【中野】Bar Eden 6人目

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1C.N.:名無したん
旧約聖書「創世記」をご存知ですか?

5枚目でいいんだよね?

こまけぇことはいいんだよ!
スレタイに沿った内容ならなんでもおk
荒らしは黙って(ry

HP:
http://www.bar-eden.com

【中野】メイドBar Eden 5人目
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/cosp/1311527800/
2C.N.:名無したん:2012/03/07(水) 07:46:07.07 ID:JzaEOpZX0
age
3C.N.:名無したん:2012/03/08(木) 03:25:33.92 ID:spekoLoG0
またコピペで埋めたらアンチスレ立てるからな
4C.N.:名無したん:2012/03/08(木) 03:26:06.38 ID:spekoLoG0
wwwww
5C.N.:名無したん:2012/03/08(木) 08:40:24.97 ID:bDenaUAgO
小林死ね
6C.N.:名無したん:2012/03/10(土) 11:39:49.36 ID:dKzTsfxqO
お前らなんか、ワンミニッツあればイナフだー!
7C.N.:名無したん:2012/03/11(日) 16:51:46.73 ID:S9G2L2FrO
質問
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
8C.N.:名無したん:2012/03/11(日) 16:52:28.21 ID:S9G2L2FrO
質問
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
9C.N.:名無したん:2012/03/13(火) 07:25:30.19 ID:MedG7sXK0
出戻りって恥ずかしくないのかな
10C.N.:名無したん:2012/03/20(火) 11:49:13.48 ID:ZVF/4x1W0
出戻りっていえばつばさってどうしたのよ
11C.N.:名無したん:2012/03/20(火) 12:22:57.94 ID:KGvwjusp0
質問
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
12C.N.:名無したん:2012/03/20(火) 12:52:48.38 ID:KGvwjusp0
質問
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
13C.N.:名無したん:2012/03/21(水) 19:44:31.18 ID:+FRvj9CIO
コピペってるのあやの?
14C.N.:名無したん:2012/03/21(水) 22:54:38.70 ID:ablJychw0
そう思われても仕方ないような
自分で自分の誕生会主催するのってこの業界では普通なのか?
ぬしば()
15C.N.:名無したん:2012/03/22(木) 23:41:04.42 ID:NTVDdIPkO
お前らなんか、ワンミニッツあればっ、イナフだぁーっ!
16C.N.:名無したん:2012/03/22(木) 23:45:29.56 ID:NTVDdIPkO
質問
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
17C.N.:名無したん:2012/03/22(木) 23:46:37.97 ID:NTVDdIPkO
質問
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
18C.N.:名無したん:2012/03/22(木) 23:47:23.89 ID:NTVDdIPkO
質問
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
19C.N.:名無したん:2012/03/22(木) 23:48:17.80 ID:NTVDdIPkO
質問
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
20C.N.:名無したん:2012/03/22(木) 23:49:09.25 ID:NTVDdIPkO
質問
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
21C.N.:名無したん:2012/03/23(金) 05:53:05.49 ID:v66yI+rGO
質問
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
22C.N.:名無したん:2012/03/23(金) 05:53:49.10 ID:v66yI+rGO
質問
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
23C.N.:名無したん:2012/03/23(金) 05:54:35.92 ID:v66yI+rGO
質問
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
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24C.N.:名無したん:2012/03/23(金) 05:55:02.09 ID:v66yI+rGO
質問
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
25C.N.:名無したん:2012/03/23(金) 05:58:08.45 ID:v66yI+rGO
質問
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
26C.N.:名無したん:2012/03/23(金) 12:14:40.46 ID:jZFMtHVj0
お前らなんか、ワンミニッツあればっ、イナフだぁーっ!
27C.N.:名無したん:2012/03/23(金) 13:22:58.90 ID:v66yI+rGO
質問
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
28C.N.:名無したん:2012/03/23(金) 13:30:27.74 ID:v66yI+rGO
質問
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
29C.N.:名無したん:2012/03/23(金) 13:36:32.32 ID:v66yI+rGO
質問
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
30C.N.:名無したん:2012/03/23(金) 13:44:01.57 ID:v66yI+rGO
質問
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
31C.N.:名無したん:2012/03/23(金) 13:45:56.35 ID:v66yI+rGO
質問
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
32C.N.:名無したん:2012/03/23(金) 15:55:22.63 ID:v66yI+rGO
質問
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
33C.N.:名無したん:2012/03/23(金) 17:44:13.35 ID:v66yI+rGO
質問
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
34C.N.:名無したん:2012/03/24(土) 00:32:43.71 ID:JfovwGO4O
質問
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
35C.N.:名無したん:2012/03/24(土) 00:33:14.65 ID:JfovwGO4O
質問
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
36C.N.:名無したん:2012/03/24(土) 00:35:07.67 ID:JfovwGO4O
質問
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
37C.N.:名無したん:2012/03/24(土) 07:20:10.20 ID:JfovwGO4O
質問
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
38C.N.:名無したん:2012/03/27(火) 04:42:43.25 ID:smQRdGxXO
あやのやめろよ
39C.N.:名無したん:2012/03/30(金) 20:33:29.61 ID:iHcl+DdkO
小林うぜぇ死ね
40C.N.:名無したん:2012/03/30(金) 20:34:19.75 ID:iHcl+DdkO
パワハラに定評のある小林(笑)
41C.N.:名無したん:2012/04/05(木) 01:40:59.51 ID:Hzeb5tINO
質問なんですが
つばささんてどうしたのでしょう?
42C.N.:名無したん:2012/04/05(木) 02:33:50.96 ID:Hzeb5tINO
わたしにはわかりますけど、つばささんは本当は静かに誰かと話すのが好きだったし。
騒がしいのは苦手だった。
もっと真剣な話もしたかったし、ちゃかしたり、ちゃかされたりせず。
ひとりの人と人との対話をしたかった。
キャラとかそんなのもいらなかったし。
真面目だったし、真面目にやりたかった。
わかってたことだけど、また、それは無理だった。
43C.N.:名無したん:2012/04/05(木) 02:36:38.75 ID:Hzeb5tINO
アニメとかアニソンとかカラオケとかむちことかどうでも良かった。
もっと寂しさをわかりたかった。寂しさをわかって欲しかった。
1回目でわかってたけど、もしかしたらって思った。でも、ダメだった。
1回目の方がまだ真面目だった。真剣だった。みんなもお客さんも。
44C.N.:名無したん:2012/04/05(木) 19:36:43.50 ID:iestOQs+0
質問
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
45C.N.:名無したん:2012/04/06(金) 13:37:06.37 ID:xav4BPy30
質問
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
46C.N.:名無したん:2012/04/06(金) 17:57:39.38 ID:detQDHs70
またあやのの病気が始まった
47C.N.:名無したん:2012/04/06(金) 21:19:36.78 ID:0WVfQqio0
質問
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
48C.N.:名無したん:2012/04/07(土) 01:28:23.42 ID:1Rqmf3IsO
>>47
その曲は「ボヘミアン・ラプソディ」だよ。
解決したからもうその質問しなくていいよね。
49C.N.:名無したん:2012/04/07(土) 13:03:39.97 ID:nAho8zEuO
質問
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ナナンナナンナナンナンナ〜ァン、ビビオンセイ、ビビオン、ビビビビオ〜ン♪
みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
50C.N.:名無したん:2012/04/07(土) 14:53:41.55 ID:1Rqmf3IsO
>>49
それも「ボヘミアン・ラプソディ」だよ。君が歌う歌はみんな「ボヘミアン・ラプソディ」にしかならし、例え歌じゃなくても君が発するすべては「ボヘミアン・ラプソディ」なんだよ。これからもずっと。
51C.N.:名無したん:2012/04/08(日) 04:26:38.18 ID:u0eZGBlWO
あやのやめろよ
52C.N.:名無したん:2012/04/10(火) 19:29:06.61 ID:GKBUZNaFO
ボヘミアン・ラプソディ、ボヘミアン・ラプソディボヘミアン・ラプソディボヘミアン・ラプソディ?ボヘミアン・ラプソディボヘミアン・ラプソディ、ボヘミアン・ラプソディボヘミアン・ラプソディボヘミアン・ラプソディー!ボヘミアン・ラプソディ。
53C.N.:名無したん:2012/04/11(水) 22:40:17.52 ID:YD8hm9U2O
ボヘミアン(英語:Bohemian)
ロマのこと。北インド起源の移動型民族。移動生活者、放浪者として知られてきたが、現代では定住生活をする者も多い。かつてはジプシーとも呼ばれたが、最近では彼等の自称とされるロマ(その単数形のロム)が使用されるようになってきている。
ボヘミア人(チェコ人)、またはボヘミア様式。
ボヘミアン・アーティスト - 芸術家や作家であるか、世間に背を向けた者などで、伝統や習慣にこだわらない自由奔放な生活をしている者。ボヘミアニズムを参照。
XML文書において、スキーマ言語による文書構造の定義や妥当性の検証を必須とすべきでないという考えの人々のこと。逆に妥当性の検証を必須とすべきであるという考えの人々を「貴族」と呼ぶ。(参考: XMLにおける「ボヘミアンと貴族の階級闘争」を読み解く(@IT)
葛城ユキのヒット曲『ボヘミアン』(1983年)
54C.N.:名無したん:2012/04/11(水) 22:46:19.56 ID:YD8hm9U2O
葛城ユキかっ!
55C.N.:名無したん:2012/04/12(木) 19:27:27.23 ID:EH0MZtHpO
ボヘミアン 破れかけのタロット投げて今宵も あなたの行方占ってみるボヘミアン
56C.N.:名無したん:2012/04/12(木) 21:05:27.94 ID:EH0MZtHpO
コピペで悪いがこんなのとか

780 閉鎖まであと 8日と 18時間 2007/01/15(月) 02:08:54.10 ID:7/BLERGo0
怖いから部屋から風呂まで全部電気つけて風呂入ってきた\(^o^)/

だるまさんが転んだは平気だった
むしろ風呂出て部屋の電気つける時
掛けてた鞄が落ちた時のほうがビビったw
57C.N.:名無したん:2012/04/12(木) 21:06:01.94 ID:EH0MZtHpO
前にどこかのスレで聞いた話だけど

明かりを消して寝煙草してたらライターを床に落として手探りしたけどどうにも見つからないから明かりを付けたらスタンドのところにライターが立って置かれてた



てのが、じわ怖だった。
58C.N.:名無したん:2012/04/12(木) 21:06:29.62 ID:EH0MZtHpO
自宅で彼女とセクースをした後、寝てしまった。
気がつくと、部屋は真っ暗。どうやら日が落ちるまで寝てたようだ。
隣を見ると、彼女が居ないことに気付いた。同時に、バリバリくちゃくちゃと物を喰う音が聞こえて来た。
暗くてよく分からないが、彼女は椅子に座って何か食べているようだ。

俺:「おい、なんで電気付けないん?」
彼女:「……ウチも今起きたんや。お腹空いたわ〜」
俺:「ほんまぁ。しかしまぁ、、、今日は初エッチだったねw」
彼女:「へへ。すごい良かったよ。…ウチのこと好きぃ?放さへん?」
俺:「あたりまえやん。お前以外はありえへんわぁ」

♪♪♪

枕元の携帯が鳴った。こんな時にシラケるだろうが、何やぁ?

【題名】RE
【本文】起きた?今夕食買いにコンビニに行ってんやけど、何が食べたい?(>_<)

「誰からのメール?誰から?ダレカラァ?ネエ」
59C.N.:名無したん:2012/04/12(木) 21:06:56.66 ID:EH0MZtHpO
ある日の夕方。
僕が自分の部屋で本を読んでいると、突然窓をバンバン!と叩く音がした。
びっくりして振り返ると、友達のB君が興奮しながら窓を叩いていた。

『A君!開けて開けて!!』

僕が慌てて窓を開けると同時に、物凄い勢いでB君が話し出す。

『あのさ、ついさっきの話なんだけど!!』
『ちょ、ちょっとB君、その前にさ…』
『まあ聞けって。さっき自転車乗ってたんだよ。河原走ってて。』
『…うん』
『暫く走ってて、何かおかしいな〜って思って自転車降りたらさ…』
『どうしたの?』

『自転車のチェーンかけたまんまだったんだよ』

『え?』
『だから、チェーンがかかってて、タイヤが回らなかったの』
『…?それでどうやって走れるの?』
『分かんないよ。その時までは走れたんだよ。でもさ、その後はだめだった』
『だめって?』
『チェーンかかってるって事に気付いたら、走れなくなっちゃった』
『そうなんだ…』
『無意識だからできたのかなぁ…。あ、A君さっき何か言いかけてなかった?』
『え?!…あ、うん…あのさ…』
『?』
『…ここ、5階なんだけど、B君どうやってそこに立ってるの?』
60C.N.:名無したん:2012/04/12(木) 21:08:19.53 ID:EH0MZtHpO
つまらない話でスマン。
個人的に怖かったので・・

一人暮らしを始めた頃、母親が“方角が良いのがそこだから”って言ってビリケンさんに似た人形を冷蔵庫の上に置いていったんだよ。
ちょっとキモかったんだけど、せっかくだから置くことにした。

異変はその日の夜からあった。
その人形、動いてるんだよ。
顔を南向きに置いてあったはずなのに、気が付くと東向きに回ってるんだ。

ビビりな俺はそっこー友達を呼んで事情を説明した。
冷静沈着な友達は即座に俺のビビりを鎮めてくれた。

「冷蔵庫の開閉んときの振動で回ってるんじゃね?」

そーだった。
少しずつだがバフバフすると人形が緩く揺れてた。
安心した俺はそれっきりその人形のことが気にならなくなり、数年後、就職して引っ越ししてもそいつを持って行き、冷蔵庫の上に置いていた。

卒業以来、会ってなかった件の友達が大量の缶ビールを持参して遊びに来た時、飲み始めて暫くしてから「ずっと見てたんだけどさ」って前置きしてから言ったんだ。

「かなり冷蔵庫の開閉したけど、この人形回らなくなったね。」

ビビりな俺にイヤなこと言うなよ!
61C.N.:名無したん:2012/04/14(土) 04:05:22.35 ID:jvut+4QzO
あやの必死すぎ
62C.N.:名無したん:2012/04/14(土) 18:51:21.82 ID:3jdhd3+fO
(´・ω・`)<終電が過ぎてしまって困っていた。

「あぁ、どうしよう」

そんなことを何度も呟いていた。
ふと気づくと、目の前に黒いスーツを着た男が立っていた。

その男は俺と目が合うと驚いた表情をして俺にこう言った。

「お前さん、この前の・・・」

俺は考えた。見覚えがない人間にそんなこと言われても。
10秒間の沈黙があった。何故か俺はただならぬ危機感を感じていた。

「お前さん、この前の」

男が再びその言葉を口にしたとき、俺は気づいてしまった。

俺はその場を駆け出した。必死に走った。
もう大丈夫だろうと思って後ろを振り向くと男の姿はなかった。
俺は呟いた。

「あぁ、どうしよう」

数日後、俺がその男に殺されたのは言うまでもない。

※4〜9行目と最後の行をよく読み返せば・・・
63C.N.:名無したん:2012/04/14(土) 18:51:57.97 ID:3jdhd3+fO
数年前に友人がバイク事故起こして、夜中に救急病院に行った時の話し。
友人の怪我自体は結局たいした事もなく他の友人と軽く雑談だけして帰る事になった。

小便がしたくなったので、病室を出てすぐ他の友人とさよならした。
一人で小便してた時に急に自分の置かれた状況にハッと気がついた。
午前2時過ぎに病院のトイレにたった一人。。恐えぇ、

超恐がりの俺にとっては致命的とも言えるこの状況、、
さよならを言ってしまったが、友人達に早く追いつかねばと手も洗わず全力疾走しようと決め込んだ瞬間、俺と入れ違いに黒っぽい服装の男が入ってきた。
『・・・びっくりしたぁ・・・・』と狼狽しながら廊下に出ると薄暗い廊下のちょうど影になった所に女の子が立ってた。
幼稚園ぐらいの子で可愛い顔してるんだが、恐ろしいぐらいの無表情。
上手く言いようがないんだが、何か普通の子と違う。
生きてる感じがしない。
恐い、ひたすら恐い。
全身に電撃を感じながら、反対の方向に走り出したその時、背後から女の子の声で『あっちゃん振り向け』と声がした。
俺はあっちゃんでは無い、呼ばれる覚えもない。
例えあっちゃんだとしても絶対振り向かなかったであろう。
脇目もふらず一目散に走って病院の外に出た。

友人達に追いつき、体中で息をしながら不気味な親子?の事を話すと、友人達も廊下で会ったらしい。
「お前あの2人知らんのか?」と笑われた。
64C.N.:名無したん:2012/04/14(土) 18:52:36.13 ID:3jdhd3+fO
どっかのスレで家の鍵がどうのという話を読んでなんとなく思い出した、半年程前の話。
といっても家の鍵がどうこうではなく、車。

うちの父親は滅多に車に鍵を掛けない。
「家の敷地内(玄関前)にあるんだから大丈夫だろー」と、超適当。
父親は仕事の帰りが遅く、何時に帰ってくるかもわからないので、いちいち帰りを待って鍵を掛けたか確認するなんてのも面倒なので家族も放置してた。

そんなある日、車上荒らしにあってしまった。
朝、出勤前の父親が車に乗ろうとしたところ、ドアが少し開いていて、整頓して置いてあった手帳やらガソリンのレシートやらが下に散らばっているなど、荒らされた形跡があったとの事。
幸い盗られた物は無かったが、さすがに父親もやばいと思ったらしく、それからは鍵をかけるようになった。

その件からしばらくしたある日、なんとまた車が荒らされていた。
今度は同居の兄が朝刊配りのバイトに出かける途中、車の横を通った時、半ドアになっていたのに気付いたそうな。

バールのような物でこじあけられたような形跡も何もなかったので、多分鍵を掛け忘れてたんだろーな…('A`)
しかし今回も被害は無かったので良かったが、他人に敷地内に入り込まれた事、またそれに気付きもしなかった事にイヤーな気分だった。
他にもこの件の前に、父親が誰かに後をつけられるような事があったり、近くの山で死体遺棄事件やらあり、最近治安が悪化してきたようで怖い。

しかし一番怖いのは、2回も車上荒らしにあったのに被害が無いからと言って警察に通報しなかった、うちの父親だ…('A`)
65C.N.:名無したん:2012/04/14(土) 18:53:06.84 ID:3jdhd3+fO
俺はアパートに住んでいた。
俺の部屋は4つ並んだ部屋の一番奥の部屋だった。
仮に4号室とでもしておこうか。

ある日そのアパートの1号室で殺人事件があった。
俺はそこの住人と前から揉め事があって快く思ってなかったから、清々した。

そして何日か経ったある日こんどは2号室の住人が死んだ。
この住人はこのアパートの大家だった。
この立て続けの事件に俺は恐怖を覚えた。
これは連続殺人で次はその隣、そして・・・・・みたいなことを考えていた。

そして案の定、それから数日経った頃に俺の隣の住人が殺された。
俺はいよいよ、恐怖でいてもたってもいられなくなった。

そして、ある夜俺の部屋の戸を叩く音がした。
まともな人間が俺を訪ねてくるはずなんかなかった。
ましてこんな夜中に。
俺は不意にあの事件のことを思い出した。
もしかしたら・・・・・そんな不安が俺の頭をよぎる。

そしてそいつは入ってきた。
けたたましい音とともに。
得体のしれない恐怖・・・そして違和感。
そいつは俺をすぐには殺さなかった。

―そしてながい階段を上らされたあとで、首を絞められ、おれはころされた
66C.N.:名無したん:2012/04/14(土) 19:33:58.94 ID:CP5ZAlnDi
なんであやのなん?
あの子もういないよね

荒らしたところで意味ないからしなきゃいいのに
67C.N.:名無したん:2012/04/15(日) 08:16:04.49 ID:sGBYq840O
俺の友達には、障害者をあつめた施設ではたらくやつがいる。Aとする。
その障害者のなかに重度の知能障害をもっている子がいて、その子にはずっとAがついていないといけないそうだ。
その子は滅多に喋らないんだけど、最近「あーちゃんがバカっいったのー」ていって泣きだすことが多くなってきたらしい。
Aとしては施設内での問題は解決しないといけないから、どうにかしてあーちゃんを特定しようとした。
でも、そのその子は、誰とも滅多に喋らないから施設内には友達いないし、
あーちゃんってよばれている人も施設内にいないもんだから、ついにみつからなかった。
それで、その子に施設内の人の写真をみせていったんだけど、その中にもあーちゃんはいなかったそうだ。
だから、施設内の人が集まっているときにこっそりその子に
「あーちゃんはどの子のことなの?」
って聞いたら、誰もいない方向をさして
「そこにいるよ」
て言ったんだって。そしてすぐに「あーちゃんがまたバカっていったーー」っていって泣きだした。

その出来事のあとは、一切あーちゃんってことばを発しなくなったそうだ。
だから、Aは「あーちゃんはどうしたの」って聞いたら、
寂しい顔をして「いなくあったの」っていった。

ここからはAの推測なんだけど、あーちゃんっていうのは、友達がいないその子をかわいそうに思った幽霊なんじゃないかって。
そして、自分の存在を他の人に知られたから、きえたんだろうなって。
68C.N.:名無したん:2012/04/15(日) 08:17:26.93 ID:sGBYq840O
私がまだ小学生だった頃の話ですが、
ちょうどお昼頃に母親から家から30分ぐらいかかる
お店に来いと呼ばれ、私はキックボードでそこに向かいました。
それから家とお店の中間に当たるコンビニを通過したとき、
私は何もないところで突然思いっきり転びました。
打ち所が悪かったのが、数秒息ができなくなりました。

そのとき、コンビニの駐車場でおじいさんが
苦しんでる私を見てケタケタ笑ってました。
「この爺、見てないで助けろよ」と思っていたら爺を見ていたら、
息ができて、もう一度爺のほうに目線を戻したらいつの間にか爺が居なくなっていた。
爺を探して周りを見てもどこにも居なく、なんだったんだろうあの爺と思い、
前のほうを見たら、目の前の電柱に花束が添えられていました。
69C.N.:名無したん:2012/04/15(日) 08:20:16.22 ID:sGBYq840O
乳癌で入院してた母親がつい先程亡くなったと友達から連絡があった
俺は納棺師をしてて葬儀の事には詳しいので色々話をし、納棺をさせて欲しいと言ったら友達は快く承諾してくれた
会社で説明すると、早退していいと言ってもらい
納棺に必要な物品までくれた
通夜が19時なので、式場移動の
18時までには納棺を終わらせないと行けない
17時に式場の控え室に着き
挨拶もそこそこに親友の母のご遺体へお参り
友達の遺族の方々に納棺に立ち会うか聞くと、みんな遠慮すると言った
死に化粧が終わってから棺に御移動する前に呼びますと言い残し部屋へ
納棺の準備をしようと、上着を脱いだ時に
ガシッと腕を掴まれた
腕を掴んだのはお爺さんだった

お爺さんは凄い形相で「おんしゃ我が◯◯(←多分母の名前)になにすんのじゃ!」
と怒鳴られ俺はかなりビビった。だってホント控え室(12畳程の広さ)には誰も居なかったし気配もなかった
でも、友達のお爺さんだし俺は納棺のことを説明しようとしたが、お爺さんは怒りの形相のまま

「おんしゃぁ!◯◯をどこへつれてくきじゃがろ$%&&!!!!」(後半聴き取れない意味不明)
「◯◯が△△(ふどうなんとか)の血をひいちょるがや$%&#」(おなじく聴き取れない)
「みことのしきみをたわわんかのじゃっていうたがや!!」(全然違うと思うけどこんな感じのこと言ってた、やはり意味不明)
70C.N.:名無したん:2012/04/15(日) 08:21:27.72 ID:sGBYq840O
このままでは埒があかないと思い一度お爺さんと外へ出て遺族の方々に説明してもらおうと一緒に部屋を出ようとした時そこでふと違和感を覚えた
(あれ?なんでこのお爺さん白の浴衣着てんの?)
納棺師だと見慣れてるので気づくのに遅れてしまったのだが
お爺さんが着てるのは白装束、所謂死に装束だった
これはまずいと思い、とにかく一旦部屋を出ようと
お爺さんの腕を振り払おうとするが、全然振りほどけない
必死に掴んでる指を引き剥がそうとしてるとお爺さんが言葉をはっする

「そげなことで◯◯を連れ去るつもりじゃっとのやな
むだだじゃこのあっきちょうぐ(?)めが」(ここもニュアンス的に書いてます)

そういってニタッと笑うと入り口とは別方向(炊事場のある扉の方)へ俺を引きずっていく
本気でやばいと思った俺は必死で抵抗するもお爺さんの力はすごかった
仕事柄各宗派のお経や祝詞はある程度覚えてはいるが咄嗟には出てこない
やばいやばいやばいやばい これしか頭になかった

71C.N.:名無したん:2012/04/15(日) 08:23:26.27 ID:sGBYq840O
このままでは埒があかないと思い一度お爺さんと外へ出て遺族の方々に説明してもらおうと一緒に部屋を出ようとした時そこでふと違和感を覚えた
(あれ?なんでこのお爺さん白の浴衣着てんの?)
納棺師だと見慣れてるので気づくのに遅れてしまったのだが
お爺さんが着てるのは白装束、所謂死に装束だった
これはまずいと思い、とにかく一旦部屋を出ようと
お爺さんの腕を振り払おうとするが、全然振りほどけない
必死に掴んでる指を引き剥がそうとしてるとお爺さんが言葉をはっする

「そげなことで◯◯を連れ去るつもりじゃっとのやな
むだだじゃこのあっきちょうぐ(?)めが」(ここもニュアンス的に書いてます)

そういってニタッと笑うと入り口とは別方向(炊事場のある扉の方)へ俺を引きずっていく
本気でやばいと思った俺は必死で抵抗するもお爺さんの力はすごかった
仕事柄各宗派のお経や祝詞はある程度覚えてはいるが咄嗟には出てこない
やばいやばいやばいやばい これしか頭になかった

72C.N.:名無したん:2012/04/15(日) 22:50:31.84 ID:sGBYq840O
コチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチコチ
73C.N.:名無したん:2012/04/20(金) 13:11:09.57 ID:QQRoVLi+O
小さい頃、マンションで鬼ごっこしてたら友達がそのままいなくなってな。
その日俺は家に帰ったんだけど、そいつは帰らなかったらしい。
俺はふとマンションの屋上に上がれるようになっていたことを思い出した。
しかも、なんか狭い隙間みたいなところがあったな。
あいつもしかして、そこから落ちたんじゃないか。
そう思うといても立ってもいられなくなって今日早速そのマンションの屋上に
登ってみた。
そしたら案の定、あいつはそこにいた。
隙間から見下ろすと「助けてー」と手を振っていた。
74C.N.:名無したん:2012/04/20(金) 13:12:39.77 ID:QQRoVLi+O
昔、山形の鶴岡に大場宇平という侍がいた。
ある日仕事を終えての深夜の帰り道、弔いの行列とすれ違った。
不審に思った宇平がだれの弔いか尋ねると、「お馬回り二百石、大場宇平様の弔いです。」と言う。
自分の弔いと聞いて驚いた宇平が慌てて家に駆け戻ると、家人は一人もおらず、家の前には送り火を焚いた跡が残っていた。
途方に暮れた宇平が城の堀端までさまよい歩いてくると、宇平の友人横山太左衛門が声をかけてきた。
宇平は太左衛門にそれまでのことを話し、二人で宇平の家までやってくると、何事も無かったかのように家族が出迎え、ずうっと宇平の帰りを待っていたと言うではないか。
呆然とする宇平だったが、とりあえずその場はちょっとした勘違いということで納め、太左衛門は帰宅した。
宇平の話を全て疑うこともできず、妙に心の角に引っかかっていた太左衛門の元に、数日後の朝二人の侍がやってきた。
なんと宇平は昨夜遅くに屋敷に押し入った賊に切り殺されたのだと言う。
弔いの行列に加わって墓場に行く途中、太左衛門は大場宇平の話した不思議な体験のことを考えていた。
と、その時「もし、これはどなたのお弔いかな?」と言う宇平の声がする。
はっとして太左衛門が振り返ったが、そこにはもう誰の姿も見えなかった。
75C.N.:名無したん:2012/04/20(金) 13:18:51.99 ID:QQRoVLi+O
太平洋戦争末期、インドネシアを占領していた日本軍は、戦況の悪化に伴って過酷な徴発を何度も繰り返した
そのせいで、戦争末期には友好的であったインドネシア人たちの間にもかなり反日的な意識が芽生えていたという
この抗日的意識と民族団結の機運は日本の降伏後、インドネシア独立戦争とスカルノの登場につながってゆくのである

ひょっとしたらそのことが関係しているかも知れない、戦時中のちょっと不思議な話



戦時中、体験者はインドネシアのとある島のインドネシア義勇軍の捕虜収容所に収監されることになった
海のすぐ側に建てられた収容所であったという

いざ収監室に入ってみると、収監されている日本兵たちの顔はひどく憔悴し、何かに怯えるように肩を寄せ合っていたという
ただでさえ生きて虜囚の辱めを受けずの戦陣訓が幅を利かせていた時代。しかも連合軍ではなく義勇軍の捕虜収容所である
ここの捕虜の待遇はそんなにひどいものか、とその人が驚くと、先輩の捕虜日本兵は「そうじゃないんだ……」とぽつりと呟いた

その日の夜、体験者がその捕虜収容所で迎えた最初の夜の事だった
突然、海の方角からドンドンドンドンという太鼓の音が聞こえたかと思うと、あっという間に音が近づいてきた

瞬間、部屋にいた日本兵たちは「来たぁー」と悲鳴を上げ、パニックを起こしたように一斉に壁の方へ逃げたという


76C.N.:名無したん:2012/04/20(金) 13:20:31.32 ID:QQRoVLi+O
わけがわからず、呆然と部屋の真ん中に座り込んでいた体験者だったが、次の瞬間恐ろしいものを見た


突然、巨大な手が収容所の天井からにゅうと生えてきたのだ


あまりのことに呆然とそれを見ていた体験者だったが、「捕まったら握り潰されるぞ!」という大声に、初めて恐怖を感じた

慌てて部屋の隅に逃げると、その巨大な手は部屋中を漁るかのようにニギニギと指を動かし、その度に日本兵たちは悲鳴を上げた
なんだこれは、一体この手は何なんだと恐怖に震えていると、ひと通り暴れた所で突然パッと手が消えたという

助かった……と思った体験者だったが、また暫くするとあの太鼓の音が鳴り響き、天井から再びあの巨大な手が伸びてきた
その度に日本兵たちはパニックを起こして逃げ回り泣き叫び、まさに地獄の有様であった


それは毎夜毎夜必ずやってきた


結局、終戦からしばらくしてその捕虜収容所は閉鎖され、収容されていた日本兵たちはほとんどが帰国することができたというが、
あの手の恐怖は毎夜毎夜必ずやってきて、体験者はその収容所にいる間中、まるで安眠できた記憶がないという


ちなみに、この収容所の義勇軍兵士曰く、あの手はインドネシアの神であり、だから太鼓の音と共に海からやってきたのだと語ったそうである

77C.N.:名無したん:2012/04/21(土) 00:55:28.45 ID:3C35D3BeO
わかってないな。
どんな怖い話も全部ボヘミアン・ラプソディにしかならないし。その呪いのせいでお前の人生がボヘミアン・ラプソディに浸食されて行くのが。もう、終わりだよ。ボヘミアン・ラプソディに侵された、犯されたお前の人生は。
78C.N.:名無したん:2012/04/21(土) 08:15:28.92 ID:xqRcMMz5O
ボヘミアン 破れかけのタロット投げて
今宵もあなたの行方占ってみる
ボヘミアン 身のほど知らぬ恋でしょか
幸福もとめちゃいけないでしょうか

一夜に燃えおちて 甘い夢見て
狂おしく抱きしめたあなた旅人

ボヘミアン 恋の矢の痛みに嘆く
あなたの愛が 今もぬけない

ボヘミアン ためらいがちのさよならと
“また来る”の言葉残して立ち去った男
ボヘミアン 自由に飛び回ることなど
忘れてた女に愛くれた男

一夜に燃えおちて 甘い夢見て
狂おしく抱きしめたあなた旅人

ボヘミアン あなたははかなきリフレイン
私もあなたを待つボヘミアン
79C.N.:名無したん:2012/04/21(土) 08:19:19.05 ID:xqRcMMz5O
夢の中で1人の赤いワンピースを着た女の子が出てきて、普通の人間では覚えられないくらいの
道順を説明します。そしてその女の子は
「そこに白いドアがあるから、そこに私はいるからね」
と最後に言って去ってしまいます。すると、いつのまにか、先ほど女の子が話した道順に、
周りの景色が変わっていて、そのとおりに進もうとします。しかし、1度でも道を間違えると、女の子に
「そっちはだめ、そっちはだめ」
と繰り返し言われます。そのとおりに進んで、やがて白いドアに辿り着いて
ドアを開けると、女の子がいて、
「来てくれたんだ」
と言われます。そして目が覚めるのですが、目が覚めないと、ずっと目が覚めず、夢の中を
さまよわなければいけなくなってしまいます。
この話を聞いた人は3日後、この夢を見ます。
目が覚めることを祈ります。。
80C.N.:名無したん:2012/04/21(土) 08:19:48.36 ID:xqRcMMz5O
ある中学生の女の子が引越しをする際、昔から遊んでいたリカちゃん人形を、
もう中学生という事と、汚れているという理由で捨ててしまいました。
その中学生の女の子をAさんとしておきましょう。
それから1ヶ月たったある日、新居で一人で留守番をしていたAさんのもとに電話が
かかってきました。
「わたしリカちゃん、どうしていっしょに連れて行ってくれなかったの?私も新しい
おうちでいっしょにあそびたいな〜」
それだけ言うと電話は切れてしまいました。気味が悪かったのですが、それから何も
無かったので次第に忘れていきました。
ところが、それから2ヶ月くらいしたある日、また電話がかかってきました。
「もしもし?わたしリカちゃん。あなたのおうちにいこうと思ってたんだけど、
途中でからだがばらばらになっちゃった・・・。しばらく遊びにいけないかもしれないわ。
ごめんね・・・。」
と言って切れてしまいました。この電話がかかってきてからは1ヶ月おきに電話が
かかってくるようになりました。
「もうすぐあなたのうちにいくよ・・・」
という内容でした。毎月この電話がかかってくるのでAさんはノイローゼになり、
とうとう精神病院に入院してしまったそうです。
それから、以下の噂が流れるようになりました。
81C.N.:名無したん:2012/04/21(土) 08:20:52.53 ID:xqRcMMz5O
夕方ひとりで人気の無い道を歩いていると、何処からとも無く
「ねぇ、Aちゃんのおうち知らない?」
という声が聞こえてくるそうです。不思議と、声をかけられるのはAという名前と
同じ名前の友達がいる人だけらしいです。声をかけられた人が振り向くと、
そこにはリカちゃん人形の頭だけが浮いていて話し掛けていて、
「ねぇ、知らない?」
ともう一度話し掛けてきます。怖くなって逃げ出してもすごい速さで追いかけてくるそうです。
そして、
「知ってるんでしょ?」
と聞かれて、もしも「知っている」と答えてしまうと
「そう、よかった〜。でも、私、ここにくるまでにいたずらされちゃって頭以外どこかへ
なくしちゃったの。あなたの足をちょうだい?」
と言われて足をちぎられてします。
同様に次の人も話し掛けられ、今度は体を、腕を・・・というようにどんどん体をとられて
しまうそうです。
このリカちゃん人形はまだ、体を求めてさまよっているそうです。
そして、この話を知ってしまった人の所へ1週間以内に現れることがあるそうです。
もしも出会ってしまったときは何か呪文の
ようなものを唱えると助かると聞いたことがありますが、残念ながらその呪文が何だったかは
忘れてしまいました。
ところで、この話をここまで呼んでしまったと言う事は、この話を知ってしまったことになります。
人気のない道を一人で歩くときは気をつけてください・・・
82C.N.:名無したん:2012/04/21(土) 08:21:40.62 ID:xqRcMMz5O
奇形児を見たことはありますか? これは北海道の網走市であった話です。
古塚美枝さん(当時23) は、いわゆる売春婦でしたが夫がいました。
しかしその夫は働こうとせず、酒に溺れる毎日、そして酔うと必ず美枝さんに
暴力を振るいました。83年の夏、美枝さんは体調を崩し病院へ行きました。
原因は妊娠によるつわりなどでした。売春婦であった美枝さんは、
まず誰の子なのか考えましたが夫の子である事を確信し、
早く報告しようと急いで帰りました。しかし夫は自分の子とは信じず、
中絶を命じました。 それから5ケ月。結局美枝さんは中絶を拒み、
生むことを決意しましたが、夫は従わなかった事を不満に思い、
さらに暴力を振っていました。 そしてその日夫は美枝さんの腹部に
膝蹴りをしました。する と、美枝さんの股間からは溢れる様に血が流れてきました。
そして美枝さんは崩れ落ち、声にもならない 様なうめき声で唸りながら
........流産でした。夫は慌てて家を飛び出して行きました。何故?
それは生まれてきた子供が余りにも醜かったからです。目はあべこべに付き、
片方の目は眉毛の上に付いていました。鼻はだらしなく直角に曲がり、
口なんぞは縦向きに、しかも耳のつけねから裂け目の 様に付いていました。
動きもせず、ただこちらを眺めていました。 それからどうなったかは分かりません。
ただ、この話を聞いた人は最低3日間気を付けてください。
うしろで何か気を感じても振り向いて いけません。
それはあの子があなたを眺めているから。 10分以内にこれを
掲示板の5箇所に貼らなければそのままあの子は離れて行きません。
お気を付けて。

83失明する文章:2012/04/21(土) 09:35:17.66 ID:xqRcMMz5O
3回読み3回思うと失明。

飛び行く鳥よどこへやら木に住む鳥よどこからか疑より強しは両目の痛み
強い日差しは彼方の巧みか隣の猫は鳴き止まず石転がせれば窪みに堕ちる
河原に果て行く人々消えて気づけば辺りは暗黒の果て
河原に果て行く人々消えて強い日差しは彼方の巧みか
3回唱えど彼方の巧みは現れず暗い果てまで宛てなく進む
病み止む宛ては彼方の巧みか疑より強しは両目の痛み


84やばいかも:2012/04/21(土) 09:36:04.98 ID:xqRcMMz5O
恐い話しということで、
まずは、以下の文を、発音を正確に、読んでください。
(名前) というとこには、自分の名前を当てはめてください。

おん またらき 
うん とつつき
あ じゅりかん こんこん
と ぐいたせ わた おん
ぬえ という ごろた とし
おん あ おん あ おん
おん あ おん あ おん
おん あ おん あ おん
さーさ いこーる くれと わめ おん
(名前) やつもら ぎこれて さす ともす
おーお わがん ごもん ね とも
こーこ さつ もら らん
もてーと
お こん お こん お こん
お こん お こん お こん
うん


数十年前。一家が消えたといして知られた、東京の和○さん一家があったけど、
その一家の家宅捜査の結果、古い呪術の本(原本)が見つかって、
それを模写した呪布には、上の呪文があり、
原本を専門化が解読した結果、呪殺の呪文で、
術者が唱えた、名前 のうち、術者が連想した人が、
人知れずに、しんでしまうんだって。

呪術の本は、中国語で書かれてあり、
旅行の際に、何らかの方法で入手したとされた。
85C.N.:名無したん:2012/04/21(土) 09:37:00.12 ID:xqRcMMz5O
二年前の話なんですが、神奈川の藤*小学校に5年1組に麗っていう女の子がいたんですよ。
でもその子いじめられてたんです。『麗の名前、霊って呼ぼうよ! バ-カ。
レモンでも良いんじゃない。冷蔵庫とか』と名前でいじめられていたんです。
でもクラスの皆に口答え出来ませんでした。なぜなら殺されるからです。
前、クラス一強い空手黒帯の夏聖ちゃんに『アンタうざいんだ-。いつも口答えしやがってさあ。
今日からしたら…殺すよお』その言葉に怯えた麗は…その日から、口答え出来ませんでした。
それが辛かった麗は学校の生活科室に行き、紙に何かを書いてとうとう自殺しました。
その第一発見者は親友の由佳梨です。休み時間が終わったのに戻って来ないのを心配して探していました。
由佳梨は『きゃああああ! ! 麗があ! 死んでるぅ!』と悲鳴を上げました。
見ると紙があります。そこには《なんで私をいじめるの。私は麗なのに…。
私は霊じゃないのに…》その下には血で書かれた〈死んじまえ。2週間後私をいじめた奴殺しに来る。
私は苦しいのあなたも…〉更に下の床には大きな字で〈べぇだ、怖いだろ。
これも罰なんだよ〉と。麗はとても強い霊です。
追い払うにも5時間以上もかかるんです。狐よりは弱いけどね。取り憑かれないよう気を付けて。
今からあなた、深い夢の中に落ちます。そこで麗ちゃんが赤いハナの前に立っています。
麗に『ねぇ麗ちゃん、泣かないで。お願い聞いてあげる』と言って下さい。
麗が願いを言います。それを実行して下さい。
私は夜墓地に行って赤いハナを見つけてと言われました。やらないと呪われます!

86ボヘミアン:2012/04/21(土) 12:01:56.26 ID:xqRcMMz5O
ボヘミアン 破れかけのタロット投げて
今宵もあなたの行方占ってみる
ボヘミアン 身のほど知らぬ恋でしょか
幸福もとめちゃいけないでしょうか

一夜に燃えおちて 甘い夢見て
狂おしく抱きしめたあなた旅人

ボヘミアン 恋の矢の痛みに嘆く
あなたの愛が 今もぬけない

ボヘミアン ためらいがちのさよならと
“また来る”の言葉残して立ち去った男
ボヘミアン 自由に飛び回ることなど
忘れてた女に愛くれた男

一夜に燃えおちて 甘い夢見て
狂おしく抱きしめたあなた旅人

ボヘミアン あなたははかなきリフレイン
私もあなたを待つボヘミアン
87ボヘミアン:2012/04/21(土) 12:02:32.15 ID:xqRcMMz5O
ボヘミアン 破れかけのタロット投げて
今宵もあなたの行方占ってみる
ボヘミアン 身のほど知らぬ恋でしょか
幸福もとめちゃいけないでしょうか

一夜に燃えおちて 甘い夢見て
狂おしく抱きしめたあなた旅人

ボヘミアン 恋の矢の痛みに嘆く
あなたの愛が 今もぬけない

ボヘミアン ためらいがちのさよならと
“また来る”の言葉残して立ち去った男
ボヘミアン 自由に飛び回ることなど
忘れてた女に愛くれた男

一夜に燃えおちて 甘い夢見て
狂おしく抱きしめたあなた旅人

ボヘミアン あなたははかなきリフレイン
私もあなたを待つボヘミアン
88C.N.:名無したん:2012/04/21(土) 12:24:14.38 ID:xqRcMMz5O
確実でないならば君の腰が砕けるほどのハンマーを持っているならば僕達はハンマーを持ってい
るならば君の腰を砕くことも確実になるのならば君の言葉を砕くハンマーを持って君の所にいくの
ならば僕達は君のハンマーを持っているのならば君を燃やすように一万回の擦り付けを火を起こす
ことが可能だと君が言うのならば明日と今日の今日の今日は君の部屋に行きたいのなら地図を逆さ

89C.N.:名無したん:2012/04/21(土) 12:25:28.73 ID:xqRcMMz5O
の地図を血に染めた地図を血が流れてぽたぽた流れて君の手に集めて血が溢れるハンマーで君の
腰を砕いてどろどろ流れて確実でないのならば君のハンマーを僕に集めて一万回集めて火を起こす
地図を燃やすと君の家に行けないのならばぼたぼた流れて今日の今日に砕く確実なハンマーを地図
に集めて腰を砕くのなら頭を砕くのなら目を砕砕くからからからぼたぼたとハンマーがを砕く頭を砕くの
くのならハンマーを砕くのならぼたぼた流れて頭がぼたぼた流れて一万回集まって頭がどろどろ集ま

って行きたいのなら君の頭を砕いて僕達の仲間が集まって君の仲間が集まって今日に明日にハンマ
ーで今日にハンマーで今ハンマーで君の家の地図がぼたぼた集まって向かっているハンマーが砕く
から頭を砕くから足を砕くから目を砕くから君の頭をぼたぼたと血が燃やすようにぼたぼたと火をつけ
るためにハンマーが砕くから今日と今日地図に流れてぼたぼたハンマーが確実に確実でないのなら

一万回の擦り付けを砕くのなら君の卵を砕くからからからぼたぼたとハンマーが確実に確実でないの
なら火をつけるために確実にハンマーが君の頭を砕くから君の頭を砕く頭を砕くか頭を頭頭を砕く頭を
砕く頭を砕く頭を砕く頭を砕頭を砕くかハンマーが砕くからからからぼたぼたとハンマーがぼたぼたと
90C.N.:名無したん:2012/04/22(日) 20:31:17.99 ID:XHwL7eAcO
お前らなんかワンミニッツあればイナフだー!
91C.N.:名無したん:2012/04/24(火) 13:27:01.56 ID:TOL0YmWUO
昨日の話。

いつも会社の戸締りを任されているんだけど、
昨日も17時半に仕事が終わり、
社内には自分とオカルト好きの同僚だけになったんで、
居残って怖い話をしてたわけ。

で、18時になってその同僚も帰り、
自分も片付けて「さぁ帰ろう」と思った時、
ポケットに入れているスマホから「ピポッ」って音がした。
「ん?」聞き覚えのある音だ。
これは・・・音声認識の確認音だ。
おかしいな、手が当たったのか?
でもいつもポケットに入れる前にロックをかけるはずなんだけどな・・・。
ポケットから出して画面を見てみると、
やはり音声認識が作動したようだ。

で、検索結果に
「あああああああああ」
と出ていた。
「うわっ」 思わず画面を消した。
会社には誰もいないし、有線の音楽も切っていた。
一人だったのでもちろんしゃべったりもしていない。
会社はほぼ無音状態だった。

(つづく)

92C.N.:名無したん:2012/04/24(火) 13:30:48.38 ID:TOL0YmWUO
(スマホの話 つづき)

んで今日。
オカルト好きの同僚に話すとものすごく食いついてきたので、
wktkしながらいろいろ試してみた。
まず、音声認識ボタンを押したままポケットに入れてみた。
結果は、「音声がきこえません」だった。
次にスマホの横で書類とかをガサゴソやってみた。
結果は、「該当なし」。
やっぱり昨日のあの状態で「ああああああああ」と認識されるとは到底思えない。

今度は普通に「あああああ」としゃべってみた。
結果は「あああああ」と出た。そりゃそうだ。

ふと昨日の記憶がよみがえる。
そういえば「ああああああああ」の下に
「aaaaaaaa」ってアルファベットも出てた。
でも、さっき「あああああ」としゃべった時にはアルファベットは出なかった。

隣でオカルト好き同僚がおもしろ半分に
呪怨の伽椰子の「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」とかやっちゃってる。
結果は、

「ああああああああ」
「aaaaaaaa」

ちょっとゾッした。
93C.N.:名無したん:2012/04/24(火) 19:09:31.84 ID:TOL0YmWUO
Sさんの知り合いから聞いた怖い話。

Sさんは夜中、息苦しくなって目が覚めた。

Sさん「この辺りに立ち込める怪しく重苦しい雰囲気はなに?何かこの世のものとは思えない得体のしれないものを感じる。」
すると突然。

「ヒヒヒヒヒ…」

なんとそれは目が釣り上がり、口が耳まで裂けた恐ろしい幽霊だった。

Sさん「きゃぁぁぁぁぁ。なんて恐ろしい幽霊なの。食べられたらどうしよう。」
幽霊「ヒヒヒ…なんておいしそうな娘なんだ。いままで沢山食べた中でこんなにおいしそうな娘は久しぶりだ。どこから食べていいのか迷ってしまう…」
Sさん「はやくここから逃げなくちゃ。でも足が動けない。」

Sさんは必死に逃げようとするが、あまりのその恐ろしさに足が竦んで動けないのであった。

幽霊「よーし決まった。おしりから食べることにしよう。ヒヒヒ…大分待たせたな。」

そう言って、幽霊はSさんに一歩一歩ゆっくり近づいて行った。
Sさんはただベッドの上で毛布を掴み、じっと震えているだけだった。
Sさん、絶体絶命のピンチ。

94C.N.:名無したん:2012/04/24(火) 19:10:15.43 ID:TOL0YmWUO
そして幽霊が毛布を剥ぎ取ったその瞬間。

幽霊「うわー。おまえの首に掛けているその聖なるものはなんだ。」

それは十字架のお守りだった。

Sさん「そうだ、確かおかあさんが、魔物に襲われたら、この十字架を魔物に向かってかざしなさいと言っていたんだ…」

Sさんは幽霊に向かって十字架をかざした。

幽霊「うわあああー苦しいー。まさか十字架を持っていたとはー。でももう少しでおいしそうな娘に牙が届きそうだ。」

それでも諦めずSさんは一心に祈った。

Sさん「神様、神様、どうか私を守ってください。母さん、守って…」
幽霊「これには耐えられない。うわわわわ…」

幽霊は、聖なる力のあまりの強さで消えてしまったのであった。

Sさん「わ〜い助かった。神様、守っていただいてどうもありがとう。え〜んお母さん怖かったよ〜」

こうしてSさんは幽霊の恐怖から救われたのであった。
95C.N.:名無したん:2012/04/24(火) 19:10:43.92 ID:TOL0YmWUO
Sさんの知り合いから聞いた怖い話。

Sさんは、友人宅から車を運転して帰る途中、あるトンネルに差し掛かった。

Sさん「なにかすごく嫌な感じがするわ。とても気分のわるくなる不気味な空気を感じる。このトンネルにはなんとなく入りたくないわ。」

Sさんがふとバックミラーをみると、何かが後部座席にすわっているのが見えた。

「いやだわ。私の車の後ろに座っているものはなに?わたしをどうしようというの。」

なんとそれは目が飛び出し、キバの突き出た恐ろしい悪魔のようなの幽霊だった。

幽霊「ウッフッフッフ、かわいいお嬢さんだ。その首筋に噛み付いて生き血を吸ってしまいたいよ。」
Sさん「いやぁぁぁぁ。なんて恐ろしい幽霊なの。どうしたらあなたはわたしを助けてくれるの。」
幽霊「それはだめだ。今晩の食事はお嬢さんの生き血に決めたんだ。神様にでもいのることだな。」
96C.N.:名無したん:2012/04/24(火) 20:25:15.09 ID:TOL0YmWUO
そういうと幽霊はSさんの肩に手をかけた。

Sさん「まぁ、怖いことをする幽霊だわ。このままでは気がおかしくなってしまいそう。神様、どうかこの恐ろしい幽霊から私をまもってください。」

Sさんは、両手を胸の前で合わせ、目をつぶって神様にお祈りした。

幽霊「そんなことをしても無駄さ。この間におまえの生き血をもらうことにしようか。」

Sさん(ああ、こんなときにおかあさんの十字架があればいいのに。ああ、わたしはなんて不幸な少女なの。神様なんてもうしんじられないわ。しくしく。」

ついにSさんは泣き出し、涙をこぼした。
そのとき、Sさんの流した涙が肩にかけた幽霊の手に落ちた。

幽霊「うわー。体が燃えるように熱い。恐ろしいことをしやがって。聖水をかけやがったな。うわー。くるしいー。」

幽霊は煙となって消えていった。

Sさん「わ〜い助かった。神様、守っていただいてどうもありがとう。え〜んお母さん怖かったよ〜」

こうしてSさんは幽霊の恐怖から救われたのであった。
97C.N.:名無したん:2012/04/24(火) 20:25:50.79 ID:TOL0YmWUO
Sさんの知り合いから聞いた怖い話

Sさんは家でテレビを見ていました。
するとテレビの画面に急にノイズが走り恐ろしい悪魔の顔が浮かび上がったのです

悪魔「きさま。よくも私のかわいい子分たちを倒してくれたな。この私があいつらにかわっておまえを呪い殺してくれるわ。」
Sさん「きゃーなんということなの。私のしてきたことはみんな間違いだったというの?このままでは恐ろしい悪魔に呪い殺されてしまうわ。いったいどうすればいいのかしら。」
悪魔「ははは。どうした小娘。私を倒そうとでもいうのか。」
Sさん「そうだわ。私にはおかあさんにもらったこれがあるじゃないの。えーい」

Sさんは十字架をかざしました。

悪魔「それがどうした。ふはははははははは。」

Sさんの十字架ははじけ散ってしまいました。

Sさん「ああ、私の大切な十字架が壊れてしまったわ。このままではやつの思うつぼよ。あっそうだわ」

Sさんは涙を絞り出しました。

悪魔「そのような聖水なぞ悪魔の王に通用するものか」

Sさんの涙は枯れ果ててしまいます。

98C.N.:名無したん:2012/04/24(火) 20:26:18.95 ID:TOL0YmWUO
Sさん「そんな。ではわたしはどうすればいいの。どうしたら許してくれますか」
悪魔「おまえの罪はおまえの死を持ってしか償えないのだ」
Sさん「このままでは死んでしまうわ。こうなったら手当たり次第にものを投げるしかないわ。」

Sさんは狂ったように物を投げはじめました。するとどうでしょう。悪魔の王が苦しみはじめたのです。

悪魔「なぜ私の弱点がにんにくだとわかったのだ。うぎゃあこれはたまらんひとまず退散だ。」
Sさん「にがしはしないわ。これで終わりよ。えーい。」

Sさんの大いなる気持ちを込めたにんにくが飛んでいきます。

悪魔「口に入ってしまった。これはたまらん。ぎゃぁぁぁ」

悪魔はほろんでしまったのです。
するとどうでしょう。悪魔の王はみるみるうちに王子様へと姿を変えたのです。

王子「う..ここはどこだ?」
Sさん「あなたは呪いによって姿を変えられていたのです」
王子「そうだったのかたすけてくれてありがとう。ぼくといっしょにこないか?」

こうしてSさんは王子様とどこかへいってしまい風の噂で幸せに暮らしていたそうです。
99C.N.:名無したん:2012/04/24(火) 20:26:50.97 ID:TOL0YmWUO
ワンルームの安マンションで一人暮らし三年目。
ユニットバスなので基本的によっぽどの時でもない限り湯船に湯は張らず、今日もいつも通りシャワーのみで済ませるつもりでした。

コックを捻って湯を出し始めた時、ふと足元がざわつくので何かと思い視線を落としたら、何本もの髪の毛が。
放っておいたら排水口詰まりの元になると思い、とりあえずその髪を取ろうとシャワーを一旦止めしゃがみ揺れている髪の毛を引っ張りました。

夢じゃないんです、絶対。
最近疲れてるからもしかすると幻だったのかもしれませんが、それにしては私の意識はあまりにもはっきりし過ぎてるし感触もリアル過ぎます。

髪の毛が流れかけて揺れる排水口、その中に確かに目玉があったんです。
そしてその目と、私の目は正面から視線がぶつかったんです。
はっきり覚えてます、白目の部分は血走っててギラギラしてて、あれは確実に人間の目玉です。
排水口の中に、目玉がいたんです。
驚きと恐怖で声も出ず、ただ慌てて浴室を飛び出しました。

多分信じてもらえないと思うのですが、正直今すぐにでも引っ越したい…
目玉の確認は出来ていません。お風呂にも入れていません。誰か助けて…
100C.N.:名無したん:2012/04/24(火) 20:27:24.21 ID:TOL0YmWUO
ケータイからです
たった今経験した事なので洒落にならないほど怖いです
オレは休暇をとって旅行中の派遣社員なんですが、今宿のフロに入ってきました
そこには人の良いおじさんが先に入っていたので雑談しました
そしたらおじさんにこの近くには幽霊屋敷が多いと言われたのです
やがておじさんが先に出て、一人で怖くなったオレも即座にあとを追いました
すると、脱衣所には誰もいなかったのです
体を拭いたり服を着たりした形跡もありません
上のフロアに続く階段を見上げても背中さえ見えません
あのおじさんはどこに行ったんですか?
オレはいったい何と遭ったんですか?
101C.N.:名無したん:2012/04/24(火) 20:51:22.31 ID:TOL0YmWUO
小学校時代(70年代w)、隣のクラスであった話。

小学校3年の夏休みが終わって、2学期の初日。
担任の先生がそのクラスに女の子の転校生が来たことを知らせた。
ただし転校生は入院していて、まだ学校に来られないという。
ホームルームで「新しいお友だちに手紙を書いて励まそう」ということになり、みんな思い思いの手紙を書いた。
でも顔を見たこともない相手だから、どの手紙も「早くよくなってね」「早く一緒に遊ぼう」といった型通りの平凡な内容にしかならなかった。

次の週末、手紙とめいめいが持ち寄ったプレゼントを持って、先生とクラスの数人がお見舞いに行った。
クラスを代表して病気の女の子に手渡したのは、学級委員の女の子。
夏休みにすっかり日焼けして、男子から「黒んぼ」とからかわれるほど活発な子だった。
彼女ははつらつとした大きな声で、「◯◯さん、早くよくなって一緒に遊ぼうね」と言いながら、手紙、千羽鶴、オモチャ、人形、マンガ本などを1つ1つ手渡した。
病気の女の子は少しはにかみながら、小さな声で「ありがとう」とだけ言った。

2学期の終わり頃、その子が病院で死んだ。
翌週、病院から学校に手紙とプレゼントが送り返されてきた。
お通夜で先生と両親が相談し、学校で引き取ることにしたという。
届いた段ボール箱を教室で開いたら、底のほうに何か黒い小さなものがある。
1人の子が手にしたとたん、「わぁ」と叫んで放り投げた。
よく見るとそれは病院でプレゼントした、ビニール製の小さな女の子の人形だった。
黒く見えたのは、ボールペンで突き刺したらしい小さな黒い凹みが全身を埋め尽くしていたからだった。
102C.N.:名無したん:2012/04/24(火) 20:52:01.38 ID:TOL0YmWUO
よく,「霊柩車を見たら,その日は良い事がある」と言われます.(地域差があるかもしれません)
また,「霊柩車を見たら,親指をかくせ!」と言います.
今回は,その「親指の話」です.

友人が子供の頃,友達と街を歩いていたそうです.そこに霊柩車が通りかかりました.
その時,友人は,「霊柩車を見たら,親指かくせって言うけど,あんなの迷信だよな!関係ないよ」と,言い,両手の親指を霊柩車に向かってかざして見せたそうです.
そして,その日の夕方の事です.
何と,その友達の母親が,自宅の風呂場で足を滑らせ,頭を強打.
そして,亡くなってしまったのです.
霊柩車を見たら,「親指をかくす」必要がありそうです
103C.N.:名無したん:2012/04/24(火) 20:52:33.78 ID:TOL0YmWUO
現在進行形な話でよければ・・・

昨晩、知人の家で二人で飲んでました
テレビは点けっぱなしにしてあったので、話題が尽きると自然と二人で黙ってテレビを眺めてました
で、ローカル局の数分程度のニュース番組を見ていた時、我々は同時に気付いてしまいました
ちょうど、「資料映像:○○町」というテロップで、上空からヘリで住宅街の様子が流れていました・・・

友「あ、○○町ってここじゃん!」
私「おー、もしかしたら映ってるかもなぁ」
友「ちょっと待てよ・・・あの駐車場がこっちの向きで映ってるって事は・・・あった!」
私「おぅ!映ってる映ってる(笑)」

二人して、画面の片隅に半分だけ映っている知人宅をテレビに寄って指差しながら(酔っているのもあって)馬鹿笑いしていました
しかし、映像が途切れる直前、僅かにカメラがぶれ、一瞬だけですが知人宅全体がテレビに映ったのです

友「・・・あれ?」
私「・・・ん?お前も見えた?」

知人の家は典型的な二階建ての一戸建てで、屋根は紺色の瓦が敷き詰められているのですが・・・

友「・・・なんか、赤いのが屋根に乗ってたような・・?」
私「うーん、何かの見間違い・・・には見えなかったような・・・?」

確かに、屋根の上に赤い「何か」が乗ってるのを、なまじテレビに近づいて注視していたために見てしまいました・・・
ちなみに彼の家は、急坂の丘を造成した住宅地の一番上にあるため、屋根に直接よじ登る以外に確認することが出来ません
しかも、家の形の関係上、庭から梯子をかけないと登れず、家族にも言うに言えない状況が続いています
少なくとも、あの赤い「何か」が今現在は屋根の上にない(いない?)事だけでも確認したいのですが・・・
104C.N.:名無したん:2012/04/25(水) 06:07:17.76 ID:iXs5kT8gO
ある所に仲の良い夫婦が住んでいた。
だが10歳も年上の妻(A子)が次第に老いてゆくと夫はA子とのセックスを避け、若い女性との浮気に走るようになった。
A子がその事について問い詰めても夫はシラをきり通す。
夫婦仲は目に見えて悪くなり、近所の主婦連の噂となった。

ある日のこと、その主婦の内の1人が、A子に「家へ遊びに来て」と招待された。
そこでA子の家に遊びに行くと、日曜だというのに夫の姿が見えない。

「あぁ、また浮気相手の所へ行かれてるんだな」

主婦はそう思った。
A子は何故か、彼女をリビングや客室ではなく寝室に通した。
そこには見事な、キングサイズのウォーターベッドが。
高かったでしょうと聞くと、A子はまんざらでも無いように微笑んだ。

(こんな大きなベッド、一体何に使うんだろう?他の女に走っている夫との間に情事なんて無いだろうに・・・)

と、主婦が考えたが、何も知らぬふりをしてA子に尋ねてみた。

「そう言えばダンナさんは今どちらに?お出かけ?」

するとA子、控えめにニッコリと笑い、こう答えたのだった。

「いいえ、主人はもうずっとココにいますのよ」

そして隠し持っていた鋭利な包丁を目の前にかざし、ウォーターベッドに突き刺したではないか。
勢いよく、どんどんと抜けてゆく水。主婦は悲鳴を上げた。
ベッドの中の水がなくなるにつれて、人の形が浮かび上がってきたのだ。

「毎晩、主人に抱かれて眠っていますのよ。ほほほ」
105C.N.:名無したん:2012/04/25(水) 06:08:44.17 ID:iXs5kT8gO
幼いころの、自分としては洒落にならない話です。
と言ってもはっきりしない記憶なのですが。

確か夕方だったと思うのですが、私は一人で留守番をしていました。
しばらくテレビを見ていたのですが、そのうちすっかり飽きてしまいなんとなく窓を開けて外を眺めました。
すると、突然アパートの隣室の窓が開いて、女の子が半ば体を乗り出すようにして顔を覗かせました。
私より2、3歳年上らしい、見知らぬその女の子と何か会話をしたような気もするのですが、その内容は憶えていません。
そのうち、女の子は「外で遊ぼう」と言い出しました。
私は「ドアが開かない」と答えました。

すると女の子は「窓から出ればいいのに」と言って、笑いながらヒラリと手すりを越えて飛び降り、下の草むらにポンと着地しました。
「早くおいでよ」と手を振っているのを見て、私も「なんだ簡単じゃん」と思って続いて降りようとしました。
その時背後で悲鳴が聞こえ、次の瞬間私は畳の上に投げ倒されてました。
見上げると鬼のような形相の母がいて、私はおしっこをチビリました。

そこは3階でした。もし窓から飛び降りていたら軽い怪我では済まなかったでしょう。
年が経つにつれて、「あの時母の帰りがもう少し遅かったら」と思ってゾッとするようになりました。
106C.N.:名無したん:2012/04/25(水) 06:14:01.44 ID:iXs5kT8gO
ついでですが、アパートの隣室に子供はいなかったそうです。
私が「だって、さっき隣の窓から飛び降りた子がいたもん! 平気だったもん!」と言い張るので母が確認しに行ったのです。
隣室の老夫婦は、そんな女の子は全く知らないと言っていたそうです。
お陰で私はウソツキだと叱られ、一週間のおやつ禁止が言い渡されました。(3日目に恩赦が出ましたが)

もしかしたら私の見間違いか、空想の産物なのかもしれません。
でも、幼い子供が窓から転落して死亡したというニュースを見るたびに、あの女の子のことを思い出してしまいます。
幼い子供さんをお持ちのかた、どうか気を付けてください。
「もし窓の外で誰かに誘われてもついていっちゃ駄目よ」と、念のために教えてあげてください。
バカみたいかもしれませんが、でも万一ということがありますから。
107C.N.:名無したん:2012/04/25(水) 06:17:34.94 ID:iXs5kT8gO
小さいとき、年上のいとこに聞いた話です

いつぐらいの話かわからない。
とある大学で、夜遅くまで学生が残っていた。
尿意をもよおしてトイレに行き、戻る途中で何かの気配を感じた。
後ろをふり返ると、黒い物体が床の上を這っている。
よく見れば、戦闘服のようなものを着た男で、下半身がなかった。

「ぎゃあ」

と叫び、学生は逃げだした。

だが、戦闘服の男は追いかけてきた。
ぺたぺたと手だけで這っているのにやたらと速い。
しかも、低い声で

「ひこひこひこひこひこひこひこ…」

と意味不明なことをつぶやいている。
さらに恐ろしくなった学生は、死に物狂いで走った。
もといた部屋に戻ったときには、男の気配はもう消えていた。
その後も、たびたび目撃されたらしい。
戦闘服の男の幽霊(?)は、その奇妙なつぶやき声にちなんで「ひこひこさん」と、呼ばれるようになった。
108C.N.:名無したん:2012/04/25(水) 06:19:46.24 ID:iXs5kT8gO
新聞配達のバイトをしていたときの話。
朝早く、道で出会う人や、家の前にいる人には挨拶をするようにはしていました。
しんどい思いして早起きしても人と挨拶を交わすのは気持ちの良いものです。

ある日、私はいつものようにせっせと新聞配達をしていましたが、ある家で新聞受けに新聞を入れるとき、その家の窓が少し開いていて中に住んでいる人の姿が見えたので「おはようございます」と挨拶しましたが、返事はありませんでした。
私は特に気にも留めず、小走りに通り過ぎました。

次の日、その家の新聞受けには前日の新聞が入ったままでした。
昨日は住人が居たようだったので不思議に思いましたが、また少し窓が開いていて、中にいる人がこちらを見て立っているのが見えたので、一応挨拶しましたが、返事はありませんでした。
借金取りにでも追われて、隠れているんだろうか?とか思いながらも、あまり気にせずに走り去りました。

そのまた次の日も新聞は溜まったままでしたが、また窓の隙間から住人がぼーっとこちらを見て立っていたので、少し気味が悪かったので、さっさと通り過ぎました。

その日の夕方偶然そこを通りかかったら、パトカーが止まっていました。
やはり何か事件でもあったんだと思いながらも、その場で誰かに何があったのか尋ねるわけにもいかず家へ帰りました。

数日後、噂を聞いてぞっとしました。

「あそこの家の人、自殺してたんだって、首吊って・・・」

って。
109C.N.:名無したん:2012/04/25(水) 07:32:19.06 ID:iXs5kT8gO
職場の後輩から聞いた話しです。
彼、前の職場では、毎日一人で残業、残業で帰りがAM1〜2時というのもザラだったそうです。
その日もいつも通りビルの1階のお店を閉めた後も、事務処理に追われ・・・気づけば夜中の1時過ぎ。
帰る前にはいったん11階にある事務所へ寄って、それからまた1階へ戻り帰路へつく、という毎日の流れよろしく彼は書類片手にエレベーターへ向かいました。

ちなみにそこは俗に言う「出る」と噂されていたビルで、特に10階がヤバいという話しだったそうです。
しかも夜中の12時も過ぎれば、そのビルに残ってるのは彼一人。
守衛さんなんかも裏口のドアがオートロックなのをいいことにもう帰ってしまっているんですね。
ただ彼は霊感とは無縁の存在、今までな〜んにも怖い目にはあってはいなかったそうです。
その日までは・・・・
110C.N.:名無したん:2012/04/25(水) 07:33:02.19 ID:iXs5kT8gO
彼はエレベーターに乗り11階へ到着、書類をしまいカギをかけて再びエレベーターに戻りました。
1Fの利用階数ボタンを押し、「今日も疲れたなぁ」とほっと一息ついたその時!

『・・・チーン・・・・』

なんと10階で勝手にエレベーターが止まったそうです。
ドアが開きます。
と、その先には真っ暗なフロア―が広がっているだけでまぁ誰が立っていたという話しではなかったんですが、彼は閉ボタンを押す余裕もなく、恐怖に引き攣った顔で壁に後ろ手に張り付いたままドアが閉まるまでの数秒間を過ごしたそうです。
その後、エレベーターは無事1階まで下り、彼は逃げるようにして帰ったとのこと。
不思議なのはその例の10階っていうのはテナントもいっさい入っておらずエレベーターの利用階数ボタンの10Fを押してもランプすら点かないようになっていたんだそうです。
後輩がそこを辞めるまで、後にも先にもそれが、ただの一回切りの体験だったそうですが。
111C.N.:名無したん:2012/04/25(水) 07:33:39.76 ID:iXs5kT8gO
子供のとき神社でどんぐり拾って遊んでいたら「あかいみあおいみきいろのめ ついてたたいてもちにすな」とかなんとか聞いたこともないような変な歌が聞こえてきたんです。
子供の声だったんで、私もあたり見まわしたら、スーツ姿のおじさんが背中向けて立ってたんです。
変だなって思っていると、そのおじさんがぴょんこぴょんこ飛び跳ねて藪の中に入っていっちゃったんです。
藪に入ってすぐおじさんは顔だけこちらに突き出したんですが、おじさんは白い狐のお面をつけていました。
でも目だけやたらとリアルでまるで本物みたいでした。
そしてまたすぐに藪の中に入っていってしまいました。
怖いというか不思議というか、今でも記憶に残っています。
112C.N.:名無したん:2012/04/25(水) 07:34:35.93 ID:iXs5kT8gO
今から20年弱前のある朝、突然、小学校の通学路だった道に茶色の(包帯のかけらのような)べたべたした破片が張り付いていました。(1m四方くらいだったと思います)
男子児童たちは騒ぎながらお互いその部分に突き飛ばしあって遊んでいました。
何かの糞かなにかのような扱いでした。

そのあと数日中にわかったことなのですが、それは、近所の人がその場所で灯油をかぶって焼身自殺をした跡だったそうです。
実際、そばの交通標識の柱には黒い手形が残っていました。(その交通標識は交換されず、卒業まで手形も残ったままでした。)

とりあえず歩道での焼身自殺はやめてほしいです。
113C.N.:名無したん:2012/04/25(水) 07:35:45.09 ID:iXs5kT8gO
危ないってので思い出した。

小学校の帰り道、友人と二人で歩いてたら後ろからチャリに追いかけられた。
明らかにそのチャリ野朗の表情はおかしくて(ヤク中ぽかった)「うわあぁぁーー!!」と叫んで逃げた。
どうにか逃げ切れたらしく、友人と別れて家に向かっていたとき、さっきのチャリ野朗が角から出てきた。
さっきのニタニタした表情で「金もらおうかな〜」などとつぶやき同じように追いかけてきた。
必死で逃げた。死に物狂いで走って家に着いたら号泣していたのを覚えている。

ここまでだったら恐かった思い出話なのだが、その翌日のこと。
隣町で小学生が自転車に乗った通り魔に殺されたというニュースが入ってきた。
その通り魔はすぐに捕まったのだが自転車に乗っていたやら着ていた服など、特徴がチャリ野朗と酷似していた。
あの時ばかりは本気でビビったな。
まさかとは思うが・・・。今となっては分からないけれども
114C.N.:名無したん:2012/04/25(水) 08:08:45.87 ID:iXs5kT8gO
最近経験したことを。

俺の住んでる小さなアパートはほとんどが社会人で、学生なのは俺と俺の真上の部屋の住人のみ。
彼とは学部が違うこともあって大学内での接点はないけど時々部屋に来て軽く遊んだりすることもある。
で、まぁ、その彼の部屋、なぜかいつも電気がつけっぱなしなのな。
俺がどんなに遅く帰っても、彼の部屋の窓を見ると電気がついてる
ネットで徹夜して、明け方に煙草を買いに出ても窓を見上げると電気がついてる。

そんなある日、彼と俺の部屋でまた話す機会がありまして「いつも夜遅くまで起きてなくない?」って聞いたわけですよ。
そしたら「んー…」とかなんか言いにくそうな返事をするんで、

「ひょっとして電気つけてないと寝れないとか( ´,_ゝ`)プ」
「うん、出るからね( ´_ゝ`)」
「( ゚д゚)」
115C.N.:名無したん:2012/04/25(水) 08:17:21.22 ID:iXs5kT8gO
俺は幽霊懐疑派なので、怖い以上に興味があって彼の部屋に行き色々聞いてみたんです。

話によるとエアコンの下ら辺に肌の白いブサイコな男が立つとの事。

俺は密教の本片手に、男が出るというあたりに向かって適当に真言を読み、なんちゃって早九字を切り、塩を撒き、賃貸契約書を引っ張り出して諭し彼に「いいか、危なくなったら『斬るなら俺を斬れ!俺の命で済むなら安い物っ!!』と叫ぶんだ。
そうすれば光の騎士がお前を助けてくれる。」と究極の呪文を教えてその日はお開きとなりました。
ええ、お酒をのんでいたこともあって我ながら悪ノリだったと反省しております。

で、それが8月お盆前の事、その後俺はすぐに実家に帰ったんで何があったのかは知らないんですが、学校が始まって帰ってきてみるとどうも、彼の部屋が空家になってるらしいぞ、と。
原チャもなくなってるし。
大家さんに聞けば何があったか分かるんだろうけどまぁ知らなくてもいいような気がするんで聞いてません。
それ以来、上の部屋はいつ見ても真っ暗な訳でそれを見上げていると怖いような悲しいような気持ちで鳥肌が立ちます。

以上!
116C.N.:名無したん:2012/04/26(木) 08:21:34.39 ID:Fm/GOIlwO

私がまだ幼かったころの話。
母方の親戚が祖母の家に集まった。
私は従兄弟たちと祖母の家でかくれんぼをして遊んでいた。

祖父母の家の二階には物置部屋があり、その部屋の奥に高さ1メートル程の小さな扉があった。
その扉は頑丈な錠前がかけられていてた。
祖母にその扉のことを尋ねると、扉の奥は納戸で、ずいぶん昔に鍵を無くしていらい開かずの間になったそうだ。
「どうせ中にはガラクタしかないからわざわざ開けるものねえ」と祖母は言っていた。

昼間でも薄暗い物置部屋は隠れ場所の宝庫で、私はその扉の手前に置いてある古びたソファーの後ろへ身を隠していた。
床に這いつくばり外の様子を伺っていると、うっすらと埃の積もった床に、あるものを発見した。
それは私の付けた足跡とは別の人の足跡。
その足跡は子供の私の足の半分にも満たない大きさだった。
小さな足跡は物置部屋の外へ向っていた。
その足跡の出所をたどると、鍵のかかった例の小さな扉からだった。

「この家には座敷童子がいる」

そう思った私は、一目散に一階へ降り皆にその事を伝えようとした。
ドタドタと階段を降りてきた私を皆が制した。
母の妹の赤ちゃん(私の従兄弟)が今寝付いたばかりだから静かにしなさいと。
布団のうえですやすやと眠る赤ちゃんを、皆が笑顔で眺めていた。

しかし私はその時気付いた。
赤ちゃんの足の裏が異様に黒くすす汚れているのを。
117C.N.:名無したん:2012/04/26(木) 08:22:48.46 ID:Fm/GOIlwO
某予備校教師から聞いた話

寝台列車で移動中、偶然友人が乗っていた。
当然の流れで酒盛直行。

かなり酔いも回ったころ、ちょうど長いトンネルに差し掛かった。
気持ちよかったので窓を開けてたそうだが、(寝台列車って窓が開くのか?と書いてて疑問)轟々と風の音に混じって、たしかに男の声が聞こえた。

(なんて言ったかは忘れた、スマソ)
(確か、コロスとかだったとおもふ)

酔いのせいかと思ったが、友人も聴こえたと言う。
その後、酔いが回ってそのまま寝てしまった。

数時間後目が覚めると友人はいなくなっていた。
先に降りたのだろうと思い、起き上がろうとするが、起き上がれない。
酔いも残っていたが、かなりの熱があった。

目的の駅に着いたが、頭痛と吐き気がする。
もともと霊感が強かったので、すぐについてきたのだとわかった。

家に帰るとすぐに塩で清め、お経を唱えたが熱が下がらず、三日ほど寝込んだ。

ようやく体調も戻ったころ、警察から電話があった。
友人はあの列車で会った日を最後に行方不明らしい。

彼の荷物は列車の中にそのまま残されていたそうだ。

今も行方不明だそうでせう。
以上
118C.N.:名無したん:2012/04/26(木) 08:24:49.23 ID:Fm/GOIlwO
大成建設の人が東南アジアに赴任した時の話。
ダムを作る時に邪魔になる大木を切り払ったら、妙な事が起こるようになった。
夜ベッドで寝ていると急に天井が近くなる、部屋の中がざわめく感じがする、電気が勝手に点く。
その時点で現地の交渉人から、切り払った大木が一種の墓地だったと聞かされてたんだけど、あまり気にしてなかったそうだ。

ある日、寝苦しくて真夜中に起き出してミネラルウォーターを飲んだんだと。
気付くと、子供の顔がカップの中から自分を見つめていた。
そこに至っても疲れのせいだと思ってたんだが、消したTVの画面に白い影が何時も写る様になって、流石に気持ち悪くなって、現地の坊さんに頼んで供養してもらったそうな。
119C.N.:名無したん:2012/04/26(木) 08:37:39.59 ID:Fm/GOIlwO
あまり怖くないのですが、私が最近見た目覚めの悪い夢の話をさせて下さい。

私は、ある男と組んで人を殺すことになりました。
ってゆーか、もう既に殺して帰る所でした。

私達は無言で、エレベーターに乗りこみました。
私は死体が入った白い袋を担いでいます。
なぜかそのエレベーターは、私が中学まで住んでいたマンションのエレベーターでした。

1階につくと、私達はおもむろに袋を開け始めました。
その袋から出てきた顔は私の顔でした。

そこから先は覚えていません。すいません。
一緒にいた男の顔も、どうしても思い出せないんです。

一体 あの男は誰だったのでしょう?
何より私自身は誰だったのでしょう?
120C.N.:名無したん:2012/04/26(木) 08:45:15.36 ID:Fm/GOIlwO

教授「じゃあちょっと二人か三人でこのことについて話し合って」

ガヤガヤ

ぼっち「・・・」←最前列の右端に一人で座ってる
教授「・・・君!一番前の君は話しあったのか?」←マイク入ったまま大声で
ぼっち「いえ・・」
教授「君毎回一人だけど授業困らない?」
ぼっち「特には・・・」
教授「え?今話し合ってないけど大丈夫なの?」
ぼっち「いや、あの・・・」
教授「指示したことができなくても問題ないってこと?」
ぼっち「そ、そうではなくて、一人で考えて・・・」
教授「一人じゃ話し合えないでしょ!?2・3人でやれっていっただろ?」
   これ試験だったらどうするの君?落ちちゃうよ?
ぼっち「それならしょうがないです・・・」
教授「ふーん、名前なんて言うの?あと学籍番号」
ぼっち「いや、名前とかは・・」
教授「いやじゃなくて、これ中間の課題にするから。成績つける関係で名前分からないと困るの」
ぼっち「もういいっす」(ダッ)
←ノートと筆記用具ときもいリュックを小脇に抱えてものすごい速さで退出w
教授「何、どうしたの」
教授「何しに来てたんでしょうね彼は」

(ドッ)教室中大爆笑w

121C.N.:名無したん:2012/04/26(木) 09:33:19.17 ID:Fm/GOIlwO
教室で涼宮ハルヒの憂鬱(初版、流行る前からもってた)を読んでたら
「なぁ、それハルヒじゃね?」と後ろの席のやつにいわれた。
ちょっと怖い煙草とかすってるやつだったから
「うん、ハルヒ。それの一巻」って説明したら
「○○って長門に似てるよな」とクラスの女子のことを指さした。
大人しくていつも読書している小柄で可愛いこだった。
たしかにそっくりだったし、
長門にも彼女にも好意を抱いていたので最高の笑顔で「うん」と賛同したところ
おもむろに携帯で○○さんのハメ撮りを見せてくれました。
誰かハルヒのいる世界に連れて行ってください
122C.N.:名無したん:2012/04/26(木) 10:40:29.86 ID:Fm/GOIlwO

うちの両親がそうだった。超ディープなネトゲのジャンキーさ。
ハマってからの両親は、1年365日パソコンと向き合ってた
じーちゃんの遺産食いつぶしながらね。会話なんてありゃしない。
あるとしてもネットの中で話すだけ。会話の内容も
「一ツ目山のサイクロプスを倒しに行け」 とか。笑える話だろ?
うちの家族に限っては父親は父親じゃなくて
「世界中から頼りにされてるマジックナイト」母親は母親じゃなくて「ダークプリースト」 
俺は子供じゃなくて「モンスターハンター」だったんだ
そんな世界にほとほと嫌気が差してさあ で、考えたんだ。「こんな世界壊しちまおう」って
そのネトゲのサーバに侵入して・・・10年分のデータ全部を破壊してやったんだ。
人生最初のハッキングさ
その日の帰り道は そりゃーワクワクしてたね。だってもうそっちの世界は無いんだから
ファンタジーのパーティとかじゃなくて「家族」として生活ができるんだってね
そしたらさ 2人とも首吊って死んでたよ
遺書がまた傑作でさ、 『世界が壊れてしまったので 死にます さようなら』
2人にとっての現実は もうとっくにこっちの現実じゃなかったのさ
なあ 俺のやった事はそんなに重罪かな?現実では自殺で片付いても
両親を殺したのは間違いなくこの俺さ
そんな俺は殺人罪かな?かまってほしくてさあ
天気とか 成績とか どんなにくだらなくてもいい
現実の話がしたくてさあ それが悪いことかよ!? そう思う事が犯罪かよ!?
だったら だったら人間全員犯罪者じゃねーか!
123C.N.:名無したん:2012/04/26(木) 10:41:05.02 ID:Fm/GOIlwO
育美ちゃんは小学校に上がる前にお父さんを亡くしてしまい
お母さんはその後再婚もせずに働きまくって育美ちゃんを高校は
もちろん、大学にまで入れてくれました。
でも、無理がたたって倒れてしまいました。
それでも身体が良くなるとまた働きはじめて、そしてまた倒れて・・・。
そんなことを繰り返しているうちについに起き上がれない身体になってしまいました。
そして自分がもう長くないと悟ったお母さんはお守りを1つ育美ちゃんに手渡し、
「ごめんね育美。ひとりでも頑張るんだよ。
でも、どうしても辛かったり耐えられなくなったらこのお守りを開けなさい」と言いました。
しばらくしてお母さんは亡くなってしまいました。
育美ちゃんはお母さんに貰ったお守りをお風呂に入るとき以外は
肌身離さず持ち歩いていました。
あるとき友達(Nちゃん達)とプールに行ったとき更衣室で育美ちゃんのお守りの話になり、
中を見てみようということになったそうです。最初は断った育美ちゃんも
お母さんが亡くなってからだいぶ経っていたこともあり
まあいいかと思ってお守りの中をのぞいてみました。
するとそこには1枚の紙が折り畳んで入っていました。
なんだこれだけ?と拍子抜けした育美ちゃんが
その紙を取りだして開いてみると。そこには・・・
震えた文字で「育美、死ね」と書かれていました。
124C.N.:名無したん:2012/04/26(木) 13:10:12.25 ID:Fm/GOIlwO
小学生の頃、クラスにWさんという女子がいた。彼女は先天的な病で体がただれていて、声もうまく発声できなかった。

大人しい子でいつも本を読んでいた。
男子の友人はいなかったが、女子の友人は不思議と多いようだった。
修学旅行で旅館に泊まった時、友人が女子の部屋に遊びに行こうと言い出した。
俺も同意して、どうせだからこっそり行って驚かせてやろうってことになった。
そしてクラスで一番人気のあった女子のいる部屋に行く事となった。
こっそりドアを開けると(どのように鍵を開けたかは忘れた)恐ろしい光景が。
体育座りで座り込むWさんを円になって囲むようにクラスの女子全員が立っていた。
そして、Wさんに対して「豚」「焼けど野郎」などと罵声を浴びせていた。
さらにクラスで最もかわいかった子が
「じゃあ、カツラはずしまーす」と笑いながら言ってWさんの頭に手を伸ばした。
次の瞬間、Wさんの髪の毛が全部その女の手にあった。
Wさんは頭皮も病気で、髪の毛が生えないためカツラをしていたのだ。
男子は誰もそれを知らなかった。
ショックで何が何だかわからない俺の前で女子は
Wさんを蹴飛ばしたりカツラをライターであぶったり。
Wさんはかすれた声でうめく。助けを呼びたくても呼べないのだ。
俺と友人は無性に怖くなって見つからないように逃げた。
次の日、Wさんもクラスの女子も何事も無かったように京都を観光していた。
それが一番怖かった。
時がたって同窓会が開かれた。Wさんはすでに亡くなっていた。
俺は思い切って女達に修学旅行でのことを聞いてみた。
すると例の一番かわいかった女の子が「あんなの別に死んだっていいじゃん」といった。

125C.N.:名無したん:2012/04/26(木) 13:11:01.25 ID:Fm/GOIlwO
不幸な身の上のジョンはある日、孤児院の先生に尋ねた。
ジョン「先生。どうして僕にはパパとママがいないの?」
先生「あなたのご両親はね、ジョン。
あなたが小さい頃、黒人の強盗に殺されてしまったのよ」
ジョン「どうして僕は歩けないの?目が見えないの?」
先生「その強盗にひどいことをされたからよ」
ジョンは黒人を恨んだ。全ての黒人を憎んだ。
無理だと分かってはいたけれど、いつか犯人を探してぶち殺してやろうと思っていた。
ある日先生がいった。
先生「喜びなさい、ジョン!あなたの足と目が治るのよ!」
ジョンはまず足の手術を受けた。
そして目の手術をした翌日、ジョンは治ったばかりの足で電車の前に飛込んだ。

126C.N.:名無したん:2012/04/26(木) 13:11:41.87 ID:Fm/GOIlwO
あるところに事故で両腕両足を失った少年がいました。
しかしその少年は周りの人に心配をかけないためか
常に明るい笑顔を絶やしませんでした。
そんな少年も、車椅子からみんながグラウンドを
走り回っているのを見ていると、少しさびしそうでした。
そんなある日少年は泥だらけで家に帰ると、
興奮を抑えきれないような声で、母親に言いました。
「ねえ、おかあさんすごいんだよ。今日僕みんなと一緒にラグビーをやったんだ。」
母親は驚いてたずねます。
「へえ、よくみんな仲間に入れてくれたねえ。」
少年は笑顔で答えました。

「うん、だって僕はボールの役だったもん」
127C.N.:名無したん:2012/04/26(木) 13:15:10.77 ID:Fm/GOIlwO
俺も3年前に自宅前から単車を盗まれたことがあるが、
半年位経ってから警察から電話があり
「見つかったから来て欲しい」と言われて、
早速行ってみると、単車がボロボロに壊れていたので
警官に聞いたら、このバイクを盗んだ少年が事故を起こしましてお亡くなりになりました。
と言われた。
その瞬間怒りは消えて「あははっざまぁ〜みろ!」と言ったら警官にすごく怒られた。
でも俺は「他人の財物を盗んで盗んだ物で命を絶ったのだから自業自得でしょ」と
言ったらそれ以上は何も言って来なかった。
盗んだ奴の遺族に単車を弁償してもらうので住所を教えて欲しいと言ったら、
最初は「親御さんの事を考えて損害賠償を請求する事は控えて欲しい」と言われたが、
「私は泣き寝入りしろという事ですか?」と強く粘ったら、盗んだ奴の住所を教えてくれた。
俺はその親に内容証明郵便で単車代を請求したら、あっさり満額支払われた。
オマケに盗難保険も入っていたので二重取りでウマー 
俺の単車を盗んでくれた××君どうもありがとう。
あの世でいつまでもツーリングを楽しんで下さい。
128C.N.:名無したん:2012/04/26(木) 13:17:14.73 ID:Fm/GOIlwO
私も父親から、躾とはいえない、
ただの感情的なものによる精神的、肉体的暴力を受けて、
高校生くらいまで育ちました。
暴力を振るっている時の、怒りながらも恍惚と自分に酔っているところが
ほんとに嫌でした。
しかし、その父親ももう病気で死んだ。
何年も会っていなかったが、死ぬ直前、まだ意識があるときに病室に行き、
「あんたが死ぬなんてこんなうれしいことはないなー!
 誰も悲しくなんかないよ、一人で死にな。
 だれもあんたの事なんて愛してないし尊敬もしてないし、
 単なる軽蔑の対象でしかないしね。
 早めに死んでくれてよかった。
 お前みたいなたちの悪い奴は長生きするかと思ってうんざりしてたんだけど、
 今まさに死のうとしてるなんて、なんてうれしいの?!!
 なにこっち見てんの?早く死ねば?誰も惜しまねーよ。ははは。」
と言って、顔面を靴でにじり踏んでやった。
しばらく血圧が異常に上がったが、その後死にました。
人間としてやってはいけないことかもしれませんが、
やらずにはいられなかったんです。
人生の汚点かもしれませんが、どうしようもありません。
129C.N.:名無したん:2012/04/27(金) 08:21:08.09 ID:dFr+q/a2O
さっき、2万4千円のヘッドホンが突然壊れた。
音楽を大音量で聴き過ぎたせいか、いきなりプチッと音が出なくなった。
俺はムカついて思わずわざとテレビを床に落とした。
ズドンとテレビが床に落ちた振動を感じて俺はふと我に返った。
何やってんだ俺は。このテレビは15万もしたじゃないか。
たまたま落とした場所には布団が敷いてあって
落ちた振動は多少あったが落ちた音は全くしなかった。
たぶん壊れていないだろうと思いながらテレビの電源を入れてみた。
映像は普通に映るのだが、音が全く出なくなっていた。
最悪だ。15万円のテレビまで壊れてしまった。
それにしても今日は外が不思議なくらいに静かだ・・・
気晴らしにちょっと散歩にでも行ってみようかなぁ。
130C.N.:名無したん:2012/04/27(金) 08:21:54.00 ID:dFr+q/a2O
3月が終わったばかりの、ある寒い夜のことだ。
ある男が、分娩室の前で祈りを捧げていた。
「神様、どうか妻とわが子を助けてください」
男の妻は生まれつき体が弱く、出産に耐えられないため帝王切開を選んだが、
それでも命さえ危険であった。
妻と、まだ見ぬ我が子の無事を祈って・・・
その時、分娩室のドアが開いた。

「極めて難しい手術でしたが、お子さんも、奥様も、良好な状態です。おめでとうございます」
男は喜びに涙を流し、分娩室に駆け込んだ。
が、そこにいたのは手術台の上で血まみれで絶命した妻と、床に落ちて死んだ我が子だった。

背後で医者が叫んだ。
「エイプリルフール!!」
131C.N.:名無したん:2012/04/27(金) 08:23:04.86 ID:dFr+q/a2O
工房のとき住んでたマンションで、夜中、階段の踊り場辺りから
ずっとブツブツ独り言を言う男の声(漏れの部屋は一番端だった)。
眠いながら窓に近づいて耳をそばだててみると、
「しのうかなあ…どうしよっかなあ…」と何回も繰り返してる。
ひどく怖く思った漏れは同居の親をそっと起こして
窓際に連れて行く。そのときには「しぬ、しなない、しぬ、しなない…」
とか言ってたから、親があわてて管理人に電話。
しばらくして「あんたなにやってんだ!!」という声と、
「ケケケケケケ〜!」と高笑いしながら階段を駆け下りていく音。
次の日「変質者に注意!」という張り紙が貼ってあった。
一番怖かったのはその注意書き。

「ピンクのワンピース姿の髪の長い女性」

あの声は?

132C.N.:名無したん:2012/04/27(金) 08:24:05.28 ID:dFr+q/a2O
嫌われもののライオン(他の動物を食べるから)がある日家に帰るとイチゴの入ったかごが置いてある。
「こんなぼくにも優しくしてくれる人がいるんだ」と感激するライオン。
親切な人はそれからも度々色んな果物を置いていってくれるようになる。
だけどその親切な人は、ライオンが狩りに出掛けている間に訪れるので会えない。
そこである日、ライオンは出掛けないで家で待っていることにした。
いつも置いていってくれる果物のお礼に、やぎのシチューを作って。
ところが、その日に限っていつまで待っても親切な人は現れない。
お腹が空いてきてシチューを食べたくなるけど、「このシチューはあの人のために作ったんだ。来てくれるまで食べない」と我慢する。
でもとうとう親切な人は現れずにライオンは餓死してしまう。

133C.N.:名無したん:2012/04/27(金) 08:32:18.08 ID:dFr+q/a2O
テキサスのおじいさんの家に、都会から孫が遊びに来たのですが、
孫は田舎で退屈そう。そこでおじいさんは、

「猟銃を貸してやるから森で撃ってきていいぞ。この猟犬を連れて行くといい」
「うん、わかった」
そしてしばらくして帰ってきました。

「どうだった。楽しかったか?」
「面白かったよ!他に犬はいないの?」
134C.N.:名無したん:2012/04/27(金) 08:43:53.34 ID:dFr+q/a2O
成人式の為に買ってもらったスーツを着て
かっこいいと言われ、何枚も写真を取られ
車で会場まで送ってもらい
「友達と飲むだろうけど、イッキなんてしたらいかんよ?
 遅くなるだろうから気をつけて帰ってらっしゃい」

そう言われた後一人で会場を一周し、中に入ることが出来ず
友達と飲みに行くことになっている手前、そのまま帰ることも出来ず
夜まで時間つぶすためにその足でスロット店へ行き
親からもらったお年玉を使い切るのに2時間も持たず銀行から下ろした8万も消え

どうしようもなくなって、夕方頃に家に帰り
人が多すぎて友達と会えなかったと言う俺に
母さんは、じゃあ夕飯ちゃんとしたもの作らなきゃねと言い

俺は震えて声も出せないほど泣いた
135C.N.:名無したん:2012/04/27(金) 13:25:35.53 ID:dFr+q/a2O
ゲームのネタでDQ6の雪国の山奥の村の老人の話。
細かいことは覚えてませんが、だいたいこんな話。

主人公たちがやってきた雪深い山奥の村は、住民が氷漬けにされていて、
生きて動いているのは一人の老人だけ。

昔、若者だった老人は山奥で、氷の女王に遭遇してしまう。
絶対に私と会ったことを口にしてはいけないと口止めされたにも関わらず、
老人は酒場で酔った弾みに友達にそのことを話してしまう。
気づいたら老人だった若者以外みんな凍りついていた。

罪の意識を感じた老人は、無人の村で孤独に50年過ごす。

主人公たちは女王様に会いに行って村にかけた呪いを解いてもらうように頼む。
女王様は彼ももう十分苦しんだでしょうからね・・ってあっさり呪いを解いてくれる。
呪いが解けて活気が蘇った村で、酒場で50年前の続きをやっている友達や知り合いに、
○○(老人の名前)の部屋にいるあのジイサン誰だろうな?って言われる老人。
老人が若返ったりする救済無し。

「周りがあの時のままなのに、自分だけ50年の歳月が流れている。
それこそが彼に対する本当の罰です」
このイベントの後に女王を尋ねると、↑みたいなことを言っていた気がする。

結果的に彼の不幸によって主人公たちは伝説の剣を手に入れられるんだけど。
後味悪い。

136C.N.:名無したん:2012/04/27(金) 13:32:15.23 ID:dFr+q/a2O
年収0円のニートが100年でも稼げない100万円を
たったの1年で稼ぐフリーターが7年働いてやっと稼げる700万円を
たったの1年で稼ぐサラリーマンが5年働いてやっと稼げる3500万円を
たったの1年で稼ぐ皆藤愛子が4年働いてやっと稼げる1億4000万円を
たったの1年で稼ぐ2ch管理人西村博之が1年半働いてやっと稼げる2億円を
たったの1年で稼ぐ安藤優子が10年働いてやっと稼げる20億円を
たったの1年で稼ぐイチローが5年働いてやっと稼げる100億円を
たったの1年で稼ぐゴールドマンサックスエリート会社員が60年働いて稼げる6000億円を
持ってる糸山英太郎やソフトバンク孫正義の10倍の6兆円を
持ってるマイクロソフトのビルゲイツ会長が
童貞を捨てたのは23歳。
これマメ知識な。
137C.N.:名無したん:2012/04/27(金) 13:36:52.77 ID:dFr+q/a2O
この前初めての合コンで王様ゲームやったんだよ
そしたら一番可愛い女の子が王様になってさ

「もしかしたら俺とチューなんてことも・・・・」
なんてワクワクしてたら

「おまえ帰れ」って命令された
138C.N.:名無したん:2012/04/28(土) 09:52:44.41 ID:u+GBiuXoO
夜、会社帰りに近道しようと思って暗い公園の中を歩いた
所々にあまり明るくない街灯がある程度。
ジャリジャリ歩いていると突然、犬の遠吠えが聞こえた。
結構近くで。暗闇を凝視してみたが姿は見えなかった。
ノラ犬って怖いので早歩きで公園を抜けてその後全速力で走って家に着いた。

布団に入った頃、また犬の鳴き声が聞こえた。
あの公園で鳴いてるのかな・・・と思った。
何度か遠吠えが聞こえた。
だんだん近づいてきてると思った。
うちのマンションの前で鳴いていた。声が反響していた。
そして、
うちの玄関の前で鳴いた。
(うちのマンションは5階建てのエレベータなしなのです)
ガリガリガリガリ 引っかいてる。
覗き穴から覗いてみた。真っ暗だ。おかしい。
そして音はしなくなった。

次の日の朝、玄関に鍵をかけようとしたとき驚いた。
自分の目線あたりに引っかき傷がたくさん出来ていた。
そして、赤いベトベトしたラインも付いていた。
口紅みたいな。
なんだコレは。
139C.N.:名無したん:2012/04/28(土) 09:54:13.38 ID:u+GBiuXoO
なんかふと思い出したので。

俺、持病持ってて、2009年の3月に発作起こして救急車で運ばれて
EICUって言ういつ死んでもおかしくないレベルの治療室に入ったことあるんだ

その後意識が戻って、EHCUって治療室に移された後のこと
うとうとしてはいるんだけど、ICUとかってDrとか茄子が走ってたり機械の音がしたりと
いつでもうるさいんだよね

そしたらテレビの砂嵐の音が大音量で聞こえてきたんだよ(EHCUにはTVが無い)

?と思ってたら、その砂嵐にお経が混じって聞こえてくるんだ
砂嵐の音が小さくなってお経がだんだん大きくなる感じ

砂嵐の音が聞こえなくなってお経だけになった時に全身金縛り

続く
140C.N.:名無したん:2012/04/28(土) 09:55:11.53 ID:u+GBiuXoO
続いた

EHCUには俺愛用の杖を持ち込んでたんだけど、その杖に寺で買ったばっかりの
お守りを付けてたんだ
(3/18の彼岸会に買った奴)

金縛りが来た時にあーまずいなーお守り取らなきゃーとかでも体動かないし参ったなーと
暢気に考えてて、金縛りが緩んだ時に杖に手を伸ばしたんだ

あと少し、もうちょっとで届く…んで、手が届いた時に金縛りが解けた

でも実際には杖に手なんて伸ばしてなくて、横向いてたと思ったのに
天井向いてたし
あれ?夢?と思ったんだけれど耳に残ったお経の声だけがやけに怖くて
ナースコール押して茄子呼んだら却って混乱して鎮静剤打たれて眠った

ナースコール押したときに見た時計は午前三時だった
いわゆる丑三つ時ってやつなのかなーと思った
141C.N.:名無したん:2012/04/28(土) 09:55:52.09 ID:u+GBiuXoO
まぁ、夢うつつだったし
多分ドコにでもある話じゃないかなと思って思い出しついでに投下

文章下手でスマンね じゃお邪魔しました
142C.N.:名無したん:2012/04/28(土) 11:02:37.58 ID:u+GBiuXoO
あなたは眠れず、自宅のバルコニーに出た。
外を眺めると、ある男がある女を刀で刺し殺していた。

あなたがその姿を見て通報しようと携帯電話を耳に当てたところ、
その男と目が合ってしまった。

男はあなたの方を指し、指を一定の動きで動かしている。
何故そうしたと思うか?






通常の回答例
「次はお前の順番だ」
「通報するな、そこでじっとしていろ」
などを言っているから。

サイコパスの回答例
自分がいる部屋の階数を数えているから。
(シリアルキラーは被害者(この場合発見者)ではなく、加害者(この場合殺人者側)で考えるため)
143C.N.:名無したん:2012/04/28(土) 11:03:38.44 ID:u+GBiuXoO
あなたは泥棒だ。あなたが家に泥棒に入ったところ、
その家の主人が眠りから覚め、あなたの顔を見た。

そしてあなたの目の前で、鍵のかからないタンスに入って隠れた。

あなたがナイフを持っていたら、どうやって殺すか。





通常の回答例
タンスの扉を開けて殺す。
タンスの上からナイフで切りつける。など

サイコパスの回答例
タンスから出るまで、その前に座って待つ
(他者に対しては非常に冷徹になる、単純な殺し方はしたくない)
144C.N.:名無したん:2012/04/28(土) 11:04:41.62 ID:u+GBiuXoO
あなたは妹と一緒に、おばあさんの葬式に行った。
そこで黒の髪に黒の洋服を着て黒の靴を履いた男に魅力を感じた。
その男はあなたとあなたの妹さんの理想のタイプだ。

そしてその翌日、あなたは妹を殺した。
どうしてそうしたと思うか。






通常の回答例
妹がその男と交際することになるのではないか、不安になったから。

サイコパスの回答例
妹を殺せば、その男と葬式でまた会えると思ったから。
(罪悪感が欠如しているため、非常に短絡的)
145C.N.:名無したん:2012/04/28(土) 11:05:59.73 ID:u+GBiuXoO
あなたの前に自販機がある
喉が渇いて飲み物を買って飲もうとするが、
その自販機には不思議なことに飲み物の名前が書かれてない。
それであなたは手当たり次第に何でも買って飲んだ。その飲み物の色は何色?






通常の回答例
何色でも良い、思いついた色

サイコパスの回答例
透明、あるいは色がない
(混入物への警戒心のため無意識に透明(水などを連想する)
146C.N.:名無したん:2012/04/28(土) 11:11:19.81 ID:u+GBiuXoO
クレーマーのオッサンが家電量販店でギャーギャーわめいてたので
後ろにあったキーボードでドラクエの戦闘音楽を弾いて注目を集めてやったぜ!
小学生に笑われるオッサン、何で笑われてるかわからないオッサン
人が集まって来て注目されるのが恥ずかしくなったのか帰っていってしまったので
レベルアップの音を奏でて俺も退散

すんません、俺にはこれが限界でした・・

ちなみに小沢消えてくれ
147C.N.:名無したん:2012/04/28(土) 11:55:34.21 ID:u+GBiuXoO
俺は小学生の頃ジャンケンでグーしか出さなかった。
みんなになんで?と不思議な顔をされたがグーしか出さなかった。
もうずっとグー、ひたすらグーだった。
しまいにジャンケン馬鹿とまで言われたがそれでもチョキやパーには浮気しなかった。

そんなある日給食でプリンが余った、プリンと言えば小学生の憧れのデザート、
欲しくない奴などいるハズも無く、当然公平に勝負という事になった、ジャンケンで。
皆俺の方を見てニヤニヤしている、そしてガリ勉の学級委員長が合図をかける。

「最初はグー!ジャンケン ポン!」

その時俺は初めて封印されしパーを使った。
148C.N.:名無したん:2012/04/28(土) 20:48:10.94 ID:u+GBiuXoO
俺には大阪から転校してきたS本という友人がいる。
以前そいつに急用があってそいつの携帯に電話したときのこと。
「もしも〜しS本やけど〜」
いつものように威勢の良い関西弁が答える。
俺は早速急用の内容をS本に話し始め、S本も適当に相づちを打ってた。
しかし俺はS本の異変に気づいた。S本の相づちのタイミングがなんかずれてる。
人が話してる最中に「うん」とか「はいよ〜」とか、どう考えても人の話を聞いてない。
俺は「おい、話聞いてんのか?」と言おうとしたらこんな返事が返ってきた。


「あ、そうそう。これ留守電やから〜用件いれてちょ〜…ぴぃ〜♪」


俺は思いっきり「ウンボラァー!ウンボァラーアァ!!」と入れておいた。
149C.N.:名無したん:2012/04/28(土) 20:49:06.25 ID:u+GBiuXoO
お前らさ・・・実際に死体とか見たことある?
あるわけないよな
あったらこんなスレ気軽に立てないもんな
俺はあるよ
昔俺がまだ小学生だったころ首吊り自殺の死体を見たことが
すげぇ怖かったよ・・・野次馬根性丸出しで見に行ったのを心底後悔したね・・・
顔も体もガスでパンパンに膨れて・・・
目がキツネ目になってて・・
体中土気色で・・・
何か体が動いたと思ったらそれは蛆だったよ・・・
そんでな・・・怖くて泣きながら帰っておじいちゃんに抱きついた・・・
そしたらおじいちゃんポンと俺の頭のうえに手を置いて撫でてくれた・・・
おじいちゃんの手はゴツゴツしてて撫で方も荒っぽかったけど温かかった・・・
そして飴を一粒くれた・・・
美味しかった・・・
その味は甘くてクリーミーで、こんな素晴らしいキャンディーをもらえる私は、
きっと特別な存在なのだと感じました。
今では私がおじいちゃん。孫にあげるのはもちろんヴェルタースオリジナル。
なぜなら彼もまた特別な存在だからです。

150C.N.:名無したん:2012/04/28(土) 20:49:31.14 ID:u+GBiuXoO
この間公衆トイレでウンコしてたんだよ、
ふっと左上を見たら
『そのまま右を見ろ』
って書いてあったんだよ。んでそのまま右見たら、
『左下を見ろ』
って書いてあったんだよ。まぁ、とりあえず書いてる通りに従って左下を見たよね
そしたらさ、
『緩やかなカーブを描きつつそのまま右を見ろ』
って書いてあったんだよ。んで緩やかなカーブを描きつつそのまま右を見たら何が書いてあったと思う?
『優しく上にはねろ』
って書いてあったんだよ。

その時、俺は気づいてしまった。
このラクガキに途方もないメッセージが込められている事を…
151C.N.:名無したん:2012/04/28(土) 20:52:06.12 ID:u+GBiuXoO
一昨日の昼に友達二人とこういうファミレスに行ったとき混んでたから名前書いてもらって待ってたら

暫くして「三名様でお待ちの フ、フリーザ様〜」って呼ばれて
小声で「こういうの書く奴必ずいるよな」って言ったら、友達がいきなり「さぁ!行きますよ!ザーボンさん、ドドリアさん!!」って立ち上がった。

152C.N.:名無したん:2012/04/28(土) 20:59:33.08 ID:u+GBiuXoO

ピーコ「昔、実家でね、悪霊を追い払うと言われたお香をたいたのよ。
そしたら、おすぎが「臭い臭い」と叫びながら家を出ていったのよ」
153C.N.:名無したん:2012/04/28(土) 21:09:03.12 ID:u+GBiuXoO
俺「福山雅治みたいにカットしてください」

美容師「わかりました」

俺「ふぅ…」



美容師「あんちゅぁ〜んあんちゅぁ〜ん」チョキチョキチョキ

154C.N.:名無したん:2012/04/28(土) 21:12:06.57 ID:u+GBiuXoO
ホラー映画を見てたんだが、あまりにも恐すぎて、本当に怨霊が出て
きそうだったのでテレビの音量を下げようとリモコンを押したら画面に
「オ ン リ ョ ウ」
ぎゃぁぁぁぁぁぁあああ!!!!!!!
155C.N.:名無したん:2012/04/29(日) 06:50:48.55 ID:TJi87oiJO
女友達と飲みに行ったときにエロ話になって、そのときに
「彼氏のアレがなかなか入らない」という話になった。

俺は「そんなに大きいの?」と言うと、
「私のが狭いみたい」と返ってきた。「どれくらい?w」と冗談で聞くと
「指一本入れただけで少しきつい。ちくわくらい?」と彼女は照れながら言った。

俺はそのあと、速攻でちくわを買って来てちんこを突っ込んだ。すごく興奮した。
でもちくわはすぐ裂けた。そして「俺は何やってるんだ」と我に返って大声で泣いた。
ちくわは食った。
156C.N.:名無したん:2012/04/29(日) 06:51:28.24 ID:TJi87oiJO
ある男が飛行機に乗ると隣にすごい美人が座っていた。
その女性は「セックス統計学」という本を熱心に読んでいた。
気になった男が本について尋ねると、その美人は言った。
「これ、本当に面白い本なんですよ。この本によると、
 世界で一番大きいペニスを持っているのはフランス人。
 そして一番硬いペニスを持っているのは日本人なんですって...」

言葉を止めた美人はひとりで喋りすぎたことを恥じるような顔になり、
改めて言った。
「あ。ごめんなさい、名前も言わずに・・・・。
 私はソフィー・ブラウン。あなたは?」

すると男は誇らしげに名乗った。




「ピエール・ヤマモトです」
157C.N.:名無したん:2012/04/29(日) 06:52:03.12 ID:TJi87oiJO
先生「それでは皆さん射精してください」
生徒「えっ」
先生「射精ですよ、来る前にいったでしょう」
生徒「みんなで一緒にカくんですか」
先生「そうです。それを市のコンクールにだしてみんなにみてもらいます」
生徒「えっ、出してしかもみんなにみられるんですか」
先生「優秀な人は症状がでます」
生徒「なにそれこわい」
先生「えっ」
生徒「えっ」
158C.N.:名無したん:2012/04/29(日) 06:54:25.82 ID:TJi87oiJO
12年くらい前の話だ。
当時オタク仲間とパソコン通信で知り合って、お互いのアニメグッズを
見せ合っては誓いを立てた。

「このグッズ、捨てられねーよ」

「売りたくもないね、ばらばらにしたくない」

「でもいつかは結婚して捨てなきゃ」

「じゃ、結婚したら他のやつに全部寄付するってのはどうだ」

セラムン、エヴァ、サクラと、アニメグッズはどんどん増えたが、
最後の最後には託せる仲間がいると思うと、安心して収集に没頭できた。


いま、当時の仲間の膨大なアニメグッズが全て、我が家に集結している。

死にたい。
159C.N.:名無したん:2012/04/29(日) 06:55:33.49 ID:TJi87oiJO
この前にファミレスの順番待ちで
「北斗神拳伝承者ジャギ」 と受付に書いてやったら、
店員が普通に「2名でお待ちの北斗神拳伝承者ジャギ様」ゆうとる!!
発作か〜!!
周りで待ってた客爆笑しとる!!
続けて「おい!!お前俺の名を言ってみろ!!」ゆうたら
普通に「北斗神拳伝承者ジャギ様です」ゆうとる!!
発作か〜!!
爆笑じゃ〜!!
160C.N.:名無したん:2012/04/29(日) 07:28:28.17 ID:TJi87oiJO
友人はその昔、休み時間に屁がしたくなって

「叫び声と一緒にかまして誤魔化してしまおう(゚∀゚)」

と思いつき

「わーっ!!」

と叫んで屁をこいたが
タイミングが遅れ、

クラス中の注意をひきつけてから放屁ぶちかました。
161C.N.:名無したん:2012/04/29(日) 07:29:22.96 ID:TJi87oiJO
近所の川でたまに鰻が捕れたんだけど(半端な天然物なので
硬くて不味かった)、高校の頃、40cmくらいの鰻が捕れたので
飼おうと思って持ち帰った。

前に見た変態AVを思い出し、ムラムラといらやしい気持ちになって、
ズボンとパンツを脱いで鰻をアナルに入れようとトライ。ヌルヌルしてる
ので、結構かんたんに頭が入ったら、鰻の野郎、ぬらぬらと奥まで
入ってきた(そういう習性らしい)。

気持ちいいとかじゃ無くて、ほとんど拷問。半分くらいまで入ってきたら
もう耐えきれずに悲鳴をあげた。それを聞いて部屋に飛び込んできた
おかんが、状況を見るなり驚いて大声を出した。

「お父さん!大変!大変!○○のウンコが暴れてる!長いウンコが
暴れてる!!」

(以下自粛・・・自殺を考えるも思いとどまる)
162C.N.:名無したん:2012/04/29(日) 07:29:47.08 ID:TJi87oiJO
彼女にエロ漫画捨てなさいと言われて泣く泣く捨てる羽目になったんだが
こんな自分でも未来の子供達の為に何か出来るのではないかと思い、
「親愛なる我が兄弟達へ〜」という手紙とフリーのメアドを書いたメモを一緒に挟んで
1冊1冊丁寧に透明のビニールでコーティングして中学校の通学路数箇所に置いてきたんだ
そしたら昨晩お礼のメールがきて何故か知らないけど泣いた
163C.N.:名無したん:2012/04/29(日) 08:14:21.05 ID:TJi87oiJO
隣の部屋の住人が夜中にギターの練習を始め
あまりの五月蠅さにキレて、壁越しに
「下手くそなギターやめろっ!」
とどなった

するとギターの音は止み、これでようやく眠れると思ったら
今度は尺八の音色が響いてきた
しかもめっちゃ上手だった

そ う い う 意 味 じ ゃ な い
164C.N.:名無したん:2012/04/29(日) 08:16:31.31 ID:TJi87oiJO
俺天然パーマなんだけど先週の日曜日の話。
最近俺が彼女と別れたのを知ってか知らずか友達が男2女2(友達・友達の彼女・彼女の友達・俺)で遊園地行こうと言い出した。
俺はそんなに気が乗らなかったが仕事始まってから友達に全然会ってなかったし、気分転換になるかもと思って遊びに行くことに。
遊園地に着いて遊んでると、友達が別行動にしようと言い出した。
知らない子なので最初は気まずかったけどそのうち気軽に話せるようになり、だんだん楽しいと感じるようになった。
話してるうちにその女の子とは思ってたより気が合うし可愛いし付き合ってもいいと思った。いや、正直付き合いたいと思った。
3時くらいになって遊園地が物凄く混んできたので俺はその女の子に「(はぐれないように)手繋ごっか?」と言った。
彼女は男と付き合ったりした事が無いらしく俺がそう言うと何だか恥ずかしそうにしてた。
でもここで2人モジモジしてはぐれても困るので俺から彼女の手を繋いだら爆発した。
まぁさすがに爆発したのは嘘だけど、手繋いだのはガチで嘘。
でも4人で遊びに行った事だけは本当に嘘。
ただ昔彼女がいたってのはマジで嘘。
俺が天パーなのは本当。
誰か助けてくれ
165C.N.:名無したん:2012/04/29(日) 08:17:08.57 ID:TJi87oiJO
おれデブヲタだけど、昨日、人生初めて逆ナンされた。
彼女はおれがヲタだって事なんか全然気にしないって言ってくれた。
なんかすごく優しくて可愛くていい子だった。
絵を売る仕事をしているらしく、
男気を見せるために思い切ってラッセンの絵を買った。
今飾ってるけどマジでかっこいい。
47万円の価値は十分にあると思う。
おまいらもガンガレ!

166C.N.:名無したん:2012/04/29(日) 08:17:55.13 ID:TJi87oiJO
妹「お兄ちゃん夏休みどうする?」
俺「んー、別に何も。寝るかな」
妹「ふーん・・」
俺「どうした?何かあったか?」
俺「ううん、ちょっとね」
俺「何だよ水くさいな、言ってみろよ」
俺「う、うんとさ・・・」
俺「おう」
俺「お兄ちゃん、この間一緒に歩いてた人、彼女?」
俺「・・・は?」
俺「一緒に過ごさないの?」
俺「ああ・・・あいつか。なわけないだろ、ただのクラスメートだよ」
俺「ほんと?」
俺「嘘言ってどうすんだよ」
俺「そっか、それならいいんだ!えへへ」
俺「おかしな奴だな」
俺「ふふ♪お兄ちゃんに彼女なんてできるわけないよね、よく考えたら。」
俺「こらこら、失礼だぞ」

167C.N.:名無したん:2012/04/29(日) 08:20:07.98 ID:TJi87oiJO
日本の各局ニュースの表現の違いに注目。


フジ「犯人は中国系留学生と見られ・・・」

TBS「犯人はアジア系留学生と見られ・・・」

テレ朝「犯人はアジア系と見られ・・・」

NHK「男が・・・」

テレ東「見てください、この贅沢なウニ・・・」

168鹿島さん:2012/04/29(日) 11:41:40.16 ID:TJi87oiJO
時は第二次世界大戦の日本敗戦直後、日本はアメリカ軍の支配下に置かれ各都市では多くの米兵が行き交う時代でした。

ある夜、地元でも有名な美女(23歳の方)が一人、加古川駅付近を歩いていた時 不幸にも数人の米兵にレイプされその後殺すにも苦しみながら死んでいくのを楽しむため体の両腕・両足の付け根の部分に銃弾を叩き込み道路上に放置したまま立ち去りました。

瀕死の状態をさまよっていた時、運良くその場を通りがかった地元でも有名な医者に発見され腐敗していた両腕・両足を切り落とすことを代償に一命を取りとめました。

しかし、自分の美しさにプライドを持っていた女は生きることに希望が持てず国鉄(当時)加古川線の鉄橋上へ車椅子で散歩につれられているスキをみて車椅子を倒し、両腕・両足のない体で体をよじらせ鉄橋の上から走ってきた列車へ身投げし自殺しました。

警察、国鉄から多くの方が線路中で肉片の収集をしましたが、不思議なことに首から上の部分の肉片は全くみつからなっかたとのことです。

しかし時代が時代だったもので数日経過すると、その事件を覚えている者はほとんど居なくなりました。

169鹿島さん:2012/04/29(日) 11:43:37.89 ID:TJi87oiJO
事件が起こったのは、数ヶ月後のある日です。

朝は元気だった者がなぜか変死を遂げるようになってきました。
それも一軒の家庭で起こるとその近所で事件が起こるといった具合です。

警察も本格的に動き出し、事件が起こった家庭への聞き込みではなぜか共通点がありました。それは死亡者は必ず、死亡日の朝に

「昨日、夜におかしな光を見た」

というのです。

実際に当時の新聞にも記載された事件であり加古川市では皆がパニックになりました。加古川署では事件対策本部がおかれ事件解決に本腰が入りました。
そこである警察官が事件が起こった家庭を地図上で結んでみると、あることに気がつきました。

なんとその曲線は手足のない、しかも首もない胴体の形になりつつあったのです。

こうなると当然 次はどのあたりの者が事件に遭うか予測がつきます。

そこで前例にあった「光」を見た者は警察に届け出るように住民に知らせました。やはり、曲線上の家庭では「光」を見たといい死んでいきました。
しかし、実は「光」ではなかったのです。

死者の死亡日の朝の告白はこうでした

「夜、なぜか突然目が覚めました。するとかすかな光が見え、見ているとそれはますます大きな光となります。
目を凝らしてみると何かが光の中で動いているのが見えます。物体はだんだん大きくなりこちらへ近づいてきます。
その物体とはなんと、首もない両腕・両足のない血塗れの胴体が肩を左右に動かしながら這ってくる肉片だった。ますます近づいてくるので怖くて目を閉じました」

というのです。

170インターネット:2012/04/29(日) 11:45:43.99 ID:TJi87oiJO
1990年の10月、私がアメリカの大学で経験した話。

アメリカの学生はとにかく課題レポートを書かされる。もちろんパソコンを
使って仕上げるわけで、私の大学には50台程度のコンピューターが整備されて
いるラボがいくつもあった。学生はここで夜通しレポートをタイピングする
わけだ。

その日も私は相変わらずレポート作成に忙しかった。夕食を済ませ、寮から
荷物を抱えてコンピューターラボに入り、パソコンの前に座った。当時は
来る日も来る日も同じような生活で、うんざりだった。

ここのパソコンはインターネットに接続されていた。まだウェブブラウザが
「モザイク」メインだった頃だ。ウェブコンテンツも研究者の研究成果発表
などばかりで、さほど面白いものではなかった。おまけに検索エンジンなどは
進化しておらず、
URLはもっぱらページ制作者本人から口頭で教えてもらうことが多かった。

その夜、私はいつものようにレポートをしばらく書いていた。その時、
何気なく目をやったパソコンデスクに、鉛筆でURLが書かれていた。
学生がメモ代わりにしたんだろう。

気分転換にはなるだろうと思い、私はそのURLをブラウザに入力してみた。

171インターネット:2012/04/29(日) 11:47:39.24 ID:TJi87oiJO
しばらくすると画面にはページが現れた。信じられないページだった。

そこには薄暗い部屋で床に血だらけで倒れている男性の写真があった。
(今ではよく見るこのような画像ではあるが)私はこのような残酷な写真に戦慄し、吐き気を催した。

よく見ると、画像の下にはこんな一文が添えられていた。
"A guy in Michigan, aged around 30, Killed by me today"

間違いない、殺人者が自らの犯罪を自慢するサイトだ。

私は何かとんでもないものを知ってしまったのではと思い、すぐにラボを飛び出して寮に帰った。翌日まで誰とも話すことが出来なかった。

次の日の朝。私は再度ラボに出向いた。そして、昨日のウェブサイトが気のせいであることを信じてURLを開く。

現れたのは同じく薄暗い部屋の画像だった。しかし、今回は床に倒れているのが丸裸で仰向けになっている女性だ。左乳房に大きなナイフが刺さっている。
口、鼻、耳から血が流れている。

写真の下にはまたも一文が添えられていた。
"A bitch in Michigan, aged around 30, Killed by me today"

すぐに私は大学警察に行き、警官に相談した。しかし、まだウェブがまったくメジャーでなかった頃だ。「ウェブで殺人者が犠牲者の画像ファイルを掲載している」といっても、うまく理解してもらえない。
それに恥ずかしい話だが私の稚拙な語学力も足かせになり、取り合ってもらえなかった。

恐怖と好奇心が一緒になった独特の心境で再度ラボに戻り、そのウェブサイトのURLを入力してみた。

すると、その日数時間前まであった画像はすでになくなっていた。その代わりに、なぜか私の住所と電話番号が書かれていた。その後にメッセージが一文。

「You are the next star on my Web.」

私は持ち物のほぼ全てを友人に譲り、2日後に帰国した。ミシガン大学で経験した実話です。
172いじめ:2012/04/29(日) 11:51:03.49 ID:TJi87oiJO
高1の頃のバイト先での出来事。

同じ日に入った子がいたんだけど、別に普通の子だった私は年も近かったから結構仲良くしてたんだ。

でも彼女を嫌いな先輩がいて、凄い陰険なイジメをやりだした。
先輩なんだから、全て敬語で話せとか他の後輩にはそんな事言わないのに、その子だけに。バイト先全体がストレスのはけ口にしてた。
言ってもない悪口を言ったとか…私はそんなのが嫌で辞めたんだけど彼女は続けてた。
電話やメールで彼女の愚痴聞いたり遊んだりしてたんだけど…ある日、彼女が自殺未遂しちゃったんだよね。
イジメの主犯各やイジメてた人達、店長、店の責任者の名前残して…彼女入退院してる。精神的にもオカシクなちゃって、何度も、お見舞いにいったし、退院してる時は遊んだりした。それで、怖いって言うのが…

3年前、不況の煽りを受けて、個人店舗だったその店、ある会社に吸収されたの。
その時彼女をイジメてた人達、まだ全員いたんだよね。
吸収した会社って言うのが彼女の親が経営してる会社皆、リストラ…家族もいるのに…今だ入退院を繰り返す彼女の病室で土下座してなきながら謝るけど彼女も彼女の親も許さない。
その上 精神的外傷で医師の診断があって傷害罪で訴えられ敗訴した。その人たちは慰謝料、治療費を払わされている。それで借金地獄。
闇金にも手を出しているらしい…家庭崩壊。悲惨な目にあってる。まぁ自業自得。
でも生きてる人間が一番怖いよね。仕事もなく、彼女が生きてるまで払い続けなきゃいけない…まさに生き地獄。

何処でどうなるかワカラナイから、人をイジメちゃイケナイよね…
173C.N.:名無したん:2012/04/30(月) 00:11:10.22 ID:PNYcENItO
お前らなんかワンミニッツあればイナフだー!
174C.N.:名無したん:2012/04/30(月) 08:23:05.12 ID:PNYcENItO
ファービーが「ナデナデシテー」ってうるさいから
頭の上にマッサージ器あてて死ぬほどナデナデしたら
「ファー…ブルスコ…ファー…ブルスコ…ファ-」ってなった。

最初は面白かったんだけど、なんかキモくなったので首元を横から思い切りチョップしたら
「モルスァ」みたいなこと言いながらすごい勢いで飛んで行った。
175C.N.:名無したん:2012/04/30(月) 08:24:37.84 ID:PNYcENItO
小学生のころクラスに凄い真面目な清水くんってのがいて
学級委員もやってたしふざけるやつには本気で注意するような子だった

その日は何年か前に阪神大震災があった日付らしくて
授業中に「黙祷してください」って放送が流れた
清水くんは真面目だから「めんどくせー」とかいうやつに
「亡くなった人が悲しむだろ」とか言って注意してた

だけど俺はめんどくさくて薄目を開けたんだよ
そしたらクラス中が下を向いて目を瞑ってたんだけど
先生の後ろで清水くんが変顔でシェーのポーズをしてた
176C.N.:名無したん:2012/04/30(月) 08:25:23.81 ID:PNYcENItO
去年のクリスマスイヴに10対10くらいのそこそこ大規模な合コンやった。
まあ俺は惨敗して、都内のとある公園のベンチにふて寝してた。寝たら死ぬのは解ってたけど
ちくしょーどうにでもなれーみないな。酔ってたし。
そしたら公園の噴水前に一組の男女がいた。俺から10mも離れてないところで見つめ合って

「ぼ…僕と結婚して下さい!」
「はい!結婚します!」

言った瞬間噴水が吹き上がってイルミネーションが光りやがった。
なんだ、ロケか?彼氏側のサプライズ演出か?よーわからんかったが
ポケットにクラッカーが残ってたのでとりあえず鳴らして祝福してやった。


瞬間、彼氏が彼女に猛然とタックルし「伏せろっ!!」

( ゚Д゚)

177C.N.:名無したん:2012/04/30(月) 08:26:51.11 ID:PNYcENItO
デーモン小暮閣下に子供が生まれた時
アホレポーター「お子さんには、やっぱり『悪魔ちゃん』って名前つけるんですかぁ?」
閣下「つける訳ねーだろ。お前は自分のガキに『人間』って名付けるのか?」

...閣下、一生付いて行きます
178C.N.:名無したん:2012/04/30(月) 08:28:49.45 ID:PNYcENItO
昔電車に乗っていたとき
5歳と3歳くらいの男の子の兄弟が、父親と一緒に乗車していた。
兄の方は楽しげにドラえもんの歌を歌っていた。

兄「そーらを自由に、とーびたーいな〜♪」

兄弟「だめだッ!!あきらめろっ!!」

2人同時の幼児とは思えない台詞の演技力に
思わず笑ってしまった。
父親の「なんだよそれ…」という脱力しきったツッコミにもまた笑いが…。
179C.N.:名無したん:2012/04/30(月) 09:12:25.34 ID:PNYcENItO
うちの姉ちゃんがスーパーでバイトしてた時の話
果物つんでる姉ちゃんにカコイイ兄ちゃんが近寄ってきて
ささやくように
「ねえ、次の休みいつ?」

姉ちゃんしどろもどろになりながら
「バッバイトしてんのは土日だけですっ」

すると兄ちゃん3秒ほど考え込んだ後
口調を正して申し訳なさそうに
「すいません、お店の定休日を聞いてるんですが」
180C.N.:名無したん:2012/04/30(月) 09:15:42.02 ID:PNYcENItO
近所の国道沿いのラーメン屋の看板
ベニヤ板に手書きで「らーめん」と書かれたものを
「らーぬん」にしてやった。
そしたら店主「ラーメン」って書き換えやがったからやっぱり
「ラーヌン」にしてやった。
181C.N.:名無したん:2012/04/30(月) 09:16:27.56 ID:PNYcENItO
中学の頃、教師からの評価を良くしたかったのと、
ケミカルな雰囲気が格好いいと思い込んで理科室の手伝いを良くしていた。
(といってもゴム栓に穴をあけたり、ビーカーを掃除したりする程度)

でも当時の俺は、自分がだんだん子供ながら天才的な化学の知識を持つすごい奴だと勘違いし始め、
ある日友人を無理やり誘って理科室に忍び込んだ。

そこで適当な物質(っつっても多分ふっとう石とか)を指で触りながら
「へえ…○○先生もなかなか良い物を仕入れて来るんだな。」
とか言ってたり、
適当な薬品の入った瓶を傾けて
「ははっ。ちょっと調合の具合がおかしいかな。ま、授業用には十分か。」
とかほざいてた。

友人は当然ハァ?って感じ。
それでも俺はおかまいなしに「ふん。」とか「ははっ!」とかやってた。
そんで一番奥の戸棚を開けて急に表情を変え、
「!!これは!○○先生!いったい…!なんて物を!何をしようとしてるんだ!」
って言ってみせた。

友人も驚いて「それそんなヤバイの?」って聞いてきた。
俺は「こんなの黒の教科書の挿絵でしかみたことないぜ…!それなら、もしかしてこっちの瓶は!?」
って別の瓶を手に取って嗅いだ。

182C.N.:名無したん:2012/04/30(月) 09:17:06.50 ID:PNYcENItO
そしたら、それはなんか刺激臭を発する化学物質だったらしく、
(手であおいで嗅がなきゃいけない奴)直嗅ぎした俺は
「エンッ!!!」って叫んで鼻血を勢いよく噴出しながら倒れ、友人に保健室に運ばれた。

俺は助かったが、どうやら俺の友人が変な勘違いをしたらしく、
「××(俺の名前)は黒の教科書に乗ってる毒物に感染したんです!!」ってふれまわっていた。
それ以来俺のあだ名は毒物くんになった。
当然もう理科室に行く事は無くなった。
183C.N.:名無したん:2012/04/30(月) 09:18:02.68 ID:PNYcENItO
さっき朝飯を買いにマックへ行ったら、俺の前に外人が並んでたんだ
彼は紅茶を注文して、バイトの女の子がレモンかミルクを聞いている
でも全然通じないのよ

「レモンとミルクがございますけど」
「?」
「リィモンとぉミィクぐぁ」
「?」
「えーと、すっぱいと…おっぱいです」

俺が吹き出したと同時に、外人も吹き出した

184C.N.:名無したん:2012/04/30(月) 13:28:42.39 ID:PNYcENItO
学生のころマックでアルバイトしてたときの事。

わたしはドライブスルー担当で、その日は日曜。
次から次へとやってくる客の対応に追われ、目の回る忙しさだった。

あまりの忙しさにあせってしまって、
「いらっしゃいませコンニチハ。マイクに向かってご注文をどうぞ!」
って言うとこを、
「いらっしゃいませコンニチハ。マイクに向かってコンニチハ!!」

全身から汗がふきでたよ。
モニターの向こうのドライバーも、
「こ、こんにちは…」 とか言ってるし…
185C.N.:名無したん:2012/04/30(月) 13:29:17.10 ID:PNYcENItO
今さっき近所のコンビニで箸つけるかどうかを店員さんに聞かれて、
「話しかけるな!」って叫んで弁当投げて出てった客がいた。
店員さん「…新しいパターンだ。」って呟いてた。
186C.N.:名無したん:2012/04/30(月) 13:33:17.25 ID:PNYcENItO
地元のスポーツ用品店に、バット買いに行った時

俺「あの、ちょっとお尋ねしたいんですけど・・・」
店員「アニメイトなら5階ですよ」

1〜4階:スポーツ用品店
5階:アニメイト
187C.N.:名無したん:2012/04/30(月) 14:11:19.76 ID:PNYcENItO
※女性からみた男のダメ姿ランキング トップ10
1位・飲食店などで、店員に偉そうにする(態度がでかい)
2位・割り勘で10円台まできっちり請求してくる
3位・蛾やゴキブリが出現したときに大騒ぎする
4位・食後に爪楊枝で思いっきり歯の掃除をする
5位・オフィスの机の上がフィギュアだらけ
6位・下着代わりの柄モノTシャツが、ワイシャツの下から透けている
7位・車の駐車が下手
8位・職場ではスーツ姿が決まっているのに、私服がイマイチ
9位・電車の中で携帯ゲームに夢中になっている
10位・おしぼりで顔を拭く

※ワイシャツの下から大騒ぎするランキング トップ10
1位・職場で、フィギュアに偉そうにする(携帯ゲームがでかい)
2位・下着代わりの10円、Tシャツがおしぼり
3位・電車の中で蛾やゴキブリが柄モノスーツ姿が決まっているのに
4位・歯で思いっきり車の掃除をするが下手
5位・オフィスが職場で机の上が台
6位・代わりの店員がきっちりTシャツ、態度が透けている
7位・車の駐車車の車の駐車が電車
8位・フィギュアの態度がイマイチ
9位・職場では下着に夢中になっている
10位・ゴキブリで顔を拭く

188C.N.:名無したん:2012/04/30(月) 14:12:24.12 ID:PNYcENItO
隣人「あ、あの・・肉じゃが作り過ぎちゃったんですけど、完食しました」
189C.N.:名無したん:2012/04/30(月) 14:13:06.78 ID:PNYcENItO
美容院で髪洗ってもらってるとき
シャワー浴びてるのと勘違いして、小便もらしたことがある
190C.N.:名無したん:2012/04/30(月) 14:13:44.30 ID:PNYcENItO
猫の喧嘩ですけど、ニャーニャーなんて声出さないよ

 喧嘩時の声は

 「マーオ」

 これを互いが連呼し合う

 交互にやりとりしていくにつれてどんどん伸びる&後部が高音になっていく

 こんな感じ

 A「マーオ」

 B「マーオ」

 A「マーーオ」

 B「マーオ」

 A「マーーーオ!」

 B「マーーオ!」

 A「マーーーーーーーーオ!!!!!!」

 B「マーーーーーーーオ!!!!!」

 A&B「ギャフベロハギャベバブジョハバ」
191C.N.:名無したん:2012/04/30(月) 16:27:59.12 ID:PNYcENItO
小学校の時の国語の問題。少し本文と違うだろうけど

布団をはねのけ、飛び起きて元気な声で家族を起こしテキパキと布団を干す
そしてみんなの朝食を作る母

4月1日
今日は[空欄]エイプリルフール

A楽しい
B悲しい
C騒がしい
D元気な

192C.N.:名無したん:2012/04/30(月) 16:28:42.53 ID:PNYcENItO
潔癖症の男の話。

椅子の上に立った。
回りを見渡す。
冷蔵庫の上に埃がたまっている。
箪笥の上にもたまっている。

「まぁ、もう良いか…」

そう言い、男は椅子から降りた。
193C.N.:名無したん:2012/04/30(月) 16:30:18.24 ID:PNYcENItO
俺は、男だが女キャラ使ってプレイしていた
ある日女キャラとPTを組んだきっかけで仲良くなり、男だと言う事を打ち明けた
彼女の印象はサバサバしていたので男かと尋ねたらリアルも女だと言っていた
その日から一緒にプレイする事が増え、電話やメールのやり取りをする程にまでなった

毎日INしていた彼女だが、数日INしない日が続き久しぶりにINして来たので声をかけ雑談をしていると今週の週末リアルで会わないか?と言う話になった
以前からそう言う話はあったけど時間が合わず延期して来たがたまたま週末は空いているので会う事になり、時間や場所などを決めた頃にはいい時間になっていたのでその日は落ちた

彼女との約束の日になり、待ち合わせ場所でそれらしき人物を探したが見つからない
30分程待ち、何度か電話をかけて見たが携帯の電源を切っている様だった
やられたなぁ……と、うなだれながら帰宅し、TVを付けるとオンラインゲームで出会った女性を監禁、殺害した男が今日未明、彼女と会うはずだった場所で逮捕されたと報道されていた。

……馬鹿な奴もいるもんだ
194C.N.:名無したん:2012/04/30(月) 16:32:53.72 ID:PNYcENItO
プルルルルルルル ガチャ

「はい、ジュンです」「…ぷっ…」
「…もしもし?」「くっ、あっははは!」
「だ、誰ですか!?」「…ぁはは…ごめんなさいね、あなたの声があまりにも暗くて…」
「………誰?」「えぇ!?分かんないの?私よ私、マナミ」
「マナミ…マナミって…井川、井川マナミ…?」
「なぁんだ覚えてるじゃない。でも声聞いても分かんないなんてショックだなぁ。私はジュンちゃんのこと考えてないときなんて無かったのに」
「…何の用?」
「何の用って…用事がないと電話しちゃいけない間柄じゃないでしょお。あっ大学受験残念だったね」
「残念だったねって…何で知ってるのよ」
「でも、ずっと部屋に閉じこもりっきりはよくないんじゃない?ジュンちゃんのことだからご飯もろくに食べてないんでしょ」
「…食べてるわよ」「嘘ばっかり。私、ジュンちゃんのことは全部分かってるんだから」
「何それ」分かってるんだから。一心同体なのよ私とジュンちゃんは」

ガチャ ツーツーツー ピポパピポ プルルルルルル

「…もしもし」「切らないでよお」

ガチャ ツーツーツー ピポパピポ プルルルルルル

「やめて」

ガチャ ツーツーツー

かかってくるはずないのに

プルルルルルルプルルルルルルプルルルルルル
195C.N.:名無したん:2012/04/30(月) 16:35:36.29 ID:PNYcENItO

ある日家にいると電話がかかってきた。

俺 「はい、左藤です。」
誰か「あなた…シュルル…したいんでしょ」
俺 「はあ、あなただれですか? イタ電?」
誰か「あなた…シュルル…したいんでしょ」
俺 「…」
誰か「あなた…シュルル…したいんでしょ」
俺 「…」
誰か「あなた…シュルル…したいんでしょ」
俺 「結構です」
誰か「ガチャン、ツーツーツー」

次の日、なんとなく入った本屋で稲川順二の本を読んで驚いた。俺は助かったのか?
196C.N.:名無したん:2012/04/30(月) 18:25:04.11 ID:PNYcENItO
私は中学生の頃いじめにあっていた。
でも、トラウマになったりはしていない。真由美ちゃんという女の子のおかげだ。
真由美ちゃんは可愛くて頭が良くて運動も出来て、人気者だった。
クラス全員に無視される中、真由美ちゃんだけは優しく話しかけてくれた。
私とは違い友達も大勢いたので四六時中私と一緒にいて貰うことは出来なかったが、他の子と話している時も私の方を見てにっこり笑ってくれたりした。
そんな真由美ちゃんが突然転校することになった。
真由美ちゃんがいてくれたから辛くても頑張れたのにこれからどうなってしまうんだろう…と思っていたが、真由美ちゃんが転校して間もなくクラスのみんなと打ち解けられた。
きっと人気者の真由美ちゃんが転校する前にイジメなんてくだらないことやめなさいって言ってくれたんだと思う。
成人した今でも真由美ちゃんにはとても感謝している。
197C.N.:名無したん:2012/04/30(月) 18:25:42.16 ID:PNYcENItO
「その他の危険」の標識の意味

黄色い正方形を45度回転させた中に黒い「!」が入った標識をご存知だろうか。
「26種類の警戒標識の中にない、その他の危険箇所」を表す標識なのだが、これに関するじわコワな解釈として「霊的な存在を仄めかしている」というものがあるのは有名な話。
確かに今ひとつ設置の意味がわからない場所にこの標識がポツンと置いてあると不気味な感じがするし、そういう解釈が出てくるのも頷ける。
だが、その前に我々はもっと現実的な解釈をするべきでは、とも思う。
視界が開けていて、危険なものも何も無いなだらかな一本道。
そこにポツンと設置されている「その他の危険」の標識。

それはそこに設置されている以上必ず何か意味があるはずなのだ。
そんな時真っ先に考えるべきは、ある種の「人為的な要因」なのではないだろうか。

「首なしライダー」の基になった事件もまた、有名な話である。
198C.N.:名無したん:2012/04/30(月) 18:26:21.33 ID:PNYcENItO
友達が持ってきた怪文書

「でrティskj座l所殺de不こうdhんkl不亜hd水gさウ
お父じhyぐいhjさc@l;:74お母さふあshjklp@
gyi[@殺j度いさkljp:友だ¥;ll;あh気持ちいいい
いいいい死いしし氏得fwlj;hi@soreka;殺sitai」

「これ、意味わかる?」
「いやあ…、こんな支離滅裂な文章、意味わかんないよ。とりあえずこれを書いたヤツがオカシイってのはわかるww」
「いやいや、そうじゃなくて」
「ん?」

「こんな支離滅裂な文章を夜中の一時に車で2〜30分かかるお前の家までわざわざ見せに来た意味、わかる?」
199C.N.:名無したん:2012/04/30(月) 18:28:36.71 ID:PNYcENItO
悪夢を見て目が覚めた。
昼間拾った綺麗な小瓶の夢。
夢のなか、小瓶から何かがじわりと出てきた。
何かが僕に話してきた。

――ああ、あれだ。ランプの精とか、あの類だ。

夢のなか、そう思った。
案の定、どんな願いも叶えてくれると言う。
で、猿の手とか言う怪談噺を思い出した。
願いが叶う代わりに酷い目にあう怪談噺。
だから言ってやったんだ。

――願いなんて無い。いらない。

何かは答えて言ったんだ。

“了承した”

そこで目が覚めた。
嫌な夢を見た。
まだ午前四時じゃないか。
コンビニなら開いてるかな。
ロープを買いに行こう。
コンビニにあるだろうか。
僕の体重を支えられるくらいの丈夫なやつ。
200C.N.:名無したん:2012/04/30(月) 18:29:50.09 ID:PNYcENItO
中二の頃厨弐病真っ最中だった俺は、自分を監視する組織がクラスに秘密要員を潜入させていると考えた。
あ、もち俺は隠れた超能力者って設定な。

俺は思いつめた挙句クラス全員の前でヤツの正体を明かしてやろうと思ったんだ。
自習の時間、みんなの前で、クラス1の人気者を指差して叫んだ。

「おいいい加減正体を表しな。じゃねぇと痛い目合うことになるぜ」

……ねぇ、どうなったと思う?
201C.N.:名無したん:2012/04/30(月) 18:48:59.65 ID:PNYcENItO
中学生の頃、かなりの電波だった。
肩胛骨を友達に触らせて、
「もうすぐ羽が生えるの。私、吸血鬼のハーフなの。」とか言ったり
「血が足りない!」とかいって倒れたりしてた。
中三のころにその痛さに気付き、
高校は同中の人のいないところに行って、
それなりの人生をおくっていた。
それがある日、クラスの打ち上げで中学のクラスメイトに遭遇!
「あんたってまだ吸血鬼なのー?」
「ちゃんと血ぃ飲んでるー?」
友達、固まってた。
死ぬかと思った。
ていうか死んでしまいたかった。
202C.N.:名無したん:2012/05/01(火) 05:37:00.80 ID:xtwiBxt5O
中学の頃、グロ好きがかっこいいとおもって
グロ漫画とか死体写真集を学校に持っていったりしてた
男子は少し興味を持つ奴もいたが、女子はもちろん引いてたよ
キチガイキャラを演じるために授業中突然「ひひひひひ!」と笑い出したり
鼻血が出た時、顔に塗りたくったり・・・
手を震わせながら錠剤(本当はタダのビタミン剤)を大量に飲んだり・・・
もちろん俺が歩くと女子が机ごと俺を避けた

そして卒業間際のお別れ遠足の日・・・
その日は制服じゃなくて皆、私服で来ることになってた
そこで俺はチャンスだと思いネットからダウンロードしたかなりエグいグロ画像を白いシャツにプリントアウトして
それを着てバスへ乗り込んだ
悲鳴をあげる女子、泣く女子・・・
男子たちからも「てめぇ!ふざけんなよ!」「毎度毎度いいかげんにしろよ!」「死ねよ!」
など、非難の嵐を浴び自分のやったことの重大さにようやく気付き少し涙目になる俺
結局その日はジャージで行く事に
ディズニーランドのトイレで過ごした6時間のことは今でも忘れません
203C.N.:名無したん:2012/05/01(火) 05:37:40.40 ID:xtwiBxt5O
帰宅部だったんだが、なんとなくバスケやってる奴がかっこいいと思って

喪友達と二人で某スポーツ店にオリジナルのジャージを特注した。

背中には架空の高校の名前、腕には自分の名前がはいってるやつ。

それを着て県予選の会場に乗り込み、わざと目立つ通路で観戦してた。

(すでに全国出場を決めて、他県の代表を視察に来たという設定)

壁によりかかりながら、人が近くを通る時を見計らって

俺「なかなか面白いチームだな・・・」

友「ああ・・特にあの7番」

俺「お前と同じポジションだな。どうだ?止められそうか?」

友「さあな・・・・」

俺「おいおい・・・エースがそんな弱気でどうすんだよ」

こんな感じのやりとりを繰り返した。


204C.N.:名無したん:2012/05/01(火) 05:38:12.14 ID:xtwiBxt5O
中学生の頃、妹は二重人格だった。
なんでも、火を見ると「影羅(エイラ)」という魔族の人格が現れるそうで、
真っ暗な部屋の中で唐突にマッチを擦っては、
「……ヘヘ、久しぶりに外に出られた。この小娘は意思が強すぎて困るぜ(笑」
などと乱暴な口調で叫んだりしていた。

ある日、夕食の時に「影羅」が出たことがある。
突然おかずの春巻きを手掴みでムシャムシャと食べ始めて、「久々の飯だぜ(笑」と言った。
食べ物関係のジョークを一切許さない母が、
影羅の頭にゲンコツ振り落とすと影羅は涙目になっておとなしくなった。
それ以来、食事時に影羅が出たことは無い。

そして別人格とやらは、妹が高校に入った辺りでパタリと出なくなった。
最近になって、大学生になった妹にその頃のことを尋ねたら、クッションに顔を埋めて、
手足をバタバタさせてのた打ち回っていた。
205C.N.:名無したん:2012/05/01(火) 05:39:14.30 ID:xtwiBxt5O
高校の頃、洋画に出てくるようなビッチに憧れていた時の行動が死ぬほど痛い
香水(プアゾン)を手首と首につけ(かなりの香害でした本当にすいません)
がっつりアイメイクに真っ赤な口紅を付け
髪も金髪に染めて学校に通っていた。もちろん顔は残念ながら残念です
当然先生に注意されたが指を唇に当て「シーッ!ふふっ」と黙らせ
授業中自分で着メロを鳴らし「また○○なの・・ホントしつこい男・・」と言い
「先生ちょっとごめんなさいトイレに行ってくるわ」と教室をでて
わざとみんなに聞こえるように「あなたとはもう終わりって言ったでしょ!?」と自演
さらにカバンには常時コンドームやピルを入れ、わざと落としたりしていた
たった一度だけ援助交際を求められたが処女だったため動揺し全速力で逃げた。
途中でヒールが折れて勢いよく地面にスライディングし顔面血だらけになりながらも逃げた
翌日先生に「どうしたんだ顔!?」と驚かれたが「新しい男がちょっとね・・・」と苦しい言い訳

あははなんだこれもうどうでもいいよ


206C.N.:名無したん:2012/05/01(火) 05:43:48.08 ID:xtwiBxt5O
あとフリスクをビニール袋に入れてコカインっぽく装ってた。
ガタガタ震えながらおぼつかない足取りでトイレに向かいわざと廊下から見える位置でフリスクを口に含む。
口に含んだ瞬間体をブルルルッて震わせて
「シィイッ・・・!っはぁ、はぁ・・・」みたいに本物のヤク中を演出。
クラスメイトが「それ何?」って聞いてきた時は
「・・・お前もやるか?気を付けろよ、三秒でぶっ飛ぶ」と言ってニヤリと不敵に微笑み。
ある日調子に乗りすぎた俺をシメにきたヤンキー達が教室に現れた。
俺はエアガンで脅してやろうと思い、速撃ちの体制を取った。
「本物の銃かと思ってビビるぜ、アイツら。ククク」と思った俺は周りのクラスメイトに
「頭下げてな、コイツらは俺の獲物だ」と言い放ち銃を向けた。
当然ヤンキーは偽物だとわかり「撃てよホラw」と挑発。
焦った俺は後に引けず引き金を引いた。
「ポンッ!」と勢いよくBB弾がヤンキーの腹に当たった。
ダメージは0だった。意識が無くなるまでボコボコにされた。
それ以来俺はおとなしくなり、最低の高校生活を送った。
後から知ったことだが俺は「フリスクで飛ぶ奴」や「ビバリーヒルズコップ」「アラモ」などと呼ばれていたらしい。
今書いてて泣けてきた。
207C.N.:名無したん:2012/05/01(火) 08:17:31.02 ID:xtwiBxt5O
厨房のころ俺はカミナリを呼べるという設定だった。陸上部だったんだが雷雨の日にみんな校内で筋トレしている最中にカミナリの音がしたら
「きたな…」とか独り言をつぶやいて友達を外に引っ張っていった。
そして下駄箱から見える一番高い建物を指差して「俺…実はカミナリを呼べるんだ。あそこを見てろよ…」
と暗黒微笑しつつ建物の避雷針に手を向けて念じてた。
友達はいいやつで最初はつきあってくれてたんだが、何度もやられると流石にうんざりしてきたらしく
「いや建物高いし普通に落ちるだろ(笑)」と言って去っていった。
その日から俺は普通の人間に戻った。
208C.N.:名無したん:2012/05/01(火) 08:24:02.92 ID:xtwiBxt5O
厨房の時エヴァにハマり
シンジが頭につけてる丸いヤツに憧れて100均でプテラノドンみたいなでっかい髪留めを2つ購入した
基本的に自由な校風だったのでオシャレのつもりで髪留めを頭頂部に2つつけて学校に行った
「なんでそんなのつけてんの?」って聞かれても「髪の毛が邪魔だから」って言い訳してた
でも明らかにシンジを意識してるから前髪は眉ちょい下くらいでぜんぜん邪魔にならない
シンジだから根暗なフリもしたしクラスの根暗な女を脳内で綾波に変換して積極的に優しくしたりした
シンジだから当時MDが流行してて持ってないヤツでもCDプレイヤーだった時代にあえてカセットウォークマンだった
しかもA面もB面もテレビから録音したOPを狂ったように延々と聞いていた
だから保健室の先生に心の病気を心配されたけど脳内でリツコさんに変換してたから問題なかった
209C.N.:名無したん:2012/05/01(火) 08:39:33.88 ID:xtwiBxt5O
逆に妄想を加速させてエヴァにもう乗りたくないとかブツブツ独りで喋ってて隣の席のヤツに注意されてむかついたから
授業中に錯乱したフリをしたら救急車で運ばれた
でも救急隊員もネルフの人だから脳内で無理矢理エヴァに載せられるシンジに脳内変換
うわーやめろーとか叫んで体を固定するベルトで縛られて鎮静剤打たれた
気がつくと精神病院だったけど「知らない天井だ…」とか妄想に火がついて
施設に1ヶ月お世話になった
当時の写真が見れません
210C.N.:名無したん:2012/05/01(火) 11:45:11.84 ID:xtwiBxt5O
三年の夏休みの三分の一を潰して俺は脚本を書き上げた。
タイトルは「終わらない物語」
終われ。つーか、始まるな。
ファンタジーなパラレルワールドに迷い込んだ普通の高校生男子が、
現実世界に戻るために異世界を冒険し、なんだかんだでお姫様を助けて、
元の世界に戻ってくるんだけど、現実世界のクラスメイト♀が実は
例のお姫様の異世界同一体で、パラレルの影響で主人公を好きになってました、
みたいな全く意味の分からない壮大なアドベンチャー。
さらに痛いことに、主人公は自分、お姫様はクラスの好きな女子が演じる想定。
しかも、コピー用紙両面刷りで20枚弱(これでも削った)。馬鹿か。
だが、俺は達成感に満ち溢れていた。
「○○、お前スゲェな。今まで馬鹿にして悪かった」「○○君、才能あるよ!」
クラスメイトたちの賛辞が頭の中に湧き上がる。
実際、そのときは自分がプロ並みの腕を持っていると思っていた。死ねばいいのに。
211C.N.:名無したん:2012/05/01(火) 11:46:06.67 ID:xtwiBxt5O
そして、休みが明けて最初のホームルーム。
HR委員に渡しておいた台本が全員分印刷され、配られる。
今思えばHR委員、苦笑いしてた気もするけど、もうどうでもいい。
序盤から爆笑の嵐。失笑の渦。
「あれ?コメディ要素は少なめにしたはずだけど?」などと思い、戸惑う俺。

「呪文ウケるwwwこんな長い台詞覚えられねーwwww」
「竜王ヴァルヴァトロスwwwww竜王ヴァルヴァトロスwwwww」
「キモい」
教室のゴミ箱はすぐいっぱいになった。
あの子も本気でキモがって、捨ててた。
俺は泣いた。
休み時間、今までにないくらい激しくボコられた。
涙すら出なかった。
ちなみに、文化祭当日、うちのクラスは休憩所になった。
212C.N.:名無したん:2012/05/01(火) 13:20:02.57 ID:xtwiBxt5O
高校の頃付き合ってた元彼が組んでたバンドの名前が
「Domestic」だった。ジャンルはビジュアル系。多分典型的な中二病。
格好いいと思ってか私服がボンテージパンツにパンクTシャツとか、
お世辞にもセンスがいいとは思えず、隣を歩くのも恥ずかしかった。
(服自体はいいのに、それを全て破壊する力があった。)
ジャージにローファーとか、モミアゲだけ金髪にしたりとか。
挙げ句の果てに
「俺ってチーマーに見えるらしいよ〜」とかニヤニヤしたり
「ムカついたから半殺しにしてやった」
「ギャングから誘われちゃた〜」
とか言ってた。
しかも仲間内までヤンキー漫画に影響された
中二ばっかだったから、ブレーキが掛かる事無く暴走。
別れる時に「モミ金は正直、格好悪い」と言い残して別れた。
それ以降、卒業までは落ち着いていた。
213C.N.:名無したん:2012/05/01(火) 13:22:43.80 ID:xtwiBxt5O
厨2の頃の話。
DQNに絡まれボッコにされた俺は、
「貴様にコルベニクは使わん。まだ体が惜しかろう。去れ!」
と言い放った。
コルベニクとはモルガナの第八相の力で、
それを発動させると周りが消し飛ぶという設定だ。
DQNはポカーンとしてて、「僕は君のロールを否定しないよ^^」
と言って来た。
この時点でイタタタタタだが俺はそれだけに飽き足りず、
「来たれ再誕!コルベニクぅぅぅぅぅぅ!!!」
と意味不明な詠唱を始めた。
しかしDQNは卑怯にも永唱中に殴って来た。
…その日どうやって家路に着いたか覚えていない。
その日からあだ名はもちろんコルベニク。
214C.N.:名無したん:2012/05/01(火) 13:24:54.35 ID:xtwiBxt5O
高校時代の級友Aが中二病だった。
休日に地下鉄入り口付近でAを見かけたので「おはよーおでかけ?」的な事を
言いつつ近寄ったら、「ひっ!!」って叫んで逃げられた。
何か悪い事をしてしまったのなら謝ろうと翌日学校でまた話しかけた。
私「昨日はどうしたの?私何か悪い事した?」
A「ごめんなさい。でも話しても信じて貰えないと思う…」
私「??よく解らないんだけど…」
A「あのね…私実は…天使に選ばれた 最 終 戦 士 なの…」
Aの話を要約すると。
突然天使がAに「貴女は地球を守る最終戦士の1人である」と告げたので
その日以来Aは最終戦士となった。
他にも戦士が数名居て1人に1人天使が付き、関わってはいけない人間と会うと
「今すぐ立ち去れ」と指示を出す。
昨日私から逃げたのは、私の背後に最終戦士を狙う刺客がいたからだそうだ。
私「で、他の最終戦士とやらとは会ったりできるの?」
A「まだ直接会った事は無いんだけど。近くに居るって天使が」
私「全世界に散らばってる訳じゃないんだ?」
A「うんとね。清田と平岸と真栄と月寒と藻岩(全て札幌の高校名)に1人づつ」
私「へー随分近場ばっかりだね。じゃあ頑張って」

A「あ、また変な態度取る時があるかもしれないけど、それは刺客が」
私「あーもー気にしないでいいよ」
卒業後の事は一切知らないけど、今も最終戦士として
地球(というか札幌市内の南方面ばっかり)を守っているかもしれない。
215C.N.:名無したん:2012/05/01(火) 13:29:51.28 ID:xtwiBxt5O
高校生の時に謎の組織に雇われた殺し屋を演じていた。常に黒い皮の手袋を着用、
昼休みに屋上へ上がり(俺の好きな娘が屋上で弁当食べるのを知ってたから)
その娘のすぐとなりで、あくまでも相手に気づいてないふりで携帯を取り出し
「この時間帯は電話しないで下さいっていったじゃないですか」
「ええ、わかってます。今日中にヤるから大丈夫ですよ」
「またですか・・・?まぁ、金さえ払ってもらえば結構なんですがね。で、次は誰です?」
とか一通り言った後、体を震わせながら「クックック・・・」と薄ら笑いを浮かべてた。
なぜかそこでその女子が俺の行動に興味を持ったらしく、「ねぇねぇ、今誰と喋ってたの?」って
聞いてきたから俺は思わず調子に乗って「言えないよ・・・言ったら君を消さなきゃならない」
と言っておいた。相手は全く理解できなかったようで、ハァ?みたいな顔をしてた。
そこで俺は相手の顔をじっと見つめたあと、決意したように携帯で架空の番号に電話をかけた。
「・・・もしもし。すいませんが、さっきの話、無かったことにしてください」
「ええ、金もいりません。もちろん警察に言うつもりもありません」
「死ねない理由が出来たんですよ・・・俺はこの人を守らなければならない」
と言って電話を切った。自分ではカッコいいと思っていたが、なぜかそれ以来いじめられる様になった。

216C.N.:名無したん:2012/05/01(火) 13:31:07.39 ID:xtwiBxt5O
厨房の頃、俺は私服の上に必ずパーカーを羽負ってたんだ。袖を胸元で結んで。
昔のディレクターみたいな格好を格好いいと思ってやってた。
当時邪気眼や飛龍族みたいに陰で化け物退治やってるように思われたかったから
学校が終わったらすぐ私服に着替え、パーカーをなびかせながら
特に好きな女の子の家の周りを中心に走り回り、時々「この街は思ったより浸食が早い…」
とか呟いたりしてた。特に意味なくて、脳内設定は毎回コロコロ変わってた。
そんな毎日の努力が実って、ある朝学校に行くと好きな子が友達と俺の噂話してた。
「気持わるい。昨日も私ん家の周りでブツブツ言ってたの。あのアンパンマン」
彼女たちの内緒話の中で唯一ハッキリと聞こえたあの一言。当時俺はピザで丸顔だった。
その日から化け物退治は廃業したが女子からはいじめられた。
もちろん同窓会になんか行けない
217C.N.:名無したん:2012/05/02(水) 00:45:41.36 ID:wfFFJ+d7O
中2のときに邪悪な力に憧れ、自らを、背信堕落王の生まれ変わり、暗黒丸と名乗っていた。
常日頃からクラスで「僕の暗黒力を発動させれば、このクラスの人間を一瞬で皆殺しにできるよ」
等の発言ばかりしていたため、当然のように激しいいじめや無視の対象になった。
学園生活があまりにつらかったため、自分の設定を「暗黒力を使い、魔の者からみんなを守る」
に変更したが、周りの対応に変化ナシ。業を煮やした俺は期末テストの最中に勢いよく立ち上がり、
優しい笑みを浮かべながら「みんな…大丈夫だ…俺は、俺はまだ戦える」と言い放ち
ベランダに駆け出して、ドラゴンボールの気を溜めるようなポーズで
「我が名は暗黒丸!きっとみんなを守ってみせる!うおぉぉぉっ!!」と大声で叫んだ。
13年たった今考えても大丈夫じゃないし、今でも地元には帰りたくない。
セーラームーンのカードを持ち歩き、やたらと取り出しては「これが俺の永遠の恋人」とか
言っていたのも深刻なダメージのひとつだなー
218C.N.:名無したん:2012/05/02(水) 00:47:04.22 ID:wfFFJ+d7O
中学の頃、自分は本当は男で、
訳あって女の格好をして生活してるって設定を作ってた。
女子トイレに入った後もわざと便器を上げておいて
「やっべ!やっちまった」と言いわざわざトイレまで戻ったり
「オレ・・いっ、いや私は〜」とわざとらしく言い直してみたり、
女の子にベタベタしまくって異性の前ではさも興味のないフリをしてた。
制服に関しても「こんな足のスースーするもん履けっか!」と言って登下校は必ずジャージを着てた。(ちなみにバリバリ文化部)
そのうち同じ部活のピザな腐女子を「妻」と呼ぶようになり、
授業中でも廊下に「妻」が歩いてるのが見えると教室を飛び出したりした。
人の目に付くところで「高校出たら二人で一緒に暮らそう」と言って
抱き合ったりもした。しかし、この生活は長くは続かなかった。
「妻」に彼氏が出来、全く相手にされなくなってしまったから
同窓会で「あんたの妻は元気なのw」と言われて思い出した。
死にたくなった。
219C.N.:名無したん:2012/05/02(水) 00:48:27.23 ID:wfFFJ+d7O
俺は中二病でした。
高校生のとき、クラスに溶け込めずに友達もできなかったことをキッカケに
自分を「闇の拳士」「孤高の賢者」だと思い込み、
夜の公園で1人空手(というか妄想の中国拳法)の練習に励んだりしていた。
が、その練習内容は普通のアスリートから見たら失笑もののレベルの低さで、
普通に学校で部活やってる奴のほうがよっぽどちゃんと練習していた。
いつも1人で読書してい知性派キャラを作っていたが、その読んでる本はラノベだったり。
痛かったなぁ。非常にもったいない高校時代を送ってしまった。
でも、あの当時の俺としては仕方なかったと思う。
転校が多くて友達もいなかったし、
両親には「生まれたときに殺せばよかった」と言われて無意味に殴られてたし。
食事はカロリー摂取オンリーで、
スウィーツや焼肉などのいわゆる「おいしいもの」など食べた記憶がない。
いつも親の顔色をうかがってないといけないのが嫌で家にほとんど帰らず、
ずーっと古本屋とコンビニで立ち読みしてた。
ってか、立ち読みが俺の青春そのものだった。
中二病の設定を作り、そこに逃げ込む以外俺になにができただろう?と思うと、
現在32歳の俺はなんか苦笑いしてしまう。


220C.N.:名無したん:2012/05/02(水) 00:48:53.29 ID:wfFFJ+d7O
中学の時、エロマンガ描ける私カコイイ、な症状を持っていた。
さらに、私はエロマンガ家になるよ、と豪語。
事もあろうか、タイムカプセルに
全身全霊を注いで描いたエロマンガノートを入れてしまった。
開封は約10年後。
アレを誰かに見られる前に処分しなければならないと考えるたびに、嫌な汗をかく。
出来るもんならタイムカプセル埋まってる半径数キロ内を爆破してしまいたい。
221C.N.:名無したん:2012/05/02(水) 00:49:21.54 ID:wfFFJ+d7O
ダークなビジュアル系に傾倒していた中学生の頃の自分がイタすぎる。
ものもらいでも無く、目が腫れたりもしてないのに眼帯を身につける
通学カバンを安全ピンで埋め尽くす。
SEX、DRUGとかペイントしてみる。
眉毛は全剃り・
新品の靴下に付いて来る金属の留め具を耳に付ける
極めつけは自作の詩
「血塗レノ奇形児ヲ私ハ抱キシメ
アレルギー禁断症状ノ中 戯レタ傀儡ト共ニ
奈落ノ底ヘ落チテイク・・・・」
みたいな意味も糞も無い詩を教科書一面に書いていた。
国語の教師がやけに俺の詩に突っ掛かってきて
よく皆の前で大声で俺の詩を読み上げるから
キレた俺は毎回「それはラムールの歌詞です!」とかって意味のわからない反論をしていた。

222C.N.:名無したん:2012/05/02(水) 06:35:49.47 ID:wfFFJ+d7O
中学校のころ剣道部で、オリジナル技の名前を考えて、それを試合でも叫んでたwwww
しかも俺の必殺技は4つあって「飛燕斬」「暗黒竜王の閃き」「剛竜剣」「刹那」
だったwwwwwうはwwwwww
さらに恥ずかしいことに、他人の技に勝手に名前つけて団体戦の仲間の試合見るたびに
「でやがった・・・!あれはあいつの最も得意とする間合い・・・。油断すると殺されるぜ」
「あれが・・・奥義・臥龍閃光剣か・・・」
とか・・・もう死にたいwwwwwwwww
223C.N.:名無したん:2012/05/02(水) 06:36:52.91 ID:wfFFJ+d7O
中三の秋、巫女という設定だった私。

地区の人が集まる集会所が私の神社だった。
集会所には鍵がかかっている為、その裏に
コケシを置いて「おんころころせんだりまとうぎそわか」
と繰り返し唱えてた。少し風が強いと
「チッ。厄介なのが来るわね」と無理矢理
連れてきた飼い猫に話しかけ「あれを用意してちょうだい!」

と事前に用意していた札(筆ペンで電光石火と書かれた物)
を集会所のガラス全部に貼った。「返り討ちにしてあげるわ!」

「山の神よ!地の精霊よ!清めたまえ!」
と一人で格闘しているところを区長さんの息子(同級生)に見られ、後で区長さんに
「集会所を遊び場したら駄目だよ。今は受験勉強しなさいね」
とやんわりと言われ、行きづらくなり巫女ごっこは終わった。
無事第一志望受かったのは、区長さんのおかげです。
224C.N.:名無したん:2012/05/02(水) 06:39:13.52 ID:wfFFJ+d7O
自分の小〜中学校時代の自称霊感少女の友人。
小学校4年生の時に「私は重い病気で、15歳まで生きられないかもしれない」と言っていたが、もちろん今も健在。
中学校に上がり、読書が趣味と言い、
一ヶ月に平均100冊本を借りていたが、多分読めてないと思う。
高校受験の折、「私は自分に甘いのは嫌なの」「悪いけど、あなた方とは違うの」と言い超難関校を受ける。
が、結局落ちて普通の高校に。

ある時エジプトにはまり、ピラミッドの歴史やらスフィンクスやらについて延々と語る。
「考古学者になる」と言ってエジプト語を勉強し始め、
ノートに記されてる自分の名前もエジプト語。
みんなが適当にあいずちを打っていると、何故か気分を害し「エジプトの神秘を理解できないなんて・・・」と呆れ顔で言う。
だが、しょっちゅう「はぁ・・・」と言いながら倒れる人が、炎天下の砂漠で探検や発掘なんて出来ると思っているのだろうか。

高校は別だったので彼女がどうなったか分からないが、その内彼女が世界丸見えあたりに
出るんじゃないかと淡い期待を抱いています。
225C.N.:名無したん:2012/05/02(水) 06:40:37.71 ID:wfFFJ+d7O
小学3年の夏、友達の家にあった雑誌で、初めて「ノストラダムスの大予言」を読んだ。
1999年、地球は滅びる。その頃はまだ1980年代。
と言うことは、まだ私が20代の時に地球は滅びる。
まだ10歳にもならない私は、かなりショックを受けた。
その日から毎晩1日もかかさず、寝る前、神に祈った。
最初は、布団の中で両手を合わせて祈った。
(神様、地球の滅亡をとめてください)

そのうち、祈る姿勢が悪いとダメかもしれないと考え、布団の上に正座して祈るようになった。
(神様、1999年の地球の滅亡をとめてください)
そのうち、ずっと同じ方向ばっかり祈っていると違う方角の神様が気を悪くするかもしれないと考え、
毎日、東西南北変えて4回祈った。
(北の神様、1999年の地球の滅亡をとめてください)
(東の・・・)
そしてそれは、いつの日か8方角8回になった。
(南西の神様、1999年の地球の滅亡をとめてください)

祈りはどんどん進化し、それぞれの方角に変わるたびに両手を高くふりあげてお辞儀をしたり、
そのお辞儀も、各祈りの前1回、後2回という具合に増えていった。
その他細かいルールがどんどん増えていき、最後の方では祈り終わるまで軽く5分はかかっていた。
夏なんか、うっすら汗ばむほどの運動量だった気がする。

こんな事を小学校を卒業するまで、約3年半毎日かかさず続けた。
親には「また始まった・・・」と気味悪がられ、弟には「くるくる地蔵」と馬鹿にされた。
それでも(こんな家族をお許しください!神よ!)みたいな気持ちで祈り続けた。
修学旅行の時もやった。
幸い、友達は減らなかったが、かわいそうな目で見られていたような気がしないでもない。

2012年現在、地球が無事なのはイタすぎる小学生の頃の私のおかげだと思う。
226C.N.:名無したん:2012/05/02(水) 06:44:15.43 ID:wfFFJ+d7O
小学生の頃、インラインスケート(ローラーブレード)が流行り、近所の友達みんな持っていたから
親に頼み込んでメットとかサポーターも入ってるお得セットみたいの買ってもらった。

その中にグローブ(プラスチックの板がついてて指が出るやつ)が入ってて、
「闇の人みたい!カコイイ!!」
と思いそれをつけて学校へ行っていた。

授業中指をボキボキならしながら
「昨日の仕事はキツかった。ギャラははずんでもらわないとねー」
とか言ってみんなの気をひこうとしてたがキモヲタで嫌われてたのでスルーされたり
「小学生は仕事しちゃいけないんだよー先生に言っちゃおー」とか総スカン喰らって闇の仕事人は辞めた。

その後はインラインスケートのプロに変更。
学校終わるなりフル装備して「大会が近いから…」とかほざきながら走りまくってた。
坂で止まれなくてトラックに突っ込んで大人達にめちゃくちゃ怒られみんなから笑い者にされプロも辞めた。

中学からは腐女子になり3年間「原稿が〜」とか言ったり「今月の原稿はもうちょっと待ってて」
とかどこかに電話したふりしてた。下ネタを鼻息荒くして言ってたり。

キモがられて友達出来なかった。
それを「高嶺の花だと思われてる」と勘違い

小・中の同窓会には一切行ってない
呼ばれてないけど

227フルハウスのテーマ:2012/05/02(水) 13:15:36.28 ID:wfFFJ+d7O
アーアーアーアー アッーーー!
ウェネバハぺツー
デットビーティーユーメーナ ペーパボーイ イーベンティービーナゲットレバヒユ
ソバニチョウノプリーンソーウォーコンフューズニーーーンクラーズ ニーダン
ネーバスィーン (チェーイ)ノバー ノージョーチューデモニドー ボーエンシュンワイチューニスパードンステーヨー ドゥリーソンツウゥーーエビウェイユーロー
エビウェーイイザハー イザハーアキーノホン ホンチューエビウェイユーロー エビウェイイザ メイス サンバニドゥ
ニージューエビウェイユーロー ゥロシャーペーン ロードノーンクライドゥ
 ウエイジュートュケピドゥ オーーン エビウェイユー エビウェーユー オーーンドゥビドゥ
 バッバダー
228C.N.:名無したん:2012/05/02(水) 13:17:53.16 ID:wfFFJ+d7O
カップラーメンは人体に対してこんなにも危険!!!
1)ラットによる実験では、ラットをラーメン内に入れると87%の確率で溺死する。

2)カップラーメンを食べた人が将来200年以内に死亡する確率はほぼ100%。

3)凶悪犯がカップラーメンを購入する確率は、同じ犯罪者がアフガニスタン国債を購入する確率よりはるかに高い。

4)カップラーメンを気管に入れると咳嗽反射が起こり、最悪の場合窒息により死に至る。

5)カップラーメンを食べながら自動車を運転した場合、重大な人身事故が発生するおそれがある。

6)健康な成年男子にカップラーメン1個のみを与えて長期間監禁した実験では、被験者の99%が50日以内に死亡した。

7)電化製品をカップラーメン内に入れると、破損するおそれがある。
8)25年間保存されたカップラーメンは有毒である。

9)カップラーメンを作る際に火傷をした人の85%は、カップラーメンがなければ火傷はしなかったと述べている。

10)米国では倒壊したカップラーメンの入ったコンテナの下敷きになって人が死亡した事例が報告されている。
229C.N.:名無したん:2012/05/02(水) 13:18:43.04 ID:wfFFJ+d7O
職場会議で老朽化等で交換してほしい会社の設備は?と聞かれたので、

「女子社員」と答えたら課長に真顔で怒られた。
230C.N.:名無したん:2012/05/02(水) 13:29:35.42 ID:wfFFJ+d7O
大学の食堂で国際情勢のニュースを見るたびに(主に戦争関連)
 「それが世界の選択か・・・」と寂しそうに呟き、携帯で電話するフリをして
 「俺だ、○○(大統領等の名前)はどうやら俺達とやる気らしい・・・」等とほざいて
 「あぁ、わかってる。あいつなりの考えだな。ラ・ヨダソウ・スティアーナ(別れの合い言葉、意味はない)」
 と電話を切り、寂しそうに飯を食う。というまわりの奴らに脅威を与えるのをやってた。
231C.N.:名無したん:2012/05/02(水) 13:33:57.03 ID:wfFFJ+d7O
高校くらいまですっげーナルシストな中二病だった
なんか地球の自転がどうのとかいう授業で当てられた時に
クラス全員の前で髪をかき上げながら超かっこつけて立ち上がり
「自転ですか?ふっ、私が歩けば地軸がずれると思いますね、地球の中心は常に私です」と発言し
全員が(゚Д゚)ポカーン
教師は引きつった苦笑を浮かべ、何人かがあぁ、こいつやっちまったって顔で頭を抱え悶絶していた

こんなエピソードなら1ダースある
もう、まじ、死ねばいいのに自分
232C.N.:名無したん:2012/05/02(水) 13:36:18.37 ID:wfFFJ+d7O
おれがまさに中二だったころの話
設定は、大会社の社長とタメ口が聞けるほどの何かしらの役職についていると思われるエージェント
詳細は特に決めてなかったから不明。
初期症状(中一)のころはまだ任○堂の社長と会ったことがあるとか、スク○ェアの社長を知ってるとかかわいい物だった
(大会社と言えば有名なゲーム会社ってところが厨房っぽくて泣ける)
しかし最終的には
「ごめん、いまス○ウェアの副社長待たせてるから」
とか言って地元の駅へ向かう始末。
もちろん自転車で
地元のド田舎の駅に有名企業の重役を何人も呼び出しているという状況
そこに自転車(ママチャリ)で颯爽と現れる厨房エージェント
そのありえなさにまったく気付かなかった。
スクウ○ア副社長の時の会話で友人に
「すごいよな、おまえは」と明らかに呆れてた様子で言われたのだが
末期症状だった俺は自転車にまたがって
「おうwwwwオマエもいつか会わせてやるよwwwww」

思い出すと速やかに死にたくなる。
だが死ぬ前に誰かタイムマシンと拳銃をくれ。
233C.N.:名無したん:2012/05/02(水) 18:41:28.61 ID:wfFFJ+d7O
自分は高校一年の入学したての頃、中学の頃付き合ってた女と夜に自転車で二人乗りして良く色んな所へ行った
そしてある夜、そいつと一緒に結構離れた池「ダム」に行った
小規模ダムなんだが、国道に面している上に水面に光が反射したりして
とてもロマンチックな雰囲気をかもし出してくれた
話が変わるが、当時俺は漫画「GTO」の神埼麗美(IQ200の不幸な過去を持つ天才児)
のスペックに憧れ、そのキャラを自分に置き換えた
そして、反射する光の中彼女に背を向け、そのキャラの生い立ちなどを自分の生い立ちに置き換え、
お前だけには話しておく、みたいな事を言い
「俺は作られた子だ」
「俺のIQは170←疑わしくない程度に」
「家に帰っても(○○俺の名前)としての俺が漠然と存在するだけ」
などと有る事無い事ふれまわった。彼女はそれを信じてくれ、俺を一生懸命慰めてくれた
その後、色々な事情ですぐに地元を離れたが、今彼女に会う勇気など有る筈も無く
あー死のう、今すぐ死のう
234C.N.:名無したん:2012/05/02(水) 18:42:03.59 ID:wfFFJ+d7O
中学校時代、ベタベタな音楽系中ニ病な男の子の隣の席になった。見た目はジャイアン+のび太。
とにかくトランペット命で、「孤高のトランペット吹き」を強調していた。
「俺、無口な方なんだ」と言っていたが、その割にはベラベラとよく喋る。8割がた音楽の話だった。
もちろんクラシックしか興味ないから、最近の歌は分からないらしかった。
授業中、トランペットの吹き方(らしい)の練習をしていたが、ブッブッと五月蝿いし、唾が飛んでて汚かった。
何も話し掛けてもいないのに「新しいペット欲しいんだよなあ、コレいいなあ」と言いながら楽器のカタログを見せてくれた。
彼が欲しがってるのはトランペットでは無くコルネットだった。
もちろん「俺、将来音楽修行をしに海外へ行くんだ」とも言っていた。
そしてある日の夕方、通学路となっている公園で、ブランコに座り夕日に向かってトランペットを吹いていた。
通り過ぎようとしたら、「お、○○(私の名前)、帰りか?一曲聞いてけよ!」引き止められたので、聞いた。
吹き終わったあとに感想を聞かれたが、下手だったので、正直に「下手だね」と言った。
わめきながらどっか行った。その後本当に無口になった。
その後彼は私に惚れてたと聞いた。というか彼の友人に「あいつ(私の事)俺に絶対気がある」と自慢げに言っていたらしい。
私は彼に惚れていないので、非常に腹が立った。
後になって分かったのだが、彼が吹いたのは「愛の喜び」という曲だった。
235C.N.:名無したん:2012/05/02(水) 18:44:13.84 ID:wfFFJ+d7O
中一の頃…前世少女軍団の一員に
中二の頃…脱前世少女、ヤンキー風味に
中三〜高一の頃…ヤンキーなのにサブカル好きなアテクシに。しかも前世少女再発
高二〜高三の頃…前世少女をこじらせて、ムーやMMR系の本を読み漁り、本気にする
社会人一年目の頃〜22歳くらいまで…山田詠美に感化されビッチなアテクシカコイイになり、ビッチ風味に
23〜25の頃…社会派ビッチを目指し、政治経済について語り始める
26歳〜…地元を離れる
うわあああぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!
25歳までの自分死ね!
市ねじゃなくて死ね!orz
236C.N.:名無したん:2012/05/03(木) 14:57:52.65 ID:Icc0KBG/O
俺がやったのは、俺が実は人間の姿をした蛇という設定で、
歩くときに体をいつもユラユラさせ、猫背で、さらに首から上を
蛇が進むときの蛇行みたいな感じで動かしていた。
すごく見られまくっていたが、俺の中では
「あの人蛇みたい」「実は蛇なんじゃないの?」
と思わせているつもりだった
そして有る時、クラスの全然親しくも無いギャルっぽいコにいきなり
「いつもフラフラしてるくせに人とか壁にぶつからないの?」
と言われ俺は
「じゃあ蛇が障害物にぶつかっているところを見た事あるのか?」
と言い、蛇みたいに舌を出してチロッ、チロッとやった
237C.N.:名無したん:2012/05/03(木) 14:59:34.15 ID:Icc0KBG/O
あいつを放置してから約一日

俺はあいつに会いにいった

あいつはかなりやつれていた 飯もろくにやらずに放置してたからか

そして俺はあいつをだきあげた

するとあいつは俺を見つめた

やつれた顔で無理して俺に明るく笑いかける

そして俺は言ってやった
「あー、やっべ早く充電しな」


軽く説明

あいつ=ケータイ

やつれていた=電池残りすくねえ

飯=充電

だきあげる=ケータイを持つ

俺を見つめた=画面が光ったよ!怖い!

明るく笑いかける=暗いところでも光るケータイの画面 便利だな 最近のはみんなそうか・・
※どこかのブログにてリアルな中学生が執筆したのを無断転載
238C.N.:名無したん:2012/05/03(木) 15:01:12.03 ID:Icc0KBG/O
その能力は属性は光・闇・火・水・地・雷・風・氷と8つに別れ、それぞれ違う能力を得る事が出来る。

1番使い手が多いのは闇で光は邪気眼の元流となったといわれる皇祈眼を持つ者が主流となっていて数は少ない。

その昔、全属性を備えた邪気眼使いがこの世k・・・・・・ぐああああああああああああ、お、俺の頭に誰かの意志が侵入しt・・・・・・・・・・・・・ふぅ、久しぶりだなこの世界も。ん、何?ジャキガン?あぁ、邪気眼のことか。
ここにはねぇけど邪気眼にはそれぞれ特殊能力がついててな、例えば「石化の眼(ゴーゴンアイ)」や「失われた視線(ロストイリュージョン)」や「凝視する眼球(ウォッチャーズガン)」みたいなのが有名だな。

まぁ、邪気眼によって能力は違うからこの世界には無限にも近い能力があるわけだが・・・。おっとそろそろ時間か。そんじゃまたいつかどこかでな。
239C.N.:名無したん:2012/05/03(木) 15:03:02.04 ID:Icc0KBG/O
能力により多種多様な魔法を使うことができる。
普通は詠唱効果により発動するものが多い。
詳しくは魔法で語られていっ!くそっ、まただ、またうずきやがる!みんな、早く俺から離れろぉぉぉぉぉぉ!!!

ったく本体はうるせーな。で、邪気眼の使う魔法について知りたいのか?いいだろう。教えてやる。
邪気眼の使う魔法は
強化系
攻撃系
防御系
の三つだ。

まず強化系だが、これはその名のとおり自分を強くしたり、何か別の生物に変化したりする魔法だ。
次に攻撃系、これは邪気眼の使う魔法の中で一番有名なものだろうな。ようは手から雷を出したり空を切った衝撃波が相手を切り刻んだりするあれのことだ。
最後に防御系、これはエネルギーを盾代わりにして仲間を守ったりだとかそうゆう何かを守る魔法だ。

時間があったらもっと詳しく教えられるんだが生憎今の俺に時間はない。いつかまた会えたら教えてやる。じゃあ、またあおうぜ。
240C.N.:名無したん:2012/05/03(木) 18:57:24.24 ID:Icc0KBG/O
ついでにコピペ。

Aという男がいた。
世間からの評判の良い彼だったが、他人に言えない秘密があった。
それはネットを渡り歩いては、グロ映像等の猟奇系のHPを覗き見るという趣味だった。
より過激な内容のHPを求めて、Aはより奥深くネット世界をすすんだ。そしてあるHPへたどり着いた。

それは、ただ真っ白な画面に『むこうがわ』とだけ書かれたそっけないHPだった。
閲覧しようとすると『こっちへ きたいのか』とメッセージが表示された。
Aは深く考えず、"yes"と答え『むこうがわ』へ足を踏み入れた。
241C.N.:名無したん:2012/05/03(木) 18:59:20.72 ID:Icc0KBG/O
そこはAがかつて見たこともない、過激な映像が幾つものページに分かれて表示されていた。
常人ならば一目で目を背け、悪夢にうなされるようなおぞましいもので溢れていた。
Aは『むこうがわ』の虜となった。彼を熱中させる要素の一つにランダムに現れる『もっと こっちへきたいのか』というメッセージの存在があった。
"yes"と答えると、それまで現れなかったさらに過激なページが表示された。
唯一同じ趣味を持つ悪友Bに『むこうがわ』のことを教えると、Bもまた虜となった。
彼等は、さらに奥へと『むこうがわ』へ進んでいった。

242C.N.:名無したん:2012/05/03(木) 19:00:11.17 ID:Icc0KBG/O
そうして『むこうがわ』の深淵へと進んだAは、『もどき』と題されたページにたどり着いた。
内容は何処かの一室を音声付リアルタイムで中継しており、そこにはある”モノ”が居た。
その姿は胎児が胎内での、爬虫類から補乳類への進化の過程中に生み出されそのまま成長したかのような「ヒトもどき」がそこに居た。
「もどき」はそこに監禁されており時々覆面の男が現れて食事を与え、掃除し、気まぐれに暴力をふるい、犯していった。
Aはその禁断の映像に釘付けとなり、繰り返し『もどき』を覗き見た。

ある時Aは、覆面が時折漏らす言葉が日本語で、Aがよく知る地方の方言だと気づく。
そのことは彼を現実へと引き戻した。

”これは今、日本で実際に行われている現実の出来事だ”

Aは急に恐ろしくなり、『むこうがわ』へのアクセスを止め、『むこうがわ』のURLと内容を書いた匿名のメールを警察へと送った。
ふと、気になってBへ電話してみると彼はA以上に『むこうがわ』に没頭しており、止める気配はない。
243C.N.:名無したん:2012/05/03(木) 19:00:50.63 ID:Icc0KBG/O
そのせいかBの話には支離滅裂な部分が目立つようになり、薄気味悪くなったAはBとの連絡を絶った。

数ヶ月後、一通のメールがAに届いた。差出人は政府公安の研究部からだった。
それによると、その部署は昨今急増する異常者による犯罪を未然に発見、防止を目的としその為の研究と実験に取り組んでいて、その一環としと作成したのが『むこうがわ』だった。
あれは異常者を見つけ出すための”エサ”で、アクセスした者はIDを洗われ監視される
更に『むこうがわ』への進度、閲覧したページの内容等により"10"から"0"までのランク付けがされる
そのランクに応じて対象者への処置が行われるという。
Aはそれまでの経過に加えてアクセスを止めたこと、警察へ通報したこと等により"5"という評価だった。

メールには、今回のことはあくまで実験であり、実生活への影響が無いことと実験への協力への感謝の言葉で締められていた。監視されていたことに驚愕するA。
だが、何より気になったのはランク評価に対する処置に関する記述だった。
"4"以下には特に処置無しだが、"3"より要注意人物とされ、"2"では監視が付くようになり"1"で強制入院となる。そしてその上の"0"については一切記述されていなかった。

胸騒ぎのしたAはBと連絡を取ろうとした。
しかし、如何なる記録を検索しても、連絡先はおろか、Bという人間は存在すらしていないこととなっていた。
Bのランクは果たして何番だったのだろうか・・
244C.N.:名無したん:2012/05/04(金) 23:52:58.40 ID:gY1uWkD4O
「うおおおおぉぉぉ(ブッブババババ※屁)よっしゃあああぁぁぁぁぁ!!」
って寝起きに階段降りながらやってたら、階段下の玄関に弟の会社の人が立ってた。
一緒に釣りに行くんだって。
245C.N.:名無したん:2012/05/04(金) 23:53:44.00 ID:47fFFIow0
あやの必死だな
246C.N.:名無したん:2012/05/04(金) 23:53:48.39 ID:gY1uWkD4O
シャンプーがおいしすぎてつらい

1位 白つばき ☆☆☆☆☆
シャンプーの苦味を抑えた喉越しで堂々の一位。
いわばグルシャン界のお嬢様。
ストレート、お湯割、どちらでもいける。
苦味が少なく薬品的な味はしないので初心者にもおすすめ。
敢えて言うならば多少粘つきがあるか。

2位 ラックススーパーリッチシャイン ☆☆☆☆
華やかな香りとは裏腹にグロッキーな苦味がたまらないグルシャン界のツンデレ代表。
シャンプー特有の嫌な苦味ではなく、刺激は強いがどこか
優しいピリピリとした苦味はまるで素直になれず八つ当たりしてしまう美少女のよう。

3位 パンテーン(コンディショナー) ☆☆☆☆
柔らかい味わい。苦味も香りもどこか高級感があり、
テイスティングから飽きさせないグルシャン界の癒し系。
平凡だがしっかりとした味わいはどこか白ワインを彷彿とさせる。
また喉越しもよく、するりと流れて行くように喉を流れていく。
247C.N.:名無したん:2012/05/04(金) 23:54:53.86 ID:gY1uWkD4O
うんこする
ケツ吹く
寒すぎてくしゃみ
何を思ったか手に持ってる紙で鼻をかむ
悶絶←今ここ


まじ死にたい
248C.N.:名無したん:2012/05/04(金) 23:56:00.16 ID:gY1uWkD4O
美術で木炭を使ってデッサンをする授業があったのだけど
消しゴムとして食パンを持ってきなさいと先生に言われていたので
みんなビニール袋に入れたりしてそれぞれ持ってきてました。

友達の一人がなにやらキョロキョロ…どうしたの?とたずねると
「焼いてきちゃった…(´・ω・`)」
彼女の手にはこんがり焼けたトーストが!?

なぜ焼いた!?
どうも食パンを消しゴムとして使うってのがよく分かってなかったらしいです。
249C.N.:名無したん:2012/05/04(金) 23:56:26.37 ID:j1S7gPRsO
コピペ連投の犯人はあやの
250C.N.:名無したん:2012/05/04(金) 23:56:59.15 ID:gY1uWkD4O
ふと思い立ち、頭頂部の直径3cmだけ残して
周囲をツルツルに剃り上げてみた

その頭で歯医者へ行く

病院に到着
受付で帽子を脱いだ瞬間、周囲から「グッ!」だの「ブフッ!」だの
押し殺した奇声が聞こえる

治療台へ
担当の女性の肩が明らかにプルプル震えている
治療の合間、うがいの時にボソッと「スイッチ」と言ってみる
背後から「ウグッ!」と声が響く
だめ押しで自分の頭頂部を指で押して「ポチッ」と言ってみる
「えひぃえっ!ちょ、ちょっとお待ちくだ。えひぇひぇひぇひぇっ!!」
泣き笑いのような顔で女性は奥に引っ込んで出てこなくなった
251C.N.:名無したん:2012/05/04(金) 23:59:35.42 ID:j1S7gPRsO
あやの必死すぎ
252C.N.:名無したん:2012/05/05(土) 00:03:17.54 ID:AsTMizfCO
中2のとき、英語の授業で先生がSに「昼飯は英語で何というか?」と聞いてきた。
先生は多分「ランチ」と答えさせたかったのだろうが、Sには分からないようだった。
先生は「お前がいつも食ってるヤツや。それを英語っぽく言うてみい」とヒントを出してくれた。

十数秒後、Sの口から「ヴェントゥー(弁当)」という
誰も予想しなかった核爆弾級の言葉が発射された。
253C.N.:名無したん:2012/05/05(土) 00:06:14.90 ID:gY1uWkD4O
中三の時たまたま学校遅刻して行った日にうちのクラスに転校生(女)がきた。

教室に着くといつもは空いているはずの俺の隣の席にその子が座っていてその席を
取り巻くように人だかりが出来てる様子を見て転校生だというのがすぐにわかった。
当時の俺は対極のキャラだったにも関わらず、その転校生に他の男子生徒とは一味
違うキャラだと思わせたくて、その女の子の顔を見るなり漫画のクールな不良キャラ
よろしく不機嫌そうに発したセリフが

「見かけねー顔だな。」

言われた本人はもちろん、周りにいたクラスメートは一瞬の間を置いた後大爆笑。

その日中にこの一件はクラスの枠をも超え、学年中の噂になり、友達はもちろん、
一度も話したこともないに奴にまですれ違い様に「見かけねー顔だなwww」とか
言われる始末。

学年の女子の総意としてスラダンの流川でも目指してたんじゃね?という結論に
達したらしく俺についたあだ名は『らしくねーじゃん』。

今思い出してもケツの穴がムズムズする。
254C.N.:名無したん:2012/05/05(土) 00:08:25.58 ID:AsTMizfCO
「しまった! うっかり池に斧を!……わっ」
「あなたが落としたのは、この金の斧ですかそれともこの銀の斧ですか」

「……あんた、池の中にいたんだよな」
「そうですが」

「斧が落ちたの、わかったんだよな」
「いかにも」

「で、金でも銀でもなかったっていうことに気付かなかったわけか?」
「え。いや、あの」
255C.N.:名無したん:2012/05/05(土) 00:09:12.46 ID:AsTMizfCO
「はい、この指は何本でちゅかー?」
「さ、三本」

「見えてまちゅねー」
「うっ」

「まあいいや。俺の落としたのは金でも銀でもなく、鉄の斧ですよ」
「あ、あなたは、ええと正直者です。ご褒美にこの」

「ちょい待ち。『正直者』ってことは、やっぱり最初からわかってたんだな」
「えー…蒸し返すんだ…」

「んで、こいつ欲深いかどうか試しちゃおー、なんて思い上がってたわけだ」
「そうじゃないです」

「うっかり俺が『金の斧です』とでも答えたら、罰とやらで拾得物横領しようと思ったわけね」
「違い…ます…うっ」

「それってさ、楽しいのか?」
「うっ。ぐすっ」

「楽しいのかって訊いてんの」
「あたしそんな、そんなつもりじゃ……ぐす。ぐすっ……」
256C.N.:名無したん:2012/05/05(土) 00:09:40.83 ID:AsTMizfCO
「…やがてその涙は池から川に、川から海になって、
だからこそ海の水はあんなにしょっぱいんだよ。めでたしめでたし。はいおやすみ」
「パパきらい」
「なんで?」
257C.N.:名無したん:2012/05/05(土) 00:12:37.46 ID:AsTMizfCO
姪のピヨピヨサンダル踏んだらプベァみたいな音したきり鳴かなくなった
258C.N.:名無したん:2012/05/05(土) 10:24:47.06 ID:AsTMizfCO
今、外で誰もいないと思って「ふぁー」って声出して、
背伸びしたら屁が「ブッ」って出てしまったんだが

ちょうどそこにどっかのオッサンがチャリで通ってたみたいで
しかも屁を聞かれてしまったらしく、オッサンが「プッwグッヘヘヘヘww」
って笑いながら、川にチャリごとダイブしていった

259C.N.:名無したん:2012/05/05(土) 10:26:53.94 ID:AsTMizfCO
長年連れ添った仲の良い老夫婦がいて
「片方が先に死んだら、さみしくないように壁に埋めよう」
と言い交わしていた。

しばらくして、婆さんが先に死んだ。 爺さんは悲しみ、約束通り婆さんの死骸を壁に埋めた。
すると、ことある事に壁の中から「じいさん、じいさん…」と婆さんの呼ぶ声がする 爺さんはその声に「はいはい、爺さんはここにいるよ」と答えていたが。

ある日、どうしても用事で出なくてはいけなくなったので村の若い男に、留守番を頼んだ。
男が留守番をしていると、壁の中から婆さんの声がする
「じいさん、じいさん…」
男は答えた。

「はいはい、じいさんはここにいるよ」
最初のうちは答えていた。 けれどしかし、婆さんの声はなんどもなんども呼んでくる。

「じいさん、じいさん…」
やがて、男は耐えきれなくなって叫んだ。

「うっせえ! じいさんはいねーよ!」
すると、壁の中から鬼の形相をした老婆が現れ、「じいさんはどこだあ!」と叫んだ
260C.N.:名無したん:2012/05/05(土) 10:28:32.87 ID:AsTMizfCO
すると突然、まばゆいばかりのスポットライトが飛び出したばあさんを映し出す
「JI-I-SA-Nは」「どこだ!」ステージにばあさんの声が響く
詰め掛けたオーディエンスはばあさんの久々のステージに期待で爆発しそうだ

今晩も伝説のリリックが聴ける。ストリート生まれヒップホップ育ち。本物のラップが聴けるのだ
キャップを斜めに被りオーバーサイズのTシャツをきたじいさんが
ターンテーブルをいじりながら目でばあさんに合図する

重たいサウンドがスピーカーから響く。ショウの始まりだ
261C.N.:名無したん:2012/05/05(土) 10:31:29.39 ID:AsTMizfCO
「 ここでTOUJO! わしがONRYO! 鬼のGYOUSO! ばあさんSANJYO!   違法なMAISO! じいさんTOUSO! 壁からわしが呼ぶGENCHO!  
(ドゥ〜ン ドゥンドゥンドゥ〜ン キュワキャキャキャッキャキュワキャ!)

年金減少! 医療費上昇! ボケてて大変! 食事の時間!  冷たい世間を生き抜き! 
パークゴルフで息抜き! どこだJI-I-SA-N老人MONDAI! そんな毎日リアルなSONZAI!  
SAY HO!(HO!) SAY HO HO HO HO!」

じいさんのプレイも好調だ。オーディエンスの熱狂はこわいくらいだ
まだ俺らの時代は始まったばかりだ、そんなメッセージが
マシンガンのようにばあさんの口から飛び出していく
本物のヒップホップ。それがここにあるのだ
262C.N.:名無したん:2012/05/06(日) 03:06:45.24 ID:QiRrpc2sO
なんの話題もないの?
263C.N.:名無したん:2012/05/06(日) 09:22:18.86 ID:aTzzZppMO
お前らなんかワンミニッツあればイナフだー!
264C.N.:名無したん:2012/05/06(日) 17:25:54.33 ID:QiRrpc2sO
コピペの犯人はあやの
265C.N.:名無したん:2012/05/07(月) 21:35:31.87 ID:iYFfng6+O
お前らなんかワンミニッツあればイナフだー!
266C.N.:名無したん:2012/05/10(木) 13:40:21.08 ID:8ltmrC+lO
「走り屋」なんて言葉が現役だった頃の話。
県南の某峠深夜3時。
いつもは数台の常連が腕を競っていたが、
平日の深夜、霧が出ていた事もあって走っていたのは俺一人。
気分良く周回していたら、一つのコーナーのガードレール外で手を振っている人が。
「ブラインド側から対向車が来るのか?」
とスピードを落とし軽く手を挙げて礼をしながら通るも対向車は来ない。
次の周も同じ様に手を振ってる。
「バカにしてんのか?」次の周にとっちめてやろうとしてスピードを上げる。同じ様に手を振るそいつに脅しを兼ねて猛スピードで突っ込む。
その瞬間、あることに気づいて全力でブレーキをかける。





道端の献花の上に立ちニヤニヤと嗤うそいつは手を振っていたんじゃない手招きをしていたんだ
267C.N.:名無したん:2012/05/10(木) 13:41:27.71 ID:8ltmrC+lO
ごめん違うかもしれないけどさっきあったこと


さっきじいちゃんから電話があったんだ

俺「もしもし?」
爺「………」
俺「じいちゃん?」
爺「○○○○(俺のフルネーム)さんですか?」
俺「そうだよ?」
爺「元気か?」
俺「うん元気」
爺「………」
俺「じいちゃん?」
爺「学校はいつからだ?」
俺「あぁ、(通信だから)日曜日だよ」
プツン。


って電話が切れたんだ。

声は完璧にじいちゃんだった。
すぐかけ直してみたけど出ないし、
じいちゃんは俺のこと○○ちゃんって呼ぶし敬語じゃないし、
そもそもじいちゃんは9時には寝ちゃう人だし、こんな時間に電話とかなんか。
268C.N.:名無したん:2012/05/10(木) 13:42:17.43 ID:8ltmrC+lO
幼い頃、田舎に帰ったときの話

母方の田舎は農家の大家族だった為、家がとても広い。
家の中で全力で鬼ごっこや隠れんぼが出来るので兄弟、従兄弟で家中駆け回っていた。
そして、興奮した俺は何を思ったか、仏壇の鐘をひたすら叩いた。
親に何度も怒鳴られてやめたが、子供のことと親類は和やかに眺めていた。
しかし、天国の曽祖父は違ったようだ。
ひとしきり遊んだあと、駄菓子屋に行こうとなったときにそれは起こった。
俺が靴を履こうとすると雨が降る。しかし、部屋に戻ろうとすると止む。
それを何度も繰り返すうち、周りが仏壇に悪戯するからバチが当たったんだと笑いながら言った。
初めのうちは俺も笑っていたが、それを十数回繰り返すうちに怖くなり
俺は泣きながら仏壇に向かって謝ったが、その日外が暗くなるまで許してもらえなかった。

今でもにわか雨が降ると、どこかで悪ガキが仏壇に悪戯して懲らしめられているのかなと思っている。
269C.N.:名無したん:2012/05/10(木) 13:43:29.76 ID:8ltmrC+lO
去年の秋ころの事なのだが。
部屋で本を読んでいたら窓の外が僅かにカタン…カタン…と揺れる音がした。
風かな?とあまりきにせずその日はそのまま寝た。

それからも数日おきくらいになんか窓が揺れる音がしていて、このアパート
建て付け悪いのかな?新築っぽいのになぁとか考えていた。
ただ音が鳴り出して2週間目くらいに気が付いたのだが、音が鳴るのって
厳密に時計見て特定したわけじゃ無いからあれなんだけど、どうも夜の
12時半から1時半頃に多いような気はしていた。
まあ今から思うとこの事を深く考えなかったのが結果的に良かったのだが。

そういう事が1ヶ月くらい続いたある夜のこと。
ちょっとシャンプーが切れていたので夜中にコンビニへ買出しに行って帰ってきた
とき、たしか1時頃だったと思う、最近寒くなったなぁとか考えながらふと2階の
角部屋の自分の部屋を見上げたら、なんか人?シルエットからしたら女っぽいのが
さかさまに屋根からぶら下がって俺の部屋の窓枠を掴んでやがった。

怖さよりもなんかひたすらびっくりした俺はそいつに向かって「なんだお前!」
と結構大きな声をかけたら、そいつチラっとこっちを見てそのままヤモリが
壁を這うみたいに、サササッと後退していった。

俺は「なんぞ今の」と思ってすぐにアパートの反対側に回ったんだが、
結構すぐ周ったのにそいつの姿は無かった。
それで、その後はそいつに出会ってないし窓の音もしなくなったのだが、
後からふと考えると、もし音が鳴った時点で不審に思ってカーテンを開けて
いたら、恐らく俺そいつとモロに対面していたわけだよな。
今考えるとかなり怖い。
一体あいつはなんだったのかと…
270C.N.:名無したん:2012/05/10(木) 13:44:49.55 ID:8ltmrC+lO
投稿します。

専門学校を卒業してすぐに、苫小牧の大型ショッピングモールの飲食店で働いていた時の話です。

その会社は全国のイ○ンに展開している大きな会社で、寮も現地のアパート一室を借りてあってそこに住むか、自分で借りて家賃を半分会社に払ってもらうかでした。
会社の寮の場合は、家賃+光熱費タダという破格だったのと、兄弟と二人暮らし(同じ会社で働いていた)ということで、気を使う事もないと、迷う事なく寮住まいに決めました。

自分が遅番で兄弟が早番、当たり前だけど起きたら誰もいない日があった。
仕事かったるいとか、窓の外見ながら今日めっちゃいい天気やん、とか思いながらシャワー浴びてると、いきなりスーッて音もなく扉が少し開いたのが目の端に映った。
反射的にドアの取っ手掴んで押したけど、明らかに誰か部屋の方からグイグイ押して浴室に入ろうとしてる。
パニックになって、はぁ?!とか、誰よ!とか叫んでもドアの向こうでは誰も反応しない。
30秒程で向こうの抵抗がなくなり、急いでドア開けて部屋見渡したけど誰もいないし、玄関の鍵もかかってるしで、意味わかんない状態でした。
271C.N.:名無したん:2012/05/11(金) 13:21:36.80 ID:/GyZIly3O
それほど怖くないが思い出したので

小学校時代、クラスに苦手な女の子がいた
普段は仲良くやっていたんだけどちょっと口が悪くてこちらのちょっとしたドジを大笑いして馬鹿にするタイプで自分も口下手なので言い返せずに手が出てさらにからかわれて…といった感じ
今になってみれば自分は一人っ子、相手は兄がいる妹だったから性格が悪いわけじゃなくてそういうコミュニケーションの中で育ったからだろうと思えるんだけど当時はむかついて仕方なかった

ある日オカルト好きの幼馴染から「呪いの方法」を聞いた
曰く、嫌いな相手の名前とどういう制裁を与えたいかを赤字で書いてその紙を24時間肌身離さず持つこと
恐ろしく簡単な方法だったが、当時の自分にはお風呂に入ったり寝ている時はどうしたらいいんだろうと真剣に悩んでいたw
確かお風呂には風邪気味だとか理由つけて入らず、パジャマにポケットがなかったので紙きれをパンツに入れてたと思うw

うん、試した次の日学校行ったら効果ばっちりだった
彼女は松葉杖ついて足には大きなギブスつけてたよ
結局制裁の方法だが、本気で彼女を嫌いなわけではなかったこと、幼いながら呪いの反動?が怖くて死とか大きな事は願わず「足を骨折しますように」って願ったんだよね
そして疑われたら嫌だから全然自分と関係ない、彼女が通っているプール教室か体操教室でと指定したらこれまたプール教室の休憩中にふざけて遊んでいた時に折ったとの事
これには怖くなり、結果彼女への恨み?も消えて本当に友達になった
たったそれだけで特にオチもないけど自分が体験した数少ない不思議な話です
272C.N.:名無したん:2012/05/11(金) 13:22:08.56 ID:/GyZIly3O
ここ何日か同じ人に出会う。

駅のホーム、会社の近くのコンビニ、たまに行く居酒屋、駅ナカのコーヒーショップ、家の近くの本屋、月一で行く散髪屋、そして今日は隣県の大手スーパーに服を買いに行ったらいた
流石に青ざめたよ
向こうも気づいたのか少し苦笑いで会釈して消えて行った。
何年か前にも似たような事があり、その人は暫くして同じマンションの住人とわかった。
マンションで飛び降り自殺があり偶然その瞬間を見たんだが、その人だった。
今回も嫌な胸騒ぎがする。
273C.N.:名無したん:2012/05/11(金) 13:23:03.09 ID:/GyZIly3O
初めて書き込むが、なにか不備があれば言ってくれ。

去年の夏、家の近所であった怖い体験。
俺は大通りから二つほど入った道の脇にあるマンションに住んでいる。

ある日の夜23時ごろ、コンビニに行く用事があって家を出た。
家の前の道は薄暗くて決して広くはないが、普段ならその時間でも駅の方角から歩いてくる人があんまり途絶えないような道。
でもなぜだかその時は人が全く歩いていなくて、変に静まり返っていた。車は二台くらいは通り過ぎていたかな。

まあだからと言ってそれがなにということもなく普通にコンビニに向かっていたんだけど、高架下に向かって角を曲がった時に、遠くのほうから「ガラガラッ…ガラガラッ」と変な音が聞こえてきた。
周りが静かだっただけに、その音が妙に辺りに響き渡ってちょっと不気味な感じで。
で音がするほうを見ると、髪が長くて若いかんじの女の人がスーツケースを引いて歩いていた。
100mほど先を俺と同じ方向に歩いていたので背中が見えている状況。
まあ遅い時間ではあったけど、それだけだったら別に変には思わなかった。

で違和感を感じたのは歩き方。
片足をすごく痛そうな感じで引きずって歩いていた。
足を引きずりつつスーツケースを引いているもんだから、「ガラガラッ…ガラガラッ」と断続的な音になっていたみたい。
274C.N.:名無したん:2012/05/11(金) 13:24:06.21 ID:/GyZIly3O
正直気味は悪かったけど。
もし困ってるんならなんか声かけてみようかな…?と思い、ちょっと足を速めて追いつこうとしたんだけど、(この時点でまだかなり距離はある)その瞬間その女の人がクルッと振り向いて、俺のほうに例の「ガラガラッ…ガラガラッ」という音を立てながら向かってきた。
その振り向き方も、明らかに俺に気付いて向かってたっていう感じ。
ぎょっとして一瞬全身に鳥肌がたったんだけど、さらに怖い思いをしたのはその次の瞬間。

女は目は大きく見開き、口を横にカッと開いて思いっきり笑っていた
薄暗い上にまだ80m近く離れているにも関わらず、女の表情がはっきりと見えた。
視覚的に見えたというか、その女のイメージが目前にズームアップされたような感じ。
で耳元で「キェーーーーーーキェーーーーーー!!」と耳鳴りにも似た甲高い笑い声が聞こえてきた。

腰が砕けるかと思った。

そのまま方向を変えて別の道に入り、早歩きでその場を離れた。
怖くて何度も何度も後ろを振り向きながらコンビニに到着。
そこでやっと胸を撫で下ろした。

正直あれがただの頭がおかしい人なのか、霊的なものか分からないけどあんな怖い思いはもうしたくない。それも家のすぐ近所で。
ちなみにコンビニからの帰り道も怖くて仕方なかったけど、人が多い道を選んで歩いたら全く出くわさなかった。
275C.N.:名無したん:2012/05/11(金) 13:26:17.28 ID:/GyZIly3O
日本人の命より中国様 民主党がひた隠すビデオの内容

海保船舶が横付け。海保職員が乗り込む。
その後、中国船舶が突如離船。
取り残された海保職員が中国人船員に飛び蹴りされて中国船舶から海中に突き落とされる。
海に落ちた海保職員を潰すように、中国船舶が進路変更。
海保職員が必死に泳いで逃げるのを執拗に銛で突き殺そうとする中国人船員。
海保船舶が海保職員を救出するため停船し救助に乗り出す。
その後ろから中国漁船が溺れる海保職員に乗り上げ、海保職員が海の中に沈んで見えなくなる。
その後、浮かび上がった海保職員は海保船舶に後部から担ぎ上げられる。
這い上がる海保職員めがけて数秒後に漁船が全速力で海保船舶の後部から衝突し、海保側の船体が大破。
ビデオを見た日本側関係者は異口同音に「これ殺人未遂だよ」と呻くように言ったらしい。

今日、週刊現代を買ったのだけど、元・海保の人の証言で立ち入り検査の際、海保側が簡単に武器を使えないことを予め知っている中国船員は青竜刀を振りかざしたり、
ボルトなどを投げつけてきたり、鉄パイプを仕込んだ竹竿を振り回したりして、海保の人をボコボコにするそうです。

元・軍人の乗組員も多く、戦い方を良く知っている輩とか。
276C.N.:名無したん:2012/05/11(金) 19:08:30.47 ID:/GyZIly3O
身内が死んで数ヵ月くらい、兄弟と電話する度に、

「テレビつけてる?男の人の声がする」
「テレビつけてるよね?以下同文」
「テレビつけてるんでしょ!?以下同文」

と散々やられた。
事後処理が色々あって、電話の回数も時間も増えてたけど、連絡事項とか大事な話が主だったから、テレビもラジオもつけないようにしてた。
メモとりながらの会話が多かったし。

うちの兄弟は心霊体験ぽいのを極端に怖がるので、最初の内は「つけてるよ〜」と答えていたが、段々怖くなって「ついとらん!!変な事言うな!!」って怒った。
お互い怖くなって「混線に違いない」って言い合ったんだけど、その後も何回か言われた。
回を増すごとに口調が必死になっていくというか「つけてるよね!?つけてるんでしょ!?」みたいになってきて、怖かった。
こっちは混線音聞こえなかったし、からかわれただけなんかもしれんが。
時期が時期だけにちょっと色々と想像してしまった・・・orz
最近は言われてない
277C.N.:名無したん:2012/05/11(金) 19:12:54.73 ID:/GyZIly3O
フリーターだった頃の話。
バイト先の仲間で集まって閉店後心霊ツアーに行こうとAさんが言い出しました。
夜1時頃閉店の店ですからあまり乗り気ではありませんでしたが、Aさんはバイト先のリーダーでしたから結局私を含めて4人集まる事になりました。
バイトが終わって私とAさん・BさんとCさんと言う組合せで火事で焼けた旅館に行く事になりました。
Aさんはこう言うのが好きだけど見た事が無い人で、「見えたら教えてくれよ」と言い、子供みたいにはしゃいでました。
お目当ての場所に到着しましたが、そこは有名な心霊スポットですから人が沢山いて、怖いとは微塵も感じませんでした。
三十分ほどぶらぶらしましたが「全然怖くないな、帰ろう」と言う事になって帰る事になりました。
私はAさんの車に乗ろうとしましたが、何故か嫌な感じがしたので「Bさんに用がある」と言ってBさんの車に乗せてもらう事にしました。
Bさんと私はそんなに共通の話題がある訳でもなく、Cさんも寝てしまったので特に会話の無いままに店に到着しました。
解散する時にAさんに挨拶に行った時、違和感の理由がわかりました。
Aさんは色の黒い方なんですが、ミラーやウインドウガラスに映ったハンドルを握る手は白い女の人の手だったんですよ。
自転車組の私とCさんが自転車置き場に向かう時、Cさんがこう言いました。

「君がBさんの車に乗るって言ったから、Aさんの方に乗るの嫌だったから寝たふりしたよ。なぁ、君もわかってたんだろう。」
278C.N.:名無したん:2012/05/11(金) 19:14:16.64 ID:/GyZIly3O
親会社を首になったおっさんがお情けで俺の会社に入社した。
全くやる気がなく、仕事もしないしやっても遅い、どうしようもないおっさんだった。
会社からは一人増えたからと言う理由でノルマを増やされた。
他の社員に迷惑がかかるから、サボってるおっさんを見たらキツく叱ってた。
おっさんは言い訳し、愚痴を言って逃げていた。
ある日おっさんが会社に来なくなった。
会社に理由を聞いても家庭の事情としか教えてくれなかった。
最近飲み会があって、酔った上司にこんな話を聞いた。

「前に辞めたおっさん、お前の事呪ってたみたいでな、呪いの道具とか買ってたみたいやで。
おまえに全然呪いがきかへんからだんだんエスカレートして、変な時間に道の真ん中で猫殺したらしいわ。
それをたまたま通りかかった人に通報されたんやって。」
279C.N.:名無したん:2012/05/11(金) 19:17:24.31 ID:/GyZIly3O

昔、温泉旅行に行った帰り道。
関越道の六日市ICで雪だか凍結だかで規制がかかり、高速を降ろされてしまった。

時間は浅い深夜帯、通行量もかなり少なかった。
同乗者は眠ってしまった彼女だけ。
見知らぬ山道の走行を余儀なくされてしまった俺は、ほんのりびびりながら運転していた。
そのうち大き目の道を反れてしまい、舗装道→砂利道→わだち風と景色もどんどんあやしくなってしまった。
早いうちに引き返せばよかったのに奇妙な焦燥感がそれを許さなかった。(方向的にはあってると思ったし)

道幅もどんどん狭くなり、これはもう前進が無理かな…
と、思った時、前方にぼんやり看板らしきものが見えた。
書かれている文字を読もうと、なにげなくハイビームで照らす。
と、そこに

「この道、出ます」

赤い缶スプレーで殴り書いた様な文字。
結果的になにも見たりしなかったんだが、ものすっごい焦ってバックで2km程後退してしまった。
途中、異変に目覚めた彼女がバック走行してる事に軽く悲鳴をあげそれが俺のパニックを増幅…生きた心地がしなかった。
オカルティックじゃなくてスマン。
280C.N.:名無したん:2012/05/12(土) 09:16:09.42 ID:HsmfHxJoO
男の子「ねーねーお父さん。赤ちゃんはどこからくるの?」
父「赤ちゃんはね。コウノトリさんが運んでくるんだよ」
男の子「流通経路の話じゃなくて生産元の話だよ。あなたは魚の居場所を聞かれて船と答えるのか」
父「ちょっと待って」
281C.N.:名無したん:2012/05/12(土) 09:16:54.01 ID:HsmfHxJoO
リア充「俺最近アニオタだわwww ジブリとか見てるしwww」
関口宏「アニオタ」 リア充「え?」
関口宏「それでは今季放送している深夜アニメ、6つお答えください! 走って!!」
リア充「えっ、あっ、はっ!?」 \ブッブー/
観客『クスクス…』
282C.N.:名無したん:2012/05/12(土) 09:17:25.92 ID:HsmfHxJoO
おれ「エロゲしてるおっさんってどうよ」
女の子「wwwえwwwキモイでしょwww」
おれ「エロゲしてるイケメンてどうよ」
女の子「え、あー‥‥‥ちょっと許しちゃうかな」

た だ で 死 ね る と 思 う な イ ケ メ ン
283C.N.:名無したん:2012/05/12(土) 09:18:15.19 ID:HsmfHxJoO
安ホテルに泊まった時のこと
隣の部屋で男女がやってる声が聞こえた
思わず股間を押さえながら我慢できず自分も抜こうと有料テレビを見たら同じものだった
284C.N.:名無したん:2012/05/12(土) 09:20:57.50 ID:HsmfHxJoO
ついさっき聞いた、発車のアナウンス

駅員(・∀・)<小田原行き急行、扉が発車しまーす


( ´゚д゚)トビラダケ…
285C.N.:名無したん:2012/05/12(土) 20:20:45.39 ID:HsmfHxJoO
お前らなんかワンミニッツあればイナフだー!
286C.N.:名無したん:2012/05/13(日) 09:20:12.56 ID:6JdrpyWmO
小学生の頃、家の近くの小さな山で遊んでいた時のこと。
ヤブの向こうに小さなテレビが捨ててあって、
どういう訳か、砂嵐がザーッと画面に映っていた。

は?と思ってテレビの後ろを見ても当然コンセントなど繋がっていない。
というより、引きちぎられたようにコード類は皆ズタズタだった。
まだ砂嵐の音はしていた。

訳が分からないまま、もう一度テレビの画面を覗くと、
その瞬間を見計らったかのように、ブツン、と音がしてテレビは切れた。

それから、怖くてその山には入っていない。
287C.N.:名無したん:2012/05/13(日) 09:21:15.54 ID:6JdrpyWmO
かなり前に友人の家から帰っていたとき、明け方山道を車で走ってたらエンストした。
太陽は少しだけ出ていたがまだ普通に暗くて、当然ながら辺りには誰も居ない。

予備のハンドライトを何本もつけてビクビクしながら車と格闘していてふと横を見ると、
草むらに女の子の胴体が落ちてる……と心臓が止まりそうになったが違った。
草むらから女の子が「生えてた」。

ぱっと見普通の人間の女の子のようだったけど、よく見ると隻眼で、
足は明らかに根っこみたいなのと同化してたし、古そうな服はボロボロ、
誰がどう見ても人間ではなかった。しばらく呆然と見つめ合っていたが、突然何を思ったか、
自分は当時好きでこっそり練習もしていたマイケルジャクソンのビリー・ジーンのダンスを踊ってやった。
しかも歌つきでポゥ!とか叫びながら、つま先立ちが特徴的なあのダンスを。
あの時は恥ずかしながら恐怖で思考がぶっ飛んでたとしか考えられない。

ゼーゼー言いながら踊り終わった後、何ともいえない空気が流れた。
1分ほどの沈黙を破ったのは、その彼女(?)の「拍手」だった。
無表情なのはそのままだったが、手のひらをゆっくりパーチ、パーチというような感じで叩き始めた。
おお……と思っていたら急にエンジンが掛かった。

慌てて車に乗り、発進する最後の時まで手を叩く動作はずっと続いていた。
正気に返って車の中で妙に怖くなり、開けた道に出るまで気が気じゃなかった。
今では友人の家に行けるもっと便利な道が出来たので、もうあの道を使うことは無いが、
あれは一応満足してもらったという事で良かったのだろうか……。

ありがとうマイケル。
288C.N.:名無したん:2012/05/13(日) 09:21:54.24 ID:6JdrpyWmO
ちょっと思い出したのでひとつ。

今から20年ほど前、夜中山道をドライブしていた。
小海からぶどう峠を超え、しばらく進むと、道路の真ん中に人が見えた。
車のスピードを落とし近づくと、その人は
「おーい、おーい」というような感じで両手を振っていた。
俺はなんか事故でもあったのか?と思い、車を徐行させると、
その人はダッシュで逃げて、橋を渡って横道に入ってしまった。
そのまま徐行して近づくと、横道の奥の方で人が見えた。
再び両手を大きく振っている。
その道に入ろうとすると、再びダッシュで逃げる。
なので、その道に入るのを止めた。

もし、事件や事故ならば車に近寄って、俺に助けを求めるはずだが、
なんであいつは逃げるのか? と思ったが、
場所をよく考えたら、もしかしてと思い、俺の方が逃げ出した。
もし、両手を振る人の方に進んでいったら、どこまで行ったんだろうか。
289C.N.:名無したん:2012/05/13(日) 09:23:53.85 ID:6JdrpyWmO
友人の話。

大学生の折、サークル仲間と渓流でキャンプをしたのだという。
季節は夏で丁度良い感じの砂地もあったので、西瓜割りをしようという流れになった。
ジャンケンで負けた後輩に目隠しをさせ、その場で三度身体を回してから挑んでもらう。
見当違いの方に向かうのを皆で笑いながら見守った。
「おいおい、そっちに行くと川に嵌るぞ」
誰かがした忠告も空しく、目の見えない後輩は川面に向かって足を踏み出した。

そのまま、つつっと何歩か水の上を歩いて渡る。

皆が呆気にとられていると、水の上に立っている後輩は大声を出した。
「あれっ何か足元の感触がおかしいんだけど!?」

次の瞬間、後輩は水飛沫を上げて水中に没した。
幸い浅瀬だったので服を濡らす程度で済んだという。

「お前、水の上を歩いていたぞ」
そう言われた後輩は目をパチクリとさせていたらしい。
その後、散々「もう一回!」と川に向かって歩かされたが、彼が水の上を歩くことは
二度と無かったそうだ。
290本当にあった怖い名無し:2012/05/13(日) 12:55:43.17 ID:6JdrpyWmO
ついでにひとつ

学生の頃の話
院長の脱税だかで閉まってそのまま放置となっていた廃病院がある
最近周りにロープが張られたのでとうとう解体が決まったらしいと
慌てて肝試しに行くことにした
男三人と女二人。女のうち一人は自称霊感少女
夏場の午前3時スタート。周りはまだ暗いが帰りは夜が明ける頃にした
ドキドキしながら3階建ての建物内を歩いたが特にこれと言ったことはなく
少々拍子抜けだった時、友人の携帯が鳴った
パッパッパラッパ、ウゥッ!(なんかのジャズ?)
アホみたいに陽気なメール音の、ウッ!の時に合わせるように大きな音がした
正体は置いておかれていた一斗管がぐしゃっと凹んだ音
流石にビビったが霊感少女が震えながら言いだした
「ここにいる霊はアメリカ人で不慮の病気でここで死んだ人なの。
 国で好きだった音楽が流れてとても喜んでいる。
 楽しそうで参加したいみたい。だからもっと楽しませればきっと成仏してくれるよ」

291本当にあった怖い名無し:2012/05/13(日) 12:58:41.22 ID:6JdrpyWmO
いつもなら笑い飛ばすのだが確かに缶が凹んだのを見たから皆信じ切ってしまった
そうだ成仏させてやろう、楽しませれば呪われないよ!
と妙なテンションでパッパッパラッパ!ウッ!を大合唱
そのウッ!の度に一斗缶ほどじゃないけど何かしら参加してくれてなんだか盛り上がった
十数回くらい繰り返したところで幽霊の参加が途絶えた

「幽霊さんがありがとうって言ってる…」と霊感少女が涙ながらに言って
皆でしんみりとしてしまった
「たまにはこんな人助けも良いなってもう人じゃないか」
軽口を叩きながら出口に向かった時、低いおっさんの声がした

「うるせえ」

皆で悲鳴を上げて一斉に逃げ出した
外に出てみると4時半。夜が明けて明るかった
建物内を歩いていた時にはまだ懐中電灯を使っていたのに
片側は窓ガラスで外の明かりに気付かないわけない
更に怖くなって皆無言で帰った
声はそれ以上追いかけてくることも誰かが呪われることもなかったが
今になればちょっと理不尽だ
最初にやりだしたのはお前だろう
それ以後霊感少女の言う事は信用しないことにした
292本当にあった怖い名無し:2012/05/13(日) 13:09:58.22 ID:6JdrpyWmO
近所のクライミングジムに昔幽霊がよくでた
自分もその幽霊を何度か見たことがある
まず登る前にチラッと壁の上を見たら変な男が顔を出してたこと
二度目は高い壁をロープを使って登って、上についたとき目の前に女の顔がいて目があったとき、これはビビった
でも、何年か前にジムでお祓いやって幽霊はいなくなった
293本当にあった怖い名無し:2012/05/13(日) 13:12:09.86 ID:6JdrpyWmO
3年前の秋にちょっとビビった実体験

当時広島に長期出張に行ってた俺は、休日には色々観光して回ってた。
特に宮島の自然と厳島神社に感動した俺は、是非思い出を記録に残したいと思ってデジカメを購入。
まあさほど高い物じゃなかったけど、カメラなんて携帯のぐらいしか使った事無い俺は凄いテンションあがった。

早速マンスリーマンションに帰って充電を終えた俺は、試し撮りをしようと日の沈んだ街に繰り出した。
ちょうど近所の神社で祭りをやってたのを撮って回ったり、意味もなくその辺の子猫を取って回ったり、新しいおもちゃを手に入れた子供になった気分だったよ。
んで、帰り道にある平和記念公園(原爆ドームがあるとこな)をぐるっと撮って回って帰ろうと思ってカメラを構えて電源入れたその瞬間。

何もないはずの空間にカメラの顔認識ポインタが5つ(最大数)一斉に反応した。
驚いて肉眼で見てみたが何もなし。
再度カメラを向けてみても何も反応はなかった。
何か怖くなって近くの居酒屋に駆け込んだよ。

単にセンサーの誤動作だとは思いたいんだが、それから他にこんな事は一度も起こってない。

つまらん話ですまそ。
でもマジでビビったんだ。
294本当にあった怖い名無し:2012/05/13(日) 13:14:10.81 ID:6JdrpyWmO
6年ぐらい前の話。俺が高校2年のときの話。
有名な心霊スポットがあるとネットで知って、冷やかすために写真を撮りに行ったのよ。
墓のそばに井戸があってそれを撮ると何かが写るという話があってね。
で、結局、撮ったんだけど、何もうつらなくて最初は「なーんだ」と思ってた。

でも問題はここから。
もう必要がないと判断して、その写真を削除しようとしたんだけど、これが消えない。
何度消してもまた復活してしまう。しかも待受けになってしまうw
「そんな馬鹿なw」と思うかもしれないけど本当に消えない。
何かもう怖いというのを通り越して笑っちゃった。

で、霊を小馬鹿にしてた俺もさすがにちょっと怖くなって、
夜にもう1回、その井戸まで行って謝ることにした。
謝ればどうにかなるって本能的に思った。
それで、謝ったら墓場の長い木簡みたいな奴がカタカタといって、
いつの間にか写真が携帯から綺麗になくなっていた。

俺の頭がおかしいと言われればそれまでだが、こういうことって本当にあるんだね。
この件以来、僕は霊ってのを信じるようになったよ。
なにしろデジタル系の写真でそうなっちゃうんだからね。

295C.N.:名無したん:2012/05/13(日) 16:07:50.47 ID:6JdrpyWmO
お前らなんかワンミニッツあればイナフだー!
296C.N.:名無したん:2012/05/13(日) 18:28:16.65 ID:6JdrpyWmO
小学生高学年の時、ポケモソとかデジモソとか
  とりあえずモンスターもののゲームや漫画が好きで
  そのなかでも狼や犬がモチーフのキャラが好きだった

  普段から一人称俺、関西ド田舎なのに標準語男言葉だった私。
  それらの獣キャラに憧れを抱くあまり、自分も獣になろうと決意。
  「人間?しゃらくせえ…俺は残忍で獰猛な獣…ビーストだぜ」
  「群れるのは好きじゃねぇ。一匹狼だからな。ローンウルフと呼んでくれよ」(呼んでもらった事は一度もない)
  力持ちアピールしたり、給食は半手掴みでガツ食い
  休み時間や放課後は「ガルルゥッ」「ウォー!!」吠える、叫ぶ。
  獣の獰猛な目を意識して、いつも周囲を睨みつける。
  獣の骨格を真似て、つま先で立ち、軽く膝を曲げ、猫背。
  ワイルドかつクールなオレサマハイパーカコイイ!って素で思ってた。
  そのころは今以上にピザで運動もダメだった私。
  体育の授業で「〇〇さんて獣の割に足遅いよね」
  「獣だったらもっと跳べるでしょ?」とバカにされ
  (当時はバカにされているなんて思ってなかった)
  「俺が本当の力を発揮するのは月夜、それも満月の、な。」
  (流し目、片方の口角を上げてクールに)
  「昼間や月のない夜は力が出せねぇよ…」
  (口半開き、遠い悲しい目をしながら)
  「今日は満月だぜ。今から楽しみでならねぇよ…ははっ。
  今宵、俺の中の野生が目を覚ます。…覚醒するのさ」(不敵な微笑みを浮かべながら)
297C.N.:名無したん:2012/05/13(日) 18:29:46.92 ID:6JdrpyWmO
小学校の頃、こっくりさんが流行った頃に私も参加したことがあるのだが

  女子1「○○君には好きな人がいますか?」

  み・そ・ら・あ・め・ん

  女子2「××君は私のことをどう思ってますか?」

  ぱ・い・な・つ・ぷ・る

  女子3「私は△△君の彼女になれますか?」

  よ・が・ふ・れ・い・む

  どういうわけか私が参加するとこっくりさんがバグるので
  その後はまったく入れてもらえなかった
298C.N.:名無したん:2012/05/13(日) 18:30:35.41 ID:6JdrpyWmO
幼き日の恥ずかしい過ち系が連続してるので、私からも黒歴史をひとつ…

  小さい頃から、自分がアラブの商人(男)の生まれ変わりで、
  前世で王族の姫君と駈け落ちして処刑されたという妄想にとりつかれていた。
  小2のころに深刻な顔で友人達にカムアウト。
  「私は、真珠姫を探しにゆかなければ…」
  「感じる…姫もこの時代に転生なさったのだ…私のすぐ近くに…」
  「今生では女に生まれてしまったが、姫は気づいて下さるだろうか…」
  こんなことを常に1人で呟いていた。
  ちなみに姫様は絶世の美女設定。その名も『砂漠の中の一粒の真珠』姫。
  生まれ変わったときにアラブ語を忘れたので、姫の名前は日本語の意訳という設定。
  授業中の独り言は増え、友達は減り、何度か担任から職員室に呼ばれた。
  暇さえあれば遠くを見つめ、「ハッ!?今の感じ…まさか…姫が近くに!?」
  こんなことを小5で転校するまで続けてた。
  新しい学校では普通の子だったので、また友達は増えた。
  前の学校の友達からは手紙も来なかった。
299C.N.:名無したん:2012/05/13(日) 18:31:36.77 ID:6JdrpyWmO
中学の同級生がラルクファンだった。
  彼女曰く、週末はラルクの事務所で簡単なバイトをさせてもらっていたらしい。
  中学生なのでお金はもらえないが、仕事を手伝ったりして事務所の人に「偉いね〜」と
  かわいがられていたらしい。
  ハイドやその他メンバーと食事に行ったり、バーに連れてってもらったりしていたらしい。
  ある時、一般人には極秘で、ディープなファンや関係者の間で「ラルクボックス」が配られたらしい。
  メンバーの直筆サインやレアなアイテムや未発表曲のCDが詰まったボックスで、特殊合金で出来ていて
  外側にダイヤモンドがちりばめられた「本物の宝箱みたいなボックス」らしい。
  それは持ち主の指紋キーでないと開かないようになっていて、もし違う人が触ると、箱からレーザービーム
  が出てきて大やけどするようになっているらしい。
  「だからみんなには見せられないんだ、悪いけど」と神妙な顔で締めくくっていた。
300C.N.:名無したん:2012/05/13(日) 18:32:19.88 ID:6JdrpyWmO
小学校の時に、イケメンで、女子からも男子からも人気のあった男子が居た。
  そいつは中学生の頃には、尾崎豊の熱狂的信者になっていて
  (自分らが中学生だったのは尾崎豊が亡くなってからだいぶ後の時代)
  見事な中二病患者となった。
  尾崎を意識した髪形、毎日尾崎の詩をノートや黒板に書き綴り、授業中はウォークマンで尾崎。
  「尾崎の良さを分かるのはこの俺しか居ない」発言。
  クールな俺カコイイ!キャラになり、常に厭世的で周りを見下した態度。
  口数も少なくなった。
  彼は女子からはキモがられ男子からも敬遠されるようになっていた。

  小学校時代はイケメングループに所属して彼は、いつのまにか
  キモヲタグループにしか入れてもらえなくなっていた。
  彼は「こんな奴らとも友達になれる俺カコイイ」って態度だった。
  そんな彼に、同じく中二病の彼女が出来た。
  毎日学校でイチャイチャ、「不純異性交遊カコイイ!」という態度。
  学祭のライブに一人で出演した時は、全校生徒の前で
  「愛しい彼女の為に歌います」と、芝居がかった口調で高らかに宣言しI LOVE YOUを熱唱。
  全校生徒がドン引きの中、彼女だけはうっとり聴き惚れていた。
301C.N.:名無したん:2012/05/13(日) 19:17:38.47 ID:6JdrpyWmO
  兄が、尾崎豊急逝ニュースを聞いた時、本気で後追い自殺しようとしてた事。

  先日実家に帰って母と倉庫の整理をしていたら、兄の書いた遺書が出てきた。
  (母が大事に取っておいていたらしい)汚い字で、

 「俺は生きる希望を失ってしまった。
  この荒廃した世の中で、俺は埃にまみれて立ち尽くすばかりだ。
  彷徨い路頭に迷った俺の前に現れた一筋の美しい光、それが尾崎だった。
  生きることに傷つき絶望していた俺を救ったのがその光だ。
  尾崎のいないこの世の中で、どうやって生きていけというのだろう。
  (以下省略、尾崎の歌詞らしき文もあった)
  父さん、母さん、先立つ不幸をお許しください。○○」

  読んでいるこっちの方が、呼吸困難で死にそうになるくらい笑い転げた。

  あまりにも面白かったので兄にFaxしてやったら、
  電話の向こうで「うわあああああ亜wせdrftぎゅhじこお;」と叫んでいた。
302C.N.:名無したん:2012/05/13(日) 19:19:06.80 ID:6JdrpyWmO

  丁度中2の時、隣にいた男子(勉強できる)がノートに一生懸命なんか書いてた。
  「何書きよん?」と聞くと、その男子は「今度発表する論文の締め切りが間に合わないんだ」と
  焦って頭を掻き毟って(金田一みたいに)いた。普通に感激した私は見せてもらうことになった。
  『シュレーディンガーの猫による相対的理論変動』と題されたその論文を斜め読みすると
  びっしりと書かれている字、カタカナがいっぱいで知らない単語だらけ。
  しかし、斜め読みとはいえ何となく違和感があった文があった。
  それは『もしシュレーディンガーの猫が猫であったならばその時、膨大な可能性により
  確率的フレッドペリエル粒子の行き場がなくなり、…』という文。
  猫が猫であったならって何だ?と思ったがそこは自分の無知だろうと思った。
  晩御飯の時、そのことを兄に話すと兄大爆笑。
  ちなみに数週間後、彼は制服に金色のバッジ(?のようなものをつけ私に
  「この間の理論が認められて、これをもらった」と言ってきた。
  その金色のバッジをよくみると、「YEBISU」と書いてあった。
  ジロジロとみる私に彼は「発表したのはイエロービスク会という場で
  世界中の理論者が集まるんだ。この字はイエロービスクの略字で
  優秀な理論を発表した者だけがもらえるものなんだ」と得意気にいった。

  その日の晩、父が飲んでいたビールの王冠がイエロービスクのバッジそっくりだった。
303C.N.:名無したん:2012/05/13(日) 19:30:26.73 ID:6JdrpyWmO
  本当は自分でも意味不明な用語
  (英語っぽいのとか、カタカナとかいろいろ)を
  いろいろ混ぜて、秘密の機関への報告書風な、意味深そうな文章を作る
  ↓
  放課後、考え込むフリをしながらそれをノートにひたすら書く
  小声で「…むぅ。」とか言う
  ↓
  ちなみにノートの表紙にはタイトルがはっきりと表記
  「SCB-get200の秘密」(←もちろん意味のない文字の羅列)
  ↓
  友人が「なにそれー」と聞いてくると、
  「あー、何でもないよ。何でもない」と
  気を引くための過剰のリアクション。
  ↓
  しばらくしてから、そのノートを、机の上に斜めにしておいてから放置。

  ああああああああぁぁぁぁぁぁぁあああああああぁぁぁ
304C.N.:名無したん:2012/05/13(日) 19:31:02.74 ID:6JdrpyWmO
 中学時代、スポーツが苦手で一部の人間にかなり虐められていた。
  さっぱりしたイジメだからまだ良かったが、精神的なイジメやカツアゲを伴う
  ものだったら多分耐えられなかっただろう。

  学校のイベントの時に、クラスのイベント委員長にされてしまった。で、他の委員や
  クラスメイトから投票を取った結果、うちのクラスではお化け屋敷をやる事になった。
  で、以下はほぼ全部俺が普段出さないジャイアニズムを発揮して作った様子。
305C.N.:名無したん:2012/05/13(日) 19:31:52.40 ID:6JdrpyWmO
  ・窓をダンボールで完全に塞ぎ、その上から大きな黒布で覆い完全な闇を作る。
   出入り口は二重構造で光が漏れにくい。
  ・天井からクラスメイト人数分の首吊り縄を下げる。名札付き。
  ・通路脇にずらっと服をしっかり着せ人間そっくりにしたマネキンを配置。全部親に借りた。顔には100均のマスク。
  ・クラスメイトのスタッフを常時5人配置(交代制)。
   マスクをしたまま無言で微動だにせず、首だけ動かし客をずっと見据える役。
  ・部屋の隅にばらばらにしたマネキンの山。上から白いシートを被せる。はみ出た手足。
  ・香を焚く。ところどころ蝋燭の明かりと、赤や青のライト。一日持たなかったがドライアイスも配置。
  ・クラス全員に持ってこさせた時計をランダムで配置。
  ・貞子風の格好をさせた男子をゆっくり床を這い回らせる。独特の動きは俺が教えた。
  ・黒髪のカツラを部屋の隙間、隅からはみ出させる。
  ・黒板中にびっしり"目"の落書き。
  ・天井に白布を着たマネキン女をぴったり貼り付け。髪の毛の長さは2m超。
  ・子供サイズの着物に手足のない子供分のボリュームを詰めて、黒髪カツラをつけた物の下に
   RCカーを付ける。無音でいきなりしゅるしゅる動いて客を追い回す。
  ・オカ板で拾った絵をクレヨンででっかく描いて壁に貼る。
  ・BGMは小音量でカールマイヤーw ネットでDLした赤ん坊の泣き声。

  始まって3時間くらいで、スタッフの一人が何故か引き付けを起こして保健室行き。
  本気で気味悪がる客多数。見に来た校長が泡喰って担任を呼びつけ。
  うまれて初めて受けた謹慎処分が終わって学校に行くと、俺を虐める奴はひとりもいなくなった。
  同時に、友達も誰一人いなくなった。
306C.N.:名無したん:2012/05/14(月) 13:26:59.28 ID:dSKNmicVO
零感の私ですが、2回ほど奇妙な体験をしました。
零感のため、恐怖体験がしたくてしたくてしょうがない日々での話です。
1度目の体験は、霊を見れたことが嬉しくて嬉しくて、
、霊の後姿を、ばれないように、そっとじっと眺めたものです。
翌日知人関係すべてに霊をみたことを報告しました。
1度目の話はちょっと笑える霊体験だったので、ここには記載しません。
2度目のはなしをば。少し長文になります。お付き合いください。

今から4年ほど前の話です。
当時は一人暮らしをしており、その日は翌日の仕事に備え、23時頃就寝しました。
いつもはぐっすり朝まで眠れるのですが、
その日は夜中にふと目が覚めました。
さっさと2度寝しようと思い、目をつぶっていたのですが、
全然眠りにつけません。
どうしようかなあ。ひまだなあ。と思っていると。突然の耳鳴り。
耳鳴りはしばし起こり慣れており、うっさいな。
とおもって横になっていると、耳鳴りは引いてきました。
そして耳鳴りは引いたのですが、
なんというか、意識が薄い膜に包まれている様な感覚に襲われました。

307C.N.:名無したん:2012/05/14(月) 13:28:24.77 ID:dSKNmicVO
「こんばんわ」声がします。声変わり前だけどはっきりとしている、中学生といった感じの声です。
もう一度「こんばんわ」といわれたので、「こんばんわ」と返しました。
すると「僕たちと話がしたかったんでしょ?」と返ってきます。
「えと、霊なのもしや?」と尋ねると
「うん。そうだよ。気分はどう?怖い?」と聞かれました。
「いや、全然怖くないね。爽やかだね。」と答えると
「ありがとう。そういってもらえると嬉しいよ」と返ってきました。
「それにしても達って?きみだけじゃないの?」と聞いてみると
「そうそう。天井に意識を集中してみて?」といわれたので、天井に意識を移してみると、
10人は下らないであろう、人たちの声が聞こえます。そしてみんな明るい声で、どんちゃん騒ぎをしています。
「いっぱいいるでしょ?」また中学生?に言われました。
「いっぱいいるね。それにしてもみんな楽しそうだね。」と感想を述べると、
「うん。大体はいい人だよ。」と爽やかに言います。そして付け足します。
「でもね、この中にもめちゃくちゃ悪いやつがいるから、信用しちゃだめだよ。」
私「そ、そうなんだ…気をつけるね…」と答えると、
中「うん。そうして。じゃあね。」
私「あ、もういくんだ。」
中「うん。また僕達と話がしたかったら、その頭の感覚忘れないでね。」
私「ああ、これか。変な感じだね。わかったよ。」
中「ばいばい。」

これで話は終わり。

頭の感覚とは、よく巷でいわれるラジオのチャンネルが合っている状態なのかなと、思いました。
そして、その翌日にはその感覚は忘れてしまい、2度と声は聞けていません。

それにしてもいい奴でした。守護霊なのかもしれません。

でも、「でもね、この中にもめちゃくちゃ悪いやつがいるから、信用しちゃだめだよ。」の言葉が耳から離れませんでした。
308C.N.:名無したん:2012/05/14(月) 13:28:53.96 ID:dSKNmicVO
夢で起こったことを一つ

サイコロを振って出た目に書かれてある物が手に入るという夢で
そのサイコロの6つの目の内5つはいずれも大金や地位、名誉が得られると書かれている
ただ一つだけ「死」という絶望的な目があるが
それを除いては願ってもないビッグチャンスな代物である
サイコロは最高3回まで振ることができるが1回で止めてもいい 
嫌な予感はなんとなくしたんだが試しに1回だけ振ってみた
夢の中での予感や想像はほぼ確実に起こる事で自ら引き起こしたと言っても過言ではないと思う
そう、あろうことか「死」を引いてしまったのである
一気に血の気が引き冷や汗が吹き出し呼吸が荒くなる
周りは「仕方ない。」「仕方ない。」と他人事のようにささやきどいつも薄気味悪い笑みを浮かべてたのを覚えてる
そしてすぐさま俺をどうやって殺すかの談議が始まりSAWで見るような固定椅子?のような物やでっかいノコギリ等も持ち出してきたので
本格的に身の危険を感じ椅子に無理やり座らせられた所で
強制的に夢から覚めるというルール無視の卑怯な方法でなんとかその場から脱出した

この夢のおかげでその日からギャンブルは一切やらなくなった
309C.N.:名無したん:2012/05/14(月) 13:42:49.00 ID:dSKNmicVO
死ぬほど怖いかどうかは分からないけど、個人的には怖かったから書き込んでみる。
読みづらかったらごめん。

眠ろうと電気を消してベットに入ったら部屋の片隅(ベットが置いてある場所から反対側の壁側)に気配を感じるも、
眠かったためそのまま睡眠。
それから妙な気配を感じて目を覚ますと、
影っぽいぼんやりとした何かがベット脇に立って上体を近づけてきてるのが目に入った。
そこで怖い以前になんかやばいと思って、慌てて上半身を起こして片手で体を支えながら、
空いた片手で押し返そうとしたんだけど、そのまま腕を掴まれて押し倒されそうに。
んで、偶々視界の端にお守りが映ったから、影っぽいのの腕を振り払ってそれを掴んで押し付けようとしたのよ。
そしたら露骨に怯んだので、お守り握りしめて全力でぶん殴ったところで目が覚めた。

夢落ちで申し訳ない。
ただ目を覚ましたら、腕の付け根が変な体勢だったり、体の下地になってた訳でもないのに
痛くて気味が悪かったから書き込んでみた。

ちなみに今日の夜一時ごろのことです。
310C.N.:名無したん:2012/05/14(月) 13:43:54.19 ID:dSKNmicVO
小学生の頃の話です。
学校が終わり、近くの公園まで遊びに行きました。
当時は誰かいたら一緒になって遊んでいたのですが、その時は公園に私しかいませんでした。
小さな公園でして、鉄棒と二人ずつに分かれ向かい合う形で座って漕ぐブランコくらいしかありません。
私は誰かこないかなと思いつつそのブランコを漕ぎました。
いくら待っても誰も来ないのでもう帰ろうとした時に女の子の声で「もう帰るの?」とはっきりと聞こえました。
怖いと言うよりもびっくりしてブランコから降りて家まで走って帰りました。
しかし、後日は友達とそのブランコに乗って遊んでいたので当時の私は結構タフでしたねw
中学生までは幽霊らしきものはふいに見えることはありましたが、怖さよりも驚きの方が勝っていたと思います。
311バウリンガル:2012/05/15(火) 13:12:16.51 ID:kbHj3fsmO
昨日iphoneのバウリンガルというアプリをダウンロードして遊んでたんだ。
自分はダックスフンドを飼っていて比較的おとなしい感じ。
昨日の夜8時ぐらい。飯を食べ終わって一息つこうとしたら犬が玄関に吼えていた。
興味本位でバウリンガルで遊んでみたら。
「お前誰だよ」
って出た。
自分一人暮らしだし誰も招いた覚えはない。
怖すぎて全然寝れてない。
312C.N.:名無したん:2012/05/15(火) 13:15:23.00 ID:kbHj3fsmO
少し前に体験したことを書くよ。
今回は長い話じゃないし、人はあまり怖くないだろうけど自分は怖かった。
震災前だから1年以上前になるけど、とあるコンビニで立ち読みしていた。
時間は夜の11時半といったあたりで、店内に客は自分ともう一人、あと男の若い店員。
早く帰って寝なきゃと思いながら、かれこれ30分ばかり立ち読みしてたんだけど、
突然目の前でガラスになにかがぶつかる「ゴゴン」という感じの重い音がして、
驚いて本から顔をあげて書籍コーナーに近いガラス面の音のした方を見ると、
自分から1m少しくらい離れてたと思うけど、コンビニのガラスに外からはりついた顔が見えた。
高さは自分の顔の位置よりちょっと下くらいで、書架のやや上のあたり。
313C.N.:名無したん:2012/05/15(火) 13:16:19.17 ID:kbHj3fsmO
自分はそれを見て「おわっ」という感じでのけぞったら、
その顔はちょうどガラスにぶつけたスライムをべこべことはがすような感じで少しずつ消えた。
今、そのときのことをなんとか思い出してるところなんだけど、
顔はたぶん男でしわがないから若いのだと思う。髪はどうだったかよく覚えていない。
不思議なのは、体はいっさい見えなくて顔だけなこと。さらに、ふつうはぶつけるなら
おでことか顔の一部になると思うけど、顔の前面全体がガラスにくっついてゆがんでいたこと。
顔の表情は、目を見開き口をOの字に開いて驚いているように見えた。
そして消えるまで2秒くらいはあったと思うけど、開けていた口が動いて何かを話そうとしたようだった。
それから変なのは、あれだけ大きな音がしたのに他の客も店員もこっちを見ることもなく
なんでもない様子だったこと。
314C.N.:名無したん:2012/05/15(火) 13:17:08.15 ID:kbHj3fsmO
自分は外でだれかがイタズラでオモチャを投げたりしたのかと思って、外に出てみたけど
下には何も落ちていないし、顔があったあたりのガラス面も他の所と変わりない。
イタズラにしても、コンビニの店内からは照明が写って外はよく見えないんだけども、
誰かが投げた物を拾いにくるのは絶対わかったはず。
音入りでガラスに何かを映写したとかも なくはないだろうけど、
そこまで手の込んだイタズラをされる覚えもない。不思議だし、それから1週間以上怖かった。
この話は続きがあるんでまたいつか時間があるときに書きます。
315C.N.:名無したん:2012/05/15(火) 13:18:28.74 ID:kbHj3fsmO
物心着く前の話をする。

もう30年以上前の話。俺はひいばあちゃんが死んだ瞬間を今でもよく覚えている。
縁側に座っていたひいばあちゃんが動かなくなってパタリと倒れて死んでしまう。

大人になって、母親にその話をしたんだが、母親が言うにはひいばあちゃんの死に目には会えてないという。
縁側で一人、倒れて絶命していたらしい。その点だけは符号している。

臨終の日、俺は高熱を出していたらしい。母親が自転車の後ろに乗せて病院に連れて行こうとしていた。
祖母が心配で自転車で一緒に付いてきていたらしい。
熱でうなされていた俺が突然目を開けて叫びだしたらしい。

「ばあちゃん!死ぬよ!」

そういうとまた目を閉じてうなされたらしい。祖母は大層気持ち悪がったらしい。
そして病院に行き診察をしてもらって家に帰ったのだが
病院で別れた祖母から母親に電話かかってきた。
ひばあちゃんが死んだという知らせだった。

なんでも俺がうなされて自転車に乗せられ、病院に連れて行っている頃に死んだとのこと。

俺は高熱でうなされているときに、ひいばあちゃんが絶命するときに魂だけ飛んでいったとしか思えない、幼少の頃の不思議な話。

おわり
316C.N.:名無したん:2012/05/17(木) 07:22:41.72 ID:h6ZR5jXBO
携帯を変えたら前の携帯と濁点や句読点のボタンの位置が違う。

『はじめまして、こんばんは。』

と打ったつもりが

『はしあめまして こんはあんはわ』

になってた。
びっくりした(´・ω・`)
なれない自分に(´・ω・`)ショアーン
317C.N.:名無したん:2012/05/17(木) 07:24:50.67 ID:h6ZR5jXBO
札束の価値は人間が
「この紙切れには価値があるということにしましょう」ってお約束を決めて初めて
付加価値が乗っかってくる。
だが使用済みパンツはどうだろう。
誰もそれに価値があると決め事をしたわけでもないのに、
人間は自然と価値を見出したのだ。

318C.N.:名無したん:2012/05/17(木) 07:26:13.78 ID:h6ZR5jXBO
2chで祭りっぽくなった某番組のクレーム処理したことあるけど
お前らってまじで日本語しゃべれない奴いるのな
マジキチとかそういうんじゃなくて本当に言葉しゃべれないの
電凸するならテンプレぐらい読んでからかけろよ
「あああああの番組だけど・・・その・・・あの・・・あ、あやまれぇぇぇぇぇ!」て第一声は吹きそうなの必死にこらえたぞ
319C.N.:名無したん:2012/05/17(木) 07:26:52.56 ID:h6ZR5jXBO
漢字一文字ずつ書いていってVIPPER専用のお経作ろうぜ!

1 :VIPがお送りします:2009/03/02(月) 04:48:02.39 ID:EoTXk48z0


(中略)

33 :VIPがお送りします:2009/03/02(月) 05:23:04.59 ID:J79MCvpk0


39 :VIPがお送りします:2009/03/02(月) 05:28:42.01 ID:zoEIX4RD0
>>1-33

膣夢珍虎禿幼終女柊鬱落暗屑童暇貞性韓国万糞腐孔明之罠働姦肛

(現代語訳)
膣の夢を見て珍ぽこが虎のように猛り狂った私もそろそろ禿げはじめ、
幼年期は終わったのだと思わざるをえなかった。女たちは柊のように刺々しく、
鬱になり落ち込んだ私は暗い屑のような人間にすぎない。
童心と暇だけしか私には備わっていないのだ。
貞節もあるといえばあるが本当は性に飢えている。
それにしても韓国は万事が糞としかいいようのない腐った国だなあと思いきや、
なんとここで孔明之罠により私は働かなければならなくなった。
それも輪姦されるお仕事だ、肛門を……。

41 :VIPがお送りします:2009/03/02(月) 05:34:33.27 ID:Mi/13A09O
>>39の才能に嫉妬
320C.N.:名無したん:2012/05/17(木) 13:19:32.91 ID:h6ZR5jXBO
お前らなんかワンミニッツあればイナフだー!
321C.N.:名無したん:2012/05/17(木) 20:18:02.67 ID:h6ZR5jXBO
俺の親父の話を書きます。

親父はタクシーの運転手をしています。
夜中2時を過ぎたくらいだったそうです。一人の男性(40代くらい)が病院から乗ってきました。
行き先は違う近所の病院でした。
身なりはきちんとした黒の背広姿でおかしな様子もありませんでした。
車中、男性はカバンからA4サイズの書類を取り出し一枚一枚を丁寧に見ていました。
目的の病院につくと男性は、「運転手さん悪いが少しの時間だけ待っててもらいたい」「すぐ片付く用事なので、それに、この後違う病院にも行かないといけないから」と言いました。
親父は「いいですよ。」と。承諾しましたが、かわりに、無賃乗車を防ぐため荷物を置いていってもらうことをすすめ、男性もそのとおりにカバンにあった封筒だけを取り出し、あとの荷物はすべて置いて車を降りていきました。

男性が降りたあと、親父は(すごくいけないことなのですが)男性の見ていた書類が気になって好奇心で見てしまったのです。
書類は何かの契約書みたいなものだったのですが、気になったのが名前の横に判子ではなく拇印が押してあったことでした。
でも、車中が暗いのと男性がほんとうにすぐに帰ってきたので細かい部分までは見ることはできなかったそうです。

男性が急いで病院から出てくるのが見えたのでタクシーのドアを開けました。
そのとき、男性の後ろを女性が追ってくるのが見えたのです。
親父はその女性にただならぬ雰囲気を感じました。
男性は、「女性は無視して、すぐに車を出してください」と意外に冷静は口調で言いました。
親父は、言われたとおりというより反射的にすぐに車を出し、バックミラーも何か怖くて確認できなかったそうです。
その後、男性は小さな声で「すいません」と一言いったきり、ずっと無言のままで、また違う病院の前で降ろし、そそくさと病院の中に入っていったそうです。

322C.N.:名無したん:2012/05/17(木) 20:19:03.84 ID:h6ZR5jXBO
男性を降ろした後、すぐに会社から無線が入りました、「至急、家に連絡をほしいと家族から電話があった。」という伝言でした。
家に連絡するまでもなく、親父は妻(俺の母親)が死んだことをその瞬間悟ったそうです。
というのは、俺の母親は持病の心臓病をわずらい、もう長く持たないと医者に宣告されていました。

親父はこの話を10年近く経ってようやく話してくれました。
小さかった俺にショックを与えないように配慮してくれたんだと俺は思っています。
当時は自分の愛する人の死のショックでその男性について深く考えることができなかったそうですが、あの男性は何者なのか?あの書類の中に母親の名前はなかったのだろうか?
追いかけてきた女性は?あの「すいません」の意味は?
親父は今になって考えてしまうそうです。

俺も俺で、母親の葬式の記憶の中にある、母親の亡骸の親指がかすかに赤かったことを親父には言えないままでいます。10年後くらいに話そうと思っています。
323C.N.:名無したん:2012/05/17(木) 20:19:36.87 ID:h6ZR5jXBO
Aさんは、平日の午前中、ごく普通の一軒家でPCに向かってインターネットをしていた。
少し疲れたので、PCから目を離すと一瞬、横の開け放たれたドア付近に何かが横切ったのが見えた…ような気がした。
気になったので、部屋を出てドアの外の廊下を見回した。
何も見当たらない。
当然だと思った。
今は家には自分しかいないのだから。
きっと気のせいだったのだ。
自分の部屋の方へ向き直り、再び部屋へ戻ろうと振り返ると、またドアの付近に何かが横切ったような気がした。
2度も同じようなものを見た。
これは気のせいではないのか。
部屋の中を覗いた。
すると、さっき自分が座っていた椅子に髪の長い女が座っていた。
あまりのことに、声を上げることすらできなかった。
体も金縛りにあったように動かない。
女はこちらを、見た。

その日、Aさんは行方不明になってしまった。

錯覚とは本当に見えていたとしても、本能的に悟る危機によって認識を拒んだ結果なのかもしれない。
ふいに何かが目に映ったような気がした時は危険の知らせ…。
324C.N.:名無したん:2012/05/17(木) 20:20:51.67 ID:h6ZR5jXBO
このスレに書き込む話しではないかも知れませんが、30年前の話しをカキコさせて戴きます。
私そうでもないのですが、母親は霊感の強い体質のようです。
しかしあの時の母親帰宅してからとても尋常ではなかった記憶が強く残っております。
私が小学校高学年の頃(30年前)近所で葬式がありました。近所という事で母親はお通夜から手伝いに行っておりました。
その葬儀とは近所の母親が仲良くしていた知り合いの家の、5〜6才の男の子が交通事故で病院へ搬送中亡くなっての事でした。
とてもお祖母ちゃん子でよく家へ幼児の頃から一緒に遊びに来ていました。

そのお通夜の日、事故を起こした20歳くらいの相手が訪れ焼香を終えたその時、その家のお祖母さんが突然子供の口調で、それも声までもその子のような感じで話し出したとの事でした。

「どうしてあの時(事故直後)お水をくれなかったの?」「僕は水が欲しくて水が欲しくて仕方が無かったんだよ」
「どうして水を飲ましてくれなかったの。お兄ちゃんにお水が飲みたいって言ったじゃない」「何度もお水、お水って言ったじゃない」

その場には10人以上の人間が居たのですが、皆凍りついたようにそのお祖母さんを見ているだけだったらしいです。
325C.N.:名無したん:2012/05/17(木) 20:21:24.14 ID:h6ZR5jXBO
私の母親はその子とも仲が良かったので、思い切って話し掛けたそうです。

「Aちゃん、このお兄ちゃんもビックリしてて、水をあげたかったかったけど出来なかったんだよ。許してあげて」

その後事故の件も含めて何とか家の母親の話しを聞いて納得して許してもらえる事となったそうです。
但し、条件があって事故現場にその子と同じくらいの背丈のお地蔵さんを、四十九日までに祀って欲しいとその事故を起こした相手に言ったようです。

その事故を起こした相手は凍りつき顔面蒼白で、私の母親が「お地蔵さんの件は大丈夫ですか?」と、改めて聞いて涙を流しながらやっと「はい」とか細い声で答えられたとの事だったらしいです。
そして水を欲しがっていたのは分かっていたのだけれど、パニック状態で水をあげられなかった事を涙ながら謝ったらしいです。

その後帰宅してきた母親が興奮して私に話して聞かされた事は今でも忘れません。
ちなみにそのお祖母さんはその時の事は記憶にないとの事です。
勿論、一人で事故に遭っているのでその時に水を欲しがった事など知る由もありません。

後日、その場に居た近所の人とその話しをしているのを聞いた事がありますから、作り話ではないと思います。
ただ私はその場に居た訳ではありませんので、その時の状況を肌で感じる事が出来ませんでしたので、あまり他人には話した事がありません。
正直、そういう事もあるのかなぁというのが本音のところです。
怖い話しとは言えないかもしれませんね、長々と恐縮です。
326C.N.:名無したん:2012/05/17(木) 22:44:51.11 ID:h6ZR5jXBO
2010.12.25

[ 女「もしもし、いきなりごめんね。クリスマスイブって暇?」 ]


トゥルルル、トゥルルル・・
女「もしもし、いきなりごめんね。
  クリスマスイブって暇?」
男「えッ!?う、うん暇だよ!」
女「●」
  ┣馬鹿にする派
  ┃   ┣「あはっ、やっぱりーw」(主流派)
  ┃   ┣「ウソーマジー!?暇なんて信じられなーいw」「マジキモーイw」(過激派)
  ┃   ┣「m9(^Д^)プギャーーーッ」(超過激派)
  ┃   ┗「うはwwwwwおkwwさみし杉wwwwうぇうぇwwwww」(VIP派)
  ┣励ます派
  ┃   ┣「来年はきっと誰か見つかるよ」(女友達派)
  ┃   ┣「よかったら家でやるパーティー来ない?」(良女友達派)
  ┃   ┗「私も!こうなったら二人でワインでも空けますか!」(男前女友達派)
  ┣実は告白派
  ┃   ┣「じゃあさ…二人で…」(純告白派)
  ┃   ┣「ずっと好きでした!クリスマス一緒にqwせdrftgyふじこlp;@」(いきなり告白派)
  ┃   ┗「こういう事も私が言わなきゃダメ?誘ってくれないの?」(逆ギレ告白派)
  ┣喪男・女派
  ┃   ┣「そうなんだ…私もだよ…去年も一昨年も…この先も…」(ネガ派)
  ┃   ┣「そうだよね…私達そういう運命なんだよね…」(哀・ネガ派)
  ┃   ┗「マンドクセJ( 'A`)」(喪派)
  ┗実はカーチャンだった派
      ┣J( 'ー`)し「あなたにもいつか良い人が現れるわよ」(応援派)
      ┣J( 'ー`)し「家に帰って来なさいみんなでケーキ食べましょう?」(団らん派)
      ┣J( 'ー`)し「m9(^Д^)プギャーーーッ」(奮起期待派)
      ┗J( 'ー`)し「つか働けよ」(過激愛派)
327C.N.:名無したん:2012/05/18(金) 13:37:57.62 ID:2YpwSljzO
集合住宅に住んでるんだけど
そこのゴミ捨て場に結構な量のVHSテープが紙袋に入って捨てられてた
何気なく目についた一本のVHSにはラベルが貼ってあり昔好きだったドラマの名前が書いてあった
再放送もない、DVDにもなってないようなレアなドラマだったんで悪いことと知りつつそのVHSを一本拝借
見終わって元のゴミ捨て場に戻しに行ったんだけど
他のVHSも気になっちゃって深夜で人通りも無いのをいいコトに紙袋ごと家に持って帰った
中にはラベルの無いVHSもあり一本一本中身を確認してた
そのほとんどが懐かしいドラマやバラエティ番組が録画されていて
これはいい暇つぶしになるな、なんて喜んでたんだけど
最後の方の一本を再生させると何やらホームビデオのようで小さな女の子の誕生会を撮影したものだった
その映像自体気味の悪い物では無かったけど他人のプライバシーを覗き見てるようで申し訳ない気持ちになって
VHSを取り出そうと停止ボタンを押そうとした瞬間場面が変わった
真っ暗な画面で女の喘ぎ声のような「うっうっうっ」って声が聞こえて
これはもしや夫婦の営み撮影したのかなんて思ってたら
女の人が写った、何やら泣いている
黒い服来て嗚咽する女性
そして次に写ったのは棺の中で青白く眠る小さな女の子
血の気が引いた瞬間急いで停止ボタン押して取り出そうとするけど
そのVHS出てこないの、こんな時に限って
幽霊とか信じないけど恐怖でパニックになりながら
真夜中に裸足のままデッキごとゴミ捨て場に捨てに行きました。
328C.N.:名無したん:2012/05/18(金) 13:38:31.54 ID:2YpwSljzO
心霊的な話じゃないけど怖かった話を一つ。

俺は昔小学校低学年の頃まで県営住宅に住んでて、よくその県営住宅の同学年の子達5〜6人と遊んでた。
その時はRCカーやミニ四駆が流行ってて、ちょっと裕福(と言っても県営住宅なのでお察し)な子は
RCカーを持ってたので、その子のRCカーを使ってよく県営住宅のエントランスとか共用廊下で遊んでた。
その際に友達や俺の親から『7Fの○○さん(以下Aおばさん)ちの前では遊ばないこと。通る時も静かに通りなさい』と言われていた場所があったのだが
そこの前で少し騒ぐとAおばさんに追いかけられるので、子供の俺達にとってはそこはいい度胸試しポイント(遊びかな?)になっていた。


で、ある日もいつも通りみんなでRCカーを追いかけてキャッキャしてたら
ガキ大将的ポジションの子が『Aオバサンちの前の廊下でRCカー走らせてみようぜ』と提案してきた。
みんなは割と乗り気だったのですぐにやろうとなったが、チキンだった俺は怒られる自分を想像して嫌だなーと内心凹んでいた。
そして結局あれよあれよと事が進み、Aおばさんちの前をRCカーを走らせながら騒いで走り抜けるという遊びが早速決行された。

俺は乗り気ではなかったので皆が走る一番後ろを走っていたのだが、これがマズかった。
みんなが声を上げてAおばさんの家の前を走り抜けた直後、Aおばさんちの扉が開きAおばさんが猛然と追いかけてきた。
いつもは走って逃げるだけで捕まったりはしなかったのだが、この日は俺の目の前にRCカーを走らせていた子がおり
その子が階段の前でRCカーの回収に手間取り俺は階段前で停止せざるを得なくなった。
そしてその子が回収し終えて階段を下り始め、よし俺も!と思った矢先、後ろから腕を捕まれた。

「捕まえた」みたいなことを全くの無表情で言われ、俺はビビって動けなくなってしまった。
動けなかったのはAおばさんの表情のせいもあったけど、おばさんは手に包丁を持っていたのでその時は完全に身体が固まってた。
それでおばさんちまで連れ込まれて軽く監禁された。
329C.N.:名無したん:2012/05/18(金) 13:39:07.36 ID:2YpwSljzO
こっからは記憶が曖昧だからあまり詳しい描写は出来ないんだが
連れ込まれてから暫くは布団だけが四方にうずたかく積み上げられて日の光が入らない仏間?に閉じ込められた。
そこで延々と泣いていたら握り飯を一つ渡されて「食え」と言われた記憶がある。味が全くしなかった。
たかが一つの握り飯を食いきれなくて畳の上においておいた記憶もある。

どれだけの時間が経った時か分からないけど一度母がAおばさんの家に来たらしく(あとから聞いた)
玄関から母の声がするなーとぼんやり聞いてた覚えもある。
あとAおばさんの家にはもう一人若いお姉さんも一緒に住んでたらしく
母の声を聞いた暫く後に『もう帰してあげようよ』とAおばさんに言っているのを襖越しに聞いた。
その時はまじでお姉さんが救いの神のように感じた。

んでこっから更に記憶が飛んで一気に終わりに近づいちゃうんだが、気付いたらおばさんが騒いでる声が聞こえて
後から警察官数人と母が入ってきた。とにかく助かったっていう気持ちでワンワン泣いたわ。

あの時は何日経ってたのか記憶も曖昧だし時計もなく日の光もなかったから分からなかったけど
学校の授業がちょっと進んでたのと暫くカウンセリング?で保健室通うように言われていた点から数日間は監禁されていたと思われる。

自分としてはもう過去のことなのであまりトラウマでもないし平気なのだが、母にこの話を振ると未だに苦しそうな顔をするので、詳しい話は聞けない。
330C.N.:名無したん:2012/05/20(日) 20:19:13.47 ID:vXYMtSCfO
お前らなんかワンミニッツあればイナフだぁー!
331C.N.:名無したん:2012/05/22(火) 20:14:12.28 ID:cxrLVXRp0
黙れ佐藤
332C.N.:名無したん:2012/05/23(水) 13:27:27.17 ID:fJCYfDunO
A「結局百本目のロウソク消しても何も起きなかった訳だが、とりあえず話順に感想でも言ってくかw俺は…疲れたw」
B「いやあ、途中ネタなくてきつかったわw自分の番近づいたらめっちゃ焦るw」
C「同意w順番に話してく形式だからしょうがないけどなwそれでもまあ、うまい事途切れなかったと思うわw」
D「つか俺のあんな話がトリで良かったのかよw」










E「良い訳ねえだろ」
333C.N.:名無したん:2012/05/23(水) 13:28:31.23 ID:fJCYfDunO
酒の勢いも手伝って、深夜の山ん中の廃墟に友人数人とで凸決行。
左手の夜景を眺めながら暗い峠を上っていると、遠くで赤い光がゆらゆら揺れてる。
ビビる俺達だったが、近づいてみると工事現場とかに立ってる旗振り人形w
工事してるわけじゃない。そいつだけぽつんと左側車線の真ん中に突っ立って誘導してる。
誰かの悪戯かwつか俺らビビリすぎwww
いい感じで盛り上がった俺ら、そのままの勢いで廃墟凸。
クソ騒いでたんで幽霊も出る気がうせたのか結局凸は収穫無しで終わったが、まあ楽しかった。
帰り道、例の人形の事すっかり忘れてて、同じところでビビッたりw
相変わらず人形はにこやかな笑顔こっちに向けて誘導してた。
誰かが「跳ね飛ばしてやれw」とか煽ってたが、
「後で弁償とかウザイ」とか「車に傷つけたら殺すw」ってことでスルー。
近くのコンビニまで戻り、そこで騒いでたら警察呼ばれたんでそのまま解散となった。

次の日、凸した友人の一人からメール。
あの人形の立ってた辺りで、車の転落事故があったらしい。
俺らも油断してたらそうなったかもしれないと、背筋がゾッとした。
334C.N.:名無したん:2012/05/23(水) 13:29:42.04 ID:fJCYfDunO
連投スマン。
読み取ってくれるとは思うが一応訂正。

酒の勢いも手伝って、深夜の山ん中の廃墟に友人と3人で凸決行。
左手の夜景を眺めながら暗い峠を車で上っていると、遠くで赤い光がゆらゆら揺れてる。
ビビる俺達だったが、近づいてみると工事現場とかに立ってる旗振り人形w
工事してるわけじゃない。そいつだけぽつんと左側車線の真ん中に突っ立って誘導してる。
誰かの悪戯かwつか俺らビビリすぎwww
いい感じで盛り上がった俺ら、そのままの勢いで廃墟凸。
クソ騒いでたんで幽霊も出る気がうせたのか結局凸は収穫無しで終わったが、まあ楽しかった。
帰り道、例の人形の事すっかり忘れてて、同じところでビビッたりw
相変わらず人形はにこやかな笑顔こっちに向けて誘導してた。
誰かが「跳ね飛ばしてやれw」とか煽ってたが、
「後で弁償とかウザイ」とか「車に傷つけたら殺すw」ってことでスルー。
近くのコンビニまで戻り、そこで騒いでたら警察呼ばれたんでそのまま解散となった。

次の日、凸した友人の一人からメール。
あの人形の立ってた辺りで、車の転落事故があったらしい。
俺らも油断してたらそうなったかもしれないと、背筋がゾッとした。
335C.N.:名無したん:2012/05/23(水) 13:30:44.19 ID:fJCYfDunO
ついさっき、彼女と喧嘩をした。
理由は些細な事で、彼女に何も告げずにツルツルのスキンヘッドにしてしまった事が原因だ。
その小さな言い合いだけならまだ良かったが
昔の浮気話を持ち出してくるなど別の文句に摩り替えて攻撃してきた為に、いつになく激情してしまい我を忘れて手を出してしまった。

今、女に初めて手を出してしまった事に動揺し頭を抱えてウロウロとリビングを歩き回っている。
隣の和室では彼女に寄り添った愛犬のマルチーズが、慰めるかのようにクーンと鳴いている。
暴力は絶対に許さないと言っていた彼女の言葉が、今更になって思い出された。
どうしよう。もう終わりだ。
抱えた頭を振って髪を掻き毟りまくっているこの現状

俺はどうしたらいいですか?
336C.N.:名無したん:2012/05/23(水) 13:31:16.91 ID:fJCYfDunO
時期はずしてしまいましたが

-----------------------------------------

今日は父さんが帰ってくる日だ。
父さんは船乗りで家にあまりいないから、帰ってくるときはすごくうれしい。
にこにこ顔の父さんを久しぶりに見ると、僕も弟もつられてにこにこ笑ってしまう。
母さんもとても楽しそうで、父さんのいる間はテーブルにごちそうがいっぱい並ぶ。
お休みが終わるころ、父さんは僕と弟をかわるがわる抱っこすると、
「大きくなるんだぞ!」と言って、また船の旅に出る。
僕も弟も、父さんに会えるのがとても楽しみなんだ。

哀しい知らせが入った。
父さんの乗っていた船が沈んで、父さんは二度と家に帰れなくなったという。
僕と弟は泣いた。
父さんがいない間だけだから、我慢できたのに。
最悪なことに、今日から僕らは夏休みだ。
僕と弟は、もう秋を迎えることはできないだろう。
337C.N.:名無したん:2012/05/23(水) 21:15:45.89 ID:fJCYfDunO
普段は友人として普通に接している連中相手でも、みんなで飯を食いに行く時とか
特に壁を感じる
俺が「そろそろ行こうぜ」って言っても、みんな「うんそうだねー」って感じで
全然動き出さないけど、他の誰かが「行くか」って言うと動き出す
俺がいなくても何事も無いかのように進むけど、他の誰かが欠けてると
そいつに連絡取ったり待ったりする
俺以外の奴が財布を取りに行ったり便所行ったりするとみんなそれを待つけど、
俺が靴ひも結んでたりしてても完全無視でみんな先に行く
どの食堂に行くかという話で俺の案は採用されない
食べ始めるのはみんなが席につくまで待つのが基本だけど、俺が最後のときは
みんな既に食べ始めている
食後、普通は食器を全員が片付けるのを待ってから食堂を出るのだが、
俺が最後のときはみんな先に帰り始めている
横に並んで歩いている時、俺の両隣りが徐々に迫ってきて遂には俺は後ろへ
追いやられて、みんなの後ろをトボトボ歩く羽目になる
誰かが購買に寄るとみんなついていくが、俺が行くときは誰もついてこない
これらの行為は作為的なものではなく、無意識なものだと思う
みんなが特に俺への接し方に差をつけてるのではなく、ただ俺の存在や影響力が
薄すぎるだけなのだろう
たぶん、俺だけこんな空気な扱いになってることにも気付いてない気がする
みんなのことは憎くないけど、自分の不甲斐無さが憎い
こういうことが続くと、一人が楽だなーって思う
338C.N.:名無したん:2012/05/23(水) 21:30:33.23 ID:fJCYfDunO
447 名前: 皇帝ハーン(ネブラスカ州)[] 投稿日:2008/06/26(木) 16:54:09.08 ID:k2IIWtL6O
夜中トイレに起きたら砂嵐になってるテレビ見ながらオヤジが夕飯の残り黙々と食ってて死ぬほどビビった


449 名前: スットン.D.木間下(巣鴨)[] 投稿日:2008/06/26(木) 16:58:48.89 ID:HpYqg6fL0
>>447
AVをとっさに消すとそうなる


456 名前: 皇帝ハーン(ネブラスカ州)[] 投稿日:2008/06/26(木) 17:48:50.41 ID:k2IIWtL6O
>>449
十年来の謎が解けた
339C.N.:名無したん:2012/05/23(水) 21:31:11.03 ID:fJCYfDunO
819 :学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 16:40:48 O
このスレで聞くのも恐縮なんですが、吉野家ってどういう注文システムなんですかお?( ^ω^)
松屋みたいに食券なんですかお?( ^ω^)
食べくらべしてみたいんだお( ^ω^)

821 :学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 16:44:15 0
>>819
お新香とサラダは食べ放題だお( ^ω^)
勝手に取って食べまくるといいお( ^ω^)

885 :学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 20:48:15 0
>>821
てめえ、一生恨んでやる
あやうく 警察沙汰だ
340C.N.:名無したん:2012/05/23(水) 21:31:45.55 ID:fJCYfDunO
静まれーぃ!静まれーぃ!
この紋所が目に・・・・静まれーぃ!
皆の者〜、静まれっ!静まれっ!静まれーぃ!
このお方をどなたと・・・・静まれーぃ!
ええぃ!静まれっ!静まれーぃ!
さきの副将軍、水戸の御老・・・・し、静まれーぃ!
静まれーぃ!皆の者、静まれーぃ!
水戸・・・・静まれーぃ!静まれーぃ!静まれーぃ!

341C.N.:名無したん:2012/05/23(水) 21:33:49.88 ID:fJCYfDunO
302:名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/08(日) 04:29:13 ID:z9hf6O5z
うんこ漏れちゃうよぉおおおおおぉぉぉおおおおお!!!!!!!!
もう我慢できねえぇぇぇ!!!!!!!
ブリブリブリぶりブリぶりぶりぶりぶりりりぃぃい゙!!!!!!!!

303:名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/08(日) 04:30:28 ID:z9hf6O5z
すまん誤爆

304:名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/08(日) 07:20:03 ID:8zaFIxWA
普段どんなスレに書き込んでるんだ


342C.N.:名無したん:2012/05/23(水) 21:34:23.00 ID:fJCYfDunO
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
343C.N.:名無したん:2012/05/24(木) 20:31:09.47 ID:fhfUmeNLO
お前らなんかワンミニッツあればイナフだー!
344C.N.:名無したん:2012/05/24(木) 20:33:24.20 ID:fhfUmeNLO
タバコやめた奴は騙されたと思って豆類、ちりめんじゃこなどの小魚、レバー、乳製品、卵黄
カシューナッツ、ごま、そば、たけのこ、ブロッコリー、バナナなどにも多く含まれています。
345C.N.:名無したん:2012/05/24(木) 20:34:18.53 ID:fhfUmeNLO
ある男が、自分を愛している3人の女の中で
誰を結婚相手にするか長いこと考えていた。
そこで彼は3人に5000ドルずつ渡し
彼女らがその金をどう使うか見ることにした。
一人目の女は、高価な服と高級な化粧品を買い、最高の美容院に行き、
自分を完璧に見せるためにその金を全て使って こう言った。
「私はあなたをとても愛しているの。だから、
あなたが町で一番の美人を妻に持っているとみんなに思ってほしいのよ」
二人目の女は、夫になるかも知れないその男のために新しいスーツやシャツ、
車の整備用品を買って、 残らず使いきる と、こう言った。
「私にとってはあなたが一番大切な人なの。だからお金は
全部あなたのために使ったわ」
最後の女は、5000ドルを利殖に回し、倍にして男に返した。
「私はあなたをとても愛しているわ。 お金は、私が浪費をしない、
賢い女であることをあなたに分かってもらえるように使ったのよ」
男は考え、3人の中で一番おっぱいの大きい女を妻にした。
346C.N.:名無したん:2012/05/24(木) 20:34:58.08 ID:fhfUmeNLO
新入社員の頃、課内で「伝説の鈴木さん」という名前がよく出ていた。
ある日、主任から「この書類、伝説の鈴木さんに渡してきて」と頼まれた。
「どこにいらっしゃるのですか?」と聞き返したら、
「伝説の鈴木さんなんだから伝説の部屋に決まってんだろ。3階の奥だよ」と言われた。
伝説の部屋という言葉にわくわくしながら3階の奥へ行くと「電気設備課」があった。
347C.N.:名無したん:2012/05/24(木) 20:35:37.91 ID:fhfUmeNLO
「めざせ法華文マスター」

(法華文 ゲットだぜーッ!)

たとえ 火の中 水の中 草の中 森の中
土の中 雲の中 あの和尚の袈裟の中 (アッー!)

釈迦釈迦 釈迦釈迦 釈迦釈迦 釈迦釈迦 大乗だけど
かならずGETだぜ! 法華文GETだぜ! (遺詠遺詠遺詠遺詠〜)

無常な現世に さよならバイバイ
オレは菩薩と 旅に出る (シュッケチュー!)
きたえた悟りで 説きまくり
煩悩減らして 次の寺へ

いつもいつでも うまくゆくなんて言う
和尚はどこにも いないけど (沙羅双樹!)
いつでもいつも ホンキで帰依する
信者たちがいる
348C.N.:名無したん:2012/05/25(金) 13:44:10.10 ID:wNW80AvuO
質問
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
349C.N.:名無したん:2012/05/25(金) 13:47:00.44 ID:wNW80AvuO
質問
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
350C.N.:名無したん:2012/05/26(土) 12:59:42.17 ID:ItFu+GaLO
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
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ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
351C.N.:名無したん:2012/05/26(土) 13:00:41.70 ID:ItFu+GaLO
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
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たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
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352C.N.:名無したん:2012/05/26(土) 13:01:55.39 ID:ItFu+GaLO
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
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353C.N.:名無したん:2012/05/26(土) 13:16:23.05 ID:ItFu+GaLO
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
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女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
354C.N.:名無したん:2012/05/26(土) 13:21:12.85 ID:ItFu+GaLO
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
355C.N.:名無したん:2012/05/28(月) 20:02:21.59 ID:PL9Aoj32O
お前らなんかワンミニッツあればイナフだー!
356C.N.:名無したん:2012/05/29(火) 13:31:04.28 ID:tKT+GnLBO
山仲間の話。

学生時、部活でキャンプしていた時のこと。
そろそろ寝ようかと火の始末等始めていると、下方より足音が上ってきた。
やがて彼らの前に現れたのは、ごく普通の背格好をした男が一人。
紺のスーツと革靴という、およそ深山に似付かわしくない服装が奇妙だった。
髪型は見事に七三分け、御丁寧にブリーフケースまで提げている。

男は彼らを見ると、白い歯を見せて快活に話し掛けてきた。

「すいません、私と同じ顔をした男性を見掛けませんでしたか?」

その場にいた全員が何を聞かれたのか理解出来ず、「は?」という顔になる。

「・・・見てませんが」

ようよう部長がそう答えた。

「そうですか、それはどうもお騒がせしました」

男は慇懃に一礼すると、頂上に向かい歩き出した。
速い。山慣れた彼らが思わず感心するほどの健脚だったという。

「何だったんだ、アレ?」

皆怪訝な面持ちでいたが、いくら考えてみても答えが得られるものでもない。
放っておくことにして、中断していた作業に戻る。

しばらくして、また下方より足音が聞こえてきた。

「またか、こんな夜中に。今度は誰だっていうんだ」
357C.N.:名無したん:2012/05/29(火) 13:31:40.24 ID:tKT+GnLBO
(続き)

身構えている彼らの前に現れたのは・・・
間違いなく先程、上がっていったスーツ姿の男だった。
そして先程とまったく同じ質問を発する。

「すいません、私と同じ顔をした男性を見掛けませんでしたか?」
「・・・つい今し方、ここを上って行かれましたよ」
「やぁそうでしたか。それはどうもありがとうございました。では」

嬉しそうに感謝の言葉を述べてから、男は再び真っ暗な道に消えていった。
とても寝るどころではなくなり騒いでいると、三度目の足音が上ってくる。

「おい、まさか・・・」

間を置かず、まったく同じ顔と格好をした三人目が現れた。

「すいません、私と同じ顔をした男性を見掛けませんでしたか?」

直前の会話をそのまま繰り返し、やはり頂上へと消えていく。

「場所変えるぞ。どうにもここじゃ寝たくない」

部長がそう決定すると、皆も慌ててテントを畳みに掛かる。
撤収に手間取り、それから都合五回、同じ男と同じ会話を繰り返してしまった。

「すいません、私と同じ顔をした男性を見掛けませんでしたか?」

そんな言葉を聞き続けて、何とかそこを後にする。

結局、そこからかなり離れた場所で野営し直したのだという。
件の男はもうそれ以上姿を見せなかったそうだ。
358C.N.:名無したん:2012/05/29(火) 13:33:05.39 ID:tKT+GnLBO
知り合いが体験した最恐の話。聞けました。
知り合いが学生時代、登山で猛吹雪に遭い、山小屋で泊まる事になった深夜の出来事。
仲間四人でくっついて寒さをしのいで寝ていたら、バンバンとドアを叩く音。
真夜中に誰が?とドアを開けようとしたら、仲間の一人が「こんな時間にこんな所へ人が来るか?」と言う。
全員それもそうだと思い開けるのをためらう。
バンバンとドアを叩く音は強くなる。
人なら入れてやらんと大変だという事になり、ドアに手を伸ばした瞬間、外から『ケケケケ』という笑い声。
やはり人ではないと確信した。もう誰もドアを開けようとはしない。
ドアは叩き続けられる。
バンバン!バンバン!
たまらず仲間の一人が「お前、人間か?」と叫んだ。
ドアを叩く音が止まった。

「キツネか?タヌキか?」

ドアは叩かれない。
絶対言ってはならないとみんなが思っていた一言を、仲間の一人が小声で囁いてしまった。

「じゃあ幽霊なのか」

その瞬間、山小屋の天井と四方の壁がバンバンバンバンと激しく叩きつけられた。山小屋が壊れそうな勢いだ。

『ケケケケケケケケ』

笑い声があちこちから聞こえる。外には何人もいるようだ。四人が口々に知ってるお経を唱え成仏してくれと叫んだ。
しばらくして静寂が戻った。
二度とドアが叩かれる事は無かったそうだ。
359C.N.:名無したん:2012/05/29(火) 13:35:24.00 ID:tKT+GnLBO
郷土史家から聞いた話。

長野県の東信地域に姨捨伝承がある。
楢山節考のモデルになった姨捨山伝承ではなく、全く別の口減らしの話。

明治時代の道路拡張で、姨捨遺跡が発見された。
深山の特定域に置き去りされるわけではなく、村の神社裏ともいえる裏山的地域で発見された。
遺体は土中に立つか座った状態で発見された。
他の姨捨遺跡では見られない珍しい状態であった。
最初は墳墓跡かと近郊の史家が調査したところ、姨捨の跡と判明した。
それも特殊な姨捨習慣が聞き取り調査によりわかってきた。
生産能力がなくなった老人を首だけ出して土中に埋める。
そして数日間は食事や水などの世話をしていたらしい。
世話は期限があったのか、死ぬまでかは分からないが、とにかくそうやって死んでいった。
そして、その周囲には人魂が時折飛んだとの結びであった。

この話を聞いたときはなんともいえない気分となった。
家族が弱り死んでいく状況を見なければならない。
それも異常な死に方だ。
それとも当時は普通のこととして当たり前に受け入れられていたのか。
例外をだせば村の存亡にも関わることだけに厳しい約定もあっただろう。
なんとも悲しい歴史である。
360C.N.:名無したん:2012/05/29(火) 13:45:07.23 ID:tKT+GnLBO
以前・・・もう、20年くらい前だろうか。
北アルプスの蝶ヶ岳に登って、とある山小屋に泊まった時の事。
夕食も終わり広間で酒を飲みながら他の客と歓談中に起こった。

数人が「尾根で誰かが迷ってるぞーっ!」と騒ぎ出したんだ。
自分も入れた周囲の者が其処へ行くと、確かに真っ暗な外の景色に1つのライトの灯りがフラフラとしてるのが分かった。
小屋の主人に伝えに行った者が戻ってきた早々に話すには、『また出たのか・・・あれは遭難者なんかじゃないから』と主人。

数人がライトを手に灯りの方へ小屋を出たのを見てたんだが、迎えが近付くと相手が遠ざかる。
声を掛けながら近付くのに、相手は一向に来ようとせず遠ざかる。
結局、出た連中が呆れた表情で小屋に戻ってきた。
「迎えに行っても来ないし、一体何なんだよ〜(怒)」とね。

そこに主人が現れて皆にこう言ったんだ・・・
“ホラ!見て見てみな! 相変わらずフラフラしてるだろう?アイツはこの時期にいつも出るんだ。迎えに行っても決してこっちに来ようとしない
初めて出た時にゃ、オレが迎えに行ったんだ。でもこのザマだ
一晩中フラフラして、いつの間にか消えるんだよ”

最後にこう付け加えた。

“明日朝、灯りが居た場所を見てごらん・・・”と。

朝になり皆で「ソコ」を見て驚いた。登山道があると思い込んでた「その場所」はハイ松地帯で、人が通る道筋など何も無かった。
361C.N.:名無したん:2012/05/29(火) 23:27:29.87 ID:Wol0RvaMP
なんでこここんなんなってんの
たまに行くのに悲しいわ
362C.N.:名無したん:2012/05/30(水) 13:50:58.93 ID:NdMJCmF6O
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
363C.N.:名無したん:2012/05/30(水) 15:13:37.09 ID:LBYHp/pwi
コピペ連投する理由がわからん。
個人的にチャイナDAYが楽しみだー。
364C.N.:名無したん:2012/06/01(金) 13:35:39.95 ID:afI7xORkO
ディディディデイディディディデイディディディデイディディディデイディディディデイディディディデイディディディデイディディディデ
365C.N.:名無したん:2012/06/02(土) 00:22:10.13 ID:N9aitNI50
かれん叩きが始ったあたりに連投も始ったのである!
366C.N.:名無したん:2012/06/02(土) 01:19:12.27 ID:XdH/Xfq20
ある程度通ってる客ならウスウスと感じる事とかあるだろ?
たとえば、つばさ辞めたりさー。カオス三姉妹とか言ってたり。
普通に考えるとやっぱおかしい事とかあると思うよ。
367C.N.:名無したん:2012/06/02(土) 01:37:26.12 ID:cromFf+Ni
>>366
カオス三姉妹(だったっけ?)のどこがおかしいん?
仲がよろしくていいんでないの。
368C.N.:名無したん:2012/06/03(日) 11:16:55.51 ID:YhJu62N3O
高校にいた頃、普通の不良とは違う「本物のワル」を演出したくて腰にガンベルト巻いて
そこにエアガン差してた(一発撃つごとにスライド引かないと撃てない、対象年齢10歳以上1980円)
あとフリスクをビニール袋に入れてコカインっぽく装ってた。ガタガタ震えながらおぼつかない足取りでトイレに向かいわざと廊下から見える位置でフリスクを口に含む。
口に含んだ瞬間体をブルルルッて震わせて「シィイッ・・・!っはぁ、はぁ・・・」みたいに本物のヤク中を演出。
クラスメイトが「それ何?」って聞いてきた時は「・・・お前もやるか?気を付けろよ、三秒でぶっ飛ぶ」と言ってニヤリと不敵に微笑み。
ある日調子に乗りすぎた俺をシメにきたヤンキー達が教室に現れた。俺はエアガンで脅してやろうと思い、速撃ちの体制を取った。
「本物の銃かと思ってビビるぜ、アイツら。ククク」と思った俺は周りのクラスメイトに「頭下げてな、コイツらは俺の獲物だ」と言い放ち銃を向けた。当然ヤンキーは偽物だとわかり「撃てよホラw」と挑発。
焦った俺は後に引けず引き金を引いた。「ポンッ!」と勢いよくBB弾がヤンキーの腹に当たった。ダメージは0だった。意識が無くなるまでボコボコにされた。
それ以来俺はおとなしくなり、最低の高校生活を送った。後から知ったことだが俺は「フリスクで飛ぶ奴」や「ビバリーヒルズコップ」「アラモ」などと呼ばれていたらしい。
書いてて今涙が止まらない。

369C.N.:名無したん:2012/06/03(日) 11:17:46.85 ID:YhJu62N3O
初カキコ…ども…

俺みたいな中3でVIPやってる腐れ野郎、他に、いますかっていねーか、はは

今日のクラスの会話
あの流行りの曲かっこいい とか あの服ほしい とか
ま、それが普通ですわな

かたや俺は電子の砂漠で死体を見て、呟くんすわ
it’a true wolrd.狂ってる?それ、誉め言葉ね。

好きな音楽 eminem
尊敬する人間 アドルフ・ヒトラー(虐殺行為はNO)

なんつってる間に3時っすよ(笑) あ〜あ、義務教育の辛いとこね、これ


370C.N.:名無したん:2012/06/03(日) 11:18:35.46 ID:YhJu62N3O
昔書いてた小説より。
中二病なんて概念がなかった時代のはやっぱすげぇな・・・色々な意味で。

エクセレント・ハウンド(黒鋼(くろがね)された猟犬)
ある魔術師が所有していた、漆黒の二丁拳銃。
装填される弾丸は「餓死させられた犬の霊」であり、目標に命中するまで疾走をやめない。
発射中は以下の呪文を唱える必要がある。

暗黒を暗躍する魔弾を装填。(COUNT A NUMBER OF DEATH.)
我が身を以って鉛となし(COLLECT A NUMBER OF BODY.)
我が血を以って火薬となす。(CURSE A NUMBER OF ALL.)
妖獣よ(now)
汝の疾走を――(let’S――)
――歓迎する。(――start)
371C.N.:名無したん:2012/06/03(日) 11:20:18.71 ID:YhJu62N3O
テロリストが入って来るじゃん?
みんな縛られていくじゃん?
歯向かったDQNは殺されるじゃん?
みんな怯えてる中俺だけぐっすり眠ってるじゃん?
テロリストが「おい起きろ!」とか言って叩き起こそうとするじゃん?
寝起きの俺は最高に機嫌が悪いじゃん?
だから起こそうとしたテロリストぶん殴るじゃん?
テロリストの仲間がそれに気づいてナイフ持って襲いかかって来るじゃん?
それを見て俺は胸ポケットからそっと定規(鉄製)を取り出すじゃん?
「やれやれ…」とかいいながら定規(鉄製)で全員のナイフ真っ二つにするじゃん?
テロリストが慌てて銃取り出すじゃん?
そのスキにテロリストに向かってストーブの灯油ぶっかけるじゃん?
その状況で銃撃ったらテロリストもろとも(勿論クラスメイトも)吹き飛ぶじゃん?
「狂ってやがる!」とかいいながらテロリストが逃げて行くじゃん?
俺は笑いながら追いかけるじゃん?
テロリストが外にプールを見つけるじゃん?
灯油を落とすために慌てて窓から飛び込むじゃん?
一安心かと思って校舎を見ると俺が何かを持ってにやけてるじゃん?
俺がにやけながらプールに投げ込んだそれはナトリウムの塊でしたとさ
372C.N.:名無したん:2012/06/05(火) 20:32:22.45 ID:wGZ1XCGiO
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
373C.N.:名無したん:2012/06/05(火) 20:33:54.16 ID:wGZ1XCGiO
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
374C.N.:名無したん:2012/06/08(金) 13:30:09.50 ID:Xj9LUK29O
私が高校生だった頃…

夏休みも終ろうとしている8月の終わりに友人と3人で海に行ったのですがその日の日本海は結構波が高くて今日は帰ろうということになりました
実際泳いでる人は一人もいませんでした。(田舎の、穴場みたいなとこでしたので…)

で、我々が帰ろうとしてるときに若い男性4人組がやってきました。
車を見たのですが県外から来ているようでした。
我々とは特に会話を交わすことなくすれ違ったわけですが、我々は帰りながら「今日波荒れてたけど、あの人たち大丈夫かなー」とか言ってました。地元の人間なら絶対泳がないような波でしたので。

2日後、4人組の男性は新聞に載ってました。溺死でした。
あの時、すれ違った時「今日は止めといた方がいいですよ」と一言声をかけていれば…別の結果になったのかも、と今でも時々思うことがあります。
375C.N.:名無したん:2012/06/08(金) 13:31:24.90 ID:Xj9LUK29O
中学の時の話。当時、教育実習生として来ていた男の先生と仲良くなり、友達のSと一緒に夏休みその先生の家に泊まりに行く事になりました。
その日の夜、0時頃だったと思います、「ドライブでも行くか?」という先生の案で出かける事になりました。
その先生はかなりのオカルト好きで、とっておきの心霊スポットがあると言いその場所に向かったんです。
道中、怖い話をしながらで結構3人とも盛り上がってきていました。

「ところでおまえら、どんな幽霊が一番怖い?見たくない?」と言いだし、まず先生が「俺は兵隊かな」次にSが「やっぱ髪の長い女の人」と言い、最後僕の番になったときです。(ババアの幽霊が一番怖いと思っていたので)
「う〜ん、俺はババ…」と言った瞬間、道路脇のババアと目が合いました。
浴衣を着て長い白髪を振り乱したババアが凄い顔でこっちをにらんでいたんです。
すると助手席のSが「見た?」と聞いてきたんで「見た。」と答え、二人で同時に振り向いたんですが、そこには誰も居ませんでした。

運転していた先生には何も見えてなかった様で、「何?何?どうした?」とずっと言ってましたが、僕とSの二人は半分パニック状態で、当然心霊スポットに行くのも中止になりました。
書いてみるとそんなに怖くはなかったですが、とにかくあのババアの顔が凄すぎて今でも忘れられません…。
376C.N.:名無したん:2012/06/08(金) 19:04:48.34 ID:Xj9LUK29O
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
377C.N.:名無したん:2012/06/08(金) 19:08:11.12 ID:Xj9LUK29O
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
378C.N.:名無したん:2012/06/08(金) 19:12:35.11 ID:Xj9LUK29O
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
379C.N.:名無したん:2012/06/08(金) 22:14:45.51 ID:Xj9LUK29O
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
380C.N.:名無したん:2012/06/09(土) 08:13:05.95 ID:Joqemspx0
店もスレと同じように廃れてるの?
381C.N.:名無したん:2012/06/09(土) 08:18:23.80 ID:MXH9D4rjO
確実でないならば君の腰が砕けるほどのハンマーを持っているならば僕達はハンマーを持ってい
るならば君の腰を砕くことも確実になるのならば君の言葉を砕くハンマーを持って君の所にいくの
ならば僕達は君のハンマーを持っているのならば君を燃やすように一万回の擦り付けを火を起こす
ことが可能だと君が言うのならば明日と今日の今日の今日は君の部屋に行きたいのなら地図を逆さ

の地図を血に染めた地図を血が流れてぽたぽた流れて君の手に集めて血が溢れるハンマーで君の
腰を砕いてどろどろ流れて確実でないのならば君のハンマーを僕に集めて一万回集めて火を起こす
地図を燃やすと君の家に行けないのならばぼたぼた流れて今日の今日に砕く確実なハンマーを地図
に集めて腰を砕くのなら頭を砕くのなら目を砕砕くからからからぼたぼたとハンマーがを砕く頭を砕くの
くのならハンマーを砕くのならぼたぼた流れて頭がぼたぼた流れて一万回集まって頭がどろどろ集ま

って行きたいのなら君の頭を砕いて僕達の仲間が集まって君の仲間が集まって今日に明日にハンマ
ーで今日にハンマーで今ハンマーで君の家の地図がぼたぼた集まって向かっているハンマーが砕く
から頭を砕くから足を砕くから目を砕くから君の頭をぼたぼたと血が燃やすようにぼたぼたと火をつけ
るためにハンマーが砕くから今日と今日地図に流れてぼたぼたハンマーが確実に確実でないのなら

一万回の擦り付けを砕くのなら君の卵を砕くからからからぼたぼたとハンマーが確実に確実でないの
なら火をつけるために確実にハンマーが君の頭を砕くから君の頭を砕く頭を砕くか頭を頭頭を砕く頭を
砕く頭を砕く頭を砕く頭を砕頭を砕くかハンマーが砕くからからからぼたぼたとハンマーがぼたぼたと

382C.N.:名無したん:2012/06/09(土) 08:19:21.81 ID:MXH9D4rjO
確実でないならば君の腰が砕けるほどのハンマーを持っているならば僕達はハンマーを持ってい
るならば君の腰を砕くことも確実になるのならば君の言葉を砕くハンマーを持って君の所にいくの
ならば僕達は君のハンマーを持っているのならば君を燃やすように一万回の擦り付けを火を起こす
ことが可能だと君が言うのならば明日と今日の今日の今日は君の部屋に行きたいのなら地図を逆さ

の地図を血に染めた地図を血が流れてぽたぽた流れて君の手に集めて血が溢れるハンマーで君の
腰を砕いてどろどろ流れて確実でないのならば君のハンマーを僕に集めて一万回集めて火を起こす
地図を燃やすと君の家に行けないのならばぼたぼた流れて今日の今日に砕く確実なハンマーを地図
に集めて腰を砕くのなら頭を砕くのなら目を砕砕くからからからぼたぼたとハンマーがを砕く頭を砕くの
くのならハンマーを砕くのならぼたぼた流れて頭がぼたぼた流れて一万回集まって頭がどろどろ集ま

って行きたいのなら君の頭を砕いて僕達の仲間が集まって君の仲間が集まって今日に明日にハンマ
ーで今日にハンマーで今ハンマーで君の家の地図がぼたぼた集まって向かっているハンマーが砕く
から頭を砕くから足を砕くから目を砕くから君の頭をぼたぼたと血が燃やすようにぼたぼたと火をつけ
るためにハンマーが砕くから今日と今日地図に流れてぼたぼたハンマーが確実に確実でないのなら

一万回の擦り付けを砕くのなら君の卵を砕くからからからぼたぼたとハンマーが確実に確実でないの
なら火をつけるために確実にハンマーが君の頭を砕くから君の頭を砕く頭を砕くか頭を頭頭を砕く頭を
砕く頭を砕く頭を砕く頭を砕頭を砕くかハンマーが砕くからからからぼたぼたとハンマーがぼたぼたと

383C.N.:名無したん:2012/06/09(土) 08:19:49.40 ID:MXH9D4rjO
確実でないならば君の腰が砕けるほどのハンマーを持っているならば僕達はハンマーを持ってい
るならば君の腰を砕くことも確実になるのならば君の言葉を砕くハンマーを持って君の所にいくの
ならば僕達は君のハンマーを持っているのならば君を燃やすように一万回の擦り付けを火を起こす
ことが可能だと君が言うのならば明日と今日の今日の今日は君の部屋に行きたいのなら地図を逆さ

の地図を血に染めた地図を血が流れてぽたぽた流れて君の手に集めて血が溢れるハンマーで君の
腰を砕いてどろどろ流れて確実でないのならば君のハンマーを僕に集めて一万回集めて火を起こす
地図を燃やすと君の家に行けないのならばぼたぼた流れて今日の今日に砕く確実なハンマーを地図
に集めて腰を砕くのなら頭を砕くのなら目を砕砕くからからからぼたぼたとハンマーがを砕く頭を砕くの
くのならハンマーを砕くのならぼたぼた流れて頭がぼたぼた流れて一万回集まって頭がどろどろ集ま

って行きたいのなら君の頭を砕いて僕達の仲間が集まって君の仲間が集まって今日に明日にハンマ
ーで今日にハンマーで今ハンマーで君の家の地図がぼたぼた集まって向かっているハンマーが砕く
から頭を砕くから足を砕くから目を砕くから君の頭をぼたぼたと血が燃やすようにぼたぼたと火をつけ
るためにハンマーが砕くから今日と今日地図に流れてぼたぼたハンマーが確実に確実でないのなら

一万回の擦り付けを砕くのなら君の卵を砕くからからからぼたぼたとハンマーが確実に確実でないの
なら火をつけるために確実にハンマーが君の頭を砕くから君の頭を砕く頭を砕くか頭を頭頭を砕く頭を
砕く頭を砕く頭を砕く頭を砕頭を砕くかハンマーが砕くからからからぼたぼたとハンマーがぼたぼたと

384C.N.:名無したん:2012/06/09(土) 08:20:57.51 ID:MXH9D4rjO
確実でないならば君の腰が砕けるほどのハンマーを持っているならば僕達はハンマーを持ってい
るならば君の腰を砕くことも確実になるのならば君の言葉を砕くハンマーを持って君の所にいくの
ならば僕達は君のハンマーを持っているのならば君を燃やすように一万回の擦り付けを火を起こす
ことが可能だと君が言うのならば明日と今日の今日の今日は君の部屋に行きたいのなら地図を逆さ

の地図を血に染めた地図を血が流れてぽたぽた流れて君の手に集めて血が溢れるハンマーで君の
腰を砕いてどろどろ流れて確実でないのならば君のハンマーを僕に集めて一万回集めて火を起こす
地図を燃やすと君の家に行けないのならばぼたぼた流れて今日の今日に砕く確実なハンマーを地図
に集めて腰を砕くのなら頭を砕くのなら目を砕砕くからからからぼたぼたとハンマーがを砕く頭を砕くの
くのならハンマーを砕くのならぼたぼた流れて頭がぼたぼた流れて一万回集まって頭がどろどろ集ま

って行きたいのなら君の頭を砕いて僕達の仲間が集まって君の仲間が集まって今日に明日にハンマ
ーで今日にハンマーで今ハンマーで君の家の地図がぼたぼた集まって向かっているハンマーが砕く
から頭を砕くから足を砕くから目を砕くから君の頭をぼたぼたと血が燃やすようにぼたぼたと火をつけ
るためにハンマーが砕くから今日と今日地図に流れてぼたぼたハンマーが確実に確実でないのなら

一万回の擦り付けを砕くのなら君の卵を砕くからからからぼたぼたとハンマーが確実に確実でないの
なら火をつけるために確実にハンマーが君の頭を砕くから君の頭を砕く頭を砕くか頭を頭頭を砕く頭を
砕く頭を砕く頭を砕く頭を砕頭を砕くかハンマーが砕くからからからぼたぼたとハンマーがぼたぼたと

385C.N.:名無したん:2012/06/09(土) 08:21:30.18 ID:MXH9D4rjO
確実でないならば君の腰が砕けるほどのハンマーを持っているならば僕達はハンマーを持ってい
るならば君の腰を砕くことも確実になるのならば君の言葉を砕くハンマーを持って君の所にいくの
ならば僕達は君のハンマーを持っているのならば君を燃やすように一万回の擦り付けを火を起こす
ことが可能だと君が言うのならば明日と今日の今日の今日は君の部屋に行きたいのなら地図を逆さ

の地図を血に染めた地図を血が流れてぽたぽた流れて君の手に集めて血が溢れるハンマーで君の
腰を砕いてどろどろ流れて確実でないのならば君のハンマーを僕に集めて一万回集めて火を起こす
地図を燃やすと君の家に行けないのならばぼたぼた流れて今日の今日に砕く確実なハンマーを地図
に集めて腰を砕くのなら頭を砕くのなら目を砕砕くからからからぼたぼたとハンマーがを砕く頭を砕くの
くのならハンマーを砕くのならぼたぼた流れて頭がぼたぼた流れて一万回集まって頭がどろどろ集ま

って行きたいのなら君の頭を砕いて僕達の仲間が集まって君の仲間が集まって今日に明日にハンマ
ーで今日にハンマーで今ハンマーで君の家の地図がぼたぼた集まって向かっているハンマーが砕く
から頭を砕くから足を砕くから目を砕くから君の頭をぼたぼたと血が燃やすようにぼたぼたと火をつけ
るためにハンマーが砕くから今日と今日地図に流れてぼたぼたハンマーが確実に確実でないのなら

一万回の擦り付けを砕くのなら君の卵を砕くからからからぼたぼたとハンマーが確実に確実でないの
なら火をつけるために確実にハンマーが君の頭を砕くから君の頭を砕く頭を砕くか頭を頭頭を砕く頭を
砕く頭を砕く頭を砕く頭を砕頭を砕くかハンマーが砕くからからからぼたぼたとハンマーがぼたぼたと

386C.N.:名無したん:2012/06/09(土) 11:04:42.71 ID:MXH9D4rjO
厨房の頃、俺は私服の上に必ずパーカーを羽負ってたんだ。袖を胸元で結んで。
昔のディレクターみたいな格好を格好いいと思ってやってた。
当時邪気眼や飛龍族みたいに陰で化け物退治やってるように思われたかったから
学校が終わったらすぐ私服に着替え、パーカーをなびかせながら
特に好きな女の子の家の周りを中心に走り回り、時々「この街は思ったより浸食が早い…」
とか呟いたりしてた。特に意味なくて、脳内設定は毎回コロコロ変わってた。
そんな毎日の努力が実って、ある朝学校に行くと好きな子が友達と俺の噂話してた。
「気持わるい。昨日も私ん家の周りでブツブツ言ってたの。あのアンパンマン」
彼女たちの内緒話の中で唯一ハッキリと聞こえたあの一言。当時俺はピザで丸顔だった。
その日から化け物退治は廃業したが女子からはいじめられた。
もちろん同窓会になんか行けない

387C.N.:名無したん:2012/06/09(土) 13:56:20.80 ID:MXH9D4rjO
確実でないならば君の腰が砕けるほどのハンマーを持っているならば僕達はハンマーを持ってい
るならば君の腰を砕くことも確実になるのならば君の言葉を砕くハンマーを持って君の所にいくの
ならば僕達は君のハンマーを持っているのならば君を燃やすように一万回の擦り付けを火を起こす
ことが可能だと君が言うのならば明日と今日の今日の今日は君の部屋に行きたいのなら地図を逆さ

の地図を血に染めた地図を血が流れてぽたぽた流れて君の手に集めて血が溢れるハンマーで君の
腰を砕いてどろどろ流れて確実でないのならば君のハンマーを僕に集めて一万回集めて火を起こす
地図を燃やすと君の家に行けないのならばぼたぼた流れて今日の今日に砕く確実なハンマーを地図
に集めて腰を砕くのなら頭を砕くのなら目を砕砕くからからからぼたぼたとハンマーがを砕く頭を砕くの
くのならハンマーを砕くのならぼたぼた流れて頭がぼたぼた流れて一万回集まって頭がどろどろ集ま

って行きたいのなら君の頭を砕いて僕達の仲間が集まって君の仲間が集まって今日に明日にハンマ
ーで今日にハンマーで今ハンマーで君の家の地図がぼたぼた集まって向かっているハンマーが砕く
から頭を砕くから足を砕くから目を砕くから君の頭をぼたぼたと血が燃やすようにぼたぼたと火をつけ
るためにハンマーが砕くから今日と今日地図に流れてぼたぼたハンマーが確実に確実でないのなら

一万回の擦り付けを砕くのなら君の卵を砕くからからからぼたぼたとハンマーが確実に確実でないの
なら火をつけるために確実にハンマーが君の頭を砕くから君の頭を砕く頭を砕くか頭を頭頭を砕く頭を
砕く頭を砕く頭を砕く頭を砕頭を砕くかハンマーが砕くからからからぼたぼたとハンマーがぼたぼたと
388C.N.:名無したん:2012/06/09(土) 14:34:09.73 ID:MXH9D4rjO
確実でないならば君の腰が砕けるほどのハンマーを持っているならば僕達はハンマーを持ってい
るならば君の腰を砕くことも確実になるのならば君の言葉を砕くハンマーを持って君の所にいくの
ならば僕達は君のハンマーを持っているのならば君を燃やすように一万回の擦り付けを火を起こす
ことが可能だと君が言うのならば明日と今日の今日の今日は君の部屋に行きたいのなら地図を逆さ

の地図を血に染めた地図を血が流れてぽたぽた流れて君の手に集めて血が溢れるハンマーで君の
腰を砕いてどろどろ流れて確実でないのならば君のハンマーを僕に集めて一万回集めて火を起こす
地図を燃やすと君の家に行けないのならばぼたぼた流れて今日の今日に砕く確実なハンマーを地図
に集めて腰を砕くのなら頭を砕くのなら目を砕砕くからからからぼたぼたとハンマーがを砕く頭を砕くの
くのならハンマーを砕くのならぼたぼた流れて頭がぼたぼた流れて一万回集まって頭がどろどろ集ま

って行きたいのなら君の頭を砕いて僕達の仲間が集まって君の仲間が集まって今日に明日にハンマ
ーで今日にハンマーで今ハンマーで君の家の地図がぼたぼた集まって向かっているハンマーが砕く
から頭を砕くから足を砕くから目を砕くから君の頭をぼたぼたと血が燃やすようにぼたぼたと火をつけ
るためにハンマーが砕くから今日と今日地図に流れてぼたぼたハンマーが確実に確実でないのなら

一万回の擦り付けを砕くのなら君の卵を砕くからからからぼたぼたとハンマーが確実に確実でないの
なら火をつけるために確実にハンマーが君の頭を砕くから君の頭を砕く頭を砕くか頭を頭頭を砕く頭を
砕く頭を砕く頭を砕く頭を砕頭を砕くかハンマーが砕くからからからぼたぼたとハンマーがぼたぼたと
389C.N.:名無したん:2012/06/09(土) 14:36:46.61 ID:MXH9D4rjO
確実でないならば君の腰が砕けるほどのハンマーを持っているならば僕達はハンマーを持ってい
るならば君の腰を砕くことも確実になるのならば君の言葉を砕くハンマーを持って君の所にいくの
ならば僕達は君のハンマーを持っているのならば君を燃やすように一万回の擦り付けを火を起こす
ことが可能だと君が言うのならば明日と今日の今日の今日は君の部屋に行きたいのなら地図を逆さ

の地図を血に染めた地図を血が流れてぽたぽた流れて君の手に集めて血が溢れるハンマーで君の
腰を砕いてどろどろ流れて確実でないのならば君のハンマーを僕に集めて一万回集めて火を起こす
地図を燃やすと君の家に行けないのならばぼたぼた流れて今日の今日に砕く確実なハンマーを地図
に集めて腰を砕くのなら頭を砕くのなら目を砕砕くからからからぼたぼたとハンマーがを砕く頭を砕くの
くのならハンマーを砕くのならぼたぼた流れて頭がぼたぼた流れて一万回集まって頭がどろどろ集ま

って行きたいのなら君の頭を砕いて僕達の仲間が集まって君の仲間が集まって今日に明日にハンマ
ーで今日にハンマーで今ハンマーで君の家の地図がぼたぼた集まって向かっているハンマーが砕く
から頭を砕くから足を砕くから目を砕くから君の頭をぼたぼたと血が燃やすようにぼたぼたと火をつけ
るためにハンマーが砕くから今日と今日地図に流れてぼたぼたハンマーが確実に確実でないのなら

一万回の擦り付けを砕くのなら君の卵を砕くからからからぼたぼたとハンマーが確実に確実でないの
なら火をつけるために確実にハンマーが君の頭を砕くから君の頭を砕く頭を砕くか頭を頭頭を砕く頭を
砕く頭を砕く頭を砕く頭を砕頭を砕くかハンマーが砕くからからからぼたぼたとハンマーがぼたぼたと
390C.N.:名無したん:2012/06/09(土) 14:37:22.69 ID:MXH9D4rjO
確実でないならば君の腰が砕けるほどのハンマーを持っているならば僕達はハンマーを持ってい
るならば君の腰を砕くことも確実になるのならば君の言葉を砕くハンマーを持って君の所にいくの
ならば僕達は君のハンマーを持っているのならば君を燃やすように一万回の擦り付けを火を起こす
ことが可能だと君が言うのならば明日と今日の今日の今日は君の部屋に行きたいのなら地図を逆さ

の地図を血に染めた地図を血が流れてぽたぽた流れて君の手に集めて血が溢れるハンマーで君の
腰を砕いてどろどろ流れて確実でないのならば君のハンマーを僕に集めて一万回集めて火を起こす
地図を燃やすと君の家に行けないのならばぼたぼた流れて今日の今日に砕く確実なハンマーを地図
に集めて腰を砕くのなら頭を砕くのなら目を砕砕くからからからぼたぼたとハンマーがを砕く頭を砕くの
くのならハンマーを砕くのならぼたぼた流れて頭がぼたぼた流れて一万回集まって頭がどろどろ集ま

って行きたいのなら君の頭を砕いて僕達の仲間が集まって君の仲間が集まって今日に明日にハンマ
ーで今日にハンマーで今ハンマーで君の家の地図がぼたぼた集まって向かっているハンマーが砕く
から頭を砕くから足を砕くから目を砕くから君の頭をぼたぼたと血が燃やすようにぼたぼたと火をつけ
るためにハンマーが砕くから今日と今日地図に流れてぼたぼたハンマーが確実に確実でないのなら

一万回の擦り付けを砕くのなら君の卵を砕くからからからぼたぼたとハンマーが確実に確実でないの
なら火をつけるために確実にハンマーが君の頭を砕くから君の頭を砕く頭を砕くか頭を頭頭を砕く頭を
砕く頭を砕く頭を砕く頭を砕頭を砕くかハンマーが砕くからからからぼたぼたとハンマーがぼたぼたと
391C.N.:名無したん:2012/06/09(土) 14:40:41.01 ID:MXH9D4rjO
確実でないならば君の腰が砕けるほどのハンマーを持っているならば僕達はハンマーを持ってい
るならば君の腰を砕くことも確実になるのならば君の言葉を砕くハンマーを持って君の所にいくの
ならば僕達は君のハンマーを持っているのならば君を燃やすように一万回の擦り付けを火を起こす
ことが可能だと君が言うのならば明日と今日の今日の今日は君の部屋に行きたいのなら地図を逆さ

の地図を血に染めた地図を血が流れてぽたぽた流れて君の手に集めて血が溢れるハンマーで君の
腰を砕いてどろどろ流れて確実でないのならば君のハンマーを僕に集めて一万回集めて火を起こす
地図を燃やすと君の家に行けないのならばぼたぼた流れて今日の今日に砕く確実なハンマーを地図
に集めて腰を砕くのなら頭を砕くのなら目を砕砕くからからからぼたぼたとハンマーがを砕く頭を砕くの
くのならハンマーを砕くのならぼたぼた流れて頭がぼたぼた流れて一万回集まって頭がどろどろ集ま

って行きたいのなら君の頭を砕いて僕達の仲間が集まって君の仲間が集まって今日に明日にハンマ
ーで今日にハンマーで今ハンマーで君の家の地図がぼたぼた集まって向かっているハンマーが砕く
から頭を砕くから足を砕くから目を砕くから君の頭をぼたぼたと血が燃やすようにぼたぼたと火をつけ
るためにハンマーが砕くから今日と今日地図に流れてぼたぼたハンマーが確実に確実でないのなら

一万回の擦り付けを砕くのなら君の卵を砕くからからからぼたぼたとハンマーが確実に確実でないの
なら火をつけるために確実にハンマーが君の頭を砕くから君の頭を砕く頭を砕くか頭を頭頭を砕く頭を
砕く頭を砕く頭を砕く頭を砕頭を砕くかハンマーが砕くからからからぼたぼたとハンマーがぼたぼたと
392C.N.:名無したん:2012/06/11(月) 18:20:26.35 ID:/md7iJUsO
確実でないならば君の腰が砕けるほどのハンマーを持っているならば僕達はハンマーを持ってい
るならば君の腰を砕くことも確実になるのならば君の言葉を砕くハンマーを持って君の所にいくの
ならば僕達は君のハンマーを持っているのならば君を燃やすように一万回の擦り付けを火を起こす
ことが可能だと君が言うのならば明日と今日の今日の今日は君の部屋に行きたいのなら地図を逆さ

の地図を血に染めた地図を血が流れてぽたぽた流れて君の手に集めて血が溢れるハンマーで君の
腰を砕いてどろどろ流れて確実でないのならば君のハンマーを僕に集めて一万回集めて火を起こす
地図を燃やすと君の家に行けないのならばぼたぼた流れて今日の今日に砕く確実なハンマーを地図
に集めて腰を砕くのなら頭を砕くのなら目を砕砕くからからからぼたぼたとハンマーがを砕く頭を砕くの
くのならハンマーを砕くのならぼたぼた流れて頭がぼたぼた流れて一万回集まって頭がどろどろ集ま

って行きたいのなら君の頭を砕いて僕達の仲間が集まって君の仲間が集まって今日に明日にハンマ
ーで今日にハンマーで今ハンマーで君の家の地図がぼたぼた集まって向かっているハンマーが砕く
から頭を砕くから足を砕くから目を砕くから君の頭をぼたぼたと血が燃やすようにぼたぼたと火をつけ
るためにハンマーが砕くから今日と今日地図に流れてぼたぼたハンマーが確実に確実でないのなら

一万回の擦り付けを砕くのなら君の卵を砕くからからからぼたぼたとハンマーが確実に確実でないの
なら火をつけるために確実にハンマーが君の頭を砕くから君の頭を砕く頭を砕くか頭を頭頭を砕く頭を
砕く頭を砕く頭を砕く頭を砕頭を砕くかハンマーが砕くからからからぼたぼたとハンマーがぼたぼたと
393C.N.:名無したん:2012/06/11(月) 18:21:47.70 ID:/md7iJUsO
確実でないならば君の腰が砕けるほどのハンマーを持っているならば僕達はハンマーを持ってい
るならば君の腰を砕くことも確実になるのならば君の言葉を砕くハンマーを持って君の所にいくの
ならば僕達は君のハンマーを持っているのならば君を燃やすように一万回の擦り付けを火を起こす
ことが可能だと君が言うのならば明日と今日の今日の今日は君の部屋に行きたいのなら地図を逆さ

の地図を血に染めた地図を血が流れてぽたぽた流れて君の手に集めて血が溢れるハンマーで君の
腰を砕いてどろどろ流れて確実でないのならば君のハンマーを僕に集めて一万回集めて火を起こす
地図を燃やすと君の家に行けないのならばぼたぼた流れて今日の今日に砕く確実なハンマーを地図
に集めて腰を砕くのなら頭を砕くのなら目を砕砕くからからからぼたぼたとハンマーがを砕く頭を砕くの
くのならハンマーを砕くのならぼたぼた流れて頭がぼたぼた流れて一万回集まって頭がどろどろ集ま

って行きたいのなら君の頭を砕いて僕達の仲間が集まって君の仲間が集まって今日に明日にハンマ
ーで今日にハンマーで今ハンマーで君の家の地図がぼたぼた集まって向かっているハンマーが砕く
から頭を砕くから足を砕くから目を砕くから君の頭をぼたぼたと血が燃やすようにぼたぼたと火をつけ
るためにハンマーが砕くから今日と今日地図に流れてぼたぼたハンマーが確実に確実でないのなら

一万回の擦り付けを砕くのなら君の卵を砕くからからからぼたぼたとハンマーが確実に確実でないの
なら火をつけるために確実にハンマーが君の頭を砕くから君の頭を砕く頭を砕くか頭を頭頭を砕く頭を
砕く頭を砕く頭を砕く頭を砕頭を砕くかハンマーが砕くからからからぼたぼたとハンマーがぼたぼたと
394C.N.:名無したん:2012/06/11(月) 18:27:42.04 ID:/md7iJUsO
確実でないならば君の腰が砕けるほどのハンマーを持っているならば僕達はハンマーを持ってい
るならば君の腰を砕くことも確実になるのならば君の言葉を砕くハンマーを持って君の所にいくの
ならば僕達は君のハンマーを持っているのならば君を燃やすように一万回の擦り付けを火を起こす
ことが可能だと君が言うのならば明日と今日の今日の今日は君の部屋に行きたいのなら地図を逆さ

の地図を血に染めた地図を血が流れてぽたぽた流れて君の手に集めて血が溢れるハンマーで君の
腰を砕いてどろどろ流れて確実でないのならば君のハンマーを僕に集めて一万回集めて火を起こす
地図を燃やすと君の家に行けないのならばぼたぼた流れて今日の今日に砕く確実なハンマーを地図
に集めて腰を砕くのなら頭を砕くのなら目を砕砕くからからからぼたぼたとハンマーがを砕く頭を砕くの
くのならハンマーを砕くのならぼたぼた流れて頭がぼたぼた流れて一万回集まって頭がどろどろ集ま

って行きたいのなら君の頭を砕いて僕達の仲間が集まって君の仲間が集まって今日に明日にハンマ
ーで今日にハンマーで今ハンマーで君の家の地図がぼたぼた集まって向かっているハンマーが砕く
から頭を砕くから足を砕くから目を砕くから君の頭をぼたぼたと血が燃やすようにぼたぼたと火をつけ
るためにハンマーが砕くから今日と今日地図に流れてぼたぼたハンマーが確実に確実でないのなら

一万回の擦り付けを砕くのなら君の卵を砕くからからからぼたぼたとハンマーが確実に確実でないの
なら火をつけるために確実にハンマーが君の頭を砕くから君の頭を砕く頭を砕くか頭を頭頭を砕く頭を
砕く頭を砕く頭を砕く頭を砕頭を砕くかハンマーが砕くからからからぼたぼたとハンマーがぼたぼたと
395C.N.:名無したん:2012/06/11(月) 18:31:10.88 ID:/md7iJUsO
確実でないならば君の腰が砕けるほどのハンマーを持っているならば僕達はハンマーを持ってい
るならば君の腰を砕くことも確実になるのならば君の言葉を砕くハンマーを持って君の所にいくの
ならば僕達は君のハンマーを持っているのならば君を燃やすように一万回の擦り付けを火を起こす
ことが可能だと君が言うのならば明日と今日の今日の今日は君の部屋に行きたいのなら地図を逆さ

の地図を血に染めた地図を血が流れてぽたぽた流れて君の手に集めて血が溢れるハンマーで君の
腰を砕いてどろどろ流れて確実でないのならば君のハンマーを僕に集めて一万回集めて火を起こす
地図を燃やすと君の家に行けないのならばぼたぼた流れて今日の今日に砕く確実なハンマーを地図
に集めて腰を砕くのなら頭を砕くのなら目を砕砕くからからからぼたぼたとハンマーがを砕く頭を砕くの
くのならハンマーを砕くのならぼたぼた流れて頭がぼたぼた流れて一万回集まって頭がどろどろ集ま

って行きたいのなら君の頭を砕いて僕達の仲間が集まって君の仲間が集まって今日に明日にハンマ
ーで今日にハンマーで今ハンマーで君の家の地図がぼたぼた集まって向かっているハンマーが砕く
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るためにハンマーが砕くから今日と今日地図に流れてぼたぼたハンマーが確実に確実でないのなら

一万回の擦り付けを砕くのなら君の卵を砕くからからからぼたぼたとハンマーが確実に確実でないの
なら火をつけるために確実にハンマーが君の頭を砕くから君の頭を砕く頭を砕くか頭を頭頭を砕く頭を
砕く頭を砕く頭を砕く頭を砕頭を砕くかハンマーが砕くからからからぼたぼたとハンマーがぼたぼたと
396C.N.:名無したん:2012/06/11(月) 18:41:25.60 ID:/md7iJUsO
確実でないならば君の腰が砕けるほどのハンマーを持っているならば僕達はハンマーを持ってい
るならば君の腰を砕くことも確実になるのならば君の言葉を砕くハンマーを持って君の所にいくの
ならば僕達は君のハンマーを持っているのならば君を燃やすように一万回の擦り付けを火を起こす
ことが可能だと君が言うのならば明日と今日の今日の今日は君の部屋に行きたいのなら地図を逆さ

の地図を血に染めた地図を血が流れてぽたぽた流れて君の手に集めて血が溢れるハンマーで君の
腰を砕いてどろどろ流れて確実でないのならば君のハンマーを僕に集めて一万回集めて火を起こす
地図を燃やすと君の家に行けないのならばぼたぼた流れて今日の今日に砕く確実なハンマーを地図
に集めて腰を砕くのなら頭を砕くのなら目を砕砕くからからからぼたぼたとハンマーがを砕く頭を砕くの
くのならハンマーを砕くのならぼたぼた流れて頭がぼたぼた流れて一万回集まって頭がどろどろ集ま

って行きたいのなら君の頭を砕いて僕達の仲間が集まって君の仲間が集まって今日に明日にハンマ
ーで今日にハンマーで今ハンマーで君の家の地図がぼたぼた集まって向かっているハンマーが砕く
から頭を砕くから足を砕くから目を砕くから君の頭をぼたぼたと血が燃やすようにぼたぼたと火をつけ
るためにハンマーが砕くから今日と今日地図に流れてぼたぼたハンマーが確実に確実でないのなら

一万回の擦り付けを砕くのなら君の卵を砕くからからからぼたぼたとハンマーが確実に確実でないの
なら火をつけるために確実にハンマーが君の頭を砕くから君の頭を砕く頭を砕くか頭を頭頭を砕く頭を
砕く頭を砕く頭を砕く頭を砕頭を砕くかハンマーが砕くからからからぼたぼたとハンマーがぼたぼたと
397C.N.:名無したん:2012/06/11(月) 22:40:24.22 ID:/md7iJUsO
確実でないならば君の腰が砕けるほどのハンマーを持っているならば僕達はハンマーを持ってい
るならば君の腰を砕くことも確実になるのならば君の言葉を砕くハンマーを持って君の所にいくの
ならば僕達は君のハンマーを持っているのならば君を燃やすように一万回の擦り付けを火を起こす
ことが可能だと君が言うのならば明日と今日の今日の今日は君の部屋に行きたいのなら地図を逆さ

の地図を血に染めた地図を血が流れてぽたぽた流れて君の手に集めて血が溢れるハンマーで君の
腰を砕いてどろどろ流れて確実でないのならば君のハンマーを僕に集めて一万回集めて火を起こす
地図を燃やすと君の家に行けないのならばぼたぼた流れて今日の今日に砕く確実なハンマーを地図
に集めて腰を砕くのなら頭を砕くのなら目を砕砕くからからからぼたぼたとハンマーがを砕く頭を砕くの
くのならハンマーを砕くのならぼたぼた流れて頭がぼたぼた流れて一万回集まって頭がどろどろ集ま

って行きたいのなら君の頭を砕いて僕達の仲間が集まって君の仲間が集まって今日に明日にハンマ
ーで今日にハンマーで今ハンマーで君の家の地図がぼたぼた集まって向かっているハンマーが砕く
から頭を砕くから足を砕くから目を砕くから君の頭をぼたぼたと血が燃やすようにぼたぼたと火をつけ
るためにハンマーが砕くから今日と今日地図に流れてぼたぼたハンマーが確実に確実でないのなら

一万回の擦り付けを砕くのなら君の卵を砕くからからからぼたぼたとハンマーが確実に確実でないの
なら火をつけるために確実にハンマーが君の頭を砕くから君の頭を砕く頭を砕くか頭を頭頭を砕く頭を
砕く頭を砕く頭を砕く頭を砕頭を砕くかハンマーが砕くからからからぼたぼたとハンマーがぼたぼたと
398C.N.:名無したん:2012/06/11(月) 23:30:57.80 ID:/md7iJUsO
確実でないならば君の腰が砕けるほどのハンマーを持っているならば僕達はハンマーを持ってい
るならば君の腰を砕くことも確実になるのならば君の言葉を砕くハンマーを持って君の所にいくの
ならば僕達は君のハンマーを持っているのならば君を燃やすように一万回の擦り付けを火を起こす
ことが可能だと君が言うのならば明日と今日の今日の今日は君の部屋に行きたいのなら地図を逆さ

の地図を血に染めた地図を血が流れてぽたぽた流れて君の手に集めて血が溢れるハンマーで君の
腰を砕いてどろどろ流れて確実でないのならば君のハンマーを僕に集めて一万回集めて火を起こす
地図を燃やすと君の家に行けないのならばぼたぼた流れて今日の今日に砕く確実なハンマーを地図
に集めて腰を砕くのなら頭を砕くのなら目を砕砕くからからからぼたぼたとハンマーがを砕く頭を砕くの
くのならハンマーを砕くのならぼたぼた流れて頭がぼたぼた流れて一万回集まって頭がどろどろ集ま

って行きたいのなら君の頭を砕いて僕達の仲間が集まって君の仲間が集まって今日に明日にハンマ
ーで今日にハンマーで今ハンマーで君の家の地図がぼたぼた集まって向かっているハンマーが砕く
から頭を砕くから足を砕くから目を砕くから君の頭をぼたぼたと血が燃やすようにぼたぼたと火をつけ
るためにハンマーが砕くから今日と今日地図に流れてぼたぼたハンマーが確実に確実でないのなら

一万回の擦り付けを砕くのなら君の卵を砕くからからからぼたぼたとハンマーが確実に確実でないの
なら火をつけるために確実にハンマーが君の頭を砕くから君の頭を砕く頭を砕くか頭を頭頭を砕く頭を
砕く頭を砕く頭を砕く頭を砕頭を砕くかハンマーが砕くからからからぼたぼたとハンマーがぼたぼたと
399C.N.:名無したん:2012/06/11(月) 23:31:22.80 ID:/md7iJUsO
確実でないならば君の腰が砕けるほどのハンマーを持っているならば僕達はハンマーを持ってい
るならば君の腰を砕くことも確実になるのならば君の言葉を砕くハンマーを持って君の所にいくの
ならば僕達は君のハンマーを持っているのならば君を燃やすように一万回の擦り付けを火を起こす
ことが可能だと君が言うのならば明日と今日の今日の今日は君の部屋に行きたいのなら地図を逆さ

の地図を血に染めた地図を血が流れてぽたぽた流れて君の手に集めて血が溢れるハンマーで君の
腰を砕いてどろどろ流れて確実でないのならば君のハンマーを僕に集めて一万回集めて火を起こす
地図を燃やすと君の家に行けないのならばぼたぼた流れて今日の今日に砕く確実なハンマーを地図
に集めて腰を砕くのなら頭を砕くのなら目を砕砕くからからからぼたぼたとハンマーがを砕く頭を砕くの
くのならハンマーを砕くのならぼたぼた流れて頭がぼたぼた流れて一万回集まって頭がどろどろ集ま

って行きたいのなら君の頭を砕いて僕達の仲間が集まって君の仲間が集まって今日に明日にハンマ
ーで今日にハンマーで今ハンマーで君の家の地図がぼたぼた集まって向かっているハンマーが砕く
から頭を砕くから足を砕くから目を砕くから君の頭をぼたぼたと血が燃やすようにぼたぼたと火をつけ
るためにハンマーが砕くから今日と今日地図に流れてぼたぼたハンマーが確実に確実でないのなら

一万回の擦り付けを砕くのなら君の卵を砕くからからからぼたぼたとハンマーが確実に確実でないの
なら火をつけるために確実にハンマーが君の頭を砕くから君の頭を砕く頭を砕くか頭を頭頭を砕く頭を
砕く頭を砕く頭を砕く頭を砕頭を砕くかハンマーが砕くからからからぼたぼたとハンマーがぼたぼたと
400C.N.:名無したん:2012/06/12(火) 19:10:44.41 ID:9npdsBFMO
401C.N.:名無したん:2012/06/13(水) 08:40:25.50 ID:H0jHEfr3O
確実でないならば君の腰が砕けるほどのハンマーを持っているならば僕達はハンマーを持ってい
るならば君の腰を砕くことも確実になるのならば君の言葉を砕くハンマーを持って君の所にいくの
ならば僕達は君のハンマーを持っているのならば君を燃やすように一万回の擦り付けを火を起こす
ことが可能だと君が言うのならば明日と今日の今日の今日は君の部屋に行きたいのなら地図を逆さ

の地図を血に染めた地図を血が流れてぽたぽた流れて君の手に集めて血が溢れるハンマーで君の
腰を砕いてどろどろ流れて確実でないのならば君のハンマーを僕に集めて一万回集めて火を起こす
地図を燃やすと君の家に行けないのならばぼたぼた流れて今日の今日に砕く確実なハンマーを地図
に集めて腰を砕くのなら頭を砕くのなら目を砕砕くからからからぼたぼたとハンマーがを砕く頭を砕くの
くのならハンマーを砕くのならぼたぼた流れて頭がぼたぼた流れて一万回集まって頭がどろどろ集ま

って行きたいのなら君の頭を砕いて僕達の仲間が集まって君の仲間が集まって今日に明日にハンマ
ーで今日にハンマーで今ハンマーで君の家の地図がぼたぼた集まって向かっているハンマーが砕く
から頭を砕くから足を砕くから目を砕くから君の頭をぼたぼたと血が燃やすようにぼたぼたと火をつけ
るためにハンマーが砕くから今日と今日地図に流れてぼたぼたハンマーが確実に確実でないのなら

一万回の擦り付けを砕くのなら君の卵を砕くからからからぼたぼたとハンマーが確実に確実でないの
なら火をつけるために確実にハンマーが君の頭を砕くから君の頭を砕く頭を砕くか頭を頭頭を砕く頭を
砕く頭を砕く頭を砕く頭を砕頭を砕くかハンマーが砕くからからからぼたぼたとハンマーがぼたぼたと
402C.N.:名無したん:2012/06/13(水) 08:41:21.83 ID:H0jHEfr3O
確実でないならば君の腰が砕けるほどのハンマーを持っているならば僕達はハンマーを持ってい
るならば君の腰を砕くことも確実になるのならば君の言葉を砕くハンマーを持って君の所にいくの
ならば僕達は君のハンマーを持っているのならば君を燃やすように一万回の擦り付けを火を起こす
ことが可能だと君が言うのならば明日と今日の今日の今日は君の部屋に行きたいのなら地図を逆さ

の地図を血に染めた地図を血が流れてぽたぽた流れて君の手に集めて血が溢れるハンマーで君の
腰を砕いてどろどろ流れて確実でないのならば君のハンマーを僕に集めて一万回集めて火を起こす
地図を燃やすと君の家に行けないのならばぼたぼた流れて今日の今日に砕く確実なハンマーを地図
に集めて腰を砕くのなら頭を砕くのなら目を砕砕くからからからぼたぼたとハンマーがを砕く頭を砕くの
くのならハンマーを砕くのならぼたぼた流れて頭がぼたぼた流れて一万回集まって頭がどろどろ集ま

って行きたいのなら君の頭を砕いて僕達の仲間が集まって君の仲間が集まって今日に明日にハンマ
ーで今日にハンマーで今ハンマーで君の家の地図がぼたぼた集まって向かっているハンマーが砕く
から頭を砕くから足を砕くから目を砕くから君の頭をぼたぼたと血が燃やすようにぼたぼたと火をつけ
るためにハンマーが砕くから今日と今日地図に流れてぼたぼたハンマーが確実に確実でないのなら

一万回の擦り付けを砕くのなら君の卵を砕くからからからぼたぼたとハンマーが確実に確実でないの
なら火をつけるために確実にハンマーが君の頭を砕くから君の頭を砕く頭を砕くか頭を頭頭を砕く頭を
砕く頭を砕く頭を砕く頭を砕頭を砕くかハンマーが砕くからからからぼたぼたとハンマーがぼたぼたと
403C.N.:名無したん:2012/06/13(水) 08:42:15.30 ID:H0jHEfr3O
確実でないならば君の腰が砕けるほどのハンマーを持っているならば僕達はハンマーを持ってい
るならば君の腰を砕くことも確実になるのならば君の言葉を砕くハンマーを持って君の所にいくの
ならば僕達は君のハンマーを持っているのならば君を燃やすように一万回の擦り付けを火を起こす
ことが可能だと君が言うのならば明日と今日の今日の今日は君の部屋に行きたいのなら地図を逆さ

の地図を血に染めた地図を血が流れてぽたぽた流れて君の手に集めて血が溢れるハンマーで君の
腰を砕いてどろどろ流れて確実でないのならば君のハンマーを僕に集めて一万回集めて火を起こす
地図を燃やすと君の家に行けないのならばぼたぼた流れて今日の今日に砕く確実なハンマーを地図
に集めて腰を砕くのなら頭を砕くのなら目を砕砕くからからからぼたぼたとハンマーがを砕く頭を砕くの
くのならハンマーを砕くのならぼたぼた流れて頭がぼたぼた流れて一万回集まって頭がどろどろ集ま

って行きたいのなら君の頭を砕いて僕達の仲間が集まって君の仲間が集まって今日に明日にハンマ
ーで今日にハンマーで今ハンマーで君の家の地図がぼたぼた集まって向かっているハンマーが砕く
から頭を砕くから足を砕くから目を砕くから君の頭をぼたぼたと血が燃やすようにぼたぼたと火をつけ
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一万回の擦り付けを砕くのなら君の卵を砕くからからからぼたぼたとハンマーが確実に確実でないの
なら火をつけるために確実にハンマーが君の頭を砕くから君の頭を砕く頭を砕くか頭を頭頭を砕く頭を
砕く頭を砕く頭を砕く頭を砕頭を砕くかハンマーが砕くからからからぼたぼたとハンマーがぼたぼたと
404C.N.:名無したん:2012/06/13(水) 08:53:29.59 ID:H0jHEfr3O
確実でないならば君の腰が砕けるほどのハンマーを持っているならば僕達はハンマーを持ってい
るならば君の腰を砕くことも確実になるのならば君の言葉を砕くハンマーを持って君の所にいくの
ならば僕達は君のハンマーを持っているのならば君を燃やすように一万回の擦り付けを火を起こす
ことが可能だと君が言うのならば明日と今日の今日の今日は君の部屋に行きたいのなら地図を逆さ

の地図を血に染めた地図を血が流れてぽたぽた流れて君の手に集めて血が溢れるハンマーで君の
腰を砕いてどろどろ流れて確実でないのならば君のハンマーを僕に集めて一万回集めて火を起こす
地図を燃やすと君の家に行けないのならばぼたぼた流れて今日の今日に砕く確実なハンマーを地図
に集めて腰を砕くのなら頭を砕くのなら目を砕砕くからからからぼたぼたとハンマーがを砕く頭を砕くの
くのならハンマーを砕くのならぼたぼた流れて頭がぼたぼた流れて一万回集まって頭がどろどろ集ま

って行きたいのなら君の頭を砕いて僕達の仲間が集まって君の仲間が集まって今日に明日にハンマ
ーで今日にハンマーで今ハンマーで君の家の地図がぼたぼた集まって向かっているハンマーが砕く
から頭を砕くから足を砕くから目を砕くから君の頭をぼたぼたと血が燃やすようにぼたぼたと火をつけ
るためにハンマーが砕くから今日と今日地図に流れてぼたぼたハンマーが確実に確実でないのなら

一万回の擦り付けを砕くのなら君の卵を砕くからからからぼたぼたとハンマーが確実に確実でないの
なら火をつけるために確実にハンマーが君の頭を砕くから君の頭を砕く頭を砕くか頭を頭頭を砕く頭を
砕く頭を砕く頭を砕く頭を砕頭を砕くかハンマーが砕くからからからぼたぼたとハンマーがぼたぼたと
405C.N.:名無したん:2012/06/13(水) 13:26:06.59 ID:H0jHEfr3O
確実でないならば君の腰が砕けるほどのハンマーを持っているならば僕達はハンマーを持ってい
るならば君の腰を砕くことも確実になるのならば君の言葉を砕くハンマーを持って君の所にいくの
ならば僕達は君のハンマーを持っているのならば君を燃やすように一万回の擦り付けを火を起こす
ことが可能だと君が言うのならば明日と今日の今日の今日は君の部屋に行きたいのなら地図を逆さ

の地図を血に染めた地図を血が流れてぽたぽた流れて君の手に集めて血が溢れるハンマーで君の
腰を砕いてどろどろ流れて確実でないのならば君のハンマーを僕に集めて一万回集めて火を起こす
地図を燃やすと君の家に行けないのならばぼたぼた流れて今日の今日に砕く確実なハンマーを地図
に集めて腰を砕くのなら頭を砕くのなら目を砕砕くからからからぼたぼたとハンマーがを砕く頭を砕くの
くのならハンマーを砕くのならぼたぼた流れて頭がぼたぼた流れて一万回集まって頭がどろどろ集ま

って行きたいのなら君の頭を砕いて僕達の仲間が集まって君の仲間が集まって今日に明日にハンマ
ーで今日にハンマーで今ハンマーで君の家の地図がぼたぼた集まって向かっているハンマーが砕く
から頭を砕くから足を砕くから目を砕くから君の頭をぼたぼたと血が燃やすようにぼたぼたと火をつけ
るためにハンマーが砕くから今日と今日地図に流れてぼたぼたハンマーが確実に確実でないのなら

一万回の擦り付けを砕くのなら君の卵を砕くからからからぼたぼたとハンマーが確実に確実でないの
なら火をつけるために確実にハンマーが君の頭を砕くから君の頭を砕く頭を砕くか頭を頭頭を砕く頭を
砕く頭を砕く頭を砕く頭を砕頭を砕くかハンマーが砕くからからからぼたぼたとハンマーがぼたぼたと
406C.N.:名無したん:2012/06/13(水) 21:42:31.70 ID:H0jHEfr3O
確実でないならば君の腰が砕けるほどのハンマーを持っているならば僕達はハンマーを持ってい
るならば君の腰を砕くことも確実になるのならば君の言葉を砕くハンマーを持って君の所にいくの
ならば僕達は君のハンマーを持っているのならば君を燃やすように一万回の擦り付けを火を起こす
ことが可能だと君が言うのならば明日と今日の今日の今日は君の部屋に行きたいのなら地図を逆さ

の地図を血に染めた地図を血が流れてぽたぽた流れて君の手に集めて血が溢れるハンマーで君の
腰を砕いてどろどろ流れて確実でないのならば君のハンマーを僕に集めて一万回集めて火を起こす
地図を燃やすと君の家に行けないのならばぼたぼた流れて今日の今日に砕く確実なハンマーを地図
に集めて腰を砕くのなら頭を砕くのなら目を砕砕くからからからぼたぼたとハンマーがを砕く頭を砕くの
くのならハンマーを砕くのならぼたぼた流れて頭がぼたぼた流れて一万回集まって頭がどろどろ集ま

って行きたいのなら君の頭を砕いて僕達の仲間が集まって君の仲間が集まって今日に明日にハンマ
ーで今日にハンマーで今ハンマーで君の家の地図がぼたぼた集まって向かっているハンマーが砕く
から頭を砕くから足を砕くから目を砕くから君の頭をぼたぼたと血が燃やすようにぼたぼたと火をつけ
るためにハンマーが砕くから今日と今日地図に流れてぼたぼたハンマーが確実に確実でないのなら

一万回の擦り付けを砕くのなら君の卵を砕くからからからぼたぼたとハンマーが確実に確実でないの
なら火をつけるために確実にハンマーが君の頭を砕くから君の頭を砕く頭を砕くか頭を頭頭を砕く頭を
砕く頭を砕く頭を砕く頭を砕頭を砕くかハンマーが砕くからからからぼたぼたとハンマーがぼたぼたと
407C.N.:名無したん:2012/06/13(水) 21:45:24.17 ID:H0jHEfr3O
確実でないならば君の腰が砕けるほどのハンマーを持っているならば僕達はハンマーを持ってい
るならば君の腰を砕くことも確実になるのならば君の言葉を砕くハンマーを持って君の所にいくの
ならば僕達は君のハンマーを持っているのならば君を燃やすように一万回の擦り付けを火を起こす
ことが可能だと君が言うのならば明日と今日の今日の今日は君の部屋に行きたいのなら地図を逆さ

の地図を血に染めた地図を血が流れてぽたぽた流れて君の手に集めて血が溢れるハンマーで君の
腰を砕いてどろどろ流れて確実でないのならば君のハンマーを僕に集めて一万回集めて火を起こす
地図を燃やすと君の家に行けないのならばぼたぼた流れて今日の今日に砕く確実なハンマーを地図
に集めて腰を砕くのなら頭を砕くのなら目を砕砕くからからからぼたぼたとハンマーがを砕く頭を砕くの
くのならハンマーを砕くのならぼたぼた流れて頭がぼたぼた流れて一万回集まって頭がどろどろ集ま

って行きたいのなら君の頭を砕いて僕達の仲間が集まって君の仲間が集まって今日に明日にハンマ
ーで今日にハンマーで今ハンマーで君の家の地図がぼたぼた集まって向かっているハンマーが砕く
から頭を砕くから足を砕くから目を砕くから君の頭をぼたぼたと血が燃やすようにぼたぼたと火をつけ
るためにハンマーが砕くから今日と今日地図に流れてぼたぼたハンマーが確実に確実でないのなら

一万回の擦り付けを砕くのなら君の卵を砕くからからからぼたぼたとハンマーが確実に確実でないの
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砕く頭を砕く頭を砕く頭を砕頭を砕くかハンマーが砕くからからからぼたぼたとハンマーがぼたぼたと
408C.N.:名無したん:2012/06/14(木) 05:51:12.11 ID:b+AexVaBO
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
409C.N.:名無したん:2012/06/14(木) 05:51:51.80 ID:b+AexVaBO
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
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ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
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曲名わかる方いたらよろしくお願いします
410C.N.:名無したん:2012/06/14(木) 05:52:41.67 ID:b+AexVaBO
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
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411C.N.:名無したん:2012/06/14(木) 05:53:20.03 ID:b+AexVaBO
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
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412C.N.:名無したん:2012/06/14(木) 05:54:14.88 ID:b+AexVaBO
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
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ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
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たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
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413C.N.:名無したん:2012/06/14(木) 07:03:23.35 ID:b+AexVaBO
愛戦士ニコル
414C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 06:34:43.06 ID:MUOT0GeqO
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415C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 06:35:27.24 ID:MUOT0GeqO
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416C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 06:36:10.63 ID:MUOT0GeqO
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417C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 07:35:19.91 ID:MUOT0GeqO
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
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女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
418C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 10:26:10.56 ID:MUOT0GeqO
男「かめはめ波ーwwwwwwwww」

ギュオオオオオオオオォォォォォォ

ドガーーン!!!

男「……あれ?」

パラッ… ボロッ…

男「お、俺の手から光線が……?」

女子「ひっ…」

男「な、なあ、今のって一体」

女子「キャアアアアアアアア人殺しーーーー!!!!!」

男「へ?」
419C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 10:27:26.76 ID:MUOT0GeqO
教室に巨大な穴が出来ており、壁はボロボロと崩れ落ちている

穴の向こうに見える無機質なビルにも、焦げた穴が開いていた

男子「う、うわあああああ」ダッ

男「ちょっと待ってくれよ!俺はただ友とじゃれあってただけで――」

委員長「その友は死んでるじゃないの!!」

男「な、何言ってんだよ……」

男はできるだけ冷静に下に目をやった

黒く焦げたそれは確かに人の形をしているが、もはや何者なのか分からない

ただ辺りを異様な匂いが覆い始めていた

男「まさか……友……なのか?」
420C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 10:28:53.39 ID:MUOT0GeqO
焼死体は間違いなくつい先程まで男と一緒に遊んでいた友であった

男「俺じゃない……」

委員長「来ないでよ人殺し!」

女子「殺さないでえええ」

男「違う、俺じゃない…!だって、ありえないだろ…?人がかめはめ波なんか撃てると思うか?」

先生「何事だ!?一体何があった!?」

騒ぎを聞きつけてわらわらと周りの教室から人が集まってくる

男は一人その場に立ち尽くしていた
421C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 10:30:07.75 ID:MUOT0GeqO
女子「先生助けて!と、友が死んじゃって男がビームで殺して!!」

先生「落ち着け!言ってる意味が分からん!」

男「先生聞いて下さい!俺じゃないんです!」

先生「分かった!分かったから全員静かに、静かにしろ!!」

先生の怒号はあまり意味がなく、廊下のざわつきは止まないどころかより一層大きくなる

教室には窓際の教壇近くに立っている男と、腰が抜けて歩けない女子、後ろで震えて固まっている男子の集団、そして先生がいた

先生「まず……何があった?」

男「俺が友と遊んでたんです……そしたら手からかめはめ波が出て壁がぶっ壊れて友が死んだんですよ!!」

先生「……お前は何を言ってるんだ?」
422C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 10:31:09.47 ID:MUOT0GeqO
委員長「男君の主張は合ってます。教室にいた何人かの人は、多分見てたと思います」

オタク「……僕も見てました」

ガリ「俺もです!」

ギャル「あたしも見た!男が友を殺すとこ」

男「だから俺じゃない!!」

先生「静かにしろっ!!!!」

先生は煙草を取り出そうとして慌ててポケットにしまった

先生「とにかく、警察を呼ぼう……男はそこを動くな。何があるか分からん」

男「……分かりました」

男はやはりできるだけ冷静を装って返事をした

落ち着いているふりをしていても、ここにいる誰もがこの状況を把握できていなかった

それもそのはずである

一体誰が普通の人間の手から「かめはめ波」が出てくると思うであろうか?

漫画の世界と現実には決して越えられない壁があるのだ

423C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 10:51:16.81 ID:MUOT0GeqO
騒ぎから三十分ほどで警察と消防が現れた

誰にとっても、この時間は長すぎる三十分であった

警官「似たような通報が入っていたが……あのビルを壊したのも君か?」

男「俺じゃない……だって、普通かめはめ波が出るわけないじゃないですか」

警官「当然だ。そんなことできるわけがない……爆弾でもしかけてたのか?」

男「そんなこと、普通の男子高校生にできるわけないじゃないですか」

警官「我々はこれから君を警察に連れていくが、妙な真似はするな」

大人しく出頭しようと思っていた

警察から逃げ切れるわけがない

やったのは俺じゃないし、罪が認められなければそのうち釈放されると思っていたからだ

男(でも、もし本当に、俺がかめはめ波を撃っていたのだとしたら…?)

一瞬、男の脳裏によぎった疑問
424C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 10:52:24.26 ID:MUOT0GeqO
男(俺はどうなる?殺人罪か?学校やビルも壊したから、器物破損も加わるのか?)

ぐるぐると様々な考えが巡る

男(そういえば、ビルの中の人たちはどうなっているんだ?まさか、友みたいに死んでしまったのか?)

やがて一つの好奇心が生まれた

男(もう一度……もう一度試してみたい)

警官「さあ、手をゆっくり上にあげるんだ」

男「……か」ボソッ

警官「ようし、そのまま動くんじゃないぞ?」

男「……め」

警官「…?何を言っている?」

男「は」

委員長「!男君やめなさい!!」

男「め!」

男は振り返り、腕を大きく振って斜め上に向けた

男「波ああああああああああ!!!!!!!!!」
425C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 10:54:08.75 ID:MUOT0GeqO
ギュオオオオォォォォォォ

ボギャーーン!!!

警官「……は?」

出た

かめはめ波が出てしまった

男「……マジかよ」

出て欲しくなかった、と男は後悔した

男の撃ちたくないという意思に関係なく、かめはめ波は撃ててしまった

警官「貴様ぁ!余計な真似はするなと言っただろう!」

男「来るなぁ!!」スッ

警官「!?」ビクッ

女子「イヤアアアアアアア!!!!」

男が手のひらを向けると、見物していた生徒達は再び騒ぎ出してしまった
426C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 10:56:25.23 ID:MUOT0GeqO
おおよそ二種類の人間がいた

女子の様に怖くなって声を荒げつつ逃げようとする人

先生の様に目を丸くして非現実を受け入れられない人

男「来たら、か、かめはめ波を撃つぞ!」

警官「分かった!分かったから落ち着け?な?かめはめ波だろ?あれいいよなー、俺も小さい頃はよく練習したよ、うん」

男「うるさい」

警官「ごめんごめんごめん分かったから冷静になろう?な?」

警官はすっかり逃げ腰になってしまっている

男は必死に考えていた

どうすればここから逃げられるのだろうか、と
427C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 11:43:33.42 ID:MUOT0GeqO
男自身、かめはめ波が撃てたからと言って身体能力が向上した感覚は全くない

男が開けた大穴から飛び出したとしても、無事に着地できる自信がなかった

ふと、一つの可能性を思いついた

男(筋斗雲呼べねーかな)

かめはめ波が撃てたのならひょっとして、と思ったのである

男は深呼吸をした

男「筋斗雲ーーーーーー!!!!!!!」

教室が静まり返った

筋斗雲は

結局一分待っても来なかった
428C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 11:46:49.33 ID:MUOT0GeqO
男(だったらもうやることは一つしかないか……)

警官「君、落ち着いたか?筋斗雲は来ないだろ?もうやめにして警察に行こう?な?」

男「いえ、逃げます」

先生「男!馬鹿な真似はやめろ!」

男「俺は本気です先生……警察なんて嫌だ」

男「逃げてやる……逃げられなくても逃げてやる!」

男「かーめーはーめ!」ダッ

警官「うわああああ来るなあああああ!!!!」

男が構えて叫びながら進むと、群衆は一気に散らばっていく

男「死にたくなかったら道を開けろ!そこをどけぇ!!」
429C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 11:51:52.87 ID:MUOT0GeqO
難なく校舎を出て校門まで来ると、パトカーの列が出口を塞いでいた

刑事「君、大人しく投降しなさい。今ならまだ間に合う」

男「うるさい!友が死んでビルの人も死んでるかもしれないのに、今更間に合うもくそもあるか!」

刑事「ビルの人たちはまだ死んでいない。重傷を負っているものもいるがまだ助かる可能性はある」

男「それでも……それでも俺は、逃げる」

男「かめはめ波ー!」

ギュオオォォ

ドギャーーン!!

男は脅しのつもりで地面に向けて撃った

警察達が一歩引き下がる

男「死にたくなかったら通して下さい……次は狙います」

430C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 11:56:18.41 ID:MUOT0GeqO
とはいえ、男は状況を打破できるとはあまり思えていなかった

向こうは全部で八人、銃を構えている

男はかめはめ波を直線にしか撃てないので、横に広がられるだけで、男は他の警官に対処できない

最悪の場合射殺されるだろう

男「来るな!来るんじゃない!」

男はじりじりと後ずさりして、物陰に隠れようとした

なにも無理に校門から出る必要はない

警察から隠れた後、壁を壊してそこから逃げ出そうと考えていた
431C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 11:58:04.23 ID:MUOT0GeqO
???「魔貫光殺砲!!」

ギャルルルルル

ズギャーーン!!!

警官's「グワアアアアアアア!!!」

男「!?」

刑事「な、何だ!?」

突如、横に並んでいた警官達が謎の光線によって貫かれた

一歩前に出ていた一人の刑事だけが無事だった

???「早く逃げるぞっ!」

男「あ、あぁ!!」ダッ

男は壁の向こうの声に応じて走りだした

刑事「止まれ!止まらないと撃つぞ!!」

男「かーめーはーめー」

刑事「!!」ビクッ

男は刑事の横をすり抜けた
432C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 12:08:35.25 ID:MUOT0GeqO
刑事「くそっ!」スッ

男「かめはめ波ー!!」ギュォォォ

ドカーーン!

再び威嚇のかめはめ波を地面に撃ち、文字通り煙に巻いて男は走りだした

???「こっちだ!来い!」タッタッタ

男「ありがとう、助かった」タッタッタ

???「とにかくここから離れよう。チャリを奪え!」

男「はぁ!?」

???「足だけよりましだろ、早くしろ!間に合わなくなっても知らんぞぉ!!」

男「わ、分かった!」

男は運よく近くに止めてあった鍵のかかっていない自転車を盗んだ

その後は警察を撒けるように必死に漕いで逃げ回った

幸いにも、警察はなかなか追いかけて来なかった
433C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 13:47:04.19 ID:MUOT0GeqO
男「はぁ…はぁ……なんなんだ一体……今日は厄日か」

???「ほんと…ぜはぁ…冗談じゃないぜ……」

二人は自転車を捨て、廃工場に身を潜めていた

男「名前、聞いてなかったっけ?俺は男だ」

???「俺はDQNって名前だ」

男「それよりさ、さっきのあれおかしいだろ」

DQN「ん?何がだ?」

男「間に合わなくなっても知らんぞぉ、ってベジータの台詞だろ…お前が使った技ピッコロさんのじゃねえかよ!」

DQN「ハハッ、すまんすまん、つい言いたくなってさ」

男「笑ってる場合じゃないっての……ハハッ」

辛気臭い工場で、男二人が笑いあった

434C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 13:47:49.59 ID:MUOT0GeqO
やがて息も整ったところで、男が話題を切り出した

男「なんで俺達、かめはめ波や魔貫光殺砲が撃てたんだろうな」

DQN「さあな……お前、警察に追われてたってことはやっちゃったか?」

男「何を?」

DQN「人殺しだよ」

男「!」ドキッ

DQN「そう固くなんなよ。俺だって何人か殺してんだ…お前も見ただろ?」

そう、DQNは校門前にいた警察達を殺しているのだ

DQN「警察だけじゃねえ、俺は仲間も殺っちまった」

男「え…?」
435C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 13:48:54.69 ID:MUOT0GeqO
DQN「昨日かな、仲間とふざけながら飲んでたんだよ」

DQN「そんで一発芸やりまーすとか言って、魔貫光殺砲やったの。そしたらほんとに撃てて向けられた仲間が死んだ」

男「……」

DQN「見られたと思ってつい俺は他の仲間にも魔貫光殺砲を撃とうとした……でも駄目だった」

男「そりゃ、見られたからって殺すのは……」

DQN「違ぇよ、ドラゴンボール読んだことねえの?魔貫光殺砲って溜めんのに時間かかんだろ?だから撃とうとする前にみんな逃げちまったわけ」

男「そんなの――」

DQN「おかしいのは分かってるけど、俺もパニックだったんだ……」

DQN「警察に通報される前に俺は逃げ出して彷徨ってた。そんでさっきの騒動を見かけたわけ」

男「……なんだってんだよ」

436C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 13:49:49.36 ID:MUOT0GeqO
DQN「とにかく言えるのは、俺達はもう元に戻れねえ」

DQN「俺達は化け物になっちまったのさ……」

男「……化け物?違う……」

男・DQN「俺は悪魔だぁ…!」

DQN「ハッ、こんな時にブロリーかよ!」

男「ごめん、つい」

DQN「ハハハッ…こんな風に笑ってられんのもいつまでかな」

男「俺達はもう、逃げるしかないってのかよ……」

DQN「ま、そういうこったろうな」

DQNは立ち上がると、隠してあったらしい大きなリュックを背負いだした

DQN「昨日逃げ出す前に準備してたんだ…悪いけど、俺は逃げる」

男「え…?」

DQN「ここもすぐ見つかっちまうだろうしな」

437C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 13:50:30.41 ID:MUOT0GeqO
男「俺も連れてってくれ!」

DQN「連れてくにしても、お前荷物ねえじゃん?俺の荷物は分けてやんねえからな」

男「だ、だったら俺も家に帰って――」

DQN「無理だろ、警察が見張ってるよ」

男「頼む、俺一人じゃ不安なんだよ…!一緒にいてくれ!」

男は半ば土下座に近い格好で頼みこんでいた

男性にとって土下座は屈辱以外の何物でもない

自分以上に人を殺しているガラの悪い相手に対してそれをやらなければならないほど、男の精神は困窮していたのだ

438C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 14:25:19.64 ID:MUOT0GeqO
DQN「……いや、やっぱ駄目だ。二人でいるとその分見つかるリスクも上がる」

男「そんな……」

DQN「お前は一人で逃げるなり、何なら今から大人しく警察に行くなりすりゃあいい」

DQN「じゃあな」スタスタ

男は顔をあげてDQNの背中を見つめた

これから先自分一人で生きていかなければならない

そう考えると、男は自然と立ち上がって構えを取っていた

男「……ちょっと待て」

DQN「あん?」クルッ

男「俺を連れて行ってくれ…連れていかなきゃかめはめ波をぶち込むぞ…!」
439C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 14:26:17.53 ID:MUOT0GeqO

DQN「フゥ〜……あのさ、それマジで言ってんの?」

男「俺は本気だ!」

DQN「かめはめ波と魔貫光殺砲、どっちが強いと思うよ?」

男「……」

DQN「ラディッツと戦ってる時、悟空のかめはめ波は全然効いてなかったけど魔貫光殺砲では倒せただろ?つまりそういうことだよ」スッ

DQNも額に指をあてた

男のかめはめ波と違い、目に見えて指先に力が集中しているのが分かる

男「あれはまだ悟空とピッコロさんが互角ぐらいだった時じゃないか……」

男「悟空が強くなったらこっちの方が強いに決まってる」

DQN「それは悟空だからだろうが…俺とお前なら、断然俺の方が強そうだしな」

男「……」

DQNの指先に力が完全に溜まった
440C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 14:27:05.91 ID:MUOT0GeqO
DQN「さあどうする?お前がかめはめ波を撃ったら、俺は魔貫光殺砲をぶち込む」

DQN「どっちが強いかは明白だと思うがな」

男「……そんなの、やってみなくちゃ分かんねーよ」

DQN「いやいや、やるまでもないっつーの…分かったら腕を降ろせ!俺がここから出るまで構えるんじゃねぇ!!」

DQNは額に指をあて男を睨んだまま後退し始めた

男は以前構えを崩さない

DQN「聞こえねえのか?マジに撃つぞ?あ?」

男「やれるもんならやってみろよ…俺を連れていかないんなら、俺も本気出す」

DQN[プッ…お前が本気出そうが魔貫光殺砲には勝てねーよ」

男「だったら撃てよ」

DQN「!……お望み通り……」

DQN「喰らえぃ!!魔貫光殺砲っっ!!!!!」
441C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 14:27:45.42 ID:MUOT0GeqO
ギャルルルル

DQNの放った魔貫光殺砲は

しかし男には当たらなかった

男「かめはめ波ーーーー!!!!」ギュオオオオオォォォ

DQN「ぬわーーー!!!」ドカーーーン!!!

男は理解していた

DQNは必ず技を放つ前に技名を叫ぶ、と

彼らがまだ少年の心を持っているなら、叫ばざるを得ないのだ

男はそれを知っていた

男も勿論、少年の心を持っていたのだから

そして男は、横に跳んだ

技名を叫んでいる間に

直線にしか放てない、魔貫光殺砲をかわすために
442C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 14:28:27.71 ID:MUOT0GeqO
男の読みは当たった

結果として、意識せず行っていた挑発によりDQNは撃つしかなくなっていたのだが

男はそれを知らない

男「はぁ……どうだ、俺を連れいていけ!」

DQN「……」

男はまだ気付いていなかった

男「……DQN…?」

男の放ったかめはめ波は

既に魔貫光殺砲を打ち破れるくらい強くなっていたことを

男「嘘だろおい……DQNっ!!」

DQNなど余裕で殺せるということを
443C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 16:39:01.31 ID:MUOT0GeqO
男「そんな……なんでこんなことに……」

そう、男は完全に錯乱していた

脅しのつもりが本当に殺してしまうことなど、考えられもしなかったのだ

男「あ、あぁぁぁ……俺は、また…殺しちまったのか……?」

もはや男の精神は普通ではなくなっていた

人の死など見たこともなかった高校生が

一日で二人

しかも自らが殺したものを見ることになってしまったのだから

男「とにかく……俺は……」

出した結論は

男「家に、帰りたい」

またも考えの足りぬ愚行だった

男は廃工場を飛びだした
444C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 16:40:05.61 ID:MUOT0GeqO
ただひたすらに、自らが暮らしている家を目指していた

町は思っていたよりも静かだ、と思っていた

しかし時々目に入る警察に

男は内心怯えながら走っていた

そうしてたどり着いた男の家には

男「はぁ……はぁ……パトカーが、あんなに……」

DQNの言っていた通り

沢山の警察が集まっていた

445C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 16:41:15.49 ID:MUOT0GeqO
物陰に隠れ、男はようやく思考を開始した

男(警官が軽く見ても三十人以上…しかも銃を持ってバラバラの配置)

男(かめはめ波なんか撃ってたらいい的だぜ……)

男(そもそも俺はなんで帰ってきたんだっけ?荷物を取りに?シャワーでも浴びようとしてたんだっけ?)

男(それとも)

男(父さんと母さんと、話したかったのか…?)

男は深呼吸をした

そしてやはり、冷静を装う

男(俺は逃げたい……警察なんて嫌だ)

男(だったらここから一刻も早く立ち去るべきだろ……)

男(そうして逃げ回って原因を探るんだ…!)

男が走りだそうとしたその時

目の前にいつかの刑事がいた
446C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 16:41:56.50 ID:MUOT0GeqO
刑事「よう、坊主。かくれんぼは楽しかったか?」

男は静かに構えを取った

刑事「おいおい、よせよ。また殺す気か?」

その通りだ

どうせ既に二人殺している

今更三人に増えようが同じことだ、と思った

刑事「親父さんが泣くぞ?」

男「!」ピクッ

刑事「私だ…容疑者を見つけた。家の近くの茂みだ」

しまった、と男は思った

すぐに警察が男を取り囲んだ

こうなってしまっては、もはやかめはめ波だけでは逃げようがない
447C.N.:名無したん:2012/06/17(日) 16:42:59.83 ID:MUOT0GeqO
刑事「抵抗するなら容赦なく撃つ…心配するな、許可は下りてる」

男「……なら、あんただけでも殺す」

刑事「私を殺すか…ハッ」

刑事「君は何がしたい?ある日突然かめはめ波が撃てるようになってどうだった?」

刑事「フリーザはいたか?セルは?魔人ブゥは?」

刑事「そう言う悪党どもと戦いたかったのか?」

男「違う…!俺はかめはめ波を撃ちたいだなんて望んでなかった!」

刑事「本当にそうか?」

刑事「だったらなんで教室で友達に向けてかめはめ波を撃つ真似をしたんだ…?」
448C.N.:名無したん:2012/06/18(月) 07:27:02.54 ID:KDwIRXb1O
男「い、言ってる意味が分かんねえよ!」

刑事「ったく、これだからガキは……」

刑事「撃ちたかったから撃つ真似をしたんだろ?」

刑事「それで実際に撃てた。良かったな、願いが叶ったんだ」

男「お、俺はこんなの……こんなことは望んでなかった…!」

刑事「へぇ、そうかい?だったら何を望んでたんだ?」

男「何を…?」

刑事「ガキどもは漫画だのアニメだのを見てすぐ必殺技の真似をしたがるが…一体何のためにそんなことをしてんだろうな」

男「そんなもん、楽しいからじゃ……ないのか…?」

刑事「ふーん、でも実際にできるようになったら楽しくないのか?フンッ、おかしな話だな」
449C.N.:名無したん:2012/06/18(月) 07:29:17.34 ID:KDwIRXb1O
男「おかしくなんかない!誰だって、人を殺すために必殺技の真似をしてるわけじゃないはずだ……」

男「友達と役になりきって、一緒に遊ぶためにやってるんだ!」

刑事「漫画の中だとどいつもこいつも殺しまくってるくせに、よく言うぜ」

男「だが現実だと死なねえ!」

刑事「だが現実でも死んだ!」

男「!」
450C.N.:名無したん:2012/06/19(火) 13:16:18.91 ID:0+CKr6OTO
刑事「全く……」

刑事「漫画なんてものがなけりゃこんな悲劇も起きなかったろうにな」ボソッ

男「は?」

男は口を開いたまま動きを止めた

今の台詞に

疑問を感じたのだ

男「お前、何を言ってるんだ…?」

刑事「もういい、捕えろ」

男「おい、どういう――」

バチューーン

男「ぐっ――!?」

肩を撃たれた男は

結局かめはめ波を撃つ間もなくその場に倒れこみ

やがて焼けつくような痛みで気を失った

451C.N.:名無したん:2012/06/19(火) 13:18:04.88 ID:0+CKr6OTO

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

小学生1「くらええ!かめはめ波だー!」

小学生2「負けるかー!ガリック砲ー!」

小学生1「ガリックじゃなくてギャリックだよ!ばーかばーか!」

小学生2「うるさい!ガリックでいいんだよ!!」

小学生1「おい、こいつギャリック砲って言えねーんだぜー!だっせー!!」

小学生3「マジかよ、カッコ悪〜」

小学生2「言えるもん!ガリック砲ぐらい言えるもん!」

小学生4「やっぱり言えてねーじゃんか、ばーかばーか!」

小学生2「うぅぅ……馬鹿にするなー!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
452C.N.:名無したん:2012/06/19(火) 13:20:13.59 ID:0+CKr6OTO
男が目を覚ました時、白い天井が目に映った

男「……知らない天井だ……ってか」

刑事「目が覚めたか坊主」

男「!あんた――ぐっ!?」

刑事「いいから寝てろ、怪我してんだ」

男「あんた……漫画嫌いなのか?」

刑事「……好きだったよ」

男「今は…?」

刑事「大嫌いだね」
453C.N.:名無したん:2012/06/19(火) 13:21:02.58 ID:0+CKr6OTO
刑事「あんなもんがあるから、いじめが生まれるし犯罪もなくならねえんだ」

男「何言ってんだよ…頭おかしいんじゃねえか?」

刑事「そうだな、とっくにおかしくなってる」

刑事「だが漫画しか読まねえくそガキどもよりはましだと思ってるよ」

男「そんなのは偏見だ…漫画は面白いだろ…!」

刑事「確かに今は面白いのかもな…だが、世間はどうかな?」

男「どういう意味だ?」

刑事「テレビを見ればわかるさ」ピッ
454C.N.:名無したん:2012/06/19(火) 13:22:02.12 ID:0+CKr6OTO
=====

アナウンサー「現在、全国規模で『必殺技』を放つ子供たちが急激に増加しており、警察や消防、病院が対応に追われています」

中学生『ゴムゴムのーピストルー!!」ビョーーン

一般人『ぐはっ…な、なんで……』ドサッ

小学生『アバンストラッシュー』ズバァッ

一般人『ギニャアアアアアア』

大学生『ティロ・フィナーレ!!』ボシューーン

一般人『ウワアアアアアアアアアアアアア!!!!!』

アナウンサー「このように、漫画やアニメに影響されて必殺技を放とうとすると、本当に撃ててしまうという事件が多発しています」

アナウンサー「現在原因究明を急いでおり――」

=====

男は食い入るように画面を見つめていた

男「な、なんだよこれ……俺以外にも、似たような奴らがいるのか…?」

刑事「漫画を真似してたら本当に撃てる輩があちこちにいる…これからもこういう人間は増えてくるだろう」

男「そんな馬鹿な……」
455C.N.:名無したん:2012/06/19(火) 14:12:31.82 ID:0+CKr6OTO
刑事「加えて厄介なのが、楽しんでる人間がいるのさ」

男「楽しむ…?何を?」

嫌な汗が男の額に滲みだした

刑事「人殺しを、さ」

男「なっ、ありえねえだろ!?」

刑事「だが事実だ」

刑事「なんかの漫画みたく、ひょんなことから力を手に入れたそいつらは、人殺しを楽しんでる」

男「一体みんな、誰と戦ってんだ……」

刑事「誰とも戦ってなんかいねえよ」

刑事は淡々と続ける

刑事「そこにあるのは殺戮だけだ」

男にはそれがひどく恐ろしいことに思えた
456C.N.:名無したん:2012/06/19(火) 14:13:29.84 ID:0+CKr6OTO
男「俺は、楽しんでなんかいない……」

刑事「お前が仮にそうだとしても、世間ではすでに漫画の必殺技は『悪』とみなされつつある」

男「必殺技なんか、いらなかった……」

刑事「いくら漫画が素晴らしくても、現実とごっちゃにする馬鹿は救えねえ」

刑事「ガキの頃からそういうものに触れていると、大人になってやっちゃいけねえことをやるやつがいるんだ」

男「そんなの、極僅かだ……ほとんどの人間は、漫画を見てもまっとうに育つ!」

刑事「果たして本当にそうかな?」

刑事はニヤリと笑みを浮かべた

男はなんとなく

この刑事には適わないんじゃないか

という予感を覚えた
457C.N.:名無したん:2012/06/19(火) 14:53:33.86 ID:0+CKr6OTO
刑事「お前の学校にはいなかったか?」

刑事「漫画に影響されて、やれ語尾を変えたりだの同じ物しか食べないだの腕に包帯を巻いたりだの」

刑事「そんな漫画に影響された馬鹿どもを、見たことがないってか?」

男は答えない

いた

確かにそう言う奴がいたのだ

そしてもう一つ、男は危機感を覚えた

刑事「お前も、そういう人間の一人だろ?」

的中した

刑事「そろそろ大人になろうって高校生が、何がかめはめ波だ……笑わせんな」

男は答えない

答えられない

何も言えない

458C.N.:名無したん:2012/06/19(火) 14:54:29.28 ID:0+CKr6OTO
刑事「ま、こんな話はどうでもいいか。もうすぐそんなこと気にしなくていい時代が来るだろうからな」

男「…?何の話だ?」

刑事「いや、別に……」

刑事「お前、もうかめはめ波は撃てねえのか?」

男「!何を急に……」

刑事「いいから、撃てるのか撃てねえのか聞いてんだよ」

男「……かーめーはーめー」

なんとなく刑事に向けて撃つことにした

男「波ー!!!」

つけっぱなしのテレビから、アナウンサーの声がする

男「…?かめはめ波ー!!!」

再度挑戦するも結果は同じだった

出なかった
459C.N.:名無したん:2012/06/19(火) 14:55:50.28 ID:0+CKr6OTO
男「そんな……もう、かめはめ波は撃てねえのか…?」

刑事「……ハンッ、やっぱりお前も楽しんでたんじゃねえかよ」

男「えっ?」

刑事「残念だったな、もう人を殺せなくなって」

男「!!」

男はヒヤリとした

無意識だった

完全に無意識に、がっかりしていたのだ

刑事「お前はこれから牢屋行きだ。友とDQNを殺した罪とビルにいたサラリーマン連中への傷害罪、ついでに器物破損」

刑事「何年くらいかは……ま、裁判次第か」

男「俺は……楽しんでいた…のか…?人殺しを…?」

刑事「ゆっくり考えな」

刑事が部屋から出ていった

男はまだ茫然と自分の手を見つめていた
460C.N.:名無したん:2012/06/19(火) 14:56:54.66 ID:0+CKr6OTO

〜数年後〜

アナウンサー「今日のニュースです」

アナウンサー「本日正午過ぎ、国会にて『漫画・アニメ・ゲーム規制法案』が既決されました」

アナウンサー「この法案は、漫画やアニメの必殺技を真似する子供たちが、数年前から本当に必殺技を出せるようになったことによる、
犯罪を軽減するために設けられたもので、今後一切の必殺技が生まれる可能性を防ぐとともに、
子供達を健全な大人に教育するためという目的のため――――」

プツン

年老いた元刑事が、テレビを切った

彼は誰もいない家の中で

一人ほくそ笑んだ
461C.N.:名無したん:2012/06/19(火) 15:35:37.14 ID:0+CKr6OTO
ピンポーン

その時、家のチャイムを誰かが鳴らした

元刑事は重い腰を上げ

ニヤケ顔を治すと玄関の扉を開けた

元刑事「!お前は……」

男「お久しぶりですね、刑事さん」

かつてかめはめ波を撃った罪で掴まっていた男だった

男「お時間よろしいですか?」

元刑事「……構わん、入りたまえ」

入れてもらえるまでずっと粘るだろうと思った元刑事は

早々に諦めて男を招き入れた
462C.N.:名無したん:2012/06/19(火) 15:37:02.15 ID:0+CKr6OTO
男「あの時僕達に何かしたのは、あなたですね?」

いきなり核心をついた質問だった

元刑事「あぁ、その通りだよ」

あっさり認めた

男「何を使ったのかは知らないが、子供が必殺技名を言うとその必殺技が出るような仕掛けを使った」

男「目的はなんだ?」

元刑事「……」

男「この法案を作らせることか?」

元刑事「……」

元刑事は答えない
463C.N.:名無したん:2012/06/19(火) 16:20:21.02 ID:0+CKr6OTO
男「僕が寝ている間にまた必殺技を使えなくする何かを使って、大ごとになる前に事件を終わらせていった」

男「こうして見事、世間に漫画やアニメが『悪』だというイメージを植え付けた」

男「いや、実際あの時は『悪』だったか」

元刑事「……」

男「だがやはり分からない…あなたの目的が」

元刑事「悲劇は」

男「ん?」

元刑事「悲劇は漫画から始まるんだ」

男にはその真意が理解できなかった
464C.N.:名無したん:2012/06/19(火) 16:21:29.93 ID:0+CKr6OTO
元刑事「漫画が子供たちに読まれ始めるようになってから、漫画は世間に一気に浸透した」

元刑事「だがそれは悲劇にもなり得る」

元刑事「必殺技とは名ばかりの悪意のある拳や蹴り、それによって子供達はいじめられる」

元刑事「必殺技と言えば何でも許されると思いいじめを許容させようとする」

元刑事「そんな世の中、間違ってると思わんか?」

男「思いませんね」

男はきっぱりと答えた

男「漫画は人生を豊かにするものだ。確かに子供達のいじめを助長するものになるかもしれない」」

男「だが漫画はそれだけじゃないだろ?必殺技の出てこない漫画なんていくらでもある」

男「善悪を漫画で学ぶことだってあるかもしれない」

男「漫画は、子供たちを豊かにするものでもある…!」

465C.N.:名無したん:2012/06/19(火) 17:17:32.21 ID:0+CKr6OTO
男「あんな法案が通ったくらいじゃ、漫画はなくならないし、いじめだってなくならない」

男「あんたにも、それは分かってるんだろう?」

元刑事「……それでも、私は漫画を憎む」

男は深いため息をついた

ここで元刑事に何を言おうが

あの法案は覆らないし何の意味もない

男がここに来たのは、単にあの時のことを確かめたかっただけだ

これ以上のいい争いは無意味であると思った

男「まあ、あなたが何をしたのか僕に分からない以上、あなたのことを告発するつもりはありませんよ」

元刑事「それがいい…私も安心できる」

何を抜け抜けと

男は内心舌打ちをした
466C.N.:名無したん:2012/06/19(火) 17:51:50.86 ID:0+CKr6OTO
男「ただ、あなたのことは一生恨みますけどね」

元刑事「好きにしろ」

男「……そうだ、あのときあなた言ってましたよね」

元刑事「?」

男「僕はかめはめ波を撃って何をしたかったのか、って」

元刑事「ほう、よく覚えてるな」

男「今なら答えられそうですよ」

一呼吸置いて男は答えた

男「僕がかめはめ波を撃てたのなら」

男「僕はやっぱりあんたの言った通り、悪党をぶっ潰したかったんだ」

男「あんたみたいな、ね」
467C.N.:名無したん:2012/06/19(火) 18:03:35.80 ID:0+CKr6OTO
男が両手を構える

元刑事「ハッ、私が悪党?おもしろい冗談だ」

男は静かに呼吸を整える

元刑事「なんだそれは……できると思うのか?」

男「かー…めー…はー…めー……」

元刑事「私は間違っていない!悪の元凶はすでに規制されているッ!!」

男「波ーーーーーー!!!!!!!!!!!」

ギュオオオォォォォォォォ

ドゴーーーーーン!!!!!

半径二十メートルほどが消し飛んだ

元刑事は家ごと死んだ

男もまた、自らのかめはめ波に耐えられず死んだ
468C.N.:名無したん:2012/06/19(火) 18:06:32.37 ID:0+CKr6OTO
「かめはめ波ー!」

「気孔砲だー!」

今日もまた

どこかで子供たちが

必殺技を言い合っている

「邪王炎殺…黒龍波!!」

「バーリア!」

「えっ?」

漫画やアニメが規制されようと

きっといつまでもなくならないだろう



end
469C.N.:名無したん:2012/06/19(火) 21:12:58.80 ID:0+CKr6OTO

俺が郁と鞄の話をしている間、部屋で寝ていた智宏には姉がいる。
姉弟は少々どんくさい。良く言えばおっとりしている。
二人とも道を歩けば段差でこけ、看板にぶつかる。
だから3、4年前に、智宏と二人で平日の秋葉原に行った時も、ヤツはあっちに引っ掛かりこっちに引っ掛かりしていた。
今はどうか知らないが、当時は歩道に看板やらポップやらが満載だった。
この街に不案内な俺は智宏の後に付いて歩いていたのだが、ふと、ゲームのデモに気を取られて横を向いた。
その瞬間。
「どすん!」とえらく盛大な衝突音がした。
次いで智宏の声で「ごめんなさい!」と聞こえたので、俺は前を見た。
智宏は誰もいない空間に、ペコペコと頭を下げていた。
半端な時間帯だったから人は多くない。看板はヤツが向いている側にはない。

「トモ?何してんだ?」
「この人に…」

智宏は顔を上げて、初めてそこに人がいない事に気付いた様だった。
正面から来た背の高い男にぶつかったと言う。
顔を上げるまで、汚れた赤いスニーカーとくたびれたジーンズが見えていたそうだ。
周囲にそれらしい服装の人物はいない。見間違う物もない。
でも。
俺は確かに、その音を聞いた。
470C.N.:名無したん:2012/06/21(木) 08:25:43.75 ID:T21Qf2BeO
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
ここから少し激しくなっていって
ホーヒッヒ、ホーヒッヒィー↑
ホーヒッヒィィィ!ホーッヒィヒィトゥルンホーヒッヒィーホ、ラァァァン
ユーウィッヒィィィィ!ユーヒィハーァン!
たーららたーららたーんフゥゥゥウ♪みたいな感じの曲です
女性が歌っていて結構有名な曲だと思います
曲名わかる方いたらよろしくお願いします
471C.N.:名無したん:2012/06/21(木) 08:30:18.50 ID:T21Qf2BeO
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
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472C.N.:名無したん:2012/06/21(木) 08:32:43.33 ID:T21Qf2BeO
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
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473C.N.:名無したん:2012/06/21(木) 08:39:47.71 ID:T21Qf2BeO
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474C.N.:名無したん:2012/06/21(木) 08:55:30.70 ID:T21Qf2BeO
外国の曲なんですが、曲名がわからなくて困っています
ユーなんとかかんたら〜トゥルルトゥルルトゥルトゥルルトゥルル
ユーなんとかか〜んた〜ら〜↓トゥルトゥットゥットゥー
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475C.N.:名無したん:2012/06/27(水) 13:39:46.11 ID:wXXfLJ/RO
さて、怪談じゃないけどこんなのはいかかが?

オカルト大好きな俺は知り合いやサークルの後輩先輩に節操無く「なんかない? 怖い話」と聞きまくる癖がある。

で、俺の歴代の彼女にも聞いてるわけだが全員1回だけそういう心霊体験をしてるという。
それが変な類似点があって

一人目が「おかあさんと一緒に買い物に行った時、道端で小人が踊ってるのを見た」
二人目が「北海道に友達と旅行に行ったとき、コロボックルの死骸を見た」
三人目が「金縛り中に小人みたいな童女がお腹の上に乗ってた」

いずれも小人が出てくる。
不思議だ。
476続き:2012/06/27(水) 13:40:34.95 ID:wXXfLJ/RO
4年くらい前に俺のオカルト道の師匠が「最近小人を見るパターンの怪談が増えている。5ミリの女の亜種もこの変形だ。あんまりいい傾向じゃない」と言っていた。
いい傾向じゃないとどうだというのか分らなかったが、妙に怖かった。
師匠に彼女の話をすると「次は多分大きい人を見てるよ」と予言されたのだが、去年久しぶりに彼女ができたので聞いてみると彼女も一回だけ変な体験をしており、「夜中に窓の外を異常に大きな人影が通り過ぎて行った」ヒィー

今にして思うとあの師匠の方が怖いわ!
5,6人殺してるという噂が流れてたし。
怪人だな。
この人にまつわる話も色々あるが、また今度。
477師事:2012/06/27(水) 13:41:17.73 ID:wXXfLJ/RO
僕がド田舎から某中規模都市の大学に入学した時。
とりあえず入ったサークルにとんでもない人がいた。

大学受験期にストレスからかやたら金縛りにあってて色々怖い目にあったことから、オカルトへの興味が高まっていた時期で、そんな話をしているとある先輩が「キミィ。いいよ」と乗ってきてくれた。

その先輩は院生で仏教美術を専攻している人だった。
すっかり意気投合してしまい、見学にいったその日の夜ドライブに連れて行ってもらった。

夜食を食べに行こうと言って、えらい遠くのファミレスまで連れていかれた。
そこは郊外のガストで、「なんでここなんですか?」って表情をしてたら先輩曰く「ここな、出るよ。俺のお気に入り」

アワアワ…

478師事 続き:2012/06/27(水) 13:42:12.91 ID:wXXfLJ/RO
ファミレス自体始めての田舎者の僕は、それでさえ緊張してるのに出るってアンタ。

「俺が合図したら俯けよ。足だけなら見えるはず」

そんなことを言われて飯が美味いはずがない。
もさもさ食ってると、急に耳鳴りが・・・・・

冷や汗が出始めて、手が止ると先輩が「オイ。俯けよ」慌ててテーブルに目を落した。
しばらくじっとしてると、ていうか動けないでいると視線の右端、テーブルのすぐ脇を白い足がすーっと通りすぎた。
いきなり肩を叩かれて我に返った。

「見たか?」

リングの公開前だったが、のちに見ると高山が街で女の足を見るシーンがこれにそっくりだった。
479師事 ラスト:2012/06/27(水) 13:44:48.80 ID:wXXfLJ/RO
僕が頷くと

「今のが店員の足が一人分多いっていうこのガストの怪談の出所。俺はまるまる見えるんだけどな。顔は見ない方が幸せだ」

なんなんだ、この人。

「早く食べろ。俺嫌われてるから」

俺もわりに幽霊は見る方なんだが、こいつはとんでもない人だとこの時自覚した。

そのあと空港へ向う山道の謎の霧だとか、先輩お気に入りの山寺巡りなどに連れまわされて、朝方ようやく解放された。
以来俺はその先輩を師匠と仰ぐことになった。
それは師匠の謎の失踪まで続く。
480:2012/06/27(水) 15:57:26.00 ID:wXXfLJ/RO
僕のオカルト道の師匠は当時家賃9000円の酷いアパートに住んでいた。
鍵もドラム式で掛けたり掛けなかったりだったらしい。

ある朝目が覚めると見知らぬ男の人が枕元に座ってて「おはようございます」というので「おはようございます」と挨拶すると宗教の勧誘らしきことをはじめたから「さようなら」といってその人おいたまま家を出てきたという逸話がある。

防犯意識皆無の人で、僕がはじめて家に呼んでもらった時も当然鍵なんか掛けていなかった。
481:2012/06/27(水) 16:52:36.22 ID:wXXfLJ/RO
酒を飲んで2人とも泥酔して、気絶するみたいにいつのまにか眠っていた。

僕が夜中に耳鳴りのようなものを感じて目を覚ますと、横に寝ていた師匠の顔を除き込むようにしている男の影が目に入った。
僕は泥棒だと思い、一瞬パニックになったが体が硬直して声をあげることもできなかった。
僕はとりあえず寝てる振ふりをしながら、薄目をあけてそっちを凝視していると男はふらふらした足取りで体を起こすと玄関のドアのほうへ行きはじめた。

『いっちまえ。何も盗るもんないだろこの部屋』

と必死で念じていると男はドアを開けた。
薄明かりの中で一瞬振り返ってこっちを見た時、右頬に引き攣り傷のようなものが見えた。
男が行ってしまうと僕は師匠をたたき起こした。

「頼むから鍵しましょうよ!」

もうほとんど半泣き。
482鍵 ラスト:2012/06/27(水) 16:54:19.06 ID:wXXfLJ/RO
しかし師匠とぼけて曰く

「あー怖かったー。でも今のは鍵しても無駄」

「なにいってるんすか。アフォですか。ていうか起きてたんすか」

僕がまくしたてると師匠はニヤニヤ笑いながら

「最後顔見ただろ」

頷くと、師匠は自分の目を指差してぞっとすることを言った。

「メガネ」

それで僕はすべてを理解した。
僕は視力が悪い。
眼鏡が無いとほとんど何も見えない。
今も間近にある師匠の顔でさえ、輪郭がぼやけている。

「眼鏡ナシで見たのは初めてだろ?」

僕は頷くしかなかった。
そういうものだとはじめて知った。

結局あれは行きずりらしい。
何度か師匠の部屋に泊まったが2度と会うことはなかった。
483そうめんの話:2012/06/27(水) 19:21:44.03 ID:wXXfLJ/RO
これは怪談じゃないが話しておかなくてならない。

僕のオカルト道の師匠が、急にサークルに顔を出さなくなった。
師匠の同期の先輩がいうには大学にも来てないとのこと。
心配になって僕は師匠の家に直接いってみた。

すると案の定鍵が開いていたのでノックして乗り込むとゲッソリした師匠が布団に寝ている。
話を聞いてみると「食欲が無くてもう1週間そうめんしか食べてない」そりゃやつれるわ。
と思い僕が「何か食うもんないんですか? 死にますよ」といって部屋をあさったが何も出てこない。
484そうめんの話:2012/06/27(水) 20:52:20.35 ID:wXXfLJ/RO
「夏バテですか?」

と聞いたが答えない。
何も答えてくれないのでもう知らんわい、と僕は薄情にも家を出た。
僕は師匠を恐れてはいたが、妙に彼は子供っぽいところがあり、ある面僕はナメていた。
その頃にはため口もきいたし。

二日後にまた行くと、同じ格好で寝ている。
部屋から一歩も出ずに1日中ゴロゴロしているそうだ。

「そうめんばっかりじゃもちませんよ」

と僕がいうと師匠は急にうっぷと胸を押えてトイレにかけこんだ。
背中をさすると、ゲロゲロと吐き始めた。
それを見ながら僕は「白いそうめんしか食ってなくても、ゲロはしっかり茶色いんだなぁ」と変なことを考えていたがふと気付いた。

そういえば・・・


485そうめんの話 ラスト:2012/06/27(水) 20:53:10.04 ID:wXXfLJ/RO
もう一度あさったがやはり何もない。
そうめんさえこの部屋にはないのだ。

「なに食ってるんスか先輩」

と詰め寄ったが答えてくれない。
なにかに憑かれてんじゃねーのかこの人?
と思ったが、僕にはどうしようもない。

取りあえずむりやり病院に連れて行くと、栄養失調で即入院になった。
点滴打ってると治ったらしく4日後には退院してきたがあの引きこもり中に何を食べていたのか、結局教えてくれなかった。

ただなぜかそれから口調が急に変わった。
「俺。オイコラ」から、大人しい「僕。〜だね。〜だよ」になり、子供っぽさが加速した。

その一回生の夏、僕は師匠とオカルトスポットに行きまくったのだが、おかげで頼りがいがなく色々ヤバイ目にあう。
486失踪 1/5:2012/06/27(水) 20:53:59.73 ID:wXXfLJ/RO
寝れないので、再度登場。

師匠との話をまだいくつか書くつもりだが、俺が途中で飽きるかもしれんし、叩かれてへこんで止めるかもしれないので先に一連の出来事の落ちである、師匠の失踪について書いておく。

俺が3回生(単位27。プw)の時、師匠はその大学の図書館司書の職についていた。
そのころ師匠はかなり精神的に参ってて、よく「そこに女がいる!」とか言っては何も無い空間にビクビクしていた。
俺は何も感じないが、俺は師匠より霊感がないので師匠には見えるんだと思って一緒にビビっていた。

変だと思いはじめたのは、3回生の秋頃。
師匠とはめったに会わなくなっていたが、あるとき学食で一緒になって同じテーブルについたとき「後ろの席、何人見える?」と言いだした。

487失踪 2/5:2012/06/27(水) 20:55:01.35 ID:wXXfLJ/RO
夜九時前で学食はガラガラ。
後ろのテーブルにも誰も座っていなかった。
「何かみえるんすか?」というと「いるだろう? 何人いる?」とガタガタ震えだした。
耳鳴りもないし、出る時独特の悪寒もない。
俺はその時思った。
憑かれてると思いこんでるのでは・・・・・
俺は思いついて「大丈夫ですよ。なにもいませんよ」というと「そうか。そうだよね」と安心したような顔をしたのだ。
確信した。
霊はここにいない。
師匠の頭に住みついてるのだ。
『発狂』という言葉が浮んで俺は悲しくなり、無性に泣きたかった。
488失踪 3/5:2012/06/27(水) 21:46:56.01 ID:wXXfLJ/RO
百話物語りもしたし、肝試しもしまくった。
バチ当たりなこともいっぱいしたし、降霊実験までした。
いいかげん取り憑かれてもおかしくない。
でも多分師匠の発狂の理由は違う。

食事をした3日後に師匠は失踪した。
探すなという置手紙があったので、動けなかった。
師匠の家庭は複雑だったらしく、大学から連絡がいって叔母とかいう人がアパートを整理しに来た。
すごい感じ悪いババアで、親友だったと言ってもすぐ追い出された。
師匠の失踪前の様子くらい聞くだろうに。
結局それっきり。
しかし俺なりに思うところがある。
489失踪 3/5:2012/06/27(水) 21:59:36.19 ID:wXXfLJ/RO
百話物語りもしたし、肝試しもしまくった。
バチ当たりなこともいっぱいしたし、降霊実験までした。
いいかげん取り憑かれてもおかしくない。
でも多分師匠の発狂の理由は違う。

食事をした3日後に師匠は失踪した。
探すなという置手紙があったので、動けなかった。
師匠の家庭は複雑だったらしく、大学から連絡がいって叔母とかいう人がアパートを整理しに来た。
すごい感じ悪いババアで、親友だったと言ってもすぐ追い出された。
師匠の失踪前の様子くらい聞くだろうに。
結局それっきり。
しかし俺なりに思うところがある。
490失踪 4/5:2012/06/27(水) 22:04:54.68 ID:wXXfLJ/RO
俺が大学に入った頃、まことしやかに流れていた噂。

「あいつは人殺してる」

冗談めかして先輩たちが言っていたが、あれは多分真実だ。
師匠はよく酔うと言っていたことがある。

「死体をどこに埋めるか。それがすべてだ」

この手のジョークは突っ込まないという暗黙のルールがあったがそんな話をするときの目がやたら怖かった。
そして今にして思い、ぞっとするのだが師匠の車でめぐった数々の心霊スポット。
中でもある山(皆殺しの家という名所)に行ったときこんなことを言っていた。

「不特定多数の人間が深夜、人を忍んで行動する。そして怪奇な噂。怨恨でなければ、個人は特定できない」
491失踪 5/5:2012/06/27(水) 22:13:12.03 ID:wXXfLJ/RO
聞いた時はなにをいっているのか分らなかったが、多分師匠は心霊スポットを巡りながら埋める場所を探していたのではないだろうか。
俺がなによりぞっとするのは、俺が助手席に乗っているときあの車のトランクのなかにそれがあったなら・・・・・・

今思うとあの人についてはわからないことだらけだ。
ただ「見える」人間でも心の中に巣食う闇には勝てなかった。
性格が変わった、あのそうめん事件のころから師匠は徐々に狂いはじめていたのではないだろうか。

師匠の忘れられない言葉がある。
俺がはじめて本格的な心霊スポットに連れて行かれ、ビビリきっているとき師匠がこういった。

「こんな暗闇のどこが怖いんだ。目をつぶってみろ。それがこの世で最も深い闇だ」
492東山ホテル 1/6:2012/06/28(木) 08:22:04.99 ID:X0xBya0gO
強烈な体験がある。

夏だからーという安直な理由でサークル仲間とオカルトスポットに行くことになった。
東山峠にある東山ホテルという廃屋だ。

俺はネットで情報を集めたが、とにかく出るということなのでここにきめた。
とにかく不特定多数の証言から「ボイラー室に焼け跡があり、そこがヤバイ」などの情報を得たが特に「3階で人の声を聞いた」「何も見つからないので帰ろうとすると3階の窓に人影が見えた」と、3階に不気味な話が集中しているのが気に入った。

雰囲気を出すために俺の家でこっくりさんをやって楽しんだあと12時くらいに現地へ向った。
男4女4の大所帯だったので、結構みんな余裕だったが東山ホテルの不気味な大きい影が見えてくると空気が変わった。
493東山ホテル 2/6:2012/06/28(木) 08:23:02.34 ID:X0xBya0gO
隣接する墓場から裏口に侵入できると聞いていたので、動きやすい服を来てこいとみんなに言っておいたが、肝心の墓場がない。
右側にそれらしいスペースがあるが広大な空き地になっている。

「墓なんてないぞ」

と言われたが、懐中電灯をかざして空き地の中に入ってみると雛壇のようなものがあり、変な形の塔が立っていた。

「おい、こっち何か書いてある」

言われて記念碑のみたいなものを照らして見ると

「殉職者慰霊塔」

ヒィィー

昭和3×年誰某警部補みたいなことが何十と列挙されていた。
もうその佇まいといい、横の廃屋といい、女の子の半分に泣きが入った。
男まで「やばいっすよここ」と真剣な顔してい出だす始末。
494東山ホテル 3/6:2012/06/28(木) 08:24:40.57 ID:X0xBya0gO
俺もびびっていたが帰ってはサブすぎるので、なんとかなだめすかして奥にある沢を越えホテルの裏口に侵入した。
敷地から、1ヵ所開いていた窓を乗り越えて中に入ると部屋は電話機やら空き缶やら様々なゴミが散乱していた。
風呂場やトイレなど、汚れてはいたが使っていたそのままの感じだ。

部屋から廊下にでると剥がれた壁や捲くれあがった絨毯でいかにもな廃屋に仕上がっている。
懐中電灯が2個しかないのでなるべく離れない様にしながら各個室やトイレなどの写真をとりまくった。
特に台所は用具がまるまる残っていて、帳簿とかもあった。
噂だがここはオーナーが気が狂って潰れたという。

1階を探索して少し気が大きくなったので2階へ続く階段を見つけて、のぼった。
2階のフロアについて、噂の3階へそのまま行こうかと話していた時だ。
495東山ホテル 4/6:2012/06/28(木) 08:26:38.86 ID:X0xBya0gO
急に静寂のなかに電話のベルが鳴り響いた。
3階の方からだ。
女の子が悲鳴をあげてしまった。
連鎖するように動揺が広がって何人か下へ駆け降りた。

「落ちつけ。落ちつけって」

最悪だ。
パニックはよけいな事故を起こす。
俺は上がろうか降りようか逡巡したが、ジリリリリリという気味の悪い音は心臓に悪い。

「走るな。ゆっくり降りろよ」

と保護者の気分で言ったが、懐中電灯を持っている二人はすでに駆け降りてしまっている。
暗闇がすうっと下りてきて、ぞっとしたので俺も慌てて走った。

広くなっている1階のロビーあたりで皆は固まっていた。
俺が着いたときに、ふっ、と電話は止った。
496東山ホテル 5/6:2012/06/28(木) 08:28:28.61 ID:X0xBya0gO
「もう帰る」

と泣いてる子がいて、気まずかった。
男たちも青い顔をしている。
その時一番年長の先輩が口を開いた。
俺のオカルト道の師匠だ。

「ゴメンゴメン。ほんとにゴメン」

そういいながらポケットから携帯電話を取り出した。

「こんなに驚くとは思わなかったから、ゴメンね」

曰く、驚かそうとして昼間に携帯を一台3階に仕込んでおいたらしい。
それで頃合をみはからってこっそりそっちの携帯に電話したと。

アフォか!
やりすぎだっつーの。
もうしらけてしまったので、そこで撤退になった。
帰りしな師匠が言う。

「あそこ洒落にならないね」

洒落にならんのはアンタだと言いそうになったが師匠は続けた。
497東山ホテル 6/6:2012/06/28(木) 13:25:23.31 ID:X0xBya0gO
「僕たちが慰霊塔見てる時、ホテルの窓に人がいたでしょ」

見てない。
あの時ホテルのほうを見るなんて考えもしない。

「夏だからDQNかと思ったけど、中に入ったら明らかに違った。10人じゃきかないくらい居た。上の方の階」

「居たって・・・」

「ネタのためにケータイもう一個買うほどの金あると思う?」

そこで俺アワアワ状態。

「あれはホテルの電話。音聞いたでしょ。じりりりりり」

たしかに。
みんなを送って行ったあと、師匠がとんでもないことを言う。

「じゃ、戻ろうかホテル」

俺は勘弁してくれと泣きつき、解放された。
しかし師匠は結局一人でいったみたいだった。

後日どうなったか聞いてみると、ウソか本当かわからない表情で

「また電話が掛かってきてね。出ても受話器からジリリリリリリ。根性なしが!!って一喝したらホテル中のが鳴り出した。ヤバイと思って逃げた」

498コジョウイケトンネル:2012/06/28(木) 13:26:31.85 ID:X0xBya0gO
師匠には見えて、僕には見えないことがしばしばあった。

夏前ごろ、オカルト道の師匠に連れられてコジョウイケトンネルに深夜ドライブを敢行した。
コジョウイケトンネルは隣のK市にある有名スポットで、近辺で5指に入る名所だ。
K市にはなぜか異様に心霊スポットが多い。
道々師匠が見所を説明してくれた。

「コジョウイケトンネルはマジで出るぞ。手前の電話ボックスもヤバイがトンネル内では入りこんでくるからな」

入りこんでくるという噂は聞いたことがあった。

「特に3人乗りが危ない。一つだけ座席をあけていると、そこに乗ってくる」

僕は猛烈に嫌な予感がした。
師匠の運転席の隣にはぬいぐるみが座っていた。
僕は後部座席で一人観念した。

「乗せる気ですね」

トンネルが見えてきた。


499コジョウイケトンネル 続き:2012/06/28(木) 13:27:12.28 ID:X0xBya0gO
手前の電話ボックスとやらにはなにも見えなかったが、トンネル内に入るとさすがに空気が違う。
思ったより暗くて僕はキョロキョロ周囲を見まわした。
少し進んだだけで、これは出る、と確信する。

耳鳴りがするのだ。
僕は右側に座ろうか左側に座ろうか迷って、真ん中あたりでもぞもぞしていた。
右側の対抗車線からくるか、左の壁側からくるのか。
ドキドキしていると、いきなり師匠が叫んだ。

「ぶっ殺すぞコラァッァ!!!」

僕が言われたのかと縮みあがった。

「頭下げろ、触られるな」

耳鳴りがすごい。
しかし何も見えない。
慌てて頭を下げるが、見えない手がすり抜けたかと思うと心臓に悪い。

「逃げるなァ!!逃げたらもう一回殺す!」
500コジョウイケトンネル ラスト:2012/06/28(木) 13:27:58.37 ID:X0xBya0gO
師匠が啖呵を切るのはなんどか見たが、これほど壮絶なのは初めてだった。

「おい、逃がすな、はやく写真とれ」

心霊写真用に僕がカメラを預かっていたのだ。
しかし・・・

「どっちっスか」

「はやく、右の窓際」

「見えませんッ」

「タクシーの帽子!見えるだろ。逃げるなコラァ!殺すぞ」

「見えません!」

ちっ、と師匠は舌打ちして前を向き直った。
ブレーキ掛ける気だ・・・

俺は真っ青になって、めったやたらにシャッターを切った。
トンネルを出た時には生きた心地がしなかった。

後日現像された写真を見せてもらうとそこには窓と、そのむこうのトンネル内壁のランプが写っていた。
師匠は不機嫌そうに言った。

「俺から見て右の窓だった」

よく見ると窓にうつるカメラを構えた僕の肩の後ろに、うっすらとタクシー帽を被った初老の男の怯えた顔が写っていた。
501さようなら:2012/06/28(木) 13:29:43.35 ID:X0xBya0gO
隠れコテハンのウニです。
以前ちらっと触れた由加山皆殺しの家の話をこれから貼っつけようと思っていたんですが、さっき親父が言うことには今朝、親父の箸がテーブルの上で割れていたそうです。
こうしたことはバカにできないので、師匠との話をこれ以上書くのはやめようと思います。
僕の箸だったら屁でもないんですが、親父になにかあったら凹むので・・・

もっと聞きたいというありがたいレス、感謝でした。

筆を折るのは残念ですが、今にして思うと「失踪」を先に書いておいたは虫が知らせたのかもしれません。
また名無しにもどります。
ではさようなら。
502ウニ:2012/06/29(金) 06:10:28.92 ID:FYqIkctlO
一度消えた身でありながら、不本意な断筆であったために悶々としておりました。
一夜限りの復活お許し願います。

ローカルネタは、詳しい人がいるようなので避けます。
3話ありますが、最後の話をどうしても書きたかったのです。

503奇形 1/6:2012/06/29(金) 06:11:22.01 ID:FYqIkctlO
俺にはオカルト道の師匠がいるのだが、やはり彼なりの霊の捉え方があってしばしば「霊とはこういうもの」と講釈をしてくれた。

師匠曰く、ほとんどの霊体は自分が死んでいることをよくわかっていない。
事故現場などにとどまって未だに助けを求めているやつもいれば、生前の生活行動を愚直に繰り返そうとするやつもいる。
そういうやつは普通の人間が怖がるものはやっぱり怖いのさ。
ヤクザも怖ければ獰猛な犬も怖い。キチガイも。
怒鳴ってやるだけで、可哀相なくらいびびるやつもいる。
問題は恫喝にもびびらないやつ。

自分が死んでいることを理解しているやつには関わらない方がいい。

といったことなどをよく言っていたが、これは納得できる話だしよく聞く話だ。
しかし、ある時教えてくれたことは師匠以外の人から聞いたことがなく、未だにそれに類する話も聞いたことがない。
俺の無知のせいかもしれないが、このスレの人たちはどう思うだろうか。
504奇形 2/6:2012/06/29(金) 06:12:18.57 ID:FYqIkctlO
大学二年の夏ごろ、俺は変わったものを立て続けに見た。

最初ははじめて行ったパチンコ屋で、パチンココーナーをウロウロしているとある台に座るオッサンの異様に思わず立ち止まった。
下唇が異常なほど腫れあがって垂れ下がっている。
ほとんど胸に付くくらい、ボテっと。
そういう病気の人もいるんだなあと思い、立ち去ったがその次の日のこと。

街に出るのにバスに乗り、乗車口正面の席に座ってぼうっとしていると前の席に座る人の手の指が多いことに気付いた。
肘掛に乗せている手の指がどう数えても6本あるのだ。
左端に親指があるのはいいのだが反対の端っこに大きな指がもう一本生えている。

多指症というやつだろうか。
その人は俺よりさきに降りていったが、他の誰もジロジロみている気配はなかった。
気付かないのか、と思ったがあとで自分の思慮のなさに思い至った。

505奇形 3/6:2012/06/29(金) 06:13:07.06 ID:FYqIkctlO
そしてまた次の日、今度は小人を見た。
これもパチンコ屋だが、子供がチョロチョロしてるなあと思ったら顔を見ると中年だった。
男か女かよくわからない独特の顔立ちで、甲高い声で「出ないぞ」みたいなことを言っていた。
足もまがってるせいか、かなり小さい。
背の低い俺の胸までもないくらい。
こんどはあまりジロジロ見なかったが、奇形を見るのが立て続いたのでそういうこともあるんだなあと不思議な気持ちになった。

このことを師匠に話すと、喜ぶと思いきや難しい顔をした。
師匠は俺を怖がらせるのが好きなので「祟られてるぞ」とか無責任なことを言いそうなものだったが。
暫く考えて師匠は両手を変な形に合わせてから口を開いた。

「一度見ると、しばらくはまた他人を注意して見るようになる。そういうこともあるさ。蓋然性の問題だね。ただ、さっきの話でひとつおかしいところがある。」
506奇形 4/6:2012/06/29(金) 06:14:49.11 ID:FYqIkctlO
「乗車口正面の席は右手側に窓があるね」

何を言い出すのかと思ったが頷いた。

「当然その前の席も同じだ。さて、君が見た肘掛に乗せた手は右手でしょうか、左手でしょうか」

意味がわからなかったので、首を振った。

「窓際に肘掛があるバスもあるけど、君によく見え、また他の人が気づかないのを不思議に思うという状況からしてその肘掛は通路側だ。ということは親指が左側にあってはよくないね」

あっ、と思った。

「左手が乗ってなきゃいけないのに、乗っていたのはまるで右手だね。6本あったことだけじゃなく、そこにも気付くはずだ。聞いただけの僕にもあった違和感が、ジロジロ見ていた君にないのはおかしい」

これから恐ろしいことを聞くような気がして、冷や汗が流れた。

「他の2つの話では、女なのか男なのか容姿に触れた部分があったけどバスの話では無い。
席を立ったのだから、見ているはずなのに。見えているものの記憶がはっきりしない。
君はあやふやな部分を無意識に隠し、それをただの奇形だと思おうとしている。もう一度聞くがそれをジロジロ見ていたのは君だけなんだね?」

507奇形 5/6:2012/06/29(金) 13:30:19.00 ID:FYqIkctlO
師匠は組んだ手を掲げた。

「いいかい。利き腕を出して。君は右だね。掌を下にして。その手の上に左の掌を下にしてかぶせて。親指以外が重なるように。そうそう。左の中指が右の薬指に重なるくらいの感じ。左が気持ち下目かな。残りの指も長さが合わなくても重なるように。すると指は6本になるね」

これはやってみてほしい。

「親指が2本になり、左右対象になったわけだ。どんな感じ?」

不思議な感覚だ。
落ち着くというか。
安心するというか。

普通に両手を合わせるよりも一体感がある。
そのまま上下左右に動かすと特に感じる。

「これは人間が潜在意識のなかで望んでいる掌の形だよ。左右対象で、両脇の親指が均等な力で物を掴む。僕はこんな『親指が二本ある幽霊』を何度か見たことがある」
508奇形 6/6:2012/06/29(金) 13:31:34.62 ID:FYqIkctlO
「あれは俺だけに見えていた霊だったと?」

「多分ね。たまにいるんだよ。生前のそのままの姿でウロつく霊もいれば、より落ちつくように、不安定な自分を保とうとするように、両手とも利き腕になっていたり、左右対象の6本指になっていたり・・・本人も無意識の内に変形しているヤツが。」

師匠はそう言って擬似6本指で俺にアイアンクローを掛けてきた。

不思議な話だった。
そんな話は寡聞にして聞いたことがない。
両手とも利き腕だとか・・・・

怪談本の類はかなり読んだけどそういうことに触れている本にはお目にかかったことが無い。
師匠のはったりなのか、それとも俺の知らない世界の道理なのか。

いまは知りようもない。
509歩くさん 1/4:2012/06/29(金) 13:32:22.31 ID:FYqIkctlO
僕の畏敬していた先輩の彼女は変な人だった。
先輩は僕のオカルト道の師匠であったが、彼曰く

「俺よりすごい」

仮に歩くさんとするが、学部はたしか文学部で学科は忘れてしまった。
大学に入ったはじめの頃に歩くさんと、サークルBOXで2人きりになったことがあった。
美人ではあるが表情にとぼしくて何を考えているかわからない人だったので僕ははっきりこの人が苦手だった。
ノートパソコンでなにか書いていたかと思うと急に顔を上げて変なことを言った。

「文字がね、口に入ってくるのよ」

ハア?

「時々夜文章書いてると、書いた文字が浮き上がって私の口に入りこんでくるのよ」

「は、はあ」

な、何?この人。

510歩くさん 2/4:2012/06/29(金) 13:34:07.24 ID:FYqIkctlO
「わかる?それが止らないのね。書いた分より多いのよ。いつまでも口に入りつづけるのよ。そのあいだ口を閉じられないの。私はそれが一番怖い」

真剣な顔をして言うのだ。
当時は電波なんて言葉は流通してなかったがモロに電波だった。
しかしただのキチ○ガイでもなかった。

頭は半端じゃなく切れた。
師匠がやり込められるのを度々見ることがあった。

歩くさんはカンも鋭くて、バスが遅れることを言い当てたり、「テレビのチャンネルを変えろ」というので変えると巨人の松井がホームランを打つところだったりしたことがしばしばだった。
ある時師匠になにげなく歩くさんってなんなんですかねーと言ってみると「エドガーケイシーって知ってるか?」と言う。

「もちろん知ってますよ。予知夢だか催眠状態だかで色々言い当てる人でしょ」

「それ。たぶん、歩くも」
511歩くさん 3/4:2012/06/29(金) 13:34:49.52 ID:FYqIkctlO
「どういうことですか」

「あいつの寝てるところを見せてやりてえよ。怖いぞ」

どう怖いのか、よくわからなかったがはぐらかされた。

「エドガーケイシーはちょっと専門外だが、やつみたいな後天的ショックじゃなく、歩くはおそらく先天的な体質だ」

「予知夢見るわけですか?」

「よく分らん。起きてるのかどうかも分らん。ただあたりもするし、外れもする。お前が金縛り中にみるっていう擬似体験に近いのかもしれん」

僕は金縛り中に「起きたつもりがまたベットの中」という、わりによく聞く現象にしばしばあっていたのだが、それが時に長時間、ひどい時は丸1日生活したあげく巻き戻るということがあり、自分でも高校時代に金縛りノートを作って研究していた。
師匠がそのノートをやたら気に入り、くれくれうるさいのであげてしまっていた。
今思うと、歩くさんの体質を調べる資料として欲しがったのではないだろうか。
512歩くさん 4/4:2012/06/30(土) 17:15:35.71 ID:F3d4It/DO
「先輩は歩くさんを一人じめしてるわけですか」

師匠はニヤっと笑って懐からフロッピーを出して振ってみせた。
それはタイミングが良すぎたのでたぶんハッタリだが、師匠がなんらかの形で歩くさんファイルみたいなものを作っていたのは間違いない。

そんなことよりも僕がぞっとしたのは、歩くさんが卒業する時「洪水に気をつけろ」みたいなことを僕に言ったことだ。
そのことをすっかり忘れていたが、僕は就職に失敗して今田舎に帰っているのだが、実家はモロに南海大地震が来たら水没しかねない立地条件にあるのだ。

勘弁してくれ。
マジで怖い。
あと何年で来るんだよー。メソメソ
513壷  1/6:2012/06/30(土) 17:16:29.18 ID:F3d4It/DO
これは俺の体験の中でもっとも恐ろしかった話だ。

大学1年の秋頃、俺のオカルト道の師匠はスランプに陥っていた。
やる気がないというか、勘が冴えないというか。

俺が「心霊スポットでも連れて行ってくださいよ〜」と言っても上の空で、たまにポケットから1円玉を4枚ほど出したかとおもうと手の甲の上で振って、「駄目。ケが悪い」とかぶつぶつ言っては寝転がる始末だった。
それがある時急に「手相を見せろ」と手を掴んできた。

「こりゃ悪い。悪すぎて僕にはわかんない。気になるよね?ね?」

勝手なことを言えるものだ。

「じゃ、行こう行こう」

無理やりだったが師匠のやる気が出るのは嬉しかった。
どこに行くとは言ってくれなかったが、俺は師匠に付いて電車に乗った。

ついたのは隣の県の中核都市の駅だった。
駅を出て、駅前のアーケード街をずんずん歩いて行った。
514壷  2/6:2012/06/30(土) 18:03:21.94 ID:F3d4It/DO
商店街の一画に『手相』という手書きの紙を台の上に乗せて座っているおじさんがいた。
師匠は親しげに話しかけ、「僕の親戚」だという。
宗芳と名乗った手相見師は「あれを見に来たな」というと不機嫌そうな顔をしていた。
宗芳さんは地元では名の売れた人で、浅野八郎の系列ということだった。

俺はよくわからないままとりあえず手相を見てもらったが、女難の相が出てること以外は特に悪いことも言われなかった。
金星環という人差し指と中指の間から小指まで伸びる半円が強く出ているといわれたのが嬉しかった。
芸術家の相だそうな。
先輩は見てもらわないんですか?と言うと、宗芳さんは師匠を睨んで

「見んでもわかる。死相がでとる」

師匠はへへへと笑うだけだった。

夜の店じまいまできっかり待たされて、宗芳さんの家に連れて行ってもらった。
大きな日本家屋だった。
手相見師は道楽らしかった。
515壷  3/6:2012/06/30(土) 18:04:15.86 ID:F3d4It/DO
晩御飯のご相伴にあずかり、泊まって行けというので俺は風呂を借りた。
風呂からでると、師匠がやってきて「一緒に来い」という。
敷地の裏手にあった土蔵に向うと、宗芳さんが待っていた。

「確かにお前には見る権利があるが、感心せんな」

師匠は硬いことを言うなよ、と土蔵の中へ入って行った。
土蔵の奥に下へ続く梯子のような階段があり、俺たちはそれを降りた。
今回の師匠の目的らしい。

俺はドキドキした。
師匠の目が輝いているからだ。
こういう時はヤバイものに必ず出会う。

思ったより長く、まるまる地下二階くらいまで降りた先には、畳敷きの地下室があった。
黄色いランプ灯が天井に掛かっている。
六畳ぐらいの広さに壁は土が剥き出しで、畳もすぐ下は土のようだった。
もともとは自家製の防空壕だったと、あとで教わった。
516壷  4/6:2012/06/30(土) 18:07:07.19 ID:F3d4It/DO
部屋の隅に異様なものがあった。
それは巨大な壷だった。
俺の胸ほどの高さに、抱えきれない横幅。
しかも見なれた磁器や陶器でなく、縄目がついた素焼きの壷だ。

「これって、縄文土器じゃないんスか?」

宗芳さんが首を振った。

「いや、弥生式だな。穀物を貯蔵するための器だ」

そんなものがなんでここにあるんだ?と当然思った。
師匠は壷に近づくとまじまじと眺めはじめた。

「これはあれの祖父がな、戦時中のどさくさでくすねてきたものだ」

宗芳さんは俺でも知っている遺跡の名前をあげた。
その時、師匠が口を開いた。

「これが穀物を貯蔵してたって?」

笑ってるようだ。
黄色い灯りの下でさえ、壷は生気がないような暗い色をしていた。
宗芳さんが唸った。

「あれの祖父はな、この壷は人骨を納めていたという」
517壷  5/6:2012/06/30(土) 18:23:25.38 ID:F3d4It/DO
「見えると言うんだ。壷の口から覗くと、死者の顔が」

俺は震えた。
秋とはいえ、まだ初秋だ。
肌寒さには遠いはずが、寒気に襲われた。

「ときに壷から死者が這い上がって来るという。死者は部屋に満ち、土蔵に満ち、外から閂をかけると町中に響く声で泣くのだという」

俺は頭を殴られたような衝撃を受けた。
くらくらする。

頭の中を蝿の群れが飛び回っているようだ。
鼻をつく饐えた匂いが漂い始めた。

まずい。
この壷はまずい。

霊体験はこれでもかなりしてきた。
その経験がいう。
師匠は壷の口を覗き込んでいた。

「来たよ。這いあがって来てる。這いあがれ。這いあがれ」

目が爛々と輝いている。
耳鳴りだ。
蝿の群れのような。
今までにないほどの凄まじい耳鳴りがしている。

518壷  6/6:2012/06/30(土) 18:28:10.31 ID:F3d4It/DO
バチンと音がして灯りが消えた。
消える瞬間に青白い燐が壷から立つのが確かに見えた。

「いかん、外に出るぞ」

宗芳さんが慌てて言った。

「見ろよ! こいつらは2千年立ってもまだこの中にいるんだよ!」

宗芳さんは喚く師匠を抱えた。

「こいつら人を食ってやがったんだ!これが僕らの原罪だ!」

俺は腰が抜けたようだった。

「ここに来い。僕の弟子なら見ろ。覗き込め。この闇を見ろ。此岸の闇は底無しだ。あの世なんて救いはないのさ。食人の、共食いの業だ!僕はこれを見るたびに確信する!人間はその本質から生きる資格のないクソだと!」

俺はめったやたらに梯子を上り、逃げた。
宗芳さんは師匠を引っ張り出し、土蔵を締めると今日はもう寝て明日帰れと言った。

その夜、一晩中強い風が吹き俺は耳を塞いで眠った。
その事件のあと、師匠は元気を、やる気を取り戻したが俺は複雑な気持ちになった。
519降霊実験  1/9:2012/07/01(日) 18:32:39.23 ID:WNUSN4F9O
大学一年目のGWごろから僕はあるネット上のフォーラムによく顔を出していた。

地元のオカルト好きが集まる所で、深夜でも常に人がいて結構盛況だった。
梅雨も半ばというころにそこで「降霊実験」をしようという話が持ち上がった。
常連の人たちはもう何度かやっているそうで、オフでの交流もあるらしかった。

オカルトにはまりつつあった僕はなんとか仲間に入りたくて「入れて入れて。いつでもフリー。超ひま」とアピールしまくってokがでた。
中心になっていたkokoさんという女性が彼女曰く霊媒体質なのだそうで、彼女が仲間を集めて降霊オフをよくやっていたそうである。

日にちが決まったが、都合がつく人が少なくて
koko みかっち 京介 僕
というメンバーになった。

人数は少ないが3人とも常連だったので、「いいっしょー?」もちろん異存はなかったが、僕は新入りのくせにある人を連れて行きたくてうずうずしていた。
それは僕のサークルの先輩で僕のオカルト道の師匠であり、霊媒体質でこそないがいわゆる「見える」人だった。
この人の凄さに心酔しつつあった僕はオフのメンバーに自慢したかったのだ。

しかし師匠に行こうと口説いても頑として首を縦に振らない。

めんどくさい。
ばかばかしい。
子守りなんぞできん。

僕はなんとか説得しようと詳しい説明をしていたら、kokoさんの名前を出した所で師匠の態度が変わった。

520降霊実験  2/9:2012/07/01(日) 18:33:43.98 ID:WNUSN4F9O
「やめとけ」というのである。
なぜですか、と驚くと「怖い目にあうぞ」口振りからすると知っている人のようだったが、こっちは怖い目にあいたくて参加するのである。

「まあ、とにかく俺は行かん。何が起きてもしらんが、行きたきゃ行け」

師匠はそれ以上なにも教えてくれなかったが、師匠のお墨付きという、思わぬ所からのオフの楽しみが出てきた。

当日市内のファミレスで待ち合わせをした。
そこで夕食を食べながらオカルト談義に花を咲かせ、いい時間になったら会場であるkokoさんのマンションに移動という段取りだった。

kokoさんは綺麗な人だったが、抑揚のないしゃべり方といい気味の悪い印象をうけた。
みかっちさんはよく喋る女性で、kokoさんは時々それに相槌をこっくり打つという感じだ。
驚いたことに2人とも僕の大学の先輩だった。

「キョースケはバイトあるから、あとで直接ウチにくるよ」とkokoさんがいった。
僕はなんとなく恋人どうしなのかなあ、と思った。
そして夜の11時を回るころみかっちさんの車で3人でマンションに向かった。
521降霊実験  3/9:2012/07/01(日) 18:34:50.83 ID:WNUSN4F9O
京介さんからさらに遅れるという連絡が入り、もう始めようということになった。

僕は俄然ドキドキしはじめた。
kokoさんはマンションの一室を完全に目張りし、一切の光が入らないようにしていた。

こっくりさんなら何度もやったけれど、こんな本格的なものははじめてだ。
交霊実験ともいうが、降霊実験とはつまり霊を人体に降ろすのである。
真っ暗な部屋にはいると、ポッと蝋燭の火が灯った。

「では始めます」

kokoさんの表情から一切の感情らしきものが消えた。

「今日は初めての人がいるので説明しておきますが、これから何が起こっても決して騒がず、心を平静に保ってください。心の乱れは必ず良くない結果を招きます」

kokoさんは淡々と喋った。
みかっちさんも押し黙っている。

僕は内心の不安を隠そうと、こっくりさんのノリで「窓は開けなくてもいいんですか?」と言ってみた。
kokoさんは能面のような顔で僕を睨むと囁いた。

「窓は霊体にとって結界ではありません。通りぬけることを妨げることはないのです。しかしこれから行なうことは私の体を檻にすること。うまく閉じこめられればいいのですが、万が一・・・・」

そこで口をつぐんだ。

僕はやりかえされたわけだ。
逃げ出したくなるくらい心臓が鳴り出した。
しかしもう後戻りはできない。
降霊実験が始まった。
522降霊実験  4/9:2012/07/01(日) 18:35:40.86 ID:WNUSN4F9O
僕は言われるままに目を閉じた。
蝋燭の火が赤くぼんやりと瞼にうつっている。
どこからともなくkokoさんの声が聞こえる。

「・・・ここはあなたの部屋です。見覚えのある天井。窓の外の景色。・・・さあ起き上がってみてください。伸びをして、立つ。・・・すると視界が高くなりました。あたりを見まわします。・・・扉が目に入りました。あなたは部屋の外に出ようとしています」

これは。
あれではないだろうか。

目をつぶって頭の中で自分の家を巡るという。
そしてその途中でもしも・・・という心理ゲームだ。
始める直前にkokoさんがいった言葉が頭をかすめた。

『普通は霊媒に降りた後、残りの人が質問をするという形式です。しかし私のやりかたでは、あなた方にも<直接>会ってもらいます』

僕は事態を飲みこめた。
恐怖心は最高潮だったが、こんな機会はめったにない。

鎮まれ心臓。
鎮まれ心臓。

僕はイメージの中へ没頭していった。

523降霊実験  5/9:2012/07/01(日) 18:38:05.28 ID:WNUSN4F9O
く。
という変な声がしてkokoさんが体を震わせる気配があった。

「手を繋いでください。輪に」
目を閉じたまま手探りで僕らは手を繋いだ。
フッという音とともに蝋燭の火照りが瞼から消え、完全な暗闇が降りてきた。

かすかな声がする。

「・・・あなたは部屋をでます。廊下でしょうか。キッチンでしょうか。いつもと変わりない、見なれた光景です。あなたは十分見まわしたあと、次の扉を探します・・・」
僕はイメージのなかで下宿ではなく、実家の自室にいた。
すべてがリアルに思い描ける。廊下を進み、両親の寝室を開けた。
窓から光が射し込んでいる。
畳に照り返して僕は目を細める。
僕は階段を降り始めた。

キシキシ軋む音。手すりの感触。すぐ左手に襖がある。

客間だ。いつも雨戸を降ろし、昼間でも暗い。
僕は子供の頃ここが苦手だった。かすかな声がする。

「・・・あなたは歩きながら探します。・・・いつもと違うところはないか。・・・いつもと違うところはないか」

いつもと違うところはないか。僕は客間の電気をつけた。
真ん中の畳の上に切り取られた手首がおちていた。
524降霊実験  6/9:2012/07/02(月) 13:26:31.22 ID:OKLxpU1RO
僕は息を飲んだ。

人間の右手首。切り口から血が滴って畳を黒く染めていた。

この部屋にいてはいけない。

僕は踵を返して部屋を飛び出した。廊下を突っ切り、1階の居間に飛びこんだ。ダイニングのテーブルの上に足首がころがっていた。
僕はあとずさる。まずい。失敗だ。この霊は、やばい。

もう限界だ。僕は目を明けようとした。

開かなかった。僕は叫んだ。

「出してくれ!」

だがその声は誰もいない居間に響くだけだった。僕は走った。

家の勝手口に僕の靴があった。履く余裕もなく、ドアをひねる。だが押そうが引こうが開かない。

「出してくれ!」

ドアを両手で激しく叩いた。どこからともなくかすかな声がする。しかしそれはもう聞き取れない。

僕は玄関の方へ走った。途中で何かにつまずいて転んだ。

痛い。痛い。本当に痛い。

つまづいたものをよく見ると、両手足のない人間の胴体だった。
525降霊実験  7/9:2012/07/02(月) 13:27:44.97 ID:OKLxpU1RO
玄関の扉の郵便受けがカタンと開いた。
何かが隙間からでてこようとしていた。

僕はここで死ぬ。そんな予感がした。そのときチャイムの音が鳴った。

ピンポンピンポンピンポンピンポン

続いてガチャっという音とともに明るい声が聞こえた。

「おーっす!やってるか〜」

気がつくと僕は目を開いていた。暗闇だ。だが、間違いなくここはkokoさんのマンションだ。

「おおい。ここか」

部屋のドアが開き、蛍光灯の眩しい光が射し込んできた。kokoさんと、みかっちさんの顔も見えた。

「おっと邪魔したか〜?スマン、スマン」

助かった。安堵感で手が震えた。光を背に扉の向こうにいる人が女神に見えた。

その時kokoさんが、邪魔したわと小さく呟いたのが聞こえた。僕は慌ててkokoさんから手を離した。
僕は全身に嫌な汗をかいていた。
526降霊実験  8/9:2012/07/02(月) 13:29:28.53 ID:OKLxpU1RO
僕は後日、師匠の家で事の顛末を大いに語った。
しかしこの恐ろしい話を師匠はくすくす笑うのだ。

「そいつは見事にひっかかったな」

「なにがですか」

僕はふくれた。

「それは催眠術さ」

「は?」

「その心理ゲームは本来そんな風に喋りつづけてイメージを誘導することはない。いつもと違うところはないか。なんてな」

僕は納得がいかなかった。しかし師匠は断言するのだ。

「タネをあかすと、俺が頼んだんだ。お前が最近調子に乗ってるんでな。ちょっと脅かしてやれって」

「やっぱり知りあいだったんですか」

僕はゲンナリして臍のあたりから力が抜けた。

「しかしハンドルネーム『京介』で女の人だったとは。僕はてっきりkokoさんの彼氏かと思いましたよ」

このつぶやきにも師匠は笑い出した。

「そりゃそうだ。kokoは俺の彼女だからな」
527降霊実験  9/9:2012/07/02(月) 13:30:32.19 ID:OKLxpU1RO
翌日サークルBOXに顔を出すと、師匠とkokoさんがいた。

「このあいだはごめんね。やりすぎた」

頭を下げるkokoさんの横で師匠はニヤニヤしていた。

「こいつ幽霊だからな。同じサークルでも初対面だったわけだ」

kokoさんは昼の陽の下にでてきても青白い顔をしていた。

「ま、お前も霊媒だの下らんこといって人をだますなよ。俺が催眠術の触りを教えたのはそんなことのためじゃない」

kokoさんはへいへいと横柄に返事をして僕に向き直った。

「芳野 歩くといいます。よろしくね、後輩」

それ以来僕はこの人が苦手になった。その後で師匠はこんなことをいった。

「しかし、手首だの胴体だのを見たってのはおかしいな。いつもと違うところはないか、と言われてお前はそれを見たわけだ。お前の中の幽霊のイメージはそれか?」

もちろんそんなことはない。

「なら、いずれそれを見るかもな」

「どういうことですか」

「ま、おいおい分るさ」

師匠は意味深に笑った。
528ウニ:2012/07/02(月) 13:31:27.91 ID:OKLxpU1RO
だれか呼んだ?
小ネタでも話すべぇか。

大学1年の夏の始めごろ、当時俺の部屋にはクーラーはおろか扇風機もなくて毎日が地獄だった。

そんな熱帯夜にある日電話が掛かった来た。
夜中の一時くらいで、誰だこんな時間に!と切れ気味で電話に出た。

すると電話口からはゴボゴボゴボ・・・という水のような音がする。

水の中で無理やりしゃべっているような感じだ。
混線かなにかで声が変になっているのかと思ったが、喋っているにしては間が開きすぎているような気がする。
活字にしにくいが、あえて書くなら、ゴボゴボ・・・ゴボ・・・シュー・・・・ゴボ・・・・シュー・・・シュー・・・ゴボ・・・・ゴボリ・・・

いつもならゾーっするところだが、その時は暑さでイライラしていて頭から湯気が出ていたので「うるせーな。誰じゃいコラ」と言ってしまった。
それでも電話は続き、ゴボゴボと気泡のような音が定期的に聞こえた。
俺も意地になって、「だれだだれだだれだだれだ」と繰り返していたが10分ぐらい立っても一向に切れる気配がないので、いいかげん馬鹿らしくなってこっちからぶち切った。
5291/4:2012/07/04(水) 13:28:33.87 ID:MzCn49DBO
ああ、夏が終わる前にすべての話を書いてしまいたい。
もう書かないといった気がするが、そうして終わりたい。

俺色々ヤバイことしたし、ヤバイ所にも行ったんだけど幸い、とり憑かれるなんてことはなかった。
一度だけ除けば。

大学1年の秋ごろ、サークルの仲間とこっくりさんをやった。

俺の下宿で。
それも本格的なやつ。

俺にはサークルの先輩でオカルト道の師匠がいたのだが、彼が知っていたやり方で、半紙に墨であいうえおを書くんだけど、その墨に参加者のツバをまぜる。
あと、鳥居のそばに置く酒も2日前から縄を張って清めたやつ。
いつもは軽い気持ちでやるんだけど、師匠が入るだけで雰囲気が違ってみんな神妙になっていた。

始めて10分くらいしてなんの前触れもなく部屋の壁から白い服の男がでてきた。
青白い顔をして無表情なんだけど、説明しにくいが「魚」のような顔だった。
5302/4:2012/07/04(水) 13:29:29.56 ID:MzCn49DBO
俺は固まったが、他の連中は気付いていない。
こっくりさん こっくりさんと続けていると、男はこっちをじっと見ていたがやがてまた壁に消えていった。
消える前にメガネをずらして見てみたが、輪郭はぼやけなかった。
なんでそうなるのか知らないが、この世のものでないものは裸眼、コンタクト関係ない見え方をする。

内心ドキドキしながらもこっくりさんは無事終了し、解散になった。
帰る間際に師匠に「あれ、なんですか」と聞いた。
俺に見えて師匠が見えてないなんてことはなかったから。

しかし「わからん」の一言だった。

その次の日から奇妙なことが俺の部屋で起こりはじめた。
ラップ音くらいなら耐えられたんだけど、怖いのは夜ゲームとかしていて何の気もなく振りかえるとベットの毛布が人の形に盛りあがっていることが何度もあった。

それを見てビクッとすると、すぐにすぅっと毛布はもとに戻る。
ほかには耳鳴りがして窓の外を見ると、だいたいあの魚男がスっと通るところだったりした。
5313/4:2012/07/04(水) 13:30:24.24 ID:MzCn49DBO
見えるだけならまだいいが、毛布が実際に動いているのは精神的にきつかった。
もうゲッソリして師匠に泣きついた。

しかし師匠がいうには、あれは人の霊じゃないと。
人の霊なら何がしたいのか、何を思っているのか大体わかるがあれはわからない。
単純な動物霊とも違う。

一体なんなのか、正体というと変な感じだがとにかくまったく何もわからないそうだ。
時々そういうものがいるそうだが、絶対に近寄りたくないという。

頼りにしている師匠がそう言うのである。
こっちは生きた心地がしなかった。
こっくりさんで呼んでしまったとしか考えられないから、またやればなんとかなるかと思ったけど、「それはやめとけ」と師匠。

結局半月ほど悩まされた。
時々見える魚男はうらめしい感じでもなく、しいて言えば興味本意のような悪意を感じたが、それもどうだかわからない。
人型の毛布もきつかったが、夜締めたドアの鍵が朝になると開いているのも勘弁して欲しかった。
5324/4:2012/07/04(水) 13:31:14.08 ID:MzCn49DBO
夜中ふと目が覚めると、暗闇の中でドアノブを握っていたことがあった。
自分で開けていたらしい。
これはもうノイローゼだと思って、部屋を引っ越そうと考えてた時、師匠がふらっとやってきた。

3日ほど泊めろという。
その間、なぜか一度も魚男は出ず怪現象もなかった。
帰るとき「たぶんもう出ない」といわれた。

そしてやたらと溜息をつく。
体が重そうだった。
何がどうなってるんですか、と聞くとしぶしぶ教えてくれた。

「○○山の隠れ道祖神っての、あるだろ」

結構有名な心霊スポットだった。
かなりヤバイところらしい。
うなずくと、

「あれ、ぶっこわしてきた」

絶句した。
もっとヤバイのが憑いてる人が来たから魚男は消えたらしい。
半分やけくそ気味でついでに俺の問題を解決してくれたという。
なんでそんなもの壊したのかは教えてくれなかった。

師匠は「まあこっちはなんとかする」と言って力なく笑った。
533ウニ:2012/07/04(水) 13:32:11.79 ID:MzCn49DBO
大学2年の夏休みに、知り合いの田舎へついて行った。
師匠と仰ぐオカルト好きの先輩のだ。
師匠はそこで何か薄気味の悪いものを探しているようだったが、俺は特にすることがなくて、妙に居心地の悪い師匠の親戚の家にはあまり居ず、毎日なにもない山の中でひたすら暇をつぶしていた。

4日目の夜は満月だった。
晩御飯を居候先で食べ終えた俺は、さっそくどこかに消えた師匠を放っておいて、居づらいその家から散歩に出た。
特にあてもなく散策していると、ふと通りがかった場所でかすかな違和感を覚えて立ち止まった。

やや奥まった山中とはいえ月明かりに照らされていて、昨日も一昨日も通りがかった小さな沢なのだが・・・
枯れ沢だったはずが今は不思議なことにキラキラと光が揺れいてる。

近くに寄ってみると、確かに昨日まで枯れていた沢に水が湧いていて、綺麗な月が水面に映っていた。
このところ雨も降っていないのになァ・・・と首をかしげながら居候先の家に帰ると、師匠も帰ってきていた。

さっそくそのことを話すと、「それは月の湧く沢だよ」という。
どうやらこのあたりでは有名な沢で、普段は枯れているが満月の夜にだけ、湧き水で溢れるのだという。
534ウニ:2012/07/05(木) 13:26:19.11 ID:vBtcvuO8O
どうしてそんな不思議なことが起こるんだろうと思っていると、師匠はあっさりといった。

「この村から標高で300メートルくらい下がったところにダム湖があるんだけど、たぶんそのせいだと思う。あれが出来てから、湧き水の場所も随分変わったと年寄りはいってる。地下水脈の流れが変わったんだよ」

しかし、湧いたり枯れたりというのは変な気がする。
しかも満月の夜にだけ湧くというのは出来すぎている。

ところが「潮汐力だよ」とまたも師匠はあっさりいった。
月の引力が地球に与える影響はわずかなものだが、液体である海などはモロにその影響を受ける。
潮の満ち干きがその代表で、その力を「潮汐力」と呼ぶ。
そして満月の日はその力が最大になり、大規模なダム湖もまたその影響を受けたのではないか、と師匠はいうのである。

「湖水のわずかな圧力の変化が、ダム湖に流れ込む地下水への圧力の変化となり、湧き水に微妙な影響を与えたんじゃないかな」

「なるほど」

ひっかかるところもあったとはいえ、俺はその答えに素直に感心した。

「ただね、この村ではあの沢はあくまでも『月の湧く沢』であって、そんな無粋な構造によるものじゃない。こんな言い伝えがあるんだ。『あの沢に湧いた月を飲んだ者には霊力が宿る』」

ロマンティックな話だ。
でも、霊力、という響きに不吉なものを感じたのも確かだ。
案の定、師匠はいった。

「じゃ、行こうか」
535ウニ:2012/07/05(木) 13:27:59.16 ID:vBtcvuO8O
暗がりの中を、懐中電灯をしぼって俺たちは進んだ。
沢はそんなに遠くない。
よそ者の二人がこんな時間にこそこそ出歩いているのを見られたらますます居づらくなりそうだったが、幸い誰ともすれ違わなかった。

沢に着くと俺はほっとした。
ひょっとすると、幻のように水が消えているのではないかという気がしていたのだ。
山の斜面に寄り添うような水面に満月がゆらゆらと揺れている。
師匠は沢の淵に屈みこんで、目を爛々とさせながら眼下の月を見ている。

俺は「潮汐力だよ」といった師匠の答えに抱いた、ひっかかりのことを考えていた。
理科は苦手だったが、たしかにそんな力が存在することは知っている。

しかし・・・
潮汐力が最大になるのは満月の日だけだっただろうか?
おぼろげな記憶ではあるが、確か月の消えた「新月」の日にも潮汐力は最大になるのではなかったか。

では、満月の日にだけ湧くというこの沢はいったい何だ?

師匠の目が爛々としている。
なにより師匠の目が、「潮汐力」という答えを否定しているようだった。
俺は得体の知れない寒気に襲われた。

チャポ

という音を立てて、師匠が沢の水を掬っている。
飲む気だ。
536ウニ:2012/07/05(木) 13:29:30.72 ID:vBtcvuO8O
師匠は掬い取った手の平に満月を見ただろうか。

一心不乱に水を飲みはじめた。
何度も何度も手を差し入れて。
俺は立ち尽くしたままそれを見ている。

やがて信じられないものを俺は見て、ヘタヘタと座り込んだ。
気がつくと師匠の手が止まっていて、その下には水面が揺れている。

月が、もう映っていなかった。

消えた。
俺は逃げ出したくなる気持ちを抑え、この出来事に合理的な解釈を与えようとしていた。

『潮汐力だよ』

というそんな力強い言葉のような。
動けないでいると師匠が何事もなかったかのように歩み寄ってきて、「もう月も飲んだし、帰ろう」といった。

その瞬間わかった。
へたりこんだまま空を見上げて、俺はバカバカしくなって笑った。
いつのまにか空は曇って、月は隠れていたのだ。
本当にバカバカしかった。
新月の謎さえ忘れていれば。

537ウニ:2012/07/05(木) 13:30:40.92 ID:vBtcvuO8O
次の日、師匠があっさり教えてくれた。

「あのダムはね、30日ごとに試験放流をするんだ」

その周期と満月の周期とがたまたまかぶっているというのだ。
月の満ち欠けが一周するまでの期間を朔望月といい、平均するとおおよそ29.53日。
30日ごとの試験放流では一年間で6日ほどズレが生じるはずだが、放流予定日が休日だった場合はその前日に前倒しすることになっており、その周期が朔望月に近づくのだという。

「でもぴったり満月の日にあの沢が湧くのはめずらしいらしいけどね」

力が抜けた。
地下水の圧力変化の原因は潮汐力ですらなく、ただのダムの放流だった。
ようするに担がれたわけだ。

しかし、あの夜起こったことの本当の意味を知った時にはもう、師匠はいなかった。

数年後、師匠の謎の失踪のあとあの夜のことを思い出していて、まだひとつだけ解けていない謎に気がついたのだ。

あの夜、俺と師匠は懐中電灯をしぼって沢に向かった。
月の湧くという沢に。

空はいつから曇っていたのか。
5381/3 ウニ:2012/07/05(木) 13:33:52.09 ID:vBtcvuO8O
大学時代、よく散歩をした公園にはハトがたくさんいた。
舗装された道に、一体なにがそんなに落ちているのか、やたら歩き回っては地面をくちばしでつついて行く。
なかでも、よく俺が腰掛けてぼーっとしていたベンチの近くに、いつもハトが群れをなしている一角があった。
何羽ものハトがしきりに地面をつついては、何かをついばんでいる。
(このベンチに座って、弁当の残りカスでも投げている人でもいるんだろう)
と思っていた。

2回生の春。
サークルの新入生歓迎コンパを兼ね、その公園の芝生に陣取って花見をした。
綺麗な桜が咲いていた。
別に変なサークルではなかったが、ひとりオカルトの神のような先輩がいて、俺は師匠と呼んで慕ったり見下したりしていた。
その師匠がめずらしく酔っ払って、ダウンしていた。
誰かがビール片手に「最初に桜の下には死体が埋まってるって言ったのは、誰なんだろうなあ」と言った。
すると師匠がムクっと起き上がって、「桜の下に埋まってる幸せなヤツばかりとは限るまい」と、ろれつの回らない舌でまくしたてた。
5392/3 ウニ:2012/07/06(金) 13:32:38.70 ID:B2xxPa0ZO
すぐに他の先輩たちが師匠を取り押さえた。
暴走させると、新入生がヒクからだ。
俺は少し残念だった。

「ちょっと休ませてきますよ」

と言って、いつも座っているベンチまで連れて行き、横にならせた。
しばらくしてから、水を持って隣に腰掛けた。

「さっきはなにを言おうとしたんです?」

師匠は荒い息を吐きながら、

「そこ、ハトがいるだろ」

と指をさした。
ふと見ると、すでに日が落ちて暗い公園の中にハトらしい影がうごめいていた。
一斉にハトたちは顔を上げて、小さなふたつの光がたくさんこちらを見た。

「おまえに大事なことを教えてやろう」

酔っているせいか、師匠がいつもと違う口調で俺に話しかけた。
思わず身構える。

「いや、前にも言ったかな・・・人間が死んだらどこへ行くと思う?」

「はぁ?あの世ですか」

師匠は深いため息をついた。

5403/3 ウニ:2012/07/06(金) 13:34:12.47 ID:B2xxPa0ZO
「どこにも行けないんだよ。無くなるか、そこに在るかだ」

よくわからない。師匠はいろいろなことを教えてくれはするが、こんな哲学的なというか、宗教がかったことをいうのは珍しかった。

「だから、隣にいるんだ」

人間にとっての幽霊とか、そういうもののことを言っているのだと気づくまで少し時間がかかった。

「そこでハトに食われてるヤツだって、無くなるまで在って、それで、終わりだ」

え?目をこすったが、なにも見えない。

「すごく弱いやつだ。もう消えかかってる。ハトはなにを食ってるか分かってないけど、食われてる方は『食われたら、無くなる』って思ってる。だから消える」

「わかりません」

たいていの鳥はふつうにヒトの霊魂が見えるんだぜ、と師匠はつぶやいた。いつもハトが集まっていたところで、むかし人が死んだと言うんだろうか。

「ほんの少し離れてるだけなのになあ」

ハトに食われるより、桜に食われた方がマシだ。酒くさいため息をつきながらそう言ったきり、師匠は黙った。
芝生の向こうではバカ騒ぎが続いている。

「師匠は自分が死ぬときのことを考えたことがありますか」

いつも聞きたくて、なんとなく聞けなかったことを口にした。

「おんなじさ。とんでもない悪霊になって、無くなるまで在って、それで、終わり」

ワンステップ多かったが、俺は流した。
5411/5 ウニ:2012/07/06(金) 13:35:08.01 ID:B2xxPa0ZO
子どものころ、バッタの首をもいだことがある。
もがれた首はキョロキョロと触覚を動かしていたが、胴体のほうもピョンピョンと跳び回り続けた。
怖くなった俺は首を放り出して逃げだしてしまった。
その記憶がある種のトラウマになっていたが、大学時代にそのことを思い出すような出来事があった。

怖がりのくせに怖いもの見たさが高じて、よく心霊スポットに行った。
俺にオカルトを手ほどきした先輩がいて、俺は師匠と呼び、尊敬したり貶したりしていた。
大学1回生の秋ごろ、その師匠と相当やばいという噂の廃屋に忍び込んだ時のこと。
もとは病院だったというそこには、夜中に誰もいないはずの廊下で足音が聞こえる、という逸話があった。
5422/5 ウニ:2012/07/06(金) 13:36:10.30 ID:B2xxPa0ZO
その話を仕込んできた俺は、師匠が満足するに違いないと、楽しみだった。
しかし

「誰もいないはずはないよ。聞いてる人がいるんだから」

そんな森の中で木を切り倒す話のような揚足取りをされて、少しムッとした。
しかるにカツーン、カツーンという音がほんとに響き始めた時には、怖いというより「やった」という感じだった。
師匠の霊感の強さはハンパではないので、「出る」という噂の場所ならまず確実に出る。
それどころか火のない所にまで煙が立つほどだ。

「しっ」

息を潜めて師匠と俺は、多床室と思しき病室に身を隠した。
真っ暗な廊下の奥から足音が均一なリズムで近づいてくる。

「こどもだ」

と師匠が囁いた。


5433/5 ウニ:2012/07/06(金) 13:36:57.65 ID:B2xxPa0ZO
歩幅で分かる。
と続ける。
誰もいないのに足音が聞こえる、なんていう怪奇現象に会って、その足音から足の持ち主を推測するなんていう発想は、さすがというべきか。
やがて、二人が隠れている病室の前を足音が。
足音だけが、通り過ぎた。
もちろん動くものの影も、気配さえもなかった。
ほんとだった。
膝はガクガク震えているが、乗り気でなかった師匠に勝ったような気になって、嬉しかった。
ところが微かな月明かりを頼りに師匠の顔を覗き込むと、蒼白になっている。

「なに、あれ」

俺は心臓が止まりそうになった。
師匠がビビッている。
はじめてみた。
俺がどんなヤバイ心霊スポットにでも行けるのは横で師匠が泰然としてるからだ。
どんだけやばいんだよ!
俺は泣いた。
544C.N.:名無したん:2012/07/07(土) 22:59:37.92 ID:awoKBvtB0
545C.N.:名無したん:2012/07/11(水) 22:58:01.19 ID:sc/I5My40
5464/5 ウニ:2012/07/14(土) 20:30:15.08 ID:e7P6NX2/O
「逃げよう」

というので、一も二もなく逃げた。
廃屋から出るまで、足音がついて来てるような気がして、生きた心地がしなかった。
ようやく外にでて、師匠の愛車に乗り込む。

「一体なんですか」

「わからない」

曰く、足音しか聞こえなかったと。
いや、もともとそういうスポットだからと言ったが、「自分に見えないはずはない」と言い張るのだ。
あれだけはっきりした音で人間の知覚に働きかける霊が、ほんとうに音だけで存在してるはずはないというのである。
俺は、(この人そこまで自分の霊感を自負していたのか)という驚きがあった。
5475/5 ウニ:2012/07/14(土) 20:31:09.09 ID:e7P6NX2/O
半年ほどたって、師匠が言った。

「あの廃病院の足音、覚えてる?」

興奮しているようだ。

「謎が解けたよ。たぶん」

ずっと気になっていて、少しづつあの出来事の背景を調べていたらしい。
「幻肢だと思う」と言う。
あの病院に昔、両足を切断するような事故にあった女の子が入院していたらしい。
その子は幻肢症状をずっと訴えていたそうだ。
なくなったはずの足が痒い、とかいうあれだ。
その幻の足が、今もあの病院にさまよっているというのだ。
俺は首をもがれたバッタを思い出した。

「こんなの僕もはじめてだ。オカルトは奥が深い」

師匠はやけに嬉しそうだった。
俺は信じられない気分だったが、「その子はその後どうなったんです?」と聞くと、師匠は冗談のような口調で冗談としか思えないことを言った。

「昨日殺してきた」
548C.N.:名無したん:2012/07/16(月) 21:34:56.70 ID:zUanmWYXO
549C.N.:名無したん:2012/07/19(木) 13:32:26.40 ID:v+vxhU/LO

以前に住んでいたところでの話
子供が産まれてすぐに引っ越した先の家は2LDKで日当たりもよく雰囲気も最高だった
当然霊など考えも及ばず、自分も全く信じて居なかった
ある日の日中、和室の寝室の襖が十センチ程開いていることが妙に気になった
ついさっき干した布団をしまったばかりで、しっかり閉めたはずだったのに
でも勘違いなんて良くあること、子育てにばかり気がいってつい中途半端にしてしまった、と気にせずにいた
それから、また忘れた頃に同じように襖が十センチ程開いていることが何回かあった
だけど、気のせいにしていた
霊なんて全く信じていないので、逆に自分が疲れすぎて勘違いが増えたのだと思い、そのことに不安を感じた
無意識に毎回十センチ程閉め忘れるなんて変だなと

なので、ある日再び十センチ開いていたのを見つけたとき、声に出して「はい、今閉めた、よし、閉めた」なんて独り言と共に指さし確認をしてしまった
ちょっと恥ずかしいことをしたな、などとひとりで照れながら子供の元へ向かい、抱っこして振り返ったら襖が全開していた
550C.N.:名無したん:2012/07/23(月) 20:37:40.42 ID:CHXDi+0c0
あやの必死すぎ
5511/5 ウニ:2012/07/24(火) 13:31:20.65 ID:FiEhRN1OO
大学2回生の夏休み。
オカルトマニアの先輩に「面白いものがあるから、おいで」といわれた。
師匠と仰ぐその人物にそんなことを言われたら行かざるを得ない。
ノコノコと家に向かった。
師匠の下宿はぼろいアパートの一階で、あいかわらず鍵をかけていないドアをノックして入ると、畳の上に座り込んでなにかをこねくり回している。
トイレットペーパーくらいの大きさの円筒形。
金属製の箱のようだ。
表面に錆が浮いている。

「その箱が面白いんですか」

と聞くと、

「開けたら死ぬらしい」

この人はいっぺん死なないとわからないと思った。

「開けるんですか」

「開けたい。けど開かない」

見ると箱からは小さなボタンのようなでっぱりが全面に出ていて、円筒の上部には鍵穴のようなものもある。

「ボタンを正しい順序で押し込まないとダメらしい」

師匠はそう言って夢中で箱と格闘していた。
5522/5 ウニ:2012/07/24(火) 13:32:50.27 ID:FiEhRN1OO
「開けたら、どうして死ぬんですか」
「さあ」
「どこで手に入れたんですか」
「××市の骨董品屋」
「開けたいんですか」
「開けたい。けど開かない」

死ぬトコ見てみてェ。
俺はパズルの類は好きなので、やってみたかったが我慢した。

「ボタンは50個ある。何個連続で正しく押さないといけないのかわからないけど、音聞いてる限りだいぶ正解に近づいてる気がする」
「その鍵穴はなんですか」
「そこなんだよ」

師匠はため息をついた。
2重のロックになっていて、最終的には鍵がないと開かないらしい。

「ないんですか」
「いや。セットで手に入れたよ」

でも落とした。と悲しそうに言う。

「どこに」と聞くと「部屋」

探せばいいでしょ。こんなクソ狭い部屋。師匠は首を振った。
5533/5 ウニ:2012/07/24(火) 13:33:49.68 ID:FiEhRN1OO
「拾っちゃったんだよ」

「ハァ?」

意味がわからない。

「だから、ポケットに入れてたのを部屋のどっかに落としてさ。まあいいや、明日探そ、と寝たわけ。その夜、夢の中で玄関に落ちてるのを見つけてさ、拾ったの」

バカかこの人は。

「それで目が覚めて、正夢かもと思うわけ。で、玄関を探したけど、ない。あれー?と思って部屋中探したけど出てこない。困ってたら、その日の晩、夢見てたら出てきたのよ。ポケットの中から」

ちょっとゾクっとした。
なんだか方向性が怪しくなってきた。

「その次の朝、目が覚めてからポケットを探っても、もちろん鍵なんか入ってない。そこで思った。『夢の中で拾ってしまうんじゃなかった』」

やっぱこぇぇよこの人。

「それから、その鍵が僕の夢の中から出てきてくれない。いつも夢のポケットの中に入ってる。夢の中で、鍵を机の引き出しにしまっておいて、目が覚めてから机の引き出しを開けてみたこともあるんだけど、やっぱり入ってない。どうしようもなくて、ちょっと困ってる」

信じられない話をしている。
落とした鍵を夢の中で拾ってしまったから、現実から鍵が消滅して夢の中にしか存在しなくなったというのか。
そして夢の中から現実へ鍵を戻す方法を、模索してると言うのだ。
5544/5 ウニ:2012/07/24(火) 13:35:01.20 ID:FiEhRN1OO
どう考えても、キチ○ガイっぽい話だが、師匠が言うとあながちそう思えないから怖い。

「あー!また失敗」

と言って師匠は箱を床に置いた。いい感じだった音がもとに戻ったらしい。

「ボタンのパズルを解いても、鍵がないと開かないんでしょ」

と突っ込むと、師匠は気味悪く笑った。

「ところが、わざわざ今日呼んだのは、開ける気満々だからだよ」

なにやら悪寒がして、俺は少し後ずさった。

「どうしても鍵が夢から出てこないなら、思ったんだよ。夢の中でコレ、開けちまえって」

なに?なに?なにを言ってるのこの人。

「でさ、あとはパズルさえ解ければ開くわけよ」

ちょっと、ちょっと待って。青ざめる俺をよそに、師匠はジーパンのポケットを探り始めた。そして・・・

「この、鍵があれば」

その手には錆ついた灰色の鍵が握られていた。
5555/5 ウニ:2012/07/24(火) 13:35:42.26 ID:FiEhRN1OO
その瞬間、硬質な金属が砕けるような物凄い音がした。
床抜け、世界が暗転して、ワケがわからなくなった。

誰かに肩を揺すられて、光が戻った。
師匠だった。

「冗談、冗談」

俺はまだ頭がボーッとしていた。
師匠の手にはまだ鍵が握られている。

「今ので気を失うなんて・・・」

と、俺の脇を抱えて起こし、
「さすがだ」
と言った。

やたら嬉しそうだ。

「さっきの鍵の意味が一瞬でわかったんだから、凄いよ。もっと暗示に掛かりやすい人なら、僕の目の前で消滅してくれたかも知れない」

・・・
俺はなにも言えなかった。
鍵を夢で拾った云々はウソだったらしい。
その日は俺をからかっただけで、結局師匠は箱のパズルを解けなかった。
その箱がどうなったか、その後は知らない。
556C.N.:名無したん:2012/07/25(水) 04:43:10.04 ID:BS3H/HLlO
つばさを広げてー
557C.N.:名無したん:2012/07/27(金) 02:49:48.14 ID:Lr68SMu30
あやのいいかげんにしろ
558麻雀 1/4 ウニ:2012/08/02(木) 13:54:26.12 ID:gXhNTSTAO
師匠は麻雀が弱い。
もちろん麻雀の師匠ではない。
霊感が異常に強い大学の先輩で、オカルト好きの俺は彼と、傍から見ると気色悪いであろう師弟関係を結んでいた。
その師匠であるが、2、3回手合わせしただけでもその実力の程は知れた。
俺は高校時代から友人連中とバカみたいに打ってたので、大学デビュー組とは一味違う新入生としてサークルの先輩たちからウザがられていた。
師匠に勝てる部分があったことが嬉しくて、よく麻雀に誘ったが、あまり乗ってきてくれなかった。
弱味を見せたくないらしい。
1回生の夏ごろ、サークルBOXで師匠と同じ院生の先輩とふたりになった。
なんとなく師匠の話しになって、俺が師匠の麻雀の弱さの話をすると、先輩は「麻雀は詳しくないんだけど」と前置きして、意外なことを話し始めた。

559麻雀 2/4 ウニ:2012/08/02(木) 13:55:16.95 ID:gXhNTSTAO
なんでも、その昔師匠が大学に入ったばかりのころ、健康的な男子学生のご多聞に漏れず麻雀に手を出したのであるが、サークル麻雀のデビュー戦で役満(麻雀で最高得点の役)をあがってしまったのだそうだ。
それからもたびたび師匠は役満をあがり、麻雀仲間をビビらせたという。

「ぼくはそういう話を聞くだけだったから、へーと思ってたけど、そうか。弱かったのかアイツは」

いますよ、役満ばかり狙ってる人。
役満をあがることは人より多くても、たいてい弱いんですよ。
俺がそんなことを言うと、

「なんでも、出したら死ぬ役満を出しまくってたらしいよ」

と先輩は言った。

「え?」

頭に九連宝燈という役が浮かぶ。
一つの色で1112345678999みたいな形を作ってあがる、麻雀で最高に美しいと言われる役だ。
それは作る難しさもさることながら、「出したら死ぬ」という麻雀打ちに伝わる伝説がある、曰く付きの役満だ。
560麻雀 3/4 ウニ:2012/08/02(木) 13:56:03.39 ID:gXhNTSTAO
もちろん僕も出したことはおろか、拝んだこともない。
ちょっと、ゾクッとした。

「麻雀牌をなんどか燃やしたりもしたらしい」

確かに九連宝燈を出した牌は燃やして、もう使ってはいけないとも言われる。
俺は得体の知れない師匠の側面を覗いた気がして、怯んだが、同時にピーンと来るものもあった。
役満をあがることは人より多くても、たいてい弱い・・・
さっきの自分のセリフだ。
つまり、師匠はデビュー戦でたまたまあがってしまった九連宝燈に味をしめて、それからもひたすら九連宝燈を狙い続けたのだ。
めったにあがれる役ではないから、普段は負け続け。
しかし極々まれに成功してしまい、そのたび牌が燃やされる羽目になるわけだ。
俺はその推理を先輩に話した。

「出したら死ぬなんて、あの人の好きそうな話でしょ」
561麻雀 4/4 ウニ:2012/08/02(木) 13:57:11.11 ID:gXhNTSTAO
しかし、俺の話を聞いていた先輩は首をかしげた。

「でもなあ・・・チューレンポウトウなんていう名前だったかなあ、その役満」

そして、うーんと唸る。

「なんかこう、一撃必殺みたいなノリの、天誅みたいな」

そこまで言って、先輩は手の平を打った。

「思い出した。テンホーだ」

天和。
俺は固まった。
言われてみればたしかに天和にも、出せば死ぬという言い伝えがある。
しかし、狙えば近づくことが出来る九連宝燈とは違い、天和は最初の牌が配られた時点であがっている、という完璧に偶然に支配される役満だ。
狙わなくても毎回等しくチャンスがあるにも関わらず、出せば死ぬと言われるほどの役だ。
その困難さは九連宝燈にも勝る。
その天和を出しまくっていた・・・
俺は師匠の底知れなさを垣間見た気がして、背筋が震えた。

「出したら死ぬなんて、あいつが好きそうな話だな」

先輩は無邪気に笑うが、俺は笑えなかった。
それから一度も師匠とは麻雀を打たなかった。
562魚  1/7 ウニ:2012/08/03(金) 13:36:17.47 ID:BhGiiNH8O
別の世界へのドアを持っている人は、確かにいると思う。
日常の隣で、そういう人が息づいているのを僕らは大抵知らずに生きているし、生きていける。
しかしふとしたことで、そんな人に触れたときに、いつもの日常はあっけなく変容していく。
僕にとって、その日常の隣のドアを開けてくれる人は二人いた。
それだけのことだったのだろう。

大学1回生ころ、地元系のネット掲示板のオカルトフォーラムに出入りしていた。
そこで知り合った人々は、いわば、なんちゃってオカルトマニアであり、高校までの僕ならば素直に関心していただろうけれど、大学に入って早々に、師匠と仰ぐべき強烈な人物に会ってしまっていたので、物足りない部分があった。
しかし、降霊実験などを好んでやっている黒魔術系のフリークたちに混じって遊んでいると、1人興味深い人物に出会った。
「京介」というハンドルネームの女性で、年歳は僕より2,3歳上だったと思う。

563魚  2/7 ウニ:2012/08/03(金) 13:37:32.76 ID:BhGiiNH8O
じめじめした印象のある黒魔術系のグループにいるわりにはカラっとした人で、背が高くやたら男前だった。
そのせいかオフで会ってもキョースケ、キョースケと呼ばれていて、本人もそれが気にいっているようだった。

あるオフの席で「夢」の話になった。
予知夢だとか、そういう話がみんな好きなので、盛り上がっていたが京介さんだけ黙ってビールを飲んでいる。
僕が、どうしたんですか、と聞くと一言

「私は夢をみない」

機嫌を損ねそうな気がしてそれ以上突っ込まなかったが、その一言がずっと気になっていた。
大学生になってはじめての夏休みに入り、僕は水を得た魚のように心霊スポットめぐりなど、オカルト三昧の生活を送っていた。
そんなある日、目を覚ますと見知らぬ部屋にいたのだった。
564魚  3/7 ウニ:2012/08/03(金) 13:38:22.56 ID:BhGiiNH8O
暗闇の中で、寝ていたソファーから身体を起こす。
服がアルコール臭い。
酔いつぶれて寝てしまったらしい。
回転の遅い頭で昨日のことを思い出そうと、あたりを見回す。
厚手のカーテンから幽かな月の光が射し、その中で一瞬、闇に煌くものがあった。
水槽と思しき輪郭のなかに、にび色の鱗が閃いて、そして闇の奥へと消えていった。
なんだかエロティックに感じて妙な興奮を覚えたが、すぐに睡魔が襲ってきてそのまま倒れて寝てしまった。

次に目を覚ましたときは、カーテンから朝の光が射しこんでいた。

「起きろ」

目の前に京介さんの顔があって、思わず「ええ!?」と間抜けな声をあげてしまった。

「そんなに不満か」

京介さんは状況を把握しているようで、教えてくれた。
どうやら、昨夜のオフでの宴会のあと、完全に酔いつぶれた俺をどうするか、残された女性陣たちで協議した結果、近くに住んでいた京介さんが自分のマンションまで引きずって来たらしい。
565魚  4/7 ウニ:2012/08/03(金) 13:39:13.79 ID:BhGiiNH8O
申し訳なくて、途中から正座をして聞いた。
まあ気にするなと言って、京介さんはコーヒーを淹れてくれた。
その時、部屋の隅に昨日の夜に見た水槽があるのに気がついたが、不思議なことに中は水しか入っていない。

「夜は魚がいたように思ったんですが」

それを聞いたとき、京介さんは目を見開いた。

「見えたのか」

と、身を乗り出す。
頷くと、「そうか」と言って京介さんは奇妙な話を始めたのだった。

京介さんが女子高に通っていたころ、学校で黒魔術まがいのゲームが流行ったという。
占いが主だったが、一部のグループがそれをエスカレートさせ、怪我人が出るようなことまでしていたらしい。
京介さんはそのグループのリーダーと親しく、何度か秘密の会合に参加していた。
ある時、そのリーダーが真顔で「悪魔を呼ぼうと思うのよ」と言ったという。
566魚  5/7 ウニ:2012/08/03(金) 13:40:07.47 ID:BhGiiNH8O
その名前のない悪魔は、呼び出した人間の「あるもの」を食べるかわりに、災厄を招くのだという。

「願いを叶えてくれるんじゃないんですか?」

思わず口をはさんだ。
普通はそうだろう。
しかし、「だからこそやってみたかった」と京介さんは言う。
京介さんを召喚者として、その儀式が行われた。
その最中に京介さんとリーダーを除いて、全員が癲癇症状を起こし、その黒魔術サークルは以後活動しなくなったそうだ。

「出たんですか。悪魔は」

京介さんは一瞬目を彷徨わせて、「あれは、なんなんだろうな」と言って、それきり黙った。
オカルト好きの僕でも、悪魔なんて持ち出されるとちょっと引く部分もあったが、ようは「それをなんと呼ぶか」なのだということをオカルト三昧の生活の中に学んでいたので、笑い飛ばすことはなかった。

「夢を食べるんですね、そいつは」

あの気になっていた一言の、意味とつながった。
しかし京介さんは首を振った。

567魚  6/7 ウニ:2012/08/06(月) 13:37:08.61 ID:fMNGf4SrO
「悪夢を食べるんだ」

その言葉を聞いて、背筋に虫が這うような気持ち悪さに襲われる。
京介さんはたしかに「私は夢をみない」と言った。
なのにその悪魔は、悪夢しか食べない・・・
その意味を考えて、ぞっとする。
京介さんは、眠ると完全に意識が断絶したまま次の朝を迎えるのだという。
いつも目が覚めると、どこか身体の一部が失われたような気分になる・・・

「その水槽にいた魚はなんですか」

「わからない。私は見たことはないから。たぶん、私の悪夢を食べているモノか、それとも・・・」

私の悪夢そのものなのだろう。
そう言って笑うのだった。
京介さんが眠っている間にしか現れず、しかもそれが見えた人間は今まで二人しかいなかったそうだ。

568魚  7/7 ウニ:2012/08/06(月) 13:37:55.62 ID:fMNGf4SrO
「その水槽のあるこの部屋でしか、私は眠れない」

どんな時でも部屋に帰って寝るという。
旅行とか、どうしても泊まらないといけない時もあるでしょう?
と問うと「そんな時は寝ない」とあっさり答えた。

たしかに、飲み会の席でもつぶれたところをみたことがない。
そんなに悪夢をみるのが怖いんですか、と聞こうとしたが、止めた。
たぶん、悪夢を食べるという悪魔が招いた災厄こそ、その悪夢なのだろうから。
僕はこの話を丸々信じたわけではない。
京介さんのただの思い込みだと笑う自分もいる。
ただ昨日の夜の、暗闇の中で閃いた鱗と、何事もないように僕の目の前でコーヒーを飲む人の、強い目の光が、僕の日常のその隣へと通じるドアを、開けてしまう気がするのだった。

「魚も夢をみるだろうか」

ふいに京介さんはつぶやいたけれど、僕はなにも言わなかった。

569C.N.:名無したん:2012/08/07(火) 18:46:50.38 ID:BnNo79gj0
あやのが社員やればいいのになんでやらないの?
570C.N.:名無したん:2012/08/08(水) 08:53:16.43 ID:f7a94dEgO
中学時代、スポーツが苦手で一部の人間にかなり虐められていた。
さっぱりしたイジメだからまだ良かったが、精神的なイジメやカツアゲを伴うものだったら多分耐えられなかっただろう。

学校のイベントの時に、クラスのイベント委員長にされてしまった。
で、他の委員やクラスメイトから投票を取った結果、うちのクラスではお化け屋敷をやる事になった。

で、以下はほぼ全部俺が普段出さないジャイアニズムを発揮して作った様子。

・窓をダンボールで完全に塞ぎ、その上から大きな黒布で覆い完全な闇を作る。出入り口は二重構造で光が漏れにくい。
・天井からクラスメイト人数分の首吊り縄を下げる。名札付き。
・通路脇にずらっと服をしっかり着せ人間そっくりにしたマネキンを配置。全部親に借りた。顔には100均のマスク。
・クラスメイトのスタッフを常時5人配置(交代制)。マスクをしたまま無言で微動だにせず、首だけ動かし客をずっと見据える役。
・部屋の隅にばらばらにしたマネキンの山。上から白いシートを被せる。はみ出た手足。
・香を焚く。ところどころ蝋燭の明かりと、赤や青のライト。一日持たなかったがドライアイスも配置。
・クラス全員に持ってこさせた時計をランダムで配置。
・貞子風の格好をさせた男子をゆっくり床を這い回らせる。独特の動きは俺が教えた。
・黒髪のカツラを部屋の隙間、隅からはみ出させる。
・黒板中にびっしり"目"の落書き。
・天井に白布を着たマネキン女をぴったり貼り付け。髪の毛の長さは2m超。
・子供サイズの着物に手足のない子供分のボリュームを詰めて、黒髪カツラをつけた物の下にRCカーを付ける。
 無音でいきなりしゅるしゅる動いて客を追い回す。
・オカ板で拾った絵をクレヨンででっかく描いて壁に貼る。
・BGMは小音量でカールマイヤーw ネットでDLした赤ん坊の泣き声。

始まって3時間くらいで、スタッフの一人が何故か引き付けを起こして保健室行き。
本気で気味悪がる客多数。見に来た校長が泡喰って担任を呼びつけ。

うまれて初めて受けた謹慎処分が終わって学校に行くと、俺を虐める奴はひとりもいなくなった。
同時に、友達も誰一人いなくなった。
571C.N.:名無したん:2012/08/08(水) 19:50:15.93 ID:zLaFkXktO
なんであやの社員にならないの?
572将棋  1/8 ウニ:2012/08/08(水) 20:24:36.40 ID:f7a94dEgO
師匠は将棋が得意だ。
もちろん将棋の師匠ではない。大学の先輩で、オカルトマニアの変人である。
俺もまた、オカルトが好きだったので、師匠師匠と呼んでつきまとっていた。
大学1回生の秋に、師匠が将棋を指せるのを知って勝負を挑んだ。
俺も多少心得があったから。
しかし結果は惨敗。
角落ち(ハンデの一種)でも相手にならなかった。
1週間後、パソコンの将棋ソフトをやり込んでカンを取り戻した俺は、再挑戦のために師匠の下宿へ乗り込んだ。
結果、多少善戦した感はあるが、やはり角落ちで蹴散らされてしまった。
感想戦の最中に、師匠がぽつりと言った。

「僕は亡霊と指したことがある」

いつもの怪談よりなんだか楽しそうな気がして、身を乗り出した。

573将棋  2/8 ウニ:2012/08/08(水) 20:25:38.42 ID:f7a94dEgO
「手紙将棋を知ってるか」

と問われて頷く。
将棋は普通長くても数時間で決着がつく。
1手30秒とかの早指しなら数十分で終わる。
ところが手紙将棋というのは、盤の前で向かい合わずに、お互い次の手を手紙で書いてやり取りするという、なんとも気の長い将棋だ。
風流すぎて若者には理解出来ない世界である。
ところが師匠の祖父はその手紙将棋を、夏至と冬至だけというサイクルでしていたそうだ。
夏至に次の手が届き、冬至に返し手を送る。
年に2手しか進まない。
将棋は1勝負に100手程度かかるので、終わるまでに50年はかかる計算になる。

「死んじゃいますよ」

師匠は頷いて、祖父は5年前に死んだと言った。

戦時中のことだ。

前線に出た祖父は娯楽のない生活のなかで、小隊で将棋を指せるただひとりの戦友と、紙で作ったささやかな将棋盤と駒で、あきることなく将棋をしていたという。


574将棋  3/8 ウニ:2012/08/08(水) 20:26:37.53 ID:f7a94dEgO
その戦友が負傷をして、本土に帰されることになったとき、二人は住所を教えあい、ひと時の友情の証しに戦争が終われば手紙で将棋をしようと誓い合ったそうだ。
戦友は北海道出身で、住むところは大きく隔たっていた。
戦争が終わり、復員した祖父は約束どおり冬至に手紙を出した。『2六歩』とだけ書いて。
夏至に『3四歩』とだけ書いた無骨な手紙が届いたとき、祖父は泣いたという。
それ以来、年に2手だけという将棋は続き、祖父は夏至に届いた手への返し手を半年かけて考え、冬至に出した手にどんな手を返してくるか、半年かけて予想するということを、それは楽しそうにしていたそうだ。
5年前にその祖父が死んだとき、将棋は100手に近づいていたが、まだ勝負はついていなかった。
師匠は、祖父から将棋を学んでいたので、ここでバカ正直な年寄りたちの、生涯をかけた遊びが途切れることを残念に思ったという。
575将棋  4/8 ウニ:2012/08/08(水) 20:27:36.08 ID:f7a94dEgO
手紙が届かなくなったら、どんな思いをするだろう。
祖父の戦友だったという将棋相手に連絡を取ろうかとも考えた。それでもやはり悲しむに違いない。
ならばいっそ自分が祖父のふりをして次の手を指そうと、考えたのだそうだ。
宛名は少し前から家の者に書かせるようになっていたので、師匠は祖父の筆跡を真似て『2四銀』と書くだけでよかった。
応酬はついに100手を超え、勝負が見えてきた。

「どちらが優勢ですか」

俺が問うと師匠は、複雑な表情でぽつりと言った。

「あと17手で詰む」

こちらの勝ちなのだそうだ。
2年半前から詰みが見えたのだが、それでも相手は最善手を指してくる。
華を持たせてやろうかとも考えたが、向こうが詰みに気づいてないはずはない。
それでも投了せずに続けているのは、この遊びが途中で投げ出していいような遊びではない、という証しのような気がして、胸がつまる思いがしたという。

576将棋  5/8 ウニ:2012/08/08(水) 20:28:50.00 ID:f7a94dEgO
「これがその棋譜」

と、師匠が将棋盤に初手から示してくれた。
2六歩、3四歩、7六歩・・・
矢倉に棒銀という古くさい戦法で始まった将棋は、1手1手のあいだに長い時の流れを確かに感じさせた。
俺も将棋指しの端くれだ。
今でははっきり悪いとされ、指されなくなった手が迷いなく指され、十数手後にそれをカバーするような新しい手が指される。戦後、進歩を遂げた将棋の歴史を見ているような気がした。

7四歩突き、同銀、6七馬・・・

局面は終盤へと移り、勝負は白熱して行った。

「ここで僕に代わり、2四銀とする」

師匠はそこで一瞬手を止め、また同馬とした。
次の桂跳ねで、細く長い詰みへの道が見えたという。
難しい局面で俺にはさっぱりわからない。

「次の相手の1手が投了ではなく、これ以上無いほど最善で、そして助からない1手だったとき、僕は相手のことを知りたいと思った」

祖父と半世紀にわたって、たった1局の将棋を指してきた友だちとは、どんな人だろう。


577将棋  6/8 ウニ:2012/08/09(木) 13:25:32.43 ID:YqrhE6yTO
思いもかけない師匠の話に俺は引き込まれていた。
不謹慎な怪談と、傍若無人な行動こそ師匠の人となりだったからだ。
経験上、その話にはたいてい嫌なオチが待っていることも忘れて・・・

「住所も名前も分かっているし、調べるのは簡単だった」

俺が想像していたのは、80歳を過ぎた老人が古い家で旧友からの手紙を心待ちにしている図だった。
ところが、師匠は言うのである。

「もう死んでいた」

ちょっと衝撃を受けて、そしてすぐに胸に来るものがあった。
師匠が、相手のことを思って祖父の死を隠したように、相手側もまた師匠の祖父のことを思って死を隠したのだ。
いわば優しい亡霊同士が将棋を続けていたのだった。
しかし師匠は首を振るのである。

「ちょっと違う」

少し、ドキドキした。


578将棋  7/8 ウニ:2012/08/09(木) 13:26:49.02 ID:YqrhE6yTO
「死んだのは1945年2月。戦場で負った傷が悪化し、日本に帰る船上で亡くなったそうだ」

びくっとする。
俄然グロテスクな話になって行きそうで。
では、師匠の祖父と手紙将棋をしていたのは一体何だ?
『僕は亡霊と指したことがある』という師匠の一言が頭を回る。
師匠は青くなった俺を見て笑い、心配するなと言った。

「その後、向こうの家と連絡をとった」

こちらのすべてを明らかにしたそうだ。
すると向こうの家族から長い書簡がとどいたという。
その内容は以下のようなものだった。

祖父の戦友は、船上で死ぬ間際に家族に宛てた手紙を残した。
その中にこんな下りがあった。

『私はもう死ぬが、それと知らずに私へ手紙を書いてくる人間がいるだろう。
その中に将棋の手が書かれた間抜けな手紙があったなら、どうか私の死を知らせないでやってほしい。
そして出来得れば、私の名前で応答をしてほしい。私と将棋をするのをなにより楽しみにしている、大バカで気持ちのいいやつなのだ』

579将棋  8/8 ウニ:2012/08/09(木) 13:28:06.39 ID:YqrhE6yTO
師匠は語りながら、盤面をすすめた。

4一角
3二香
同銀成らず
同金

その同金を角が取って成ったとき、涙が出た。
師匠に泣かされたことは何度もあるが、こういうのは初めてだった。

「あと17手、年寄りどもの供養のつもりで指すことにしてる」

師匠は指を駒から離して、ここまで、と言った。
580雨   1/7 ウニ:2012/08/09(木) 21:19:06.29 ID:YqrhE6yTO
大学1回生の夏ごろ。
京介さんというオカルト系のネット仲間の先輩に不思議な話を聞いた。
市内のある女子高の敷地に夜中、一箇所だけ狭い範囲に雨が降ることがあるという。
京介さんは地元民で、その女子高の卒業生だった。
「京介」はハンドルネームで、俺よりも背が高いが、れっきとした女性だ。

「うそだー」

と言う俺を睨んで、じゃあ来いよ、と連れて行かれた。

581雨   2/7 ウニ:2012/08/09(木) 21:35:20.28 ID:YqrhE6yTO
真夜中に女子高に潜入するとは、さすがに覚悟がいったが、建物の中に入るわけじゃなかったことと、セキュリティーが甘いという京介さんの言い分を信じてついていった。
場所は校舎の影になっているところで、もとは焼却炉があったらしいが、今は近寄る人もあまりいないという。

「どうして雨が降るんですか」

と声をひそめて聞くと、

「むかし校舎の屋上から、ここへ飛び降りた生徒がいたんだと。その時飛び散って地面に浸み込んだ血を洗うために雨が降るんだとか」

「いわゆる七不思議ですよね。ウソくせー」

京介さんはムッとして、足を止めた。

「ついたぞ。そこだ」

校舎の壁と、敷地を囲むブロック塀のあいだの寂しげな一角だった。
暗くてよく見えない。
近づいていった京介さんが「おっ」と声をあげた。

「見ろ。地面が濡れてる」
582雨   3/7 ウニ:2012/08/09(木) 21:36:13.71 ID:YqrhE6yTO
僕も触ってみるが、たしかに1メートル四方くらいの範囲で湿っている。
空を見上げたが、月が中天に登り、雲は出ていない。

「雨が降った跡だ」

京介さんの言葉に、釈然としないものを感じる。

「ほんとに雨ですか? 誰かが水を撒いたんじゃないですか」

「どうしてこんなところに」

首をひねるが、思いつかない。
周りを見渡しても、なにもない。
敷地の隅で、とくにここに用があるとは思えない。

「その噂を作るための、イタズラとか」

だいたい、そんな狭い範囲で雨が降るはずがない。

「私が1年の時、3年の先輩に聞いたんだ『1年の時、3年の先輩に聞いた』って」

つまりずっと前からある噂だという。
583C.N.:名無したん:2012/08/10(金) 07:59:30.62 ID:iUd9jkgMO
こんな将来性の無い店の社員やりたくないんだろw
584C.N.:名無したん:2012/08/10(金) 08:01:01.76 ID:iUd9jkgMO
一番店で好き勝手やって待遇もいいのに共倒れしたくないから人任せ
585C.N.:名無したん:2012/08/10(金) 08:07:10.98 ID:YF+UZWcF0
コピペで埋めまくるとか何か書かれたらやばいことでもあるのか?w
586C.N.:名無したん:2012/08/12(日) 14:59:35.16 ID:5dghFeYGO
糞みてぇなパワハラ
587雨   4/7 ウニ:2012/08/17(金) 13:29:58.13 ID:ImFx6GLNO
目をつぶって、ここに細い細い雨が降ることを想像してみる。
月のまひるの空から地上のただ一点を目がけて降る雨。
怖いというより、幻想的で、やはり現実感がない。

「長い期間続いているということは、つまり犯人は生徒ではなく、教員ということじゃないですか」

「どうしても人為的にしたいらしいな」

「だって、降ってるとこを見せられるならまだしも、これじゃあ・・・たとえば残業中の先生が夜食のラーメンに使ったお湯の残りを窓からザーッと」

そう言いながら上を見上げると、黒々とした校舎の壁はのっぺりして、窓一つないことに気づく。
校舎の中でも端っこで、窓がない区画らしい。

588雨   5/7 ウニ:2012/08/17(金) 13:30:41.02 ID:ImFx6GLNO
雨。雨。雨。
ぶつぶつとつぶやく。
どうしても謎を解きたい。
降ってくる水。
降ってくる水。
その地面の濡れた部分は校舎の壁から1メートルくらいしか離れていない。

また見上げる。
やはり校舎のどこかから落ちてくる、そんな気がする。

「あの上は屋上ですか」

「そうだけど。だからって誰が水を撒いてるってんだ」

目を凝らすと、屋上の縁は落下防止の手すりのようなもので囲まれている。
さらに見ると、一箇所、その手すりが切れている部分がある。この真上だ。

「ああ、あそこだけ何でか昔から手すりがない。だからそこから飛び降りたってハナシ」

それを聞いて、ピーンとくるものがあった。

589雨   6/7 ウニ:2012/08/17(金) 13:31:26.43 ID:ImFx6GLNO
「屋上は掃除をしてますか?」

「掃除?いや、してたかなあ。つるつるした床でいつも結構きれいだったイメージはあるけど」

俺は心でガッツポーズをする。

「屋上の掃除をした記憶がないのは、業者に委託していたからじゃないですか」

何年にも渡って月に1回くらいの頻度で、放課後、生徒たちが帰った後に派遣される掃除夫。
床掃除に使った水を、不精をして屋上から捨てようとする。
自然、身を乗り出さずにすむように、手すりがないところから・・・

「次の日濡れた地面を見て噂好きの女子高生が言うんですよ。ここにだけ雨が降ってるって」

僕は自分の推理に自信があった。
幽霊の正体みたり枯れ尾花。

「お前、オカルト好きのくせに夢がないやつだな」

なんとでも言え。

「でも、その結論は間違ってる」

京介さんはささやくような声で言った。
590雨   7/7 ウニ:2012/08/17(金) 13:32:07.86 ID:ImFx6GLNO
「水で濡れた地面を見て、小さな範囲に降る雨の噂が立った、という前提がそもそも違う」

どういうことだろう。
京介さんは真顔で、

「だって、降ってるところ、見たし」

僕の脳の回転は止まった。
先に言って欲しかった。

「そんな噂があったら、行くわけよ。オカルト少女としては」

高校2年のとき、こんな風に夜中に忍び込んだそうだ。
そして目の前で滝のように降る雨を見たという。
水道水の匂いならわかるよ、と京介さんは言った。
俺は膝をガクガクいわせながら、

「血なんかもう、流れきってるでしょうに」

「じゃあ、どうして雨は降ると思う」

わからない。
京介さんは首をかしげるように笑い、

「洗っても洗っても落ちない、血の感覚って男にはわかんないだろうなあ」

その噂の子はレイプされたから、自分を消したかったんだよ。
僕の目を見つめて、そう言うのだった。
591超能力  1/9 ウニ:2012/08/17(金) 13:32:57.11 ID:ImFx6GLNO
大学時代、霊感の異常に強いサークルの先輩に会ってからやたら霊体験をするようになった俺は、オカルトにどっぷり浸かった学生生活を送っていた。
俺は一時期、超能力に興味を持ちESPカードなどを使って、半ば冗談でESP能力開発に取り組んだことがあった。
師匠と仰ぐその先輩はと言えば、畑違いのせいか、超能力なんていうハナシは嫌いなようだった。
しかし信じてないというわけではない。
こんなエピソードがある。

テレビを見ていると、日露超能力対決!などという企画の特番をやっていた。
その中でロシア人の少女が目隠しをしたまま、箱に密封された紙に書かれている内容を当てる、という実験があった。
ようするに透視するというのだ。
少女が目隠しをしたあとで芸能人のゲストが書いたもので、事前に知りようがないはずなのに、少女は見事にネズミの絵を当てたのだった。
しかしテレビを見ていた師匠が言う。

「こんなの透視じゃない」
592C.N.:名無したん:2012/08/19(日) 14:23:15.22 ID:/a6UEvgx0
あやの贔屓されまくりなんだからあやのが店長やれよ
593C.N.:名無したん:2012/08/19(日) 22:15:46.74 ID:7UsuIUr+O
わははははははははは!

はははははははははははははははははははははははは!

虫が!

ここにも、虫が!

ワー!

キャー!
594超能力  2/9 ウニ:2012/08/20(月) 13:29:26.68 ID:COgT+9FAO
目隠しがいかに厳重にされたか見ていたはずなのに、そんなことを言い出したので、「どういうことです?」と問うと、真面目くさった顔で、

「こんなのはテレパスなら簡単だ」

意表をつかれた。
ようするに精神感応(テレパシー)能力がある人間なら、その紙に書いたゲストの思考を読めば、こんな芸当は朝飯前だというのである。
どんなに厳重に目隠しをしようと、箱に隠そうと、それを用意した人間がいる限り、中身はわかる。

師匠は、テレビで出てくるような透視能力者はすべてインチキで、ちょっとテレパシー能力があるだけの凡人だ、と言った。
『テレパシー能力のある凡人』という表現が面白くて笑ってしまった。

師匠はムッとしたが、俺が笑い続けているのは他に理由があった。
ロシア人の少女の傍に立つ通訳の男を、よく知っていたからだ。
595超能力  3/9 ウニ:2012/08/20(月) 13:30:11.48 ID:COgT+9FAO
インチキ超能力芸でなんども業界から干された、その筋では有名な山師だ。
俺は今回の透視実験のタネも知っている。
時々「続けて大丈夫か」というようなことを言いながら少女の身体に触る、その触り方で絵の情報を暗号化して伝えているのだ。
以前雑誌で読んだことのある、彼のいつもの手口だった。
松尾何某がそこにいれば「通訳にも目隠しさせろ」などと意地悪なことを言い出すところである。
俺はあえて、この少女をテレパスだと信じている師匠にこの特番の裏を教えなかった。
なんだか、かわいらしい気がしたから。

そんなことがあった数日後、師匠が俺の下宿を訪ねてきて、「今日はやりかえしに来た」と言う。
あの番組のあと、雑誌やテレビでインチキが暴露されてちょっと話題になったから、師匠の耳にも入ったらしい。
俺が知っていてバカにしていたことも・・・
俺は嫌な予感がしたが、部屋に上げないわけにはいかない。
師匠はカバンから、厚紙で出来た小さな箱を二つだし、テーブルの上に置いた。

596超能力  4/9 ウニ:2012/08/20(月) 13:31:01.77 ID:COgT+9FAO
「こちらを箱A、こっちを箱Bとする」

同じような箱に、マジックでそう書いてある。
なにが始まるのかドキドキした。

「Aの箱には千円、Bの箱には1万円が入っている。この箱を君にあげよう」

ただし、と師匠は続けた。

「お金を入れたのは実は予知能力者で、君がABどちらか片方を選ぶと予知していたら、正しく千円と1万円を入れている。しかしもし、君が両方の箱を選ぶような欲張りだと予知していたら、Bの箱の1万円は入れていない」

さあ、どう選ぶ?

そう言って、選択肢をあげた。

「@箱Aのみ
 A箱Bのみ
 B箱AB両方
 おっとそれから、
 Cどちらも選ばない」

どういうゲームかよく分からないが、頭を整理する。
ようするにBだけを選んだらちゃんと1万円入ってるんだから、Aの「箱Bのみ」が一番儲かるんじゃないだろうか。
師匠は嫌らしい顔で、「ほんとにそれでいいのぉ?」と言った。
597超能力  5/9 ウニ:2012/08/20(月) 13:31:54.09 ID:COgT+9FAO
ちょっと待て、冷静に考えろ。

「その予知能力者は、本物という設定なんですか」

肝心なところだ。
しかし師匠は「質問は不可」というだけだった。
目の前を箱を見ていると、そこにあるんだから、いくら入ってようが両方もらっといたらいいじゃん?と俺の中の悪魔がささやく。
待って待って、予知能力が本物なら両方選べばBはカラ。
Aの千円しか手に入らないぞ?と俺の中の天使がささやく。
予知能力が偽者ならどうよ?そう予知して、Bにお金を入れなかったのに、実際はBだけを選んでしまったら、もうけは0円だぞ。と悪魔。

そうだ。
だいたい予知能力というのがあやふやだ。
目の前にあるのに、その箱の中身がまだ定まっていないというのが、実感がわかない。
お金を入れる、という行為はすでに終わった過去なのだから、今から俺がどうしようが箱の中身を変えることは出来ない、という気もする。
じゃあ、Bの箱AB両方というのが最善の選択なんだろうか。
598超能力  6/9 ウニ:2012/08/20(月) 13:32:45.34 ID:COgT+9FAO
「さん」

と言い掛けて、思いとどまった。
これはゲームなのだ。
所詮、師匠が用意したものだ。
あやうく本気になるところだった。
たぶん、Bを選ばせておいて箱Bは空っぽ、「ホラ、欲をかくから千円しか手に入らないんだ」と笑う。
そういう趣向なのだろう。
なんだか腹が立ってきた。
AのBだけを選んでおいて、「片方しか選んでないのに、1万円入ってないぞ」とゴネることも考えた。

しかしBの「両方」を選んでおけば最低でも千円は手に入るのだから、次の仕送りまでこれで○千円になって・・・と、生活臭あふれる思考へと進んでいった。
すると師匠が「困ってるねえ」と嬉しそうに口を出してきた。

「そこで、一つヒントをあげよう。君がもし、透視能力、もしくはテレパシー能力の持ち主だったとしたら、どうする?」

きた。
また変な条件が出て来た。
予知能力という仮定の上に、さらに別の仮定を重ねるのだから、ややこしい話になりそうだった。
599超能力  6/9 ウニ:2012/08/20(月) 13:56:22.29 ID:COgT+9FAO
「さん」

と言い掛けて、思いとどまった。
これはゲームなのだ。
所詮、師匠が用意したものだ。
あやうく本気になるところだった。
たぶん、Bを選ばせておいて箱Bは空っぽ、「ホラ、欲をかくから千円しか手に入らないんだ」と笑う。
そういう趣向なのだろう。
なんだか腹が立ってきた。
AのBだけを選んでおいて、「片方しか選んでないのに、1万円入ってないぞ」とゴネることも考えた。

しかしBの「両方」を選んでおけば最低でも千円は手に入るのだから、次の仕送りまでこれで○千円になって・・・と、生活臭あふれる思考へと進んでいった。
すると師匠が「困ってるねえ」と嬉しそうに口を出してきた。

「そこで、一つヒントをあげよう。君がもし、透視能力、もしくはテレパシー能力の持ち主だったとしたら、どうする?」

きた。
また変な条件が出て来た。
予知能力という仮定の上に、さらに別の仮定を重ねるのだから、ややこしい話になりそうだった。
600超能力  7/9 ウニ:2012/08/20(月) 19:15:37.61 ID:COgT+9FAO
そんな顔をしてると、師匠は「簡単簡単」と笑うのだった。

「透視ってのは、ようするに中身を覗くことだろう?だったら再現するのは簡単。箱の横っ腹に穴を開けて見れば、立派な透視能力者だ」

ちょ、そんなズルありですか、と言ったが
「透視能力ってそういうものだから」
そっちがOKなら全然構わない。

「テレパシーの方ならもっと簡単。入れた本人に聞けばいい。頭の中を覗かれた設定で」

なんだかゲームでもなんでもなくなってきた気がする。

「で、僕は超能力者になっていいんですか?」

「いいよぉ。ただし、透視能力か、テレパシーかの2択。と言いたいところだけど、テレパシーの方は入れた本人がここにいないから、遠慮してもらおうかな」

本人がいない?
嫌な予感がした。
601超能力  8/9 ウニ:2012/08/20(月) 19:17:52.49 ID:COgT+9FAO
もしかして、彼女が絡んでますか?
と問うと頷き、「僕も中身は知らない」と言った。
俺は青くなった。
師匠の彼女は、なんといったらいいのか、異常に勘がするどいというのか、予知まがいのことが出来る、あまり関わりたくない人だった。

「本物じゃないですか!」

俺は目の前の箱から、思わず身を引いた。
ただのゲームじゃなくなってきた。
仮に、もし仮に、万が一、百万が一、師匠の彼女の力がたまたまのレベルを超えて、ひょっとしてもしかして本物の予知能力だった場合、これってマジ・・・?
俺は今までに、何度かその人にテストのヤマで助けてもらったことがある。

あまりに当たるので、気味が悪くて最近は喋ってもいない。

「さあ、透視能力を使う?」

師匠はカッターを持って、箱Bにあてがった。

「ちょっと待ってください」

話が違ってくる。
というか本気度が違ってくる。
予知能力が本物だとした場合、両方の箱を選ぶという行為で、Bの箱の中身が遡って消滅したり現れたりするのだろうか?
それとも、俺がこう考えていることもすべて込みの予知がなされていて、俺がどう選ぶかということも完全に定まっているのだろうか。
602超能力  9/9 ウニ:2012/08/20(月) 19:20:19.37 ID:COgT+9FAO
「牛がどの草を食べるかというのは完全には予測出来ない」

という、不確定性原理とかいうややこしい物理学の例題が頭を過ぎったが、よく理解してないのが悔やまれる。
俺が苦悩しながら指差そうとしているその姿を、過去から覗かれているのだろうか?
そして俺の意思決定と同時に、箱にお金を入れるという、不確定な過去が定まるのだろうか?
その「同時」ってなんだ?
考えれば考えるほど、恐ろしくなってくる。
人間が触れていい領域のような気がしない。
渦中の箱Bは何事もなくそこにあるだけなのに。
そしてその箱を、選ぶ前に中を覗いてしまおうというのだから、なんだか訳がわからなくなってくる。

俺は膝が笑いはじめ、脂汗がにじみ、捻り出すように一つの答えを出した。

「Cどちらも選ばない、でお願いします」

師匠はニヤリとして、カッターを引っ込めた。

「前提が一つ足りないことに気がついた?片方を選ぶ場合はそれぞれにお金を入れ、両方を選ぶ場合はAにしか入れない。じゃあ、どちらも選ばないと予知していた場合は?」

決めてなかったから、僕もこの中がどうなっているのか分からないんだなぁ。
師匠はそう言いながら無造作に二つの箱をカバンに戻した。
俺はこの人には勝てない、と思い知った。
603顔 ウニ:2012/08/20(月) 19:46:03.61 ID:COgT+9FAO
大学1回生の冬。
大学生になってからの1年弱、大学の先輩であり、オカルト道の師匠でもある人と様々な心霊スポットへ足を踏み入れた俺だったが、さすがに寒くなってくると出不精になってくる。
正月休みにめずらしく師匠が俺の下宿に遊びに来た。
とくにすることもないので、コタツにもぐりこんで俺はゲームボーイを、師匠はテレビをぼーっと見ていた。
ふと、師匠が「あれ?」と言うので顔を向けると、テレビにはダイバーによるどこかの海の海底探査の様子が映っていた。

「この石像って、あ、消えた」

すぐに画面が切り替わったが、一瞬だけ見えた。
地中海のエジプト沖で、海底にヘレニズム期の遺跡が発見されたと、アナウンサーが報じていた。
海底に沈んだ石造りの古代の建造物が、ダイバーの水中カメラに映し出されている。
その映像の中に、崩れた石柱の下敷きになっている石像の姿があったのだ。
なにかの神様だろうそれは、泥の舞う海の底で苦悶の表情としか思えない顔をしていた。

604顔 ウニ:2012/08/20(月) 19:51:34.84 ID:COgT+9FAO
最初からそんな表情の石像だったとは思えない、不気味な迫力があった。
何ごともなく、番組は次のニュースへ移る。

「こんなことって、あるんですかね」

と言う俺に、師匠は難しい顔をして話しはじめた。

「廃仏毀釈って知ってる?」

師匠の専攻は仏教美術だ。
日本で似たような例を知っているという。
江戸から明治に入り、神仏習合の時代から仏教にとっては受難といえる神道一党の時代へ変化した時があった。
多くの寺院が打ち壊され、仏具や仏像が焼かれ、また神社でも仏教色の強かったところでは、多くの仏像が収められていたが、それらもほとんどが処分された。

「中でも密教に対する弾圧は凄まじかった」

吉野の金峰山寺は破壊され、周辺の寺院も次々と襲われたが、その寺の一つで不思議なことがあったという。

605顔 ウニ:2012/08/20(月) 19:52:20.86 ID:COgT+9FAO
僧侶が神官の一党に襲われ、不動明王など密教系の仏像はすべて寺の庭に埋められて、のちに廃寺とされた。
弾圧の熱が収まりはじめたころ、貴重な仏像が坑されたという話を聞きつけて、近隣の山師的な男がそれを掘り起こそうとした。
ところが土の中から出てきた仏像は、すべて憤怒の顔をしていたという。
元から憤怒の表情の不動明王はともかく、柔和なはずの他の仏像までもことごとく、地獄の鬼もかほどではないという凄まじい顔になっていたそうだ。
その怒りに畏れた男は、掘り出した仏像に火をかけた。
木製の仏像は6日間(!)ものあいだ燃え続け、その間「おーんおーん」という唸り声のような音を放ち続けたという。
あまりに凄い話に俺は、気がつくと正座していた。
606顔 ラスト ウニ:2012/08/20(月) 19:53:30.11 ID:COgT+9FAO
「何年かまえ、人間国宝にもなっている仏師が外国メディアのインタビューを受けた記事を読んだことがある。
記者が、どうしてこんなに深みのあるアルケイックスマイルを表現できるのでしょうかと聞くと、仏師はこう答えた。
『彫るのではない。わらうんだ』これを聞いたときは痺れたねぇ・・・」

めずらしく師匠が他人を褒めている。
俺は命を持たない像が、感情をあらわすということもあるかも知れない、と思い始めた。

「そうそう、僕が以前、多少心得のある催眠術の技術を使って面白いことをしたことがある」

なにを言い出したのか、ちょっと不安になった。

「普通の胸像にね、ささやいたんだ。『お前は石にされた人間だよ』」

怖っ
なんてことを考えるんだこの人は。
そしてどうなったのか、あえて聞かなかった。
607血   前編 ウニ:2012/08/21(火) 13:40:29.58 ID:rUwr8LjNO
大学1回生のとき、オカルト道を突き進んでいた俺には師匠がいた。
ただの怖い物好きとは一線を画す、得体の知れない雰囲気を持った男だった。
その師匠とは別に、自分を別の世界に触れさせてくれる人がいた。
オカルト系のネット仲間で、オフでも会う仲の「京介」さんといいう女性だ。
どちらも俺とは住む世界が違うように思える、凄い人だった。
師匠のカノジョも同じネット仲間だったので、その彼女を通じて面識があるのかと思っていたが、京介さんは師匠を知らないという。
俺はその二人を会わせたらどういう化学反応を起こすのか、見てみたかった。
そこで、あるとき師匠に京介さんのことを話してみた。

「会ってみませんか」と。

師匠は腕組みをしたまま唸ったあとで、「最近付き合いが悪いと思ってたら、浮気してたのか」そんな嫉妬されても困る。
が、黒魔術に首をつっこむとろくなことがないよ、と諭された。
ネットでは黒魔術系のフォーラムにいたのだった。
608血   前編 ウニ:2012/08/21(火) 13:41:37.39 ID:rUwr8LjNO
どんなことをしてるのか、と問われて、あんまり黒魔術っぽいことはしてませんが、と答えていると、あるエピソードに食いついてきた。
京介さんの母校である地元の女子高に潜入したときの出来事だったが、その女子高の名前に反応したのだった。

「待った、その女の名前は?京子とか、ちひろとかいう名前じゃない?」

そういえば京介というハンドルネームしか知らない。
話を聞くと、師匠が大学に入ったばかりのころ、同じ市内にある女子高校で新聞沙汰になる猟奇的な事件があったそうだ。
女子生徒が重度の貧血で救急車で搬送されたのであるが、「同級生に血を吸われた」と証言して、地元の新聞がそれに食いつき、ちょっとした騒ぎになった。
その後、警察は自殺未遂と発表し、事件自体は尻切れのような形で沈静化した。
しかしそのあと、二人の女子生徒が密かに停学処分になっているという。

「当時、僕ら地元のオカルトマニアにはこの事件はホットだった。○○高のヴァンパイアってね。たしか校内で流行ってた占いの秘密サークルがからんでて、停学になったのはそのリーダー格の二人。どっかで得た情報ではそんな名前だった」
609血   前編 ウニ:2012/08/21(火) 13:42:57.64 ID:rUwr8LjNO
吸血鬼って、いまどき。
俺は師匠には申し訳ないが、腹を抱えた。

「笑いごとじゃない。その女には近づかないほうがいい」

思いもかけない真剣な顔で迫られた。

「でも京介さんがその停学になった人とは限らないし」

俺はあくまで一歩引いて流そうとしていた。
しかし「京子」という名前が妙に頭の隅に残ったのだった。

地元の大学ということもあってか、その女子高出身の人が俺の周辺には結構いた。
同じ学科の先輩で、その女子高OBの人がいたのでわざわざ話を聞きに行った。
やはり、自分でもかなり気になっていたらしい。

「京子さん? もちろん知ってる。私の1コ上。そうそう、停学になってた。なんとか京子と、山中ちひろ。
占いとか言って、血を吸ってたらしい。うわー、きしょい。
二人とも頭おかしいんだって。とくに京子さんの方は、名前を口に出しただけで呪われるとかって、下級生にも噂があったくらい。えーと、そうそう、間崎京子。ギャ、言っちゃった」
610血   前編 ウニ:2012/08/21(火) 13:44:14.11 ID:rUwr8LjNO
その先輩に、「京子」さんと同学年という人を二人紹介してもらった。
二人とも他学部だったが、学内の喫茶店と、サークルの部室に乗りこんで話を聞いた。

「京子さん? あの人はヤバイよ。悪魔を呼び出すとか言って、へんな儀式とかしてたらしい。
高校生がそこまでするかってくらい、イッちゃってた。最初は占いとか好きな取り巻きが結構いたけど、最後はその京子さんとちひろさんしかいなくなってた。
卒業して外に出たって話は聞かないから、案外まだ市内にいるんじゃない? なにしてるんだか知らないけど」

「その名前は出さないほうがいいですよ。いや、ホント。ふざけて陰口叩いてて、事故にあった子、結構いたし。
ホントですよ。え? そうそう。ショートで背が高かったなあ。顔はね、きれいだったけど・・・近寄りがたくて、彼氏なんかいなさそうだった」

話を聞いた帰り道、ガムを踏んだ。

嫌な予感がする。
高校時代から、怪我人が出るような「遊び」をしていたという、「京介」さんの話と合致する。

山中ちひろというのは、京介さんが親しかったという黒魔術系サークルのリーダー格の女性ではないだろうか。

間崎京子。

頭の中でその言葉が回った。

611血   前編 ウニ:2012/08/21(火) 13:44:54.84 ID:rUwr8LjNO
それから数日、ネットには繋がなかった。
なんとなく京介さんと会話するのが怖かった。
ギクシャクしてしまいそうで。
ある意味、そんな京介さんもオッケー!という自分もいる。
別に取って食われるわけではあるまい。
面白そうではないか。
しかし「近づくな」と短期間に4人から言われると、ちょっと警戒してしまうのも事実だった。

そんな、問題を先送りにしただけの日々を送っていたある日。
道を歩いているとガムを踏んだ。
歩道の端にこすりつけていると、そのとき不思議なことが起こった。
一瞬、あたりが暗くなり、すぐにまた明るくなったのだ。
雲の下に入ったとか、そんな暗さではなかった。
一瞬だが真っ暗といっていい。
しばらくその場で固まっていると、また同じことが起こった。
パッパッと、周囲が明滅したのだ。
まるでゆっくりまばたきした時のようのようだった。
しかしもちろん、自分がしたまばたきに驚くようなバカではない。
怖くなって、その場を離れた。
612C.N.:名無したん:2012/08/22(水) 09:20:48.49 ID:C1V3qsCXO
あやの、好き
613血   前編 ウニ:2012/08/22(水) 13:23:18.33 ID:nXTBPTfJO
次は、家で歯磨きをしているときだった。
パチ、パチ、と2回、暗闇に視界がシャットダウンされた。
驚いて、口の中のものを飲んでしまった。
そんなことが数日続き、ノイローゼ気味になった俺は師匠に泣きついた。
師匠は開口一番、

「だから言ったのに」

そんなこと言われても。
なにがなんだか。

「その女のことを嗅ぎ回ったから、向こうに気づかれたんだ。『それ』はあきらかにまばたきだよ」

どういうことだろう?

「霊視ってあるよね?霊視されている人間の目の前に、霊視している人間の顔が浮かぶっていう話、聞いたことない?それとはちょっと違うけど、そのまばたきは『見ている側』のまばたきだと思う」

そんなバカな。

「見られてるっていうんですか」

「その女はヤバイ。なんとかした方がいい」

「なんとかなんて、どうしたらいいんですか」

師匠は、謝りに行ってきたら?と他人事まるだしの口調で言った。
「ついて来て下さいよ」と泣きついたが、相手にされない。
「怖いんですか」と伝家の宝刀を抜いたが、「女は怖い」の一言でかわされてしまった。
614血   前編 ウニ:2012/08/22(水) 13:24:07.04 ID:nXTBPTfJO
京介さんのマンションへ向かう途中、俺は悲壮な覚悟で夜道を歩いていた。
自転車がパンクしたのだった。
偶然のような気がしない。

またガムを踏んだ。

偶然のような気がしないのだ。
地面に靴をこすりつけようとして、ふと靴の裏を見てみた。
心臓が止まりそうになった。
なにもついていなかった!

ガムどころか、泥も汚れも、なにも。

では、あの足の裏を引っ張られる感覚は一体なに?
「京子」さんのことを嗅ぎ回るようになってから、やたら踏むようになったガムは、もしかしてすべてガムではなかったのだろうか?
立ち止まった俺を、俺のではないまばたきが襲った。
上から閉じていく世界のその先端に、一瞬、ほんの一瞬、黒く長いものが見えた気がした。
睫毛?
そう思ったとき、俺は駆け出した。
勘弁してください!
そう心の中で叫びながら、マンションへ走った。
615血   前編ラスト ウニ:2012/08/22(水) 13:25:30.75 ID:nXTBPTfJO
チャイムを鳴らしたあと、「うーい」というだるそうな声とともにドアが開いた。

「すみませんでした!」

京介さんは俺を見下ろして、すぐにしゃがんだ。

「なんでいきなり土下座なんだ」

まあとにかく入れ、と言って部屋に上がらされた。
俺は半泣きで、謝罪の言葉を口にして、今までのことを話したはずだが、あまり覚えていない。
俺の要領を得ない話を聞き終わったあと、京介さんはため息をついてジーンズのポケットをごそごそと探り、財布から自動二輪の免許書を取り出した。

『山中ちひろ』

そう書いてあった。
俺は間抜け面で、

「だ、だって、背が高くてショートで・・・」

と言ったが、

「私は高校のときはずっとロングだ」

バカか、と言われた。
じゃあ、間崎京子というのは・・・

「お前は命知らずだな。あいつにだけは、近づかないほうがいい」

どこかホッとして、そしてすぐに鳥肌が立った。
616血   後編:2012/08/22(水) 13:26:10.27 ID:nXTBPTfJO
はじまりはただの占いだったという。
女の子であれば、小学生や中学生のときにハマッた経験はあるだろう。
高校になっても占いに凝っている子となれば、占いの方法もマニアックなものになり、ちょっと傍目にはキモいと言われたりする。
京介さんもそのキモい子の1人で、タロットを主に使ったシンプルな占いを休み時間のたびにしていたそうだ。
やがて校内で一過性の占いブームが起きて、あちこちで占いグループが生まれた。
子どもの頃から占い好きだった京介さんはその知識も豊富で、多くの生徒に慕われるようになった。
タロットやトランプ占いから、ホロスコープやカバラなどを使う、凝ったグループも出てきはじめた。
その中で、黒魔術系と言っていいような陰湿なことをする集団が現れる。
そのボスが間崎京子という生徒だった。
京介さんと間崎京子はお互いに認め合い、また牽制しあった。
仲が良かったとも言えるし、憎みあっていたとも言える、一言では表せない関係だったそうだ。
そんなある日、京介さんはあるクラスメートの手首に傷があるのに気がついた。
617血   後編:2012/08/22(水) 13:27:07.61 ID:nXTBPTfJO
問いただすと、間崎京子に占ってもらうのに必要だったという。
間崎京子本人のところに飛んでいくと、「血で占うのよ」と涼しい顔でいうのだった。
指先や手首をカミソリなどで切って、紙の上に血をたらし、その模様の意味を読み解くのだそうだ。
そんなの占いとは認めない、と言ったが、取り巻きたちに「あなたのは古いのよ」とあしらわれた。
その後、手首や指先などに傷を残す生徒はいなくなったが、血液占いは続いているようだった。
ようするに目立つところから血を採らなくなった、というだけのことだ。
これだけ占いが流行ると他の子とは違うことをしたいという自意識が生まれ、よりディープなものを求めた結果、それに応えてくれる間崎京子という重力源に次々と吸い込まれていくかのようだった。
学校内での間崎京子の存在感は、ある種のカルト教祖的でありその言動は畏怖の対象ですらあった。
「名前を出しただけで呪われる」という噂は、単に彼女の地獄耳を怖れたものではなく、実際に彼女の周辺で不可解な事故が多発している事実からきていたそうだ。

血液占いのことを京介さんが把握してから数週間が経ったある日、休み時間中にクラスメートの一人が急に倒れた。
そばにいた京介さんが抱き起こすと、その子は「大丈夫、大丈夫。ちょっと立ちくらみ」と言って何事もなかったかのように立ち去ろうとする。
「大丈夫じゃないだろう」と言う京介さんの手を、彼女は強い力で振り払った。
「放っておいてよ」と言われても放っておけるものでもなかった。
その子は間崎京子信者だったから。
618C.N.:名無したん:2012/08/23(木) 00:33:08.92 ID:2j5H61Qf0
この店ガールズバーじゃないのにガールズバーの検索エンジンに登録してるよね
詐欺
619C.N.:名無したん:2012/08/23(木) 00:47:37.99 ID:RxXsX9U4O
虫が!

あっそこに!

ここにも虫が!

ウワーーーーーーッ

キャーーーーーーッ

ワーーーーッ
620血  後編:2012/08/23(木) 08:30:05.66 ID:RxXsX9U4O
その日の放課後、京介さんは第二理科室へ向かった。
そこは間崎京子が名目上部長を務める生物クラブの部室にもなっていたのだが、生徒たちは誰もがその一角には足を踏み入れたがらなかった。
時に夜遅くまで人影が窓に映っているにも関わらず、生物クラブとしての活動など、そこでは行われてはいないことを誰しも薄々知っていたから。
第二理科室に近づくごとに、異様な威圧感が薄暗い廊下の空間を歪ませているような錯覚を感じる。
おそらくこれは教員たちにはわからない、生徒だけの感覚なのだろう。

「京子、入るぞ」

そんな部屋のドアを京介さんは無造作に開け放った。
暗幕が窓に下ろされた暗い室内で、短い髪をさらにヘアバンドで上げた女生徒が、煮沸されるフラスコを覗き込んでいた。

「あら、珍しいわね」
「一人か」

奥のテーブルへ向かう足が、一瞬止まる。
この匂いは。

「おい、何を煮てる」
「ホムンクルス」

あっさり言い放つ間崎京子に、京介さんは眉をしかめる。

「血液と精液をまぜることで、人間を発生させようなんてどこのバカが言い出したのかしら」

間崎京子は唇だけで笑って、火を止めた。

「冗談よ」
「冗談なものか、この匂いは」

京介さんはテーブルの前に立ちはだかった。

621血  後編:2012/08/23(木) 08:31:43.06 ID:RxXsX9U4O
「占い好きの連中に聞いた。おまえ、集めた血をどうしてるんだ」

今日目の前で倒れた女生徒は、左手の肘の裏に注射針の跡があった。
静脈から血を抜いた痕跡だ。
それも針の跡は一箇所ではなかった。
とても占いとやらで必要な量とは思えない。
間崎京子は切れ長の目で京介さんを真正面から見つめた。
お互い何も発しなかったが、張り詰めた空気のなか時間だけが経った。
やがて間崎京子が胸元のポケットから小さなガラス瓶を取り出し、首をかしげた。瓶は赤黒い色をしている。

「飲んでるだけよ」

思わず声を荒げかけた京介さんを制して、続けた。

「白い紙に落とすより、よほど多くのことがわかるわ。寝不足も、過食も、悩みも、恋人との仲だって」
「それが占いだって?」

肩を竦めて見せる間崎京子を睨み付けたまま、吐き捨てるように言った。

「好血症ってやつですか」

そこまで息を呑んで聞いていた俺だが、思わず口を挟んだ。
京介さんはビールを空けながら首を横に振った。

「いや、そんな上等なものじゃない。ノー・フェイトだ」

え?なんですか?と聞き返したが、今にして思うとその言葉は京介さんの口癖のようなもので、no fate 、つまり《運命ではない》という言葉を、京介さんなりの意味合いで使っていたようだ。
それは《意思》と言い換えることができると思う。
622血  後編:2012/08/23(木) 08:36:41.25 ID:RxXsX9U4O
この場合で言うなら、間崎京子が血を飲むのは己の意思の体現だというのことだ。

「昔、生物の授業中に先生が『卵が先か鶏が先か』って話をしたことがある。後ろの席だった京子がボソッと、卵が先よね、って言うんだ。
どうしてだって聞いたら、なんて言ったと思う? 『卵こそ変化そのものだから』」

京介さんは次のビールに手を伸ばした。
俺はソファに正座という変な格好でそれを聞いている。

「あいつは『変化』ってものに対して異常な憧憬を持っている。それは自分を変えたい、なんていう思春期の女子にありがちな思いとは次元が違う。
例えば悪魔が目の前に現れて、お前を魔物にしてやろう、って言ったらあいつは何の迷いもなく断るだろう。
そしてたぶんこう言うんだ『なりかただけを教えて』」

間崎京子は異臭のする涙滴型のフラスコの中身を、排水溝に撒きながら口を開いた。

「ドラキュラって、ドラゴンの息子って意味なんですって。
知ってる?ワラキアの公王ヴラド2世って人は竜公とあだ名された神聖ローマ帝国の騎士だったけど、その息子のヴラド3世は串刺し公って異名の歴史的虐殺者よ。
Draculの子だからDracula。でも彼は竜にはならなかった」

恍惚の表情を浮かべて、そう言うのだ。


623血  後編:2012/08/23(木) 08:38:12.06 ID:RxXsX9U4O
「きっと変身願望が強かったのよ。英雄の子供だって、好きなものになりたいわ」
「だからお前も、吸血鬼ドラキュラの真似事で変身できるつもりか」

京介さんはそう言うと、いきなり間崎京子の手からガラス瓶を奪い取った。
そして蓋を取ると、ためらいもなく中身を口に流し込んだ。
あっけにとられる間崎京子に、むせながら瓶を投げ返す。

「たかが血だ。水分と鉄分とヘモグロビンだ。こんなことで何か特別な人間になったつもりか。
ならこれで私も同じだ。お前だけじゃない。
占いなんていう名目で脅すように同級生から集めなくったって、すっぽんでも買って来てその血を飲んでればいいんだ」

まくしたてる京介さんに、間崎京子は面食らうどころかやがて目を輝かせて、この上ない笑顔を浮かべる。

「やっぱり、あなた、素晴らしい」

そして両手を京介さんの頬の高さに上げて近寄って来ようとした時、「ギャー」という、つんざくような悲鳴があがった。
振り返ると閉めたはずの入り口のドアが開き、数人の女生徒が恐怖に引き攣った顔でこっちを見ている。
口元の血をぬぐう京介さんと目が合った中の一人が、崩れ落ちるように倒れた。
そしてギャーギャーとわめきながら、その子を数人で抱えて転がるように逃げていった。
第二理科室に残された二人は、顔を見合わせた。

624血  後編:2012/08/23(木) 08:39:36.97 ID:RxXsX9U4O
やがて間崎京子が、あーあ、となげやりな溜息をつくとテーブルの上に腰をかける。

「この遊びもこれでおしまい。あなたのせいとは言わないわ。同罪だしね」

悪びれもせず、屈託のない笑顔でそう言う。
京介さんはこれから起こるだろう煩わしい事にうんざりした調子で、隣りに並ぶように腰掛ける。

「おまえと一緒にいるとロクなことになったためしがない」
「ええ、あなたは完全に冤罪だしね」
「私も血を飲んだんだ。おまえと同じだ」

あら、と言うと嬉しそうな顔をして、間崎京子は肩を落とす京介さんの耳元に唇を寄せて囁いた。
あの血はわたしの血よ。
それを聞いた瞬間、京介さんは吐いた。

俺は微動だにせず、正座のままでその話を聞いていた。

「それで停学ですか」

京介さんは頷いて、空になったビール缶をテーブルに置く。
誰もが近づくなと言ったわけがわかる気がする。
間崎京子という女はやばすぎる。

「高校卒業してからは付き合いがないけど、あいつは今頃何に変身してるかな」

やばい。ヤバイ。
俺の小動物的直感がそう告げる。

625血 後編:2012/08/23(木) 11:39:26.69 ID:muBkmP/cO
京介さんが思い出話の中で、「間崎京子」の名前を出すたびに俺はビクビクしていた。
ずっと見られていた感覚を思い出してゾッとする。
近づき過ぎた。
そう思う。
おびえる俺に京介さんは「ここはたぶん大丈夫」と言って、部屋の隅を指す。
見ると、鉄製の奇妙な形の物体が四方に置かれている。

「わりと強い結界。のつもり。出典は小アルベルツスのグリモア」

なんだかよくわからない黒魔術用語らしきものが出てきた。

「それに」

と言って、京介さんは胸元からペンダントのようなものを取り出した。
首から掛けているそれは、プレート型のシルバーアクセに見えた。

「お守りですか」

と聞くと、ちょっと違うかなぁと言う。

「日本のお守りはどっちかというとアミュレット。これはタリスマンっていうんだ」

説明を聞くに、アミュレットはまさにお守りのように受動的な装具で、タリスマンはより能動的な、「持ち主に力を与える」ための呪物らしい。
626血 後編:2012/08/23(木) 13:15:53.69 ID:muBkmP/cO
「これはゲーティアのダビデの星。最もメジャーでそして最も強力な魔除け。年代物だ。お前はしかし、私たちのサークルに顔出してるわりには全然知識がないな。何が目的で来てるんだ。おっと、私以外の人間が触ると力を失うように聖別してあるから、触るな」

見ると手入れはしているようだが、プレートの表面に描かれた細かい図案には随所に錆が浮き、かなりの古いものであることがわかる。

「ください。なんか、そういうのください」

そうでもしないと、とても無事に家まで帰れる自信がない。
「素人には通販ので十分だろう。と言いたいところだが、相手が悪いからな」

京介さんは押入れに頭を突っ込んで、しばしゴソゴソと探っていたが「あった」と言って、微妙に歪んだプレートを出してきた。

「トルエルのグリモアのタリスマン。まあこれも魔除けだ。貸してやる。あげるんじゃないぞ。かなり貴重なものだからな」

なんでもいい。
ないよりましだ。
俺はありがたく頂戴してさっそく首から掛けた。

「黒魔術好きな人って、みんなこういうの持ってるんですか」
「必要なら持ってるだろう。必要もないのに持ってる素人も多いがな」

京子さんは、と言いかけて、言い直す形でさらに聞いてみた。

「あの人も、持ってるんですかね」
「持ってたよ。今でも持ってるかは知らないけど」

あいつのは別格だ。
京介さんは自然と唾を飲んで、言った。
627血 後編:2012/08/23(木) 13:18:41.64 ID:muBkmP/cO
「はじめて見せてもらった時は、足が竦んだ。今でも寒気がする」

そんなことを聞かされると怖くなってくる。

「あいつの父親がそういう呪物のコレクターで、よりによってあんなものを娘に持たせたらしい。人格が歪んで当然だ」

煽るだけ煽って、京介さんは詳しいことは教えてくれなかった。
ただなんとか聞き出せた部分だけ書くと、「この世にあってはならない形」をしていること、そして「五色地図のタリスマン」という表現。
どんな目的のためのものなのか、そこからは窺い知れない。

「靴を引っ張られる感覚があったんだってな。感染呪術まがいのイタズラをされたみたいだけど、まあこれ以上変に探りまわらなければ大丈夫だろう」
京介さんはそう安請け合いしたが、俺は黒魔術という「遊びの手段」としか思っていなかったものが、現実になんらかの危害を及ぼそうとしていることに対して、信じられない思いと、そして得体の知れない恐怖を感じていた。
体が無性に震えてくる。

「一番いいのは信じないことだ。そんなことあるわけありません、気のせいですって思いながら生きてたら、それでいい」
628血 後編:2012/08/23(木) 13:20:21.90 ID:muBkmP/cO
京介さんはビールの缶をベコッとへこますと、ゴミ箱に投げ込んだ。
そう簡単にはいかない。
なぜなら、間崎京子のタリスマンのことを話しはじめた時から、俺の感覚器はある異変に反応していたから。
京介さんが、第二理科室に乗り込んだ時の不快感が、今はわかる気がする。
体が震えて、涙が出てきた。
俺は借りたばかりのタリスマンを握り締めて、勇気を出して口にした。

「血の、匂いが、しません、か」

部屋中にうっすらと、懐かしいような禍々しいような異臭が漂っている気がするのだ。
京子さんは今日、一度も見せなかったような冷徹な表情で、「そんなことはない」と言った。
いや、やっぱり血の匂いだ。
気の迷いじゃない。

「でも・・・・・・」

言いかけた俺の頭を京介さんはグーで殴った。

「気にするな」

わけがわからなくなって錯乱しそうな俺を、無表情を崩さない京介さんがじっと見ている。

「生理中なんだ」

笑いもせず、淡々とそう言った顔をまじまじと見たが、その真贋は読み取れなかった。

629血 後日談:2012/08/23(木) 13:21:29.78 ID:muBkmP/cO
大学1回生の秋。
借りたままになっていたタリスマンを返しに京介さんの家に行った。

「まだ持ってろよ」

という思いもかけない真剣な調子に、ありがたくご好意に従うことにする。

「そういえば、聞きましたよ」

愛車のインプレッサをガードレールに引っ掛けたという噂が俺の耳まで流れてきていた。
京介さんはブスッとして頷くだけだった。

「初心者マークが無茶な運転してるからですよ」

バイクの腕には自信があるらしいから、スピードを出さないと物足りないのだろう。

「でもどうして急に車の免許なんか取ったんですか」

バイカーだった京介さんだが、短期集中コースでいつのまにか車の免許を取り、中古のスポーツカーなんかをローンで購入していた。

「あいつが、バイクに乗り始めたのかも知れないな」

不思議な答えが返されてきた。
あいつというのは間崎京子のことだろうと察しがついた。
だがどういうことだろう。

「双子ってさ、本人が望もうが望むまいがお互いがお互いに似てくるし、それが一生つきまとうだろう。それが運命なら、しかたないけど。双子でない人間が、相手に似てくることを怖れたらどうすると思う」

それは間崎京子と京介さんのことらしい。
630血 後日談:2012/08/23(木) 13:23:16.92 ID:muBkmP/cO
「昔からなんだ。あいつが父親をパパなんて呼ぶから、私はオヤジと呼ぶようになった。
あいつがコカコーラを飲むから私はペプシ。
わかってるんだ。そんな表面的な抵抗、意味ないと思っていても自然と体があいつと違う行動をとる。違うって、ホントに姉妹なんていうオチはない。
とにかく嫌なんだよ。なんていうか魂のレベルで」

高校卒業するころ髪を切ったのも、あいつが伸ばしはじめたからだ。
ショートカットの頭に手のひらを乗せて言った。

「今でもわかる」

なにかをしようとしていても、その先にあいつがいる時は、わかるんだ。
離れていても同じ場所が痛むという双子の不思議な感覚とは、逆の力みたいだ。
でも逆ってことは、結局同じってことだろう。京介さんは独り言のように呟く。

「変な顔で見るな。おまえだってそうだろう」

指をさされた。

「最近、態度が横柄になってきたと思ってたら、そういうことか」

一人で納得している。どういうことだろう。

「おまえ、いつから俺なんて言うようになったんだ」

ドクン、と心臓が大きな音を立てた気がした。

「あの変態が、僕なんて言い出したからだろう」

そうだ。自分では気づいていなかったけれど。
そうなのかも知れない。
631C.N.:名無したん:2012/08/23(木) 17:40:52.37 ID:AeSS0N1L0
コピペうぜぇ
中の人乙
632血 後日談 ラスト:2012/08/24(金) 08:42:09.37 ID:I00CqfIRO
「おまえ、あの変態からは離れた方がいいんじゃないか」

嫌な汗が出る。じっと黙って俺の顔を見ている。

「ま、いいけど。用がないならもう帰れ。今から風呂に入るんだ」

俺はなんとも言えない気分で、足取りも重く玄関に向かおうとした。
ふと思いついて、気になっていたことを口にする。

「どうして『京介』なんていうハンドルネームなんですか」

聞くまでもないことかと思っていた。
たぶん全然ベクトルが違う名前にはできないのだろう。
京子と京介。正反対で、同じもの。
それを魂が選択してしまうのだ。
ところが京介さんは顔の表情をひきつらせて、ボソボソと言った。

「ファンなんだ」

信じられないことに、それは照れている顔らしい。

え?と聞き返すと「BOφWYの、ファンなんだ」

俺は思わず吹いた。いや、なにもおかしくはない。一番自然なハンドルネームの付け方だ。
けれど、京介さんは顔をひきつらせたまま付け加える。

「B'zも好きなんだがな。『稲葉』にしなかったのは・・・・・・」

やっぱりノー・フェイトなのかも知れない。
そう呟き、そして帰れと俺に手のひらを振るのだった。
633写真 ウニ:2012/08/24(金) 08:42:50.79 ID:I00CqfIRO
大学2回生の春ごろ、オカルト道の師匠である先輩の家にふらっと遊びに行った。
ドアを開けると狭い部屋の真ん中で、なにやら難しい顔をして写真を見ている。

「なんの写真ですか」

「心霊写真」

ちょっと引いた。
心霊写真がそんなに怖いわけではなかったが、問題は量なのだ。
畳の床じゅうにアルバムがばらまかれて、数百枚はありそうだった。
どこでこんなに!と問うと、「業者」と写真から目を離さずに言うのだ。
どうやら大阪にそういう店があるらしい。
お寺や神社に持ち込まれる心霊写真は、もちろんお払いをして欲しいということで依頼されるのだが、たいてい処分もして欲しいと頼まれる。
そこで燃やされずに横流しされたモノが、マニアの市場へ出てくると言う。
信じられない世界だ。

634写真 ウニ:2012/08/24(金) 13:31:35.76 ID:I00CqfIRO
何枚か手にとって見たが、どれも強烈な写真だった。
もやがかかってるだけ、みたいなあっさりしたものはない。
公園で遊ぶ子どもの首がない写真。
海水浴場でどうみても水深がありそうな場所に無表情の男が膝までしか浸からずに立っている写真。
家族写真なかに祭壇のようなものが脈絡もなく写っている写真・・・
俺はおそるおそる師匠に聞いた。

「お払い済みなんでしょうね」

「・・・きちんとお払いする坊さんやら神主やらが、こんなもの闇に流すかなあ」

「じゃ、そういうことで」

出て行こうとしたが、師匠に腕をつかまれた。

「イヤー!」

この部屋にいるだけで呪われそうだ。
雪山の山荘で名探偵10人と遭遇したら、こんな気分になるだろうか。
635写真 ウニ:2012/08/24(金) 13:32:45.07 ID:I00CqfIRO
観念した俺は、部屋の隅に座った。
師匠は相変わらず眉間にしわを寄せて写真を眺めている。
ふと、目の前の写真の束の中に変な写真を見つけて手に取った。
変というか、変じゃないので、変なのだ。普通の風景写真だった。

「師匠、これは?」と見せると、

「ああ、これはこの木の根元に女の顔が・・・あれ?ないね。 消えてるね」

まあ、そんなこともあるよ。って、言われても。
怖すぎるだろ!俺は座りしょんべんをしそうになった。
そして部屋の隅でじっとすること暫し。ふいに師匠がいう。

「昔は真ん中で写真を撮られると魂が抜けるだとか、寿命が縮むだとかいわれたんだけど、これはなぜかわかる?」
636写真 ウニ:2012/08/24(金) 13:33:36.73 ID:I00CqfIRO
「真ん中で写る人は先生だとか上司だとか、年配の人が多いから、早く死に易いですよね。昔の写真を見ながら、ああこの人も死んだ、この人も死んだ、なんて話してると自然にそんなうわさが立ったんでしょうね」

「じゃあこんな写真はどう思う」

師匠はそう言うと、白黒の古い写真を出した。
どこかの庭先で着物を着た男性が3人並んで立っている写真だ。
その真ん中の初老の男性の頭上のあたりに靄のようなものが掛かり、それが顔のように見えた。

「これを見たら魂が抜けたと思うよね」

たしかに。
本人が見たら生きた心地がしなかっただろう。
師匠は「魂消た?」とかそういうくだらないことを言いながら写真を束のなかに戻す。

「魂が取られるとか、抜けるとかいう物騒なことを言ってるのに、即死するわけじゃなくて、せいぜい寿命が縮むっていうのも変な話だよね」

なるほど、そんな風に考えたことはなかった。
637写真 ウニ:2012/08/24(金) 13:34:39.29 ID:I00CqfIRO
「昔の人は、魂には量があってその一部が失われると考えていたんだろうか」

そういうことになりそうだ。

「じゃあ魂そのものの霊体が写真にとられたら、どういうことになる?」

「それは心霊写真のことですか?身を切られるようにつらいでしょうね」

と、くだらない冗談で返したがよく考えると、

「でもそれは所詮昔の人の思い込みが土台になってるから、一般化できませんよ」

俺はしてやった、という顔をした。
すると師匠はこともなげに言う。

「その思い込みをしてる昔の人の霊だったら?」

うーむ。

「どういうことになるんでしょうか」

取り返しにくるんじゃない?
師匠は囁く様な声で言うのだ。やめて欲しい。
そんな風に俺をいびりながらも、師匠はまた難しい顔をして写真を睨みつけている。
部屋に入った時から同じ写真ばかり繰り返し見ていることに気づいた俺は、地雷と知りつつ「なんですか」と言った。
638写真 ウニ:2012/08/24(金) 13:36:05.63 ID:I00CqfIRO
師匠は黙って2枚の写真を差し出した。
俺はビクビクしながら受け取る。

「うわ!」

と思わず声を上げて目を背けた。
ちらっと見ただけで、よくわからなかったが、猛烈にヤバイ気がする。

「別々の場所で撮られた写真に同じものが写ってるんだよ。えーっと、確か・・・」

師匠はリストのようなものをめくる。

「あった。右側が千葉の浦安でとられたネズミの国での家族旅行写真。もうひとつが広島の福山でとられた街角の風景写真」

ちなみに写真に関する情報がついてたほうが、高い値がつく。
と付け加えた。

「もちろん撮った人も別々。4年前と6年前。たまたま同じ業者に流れただけで、背後に共通項はない。と思う」

俺は興味に駆られて、薄目を開けようとした。

639写真 ウニ:2012/08/25(土) 14:21:58.39 ID:GyodKu9xO
その時、師匠が「待った」と言って俺を制し、窓の方へ近づいていった。

「夜になった」

また難しい顔をして言う。
なにを言い出したのかとドキドキして、写真を伏せた。
師匠が窓のカーテンをずらすと、外は日が完全に暮れていた。
確か来たのは5時くらいだから、そろそろ暗くなって来てもおかしくないよなあ。
と思いながら、腕時計を見る。
短針は9を指していた。

え?!そんなに経ってんの?

と驚いていると、師匠が唇を噛んで「まずいなぁ。実にまずい」と呟き「何時くらいだと思ってた?」と聞いてくる。

「6時半くらいかな、と」

確かに時間が過ぎるのが早すぎる気もするが、それだけ写真を見るのに集中していただけとも思える。

「僕は正午だ」

640写真 ウニ:2012/08/25(土) 14:22:40.97 ID:GyodKu9xO
それはありえないだろ!
しかし師匠の目は笑っていない。
何かに体内時計を狂わされたとでも言うのだろうか。
師匠は、「今日はここまでにしようか」と言って肩を竦めた。
俺もなんだかよくわからないけれど、自分の家に帰りたかった。
部屋中に散らばった写真を片付けようとして、さっき伏せた2枚の写真の前で手が止まる。

「同じものが写っている」と言った師匠の言葉も気になるが、「見ないほうがいい」という第6感が働く。
その時、師匠が妙に嬉しそうな顔をして床の上を見回した。

「人間には無意識下の自己防衛本能ってヤツがあるんだなあ、と実感するよ」

なにを言い出したんだろう。

「動物園ってなにするところ?」

話が飛びすぎで意味がわからない。

「動物を見に行くところだと思いますけど」

「たしかに、僕らはお金を払って動物園に行き、それぞれの檻の前に立って中の動物を見て歩く。しかし動物からするとどうだ。檻の中にいるだけで、色とりどりの服を着たサルたちが、頼みもしないのに次々と姿を見せに来る」


641写真 ウニ ラスト:2012/08/25(土) 14:23:23.39 ID:GyodKu9xO
動物を心霊写真に置き換えればいいのだろうか。
なんとなく言いたいことが分かってきた。
床を見ながら師匠は独り言のように呟いた。

「闇を覗く者は、等しく闇に覗かれることを畏れなくてはならない」

「ニーチェですか?」

「いや、僕だ」

師匠はどこまで本気かわからない顔で、床に散らばった写真を指差した。

「どうして伏せたんだ」

それを聞いたとき、心臓がドクンと鳴った。
さっきの2枚だけではない。無数の写真の中で、何枚かの写真が伏せられている。
全く意識はしてなかった。
全く意識はしてなかったのだ。
写真はすべて表向いていたはずなのに。
僕が伏せたんだろうか。
寒気がして全身が震えた。

「怪物を倒そうとするものは、自らが怪物になることを畏れなくてはならない」

やっぱりニーチェじゃないですか。
俺はそう言う気力もなく、怪物を倒すどころか写真をめくる勇気もなかった。
642葬祭 ウニ:2012/08/25(土) 14:24:41.03 ID:GyodKu9xO
大学2年の夏休みに、知り合いの田舎へついて行った。
ぜひ一緒に来い、というのでそうしたのだが、電車とバスを乗り継いで8時間もかかったのにはうんざりした。
知り合いというのは大学で出会ったオカルト好きの先輩で、俺は師匠と呼んで畏敬したり小馬鹿にしたりしていた。
彼がニヤニヤしながら「来い」というのでは行かないわけにはいかない。
結局怖いものが見たいのだった。

県境の山の中にある小さな村で、標高が高く夏だというのに肌寒さすら感じる。
垣根に囲まれた平屋の家につくと、おばさんが出てきて「親戚だ」と紹介された。
師匠はニコニコしていたが、その家の人たちからは妙にギクシャクしたものを感じて居心地が悪かった。
あてがわれた一室に荷物を降ろすと俺は師匠にそのあたりのことをさりげなく聞いてみた。
すると彼は遠い親戚だから・・・というようなことを言っていたがさらに問い詰めると白状した。
ほんとに遠かった。
尻の座りが悪くなるほど。
遠い親戚でも、小さな子供が夏休みにやって来ると言えば田舎の人は喜ぶのではないだろうか。
しかし、かつての子供はすでに大学生である。
ほとんど連絡も途絶えていた親戚の大人が友達をつれてやって来て、泊めてくれというのでは向こうも気味が悪いだろう。
もちろん遠い血縁など、ここに居座るためのきっかけに過ぎない。
ようするに怖いものが見たいだけなのだった。
643葬祭 ウニ:2012/08/25(土) 14:26:02.10 ID:GyodKu9xO
非常に、非常に、肩身の狭い思いをしながら俺はその家での生活を送っていた。
家にいてもすることがないので、たいてい近くの沢に行ったり山道を散策したりしてとにかく時間をつぶした。
師匠はというと、持って来ていた荷物の中の大学ノートとにらめっこしていたかと思うと、ふらっと出て行って近所の家をいきなり訪ねてはその家のお年寄りたちと何事か話し込んでいたりした。
俺は師匠のやり口を承知していたから、何も言わずただ待っていた。

二人いるその家の子供と、まだ一言も会話をしてないことを自嘲気味に考えていた6日目の夜。
ようやく師匠が口を開いた。

「わかったわかった。ほんとうるさいなあ、もう教えるって」

6畳間の部屋の襖を閉めて、布団の上に胡坐をかくと声をひそめた。
「墓地埋葬法を知っているか」という。
ようするに土葬や鳥葬、風葬など土着の葬祭から、政府が管理する火葬へとシフトさせるための法律だ、と師匠はいった。

「人の死を、習俗からとりあげたんだ」

この数日山をうろうろして墓がわりと新しいものばかりなのに気がついたか?と問われた。
気がつかなかった。確かに墓地は見はしたが・・・

「このあたりの集落はかつて一風変わった葬祭が行われていたらしい」

もちろん知っていてやって来たのだろう。
その上で何かを確認しに来たのだ。
ドキドキした。
聞いたら後戻りできなくなる気がして。
644C.N.:名無したん:2012/08/25(土) 18:26:14.96 ID:GyodKu9xO
うわー!

何てことをしてくれたんだ!

エッタの血が入ってしまったじゃないか!
645C.N.:名無したん:2012/08/26(日) 15:50:12.36 ID:/z4OH41Z0
なんでコピペで必死に埋めてるの?
646葬祭 ウニ:2012/08/27(月) 07:24:46.92 ID:kJZm4pP5O
家は寝静まっている。
豆電球のかすかな明かりの中で師匠がいった。

「死人が出ると荼毘に付して、その灰を畑に撒いたらしい。酸化した土を中和させる知恵だね、ところが変なのはそのこと自体じゃない。
江戸中期までは死者を埋葬する習慣自体が一般的じゃなかった。死体は『捨てる』ものだったんだよ」

寒さが増したようだ。
夏なのに。

「この集落で死体を灰にして畑あっさりに撒けたのには、さらに理由がある。死体をその人の本体、魂の座だと認めていなかったんだ。
本体はちゃんと弔っている。死体から抜き出して」

抜き出す、という単語の意味が一瞬分からなかった。

「この集落では葬儀組みのような制度はなく、葬祭を取り仕切るのは代々伝わる呪術師、シャーマンの家だったらしい。
キと呼ばれていたみたいだ。死人が出ると彼らは死体を預かり、やがて『本体』を抜かれた死体が返され、親族はそれを燃やして自分たちの畑に撒く。
抜かれた『本体』は木箱に入れられて、キが管理する石の下にまとめて埋められた。いわばこれが墓石で、祖霊に対する弔意や穢れ払いはこの石に向けられたわけ。
彼らはこの『本体』のことをオンミと呼んでいたみたい。年寄りがこの言葉を口にしたがらないから聞き出すのが大変だった」

師匠がこんな山の上へ来た理由がわかった。
その木箱の中身を見たいのだ。
そういう人だった。

647葬祭 ウニ:2012/08/27(月) 07:25:38.64 ID:kJZm4pP5O
「この習慣は山を少し下った隣の集落にはなかった。
近くに浄土宗の寺があり、その檀徒だったからだ。寺が出来る前はとなったらわからないけど、どうやらこの集落単独でひっそりと続いてきた習慣みたいだ。
その習慣も墓地埋葬法に先駆けて明治期に終わっている。
だからこの集落の墓はすべて明治以降のものだし、ほとんどは大正昭和に入ってからのものじゃないかな」

その日はそのまま寝た。

その夜、生きたまま木棺に入れられる夢を見た。
次の日の朝その家の家族と飯を食っていると、そろそろ帰らないかというようなことを暗にいわれた。
帰らないんですよ、箱の中を見るまでは。と心の中で思いながら味のしない飯をかき込んだ。
その日はなんだか薄気味が悪くて山には行かなかった。
近くの川でひとり日がな一日ぼうっとしていた。

『僕はその木箱の中に何が入っているのか、そのことよりもこの集落の昔の人々が人間の本体をいったい何だと考えていたのか、それが知りたい』

俺は知りたくない。
でも想像はつく。
あとはどこの臓器かという違いだけだ。
俺は腹の辺りを押さえたまま川原の石に腰掛けて水をはねた。
村に侵入した異物を子供たちが遠くから見ていた。
あの子たちはそんな習慣があったことも知らないだろう。

その夜、丑三つ時に師匠が声を顰め、「行くぞ」といった。

648葬祭 ウニ:2012/08/27(月) 07:27:16.73 ID:kJZm4pP5O
川を越えて暗闇の中を進んだ。
向かった先は寺だった。

「例の浄土宗の寺だよ。どう攻勢をかけたのか知らないが、明治期にくだんの怪しげな土着信仰を廃して、壇徒に加えることに成功したんだ。
だから今はあのあたりはみんな仏式」

息をひそめて山門をくぐった。
帰りたかった。

「そのあと、葬祭をとりしきっていたキの一族は血筋も絶えて今は残っていない。
ということになってるけど、恐らく迫害があっただろうね。というわけでくだんの木箱だけど、どうも処分されてはいないようだ。
宗旨の違う埋葬物だけどあっさりと廃棄するほどには浄土宗は心が狭くなかった。
ただそのままにもしておけないので当時の住職が引き取り、寺の地下の蔵にとりあえず置いていたようだが、
どうするか決まらないまま代が変わりいつのまにやら文字どおり死蔵されてしまって今に至る、というわけ」

よくも調べたものだと思った。
地所に明かりがともっていないことを確認しながら、小さなペンライトでそろそろと進んだ。
小さな本堂の黒々とした影を横目で見ながら、俺は心臓がバクバクしていた。
どう考えてもまともな方法で木箱を見に来た感じじゃない。

「僕の専攻は仏教美術だから、そのあたりから攻めてここの住職と仲良くなって鍵を借りたんだ」

そんなワケない。
寝静まってから泥棒のようにやって来る理由がない。

そこだ。と師匠がいった。
本堂のそばに厠のような屋根があり、下に鉄の錠前がついた扉があった。

「伏蔵だよ」
649葬祭 ウニ:2012/08/27(月) 08:02:58.40 ID:kJZm4pP5O
どうも木箱の中身については当時から庶民は知らなかったらしい。
知ることは禁忌だったようだ。
そこが奇妙だ。
と師匠はいう。
その人をその人たらしめるインテグラルな部分があるとして、それが何なのか知りもせずに手を合わせてまた畏れるというのは。
やはり変な気がする。
それが何なのか知っているとしたら、それを「抜いた」というシャーマンと、あるいは木箱を石の下から掘り出して伏蔵に収めた当時の住職もか・・・
師匠がごそごそと扉をいじり、音を立てないように開けた。
饐えた匂いがする地下への階段を二人で静かに降りていった。
降りていくときに階段がいつまでも尽きない感覚に襲われた。
実際は地下一階分なのだろうが、もっと長く果てしなく降りたような気がした。
もともとは本山から頂戴したなけなしの経典を納めていたようだが、今はその主人を変えている、と師匠は言った。
異教の穢れを納めているんだよ。
というささやくような声に一瞬気が遠くなった。
高山に近い土地柄に加え、真夜中の地下室である。
まるで冬の寒さだった。
俺は薄着の肩を抱きながら、師匠のあとにビクビクしながら続いた。
ペンライトでは暗すぎてよく分からないが、思ったより奥行きがある。
壁の両脇に棚が何段にもあり、主に書物や仏具が並べられていた。

「それ」は一番奥にあった。

650葬祭 ウニ:2012/08/27(月) 08:06:23.63 ID:kJZm4pP5O
ひひひ
という声がどこからともなく聞こえた。
まさか、と思ったがやはり師匠の口から出たのだろうか。
厚手の布と青いシートで2重になっている小山が奥の壁際にある。
やっぱりやめよう、と師匠の袖をつかんだつもりだったが、なぜか手は空を切った。
手は肩に乗ったまま動いていなかった。
師匠はゆっくりと近づき、布とシートをめくりあげた。
木箱が出てきた。
大きい。
正直言って、小さな木箱から小さな肝臓の干物のようなものが出てくることを想像していた。
しかしここにある箱は少なかった。
三十はないだろう。
その分一つ一つが抱えなければならないほど大きい。
嫌な予感がした。
木箱の腐食が進んでいるようだった。
石の下に埋められていたのだから、掘り出した時に箱のていを成していないものは処分してしまったのかも知れない。
師匠がその内の一つを手にとってライトをかざした。
それを見た瞬間、明らかに今までと違う鳥肌が立った。
ぞんざいな置かれ方をしていたのに、木箱は全面に墨書きの経文でびっしりと覆われていたからだ。
如是我聞一時佛在舍衞國祇樹給孤獨園與大比丘衆千二百五十人倶・・・
師匠がそれを読んでいる。
やめてくれ。
起きてしまう。
そう思った。

651葬祭 ウニ:2012/08/27(月) 08:14:33.34 ID:kJZm4pP5O
ひひひ
という声がどこからともなく聞こえた。
まさか、と思ったがやはり師匠の口から出たのだろうか。
厚手の布と青いシートで2重になっている小山が奥の壁際にある。
やっぱりやめよう、と師匠の袖をつかんだつもりだったが、なぜか手は空を切った。
手は肩に乗ったまま動いていなかった。
師匠はゆっくりと近づき、布とシートをめくりあげた。
木箱が出てきた。
大きい。
正直言って、小さな木箱から小さな肝臓の干物のようなものが出てくることを想像していた。
しかしここにある箱は少なかった。
三十はないだろう。
その分一つ一つが抱えなければならないほど大きい。
嫌な予感がした。
木箱の腐食が進んでいるようだった。
石の下に埋められていたのだから、掘り出した時に箱のていを成していないものは処分してしまったのかも知れない。
師匠がその内の一つを手にとってライトをかざした。
それを見た瞬間、明らかに今までと違う鳥肌が立った。
ぞんざいな置かれ方をしていたのに、木箱は全面に墨書きの経文でびっしりと覆われていたからだ。
如是我聞一時佛在舍衞國祇樹給孤獨園與大比丘衆千二百五十人倶・・・
師匠がそれを読んでいる。
やめてくれ。
起きてしまう。
そう思った。

652葬祭 ウニ:2012/08/27(月) 08:20:16.79 ID:kJZm4pP5O
ペンライトの微かな明かりの下で、師匠が嬉しそうな顔をして指に唾をつけ、箱の口の経文をこすり落とした。
他に封印はない。
ゆっくりと蓋をあげた。
俺は怖いというか心臓のあたりが冷たくなって、そっちを見られなかった。

「う」

というくぐもった音がして、思わず振り向くと師匠が箱を覗き込んだまま口をおさえていた。
俺は気がつくと出口へ駆け出していた。
明かりがないので何度も転んだ。
それでももう、そこに居たくなかった。
階段を這い登りわずかな月明かりの下に出ると、山門のあたりまで戻りそこでうずくまっていた。
どれくらい経っただろうか。
師匠が傍らに立っていて青白い顔で「帰ろう」と言った。
結局次の日俺たちは1週間お世話になった家を辞した。
またいらしてねとは言われなかった。
もう来ない。
来るわけがない。
帰りの電車でも俺は聞かなかった。
木箱の中身のことを。
この土地にいる間は聞いてはいけない、そんな気がした。

夏休みも終わりかけたある日に俺は奇形の人を立て続けに見た。
そのことを師匠に話した折りに、奇形からの連想だろうか、そういえばあの木箱は・・・と口走ってしまった。
653葬祭 ウニ:2012/08/27(月) 08:21:39.09 ID:kJZm4pP5O
ああ、あれね。
あっさり師匠はいった。

「木箱で埋められてたはずだからまずないだろう、と思ってたものが出てきたのには、さすがにキタよ」

胡坐をかいて眉間に皺をよせている。
俺は心の準備が出来てなかったが、かまわず師匠は続けた。

「屍蝋化した嬰児がくずれかけたもの、それが中身。かつて埋められていたところを見たけど、泥地でもないしさらに木箱に入っていたものが屍蝋化してるとは思わなかった。もっとも屍蝋化していたのは26体のうち3体だったけど」

嬰児?
俺は混乱した。
グロテスクな答えだった。
そのものではなく、話の筋がだ。
死人の体から抜き出したもののはずだったから。

「もちもん産死した妊婦限定の葬祭じゃない。あの土地の葬儀のすべてがそうなっていたはずなんだ。これについては僕もはっきりした答えが出せない。ただ間引きと姥捨てが同時に行われていたのではないか、という推測は出来る」

間引きも姥捨ても今の日本にはない。
想像もつかないほど貧しい時代の遺物だ。

「死体から抜き出した、というのはウソでこっそり間引きたい赤ん坊を家族が差し出していたと・・・?」

じゃあやはり、当時の土地の庶民も知っていたはずだ。
しかし言えないだろう。
木箱の中身を知らない、という形式をとること自体がこの葬祭を行う意味そのものだからだ。
654葬祭 ラスト ウニ:2012/08/27(月) 13:38:23.18 ID:kJZm4pP5O
ところが、違う違うとばかりに師匠は首を振った。

「順序が違う。あの箱の中にはすべて生まれたばかりの赤ん坊が入っていた。年寄りが死んだときに、都合よく望まれない赤子が生まれて来るってのは変だと思わないか。逆なんだよ。望まれない赤子が生まれて来たから年寄りが死んだんだよ」

婉曲な表現をしていたが、ようするに積極的な姥捨てなのだった。
嫌な感じだ。
やはりグロテスクだった。

「この二つの葬儀を同時に行なわなければならない理由はよくわからない。ただ来し方の口を減らすからには行く末の口も減らさなくてはならない、そんな道理があそこにはあったような気がする」

どうして死体となった年寄りの体から、それが出てきたような形をとるのか、それはわからない。
ただただ深い土着の習俗の闇を覗いている気がした。

「そうそう、その葬祭をつかさどっていたキの一族だけどね、まるで完全に血筋が絶えてしまったような言い方をしちゃったけど、そうじゃないんだ。最後の当主が死んだあと、その娘の一人が集落の一戸に嫁いでいる」

そういう師匠は、今までに何度もみせた、『人間の闇』に触れた時のような得体の知れない喜びを顔に浮かべた。

「それがあの僕らが逗留したあの家だよ。つまり・・・」

ぼくのなかにも

そう言うように師匠は自分の胸を指差した。
655坂 ウニ:2012/08/27(月) 13:39:34.07 ID:kJZm4pP5O
大学1回生の夏。
『四次元坂』という地元ではわりと有名な心霊スポットに挑んだ。
曰く、夜にその坂でギアをニュートラルに入れると車が坂道を登って行くというのだ。
その噂を聞いて僕は俄然興奮した。
いたのやら、いなかったのやら分からないようなお化けスポットとは違う。
車が動くというのだから、なんだか凄いことのような気がするのだ。
とはいえ一人では怖いので、二人の先輩を誘った。

夜の1時。
僕は人影のない最寄の駅の前でぼーっと立っていた。
隣には僕が師匠と仰ぐオカルトマニアの変人。
やはりぼーっと立っている。
いつもなら僕がそんな話を持って行くと、即断即決で「じゃあ行こう」ということになる人なのだが、その時は肝心の車がなかった。
師匠の愛車のボロ軽四は原因不明の煙が出たとかで、修理に出していたのだった。
僕は免許さえ持っていない。
そこで車を出せる人をもう一人誘ったのだが、ある意味で四次元坂よりも楽しみな部分がそこにあった。
656坂 ウニ:2012/08/27(月) 13:40:30.58 ID:kJZm4pP5O
闇を裂いてブルーのインプレッサが駅前に止まる。
颯爽と降りてきた人はこちらに手を振りかけて、すぐに降ろした。

「なんでこいつがいるんだ」

京介さんという、僕のオカルト系のネット仲間だ。

「こっちの台詞だ」

師匠がやりかえして、すぐに険悪な空気に包まれる。
まあまあ、と取り成す僕に師匠が「どうしてお前はいつも、俺とこいつが一緒になるように仕向けるんだ」というようなことを言った。
面白いからですよ。
とはなかなか言えないので、かわりに、まあまあ、と言った。

師匠と京介さんは仲が悪い。
強烈に悪い。
それは初対面のときに、京介さんが師匠に向かって、

「なんだこのインチキ野郎は」

と言ったことに端を発する。
お互い、多少系統は違えどオカルトフリークとしては人後に落ちない自負があるらしい。
いわば磁石のS極とS極だ。
反発するのは仕方のないことかも知れない。
657坂 ウニ
「まあまあ、四次元坂の途中には同じくらいの激ヤバスポットもありますし、とりあえず楽しんで行きましょう」

なんとか二人をなだめすかして車に押し込める。
当然師匠は後部座席で、僕は助手席だった。

「狭い」

師匠の一言に京介さんが、黙れと言う。

「くさい」

と言ったときは、車を停めてあわや乱闘というところまで行った。
やっぱりセットで呼んでよかった。
最高だ。この二人は。
そんな気分をぶっこわすようなものがいきなり視界に入ってきた。
対向車もいない真夜中の山中で、川沿いの道路の端に巨大な地蔵が浮かび上がったのだった。
比較物のない夜のためか、異常に大きく見える。
体感で5メートル。

「あれが見返り地蔵ですよ」

車で通り過ぎてから振り返ると、側面のはずの地蔵がこっちを向いていて、それと目が合うと必ず事故に遭うという曰くがある。
二人が喜びそうな話だ。
喜びそうな話なのに、二人とも何もいわず、振り返りもしなかった。
ゾクゾクする。
怖さのような、嬉しさのような、不思議な笑いがこみ上げてきた。
振り返れないから、僕のイメージの中でだけ道端の地蔵は遠ざかり、曲がりくねる闇の中に消えていった。
もちろんそのイメージの中では、こちらを向いていた。
無表情に。