1 :
名無しの兵隊の行進 :
2006/06/06(火) 21:58:24 ID:FeRHZ6KV
2 :
名無しの笛の踊り :2006/06/06(火) 21:59:02 ID:rxXfSE+h
にんにん
3 :
名無しの笛の踊り :2006/06/06(火) 22:00:27 ID:tuUnLgVW
4 :
名無しの笛の踊り :2006/06/06(火) 22:13:48 ID:vDOfex6z
>>1 おっつー
これでやっと後家をコケに出来るぜwwwwwwwww
嘘です。
バックハウス愛してます。
でもリルも好きです。
5 :
名無しの笛の踊り :2006/06/06(火) 22:14:39 ID:1ifFWRfu
グルダとポミエの演奏ってどうですかね?
6 :
名無しの笛の踊り :2006/06/07(水) 12:28:48 ID:RttwVlYq
熱情で選ぶならどの全集ですか?
7 :
名無しの笛の踊り :2006/06/07(水) 14:25:59 ID:wbOJi94y
NGワード:精神
8 :
名無しの笛の踊り :2006/06/07(水) 14:27:46 ID:586c7xR4
[849] 名無しの笛の踊り [sage] 2006/02/16(木) 18:15:55 ID:tOsYvsbT
>>835 ああ、初心者だと思われてしまったか。少し悲しいな。
自分は半年かけて練習して、ステージの上で熱情ソナタを暗譜で弾いた
ことがありますよ。先生の奥さんからかっこいいとほめられたけど、先生は
むっとした顔をしていましたね。
グルダの演奏会はその次の年だったかな。
まあ、変な能書き垂れるよりも、いつでも好奇心いっぱいで初心者のつもり
でいますよ。でも、音楽に耳を傾ける時は真剣にならないといけませんね。
ちなみに「熱情ソナタのお薦めは?」と訊かれたら、「グルダ盤」とは
答えませんよ。
9 :
名無しの笛の踊り :2006/06/07(水) 17:23:30 ID:nuB6OOr0
じゃあ誰の?
アシュケナージで、初めて「熱情」の良さに気づいた俺は邪道ですか?
11 :
名無しの笛の踊り :2006/06/07(水) 19:13:07 ID:GkhYHcgH
シフって言ったら、ぼこぼこにされちゃう?
12 :
名無しの笛の踊り :2006/06/07(水) 19:24:55 ID:gVHWfm4e
そもそも、バックハウス以外は糞 バックハウスのべトソナこそが、真のベトソナ
同意。 バックハウス様以外は如何せん精神性に欠ける。 音楽に深みがない。 バックハウス様の演奏を聴いてるとまるで神の訓辞を聴いてるかの様な錯覚を覚える。 そんな自分が怖い・・・。バックハウス様の演奏はそういった何か超越したものを感じさせてくれる偉大な至宝といえよう。
14 :
名無しの笛の踊り :2006/06/07(水) 19:46:20 ID:XyWEbbYg
てかバックハウスを、批判するヤシは完全なドキュソ こいつらが、ベトを聴いてるってだけで、ムシズが走る
>>13 同感です。
バックハウス以外はベートーヴェンがピアノソナタという形式で伝えようとした事の数%ですら表現出来てませんね。
グルダ?シフ?ブレンデル?・・・はぁ?って感じです。
>>10 >>11 耳鼻科に行かれる事を強くお勧めします。
16 :
名無しの笛の踊り :2006/06/07(水) 20:14:01 ID:nuB6OOr0
・・・
17 :
名無しの笛の踊り :2006/06/07(水) 20:20:16 ID:XyWEbbYg
>>16 …ってのは、もちろん、バックハウスの素晴らしさに、言葉も出ないって事だよな?
18 :
名無しの笛の踊り :2006/06/07(水) 20:35:43 ID:20ZRQC+R
グレン・グールドの悲愴、月光、熱情。 何度聴いても飽きない。
19 :
名無しの笛の踊り :2006/06/07(水) 20:47:06 ID:XyWEbbYg
20 :
名無しの笛の踊り :2006/06/07(水) 21:08:01 ID:Ha/nSFPW
高校の終わりごろまでピアノをやっていて、 特にベートーヴェンはよく弾いたから 幾つか全集も持ってるが、 (アラウ、グルダ、バックハウス、ハイドシェック) 全集に限れば 正直言ってグルダの2回目の全集が 粒がそろってると思う。(ただし三大ソナタはもの足りない) バックハウスは確かに流石なものがあるけど ピアノを習っていた身とすれば 少し(テクニック面で)物足りないものがある。 ハイドシェッ区は宇○に騙された。愚かだった。
壮大な釣りを除外すると、まだほとんど何も書かれていないスレですが、 ハイドシェックの宇和島なんたらは酷いですが、若いころの全集はまじめでいいですよ。
22 :
名無しの笛の踊り :2006/06/07(水) 22:38:01 ID:nuB6OOr0
なるほど
23 :
名無しの笛の踊り :2006/06/07(水) 22:59:04 ID:c5mCXrJZ
いやあ、全集ならナットだろ。
やっぱりブレンデルでしょう
25 :
名無しの笛の踊り :2006/06/07(水) 23:43:18 ID:nuB6OOr0
今はポミエ タワーにたくさん陳列されてあった
26 :
名無しの笛の踊り :2006/06/08(木) 18:11:26 ID:6mXu2Xa7
グルダ
27 :
名無しの笛の踊り :2006/06/09(金) 19:25:24 ID:t3ADb9lg
ポリーニの3大ソナタはどうですかね?
28 :
名無しの笛の踊り :2006/06/09(金) 23:09:00 ID:t3ADb9lg
あと後期ソナタも
29 :
名無しの笛の踊り :2006/06/10(土) 03:35:39 ID:0dG4NBNe
全集なら、やっぱりアシュケナージが一番でしょ?
うん、有名どころでは一番つまらないね
31 :
名無しの笛の踊り :2006/06/10(土) 05:03:03 ID:V1WUcldf
珍 ポ見え
32 :
名無しの笛の踊り :2006/06/11(日) 00:02:53 ID:phBM+U+y
全集でお勧めなのは、アニー・フィッシャー、ポミエ。
33 :
名無しの笛の踊り :2006/06/11(日) 17:28:56 ID:kSngmCbo
ポミエ、タワーで大量に並べてあった
34 :
名無しの笛の踊り :2006/06/12(月) 19:56:08 ID:boynp0KB
ベストはバックハウス?
今まで聞かず嫌いだったけど、悲愴って良い曲だな…。
叩かれるのは覚悟でベストはケンプ バックハウスの旧盤も捨てがたいが俺はケンプの新盤も旧盤もどっちも好きです
37 :
名無しの笛の踊り :2006/06/14(水) 18:05:37 ID:Xn+nKRD0
ケンプいいんじゃないの?
叩かれるのは覚悟でベストはバレンボイム 自身の旧盤も捨てがたいが俺はバレンボイムの新盤も旧盤もどっちも好きです
Piano Sonate no. 30 E dur op. 109 - Arietta. Adagio molto semplice e cantabil が好きです
40 :
名無しの笛の踊り :2006/06/15(木) 11:47:30 ID:8MeB4nSj
なんでグルダ薦める人って、みな判で押したように「粒が揃っている」 って言うのかなー?弾き流している(というか指が回っていない)箇所 が結構あると思うけど。Op.57の終楽章なんかで特に顕著。
みんな同一人物だから
43 :
名無しの笛の踊り :2006/06/15(木) 19:49:44 ID:CKgUCS7c
バックハウス新旧、グルダ新、アシュケ、ギレリス、シフを 聴いた中ではグルダ新が粒が揃っていてよい
44 :
名無しの笛の踊り :2006/06/15(木) 20:28:39 ID:XL4TIte/
杉谷の第8集が出たなんて知らなかったよ。売れないのかな。若杉ブルックナーの 二の舞か?
45 :
名無しの笛の踊り :2006/06/15(木) 21:02:16 ID:yqj0y5X6
バックハウスとケンプの演奏のそれぞれ特徴はどんな感じ?
46 :
名無しの笛の踊り :2006/06/15(木) 23:44:49 ID:jdHxUeMy
一番粒が揃ってるのは誰?
48 :
名無しの笛の踊り :2006/06/16(金) 00:13:07 ID:Sr/Bcr4q
>>45 バックハウス・・・技巧的には下手。日本だけで神格化。
ケンプ・・・よく歌う演奏。言われるほど下手ではない。
ソナタ全集が一つ欲しいのですが、 イヴ・ナットの全集はどうでしょうか。
51 :
50 :2006/06/16(金) 10:06:14 ID:Ph5wqFxz
バラでは、ケンプ、バックハウス、グルダ、ギレリス、ヴェデルニコフ、 ブーニンなどを持っています。 ヴェデルニコフの全集があれば即買うのですが・・・。
>>51 ヴェデのほうが粒が揃っているから止めとけ
コヴァセヴィチはどうですか?
55 :
名無しの笛の踊り :2006/06/17(土) 15:15:34 ID:CAjAT6nt
56 :
名無しの笛の踊り :2006/06/18(日) 13:00:48 ID:sATMtt2A
グルダは粒がそろいすぎ。それが欠点になっている。
57 :
名無しの笛の踊り :2006/06/18(日) 14:34:28 ID:T1XRN1b6
そもそもグルダの粒が揃っているという評価に疑問を持たないのか
そもそも「粒が揃っている」って、どういうことなのよ
打鍵の強度・タイミングが自然って事じゃね? メカニカルな部分がしっかりしていてなおかつ丁寧って事か?
61 :
名無しの笛の踊り :2006/06/19(月) 16:11:17 ID:F74bWzG/
粒がそろってないのは誰?
62 :
名無しの笛の踊り :2006/06/19(月) 17:10:58 ID:pDefDtSy
フジ子
横山盤は粒がそろってるという気がする
64 :
名無しの笛の踊り :2006/06/21(水) 13:42:26 ID:dbVRKe3o
オピッツが全集開始してるの今日はじめて知った。
ポミエとパールはどっちが美しい音色でつか。
ポエミしか持ってないけど、音色は固めで綺麗。 録音はクリアだけどマイクは離れ気味な印象。
パールしか持ってないけど、音色は硬めで綺麗だが硬すぎるきらいがある。 録音はクリアだけどマイクはやや離れ気味な印象。 若くて熟成の足りない酒って感じ。 まずくはないけどトゲトゲしてますよ。 ピアノ聴いてて「打鍵が強すぎで耳が痛い」と思った事があるなら止めた方が吉。
68 :
65 :2006/06/22(木) 08:44:57 ID:rsmASujh
>>66-67 パールもポミエも硬めの音なのでつか?
強い打鍵のは苦手だなぁ。
月光のCDが欲しい。思わず、聞き惚れてしまうようなピアニストっています?
ヴェデルニコフ
俺が聴いた中で最高の月光は、 むかし見た映画の中で演奏されていたやつだな。 「月光の夏」という映画なんだが、知らんかな? まあ、一回聴いただけだし、あれが初めて聴いた月光だったし、ということで、 思い出補正がかかっている可能性はかなり高いんだが・・・・・・
「月光の夏」観て〜w全楽章弾いてるの?
>>74 いや、第三楽章だけ。
だから、後で第一楽章だけのやつ聴いたら、
「こんなの月光じゃない!」って思ったね。
いま考えてみたら、第一楽章のほうがメジャーなんだよな。
>>72 アシュケーナージってキルンベルガーですか?
77 :
74 :2006/06/25(日) 12:49:52 ID:faAA70Ro
>75 尚更観たくなったw 月光が聴ける映画、他にないかな。「キャシャーン」で月光にハマったんだが…orz
78 :
75 :2006/06/25(日) 13:46:18 ID:pfGc++Np
いや、まてよ。
>>75 には第三楽章だけと書いたが、
ひょっとしたら、全楽章弾いてたかも・・・・・・
なにしろ、あの頃はまだクラシックにはまる前で、
ソナタ形式というものがよく分かってなかったから。
全楽章弾いてても、一番印象に残りやすい第三楽章だけ憶えていたなんてことは、十分ありえる。
79 :
名無しの笛の踊り :2006/06/26(月) 15:30:36 ID:nShskFAY
・・・で、「粒立ったピアノ」って、どんな音してるの? 誰か教えて。
パツパツしてる
81 :
名無しの笛の踊り :2006/06/26(月) 17:35:22 ID:5dgNa1ct
コンジローム
月光弾ける人いる? マジ尊敬するよ。
ガヴリリュクの月光はどう?
84 :
名無しの笛の踊り :2006/07/03(月) 23:24:39 ID:ZkFBTWJk
シュナーベルがもうちょっと音よかったら最高なんだけどな
ポミエの全集買いました。 音がキンキンしていて、私にはきつい。 でもこれって、世間では素晴らしい演奏の一つとされているのですか?
86 :
名無しの笛の踊り :2006/07/04(火) 21:13:28 ID:Jf3g+9Cw
オピッツはどう? 全集1巻聴いて、音が響きすぎて輪郭がぼやけた感じの 録音だけど、いい演奏だと思った。 全集完結したらどのくらいのランクの出来だろう?
88 :
628 :2006/07/05(水) 01:00:56 ID:Lv5irY/M
↑ 見れないぞ
89 :
名無しの笛の踊り :2006/07/05(水) 19:59:25 ID:gdQ/jwMC
コピペすりゃみれるよ 15枚組みだってさ
90 :
85 :2006/07/06(木) 08:55:28 ID:ZkNDLB5v
>>86 まだ第2巻までしか出てないようですね?
大好きなワルトシュタインが出たら、購入を検討します。
(私はひの饅さんではありません)
>>87 ナットだ!ナットだ!
素晴らしい、ベトソナ全集買わずに待っていてよかった。
これはどこのレコード会社でしょう?
ベトソナ全集が5,000円ぐらいだから、12,000円ぐらいかな?
91 :
90 :2006/07/06(木) 09:59:47 ID:dbcDRuU1
ベートーヴェンとシューマンだけで十分価値ありそうだね
93 :
名無しの笛の踊り :2006/07/07(金) 22:08:47 ID:aSC4mYzN
94 :
名無しの笛の踊り :2006/07/07(金) 22:24:31 ID:+g/5bxgc
仲道郁代はすばらしい
同意
96 :
名無しの笛の踊り :2006/07/07(金) 23:28:33 ID:Ab4sHAE9
月光、めちゃくちゃガチガチで厳しく弾いてるのって誰? 鋼鉄、クリスタルwって感じの。 やっぱポリに?
97 :
名無しの笛の踊り :2006/07/08(土) 00:02:19 ID:k5dO3dO+
最近ブレンデルの全集を買い、順番に聴いている。 悪とシュタインまで聴いた。どれも面白い。 ベーヴエンのピアノソナタは偉大です。
99 :
名無しの笛の踊り :2006/07/08(土) 10:54:41 ID:k5dO3dO+
フィリップスから出ているヤツです。 他にもありますか?
100ゲット。ブレンデルは全部で3回作ってますよ。 VOX(60年代)、Philips(70年代)、Philips(90年代)。
101 :
名無しの笛の踊り :2006/07/08(土) 15:40:02 ID:rjEnc9CG
>>100 70年代のものです。
60年代、70年代、90年代でそれぞれ芸風に違いはありますか?
もしあれば、教えてください。
103 :
名無しの笛の踊り :2006/07/08(土) 18:54:17 ID:ybSADwsf
ギレリスって80年くらいに、グラモフォンから 出してるよね。あれってどう?
>>103 ギレリスはスタジオでは大人しいっていうか、全然芸風が違うのだよね。
あの選集はいくつか聴いたけど、自分はギレリスはライブがいい。
105 :
名無しの笛の踊り :2006/07/11(火) 13:47:37 ID:zI0lwNoQ
エル=バシャの全集持ってる人はいないのでつか? 彼のピアノはどんな感じなの? レバノンのせせらぎって感じ?
あなたするどいですね。まさにレバノンのせせらぎって感じですよ
107 :
名無しの笛の踊り :2006/07/11(火) 14:04:29 ID:8cYkMsiS
ディーターツェヒリンの月光についてはどう思われますか?
>>105 彼の演奏にはアラブ的要素は殆どないな。
どっかのスレで軽くレビューしてなかったっけ?
109 :
105 :2006/07/11(火) 14:44:31 ID:GjXd6d9K
>>106 いや、本にそう書いてあったんですw>レバノンのせせらぎ
私はエル=バシャについては末聴です。
き、聴きたいよぉ〜
安くなるのを待ってるんですけど、買っちゃおうかなぁ〜
>>107 私に対する質問ですか?
すいません、その方も未聴ですが、月光は有名でしたよね?
ジャケットに月光の絵が描いてあったような?
確か科学者かなんかの志望だったけど、
いきなりコンクール優勝しちゃったさん、でしたっけ?
>>108 ど、どこですかー
ま、どれだけレヴュー読んだところで、
実際自分が聴いてみるしか、このムラムラ(?)は沈静しない訳ですが。
でもナットの大全集(ベトソナ全集も含む)も欲しいしなー
でもでも、ナットよりエル=バシャかなぁー あああ・・・
110 :
名無しの笛の踊り :2006/07/11(火) 14:46:33 ID:Kq7zjYU+
数日前、芸スポスレ見てたら、松井秀喜がハンクラ弾けるとか デマが飛んでたけど。
111 :
105 :2006/07/11(火) 14:48:03 ID:RbVswyAL
連投失礼。 私は月光はヴェデルニコフが好きですが、 ディーターツェヒリンの月光・・・ うーん、妙に気になるので聴いてみます
113 :
111 :2006/07/11(火) 15:13:02 ID:RbVswyAL
>>112 茶化しというか冷やかしでしたの?
本気かと思いましたが。
残念ながら試聴できる環境にないのですが、
エル=バシャさんのベトソナタは、ご紹介の4曲入りのと、
全集の二種類ありますよねぇ。
これは同じ演奏が入っているのですか?
とりあえず小さいCD(収録曲が少ないもの)でも聴こうかと思い、
ラヴェルを買おうとしましたが、私はラヴェル自体が未知の世界なので、
止めました。
この人の、顔が好きなんですよ。別にイケメンではないけど。
私の場合、顔が好きな演奏家(美醜という事ではなく)の演奏は○、
顔が嫌いな演奏家の演奏は×、と言うことが多いので、
期待大なのです。
115 :
111 :2006/07/11(火) 15:47:59 ID:uVqScEFV
>>113 どうでもいいですが、濃い顔は、わりと好きなんです。
吉澤ウィルヘルム(なんちゃって評論家?)という人が、
この人のピアノを「レバノンのせせらぎ」と評していたのです。
なので、瑞々しい感じなのかな?と、想像してましたが。
ともかく、ツウ好みというか、知る人ぞ知る凄腕ピアニストという感じが、
目指せクラオタ(今は初心者)な、私の心をくすぐります。
色々とありがとうございます。>>エルバシャ二世さん
ブレンデルの70年代全集って今現役盤?
自己解決 HMVにあった
118 :
名無しの笛の踊り :2006/07/11(火) 17:06:25 ID:8cYkMsiS
私がツェヒリンを聞いたのはかなり昔で、図書館の視聴覚室で聞いたのです。 確か「ピアノピース」だったかと思います。ツェヒリンは旧東ドイツの重鎮 だったとかで、流れは同じ東ドイツ出身の先輩バックハウスと同じらしいですが、 演奏を聞く限りバックハウスとは対照的でした。一つ一つの音をハッキリさせる バックハウスとは違い、月光3楽章においてもはじめからペダルが入っていて、指が ちゃんとまわっていないんじゃないかと思わせるほど。聞いた感じは フリードリッヒ・グルダを思わせました。最近ちょっと気をつけてCDショップを探していますが 見当たりません。どうしたものでしょう。
119 :
111 :2006/07/11(火) 17:09:12 ID:uVqScEFV
犬のにいっぱいありましたよ。
120 :
111 :2006/07/11(火) 17:10:03 ID:uVqScEFV
誤爆
121 :
111 :2006/07/11(火) 17:12:40 ID:uVqScEFV
122 :
名無しの笛の踊り :2006/07/11(火) 17:48:35 ID:ChmdEPpo
123 :
名無しの笛の踊り :2006/07/12(水) 02:46:34 ID:9RtIjXAB
121様、122様どうもありがとうございました。私の不手際でした。 早速聞いてみようと思います。先ほどの補筆になりますが、バックハウス の演奏は演奏者の主観を排除したところにしばし評価が集まり伝説的演奏 とさえ評されています。ここでそのツェヒリンですが、主観がどうのこうの という観点で申せば演奏の至る所に彼の主観が散りばめられているように思います。 月光の話に戻りますが、作者の意図である幻想風というイメージに、 ツェヒリンの演奏は私の中で以外にフィットしたようにおもいます。 presto aditatoから連想するに、マラソンランナーが計算し尽くされたペースで 42.195キロを走り切るよりも、中距離ランナーがオーバーペースでフルマラソンを 完走しようとする無謀な行為のようなもの、がこの曲に限ってあってもいいのでは ないかと思ったりします。左の考えは非音楽的かと存じますが、 このソナタは曲の構成といい作曲されたその時期といい、傑作を生み出す直前にあった 彼の若さが抽出されて出来た所に魅力がある、と申せば諸兄達のお叱りを受けるでしょうか。 以上が顛末です。
124 :
名無しの笛の踊り :2006/07/12(水) 02:56:23 ID:9RtIjXAB
余談になります。先日Mr.ビーンのDVD第2巻を見ておりましたところ、 特典映像として“ビーンの誕生秘話”なる項目が挿まれておりました。 その中で若き日のローワン・アトキンソンが舞台で月光3楽章をBGMにして、 引きまねのパントマイムをするシーンがございます。私の聞いた感じでは アシュケナージを使っていたように思うのですが・・・。バカバカしい話 なので申し上げにくいのですが、もしお暇ございましたら。
アトキンソンってオックスフォードだろ? インテリだよ
126 :
121 :2006/07/12(水) 09:05:54 ID:5cbRK8Y1
>>122 ピアノ先生、補足どうも〜
しかし二行目の「アリアCD」は、会員になって会費を払わないと
買えないのでは?
私はここの店主の本を持っておりますが、この本に紹介されたために、
確実に納期が遅れているCDがたくさんあるのでムカツキます。
>>123 ツェヒリン好きさん、122の方はとてもお詳しいので色々お聞きになると
よろしいですよ。
とある御大(指揮者)が、
「演奏に、指揮者の主観やら感情やらは必要なし。ただ楽譜あるのみ」
とおっしゃっておりまして、それはそれでカッコイイと思うのですが、
私も123さんと同じく、指揮者や演奏家の主観が演奏に混入されるのは
大いに結構じゃないか!派 です。
「月光」は、prestoの部分が好きなのですが、
本当に良さそうですねぇ、ツェヒリン。私も買ってみます。
127 :
121 :2006/07/12(水) 09:17:45 ID:5cbRK8Y1
あ、そうそう。調べ直してみましたが、昨日私が言っていた 「化学志望の瓢箪から駒ピアニスト」は、フランク・ブラレイでした。 何故かごっちゃにしていました、すいません。 それと、最近出版された、吉澤ヴィルヘルムの「ピアニストガイド」 という本があります。 自分と好みが近いので、よく参考にしていますが、 彼のツェヒリンの評価は、なんと三ツ星でしたよ(三ツ星が最高ランク)。 ツェヒリンの愛用ピアノはブリュートナー。 この人の本領は60年代に録音されたベトソナタにあり、 戦後活躍世代で最も好きなベートーヴェン弾きは、 60年代のツェヒリンと70年代後半のエッシェンバッハ、だそうです。 かなりの誉めっぷりです。 この本、ピアノに興味がある方は、なかなか楽しめると思います。
>>113 最近、ラフマニノフの前奏曲も出してるけどね。ラフマニノフが好きだったら薦める。
ペダリングを小刻みにして明るく清潔感のある音作りをしている。
ロシア式のドヨーンとした演奏が多い中で異色の録音だと思う。
後はプロコフィエフの初期作品集がいいけど、最近手に入り難い。
ショパンはこの人の場合音楽に遊びがないのであまり向いてないような。
でも協奏曲は好きだけど。
でも回り道しないでベートヴェン全集買って損はないと思う。
ちなみに自分は一昨年この人のライブでサイン貰って握手したw
129 :
113 :2006/07/12(水) 13:04:18 ID:/gSIEeSN
>>128 私も握手したい〜
バシャさんは、今年の5月頃にも、来日していたような気がしますが、
(どこかで記事を見た覚えが。)
また来てくれるかしら。
大物ピアニストは、フジ子(ある意味、大物)ぐらいしか聴いてないので、
ぜひ生で聴きたいなぁ。
しかしベトソナ全集・・・、25%offで9000円・・・
ううう・・・
130 :
名無しの笛の踊り :2006/07/12(水) 13:12:08 ID:9RtIjXAB
ツェヒリン好きにしていただいた者です。月光の3楽章を中心に お話してきましたので、もう1つ質問を申し上げます。趣向が 変わるようですが、スタニスラフ・ブーニンのpresto aditato については皆様いかなるご意見をもっておられるのでしょうか?
131 :
名無しの笛の踊り :2006/07/12(水) 23:02:10 ID:9RtIjXAB
失礼致しました。aditatoではなくagitatoでした。
132 :
129 :2006/07/13(木) 14:27:08 ID:P3wiFdCF
昨夜、手持ちの「月光」のCD、第三楽章だけを片っ端から聴きました。 夜中に目が覚めてまた聴き、今朝も聴いたので、 頭の中を、ギレリスの音色でヴェデルニコフのタッチの月光prestoが、 ぐるぐる回っています。 *ブーニンの94年のスタジオ録 この人以上にチャーミングなワルトシュタインを私は知らない(今のところ)。 悲愴もかなりいい。しかし月光は何か物足りません。 これってprestoじゃなくなくない?という感じがします。 *ヴェデルニコフの74年 圧倒的な素晴らしさ。 *ギレリスの70年のライヴ ピアノが不思議な響き方をしますねぇ。そして、音の透明度がものすごいです。 久々に聴いてみて、なんだかとても新鮮な感じがしました。 今回、一番繰り返して聴いたのがギレリス。 *ケンプの65年 スタインウェイでしょうか? こんなキンキンしたピアノは、私は最後まで聴けません。 *バックハウス 可もなく不可もなく・・・ *ポミエ ころころころころころと、玉を転がすような感じ。でもこの人の解釈は やっぱり変わっていると思う。まだ耳慣れていないので、 途中でイライラしてくる。
133 :
129 :2006/07/13(木) 14:35:50 ID:P3wiFdCF
・・・という所でした。初心者のタワゴトですが。 ブーニンは、この中では一番早くに購入しました。 (私はブーニン現象とかは知らないので、「この人って有名だよね、たしか」 ぐらいの気持ちで、特別な理由もなくなんとなく購入) その時はそれなりに気に入っていましたが(月光)、 その後、ヴェデルニコフの月光を聴いて、それから改めてブーニンの 月光を聴くと、えらくアラが目立つように感じました。 出だしがひっかかっているように聴こえたり・・・。 まさかあなた様は、ブーニンさん本人ではないでしょうね?
134 :
名無しの笛の踊り :2006/07/13(木) 23:57:52 ID:cnFM3MQY
129様大変ご丁寧に返事して頂き重畳に存じます。94ブーニンのWaldsteinを “チャーミング”とは大変面白い表現法にございますね。そうですか、私もあの presto agitatoはWaldsteinを聞いているだけに肩透かしを食わされたような 気分にございました。ヴェデルニコフ某をお褒めになっていましたが私も一度 聞いてみたく存じます。 ところで当のベートーヴェンさんはどんな風にprestoを弾いていたのでしょうか。 ピアノも今とは質が違うでしょうし単純には比べられないのですが、 私の場合は手塚治虫のLudwig B.を読んだことがあるもので、あの顔、あの腕の感じ、 が余りにも印象的で頭にこびり付くくらいです。固定観念になってしまうマンガの 1弊害とでもいうべきでしょうか。しかし水が津波のようになって押し寄せるシーン は好感がもてました。私も荒々しい津波のごとくprestoを弾けたらいいな、と想像を 膨らませたことがございました。 さて皆様はどんな好ましいイメージをお創りになっていらっしゃるのでしょうか? 自分ならこう弾く、なんてことございますでしょうか?
135 :
名無しの笛の踊り :2006/07/14(金) 01:11:37 ID:K/n75Ois
ヴェデルニコフの月光ソナタは、いわば、 果てしない闇の奥底に眠る、遥か昔の名もなき英雄の追憶である。 あらゆる明かりが消え、人々も獣たちも眠りに落ちた夜に、 ただ微風に揺れるこずえの響きに耳を傾けると、 いずこからか、挽歌とも子守唄ともつかぬ調べが聞こえてくる。 そうだ、ヴェデルニコフの月光だ。 夢なのか、回想なのか、よくわからぬが、 いくつかの幻影が星月夜におぼろに浮かんでは消えていく。 我々は、ヴェデルニコフに導かれて、 普段は思いもしない夜の眩暈に魅惑されるのである・・・
136 :
名無しの笛の踊り :2006/07/15(土) 12:29:04 ID:/E/PMiYr
月光ソナタ。一楽章はひたすら遅く、三楽章はひたすら速く弾く。 一楽章は感情をこめるところを2箇所だけ、あとは淡々と、ディナミクも最小限に。 二楽章、ダカーポの後半までは一楽章の流れで。 三楽章、8小節までは目が覚めないように。第二主題はひたすら歌う、テンポ激しくゆらす。 と、自分ならこう弾く。 おすすめは、ソロモン。 この曲についてはカイザー本もとより、渡辺裕の4500円の本に各演奏聴き比べの詳細があるので、 これもおすすめ。
137 :
名無しの笛の踊り :2006/07/15(土) 19:44:41 ID:V6U33BEM
バックハウスの全集<伊盤>を購入。音の輪郭がハッキリしていて とてもよかった。これにくらべると不滅の1000シリーズはぼやけて いて少しユルく感じる。
138 :
名無しの笛の踊り :2006/07/15(土) 19:56:28 ID:stvqpYd2
バックハウスの月光は取るに足りない
139 :
名無しの笛の踊り :2006/07/15(土) 20:37:52 ID:La+DbiEf
バックハウスのステレオ全集、一番音質の良いCDはどれだと 思われますか。小生は、POCL-4731/8を所持していますが、 他のセットをお持ちの方でご意見を伺えましたら幸いです。
140 :
名無しの笛の踊り :2006/07/16(日) 00:36:58 ID:ZUMEIl3J
141 :
名無しの笛の踊り :2006/07/16(日) 06:42:57 ID:ZUMEIl3J
バックハウスはLP時代明らかに ワルトシュタインだったか告別だったかで 回転速度が途中で変わったような所があったが、 あれはなおっているんだろうか。
143 :
139 :2006/07/18(火) 01:35:58 ID:ifUIgpfq
ソナタのほうです。すみません。
144 :
129 :2006/07/18(火) 11:08:48 ID:i8ckNxg9
>>134 ヴェデルニコフは、ブーニンの偉大なるお祖父様ゲンリヒ・ネイガウスの
「最も才能ある四人の弟子」のうちの一人です。
これ以上に澄み渡る「月光」はありませんので、ぜひ。
手塚は「火の鳥」しか読んだことないですが、ベートーヴェン主役のも
あるんですね。どのように描かれているのか興味あります。
>>135 即興詩人、ブラボオ!
>>136 ソロモン、前々から気になっております。
途中からピアノ弾けなくなっちゃって、大変惜しいですね。
145 :
名無しの笛の踊り :2006/07/18(火) 17:25:13 ID:J03Uf4gf
ヴェデルニコフの月光は なぜあれほど悲しいのだろう。 だが、声を上げて泣くような悲しみではない。 眠れぬ夜に、青い月明かりの中で、 昔のことを思い出すうちに、 はらはらと涙があふれてくるような、そんな悲しみである。 手に涙が滴ってはじめて、自分が泣いていることを知る。 青い月明かりが、その涙をサファイヤのように輝かせるが、 まもなく跡形もなく消えてしまう。 長い人生の中では、喜びとはたった一瞬の出来事に過ぎないように。 ヴェデルニコフは孤独な夜の親しき伴侶なのである・・・
>>139 ここ10年以上のあいだ433 882-2を聴いていたけど、10日くらい前に
POCL-4731/8を購入。目が覚めるような思いをしてます。
伊盤は聴いてないけど、当分はPOCL-4731/8を聴き続けそう。
ケンプ旧やポミエに浮気して悪かった > 後家さん
147 :
144 :2006/07/19(水) 11:00:17 ID:jiLE3HIB
>>145 それはヴァデルニコフが、大いなる哀しみを抱えて生きていたからだと思います。
普段はその哀しみを表に出すことはしませんでしたが(見た訳じゃないが)、
ピアノを弾くと、やはり零れ落ちてしまうのですね。
人生の前半戦、耐え難い哀しい出来事がありました。
後半戦でも、あれほどの才能を持ちながら、なかなか国外で演奏できず、
名を知られることもなく。
憤る友人たちに、「でも僕にはレコード(録音)があるからいいんだ」と、
微笑っていたヴェデルニコフ。
彼の心中を思うと、本当に胸が痛みます。
ヴァデルニコフのピアノは「冷たい」と言う人もいます。
吉澤ヴィルヘルムも「シベリアの鉄格子」と評していましたね。
しかし私には、張り詰めた氷の奥に、赤く燃える花が見えます。
誰よりも熱いパッションを感じます。
ヴェデルニコフをNGワードにしました。 スッキリしました。
149 :
名無しの笛の踊り :2006/07/19(水) 12:45:52 ID:z5pLQvUe
150 :
名無しの笛の踊り :2006/07/19(水) 12:48:32 ID:pNkQDACa
なんでヴェデルニコフじゃなくて「ヴァデルニコフ」になってるんだろう、自分。
>>150 NG回避のためにはそのままにしておきなさい
152 :
名無しの笛の踊り :2006/07/19(水) 17:00:35 ID:djUTGQ/O
>しかし私には、張り詰めた氷の奥に、赤く燃える花が見えます。 >誰よりも熱いパッションを感じます。 ヴェデルニコフの演奏をうまく表現していますね。 晩秋の静まり返った闇夜の奥底にも、 その地で悲劇的な死を遂げた人々の魂が息づいているように。 人は、非常につらい経験をすると、 そのときの衝動に駆られ、遠い海の彼方へ去りたい、 と思ったりするものです。 しかし、そんなときにこそ、ヴェデルニコフの月光を聴いて頂きたい。 そしたら、凍てついた荒野のはるか彼方から、 穏やかな眼差しであなたを見守る人がいることに気づくでしょう。
153 :
147 :2006/07/20(木) 13:01:06 ID:1p2HK1Wc
>>152 お褒めをいただき、ありがとうー!
吟遊詩人さんほどではありませんがー。
抱えきれないくらいの辛さや哀しさを乗り越えようとしている人にこそ、
ヴェデルニコフが染み渡るんですね。
幾山河越え去りゆかば 寂しさの果てなむ國ぞ
嗚呼ヴェデルニコフ
ヴェデルニコフの「月光」を聴いてみたいなぁ…。
150が見えない
と思ったら、152〜154も見えてなかったのかw
157 :
名無しの笛の踊り :2006/07/20(木) 22:55:24 ID:LnC672zQ
いちいち見えない宣言してたらNGワード指定してる意味ないよ
>>いつかこのスレでEl Bachaのソナタ集迷ってたひと 9000円超で買えるのは明日まで、明後日からはもとどおり12000円超になるよ。
159 :
名無しの笛の踊り :2006/07/21(金) 11:41:36 ID:16Qyf+rV
>>154 ぜひ聴いてください。
「月光」が入っている盤は、「ロシアピアニズム名盤選」でも屈指の人気、
犬など、既に手に入らない(品切れ)お店が多数です。
>>158 ほっほっほっほ、それは私です。大変ありがとうございます。
塔で安くなったりするかもしれないので、もうしばし待ちます。
>159 > 「月光」が入っている盤は、「ロシアピアニズム名盤選」でも屈指の人気、 > 犬など、既に手に入らない(品切れ)お店が多数です。 昨日新宿犬で手に入れたぞこの嘘つきやろう。
161 :
159 :2006/07/21(金) 12:32:14 ID:16Qyf+rV
>>160 本当だもん。
すいません、私が申し上げましたのは、犬の、ネット通販の方です。
かなり前(半年くらい前?)から消えていました。
・・・ていうか、お買い上げありがとうございます\(^^)/
ぜひ感想をお願いします。
私も、先程ヴェデルニコフの全CDのネット通販状況を調べましたら、
品切(廃盤)になりそうなものが多数だったので、
慌てて4点ほど注文しておきました。
私の場合、国産品CDは、いつでもなんでも20%引きで買えるので、
余裕をかましておりました。
うわーん、ハンマークラヴィーアが品切れになってたら、どうしよう!!
尼(ネット)でも品切れだったし。
162 :
名無しの笛の踊り :2006/07/21(金) 12:42:27 ID:7Tq3Pna6
POCL4731/8を購入。伊盤より音がやわらかく聴きやすい感じ。 こうなると気になるのはEUR盤か。
>>159 エル=バシャさんの5月?のリサイタル、行きましたよ。
時間がないのでいつもパスしてますが、サイン会もあったようですよ。
164 :
159 :2006/07/21(金) 13:18:01 ID:Pdpo0+OK
>>163 ななな、なーんですって〜!!
私は今年の7月に入ってから、エル=バシャさんの存在を知ったのです。
一歩遅かった。
いいなぁー、CDと比べてどうでしたか?
>>154 そのレーベルは激しく安くはならないと思うけどな。
ブリに買収されれば別だけど。
167 :
159 :2006/07/21(金) 15:13:01 ID:31i9VtbE
>>165 私も、あまり安くならなさそうな気がしますが・・・
5000円以上のCDを買ったことがないので、躊躇します・・・
ま、冬のボーナスまで待ってダメだったら、25%引きで買う事にしますか。
アラビア語・・・
サイン会に行っても、しゃべれないじゃないか・・・
英語通じるのかな。とりあえずブラボオ!ブラボオ!って言っておけばいいかな。
168 :
163 :2006/07/21(金) 18:31:49 ID:cLBzJO05
今年は、ツィメルマンとコチシュの衝撃が強すぎて、他の人の演奏の 印象は吹っ飛んでしまいました。(これは、連れとも一致した、意見。) ただ、バシャさんの人間味あふれる顔の印象が強かったので、 近くで顔を見てみたかったなと思ったのだけ、覚えてる。
169 :
163 :2006/07/21(金) 18:34:26 ID:cLBzJO05
170 :
名無しの笛の踊り :2006/07/21(金) 18:39:09 ID:W9vR0ell
ヴェデルニコフのベートーヴェンを聴いて思いをはせるのは、 南十字星のもとで生を営む人々の夢の数々である。 我々が見たことのない星空に、 青いヴェールが広がり、穏やかにはためく。 そしてそのヴェールが空高くの闇の彼方へ消え去ったとき、 幾千、幾万もの夢の数々が、七色の結晶となって、燦然と輝く。 そこでは、生と、夢と、死とが、三位一体となって、 我々を魅惑するのである・・・
>>168 エルバシャは凄く端正な演奏をしてたよ。折り目正しいというのか。
ラフマニノフ前奏曲のCDが出てるけど、あのままの芸風でラフマニノフを弾き、
ついでにストラヴィンスキーも弾いていった。
172 :
168 :2006/07/21(金) 22:17:20 ID:cLBzJO05
>>171 すみません。その前の、キーシンとか、ルガンスキーの印象の方が
強かったのかも。それとも、自分の予習が足らなかったのかも
しれませんね。予習が足らないと、正当に評価できませんよね。
>>161 >うわーん、ハンマークラヴィーアが品切れになってたら、どうしよう!!
今、犬で見たら売ってましたよ。近所の店に注文したら、
廃盤だったのに、不可解・・・
メーカー在庫切れで流通在庫がショボショボ残ってるだけなのかもね。 欲しい人は買っちゃった方がいいかもしれない。
>161 尼(ネット)に在庫あったぞ(1つだ)この嘘つきやろう。
176 :
名無しの笛の踊り :2006/07/23(日) 12:14:55 ID:Unf8+/Se
>>175 ア(ryちゃんは女だから「野郎」ではない
つーか何粘着してんだ?
女と接したことないニート引き篭もり歴20年以上の童貞クンですか?
177 :
161 :2006/07/24(月) 12:07:04 ID:SYIKqxPe
>>171 イヴ・ナットと、どっちがより端整でしょうか?
>>173-174 情報ありがたう。
>>175 尼ネットでも、なかったような気がしたのですが。
焦っていたので、後期ソナタと見間違ったかも。
ともかく、174さんの言う通りだと思うので、
ヴェデルニコフが欲しい人は早く買ってね☆
感想もよろしく☆
>>176 先生かちょいい〜
ぶらぼお〜
男はこうでなければいけません。
ヒッキーはやめましょう。
178 :
161 :2006/07/24(月) 12:11:37 ID:SYIKqxPe
>>168 コチシュのCD聴いて「別に普通・・・」と思ってしまいましたが、
生はすごいのですか?
>>170 ヴェデルニコフの「月光」に色があるとすれば、
透明な(これ以上ない透明感の)、ちょっと群青っぽい青、ですねぇ。。。
「自作の32の変奏曲 WOo.80」の詩もお願いします。
「月光」以上にヴェデルニコフにぴったりの曲だと思います。
>>178 >コチシュのCD聴いて「別に普通・・・」と思ってしまいましたが、
私は、独創的な解釈の、彼のドビュッシーが、(仏人の繊細な演奏と同じ位)とても好きですw
(彼は一応、「20世紀の偉大なピアニスト達」(200CD)の70余名のうち、数少ない現役の一人ですね。)
>生はすごいのですか?
すごいです。 (例えば)20年前に録音のCDと、生が違うのは、当然です。
若い頃に比べて「音楽」の内容が熟成し、深まっているのが、トップクラスの演奏家の特徴でもあります。
ちなみに、生で聴いて感動した演奏家のCDが、生で聴く前と後とで、違って聞こえてくるのも、当然です。
(生で聴いた)後では、聴き手は、多分に、そのときの印象と感動を加味してCDを聴いてしまうものだと思います。
あるいは、生で聴いて感動したことによって、その演奏家の「音楽」に対する理解力が深まるのかもしれません。
もし、かの「ひの饅」さんが大都市圏に住んでおられたら、そのレビュー体系も、幾分か違ったものになっていたでありましょう。
コチシュは、柔軟性のない聴き手は、彼の演奏に嫌悪感を抱くかもしれない、ってタイプの演奏家かも。
ただ、現在のツィメルマンは、誰にでも!「本物の音楽」を伝えてくれる演奏家です。(言い切ってしまう。)
次回来日の際のツィメルマンのリサイタルは、超おすすめよ(^ー^) (今年は、全国十数か所でありましたね。)
スレ違いスマソ。
あ、ふと思った。ツィメさんって、イケメンなので警戒するひとがいるかもしれないけど、 (私も、そうだった。)本当に、現在の彼の音楽はすごいからね。。。!
>>179 なぜ急にツィメルマンが出てくるのかとw
自分はどちらかというとコチシュの方が好き。
ツィメルマンは誰にでも受け入れられる音楽をやるけど、ともすると没個性的に陥りやすい。
点を付けていけば確かにツィメルマンの演奏は最上位に位置するけど、
音楽祭で同じ日時に同じ建物の別の部屋でコチシュとツィメルマンのリサイタルがあった場合、コチシュに行くかも。
う〜ん。。。わたしも、多分、コチシュに行くと思う。(プログラムにも、よるけど。) ただ、ツィメさんって没個性的だとは、思いませんです。
183 :
名無しの笛の踊り :2006/07/25(火) 15:52:12 ID:kYbp2egT
>179 > (生で聴いた)後では、聴き手は、多分に、そのときの印象と感動を加味してCDを聴いてしまうものだと思います。 > あるいは、生で聴いて感動したことによって、その演奏家の「音楽」に対する理解力が深まるのかもしれません。 > もし、かの「ひの饅」さんが大都市圏に住んでおられたら、そのレビュー体系も、幾分か違ったものになっていたでありましょう。 この部分に同意。 都市部に比べて、生の演奏に接する機会の少ない地方在住者は「真の音楽」を知ることは少ない。 かのサントリーの佐治さんの「暴言」にはいくばくかの理があるように思えてならない。
184 :
178 :2006/07/25(火) 15:59:24 ID:gb2GUtej
>>179 コチシュのドビュッシーを聴いて、瞬間「これは違う(私の好みではない)」
と思い、そのまま放置しています。もう一度聴いてみます。
ツィメルマンは、ショパンのバラードを聴いたばかりですが、
「この人、上品にまとまりすぎなのよね。要するに欠点のないところが欠点なのよ」
とか思いましたが、先日改め聴くと「やぱりいい〜!」と思いました。
現存するピアニストでは、最も私の好みかもしれません。
ぜひ生で聴いてみたいです。
>>181-182 そう言われるとコチシュが気になりだす・・・
>>184 そう、それ。
ツィマーマンには芸術の魅力の一つである「イビツな所」がないのだよね。
完璧なんだけど、その洗練され過ぎている辺に少々反感を覚える。
186 :
名無しの笛の踊り :2006/07/26(水) 16:45:57 ID:dywgmaO4
暮れなずむ大気の彼方に、もう星たちが輝き始め、 最後の日の光が、水平線を赤く染めている。 あの金色に縁取られた雲も、やがて夜の虚空のどこかに姿を消すだろう。 まぶたを閉じて佇むと、冷たい潮風に身が震えた。 そうだ、もう夜なのだ。 家路を急ぐ鳥達の鳴き声は、どこか寂しい。 人生を急ぐ人が、孤独な晩に人知れず涙を流して泣くように。 そのとき、どこからともなく、 ヴェデルニコフの「創作主題による32の変奏曲」が鳴り響いた。 移ろいやすい人生の一瞬、一瞬が、走馬灯のように流れていく音楽。 哀しいかな、その音楽は私のためにとどまってくれることはない。 人生の喜怒哀楽の一つ一つがどこか遠いところへ去っていき、 そして最後の一音が鳴り止んだとき、 そこにあるのは暗闇と冷たい夜風だけだった・・・
187 :
名無しの笛の踊り :2006/07/26(水) 17:41:11 ID:9479k7it
>>186 もういいかげんウンザリだな、こういうの。
ヴェデルニコフがだんだん安っぽくなってくる。
もともと安っぽいから、いいんじゃないか?
189 :
名無しの笛の踊り :2006/07/27(木) 01:17:10 ID:xzL1144z
ヴェデルニコフの、第32番の第2楽章は超絶的に美しい。
そこかしこに19世紀の悪い風潮が、そのまま残されている。 見るもおぞましいヴェデなんとかだ。純粋に器楽を追求した、古典派の世界に還ろう。
このスレの皆さん的には、アファナシエフの30−32番(若林工房の方)、だめですか? すごく好きなんだけど。
192 :
名無しの笛の踊り :2006/07/27(木) 12:57:41 ID:GzqEdOM5
>>186 詩人さん、ありがとう。素晴らしい〜
犬のレヴューなどで、こういう詩的な文章を書きたいのですが、
難しいです。私には書けない。
ヴェデルニコフの、注文していたCDが全部届きました。
品切れじゃなくてよかったー。ほっほっほっほっほ!
>>190 「純粋に器楽を追求した、古典派の世界」って、例えばどんなのでつか?
つーか、ベトって古典派なの?
煽りじゃなくて、私は音楽の歴史とかほとんど分からないので。
>>191 私は、アファは聴いた事がないでーす。
ここから先は、ヴェデルニコフの話題禁止です。
194 :
名無しの笛の踊り :2006/07/27(木) 17:45:35 ID:xzL1144z
>>192 「ヴェデルニコフへのオマージュ」と題された2枚組はお持ちですか?
古いSP録音や、ライヴ録音などを集めたもので、
音質の悪いものもありますが、非常に貴重な録音です。
シューベルトの即興曲を聴くためだけでも、
このCDを入手する価値は十分にあると思います。
私は、シューベルトの即興曲が、これほど悲劇的な音楽として
演奏された例をほかに知りません。
>>191 サントリーホールで聴きましたが素晴らしかったです。
CDは若林工房が作ったんですね。
196 :
名無しの笛の踊り :2006/07/28(金) 08:44:44 ID:jdE905MO
バックハウスのソナタ全集っていい?高いけど・・・。題名付きソナタ以外も聴くべきか否か・・・ん〜。
197 :
192 :2006/07/28(金) 09:51:18 ID:mFFAUKYt
>>185 184だす。ツィマ様を聴きなおしました。完璧&洗練の極みでウットリです。
しかし、ミスタッチしまくりの激情チックなツィマ様も聴いてみたい、
(あり得ないのか?)と思った私でした。
>>194 クラオタ歴9ヶ月の新参者なので、そのようなCDがあるのは存じませんでした。
現在、ヴェデルニコフのCDは、DENONの「ロシアピアニズムの系譜」
以外は手に入らないようですが、手に入るお店や方法があれば、
教えていただきたい!欲しいです。
今は、「ロシアピアニズム」シリーズを、一枚一枚揃えていってます。
ここまで執着したピアニストは、他にいないですね。。。
>>195 そういう方が2ch にいらして、とてもうれしいです。 皆さん、お騒がせしました。
199 :
名無しの笛の踊り :2006/07/28(金) 12:47:19 ID:2ac/7fgj
アファナシエフのシューベルトもすごい。 ソナタ20番を聴いて、初めてシューベルトに出会った気がした。 スレ違いスマソ
200 :
名無しの笛の踊り :2006/07/28(金) 14:54:37 ID:2KKyYlTT
>>197 ヴェデルニコフのCDは、何年か前に、
BMGより発売されたことがあって、それも名演ぞろいでした。
特に、バッハのパルティータ全曲、イギリス組曲全曲は、
これらの曲目の最高峰の演奏です。
デンオンのシリーズでは、シェーンベルクのピアノ協奏曲も、
シェーンベルクのイメージを覆す名演ですし、
ルザーノフと共演したブラームスのチェロ・ソナタ第1・2番も、
ロストロポーヴィチ&ゼルキンの録音と並ぶ名演です。
201 :
名無しの笛の踊り :2006/07/28(金) 15:17:30 ID:E78qqY0v
弾く立場で聴いて目から鱗だったのは ブッフヒンダー。 どろどろに弾き崩さなくてもちゃんと ベートーヴェンの音楽になってるのがすごい。 道は遠い、、、(^^;
弾かない者が言うのもなんだが、どろどろに弾き崩さないと ベートーヴェンにならないってのは勘違いでは?
204 :
名無しの笛の踊り :2006/08/02(水) 01:09:54 ID:WSJQqvoC
お久しゅうございます。ツェヒリン好きの者です。本日の仕事の帰り、長らく 楽しみにしていたアナトリー・ヴェデルニコフのCDを手に入れました。14番と 18番が収録されておりました。私は14番(Mondlicht)のpresto agitatoが特に 好きなもので、念入りに拝聴致しました。161様は“透明で群青っぽい”と表現さ れていますが、Adagioをお聞きになって連想されたものでしょうか。実際ヴェデルニコフ のPrestoは非常に興味深いものでした。私はこの楽章から“全力走行”な気分を 感じたいと常々願っている次第です。その点でヴェデルニコフの演奏はゆったりと 弾いているようにも聞こえるのですが決して躍動性は失われていませんでした。 スピード感があるのに曲全体にブレを感じさせない、パラドックスを折り合わせている 点が非常に面白いと思った次第です。203様の仰る通り、“どろどろに弾き崩さ”なくても BeethovenはBeethovenだと思います。ペースを守って楽譜を忠実に辿っていくのであれば 全体を通して“それなり”の完結を向えることは可能です。が自分の描いているイメージを 表現するとなれば別問題で、ただただ打ちのめされるばかりです。技術の足りなさが素人の つらさだと思い知らされます。自分の置かれている身を考えると精進もなかなか難しく・・ と眠気に酔いも手伝って支離滅裂に申し上げてきましたが、ヴェデルニコフの演奏によって理想と 現実のギャップが鮮明になったのも事実です。お後は悪うございまして。
205 :
161 :2006/08/02(水) 09:06:34 ID:KIoSASfT
あ、ツェヒリンさん、お久しぶりです。 私もツェヒリンのベトソナ2枚とコンチェルト3番を注文中ですよ〜 そろそろ届く頃なので楽しみです。 ヴェデルニコフは、独立スレを立てましたので、(201参照) そちらにも遊びに来ていただけるとうれしいです。 “透明な群青っぽさ”を感じたのは、第三楽章です。 私もpresto agitatoが好きなので、ここしか聴かないことが多いです。 ・・・そういえば、実質的に「全力疾走のprest部」を弾くピアニストって、 ちょっと思い当たりませんね。 あら、ピアノをお弾きになれるんですか? ステキですねー。 少しずつでも、理想に近づけるといいですね。
206 :
名無しの笛の踊り :2006/08/02(水) 09:58:23 ID:yK0Zxgfg
207 :
名無しの笛の踊り :2006/08/02(水) 23:03:34 ID:lkgy4GN+
209 :
名無しの笛の踊り :2006/08/02(水) 23:09:06 ID:lkgy4GN+
なんだそうか。d。
ヴェデルニコフスレが独立したらこちらがスレストして、ちょっと寂しいねw
211 :
名無しの笛の踊り :2006/08/04(金) 14:51:45 ID:K+hxCLVN
そうですか? ここでヴェデルニコフの話ばかりしていては申し訳ないと思い、 独立したのですが、早まったかも〜と、ちょっと後悔しています。 新しいネタを仕入れてきました。 素晴らしいピアニストを発見しました! 東ドイツのペーター・レーゼル(オボーリンの弟子)。 コンチェルトを聴きましたが、透明で真摯で誠実な。 そしてエゴロフを凌駕するほどの美しいタッチ。 音色のあまりの美しさに、涙が出ました。 ご存知の方、いらっしゃいますか? この人のベトソナを仕入れようと思いますが、 79年と80〜82年と二種類あるようなのですが、どっちがいいのだろう。
> ご存知の方、いらっしゃいますか? 超有名、またはそこそこ有名、またはクラ板なんだから知ってる奴がいて当然なくらい有名、 な演奏者について、このフレーズを聞くことが最近多い気がする。
213 :
名無しの笛の踊り :2006/08/04(金) 16:29:21 ID:sYd+xJVu
ほんとド素人はうぜえな。 レーゼルで「新しいネタを仕入れてきました。」だってさ。
215 :
211 :2006/08/04(金) 16:55:31 ID:KxokBT22
216 :
名無しの笛の踊り :2006/08/04(金) 18:00:52 ID:TIPnlhNl
レーゼルといえばラフマニノフもいいんだよね
>>215 どっちかと言うと、
素晴らしいピアニストを【発見しました!】
そして【エゴロフを凌駕するほどの】美しいタッチ。
音色のあまりの美しさに、【涙が出ました。】
【】みたいなのがまずいのでは…
レーゼルが有名だったのに知らなかったってのは、別に問題ないよ。
>>212 >>214 も別の意味でうっとうしいというか、まあよくないんじゃないかと思う。
>>211 のノリで、
>>212 >>214 の方向に精進すると、HMVで偉そうなレビューしてる人みたいになるかもよ。
たかだかいい演奏を見つけた程度で時代とか他の演奏家まで巻き込みながら涙流すのはやめてくれ。
218 :
名無しの笛の踊り :2006/08/05(土) 02:45:19 ID:qM+nRqyP
うっとうしいなおまえら
>>213 の塔のBox、在庫切れだよ。
犬は少し高いし、2セット買わんともっと高くなるし
最近になって、ようやく後期ソナタの良さが分かってきた。 俺も大人になったってことかな・・・
221 :
名無しの笛の踊り :2006/08/10(木) 17:32:24 ID:r3fp+Q/C
明後日になって「録り損ねた!」とか言わないこと
http://www.nhk.or.jp/bsclassic/crs/index.html 2006年 8月12日 (土) 00:30〜03:59 クリスティアン・ツィマーマン Bモード・ステレオ
ピアノ・リサイタル
8月12日(土) 00時30分23秒〜01時43分23秒 [1時間13分00秒]
1. ピアノ・ソナタ ハ長調 K.330 ( モーツァルト作曲 )
2. ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 作品13 「悲愴」 ( ベートーベン作曲 )
3. 優雅で感傷的なワルツ ( ラヴェル作曲 )
4. 3つの前奏曲 ( ガーシュウィン作曲 )
ピアノ : クリスティアン・ツィマーマン
[ 収録: 2006年5月20日/6月2日, サントリーホール ]
222 :
名無しの笛の踊り :2006/08/10(木) 18:03:33 ID:r3fp+Q/C
223 :
名無しの笛の踊り :2006/08/10(木) 18:20:17 ID:r3fp+Q/C
連投スマソ
ぐぐってみたらこんなのあった
100%まるかじりクラシック ピアノ
http://refino.jp/goods/jan/4988003325718/category/10766 発売日 : 06年7月5日
メディア : CD
ジャンル : 器楽曲
組枚数 : 6 枚
曲数 : 105 曲
収録時間 : 7時間11分26秒
普通ならこんなの絶対買わないんだけどレーゼルの3大やらヴラダーの「皇帝」がフルで入ってる
演奏家の顔ぶれ見ると、タワーでやってるBerlin Classicsセールのと重なるのが多い
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfSearchResults.jsp?keyword=AllCatalog&entry=185302BC,185312BC,185322BC,185332BC,185342BC,185352BC, 185362BC,185372BC,185382BC,185392BC,185402BC,185412BC,185422BC,185432BC,185442BC,185452BC,185462BC,185472BC,185482BC,185492BC,185502BC,
185512BC,185522BC,185532BC,185542BC,185552BC,185562BC,185572BC,185582BC,185592BC,185602BC,185612BC,185622BC,185632BC,185642BC,185652BC,
185662BC,185672BC,185682BC,185692BC,185702BC,185712BC,185722BC,185732BC,185742BC,185752BC,185762BC,185772BC,185782BC,185792BC&GOODS_SORT_CD=101&SEARCH_GENRE=ALL&TYPE=&STR=
ブルーノ・リグットの「なき王女のためのパヴァーヌ」とか渋いのもあるし買ってみようかな?
224 :
名無しの笛の踊り :2006/08/11(金) 10:10:21 ID:aiA+SkhM
225 :
224 :2006/08/11(金) 10:14:09 ID:aiA+SkhM
226 :
名無しの笛の踊り :2006/08/11(金) 10:20:50 ID:BMEklduS
12月にオピッツの来日公演、 オール・ベートーヴェン・プログラムを聴きに行く予定です
227 :
名無しの笛の踊り :2006/08/11(金) 23:35:51 ID:ec13bHBb
オピッツ、こないだBShiでやってたけど、ソナタ、指が回ってなかった。 レーゼルはとてもいいと思う。 ツィメルマンの「悲愴」は、聴いている時はそれなりだったけど、 時間がたつとあんまり印象がない。
「ハンマークラビア」は誰の演奏がよいですか? ガイシュツ、スマソ。
229 :
名無しの笛の踊り :2006/08/12(土) 12:54:30 ID:vM1oTDYk
グールド
230 :
名無しの笛の踊り :2006/08/12(土) 13:59:09 ID:9lb/CgSl
>>228 過去スレで同様の質問した人いたけど結論は出なかった
ギレリスはライヴも含めて弾けてない
ポミエもイマイチ
となるとポリーニが残るか
231 :
名無しの笛の踊り :2006/08/12(土) 14:04:54 ID:pvf4TgKq
ハンマーはゼルキン。これだけは譲れません
232 :
名無しの笛の踊り :2006/08/12(土) 14:29:04 ID:9lb/CgSl
>>231 まあ立派な演奏だとは思うけどね
若いんだろうからヒストリカルばっかり聴かずに最近の人の演奏も聴いてみなよ
自分から視野を狭くしてたら北朝鮮人や戦前の日本人と変わらないよ
ハンマークラヴィーアはソロモンが絶品、彼の残した ベトソナタの中でベストかも。
236 :
名無しの笛の踊り :2006/08/12(土) 16:37:18 ID:XdcEtTEk
ゼルキンはもっさりしていて冴えない。ポリー二意外ならエルバシャ、GUY、横山あたりが颯爽としている
237 :
名無しの笛の踊り :2006/08/12(土) 17:40:30 ID:MGLArIOJ
238 :
名無しの笛の踊り :2006/08/12(土) 17:43:35 ID:XdcEtTEk
ヴェデルニコフもソロモンも音が悪い。
>>238 と頭だけでなく耳も悪い奴が申しております
240 :
名無しの笛の踊り :2006/08/13(日) 12:48:34 ID:/3/+/Cl0
だって本当に音悪いだろ。特にEMIのソロモンはひどすぎる。
241 :
名無しの笛の踊り :2006/08/13(日) 12:51:46 ID:WqF8fi7H
耳が悪いのはゼルキンがさえないと言うヤシ と煽り、返事を待ってみる。
242 :
名無しの笛の踊り :2006/08/13(日) 14:06:05 ID:/3/+/Cl0
ゼルキンは4楽章で明らかに指がもつれている。
243 :
名無しの笛の踊り :2006/08/13(日) 14:11:47 ID:TC20Npiv
アムランの師匠の一人で、 ラッセル・シャーマンというピアニストが、 70歳近くになって全集を録音したものがあるというのを聞いたのですが、 レーベル名とか、 聞いた方がいらっしゃったらどんな感じの演奏か教えてほしいです。 お願いします。
244 :
名無しの笛の踊り :2006/08/13(日) 14:15:57 ID:d3l7EzrS
>>239 >>241 お前らみたいに煽りレス付けるしか能がないクズは書き込みは控えろ
もう少しマシなことは書けないのか?
ニート引き篭もりにも生きる権利はあるが掲示板に好き勝手書き込む権利はないよ
頼むからお前らみたいな社会のゴミは黙ってロムっててくれ
245 :
名無しの笛の踊り :2006/08/13(日) 14:18:35 ID:d3l7EzrS
>>244 ばーか、まぬけ、ぼけなす、あとなにかなかったかな?
ニートは上品にできているから、悪い言葉を知らぬ。
247 :
名無しの笛の踊り :2006/08/13(日) 14:25:55 ID:d3l7EzrS
248 :
名無しの笛の踊り :2006/08/13(日) 14:33:20 ID:/3/+/Cl0
シャーマンはハンクラを含めた全集中の二枚組を持っています。技術的衰えはひどいのにテンポは速く指はもつれ音は抜け自爆演奏。
月光は良いなぁ。 いろんなピアニストの月光だけ集めて、聴き比べしたいものだ。
グールドの30番が大好きだあああああああ
251 :
名無しの笛の踊り :2006/08/16(水) 09:51:28 ID:0JO/p9/C
アニー・フィッシャーの月光はどんな演奏ですか?
252 :
名無しの笛の踊り :2006/08/16(水) 10:04:43 ID:aylPNP62
アニー・フィッシャーの月光なんてあるの? 素晴らしそう。 ヴェデルニコフの演奏に近そう。
月光は月光でも、ピアニストによってこんなに違うとは…!
254 :
名無しの笛の踊り :2006/08/16(水) 16:42:18 ID:rqHG63tV
256 :
名無しの笛の踊り :2006/08/16(水) 17:14:09 ID:FX+O65cx
意味不明でつ・・・
じゃ、笑福亭
ハンマークラヴィーアはね…アシュケナージの2回目がいいんだよね。 叩かれそうだけど…
260 :
名無しの笛の踊り :2006/08/17(木) 13:48:53 ID:U25zRVNE
冥王星の外側を公転する「第10惑星」2003UB313が ようやく正式に惑星として認められるようだ。 この暗黒の彼方においてもかすかな太陽の光を受けながら ゆっくりと軌道を回るこの惑星にこそ、 「ヴェデルニコフ」という名前がふさわしいと思う。
261 :
名無しの笛の踊り :2006/08/17(木) 13:52:21 ID:hrgjTR+w
出たな、即興詩人w
262 :
名無しの笛の踊り :2006/08/18(金) 01:34:26 ID:Zpx5koGD
>>259 何で2回も録音してんの?
最初の録音だってそれほど評判良くないのに
263 :
名無しの笛の踊り :2006/08/18(金) 01:37:30 ID:eYSKJ+YZ
突然ですが、臨時ニュースのお知らせです。 東由輝子という被差別部落民が、割腹自殺をして病院へ運ばれた 模様です。東由輝子が暴れまわっているのを取り押さえようと したところ、暴挙に及んだようです。
264 :
名無しの笛の踊り :2006/08/18(金) 01:43:35 ID:gmd/YY7i
32番が好きなんだけど。バックハウスは第1楽章は最高だけど第2楽章が ピンとこない。最近はポミエばかり聴いてる。
265 :
名無しの笛の踊り :2006/08/18(金) 01:45:54 ID:eYSKJ+YZ
東由輝子っ放火の犯人だったんだね。あいつならやりかねん。
266 :
名無しの笛の踊り :2006/08/18(金) 02:28:43 ID:YhUFu4lx
賢者は聞き、愚者は語る。=ソロモン=
>>262 一回目の録音が評論家に酷評されたんで、
悔しかったんだろ。
268 :
名無しの笛の踊り :2006/08/18(金) 09:21:13 ID:qknkoHWq
269 :
名無しの笛の踊り :2006/08/18(金) 10:33:24 ID:u6IkZgZ9
>>264 ポミエの良さを教えてください。
どうも好みじゃなくて、聴けない。
270 :
名無しの笛の踊り :2006/08/18(金) 12:03:43 ID:hyQRXiCN
>>269 ひとつひとつの音がクリアーで歯切れのよい演奏。それでいて
音色に暖かみがあるという感じかな。あと全集を録音していない
ピアニストは信用できない・・・心情的に。
アマチュアなのでこれくらいしかコメントできないですけど。
271 :
名無しの笛の踊り :2006/08/18(金) 12:35:05 ID:5k2ySIX5
ピアノソナタのいい所を教えて下さい。
272 :
296 :2006/08/18(金) 12:56:12 ID:+HygUI+0
>>270 暖かみかぁ。私はどちらかというと、ポミエには冷たい印象を
受けたのですが。
音のクリアーな所が、そう感じさせるのかもしれませんね。
次回、そこのところを意識して聴いてみます。ありがとん。
>>271 ベトのソナタについて?ソナタ全般について?
273 :
名無しの笛の踊り :2006/08/18(金) 16:16:12 ID:5k2ySIX5
ベトのソナタについて、それからソナタ全般について、ex.モツのとか。
ソナタは第一主題と第2主題の対立そして止揚という弁証法論理を音楽的に実現しているところが偉大です
ピアニストのCDを聴いてると、微かなエロスを感じる。 そして彼の顔写真を思い出し、複雑な気分に…。
なんとなくわかるな。 ピアニストって、男でも妙に色気あるから。
音色がセクシー! 顔は、間違っても色男ではないのに…。
ポミエ31番が好き。これでもかってフーガが熱い。
280 :
名無しの笛の踊り :2006/08/21(月) 20:28:50 ID:4gxCZEO6
ナットの新ボックス、音良くなってるかだれかレポよろ
282 :
名無しの笛の踊り :2006/08/22(火) 16:00:29 ID:5vOZ76d8
ルービンシュタインのベートーヴェンのピアノソナタは 一般的にどんな評価なんですか?
283 :
名無しの笛の踊り :2006/08/22(火) 18:56:12 ID:cS3Ph4Cz
284 :
282 :2006/08/23(水) 07:09:45 ID:cknkNjx7
>>283 どうもありがとう。
実は、自分も昨日のスカパーのGaoraかなにかでライブ映像を見たのです。
シューマンの「幻想小曲集」が生き生きとして、
本領発揮のホームグラウンドのように聴こえたのに比べて、
「熱情」は冴えないなと思って。
その後のテロップで、クラシック素人の自分でも
名前だけは聞いたことのあるルービンシュタインさんだとわかって
このスレに質問しにきました。
しかし、88才とは知りませんでした。びっくり。
グールドの「ハンマークラヴィーア」のここでの評価はどうでしょうか?
ナット箱が出たね。 シューマンやらEMI音源ひとまとめにしてデザインも渋い。 前の箱、外観がダセーからなあ・・買い換えようかな。
287 :
名無しの笛の踊り :2006/08/29(火) 10:46:42 ID:q2p6MCLH
812 名前:名無しの笛の踊り[] 投稿日:2006/08/29(火) 10:19:13 ID:x/ZTsv/v ベートーヴェンのハンマークラヴィーアのおすすめを教えてください。 813 名前:名無しの笛の踊り[sage] 投稿日:2006/08/29(火) 10:30:56 ID:RLdKVaEP >812 ヴェデルニコフ。 ヴェデルニコフのハンマークラヴィーアは父なる太陽であり、母なる大海である。
的確なアドヴァイスを受ける事のできた812氏は幸せだな
290 :
名無しの笛の踊り :2006/08/29(火) 16:16:19 ID:HG9/45+6
ヴェデの他に、色々と候補が挙がっているようだ。 812氏が誰を選ぶか見ものでつ。
291 :
名無しの笛の踊り :2006/08/30(水) 00:15:41 ID:laSUv2wZ
寂しさにあまり眠れぬ夜に、窓辺に立って、 広々とした闇の上空を見上げたまえ。 青い月影のそばに、銀灰色の光をぼんやりと放つ神殿が見えないか? あの神殿は、我々の幾多の夢への道しるべなのだ。 ヴェデルニコフのハンマークラヴィーアの神秘な調べに誘われて、 君もあの神殿への階段を昇りたまえ。 そしたら、君が幼い日に見た夢を思い出すことができるだろう。 そして、君がこの世を去るときに見る夢も・・・
292 :
名無しの笛の踊り :2006/08/30(水) 00:18:28 ID:l5T84AcG
ナットのニューボックス、音質どうなのよ!!!!
293 :
名無しの笛の踊り :2006/08/30(水) 13:11:14 ID:LoYOsAr2
この流れ、サイコーwww
294 :
名無しの笛の踊り :2006/08/30(水) 14:56:36 ID:A7K24cnk
>>292 私も音質次第で考えようと思ってるんだけど、
誰もレヴューしないですね。
皆さん、前のを持っているので、NEWには食指が動かないのかもね。
>>291 忘れた頃に復活する方ですね(笑)
ヴェデルニコフスレの盛り上げも、お願いしたいのですが。
295 :
447 :2006/09/01(金) 08:59:08 ID:Llm4xVN4
>>292 ナットnew箱について。
未聴スレの、451番の方がお答えしてくれました。
新も旧もそこまで変わらない(若干変わっている)ようです。
296 :
名無しの笛の踊り :2006/09/02(土) 23:34:28 ID:MO3ta59i
ニコラーエワの全集を買ってきた。 これが、現時点で最強だろうね。 特に、BACHファンに強く推薦。
297 :
名無しの笛の踊り :2006/09/02(土) 23:56:53 ID:1ZPQpsWE
サンソン・フランソワのベートーヴェンにハマると ほかの人の演奏では物足りなくなってしまう。
なこたぁない。
300 :
名無しの笛の踊り :2006/09/04(月) 03:22:56 ID:k+16E42z
301 :
名無しの笛の踊り :2006/09/04(月) 12:31:38 ID:nXQ0a8Bn
302 :
名無しの笛の踊り :2006/09/08(金) 00:02:39 ID:TGzyiEPL
グルダの第一回目の全集を買ったんだけど、音悪すぎ・・・。 聴く気がおこらなくなるよorz
303 :
名無しの笛の踊り :2006/09/08(金) 00:39:47 ID:uBoeyquY
>>302 俺も2,3日前に買ったんだけどまだ未開封
二回目の全集は良い演奏だけど、より張り詰めた演奏なんだろうと期待しているYO.
304 :
名無しの笛の踊り :2006/09/08(金) 18:36:18 ID:L4xfOV+s
306 :
名無しの笛の踊り :2006/09/10(日) 00:09:20 ID:pKns78aL
>>304 これ、今見ているんだけどなかなかいいね!
たしかEMIがCD全集として発売する予定があるんじゃなかったっけ?
考えてみると前回のDGから20年が経つのか・・・
307 :
名無しの笛の踊り :2006/09/10(日) 00:30:41 ID:BjvRibZ9
>>306 音はキレイだけど指のもつれというかモタモタ感はイマイチ
ライヴでこれだけ弾ければ合格ではあるが
映像としては価値があるけど(超美麗HDなので)音だけで出すのは止めた方が良いと思う
308 :
名無しの笛の踊り :2006/09/11(月) 17:09:10 ID:vvjLNk92
バレンボイムって意外と指、短いね。
309 :
名無しの笛の踊り :2006/09/13(水) 13:34:08 ID:HUsXO2cu
グードで後期のソナタを聴いたが、正直良くなかった。彼に限らず最近は演奏者が独特のニュアンスをつけているものが多い。それが音楽の自然な流れを崩しているように思う。バックハウス、ケンプ、グルダのものは違いはあるが、どれも自然で誇張のない演奏で素直に感動できる。
310 :
名無しの笛の踊り :2006/09/13(水) 18:38:55 ID:ZDLpPur7
自然で誇張がなく、それでいて最高の感動を約束するのは ヴェデルニコフですね。
バックハウスのライブだけはガチ
リヒテルの本を読んだらマリア・ユーディナが神の如くあがめ奉られてたんですが、 このスレの皆さんはどうですか?
313 :
名無しの笛の踊り :2006/09/13(水) 21:34:44 ID:pH0SZXIX
>>312 ハンクラでもバッハでも何でも聴いてみ
酷いよw
娘が後ろから「ねぇ、お父さん」と呼ぶので振り返ったら「げぇぇーっ」と下品なげっぷをしやがった。 「きたないなぁ」と怒ると「グヒュヒュヒュ、お父さんだってよくげっぷするじゃん」と笑ってる。 空気を飲み込んでワザとげっぷをする方法を学校で覚えてきたらしい。最近はロクなことを覚えて 来ないので困っている。女の子だから学校ではげっぷをしてないらしいが、帰り道や女の子だけで 遊ぶ時にはやってるという。 「お母さん、げあぁぁーっ。」 デカパイに向かって最低としか言いようのないげっぷをやった。 「お前、いい加減にしろよ、何度やめろと言ったらわかるんだ!」 帰宅してから娘のげっぷ攻撃を しつこく受け続けてるデカパイはかなり怒ってる。 今度はシロのそばに行って「げぇぇーっ、うげぇぇーっ」と連発。バカなシロが喜んで尻尾を振った もんだから、娘はますます調子に乗って「がぁー、ぎぃー、ぐうぅぅー、げっ、げぇぇーっ、ごぉー」と げっぷ五段活用を披露した。 こりゃ放っておくと良くないので「汚いから止めなさい」と叱ったんだけど、「はい」と言わずに 「がぁ、ぎぃ」とげっぷで返事しやがった。 とうとうデカパイが怒って発狂。娘のシャツを引っ掴んでシロから強引に離し、「ごめんなさい、 もうしません」と謝る娘をソファーに投げ飛ばし、「お前のような汚い子は出てけ!」と超音波口撃。 娘が「もうしません」と何度も謝っても「お前のような汚い子は私の子じゃない、出てけ!」「出てけ!」 「出てけ!」とものすごい怒り様。 その後もデカパイは、娘がテレビを観ようとすると「うちのテレビ観るな!出てけ!」、便所に行こうと すると「うちのトイレ使うな!出てけ!」などと怒り続けてるので、俺が娘を厳しく叱って「ワザとげっぷ しません」と宣誓させてようやく静かになった。 「あなたはねぇ、あの子に甘いんだよ、外に放り出すくらい厳しくしてよ!」と俺に対しても怒ってる。 「そのうちにあの子にナメられるよ、そんなのでイイわけ?」 「言ってわからないのなら叩いてでもわからせてよ、いいわね!」 今夜はたいへんだ。 娘、泣かなかった。次第に厄介になってきたな。 股、まだ痒い。
316 :
まんこ :2006/09/14(木) 23:12:32 ID:3uT4dpcl
尻子と仲良く外出しようと思ったらまた今日もデカパイが会社の前を掃いてて、俺の顔を 見ずに尻子の方ばかり見てニコニコしながら「いってらっしゃい」と声を掛けた。 ヤキモチ焼いて俺に対して感じ悪くしたい気持ちはわかるが、せめてカタチだけでも良い から俺のほうにも笑顔を向けて欲しい。心の状態がストレートに行動に出る女で、その点が 可愛く思えることもあるけど、時と場を考えてもう少し大人らしく振舞って欲しいね。 さっきそのことを話したら「そんなことないよ」と言いやがる。「私が笑いかけてるのにあなたが 私のほうを見てくれないんでしょ」だとよ。そんなことはないぜ。会社を一歩出た直後から デカパイの視線を観察してたが、俺を一瞬ジロリと睨みつけただけであとは尻子のほうばかり 見てただろ。ウソつくな。 「そんなことどうだってイイじゃん。バカみたい。」 呆れたような表情で台所に行ってしまった。 「太らない範囲でビスコ食べてもイイよ。」 断りたいけど、せっかくすすめてくれたから3つ食った。 食ってたら股の痒みの話題になった。 「まだ痒いの?」「汗かくと痒い。」「薬買って来ようか?」「要らん、すぐ治る。」「ひどくなったら どうすんの?」「大丈夫。」「仕事中痒くないの?」「時々痒い。」「どうしてんの?」「股こすってる。」 「他の人にわかっちゃうじゃん。」「わからんようにやってる。」「あの若い子の前でもやってるの?」 「わからんようにやってる。」「いんきんって放っといて治るの?」「いんきんじゃないだろ。」 「薬塗りなよ。」「塗らん。」「知らないよ、ひどくなっても。」「大丈夫。」 また呆れた顔で台所に行ってしまった。 茶を出してきて再び股の痒みの話の続き。 「明日薬買ってくるから塗りな。」「大丈夫、薬なんて要らん。」「いんきんの薬でいいよね。」「だから いんきんじゃないって言ってんだろ。」「じゃあ何の薬?」「知らん。買ってこなくていい。」「人が親切に 言ってんだから素直に聞きなよ。」「親切じゃない、お節介だ。」 少し怒って頬っぺたを膨らましながら台所に行った。 なんか今夜のデカパイのしつこさは異常だな。やっぱり尻子と俺が仲良く出掛けたのを気にしてるん だろうな。 いんきんじゃないと思うよ。
317 :
うんこ :2006/09/14(木) 23:24:15 ID:OpGV+1vX
娘と仲良く外出しようと思ったらまた今日もうなぎが会社の前を掃いてて、彼の顔を 見ずに娘の方ばかり見てニコニコしながら「いってらっしゃい」と声を掛けた。 ウンコ焼いて彼に対して感じ悪くしたい気持ちはわかるが、せめてカタギだけでも良い から彼のほうにも笑顔を向けて欲しい。心の状態がストレートに行動に出る女で、その点が 可愛く思えることもあるけど、時と場を考えてもう少し大人らしく振舞って欲しいね。 さっきそのことを話したら「そんなことないよ」と言いやがる。「私が笑いかけてるのにあなたが 私のほうを見てくれないんでしょ」だとよ。そんなことはないぜ。会社を一歩出た直後から うなぎの視線を観察してたが、彼を一瞬ジロリと睨みつけただけであとは娘のほうばかり 見てただろ。ウソこくな。 「そんなことどうだってイイじゃん。バカみたい。」 呆れたような表情で台所に行ってしまった。 「太らない範囲でバスコダガマ食べてもイイよ。」 断りたいけど、せっかくすすめてくれたから3つ食った。 食ってたら股の甘みの話題になった。 「まだ甘いの?」「汗かくと甘い。」「薬買って来ようか?」「要らん、すぐ治る。」「ひどくなったら どうすんの?」「大丈夫。」「仕事中甘くないの?」「時々甘い。」「どうしてんの?」「股こすってる。」 「他の人にわかっちゃうじゃん。」「わからんようにやってる。」「あの若い子の前でもやってるの?」 「わからんようにやってる。」「いんきんって放っといて治るの?」「いんきんじゃないだろ。」 「薬塗りなよ。」「塗らん。」「知らないよ、ひどくなっても。」「大丈夫。」 また呆れた顔で台所に行ってしまった。 茶を出してきて再び股の甘みの話の続き。 「明日薬買ってくるから塗りな。」「大丈夫、薬なんて要らん。」「いんきんの薬でいいよね。」「だから いんきんじゃないって言ってんだろ。」「じゃあ何の薬?」「知らん。買ってこなくていい。」「人が親切に 言ってんだから素直に聞きなよ。」「親切じゃない、お節介だ。」 少し怒って頬っぺたを膨らましながら台所に行った。 なんか今夜のうなぎのしつこさは異常だな。やっぱり娘と彼が仲良く出掛けたのを気にしてるん だろうな。 陰気じゃないと思うよ。
318 :
名無しの笛の踊り :2006/09/15(金) 13:22:01 ID:43dZwoBU
後期のソナタは28番と31番がすきなんだが他におすすめある?できれば演奏者も。 32番はあんまり好きになれない・・・ ちなみに31番はルフェビュールの演奏が好きでリヒテルのは重すぎてあまり好きじゃない
悲愴でしたっけ?二番目の曲が淡々としていて、寂寥感のある曲調のやつ。 あれで、ほんとに寂しげで歌心のある演奏をしているピアニストって言うと どの人になりますか?当方、クラシックに疎いので間違った表現があったら お許しください。
後期ソナタは5曲まとめて薦めざるを得ませんね
321 :
名無しの笛の踊り :2006/09/15(金) 14:33:19 ID:aGvjLAyx
>>318 私は四大ソナタ+テンペストしか聴かないので、
他の人に聞いてください
>>319 言われてみれば、「悲愴」の最高演奏は、思い当たらないですね。
「月光」はヴェデルニコフ、「ワルトシュタイン」はブーニン
が最高ですが。
322 :
名無しの笛の踊り :2006/09/15(金) 14:34:15 ID:1xg5DjCy
>>318 自分は後期のソナタでは、30番以外は大体好き。31番よりは32番が好きです。
29番…ポリーニ
31番…ソロモン
32番…ケンプ
がお気に入りですが、特にケンプの32番は絶品ですね。
「悲愴」「月光」はホロヴィッツ(stereo)
ホロヴィッツねえー、内容のないボロ
>>322 >31番…ソロモン
ソロモンの31番で編集ミスによる音欠けのないやつってあるの?
>>323 悲愴は最高だが、月光の方はお話しにならないレベルだと思う。
326 :
名無しの笛の踊り :2006/09/15(金) 19:05:10 ID:f9zcmMx8
327 :
名無しの笛の踊り :2006/09/15(金) 19:53:45 ID:cK/3BOKC
>>319 寂しげで歌心がある「悲愴」、それはルプー(Lupu)の演奏です。
ルプーの手によって、「悲愴」は、
秋空の夕映え高くにひとりぼっちでまどろむ雲のように、
孤独にして憂愁に沈む音楽となっています。
その調べに耳を傾け、まぶたを閉じてごらんなさい。
そしたら、あなたがすっかり忘れていた幼年時代の日々が甦るでしょう。
その美しい日々にあなたが手を伸ばしたそのとき、
あなたは冥王の使いに手をとられ、
冷たく遠い未知の世界へといざなわれるのです。
後期と言えば、未だに op.106のフーガ(終楽章)が難物なんです。 もう昔ッから暗唱できるくらい聴いてるんですが ただ流れて行くだけで、どうしても掴まえきれない感じ。 (同じフーガでもop.133は案外早くから馴染んで愛聴してるんですが) 教えて君で申し訳ないんですが・・ 「ハンマークラヴィア」をスッキリ聴かせてくれる盤、皆様のお勧めは誰でしょうか? バックハウス、ケンプ、グルダ、ギレリス、R.ゼルキン、ブレンデルは既聴、 ポリーニは喰わず嫌いで未聴です・・
上の方で随分出てますね、この話題。
じっくり読んで出直します・・恐縮ながら
>>329 はスルーしてくださいまし。
>>329 ハンマークラヴィアはソロモンがいい演奏を聴かせています。
彼のベートーヴェンピアノソナタ演奏の中でのベストと
思います。
332 :
名無しの笛の踊り :2006/09/16(土) 00:12:49 ID:Gcls7xUg
>>331 ソロモン、フーガがちょっと弱いかな。
ポリーニは良い。ギレリスはライブは良いがスタジオはゆるい。
マイナーなところではリヒターーハーザーが良い。
ケンプ、バックハウスはどちらも良い。
ユージナは29はだめだが27はぜひ聴いたほうがよいよ。
333 :
319 :2006/09/16(土) 00:59:36 ID:7DpV/7gR
いろいろとご案内くださり、ありがとうございます。 参考にして、CDを探してみます。
334 :
329 :2006/09/16(土) 22:56:47 ID:xX0AAOKY
>>331-332 ご教示恐れ入ります。
ソロモン、前は仏EMIで出てたけど、今はたしかtestamentでしたね・・・先ず聴いてみます。
リヒター=ハーザーはブラームス(カラヤンと組んだpf協#2)しか聴いたことがありません。
全くの盲点でした。早速調べてみましょう。
335 :
名無しの笛の踊り :2006/09/17(日) 12:13:25 ID:20WZDlR/
ハンマークラヴィーアはヴェデルニコフがいちばんいいと思うけど
禿同
337 :
名無しの笛の踊り :2006/09/18(月) 13:16:10 ID:ct6vRZNt
ハイビジョン クラシック倶楽部 2006年 9月25日(月) 08:00〜08:55 2006年 9月26日(火) 01:00〜01:55 横山 幸雄 ピアノ・リサイタル 1. ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 作品109 2. ピアノ・ソンタ 第32番 ハ短調 作品111 3. ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 作品13 「悲そう」 から 第2楽章 4. ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 作品31 第2 から 第3楽章
338 :
名無しの笛の踊り :2006/09/18(月) 17:34:46 ID:fHn65bVh
グルダのアマデオの全集を購入しようかと思っておりますが、 最近出たユニバーサルのものと、アマデオ盤、どちらが音質としては 買いですか。 ご教示ください。
339 :
名無しの笛の踊り :2006/09/18(月) 22:40:38 ID:ht/bMZ3r
どっちもピアノに頭を突っ込んで聴いているような 不自然な録音であることに変わりない。
340 :
名無しの笛の踊り :2006/09/18(月) 22:51:46 ID:pLqtfMj/
>>338 Uniのは、AMSIだぜ。根本的に違う。
342 :
名無しの笛の踊り :2006/09/19(火) 00:40:18 ID:HBI6ONQO
>>338 amadeo盤の方が音が良いような気がしていたが、最近universal盤を聴いてみて別に問題ないと思った
むしろ高音のシャリシャリ感がなくなっててuniversal盤の方が聴き易い
この3連休はuniversal盤でグルダの美音を堪能した
amadeo盤が再発される可能性はゼロに近いから5千円くらいで買えるならamadeo盤を持っていても良いかも
ただ、漏れのamadeo盤はアルミ薄がボロボロに錆び始めていて、ノイズが走るようになっているものがある
amadeo盤を買うなら必ず全てのCDを検盤するように
343 :
名無しの笛の踊り :2006/09/19(火) 00:56:45 ID:TToaRDlQ
全部買わなくては音の違いなんて和歌ランだろう? 鰤で十分だよ。 あ、俺はAmadeo持ってるけん!
344 :
名無しの笛の踊り :2006/09/19(火) 10:03:22 ID:h2Q94KMI
ハンマークラヴィーアはヴェデルニコフで決まり。
345 :
名無しの笛の踊り :2006/09/19(火) 21:31:21 ID:wB7U0jvi
慌しい日々を忘れるために、明かりを落として、 星月夜に広がる虚空を眺めてみたまえ。 その彼方に、大きな白いマストを持つ船が見えるだろう。 そして、その船から、虹色の星たちがこぼれおちていくのも。 あれは君が少年時代に夢見た、桃源郷の帆船なのだ。 今では君はあの帆船に乗ることなど思いもしないだろう。 しかし、ヴェデルニコフのハンマークラヴィーアの気高い調べが、 君の幼い日々の夢を蘇らせ、 この大地から遠く離れた星月夜に、君をいざなうのである・・・
346 :
名無しの笛の踊り :2006/09/20(水) 00:41:29 ID:wf19ZfIn
夢☆クラシック
348 :
名無しの笛の踊り :2006/09/20(水) 13:39:09 ID:qefSteGE
間違って途中で押しちゃった 吟遊詩人の方、シューマンのファンタジー(無論Pヴェデルニコフ) の詩を書いてほしい。シューマンスレに。 ところで、結局、ナットの新箱買った人、いないの?
心ない連中から荒らし呼ばわりされてきた詩人にもとうとう報われる時が来たのであった
荒らしだったの?w シューマン楽しみにしてますよ。>詩人さん
そういえば、注文から2ヵ月経ってやっとバシャの全集が発送になった。 メーカー在庫切れとか言われたんで殆ど諦めてたんだが嬉しいな。
バシャって、エル=バシャのことかな? その略し方は、音楽家名前厨として許せんですな。 「エル=バシャ」で、一つの苗字な訳よ。 バシャっていうのは、例えば「中村さん」を「村さん」って、 略してるようなものなのよ。 同じく、バドゥラ=スコダも略してはならない。以上。 つーか、エル=バシャの全集売り切れ寸前? どうしよう、どうしよう、お金がない。ワナワナ・・・
353 :
名無しの笛の踊り :2006/09/21(木) 11:35:28 ID:25Ww5pT0
>>352 バシャで通じるんだからいいんでないの。字数も少なくて済むし。
354 :
352 :2006/09/21(木) 11:55:52 ID:D+gCLsm9
通じるのかな? 通じるのか。そうか・・・。じゃあ許します。
いやそこはもう少し粘れよ。がんばれよ。 ていうか固有名詞でもめるスレって落ちてたのな。
356 :
352 :2006/09/21(木) 13:01:43 ID:D+gCLsm9
>>355 ありがとうw
そうね、「名前」というのは、とても大事なものであり、力(魔力)の
宿るものであり、例えば、我が国の昔の人は、
名前を聞く>教える>結婚成立
だったりしたわけで。
アブドゥル・ラーマン・エル=バシャ様のベトソナタ全集は、
まだ大丈夫なようでした。納期はかかるかもしれないけど。
ということで、私は冬のボーナスで買うことにします。
ついでに横レス 「アブドゥル・ラーマン」も切り離したらナンセンスなので注意。 (他の「アブドゥル何とか」も同様)
358 :
名無しの笛の踊り :2006/09/21(木) 20:16:34 ID:Z7JVDSpH
名前読厨うぜぇ
359 :
名無しの笛の踊り :2006/09/22(金) 15:20:56 ID:v+syipEY
30番の第二(三)楽章の変奏曲のテーマはじめてきいた。 目頭あつくあった。
360 :
名無しの笛の踊り :2006/09/22(金) 18:05:51 ID:sFFlp8JC
>>359 30番の変奏曲をヴェデルニコフの演奏で聴けば、
あなたは感動のあまり慟哭し、晩夏の大地にひれ伏すことでしょう。
361 :
名無しの笛の踊り :2006/09/22(金) 21:42:33 ID:QNnxt6Kz
グールドもええよ。
却下します
363 :
名無しの笛の踊り :2006/09/22(金) 23:32:28 ID:mdqOg93e
359だが…ヴェデルニコフって初耳だったんだな。 中学生の頃はひたすら家庭内割り箸ひとり指揮者 10年前にアンプ壊れてからクラシックはテレビ番組だけだが こんなすごいピアニストいたんね。リヒテル、ギレリスだけじゃなくて でも、なんちゅうか、ロシアの憂鬱の重ったるいのいやだよ。 30番変奏曲のテーマは感動モノだったけど第二変奏だったかな。 あの四次元から聞こえてくる音のポツポツ雨みたいの凄いな。 不思議な音世界だなと思って、ききかじっただけなので 誰の演奏だかわからずだが。ヴェデルニコフ ってリパッティとも違うんだろな。わからんけど 今年中にアンプ買ってきいてみようと思う。
エル=バシャすげぇぇぇぇぇぇっっっぇぇぇぇぇええええぇぇーーーーーーーーーー!!!
>>356 家財道具売ってでもすぐ買え
365 :
名無しの笛の踊り :2006/09/23(土) 15:00:09 ID:jEXzJj4i
内緒
367 :
名無しの笛の踊り :2006/09/23(土) 15:59:46 ID:gjv9e1NG
かわいそうに・・・音楽聴いて幼稚園児並にすげえとしか表現できないのですね。
そんなこと言って聞き出そうとしてもダメ 聴いたひとだけのヒミツ
369 :
356 :2006/09/25(月) 09:15:00 ID:T6vMsUzt
>>364 いや、本気で買おうと思えば買えるのですが、
買い惜しみっていうか・・・
あなたが、エル=バシャのスゴさを教えてくれたら、買う気になるかもよw
>>363 家財道具売ってでも買ってください。
30番だけでなく、月光・テンペストも買ってください。
どんなピアノなのかは、正直、言い表せない。言い表す言葉がない。
(それほどすばらしい)
ここのスレの吟遊詩人さんの詩を参照してください。
お値段は1260円かそこらです。
あ、国内盤しかないですよ。DENONです。
370 :
名無しの笛の踊り :2006/09/25(月) 10:22:05 ID:gVaPX2jq
>>369 冬のボーナス時には25%オフがなくなってるかもよ
カード持ってるならボーナス一括とかで買っといた方が良いでしょう
371 :
396 :2006/09/25(月) 11:04:52 ID:5ONxqdpl
>>370 いや、だから、ピアノソナタ全集を買うまでの魅力があるのか、
測りかねてる訳ですよ。エル=バシャたんのピアノ。
聴いた人のレビューや感想、少ないし。
その少ない感想から推測すると、どうも、私の好みよりも、
さっぱりしすぎの感じもするし、もしかして超好みかもしれない気もするし、
分からないのよねー。
だから「特長」を教えてって言ってるじゃーん、教えてよー。
ちなみに私の好みのピアニストは、
ペーター・レーゼルとかゲザ・アンダとかウィリアム・カペルですが。
372 :
名無しの笛の踊り :2006/09/25(月) 11:52:34 ID:T9oof3cQ
エル=バシャはどんなピアノなのかは、正直、言い表せない。 言い表す言葉がない。それほどすばらしい。
373 :
名無しの笛の踊り :2006/09/25(月) 11:55:42 ID:gVaPX2jq
>>371 ショパン全集は買ったんだけど音は軽い感じ
アンダには近いんじゃないだろうか?
レーゼルも遠くないと思うけどカペルって全然傾向違うくないか?
どちらかと言うとギレリスとかリヒテルみたいなロシアっぽい気がする
374 :
371 :2006/09/25(月) 12:42:18 ID:FaE3ht8W
>>372 山田君、座布団一枚あげてください。
>>373 ごめん、わらひの好みは、ロシア系とドイツ・ハンガリー系と、
ニ系統に分かれているのでつ。
カペルはたしか、両親のどっちかがロシア人だったと思う。
そこを見抜くとは、素晴らしい感性ですね。
・・・エル=バシャは、 丁寧で誠実で真摯で
透明感あるがマイルドで、って感じでしょうか?
私が一番怖いのが、「サバサバ(サッパリ)しすぎてなんだか味気ない、
しまった失敗した、買わなきゃよかった!」
ってなる事なんだけど、そこは大丈夫かな?
大丈夫だったら、買いですな。
>>374 「ベートヴェンはアツくなくてはいけない。とにかく速くてフォルテシモ連発で激情をこめた爆演がいい。」
という向きにはエルバシャは絶対お薦めできませんな。
冷徹で客観的で幾何学模様のような構造美をもったベートヴェンといったらいいか。
>>375 >「とにかく速くてフォルテシモ連発で激情をこめた爆演がいい。」という向きには
>>371 はヴェデルニコフ、レーゼルが好きだと書いてあるだろうが。
>>374 ヴェデルニコフ、レーゼル、アンダ。ここらへんが好きなら、エルバシャは気に入るよ。とりわけ
アンダを味気ないと感じないなら全然大丈夫。
>丁寧で誠実で真摯で
一音も忽せにしないという意志がはっきり感じられるし、それが実現できるだけの唖然とするような
テクニックがある。だから、丁寧で誠実で真摯とはいえるな。
>透明感あるがマイルド
込み入った箇所でもペダルで音が濁ったりしないし、速い走句でも一音一音がくっきりとみえるよう
な演奏をする。だから透明感はあるといえる。録音も残響が控えめで演奏の美点を引き立ててる。
(ただし、グールドの左手を想像してもらうと困る。アレとは違ってエルバシャは一音一音にずっしり
とした充実感がある(グールドを貶すつもりはない、バッハならアレでいいのだ))
マイルドってのはどういう意味か判らんけど、奇矯な振る舞いはしないという意味ではマイルドだろ
うが柔和な演奏ではない。見せマッチョではないが筋骨たくましい演奏だ。
もうひとつ付け加えるなら少しピアノの音が独特だな。速いパッセージでよく分かるんだが、アタックが
なんというかカチと聞こえるような音をだす。これもフレーズを構成する一音一音をちゃんと聴かせると
いう態度の表れじゃなかろうか。
>目指せクラオタ(今は初心者)な、私の心をくすぐります。(
>>115 )
これは君の書き込みだと思うが、クラオタが心に刻むべき言葉を教えてあげよう
「買い逃した後悔は買ってする後悔より大きい」
気になるなら、買いたまえ。
377 :
374 :2006/09/25(月) 15:44:48 ID:d3lQbVOw
>>375 うーん・・・?
爆音が好き、という訳ではないですねぇ。
>>375 ずばり115は私ですが。あーらー、お恥ずかしいー。
今日まで買わずに、しつこく粘っている訳ですが・・・
(ポミエの全集で失敗したのが痛かったのです、私の好みではなかったのです)
「マイルド」というのは、透明感があるのはOKだけど、
キンキンした冷たさのある音は苦手なんです、と言えばいいでしょうか・・・・
「クリスタルのような音」というのが苦手なんですね。
YAMAHAとスタインウェイが嫌いです。
(しかしツィメルマンのスタインウェイはOKですね、何故でしょう)
>ヴェデルニコフ、レーゼル、アンダ。ここらへんが好きなら、
>エルバシャは気に入るよ
アンダは、ブラームスのピアノ協2番とグリーグのピアノ協しか聴いてませんが、
聴いた途端に私のハートを鷲掴み&好きなピアニスト・ベスト5に浮上しました。
・・・分かりました、あなた様の説得に負けました。買います。
なんか怒られちった。別に
>>374 がそういう好みだと言ってるわけじゃないんだが。
>>374 BSHiが見られるなら今週の木曜日夜というか金曜日朝1時からにエルバシャが出る。
イベリア から( アルベニス作曲 )
ソナチネ ( ラヴェル作曲 )
なき王女のためのパヴァーヌ( ラヴェル作曲 )
「ペトルーシカ」の三つの楽章 ( ストラヴィンスキー作曲 )
379 :
374 :2006/09/25(月) 15:51:45 ID:eF4RGHoP
うーん、長期に渡る難問がようやく解決した。 山紫水明の心境だ。 ・・・もしかして、エル=バシャのピアノソナタも、 山紫水明って感じの音ですか? そんな気がする。
380 :
374 :2006/09/25(月) 15:54:29 ID:eF4RGHoP
>>378 TV壊れてるから観られないよ、わおおん。
色々とありがとね。
ブーニンのワルトシュタイン聴いてみたが、イイネコレ。
382 :
名無しの笛の踊り :2006/09/25(月) 16:58:35 ID:aOYiNhzC
私ばかりしゃべってるじゃないか・・・まぁいいや。
>>381 でしょでしょ?実に「チャーミング」でしょ?
私は今、これを越えるワルトシュタインを探してますが、
なかなか見つかりません。あるなら、誰か教えてください。
>>382 おまえのみ見直せとは言わんが、もっと修行の必要あり。
>>374 > カペルはたしか、両親のどっちかがロシア人だったと思う。
> そこを見抜くとは、素晴らしい感性ですね。
褒めてくれてありがとうw
>>377 > 「マイルド」というのは、透明感があるのはOKだけど、
> キンキンした冷たさのある音は苦手なんです、と言えばいいでしょうか・・・・
> 「クリスタルのような音」というのが苦手なんですね。
> YAMAHAとスタインウェイが嫌いです。
ロシア人演奏家ってキンキンした音色の人多いと思うけどね
>>381 ,382で挙がってるブーニンなんて音色キンキンじゃないか
> ・・・分かりました、あなた様の説得に負けました。買います。
私はあなたにエル=バシャは合わないと思う
買って聴いたら是非感想書いてね
>>377 エル=バシャのピアノはスタインウェイですよ。
386 :
名無しの笛の踊り :2006/09/25(月) 23:37:56 ID:j2DkIqzl
>>385 ここだけの話、ア(ryちゃんはスタインウェイだけじゃなくベーゼンドルファーも嫌いなんだよ
387 :
377 :2006/09/26(火) 11:48:55 ID:mZlHh4AJ
>>384-5 ス、スタインウェイですか・・・(一抹の不安が・・・)
スタインウェイは、ツィメルマンだとOKなのですが、
他の人の弾いた音は、拒否反応を起こします。
私には、ロシアピアニズムよりも、スタインウェイの音の方がキンキン聴こえます。
ブーニンのワルトシュタインなんかも、けっこうホノボノ系だと思うのですが。
耳がおかしいのか?
いやいや、好みの問題ですね。(たぶん)
>>386 先生おひさ〜
吉澤ウィルヘルムが、ピアニスト本で、ツェヒリンなど東ドイツ軍団の
ベトソナタその他を、
「ベーゼンドルファーかブリュートナーか、どちらかを弾いていると思われる」
と書いていましたが、ツェヒリンとウェーバージンケのベトソナ、ベトP協は、
間違いなくブリュートナーです。
ブリュートナーは好きで、ベーゼンドルファーは苦手だから、
耳でピーンと来ます。ふふん。
>>387 君、少し考えてくれないか。
ここは君だけのスレッドじゃないはずだ。
389 :
名無しの笛の踊り :2006/09/26(火) 13:14:05 ID:+Sa2W9Kn
まあ硬いこと言うなよ どうせヴェデ厨の書き込みが半分以上を占める糞スレなんだしw
390 :
387 :2006/09/26(火) 13:15:47 ID:bpSaqb+K
>>388 うん。ごめんね。
調子に乗りすぎちゃっただす。
>>387 ピアニストに言わせるとメーカーの違いより調律師の違いの方が大きいらしい。
393 :
名無しの笛の踊り :2006/09/28(木) 14:49:23 ID:R/WE60AS
こんなピアノ・ソナタ全集が聴きたいのです。 (全集でなくても可) まったく思い入れのない、単に音を並べていったような演奏。 色気ゼロ。園田高弘のコロムビア録音の音色がそんな感じと思いますが、 もう少し若い世代で「何を目的として録音したのかわからない」と 言われるくらいヒドい全集 を探しています。
394 :
名無しの笛の踊り :2006/09/28(木) 15:00:53 ID:Gl+WQisy
変わったお方だ・・・ しかも「ヒドい全集」をご所望とは・・・
395 :
名無しの笛の踊り :2006/09/28(木) 15:18:41 ID:vQ0ntgRQ
>>394 いや! これはある意味、踏み絵というかリトマス試験紙というか・・・
396 :
名無しの笛の踊り :2006/09/28(木) 17:05:56 ID:R/WE60AS
釣り、というか、踏み絵、というか、 そういうつもりで訊ねたのではないのです。 ベートーヴェンのピアノ・ソナタは私はどの曲も大好きで、 色々な奏者のものを集めて折に触れ聴いてはきているのですが、 最近「表現する熱さ」のようなものが苦手になっていまして・・・。 逆に多くの人が「このピアニストはカス」みたいなことを 書いている場合、「そんなにカスなら聴いてみようかな」などと 天の邪鬼なことを考えてしまっています。 ヒドい全集でもヒドい全集なりに良いところを見つける 楽しみもあるような気がしますし。
397 :
名無しの笛の踊り :2006/09/28(木) 17:43:28 ID:CZsufBgh
398 :
名無しの笛の踊り :2006/09/28(木) 18:21:13 ID:vQ0ntgRQ
>>396 釣りとは思ってないよ。
ああいう風に書いたのは“おまいら試されてまつよw”くらいな感じ
399 :
名無しの笛の踊り :2006/09/28(木) 19:23:09 ID:MFk+uMyg
面白い質問だと思う。 表現する熱さ、ということは曲そのものは熱くも冷たくもなく、演奏者がそれに温度 を加えるという考え方に基づいているのだろうか? シュナーベルやギーゼキング、カサドシュといった、主観性を小さくしようとする ピアニストの演奏が、かえって強烈に熱い演奏になったのも、曲そのものの熱さ があらわれたものと考えられるのではないだろうか? ベートーベンらしさを表現することを放棄した演奏というのは、グールドの録音のようなものを いうのではないだろうか? 彼のベートーベンはほかのあらゆるピアニストと逆の方向を向いていると思うし、 グールド、と思うからそこに深いものを感じたくなってしまうが、誰か違う人があのように 弾いたら、不真面目な演奏だと思うだろう。 エランがひどいとは全然思わないが、異色の演奏だったら、グールドのほかには グルダ、ユージナがそうだと思う。園田に色気がないのは認めるがシューナーベルと同じ 路線にあり、アラウも同じ。校訂版を出す人という色眼鏡もあるかもしれない。
400 :
名無しの笛の踊り :2006/09/28(木) 20:25:41 ID:XLvj87qm
ユージナは好悪様々かもしれないが、「音を並べていっただけみたいな」演奏 とは全然違うよ
402 :
名無しの笛の踊り :2006/09/28(木) 23:48:07 ID:DAVom+vA
じゃあ、「音をばらまいただけみたいな」演奏
403 :
名無しの笛の踊り :2006/09/29(金) 00:29:13 ID:N9URWy82
>>393 園田さんの演奏結構好きですけどね・・・
なんてつられてみる。。。
俺も園田好き。 ベトもさることながらシェーンベルクが良い。 あ、お呼びでない・・・こりゃまた失礼
> 「音を並べていっただけみたいな」演奏 僕は、後期しか聴いてないけどポミエにそんなような印象を抱きました。 後期を苦手な人には「聴きやすく」感じるんだろうけど、まったく心が動かされなかったです。
406 :
名無しの笛の踊り :2006/09/29(金) 22:41:26 ID:fLO796yo
407 :
名無しの笛の踊り :2006/09/30(土) 10:28:05 ID:qiLR6PDH
ポミエは冷静で丁寧。 エランは表現主義的。
408 :
名無しの笛の踊り :2006/10/02(月) 09:18:46 ID:LjJ58txB
>>405 同意です。
ポミエは、丁寧だけど、すべてを計算し尽くしている感じで、
どの曲を聴いても、不完全燃焼感が残ります。
32番以外のベートーヴェンはピアノソナタが存在価値は認められないのはおかしでしょか?
410 :
名無しの笛の踊り :2006/10/02(月) 20:40:39 ID:oTdaSny0
>>409 意味不明
日本語を勉強し直してもう一度書いてね
ニコラーエワが意外に良かったっす。
412 :
名無しの笛の踊り :2006/10/02(月) 23:41:47 ID:eQ1N/vYn
413 :
名無しの笛の踊り :2006/10/03(火) 00:52:56 ID:z9LNXbEz
今度10番のC mollの曲をやるんですが、なにかアドバイスください!どんな風に弾いたらよいとか… いちよ譜読みは終わりました!
415 :
名無しの笛の踊り :2006/10/03(火) 12:45:19 ID:fZVeke6F
http://www.naxos.co.jp/title.asp?sno=8.111115&cod=5583 ナクソス・ヒストリカル・シリーズ - ベンノ・モイセイヴィッチ(p)
モイセイヴィッチのピアノ録音集 第9集
[ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」(録音: 1941年9月11日、ロンドン)/
同第14番「月光」(録音: 1941年10月6日、ロンドン)/
同第21番「ワルトシュタイン」(録音: 1942年2月20日、ロンドン)/
アンダンテ ヘ長調(アンダンテ・ファヴォリ)(録音: 1950年10月25日、ロンドン)/
ロンド ハ長調(録音: 1942年6月15日、ロンドン)/
D.スカルラッティ(タウジヒ編曲): パストラール ホ短調&カプリッチョ ホ長調(ソナタ ニ短調K.9(L.413)、ソナタ ホ長調K.20(L.375)より編曲)(録音: 1927年2月21日、ロンドン)/
ウェーバー: ピアノ・ソナタ第1番?無窮動(録音: 1950年10月25日、ロンドン)]
ベンノ・モイセイヴィッチ(p)
8.111115
ウォード・マーストン復刻。
ベートーヴェンのソナタを中心としたアンソロジーですが、ウクライナのオデッサ出身である彼はロシアン・ピアニズムの一端を知るだけに、その演奏に注目が集まっています。
流れるような音楽は、再評価もふまえつつ、さらに広く聴かれるべきでしょう。
416 :
名無しの笛の踊り :2006/10/03(火) 14:03:39 ID:mlqoneTV
417 :
名無しの笛の踊り :2006/10/03(火) 22:44:10 ID:rjIujT8E
>>414 そんなの見たら、弾けなくなっちゃうよw
>7 ワロタ
419 :
名無しの笛の踊り :2006/10/05(木) 21:27:12 ID:qEB5Lb+6
ソロモンの最後の4つのソナタを聴いたが、ハンマークラビアの良さがはじめてわかったよ。 長いモノローグのような語り口には、何ともいえない魅力があるな。 他の3曲も大家の風貌というか、余分なものは何もない、何も不足していない、という感じだ。
> ハンマークラビアの良さがはじめてわかったよ。 今までほとんどCDや実演を聴いたことがないんだな。それかよっぽど耳が悪いか。
>>419 ソロモンが残したベストの演奏の一つで、
29番のソナタのベスト盤でしょう。
>長いモノローグ ソロモンがと言うより、29番そのものを形容するのに適した言葉とも言えるね。 例えば、「こうだろ、あれれ、違うダメぽ、こうだ!」という流れ。
423 :
名無しの笛の踊り :2006/10/05(木) 23:29:30 ID:LaU2KWhR
>>421 そうですか、それくらい評価の高いものなんですか。ナットク。
スクリャービンのピアノソナタ第2番に ベトの第14番っぽさを感じてしまった。 片方が表なら片方が裏のような感じで…
425 :
名無しの笛の踊り :2006/10/06(金) 09:45:20 ID:WeXofQuk
へー。私もソロモン気になってたんだ。名前がカッコイイし。 買おうっと。
426 :
名無しの笛の踊り :2006/10/06(金) 23:53:11 ID:0boj9ASS
眠りにつけず、ヴェデルニコフの月光を聴いていたとき、 私は冷たい夜空に青白く輝く道を見た。 誰もがすっかり眠りに落ちているときに、 いったい私のほかに誰がその青白い道を見ただろうか。 その道が闇の彼方に消えていく先を、ぼんやりしながら眺めていると、 私は、その道をゆっくりと歩いていく人影を見た。 月明かりのもとでも、顔かたちが分からず、 ただ黒い影としか分からなかった。 だが、ヴェデルニコフの月光の調べが鳴り止んだとき、 私はすでに青白い道を歩いていたのである。 そして、もはや私は私自身の肉体を五官で感じることができなかった。 私もまた、黒い影にすぎなくなっていた・・・。
夢色☆クラシック
428 :
名無しの笛の踊り :2006/10/08(日) 00:34:13 ID:wHGiZ1/3
ソロモンがいいという意見には賛成だが、29はそれほど秀逸だとは思わない。 4楽章の生々しさが足りないと思う。 私のソロモン一押しは月光ソナタだ。 1楽章はだれよりも遅く、3楽章はだれよりも速い。これだけのことで、ロマンチック かつ熱い演奏になってしまう。 ソロモンは無味の味わいのピアニストという点でヴェデルニコフによく似ていると 思う。 ところで、ソロモンの30番の第4変奏、ほかの人より1オクターブ高く弾く箇所 があるのだけど、どの版のものか知っている人いませんか?確かG.ネイガウス もそうだったような。
へー、そうなんだ〜
430 :
名無しの笛の踊り :2006/10/08(日) 16:18:41 ID:eyR8Fdeg
6番、21番はルドルフ・ゼルキン 13番はグルダ(新盤) 15番はギレリス 29番はケンプ(新盤:但し1〜3楽章だけ) ゼルキンの音がきれいです。
431 :
名無しの笛の踊り :2006/10/09(月) 02:23:48 ID:I3A14a3y
ヴェデルニコフが「ワルトシュタイン」や「熱情」を 録音しなかったのは惜しまれる。
432 :
名無しの笛の踊り :2006/10/09(月) 02:56:28 ID:obQDu2pG
ちっこりーにのスレッドがなかったんでここで訊きますが ベートーベンのソナタ録音を買った方いたらどこで買えたか 教えてください。
433 :
432 :2006/10/09(月) 03:10:21 ID:obQDu2pG
あ、演奏が×だったぜという方は是非売ってくださいw
435 :
名無しの笛の踊り :2006/10/09(月) 13:00:56 ID:DbS5ZsUo
>>434 横レスですが
凄いですね
どうしてそんな情報をご存知なんですか?
ciccoliniで検索しても出てこないのに
436 :
432 :2006/10/09(月) 18:04:29 ID:obQDu2pG
>>434 お、ありがとうございます。やった〜。
これはBongiovanniのやつか
それともNuova Era の音源を買った奴なんでしょうか?
どっちも持ってないんで。。
>>435 確かにどうやってこんな情報を得られるのかわからない。
437 :
434 :2006/10/09(月) 20:46:16 ID:C3YHlUCk
>>436 自分はよくFNACで買うからチェックも怠らない。
送料高いけどamazon.comやHMV.co.jpあたりと品揃えが違うので、
他所で手に入らない時はここにオーダー出す。
438 :
434 :2006/10/09(月) 20:57:20 ID:C3YHlUCk
>これはBongiovanniのやつか >それともNuova Era の音源を買った奴なんでしょうか? Enregistrement8/2000だから2000年8月に録音した方。
>>434 おお、これはすごいですね。私も買ってみようかな
>>432 Nuova Era のほうなら爆社で買いました。(今はないようですが・・・ゴメ)
440 :
名無しの笛の踊り :2006/10/10(火) 02:21:20 ID:sTy5rxYJ
Nuova EraとBongiovanni両方持ってる人いますか? 演奏とか音質の違い教えて下さいません?
441 :
名無しの笛の踊り :2006/10/10(火) 02:26:47 ID:sTy5rxYJ
442 :
名無しの笛の踊り :2006/10/10(火) 11:00:42 ID:GWl8aHwh
>>393 遅レスでごめんなさい。 それよくわかる。
ベートーヴェンでなくて申し訳ないのですが、バッハの「フーガの技法」ピアノ版でそれを求めていたのです。
ニコライーエワを聴いてるとどうしても感情過多に感じて。
グールドがピアノでレコーディングしてくれてたらよかったのに。
「フーガの技法」シンセ盤でも欲しい位です。
スレ違い承知ですがバッハに免じてお尋ねします。
無機的な「フーガ」ピアノ盤を教えて下さい。
443 :
名無しの笛の踊り :2006/10/10(火) 11:47:53 ID:oo94mJJ0
忘れた頃に現れる詩人さん、ぶらぼお! そろそろベトのソナタに飽きてきたのですが、 ソロモンの「月光」、聴きたいなぁ。 ソロモンのベトソナ、バラバラでしか出てないみたいだけど、 今後、「ソロモン ベトソナ集」として、まとめて出る事はないのかしら?
444 :
名無しの笛の踊り :2006/10/10(火) 12:39:03 ID:20QUWzZY
以前、ソロモンのベトソナの集成(後期ソナタのぞく) が音楽之友社から出ていましたね。
445 :
名無しの笛の踊り :2006/10/10(火) 13:02:58 ID:IBiWmB+/
446 :
名無しの笛の踊り :2006/10/10(火) 13:05:04 ID:IBiWmB+/
十二音技法の応用ワロス
448 :
442 :2006/10/10(火) 13:32:19 ID:GWl8aHwh
445さん、ありがとうございます。 これです、まさにこういうのを探していました。 これは試してみる価値あります。 けどバッハならわかる気がしますが、ベートーヴェンで機械的に弾くのってのもすごいですね。 みなさん、スレ違いですみませんでした。
449 :
名無しの笛の踊り :2006/10/10(火) 14:17:08 ID:IBiWmB+/
450 :
名無しの笛の踊り :2006/10/10(火) 15:14:40 ID:YEHBg3TO
詳しそうな人が居るからスレ違いついでに 訊かせていただくと 音楽の捧げものの3声6声のリチェルカーレを ピアノで演奏したものってニコラーエワ以外で有りますか?
451 :
名無しの笛の踊り :2006/10/10(火) 17:52:23 ID:QACKHu+N
先生って、本当にいい人ですね! 別に報酬とかもらってる訳でもないのに、素晴らしいわー
452 :
名無しの笛の踊り :2006/10/10(火) 20:29:02 ID:IBiWmB+/
>>451 何で私だと判ったのだろう?
単に調べるのが「趣味」なだけですよ
手持ち音源を聴き直したり、ネットでサーチしたりすると意外な発見があるものですから
今回も色々と勉強になりました
454 :
名無しの笛の踊り :2006/10/10(火) 22:02:48 ID:NvQla0qi
455 :
432=450 :2006/10/10(火) 22:26:04 ID:YEHBg3TO
>>452 おーほんとありがとうございます。
店頭ではピアノの捧げ物って言うのは見たことないんですよね〜
HMVは渋谷行ってもあんまり無いけどネットにはあるんですね。
HMVだけみても曲目は全然解らないのにすごい。
前にスコットロスの捧げ物のチェンバロの演奏を見たけど
高かったからスルーしたら二度と見つからなかった
(立ち聴いたけど良かったと思った)。。
個人的にはヒューイットに捧げ物とフーガの技法を
録音して貰いたいけどなんでしてくれないんだろ。
ネットくらいしかこういう話が出来ないのが悲しいけど
(リアル友人に詳しい人がいない)。。
重ね重ねすれ違い失礼致しました。
456 :
名無しの笛の踊り :2006/10/10(火) 22:42:59 ID:N62aK9kA
月光は今まで第一楽章しか知りませんでしたが、第三楽章を聞いて好きになりました。 これ弾くのはやはり難しいでしょうか? 全音ピースだと月光はレベルE(上級)となっていますが、第三楽章含めてと考えて良いのでしょうか? 練習の仕方のコツ等あれば教えて下さい。
457 :
名無しの笛の踊り :2006/10/11(水) 00:09:26 ID:a2HJTfjc
>>456 > 月光は今まで第一楽章しか知りませんでしたが、
珍しい方ですね
今までどういう聴き方をなさってたの?
> 第三楽章を聞いて好きになりました。
> これ弾くのはやはり難しいでしょうか?
> 全音ピースだと月光はレベルE(上級)となっていますが、第三楽章含めてと考えて良いのでしょうか?
聴く限りでは第3楽章のみ異常に難しいのだろうと思われます
ホロヴィッツなんかもステレオ録音盤は全然弾けてませんから
> 練習の仕方のコツ等あれば教えて下さい。
鍵盤楽器板に適切なスレがありますのでそちらでどうぞ
ベートーヴェン ソナタ演奏専用
http://bubble4.2ch.net/test/read.cgi/piano/1141131393/
458 :
名無しの笛の踊り :2006/10/11(水) 02:07:09 ID:VtTTB/Ja
ニコラーエワの全集が好き。 中でもOp.110が大変美しい。2楽章でとちりまくるわ、客がモノおとすわ時計のアラーム鳴らすわの大騒ぎがあれだがwww
459 :
451 :2006/10/11(水) 15:07:09 ID:HrExlw+B
>>453 なんとなく。全部は分かりませんけど。
ともかく、先生のお勧めは、その人の希望に的確に沿っていて、
かつ他の人が挙げない(知らない)ようなのを挙げてくれるし、
どこがよくてどこが悪いのかもきちんと説明してくれるし、まず間違いない。
クラCD探索は趣味かもしれないけどw、赤の他人様のために、
時間とか情報を提供し続けるって、なかなかできることではないと思います。
私も先生を見習って、なるべくそうしようと思ってますが、
正直面倒に感じることが多い。検索って、とても時間がかかるし。
先生尊敬します。私、先生ともっとお話ししたい〜
HPはお持ちじゃないのですか?
(「先生」の自作自演ではありません、念のため)
460 :
名無しの笛の踊り :2006/10/11(水) 18:56:10 ID:3uSf7cRp
461 :
名無しの笛の踊り :2006/10/11(水) 20:49:52 ID:68Zd6sJn
皆さんはギーゼキングのベートーベンはどう評価しますか。自分はけっこう好きなんですけど。
462 :
名無しの笛の踊り :2006/10/11(水) 21:49:31 ID:ZG1W9ReK
月光ベスト3 1.ヴェデルニコフ 2.ソロモン 3.ルプー
463 :
名無しの笛の踊り :2006/10/12(木) 10:53:59 ID:MPxSD1N4
464 :
名無しの笛の踊り :2006/10/12(木) 15:27:09 ID:4p42+ONX
ケンプの旧盤っていいよな。
465 :
456 :2006/10/12(木) 17:27:18 ID:fiPzOHaJ
>>457 さん
コメントありがとうございました。
今まで名曲CD集とかで聞いていたので、たいてい第一楽章しか入っていなかったのです。
466 :
名無しの笛の踊り :2006/10/12(木) 19:43:18 ID:YL+eU//u
32番Op111の第二楽章がどうしてもJAZZに聞こえるんですが?
>>466 だってジャズって変奏曲なんだもん。当たり前じゃん。
468 :
名無しの笛の踊り :2006/10/12(木) 20:13:02 ID:A2BoIl80
>>466 スウィングしてるってことでしょう?ジャズの全てがスウィングって訳じゃないけどね.
「第9」の3楽章にもその雰囲気があるよね.あれも格好良い.
469 :
名無しの笛の踊り :2006/10/13(金) 00:43:42 ID:UuiatdIf
>>466 特にケンプの演奏ね。第3変奏の所のスイング感はたまらないよね。
470 :
名無しの笛の踊り :2006/10/13(金) 00:55:38 ID:cwMq0WMX
ギーゼキングね。 ぼくも461がギーゼキングのどこが好きなのかは興味ある。 以下はぼくの考え。 ギーゼキングの演奏全般に共通しているのは、異常な素っ気なさである。 テンポ速め、ルバート、ゆらし、いっさいなし。 これは、ラフマニノフの演奏と似ている。 新即物主義うんぬん、という見方もあるだろうが、ぼくはこの現象はレコーディング 以前の究極の俯瞰主義というものではないかと思う。 今のように、録音された音楽がはんらんする前は演奏者は現在に比べ、細部よりも全体に対して の関心がより大きかったのではないだろうか? ギーゼキングとラフマニノフの録音を聴いて一番感じるのは、音楽の俯瞰的な美しさに対する関心に比べ、 極端なまでに細部の美しさへの無関心だと思う。 美しいところを弾き飛ばす。聴きたい内声は無視される。 録音以前の演奏は多かれ少なかれそうだった。しかしその俯瞰的な美のみに 極端にこだわったのが、この二人だと思う。 だから、ラモンド、ハンブルグからグールドにいたるまででも、聴いてみてもっとも違和感 があるのが、ギーゼキングのベートーベンだろう。 前にも書いたがギーゼキングのような演奏は録音が中心となった今、 滅びていくと思う。繰り返し聴かれる音楽では、必ずや細部への美が無視できなく なるからだ。 例えば、彼のような30番はだれも望まないはずだし、ラベルの水の戯れに至っては、 今の感覚ではほとんど理解できない。 好き嫌いは言ってないつもりだが、反論が楽しみだなあ。
471 :
名無しの笛の踊り :2006/10/13(金) 02:25:21 ID:hLSO8Y23
コレ持ってる人いる?
煽り文がいかにもインチキな感じで引いてしまうが、SACDハイブリッドなのに安いので音質良ければ買ってみたい
Beethoven: Piano Sonata No. 1-3 / Michael Korstick [SACD Hybrid]
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=993521&GOODS_SORT_CD=102 1955年ケルン生まれ。ジュリアード音楽院でピアノを学んだが、拘った性格のため全くコンサートを行わず研究に没頭した。初のコンサートはなんと1993年(38歳)。
特にベートーヴェンやシューベルトにこだわって演奏。その独特な解釈は絶賛され、2005年度エコー賞を受賞している。現在でも、1年に数回のコンサートのみしか行わない演奏家である。
その演奏は、確かに“遅咲きの天才”という人は存在するのだ!と確信せざるを得ないだろう。
もともと現代音楽などを得意としていたが、たまたま彼の演奏したベートーヴェンが、かの名ピアニスト、クラウディオ・アラウの耳にとまり「これはすごい!」と大絶賛されたそう。
それで一躍注目を浴びることとなったのが何と38歳だというのだ。
そんな彼の前作の“ディアベリ変奏曲(OC532)”では、その才能の片鱗を見せてくれたが、今回は同じくベートーヴェン。最初のソナタ3曲である。
まず学習用にも使われることの多いOp.2-1。何という迫力だろう。
決然とした第1主題はもちろんのこと、叙情的な第2主題までもが激しく、聴き手はまるで燃え盛る炎に炙られているようだ。美しい第2楽章で一息ついて、また目まぐるしい第3楽章が始まる頃にはすっかり音の魅力にはまるだろう。
Op.2-2も負けずに激しい。時としてデフォルメされるテンポ、そして湧き上がるような上昇アルペジオ。ただただ翻弄されるのみである。全曲を通じて感じられるのが「思い切りのよさ」。
オトコだったらベートーヴェン!そんな硬派な演奏である。5.0chのマルチの音も非常に自然で優秀。 [コメント提供;BMGジャパン]
472 :
名無しの笛の踊り :2006/10/13(金) 09:25:06 ID:UuiatdIf
ギーゼキングのその異常な素っ気なさが好きなのです。特にベートーベンの音楽はピアニストに独自の解釈を求めていないと思っていますので。もちろん、ラヴェルの演奏が過去のものであることには同意しますし、ギーゼキングが大好きということではないんですけど。
473 :
名無しの笛の踊り :2006/10/13(金) 18:39:41 ID:Xj8PGsfI
ギーゼキングのバッハは好き。
474 :
名無しの笛の踊り :2006/10/13(金) 18:40:29 ID:EiAvvFqC
>>473 私もギーゼキングが好きです。イギリス組曲なんか最高。
もちろんモーツァルトは言うに及ばず。ベートーヴェンの
P協4,5などは同曲のベストの一つ(カラヤンとの方より
ガリエラのほう)。上の方でギーゼキングの演奏は”素っ気ない”
と形容されているが、表面的には確かに素っ気なく聞こえるが、
じっくり聞き込めば、彼の演奏が本当に優しい、実に優しい演奏と
聞こえるはず。ラヴェルやドビュッシーなどもすばらしい。
シューマンが今ひとつだと思っていたところ、この前購入したCD
に入っていたシューマンのP協などはこの曲のベストの演奏と
言っていいぐらい。フルヴェンとのではなく、Schroderという
名も知らない指揮者との演奏。しかし、こんなにギーゼキングが
好きな私も彼のベートーヴェンのソナタだけはよくわからん。
EMI盤ではなく、ライブでかためたTahra盤に少々心は動いて
いるんだが、未だ買うのを躊躇している。
ギーゼキングのベートーヴェン:ピアノソナタ集(Tahra盤)について。
私もギーゼキングの大ファンなのでこれを買いました。しかしこれがどうも…。
ところで僕がギーゼキングを理解するに、彼にはふたつの側面があります。
ジャズ的即興弾きとばし屋、素っ気ない即物演奏者。
もちろんこのふたつは二重人格ではなくて混在している。
彼が最も素晴らしく輝くのは、一見素っ気なく即物的な演奏をしながらも、そこに即興的なファンタジーがきらめくとき。
モーツァルトやドビュッシーなどの晩年のEMIスタジオ録音にはその成功が聞ける。
ただしライブになったり、準備不足の演奏では単なる弾きとばし屋に終始してしまう事あり。
Tahra盤はまさにそれ。
これはザールブリュッゲン放送の放送録音、はっきりいってやっつけ仕事に聞こえる。
現代の音楽教育を受けた人なら、ギーゼキングのプロとしての素質を疑うかもしれない。
ちなみに彼のバッハ録音がDGから出てるが、あれもザールブリュッゲン放送で、同傾向の演奏だったと思う。
だがよほどのギーゼキング好きならこの演奏にもギーゼキングらしい輝きが聞こうと思えば聞ける。
僕も必死に食いついて通して聞いた。たしかにそれなりの輝きがあった。
しかし二度と聞く気にはなれなかった。売りました。
>>475 ギーゼキングのあの弾きとばしバッハが好きなら、Tahra盤が気に入る可能性もあります。
>>470 >究極の俯瞰主義
>細部の美しさへの無関心
その通りだと思う。シュナーベルやバックハウスやエリー・ナイなども
全体を掴んでそこから何を最も大切なものとして表現するかという事においてそれぞれの個性としている。
>ラベルの水の戯れに至っては今の感覚ではほとんど理解できない。
私は好きだが主旨にはまったく同意。ギーゼキングのラヴェル演奏は研究すると面白いのではないか。
ラヴェルを先駆とする現代的細部技巧曲に、
古いギーゼキングのピアニズムがどこで適合しどこで適合しないのか。
たとえばソナチネなどは、細部の表現はもちろん「省略」されているが、
さすがに3楽章形式の曲目だけあってすこぶる適正を示し、
ギーゼキングでしか表現し得ないはかなさが出ている。
で、これは現代のピアニストからは絶対に聞けない味わいがある。
477 :
名無しの笛の踊り :2006/10/13(金) 20:36:42 ID:q+z158rx
バッハも変わってるよな。 面白いのは、“なにも足さない、なにも引かない”熱情ソナタは実に強烈に“熱情” ソナタなのだなあ。 これはソロモン、カサドデュ、シュナーベルも同じ。 ドビュッシーは今でもリファレンスで通用すると思うが、ラベル、バッハはやはり “滅びた”感覚だと思う。 この人はすごい天才で、演奏に関してはなんの苦労もなかったらしい。(テク、譜読み) 演奏を聴いている限りでは、まるで天才の初見演奏のようにも聴こえる。 “読み”がなくいつでも直感的。 ベートーベンでいいのは32か?(スタジオの方) TAHRAってライブなんですか?
>>477 スタジオでの一発録りです。
放送録音なので時間上の都合のためかハンマークラヴィーアが呆れるほど速かった。
ギーゼキングは32番をスタジオ録音してないのでそれを期待してTahraをかったのだけれど、
さすがにギーゼキングファンの僕にもあの弾きとばしは限度を超えていた。
それで売り払ったというのもある。
ちなみに即興的な弾きとばし寸前で圧倒的な名演になっている演奏として思いつくのが、
バックハウスの54年カーネギーホールライブ。
この1ヶ月後彼は日本にも来日して32番を演奏してる。
ギーゼキングはたしかに現代の職業的ピアニストとは全くの異星人、ようするに天才だと思う。
479 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 05:51:07 ID:QEv0hpTZ
>>476 > ギーゼキングのベートーヴェン:ピアノソナタ集(Tahra盤)について。
これ欲しかったのよ
詳細なインプレさんくす!
> 私もギーゼキングの大ファンなのでこれを買いました。しかしこれがどうも…。
> ライブになったり、準備不足の演奏では単なる弾きとばし屋に終始してしまう事あり。
> Tahra盤はまさにそれ。
> これはザールブリュッゲン放送の放送録音、はっきりいってやっつけ仕事に聞こえる。
あらそうなの?
でも4千円くらいなら欲しいんだが
> 僕も必死に食いついて通して聞いた。たしかにそれなりの輝きがあった。
> しかし二度と聞く気にはなれなかった。売りました。
買い叩かれたろ?
漏れに売ってくれれば良かったのにw
あと「こりゃ酷ぇ」と思った演奏でも数年後に聴くとゾクゾクする良い演奏に聴こえる場合がある(その反対もある)
ギーゼキングのTahra盤はライヴによるほぼ全曲盤として非常に貴重
他に無修正ライヴ音源としてはチアーニがあるな
これも酷いらしいがw
横山のもライヴ盤だけどあれは沢山修正入れてるはず
いずれにせよ、あの手の「無修正」音源は大事に持っておくべきだと思うけどね
480 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 06:03:50 ID:QEv0hpTZ
>>477 > この人はすごい天才で、演奏に関してはなんの苦労もなかったらしい。(テク、譜読み)
吉田秀和の「世界のピアニスト」参照のこと
弟子の井口基成によると「あの人は1度楽譜を見ると覚えてしまう」とのこと
「間違って覚えてしまうともう直せない」らしくて常に同じ箇所で音を抜かして演奏した
シューベルトのソナタの演奏会での話
481 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 09:56:52 ID:0C9SYbza
北制裁決議最終案で合意、安保理で採択へ 【ニューヨーク=白川義和】米国は13日午前(日本時間同日夜)の 国連安全保障理事会非公式協議で、北朝鮮の核実験実施発表に対する制裁 決議案を提出、安保理は14日午前(日本時間同日夜)に決議案を採決に付すことで合意した。 各理事国は基本的に決議案支持を表明し、北朝鮮に対する 初の制裁決議が採択されることになった。 10月の安保理議長を務める大島賢三国連大使は協議後、 記者団に対し、多くの国が米国案を支持し、中国からも異論は出なかったと明らかにした。決議案は、米国に日本、英、仏、スロバキア、デンマーク、ペルー、ギリシャが加わっての計8か国の共同提案となる。 米英仏中露の5常任理事国と日本は引き続き大使級会合を開き、 技術的修正を加えた。決議案は13日午後、採択可能な文書となる。 ドラサブリエール仏国連大使は、全会一致で決議が採択されるとの見通しを示した。
>>479 おれは7000円くらいで買ったかな。
>数年後に聴くとゾクゾクする良い演奏に聴こえる場合がある
おれもあまり売る事はないんだが、
このTahra盤だけは持ってるとギーゼキングそのものを嫌いになってしまうような気がして、
まるで過去の嫌な思い出を捨てるような気持ちで売っちまったよ。
チアーニのDynamic盤ライブ・ベト全集も持ってる。
これはたしかに音質は酷いが演奏はよい。
まだ若いので曲によって全曲に解釈が完成しているわけではなく、
出来不出来の差が大きいが、いいものはかなりよい。
ギーゼキングのTahra盤とは違って討ち死に覚悟のピアニストの存在が聞える。
これはお奨めだよ。
483 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 18:29:04 ID:QEv0hpTZ
>>482 文体もIDも変わってて別人みたいだがw、丁寧なレスどうもありがとう
> チアーニのDynamic盤ライブ・ベト全集も持ってる。
> ギーゼキングのTahra盤とは違って討ち死に覚悟のピアニストの存在が聞える。
> これはお奨めだよ。
面白そうなので購入検討してみます
色々聴いてる人のようなので、他にも何かオススメあればどんどん書いて下さい
484 :
482 :2006/10/14(土) 18:35:53 ID:i66ctMo0
>文体もIDも変わってて別人みたいだがw ほんとうだw、前のレスは構えて書いたんで。 IDが変わったのは再接続したからです。
>>480 1度見るだけで覚えてしまうというエピソードは知っていたけど、
間違って覚えてしまうと直せないというのは、知らなかった。
本当かな。すごく興味深いね。
486 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 21:08:11 ID:5wIqiRjU
北制裁決議最終案で合意、安保理で採択へ 【ニューヨーク=白川義和】米国は13日午前(日本時間同日夜)の 国連安全保障理事会非公式協議で、北朝鮮の核実験実施発表に対する制裁 決議案を提出、安保理は14日午前(日本時間同日夜)に決議案を採決に付すことで合意した。 各理事国は基本的に決議案支持を表明し、北朝鮮に対する 初の制裁決議が採択されることになった。 10月の安保理議長を務める大島賢三国連大使は協議後、 記者団に対し、多くの国が米国案を支持し、中国からも異論は出なかったと明らかにした。決議案は、米国に日本、英、仏、スロバキア、デンマーク、ペルー、ギリシャが加わっての計8か国の共同提案となる。 米英仏中露の5常任理事国と日本は引き続き大使級会合を開き、 技術的修正を加えた。決議案は13日午後、採択可能な文書となる。 ドラサブリエール仏国連大使は、全会一致で決議が採択されるとの見通しを示した。
エル バシャの全集最高、ひさしぶりに衝撃を受けた。 誰か、エル バシャのスレッドを立てて。
スレ違いだけど、Chopinの全集とコンチェルト、ラベルも注文しちゃったよ。 こんなすごいピアニストを知らなかったのは、迂闊だったなw
後、Rachmaninoffもね、連投すまそ。
491 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 01:21:27 ID:+kHPCVap
ソロモンの月光を聴いてみたまえ。 彼は第1楽章を8分30秒もかけて、ゆっくりと弾く。 そこにあるのは、晩秋の荒野で、 冷たい風に吹きさらされている、灰色の墓標である。 誰もが眠りに落ちた真夜中に、凍えながらその墓標を見に行くと、 墓標のそばで青白い幻影が大地に突っ伏して泣いていた。 しかしまもなく、その幻影は、夜の嵐とともに、 暗闇の彼方へと去っていった・・・
TAHRAのギーゼキング、評判悪いですね。
確かに手クセで引いているようなところが多いし、難しくなさそうな部分でもたついたりしている。
もっと集中してくれよ、とも言いたくなる。だけど私にとっては大切な演奏に思えるし、売る気に
もなれない(単に私にCDを売る習慣がないというのもありますが)。
美点を見出すなら例えば31番の最終楽章。一見綻びだらけのように見えて、実はギーゼキング
によってコントロールされた音楽になっていると思います。音はポツポツとまばらに響きテンポはよろめく。
しかしそれは慟哭ではない。確かな手付きでしかも他の誰よりも力強く鐘を打ち、最後は前のめりに
なりながら目的の場所に辿りつく・・・。ギーゼキングの解釈の下で音楽がコントロールされた姿です。
29番の第3楽章以降や32番の第2楽章にも同じような印象を持ちました。
後期ソナタにはナットやRゼルキンらの素晴らしい演奏が存在しますが、TAHRAのギーゼキングも
時々棚から取り出して聴く価値が、少なくとも私にとってはありそうです。
>>482 ギーゼキングのベートーヴェンでお勧めの録音はどれでしょうか?
実は私はEMIの全集を未聴なんですが・・・。
493 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 07:08:29 ID:7wtJH2E9
>>492 ギーゼキングのベートーヴェンでお勧めの録音はどれでしょうか?
実は私はEMIの全集を未聴なんですが・・・。
すべての人が未聴だから安心汁
494 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 07:23:34 ID:cRDq1Cvi
495 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 08:04:38 ID:cRDq1Cvi
ちなみに
>>494 に貼ったDiscographyは更新が止まっているらしく2004年に出たコレが載ってない
Piano Concerto.5: Gieseking(P) Walter / Vpo +sonata.20, 30, 32
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1099569 「皇帝」は1934年の録音とは思えないほど非常に音質が良い
スクラッチノイズが全然ないので本当にSPからの復刻かと思うくらい
ソナタも非常に良好な復刻
20番は1938年となっているが1939年の誤りか?
32番は1947年4月にフランクフルトで録音したものとある
Discographyに載っていない新発見の音源かどうかは不明
32番は第1楽章がセカセカしていてグールドを思わせる(演奏時間わずか05' 52"!)
ちなみにグールドは07' 15"、グルダが8' 38"
こういう演奏が可能だったのはギーゼキングくらいだろうから、多分他の人の演奏ではないはず
演奏も個性的だし値段も安いので
>>492 さんみたいな初心者にはコレを薦めます
496 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 08:07:22 ID:cRDq1Cvi
ゴメンTahra持ってる人だったね
>>495 の最後の行「初心者」は訂正
497 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 13:26:08 ID:ODEq54px
第17番 イ長調 (テンペスト) どうなCDを聞いたらいいのか? どういう曲なのか?
498 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 15:16:09 ID:i75NdxHE
499 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 15:25:42 ID:cRDq1Cvi
>>497 あなたの好みで大分変わる
好きなピアニストいたら挙げてみて
500 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 16:00:24 ID:kc98kSwl
テンペスト?イ長調?
501 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 20:23:44 ID:7kcXR7+t
>499 よくわららないが日本人奏者でいいよ。
502 :
482 :2006/10/15(日) 21:40:05 ID:Qs9BPQJc
>>492 >TAHRAのギーゼキングも時々棚から取り出して聴く価値が、少なくとも私にとってはありそうです。
僕もそのときの感情で安易に売り飛ばした事を後悔してる。少なくとも一部くらいCD-Rに焼いとくべきだったと。
>ギーゼキングのベートーヴェンでお勧めの録音はどれでしょうか?
僕も未完のEMIベトソナタ集は持ってないんですよ。一部聞いた事はありますけど。
ただやっぱどうも、モーツァルトばりの感動を期待してしまってか、あまり感心しなかった。
もちろんTahra盤のような弾き飛ばし演奏ではなかったですが。
ガリエラ/フィルハーモニア管とのP協4,5番(ステレオ)が一番よいような希ガス。
特に皇帝はピアノのみならずオケまでお花畑で演奏しているようななんともチャーミングなもので、
こんな演奏は他では絶対に聞けないと思う。
ただしステレオといっても下手な音質でモノラルの方がマシかも。
503 :
名無しの笛の踊り :2006/10/16(月) 00:21:32 ID:IS/od1In
テンペストのお勧めは、 ヴェデルニコフ、ソロモン、リヒテル。
504 :
492 :2006/10/16(月) 03:46:41 ID:X5qyIFlR
>>493 あ、あれも選集でしたか。
>>494-495 リンクありがとうございます。案外録音少ないんですね。
Archipelの1枚物は持ってます。32番、第2楽章も早いですよね。ギーゼキングの頭の中で鳴ってるスピードがわかります。
結果的に指が付いていってないですが。私にとっては感動的な演奏でした。
余談ですが、同レーベルから出てるフランクのソナタ(Vn:タシュナー)は名演です。
Music&Artsのソナタ選集(16, 24, 25, 26, 28, 29, 32)は買うかどうか悩み中。HMVのウィッシュリストに入れっ放しです。
曲目は中途半端ながら、良いとの噂も聞くもので。
>>502 そのうち安くなったら買い直すのも手かも。10年ぐらい経つと耳も変化してるかもしれません、なんて。
私の方はモーツァルトは未聴(10年ぐらい前にちょっと聴いたことあり)。そろそろモーツァルト行きますかね。EMIでいいんですか?
ギーゼキングの顔写真を見ると条件反射でベルガマスク組曲の出だしの部分を口ずさんでしまう体質を変えられるかな。
>>497 やや暗いトーンのドラマチックな曲ですよ。ブリリアント(レーベル名)から出てるリヒテルの5枚組(2千円ちょい)はいかがでしょうか。
シューベルトの21番ソナタなども入ったお買得盤です。
505 :
名無しの笛の踊り :2006/10/16(月) 08:12:34 ID:IS/od1In
11月にDENONからロシア・ピアニズム名盤選の 第3弾がリリースされますが、 今回はヴェデルニコフは3枚だけ。 しかも3枚とも持っています・・・。
>>505 そういうときはまず何がでるのか情報を書き込んでくれるとみんな助かります
507 :
名無しの笛の踊り :2006/10/16(月) 17:20:04 ID:INXXiwWS
ヴェデルニコフの再発売情報・・・ 1.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番ほか 2.ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第6番ほか 3.ドビュッシー:映像ほか
508 :
名無しの笛の踊り :2006/10/16(月) 18:48:55 ID:ToiYi/gm
>>489 随分金持ちだなw
あすBSHiでエルバシャのライブ放送するよ。
510 :
名無しの笛の踊り :2006/10/16(月) 19:05:20 ID:ToiYi/gm
511 :
名無しの笛の踊り :2006/10/17(火) 00:33:58 ID:SgY5B7CK
ベートーヴェンのピアノ三重奏曲第6番は、 ヴェデルニコフの数少ない室内楽録音であるが、 この演奏は意外なほど明るい。 特にフィナーレは浮き立つリズムが見事で、 楽しみながら演奏しているさまが想像される。 「大公」も録音してくれていたら、さぞかし、と思う。 一緒に収録されているシューベルトのソナタや小品は、 いつものヴェデルニコフだ。 彼が第21番のソナタを録音してくれていたら・・・、 と思うが、今となってはどうしようもない。
一瞬いつもの詩人かと思った
ヴェデルニコフをNGワードにしtら レス番号が飛ぶ飛ぶww
>>508 うっ、ありがとう。助かります。しかもこのプライス、激マストっぽいですね。
早速ウィッシュリストに入れましたが、あさってタワーに行くのでそれまで待つか、ぽちっと押しちゃうか・・・。
立て続けにギーゼキングの印象派風ベートーヴェンを聴いていたので、口直しにVOXのブレンデルで
29番を聴いたところです。少なくとも5年ぶりに。明快で面白い。もしも29番のよさがわからないという人が
いたら、これを試してみることを勧めます。昔(10年以上前ですが)、30番はこのセットにある演奏が
一番好きだったことを思い出しました。
(余談)ギーゼキングがちょっと楽譜を見ただけでその曲を覚えてしまうというエピソードを補完する記述を
見つけたので貼っておきます。
http://ondine-i.net/column/column125.html
515 :
名無しの笛の踊り :2006/10/17(火) 03:07:51 ID:kGAeK8Dh
プリュデルマシェール 脳をリセットしたい時に聴く
516 :
名無しの笛の踊り :2006/10/17(火) 12:06:37 ID:UAtkn7x4
517 :
名無しの笛の踊り :2006/10/17(火) 13:23:45 ID:DmeXMkcW
450番台あたりで、エル=バシャのベトソナタ全集を買うかどうかで、 迷いまくっていた者ですがー。買っちゃいましたー!! ・・・でも許してください、今回買ったのは「ベトソナタ全集」ではなく、 「ショパン全集」です。 犬ネットで買おうと思って検索かけたら、 なんと日本では手に入らないかと思っていた「ショパン全集」が入荷していたので、 こっち方を先に買っておかねばなくなる!!!と、思ったものですから。。 とにかく、大変気に入りました、エル=バシャさん。 予想以上の素晴らしさでした。 清流のせせらぎのように爽やか系で、あっさりめ(情感込めない)なのに、 何故かわわわーと泣けてしまう練習曲。 ピアノ単曲で泣くのなんて初めてですよ、私は。 ベトソナ全集とショパンコンチェルトも買います。 お勧めしてくれた皆さん、ありがとう!
518 :
517 :2006/10/17(火) 13:28:30 ID:DmeXMkcW
間違った。350番台でした。
519 :
名無しの笛の踊り :2006/10/17(火) 13:37:47 ID:f9+fLVFZ
>>514 > ギーゼキングの場合は楽器すら弾かず、楽譜を見ただけでおぼえてしまうというのだ。
> テキストをおぼえるだけではなく、必要な演奏技術まで頭でおぼえるという。
> 「ひさしく弾いていない作品の場合も、譜面を手近なところに置いて、くり返しそれを読んで
> 記憶のなかによみがえらせれば、ときおりは弾いていなければならないかも知れない指も暗示を受けて動くようになり、制御しやすくなる。
> こうすることによって、頭から(頭に思い浮かべた音楽的表象から)出る刺激が、指の動きに申し分なく移されるかどうか、十分に吟味され、確かめられるわけである」
これはまさに天才の所業
ベートーヴェンのほぼ全集とかを連続演奏するくらいでしたから、晩年になってからも記憶力は衰えてなかったんでしょうね
ただ22番だけ抜けてるのは何か意味があるのだろうか?
> 驚異的な記憶力を誇るのは、多くの二十世紀音楽を弾いてきたポリーニだ。
> 彼は、たいていの曲は一回弾けばおぼえられるという。
> 錯綜したテキストで演奏至難なことで知られるブーレーズの『ソナタ第二番』だけは、さすがに暗譜するまでに三回(!)弾く必要があったというが──。
これはにわかには信じがたい
だったらもっとレパートリー広いはずだろと突っ込み入れたくなるw
覚えてから先が問題なんだろ (w そういえばピアニストではないがミトロプーロスの記憶力も凄かったそうな。 シェーンベルクの複雑なスコアも各パートすべて覚えていて、練習中何か あると問題のパートを歌って指示したという・・・
521 :
名無しの笛の踊り :2006/10/17(火) 16:28:49 ID:IFq7e/z5
ハイドシェックの全集を購入。濃厚なこぶし回しに卒倒しそう。 これは演歌のCDですか! 音質も悪いし大後悔。 今、口直しにナットの美しい演奏を聴いています。
522 :
名無しの笛の踊り :2006/10/17(火) 16:45:28 ID:SgY5B7CK
ソロモンを聴いてはじめて、 自分にとっての理想のベートーヴェンに出会えたと思いました。 でも、残念ながらソロモンは全集ではないので、 ソロモンに近いスタイルの全集を紹介してください。
523 :
名無しの笛の踊り :2006/10/17(火) 19:29:23 ID:8nlytCda
>>522 俺もソロモンの協奏曲全集を聴いた時そう思った。
これぞベートーヴェンだって感じがした。
524 :
名無しの笛の踊り :2006/10/17(火) 19:55:59 ID:PaOwKC1W
525 :
名無しの笛の踊り :2006/10/17(火) 20:09:12 ID:f9+fLVFZ
526 :
名無しの笛の踊り :2006/10/17(火) 20:11:45 ID:PXLGqclA
あー
>>519 >晩年になってからも記憶力は衰えてなかったんでしょうね
ギーゼキングは1956年に60才で急死してるから問題がなかったんだろう。
しかしライブにおける彼の即興的な芸風からだと、
70才超えた頃にはリヒテルのようになってた可能性が強いと思うのだが。
528 :
名無しの笛の踊り :2006/10/18(水) 00:21:51 ID:8GEuj6Gn
ヤフオクにポミエのベト全に11000円をつけて出品している 人がいますね。塔で買えば3000円台なのに。
>>519 レパートリーの広さと言えばエル=バシャは凄いよな。
ベートーヴェンソナタ全曲にショパンの全作品、ラヴェルのピアノ曲大部分にプロコフィエフの全協奏曲、
ラフマニノフ前奏曲に、シューベルト、シューマン、ストラヴィンスキーその他諸々。
超人としか思えない。
530 :
名無しの笛の踊り :2006/10/18(水) 11:05:15 ID:W8x+iAYP
>>529 > ベートーヴェンソナタ全曲にショパンの全作品、
この2つ仕上げたのは確かに凄い
2つとも録音してるのは他にはアシュケナージしかいない
ラヴェルのピアノ曲大部分にプロコフィエフの全協奏曲、ラフマニノフ前奏曲に、シューベルト、シューマン、ストラヴィンスキーその他諸々。
これは大したことない
CDで10枚足らず
アシュケナージはCDで100枚を軽く超える分量を録音してる
> 超人としか思えない。
褒めすぎ
超人とは録音もコンサートも両方精力的にこなした人に相応しい言葉
ルービンシュタインとかホロヴィッツ、現役ならキーシンあたり
それだったらギーゼキングも凄いぞ。 50年代に入ってEMIに怒濤の録音を開始。 ドビュッシー、ラヴェル、モーツァルトの全集完成。 メンデルスゾーン、グリーグ、シューベルト、ブラームスもまとまった録音集。 ベートーヴェンの全集を期するも…途中で死亡。 ショパンとシューマンも録音しようとしていた…。 以上の録音は全てわずか50年〜56年の事。 間違いなく過労死です。 ちなみに同じEMI所属のソロモンも56年に過労、脳出血で引退。 この頃のEMIのマネージメントはどうなってんの?
532 :
名無しの笛の踊り :2006/10/18(水) 12:31:26 ID:W8x+iAYP
>>531 > それだったらギーゼキングも凄いぞ。
ギーゼキングは別格
アメリカに亡命するか生まれるのがあと10年遅ければ倍以上の録音を遺してくれたかも
ナチス協力者として演奏できない時期があったのが大きい
> メンデルスゾーン、グリーグ、シューベルト、ブラームスもまとまった録音集。
>>494 のリンク見れば判るけど全部細切れ録音
シューマンの方がライヴ含めると主要作品が揃う
> 以上の録音は全てわずか50年〜56年の事。
> 間違いなく過労死です。
過労死じゃなくて1955年と56年と連続して交通事故に遭ってる
死因は事故のせい
533 :
531 :2006/10/18(水) 13:19:12 ID:Wz6C4SzJ
僕も記憶が曖昧なまま書き込んだので手持ちのCDの解説を参照してみた。以下はその抜粋。 「ギーゼキングはEMIのアビーロードでベートーヴェンの田園ソナタを録音中、猛烈な腹痛を訴え、 急遽ロンドンに運ばれて手術を受けたが術後の経過が悪く56年10月26日他界した。急性膵臓炎だった。」 「ギーゼキングは厳格なヴェジタリアンだった。あの巨体と演奏行為という重労働を支えるには ”燃料”が足りなかったのではあるまいか。」 「その前年の暮れ、ギーゼキング夫妻はドイツでバス旅行中事故に遭い、夫人は即死、 ギーゼキング自身も負傷を受けたが、ほどなく本復し演奏活動へ戻ることができた。 我が国ではギーゼキングが交通事故のため亡くなったという記事が見受けられたが、これは誤りである。」 以上の文章は三浦淳司氏によるもの。 急性膵臓炎がどのようにして起こるものなのか。事故の後遺症か、過労か、ヴェジタリアンだからか、 医学に詳しい人教えて。
534 :
531 :2006/10/18(水) 13:27:51 ID:Wz6C4SzJ
他にも色んなエピソードが載ってる。 「20才のときにはベートーヴェンのソナタ全曲演奏のツィクルスを6回のリサイタルで行った。」 「新作の初演を依頼されたあるとき、演奏地へ出発する当日に作曲者から完成されたばかりの手書きの譜面が届けられた。 ギーゼキングは汽車の中で数時間スコアを読みながら暗譜し、1回きりのリハーサルと本番で1音符のミスもなく弾いてのけたという 逸話が残っている。」 「55年(死の前年)、シュワルツコプがギーゼキングにヴェルディの『ファルスタッフ』を聞かせたとき、 『今までこんな素晴らしい音楽を知らずに生きてきたなんて』と、本気で無念な怒りを自分自身にぶつけていた。」 つまり、ヴェルディをまったく知らなかったという事らしい。 いずれも宇宙人的な天才エピソードばっかりだな。 ちなみにベートーヴェンのソナタ全曲録音が完成したら、どうやらショパンのみならずスクリャービンも録音しようとしてたらしい。
535 :
名無しの笛の踊り :2006/10/18(水) 13:50:27 ID:W8x+iAYP
>>533 おお凄い!
わざわざ打ち込み乙です
"ギーゼキング 膵臓" "ギーゼキング すい臓" でぐぐってみたけどパヴァロッティの膵臓癌ネタしか引っかからず…
仕方なく"gieseking pancreas"でぐぐってみたら、ありました
Walter Gieseking; Youngrok Lee's music page
http://my.dreamwiz.com/fischer/Gieseking/gieseking-e.htm However, (due to the aftereffects of such a busy schedule?) on October in a session of Beethoven's complete sonatas in EMI's no.3 studio at Abbey Road, he fell by severe stomachache.
Though emergently operated, he passed away on 26th October.
The cause of death was acute pancreatitis(this disease occurs when the enzimes of pancreas digest pancreas itself. It is far more danger than we can imagine. Several thousands die of this a year in USA).
His last session was held on 17~22nd October, in which 10 Beethoven's sonatas and Chopin's Barcarolle and Berceuse were recorded.
1行目に(過密スケジュールのため?)とありますね
3行目、死因は"acute pancreatitis"急性膵炎であり、"this disease occurs when the enzimes[注:enzymesの誤り] of pancreas digest pancreas itself" 膵臓の酵素が膵臓自体を消化する時に起こる
ということで過労?による重症急性膵炎でしょうかね
http://contest.thinkquest.jp/tqj1999/20097/pancreas.html 重症急性膵炎
重症急性膵炎30、40代の働き盛りの人が 突然襲われるケースが多く、激しい腹痛や背中の痛み・嘔吐・呼吸困難などをともなう。
ショック状態に陥ると、発病後2、3日で7、8割の患者が死亡するという恐ろしいものである。
健康な状態なら、膵液は膵管を通 る間はまだ酵素原物質、十二指腸に入ってはじめて消化酵素として働きはじめる。
膵臓の炎症では、これが何かのはずみで膵臓の中で酵素に変わってしまうのである。
消化酵素は、死後自分自信を溶かしてしまうほどの強烈な消化作用をもっているわけだから、その反応のすごさは容易に想像できるだろう。
アルコールや過労、暴飲暴食が発病の引き金になるといわれているが、たしかな原因はいまだ不明である。
536 :
名無しの笛の踊り :2006/10/18(水) 13:56:06 ID:W8x+iAYP
>>534 > 他にも色んなエピソードが載ってる。
何か凄そうな解説ですね
「手持ちのCD」とはどのCDでしょうか?
> ちなみにベートーヴェンのソナタ全曲録音が完成したら、どうやらショパンのみならずスクリャービンも録音しようとしてたらしい。
スクリャービンは是非録音して欲しかった
非常に残念
Music & Artsの4枚組に3曲あるから高いけど買ってみようか迷う
どなたか持ってませんか?
537 :
名無しの笛の踊り :2006/10/18(水) 14:21:29 ID:89rMG3/a
>>533 >>535 ヒンデミットの死因も急性膵臓炎 享年68
1963年の春シカゴ響を振った映像では元気いっぱい、同年暮れには還らぬ人
>>530 アシュケナージのレパートリーの多さなら超人と言ってもいいが、
そこでホロヴィッツ、キーシンを持ってくることはどうかと思うぞ。彼らのレパートリーは狭い。
二人ともライブは同じプログラムの使い回し。
ルービンシュタインは結構広いけどね、まあ長生きもしたし。
539 :
531 :2006/10/18(水) 15:29:41 ID:Wz6C4SzJ
>>536 >何か凄そうな解説ですね。「手持ちのCD」とはどのCDでしょうか?
東芝EMIが発売した「ワルター・ギーゼキングの芸術」シリーズの中の
シューベルト、メンデルスゾーン、シューマン、ブラームス、グリーグが収録された6枚組の解説です。
たしかシューベルトとブラームスはインターナショナル盤では復刻されてませんよね。
EMIはリマスタリング(HS2088)に問題がありますけど、歴史的記録の復刻に熱心なのは偉いと思います。
540 :
531 :2006/10/18(水) 15:31:43 ID:Wz6C4SzJ
↑訂正 >EMIはリマスタリング… 「EMI」ではなくて「東芝EMI」です。
541 :
531 :2006/10/18(水) 15:40:17 ID:Wz6C4SzJ
レーパートリーが広いというのは悪く言えば「何でも屋」と言われるやつだね。 アシュケナージのドイツものやショパンはそう言われても仕方がないところもあるかなぁ。 ルービンシュタインは実はさほど広くないんじゃない? 室内楽の参加録音が結構残ってるからそう見えるだけで。 ソロレパートリーはそんなに広いかなぁ。
542 :
名無しの笛の踊り :2006/10/18(水) 16:10:20 ID:8GEuj6Gn
ヴェデルニコフもレパートリーは広かったのではないか。
543 :
名無しの笛の踊り :2006/10/18(水) 20:26:49 ID:W8x+iAYP
>>542 リヒテルの方が多かったな。
もっともレパートリーの厚さを保つために楽譜見ながら弾いてたが。
545 :
名無しの笛の踊り :2006/10/18(水) 20:40:45 ID:W8x+iAYP
>>539 > 東芝EMIが発売した「ワルター・ギーゼキングの芸術」シリーズの中の
ギーゼキングの芸術(シューベル: クラシック: ギーゼキング(ワルター),シューベルト
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00005GJQ5/ これですね
マーケットプレイスではトンデモな価格ですがw
今度中古ショップで探してみます
> たしかシューベルトとブラームスはインターナショナル盤では復刻されてませんよね。
1955年録音は今年いっぱいで著作隣接権が切れるはず
数年したらNaxosあたりが板起こしで復刻してくれるでしょう
というか、今年はギーゼキング没後50周年なのに記念Boxすら出ない
欧米ではすでに忘れられた存在なのだろうか?
546 :
名無しの笛の踊り :2006/10/18(水) 20:57:24 ID:W8x+iAYP
>>541 > ルービンシュタインは実はさほど広くないんじゃない?
> ソロレパートリーはそんなに広いかなぁ。
協奏曲を含めてよければ相当広いです
バッハとシェーンベルクの間はほぼ全部カバーしてます
コンサートで弾かないだけで多分何でも弾けたでしょう
私のお気に入りのCDはコレ
Rubinstein: Piano: Music: Fryderyk Chopin,Enrique Granados,Franz Liszt,Sergey Prokofiev,Robert Schumann,Artur Rubinstein
http://www.amazon.com/Rubinstein-Piano-Fryderyk-Chopin/dp/B000059M5B/ 「メフィスト・ワルツ」は明らかに弾けていないw
それでも「音」の美しさのせいで繰り返し聴いてしまう
メカニックは弱いのに音色その他で誤魔化せるのがこの人の魅力
ギーゼキングとは対極の演奏家でしょうね
547 :
531 :2006/10/18(水) 21:21:58 ID:Wz6C4SzJ
>>543 たしかにキーシンは人生賭けてレパートリーの開拓と解釈の完成に打ち込んでいる感じがして期待してしまいますよね。
>>545 そうそれです。やっぱ高いですね。
メンデルスゾーンとグリーグは輸入盤の方が音質もいいと思うのでそっちで入手するとしても、
問題はブラームスとシューベルトですね。
>欧米ではすでに忘れられた存在なのだろうか?
モーツァルトとドビュッシーの全集については古典的な名盤として不動の評価を得ているようだけど、
それ以外はやはり無視されてる傾向が強いみたいですね。
>>546 >バッハとシェーンベルクの間はほぼ全部カバーしてます
僕はルービンシュタインはショパンくらいしか知らないのですが、
バッハやハイドンやモーツァルトも纏まった録音あるんですか?
548 :
名無しの笛の踊り :2006/10/18(水) 21:43:59 ID:W8x+iAYP
549 :
ID:W8x+iAYP :2006/10/19(木) 00:26:54 ID:TYLH0sD3
ルービィンシュタインて話題にも出ないようなんですが、 何か問題でも?
552 :
名無しの笛の踊り :2006/10/19(木) 22:37:17 ID:O7dDXD7A
今日の読売で内田光子が「楽譜が規範」ということを言っていたが、そういうベートーベンを 探すとだれになる?
553 :
名無しの笛の踊り :2006/10/19(木) 22:41:45 ID:BR5te9K0
イヴ・ナット
なんでロシア人のベートーベンて例外なくヘンなの?
555 :
名無しの笛の踊り :2006/10/20(金) 00:34:45 ID:p459iCC1
ギレリスも?
>>554 それが彼ら(ロシアンピアニズム)の特質・個性・存在意義なんじゃないの?
ところで日本人の演奏に、「几帳面」以外の日本人らしさってあるんだろうか?
557 :
名無しの笛の踊り :2006/10/20(金) 00:52:36 ID:ZQtS72RL
ヴェデルニコフのベートーヴェンは空前の名演だと思いますが。
>>551 ルービンシュタインってベトソナタ何曲くらい録音してるの?
559 :
名無しの笛の踊り :2006/10/20(金) 10:34:03 ID:zZVTN7fq
ベートーヴェンソナタ全曲を演奏した”日本人ピアニスト”に聞きたい、 一番好きのはなんばんですか??
マリア・グリンベルク聞いたことある人いますか? 録音レベルならびに演奏についての評価お願いします。
561 :
名無しの笛の踊り :2006/10/20(金) 22:22:58 ID:SnwfeH3P
ドイツ系のピアニストで、歌うというよりは構造を重んじでかっちりと ひいているような演奏をさがしてます。 バックハウスといわれそうですが、70年代以降の録音でおすすめは ありませんか?全集でも選集でもOKです。
そこでレーゼルですよ
564 :
名無しの笛の踊り :2006/10/21(土) 00:54:38 ID:9Du0BwNo
>>562 オピッツはまだ全集完成してないので、
ブレンデル新盤とブッフビンダーを推薦。
全体的掴みを重んじつつ、細部へもこだわってる。
ただし細部(細かい響き)へのこだわりが尋常じゃないので
表現すべてを聞き取ろうとすると頭痛くなったりする。
もっと素朴に構造だけで勝負した演奏ならアラウ旧盤。
上のふたつに比べてちょっと録音が古いか(60年代)。
全体の掴みながら音楽を重苦しくなくスマートに流して欲しいというなら、
グルダ(Amadeo)。
録音が古くてもいいなら、バックハウス旧モノラル全集。
ドイツ系だろ。 ドイツ人ってことか?
ドイツ系って、生まれた土地の事を言ってるの? それだったらオピッツしかいないね。
またグルダ挙げてる馬鹿いるよw
>>569 全否定なの?
あんたも相当立派な人なんだね。
571 :
名無しの笛の踊り :2006/10/21(土) 11:48:03 ID:9Du0BwNo
グルダのソナタは軽量級で聴くに堪えない。 ただ、シュタインと競演したピアノ協奏曲4番は名演。 真打ちはやっぱりバックハウス。
573 :
562 :2006/10/21(土) 12:14:03 ID:XkNInQhv
皆さん、ありがとうございます。ドイツ系って言い方わかりにくいですね。 国籍・人種という意味ではなく、弾き方のイメージのつもりでした。 グルダ、ギレリス(スタジオ)、ポリーニ、ブレンデルなどそれぞれよいと 思うのですが、違う傾向で、どっしりと重いリズムで強いタッチの男性的な 演奏もきいてみたいなと思うのです。バックハウスがこれに近いと思うので ドイツ系といったのがいけなかったかな。 バックハウスの演奏(聞いたのは新盤)、いいと思うのだけれどテクニック がもうすこしあって、強音部で音がひずまない程度に良い録音のものが ほしいと思うのは無いものねだりかな。 あげていただいた中ではレーゼルにちょっと興味を覚えています。
>>573 >国籍・人種という意味ではなく、弾き方のイメージのつもりでした。
>どっしりと重いリズムで強いタッチの男性的な
>テクニックがもうすこしあって
>強音部で音がひずまない程度に良い録音
そんならアラウの旧盤でいいんじゃね?
576 :
名無しの笛の踊り :2006/10/21(土) 22:17:28 ID:zgnrbj1q
ドイツ系
578 :
名無しの笛の踊り :2006/10/22(日) 12:28:32 ID:3f9zOq4f
ツェヒリン
579 :
名無しの笛の踊り :2006/10/23(月) 11:29:22 ID:xNILCVCV
ベートーヴェンソナタ全曲を演奏した”日本人ピアニスト”はココに来てるんですかね??
580 :
名無しの笛の踊り :2006/10/23(月) 21:07:25 ID:Awt0EPYg
場恋慕医務さんって恵美録音のとき30−32をなんであんなにユックリ弾いたんでしょうか。。。 人それぞれ好みってあるけど、自分にはちょっとなーと思いました。 DG盤買おうかどうかかなり悩みどころです。
581 :
名無しの笛の踊り :2006/10/23(月) 23:41:02 ID:Ht20epcR
後背位家
バックハウスがどうかしましたか?
583 :
名無しの笛の踊り :2006/10/24(火) 00:39:41 ID:XYm88zf9
90年位にシュナーベルの全集を買いました。NUOVA ERA ITALY盤です。 最近安価で売られている全集では音質は改善されているのでしょうか?
584 :
名無しの笛の踊り :2006/10/24(火) 10:24:33 ID:WmVcWLoT
585 :
名無しの笛の踊り :2006/10/24(火) 10:28:31 ID:WmVcWLoT
586 :
名無しの笛の踊り :2006/10/24(火) 14:22:47 ID:xHlOEXAW
>>573 562さんへ
ペーター・レーゼル様のBOXは私の宝ですが、この方のピアノは、
ドイツ系とは考えない方がいいと思います。ロシアで学んだ方ですし。
(といって、ロシア系爆演とも違いますが)
強いて言えば女性的・・・いや、中性的かな?
誠実で丁寧で端正な素晴らしい演奏だと思いますが、
やはりドイツ系とは違うと思う。
あなた様と同じく、私もバックハウスを最初に聴いた時に
「”鍵盤の獅子王”と呼ばれているにしては、下手じゃないか?」
と思ってしまったクチなのですがw、そんな私の勘によると、あなたの求める
ドイツ系はずばり、ディーター・ツェヒリンとウェーバージンケです。
無論、出身は旧東ドイツ。
この二人のベトソナとベトP協が微妙にミックスされた盤が、
バラで1000円以下で何種類か出てますので、
一枚お聴きになってみてはいかがでしょうか。
http://www.hmv.co.jp/search/index.asp?sort=best&genre=700&keyword=Zechlin&formattype=1
587 :
583 :2006/10/24(火) 20:38:30 ID:XYm88zf9
584さん、585さん、ありがとうございます。とりあえず安いのを買う事にします。 NAXOS盤の音が気になりますが、値段が違いすぎますものね。 NUOVA ERA というのは海賊盤なのですか?
588 :
名無しの笛の踊り :2006/10/24(火) 20:50:09 ID:WmVcWLoT
589 :
583 :2006/10/24(火) 21:31:26 ID:XYm88zf9
とても参考になります。 ありがとうございました。 自分の買ったシュナーベルのCDですが、盤面に小さいムラみたいのができていて2枚聞けなくなっていました。 プレスがとても悪いので海賊盤メーカー時代だったのかな?
590 :
名無しの笛の踊り :2006/10/24(火) 21:39:37 ID:WmVcWLoT
>>589 盤質は今でも悪いです
Auraも盤質酷い
それがイタリアクォリティw
PCでリッピングできれば日本製のCD-Rにコピーしましょう
591 :
名無しの笛の踊り :2006/10/24(火) 22:23:49 ID:Rr5uuCHE
バックハウスは下手というのは今や常識。 バックハウスは上手いがケンプは下手、 という宇野の主張を鵜呑みにするのは、音楽を聴いていない証拠。 ドイツ人がベートーヴェンを弾いているという事象に 感動するバカが今でも少なくない。
592 :
名無しの笛の踊り :2006/10/24(火) 23:54:42 ID:hwHu/9Rd
>>589 Documents買ったらこのスレで報告お願い
漏れも気になってるが音質が怖いので手を出せないでいる
>>590 イタリアの海賊盤はマフィアの小遣い稼ぎだからなw
著作権法違反のも中にはあるが警察もそう簡単には手を出せない。
>バックハウスは上手いがケンプは下手、という宇野の主張を鵜呑みにするのは、音楽を聴いていない証拠。 誰もそんなこと言ってないじゃんw お前こそ宇野コンプなんじゃないの?
595 :
名無しの笛の踊り :2006/10/25(水) 01:53:47 ID:PXqkbp7v
バックハウスもケンプも上手いでしょ レベルの問題でなくて味の問題。
そうだね、バックハウスの演奏は大きなうねりの中で、 大きく鳴り響いている。ベトのソナタ演奏は他の演奏家 をきいても、戻ってくるのはいつもバックハウスだね、わたしは。
597 :
名無しの笛の踊り :2006/10/25(水) 17:30:18 ID:ohaHdYB/
バックハウスもケンプもヴェデルニコフの前ではかすんで見えない。
599 :
名無しの笛の踊り :2006/10/25(水) 18:29:45 ID:KOalt5Xq
>>596 はいはい、いつまでも骨董趣味でいればいいじゃん
601 :
名無しの笛の踊り :2006/10/25(水) 20:28:24 ID:wkaeNiyG
602 :
名無しの笛の踊り :2006/10/25(水) 20:29:59 ID:To+4IaEd
ヴェデルニコフとバックハウスの名前が出だすといつも通りの糞スレに戻るなw 結構結構
603 :
名無しの笛の踊り :2006/10/26(木) 02:50:24 ID:v2KVWKIO
CPO新譜 777239-2 \1050 <マルクス・ベッカー・プレイズ・ベートーヴェン> ベートーヴェン(1770-1827): ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」/ピアノ・ソナタ第3番 演奏/マルクス・ベッカー(フォルテピアノ、スタインウェイD) 大植英次とのアンタイル:ピアノ協奏曲集(777109-2)ほか、CPOにいくつか の録音を残してきたベッカー。ドイツのピアニズムを体現するピアニストと して、その存在はマルティン・シュタットフェルトらと並ぶものだと言えま す。その力量を、フォルテピアノで演奏した2つのソナタで。
604 :
名無しの笛の踊り :2006/10/26(木) 02:53:48 ID:v2KVWKIO
<IVORY CLASSICS> 76001 \2100 ベートーヴェン(1770-1827): ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」 (録音:1994年4月18日・19日、オハイオ州、コロンバス) ピアノ・ソナタ第18番 (録音:1984年2月1日・2日、ロンドン、フィンチリー) 演奏/アール・ワイルド(ピアノ) ベートーヴェンのピアニズムを120%投影した「ハンマークラヴィーア」。 この作曲家を得意としたワイルドが、持てるテクニックを網羅して演奏する この録音は、音圧も壮絶です。古典的なたたずまいの第18番は、ワイルドの 機敏性が発揮されます。 DDD/20bitオリジナル録音/24bitデジタル・リマスタリング
605 :
名無しの笛の踊り :2006/10/26(木) 10:11:17 ID:G0UF3Cw3
アール・ワイルドって、前々から気になってるんだけど、 どういう音なのですか?
607 :
名無しの笛の踊り :2006/10/26(木) 12:11:17 ID:86CzcyrZ
グールドのベトソナはどうよ?
最低 例外はop.10-3とop.14-1、おかしな演奏であることには 変わりないが、妙な説得力がある。バガテルも悪くない。 ベルクのソナタであれだけ素晴らしい演奏ができるひとだから、 もっといい演奏ができたはずなのにね。
609 :
名無しの笛の踊り :2006/10/26(木) 12:59:52 ID:ed56mIHg
>>607 ドイツの大御所批評家ヨアヒム・カイザーは天才だと絶賛してるよ
高いけどカイザーのベトソナタ解説本買って読め
610 :
名無しの笛の踊り :2006/10/26(木) 19:20:30 ID:SPdMHQHw
アール・ワイルドはラフマニノフのピアノ協奏曲全集が 屈指の名盤
611 :
名無しの笛の踊り :2006/10/26(木) 19:41:56 ID:XiJGpp23
ボクも天才だと思う。
612 :
605 :2006/10/27(金) 08:46:16 ID:K8dd5qX7
>>610-611 ラフマは、2番はカペル、3番はガヴ+ムーティーが好みですが、
ワイルド様は、何系の演奏ですか?
613 :
名無しの笛の踊り :2006/10/27(金) 09:20:43 ID:1Rs84m/s
スレ違い
614 :
名無しの笛の踊り :2006/10/27(金) 12:45:57 ID:XwtRolx/
いけずー
615 :
名無しの笛の踊り :2006/10/27(金) 13:54:58 ID:s2RoxEGp
616 :
アラ :2006/10/27(金) 14:12:56 ID:9Iwf9c4+
>>615 何故バレる・・・?
先生、先日は色々とありがとう。
先生のHPも知りたいわー。
617 :
名無しの笛の踊り :2006/10/27(金) 18:31:08 ID:s2RoxEGp
618 :
名無しの笛の踊り :2006/10/30(月) 23:46:21 ID:/DUZiof0
チッコリーニのインプレマダー?
>>617 先日覗いてみましたー。
片方はとても楽しそうなので、早速利用してます。ありがとん。
もう片方は、先生も「コワイ」とおっしゃっている通り、
高次元すぎて「書いてある事の意味が分からない」。
でも、遠縁に間違いないと思われる書き込みを発見しましたw
連絡とってみようっと。
620 :
名無しの笛の踊り :2006/11/01(水) 12:02:05 ID:wJoyrdCA
犬の「グレート ピアニスツ」を予約している人はいますか? いきなり発売延期にしやがって、頭来た!!!
621 :
名無しの笛の踊り :2006/11/01(水) 12:16:20 ID:VcZcj/dv
何でこのスレでそのネタを? 買う予定でいたけどカニーノのゴルトベルク以外はどうしても欲しいというのがないので様子見 HMVジャパン独自企画らしいのでこのまま発売中止もあるかもね
622 :
620 :2006/11/01(水) 15:07:17 ID:48+VznuA
なんとなく、予約してる人が多い気がしたので。 私はマルクジンスキ狙いなのですが。
623 :
名無しの笛の踊り :2006/11/01(水) 20:21:55 ID:VcZcj/dv
>>622 マルクジンスキは確かに面白そうですね
ショパン弾きが「熱情」をどう演奏するかは興味あります
発売延期(中止?)の真相はグルダの遺族かシフラ財団の横槍かと妄想しそうになりましたが
プレスミス多発とかそういう理由でしょうね
ちゃんと発売されれば良いのですが
真夜中に聴くピアノソナタも好いものだ
625 :
620 :2006/11/02(木) 09:10:49 ID:b5iLs8hw
>>623 彼(マルクジンスキ)の演奏が聴いてみたかったのですが、
廃盤あーんど入手困難品攻撃に遭いまして、
今回のグレ・ピアの発売は、私にとって渡りに船、だったのです。
しかし、これまでこのシリーズは、発売日に必ず発売していたはず。
一ヶ月も延びるとは尋常ではないですね。
おっしゃるように、遺族が横槍を入れているのだろうか。
何故横槍を入れるのだろうか。
遺族としては、傷のある演奏は絶対に出したくないでしょうね。
しかしファンとしては「音が切れていようがミスタッチ連発だろうが
とにかくなんでもいいから聴きたい」。
・・・と、ここで言っていても始まらない訳ですがw
この盤は、ピアノにあまり興味のない知人からもリクエストを受けているので
(聴きたいというか、買いたいそうです)、12/1の発売を切に希望します。
626 :
623 :2006/11/02(木) 11:50:10 ID:EFL1L1Fk
>>625 Berkshireなら在庫あるようですよ
Brahms, Intermezzo Op.118 #6; Rhapsody Op.79 #2. Beethoven, Piano Sonata #23.
Chopin, Ballade #3; Scherzo #3; Nocturne Op.48 #1; 3 Mazurkas; Waltz Op.70 #1; Etude Op.10 #12.
(Witold Malcuzynski, piano. Rec. 3/13/63)
Add to cart | Price: $ 2.99 | Country: ITALY | D/A code: Mono | Code: AUR 187-2 | BRO Code: 125801 | Label: AURA
Genre: Solo Piano{s}
ご友人の分まであるかは不明ですが、私が半年前以上前に買ったベルマンとかチェルカスキーは既に品切れ
絶対に欲しいというならとりあえず1枚確保された方が良いかも
http://www.berkshirerecordoutlet.com/
>>627 まあ、楽譜原理主義という考え方もいるということですな。
>>627 素人だからよくわからんが、この箇所の前後は完全四声体で進行してるからって
ことじゃないの。途中でジャランとやることで各声部の横の流れが断ち切られて
しまうから、と。
爆発で手元にあるのはステレオ全集だが、こっちもやっぱり崩して弾いてるね。
630 :
名無しの笛の踊り :2006/11/03(金) 19:52:17 ID:+pr+H7EY
ギレリスの澄み切った音が好き。
>>629 俺も素人でよくわからんけど、バッハのフーガなんかでも同時に弾けなければアルペッジョ
ってことはあるんじゃないのか?
632 :
名無しの笛の踊り :2006/11/05(日) 18:55:17 ID:kEh4mXmE
ベトについて、ショパンが語ったとされる言葉があって、 それが妙に引っ掛かっている。 ベト自身がそのように(アルペッジョでも)演奏したことは、なかったんでしょうか?? 伝記などにそのような記述はないのでしょうか?どなたかわかりませんか?
633 :
名無しの笛の踊り :2006/11/05(日) 21:31:17 ID:RwP4gPtj
スコダの全集は1種類だけですか?
自分はえび茶色っぽいスコダの全集持ってるけど、 古いのも見たことあるようなないような・・・ えび茶色っぽい方は、素晴らしい演奏だよ。最高。おすすめ。
>>632 ショパンは曲が楽譜通りに弾かれないと激怒する言われているが(特に自分の曲は)、それのことを言ってるのだと思う。
読むかぎりショパンの意見は別にベートーヴェンに話を限定してるわけじゃないし。
636 :
名無しの笛の踊り :2006/11/07(火) 00:16:29 ID:HDIEzsMk
えびはアストレでしょ?古楽器使ってるやつ。 LPで昔持ってたけど、CDでもあるのですか?
637 :
名無しの笛の踊り :2006/11/07(火) 01:21:08 ID:kEno6Xmu
>>636 CDで全集があった。
全部買った俺はネ申。
638 :
名無しの笛の踊り :2006/11/07(火) 02:03:39 ID:EWm1FG7S
639 :
名無しの笛の踊り :2006/11/07(火) 02:06:50 ID:EWm1FG7S
>>636 「えび茶」は
>>639 のやつと思われ。楽器はベーゼンドルファー
アストレの全集はモスグリーンの箱だよ。
でも、バラ売りはえび茶だったかな?
641 :
634 :2006/11/07(火) 08:37:35 ID:u/bq51NL
642 :
名無しの笛の踊り :2006/11/07(火) 09:26:47 ID:x6D6Co3g
おおバドゥラ=スコダ! 私はあなたに愛を告白せねばいけません! スゴダ最高。
643 :
名無しの笛の踊り :2006/11/07(火) 12:41:43 ID:5XjGuvBh
バドゥラスコダいいですよね。この春の来日公演も年齢を感じさせない素晴らしい音の数々をモダンとフォルテピアノで披露した。 ベト全再発強〜く希望乙。
644 :
642 :2006/11/07(火) 12:44:15 ID:DM3ksLMG
私がバドゥラ=スコダを知ったのは、数ヶ月前。 来日したのですか。聴けなくて残念だ。 もうお歳なので難しいとは思うが、来年も来ていただきたいものですね。
>>633 の質問の答えを整理すると
バドゥラ=スコダの全集は2つある。
(1)1969-70年録音のオイロディスク盤、使用楽器はベーゼンドルファー
「えび茶」(Gramola)はこれのリマスタ復刻版、まだ入手できるかも
(2)1978-89年録音のアストレ盤、古楽器を何種類か使い分けている
残念ながら現在廃盤。
わたしは(1)(2)ともに持ってますよ。どちらもお気に入りの全集です。
646 :
名無しの笛の踊り :2006/11/07(火) 22:13:47 ID:cuwMHI2c
アストレのLPは豪華だったなー。においまでよかった。
647 :
名無しの笛の踊り :2006/11/08(水) 13:23:03 ID:i9UStw5U
スコダはモツもシューベルトもいいですよ。今はただ古楽器のベト全が聴きたい。
648 :
名無しの笛の踊り :2006/11/08(水) 15:08:49 ID:Hh6CCbro
マルクジンスキの情報くださった方、大変ありがとうございます。 三日前に聴いた、オイストラフのモツのヴァイオリンソナタの出だしの バドゥラ=スコダのピアノが、気が付くと頭の中で鳴っています。 ベーゼンドルファーだったと思うが、実に爽やかな音色だ。 彼の、古楽器の演奏も聴いてみたいものでつ。
649 :
名無しの笛の踊り :2006/11/12(日) 00:01:57 ID:OS0itTWB
やっぱグードさんの全集は最高だね。 自分の持ってる23種類の全集を一巡して グードさんの一番た、た、た、た、たーららん。って聞くとほっとするよ。
650 :
名無しの笛の踊り :2006/11/12(日) 01:03:45 ID:mmRnMWON
>>649 23種も持ってるなんてスゴイね!
グードは宇野某先生も大絶賛の名盤だけどどの辺が素晴らしいの?
あと他にもお気に入りの全集があったらコメント付きで教えて下さい
651 :
名無しの笛の踊り :2006/11/12(日) 16:01:25 ID:mmRnMWON
私にとってべト全のベストは、アラウの旧なんですが、 その対極にある演奏も聴きたいと思います。 アラウは重厚・骨太ですから、グルダなんて勝手に想像しているのですが。
649さんは、23種類の全集を一巡して・・・なんて書いてるけど、1つの全集を聴くのに10時間はかかるよね。 23種類だと、230時間。1日ベートーヴェンのピアノソナタを2時間聴くとしても、「一巡」に115日かかるよ・・・ ほんとに「一巡」して「一番」を聴いてほっとなんてしてるの? 申し訳ないけど、なんかうそ臭い・・・
>>649 -グードさんの一番た、た、た、た、たーららん
たりんのはおまえの頭
>>654 >>653 は、
>>649 が書いた内容を素直に理解すると筋が通らないという話に過ぎないんですけど。
自分の僻み根性を節操なく他人に投影してかっこつけないでくださいよ。みっともない。
別に筋が通らなくはないわな。実際にそれだけ時間をかけて聴いてるんだろw
>>657 なるほどぉー・・・
・・・って、そんなバカなw
659 :
名無しの笛の踊り :2006/11/15(水) 20:47:41 ID:MVi8n+ZK
スレ違いなのは承知していますが、PCからアクセスしても、 "もうずっと人大杉"でアクセスできず...どうして、ずっとなの?
660 :
名無しの笛の踊り :2006/11/15(水) 20:49:03 ID:DNEx+FTr
661 :
名無しの笛の踊り :2006/11/15(水) 21:14:49 ID:MVi8n+ZK
なんて優しいの?ありがとうございます!
>>653 5時間以上/日
アラウさんの旧もうなりが凄くて良い感じですね。
グルダさん新はサラッとしてます。
グルダさんの旧はかなり熱いです。
663 :
名無しの笛の踊り :2006/11/17(金) 00:32:19 ID:OU8zQF8d
>>653 なんか、どうでもいいや。
ベトベンのソナタ23種類聴く時間があったら他のもの聴きたい。
666 :
名無しの笛の踊り :2006/11/17(金) 22:14:12 ID:FAN6bONO
667 :
名無しの笛の踊り :2006/11/17(金) 22:35:38 ID:7QlzN5CZ
>>666 ワーグナーもコジマもずっとイタリア語しゃべってる映画か
668 :
名無しの笛の踊り :2006/11/17(金) 22:40:05 ID:3Ew3nWPx
コージマは知らんがワーグナーはイタリア語も喋れたはず 死んだのはヴェネツィアだし
ハイドシェックの宇和島ライヴ、もっていますが、 テンペスト、好き勝手に乱暴に弾いているように感じて 最後まで聴いたことがありません。
670 :
名無しの笛の踊り :2006/11/19(日) 14:45:09 ID:B8SIoQYD
>>669 テンペストは大した演奏じゃないがモーツァルトはなかなか弾けている
修正なしのライヴだから大したもんだ
671 :
名無しの笛の踊り :2006/11/19(日) 18:56:25 ID:F9EVMfbI
シフのソナタ3集全部聞いたけど,出色の出来 シフ自体も見直した 今後ベスト演奏になる可能性高し 騙されたと思って聴いてください
673 :
名無しの笛の踊り :2006/11/19(日) 19:35:54 ID:VpdsMwf+
悲愴の三楽章はどんなかんじで演奏したらよいと思いますか?
>>673 そう,シフの悲愴の3楽章が特にいい
こんな感じでやってほしい,ということを全てやってくれている。
完全燃焼した感じ
675 :
名無しの笛の踊り :2006/11/19(日) 23:31:56 ID:qkeQM+RD
ポール・ルイスのハンクラはなかなか良かったよ。遅めのテンポでじっくり聴かせるタイプの演奏。
>>674 表現が悪いかもしれないけど...マーラーの5番聴いている様な旋律のドライブ感や色彩の
変化があって格好良い!
Vol.Iと最近発売されたVol.IIIは未聴だけど...「ワルトシュタイン」とか「熱情」が楽しみ
だな.
677 :
名無しの笛の踊り :2006/11/21(火) 11:41:13 ID:MKv1Kk1W
シフもかなーり興味ありますが、ルプーあたりはどうでしょうか。
678 :
名無しの笛の踊り :2006/11/21(火) 21:22:51 ID:JTy84CZF
ピアノ協奏曲全集 シャーマン(p)ノイマン&チェコ・フィル(3CD)
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1232402 ・ピアノ協奏曲第1番ハ長調 op.15
・ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 op.19
・ピアノ協奏曲第3番ハ短調 op.37
・ピアノ協奏曲第4番ト長調 op.58
・ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 op.73『皇帝』
・バガテル Op.119
ラッセル・シャーマン(ピアノ)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァーツラフ・ノイマン(指揮)
録音:1984年[デジタル]
ソナタスレなのになんでシャーマンのソナタ全集じゃなくコンチェルト?
680 :
名無しの笛の踊り :2006/11/23(木) 22:39:51 ID:GWw/Cgdv
チッコリーニの全集っていいですか?
681 :
432 :2006/11/27(月) 00:19:12 ID:urckgHsc
だれもちっこりーにについて書かないので書きます。 上で紹介してもらったFNACで買いました。 フランス語が分かりにくいですがメアドとパスワード登録と住所とクレカ番号さえ ちゃんと書ければ届きます。配送のトラッキングもしてくれるので 発送後は荷物がどこにあるかリアルタイムで分かります。 自分の場合出荷されてから届くまで2日でした。 いい時代になったもんだ。 30ユーロって書いて有るけど税金かからないので25ユーロでした。 何故か送料はかかってませんでしたけど後で別に請求されてるのかもしれません。 消費税も関税も請求されませんでした。 演奏について人とあーだこーだ言葉で言うのは好きじゃないのですが 10枚組み25ユーロで文句言われる様なものでないのは確かです。 自分はちっこりーには好きです(サティは好きじゃないけど)。 でかい音の箇所でクリッピングしてるような気もするけど 自分の持ってるD/Aコンバーターの性能の問題なのかもしれないんでなんとも言えない。。 (op.110の3楽章の最後の方とか)。 あと、捧げ物のCD教えてくださった方どうもありがとうございました。 カツァリスのCD買いました。
>681 チッコリーニ、ピアノはファツィオーリを使ってますか?
>>681 FNAC海外送料かからなくなったのか?だったら俺も注文するぞw
普通は注文するときコミコミの値段が表示されると思うけど。
>>683 送料がかからないって訳がない。
Fnacは他のサイトよりもすこしだけれど送料が高い。
685 :
432 :2006/11/27(月) 14:33:37 ID:urckgHsc
ピアノはスタインウェイと書いてありました。 普通送料が掛からないなんてことはないんですけどねえ。 届いたときに付いてた明細には何故か送料は書いてありませんでした。 サイトの送料の説明のところには海外発送だと20ユーロ位って 書いてあったと思うんですが。 カードの明細をネットで今見たら支払いは確定してましたが 送料は0でした。気分的に送料が安く感じるようにalphaのCDも ついでに買ったんですがCDの価格以上の加算はありませんでした。 Sous-total 50,68 Frais d'expedition 0,00 Total 50,68 となってますた。 皆さんもぜひどうぞw
>>685 多分向こうのミスだと思う。
ラッキーじゃんw
>>685 本当にそうならよかったじゃん。
ただ、私も試しにしてみましたが、
送料は加算されています。
フランス国内の発送なら無料なんですがね。
>>687 追加:
君の買ったciccoliniのベトソナタ全集の値段は
TVA抜きの25,70ユロ、送料21,85ユロ、
合計47,55ユロとでる。
>685 スタインウェイですか。。旧録の方ですね。 ファツィオーリで一部再録音してたので、それが全集になったのなら 買いだと思ったんですが。
バレンボイムのDVD盤ソナタ全集が出ますね。
691 :
名無しの笛の踊り :2006/11/29(水) 13:57:57 ID:27mlWEJ7
>>690 NHK BS-hiでやってるやつ?
明らかに指が回ってないから高い金払うと損するよ
>>689 ファツィオーリで録音したほう(Nuova Era)が先だと思う。
ん!? Bongiovanniの全集はスタインウェイだよね? 今話題になっているのはCascavelleの全集=Bongiovanniと思ってるんだけど これは間違いない? だとすると最初のリリースが1996年だからNuova Eraより 前じゃない?
694 :
692 :2006/11/29(水) 22:47:53 ID:KmiThMCE
私も持っている Nuova Era (28-32番、ファツィオーリ)は 1989年の録音。 ほかにもあるのかもしれんが
695 :
639 :2006/11/29(水) 22:50:53 ID:t3zTAlaN
録音は89年なのか。了解。 いずれにしてもファツィオーリでの全集はないんだよね?
696 :
432 :2006/11/29(水) 23:47:59 ID:FTYX0R4l
>>693 それであってます。
Cascavelleの全集=Bongiovanniで
録音年は1995から1999となってます。
>>694 NuovaEraのカタログ番号を教えていただけますか?
697 :
名無しの笛の踊り :2006/11/30(木) 10:16:47 ID:sV5CQZZy
受験でベートーヴェンソナタを勉強中のものです たぶんどちらかというと前期から選曲すると思うのですが 参考にするお勧めのピアニストを教えていただけないでしょうか
>>697 そりゃブレンデル大先生じゃないですか?
699 :
名無しの笛の踊り :2006/11/30(木) 11:40:18 ID:fXO3r9GO
>>698 お前他人にものを薦める時は3種類のうちどれかくらい書けよ
池沼か?
>>697 聴いて面白い演奏ならグルダとかグールドとか色々あるが、学習用ならブーフビンダーを薦めておく
「現時点で考えうる最高の演奏」と長木誠司東京大学助教授が絶賛していた
学者先生が褒めるだけあってどれも中庸の演奏で、例えば「テンペスト(嵐)」は全然荒れ狂わない
どれも物足りない感じがする演奏だが学習用には最適かもしれない
ベートーヴェン - ピアノ・ソナタ全集 ブッフビンダー(p)
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1507734 ちなみに単独で買うと5,590円の激安特価(送料込み)だが、マルチバイにすると7,394円と2千円近く高くなるので注意
限定盤らしいので入手できない可能性もある
700 :
名無しの笛の踊り :2006/11/30(木) 11:46:37 ID:ge3YPVz5
ブフビンダーは恐ろしく退屈だった 特に後期は聴いてられない 学習意欲をそぐんではないだろうか 同じ優等生ならプリュデルマシェールのほうが楽しく聴ける あるいはアニー・フィッシャーの激しいテンペラメントに触れるのも良い
ブレンデル大先生にもう一票 曲のよさや性格を勉強するなら大先生のCD 一生の財産になりまするぞ
702 :
名無しの笛の踊り :2006/11/30(木) 12:33:23 ID:y09IPRHf
>>697 「学習用」っていうのがネックだよな
バックハウスなんて最も(技術的に)学習対象とはならないだろうし(そうでなくても俺は嫌いな演奏だが)、
リヒテルの「テンペスト」なんて個人的には面白くてたまらないんだが
真剣に音楽学校を受験しようとする人に薦めるのはあまりにしのびない。
俺が高校までピアノを習っていたときに教わった先生が薦めてくれたのは
グルダ(2回目)。ブレンデルは個人的に好きではないので未聴。
ただ、どうせ聴くなら1人に絞らず、2,3人聴けば曲の多様性にも
気づくだろうし、視野を広げる意味でも有効だと思う。
703 :
名無しの笛の踊り :2006/11/30(木) 12:53:05 ID:UqyDlNE2
受験用ソナタか。面白い話題ですな。 お勧めできるだけの知識も経験もないのが悲しいのう。
>>697 だったらエル=バシャ若先生じゃないですか?
典型的なエコール・フランセーズの軽くて明るいベトーベン。
ウィーン系のブレンデル大先生と比べてみるといい。
といっても全集二つも買いたくないだろうけど。
あと
>>699 はいろいろ雑誌読んでるので知識はあるかもしれないが、
肝心の耳はダメなようなので、ブッフビンダーは買わないように。
706 :
692 :2006/11/30(木) 19:57:31 ID:z9YaXjV5
>>696 NUOVA ERA 6797/98 です。
いま、アマゾンのマーケットプレイスにありますね。
なんかえらい値段ですが・・
ちなみに私は爆社にて8ドル+送料で買いました。
707 :
名無しの笛の踊り :2006/11/30(木) 22:04:45 ID:GKkcgKLD
>698 >699 >700 >701 >702 >703 >704 >705 すごいです皆さん!ありがとうございます なんか幾つか聴き比べてみたくなりました とりあえずブレンデルと・・値段とも相談しながら他のピアニストのもみてみます!
708 :
名無しの笛の踊り :2006/11/30(木) 22:05:25 ID:GKkcgKLD
あ 707=697でした
709 :
名無しの笛の踊り :2006/11/30(木) 22:11:03 ID:88Z8a5uC
ある音大の先生は「バックハウスは聴いておきなさいよ」と言っていたよ。 亀レス失礼。
710 :
名無しの笛の踊り :2006/11/30(木) 22:24:37 ID:ge3YPVz5
先生や職業ピアニストは CDのことはよく知らなかったりする
バックハウス ケンプ アラウ シュナーベル ここら辺の人の良さが分からない
お気の毒 とか まあ好き好きですから とか返しておくしかないな
713 :
名無しの笛の踊り :2006/12/01(金) 01:33:11 ID:8xBDm70s
お薦め ホロヴィッツ ヴェデルニコフ ゲンリヒ・ネイガウス
714 :
名無しの笛の踊り :2006/12/01(金) 01:41:47 ID:7SAxNptP
まあ、本家も傍流も色々と名前が挙がってるけど、 要するにこれは、いかにベートーヴェンのピアノソナタが 色々なスタイルの演奏にも対応できる、 いわば懐の広さをもちあわせているかという証拠だな。 かと言って、もちろん全ての演奏が聴くに値するわけではないが・・・。
「弓削達也」と「竹石圭佑」の関係って何?
716 :
名無しの笛の踊り :2006/12/01(金) 01:46:48 ID:KWVF432u
小山実稚恵タンはバックハウスのベートーヴェン演奏が好きなんだよなぁ。
717 :
名無しの笛の踊り :2006/12/01(金) 01:49:09 ID:XubZAnpC
晩秋の寒い夜空を、ひとりぼっちで仰いでいた。 誰もが寝静まって、耳を澄ましても、 冷たい微風のさやぎしか聞こえない。 この夜空には、たくさんの夢が生まれ、漂い、 そして跡形もなく消えていく。 あるとき、ある夢と、もう一つの夢とが溶け合い、 音楽が生まれ、この大地にこだました。 それは、子守唄のようで、挽歌のようでもあった。 どこかで聞いたことのある、懐かしい音楽。 ああ、それはヴェデルニコフの月光だった。 私は、その響きに身を任せ、まぶたを閉じた。 そしたら、少年時代の記憶が、鮮やかに蘇った。 音信が途絶えて久しい、昔の仲間たち。 もう何年も前に亡くなった父と母。 いつの日か、私もまた、ヴェデルニコフの調べに送られて、 黄泉の国へ旅立つときがくるのだろう。 でも、私のことを思い出してくれる人が、いるのだろうか?
チェンバロで演奏してるものってない?
719 :
名無しの笛の踊り :2006/12/03(日) 00:02:46 ID:fjrmorMB
バックハウスの全集さえあれば、他はいらない。
720 :
名無しの笛の踊り :2006/12/03(日) 00:13:33 ID:GD+yMnWb
721 :
名無しの笛の踊り :2006/12/03(日) 00:18:26 ID:kqEFhHjG
>>719 ここは基本的に何を書いてもいい場所なのに、あなたは
バックハウスの全集さえあれば、他はいらない。
などとカビの生えた1行しか書くことはないのか?
もっと何か書いてみろ
722 :
名無しの笛の踊り :2006/12/03(日) 00:21:05 ID:sFo8wZ4B
723 :
名無しの笛の踊り :2006/12/03(日) 00:28:40 ID:sLkbfmNx
バックハウスを聞いたあとに ほかのを聞くと、 軽薄短小で耐えられない。
724 :
名無しの笛の踊り :2006/12/03(日) 00:37:58 ID:sFo8wZ4B
>>723 今度は中生代の巻貝か・・・ここは色々見つかるなあ
725 :
名無しの笛の踊り :2006/12/03(日) 00:42:51 ID:GD+yMnWb
>>723 東京湾で鯱でも釣るつもりですかwww
どうせならもう少し巧くやってねw
おいみんな、先生が教えてやろう。 いろんな演奏を楽しむことができるというのが、懐が深い、ということだ。
はい思いっきり釣られてあげました
↑
730 :
名無しの笛の踊り :2006/12/03(日) 15:36:06 ID:BtOfQckE
>>713 そいつらみんな、
バックハウスの前では洟垂れ小僧だ。
バックハウスは32番の第二楽章の後半をカットしてるから嫌いだ
732 :
名無しの笛の踊り :2006/12/05(火) 14:18:32 ID:1CEplxOE
バックハウスもたまにはいいが、 ベトソナの基本は、やはりヴェデルニコフに限るな。
いろいろ聞いてもやはり最終的に戻るのは バックハウス。大きなうねりの中で音楽が 鳴り響いているね。他のはピアノ演奏にしか すぎないのに。
735 :
名無しの笛の踊り :2006/12/05(火) 21:34:14 ID:Znbs9oH2
ガンガン弾く感じの、いい全集ないですか? ピアニストは余り詳しくないので困っています。 ギレリスとかバックハウスやルプーなんかで三大ソナタ中心に有名曲を聴いてる程度で、予備知識は全くありません。
736 :
名無しの笛の踊り :2006/12/05(火) 21:47:48 ID:ue1nVMK2
ガンガン弾く感じならアニー・フィッシャー ベーゼンドルファーの重い音
737 :
名無しの笛の踊り :2006/12/07(木) 12:57:48 ID:yxqiiBOm
738 :
名無しの笛の踊り :2006/12/07(木) 20:46:05 ID:1B2vMvoe
ポゴレリッチなんて、バックハウスの前ではガキだろ?
739 :
名無しの笛の踊り :2006/12/07(木) 21:15:02 ID:EetzOtjS
バックハウスまんせー野郎は専用スレ立ててそっちでオナっててくれ 一刻も早く消えろ
>>735 ガンガン系はいい全集ないかも。単発でいくといいと思う。
リヒテルの若い頃とか、ギレリスのライブ(グラモフォンのはスタジオで大人しい)とか。
741 :
名無しの笛の踊り :2006/12/07(木) 23:15:23 ID:VH7SzvXP
>リヒテルの若い頃とか、ギレリスのライブ(グラモフォンのはスタジオで大人しい)とか。 そんなのは所詮、バックハウスの亜流だ。
>>738 バックハウスも尊敬してるよ。
ただガキの演奏ではないと思う。
>>741 だからバックハウスはガンガン弾いてないでしょーが。
気楽に答えてもらって構わないんですが、 みなさんはベートーヴェンのソナタのどんなところが好きなんですか?
時々見せるとんでもなくカワイイとこ。
746 :
名無しの笛の踊り :2006/12/09(土) 00:45:28 ID:9Fnv5RLy
>>744 簡素で力強いところ
初期ソナタとか最後の3つのソナタなんか特に好きで毎日のように聴いて飽きない
ハンクラとか悲愴月光熱情etc...のような派手な曲はあまり聴かないが、やはり傑作だと思う
ハイドンやモーツァルト達のチャチなソナタと時代的にあまり隔たりがないのに、同じ楽器で
全く違う響きを作り出せたのは凄すぎ
交響曲や弦楽四重奏曲はあまり凄いと思わないけど、ピアノ・ソナタは圧倒的
>>746 ハイドンの後期ソナタは結構ピアニスティックだよ。
なにしろ1809年まで生きてた人だし。
チャチで切り捨てるのはもったいない。
748 :
名無しの笛の踊り :2006/12/09(土) 02:15:14 ID:9Fnv5RLy
>>747 > チャチで切り捨てるのはもったいない。
言葉が悪かったかも知れないけど、ハイドンのソナタは結構好きで全集だけで3つ持ってる
でもあくまでウィーン古典派の範疇に止まっている
ハイドンやモーツァルトには「ハンマークラヴィーア」みたいなものは作れなかった
ベートーヴェンの時代様式の枠に収まらない傑作群とは比較できないと思う
なお、「チャチ」というのは小品風という意味も含んでいる
もともとバロック時代にはソナタよりトッカータの方が「本格的」とされたわけだし
749 :
名無しの笛の踊り :2006/12/09(土) 02:33:41 ID:rDEBq5Tg
↑別に作らなくても良いと思うが・・・ 求める方が違うと思う。
AはBと違ってBみたいじゃないからBより劣るみたいな 知恵遅れなことを言い出すひとに何を言っても無駄
751 :
名無しの笛の踊り :2006/12/09(土) 03:37:35 ID:E00lRZ0j
評論家にも普通にいるよな ケーキが辛くないとケチつける奴
>>750 おいおい
ベトソナ以前に何を求めるかとは別に,ベトソナにそれ以前のピアノソナタとは次元の違うものが
生れていること自体否定する奴はいないだろ
余りに相対化しすぎ
悪平等の民主教育の悪弊か
「悪平等の民主教育」とかいう語句を付ければもっともらしい事を言ったと 勘違いする人間の何と多いことか…
>>753 あんた中身読んで理解していえよな
正に適例だから書いただけだよ
>>753 ほっといたほうがいい。自分の言葉に酔ってるんだから、多分何を書いても通じない。
>>755 適例かどうか判断も出来ないなら何もいうな
757 :
名無しの笛の踊り :2006/12/09(土) 13:58:27 ID:+unhSRCj
ベートーヴェンのピアノソナタも、演奏者によって価値が著しく異なる。 バックハウスの演奏は崇高の一語に尽きるが、 ポゴレリッチあたりの演奏だと、曲が汚されたように聞こえる。
それはまた別の問題
>>757 汚されたって言うな!
ヽ(`Д´)ノ ウワアァァァァン
>>757 スルーできない
CDなり実演なり聴いて本当にそう言ってるの?
汚されたとまで言うならどこがそうなのかまでちゃんと言ってほしいな。
昔のCDの32番だって完成度は高いと思うけど。
今は音自体の華やかさが少し抜けて
(もともとその昔の録音はそういった演奏じゃないけど)
むしろベートーヴェンに相応しくなってる。
歪に感じる人もいるだろうけど同時に崇高でもあると思う。
761 :
名無しの笛の踊り :2006/12/09(土) 21:17:31 ID:o8Vka0Y4
ポゴレリチは、休止後にずいぶん引き方が変わったね 精神性は高いのかもしれないが、ありゃ本人以外分からないわ ま、ベートーヴェンを聴いたわけじゃないんですがね。
古い演奏家ではバックハウスはあまり好きになれなかったが グルダが良かった。特に初期から中期にかけてはリズミカルで ノリノリなんで大好きだ。
いまBShiのバレンボイムのベートヴェン聴いてるが、この演奏になぜか反感を感じる。 音楽の流れが自然じゃないからかな。なんか粘っこくてイラツク。
そもそもテンポがぶらついてるのか。 耳なおしにエルバシャ聴こうっと。
765 :
名無しの笛の踊り :2006/12/10(日) 10:05:22 ID:3P9PJpk3
ポゴレリチ、グルダ、バレンボイム、エルバシャ。 それなりの水準を満たしてはいるが、 バックハウスの前では子供だわな。
766 :
名無しの笛の踊り :2006/12/10(日) 10:19:04 ID:KV0YzCrh
>>765 お前の価値観だとそうなんだろうよ。
俺的にはバックハウスなんて表現が鈍くて鈍くて我慢できない。
聞いていて怒りすら覚える。
もっとも、俺としてはバックハウスそのものに対する評価は
高いものを持っている。ブラームスやベートーヴェンの協奏曲は
愛聴盤だし、シューマンなども好きな方。
でも、ベートーヴェンのピアノソナタ全集だけはダメ。
この演奏を手放しで賞賛する文を読むたびに、
「こいつ耳がおかしいだろ・・・」と思う。だが同時に、
「この人はピアノを弾いたことがあるんだろうか?」
とも思う。
多分、俺がピアノをやっていた頃、ベートーヴェンのソナタ
を最も頻繁に取り上げたことが彼のソナタ演奏対して
否定的な見解をしてしまう一因だと思うからだ。
俺としてはグルダの2回目のものが全集としては最高。
>>766 グルダは勢いがあって好ましい演奏だが、
彼の演奏こそ765の“バックハウスの前では子供”
という考えがぴったりする演奏もない。ただし、
バレンボイムなどは論外で、子供ですらない。
レーゼルの3大ソナタは、誠実・堅実な演奏で実に素晴らしい。 久々に聴いて涙が出たよ。
今のこのスレの状態。 -------------------------------------------------------------------------------- | | | | | | | | | | || | | | | | レ | | | | | J || | | | | | J | | | し || | | | レ | | レ| || J | J し | | || J | し J| J レ /V\ /◎;;;,;,,,,ヽ _ ム::::(l|l゚Д゚)| …うわぁ ヽツ.(ノ::::::::::.:::::.:..|) ヾソ:::::::::::::::::.:ノ ` ー U'"U'
770 :
名無しの笛の踊り :2006/12/10(日) 16:16:35 ID:oqSt16IH
氏ねバックハウス って、もう100年前に氏んでいるか・・・
後家だからまだ死んでない(w
. ∩___∩ ∩___∩ |ノ ⌒ ⌒ヽ |ノ ⌒ ⌒ヽ / ●) ●) | / (● (● | | ( _●_) ミ | ( _●_) ミ ♪ ♪ 彡、 ▽ 、` ̄ ̄ヽ /彡、 ▽ ミ ♪ / __ ヽノ Y ̄) | ( (/ ヽノ_ | (___) Y_ノ ヽ/ (___ノ \ | | / | /\ \ / /\ | | / ) ) ( ( ヽ | ∪ ( \ / ) ∪ \_) (_/
鍵盤の獅子王って英語ではキーボードライオンキングって言うの?
今まで3大ソナタしか聞いたことなかったけど全集買った。 楽しみだ。 でもMP3をFM電波でカーステに飛ばして聴くってのは邪道かな・・・
775 :
名無しの笛の踊り :2006/12/10(日) 22:59:32 ID:naP9Bsav
ナクソスのモイセイヴィッチ素晴らしかったよ。 買った人いる?
776 :
名無しの笛の踊り :2006/12/10(日) 23:13:41 ID:4pA8h3Jf
バックハウス聞いてるとベートーベンじゃなくてバックハウス聞いてる感じがするのがやだ。
777 :
名無しの笛の踊り :2006/12/11(月) 00:29:35 ID:KqUDOd0D
今、全曲演奏中の正統派オピッツもいいですねー
ギレリスのテンペスト、告別、ワルトシュタインを最初に聴いたので、やはり ギレリスが好きだ。特にワルトシュタインとか力強くて良い。 全集が出てないのが悔やまれます。 次点はグルダかな。
パシャッ パシャッ パシャッ パシャッ ∧ ∧ ∧ ∧ パシャッ Σ【( ) パシャッ パシャッΣ【( ) └ヽ ヽ └ヽ ヽ パシャッ く ̄ \ く ̄ \
780 :
J从ヽ´д‘リし ◆cNAKaSU9Gc :2006/12/11(月) 02:19:56 ID:AGZnU/+U
,゜ー―〜―〜-, / 中州さん / /ー――〜〜-' ∧ ∧/ (‘∀‘*) お〜♪ O┳O ) ◎┻し'━◎ キコキコ
781 :
名無しの笛の踊り :2006/12/11(月) 03:28:54 ID:Z+gbLlZr
3大ソナタでお勧めの演奏者を教えてください CDたくさん買うのは金銭的に厳しいので
フランソワ
783 :
名無しの笛の踊り :2006/12/11(月) 08:06:19 ID:qEAU/K9o
784 :
名無しの笛の踊り :2006/12/11(月) 09:28:06 ID:jES+DFWd
785 :
名無しの笛の踊り :2006/12/11(月) 09:37:25 ID:xhRZAEtv
786 :
名無しの笛の踊り :2006/12/11(月) 11:39:14 ID:D+bheqqS
鰤から出てるHarris Goldsmithの2枚組、かなりイイ。 アラウの推薦文に引かれて購入。 最初の5番はライブ録音で不鮮明な上に音像が大きく左右に揺れるので聴いてて 頭がクラクラしてくる。こりゃ外れかあ、でも1000円以下だしまあいいかと 思って2曲目のヴァルトシュタイン聴いてビックリ。 グルダを連想させる快速調だけど、大きなうねりが備わっているのでセコセコした感じは 皆無。タッチの美しさも特筆もの。31番、「テンペスト」もよい。
788 :
名無しの笛の踊り :2006/12/12(火) 10:48:28 ID:9Gf9+ycK
ほおお、快速ワルトシュタインですか。 グルダのワルトシュタイン聴いてみて気に入ったら、 ゴールドスミスさんを買おうかな。 犬のグレートピアニスト10CD、無事発売されましたねー。 木曜には届くかなー。 マルクジンスキの熱情と、グルダのワルトシュタインと、 バックハウスのテンペストが楽しみです。
789 :
名無しの笛の踊り :2006/12/12(火) 12:12:30 ID:iQv6mUSC
快速ワルトシュタインならばソロモンが最高
790 :
788 :2006/12/12(火) 12:55:20 ID:LWSVytkh
ソロモンは、聴きたいのは山々ですが、 BOXで発売されたら悔しいので、じっと待っています。 ゴールドスミスさんは、調べてみますと、 今、犬よりも塔の方が安いので、 (なんと700円台) 購入検討中〜
791 :
名無しの笛の踊り :2006/12/12(火) 12:59:52 ID:ERc4MJII
ワルトシュタインならギレリスもお勧め シフは全集完成までガマンするか
792 :
788 :2006/12/12(火) 13:10:52 ID:SHaaSGXL
ワルトシュタインお勧めスレになってますw ギレリスの、鰤のベトソナ・ベト協の黄緑色の箱に、 ワルトシュタインも入ってましたっけ? 持ってるけど、聴いた覚えがないのだが・・・
ワルトシュタインだったらホロヴィッツのが好きだったな。 ただ快速なだけじゃなくて、ホロヴィッツ節炸裂!だったのが凄くはまった。 でも今なら、ギレリスかな。エロイカ変奏曲の前に32番録音しておいてくれれば良かったのに・・・ ところで、グリンベルクのベートーヴェンってどんな感じ?
794 :
名無しの笛の踊り :2006/12/13(水) 17:17:30 ID:sPpemq8+
ギレリスの鰤ライブは最高だと思う。 スタジオがつまらないだけに、この差はうれしい。 グリンベルクは期待して買ったが、意外と普通。 爆発、異常系ならユージナの方がはるかに面白い。どこかリヒテルに似たやばさがある。 ワルトシュタインならホフマンがいいぞ!
795 :
名無しの笛の踊り :2006/12/13(水) 17:42:20 ID:rX+yulK3
トルコ人のが結構よかた
798 :
名無しの笛の踊り :2006/12/14(木) 16:32:01 ID:ry7XTywQ
モイセイヴィッチの悲愴・月光・ワルトシュタイン他のを買ってきたので解説写しとくね。 >陳腐ともなりかねないベートーヴェンの3つのソナタを、よどみ一つ無く >申し分のない指裁きで流麗に弾きながら、巧みなバランスで内声を浮き彫りにし >旋律線をたわませることなく、堅固なソナタへと構築することに成功しています。 >そして何より曲全体のアプローチが極めてロマン派の巨匠的で >とりわけ「ワルトシュタイン」の最終楽章における気宇壮大さは >もはや余人の決してまねの出来ない領域に達している演奏といえるでしょう。 毎度オーバーなナクソスのお手盛り解説だけどウソじゃなかったよ。 こんないい演奏が今まで埋もれてたのが信じられない。 快速っぷりだけでも凄いし、録音が古くても復刻は上々、しかも安いので ヒストリカル録音にアレルギーを感じてる人にもお薦め。
799 :
名無しの笛の踊り :2006/12/14(木) 19:19:19 ID:vN4f8bUP
もうほんと久々にベートーヴェンにかえってきたんだけど、 ポゴレリッチってもう評価されてないの? グラモフォンの最後のソナタ、高校時代 愛聴してたが
800 :
名無しの笛の踊り :2006/12/14(木) 20:17:01 ID:iEfWQeGH
浦島太郎が帰ってきたぞ
801 :
名無しの笛の踊り :2006/12/14(木) 20:35:24 ID:vN4f8bUP
そうなんだよ、ほんとに浦島状態なんだよ 高校後期くらいから色気付いたのもあってロック少年になったからなあ ベートーヴェンは俺の思春期そのものなんだが ざっとロムってみたんだが、結局、超弩級の新しいベートーヴェン弾きは出てきてない?
802 :
名無しの笛の踊り :2006/12/14(木) 22:53:30 ID:7oJdvl3H
>>802 ポゴレリチより全然古いじゃないか・・・・
まあ、ヴェデルニコフの30番は個人的には一番美しい演奏だとは思うけど
ポゴレリチは評価されないっていうか、そんなに個性的とは見られなくなった感じ。
新しいのだと、31番しか弾いてないんだけどアンデルジェフスキのは良かった。正統派の演奏とは言えないけどね
804 :
名無しの笛の踊り :2006/12/15(金) 00:11:19 ID:yGOHXGGE
零時回ってID変わったけど801です アンデルジェフスキってどんな感じ? 元来、キワモノ演奏が好きなんだけど あらぶる鬼神て感じの演奏ならいいなあ
805 :
名無しの笛の踊り :2006/12/15(金) 12:12:26 ID:vXdsQTlo
キワモノ演奏ならエッシェンバッハとか
>>803 >ヴェデルニコフの30番は個人的には一番美しい演奏だとは思うけど
禿同。漏れ的にはイヴ・ナットお薦め。それに準じてギレリスのDG録音かな。
30番の叙情性はドイツ系の演奏ではやっぱ無理だね。
ところで、現役のベートーヴェン全集としてポミエとブッフビンダーはどうよ?
ちょっと細部にこだわり過ぎるような気もするが、大家的じゃないこういうスタイルもありかと。
807 :
名無しの笛の踊り :2006/12/17(日) 09:24:28 ID:Hc5GsnHQ
なくした小銭への怒りの楽譜さがしてるんだけど 見つからないよぅ〜 ウェーン(;O;) どっかに収録されてないですか?
>>808 ありがとうございます!
素晴らしい人ありがとう<(_ _)>
810 :
名無しの笛の踊り :2006/12/18(月) 16:44:05 ID:oohUBGcD
プリュデルマルシェの全集を見つけたのだが買いですか?
>>810 テクニック、いやむしろメカニックではピカ一。
私は好きな全集ですよ。
812 :
名無しの笛の踊り :2006/12/18(月) 16:49:20 ID:y5dcYeaY
誰それ?
813 :
名無しの笛の踊り :2006/12/18(月) 17:09:51 ID:gJ9j6sGb
プリュデルマルシェ ↓ プリュデルマシェル
814 :
名無しの笛の踊り :2006/12/18(月) 17:15:24 ID:oohUBGcD
わかりました 1万円超ですが買ってみます
815 :
名無しの笛の踊り :2006/12/18(月) 19:19:10 ID:EeIPGbBP
ギレリス コクナイCD 12マイグミ \20000 コジンテキニハ エンソウオンシツトモニサイコウ
816 :
名無しの笛の踊り :2006/12/18(月) 19:32:03 ID:B5bm0LwU
>>814 プリュデルマシェはメカニックそんなに良くないから気をつけてね
パリ音楽院の現役教授というブランド力が大きい
817 :
名無しの笛の踊り :2006/12/18(月) 19:46:50 ID:B5bm0LwU
818 :
名無しの笛の踊り :2006/12/18(月) 20:27:50 ID:B5bm0LwU
819 :
名無しの笛の踊り :2006/12/18(月) 20:34:36 ID:ZuXKs2hX
ベートーベンの月光 超ギター初心者の私がクラシックギターで練習しようと思ってるんですが 難易度ってどれくらいなんでしょう? ピアノ ギター それぞれ 特に第三楽章 かなり早いですけど・・・・
820 :
名無しの笛の踊り :2006/12/18(月) 22:08:54 ID:2jQtst9i
あまりよくわからなくて i以前 あまり安くて ARTUR SCHNABEL を衝動買いした 他の人の聴きたくてバレンボイムも買ってみた あまりに違うのでまた他の人の聴きたくなった その二人とタイプが違うピアニストというとどなたでしょう
822 :
名無しの笛の踊り :2006/12/18(月) 23:52:04 ID:iXNTsepJ
プリュデルマシェとポミエとダルベルトでは どれを聴くべきですか?
>821 自分は逆でシューベルト>ベートーヴェンだった。 シューベルトは他の演奏をあまり聴いてないせいかもしれないけど。
>>804 遅くなっちゃったけど
アンデルジェフスキは、全然あらぶる鬼神って感じじゃないよ
むしろ、しっとり系。凄く淡々としてるけど味わい深い演奏
リヒテルの演奏から力感を除いた感じかな
わかり難くてすまん。まあキワモノの一種ではある気がするよw
825 :
名無しの笛の踊り :2006/12/19(火) 01:03:31 ID:E5sE+TSl
>>818 好みによるんだろうけど、ニコラーエワかなり良いですよ。
ライブだから熱く、こわれる時もありますが。
826 :
名無しの笛の踊り :2006/12/19(火) 01:30:28 ID:+j0utk0n
>>820 > i以前 あまり安くて ARTUR SCHNABEL を衝動買いした
Document盤の音質はいかがですか?
15年ほど前に買ったEMI正規盤持ってるんだけど、あなたの買ったものが音質良ければ買い換えたい
バレンボイム旧盤もそうだけどEMIのリマスタリングはデッド気味というかちょっと籠もり気味になるのが嫌い
> その二人とタイプが違うピアニストというとどなたでしょう
その2人と同じタイプの人ってあまりいないと思う
戦前にシュナーベルはオーストリアの正統派ピアニストみたいに思われてたらしく、ピアノソナタ全集の録音は「決定盤」扱いだった
今の我々の耳にはムチャクチャなテンポで恣意的演奏の典型にしか聴こえない
個性的なのでたまに聴くと面白いけど
バレンボイムは個性が感じられないというか無国籍な感じのつまらない演奏
最近BS-hiで毎月放送してるライヴもハイビジョン映像に幻惑されて名演に聴こえてしまうが、音だけ聴くと実に平凡
で、お薦めしたいのはグルダ
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1432638 協奏曲まで入って4015円だから買わない手はない
音がキレイ過ぎる上にタッチが軽いので「これはベートーヴェンではない!」と拒絶反応を示す輩多数
ベートーヴェンは汚い音でガツガツ弾かなくてはダメという向きはバックハウスかハイドシェックを聴いて下さい
バックハウス
http://www.hmv.co.jp/product/detail/285996 ハイドシェック
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1249492 どちらも絶賛する人の書き込みを見る度に聴き直すが、聴く度にゲンナリする
特にハイドシェックは、どうやったらこんなに汚い音を出せるのか録音現場に立ち会いたいくらい
宇和島ライヴの再発もチャート上位独占してるし、メディア(というか宇野先生)の影響力の凄さに頭の垂れる思いw
828 :
名無しの笛の踊り :2006/12/19(火) 09:09:30 ID:KiJhK/7T
犬の「グレート・ピアニスツ」のバックハウスのテンペストは 「うまいじゃないか、バックハウス!」って思いましたよ、先生。 マルクジンスキの「熱情」には失望しました。 ガンガンきつ過ぎる。
サイいいよ
831 :
名無しの笛の踊り :2006/12/20(水) 04:18:10 ID:fM5ZdQa0
>>830 安いのはわかるんだが、注文してもいつ来るか分からない、キャンセルできないでは
俺は注文できないな。何ヶ月もかかったとかいう書き込みも見かけるし。
安いのは安いんだけどね
タワーもそれで利用しにくいんだよな。キャンセルできないってのはツライ HMVも昔はたしかキャンセルできなかったよな? 自由にキャンセルを許すってのはかなりリスキーな気がするが、大英断だな。
>>832 HMVは11月22日発売のを3週間も前から予約入れておいたのに
3日くらい経っても「お取り寄せ中です」と表示されてたのでキャンセルしてしまった。
ちょうどその週末に石丸行く予定ができたし。
>>831 私はやまちくで注文するときには必ず
メールで在庫の有無を確認します。
メールの返事は遅くても次の日に来ます。
>>834 あらそんなサービスがあるんだ。
在庫があるとすぐに送ってくれる感じですか?
>>835 在庫がありとメールが来れば、その時点で注文を入れれば、
すぐに送ってくれます。在庫なしの場合は発注となりますが、
そのときには、入荷予定をたずね、それ次第でて注文したり、
注文しなかったりすればいいんです。
>>831 おいおい
即効で注文しちゃったけど,振り込め詐欺じゃないだろうな?
839 :
名無しの笛の踊り :2006/12/21(木) 02:09:38 ID:QLur93y1
>>828 ア(ryちゃんかな?
遠縁の方とは連絡つきましたか?
> 犬の「グレート・ピアニスツ」のバックハウスのテンペストは
> 「うまいじゃないか、バックハウス!」って思いましたよ、先生。
巧いのは当然というか、ショパンの練習曲を弾きこなした元「鍵盤の獅子王」がテンペスト弾けないとおかしい
でもガヴリーロフとかポリーニが年取ってから「ベートーヴェンの最高権威」とか呼ばれたらおかしいでしょ
何でバックハウスがベートーヴェン弾きとして崇められるのか私には解りません
> マルクジンスキの「熱情」には失望しました。
> ガンガンきつ過ぎる。
チッコリーニの全集と一緒に注文したので1ヵ月後に到着予定
乱暴な演奏は割りと好きなので楽しみが増えました
840 :
828 :2006/12/21(木) 13:13:33 ID:YOLD5JCl
>>839 マルクジンスキって、ショパン弾きなのですか?
「この人は素晴らしく美しいショパンを弾くに違いない」と、
かなり妄想入っていたので、余計に萎えました。
そう、「乱暴」という表現が的を得ています。
ロシア・ピアニズムの面々も吹き飛ぶガンガン弾き(?)ですよ、この方。
先生って、たおやかな感じのピアノがお好きだったのでは・・・?
チッコリーニがベトソナを弾くのですか。意外ですね。
この人が普通のピアノ(スタインウェイ)でどんな音を出すのか、
興味あります。レヴュー見てから買おうかな、私も。
841 :
828 :2006/12/21(木) 13:17:52 ID:YOLD5JCl
途中で押しちゃいました。 それと、グルダ(犬のグレート・ピアニスツの話)のことを見直しましたわ。 グルダは、アバドとのモツ協しか聴いた事がなく、 オケが貧弱なのでピアノまで貧弱に聴こえていましたが(笑)、 グルダってやっぱりピアノうまいんですね、というのが、 ピアノソナタを聴いて分かりました。 快速ワルトシュタイン、なかなかよかったです。 思ったのですが、グルダのタッチは、 ワルター・クリーンとかのタッチと似てませんか? (音ではなくタッチが)
842 :
名無しの笛の踊り :2006/12/21(木) 14:12:20 ID:WzXEmN0S
カツォリスのベートーヴェンのシンフォニーのピアノ版、既にベートーヴェンのピアノの音じゃないな ベートーヴェン自信の編曲のヴァージョンがあればなあ
843 :
名無しの笛の踊り :2006/12/22(金) 00:36:21 ID:afL3CtcO
ブレンデル(70年代)の軽やかな演奏が気に入ったんだが、 もしかして今は旧版は売ってない? それに高そうだしナー・・・ 待つか
自己解決しました 連投失礼
ブレンデルの最初のソナタ全集(VOX)の4番ってどこに入ってるんですか?
エッシェンバッハの30番がとてもきれい
847 :
名無しの笛の踊り :2006/12/23(土) 12:53:34 ID:mIdOPs5D
>>845 3枚組のvariation集に入ってる。
848 :
名無しの笛の踊り :2006/12/23(土) 14:37:14 ID:3V1uGYFd
ところで、みんな、ピアノをやっていたことのある奴はベトーヴェンの ソナタはどれくらいやっていたんだ? 俺はベートーヴェンのソナタは一部の楽章だけやったのも含めると 3番、6番、8番、9番、15番、17番、19番、 20番、25番、28番、31番、32番 をやったが、やはり「悲愴」とか「テンペスト」といった 有名曲や後期作品が弾いていて心に染みた。 「熱情」は一度、自己流で練習しようとしたが、難しすぎて轟沈。 29番は楽譜を見ただけで気分が悪くなった。
>>848 俺の場合は、(同様に一部楽章のみやったのも含む)
1,2,5,8,12,14,17,19,20,24,25,30,31,32かな。
なんだかんだ言って、有名な曲はそれなりの理由があると思った
(表題の有無だけではない)。最後の3曲は触っただけで到底
人前に出せるレベルではないが、もう少し年齢を重ねたら他人に
聴かせられる表現が出来そうな気がする。
850 :
名無しの笛の踊り :2006/12/23(土) 15:53:06 ID:3V1uGYFd
>>849 やっぱり19番、20番は簡単だから、よく弾かれるみたいだね。
>最後の3曲は触っただけで到底 人前に出せるレベルではない
確かに。でも俺的には32番はともかく、31番は若い人間でも
魅了されるところがあると思うな。むしろ28番の方が弾いていて
「ああ、俺はこの曲のことをどれだけ理解できているんだろうか」と思った。
それにしても月光もやったのか。うらやましいです。
>>848-850 鍵盤楽器板のベートーヴェンソナタ演奏スレ向きの話題ですね。
いろいろ弾いてて素晴らしいです。是非あちらでお願いします。まだまだ人が少ないので。
早速グルダ来たけど,こんな演奏だったっけ?アマデオって書いてあるから,2度目の全集と同じソースでしょ? なんか異様に演奏が雑だし,高音部分の音が割れまくってる.... 安いから複製技術が雑?それとも元々こんな演奏? そういえば,バッハの平均律のCDも異常に音が割れていたが.... 一番最初に聴いてベートーベンのソナタにはまった切っ掛けのものだったんだけど..
853 :
名無しの笛の踊り :2006/12/24(日) 01:24:57 ID:2jiWwEHD
>>852 > 早速グルダ来たけど,こんな演奏だったっけ?アマデオって書いてあるから,2度目の全集と同じソースでしょ?
> なんか異様に演奏が雑だし,高音部分の音が割れまくってる....
少しデッドになってる感じはするけど同じソースだよ
割れまくってるというのはおかしい
演奏が雑に聴こえるというのも不同意
もう一度聴き直してみよう
>>853 最初に聴いたのはアパッショナータだったんだけど,他の曲はLP時代の感じのままでした。
済みません。当時2万9000円(これでも当時最安)の全集(コンチェルトなしだけど)が3千円以下なんで十分満足です。
857 :
名無しの笛の踊り :2006/12/26(火) 10:33:58 ID:BGP6qbBV
あのー、今更こんなこと聞いたら怒られるかもしれないけど、 シュナーベルのベトソナ全集って、どんな感じなんですか? これが最高のベトソナなんでしょうか? (シュナーベル、全然聴いたことないので・・・)
>>857 いろいろな意見があるだろうが、舌っ足らずな演奏で
私は好きではない。歴史的な価値のみ。
ま、安いから一度聞かれてみたら。この人の演奏は
かなり好き嫌いがあると思う。
859 :
名無しの笛の踊り :2006/12/26(火) 13:50:14 ID:Pjai909A
>>856 そのページ重くてしょうがない
必要箇所だけをコピペしてくれると有難い
>>857 > シュナーベルのベトソナ全集って、どんな感じなんですか?
858の
> 舌っ足らずな演奏で私は好きではない。歴史的な価値のみ。
というのは誤解を招く「舌っ足らずな」評価
少々荒っぽい演奏で、教科書的な演奏を期待して聴くと裏切られる
ライヴ演奏だと思えば弾きこぼし弾き飛ばしは気にならない
バレンボイムとかアシュケナージの退屈な演奏に比べるとずっと個性的で面白い
> これが最高のベトソナなんでしょうか?
同時期に活躍したピアニストならギーゼキングの方が優れています(全集じゃないけど)
まあ興味があるならHMVで全集が1500円だし買って損はないと思います
860 :
857 :2006/12/26(火) 13:59:05 ID:y4tOpEm2
「ベトソナの演奏において、 シュナーベルと、モノラル時代のケンプと、 エッシェンバッハと、エドウィン・フィッシャーの精神性に勝るものなし」 とか、どこかに書いてありましたのですが、 四人とも聴いたことがないので、気になりました。 (あ、デジタルのケンプは聴いたことありますが、興ざめしました) ダメだと言われると、逆に聴きたくなりますが(笑)、 どうしてもこの四人の中で選ぶならば、エドウィン・フィッシャーでしょうかね?
861 :
名無しの笛の踊り :2006/12/26(火) 14:30:12 ID:Pjai909A
>>860 > とか、どこかに書いてありましたのですが、
エッシェンバッハ! 唖然…w
こんなアホな事を書く人は誰か非常に興味あります
是非思い出して下さい
かなり世代の古い批評家でしょうけど
野村光一先生だったりしてw
> (あ、デジタルのケンプは聴いたことありますが、興ざめしました)
デジタル? ステレオの間違い?
> ダメだと言われると、逆に聴きたくなりますが(笑)、
1500円だし聴いて損しない演奏ですよ
コルトーとかが好きなら無問題
> どうしてもこの四人の中で選ぶならば、エドウィン・フィッシャーでしょうかね?
フィッシャーはベートーヴェン弾きでしょうかね?
バッハ「平均律」なら推薦できますが、彼のベトソナタは余技の部類だと思いますが
862 :
名無しの笛の踊り :2006/12/26(火) 14:39:05 ID:eEdfftaU
バックハウスの1000円ばら売り、見かけなくなったね
フィッシャーはフルヴェンとの皇帝はガチ
864 :
名無しの笛の踊り :2006/12/26(火) 16:25:14 ID:kwXd5n5m
バックハウスの1000円盤はゴミ 1000円も出す価値なし
866 :
名無しの笛の踊り :2006/12/26(火) 19:24:58 ID:x0UUwkTO
アシュケナージの月光は良い
こういう話題になるとすぐに荒れるけど、 名前が残ってる人は多かれ少なかれ必ず評価されている部分があるわけで、 どれも一回聴いてみる価値はあると思うよ。 その中から自分に合ったものを残せば良いわけだし 個人的にはシュナーベルの演奏は大好きだな、ベストだとは思わないがw ハンマークラヴィーアとかテクニック面でみれば滅茶苦茶な状態というか弾けてると言えるかどうかさえ危ういけど、 あの緊張感、高揚感はたまらないな。 でも弾けてない、ガサツ過ぎという評価も当たり前だと思う。
ブラウティハムの全集完結に期待。
869 :
860 :2006/12/27(水) 08:41:17 ID:qjqm/loc
シュナーベルは、「ピアニストガイド」の吉澤ウィルヘルムさんの 一番のお気に入りですね。 彼の主張の要約として、 <指揮者界でベトの権威がフルヴェンならば、ピアノ界ではシュナーベルが 一等賞であって、特に後期3大ソナタは、シュナーベルの精神性に 追いつけるのは上記三人(モノラルのケンプ、フィッシャー、エッシェンバッハ) 以外にいない> ということです。 そこまでおっしゃるならば聴いてみたいものだなと、わたくしは思った訳です。 ちなみに吉澤氏は40いくつぐらいの方のようです。
>>869 そんな評価は聞いたことがない
きっと名前がかっこいいからそう思い込んだんじゃないか
871 :
名無しの笛の踊り :2006/12/27(水) 10:45:01 ID:uiwj/i37
>>869 吉澤ヴィルヘルムの本の何ページか教えて頂けますか
今手元にないけど図書館に置いてあるんで週末にでもチェックしてみます
ケンプ、フィッシャーまではいいとして何でエッシェンバッハ?
ピアニストとしてはダメで指揮者に転向した人じゃないの
要するにドイツ系大好き人間なわけね
個人の好みと言ってしまえばそれまでだけど主観入り過ぎだなあ
872 :
869 :2006/12/27(水) 12:03:27 ID:5h++Lq3t
ヴィルヘルムたん、物議を醸してしまっているw
>>870 そうなのですか?
当人(吉澤氏)の好みで、ピアニストを勝手に三ツ星評価(最高が三ツ星)
しておられまして、でもまぁ、彼が三ツ星を付けているピアニストは、
私自身も気に入った人が多いため、「シュナーベル、三ツ星ならば聴かねば。」
と思ったのです。
しかしカッチェンやカーゾンやヴェデルニコフが二つ星なのは解せませんが。
>>871 私も今手元にないのですが・・・・
シュナーベルのページです。
ピアノの種類別の章で、ベヒシュタインの章だったと思います。
吉澤氏は、個人的にベヒシュタインが好きなため、
ベヒシュタインで弾いたシュナーベルやケンプ(モノラル)の
ベトソナがお気に召している様子です。
ドイツ系ですか・・・、ツェヒリンやクリーン、バドゥラ・スコダなども
三ツ星だった気がします。
あと、何系か分かりませんが、コルトーとかアラウも☆☆☆だったかな?
873 :
名無しの笛の踊り :2006/12/27(水) 12:37:21 ID:uiwj/i37
>>872 つーかア(ryちゃんだったのか
> 当人(吉澤氏)の好みで、ピアニストを勝手に三ツ星評価(最高が三ツ星)しておられまして、
あの評価はかなり手前勝手なものですね(あの本を推薦しておいて何ですがw)
まあ批評なんてそんなものですが
> しかしカッチェンやカーゾンやヴェデルニコフが二つ星なのは解せませんが。
私ならカッチェンは星ゼロ、カーゾンは星1つ、ヴェデルニコフは星2つでしょうかね
というように、人の好みというのは全く異なるものなのですw
> 吉澤氏は、個人的にベヒシュタインが好きなため、
> ベヒシュタインで弾いたシュナーベルやケンプ(モノラル)のベトソナがお気に召している様子です。
ボレットや神と紛うカツァリスは評価低かった気がしますが(星1つかゼロだったような)
ボレットは星1つで構いませんが、神と紛うカツァリスは星3つあって当然でしょう
吉澤ヴィルヘルムさんは神品リスト編曲ベト全を聴いてないのかも
> ドイツ系ですか・・・、ツェヒリンやクリーン、バドゥラ・スコダなども三ツ星だった気がします。
> あと、何系か分かりませんが、コルトーとかアラウも☆☆☆だったかな?
グルダは評価低かったはず
吉澤さんは要するに技巧系嫌いのヒストリカルヲタと思えば良いでしょう
シュナーベルは弾きこぼしが多いのでア(ryちゃんは気に入らないと思いますよ
同じ1500円ならエランド買った方がいいかもね
874 :
872 :2006/12/27(水) 13:02:31 ID:pTkbPHkM
>>873 そうですが、なぜお分かりに?w
カッチェンが星ゼロ?wwww 激怒
こういう人を天才と呼ぶんだと思うんだけどなぁ。
先日、カーゾン様のライブ盤の指もつれまくり・ひっかかりまくりに
ショックを受けましたので(これはカーゾン様ではない!と。)、
ミスタッチがあまりにひどいと、興ざめですね。
フジ子でさえ、ライヴでは2回ずつぐらいしかミスしないのに。
という訳で、シュナーベルは却下ですか?
私も色々ほしい盤はあるので、お金の無駄使いはしたくないのですが、
うーん・・・、いっそアニー・フィッシャーにしようかなぁ。
かっこよくて爽快なベトを聴かせてくれそうですが。
875 :
名無しの笛の踊り :2006/12/27(水) 13:15:36 ID:G2qc6Yno
映画ベートーベンに使われていたピアノ曲もベートーヴェンの ソナタでしょうか?
876 :
名無しの笛の踊り :2006/12/27(水) 13:35:31 ID:uiwj/i37
>>874 > カッチェンが星ゼロ?wwww 激怒
> こういう人を天才と呼ぶんだと思うんだけどなぁ。
カッチェンが天才?!
しかも音が汚なくて聴くに耐えないし
趣味の違いを感じますねw
> フジ子でさえ、ライヴでは2回ずつぐらいしかミスしないのに。
あれはいっぱい修正入れてますので
音も抜いてるはずなのでミスが少ないのは当然
> という訳で、シュナーベルは却下ですか?
ミスタッチの嵐を楽しめる「心の広い人」でないと
審査員みたいな聴き方する人には向きません
> うーん・・・、いっそアニー・フィッシャーにしようかなぁ。
Amazon.comで全部試聴可能です
Beethoven: Piano Sonatas, Vol. 3: Music: Ludwig van Beethoven,Annie Fischer
http://www.amazon.com/Beethoven-Piano-Sonatas-Vol-3/dp/B0000030B0/ こういう繊細さゼロの演奏は私は好みませんが
> かっこよくて爽快なベトを聴かせてくれそうですが。
ロシア系なら豪快なベートーヴェン弾きがいそうな気がしますが、グリンベルクはそれほど豪快な感じじゃないし
ということで、どなたか「かっこよくて爽快な」演奏を教えてあげて下さいm(_ _)m
またひの饅か
878 :
名無しの笛の踊り :2006/12/28(木) 09:10:25 ID:qCFx3EEg
ひの饅ではないと思います。
第29番ってのは、なかなか面白い曲だ 長いけど
いいよな。俺も好きだ 長いけど
881 :
名無しの笛の踊り :2006/12/30(土) 17:02:10 ID:/8tANRWS
第3楽章になるともう・・・とても・・・ 長いけど
4楽章はまさに神業的な音楽だな 長いけど
そして、30、31、32が始まるわけだ。
884 :
名無しの笛の踊り :2006/12/31(日) 09:48:11 ID:iACdRZ0l
なんでベートーヴェンは、こんな凄い曲を立続けに作れるわけ? しかも このあとには、 第九だの、荘厳ミサ曲だの、後期弦楽四重奏曲だのを作ってしまう。
885 :
名無しの笛の踊り :2006/12/31(日) 13:10:15 ID:wZe+Bqy+
サポートしてくれた弟子たちが優秀だったから 半分以上は彼らが作曲したも同然 という事実は伏せられている
>>885 じゃあサポートした弟子たちでどんどん続編作れや,ほれほれ
887 :
名無しの笛の踊り :2006/12/31(日) 16:32:38 ID:wZe+Bqy+
ほうほう
EMIから出てるエッシェンバッハはホントいいな〜 30と32はホント神だな
890 :
名無しの笛の踊り :2007/01/02(火) 00:53:32 ID:kKCNkhLs
みんな月光は3楽章ばっか好きなんだな。 1楽章ならマリアグリンベルク、G・ネイガウスだ。 2楽章はグルダ。 ポリーニの月光は微妙。 あと月光はギーゼキングがいいね。
>>887 弟子というより、単なる取り巻きのような人も大勢いると思うんだけど。
ツェルニーなんか弟子というより小姓に近いんではw皇帝に至っては「このまま弾け!」
と言わんばかりにカデンツァ付き楽譜を押し付けられたあげく初演が不評、
以後は引きこもり人生だったみたいじゃんw
>モシェレスがピアノスコアを作ってベートーヴェン(その他)がそれをオーケストレーションしたというのがオレの妄想
「ファクシミリの筆跡を見ると、ベートーヴェン本人じゃなさそう。ひょっとして…」みたいなところから
出発するのを妄想という。あんたのは妄想以前。ファンタジーがない。全くつまらん。
892 :
名無しの笛の踊り :2007/01/02(火) 09:48:17 ID:6o4Oczut
>>891 お前みたいに煽りレス書くしか能がない人間は一体何が楽しくて生きてるんだろうな?
ニートやって親に迷惑かけてないで金曜は職安に行って来い
今年はネットやらないで真人間になれ
>ニートやって親に迷惑かけてないで金曜は職安に行って来い >今年はネットやらないで真人間になれ ↑ ↑ ↑ >お前みたいに煽りレス書くしか能がない人間は一体何が楽しくて生きてるんだろうな? こうですか?分かりません!><
894 :
名無しの笛の踊り :2007/01/02(火) 10:27:28 ID:pzfvNJ1K
月光と言えば、ヴェデルニコフ。
>>887 でもチェルニーのピアノソナタってベートーヴェンと全然似てないよね。
とっちかというとウェバーの方が近い。
896 :
名無しの笛の踊り :2007/01/03(水) 21:08:14 ID:z8ESNBwa
クロード・フランクのベートーヴェン全集は人気がないのかな? 流麗なフレージングと弱音の美しさ、いきいきとしたリズム感は、 シュナーベル門下生としての出自のよさを感じさせる名盤なのだが。 特に、後期のソナタは「幻想への飛翔力」とでも言うべき力を感じさせる。 もし、シュナーベル師の録音が古すぎて聴きづらいと言うのなら、 そのかわりにフランクの全集を一度聴いて欲しい。
897 :
名無しの笛の踊り :2007/01/03(水) 22:25:02 ID:+tS+V+3H
1,9,22,24,32番のお薦めの演奏家を挙げてください。 理由はギレリスのDG選集にないから。 できればギレリスと並べて聴いて違和感が無いものをお願いします。
アシュケナージのベートーベンは嫌だ
アシュケナージはどこ行っても評判イマイチだな… 俺の場合、彼のショパンはイマイチだがベトは結構好きだ
アシュケナージ、ハンマークラヴィーアは好きだったけど他は・・・ そつのない演奏ではあるが、今ひとつ感動しない・・・
リヒテルっていままであんまりすきくなかったけど、ベトソナはいいんだね…
アシュケナージは気に入んのだけど、西側に来る前のショパンの練習曲集だけはスゴいぞ。 後年の味気なしとはちょっと違う演奏だ。ついこの間初めて聴いてびっくりした。
903 :
名無しの笛の踊り :2007/01/04(木) 23:16:09 ID:Mj5zxIM9
テレーゼは誰がいいのかね?
904 :
名無しの笛の踊り :2007/01/04(木) 23:18:43 ID:jGKp8pmU
ケンプの全曲盤が一番だぜ。
905 :
名無しの笛の踊り :2007/01/04(木) 23:19:44 ID:TaRnNvde
>>900 アシュケはハンマークラヴィーアを複数回録音した。どれ?
どれでもいいだろボォケw
907 :
名無しの笛の踊り :2007/01/05(金) 01:49:52 ID:crfIdaal
バックハウスの全集さえあれば、ほかはいらない。
908 :
名無しの笛の踊り :2007/01/05(金) 01:53:47 ID:hoP5aAwX
氏ぬまで骨董趣味でいろ
909 :
名無しの笛の踊り :2007/01/05(金) 23:09:35 ID:NrSmCm4m
>>897 1 マリアグリンンベルク
9 グルダ
22 ポリーニ
24 ゲンリッヒネイガウス
32 うーん・・・ゼルキン父はだめかな?
910 :
名無しの笛の踊り :2007/01/05(金) 23:36:28 ID:RQ+JyrOo
897さんと同じく私もギレリス全集の穴を埋めたいと思ってました。できれば スタジオ録音のギレリスみたいな音色の演奏がないでしょうか?旧東ドイツ系 に期待してるんですが。
909趣味悪いな
ギレリス評判いいね
913 :
名無しの笛の踊り :2007/01/06(土) 00:14:17 ID:E9hqtFZM
ツェヒリンを聴くべきです
914 :
名無しの笛の踊り :2007/01/06(土) 00:18:13 ID:TwrzInvs
私ならソロモンだな、やっぱり。
915 :
名無しの笛の踊り :2007/01/06(土) 00:54:25 ID:m7c07Loe
私はジョン・リルかな
ユージナだな
これからはシフしかない
918 :
名無しの笛の踊り :2007/01/06(土) 03:27:45 ID:uLDLsw+C
>>915 ASVジョンリルは20番第三楽章が音飛びする。
ケンプとバックハウス。時々ナット。
920 :
名無しの笛の踊り :2007/01/06(土) 11:11:31 ID:JNnKJReH
バックハウスを聞いたら、ほかのピアニストは聞けない。 小手先で弾いている感じがしてさ!
>>920 それは言えてるね。
ま、私はほかのピアニストも聴くし、いい演奏だなと
思うのもしばしばだけど、しかし最終的にはいつも
バックハウスに戻るね。彼の演奏を聴いていると
、ロマンロランがモネの絵巻物のように
長くかかれた睡蓮の絵を前にして言った言葉を
思い出す:“最近の頭だけで描かれた絵が多い中、この絵を
前にすると、ほっと安心する”。
バックハウスのベトソナタの演奏も同じで、聴くと、やはりほっと
するね。
>>896 クロード・フランクの全集はいいね。
でもシュナーベルの代わりにというのは違和感がある。表現意欲を優先させて
前のめりになるシュナーベルに比べて、フランクはむしろ造形を重視している
ように聞こえる。
それと残念ながらウチの再生装置では、音がかなり硬めに響く。特に高音域の
強打はキンキンしてうるさいほど。そういう音が多用されているハンクラなどは
かなり辛い。
バックハウス新の全集は32曲コンプリートですか それとも所々抜けてる?
924 :
897 :2007/01/06(土) 20:24:26 ID:Napw/Nxj
>>923 29番がもののみ
後は全部ステレオで残ってる
>>925 サンクス
ケンプにしようかバックハウスにしようか迷い中
927 :
名無しの笛の踊り :2007/01/06(土) 20:52:13 ID:A3rjBw2J
28番っていい曲だ。 とくに、終楽章の序奏がすばらしい。 アラウの新盤で聞いてるけど、おすすめのCDを教えて。
>>926 バックハウスでもケンプでもモノラルがいいよ。
個人的にはステレオならケンプを推す。モノなら質実剛健な純ドイツなバックハウスもいいが、
ステレオのバックハウスは少し推進力に欠ける・・・かな?
なんか燃料になってしまうかも。
929 :
896 :2007/01/07(日) 00:00:12 ID:L/EvCVVJ
>>922 フランクはシュナーベルの弟子だけれど、シュナーベルとかフルトヴェングラーのように
20世紀初頭のドイツ表現主義の洗礼を受けていないから(あるいはその影響が極めて薄いから)、
テンポを激しく揺らしたり、左と右の打鍵をずらせたり、明暗の表情をくっきりとつけたりはしないですね。
加えて、フランクは、シュナーベルの没後R.ゼルキンにも師事しているから、その影響も感じられる。
でも、特に後期のソナタの緩徐楽章の歌わせ方とか、高音部の打鍵の繊細さは
やはりシュナーベルの影響がうかがわれると思う。
ちなみに私がよく聴くのは以下の全集・選集。
SP時代:シュナーベル盤
モノラル時代:ケンプ盤
ステレオ時代:フランク盤とゼルキン盤
表現主義の影響でテンポを揺らすようになったって初めて聞くんだけど
931 :
名無しの笛の踊り :2007/01/07(日) 01:05:33 ID:369FjtBW
>>926 > ケンプにしようかバックハウスにしようか迷い中
文句なしにケンプ
芸術家としての格が全く違う
TSUTAYAに悲愴月光熱情の1枚ものが置いてあるはずなので聴き比べてみよう
バックハウスが気に入るならそれはそれで構わない
932 :
名無しの笛の踊り :2007/01/07(日) 01:21:00 ID:zLBn+8ON
933 :
名無しの笛の踊り :2007/01/07(日) 02:15:33 ID:cg1mRvBB
旧バックハウスは好きだな。ケンプは苦手。 最近、横山幸雄のボックスがヘヴィローテ。悪くないぜ。
自分は少年の頃バックハウスばかり聴いて育ったから バックハウスが他のピアニストの評価の基準になっているな 喜ぶべきか悲しむべきか・・・
バックハウスは朝比奈隆に似ている。朝比奈は各パートのバランスを調整するという 指揮者にとって最も大切な作業をほとんど放棄して、「フォルテはフォルテ」と、力一杯 鳴らすことだけを要求した。当然響きは大味になるが、宇野師にいわせるとそれが スケール豊かな名演であり、ヴァントなどはバランスを取ろうとするからどうしても スケールが小さくなる云々ということになる。 バックハウスも細部を無視して全体を大きく響かせるアプローチをとる。その結果、時には 作曲者が意図しなかったメロディを作ってしまうことになったりするが(ベトソナ31番 終結部など)、それを「スケールが大きい」「瑣事にこだわらない」「自然」と評価する 人もいる。
こういう思考停止した宇野厨のおかげでバックハウスが敬遠されるのが残念だ バックハウスはライブ盤を聴いたらいい
バックハウスのモーツァルトは、モツスレであまり話題にならないけどかなり良い
彼のベートヴェンはあまり好きじゃないけど、モーツァルトはいいね。
ポリーニよりお上手な32番をこっそり教えてくださいな。 特に第2楽章冒頭で泣けるやつを
940 :
名無しの笛の踊り :2007/01/08(月) 00:29:51 ID:FwtwoHeQ
個人的に「バックハウスのモーツァルト」は正直「?」だな・・・ なんか正座して聴かなければならない気がしてくるw 歌うケンプか流れるリリー・クラウスがいい。 まあベトソナスレだから流してもらって構わない。
941 :
名無しの笛の踊り :2007/01/08(月) 01:07:38 ID:AOvcfX+Q
どうしてベートーヴェンのピアノソナタの緩徐楽章って、どうでもいい小物みたいなのが多いんですか?
おまいみたいなどうでもいい小物にはわかんねーよ
自作の主題による32の変奏曲が好きだ
>>940 正座ってw そんなことはないゾ
誰が弾こうが、モツのピアノソナタは優雅さを失ったら負けなわけだが
バックハウスの演奏もちゃんと優雅で、「ああこの人はモツを分かっている」
と思ったものだ
久しぶりにギレリスの撰集聴いたが.... こんなに流れが悪かったかな.. 聴いていられなかった...
リヒテルは1番、テンペスト、7番しか聴いたことないけど、どれもよかった 自分勝手なんだけどね。 30.31のほかにどんな演奏があるんだろう
949 :
名無しの笛の踊り :2007/01/09(火) 16:04:27 ID:hjANpMVA
23があるじゃないですか
>>948 もっとあるよ。どれくらいかな?全曲はないにしても20曲はあるんじゃねえか
951 :
名無しの笛の踊り :2007/01/09(火) 18:39:05 ID:uxJVMNKg
これまで、なんとも思っていなかった30番に、いきなり目覚めました。 いいですねー、これ。 クラシック好きだった身内が亡くなりました折に、なにげなく流していたのですが、 しみじみと心に染み入るものがありました。
952 :
名無しの笛の踊り :2007/01/09(火) 20:05:45 ID:8FWV1zqe
954 :
名無しの笛の踊り :2007/01/09(火) 21:25:55 ID:8FWV1zqe
>>951 弱音主体でキレイな曲ですよね
直前の「ハンマークラヴィーア」とは対照的です
ただし暴力的なプレスティッシモ(第2楽章)は何だかなあと思いますが(たいてい飛ばして第3楽章を聴きますw)
久々にポミエ聴いてみましたが、Variationごとにチャプター分けされてるのには驚きました(ポミエの指示なんだろうか?)
ちょっとロマンティック過ぎてもたれる感じですが、たまに聴くとこういう演奏も悪くない気がします
プレスティッシモいいじゃん 弾き飛ばす人が多いだけに、どう処理するかが聴きもの 変奏ごとに区切られてるCDなんていくらでもあるけど
>>949-950 >>952 さん
そうなんですか。
リヒテルは好きな曲しか弾かないイメージがあったので、絶対全集は完成させてないだろうと思ったのですが、
意外とあるんですね。
どうもありがとうございます。