オールド信者

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347ドレミファ名無シド
>>343
私は職業で木工・塗装に関わる者ですが、年を経ると「乾燥だけ」が進むと
いうのは誤りです。なぜそういう方が多いのでしょうか?
塗装別の湿気の透過率は、無塗装を100%とした場合、ラッカーが約80%、
ウレタンが約60%、エステルが約50%です。そしてラッカーは放湿性と吸湿
性の差があまりありません。むしろ、わが国のような湿度の高い環境では、
吸湿が進むことも考えられます。
また、たとえばメイプルであれば、含水率が1%変化すると、0.4%サイズが
変化します。あまり当初の含水率からの変化が大きいと、木工品には精度、
接合強度などに悪影響を与えます。
>>345
経年変化には諸説あり、それぞれの研究者のデータに差がありすぎますが、
木材は伐採後、そのセルロース繊維が結晶化し、硬度を増すというのは事実
のようです。ただ、それは30〜50年後には再崩壊し硬度が落ちていくという
ことです。