私は「たこ焼き」は「音楽」を例えるのに、もっとも適している食べ物だと常々思っていました。
順に検証していきましょう。
まず「たこ」です。これがないと始まりません。「たこ」は新鮮であればあるほど、大きければ大きいほどおいしいもんです。
音楽でいうところの「魂」です。
これは一番重要な事です。これが「イカ」だったりしたらとんでもない事になります。
そう、もうわかりますよね。
「たこ焼きもどき」になるんです。それはもう「たこ焼き」ではありません。
これは音楽にも言えることですよ。
次に「生地」です。これは職人さんの腕によるところですね。
「生地」の味付け、小麦粉の配分、焼き方、などです。高い技術とセンスが必要です。
いくら質のいい「タコ」があっても「生地」がダメダメならその美味しさは半減です。
これは音楽でもまったく同じですね。
「魂」を形にできる「技術」が必要なのです。
最後はソースなどの「トッピング」ですね。
ソースをかけてもよし、マヨネーズをかけてもよし、しょうゆなんかもいいかもしれないですね。
これは音楽でいう、いわゆる「ジャンル」的なものです。
ポップス、ロック、クラシック、などですね。これは個人の好みで別れるところです。
さて、以上の3つを書いてきましたが、これら3つの要素が一体となってはじめて、
りっぱな「たこ焼き」、「音楽」になるわけです。
3つの要素がかもしだす味と音のハーモニー・・・すばらしいですね。
>>1がジサクジエンでマターリ進行っぽくスレを延ばせばチャーハン総合スレみたいに削除対象外になるよ。
3 :
ドレミファ各無シド:02/01/12 20:17
音楽以外でも言えると思う
いくつか疑問がある
たこにあたるものだが、大きければいいというのは分かる。
もちろん必要以上に大きいと邪魔だ。
ただし、一つの種類に限定するのはいかがなものかと考える
魂が何種類もあってもいいのではないか?
生地については同意
トッピングについては全く同意できない
ならばトッピングの無いものはたこ焼きではないのか?
これは無くてもたこ焼きと呼べるのではないか?
つまり、トッピングはおまけである
ジャンルにあたるものはどっちかって言うとたこだ
おまけであるトッピングは音楽で言うと・・・・なんだ?
5 :
ドレミファ各無シド:02/01/12 20:23
>>4 そうですね。一口に「タコ」といってもマダコ、イイダコなどいろんな種類がありますし、
さらにその中でも頭の部分をつかったり足の部分を使ったりと、多様にあると思います。
トッピングについてはですね、これは受容側の問題なんです。
ソースなどをかけるかどうかは、食べる人が決めますよね。
まぁ、最初からかかってる場合も多いんですけどね。私はこれはどうかと思います。
>>6 なるほど
自分でソースを決めるわけですね。
最初からかかってるとある程度の味の予想が出来ると・・・
やられたな
ネタスレと思いきやなんか良スレだ
>>7 そうですね。本当に「たこ焼き」や「音楽」を楽しむためには、
受容側の意識もとても大切なことだと思います。
「うちの「たこ焼き」はソースで食え!」とか「マヨネーズだ!」
とか押し付けてくる店は私は、はっきりいって嫌いです。
そういう店はたいてい「たこ焼き」も美味しくないんですよね。
最高の「たこ焼き」を作ったら、
後は黙って食べる人にまかせたほうがいいと思うわけです。
>>9 でも待てよ。ソースはたこ焼きの味を変えるものだろ?
でもジャンルは音楽そのものの味を変えるわけではないな
音楽のジャンル=大阪風・京都風
の方が合ってるような気がする
おれは最高のたこ焼きを作った
大阪風か京都風かの判断は勝手にせい!
の方が合ってるよね
>>10 私はソースが「たこ焼き」の味を変えるごとく、
聞く側の意識(ジャンルに限らず様々な概念)が音楽を変えると思います。
よくも悪くもです。
あ、でも 音楽のジャンル=大阪風・京都風 もいいですね。
こっちにしましょうか
>>11 「トッピング」はソースとかつお節とマヨネーズですか。
コテコテのポップスって感じでしょうか。
大変おいしくいただきました。ありがとうございます。
少し言葉足らずだったようです。
確かに「音楽そのもの」は変わりません。
しかし音が知覚され、音楽と認識されるまでに、
意識するにせよ、しないにせよ、その人の様々な経験や知識が介入してくるはずです。
ある曲を初めて聞いた人と、100回聞いた人では感じ方が違うように。
「ソース」にはそういう意味も含まれています。
ところで、喩えることに何の意味があるんでしょうか?
17 :
ドレミファ名無シド:02/01/12 21:54
>>14 たしかにあるカテゴリーに分類されてしまって
正当な評価をうけないこともありますね
本来マヨネーズをつけないほうがうまいと思って作ったのに
マヨネーズつけて食べてまずいといわれたり
どんなソースをつけられてもうまいたこ焼きもあるだろうし
あるソースをつけるとうまみが倍増したり
しかもそれは作った人が予想してなかったことだったり
20 :
ドレミファ名無シド:02/01/12 22:15
京たこ美味かったよ。
22 :
ドレミファ名無シド:02/01/12 22:19
少し昨日のレスが適当でしたね。あらためて答えます。
>>18 確かにそのとうりですね。
しかしそれは作り手の領域ではないと思うわけですね。
作り手が出来る事といったら、
「たこ焼き」のとなりにそっとソースの袋を置いおく・・・
これが精一杯だと思います。
「音楽」CDでいうライナーノートみたいな物でしょうか。
少し「トッピング」の意味が広くなりすぎましたね。
最初の書き方もまずかったと思います。
24 :
ドレミファ名無シド:02/01/13 08:27
で、いつから音楽に絡めてのお話(本筋)が開始されるんでしょうか?
>>24 えーとですね、勝手ながらこのスレはタイトル通り「たこ焼き」のスレなんです。
本当に勝手で申し訳ないのですが、本筋は「たこ焼き」なのです。
楽器、作曲板なので、とりあえず音楽に例えてみましたけど、
「音楽」に限らずこの世の中のすべてのものは「たこ焼き」で表せると思っています。
例えば「人生」。これなんかは「たこ焼き」で例えるとすごくしっくりくるんですね。
美味しい「たこ焼き」というのは、外はカリカリ、中はふっくら・・・・
ね?「人生」と同じですよね
26 :
ドレミファ名無シド:02/01/13 08:55
次に来るのはラーメンだとばかり思っていたが…
修行が足りませんでした!
kunisawa.netに逝って来ます!
>>26 「ラーメン」ですか。
「麺」と「スープ」と「具」のハーモニー・・・うーん、悪くは無いですけどね。
やはり「たこ焼き」にまさるものはないと思います。
一度もふれていませんが、「たこ焼き」の真髄はやはりあの形にあると思うんですね。
ええ、あの丸い形です。
あの形はいい。「愛」と「平和」を感じさせます。
そう、ラブ&ピースですね。
私が「たこ焼き」にこだわっているのは、そういう理由もあるからなんですよ。
しかし、「たこ焼き」の話だけでは激しく板違いですね。
と言う事で「音楽」の話をします。
というか、今までも「音楽」の話をしていたつもりなんですけどね。
今回は「旋律」について話をします。「メロディー」ですね。
一口に「メロディー」と言ってもそこには様々な要素が含まれています。
「和声」、「リズム」などですね。これらは切っても切り離せない関係です。
まぁ、当たり前ですね。
さて、よく「美しいメロディー」「きれいなメロディー」と言いますね。
ものすごく抽象的な言葉ですが、これは具体的に論理的にどういうことなのでしょうか?
私は「美しいメロディー」=「聞いた事のあるメロディー」だと思います。
これは「たこ焼き」で言う「トッピング」に深い関わりがありますね。
続く sage
29 :
明石焼きが好き。:02/01/14 00:04
1すげえ!感動したage
>>29 明石焼きとたこ焼きは違うぞ!!!
明石焼きはジャンクフードと違って上品な気質溢れるそれはまさに
原始的な・・・(以下略)
続きです
どういう事かと言うと
(音楽に限らず)人間というものは、まったく知らない、知識のないものには
なかなか興味がもてないものなんですよね。
逆にある程度知っている、知識のあるものには興味を抱きます。
続く sage
続きです
今ふと思い出したのですが、少し前にテレビ雑誌のCMで
「情報はテレビをおもしろくする」みたいなキャッチフレーズでやってましたね。
まぁ、そういう事です。
聞いていて少しでも知っているテーマが出てこれば、「おっ」となるはずです。
ただ、これは無意識かもしれません。
つまり作曲家がいやしくも「美しいメロディー」を書こうとするならば、
そのテーマの中に「誰もがなんとなく聞いた事のあるようなメロディー」を
含ませればいいわけです。
ただ、あまりに露骨にやるとそれは「パクり」と言われてしまいます。
「音楽」の話というより、作曲の話になってしまいましたね。
終わりです sage
本筋の「たこ焼き」から大分離れてしまいましたね。
さて、色々と書きましたが
結局私の言いたい事、このスレを立てた理由は1つだけなんです。
それは・・・・・
「たこ焼き」の中身は「タコ」
という事なんです。これは絶対です。
どんなに小さくてもいい、マダコでもイイダコでもいい、
「タコ」であることが大事なのです。
決して中が「イカ」であってはいけない。
ましてや「コンニャク」なんてもってのほかです!
私の言いたい事を分かってもらえるでしょうか・・・・・願いつつ sage
34 :
ドレミファ名無シド:02/01/14 12:45
とりあえず
あげ
>30
流してしまいましたが、その発言は
「たこ焼き」=「ジャンクフード」と受け取ってもよろしいのでしょうか?
その前に、あなたは「 明石焼き」について書かれていますが、
あなたは本当に「 明石焼き」の事を御存じなのでしょうか?
「上品」「気質溢れる」「原始的な」、それっぽい言葉を並べただけで、
あなたの文章からは「明石焼き」に対する思いが(少なくとも私には)伝わってきません。
あなたの思いが「本物」ならばぜひ (以下略) とせずに語ってください。
その上で「たこ焼き」を批判していただきたいのです。
私の「たこ焼き」に対する熱い思いは「本物」です。
「たこ焼き」は決して「くず食品」ではありません。
さて、このスレも私の1人相撲な感も否めませんが・・・
今回は私の「たこ焼き」に対する熱い思いをどうかみなさんに聞いていただきたいのです。
何を語ろうか迷いました。
しかし、「文化としてのたこ焼き」や「栄養面でのたこ焼き」などは
すでに様々な人によって語り尽されている感があります。
そこで私は少し視点を変えて、「構造としてのたこ焼き」を
思うがままに語っていこうと思います。
さて、「たこ焼き」は大雑把ですが、「タコ」「生地」「トッピング」
の3つから成っていますね。
続きます
続きです
まず「たこ焼き」の「構造」で一番、特徴的なものはなんでしょうか?
そうですね。
「タコ」を「生地」で包み込む、と言う事です。
「たこ焼き」を考えた人はすばらしいですね・・・
これは非常に独創的かつ「やさしさ」に満ちあふれています。
母親がわが子を愛情で包み込むように、
「たこ焼き」は「生地と言う名の愛情」で「タコ」を包むわけです。
すばらしいですね。
さらに、前にも書きましたがなんといってもその形です。
そう、三角でも四角でもない、「丸」です。
この形は「自然との調和」そしてなにより『愛』を感じさせます。
ふっくらとした「生地」で「タコ」を包み込む・・・
そしてその形は「丸」・・・
やさしい・・・・・・やさしすぎるよ、あんた・・・
続く
>>38 ええ、まだやってます。
どうしても思いを言わずにはいられなかったのです。
おとなしくsageでやっておりますので、どうか許してください。
最悪だ、センター氏んだ。
まぁ、こんなスレ立てて現実逃避してりゃそうなるわな・・・
もう逝きます
このまま沈めようと思っていたのですが
別スレで、「たこ焼きスレ面白い」と言ってくれている奇特な方が
いらっしゃいましたのでもう少しだけ保守しときます。
保守がわりにこのスレの案内、というか見所を書いておきます。
まず、このスレの前半の見所は、
1とカブでoverdrive氏の「微妙に噛み合っていない会話」
そして中盤は、1の間違いだらけの「メロディー論」
後半は、1の粘着・・・・もとい、「たこ焼き」に対する「熱い思い」
が語られています。
以上の三部構成でお送りしております。
存分にお楽しみください
たこは分厚いほうが美味しいよね
>>43 パクりと言ってしまえばパクりなんでしょうけど・・・・
まぁ、模倣と言った方が聞こえはいいですよね。
本当においしくてクオリティの高い「たこ焼き」というのは、偶然性にでも頼らない限り
決して1人の思い付きだけでは作る事が出来ないと思うわけですね。
偉大な先人達の「味」や「テクニック」等を盗みつつ
自分の「たこ焼き」を築いていくわけです。
「たこ焼き」とはそういう歴史の連続性の上になりたっているわけです。
分かって頂けたでしょうか
45 :
ドレミファ名無シド:02/02/02 02:50
銀だこよろしく
46 :
ドレミファ名無シド:02/02/02 02:59
うちの近所のたこ焼きでは「ステたこ」というメニューがあります。
これは安いステーキ肉を角切りにしたものが中に入っています。
どうしてこれで「たこ」なんでしょう?
つまり形状がたこ焼きだから「たこ」なんです。
音楽にたとえるなら、みそ汁と漬け物で生きているジャップが、ちょっと耳で
ききかじったフレーズでもって「なんたらブルース」と情けない曲名の曲を
作ったとしてもまかり通るようなものです。