1 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:
2 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 20:06
ありゃ〜立てなくてもいいのに・・・
3 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 20:07
うわっ同じタイトルって芸がねえなあ。
4 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 20:08
ほっとけば厨房が定期的に立てるものをわざわざ。
5 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 20:10
もう少しタイトルに凝ればまともな手塚批判スレとかになったのにな。
申し訳有りませんでした。
タイトルを変えようと思ったのですが、変なタイトルにすると藁われるので
そのままにしました。
何分、スレ立ては何度もやっていますけど、他人が立てたスレの新スレを立てるのは初めてだったもんで…
7 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 20:14
いやまあ、立っちゃったものはどうしようもないから
有効利用いたしましょう。
8 :
アルツハイマー:2001/05/19(土) 20:17
次の御題は「松本零士と永井豪の今」について
ここにいる奴のどのくらいが
手塚◎ 富樫× って思ってるの?
10 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 20:24
俺は
手塚◎
富樫-評価外
11 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 20:24
>>9 富樫は嫌いじゃないよ。手塚も嫌いじゃないよ。
でも持ってる単行本の数は、手塚のもののほうが多い。
12 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 20:29
つーか手塚×なんてやついるのかよ?
13 :
1:2001/05/19(土) 20:33
>>12 好き嫌いは別にして(これが肝心だね)、
客観的に業績、作品を評価したら
いないと思う
14 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 20:36
>>11 それ聞けてちょっと安心。
いやさ手塚好きな奴って今の漫画家を認めることのできない奴ら
って印象を前スレでうけたからさ。
俺も
>>11と同意見
15 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 20:40
意外と
>>10みたいな奴って
『手塚漫画は高尚』なんて思ってるのかもね。
16 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 20:42
>>14 まさか。俺前スレの819だけど手塚大好きだよ。それどころかすべての
漫画家の頂点に立つひとだと思う。
17 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 20:42
手塚治虫をけなす人って、手塚作品が嫌いとかじゃなくて『手塚漫画は高尚』
と、(そいつの手柄でもないのに)威張ってるヤツが嫌いな場合がほとんど
なんでしょ?
18 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 20:44
富樫って、エロの方の富樫?確かに彼のはいい。
19 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 20:56
>>17 それは真面目な話あるかもしれない。
車で言えば『昔の車は良かったなー』って奴。
昔の車もいい、今の車もいい といえない器量の狭い奴
もしそいつらが手塚の時代に生まれてたら、手塚のことなんて
誉めないんじゃないかな?
そういった意味じゃ、純粋に彼の作品を楽しんでるとはいえないかも
20 :
1:2001/05/19(土) 20:57
>>17 漏れはそう思う。
手塚作品は好きだけど「おまえが言うな」って感じ。
21 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 20:59
>>19 >もしそいつらが手塚の時代に生まれてたら、手塚のことなんて
>誉めないんじゃないかな?
「漫画なんか下らない。小説読め」とか言ってそうだね。
22 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 21:00
なんだ、同じように思ってる人結構多いいんだ
安心したよ
23 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 21:04
どの世界でもいるよねそういう人。
ほんとに漫画を楽しみとして読んでる人なら
今の漫画家も好きなはずだとおもうしね。
今の漫画も面白いの多いと思うけど…
当然手塚も好きだしね
24 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 21:09
ただ業界が大きくなりすぎて全体的な質が落ちてるのは事実ではあると思う。
上と下の差が激しいというか。
25 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 21:12
そもそもなんで手塚と富樫が比べられてるんだ?(w
意味がわからん。過去スレ読めばわかるのか?
26 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 21:13
・「手塚信者は今の漫画に理解が無い」
・「今のやつらは手塚漫画の面白さをわかってない」
所詮やってることは一緒だね。
27 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 21:13
メジャーな世界になればレベルの差が激しくなるのはしょうがないよね。
あと、やっぱり読者の目も肥えてきちゃってるのも事実
今は、ちょっとやそっとの展開じゃ感動しないでしょ
28 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 21:16
>>26 いやちがうよ、よく読んでみて
ここでは
「手塚信者は今の漫画に理解が無い」
「両方とも良いという奴もいる」
で話してるんだけど…一緒じゃないでしょ?
29 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 21:20
>>25 なんか前スレで何で『今の漫画と手塚両方いいといえないんだ』
みたいな話があったら『じゃあ、例をあげろ』ということに
で富樫の名前があがったと(他の奴の名前もあがったけど)
そしたら富樫なんかと比べんなってなったわけ
30 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 21:40
何だかんだと結構書き込む人がいて上がるね、このスレ。
僕は30代半ばだが、手塚治虫の面白い漫画をリアルタイムで読めたギリギリの世代だと思っている。
三つ目が通る以降は少年漫画家としてはちょっと下降線だったよね。
その後の漫画って読んでないがリアルタイムで読んでた人で面白かったと思う人の感想を聞きたいなぁ。
ただ浮き沈みはあっただろうけれど、あれだけ長く少年漫画の第一線で頑張っていたという点は凄いですね。
あの情熱は何処から出ていたのでしょうか?
最近は十数年で漫画への情熱無くす売れっ子漫画家が多いというのに。
31 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 21:49
>>30 私は32歳で、チャンピオン誌上でブラックジャックを読んでた世代。
毎週楽しみに読んでた。三つ目が通るも好きだった。手塚作品は親
にも認知されてたのでよく単行本を買ってもらい、他の作家の漫画
よりも接触する機会が多かったと思う。
手塚治虫が長らく第一線で頑張ってきたのは、彼が凄く大人気ない
人だったからだという話を何かで読んだ。超大家になってからも、
有望な新人が出てくると本気でライバル意識を燃やして頑張ってた
らしい。
作品数がやたらと多いのは、上の理由にも加えてアニメで大借金を
抱えてたというのもあるらしいけど。
32 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 21:53
>>31 借金は往々にして仕事のエネルギーになるもんだね。
千昌夫とか(違
33 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 22:42
自分は基本的に冨樫氏のファンだけどみなさんなんで
彼を叩いてるの?なめたコピペ原稿で金とってるから?
まじめに質問します。
ぱっと見手抜きっぽいとかの叩き易さからだろう。
漏れは先の読めなさで好き。<冨樫
35 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 22:51
今の漫画でやっぱ決定的に違うと思うのは出版者という「集団」が
ストーリーを管理しているように思えるところかな。
具体的には、少年漫画は少年漫画で、媚び方がみんな一緒なところ。
ちょっと引いた視点で見るとハンターもワンピースもナルトも
絵が違っただけで、中身は全く一緒だと云えるし。
昔はどんな媚びた漫画でもそれは作家の考えであったように思われる。
36 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 22:52
>>33-34
やっとまともな「冨樫」が出たがそれ以外は全部「富樫」だな
君は信者かな? それともアンチ??>しつこい粘着くん
ジサクジエンスレsage
38 :
名無阿弥陀:2001/05/19(土) 22:55
赤い・・赤すぎや。
39 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 22:58
>>36 初めて知った・・・てゆうかオレ読んだことないけどさ。
40 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 22:59
思うに冨樫の「才能」ってすごく特殊なんだよ。
俺も長い間ヤツの事をパクリ&コピペと思っていたが、
レベルEを読んだ後に全作品見直したら、
その良さがわかったような気がする。
簡単に言うとジャンプ漫画ならではの凄さ。
手塚とは別の読み方が必要だろう。
41 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 23:00
>>35 それは貴方が漫画の刺激になれただけなのではないでしょうか?
42 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 23:07
みんな漫画ということで色々な作者を比べているけど、
エンタメと純文を直接比べられないように、
本当は全く違うことを目指しているとは考えられないのか?
43 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 23:11
手塚も冨樫も基本的にエンタメ派じゃないかな。
44 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 23:13
だいたい手塚が面白いかどうかのスレだろ。
ほかの作家と比べても意味がない。
しかも、冨樫って・・・
作品語るべき。もう語り尽くしたんならヤメレ。
45 :
名無しんぼ@お腹いっぱい :2001/05/19(土) 23:19
>>44 同意。比べるのはもう疲れた。
ここの作品みてこ。
46 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 23:53
同意。俺は奇子なんか良かったと思うけど…なんかなまなましくて
47 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 00:24
虫とかその辺の人の表現力ってのは、凄かったんですか?
小学校真ん中ぐらいの僕(12、3年前)は火の鳥読んで、ドラゴンボールくらいしか
知らなかったので、テーマの部分や泣き所なんかで大きな衝撃を受けたんですけど、
演出については、幼稚というか分かり易すぎるというかそんな感じがありました。
今日に至るまで、他の虫作品やその他の人の作品を読んで、その感じは、古い作品全般に、
そのままあります。
この感じは、虫の表現技法をいろんな人も取り入れて、結果、
ありふれたものと感じるようになった、というのとは違って、何というか、
底が浅いんです、安直なんです、わびさびしおりほそみかろみが無いんです。
当時(漠然と当時)の漫画(漠然と漫画)が低俗だったから、相対的に、
映画やなんかの手法を巧く取り入れた(これは確かに偉大だと思う)虫が
もてはやされたんじゃないのかと思います。
そして、虫を基にした盤の上で赤塚とか梶井とかFとかも描いたので、
そういった古い作品全般の演出が、同じように安直なのではと思います。
古いモノがつまらないのは時代のせいだろ、と思われるかもしれませんが、
古いモノは古いと感じます、服も映画も小説も。でも虫等の漫画は、幼稚と感じるのです。
文学とか普通に読んで、見せ方とか真剣に考えていれば、あんな安易にはならないと
思うのです。
あるいは、近代の漫画がまだ新しいメディアで、草創期に当たるその頃の読者には
高度な演出など理解できなかった為に、あえてレベルを落としたのかもしれません。
(なんか、俺は高度な物が分かるって言ってるみたいでスミマセン)
そうすると、漫画はズイブン進化してきたなぁ。山本直樹、黒田硫黄、松本大洋、
榎本俊二、冨樫義博、、、、。
あるいは、僕は演劇なんかみてようちだなぁとホザクかもしれません。
(ゴメンナサイ、長くなりました、頭が悪いせいです)
48 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 00:27
私はマンガの神様は楳図かずおだと信じてます。
49 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 00:29
>>47 まあ演出の走りって事で評価したらどうでしょ。
エジソンの電球かて、今だったらつかえねえ程燃費悪いはずよ。
けどエジソンは評価されてるでしょ、発明した人って事で。
50 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 00:30
>>48 それもまた良し。人の好みはそれぞれ。
おれ自身は白土三平だと思っています。
51 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 00:41
メトロポリタン?
メトロポリス?どっちだっけ?
手塚原作の映画、これは単行本で出てるんですか?
?ばっかですんません
52 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 00:43
ある意味、手塚の作品は漫画と小説の間なのかも…
今の漫画は掘り下げるっていうか、言いたいことすべてを描いてると思う。
でも手塚の場合は読者の想像力に任せてるという感じ
53 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 00:43
>>51 メトロポリスは今新装版が本屋で並んでますね。
文庫も全集版もありますが。
54 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 00:44
>>51 出てるに決まってるだろ。
ついでに三部作全部よむと吉。
55 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 00:46
>>47 頭が悪いかどうかはともかく、見てくれのだけの凝ったモノが好きというのはよくわかった。
56 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 00:48
>>55 煽りに煽りでしか返せないおまえが通ぶっても うざいだけ
57 :
名無しんぼ@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 00:50
虫作品て呼び方、ちょっと新鮮。
58 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 00:50
本人も奇子はアッシャー家の崩壊をイメージして描いたとか
言ってたような記憶がある。
今の作家より文学的かもな。昔の作家は。
ただ露骨に表さないだけで。
59 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 00:51
>>47 すごく、上っ面だけでものを見てるね。
どう描かれているか以前に、何が描かれているかをよく見な。
60 :
51:2001/05/20(日) 00:54
>>53-54
即レスサンクス
ブックオフにあるか?
61 :
名無しんぼ@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 00:56
>>47 「古い作品」とは手塚の初期の作品のこと?
それとも手塚世代の古い漫画家の作品全般のこと?
62 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 00:56
63 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 01:04
>>30 >三つ目が通る以降は少年漫画家としてはちょっと下降線だったよね。
同意。ブラックジャック以後、暫くは悲惨だったと思う。
輝きを取り戻したのは、ビックコミックとかで大人向けに書き始めてからかな。
>あの情熱は何処から出ていたのでしょうか?
世間知らずで漫画好きだから・・・最近だと高橋留美子が同じタイプ?
64 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 01:05
でもまあ普通作家がそんなにもつことは奇跡だよな。
一度沈んでまた浮き上がるのも。
65 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 01:11
罪と罰は大失敗
原作の陰鬱な雰囲気が全然出てない
若い奴らは権威には何かと反発したがるもんだ
67 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 01:34
>>454 集まりっていうか2人で喧嘩してるだけなんじゃないの?ホントに馬鹿だよねコイツら
69 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 01:36
罪と罰なんて書いてたんだ?
大島弓子のなら見たことあるけど。
70 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 01:45
71 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 01:55
>>65 クライマックスにロシア革命を持ってきた改変は
ちょっと面白かったかな・・・
それにしてもあのソーニャはないぞ・・・
72 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 02:07
>>67 高校の頃読んだだけなんでぼんやりだが。
ラスコーリニコフ(だっけ?)が良心の呵責に悩むとことか
正直よいとはいえないけど。
ただ漫画家が原作ママで描いてもしょうもないという話。
教育まんがやハウツーまんがじゃないんだから。
例え失敗してもね。
73 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 02:13
手塚って大好きなんだけど読んでて疲れるの多くない?
ハトよ天までとかトリトンとか何回も休憩しながら読んだなー。
74 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 02:15
>>73 多分けっこうコマ数が多いからかな。
スゴク小さいコマにネームが書いてあるから。
>>73 詰め込む情報量が多いから。
ブラックジャックなんか毎回16ページでドラマ完結させてる。
これに匹敵する仕事したのは、初期の高橋留美子ぐらいではないか?
逆にアニメのコンテとか切ると、詰め込みすぎで面白く無いわけだが(藁
76 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 02:22
10巻で大河ドラマの時代だし。
今の漫画全般薄くなってるしね。
絵の情報量は飛躍的にあがってるけどさ。
>>16 819は手塚信者かよ。819の自作自演だと思われても仕方が無いな。
やんなっちゃうよ、も〜。
78 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 08:12
BJは1億冊売れたらしいけど、買ってる奴って普段ろくに漫画読まない奴とか
多いじゃん。アニメ絵キショとか言ってる奴とか。ちょっと前の漫画について
いけなかった奴とか。
79 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 08:24
全集全部読んだら疲れますかね
80 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 08:42
81 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 08:50
>819は手塚信者かよ
あじゃぱあ、マジかい!?
そうと分かってたらあんなに虐めなかったのにナ・・・
82 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:2001/05/20(日) 08:55
俺は28才だがリアルタイムでは手塚はすでに過去の人だった。
少年誌だとチャンピオンで七色いんこやブッキラによろしくなんか連載していたころだし、
大御所がお情けで描かせてもらっている感じだった。
あとでブラックジャックや火の鳥やアドルフを単行本で読んだ時ははまったけどね。
若手の漫画と違って、コマ割り多くして密度を上げているのが逆に新鮮だったから。
83 :
34:2001/05/20(日) 08:56
>>36 漏れに言ってるの?33とは別人だよ。それともアンチに言ってるのかな。
あの手の漢字(渡辺とか渡邊とか)には普段から気をつけてるだけ。
自作自演を警戒するあまりアレな状態になってちゃヤバイよ。
84 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 09:08
でも売れなくなっていたとはいえ、漫画の神様と言われてた人が
劇画を見習ったのはすごいな。
普通あれだけ祭り上げられたらアグラかいて意地でも動かないのに。
漫画に限らずいい年こいたひとが今までの手法を変えるのは技術的に
も精神的にも大変だったろうにな。
85 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 09:14
そだな・・・横山泰三とか20年代でもてはやされた連中、
ず〜っとそのままだもんな・・・
86 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 12:08
ageage
87 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 12:30
>>82 ブラックジャックの直前の時も同じ状況だったんですよ。
ところが、ブラックジャックの連載が始まるともう大ブレイク!
あれだけ大御所で青年誌系統の漫画も結構書けるんだから石ノ
森氏とかのように青年誌に特化すればまだまだいけただろうし、
次々と歴史物を描く横山光輝氏のように、「ブッダ」のような作
品をさらに描けば大御所の風格が増しことはあれ、その業績が貶
されることはなかったただろうに…。
それでも、少年誌の一線でがんばりたいとチャレンジする手塚
氏の精神は、彼が戦後漫画を切り開いたパイオニアだっただけに
俺は彼のチャレンジを賞賛したい(が、同時に引き際をわきまえ
てほしかったという気持ちも…)
でも、藤子F氏は最後まで少年誌の一線でがんばったんだよねぇ。
彼もまた天才だなぁ。
88 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 13:05
>>87 いいじゃん、ブラックジャックはヒットしたんだし。
引き際なんかわきまえなくても良いよ。無様でも良いよ。そんなの結果論だ。
安定路線狙って橋にも棒にもひっかからない凡作を量産するほうが見ててよほど
辛い。あと藤子Fって少年誌に書いてたっけ。コロコロとかしか知らないけど・・・。
89 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 13:12
6月に新創刊される「コミック伝説マガジン」という雑誌に
「鉄腕アトム」の新作漫画が掲載されるそうで、制作は手塚プロダクションが
行うらしいけど皆さんどう思いますか?
(この雑誌のほかのラインナップがまた凄いんだよね…)
90 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 13:14
手塚信者だが、それはイタいと思う。
91 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 13:19
むしろ他のラインナップの所が気になる。
(今のドラえもんのようにアトムもどうでもいい)
92 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 13:20
もうすぐ誕生ってコトで?
93 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 13:33
他のラインナップですが…
「オモライくん2001」
「踊ルせぇるすまん」
「Theかぼちゃワイン」
「1,2のアッホ」
「しまっていこうぜ」
「まいっちんぐマチコ先生」
「プロレスヒーロー列伝・力道山」
凄いでしょ(笑)
発行はマンサンの実業之日本社です。
94 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 13:37
オモライくん大丈夫なのか!?
95 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 13:53
コミック伝説マガジンいらないな。
96 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 13:54
>>93 そのラインナップを選択したのは誰だ?(汗
97 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 14:27
98 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 14:58
石ノ森プロに仮面ライダー描いて欲しいな。
村枝のSpiritと比較したい。
99 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 15:09
ココも史上最高の天才スレの残骸にしちゃあ
生き残ってるなぁ
本スレが三日限定だったんだし、もういいんじゃねーの?
マジで収拾つかなくなってるよ
101 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 15:57
別展開みせそうなので個人的にあげ
102 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 19:41
手塚が活躍した1950、60年代の日本の漫画市場の大きさはどれくらいだったのか?
手塚がライバル視した白土三平なんか相当漫画売れたんじゃないかな?
カムイ伝は学生運動のシンボルだったわけだし。
103 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 21:33
もう語り尽くしたのか?
>>103 あのスレは三日限定だから良かっただけだろ
もう、語り尽くしただろ
生意気な1をシめてやるッ!
御茶ノ水博士が見守る中、制裁は行われた。
既に1の口にはハムエッグのサオがねじ込まれている。
「ひげおやじ、コマしたれ」
博士がいうと、ひげおやじはズボンをおろし一物を取り出した。
ゆうに一尺はあろうかという巨大な業物に、1はぶるっと震えた。
しかし、その恐怖とは裏腹に〜いや、1にとってはその恐怖こそが
色欲を沸き立たせるものだったのかもしれないが〜1の花らっきょうの
ような小振りの一物は痛い程にそそり立っていた。
その「花らっきょう」の皮を天馬博士が唇でちゅるんと器用に剥く。
天馬の口中にアンモニア臭が広がる。
そして、ひげおやじの一尺竿が1の菊門にねじり込まれていく・…
手塚キャラ総出演大長編10万馬力ド迫力の4P。
まだ、幕が開いたにすぎない。
悦楽は、ここから始まる。夜はまだ終わらない…。
あー朝だよかった
,一-、
/ ̄ l | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■■-っ < CMのあともまだまだつづきまーす
´∀`/ \__________
__/|Y/\
Ё|__ | / |
| У |
108 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/21(月) 17:01
109 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/21(月) 18:07
あ、俺わかったよ。手塚は日本の現代漫画のパイオニアというより、
おたく文化の総本山みたいな人だよ。アニオタ系漫画のほとんどは、
たどって行けば手塚を始祖にしてるんだよ。
110 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/21(月) 18:15
少年漫画は全部アニオタ系かいっ!?(笑)
111 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/21(月) 18:58
日本のまんがは全部ね。
よっ・・・横山泰三御大もっすか!?
113 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/21(月) 19:30
横山泰三は別に手塚の影響受けてないだろ?
114 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/21(月) 19:31
いや・・・だから御大の名前出してるんだけど・・・
スレの流れ読んでちょ・・・
115 :
113:2001/05/21(月) 19:39
>>114 ・アニオタ系マンガの元祖は手塚の影響(109の主張)
・手塚は少年漫画の元祖=少年漫画はアニオタ系(110の三段論法的突っ込み)
・手塚は日本のまんがの元祖=日本のまんがは全部アニオタ系(110を更に拡大解釈)
という風に読んだ。したがって、手塚の影響を受けてない老大家の名前を
出すのは変だと思った。
・「日本のまんがは全部アニオタ系」→「横山泰三も?」
というならわかるけど、それは流れに合わないと思う。どうでしょ?
116 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/21(月) 19:47
109の言うことは正しい。
117 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/21(月) 19:49
>>109 同感。「可愛らしいキャラ」の原型は手塚が作った。
それが進化を繰り返した結果が現在の萌え萌えキャラだ。
118 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/21(月) 19:53
>「日本のまんがは全部アニオタ系」→「横山泰三も?」
ああ・・・「じゃあ横山泰三もかい?(藁」とでも書けばよかったか。
皮肉の説明をしなきゃならんとは・・・
119 :
113:2001/05/21(月) 19:58
>>118 要するに、「手塚に影響受けてる漫画は全部アニオタ系だネ(笑」
みたいな話をしてると思ってたんだけど(109-111)そこで突然
手塚に影響受けてない横山泰三の話が出てきたから驚いた、っちゅう
ことです。109−111の解釈自体が間違ってたらスマソ。
120 :
113:2001/05/21(月) 20:01
しつこいけど続き。「日本のまんがは全て手塚の影響を受けてるね」
ということが主題ではないってこと。そういう話なら「横山泰三も?」
というのは有効な突っ込みになるけど、そうじゃないと思ったから。
どうも文章が下手なもので、上手く伝えられないけど、わかって貰えた
でしょうか?
121 :
1:2001/05/21(月) 20:01
>>115 素直に読めば
「日本のまんがは全部アニオタ系」→「横山泰三も?」
>>112はこれ以外のことを言った様には聞こえませんが?
122 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/21(月) 20:02
もういいです。
世の中に冗談・皮肉の類を説明しなきゃいけないほど
情けないことはありません。
123 :
121:2001/05/21(月) 20:02
>>121 すみません。クッキーが残っていたみたいで…
私は此処の1では有りません。
124 :
113:2001/05/21(月) 20:06
>>121 111-112だけを読めばもちろんその通りだと思います。ただ、「スレの流れ」
とおっしゃってたので、その前の109からの流れを踏まえてのことだと思って
ました。まあ、もういいですと仰ってるのでこちらももういいです。何か自分が
粘着ロボになった気分で鬱になってきたところだし。
125 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/21(月) 20:08
>>124 もうえ〜ちゅうの。
そんなに悔しかったのか?
126 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/21(月) 20:10
粘着ロボという表現はいいな。客観的に見れば113の言ってることの方が
正しいがこういう絡み方はキモチワルイ。
127 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/21(月) 20:13
>>109 おまえいいこといった。
これで新しくスレッドたてろ。
タイトルは「手塚治虫はアニオタ系漫画の始祖」とかで。
128 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/21(月) 20:15
129 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/21(月) 20:15
手塚の漫画はいま読むと古臭いかもしれんが、メルモちゃんあたりは
いま流行りの萌えキャラと比べても遜色なく萌えられる。ハァハァ・・・
130 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/21(月) 20:17
サファイア嬢には何回お世話になったか分からんぞ!ハァハァ・・・
131 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/21(月) 20:19
オレ、三つ目が通るの和登サンで性の目覚めを感じたよ。
132 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/21(月) 20:21
オレなんか初精通時のズリネタがミクロイドSのアゲハちゃん
裸で逆さ釣りだ!ハァハァ・・・
133 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/21(月) 20:23
オレ32歳だけどいまだにミクロイドSで抜くことあるよ。
134 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/21(月) 20:25
未来人カオスの下半身馬娘も萌えるね。ハァハァ・・・
有能なエロ漫画家ってとこか。
136 :
121:2001/05/21(月) 20:39
137 :
名無しんぼ@お腹いっぱい :2001/05/21(月) 21:02
チョコラたん萌えっ
あと
>>134という同志に会えて嬉しいっス。あの姫たんが悶えながら
変身する…ああ、今は単なる萌絵師は沢山いるけど、メタモルフォー
ゼ+エロスの快楽は手塚漫画の聖域かもしれない…と言ってみる。
138 :
109:2001/05/21(月) 21:06
なんか俺の言ったことに同意してくれて、皆さん堰を切ったように
萌えキャラ連打してくれて非常に嬉しく思います。このネタが最後
まで続いたら新スレ立ててみたいですね(続くのか?)
俺はどろろ萌えます。
139 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/21(月) 21:10
>>138 胸を押さえて顔を赤らめるどろろ萌えっ!
彼女ってあの時は何歳くらいだったんだろうね?
140 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/21(月) 21:16
人間ども集れ!の無性人間萌えっ
141 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/21(月) 21:26
中期の「人間どもあつまれ!」とか「上を下へのジレッタ」とか
あの系統もっと描いて欲しかった。
142 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/21(月) 22:25
ほーさよか
143 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/21(月) 22:38
手塚の萌えキャラって奥さんがモデル、
しかもいとこってマジ?
もしマジならライトインセストマンセー
144 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/21(月) 23:00
>>143 モデルかどうかはわからんがいとこであったのは事実だよ
145 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/21(月) 23:07
たしかリボンの騎士文庫解説で
奥さんが友達から「あなたがモデルなんじゃない?」
と指摘され云々というのがあったような…?
146 :
>139:2001/05/21(月) 23:07
10歳くらいかな?
でも、普通その年齢で、膨らんでもいない胸をあんな風に押さえたり
しないような気が。
やったとしてもグーで腕を縦に押さえると思う。
147 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/21(月) 23:59
そういや和登サンのせいでボクキャラ萌えだ、漏れは。
これまでの彼女もそんなタイプばかりだ。
手塚そんなに好きじゃないと思ってたが決定的なところでヤラレてたのか。
148 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/22(火) 01:01
やけっぱちのマリア。
ヒロインがダッチワイフってのがそもそもすごいけど
それが縛られて背中にゴミを入れられるシーン。
あれ、確信犯だよねえ。
149 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/22(火) 01:16
「最高に最低だわ」って言葉有名?
150 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/22(火) 02:39
アニオタ漫画の始祖とも言える手塚先生と藤子F先生が健在なら、
今の児童ポルノ禁止法強化の動きに対して先頭に立って戦って下さったであろうに…
この二人なら社会への影響力は絶大のはず。
151 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/22(火) 02:43
藤子fは手塚先生の路線を低年齢向けに特化しただけだろ?
別に新たな萌え路線を開拓していったわけじゃないだろ?
強いて言うならロリコンだが・・・でもあまりエロティックなものは感じないなあ。
単なる俺の趣味か。ノン子おおいに怒るやエスパー魔美で抜いた奴いるのか。
152 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/22(火) 03:14
>>151 エスパー魔美は、抜きはしないがドキッとした。
手塚も同様。
手塚→Fは、
抜きではなく萌えに向かうエロを開拓したという意味で、
漫画界における輝かしい記念碑であり続けるだろう。
153 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/22(火) 03:16
藤子Fは同じ萌え路線でも健康的だが、
手塚エロスはちと病的で、それゆえタマランものがあるのう。
「ロストワールド」のダッチ用植物人間がランプに喰われてしまう
カニバルな所とか、既出だがカオスの馬娘とか・・・
154 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/22(火) 03:18
>手塚も同様。
そんなこたぁないぞ。手塚で数百回抜いてる。
サファイアたん。ハァハァ・・・
155 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/22(火) 04:55
白土三平も、ごく初期の作品の絵の描き方には、手塚キャラクターの
描き方の影響が濃厚に認められる。
後の「劇画」運動への影響で描き方を変えて(たとえばカムイ伝位の頃など)、
70年代最初を過ぎた辺りからは、本人は絵を書かずに、別人が線を書いている。
(さいとうたかをが初期を除いてはGolGo13をほとんど自分の手で
書いていないのと同様だ)
156 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/22(火) 04:59
手塚作品も、虫プロを始めた頃辺りから、アシスタントを
使って(雑誌の週間化に対抗すべく)キャラクターの描き方を
御本尊とアシスタントが交代しながらでもかけるように
描線を統一し、簡素化した為に、キャラクターのひだとかかげが
薄れてしまう傾向が強まった。(これはまた、キャラクター商品
化を考えるにあたっても、受け入れられ安い線の描き方を指向
したと考えることもできるか。)
157 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/22(火) 05:22
手塚が人気を長期に渡って保てた一つの理由は、彼がメディアミックスと
いう手法を積極的に採っていたことが考えられる。すなわち、雑誌だけで
はなくて、ラジオやテレビ、映画などに作品を展開したこと。雑誌に
関しても幼年誌、少女誌、雑誌付録、新聞、大人の文章中心の雑誌、
映画評論などに作品をなるべくくまなく展開すべく、連載を非常に
多く受け付けて自らに過剰なノルマを課したこと。連載されること
(採用されること、打ち切られないこと)を重視して原稿料の単価を
低く抑えたことにより、競争者を間接的に排除したこと。
常に新しいメディアに進出することを心がけた。
(週間化、テレビアニメ、映画、晩年にはファミコンゲームにも対抗上
関心を持っていたと聞く。)
メディアミックスの技法は、ディズニーなどにヒントを得たのかもしれない
が映画産業が良く用いる常套手段である。ある特定の作品があたった場合に
も、いつ人気が突然なくなるかもしれないリスクを回避するために、
多数連載を心がけ、ジャンルを偏らせず、自分の不得意な分野も挑戦し、
新人や話題の作品に目を光らせて取り込むことを試みるなど周到であった。
若いアシスタントの感性にふれて、若い感覚に違和感を持ちながらでも
盗めるものは盗もうとしていたらしいことなど。
単なる少年の読者の批判や批評にも、ある程度耳を傾けたり真剣に悩む
など、人気に対する反省を怠らなかったなど。。。か。
多作だと、一本がこけてもまだ他の雑誌の連載が残っていたりするので、
すぐに存在が忘れられてしまいやすいということにはならず、盛り返して
人気を挽回したり、新連載を持ちやすいという点が、現在のジャンプ
系のような囲い込み政策で使い捨てられるのとは違って長命を保つコツ。
158 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/22(火) 06:24
つまりメタモルフォーゼ&エロスは、
手塚キャラだけでなく、
手塚本人の生き方そのものということですね!!!
159 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/22(火) 09:41
>>155 ガロかなんかで読んだけど、白土三平は手塚の影響から脱するために、かなり苦労したみたい。
絵に関しては、カムイ連載のころから、弟の岡本鉄二が担当。
160 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/22(火) 09:47
>>155 あれは、手塚の絵に濃厚な影響を受けた作家の方々が作画を担当して
たからだよ。そういう意味では白土三平も手塚ストリームの渦中の人だ
ったんだよなあ、と思う。特にワタリ、サスケの頃の作画担当者(名前失
念)は手塚の萌え路線を、完成の域までもってきたような丁寧な作画で、
非常に萌え萌え萌えーっで困る。早くに亡くなったのが残念です。
161 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/22(火) 09:49
>非常に萌え萌え萌えーっで困る
九鬼一族の鬼姫たんなんか萌え萌えでしたな。
のどが渇いたの・・・ハァハァ
手塚キャラには萌えられない……
ファンなのに。あれは萌え対象外だ。
つーか、男キャラの方が全体的に魅力あるよな。女キャラはどうもオマケっぽい。
164 :
我王:2001/05/22(火) 10:24
157>
ファミコンゲームと言うと「火の鳥」が有ったな・・・
覚えてる人いる?
165 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/22(火) 11:45
>>164 覚えてる。ノミを投げて敵を攻撃するゲームだったよね?
ファミ通の記事で、我王の写真に「ガオーッ!!」というキャプションが
ついてて変におかしかった記憶がある。
166 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/22(火) 16:26
やっぱアンチの手塚批判かまびすしい頃の方がスレが盛り上がってたな…
そういえば「手塚治虫で一番好きな作品」スレも消滅したらしいし…。
167 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/22(火) 16:30
168 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/22(火) 16:40
>>163 >つーか、男キャラの方が全体的に魅力あるよな
の部分は胴衣。
折れ、アラバスターのなるちゃんロックで何度か抜いた。
ならば女でありなおかつ男キャラでもあるサファイア嬢は最強だな、ハァハァ・・・
170 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/22(火) 17:47
いま不治テレビでメトロポリスの宣伝をやっていた
少し出ていたケンイチくん、物凄く色っぽかった。
萌え萌え。
どろろは作者の良いわけを感じる。藤子Fと違って素直になれない手塚・・・
172 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:2001/05/22(火) 19:49
結論::手塚は変態
173 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/22(火) 19:51
>手塚は変態
勿論!だからこそ素晴らしいのだ!ああ、アゲハたん、ハァハァ・・・
176 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/22(火) 23:47
アトムがてきにつかまって縛られてるシーンとか
火の鳥黎明編でナギが拷問されてるシーンが萌えー
生まれて初めての欲情であった
177 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/22(火) 23:52
アラバスターは、嫌がる透明人間の女の子の体に
無理矢理ペンキを塗るシーンがエロいなあ。
ナルシストの美少年が透明人間の女の子をレイプするってのもそうとう
倒錯してるけどな。
178 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/23(水) 00:21
日本発狂の霊体同士がいりまじるセックス描写も
何も描かれてないだけに妙にエロス・・・
「大事な物あげる。肉体関係ないもの」ってセリフだけなんだけどね〜。
179 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/23(水) 05:44
メトロポリス今週の土曜からだが。お前ら見るのかYo!
180 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/23(水) 05:54
りんたろうって良いか?
181 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:2001/05/23(水) 22:35
>179
そりゃ見るだろう
182 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/26(土) 07:30
今日から公開age
183 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/26(土) 07:49
メトロポリスってミッチイだっけか?
184 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/26(土) 08:41
スレタイトルとレス内容が見事に分離したスレになってまんがな。
誰もけなしてねえ(藁
一応貶してみよう。手塚とかいって超つまんねー。古くせ−。
冨樫の方がおもしれ−。手塚とか読んでんのアタマの固いおじさんだけさ
185 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/26(土) 08:52
過去ログを読め
全部ガイシュツだ(藁
186 :
番組の途中ですが名無しです:2001/05/26(土) 08:53
>>184 うんうん。
貴方がそれを本心から言っていないという所になんか逆に手塚の凄さがわかるよ。
またーりいこうよ。
187 :
名無し:2001/05/26(土) 08:56
仏様をわるくいえないよお
188 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/26(土) 09:11
メトロポリスおもろそうかも
189 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/26(土) 11:49
手塚最大の功績はピノコを生み出したこと
190 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/26(土) 12:11
手塚治虫訳『スーパーマン』を読んだ人はいるかー?
191 :
番組の途中ですが名無しです:2001/05/26(土) 18:06
>>189 漏れ的にはナルちゃんロック(MWとかの)とケン一くんを生み出してくれた事が
イイ!
今回の映画のケン一くん色っぽい ハァハァ
>>190 読んだことは無いけど所有はしている(最初の方をちょっと読んだらつまらなかったのでそのままに…)。
192 :
番組の途中ですが名無しです:2001/05/27(日) 01:06
age
193 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/27(日) 01:11
メトロポリスって当時では斬新だったのかもしれないが
今となってはあまりにもベタすぎるね。
と、読んでもいないくせに言ってみる
194 :
名無しんぼ@お腹いっぱい :2001/05/27(日) 01:21
駄目だ!和気あいあいとすると潰れるのが手塚スレの宿命
なんだ!誰か手塚を叩け!叩いてくれ!じゃあ俺が叩くぞ!
え〜と、え〜と…(思い浮かばない)
195 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:2001/05/27(日) 01:23
絵に関していえば手塚は古い
あと作品中に寒いギャグいれる
196 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:2001/05/27(日) 01:25
あっちょんぶりけ!
197 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/27(日) 01:33
大友とりんたろうなんて終わってるゼ!
198 :
名無しんぼ:2001/05/27(日) 01:35
映画「メトロポリス」、DVD出たら映像のためだけに買ってもいい。
199 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:2001/05/27(日) 01:36
手塚級の漫画家なんて歴史上高橋留美子と平野耕太くらいしか居ない
200 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/27(日) 01:44
今日映画見た人います?
201 :
番組の途中ですが名無しです:2001/05/27(日) 01:46
>>194 じゃあ折れがたたこうか。
作品関係では叩く事が難しいから、その他のことで。
人の身体に必要以上に触るのはやめような。誤解されるから。
202 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/27(日) 06:24
結局、手塚は映画のパクりだけで生計たててた人のような気がする。
だから弟子?の石森先生も非常に映画のパクりが多い。
原作料払わなくてもいいの?ってこちらが心配するほどに。
203 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/27(日) 06:26
204 :
番組の途中ですが名無しです:2001/05/27(日) 06:28
>>202 それを言ったら世界の映画(実写含めて)を作っている人間も原作料を手塚に払わなくちゃな。
今現在の漫画家も手塚に原作料を払わなきゃ、
ということになるね。
205 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/27(日) 06:29
手塚、大もうけだね
206 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/27(日) 06:41
最低ライン、ストーリー漫画を描いているやつは手塚に
原稿料をはらわなければならなくなるな(藁
207 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/27(日) 07:12
手塚は鳥羽僧正にアイデア料払え!!
208 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/27(日) 08:13
手塚は少なくとも経営者としては三流だ!
石森、赤塚、藤子などを抱え、それぞれ大ヒット作品を出すも虫プロは倒産。
そして倒産の際にいった手塚の一言「でも漫画は描けるのだろ?」。
そりゃ元手塚の経理だったヤツが世の中信じられなくなって松本零士の作品を食い物にする守銭奴になるよな。
209 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/27(日) 08:20
西崎”ヤク密売人”義展のこと?
210 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/27(日) 08:30
なら手塚は前時代、同時代の手塚がアイデアを借りた全ての漫画家に
アイデア料を払わなくちゃだめだな。
211 :
番組の途中ですが名無しです:2001/05/27(日) 08:34
>>208 三流どころか五流くらいじゃないの?
自殺者は出す、過労死は出す、組合を作ると聞いて「自分も入れてください」と言う。
ま、所詮は天才ということだな。
世俗的なことは全く駄目だ。
電車の切符が買えないのってネタだと思っていたよ。本当だと知った時はマジで焦った。
212 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/27(日) 11:00
手塚ってハゲだったんだね。大人になってから知ったからびっくりしたよ。
>松本零士の作品を食い物にする守銭奴になるよな。
アレは大先生の作品と言って良いものか・・・
やはりシャブ中のナショナリズムと豊田のSFマインドと大先生のロマンチシズム、
この3つがそろっていてこそのアレだったと思うぞ。
スレ違いなのでsage
214 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/27(日) 11:56
むぅ、手塚叩きが始まったが、ここに集う者は厨房じゃないんで
的を得ているからツマラン(藁。もっとこう…
「手塚は容量が少なくて能力が低い初期型コンピューターだ」とか
「冨樫の方が漫画家としては断然上」とか「BJの文庫は返本の山」
とか…色々ナイスな見解があるでしょ?
215 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/27(日) 12:07
そういう愉快な厨は前スレであらかた駆逐されちゃったからねえ。
と、ちょっと煽ってみる。
216 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/28(月) 13:02
そうそう存命中にアニメーターとして手塚を批判していた人がいた。
安彦良和。
「ガンダム記録全集」にさんざんグチ書いてた中で、手塚の
「火の鳥2992(だっけ?)」をやり玉に挙げて
ディズニーコンプレックスとかを批判してたよ。
でもこの人もアニメ界からドロップアウトして漫画家になっちゃってるんだなぁ・・・
217 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/28(月) 13:20
218 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/28(月) 13:23
スポ-ンのマクファーレン氏も製作過程似てるのに
こちらの方が成功している
キャラクター商品もあるけど、経営者としての取り組まで
漫画を大量生産しているので良作もあるが駄作も多いのは隠せない
パイオニアゆえの実験漫画が多過ぎたのも駄作を出した原因
219 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/28(月) 13:23
手塚は読者ウケしか考えない単なる商売人。
こいつのせいで芸術的漫画の出現が送れた。
そして今でも日本は商業主義的漫画であふれ返っておる。
暴力とエロが支配する三流文化にしてしまった。
アメリカやフランスが羨ましいです。
220 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/28(月) 13:26
221 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/28(月) 13:32
いや、傾聴するに値する部分もあると思うね。
>>219は「漫画」を「アニメ」に変えればなおしっくりくる。
222 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/28(月) 13:38
>>219 で、あんたは「芸術的漫画」が好きなの?
223 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/28(月) 13:40
すいません、芸術的漫画ってなんすか?
松本大洋とかあの辺り?
224 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/28(月) 13:42
>>219 「暴力とエロ」って創作意欲をかき立てるよね。
この2つに対する嫌悪感も含めて。
225 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/28(月) 13:45
メビウスとかスーパーマンとかが芸術だYO
アメコミのアート性はすばらしい。
226 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/28(月) 13:51
海外のコミックのキャラクターのシャツを着てるのは
デザインがカッコいいけど
日本の漫画のキャラがプリントされているのを着ているは
ヲタ以外何者でもない
227 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/28(月) 14:07
芸術と聞くとピリピリと反発する人間ているよネ(藁
228 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/28(月) 14:15
>>227 みんなキミみたいに無邪気になれたらいいのにね(ワラ
229 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/28(月) 14:23
なんだ、外国万歳コンプレックスなのか。
230 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/28(月) 14:24
メトロポリス映画、かなりつまらなかった。
原作読んで無いから何ともいえんけど、消化不良っていうか、何と言うか。
ロックが父が超人?の座に就く事に執着する所とか。
231 :
:2001/05/28(月) 14:27
232 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/28(月) 14:29
233 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/28(月) 14:52
>>226 欧米では欧米製のキャラはダサいとみなされてるよ。
>>233 海外コンプレックス厨房にマジレス不要だyo!
235 :
〒□□□-□□□□:2001/05/28(月) 18:36
手塚漫画は「萌えねえ」と言ってる人よ、全集の「ユニコ」1・2巻を読んでみれ。
盗賊マーシュカが最高に萌えます。
236 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/29(火) 12:39
>>217 抜き書きだけど、こんな感じ。
当時は「機動戦士ガンダム」「銀河鉄道999」「カリオストロの城」等の劇場作品
が発表され空前のアニメブーム。手塚治虫も「火の鳥2772」を発表────
(以下安彦氏の文章引用)
──十年前、確かに虫プロは二本の「アニメラマ」なる「大作」を持ち、三本目の
「哀しみのベラドンナ」は虫プロその物を文字どおり、瓦解させてしまう程の「重さ」
を発揮した。
しかし、僕はあえて断言してもいい。あれら一連の作品を規定していたのはあいも
変わらぬターゲット論の金縛りであり、意図されたのは単なる「漫画映画の『漫画映
画としての』市場拡張」に他ならなかったのだということを。
信じ難いことだが、「アニメーション技法で映画を創る」という発想の公然的な登
場を、1970年にこの途に入った僕は、ほぼ十年にも渡って待ち続けなければなら
なかったのだ。──
──手塚氏の発想は、こういう時勢(=アニメブーム)に乗ってモノをつくるんだか
ら、とにかく受けたい。沢山の客をとりたい。と言う大変素直な商業感覚によって貫
かれている。そして、その商業的な打算とマニア(氏の云う所によれば、動きのわか
る本物のアニメのわかる観客)嗜好との板挟みにあって氏は悩み、そしてその悩みが
そのまま露呈されることによって、作品はくい足りないものになったが、それは必要
な妥協だった、という訳である。だがそうだろうか。果して問題はそんな所にあるの
だろうか。──
──はっきりいってしまおう。手塚氏にとって今、最も大切なことは、右のような図
式から自らを脱却させることだ。そして、「『アニメーション映画作歌』」としての
自分を、他のあれこれの気迷いを絶ってしっかりと確立することだ。「一般の観客」
は、そうすれば自然に後に付いていく。──決して、無責任な発言ではない。氏の図
抜けた作家としての実績、その確かな、そして絶対的に固有な持ち味から察して、そ
う断じて差し支えない。
だが、「火の鳥2772」に根こそぎ表白されたのは文字どおりの「混乱」以外の
何ものでもなかった。氏が自ら認めるような構成上の混乱を筆頭に、各シークエンス
をバラバラにしてしまった演出上の混乱、「フル手法」とリミテッドの混乱、キャラ
クターの混乱、新手法の導入と、その使用にあたっての混乱、そして想像に難くない
現場の制作状況の混乱と、その為に彼らに空費されたであろう貴重な労力の物言わぬ
重み……。
二時間弱にわたって、ほとんど耐え難い苦痛のうちにそれらを見続けた僕は、その
全体をどうしてもこう名付けずにはいられなくなった。──「旧世代の混乱……」
237 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/29(火) 14:28
メトロポリス、ベタ過ぎてすまらん。映像もたいしたことないし。
ただ、主役のティマだけは萌えた。かなり萌えた。
>237みたいな意見じゃつまらんなんて言ってもはじまんないと思う…
なにがどうでどうベタでたいしたことないの?どう萌えたの?
主観だけ聞いて欲しいんだったら単なる自慰だよ。付き合わせないでね。
239 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/30(水) 03:31
手塚信者って言っていいくらい好きだけど、
ギャグで笑ったこと一度もない。ほんっとにさむい。
ギャグ漫画家としては(ギャグ漫画家じゃないんだけど)三流。
ひねりの利いた皮肉はいいけど。
240 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/30(水) 03:38
>>235 っていう事ぁ、漫画の良し悪しを
「萌えるか否か」
で決めてるオヴァカも存在するんですか?
241 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/30(水) 03:59
>>238 手塚ファンはそれが嫌なんだよ。
いちいちいきり立って「その程度の批判じゃ批判になってない」
「主観だけ聞いてほしいんだったら単なる自慰」「なにがどう
ベタなのかちゃんと説明しろ」
あんたら、他の漫画家に関してだったら他のスレッドで「ベタすぎ
てつまらん。逝ってよし」の一言で切り捨ててんじゃないの?
あるいは切り捨ててないにしてもそういう意見をROMって別に批判
として受け入れてんじゃないの?それとも何がどうベタなのかいち
いちちゃんと説明させてるの?
何で手塚ばっかり特別扱いしていちいち懇切丁寧に分析して批判せね
ばならんのよ。しかも2ちゃんで。そしてそういうもの以外はすべて
自慰扱い。付き合わせないで、じゃないよ。手塚ファンは特権階級か。
手塚自体は素晴らしいと思っていますが、2チャンにおけるこういう
手塚信者の発言が嫌いだ。
242 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/05/30(水) 14:07
>>241 別に
>>238はいきり立ってはいないだろ。
誰だって自分の好きなものの悪口言われたくないのは当たり前。それが
主観的なものなら特にね。
悪口と批評の境界線は「どこがどういう風に」ダメなのかを説明できること
だと思うよ。
>>238は悪口ではなく批評を求めてるだけの話。
俺はまだ見てないからメトロポリスに関してはわからんけど、できれば「ど
こら辺がダメだったのか」を書いてくれた方が参考になる。個人的にはね。
それに、こういう反応は手塚ファンに限らず、ごく一般的な反応だと思うけど。
だから
>何で手塚ばっかり特別扱いしていちいち懇切丁寧に分析して批判せね
>ばならんのよ。しかも2ちゃんで。そしてそういうもの以外はすべて
>自慰扱い。付き合わせないで、じゃないよ。手塚ファンは特権階級か。
この辺は君の勘違いだと思う。
ただ
>>238も、萌えにまで理由を求めるのはどうかと思うぞ。「理屈抜きで
イイ!」ってのが萌えじゃないの?(w
他の漫画家のスレだったら軽く読み流す煽りでも、
信者発言と思っていきり立つのですね。
おおあなたも手塚の名前に踊らされている。
>>241
メトロポリス(映画)について語ることは、メトロポリス(漫画)について
語ることとは別モンだよね。
いやみんなわかってるんだろうけどなんとなく。
245 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/04(月) 17:51
手塚治虫漫画大全集(DVD-ROM版)買った人いますか?
12万円もするので躊躇しているのですが、いいものなら買いたいです。
246 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/04(月) 18:07
>>241 やや乱暴で先走りがちだけど手塚ファンの痛さについては概ね同意。
まあ、そういうファンに限って自覚ないからね
247 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/04(月) 19:04
248 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/04(月) 19:34
>手塚ファンの痛さ
たかがマンガに対してもガチンコなんだよ
249 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/04(月) 19:36
いやガチンコなのはいいさ〜・・・
でも手塚批判を聞く耳持たないのはいかんね。
当方手塚漫画大好きだがそういうファンは好かん。
250 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/05(火) 09:45
age
251 :
241:2001/06/06(水) 03:17
>>242 冷静なレスをありがとう。確かにちょいと俺がいきり立っていた。
確かにどういう人であれどんな漫画家であれ悪口なり批判なり聞けば
その内容を具体的に提示してほしくなるのが当然のファン心理である
と思う。
ただ、俺はよく手塚スレッドをみているのだが(手塚ファンだから)
どうもスレの住人傾向として批判に対して嵩にかかるきらいがあると感
じていた。手塚ぎらいの厨房煽ってからかったりするぶんにはいいの
だが、何らかの批判なりがあった場合に、「その作品一つで判断する
な」「どれだけ手塚を読んでいるんだ」みたいな反応が必ず出てくる。
あるいは「それは単なる好き嫌いだ」「要は君がふだん碌な漫画をよ
んでいないんだ」とか。「君が今読んでる漫画なんかと比べ物になら
ないんだから」みたいなのもある。
要するに、「その程度の悪口だったら口にするんじゃねえよ、手塚は偉
大なんだかんな」「手塚の批判するんだったらそれ相応のことを言え」
みたいな雰囲気がある。で、挙げ句の果てには「アンチは碌な反論もで
きない」みたいなまとめ方をする。
好き嫌いを口にするのも、作品を一つだけ読んでそれによって得た感想で
批判をするのも、評論家じゃないんだから別にかまわないはず。作品の批
判に対して冷静でいられず反論したりするのはどの漫画家のファンでも一
緒だが、手塚スレ住人の場合「その程度の知識で批判するな」系の権威ぶ
った言い方がやたら多いのが気になる。で、つい「手塚ファンは特権階級か」
という言い方をしてしまったのです。
252 :
参りとるばばー:2001/06/10(日) 22:56
楳図かずお氏は手塚嫌い。
253 :
名無しさん:2001/06/11(月) 01:15
>>252 手塚が素人の頃の楳図のマンガをパクッたからだよね。
254 :
名無しさん :2001/06/11(月) 02:01
>>252 俺がきいた話では楳図が手塚に批評してもらおうと原稿をもちこんだがいつまでたっても
音沙汰がないので仕方ないので原稿を返してもらいにいったらその原稿がアシスタントたち
の模写の練習の手本にされていて、楳図がきれたとかいう話だった。
255 :
参りとるばばー:2001/06/12(火) 00:22
ただし尊敬はしているはず
256 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/14(木) 22:56
恐怖短編集にあった「大暴走」は始めからオチが読めた。
SF短編集だったら藤子Fの方が面白い。
257 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/14(木) 23:00
朝日新聞がウソを書くはずが無い<とも書いてなかったか(ワラ
258 :
プラチナ:2001/06/15(金) 02:17
生前は、国から勲位をくれるというのを、警戒して断っていた、
むしろ民間の賞をこそ喜んでいた、ところが、死後家族が
名誉と遺族年金の安定感に目がくらんで、勲位をほいほいと貰って
しまったとかいう心無いうわさは、どれだけ真実なのだろうか?
259 :
へー:2001/06/15(金) 02:34
楳図と手塚にそんな過去が・・・全然知らんかった。
私は手塚はすごい人だと思うし、アイディアもいいと思うけど、
漫画自体はあんまり好きじゃないかも。 けっこうグロいし。
人間描写もえぐいし。
楳図のは見るのもいや。 気持ち悪くて。
260 :
買うつもり:2001/06/15(金) 04:36
>>245 全集400巻を置くスペースと、お金(全集に比べて約半額らしい)がないなら
買ったほうがいいね。デビュー前の漫画「オヤジの宝島」も購入特典として
もれなくプレゼントだそうですし。
261 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/15(金) 05:19
それってモニターで読むの?
疲れないかな。
262 :
番組の途中ですが名無しですか?:2001/06/15(金) 05:51
>>258 そんなうわさがあったんですか…
手塚が生きている時は賞を与える側より与えられる側に居たいと言って、どんな賞でも喜んでもらっていましたよ。
それに、「死後家族が〜」は国からの遺族年金なんて手塚の著書に発生している著作料に比べれば
比較にならないほど微々たる物だと思うんですが。
著作権の有効期限があったりするから一概には言えませんけど。
ちなみに、手塚治虫の全ての作品の著作権保持者は手塚プロダクションではなくて長男の手塚真と夫人の手塚悦子氏です。
2人のお金を支払って手塚プロや出版社が作品を発行しているのでその収入だけで莫大な金額だと思います。
著作物に「コピーライト手塚プロダクション」と書かれていることが多いので世間的には会社が権利を持っていると思われているようですけど…
263 :
番組の途中ですが名無しですか?:2001/06/15(金) 05:52
264 :
番組の途中ですが名無しですか?:2001/06/16(土) 17:18
いや、折れは、間接的な影響で多数の人間の人生を変えたっていうことだけで凄いと思うよ。
考えてみたら、直接的(親、兄弟、周囲の人間)な影響で人生の進路を決めるのは当たり前のことで、
間接的に影響を与えて人生の進路を決める人間が居るっていうことのほうが何倍もすごいよ。
だって変な言い方だけど全く赤の他人だよ?
そんな人間に影響されてたとえば医者になったり漫画家になったりするんだもん。
無茶苦茶な影響力だよ。少なくとも手塚の作品に触れて人生の進路が変わった人間にとっては。
266 :
凸凹黒べエ:2001/06/17(日) 05:55
>>262
は信じがたい。手塚には子供が3人いた(今もまだいる)んだから、
遺産相続に他の2人をはずすことは相当無理があるのでは。旧民法下の
相続じゃないんだから。
>>266 本当にごめんなさい。詳しく書かなかったのが悪かったのかもしれません。
著作権云々は極一部を除いて遺産相続で長男と夫人に行ったものではありません。
生前からすでに2人は取締役でありました。手塚の著作物に発生した著作権は基本的に手塚プロ
で処理されます。
ですが、キャラクター商品などのマーチャンダイジング、アニメなどを除いたもの、というより「漫画原稿を書いたことによる著作権」
のみはこの二人の名前が著作権者として登録されています。
その他のほとんどの権利は手塚プロ法人格が所有しています。
亡くなった時の遺産相続ですが、金銭的なもの(現金・預金・貯金)は半分を夫人が、残りを3人兄弟で。
現住の建物は夫人が。残りの不動産動産すべて3人の子供で別けています。
で、問題の著作権ですが、相続は一切されていません。新しく発生した権利などはすべて法人格の手塚プロが所有することになりました。
子供たちはそれで良いといって揉め事も起こらなかったので丸く収まっています。
>>267 さらに追加。
上のほうで「すべての著作権は手塚夫人と〜」は誤りでした。
正しくは「漫画の原稿を書いたことにより発生したすべての著作権は〜」
と訂正させていただきます。
申し訳ありませんでした。
269 :
凸凹黒兵衛:2001/06/18(月) 03:40
法人が持つ著作権は、作品公表後50年だったと思うのですが(怪しい?)、
もしもそうだとすると、メトロポリスとか新宝島の著作権は既に消滅
しているのでしょうか?
270 :
先駆者:2001/06/18(月) 04:34
ライト兄弟は無能な3流技術者。
F15戦闘機やボーイング767を見なれてる俺には、あんな
おもちゃの飛行機飛ばしただけの兄弟をほめたたえてる奴はバカだ
と思うね。(わら
>>269 正確なところはわかりませんが、少なくとも今現在の段階では著作権が消滅しているものはないと思います。
メトロポリス・新寳島等を創作した当時は、法人は存在しませんでした。当然著作権があるとすれば個人に帰すると思います。
個人の場合は著作者の死後50年は保護されるので、手塚治虫本人が著作権を所有していれば最低でも2040年までは保護されるのではないかと思います。
法人が出来る前の著作権を法人が出来た後に譲渡した場合でも、著作者の死後50年が保護期間ですので、やはり2040年迄保護されると思います。
基本的に〜50年まで、、、というのは「著作財産権」の事だと思います。
たとえ50年経って「著作財産権」が無くなっても、「著作者人格権」は消滅しないので、勝手にどこかの会社が出版したりすることは難しいと思います。
ちなみに、「著作者人格権」は譲渡が出来ないはずですので、手塚治虫本人が当初著作権保持者だったものについては、今でも手塚治虫が権利を有していると思います。
272 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/18(月) 09:31
>>270 それ言うならリンドバーグだろ、
たかが大西洋横断したくらいで、
何でみんなが褒め称えるのか俺には全然理解できないな。
超時代遅れ。
273 :
ホワイトアルバムさん:2001/06/18(月) 10:25
>>272 リンドバーグの前に、何人死んでいるか調べろ。
ほとんど 感 で ニューヨークから パリまで飛行したのよ。
>>270 飛行機の つり合い旋回は、ライト兄弟が発見した原理。
手製の風洞で初歩的な実験も行っている。
動力飛行を誰も信じなかった時代 日露戦争の前に
動力飛行を実現したのは天才的です。
274 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/18(月) 10:30
>>273 だーかーらー270や272はネタだろー
275 :
名無しんぼ@お腹いっぱい :2001/06/18(月) 13:00
あ、すまそ > 272、270
割と尊敬している人物たちなもんで。わりかった。
276 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/18(月) 13:37
270がHNを先駆者と名乗ってることでネタだと気付くべし。
277 :
凸凹黒兵衛:2001/06/19(火) 01:54
>271
人格権に関しては、たとえば内容をかえずに復刊したり、再録する場合には
問題なくて、著作者死後50年たっておれば、遺族等の許諾を得ずにも
出版してもよいはずです。
著作権は著作物が作られたり公開されたりすることを推進する為に、
期間限定で保護するのがそもそもの意図であると聞いています。
個人が法人に譲渡したことにすれば、法人が業務で最初から著作物
を作ったのよりも長期間保護されるとは知りませんでした。多少変
な気もしますが。
278 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/19(火) 05:00
晩年の手塚作品がどうも私自身の手塚の評価を貶めている。
レイプが多すぎる。
レイプによるストーリーの強弱に頼りすぎている。
あの絵でやられると男といえど良心が痛む。
晩年の手塚ってサディスティック気味に感じる。
レイプをおもわせるシーンをはじめて少年誌で描いたのは手塚治虫
(アラバスター)
280 :
272:2001/06/19(火) 05:20
全く・・・うかつにネタも書けんわい。
281 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/19(火) 09:28
>>279 それ以前にも数限り無くあるぞ。「銭ゲバ」「ドーベルマン刑事」「はだしのゲン」…
282 :
281:2001/06/19(火) 09:38
勘違い。ごめん、「アラバスター」の方が古かった。
「ブラックジャック」より古かったんだね、これ。
283 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/19(火) 12:02
>>271 つまり、あの糞ディズニーの著作権がなかなか消滅しねえなあ、と思ってたら
っそーゆーカラクリだったんすか。
284 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/19(火) 12:22
>>278 同意。
「陽だまりの樹」なんか酷いモノだ。
お品だけでもきついのに、おせきの扱いにはあきれた。
でも手塚治虫作品はもともとサディスティックな要素多いと思うが。
285 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/19(火) 15:34
ロスト・ワールドの娘なんかランプに喰われちゃうしな
286 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/19(火) 15:51
>>285 ランプ!口元についているその緑の液体はなんだ!?
まさかお前…アヤメを…(絶句)
ちなみにロスト・ワールドの双児の少女達は、醜くて女性に相手
にされない科学者が慰み用に作った植物人間。…ぐはぁっ!
287 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/19(火) 16:06
すごい設定だよな・・・ヒロインがダッチ用だもの。
それでいて最後は自主規制で
「僕たちは兄妹になろう!」
「お兄様!」
・・・てのがまたなんとも(笑)
288 :
あらすぃ:2001/06/20(水) 17:08
手塚って子供3人もいるのに
孫っていないんだよね
手塚の血を引いたものはいなくなるのかな
このままでは
289 :
名無しさん:2001/06/21(木) 16:49
AGE
290 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/21(木) 17:21
11 : 自衛隊隊員は雑魚 (124)
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92 : 江沢民国家主席狙撃される (8)
291 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/21(木) 19:03
出身地の長野でオリムピックを先導したとして西武グループを目の仇にしてる
あの「本多勝一」が「手塚氏は西武がどのような集団か知っていたら、野球チ
ームのデザインに自分のキャラを使わせたりしなかったハズだ」という意味の
文章をどこかで書いていた。
ボクは思う。「手塚氏は自分の仕事をお金に替えることと、自分の政治的な信
条のようなものは見事に分けて考えることに少しも躊躇しない人ではないか」と。
292 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/21(木) 20:28
手塚まことってうらやましい。
>>291 生前は仕事で日本共産党の党大会に何度も来ていたし、機関紙「赤旗」にも連載していた。
で、コメントなどで「私は日本共産党を応援します」とか「日本を救えるのは日本共産党だけです」
とか書いていたけど、実際のところ本人は共産党はどちらかというと嫌いなんだと…
だから自分の個人的な信条と仕事でのコメントは分けて考えていた、というのは全くその通りだと思います。
294 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/23(土) 01:53
>>288 手塚治虫のベレー帽から採取された毛髪を元に、クローン人間を
作ってその天才の資質の解明に迫る極秘の国家プロジェクトが。。。
という冗談も、本気でもしそうだったらと考えてファンタジーの
世界に浸かるのもまた悪くない。
295 :
:2001/06/24(日) 01:27
手塚治虫って死ぬまで学校経歴を詐称し年齢も偽っていたのだけど、
マスコミはそれをリークしなかったな。いまだに古い資料の
うそのデータをもとにいsて間違った記述になっている
解説があったりするようだ。
296 :
:2001/06/24(日) 01:35
>>294 手塚がそういう設定で漫画描いたら、
クローンは漫画の才能がなくて逃亡して
発見された時には音楽家とかになってるとかいう
話になりそうだな。
297 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/24(日) 07:44
学歴 阪大医学部
享年 60才(前後)
ではなかったのですか?
298 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/24(日) 13:09
>>295 それって、くされディズニーと一緒ジャン。
流石に尊敬しただけあるね。
299 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/24(日) 13:11
>>295 興味ある話ですね。
ソースを教えてください。
>>297 正確には
付属専門部卒で享年60だよ。
一番最初の死去のニュース速報は殆どの所が享年63って伝えていたよ。大阪大学医学部卒だ、とも書いてあった。
>>299 ソースっていうか今ではそれは周知の事実になっているよ。
死去したあとに出た単行本の筆者略歴、手塚治虫関連図書などには全て載っているよ。
今すぐ知りたければ手塚プロダクションの公式サイトに行けば載っていると思うよ。
302 :
BJ好き。:2001/06/25(月) 23:21
BJの一エピソードに、経歴をごまかしている(BJじゃない)医者の
話が出てくるのが興味深い。
>>302 あ〜おじいさんでしょ?
医師免許を持っていなかったんだけど、最後に免許を取るのに大学に通い始めたって言う話。
その話結構好き。
304 :
:2001/06/26(火) 10:04
付属専門部は確か太平洋戦争で不足するであろう医師の促成栽培を狙って
つくられた専門学校相当のものだったのでは。2年制なのかな?
それで経歴を偽って医学部卒にする為には、年齢を2年だか3年だか
サバを読む必要があった。だから生年月日の生年もごまかしていた。
本当の年齢が一般に公開されたのは死後のことであり、ファンの多くは
当惑したはずである。
戦時のドサクサででっち上げた学校だったから、敗戦後の経過措置で
廃止されたと思う。(ひょっとして厚生省ではなくて陸軍関係の医学校
なのか?)一応卒業したはずだが、はたして付属専門部卒の場合に、
医師として開業ができる資格が得られたものなのかどうなのか、
よくしらない。
詳しい人や関係者のフォローを望む。
305 :
細菌部隊 :2001/06/26(火) 10:23
「38度線上の怪物」だったかには細菌部隊というような
副題がついていたとおもうけど、日本軍の細菌部隊の存在は
GHQとの裏取引で隠され、伏せられていたはずで、その存在を
しっていたのは、軍と軍に関係の深い医学関係者だけであった
はずなので、手塚治虫は先輩か教授あたりから旧日本軍の
細菌戦の為の石井731部隊の話などをある程度聞いていたのだろう
と想像する。しかしなぜか結局731部隊あるいは細菌兵器、
細菌戦をテーマにしたような漫画は書かなかったなあ。
北一輝の出てくるはずの漫画が切られねばひょっとして
あったかもしれないが。
306 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/26(火) 10:54
どんな研究成果で医学博士とったの?
307 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/26(火) 11:48
308 :
手塚治虫と原発事故:2001/06/26(火) 12:37
手塚治虫のSF作品は世界崩壊ものが少なからずあるのだけども、
スリーマイル原発とかチェルノブイリ原発の事故に対して、
彼がどのような意見や感想をもっていたのかぜひ知りたい。
作品とか文章とかで残っているものがあれば、ポインターをよろしく。
309 :
名無しさん:2001/06/26(火) 16:46
インターネットで配信するブラックジャックのアニメが
7月頃みれるらしい
宇多田ヒカルがピノコの声優だぞ
宇多田ってBJがすきだとかいって髪型まねしてたけど
せいゆうまでするとは
310 :
奈:2001/06/26(火) 22:09
AGE
311 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/26(火) 22:16
>>302、303
「古和医院」の話をしているんだと思うが、同じようなニセ医者の話はもうひとつあって、こっちはまるで無能だった。
それでもBJの銃そうから弾丸を摘出する。
ビデオで出てるブラックジャックの声優はまってたのになー。
宇多田のピノコなんてヤだよ。アッチョンブリケ。
313 :
奈:2001/06/27(水) 16:49
>309
8月からだよ
314 :
七寝具:2001/06/27(水) 17:10
宇多田はドクターキリコでいい
ピノコの声はちゃんと合った声優さんに
やってもらいたい!!
315 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/27(水) 17:21
316 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/27(水) 18:32
いままでのピノコって水谷優子?
317 :
Cyberブルー:2001/06/28(木) 19:21
300と17だ
318 :
立川断層:2001/06/29(金) 07:20
りんたろうの言説によれば手塚治虫が生前にはメトロポリス原作の
アニメ映画化には価値がないといって乗り気ではなかったこと。
また、漫画の解説や80年代においてリストレーションされたフィルムの
解説で、彼は漫画を書いた当時には映画を見たことはなくて映画雑誌の
解説だけを読んでてきとうに作ったというような説明をしている。
メトロポリスは20世紀のSF映画歴史の10指に入る重要な傑作であると
アメリカでさえ認識されているぐらいの壮大な構想と巨費を投じた
作品である。(スターウォーズや2001年宇宙の旅などが価値において
上回るとされるようだが)
まして戦前と戦後直後の手塚のメトロポリス漫画が書かれた時期に
おいてはSFのマニアであるていどの年齢の主であれば知らぬものは
なかっただろう。だから、あるていどパクリの印象は免れずに、
そのことを多少なりとも後ろめたく思っていたのではないだろうか。
だからアニメフィルムにして世界に向けてリリースするのは
彼のクリエータ魂からすれば、不名誉だと考えていた可能性は高い。
映画もはたして本当に当時見ていなかったかどうかは、家族も
亡くなってしまっている以上、検証困難である。
見ていなかったことを証明するのは、見たことがあることを証明
するよりもずっとむつかしい。
それで、ながらく疑問に思っていたが、最近インターネットを
検索していて多少のてがかりを発見した。
手塚は幼少期にこれを読んでいたのではないかと思われるメトロポリス本:
『メトロポリス他一篇』改造社刊(世界大衆文学全集第十五巻)。カバー付。
ハルボウ「メトロポリス」ルース「殿方は金髪がお好き」秦豊吉訳。昭和3年11月10日発行。
定価80銭。巻頭口絵映画「メトロポリス」カラー着色スチール、
「メトロポリス」楽譜、作者、訳者写真。☆映画「メトロポリス」スチール多数収録。
http://www3.tky.3web.ne.jp/~taqueshi/maruki.html どの程度参考にしたかや内容に関しては検証を要する興味深い資料であろう。
「スチール多数」がどういったものであるかなど。。。
あと、この改造社刊の世界大衆文学全集の他のタイトルには
なにが含まれているかも調査要(たとえば罪と罰とかファウストとか鉄仮面
などが含まれているのではないかなど)。
あの昭和初期の当時は日本の出版界では円本ブームが沸き起こったと
されて、シリーズもので世界文学全集の類がいろいろと刊行された
時期であるということは、日本の本の出版の歴史を読んで知っていたが、
手塚の若くしてデビューにしては高度に教養の持ち主であったことは
家庭にこのような文学全集があったか、あるいは小学校の図書館に
そのような本がそろっていたのではないかなどと想像すると楽しい。
319 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/29(金) 17:58
320 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/30(土) 16:19
>>304 阪大は知らないけど、単科医大の多くは戦前は医学専門学校だったはずなので
医師免許はとれたと思う。
旧制大学の医学部は、今でいうと大学院の博士過程まで含んでいたんじゃ
なかったかな。
321 :
>>320:2001/07/01(日) 09:32
専門学校って短大卒業レベルなのではないの?
戦前と今は制度が違うのかな。
322 :
手塚の正体:2001/07/05(木) 06:25
彼はまともな異性愛を描ける漫画家ではない。
多くの場合、恋愛対象がロボットだったり、宇宙人だったり
自我の確立してない少女だったりする。
『やけっぱちのマリア』では、ダッチワイフが相手だし、
『るんは風の中』では、完全に自分の妄想の中で恋愛している。
そういう設定だと主人公はピュアな人物として生き生き描かれる。
それに対して普通の大人同士の恋愛は
いかにもストーリーの都合から付け加えたという印象で薄っぺらだ。
一目惚れという安易な設定が異常に多いのも特徴だ。
『火の鳥・未来編』の猿田博士は、
現実の女性に相手にされず、
自分を愛するようプログラムした女性型ロボットに囲まれている。
結局、それが手塚治虫の正体なのかもしれないと思った。
323 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/07/05(木) 08:32
>>322 正体とか言って喜ぶ以前に、それはもともと作者の暗示的な表現でしょう。その例の中の『火の鳥・未来編』についてだけ言えば、ですが。
ところで、『まともな異性愛を描ける漫画家』って、例えば誰?
324 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/07/05(木) 10:58
ラブひなだろ
326 :
:2001/07/05(木) 15:03
>>322 男女共学ではなかった世代と今の大多数の共学教育世代とでは
メンタリティーが違うのはいたし方ないかもしれないが、
母と妹が女性の代表格で、あとはハリウッド女優、宝塚俳優
を相手に思春期を過ごしたであろう。
おかしなコンプレックスにとりつかれて民話やSFの異型愛に
異常にひかれる。
ねた晴らしになるけど、異星人や妖怪をさぐる話の場合には、
女性キャラクターやヒロインを疑えばまずあたるのだ。
女はみんな、母や妹のようにプラトニックで神聖なる対象であるか、
あるいは直接手出しをすべきではない動物や妖怪、宇宙人という
ことにして昇華されている。だから面白い。
女性をすばらしいものにするには、学校教育を昔式に戻して、
男女分離した方が魅力が増すこと間違いなし。
もう、散々ガイシュツだけどさ、トキワ荘のメンバーは金まで出して上京させて、アパートの敷金まで負担。
仕事の世話から、出版社の紹介等いろいろな面で支援。
COMを創刊して新人マンが家の発掘。
ガロが左前の噂を聞きつけると、まんがの弁当箱の企画を出して、支援・・・・
ツクヅク他人の才能をほっとけない人のようだね。
そのくせ、そうやって手取り足取り育てた才能に、露骨に嫉妬する・・・因果なお方。
328 :
:2001/07/05(木) 22:29
動物も、子供が独り立ちするころになると、親は子供がそばによって近づこう
とすると、うなって蹴散らして追いやるという。
手塚が嫉妬しなかった漫画家はある意味で、手塚にとってその存在を脅かす
ものではなかったか、平凡で問題にするにはあたらない
アシスタントレベル程度の作家だったということだろう。
329 :
:2001/07/06(金) 06:49
>動物も、子供が独り立ちするころになると、親は子供がそばによって近づこう
>とすると、うなって蹴散らして追いやるという。
ほう、それは嫉妬からくる行為だったのか。勉強になるなあ。
330 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/07/06(金) 09:16
つうかさー、手塚治虫って野生動物ってことでいいわけ?
331 :
ファン:2001/07/07(土) 02:53
漫画家はあるいみで食うか食われるかの競争社会だろ。
読者投票で人気が下がれば、大家であっても連載を中止されてしまう。
人気がまったく無くなれば実質廃業せねばならない。
連載枠、読者人気という限られた資源をめぐっての毎週繰り返される
争奪競争だ。
彼は漫画家になってからずっと、漫画家として廃業になってしまうんじゃ
ないかという恐怖感に追われながら走っていたんではないかとも思う。
332 :
おもしろいな:2001/07/09(月) 02:58
333 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/07/09(月) 03:03
322
シュマリや奇子やMWや地球を呑むを読んでも一回チャレンジ!
334 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/07/10(火) 11:36
335 :
名無しさん:2001/07/10(火) 12:38
>288
せめて日本人の平均寿命ぐらい生きてたらよかったのに
336 :
本当に「惜しい人」を亡くした:2001/07/12(木) 13:00
手塚治虫が仮にアニメに手を出さなければ、あれほどの人気と作家としての
長寿を維持できなかった可能性は高いが、その引き換えに本質的な
優れた作品をもっと多く残せたのではないかという疑問が常に残る。
旧虫プロから手を引いた以降に、アニメ製作を再会しなければ、
漫画作品製作の質や量の点においてはるかによかったのではないかという
疑問をファンとしてはもちつづけざるを得ない。
他のおおかたの漫画家のように、原作の提供だけにとどめて実際の
製作やらなんやらは、第三者に任せておけばある程度適当に作って
くれるというのでよかったのではないか? 虫プロ立ち上げのときは、
実験アニメーションへ手始めでもあり日本のTVアニメ産業を興した
という面があるけれども、長編の24時間アニメなどを自分のプロダ
クションを中心にして製作する必然性はなかったように思われる。
作家としての寿命を無駄遣いしたように感じるのである。
(実験的アニメーション、特に短編のものは意義が高いと思うが)
正妻と妾論になってしまえば、わざわざ妾を持つということは
妾に魅力があるからだという当然の論理になってしまうけれども。
デビュー時から中期にかけてはSFなどでは相対的に圧倒的に水準を抜いた
知識をお持ちだったのに、晩年は(基礎的な科学や技術については)
勉強が不足していたように思うのも残念なところ。あとあまりにも
映画のファンとして、固有の米映画のパロディー的な設定や筋を
モロで出してくる漫画作品は、個人的にはいやだった。
60歳まで現役であり、死去が非常に惜しまれるということは
非常にすばらしいことである。
医者がやぶであったか、あるいは医学批判の作品がある程度
あったので、その手の筋からわざといい加減な診断をして
不作為の殺人をやられたのではないかという思いがかすかに残る。
337 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/07/12(木) 18:19
偉大じゃないんだ。ふーん。
338 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/07/12(木) 18:34
「怪談負け女郎(原作・小泉八雲←ウソ)」age
339 :
茜丸の嫉妬:2001/07/14(土) 00:07
>327
それは手塚治虫が茜丸だからだと思う。
というより恐らく手塚は茜丸を自画像として描いてる。
石森の『ジュン』が手塚の嫉妬で中断させられたのが1969年2月。
『火の鳥・鳳凰編』の連載開始が1969年8月だ。
『鳳凰編』が『火の鳥』屈指の名作になったのは
自分自身の醜悪な面をさらけだしたことで
ただの作り物ではない迫力が宿ったからだ。
340 :
手塚の葛藤:2001/07/14(土) 09:07
>>339 おもしろいね。石森のマンガによると、手塚治虫かなり自己嫌悪入ってた見たいだし。
茜丸=自画像って十分考えられるよ。
そう思って思い出してみると、我王(字合ってる?)って石森が描く自画像にそこはかとなく
似ているような気がしてくる。
341 :
劇画VS漫画:2001/07/14(土) 22:53
お上品な漫画と(下品とされていたが生活臭のする)劇画の対決
のような関係と捉えて、自虐を込めて描いたとみなすことができる。
確かに地位のある自分の自画像のようにもなっている。
手塚の家系はもっぱら死後によく書かれるようになったが、
そうとういい家の坊ちゃんだった。
但し、大多数の貧しい雑誌読者層からの心理的反発をかうのを恐れて
ではないかと思うのだが、医者だということ以外には、その方面の
事実は(自慢するのではないにしても)語っていなかった。
内心では底辺生活を描くものが多かった劇画作品には、同じ傾向の土壌
では、まったく競合はできないと感じていたようである。
片手をきられた我王は水木しげるを多少なりとも連想させるものがあるし、
あの漫画読んだ限りでは、芸術家は権力をバックにすると堕落して
権力の道具となってしまうが、政権争いの際には使い捨てにもされも
するというむなしさを描いたストーリー構成になっている。
晩年の手塚が実は国からの勲章の授与を拒絶していたと”噂”されて
いることも興味深い。本宮が国会議員に立候補するような動きを見せ
たときにも、相当にたしなめている。
342 :
花板:2001/07/15(日) 01:14
>>341 実際にはうわさとは違って勲章は大変欲しがっていたよ。
民間からの賞は「生涯現役でいたいからあげる側よりつねにもらう側でいたい」と語っていたのは知られているけど、官からの賞は
国からのお墨付きなどをもらって大家然とするのが嫌だ、と思っていたと世間から思われていたようだけど実際は勲章は大変欲しがっていたよ。
あるとき国民栄誉賞の話題が出たとき、手塚先生ももらって当然ですよね、と言うようなことを周りから言われてまんざらでもなかったようだし、
その後ボソッと「いいな〜自分も欲しいな」とテレビでの受賞の模様を見ながら独り言を言っていた事があった。
343 :
:2001/07/16(月) 02:21
そうなのかね?いろいろな本ごとに記述が違うようだがね。
>>342が真実を語っているとすれば、手塚プロ関係者か家族
相当ということになる。
344 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/07/16(月) 03:23
まあ、こうやって「伝説」は作られていくのだろう。
345 :
花板:2001/07/16(月) 06:09
>>343 一応元社員(アシスタントやアニメーターでは無い)という事で。
346 :
名無しさん:2001/07/16(月) 13:30
>336
その米映画のパロディーと言われる手塚のマンガとは?
347 :
336じゃないが…:2001/07/16(月) 13:47
80年代に書かれた「こじき姫ルンペネラ」(だっけ?)は、それ
だけ(洋画のパロディー)で構成された漫画だった。でも、あれは
完全なパロディー漫画だから筋を借りたとかいうのとは違うかな。
個人的には、「ゴブリン公爵」の終盤、巨大な燈台鬼が新宿を荒し
回り、最後は火山に身を投じると言う「ゴジラ(84)」まんまの
展開に萎えた。
…もしかして336氏は「未来人カオス」が「スターウォーズ」のパ
クリっぽくて嫌だとか?
348 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/07/17(火) 01:28
こっちに書いて良いのかな?
鉄腕アトムスレって無いよね、、。
年内に発売されるアトム(初期)のDVDに幻の「みどろが沼」
(うろ覚え)が収録されるよ。
石森章太郎が担当して作ったのを、手塚が気に入らなくてフィルム
捨てたってやつ。
349 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/07/17(火) 08:42
スレタイトルが浮いている
350 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/07/18(水) 02:16
元々は煽りの駄スレだったからな
351 :
:2001/07/20(金) 06:08
原稿を15万枚書いたとかいって自慢しているけど、
アニメのメトロポリス1作5年分の作画枚数と同じぐらいじゃないか。
>>351 意味不明れす。「1作5年分」ってなんんれすか?
折れも意味不明だった…
なんんれすか?→なんれすか?
>>351さんはプロになってから死ぬまで一年365日休み無く40年以上毎日常に10ページ以上の原稿を描き続ける事が出来ますか?
中にはさらっと描いたものも含まれるけど、殆どはそれなりの作画レベルで、カラー原稿も含まれるんだよ。
それが出来るんであれば
>>351は同じ事をもっと声を大にして言ったほうが良いよ。
age
355 :
あほか! :2001/07/21(土) 03:08
多人数で製作するアニメーションと、単独あるいは少人数で製作する
漫画を一緒にするのは、論外。枚数が何を意味するかしらないけど、
アニメの枚数が中割りまで入れてのことだったら、あまり意味の無い
数字だと思わんかい。大体、映画のストーリ1本と100以上に及ぶ
漫画のストーリをその考案する労苦の比較が抜けている。
356 :
奈:2001/07/21(土) 15:44
手塚のおもしろくない作品でも若い漫画家のつまらない作品よりはいいんだよな
357 :
名無しさん:2001/07/21(土) 15:52
>356
確かに手塚の駄作とかはまだいいんだけどね
アラバスターとかはけっこういいし
いやアラバスターを駄作って言うと悪いかな
358 :
名無しVC:2001/07/21(土) 16:11
タマサブローが好きだけど
手塚ファンの七色インコの評判はどうなのかな
359 :
322:2001/07/21(土) 18:34
>>323 >『まともな異性愛を描ける漫画家』って、例えば誰?
1.岡崎京子 『リバーズエッジ』
2.望月峯太郎『バタアシ金魚』
3.吉野朔美 『少年は荒野をめざす』
1は恋愛に依存する寂しい人間像を
2は身勝手な思いこみだけの迷惑な恋愛を
3はナルチシズムの裏返しである恋愛を
いずれも片思いが自己中心的な欲望だと踏まえた上で
互いの思惑のずれを架橋する恋愛を描いている。
360 :
322:2001/07/21(土) 18:35
>>333 >シュマリや奇子やMWや地球を呑むを読んでも一回チャレンジ!
『シュマリ』は手塚の描いた恋愛の中では確かに出色だ。
一途な想いが安易に相手に受け容れられたりしない。
しかし、結局は一途な想いしか描けてないとも言える。
そこに手塚の限界と特徴が読める。
シュマリには、そして恐らく手塚にも
愛してるつもりの相手が本当には何を求めているかは分かっていない。
だから自分の側の情熱的な心情は描けても
相手との「関係」は表層部分しか描けない。
手塚は自分の創造した世界の中で絶対的な造物主として君臨している。
その彼にとって他者の思惑を無視した自分だけの心情が
純粋、つまり混じりけがない感情に思えてくるのは当然だ。
手塚にとって恋愛とは生身の他者との関係ではなく
彼の空想の中にしか存在しないユートピアなのだ。
361 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/07/21(土) 18:38
おもしろそう
362 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/07/21(土) 18:41
コノイタ( ´∀`)イイ。
363 :
名無しVC:2001/07/23(月) 14:04
AGE
りんたろうイカクセー
365 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/07/27(金) 04:30
幻魔幻魔
366 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/07/28(土) 14:46
B・Jネットアニメのプロモ見た。
ウタダピノコ萎え。
大塚明夫と並ぶと余計つらい。
頼むから声優と役者以外は声を当てないでくれ…
367 :
:2001/07/28(土) 16:33
日本の古文学に「とりかえばや物語」っていうのがあるのを知った。
男女が入れ替わる話は、(宝塚や歌舞伎にかぎらず)
日本の文学の伝統の一部だったのだ。
368 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/07/28(土) 16:40
無能とは思わないが、罪が多いのは事実だね。
369 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/07/29(日) 01:15
370 :
:2001/07/29(日) 01:22
371 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/07/29(日) 01:44
◆ 有料ゾーンでは、メニューが増え、さらに先生とピノコの声が聴けます。
いや、別に聞けなくてもイイです。
372 :
名無しんぼ@お腹いっぱい :2001/07/29(日) 02:04
>>370 見た。
・・・・手塚先生も浮かばれんな。
373 :
矢口高雄のメトロポリス:2001/07/29(日) 03:55
矢口高雄が手塚治虫の「メトロポリス」を、自分の絵で解説して
ストーリーを紹介している漫画があるそうだけど、何かの単行本に
収録されているの?
374 :
>373:2001/07/29(日) 03:59
矢口高雄の自伝、手塚治虫への追悼漫画だよ。単行本も出てる。
メトロポリスの解説漫画じゃないよ、矢口自身の漫画への目覚めの物語。
検索すれば分かるよ、多分。
375 :
ばかやろうー手塚プロ:2001/07/29(日) 04:01
手塚先生が製作したら、絶対にあのオカマのような声のピノコは
はずすな。手塚プロには、手塚ブランドを破壊する為のクサが
送り込まれているとしか思えん。さもなくば、遺族がオオアホ
なんだよ、あれは。
>>366 ふざけんな!
ヒッキーは橋本シンヤ以下!!(アニメグラップラー刃牙)
氏んで詫びろ。
377 :
>373:2001/07/29(日) 04:21
矢口高雄「ボクの手塚治虫」毎日新聞社 ISBN4-620-77040-X,1989年
矢口高雄「ボクの手塚治虫」講談社 ISBN4-06-185582-4,1994年
が多分そうだとおもわれ。
378 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/07/29(日) 14:49
>>366 >>376 激しく同意!! つうか、宇多田もさぁ、本当にBJが好きなんだったら
「私の声のせいでせっかくの作品をダメにしてしまうわけにはいきませんっ!」
と考えて自ら断るだろうに…
379 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/07/29(日) 21:31
380 :
:2001/07/31(火) 14:59
宇多田も、この声優やらないと生活にこまる程の落ち目なのか?
手塚プロから相当にいいギャラを貰ったのか?
手塚真はオヤジと違ってアホなのか?
手塚真ってあれにかかわってるの?
382 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/07/31(火) 15:06
>>380 宇多田起用
↓
新聞、TV、芸能誌で紹介
↓
視聴者増加
↓
加入者増加
↓
(゚д゚)ウマー
↑を狙ったのだろうが、思いがけない宇多田の爆発力で
元も子もなくなるとは想像してなかったんだろうな。
385 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/07/31(火) 21:37
殺意を覚えるほどのへもさ加減、かつてなかったほどのミスマッチ。
公式掲示板が賛美ばかりってのも終わってる。
この板のカラーじゃないけど、荒らし依頼して罵倒書き込み埋めてみたいよ。
386 :
関係ない名無しですが:2001/07/31(火) 21:42
公式掲示板が賛美ばかりというのは確かに・・・。
なぜか新聞(何新聞だったか忘れたが)も学歴詐称を隠してた。
ドン・ドラキュラがアニメ化すればいいのになー・・・
388 :
イギー:2001/08/04(土) 19:56
夏目さんが言ってたよ「この人は怖い人だ」って。
やはりある種の才能がある人は茶の間ではいい人演じてても
真剣に対峙すると生々しい威厳とか貫禄があるんだろうね。
389 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/04(土) 20:01
1の方が3流だ。
390 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/04(土) 20:07
怖い人だってのは「グランドール」読めば分かる。
391 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/04(土) 20:13
手塚漫画の限界について体系的に考察された本がそろそろ一冊欲しいなあ。
ちなみに大塚英志の手塚批判はその可能性を持ちながらも単純化しすぎて
結局説得力に乏しいものに成り下がったと思う。嗅覚はそこそこ鋭いのに
(手塚は大江健三郎と並ぶ戦後民主主義の権化だろう。性格もたぶん似て
いる。しかし手塚の限界は絵じゃあない)評論家としては三流だから仕方
ないか。
392 :
イギー:2001/08/04(土) 20:14
ところでこの人って生涯とおして童貞だったって本当?
たしかにそんな顔ではあるけれど・・・
じゃあ、奥さんだけじゃなく息子の手塚真がいるのは何なんだろう?
>>392
知れたこと
養子よ
396 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/04(土) 20:27
397 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/04(土) 23:40
>394
クローンだよ
だからあんなに顔が似てるんだよ
でも当時の技術では才能までクローンできなかったんだ
398 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/05(日) 02:01
>>388さん
「夏目さん」って、マンガ夜話の房之介さんのことですか?
どんなシチュエーションで「怖い」って言ったのか気になりますね。
>>391さん
「大塚英志の手塚批判」って、どんなものですか?
大江さんと性格が似てるっていうのは僕も同感ですけれど
手塚さん本人は自分が三島由紀夫と似てると思ってたみたいです。
どうなんだろう??って感じですが。
399 :
>>398:2001/08/05(日) 11:07
まあ、漫画業界の人で、手塚治虫と正面きって喧嘩できた人はそうはいないさ。
いろんなところに親衛隊やら手塚信者やら手塚と仕事の関係のある人が
網の目のように張り巡らされている。マスコミにも信者がいる。
というわけで、タブー、一種の天皇だったのだから。
こわいというのも当然さ。
400 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/05(日) 13:01
手塚先生って、アニメを作る為の資金作りの為に漫画を描いていたんでしょう?
そう言う漫画にどうこう言っても意味が無いですよ。
多分、
「先生の漫画面白いですね。」とか言ったら
「そんな事よりこのフィルムを見てくれ。リアルな動きだろ!ロトスコーピングと言う技術をつかっているんだ!!」
とか言っていたのでは。
401 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/05(日) 13:04
ブラックジャック大好きなんだが、何か?
いいじゃねぇかよ人それぞれだ。
他人を3流とかいうやつは自分のことどう考えてんだか。
402 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/05(日) 13:10
>>400 えっと続き。
手でアニメをつくって足で漫画を描いて。
そんな芸当が出来る手塚先生はまごう事無き天才です。
漫画マニアからすると
「もっと真剣に漫画描いてくれよ!!」
ってのが手塚批判になるのかな。
もともと映画の手法を漫画に取り入れた所が神様呼ばわりされるきっかけだから、
僕の漫画は映画のコンテに過ぎないんだ〜でも別に良いのでは。
403 :
:2001/08/05(日) 13:16
陽だまりの樹読み終えたよ
おもしろかった。
平助萌え
でがんすー フガー!
404 :
:2001/08/05(日) 13:18
>>403 平助って絶対剣豪だよねぇ
絶対万二郎よりも強かったと思う。
「ヨイショッと」
>「もっと真剣に漫画描いてくれよ!!」
>ってのが手塚批判になるのかな。
そうなんだよなー。命削って描いてる印象も一方ではあるんだけど。
やっぱり「才能」 だけで描いてるよなー。
406 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/05(日) 18:48
「才能というのは過剰ではなくて欠落だ、
ありとあらゆる能力を使ってその欠落を埋めようとする、
それが表現なんだ。」
407 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/05(日) 18:52
じゃあなぜスポーツ(特に武道)の欠落を埋めようとしなかったんだろう?
408 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/05(日) 18:55
手塚が3流??
じゃあ この世に1流作家が存在するのか??
>>1
409 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/05(日) 19:06
100年は名前が残る人でしょう
っていうか知名度考えれば3流なんて発想がタワケだと気が付かないのか?1は
過去ログ読まない人っているよね…
411 :
:2001/08/05(日) 19:35
>>408 いややっぱり手塚は天才だと思う。
子供向けざけじゃなくて大人向けの作品も読んでみなよ。
「陽だまりの樹」なんか、瓦の一枚一枚まですごく細かいところまで手を抜か
ないで描いてあるし、キャラ立ちまくりだし。もう絶品。
真剣に読んでると、本当に自分が江戸時代に住んでるような気分になってくる
よ。問題があるとしたら、女の子はすごくカワイく描けてるんだけど、みんな
同じに見えてしまうこと。お紺、お品、おツネ、お綾みんな同じ顔に見えた(w
412 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/05(日) 20:15
そうだよ。ログぐらい見ようぜ。
ここはまったりほがらかな気分で進んでいるんだから。
「無能」がひっかかるんだろ?
毒蝮三太夫
>>398 大塚の手塚批判は「戦後まんがの表現空間」(法蔵館)の第一部1章及び終章
に収録され、今年になって講談社現代新書、教養としての<まんが・アニメ>
にほぼこれを踏まえて加筆、修正されたものが収録されている。
簡単に言うと、大塚は、手塚が「ぱふ」のインタビューで、彼自身がデッサン
・コンプレックスを持っているゆえに、自分のまんがは絵ではなく記号の
パターンで出来ている、と語った「まんが記号説」に着目して、手塚自身の
言う、「アニメ的な動きを加えないと生身の人間を表現しえないまんがを起源
としている戦後まんが全体を、今日に至るまで戦後漫画表現としての限界を
根本から規定しているものとして、批判する。そして写実的でリアルな表現
を選び取れなかったことで生身の身体=性的身体をうまく描くことが出来ない、
と指摘しつつ、終章では鉄腕アトムを皮切りに、ピノコや百鬼丸など、手塚
まんがに「成熟を阻まれた身体を持つ子ども」のモチーフが頻繁に現れること
を指摘し、彼らを戦後民主主義日本を象徴するもとして規定している。
(これはあくまで手塚にかかわる抜粋に過ぎないが、このアイデアが全体
を規定しているといえるだろう、要約に不備があれば指摘してくれ)
大塚の戦後まんが論についてはうなづける面が全くないとは言わないが、彼
自身が吾妻ひでお信者として手塚原理主義者顔負けの賛美をするところとか、
漫画論として良く検証もしないで決めつけたりという批判すべきところが
多々ある。現在の大塚は戦後民主主義の擁護者というスタンスで活動して
いるけれど、彼は漫画論を始めたとき、漫画と天皇制、と言う非常に興味深い
テーマを発見したと思う(戦後民主主義は戦後天皇制と密接に結びついて
いるはずだ)のだが、彼はそれについて言及することを回避しているとも
思われる。彼は天皇制を真っ向から論ずることを回避しつつ(彼には「サブ
カル天皇論」という連載があったらしいが、本にはまとまっていないのでは
ないか)「彼女たちの連合赤軍」のように扇情的なタイトルの本などを出して
商売人としてはうまく立ち回っていると言えよう。
(すべての戦後漫画の起源は手塚である、と信者達が言うのは、天皇制の
変奏であり、手塚は漫画界で自らが天皇の座につくことを結局拒否しなか
ったと言える。それは彼の一番の関心がアニメ製作にあったからであろう。
ちなみにかつて一億総中流などと言われたが、中流イメージとは、アメリカ
中産階級をイメージさせた天皇御一家がモデルになっていて、これはサザエ
さん一家と比較すれば判りやすいだろう(サザエさん=当時の美智子妃、
波平が昭和天皇)。
なんだかんだ言って日本人は天皇制を強く支持しているのである。
ところで自分は手塚は漫画業界内から見れば一流と認めるが、アニメーター
としてはしょせん三流だと断言したい。彼が三流であることについて、宮崎
駿やその他日本のアニメーターを持ち出してくる必要など全然ないと思う。
ディズニー(あるいはハンナ・バーベラでもフライシャーでもかまわないが)
と比較したとき、極論すればB29と竹槍ほどの違い(それは主に資金力の差
である。アニメに関して手塚の逸話にはこと欠かないであろう)を感じずに
はいられない。手塚はディズニーに多大な影響を受けながら、ディズニーを
越えたいと言う意志をまるで持っていないように思われる。
また大友克洋にも共通するが、彼は彼のフォロワーと比較したとき、漫画へ
の愛が非常に希薄に感じられる(大友はもともと映画監督を志望)。漫画に
とって一番の不幸はこの点にある気がせずにはいられない。
416 :
:2001/08/06(月) 03:47
石森も映画監督志望だったという。日本の映画界が閉鎖的で封建的
でまた斜陽だから、テレビや漫画やアニメにいってしまった才能は
多いだろう。手塚だって、もしもアメリカで仕事していたら、脚本
書きを職業としていたかもしれない。
417 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/06(月) 14:44
すまんけど414の内容はもっと簡単にならん?
単語とか難しくて...
415の内容はよくわかったし、結構同意。
でも、手塚のアニメは竹槍ではなく零戦だったと思いたい。
金なくてもはりぼてにちかくても
すごい効果を周りに与えたと。
418 :
417:2001/08/06(月) 14:46
豊かな時代に解体してみると、結構お粗末だったとしても。
419 :
406:2001/08/06(月) 19:17
>>407 >じゃあなぜスポーツ(特に武道)の欠落を埋めようとしなかったんだろう?
運動能力や戦争時代の屈辱体験など様々な欠落を
何とかして必死に埋めようとした
そのための方法が手塚の場合はマンガだった。
そういう意味の言葉と理解して
「才能というのは過剰ではなくて欠落だ」を使った。
欠落に負ける人、欠落を感じずに平凡に生きる人が大多数なのは事実。
しかしその中で欠落を克服した人、過酷な淘汰をしのぎきった少数の人だけが
結果論として後から天才と呼ばれるのだと思う。
天才は何も最初から天才だったわけではない。
何の苦労もいらない天才が存在するなんて思ってる人は
努力しようとしない諦めた自分を正当化したいか
自分の中に「努力しないで結果を得たい」という程度の
甘っちょろい天才願望がくすぶってるだけのこと。
ブラック・ジャック、百鬼丸、バンパイヤのロックなど
手塚が産んだ天才的キャラの圧倒的多数は
欠落を埋めようとして必死にその才能を特化させてきたと思う。
「手塚は天才だから」
としか言えないのは思考停止か宗教的無批判賛美。
彼が天才になることでしか生きられなかった
裏の意味をもっと考えてみてもいいと思う。
420 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/06(月) 22:36
>>415 手塚がアニメーターとして、1流じゃなかったのは認めるけど、ディズニー云々
に付いては認めがたいなー。
ディズニーのアニメって、オリジナルは初期のミッキー物だけで、あとは全部
原作を金で買ってくるか、原作を金を出さずに持ってくるかなんだよね。
家の親がディズニー信者で、ガキのころ映画館で何度も、何度も見せられて、
それでも、東映マンガ祭りなんかの方が100倍も面白くって。
大きくなって、実はディズニーの方が何倍も金掛かってるってしって。
良い勉強になったよなー。
421 :
398:2001/08/07(火) 01:06
>>414さん
早速のご返事ありがとうございます。講談社現代新書を探してみます。
原典に当たってないうちに感想述べるのはフライングですが
414さんの要約を読む限りでは、大塚さんに?の印象が強いですね。
「成熟を阻まれた身体を持つ子ども」って
「戦後民主主義」なんかに限定するよりも
昔からの日本人のネオテニー嗜好とか近代的自我の偏向とか
他にも色々トータルな説明方法がありそうですしね。
「まんが記号説」にしても、手塚さんとしては
当時流行してた記号論とかに影響された考え方なんでしょうし。
もっとも今では大脳生理学的な所見から
カタチに対する認識が複数の記号的パターンの組み合わせによる情報処理ってことは
理系の方々にはもはや常識と化しつつあるみたいです。
おおっ、「まんが記号説」って実は脳の情報処理システムにかなった方法論なんだ!
とか勝手に一人で感心した記憶があります。
それ以来「まんが記号説」が手塚さん固有の本質とは考えてないです。
だからそこに何らかの社会制度の象徴を読みとる論法には
ちょっと自分的にはなじめないかもしれないですね。
422 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/07(火) 01:09
>>408 >>409 でも過去ログ多すぎるからですね〜
スレタイトルが挑発目的だから
素直な人が反応してしまうのは仕方ないと思いますよ。
前スレ24さんのレスを紹介しておきます。
>この手のスレは定期的に立つが、アンチ手塚一色になったのを見た
>ことがない。むしろ、熱い手塚論が交わされる優良スレに育った事
>すらある。こういうのを見る度に、手塚は「本物」であり、且つ愛
>されているなぁ…と思う。
>手塚アンチスレでいつも不満なのは、アンチの論が低級なこと。
>全集全部読んだ上で手塚漫画の弱点を鋭く抉るような知的なアンチ
>を期待して(勿論、それを打ちまかすために!)スレを訪れるが、
>いつも失望して帰っている。
>>414 つか大塚のマンガ・小説自体、登場人物が記号的なのばっかだろ(藁)
424 :
:2001/08/07(火) 05:48
425 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/07(火) 05:51
手塚はパイオニアの看板を背負った為に下手なプライドを持ってしまった人
426 :
:2001/08/07(火) 06:05
この大塚は、評論家として結論先にありきで論じているようであほかと思う。
漫画は絵画ではないし映画でもないし小説でもなくて漫画なのだ。
絵を見せるばかりではない。多分劇画か大友調の漫画をすばらしいとする
立場なんだろうけれども、ポケットモンスターやドラえもんが多くの読者
から支持されているというような事実をどうやって否定するのか。単に自分
が好きだというのを言葉を並べてさも理論的に押し付けようとしているだけ
だろ。
音楽のたとえでいえば、楽譜や音符は音や音楽そのものではなくて記号だろ。
それと同じことだ。漫画は現実そのものや実写映画のようなそのものの姿を
そのまま写したものじゃなくて、人間が認識できるように抽象化された
(キャラクタだけでなくて背景もそうだ)表現なんだ。
セリフにしたって音ではなくてふきだしに字で書いている。
話の進行も、フィルムのようなコマ数と密着した時間との関係はなくて、
書き手と読み手の心理的な受け止め方で決まる。並べ方もフィルムのべた
焼きとも違うし、コマの大きさや形や並べ方も設計されて書かれる。
すでに抽象されている。
記号であることを否定するなら、写真を貼り付けただけのようなデフォルメも
省略も強調もない、それは漫画ではない。
427 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/07(火) 22:42
今、ウタダピノコ聞いてきた。
殺意を覚えたよ。
何で水谷優子じゃダメなんだ?
大塚明夫も内心嫌がってるんじゃないのか?
何考えてんだ手塚プロ!
428 :
:2001/08/07(火) 23:14
最新のダ。ヴぃンチ誌9月号に、「ブラックジャック」についての
紹介があるよ。 リアルタイムで読んでいたが、あるとき単行本
があるからといって全部の雑誌をちり紙交換に出してしまったが、
いまあれを持っておればと時々思うことあるけど、結局は
日本の住宅事情がそれを許さないんだよね。文化がたちまち消滅
していく。
429 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/07(火) 23:21
手塚かアニメーターとして一流じゃなかったとか、白痴は言うけど。
本人にしたって別に一流になりたいとか、別に思ってなかったよ。
自分が満足して、視聴者が楽しんでくれればあの人は満足してたもの。
実際、他のアニメより面白かったし、芸術作品である必要もないしな。
宮崎は手塚の弟子なんだから、グダグダぬかすな。
430 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/07(火) 23:43
431 :
:2001/08/08(水) 00:21
「ピノコ再び」「おとずれた思い出」「台風一過」を収録した、
単行本を出して欲しいなぁ。
432 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/08(水) 00:46
手塚の悪口って、アニメ二流とかしか言えないのか?
本業は漫画家だっつーの。
イチローはしょせん二流の投手、とか
マイケル・ジョーダンは大した野球選手じゃなかった、とか
本気で言ってる奴がいたらバカ丸出しだろ?
やれるもんなら手塚漫画の批判をやってみな。
でなきゃ、アニメ板に行きやがれ!
433 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/08(水) 00:51
昔「グランドール」読んで、空手やめたことがある、あれは大失敗だった。
434 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/08(水) 01:02
1に聞きたいが、一流と三流の違いはなに?
435 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/08(水) 01:04
>431 「おとずれた思いで」はともかく、他はなぜ??
436 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/08(水) 01:07
>>435 アニメだって偉大な先駆者だけどね。
宮崎みたいに、後から批判することなんか誰でもできるんだよ。
手塚は土台から築いたんだからさ、手塚がいなけりゃ日本の
アニメはなかったと言ってイイね。
手塚は漫画家として語るべきであると言うのは
>>432氏に同意。
ただアニメについて言えば、日本にも大正時代からのアニメ製作の伝統が
あり、手塚が一番最初ではない。手塚自身、ディズニーの「バンビ」だけ
でなく日本の「桃太郎海の神兵」や「蜘蛛とチューリップ」に感動してア
ニメ製作に乗り出したのだし。
彼のアニメでの功績はTVアニメを最初に製作したことだろう。
予算不足で絵があまり動かせないのを逆手にとってドラマ重視にしたことが、
現代の日本のアニメを特徴付けている。
例えば連続TVアニメ第一号がスラップスティックアニメだったら、あるいは
その後の日本アニメの流れは変わっていたかも知れない。
しかし、手塚自身はむしろストーリーよりも絵だけで見せたい欲求を持って
いたので、ドラマ重視の日本のアニメの潮流にあまり好意的なコメントを寄
せていない。自主製作の実験アニメは無声劇が多いが、残念ながら「映像だ
けで見せる」アニメにそれほどの手腕があったと思えない…とは思う。
評価の高い「ある街角の風景」も反戦といった主題(いわばドラマ)が勝っ
てしまい、映像それ自体は繰り返しが多くて辛いものがある。
…なんかありきたりのことしか言ってないのでsage.
438 :
:2001/08/08(水) 01:54
>>435 文庫本で出して欲しいの。
その話の為だけに、全集買うのもなんだし。
439 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/08(水) 02:21
440 :
想像 :2001/08/08(水) 03:48
テレビアニメを最初に作った時の発想は、
紙に書かれる漫画は動かなくも面白く読めるのだから、
漫画のコマ数なみのカットシーンを作れば
アニメにできるという感じではなかっただろうか?
つまりテレビで漫画をやる、それで漫画よりは絵が動けばよいと。
ストーリ漫画にすれば、ストーリがちゃんと出来ていれば、
紙芝居に毛が生えたものであっても喜んで面白く見てもらえるだろうと。
アニメーションの書く手間を考えれば、シンプルなデザインである
アトムは、その当時の人気代表作でもあり、手ごろだと。
なによりも、人より先にやることが面白いんだと。
441 :
想像 :2001/08/08(水) 03:56
ディズニーのマーチャンダイジングでも莫大な利益を出す
構造を良く知っていたので、そちらで利益を補填すれば、
たとえ制作費で足が出ても、黒字にできるのではないか、
それにいざとなれば、漫画の原稿料で補填することも
できる。(発足時に、まだテレビで儲かるかどうか分からなかった
時にはそれほど人の数も多くなくて、失敗なら退却することも
それほど無理ではなかっただろうと思う。)
スポンサーから直接戴くお金は、安くないといけない理由は、
既に元をとっているアメリカを主とする外国アニメはおそらく
うんと安価に提示されてきており(ポパイやトムとジェリー、ハンナ
バーバラ系の多数など)それらと同等程度である必要があった
ためではないか。もう一つは、採算が撮り難い他の大会社の参入
(東映動画など)を排除したかったから。ともかくシェアを確保
したい為であった。(現在あるいはアトム放映開始直後にあれほど
たけのこのように多くのアニメがテレビで放映されるようになる、
とまでは読みきれていなかったと想像する。)
442 :
:2001/08/08(水) 04:24
プライムローズは死ぬほどつまらなかった。
こんな糞漫画を連載するくらいなら、
ブラックジャック書いてくれと心の底から思った。
443 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:2001/08/08(水) 04:40
スターウォーズが流行ってたからなあ。
手塚ははやりモノにすぐ飛びつくね。
444 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/08(水) 04:44
440、441 が例えば本当というか真実だとしても、それはそれで
評価すべきだろ。なにしろ手塚治虫の根底にあったのは別に社会や文化の
発展だけのために清作活動をしていたわけではないということだ。
自分が満足して、子供が楽しんでくれればそれでよかったんだろ。
昭和30年代はまだ日本が貧しかったし、一般家庭がテレビを持つこと
すら難しかったし、「少年」とかの雑誌だってみんなが、買っては
貰えなかった時代だよ。
だから今みたいに説教臭い「生きろ」なんていうアニメを作る必要も
なかったんじゃないの。
現実にアトムはあれだけ大衆から受け入れられたし、人気もあったんだから。
445 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/08(水) 04:46
プライムローズは当時ファンから「SFを描け」と強く
熱望されてた時だったからねー。
まっあれはあれで「ドラゴンボール」よりは100倍面白いから
いいんじゃないの。
446 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:2001/08/08(水) 04:47
日本で最初にテレビでアニメを流したの間違いだろ?
447 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/08(水) 23:42
絵が汚くて読む気がしません。
どこがいいの?
別に初めて漫画描いたわけでもないしさ。
持ち上げすぎ。
結局はマスコミに騙されてるんだよね…
448 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/08(水) 23:54
伝えたいことが多すぎなんだけど
449 :
:2001/08/09(木) 02:16
コロンブスの卵って知っているかな。
それまで非常識あるいは不可能とされていたことが、
誰かがやってしまうと、それ以降は常識的あるいは当り前だと
されてしまうことの喩えだね。パラダイムの変化とまではいわないが。
既に作られてストックされていた映画のオマケの短編アニメを
テレビでも流す(ポパイとかトムとジェリーなど)というのは
当然可能であったが、毎週新作として30分(実際は22〜23分程度)の
番組を作るというのは、非常識で不可能というのが、普通のまともな
感覚だったわけ。 もしも毎月位に一本10分だったら、ひょっとすれば
無理ではないと思ったかもしれない(映画が盛んなころのディズニー
短編の例があるから)。
鉄腕アトムがなんとか軌道に乗りかけて、それでは今度は「手塚ランド」
という企画でもって、毎月だったかに、1時間程度の長編を作って
手塚治虫の過去の名作をつぎつぎとアニメ化させようという計画が
虫プロにあったが、これは最初の「新宝島」一本でスタッフ的に破綻
したためでしょうか。やめてしまったようです。後に24時間テレビで
アニメが可能となるまでは、劇場用を別として30分を遥かに超える
アニメ番組は作られませんでした。
ちなみにこの「新宝島」は、手塚原作の漫画「新宝島」とは全然違う
作品です。
450 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/09(木) 02:23
449まさにそのとーり。いい事言った。
447みたいなのは別に読まなくていいよ。
ジャンプの発売楽しみでちゅねー。
コロンブスの卵って知っているかな。
それまで非常識あるいは不可能とされていたことが、
誰かがやってしまうと、それ以降は常識的あるいは当り前だと
されてしまうことの喩えだね。パラダイムの変化とまではいわないが。
馬鹿のくせに余計な前置きすんな 小論文か? 藁
パラダイム(プが高級な用語と思っている449萎え
453 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/09(木) 04:10
手塚が漫画の創始者かどうかとか
俺はどっちでもいいし大して興味はない。
日本史やってるわけじゃないしな。
要は作品が面白いかどうかだろ。
日本の近代小説は二葉亭四迷が始めたかもしれんが
夏目漱石の方がイイのと同じことだよ。
今でも読まれてるかどうかって意味でな。
ブラック・ジャックは30年近くなる作品だ。
だが今でも間違いなく読まれてる。
面白いからだよ。
他に理由があるか?
まあ端から見りゃ449よりも451、452の方が馬鹿に見えるのは間違いないな。
>>449 コロンブスの功罪は、卵なんて割れば簡単に立つって人に思わせたところに有る。
卵なんて、下に塩撒いても立つし、丁寧に立てれば割ったりしなくても自立する。
あー、勿論おいらが言いたいのは卵のことじゃないんだけどね。(W
456 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/09(木) 14:29
馬鹿な例えを出すのは愚か者のすることだ
>>449 手塚しか知らん馬鹿な団塊の世代は逝ってよし。
457 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/09(木) 14:32
作品量産する為に絵を記号化するのはわかるが個人的には
そこが嫌い。せっかくのストーリーもあの絵では説得力に欠ける。
458 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/09(木) 14:46
でもまあ大友以降の絵の密度上げすぎて
週間スパンじゃ身動き取れないような連中見るとなあ。
最初からアレじゃフレンチコミックみたいに
マニアックな好事家だけの狭い世界にしかならんかった気がする。
少なくとも「北米における映画に相当するような日本の巨大娯楽産業」
に成長するためには敷居が低くて量産が効くあの絵が必要だったと思う。
459 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/09(木) 15:02
どんなストーリーでも記号だけで
十分視覚化できるってことを実証したのが凄いんだって。
シンプルな絵柄は老若男女を問わずすんなり入っていけるしね。
「アトム」の読者がそのまま「MW」に入っていけるのは
やっぱりあの絵だからでしょう?
460 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/09(木) 16:24
らぶひなの絵>>>>>>>>>>>>>>>>>>>こいつの絵>>マサヤ
461 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/09(木) 16:28
どろろとBJは最高!!
462 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/09(木) 16:34
BJはありきたりなんだよなあ
463 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/09(木) 20:00
如月先生萌え〜
464 :
457:2001/08/09(木) 20:22
でもやっぱりリアル派(絵も内容も)の僕としては手塚の漫画は抵抗ある。
と、いいつつBJは好きだしブッダは昔読んだw
おれは、三つ目が好きだな。
写楽=シャロック・ホームズ
和とさん=ワトソン
て既出?
466 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/09(木) 23:15
まあ後書きで書いてるしね。
467 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/09(木) 23:27
今、どろろの小説版が出ているけど(虫プロ→竜の子プロ出身の鳥海尽三)
リアルにすると、あれはグロテスクだなぁ
手塚の絵で救われている
468 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/09(木) 23:34
グロくしてほしい。
469 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/09(木) 23:54
写楽は後半どんどんカッコ悪くなった気がする。
バンソウコウ貼ってるときも無邪気というより
単なるエロガキ。
あれ、大人になったら絶対痴漢で捕まるよ。
470 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/09(木) 23:59
結局和登さんより三つ目族だった死んだ和登さん似の子(名前忘れた)
とくっつきゃー良かったのに。
しかも、もともと三つ目なのが本物なのに、なぜ三つ目の方が第二の
人格みたいな扱いを受けているんだ?
と1人矛盾を感じていたあのころ。
471 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/10(金) 00:05
どろろのアニメのビデオとかって売ってるのかなー。
472 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/10(金) 01:02
「BJ」「火の鳥」「ブッダ」「どろろ」はいわば基本。
飽きたら「MW」「奇子」「陽だまりの樹」などを読むべし。
もしくは「人間ども集まれ」「来るべき世界」などもまた良し。
アドルフに告ぐはどんな感じ?
「ブッダ」「どろろ」「アドルフに告ぐ」「陽だまりの樹」「三つ目がとおる」
あとロックが悪役で出るやつ・・・いいなぁ。。
アドルフに告ぐはドイツ人のアドルフがユダヤ人のアドルフのお父さんを射殺
するとこが好き(?)だ。。
「ユフラテの樹」とかあったなあ・・。
「緑の猫」はアニメが良かったなぁ・・・。
「プライム・ローズ」とか「未来人カオス」とか「ドン・ドラキュラ」とか・・・
友達が持ってて面白かった。
自分の持ってる「ゴブリン公爵」とか「火の鳥-太陽編-」とかは面白くないと
思ってたけど逆に友達は気に入ってた・・・。
ないものねだりみたいなもんかな。
隣の芝生は青いみたいなもんかな。
アラバスターに出演しているなるちゃんロック(・∀・)イイ!
特に鏡の前で裸になっているところが(;´Д`)ハァハァ
476 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/10(金) 14:00
是非とも24時間アニメで作って欲しかったね。アラバスター。
その他、エンゼルの丘とか、、、、
477 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/10(金) 14:35
アラバスターのアニメ化は絶対無かったろうね。
手塚センセ本人も失敗作といってるし。
>472 否定派にそんな親切なことを言ってやる必要はないよ。
オレは返って読んで欲しくないもん。バカ共にはさ。
あーオレは手塚センセと同じ日本人でよかった。
>456日本人に生まれて一生手塚を読まずに死んでいく不幸を呪え。
478 :
:2001/08/10(金) 16:01
>>477 うーん、言われてみるとその通りだな。
手塚作品読んで、これ良いね!とかあれー?いまいちだなー。
とか言ってるけど、手塚を読んでいまいちとか言える幸せって
気づいて無かったよ。
480 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/10(金) 20:52
アラバスターって、作者本人は失敗作扱いしてるけど
2チャンネラーには受けてるみたいね。
やっぱ、あの屈折ぶりが2チャンネラー向きなのかな?
でも一般人にはBJやブッダがいいんだろうね。
かく言う自分もアラバスター好きだけど。
ダスト8とかMWとかばるぼらとか、たまらん。
481 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/10(金) 20:59
アラバスターのロックは目光過ぎ
482 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/10(金) 21:19
アドルフ・カウフマン=アドルフ・アイヒマン
て既出かな?
元ナチス親衛隊中佐アドルフ・アイヒマンに興味ある人は
8/11の25:05からNHK教育でドキュメンタリーやるよ。
「百人の死は悲劇だが百万人の死は統計に過ぎない」
は歴史に残る名台詞。
みんな本気で手塚治虫がアラバスターを失敗作だと思っているとか、気に入らない作品だ、って思っている
と思っている?
アラバスターは作品自体は好きみたいだよ。ただ、作品を見ていると描いていた当時の事を思い出してしまう、
だからあまり見たくは無い。という事らしいよ。
NHKかなんかのテレビに出たときに本人が「この作品は嫌い」とかなんとか言っていたみたいだから
誤解されているのかもしれないね。
>>482 アイヒマンって典型的な小心者のサラリーマンだよね。上司には逆らえない、命令を忠実に実行するetc
「百人の死は悲劇だが百万人の死は統計に過ぎない」
これも有名でその通りかもしれないけど本人が言うと恐ろしいね…
コワヒコワヒ
484 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/11(土) 19:17
アラバスターはちょっと表現がストレートすぎるところがあるし、
江戸川乱歩調がきついからかな?
なにしろ虫プロのごたごたで精神がきりきりしていた頃だから。。。
(あの時代のアシスタントがそばでどう観ていたかを知りたいなぁ)
485 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/11(土) 19:44
佐野をジェームスに変えたのは、自分としては感心しない。
486 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/11(土) 22:38
>455
うまいことをいう。
>483
全集のあとがきには失敗だったって書いてあるよ
私は強烈な悪役ロックの話がもっと読みたかったな
487 :
●:2001/08/11(土) 22:48
絶対なる『商用の方角』と完璧なる『同人の方角』
「ラブひな」3年かかった!!
これで極めたってことじゃよのオオオオオ!!!
赤松復活じゃあああああああああああああああ
これで わしは手塚治虫と並ぶ巨匠として歴史に残るぞォォオオオオオオオオオ!!!!
ジャンプ出身の変な漫画家がいるのは手塚賞のおかげだろうな。
諸星や荒木とかがいるのは手塚のおかげか。
>>488 もし手塚が居なかったら、もしくは手塚がマンガを描いていなかったら・・。
最近トキワ荘物語なんか読んだせいか、思わず妄想しちゃうんだけど、
とにかく日本の児童マンガの黎明期は、手塚を中心とするトキワ荘
グループが全て創り出したように読めちゃうのですが。
少なくとも、日本のマンガがここまでのマーケットには成長してないような
気がするし、才能の多くは他の媒体に流れていったと思われ。
とにかく、ある特定の媒体にここまで影響与えた例ってそうは無いんじゃ
ないかしら。
490 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/12(日) 11:46
491 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/12(日) 11:51
>>490 なんで宮崎と比べたがるかなあ。
アニメーターとしての手塚じゃなくてここは漫画家としての手塚を語るスレだろ?
492 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/12(日) 11:53
手塚賞出身の漫画家はほとんど手塚とは関係ないでしょ。
直木賞の作家が直木三十五と関係ないように。
たしか、手塚は最初審査員もやっていたけど
自分も現役だからと言う理由で降りたと思った。
493 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/12(日) 11:56
手塚の凄いことは量産して、あのレベルの物を作ったってとこ
週刊漫画雑誌が創刊された当時、手塚も連載をはじめたけど
こちらも量産で知られている石森が「週刊ペースでは書けない」
と泣きを入れたために、下書きなんかを担当したらしい。
石森の「ハリマオ」の最初の方は、下書き手塚と言う珍しい作品。
でも俺だったら、手塚の書いた鉛筆の線は、おそれ多くて消せないな(W
494 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/12(日) 13:01
>>491 漫画家としての手塚とアニメーターとしての手塚は決して簡単に切り離せる
ものじゃないよ。手塚をアニメでしか見てない人は手塚を一流として評価する
ことはまずない。先駆者だから一流だったなんて決して言えないからね。
それから日本は漫画大国だったけれども、漫画ファンは基本的にマイノリティ
で、漫画を読まない日本人だっていっぱいいることを忘れてはいけない。
なぜ長谷川町子が国民栄誉賞をもらって手塚がもらってないか考えてみたこと
はあるかい?かつて手塚治虫展が開催されたがどちらかといえば不評だった
のはなぜか?手塚治虫の名前は果たして海外に広く知れ渡っているか?
日本人の大多数にとって漫画とは暇つぶしの娯楽だった。だいたいアトムと
レオしか知らない。リボンの騎士の主役の名前も知らない。今もそうだろう?
495 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/12(日) 13:09
代表作=おもしろい作品とは限らない(手塚に限ったことではないが)。
おそらく何も知らない子供に鉄腕アトムを見せたらおもしろくないと言うだろう。
496 :
龍:2001/08/12(日) 13:17
>>487 オレは中立ダカラヨオ〜
赤松じじい〜〜〜〜〜〜
教エタリハしないんダケド…
お前はぜ〜んぜ〜ん
『巨匠』じゃあねえ……!!
497 :
名無しさん:2001/08/12(日) 14:16
あの手塚の妹が怒ってまんだらけに抗議したって本当なの?
だとしたら何で?
498 :
手塚るみ子:2001/08/12(日) 16:12
ところで『ばるぼら』は読んだ!?
絵とかそういう事でなくって、ある種悪趣味で頽廃的で救われないんだけど、独特の
説得力と構成、冷徹に客観主義的な雰囲気がイイと思うわ。
庵野サンとかはアニメ化とかしてみたい、とか考えてないのかしら?
499 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/12(日) 17:10
494はいったい何を言いたいのかさっぱりわからん。
手塚治虫展が開催され不評だったのは、本人の肉筆を直に見ても
しかたないというヤツが多数だったからじゃないの?
オレが行ったときはすごい混雑ぶりだったけどさ。
何時間も並ぶよりは前々マシだったよ。
アンタのいうとおり暇潰しのゴラクをひとつの文化として定着
させたのが手塚なんじゃねーの。
大友や宮崎の代表作と比べたら、間違いなく手塚のが国民の口からでる
作品は多いと思うけどね。
長谷川町子が国民栄誉賞をもらったのはアニメの影響だろ。
500 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/12(日) 17:34
手塚とハヤヲを同じベクトルで比べるのは確かにアレだよな。
手塚はマンガで超一流だった。
ハヤヲはアニメーションで超一流だった。
それでいいやんけ。
>国民栄誉賞
長谷川の時は「手塚が貰えないでなんで?」みてーな
意見はけっこう多くなかったっけ。単に空気が緩んでて漫画家
にも出しやすい時期だったとしか思わなかったな。
意味なんてあったんか?
>>494 単なる煽りにしか聞こえんが。
>日本は漫画大国だったけれども、漫画ファンは基本的にマイノリティ で、漫画を読まない日本人だっていっぱいいることを忘れてはいけない。
世界的に見て電車の中で漫画雑誌を読んでいる人間がいるのは日本だけだよ。
あと、漫画雑誌を大人が(堂々と、普通に)購入するのも日本だけ。
「漫画を読まない日本人がいっぱいいる」ことは確かだがそれ以上に漫画を読む奴のほうが多い。
子供なんかは読んでいない奴なんて殆どいないだろうし。
サラリーマン世代も読んでいる奴と読んでいない奴、割合からすれば明らかに読んでいる奴のほうが多いだろ。
外国と比べたら間違いなく多いな。
>なぜ長谷川町子が国民栄誉賞をもらって手塚がもらってないか考えてみたこと はあるかい?
これは明確な答えがあるんだよ。誰も書かなかったら教えてあげるね(w
「手塚治虫が亡くなったときの内閣が竹下内閣だったから」もらえなかったんだよ。
なんでか?
そのときはリクルート疑惑っていう政治汚職問題があって、政府としてはそれ所じゃなかったんだよ。
>手塚治虫の名前は果たして海外に広く知れ渡っているか?
日本人漫画家って外国の人に手塚治虫以外誰か知られているのか?
一部のオタクにじゃなくて、普通に知れ渡っている、って言う意味でな。
503 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/12(日) 20:31
>>501 手塚がわりと「来る仕事は拒まず」って感じで「赤旗」とかにも
連載もってたから貰えなかったらしい。
>>503 うーん、赤旗に描くとダメ!ダメ!ってなんかもっともらしいな。
そうすると、ハヤオちゃんももうだめなのね。
>>494は暇つぶしの娯楽を、下に見てる時点でお馬鹿決定だな。
505 :
名無しんぼ@お腹いっぱい :2001/08/12(日) 21:27
>>502 センセイテヅカってそんな海外の知名度
において突出したものかね?
虫プロ時代に積極的に海外への
アニメの輸出をはかってたから、
その点では有利かもしれんが。
やっぱ世界の大友が一番じゃないの。
506 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/12(日) 21:28
大友なんて誰も知らん(マジ)
507 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/12(日) 21:41
じゃあ手塚なんてそんな有名なん?
欧米じゃマンガ家なんてアニメの余波でしか知られない存在じゃないのか?
そんなとこで知名度競ってもしょうがない。
509 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/12(日) 22:00
手塚vsさいとうたかを
494だけど、act2はマターリスレだったはずなのに、そんなにカンに
障るのかねえ。確かに挑発的な面はあるけど、批判も含めて手塚の実像に
迫りたい気持ちがあるんです。
しかも反論する側はみんな感情任せで手塚原理主義っぽく勝手にねじ曲げて
まっとうな批判になってないよ。前スレからここまで読み直して欲しいんだ
けど。しかしこれだけ勝手な理屈をひねり上げる情熱は何なんだろう。
全面的に戦ってもいいけど明日からまた仕事が待ってるしマターリしたい人
には迷惑だしね。
私は手塚は漫画家として一流と認めてます。と同時に一流だからなんだと
いうのだという考え方もしてますが。
一つ一つどこがおかしいのか挙げるのももう面倒くさいので、納得のいく
冷静な批判の出来る人を望みます。
511 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/13(月) 00:15
>>494 >かつて手塚治虫展が開催されたがどちらかといえば不評だった
>のはなぜか?
ソースきぼん
512 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/13(月) 00:33
手塚の原画って直接見ると、あまりにも汚くてガッカリするよ。
自分の場合、展示とかじゃなくて、出版関係でまとめて「ジャングル大帝」「リボンの騎士」などの全巻分の原画を熱かったことあるけれど。
513 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/13(月) 00:45
>>506 大友はヨーロッパで5本の指に入るほど有名だよ。
黒沢明がダントツで1位で、昭和天皇が2位だったかな。
オートモは4位か5位ぐらいだった。
エゲレスで特に有名らしい。
アメリカで一番有名なのはイチローだろうな。ガキでもしってる。
515 :
:2001/08/13(月) 01:16
どう汚い? 用紙が変色している? 原稿を張り込んで枠を伸ばしている?
人物の顔にホワイト使いまくり? 詳細希望。
516 :
:2001/08/13(月) 01:26
何をもって暇つぶしというかによるが、
今現在の多くの漫画は暇つぶしのものがほとんどだが、
手塚治虫の漫画の中には、娯楽ではあっても単なる暇潰し
のものとはいえないものが多数ある。そこが他の大勢の
作家とは違うところ。読後10年憶えているような作品や、
何度もリピートして読み直すような作品を単なる暇つぶし
のものであるとはいえまい。
手塚自身の幼時にしても、他人の漫画は模写したり研究する
など、暇つぶしの対象ではなかったことは明らか。
>>512 でも、緊張で手が震えたっていってたろ?
で、どう汚いのか具体例をアップキボンヌ
「原稿が汚い」って言っても「原稿用紙が汚い」のか、「線が汚い」のか「トーン、背景などの処理が汚い」のか
それとも「吹き出しに入っている文字」が汚いのか。
どれ?
あ、最後の「吹き出しに入っている文字」が汚いって言うのはちょっと同意。
普段の字は結構上手いんだけど吹き出しに入れる文字は結構読みづらいよな。
写植を張る前の原稿を見ると良く分かるよ。
折れはリボンの騎士(しょうじょ)クラブ版の原稿を触った事があるけど、あまりのカラーの美しさに
冗談抜きで腰が抜けたが、こういう折れは信者でしょうか?
あと、キャラの主線なんて芸術的だと思うが。
個人的には著しく偏っているがサファイアたんの脚。あのラインを見ただけで逝けるね。
生原稿で見るとさらに(・∀・)イイ!
あまり言うと信者うざいって言われるのでこの辺りで。
不快な気持ちにしてしまったら申し訳ない。
518 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/13(月) 03:43
海外で一番の有名な日本人はオノヨーコだろ。
つぎがブルースリーで、つぎがジャッキーチェンだよ。マジで。
519 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/13(月) 03:50
>>494 捻じ曲げて解釈しているのはアンタだろ。
で?手塚治虫展が不評だったからなんだというの?
一流と認めているからなんだと言うのだい?
主旨を言ってくれないと、こっちもどう返していいのか
わからないんですよ。マジで。
擁護派の意見をちゃんと読んでいるの?
それと手塚作品をアンタはどれくらい読んでいるの?
せめて500タイトルくらいは読んでから発言して欲しいけどね。
520 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/13(月) 03:52
>>これは明確な答えがあるんだよ。誰も書かなかったら教えてあげるね(w
「手塚治虫が亡くなったときの内閣が竹下内閣だったから」もらえなかったんだよ。
なんでか?
そのときはリクルート疑惑っていう政治汚職問題があって、政府としてはそれ所じゃなかったんだよ。
誰でも知ってるって…(藁
恐らく手塚の原稿が汚いのは、手塚が原稿をまるで映画のフィルム
のように切り貼りしまくってたからだと思われ。雑誌掲載分と単行本
はほとんど別物だからね、手塚の場合。火の鳥望郷編(角川版)など
メインのキャラクターが丸々削られてる。朝日ソノラマ版では下半身
一つ、上半身二つのキャラがいる。もっと言えば雑誌連載時と朝日ソノ
ラマ版ですらロミの顔のシワの数が違ったりする(藁。
長文スマソ&ペダンチック書き込みの為sage。
522 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/13(月) 15:55
古本市に行ったら、マンガ少年別冊の火の鳥全巻が
¥3000で売ってましたーよ。
ラッキーでした。
523 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/13(月) 16:09
524 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/13(月) 16:41
>>>これは明確な答えがあるんだよ。誰も書かなかったら教えてあげるね(w
> 「手塚治虫が亡くなったときの内閣が竹下内閣だったから」もらえなかったんだよ。
> なんでか?
> そのときはリクルート疑惑っていう政治汚職問題があって、政府としてはそれ所じゃなかったんだよ。
>
>誰でも知ってるって…(藁
そうなの?
手塚が死んだ年には国民栄誉賞は2人も出ているんですが・・・
525 :
:2001/08/13(月) 16:48
526 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/13(月) 17:00
有名=人気がある
じゃないよな。欧米での日本人。
527 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/13(月) 22:25
手塚は「MW」で中田栄角(むろん田中角栄)という人物を登場させ
政治家を究極の悪人として描いてる(手塚本人の談)。
手塚の生前は田中はまだ現役(1990引退)で、
旧田中派=創政会は自民党最大勢力。
そして当時の首相竹下は田中の子飼いの部下で創政会のボス。
手塚に国民栄誉賞を与えるわけがない。
ちなみに中田は作品中、政治スキャンダルで追求されるが
脳卒中か何かで政界を引退し、真相はうやむやのまま終わってしまう。
まるでロッキード疑惑の結末を予見していたかのような作品だった。
528 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/13(月) 22:43
529 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/13(月) 22:48
>国民栄誉賞の選考基準はあいまいです。
この言葉に一番頷いているのは、直前まで候補だった
田村亮子だろうな(w
530 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/13(月) 23:22
国民栄誉賞なんかよりも尊いものをあの人はたくさんもらったよ。
それはファンからの暖かい声援さ。
531 :
>>517 :2001/08/13(月) 23:22
>>517 うらやましい。モナリザよりも、私にとって価値があるのはそちらだ。
カラーのまま、色を復調して復刻して欲しい。デジタル収録もぜひ期待する。
原稿用紙は次第に劣化して、インクも変質し、着色も退色するから、
いまのうちに1000DPIとか10000DPIぐらいの極上のデジタルスキャンをして
複製を複数作って分散させて安全に保存して欲しい。。。。
532 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/13(月) 23:56
海外での認知度を語る際に注意すべきこと。
アニメや映画が国際規格のフォーマットでそのまま流通可能なのに対して
漫画はまず出版体制の段階で日本レベルの国がない。
従って流通面の数字を比較対照に持ち出すのは公平とは言えない。
大友の知名度は間違いなくアニメによるところが大きい。
単に認知度で言えば「セーラームーン」や「ピカチュウ」が手塚・大友を凌駕する。
(夏目房之介氏のルポを参照)
つまり認知度は商品性に比例する場合が多いので作品自体の評価には直結しない。
別の例もある。
夏目漱石の海外での知名度は三島や谷崎に劣る。
三島や谷崎のエキゾチックな要素が外国人には新鮮だからだ。
しかし国内での作品評価・影響力において漱石を上回る作家はいない。
海外での評価を持ち出す場合、そこで何が評価されてるかに注意したい。
手塚を賞賛する人・批判する人は一体どんなものさしで彼を評価するのか?
それによって議論の次元は全然変わる。
自分としてはできるだけ作品自体で評価したい。
作品を直接読んだ人にどれだけ影響を与えることができるか、という基準で。
533 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/14(火) 01:32
>518
海外で一番の有名な日本人はオノヨーコだろ。
つぎがブルースリーで、つぎがジャッキーチェンだよ。マジで。
ブルースリーとジャッキーチェンて日本人だったんだ。
しらなかった。まじで。
>>524 確かにそうだね。
でも一応。
89年に国民栄誉賞が出たのって美空ひばりと千代の富士でしょ?
そのときは内閣が違ったから。
竹下内閣は6/1まで。以降は宇野とか海部さん。
で、美空ひばりに国民栄誉賞が出たのは(内閣官房が後に語ったところに拠れば)リクルート疑獄などの一連の政治汚職から国民の目を
そらす為、の意味が多分にあった(もちろん、それだけが理由のわけは無い)。
悪い事に手塚治虫が死んだ2月から3月にかけてはリクルート疑惑のピークだった。
そういう事情もあったみたいだよ。
>>519 折れは自分でも信者だと思う事が有るけど(なんせ手塚治虫の影響でこの世界に足を突っ込んだし)、
>せめて500タイトルくらいは読んでから発言して欲しいけどね。
幾らなんでもこれは痛すぎると思う。
せめて500タイトルって…
全部で700〜800位なのに半分以上読めって言うのはちょっとね。
536 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/14(火) 02:12
>>534 悪いけどあなたのレス読むと矛盾を感じる。
>美空ひばりに国民栄誉賞が出たのは(内閣官房が後に語ったところに拠れば)
>リクルート疑獄などの一連の政治汚職から国民の目をそらす為、
>の意味が多分にあった
のであれば
>手塚治虫が死んだ2月から3月にかけてはリクルート疑惑のピークだった。
という、そのピーク時に手塚に国民栄誉賞を出すのが効果的
と思えてくる。
なお、私は時の首相の一存で決まる国民栄誉賞みたいなもので
手塚の業績を語って欲しくないと考える者です。
537 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/14(火) 02:32
>>533 いや、これは聴いたことがあるぞ。
ジャッキー・チェンとブルース・リーは日本人として認識されているらしい。
だが独逸の人を仏蘭西人と認識してたり勘違いは日本人にもありそうなので
あまり強く言えない気はする。
538 :
518:2001/08/14(火) 02:47
>>533 マイケルJフォックス
ナオミキャンベル
スタンリーキューブリック
どこの国の人だか知ってますか?
>>536 いいかげん面倒なので手短にレス。
2〜3月=竹下内閣の「末期」(いまさら人気取りをしても無駄。また、人気取りのために国民栄誉賞を出すという発想自体が出てこなかった)
6〜7月=人気があまり無いが人気取りをするくらいの余裕がある(本当のことをいってしまうと時の首相である宇野っていう人が美空ひばりの
大ファンであるという事実があった。後は推して知るべし)。
9月=海部内閣でそれなりに安定。国民栄誉賞を出す「余裕」があった。
以上です。以降はこの件に関しては書きません。あまり同じ話題を何度も書いてもうざいと思うので。
ちなみに私も国からの賞などで人の業績をはかるべきではないと思っています。
540 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/14(火) 03:00
去年アメリカに行ったとき
漫画家志望の人と知り合いになった。
日本の漫画について聞いてみたら最初に
出てきたのは大友のAKIRA、次はピカチュウだった。
541 :
533:2001/08/14(火) 04:13
518のいいたいことがよくわかんないけど
3人とも国籍は知らないや。考えたこともなかった。
>ジャッキー・チェンとブルース・リーは日本人として認識されているらしい。
という意味で言ったの?
542 :
:2001/08/14(火) 04:48
>>538 みんなアメリカ人だと思ってしまうね。
この中ではアメリカ人ってキューブリックだけだね。
西洋人から見れば東洋人はみんな同じに見えるってよく言われるよね。
日本人から見れば中国人とか明らかに違う顔なのに、西洋人には区別がつかない。
そういえばジャッキーチェンが日本人だって西洋では「周知の事実」だったな。
>>541 日本人と認識されているらしいと言う意味以外に取れなかったんだけど…、自分には…
手塚スレと関係ないのでsage
544 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/14(火) 13:01
>>498 『ばるぼら』いいっす。
手塚の変態パワー炸裂っす。
庵野とは『式日』辺りで通じてるっす。
でもアニメより実写っす。
545 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/14(火) 13:24
「ばるぼら」も当事は本人の意欲作だったわりには
人気が無かったらしいね。
今読むと面白いけど。
546 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/14(火) 13:32
>>533 安達祐実
加藤あい
深田恭子
誰が処女で非処女だか知ってますか?
547 :
:2001/08/14(火) 20:22
>>532 テーマの深さや思想の偉大さと大衆性は大体において相容れないので、
人気が高いということと、(一部から)尊敬を受けるということとは
直接には関係ない。
548 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/14(火) 21:04
ロリコン、変態路線で行くべきだったかも?
549 :
新説:2001/08/15(水) 02:08
ミヤザキは女にもてなかった。
いつも女性ファンに囲まれている手塚が羨ましくて仕方なかった。
これは事実。
550 :
◆l0DtPXyM:2001/08/15(水) 02:09
つーか東映動画でさっさと同僚女食って結婚しちまってるしな・・・
551 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/15(水) 02:48
宮崎駿の異性に対するコンプレックスは
痛々しいほどびしびし伝わってくるよ。
「紅の豚」とか自虐混じりの理想像だろ。
でもまあ、手塚も根っこは同じだからな。
宮崎ほど生臭くないだけでさ。
------------- 、
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.||_ ___|_| ̄ ̄ ∪.|.| |______( `Д) うわーーーん!
.lO|--- |O゜.|___ |.|_|ニニニニニニl.|
|_∈口∋ ̄_l______l⌒ l.|_____| l⌒l_||
 ̄ ̄`--' ̄ ̄ `ー' ̄ ̄`--' `ー' を不法投棄してきまーす。
553 :
:2001/08/15(水) 14:41
田中角栄政権は手塚つぶしを図った疑い濃厚である。
手塚もそうされるだけの活動をしてたしな。
554 :
手塚るみ子:2001/08/17(金) 19:45
『ばるぼら』は今読んでもなかなかの退廃+ペシミスティックな問題作!
それにしても、彼の作品って必ず(!?)主人公が救われないんだよね。
あれは当時の手塚本人を、自覚的に反映したものだという事と、「高度成長」下の
日本資本主義の本質相を様々な登場人物を巧みに操って表現している点を見逃しては
ならないと思う(よくあるのは「人間の不条理さ」「暗黒部分に焦点をあてた」と言う
類のもの)。
やっぱりアニメ化は難しいね!!その辺をもよく把握しておかないと・・・
高畑勲あたりじゃあ、駄目かな!?
555 :
sage:2001/08/17(金) 19:59
高畑勲はいいね! なにかと宮崎駿が比較対照として取り沙汰されるけど、
高畑勲の方が実は……ああ、なんかメンドクセー人呼び込んじゃいそうなので
やめとこう。
556 :
:2001/08/18(土) 02:46
宮崎に娘がいれば、もっと平和に暮らせたのかもしれない。
557 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/18(土) 07:40
>>532 「海外での認知度」については、文章を右から読むのか、左から読むのかの習慣の違いによる
ところが大きいと思われる。縦書き、横書きの別も。(ちょっと古くてスマソ)
なお、個人的には、手塚作品は、短編か、もしくは続きものであっても一話完結に
なっているものがおもしろいと思う。というわけで、オレの中では「雨降り小僧」が
一番。
558 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/20(月) 03:23
リオンブクスは?
559 :
:2001/08/20(月) 03:59
>>558 好き。後は、劇画調の短編(「悪魔の旋律」とか・・・)も。
今思い出したけど、「ザ・クレーター」も面白い。
結局繰り返し読むのは短編になる。
560 :
:2001/08/21(火) 14:47
> 手塚治虫は無能な3流マンガ家
歌を歌わぬカナリヤのごとく、さいきんちっとも作品を描かなくなって
人に賞を与えるだけの存在になった手塚治虫は、もはや現役の漫画家では
ない。
561 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/21(火) 14:50
562 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/21(火) 14:57
もう死んでるって
電波発見!
>>560 だれかおせーてあげて。手塚は入院した病院の中で、死ぬ直前までマンガを
描いてたほどマンガが大好きだったんだって・・・見たわけじゃないけど。
もう国民栄誉賞の話題はいい加減ウンザリだろうが、手塚治虫が賞をとれない
理由は歴然としている。つまり手塚は国民的漫画なんか描いていないからだ。
手塚の代表作とはみな国民ではなく人類を問題としているから、国民的漫画
として疑いないサザエさんの作者が受賞し、手塚が受賞しないのは当り前の
ことだ。受賞しないのはおかしいと考えて内閣がどうとか言っているほうが
どうかしている(実際に選定しているのは首相でなく官僚だろう)、つまり
普通の手塚信者ならぬ、イタイ手塚原理主義者は批判されて当然である。
ちょっと皮肉を言わせてもらうと、もし長谷川町子が生前に国民栄誉賞を受賞
すると聞いたらもしかしたらあのひとは辞退したのではないか。この板で
「意地悪ばあさん」スレが立ったのはこの板が2ch的には比較的健全である
と思われる。ところで手塚なら辞退しただろうか?
手塚の死後国立近代美術館など4ヶ所(確か)で行われた手塚治虫展は、あの
ウンザリする手塚ヒューマニズム礼賛にはさすがに陥っていないが、ほとんど
時系列的に原稿を展示しただけで工夫も見られず、アポロン対ディオニソス的
構図による解題は、手塚の多面性をむしろ隠してしまうものとして不評だった
のだ(もう昔のことなのできちんとは覚えていないが、国立近代美術館での
観客動員数は約40日で18万人くらいだった。なお、美術館で行われた漫画展は
これが初めてであり、当然漫画をいかに扱うのか、という問題はこの時初めて
問われたのである。なお、藤子F氏の死後故郷高岡市美術館で行われた展示会
の動員数は20日足らずで9万人位いったそうなので、単館展示としては非常に
健闘していると言えよう)
手塚礼賛のあまり否定的意見に過敏になっている人たちの発言から手塚の
実像が見えてくるとは疑わしい。十分に批判に堪えうる偉才であるだろう。
ところで500冊も読まなければ手塚を論じる資格はないというなら、手塚が
一流であると言う人の大多数は、さしたる根拠もなく手塚を信仰していると
いうことになるまいか。それはとりあえず手塚教とでも呼ぶしかないものに
成り果てているであろう。
わたしは手塚が死んだときに、取り巻きの連中の中に、手塚がいなければ漫画
は滅びてしまう、と言う趣旨の発言をしていた人が何人もいたことに心底
ウンザリしたことがある。もし仮に狂信的信者によって手塚教がもしこの世
に実在してしまっているなら、まずそれをこそ批判しなければなるまい。
566 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/22(水) 01:48
>>565 高尚な文章を書こうとしている意欲は買うが
カラ回りしてワケわからん文書になっていると思われ
567 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/22(水) 01:50
>>566 おれも何言いたいのか理解不能。日本語自体はそんなに変じゃないようなんだが。
569 :
:2001/08/22(水) 03:36
手塚悦子著の「夫 手塚治虫とともにーー木漏れ日に生きる」
1995年、講談社ISBN4-06-207330-7というハードカバーの
初版には、手塚が生きていた最期の頃に、病院で重篤に
なるすこし前のころい文化勲章の一歩手前レベルに相当する賞(勲章)を
「辞退しに」役所(文部省文化庁か?)だかに本人が出かけて、、、
うんぬんというような記述がある。
もしかしたらここの部分は初版以後では削られているかもしれない。
後にペーパーバックにされて改題されているらしいが、そこでも何と
書いてあるやら。手塚プロのチェックが入っているので、楽しみな
ことである。
さて、ところが、2月9日に没したら、2月23日に
政府より叙勲 勲三等瑞宝章が授与されているが、
これは上記記述とあわせて考えると故人の意思とは
無関係というよりは反した授与であったと思われる。
たしかに賞は欲しいと本人はいっていたが、それは
漫画やアニメの分野の民間や國際的な賞のことをさす
と思われる。
漫画家の権力側からの政治利用には危惧感を持っていたし、
本宮が選挙に立候補をうんぬんといっていたときにも
否定的な意見(本宮個人が不適当というのではなくて)を
述べていたのだ。
570 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/22(水) 07:57
>>565 手塚の盲目的信者を批判したい気持ちは分かるが
>手塚の代表作とはみな国民ではなく人類を問題としているから、国民的漫画
>として疑いないサザエさんの作者が受賞し、手塚が受賞しないのは当り前の
>ことだ。
みたいなロジックを使われてもねぇ…
選定者が首相だろうが官僚だろうが
文化に対する専門的な批評眼を持ってない人種が
明確な基準を持たず選考過程も不透明なまま恣意的に出してる賞だからこそ
それを人物評価の基準にする議論はおかしいってことであって。
それとも田村亮子は人類を問題にしたせいで
国民栄誉賞を取れなかったんだろうか?
571 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/22(水) 10:15
>570
禿同。
私は多分2ちゃnでいうとこの手塚信者だと思うよ、全集全部持ってるし、
国民栄誉賞もらえてたらいいのにって思わなかったわけじゃないし。
けど、田村でなく高橋がもらったときにはあきれかえったよ。
なんやそら。選考基準、気分だけかよ。もういいよ。
真の信者は、賞なんかもらわなくたって、
彼の業績に傷が付くと思ってない人ですわ。
信者って時点で、思考停止になっちゃってていかんけどな。
572 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/22(水) 10:47
手塚治虫が国民栄誉賞を取れなかったのは、当時、手塚漫画がわかる世代が
まだおえらいさんになってなかったからでは?
当時のおえらいさんに理解できる漫画は新聞四コマがせいぜいで、それ以外は
手塚であろうとも「ポンチ絵」だったんじゃないかなあ。
573 :
名無しさん」:2001/08/22(水) 12:27
あげ
574 :
:2001/08/22(水) 12:40
単純に共産党とつきあいがあったからもらえなかったという説はがいしゅつですか?
575 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/22(水) 13:13
自民党を出る前に文部大臣やった鳩山邦夫は
手塚治虫の大ファンだったよ。
共産党とつきあいっていうか松本善明が級友
だったから応援しただけでしょう。共産党と
は敵対関係の創価学会の雑誌に漫画連載する
くらいだから、政治関係には鷹揚だったんじゃ
ないのかな。
戦時中に漫画を自由に描けなかったり、焚書
されたりしたから、リベラリストではあるけど。
左右のどちらにもおかしな幻想を抱かない
リアリストでもあったと思う。
576 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/22(水) 14:00
BJが手術拒否して国民栄誉賞蹴ってるのは
やっぱり手塚的にムカついたから?
三つ目がとおるなんかも最近見たら
あまりの変態趣味に愕然としたよ
まさに変態だよ
577 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/22(水) 17:26
578 :
シツモンGETっだぜ:2001/08/23(木) 14:49
ところで『鉄腕アトム』がハリウッドで映画化されるって話はどうなったの?
579 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/24(金) 16:53
スピルバーグが撮ったヨ。
「A.I」って奴(w
580 :
:2001/08/24(金) 19:02
>>576 ああいうの描かないと、うけないと思ったんだろ。
某アメコミ通のSFマニアにして評論家に入れ知恵されてから、
手塚本来の傾向が歪んだんだよ。
晩年作は、ときどき書いていて、世代のずれとか違和感感じながら
描いているなぁと(読む側で)受け取れるところが多かったよ。
581 :
:2001/08/25(土) 02:12
>某アメコミ通のSFマニアにして評論家に入れ知恵されてから
似たような話が鉄腕アトムの文庫版でも出てたね
アトムを悪側において人気ががた落ちしたら逃げたって話だったけど
あれは当時の担当だった気がするけど同一人物・・・?
582 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/25(土) 08:42
アメコミ通のSFマニアって小野耕生のこと?
実際、「三つ目がとおる」(とBJ)で手塚治虫は低迷期を脱して
復活を果たしたんだから、それが事実なら結構なことじゃないの?
今更だけどプロモ版見た
結論:ピノコ萎え(てゆーかオカマか?)
絵は原作っぽいしBJの声もいいのに…
定期age
585 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/09/02 03:07 ID:zwFCHH5M
手塚治虫アンソロジーの ロボットII の最後の解説を読むと、
手塚るみ子の筆でSONYのAIBOを最近手塚家が購入して…という
話が出てくるが、SONYの担当営業が読んだら激怒するような
話になっている。 手塚家のあの娘は能天気で、過去にも
家庭不和の話とか新聞紙上で暴露してくれたり、がんばっているな。
>585
あの人はまれに見る「天然」ですから。
そっとしておいてあげてください。
587 :
名無しさんiltupai:01/09/02 14:41 ID:8POfPIuI
>585
どういう話なの?
手塚はいいけどさ
まだ奥さんまでは許すけど
眞とかるみ子とかなに考えてるのやら
眞はビジュアリストみたいだが
るみ子は何して暮らしてるのかな
そういえばもう一人いたっけ
588 :
:01/09/02 16:09 ID:dsWXdeGI
手塚るみ子は、どこかの広告代理店に親のつてで入ったのでは?
おやじの遺産周辺のイベントとか企画で食っていると思った。
本の解説にのるのも、手塚家の人間だからといえるだろう。
次女は確かにあまり表には出てこないね。
あんまり表に出ない次女に好印象。
590 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/09/02 21:39 ID:EZnkJJFw
眞の撮った白痴ってどんな出来だった?全く話題になった覚えがないんだが。
591 :
名無しさんiltupai:01/09/02 22:18 ID:8POfPIuI
>588
いやるみ子の書いた本では
ちゃんと自力で入ったってさ>広告代理店
最初は手塚のコネを嫌ってたみたいだけどね
確か日テレにも
手塚のコネで入れたかもしれないけど
あまりに筆記試験がわるかったらしい
手塚もそれにはちょっとがっかりしたとか
-――――-、
/ \ヽ//ヽ
/ / ,-、 \ l
| < / \ .>|
| /⌒l l⌒ヽ |
ヽ-、 ィ''l]Τ Τ[l`ト/
l∂ `ー' ( `ー'' ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄
`ー、 ´"" __λ""" ノ < ブッダが好き
`'''―┬‐-U-‐''" \____
┌厂ヽ ト-、
厂ヽ ヽノ l`l
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|ヽ、;;;: / |
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八 ー' |
( '"\ ;:;:7
入 ヽ、_.ノ ,)
/ 〈
/ 、_:::: ;;;;(、
∠;;,,__________,つ
593 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/09/03 00:47 ID:G0wv4Kdo
受け入れる側は、ちゃーーんと本人が背負っているものの価値
を計算に入れて採用しているのよ。そんなにコネが無縁だという
のなら、漫画やアニメとはまったく無縁の分野を選べばよかった。
たとえば広告代理店などさけて、旅行会社でも金融でも食品でも。
いまではしっかりと親父の財産のまわりにたかる商売のプロデュース
していて自力でもないものだと思うね。
594 :
名無しさんiltupai:01/09/03 17:26 ID:PZJnF.I6
>593
広告代理店のほうが全く計算してなかったとは思ってないけど
本人がもっとしっかりしてたらもっといいとこに決まってたと思う
まあそんなことは長女の自分の本にかいてるよ
広告代理店にはいってからなんかの企画に
手塚がプロデュースしてほしいって先輩に頼まれたとかね
別に有名人の父親のコネで入ってもいいけどね
そこでも父親の作品をプロデュースするあまり
それ以外の仕事をしなくなり
結局会社も辞めたとはね
ラジオのパーソナリティ出来るのもみんな手塚のおかげかな
次女はなんか演劇をするために会社勤めを辞めたらしいということが書いてたよ
>>404
テレビアニメに参入してからも、虫プロは本来実験アニメの為に
起こした組織であるからもっと実験アニメを作れとスタッフに言って、
製作の補助金を出すからなどといって奨励していたし、社長みずから
実験アニメを作りつづけていた。虫プロを追われても手塚プロで
商業アニメとしてのメルモを作ったり、実験アニメとして森の伝説を
作っていたが、24時間テレビで長編が公開できるという機会を
得るや、実験アニメの方にはあまり時間を割かなくなってしまったと
見えた。