隠れオタク支援委員会

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1カタログ片手に名無しさん
オタクの女性向けのサービスです。
どうぞ奮って御利用下さい!

http://www.kakuota.com/
2カタログ片手に名無しさん:06/07/01 00:24 ID:???
死ね
3カタログ片手に名無しさん:06/07/01 02:13 ID:mU9Vn69I
私はNo.2だった。
今後、首位に上らないとも限らない。
むしろ本気になって腕を鳴らせば容易に届く直ぐ傍の席なのかも知れない。
が私以上に高飛車なNo.1の悔しさに歪んだ顔を見たい訳じゃない。
沈黙を通して掌で踊っているだけの夜の蝶々。
生刹与奪の権利を十分に備えてるにも関わらず、わざと泳がせて置く一流ならではの余裕と優しさに酔ってる方が性に合っている。
この私の美徳を負け惜しみと言う奴は殺す。
謙譲の美を貶す奴と言うのは10中89尾根には決して上れない癖に妄りに協調性を崩し自らを貶める卑賤の出なのだ。
呼吸すら私は許しはしない。
故意に次点を甘んじているだけなのだ…黒幕とは私を指すのだ。
断じて雲泥の隔たり等はないし精巧な架空に過ぎないのだ。
【極楽般若街】倦怠と悦愉の織り混ざった浮き世の極み。
企業の馬車馬にされ疲弊し下降し病み白骨と貸している戦士達を【0】の段階以上まで金銭と引き換えに荒荒しくも欲情を刺激し愛撫し治療し蘇生させる魔法の眠る場所。
私の仕事とは、この街が担う再生の儀式を本末転倒させる事に尽きるのではないだろうか?
【極楽般若街のための労働】
繁華街は単なる娯楽施設から経済活動の中枢を占拠する。
実際、私のために幾つもの嘱望された未来が台無しになった。
4カタログ片手に名無しさん:06/07/01 03:25 ID:mU9Vn69I
何万カラットもの人工の渦状星雲が天井を埋め尽くした薄暗闇の店内で彼等は詩人振って辞世の句の様に私にこう呟くのだ。
末期症状の例
【君が仕事上で僕に愛を囁いているのは100も承知だ。
騙されてるなんて僕の唾棄すべき感傷だろうし真実を求めるなんて客である以上、傲慢にも程があるのかも知れない。
この酒も君のスレッドが切れてる真紅のドレスもスパンコールをまぶし琥珀色に塗られた螺旋の髪も一切衆生がまやか首が飛ぶのも当然の成り行きさ。
でも僕は絶世の美女たる君を前にして自分の甲斐性を試すかの様にソクラテスであろうとした。
嫌、厳密に言うなら君だからこそ僕は強がったんだ。
敷居を跨いだ時点で敗北は決定しているのだからね。
しかも金を弾まなきゃ君は途端に不可視になるのしに彩られているのは気が遠くなるくらい大昔にソクラテスが喝破しているんだ…
しかし彼は青年を堕落させた主犯格として処刑された様に男性ってのは馬鹿な家畜みたいな代物で女性に行動原理を握られてこそ活発になるんだ。皮肉にも少子化対策の鍵は女性が独占している。悲劇的にも、この突起物は小便と精子しか飛び散らすしか能がないんだからな…ソクラテスの
5カタログ片手に名無しさん:06/07/01 03:27 ID:mU9Vn69I
首が飛ぶのも当然の成り行きさ。
でも僕は絶世の美女たる君を前にして自分の甲斐性を試すかの様にソクラテスであろうとした。
嫌、厳密に言うなら君だからこそ僕は強がったんだ。
敷居を跨いだ時点で敗北は決定しているのだからね。
しかも金を弾まなきゃ君は途端に不可視になるのだ。
それなのに君が嘘を愛嬌たっぷりに演説しても一向に関心を示さない態度を僕が貫く事で君の道化は不完全になる。
この微妙な勝利を君の脳裏に刻み込む事こそが喜劇にも何時の間にか僕の最大の愉悦になってしまった。
君は只、単に不思議だっただろう?起伏の無い疑似恋愛は、さぞ楽だったんじゃないだろうか?
が、この独り善がりの遊戯も、どうやら今夜が命日になる。
僕は、すっかり心身財産供に蛻の殻だ。
自暴自棄の果てに生じた味気ない空虚。
後は露に消えれば利口だった。
なのに君が浮かぶんだ。
何故、未練があるんだ。
答えは誰よりも僕が知っている…醜悪か嫌悪を君の表情に見出せないままなのだ。
透明な喜びじゃ飽き足らなくなった僕の感性を補完させるために武力行使していいかな?】
6カタログ片手に名無しさん:06/07/01 04:08 ID:mU9Vn69I
(別に殴り描きだから構わないけど…2つ前の文が、どっか飛んだ。何だっけ?)
晩酌会が5時間を延長しアセトアルデヒドが脳髄を浸食した末に展開される男性の独り言は右に左に飛んで論点を探すのさえ苦労する。
官僚と自称する坊やの言葉遊びは凝っているのか?三文芝居を見せられてる様で私を妙にくたびらせた…まぁ私の肩を凝らせる意味での迷文なのは誤りじゃない。
【極楽般若街の立地に適応】なバカラのグラスで溶けて小さくなりつつある氷に角刈りの彼は身振り手振りで一通り大演説した胸のつっかえを照合してる様だった。
その眼差しに角が立ったと察知した途端、彼は背広の左内側に隠蔽したと見られる脇差しを右手で素早く抜いて両手を広げ起立した。
場内が騒然とする間もなく直ぐ様、斜めに対面する私の懐に転がり込むと、あの黒い霊長類を彷彿とさせる分厚い腕で腰を強靱に固定させた上で彼は耳元で早口で囁いた。
【さっき見たいと告白した表情よりも、この世の別れ際に咲くデスマスクはどうだろう?
まだ途上ですらある栄華を極めた人生への言い現し様のない瞬間的に煌めく寂莫感をパラノイアな僕は僕への寂しさを表現したと錯覚し、かつてない疑似恋愛を存分に吸い込むだろう。
錯誤帰属説の使い道って意外な所に転がっているもんだ…ははっ!!】
7カタログ片手に名無しさん:06/07/01 04:38 ID:mU9Vn69I
女ばかりが華じゃありませんか…誰の句だっただろう?
不意に、この一節が印象的に浮かび上がる。
残念ながら彼が諭した程、私は現世に執着していなかった。
死の間際に立たされて居るにも係わらず私は美麗に拘って緩やかに瞼を閉じた。
時期、意識も雲散するだろう…ってやや左寄りに深く差し込まれた筈の傷口から内側から蒸せる様に臭う熱所か痛みすら感知しない。
何故?疑問を確かめるために薄目を開こうとした時、場内一帯のBGMにも引けを取らないぐらい大爆笑する彼の唾が私の顔に掛かった。
【ばぁ〜か!?誰が君ごときで手を汚すかってんだ…僕が君を殺す?ない×2そんな幸せ渡す訳ないだろっ!!はっはは…はぁ〜………】
水商売に倣って形式的に私は質の悪い徒に茶目っ気を含ませて憤ると彼は突き刺すと同時に歯が引っ込むプラスチック製の古典的玩具を私の豊満な胸から嫌らしい素振りも見せずに抜いた。
【高貴な女性を欺いた後には褒美ぐらい渡さなきゃ失礼だよね?】
長年の親友じみた語り口で、おもむろに脇差しを私の眼前に掲げると、その背後に触れずに一周しソファーに伏せた左手を軽く鳴らして見せた。
8カタログ片手に名無しさん:06/07/01 05:17 ID:mU9Vn69I
柄から突如、顔を現す一輪の薔薇。
高値の華から安く気を引こう派手な演出に走る夥しい数の輩を経験した私にとって特に際だった接近方じゃなかったが贋作の生死を体験したばかりで拍動が増していたせいか深くにも心憎い演出に映ってしまう。
彼は只の阿呆と言うより救い用のない阿呆なのだ。
【ここからが見せ場か…なぁ?】
何処に焦点を合わせているのか端睨を私の前で初めて破顔させた彼の表情は又、眼ばかりがギラ点いた無骨な表情に戻っていた。
天井に高く放り投げれた上着から目測、百枚以上の紙幣が辺りを舞う。
視界を揺らめく札の雨に銀色が輝いた気がした。
【頭の弱い君には微塵も面白くないかも知れないが本物のユーモアは尾を引いて後々、微笑を誘うのを学習するんじゃないだろうか?
姫に完敗だ…】
鮮血の噴出…真紅に染まるのはドレスばかりか私を覆い尽くす。
私の風袋は彼の内蔵までにも及び終には表皮に抑え難くなった哲学の噴出によって正に【身体髪膚が赤】そのものだった。
結局、官僚の彼が何を伝えたかったかは現在も不明な儘だけど
9カタログ片手に名無しさん:06/07/01 06:04 ID:mU9Vn69I
(理解出来る筈がないっ!)
が本物の笑いが後から湧くと言う予感的な最期の意見は強ち外れじゃないみたいだ。
あの無様な大団円は簡単には、お目に掛かれないだろう。
時折、角刈りの雄姿が脳裏を横切って私を笑わせるのは事実だった。
片隅にも記憶されない落下流水の光景類で独り異彩を放っている…………これは本末を転倒させた如実な事件では無いだろうか?
余談が過ぎたがこの末期患者の鮮烈な自殺日を境に私の源氏名は【紅姫】と呼ばれる様になった。
現実に【社会の縮図】とも称される枢要な役目を司る私にとって【紅姫】は悪名高き誇りである。
欲情処理等、堂々と冠にする神経に疑念を持つのが私【紅姫】なのだからっ!
さてっ今夜も仕事だっ!!
クッキーモンスターエピローグ〜完
10カタログ片手に名無しさん:06/07/01 06:44 ID:???
基地害乙
11カタログ片手に名無しさん:06/07/01 14:50 ID:mU9Vn69I
以後ここが発展しそうじゃない場合、僕がここを占領します。長文、連投に因るテロの慣行だっ!!!
(たぶん1は1の時点で役目を終えて満足だろうし邪魔じゃないでしょ?)
12カタログ片手に名無しさん:06/07/01 16:26 ID:???
基地害乙
13カタログ片手に名無しさん:06/07/02 17:50 ID:zl18w.7w
http://yy11.kakiko.com/test/read.cgi/news4vip/1149515022

ヲタと腐女子の妄想恋愛カキコが満載のsnegスレです。
「俺の恋の成り行きを見守っていてほしい。」
>>1ことイチのナルシズム全開さが見モノです!
いよいよ面白くなってきました。二人の恋の行方は…?
ぜひ記念に書き込みをお願いします!!

まとめサイトはこちら↓
http://www.geocities.jp/ichi_nekoane/

14カタログ片手に名無しさん:06/07/02 21:25 ID:labU1rpA
1いいよ。
俺も暇を見つけて駄文を投稿するのを宣誓する。
さぁ〜って粗製濫造の季節が来訪しましたよっ!!!
15カタログ片手に名無しさん:06/07/04 02:33 ID:2WkdPioM
(クッキーモンスター最後尾を一時、撤退させた上で…
紅姫の誕生例を中盤に設けたとしたら必然的に末期患者の例も序盤から除外されるべきだ。
かと言って今から紹介するオタク例が序盤に来る訳じゃない。順番は後から決定しても遅くはない。
何故なら分筆の姿勢が、そもそも詳細な土台を固めた上での計算とは大幅に異なり指の赴く儘に任せる自動生成式に因るからである。
稚児にも容易なシュトゥルゥムドランクに拍手をっ!!)

オタクの例
奇妙なマスコットを刺繍した鍔帽を目深に被り鼻息を荒くしながら脇目も振らずレンズの厚い眼鏡越しから両手で大切そうに握り締めた人形を凝視している【自電原】の住人。
汗と黴、精液を混合した時に発生しそうな独特の臭気を漂わせながら四十、独り言を低唱微吟している。
話を交わす訳でも酒を口にする訳でも無い。
16カタログ片手に名無しさん:06/07/04 03:39 ID:2WkdPioM
その癖、私が他の客に指名され席を後にすると高級な酒を注文すると供に私を連れ戻す奇妙な習性を持っている。
が再来するにしろ彼の行動は旧態依然の儘である。
そのため値段こそ雲泥の隔たりがあるにせよ個人単位で某、任侠組のボトルキープ数に勝利している。
1ヶ月に1度、開店時刻と同時に顔を現し繁忙時は指名合戦が功を制し最高20数万円もの貢献をする。
但し閑古鳥の鳴く夜には終電に搭乗するためか?お約束の退店時刻11時過ぎまでの計5時間を換算してもチャージ、指名、時間を併せて換算しても6万円前後の酢っぱい支払いに留まる。
私だけにしか眼中が無い点では審美眼を認めるが繁忙時以外で利用価値は期待出来ない。
そのため最近は指名合戦を教唆扇動するための彼専用の桜を販売戦線に投入し様と考えているのだがメアドを交換しているにも関わらず音信は不通なのである。
月末の1週間に山を懸けるのは難しいし鴨にしている事実を懇ろな客に打ち明けて協力して貰うのも悪徳性が浮き彫りになる事で同様に鴨の範疇であるのを強烈に意識させる事で今後の商売に支障を来す恐れがあるため計画は頓挫している。
17カタログ片手に名無しさん:06/07/04 04:05 ID:2WkdPioM
話の呑み込みが速い越後屋的存在がボーイも含め金に目が無いガメツさに横溢する【極楽般若街】に存在しないのは不思議な感覚だった。
最も清純派である私が狡猾な手練手管を自在に操るのは似合わないしNo.2とは暇な時間を許してくれない人気稼業なのだ。
只、商売人としての真剣な眼差しが1円でも利益を上昇させるためには?と考えさせてしまう。
決して卑賤な血筋に由来する意地汚さが発揮されてる訳じゃなかった。
そもそも私は富裕な家柄を出身じゃないにしろ流行の半歩先にある水準で育って来た。
あくまで玄人を追求した時に閑散とする店内の売り上げノルマに肩を貸せないだろうか?とする責任感が大きいのだ。
まぁどちらにしろ今夜は月末の金曜日である。
時期に目前の【自電原】系男の元から1時、去るのだ。
知的か?肉体的か?と問われれば席を往還する歩数は平素の何倍にもなるのだから半肉体的労働と呼べるかも知れない。
18カタログ片手に名無しさん:06/07/04 16:19 ID:2WkdPioM
【美蓮さん指名です】
ボーイが私の傍らで片膝を付きながら指名を表す指のジェスチャーと供に小声で囁いた。
現在6時半。
ここから夜半過ぎまで回転率が止まらないのは眼に見えていた。
確定的でないにしろ交流の深い客に時間別の来店を約束したのだった。
最低5回以上は追加注文を含め、この席に連れ戻されるだろう。
安く見積もっても彼から15万超の収入は固い。
私は軽く御辞儀し離れ様に【自電原】系男の肩に触れながら
【寂しいから又、呼んでね?約束だよ…】
と瞳を潤わせて名残惜しそうな言葉を掛けた。
類似する殺し文句を今夜は後、何回、漏らすのだろうか?
尻の割れ目に届きそうなローブデコルテに太股の付け根まで切り込まれたスリットを施すシルク製の水色ドレス。
愛の巣から去って行く私の姿を彼は、どんな顔をして見送っているのだろうか?
今まで退屈過ぎて考えにも及ばなかった疑問が唐突に語り掛けて来る。
とっさに後方へ少しだけ頭を捻って観察すると【自電原】系男は愛玩する人形から目を退けて露わな私の背中に釘付けだった。
19カタログ片手に名無しさん:06/07/04 17:37 ID:2WkdPioM
あの、いつもの仕草は下心を隠すための芝居に過ぎないのだろうか?
不規則な体裁と不潔の証拠である黄ばみ伸張し山谷が連鎖する襟口のラインを覗かせる下着に網の目状に皺を刻んだ老婆の肌を喚起させるシャツを羽織った外見とは、あまりに裏腹な再指名の合図なのだが…
カルメンを舞踏するかの様に両手を頭上に掲げ大袈裟な手振りで掌を叩き合わせる時に私は失笑しながらも【自電原】系男のアンドロゲンを鮮明に意識する。
しかし、この例外的にも目に映らない瞬間に私の美貌に素直な反応をしていたのだ。
【醜悪な風袋。且つ地獄の異臭。おまけに虚構世界に浸り尽くした重度の精神異常者】
この絶望的な見解にミクロ粒子の可愛さらしさを加わえてやろうかしら?
佳人の中でも一際、絶景を誇る私には異例とも言えるサービス精神。
口の端にこそ登りはしないが幸甚の至りにも典型的な【自電原】系男の好感度首位を彼が独走してるのは私が太鼓判を押してあげよう。
黄土色の粘りっこい視線を背中で受けながら予め口を掛けていた指名客の元に赴く私は自らの優しさに鼻を高くしていた。
20カタログ片手に名無しさん:06/07/04 20:09 ID:???
基地害乙
21カタログ片手に名無しさん:06/07/05 07:03 ID:BXIPCFvc
さぁ私を巡って闘争心に火を点けなさいっ!!
ホルモン異常の同姓愛者か生殖機能不全でない限り私が視界に現れた途端、守備する平生は音を立てて脆弱にも崩壊するのだ。
私は破竹の勢いで海馬を覆い尽くし最上の官能を暗示させる。
記憶から振り払うのも叶わず延々と鮮やかで脈々とした奥脳が打ち寄せる。
いかなる利己主義者の邁進も停滞し私を心棒に挙措進退は逆流するのだ。
艶やかな色香を振り巻き身体髪膚に宝石を散りばめた【王女への献上】この語句だけが地中深くに埋蔵された至高の愉悦を堀起こす。
隷属の血筋に眼を背けるだけ苦痛は膨張し自暴自棄にさせるだけなのは自明なのでしょう?
時折、美の化身は現世に光臨しては徒にも自在に世界を横転させる魔性を振るう…
その種の伝説が私を通してリプライズする。
20数万円を浪費する間だけでもカエサルを演じれるなんて端役の業を担った彼には大抜擢も甚だしいのだ。
彼が23時過ぎまで英雄を維持する懐事情を備えているのを私は祈祷した。
22カタログ片手に名無しさん:06/07/05 07:24 ID:???
リアル池沼乙
削除依頼してくるお
23カタログ片手に名無しさん:06/07/05 07:27 ID:???
さらばオタク支援スレ
24カタログ片手に名無しさん:06/07/05 08:26 ID:BXIPCFvc
それは妥当な判断だろうな?
但し精液に過ぎないにせよ選別(字句を主に推敲)をした上に最適な交配種(一人称からの脱却等)を探し誕生した赤子の育成(最適な順列、加筆、伏線等)進学(読み手に照準を合わせた推敲)させ就職(作品の完成)する頃には鑑賞に堪えるものへと変貌を果たす。
末永い眼差しを希求するかな?
とりあえず目的意識の薄弱な精液だけは今後も睾丸が乾く迄、垂れ流すよ。
搾り尽くした後からが肝心です。
扇情する気は微塵も持ちあわせないけど俺は批判には寛大です。
25カタログ片手に名無しさん:06/07/05 08:51 ID:BXIPCFvc
ちなみに下世話な余談ですが成育過程で綻びが(後から伏線やら主題めいたものを挿入したのが原因)生じるから二度、推敲を施す必要があります。
読み手に照準を合わせるとは購買層を搾ると言うより俺の手元から完全に離陸して、それ自体が呪術的な紙背を漂わせるために俺自身が辛辣な酷評家でなければならないと言う戒めの意味合いを込めています。
まるで第3者が校閲したかの様な…まぁ又、後でっ!!
26カタログ片手に名無しさん:06/07/05 10:59 ID:???
暇人か?
27カタログ片手に名無しさん:06/07/06 00:40 ID:pftJsZVM
新しい赴任地での談笑と召還。
携帯に保存する高所得陣が捕まらなかったせいもあって
(店内が、ごった返す月末を彼等は殊に嫌っていた。)
【自電腹】系男との指名合戦に馴染み客は次々と切られていった。
指名し席に到着後15分間の半ば絶対的拘束中に気分を高揚させ、なるべく上等酒を空けさせた。
指名が重なる場合でも追加注文5万単位で5分間、拘束は延長し10万単位からの注文で他席への移動は度外視されるが、その場合は残留時間を差し引いた分だけの1時避難となる。
が負数が算用されない以上は、この瞬間から順番的に最後尾に追いやられるので4組の指名が後に控え尚、私だけが目当てならば実態的に宴は後日に回される。
【自電原】系男は15分間の壁を打ち破る手段にこそ走らないものも最低3組が首を長くしている中で入店時の5千円に2回目以降この基礎指名料に更に5千円と回数分の積を上乗せする計算に躊躇しなかった。
【大日】有数の歓楽街に違いはないにせよ僅か10KM隔たる【紫氷】区と比べると若年の客層が【極楽般若街】に集中している。
28カタログ片手に名無しさん:06/07/06 02:19 ID:pftJsZVM
私が在籍する【キャンガール】も例に漏れず料金は格安に設定されていた。
しかし基本料金で提提供される遊技等は底が知れていた。
近所で簡単に見つけれる様な質の悪い婦女子を肴にコンビニエンスストアーにも陳列する見慣れた酒類に3、4倍もの値段を無駄に支払って飲み交わすのが関の山なのだ。
やはり最低10万円を財布に詰めて訪れない以上、自らの卑しさを顕著にするだけなのだ。
その点【自電原】系男は見る影こそ無いが利口なのかも知れない?
10時半。5回目の顔合わせだが相変わらず白いワンピースに長めのスカートを翻し黒い長髪を肩に掛けた人形を柔らかく両手で握り一心に眺めているままだった。
彼の前頭前野は人形への禅問で渦巻いてるのだろうか?
脳内電流が音声になった時、吐き気を催す様な雑音が満たされるなら就寝前に寝床に流れるレディオ並の独り言は許容し水を刺さない方が身のためだった。
29カタログ片手に名無しさん:06/07/06 03:36 ID:pftJsZVM
膝を密着させながら赤子をあやす母親じみた眼差しを向けていると【自電原】系男は突如、血の通わない人形を絞死させる勢いで強烈に握り締め始めた。
奥歯を噛み閉め膨張する鰓に血管が浮かび上がり頬越しに軋んだ音が漏れている。
常軌を逸する不穏な空気に私は気持ち後ずさりし万が一に備えて退散する体勢を整える。
【後免よっ後免よ後免…】普段、薄目である彼の瞳孔が拡張し躍動感を増すと供に言動が輪郭を帯びる。
興奮から音量の波頭が徐々に堤防を乗り越えて押し寄せる。
袖をまくった腕に溝が走り脂肪に隠れた筋肉が隆起し震えている。
【本当に後免…僕は、どうかしてるんだ。許しておくれ。】
感情の波が最高潮を迎えたのだろうか?【自電原】系男は肩で息をしながら茫然とした面持ちで過度の圧迫によって所々、衣服が裂け裸体を曝した人形を硝子製の机に伏せると喪人に被せる様に、お絞りを羽織らせた。
私は警戒しながらも愕然と一部始終を見つめていた。
股下に両手をぶら下げ頭を垂れながら荒い呼吸を落ち着くのを待ってるかの様な【自電原】系男に新しい氷水を作って差し出した。
30カタログ片手に名無しさん:06/07/06 04:11 ID:pftJsZVM
私は何か、しただろうか?
豊満な乳房の谷へ手を誘導し挿入させたり耳たぶを強く噛んだり弱く吸いつき舌先を上下させる等、過剰な接客には及んでいない。
この激しい動揺の引き金は何処にあるのだろうか?
【自電原】系男は差し出された氷水を一気に飲み干すと胸を膨らませ天井に顔を曲げながら大きく深呼吸し溜息をこぼして青い革製のソファーに首をもたげて身を投げ出した。
空になったグラスに水を注ぎマドラーで掻き混ぜながら私は望みの薄い返事を待って奇行の原因を遠回しに質問してみる。
【自電原】系男は発汗で曇った眼鏡を外し掌でレンズを擦り再び扁平な肥満顔に装着させると前かがみになって膝を乗り出し仰臥する人形に被覆する布をめくり微笑する。
秘密主義を頑なに貫かれて今夜も退店するのだろうか?諦め欠けた時、私の腕を【自電原】系男は手に取り色の褪せたジーンズの腿に乗せて空いている手を拳固に握り、その上を槌を打つ様に小突き始めた。
毛むくじゃらで油っぽい指で左手を固定されるのは表にはおくびにも出さないが身の毛も弥立つ感覚だった。
彼の接触は別料金を加算しても当然の暴挙である。
31カタログ片手に名無しさん:06/07/06 05:08 ID:pftJsZVM
迷惑がってるのを知りもせず彼は私に真剣な視線を注いでいる。
残念ながら彼が髪を針みたいに硬直し尖らせる程、真剣になっても滑稽さが増すだけなのだ。
眼を見張り注視すると唇が、わなわなと震えている。
接吻を迫られるのだろうか?100万円を奉る財力があるなら、その夢を叶えてあげてもいいのだが…それにしても悲劇的な顔だ。
胃液が暴れるのを覚えながら私は彼の勇気ある初行動へ沿う様に首を可憐に傾げてみせた。
一刻も、この或種の恐怖から逃亡したいのは山々だが指名料だけしか搾取してないのだし…恋する乙女を必死に演じ切る事で、ここから23時過ぎまでのに高額な注文を催促出来るかも知れない。
震え強ばる唇は何かを話そうとするのだが極端に人間との接触を避けるためなのか?明確な第一声を踏み出せないままだった。
舌先の足りない障害者の発声練習を援助するかの様に私は我慢しながら【自電原】系男の背中をさすって安心させる。
その時だったボーイが指名を高吟した。
渡りに船か?好機を逃したのか?新規客の元へ赴くために策謀は一旦、座礁するのだった。
32カタログ片手に名無しさん:06/07/06 05:49 ID:pftJsZVM
(ってか無意味な描写が多いな?とりあえず材料を用意してる段階なんだと自らを強引に納得させて、この方法で書き殴ります。)
又その内、逢いましょう。
33カタログ片手に名無しさん:06/07/06 20:40 ID:pftJsZVM
コースターと灰皿を携行し距離は6度、離れる。
移動する時に独り席に残される【自電原】系男に会釈しながら横目をやると彼は恥ずかし気も無く前面に寂莫とする心情を訴え掛けていた。
正視に堪えない逆上せ振りに私は心中、冷笑しながら歩を早める。
視野から消えるのに連れて即に背面の方向から掌を2回、打ち合わせる彼特有の合図が耳に飛び込む。
今夜中に真相は明らかになるのだろうか?かと言って仰天する程の逸話も期待出来ない。
現在10時20分。
私の弁舌にも左右されるだろうが新規指名客の予定する娯楽の質が総てを握っている。
最低、彼の帰宅時刻まで私を繋ぎ止める資産家が待っているのを懇願した。
店名にちなみ快楽に顔を歪めたカンガルーがポケットを縫合した腹を抱えて母乳に我が子を近寄せ授乳させている縦2M長の悪趣味な塑像を飾る出入り口付近の席に私は到着する。
手入れの行き届き毛穴が閉じた浅焼ける肌。
坊主頭に稲妻模様を剃り刻み込んだ精悍な顔立ち。
本人は意識してないだろうが威圧感が内側から滲み煙りを上げている。
臨戦態勢を強いられる進退を営んでいるのだろう。
34カタログ片手に名無しさん:06/07/07 21:46 ID:ILeuUHkk
赤色のアロハシャツを堂々と逆3角に開襟し腹直筋を見え隠れさせている。
やや裾が広がった漆黒のサテンを両足に伸ばし股を大きく開いて煙草を指でくゆらせながら脇を固める屈強な体躯をした2人と愉快そうに話している。
何の悪巧みだろうか?左右に座る2人の若者はともかく中心で腰を据える坊主の金銀に煌めく宝飾類は薄給で揃わせれる質と量じゃないのを鑑札した。
若頭補佐と呼ばれる役職かな?
豪壮さを売りにして大量のアルコールを怯まず分解すれば良いのだが、この種の男性にあり勝ちな飲酒の強要は控えて欲しいものだ。
逞しさを誇示するために弓を片手に構えるバイオリン弾きに刀で切り掛かっても賞賛等、望めないだろう。
手を伸ばせば触れられる至近距離まで私が現れると一同から337拍子が巻き起こった。
【おぉ〜待ってましたぁ〜!!】【可愛いのぉ〜おぬしは可愛いのぉ〜!!】
馳走を前に牙を剥き立て今にも襲い掛かりそうな猛々しい両脇の後襟を中心の男は鷲掴みにすると飼い主じみた口調で
【どぅどぅ騒ぐな兄弟。たまには紳士らしく行こうや…なぁ?】
首を交互に近寄せ問うと席に居座らせた。
35カタログ片手に名無しさん:06/07/09 09:10 ID:GybJQjes
坊主は腰を上げて8.5頭身に分割された182CM過ぎの見栄えする体躯を屈ませた。
踵が4CM高いパンプスを履き172CM上の視点から見上げていた私に配慮してだろうが…九の字にした両腕で支えた腰を70℃ぐらいまで深く折り上目越しで顔を覗き込む態度は正直、愚弄されてる気にしかならなかった。
太古代々、家庭の細々とした保守作業を担当して来た弊風が塩基配列に刻まれているのだ。
猟に駆り出され戦闘用に開発された遺伝子を見せ付けられても大半の女子は対抗する術が無い。
咥内で舌を軽く噛んでいる私に逆効果であるのは無知にも坊主は茶化した姿勢の儘、客である立場にも関わらず私が唇を動かすより先に畳み掛けるかの如く自己紹介をする。
【お初に、お目にかかります。俺は前田 勝利って言います。
[裏読教勧業ビル]ここ5階の[ピンクチャーム]で先まで、こいつらと豪遊してたんですが帰り際に1階総合エントランスの壁に燦燦と並ぶ店外電工パネルで艶やかな笑みを浮かべる君に一目惚れして梯子したって訳です。
大概、看板の宣材写真に騙されるんですが本物の美蓮さんも美麗に紛れないんで胸を撫で下ろしてます。全く下弦の月夜に乾杯です。】
36カタログ片手に名無しさん:06/07/10 05:46 ID:2iiYW6nA
見かけの威勢に反して丁寧で物腰の柔らかい話口調に私が拍子抜けしていると坊主は頭頂部の真ん中を逆立たせた金髪にチェック柄の半袖を着た連れに顎で合図し液体の注がれた2つのグラスを手渡されると片方を私に差し出して持たせると
【弱めに注いでいるんで心配しないで下さい。
今、現在アルコールを過多に摂取してる状況でも気分が乗らないだけでもグラスを机に置くのも結構です。
要は貴女を見ながら酒を口に出来るだけで幸福ですから…】
と告げて私に眼を据えつつ緩やかにグラスを空にした。
強面の造作から思い過ごしの気もするが両隣の男性が私を睨み威嚇していたので反感を買わない様に繁忙する今夜は飲酒の限界を迎えてるのを公言し苦手ながらも数滴を咽喉に垂らした。
案の定、純粋にアルコール類だけを注いだ有害な代物だった。
坊主は左寄りに唇を吊り上げて含み笑うとソファーに腰を下ろして両眼単一のサングラスを耳に掛けてジッポを握る左手を上下に振って蓋を開けたり閉めたりし始めた。
座席の位置も決め兼ねる中、やや外剛内心気味になりつつある攻勢を悟られない様に全身を黒皮で統一し琥珀色の長髪をオールバックにしたロッカー風の男性が煙草をくわえたのを確認し私は中腰になってライターを包んだ両手を目の前に出した。
そうこうしていると坊主が想い出した様にジッポの蓋を親指で閉じ右指でサングラスを鼻の中腹へ、ずらすと私の顔を見つめるて鷹揚な態度で名刺を強請るのだった。
この芝居がかった仕草はドスを効かせてるつもりなのだろうか?はたまた天然なのか?理解に苦しむ。
37カタログ片手に名無しさん:06/07/11 07:02 ID:T7IZkuA6
私は恭しく頭を斜めに少し俯かせプラスチック製の透き通った名刺を掌両方の親指に挟んで差し伸べた。
坊主は私の指に絡ませる様に触れながら遅い動作で名刺を引き抜くと手首で裏や表に返し
【美しい蓮か…確かに命を捨てても惜しくないかも知れないですね。】
瞬間的に首を痙攣させると若干、後頭部を反らし顎を前に付き出して薄目で俯瞰する様に感慨深く名刺を眺めてから銀色の名刺手帳に収納させた。
その厚さから測るに裏社会では適当に著名なのかも知れない。
正しい対応に今だ戸惑っていた私は彼等の素性を聞き出そうとした。
【皆さんは、いつも御一緒なんですか?仕事柄?それとも昔からの友達か何かで…】
私の問い掛けに3人は面白そうに顔を見合わせながら、お互いに口を切るのを目配せして譲り合っている。
長年の親交が可能にする冗談めいた独特の空気。
初見での抑止命令から縦関係はあるにしろ、こうして窺う分には横に深い。
緩急を弁えた絶妙な信頼を築いているのだろうか?
見えない情報を目の形だけで交わす漫談に変化が訪れた。
全員が理解した様に一斉に首を2度程、頷けると顎をさすりながら
【まぁ凌いでます的な…】
と渋めに言い放った後、間髪入れず太い笑い声が一様に沸き起こる。
38カタログ片手に名無しさん
誰かの物真似なのだろうか?とりあえず私は困惑を隠す様に顔を伏せながら追従して控えめな笑い声をこぼした。
場が和んでいる、この機に乗じて私は3人組の斜向かいで膝を曲げて浅く席に座すると全員分の水割り焼酎を補充しながら幸いにも当初から6分目に抑え注がれた量を泥酔間近と偽って1分目を味見した切り静止するグラスに氷と水を溢れる寸前まで波々と足した。
これによってアルコールの耐久度を比肩する無意味な競技が開催しない限り便座に顔を突っ込むのは避けられるのだろうが…色めきたった連中の誰かが今にも瞳を脈々と血走らせ挙行のファンファーレを鳴らしそうなのだ。
どう固辞すれば荒波に飲まれないで済むだろうか?酩酊を越えた時、亭主関白を一徹する類の彼等に女性を主張しても聞き流されるのだろう。
【飲ませるばかりが仕事じゃない。飲むのも仕事だろ?】左右も見分けれない新人の頃に客から聞かされた古臭い戒め。
サドを発揮したいがための教訓に付き合って前後不覚に陥る毎夜。
私は後頭野に立ち込める苦い経験から身に迫りつつある危険を回避する方法を探っていた。
悪寒に止まらないだろうか?憂い転ばないために私は頭の隅々まで問迅するのだった…考え倦ねる難問じゃない筈だ。