オールド信者

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188ドレミファ名無シド
>>171

以前、大学でこの手の文献を見たことがあります。
弦楽器は大きく二つのグループに分けられるそうです。
ギターのように弦をはじいて音を出す楽器と、バイオリンのように弓で引いて
音を出す楽器。
前者と、後者には構造上の違いがあり、後者は一般的に年代とともに音響特性
がよくなるが、前者はコンクリートの強度と同じで40年程度を境に
悪くなるとありました。
前者には絶対的に音量を大きくせねばならないと言う命題があり、そのために
表甲を如何に効果的に振幅させるかが最優先事項としてあったそうです。
実際に、ギターがオーケストラの一員となれなかったのは音量が原因だそうです。
後者はそれ以上にいい音を創り出す-これまた一般論らしいですが、人の声と波形
が似たもの(周波数は違えど)を、人は心地良く感じるそうです-ということを
優先することが出来たそうです。
その結果、後者のほとんどは、表甲と裏甲の間に、根柱と呼ばれる柱を持つ構造に
なり、それが、構造上の最も大きな違いだそうです。
但し、根柱をギターに取り付ける仮説もあったそうですが、実際には上手く働かず、
本当の原因はよく解らないということもあるそうですが。

電気楽器の話ではありませんが、参考になりましたでしょうか?