1 :
名無しの笛の踊り :
2006/12/04(月) 02:17:11 ID:s+kMFrNh ドイツ音楽の父、シュッツについて語りましょう。
2 :
名無しの笛の踊り :2006/12/04(月) 02:42:04 ID:VrqoNyUu
2ゲト しかしまたマイナーな作曲家をw 好きだけどさ
3 :
名無しの笛の踊り :2006/12/04(月) 07:25:03 ID:wTyN686z
宗教的小協奏曲集(・∀・)イイ!
4 :
ななし :2006/12/04(月) 07:26:27 ID:f/MeOSUu
別にマイナーじゃないよ
5 :
名無しの笛の踊り :2006/12/04(月) 09:48:23 ID:OI9b+kjA
クラ板における豊臣秀吉のスレはここですか? それはともかくドイツ語声楽曲の素晴らしさは特筆ものだね
6 :
名無しの笛の踊り :2006/12/04(月) 13:28:08 ID:35fgLkNl
これほど”ドイツ語”が迫ってくる音楽を書いた人も珍しい。 ゲオルギアーデスが著書の中で”シュッツ、またはドイツ語の発見”と位置づけているが、本当にそんな感じに響く。
7 :
名無しの笛の踊り :2006/12/04(月) 16:18:51 ID:HuyX5tD9
『音楽と言語』か。あれは読み物として面白いね。 ヨハネ受難曲のイエスが4人のマリア達に語りかける下りの表現の恐ろしさは異常
8 :
名無しの笛の踊り :2006/12/04(月) 16:46:10 ID:XjpvwP2W
SWV468でage
9 :
名無しの笛の踊り :2006/12/04(月) 22:30:23 ID:s+kMFrNh
なんとなくシュッツってバッハより近寄りがたい・・。
まあ、とっつきにくい部分はあるわな。 受難曲ぐらいまで厳しくなっちゃうとかえってすがすがしく感じるが。
シュッツの受難曲はもう少し合唱が多ければ演奏される機会も増えただろうが・・・
12 :
名無しの笛の踊り :2006/12/05(火) 11:24:36 ID:OS2qHAXe
簡潔で親しみやすいと思うがねぇ
13 :
名無しの笛の踊り :2006/12/05(火) 14:56:59 ID:QDdLPXKt
声楽曲しかないからとっつきにくいんだろ
14 :
名無しの笛の踊り :2006/12/05(火) 16:13:30 ID:J+0TU3eI
日本人にシュッツは理解できない・・。
ヨハネ受難曲はカンターテとかいうレーベルから出てた エーマンの古い録音が印象に残ってる。
16 :
名無しの笛の踊り :2006/12/05(火) 19:45:16 ID:50d+9YDv
>>14 可哀相に。めげたらもったいないよ
聴く分にはやはりフレーミヒもとい
ドレスデン十字架〜のシュッツが多くなる。
17 :
名無しの笛の踊り :2006/12/05(火) 21:56:56 ID:J+0TU3eI
そうですか・・。がんばってみます・・。
18 :
名無しの笛の踊り :2006/12/05(火) 22:13:03 ID:LkH1d4LY
マドリガーレ集ウマー
音楽による葬送 演目にあったから聴いてきたけど なかなかによかったよ 特に第2部と第3部
>>16 クロイツコアのシュッツは究極ですね。
特にマウエルスベルガーの時代は神がかっているかと。
シュッツ購入決定しました。
ルカ受難曲で保守
マルコも書いてほしかった....。
24 :
名無しの笛の踊り :2006/12/12(火) 17:45:33 ID:q9UQlhP+
書く前に力尽きてしまったんだろうね 個人的にシュッツの様式には簡潔なマルコが一番合っていたのではないかと思うけれど。
25 :
名無しの笛の踊り :2006/12/14(木) 01:42:58 ID:e7YlzLzW
シュッツオタクってすくなそうだな。
26 :
名無しの笛の踊り :2006/12/16(土) 02:48:44 ID:vGeaaiF0
シュッツ買おうと思うけど、どこのCD屋にも 置いてないよ・・・・。
犬や塔で探すしかないな。 あとは組合とか
>>25 合唱畑には結構いそうだけど。最近は流行らないのかな?
シュッツをまともに演奏できる合唱団は日本にいくつあるのだろうか・・・
30 :
名無しの笛の踊り :2006/12/16(土) 12:40:13 ID:Gkq24wFr
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;) ..|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;_;、 ' .|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,、r'〈-‐‐'''" .'l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,、、ィ:::::::::::'i .├----------―'''''" ゝ';:::::::::;⊥, |---.、 ,、-―― ゙;;;r'"ー 、', ',,,,,,,,_ ', ,' ._,,,,,,,,,,__,、 - リ r ノ.ノ l . l┴'‐' i ; '┴'‐''", ' "´ ; ^r'ノ <age . |、, ,ノ.l ' - ,.,.,.、- " / ' -' j ゙、ゝ、l 、 / 't‐" ゙、 L__ 、-ヽ l / .|ラ'it''"i、 . ', _r;ニ;‐、,ゝ.ヽ、,, ., / ,、r',r" `''".\ ゙fゝ、 ゙̄フ`'‐、, .,、r' ,r.',r'" / `'''' ,,,,、、、、ヽiリ川ゞ、,,,、r'"_,,,,、レ' /| 人リルr‐'  ̄ ,、 -''" | / ヾリ'' ._,,,,、-''" | /  ̄ ̄ シュッツのAAがないので代用
31 :
名無しの笛の踊り :2006/12/16(土) 12:54:52 ID:Hweua4BP
というか、合唱団でシュッツやられても萌えない 小規模な声楽アンサンブルなどが由
32 :
名無しの笛の踊り :2006/12/16(土) 12:59:25 ID:fyiZnUXH
大阪のシュッツ合唱団は、邦人の糞新作ばっかりやってて、 最近ちっともシュッツやらんしな。 明日「クリスマス・ヒストリーエ」を、何十年ぶりwとかでやるらしいが。
>>30 _,;- '"´ミ`゙ヾゞヽ、
ノ" 、 ,,;ヾ''ヽ、、,, トヽト、
彡 ミ ヽi
ソ ,;'" ヽ
彡_,; ';;' 彡三ミ彡三 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミ三彡シ ,; ィ'_⌒` jr⌒`i !
ヾトヾ,,;;" ,",ィ・ニヽ (,・ニヽ | AAすらも
ヾ、(ネ ゙`-=ィ' `、゙ソ'i | 忘れられたとはな
ヽ._,、 、 ,イ_,、 ) イ ∠
/ヽ ト 、,,'";;ノ!i!iヽ..i,, \_________
/ \ ヽ、 ト-='"=≡-''ィ'
/ \゙゙`;、 )iiilヾ(ヽ
/ | ヽ、_ト、'" ii ', `、
/ | ヽ、 !! j \
ノ ト、 ヽ / ヽ ``'-;,._
/ ヽ , , _| |_,, ヽ
| _,;- '"´ "'- ' "
ト-イ
34 :
名無しの笛の踊り :2006/12/19(火) 22:05:54 ID:wS6HpaVH
シュッツ上げ
エーマンのクリスマス物語が廃盤・・・
保守
37 :
名無しの笛の踊り :2006/12/27(水) 21:13:31 ID:q6mR0lEt
イエス生誕の物語でage
38 :
名無しの笛の踊り :2006/12/29(金) 00:52:19 ID:yVk6Ud/9
イエスキリスト復活の物語で保守あげ
随分とまた渋い人を。 三十年戦争に居合わせたという事情もあっての、一切の無駄を削ぎ落とした簡潔なスタイル。 それでいて、ふっと優しい微笑みの風情が浮かび上がる瞬間。 難解とか気取りとか威圧とかとは無縁だと思うけど、やっぱり畏敬の念があります。
「ドイツ語が....ドイツ語が迫ってくる!!」
42 :
名無しの笛の踊り :2007/01/02(火) 16:01:45 ID:wi1muYbX
シュッツはどれくらいドイツ語勉強したらいいですか?
43 :
名無しの笛の踊り :2007/01/02(火) 16:44:14 ID:UEp6k+0W
>>42 意味がよくわからん
聴くためにかそれとも歌うためにか
いずれにせよいくら勉強してもしすぎということはない
もっともシュッツの作品に関わるのならドイツ語だけじゃなく
聖書の勉強もすることをお勧めする
44 :
名無しの笛の踊り :2007/01/02(火) 17:53:52 ID:H4kLE2MF
>>43 三十年戦争及びドレスデンの歴史も忘るるなかれ
45 :
名無しの笛の踊り :2007/01/02(火) 17:59:10 ID:lE9Ysil3
>>42 効率的に行くならば、
ますばルター訳の詩篇を勉強してみてはいかが?
すまんタイプミスした… ますば詩篇を→まずは詩篇から
47 :
名無しの笛の踊り :2007/01/02(火) 18:17:46 ID:H4kLE2MF
>>45-46 それいいね。
いきなり聖書の勉強と一言に言っても、預言書・福音書・書簡などいろいろあってややこしいから、
福音書や詩篇などシュッツがテキストとして使ったものから勉強するのも一つの手だと思う。
しかしまずは現代ドイツ語から始めるのが無難だと思うよ
>>42
48 :
名無しの笛の踊り :2007/01/04(木) 19:27:03 ID:C+5P5U2p
詩篇二篇であげ
49 :
名無しの笛の踊り :2007/01/08(月) 12:10:28 ID:6jEqsjnF
シュッツってもっと人気出てもいい。
age
51 :
名無しの笛の踊り :2007/01/17(水) 18:05:45 ID:LXhwPsZo
SWV444でage
シュッツスレをschützenしとこ
53 :
名無しの笛の踊り :2007/02/01(木) 20:04:35 ID:7aTa9QJa
人稲杉
54 :
名無しの笛の踊り :2007/02/09(金) 11:42:38 ID:Hv+Vmfr2
。 ∧_∧。゚ ゚ (゚ ´Д`゚ )っ゚ (つ / | (⌒) し⌒ ageてやるー
シュッツのスレがあったのか
56 :
名無しの笛の踊り :2007/02/13(火) 00:13:53 ID:9reSD6j5
圧縮よけage
57 :
名無しの笛の踊り :2007/02/15(木) 13:30:53 ID:l/stZIqN
\ / \ / \ / \ ∧∧∧∧/ < 俺 > < 予 .し > < か > ─────────< .感 い >────────── < な > < !!!! い > /∨∨∨∨\ / \ / \ / \ / _| ̄|○ \
初めて聴いたノリントンの録音は、 シュッツのクリスマス物語のLPだった。 素朴でいい演奏だった。 ノリントンも私も、あの時代には戻れないのだなあ・・・
>>58 なんだ、ノリントンの幼馴染みみたいなカキコしてw
しかし、あれはイイ演奏だった。
同じくデッカから出ているモンテヴェルディとかも結構いいんだよね。
彼の主宰していたハインリヒ・シュッツ合唱団てのはもうないのかな?
60 :
名無しの笛の踊り :2007/02/16(金) 01:30:20 ID:HLZTfJ90
シュッツのマタイっていい?
61 :
名無しの笛の踊り :2007/02/16(金) 12:07:49 ID:8gHfAWt9
お経聞かされてるような曲だな。
62 :
名無しの笛の踊り :2007/02/16(金) 16:43:40 ID:+VSwYS6l
>>61 たしかに
バッハと違って聖句のみで構成されているため、
最終的には聖書朗誦を一部ポリフォニー仕立てでお送りしますという域を出ない代物
でも、全編無伴奏合唱にしては結構ダイナミズムが出ていて面白く聴けた
歌手の技量に多くを負う楽曲だと思う
アルヴォ・ペルトのヨハネとか、シュッツを参考にしているのではないかなと思った
63 :
名無しの笛の踊り :2007/02/24(土) 14:44:39 ID:Nv8Fezba
>>60 J.S.バッハよりよほど良い。
興味があるんだったら是非聴いてごらん。
全体にはひたすら淡々としてるけどね。 でもなぜか微妙に盛り上がるんだw あと、冒頭の合唱、"Das Leiden unsers"の"Lei"のところでグサっとくる不協和音に しびれた記憶があるなあ。
65 :
名無しの笛の踊り :2007/02/24(土) 16:50:50 ID:Nv8Fezba
>>64 冒頭の合唱と終結合唱が見事に円環を作ってますよね。
終結合唱での感動はバッハに決して劣りません。
ルカやヨハネのことも時々でいいので思い出してあげてください。 個人的にはヨハネが一番好きだな。
ho
68 :
名無しの笛の踊り :2007/03/14(水) 00:12:02 ID:dIQHOo96
69 :
名無しの笛の踊り :2007/03/14(水) 00:16:55 ID:dIQHOo96
_,;- '"´ミ`゙ヾゞヽ、 ノ" 、 ,,;ヾ''ヽ、、,, トヽト、 彡 ミ ヽi ソ ,;'" ヽ 彡_,; ';;' 彡三ミ彡三 ! ミ三彡シ ,; ィ'_⌒` jr⌒`i ! ヾトヾ,,;;" ,",ィ・ニヽ (,・ニヽ | ヾ、(ネ ゙`-=ィ' `、゙ソ'i | ヽ._,、 、 ,イ_,、 ) イ ∠ /ヽ ト 、,,'";;ノ!i!iヽ..i,, / \ ヽ、 ト-='"=≡-''ィ' / \゙゙`;、 )iiilヾ(ヽ / | ヽ、_ト、'" ii ', `、
>>68 マウエルスベルガー若しくはフレーミヒをドゾー
しかし彼らの録音の場合、単売はおおむね廃盤、
主要作品をまとめた10枚組だけが現役という罠。
新しいところではユングヘーネルやメッソーリがお薦め。
72 :
名無しの笛の踊り :2007/03/16(金) 18:34:45 ID:ik2+zn6/
_,;- '"´ミ`゙ヾゞヽ、 ノ" 、 ,,;ヾ''ヽ、、,, トヽト、 彡 ミ ヽi ソ ,;'" ヽ 彡_,; ';;' 彡三ミ彡三 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ミ三彡シ ,; ィ'_⌒` jr⌒`i ! ヾトヾ,,;;" ,",ィ・ニヽ (,・ニヽ | 私の曲もいいがシャイン君とシャイト君の曲もよろしく ヾ、(ネ ゙`-=ィ' `、゙ソ'i | 彼らには器楽曲もあるので声楽嫌いの向きにもいけるのではないかね? ヽ._,、 、 ,イ_,、 ) イ ∠ /ヽ ト 、,,'";;ノ!i!iヽ..i,, \_________ / \ ヽ、 ト-='"=≡-''ィ' / \゙゙`;、 )iiilヾ(ヽ / | ヽ、_ト、'" ii ', `、 / | ヽ、 !! j \
73 :
名無しの笛の踊り :2007/03/17(土) 01:45:10 ID:nxG65gkQ
その目やめろよww
75 :
名無しの笛の踊り :2007/03/24(土) 16:42:26 ID:iyyGGak4
ヾトヾ,,;;" ,",ィ・ニヽ (,・ニヽ ヾ、(ネ ゙`-=ィ' `、゙ソ'i
76 :
名無しの笛の踊り :2007/03/24(土) 17:41:12 ID:P1pJLNJ2
こっち見んな。
77 :
名無しの笛の踊り :2007/03/24(土) 18:41:05 ID:XOwEcxE1
78 :
名無しの笛の踊り :2007/03/24(土) 19:46:19 ID:IS+uGywP
ヨハネ受難曲ならエーマン(カンターテというレーベルはまだあるのか知らないが) 国内盤はDENONから出ていた。
シュッツのAA簡易版もあったよな ツュッシ先生とかいうやつw
圧縮よけ
簡易版発見 これだw ,,,,, ミ'' 〒ヾ 。0(やれやれ....) (' ´↓`| '~~ / ∨
82 :
名無しの笛の踊り :2007/04/01(日) 22:44:51 ID:VTvv5Max
社会学者にもシュッツってヒト居るよな。たしかユダヤ人だったはず
マニフィカト(・∀・)イイ!
84 :
名無しの笛の踊り :2007/04/15(日) 14:31:20 ID:GlFKDl6/
>>84 初っ端からすごい棄権率だな( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
何でこうも声楽は蔑ろにされるのか小一時間ry
シュッツはラテン語Manificatよりドイツ語Magnificatの方が好きだ
クラ板の人口自体がここんとこめっきり減ってるからね ヴィヴァルディやテレマンの数字は越えられそうにないが、 せめてジョスカンの14票くらいはいって欲しいな
まだだ、まだ終わらんよ…
うむ
90 :
名無しの笛の踊り :2007/04/26(木) 06:52:21 ID:E0hXB9mc
_ / \―。 ( / \_ / / ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ...―/ _) < ちんちん シュッ!シュッ!シュッ! ノ:::へ_ __ / \_____________ |/-=o=- \/_ /::::::ヽ―ヽ -=o=-_(::::::::.ヽ |○/ 。 /::::::::: (:::::::::::::) |::::人__人:::::○ ヽ/ ヽ __ \ / \ | .::::/.| / \lヽ::::ノ丿 / しw/ノ___-イ ∪
91 :
名無しの笛の踊り :2007/04/26(木) 22:29:07 ID:JFACwT8t
クラ板では声楽は人気ないのかねー
92 :
名無しの笛の踊り :2007/04/26(木) 23:27:05 ID:fqrz6X4y
声楽+古楽で二重に人気ないよ
93 :
名無しの笛の踊り :2007/05/01(火) 14:41:33 ID:1r2aERmf
小宗教的コンチェルト集に一票も入っていなかったorz 寂しいなぁ。
>>92 いや、
クラシック+声楽+古楽で三重に疎外されている。
>>94 いやいやクラシック+声楽+古楽+宗教曲で四重だな
>>95 いえいえクラシック+声楽+古楽+宗教曲+ドイツ語で五重であります!
>>96 待て待てクラシック+声楽+古楽+宗教曲+ドイツ語+大半が輸入盤で対訳無しで六重でありんす。
99 :
93 :2007/05/01(火) 23:27:34 ID:8qwugb5m
>>98 仰る通りですが…。
歴代シュッツスレでも人気が高い曲だった事もあり、
誰かが投票してくれるだろう…と思い込んで
悲しいかな別の好きな曲に投票してしまったのですよ…
人気投票が棄権続出だったのは辛かったな。
俺なんかは音楽史上でも最重要のうちの1人だと思っているんだが。
>>93 さんは何に投票されたんですか?
101 :
99 :2007/05/02(水) 00:31:01 ID:z3VWZaJC
>>100 温かくて聴き終わった後幸せな気分になれるという事で、
クリスマスオラトリオにいたしました。
受難曲や小協奏曲集はテーマや曲の背景が重くて…
自分はマタイに入れたお。
確かに
>>93 の言うこともわかるなあ。
ただ、それなりに投票の形になってた気もする。
他のルネサンス・バロック作曲家の回の結果を見ても
わかるが、あの投票結果はまともな方。あんなもんだよ〜。
シュッツ、シャイト、シャイン3人組の投票なら少しはましだったのでは
シュッツを聴かない人がシャイトやシャインを聴くとも思えんから無理ぽ… でも、少人数とはいえあれだけ熱心なファンがついていれば 音楽家冥利に尽きるんじゃまいか。
105 :
名無しの笛の踊り :2007/05/08(火) 21:26:31 ID:2oGBXiOB
保守あげしておきますね
シャインは言うに及ばずシャイトもほんといい曲かいてるよね もっと聴かれてほすい
107 :
名無しの笛の踊り :2007/05/09(水) 19:22:29 ID:WHMbeuJm
ヘレヴェッヘのどうでしょうか。
どの曲を指しているのか分からんが、すごく良いよ>ヘレヴェッヘ
>>107 今度久々に新譜が出るね。
ムジカリシェ・エクセクヴィエンはまさに神だった。
去年でたラッススも素晴らしかったし、大いに期待が膨らむ。
110 :
名無しの笛の踊り :2007/05/10(木) 10:42:17 ID:nJlDCF1p
すんません、あいまいな言い方で。 ヘレの宗教的合唱曲か新しい白鳥の歌のどちらか買おうと思ってるんですが。 ヘレ版で、シュツ、初心者にお薦めのCDを教えてください。よろしく。
>>110 ムジカーリッシェ・エクセークヴィエン SWV.279〜281
あらゆるシュッツの録音のうちでも指折りの名盤
まさにヘレヴェッヘの代表盤でしょう。
112 :
名無しの笛の踊り :2007/05/11(金) 20:06:44 ID:58nTM/ld
ありがとうございます。こんだ買ってみます。
気が付くとドレスデン箱ばかり聴いてる…
七つの言葉で保守
115 :
名無しの笛の踊り :2007/05/25(金) 19:25:01 ID:jFooH746
次スレが立つとしたら、シャインとシャイトも交えてかな?
116 :
名無しの笛の踊り :2007/05/25(金) 19:56:07 ID:WVcyBB7c
3Sとか一絡げにされているけどシュッツは別格だろ
117 :
名無しの笛の踊り :2007/05/25(金) 20:01:51 ID:4K4T1gHO
,,,,, ミ'' 〒ヾ 。0(ヨハンもザムエルも私の大事な盟友だ どうか悪し様に言わないでおくれ) (' ´↓`| '~~ / ∨
全独が泣いた
ちんちんシュッ!シュッ!シュッツ
121 :
名無しの笛の踊り :2007/05/30(水) 05:28:18 ID:YmkLblr1
,,,,, ミ'' 〒ヾ 。0 (' T↓T| '~~ / ∨
122 :
名無しの笛の踊り :2007/05/30(水) 16:25:03 ID:8X/3TwbP
あ、ツュッシ先生が泣いてる
124 :
名無しの笛の踊り :2007/06/05(火) 12:09:31 ID:2CuD9c1N
かわいそうなシュッツ先生
クープランのルソン・ド・テネブレが気になってるんだけど 「あんなの聞くくらいなら、シュッツの○○を聞け」みたいな オススメあります?
さんきゅー やっぱヘルヴェッヘ盤がいい?
129 :
名無しの笛の踊り :2007/06/14(木) 23:04:03 ID:ChbTItwe
受難曲も忘れないでね クープランなら鍵盤ものがいいよ
ルソン・ド・テネブレの方も美しいから聴いておこうね
131 :
名無しの笛の踊り :2007/06/15(金) 11:44:23 ID:C3uNl2eU
>>127 マウエルスベルガーも良いよ
残念だったのはガーディナーだね
モンテヴェルディでは早いテンポが心地良いんだけど、シュッツではマイナスにしか
からない
132 :
名無しの笛の踊り :2007/06/15(金) 12:01:05 ID:62a3HOXq
133 :
名無しの笛の踊り :2007/06/15(金) 12:45:34 ID:Df9eh9m7
ルソン・ザ・テリブル
134 :
名無しの笛の踊り :2007/06/27(水) 11:09:59 ID:WqCFBm4O
サギタリウスあげ
135 :
名無しの笛の踊り :2007/07/01(日) 17:16:21 ID:PXB7Pw9Q
ほす
,,,,, ミ'' 〒ヾ 。0(ちんちんシュッ!シュッ!シュッツか・・・今度使ってみよっと) (' ´↓`| '~~ / ∨
137 :
名無しの笛の踊り :2007/07/06(金) 11:52:07 ID:R1PFlCnQ
ツュッシ先生が物故割多
138 :
名無しの笛の踊り :2007/07/13(金) 08:13:01 ID:y1Sm5B62
age
139 :
名無しの笛の踊り :2007/07/22(日) 06:42:53 ID:/mOpdC8d
人稲杉
140 :
名無しの笛の踊り :2007/07/22(日) 09:34:29 ID:TuYFLQDk
敗戦の焼け跡生々しい物資の少ない時代に、 少年時代のペーター・シュライアーの歌声が録音で残ってるけど、 曲はなんとシュッツだった。 後年にも、シュライアーはリヒターのオルガン演奏でシュッツの シュメリ曲集を録音しているね。 あの色気のない清純な声は、シュッツ向きかも?
141 :
名無しの笛の踊り :2007/07/22(日) 17:28:22 ID:A+LnVj03
>後年にも、シュライアーはリヒターのオルガン演奏でシュッツの >シュメリ曲集を録音しているね。 シュッツ先生のリートも含まれていたっけ?シェメリ歌曲集 >あの色気のない清純な声は、シュッツ向きかも? リリカルだけど清純ではないだろw
142 :
140 :2007/07/22(日) 19:11:08 ID:TuYFLQDk
あ、勘違いしていた。シュッツの作曲じゃなかったかも。
保守
NAXOSの「葬送」、どう?
145 :
名無しの笛の踊り :2007/08/01(水) 07:42:01 ID:SmeiXOua
ナクソスの古楽物の例に漏れずよい
146 :
名無しの笛の踊り :2007/08/04(土) 15:35:15 ID:8nAPqEOH
_,;- '"´ミ`゙ヾゞヽ、 ノ" 、 ,,;ヾ''ヽ、、,, トヽト、 彡 ミ ヽi ソ ,;'" ヽ 彡_,; ';;' 彡三ミ彡三 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ミ三彡シ ,; ィ'_⌒` jr⌒`i ! ヾトヾ,,;;" ,",ィ・ニヽ (,・ニヽ | この過疎ぶりをどうにかするには ヾ、(ネ ゙`-=ィ' `、゙ソ'i | シュライアーに振って貰うしかないかも分からんね… ヽ._,、 、 ,イ_,、 ) イ ∠ 旧東独が沢山録音してくれた頃が懐かしい /ヽ ト 、,,'";;ノ!i!iヽ..i,, \_________ / \ ヽ、 ト-='"=≡-''ィ' / \゙゙`;、 )iiilヾ(ヽ / | ヽ、_ト、'" ii ', `、 / | ヽ、 !! j \ ノ ト、 ヽ / ヽ ``'-;,._ / ヽ , , _| |_,, ヽ | _,;- '"´ "'- ' " ト-イ
age
白鳥の歌のお薦めCDがあれば教えてください。
hoshu
151 :
名無しの笛の踊り :2007/08/16(木) 13:51:40 ID:yV2yow7H
シュッツって人気ないの?
∧∧ (*゚ー゚) 保守だお 〜(,,_ノ
153 :
名無しの笛の踊り :2007/08/21(火) 15:23:57 ID:KENcladr
今日はシュッツのマタイ聴いてるよ。 個人的にはバッハのマタイより上だと思ってる。 無伴奏で展開させる技巧の数々…やはり先生は只者ではない 盟友のシャイン君シャイト君スレも近いうちに復活させねばな
>>153 同意。
純粋さと表現の厳しさではバッハより上。
特に終結合唱は涙なしには聴けない。
そのかわりバッハにはシュッツにない、豊かさと色気があるんだけどね。
シュッツ入門にはやはりマウエルスベルガーがよいのでしょうか?
kwsk
158 :
名無しの笛の踊り :2007/08/26(日) 21:40:15 ID:K5QWa8v6
やっぱりカール・リヒター指揮が良いと思うな。
160 :
名無しの笛の踊り :2007/08/30(木) 22:36:30 ID:/Ah9SXyE
リヒターの手兵である、 伝説のミュンハンバッハ合唱団は、 元々前身はミュンヘンシュッツ合唱団だったんだぜ。 何人かの人が指摘してるように、マタイは、シュッツの方が形式的・技巧的な点においては軍配が上がる。 まあ、モツやベトと違って、バッハなら十分に許容範囲だけどさ。
161 :
名無しの笛の踊り :2007/08/31(金) 23:43:07 ID:WtnrM5tx
163 :
名無しの笛の踊り :2007/09/11(火) 18:34:02 ID:x2zUJyXp
age
sage
現役ならヘレヴェッヘがスペシャリスト? 日本にも先生の名前を冠した団体があったけど健在だろうか?
淡野さんとこの方がマジメにシュッツやってる。 大阪のは糞邦人曲ばっかやってて、もうダメポ
169 :
名無しの笛の踊り :2007/09/22(土) 19:56:19 ID:m0IUs2W0
寝言はせめてこのスレをバッハ本スレ並に盛り上げてから言いたまえ
170 :
名無しの笛の踊り :2007/09/23(日) 22:21:52 ID:CthK3iaN
ハウプトマンとブロホヴィッツのマタイでage
クリスマスオラトリオはやはり名曲
ルカ受難曲も名曲
173 :
名無しの笛の踊り :2007/10/04(木) 18:01:48 ID:S0zNcjBA
マドリガレ集も名曲
175 :
名無しの笛の踊り :2007/10/08(月) 18:37:56 ID:LZqiafpM
____ / R /\ / /\ \ | / /=ヽ \ | |/ (゚) (゚) \| < ふぅおほほほっ! \── ゝ── ノ \____/ ||| ___ ____ / R /\ / R /\ / /\ \ / /\ \| / /=ヽ \ | | / /=ヽ \ ||/ (゚) (゚) \| < ふぅおほほほほほほほっ! |/ (゚) (゚) \|\── ゝ── ノ \── ゝ── ノ \____/ \____/ ||| ___ ____ ___ / R /\ / R /\ / R /\ / /\ \ / /\ \ / /\ \ | / /=ヽ \ | | / /=ヽ \ || / /=ヽ \ | |/ (゚) (゚) \| < ふぅおほほほほほほほほほほほほほほほっ! |/ (゚) (゚) \||/ (゚) (゚) \|\── ゝ── ノ \── ゝ── ノ\── ゝ── ノ \____/ \____/ \____/ ___ ___ ___ / R /\ / R /\ / R /\ 人人人人人人人人人人人人人人人人 / / \ \ / / \ \ / / \ \ まんまん キュッ!キュッ!キュッ!キュッ! | / \_/ \ || / \_/ \ | | / \_/ \ | まんんまんまん キュッ!キュッ!キュッ! |/ (・) (・) \||/ (・) (・) \| |/ (・) (・) \| < まんまんまんまんまんまんまんまんまんまん \── ゝ── ノ \── ゝ── ノ \── ゝ── ノ キュッ!キュッ!キュッ!キュッ!キュッ! \____/ \____/ \____/ YYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY
,,,,, ミ'' 〒ヾ (' T↓T| '~~ / ∨
先生涙目
この先生きのこれるか
過疎り杉
プリテスタントなのに過疎リックとはこれいかに
そろそろ圧縮来るか?
この手のスレに必ず沸いてくるネオナチの先生すら遊びに来ないシュッツスレ
Berlin Classicsから出てる10枚組みのBOXは買いでしょうか?
185 :
名無しの笛の踊り :2007/11/03(土) 09:43:51 ID:JZ/bembM
誰かいる?
186 :
名無しの笛の踊り :2007/11/13(火) 07:36:51 ID:lg7eBpDx
age
187 :
名無しの笛の踊り :2007/11/19(月) 19:32:24 ID:N3eybg8y
これはもうだめかもわからんね
まだだ、まだ終わらんよ
189 :
名無しの笛の踊り :2007/11/23(金) 00:58:51 ID:b2ZF//eR
,,,,, ミ'' 〒ヾ ('■↓■| < 赤毛の司祭も地に堕ちたな '~~ / ∨
先生、あの方はそれがデフォルトですからw
忘れた頃に保守
192 :
名無しの笛の踊り :2007/12/13(木) 03:19:11 ID:c3D4dQ+b
(・∀・)ココハ ゴジャースナ スレッド ダヨ
そろそろ「クリスマス・ヒストリーエ」のお薦め盤でも
194 :
名無しの笛の踊り :2007/12/27(木) 06:46:28 ID:H6NSeezk
取っ付きにくいよ…
人稲杉で家が建つほどの過疎orz
196 :
名無しの笛の踊り :2008/01/15(火) 17:12:35 ID:ozOHVDLw
SWV385 天使が牧人に言った は、アンドレア・ガブリエリ作でシュッツ編曲てのはほんと? よく出自がわからんです。
197 :
名無しの笛の踊り :2008/01/30(水) 14:52:32 ID:anReksLk
まだ終わらせない!
198 :
名無しの笛の踊り :2008/02/03(日) 17:55:03 ID:dRD0P3nT
>>193 @ベルニウス
Aツェベレイ
喰軒は、うんこ
>>198 193です。ありがとうございます。
ベルニウス、デヴォー、エーマンはCD、ツェベレイはLPでは持ってます。
クイケンはうんこなんですか?
ノリントンとかイギリス系は評価低いみたいですが、キングスコンソート
なんかはどうなんでしょ?
クイケン普通に良いよ。 出た当時はレコ芸無知な評論家が「S.ゲンツって誰だよ。重要な福音史家にこんな素人つかうんじぇねぇよ」的な事書いてて ゲンツ目当てで買った俺はえらく呆れた。
201 :
名無しの笛の踊り :2008/02/10(日) 20:22:07 ID:OKbh1m7S
何でもいいのでエキルベイの録音きぼんぬ
ho
シュッツは過小評価
シュッツいいかもしれない 何気なく
。―/ ヽ / \―。 / ヽ _人人人人人人人人人人人人人人人_ /  ̄ヽ > ゆっくりしてイってね!!! <ヽ (_  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄) ヽ __ _へ:::ヽ ノ:::へ_ __ / _ヽ/ -=o=-\| |/-=o=- \/_ /.::::::::)_-=o=- /―`:::::::ヽ /::::::ヽ―ヽ -=o=-_(::::::::.ヽ (:::::::::::::) :::::::::ヽ 。ヽ○| |○/ 。 /::::::::: (:::::::::::::) ヽ/ ○:::::人__人:::::| |::::人__人:::::○ ヽ/ ヽ / __ / ヽ __ \ / ヽ |.ヽ:::. | / \ | .::::/.| / \ 人ヽ::/l/' \lヽ::::ノ丿 / 人-___ヽwJ
ここではシュッツ=シャブおじさんということになっているのか?
そろそろ受難曲(マタイ・ルカ・ヨハネ)のお薦め盤でも・・・
わからないから補習
209 :
名無しの笛の踊り :2008/03/16(日) 19:19:28 ID:AKnmhWdg
『マタイ』はヒリヤードのが好きです。
マタイは自分もヒリヤードだなあ・・・ ルカはヘルマン・マックスのがよい。 ほどよくまんべんなくよいのがフレーミヒ&ドレスデン十字架合唱団の。
211 :
名無しの笛の踊り :2008/03/22(土) 21:51:30 ID:HO+ljkr+
213 :
. :2008/03/23(日) 12:20:34 ID:cUEAGdrm
ヨハネ→エーマン盤
保守
シュッツ
216 :
名無しの笛の踊り :2008/04/29(火) 00:24:57 ID:tSLnVQ4H
H.ディストラー合奏団(アルヒフ盤)で十字架上の7つの言葉を聴いた時には左程でなかつたが エーマンの指揮するムジカーリッシェ・エクセークヴィエンを聞いたら感動した、 J.S.バッハなんてものぢやない。 でもこれはヴァンガードから出てたのでは?
hosyu
このスレを見ると圧縮がどの期間で起こるか分かるという。
シュッツ先生は圧縮前の粘り腰が持ち味だからな テレマソとは大違いだw
アッシュ桑まだか
しばし待て
ところで、鰤のシュッツ・エディションってどうなっちゃったの? 3巻目で打ち止め?
223 :
名無しの笛の踊り :2008/06/10(火) 14:33:57 ID:f2ZF+jsF
ダフネはどんな曲だったのかな シュッツのオペラと言われても想像つかないから気になるな
,,,,,
ミ'' 〒ヾ
(' T↓T| <
>>224 神と私のみぞ知る
'~~ /
∨
227 :
名無しの笛の踊り :2008/06/18(水) 23:09:42 ID:U9nKd6Mj
神のみぞ知るって 誰も知らないってことだろ常考 圧縮は予測できるがな、ここでw
>>224-225 ハインツちゃん!
あの世に行けば、ダ、ダフネは?ダフネは、き、聴けるの?
229 :
名無しの笛の踊り :2008/07/10(木) 19:08:30 ID:u/jdOtzc
3Sのついでにシャインとシャイトの声楽曲でお勧め教えてくれませんか?
>>229 シャインなら「イスラエルの泉」を推すね
同じテキストの曲でもシュッツとシャインでは雰囲気が全然違う
そんなに違う性格のふたりが親友同士だったってのも興味深い
232 :
230 :2008/07/11(金) 23:59:58 ID:aroLSz1E
>>231 悪い 俺自分で演奏する専門なので
録音には興味ないんで疎いんだわ
イスラエルの泉ならヘレでどうかな 技術的には世界最高水準だろう
ドレスデン十字架合唱団の10枚組買おうか迷ってるんだが 最近の少人数合唱のシュッツしか聴いたことないので、 合唱団の技量が少し不安 買ったら幸せになれる?
人によるかな。 自分もちょびっと耳にしたくらいだから多少記憶が不正確だけど、 やっぱり技術的には、最近の良演奏を聴いているとアラが見えてしまう。 ただ、漂う雰囲気とか、解釈とか、そういう面で見るべきものはあると思う。 なんか、「そうそう、これだよ」って言ってみたくなるんだよね・・・。 分かりやすく言うと、例えば、ヨッフムのブルックナーのモテットとかを聴いて、 荒いばっかりの古い演奏だと感じる人には向かないかな。
>>235 古楽ヲタなら手を出さぬが吉
音楽好きなら買って損はない
>>236 いくらなんでもバイエルン放送合唱団と一緒にしないでくれ
当のブルックナーのモテットを比べても天地の開きだ
バイエルン放送合唱団は90年代くらいが一番よかったよね。 いまはジェンツの人が合唱指揮者になってカラーがなくなってしまった。
>>238 イメージ的に分かりやすいかなぁと思ったんだけど、確かにちょっと極論過ぎたかな。
やっぱり聴いてみないことには分からないってことでw
235は1枚買ってみたらいかが?被るのがいやだったらシュッツ以外にも出てるし。
>>237 言いたいことは分かるけど、なんか、古楽ヲタは音楽好きじゃないみたいww
コンソート・オブ・ミュージックのイタリア・マドリガーレ集はどうですか?
242 :
235 :2008/07/19(土) 12:58:45 ID:nDqr/0Zw
意外に人がいるもんだ!
>>236 >>237 >>240 ご返答ありがとうございます
とりあえず保留で
マウエルスベルガーあたりを何か一枚買ってみます
古楽系な合唱ヲタとしては、やはり不安が拭えんですが、
受容できたら今後の選択肢が広がりそうなので・・・
>>238 >>239 スレ違いですが、当時のバイエルン放送合唱団には
バッハの大曲を残しておいてほしかった
ドレスデン十字架合唱団程度のアラでも受容できないなんて奴は ライブ演奏なんかどこの聴いてもアラしか聴こえないんじゃないかね かわいそうな連中だ
>>242 勘違いしてると困るので・・・
バイエルンのブルモテが悲惨ということだよ
むしろ古楽系ファンこそ十字架のモテを一度聴いてみなよ
正統派の純男声合唱だよ
シュッツスレがこんなに伸びるなんて感涙
∧∧ ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡ほしゅー
何かネタないの?
様子見保守
はげしく過疎ってるな…
250 :
名無しの笛の踊り :2008/08/03(日) 00:02:15 ID:UHcjgMBh
うん
良スレにつきsage
ここにはもう誰もいない
,,,,, ミ'' 〒ヾ (' T↓T| '~~ / ∨
ツュッシ先生、泣かないで
255 :
名無しの笛の踊り :2008/09/05(金) 16:46:31 ID:g7JcWTS0
涙と共に種を播く者は
1:名無しの笛の踊り :2008/09/09(火) 23:14:31
,,,,, ミ'' 〒ヾ (' T↓T| '~~ / ∨
∧∧ (*゚ー゚) 保守だお 〜(,,_ノ
259 :
てす :2008/09/18(木) 20:16:18 ID:dTNFL/Em
このスレももう限界かな…
まだだまだ終わらんよ
262 :
名無しの笛の踊り :2008/10/11(土) 03:18:20 ID:mr7tcG9J
263 :
名無しの笛の踊り :2008/10/11(土) 10:35:50 ID:QXWozXsR
>>262 宇野センセが、こんなユルフンみたいな名前の指揮者はだめだ
といっていたのを思い出した…。
“7 Words Of Christ”だったら、マウエルスベルガーやナクソスのやつ
やヘレヴェッヘかなぁ。
264 :
名無しの笛の踊り :2008/10/19(日) 13:28:27 ID:sEaC9Uh1
淡野弓子 氏が出しているシュッツの CD を買うか どうか思案中です.それらの CD はどうですか?
シュッツ、社員、謝意と
社員謝意突出の音楽サイコー
267 :
名無しの笛の踊り :2008/10/26(日) 19:51:44 ID:4zFYsL0r
あげて反応を見てみるテスト。
アーレアレ・・・ ◆◇ ◆ l
269 :
名無しの笛の踊り :2008/11/04(火) 22:50:53 ID:709UxWWx
このシュッツの音楽は一体何なんだろう。 何かを激しく希求するその響き・・・しかもそれが一貫して崩れない。 人間はここまで何かを激しく求めることが出来るのだろうか。 そしてその求めたものが"良きもの"であったことを、後世の我々が 彼の音楽を飢え乾くように聴くときに理解出来る。
87歳ったら当時としては化け物級の寿命だな しかも生涯現役 ストラヴィンスキーに匹敵する
271 :
名無しの笛の踊り :2008/11/05(水) 00:06:11 ID:WJBHol/W
272 :
名無しの笛の踊り :2008/11/06(木) 09:38:42 ID:yMFhzgza
マウエルスベルガーのシュッツが素晴らしすぎる・・・
273 :
名無しの笛の踊り :2008/11/06(木) 21:04:25 ID:FmLv3N/s
>>272 大いに同感! ところで,シュッツの曲と女性の声との
相性は良いですか? 私は悪いと思うのですが.
274 :
名無しの笛の踊り :2008/11/06(木) 22:14:30 ID:lhL6YIbO
>>273 すみません、3日前くらいからシュッツにはまったもので
相性とか詳しいことはちょっと・・・。逆にこちらが聞きたいくらいです。
今はいろいろな演奏者を聞き比べているところです。
エーマンとかどうですか。結構古い人みたいですが。
275 :
名無しの笛の踊り :2008/11/07(金) 09:09:25 ID:+50ik3ww
シュッツを孤独な人に聞かせるとどういう反応をするんだろう。 孤独な男性板で宣伝してみたいな。結構はまる人いると思うんだけど。
276 :
名無しの笛の踊り :2008/11/09(日) 07:23:56 ID:lhGJ8u0P
_______________ \_Ω_√ 良スレageっと… ヽ ) ) | / | . Ι L
277 :
名無しの笛の踊り :2008/11/10(月) 17:24:09 ID:X5iSEQmO
>>274 すみません.多くの指揮者を知らないので・・・
シュッツは言葉が大切と思うので,対訳を読みながら
聴いています.フレーミヒのマタイ受難曲は邦版が入手
できます.私はそれを気に入っています.
学生の時にシュッツにはまっていれば,もっとドイツ語を勉強したのに・・・
簡単な単語ぐらいは覚えていこうと思っています.
278 :
ケン・グリフィー :2008/11/13(木) 18:26:54 ID:c58PiJJa
たまに覗いて見ます
_______________ \_Ω_√ 良スレsageっと… ヽ ) ) | / | . Ι L
ハインリヒ・シュッツ なんとも気高く引き締まるかのような響き ! ハインリヒ・シュッツ!!
281 :
名無しの笛の踊り :2008/12/23(火) 10:07:39 ID:dskQEKR6
淡野氏による「十字架上の七つの言葉」を収録した CD を買いましたが, エコーがかかりすぎているように感じました.対訳があるので, ライナーノーツは重宝しています.
3受難曲はオイレンブルクのポケットスコアが廉価で入手できるから、 手元に置いておくと便利。 七つの言葉のスコアもあんまり高くない。 クリスマスオラトリオは高い。
ゼレンカの保守
CANTATEというレーベルから出ていたエーマン?のヨハネ受難曲ではまって、 この人のルカ、マタイ等も聴きたいと思ったがもう時代遅れなのかぜんぜん 見かけない。
285 :
名無しの笛の踊り :2009/01/08(木) 10:43:18 ID:53tUEQYZ
ほう
>>284 つドレスデンクロイツコアのシュッツbox
sage
288 :
名無しの笛の踊り :2009/01/28(水) 21:57:36 ID:IC3+082S
代ゼミ2009年度用私立大学入試難易ランキング表 《法・経済・経営・商系》 (2008年11月18日)更新 / [教科数 68 慶應法B[2] 67 慶應経済[2] 66 早稲田政治経済 早稲田法 慶應商[2] 慶應総合政策[2] 65 上智法 早稲田商 64 上智経済 中央法 早稲田教育 同志社法 63 早稲田社会科学 立命法 ICU教養[1] 62 立教経営 同志社政策 61 青山国際政経(国際政治) 学習院法 学習院経済 中央商 明治法 明治商 明治政治経済 立教経済 立教法 同志社経済 同志社商 60 青山学院国際政経(国際経済)法政法 明治経営 立命政策科学 関大法 関大政策 関学法 関学商 中央総合政策(政策科) ◎ 役員になりやすい大学・学部…ベスト100「プレジデント」 01位:東大法948人 02位:慶應経922人 03位:慶應法677 04位:早大商523人 05位:中央法517人 06位:早大法514人 07位:慶應商491人 08位:早政経484人 09位:東大経471人 10位:京大法424人 11位:中央商310人 12位:早理工293人 13位:京大経424人 14位:東大工256人 15位:明治商248人
一月一回定期保守
290 :
名無しの笛の踊り :2009/02/10(火) 06:38:21 ID:zf26GSuP
シコシコシュッツ!
∧∧ (*゚ー゚) 保守だお 〜(,,_ノ
SONY海外盤の"esprit"っていうシリーズの中にベルニウスの クリスマス/復活祭オラトリオがあったんで買った・・・ と思ったらクリスマス〜のほうは入ってなかった。 どしてこういう中途半端なことするかね。
293 :
名無しの笛の踊り :2009/02/24(火) 11:30:14 ID:d5yOlocW
受難曲のスコア見てるとほとんどお経の世界
だがそれがいい
295 :
名無しの笛の踊り :2009/03/02(月) 11:56:43 ID:C8pDMvAo
シュッツ聴くなら、まずこの1枚!ってやつを教えてください
296 :
名無しの笛の踊り :2009/03/03(火) 16:52:21 ID:HGk4RqqS
ヨハネ受難曲・エーマン指揮(CANTATEとかいうレーベル、1960年代の録音)
300 :
名無しの笛の踊り :2009/03/06(金) 13:00:03 ID:XH0USx13
300
保守
ホワイトデーはシュッツのCDをプレゼントしよう。
303 :
名無しの笛の踊り :2009/03/21(土) 06:39:44 ID:sgP2Kz9J
age
304 :
名無しの笛の踊り :2009/03/21(土) 08:44:39 ID:Eq2uiIQk
>>297 私はむしろヨハネ、マタイ、ルカからハマりました。
マウエルスベルガーは器楽の響きが好みのタイプじゃないんですよ。
305 :
名無しの笛の踊り :2009/03/30(月) 17:15:10 ID:GSR9XNsD
まあ主観なのですが、(
>>304 のような方もいらっしゃるし)
それなりに厳しい所もある音楽なので、
初めて聴くなら
>>299 のとか、あるいは演奏は誰にしろ
Geistliche Chormusikとかがいいのではないでしょうか。
ただし、歌詞が解らないと味わいが半減以下になるので、
外国語が読めない方は国内盤を買うことを激しくお薦め
します。
hoshu
誰もいないのか…? 点呼取ろう 1
2
310 :
名無しの笛の踊り :2009/04/12(日) 22:27:30 ID:8LYcLjb4
イ三三三三 \ /イニニニニ\ヽ\ゝ_ /イニニニニニ\\V/彡\、 |三ニ>───、\V//彡\ヽヽ |三ニ|  ̄ \\ヽ| ハ三シ∠ミヽ, \ミ l {!レ/ ミゝ.,_ ∠三ゝ |ミ l さぁん! | レ 彡ヽ`'ゝ f=・xミ; |ミ/ '┤ ノ i `'' /} l ーイ⌒(、 ':i / / | 《三ヲ`7≦ 〃 ト、 斤  ̄`''キ≧ /´ <| 丶 ヽニ--ソ'" / ノ| \ \  ̄ /\ / l / ヽ、ヽミ _彡'´.〉 /\ __/ .ト、ヽ i | / |. \_
311 :
とおりすがり :2009/04/18(土) 20:56:53 ID:Z9enNttv
ハッスルハッスル
私たち純真無垢なsageシスターズ! 人目につかぬようにsageてさしあげてよ!  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ∧_∧ sage (‘∀‘ ) ( ‘∀‘) sage / \ / \ sage ⊂( ヽノ つ ⊂ヽ/ ) つ sage し(_) (_)J
313 :
名無しの笛の踊り :2009/05/05(火) 16:00:10 ID:mLE/Rg9P
.,i「 .》;ト-v,|l′ _,ノ゙|.ミ,.゙'=,/┴y/ 、──┬---、_ .ノ .il|′アll! .>‐〕 \ _>< \ l| l|  ̄^irー.,_i″ ||}ーvrリ、 ¨'‐.` { \l| ll l| l|~'ー.,,_ .》′ ゙゙ミ| ,r′ } \ l| ll l| l|゙`ー-┬ト .ミノ′ 〕 \l| l| ll ll / / :、_ リ .} \ l| ll ll / / 、 ゙ミ} :ト ゙ ヾー、_l| l| / / :!., リ ノ 〔 ` ~'‐亠ノノ i゙「 } .,l゙ l! .´゙フ'ーv .,y ] '゙ミ | ,/゙ .ミ;.´.‐ .] ミ, | ノ′ ヽ 〔 ミ } } ′ } { .| ミ .< 〔 〕 .{ \,_ _》、 .{ .} { ¨^^¨′¨'ー-v-r《 〔
314 :
名無しの笛の踊り :2009/05/15(金) 16:02:06 ID:yC65OX5E
ヘレヴェッヘのシュッツは過大評価
>>314 確かにシュッツよりラッススのほうが合っているな
316 :
名無しの笛の踊り :2009/05/16(土) 13:28:17 ID:waakgdXE
葬送の音楽 ヘレヴェッヘ以外のピリオド演奏でおすすめありますか?
>>316 ヘレヴェッヘ聴いちゃってるとなかなか難しい
マドリガーレの新譜がさっぱり出ないよー\(^o^)/
久しぶりに2chを見てみたら、中世ルネサンス板がなくなってた。
これでシュッツスレも落ちてしまうと、さすがに寂しいので
遅れ馳せながら、
>>316 ハインツ・ヘニッヒ指揮、ハノーファー少年合唱団の演奏などはどうでしょう。
Ars musici 1267-2
少年合唱による演奏は好みが分かれるかもしれないが、
同合唱団創設者であるハインツ・ヘニッヒが現役引退盤に選んだこの作品の演奏は、
清廉ながらも、作品に対する熱い思い入れも感じさせる、なかなかいい演奏だと思う。
独唱ソプラノは成人女性が担当しているが、トップはモネ・シュペーゲレで、
少年合唱ともよく親和している。
アメリカamazonに在庫があるようだが、Ars musiciは最近経営主体が変わってしまったので、
今後入手困難になるかもしれない。
比較的サンプル音源が多く収録されているので、関心があるのなら、
聴いてみるといいと思います。
ttp://www.amazon.com/Heinrich-Sch%C3%BCtz-Musicalische-Exequien-Schutz/dp/B00004VWG8/
320=321です。連投して申し訳ない。
敷居が高いと思われがちなシュッツの音楽を身近で親しむため、
また、過疎ってるこのスレに少しは話題を提供するため、
YouTubeにアップされているシュッツの作品を、
次のようなウェブ上のリソースを利用して聴いてみようと思う。
1. バート・ケストリッツのシュッツ・ハウスによるシュッツ作品目録
2. 日本語聖書検索サイト eBible Japan
3. Werner Icking Music Archive等によるFree Sheet
どこまでできるか分からないけど、シュッツは聖書自体を歌詞とする作品が多いので、
少しずつ続けていきたい。
最初に取り上げるのは、宗教的合唱曲集(Geistliche Chormusik)作品11から、
「涙と共に種を蒔く人は」SWV378、歌詞は詩篇126:5-6
ヘレヴェッヘ指揮、コレギウム・ヴォカーレ・ヘントの演奏
ttp://www.youtube.com/watch?v=gyQAkKHvBFo 宗教的合唱曲集は、30年戦争が終結した1648年に出版されたシュッツの代表作の1つ。
30年戦争の間、シュッツが在職したドレスデン宮廷楽団もひどく荒廃したことを
思いながら歌詞や楽譜を読めば、それなりに感じるものがあると思う。
1.〜3.の使い方は↓を見てください。
日本語聖書は言語(ヘブライ語)訳だからルター訳とは微妙に違う箇所があるのも書いとかないと
>>324 ご指摘ありがとう。
基本的にはそのとおりだと思うんだけど、
詩篇126篇5〜6節において、取り立ててあげる程の違いがあるのかどうかが分からなかった。
強いてあげれば、「edlen Samen(貴重な種)」のニュアンスが日本語聖書にないことでしょうか?
楽曲上もこの言葉をとくに重視しているとは思えないし。
素人には意訳の範囲ではと思えてしまうので、どうかフォローをお願いします。
YouTubeで聴くシュッツの2回目は、
小宗教コンチェルト集(Kleine geistliche Konzerte)第2巻 作品9から
「主によって喜びをなせ(Habe deine Lust an dem Herren)」SWV311
歌詞は詩篇37:4,5,1-5 + アレルヤ
演奏はコンチェルト・ヴォカーレ(S : ゼバスティアン・ヘニッヒ、A : ルネ・ヤコブス)
ttp://www.youtube.com/watch?v=axnn3H8T6Hs 小宗教コンチェルト集は、30年戦争の影響によりドレスデン宮廷楽団でも
大編成が維持できなくなってしまった1639年に出版された作品。
信仰の堅さを象徴するかのような通奏低音の確固たる歩みのうえで、
上声部が軽やかな重唱を交わし、とても新鮮な印象を受ける。
歌詞や楽譜の参照方法は
>>323 に準じるが、
旧約聖書の詩篇37篇4〜5節が歌われた後、1節に戻って再び5節まで歌い、
アレルヤが付加されるので、旧約聖書の検索条件は「詩篇」「37:1」としてください。
足らない点については、どうかフォローをお願いします。
シュッツ好きな人は普通CD持ってるからわざわざYouTubeで聴かないし、 シュッツ好きでもない人はわざわざこのスレを開かない罠 まぁまったり話のネタをふろうという努力は乙
sage
>>327 YouTubeにアップされているコンテンツが外形上著作隣接権に抵触したとしても、
シュッツに関しては権利者の実質的利益を侵害することはないだろうという、
貴重なご意見として承りました。牽強付会でどうもすみません。
さて、ネットで聴けるシュッツの3回目は、
シンフォニエ・サクレ(Symphoniae sacrae)第1巻 作品6から、
「わが子アブサロム(Fili mi, Absalon)」SWV269、歌詞は第2サムエル18:33
バス独唱、ハリー・ファン・デル・カンプ
マテオ・メッソーリ指揮、カペラ・アウグスターナの演奏
1629年、モンテヴェルディに学んだ2度目のイタリア滞在中に出版されたこの作品は、
荘重なポザウネ(トロンボーン)の4重奏にイタリア様式によるラメントを組み合わせ、
わが子を失ったダヴィデの深い悲しみを直裁的に表現している。
YouTubeにも同曲はアップされているが、仰々しいバスがイマイチなので、
ブリリアントにシュッツ全集を録音中(のはず?)のカペラ・アウグスターナのHPから、
サンプル音源(上から2番目のmp3ファイル)を紹介します。
ttp://www.cappella-augustana.org/discography.php その他、歌詞や楽譜の参照方法は
>>323 と同様です。
足らない点については、どうかフォローをお願いします。
ネットで聴けるシュッツの4回目は、
12の宗教歌曲集(Zwölf geistliche Gesänge)作品13から
「私の魂は主をあがめ」SWV426、歌詞はルカ1:47-55 + ドクソロジア
マルティン・ツェベレイ指揮、ヴォーカル・アンサンブル・ミュンヘンの演奏
ttp://www.youtube.com/watch?v=PPGuT4O-b2A シュッツはマニフィカト(身籠ったマリアによる主の讃歌)を4曲以上作曲しているが、
1657年に出版された12の宗教歌曲集に含まれるこの作品は、
現存するシュッツの作品の中では最も編成が質素であり、
そのことが却って素朴な喜びを表現するのに寄与しているようにも感じられる。
歌詞の参照方法は
>>323 と同様(ただし、ルカ福音書は新約聖書)。
曲末のドクソロジア(Ehre sei ... 以下の部分)の大意は次のとおりです。
「栄光あれ、父と子と聖霊とに。
初めにそうであったように、今もこれからも代々永遠に。アーメン。」
楽譜はChoral Public Domain Libraryのシュッツのページのなかから、
「Meine Seele erhebt den Herren, SWV 426」を探して、
リンク先に添付されているものを見てください。
ttp://www.cpdl.org/wiki/index.php/Heinrich_Sch%C3%BCtz 足らない点については、どうかフォローをお願いします。
sage
連投して申し訳ないが、すぐに投げ出すのもどうかと思うので、
もうしばらく続けようと思います。
ネットで聴けるシュッツの5回目は、詩篇119篇(白鳥の歌)から、
「いかに幸いなことでしょう(Wohl denen, die Ohne Wandel leben)」SWV482
歌詞は詩篇119:1-16 + ドクソロジア
ハインツ・ヘニッヒ指揮
ヒリアード・アンサンブル、ハノーファー少年合唱団、ロンドン・バロックの演奏
ttp://www.youtube.com/watch?v=HRlUbYGrV-o シュッツが自ら白鳥の歌と呼んだ最晩年(1671年)の作品。
2重合唱による力強い表現は、出世作である1619年のダヴィデ詩篇曲集をも想起させる。
タイトルページと目次しか印刷されず、近年になって一部パートが復元されたためか、
シュッツ・ハウスの作品目録に解説が掲載されていないので、
ドイツ語歌詞・楽譜ともに、Choral Public Domain Libraryを利用してください。
ttp://www.cpdl.org/wiki/index.php/Heinrich_Sch%C3%BCtz 聖書の日本語訳の参照方法、曲末のドクソロジアの大意は、
それぞれ
>>323 、
>>330 のとおりです。
>>332 因縁つけるわけではないが、そろそろ最期と覚悟しただろうが、
シュッツ自身がSchwanengesangなどというタイトルをつけるとは
考えられない。
心洗われる曲集。
ヒリアードって懐かしいなぁ。でもポールは抜けちゃった後の録音だ。
>>333 確かに「白鳥の歌」という表題は、現存する楽譜自体に記されていたりするのではないので、
その意味では正確性を欠いており、申し訳ない。
けれども、シュッツの弟子であったコンスタンティン・クリスティアン・デーデキント
(Constantin Christian Dedekind, 1628-1715)は、シュッツと同じ詩篇119篇に作曲し、
1674年にドレスデンで出版しているが、その序文の中で、
シュッツが亡くなる直前に詩篇119篇に作曲し、明らかに自身の「白鳥の歌」とする
つもりだったと回想している。
ニュー・グローヴ音楽事典のシュッツの項目では、この点について
「... expressly designated it as his swan-song」と書いているんだけど、
原文のニュアンスまではちょっと確認できないので、このぐらいで許してください。
>>334 このCDの録音は1985年、ヒリアーがヒリアード・アンサンブルを脱退したのは1989年、
ちゃんとヒリアーも演奏に参加しているよ。
このCDは、当時レフレクセという古楽レーベルを展開していたEMIエレクトローラが、
シュッツ生誕400年を記念して、北ドイツ放送協会と共同で
当時のレフレクセの看板アーティストを動員して録音したんだよね。
>>335 自分も「シュッツが命名」という理解だったので、
手持ちの解説などを調べてみたんだが・・・
ヒリアー&タピオラ室内合唱団のCD(FINLANDIA)の
プログラムノートにはこうあった。
Heinrich Schutz, alias Henricus Sagittarius (he rather liked the Latin version of his name),
embarked on the preparations for his own funeral two years before he actually died
by asking the composer-poet Constantin Christian Dedekind (1628-1715)
to write a poem for his funeral. Dedekind agreed and dated the poem September 1, 1670.
In the same year Schutz chose the text for his funeral sermon verse 54 from Psalm 119.....
As his final work Schutz composed a sizable set of motets to which
he gave the title Schwanengesang - Swan Song.
ちょうどそのデーデキント(作曲家であり詩人とのこと)に対して、
シュッツ自身から追悼詩の委嘱がなされていた、という話。
この文章の書き手(Juha Hovinen)は、はっきりと自身で命名と書いてるね。
一般的には
>>333 のような理解もわからないではない。
しかし、シュッツ翁は旅立ちの準備をしてたわけだ。
つくづくカッコイイ。
ちなみにJuha Hovinenはタピオラ室内合唱団のメンバーのひとり。 ちゃんとなにかに依拠して書いているとは思うのだけど、 学者さんというわけではないかもね。
>>338 333だけど、ほんと、因縁みたいになってしまったみたいで申し訳ない。
この音楽は、凄いと思う。ただ、再発見して「白鳥の歌」と名付けたのか、
シュッツ自身がそう呼んだのかを、どうしても個人的にはこだわってしまう。
2つの疑問。
シュッツの音楽、宗教との向き合い方からして、死期を悟って、こういうタイトルを
つける、そういう人ではないのでは。
そもそも、最期に美しい歌を歌う=「白鳥の歌」などという概念・表現、がこの時代に
あったのか。
とっかかりはタイトルに惹かれてこの曲集を聞いたので、ひどいタイトルとばかり思って
いるわけではないが。
ま、自分でも調べてみます。
>>339 2つめの論点『最期に美しい歌を歌う=「白鳥の歌」』について。
シューベルトの作品が有名なのでどうしても浪漫主義の文脈で
考えたくなるのですが、「白鳥の歌」のエピソードの起源は
ギリシャ以前に遡るものなのではないかと思います。
日本で言う「狐の嫁入り」のような
ある種の寓話性をもった旧い言い伝えの類として。
こんなところが参考になるでしょうか。
http://matsuura05.exblog.jp/299304 また英語版ウィキには、それを題材にした作品について、
イソップ物語、チョーサー、シェークスピア、ギボンズなどの
名前が挙げられています。
少なくとも、シュッツの時代以降の概念を
先取りしているわけではないと思います。
>>336 ,
>>339 「白鳥の歌」というタイトルの由来について調べてみた(長文御免)。
1. 今日残されているタイトルページには次のように印刷されている。
"Königs und Propheten / DAVIDS / Hundert und Neunzehender Psalm / in elf Stücken /
nebst einem Anfang / des 100. Psalms: Jauchzet dem Herren /
und / eines deutschen Magnificats: Meine Seele erhebt den Herren ..."
「王にして預言者ダヴィデの11曲からなる詩篇119篇
付録として、詩篇110篇「主に向かって喜びの声をあげよ」
およびドイツ語マニフィカト「私の魂は主をあがめ」 ...」
したがって、タイトルページに"Schwanengesang"と書かれているのではない。
2. デーデキントが1674年に出版した"Königs Davids Göldnes Kleinod"の序文には、
次のような一節がある。
"Herr Heinrich Schüzze / kurz vohr seinem seel. Ende / dem sonst wohl von keinem
Componisten noch vohrgenommenen langen 119. Psalm / unter dem Titul des Schwahn-Gesangs
(zweifels ohne weil er solchen für seinem lätsten gehalten) heroisch und Kunstvöllig /
mit 8 Stimmen / auff 2 Chören zugebrauchen / fleissig componiret ..."
「師ハインリヒ・シュッツは、自らの生涯の最期を間近にして、これまで他の作曲家によって
取り上げられることがなかった長大な119篇を、白鳥の歌というタイトルのもとで、
(疑いなく自らの最後の作品になると考えていたからであるが)英雄的にかつ芸術的に、
二重合唱による8声体で、丹精を込めて作曲した ...」
(続き) 3. この点について、新シュッツ全集の「白鳥の歌」の編者であるヴォルフラム・シュトイデは 次のように述べている。 ・デーデキントの言明にしたがえば、この曲集を「白鳥の歌」と命名したのはシュッツ自身に由来する。 ・この名称は失われたオリジナルタイトルの一部であったかもしれない。 ・作曲者は1.のタイトルページに次のような自筆の書き込みをすることでそれを示唆している。 "NB Wann dieses Werck in Druck ausgelassen werden solte, mag dieser oder der hierbey defindlich geschrieben Tittul dazu gebrauchet werden." 「注意、この作品が印刷されるときは、このタイトルまたはこれとともに書かれていたタイトルのいずれを 使用してもよい。」 シュッツが1670年頃から弟子達に追悼詩や追悼用のモテットの作詩・作曲を依頼して、 死の準備をしていたことや、デーデキントが1666年以降ドレスデンの宮廷合唱隊長をつとめ、 晩年のシュッツの近くにいたことなども考慮して、これらの事実をどう評価するかなんだけど、 シュッツ自身が「白鳥の歌」と命名した可能性が高いと考えていいと思う。
(続き)
そうすると、問題は
>>339 さんが疑問に思っているように、
なぜシュッツが「白鳥の歌」というタイトルをつけたのかということになるのだが、
ここから先は推測になってしまうし、また、キリスト教的バックボーンをもたないので、
何とも心許ないのだけど、基本的には、詩篇に対する考え方とシュッツの創作姿勢によるところが
大きいんだろうと思う。
前述のシュトイデによれば、ルターは1534年に出版された「詩篇への序文」において、
「詩篇はすべてのことが美しく簡潔に述べられている小さな聖書であり、
いわば聖書全体の見事な便覧ないし手引書とすることができる」と語っており、
ルターの協力者であったヨハン・ブーゲンハーゲンは、とくに詩篇119篇について
「聖書全体の内容がこの1つの詩篇に含まれている」と述べている。
シュッツは、1640年代後半から繰り返し、ザクセン選帝侯ヨハン・ゲオルク1世に
引退して創作活動に専念したいと申し出ており、最晩年に至って、
自らの創作活動の集大成とすることを自覚して、詩篇119篇を選んだということも十分に考えられる。
したがって、「白鳥の歌」という表現は、作曲家の遺作という意味では当時から存在したが、
>>340 のリンク先に書かれているように、輪廻転生を前提として、魂が肉体から離れることを喜ぶ
といった、それ以上の意味合いはシュッツの作品にはとくにないように思うのだけど、どうでしょうか。
>>44 o,
>>441 ありがとう。短い時間でこれだけ調べていただいた事、敬服します。
もともと、何となく、焼失したかと思われていたものを再発見し、
発見者が命名したのでは?と錯覚していたことが、間違いのもとかな。
CDにシュトイデの解説がついていました。ちゃんと読んでいれば
騒がせる事もなかったかも。
イソップ由来を知らなかったのは、いわずもがなですね。
聞き直していたらこんな時間になってしまった。
ネットで聴けるシュッツ、今週はお休みをいただいて、
その代わりといっては何ですが、シュッツの同時代人で親交のあった作曲家
ザムエル・シャイト(1587-1654)の作品から、
「音楽の楽しみ(Ludi Musici)」第1巻(1621年)より、
4声のパヴァーヌ第5番 SSWV43をサヴァール指揮、エスペリオンXXIの演奏でどうぞ。
ttp://www.youtube.com/watch?v=KsSr9L0XCz8 あわせて、7月25日(土)午前3:03(現時時間7月24日20:03)から、
Deutschlandradio Kulturで、ローランド・ウィルソン指揮、カペラ・ドゥカーレ、
ムジカ・フィアタ・ケルンによるシュッツとシャイトのコンサートが放送されます。
(バート・アロルセン、バロック音楽祭におけるライブ録音)
ttp://www.dradio.de/streaming/dkultur_hq_ogg.m3u 曲目は、いずれもシンフォニエ・サクレ第1巻(1629年)から、
「わが魂は消え」SWV263
「われ汝らに誓う、イェルサレムの娘たちよ」SWV264
「わが民よ、わが教えを聞き」SWV270
「われら主をほめたたえん」SWV267
「来たれ、わが愛する者よ」SWV274
「主よ、わが唇を開かせたまえ」SWV271
「わが心、定まりて」SWV257
「わが子、アブサロン」SWV269
「おお汝はいかに美しきかな」SWV265
「愛する者よレバノンより来たれ」SWV266
その他、シャイトの作品が演奏されます。
詳しくはDeutschlandradio Kulturの次のページをご覧ください。
ttp://www.dradio.de/dkultur/sendungen/konzert/995406/
>>345 そろそろこのスレも「葬送」ですかね。
これだけは古いけどマウエルスベルガーだな。
>>347 ネット上の音源は比較的新しいものが多いので、
ピリオドアプローチの演奏ばかりですみませんでした。
シュッツの強靭な精神力を見習って、このスレも長く続いて欲しいものです。
ということで、ネットで聴けるシュッツの7回目は、
「十字架上のイエスの七言(Die sieben Worte Jesu Christi am Kreuz)」SWV478
ルドルフ・マウエルスベルガー指揮、ドレスデン十字架合唱団の演奏
ttp://www.wga.hu/music1/17_cent/schutz_7worte.html 1966年に録音されたマウエルスベルガー盤は、ヴィオラ・ダ・ガンバの響きなど
かなり年代を感じさせる部分もあるが、ドイツ語を一言ずつ噛み締めるような
端正な語り口からは、時代を超えて訴えかけるものがあるように思う。
(続き)
歌詞は、イエスが十字架上で語った言葉をすべて含むように4つの福音書から編纂され、
イエスの七言を中心に、器楽によるシンフォニア、冒頭・終結合唱が取り囲む
対称的な楽曲構成が採用されている。
1.冒頭合唱(Introitus)
「イエスが十字架につき、御身に傷を受けられた時、辛い苦しみとともに、
イエスが語られた7つの御言葉を心に留めよ。」
2.イエスの七言
福音書聖句が次の順に引用される。(*はイエスの言葉を含む。)
マルコ15:25、ルカ23:34*、ヨハネ19:25、ヨハネ19:26-27*、
ルカ23:39-42、ルカ23:43*、マタイ27:46*、ヨハネ19:28*、
マタイ27:48、ヨハネ19:30*、マタイ27:50、ルカ23:46*
3.終結合唱(Conclusio)
「神の殉教者を敬い、7つの御言葉をよく思いやる者を、神はみそなわし給う、
地上においては恵み深く、かしこにおいては永遠の生命をもって。」
日本語聖書の参照方法は
>>323 と同様です。ドイツ語歌詞および楽譜は、
Choral Public Domain Libraryを参照してください。
ttp://www.cpdl.org/wiki/index.php/Die_Sieben_Worte_Jesu_Christi_am_Kreuz%2C_SWV_478_%28Heinrich_Sch%C3%BCtz%29
みそなわす みそなはす 【見▽行はす】 (動サ四) 〔「みそこなわす」の転〕「見る」の尊敬語。御覧になる。 「今も―・し、のちの世にも伝はれとて/古今(仮名序)」 補足説明「みそこなわす」は、動詞「見す」の連用形「見し」と、「行う」に尊敬の助動詞「す」の付いた「行わす」とが複合した「みしおこなわす」の転 かしこ 1 【▽彼▽処】 (代) 遠称の指示代名詞。 (1)話し手からも聞き手からも離れている場所をさし示す。あそこ。 「ここ―にベンチが置かれている」 (2)少し離れた所をさす。あちらの方。 「狼―に駆け廻つて/仮名草子・伊曾保物語」
久しぶりにシュッツの新譜CDが出たと思ったら、
メッソーリによるシュッツ全集第1巻の抜粋盤だった。
ブリリアントの全集は一体どうなっているんだろう。
取りあえず、めげずに、
ネットで聴けるシュッツの8回目は、
宗教的合唱曲集(Geistliche Chormusik)作品11から、
「恵み深く平和を与えてください(Verleih uns Frieden)」SWV372
カルムス・アンサンブル・ライプツィヒによるライヴ録音
ttp://www.youtube.com/watch?v=zMAXMDaiQ7E&fmt=18 ルターによる古教会聖歌(Da pacem Domine)のドイツ語訳は、
30年戦争時代のドイツで、とりわけ好んで歌われた歌詞の1つ。
YouTubeには、アンドレアス・ハンマーシュミット(1611-1675年)の作品
(ハノーヴァー少年合唱団による演奏)もアップされているので、
聴き比べをするのもよいと思う。
ttp://www.youtube.com/watch?v=8GpxiAB9hQA&fmt=18 ドイツ語歌詞・楽譜の参照方法は
>>323 をご覧ください。
日本語による歌詞の大意は次のとおりです。
「主なる神よ、私たちの時代に恵み深く平和を与えてください。
私たちのために戦ってくれるものは他に誰もいません、
ただあなたを除いては、私たちの神よ。」
参考までに、2009年1月〜8月までに発売されたシュッツのCDの一覧です。 2.(2), (6)の再発は喜ばしいけど、新譜が1枚しかないのはやはり寂しい限りか。 1.新譜CD (1)ルカ受難曲 SWV480 ポール・ヒリアー指揮、アルス・ノヴァ・コペンハーゲン dacapo 8.226019 2.再発CD (1)音楽による葬送 作品7 SWV279-281 他 フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮、シャペル・ロワイヤル harmonia mundi france HMG-501261 (2)十字架上のイエスの七言 SWV478、イエス・キリスト復活の物語 作品3 SWV50 フィリップ・ピエルロ指揮、リチェルカール・コンソート (ヨハン・ゼバスティアーニのマタイ受難曲を併録) Ricercar MRIC-280 (3)音楽による葬送 作品7 SWV279-281 他 ハワード・アーマン指揮、シュッツ・アカデミー Berlin Classics BC-011519 (4)ヨハネ受難曲 SWV481、カンツィオーネ・サクレ 作品4(抜粋)SWV53-60 ルペルト・フライベルガー指揮、コレギウム・ムジクム・プラジェンセ Christuphorus CHE-0142-2 (5)シンフォニエ・サクレ第1集 作品6、同第2集 作品10(抜粋) マテオ・メッソーリ指揮、カペラ・アウグスターナ Brilliant BRL-93953 (6)シンフォニエ・サクレ第3集 作品12 SWV398-418 フリーダー・ベルニウス指揮、シュトゥットガルト室内合唱団、ムジカ・フィアタ・ケルン deutsche harmonia mundi 番号不明
今年出版されたシュッツに関する文献といっても、ほとんど知らないのだが、
シュッツに関してまとまった記述があるものとしては、次の書籍がある。
深井智朗、大角欣矢 共著
「憶えよ、汝死すべきを − 死をめぐるドイツ・プロテスタンティズムと音楽の歴史」
日本キリスト教団出版局、2009年3月
ttp://www.bp.uccj.or.jp/book.php?CD=00701 本自体の内容はリンク先のとおりだが、
シュッツについていえば、16世紀後半〜17世紀におけるドイツの危機的状況
(低温による凶作、ペストの流行、30年戦争など)を踏まえ、
クリストフ・ベルンハルトなどの当時の音楽理論や葬式説教に即して、
「死者は幸いなり(Selig sind dei Toden)」(SWV391)を詳しく分析している。
社会史・文化史研究と神学的考察を音楽分析に結びつけるというアイデアに立った
邦書はまだあまりないだけに、とても面白く読めた。
amazonでも取り扱っておらず、入手先は限られるが、手にとってみる価値はあると思う。
大変勉強になります いつもお疲れさまです
良スレ保守
ネットで聴けるシュッツの10回目は、
ダヴィデ詩篇曲集(Psalmen Davids)作品2 から、
「アレルヤ! 主を讃美せよ(Alleluia! Lobet den Herrn)」SWV38
歌詞は詩篇150:1-6
マイケル・ホルメス指揮、17世紀オーケストラの演奏
ttp://www.youtube.com/watch?v=Ed4d4fqlRAs&fmt=18 1619年に出版されたダヴィデ詩篇曲集は、ジョヴァンニ・ガブリエリに学んだ
ヴェネツィア楽派の複合唱様式をプロテスタント教会音楽に導入した記念作。
詩篇150篇にもとづくこの作品は、2群のコーロ・ファヴォリート*1、カペッラ*2に
歌詞の内容に沿った種々の器楽合奏が加わり、色彩豊かな音響体を実現している。
歌詞や楽譜は
>>330 に準じて参照してください。
*1独唱的な技巧を伴う中核的な演奏グループ
*2音響を増強させる補佐的な演奏グループ
それぞれ合奏協奏曲におけるコンチェルティーノ、リピエーノに相当すると考えてよい。
358 :
名無しの笛の踊り :2009/08/29(土) 03:46:36 ID:YIb8/GYK
保守
(続き)
楽曲の全体的な構成は次のとおり。
1. 冒頭合唱
「我らの主イエス・キリストの復活、それは聖なる4人の福音史家によって我らに書き記されたことなり。」
2. 復活の日の朝
女たち、イエスの墓に向かう。大きな地震が起こる(マタイ28:2-4)、3人の女たちの会話(マルコ16:3)、墓の中の2人の者、イエスの復活を告げる(ルカ24:5-7)
((1)はここまで)
マグダラのマリアがペトロに告げる。ペテロが墓に赴く。2人の天使、マグダラのマリアに問う。イエス、マグダラのマリアに現れる(ヨハネ20:2-17)
((2)はここまで)
墓の中の若者、女たちにイエスの復活を告げる。イエス、女たちに現れる。祭司長ら、策を講じる(マタイ28:5-15)、
3. エマオの晩餐
イエス、エマオへの途上の弟子に現れる(ルカ24:13-17)
((3)はここまで)
クレオパ、イエスの問いに答える。イエスとクレオパとその道連れとの会話。エマオにおけるイエスとその弟子の晩餐(ルカ24:18-32)
4. 11使徒への出現
11使徒、イエスの復活を語り合う。イエス、11使徒に現れる。(ルカ24:33-36)
((4)はここまで)
イエス、使徒たちに宣教の使命を授ける(ルカ24:37-48)(ヨハネ20:21-23)
5. 終結合唱
「我らの主、イエス・キリストによって、我らに勝利を与え給いし神に感謝したてまつらん。ヴィクトリア!」
((5)はここまで)
ドイツ語歌詞、聖書の日本語訳の参照方法は
>>323 と同様。楽譜は残念ながらネット上に見当たりません。
,,,,, ミ'' 〒ヾ 。0(解説の方には感謝してもしきれぬ…作曲家冥利に尽きるというものじゃ) (' ´↓`| '~~ / ∨
連投ばかりで申し訳ありません。9月末で区切りをつけます。
シュッツの人柄を示すエピソードのなかで、最も印象的なことはやはり妻の死に関するものだろうか。
>>353 に掲げた「憶えよ、汝死すべきを − 死をめぐるドイツ・プロテスタンティズムと音楽の歴史」は、
シュッツの生涯について次のように記載している。
「1585年に生まれ、1672年に没したシュッツは、1615年以降、終生ドレスデンでザクセン選帝候宮廷楽長を務めたが、
そのうち33歳から63歳という人生で最も脂ののった時期を、30年戦争の混乱のなかで過ごさねばならなかった。
同時代の多くの人々の例に漏れず、シュッツもまた身内や友人らの相次ぐ死に彩られた人生を送ったが、
中でも1625年、わずか6年間の結婚生活の後、当時やっと24歳になったばかりの妻マグダレーナを失ったことは、
彼の心に癒しがたい打撃を与えた。当時一般的だった慣習に反して、シュッツは生涯再婚することはなかった。」
当時としては晩婚だったシュッツにとって、16歳年下の妻マグダレーナは可愛くて仕方がなかったようだ。
ホーエ・フォン・ホーエネクの追悼詩によれば、シュッツは「いとしい妻の声や言葉より美しい音や歌を知らなかった。」
また、マグダレーナは「常に夫を愛し、夫が仕事から帰ると大喜びして幸せそうに走って迎えに出たものだった」という。
マグダレーナの死を悼む作品としては、
「アンフィオンとともに、わがオルガン、竪琴は(Mit dem Amphion zwar mein Orgel und mein Harfe)」SWV501がある。
(CDはフランソワ・ラセール指揮、シャンパーニュ・アルデンヌ地方声楽アンサンブル・アカデミア、ラ・フェニーチェ、Pierre Verany PV799011)
また、宗教的合唱曲集のなかの「誰ひとり自分のために生きる者はない(Unser keiner lebet ihm selber)」SWV374、
「我は知る、救い主のいますことを(Ich weß, daß mein Erlöser lebt)」SWV393はマグダレーナの葬儀用に作曲されたとの説もあるが、
こちらのほうは推測の域を出ない。
ネットで聴けるシュッツの12回目は、
小宗教コンチェルト集(Kleine geistliche Konzerte)第2巻 作品9から
「おおイエス、甘美な御名(O Jesu, nomen dulce)」SWV308
歌詞はクレルヴォーのベルナルドゥス「イエスよ、甘き思い出」にもとづく。
アンドレアス・ショルによる独唱
ttp://www.youtube.com/watch?v=0TkRXQH5np8&fmt=18 霊感溢れる説教ゆえに、蜜の流れる博士と称されたベルナルドゥスの詩による
この作品は、シュッツにしては珍しいほどの神秘主義的な叙情性を湛えている。
楽譜の参照方法は
>>330 に準じるが、YouTubeの動画にも譜面が表示される。
歌詞の大意は次のとおりです。
「おおイエス、甘美な御名、驚異な御名、慰めを与える御名。
神の子であるイエスより、歌うことが楽しく、
聴くことが喜ばしく、考えることが甘美なものはあるでしょうか。
おおイエスの御名、魂の真なる糧、わたしの口の蜜、わたしの耳の調べ、
わたしの心の喜び、そして、かくも甘美なイエス、
わたしは、わたしの唇で永遠にあなたの御名を讃えます。」
ネットで聴けるシュッツの14回目は、
イタリア・マドリガーレ集(Il primo libro de madrigali) 作品1から
「おお春よ(O primavera, gioventù de l' anno)」SWV1
歌詞はグァリーニ「忠実な羊飼い」3:1
ユルゲン・プッシュベック指揮、ヴァイマル室内合唱団の演奏
ttp://www.rondeau.de/webbusiness/query.php?cp_pid=179&cp_cat=&cp_tpl=5504 1611年に出版されたイタリア・マドリガーレ集は、
グァリーニやマリーノ等の詩による牧歌的な愛の諸相を歌っており、
うららかな春の情景に無常感を重ね合わせたこの作品は、
日本人の情感にも相通じるものがあるように思う。
歌詞の大意は次のとおり。楽譜は残念ながらネット上に見当たりません。
「おお春よ、若々しい年よ、花々の、萌え出る草々の、新しい恋の、美しい母よ、
よく戻ってきた。だがおまえと共に希望に満ちた
わたしのいとしい日々は戻らない。
おまえはよく戻ってきた、
だがおまえと共に戻らない、わたしの失ったいとしい宝の
あわれにも苦しい思い出のほかは。
おまえはかつての愛らしく美しかったおまえのままなのに、
わたしは、他の人々にあれほどいとしく映ったかつての私ではない。」
ネットで聴けるシュッツの15回目は、
「イエス・キリストの降誕の物語(Historia der Geburt Jesu Christi)」SWV435
歌詞はルカ2:1-21,40、マタイ2:1-23
ジョス・ファン・フェルトホーフェン指揮、
ネーデルランド・バッハ協会合唱団、カペラ・フィグラリス、コンチェルト・パラティーノの演奏
ttp://cultuurgids.avro.nl/front/detailklassiek.html?item=6ed7f5161032487153d5136505e35fac オランダ放送協会が収録した演奏会の公開音源から、2001年のクリスマス・コンサートで演奏された
シュッツ等による作品を聴く。
1660年に初演された「イエス・キリストの降誕の物語」は、晩年のシュッツの作品の中でも、
とりわけ優しく喜ばしい情感に満たされた楽曲である。テノール独唱による福音史家の朗唱と、
器楽の伴奏を伴って登場人物の言葉を歌うインテルメディウムが交互に繰り返され、
冒頭合唱、終結合唱が全体を取り囲む構成をとっている。
・冒頭合唱
「我らの主イエス・キリストの降誕、それは聖なる福音史家によって我らに書き記されたことなり」
・福音史家 朗唱(ルカ2:1-9)
・インテルメディウムI(ルカ2:10-12)
・福音史家 朗唱(ルカ2:13)
・インテルメディウムII(ルカ2:14)
・福音史家 朗唱(ルカ2:15)
・インテルメディウムIII(ルカ2:15)
・福音史家 朗唱(ルカ2:16-21)(マタイ2:1)
・インテルメディウムIV(マタイ2:2)
・福音史家 朗唱(マタイ2:3-4)
・インテルメディウムV(マタイ2:5-6)
・福音史家 朗唱(マタイ2:7)
・インテルメディウムVI(マタイ2:8)
・福音史家 朗唱(マタイ2:9-13)
・インテルメディウムVII(マタイ2:13)
(続き)
・福音史家 朗唱(マタイ2:14-19)
・インテルメディウムVIII(マタイ2:20)
・福音史家 朗唱(マタイ2:21-23)(ルカ2:40)
・終結合唱
「我らはみな神、我らの主キリストに感謝をのべまつらん。主はその降誕をもって我らを照らし、
その血をもって悪魔の力より我らを贖いたまえば。我らみな、この主を御使いとともに響き高らかに誉めたたえ、
歌わん、いと高きところにいます神に賛美あれと。」
コンサート・プログラムは全体として次のようになっており、
プレトリウスによる有名なコラール編曲からは、クリスマスを待ちわびる17世紀ドイツの民衆の素朴な心情が
しみじみと伝わってくるように思う。
1.シュッツ「慰めよ、我が民を慰めよ」SWV382(歌詞はイザヤ40:1-5)(0:00〜)
2.ミヒャエル・プレトリウス「エサイの根より」(3:46〜)
3.シュッツ「イエス・キリストの降誕の物語」SWV435(8:00〜)
4.アンドレアス・ハンマーシュミット「高きところにいます神に栄光あれ」(42:22〜)
5.フランツ・トゥンダー「幼子、飼い葉桶にあり」(45:22〜)
6.シュッツ「アレルヤ! 主を讃美せよ」SWV38(
>>357 参照)(48:15〜)
歌詞の参照方法は
>>323 と同様。ネット上に現代譜は見当たりませんが、
スウェーデンのウプサラ大学のホームページで、デューベン・コレクションに含まれている
パート譜のファクシミリ(一部消失)を閲覧することができます。
ttp://www.musik.uu.se/duben/basicSearch.php (Composer欄のプルダウンメニューから"Schütz"を選択し、最下部の"Find"ボタンを押して探してください。)
最後となりますが、長々と失礼しました。
ホッシュ
良スレ保守
_,;- '"´ミ`゙ヾゞヽ、 ノ" 、 ,,;ヾ''ヽ、、,, トヽト、 彡 ミ ヽi ソ ,;'" ヽ 彡_,; ';;' 彡三ミ彡三 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ミ三彡シ ,; ィ'_⌒` jr⌒`i ! ヾトヾ,,;;" ,",ィ・ニヽ (,・ニヽ | 俺スレ ヾ、(ネ ゙`-=ィ' `、゙ソ'i | 保ッ守ッ ヽ._,、 、 ,イ_,、 ) イ ∠ /ヽ ト 、,,'";;ノ!i!iヽ..i,, \_________ / \ ヽ、 ト-='"=≡-''ィ' / \゙゙`;、 )iiilヾ(ヽ / | ヽ、_ト、'" ii ', `、 / | ヽ、 !! j \ ノ ト、 ヽ / ヽ ``'-;,._ / ヽ , , _| |_,, ヽ | _,;- '"´ "'- ' " ト-イ
374 :
名無しの笛の踊り :2009/10/31(土) 15:51:32 ID:bcIlY9n9
age
sage
保守?
hosch
sage
ネタはないの?
いつもの人はいなくなったの?
まだだまだ終わらんぞ
382 :
名無しの笛の踊り :2010/01/17(日) 21:50:47 ID:RnJ3HI/5
貴重スレage
ひっそりと保守
384 :
名無しの笛の踊り :2010/02/21(日) 21:14:40 ID:MP6daUgu
良スレ保守☆
385 :
名無しの笛の踊り :2010/02/28(日) 09:35:12 ID:tiYI8J6i
_,;- '"´ミ`゙ヾゞヽ、 ノ" 、 ,,;ヾ''ヽ、、,, トヽト、 彡 ミ ヽi ソ ,;'" ヽ 彡_,; ';;' 彡三ミ彡三 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ミ三彡シ ,; ィ'_⌒` jr⌒`i ! ヾトヾ,,;;" ,",ィ・ニヽ (,・ニヽ | 全力で保守 ヾ、(ネ ゙`-=ィ' `、゙ソ'i | ヽ._,、 、 ,イ_,、 ) イ ∠ /ヽ ト 、,,'";;ノ!i!iヽ..i,, \_________ / \ ヽ、 ト-='"=≡-''ィ' / \゙゙`;、 )iiilヾ(ヽ / | ヽ、_ト、'" ii ', `、 / | ヽ、 !! j \ ノ ト、 ヽ / ヽ ``'-;,._ / ヽ , , _| |_,, ヽ | _,;- '"´ "'- ' " ト-イ
386 :
名無しの笛の踊り :2010/03/14(日) 08:39:48 ID:iZCWA6GE
age
新譜まだかな〜
388 :
名無しの笛の踊り :2010/04/11(日) 06:07:00 ID:rjwAtSEY
age
>>388 なんで保守しつづけるの?
このスレいらないでしょ。
このスレに相応しい事なら書き込んでいいけど、スレを保守するためだけの内容はもうやめろよ。
390 :
名無しの笛の踊り :2010/04/21(水) 15:23:48 ID:IkUR9aXs
日吉の慶應にシュッツまじめにやってる先生いるよ 年二回夏と冬に演奏会やってるから聞きに来てくれ 去年はdie Himmelとか主に向かって新しい歌を歌えとか おととしがシンフォニアサクラのパン種の話とかを歌った 今年の夏は残念ながらディストラーだが
ドレスデンの人にとってもうシュッツは誇りではなくなったのかな…
392 :
名無しの笛の踊り :2010/05/29(土) 09:23:47 ID:1YC8TvNr
393 :
名無しの笛の踊り :2010/07/02(金) 14:00:57 ID:uFBMiiKY
人伊奈稲
シュッツってさ、 対位法が面白いわけでもないし、 和声も月並みだし、 あ、こう来てこうなるな、って先読みできちゃうシュッツ節。 なのにやみつきになるのはなぜ? ww