オーディオ

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>>60
ヨーロッパのメジャー・レーベルは同一の商品を各地に輸出するのが
普通。たとえばドイツ拠点のドイツ・グラモフォン(DG)は
フランスやイギリスでわざわざ各国仕様のCDを製造しない。
そのことで音響技師(Tonmeister)と演奏家の意図した音像が
できるだけ忠実なかたちで消費者に聴かれることを保証している。
インディペンデントのマイナー・レーベルは言わずもがな。

ところが日本にはLPでもCDでもマスター・テープを送ってきて
その後の製造工程,つまり原盤作成とプレッシングは日本の子会社に
任せている。その結果,私が経験した限りLPではまるで別物の
音になっていた。CDではどうなのか。

日本を特別扱いしてディスクの最終製造工程を日本人に任せている
とすると,それは次のどちらかを意味している。

(1)日本人の聴覚・芸術的感性はすばらしい。任せて大丈夫。
(2)売れりゃーいいのよ。どうせあいつらに音わかりゃしないんだから。

さーどっちかな?