クラシック音楽・初心者質問箱

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84初心者
>>83
あのように管の直径が徐々に小さくなって「閉じている」ときは特別で、
「閉じている部分」には定常波の腹が生じているのだと思います。
(これはもうちょっと考察してみる必要がありそうですね)

つまり、管の端が物理的に開いているかいないかのみで「開管」「閉管」
を決めるのは本質を見誤ることになります。
倍音のでき方を決めるのは定常波のでき方なのであって、端が開いているか
閉じているかではありません。

普通は管の太さが一定の場合を考えるので、管の端が閉じているか、開い
ているか、という問題と、そこに定常波の腹ができるか、節ができるか、
というのがたまたま同じ問題になっているだけです。

また、あの図は正しくないように思えます。なぜなら定常波の振幅が
管がすぼまっていくにつれて、小さくなっているから。
本当はずっと同じ振れ幅であるはずです。
縦波なのですから、波のグラフは管の外に出てもかまわないはずです。

まちがってたらスマソですぅ。