オヤジ漫画原作王、倉科遼、滝上峻、兜司郎、高村圭

週刊漫画ゴラクやら週刊漫画タイムスやらで何本原作を持っているのか
はわからないけど、その偉業と優れた作品群について雑談なり。

いつだったか「天外者」の原作滝上峻は右翼関係者なるガセネタが
2ちゃんねるで流れたけど、滝上峻と「美悪の華」の原作倉科遼は
同一人物。
まるで対象的な作品ではあるけど、そういった意味からも、この
スレッド上げたいね。

別冊週刊漫画タイムスの漫画なんて、３割近くこのひとが原作やって
んだもん。

＝司敬、火野俊平　でもあるんだよね。
（このあたりは自分のプロダクションのＨＰに
　　記載あり）
でもこの人、プロダクション形式で仕事をしているから
本当に週刊連載を全部、本人が書いているかは不明。
だって全部、本人だったら、週刊連載４本、各週連載５本以上
ぐらいを全部自分で書いている計算になるから、
さすがに不可能だと思うのだが…

>4
間違い発見
司敬は大場敬司の弟。
司敬のペンネームの由来は兄貴の本名の名前の部分を逆さにしたんだよ。

「天外者」は名作。
「革命なんてのは、町工場の工員とか、豆腐屋のオヤジとかも共感し、
共に行動できるものじゃねえといけねえはずなのによ…」
全共闘の学生に向けて冷めた態度で罵るも、結局みんなから糾弾されて
追い出されるようにして大学を中退した主人公。
　グループ批判らしきものやら、田中角栄善人説、ラストで現実社会の
出来事に見事につなげたストーリーの妙。
　弱者の視点から、そして弱者が救済されるとすればの理想を描いた、
恐らく滝上峻名義の最高傑作なんだけどなあ…。やっぱり皇民党ネタ
はまずいか。
作画の原敬一郎って今すごいのぼり調子じゃないの、それに乗じて、
単行本化って無理かな。
佐々木が土方としていったんは底辺の辛酸を舐め尽くし、そこから、
だからこそ周囲の連中を救わねばと決意する下りなんて、本当に
作者の情熱とか怒りとか、純粋な思いが伝わってきたけどなあ…。
結局、漫画に関わってる人間って、こうだよね、と少し甘いかな。
でもこの人ってもっと売れる出版社にいってもいいはずなのに…とか
おもったりして。

>>5
え？！本当に？！知らなかった。
ＨＰにそれらしきことを書いていたから
そうだと思っていたが、ガセ情報すまぬ。
だとすると、一連の原作は弟と一緒に書いている？？

>>7
野望の群れと天外者って同じく別冊漫画ゴラクというだけでなく、
話もなんか似てるよね、ということ。

天王寺大も相当凄いけど、この人にはかてない。

天外者連載前に別ゴラに載ってた北九州やくざの漫画って、原作この人だったよね。
武侠一代にしても、前出の漫画にしても、どうやら九州のやくざに思い入れがある
みたい。
普通やくざには完済弁しゃべらせるものなんだけどね。
個の人って九州の人かな。
独特のアナクロ染みた感情がどうしても出てしまうあたり、いかにも九州だな〜と。
そういや「女帝」にしても「雄大たれ」にしても主人公は熊本出身だわ。

このスレ2人か3人で回してるような気がする

「週刊漫画タイムス」の別冊として「別冊週刊漫画タイムス」と「週刊
漫画タイムスパンチ」
「週刊漫画ゴラク」の別冊として「別冊漫画ゴラク」「漫画ゴラクネク
スター」ほかにパチンコ者の増刊がほぼ定期的に刊行されている。
でもなぜか「週刊漫画サンデー」って別冊も出ていない。
親父向け漫画であろうと表現のフィールドの一つとして認識していて、
それなりの作品があるとわかっているのだが、もっと社会的地位は向上
してもいいと思うぞ。
少なくとも作品の質と、また志では少年漫画を超えているのだから。

永井豪が「バイオレンスジャック」を連載していたとか、またテレビド
ラマ化も去れて十分にメジャーな「静かなるドン」を連載していたとか
個の手の漫画雑誌では恐らくメジャーな「週刊漫画サンデー」なんだか
ら、もっとがんばってくれてもいいんだけどなあ・・・。部数は云々
いわないけどね。

>>11
だって親父漫画について語れる機会なんてそうそうねえんだもんよ〜
純粋ドキュンな職業に就いているせいか、編集サイドとしても私たち
みたいなのを対象として編集してるんだろうしね、と考えてみたり。
まあこの手の漫画雑誌には必ずやくざ、正義感あふれる熱血刑事、
あとグルメ者、またお色気要因としての漫画ね。
そんな制限ありまくりの状況下で、「ネオン街物」というジャンルを
確立し、またほかの雑誌にまで定着させたこの原作者の方を褒め称え
てもいいんじゃねえかと思ったわけよ。
「美悪の華」と「天外者」ってのは、この原作者の悪と善の二面性を
見事に示してくれている。なんてね。

司敬はもちろんだが、杉浦要之助もこの人のプロダクション所属。
和気一作は確か昔オリジナルの漫画を書いてたはずだから、何も
プロダクション所属ってことはないだろうけど・・・る
原恵一郎ってどうよ?「天外者」では原作で滝上峻になってたけど、
構成は確か別の人。誰だっけ。もう誰の手にもな位であろう、
一年以上前の別ゴラで確認なんてできねえもんよ〜。
天外者は一応、途中から読みました。最初のころが結構いいらしいですね。
社会の底辺にまで落ち込むも、周囲の連中救済がために奮起するあたりから
読みました。

ならこの人の月収ってどのくらい?
下世話でスマン。

素朴な疑問なのですが、
どうして、同じペンネームでやらないんだろう？
もちろん個人の自由っていったらそれまでだが
同じペンネームなら、それだけ名前も売れるわけ
だし、今よりももっとメジャーになっていると
思うのだが…あれだけの原作を残しているのに
あまりに名前が知らなさすぎ。
やはり３大誌で書いていないから？

「別ゴラ」の「Ｇ-BLOOD」ってなんかこの人の漫画っぽい。
いくつあるかわからないペンネームの一つじゃないの、と穿ってみたり。

弟なんて聞いたこと無いなあ。
だって司の本名はマツモト敬司ですぜ・・・

>>5
俺も弟なんて聞いたことない。
どこの情報だ？

「天外者」のあらすじだけでも教えて頂けないでしょうか。
非常に気になります。２ちゃんねるで紹介されてて面白そうだと読んでみたら、
ｔでもなく面白く、見事にオヤジ漫画に対する偏見も消えました。
リクルートをもじったラクルートがでてくる下りからよんだのですが、
どなたかご存知ないでしょうか。
単行本にならないかな…る
あるいはどこかに別ゴラごと保存されてないものか…る

ちなみに本名情報は、高校時代の担任教師からなので確実。
母校が同じなんで。仏教系なんだよね・・・

俺が間違ってただけかもしれない。スマソ
でも司敬のペンネームの由来は名前を坂さにした、であってたでしょ。
だから許して〜。

この系統の後を継ぐ原作者は、おそらく生田正だな……きっと（「ハート
ボイルド・パパ」「山靴よ疾れ」とか書いてた人）。
時々えらくベタだし、たまに変な雑誌でやってたりするし（ゴラク系の増
刊とか）、ヤンジャンとかクビになりそうな感じだし（藁

>>17
おそらく、同じ雑誌で数本やってるからでないか？
梶原一騎＝朝森徹夫（間違ってるかも……うろ覚えでスマソ）のＰＮで
やってた如し。

>>25
高森朝夫だっけ？
ややこしいぞ、ゴルァ！

確か週刊漫画タイムスの増刊号の編集は
倉科のプロダクションが編集しているはず。
だからそのほとんどが、倉科をはじめそこの
プロダクションの人が書いているのではないか？

芳文社にはかなりわがままが効くらしいんだよね。
あの女帝ジグソーパズルはﾜﾗﾀ。

>>28
あのジグソーには、確かにワラタ！
いったい誰が買うんだろってね。
Ｈ社とは格別の関係みたいだね。
何か弱みでも握られてるのかな？
摩訶不思議。