[シェーンベルク]新ウィーン楽派2[webern berg]
1 :
名無しの笛の踊り :
2006/11/20(月) 23:59:32 ID:cAhRDKI2
2 :
名無しの笛の踊り :2006/11/21(火) 07:13:12 ID:wfVs2TcY
2ゲト
3 :
名無しの笛の踊り :2006/11/21(火) 22:09:24 ID:7L0+eHbK
>>1 乙
前スレ、多分しばらく埋まらないと思うが
こっちが即死してもナニなのでカキコ
4 :
名無しの笛の踊り :2006/11/21(火) 23:38:11 ID:LYU0H3SK
即死回避のカキコ 新ウィーン楽派に影響を受けたフランスの作曲家とかどんな人がいますか? ブーレーズを除いて。
5 :
名無しの笛の踊り :2006/11/22(水) 01:16:19 ID:SXfBDSPp
>4 ラヴェルはピエロに影響受けてマダカスカル土人書いたんじゃないの? メシアンやデュティユーにはヴェーベルンの影響感じるよね。
6 :
名無しの笛の踊り :2006/11/22(水) 01:17:15 ID:SXfBDSPp
あーブーレーズを忘れちゃいけないね。モロだ。
7 :
名無しの笛の踊り :2006/11/22(水) 01:56:16 ID:DXBV4wPE
ラヴェルがピエロに影響受けたってのは「マラルメの3つの詩」だろ。実際には
そんなに直接的な影響じゃなかったって話もあるようだが。
>>6 >>4 はブーレーズを除くって言ってるじゃん。
もう一人のモロはジャン・バラケ。
8 :
名無しの笛の踊り :2006/11/22(水) 01:57:34 ID:DXBV4wPE
↑ageちった。スマソ
9 :
名無しの笛の踊り :2006/11/22(水) 07:27:40 ID:5O7lnB4W
>>4 ,7
レスサンクス。
デュティユーはなんだかんだでちゃんと聴いたことがないんで、
これを機に聴いてみようかな。
ジャン・バラケは正直知らなかった。
シェフネールはラヴェルの「マラルメの3つの詩」がピエロに影響を受けたってのを否定してたね。
10 :
9 :2006/11/22(水) 07:28:35 ID:5O7lnB4W
11 :
前スレ933 :2006/11/22(水) 23:25:18 ID:/QXcfczl
ラヴェルを出すならドビュッシーも出さないとw チェロソナタの第二楽章は通称「月と仲たがいしたピエロ」でしたね。 反発するという形で影響を受けたと思います。 シェーンベルクの方は、私的演奏協会でドビュッシーをたくさん取り上げるなど、 新しい音楽の担い手の中の超大物として彼を意識していたのではないでしょうか。 でも、意地があって、「真に新しい音楽を作るのは俺様だ!」と、 そこの部分は絶対に譲りたくなかったように見えます。 ドビュッシーはサラリと無視する構えをとっていたようですね。
12 :
前スレ933 :2006/11/23(木) 15:21:49 ID:iS3QyRy2
12ゲトー 新ウィーン学派と親交のあったフランスの作曲家としては、ダリウス・ミヨーも挙げないと。 「ピエロ」のフランス語初演をしたのはミヨーですし。 アルマ・マーラーの家で、本家ドイツ語版と、フランス語版の比較演奏をするという、 素晴らしい試みも行われています。 最初、エルヴィン・シュタインの指揮でエリカ・ヴァーグナーが「語り」、 次にミヨーの指揮でマールヤ・フロイントが「歌った」そうな。 その場にいて聞いた人々は、ミヨーの解釈の方が気に入ったらしい。 戦後の若手作曲家はみんな12音技法を学んだろうから、 フランス系にとどまらず、影響は広範囲に渡るでしょう。 今は不人気?w
13 :
名無しの笛の踊り :2006/11/26(日) 20:56:33 ID:5U/aIVVb
影響という意味では役目が終わったのか? あとは、残された名曲をひたすら聴こう。
14 :
名無しの笛の踊り :2006/11/26(日) 21:26:38 ID:wz7/hi3F
お断りだ。
15 :
名無しの笛の踊り :2006/11/28(火) 03:47:56 ID:kotZwZQT
前スレがようやく埋められたのでage
16 :
名無しの笛の踊り :2006/11/28(火) 19:57:11 ID:V/Z2xPax
ところで、レーグナーの振った室内交響曲第1番はop.9bなんだね。
17 :
名無しの笛の踊り :2006/11/28(火) 20:04:22 ID:/917GyAk
>>13 というより古典と化して影響云々の次元ではなくなった
18 :
名無しの笛の踊り :2006/11/28(火) 20:09:24 ID:T95N44fg
19 :
12 :2006/11/28(火) 20:36:26 ID:aEc/sdNd
今日NHK-FMでフリードリヒ・チェルハの曲を聴いたら、 ずっと新ウィーン楽派の影響濃厚な曲を作り続けているのでビクーリ op,9bは、聞き易い反面、毒も魅力も後退しているような希ガス 弦楽四重奏曲2番の合奏版はとてもよいと思ふ
20 :
名無しの笛の踊り :2006/11/28(火) 21:15:30 ID:V/Z2xPax
>>18 アバドのはop.9bじゃなくってop.9の弦増強版では?
あとop.9bはインバルだと思うが。
むかし池袋の山野楽器のクラコーナーがせまい頃に、ワゴン投売りでアバド/COE のシェーンベルク売ってたんだけど、手持ちが無くて明日買おうっと、と思ってたら 次の日売り切れてた、という俺のトラウマを呼び起こしたな
22 :
名無しの笛の踊り :2006/11/29(水) 01:10:51 ID:0/dTxLRY
あのワゴンは美味しかったな〜 いろんなお宝を掘ったもんだ アバドは併録のシャリーノがむしろ良かったよ
23 :
名無しの笛の踊り :2006/12/04(月) 02:11:46 ID:sUAbm2z8
シェーンベルクとユダヤ的なるものについて語って欲しい。
それより四人の裸体の処女について語ろう
25 :
名無しの笛の踊り :2006/12/05(火) 13:15:36 ID:TDCyWQ6b
犬、本日の特価 俺は全集とベームのオペラ、輸入盤あるからいらないけど
26 :
名無しの笛の踊り :2006/12/05(火) 16:51:51 ID:WVWf3KYR
欲しいッス。でも、輸入版のが安い。でも、歌詞がわからん。
27 :
名無しの笛の踊り :2006/12/06(水) 19:27:15 ID:6csKJo9p
本日の特価、終わってしもた。
ウェーベルンのパッサカリア、お薦めの演奏教えて栗
29 :
名無しの笛の踊り :2006/12/06(水) 20:20:37 ID:wAktk1HE
カラヤンで決まり
30 :
名無しの笛の踊り :2006/12/06(水) 20:36:42 ID:cUvpqMui
ケーゲルだろ
31 :
12 :2006/12/06(水) 20:45:57 ID:jQr/otlW
ブレズも悪くないと思う。 ケーゲルのは熱い演奏だけど、うなり声も凄いかも。
32 :
名無しの笛の踊り :2006/12/06(水) 21:06:23 ID:5it25wdl
意外なんだが、アバド&VPOが良かったような記憶がある。
33 :
名無しの笛の踊り :2006/12/07(木) 02:54:23 ID:s87GPdeI
>30-32 ケーゲルいい! LP3枚CD1枚SACD1枚持ってる。 スワロフスキー+チェコフィル ドホナーニ+クリーブランドo なんてのもいいと思います。 ブーレーズ新盤もなかなか。アバドのもけっこう好き。
34 :
名無しの笛の踊り :2006/12/07(木) 22:28:25 ID:u/i2OPsg
ブーレーズとシェファーのピエロ、大好き。グールドのより好きだ。 だけど、カラヤンの買っちゃった。楽しみ。 次は、ルル、欲しい! ちなみに、ケーゲル、聴いたことないけど、名前と顔が暗そう。
馬鹿?
ヴァカ
Schonebergって訳すと「美山」になる?
そう。俺は昔美山というHNを使ったことがある。 それから何年も経ってから同じHNを使っているシェーンベルク好きを発見 したこともある。
39 :
名無しの笛の踊り :2006/12/10(日) 08:01:40 ID:bY0X+OK2
ベルクって日本で言えば山? すごい平凡な苗字だな まあ山さんってのはあまりいないから、山田くらいの位置づけか
40 :
12 :2006/12/10(日) 22:08:32 ID:SFXkgw4u
>>38 それ、私かもしれませんw
N響アワーで久しぶりにベルクのヴァイオリン協奏曲を聴いた。
いい演奏でした。
ところで、第2楽章のソロの入りの部分とカデンツァの部分は、
異なったメロディーがあるようなのだが、(多分二種類)
一体どうなっているのだろう?
41 :
38 :2006/12/12(火) 02:05:36 ID:8KlyPDaz
>>40 ひょっとしてオフで会ってるかな?
俺の想定してる人なら、サイト復活きぼん
42 :
12 :2006/12/14(木) 23:59:53 ID:j1ZVkINi
>>41 以前お世話になった方たちには申し訳ないと思いつつ、
貧乏暇なしでサイト作る余裕もないのですよ…orz
CDも最近はあまり買ってないですし。
浄夜ばかり増えていくのがつまらないということもあります。
たしかに新ヴィーン楽派は新譜CDの話で盛り上がるのは不可能だなぁ
44 :
12 :2006/12/15(金) 21:40:55 ID:Kataeueu
>>43 うーん、最近ではナクソスの「モーゼとアロン」と、
ウィーン木管ゾリステンの、木管五重奏曲のCD化がよかったですよ。
木管のは、LPで聴いていたのだけれど、こんなに凄い演奏だったかと改めて驚いた。
もう少し前だと、ストローブ=ユイレの映画のDVDが二本も出たのが嬉しかったですね。
45 :
名無しの笛の踊り :2006/12/17(日) 05:36:17 ID:IieC3qHD
ヘレヴェッヘの「月に憑かれたピエロ」ってどう?
>>44 ナクソスの「モーゼ〜」はクラフトですか?
47 :
三浦圧死 ◆J7GjrFrt2A :2006/12/17(日) 21:35:09 ID:IFb7LCua
モーゼとアロンですか〜。 ロスバウトのが欲しいですね。
48 :
名無しの笛の踊り :2006/12/17(日) 21:39:03 ID:N1tHT7BI
初録音がロスバウトじゃなかった? CD化されたかどうかは知らんけど。
51 :
名無しの笛の踊り :2006/12/19(火) 07:48:50 ID:50g2i1F/
自分スクリャービンとシェーンベルクが好きなんだけど、 私的演奏会でスクリャービンをシュトイアーマンに演奏させてたと聞いて嬉しくなった。 シェーンベルクはスクリャービンをどう思ってたんですかね?
>>52 DVDをそのままコピーして上げてるっぽいね。
さすがにこれはまずいだろ。
>>52 最初の数分だけ見たけど、俺が持ってるDVDと同じものだな。
55 :
12 :2006/12/25(月) 11:01:31 ID:MrHzkdwU
大分下がったので燃料投下。
>>45 再生装置に手を加えて音が良くなったので、前スレでも話題に出ていた、
ヘレヴェッヘの「月に憑かれたピエロ」を聴き返してみました。
この演奏は、録音が良く、語り手も聞きやすい美声でとてもいい声です。
奏者も上手な人達をそろえています。
にもかかわらず、前半はとにかくまったく心に響かない演奏です。
語り手は、いい声でそれなりに表現を工夫して語っていますが、アンサンブルと一向に馴染みません。
アンサンブルの方は、上手だけど気持ちの入っていない表面的な演奏をしています。
第6曲も全然凄みがなく、第2部の途中までは激しい曲もダメダメです。
転機が訪れるのは、第2部の最後の14曲目です。
ここで語り手がそれまでにない本当の本気の凄みのある語りを聴かせ、
それに呼応するようにアンサンブルにもやっと熱が入ってきます。
第3部になると、アンサンブルはノリノリになって積極的な演奏を繰り広げ、
語り手とアンサンブルの呼吸もピタリと合って曲の楽しさを存分に引き出しています。
スタジオ録音なのに、全曲を演奏する間にこんな変化があるなんて…!
生演奏を聞いたようなドラマを感じて感動してしまいました。
ヴェーベルン編曲版の室内交響曲は、ピエロ後半の勢いで?wノリノリの演奏となっています。
56 :
12 :2006/12/25(月) 11:03:52 ID:MrHzkdwU
>>46 ナクソスの「モーゼ〜」はロラント・クルティッヒの指揮です。
技術的に粗はあるが、スタッフ一同全力投球の快演と思います。
>>49-50 ブーレーズ盤のLPの解説で、林光氏が(ブーレーズ盤の解説なのに)ロスバウト盤を
褒めまくっていたのが可笑しかったですね。
CDは出てないのでしょうか。
StradivariusというレーベルのSTR 10008というCDで、
第1幕第1場だけ聞けます。
>>51 シェーンベルクは、スクリャービンについては、
「自分はドビュッシーもスクリャービンも真似してないよ。」
というような否定的な発言しかしてないようですorz
しかし、私的演奏協会の第1回演奏会で、第4番と第7番のソナタを演奏させたのだから、
重視していたことは間違いないでしょうね。
シュトイアーマンの演奏の録音が残っていないのは残念ですね。
57 :
三浦圧死 ◆J7GjrFrt2A :2006/12/28(木) 21:53:34 ID:9TxngJt1
>>56 そのロスバウト盤の第1幕第1場のLPを持っています。
SONYの「これがシェーンベルクだ」という企画物2枚組です。
今から考えると、クラフトの旧盤のピエロやワルソーが入っていて貴重なんですけどね。w
今月のNAXOS新譜はブラームス〜シェーンベルクですね。
旧盤との比較が楽しみです。
58 :
名無しの笛の踊り :2006/12/29(金) 00:24:01 ID:FH4PM9qB
つい去年までは古典派とロマン派しか聞く気が起こらなかったのにのに、最近シェーファーの
ピエロとルル、
>>52 のヴォツェックと立て続けにDVDを見て以来、すっかり新ウィーン楽派に
はまってしまいました。
http://www.nbs.or.jp/berlin2007/ このモーゼとアロン、もし見逃したら日本で実演で見るチャンスはもう巡ってこないでしょうか?
F券買えたらうれしいんですが、いかんせん高くて。。。
う〜む、高いねぇ
うん、高い 見たいけど・・
61 :
名無しの笛の踊り :2006/12/30(土) 17:02:08 ID:QtJwr6iJ
キャノンに友達いたら、安く売ってもらえそう…
62 :
名無しの笛の踊り :2006/12/31(日) 01:24:26 ID:cfTjuE/f
64 :
名無しの笛の踊り :2007/01/07(日) 11:22:52 ID:EQBfR8Fh
---------------------------------------- ケーシー高峰の音楽講座 ∧◎∧ ( ´Д` ) 新ウィーン楽派と印象派 _(l\Ω/lっ/_________ □||□ __ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ベルクが、予告なくラヴェル宅を訪れた。 「こんばんは」 ラヴェルは驚いたが、おどけた調子で歓迎した。 「君は『夜のガスパール』だね」 それに対して 「いいえ、『ある晩、ベルク』です」
65 :
名無しの笛の踊り :2007/01/07(日) 11:57:19 ID:yaAh8oeE
夜のバスガール
66 :
名無しの笛の踊り :2007/01/08(月) 17:06:31 ID:WZtVYgGT
はい、大尉どの。
ガスパールだね いいえラポルタです
68 :
名無しの笛の踊り :2007/01/10(水) 14:20:40 ID:PnUxMB2R
A,デイヴィスのルルってどうですか?
69 :
名無しの笛の踊り :2007/01/15(月) 14:42:46 ID:u1CkWp9s
はい、大尉どの。
70 :
名無しの笛の踊り :2007/01/15(月) 14:47:22 ID:wVqw+/nQ
マジで知りたいんです。買おうか迷ってるので。 お願いします。
やめなさい
73 :
名無しの笛の踊り :2007/01/15(月) 21:12:26 ID:NNc+keCA
はい、大尉どの。
76 :
名無しの笛の踊り :2007/01/16(火) 22:10:47 ID:x6u8N85K
ドホオナニ
77 :
名無しの笛の踊り :2007/01/17(水) 07:46:19 ID:DJ4Ij8JW
はい、大尉どの。
屈従の動機ですな
79 :
名無しの笛の踊り :2007/01/20(土) 20:24:52 ID:BAaNG/8n
続けて!続けて!
ローテンベルガーがタイトルロールの『ルル』ってCDになってるんだっけ? ハンブルクでL・ルートヴィヒが指揮したやつ
81 :
名無しの笛の踊り :2007/01/27(土) 10:22:22 ID:0NJgSPci
メータの「清められた夜」新盤が演奏録音ともにいいですねえ。 SACDでリリースされてるの知らずに普通のCD買っちゃった。買い換えようかな
ドラティのルル組曲ってどう?
シェーンベルクとガーシュウィンが親友だった ということにもの凄く驚いた
84 :
名無しの笛の踊り :2007/01/28(日) 21:01:56 ID:9pcP6Kce
テニス友達ね
シェーンベルクはヨハン・シュトラウスも評価してたようなひとだから。 皆が皆冒険する必要はない、アレはアレでいいんだと。
86 :
名無しの笛の踊り :2007/02/03(土) 10:54:33 ID:OsP8vVpI
F券入手は失敗しましたが、モーゼ初日のE券ゲット できますたあ。今から楽しみ。ハアハア
おめでと。俺最初から諦めちまった^^;
バレンボイムのマーラー9番を聴いてしまった被害者の俺が言うのもなんだが、 彼の『モーゼ』にぜっっっっっっったい肩透かしをくらうと思う。悪い意味で。
89 :
名無しの笛の踊り :2007/02/09(金) 07:16:23 ID:bGZkbAoQ
『モーゼ』に行くぜ!
90 :
12 :2007/02/11(日) 22:52:58 ID:mricUWSP
91 :
名無しの笛の踊り :2007/02/16(金) 03:04:26 ID:hCZffWsB
3人を比較するには何がいい? 弦楽四重奏ぐらいしかない?
92 :
12 :2007/02/17(土) 00:39:39 ID:ucNUEuSl
一曲ずつで比較するのは相当難題だね。 ディースカウが昔録音した新ヴィーン学派の歌曲集は三人の個性を比較するのに良かったよ。 新録音もあったと思うが、旧録音の方が演奏が良かったように思う。
同編成で比較しようとすると弦楽四重奏とピアノソロ、それに歌曲だな。 編成はどうでも、3人の曲それぞれ数曲聴けば個性の違いは明らか。 何かもっと細かい技術でも比較しようとしてるのかな?
94 :
名無しの笛の踊り :2007/02/18(日) 12:15:40 ID:HkMS9uKz
アバド/LSOのルル組曲を聴いた。 ルル組曲を聴くこと自体が初めてだったせいか、 曲自体が良いからなのか演奏が素晴らしいのかいまいちピンと来ない。 他の演奏も聴いてみたいんだけど、誰の演奏が良いかな?
95 :
名無しの笛の踊り :2007/02/18(日) 12:37:32 ID:5vJbg3VF
マエストロ、でも今はモーゼです。
96 :
12 :2007/02/18(日) 13:03:45 ID:YJyhYvjH
97 :
12 :2007/02/21(水) 20:52:19 ID:LJLjbyet
マデルナが指揮をした「ヴォツェック」の映画のDVDを買った。 演奏も映像も良くて結構はまった。おすすめだ。 ところで、この映画で鼓手長の役をやっているのがリチャード・カッシリーという人で、 ブーレーズ・BBC盤の「モーゼとアロン」でアロンを歌っている人と同じ人だ。 (そちらではキャシリーという表記だが) アロン役ではやや軽めの声で、いかにもずるそうに歌っているので、 やや細身の人を想像していたのだが、全然違った。 まさに鼓手長にピッタリの堂々とした体躯の大男だった。 不思議なことに声も、アロンのときよりも太く、逞しい声だ。 役作りに妥協しない人だったのだろう。 指揮者同様、既に故人。惜しい人を亡くしたものだ。合掌。
98 :
名無しの笛の踊り :2007/02/27(火) 17:10:05 ID:dSj2g/E3
シェーンベルクの弦楽四重奏全集を探しているんだけど、おすすめあったら是非
やっぱアルディッティかなぁ
>99 やっぱアルデッティQかなあ。それほど選択肢もないけど群を抜いてる感じがする。
>>97 マデルナ「ヴォツェック」DVDは値段の高いのがネック
102 :
12 :2007/02/28(水) 20:30:17 ID:aiv22ai2
>>98 国内盤で手に入れやすく、解説も充実したラサールのを勧めます。
103 :
名無しの笛の踊り :2007/03/04(日) 15:59:55 ID:X6Qy9xBx
ラサールって硬いよね。 そんなのしかないのかな?
104 :
12 :2007/03/05(月) 21:56:15 ID:fehSPOQo
>>103 いや、柔らかいのもあるんだけど、手に入れにくいかも。
まだおいらも未聴ので、一番新しいのもあるから、案外それがいいかも。
四重奏団の名は忘れたが。
105 :
名無しの笛の踊り :2007/03/06(火) 20:42:59 ID:DjsxhbHU
アルティスの新ウィーンプロジェクトに期待
106 :
名無しの笛の踊り :2007/03/08(木) 08:50:20 ID:TVQFFJxU
なるほどね。 アルティスQなら柔らかいよね。
107 :
名無しの笛の踊り :2007/03/12(月) 10:30:10 ID:cvN7KVVC
初めてベルクのヴォツェック買おうと思うんだけど、 セーゲルスタムかケーゲルで迷ってるんだけど、 どっちがいいですかね? 他にも安くていいものがあったら教えてくれませんか?
ケーゲルを推す人が多いかもしれないが、あえてセーゲルスタム。
110 :
名無しの笛の踊り :2007/03/30(金) 00:53:24 ID:+QXUONFF
弦楽四重奏全集でおすすめおしえれ
シェーンベルクとヴェーベルンはアルデッティQがいいですね。 ベルクは... うーん。抒情組曲はクロノスQ+アプショーがいいです。
112 :
名無しの笛の踊り :2007/03/30(金) 08:13:29 ID:Z9oPvIfe
113 :
12 :2007/03/30(金) 23:29:00 ID:XwlqAdVY
>>113 > なぜアルデッティがいいと思うのだろうか。
> 上手だが、なんか違う。
> 思い入れの薄い演奏だと感じるのだが。
それは違う印象ですね。少なくとも彼らのシェーンベルクはとても濃いですよ。
彼らのVerklaerte Nachtも濃密でとても素晴らしいと思います。
ベルクについてはまさに「なんか違う」って感じがするんですが。
> 私のお勧めはニュー・ウィーン弦楽四重奏団の全集だ。
>
ttp://musicfinder.yahoo.co.jp/shop/c/10/phcp9221 うーん。これも持ってますが名前ほどウィーン的であればよかったなという感じ。
テクニック的に弱いしねえ。あったかい感じはしますが。
これならラ・サールQの方がいいと思いますが。
シェーンベルクに求めているものが違うのかもしれません。
115 :
名無しの笛の踊り :2007/03/31(土) 00:06:51 ID:W4x5O/S2
シェーンベルクをウィーンQやアルティスQがウィーン情緒たっぷりに やってくれるといいと思いますねえ。
116 :
12 :2007/04/01(日) 00:39:03 ID:5qbfrSVE
>>114 自分の感想のほうが間違ってるかもしれないので、
近々聴き直してみたいと思います。
117 :
名無しの笛の踊り :2007/04/01(日) 21:45:34 ID:VA+UI3LJ
とりあえずカラヤンから入門すれば良いと思います。 まちがいなく浄夜などは最高の演奏なので一度聞いてみてください。
バレンボイムのモーゼとアロン行くんだが、予習は何でやるのがいいでしょうか?
119 :
名無しの笛の踊り :2007/04/02(月) 19:13:23 ID:gqElwsyV
グレ、何聴いてる?
120 :
名無しの笛の踊り :2007/04/02(月) 20:35:59 ID:gWw6zh0G
121 :
名無しの笛の踊り :2007/04/06(金) 20:22:06 ID:yp9t0OAz
シェーンベルクも今となっては古典という感じだな 厨房でさえああだこうだと云って聴く音楽になっちまったからね
122 :
名無しの笛の踊り :2007/04/06(金) 20:30:57 ID:r6GQNOTE
しかし、ウェーベルン(初期作品除く)は…
ある意味ヴェーベルンの方がわかりやすい。 シェーンベルクの方がいろんな意味で手ごわいような。
うん
126 :
名無しの笛の踊り :2007/04/14(土) 01:31:20 ID:/6aE4fvD
ストローブ=ユイレについて
127 :
名無しの笛の踊り :2007/04/22(日) 13:00:14 ID:k85FzmnL
何処に書いて良いのか解らないのでこちらへ。 ハウアーの作品集聴きました(cpo)。 一応、12音なのにとても聴きやすかったです。 妙に音楽にギクシャクしたところが無く、逆にチョト不満ですね。
今仕事で完全にテンパっているんだが、 ロマンとか国民楽派ではウツのおいらにはとても無理だ。 モゼとアロン聴いてるよ。 アインチガー、イーチガー。。。orz
NMLでセーゲルスタムの自作自演を聴きますた。
続けてセーゲルスタムのヴォツェックを聴きますた。
ヴォツェックが大変甘い音楽に聴こえてきますた。
>>128 ここにもふもふ置いておきますね
ハ,_,ハ m
? ,:' ´∀'; ノ
l^ヽ'"'"~/^i'ツ'∧_∧ /
ヾ 'ミ, )
ミ ´ ∀ ` と, ヽ ==---
ッ _ "ミ__> ====----
(´彡,. (,,_,ノ _ヽ_)_)
"'"'゙''""''''゙""´
そろそろ圧縮来そうだな
クラ板のスレッド数が770に近づくまでは、圧縮の心配はしなくていい。
132 :
名無しの笛の踊り :2007/05/06(日) 18:19:18 ID:ybdL9Kz2
いったん上げます
そろそろ圧縮です。
保守
135 :
名無しの笛の踊り :2007/05/15(火) 16:00:25 ID:f4wfqd8O
シノーポリ&ドレスデンのCD7枚分の新ウイーン学派作品集がいい。 まとめて持っててもコレクションとして充実感あるし。 勿論演奏もいいが、このシリーズはジャケットがいいんだよね。 余談だがこの手の曲で演奏者の写真(ブサおやじ)のジャケって絶対似合わない。
パパイヤ鈴木が丸い眼鏡かけたらシノーポリじゃん。
137 :
名無しの笛の踊り :2007/05/15(火) 17:58:19 ID:5AtOvq9Q
クラフト選集以後新譜が出ないせいか過疎っているねぇ
138 :
名無しの笛の踊り :2007/05/15(火) 21:59:11 ID:WGKo/Mjp
過去の音楽だから。
139 :
名無しの笛の踊り :2007/05/16(水) 00:42:34 ID:jrYDfsrK
インクの乾かないトリスタンも悪くないぞ。
140 :
名無しの笛の踊り :2007/05/16(水) 02:06:32 ID:KY7RTGyB
シェーンベルク:鉄の旅団 についていろいろと調べ中なのですが、ネットで検索しても、CDの宣伝ばかりで、ほとんど資料が出てきません。 なんでも良いので、文献などあれば教えて頂けないでしょうか? お願いします。
141 :
名無しの笛の踊り :2007/05/16(水) 02:17:58 ID:OaM0q77u
ウェーベルンの歌曲って誰のから入ったらいい?
誰のっていうほど選択肢あるのか?
143 :
名無しの笛の踊り :2007/05/16(水) 18:22:19 ID:SGcoCDwr
>>141 エトセトラから出てるドロシー・ドロウのやつだろうな。
144 :
名無しの笛の踊り :2007/05/19(土) 02:05:40 ID:tQs8jHZY
ドシロー・ウト
ツマンネ
146 :
名無しの笛の踊り :2007/05/20(日) 10:36:25 ID:emAGhSF1
147 :
名無しの笛の踊り :2007/05/20(日) 11:04:09 ID:O6l6Z81B
ヲタがブル・マラの正統な後継者を飛ばして タコへ行ってしまうのは何故?
148 :
名無しの笛の踊り :2007/05/20(日) 11:24:20 ID:lbMsh17+
感動しないからだろ 聴き応えは十分なんだが ウェーベルンの合唱曲やシェーンベルクのオペラなんて 毎日鑑賞出来無いだろ 俺はたまに聴く程度
149 :
名無しの笛の踊り :2007/05/20(日) 11:58:54 ID:w3nuiu0P
変奏曲op.31や期待op.17は普通に感動できると思うが。 その気になればグレの歌だって毎日聴けるだろう。 もっと軟らかい路線で言えば、浄夜op.4とかペレアスとメリザンドop.5は とても聴きやすいし。 俺は一時、毎日のように弦四の2番op.10を聴いてたときがあるよ。
150 :
名無しの笛の踊り :2007/05/20(日) 18:49:10 ID:U6kD7FfV
ウエーベルンのカンタータとか,好きだしすばらしいと思うけど やっぱり夜ひとりで聞いてると怖いんだよ。 家族はヤナーチェクのグラゴルミサが怖いらしい。 俺が聞き始めると止めろといいにくる。
>>147 体制内異端者の苦悩ってのが今のサラリーマン社会では胸にグッと
来るものがある、周囲の軋轢の中で深刻になったり反動で馬鹿やったり
するところに共感持てるって言うか?
新ウィーン学派は良くも悪くも孤高・より悪く言えば仲良しクラブみたいな
馴れ合いを感じる事もあるしな・・・・・・・・。
152 :
名無しの笛の踊り :2007/05/21(月) 02:02:34 ID:suxiXOTS
>>151 なるほど、サラリーマンの苦悩だったわけだ
俺がタコに全く共感できない理由がわかったよ
後継と言いながら、マーラー自身は新ウィーン学派に対して援助は惜しまなかった わりに、やってる事が全く理解できなかったって言うのが面白い所だ。
154 :
名無しの笛の踊り :2007/05/24(木) 19:10:27 ID:jJW9MGRW
マルタンは新ウィーン楽派の後継者なんですか?
そんなことはない
156 :
名無しの笛の踊り :2007/05/24(木) 19:23:20 ID:50ByGLpX
そういえば、新ウィーン楽派の後継者って? 誰になるの?
ポスト・ヴェーベルンといえばシュトックハウゼンやブーレーズだけど、 ベルクやシェーンベルクの後継者は誰だろうね
158 :
名無しの笛の踊り :2007/05/24(木) 20:36:08 ID:50ByGLpX
フォルトナーとブラッハーの立ち位置は?
まだハルトマンの方が近いんじゃね?
ベルクはディティユー…んー何か違うな。
161 :
名無しの笛の踊り :2007/05/29(火) 05:10:53 ID:Bh8K3kIQ
ベルクは武満 シェーンベルクはヘンツェ
162 :
名無しの笛の踊り :2007/05/29(火) 21:28:21 ID:tJsEwwSz
シェーンベルク→マルタンってのは駄目?
マルタンはつまみ食い12音なんじゃね?
164 :
名無しの笛の踊り :2007/05/29(火) 21:49:13 ID:CBugoWtk
>161 そうかも
165 :
名無しの笛の踊り :2007/06/01(金) 04:31:56 ID:J8mSlB2a
このカップリングではヴェーベルンはおまけじゃん。
ある晩
169 :
名無しの笛の踊り :2007/06/10(日) 13:25:45 ID:23iEFWp1
シェーンベルクって美しい山って意味なんだねー
170 :
名無しの笛の踊り :2007/06/10(日) 13:26:25 ID:LfUHTAJk
既出
171 :
名無しの笛の踊り :2007/06/10(日) 23:56:26 ID:Nj/iJNAu
グレと浄夜にハマッタ僕は次に何聴けばイイノデスカ?
172 :
名無しの笛の踊り :2007/06/11(月) 01:14:14 ID:pVq1ExGi
>171 シェーンベルク限定だとペリアストメリザンドとか弦楽四重奏の1番2番とか 室内交響曲1番とか、この辺でしょうね。それからおいおい12音技法のほうへと... 他の作曲家だとヴェーベルンのパッサカリアとかベルクの抒情組曲とか ツェムリンスキーなんかを聴いてみるのもいいかも。
>>171 無調12音には興味なくて後期ロマン派の響きにどっぷり浸かりたい、というので
あれば、フランツ・シュミットやシュレーカーもいいかもしれない。
俺個人としてはちょっと退屈する音楽なんだけど^^
ついでながら、「ペレアス」とシュトラウスの「家庭交響曲」はほとんど同じ時期の
曲なので、比べてみるのも面白い。
174 :
名無しの笛の踊り :2007/06/13(水) 01:50:55 ID:fuSLcPvV
塔でTELDEC廉価盤(ELATUS)を安売りしていた。 シノーポリの分売のやつがあった。 俺は正直言って新ウィーン楽派とか苦手なんだが 「夏風の中で」とか入っている奴なら聴いてみようかなと思った。 ただヴァイオリン協奏曲の入った奴も気になる。 1枚990円。さてどっちにしようか…。
夏風の中では新ウィーン楽派の曲とは言えないよ。作曲者が、新ウィーン楽派に属しているだけであって。
>174 ヴァイオリン協奏曲ってベルクの?渡辺玲子? それとてもいいよ
177 :
名無しの笛の踊り :2007/06/13(水) 02:10:19 ID:fuSLcPvV
>>175 あら、そうなんですか。失礼。
カップリングの曲がたくさんあったのでそれで勘弁してください。
>>176 そうでした。ベルクのヴァイオリン協奏曲。玲子さんの。
いいんだ…うわ、気になるな。
新ウィーン楽派の作曲家に馴染むにはどちらがいいでしょうねぇ。
他にもルル組曲とか何か入ったものもありましたが。
178 :
名無しの笛の踊り :2007/06/13(水) 02:28:09 ID:lz0bmNV+
>>177 カラヤンから入るのが一番いいよ
ルル組曲ならアバドLSOが意外な名盤。
>>175 新ウィーン楽派のことばの意味を間違っている。
カラヤンのアレで始めてしまったら、よさの分かるはずのひとも遠ざかってしまうだろう
>>177 ベルクの「抒情組曲」とかいいんでない?
182 :
名無しの笛の踊り :2007/06/13(水) 09:56:22 ID:lz0bmNV+
>>180 ブレズで入るほうが遠ざかってしまうだろう
ヴェーベルン以外まるでだめぽだからね
カラヤンは3人ともダメという哀しさ。
184 :
名無しの笛の踊り :2007/06/13(水) 12:08:04 ID:lz0bmNV+
>>183 おまえ半泣きだなw
ブレズ信者に憐れみを
185 :
名無しの笛の踊り :2007/06/13(水) 12:20:02 ID:S1zKvuKZ
悩みますねぇ。 シノーポリで悩んでいたらカラヤン勧められたり アバドだったりブーレーズだったり。
186 :
名無しの笛の踊り :2007/06/13(水) 13:08:45 ID:lz0bmNV+
シノーポリは悩むほどの演奏ではないよ 渡邊とのコンチェルトはまぁそれなりに良いが ベルクのVnCon目当てなら、透明感でチョン・キョンファ/ショルティ 情熱的なパールマン/小澤あたりが良い。 渡邊はその中間という感じだ 最近ではダニエル・ホープのが中々気合が入っている これは楽譜の誤りを修正した初録音という点でも注目 良く挙がるシェリング/クーベリックはぬるま湯的で感動には至らない 買ってはいけないのは ズッカーマン/ブレズ 不感症 クレーメル/デイヴィス 伴奏が最悪 駄演中の駄演 最強はクラスナー/ヴェーベルンだがこれは後でもいいだろう 最初ならパールマン/小澤かな これは意外なほど名演だよ
>>185 まあ好みの問題だから。
個人的に気になったのを買ってみるのがいいんじゃない?
189 :
名無しの笛の踊り :2007/06/16(土) 23:48:29 ID:NDtjdmXa
>>188 ベルクの交響曲か・・・断片しか残っていないはずだが
これは買いだな
ただの誤植じゃん
191 :
名無しの笛の踊り :2007/06/18(月) 13:51:00 ID:r21X3iTq
ネットの場合は植字していないので誤植とはいわない。
192 :
名無しの笛の踊り :2007/06/18(月) 13:51:23 ID:HXD2qQDW
シェーンベルク 反ナチ ヴェーベルン 親ナチ ベルク ?
ナチ非ナチはともかく、ベルクって中途半端に見られがちだな…
Bergって、日本語だと山さん?
山さんだよ シェーンベルクは美しい山だから美山さん?
いつか見た問答のような希ガス
I feel so, too.
ギーレンの「グレの歌」が発売されたようだけれど、 もう聴いた猛者はおらんかね?
199 :
名無しの笛の踊り :2007/07/03(火) 19:48:55 ID:klmFQCZW
ノシ
インバルのはどうですか? 今度ボックスで出るから買おうか悩んでます。
202 :
名無しの笛の踊り :2007/07/08(日) 22:36:27 ID:ORNPG8o/
俺もキボンヌ
203 :
名無しの笛の踊り :2007/07/14(土) 21:48:16 ID:k3qCagXg
有名な写真なわけだが ジャケ写にもなってるし
207 :
名無しの笛の踊り :2007/07/24(火) 22:18:50 ID:qGO4nXHm
シェーンベルクのヴァイオリンとピアノの幻想曲 難しそうだ。
208 :
名無しの笛の踊り :2007/08/05(日) 03:37:06 ID:Fl7PjN9v
保守
209 :
名無しの笛の踊り :2007/08/18(土) 00:24:33 ID:2gq+RMbh
星ゅ
210 :
名無しの笛の踊り :2007/08/20(月) 09:00:54 ID:UV8gUr1w
バレンボのヴォツェックの映像版が近々出るらしいのだが。詳細希望
211 :
名無しの笛の踊り :2007/08/24(金) 13:48:11 ID:nekbZAbz
age
山形交響楽団で浄夜やってた。 すばらしい曲だと再確認した次第。
213 :
名無しの笛の踊り :2007/09/01(土) 20:30:33 ID:HsbUFS4s
保守
>213 何でワルシャワって言わないでワルソーって言うの? アメリカで書いたから?
>>215 作曲者本人が英語でタイトルをつけたから。
>216 だから日本語タイトルもワルソーなの? あたま(ry
原音に忠実ならヴァルシャヴァになるんだが。
原音はどうか知らないけどワルソーって地名としてあんまり聞かないから 違和感がある。いい曲ですね。意外に?アバドのが気に入っております。
220 :
名無しの笛の踊り :2007/09/08(土) 23:44:54 ID:nETgMGZR
1950年くらいまではワルソー(ワルシャワ)、モスコー(モスクワ)、プラーグ(プラハ) なんて呼び方も結構使われていたらしい。
なるほど。フローレンスとかババリアとかみたいな。 英語を片仮名化してたのか。ワルソーは聞いたことなかった。 その頃付けた邦題が残ってるというわけですね。 「ベニスに死す」みたいなもんだな。今だったらベネチアだよね。
今ならペニスだ
223 :
名無しの笛の踊り :2007/09/09(日) 06:58:38 ID:4bvEkHqw
ワルソー・コンチェルトというのもあるし。
>>223 英語表記で "Warsaw Concerto" だね。
225 :
名無しの笛の踊り :2007/09/13(木) 23:21:01 ID:x7RSL0B8
新聞でときどき「ボツェック」という表記が見られるが、恥ずかしい。
WoyzeckをWozzeckと読み間違えたのも恥ずかしい
そりゃビューヒナーの字が下手なのが悪い
IDにABとKKKが出たので記念ぱぴぽ。 スタラータスの貧乳ルル萌えー
シェーンベルクのピアノ協奏曲( ゜∀゜)イイ! よね。 素直にスゲー作品だと思うよ。最近は繰り返し愛聴してるよ。 ポリーニがアバドと競演しのもいい感じ。DGのね。
俺はヴァイオリン協奏曲マンセー しかし決定盤と思えるような録音には出会ってない希ガス
シェーンベルクのヴァイオリン曲なら幻想曲(Op. 47)がいいなあ
萌えるルルならやっぱりシェーファーかな
>232 ルックス的には綺麗だけど毒婦っぽくない。
234 :
名無しの笛の踊り :2007/09/27(木) 20:32:53 ID:K1B+/D5j
ベッカー&ナガノのピエロ、CDにならないかなあ。
裏青のアバドBPOを買ってみた。ピーターとの協奏曲、ペレアスともに 素晴らしく、アバドを見直してしまった。 が、いまラジオで流れたマラ3を聴いてやっぱりアバドはアバドだと 元の認識に戻ったw ひょっとして、ご本人の好みとは別に、アバドはマーラーよりも 新ウィーン楽派の方が向いてるのかいな?
アバドはLSO時代から新ウィーン楽派に定評あるよ。
>>236 Wozzeckや90年代に出たVPOとのDG録音もよかったね。
あと、自分には全くダメだったが、今回のルツェルン・オケ
とのマラ3も、該当スレ見る限り評判とか凄くいいみたい。
80年代のVPOとのマラ9がWozzeckと同時期の録音で、
両作品の親近性を感じさせる好演だって指摘はどっかで
見て、そういうマーラーを聴いてみたかったんだがなぁ。
保守
239 :
名無しの笛の踊り :2007/10/10(水) 08:03:35 ID:P7m1vHC1
シェーファーって綺麗だけどデブですね
ブレーズCSOのケルン公演ではものすごく太っていた
>>240 あれは妊娠中だったんじゃない?服装も「衣装」という感じじゃなかったし。
モーゼとアロン初日age
今モーゼとアロンの休憩時間中。 第一印象:マトリックス
保守
245 :
名無しの笛の踊り :2007/10/20(土) 09:22:34 ID:FGADztVm
バレンボイムはモーゼとアロン取り上げるのは立派だが主催者は迷惑だろうな。
今日行ったやつどうだった?>モーゼ
247 :
名無しの笛の踊り :2007/10/21(日) 23:04:40 ID:KYk6ZMBk
モーゼ,よかったよ.オケ・歌手・合唱,さすがは世界の最高レベル. ただ,2幕の狂乱のシーンはほとんど出てこなかった. 舞台はまさにマトリックス.さすがは演出ムスバッハってとこかな. カーテンコールでキャストが出てきても,黒スーツとサングラスなので誰だかわからず. ただ,アロンはデブなのでそれはわかった. 何度目かのカーテンコールで,緞帳があがったら, スタッフ勢ぞろいで樽酒が用意されていて,鏡割りまでしてた. 「ありがとう」の横断幕つき. 日本で舞台版上演はこれが2度目だって.いい体験だった.
ウラヤマシス 俺はチケットの値段見た瞬間に断念した(笑)
モゼロン…何だかあんまりよくわからずに行ってしまった。 あまりのストレスで冷や汗が出た。こんなの初めて。 あらすじだけは読んで行ったが、もうすべてが不快。 でもすごく演奏が素晴らしかったし、よくこんなに正確にしゃべれるなぁとは思った。
すべてが不快で演奏が素晴らしいってよくわからんが(w
251 :
247 :2007/10/22(月) 21:31:29 ID:BX72vAxg
>>249 イタリアオペラの,男と女がくっついたり,誰かが邪魔したり,
そんでもって最後は二人で死んだり,って月並みなストーリーには
解説や深い洞察は無用だよね.結局やすっぽいテレビドラマレベルじゃん.
予習をしていっても,なんだかよくわからないと言う余韻を引きずりながら帰途に着く,
これこそ「重みのある作品だよな」と私は思うのでした.
でも,ほんと,背筋ゾクゾクでした.
オペラ云々の前に日本語のおべんきょうから始めようぜ
253 :
247 :2007/10/23(火) 02:25:16 ID:cBEHkOqm
>>249 まあ,なんつっても,12音音楽のオペラだからね.
来てた観客の中には,聴いているのが苦痛だったと言う人は少なからずいると思われます.
っていうか,それが正常な反応かも.
>253 ... 井上さん?
苦痛と思う香具師は無理に聴きに行かなくてよいから俺にチケット 回してくれりゃよかったに(爆)
256 :
名無しの笛の踊り :2007/10/23(火) 22:31:13 ID:IsIqz65Y
CD聴いて大した苦痛を感じなくても、実演聴くとたまらん苦痛ってこともある。
257 :
名無しの笛の踊り :2007/11/03(土) 00:37:28 ID:hIs70K9K
新ウィーン楽派の間では何故かマーラーがアイドルであり神であったというが、 その理由はどれか。 A 音楽の革新性 B ユダヤシンジケート C 実はアルマ目当て
258 :
名無しの笛の踊り :2007/11/03(土) 00:40:27 ID:MdKy/bQx
「すべて正解」に、5000点
259 :
名無しの笛の踊り :2007/11/03(土) 00:40:33 ID:VjUMInJh
答え D めがね
260 :
名無しの笛の踊り :2007/11/03(土) 00:48:53 ID:QwGqYlJp
E 自分の作った音楽を無条件に肯定してくれたから
保守
262 :
名無しの笛の踊り :2007/11/18(日) 23:32:15 ID:IfUdKqKp
263 :
名無しの笛の踊り :2007/11/23(金) 00:13:02 ID:nPHfdM+2
室内楽スレで新ウィーン楽派の話題
実はマノンたん目当て
265 :
名無しの笛の踊り :2007/12/03(月) 20:02:38 ID:91g6HxJO
ほっしゃん
ほあー
267 :
名無しの笛の踊り :2007/12/20(木) 01:52:46 ID:ICtCxhaH
高橋悠治のピアノって、どうなん?
268 :
名無しの笛の踊り :2007/12/20(木) 02:35:12 ID:V60vUYq7
>>256 シャリーノのオペラとか、生で聴くとすごく美しくてびっくりするぞ。
269 :
名無しの笛の踊り :2007/12/23(日) 23:51:25 ID:yEhDAQQB
いつどこで聴けるんだw
今日はベルクの忌日です
271 :
名無しの笛の踊り :2007/12/30(日) 22:53:13 ID:hVZoz094
このスレもパート2になってめっきり人いなくなったんだなー
アニバーサリーイヤ^だの話題の演奏家の新譜だのに乗っかっただけの書き込みが 増えるより良いかもよ。 まあ本当に好きなもんどうしでマターリいこうや。
保守
ずーっと浄夜とは、出エジプト記でエジプト人の初子が死んだことだと思っていた・・・ 家帰ってからブレズのを聴きなおすか・・・orz
275 :
名無しの笛の踊り :2008/01/13(日) 23:03:13 ID:8yaS9ki2
浄夜は主婦の昼メロとか朝鮮恋愛映画と同類です
276 :
名無しの笛の踊り :2008/01/13(日) 23:15:59 ID:p2ldn06P
>>275 それがいいんだよ
ところで。
ウィンナー・ワルツの編曲版、あれ3人3様で、
それぞれの作曲のセンス・趣向が投影されていて、たのしいよね
277 :
名無しの笛の踊り :2008/01/17(木) 10:07:41 ID:c1m5p9GU
ストローブ=ユイレの『モーゼとアロン』て普通のオペラ? それとも、映画仕立てなの?
映画仕立て。 前に映像がチープって書いたら叩かれたよw
279 :
名無しの笛の踊り :2008/01/17(木) 14:02:26 ID:HGyeQMdG
オールロケ。 砂漠でひたすら歌ってる。 制作費かけてないので金の子牛以外に小道具なし。 カラーだが映像が締まらず、長回しが多く見ていてしんどい。 「今日から明日へ」は撮影もずっときれいで編集のテンポが良く、ストーリーも楽しい。 こっちのほうが本格的な映画だと思った。
280 :
名無しの笛の踊り :2008/01/27(日) 10:52:40 ID:xWREO/B7
ageといたほうがいいかな?
シェーンベルク全集ってCD出てないの? ベルクやウェーベルンは「全集」と名のつくBOXが出てるのに。
282 :
名無しの笛の踊り :2008/01/27(日) 12:56:48 ID:m/02zfig
>>281 LP時代にCBSが出していて国内盤もあった
ロバート・クラフト指揮
現在SONYが死蔵中
>>282 Naxosからクラフトのシェーンベルク全集が6集まで出ているけど
この音源ですかね。このシリーズが完結すればコンプリート?
CBS全集の曲目リストどこかにないかなあ
もっと前の奴だよ 録音はせいぜい60年代 naxosのはみんな新録音 いまどきシェーンベルクの全集なんて 寄せ集めでないとありえねえだろ
いまどきかどうかは分からんが、ヴェーベルンやベルクよりは作品数が多いし、演奏形態も多様。 しかも難曲揃いときては、あったとしても寄せ集めにならざるを得ないだろうね。 クラフトの CBS のやつは全集と言えるほどの網羅性はあったのか?
286 :
名無しの笛の踊り :2008/01/27(日) 15:15:07 ID:zQHu0qqA
>>285 LP2枚組、10巻の総数20枚。
主要作は入っていたけど、グレの歌とモーゼとアロンの録音は無し。
後年のブーレーズ盤が出るまで待たなきゃならなかった。
あの全集中には、オーマンディの振った作品43bの超名演があるので
それだけでも、復刻して欲しい。
>>286 オーマンディ/フィラデルフィアの主題と変奏 op.43bなら
例のグールド80CD-Boxに収録されてるね。
ところでシェーンベルク全集のピエロ・リュネールってどの演奏使ったのだろうか?
288 :
名無しの笛の踊り :2008/01/27(日) 23:57:17 ID:TB/F9BF/
ブーレーズじゃ? サロメ・カンマーだったら最高の歌唱なのに!
べサニー・ビアズリーとコロンビア室内アンサンブル
290 :
名無しの笛の踊り :2008/02/02(土) 01:25:21 ID:1XsrvdAO
ヒラリー・ハーンのシェーンベルクV協が出るらしい。 これはベスト盤になるかも。 組み合わせがシベってのがちょっと(w)
291 :
名無しの笛の踊り :2008/02/02(土) 02:06:27 ID:ozyy/QSq
組み合わせがベルクなら良かったのにな。
292 :
名無しの笛の踊り :2008/02/02(土) 02:32:26 ID:VRQPG+i6
あの姉ちゃんにはまだ若すぎるのであろう。
293 :
名無しの笛の踊り :2008/02/05(火) 00:15:38 ID:E+oEPW6U
うp忘れてた。知ってる人多いと思うが念のため。 来年1月の東京交響楽団定期(2009.1.28 サントリー)でシェーンベルクのV協やる。 詳細は同団HP参照。
294 :
名無しの笛の踊り :2008/02/05(火) 00:45:45 ID:b2eLMQfk
ピアノ協奏曲と同時にまとめてやって欲しいなあ!
>>275 そんなこと言ったらマーラーもチャイコフスキーもみんなそうだ
296 :
名無しの笛の踊り :2008/02/11(月) 22:37:47 ID:69FLMzp3
そうだ。
297 :
名無しの笛の踊り :2008/02/11(月) 23:39:17 ID:pGE3VH9a
新ウイーン楽派は普通は無調以降を語るのだよ。
おいらは浄夜が大好き。 自分の葬式で流して欲しいくらいだ。 解り易いからダメだという人間は、人として軸がぶれている。
まぁ何だかんだ言ってもハマるよね、アレは
300 :
名無しの笛の踊り :2008/02/12(火) 08:00:03 ID:rtIxdtyN
300
浄夜は昔、カラヤンのCDで聞いて、それ以来ずっと苦手な曲だった。 でもクレンペラーのCDを聞いてから、好きな曲になった。
302 :
名無しの笛の踊り :2008/02/12(火) 19:52:37 ID:fj/fMJrw
「浄夜」は調性があるのでここでは書かない。
ソンナ厳密ナモンナノカヨ
304 :
名無しの笛の踊り :2008/02/12(火) 20:49:59 ID:Y99a9y99
ゲソスレじゃなくて新ヴィーン楽派スレなんだから構わん。
テイウカオマエノIDスゴイノナ
トリスタン→マラ9→浄夜 わかるっしょ、この系列の音楽だよ。 この類の心情のエクスタシーは、音楽のある側面の極限を行っていると 思う。
307 :
名無しの笛の踊り :2008/02/12(火) 22:38:36 ID:KlluhlM7
いや。 ブル8アダージョ→浄夜 なんだな。 リズムに注意して聴いてみよう。
308 :
名無しの笛の踊り :2008/02/13(水) 05:29:29 ID:PHheqoos
トリスタン→マラ9→浄夜? いや、楽譜見な?マラ9は経由してないよ。ブルも経由していない。 トリスタン→浄夜だよ。
浄夜は1899年の作。マラ9はまだ存在してない(3番までしか書いてない)。 ブル9の譜面を見る機会はあったのか?
『トリスタン』『浄夜』このニ作品に共通して言えるのは、 男女の愛と、生命の危機とそこからの救済を形而上学的 深みから描いているところにあると思う。 ブルックナーにおける「愛」や「危機」は、神と人との間の 問題であって、男女間的なエロスの問題ではないと思う。
311 :
名無しの笛の踊り :2008/02/16(土) 18:29:27 ID:mUtYUt/p
浄夜の和音分析するよ残念ながらブル9の影響はないね。 Schoenbergはワーグナーとブラームスを特に尊敬して学んでいた。 ブル9見ても余り関心を起こさなかったかもしれない。 Mahlerとは良く会っていた様だが喧嘩も良くしていたようだ。 譜面を見ると余り技法などを学んだ跡が見られない。
リヒャルトシュトラウスは?
313 :
名無しの笛の踊り :2008/02/17(日) 00:06:01 ID:4seDshxE
リヒャルトシュトラウスの和声学は単純なほう。 音域の広いメロディーの対位法によって新しさを追求した。 複調性・無調的もあるがオペラ時代の一時だけ。 お互いに見識はあったようだが大金持ちと乞食が会っただけだった。
恥ずかしい知ったかクンが大集合だな、このスレ。
具体的なことが何も言えないおまえにはかなわんがな
ハーンのシェーンベルク買ったぜ。 Op.36って他に二つくらいしかCD聴いたことないが すげーきれいな曲なんだな。 全曲を通じて和音がウワーンって濁っちゃうとこが一箇所もない。 聴き専で難しいことわかんないけど、かなりの名演の気がする。
お、もう発売になったか。買わねば。 俺がほんとに美山信者になったきっかけがこの曲。
318 :
名無しの笛の踊り :2008/02/28(木) 07:55:04 ID:ySwnm034
そうかそうか、それは俺も買わねば。
319 :
名無しの笛の踊り :2008/02/28(木) 19:35:06 ID:0cIvOl0N
ヒラリーは余白にSchoenbergの幻想曲入れるべきだった。 俺が手取り足取り「伴奏」してやるからさあ! じゃないと選挙で小浜に勝てないぞ!
320 :
名無しの笛の踊り :2008/02/28(木) 20:05:14 ID:Ai6ggzqK
ろっぽんぞー
321 :
名無しの笛の踊り :2008/03/03(月) 00:26:34 ID:rWdNc8sI
ベルクとカップリングしてくれてもよかったのに。
322 :
名無しの笛の踊り :2008/03/03(月) 02:14:27 ID:TbJ15IQI
それでも余白が残る。 DGみたいになんか入れろよ!
シェーンベルクとベルクのV協って絶好のカップリングと思えるんだが意外にないな。 まあシェーンベルクの録音が少なすぎるんだが。 昔のLPでクラスナー独奏でこのカップリングのがあったらしいが日本では出なかったみたい。
これは初め別々に出たやつの切り直しだね。 ソリストも違うし・・・シェリングがシェーンベルクやってくれたら面白かったかなという気が しないでもない。
326 :
名無しの笛の踊り :2008/03/03(月) 20:53:42 ID:w1H4+XZl
ベルクの叙情組曲はまったんだが、そんな俺にお勧めのベルクもしくは他の新ウィーン楽派の曲ってない? 今まで無調の曲敬遠してたんだけど、これはなんかイイ……
327 :
名無しの笛の踊り :2008/03/03(月) 21:07:44 ID:Q/HEfW+j
最高! "ベルクは時として十二音の作品でも調性的な部分が残っており新ウィーン楽派で 一番穏健と云われていますが、この様に出版された作品全体を見ますと「ベルク」 は「ベルク」であって素晴らしい作曲家と分かるでしょう。彼の作品はまさに 「ベルク」のみが生み出せたのです。理論よりこの「ベルク」の表現を私達は 虚心に聴くべきです。彼は大変な読書家でやはり、代表曲は「オペラ」でしょう。 「ルル」「ボッエック」は劇場から消えることもないでしょう。新ウィーン楽派に 抵抗がある方はぜひこのCDBOXの購入をお勧めします。" はな, 東京 2008年02月20日
>>329 そんなコピペしてくれなくてもリンク貼られているところの記事くらい読みに行けるよ。
331 :
名無しの笛の踊り :2008/03/04(火) 19:44:24 ID:ujUb37G8
ベルクは12音じゃないのよ。 調性とか入れていい加減だから聴きやすいのだな。 あの管弦楽曲の密度も凄い。 聴くたびに味が出るね。
332 :
326 :2008/03/04(火) 20:09:29 ID:gYjDXBxw
さっそく、ベルクの作品集とシャイー/ベルリン放送響のをぽちりましたw 答えてくださった皆さんありがとうございました 今から楽しみです
すごく発音しにくい「ボッエック」
ボッエック
江一冫乁〃儿勹
336 :
名無しの笛の踊り :2008/03/09(日) 23:26:56 ID:VowUrO3g
ヒラリーのシェーンベルク聴いた。
今まで知ってた演奏に比べて解釈というか、力の配分みたいなのがだいぶ
違うところがあって(特に第1額k章)少々面食らったりもするが、
>>316 の言う
とおり綺麗な曲に仕上がってることは確かだ。これは繰り返し聴いてみること
になりそうだ。
シベリウスはあまり知らないが、聴くほどに変な曲のように思えてくる。
ひょっとしてシェーンベルクよりずっとヘンな曲なんジャマイカと(爆)
337 :
名無しの笛の踊り :2008/03/10(月) 02:29:12 ID:U3HrSVma
ヒラリーはまだ生理も無いがきんちょなので腕力が足りないのであろう。
ケーゲルのボックスセットを買ってきた。 この値段でこのクオリティは凄いな。
339 :
名無しの笛の踊り :2008/03/13(木) 23:54:04 ID:dz//x+gg
値段関係なくすごい。
340 :
名無しの笛の踊り :2008/03/14(金) 06:56:05 ID:I2A+YSCr
共産主義者で自殺したのが残念だ。
341 :
名無しの笛の踊り :2008/03/17(月) 19:50:19 ID:Usk/SEpq
共産主義者でも政府マンセーではなかったよな。
342 :
名無しの笛の踊り :2008/03/17(月) 20:04:36 ID:Cm18PNU+
>>323 > 昔のLPでクラスナー独奏でこのカップリングのがあったらしいが日本では出なかったみたい。
CDで出てるよ
Amazon.co.jp: Berg/Schoenberg: Violin Concerti: Alban Berg,Arnold Schoenberg,Dimitri Mitropoulos,Fritz Busch,Stockholm Philharmonic Orchestra,Cologne West German Radio Orchestra,Louis Krasner: 音楽
http://www.amazon.co.jp/dp/B000005VXK ジャケット写真はコレ
GM 2006 - Louis Krasner: 20TH CENTURY VIOLIN MASTERPIECES
http://www.gmrecordings.com/gm2006.htm オレが持ってたのはOrfeoだったと思うが
343 :
名無しの笛の踊り :2008/03/17(月) 21:14:57 ID:6YfhfuW6
シェーンベルクと言えば、グールドでしょ。グールドのピアノソナタやコンチェルト、 今でも大好き
344 :
名無しの笛の踊り :2008/03/18(火) 06:10:37 ID:6UuPli18
グールドはウエーベルンまで無いのは残念だ。
>>342 おおこんなのがあったのか。
しかし Orfeo のは俺も持ってるが別演奏だよね(Orfeoはバイエルン放響)。
昔のLPとの異同はわからん。
保守
347 :
名無しの笛の踊り :2008/03/23(日) 11:08:13 ID:IsszL8RX
ラサールQ廃盤?
グールドが弾くウエーベルンの変奏曲、ソニーから出てるよ。
CBCの録音集にも入ってるね、グールドのウェーベルンOp.27
352 :
名無しの笛の踊り :2008/03/30(日) 06:14:49 ID:xcqvMn7E
>>351 dd
ジュリアードの2回目のLPは持ってるけど、この録音も欲しい。
ジュリアードの1回目かぁ。微妙だな。 昔LP持ってたけど手放してしまった。 あの手の演奏は嫌いではないが、ラサールだのアルディッティだの 、あるいはコーリッシュの初録音だの聴いたあとで、しかも当時の音質の モノラルで満足できるかどうか、ちと怪しい気がして、買う決心がつかない。
ジュリアードのステレオの方、早く出して欲しいよね シェーンベルクはあれかラサールだと思ってるので
355 :
名無しの笛の踊り :2008/03/30(日) 18:23:22 ID:nu/DTnFA
Schoenbergはマーラーと同じようにアメリカでIvesを知ったそうだ。 「彼を偉大な人物」と称し評価したそうだ。
シェーンベルクの弦楽四重奏はアルデッティQのが一頭地を 抜いてる感じがしますね。ラ・サールQは少しはなれて次点。 ジュリアードQは方向的にラ・サールQに近いけどざらざらしてるからイラネ
ラサールは弦楽三重奏の冒頭部がヘロヘロなのが惜しい
人によって評価はいろいろなんだね。 俺はジュリアードSQがいまだに衝撃度で一頭抜けてると思う。 ラサールはそれをもっと安定させて聞きやすくした感じ。 アルディッティは上手いけど何かが物足りないと思ってしまう。
359 :
名無しの笛の踊り :2008/03/31(月) 04:47:22 ID:CLyWX+yE
アルバン・ベルクSQは今シーズンで解散だそうだ!
>358 シェーンベルクの弦楽四重奏に衝撃度を求めるの? 聴くたびに衝撃があるの?
>359 ABQはシェーンベルクは録音しなかったね。今となっては この人たちの新ウィーン楽派の演奏はあってもなくてもどっちでもいいな。 ヴェーベルンやベルクの実演を聴いたときはうまいなあと思ったけど。
ベルクのピアノソナタの名演って誰の演奏でしょう? ポリーニ、バレンボイム、ブレンデルしか聴いたことありませんが どれもピンと来ません。もしかしてピンと来ない曲なのかも?
>>362 それこそグールドだと思うね
それでもピンとこないとするときっと相性悪い曲なんだろうな
たしかにあれ、あんまりピンと来る曲じゃない(笑)
365 :
名無しの笛の踊り :2008/04/07(月) 08:15:52 ID:oSrpEWUM
シェーンベルクの弦楽四重奏だったらどれがいい?
366 :
名無しの笛の踊り :2008/04/07(月) 08:25:17 ID:Go0vREfG
2番
俺はやっぱり3番4番だな。 ハイドン、ベートーヴェンのラインをまっすぐ20世紀まで引っ張ってきた感じ、っつーかな。
368 :
名無しの笛の踊り :2008/04/07(月) 16:56:41 ID:ql5DMTOo
3番のキチガイ性は特筆ものだ。
キチガイ性ならむしろ2番じゃね?
370 :
名無しの笛の踊り :2008/04/07(月) 23:07:25 ID:ql5DMTOo
2番は有名すぎる。 キモイ性で決めたまえ、キモイ性で!
新ウィーン楽派の曲を芸術的に演奏できるのはグールドぐらいだろ
>>370 キモイから有名なんだろうがwww
3番4番はキモくない。特に3番の頃はキモさを一旦脱却しようとしていた
ように思える。
>>371 ンナコターナイ ピアノ曲なら園田高宏、井上直幸、内田光子と日本勢が健闘してるぞ。
指揮者だってロスバウト、カラヤン、ギーレン、ブーレーズ等々結構な面子が揃ってる。
…ってこれはマジレスすべきではなかったのかなw
↑タカヒロの漢字間違ってたスマソ
375 :
名無しの笛の踊り :2008/04/08(火) 16:46:57 ID:+Juz07Xc
誰だかわかれば良い、わかれば!
376 :
名無しの笛の踊り :2008/04/09(水) 06:08:01 ID:CzxVJBCI
もっとキモイのを、もっと醜い音楽を!
ハーンの新譜ベルクVinCon(DG)、話題のようだな。
378 :
名無しの笛の踊り :2008/04/09(水) 08:57:33 ID:nq726R9L
>>377 買ってないなら買った方が良い。
大雑把な感想で恐縮だが、良い意味でのアメリカ的に料理されてるって聴き易い。
このスレの人達には物足りないとかになる可能性も無くはないが、ハーンとしてはどうやらシベよりこちらを主とした録音の様だし、一聴の価値ありだ。
聴いたけど、なかなか一口で感想言うのは難しいな。それなりに 気に入ってはいるけど。 特にアメリカ風とは俺は思わないが、美音なのは確か。
380 :
名無しの笛の踊り :2008/04/09(水) 15:31:50 ID:NKbYAitX
シベリウスと組み合わせはシェーンベルクじゃないのか? ベルクとシェーンベルクの区別ぐらいは・・・・・・
381 :
名無しの笛の踊り :2008/04/09(水) 22:22:10 ID:bKJ0r/65
シベリウスはアドルノが大嫌いだった作曲家。
そういやレイボヴィッツは「世界最悪の作曲家シベリウス」という本を書いてるらしいな
383 :
名無しの笛の踊り :2008/04/09(水) 23:21:27 ID:NKbYAitX
世界最悪の評論家レイボヴィッツめ!
レイボヴィッツは指揮もしてるだろ?
2番5番ナクソスから出てるのを買った。糞だった。
387 :
名無しの笛の踊り :2008/04/12(土) 21:44:36 ID:YQsumnQE
アルバンベルクの弦楽四重奏全集なかなかみあたらない
388 :
名無しの笛の踊り :2008/04/12(土) 21:45:42 ID:b4W1bZpF
アルバン・ベルクSQはもうすぐ解散するよ!
シェーンベルクやシェーンが付かないベルクって、単に優れた調性音楽が書けないから無調に 走ったんでしょう?
「浄夜」や「初期の7つの歌」を聴いてあんたがそう思うんなら、そういうことにしとけば?
391 :
名無しの笛の踊り :2008/04/13(日) 16:37:22 ID:MfQTjAwo
調性書けなかったらどうやって「浄夜」や「初期の7つの歌」・「ペレアス」書くんだ?
392 :
名無しの笛の踊り :2008/04/13(日) 16:55:16 ID:M7ukdYF9
07:20 オーケストラの夕べ −東京フィル第745回サントリー定期シリーズから− 詳細 詳細 吉松 隆 − 東京フィル第745回サントリー定期シリーズから − 「交響的楽章“花の章”」 マーラー作曲 (7分13秒) 「初期の七つの歌曲」 ベルク作曲 (16分13秒) (ソプラノ)林 美智子 「夏の風の中で」 ウェーベルン作曲 (14分04秒) 「交響詩“ペレアスとメリザンド”作品5」 シェーンベルク作曲 (41分28秒) (管弦楽)東京フィルハーモニー交響楽団 (指揮)若杉 弘 〜東京・サントリーホールで収録〜 <2007/12/11>
393 :
名無しの笛の踊り :2008/04/13(日) 21:07:53 ID:IxK/f+Pp
ペレアスとメリザンドをFMで聴いたよ。 この前クルクル&犬もFMで聴いたなあ。 両者の違い クルクル:意外なことにどっしり構えた音楽作り、ブラームス風の重厚感が漂う。 バカ杉:ツェムリンスキー風のキラキラ感を強調、不安な浮遊感を表現。 どちらも、それなりに聴けました。
ヴェーベルンの一点買い
395 :
名無しの笛の踊り :2008/04/14(月) 18:10:22 ID:5nNQzGib
ハーンのシェーンベルク聞き逃したなあ!
CD売ってんじゃねーの?
397 :
名無しの笛の踊り :2008/04/16(水) 02:12:26 ID:n8VCCzZs
ルル組曲の、ものすごーく美しい演奏を探しているんだけどお薦めある?
398 :
名無しの笛の踊り :2008/04/16(水) 02:45:30 ID:Xyva+rkL
ブーレーズのウェーベルン全集って何が追加されたんだ?
399 :
名無しの笛の踊り :2008/04/16(水) 09:09:30 ID:S6EM1VOw
うん、アバド盤のルル組曲はいいね。 作品6もアルテンベルク歌曲集も良い。
アバドの、普通にいいけど「ものすごーく美しい演奏」かどうか? まあそんなにたくさんの種類は出てないからねえ。
402 :
名無しの笛の踊り :2008/04/17(木) 10:06:23 ID:FO2/S3Rg
403 :
名無しの笛の踊り :2008/04/17(木) 17:28:32 ID:wpufFkML
小澤さんもアバドぐらい新ウイーン楽派やるともっと評価が高くなるであろう。
404 :
名無しの笛の踊り :2008/04/17(木) 19:11:12 ID:NxRGAupl
405 :
400 :2008/04/17(木) 19:18:41 ID:DUBF13I4
おいらはLPヲタでもあるので、良い演奏ということで思い浮かぶのは どうしてもLPで聞いているものになりがち。 アバド盤以外のルル組曲の名演というと、思い浮かぶのは ドラティとロンドン響、ヘルガ・ピラルツィークのマーキュリー盤だな。 CD化もされたはずだから、見かけたら聞いてみそ。
406 :
401 :2008/04/18(金) 00:40:19 ID:1totWEqm
残念ながらルル組曲の「ものすごーく美しい演奏」を知りません。 ごめんなさい。どの曲でも「ものすごーく美しい演奏」ってそうそうないし、 ましてこの曲のように演奏数が限られていると「ものすごーく美しい演奏」 にあたる確率は低そうですね。
407 :
400 :2008/04/18(金) 05:56:59 ID:xPtpZtRF
ま、「ものすごーく美しい演奏」ということで、 思い描くものは人それぞれだろう。 おいらはアバド盤は学生時代にアバド2000というLPで買って以来、 (現在はDG盤になったが)ずっと愛聴している。何度聞いても飽きない。 それぞれの声部の織りなす襞の隅々にまで光を当てるような透明度の高い演奏で、 ベルクの音楽のエロチシズムを堪能できるが、 決して扇情的にならないところがアバドの美点だと思う。
408 :
名無しの笛の踊り :2008/04/20(日) 22:23:21 ID:7INqQXBb
半年の間に3回もペレアスやるなんてめずらしいこともあるもんだ
東京在住者がうらやましいなあ。 実演は一度も聞いたことがないや。
411 :
名無しの笛の踊り :2008/04/21(月) 15:02:38 ID:F/TuM4x+
詳細 柴辻 純子 − ベルリン国立歌劇場の歌劇“モーゼとアロン”ほか − 「歌劇“モーゼとアロン”」 シェーンベルク作曲 (第1幕:48分30秒) (間奏曲&第2幕:51分40秒) モーゼ…(語り)ジークフリート・フォーゲル アロン…(テノール)トーマス・モーザー 若い娘…(ソプラノ)カローラ・ヘーン 病人…(メゾ・ソプラノ)シモーネ・シュレーダー 若い男、裸の男…(テノール)フロリアン・ホフマン もう一人の男、男、エフライム… (バリトン)ハンノ・ミュラー・ブラッハマン 僧…(バス)クリストフ・フィシェッサー (合唱)ベルリン国立歌劇場合唱団 (管弦楽)ベルリン国立歌劇場管弦楽団 (指揮)ダニエル・バレンボイム 〜東京文化会館で収録〜 <2007/10/15、18>
「ルル組曲」で頃されるときに女の叫び声の入ってる演奏ってブーレーズ? 脳内で勝手にアバドだと思い込んでいたんだけど、久しぶりに聴いてみたら声が入ってなくてちょっとがっかり。
ブレーズとドラティが入っている。
>413 やっぱりそうでしたか。CD持ってるんですが、棚から溢れた山の中に埋もれて出てこないのです。 捜索を続ける作業に戻ります。
415 :
名無しの笛の踊り :2008/04/21(月) 18:40:02 ID:NSKPpQRK
これってオペラの三幕でルルが殺される場面だろ? 悲鳴がないとあのオペラは見た気がしない!
>>411 4月27日(日)午後2:00-6:00
>>415 アバドのルル組曲が録音された時点では、ツェルハによる第三幕の補筆は
完成していなかった。ルル組曲を、未完のオペラの止むを得ない補完と見るか、
独立した音楽作品と見るかで、あの悲鳴の扱いも変わってくるだろうな。
アバドのルル組曲が気に入っている俺としてはアバドにぜひルル全曲を録音して欲しいんだが、
俺が調べた限りでは、アバドはルルを二幕版もツェルハ補筆版も取り上げていないんだよな。
(俺の調査に漏れがあって、取り上げた記録をご存知のお方がおられれば教えて欲しい)
アバドは、ルル組曲をオペラから切り離した独立作品と扱っているんじゃないか、
というのが俺の見方。
418 :
名無しの笛の踊り :2008/04/22(火) 22:10:50 ID:hxcTkE85
新ウィーン楽派入門希望者です。 わかりやすい演奏から入りたいです。 新ウィーン楽派のどの曲でもいいので、わかりやすい演奏を教えてください。 ヲタが馬鹿にする演奏でも、入門としてわかりやすければおkです。
419 :
名無しの笛の踊り :2008/04/22(火) 22:51:17 ID:1mwd2Cpx
>>418 カラヤンの3枚組から行きましょう
私はこれで入門しました
今でも愛聴盤です
ブーレーズのを買っておけば間違いないんじゃないかな
421 :
名無しの笛の踊り :2008/04/22(火) 23:33:26 ID:hxcTkE85
どの曲でもよいのでわかりやすい演奏、 という選択基準はどうかなという気がする。 わかりやすい演奏というと、ちょっと意外なところで、 メータとロス・フィルなんかそう言えると思うんだけど、 だからと言って、管弦楽のための変奏曲をいきなり聴く、 というのもな。入門を考えるなら、演奏よりも曲じゃないか、 という気がするが。 シェーンベルクの初期作品から辿っていく路線と、 ベルクのヴァイオリン協奏曲あたりから入って広げていく路線と 二通りくらい考えられるように思う。
423 :
名無しの笛の踊り :2008/04/22(火) 23:43:31 ID:hxcTkE85
>>422 ありがとうございます。
ご指摘を参考にして考えてみます。
声楽に抵抗がなければ、「月に憑かれたピエロ」あたりから入るのがいいんじゃないだろうか。 最初の一枚には、美しくて聞きやすく、入手も楽なシェーファー/ブーレーズおすすめ。
425 :
名無しの笛の踊り :2008/04/22(火) 23:58:30 ID:hxcTkE85
このスレの人って、3人の作品を同じくらいに愛好してるの? 俺は、ベルクとシェーンベルクは多くの曲を聴くけど、ウェーベルンに関しては、ごく一部(オーケストラのための小品とか)しか聴かない。というか、理解できない。そのうちわかるようになるかもしれないけど・・・・
俺は、3人の間に優劣つける気はないけど、好きなジャンルが偏向してるための差はある。 具体的には声もの(特に歌曲)敬遠なので、ヴェーベルンの真ん中辺はほとんど聴かない。 「架空庭園」も一応資料として古いLPを持ってるがほぼ死蔵。 つーか、この3人、声楽より器楽の方がずっとメロディアスだと思うのは俺だけ?
おいらは、三人ともよく聴くが、比率で言えばシェーンベルクが一番多い気がする。 三人の中で誰が一番好きか、と訊かれたら断然ウェーベルンなんだけどな(笑) やはり、5分だけ音楽を聴く、というような聞き方が難しく、 かといって、ウェーベルンの作品は、3曲4曲立て続けに聴く、 っもんでもないように思うしな。 やっぱり言葉の壁があるから、なかなか難しい面もあるけれど、 新ウィーン楽派の声楽作品は傑作揃いだと思う。 空中庭園なんかあれだけの傑作がどうしてこんなに録音が少ないんだ、と思う。
>5分だけ音楽を聴く、というような聞き方が難しく これは禿同だ。実際問題として「バガテル」だけ聴く、みたいなことはあんまりないな。 ヴェーベルンに限った話でなく、平均律曲集なんか聴くときもCD1枚流し放し みたいになっちゃって、自分でも何だかなーと思う(苦笑)。
430 :
名無しの笛の踊り :2008/04/28(月) 23:51:54 ID:lUgOVcUd
昨日の飯守ペレアス聞いた人いますか。 どんな感じでした?
431 :
名無しの笛の踊り :2008/04/29(火) 16:43:47 ID:7K6L9Z6D
「ペレアス」の場合は相当厚みとパワーが無いと聴けないよ。
432 :
名無しの笛の踊り :2008/05/01(木) 04:34:08 ID:Y4CeGgzE
433 :
名無しの笛の踊り :2008/05/01(木) 05:27:18 ID:Z0tKGaou
それ歌えるんだったらみな優秀だよ。
おいらがお勧めしたいのは、ライマンがピアノを弾いている二つ。 古いのでカルラ・ヘニウス、新しい方でブリギッテ・ファスベンダー。 グールドの録音はピアノは素晴らしいが、歌がいま一つと思う。 NonsuchのJan DeGaetaniも意外に良い。
435 :
名無しの笛の踊り :2008/05/02(金) 01:44:06 ID:2ttyszmh
ここ数ヶ月で 若杉東フィル、メルクルN響、飯守新響(アマオケ)と三つのペレアス公演 があったが全部または二つ行った人いますか? 批評など聞きたいです。 またペレアスのCDお奨め教えてください。
436 :
名無しの笛の踊り :2008/05/02(金) 10:48:06 ID:ol3E2bVk
>>435 ベタだけどカラヤンが響きが綺麗。
あと、CDになってないかも知れないけど
ロジェストベンスキーが面白い。
>>435 > またペレアスのCDお奨め教えてください。
スワロフスキー/チェコフィル (Supraphon):廃盤かなあ
438 :
名無しの笛の踊り :2008/05/03(土) 04:34:38 ID:NhSNtxHg
ペレアスはカラヤンの鋼鉄の演奏意外聴けないよ。
カラヤンの新ウィーン楽派はねえ。入門者にはいいと思うけど、慣れてくると なんとなく物足りないんだよなあ。なんか表層的(なんだそれ?)な感じがしてねえ。 踏み込みが甘いというか。高校の頃は「浄められた夜」とかハマったけどねえ
440 :
名無しの笛の踊り :2008/05/03(土) 08:37:33 ID:e0sH0wIt
カラヤンはどうも苦手。 なぜだかわからん。
441 :
名無しの笛の踊り :2008/05/03(土) 09:06:55 ID:y7PSOce0
ワラタ カラヤンは十分いいと思うけどな。別に唯一至高と奉る気はないが。 新ヴィーン楽派っていうと何かやたらと尖ってないといけないとか、対位法の線が 全部聞こえないといけないとかいう先入観を持ってる香具師が結構いるみたいだが、 もっと柔軟に考えていいんじゃね? 大雑把な言い方だが、ブーレーズは非常にうまいには違いないけど、シェーンベルク ってもっとロマンティックな音楽だろ、と言いたくなることが多いな。
443 :
名無しの笛の踊り :2008/05/03(土) 11:04:03 ID:0tGn95OT
柔軟でないところがクラオタのよりどころ 仮にひとたぴ柔軟になれば、依って立つ基盤が崩れ今までの主張が無意味になる。 試しにやってみ。
444 :
442 :2008/05/03(土) 14:37:49 ID:WJXdj/Fa
自分は特に柔軟性があるとは思わないが、宗旨替えは過去何度もやってるよ。 バッハ、モツ、ベト、ブラ、新ヴィーン楽派はン十年崇拝(笑)してるが、昔は「あんなもん」と 思ってた音楽でもその後ファンになったのも多い(シューベルト、メンデルスゾーン、 リスト、ドビュッシー等々)。 まあプロの物書きでもなく、ネット以外で「主張」なんかしたことないから苦にならないわけだがw
カラヤンのシェーンベルクは良くも悪くも彼の美学に貫かれている演奏だから、 おいらなんかは、ペレアスや浄夜は「もうお腹いっぱい」てな気分になる。 もちろん、ファースト・チョイスには良いと思うが、おいらの場合、 長く聴いているのは結局管弦楽のための変奏曲だったりするな(笑) ついでに、ベルクは抒情組曲はカラヤンも良いと思うけど、 三つの管弦楽小品はアバドの方が、 ウェーベルンは昔からブレーズの方がお気に入りだ。 同じくらい長く聴いているブレーズなんかは、もちろん最初は尖った演奏だ、 と思っていたが、年とともにこれはこれでロマンチックじゃないか、 と感じるようになってきた。もっとも、ブレーズの演奏が、というよりは、 シェーンベルクの音楽が、という方が当たっているのかも知れんがな。
カラヤン -> ラサールSQへの流れが望ましい。
尖った演奏が好きなんでカラヤンはよくないと思ってる、と思われるのは 心外だなあ。それこそロマンチックな二次ウィーン楽派演奏はたくさんあるわけだし。 カラヤンのアプローチがゆるくて核心に迫ってないってのが問題なんだよ。 まあ俺の考える核心だからカラヤン派はそれでいいのかもしれないけどね
変奏曲op.31→ロスバウト 浄夜→クレンペラー 浄夜(六重奏)→巖本真理四重奏団+α 主題と変奏op.43b→オーマンディ ペレアスとメリザンド→ギーレン いずれもレア盤だけど見つけたら買っておいた方が良い。
ロスバウトのOp.31は確かにいい演奏なんだが、録音がなぁ・・・
工又響
451 :
名無しの笛の踊り :2008/05/06(火) 05:38:23 ID:un3e4J7f
カラヤンは好きじゃないけどWien楽派の録音だけは今でもトップに上げたい。
> 451 モツァルトとかベートーヴェンとか? 一応得意にはしてたようだが...
∧∧ ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡ほしゅー
454 :
名無しの笛の踊り :2008/05/11(日) 01:03:55 ID:qyvHTZEU
バルビのペレアスってどうですか?
バルビローリのマーラーなんかが好きだったら、良いんじゃね? おいらはちょっとくどい演奏じゃないかと予想しているために聞いてない。 (ペレアスは、カラヤン、バレンボイム、ブレーズ、ギーレンとあるからもういいかな、と)
さっきやってたNHK教育の「知るを楽しむ」の中で グールドがコンサート活動から一切手を引いた話が出た所で流れていた いかにも20世紀らしき曲の詳細を知っている人いたら教えてください。
うわ、完全な誤爆。申し訳ない…orz
シェーンベルクの「幸福な手」の録音てある?
ブーレーズは入れてる クラフトはどうだったかな? 「幸福な手」またはGluckliche Handでぐぐるか犬、尼などで検索してみては。
460 :
名無しの笛の踊り :2008/06/02(月) 00:00:22 ID:fPPRtVeN
鰤からベルクの室内楽集がでるそうだ。
いつ?
462 :
名無しの笛の踊り :2008/06/02(月) 12:11:38 ID:L78N1uVR
生で聴けるのもこれが最後 アルバン・ベルク四重奏団 2008年日本ツアー 公演日: 6月2日(月) 19:00 会場: 東京/サントリーホール 【プログラムB】 ハイドン : 弦楽四重奏曲 第81番ト長調 Hob.III:81 ベルク : 弦楽四重奏曲 op.3 ベートーヴェン : 弦楽四重奏曲 第15番 イ短調 op.132
463 :
名無しの笛の踊り :2008/06/04(水) 00:16:52 ID:/bq0kiVG
「幸福な手」はクラフトももちろん録音している。
465 :
名無しの笛の踊り :2008/06/16(月) 00:45:44 ID:CN6F/PI2
「今日から明日まで」も聴いてみようかな。
466 :
名無しの笛の踊り :2008/06/21(土) 23:56:01 ID:Wlno06Yd
鰤のベルク室内楽集の感想を読むまでは落とせない。
467 :
名無しの笛の踊り :2008/06/26(木) 20:07:25 ID:0lXATSBB
最近シェーンベルクの『浄夜』をBGMに彼女とSEXしました。 もちろん、この曲の背景なんて喋りません。 彼女がそれを知ったら、多分オレは明日の朝陽を拝めないだろう… 次回は『ペレアスとメリザンド』に挑戦です。
>>467 「期待」までいったらどうなる
とつい妄想してしまったw
469 :
名無しの笛の踊り :2008/06/27(金) 03:33:40 ID:meuAdg6O
10月5日にグレの歌がある(すみだトリフォニー)。 しかし4月末のマーラー「千人の交響曲」に続き,音楽史上でも指折りの大編成の 作品を連続して聴けるとは!
>>467 「浄夜」でいたしたことはないが、良さそうだね
オジサンが若かった頃はアナログ盤もまだ普通に聴いていたから、途中で
事を始めてしまった場合は頭の片隅で振動に気をつけたものだった
(選曲したうえでいたした経験はないな)
クラではないが、ピンクフロイドやクラフトワークを聞きながらのことは
覚えている
今なら、ウェーベルンの何かを選びたいと思うかも知れない。頭の中に
何色かの小さな明かりが明滅しそうなイメージ…
>>469 スゲェ…マジかよ。
この曲はケーゲル盤聴いてから
「これ生で聴いたらどうなるんだろう?」
って疑問があったんだわw
怖いもの聴きたさで行ってみたいな。
グレの生演は過去2回聴いたが両方ともソリストが声量不足だった
肝は山鳩の歌のメゾ・ソプラノだね。
道化のクラウスも
Amazon
最近どうでもいい糞スレが多すぎるので良スレ保守
477 :
名無しの笛の踊り :2008/07/18(金) 15:43:51 ID:O6qXEcBM
ヒラリー・ハーンがコンチェルトを出したというのに 音楽雑誌でもあれほどシェーンベルクを熱く語っているのに ハーンのスレでは完全スルーwww
2chの女流演奏家スレはどこも機能してない感じだな。 乳の話とかなら弾むんだがw
>>477 音楽雑誌って最近あまり見てないだが、シェーンベルクがそんなに熱く語られてるのか?
レコ芸立ち読みした限りではお座なりの域をあまり出てないと思ったが。
> 音楽雑誌でもあれほどシェーンベルクを熱く語っているのに 読んでみたいので、どの雑誌の何月号なのか教えてください。
481 :
479 :2008/07/19(土) 11:16:40 ID:msPxN/kC
あ〜ごめん、石田一志の連載の話なら別。あれは力作だろう。 単行本にまとめてくれたら読むw
レコ芸7月号ノインタビューのことかな? 内容はほとんどシェーンベルクの協奏曲のこと。 言うまでもなく語ってるのはハーン自身。
483 :
名無しの笛の踊り :2008/07/20(日) 11:04:16 ID:B92RNAAR
>>482 それそれ。語りというより演説に近い。
海外の演奏家はあのくらいしゃべれるのが普通だな。
本屋行ったら、店頭に並んでいるレコ芸はもう8月号になってた。 音楽雑誌は普段読まないから、発売日がわかんなかったよ。 仕方ないので、通販でバックナンバー注文した。届くの楽しみだな。
485 :
479 :2008/07/20(日) 15:09:54 ID:BwMyP1Av
ありゃ、そんなインタビューあったのか。 立ち読みで済まそうとした俺が浅はかでござんした orz
488 :
名無しの笛の踊り :2008/08/06(水) 06:43:39 ID:NdfL5F6Z
夏いアツ、 ウェーベルンを聴いて 涼む age
489 :
名無しの笛の踊り :2008/08/14(木) 00:14:47 ID:H6zO41QF
新ウィーン楽派に近い作曲家ってだれですか?
490 :
名無しの笛の踊り :2008/08/14(木) 00:17:24 ID:w2YzSDLH
残念ですが意味がわかりません。
夏風の中で
492 :
名無しの笛の踊り :2008/08/14(木) 00:35:20 ID:w2YzSDLH
夏風邪なもんで
493 :
名無しの笛の踊り :2008/08/14(木) 23:50:11 ID:H6zO41QF
>>490 似てる作曲家ということです。
似た作曲技法使ってるとか、雰囲気が似てるとか。
494 :
名無しの笛の踊り :2008/08/15(金) 00:16:15 ID:p0A0dplK
この間初めて聴いたべト9の中にベルク音発見。
496 :
名無しの笛の踊り :2008/08/15(金) 01:12:16 ID:evuE/g19
>>493 SQなら色々ある。
アドルノのSQは出来の悪いベルク。
アポステルも結構似ている。これはアドルノよりもずっと上出来。
ツェムリンスキーの4番は叙情組曲の影響がある。
ヴェーベルンに似ているのはギーレンのSQ。アルティスQの録音がある。
シュナーベル、クルシェネク、ハーバ 特にシュナーベルはよい
>>497 シュナーベルは未聴だけど、はじめて聴くなら何がおすすめ?
レイボヴィッツは?
>>498 かつて黄色いレーベルにギーレンとカップリングでラサールの録音があってとってもよかったんだが。
502 :
498 :2008/08/20(水) 21:23:16 ID:tQl5rUBC
503 :
名無しの笛の踊り :2008/08/21(木) 00:22:44 ID:eJ93O0+G
中古廃品が嫌いな俺には、マケプレの新品はありがたい。
グレの歌の新しい改訂版スコアが出てた。 旧版よりサイズは大きいのに音符が小さくて逆に見にくいw
505 :
名無しの笛の踊り :2008/08/22(金) 21:59:15 ID:Nm+I+iV8
月に憑かれたピエロの歌詞載ってるサイトありませんか。
506 :
名無しの笛の踊り :2008/08/23(土) 07:03:20 ID:hPszop23
508 :
505 :2008/08/23(土) 10:53:35 ID:oTD3aDUq
ありがとうございます!! ディンヴァンディンマンミトゥオーゲントゥリンクツ
510 :
509 :2008/08/24(日) 02:40:03 ID:2X0gCaq1
511 :
名無しの笛の踊り :2008/08/25(月) 21:15:55 ID:IitzBu30
513 :
名無しの笛の踊り :2008/09/21(日) 01:02:55 ID:ABCPk829
ケーゲル指揮のヴォツェック聴いてる。 歌詞が分からなくても純粋に音楽として聴き続けられる、という面で出色。 アリア以外はだれる、ってことがない。 そもそもアリアとレチタティーボに分かれてなくて、全編がちゃんとした音楽。 無調音楽はオペラのために生まれたんじゃないか、とさえ思えてくる。 俺は、一応、映画版DVDでどういう話か把握はしてるけど。
514 :
名無しの笛の踊り :2008/09/22(月) 04:19:26 ID:fteGRCTU
>>513 テオ・アダムのやつだよね。
オレも以前これ聞いて「無調はオペラ向きだ!」と思って興奮したw
正直オペラとかかったるくて、こんなのありがたがって聞けることが理解できなかったが
ヴォツェックは最初から最後まで飽きずに聴けるんだよな。
これが器楽だったら飽きるかも知れないけど、何言ってるのかわからなくても
ストーリー知らなくても、人が歌詞を発声すること自体がサウンドの面白さになって
緊張感を失わずに聞き続けてしまう。
515 :
名無しの笛の踊り :2008/09/22(月) 04:20:28 ID:652tOyKL
ケーゲル指揮のヴォツェック盤みたいに他のCDも安くならないの?
516 :
名無しの笛の踊り :2008/09/22(月) 22:37:16 ID:dEhFQmXr
517 :
516 :2008/09/22(月) 22:39:22 ID:dEhFQmXr
俺、変なこと言ってるな。 上の安いじゃん、って言うのは、ヴォツェック以外に充実した 新ウィーン派のCDが6枚も入ってる、ってこと。
518 :
名無しの笛の踊り :2008/10/11(土) 00:03:38 ID:+vbH4Xrz
表紙にベルクの写真が載ってる本を見つけたんだが、ハンサムじゃないか。 もっとキモイやつだと思ってた。
519 :
名無しの笛の踊り :2008/10/11(土) 00:15:10 ID:JulRL5ch
教育で浄夜がレイプされてた
520 :
名無しの笛の踊り :2008/10/11(土) 15:35:06 ID:Wg6UWbzp
そりゃ17歳にして実家の美人女中に中田氏できるくらいだからね
ベルクがハンサムだと言う人が多いけれど、個人的にはヴェーベルンのほうが 知的な雰囲気でカッコいいと思ってる。
アバドのLPジャケットの死にそうな病弱顔はだれでしたっけ?
523 :
名無しの笛の踊り :2008/10/14(火) 20:15:41 ID:iw0T53Wh
2008年11月8日 世紀末ウイーンとシェーンベルク 東京文化会館 かなり楽しみにしている。 ピエロを生で聞くのは初めて。アイドル路線を行くのかと思っていた幸田浩子、期待してるぞ。
>>521 ウェーベルンは残念ながらチビ。
でも偉大な学者とかにもチビは多い。
525 :
名無しの笛の踊り :2008/10/15(水) 11:56:12 ID:+QaqbxIz
シェーンベルク チビデブハゲ 晦渋毒舌ブチキレ系の嫌われ者 ウェーベルン チビハゲ 内気で冷たいヒキこもり ベルク 長身イケメン 誰にも親切な人気者
シェーンベルクは嫁さんに間男と逃げられる甲斐性なしだからなw モテモテのベルクとは違いすぎる。
527 :
名無しの笛の踊り :2008/10/15(水) 20:03:36 ID:zbi3DtqZ
新ウイーン楽派なんてあと30年もすりゃ忘れられるさ
ナポレオン・コンプレックス=小男は権力欲が強い
>>527 ベートーベンもそう言われた。
バッハは実際に忘れられていた。
531 :
名無しの笛の踊り :2008/10/19(日) 23:48:25 ID:2i7XNFMA
ウェーベルンの6つの小品の大編成の版の方の演奏で、第二曲のエスクラが譜面通り きちんと演奏している演奏を教えてください。 当方、レヴァインベルリン、アバドウィーンのライブ、ブーレーズベルリン、 ブーレーズロンドン響を聴いているが、かろうじてロンドン響がそれらしく 吹いているのみであとの演奏は最高音域が出せなくてごまかしています。
532 :
名無しの笛の踊り :2008/10/19(日) 23:51:59 ID:2i7XNFMA
>531 「演奏」が一文に3回続いて読みづらくてすみませんでした
あれってごまかしてたのか・・・ 本来はどういう音なの?
534 :
名無しの笛の踊り :2008/10/20(月) 15:22:37 ID:QfCG8FsB
つまりベルリンとウィーンのクラ吹きはごまかしてるってことか
535 :
名無しの笛の踊り :2008/10/20(月) 23:57:57 ID:P4klAF7E
レヴァインとアバドがアホだから見逃してるってことか
536 :
名無しの笛の踊り :2008/10/21(火) 00:20:18 ID:gDg4lYQy
531です スコアを見ると、3/4拍子 ffで |四分休符 八分休符八休符As B-A| H-F H-F C-F|H-F Cis-F C-H|となっています。 "|"は小節線のつもり。 最初の四分休符以外は全部三連符です。 レヴァイン盤はCの音のあたりでピキャッとかいった後にエスクラの音がなくなっ てます。アバドのライブは、このパッセージに来ると急に音が小さくなって ピッコロやオーボエに隠れてる。かろうじてそれらしい音が聞こえるのだが異常 に音量が落ちていて不自然。録音レベルを絞ったようにも聞こえる。 ブーレーズベルリン盤も同様。 エスクラでHighHigh-CとかCis(五線譜の上に加線5本のさらに上) とか無茶な音域ではあるのだが。
537 :
名無しの笛の踊り :2008/10/21(火) 00:30:26 ID:sIcd7vyW
Wikiによれば、師匠のシェーンベルクは、「モーゼとアロン」は 「エレクトロニクスの力を借りなければ演奏は不可能だろうと考えていた」そうだ。 無責任な一派だな。 (1930年代にエレクトロニクスという概念がどの程度一般的だったのか「?」だが。)
538 :
名無しの笛の踊り :2008/10/21(火) 14:56:18 ID:aBwfbUaY
>>536 手元のでいろいろ確かめたが(大編成の版かどうかは知らない)
カラヤン、ケーゲル両者はその音形は聴こえる
ブレーズ旧も聴こえる
ブレーズ新は該当箇所で突然ボリュームが落ちる
これは録音失敗かも知れんね
539 :
名無しの笛の踊り :2008/10/21(火) 23:50:59 ID:gDg4lYQy
>>538 カラヤン ケーゲルは改訂版なのでオケの編成にエスクラが入ってません。
たぶんピッコロ(オーボエもかな?)だけでやってます。
改訂版は第4曲のエスクラのソロはピッコロで、またアルトフルートのソロは
クラリネットで代替しており、なんだか普通の感じになってしまい、
私にとってはつまらないです。
ブーレーズ新盤(ベルリン)やアバドのライブはエスクラリネットがその部分
どうも演奏放棄しているような気がする。ピッコロ、オーボエがユニゾまたは
オクターブで重なってるので、エスクラがやめても一応音にはなる。
当然ボリュームはがくんと落ちる。というわけ。
ブーレーズ旧盤(ロンドン響)はかなり音程はやばいのですが
譜面に書いてある音をエスクラが演奏してますね。立派!
でも、ぜひ音程がバッチリでエスクラがffできちんと演奏しているのを
聞きたいものです。
540 :
名無しの笛の踊り :2008/10/21(火) 23:59:28 ID:aBwfbUaY
なるほどね。 ドホナーニは改訂版なの? しかしブレーズ新盤てどうも演奏自体パッとしないね。
541 :
名無しの笛の踊り :2008/10/22(水) 00:26:12 ID:eGaVj18K
グールドとタメはれるピアノ演奏、教えて?
542 :
名無しの笛の踊り :2008/10/22(水) 01:35:56 ID:lGFzFWWo
>>525 ベルクよりウェーベルンの方が、背は高かった気がするんだけど?違ったかな?
反対。二人並んで撮った写真があちこちに出てる。
>>542 がベルクとウェーベルンを勘違いしてる可能性もあるな。
チビの方がウェーベルンですよ。
何と言うか、それまでの作曲家のイメージを覆す男ぶりだわね。
547 :
名無しの笛の踊り :2008/10/22(水) 22:03:32 ID:0wlRtWUp
ヤッシャ・ホーレンシュタインのインタビューより わたしはシェーンベルクの弟子ではありません。彼は独善的で、近寄りにくかったから。 ただ公開の講習会にはいつも参加していました。親しかったのはベルクです。 デュッセルドルフでヴォツェックを上演したときには、リハーサルから来てくれました。 ウェーベルンは傲慢な感じで、孤立していた。 シェーンベルク一派は、とても偏狭な人たちでした。 ウィーンでしか音楽は作られないかのように、他の都市や同僚たちを認めなかった。 ベルクだけは別です。彼はドビュッシーやラヴェルや、さらには ディーリアスの「人生のミサ」、スクリャービン、ブゾーニなども認めていました。 シベリウスやニールセンについては、彼と語る機会はありませんでしたが・・・。
548 :
名無しの笛の踊り :2008/10/24(金) 22:46:01 ID:U80Xqqhy
ベルクって映画俳優張りのルックスだな・・・ このイケメンがあのキモい音楽を作った男なのか
キモい・・・?
550 :
名無しの笛の踊り :2008/10/24(金) 23:20:31 ID:qu0DlSWY
>>540 ドホナーニは聴いたことありませんが、改訂版のようです。
どなたかきちんと楽譜どおりに演奏している原典版のCDはご存知
ありませんか?
551 :
名無しの笛の踊り :2008/10/24(金) 23:33:12 ID:kJOmoQoD
>>545 ありがとうございます。
お陰で記憶の思い違いを正すことができました。
552 :
名無しの笛の踊り :2008/10/26(日) 00:45:35 ID:Nn4KLDsF
いまNHKのHiViで「グレの歌」やってるな。 これがテレビで放送されるのって若杉&N響(99年?)以来かな。 日本で演奏されるたびに実演行くようにしてるが、何回観ても感動するね。 ナマで観ていつも甲斐があったと思わせられる曲、ベストスリーだ。 (あとの2曲は「千人の交響曲」と「戦争レクイエム」)
553 :
名無しの笛の踊り :2008/10/26(日) 16:57:29 ID:5ZuQPwFI
シェーンベルクも初期はロマン派から出発したのね。 新しいことをやった人も最初は先人の模倣から 始めるんですな。
554 :
名無しの笛の踊り :2008/10/28(火) 14:33:52 ID:5/vUH1TP
919 名前: 名無しの笛の踊り 投稿日: 2008/10/26(日) 02:00:55 ID:1ADq7yXO
ウェーベルンの6つの小品の第二曲、エスクラに上加線4本のAisやA(記譜)
とかが目だつところでffで出て来るがまともに吹いている演奏があまり無い、
というかきちんと演奏できているのは今のところ聞いたことが無い。
B管やA管なら普通に出せる音だが、es管でそもそも音程正しく演奏可能?
可能なら正しい音程できちんと演奏しているCD教えてください。
ちなみに、ブーレーズベルリンやアバドウィーンはその部分は演奏止め
ちゃってます(急にピッコロしか聞こえなくなるので)。
レヴァインベルリンはAのところでひっくり返ってその後吹いてない(無様)。
ブーレーズロンドン響は音はでていて大健闘だがAとAisの音程はやばい。
927 名前: 名無しの笛の踊り 投稿日: 2008/10/27(月) 20:09:56 ID:bmc75jcL
>>924 だからあるほうの原典版のほうの話をしてます。
>>926 Gisは普通に出るでしょう 問題はAisです。それもマーラーの
tuttiではなくてウェーベルンのソロですから。
とにかくブーレーズの新盤を聴いてみて。変だから。
>554 クラリネットスレからですか。 私の聴いた限りではドホナーニ/クリーブランド0、ケーゲル/ライプツィヒ放送響 の2種が頑張ってる感じがします。御一聴あれ。 レヴァインのは確かに無様ですww
556 :
名無しの笛の踊り :2008/10/29(水) 22:42:35 ID:29G1B4Hf
>555 情報ありがとうございます。 ただし両者ともピッコロのみの改訂版の演奏との情報 もあります。まずは聴いてみることにいたします。
557 :
名無しの笛の踊り :2008/11/04(火) 19:33:45 ID:nEj527pA
「私には、日本の参戦は、根本的、かつ決定的な転換点となると感じられる。素晴らしいことだ。 どんなに私がこのことに心をとらわれているか、とても伝え切れません。 あの人々によって、どのような成果がもたらされるところとなるのか、誰が予見し得るでしょう。 この事態が私に特別な確信を与えるところとなったのだ、と言わねばなりません。 私の考えるところ、彼ら、日本の国民は、完全に健全な民族なのです。 完全に! あの方角から、何か新たな流れが生まれるのではないか? 無垢の古から守られてきた土地から! 私には、そのようにしか考えられません。そしてとても幸せに感じています。 まだまだ、このことについては言いたいことがあります。 休暇をもらって、今度君がやってくる時にでも、話すことにしましょう」 アントン・ヴェーベルン 1941年クリスマス ヒューバーへの手紙
ロマンチストだねえw
>557 こんなあからさまなこと書いてるのに、どこのスパイやってたわけ? 米軍に撃たれたんでしょ?
撃たれたのは誤射。銃殺じゃない。 ヴェーベルンが決して「反体制」ではなかったのはいまや常識。
>560 誤射じゃなくて銃殺だってのも常識なのでは? スパイだったというのも。
おまい陰謀史観好きだろwww
564 :
名無しの笛の踊り :2008/11/22(土) 11:19:57 ID:14mVjJBi
523です。 一回聞いただけじゃ100%理解できないけど、私は大いに満足 しましたよ。 ピエロは、とにかく、おどろおどろ演るのを競う風潮があって、 今手に入るCDは食傷気味。 清らかな声で綺麗に歌わせてドイツ表現主義を表現させるところ に指揮者の意図があったのではないかと。そのほうが、かえって 、不気味さが増す。絶叫スタイルの歌手を持ってきたら、むしろ つまらなかった。もう一度コンサートがあったら、絶対行くと思 う。同じメンバーでCD出してくれたら大歓迎。 噴飯ものだったのは、会場で配っていた訳詞。あれ、柴田南雄氏 のもので、名訳の名訳。一時期、あの訳を暗誦していた時期もあ った。来場者へのサービスなんだろうけど、柴田氏の訳であるこ とである断り書きもなく、音楽を創る人たちの行為としては非常 識。
ムターのベルク協奏曲おくればせながら買ったけど これいいな レヴァインにはもう一歩を望みたかったが
566 :
名無しの笛の踊り :2008/12/02(火) 00:11:56 ID:UgSTOIDQ
胴衣
567 :
名無しの笛の踊り :2008/12/02(火) 00:21:16 ID:R8LEGoc+
ムター最高でした。 最後の最後に、もうどうなってもいい、、、、っておもた。 逆に、正確でストイックな演奏ではナクソスのレベッカ・ヒルシュって人の演奏が良かったように思う。 ハーンが彼女みたいに出来るかなぁ?
そういや昨日はFMでツィンマーマンとハイティンクのベルクやってたけどまったりしすぎてたな。 もう完全にメンデルスゾーンでも弾いてるような危うげのない颯爽とした演奏なんだけど刺激が足りない。 クレーメルは嫌いなんだが彼のベルクの協奏曲のCDは最高だな。 あれさえあれば他は要らないくらい。 あんなに冷徹さと退廃的な雰囲気を両立してる演奏はないね。 またコリン・デイヴィスの指揮がこくがあっていい。
「こく」というと?
とんこつかな。
「こく」とか「滋味」とか「枯淡」とか,ぜんぶ食べ物とか美術とか 文学とか,音楽以外のものの比喩だよな。 音楽は音楽の言葉だけで評価できないんだろうか。
擬音以外で軽く抜き出してみると…… 嚠喨、瀏亮、喨喨、玲玲、玲瓏、琅々、琅然 鏘然、鏘然、鏘鏘、鏘鏘、鼕鼕 遏雲、能声、金声、鴬声 日本語大シソーラスより やっぱりこれでも例えは含んでしまいがちだね。難しい。
言葉では語れない感銘こそ音楽の魅力だから仕方ないんじゃまいか。 無理にでも比喩的に言うしかない、ってことを自覚してるかどうかが肝心。
574 :
名無しの笛の踊り :2008/12/13(土) 23:44:17 ID:s8O7QqfJ
そうですね。
575 :
名無しの笛の踊り :2008/12/22(月) 03:24:02 ID:WZhjOABC
ブーレーズ指揮のベルコン買いました
576 :
名無しの笛の踊り :2008/12/22(月) 10:40:44 ID:fNzVOin5
ナクソスの、あの一派のピアノ曲集買いました。
577 :
名無しの笛の踊り :2008/12/30(火) 22:12:28 ID:Sd01zqwd
どうだった?
578 :
名無しの笛の踊り :2008/12/30(火) 22:23:01 ID:vl3OhzaE
576です。 ポリーニのやつ買いました。 一言、謎です。
579 :
名無しの笛の踊り :2008/12/30(火) 22:24:05 ID:PeBi8UUD
今でも、音楽大学ではバッハから新ウィーン学派に続く系統の後を追うような進路を 奨めているのでしょうか?惰性で教育しているような教師の言うことを聞いて将来を誤 ってはいけないよ、君たち。これから、50年はモンテヴェルディ、ラモー、ベートーヴェン、 ベルリオーズの時代だ。ワーグナー以降の音楽は終わったのだ。
580 :
名無しの笛の踊り :2008/12/30(火) 22:39:32 ID:74j5hN05
ショスタコの証言読んでたら ロシアに来て自分の作品指揮してるつもりベルクの後ろで 本職の指揮者が指揮してるエピソードワロタ
>>578 ポリーニの演奏解釈がわからん、ていう意味?
>>580 あの本はなんとなく敬遠していたけれど、そんなエピソードが出ているなら読んでみようかな。
>>580 しかし本職の指揮者がいながら
実はオケを動かしていたのはコンマスの指示だけだった
とかならもっと面白いのに。
ダブルエア指揮みたいな。
シェーンベルクの室内交響曲第2番、思ったより聴きやすい。
あれは実質、完成時点の30年前の作風だからねえ
586 :
名無しの笛の踊り :2009/01/05(月) 18:45:00 ID:DoJsjNGM
シェルヒェンの振ったシェーンベルクの変奏曲op.31をやっと入手。 ミトプーとロスバウトと聴き比べをしたら、 ロスバウト>ミトプー>シェルヒェンだった。 マデルナはこの曲録音してないのかな?
してるよ ひでえ音だけど
588 :
名無しの笛の踊り :2009/01/05(月) 19:59:08 ID:wg4+LFgt
>>586 Discographie (chef d'orchestre)
http://www5b.biglobe.ne.jp/~coucou/disco2.html Variations pour orchestre op.31
Cologne, 08/10/1961 (Arkadia, MAD 020.2)
Orchestre symphonique du WDF
Rome, 11/01/1964 (Stradivarius, STR 10045)
Orchestre symphonique de la RAI de Rome
589 :
名無しの笛の踊り :2009/01/06(火) 07:49:29 ID:3wSPmpli
いつもここは鑑賞のCDばかりでつまらない。 たまにはシェーンベルクのピアノ曲でも弾いてみるよ。 そしたら良くわかるよ。
あんたの日本語が良くわかりません
591 :
名無しの笛の踊り :2009/01/06(火) 08:22:02 ID:iYR8NnR1
確かにシェーンベルク以上に分からない…
まず589の日本語モチーフではあ行からお行までが一回ずつ均等に使われます。 その調性のないモチーフを移行、反行、逆行、逆反行と フーガ様式と同様に展開させ言葉を綴るのです。 彼の言葉は十二音技法に基づいているのです。嘘だけど。
いろはにほへと みたいなもんか
>>592 あ行はいいけど、お行とは言わない。お段じゃないか。
と全然関係ないツッコミをする。
珈琲噴いた
グレの歌が好きなんだけど、ああいう曲教えてください。
「ああいう曲」ってのが作曲様式のことだとすると、シェーンベルクでは他に「浄夜」と 「ペレアスとメリザンド」しかないな。(あ、歌曲は別だが。) 独唱・合唱・オケの大作ということなら「ヤコブの梯子」「モーゼとアロン」
そういや大昔、FMでシェーンベルクの交響詩「春の死」というのを 聴いたんだけど、CDは出てる? 未完成の作品で、途中でぷつんと切れてた。 確かシャイー指揮だったと思うんだけど…。
>>597 浄夜とペレアスは聞きました。
他の2曲を聴いてみたいと思います。
ああいう曲っていうのは、なんか仰々しい曲ってことです。
>>599 そういうことなら、シェーンベルクの先生だったツェムリンスキーの「叙情交響曲」がいいんじゃないかな。
601 :
名無しの笛の踊り :2009/01/08(木) 23:01:43 ID:MBb5dkkj
07:30 ベストオブクラシック −ザルツブルク音楽祭2008から−(5) 詳細 詳細 − ザルツブルク音楽祭2008から −(5) ▽ウィーン放送交響楽団演奏会 「バイオリン協奏曲 ニ長調 作品61」 ベートーベン作曲 ※カデンツァ:クリスティアン・テツラフ〜 ベートーベン自身のピアノ協奏曲編曲版による (40分06秒) (バイオリン)クリスティアン・テツラフ (管弦楽)ウィーン放送交響楽団 (指揮)ベルトラン・ド・ビリー 「無伴奏バイオリン・ソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005から 第3楽章」バッハ作曲 (3分26秒) (バイオリン)クリスティアン・テツラフ 「交響詩“ペレアスとメリザンド”作品5」 シェーンベルク作曲 (45分36秒) (管弦楽)ウィーン放送交響楽団 (指揮)ベルトラン・ド・ビリー 〜オーストリア・ザルツブルク・ フェルゼンライトシューレで収録〜 <2008/8/13> (オーストリア放送協会提供)
602 :
名無しの笛の踊り :2009/01/15(木) 23:30:29 ID:oDee0wik
うぉお、マルチバイで2000円ちょいかよ。 LPは持ってるんだが買い直そうかどうしようか、ってとこだな。 (ダウンロード価格6000円。この価格差は何だ)
>603 例の書簡集は付いてるんでしょうかね? あれの値段だと思ってるw
605 :
名無しの笛の踊り :2009/01/17(土) 00:41:09 ID:a2+nhLV0
東響1月定期で予定のシェーンベルクV協がソリスト(ブラッハー)急病で中止、 代わりに渡辺玲子でバーバーだと(泣) 渡辺はシェーンベルク演奏経験あるんだから同曲をやらせればいいのに。 それとも1回で懲りたのかな?w
>605 渡辺玲子はベルクのディスクもよかったね
>>605 渡辺でシェーンベルクじゃ客入らないからだろw
バーバーなら聞きやすい。
客は併演のデュティユーで十分減少済みではwww
609 :
名無しの笛の踊り :2009/01/29(木) 13:54:43 ID:i+OsSLyU
>610 おおー! これは朗報です!! よくCD化されましたねえ。
612 :
名無しの笛の踊り :2009/02/07(土) 21:23:15 ID:Ggy5MO8J
情報thx!
組曲は第1楽章が欠けてる orz
>>614 ダウンロードできたの?
Internal Server Errorになってしまって、そもそもファイルが落とせないんだけど。
616 :
614 :2009/02/09(月) 10:14:11 ID:JsniwEsv
普通に落とせたよ。Op.29以外は試してないけど。 技術的なことは知らんが、音声や動画のファイルが落とせないことは時々ある。 時間を置いて再試行すると難なく落ちることもある。
617 :
名無しの笛の踊り :2009/02/09(月) 16:11:02 ID:aCGfu8Sl
>>614 組曲って
シェーンベルク 組曲(Suite) Op29 指揮シェーンベルク 1927.zip
だよな?
第一楽章もあったぞ。
>>615 ストレージのAdriveがトラブってるみたい。
17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/09(月) 15:43:42
adriveなんかトラブってんの?
dlしようとするとinternal server errorで
できないんだが。
18 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/09(月) 16:08:48
今日調子悪いみたいだね
さっきうpしてたら2回ほどエラー出た
そのうち復旧するよ。
17:05現在まだ復旧してないみたい
619 :
ビギナー :2009/02/09(月) 18:57:14 ID:o9b8u45U
聴き始めて間もない初心者です。 よく分からないので、教えていただきたいのですが。 新ウィーン学派は現代音楽に入るのでしょうか?
620 :
名無しの笛の踊り :2009/02/09(月) 19:08:18 ID:vr4K5v7v
>>612 これ、まずいだろ。戦時加算約10年があるから、日本では
まだシェーンベルクの著作権は切れていないぞ。
>>619 入れる人も入れない人もいる。「現代音楽」の定義次第。
聴く分にはさして重要な問題ではないと思われ。
622 :
615 :2009/02/09(月) 22:24:47 ID:McpVP4DW
>>616 >>617 情報ありがとう。だけど、
>>612 のリンク先ページは消されちゃったみたい。
>>621 聴く分には問題ないけれど、CD買うときに問題にならない?
近所のHMVだと、ヴェーベルンはクラシックCDコーナーの「W」の棚に並んでる。
だけどタワーレコードだと、ヴェーベルンは現代音楽のコーナーに置かれている。
店毎に違うようだから、はじめての店だと、どのコーナーへ行くべきか迷う。
わっ、ほんとだ。リンク消されてる! 速攻でさらっとくべきだった!!
>>622 作曲家別にもゲンオンコーナーにもないなーと思ってうろうろしてると
「新ウィーン楽派」なんて小さなコーナーがあったりしてなー。
625 :
名無しの笛の踊り :2009/02/10(火) 14:30:53 ID:y9tkbC1N
>>612 のサイトダウンロード復活したな。
で、シェーンベルクの著作権切れるのっていつだ?
1951年7月13日が暦年主義で52年1月1日が起算点、
プラス戦時加算3794日になんの?
アメリカに国籍移す以前の作品でも戦時加算の対象になる?
でもシェーンベルクは駄目みたいだね
最近初めてベルクのVn協奏曲聴いたけど十二音なめてたわ 無調のくせにメロディが泣いているwwwwww
ベルクVn協は十二音としては徹底していなくて 調のある部分がぷかぷか顔を出してるよ。 ハーンのシェーンベルクVn協も聴いてみ。 こっちはきっちり十二音だけど妙に聴きやすい。
十二音といっても様々でな… 十二音のルールを守りながら調性を匂わすのはシェーンベルクもやっている。 ある部分が調性っぽくに聞こえても即十二音でないとはならない。 まあベルクV協のバッハの引用のところは十二音じゃないのは明らかだが。 ハーンのシェーンベルクは俺も推す。
スレチだが、調性を感じさせる十二音ではマルタンが大家だろう。
えっマルタンて12音だったのか! 「自分は12音音楽は演奏しない」と言ってるアンセルメが たくさん録音残しているからてっきり違うと思っていた。
○単は部分的に12音を採用してるのであって12音プロパーではないんでないの? よく知らないけど
12音ったって作曲家の都合でルールを緩めたり締めたりだし 曲の一部分だけ12音てのもあるしで、非12音との境界線が そうはっきりしてるわけじゃないと思う。
鰤のシェーンベルク弦四1番聴いてみたけど、普通に好いな。 シェーンベルクの曲で良いと思えたのは、これが初めて。
浄夜やグレじゃなくて弦四1番を良いと思ったのなら後は一直線でしょう :-)
636 :
名無しの笛の踊り :2009/03/07(土) 18:01:06 ID:6xr8KIEt
Ageときますね。
638 :
名無しの笛の踊り :2009/03/15(日) 20:23:06 ID:RTy0++Ya
ウェーベルンがバルトークの曲を指揮したそうだけど、 三人衆はバルトークが好きだったのかな?
640 :
名無しの笛の踊り :2009/03/16(月) 00:16:10 ID:VKWPrMok
>>638 ヴェーベルンはバルトークのSQ4番の感想をきかれて「不協和すぎる」と言った
という話があるらしいw
私的演奏協会ではバルトークの曲がかなり演奏されているが、年代的に当然
ながら初期のものばかり。円熟期の作品はそれほど気にいってたかどうか。
641 :
名無しの笛の踊り :2009/03/16(月) 00:27:10 ID:lH1RDJ0S
バルトークのSQ4番を聴いたベルクは「俺の真似」と言ったとか言わないとか
642 :
名無しの笛の踊り :2009/03/16(月) 20:09:17 ID:yrnRhd4G
シェーンベルクの生家に行ってきました いいとこだった。。。
ブーレーズのヴォツェックが再発らしい。 むかし買った国内盤CDには歌詞対訳が付いてなかったなぁ・・・
644 :
名無しの笛の踊り :2009/04/20(月) 01:21:52 ID:4hlM8+2G
646 :
名無しの笛の踊り :2009/04/20(月) 08:36:44 ID:4hlM8+2G
今週の土曜日の吉田秀和の「私の試聴室」で、新ウィーン楽派だよ。
648 :
名無しの笛の踊り :2009/04/23(木) 01:35:32 ID:6DnzG3Jr
最初期作品オンパレードか… 中期後期の曲もそのうちやってくれるのかな (これそういう番組だったかどうか忘れちゃった)
>>648 これから4年くらいかけてそこまで行くのだと思う。
ただし吉田翁がそれまで元気であれば,だけど。
吉田氏は前衛音楽擁護の論客だったころも、ヴェーベルンやベルクについては よく書いていたがシェーンベルクについてはあまり語ってないのだよね。 期待したいとこだけど、この番組では批評的なことはあんまり言わないのでは…
651 :
名無しの笛の踊り :2009/04/30(木) 23:13:54 ID:TXZAPm+P
>>647 の放送、再放送しないじゃないか。
一回こっきりかよ。orz
652 :
名無しの笛の踊り :2009/05/06(水) 15:29:22 ID:hYJfeM/m
その放送でベルクの作品1はバレンボイムのをやってたけど、あれはいいの? もっといいのあるの? エマールはどうなの?
>>652 チェルカスキーとかグールドとかの、ポリフォニックな表現に長けた
ピアニストの演奏で聴くといいよ。
管弦楽のための変奏曲はかなり好きな曲。これが十二音だから、とか言って 受けつけないのはもったいない。シェーンベルクのユーモア全開で最高。立派 な古典だ。
今更何を当り前なことを、というくらい激同w
656 :
654 :2009/05/24(日) 15:11:55 ID:0GvnkhU3
>>655 ありがとうよ。シェーンベルクの曲は暗い中にもユーモアがあるね。ネットで
「〜変奏曲」は暗くて救いがない、なんて意見を見た。おれの感性がおかしい
のかも、と思ってたよ。
>>656 文章でたとえれば、学術論文でユーモアを見せるという感じ。
そう言えば、op.31はフルトヴェングラー&BPOで初演したんだよね。 この曲の練習中、なかなかの難曲なのでオケの各パートがズレまくりだったんだって。 それでフルトヴェングラーが「皆さん、何故私の棒を見ないんですか!」って言ったという話があるんだけど これって冗談で言ったんだよね。 それにしても、日本初演は朝比奈だったんだよなあ、よく振れたよね。
>>656 暗くて救いがないって、ショスタコに難癖つけたスターリン時代の音楽官僚みたいな
香具師がまだいるんだなw
あの終わり方なんて、不屈の闘志の勝利を表してると言ってもいいくらいじゃん。
>>658 フルトメンクラウがよく言うなwww
シェーンベルクどころかバルトークでさえ、やたら暗いの怖いの言う奴が最近増えてる希ガス
暗い=悪 怖い=悪 真面目=悪 みたいな。
シェーンベルクには暗いところも(というかエログロ好み)あるけど、それだけ じゃないね。初期の作品からして情熱がありあまっているし、ある時期からユー モラスな部分も増えてきた。 バルトークはネクラというか、「夜」が好きだったんでしょうな。伝記を読むとい かに敏感で、扱いづらい人物だったかが垣間見える。
まあ個人としてつきあいにくいのはシェーンベルクも同じだったみたいだけどね。 二人とも1910年代までは確かに暗い。シェーンベルクの文学的題材の作品を見ても 「浄夜」「グレ」「期待」「ピエロ」みな夜の話だし、ペレアスだって主な場面は夜とか森の中とか 地下室とか、暗いとこばかり。しかし室内交響曲1番みたいなパワフルな曲もある。 20年代になってからの作品は二人ともむしろ明るいのが多いと俺は思う。ハッピーではない かもしれないが、少なくとも前向き。
シェーンベルク初期は夜の曲が確かに多い。でもグレの歌の最後の 太陽讃歌も素晴らしいね。相手が神であれ、自然であれ讃歌系の音楽 では個人的には最高作だと思う。 救いのない暗さから激情、陶酔、ユーモア、怒り、喜びが同居している ところがシェーンベルクの懐の深さ。
666 :
名無しの笛の踊り :2009/06/11(木) 06:45:47 ID:Zi69pmfW
最近浄夜聴いて凄く気に入ったんですが他にこのような感じの曲あったら教えてもらえませんでしょうか?
>>666 ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」、マーラー9番、オネゲル3番
マーラーの10番
ツェムリンスキーとかフックスとか
さらにさかのぼればシューベルトの『死と乙女』あたりか?
672 :
名無しの笛の踊り :2009/07/16(木) 23:33:28 ID:DoUH2oTF
ウェーベルンのパッサカリア
それはない。
674 :
名無しの笛の踊り :2009/07/17(金) 16:32:26 ID:9YMuHtt8
まあお前らガキは、チャイコの弦セレでも聴いてなさいってこった。
675 :
名無しの笛の踊り :2009/07/17(金) 17:19:43 ID:EMInOFOf
オッチャンは何聴くの?
676 :
名無しの笛の踊り :2009/07/17(金) 17:25:06 ID:fu4wsb3G
新世界とかだろう。
弦セレ小馬鹿にする人、許せないざます
シェーンベルクの「管弦楽のための変奏曲」は、聴いた後ものすごく損した気分になる。
何でやねん 俺はいつもヨカターと思うけどな
そうか。じゃあ後でまた聴いてみるよ。
681 :
名無しの笛の踊り :2009/07/21(火) 00:50:30 ID:XgkUoG4G
初演者フルヴェンには録音を残してもらいたかったな
日本初演者・朝比奈の録音は残ってないの?
683 :
名無しの笛の踊り :2009/07/23(木) 00:52:06 ID:1i2c29iu
若杉とケルンのウェーベルンを聞いている。
684 :
名無しの笛の踊り :2009/08/10(月) 03:49:51 ID:VX5plPEk
安かったのでシノポリとSKDのセット買った。 意外といいじゃないの
685 :
名無しの笛の踊り :2009/08/10(月) 04:12:52 ID:SLmGd7QW
自前で作ったにしてわな。
686 :
名無しの笛の踊り :2009/08/10(月) 04:17:19 ID:yp5glxP3
カラヤンBPOが好きだな オケも極上だししっとりした表情づけがいい
>>686 たしかにベストチョイス
でも、他のやり方も聴いてみたいと思うよね。
最近ではケント・ナガノ盤がよいね
>>682 NHK-FMで放送されたから、エアチェックで残してる人もいるんじゃないかな。
690 :
名無しの笛の踊り :2009/09/06(日) 00:01:04 ID:tmKvquKk
ブーレーズのシェーンベルクを日曜日(明日?今日?)にNHKのFMで放送するよ。
692 :
名無しの笛の踊り :2009/09/06(日) 10:37:01 ID:9+DgAh/P
買う価値があるのは合唱曲集
ウェーベルン指揮のベルクのヴァイオリン協奏曲って廃盤で悔しいね。 タワレコから復刻しないかな。
694 :
名無しの笛の踊り :2009/09/06(日) 13:15:50 ID:9+DgAh/P
BBCではマラ6やブル7も振ったんだよな これの録音が出てきたら
おおっとう、続きはブレズスレでどーぞ
↑コメソ 勘違いしてた…
気にしなくていいよ。
698 :
名無しの笛の踊り :2009/09/29(火) 06:27:56 ID:RiYZgP09
>>691 どうでもいいぐらい細かいことだけど、一番下のやつの内容表示が間違ってる。
699 :
名無しの笛の踊り :2009/09/30(水) 00:32:43 ID:imBO9tS8
来月びわ湖ホールでルルやるの今日知った…orz
700 :
700 :2009/09/30(水) 19:12:29 ID:/qaw2Mrx
700get!!
701 :
名無しの笛の踊り :2009/10/04(日) 16:37:41 ID:Q2t9Vm1k
702 :
名無しの笛の踊り :2009/10/04(日) 18:39:31 ID:9ElF2kMr
>>699 聴いてきたよ。
歌手、オケともによく頑張ってたけど、消化不良の感が否めなかったのでいまいち乗りきれず。
ゲシュヴィッツ伯爵令嬢(小山由美さん)の存在感がありすぎて、シェーン博士がやや霞んでた。
全体的にもっとエログロな演出がよかったな〜。
終演後のホールは、聴衆も含めて『不馴れな類のオンガクと格闘してヘトヘト』という雰囲気だったような気がする。
シェーン博士は当初の黒田博さんのカヴァーの人だからね それを考えると十分な出来だと思った。 演出はまあ確かにもうちょっとどぎつさがあっても良かったな。
705 :
名無しの笛の踊り :2009/10/21(水) 20:21:43 ID:DeBf/lg1
ほすほす
706 :
名無しの笛の踊り :2009/11/12(木) 21:37:59 ID:ip92n5Ah
セリーで作曲した人って他に誰がいるのですか?
キース・エマーソン ピアノ協奏曲第一番で使用されてます
>>707 クラシックでおねがいします。(^ ^;)
709 :
名無しの笛の踊り :2009/11/13(金) 16:37:23 ID:XD5bXgLl
シェーンベルク式の12音技法一本て人は、少なくとも有名作曲家の中には居ないと思うが、 部分的に使ったとか、12音の曲「も」書いたとかいうような人なら大勢いるんではなかろうか。 ブーレーズ以下のいわゆる戦後前衛は別として、思いつく名前をあげれば、マルタン、ダルラピッコラ、 ラグルズ、セッションズ、クシェネック、ヘンツェ、松平頼則、入野義朗、戸田邦雄、石桁真礼生、等々。
710 :
名無しの笛の踊り :2009/11/13(金) 18:28:07 ID:fyIWFLyW
カラヤンのリマスターは一枚で3000円か。 3枚組みのやつ買おうか迷っている。
711 :
名無しの笛の踊り :2009/11/13(金) 18:45:46 ID:3/4mxPY5
カラヤンのリマスターは300円の価値だね。
>>709 戦後の一時期は、むしろセリーで作曲するのが主流だったからな
音高に限らず、音価や音色までセリーにするなんてのまで出て、
行き着くところまで行き着きついたということで、
たいした成果もない、壮大な実験だったってことになるかな
713 :
名無しの笛の踊り :2009/11/14(土) 02:19:06 ID:VjCzehPa
マルトー1曲だけでも大成果だと俺は思うけどな。 まあ、それをいえば新ヴィーン御三家の作品があれば12音技法がその後どうなろうと 構ったことじゃないんだがwww
>>713 > マルトー1曲だけでも大成果だと俺は思うけどな。
ル・マルトー・サン・メートル
いい曲だと思うよ
この時期にセリーで作られた曲として、
後世までよく演奏されることになるであろう数少ない曲かな
多くの作曲家が、厖大な労力を費やして、多くの曲を作り、
後世一般的に演奏させるものは、ごくわずか
これは、いつの時代もそうかも知れないんだが、
セリーについては、特にそれが顕著ではないかと思うな
グルッペンは? オーケストラ3ついるから演奏は多くないのかな
ヨーロッパでは再演されてるみたいだよ。 日本は今年何十年ぶりの再演でチケット完売した。
2ヶ月の間にベルクのオペラを2つ観られただけでも今年は良い年だったわ
どっちもいけなかった(泣) それもこれもリーマンショックのせいだ!
カラヤン購入しようと思ったけど、インバルのが安かったので、躊躇してしまった。 インバルの演奏はどうなの?
721 :
名無しの笛の踊り :2009/12/05(土) 06:39:06 ID:UgsFFYIa
カラヤンの演奏はエロス満点で最高だ
722 :
名無しの笛の踊り :2009/12/09(水) 16:20:20 ID:r9od1L/r
ウェーベルン/6っの管弦楽小品の原典版とか シェーンベルク/5っの管弦楽曲の原典版てCDでてますか?
>>722 それらの曲の原典版って何ですか?そんなものがあるのですか?
今出てる普通のCDは改訂版を使っているのですか?
724 :
722 :2009/12/10(木) 20:38:57 ID:IR9XtqL3
自己解決いたしました。
>>723 シェーンベルク Op.16 は1922年改訂(ドーヴァーの安いスコアはこれ)、1949年に2管編成版
ヴェーベルン Op.6 は1928年改訂(編成縮小)
前者の1922年改訂の内容は知りません。
>>724 解決の内容教えてくらはい
726 :
名無しの笛の踊り :2009/12/10(木) 23:19:18 ID:vey8LLLF
作曲者自身が改訂したのなら、それは問題なかろう。それが決定版だ。 この場合、原典版はオリジナル版というよりは単なる初稿だろ。
728 :
722 :2009/12/13(日) 15:10:13 ID:k7lg9Mel
>725 ちょっとまっててね
729 :
名無しの笛の踊り :2009/12/28(月) 22:22:15 ID:YAI7EeWf
なんかスレがばたばた落ちてるみたいで怖いから上げとく
ブレーズがルコムシュカ、BBCSOで録音したAltenberg歌曲集は CDになってないのか。あの神経質な感じが好きなんだがな。 暇だからレコードからリップしとこう。
731 :
名無しの笛の踊り :2010/01/30(土) 16:10:52 ID:EpL0V9dj
ウェーベルンのOp.6聴いたら良かったんで、エロイひと次聴くのになにかお勧めしてくれ クラシックは歯医者で読んだ絵本から興味もった超初心者です
732 :
名無しの笛の踊り :2010/01/30(土) 16:13:26 ID:x832lltj
Op.28とかどうよ
やっぱりop.1だろう。 それとバッハの六声のリチェルカーレの編曲。
さっそくありがとう聴いてみる なんか普段とは違う脳みそで音を聴くような感じがして楽しい(・∀・) しかし[Op.28 webern]でぐぐって三件目のアマゾン、22,000円て…
Op.6近辺でOp.5の「弦楽四重奏のための5つの楽章」、 少し後のミニチュア的作風のOp.9「弦楽四重奏のための6つのバガテル」、 Op.10「5つの管弦楽曲」もどうぞ。
サロネンのグレのSACDが素晴らし過ぎる。 今までは、ラトルがベストだったけど、もう、サロネンすぎる。
アルデッティのヴェーベルン&ベルク作品寄せ集め集に入ったベルクが、CD全部で40分ちょいしかないのに目をつぶれるほどかわいいな。 米アマゾンでも書いている人いたがシューベルトあたりにしか聞こえんし。 この人なんだかんだで、自らも緊張しながら感情を高ぶらせるような演奏は得意だと思う。 J.シュトラウスやマーラーのシェーンベルク編曲縛りをちょっと緩めて、古典〜ロマン作曲家の後期作品縛りに移行して欲しいものだw
739 :
名無しの笛の踊り :2010/02/23(火) 21:51:31 ID:LbXFsd+8
ageとくべ
アルデッティQの2次ウィーン楽派はベルクだけつまらないと思う。 なんか気の抜けた演奏。
SQと叙情組曲は確かに微妙と言う人このスレにもいるようだし、俺もそう思う。<アルデッティ クロノスSQのベルクは好きなんだが、この人達所謂クラシックから派生した近現代ものはやっぱり録音少ないよなあ
>>742 クロノスQの抒情組曲(歌つき)、いいよねえ。
この団体を見直した。ゲテモノ(失礼)だけが得意じゃない。
744 :
名無しの笛の踊り :2010/03/06(土) 20:26:33 ID:0hvTbgMS
1910年1月14日、「架空庭園の書」と「3つのピアノ曲」初演。 これが無調音楽の初の公演。 つーことで今年の1月14日にはシェーンベルクをかけまくって 私的調性崩壊100年祭をやるつもりだったんだが…ころっと忘れてたよw
新国ヴォツェックの映像みながらこのオペラはカヴァーニみたいなスーパーリアル演出でも観てみたい気がした。
746 :
名無しの笛の踊り :2010/03/08(月) 14:33:23 ID:Ao4Ov5iK
ブーレーズが言ったのはクレーだね(上のどっかに出てた)。 自分は初めてヴェーベルンを聞いた時にはモンドリアンを連想したけど。
748 :
名無しの笛の踊り :2010/03/21(日) 19:22:02 ID:at+grX5X
なるほど、クレーですか。
749 :
名無しの笛の踊り :2010/04/10(土) 11:34:28 ID:CmG7UV8b
age
ゴルゴはワルシャワの生き残りが愛聴盤と言うエピソードは誰が入れ知恵したんだろう。 たかを本人の趣味?
あれを「愛聴」ってのは趣味悪くね?w
>>751 > あれを「愛聴」ってのは趣味悪くね?w
そうか? いい曲じゃないの。短いし回数聞けるよね。
愛聴ってことはゴルゴはユダヤ系なんだろうな。
愛聴というからには特定の演奏をさしているわけだろう。
何なのかな? 歴史的にはクラフトあたりか。
753 :
750 :2010/04/10(土) 21:46:25 ID:Wayp71Px
絵は手元にないので思い出せない…。
盗難にあったゴルゴの別荘で、ジャケを警官が手に取るシーンもあった気はするんだが。
職業柄特定できる要素をあれほど嫌う人が、レコードをプレイヤーに設置してあったはずなので
思い入れはあるはずw
俺が持ってるのはツェンダーのものだけなんだが、時代にはちょっと合わなさそうなので
>>752 で正しいかな。
754 :
名無しの笛の踊り :2010/05/01(土) 11:06:43 ID:juMxIlZp
浄夜の弦楽六重奏版でおすすめありますか?
ブーレーズ監修のアンサンブルアンテルコンタンポランは?
>>754 ラサールSQに二人加えたやつ
もっともカップリングの弦楽トリオの方がさらに名演だと思うが
>>756 あの三重奏、開始部分がヘロヘロじゃね?
巌本真里四重奏団のop.4なかなかよかったよ。op.45ならクレーメルのがすごく激しくていい感じ。まさに表現主義。
>>754 アルデッティQに2人加えたやつ。
ラ・サールQ+のも良かった。
これはLPで買ったときは感動したが、CDで買いなおしたら
なんか欠落したものがあるような気がした。
デジタル録音だからCDのほうがよさそうな気がするのだが...
オーディオ装置がイモなのかもね
761 :
名無しの笛の踊り :2010/05/25(火) 01:15:21 ID:Z4Fbbzve
アルデッティQのはいいね。
762 :
名無しの笛の踊り :2010/06/04(金) 15:28:20 ID:KvrCTafi
鰤のラサールの弦楽四重奏曲集買おうと思うんだけど 音質とか改善されてるの?
764 :
名無しの笛の踊り :2010/06/05(土) 20:39:45 ID:VWEIZvTB
766 :
名無しの笛の踊り :2010/06/24(木) 00:23:17 ID:6+VkhFwk
FM放送でテツラフのベルクのヴァイオリン協奏曲ライヴを聴いたが、 すごく良かったよ。
シェーンベルクの五重奏曲Op.26を久しぶりに聴いてみたんだが… やっぱり何だかごちゃごちゃした曲だなぁw 嫌いではないんだが。
亡くなったローテンベルガーのルルを聴いてるんだが これなかなかいいね
769 :
名無しの笛の踊り :2010/07/22(木) 19:19:20 ID:Fy+wVRbr
シェーンベルク編曲のブラームス・ピアノ四重奏Op.25 オケ版って、出版されてるんでしょうか?入手したいのですが、情報通の方、御教示をお願いします。
770 :
615 :2010/07/23(金) 01:38:17 ID:+C6VAcN+
771 :
770 :2010/07/23(金) 01:42:05 ID:+C6VAcN+
おっと。専ブラの名前欄に古いレス番が残ってた。ごめん。
772 :
名無しの笛の踊り :2010/07/23(金) 12:05:56 ID:cpoiuemK
773 :
名無しの笛の踊り :2010/08/05(木) 02:13:44 ID:9FW+okEX
あの編曲は嫌いだ。
モン、ヘンデルのパラフレーズの協奏曲はどうよ 俺はヘンテコ音楽だとは思うが嫌いじゃない。特にヘンデルの方は結構頻繁に聴いてる
ティーレマンBPOのペレアスとメリザンド、よかったなー
>>776 ルール音楽祭(トリエンナーレ)、2009年8月22日
ソリストDale Duesing, Andreas Conrad
指揮Michael Boder ボーフム交響楽団
らしい。
それにしてもsppnpn登場とは・・・(過去にも例はあるらしいが)
日本ではこういう演出やれるのか?
>>777 サンクス
Euroartsから、DVDも出る予定らしい。
でも日本語字幕はない。
こんな小難しいストーリのオペラだから、日本語ほしいな。
分かり易い演出のようだが。
780 :
名無しの笛の踊り :2010/10/21(木) 23:00:00 ID:2enEJ6XO
新ウィーン楽派の曲で、ヴァイオリンとピアノの1分半から2分ぐらいの曲は ありませんか? MDに録音してあるのに、誰の曲かわからないんです。 そのMDには新ウィーン楽派とメシアンの曲しか入っていないので、 たぶんどちらかだと思います。
ヴェーベルンの Op.7 の抜粋じゃなかろうか
784 :
名無しの笛の踊り :2010/10/29(金) 02:41:10 ID:spGzxtCj
シェーンベルクの3つのピアノ曲の日本初演が早くも1914年に 日本人ピアニスト(沢田柳吉)の手で行われていると初めて知った。 (10月28日付日経新聞文化面)
786 :
名無しの笛の踊り :2010/11/02(火) 14:14:27 ID:LZC2dkIg
近藤伸子のオール・シェーンベルク聴いてきた。 予想以上に面白かった。 しかし最後にやったピアノトリオ版浄夜は編曲の意図がわからん。
「名曲のピアノトリオ化」は伝統だよ。 ベト2、ブラームスの弦六、タコ15、シュニトケの弦三…… ピアノが入ることで骨格がハッキリするのが大きな特徴。
788 :
名無しの笛の踊り :2010/11/23(火) 00:28:59 ID:BKxbn6m1
東響の来シーズンはシェーンベルクイヤーだ! Op.16も31もないのはちと寂しいが 室内交響曲1番のフルオケ版とかピアノ協奏曲(小菅優)とかある。 「期待」とフォーレのレクイエムの組み合わせってのは なんだかなーと思うけど。
789 :
名無しの笛の踊り :2010/11/23(火) 02:13:03 ID:o/J/Z9da
ウィーンフィルのでいいの無いですか?
790 :
名無しの笛の踊り :2011/01/21(金) 08:47:47 ID:yQ27LCLM
シェーンベルクすごすぎる あれに勝てる音楽ってあるのか?
791 :
名無しの笛の踊り :2011/01/21(金) 19:23:37 ID:q2f1YVFX
792 :
名無しの笛の踊り :2011/01/21(金) 22:40:28 ID:exw3EZ9+
794 :
名無しの笛の踊り :2011/03/06(日) 17:23:38.22 ID:CF/F8MU5
ロバート・クラフトが指揮したペレアスとメリザンド(ナクソス)聴いたが、 実に明晰な演奏ですごくいいじゃないか! 他の曲も買ってみようっと。
795 :
名無しの笛の踊り :2011/03/07(月) 15:30:00.68 ID:3ggsCSvW
自分も昔は、クラフトはレパートリーの穴狙いの企画が売りの二流って 偏見持ってたが、シェーンベルク編ブラームスP4の演奏を聴いて評価を 改めたお。
796 :
名無しの笛の踊り :2011/03/07(月) 18:37:28.62 ID:KgG3UXa5
>795 その編曲大好きなので、クラフトも聴いてみるよ。 4楽章聴くと、初めてクラシックを好きになった中学生の頃の気分を思い出す。 (今気に入っているのはヤルヴィ&ロンドン響です。)
797 :
名無しの笛の踊り :2011/03/07(月) 19:30:49.76 ID:o0o77DE5
>>794-796 クラフトって62年に師匠のカバン持ちでモスクワ凱旋公演で
春の祭典のライヴあったじゃない?
あれ凄い演奏だよな。LPしか持ってないけど。
798 :
名無しの笛の踊り :2011/03/07(月) 21:21:35.28 ID:iFPJB0wa
ついこの間東京でやってたの見た。 良かったよ。シェーンベルクの絵はなかったけど。
シェーンベルクやアポステルの墓石って 逝っちゃってるよな。
え〜東京じゃそんなのなかったよ! あれば絶対通ったのに。
803 :
名無しの笛の踊り :2011/04/12(火) 09:50:45.50 ID:aCkPHBQ/
ラフォルジュルネで 「清められた夜」を三つの演奏で聞けるので楽しみだ。
804 :
名無しの笛の踊り :2011/04/12(火) 20:47:47.17 ID:yQvmlkni
弦楽六重奏と弦楽合奏ともう一つは何?
>>803 ピアノ三重奏版やったのかな?。
聴きそびれたか。
806 :
名無しの笛の踊り :2011/04/12(火) 21:05:12.94 ID:yQvmlkni
そんなのあるのか。知らなかった。
浄夜のピアノトリオ版、聴いたことはあるけどそんなに面白いとは思わなかった。 (片山杜秀は褒めてるが)
808 :
名無しの笛の踊り :2011/04/14(木) 13:35:18.37 ID:Ju08Zexr
LFJ中止! (1)来日予定演奏家のキャンセル相次ぐ、(2)会場の設備の一部に不具合発覚 が理由とのこと。 規模を縮小した代替イベント検討中の由。
ソース
810 :
808 :2011/04/14(木) 14:00:15.90 ID:Ju08Zexr
事務局
811 :
名無しの笛の踊り :2011/04/17(日) 13:15:21.98 ID:QxKHKSBu
大友のOp.9b聴いてきたけど…ちとがっくり。 音汚いし。 少なくとも編曲のメリットがわかる演奏じゃなかった…
だから、大友なんか聴くなとあれほど・・・
そうかなあ 大友のシエーンベルク結構良かったよ。 ゆっくりしたテンポで各声部が良く聞こえた。 最後はへばった感じがしたが。 室内シンフォニーのオーケストラ版はもっとコンサートで取り上げてほしいと思った。 ただプログラミングが意味不明。 なんでモーツァルトやボレロと組み合わせるのか。 前半を弦楽四重奏と管弦楽のための協奏曲と室内交響曲、 後半をブラームスの編曲 なんてプログラムで聞いてみたい。
814 :
名無しの笛の踊り :2011/04/18(月) 01:31:20.90 ID:fBMjoIfn
新日フィル10/21, 22の定期(すみだトリフォニー)でメッツマッハーが シェーンベルクの変奏曲Op.31とバッハの前奏曲とフーガEs-durの編曲を振る。
815 :
名無しの笛の踊り :2011/04/27(水) 06:52:53.62 ID:3MYCjUk/
3人の友情とかさ、ユダヤ人としての苦労とかさ、 シェーンベルクの奥さんが近所の画家と逃げちゃう事件とかさ、 一番年下で一番一般受けしたベルグが死んじゃうとか、 ウェーベルンの死に方とかさ、映画にしたらおもしろそうなのに… 冒頭はアメリカでシェーンベルクお爺さんがOP50とかBGMで 先に死んだ弟子との青春を回想するの。
816 :
名無しの笛の踊り :2011/05/04(水) 15:30:01.40 ID:CV7/uOva
シェーンベルク今年5月21日に著作権切れるね。 今年始めから142日で切れるはず。 52年+50年+10年142日(戦時加算3794日=365×10+閏年分2日+142日で)
817 :
名無しの笛の踊り :2011/05/06(金) 01:28:36.89 ID:24QeN6Wx
>>815 ゲルストル事件前後のやつはBBCの番組にあった気がする(日本で再放送された)
劇映画じゃなくてドキュメンタリー+再現映像って感じだけど。
ベルクやヴェーベルンのそっくりさんが出てきてちょっとワラタ
818 :
名無しの笛の踊り :2011/05/07(土) 20:32:34.34 ID:BvyN12VK
アマデウスのサリエリみたいに 渡米後の卓球仲間だったガーシュインが 「俺は平凡な作曲家だった」って告白してシェーンベルクの回想が始まるのか 劇中の曲は全部新ウィーン学派で 絶対に赤字だわ
819 :
名無しの笛の踊り :2011/05/07(土) 21:50:14.87 ID:JTSvfBuK
>>818 そんな映画、想像するだけで感動で涙が滲む…。
ぜひ、撮ってみてくれないか?
821 :
名無しの笛の踊り :2011/05/08(日) 05:52:40.20 ID:MNHD2xNo
>>818 そう、激動の20世紀前半を駆け抜けた男たち、みたいな
ハリウッドぽい展開で、でも
音楽は全部新ウイン楽派なの。
思いついた人、もっとシナリオかいてくれるとたのしいな。
クソ暑い日にウェーベルンはなかなか聴く気にならんが なぜかシェーンベルクは聴きたくなる。ビール飲みながら。
823 :
名無しの笛の踊り :2011/08/19(金) 22:32:37.19 ID:Zya5jO0Z
ウェーベルンのほうが涼しいよ!協奏曲とか、弦楽三重奏曲とか、ピアノのための変奏曲とかおすすめ。
824 :
名無しの笛の踊り :2011/08/20(土) 00:13:27.74 ID:V2cb+1Oh
でもヴェーベルンはビール飲みきらないうちに終わっちゃうからなぁw
一曲だけ聴くからでしょ。ブーレーズの全集なら一晩持つだろ。
826 :
名無しの笛の踊り :2011/08/21(日) 22:53:12.06 ID:2lACYa/8
質問です ブーレーズの月に憑かれたピエロ ソニーから出ている日本盤って歌詞の日本語訳載ってます? 歌詞わからんでも楽しめますか? 英訳ならなんとか読めそうですが
ありがとうございます ググることをすっかり失念してました
830 :
名無しの笛の踊り :2011/09/27(火) 15:59:01.06 ID:QshJ7Phv
モーゼとアロンでブーレーズ新以外におすすめありますか?
すいません、教えて下さい!! 「弦楽四重奏のための5つの楽章」 「弦楽四重奏のための6つのバガテル」 「交響曲」 これらの曲でウェーベルンにすっかり魅了された者です。 曲をバラで集めても面倒なので、いっそ全集を 買いたいのですが、ブーレーズの新旧、その他の全集で オススメはあるでしょうか? 私の好みは、クラシックなら今は専らバッハとモーツァルト。 (昔はベートーヴェン・シューベルト・ブラームス・シベリウス等が好きでした) 現代音楽なら武満徹が大好きです。 (他に好きなのはメシアンとバルトーク。新ウィーン楽派は 興味無かったけど、シェーンベルクの浄夜は昔から大好きでした。) どうかご教授お願いいたします!!
ケーゲル
>>830 ケーゲルは確かにいいね。
ショルティもよく聴くんだけど盤がもう手に入りにくいかとしれん。
>>831 ブーレーズの新旧以外で全集ってあったかな?クラフトなら近々つくりそうだが…
ブーレーズなら新全集買っとけば間違いないです。
交響曲だけならインバルとかいいと思う。
>>832 >>834 ありがとうございます。
ケーゲルは前持ってて爆演系で印象に残ったけど手放してしまった。
とりあえずショルティがまだ売ってるので買ってみる。
>>835-836 ブーレーズの全集(新録音)をamazonで注文しました。
6千円ちょっとで意外に安かったです。
数日後には届きます。
うわー楽しみだなぁ♪
シェーンベルクのヴァイオリン協奏曲でおすすめお願いします。
やっぱヒラリーちゃんでしょう。
うむハラリーちゃんだと思う。 クーベリック&シェリングもお勧め。
クーべリック盤でシェーンベルク弾いてるのはシェリングじゃなくてツァイトリン (一度聴いたがどんな演奏だったか覚えてないorz)
>>843 ああごめんそうだった。シェリングはベルクの方だったぜorz
クーベリック盤は勢いと緊張感があってハラリー盤が出るまでは一番好きだったな。
ありがとうございます。ハーン盤買います。
いやーんあハーン
847 :
bwvvwd ◆1WMZcRNo7BvA :2011/10/15(土) 18:31:40.82 ID:EwXLu5I2
グールドの演奏で有名な(?) クルシェネクのピアノソナタ第3番の4楽章冒頭ってドビュッシーの1.前奏曲集にある "Des pas sur la neige"の転回形になっているような… 終わり方も引っくり返したものと似ている。 ベルクが後期ロマン派のほうを振り返っている新ウィーン楽派だとすれば クルシェネクも作品によってはその点で共通するかもしれない。 というより作風ががらっと変わることがあるのであちこちを向く(シェーン)ベルクだ。物凄くニーズのない話題だけどw 新ウィーン楽派が好きでまだ聴いたことのない人にクルシェネクはおすすめ、という話です。
エレミア哀歌持ってるんだけど、アカペラ合唱でCD2枚はさすがにきつい…
>>847 新ウィーン楽派が陥った硬直性について教えてください。
>>849 それは、あなたの頭の中にあるだけです。
横レスごめんなすって。
>>849 セリエリズムが行き詰まったというならともかく
新ヴィーン楽派が硬直化したなんてのは初めて聞きました。
まずはあなたの頭の中にどうしてそんな妄想が根付いたのか説明するのが先決でせう。
横レスごめんなすって。
>>849 俺なんかは毎朝硬直するけどね。
横レスごめんなすって。
>>852 うらやましいな。最近全然だw
>>849 新ヴィーン楽派の三人が一体どこで硬直性に陥ったというのかマジでわからん。
何かそれ根拠でもあんの?
どっかの批評家がそんなこと言ってるの?
横レスごめんなすって。
ショスタコが12音技法に対する皮肉っていうかパロディを 最後の交響曲に盛り込んでるのは読んだ。
855 :
名無しの笛の踊り :2011/10/18(火) 20:42:59.60 ID:K9WkmcDe
14番にも美しい12音があったな
14番のシロフォンの楽しげな旋律はもっとも調性感のある12音
ウェーベルンは、イラク・アフガンへと続く「米軍誤射」の先鞭をつけた。 ぷげらうひょ〜
ツマンネ
新ウィーン「学派」の救済にあたるブーレーズたち。
860 :
bwvvwd ◆1080.HP2pA :2011/10/26(水) 00:28:09.54 ID:AoWgiQ00
>>849 ロマン派の作曲家たちほど情念的なものを理念的なものへとプラトン化することを至上の目的としていた人たちはいないと思うんですよ(もちろんそれに加えて単に直情的な音楽も山ほどあります)。
その結果が旋律や様式の美しさの追求のみならずライトモティーフとか機能和声とかを複雑に煮詰めようとして身動きが取りにくくなってきていた後期ロマン派の動きだと思うのでむしろ硬直していたのは後期ロマン派のほうなんじゃないでしょうか。
そしてシェーンベルクはそういう動機や記号に意味を与えることに固執する姿勢にうんざりして「調性」という意味まで取っ払たんではないでしょうか。
だからシェーンベルクは前期はともかくとして完全にロマン派から外れた位置にいるんだとおもいます。
SQ第2番の4楽章は人類初無調という宇宙に一人で漂って踏み込んでいくように聞こえて個人的には鳥肌ものですよ。
ベルクの音楽は自分で12音音楽をやっときながら段々と何か掴みどころのなさを感じていて摩擦を欲してたようにきこえるんですよね。
シェーンベルクにもそういう葛藤はあったと思うけどベルクのように180度回転して後向きになることはまずなかった。
だって三人組の中でベルクだけ初期の作品よりそれ以降の作品が段々とロマンチックになっていくように感じませんか。
861 :
bwvvwd ◆1080.HP2pA :2011/10/26(水) 00:39:43.28 ID:AoWgiQ00
シェーンベルクはリズムや形式までセリーじゃないのが矛盾だという指摘gがあるけど何も摩擦のない「つるつるした氷の上」みたいな理想言語を構築するためにセリーはじめたわけではなかったのでその指摘は的外れなんじゃないかなといいたくなります。
ロマン派の「背後にある真の意味を想起させるためのメロディーや動機や機能和声」に固執することへの反発がセリー始める大きな理由のひとつだったこと:
http://www.geocities.jp/mickindex/schonberg/schb_VzT_jp.html ←これシェーンベルクが無調時代に達したころに書いたものです。
後期ロマン派の調性という梯子を破壊できる分だけの無調性があれば反発するという目的においては十分だったのではないかなと思います。
初期の機能和声時代(浄夜とか)→無調時代(2.SQからの時期)→ 音列主義の時期 → 総音列主義回避の時期 → 擬似調性アメリカ時代:シェーンベルクの足取りってこんな感じですか。
かりに完全に理想言語を構築する目的でセリー技法を始めたのであればおっしゃるとおりシェーンベルクは音楽的に硬直していたと思います。
自分の和声や響きに対する鋭い感性/才能をかなぐり捨てて完全な論理的思考というかイデアに閉じこもるってことでしょうから(でもそうはしなかった)。
862 :
bwvvwd ◆1080.HP2pA :2011/10/26(水) 00:45:50.21 ID:AoWgiQ00
ごじつけで笑われるかもしれないけどその足取りがヴィトゲンシュタインの前期と後期を対比するとき要素に似てるんです。 シェーンベルクは論考(無調→セリエリズム)という若いときの理念を後期になるにつれより現実的なものへと折衝させて日常言語に留まろうとした実際にいたヴィトに近い存在で ベルクはそもそも「論考」を受け入れられなくて死ぬまで完全な日常言語の中にとどまり続けた人で ウェーベルンその先の総音列主義に先進した人たちは論考を聖典とした完全な論理実証主義みたいなもので(シェーンベルクは死んだ騒動のアノ人とかw)
長すぎ
>>861-862 何か意味不明なんだがw
>>861 で引用されてる文章でも、音楽を「言葉で表現できる意味の暗号」みたいに考えることを
本末転倒として批判してるけど、「だから調性は駄目」みたいなことは言ってない。
自分としてはシェーンベルクは晩年にいたるまでロマン派の圏内にいると思う。
(20年代には多少「新古典主義」寄りの傾向もあるが)
ベルクはOp.1のソナタにしても最初の12音作品である抒情組曲にしても十分にロマン的
だと思うんだが、どこで180度ひっくりかえってる?
ショルティのドキュメント番組で、コヴェントガーデン時代の 「モーゼとアロン」を振り返って、「恐ろしく難解な曲でした。 クリスマス返上で研究に没頭したが、何度も挫折寸前になりました。」
866 :
bwvvwd ◆1080.HP2pA :2011/10/28(金) 08:07:32.84 ID:QIP//K7O
>>864 シェーンベルクがロマン派の圏内と感じるのであればもちろんベルクは完全にロマン派に属する作曲家だと思われるでしょうね(事実ベルクはロマン派的ですけど)。
シェーンベルクが前期をのぞいた時期まで思想的な意味でもロマン派の範囲だという感覚に同感はできないです。
総音列主義には行く前に踏みとどまったから人間やめずに済んだ、みたいな意味なら「ロマン派の圏内」というのも分かりますが(でもそれだとウェーベルンを非人間扱いすることになるけどw)。
というのも無調を否定したヒンデミットと無調を受け入れたシェーンベルクという対照的な2人でさえガチムチな後期ロマン派から脱却したかったという共通点が見出せると思うんです。
すなわちシェーンベルクの世代の一部がルネサンスが終わった頃から最も表立った機能としてはたらき後期ロマン派の頃にはその役割を肥大化させすぎていた和声法というものに行き詰まりを感じて、
後期ロマン派の煮詰められたl昨日和声を取り払った結果として生まれた新たな様式が、
ストラヴィンスキーがやった新古典のような簡素に立ち返ったものや、
ヒンデミットのような対位法に立ち返ったモダンなものや、あるいはシェーンベルクのように調性が残らなかったりしたものだったということではないでしょうか。
>>861 の引用はシェーンベルクが表現主義に強く共感していたことを示すための引用です。
867 :
名無しの笛の踊り :2011/10/29(土) 00:29:02.92 ID:/u/N/FWc
>>864 それはロマン派の定義がちとあなたの中では世間一般と違うんじゃないかと
思うな。
ごく普通のクラシック愛好家にピエロ・リュネールを聞かせてみてこれを
ロマン派と思うか、と問うたら、10人中10人がとてもそうとは思えない、
これはゲンダイオンガクだ、というに違いない。
>>867 100年までの曲が、ゲンダイオンガクとはね。
871 :
864 :2011/10/29(土) 20:37:28.56 ID:9sR0ZRCT
>>866-867 まあちと言葉足らずだったかもしれんが、ドビュッシー、サティ、ラヴェル、あるいは
ストラヴィンスキー、といった面子と比べたらシェーンベルクは明らかにロマン派の末裔
に見えないか?
872 :
名無しの笛の踊り :2011/10/30(日) 21:53:43.72 ID:0ipxqiHB
>>871 それはどうかな。
ラヴェルの曲は相当にロマンチックに思うものもあるよ。
たとえば左手のピアノ協奏曲って、ロマン派そのものに思う。
一方確かにシェーンベルクは表面的な音響の世界ではいかにロマン派から
遠い世界に行くか、ということをわざと無理に実践してみたところはあって、
その裏ではロマン派からの呪縛は常にあったのだろうけど、だからといって
やはり聞こえてくる音響は無調になって以降はロマン派からは遠いと思う。
無調でもロマンチックに感じる。
874 :
bwvvwd ◆1080.HP2pA :2011/11/06(日) 00:23:55.69 ID:hMLpd65o
月に憑かれたシェーンベルク
ウェーベルンの生き残り
交響詩「ベルクとヴェーベルン」作品5
>>872 ラヴェルにもロマン的な曲がある、ってのは、
シェーンベルクにも新古典主義風味の曲がある、
てのとあんまり変わらない気がする。
そもそも表現主義ってのがロマン主義を極端化したようなもんだし。
もちろん調性と無調・十二音では響きの印象が違うことは承知の上。
878 :
bwvvwd ◆1080.HP2pA :2011/11/11(金) 06:21:53.71 ID:CgkQ2ZMc
シェーンベルクは調性の破壊者であったが音楽の形式や理論そのものに自明性を求めていたことはたしかにロマン派的機能主義とでもいうべきものと同じもので、
op.25のように十二音技法なのにミュゼット,ガヴォット,メヌエットという10年間熟考した結果がそれかよとでも言いたくなるちぐはぐな印象を受けるのがまさにその典型例で、
12音技法という占星術並みに稚拙な思いつき俺ルールと確立した古典形式の結合というミスマッチぷりはよく考えると吹き出してしまうw
自分がシェーンベルクはロマン派ではないと思う根拠は
>>866 に挙げたロマン派に対する反動的な動機以外にそういうことがあって、
すなわち「機能的であることを求める」のは依然高貴ロマン派から抜け出せてないけど、肝心の「機能の中身」はまったく別物で後期ロマン派の機能的に自明であり拠り所でもある調性・和声は破壊し尽くされてしまった…ということで。
それで「ミュゼット,ガヴォット,メヌエットだけど12音技法」あるいは「12音技法なのにミュゼット,ガヴォット,メヌエット」
…まどっちでもいいんだけどこれが意味するのは音楽の両義性でもシェーンベルクの妥協でもなくどちらも音楽自体の何らかの自明性を求める動きという点でシェーンベルクの中には矛盾は何一つなかったんだと思う。
そう考えると「10年間熟考した結果がそれかよ」なんて思ってしまったのは間違いで、
むしろシェーンベルク本人は嬉々としてあの一見ちぐはぐな曲の形式を再発見して書いたんだろうね。
879 :
bwvvwd ◆1080.HP2pA :2011/11/11(金) 06:32:28.36 ID:CgkQ2ZMc
ともかくシェーンベルクの和声というか響きに対する感覚は最高に鋭くて、 これ以上に微妙でセクシーな響きのする音楽を書いた作曲家は他にいないとさえ感じますよね。 グールドみたいな音符1つ1つを粒のように敏感に感じ取るタイプの演奏家がシェーンベルクオタクだったのも分かる気がする。 でもそれにも関わらずロマン派好きの多くの人はシェーンベルクが聴覚的にいって後期ロマン派と地続きだと「は感じな」いし(ただし月に憑かれたピエロは除く(笑)、 現代音楽側から見れば総音列主義以前のもはや切り離された古典のように感じてしまう。世紀末の孤独な巨人って感じです。
「ただし浄夜は除く」の間違いだった… 「月に疲れた…」を後期ロマン派と感じることは新ウィーン楽派オタクでもないだろう。
ピアノ協奏曲は各部に標題がついているから殊更そう思うのかもしれないが 十分ロマン的だと思うんだけどなー。 まあ音符なんか適当に定形があれば、アゴーギクとデュナミークと管弦楽法 で如何様にもドラマはつくれる、というのがシェ先生のおしえではなかろうか、 と聴いてて思ったりするんですがまちがっているでしょうか。
>>880 俺の感覚では、ピエロは充分後期ロマン派なんだが・・・
R.シュトラウスのメロドラマやシュレーカーの作品の延長上にある。
終生後期ロマン派とは訣別できなかったような気がする。
管弦楽の変奏曲で決別しようとして、作品番号30番代で頑張るんだが、
息切れして作品番号40番代に突入したような感じ。
俺の趣味としては作品番号の20番代が最も好きなんだが、
一番尖がった時代でスリルがある。
でも、後期ロマン派から逃げきれてないんだよね。
「哀れなシェーンベルクは、今は精神病院が待っているのみだ。 彼は五線譜に落書きをするよりは、雪でも掻いていた方がマシだ。」 (R・シュトラウス) 「これは音楽ではない。まるで工場みたいだ。」(ラヴェル)
885 :
名無しの笛の踊り :2011/11/13(日) 21:16:11.46 ID:ze/WN2wS
>>883 やはりそれはロマン派の定義によるんじゃないかな。
上のほうでラヴェルはロマン派じゃないみたいな意見もあったけど、
普通のクラシックファンに、ラヴェルの「ラ・ヴァルス」と
「ピエロ・リュネール」を聞き比べてどっちがロマン派の延長にある?と
きいたら、みなラヴェルのほうだと答えるだろうね。
ただ、ラヴェルのあの曲は意図的にロマン派ウィンナ・ワルツを意識して
作ったわけだけど。
ラヴェルはおそらく心情的にはロマン派よりも前の典雅な時代の音楽に
根ざしていたのだろうけど、響きはやはり沢山の不協和音に彩られた
機能的和声にあるという点ではロマン派の延長。シェーンベルクは
心情的には確かにドイツロマン派の末裔に直接連なる存在という意識は
充分に持っていて、レーガーあたりからの距離は近いね。
セレナードOp.24と組曲op.29が大好きです。
887 :
bwvvwd ◆1080.HP2pA :2011/11/14(月) 00:50:43.61 ID:24J4ne+0
自分はシェーンベルクの曲のことを「微妙でセクシーだ」とまで言っておきながら自分にはそれがシェーンベルク全体が後期ロマン派に属すると思う根拠にはならなくてねw
つまりロマンチックだけどそれでも後期ロマン派ではないという印象を完全に正当化しているんだ。
この話題を続けることはつまるところ「音楽史的に見てロマン派とは何か?」というロマン派の定義そのもの(それも音楽自体を逐語的に言い当て続けて還元的に)についての議論ということになってしまうからそれを続けるのはやめることにするけど、
そうはいってもこの印象の食い違いが続くはっきりとした理由は今見ることができた。
それはまさに
>>883 が示すop.30以降=12音技法開発以降のシェーンベルクの変化に対する捉え方によるもので、
すなわち12音技法の小品群から擬調性の交響楽的作品群に至るという経緯を、
進展と捉えるか後期ロマン派への回帰(もしくは妥協や後退)と捉えるかの違いの一点によって、
シェーンベルク全体が結局のところ片足でも後期ロマン派の範囲にとどまるかどうかというその印象が決まるということです。
僕はあれが回帰だったとは思っていません。
ちゃ―――――みんぐのきわみといえよう
>>887 「擬調性の交響楽的作品群」ってどの曲を指してる?
>>887 アナタに限らないけどロマン派の属性は調性 と言うより響きにあるいう観念が
そもそも古いというか定義が混乱しているように思えるのだけど。
(そのせいか定義の議論には踏み込まないのですよね)
ある意味
>>871 の感覚は一理あってヒンデミットやストラヴィンスキー、六人組の方が
脱ロマン主義を意識している訳でロマン主義の対立軸はむしろ新古典主義や実用音楽と
いったところにおくべきものではないの?。
創作なり表現の原理であって、見え方聞こえ方の問題と切り離さないと。
まあ聴こえ方に関しても、例えば「期待」とかはグッレリーダーの延長にしか聴こえないし。
耳なんて変化するから何代か先の世代はこの種の響きもチャーミングの極みといいそうだ。
891 :
bwvvwd ◆1080.HP2pA :2011/11/16(水) 06:34:32.06 ID:mn+yOt94
>>890 あはは、僕が「ロマン派の属性は調性 と言うより響きにあるみたいな観念をもっている」というのはまったくの逆です。
>>860 で自分は後期ロマン派が調性という軸をよりどころにした機能を重視していたという点を挙げて、
その機能の反対者としてシェーンベルクが存在したということを言っている。
>>887 でも「ロマン派的に響くからすなわちロマン派だ」という時々見る意見には賛同できないと言っている。
むしろ
>>883 さんが十二音技法開発より後のシェーンベルクが感覚的にロマン派にとどまっているように聴こえると言った(そんなニュアンスだよね?)のに対して、
響きの聴こえ方が問題と感じるのならば「"ロマン主義"の定義」という一種の形而上学的な問題(これは「"ロマン派の作曲家"の定義」ではありません)に踏み込んで(というより大昔に死んだ議論を蒸し返して)しまうじゃらそれはやめておこうと言ったわけです。
あと4行目以降に対する答えとしては(といっても今までの主旨の変奏や補足になるけど)、
たしかにストラヴィンスキ,ヒンデミット,ドビュッシー,エリック・サティ(かりに「すっきり組」と呼んでひとまとめにしておこう)と同列にシェーンベルクを並べることはできなくて、
彼らすっきり組のように「ロマン主義への対立軸」と言えるほどはっきりとしたロマン派との(それこそ音響的な)違いはシェーンベルクには見出せない。
そしてここですっきり組との明確な違いを挙げるとすればそれはシェーンベルクがヴィーンの徹底した伝統主義者よろしく音楽的にのみならず「歴史的に見ても(笑」アプリオリな規則を欲する点だったと思う。
(だからシェーンベルクがナイーブな伝統主義者だったという主張だったらむしろ僕はop.25を例に挙げて大賛成するよ笑)
だけどね、シェーンベルクもまた「機能の中身」は彼らすっきり組と同様に後期ロマン派のそれとは別物だったし、
まあこれも繰り返しになるんだけど「ええ!音列技法そのものすらも後期ロマン派由来だって言っちゃうのかい?(マスオさん風)」ってことさ。
>>891 確かに、あんまり上手く表現できないが、音楽・響きというより心情的・情緒的にロマン派にとどまっているように思える。
bwvvwd氏のいう「機能」ってのがいまいちわからない。
あと
>>889 の質問に答えがないが…まあいいw
ロマン派ってのは別に会員・非会員がはっきりしてるクラブじゃないから
定義云々なんて議論にはまったら蟻地獄w
20世紀音楽知らない人にいきなり「ピエロ」聴かせても「トリスタン」と同類に聞こえない
のは当然。ある程度いろんなものを聴いた後で見直せば、シェーンベルクはやっぱり
ロマン派から来てる、ストラヴィンスキーとは違う罠、って話になるということだ。
それと音列技法を何か大きな切れ目みたいに考えるのも、少なくともシェーンベルクを
聴くためにはあまり有効じゃないと思う。彼の眼目は「不協和音の解放」にあって、音列
技法は不協和音領域で曲を作るための便利な道具ということではないか?
彼は調性と無調性を対立的に考えるより、もっと自由に行ったり来たりできるような方法
を考えようとしていたと自分は思っている(「ナポレオンへのオード」とかオルガン変奏曲
みたいな作品があることを考えると)。
てst
895 :
少数者の過疎スレの為age推奨 :2011/12/08(木) 15:33:33.98 ID:PtY31fBT
896 :
>>895じゃアゲ :2011/12/09(金) 02:23:18.70 ID:TtFif5lD
ベルクのPソナタ、たまんないね 弦楽合奏版CDを以前見つけたが、買っときゃ良かった
897 :
名無しの笛の踊り :2011/12/09(金) 06:13:42.01 ID:ADONzi5r
シェーンベルクのSQ2番もハマりますな。
ベルクの作品1、弦楽合奏版なんてのもあるのか 編曲版は弦楽六重奏版と管弦楽版しか知らなかった
899 :
名無しの笛の踊り :2011/12/09(金) 11:48:26.66 ID:o1cN3RsG
>>898 あ、編曲は別人っス
でもあのCDほんと買っときゃよかた
シェーンベルクのSQ2は美の極致。
901 :
名無しの笛の踊り :2011/12/11(日) 19:04:21.17 ID:RkOCL/Is
うん
こ
えっ?
月に憑かれたピエロちゃん聴いてます。
905 :
名無しの笛の踊り :2011/12/18(日) 21:17:28.42 ID:gHw5d8bk
age
>>186 渡辺のベルクコンチェルトはテレビで見て(90年代)いいなと思った。
CDもいいと思う。
>>844 ハーンのシェーンベルクは聴きやすい。
後は渡辺のシェーンベルクとハーンのベルクをディスクで聴きたい。
シェリングのベルクは未聴だけど、スターン(バンスタ)は前スレで出たのかな。
スターンとベルクはどっちがいいんだろ。
>>906 を自己訂正
>スターンとベルクはどっちがいいんだろ。
スターンとシェリングはどっちがいいんだろ。
です。
室内交響曲第1番はアサートンが名盤なはずだが、プレミアがついて 通常の値段では入手困難のようだ。 それとズビン・メータのものもあるようだが試聴したら意外にいい。 これもプレミアついて2万越え。 中古市場でもあまり数多く見かけない。
910 :
名無しの笛の踊り :2012/01/12(木) 21:26:05.71 ID:m53AWSo/
>>909 フルオケ版って、ギーレンとか廃盤のまま?
大友の膝上しかないのかな
>>909 ラインスドルフ/SWF盤(hanssler)があるでしょう?
まだまだクラシック初心者ですが 新ウィーン楽派って戦後のガチガチの現代音楽より難解な気がするんですが・・・ ベルクとか調性っぽいところもあってなんか半端というか・・。
>>914 ある意味当然の反応じゃまいか。
戦後の前衛は過去と切れたがったが
新ヴィーン楽派は過去を背負っていた(または、そのつもりだった)
リゲティやベリオよりシェーンベルクやヴェーベルンの方が深刻だよね。
Arte NovaのBergのLulu聴いてるよ。 かなり美味しいです。
新ウィーン楽派でオススメのものありますか? 不協和音使いまくって激しいのがいいです。
>>919 シェーンベルクの曲はどうかね?大概激しいよ。というか緊張感がある。
思いつくところで激しいという印象を与えるのは以下の曲。
op.7,9,36,37,41,45,46
シェーンベルク、ヴェーベルン、ベルクの主要作品はみんなお勧めですよ^^
923 :
名無しの笛の踊り :2012/02/09(木) 08:53:07.22 ID:Bbjuwik9
シェーンベルクの激しくない作品を探すほうが大変かも 頭も・・・・
924 :
名無しの笛の踊り :2012/02/09(木) 10:12:47.88 ID:ARIV8BFS
カラヤンの最初期盤3枚組をゲト。 肉厚の妖艶な響きを堪能しよう。
>>920-923 皆さんレスありがとうございます!
参考にさせて頂きますね。
シェーンベルクから聴いてみます!
>>909 だけど、シェーンベルク「室内交響曲」など、
メータとドホナーニの2枚組入手した。
2万じゃなくて1600円台で。内容はけっこう良かった。
盤の状態は中古でも可の下だったが。
ベルクのLyric Suite (for string quartet)って良い曲だね とても奇麗だと思った 新ウィーン楽派に興味はあるものの、少し尻込みしていたけど、 ラヴェルやドビュッシーの弦楽四重奏が好きな自分を一歩進めてくれた感じがしました このスレも参考にして、もっと色々聴いてみます
>>927 抒情組曲いいよね。
でもクロノスQの終楽章歌入りを聴いてから、歌入りじゃないと何か物足りなくなってしまった。
>>928 クロノスQのやつ良いよね
他にフランスの演奏陣によるソプラノ入りも出てるけど(ケーキのジャケットのやつ)
あれも良いのかな
>>927 ドビュッシー&ラヴェルの弦楽四重奏から抒情組曲へ、って何だか良い流れだなぁと思った
実際に続けて聴いてみたけど違和感無かった
ベルクだとヴァイオリン協奏曲とかも有名だけど、やっぱり良い曲だし、ぜひ聴いてみてください
ブーレーズも「抒情組曲」がベルクの三大傑作の一つだと言ってるね (後の二つは「室内協奏曲」と「ヴォツェック」だったかな)
931 :
名無しの笛の踊り :2012/02/28(火) 21:45:01.04 ID:hGItOYMM
ベルクの濃密さはたまらなく好きだな。 その中でもヴァイオリン協奏曲の開放弦と三度音程と3全音を 組み合わせた音列に、さらにバッハのコラールまで 持ち出すあの素晴らしさには脱帽する。
>>929 ケーキの奴も持ってる。悪くなかったけど、クロノスの方が好きだなあ。
Vn協奏曲、抒情組曲、二つのオペラ、ピアノソナタ。どれも胸に迫るよねぇ。
室内協奏曲も、あの終わり方!何か意味深だね。
934 :
名無しの笛の踊り :2012/02/29(水) 00:38:14.34 ID:WirARHr4
イケメン+αの要素がないとな・・・ イケメンだけならいくらでも後からどんどん出てくる 過去消えていった先輩方みんな忘れられてる
935 :
名無しの笛の踊り :2012/02/29(水) 00:38:57.54 ID:WirARHr4
失礼誤爆 新ヴィーン楽派最高ということで許してください
ベルクのこと言ってるかと思ったw
確かに似てるね 改めてベルクって甘いマスクだなぁ 他に俺が作曲家でイケメンだと思うのは、オネゲル、バルトークあたりかな どうでもいいか、ごめん
雰囲気は似ている。
940 :
名無しの笛の踊り :2012/03/03(土) 23:31:03.32 ID:H1Dm0QTe
腐女子的観点からいうとやっぱり3人で あんなことこんなことやってたんかな・・・って思う いや、嘘ですけど
NAXOSから出てるベルクのヴァイオリン協奏曲もなかなか良かったなぁ キュビスムみたいな絵の不思議なジャケットも合ってる
ベルクって、いい意味で吸血鬼みたい
943 :
bwvvwd ◆1080.HP2pA :2012/03/08(木) 05:45:51.07 ID:NJ9cnH6k
確かに何も知らない人は信じてしまいそうな絵ではあるなw
最後のは南極の秘密基地?
何スレチやってんだ と一瞬思ってしまったw
最後の絵…w DGから弟子2人に続いて、師匠(画家)の全集が出ないかなぁ…
シェーンベルクだけ全集が無いのは寂しいよね 2024年が生誕150周年だから、そのとき出るかもw
949 :
名無しの笛の踊り :2012/03/09(金) 18:17:57.97 ID:vmKbtPQV
>>948 シェーンベルクは他の二人に比べて格段に作品数多いからなあ。
ただ、作風が激変してるし、おもしろそうだ。
以前ウィーン世紀末絵画展に行ったらシェーンベルクの作品があった。 上手なんでびっくりした。 ベルクの肖像画なんかも凄く上手。 普通に画家としてやれたんじゃないだろうか? メンデルスゾーンやガーシュウィンも絵が巧かったらしいね。 天才たちって凄い。
951 :
名無しの笛の踊り :2012/03/09(金) 21:48:33.98 ID:q+yZjmEk
>>950 ショパンが描いたマンガというのもある。
それはともかく、シェーンベルクの絵画は本物だよ。
芸術家の手遊びとかではなくて、お金ないんで絵を売りたかったみたいですね
ちなみに個展を開いたけど、誰も買い手はつかず、可愛そうに思ったマーラーが匿名で一枚だけ 購入したことが後に分かっている。マーラーめっちゃいいひとww
>>952 >>953 知らなかった!ありがと。
しかし一枚だけとは。
ゴッホも生前に売れたのは一枚らしいが。。。
確かマーラーの埋葬時の絵もあったが、不気味な一枚でした。
クリムト、シーレ、ココシュカ等と付き合いがあったのでしょうかね。
青騎士の準メンバーみたいなもんだったんだよ。 だからカンディンスキーと一番接点がある。ココシュカもちょっとあるはず。 でもクリムトとシーレは直接的な面識は多分ないはずだけど。。
950です。 皆さん博学で凄く勉強になりました。感謝します。 世紀末ウィーン好きなのでここは謙虚に少しでも勉強し直します。 ありがとう。 まれにみる良いスレで感激しました。
シーレはシェーンベルクの肖像を描いてるので、会ったと思うんだが。
>>957 事実のようですね!
ブッコフで買ったシーレとウィーン世紀末(1986年新宿他)には残念ながら掲載されてませんでした。
その代わりココシュカのウェーベルン肖像がありました!
解説にはウェーベルンは師シェーンベルクを介してオッペンハイマーとは親友、
クリムト、ココシュカ、シーレとも知り合い、
ココシュカ、シーレはウェーベルンの肖像画を遺しているそうです!
もう一度勉強し直して報告します。
しばらくロムらせてもらいます。
マジ、良いスレ人たちで良かった!ありがとう!
ヨゼフ・マティアス・ハウアーの話題はここでは駄目かな?
内容によるんじゃないかな 自分も興味ある作曲家だけども
ハウアーは少しずつだけどCDが出てきたね それでも両手で数えられるくらいだけど、自分も好きで集めてるよ シェーンベルクのような内面志向はこの人にはあまり感じない 控え目で、少し優しい感じのする響きだと思うな
土曜の午前にザイトリンのシェーンベルク/ヴァイオリン協奏曲。
ハウアーはかなり興味深いです バウハウスとも関係があって、ヘッセの『ガラス玉演遊戯』のモデルになった音楽家だとは知らなかった シェーンベルクの周辺には、まだ自分の知らない作曲家がたくさんいそうだな… 新ヴィーン楽派と括ってしまい、3人の音楽しか今まで聴いてこなかったから、同時代的な拡がりにも目を向けていきたいな… アイスラーやヴァイル(ワイル)は少しずつ聴き始めたところです それぞれ個性的で、面白いですね
ツェムリンスキー、ヴェレス、ハウアーなど少々聴いたところでは やはり御三家最強という結論。
ハウアーはシェーンベルクよりヴェーベルンに近い音だよね 静的な感じがする
>>967 それは聴いたこと無いな、ごめん。
自分が持ってるのはWergoのピアノ曲集だけだよ。今でも時々聴いてる。
ハウアーはともかく、アイスラー、アポステル、スピナーあたりも新ウィーン楽派に入るのかな?
>>967 そのCDは凄く良いのでオススメ。俺はそれでハウアーにハマった
シェーンベルクのような激しさは全く無くて、印象としてはヴェーベルンが編曲したバッハの色彩感、
あとはベルクや初期メシアンあたりのロマンチックさに近い感じ
ハウアーの十二音技法に関しては浅学にしてよくわからないけど、
意外に明るくて拍子抜けする曲もあったり、響きに不思議な軽さがある
あえてごり押し的に言えば、ハウアーは思想的にケージに通じるからな。
確かに通じる部分はあるみたいだね。易を使って作曲したりもしたらしいし。
シェーンベルクとの確執も、全く政治的なものではなくて、純粋に思想的なものだと思う。
自分も
>>967 のCDは聴いたけど、新ウィーン楽派より、フランスのケクランという作曲家に近い気がしたよ。
悪く言えば茫洋としてるけど、良く言えば宇宙的・瞑想的な感じ。
wergoから出てたハウアーのピアノ作品集を弾いてたHenckは、ケクランも弾いてたしね。
>>970 ケージのピアノ曲全集18枚組(つい最近廉価で再発された)を出したシュライヤーマッハーが
近年はハウアーに力を入れてるね
973 :
pianofr :2012/03/28(水) 08:56:49.90 ID:oClWihms
↑ウイルスバスターが反応した
シュタイナー研究家の高橋巌の『ディオニュソスの美学』を読んだら、ハウアーについてかなり書いてあった バウハウスの教授でもあった画家イッテンとの関係がメインだけど、興味深かったな この本にはシェーンベルクの弦楽四重奏第2番についての考察もあった
今まで3人の弦楽四重奏はラサールばかり聴いていたけど、ライプチヒQの弦楽四重奏もかなり良い演奏ですね。 レーベルのMDGはハウアーも何枚か出してるし、昔から何となく共感の持てるレーベルです。
>>972 シュライヤーマッヒャーって、アンサンブル・アヴァンギャルドの人なのか。
この団体はハウアーの『12音の遊び』や『新ヴィーン楽派の室内楽曲集』をMDGから出してたけど、
後者にはシェーンベルク・ベルク・ヴェーベルン以外にも、あまり知られてない人たちの曲も入ってるね。
978 :
名無しの笛の踊り :2012/04/01(日) 23:46:27.59 ID:+IXIPR96
このスレに触発されて、タワーでハウアー買ってきたw シュライアーマッハーの弾く"Etude op.22"という新譜 予想以上に御三家とは違った感触だった、サティやケージのピアノ曲に若干近いかな? でもそれとも違うし、不思議な響きがある
MDGは音が良いよね。 ケージのピアノ全集、ハウアー4枚、シェーンベルク3枚、録音・演奏共に良かった。 ベルクとヴェーベルンも出てるけど持ってないので欲しいな。
シェーンベルクとハウアーって一緒に本を書こうとして挫折したんだっけ
それで、ショーペンハウアーになったのだ。
まぁハウアーはこれから評価されていく(?)作曲家だろうな 単独のCDは知る限りで10枚出てるけど、大半がピアノ曲だし作品の全貌もまだよくわからない