コンテンツ海外流通促進機構(CODA)のメンバーである社団法人コンピュータソフトウェア著作権
協会(ACCS)によると、香港税関は2005年3月 23日、香港市内繁華街のショッピングセンターなど
数か所を家宅捜索、海賊版販売店などから日本のアニメーションなど約20万枚の海賊版 DVDな
どを押収、18人を逮捕したそうである。
今回の摘発は、日本のアニメーション権利者(著作権者)からの著作権侵害に基づく申し立てによ
るもので、香港税関が実施した初めての取り締まり。
押収品の内容は、アニメーション(90%以上)、テレビ番組、映画、ゲームソフトウエア、音楽 CD。
香港税関による一斉摘発は、3月23日の昼から3月24日の早朝にかけて行われ、九龍島の旺角
(Mongkok)地区にあるショッピングビル「信和中心」の店舗や、香港島にあるショッピングビル「東
方188商場」の店舗など合計22店と、北角(North Point)地区と湾仔(Wanchai)地区の倉庫2か所
が家宅捜索された。
その結果、100タイトルを超えるアニメーション作品の海賊版 DVD・VCD など約20万枚が押収さ
れ、店舗経営者ら19〜60歳までの男性17人と31歳の女性1人、合計18人が逮捕された。
2004年夏には、香港で違法に複製・製造された海賊版 DVD が国内に持ち込まれる事件で、 逮
捕者が出ていた 。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050404-00000024-inet-sci