マイナー漫画『敷居の住人』どう?

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198名無しんぼ@お腹いっぱい
>>193
引きこもり人間を描くのがテーマだとは思わなかったけど、
それと「劇的かどうか」というのは関係ないと思う。
永野のりこなんか、そのテーマで劇的に描いているし。「電波オデッセイ」とか。
あと、あなたは「劇的」の意味をなんかカン違いしてるような気がする。
劇的と泥沼とは対義語ではないし、ベクトルが違う。泥沼のカタルシスだってあるよ。
パパ以外みんな足踏みしていて、
なんか連載開始から「始まりそうでいて始まらない感じ」が延々と繰り返されている。
もういいかげん何か見えてもいい気がするのに、
すごくカッタルイ。何のためのフィクションなのか。
これが100ページくらいの私小説とか、ドキュメントで1時間とかなら分かるけど、
いつ終わるのか分からない連載マンガだと、なんとも評価しがたい。
マッタリ感って言えばなんかイイ感じに聞こえるけど…。

それいいね。>>196

だからこそ、このマンガはデフォルメするべきところを押さえてない、と言いたい。>>197

瞬間的なカタルシスの後に、3歩進んで2歩戻る的な余韻を残しつつ次のエピソードへ、
とか、この雰囲気を生かした、読み手の温度をいい具合に保つ描きかたがあるはず。
それをワザとやらない、という風には見えないんだよね。
なんかこの作者、話が上手く構成できないのかなあ?
読み終わってホワっとなるとか、スカっとするとか、読み手を気持ち良くさせる何かが無い。

他に作品とかあるの?