■グスタフ・マーラー■

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635名無しの笛踊り
>>632
ジャンルが成熟するにはカリスマ的な手法開拓者の出現と言うプロセス
が必要。そういう時代に合うからこそ新しいものを提供できる。マーラー
受容において、バーンスタインが正にそういう存在だったのだ。
そして、成長期と安定期はそれぞれ課題も異なる。マーラー受容が安定期
に入って10年以上が経った今、バーンスタインと同じ手法を望んでも、
もうそれは一般には「時代遅れ」としか認識されないでしょう。
その意味で、MTTやサロネン、ケント・ナガノといった人達に頑張って
もらいたいのですよ。また、その次の世代が、一体どういったマーラーの演奏様式を
提示してくるかが楽しみでもありますが。