■■イタリアオペラになじめない人の人数→

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67名無しの笛の踊り
>>66
『アイーダ』はなあ…名演がスタジオ盤よりライヴ盤に集中してるからなあ…。
個人的に歌手面で最高だと思うのが51年ファブリティース指揮メキシコライヴ、
指揮面では37年パニッツァ指揮メトライヴかな?ただこの2つは音質が音質なんで
初めての方にはとてもじゃないけど薦められないが…。少し譲ってスタジオ盤だと
DECCAの52年エレーデ盤とEMIの55年セラフィン盤、100歩譲ってDECCAの59年の
カラヤン旧盤(漏れ的には録音バランスが我慢の限界なんだけどなまじ歌手が
いいだけに…)あたりかな。66の薦めてたカラヤン新盤とムーティ盤はどちらも
‘オケ中心で『アイーダ』を聴く’と条件設定した上でのベストチョイスだろう。
歌手メインで聴くとどちらもオケ運びが歌手に対して配慮が無さ過ぎて聴いてて
辛い(特にカラヤン新盤は録音バランスの上でも歌への配慮0なのがイタい)。
キャスト的にもムーティ盤はドミンゴがラダメスにしては高音に張りが無く
味わいが薄いし、カバリエももろにスピントなアイーダ役にはやや軽い。ただ
コッソットのアムネリスは最高だけど。カラヤン新盤はとにかくアイーダに
フレー二、ラダメスにカレーラスってのが無茶過ぎる。カラヤンお得意の薄味
キャストの面目躍如といった感じの盤。
『椿姫』はカラスの55年スカラライヴを音が悪くても一度は聴くべし。それで
どうしても音質面で我慢ならないならDGのヴォットー盤かショルティの94年
コヴェントガーデンライヴの映像を。『リゴレット』はとりあえずワーナーの
クエスタ盤とEMIのセラフィン盤を聴いてからじっくり考えて下さい。
…ところで漏れはネモリーノはパヴァロッティよりもタリアヴィーニの方が
好きだし最高だと思うんだが…。