NASAをハッカー攻撃 刈谷のCATVネット経由
愛知県刈谷市のケーブルテレビ局「キャッチネットワーク」のインターネット接続サービスを
利用している同県知立市の会社員(31)の自宅のパソコンが八月下旬、何者かに勝手に
遠隔操作され、会社員の知らない間に米航空宇宙局(NASA)のコンピューターの作動を
妨害するハッカー攻撃を仕掛けていたことが分かった。県警生活経済課ハイテク犯罪対策室
と安城署は不正アクセス禁止法違反事件とみて、被害に遭った会社員のパソコンの接続記録
などを調べたが、犯人は外国にいる可能性があり、捜査は難航している。
調べでは、ハッカー被害に遭ったのはNASAジェット推進研究所(米カリフォルニア州)の
コンピューター。日本時間の八月二十三日午後一時二十分ごろ、二、三秒の間に、
ネット経由で得体の知れない接続要求が数百回繰り返された。
NASAは「研究所コンピューターの混乱を狙った攻撃」と判断し、ネットの接続記録から
発信源を割り出した。翌二十四日、キャッチネットワークに対し「宇宙飛行などの業務に
重大な障害が生じる恐れがあった」と電子メールで警告した。
同局から連絡を受けた会社員は「身に覚えがない」と驚き、二十六日に県警に相談。
県警が調べたところ、何者かがネット経由でパソコンに侵入し、会社員になりすまして
ハッカー攻撃を仕掛けたことが判明した。
(略)
会社員は八月中旬からパソコンの回線を切り忘れネットにつなぎっぱなしの状態で、
古いタイプの基本ソフト(OS)を使っていた。同局によると、今年七月以降ほぼ同条件の
客二人のパソコンも何者かに遠隔操作される被害があったという。
(略)
※以上引用。全文・詳細は配信記事参照。
※配信記事:
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20020914/mng_____sya_____006.shtml ※中日新聞ホームページ(
http://www.chunichi.co.jp/)2002/09/14配信
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http://news2.2ch.net/newsplus/kako/1026/10269/1026951076.html