始皇帝は教科書で習うレベルで悪役だがな元から
むしろキングダム読者は綺麗な始皇帝からの闇落ちを楽しみにしてるんじゃないの
秦が悪いのは中国人の内というよりは、世界から嫌われたからだろ。
呉に曹瞞伝書かれて、演義書かれた曹操ですら再評価される機会があったのに、
世界の恥、という認識だが、逆に、当時の中国から観た内向きな始皇帝評価は
できそうだけど。異民族討伐は力量及ばずというか長城作って追いやったようだが。
始皇帝別に嫌われてるだけじゃないだろw
中国なるものを制度的にも領土的にもほぼ確定させたと言っていいのが彼で、
北方支配に「諦めをつけた」、これだけでも中華史的にも世界史的に大変な事だよ
>>944 貨幣・度量衡の統一だの、街道の整備だの、再評価の仕様はいくらでもあるけどな>秦
単純に強大だったから、矛盾も大きく、敵役にしやすいってだけだと思うが
秦の制度をそのまま六国の新国家に持ち込もうとしたから、中国の同質性に
早くから気付いていたとも言える。民族主義ではなくて、単に地政学的に、
蒙古高原や西域を越えての版図拡大が無理だという事と、中原の攻め易さを、
理解したという事か。おそらく、匈奴などを野望も無い蛮族と見なしたんだろうけど、
帝国の制度が、遊牧帝国の制度確立に影響を与えたというのは、皮肉でしかない。
秦の建国によって、戦争における侠客の活躍というのは一時廃れたというから、
侠客サイドの話である以上、秦が敵というのは当然といえばそうだね。
周王室なんぞくそくらえじゃと言い放つ無名の言葉には秦の治世を意識した以上の
何かがある気がするけどどうだろね
秦の統一自体、六国からすれば考えられない事態だから、単に王室だから、
しなびた洛陽にて居を構えていても、攻められまいと思った甘さに腹が立った、
とか。虎狼の秦からすれば、道義的君主ほど邪魔なものは無いから、乱世が
深まれば深まるほど、追い風となるのが秦の時代ではないか。厳法の支配、が
正当性を得るのは、悪人が蔓延る時代だから、安定した六国に、敢えて、乱を持ち込む
秦は善悪逆転の価値を持ち込む事によって、蛮族を平定する、という構図を持ち込むはずで、
秦が悪に堕落するのは、統一後の怒濤の改革によってからで、始皇帝を悪視するのは、
戦争劇の予兆かとも思う。
話が噛みおらんぞ?
>>944 異民族討伐は逆にそこそこ成功してる方かと
六国併合後、蒙恬に30万を与えて胡を討ちオルドスの地を取ったり
屠雎に50万を与えて嶺南を攻略し南海・桂林・象の三郡を設置したりしてるし
952 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2013/11/10(日) 12:08:38.94 ID:P2gQq/9q0
そもそもなんで6ヶ国に別れて争ってるの?
>>952 大昔の中国は何十もの小国の集まりで、殷も周も国家連合の盟主でしかなかったんだよ。
それが春秋戦国時代の長い戦乱で徐々に弱いとこが脱落していって、最終的に
戦国七雄と呼ばれる7カ国に絞られた。
まー、趙・魏・韓はもともと一つの国が3つに分裂したものだけどな。
横山光輝の殷周伝説を読むと良いよ
古代中国の事が何となく分かる
956 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2013/11/10(日) 22:46:03.67 ID:5l7ESjrG0
殷は伝説上の国じゃなかったっけ?
太公望が周の国か。
ほうしん演技は読んだんだけどな。まあジャンプで連載してた奴だけど。
>>956 殷は色々と発掘されてるから実在したのは間違いなさそう
夏が微妙なんじゃなかったかな?
958 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2013/11/10(日) 23:28:14.03 ID:5l7ESjrG0
伝説と歴史の境目あたりって面白いよね。
ゴンタ的な絵柄とも相性がいいと思う。
蒼天航路で竜が出てきたら蒼天考の掲示板では批判殺到だったけど。
神話と歴史の境目ぐらいならアリだもんなあ。
>>956 都の名前が殷で国号としては商、実在はほぼ確実で今はどういう国家形態だったかを
研究している段階だったと思う
>>958 そうなん? 三国どころかもっと後の時代でも神仙妖異の類がちらちら顔出すのは定番だと思ってたけど
調べたら月末にもう3巻が出るんだね。コミックス派だからすごい楽しみだわ
961 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2013/11/11(月) 09:00:41.91 ID:IKGPtpbo0
そういえば孫氏ってこの時代あたりじゃないの?
出てくるのかな。
>>958 そんな批判あったんだ、変だね
第1話からトンがでてるのに
964 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2013/11/11(月) 16:16:20.60 ID:ir5eBjV90
>>962 第一話みたいに象徴的な扱いで出るのはOKみたいだが。
劉備が竜を釣るのは逆鱗に触れたみたい。竜だけに。
俺はあの劉備が関羽と釣りをする回好きなんだけどなあ。
>>963 なるほど。この漫画買ってからネットとかで戦国時代のこと調べたりしてるんだけど
いまいち掴めない時代なんだよなあ。最終的に始皇帝が纏めるのとその始皇帝の国も
すぐ終わって項羽と劉邦の時代になるって事ぐらいか。
孔明は例のファンサイトの管理人がまあ毛嫌い激しかったねー
>>935 現時点での爵位は王コツの方が上ということだろう
キングダムでは王コツは汗明とかいうネタキャラの噛ませになってしまったから、評価が下がる
俺は幻覚よく出るから、ああいう龍の出し方は変だと思わないわ
漫画だし比喩とも取れる
孔明ラフレシアと大差無い
大まかな歴史の流れが知りたいなら安能務の春秋戦国志下巻がいい。
2〜3章ごとに主要人物を切り替えながらゆるやかに500年の歴史を綴る力作で
半分読み物、半分解説書といった構成だから作者の脚色も少ない。
直接関わりのある時代だけ知りたいなら下巻の真ん中、商鞅登場からでいい。
むしろ中華で天下を取るなら龍ぐらい釣らないと
皇帝の象徴であり劉邦の前世だし
971 :
漢中王法正:2013/11/12(火) 07:22:39.03 ID:pKyqC4lIO
我は漢中王法正なり。
972 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2013/11/12(火) 21:09:56.83 ID:l2TlYEjc0
ただこの
春秋戦国時代って結局クソ長い割りにずっと争ってるだけなんでしょ?
始皇帝が登場するまで
なにか歴史的な転機みたいのあったの?
主人公が戦国時代を平定するなんて事はありえないって事だよね。
三國志でいうと、赤壁の戦いが何度もあったような感じというか……。
一国が強大化して覇権を握りそうになる→天下分け目の戦いで失敗のパターンを繰り返すので。
歴史の転機っちゅーと、春秋時代と戦国時代を分かつ普の分裂が筆頭だが権力争いの内部分裂なんで華が無いよな。
個々のエピソードは面白いんだけどな。
鶴マニアで国滅ぼした王様とか。
974 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2013/11/12(火) 21:38:17.82 ID:l2TlYEjc0
歴史の流れとかじゃなくて
昔話的な面白さみたいなものなのかね。
アラビアンナイトみたいな。
975 :
漢中王法正:2013/11/12(火) 21:41:24.78 ID:pKyqC4lIO
(:3[布団]
>>973 ゴンタと同じあやまちをしとる
三行目で
むしろゴンタと正反対の間違いというべきか
>>972 つか通信や交通手段の関係で、あまり広い領土を持つと統治できなかった時代。
だから領土が拡大すると自重崩壊する。
>>978 おそらく下まつげの長さを決めるDNAだろうな、蒼天的に
次スレはタイトルに【達人伝】入れるのってどうよ
まあ立てる人に任せるけど
982 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2013/11/13(水) 21:40:42.31 ID:bFHX2B710
ていうか今連載してるのだから達人伝を入れるのは必須でしょ。
スレタイに漫画アクションを入れないとダメじゃないか
某板で紹介されていたけど蒼天の読者が知らずに驚いていたぞ
984 :
漢中王法正:2013/11/14(木) 10:47:49.66 ID:W6pEgO72O
漢中王法正も入れなさい
985 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2013/11/14(木) 11:00:43.72 ID:13AkgILiO
>>963 今号の一騎打ちは読み応えあって面白かったよ
>>972 クソ長い争いの中で、文明化の鍵となる思想とか戦争に純化した思想とかクソの役にも立たない思想とかが
わんさか沸いてでてくる面白さがあるんだよ。
故事成語とかもこの時代に多かったのかな
988 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2013/11/15(金) 07:25:52.43 ID:K1N5pnZO0
始皇帝の前に中国統一できそうだった奴
とか居ないの?織田信長みたいに後一歩でダメになった奴とか。
まだあったのかこのスレw
リメンバー7巻何回読んでもZAP全滅するわ
そもそも「中原の覇者」という概念はいつごろ出来上がったんだろう
周王朝もけっこうまとまっていたけど全土と言うと違うよね