>>83 ごめんなさい、いくらなんでもそれは無理です。
あ、別に秘密だとかそういうんじゃないですよ。
肩を落とす、肘を落とす、という事が把握出来ると言うことは、
ピアニストとしての入り口に入れた、という事を意味します。
それくらい、それ自体が難しい事なんです。
結局は誰もがいっているような姿勢とか指の形とかの注意点にヒントがあります。
でも正しい姿勢ってなに?肩ってどこ?落とすってどういう事?
実質的にはどんなに単純な事でも、それを内的に把握する必要がある以上は、
どんな事も複雑怪奇なのです。
私の先生などはこの辺の事を訊ねるといつも「それはいくら弾いても疲れないという事ね」と説明していました。
つまり、結果として「いくら弾いても疲れない」奏法、「自分の音のイメージと実際の音が苦もなく一致する」奏法。
これが結果として肩を落としている事なんです。
決して肩を落とす、から始まっている訳ではなく、効率的な奏法を研究して結果として肩を落とす事が良い事が分かる。誰でも言っていますが、過程が大事というのはこういう事です。でもおおまかな言い方をしますと“肩を落とす”という型から入る教授法は極めて幅を効かせている方法ですね。この辺は難しい問題が沢山あります。
まあ、手っ取り早く無責任に言えば、ムリ、という事です(w。