくなりかけるテンシンハンに力が芽生え始めていた。
275ハンター・ヤムチャ:03/07/29 23:01 ID:???
我が名はブリーフ、超頭脳そして自他ともに認める良き科学者だ。
わしは長年の研究から一つの結論に至った
それは、この地球は異星人に狙われている
わしはシェンロンに頼んで奴等を倒してくれるよう願った。
だが、奴等の力は神さえも超えていたシェンロン曰く
神の力を超える願いは聞くことが出来ないらしい。
絶望に立たされたわしは一つの事を閃いた、神が駄目なら人がする。
そうして私はシェンロに頼み込み王となった。
これだけの地位と権力そして金さえあれば
この天才科学者ドクターブリーフに出来ない事は無い。
奴等を倒す超兵器の数々を作る計画も立てた、みておれよ異星人。

「つまり地球は狙われている」
ブリーフが側近達に見せた資料などはブリーフが正しいと解らせるには十分過ぎる物だった。
「解りましたブリーフ王、しかしその異星人とやらに対抗するにはどうすれば」
「これをみてくれ、わしが開発しようとしてる兵器の数々だ
そしてそれを実行に移すためのプランもできておる」
側近達は皆驚いた、その兵器にそしてそれを実行に移すプランについても。
たまらず側近はブリーフに一つ問いただしてみた。
「ブリーフ王確かに兵器は凄いんですが、これを実行に移すと
国民一人あたりの一ヶ月の食料が五円チョコ一つとはどう言う事ですかな?」
「辛い決断だがしょうがない、地球が滅亡しては元も子もないだろう」
「ですが、この資料だとサイヤ人達が本格的に行動するのは約1年後とあるのですが
その間国民一人あたりの食料の総数は五円チョコ12個ですか?」
「わしはこういう伝説を知っている、ある男がポケットの中にビスケットを入れた
そしたらそれが2個になったそしてもう一回入れると4個となったそしてもう一回入れると」

側近とブリーフとの死闘が始まった。
両者の戦いは三日三晩続き、キングキャッスルでは爆発音や謎の生物兵器が多数確認された
そして側近達の説得により最初のプランは破棄して新しいプランが作られることと成った。

次回「Z戦士」
276マロン名無しさん:03/07/29 23:02 ID:???
はい、ハンターヤムチャさん、そこでストップ。
やっぱり予想通りクソつまらねえ
277マロン名無しさん:03/07/29 23:05 ID:???
>>275
「ポケットを叩くとビスケットが二つ」かよw
淡々とアレな展開を続ける作風をすごい
まぁ、世の中いろんな人がいますから、そのへんは気になさらぬよう
278マロン名無しさん:03/07/29 23:16 ID:???
ここの人たちは、小さな幸せを探すのが得意な方ばかりですね。
こんなクソみたいなSSの、少しでもマシな所を探せるとは。
279マロン名無しさん:03/07/29 23:20 ID:bHoeZOZa
ひどい状況だな・・。作者さんがんばれ。
280マロン名無しさん:03/07/29 23:32 ID:???
>>279
どこらへんがひどいのかよく分からん
作品もレスもちゃんと来てる
いじめられっ子クンのストレス解消にもなってるし、最高だ!
2学期が始まったらまた地獄が始まっちゃうんだもんね
281マロン名無しさん:03/07/29 23:33 ID:???
>>277  >>279
荒らすんじゃねえよ、クソが。
こんな作品を「面白い」とか「がんばれ」とか言ってるヤツが本物の荒らしなんだよ。
作者さんにとっては、こんなクズ作品を続けるのは生き恥なんだぞ。
少しは人の気持ちを分かれ、バカが。
282マロン名無しさん:03/07/29 23:35 ID:???
>>280
ナルホドね
283マロン名無しさん:03/07/29 23:36 ID:???
>>いじめられっ子クンのストレス解消にもなってるし、最高だ!

確かに。こんなクズみたいな作品を上げるのは、学校でストレスたまってるからだな。
学校に火、つけんなよ。ハンターヤムチャ他、いじめられっこ作者ども。

284マロン名無しさん:03/07/29 23:39 ID:???
>ハンター・ヤムチャ
ブリーフの独り言場面は特に良かった
少なくとも、サイヤ人と決着つけるまでは頑張れ
285マロン名無しさん:03/07/29 23:50 ID:???
ハンターマンセー
286マロン名無しさん:03/07/29 23:51 ID:???
荒らしはたった一人。煽る香具師も一人。
287マロン名無しさん:03/07/29 23:52 ID:???
>>266読め。

つまらないのに、常駐する奴なんかまずいない。
徹底スルーでいこうぜ。
288マロン名無しさん:03/07/30 00:02 ID:Yphd6KsE
黄泉の門はおもしれえよ
289マロン名無しさん:03/07/30 00:05 ID:???
荒らしは一人。住人は6人くらいか。
290マロン名無しさん:03/07/30 00:16 ID:zczUtyoA
黄泉も哀・戦士もおもろいのだがね。
住人1
291マロン名無しさん:03/07/30 00:17 ID:???
住人は二人、作者除いて。
292マロン名無しさん:03/07/30 00:20 ID:zczUtyoA
>>290
俺が言いたいのは、住人は一人ってことじゃなくて俺が住人一人目ってことね。
もっといっぱいいるはずだ
293マロン名無しさん:03/07/30 00:21 ID:???
ここの住人は累積の人数をカウントするからなあ。
今は肉スレやバキスレより常駐少ないだろ。いや、俺は荒らしてるヤツとちゃうよ。
294マロン名無しさん:03/07/30 00:26 ID:???
>>292
いなかったね。残念ながら。
295マロン名無しさん:03/07/30 00:28 ID:???
>>294
まあ、こんな時間だし
296マロン名無しさん:03/07/30 00:28 ID:???
じゅうにん。
 助けられた事で、スネ夫はともかくジャイアンはヤムチャを尊敬の眼差しで見るようになっ
ていた。強者揃いの剛田家の血筋がそうさせたのであろう。再び舞台はのび太の部屋。ジャ
イアンとスネ夫には改めてドラえもんが説明し、ヤムチャとプーアルがのび太達がいる地球
ではない名前が同じだけの地球の住民という事は分かってもらえた。
「なあんだ、そうならそうと言えよのび太。え〜と、名前は?」
「ヤムチャ」
「ヤムチャさん!俺感動したよ。一体何をしたんだよ?」
「気を使ったんだ」
「気?」
 一同は目を丸くする。テレビ番組等でよくやってる気功などの紹介は、実にうさんくさい。
しかし、現に人間が手も触れられずに吹き飛ばされたところを見たら、信じる他は無い。
「気を軽く放出したんだ。ホントに軽くだったんだが、気絶させてしまった」
「ヤ、ヤムチャさん!俺にも教えて下さい!!」
 ジャイアンが身を乗り出す。より強くなりたいと願う心、これも剛田家の血筋によるもの
であろう。だがそんな中、スネ夫は一人懐疑的であった。
「ジャイアン、どうせトリックだって」
「うるせぇ!だったらどんな手品だったっつうんだよ!」
「え…それはその…」
「分からねぇんだったら言うな!」
 ジャイアンの鉄拳制裁。目を回しながら、スネ夫は黙り込んでしまった。またもや部屋に
嫌な空気が流れたが、ここはすかさず優等生の静香が仕切る。
「ねえ、みんな。ヤムチャさん達にもっと話を聞きましょうよ」
「そうだね」
「そうしようか。宿題だし」
 全員一致で、地球ともう一つの地球の文化交流が再開された。
 もう一つの地球は一人の国王が統治していること、ドラゴンボールの存在、天下一武道会、
ヤムチャが出会った様々な強敵、プーアルとの関係、かつての仲間達、ヤムチャは語り続け
た。その脳裏には、輝かしかった頃の自分が思い出される。
「孫悟空って人と会ってみたいなぁ」
「だから、ヤムチャさんは強いんですね」
「ドラゴンボールか、信じられないよ」
「サイヤ人なんて俺がぶっ飛ばしてやる!」
「ヤムチャさんとプーアルさんにはそんな出会いがあったのね」
 興味津々で聞き入る子供達。宇宙開発が進んでいる22世紀から来たドラえもんですら、
初めて知る事実が数多くあった。これは、22世紀になっても二つの地球の交流は成されて
いない事を意味する。
 やがて話題も尽き、ヤムチャの着ていたジャージの中に入っていたゴミに注目が及ぶ。ゴミ
とは言え、立派な材料だ。現に古代人の生活を知る手がかりとなっている貝塚は、単なるゴミ
の山に過ぎないのだから。まずは折れまがった写真。写っているのはブルマだ。
「綺麗ですねこの人。ヤムチャさんの彼女ですか?」
「そうだったけどね…捨てられたんだよ…」
 続いて、腐った食べ物。腐食が進みすぎて、もはや原型がない。
「これは何ですか?」
「まんじゅうだよ…後で食べようとしたら腐ってしまったんだ…」
 続いて、何かの破片。機械の一部のような印象を受ける。
「これは?」
「何だったかなぁ…忘れた」
 続いて、紙切れ。10センチ四方の紙には、何か書いてある。
「数字みたいのが書いてありますけど?」
「電話番号だよ。ブルマのね…」
 ジャージのゴミ探索は失敗だったようだ。負のエピソードしか蘇って来ない。しかし、気に
なる物もあった。ヤムチャ自身、正体を思い出せない破片である。かと言って、いくら何でも
これだけでは何かは分からない。そこに、のび太の珍しく冴えたアドバイス。
「タイムふろしきを使ったら?」
「のび太君、頭いい!たまには役に立つね」
「たまには、は余計だよ」
「タイムふろしき〜!」
 タイムふろしき。時計のマークが描かれた風呂敷で、ある物質に表を被せると未来へ、裏を
被せると過去へ、被せられた物質自体の時間が経過するという秘密道具。生物にも有効で、の
び太はこの道具で大人になったり子供になったりした例がある。
 善は急げ、その破片に風呂敷を被せる。勿論、元に戻すため裏面を被せる。
「何だろうね」
「期待しない方がいいよ。どうせ、電化製品とかでしょ」
「それもそうだね」
 ヤムチャはヤムチャで、破片の正体を必死に思い出そうとしていた。プーアルも手伝う。
「何だったかなぁ〜あの破片…」
「確か、ヤムチャ様が何かの記念に持ち帰ったものだったと思いますが…」
「記念?」
「ええ」
「あっ!…思い出した!!」
「何だったんですか?」
「フリーザだよ。あの少年が倒したフリーザの破片、あれを記念に持って帰ってたんだ」
「なあんだ、そうでしたか」
 一方、タイムふろしきは順調に破片を過去へと遡らせていた。それにつれ、邪悪な気が徐々に
増している事に、まだヤムチャは気がついていなかった。
>>242の続き。

至らない面もありますが、まだ続きます。
301マロン名無しさん:03/07/30 00:50 ID:???
>>至らない面もありますが、まだ続きます。

  逆に至ってるところを教えて欲しい。傲慢なコメントだな。
302マロン名無しさん:03/07/30 01:01 ID:???
その言葉リボンでもつけて返すぜ
303マロン名無しさん:03/07/30 01:52 ID:???
ドラえもんは面白い。他はツマンネ。
304ヤムチャ伝説:03/07/30 03:24 ID:4f3fWA5q
孫悟空は落ちていた。
文字通り、落ちていた。
空高く、雲よりも高いところから。
微動だにせず、真っ直ぐ地面に向かって・・。

ヤードラットから帰った後、人造人間戦に向けゴクウはピッコロ達と一緒に天界で修行していた。
その日は一通りのトレーニングを終え、気晴らしに舞空術で辺りを飛びに天界から離れた。
そして暫く飛んだ後身体が動かなくなり、意識が消えたのだ。
どうしてそうなったのかは分からない。予知していた心臓病に理由があったのかもしれないし、
何か他の病気だったのかもしれない。もしくは只単に疲れによるかもしれなかった。

周りに民家の見えない秘境。ゴクウは猛スピードで頭から地表に叩きつけられた。
そのダメージは凄まじく、しかもゴクウには意識が全くない。正に生死の境を漂っていた。
奇しくも、そのゴクウが墜落した場所は、少年時代彼が孫悟飯と暮らした家のすぐそば。
ゴクウが以前にも死にかけた場所だった。
305ヤムチャ伝説:03/07/30 03:25 ID:4f3fWA5q
ゴクウの危険を天界にいた者達はすぐに気づいた。すぐさま御飯とピッコロ、そしてヤジロベーが
気が消えかかっているゴクウを救出に向かった。
ピッコロ達が見つけたとき、すでにゴクウの気は感じられる限界まで小さくなっていた。
「おとうさーーん」悟飯がゴクウを抱き起こした。
「孫、仙豆だ。食え」ヤジロベーがゴクウの口に仙豆を押し込んだ。
一瞬間を置き、ゴクウの頭をはじめとする体中の傷が癒え、巨大な気がもどってきた。
「うっうう」ゴクウの意識が戻ったのに気づき、ピッコロがすこし語彙を荒げながら言った。
「孫、どうした。何があった?」
ゴクウは、何か妙にすっきりした様な顔をして答えた。
「あ、いや、ちょっと気を失っちまって・・。」
ピッコロは返事の意味がいまいち掴めなかったが、まぁ、相手は言葉足らずのゴクウ、とりあえず頷き、気を緩めた。
次の瞬間、
ピッコロの顔面で拳がはじけ、ピッコロの身体は後方に霞んでいた山まで、吹き飛んだ。
「なっ!」
突然の出来事に攻撃を喰らったピッコロはおろか、悟飯まで何が起きたか分からなかった。
しかし、悟飯はゴクウの顔を見た瞬間理解した。
ゴクウからいつものたよりがいのある、明るい気が消えうせ、邪悪な、締め付けてくるような気が発せられていたのだ。
ゴクウはピッコロを遠くに見据え、笑っていた。
「あ、ああ・・、お父さん、一体・・?」悟飯はうまく声が出せなかった。
「んー、どうかしたのか、悟飯?」ゴクウが悟飯に向き合った時、悟飯はハッとした。
「お父さんじゃ・、ない。」悟飯はギニューと戦ったときの事を思い出していた。
「うーん、おとうさんだよ〜。」宥めるような声。
「ち、違・・」
突然、ゴクウの体がブレ、そこを螺旋状の気の塊が通っていった。魔貫光殺砲だ。
「悟飯、離れていろ。」ピッコロが近づいてきた。「今の孫に何を言っても無駄だ。」
宙に避けていたゴクウが叫んだ。「来な、ナメック人。稽古つけてやらぁ!」
306ヤムチャ伝説:03/07/30 03:26 ID:4f3fWA5q
ピッコロが飛び上がり、ゴクウに襲い掛かった。体からは赤い気が出ている。
ゴクウからも赤い気が出てそれを迎え撃つ。
暫く攻防が続いた後、ピッコロの蹴りがゴクウを地面に叩きつけた。
「どーした孫、本気を出せ。」
砂煙の中、ゴクウは立ちあがった。
「はっ!」ゴクウの体から金色の気が立ち昇る。「殺すぞ、緑ぃ。」
ゴクウはいきなりピッコロの真後ろに移動し、背中を思い切り殴った。
「ぐはっ」嗚咽をもらしながらも体勢を整え、ピッコロは気を放った。
ゴクウはそれを弾きながら、ピッコロに突っ込んだ。
ピッコロも応戦するがが、それ以上にゴクウの突き、蹴りが当たる。
ゴクウの蹴りがピッコロの顔面を捉え、ピッコロは地面に叩きつけられた。
「どーしたピッコロ。本気を出せよ。」
ピッコロは辛そうに起き上がり、ゴクウに向かっていった。
ゴクウはそれを軽くいなし、間をとる。
「どうやらそれが限界か。」ゴクウはフッと軽く息を吐き言った。
「幸運だなピッコロ。おまえにはフルパワーのオラを見せてやろう。」
「何故か力が溢れて、仕方ないんでな。」言うと同時、ゴクウから信じられない量の気が立ち昇る。
心なしか気がスパークしているようにさえ見える。
「なっ!ば、馬鹿な。」ピッコロは驚愕し、目を見開く。
「それじゃあ、行くぞ。」
ゴクウは正面からピッコロに近ずき、そのまま顎に右拳を当てた。
あまりの速さに、ピッコロの意識はゴクウの攻撃を認知することすらなく消えた。
307ヤムチャ伝説:03/07/30 03:27 ID:4f3fWA5q
地面に落ちていくピッコロにゴクウは軽く気を放った。当然のように。
だが、ピッコロに当たる寸前、なんとか悟飯がピッコロを助ける事に成功した。
「ピッコロさん、大丈夫ですか。」悟飯は泣きそうな顔だ。
「は、早く、仙豆を。」
ヤジロベーがピッコロに駆け寄ろうとすると、ゴクウがヤジロベーの前に立ち塞がった。
「ヤジロベー、あれに仙豆は必要ない。オラによこしな」顎でピッコロを指し、ゴクウが冷たい声で言った。
「孫、お前、本当にどうしちまったんだ。」ヤジロベーは、ゴクウに対してビクツいていた。
「さっさと渡せデブ。」ゴクウはそう言い、ヤジロベーを軽く叩き仙豆を奪った。
「お父さん。」悟飯は怒りで震えている。「仙豆を、仙豆を渡してください。」
「いやだよ。」ゴクウが答えるやいなや、悟飯は突っかけた。
ゴクウはすぐさま悟飯の後ろに回り、首を叩いた。
「が、がぁ・・」悟飯は倒れ、動かなくなった。
「安心しろ悟飯、殺したりしないよ。神様に死なれると困るからな。」倒れた悟飯に吐き捨てるように言った。
「さて」ゴクウはヤジロベーの方を向いた。
「どうする、ヤジロベー?」
「いや、はは。」固まっていたヤジロベーは、取り敢えず両手を挙げて降参した。
気を収めると、ゴクウは「こいつら、天界にでも連れてっといてくれ。」
と言い、シュンッという音と共に消えた。
308ヤムチャ伝説作者:03/07/30 03:29 ID:4f3fWA5q
ちょっと書いてみました。
どうですかねー?
309マロン名無しさん:03/07/30 04:06 ID:???
>>308
ヤムチャ出ねえじゃん
310マロン名無しさん:03/07/30 07:01 ID:twMLfSZ0
>>308
ヤムチャがどう絡むか判らんけど、とりあえず
続きヨロシク。
311マロン名無しさん:03/07/30 11:40 ID:???
>ドラえもん のび太と最強の男
「フリーザだよ。あの少年が倒したフリーザの破片、あれを記念に持って帰ってたんだ」
「なあんだ、そうでしたか」


んなもん持ってかえってくんなよwつーか、ジャージに入れるな。
312マロン名無しさん:03/07/30 12:04 ID:???
魔人ブウ作者さん、帰ってこい。嵐にはみんな耐えてるじゃないか。
あんたの作品とコメント、好きだった
313マロン名無しさん:03/07/30 12:25 ID:???
>>ヤムチャ伝説
漢字変換はちゃんとしてほしい。
あと続ける努力はして下さい。すぐ書いて飽きました〜という作品が異常に多いから。

あと作者さんたちへ
>>267は乱暴な口調だけどその通りだと思う。
わざと『もうやめた』と言って読み手を煽ろうとするのはどうかと思う。
『わたしかわいくないから』と言って『そんなことないよ』といわれるのを期待するクソ女みたいだぜ。

>>225
ここレベル低い低い言われてるけど完結作品が70近くあることがすごいと思うんだよね。
中には面白いのもあるし。
バキスレ・不良スレ、確かにレベルが高いかもしれんが、結局未完のもある。
作品数が少ないこともあるが。比べるな、とは言われるが、まぁここのいいところってことで。

314マロン名無しさん:03/07/30 20:25 ID:???
ここレベル低いって言う奴いるが、実はそんなんでもないんじゃね?
肉スレは純粋にSSのみで成り立ってるわけじゃないからレスが伸びやすいってのもあるし
バキスレは排他的でかつ今は作品が来てない。
不良はわからん。

そもそも素人の書くSSにレベルも糞もないだろう。
たくさん作品が来て、そこから面白いものが生まれればラッキーって程度だと思う。
そういう意味で、このスレはまだ生きてる。いいスレだと思う。
315マロン名無しさん:03/07/30 20:29 ID:???
>>314
よく言った。

一人でも住人がいる限り、俺はこのスレを見守り続けるぜ。
316マロン名無しさん:03/07/30 21:00 ID:???
不良スレとバキスレにここの荒しと同一人物と思われる(というか確定なのだが)香具師が
きてました。
文章の雰囲気がおなじです。ここは人がいなかったから書き込まなかったけど
やはりやつは相手してくれる人がいないとさびしいらしい。

まぁここを荒してんのは一人だ。またくるかもしれんが、皆で完全無視しようぜ。今度はホントに。
317マロン名無しさん:03/07/30 22:15 ID:???
>ここは人がいなかったから書き込まなかったけど
やはりやつは相手してくれる人がいないとさびしいらしい。

嫌味か?ヤムスレなめんなよ!
318マロン名無しさん:03/07/30 22:30 ID:???
>>嫌味か?ヤムスレなめんなよ!

 ヤムスレだからなめられた気が
319マロン名無しさん:03/07/30 22:37 ID:???
>>317
その時間にヤムスレには人がいなかったって意味では無いのか
>>299
 風呂敷をかけられた破片が大きくなっていく。破片が時間を逆流し、元の姿に戻っているのだ。
わくわくしながら待つ、のび太達五人。
「そろそろいいんじゃない?」
「そうだね」
 風呂敷をぱっと取る。そこにあったのは、胸の辺りまで再生しているサイボーグフリーザであっ
た。驚くのび太達。ヤムチャもようやく異変に気づく。
「な、何だこの邪悪な気は…」
「ヤムチャ様、あれ!」
 プーアルが指差した方向には、頭と胸だけある、胸像のようなフリーザがいた。気を感じると
いう事はフリーザが生きているという何よりの証拠である。
「おい!これはどういう事だ!?」
「タイムふろしきをかけたら…」
「そいつは危険だ!早く元へ戻すんだ!!」
 慌てて風呂敷をかけようとするドラえもん。しかし、ここに来てようやくフリーザが喋りだす。
「よく分かりませんが、私は生き返ったようですね…」
 そして、その場から消えた。正確には、超スピードで動いたのだ。これまで喋りも動きもしな
かったのは、フリーザ自身何が起きてるのか分かっていなかったからだ。
「ここはどこですか?地球ですか?いや、違うようだ…」
 あっという間にドラえもんの背後に回りこんだフリーザ。その恐ろしさは、気を感じる事が出
来ないのび太達でも十分身に染みた。声すら上げられぬ恐怖。
「私は地獄にいたはずなのですが…突然強い力に引き寄せられ、ここへ来たのです」
 フリーザは冷静だった。まずは状況を把握する事に専念したようだ。
「ほっほっほ…私も運が良い。ここがどこだが分かりませんが、ここを拠点にサル共への復讐を
行う事にしましょう」
 フリーザ復活。とんでもない事になってしまった。
 ドラえもん、のび太、静香、ジャイアン、スネ夫、ヤムチャ、プーアル、計七名。フリーザの
新たな部下の誕生である。逆らってはならない。逆らったらどうなるかぐらい、頭の悪いのび太
ですら本能で感じているのだ。自分達ばかりでなく、地球人みんな殺されてしまう、と。
 手足が無く、不完全な復活とは言え、そのパワーは圧倒的だった。ヤムチャでは逆立ちしても
倒せないだろう。そして、おべっか担当のスネ夫が機嫌を取るために話しかける。
「とてもお強そうですけど…あなたは何者ですか?」
 それを聞いたフリーザは、一瞬スネ夫を睨み付けた。スネ夫は思わず失禁してしまった。だが、
フリーザは快く答えた。復活したてで機嫌は良いのだろう。
「私はフリーザです。まあ、こんな辺鄙な星の住民では知らなくとも無理はありませんがね…」
 これ以上は話しかけられなかった。下手な質問をして、怒らせたら全て終わりだ。皆が黙って
いると、今度はフリーザから話しかけてきた。
「そう緊張なさらないで下さい、私は今気分がいいのですよ…。ところで、どうやって私を生き
返らせたのです?」
 一同は悩んだ。もし正直に「タイムふろしきで復活させた」と答えたらどうなるか。便利な道
具を持つ者として、一生奴隷扱いかもしれない。道具さえあればいい、とばかりに皆殺しにされ
るかもしれない。しかし、いい嘘も思いつかなかった。いきなりあなたがここに現れたんですよ、
などと言えるわけがない。そんな雰囲気を察してか、ヤムチャが一世一代のハッタリに出る。
「フリーザ、いえフリーザ様。この星にはドラゴンボールという不思議な球があるのです」
「ドラゴンボール!?」
 フリーザの目の色が変わる。何せ、ドラゴンボールにはろくな思い出がない。
「はい、それでフリーザ様を生き返らせたのです。小耳に挟んだのですよ、フリーザという偉大
な帝王がサイヤ人によって不毛の死を遂げたという噂を…」
「それはそれは…。しかし、ドラゴンボールはナメック星にしかないはずですがね…」
「そ、そんなはずはありません。現に貴方は生き返っているではないですか」
 自分が生き返っているという事実。フリーザは納得せざる得なかった。
「私を生き返らせてくれた事には感謝しましょう…。手足が無いのは不便ですがね」
「この星のドラゴンボールはパワーが小さいため、完全に蘇らせる事は出来なかったのです」
「なるほど…」
 ヤムチャのハッタリは成功したようだ。矛先をのび太達ではなく、架空のドラゴンボールへと
向けさせる事が出来た。そして、次の段階。
「ドラゴンボールは一年経たねば使えません。さあ、憎きサイヤ人を倒そうではないですか」
 これしかなかった。フリーザを再び悟空に倒させるしかない。フリーザの復讐心を煽って、宇
宙救命ボートでヤムチャ達の地球へと向かう。そして、悟空にフリーザを倒してもらう。手足が
なく、パワーの落ちてるフリーザならば、悟空の敵ではないだろう。だが、これは甘かった。フ
リーザは二度の敗北を経て、慎重になっていたのだ。
「この体で行っても、スーパーサイヤ人には敵わないでしょう。もっと力を蓄えなければなりま
せん。次こそ、確実にサイヤ人を根絶やしにするのです」
 ヤムチャの計略は失敗に終わった。だが、これ以上この危険人物を子供達の側に置いておく訳
にはいかない。ヤムチャは決心した。フリーザは俺が倒すしかない、と。昔に比べれば、戦闘力
は明らかに落ちている。生き返ったばかりの上に、手足もない。不意打ちならば…。
「みんな、伏せろ!」
 背後にいるのび太達にそう促す。そして、その直後。
「波〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
 ヤムチャがフリーザに渾身のかめかめ波を浴びせた。野比家の二階半分が吹き飛ぶ。完全な不
意打ち。フリーザは気を感じる能力がないため、ヤムチャの“溜め”に気づかなかったのだ。
 だが、倒せなかった。フリーザは、ほぼ無傷で宙に浮いている。帝王との差は歴然だった。
「駄目か…ほとんど気は減っていない!」
「この技…あのサイヤ人が使った技と同じだ。貴様、奴の仲間か!」
 ヤムチャの賭けは大失敗に終わった。せめてもの救いは、のび太達が無事な事くらいであった。
二階の残り部分でまだ震えている。ヤムチャVSフリーザ、絶望的な戦いが始まった。
フリーザが妙に優しいです。
そして、ヤムチャVSフリーザ。

まだ続きます。
324マロン名無しさん:03/07/31 00:08 ID:???
325ハンター・ヤムチャ:03/07/31 00:48 ID:???
>>伝説のヤムチャ
新作乙これからも頑張ってください。

>>ドラエモン
フリーザ様。
まさかここでフリーザ様とはw


少し今日は遅れます
1時30分頃に出来ると思います。
326ハンター・ヤムチャ:03/07/31 01:34 ID:???
ここは神様の神殿。一通り状況を説明し終わった神様はこれからの事について
ヤムチャ達と今後のことについて話しをしていた。

「このまま戦ったとしても勝ち目は薄い。
だが私の元で修業したとしても、せいぜい奴等と少しまともに戦えるくらいで終わりだろう」
辺りには絶望的な雰囲気が漂っていた
あのゴクウやピッコロでさえその表情から精気が失われている程だ。
「心配するな私とて腐っても神だ、ちゃんと方法は考えてある」
テンシンハンの周りに怪しげな魔法陣を書きながら神様はにこやかに笑う。
「ミスターポポ、あの呪文書をもってきてくれ」「はい神様」
不思議に思ったヤムチャは神様に聞いてみた
「神様何をしているんですか?」
「召還の儀式だ」
テンシンハンの体がぴくりと動いた、戦士の本能が危機を感じ取った。

「神様じゃあ天さんを生贄にするの?」
「大丈夫チャオズくん、ちょっと媒体に成ってもらうだけじゃよ
副作用として胸毛とスネ毛が濃くなって髪型が永遠にモヒカンになるけど
毛も増えてテンシンハンも喜ぶはずだよ」
チャオズがほっと胸をなで下ろした、丁度その時ポポが呪文書を持ってきた。
「よしじゃあ早速始めるかな、3.141592653589793238462643383279502884197169399・・」
しかし、神様が呪文を唱え終わる前に魔法陣が光だした。
「バ・・バカなまだ呪文は終わってないぞまだ1ページ目じゃぞ」
かなり分厚い本を持ちながら神様は叫び、そしてテンシンハンが消え去った。
327ハンター・ヤムチャ:03/07/31 01:35 ID:YfrVxER5
実はテンシンハンぴくりと体が動いた時に、最後の力で魔法陣の一部を消していた。
そしてテンシンハンが移動した先は・・・
「おーい誰か来てくれ」「どうしました最長老様。。
その手に抱えている人間は一体?どう見てもナメック星人ではないようですが」
「急に現れおった、すぐに手当てをする、どうやら大天使の息吹の力が出かかっているから
もうしばらくなら持つ、だが早く準備をしなければ手遅れになる」
「大天使の息吹ですと、それは何としても助けなければ、ではすぐに準備をします」
その後、ナメック星人のおかげで命が助かった。
テンシンハンはしばらくの間は、神め分裂したな
次ぎは何を召還するリブァイアサンかバハムートか等とわめいて情緒不安定であったが
時がたつにつれて落ち着いていった。

「サイヤ人の仕業だ、こんな事ができるのはサイヤ人しかいない」
ヤムチャが怒りに震えながら呟いた
クリリンがチャオズを必死で慰めている。
「大丈夫あいつならきっと大丈夫、だから泣くなよチャオズ」
そう言うクリリンの目にも涙が溜まっていた。
「神様、オラ強くなりてえ奴等を倒せる位に強く」
今日の会議はここで解散した
そしてその後、ゴクウは界王様の元へ行き
クリリンとチャオズは神様の元で修業、ピッコロはゴクウの息子のゴハンを鍛えていた。

そしてヤムチャとブルマはブリーフの元で修行をしていた。

次回「ブルマとベジータ」
328マロン名無しさん:03/07/31 01:35 ID:???
円周率の続きは375105820974944592307816406286・・・だっけ?
329ハンター・ヤムチャ:03/07/31 01:42 ID:???
>>328
えーと解らないです、多分あってると思います。
330マロン名無しさん:03/07/31 01:47 ID:???
あってるから何だってんだ?

>>ハンターヤムチャ
乙。その調子でバンバレ!
331マロン名無しさん:03/07/31 03:05 ID:???
yamutya
332マロン名無しさん:03/07/31 03:17 ID:awwiZHQI
魔人プウはヤムチャなの?続きキボン
333マロン名無しさん:03/07/31 03:26 ID:???
>ドラえもん のび太と最強の男
微妙に優しいフリーザ様最高
334マロン名無しさん:03/07/31 03:46 ID:H8knYDnH
頑張ってるのはハンターとドラえもん、哀戦士だけか。荒らしにめげず最後までやるぞという気構えでいてほしい
335哀・戦死 ◆Kcbj6wQRiw :03/07/31 23:08 ID:???
待たせたな!俺が噂の哀・戦死だ!!俺の
の前じゃ、すべてがちいせえ!

これからも、俺の活躍、期待しやがれバカ野郎!
336哀・戦死 ◆fwVkVAa8BE :03/07/31 23:16 ID:???
哀・戦士?違う違う、俺の名前は哀・戦死だ!
偽ヤムチャ・サーガとはひと味違うぜ!
337哀・戦死 ◆CSZ6G0yP9Q :03/07/31 23:19 ID:???
トリップが決まらないぜ!うへへー!
338トランクス:03/07/31 23:22 ID:???
しーん 無視
339マロン名無しさん:03/07/31 23:34 ID:???
>ドラえもん
おもしろい。やはりドラえもんとヤムチャは相性がいい気がする。

>ヤムチャ伝説
新作乙。
頑張ってね

>ハンターヤムチャ
この題名と内容が一致してないような。
シュールギャグに期待
340マロン名無しさん:03/08/01 00:09 ID:???
このスレ、まだまだいけるな
作者、頑張ってくれよ
>>322
 まずヤムチャは、町に被害が及ぶのを防ごうと考えた。再びハッタリ開始である。
「さっきも言ったように、この星のどこかにドラゴンボールがある。下手に地上を破壊して、ボー
ルが壊れてもつまらん。空中でケリをつけようじゃないか」
「いいでしょう…ドラゴンボールは私の体を元に戻すために必要ですしね」
 二人は空中へ上がる。そして、かなりの高度まで昇ったところで止まった。
「ところで妙ですね…。私を生き返らせておいて、私を殺そうとするとは…。もっとも、さっき
のエネルギー波如きでは私は倒せませんよ、ほっほっほ…」
 当然の疑問だった。何故生き返らせたばかりの者を、再び殺す必要があるのだろうか。言うな
れば、二度手間である。だが、この程度の矛盾で引き下がるヤムチャではない。盗賊ヤムチャは
ペテン師ヤムチャとして、最後までハッタリを貫き通す。
「宇宙の王とも言われたあんたを、是非この手で倒してみたくなったのさ…。生き返らせてな」
 メチャクチャだった。野球少年が大リーガーに向かって唾を吐くような暴言。まして、相手は
フリーザだ。プライドも実力も超一流。
「それはそれはご挨拶ですね…。冗談がお好きなようで………死ね!!」
 猛スピードでフリーザが突進する。頭突きがヤムチャの顔面にヒット。鼻が折れた。手足がな
くとも、頭がある。それをフリーザは実践していた。頭突き、頭突き、頭突きの嵐。ヤムチャも
反撃するが、フリーザの肉体は強靭で、まるで歯が立たない。
「く、くそっ!」
「今の俺になら、勝てるとでも思ったか虫ケラが!!」
 フリーザの口調が豹変している。こんな格下に、安く見られたのが余程気に食わなかったのだ
ろう。更に、フリーザは器用に口からエネルギー波を出し、ヤムチャの胸を直撃した。フリーザ
にして見れば不本意な威力だったが、ヤムチャにとっては死の一撃だった。
「ぐはァ…!マジかよ…」
「クックック…こんな程度では終わらさんぞ!このフリーザ様に盾突いた事を存分に後悔させて
くれる!!」
 一方、下で戦いを見ているのび太達。絶望感、悲壮感、焦燥感、様々なものが積もっていく。
「どうしよう、このままじゃヤムチャさんが!」
「ヤ、ヤムチャ様!」
「ド、ドラえもん、どこでもドアで逃げようよ。僕まだ死にたくないよ!ママァ〜!!」
「スネ夫、ヤムチャさんを見捨てる気かよ!」
「あ、あんな宇宙人、どうなったって知るもんか!」
 スネ夫はパニックに陥っている。静香とプーアルは泣き出さんばかりだ。ジャイアンは完全に
興奮している。そんな中、最も冷静だったのはのび太だった。
「ヤムチャさんを救い出して、ここから逃げる方法ならあるよ!」
「え?」

 ヤムチャは限界に来ていた。いや、一介の人間がフリーザ相手にここまで持っている方が奇跡
なのかもしれない。フリーザの頭突きとエネルギー波の嵐をひたすら耐え抜き、その合間にささ
やかな反撃を行っている。この繰り返し。
「ハァ…ハァ…お前を蘇らせたのは俺の責任だ…。必ず倒す!」
「もう飽きた、そろそろ終わりだ。死ね───ぐおっ!?」
 地上から放たれた熱線がフリーザを直撃した。のび太が熱線銃でフリーザを撃ったのだ。熱線
銃とは未来の銃で、ビルを一瞬で灰にする威力がある。のび太の数少ない特技である射撃が役に
立ったのだ。ヤムチャが下を見ると、のび太達が地上へ降りるように促している。
「ヤムチャさん、早く!このドアで逃げましょう!!」
「わ、分かった!」
 ヤムチャは傷ついた体に鞭打ち、全速力で地上に降りる。
「おのれ、逃がさんぞ!」
 フリーザも追う。だが熱線を食らった分反応が鈍り、初速が遅れた。
「よし、みんなこのドアに入るんだ!!」
 間一髪、ヤムチャ含め一同はどこでもドアでその場から脱出した。しかし、戦いはこれからだ。
 野比家上空に残されたフリーザ。ダメージは無いが、まんまと逃げられ、怒りに打ち震える。
「消えた…!おのれ、虫ケラ共め!!」
 そして頭の機械部分から、電波を放射する。ある種のSOS信号である。
「まぁいいでしょう…ドラゴンボールが壊れたらコトですし、下手な行動は控えますか…」
 この地球にドラゴンボールがあると言うヤムチャのハッタリが無ければ、この町はフリーザの
ストレス解消代わりに消されていただろう。それだけでもヤムチャの戦いには意味があった。
「惑星フリーザからの応援が来るまでは…あそこで過ごすか」
 フリーザは学校の裏山へと向かった。

 どこでもドアで脱出したのび太達は源家の風呂場にいた。野比家から距離にして僅か数百メートル。
フリーザに気を感じる力があれば、たちまち追いつかれ殺されていただろう。
「のび太!ここはしずちゃんの風呂場じゃねえか!!」
「ゴメン、焦ってたからつい…」
「もう、のび太さんのバカ!」
 静香のビンタ炸裂。緊急時でも、風呂を汚した輩には容赦しない。問題はヤムチャの容態である。
フリーザの攻撃を浴びに浴び、瀕死の重傷だ。だが、ドラえもんは平然としている。
「ヤムチャ様〜!死なないで下さい!!」
「うう…プーアル…俺はもう…」
「まあまあ、僕に任せなさいよ」
「え?」
「ウソ8OO〜!」
 ウソ8OO。これを飲んだ人が言った事は、全て“ウソ”になるという液状の薬品だ。上手く使え
ば天候や動物まで操れるが、フリーザには恐らく効かない。とにかくドラえもんが飲み、そして一言。
「ヤムチャさんの怪我は治らない」
 一瞬にして、重傷だったヤムチャが全快した。これぞ22世紀の科学力の成せる奇跡だ。
ちなみに、ウソ8OOは「ウソエイトオーオー」と読みます。
まとめて下さった方、ありがとうございます。

まだ続きます。
345ハンター・ヤムチャ:03/08/01 01:35 ID:???
>>ドラエモン
フリーザ軍団到来ですか?
しかし、ドラエモンとヤムチャは本当に合う

最近の小説書きで疲れてるので、今晩は休みます。
半分は文章が出来あがっているけどそろそろ限界。
明日はちゃんと書きますので今日は休みます。
346マロン名無しさん:03/08/01 11:37 ID:QQw5rwOX
>>ドラえもん。
良いねぇ。好きだ。ガンバレ

>>ヤムチャ伝説。
最近新作のレベル上がってるなぁ。と思うんだけど
やっぱ、上がってる。うん、間違いない。
先が期待できるストーリーです。
347双子:03/08/01 12:30 ID:xGsUfALO
親が子を殺す。親に言わせてみれば、子は自分の分身。
だから、子を殺すことは自分を殺す事と同じ。
自分を殺す事の何がいけない、そんな事を言う親がいるらしい。

私には双子の兄弟がいる。性別は違うがとても似ている兄弟。
けれど、
どれだけ似ていても、私とあなたは他人。
どれだけ一緒にいても、あなたは私じゃない。
だから、私はあなたを大切にする。
他人だから気を遣ってあげる。
私じゃないから、あなたの行動を束縛したり、精神を縛り付けることはない。
そう、私はあなたを、あなたの人格を尊重する。

私の弟は北の都では知らぬ者無しと言われる男だ。
整った顔立ちと引き締まった体。彼は格闘技をやっていて近隣では最強。
女の子のファンも多く、男の子も彼の強さに惹かれている。姉の私と違い、人気者だ。
348双子:03/08/01 12:31 ID:xGsUfALO
その彼が天下一武道会に出るという。北の都は大騒ぎになった。
都とは言っても、ここは人口数千人の小さな町だ。だから、彼が出るとなったら、
街総出で彼を送り出す。天下一武道会。誰もが彼の好成績を期待した。

しかし、結果は予選落ち。彼に勝った格闘かも同じく予選落ちした。
街の人は皆落胆した。それ以上に彼が落胆した。弟は自信を武道会に持って行かれてしまった。


ある日の事だ。ゲロという科学者が私の家を訪れた。
弟に会いたいと言う。不気味な男だ。全身シワだらけで体中の骨も枯れ木のように細くなっている。
けれど、背筋はしゃんと伸びており、まるで軍人のようにきびきび歩いている。妙な科学者だ。

この男が、弟を改造したい。そう申し出てきた。
改造。人間を改造。私も弟も全く分からない。一体何を言っているのだこの男は。
男は続けてこうも言った。弟は最強の人間になれる、と。

弟が男の申し出を受けるまでにそう時間は掛からなかった。
そして、私も一緒に改造を受けることになった。理由は弟と離れたくないから。
科学者にとっては、実験体が二つ手に入るので断る理由もなかっただろう。

数ヶ月後、私と弟の改造は完了した。
人造人間17号、18号の誕生だった。
349双子:03/08/01 12:32 ID:xGsUfALO
弟は上機嫌だった。人造人間17号。地上最強の戦士。
彼にとってこれ程の喜びはない。私は毎日、訓練に付き合わされる。
彼はうれしいのだ。最強が確認できる。私との組み手。自分が強い。
その事が彼にとって何よりの喜び。

けれど、この喜びも長くは続かなかった。弟は狂ってしまった。
「ハハハッ アハッ! オレ サイキョウ オレ ツヨイ」

私はゲロに問いただした。ゲロが言うには、弟を改造する際、運動神経の機能を上げるため
小脳を改造したという。その際、脳の他の機関にも影響を与えてしまった。と考えるのが妥当だとのこと。
私には意味が分からない。ただ、一つハッキリしているのは、ゲロのせいで弟が狂ったと言うことだ。

私は怒った。ゲロを殴った。許せない。私のたった一人の弟を。兄弟を。双子を。
私は怒り狂った。

だが、ゲロは私を緊急停止コントローラで停止させてしまった。
停止した私の耳にかすかに声が聞こえる。停止したと言っても、体が動かなくなっただけで意識はある。
350双子:03/08/01 12:33 ID:xGsUfALO
「改造は失敗した。17号、18号。共に修理しなくてはならない
 うまく行くかどうかは分からんが、コイツを使えば二人の人格を消し去り、私に従順な部下に仕上げられるはずだ
 人造人間達は私の作ったロボットだ。だから、私の言うことを聞かなくてはならない。
 コイツらに人格など無いのだからな」

ゲロはそんな事を言っていた。そんな事無い。
誰が作った物だろうと、一度生まれた物はそれ自身のために生きている。
薄れゆく意識の中、私はゲロが自分とは全く違う考えの人間だと言うことを認識した。


私は夢を見る。夢の中では妙な兵隊が私を攻撃してくる。
あぁ、改造される。この夢は現実。ゲロが私たちを改造している。
兵隊達は意識を持たない。人格を持たない。ロボット達。
その後にはゲロがいる。見えないけれど確信できる。ゲロは自分の思いのままにロボット達を操って
私たち双子を改造しようとしている。

ふと、私は隣を見る。弟がいた。弟は十字架に張り付けられている。意識はない。
寝ているのか気絶しているのか、とにかく弟に意識はなかった。
私はとっさに叫んだ。
「起きなさい!!」
寝ていてはダメだ。敵の攻撃を受け、意識を改造されてしまう。
ここは夢の世界。だが、ここで負けてしまっては恐らく現実でも改造されてしまう。
ここで勝たなくてはならない。そう、私自身のために弟自身のために、私たち二人の未来のために。
351双子:03/08/01 12:34 ID:xGsUfALO
気がつけば、私自身も縛り付けられていた。敵兵隊の攻撃を受ける。
全身が痛い。だが、否定されるわけには行かなかった。
私は必死に弟を呼びかける。「起きて! あなた自身のために」

しばらくして、弟が目を覚ました。
私と弟は見つめ合い、そして夢から目を覚ました。


現実の世界でゲロは言う。
「修理がうまく行っていると良いが……」

私は思う。あなたにとっては故障でも、私にとっては正常。
私は私、弟は弟。私たちはあなたじゃない。
だから、改造されても、人造人間になっても私の人格は私の物。

これから、何が起こっても、あなたの好きにはさせない。

(完了)
352フタゴカイタヤシ:03/08/01 12:43 ID:xGsUfALO
えと、久々に短編書いてみました。元ネタ分かる人いるでしょうか?
数年ぶりにある漫画を読みまして、その影響が色濃く出ています。


んで、最近新作が増えました。
>>ドラえもん
相手はフリーザですか。ドラコルル将軍を上回る強敵ですな

>>ヤムチャ伝説
タイトルにあるぐらいですから、いずれヤムチャが出てくるんでしょう。
その時は孫悟空をヤムチャが倒すのでしょうか?期待してます


>>黄泉の門 (自分のやつ)
えと、明日書きます。別に今日短編書いたから、もう止めるなんて言うことはないです。
ただ悩んではいます。戦闘シーンをどうするかって言うことなんですね。
飽きの来ない戦闘シーンの描写。これが第1の課題ですから、一応の解決が出るまでは
書き込みしないつもりだったんです。ただ、ずーっと空けていると忘れてしまいそうなので
どういう物ができあがろうと、明日必ずうpします。
353マロン名無しさん:03/08/01 13:01 ID:???
>>339
実はここから題名に少しだけ関連してきます。

>>フタゴ
更新乙です。
元ネタは知らないですけれど楽しませてもらいました。



ちなみに、予定ではここから先まともな戦闘は数えるくらいです。
354ハンター・ヤムチャ:03/08/01 13:01 ID:???
ここはブリーフ王の隠れ研究所。
いろいろごっつい機械があるけどヤムチャはもう慣れていた。
そしてヤムチャがブリーフに呼ばれて研究所につくと
ブルマとブリーフ博士が大砲らしき物をいじっていた。

「それはなんですか?なにやら大砲に見えますが」
「うむ、これはわしとブルマが開発した、思いは天に届かず破壊の化身君じゃ」
「そこまで言えば解ります、つまり昔に嫌な暴走事故があったんですね」
しかし、そこでブルマから意外な言葉が出てきた。
「ちょっとヤムチャそれは違うわよ、これは今日初めて使うんだから」
「え、じゃあ何でこんな縁起の悪い名前にしたんだ」
「この本によると文字数が良いのよ、ほらここよ」
見てみると最高だの、運命の出会いがあるだの書かれてる。
「もういいよ、それでこれの試運転ですか?」
「うむ、ブルマの恋人である君にもこの大砲の勇姿を是非見せたくてな
さあ、準備は出来ている早速試し撃ちじゃ」
うきうきしながら外に出て、近くの砂漠まで移動したブリーフとその一行

「さて、じゃゃあ撃つぞーーーーーー届けブラックホールの中心までーーー」
ブリーフの叫びがこだました頃、空中ではベジータがのんきに歌いながら散歩していた。
「ンーフフフー俺はサイヤの王子ベジータ、ちょっと背が低いけど空を飛べば180メートルだ」
そんなベジータの股間に破壊の化身君が直撃。
ベジータは心の中で叫んだ(な・・何て酷い事しやがる・・今のは今のは・・・)
「今のはちょっと痛かったぞー−−−−−」
ベジータの気が地球を震わせた。そして・・・
「あれはあの時の女、貴様かああああ」ブルマvsベジータ第2ラウンド開始
355ハンター・ヤムチャ:03/08/01 13:10 ID:???
ブルマがすかさず気を開放する。
「ヤムチャ、父さんのこと頼んだぞ」
そう言ってベジータのところに向うブルマの服からさっきの本が落ちた。
占いばばの恋する恋愛占い
「恋愛占いだったのか」
確かに破壊の化身君はイカシタ出会いをしたな
そう思いながら、ヤムチャが怒りに任せてかめはめはを本にぶっ放した。

ブルマの拳がベジータの眉間を捉えた
流石のベジータも何十メートルも吹っ飛ばされ砂にうずもれた。
(クソっこの前まではせいぜいナッパクラスだったのにこの女、数段強くなってやがる)
ベジータが意識和右手に集中させる、そしてフンっと言う声と共に気弾がブルマに向っていった
「食らうかばかめ」総いいながら気弾を避けるブルマ、とどめとばかりにベジータの
眉間にもう一撃食らわす。だがベジータの気がブルマの腹にくっついていた。
良く見ると気は、縦に伸びていてベジータの手にも張りついている。
そして次ぎの瞬間、ベジータの手にくっ付いている方だけが離れ
ブルマの腹めがけて、高速で向っていた。
「次ぎは手加減しないぞ女」そう言ったと同時に、今度はブルマが吹っ飛んだ。
そして、ここぞとばかりにフルマに追い討ちをかけようとしていたベジータは
横から飛んできた操気弾をもろに食らう。

「破壊の化身君はどうだねヤムチャ君」「なかなか良いですよ」
実は操気弾を破壊の化身君でうっていたヤムチャ
「ちっ仲間がいたのか、今の攻撃力からして5000クラスの奴か、命広いしたな女」
そういいながら去っていくベジータもちろんヤムチャ達が追撃する余裕など無かった。

次回「ピッコロと御飯」
356ハンター・ヤムチャ:03/08/01 13:12 ID:???
後半は文字にミスがあるけどご勘弁を
ちょっと急いで作ったもので
確認してなかったんです。
357マロン名無しさん:03/08/01 13:34 ID:IcKv78Dk
双子は小説ヤムチャ管理人さんでつか?
358フタゴカイタヤシ:03/08/01 13:36 ID:HqAgoxBJ
>>357
そだよ
359マロン名無しさん:03/08/01 14:59 ID:???
嵐来る→無視→作品来る→感想レス

完璧な流れだ。
安泰だなこのスレ。
哀・戦士と黄泉の続きを待つか。
360マロン名無しさん:03/08/01 15:04 ID:???
今までの荒らしってヤムチャサーガ偽のような気がする。
現れたときも一緒だし。出てけって言われて切れたんだろうな。
361YAMUCHA!!!:03/08/01 15:12 ID:???
<プロローグ>
謎の敵に、奪われたドラゴンボール。
そして行方不明のZ戦士達。
地球に一体何が起きているのだろうか。
原因の調査のため、あの男が立ち上がる・・・
地球の運命を背負うことになるとはしらずに・・・
362マロン名無しさん:03/08/01 15:20 ID:???
プロローグじゃなくて予告だろ。
そんな仰々しいもん書かなくていいから本文を書いてくれ。
そうやって予告しか書かないやつも多いからさ。王子誕生とか
363マロン名無しさん:03/08/01 15:55 ID:???
王子誕生は書いてたぞ
ただ、嵐の祭りのど真ん中に投稿しちゃったから
ほとんど知られてない。やる気なくしてもしかたないよ。
364マロン名無しさん:03/08/01 16:30 ID:???
見てきた。書いてたね。でもちょっとだけだった。
>もう少し反応がほしかった
>誰も反応してくれない・・
レスくれくれ言うなら続けてみろよ。。
荒しも一因だろうけれど、反応がないからやめたっぽい。
反応がなくても、あらしがこようとも、とりあえず完結まで頑張る作者は尊敬する。
だから、ハンター、哀戦士、ドラえもん、黄泉は応援したい。
黄泉の撤退即復活はちょっと引いたが、まぁ今は応援してる。
365哀・戦士:03/08/01 19:04 ID:???

キングキャッスル跡地において、サイヤ人対ヤムチャ達の戦いが始まった。
まさに地球の運命をかけた決戦である。ヤムチャが新必殺技「操気弾」を発動させる。
ヤムチャ達5人は神様の宮殿での修行中、それぞれ新必殺技を編み出していた。
天津飯の四身の拳もその一つだ。ヤムチャの「操気弾」。それは手の平から放出した気弾を
手の動きや脳波でコントロールし、敵を攻撃するというものだ。戦う相手からしてみれば、
敵が一人増えたような状態になる。だが体力の消耗が激しく、頻繁に使用することはできない。
ピッコロとの戦いで使用しなかったのは、そのためだ。先手必勝、ヤムチャは敵の出端をくじく
ために、しょっぱなからこの技を使った。ヤムチャの身体の周りに、無数の気弾が漂っている。
「操気弾・・・ばっ!!!」
ヤムチャの合図とともに、操気弾達がサイヤ人に向かって突撃を開始する。
それは、悟空達にとっての戦闘開始の合図でもあった。相手は4人。一対一で勝負をつけてやる・・
ヤムチャが放った複数の操気弾。そのいくつかは、ナッパ、ラディッツ、バーダックをとらえ、
その動きを一時膠着させることに成功する。そのスキをつき、悟空達が先制攻撃をしかけた。
父、バーダックには息子、孫悟空。ナッパには天津飯。餃子を痛めつけられた怒りを叩きつける
つもりだ。残ったクリリンの前には、悟空の兄、ラディッツが立ちはだかる。
そして操気弾集団のメインは、サイヤ人の王子、ベジータに向かって突撃した。
「こんな子供騙し・・・」
そう言うとベジータは向かってくる操気弾を余裕で交わし、上空へと退避した。
ベジータはヤムチャの位置を確認する。・・・いない・・・どこだ・・・!?
首を振り、あたりを見渡すベジータ。周りには戦いを始めているバーダック達の姿のみ。ヤムチャはいない
スカウターが突然、反応を示す・・・後ろから大きな戦闘力・・・!?
「狼牙・・・風風拳!!!」
「ぐうっ!!」
背後から現れたヤムチャが、ベジータに攻撃を加えた。ダメージはたいしたことはない。
後ろを振り返ると、気合のこもった表情をしているヤムチャの姿が見える。スカウターはまだ戦闘力の計測を続けていた。

366哀・戦士:03/08/01 19:05 ID:???

「せ・・戦闘力・・・2400・・・2960・・・3370・・バカな・・!!」
ベジータは計測の終ったヤムチャの戦闘力に驚いた。さっきはたかだか1000程度の戦闘力だったのに。
一気に俺達と同じ程度のレベルに・・・さっきの動きを確認できなかったわけだ・・・
ベジータのスカウターは、まだ反応を続けていた。周りの悟空達の戦闘力、それを計測している。
「2900・・・3068・・・3450・・・信じられん・・・
こいつら・・・戦闘力を自在に操りやがる・・・!!」
「余所見してる場合じゃないぜ」
ヤムチャ達の戦闘力の高騰に少し、驚きの表情を見せているベジータに、ヤムチャが不意打ちをかけた。
ヤムチャの握りこぶしはベジータの頬を打ち抜き、その身体を岩へと叩きつける。
不意をつかれたベジータ。口の中で血の味がする。口の中と頬を切ったようだ。地球人ごときに・・・
唇から垂れる血をぬぐい、ベジータはヤムチャへと突進した。上空で二人の身体がぶつかりあう。
互角。お互いに、一撃を加えては一撃もらう。一進一退の攻防。だが、必死の攻防を見せるヤムチャ
に対してベジータの動きにはまだ余裕がある。
(俺の戦闘力は3800・・・地球人ごときには負けはせん!!)

上空のヤムチャ達の真下では、悟空達3人が戦いを繰り広げている。
天津飯VSナッパ。ナッパはその豪腕から繰り出す一撃を武器に、天津飯に迫る。
対する天津飯はスピード勝負。ナッパの動きを交わし、翻弄する。時々近づいては攻撃を加える。
だが、ナッパの筋肉の壁の前では効果は薄いようだ。こちらも勝負はほぼ互角。
手数で上回る天津飯が押しているように一見見える。餃子をやられた恨みによって、能力が高まって
いるようにも思える。
クリリンVSラディッツ。天津飯達から少し離れた場所で、ぶつかり合っている。
この戦い、クリリンが圧倒的に押している。ラディッツは防戦一方だ。ラディッツは小技を多量に
使用してくるものの、クリリンにすべて阻まれている。小さな身体でラディッツを叩きのめしている
クリリンの顔は、たくましく見えた。<つづく>




367哀・戦士:03/08/01 19:09 ID:???
>>259の続きです。
第16話です。

なかなか話が進みません。すいません。
ヤムチャ達、やけに強くなってます。
別に後付設定じゃございません。
368マロン名無しさん:03/08/01 20:18 ID:???
>>367
はい、お疲れ。
糞つまらない作品をどうもありがとう!!
369マロン名無しさん:03/08/01 20:37 ID:???
>>367
偽者に期待することにするよ
お前、逝ってよし
370マロン名無しさん:03/08/01 20:54 ID:NFNilFo4
age
371マロン名無しさん:03/08/01 21:11 ID:???
>>367
わざとか?わざとなんだよな?
372マロン名無しさん:03/08/01 21:24 ID:???
>>哀戦士
来ましたね
展開はそんなにダラダラではないので大丈夫かと。
サイヤ人たちとの戦いの後、どうなるのか、楽しみです。

>>小説飲茶
短編乙。
黄泉も頑張ってくださいね。
明日、心待ちにしております
373マロン名無しさん:03/08/01 21:27 ID:???
無視しててもきっと誰かが反応する。
そう考えているのでしょう。
374料理人ヤムチャ:03/08/01 22:28 ID:???
天津飯「ヤムチャ、西の都は丸ナスよりも長ナスを使うことの方が多いやろ?」
ヤムチャ「そうですね」
天津飯「ナスは煮てよし、焼いてよし、揚げてよし、塩でもんでもええし、漬物にしてもええちゅう、
    ホンマに重宝な野菜や」
ヤムチャ「それにナスって、よく諺に出て来るでしょう・・・。
     “瓜のつるには茄子はならぬ”とか“秋茄子嫁に食わすな”とか」
天津飯「“一富士、二鷹、三茄子”なんぞとも言うなあ」
餃子「それ初夢でしょ。ワテ、前から不思議に思うてたんですが富士、鷹はなんとなく分かりますが・・・。
   なぜナスが縁起がええんですか?」
ヤムチャ「それ、前に亀仙人ていう物知りの人に聞いたことあるんだけど・・・
     ナスが“成す”に通じるって説と、初物のナスは値段が高い・・・
     だから、高いものを三つ並べたんだという説と両方があるんだって」
375マロン名無しさん:03/08/01 22:32 ID:???
>哀・戦士
面白い。
フリーザも出るのか?
楽しみだよ。
ガンガレよ
376マロン名無しさん:03/08/01 22:38 ID:???
>哀・戦士
やはり看板作家だけあるな
まだまだ拙い新人達を引っ張ってやってくれや
377マロン名無しさん:03/08/01 22:53 ID:???
今ドラゴンボール読み返していて気づいた箇所があるんだけれど。既出かも
31巻の、カメハウスで待機中のみんなの所に人造人間たちがやってくるよな。その後神コロ様が一人で
立ち向かうんだけど、その時はヤムチャは確かにいるんだよ。でも、その後のカメハウスのシーンで、クリリンと
テンシンハンは各々自分に出来ることをやろうと行動にかかるんだけど、そん時ヤムチャが消えてるんだよ。
亀仙人とチチはちゃんといるのにだよ。セルの完全体だの危機迫ってるときに、ヤツはどこへ消えたんだ(・A・)
 ヤムチャの怪我も治り、全員無事だったものの、その場に流れる空気は重い。
「すまない、俺のせいでこんな事に…。この中で一番年長なのに、情けないよ」
「そんな、僕がドラえもんにタイムふろしきを使えなんて言ったから…」
「いや、そんな道具を持ってる僕が…」
「いい加減にしてよ!今はそんな事してる場合じゃないでしょ!?」
 静香が怒鳴った。そう、誰に責任があるかなど問題ではない。今しなくてははならない事、それは
フリーザを倒す事なのだ。
「しずちゃんの言う通りだ。みんなであいつを倒すんだ」
 一同の意見はまとまった。この時、ヤムチャの脳裏にある考えが浮かんだ。この事態を解決するた
めの最良の手段。宇宙救命ボートでもう一つの地球へ行き、悟空を呼んで来るというもの。しかし、そ
れを言い出せなかった。男のプライドか、悟空への申し訳無さか。
 安全策と男の意地との間で葛藤するヤムチャをよそに、話を進めるのび太達。
「何はともあれ、フリーザって奴の居場所を探さないと。きっと場所を移してるよ」
「よし、スパイセットを使おう」
「いや、フリーザの場所なら俺が分かる」
「ヤムチャさんが?」
「ああ、俺は生物から出ている気を感じる事が出来る。そして、気には人ぞれぞれ大小がある。フリー
ザくらいの巨大な気なら、簡単に分かるさ」
 子供達はみんなヤムチャを尊敬の眼差しで見ていた。あれだけ怪しんでいたスネ夫もだ。一日も経っ
ていないのに、ヤムチャは子供達にとって想像以上に大きい存在となっていた。
「そんな事も出来るんですか!?」
「タケコプターも無いのに空飛んでたしね、あれも気ですか?」
「俺、ヤムチャさんの弟子になりてえなあ」
 子供達の純粋な瞳を見て、ヤムチャは気がついた。この子達にとって、俺は英雄なのだと。その期待
を裏切ってはならないと。そのためにも、フリーザは必ず俺の手で倒すと…。
 ヤムチャがフリーザの気を探る。探ると言っても、一瞬で見つかったが。
「かなり近いな…ここから北西500メートルくらいか」
 今彼らは源家にいる。フリーザは源家から北西に約500メートルの地点にいると言う。
「…学校の裏山らへんだ!」
「そうだ!きっと裏山にいるんだ!」
 裏山。その名の通り、のび太達の通う小学校の裏にある山だ。小さいながらも自然は豊富で、頂上に
は千年杉という背の高い老木がそびえ立っている。のび太お気に入りの場所でもある。
「裏山ってことは、フリーザはしばらく大人しくするって事だよね?」
 スネ夫が確かめるように聞く。だが、ヤムチャの返事は厳しいものだった。
「いや分からない。そこを拠点に、何かしようとしてるのかもしれない」
「うう…やっぱり…」
 不安が消える事はない。相手は星一つを平気で消し去る男だ。寝てるうちに全てが無くなったとて、不
思議ではないのだ。しかし、辺りはもう暗い。今は更なる戦いへ向け、英気を養う事が先決だ。
「君達は休め。明日からも戦いは始まるんだ」
「は、はい」
「じゃあ、壁紙ハウスを出すよ」
 壁紙ハウス。外見は家の絵が描いてあるだけの紙だが、壁などに貼り付けると、その絵に描いてある
ドアから亜空間で構成された部屋に入る事が出来る。秘密基地にはもってこいの道具である。一同はそ
の中に入り、明日も続くフリーザとの戦いのために眠りについた。ヤムチャ一人を除いて…。

 学校の裏山。フリーザは茂みに隠れて眠っていた。やはり生物なので、睡眠欲はあるらしい。だが、そ
の時間は人間より遥かに短かった。数十分で目を覚ます。
「なかなか良い場所です。睡眠用シェルター以外で眠ったのは何十年ぶりでしょうか…」
 そして、夜空を見上げる。裏山とは言え都会なので、あまり綺麗ではなかった。
「部下達に電波が届くまで、早くとも数日…。そうなれば、大々的に活動が開始できる…」
 夜が明けた。壁紙ハウスの中の一同も、順々に目を覚ます。最後に目覚めたのは、やはりのび太だっ
た。それにひきかえ、ヤムチャは一睡もしていない。フリーザの気を一晩中警戒していたのだ。
「ふあ…おはようみんな」
「おはよう」
「おはよう、のび太さん」
「遅いぞのび太!」
「そうだそうだ!」
「おはようございます、ヤムチャ様」
「ああ、おはよう」
 各自挨拶も済み、ヤムチャが我々の地球に来てから二日目の朝となった。

 一方、世間は大騒ぎになっていた。特にのび太の両親は大変な事になっていた。二階が爆発したうえ、
息子は行方不明。母玉子はショックで失神し病院へ運ばれ、父のび助は今も警察と病院を行ったり来た
りしている。ちなみに今日の一面の見出しはこうだ。
「白昼、民家で爆発騒ぎ。小学生数名も行方不明」
 勿論こんな事態をのび太達が知るはずもない。のび太達は源家の壁紙ハウスで元気に生きている。

 そして、裏山で待機しているフリーザも朝を迎えた。裏山の頂上から、のび太達の町を見下ろすフリー
ザ。ここはフリーザにとっては未知の惑星なのだ。観察は怠らない。
「急に騒がしくなり始めましたね…。この星は明るくなると活動し、暗くなると活動を停止するようだ」
 当たり前の事を言っているようだが、フリーザにとってはそうではない。フリーザの母星である惑星フ
リーザは恒星が届かない区域にあるため、自然光がない。その上、フリーザ自身の睡眠時間が極端に短い
ので、「暗い時は休む」という概念が存在しないのだ。
「まずはこの星のドラゴンボールについて、少し調べますか…」
 フリーザは不気味な笑みを浮かべた。
>>343の続き。
とうとう8月ですね。

まだ続きます。
382山崎 渉:03/08/02 00:28 ID:???
(^^)
383マロン名無しさん:03/08/02 00:32 ID:+dKqx1lr
いいかんじ
384マロン名無しさん:03/08/02 01:17 ID:???
>>381
連載の中で一番楽しみ。頑張ってくれ。
385マロン名無しさん:03/08/02 04:47 ID:uE2Kz09b
>ヤムチャ伝説

マンセー意見ばかりなのであえて苦言を言います。
続ける気がないのなら、そうはっきり書いてください。
「続かない」と。
だったら期待しないから。(続きをね)

ちょっと書いて反応を見るだけならやめてほしい。
・・とまでは言わないが、書くなら続ける意志をある程度もってほしい。

それと長編になるのなら、もう少し読者をつかむところまである程度まではうpしていただけないものか。
よくわからんところで終わってしまうのはどうかとおもうが。


>双子
期待できそうな新人が来たとおもったら小説ヤムチャさんか。
さすがにうまいね。っつーか黄泉の方も期待してるんでがんばれ
386マロン名無しさん:03/08/02 18:36 ID:RD2xzO2i
あんまどの作品が一番とかは控えたほうがいいかと思うが。
俺は哀戦士とヨミが好きなんだけどね。
しかし人稲杉。
387ハンター・ヤムチャ:03/08/02 19:44 ID:???
「予定変更、ヤムチャ強化系修行始まり」

再び神様の神殿。
あの後ブルマはベジータと決着をつけに行くと言いそのまま行方不明。
暇を持て余したヤムチャは一人で修行するのもなんだから
神様の所でクリリン・チャオズと一緒に修行していた。

「お前等に技を教えてやろうこれは界王拳と言う技だ」
そう言うと神様の周りに赤いオーラが立ち上った。
「これは体の気を一時的に増幅して何倍もの戦闘力を得られると言う技だ。
界王という偉い人が使う技でかなり難しいが、是非とも物にしてくれ。
では3人ともこれから界王拳の修行を始めるぞ」

開始一時間で全員が界王拳マスター
神様は3人の才能にスネて部屋の奥に引きこもってしまった。
「チャオズって肌白いなあ、食べちゃいたいくらいだ」
あっちはあっちで妙な盛りあがりを見せている頃
ヤムチャは神様もいないのに、意外にも真面目に一人で修行していた
しかも、新作の技を編み出していたのだ、そしてその技を試しに使ってみた。
「海よ大地よ命よ俺に元気をくれ」そう唱えるとヤムチャに異常な量の気が集まってきた。
しかし、クリリンとチャオズが倒れている、それだけでなく周りの草木も枯れ始め
空と雲が毒々しい色になり、庭園から下を覗いてみると凄いスピードで
カリン塔を中心に円形状に動植物達が死滅していく。
部屋の中から神様が出てきて、元気集め過ぎと言いながら倒れ込んでしまった。
ヤムチャは自分の手に世界の命運が握られていると解り
顔に恍惚が浮かびあがっていた。

次回「強化系修行2」
388ハンター・ヤムチャ:03/08/02 19:45 ID:???
>>364
こんな作品を応援してくれてありがとうございます
頑張ってくれていると言ってくれてなんですが
これから1日二レスは疲れるのでこれから一レスです。
389マロン名無しさん:03/08/02 20:55 ID:???
やっとわかった。ハンターハンターとかけてるのか
390マロン名無しさん:03/08/02 21:15 ID:+dKqx1lr
>>ドラえもん
丁寧な文章、早い展開。どちらをとってもハイレベル。
これが初作品?絶対違うよね?

>ペテン師ヤムチャとして、最後までハッタリを貫き通す。
>「宇宙の王とも言われたあんたを、是非この手で倒してみたくなったのさ…。生き返らせてな」
> メチャクチャだった。野球少年が大リーガーに向かって唾を吐くような暴言。まして、相手は
>フリーザだ。プライドも実力も超一流。

この文章なんて震えた。凄いよあんた
391黄泉の門:03/08/02 21:38 ID:2cV/+oqP
第七話 <宿命>

亀仙人の勝利に終わった第一試合。孫悟飯は気を失ったまま。
勝者・亀仙人が悟飯を担ぎ上げる。
「一応、師範の孫だからな」

亀仙人は師の言葉を思い出す。武天老師との約束。
いずれ彼の名を継ぐときのために交わした約束。
「ワシには孫がいる。今はまだ弱いガキだが、いずれお前を凌ぐ実力になるかも知れん
 奴を倒せ! ワシの名を継ぎたくば、悟飯を倒して見よ」

フッ。弱い。亀仙人にとって、師の孫など相手にはならなかった。
(甲羅を背負ったまま倒せる敵など……
 コイツを倒しただけで名を継いで良いというのか)

武舞台を出ようとする亀仙人。
「今、勝者・亀仙人が武舞台を去ります。
 皆様、盛大な拍手を!!」
観客席から一斉に大きな拍手が沸き起こった。
392黄泉の門:03/08/02 21:39 ID:2cV/+oqP
武舞台を出て、廊下を進むと選手たちの控え室がある。
控え室の近くには治療室もあった。亀仙人は悟飯をそこに連れて入った。
「先生、頼みます」
「手加減してくれたのかね……それほど、大きな怪我はしとらんようだ」
「子供が相手ですから」
そう言うと、亀仙人は治療室を去っていった。廊下に出る。

「もう、名を継いだ気になっているのか?」
鶴仙人だ。
「師範の言葉に従った。名は俺のものだ。今日から俺が武天老師を名乗る」
「まだ、俺との決着がついてないはずだが……」
「決勝まで上がってくれば着けてやる」
「ガキ相手に苦戦する程度の腕前で、俺に勝てるのか?
 悟飯との対決も場外フェンスがなければ、負けていただろう」
「……」
「言い返すことも出来んのか」
「……」
「まぁ、良い。これだけの観衆が見ている中敗れれば
 お前も武天老師の名を俺に譲る気になるだろう」

鶴仙人はそれだけ言うと去っていった。亀仙人はその後姿を見て無気味に思う。
(鶴仙人の足運び。あの軽やかさは何だ?
 アイツの筋肉からすれば、あの歩き方。体重は……
 フッ。まさかな……どちらにせよ、あの試合が俺のすべてだと思った時点で鶴の負けだ)

今は亡き武術の神・武天老師。その弟子に二人の優れた武道かがいた。
一人の名は亀仙人。もう一人は鶴仙人。
その二人、どちらが強いのかいまだ明らかではない。

<つ・づ・く>
393マロン名無しさん:03/08/02 21:45 ID:2cV/+oqP
>>ハンター
えと、知らない人にも分かるように説明して……お願い!!

>>ドラえもん
上にも書いてあったけど、凄いと思います。いや、もう本当にそれだけ

>>哀・戦士
サイヤ人弱い。ナッパ様頑張ってくれ

>>黄泉 (自分の)

とりあえず、前回の処理を。その後に本番。
394マロン名無しさん:03/08/02 22:54 ID:???
ハンターは糞だな
395黄泉の門:03/08/02 23:23 ID:2cV/+oqP
第八話 <子供達>

親子の絆。親の愛情をいっぱいに受けて育った子供は心清らかに育つといわれている。
その逆は? 親の愛情を受けられなかった子供は?
ここに一つの事実がある。
殺人を経験した者の半数以上が親のいない少年時代をすごしている。
国立の犯罪研究所が明らかにした事実だ。

地上最大の犯罪組織・ロッテバンド。この組織は上の事実を利用した組織だ。
彼らは世界中から幼い子供たちを集め、犯罪のエキスパートに仕立て上げる。
親の愛情を知らぬ子。犯罪の早期教育を受けた子。ロッテバンドが求める最高の人材。

その中の一人に桃白白がいる。
彼は幼い頃、親元から攫われロッテバンド配下の組織に入った。
以来数年間。組織の教育を受けた彼はトップクラスの戦士に育っていた。
義兄弟、鶴仙人と共に。
396黄泉の門:03/08/02 23:24 ID:2cV/+oqP
「ねぇパパ。起きて。起きてよ」
少年・桃白白の呼びかけに死体は答えない。
「ねぇママが動かなくなっちゃったの。パパ来て。
 アレ? パパも動かない」

閑静な住宅街の大きな屋敷。中にいるのは子供一人。ある物は死体二つ。
子供は親の死を知らない。だが、動かない二人。冷たくなっていく二人。
子供は少しずつ、少しずつ『死』を理解していく。

「ねぇ。パパ、ママ。嘘でしょ。死んじゃったの??
 ひぅ……うぁあわあーん」

幼き子供には絶えられぬ事件。死んだ。親が死んだのだ。
397黄泉の門:03/08/02 23:25 ID:2cV/+oqP
その日から、桃白白の生活は一変した。
両親がいなくなったことで彼は施設での生活を余儀なくされたのだ。
施設では十二畳ほどの板張りの部屋に子供が15人ほど暮らしている。
部屋にはテレビはおろか机さえない。
ある物は押し入れと、その中にあるかび臭い布団だけだ。

「ねぇ、この部屋何もないよ」
小さな子供としては当然の反応。そして、それに対する施設の大人の反応も当然のものだった。
「税金が勿体無いからねぇ」
子供には理解できない言葉。
ただその響きから感じる冷淡な姿勢は桃白白にも十分に理解できた。
398黄泉の門:03/08/02 23:27 ID:2cV/+oqP
桃白白が預けられた孤児院は不幸にもロッテバンド直属の組織であった。
ここは犯罪者予備軍の育成場。将来戦争になった時に戦う戦士を養う場。
当然、新しく入った桃白白にもそのための教育が行われる。

「爆弾の仕組みは……」
「手榴弾は安全ピンをはずし、一秒程度待ってから投擲すること」
「刃物を使うときは長さに注意しろ。建物内部の場合は短いものが良い。屋外なら長いものだ」
「敵を殺すときは突け。切るんじゃない。急所を突くんだ」

子供に対する教育とは思えぬ現場。中には桃を含め、五歳にも見たぬ小さな子供たちがいる。
ここではそのような子供達にも、通常の道徳からは認められぬ教育が施されている。


この中で、桃白白は新入生である。当然、他の誰よりも成績は悪い。
犯罪教育の成績が悪いというのは、喜ばしいことなのだが、本人はまだ子供である。
「僕……頑張ります!」
素直な少年。やる気ある少年。けれど、その先にある姿は……
399黄泉の門:03/08/02 23:28 ID:2cV/+oqP
桃白白がロッテバンドの孤児院に預けられてから一ヶ月が経過した。
相変わらず、桃白白は他の子供よりも成績が悪い。
運動能力、知識、その双方で他より圧倒的に劣っている。
これに対し、教育者たちは当然のことと思い見守っている。
あの子はまだ小さい。それに来たばかりだ。だから、まだ能力面で他に劣るのは仕方ない。
ここは科学的な観点から効率的な子供の教育を目指している。
だから、大人たちには分かるのだ。桃白白はいずれ普通の子供と同じようにここの教育をこなすようになる。
それが大人たちにはわかるのだ。

だが、分からない者もいる。それは桃白白と同じく、ここに預けられた小さな少年たち。
彼らには桃白白がなぜ、自分たちと同じ運動、勉強が出来ないのかを理解できない。
そう、彼らにとって桃白白はただの「出来の悪い雑魚」なのである。
こうして、桃白白に対するイジメが始まった。

大人たちはそれを見て思う。良い事だと。
イジメは良い。子供の心を歪ませる。多感な少年期を虐められて生きた大人はまともに育たない。
彼らにはそれがわかっている。分かっているからこそ、イジメを黙認する。いや、推奨する。
こうして、桃白白は孤立した。

<つ・づ・く>
400ヨミカイテルヤシ:03/08/02 23:31 ID:???
戦闘描写は難しいんでカットした。
正確に言うと今回は必要なかった。次は出てくるかなぁ。出したいねぇ。

オリ設定ばっかでごめん。
ちなみに、ロッテバンドってrot bandをカタカナに直したつもりなんだけど
ぜーんぜん、違う気がするね。どうやって読めばいいの? ドイツ語なんだけどさぁ
教えて。
401ヨミカイテルヤシ:03/08/02 23:36 ID:???
rotes Band
だったな。まぁ、どうでもいいか
402マロン名無しさん:03/08/03 00:28 ID:???
おまえらイイヨイイヨー。またスレが軌道に乗ってきたな。荒らしに負けず頑張ろうや。
 壁紙ハウス内では、ヤムチャがドラえもんにある事を頼んでいた。
「君は不思議な道具を持ってるが、修行するための道具とかはあるのか?」
「ああ、ありますよ。百苦タイマ〜!」
 百苦タイマー。見た目はただの時計だが、これを使うと一分間に一度苦しみを味わう事が出来る。苦
しみとは言っても、決して抽象的なものではなく、人に殴られたり、車に轢かれたりと、到って具体的
なものである。それは百分間続き、ようするに百回苦しみを味わう事になる。しかも、その苦しみは時
間が経つごとに過激さが増していく。修行者のための道具だが、弱い人は五分くらいで死んでしまう事
もあると言う。
「じゃあ外に出てくるよ。けっこう危険な道具のようだからな」
「気をつけて下さいね。ヤムチャ様」
「心配するなプーアル」
 ヤムチャは百の苦しみを味わうため、外へ出た。果たして、ヤムチャは耐えられるのであろうか。

 その頃、裏山には捜索の手が伸びていた。行方不明になったのび太達を捜すためである。人間がいく
ら多かろうとも敵ではないが、ここで余計な体力を使うのも惜しい。フリーザは茂みに隠れていた。
「いたか?」
「こっちにはいません!」
「爆発地点から遺体が発見されなかったって事は、どこかにいるはずなんだ!捜せ!」
「しかしこれだけ見つからないと、何かの事件に巻き込まれた可能性もありますね。誘拐とか…」
「かもしれん…親達の話だと、宿題をやるために大勢の子供が集まっていたらしいが…。神隠しか?」
 朝から一時間余り捜索は続いたが、何の手がかりも発見できず、警官達は引き上げていった。ようや
くフリーザも茂みから出る。
「やっといなくなりましたか。まったくうるさいダニ共だ。部下が来たら全員殺してあげましょう」
 しかし、一体人間達は何を探していたのだろうか。フリーザは一つの結論に辿り着く。
「何かを探していたようですね…まさか、ドラゴンボール!?」
 ヤムチャが壁紙ハウスを出てから、百分経った。間もなくヤムチャが帰ってくる。皆の予想に反して
ヤムチャは殆ど無傷だった。正確には服が汚れているだけで、体には傷一つついていない。
「殴られたり、トラックが突っ込んできたり、銃で撃たれたりしたけど、まあ何とかなったよ」
 所詮は平和な22世紀で作られた代物。常識を超えたパワーを持つヤムチャにとって、百苦タイマー
は修行どころか遊びにもならなかったのだ。ヤムチャも残念がっている。
「だが、これじゃあ修行にはならないな…」
 我々の地球では、ヤムチャが修行できるような場所はないのだろうか。“精神と時の部屋”もなけれ
ば、“界王星”もない。ここでヤムチャが聞く。
「重力を増やすような道具はないか?」
「一応、ありますけど…」
「それを出してくれ!頼む!」
「重力調節器〜!」
 重力調節器。健康診断で使う体重計のような外見だが、無重力から地球の百倍までの重力を、自在に
作り出す事が出来る。しかも、範囲設定も可能な代物だ。
 ヤムチャはもう一枚自分用の壁紙ハウスを貼り、その中で修行をする事にした。重力調節器があれば、
この地球でもそれなりの修行をする事が可能だ。
「何倍くらいにするんですか?」
「十倍は経験してるからな。二十倍にチャレンジしようと思ってる」
「に、二十倍!?」
「さっすがヤムチャさん!すっげえなあ!!」
「ヤムチャ様、頑張って下さい!」
「ああ、次はフリーザを倒してみせるさ!」
 フリーザを倒してみせる。それは偽りのヒーローを演じるための虚勢だった。いくら修行したところ
でフリーザに勝てるはずがない。それはヤムチャ自身が一番よく分かっていた。だがそんな表情は少し
も見せずに、ヤムチャは重力調節器を持って、もう一枚の壁紙ハウスの中へと入って行った。
 ヤムチャが本格的な修行に入った頃、フリーザは裏山を散策していた。木を見たり、空を眺めたり、
時には昆虫を殺して自身の持つサディスティックな性癖を満たしたりもしていた。そんな未曾有の危険
地帯と化した裏山に、そうとは知らず登って来る人影があった。
「あれだけ警官がいたのに、もう誰もいないや。という事は野比君達はいなかったみたいだな…」
 それは出木杉英才だった。のび太のクラスメイトで、容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能、しかも性
格も良いという、四拍子揃った絵に描いたような優等生だ。裏山には自由研究のために来ていた。出木
杉の研究課題は「すすきヶ原周辺の環境指標生物」である。出木杉は、環境の汚染度を測る目安になる
動植物を調べる事により、すすきヶ原の環境悪化についての論文を仕上げようとしていたのだ。
 だが、その気配をフリーザが見逃すはずもなかった。フリーザは気を感じる能力こそないが、視覚や
聴覚などの五感は人間より遥かに優れている。出木杉が土や植物を採取している音を注意深く聞き、ゆっ
くりと忍び寄る。そして、ついにその時は来てしまった。
「この自然豊かな裏山も、環境汚染に晒されているんだな…」
 そう出木杉が嘆いた時だった。前方の茂みからフリーザが現れたのだ。普通ならここで叫びを上げる
ところだろうが、出木杉は違った。目の前の正体不明の生物、手足がなく全身機械で覆われている生物、
それを己の脳内にある知識と照らし合わせ分析しようとしていたのだ。
「こ、これは一体…?」
 だが、流石の出木杉にもフリーザの正体は分からなかった。すると、フリーザが話しかけてきた。
「ほっほっほ…少しあなたに聞きたい事があるのです」
「ぼ、僕に…?」
 出木杉は戦慄を覚えた。この生物に話しかけられた瞬間、出木杉の本能が脳内でこう囁いたのだ。絶
対に逆らうな、と…。そして、フリーザが威圧するように尋ねる。
「この星のドラゴンボールについて知ってる事を教えなさい」
 出木杉には心当たりがなかった。当然である。この地球にドラゴンボールがあると言う話は、ヤムチャ
のハッタリの産物なのだから。だが、何を思ったか出木杉はこう返事をした。
「ああ、あれの事ですか。詳しく話したいので、僕の家まで来て下さい」
>>380の続き。
違う板で訳の分からない話を書いた事もありました。
ここでは良い勉強をさせてもらっています。

まだ続きます。
407マロン名無しさん:03/08/03 01:34 ID:???
お、やっと荒らしが少なくなって賑わってきたね。頑張れ
408マロン名無しさん:03/08/03 01:36 ID:???
感想キボン
409マロン名無しさん:03/08/03 02:49 ID:owcg0foL
レスくれくれ厨はサイトで読み逃げ禁止とかしてるアホと一緒
410ハンター・ヤムチャ:03/08/03 04:08 ID:???
>>389
その通りです。ですが漫画名と技を少しだけ借りてる程度ですので
あまり関係ありません。

>>393
読みにくいですか、次ぎからは意味不明な回名や次回予告は控えます。
ただ本文については多少努力する程度で勘弁を。
411プロジェクトXヤムチャ版:03/08/03 11:34 ID:???
 
風の中のすばる     砂の中の銀河   
みんな何処へ行った   Z戦士のカリスマ
見送られることもなく  主人公(悟空)のライバル!?  
草原のペガサス     目にも止まらぬ速さがうりで
街角のヴィーナス    容姿も良かった
みんな何処へ行った   異性にももてた                     
見守られることもなく  映画にも出れた   
地上にある星を     DBの主要キャラとなり
誰も覚えていない    時にはギャグで皆をなごませた
人は空ばかり見てる    サブキャラとしてのぼりつめたが・・・・
つばめよ         『足元がおるすですよ』      
高い空から        『ぶっ飛ばされっぞ。』
教えてよ         落ちる価値
地上の星を        ヘタレの代名詞 
つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう
   【DBで一番不幸な男・・・。】

412ハンター・ヤムチャ:03/08/03 12:30 ID:???
唐突ですが作品を打ち切らせてもらいます。
展開が余りにもアレすぎて、まとめられないというのもあるんですが
三日くらい前から、歯が痛くて作品書くどころじゃないんです。
もし書くとしたら歯が治った後、作品を見たいという奇特な方がいたら書きます。
413マロン名無しさん:03/08/03 12:45 ID:???
>>406
出木杉、すげえ!w
期待してる。ガンガレ。

>>412
歯ぁ治ったら、無理せずガンガレ。
414マロン名無しさん:03/08/03 13:20 ID:???
どれも面白い。頑張れ。
415マロン名無しさん:03/08/03 13:32 ID:???
ドラえもん以外はカス
416マロン名無しさん:03/08/03 15:59 ID:???
>>415
わざわざいらん事言うな。
…でもウソ800がDB住人に効くなら万事解決な気(ry

417マロン名無しさん:03/08/03 16:05 ID:RbW7WqJh
そろそろ短編かく
418マロン名無しさん:03/08/03 16:13 ID:???
>>417
勝手に書け
ま、どーせつまら(ry
419マロン名無しさん:03/08/03 16:15 ID:???
>>417
ガンガレ
420マロン名無しさん:03/08/03 16:32 ID:owcg0foL
反応スンなって。ところで昔のコテってみんな去ってしまったのか?
421マロン名無しさん:03/08/03 18:01 ID:n47TI2ME
漫画板最強SS職人決定戦開幕!!バキスレからはパオ・外伝エントリー!ヤムスレからは何とあの人が!
422マロン名無しさん:03/08/03 19:22 ID:???
俺だな
423哀・戦士:03/08/03 19:56 ID:???
>>376
そう思ってくださるのはありがたいです。
ですが俺の作品は看板作品には程遠いと思いますよ。
ただ長く連載しているというだけで。
むしろドラえもんやハンターのほうが適しているのでは?
テンポいいし、素直に楽しめる。文才もすばらしいようですし。
彼らのような人がこれから、ヤムスレの中心となっていくのではないかと思います。
そのほうがいいと思うし。まあ彼らがここにい続ければの話だが。

>>ドラえもん
あなたの作品には人をひきつけるものが感じられるように思います。
なんとなくだけど。
俺はやっぱドラえもんが絡んでくるネタが大好きなので、かなり入れ込んで
読んでます。ぜひこれからも頑張って。

>>ハンター
歯を痛めたのですか。
打ち切りは残念です。
気が向いたらまた書いてやってください。無理しないでね。

>>黄泉
弱くてすいません
>オリ設定
いいんじゃない。


今ちょっと忙しいので、数日後の
夏休みに入ったら、続きを書こうと思います。
サイヤ人ももっと活躍させる予定。
でなきゃ出す意味がないしね。
再開まで忘れないでいてくれたら嬉しいです。
424マロン名無しさん:03/08/03 20:03 ID:???
>むしろドラえもんやハンターのほうが適しているのでは?
このセリフにはなかなか面白いものがあるね。
ランク付けは駄目なんじゃなかったのかこのスレ。

俺的に直訳すると、
「××××は最低」
といってるように見える。
425哀・戦士:03/08/03 20:15 ID:???
>>424
深く考える意味は何もない。
ドラえもんやハンターのような新人(だと思う)の方の作品を
中心にスレが回っていったほうがいいと思っただけ。
いい例えのように言っただけ。
そもそも看板作品などの評価付けとかもあんまり良くないとか思う。
>>423のようなことを書いた俺が言うべきじゃないけど。
嵐っぽくないので一応返答しておきます。
こんなことでまた議論になってもつまらないと思いますよ。
426マロン名無しさん:03/08/03 20:35 ID:???
>>425
続き期待しておるよ。早めの復帰を望む

ところでこのスレの存在をみんなはもう知っているだろうか。
また新たな波乱の幕開けとなりそうな予感がする。

http://comic.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1059766083/l50
427マロン名無しさん:03/08/03 20:38 ID:???
良いスレじゃん。嵐保管庫として機能してくれることを期待するよ。
っていうか、ここじゃ言えないようなことも言えるスレなんだろ。

存分に利用すればいいと思う。

っていうのが俺の感想。
「これで認めてくださいますか? 私を神にすると」
「捨てて来たのか。己の悪なる心を……そうか……」

神と呼ばれた者は緑色の生物を見つめ残念そうに呟いた。
このモノに神の座を譲る。悪なる心が無ければ、確かにその資格がある。
しかし、本当に相応しいのか。このモノが。地球の神として相応しいのか。
他に答えがあるように思う。

寸刻考えた後。
「確かに認めよう。お前がこれから地球の神となる。よろしく頼む」


緑色の生き物。名は無い。その容姿ゆえに幼き頃から迫害を受け続けた生物。
「寄るな! ナメクジのフン」
「死ね! 緑」
「悪鬼退散」
人としての扱いを受けたことなど、生まれて一度も無い。そんな生き物だった。
一ヶ月ほど前。神は緑に問う。
「何故、神になりたいと思うのか」
緑は答える。
「私を認める神をたった一人作りたいのだ」
緑のエゴ。ただ、彼にとって受け続けた迫害はそれをエゴと認めさせぬほど強い力を持っていた。
「お前を神と認めるわけにはいかん」
神は当然の答えを返した。

だが、生まれてより数十年、いや数百年と迫害を受けつづけ
他者から認められたことの無い緑。彼には神の当たり前の返事が理解できない。
「なぜ、私を神と認めてくださらぬのか」

「お前の心には悪がある。心の淀みがある。それがあるうちは認められん」
「私の心に悪がある……」

その言葉を繰り返し、心の中で呟いた。私の心に悪がある。
「私の悪とは一体何なのだ」
緑は自分の人生を振り返る。
「私の人生。悪と呼べるものは確かにいた。
 しかし、それは自分ではない。周りの人間だ。
 容姿が違うから、人と違う能力を持つから。
 そんな理由で迫害を受けてきた。悪と呼ばれる物があるのなら彼らこそ悪だろう」
しかし、神は言う。
「お前とその者達の違いは何だ。迫害されてきたというお前。
 けれど、その者達をお前はどうした?
 同じ人間として、その者達をお前は認められたのか。
 迫害された人間。その立場に甘え、迫害してきた人間を差別してきたことは無いのか」

緑は気づく。
「確かに私は、自分を認めぬすべての者たちを恨み
 その者達を心の中で迫害しつづけてきました」

「その心あるうちは髪には認められぬのだ」


数ヶ月して、緑は自らの悪を心の外に追い出すことに成功した。
「仕方ない。お前を新たな神として認めよう」
「ありがとうございます!!」
「しかしな、覚えておけ。私の言いたかった事は決して悪の心を追い出せという意味ではなかったのだぞ」
「それは……どういう意味で?」
「もう良い。今日からはお前が神だ」

古い神は神殿を去り、新たな神が誕生した。


その頃、地上に追い出された悪の心は『ピッコロ大魔王』と名乗り世界を征服しようと企んでいた。
人々から受けた辛く厳しい仕打ち。『ピッコロ大魔王』にはその仕打ちのみが記憶として残っている。
人からの愛は無い。人に信じられたことも無い。
彼にあるのはただ、人から裏切られたこと。迫害されたこと。負の記憶のみが彼の心にある。
「人間は許さん。すべての人間は奴隷になるか、死ぬか。どちらかしかない」
屈折した感情の塊。憎悪の化身。それがピッコロだった。
ピッコロ誕生から数百年が経った。初代ピッコロが死に、今はマジュニアと言う者が名を継いでいる。
しかし、その者にかつてのピッコロの面影は無い。
「へっ。この俺にも貴様らのような甘さが移ったようだぜ」
幼き子を助け、命を失うマジュニア。彼は知ったのだ。人から愛される喜びを。その子によって。

それ以来、ピッコロと呼ばれた者は変わった。
確かに悪の心は残っているかもしれない。
しかし、克服している。明らかに以前とは違う。人を信じる心が芽生えているのだ。

それを見て、神殿の神は思う。
「あの者は心の闇を克服した。自らの悪を受け入れ、それを乗り越えた
 私のように捨てて生きるのではなく、悪を拾い、自らのうちに住まわせそれを克服したのだ」

そして、彼は気づいた。
「先代の神が言われたのはこういう事だったのか
 己の悪を認め、捨てる事無くそれを克服せよと。
 私は愚かだった。」

さらに数年が経過した。今再び、悪の心が神に近づいてくる。
今度は決めた。悪を受け入れると。もう、マジュニアはそれを克服しているのだから。

(かんりょー)
433マロン名無しさん:03/08/03 20:54 ID:???
>>432
タイトル「背中合わせの心」でどうか。
434まだまだだね:03/08/03 20:55 ID:???
あまりにヘタレな内容なので、タイトルつけずに投下した。
今までの自分作品の中でトップ三にはいる駄作だ。

なんで、こんなの出来たんだろう。どうにかして名作に変えられんか?
何がいけない。教えてくれ
とりあえず、エピソードの具体性。まず足りないのはここだよな。って前も同じ事言ってるし。
後は時制だな。過去1(神継承時)→過去2(神になりたいと思ってた頃)→過去1→過去3(ナッパ戦)→現在(セル戦)
なんだが、もう少し分かりやすく簡略化できないものか。
いや、なんつーかそれ以前の問題でもっと簡単なところを見落としてる気がする。
というわけで、繰り返しになるがどこがおかしいのか教えて。

       小説飲茶管理人
435まだまだだね:03/08/03 20:59 ID:???
>>433
それイイ!!
頂きます。と言うわけでタイトルは『背中合わせの心』に決定
436マロン名無しさん:03/08/03 21:53 ID:???
飲茶管理人さん、俺達ってそんなに入れこんでSS読んでないのよ。楽しみにしてることは確かだが、ただ単に楽しめるか楽しめないかだけだし。
だから、自分で駄目だと思ったら、自分で考えてくれや。
悪いけど。
437マロン名無しさん:03/08/03 22:14 ID:xOh3jF4i
>>436
同意だが、複数形にするな。
「俺達」じゃなくてそれはお前個人の意見だ
438436:03/08/03 22:19 ID:???
すまそ
439マロン名無しさん:03/08/03 22:42 ID:???
小説飲茶さんはレスくれみたいなの言い杉な気がする。
440マロン名無しさん:03/08/03 23:17 ID:I1t58t/B
うざい
441マロン名無しさん:03/08/03 23:20 ID:XLRmBbQf
何が?
442マロン名無しさん:03/08/03 23:22 ID:???
誤爆でした。スイマセン
443マロン名無しさん:03/08/03 23:26 ID:???
なんか、久しぶりに読み手と書き手の温度差を感じた気がする
444マロン名無しさん:03/08/03 23:29 ID:???
ヤム管さんの作品は、かなりのシリアス小説。悪く言えば、堅苦しい。まあ、作品はその人の個性の問題だから、ギャグが得意な人もいればシリアスが得意な人もいるのは当たり前だけどね。
もう少し肩の力を抜いて書いてくれると読む側としては助かるな。

ガンガレ。
445マロン名無しさん:03/08/03 23:30 ID:???
>>439
自覚しているのだが直らない。さてとどうしたものか。
作品に関してのレスを見る限り、黄泉の門は評判悪くないみたい。
けれど、作品の評判を俺が下げてちゃしょうがない。

レスに関しては求めすぎてるのは事実。
レス少ねぇなぁ、などと思いながらも、
SSスレで自分の作品について書かれたときちょっと嬉しいと思う。
ただ、直さなきゃいけないのは>>77みたいなレスを見ると狙ってるだろアンタ?
っていいたくなる性格。
無論、冷静に考えれば別に悪気が会ってやってることじゃないことは良く分かる。
ただ、人間不思議なもので、こういうレスばっかり覚えてる。
自分の作品に対する肯定的なレスは全て忘れてしまっている。

なんつーかな。鬱なのかな。ヤバイね。どうしよう。>>77さんごめんなさい。
別にあなたが悪いって思ってるわけじゃないのよ。単にそれを見た時の自分の感想がね嫌なの。
気分悪くしたらごめん。
446マロン名無しさん:03/08/03 23:36 ID:???
>>445
今日は寝ろ。一発抜いて、寝る前にちょっとテレビ見て、歯磨いて、電気消して寝ろ。
明日は明日の風が吹くからさ。
447マロン名無しさん:03/08/03 23:39 ID:???
>>445
いや、きれいごとを言っちゃあいるが所詮人間。
ROMによって、作品の好き嫌いはあるわけで。
俺は黄泉は結構好きだよ。だけど中には嫌いな人、つまらん人もいる。
それは、哀戦士にしろ、ドラえもんにしろハンターにしろ一緒。
俺だって、黄泉は結構好きだけど、今日のピッコロのやつは受けつけなかった
嫌いな作品に対しては、レスする気もうせるわけで。
その辺は仕方ないかと思われる。他の作者だって、同じ気持だとおもうぞ。
ちょっと厳しいこと言うが、これじゃあ自分勝手と言われても仕方ないのでは?
ともかく黄泉は期待してるからね。ここでつまづかないように頑張って
448マロン名無しさん:03/08/03 23:43 ID:???
>>446
もう寝るわ。ありがとう。明日に期待するよ。

>>447
そうね。他の作者だって同じ気持ちだわな。ここに書く以上は
この程度は耐えねばならぬ。。。。。。。。って俺いつから書いてるんだろ。
やっぱ、最初に書いた奴でレスもらいすぎたのかなぁ。甘えすぎ。

明日からは学校頑張るぞ。

つーわけで、寝る。    これにはレスしないでね。
>>405
 出木杉は自分の家にフリーザを案内した。フリーザの超スピードを利用し、通行人に見られる事も防い
だ。手足の無いサイボーグが宙に浮いているところなど見られたら、たちまち大騒ぎである。
「どうぞ、ここが僕の部屋です」
 出木杉の部屋。勉強机と本がぎっしり詰まった本棚が数台、更に出木杉専用の電話もある。そのわりに、
部屋自体はきちんと整っており、いつ来客があっても恥ずかしくない状態である。出木杉は部屋の中央に
フリーザを招き、自分はその前で正座をした。
「さて、ここまで足を運ばせたのです。ドラゴンボールについて話してもらいましょうか」
「その事なのですが、実は僕はドラゴンボールという物を知りません」
「何ですって?」
「あなたにここまでご足労願っておいて申し訳ありませんが、僕には心当たりすらありません」
 フリーザの顔が怒りに歪む。それだけで、部屋全体が少し震えた。当の出木杉はそれ以上に震えていた。
「貴様、自分が何を言ってるのか分かっているのか?このフリーザを騙したんだぞ!?」
 フリーザが沸点に達する直前、その刹那、絶妙のタイミングで出木杉が土下座をした。
「是非、私をあなたの部下にして下さい!!」
 この予測不能な事態、フリーザの怒りも一気に静まってしまった。むしろフリーザは、未知の惑星でつ
いさっき出会ったこの少年に、かつて従わせていた部下達とは違う何かを感じていた。強い何かを…。
 出木杉は震えて汗だくになりながら、土下座を続けている。数秒後、フリーザがそっと口を開く。
「ほっほっほ…何が狙いかは知りませんが、いいでしょう。爪の役くらいにはなるかもしれませんしね」
「あ、ありがとうございます!!」
 フリーザと出木杉、ここに奇妙な主従関係が誕生した。

 もう一枚の壁紙ハウス。仮に修行部屋と呼ぶ事にしよう。修行部屋では、ヤムチャが早くも挫折を味わっ
ていた。二十倍の重力は想像以上の負荷となっていたのだ。まともに立つ事すら出来ない。
「く…十が二十になっただけで、ここまで違うとは…」
 無様に床へと這いつくばるヤムチャ。己の情けなさに、うっすらと涙を浮かべていた。
 フリーザが出木杉と組み、ヤムチャが二十倍の重力に苦しんでいる頃、のび太達も遊んでいるわけでは
ない。フリーザとの対決へ向け、着々と準備を進めていた。
 のび太達が素手でフリーザに立ち向かう事など、到底出来ない。となれば、頼れるのはドラえもんの秘
密道具しかない。今は使えそうな秘密道具をピックアップして、それを元に作戦を立てているのだ。ある
程度話し合いは進み、各人のおおまかな役割分担は決まった。ドラえもんが指揮、のび太とジャイアンが
攻撃、スネ夫と静香が補助、という具合になっている。プーアルはその変身能力をより正確に俊敏にする
ため、独自に特訓をしている。プーアルは優秀だが、まだまだ伸びる余地は残っている。
「のび太君は熱線銃で戦ってくれ。ジャイアンはパワー手袋。ヤムチャさんの邪魔にならないようにね」
「うん!」
「任せてくれよ!」
「しずちゃんとスネ夫は、状況に応じて補助。支持は僕が出すから」
「分かったわ!」
「無理だよ絶対…。勝てるわけがないじゃないか!」
 スネ夫から漏れた不安の声。ジャイアンがそれを掻き消すように、拳を振り上げ怒鳴り散らす。
「スネ夫、殴られてーのかよ!」
「殴ればいいだろ!だいたい相手はあれだけ強いヤムチャさんを軽々と倒すような奴だぞ!?僕ら小学生
がいくら武器を持ったって、勝ち目なんかあるわけないよ!!」
 心の中に積もった不満を全て吐き出し、息を荒げるスネ夫。その迫力に、ジャイアンも何も言えなくなっ
てしまった。だが、のび太はそんなスネ夫に優しく声をかけた。
「分かったよスネ夫。でも戻りたくなったら、いつでも戻って来てよ」
「ふん、誰が戻るもんか!」
 そう言い残し、スネ夫は壁紙ハウスを出て行った。スネ夫、戦線離脱。
「あんな奴、いない方がよっぽどマシだぜ!」
 ジャイアンが強がりを言うが、仲間が一人減ったという事実。それがのび太達に与えた精神的ダメージは、
とても心構え一つで回復出来るような軽いものではなかった。
 やがて、夜が来る。ヤムチャも修行部屋を出て、皆で夕食の時間である。夕食は買いに行くわけにいか
ないので、ドラえもんの道具で調達する。そして、ヤムチャはスネ夫が抜けた事をこの時に知った。
「そうか…スネ夫君が…」
「気にする事ないよ、ヤムチャさん!スネ夫なんか何の役にも立たねーよ!!」
「きっと、戻って来てくれるわよ」
 楽しいはずの夕食タイムも、終始辛気臭いムードが漂ったままであった。

 一方、スネ夫は自宅に戻っていた。一日無断で家を空けたので、両親に叱られた。だが、得意の嘘でそ
れを乗り切り、一昨日までの生活に戻る事が出来た。金持ちらしく豪華な夕食を食べ、自室へと入る。
「バカバカしい、何で僕が戦わなきゃならないんだ」
 勉強机にある椅子に座る。だが、別に勉強をする気は無い。
「これでよかったんだよな、これで…」
 スネ夫は言い聞かせた。ただの小学生である自分が、あんなサイボーグと戦う義務は無い。だが、喉に
小骨が刺さったような、釈然としない気持ちが残る。
「外へ出よう。家にいると、色々考えこんじゃうしな」
 夜も遅かったが、両親には「夜にしか出来ない宿題があるんだ」とまたもや嘘をつき、外出に成功した。
 外へ出たスネ夫は夜道をどこへともなく歩いて行った。目的地など無い。ただ、夜風に吹かれる事で、胸
に何かがつかえているような気分を解消したかった。やがて、足は裏山へ…。
「うわ、いつの間にか裏山!?フリーザがいるんだったよな…帰ろ…」
 その時、スネ夫の視界にある人物が入ってきた。出木杉だった。
「何で、あいつこんな所に…?」
 スネ夫も人の事は言えないが、優等生の出木杉が夜遊びとは考えにくい。更に、出木杉のすぐ隣にはあ
の男がいた。そう、フリーザである。
「出木杉とフリーザが…何で!?」
 二人は何やら話し込んでいて、こちらには気がついていない。スネ夫は近づこうと試みた。
ヤムチャ余り出てませんね。
まだ続きます。
453マロン名無しさん:03/08/04 01:14 ID:???
>「是非、私をあなたの部下にして下さい!!」
ここが??な感じだが期待してます、がんがってくだちい
454マロン名無しさん:03/08/04 06:16 ID:Jz99vQ/r
ハンターヤムチャ。ィィ!
455マロン名無しさん:03/08/04 10:48 ID:???
最強の男マジデウマー(゚д゚)
456マロン名無しさん:03/08/04 11:13 ID:???
>>452
もうちょっと出木杉の心理描写が欲しかった
457マロン名無しさん:03/08/04 14:00 ID:In6miqjH
ドラえもんはちょっと焦りすぎ。投稿前にもう一回読み直してみれ
458マロン名無しさん:03/08/04 14:25 ID:???
なんか、ドラえもんを読んでる感じ。
それはそれで悪くはないが。
マンセー意見ばっかだが、どうかなって思った。
まあガンバレや。
459マロン名無しさん:03/08/04 14:52 ID:???
ヨミ書いてる人
ヨミとか哀戦士のようなシリアス長編って、受け入れる人と入れない人がはっきり
すると思うのよ。
ギャグの方が読みやすく、単純に楽しめるし。
特に連載中の2作品に関しては設定とかが
複雑そうだから余計だと思う。
シリアスを続けるのは難しいと思うよギャグよりも。
完結させればきっといいことあるからがんばんな。
460マロン名無しさん:03/08/04 16:13 ID:???
age
461マロン名無しさん:03/08/04 18:46 ID:???
確かにもうちょっとローペースでもいいかも知れないけど面白い。
無駄のない文章力に脱帽。
462マロン名無しさん:03/08/04 19:05 ID:???
ヤムチヤ「カラダ持ってくれよ…! ヤム王拳3倍だぁ〜!!」
ラティッツ「バカな…! オレの戦闘力を下回りやがった!!」
ハフルス「ウホッ」
ヒツコロ「くだらんワザだ…ホコリを巻き上げるだけか…?」
フリーサ「ほっほっほっ…」
クソソソ「あいつチャパ王じゃないか?」
コクウ「チャパ王のことかぁ〜〜ッ!!!!!」
コハソ「クソソソさん!! そいつはお父さんじゃない!!」
キニユー「ジース! オレの戦闘力はいくつになった!!」
シース「戦闘力5か…ゴミめ…」
チャオス「て…天さん…ボクのビッグバン・アタックが効かない…」
テソシソハソ「な…なんでやねん…」
463マロン名無しさん:03/08/04 21:39 ID:???
>>462
オラ、何が何だかサッパリだ!
464マロン名無しさん:03/08/04 23:00 ID:???
足元がお留守になっていましたよ。
465マロン名無しさん:03/08/04 23:47 ID:0QiBU4Gp
>>ヨミ
作者、作品ともにアフォ

>>ドラ
出来すぎが意味不明。馬鹿。
466マロン名無しさん:03/08/05 00:00 ID:???
バロックワークス
467マロン名無しさん:03/08/05 00:14 ID:HEMqv40o
微妙な雰囲気の中、もう500か・・
468マロン名無しさん:03/08/05 00:20 ID:pNerG5mc
しね
469マロン名無しさん:03/08/05 00:21 ID:???
ハンター打ち切りは残念
突き抜けて欲しかったのに
470マロン名無しさん:03/08/05 00:24 ID:???
内容は糞だったから、打ち切りは当然の結果。
471マロン名無しさん:03/08/05 00:25 ID:???
>>470
いや、小さくまとまってる感のある他と比べ、パワーがあった
ギャグも冴えてたし
472マロン名無しさん:03/08/05 00:27 ID:???
文章力皆無。他に分からせようとする意思が感じられない。
内容が悪い意味で電波。

パワーがあるっていうのはこういうことなのか?
473マロン名無しさん:03/08/05 01:01 ID:???
漏れもハンターなにがおもろいのかわからんかったが、好きな人は好きでいいだろ。へめぇの価値観押し付けるな
 スネ夫は二人の会話を聞き取ろうと、耳に意識を集中した。断片的にしか聞こえないが、分かった事が
一つある。出木杉はフリーザに襲われているのではなく、フリーザの仲間になっているという事だ。会話
の内容までは分からないが、お互いの口調くらいは分かる。出木杉の口調は、部下のそれだったのだ。
 フリーザと出木杉が組んでいるという事実。スネ夫の中のほんのちっぽけな正義感、それが警鐘を鳴ら
した。スネ夫は迷わずその足で源家へと向かった。
「ハァ…ハァ…早く知らせないと!」
 源家は鍵が開けっ放しで中には誰もいなかった。静香の両親も、娘の失踪で、てんてこ舞いなのだろう。
無用心だが、スネ夫にとっては好都合。そして、静香の部屋にある壁紙ハウスへ。
「おい、みんな!大変なんだ!!」
「す、スネ夫!」
「戻って来てくれたのか!」
「スネ夫〜!よく戻ってきてくれた!!」
 一番喜んだのはジャイアンであった。だが、スネ夫の顔は険しいものだった。
「とりあえず、僕の話を聞いてよ!」
 スネ夫は裏山で見た光景について全てを話した。出木杉がフリーザの部下になったかもしれない事を…。
「ま、まさか…何で出木杉が?」
「出木杉さんが…そんなのウソよ!」
「俺には分からないが、その子は友達なのか?」
「ええ、まあ…」
 信じられなかった。だが、息を切らしてまでスネ夫が持ってきた情報が間違いだとも、とても思えない。
理由は分からないが、出木杉はフリーザの手下になってしまったようだ。
「助けに行こうぜ!」
 ジャイアンが主張する。だが、今の戦力ではフリーザには遠く及ばない。壁紙ハウスでじっくり力を蓄
えてから挑まねばならない。のび太達の敗北、それは我々の地球の敗北を意味する。結局、出木杉の救出
は諦めざるを得なかった。フリーザさえ倒せば、出木杉も救えるのだから。
 朝が来た。ヤムチャが我々の地球に来てから三日が経った。早いものである。今日はヤムチャも少しだ
けだが、睡眠を取っていた。挨拶と朝食も済み、ヤムチャは修行部屋へ入って行った。
「今日こそ、二十倍の重力を克服してみせる」
「ヤムチャ様、無理はなさらぬよう…」
「無理をしなきゃ、フリーザには勝てんさ」
 のび太達も、フリーザ戦へ向け作戦会議を始める。プーアルは昨日に引き続き、変化の修行だ。少しで
もフリーザに近づかねばならない。

 一方、フリーザは裏山にいた。やがて、出木杉も現れる。出木杉はフリーザと違い、睡眠時間を多く必
要としているので、一人だけ家に帰っていたのだ。
「おはようございます、フリーザ様」
「ほっほっほ…人間というのは不便ですねぇ。何時間も寝なくてはならないとは」
「あなたが羨ましいですよ。僕も睡眠時間が少なくて済むなら、もっと勉強が出来るのですが」
「熱心な人ですねぇ、あなたも」
 出木杉に与えられた任務は、フリーザに代わってドラゴンボールの情報を集める事である。出木杉は昨
日フリーザの部下になった後、ドラゴンボールについて教えてもらったのだ。軽く会話を交わした後、出
木杉は町へと下りて行った。フリーザは出木杉を縛り付けておくより、ある程度自由を与えた方が良い働
きをすると考えたのである。

 出木杉は図書館へ向かった。七つ集めると龍が現れ、何でも願いを叶えてくれるというドラゴンボール。
こんな夢物語のような球がこの地球上にあるのだろうか。古い文献などを手当たり次第に調べる。
「本当にあるのかなぁ…。僕にはとても信じられないよ」
 いくら調べても、ドラゴンボールに関係するような資料は出てこない。やがて昼となり、夕方になり、
図書館が閉まる時間となった。出木杉は何一つ得られる事はなかった。
「駄目だったか…」
 裏山へ戻った出木杉は、フリーザにありのままを伝えた。
「何の手がかりも得られなかったですって!?」
「はい、図書館にはドラゴンボールに関する資料はありませんでした」
 当然の如くフリーザは激怒した。出木杉を殺そうとも思ったが、惑星フリーザからの援軍が来るまでは、
この少年がただ一人の部下なのだ。
「まぁいいでしょう。しかし、こんな失態が続いたら殺しますからね」
「は、はい…」
 出木杉は自分の命がフリーザに握られてる事を、改めて思い知らされた。

 そして、夜になる。壁紙ハウス内では、今日は全員揃った楽しい夕食となった。飯時にまでフリーザと
の戦いを持ち込むのは、無粋と言うものだ。つかの間の休息を楽しむ。
「そろそろお風呂に入りたいわ…」
 自宅にいるにもかかわらず、風呂に入っていない静香はこんな愚痴をこぼしていたが。

 ここで舞台は惑星フリーザへと移る。コルド、フリーザの両名が死んだ事により、この惑星自体も死ん
でいた。何せ残された部下はフリーザという巨大な傘があったからこそ、傍若無人に振るまえたのだ。そ
の傘が無くなった今、彼らなどただのボンクラでしかない。今までフリーザの支配を受けていた星々の反
乱に、怯える日々を過ごしていた。ここに来て、ようやくツケが回ってきたのだ。
 だが、そんな惑星もにわかに活気付く。形だけは機能していた電波受信室に、SOS信号が入ったのだ。
その送信主は紛れも無く、死んだはずのフリーザであった。
「フリーザ様からだ!」
「生きていらっしゃったのか!?」
「よし、出発するぞ!フリーザ様をお迎えに行く!!」
 王族専用の巨大な宇宙船に、戦闘服を着た宇宙人が次々と乗っていく。惑星フリーザを救えるのは、フ
リーザしかいない。間もなく、宇宙船は出発した。最終決戦の日は近い。
出木杉に関しては、もう少ししたら理由を明らかにする予定です。
不自然な展開、失礼しました。

まだ続きます。
ちなみに>>451の続き。
忘れてました。
479マロン名無しさん:03/08/05 03:17 ID:qza7cLHY
フリーザVSアラレちゃん
480マロン名無しさん:03/08/05 12:08 ID:???
マジでおもれえ。続き期待age
481マロン名無しさん:03/08/05 16:56 ID:???
>>哀・戦士
もう少ししたら、かくつもりです
少しは楽しみにしてる人達がいるみたいですし。

>>413
ほどほどに頑張ります。

>>469>>471>>473
ありがとうございます擁護してもらって。
これからも応援してくださると助かります。


歯がどうしようもないんで医者行ってきました。
このまま痛みが再発しないなら2・3日後に復活します。
482481=ハンター・ヤムチャ:03/08/05 16:57 ID:???
ハンター・ヤムチャです。
名前書き忘れスマソ。
483マロン名無しさん:03/08/05 19:00 ID:???
>>482
自分のペースでガンガレ。ここはそういうスレだ。
484ハンター・ヤムチャ:03/08/05 19:15 ID:???
>>483
そうします。
どうも休む前はちょっと慌ててたと言うか
焦ってたところも少しあったのは否めないなと思ったり。
これからはほどほどに頑張りながら、
他のスレで短編とかも少し書いたりして
気楽にいきます。
485黄泉の門:03/08/06 00:44 ID:???
第九話 <誓い>

桃白白は孤立した状態のまま孤児院を出た。
仲間に虐められ、大人たちに見放され、彼の少年時代は最悪のものだった。
しかし、言い方を考えれば人を信じない人間:犯罪者を作り上げるには理想の環境でもあった。

彼は孤児院を出た後すぐに犯罪組織、ロッテバンドに入った。

「さて、早速だが任務を行ってもらう」

任務内容は殺し。桃白白にとって初の殺しになる任務である。
人を殺す。桃白白はそう言われた時、幼き日誰とも知れぬ相手に殺された両親を思い出した。

アイツ等は、人間どもは、俺から親を奪いやがった。


今の桃白白に殺しをためらう理由など無い。
桃白白は任務を快諾した。
486黄泉の門:03/08/06 00:44 ID:???
殺しのターゲットは対立政治組織の役員。
決行は深夜。周りが寝静まり、ターゲット自身も寝たところを攻撃する。

念には念を入れて、ターゲットの家にガスを撒く。睡眠作用のあるガスだ。
桃白白はガスを撒いた後、自分はマスクをして家に侵入した。


ターゲットの場所まではあっさりと進む事が出来た。
グッスリ眠っている。桃白白はナイフを手にとる。ナイフを首に当てる。
このままほんの少し力を入れれば、目的を達する。

「殺す。殺す。人間殺す」

桃の頭によぎる復讐の念。間違った教育により生まれた偽りの復讐。

「殺す。コロス。ころす。コロス。ころす。……」

桃は腕に力を入れた。
刹那、彼の腕が震える。そして、そこから1ミリも動かなくなった。
487黄泉の門:03/08/06 00:46 ID:???
「何でだ? なんで俺の腕は動かない。
 動け! コイツを殺せ。 動くんだ!!」
桃は叫ぶ。だが、体はまったく動かない。

「何故なんだ!!!」

桃はその場に力尽き、気を失った。

翌日、桃白白は見知らぬ部屋で目を覚ました。
周りには誰もいない。何も無い。ベッドが一つ、桃白白が眠っているものだけ。

「質素な部屋だ」
桃白白は素直に感想を述べる。そして、考えた。

「なぜ、俺はここにいる。昨日任務に失敗し、そして気を失い……
 そこからの記憶が無い!」

桃白白が混乱しているところに、一人の男が入ってきた。
「君を昨日、この部屋に連れてきたものだよ。
 私の名は鶴仙人。君の先輩にあたる人間だ」
488黄泉の門:03/08/06 00:46 ID:???
これが、桃白白と鶴仙人の出会いであった。
先日、桃白白の初任務のとき、鶴仙人は桃が初任務をうまく行えるか監視していた。
どんな人間でも初めての仕事ではしくじることがある。
組織は十分にそのことを理解していた。そのために先輩にあたる鶴仙人を監視につけたのだ。
無論、桃白白が任務に失敗した場合は鶴仙人が事後処理を行う。

こうして、桃白白と鶴仙人の関係が始まった。
最初は仕事の先輩後輩。だが、二人は徐々に深い関係へと変わっていく。

元々、桃白白には信じられる人間など一人もいなかった。
しかし、鶴仙人は違う。彼だけは自分のことを見捨てずに見守ってくれていた。

そしてある日。鶴仙人と桃白白は義兄弟の契りを結んだ。
489マロン名無しさん:03/08/06 00:50 ID:???
アンタもう終了していいよ。
490ドラゴンボール最後の願い:03/08/06 01:01 ID:???

悟空「何だって!?ドラゴンボールがもう使えない〜〜!?」
ウーブと共に修行に励んでいた悟空に突然もたらされた凶報。
デンデ「ええ…」
悟空「大事件じゃねぇか!みんなにしらせねぇと!」
今までドラゴボールを私有してきたも同然の悟空一味にとってこれほど大変なことはない。
すぐに悟空に連れられ関係者一同は天界へと集合した。
ブルマ「どういうことよ!ドラゴンボールが使えなくなるなんて!ちょうど必要になってきたのに!」
デンデ「すいません……。ドラゴンボールには知られざる性質があったのです。ドラゴンボールは願いを叶えると,そのたびに負のエネルギーが蓄積していくのです…」
どこかで聞いたような設定を口にするデンデ。
悟空「その負のエネルギーがたまっていくとどうなっちまうんだ?」
デンデ「たまったエネルギーがいずれ噴出し,地球を覆い尽くしあらゆる災いを起こすでしょう。」
悟空「だったらドラゴンボールを使えばいいじゃねーか」
デンデ「な〜〜るほど!さっすが悟空さん!
なーんてワケあるか!ヴォケッ!そんなことだからこんなことになっちゃったんですよ!」
悟空「はっはっは!ちげぇねぇ!」
ブルマ「ちょっと!ホントに使えなくなっちゃうの!あと一回ダメ?」
デンデ「……うーーーーーーーーん………。
あと…1回だけなら…なんとか……。でも…それ以上は絶対にダメですよ!
いいですか!既に何度も世界を救ったみなさんですからわがままを許すんです!」
クリリン「無力な神のくせに偉そうだな…」
ウーロン「神といってもデンデだもんな…」
怒りをこらえながらデンデは続ける。
491ドラゴンボール最後の願い:03/08/06 01:02 ID:???

デンデ「い…いいですね。ブルマさん。一個だけですよ!願いは」
クリリン「ちょっと待てよ!オレも必要なんだ。最後と聞けば尚更だ」
ブルマ「え…?聞いてないわよ!クリリンくん!何の願いよ!」
クリリン「いや…それは…言えないですけど…」
ブルマ「何よ!それ!遠慮しなさいよ!」
18号「そうする義理はないな。誰にでも使う権利はある」
チチ「なら,オラもあるだ!」
悟空「チチ? なんかあるか?」
チチ「悟空さはだまっててけれッ!!!」
悟天「じゃ…じゃあボクも…」
トランクス「悟天までも…ならオレも…」
サタン「なら…私も…」
ブルマ「ちょっとちょっと!何言ってんのよ!みんな!あたしのマネして!」
かなり険悪なムードになりつつある一同を悟空がまとめようとする。
悟空「じゃ,じゃあさ,みんなでヨーイドンでドラゴンボール探して一番早く集めた奴が願いを叶えるってどうだ?」
ベジータ「フン…面白い」
クリリン「ちょっ…」
ブルマ「いいわね!それ!それに決まり!ねっ神様!」
デンデ「え…は……はい」
天界の宮殿の陰に怪しい人影が二つ。
天津飯「天界にでかい気が集まりだしたかと思ったらそういうことか…。」
餃子「天さん…!」
天津飯「うむ…。奴らを出し抜くしかないようだな。ふっふっふ」

――――そのころ。
ヤムチャ「おーい。プーアル。ラーメンできたか?」
プーアル「もうちょっとです。ってかカップラーメンくらい自分で作って下さいよ。今日はちょっと気分が悪いんですから」
ヤムチャ「プーアルが作ったの食べたいんだも〜ん! そういやちょっと前から天界に気が集まってるな。まぁいいや。どうでも。」
完全に忘れられていたヤムチャ。
492ドラゴンボール最後の願い:03/08/06 01:02 ID:???
6日後…
ヤムチャがカプセルコーポレーションに飛び込んできた。
ヤムチャ「ブルマ!ドラゴンレーダーを貸してくれ!」
ブルマ「ヤムチャ?…はぁ?」
ヤムチャ「プーアルが…プーアルが…謎の病気にかかっちまったんだ!医者も手の施しようがねぇって見放しちまうし…。もうこうなりゃドラゴンボールしかねぇって思ってさ」
ブルマ「ちょっ…あんたなに勝手なこと言ってんの?…あれ…そういえばあんたいなかったっけ?」
ヤムチャ「へ…?何のことだよ…」
ブルマはヤムチャにドラゴンボールがあと一度しか使えなくなったこと,皆で集めるのを競争するのことを教えた。
ブルマ「で,公平を期すために,あたしが皆に明日,ドラゴンレーダーを配ってヨードンで競争するのよ」
ヤムチャ「そんな…。マジかよ……。待ってくれよ!こっちはプーアルの命がかかってるんだぞ…」
ブルマ「まだわからないんでしょ。大きな病院行ってごらんなさいよ。よくある病気かもしれないでしょ。」
ヤムチャ「ほ……本気で言ってるのかよ。見損なったぜブルマ。いや,みんなもみんなだ。私利私欲でドラゴンボールを使うなんてよ!」
ブルマ「あら…。あんただってそうじゃない。いい?どれだけの人が病気や事故で最愛の人を失っていると思うの?あんただけが特別な存在じゃないのよ」
ヤムチャ「うぐ…っ。じゃ…じゃあオレもドラゴンボール集め競争に参加すればいいんだろ?」
ブルマ「まぁね。でもベジータにかなうかしらね?」
ヤムチャ「……くそっ!負けねぇぞ」
493ドラゴンボール最後の願い:03/08/06 01:03 ID:???
ヤムチャ「……くそっ!負けねぇぞ」
次の日―――。
天界に皆が集まった。今は敵同士となった地球の戦士たち。誰1人として話すものはいない。
ブルマ「じゃあ。これ。神様。確認してみて。」
そう言ってデンデに何個かのドラゴンレーダーを渡すブルマ。
デンデ「はい。ありがとうございます。…………。はい。大丈夫ですね。私が保証しますよ」
デンデはすべてのドラゴンレーダーのスイッチを押し,その性能を確かめた。
デンデ「では,参加する皆さん,一個ずつ持って行って下さい。あ。1グループ1個ですよ」
デンデは皆に無作為にドラゴンレーダーを配る。
ヤムチャ「細工してねぇだろうなぁ…」
ブルマ「ちょっと何へんなこと言ってるの!? そんなワケないでしょ!神様だって確かめたんだし!だいたいね!ずるいことしなくてもあたしたちが一番よ!」
ベジータ「そういうことだ…。……ってなぜお前がいる!カカロット!」
悟空「え?いやぁ…チチが集めろって言うんで仕方なくな。集めなきゃメシが半分になっちまうからさ」
ヤムチャ「ご…悟空まで出るのかよ!瞬間移動使ったらあっと言う間じゃねぇか」
悟飯「いえ…父さんの瞬間移動は誰かそこにいなければいけないのですぐには集められませんよ」
ヤムチャ「アホいえ!そういう問題じゃないぞ!」
ベジータ「うるさいぞ!ヤムチャ!文句があるなら参加するな!もっともお前が参加しても何かの支障になるとは到底思えんがな…くっく」
ヤムチャ「まぁな!…ってよけいなお世話だ!ちくしょう!こうしている間にもプーアルが…くそ!どうにかして…」
もめている一同をまとめてデンデは言った。
494ドラゴンボール最後の願い:03/08/06 01:03 ID:???
デンデ「では皆さん約束通り,誰も殺したりしないようにお願いしますよ。もしこの中の誰かが誰かを殺した場合は,私は責任をとって自爆します。ドラゴンボールは永遠に失われるでしょう」
クリリン「ところでデンデいや神様。この一週間,ズルした人は…」
デンデ「…いえ。誰もいませんでしたよ。誰もドラゴンボールを抜け駆けして集めたり,調べたりしませんでした。
では始めましょうか。私の……このエネルギー弾が空で爆発したのがスタート合図です」
デンデは片手にエネルギー球を生みだし,ゆっくりと浮かせだした。フワフワ浮上する球。
皆がその球を凝視している。誰かが生唾を呑み込む音が聞こえる。
ドンッ!!
宮殿より100mほど上空で球が爆発し,皆がはじかれたように宮殿から飛び出した。
四方八方に飛び散る戦士たち。
ヤムチャ「びっくりした〜……」
1人宮殿に取り残されたヤムチャ。爆発にちょっとビックリしてスタートが遅れただけのこと。なぁに。まだチャンスはあるさ。
がんばれヤムチャ。

495ドラゴンボール最後の願い:03/08/06 01:04 ID:???

ベジータは考える。
カカロットとはまともに戦っても勝てはしない。だが,これはドラゴンボール争奪戦だ。
フリーザのときのように出し抜けば何とかなる。
ブルマの言う計画通り,まず一つのボールを手に入れる。
それを特殊な箱に入れておけば,レーダーで感知されなくてすむ。カカロットのやつは探すすべを失うというワケだ。
そしてスキを見ておそらく奴が集めるであろう6つのボールを手に入れればよい。
細かいことはそのときに考えるとしよう。

ヤムチャは考える。
悟空やベジータ,ブウは当然のこと,ピッコロにだって手も足もでない。
クリリンならスキをつけば何とかなるかもしれないが,18号がついている。
悟天やトランクスなんてオレを尊敬すらしてないから,年上の威厳を見せつけても意味がない。
じゃあダメか?諦めるしかないか?
いや,そんなワケにはいかない。プーアルの命がかかっているんだ。特殊能力でもあればいいのだが…
奴らに勝てるといったら女の口説き方くらいなもんだ。
いや,待てよ。
そうか。何も戦う必要はないんだ。ボールさえ手には入ればいいんだ。
これは案外うまく………いきそうにないな。あはは…
くそー…

((続く))
496ドラゴンボール最後の願い:03/08/06 01:08 ID:???
前に放置していたネタをちゃんとやることにしました。
シリアス/ギャグは半々というところ。まぁライトな感じでいきます。
急襲のヤムチャに似てるって責めないで〜。

>>黄泉
乙です。楽しみな展開。
荒しに負けずに頑張ってください。
497マロン名無しさん:03/08/06 01:13 ID:???
概要は見てきたから心配してないけど、
敢えて言う。

他の連中が書いた概要をそのまま小説化するなよ。
自分でHPにあげたねたをまんま小説化するなよ。

特に前者。
>>476
 四日目の朝。狭い壁紙ハウスの中、不平も言わず七人は耐えてきた。それどころか、各々の絆が深まっ
ているようにも思える。始めは子供達に言われるがままにされていたヤムチャも、今や皆のお兄さん的存
在だ。その生真面目な性格が災いし、なかなかのび太達と馴染めなかったプーアルも、自ら変化能力を利
用した芸を披露するくらいに溶け込んでいる。それは打倒フリーザという共通の目標があるから、という
だけでは到底説明がつかない。彼らは本人同士も気づかぬうちに、本当の“仲間”になっていたのだ。
「ご馳走様でした!」
 景気の良い挨拶と共に、朝食タイム終了。これからは、昨日までと同じだ。ヤムチャは修行、プーアル
は変化の特訓、のび太達は作戦会議だ。ヤムチャだけは部屋を変えるので、しばしの別れ。
「ヤムチャさん、頑張ってね!」
「ああ、君達もな」
「僕、もう逃げたりしないよ!」
「逃げた事は問題じゃない、戻って来た勇気が大切なんだ。君は俺よりもよっぽど勇気がある」
「次は絶対にフリーザを倒してくれよ!」
「勿論だとも!」
 勿論だとも。ヤムチャは驚いていた。今この言葉が、驚くほど自然に出たのだ。無論、ヤムチャは今も
フリーザに勝てるとは思ってないし、思えない。だが、昨日までは虚勢を張るたびに、胸の中に罪悪感の
ようなものが生じていた。偽りの英雄を演じる自分への情けなさ、子供達への申し訳なさが…。今日はそ
れが無い。そんな事を考えていると、プーアルがいつも通り見送りの言葉をくれた。
「ではヤムチャ様、お気をつけて」
「すまんな、プーアル」
 思えば、プーアルにも随分迷惑をかけた。酒を買いに行かせ、身の回りの世話を全部やってもらってい
た時期もあった。その恩を一気に返す方法などあるわけがないが、せめてフリーザはこの手で倒してみせ
る。ヤムチャは修行部屋へ入る。その背中は、数日前とは比べ物にならない程大きく見えた。
 修行部屋に入ると、急に静かになった。壁紙ハウスは防音装置付きなので当然だが、昨日までヤムチャ
はそんな事気にしていなかった。これは、ヤムチャの中でも子供達の存在が大きくなったという証拠だ。
 修行部屋の隅に置いてある重力調節器。今の設定は1G。ようするに、地球の重力と同じである。そし
て、それを操作し20Gにする。
「ぐっ…!」
 一気に体が重たくなった。だが、初めての時より大分進歩している。何しろ最初は立ち上がれなかった
のだから。今は軽い運動くらいは楽に出来る。だが、それでは重力を克服したとは言えない。二十倍の重
力下でも、普段通り動けなければ意味が無いのだ。
「今日こそ…克服…してやる!」
 いつにも増して、今日のヤムチャは気合が入っていた。部屋の中を歩き始める。これだけでも重労働だ。
次はランニング。一歩走るごとに体がギシギシいうのが分かる。そして、本格的なトレーニング。仮想の
敵へ、パンチやキックを繰り出す。そのパンチは普段のヤムチャに比べれば、遥かに遅い。こんなトレー
ニングが休みなしで十時間以上繰り返されるのだ。ヤムチャは必死に拳を振るい続けた。
「フリーザ…必ず倒す!」

 太陽とは心が広いものだ。フリーザのような悪党にも、平等に朝の日差しを分け与える。フリーザは今
日も裏山にいた。出木杉の部屋に行かないところを見ると、案外ここが気に入ったようだ。
「そろそろ彼が来る頃か…」
 裏山の麓から出木杉がやって来た。
「おはようございます、フリーザ様」
「今日こそはドラゴンボールの情報、頼みますよ」
「分かりました。努力します」
 出木杉は町へと下りて行った。思えば出木杉も、ヤムチャのハッタリに振り回されていると言えなくも
無い。しかし、フリーザはこの地球上にドラゴンボールがあると信じ切っている。もし出木杉が「ウソな
んじゃないか」とでも言おうものなら、弁解の余地無しに殺されてしまうだろう。それは、頭の良い出木
杉もよく分かっている。だから半信半疑ながらも、ドラゴンボール調査に着手しているのだ。
「図書館はあれだけ調べたしな…今日は聞き込みでもやろうかな」
 出木杉は作戦を変えた。今日は図書館ではなく、人への聞き込みを重視する事にしたのだ。
 その頃、惑星フリーザから出発した宇宙船は順調に進んでいた。巨大な宇宙船が星の大海原を駆ける姿
は、大変優雅なものであった。だがその一方で、中は慌しかった。
「ビーム銃は人数分あるか!?」
「フリーザ様は地球に行ったはずなのに、何で全く別の星から信号が送られてくるんだろうな」
「ええい、隕石には気をつけろと言っただろうが!」
「フリーザ様、どうかご無事で…」
「くそっ!この戦闘服、旧型じゃねぇか!!」
「フリーザ様がSOSを出す程の星か…」
「スカウター調整しとけよ。念入りにな」
「データ照合出来ません!未開惑星の可能性が高いですね…」
 人に言われなければ何もやらないような連中が、自発的に行動している。全てはフリーザ救出のため、
惑星フリーザ再興のため、ひいては自分自身のためだ。動機としては不純だが、今の彼らが生き生きと
しているのは紛れも無い事実だ。
 惑星フリーザの兵士達。彼らが我々の地球に到達するのは時間の問題である…。

 世間では、のび太達の失踪は怪事件として扱われていた。連日ワイドショーは「神隠し」「白昼の悪
夢」などと見出しをつけては、この事件を取り上げる。警察の捜査は東京中に及んだが、一向に見つか
らない。もっとも、のび太達は元気に生きているわけだが。ちなみに、スネ夫は一度家へ帰ったので、
事件からは無関係とされた。だがその直後に再び失踪したため、子離れの出来ていないスネ夫の母親は、
発狂寸前に陥っていた。
 そして、本格的に失踪したのび太、ジャイアン、静香の両親の精神状態も限界だった。無神経なマス
コミには追われるわ、我が子は見つからないわ、好奇心旺盛な野次馬は見に来るわ、人生最悪の時期と
言っても過言では無い。倒れて病院へ運ばれた玉子は、今日もベッドの上で泣いている。
「のび太、どこにいるの…」
 親の心子知らず。今の状況をこれ程まで的確に表現する諺は、他に無いのではないだろうか。
あっという間に500突破ですね。

まだ続きます。
502ドラゴンボール最後の願い:03/08/06 01:23 ID:???
>>497
いや、あれは漏れが書いたやつだが・・・。
ネタというか、案は17ごうさんというコテハンに頂いたもの。

で、何で載せたかっていうと、サイトに載せても誰も感想レスなんてしてくれないから。
あとここはハンターも休載しちゃったし、ギャグ系もないし、いい感じに落ち着いてきたから載せた。

それと、自分のサイトに載せたのは概要のみだが・・・。
あれもちょっといじくるけど。

>他の連中が書いた概要をそのまま小説化するなよ
これは17ごうさんが案をだしたこと言ってるの?彼は誰か書いてみない?って言ったんだけど・・・。
>自分でHPにあげたねたをまんま小説化するなよ
いじくろうと思うけど、自分の自由だと思うけど。閲覧者だって違うわけだし。

ここの住民がダメというならやめますけどね。
何かそんなところで叩かれると思ってなかった・・・。
503497:03/08/06 01:38 ID:???
>>502
スマン。そういう風に受け取られるとは思わなかった。
一度書いたねたを同じように書いてしまうって言うのがどうも好きになれなくて、

それと、「誰かかいて見ない」とはいったけど「同じ物を書いてね」とは言ってない。
細かいことのようだけど、作者なりのオリジナリティを加えてくれる人を期待してました。

なので、>>497のように書いてしまったんです。
あと、「自分でHPにあげたネタ」については、貴方の言う通り、自分の好きにするべきだわ
俺の言うことじゃありませんでした


スイマセン。もう騒ぎは起こさないよ。
内容については面白そうだな。とは思ってた奴なんで期待して待ってます。
続けてね
504ドラゴンボール最後の願い:03/08/06 01:46 ID:???
>それと、「誰かかいて見ない」とはいったけど「同じ物を書いてね」とは言ってない。
>細かいことのようだけど、作者なりのオリジナリティを加えてくれる人を期待してました。

あれ・・・。17ごうさんが考えたネタは第23回天下一武道会後の
ストーリーだったはず。前々スレあたりに載ってたと思います。

で俺はその案を頂いて自サイトに途中と概要まで書いて載せて断念してました。
ここにずっと載せなかったのは続ける自信がなかったからです。
17ごうさんご自身の考えたストーリーとは違います。
で、概要が自分で気に食わなかったのでいろいろ変えて完結させようと思ってここに載せました。

あ、俺は麦わら書いてた病的という香具師です。

ってかドラえもんうpされたのに関係話をしてて須磨素。
505マロン名無しさん:03/08/06 01:50 ID:VDQHmk53
>>504
>17ごうさんご自身の考えたストーリーとは違います。

分かってます。概要は見ていますし、今回のも見ました。
なので、大体のことは理解しているつもりです。
私の考えていたのと随分違うなぁと色々なところで感心しました。

なので、>>497はなんて言うか、念のために言ったというか、その……

駄目だやっぱ頭おかしいわ折れ
506マロン名無しさん:03/08/06 01:53 ID:VDQHmk53
えと、何はともあれコレだけはハッキリ言わなくては、
「ネタ書いてくれてありがとうございます」
507ドラゴンボール最後の願い:03/08/06 01:56 ID:???
>>506
>504-506は17ごうさんなんですか?
508マロン名無しさん:03/08/06 01:57 ID:VDQHmk53
>>504は違います(w

他はそです。
509マロン名無しさん:03/08/06 01:58 ID:VDQHmk53
って、また余計な事言ってるし。

氏ね>俺
510マロン名無しさん:03/08/06 02:12 ID:???
>>ドラゴンボール最後の願い
サクッと読めていいな。どうせなら最後まで一気に載せて欲しかったけど。

つうか一番ワラたのはドラえもんとの落差だな。
かたやお兄さん的存在で、かたや尊敬されてない。

久々にこのスレ覗いてみたがおもろいな。みんながんばれ
511マロン名無しさん:03/08/06 02:52 ID:VDQHmk53
omosiroiyone
512ドラゴンボール最後の願い:03/08/06 03:03 ID:???
>>503のメール欄に書いてありました。。。名前。
>>507はアポですね。自分の番号まで入れてる。

>>17ごうさん
どうもすみませんでした。。。

513マロン名無しさん:03/08/06 03:20 ID:???
こちらこそすいません。
514黄泉の門:03/08/06 03:40 ID:???
第十話 <王への挑戦 -その1->

あれから数年。桃白白は組織ナンバー1の殺し屋になっていた。
鶴仙人はそのサポート役。二人はいつも一緒に仕事をしていた。
彼らは裏の世界で、武泰斗に次ぐ実力者として有名になっていた。

その彼等が今、天下一武道会に出場している。
そして、弟・桃白白は裏世界の王とも言える男、武泰斗に挑もうとしている。


二回戦を待つ武舞台。実況が声をあげる
「東・武泰斗選手の入場です」

武泰斗が入場する。ゆっくり、あくまでもゆっくり。
彼は派手に振舞うことを嫌う。だから、静かに入場し、武舞台の隅に小さく立っている。
観客席はそんな彼の振る舞いに動揺を見せる。
今までの選手、とは言っても二人だが、彼らは入場後、
手を振るなり、笑顔を見せるなりのしぐさをしたはずである。
だが、全くしない。動かない。静かな男。不気味、それが観客の印象だ。

そして、もう一人の選手。
「西・桃白白選手の入場です」

桃白白。入場しない。
515黄泉の門:03/08/06 03:40 ID:???
「桃白白選手、入場をお願いします」
実況は再度通達する。しかし、入場しない。

その頃。桃白白は選手控え室外の廊下にいた。そして、桃白白の前にはピッコロ。
「確か……アンタは武泰斗に殺されたはずじゃなかったか?」
「俺は不死身だよ。あんな奴に殺されるはず無い」
「そうか……」
桃白白はピッコロの横を通り過ぎる。ピッコロの背中に桃が来たとき、ピッコロが言った。
「親を殺したのが誰か、知りたくないかね?」
「何!」

「もう一度言おうか? 親を殺したのが誰か。知りたいとは思わないのかね?」
ピッコロはゆっくりと桃白白のほうに振り返りそう繰り返した。
「教えてくれ!」
桃が懇願した。

「お前の両親を殺したもの。それはな、お前を育てた孤児院の人間だ」
「なんだと……」
「孤児院が犯罪組織・ロッテバンドの配下にあったことは知ってるな
 ロッテバンドは有能な人材を幼いうちに確保するため、対向組織のメンバーを殺す際
 そこの子供を奪い取る事がある。そして、それを配下の孤児院に入れ犯罪者として育てる」
516黄泉の門:03/08/06 03:42 ID:???
「……」
桃白白は突然、ピッコロからこの様な事を言われた為驚いている。
「貴様の言うとおりだとすれば、俺は……ロッテバンドに利用されていたと言うことか?」
「その通り。だが、それはお前だけではない。ロッテバンドの末端で犯罪を実行する者。
 それらはほとんど全て、奴等に騙されて来た人種だよ」
「我が義兄、鶴仙人もか?」
「その通りだ」

驚愕の真実だった。桃白白は今までの人生を呪った。
「ならば、俺や兄者が今までしてきた事は一体なんだったんだ」
「さぁな。お前に関することで俺が知っているのはコレだけだ」
ピッコロはそれだけ言うとその場を立ち去ろうとした。しかし。
「一つ、聞きたいことがある」
「なんだ?」
「お前は何故、そんな話を知っているんだ
 ロッテバンドは秘密組織。名は知られているが、内情までは誰も知らんはずだ」
「誰も? 組織の一員でもかね」
「何だと?」
「俺、ピッコロはロッテバンドのトップだよ」
「……貴様、俺を愚弄する気か!!」
「くっくっく。どうとでもとってくれ」
笑うピッコロ。震える桃白白。
桃白白は構えた。そして言う
「貴様を殺す」
517黄泉の門:03/08/06 03:43 ID:???
二人の間に緊張が走る。
「俺を? 自分の組織のトップを殺すのか?」
「当たり前だ!」

同じ頃、武舞台では実況が再度、桃白白を呼び出していた。
「桃白白選手、後一分以内にこない場合は不戦敗となりますのでご注意ください」

そして、ピッコロと桃白白の戦いが始まった。
「俺には勝てんぞ。絶対にな」
ピッコロが言う。桃は答えない。


「桃白白選手失格まで後20秒です。カウントを始めます」

20秒。19秒。……カウントが続く。

「どうした、早く俺を倒さないと失格になるぞ」

15秒。14秒。……

「馬鹿な……そんなハズは……」

10秒。9秒。…… 桃白白が武舞台に現れた。
518黄泉の門:03/08/06 03:43 ID:???
「スマンな。ちょっと時間を食ってしまった」
汚れ一つ無いきれいな服で入場する桃白白。
「ついに来ました。桃白白選手です」
実況が叫んだ。


その頃、廊下には一体の、いや二つの体が転がっていた。
上下体を切り分けられた体。ピクリとも動かない体。ピッコロだ。


桃白白は武舞台の隅に立っている武泰斗に言う。
「お前も、あの程度の男に勝てんようでは大した事無いみたいだな」



天下一武道会、一回戦
第二試合目 桃白白vs武泰斗 開始!
519マロン名無しさん:03/08/06 10:33 ID:???
最近小説のうpが多くて嬉しいなあ。面白いし。
もまえら頑張れ。超頑張れ。
520マロン名無しさん:03/08/06 13:28 ID:???
黄泉の門さん、どうもお疲れ様でした。
521マロン名無しさん:03/08/06 13:47 ID:???
>>黄泉の門
トーナメント表書いてくれ
522内閣総理大臣 ヤムチャ:03/08/06 13:52 ID:???
俺は、内閣総理大臣ヤムチャ!
日本を良くするため、日夜頑張っているぜ!!
今日も難題が山済みさ!!

「総理!!」
なんだ秘書?
「改革党の李党首が、合併の話を無しにしたいと…」
なにっ!!よし殴ってくる!!

こら李!!テメェ弱小党主のクセに生意気だぞ!!
「おや、ヤムチャ総理。今日は何用で…?」
しらばっくれるんじゃねえよ!!合併の話はもう決まっていた!!今さら無しはない!!
「ふふふ…それは、あれですねぇ…」
黙れ!!バキッ!!
「ぷげっ!!」
さあ!!言え合併しますと!!!
「や…ヤムチャ様!!あなた様は騙されておるのです!!」
何ッ!!
「私は合併を無しになどしておりません!!てゆーかそんな話ありませんでした!!」
何だって!?ありがとう!!
李に感謝して俺はその場を後にした!!

俺は内閣総理大臣ヤムチャ!!今日も日本は平和だぜっ!!
523マロン名無しさん:03/08/06 14:26 ID:???
>>522
ワラタ。ムチャクチャすぎる。
いや、「よし殴ってくる!!」じゃねえよw
524マロン名無しさん:03/08/06 14:29 ID:???
>>黄泉のモン
今までありがとうございました!!
525マロン名無しさん:03/08/06 14:29 ID:???
今日もヤムスレは平和だぜっ!!
526マロン名無しさん:03/08/06 14:30 ID:???
あれ、黄泉の門いよいよ終了?
長かった・・・
527マロン名無しさん:03/08/06 14:32 ID:???
え?なんで?まだ続くんじゃないの?>黄泉の門
528マロン名無しさん:03/08/06 14:37 ID:???
>>526>>527
煽りだろ?
黄泉の門に対する。
しかし>>526のレスを見ると、黄泉の門って(ry)
529マロン名無しさん:03/08/06 14:38 ID:???
あんな長文書いてるのに、感想が無いよねいつも。
やる気なくすのも当然か
530マロン名無しさん:03/08/06 14:39 ID:???
>>529
他のはそれなりにあるのにな
531マロン名無しさん:03/08/06 14:47 ID:???
いや、ちょっと待て。本当に知らないんだよ。
どこかでやめるって言ってのか?言ってたんなら教えてくれ。煽りでも荒らしでもなく、単純に知りたいんだって。
532マロン名無しさん:03/08/06 14:48 ID:???
>>531
言ってないと思うよ。
よく知らんが
533マロン名無しさん:03/08/06 14:49 ID:???
>>531
てゆーか嵐は無視だったろ?
534マロン名無しさん:03/08/06 14:49 ID:???
黄泉の門、もう訳分からん
535マロン名無しさん:03/08/06 14:50 ID:???
>>520>>524見て、もうすぐ終わりかと思ってた。
536マロン名無しさん:03/08/06 14:52 ID:???
>>535
だから煽りだってば。
反応しちゃいかんよ〜

>>520は長文お疲れともとれる・・・かな。
537マロン名無しさん:03/08/06 14:57 ID:???
黄泉の門はこれからだと思うんだが
何故スレがこんな雰囲気になっているんだ。
538マロン名無しさん:03/08/06 15:00 ID:???
>>537
再び嵐の祭りが始まる前兆かと。
それか黄泉を見てるROMの黄泉に対する興味がまったくないか
539マロン名無しさん:03/08/06 15:00 ID:???
>>537
ジエン荒らしだ。気にするな。
540マロン名無しさん:03/08/06 15:00 ID:???
今一番長いの黄泉だっけか?

つーか、最強への道ってつまらなかったんだが
誰だよ、これがヤムスレ最高なんてほざいたのは
541マロン名無しさん:03/08/06 15:03 ID:???
>>540
あの当時、最強への道をつまらんなんて言えなかったよな。
みんなマンセーばっかでさ。
542巡回船:03/08/06 15:06 ID:???
>>黄泉の門
いやあ〜展開が面白くなって来ましたね
この後、どうなるのかが楽しみですわ。
嵐の集中砲火にも耐えてくださいね。
543マロン名無しさん:03/08/06 15:26 ID:???
>>520 はいあんがと
>>521 孫悟飯vs亀仙人 桃白白vs武泰斗 鶴仙人vsチャパ王 ってどっかに書いたような。
>>524 これからもよろしく
>>526 残念ながら、これからのほうがもっと長い
>>527 そだね
>>528 長いだけって言いたいんだろ。安心しろ、もっと長くなる
>>529 分かってるのなら何とかしてくれ。今までのレスを数えてたけどやっぱ俺のが一番少ない。
    それでいてレスもとめすぎだと。。。ふざけんなつーの。
>>530 やっぱそう思うよな。
>>531 言ってないよ
>>532 あぁ、言ってない
>>533 そうだね。ここで三段論法。嵐は無視、俺のも無視。俺は嵐? か?
>>534 そうだろうな。
>>535 どうする? 俺が嵐ならやめるけど?
>>537 あぁ、これからだよ。予定ではね
>>540 俺も最強の道は詰まらんと思ってた。
>>542 さてね。
544マロン名無しさん:03/08/06 15:43 ID:???
>>543
あんた小説飲茶管理人?
本当に?
だったら>>542に対するレスはそりゃあないんじゃないか?
>>542はコテまで張ってるし、真面目な感想レスだぞ。
嵐なの?本物なの?
本物なら嵐に負けて吹っ切れちゃったのか?
あんた自身が反応してどうすんだよ。
黄泉だってかなり評価高かっただろ?今だってそうだよ。
黄泉なんかよりもっとレスなくても続けてた奴だっていると思うぞ。
なんつーか、普通に投稿すりゃあいいんだよ。余計なこと言わないでさ。
だから態度でかいみたくとられんだよ。
>>543が嵐だったら悪い
545マロン名無しさん:03/08/06 15:46 ID:???
黄泉の門は名実共にヤムチャであることが証明されますた・・・
546巡回船:03/08/06 15:46 ID:???
>>543も嵐であることを願う
547マロン名無しさん:03/08/06 15:50 ID:???
何が起こってるの?
548マロン名無しさん:03/08/06 15:52 ID:???
>>547さてね。
549マロン名無しさん:03/08/06 15:57 ID:???
>>545
そーゆうことを言わないでくれ。
頼むから。お前らとは違うんだ。
俺は黄泉を楽しんでたんだ。
執拗に黄泉を叩く行為だけはやめてくれ。他の職人もな。
あと、黄泉作者、たびたびの叩き、さぞ無念だとおもう。
だが続けてくれよ。>>543が本物ならば続くんだろうが。
嵐に反応してしまいすまん
550547:03/08/06 16:00 ID:???
>>542
ふぅ。最初に見たのがこのレスでよかった。
精神的に助かる。上を見たら何だと思ったよ。

>>544
>>543は俺じゃありません。 いやね。迷惑かけてごめん。って俺が謝ることじゃねーか。


つかマジどうする? やる気が無いわけでもないし、嵐に負けるのは嫌なんだが、
続けることでこんなことが起こるんなら止めた方が良いんじゃないかって思ってる。
551547:03/08/06 16:03 ID:???
>>549
このレス見て続けること決定。
552マロン名無しさん:03/08/06 16:07 ID:???
てゆーか、>>543って、見事ななりきりだったよな
どうでもいいけど。
553急襲:03/08/06 16:10 ID:dEyJY0rY
荒れるのはともかく、
偽者が出るのはトリップつければ防げるかと(そのトリップをサイトに載せればなお万全)。
554マロン名無しさん:03/08/06 16:12 ID:???
>>553
トリップつけても関係ないのよ。
別に偽者だってことがばれても構わないようだし。
555547:03/08/06 16:18 ID:???
マジ困った。トリップつけますかね。
556547:03/08/06 16:31 ID:???
別に>>550は同情を求めてたわけじゃないんだけどな。
ただ単に、どうしたら良いのかと思ってただけ。やめるつもりなんか無いって最初から言ってるだろ。
557547:03/08/06 16:33 ID:???
あぁ。>>550ではやめる気が無いわけではないって言ってるな。
もうどうでも良いや。
558マロン名無しさん:03/08/06 16:39 ID:???
あぁうざい。もう寝る。

何がなんだかさっぱりわからん。
559マロン名無しさん:03/08/06 17:01 ID:???
>>525
言った瞬間平和じゃなくなったなW
560内閣総理大臣 ヤムチャ:03/08/06 17:40 ID:???
俺は内閣総理大臣ヤムチャ!!
日本を闇から救うために日夜奮闘しているぜ!!
今日も大変だ!!

「総理!!」
何だ秘書?
「ミサイルが飛んできました!!」
何だって!?
「ずっと向こうの国からです!!詳しくは分かりませんが、落ちたらこの国は終わります!!」
大変だ!!待ってろ、止める!!

ここかっ!!秘書の言った場所はッ!!
「ニダ」
むっ、この聞き慣れた言葉は…!!
「米帝の属国、殲滅するニダ」
俺がいる限り、そんな事は許さんッ!!
「我らの帝は、大変お怒りニダ。あの国は何の援助もしてくれないと」
わが国は、ある程度の支援はしていると思うが、まあいい!!米3億トン持ってけ!!
「エッ!!そんな悪いニダ」
気にするなよ!!それより、ミサイルを停止してくれないか?
「お安い御用ニダ!ポチッ!!」
ありがとう!!米持ってけ!!

俺は内閣総理大臣ヤムチャ!!日本は今日も平和だぜ!!
561マロン名無しさん:03/08/06 17:55 ID:???
心が和む
562マロン名無しさん:03/08/06 17:56 ID:???
おまいら、たまにはとか言っておいて
考えまくりじゃねーかw
563内閣総理大臣 ヤムチャ:03/08/06 19:45 ID:???
俺は内閣総理大臣ヤムチャ!!
日本に勇気を与える為に今日もせっせと働くぜ!!
今日の問題は何かな?

「総理」
何だ秘書?
「今日は国会に出席でございます」
正直、めんどくさい!!しかし、たまには出なくてはな!!

「総理!国家予算案に『米三億トン』とありますが、これは?」
どっかの雑魚の質問だ。
それは、あの国に送るものだ!!
「総理!それはマズいんじゃないですか!?国民は、分かりやすい金の流れを求めているのですよ?総理!」
うるさいぞ!!十分分かりやすいじゃないか!?ぶん殴る!!
「ギャーッ!!いっ、一国の総理が、暴力行為を働くなんて…」
そんなの、俺が知るか!!ああだから政治家は嫌いだ!!
喰らえ!!かー、めー、はー、めー…
波ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!
国会議事堂は木っ端微塵に消滅した!!

俺は内閣総理大臣ヤムチャ!!日本は今日も平和だぜ!!
564黄泉の門:03/08/06 19:45 ID:???
第十一話 <王への挑戦 -その2->

試合開始。武泰斗、桃白白は同時に動く。わずかに武泰斗の方が速い。
その距離が10mから9m……一気に縮まる。「後、0.003秒」桃白白は間合いが詰まるタイミングを正確に測った。

0.001秒後、 残り7m
0.002秒後、 残り4m
0.003秒後、 残り1m

完璧。読み通りのタイミングで間合いが詰まる。

0.004秒後、 桃白白は右手で相手の襟を取りに良く。
同じタイミングで、武泰斗がローキックを放つ。ローキックがあたるには0.0005秒。
桃白白はまたも正確に時間を測る。自分のほうが速い。

桃白白は0.0003秒で襟をつかんだ。そして、腕を引き敵の体制を崩す。武泰斗は足一本のため
簡単にバランスを崩した。
ローキックがあたる。しかし、バランスが崩れているためダメージは無い。

桃白白はそのまま相手を投げた。一本背負い。 投げた後は寝技に行かず、すぐに間合いを取った。
565黄泉の門:03/08/06 19:46 ID:???
「世界一の殺し屋と言っても、この程度か……
 武泰斗とか言ったな。お前、確かピッコロ殺害の依頼を受けていただろ」
「あぁ。そうだな」
「あの程度の輩を殺し損ねるとは……世界一の称号は偽りだな」
「どういう事だ?」
「俺がピッコロを殺してやったよ。ほれ、そこの廊下にまだあるだろう
 二つに分かれた死体。ピッコロの死体だ」
「殺してくれたのか。そうか、それは手間が省けてよかった」
「っくっくっく。手間が省けてよかった。だと?
 この腰抜けが!! 殺し屋がターゲットを取られて喜ぶなど。お前は許せん」

再び桃白白が動いた。

「許せんか……確かに、世界一の称号を甘く見てるお前は許せんな」

武泰斗も動く。

再び、桃白白の読みが始まる。
(再び間合いが詰まるのは0.002秒後)

桃白白は数秒後ではあるが未来を予測することが出来る。
今までそれを外した事は無い。
566黄泉の門:03/08/06 19:47 ID:???
(敵は右拳を打つと見せ掛けて、俺の襟を取りにくる)
武泰斗の動きが、未来が読める桃白白。当然、それが分かれば対応もたやすい。

武泰斗の右拳、それの小指を狙いながら自分の左拳を合わせる。ピタリ、武泰斗の小指に当てた。
威力の落ちた武泰斗の拳を額で受け止める。武泰斗は小指の痛みから相手をつかめない。

ならば、と。今度は左手で襟を奪いにくる武泰斗。無論これも読まれている。
武泰斗が腕を掴もうとするその瞬間に僅か後ろに下がってこれを回避する。
一瞬、武泰斗が硬直したところに、再び投げを打つ。

「相手にならんな」
そう言い放つ桃白白。ゆっくり立ち上がる武泰斗。
「なかなか、やるじゃないか」

再び構える二人。桃白白にダメージは無い。
対して武泰斗は二度の投げで大きなダメージを負っている。

「そろそろ、気が付かんかね? 俺の能力に」
「さぁね」

言うが早いか、もう一度動く武泰斗。しかし遅い。さらに桃白白に読まれている。
「未来が見える。貴様の動きも分かる。 俺は無敵!」

<つ・づ・く>
567黄泉の門:03/08/06 19:51 ID:???
これまでの展開について解説。

ピッコロが天下一武道会を開催する。
孫悟飯、亀仙人、鶴仙人、桃白白、チャパ王
武泰斗(主人公、オリジナル要素強し)、ベンケイ(オリキャラ)、フルート(オリキャラ)
が参戦する。

一回戦、第一試合は亀仙人vs孫悟飯。
孫悟飯は武術の神と呼ばれた武天老師の孫、亀仙人はその弟子。
ちなみに、鶴仙人も同じく武天老師の弟子。三人は武天老師の名を継ぐ為に修行を励む。

  一回戦、第一試合は亀仙人の勝利。

一回戦、第二試合、桃白白vs武泰斗
今ンとこ、桃白白優勢。  試合開始前にピッコロvs桃白白アリ。ただし、勝敗は不明。
桃白白は勝ったと思っている。
568黄泉の門:03/08/06 21:27 ID:???
数分後、試合は桃白白にとって一方的なものとなった。
武泰斗の攻撃は全くヒットしない。対して桃白白の攻撃は全てあたる。

「未来が見えるんだったな……」
「あぁ、だからもう諦めろ!」

そう言われたが、武泰斗は諦めない。同じように桃白白に突進する。
無駄だ。0.05秒後、武泰斗は桃白白の間合いに入る。

そのタイミング、桃白白は丁度入ってくるであろう瞬間に正拳突をあわせた。
「これで終りだ」

が、刹那。タイミングがずれる。ほんの一瞬。0.001秒、桃白白の読みが外れる。
僅かだが、武泰斗の動きが速い。その動きで、桃白白の正拳にカウンターを合わせた。

「未来が見える。って、格闘家としての基本じゃねーか」
武泰斗はそう言い放った。

「格下の相手と戦っていると、その筋肉の動きなどから数秒先の動きを
 ある程度予測することが出来る。格闘に慣れてくれば、読みをはずすことも少なくなるだろう
 それが、お前の能力の正体だ」
569黄泉の門:03/08/06 21:28 ID:???
「馬鹿な。一度当たっただけで何を言う」
そう言うと再び、桃白白は動き始めた。武泰斗は動かない。
「そのまま喰らう気か!!」
桃白白の蹴り。当たる寸前、武泰斗は後ろに下がってかわす。

「……な、馬鹿な……未来が見えなかった」
「だから言ったろう、格下の相手のみだよ。見えるのは」

「ふ、ふざけるな!!」
桃白白が動く。連撃。相手の動きなどお構いなし、とにかく腕を振る。拳を当てにいく。
が、一発も当たらない。

よく見ると、武泰斗は目を瞑っている。
「舐めおって」
さらにスピードを上げる桃白白。

武泰斗は小さく何かを呟いている。
「み……あし……」

何を言ってるんだ。そう思い、桃白白は聞き耳を立てながら攻撃を続ける。
「右足ロー、左拳上段、右手で掴みに来て……」

読まれている。桃白白の動きが全て、武泰斗に読まれている。
桃白白は今になって相手が世界一であることを実感した。
570黄泉の門:03/08/06 21:49 ID:???
桃白白は連撃を続ける。少しずつ速度が落ちる。武泰斗は相変わらず目を閉じたまま。

そしてついに、桃が力尽き、動きを止めた。
武泰斗が挑発する。
「目を瞑っていても全く当たらないか……
 ハンディが足りなかったな。もう少し痛めつけて見るか?」
「はぁ、はぁ……」
桃白白には答える気力も無い。ただ、ハッキリ感じている。自分と相手との実力差を。
勝てない。
それが彼の結論だ。

だが、勝てないなら勝てないで一矢報いる。
勝てないからと言って逃げるようでは誇りも保てない。

桃白白は最後の攻撃に出た。
右拳を脇に抱える、左足を半歩前に出す。力をためる。
中段突きの構え、狙いは武泰斗の心臓。

素人目に見ても、狙いが明らかな構え。だが、それで良い。相手はどんな動きも読み取る
達人である。どうせ読まれるのなら、最初からトリッキーな動きなど捨て、この一撃にかける。

桃白白は摺足で徐々に間を詰めていった。
571マロン名無しさん:03/08/06 22:20 ID:0PIbTB77
やべぇ総理オモロイw
572巡回船:03/08/06 22:21 ID:???
>>黄泉の門
今日はなんだか張り切ってますね。
戦闘描写、いいと思いますよ。
やっぱSSで戦闘を完璧に表現なんて素人には無理だと俺は思います。
でも、戦闘の流れを数字で表したりするのはとてもイイ!と思いました。
わかりやすくなったし。
タオパイパイ対ムタイト。原作で昔ありそうだった話ですね。
期待しております。
573総理ヤムの作者:03/08/06 22:32 ID:???
ありがとう、励みになるよ>>571
ヤムスレに書くのは二回目(3スレ前の終わりくらいに、夢オチの超短編書いて叩かれた)。
これは、3分くらいで書けるから、今日中にもう一個くらいあげるよ。
574マロン名無しさん:03/08/06 22:36 ID:???
カップメンかよw
575解説:03/08/06 22:49 ID:Op13TRwy
>>574
きっと頭の理性をある程度無くして
一気呵成にネタを書いているんだろう。
ちなみに下手に真似をすると道が決まらずに
ただ暴走するだけになってしまうと共に、
理性がかなり残るのでネタにリズム感が
なくなってしまうと言う技を使っていると思われる。
576内閣総理大臣 ヤムチャ:03/08/06 22:52 ID:???
俺は内閣総理大臣ヤムチャ!!
もうここに書くネタも浮かばないけどとにかく頑張ってるぜ!!
今日はなにがあるかな?

「総理」
何だ秘書?
「今日は、アメ公の国のお偉いさんがいらっしゃいますよ」
秘書、アメリカ嫌いか?
「総理も会ってみれば分かります」

「オー!!ユーがヤムチャサンね?」
内閣総理大臣のヤムチャだ、宜しく!!
俺達は固い握手を結んだ!!
「アナタのウワサはカネガネキキマスヨーー」
ほほう、俺の名は遠くアメリカにまで響き渡っているのかい?
「世界ナンバーワンのバイオレンス宰相ですってねー!!」
…何だって!?
「ブッシュもワラッテマシタよー、『カレはイエローモンキーだ』ッテネー!」
俺は切れた!ぶち切れた!!
てめー、このアメ公がーーーー!!!!
「ホワット!?」
俺が黄色いサルだとーーーー!?お前等なんて戦争大好きなくせに!!死ね!!
「アウチッ!!き、貴様ーーー!!核落とすぞーーーー!!!」
てめえ日本語しゃべれんじゃねえか!?益々ムカつく!!最初からしゃべれーーーーー!!
「ぷげらっ!!」
よしっ!!殺した!!
「ちくしょう!大統領に報告だ!!覚えてろ〜〜〜!!!」
このスネオが!!

俺は内閣総理大臣ヤムチャ!!日本は今日も平和だぜ!!
 時間は正午を過ぎ、一日で最も暑い時間帯となった。そんな中、出木杉は懸命に聞き込みを行ってい
た。だが、いたずらに時間を浪費するだけで、一向にドラゴンボールに関する情報は得られない。
「参ったなぁ…もう三百人近くに聞いてるのに…」
 流石の出木杉も焦っていた。昨日に引き続き成果があげられなかったら、今日こそ殺されてしまうか
もしれない。だが、後悔は無かった。出木杉はある信念を持って、フリーザの軍門に下ったのだ。例え
その先に待つものが死であろうと、それが運命だったと受け入れる覚悟は出来ている。
 公園へと入る出木杉。まず、公園のベンチに腰かけるホームレス風の老人に聞いてみる事にした。こ
ういう人の方が、意外に知ってるのかもしれない。そんな期待もあった。
「あの…ドラゴンボールって知ってますか?」
「なんじゃそりゃ。食えるのかね?」
 早くも暗雲が立ち込める。念のため、ドラゴンボールについて説明する。
「…知らねぇなぁ。七つ集めると龍が出るなんて…」
「そうですか…」
 出木杉は老人から踵を返そうとした。すると、老人から質問をしてきた。
「坊や。もし君がそのドラゴンボールとやらを集めて、何でも願いが叶うとしたら…何を願うね?」
 考えた事も無かった。子供の頃はよくこういう空想話をするものだ。もしも願いが叶ったら、もしも
百万円拾ったら、もしも人生をやり直せたら…。出木杉は現実的な子供だったので、こういう類の空想
をした事がなかったのだ。だが、ここでふと思った。出木杉はそんな“もしも”を実現出来るロボット
を知っている。そう、ドラえもんである。一度気がついたら、仮説を立てるのは容易であった。
「フリーザ様の言うドラゴンボールとは、ドラえもん君の事なのでは…」
 十分にあり得る話だ。きっと、七つ集めるとか、龍が出るなどの話は、ドラえもんの噂が宇宙人の間
で広まる過程で、どんどんくっつけられてしまったものなのだろう。それをフリーザは聞いたのだ。そ
して、地球へやって来たのだろう。出木杉は結論を導き出した。
「ドラゴンボールは、ドラえもん君だったんだ!!」
 出木杉は老人に挨拶し、公園を後にした。
 すぐさま出木杉は裏山へ向かった。この新説を、フリーザに話すためである。順序立てて説明すれば、
きっと分かってもらえるはずだ。
「フリーザ様!」
「おや、お早いですね。まだ、暗くなるまでには時間があるというのに…」
「未熟ながら、僕なりの仮説を立ててみました。よろしいですか?」
「仮説?構いませんよ」
「では…。まず、この地球にはドラえもんというロボットがいます…」
 まずはドラえもんの説明。次にドラえもんはドラゴンボールに匹敵するような不思議な道具を持って
いる事を話した。
「ほほう…それで?」
「ずばり言います。あなたは“ドラえもん”と“ドラゴンボール”を間違えている可能性があります」
「なるほどねぇ…」
 フリーザは納得したような表情を見せた。だが次の瞬間、態度が豹変する。
「ふざけるんじゃないぞ!俺はドラゴンボールを知ってるんだ!!間違えるわけがあるか!!」
 出木杉は死を覚悟した。だが、必死に震えた声で反論する。
「じゃ、じゃあ聞きますが…この地球にドラゴンボールがあるという証拠はあるのですか…?」
「証拠だと!?ふざけたガキだ!!あるに決まってる………」
 ここでフリーザの口が止まる。そう、証拠は無い。ヤムチャの口から聞いただけなのだ。
「た、確かに証拠はありませんね…」
「で、でしょう?」
「しかし、私は現に生き返ってるのですよ?」
 そう、フリーザは生き返っているのだ。この事実を出木杉は初めて聞いたが、動じずにある事を聞く。
「…その生き返った時、周囲に青くて丸っこいロボットはいませんでしたか?」
「………いた」
 フリーザは生き返った直後、ドラえもんを見ている。ヤムチャのハッタリはここに崩れ去った。
「そうか…あの青ダヌキがそんな力を…!それを隠すためにドラゴンボールなどと…!!」
 フリーザの戦闘力が一気に膨れ上がる。裏山中の動物が怯え、逃げ出す程だ。このままではまずいと、
慌てて出木杉がフリーザをなだめる。
「落ち着いて下さい!僕はまだそうと決まったと言ってるわけではありません。その可能性も高い、と
言ってるに過ぎません」
 それを聞いて、フリーザも落ち着く。出木杉もだんだんフリーザの扱いに手馴れてきたようだ。
「まあいいでしょう。そろそろ惑星フリーザからの援軍も来る頃です。それまであなたは、ドラゴンボー
ルもといドラエモンとやらの調査に専念なさい。私の体を完全にするために必要ですからね」
「はっ!」
 出木杉は、のび太達が失踪した理由が何となく分かったような気がした。

「今、一瞬だがフリーザの気が大幅に上がった…何が起こったんだ?」
 重力二十倍の修行部屋で、ヤムチャはフリーザの気を感じ取っていた。この頃になると、ヤムチャも
大分この中に慣れてきて、普段の80%くらいの精度で動き回れるようになった。この調子ならば、ヤ
ムチャが二十倍の重力を克服する日も近いであろう。だが、敵はそれを待ってくれるだろうか…。それ
が唯一にして、最大の不安であった。

 あれだけ高かった太陽も地に落ち、やがて夜になる。楽しい夕食だが、ヤムチャの顔がいやに険しい。
「どうしたの?ヤムチャさん」
「え、い、いや…何でもないよのび太君。ハハハ、ほらもっと食べなきゃ」
「全然食べてないのはヤムチャさんじゃないか」
「そ、そうか?いやぁ、今日は修行を頑張ったからな!」
「じゃあ、なおさら食べてよ!」
「ヤムチャ様は頑張りすぎなんですよ」
 やがて夜が更ける。ヤムチャは長年の勘で、何となく感じていたのだ。決戦の日が近い事を…。
>>500の続きです。
今回は出木杉が出てます。

まだ続きます。
581哀・戦士:03/08/06 23:18 ID:???
<17話>
サイヤ人と、まがりなりにも互角の戦いを続けるヤムチャ、クリリン、天津飯の3人。
それとは対照的に、孫悟空は一人、苦戦を強いられていた。
相手は実父のバーダック。元、サイヤ人戦闘部隊隊長。
その実力は今でも健在で、4人となったサイヤ人の中でもっとも高い戦闘力を誇る。
サイヤ人の王子、ベジータでさえもその存在に一目置いているほどだ。
実力の差は、他の3組に比べ、明らかだった。まさに親と子ほどの力の違い。
悟空の天性の俊敏性、パワーもバーダックの前ではまったく役に立たない。
バーダックは、戦闘開始から、一歩も動くことなく、悟空の攻撃を迎撃していた。
右方向から正拳突き。ひらりとよけられ腹部に膝蹴り。
かめはめ波を放ち、同時に背後から足蹴り・・上半身をそらしてかめはめ波を回避。
背後から突撃する悟空はその直撃をくらう。
そしてバーダックの攻撃。我が子に躊躇無く攻撃を加える。
スピード、パワー、どれをとっても桁違い。それは、離れていたヤムチャ達にも感じられた。
「か・・・勝てねえ・・・オラの攻撃が・・紙一重の所で・・・」
ピッコロ以来の強敵に出会った悟空。しかもそれは始めて会う実の父。
強い相手と戦って勝つことが何よりもうれしい悟空も、さすがに苦言を漏らす。
身体も傷だらけ。右足に深手を負ったようだ。動きが重い。
「カカロット、血が繋がっていようが貴様は我が一族の恥だ。死んでもらうぞ」
バーダックは右手人差し指を悟空に向けて、エネルギーを集中し始めた。
収束されていくエネルギーは、鋭利な光弾へと変わってゆく。悟空の身体などいとも簡単に
貫いてゆく強力なものに・・・
「やめろ!!自分の息子を・・・」
その状況に気づいたヤムチャが悟空の救援に向かおうとする。相手はサイヤ人の王子。
はいそうですかと道を開けてはくれない。悟空と同様、ヤムチャも戦いながら気づいていた。
このベジータという男も、自分を凌ぐ力を持っていると・・・
582哀・戦士:03/08/06 23:18 ID:???
「カカロットにはこれから死刑が執行されるのだ。我ら民族を裏切った罪でな。
貴様にそれを邪魔させるわけにはいかん・・まあ俺達の言うことを聞かず、地球人として
死んでいくバカな仲間の最後を見届けるがいい・・・」
そう言ったベジータ。一刻も速く救援に向かいたいヤムチャ。当然、目の前の障害を排除する。
複数存在していた操気弾もベジータにすべて迎撃されてしまった。もう一度、あれだけの数を
出す体力は残っていない。ヤムチャはベジータの真の力の存在に気づいていた。だがかなり疲れているはず。
肉弾戦に持ち込む。ベジータはすでにヤムチャの遠く上の領域にいた。
互角だった2人だったが形勢逆転。悟空の救援を考える余裕は一気に消し飛んだ。防戦一方。
大技をしょっぱなから出したヤムチャ。それに対し、ベジータは真の力を終盤まで見せることなく
体力を温存していた。根本的な戦闘力の違い・・・それもある。
だが戦闘においての駆け引きの差・・・戦いではそれが重要になる場面も見られる。
特に実力が近い者同士ではなおさらだ。ヤムチャは思った。はじめから、こいつの真の力を見抜き、
こっちも力を温存しておけば、勝機はあった・・戦闘民族サイヤ人。
実戦経験が違いすぎる。これが平和に慣れた者と、戦闘を生きる術のしている者との差か・・・
「天津飯!!クリリン!!ご・・悟空を・・悟空を助けるんだ!!」

天津飯はナッパとまさに互角の戦いを続けていた。お互いに動きは鈍ってきている。
だが、他の事を考えている余裕はない。仲間を助けることよりも、対峙している敵の事を考えるだけで
いっぱいだ。
ラディッツを倒したクリリンだったが、一瞬見せた油断をつかれ身体を押さえつけられる。
倒したといっても、少し意識を失わせた程度。とどめを刺すにはいたっていなかった。
だがラディッツは、クリリンの全身の骨を折らんがばかりの力を込めてくる。圧倒的優位と感じていた
油断があった・・・動こうともがくクリリン。その目線の先には、悟空の姿があった。
「悟空ー!!!」
バーダックの手から、まっすぐな、一筋の光が放たれた。
583哀・戦士:03/08/06 23:19 ID:???
「カカロット・・いや、もはや聞こえないか。横にいる長髪、カカロットを死なせたくなければ
俺達に従い、俺達のために働くと誓え。そうすれば、宇宙船の治療室で傷の手当てをしてやる。
どうだ?悪くない話だろ?」
上空から降りてきたバーダックがそう言った。悟空はそんな決断はできない。
いや、出来たとしても当然、答えはNOだ。自由なのはヤムチャのみ。答えに迷う。
悟空は死ぬ・・・だがこいつらに従えば死なずにすむ。けど、地球は・・・
「くっくっく・・・迷っているな。だが断れまい・・貴様らはくだらん人情とかが好きらしいな。
20年前に、地球人のことは知り尽くしたつもりだよ・・・」
さらに、ヤムチャは苦悩する。そうだ・・・従ったふりをして、悟空を治してもらう・・・
そして、奴らに信頼感を与えた後、裏切る。そうすれば、奴らに不意打ちを与えられるし、
宇宙船を破壊することも・・・しかし、そう簡単にいくのか・・・!?
後ろからはベジータがやって来た。前後から強敵ににらまれながらヤムチャは様々な考えを頭に
めぐらせ、最もこの場をうまく乗り切る方法を考えていた。クリリンが「だまされるな!」と
叫ぶ声も、ヤムチャの耳には入っていない。・・・どうする・・・ヤムチャの顔からはものすごい
量の脂汗が滴り落ちていた。

「ス・・スカウターに反応が・・!!強力な戦闘力が・・・すぐ近くに来ている!!」


584哀・戦士:03/08/06 23:19 ID:???
ラディッツのスカウターが反応を示している。戦場の雰囲気が一気に変わった。
ヤムチャ達も、あたりに精神を集中するが、大きな気は感じられない。集中力を欠いているから
だろうか。
「そいつの戦闘力はどれくらいだ?あとどれくらいで視認できるようになる?ラディッツ」
「・・・戦闘力・・・3500・・・こ・・・この位置は・・真上・・!!真上です!!」
そう叫ぶと、ラディッツは真上を向き、太陽に向かって指差した。
まぶしい光の中・・・小さな影が見える・・・まるで、太陽の黒点のような・・・
「拡大して見てみろ。どんな奴で何をしようとしているのか、確認するんだ」

ヤムチャ達の上空・・・そこには魔族の王、ピッコロ大魔王の姿があった。
先ほど受けた傷も、ここまで飛んでくる間にふさがっていた。魔族の傷の治癒は早い。
その分、ここに来る時間もかなりかかってしまったようだ。ピッコロは下のヤムチャ達を確認すると
彼らに向かって気功波の構えをとった。
「俺様の爆力魔波を全力で放てば、あそこにいる連中は形も残らないだろう・・・
そして俺はこの場を立ち去る・・・奴らは俺の動きがわからない・・・そしてこの世は魔族の物に
謎の敵も正体はわからんが、一気に消し去ってやる・・・」
ピッコロは気を集中し始めた。全エネルギーを込めた一撃を放つために・・・
「・・・姿を確認・・こちらに攻撃態勢をとっています!!・・ナ・・ナメック星人・・・
敵は、ナメック星人です・・・!!」
「戦闘力がどんどん上がっていきやがる・・3800・・4150・・・4406・・・」
ヤムチャ達はやっと気づいた。ピッコロだ・・俺達を追って、ここまでやってきたんだ。
だが、さっきのような不意をついた攻撃で、この場を逃れることは出来ない。
上からはピッコロの全パワーを込めた一撃。周りにはサイヤ人。ここまでか・・・
「死ねー!!!」
585哀・戦士:03/08/06 23:20 ID:???
キングキャッスルがあった地に、再びすさまじい衝撃が走った。
ピッコロの一撃は、一瞬のうちに地表へと到達。大爆発を起こす。
周りにあった山まで吹き飛んでいる。ナッパの放った一撃とは桁違いだ。
「これでは・・・生きてはいまい・・・」
全パワーを込めた一撃は、ピッコロの体力を著しく消耗させた。
舞空術で浮かぶのも精一杯だ。自然に地上へと落ちていくピッコロ。
だが奴らは死んだ。地上で少し休めば体力はすぐ回復する・・・今だ爆炎の納まる気配のない
地上に向かって、ピッコロは降下を続けた。

「・・・ま・・・まさか・・・貴様は・・・」
「か・・・神様・・・」
数分後、ピッコロは自分が予想していた光景とはまったく別の状況に直面していた。
目の前には神・・・つまり自分の分身がいる。会うのは数百年ぶりだった。
神は何か結界のような物を張っていた。その後ろには、ヤムチャ達が瀕死の悟空をかばうように
よりそっている。そうか、この結界で奴らを助けに来たのか・・数百年ぶりの自分の分身との対面。
だが、周りには他にもゲストがいた。
「ナメック星人が二人・・・と言うことは、どちらかが、スラッグの言っていた龍族とかいう奴ら
の天才児・・・ドラゴンボールを作った奴か・・・」
サイヤ人達ともピッコロは初対面である。20年前の襲撃の際は、まだ目覚めていなかった。
3つの勢力が顔を合わせる。厳しい顔をしている神様に向かって、バーダックが話し始めた。
「そこのナメック星人さんよ、ドラゴンボールとやらを作ったのはあんたか?俺達はそれを
探してるんだ。分けてくれないかね?」
「・・・・・・」
586哀・戦士:03/08/06 23:21 ID:???
「言うことを聞かないのなら、力づくでも聞かせてやるぞ・・・」
神様の隣・・突然ミスターポポが現れた。宙に浮かぶじゅうたんに乗った彼は、ヤムチャ達を
それに乗せ始める。それを確認した神様が口を開いた。
「そう、ドラゴンボールを作ったのは私だ。だが、貴様らに渡すわけにはいかない」
「・・・そう言うと思っていたよ。では、後ろの連中と同じように、あんたも痛めつけるとするか・・」
「それも御免こうむる・・・」
「な・・・何!?」
神様はさらに言葉を続ける。
「ドラゴンボールを作ったのは私だ。そのドラゴンボールは、私の生命力があって、この世に
存在している。私が死ねば、ドラゴンボールはこの世から消滅する」
「・・・・・・」
「貴様らがドラゴンボールを欲していることは知っている。そして、それに正に命を懸けていること
もな。だが、この場で我々に危害を加えるようなことがあれば、私は自害する覚悟がある・・・
それは困るだろ?」
「・・・く・・・」
「ピッコロよ・・それはお前にとっても同じことだ。お前と私は一心同体。どちらかが死ねば
片方も死ぬ。」
「・・・・・か、神め・・・」
「どうする・・・?我々とまだ戦うかね?」
「・・・・・ふ・・・見逃すしかなかろう・・だが、俺達は諦めんぞ。この星に、ドラゴンボール
があることはわかった。後は徹底的にこの星を破壊しながら、手がかりを探すだけだ・・・」
バーダックは、拳を握り締めながらそう言った。
「・・・貴様らの思い通りにはならない・・・肝に銘じておけ・・・ミスターポポ、行くぞ」
神様はそういい残すと、ヤムチャ達の乗るじゅうたんにまたがり、その場を後にした。


587マロン名無しさん:03/08/06 23:21 ID:???
おっ
588哀・戦士:03/08/06 23:21 ID:???
ヤムチャたちが去った後、その場にはピッコロとサイヤ人のみが残った。
ピッコロの体力はほぼゼロ。たった数分では戻らない。それはスカウターでも確認済みだった。
走って逃げても捕まる。戦っても殺される。ピッコロは生まれて始めて、恐怖というものを
実感した。
「貴様も逃がしてやる・・・貴様が死ねばさっきの奴も死ぬんだろ?
それではドラゴンボールが消えてしまう・・さあ、行け!!」
バーダックは先のことを考え、ピッコロを生かすことにした。魔族の王、生まれてこのかた
味わったことのない屈辱である。だが一矢報いる力も残っていない。
ピッコロは何も言わず、その場を立ち去った。
サイヤ人達も、ナッパ、ラディッツの両名はそれなりの傷を負っていた。
「お前らの傷を治してからだ。地球人を、根絶やしにする・・・・」

神様の宮殿・・・
「ミスターポポ、カリンの所へ行って仙豆をもらってくるのだ。悟空は一刻を争う状態だ」
「はい 神様」
傷ついたヤムチャ達。たった一日で修行場へと逆戻りだ。地上を救うために、降りたのに・・・
「手ひどくやられたな。ずっと見ていたよ・・・」
神様が、ねぎらいの言葉をかける。
「神様が来てくれなければ死んでいました・・・本当に助かりました・・・」
「そうか・・・危機一髪だったな・・うっ・・・」
「神様!!」
突然、座り込む神様。ピッコロの一撃を防いだ結界を張るために、体力を使いすぎたようだ。
「神様、あなたは地球の神だ。簡単に自害するなんて言わないでくれよ」
「ふ・・神が自殺できるわけない・・・見事なハッタリだったろう?」<続く>
589哀・戦士:03/08/06 23:25 ID:???
書いている間にドラえもんが来てた。
間を入れなくてすまん

明日から出張になるので、ちょっと大量に書いてみました。
見直しする時間がもうない。電車に間に合わない。
なので誤字等があるかもしれません。ご了承ください。
長文なので、何回かに分けて読んだほうがいいかも。
出張が終ったら夏休みなので、たぶん結構書くと思います。では。

>>他の作品
時間が無いので後で読みます。
すいません。皆さん頑張ってください。
590マロン名無しさん:03/08/06 23:28 ID:???
こうして創作されてるのを見ると改めてフリーザってすげー怖いとオモタ
591哀・戦士:03/08/06 23:30 ID:???
すいません
>>582>>583の間に下の分がいちおう入ります。
うかつだった。ちょっとだけまだ時間があったのでうぷしたのを見直しました。



「やったか・・・」
ベジータがそう言いながら笑みを浮かべた。そのスキに、ヤムチャは悟空の下へと向かう。
倒れこんでいる悟空。その腹部には、大きな傷跡が・・・まるで、丸太で腹をぶち抜いたようだ。
とめどなくあふれ出てくる鮮血。ヤムチャは傷口を必死で押さえる。
「ぐあああああああ」
急所は少し外れている。即死を免れた悟空。だが痛々しい叫び声をあげている。
このままでは苦しみ、もがきながら、確実に死ぬ・・・!
592総理ヤムの作者:03/08/06 23:32 ID:???
これ終わったらストーリー書こうかな…SFみたいなの。

総理ヤム、あと三回くらいで終わります。長くやるとダレるんで。
最終回のあらすぎは出来ているので、あとはギャグを書くだけです。宜しくお願いします。
593マロン名無しさん:03/08/06 23:34 ID:???
>>592
あらすぎかよ(w
594総理ヤムの作者:03/08/06 23:35 ID:???
あらすぎです
595マロン名無しさん:03/08/06 23:35 ID:???
それ良いじゃん。
596総理ヤムの作者:03/08/06 23:36 ID:???
ヤムチャは主役じゃなくてもいいんだよね?活躍すれば
597マロン名無しさん:03/08/06 23:37 ID:???
何かグチャグチャしてきたな
598マロン名無しさん:03/08/06 23:43 ID:???
みなさん、乙。

>>ドラ
こういう展開好き。出来杉が格好いい

>>哀・戦士
はれ? なんか変と思ったら>>591に展開がありましたか。
ふむ。勢力がいろいろですなぁ。
599マロン名無しさん:03/08/06 23:44 ID:???
>>ドラえもん
出来杉殺されるかとおもたよ。緊張感あっていいな。おもろい
600マロン名無しさん:03/08/06 23:47 ID:???
あれ・・・? 小説倉庫落ちてる・・・
601マロン名無しさん:03/08/06 23:51 ID:???
>哀・戦士
流石に上手いッスね
ミスなんて誰にもあること、期待してます
602内閣総理大臣 ヤムチャ:03/08/07 00:16 ID:???
俺は内閣総理大臣ヤムチャ!!
頑張ってるぜ!!
今日はこんなことがあった!!
「総理!!」
何だ秘書?
「今日は、秋田に出張です」
そうか、新製品の米を食いに行くんだったな!!
「なお、今回は私も同席させていただきますゆえ」

「総理!!農民代表でございます!!よくいらっしゃいました!!」
期待してるぜ!!
「では早速…おおいっ、お持ちして!!」
おお、これはうまそうだ…
「この米は、おかずがなくても美味しく食べられるのですよ」
よしっ、食うぜ!!ばくっ、ばくっ…うッ!!
バタンッ!!俺は倒れた!!意識が朦朧としてゆく…
そうだ、思い出したぜ…最近、遺伝子組み換え米ってのが出来たらしいな…
「そ、総理!?どうなさいましたか!?」
秘書…下がってろ!!
テメェら!!俺に遺伝子組み換え毒米なんて食わせやがって〜〜〜!!!!
殺す!!
「ぎゃあ〜〜〜〜〜〜!!!!」農民どもは世界の果てまで吹き飛んだ!!
どうだ!!食物は自然が一番だ!!
「総理…」
何だ秘書?
「非常に言いにくいのですが…遺伝子組み換え米は別の県で作っているものでございます…」
…何だって?
「あの米は、総理の仰る『自然』でございます」
じゃあ、何故俺は倒れたんだい?
「恐らく、単に総理の調子が悪かっただけかと…」

俺は内閣総理大臣ヤムチャ!!日本は今日も平和だぜ!!
603マロン名無しさん:03/08/07 00:22 ID:???
>>600
小説倉庫は改装のため、しばし閉店です。
つーても、明後日ぐらいには戻します。
604黄泉の門:03/08/07 02:40 ID:???
第十二話 <王への挑戦 -その3->

間合いを詰めながら、桃白白が問う。
「それだけの実力がありながら、なぜピッコロなどを倒せなかった」
「向こうからの依頼でね、この大会終了後に殺して欲しいと言われた」
「そうか……」
桃白白が正拳中段を放つ。神速。だが、武泰斗はそれを超えるスピードの拳を放っていた。

武泰斗の拳が桃白白の鳩尾に決まる。桃白白は力なくその場に崩れた。

「第二試合。終了!!!」
 実況が叫ぶ。  第二試合、武泰斗の勝利。

崩れ落ちた桃白白を残し、武泰斗は去っていく。
桃白白、微かに残った意識も途絶えようとしている。
605黄泉の門:03/08/07 02:40 ID:???
医療班がやってきた。桃白白の容態。別に医療班が来るほどのものでは……
「ただの気絶だな。心配ないだろう」
「確かにそのようですね、でもそうしたら何故。ピッコロさんは我々に……」
「わからんよ。とにかく、この患者を連れて行くぞ」
と医療班のリーダーらしき男が言う。

刹那、桃白白が動いた。
「今、貴様何と言った? ピッコロとか言わなかったか?」
「え、あぁ。はい。ピッコロさんにアナタの容態を確認するようにと言われて……
 元気そうですね、良かったです」
「……」
「どうしました?」
「ピッコロ。あいつが生きているのか?」
「えぇ、もちろんですよ。ほら、あそこを御覧なさい、いるでしょう」
そう言うと、男は選手入場口のほうを指差す。
そこには確かにピッコロがいた。
「馬鹿な。アイツは確かに殺したはず」
「え。何を言ってるんですか、さっきからずっといましたよ」
「…………」
606黄泉の門:03/08/07 02:41 ID:???
桃白白の中に得体の知れぬ感情が芽生える。恐怖。
いや、ただの恐怖じゃない。相手は死んだはずの人間なのだ。
不可解な現象を前に不思議と思う気持ちと恐怖が入り混じった複雑な感情。

アイツは何者だ? 桃白白の中に大きな疑問が生まれる。
自分の幼き頃を知るもの。
組織のトップ。
そして、死んだはずの状況から生還した人間。あり得ない。一体何なんだ。

桃白白はつい先ほどまで、気を失いかけていたが、それでもこの不可思議な現象に頭がさえる。
そして、起き上がる。

医療班の人間に言った。
「俺なら大丈夫だ。もう医務室に戻れ」
「え、いや……そういうわけには……」
「大丈夫だと言ってる!!」
桃白白の迫力に医療班は根負けした。
「そういうことでしたら……」
桃白白はまっすぐ、ピッコロの元へ歩いていった。

ここは武舞台裏の廊下。ピッコロと桃白白がいる。
「お前は確かに俺が殺したはず。それも、体を真っ二つにしてな」
「あぁ、確かに、二つになったなぁ……」
607黄泉の門:03/08/07 02:41 ID:???
「なぜ生きてる?」
「死んでなかったからだろ」
「ふざけるな!! 体を二つにされて生きている人間などいない」
「確かにね」
「どういうトリックを使った? 武泰斗からもそれで生き延びたのか?」
「何にも使っちゃいないよ。真っ二つにされても死なない生物なのさ俺は」
「何だと……」
「確かに、人間ならば死ぬかも知れんな。だが、俺は違う。 もう一度試して見るか?」
「……」
桃白白はうつむく。この男は一体なんだ? 人間じゃないだと?
だとしたら、ピッコロは何だというんだ? 人間でなければ……
桃白白には答えが浮かばない。とすれば、
「よかろう。試してやる」
そう言って、再び桃白白は構える。
ピッコロvs桃白白の第二戦が始まった。

桃白白の攻撃。ピッコロはガードする。ガードの上から叩きつける桃。
そして、ピッコロの腕がボロッと崩れ落ちる。「ほう、なかなか……」
608黄泉の門:03/08/07 02:42 ID:???
桃は続けて攻撃。貫き手。ピッコロの右肩に裂傷。
さらに立て続けに攻撃を加える。見る間にピッコロが血だるまになっていく。

桃白白はある程度攻撃を加えたところでやめにした。
「もう終わりかね?」
「あぁ、お前の回復力を見るのが目的だからな」
「そうかい」
そう言うとピッコロの傷が癒え始める。
全身の傷口が消える。切り落とされた腕が生える。あっという間に元通りになってしまった。
「…………お前、一体何者だ?」
「その答えは俺自身持っていない。人間ではないもの。
 一応、"魔族"と自称しているがね。俺はその中でも王に当たる魔王と呼ばれる者だよ」

「素晴らしい!!」
桃白白は素直に感動した。この男が何者でも構わない。
ただハッキリ言える事は人知を超えた究極の生物であると言うこと。
自らを魔族、魔王と称し、そしてその名に恥じない能力を持つ。
「俺も"魔族"になれるのか?」
「さぁね。それはわからんな」
「仲間にしてくれ、俺は"魔族"を目指す」
こうして、桃白白はピッコロの軍門に下った。
609マロン名無しさん:03/08/07 10:20 ID:???
>内閣総理大臣 ヤムチャ
相変わらずこれ、大好きだ。
なんか、勝手に片付けちゃってるしw

>黄泉の門
なんかいい意味で雲行きが怪しくなってきたな。
これからも期待してます。

そういやタオパイパイって300年くらい生きてて、殺し屋歴20年だから実質生きてきたうちのほとんどは殺し屋やってなかったんだよなあ(´・ω・`)
俺は内閣総理大臣ヤムチャ!!
頑張りが認められて再選された!!
しかし、その最中、えらいことが…

「総理!!!!」
何だ秘書?
「アメ公がわが国に核を!!!!」
なにっ!?あのスネオがジャイアンに頼んだかっ!?
「着弾まで、あと…3分!!」
何ッ!!よし、行ってくる!!
俺は、核の前に来た!!
さあ!来い!!俺が喰らってやる!!
この国だけは、守り通すんだ!!!!
「総理〜〜〜〜〜〜!!!!」
秘書が飛んできた!!
「私はヤムチャ総理に忠誠を誓います!!死ぬときは一緒です!!」
…ありがとう!!秘書!!
俺達は、核を受け止めた!!ガッシーーーーン!!
秘書!!宇宙まで飛ぶぞーーーーーーー!!!!
「はいっ!!総理!!」
俺達は大気圏を突破した!!
「総理、あと3秒でございます」
俺は幸せだった。大好きな国民を守ることが出来るのだ。
「悔いの無い人生でございます…」
俺もだよ、秘書!!

日本はこうして救われた。国民はヤムチャの為に鶴を折った。それは、膨大な量だった。
日本人はヤムチャを忘れない…

俺は内閣総理大臣ヤムチャ!!日本は今日も平和だぜ!!

内閣総理大臣ヤムチャ〜終〜
611マロン名無しさん:03/08/07 11:34 ID:???
>>610
ヤムチャアアアーーーッ!!!


乙。グッジョブ。エクセレンツ。次回作に期待するぜ。
612マロン名無しさん:03/08/07 13:28 ID:???
内閣総理大臣織田信長を思い出した
>>612
それがイメージソースだwタイトルしか知らないけど。
614マロン名無しさん:03/08/07 16:52 ID:XpUM1gb0
ザンボット3!
615マロン名無しさん:03/08/07 17:17 ID:0WROBb3b
20倍の重力を克服した程度でフリーザと戦えるのか?
0が二つ足りない気がする。
616ヤムチャかよ!?第一話 :03/08/07 17:37 ID:???
俺は早坂聡、小学5年生。
最近俺は夜寝る前にドラゴンボールを読む。
この日は、ちょうど1巻から読み直していたんだ。
で、読みながら、ぐっすりと…

あれ?ここは…?
俺は周りを見回す。
荒れ果てた荒野。
ここ、見た覚えがあるぞ?確か…
そう、今日読んだドラゴンボールに出てきたんだ。
てことは、俺は今漫画の世界にいるんだ!!
ここは悟空がヤムチャと闘ったところだな。

ということは、俺は何かのキャラになっているわけだ!
まっ、どうせ悟空だろうけど…
「あっ!ヤムチャ様!!」
えっ、ヤムチャがいるのか!?どこだ、とっちめてやるぜ!
「ヤムチャさま〜」
ん?こいつ、プーアル、俺にいっているのか?まさか〜、俺がヤムチャな訳…
近くに鏡が。
       ヤ ム チ ャ か よ ! ? 俺!!(続く)
617マロン名無しさん:03/08/07 18:05 ID:???
>>616
随分ひねた小学5年生だな。
618マロン名無しさん:03/08/07 19:01 ID:???
>>616
!!!
619マロン名無しさん:03/08/07 21:21 ID:???
>>615
煽りか天然かよく分からんがドラえもん〜の話だよな?
とりあえず、ヤムチャが2000倍の重力に耐えられると思うか?話の中でヤムチャだって「いくら修行したってフリーザに勝てるわけが無い」って言ってるぞ。だから、どうやって闘うのかが楽しみなんじゃねえか。
620ハンター・ヤムチャ:03/08/07 21:27 ID:K2AMtMxe
>>前回387

恍惚の表情をヤムチャが浮かべた次ぎの瞬間、
ヤムチャはゆっくりと後ろに倒れて行った
と同時にヤムチャに集まっていた元気達も元の持ち主の元へ帰っていく。
20分程ばかり経ち、ヤムチャに吸い取られていた元気がほとんど戻ってきて
ようやく意識がはっきりしてきたクリリン達。

「まだ意識がぼんやりしている、ヤムチャさん何て技を使ったんだ
無差別に周りを巻き込むなんてどうかしてるよ全く。
だがそれでこそ俺の兄貴分だ、今日からは砂漠の核爆弾と呼びますぜヤムチャさん」
ヤムチャの心意気に心底うたれたクリリンであったが
当のヤムチャは、ハアハア言いながら汗だくになって倒れていた。
その様子に気付いたクリリンは急いでヤムチャの元に走っていった。
「これは酷すぎる、ヤムチャさんはもう駄目だ
ハアハア言いながら汗だくになってるなんてまるで変態だ」
「駄目の意味が微妙に違うぞクリリン」
後ろから、ぬらっと神様が現れてクリリンに突っ込みを入れる。
こちらもヤムチャの技のせいでハアハア言っている
おまけに額には怒りのマークの血管印が浮き上がっていた。

「ま・・まあ神様そんなに怒った顔しなくても良いじゃないですか
技は凄いんですしサイヤ人戦で切り札になると思いますよ、
技の反動で次ぎこそヤムチャさんが死ぬと思いますが」
最後の行だけ丁寧にゆっくりと神様に諭す様に言ったクリリン
それを聞いて神様も考えるところがあったみたいだ。
「私に任せろクリリン、策がある」

つづく
621マロン名無しさん:03/08/07 21:27 ID:K2AMtMxe
>>黄泉の門
荒しに負けずに頑張ってください
毎回楽しく読んでますんで。

最近ギャグ物が増えてきたなあ
病的さんや総理大臣さんとか。
負けない様に自分も力を入れすぎずに頑張ります。
622ハンター・ヤムチャ:03/08/07 21:33 ID:???
おまけに額には怒りのマークの血管印が浮き上がっていた。
「ヤムチャよ、技は凄かったが体が技についてこれなかったようじゃの」
                 ↑
          
         この行を入れ忘れてましたごめん。
623マロン名無しさん:03/08/07 21:55 ID:???
>>621
おう、もまえもガンガレ。
624マロン名無しさん:03/08/07 22:13 ID:???
>>620
オレも楽しみにしてるぞ。ガソバレ
 無音の宇宙。その静寂の中、まるで轟音が鳴り響くような錯覚を覚えるほどの重量感で飛行する巨大
宇宙船。内部の兵士達からは慌しさが消え、各自冷静に目的地に到着するのを待っている。そんな中操
縦室では、上級兵と下級兵が、地球のデータを取っていた。
「目的の惑星のデータはどうだ?」
「衛星が一つ確認出来ます。強力なブルーツ波反応が出ているため、おそらく月かと…」
「月か…。まあサイヤ人がいなければ、恐れる事もあるまい」
「更に映像を見ますと、青や白といった色を認識出来ます。海や雲がある証拠です」
「生物がいるわけだな?」
「おそらくは」
「距離は?あとどれぐらいで着く?」
「目的惑星の自転回数に換算しますと…あと一回強といったところでしょう。目と鼻の先ですよ」
 地球の自転は一日に一回。つまり、タイムリミットはあと一日…。

 地球では、ヤムチャ達がやって来てから五日目を迎えていた。壁紙ハウス内のヤムチャ達も徐々に起
き始める。朝の挨拶をし、全員が起きたら朝食。その後は各自フリーザ戦へ向け、準備を始める。いつ
も通りの朝であった。
 出木杉も、朝早くから裏山へと急ぐ。そして、フリーザに朝の挨拶をする。その後は一日中、ドラゴ
ンボール又はドラえもんの調査である。フリーザはその間、裏山をひたすら散策する。幼い頃から機械
文明に囲まれてきたフリーザにとって、自然と真っ向から触れ合う機会は初めてだったのかもしれない。
裏山がフリーザの気を引いてるからこそ、今の今まで地球人の犠牲者が一人も出ていないのだ。そう考
えると、裏山は地球の救世主と言えるかもしれない。 
 
 決戦は明日。地球を守るのは、のび太、ドラえもん、ジャイアン、スネ夫、静香、ヤムチャ、プーア
ルの七人の戦士である。たった七人で何が出来るのであろうか。ドラえもんの秘密道具と、子供達の団
結力、プーアルの変化能力に、ヤムチャの底力。彼らの力に地球の命運は託されたのだ。
 この日は事件らしい事件も無く、日は沈んでいった。これが俗に言う、嵐の前の静けさなのであろう
か。壁紙ハウス内では、恒例の夕食タイムが始まる。そして、食事の最中ヤムチャが口を開いた。
「夕飯を食べたら、皆でどこか行かないか?」
 余りに突然の提案だった。だが壁紙ハウスで、ここ数日過ごしていた子供達は大賛成だった。久々に
外へ出られるのだから。ドラえもんが四次元ポケットからどこでもドアを取り出す。
「どこでもドアがあるから、大抵の場所は大丈夫だよ」
「じゃあ武道館にしようぜ!俺様がリサイタルをやってやる!!」
「四畳半島にある僕の別荘へ行こうよ。ラジコンやボートで遊ぼう」
「静かな無人島で、みんなで昼寝しよう。あ、夜だから昼寝じゃないや…」
 各人行きたいところはバラバラのようだ。しかし、それらを切り裂くような静香の一声。
「温泉よ!!」
 温泉になった。女は強し、風呂は強し、静香は強し、である。流石に民宿の温泉は無理なので、人目
につかない温泉、いわゆる秘湯に行く事になった。どこでもドアで早速出発。
 
 ドアを開けると、目の前に広がっているのはまさしく秘湯だった。岩山の中に、ひっそりとある温泉。
「うわぁ、温泉だ!」
「僕の別荘の風呂より凄いや…」
「泳ごうぜ!!」
 のび太、スネ夫、ジャイアンの三人は、服を脱ぎ捨て温泉に飛び込んだ。熱がらないところを見ると、
丁度良い温度らしい。どこでもドアも、なかなか良い温泉を見つけてくれたものだ。
「よし、俺も行くぞ!!」
 年甲斐も無くヤムチャも飛び込む。温泉のマナーとしては最悪だが、周りには誰もいない。ついには、
真面目なドラえもんとプーアルまで飛び込む。一人残る静香に、のび太が尋ねる。
「ねぇ、何でしずちゃんは入らないの?」
「私、女なのよ!?」
 幸い、近くにもう一つ小さな温泉が湧いていたので、静香はそちらに入る事になった。しまいには、
鼻歌まで唄いだす静香。実に五日ぶりのお風呂を堪能している事だろう。
 一方、男組は裸の付き合いをしていた。そして、ヤムチャがドラえもんにとある疑問を投げかける。
「ドラえもん君。君はロボットなのに、水は平気なのか?」
「大丈夫です。僕は高性能だから」
 答えになってなかった。だが、温泉の気持ちよさの前には、そんなちっぽけな事など吹き飛んでしま
う。一方、のび太達はお湯のかけ合いをしていた。体の小さいプーアルが集中攻撃され、徐々に追い詰
めらていく。
「それ!それ!」
「プーアル、降参しろ!」
「ううう…バケツに変化!」
 巨大なバケツに変化したプーアル。自分の体へお湯をたっぷりすくい、宙へ浮かぶ。そして、上空か
ら大量のお湯を、のび太達目掛けてぶちまけた。
「うわぁ〜〜〜!」
「ゲホッゲホッ…鼻に入っちゃったよ!」
「降参だ〜!」
「どうだ、参ったか!」
 こうしてプーアルの大逆転で、お湯のかけ合いは幕を閉じた。変化能力、恐るべし。
 しかし、楽しい時間はあっという間に過ぎるものである。温泉タイムも程なくして終了となった。
「気持ち良かった〜」
「でも、何でヤムチャさんは、突然“どこか行こう”なんて言ったんですか?」
「気まぐれだよ。たまにはリフレッシュしないとね」
 これは嘘だった。ヤムチャは決戦の日が近い事を感じていたのだ。そのため、せめて楽しい思い出く
らいは作ろうと、皆に外出を促したのである。だが、今日が決戦前夜であるという事を、ヤムチャです
らまだ知る由も無かった。いよいよ明日はフリーザ軍が来襲する。果たして、ヤムチャ達の運命は…。
>>579の続きです。
プーアルもけっこう年食ってますが、呼び捨てです。

まだ続きます。
629ヤムチャかよ!?第二話 :03/08/08 03:40 ID:???
何で…何で俺がヤムチャなの?
普通さあ、こういう場合主役になるのが世の常じゃないか?
何故?どうして?
「さあ、行きましょう!!“荒野の狼”ヤムチャさま!!」
止めてくれ!!そのうち、その名はギャグ同然になるんだ!

「なんだおめえ?」
悟空の前まできちまった…当然だけど、まだ子供だあ…
ちくしょう、俺は何故ヤムチャなんだ…
「ほら、ヤムチャさま!!」
「おめえ、ヤムチャっていうのか?」
くっそ〜〜…もうやけだ!!
「“荒野の狼”ヤムチャ様とは俺のことよ!!」
やってやる…俺は、この運命を受け入れ、闘い尽くしてやる…!!
「悟空!!覚悟!!!」
「たんま!!どうしておめえ、オラの名前知ってるんだ?」
はっ!そうか、まだヤムチャは悟空の名前を知らないんだ!!そうか、そういう…待てよ!!
その時、俺はひらめいた。この時の思い付きが、俺の大きな転機だったんだ。(続く)
630ヤムチャかよ!?第三話 :03/08/08 04:15 ID:???
そうか、そういう訳か!!
「喰らえ、悟空!」
俺は跳び蹴りを見舞った。勿論悟空が俺――つまりヤムチャ――の蹴りなど喰らうわけない
「うわっ!おめえ、あぶねぇな!!」
ふんっ、かわされることは計算づく。俺は接近したかっただけだ!!
そして、間髪入れずに打ち合いに持っていく。当然負ける!!
「ぐあっ!!」
「行くぞ〜、じゃ〜ん、け〜ん…」
さあ、じゃん拳なんだ?
「チョキ!!」
目潰しかッ!!俺はしゃがんでかわす!!
悟空、腹がお留守だぜ!!
俺は悟空のどてっぱらに、思い切り拳を突き上げた!!
「ぐえええっ」
631ヤムチャかよ!?第四話 :03/08/08 04:23 ID:???
悟空は、この時腹ペコだったはず。たとえヤムチャのパンチでもダメージは深刻だ!
「決めるぜっ!!」
といっても、狼牙風風拳は出さない。あれを出すと100パーセント負ける。
地味でも構わない、今はただ勝つ!俺はもう一度腹にアッパーをブチかました!
「うぎゃっ!!…」
悟空は倒れた。俺、つまり(ryの勝利だ!!

思いつき―それは、この夢の中が、ドラゴンボールと大筋同じだってこと。
つまり、原作を知ってる俺には完全先読みが出来るのだ!!
俺は不幸にもヘタレNO1のヤムチャになっちまった。しかし、先が読める以上俺にもチャンスがある!
俺は、ヤムチャでのし上がってやる!!

「ちょっと!?あんた負けちゃったの?」
ん?今まで気にしていなかったけど、ブルマがいた。
ふふふ…初期のヤムチャは女アレルギーだった。だが俺は違うぜ!襲って…

ジリリリリリ!!!!

目覚ましが、俺を目覚めさせた。
さて、学校に行くか…めんど(続く)
632ヤムチャかよ!? :03/08/08 08:18 ID:???
小学五年生って設定にしたけど、なんか俺の書く台詞と合わないので、次から中学1年生にします。

今回は総理と違ってDBの話がメインなんで、ネタ切れは無さそうです。
2〜30話くらいで切るとは思いますが。
633マロン名無しさん:03/08/08 08:46 ID:WTV9kK3A
634マロン名無しさん:03/08/08 11:04 ID:???
>>ドラえもん
面白いなあ。いや本当に面白い。マジで期待してるよ。ガンガレ。

>>ヤムチャかよ!?
ずいぶんヤムチャに詳しい小学生(中学生)が居たもんだ。ヒネてるなw
もまえもガンガレ。
635ヤムチャかよ!? :03/08/08 14:24 ID:???
うす、頑張ります。続きは明日書きます。今日は泊まりなので。
636黄泉の門:03/08/08 15:48 ID:???
第十三話 <強き者>

チャパ王国。その国では格闘技が全て。
強いことが国民の証、最強であることが国王の証。
今、この国の王が二人。現国王と先代国王。息子と父親である。

「親父。オレはこの大会、負けることができなくなったんだな……」
「そうだな」
「チャパ王であるためには必勝が義務づけられる。負けるわけには行かないんだ」
「その通りだ」
「けどよ。相手はあの鶴仙人は強いぜ。まともに戦ったら歯がたたねぇ」
「だろうな」

二人の間に沈黙が流れる。負けるかもしれない。いや、恐らく負ける。
そんな戦いに最強である王が挑まねばならない。

二人は黙ったまま武舞台へと向かった。
637黄泉の門:03/08/08 15:49 ID:???
「東からチャパ王選手の入場です」
チャパ王が入場する。観客席からどよめきが起こる。
「お、おい。チャパ王ってあんなガキだったか?」
観客達は予選での王位継承を知らない。だから動揺している。
だが、何人かの観客はすぐに気づいた。今入場してきた子供の奥に一人の男がいる。
それこそが、旧チャパ王。そして気づいた。「王位はこの子供に譲られたのだと」
つまり、現国王。最強の男はこの子供なのだ。

「西から鶴仙人選手の入場です」
鶴仙人が入場する。

二人が武舞台に揃った。

「では、始めて下さい!」
638マロン名無しさん:03/08/08 16:34 ID:???
また来たのかよ
多すぎ
639マロン名無しさん:03/08/08 17:21 ID:???
よみの事言ってるんだよな。それ程多いとは思えないのだが、
この作者いつ長文とか多量あげとかしたんだ。
640マロン名無しさん:03/08/08 21:27 ID:???
>黄泉の門
とりあえず、メインのバトル描写が無いから面白いとかつまらんとか何も言えん。続きをキヴォンヌ
641マロン名無しさん:03/08/08 21:28 ID:p+BaY3y0
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642マロン名無しさん:03/08/08 21:38 ID:???
643マロン名無しさん:03/08/08 22:39 ID:???
>>642
イタタタタタ……
644マロン名無しさん:03/08/08 22:47 ID:???
>>642-643
ジエンうざい
645マロン名無しさん:03/08/08 23:08 ID:???
>>642
愚痴を書けと言われている掲示板に愚痴を書いただけなのに
晒されるとはかわいそうだな。
646マロン名無しさん:03/08/08 23:14 ID:m4T2bgyM
心ないこと言うなよ。
お前らのせいで、楽しみにしてる俺までとばっちりくらうだろ。
飲茶管理人が辞めたらどうしてくれんだよ。
辞めないとは言ってるけど。
何がそんなに気にいらないんだよ。
頼むよマジで。
最後まで完結させようとする気持を持っている作者は尊敬する。

647マロン名無しさん:03/08/08 23:17 ID:???
>>642
なんだかんだ言って陰口は痛いな
ここに書けばいいのに
648マロン名無しさん:03/08/08 23:26 ID:???
>>647
それができたらここでしてるだろ
どうなるかは目に見えているが
649マロン名無しさん:03/08/08 23:28 ID:???
>>648
晒されたら結果は一緒だろ・・
むしろ、ここに書いた時よりヤバいかもしれない
650マロン名無しさん:03/08/08 23:28 ID:???
ゴミの門さん頑張って下さい。
読んでませんけど。
651マロン名無しさん:03/08/08 23:32 ID:???
>黄泉の門
気にせず続けてくれ。
ペースもあんたの好きでいい。
なんだかんだ言って普通に読んでる奴はいるからよ。
まあガンバレや。
俺は作品も、嵐に耐えるあんたの姿も楽しみにしてるぜ。
652マロン名無しさん:03/08/08 23:37 ID:???
今回の件でもつおの凄さが分かった気がする
黄泉だったら100くらいでブチ切れて、立て逃げだったな
しかも、もつおにゃ味方が皆無w
653マロン名無しさん:03/08/09 00:23 ID:???
黄泉の門はねぇ・・・何つーか、受け流すコトを覚えた方がいいね。
長編の上に、名も売れてきたし、風当たりが強くなるのも当然。
>>652にもあるが、もつおがいい例だろ?
解消できないストレスを愚痴ったり、発狂したりして解消してるようじゃ駄目だな。
654ハンターヤムチャ:03/08/09 00:35 ID:???
>>前回620

ヤムチャが倒れて約3時間、ようやくヤムチャの意識はもどった。
「くそ、失敗したのか」
目が覚めてのヤムチャの第一声。
まず、迷惑かけてすみませんと言うのが人の道理だと思わんかこのガキ
神様はそんな事を思いながら、にこにこ顔でその様子を見ていた。

ようやくヤムチャが落ち着き始めた頃、神様がヤムチャに話しかけてきた
「そんなに悲観するな、結果的に言うと成功じゃヤムチャ君。
君が技を終えた後、20分ほど体の力が全く入らなかったこれは切り札になるぞ」
しかしヤムチャの顔は暗い、それはある事に気づいていたから
「神様、この技は術者である俺の体が持ちません
次ぎにやったら命の保証はありませんよ、この技は封印するつもりです」
655ハンターヤムチャ:03/08/09 00:35 ID:???
「ヤムチャ君、良いじゃないか一生に一度くらい命かけたって
それが地球のためなら正義のギャンブラーだ」
「ですが幾らなんでも危なすぎます、俺はこの技を封印しますよ」
「ヤムチャ君、ギャンブラーの基本は強気だそんな事では行かんぞ」
いつのまにか現れたミスターポポが横から神様に本を見せている。
ちなみに本の題名は、占いババ厳選1%に全てをかけるギャンブラー列伝。
1%と言う文字とマニュアル本でさえない事にすべてを理解したヤムチャ。

「つまり俺に死ねと言いますか神様」
「それは違うよヤムチャ君、頼むから命賭けてくださいって言ってるんだ」
遠くからその様子を見ていたクリリンは、神様の策が説得だと理解した
「つうかそれは説得じゃなくて挑発だろ」
クリリンは力いっぱい叫んだ、しかしクリリンの声は届かない。
「神様、俺の答えはただ一つです、言葉は無粋、拳で語れ」
ヤムチャが界王拳の構えをしながら神様にそう言い放った。
「小僧、面白いな人間の分際で神に立ち向かおうとは馬鹿にも程があるぞ、
足元だけではなくそのおつむもお留守みたいだな」

ヤムチャの修行はまだ続く
656ハンターヤムチャ:03/08/09 00:36 ID:???
今日の更新はちょっと長かったんで
2レスにしました。
657マロン名無しさん:03/08/09 00:39 ID:???
>>656
必死にヤムチャにあの技を使わそうとする神様がウケたw
658マロン名無しさん:03/08/09 00:46 ID:???
正直、笑えるシーンがなかった。
内容事態は悪くないと思う。
もうひとおし欲しい
659マロン名無しさん:03/08/09 00:52 ID:???
 黄泉の門の良い所
・緻密でリアリティのある戦闘描写

 黄泉の門の悪い所
・原作の雰囲気からかけ離れている
・キャラクタが魅力に欠ける
・盛り上がりのないストーリー展開
・緻密でリアリティのある戦闘描写
660マロン名無しさん:03/08/09 00:54 ID:???
>ハンター・ヤムチャ
文がこなれてきて、すげー読みやすくなった
そのぶん、初期のパワーが消えた気もするが
661ハンターヤムチャ:03/08/09 01:26 ID:???
>>657
ありがとうございます。
実は神様の方がヤムチャより力入れてます。

>>658>>660
やはり解りますか。
実は破壊の化身君編以降ちょっと手法変えてます。
次ぎは予定では馬鹿話しですけど
後半部分が思いつかないので、それが閃いたら行きます。
662マロン名無しさん:03/08/09 02:01 ID:qlsmOpEK
               _,..----、_
              / ,r ̄\!!;へ
             /〃/ /   \;i
             i,__ i  ,(・) (・)゙)
             lk i.l    つ   i   上げよ国民! 
             ゙iヾ,.   ,..-ニ_ /
             Y ト、  ト-:=┘i
              l ! \__j'.l
              」-ゝr―‐==;十i      _,r--――、
             .ト、.j.!レ' ̄三! >ーr‐r‐r‐<  _,.r<"「 l_____
     ____,..r--r=ヾヽj,r―'"≦__ ̄ ̄r―'"\\ \r",.-、, \
    ∧   ト-'‐'"三へ>ト-‐'"~    ゙i  /       \\(_.人 ヽ._ ヽ
    レ'へ._ノi 「 \ ゙l //./",「 ̄/ / /       ヽ-ゝ. \   /
    レ'// .l l   ! ! i/./ ./  /  / /         ,(  \  ノハ
    レ'/  .! !   i ゙'!  ̄ ∠,  /  ヽ._        ,ター  '",〈 !
   /゙" ,r'" .l‐=ニ゙,「l ! 「 ̄!. /./   ー=='       .l.ト、. -‐'"/!.ト,
  /   .ト-  ゙ー―┘!└‐'='-‐"   ヽ._/   、     トミ、 ̄ ̄._ノノli\
663マロン名無しさん:03/08/09 09:54 ID:sfeI+h5e
おい!てめーら!
小説飲茶消えてるぞ!!

>>603以降
また復活してたのに。
664_:03/08/09 09:55 ID:???
665マロン名無しさん:03/08/09 12:08 ID:velri/Ne
ここの住人、マロン板で最悪だと思う。
調子に乗るとバキスレ以上にやっかい。
前回>>252

悟空はチチと悟飯を先に家に帰して、自身はDB集めをしている連中の動向を探ることにした。
ヤムーとスポポビッチの持つ邪な気を感じて、連中はDBを悪用すると直感したのだ。
悟空は金斗雲を駆ってドラゴンレーダーを持つブルマの元へ向かう。
道中、悟空は旅行を中断してしまったことを申し訳なく思うのだった。少年期の悟空であれば、
新たな強敵が現われればそれだけで他のことには目もくれなかったのに―
家庭を持ち、精神的にひとまわりもふたまわりも成長した悟空。
果たして、どのような活躍を見せてくれるのだろうか―

一方、ヤムチャとヤジロベーはヨセミの滝で天津飯、餃子と再会した。
ヤジロベーは事の次第を二人に説明し、ヤムチャに手を貸すよう促した。
快諾する天津飯。餃子も気合がみなぎっている。
しかし、ヤムチャがクリリンが敵の手に落ちたらしいことを告げると、場に重い空気が流れた。
「クリリンがバビディの手下に・・・それが無抵抗状態で洗脳されただけであることを祈るばかりだな」
天津飯は神妙な面持ちで言うと、全員コクリとうなずいた。
「しかし、バビディはどのようにしてDBの存在を知ったのだ?」
天津飯はヤジロベーの説明で出てこなかった個所にふと疑問を抱き、つぶやいた。
「ああ、そのことか。何でも桃白白とかいう奴が病床のバビディを快復させ、DBの話を
持ち込んだだとよ」
ヤジロベーは鼻くそをほじりながら淡々と話した。
そんなヤジロベーとは反対に、大声を上げて驚くヤムチャと天津飯たちであった。

<つづく>
667マロン名無しさん:03/08/09 13:27 ID:ir+jy64M
魔人ブウ復活。
心境の変化があったか?
とりあえずおかえり。
668黄泉の門の作者:03/08/09 14:11 ID:???
>>663 あれ? 本当だね。

さてと、連載は長いので今日はお休み。
来週にでも少しずつ書くわ。
669マロン名無しさん:03/08/09 16:09 ID:???
>>665
バキスレ住民の方ですか?ご苦労さまです
各地でパオ狂信者ぶりを発揮するおたくらの最悪ですよ
670マロン名無しさん:03/08/09 16:16 ID:???
>>669
そういう事、書いてるから馬鹿にされるんだろうが。
俺はもうこのスレが荒れてほしくないんだよ。
いいかげん大人になれよ
671マロン名無しさん:03/08/09 16:19 ID:???
>>670
どこの誰かかは知らないが、ここを潰そうとしている魂胆は見え見えだろうが

敵の戦略としては「ここの肝となっている黄泉の門を潰す」ってとこだろう
あんな煽りでキレる黄泉の黄泉かもしれんが

事実、黄泉発狂事件から、ここの職人、読者ともに暗い雰囲気が拭え切れない
で、次は住民煽りですよ

>>665はわざわざバキスレを引き合いに出してるし
672マロン名無しさん:03/08/09 16:27 ID:???
>>671
670だけど、相手にしなければいいんだよ。
相手にしなければ普通にレスも流れていくんだから。
そうやっていちいち荒らしに反応してるから荒れるんだよ。
いいかげん気づけ。
673マロン名無しさん:03/08/09 16:29 ID:???
>>672
何か高圧的な口調がウザいが、まあいい
この話題終了
674マロン名無しさん:03/08/09 16:31 ID:???
職人復活してるんだからいいじゃない
675マロン名無しさん:03/08/09 16:44 ID:???
悪かった
676マロン名無しさん:03/08/09 16:52 ID:???
>>668
おう。自分のペースでガンガレ
677黄泉の門の作者:03/08/09 18:05 ID:???
スマン。どうやら、iswebの規定に触るようなことをやっていたらしい。
マジに消えてしまっている。バックアップもないし。

ということで、もうオレも忙しいから小説倉庫は止めるわ。

長い間お世話になりました。SSは続けるからね。
678黄泉の門の作者:03/08/09 18:10 ID:???
>>676 thx
679マロン名無しさん:03/08/09 18:13 ID:???
>>677
ええええええええええええええ!!!
680マロン名無しさん:03/08/09 18:15 ID:???
何やらかしたんだ・・?
681黄泉の門の作者:03/08/09 18:19 ID:???
よく分からない。普通連絡が来る者だと思うが、Isweb登録のメールアドレスは連絡不可になっていた。
って、実はこの連絡不可って言うこと自体が、既に規約に違反しているみたい。

で、よくよく見ると、Zipなどの圧縮ファイルが多数あるところ。っていうのも規約に引っかかると書いてある。
実験データを圧縮したファイルRAR(暗号、リカバリ10%)を多数おいていたからかもしれん。


いや、マジにスマン。
682マロン名無しさん:03/08/09 18:21 ID:???
>>681
今までの作品の詰め合わせとかなかったっけ?とりあえず、それをうpしてくれたら、また他の人がやってくれるかもしれん。有ったら、うpしてくれ。
683黄泉の門の作者:03/08/09 18:23 ID:???
探してみる。が期待しないでくれ。

それと、今日明日は無理。唯一残っている可能性があるPCは学校においてあるから、
って、日曜行けばいいのか。何とか探すよ。けど、無かったはず。。。消える事なんて想定してなかったから。
684マロン名無しさん:03/08/09 18:25 ID:???
この時期に小説倉庫の消失はスレにとってダメージは大きいな…
685黄泉の門の作者:03/08/09 18:28 ID:???
一応、フリーソフトが良いんだが、
ファイルサルベージ用のソフトがあったら紹介してくれると助かる。
明日探してみるときに使うかも。
686マロン名無しさん:03/08/09 18:37 ID:???
ここに初期の作品はある
http://members.tripod.co.jp/yamcha676/
687読みきり・ヤムチャ屋本舗 :03/08/09 23:28 ID:???
大都市の夜―闇に蠢く男達は、そこで生きていた。

光の無い部屋。ドアの開く音がして、足音が無音部屋に響く。
「すいません、わざわざご足労願って…今、電気つけますね」
闇の奥から声が聞こえた次の瞬間、光に包まれる部屋。
「あなたが?」
「ええ、こんばんわ、ヤムチャ屋本舗です」

「自分で言うのもなんですが、僕は世間では『完璧』と言われる人間です」
ベットに腰を掛けた依頼者。年の頃22,3といったところか。
端整な顔立ち。一度も色を抜いたこともないであろう美しい黒髪。
そして何より、黒く深い瞳。一度眼が合うと、もう目線を外すことも出来ない程の―
一目見ただけで、そこらに転がっている男ではないと分かる。
「あなたの経歴を調べさせていただきました。成る程、完璧だ。」
「ヤムチャ屋さん、どうぞ、そこのソファーに」

「コーヒーも出さないですいません」
依頼者は、ベッドの上から言った。
「いえ。まずは依頼内容を…」
「あなた方にお願いすることは、一つしかないでしょう?」
依頼者は、何の感情も示さずに言った。その声は、何故か鋭利な刃物のように感じられた。
「仰るとおり…」
「僕を、ヤムチャにしていただきたい」

ヤムチャ屋には、様々な理由の依頼が来る。
だが、このタイプの依頼は、極めて珍しい。
これ程他人の羨む人生を送っているのに、それを捨てようとする。未練無さげに…
「失礼ですが、あなたは何故ヤムチャに?」
社長は尋ねる。依頼者は、相変わらず表情を少しも崩すことは無い。
「なんだか、面倒になってしまったのですよ」
「面倒?」
688読みきり・ヤムチャ屋本舗 :03/08/09 23:29 ID:???
「ええ、面倒なんです、何もかも。今こうして話すことも、ね」
「その理由では、何故ヤムチャになりたいのか、私には理解しかねるのですが…」
「それはあなたが知る必要はありません。あなたはただ黙って依頼を完遂すれば宜しいのです」
依頼者は、にこりと笑って言った。辛辣なその言葉は、不気味な鋭利さを一層増していた。
理解するのはあきらめよう―社長は、そう思った。

「説明させて頂きます。今からあなたの体にあるものを入れます」
「あるもの、とは?」
「私の心臓にある、へタレの心―ある法を用いて夜は発動しないようになっているのですが―
 これの一部をあなたに入れます。痛みはありません。ご安心を…」
「成る程…」
依頼者は、少し考えるようにして言った。
「社長。あなたは、ヤムチャなのですね?」
「気付かれましたか…あなたが初めてです、見破ったのは」
「夜はヤムチャではないのですか?」
「ええ、ですが、それは私だけです。特殊な修行を受けねばならないので」
「それを聞いて安心しました」
依頼者は、心底安心した、という風に笑った。何故、彼はそこまで今の自分を嫌うのか?
だが、その事は考えないことにした。
「すいません、話を逸らしてしまった。続きを」

「…以上で、説明を終わります。あ、あとお代ですが…」
依頼者は、ポケットから通帳を取り出した。
「この通帳でお願いします。暗証番号は中に挟んでありますので」
「失礼ですが中身を拝見…はい、了解しました。では、始めさせていただきます」
「お願いします」
依頼者は、目蓋を閉じて、言った。黒き瞳はもう見納めだ―
689読みきり・ヤムチャ屋本舗 :03/08/09 23:30 ID:???
「ありがとう!感謝するぜ!!」
第一印象、へタレ。依頼者は、そうとしか言いようの無い姿になっていた。
また、ヤムチャが一人、この世へと生を受けた。
「もう遅いですが…後悔は無いのですか?」
エリートからヤムチャに転生した男は
「そんな物、ないさ!すっきりしたぜ!!」
輝くその表情を見れば、その言葉を疑う気も失せる。
「では、私はこれで…いい人生を」
「ありがとうな!本当!!」
社長は、部屋を

「また、増やしてしまった…」
俺のやってることは、罪なのか?
見破られたが、俺は最初のヤムチャだ。
俺は、この仕事をせねば、生きていけない。
ヤムチャには仕事は与えられない。
彼らは、分かっていないのだ。その、つらさを…
人々から向けられる、侮蔑に満ちた視線の毒々しさを…
彼らは、分かっていないのだ。
「いや、何も気に病むことは無いのだ…俺は、求められているのだから」
そう言いながら、ヤムチャ屋本舗社長は、また闇の中に消えた―
690マロン名無しさん:03/08/09 23:38 ID:???
>>687-689
ガクガクブルブル!((((゜Д゜)))ガクガクブルブル
691マロン名無しさん:03/08/10 00:56 ID:???
>>687-689
黄泉の作者? 黄泉の門より面白かったよ。
692読みきり・ヤムチャ屋本舗 :03/08/10 00:56 ID:???
ノリで読みきりなど書いてしまいましたw連載の方もちゃんと進めますんで…
某スレでは大して評判良くないですが、もうちょっと様子見てやってくださいw
693読みきり・ヤムチャ屋本舗 :03/08/10 00:57 ID:???
>>691
おお、書いてる間にレスが来てた。違います、総理書いたバカです。
694マロン名無しさん:03/08/10 01:08 ID:???
>>693
いい感じだった!
勢いだけじゃないのも書けたんですね(当たり前か)
695マロン名無しさん:03/08/10 01:11 ID:???
なんだ てっきり黄泉の人が自虐ネタ書いてんだと思ったよ
696マロン名無しさん:03/08/10 01:21 ID:???
>>694
最初はそんなの考えてたんです。ギャグ物。友達と話してて思いついたんだけど。
でも、書くテンションじゃなくてね。
じゃあ真面目なの書こうかなあ、って。それだけです。

697マロン名無しさん:03/08/10 02:14 ID:0SI5v48j
698ハンター・ヤムチャ:03/08/10 02:17 ID:???
向かい合うヤムチャと神様、両者の気迫は周りの空気が震えている程だ。
「神様あんた強いよ、ガチでやれば俺は負けるだろうな
だけど俺にも切り札ってものがあるんだぜ」
そういってヤムチャが右腕を突き出した
その腕には時計ほどの大きさの物がついている。
そして右腕につけている時計のような物に向って叫んだ。
「ブリーフ、バトル手袋発射だぜ」
バトル手袋それは装着した物の腕力を極限まで高める兵器、ブリーフ最高傑作である。

ヤムチャの声を通信で確認したブリーフはすぐに準備にかかっていた。
「ついに来たかヤムチャくん、こうしちゃおれん
お前達、今すぐにバトル手袋を発射するぞ」
ブリーフが側近達にそう叫ぶと周りがあわただしく動き始めだす
「現在位置は神の神殿、距離と角度計算終了。
衛星からの映像でます発射準備OK、いつでも発射できます」
その声を聞いたブリーフが発射スイッチを押すと、かろやかにバトル手袋が発射された。
「角度良し、飛行速度も十分です後10分ほどで目的地に着きます」

(ヤムチャくんやはりあの時、君にこの兵器を見せておいて正解だったよ
君にこの手袋の説明をしたら、喜んでくれたね
あの後この手袋を改造してしまった事を黙っていたのは謝るよ、
そのお詫びにバトルヘッドをつけておいたよ)
バトルヘッド、特徴としてはかぶったら壊れるまで二度と外れないモヒカン型のヅラ。
ちなみに7回ほど改造されたバトル手袋は、ヅラと連動して動き出す仕組みに変わっていた
故に、手袋と同じでヅラは自動的にヤムチャに装着する様に作られている。
バトル手袋及びバトルヘッド、正式名称はモヒカンカーニバル。

その頃、飛行速度が速すぎてバトル手袋は摩擦熱で燃え尽きていた。

つづく
699ハンター・ヤムチャ:03/08/10 02:17 ID:???
>>黄泉の門
iswebは結構厳しいんですね。

>>魔人ブウ
お帰りなさい、ゴクウ格好良いですね

>>読みきり・ヤムチャ屋本舗
総理大臣の方でしたか、最初きづきませんでした。
確かにギャグ物はテンション大事ですよね
また高まったら書いてください。

そろそろサイヤ人との戦いのねたを考えなくちゃ行けないんだろうけど
考えてないのでサッパリ。
700マロン名無しさん:03/08/10 03:25 ID:???
>>ハンターヤムチャさん
面白いです!ブリーフ博士いいですね。
バトルSS書くには便利なキャラですね。
701マロン名無しさん:03/08/10 17:10 ID:???
ヤムチャとはまさにヘタレの歴史
702マロン名無しさん:03/08/10 18:45 ID:???
ヤムチャだけはガチ
703マロン名無しさん:03/08/10 19:04 ID:???
さて、今日は何を書こう…
704マロン名無しさん:03/08/10 22:54 ID:???
>>703
ガンガレ
705マロン名無しさん:03/08/10 22:57 ID:???
>>704
三時過ぎに書くね。
706マロン名無しさん:03/08/10 23:04 ID:???
>>705
うっしゃあ、ガンガレ
 澄み切った空気に朝日が差し込み、今日も一日が始まった。六日目の朝である。壁紙ハウスで最も早
く起きたのは、何とのび太であった。目をこすりながら、一番乗りの感動を味わうのび太。
「…あれ、僕が一番か。珍しいな〜」
 そして、静香、ドラえもん、スネ夫、静香と目覚める。のび太が先に起きている事に、皆が驚いた。
「あら、のび太さん。今日は早いのね」
「のび太君が早起きするなんて、今日はきっと雪が降るな」
「ハハハ、言えてる」
「のび太!今日何かあったら、お前が早く起きたせいだからな!!」
「そ、そんな〜!」
 その声でヤムチャとプーアルも目を覚ます。これで全員が揃った。着替えを済ませ、朝食である。の
び太、ドラえもん、ジャイアンは和食。スネ夫、静香は洋食。そして、ヤムチャとプーアルは中華であ
る。食事の種類こそ違うが、和気藹々と朝食を楽しむ七人。
「朝から中華って、もたれませんか?」
「ハハハ、まぁね。でも、一番慣れた食事だからな」
「スネ夫はいつもパンだな」
「僕の家は上品だから、あまり和食は食べないんだよ」
「何だと!そりゃどういう意味だ!?」
 スネ夫の不用意な一言で、朝からジャイアンが怒り始めた。今にも殴りかかろうとするジャイアンに、
体を丸めて怯えるスネ夫。すかさず、静香とヤムチャが仲裁する。
「ちょっと、朝から喧嘩なんて止めてよ!」
「そうそう。喧嘩なんかしてたら、フリーザには勝てないぞ」
「ご、ごめんなさい…」
「悪かったよ、ヤムチャさん…」
 やはり、大人であるヤムチャがいると場が上手くまとまる。子供達だけだったら、ジャイアンとスネ
夫の仲はこじれたままだっただろう。普段ならばともかく、戦いを備えての仲違いは致命的である。
 朝食が済むと、いつも通りフリーザ戦への準備である。各自片づけを済ませた後、のび太達は話し合
いを、プーアルは変化の特訓を始める。だが、修行部屋に行くはずのヤムチャの様子がおかしい。それ
に気づいたドラえもんが、ヤムチャに話しかける。
「どうしたんですか?ヤムチャさん」
「たくさんの気が…この地球に迫っている!」
「気?」
「この気は恐らくフリーザの手の者だろう。フリーザめ、何らかの方法で部下を呼び寄せたんだ!」
 緊急事態である。当分先になると思われていた、フリーザとの決戦が否応なしに始まろうとしている。
子供達の間にも動揺が走る。
「ど、どうしよう!ドラえもん!!」
「ど、どうしろって言われても…」
「ここは俺だけで行くよ」
 ヤムチャは意を決した表情で言った。子供達を戦場に駆り出すわけにはいかない。今までは、のび太
達が頑張っているところへ水を差したくなかったため言わなかったが、ヤムチャには始めから子供達を
フリーザと戦わせるつもりは無かった。自分一人でフリーザを倒すつもりだったのだ。
「ムチャですよ!相手は大勢なんでしょ!?」
「大丈夫さ。俺もこの数日、死ぬ思いで修行した。フリーザなんか敵じゃないさ」
 またもや嘘をついた。ヤムチャは自分でも、よくこんな戯言が吐けるなあ、と感心していた。だが、
子供達は騙せても、プーアルは騙せない。
「僕だけでもお供します!」
「駄目だ。プーアル…皆を頼むぞ」
「ヤムチャ様…」
 子供達は、ヤムチャの自信溢れる態度にすっかり安心している。それを見て、ヤムチャは覚悟を決め
た。フリーザを蘇らせた責任、子供達の偽りの英雄である使命、それらを全てここで清算する覚悟を。
「奴らは間もなく地球に降りてくる…そこで決着だ!」
 その頃、フリーザと出木杉は裏山にいた。フリーザ自身もまだ、部下が間もなく到着する事に気づい
ていなかった。
「おはようございます、フリーザ様」
「今日も頼みますよ………ん?」
 フリーザの体中に大量にくっついている機械。その中の一つが反応したのだ。その原因は、勿論部下
の接近にある。待ちに待った援軍の登場に、フリーザが悪魔のような笑みを浮かべる。
「フ、フリーザ様!?」
「やっとですよ…やっと来たんですよ!フハハハハハ!!」
 今までは体力の温存や、ドラゴンボールの損傷を考え、大規模な行動が不可能だった。しかし、部下
を手足のように使えば、全ての問題はクリア出来る。
「よろしい。そのまま、この裏山に着陸なさい…」
 フリーザも部下へとメッセージを送る。この裏山を拠点にし、地球の支配とドラゴンボール又はドラ
えもんの捜索を開始する。帝王フリーザ、久々の本領発揮である。

 巨大宇宙船の中では、総員による着陸準備が行われていた。既に地球が間近に見える距離だ。
「フリーザ様からのメッセージ!着陸座標の指定だ!!」
「了解!ただちに着陸態勢に入る!総員、安全な体勢を取り、待機せよ!!」
「ビーム銃装備!スカウター装備!油断するな!!」
「機械衛星が邪魔ですね…破壊します!」
 宇宙船から発射されたエネルギー弾で、着陸軌道の邪魔になる可能性がある地球側の人工衛星は全て
撃ち落された。その中には、スパイ衛星、気象衛星、中継衛星など、様々な物が混ざっていた。
「大気圏へ突入する!!」
 轟音を響かせながら、巨大な円盤は日本を目指す。日本の東京、東京の練馬、そして練馬の裏山。途
中、この宇宙船を目撃した人々は、きっとこう思ったに違いない。
「地球は、もう終わりだ」
>>627の続き。
真っ赤な太陽、夏真っ盛り。

まだ続きます。
711マロン名無しさん:03/08/11 00:36 ID:???
ドラえもんを読んでいるような気になれる。
のび太たちのやりとりなどは良かったと思う
712プロブレム:03/08/11 03:59 ID:???
日本某所―

「規定の三時を過ぎた。皆集まっておるかの?」
老婆の声。だが、一瞬の隙をも感じさせない締まった声質。
それは、この枯れ木とも見える人間が、どれほどの力をもっているかを確実に表現していた。
「総勢4872人…まあまあかねえ」
電車どころかバスすらも通らないこの辺境の地に、これほどの人間が集まる理由は―
「これからお前等には、問題を身に付けてもらう!」
老婆の声は、よく通った。

ヤムチャは、そんな4872人のうちの一人であった。
(ここに来ると強くなれるというが…問題って何だ!?)
「お前らには、この中に入ってもらう!!」
ババアがパチンと指を鳴らすと、巨大な筒状の容器が現れた。
しかも、ババアの家の下から、ズゴゴゴゴ…と。
 い き な り な ん だ ー ー ー ー ー ! ! 
4872人は一斉に突っ込んだ。ババアが見えなくなる。だが、相変わらず声はよく通る。
「これは、お前等に『問題』を与える機械じゃ!!」
「問題って何だババア!!」
どっかの奴がババアに尋ねた。すると…
「失格!!」
「なにィ〜〜〜〜!!??」
「質問はしない!それが最低限のルールじゃよ。私が必要と判断した情報だけを与える!」
「ううう…ちくしょうーーーーこのババァ〜〜〜〜〜!!」
どこぞの奴は地面を強烈に蹴り上げてババアのいるてっぺんに向かう!
ヤムチャはここぞとばかりに
「すげえっ!なんてジャンプ力だ!?」
と驚いた。
「やれやれ…まだ、私の言葉を理解出来ない低脳がいたか…」
713プロブレム:03/08/11 04:00 ID:???
「うるセェーーーーー!!年寄りは早く―」
その時、場が凍りついた。
空に、一閃の輝やかしい光に包まれたかと思うと、馬鹿はもう消えていた。
「やれやれ…4871人の皆、よく聞きな!二度は言わないからね」
「この中では、生半可な問題の人間では生きていけないからね!!死にたくなければ今帰りな!」

さっきの馬鹿男の死に様を見て、ビビッた奴も多くいたようだった。
また、さっきの老婆の放った閃光は、人間を超えた異能力。大方それに怯えて逃げ帰った奴もまた多いのだろう。
「124人か…物分り良すぎだねぇ。じゃあ、残ったあんたらに、もう少し突っ込んだ説明をしようかねえ
 『問題』を抱えていればいるほど強くなれる―私の持論だ。現に、私は今まで生きてきて17389個の問題を得てきた」
ざわざわ…その数に、ざわめきが起こる。
「問題を心に抱えることによって、より心が強化され、さっきのような芸当も可能になるわけだ。」
(消費者金融で借りまくるとか、結婚詐欺を働くとか、そんなことでもいいんだろうか?)
「まあ、それも有りだね、ヤムチャ」
ヤムチャは驚く。
「俺の心を読んだかッ!?」
「まあこういう芸当も可能じゃ」
いけしゃあしゃあとババアはのたまう。
「この筒の中に入ると、様々な問題シチュエーションが各々の脳裏に描かれるじゃろう。この筒は、バーチャルに問題を体験
 させてくれるのじゃ。しかし―」
婆さんの言葉が、少し止まった。
「この中の体験は、ある意味事実といってもいいリアリティーに溢れておる。この中で怪我をしたら現実でもそうなっているし
 勿論、死ぬことも―」
「婆さん」
「お主は、カズマ―」
カズマは不敵に笑い、言った。
「さっきのへタレ野朗どもならともかく、ここに残っている連中なら、そんなコト覚悟済みさ。そう思うだろ?あんたも!!」
急に話しを振られたヤムチャは
「ぁ…当たり前じゃないか!!し、死ぬ、死ぬ覚悟なんてと、と、とうに…」
どもってしまった。
714プロブレム:03/08/11 04:01 ID:???
「うむ、この老いぼれも、喋るのがしんどくなってきたところじゃわい。お前等全員中入れ!」

「正直、俺は怖いぜ…情けない話だが、この中で俺が一番弱そうだ…」
もう全員筒の中に入っている。ヤムチャは踏ん切れずにいた。
「ヤムチャ」
「婆さん…ははっ、情けねぇ!せっかく残ったってのに、足が動かないんだ。…死にたくない」
「私は、アンタに期待をかけとるよ」
「えっ!?こんな俺の、一体どこに?」
「アンタは、既にでっかい『問題』を抱えているじゃあないか。その、へタレた心を、ね。
 今のところ、アンタは最強に最も近い男なんだよ」

最後のヤムチャも搬入終了し、機械が動き出す。「問題」を与える脳内トリップ―
「さすがに、これだけは言わなくてよかったね…生き残る者は、一人」
ババアは、そう呟くと、今高度140メーターのところにある自宅に入っていった。
問題だらけの人間が、勝利する―(続く)
715マロン名無しさん:03/08/11 05:59 ID:???
>>710
たまには他作品にコメントしてくれ。いやならいいけど
716マロン名無しさん:03/08/11 09:46 ID:???
小説飲茶管理人さんがやめてしまったそうなので一応、まとめました。
http://yamnov.hp.infoseek.co.jp/kako.html
SSスレでも言われていましたが、未完率がすごい。。。真っ赤っ赤!
まぁ仕方ないですけどね。
乱立と言われたPart2〜3は思ったより未完率は低い。
でもPart4からはコンスタントに未完作品が居並びます。
誰か無理やり勝手に完結させていく猛者はいないものか。
717マロン名無しさん:03/08/11 09:47 ID:???

言い忘れ。ファイルのほとんどは小説飲茶からの転用。
運良く保存してあったので。
718_:03/08/11 09:50 ID:???
719_:03/08/11 09:57 ID:???
720_:03/08/11 10:04 ID:???
721マロン名無しさん:03/08/11 11:04 ID:???
>>716
グッジョブ!!
722プロブレム:03/08/11 13:26 ID:???
ヤムチャに与えられた『問題』一つ目―

ヤムチャは、鬱蒼とした森の中にいた。
「キャアアアアアァ――――――!!!!」
森に響くはうら若き少女の叫び声。
「大変だ、お助けしなくては!」
ヤムチャは急ぎ悲鳴のした方向へと走った。

「嫌ァ…来ないでよォ…!!」
三人のならず者に囲まれる少女。
「うっせぇ〜なあ、とっとと金だしゃいいんだよお!!」
その時、ヤムチャは、木の裏から様子を伺っていた。
(男どもに囲まれてどんな子なのかは分からないが、声から察するに相当な美少女に違いない!!)
一瞬、なんで「金を出せ」なんだろう。このパターンは普通襲わないか?と思ったが、すぐこの考えは消えた。
ヤムチャのヒーロー論―美少女を助けるものは正義である!!
「そこまでだ!!」
ヤムチャカッコよく参上!
「うら若き乙女を、むさい男三人が囲むなんて、カッコ悪いぜ?」
「なんだァ?部外者はすっこんでろよォ〜〜!!」
ならず者達がヤムチャに突進する。しかしヤムチャも腐ってもZ戦士。
「遅いぜ!!狼牙!!風風拳!!!!」
「うわぁぁ〜〜〜〜〜!!!」
あっさりと、ならず者達は星になりました。
723プロブレム:03/08/11 13:26 ID:???
「お嬢さん、怪我は無いかい?」
「ええ、ありがとう優しい人…」
「あの獣どもに何も…!?」
ヤムチャは見てしまった。そして、自分の行為はある意味全て無駄だったのだと気付いた。
           どブスじゃん!!!???
「本当に、ありがとう…あなた様をお父様に紹介致します」
どうやら気に入られてしまったようだ。
「いや、ウチまで送るから…それで勘弁してくれ」
「和食がお好みですか?それとも中華?」
彼女は、人の話を聞かないタイプのようだ。

第一の『問題』―ブスに惚れられた―
俺は考えた。どうすれば、ヤムチャで天下を取ることが出来るのか―
結論は、簡単に出た。武道会で優勝すればよい。
俺はDB15巻を読みながら、深い眠りへと落ちた…

『それでは第四試合、はじめてください!!』
俺は武道会の試合場の上にいた。
眼前にはシェン。ようするに神。
どうせ、テメェも大したことせず負けるくせに…

「ど―――も。よろしくお願いします」
三味線弾いてんじゃねえよ!
「だあっ!!」
俺は三味線を弾くシェンにごあいさつの右ストレートを見舞った!
「あなた、思ったよりもやりそうですね」
シェンに甘さが消えた。本当は手抜きのうちに倒したかったが…
「俺が気付かないとでも思ったかい?」
「あなたは、人の見かけに騙される人間かと思いましたよ…」
確かに、ヤムチャならそうだろう。だが―
「俺は進化したのさ!!」(続く)
725マロン名無しさん:03/08/11 18:58 ID:???
>>724
短いな。続きキボンヌ
726マロン名無しさん:03/08/11 22:29 ID:???
>>724
書きっ放しだけじゃなくてレスきぼんぬ
727マロン名無しさん:03/08/11 22:54 ID:???
えと、皆様、批評ありがとうございます。SS総合スレとここを見て
私の作品が持つ欠点を把握しました。次回アップ時改善していきたいと思いますので
これからもよろしくお願いします。


>>ドラえもん。
相変わらず面白い。

>>病的さん
どーも、色んな意味でありがとうございます。
特に何がありがたい。って言うんじゃなく、アナタのしてくれた事全てにありがとう。
728マロン名無しさん:03/08/11 23:34 ID:???
プロブレムはこれからに期待。ガンガレ。
ゴメンねレスしなくて。妹の野郎がチャットなんぞやってたモンだからw
じゃあ、今進めてる2つの連載の、現時点での展望でも…

ヤムチャかよ!?…有り体に言ってしまえば、パラレルストーリー。
             普通の少年が、ヤムチャになってDBの世界でどこまで
             出世出来るか…?

プロブレム…先の展望、無しッ!!まあ、あれだ。モニターの前で数分間お話考えて
        新鮮な状態でお届けしたいと思いますw

一人でも多くの方に楽しんでいただければ、それで幸せです。
宜しくお願いします。他の職人様方も、楽しい作品をお書き下さいませ。では。
「意外でしたよ、全く、ね」
俺はシェンと対峙している。
「ふん、舐めくさりやがって…本気で来いよ!!」
「いえ、本気は出せません。理由は言いませんが…」
その方が好都合だと思う俺。しかし、心の中には、別の思いがあるんだ…それが強すぎる!!!
「いいから黙って全力出しやがれ!!この三味線野郎が!!!」
「本気?出すまでも―」
シェンが言葉を言い終える前に、俺は悶え苦しんでいた。
「げっ!げぼ…ッ!!」
「―ありませんねェ」
ぐッ…!強い!!コンマ何秒の間に、腹に十発入れられた!!
「…力が違うぜ!それで本気じゃねーとはなあ」
「分かりましたか?さあ、ギブアップなさい」
「俺は、ただ『力が違う』とだけ言ったんだ」
「…」
「『勝てない』なんて言っちゃいない!!」
シェンが豹変する。
「止め時を失うと、痛い目に合いますよ…?」
へっ、言ってはみたものの、どうしたモンかねえ、この状況!!(続く)
もの凄い困難w<ヤムチャで武道会優勝
主人公同様作者も頭痛めてます…
732マロン名無しさん:03/08/12 06:39 ID:uwJRMp5o
いひひ
733_:03/08/12 06:53 ID:???
734マロン名無しさん:03/08/12 09:11 ID:???
>>729
他の作品へのレスってことじゃないの?
最近、作品を書くだけ、自分の事を言うだけ
っていう作者多いな。
まあ個人の勝手だからいいけどさ、
一応テンプレに書いてあるわけだからさ。
735マロン名無しさん:03/08/12 09:58 ID:???
作者も名無しでレスしてると思うぞ
736_:03/08/12 09:59 ID:???
737マロン名無しさん:03/08/12 10:58 ID:???
>>735
734ではないが、オレもそう思うよ。
確かに勝手だけどね。こうも作品ばっか並ぶとどうだろと思う。
作品書かれた後にレスするのがマナーとは言いたくないけど。
ま、いっかどうでも
738マロン名無しさん:03/08/12 17:11 ID:???
>>ハンターヤムチャ
ブリーフ博士が凄い。

>>ヤムチャ屋本舗
ヤムチャのキャラって、いつの間にこんな風になってたんでしょう。
どう考えても、パーフェクトな人間だと思うんですが。

>>ドラえもん
最終決戦ですか。ドラえもんの活躍に期待します。

>>ヤムチャかよ
最初はつまらなかったけど、深く考えている主人公が格好良い。今は好きです。

>>プロブレム
ちゃんと続けて下さいね。今はそれだけしか言えない。
739マロン名無しさん:03/08/12 17:31 ID:???
>>729
誰も聞いてないのに自分のSSの説明かよ・・・凄いな
他の作品に感想書けって
740マロン名無しさん:03/08/12 17:43 ID:???
>>ハンターヤムチャ
神様のキャラは妙に俺のツボに嵌るw
説明文を並べてオチ付けるスタイルのギャグは大好きです。

>>魔人ブウ
何気に、ドラゴンボールがメインの作品って最近珍しいような…
思えばこんな便利な設定使わないのはもったいないなあ。
悟空とチチのくだりが気に入ってます。

>>ドラえもん
フリーザと出来杉…w
やはり、DB最高の悪役はフリーザだなと思いました。楽しみ。
741マロン名無しさん:03/08/12 17:48 ID:???
>>739
名無しで書いているのですが…次からは名前付けます。
あ、740が俺です。
742ヤムチャ日記:03/08/12 18:21 ID:???
ヤムチャ日記
【7:12】Mハゲのいびきで起床。まだ眠い。顔を洗う。傷にしみて力が出ない。歯はみがかない。最近まともなものは食べてない。
【7:22】朝食のかわりに木の皮を食べる。味がない。イヤになる。
「修行、頑張ってね」ブルマの言葉だ。うるさいんだよ。俺は戦士じゃない、ただのヘタレなんだよ。
「せいぜい頑張るんだな」うるせぇんだよこのMハゲが。毎晩毎晩ブルマとギシギシアンアンしやがって。
【7:35】ダルい修行に出発。庭ではうるせぇブルマの親父のペットがわめいている殺すぞ。
【7:43】「助けて〜!」クリリンが叫んでいる。俺にどうしろっていうんだよ。
【7:50】クリリン救出。悟空の修行に半ば強制的につきあわされたらしい。うだつの上がらない奴だ。
【8:03】今日は曇りだ。気分が盛り上がらない。早くカプセルコーポレーションへ帰りたい。
【8:46】ブルマがニヤニヤしている
【9:30】早朝の修行終了。
【9:40】帰宅。
【9:45】お腹がすいた。居候の俺に食事は出されない。また木の皮をしゃぶる。 イヤになる。
【10:11】みんなで談笑。ブルマの笑い声にみんながいらつく。
【11:20】謎の敵 登場。
【11:22】「ぐわっはっは!ドラゴンボールを俺様によこすのだ〜!」毎度毎度同じ思考の奴ばかりだ。
「おまえなんかにドラゴンボールは渡さないぞ!」本当はどうでもいい。悟空早くこい。
【11:40】エネルギー弾が直撃する。痛い。足元がお留守で力が出ない。
【11:42】「ヤムチャ〜大丈夫か〜!」悟空だ。タイミングが良すぎる。どこから見ていたんだ?
【11:43】「後は任せてくれ!それと、仙豆だ。喰え!」渡された豆を喰う。一気に腹が膨れて死にそうになる。ブルマがニヤニヤしている。
【11:45】「か〜め〜は〜め〜波〜!!」ただのエネルギー波だ。
「ば…馬鹿な、こっ、この俺様が〜…!」このセリフには飽き飽きしている。
【11:49】戦闘終了。「やったな、悟空!」格好だけ言ってみる。
【11:53】Mハゲが来た。「カカロット!俺の獲物を横取りしやがって!」遅すぎる。帰れ。うだつの上がらない奴だ。
【12:30】帰宅。カプセルコーポレーション前でバイトとして雇われた天津飯が謎の敵の残骸の掃除をしていた。ブルマがニヤニヤしてこっちを見ている。
いやがらせか?殺すか?
743マロン名無しさん:03/08/12 19:29 ID:???
>>742
微妙
744マロン名無しさん:03/08/12 20:34 ID:x77poRpN
>742
この文体だと読み難いので面白さが伝わりずらいと思ふ。
745マロン名無しさん:03/08/12 22:23 ID:???
>>743-744
おまえら、まさかとは思うがアンパンマン日記のコピペは知ってるよな?
746744:03/08/12 22:57 ID:x77poRpN
>745
見た事はないけど、存在はしってる。
747マロン名無しさん:03/08/12 23:58 ID:???
 猛獣の雄叫びのような音を立て、王族専用宇宙船が裏山上空へと到着した。そして、木々をなぎ倒し、
風圧で草や葉を飛び散らしながら、強引に着陸しようとする。当然山なので斜面だが、船下部について
いる機械アームのため、難無く着地出来た。
 フリーザと出木杉は船の扉へと向かう。すると扉が開き、中から大勢の兵士が一糸乱れぬ歩行で出て
くる。全員超質ラバーの戦闘服に身を包み、顔にはスカウター、腕にはビーム銃を装備している。だが、
出木杉は驚かなかった。今までこの兵士達の親玉と数日間、接してきたのだ。それに比べれば、下級兵
士の迫力など問題にならなかった。
「ほっほっほ…待っていましたよ」
 フリーザが手足の無い体で近づく。全身をトゲで覆われた男、惑星フリーザの兵士長に当たる男が、
代表でフリーザに挨拶を始める。緊張のためか、やや声が裏返っている。
「フリーザ様、お迎えにあがりました!さぁ、お乗り下さい。惑星フリーザの設備ならば、フリーザ様
のお体も数日のうちに治せるでしょう」
「そうしたいところなんですが…この星で面白いものを見つけましてね。貴方達にはその捜索をお願い
したいのですが」
「フリーザ様のご命令とあらば…。で、その面白いものとは?」
 待ってましたとばかりに、出木杉が話し始める。“面白いもの”に関する事情はフリーザより出木杉
の方が詳しいのだ。当然初対面なので、自己紹介から入る。
「始めまして、僕は出木杉英才と申します。では…」
 兵士達は少年の正体も分からぬまま、怪訝な表情で解説を聞いた。要約すると、この星にはドラゴン
ボールという球、もしくはそれに匹敵する不思議な力を持つドラえもんというロボットが存在する。そ
して、そのどちらかでも手に入れば、労せずしてフリーザの体は元に戻るという事であった。
「ドラゴンボールに、ドラエモンか…面白い」
「俺は賛成だぜ、近頃暴れてねぇしな!」
「この星からは大した戦闘力は感じらません。手こずる事も無いでしょう」
 この奇妙な話に、兵士達も乗り気になる。だが、トゲの兵士長は疑惑に満ちた表情をしていた。
「フリーザ様、この子供は一体…?」
「この星の住民ですが、いきなり私の部下になりたいと言い出しましてね」
「失礼ですが…信用は出来るのですか?」
 すると、フリーザがトゲの男を睨んだ。男も兵士長だけあって、戦闘力は五桁をゆく実力者だ。だが、
その兵士長が帝王の一睨みで情けなく震えている。
「私が部下にしたのですよ?彼を認められないならば、貴方には死んでもらうしかありませんね」
「め、滅相も無い!ただ、少し気になっただけです!」
 恐れおののく兵士長。たった数日間で、出木杉はフリーザのお気に入りと化していたのだ。強者優先
が原則のフリーザにあって、こんな事は珍しい。兵士長は悟られぬように出木杉をスカウターで調べた。
すると、その戦闘力は一桁台であった。予想外の低い数値に、胸を撫で下ろす兵士長。少なくとも、出
木杉には武力での謀反は不可能だ。
「デキスギさんにも、ビーム銃を与えなさい。一応武器くらいは持っておきませんとね」
「は…はっ!」
 出木杉はその細い右腕に、ごついビーム銃を装着した。重量は見た目の割に少なく、小学生の出木杉
にも十分扱える代物であった。
「ありがとうございます。この銃で、僕も役立ってみせます」
「貴方は戦う必要はありませんよ。新生フリーザ軍・参謀の任に就いてもらいます」
「さ、参謀ですか…。僕なんかが…」
 異例の昇進である。数日前に突然フリーザの部下になった小学生が、参謀とは。フリーザ相手にハッ
タリをかましたり、堂々と反論する姿が評価されたのであろう。
 そして、全軍にフリーザが命令する。
「ドラゴンボール、ドラエモンについて調べなさい。この星の住民を捕らえて拷問してもかまいません。
ただし、破壊活動はなるべく自重してくださいよ。ドラゴンボールやドラエモンが壊れると、大変です
からね」
「はっ!!!」
 全軍が町に散らばろうとしたその時、ある兵士のスカウターが反応する。
「ん…戦闘力1000…?」
 次の瞬間、その兵士の後頭部に衝撃が走った。兵士は前に吹き飛び、そのまま絶命した。何者かの蹴
りを後頭部に喰らったのだ。
「だ、誰だ!」
「敵襲か!?」
「くそっ!」
 突然の仲間の死に、当惑する兵士達。蹴りの主はヤムチャであった。シャツにジーパンというラフな
格好だが、これでも亀仙人、神、そして界王に師事し、故郷を脅かす強敵と幾度も戦ってきた男だ。
「お前らは…俺が全員倒す!」
 その威圧感に、兵士長、フリーザ以外の兵士は圧されていた。二十倍の重力に耐え、英雄としての責
任を負った男。フリーザに惨敗した数日前とは、実力以上に気迫が違う。
「おやおや、この前逃げた…。殺されに来たんですか?」
「今度こそ倒してみせるぜ、フリーザ!」
 フリーザが兵士達に視線を促す。すると、集団催眠にかかったように、一斉にヤムチャへ向かっていっ
た。ある者はビーム銃で、ある者は己の肉体で、ヤムチャを襲う。だが、ヤムチャは冷静であった。狼
が獲物に飛び掛る際に使用する構え、狼の構えを取るヤムチャ。何年振りだろうか、この技を出すのは。
ヤムチャの眼がギラリと光り、野獣の眼に変わる。
「狼牙風風拳!!」
 流れるような連続技で、丈夫なプロテクターの上からの打撃にもかかわらず、次々と兵士を倒してい
くヤムチャ。ほんの数秒で、十数人がやられてしまった。由々しき事態。今回、兵士はドラゴンボール
やドラえもんの捜索に必要なのだ。ここで無駄な犠牲を出すわけにはいかない。
「私が出るしか無さそうですね…」
 フリーザ自らが動き出す。手足は無いが、その戦力は惑星フリーザ全軍よりも遥かに上だ。
「その男が私が直接殺します!貴方達はこの山を降り、捜索に向かいなさい!!」
>>709の続き。
クウラは出ません。
>>黄泉の門
戦闘描写凄すぎ。
それが書けないために、こっちは苦労してます。

>>哀・戦士
一段落ついたという所ですかね。
この話のヤムチャが一番格好いいと思う。

>>ハンター・ヤムチャ
モヒカンだけ到着しますね。
神様には悲惨にボコられそうです。ブリーフ父娘に期待。

>>魔人ブウは魔族なの?
YYコンビに期待してます。
マネージャー二人を軽くあしらった悟空がダンディ。

>>ヤムチャかよ!?
これまでにないアイディアですね。
シェンとの差は台本知っててもデカいと思いますが。

>>ヤムチャ屋本舗
そんな、顔まで変わって!
オリジナルしかヤムチャ屋は出来ないんですか?
落ち着いてる社長も朝になったら…ヤムチャ屋本舗だぜ!

>>プロブレム
「問題を抱えている程〜」の過程がメチャクチャ説得力がありました。
って、お題が…。まあ、ブスに惚れられたら私は逃げます。
753マロン名無しさん:03/08/13 02:59 ID:???
ドラえもんヤムチャキタ
754ヤムチャ伝説:03/08/13 03:06 ID:XzpvDSFu
荒野の上を、ベジータは猛スピードで飛んでいた。
巨大な邪悪な気と、ピッコロとの戦いに気づき、急いで西の都を出たのだ。
「くそぉ、頭に来るぜ。」ベジータは呟く。
今感じている気は明らかに自分よりも上。元来プライドの高いベジータはその事が許せなかった。
「やっと、やっと超サイヤ人になったってのに・・。」
突然、シュンッという音がして、邪悪な気がベジータのすぐ傍に現れた。
ベジータは驚き、空中で急停止して気の発する方を見る。
「カ、カカロット・・。」ベジータは驚きを隠す事ができない。
「よう、ベジータ。久しぶり。」悟空が陽気に言う。
「何のようだ。」ベジータは気を緩めていない。
「いやよ、別に用ってもんじゃないんだけどな・・。お前さぁ、地球での生活には慣れたか?」
「ま、まぁな、二年もいればな。」ベジータは何でそんな事を聞くのか理解できない顔だ。
「変わるもんだよなー、前は地球を滅ぼすなんて言ってたのによー。」かぶりを振りながら悟空が言う。
「はっ、サイヤ人として恥ずかしくないのかい。ベジータ王子。」
睨みつけるベジータを、悟空は真っ直ぐ見て言う。
「サイヤ人は戦闘民族だ。他所の星を壊し、それを異星人に売る。そのサイヤ人が壊すはずの星でのんびり暮らしてて恥ずかしくねえの
かい。」
「貴様。」ベジータがうめく。「貴様が俺の邪魔をしたんじゃないか。」
「ふー。」悟空は軽く間を置いてから答えた。「やっぱり、子供が出来ると違うもんだな。」
「な、何。」ベジータの目が見開く。
「あれ、知らないのか。ブルマ、妊娠してんだぜ。おめぇの子だ。」悟空があまり感情をこめずに言う。
「ブルマが・・」ベジータは呆然としている。
「生まれてくる子供のためにも、サイヤ人として恥ずかしくないようにしなきゃな。」
「おまえ・・・」
「サイヤ人として育てんのか。それとも地球人としてか。」問いただすような声。
ベジータは俯いて黙り込み、暫くして小さく言った。
「サイヤ人だ。」
「おめでとう。」悟空は満面の笑みを浮かべた。
755ヤムチャ伝説:03/08/13 03:07 ID:XzpvDSFu
「で、どうするんだ。壊すのか、この星を。」ベジータが悟空に尋ねた。
「そこはだな、えーと・・。取り敢えず、ヤムチャ、いるんだろ。出て来いよ。」
悟空が辺りに大声で呼びかける。「オラだよ、悟空だ。」
悟空達の近くの岩影からヤムチャが青い顔をしながら出てきた。
「よ、よう、悟空。それにベジータも。」
悟空がヤムチャに語りかける。「さっき気付いたんだけどさ、ここってオラとおめぇが初めて会った所の近くなんだよな。」
「あ、ああ。そうだな。」ヤムチャの頭から悟空の言葉が遠のいていく。

ドラゴンボールで生き返り、カプセルコーポに帰った後、ヤムチャには平穏な日々などなかった。
ブルマには毎回ベジータと比べられ、栽培マンにやられた自分を小馬鹿にされる始末。当然ブルマとの仲も冷めていった。盛り場で他の
女に手を出したのもそのためだ。ブルマは弱い自分を認めようとはしてくれない。なら、いっその事・・。
ある日、ブルマの中で、自分よりもベジータが大きくなっているのに気付いた。
初めは只ショックだった。そしてそれを認める、しょうがないと思う自分もいた。それが嫌だった。そしてヤムチャは都を出た。強くな
るために、ベジータに負けるのを認めない。誰に負けるのも認めない、自信に溢れた、あの頃の、ブルマと出会った頃の自分になるため
に。そんなヤムチャにとって、ブルマの妊娠はとても辛い事だった。悟空の言葉が聞こえた瞬間、時が止まったようだった。もう、ブル
マを取り戻す事はできないのか・・。

「おい、おい、ヤムチャ。聞いてるのか、ヤムチャ。」
「あ、ああ。」悟空の呼びかけにヤムチャは我に返った。
「これからキングキャッスルに行くんだ。ヤムチャ、お前も付いて来てくれ。」
「ああ、別にいいけど。何しにいくんだ。」ヤムチャは不思議そうに聞いた。
「さっき話したじゃねぇか。何聞いてたんだ。」悟空が答えた。
「もういい、カカロット、そんな奴はほうっておけ。」ベジータがイラついた声で言う。
「そうはいかねぇよ。ま、じゃあ飛びながら話すか。」悟空がそう言うと、ベジータが飛び立ち。続いて悟空。そしてヤムチャがあらぬ
方向を見ながら飛び立った。
756マロン名無しさん:03/08/13 03:07 ID:R7ZU2Bj7
腹減った
757ヤムチャ伝説作者:03/08/13 03:16 ID:Y9QKpNDo
久しぶりです。忘れられたかな。2週間振りです。
続きます。前のは304〜308。

ドラえもんおもしろいですね。フリーザやっぱカッコイーね。
758マロン名無しさん:03/08/13 04:38 ID:???
>>ヤムチャ伝説乙。
書き逃げかと思ってた。

なんつーか、ヤムチャ以外の作品でもオッケーだと思うので
たまにはヤムチャ以外が活躍する話が読みたい。黄泉もいいけど
759マロン名無しさん:03/08/13 08:18 ID:???
760プロブレム:03/08/13 09:38 ID:???
「もうすぐ到着ですわ」
ブスに連れられて(送っていくハズが…)森を抜ける。
(逃げたいが…腕が)
ヤムチャの右腕は、彼女にがっちりと掴まれていた。
掴まれた腕の周辺は青く変色し、機能障害を起こすのではないかと思われた程である。
「なんつーパワーだ…」
「何か?」
「いや!なんでもないさ!!あははは…」
「さあ、着きましたわよ」
「えっ?森は出たけどまだ…」
そう言いかけたヤムチャの目に映ったのは、今までに見たことも無いようなデカイ邸宅だった。
(こりゃあ、カプセルコーポレーションなんてメじゃないぜ)
「ここが、私の家ですわ」
「は〜…凄いなあ、エライ人なんだろうね、親父さんは」
「一応世界最大のマフィアということになっておりますわ。」
「ま…マフィアァァ!!!???」
「お父様は、今まで私の旦那様になる殿方を探しておられましたの。でも…」
心なしか、ヤムチャには、ブスの舌なめずりの音が、聞こえた気がした。
「もう、その必要もありませんわ…」

惚れられたブスは、マフィアの一人娘でした。『問題』追加―
「へへへ…」
絶対的実力差を跳ね返す術…見つけたぜ!!
「勝てないのは分かっているでしょう。何故そこまで…」
「油断―」
俺は、全神経を脚に集中させてシェンに向かった!
まさか、奴もあれを狙われるとは思っていまい!!
シェンは腹のガードを固めた。ズバリだ!
そんなトコ、どーでもいいんだよ!!胸ポケットの、それが欲しいんだ!!
シェンの意識の裏を突いて、俺の作戦は成功した。あれを…魔封波のビンを奪い取った!!
「―大敵だぜ!!」
「なっ!き、貴様何故それを…」
シェンは明らかに狼狽している。DBの神は大したことがないんだな。
「俺は、未来予知が出来るのさ」
「た、戯言を…」
所詮神もヘタレさ!
俺はビンの蓋を外した。そして・・・
「行くぞ!!『魔封波』だ!!」
使えるはずだ…俺はこの技を知っている!!
グォオオオッ!!気の渦が、シェンを飲み込む。
シェンは、この時点で『魔封波返し』を知らない。1,000%返せない!!
「な、なんという事だ!!くっ…この人間の体は返さねば…!!」
神はシェンの体から抜けて、ビンに吸い込まれていった。
俺はビンの蓋を閉めた。勝った!!

『・・ナイン…テン!立てません!!ヤムチャ選手、不思議な技で準決勝進出を果たしました!!!』
さて、次はピッコロか…ははは、絶望的な相手だな
今日から帰省なので2,3日書けませんゴメンナサイ。

ヤムチャ伝説、べジータ好きなキャラなんで頑張って欲しいところ。
しかし、ヤムチャせつねえ…
ドラえもんが個人的に良いです。

ヤムチャ屋本舗社長は、唯一のオリジナルヤムチャですので、彼にしか出来ないでしょう、きっと。>>752さん
763マロン名無しさん:03/08/13 11:30 ID:???
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764マロン名無しさん:03/08/13 12:03 ID:???
>>761
相変わらず短いのにしっかりしてる。ガンガレ
765マロン名無しさん:03/08/13 14:26 ID:H7BnxnEP
すげぇ過疎化。もはや作者しかいない・・
766マロン名無しさん:03/08/13 14:33 ID:???
二作品同時連載はどっちも中途半端になる悪寒
767マロン名無しさん:03/08/13 14:44 ID:???
>>766
必ずオチは付けるよ(まだ家にいる)
768マロン名無しさん:03/08/13 14:49 ID:???
確かに少ないな。作者しかレス返してなかったりして…いやそんなことは
769マロン名無しさん:03/08/13 15:15 ID:???
十分ありえるな
770マロン名無しさん:03/08/13 15:30 ID:???
まだROMはいると思われ
771マロン名無しさん:03/08/13 15:37 ID:???
3人は。
772マロン名無しさん:03/08/13 15:51 ID:FL/NzSZz
それだけいれば十分だな
773急襲:03/08/13 16:34 ID:QaXklq/B
>>761
魔封波撃った人は死ぬんじゃないっけ?
774マロン名無しさん:03/08/13 16:36 ID:???
>>761
別にいいだろうが
775マロン名無しさん:03/08/13 16:36 ID:???
>>773
間違えた
別にいいだろうが
776マロン名無しさん:03/08/13 16:47 ID:???
そんな設定鳥山も覚えちゃいない。
777マロン名無しさん:03/08/13 16:48 ID:???
ROM、いるみたいね
778ハンター・ヤムチャ:03/08/13 17:01 ID:???
バトル手袋消滅の報を聞き側近達は混乱の只中にあった
しかし、ブリーフは冷静であったのだ何故なら

「わしに失敗は無いこれも予測範囲だ」
ブリーフの言葉を聞き目を丸くする側近達
そうだったこの男は普通じゃない、これくらい予測していても当然だ。
途端に目に希望の色が走る側近達。
「何と言っても費用からして違う、バトル手袋はバトルヘッドの
約10分の1の費用だからな、こうなるのは当たり前だったよ」
「それでブリーフ王、どんな策があるんですか?」
「そんなものは無いよ、予測はしていたと言うだけだ」

その頃、ヤムチャと神様の戦いはと言うと。
「界王拳2倍だ」ヤムチャがそう言うと神様は「界王拳10倍で行こっかな」
神様の戦闘力が5000まで一気にあがり、ヤムチャを軽くデコピンであしらった
先ほどからこんな調子である。
779ハンター・ヤムチャ:03/08/13 17:01 ID:???
ヤムチャは自分がした事を今更ながら後悔した
相手は自分とは次元が違いすぎる馬鹿な事をしてしまった。
「ヤムチャくん、そろそろあの禁断技しか無いんじゃないかな?他に勝つ方法は無いよ」
頭にある触角をチョウチョ結びにしながら神様は更に言い放つ
「次ぎはあんな技は効かないけどね−けどねーけどねーけどおねー」

思う存分ヤムチャを挑発して満足気な神様。
そのとき横で見ていたクリリンが戦いに飛び出してきた
だが頭がモヒカンになっているし、どうみても顔に生気が無い。
実はバトルヘッドの進行上に丁度クリリンの頭があった為そのまま高速で合体
バトルクリリンとなってしまった。
本体のクリリンも衝突のショックで意識を失いコントロール不可能なまま
クリリンを乗せて、当初の予定通りヤムチャに向ってくるバトルヘッド。

つづく
780ハンター・ヤムチャ:03/08/13 17:02 ID:???
>>ヤムチャかよ
説明文のギャグは自分も好きなんです。
しかし、あの問題の奴は面白そうですね
ドブスの対処法はあの状況では、家まで送ったら逃げると思います。
2作品同時進行ですけど頑張ってください。

>>ドラエモン
はい、モヒカンが届きます。
当初は馬鹿キャラが5人ほど増えてしまう話しだったんですが止めました。
出来杉の格好良さがこれからどうなるのか楽しみです。
しかし相変わらず文章が凄い。

>>伝説のヤムチャ
見事にヤムチャがヘタレましたね

>>700・738
お気づきかもしれないですがこの作品で一番力を入れているのはブリーフと神様です

二日ほど留守にしてました。
ちょっとレス読み返してみましたけどやっぱレス問題は難しいな
自分はきまぐれでレスしてるから偉そうには言えないけど。
781マロン名無しさん:03/08/13 17:19 ID:CccDuWw5
>>776
鳥山がその設定を忘れている事は第23回天下一武道会を見れば明らか。

>>773
急襲のヤムチャでも確か、使った事無かったっけ?
しかも死んでなーい
782マロン名無しさん:03/08/13 17:25 ID:???
>>780
作者は別に無理して他の作品にレスする必要は無いと思う。
まあテンプレにあるからしかたないんだろうけど。
コメントを書くためにわざわざ他の作品を読まなけりゃならないと思っている
作者もいるかもしれない。ドラえもんさんなんてROMに指摘されたから書いたようなもの。
したい人はして、別にしたくない人はいいんじゃないの?
職人は作品を投下しているだけで、十分に役割を果たしているわけだし。
783マロン名無しさん:03/08/13 18:01 ID:???
>>782
正論だけど、それは十分な数のROMがいる場合にのみ成立する理論。
784マロン名無しさん:03/08/13 18:02 ID:???
>>782
作者には義務あるだろ
「オレはオレの作品を書けばいい、他の奴?知ったことか」なんてねぇ
785マロン名無しさん:03/08/13 18:09 ID:???
作者がレスしなくても俺がレスしてやるから安心しろもまえら
786マロン名無しさん:03/08/13 18:10 ID:???
>>784
別に義務は無いだろ。
ただ、書かなければ他の作者たちに煙たがれるってだけ。
そもそもSSなんて作者のオナニーなんだから、他人気遣って他作品の感想まで書く必要ない。
787マロン名無しさん:03/08/13 18:20 ID:???
作者の感想ってちゃんと読んでないっぽいしなw
788マロン名無しさん:03/08/13 18:27 ID:???
>>787
ばれたか
789マロン名無しさん:03/08/13 18:28 ID:???
>>788
誰?
まあ、時間的にハンターだろ?
790マロン名無しさん:03/08/13 18:31 ID:???
>>789
嵐だろ?
まあ別にいいじゃん。
誰がどう思っていようがさ。
作品が定期的に更新されて、楽しめれば他はどうでもいい。
こんな議論くだらん
791マロン名無しさん:03/08/13 18:35 ID:???
>>790
しかし、実際に「作者も感想を」の声が高まってる。
すっきりさせないとまずくない?
このままだと、感想書かない香具師にいちいち煽りがくるぞ。
シカトすればいいけど。
792マロン名無しさん:03/08/13 18:35 ID:???
>>789
黄泉じゃない?
793マロン名無しさん:03/08/13 18:38 ID:???
>>791
てゆーかさ、黄泉も哀・戦士も魔人もハンターもそれなりにレスしてるからいいじゃん。
今までのまんまで。ドラえもんもレス書いてくれそうだし。
てゆーかROMが決めることじゃねえだろ。
794哀・戦士:03/08/13 19:28 ID:???
<第18話>
神様の助けを得て、絶体絶命のピンチから脱出できたヤムチャ達。
だが、孫悟空の傷は予想上に深かった。宮殿に着いた直後、神様はミスターポポに、カリン塔
へ向かえと命令する。カリン塔には仙豆という不思議な豆があり、これを食べればどんな怪我
でも一瞬にして回復してしまうというのだ。悟空は正に一刻を争う状態だった。
神様に、人を治療する能力は備わっていない。あったとしても、ピッコロの攻撃からヤムチャ達
を守って結界によって体力がほぼゼロ。使えるわけがない。餃子の容態は安定しているようだ。
気を失っているだけで怪我もたいしたことはなかった。もう少し、駆けつけるのが遅かったら
やばかっただろう。とりあえずほっと肩を撫で下ろす天津飯。対照的に、悟空は、うめき声を
あげることもなくなっていた。
「神様!!仙豆、持ってきました。残り、3つ。急いで悟空に食べさせて!!」
ミスターポポがカリン塔から帰ってきた。投げられた仙豆を受け取り、神様は悟空の口に強引に
押し込む。
「・・・飲んでくれ・・・飲んでくれよ・・・」
強引に押し込まれた仙豆は、悟空ののどを通り、奥へと入っていった。
腹部の傷は・・塞がっていく。
「やった・・やったぞ!!」
喜ぶヤムチャ達。だが肝心の悟空の意識は戻ってこない。傷はふさがったのに・・・
神様が心臓に耳を当て、生死を確かめる。
「・・・・・し、死んでいる・・・・・」

孫悟空は死んだ・・・実の父親に攻撃されて・・・
「仙豆で、身体の傷は回復させることができた・・・だがその直前に、悟空の魂は身体から抜け出して
しまったのだろう・・・まさに、紙一重だったのだ・・・」
一時間後、悲しみにふけるヤムチャ達を置いて、神様が天界へと向かった。悟空の亡骸を持って・・・
795哀・戦士:03/08/13 19:28 ID:???
「オラ、死んじまったのか?」
悟空が神様に問いかける。
「そうだ。これから、天国行きか地獄行きかの審判を下される」
「えーオラ嫌だよ。もっと強くなってあいつらをぶっとばしたいんだ」
「大丈夫。死んでいてもお前は今以上に強くなれる。とっておきの場所と人がこの天界にはある」
「え!?本当?オラ、もっと強くなれんのかな・・・」
「そうだ。お前にはもっと強くなって生き返ってもらわねばならん」
「そっか・・・オラ、頑張るよ・・・」


一時間後、神様が宮殿へと戻ってきた。ヤムチャ達の様子は落ち着いているようだ。
だがその内心は悟空の仇を取りたい気持でいっぱいだった。
「お前達にはこれからドラゴンボールを集めてもらう」
ヤムチャ達、驚きの表情を見せる。が、すぐに気づく。俺達は肝心なことを忘れていた。
ドラゴンボールで悟空を生き返らせる。そうだ。その手があった・・・
「悟空には天界で修行をさせることにした。宇宙を納める神様・・・界王さまの元でな」
「界王さま・・・!?」
「もちろん生きていてくれたほうが良かった。だがこうなってしまった以上仕方ないだろう
お前達は、悟空のために、今できることをするのだ」
「はい!!!」
神様は界王さまのこと、悟空の今の状況など、詳しい話を続けた。
そんな中、ヤムチャはしばらく宮殿を後にすると言い出す。なんでも会っておきたい人物が
いるとのこと。その人は、ドラゴンボールを探すうえでも必要な人だという。

796哀・戦士:03/08/13 19:28 ID:???

悟空の死の翌日・・・ヤムチャは西の都上空へと来ていた。
そう、天下一武道会の日から今日まで、安否のわかっていないブルマの姿を確認しに来たのだ。
あの日以来ヤムチャ達は神様の宮殿に半ば監禁状態で修行に励んだ。その間の外界とのかかわりは
一切絶たされている。ヤムチャは世界のこれからのことももちろん気がかりだったが、ブルマの安否
についても気にしていた。神様に彼女の今の状態を聞くも、お前は修行に励めばよい と言われ
軽く流された。いや、それは心配しなくても彼女は生きている。お前は修行して強くなること
だけを考えろと言っているようにもとれる。だが実際に、この眼で見てみないとわからない。
天下一武道会会場はあの日、地獄と化したはず。ピッコロと桃白白の戦いによって、パパイヤ島の
人間はほぼ全滅。普通に考えたら生きているはずはない・・・
様々な思いをめぐらせながらヤムチャはブルマの家を探す。西の都は以外にも町の破損が少なかった。
都の軍隊がやけに強かったのか、運が良かったのか・・・ブルマの実家はカプセルコーポレーション。
世界で最も有名な企業だ。道端の人に聞けばすぐにその場所は教えてくれる。
カプセルコーポレーションには容易にたどり着くことが出来た。ほとんど損傷のない大きな建物。
ヤムチャは門にあるインターホンを押す。
「はい どなた?」
「あ、あの、ブルマさんはいらっしゃいますでしょうか?」
返答はない・・・やはり・・・家の中では、家族の方が「ブルマ」という名前を聞き、
悲しみにふけっているのだろう。やはりダメだったか・・・俺のせいだ。また俺のせいで、人を
一人死なせてしまった・・・ちきしょう・・・こうなったら、今からでもサイヤ人とかピッコロとかの
アジトに乗り込んで俺が全員ぶっ殺してやる。そんで死んだらブルマとかに謝ろう・・・そうだ、
それがいい・・・ヤムチャは少し下を向き、目をこすった。そして向きを変え、カプセルコーポを後に
しようとする。
「・・・ヤムチャ!?」
「え・・・・・?」
「やっぱりヤムチャだ!!!ヤムチャー!!!!!」

797哀・戦士:03/08/13 19:29 ID:???
自分の名前を呼ばれ、ふと振り返る。
ブルマさん・・・?まさか、死んだのでは・・・?ヤムチャがいろいろ考えてる間にもブルマらしき
女は近づいてくる。そして抱きついてくる・・・!?
「ひさしぶり!!ヤムチャ!!孫君たちは元気?」
「お・・・おっぱいが・・・2つ・・・・」

ブルマは生きていた。それも、前と変わらず元気な姿で。ヤムチャは問う。
あの状況でなぜ生きていられたのですか?と。ブルマは答える。
「ああ、なんかやばそうだったから緊急避難用カプセルを出してそこに入ってたのよ。
核ミサイルが直撃しても平気なやつね。そこにずっと潜んでて騒ぎが収まったみたいだから帰って
きたわけ。ヤムチャ達が助けに来てくれると思ってたのに、何やってたのよ」
平然とそう答えるブルマ。俺達も、かなり苦労していたんだけどな・・・ヤムチャは一瞬、ブルマ
とのギャップに落ち込む。ヤムチャも今までの状況をブルマに話すことにした。
神様との修行のこと、キングキャッスルでのこと、サイヤ人のこと。そして悟空の死のこと・・・
「嘘・・・孫くんが・・・あの元気な孫くんが死んだなんて・・・」
ブルマは始めて悲しい顔を見せる。ヤムチャは慰める。悟空は生き返る。ドラゴンボールで。
俺はそのためにここに来たんだ・・・と。
「ドラゴンレーダー貸してくれますよね・・・?」
「もちろんよ・・・ただ、条件があるわ」
「条件・・・!?」
「私と、今日一日、デートして欲しいの」
「・・・・・・・!!」
ヤムチャ、生涯で始めての女性とのデート。天国かはたまた地獄か・・・<つづく>

798哀・戦士:03/08/13 19:40 ID:???
皆さん、お久しぶりです。
旅行に行ってました。
しばらく来ない間に読みきり作品とかいっぱい来ましたね。
夏休み、まだ少しあるので書いていこうと思います。


>>黄泉の門
完全にオリジナル設定に突入ですね。
ピッコロと桃白白。2人のこれからの関係がどうなるのか。
期待しております。

>>ドラえもん
どうも。私の作品のヤムチャはヤムチャであってヤムチャでないよなものです。
今回はちょっとヤムチャっぽくしてみましたが。
出来過ぎがここまでフリーザに深く入り込むとは思いませんでした。
続き、楽しみ。

>>ハンター
シュールな雰囲気、なかなかです。
神様とのやり取り、こーゆうの書けたらいいなあと思った。

>>魔人ブウ
復活したのに音沙汰なしですか?どこいったのだろうか。
元気出してうぷされることを期待します。

>>ヤムチャかよ
俺がヤムチャになったらと考えると怖いですね。
しかし原作を知っているヤムチャと神様との戦い、良かったです。
結構ある展開だけど、スキなんですよ。ピッコロにも勝ってね。
799マロン名無しさん:03/08/13 19:41 ID:???
哀戦士久しぶり。相変わらず面白いぞ。

これからも期待age
800哀・戦士:03/08/13 19:52 ID:???
作品を書き終えれば作者もこのスレを楽しむROMの一人。
感想を言う言わないは作者さんの勝手でしょう。
俺も昔はまったく他の作品に対しての感想を言っていませんでした。
それではいけないと思って感想を言うようにしたわけですが・・・
まあ作品を読めば感想がどんな形でもあるわけで、それを言ってるだけの
話であって、別に義務とかそんな深く考えてないんですけどね。
作者も他の作品を見て刺激を受けることもあるでしょうしそれについて
何か言うことは普通だと思います。言わなくても別に普通だと思います。
俺はこのままで別にいいと思いますよ。そんな議論する必要もあまりないかと。

続きが出来そうなので後でまたカキコします。
シリアスな展開はちょっと休憩。まあ別に笑える展開にもなりませんが。
801マロン名無しさん:03/08/13 20:04 ID:???
世界が大変な時にデートとは3×3EYESを思い出す
続きキボンヌ
802マロン名無しさん:03/08/13 21:09 ID:???
次スレのテンプレどうするよ?
803マロン名無しさん:03/08/13 23:00 ID:???
ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ!孫悟空  
ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強  
ドラゴンボールZ 激突 !!100億パワーの戦士たち  
ドラゴンボールZ 極限バトル !!三大超サイヤ人  
ドラゴンボールZ 燃えつきろ !!熱戦・烈戦・超激戦  
ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ !!ぶっちぎりの凄い奴  
ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない  
ドラゴンボールZ 超戦士撃破 !!勝つのはオレだ  
ドラゴンボールZ 復活のフュージョン !!悟空とベジータ  
ドラゴンボールZ 龍拳爆発 !!悟空がやらねば誰がやる

テンプレとはちょっと違うが、スレタイ。
テンプレ案については、作者は作品にレスをすべきか議論に決着をつけてから。
804マロン名無しさん:03/08/13 23:02 ID:???
>>哀・戦士
面白くなってきた。やっぱ、最強は孫悟空か。
ここで界王のところで修行した成果が、ヘタレになる。とかだったら、笑えるんだけど。
あり得ないわな
805マロン名無しさん:03/08/13 23:04 ID:???
>>804
お、そのネタいいね!いや、俺は哀・戦士さんじゃないですが。
806黄泉の門:03/08/13 23:04 ID:???
「桃白白よ、チャパ王国を滅ぼして来い」
とピッコロが言った。桃白白はピッコロの部下達を連れチャパ王国を目指す。
舞台は戻って天下一武道会会場。第三試合、観客は冷めている。
試合展開がつまらない。そんな感想が聞こえてきそうだ。
「逃げるな!!」 チャパ王が叫ぶ。
だが、鶴仙人はまともに組み合おうとしない。
鶴仙人は奇妙な技を使う。チャパ王がパンチを放てばそれをかわす。
いや、正確に言うと、パンチで弾き飛ばされる。
チャパ王がパンチを打つ。そのまま、数十メートル鶴仙人は吹き飛ばされる。
有り得ない。人間の体が軽くたたいただけで数十メートル飛ぶなど有り得ない。
だが、確かに鶴仙人は飛んでいる。
「軽すぎる。貴様何をやっている!! 闘え!!! 逃げるな!!!!」
チャパ王は叫ぶが、鶴仙人はまったく相手にしない。
試合開始からかれこれ、数十分が経過していた。
試合を見ている旧国王にも苛立ちの表情が浮かぶ。
「まともに戦ってくれ……」
祈るような言葉だが、裏腹に表情は怒りに満ちている。
と、その時、旧チャパ王の無線に連絡がきた。
「国王、申し訳ありません。国が、チャパ王国が滅んでしまいました。
 奴等人間じゃない、化け物の集団です」

<つ・づ・く>
807マロン名無しさん:03/08/13 23:06 ID:???
スレタイは当然パート13で。
作者は作品にレスすべき議論は>>800で決着でいいだろ。
808マロン名無しさん:03/08/13 23:55 ID:???
>>黄泉の門
あれ?前の続きですか?確か18話だったかな違ったらすまん。
てゆーかなんか書き方変わってませんか?気のせいかな。
どうなるのか先が読めませんねえ。続き期待です。短めにうぷするようにしたのかな
809哀・戦士:03/08/14 00:20 ID:???
<第19話>
とある日の昼下がり・・・場所は西の都、プリンスアイランド。西の都で唯一つの遊園地。
そこに、空から一組のカップルが来園した。正確にはカップルではないのだが。
ヤムチャとブルマ。元々ヤムチャに好意を寄せていたブルマがドラゴンレーダーを貸すことを
条件に、一日デートを申し込んだ。ヤムチャは断れなかった。ブルマのことだ。断ってもレーダー
は貸してくれただろう。だがヤムチャは断らなかった。女性とのデート20歳になって始めての
デート。こんなチャンス、もう無いかもしれない。つーかサイヤ人とかに殺されちゃったら
俺の人生女っけなくてつまんねー。ヤムチャの心の中には、地球に住むみんなを守って、亀仙人を
生き返らせることの他に、女が苦手という体質を改善するという大きな目標が(実は)あった。
「俺なんかで良かったら」とヤムチャは即答する。するとブルマ、もう出かける準備は出来ていると
ヤムチャの背中に抱きついてくる。
「このまま乗せてって」
「は・・・はい・・・」
遊園地へと着いた2人。途中ヤムチャは緊張からか、舞空術のやり方をど忘れし、何度か地面に
落下しそうになった。その度にブルマに殴られる。「何やってんのよ!!」
ちきしょう・・・ダメだ。完全に尻にしかれちまっている・・・ヤムチャはデート開始そうそう、
絶望感を覚えていた。だがまだデートは序盤。挽回のチャンスはきっとある!!
入場券売り場。ブルマ、券を買わずにそのまま直行。ヤムチャ、ブルマが券を買うのを忘れている
ものと思い、慌てて有り金をはたいて入場券を買う。
「ブルマ、入場券忘れてるぜ・・・」
「はぁ?私を誰だと思ってんの?この遊園地ねえ、うちの会社が経営してんのよ。乗り物の設計は
全部私がやってんの。ようするにオーナーよ。だからただなの わかった?」
ちょっと言い方をキザに決めてみたヤムチャ。見事に玉砕。
風によって舞い上がった落ち葉が顔のあたりを舞う。その顔はやけに悲しそうに見えた・・・・・

810哀・戦士:03/08/14 00:21 ID:???
お化け屋敷・・・中へ入る。真っ暗。ヤムチャ、ブルマの姿を失う。
「ど・・・どこだ・・・はっ、そうだ、気を探れば・・・」
「キャー!!」
「悲鳴・・・そっちか!!」
ヤムチャ、直行。そこには突然現れたお化けに驚いているブルマが。当然、お化けの中には普通の
人が入っているわけでまったく問題は無い。ところがヤムチャ、いきおいあまってお化けを撃破。
中の人、失神。ヤムチャ、警備員に呼び出される。
「あ、その人、私の連れなの。お化けの人の治療費は私が払うから、許してあげて」
ブルマの天の声。それだけで事はすんだ。また怒られて殴られる・・・今日何度目!?
が、目をつぶって覚悟するヤムチャに対する言葉は意外なものだった。
「私を助けに来てくれたんだね。ありがとヤムチャ」
ブルマはそう言うと次は観覧車に乗ろうとはしゃいで先に行く。ヤムチャ、小さくガッツポーズ。
観覧車の中、二人きり。ブルマ、楽しいのかはしゃぎだす。ヤムチャ、ブルマの顔をまともに
見ることも出来ず。顔、真っ赤。ダメだ・・・二人っきりなんて速すぎっすよ・・・
もっと段取りを置かないと・・・ヤムチャ、首を勢いよく振る。ダメだ。これはチャンスなんだ。
「ブルマさん・・・きょ・・・今日はいいお天気ですね・・・」
しばしの沈黙・・・自分の心臓の鼓動が聞こえる・・・怖い、次はどんなきついことを言われる
のか・・・サイヤ人達、奴らも恐ろしかった・・・だが、怖さの質が違う・・・!!
「ブルマ、でいいわよ ヤムチャ」
ブルマの優しい一言・・雰囲気は一気によくなった。観覧車での数分間。ヤムチャは今までの
自分では考えられないほど自然にブルマと話す自分に気づいた。楽しい・・女の子と話すのって
こんなに楽しかったんだ・・・俺ってやればできんじゃん。
「次はなんに乗る?ブルマ」
デートも中盤に差し掛かった頃、普通にブルマを呼び捨てで呼べるまで成長したヤムチャであった。

811哀・戦士:03/08/14 00:22 ID:???
ヤムチャがブルマとのデートを楽しんでいる頃、神様の宮殿ではこれからの事についての
話し合いが行われていた。餃子は仙豆によって復活。とりあえずは平穏なときが流れる。
最も下界は相変わらずひどい状態だ。神様の千里眼は、世界の状況を詳しく教えてくれる。
サイヤ人達は自ら乗ってきた宇宙船の中で一旦待機した後、キングキャッスルから最も近い
町、ジンジャータウンを襲う。襲撃から10分後、住民全滅。町、消滅。
ナッパよ・・あせることはない・・・あっさり全滅させちまったら、楽しみがなくなるだろ?
神様はそう言ったバーダックの言葉を聞き、絶望感と共に安心感を得る。
少なくとも奴らが連日連夜、暴虐を繰り返すことはないだろう・・ドラゴンボールを探すという
目的も奴らにはある。だがレーダーはこっちの物。奴らにボールを探す手立てはない。
放ってはおけない存在だということに変わりは無いが。
812哀・戦士:03/08/14 00:22 ID:???
クリリン達は、次なる戦いについて話し合っていた。ドラゴンボールを探す。普通に探せば
しばらく戦闘はないだろう。サイヤ人達は探す手立てがない。だがクリリンが気になる事を言い出す。
「半年前、天下一武道会の日、俺達が持っていたドラゴンレーダー、もうなくしちゃったんだけど
それに反応があったんだ。しかも武道会会場に二つ。同じ位置に。参加選手の誰かが持っていた
んだと思う・・・俺の予想だと・・・その持ち主は・・・・」
「鶴仙人さまとパイパイさんか・・・・」
天津飯、餃子はクリリンの言葉に思い当たるふしがあるようだった。
末端の2人には詳しく伝えられていなかったが、レッドリボン軍のレッド総裁は何やらボールを
集めているとの話を聞いたことがあるという。2人はそれがレッド総裁の趣味なのだろうとしか
思っていなかった。だが世界征服を企む男。そしてドラゴンボールという存在。天下一武道会場
での反応・・・天津飯はすべての情報を整理して仮定を立ててみた。
「レッド総帥はおそらくドラゴンボールを集めている。目的は何かしらないが・・おそらくパイパイさん達
もドラゴンボール探しの指令を受けていたのだろう。彼らは金さえ入ればなんでもやる。
探し出したドラゴンボール。だが総帥はそのまま所持していろと言う。パイパイさん達は
ドラゴンボールを持ったまま、武道会場に現れた。そう仮定すればすべて合点がいく・・・」

813哀・戦士:03/08/14 00:23 ID:???
すべてはドラゴンレーダーがあればわかる。反応が二つ、レッドリボン軍本部の方へあったなら
天津飯の仮定は確定へと変わる。だが3人は感じていた。おそらくこの仮定は正しいと。
次の相手はおそらくレッドリボンと桃白白兄弟・・・またしても強敵・・・
いや、構わない。この地球上の倒さなければならない敵は、すべて自分達より強い強敵なのだから。

ヤムチャとブルマは遊園地を後にしていた。乗り物は全部乗ったし飯も食った。
飽きたのだろうか、ブルマが急に海を見たいと言い出す。舞空術を使えば海まではたいした距離
ではない。二人は海へ向かう。海までは30分かからないだろう。
デートのはじめ。ヤムチャは舞空術をど忘れし、ブルマに怒られた。それは女性を乗せて
飛ぶことが始めてだったからだ。だが今は違う。快適だ・・・ブルマの身体が俺の背中に・・・
落ち着く・・・何故だろう。そうだ、俺は女が苦手という体質を克服したんだ。きっとそうだ・・
何事もなく、2人は海へと到着する。丁度夕方。太陽が地平線のかなたへと沈み始め、あたりは
きれいなオレンジ色に包まれている。
「きれいねー」
「ああ・・・」
2人の間に普通の会話が流れる。数時間前にはありえなかったような・・・
「本当はねー、ヤムチャに会えて嬉しかったんだよ・・・絶対、もう会えないと思ってたし・・
それに、デートもね、もうこんなチャンスないと思わない?世界中がやばいことになってて
ヤムチャも私もいつ死ぬかわからない・・・だったら一日ぐらい、楽しいことしたってバチはあたん
ないわよね?」
「ああ・・・・・」
ヤムチャは、気づき始めていた。舞空術を使って海までやってくるまでの間、ずっと感じていた
安心感・・それは女苦手を克服したからではない。いや、もはや苦手得意の問題ではない。
男として、俺はブルマという女に好意を抱き始めている・・・一緒にいてこんなに安心するなんて
半年前は考えられなかった・・こんな人、初めてだ・・・ブルマなら・・・
814哀・戦士:03/08/14 00:24 ID:???
「ブルマ、俺の悩みを聞いてくれないか?」
「え?いいわよ。何、突然」
「俺の出生についてだ・・・」
ヤムチャはブルマに語り始める。悟空がサイヤ人だとわかった。地球人じゃないことも。
つまり孫悟飯は悟空の肉親ではない。その頃から彼は考えはじめた。俺も悟空と境遇は同じじゃないか?
亀仙人の爺さんは俺の親父ではないことは明白。じゃあ俺の親はだれだ・・?俺は何者?
だが彼はこの悩みを誰にも打ち明けるつもりはなかった。もちろん他の仲間もそれどころでは
なかった。だが彼は自分が誰であるか知るのが少し怖かった。悟空とバーダック。
血の繋がった親子でさえ、あんな風に殺しあう。自分の親と、もし遭遇したとき同じように
なったら。それを想像するのもいやだった。そしてその気持を仲間に悟られるのもいやだった。
ブルマ・・・この人なら、なんでも話せる気がする・・そして俺の気持を一番よくわかってくれる
気がする・・・今、わかった。今日デートをした目的はもちろんそんなことではない。
女嫌いを克服するため。純粋に、彼はその目的だけをもっていた。だがヤムチャは幸運にも
その目的以上の物を得ることができた。亀仙人の死以来、自分が無意識に求めてきた安心感を・・
ヤムチャにはそれがブルマに対する好意として受け止められていた。
「俺は何者なのかこれから知っていきたいと思う。ブルマもついてきてくれ」
「もちろんよ、その代わり、私もお願いがあるの」
「なんだ・・・また条件つきか・・・」
「私も、孫くんを生き返らせるためのドラゴンボール探しに連れてって」
「・・・・・・」
「私だって役に立つわ。ヤムチャやクリリン君達の力になりたいのよ」
「危なくなったらすぐに帰るんだぞ」
「やったあ!!」
デートは終わり・・・だが、ヤムチャ達は次なる目的地に向かう。ここからはヤムチャ主導。
場所はカメハウス。唯一ヤムチャの出生について知っていそうなカメの元へ・・・<つづく>
815哀・戦士:03/08/14 00:29 ID:???
こんばんわ。
休みなのでまた書きました。
最後の方、自分で書いてて恥ずかしくなっちまった。
でも原作でもこんな展開が一回ぐらいはあったんじゃないかと思います。
2人はマジな恋人同士だったわけですし。

スレタイ案について、俺は昔案を出したけど見事にスルーされたことがあります。
こーゆうの考える才能が無いようで。でも提案してみる。

「危険な足元!!へタレ戦士は眠れない」

こんなのどうでしょう?単純すぎる気もしますが・・・

816哀・戦士:03/08/14 00:36 ID:???
既出じゃないよね?調べてみよっと
817マロン名無しさん:03/08/14 00:49 ID:???
>>哀・戦士
たまにはこういう展開もいいね

>>次スレサブタイ案
とびっきりの最強対ヘタレ
 フリーザの命令を受け、部下全員がヤムチャを無視し、飛び立とうとする。ヤムチャには、四方八方
に飛び去る兵士達を一気に倒す手段が無い。
「くそっ!行かせるか!!」
 町に被害を出してはならぬと、ヤムチャも追おうとする。だが、フリーザが超スピードで瞬時にヤム
チャの目の前に現れた。
「貴方の相手は、この私自ら行いましょう…。光栄に思いなさい」
「うう…!」
 そのフリーザの余りの圧迫感に、ヤムチャは微動だに出来なかった。いくらヤムチャが修行をし、フ
リーザが不完全な状態と言っても、その力の差は圧倒的である。こうしている間にも、フリーザの兵隊
は町へ危害を及ぼす。まさか、いきなりフリーザ自らが動き出すとは思わなかったのだ。
「残念でしたねぇ…。せめて私の部下だけでも、と思っていたんでしょうが…ほっほっほ」
「やってやるさ、フリーザ!」
 ヤムチャにとっても、フリーザにとっても、地上戦では不利益が生じる。二人は空中へ上がっていっ
た。だが、内心ヤムチャは震えていた。数日前の惨敗が、まだ尾を引いていたのだ。

 一方、部下達はヤムチャをフリーザに任せ、捜索へ向かうはずだった。だが、ある兵団の目の前にフ
リーザが飛んできたのだ。しかも、何故か手足がある。自力で再生したのであろうか。
「フ、フリーザ様!?」
「…やあ」
「どうなされました、もうあの男を倒したのですか?」
「まあね…。もう帰りたまえ、この星は諦めよう」
 様子は変だが命令なので、従おうとする部下達。だが、一人の兵士がスカウターでフリーザを調べた。
「戦闘力1…?おい、そのフリーザ様は偽者だ!!」
「しまった、バレちゃった。みんな〜!」
 すると、何も無い空中からのび太達が突然現れた。
「スモールライト〜!!」
 ドラえもんがスモールライトで光を浴びせると、兵士十数名がみるみる小さくなっていった。そして、
すかさずジャイアンがパワー手袋をつけた両手で、小さくなった兵士を蚊のように叩き潰す。
「おっしゃあ!ヤムチャさん、こいつらは俺達に任せてくれよ!!」
 実は、透明マントとタケコプターを装備して、のび太達も裏山に来ていたのだ。勿論、偽フリーザは
プーアルの変身である。すると、異変に気づいた兵士達が次々とやって来た。
「ふざけやがって、死ね!」
 ある戦士が、左手に装備したビーム銃を発射する。標的は静香。
「ええい!私だって!」
 だが、どんな攻撃も反らすひらりマントで、静香はそのビームを跳ね返した。そして、のび太の出番。
ビルを灰と化す熱線銃と、戦車を吹き飛ばすジャンボ・ガン。この二丁拳銃で、敵を次々と倒していく。
「あのガキ共強いぞ!」
「さっきの奴の仲間か!?」
 全兵士の視線が、一気にのび太達に集中した。トゲの兵士長が、スカウターの通信機能を使い、全軍
に命令する。フリーザの命令には反するが、仲間をやられて黙っているわけにはいかない。
「子供になめられたままで終わるな!全軍であのガキ共を殺せ!!」

 裏山の遥か上空にいるヤムチャも、上からその様子を見ていた。
「あいつら…これで、町は大丈夫だな!」
「たかがガキに苦戦するとは…使えん部下共だ。………ん?」
 フリーザの視線の先に、ふと青いロボットが映った。そう、ドラえもんである。
「あの青いタヌキはドラエモン!ふはははは、早くも見つけたぞ!!」
 目的の一つが見つかった事で、フリーザの注意が下へと向いた。それを見逃すヤムチャでは無い。
「狼牙風風拳!!」
 地上を見て高笑いするフリーザに、鋭い打撃の嵐をお見舞いしたのだ。
 突然の攻撃に、強靭な肉体を誇るフリーザも、僅かだがダメージを負った。だが、肉体以上に、その
宇宙一のプライドが傷つけられた事は言うまでも無い。
「く…この虫ケラが!!」
 フリーザが頭から突進する。だが単純な軌道なため、かろうじて見切る事が出来た。
「チィ、かわしたか」
「またあの世へ送ってやるぜ、フリーザ!」
「死ぬのはテメーだ!!」
 今度は口からのエネルギー波。これもフリーザの口の直線上から離れる事により、回避に成功した。
手足が無い今、フリーザの攻撃は二種類しか無い。頭突きと、口からのエネルギー波。勿論、どちらも
威力、速度共に凄まじい。だが、フリーザのモーションに気をつければ、全てを避ける事も出来る。今
のフリーザは、その圧倒的なパワーを活かし切れない状態にあるのだ。
 今のフリーザになら、勝機はある。ヤムチャは気を解放した。宇宙の帝王相手に、どこまで喰らいつ
けるか…。ヤムチャの心に眠っていた狼が、今まさに目覚めたのだ。
「いい気になるなよ…。頭と口しか使えなくても、貴様如きは敵じゃないんだ!!」
「来い、フリーザ!!」
 微かな希望を掴んだヤムチャ。ヤムチャVSフリーザ、開始である。

 裏山近辺でも、のび太達が善戦していた。プーアルは変幻自在に変身して、敵を惑わしている。そし
て、その惑わされた敵を、秘密道具で叩く。順調だった。
「くそっ!仲間に化けるわ、ビームは跳ね返されるわ、厄介な武器を持ってるわ、何なんだ一体!!」
「ちきしょう!あんな小僧達に、我等フリーザ軍が…」
 被害は甚大であった。小さくされ潰された者、焼き払われた者、爆破された者、と様々である。
「これ以上、我が軍に被害が出てはまずいな…。私がフリーザ様に殺されかねん。おのれ…あんなガキ
共の相手を、兵士長であるこの私がする事になるとは!!」
 全身のトゲを鋭く尖らせ、怒りに燃えた兵士長が遂に出陣を決意した。
>>750の続き。

感想レスの件ですが、私はスレの雰囲気が微妙な時期に作品を投下し始めたんで、
あまり当たり障りのない方向でいこうとしてました。

ですから、この件に関しては特にこだわりはありません。
>>ヤムチャかよ!?
魔封波…。ちゃんと納得がいき、なおかつDB読者(主人公)にしか分からない決着を用意していたとは…。
一本とられました。

>>プロブレム
はっきり言って、ヤムチャが“問題を解決している姿”が思いつきません。
これも見事な決着が待っているのか!?ブスと結婚して、マフィアの帝王になるヤムチャも見てみたいが。

>>ヤムチャ伝説
やや平和ボケ気味のベジータと、極悪なカカロットの会話が妙に面白かった。
ヤムチャには頑張って欲しいです。

>>黄泉の門
チャパ王国滅亡かよ!?
桃白白、恐ろしい手際ですね。

>>ハンター・ヤムチャ
予測してるなら、対策をしろ、ブリーフ。
ある意味期待通りの展開でした。

>>哀・戦士
まさかデートとは…。
女たらしでバカで、ヘタレだが、心根は純粋、というヤムチャらしさが出てますね。
823マロン名無しさん:03/08/14 05:16 ID:???
哀戦士、ドラえもんキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
パワーあるぜ!二人とも!ガンバレ!

>>780-793,800で、感想などのことが語られてますが…。

書きたい人は書いて、読みたい人は読むでいいんですよね。
作者は感想を書く必要もないし、読み手だって感想を書く書かないは自由。
でも、もしこのスレのSSを楽しみにしているのならば、ほんのちょっとだけ、手伝えることがあるよ
みたいな、気配りのような感じで感想レスを書いていただければそれでいいんじゃないかと思います。
作者さんも住人の一人なら、他の作者さんのほんのお手伝いをしてみませんか?という軽い感じで。
実際、今は作者以外のコメンテーターはあまりいなそうですしね(ROMはいくらいてもあまり意味はないし)。
もちろん、作品投下するだけというのがスタンスならばそれもまたよしだと思います。

ただ、あんまりレスがなかった作者の立場から率直な意見としては、作品うpしたあとに
何のコメントもなしに次の作品が投下されると凄くさみしいときがあったり・・・。
824巡回船:03/08/14 10:09 ID:???
次スレ立てる?
哀・戦士やドラえもん、黄泉の続きがもう一回ぐらい来てからでいいかな?
825マロン名無しさん:03/08/14 10:29 ID:DQH/hIGW
まだ早いと思うのだが…。前スレもフライングだったし。
あと100kb弱180レスも残っているし。

460〜470kB、レスは930〜950まではオッケーではないかと。
826ヤムチャ丸ごと脳血栓:03/08/14 14:26 ID:???
黄泉の門「ヤムチャ・・・操気弾だ・・・・」
哀・戦士「操気弾を・・撃つんだ・・・」
ヤムチャ「黄泉の門・・哀・戦士・・・」
魔人ブウ「ヤムチャ、俺もいること・・忘れるなよ・・」
ハンター「僕も」
ドラえもん「俺もまだ・・・生きてるぞ・・・」
ヤムチャ「魔人ブウ・・・ハンター・・・」
ヤムチャかよ!?「お父さん・・・」
ヤムチャ「ヤムチャかよ!?・・・」

827ヤムチャ丸ごと脳血栓:03/08/14 14:28 ID:???
もつお「ん・・・?あれは、ヤムチャ・・・?」
ヤムチャ「操気弾!!!」
もつお「はあー!!」
ヤムチャ「うわあああああ!!」
魔人ブウ「操気弾のへタレ差が逆にあまりにも強すぎたんだ・・・もう、おしまいだ・・・」
828マロン名無しさん:03/08/14 14:37 ID:???
操気弾使うと100パー負けるぞw
829マロン名無しさん:03/08/14 15:45 ID:???
一回しか使ったことないからな。
実際にはヤムチャもシェン戦で使う前に何度も試用してただろうに。
100%負ける技なら大会で切り札として使うのはおかしいんじゃない。

普通に考えて、ほぼ負け無しの技って言うのが繰気団の本性だと思うけど。
830マロン名無しさん:03/08/14 18:14 ID:???
次スレは950切ったらでいいよ。
831ヤムチャQ&A:03/08/14 18:33 ID:???
Q1「あなたの名前はなんですか?」
A1「ヤムチャ」

Q2「お仕事は?」
A2「地球を守る事」

Q3「気功波を撃つ時、熱くはないのですか?」
A3「正直、めちゃくちゃ熱い。一度泣いた」

Q4「嫌いな人は誰ですか?」
A4「ベジータ」

Q5「本当ですか?」
A5「はい」

Q6「本当の事を言って下さい」
A6「悟空」

Q7「それはどうしてですか?」
A7「巨人が負けた次の日、よく修行に付き合えと家に押しかけてくるから」

Q8「それはどうしてですか?」
A8「たぶん嫌がらせ」

Q9「餃子さんをどう思いますか?」
A9「声はかわいい」

Q10「お供の、プーアルをどう思いますか?」
A10「友達以上、恋人未満」
832マロン名無しさん:03/08/14 18:34 ID:???
Q11「ヤムチカという偽物がいますが」
A11「意味わからん」

Q12「一番嫌いな味方は?」
A12「ピッコロ」

Q13「それはどうしてですか?」
A13「いや・・・誰でもあれはヒク」

Q14「天津飯に一言」
A14「お前眼ぇ一個多いぞ」

Q15「いやな思いでとかありますか?」
A15「まだ仙豆のことを知らなかった頃、前に仲間の家に遊びに行ったとき、つまみの枝豆代わりに出されてバクバク喰ってたら腹が膨れすぎて救急車呼んだ」

Q16「誰の家でですか?」
A16「悟空」

Q17「それはどうしてですか?」
A17「たぶん嫌がらせ」

Q18「避けられた気功波はどこまでも飛んでいきますが、あれはその後どうなるんですか?」
A18「一週間くらいしたら全部俺のところに飛んでくる。これもたぶん嫌がらせ」

Q19「では空はどうやって飛んでいるのですか?」
A19「あれはトリック。ワイヤーアクション」

Q20「でも、他のZ戦士の皆さんたちは気を使って飛んでいるとの情報がありますが」
A20「えっ!!??」
833マロン名無しさん:03/08/14 18:40 ID:rJztuetZ
えーと・・・どこで笑えばいいですか?
834マロン名無しさん:03/08/14 18:46 ID:???
>>833
そうか?
俺こういうの結構好き
835マロン名無しさん:03/08/14 18:49 ID:KWpxksWT
俺も藁他
836マロン名無しさん:03/08/14 18:51 ID:mG/UVi+U
アニメのモロ!セーラー服のモロ!
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837マロン名無しさん:03/08/14 18:51 ID:???
面白いと思う。「えっ!!??」っておい(w
838ヤムチャ伝説:03/08/14 19:34 ID:ieOKD/Hr

天界ではピッコロ、悟飯、ヤジロベー、そして異変を感じた天信飯、餃子、クリリンが集まっていた。
まだ意識の戻らないピッコロを介抱するポポ。怒りに燃える悟飯。帰りたいと文句を言うヤジロベー。
「何かの間違いじゃないのか。」天信飯は神に訴える。
「残念だが・・・。」
「悟空が・・、どうすりゃいいんだ。」クリリンが嘆く。
餃子は青白い顔をして天信飯の後ろで浮かんでいる。
天信飯、餃子、クリリンは千里眼で見ていた神から事態の一部始終を聞き、困惑していたのだ。
「ところでお主等、飲茶はどうしたんじゃ。」神が思い付いたように言った。
「えっ!飲茶さんですか。」唐突な神の質問に、一瞬戸惑いながらもクリリンは気を探り、驚愕する。
「な・・、そ、そんな。や、飲茶さんが悟空と一緒に。ベ、ベ・・、ベジータも・・。」クリリンの声が震える。
「な、なに、ベジータと。」天信飯、餃子も気を探り、驚く。
「ベジータと悟空は戦ってる様子じゃない。・・・どういう事だ。」クリリンが呟く。
その時、それなりに大きな音と共に小型飛行機が天界に着陸し、中からブルマが急いだ様子で出てきた。
「ちょっとあんた達、これ見てよ。」ブルマが小型のテレビを持って駆け寄って来た。
「ブルマさん、どうしたんですか。」クリリンが尋ねた。
「いいから早く。」ブルマが急かす。
839ヤムチャ伝説:03/08/14 19:36 ID:ieOKD/Hr

テレビでは国王が写っていた。何か、顔色が悪いが・・。場所は屋外、キングキャッスルの屋上だろうか、柵と遠くに山々が
見える。カメラの向きが変えられ、クリリンのよく知る顔が写る。
「悟空・・。」クリリンが呟く。
テレビの中の悟空が喋り出す。
「オラが紹介のあったサイヤ人、カカロットだ。今、サイヤ人の実力を見せよう。」
悟空はカメラに何か指示を出し、画面は遠くに見える山脈を写し出した。
「この山脈を今から平らにする。」カメラが悟空を写す。
悟空は右手に気を集め、それを振り払った。
爆音と同時に映像が乱れ、真っ白になる。
次の瞬間カメラは平らになった山脈を写し出した。カメラマンが震えているのだろう。画面が震えている。
恐らく、テレビを見ていた世界中の人間も同じだろう。
カメラが再び悟空を写した。
「それじゃあ、えーと・・。まず、この星は今日から地球ではない。そうだな・・、惑星ベジータbQとでもしておこうか
。もちろん地球人の星ではない。サイヤ人の星だ。」悟空が力強く言う。「これから、この惑星ベジータbQを我々サイヤ人の母星とする。」
「では、まず王の紹介をしよう。ベジータ王だ。」悟空の横にベジータが歩み出てきて、悟空の後ろにある椅子に座る。
「王、一言お願いします。」
「俺がサイヤ人の王、ベジータだ。今後、この星の、宇宙の支配者になる。覚えておけ。」ベジータが少しめんどくさそうにそう言い、悟
空の方を顎で指した。
「今後の君達の生活について説明する。」悟空が一呼吸置いて話す。「まず、安心するといい。君達地球人は今まで通りに生活する事がで
きる。国王も国王のままだ。・・。」悟空が軽く笑い、喋る。「君達の中にはピッコロ大魔王の事を思い出して、恐怖している者もいるだ
ろう。警察が廃止されるんじゃないか、とか。都市を破壊するんじゃないか、とかね。」
「我々はあんな奴とは違う。秩序は大事だ。そして君達の生活についても保証しよう。」悟空が強調した。
「君達の王はこの国王だ。直接我々がどうしようという事はない。まぁ、後の事は国王から話しがあるそうだ。」国王が悟空の横に出てきた。
840ヤムチャ伝説:03/08/14 19:37 ID:ieOKD/Hr
「皆さん、大変ショックだとお思いますが、気をしっかりお持ちください。」国王は沈んだ様子で話し始める。「えー、サイヤ人がこの星の支配者となるに当たり、3つ、政策の転換が余儀なくなりました。まず、第一に国立宇宙科学研究所の新設です。国の最高の学者を集め
、予算を惜しまない予定です。第二に天下一武道会等の武術大会の奨励。また、国による戦士の育成、バックアップも行います。そして第
三に・・。」国王の声が震える。「た、他の星への侵略を行います。これにより、科学技術、戦士の能力等飛躍的に向上させることが可能
だそうです。」国王が震える声で続ける。「こんな、こんな事が許されるのでしょうか・・。」
国王が叫ぶ。「誰か、誰か。こいつらを倒してくれぃ!こんな奴らを放っておいては地球の破滅だ。ピッコロの時の様に誰か立ち上がっ・
・。」
叫び続ける国王の肩を抑え、悟空が静かに呟いた。
「誰も来ないと思うぜ。だって、ピッコロを倒した少年てのは、このオラだからな。」
国王は悟空を改めて見つめる。今は着替えているが、先程まで着ていたカーキ色の胴着。つんつんに尖った頭。あの時の少年と同じだ。
「放送は以上だ。」悟空が言い、ブルマが見ていたのか、料理番組が流れ始めた。

「なんてこった、最悪だ。悟空とベジータが・・。」クリリンが呟く。
天界に集まる皆の上に沈黙がのしかかった。
841ヤムチャ伝説:03/08/14 19:38 ID:ieOKD/Hr
「おい、国王。」悟空が国王を呼び止める。
「な、なんだね。」
「今日から副国王にこの人間をつける。」そう言い、飲茶が悟空に紹介された。
「言っておくが戦闘力は星一つ破壊できるレベルだ。下手な事はせん方がいい。」
「き、君、急にそんな事を言われても・・。」国王が反論する。
「副国王飲茶の誕生だ。」悟空は国王を無視した。
「しっかりやれよ、飲茶。」
「お、おう。」飲茶は元気がない様子で答えた。
キングキャッスルに着いても、飲茶はブルマの事で頭が一杯だった。悟空とベジータがガードマンを軽く蹴散らしても、まだ飲茶はブルマ
の事を考えていた。だが、悟空のデモンストレーションで一気に目が覚めた。悟空の気に邪悪な物が混ざっているのにも気付いた。だが、
悟空とベジータの気は、今更帰してくれと言わせてくれるような気ではなかった。飲茶は取り敢えず様子を見る事に決めたのだ。地球の未
来のためにも。自分の安全のためにも。
842マロン名無しさん:03/08/14 19:41 ID:???
>>838
天津飯な
843マロン名無しさん:03/08/14 19:50 ID:???
>>ヤムチャ伝説
飲茶←この字のままいくつもりですか?
ま、それはどうでもいいか。
ふむ、いかにもヤムチャが活躍できそうなシチュエーションですな
844マロン名無しさん:03/08/14 20:04 ID:???
>>843
ヤムチャはヤムチャであって飲茶では無い!これはヤムチャに対する冒涜だ!謝罪と賠償をs(ry
845マロン名無しさん:03/08/14 21:00 ID:TUXhB5zR
感想書くのは初めてだったりする。

>哀・戦士
ブルマとのデートがやたら良かった。
ヤムチャの出生話での更なる盛上がりを期待してます。

>ドラえもん
映画で言えば終盤に差し掛かってるっぽいですね。
安定して面白いです。

>ヤムチャ伝説
さりげなく悟空が秀才っぽい。
今後の話の展開に期待してます〜。
846マロン名無しさん:03/08/14 21:24 ID:???
>>845
何かの作者の方ですか?
これからもレス書いてみてください。
スレも盛り上がりを見せてきてますね・・マジに。
もう廃れてるなんて言葉は懐かしい気がする。いつの間にか。
847マロン名無しさん:03/08/14 21:40 ID:???
廃れてるなんてのはとうに乗り越えただろ。
昔と流れは違えど、今は今なりの盛り上がりを見せてる。
ドラまんせぇ
848哀・戦士:03/08/14 21:50 ID:???
<第20話>
ヤムチャは自分自身を知るための小旅行に出る。ブルマを連れて。
物心ついた時からそばにいた唯一の存在、カメ。半年以上も会っていないが会えばきっと
何かわかるはず。どんな些細なことでも良かった。ブルマという自分を一番理解してくれる
人を見つけた今、ヤムチャは一気に貪欲になる。それは自分の出生のことだけにとどまらない。
もっと修行して強くなってサイヤ人とかを倒して地球を、ブルマを守る。向上心の上昇・・・
いいことだ。ヤムチャよ・・・人は、それを恋によるパワーアップというのだ・・
2時間後、ヤムチャは約8ヶ月ぶりにカメハウスのある島へと降り立つ。あたりはすっかり夜。
夜空にきれいな星空が見える。
「よう、ウミガメ、いるかい?」
「はいはい、や・・やや、ヤムチャ様じゃありませんか!心配しておりました。行方不明と
いう情報を聞いたものですから・・・」
お互いの無事を喜び夕食をとりながらしばしなごやかな団欒の時を楽しむヤムチャ。
カメハウスは8ヶ月前と変わっていない。世界が大変なこのご時世に相変わらず平和そうな雰囲気。
小さいけど住みやすい家。そのまんまだ。唯一つ、ヤムチャは相違点を見つけた。
壁にかけられた写真。そこには幼い頃のヤムチャと亀仙人が一緒に写っている。ヤムチャは
昔を思い出す。あの頃・・・今考えればよかったな。当時は修行ばっかさせられてうるさい
じいさんだったが、今ではもう一番もう一度会いたい人だ・・・幼い頃の自分も久しぶりに見た。
曇り一つない笑顔。最近はこんな笑顔をしたことはあまりない。ヤムチャはゆっくりと立ち上がり
カメにこう言う。
「ウミガメ・・・オレはどんな風に生まれてきたんだ?」

キングキャッスル付近・・・サイヤ人の宇宙船内部。
複数設置されているメディカルマシーン。どんな怪我でもたちまち治ってしまう優れもの。
そこからナッパとラディッツが出てくる。傷は全快したようだ。顔色もいい。

849哀・戦士:03/08/14 21:50 ID:???
「やっと全快したようだな・・・これから忙しくなるぞ」
二人に対してバーダックが言う。
「親父・・・カカロットの奴、どうなったのかな?」
ラディッツがバーダックに問う。彼らは親子同士。だがサイヤ人の社会の中で親子という関係は
あってないような軽いものだ。力が強ければ親など必要ない。なかには親を殺して自分で生きて
行く道を選ぶ者もいたという。
地球で言ういわゆる親不孝者はサイヤ人の社会では立派なほめ言葉となるのかもしれない。
だがバーダックはサイヤ人の中で最も高い戦闘力を誇る偉大な戦士。ラディッツは父を尊敬していた。
バーダックもまた、ラディッツの事を一人前の戦士としてみていた。それゆえ親子としての会話など
数年に一回程の回数しかしたことがなかった。ラディッツが久々に親父という言葉を使う。
実の弟のカカロットの存在。そしてバーダックがその弟を平然と攻撃。少し、親子としての会話を
したくなる衝動にかられたのかもしれない。
「カカロットか・・死んだかもな・・だがあいつが悪いのだ。俺達サイヤ人の誇りをあっさりと
忘れやがって・・親として恥ずかしいぜ」
「親父はオレのことをどう思ってるんだ?サイヤ人の一流戦士。それだけか?もしカカロットの立場
がオレだったら・・オレのことも殺すかい?」
「・・・・・・くだらねえな・・・お前はオレの息子。そしてサイヤ人の誇り高き戦士だ。
それ以上でもそれ以下でもねえ。そんなくだらん事を言う前に少しでも戦闘力をあげるんだ。
お前は今、俺達の中で一番足を引っ張っている存在なのだぞ」
「・・・わかった・・・いえ、わかりました・・・」
2人は去っていく。バーダックは考える。ラディッツめ、くだらんことを・・あんなことを
言ったのは初めてだったな。実の弟に会って、情が生まれたとでもいうのか?サイヤ人として
そんな甘い考えを持つのならば、俺は今すぐにお前を始末する・・・
「カカロットか・・おそらく助かるまい。だが生きていたとすれば・・あの傷を全快させ我らの
前へ再び立ちはだかる時、もっと大きな壁となっているかもしれん」
850哀・戦士:03/08/14 21:51 ID:???
宇宙船内部では少し故障箇所が多発していた。地球の大気圏に突入する際の衝撃でなったようだ。
だがそんなことはいつものことだった。サイヤ人は行動が早い。修理は迅速に行われた。
戦闘を生きる糧としてる者にとって、ウイークポイントを放置しておくことは即、死につながると
本能的に感じているのだ。あらかた修理は終った様子。だが通信システムの調子がおかしいらしい。
最も他に通信する者などいない。前まではフリーザからの指令がちょくちょく入っていたが、
奴らを裏切ってからは入ってきていない。あちらも裏切りには気づいてる。だがこちらの位置まで
は探せない。スカウターのシステムはあちらとのリンクをきってある。絶対に気づかれない。
通信システムは主に地球内での行動中に必要となる。宇宙船に残っている者が他の者への通信
をする場面もあるだろう。修理の担当はスラッグ。悪の心を持ったナメック星人。サイヤ人達が
ナメック星を襲撃した際、ドラゴンボールの事を教える代わりに命を生かしてもらった。
今ではサイヤ人集団の知識箱だ。ドラゴンボールが目的の彼らにとって、スラッグの存在は大きい。
851哀・戦士:03/08/14 21:51 ID:???
「スラッグよ、通信システムの修理はどうか?」
「え、え・・ええ。まああと少しってとこですかね」
バーダックの問いにスラッグが答える。やけに顔に汗をかきながら。力仕事なのだろうか。
「まあゆっくりでいい。それと、例のドラゴンボールレーダーの開発は進んでいるのか?」
「へえ、あれなら我々ナメックのDBから出る微弱な電波を参考に、作っております。まああと
数日かければ完成するでしょう」
「む・・・頼んだぞ。おい、そこは別に壊れてないぞ。その機械をなぜ取り付けるのだ?」
「へ・・?あ、ああ、こいつはナメックの技術でしてな。テ、テレパシーて奴で通信ができる
のですわ。ははは。いつか役に立てばいいと思いまして・・・」
「ほう・・まあいい、じゃあな・・」
スラッグは通信システムの修理と言っておきながら宇宙船に奇妙な装置をつけはじめている。
奴は隠し切っていると思っているが他にも見慣れない部品が増えた。ベジータも気づいている。
ナメック星人とは変わり者だ。何をしようとしているのか知らんが奴がいないことにはDBも
探せない。バーダックは汗を拭きながら作業を続けるスラッグを見ながらこの先のことを考えていた。
852哀・戦士:03/08/14 21:52 ID:???
「ヤムチャ様・・・なぜそんなことを聞くんです?」
「いや、最近、急に気になっちまってな」
「それを知ってどうするおつもりです・・・?」
「いや、どうってことはねえよ。ただすっきりさせたいんだ。自分がどんな風に生まれたのか・・」
「わかりました。私の知っている限りのことをお話しましょう・・・」
カメは話を始める。ヤムチャとブルマは静かに床に座りカメの言葉に耳を傾け始めた。
「始めに言っときましょう。ヤムチャ様の親はわかりません・・」
「なに・・・?」
カメの話・・・20年前の昔話・・・
20年前、サイヤ人襲来の時、亀仙人、孫悟飯ら地球の達人達は団結し、サイヤ人打倒軍を
結成したという。その頃、地球の軍隊は壊滅状態。亀仙人らは自分達に地球の運命がかかっている
と言い聞かせ、気持を高ぶらせていた。だがその気持も発揮することなく、サイヤ人達は撤退
する。地球に落下してきた巨大な物体。それのおかげだ。サイヤ人達にとっては悪夢だが
地球側の人間にとってはそれはまさに神風。誰もがその物体に感謝した。だがその物体が落下した
付近の土地はなぜか人が立ち寄れないほど猛烈な熱波に覆われていた。亀仙人達達人集団は
調査のため、そして地球を救った謎の物体を見るために現地へと向かった。
到着した彼らは恐るべき実態を目にする。そこには巨大な物体など何もなく、ただ真っ赤な空と
荒廃した土地、そしてとてつもない熱波が存在するだけだった。まだ落着地へと到達していない
にも関わらず、土地の気温は100度をゆうに超えていた。達人集団は落着地へと近づくが
そのたびに上がっていく気温に耐え切れず多くの者が脱落していった。落着地と思われる場所
へとたどり着けたのは孫悟飯と亀仙人のみだった。巨大なクレーターのようなものが見える。
まさに巨大物体が落下した場所だった。2人は数日間、その場を調査し、物体の残骸などがないか
調べることにした。
「悟飯様と亀仙人様はそこで思っても見ないものを発見しました。生まれたばかりの赤ん坊を。それも二人も・・・」
853哀・戦士:03/08/14 21:52 ID:???
あの世・・・
「ふー、ここが界王さまのいる場所か・・?う・・・やたらと身体が重いな・・・精神と時の部屋
みてえだ・・どうなってんだこの地面・・・」
「うっほっほ」
「ん・・・?あの猿みてえな奴・・・そうか、あれが界王さまか!!こんにちわ。オラ孫悟空です
修行、よろしくたのんます」
「うっほっほ うっほっほ」
「お、さっそく修行だ。あの動きをやれってんだな。うっほっほ うっほっほ これはきつい。
界王さま・・ここの地面、どうなってんのかな?」
「なーにやってんだお前」
「へ・・・?お、おめえは・・」
「わしはな・・うーん、かいーよー、かいーおー、かいおう。界王じゃ」
「へ?じゃああいつは・・・・?」(以下省略)

「ワシの修行は厳しいぞ!!ついてこられるか!!」
「うん!!」
「どーせ目指すなら宇宙1じゃ!!よいな!!」
「うん!!!」
「その前にちょっと茶でも飲むか・・・」<つづく>
854哀・戦士:03/08/14 22:01 ID:???
こんばんわ。
場面がコロコロ変わるからちょっとわかりづらいですね。

>>ヤムチャ伝説
悟空が敵になるとは。これまた新しい設定が登場しました。
ヤムチャ活躍できそうですね。なんとなくだけど。
セリフ回しとかうまいと思った。

>>ヤムチャQandA
プッと笑えるような落ち着きのあるネタだ。
こーゆうの心が和む。

>>ドラえもん
のびた達つええ〜
ドラの映画同様、クライマックスはワクワクする展開ですね。
秘密道具、もっと出してほしい

855マロン名無しさん:03/08/14 23:07 ID:???
>ドラえもん
すごくおもしろいです!昨日たまたまここ見つけたんですが
徹夜して読んじゃいましたよー!
友達にも知らせてやろうと思って印刷して渡すと
「やべえ・・続きが見たくてしょうがねえ」
と、かなり絶賛でした!
続きをかなり期待しています!頑張って最後まで書き上げてください!

>みなさんへ
で、私はふと思いました!
私のインターネットツールでは履歴保存日数が「0」日なんですよ!
だからスレが紫にならないんでかなり探すのに苦労するんですよ!ここね!
もう見たいのに見れないのはかなりうッとおしいのでageちゃいますね!
はっきり言ってツールいじるのめんどくさいし、ブクマの行が長ーくなんのウザイし!
みなさんから反論があっても反省なんかこれっぽっちもしませんから!あひゃー!
たとえ荒らし行為だとしても自分が楽しけりゃそれでいいんで!だからご了承願いますねー!うひゃー!
また R O M しに来ます♪怒らないでね!
856マロン名無しさん:03/08/14 23:10 ID:???
あげ==================================================
857マロン名無しさん:03/08/14 23:11 ID:???
>>855-856
何者?
ワラタけど
858マロン名無しさん:03/08/14 23:13 ID:???
sageるとするか。
859マロン名無しさん:03/08/14 23:15 ID:???
スルーしる
860マロン名無しさん:03/08/14 23:24 ID:???
バキスレもヤムスレも凄く盛り上がってきたね。いい事だ。
仲良く協力しながら切磋琢磨すれば良いんだよ。今、両方絶好調みたいだし。
861マロン名無しさん:03/08/14 23:32 ID:???
そういや、哀戦士ってなんでこのタイトルなんだろう
あんまガンダムと関係ないよな?詳しいことは知らんが
862マロン名無しさん:03/08/14 23:49 ID:???
>>861
実はレスを見るためにずっといたりする。
ガンダムと関係ないです。
ただ、「哀・戦士」という歌とタイトルがすきなんです。
あと、この作品は思い切りシリアスにしてちょっと悲しめ暗めの
感じにしようと思ったので丁度いいかなと・・・
アムロ=ヤムチャの関係からかも知れない。声の話。
意外と「哀・戦士」の事知ってる人っているんだなあ。

>>855
いらっしゃい。
『準決勝!!ヤムチャ選手対マジュニア選手!!!』

強い…それしか思い浮かばない。
目の前に悠然と立つあの緑の男は、なんて、無茶なキャラクターなんだ…!!
ヤムチャで勝つにゃあどうすればいいんだよう…

『それでは、準決勝…始めてください!!』

「弱そうな人間だ…だが、さっきのハゲのこともある。八割の力でやらせてもらおう…」
最終手段として、魔封波のビンの中の神をぶっ殺すという手がある。
ドラゴンボールがなくなるとかは、俺の知ったこっちゃあない。だが…
やれることをやってからだ!!そんなんじゃ最強の称号は得れない!
「マジュニア…いや、ピッコロ大魔王!!」
俺は叫んだ!!

(ピッコロ大魔王…?) (そ、そういえば…) (に…似てるぞ) (そっくりだ…)
予想通り、ギャラリーが騒ぎ出した。
「似てて当たり前だ!!!このオレはピッコロ大魔王の生まれ変わりだっ!!!!」
ギャラリーが戦慄する。皆、あの惨劇が記憶にこびり付いているのだろう。
「世界中に報せておけ!!!孫悟空の息の根を止めたあと再び貴様らの王になってやる!!!
 ピッコロ様の天下が蘇るのだ!!!!」
『『『『『『『『『『う…うわわ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!』』』』』』』』』』 
『『『『『ひいい〜〜〜!!!逃げろ―――――!!!!!!』』』』』
ギャラリーは大方逃亡した。残ったのはZ戦士関係と審判のみ!
「おい」
「何だ、ザコが!!」
「『孫悟空』じゃない、『ヤムチャ様』だろ?緑ヤロー」
「そうか…貴様、居たなあ!?」
ブアアッ!!!!ピッコロの気が高まってゆく!!
(コイツに勝てれば…いける!!)
864マロン名無しさん:03/08/14 23:58 ID:???
>>463
素朴な面白さ。

できれば最後に『続く』を入れてくれると助かる
>>哀・戦士さん
カメがヤムチャ出生秘話を語るのか(w
過去話は、完全オリジナルですな。期待しますよお?

>>ヤムチャ伝説さん
ヤムチャ対悟空の予感…!!
自分もこれから書くのですがね。内容被らないよう頑張りますw

>>ドラえもんさん
不完全状態のフリーザならヤムチャでも勝ち目ありかな?
実際には有り得ないでしょうが…
フリーザは最高の悪役なんで、こちらもどう料理するか期待大。

ヤムチャQandAは好きなタイプだなあ。
「な、なんか、すっごいのが来たよ!」
 タケコプターを付け、空で奮戦するのび太達。そこへ、兵士長がやって来たのだ。今までの下級兵士
とは格が違う。体中に生やしたトゲが、その迫力をより引き立てている。そして、部下に向かって叫ぶ。
「お前達は近くで見ていろ!あのガキ共に、真の恐怖というものを存分に味わわせてやる!!」
 わざわざ遠く離れた惑星まで来て、これまで何の活躍も出来なかった兵士長。しかも、新入りの出木
杉の方が重用されているという事実。彼としては、何としてもここで名誉挽回をしたかった。部下の見
ている前で子供達を始末すれば、フリーザの目も自分に向いてくれるはずだと思ったのだ。
「つ、強そう…」
「ええい、スモールライト!」
 光を浴びる兵士長。普通ならば、ここで体が小さくなっていくはずだ。
「な、何だこれは!?う、うおおおおおおおお!!」
 耐える兵士長。己の体内の戦闘力、つまり気でスモールライトの起こす細胞の縮小に、逆らっている
のだ。この予想外の事態に、焦るドラえもん。
「ス、スモールライトが効かない!?」
「厄介な道具らしいが、私には通用しなかったようだな…それ!」
 兵士長が軽く手を振ると、凄まじい突風が起きた。吹き飛ばされるのび太達。しかも、のび太の頭か
らタケコプターが取れてしまったのだ。
「タケコプターが!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
 そのまま裏山へ落ちるのび太。運良く木の上に落ちたが、この高度ではかなり危険である。
「のび太君!」
「のび太さん!」
「ハッハッハ、落ちたか。残りは五人だな…せいぜい楽しませてくれよ」
 兵士長は確信した。道具にさえ気をつければ、恐れるに足らない敵である事を。スカウターでも確認
したが、全員戦闘力は一桁しか無いのだ。戦闘力一万を誇る兵士長にとっては、赤子も同然の存在なの
である。この差を埋める方法、その鍵はドラえもんの秘密道具が握っている。
 そして、裏山上空では、ヤムチャがフリーザ相手に優勢であった。最初のモーションさえ見逃さなけ
れば、頭突き、エネルギー波ともに避けられる。そして、フリーザの攻撃後の隙を突き、ヤムチャが攻
撃する。地道ではあるが、確実に効果は上がっていた。
「操気弾!喰らえっ!!」
 ヤムチャの手から放たれたエネルギー弾が、フリーザを襲う。しかし、フリーザの動体視力からすれ
ば大した速度では無い。あっさりと避けられる。
「あんなものが当たるとでも?」
 フリーザを通り過ぎたエネルギー弾が軌道を180度変える。そして、フリーザの延髄を直撃した。
「ぐはァ!!」
「背後がお留守だぜ…なんてな」
「く…この体が元通りになり、パワーが戻れば貴様なんぞに!!」
「おいおい、さっきと言ってる事が違うぜ」
 会話も完全にヤムチャペース。だが、フリーザが不敵に笑い始めた。予想外の苦戦に気が触れたわけ
でも、体が復活する手があるわけでも無い。これは、何かを閃いた時の笑い。それも危険な閃き。
「もう、この星は消しましょう」
「何だと!?」
 突然フリーザは顔を下へ向け、口を開きエネルギー波を撃とうとした。フリーザの思い切った選択に、
一瞬ヤムチャの気が動転する。だが、これがフリーザの狙いだったのだ。
「隙だらけですよ!!」
 ヤムチャが気づいた時には、既にフリーザの頭が目の前にあった。鼻が潰れる音、顔面の骨にヒビが
入る音、ヤムチャの耳に鮮明に聞こえた。喰らってはならない一撃を、喰らってしまったのだ。この一
撃で形勢は逆転した。
「こんな宝の山を壊すわけないでしょう?さて、これまでのお返しをしなくてはなりませんね…」
 フリーザはヤムチャの攻撃を一撃喰らった程度では問題にならない。だが、その逆は致命的なのだ。
ヤムチャの気がガクンと落ちる。死へのカウントダウンが始まった…。
 一方、裏山へ落ちたのび太。木に落下したため、枝や葉がクッションとなり、大きな怪我はしていな
かった。常日頃、裏山を大切にしているのび太への、山からの恩返しだろうか。
「いてて…助かったぁ」
 辺りを眺めるのび太。周りには誰もいない。空ではドラえもん達が、兵士長と戦っている。更にその
上空では、ヤムチャとフリーザの対決が繰り広げられている。
「タケコプター…どこに落としちゃったんだろうなぁ」
 しかし、近くには見当たらない。タケコプターはあの突風で、遠くへ吹き飛ばされてしまったらしい。
「どうしよう…。あるのは熱線銃だけか」
 熱線銃片手に、裏山を慎重に歩き始めるのび太。すると、目の前に巨大な宇宙船があった。言うまで
も無く、惑星フリーザの船である。余りに近すぎて分からなかったが、どうやら、のび太は宇宙船の近
くに落ちていたらしい。だが、幸いにも敵兵はいなかった。一人残らず出撃したようである。
「そうだ、出木杉がいるかも!」
 スネ夫が“フリーザの仲間になっていた”と言っていた出木杉。もしかすると、近くにいるかもしれ
ない。宇宙船の周辺を、抜き足差し足で探ってみる。すると、向こうから現れてくれた。
「野比君!」
「あ…出木杉!」
 敵地だが、クラスメイトと再会した事で、のび太もひとまず安心する。
「もうフリーザに従わなくていいんだ!ここから逃げよう!!」
「悪いけど…僕は決めたんだ。フリーザ様に一生ついて行くって」
「え!?」
「僕の使命は、ドラえもん君を手に入れる事だ。もし、ドラえもん君をよこすのなら、僕からフリーザ
様に口添えしてあげるよ。この星は見逃してあげてくれってね」
「何言ってるんだよ…。ドラえもんは友達なんだ!そんな事出来るわけないだろ!!」
「そう…。じゃあ、君には死んでもらうしかないね」
 出木杉は右手に備えたビーム銃のエネルギーを、無表情で溜め始めた。
>>820の続き。
今回は三つの局面から書きました。

まだ続きます。
>>哀・戦士
バーダックがマジで格好いい。
それと、腰が低いスラッグも情けなくて素敵です。
あの世は緊張感ゼロですね。だからこそ、原作では後のベジータ戦が引き立ったわけですが。

>>ヤムチャ伝説
「意外に悟空達の政策いいんじゃないか?」とか思ってみたり。
やっぱ、三つ目がよくないですね。
座ってるだけのベジータ、横であくせくと働く悟空、下で土下座してるヤムチャ。

>>ヤムチャかよ!?
ピッコロ戦スタート!
いきなり正体暴露ですか…先が読めませんね。
自分が考えた「神殺し」が早くも否定されてしまいました。流石や…。
…勝てるかなあ?(w
俺は、とりあえず言ってみるタイプなもので…
これからどうやって勝たせるか考えます。
それに、勝っても次は悟空…(w
872マロン名無しさん:03/08/15 00:36 ID:???
しかし、DBとドラえもんという、まるで水と油のようなものが違和感無く交じり合ってるのは、凄いなあ…
873ハンター・ヤムチャ:03/08/15 02:15 ID:???
バトルクリリンの突進を紙一重でかわしたヤムチャ
そのままクリリンは空に上った後ヤムチャの頭上をクルクル回ってる。
ヤムチャは、状況を理解出来なかったが、戦っている場合でない事は理解した。

「神様、ちょっと待った、戦っている場合じゃないクリリンが」
神様も異常事態に気付いて、ヤムチャの意見に同意した。
「解ったヤムチャ君、それであのモヒカンはなんなんだ」
少しばかりヤムチャが考えた結果、
クリリンの頭についるものはバトル手袋以外にあるのかと自問自答してみた。
「きっとあれは先ほど俺が呼んだバトル手袋です、
俺の知っているものとは違いますが、ブリーフ王の事ですから新型なのでしょう」
ヤムチャは後悔していた、自分の信頼していた相手はあのブリーフだったのだと。

「それは違うぞヤムチャ君、これは手袋ではないヘッドだ」
見ればクリリンが空中にで静止している、しかもブリーフの声まで聞こえてくる。
「ここだよヤムチャ君、このバトルヘッドには、
通話機能と、衛星を通じて映像が送れる機能があるのだ」
「それはバトルヘッドと言うのですか?いつの間に手袋からヘッドに変わったんだジジイ」
「実は最初に手袋を発射したんだが、途中で燃えて消滅してしまったんだ
だから仕方なく試作品であるバトルヘッドを発射したのじゃよ」

そうなのか、しかし何かがおかしい何だこの心の中にあるもやもやは。
「そんな事よりヤムチャくん早く神様を倒さないといけないんじゃないのか」
確かに俺の元々の敵は神様だった、不審な点はあるけどこのさい気にしないでおこう。
しかしその時一人の男がヤムチャとブリーフの間に入った。

「待てい!!」神様の登場。御供のミスターポポも傍らで不思議な杖を持ちながら登場。
「ペペが持っているこの杖は、嘘吐きに雷を落すことができる秘伝の杖
ブリーフとやら、この杖の前で、先ほどと同じ事を言ってみよ」
神様、ポポですよポポ。ポポが横から言おうとするが場の雰囲気のせいで口に出来ない。

つづく。
874ハンター・ヤムチャ:03/08/15 02:15 ID:???
>>黄泉の門
試合放棄してこのまままチャパは国に帰るんですかね

>>哀・戦士
ガンダムとは関係無いんですね
よく考えたら確かにガンダムがいない。

>>ドラエモン
出来杉とトゲトゲ兵士長が素敵です

>>ヤムチャかよ
このまま神殺しですか?普通にやったら試合に勝つ方法が解らないんで

>>伝説
更新乙。これからも頑張ってください

780のレス問題発言で少し騒ぎになったみたいで
多くても、その後は2・3レスくらいと思ってたんですけど
予測ミスしましたすみません。
875マロン名無しさん:03/08/15 06:12 ID:???
あと130レス、60kB
一日で結構進んだなぁ。レスつくときはつく・・。
876マロン名無しさん:03/08/15 07:54 ID:???
作者さんたちにお願いです。
小説をうpしたときに、なるべく前回分のレス番を入れていただけると大変たすかります。
877マロン名無しさん:03/08/15 09:09 ID:???
>>876
ああ、俺も思った
保管庫も無くなっちゃったし、自分で確認できなくなっちゃったんだよなあ
878マロン名無しさん:03/08/15 09:26 ID:???
専用ブラウザいれれば楽だけどな。
879マロン名無しさん
>>877
http://yamnov.hp.infoseek.co.jp/kako.html
一応仮保管庫は作っておきました。