1 :
名無しの笛の踊り :
2006/05/26(金) 01:26:27 ID:i9bR1hmZ やっぱりオイストラフに決まりますた。
2 :
名無しの笛の踊り :2006/05/26(金) 01:28:46 ID:ZbBisM0W
ヴェンゲーロフは喧嘩強そうだ
3 :
名無しの笛の踊り :2006/05/26(金) 01:32:55 ID:ldgj77rL
>>1 乙。
流れを無視してシゲティでいってほしかった。
4 :
名無しの笛の踊り :2006/05/26(金) 01:37:00 ID:kgR47WF4
オイストラフ生で聴けた人って結構いるんですか? 羨ましすぎるんですけど・・・ 自分の友達の先生オイストラフのバックで弾いたことあるって。 その先生まで神々しく思えてしまった・・・
5 :
名無しの笛の踊り :2006/05/26(金) 01:41:10 ID:YFPdSdv3
前スレの集計は?
6 :
名無しの笛の踊り :2006/05/26(金) 02:09:01 ID:HIIY3Bzi
レーピンのほうが喧嘩強そうじゃない?
7 :
名無しの笛の踊り :2006/05/26(金) 02:22:39 ID:kY/9AYkb
オイストラフなんて音色に艶が全くない あんなのどこが良いんだか 「ハイフェッツかオイストラフか」みたいなのは過去の話 今はもっと良い奏者が何人もいる オイストラフやハイフェッツまんせーをしたいならスレタイは変えた方が良い
8 :
名無しの笛の踊り :2006/05/26(金) 02:41:07 ID:HIIY3Bzi
録音技術も時代性も違うんだから、同じ土俵で較べても・・・ 今と昔も、どちらも、それなりの良さがあるんじやないかと・・・ 共存していいんじゃない?
9 :
名無しの笛の踊り :2006/05/26(金) 04:56:09 ID:SVh2ljty
10 :
名無しの笛の踊り :2006/05/27(土) 01:53:28 ID:YXDKasT2
録音技術が違うから、確かに音を比べるのは難しいものがある。 時代も違うから、表現の仕方も違う。 でもどう奏者が何を表現したいか。 表現できるだけの技量はあるのか その演奏に単純に感動できるのか。 は録音状態が悪くても比べることができる。 クライスラーに一票。
11 :
名無しの笛の踊り :2006/05/27(土) 02:06:22 ID:XXRvjToe
NHK衛星第2
指揮になんか手を出さなければ今頃は名実ともに現役最強になっていた筈の JJのチケげっと
13 :
名無しの笛の踊り :2006/05/29(月) 16:07:26 ID:kVKKdL/6
>>12 カントは曲がつまらんので今回はパスしようかな
>>13 うん、それはちょっとは思う。渋過ぎ。 その分、チケ代すごく安いけど。
まだプログラム決まってないみたいだけど、普通はもっと客引きの曲を入れるよね。
正直、やっぱフランス物が聴きたい。
変なエロさがあったものねえ。 なかなかない音だから貴重なのに。
愛を弾く女?
17 :
名無しの笛の踊り :2006/05/30(火) 23:38:49 ID:PukyLPu8
グリュミオーの小品集 何度聴いてもいいなあ
テツラフのベトコンのCD買ってみた。最近の録音なのに安かったし。 伴奏がえらく男らしくて、ソリストの演奏よりもおもしろかった。
安いから買っといたのを初めて聴いてみた。 >伴奏がえらく男らしくて、ソリストの演奏よりもおもしろかった。 わかる気ガス
2月の凸版は行ったけど、三鷹でもブラームス全曲演ったんだってね。 知らなカッタ。
グリュミオーの5枚組ボックスセットで、 Historic Philips Recordings 1953-1962 というのを持ってるんですが、同じシリーズで他の時期のも出てたんですか?
出てない
前スレがなかなか消化できないね
前スレが消化されてたね
26 :
名無しの笛の踊り :2006/06/05(月) 09:23:59 ID:WSrX2hXY
オイストラフのプロコフィエフの弟1ソナタ(op.80)の録音について質問です。 72年のリヒテルとのライヴを持っているのですが、 この作品で正規の録音が出ていたら、録音年と伴奏者を教えて下さい。
28 :
名無しの笛の踊り :2006/06/09(金) 04:21:49 ID:t3D/MYFP
オイストラフ好きなんだけど、彼を聞いた後ではハイフェッツが悪く聴こえて仕方ないんだけど・・・
29 :
名無しの笛の踊り :2006/06/09(金) 12:02:25 ID:Bfk0mxq+
ハイフェッツ好きなんだけど、彼を聞いた後ではオイストラフの演奏は眠くて 仕方ないんだけど・・・
ハイフェッツハイフェッツハイフェッツ!
31 :
名無しの笛の踊り :2006/06/09(金) 15:53:15 ID:hvnhzq2+
今ヴァイオリニストで良いのは女流に尽きるムター、ハーン、ムローヴァ、チー・ユン 女流しか聴けない。楽器そのものが女性向きなのか、感性の表出が 男性に勝っているのか?とにかく僕は女流しか聴かない。
32 :
名無しの笛の踊り :2006/06/09(金) 16:02:42 ID:melQBECH
パパンの好きな、ハイフェッツに一票。 彼の中では、ハイフェッツ=ネ申で、 他はどうでもいいようです。
33 :
名無しの笛の踊り :2006/06/09(金) 16:18:58 ID:mlmgXk5b
オイストラフ ミルシティン グリュミオー が 3大
逆にムローヴァとか俺は聞き難いな・・・あれ感性でてるのか?? 女流は演奏見てると、パフォーマンスが大げさに見えて逆に痛々しい
>>35 ありがとう! 予約しました。
グリュミオーの手持ちのCDと1曲しか重なってない上に、
ちょうど これから探そうと思ってたシューベルトのソナチネが入ってて、
おまけに、H*Vでセット物3点キャンペーン中! (ダブル・ポイントは今日一杯らしい。)
なにかいいことありそうで、うれしい♪
連カキコ & コアな質問ですみません。 1. シューベルト のヴァイオリン・ソナティナ(ソナチネ)第3番ト短調 のCDを探してます。 クレーメル/マイセンベルク盤(91年)、Grimal/アファナシエフ盤(03年?)、 グリュミオー盤 以外のCDを教えてください。 2. ジェダルジュ のヴァイオリン・ソナタ のCDを探してます。 どんな演奏者のでも構わないので教えてください。 秋に行く実演の予習なので遅レスでも構いません。よろしく!
39 :
名無しの笛の踊り :2006/06/13(火) 12:38:41 ID:fkYdFoXs
ハーンって中性的な演奏するというか、性別を越えたヴァイオリニストって 感じがして、俺的には凄く期待してるが、これ以上凄みがでたらって 考えるとちょっと怖くもある。
40 :
名無しの笛の踊り :2006/06/13(火) 17:12:52 ID:1bnMAD8U
そうだね。ハーンは神憑り的なところあるけどかわいげもあるし まあいいか・・・
四大ヴァイオリンコンチェルトと、 バッハ、モーツァルト、シベリウス、プロコフィエフ、 グラズノフ、サンーサーンスのヴァイオリン協奏曲は聴いたのですが、 次は何を聴けばいいでしょうか。
42 :
名無しの笛の踊り :2006/06/13(火) 20:03:26 ID:C89qFUDW
>41 ストラビンスキー ショスタコ
>>41 シェリングでベルクの協奏曲を聴こう
ベルク>ブラームス>ベートーヴェン>モーツァルトというのが判るでしょう
47 :
41 :2006/06/14(水) 09:04:20 ID:7owMspxV
41はラロが抜けてました、すいません。
すごいレスだ、ありがとうございます。
>>44 >>45 ベルクとシェーンベルクは別人ですか?
48 :
41 :2006/06/14(水) 09:07:25 ID:7owMspxV
ちなみに私はハイフェッツに一票。 それと先日聴いたウート・ウーギって人、癖がなくてよかっただす。
49 :
名無しの笛の踊り :2006/06/14(水) 10:40:15 ID:7JuVjvH8
誰も勧めてない ドヴォコン人気ないなー
ドヴォコンと言えばピアノ協奏曲
さすがにシューマンを勧める人はいないなー
>>41 ヴィエニアフスキー、ハチャトゥリアン、エルガー
54 :
名無しの笛の踊り :2006/06/14(水) 22:46:47 ID:Yxk7mJ4o
ドヴォコンはチョンが最高1300円でお買い得だしね。 クレーメルのシューマンだったら聴いて損はしないよ。
55 :
名無しの笛の踊り :2006/06/14(水) 22:56:04 ID:DRvTMT/l
チョ・キョ・ファンやったかな韓国人っぽいの女流バイオリニストを20年くらい前に聞いたけど凄かった。
56 :
名無しの笛の踊り :2006/06/14(水) 23:12:17 ID:Yxk7mJ4o
チョン・キョン・ファですドヴォコンはチョンが弾いていますので一度聴いてみられては?
57 :
名無しの笛の踊り :2006/06/14(水) 23:20:43 ID:lbSy0luX
4大コンチェルト(メンデルスゾーン、チャイコフスキー、ベートーヴェン、ブラームス)は ダヴィッド・オイストラフ、アイザック・スターン、ハイフェッツ、ミルシティンが多い。 チョン・キョンファの「メン・チャイ」聴くと、何か東洋的な感じであまりなあ・・・。 ベートーヴェンならスターン/バレンボイムがいい。 ブラームスはオイストラフ/ジョージ・セルがベスト。あとスターン/メータも名演。 昔はCBSソニーシリーズのオイストラフの「メン・チャイ」は最高! CD化の今はハイフェッツかなあ。
58 :
名無しの笛の踊り :2006/06/14(水) 23:25:20 ID:lbSy0luX
ハイフェッツ見ると、プロ野球の監督、鶴岡一人(元・南海、故人)に似てた記憶がある。
59 :
名無しの笛の踊り :2006/06/14(水) 23:26:17 ID:53wcP3Hq
千住真理子
60 :
名無しの笛の踊り :2006/06/15(木) 02:35:20 ID:sQpzJo1P
やっぱりレーピンしかいないでしょう。
61 :
41 :2006/06/15(木) 08:36:02 ID:9ZPuxrkQ
ヴァイオリン曲って、まだまだたくさんあるんですね。 色々聴いてみます。皆さん、ありがとうございました。
62 :
名無しの笛の踊り :2006/06/15(木) 10:31:54 ID:olyWaOHb
ヴァイオリンは奏者の個性がもろに出てしまう。 だから奥深いのではないでしょうか?
ハイフェッツ大好きの親父に、バッハのバイオリン協奏曲2番を買ってやったら、 「音が割れているので、新しい録音のが欲しい」と文句垂れられました。 親父はハイフェッツとメニューヒンが好きで、 ミルシテイン、オイストラフ、シゲティ、クライスラー、コーガン、 キョンファ、ムローヴァには見向きもしないので、小生も困っております。 この文句垂れ親父を黙らせる、 究極のバッハのコンチェルト2番はないでしょうか。
64 :
63追記 :2006/06/15(木) 16:38:28 ID:wvNRGO6P
グリュミオーもダメなようです。 それと、女流もダメなようです。
>>63 メニューヒンのステレオ買ってあげたら?
演奏自体はSPの方がずっといいけど。
66 :
名無しの笛の踊り :2006/06/16(金) 06:49:03 ID:dbsQlw9+
>>63 > 親父はハイフェッツとメニューヒンが好きで、
> ミルシテイン、オイストラフ、シゲティ、クライスラー、コーガン、
> キョンファ、ムローヴァには見向きもしない
音程の悪いメニューインごときが好きなくせにオイストラフやコーガンが嫌いとは許し難い
とりあえずシェリングなら文句は出ないはずだが、それでも文句を言うような糞親父は放置
67 :
名無しの笛の踊り :2006/06/16(金) 07:06:52 ID:dbsQlw9+
>>63 そういうイカしたお父さんがいて羨ましいな。
誕生日プレゼントとかも選びようがあるしね。
ネクタイ
72 :
63 :2006/06/16(金) 14:13:49 ID:fPZlPT7O
>>69 「なんでもいいから買ってきてくれ(ヴァイオリンのCD)」と言っておいて、
そのくせ誰のを買ってきても「気に入らん」と文句を付けて、
最後には必ず「やっぱりハイフェッツのが要る」とか言う糞親父ですが。
バッハのコンチェルトは、メニューヒンかシェリングですね、
ありがとうございます。
フランチェスカッティという人はいかがでしょうか?
バッハの協奏曲はDGから出てるが良くない>フランチェスカッティ
>>72 フランチェスカッティはパガニーニ直系の弟子を父に持つイタリア系フランス人ということ「だけ」で評価されていた
アメリカに移住してからはハイフェッツ以上に人気があったらしい
技巧もそれほど大したことないし、今では聴く価値はほとんどない
フランスのヴァイオリニストならカントロフとかアモワイヤル(17歳で渡米してハイフェッツにレッスンを受けた)など聴くべき演奏家は大勢いる
フェラスって一時期日本では全く人気なかったのに、最近見直されてきたのはなんでだろ?
>>38 >>42 ありがとう! 探してみます。(亀でスミマセン)
ロスタルとオークレールは知らなかったのですが、EMIの「名ヴァイオリニストの歴史」に入ってますね。
ルプーのシューベルトのピアノ・ソナタは好きですが、伴奏もしてたんですね。
>>75 カントロフのは全部集めることにしていますが、アモイヤルので特にお薦めのCDはありますか?
(「名器の響き」というオムニパスだけ持っています。)
>>72 アンドリュー・マンゼなんかどうだろう。
薦めるというより、そういうお父さんなら、どんな反応するんだろうと思って。
フランチェスカッティのクロイツェル(& 春)、中古300円だったので買っといたのを 聞いてみたら、技巧はともかくとして、ハイスピードでけっこう爽快。 (クロイツェルの弟1楽章が、ふつうは14分台なのに、10分44秒) 現在の演奏家ので、ハイスピードのはありますか?
83 :
名無しの笛の踊り :2006/06/17(土) 23:07:56 ID:RlTf4/Mk
クロイツェル&春は、やっぱオイストラフ&オーボリンですね。
一人、というならシェリングを。格調の高さは、まさに貴族のヴァイオリン。
85 :
raruota :2006/06/17(土) 23:21:01 ID:NhHlMQTU
クロイツェル&春は誰がなんと言おうとも絶対にシェリングとへブラーじゃ!!特に、春の出だしのあの美しさ、へブラーのまさに真珠を転がすような音。。。アルゲリッチとクレーメルのも技術的には素晴らしい、
86 :
名無しの笛の踊り :2006/06/17(土) 23:21:38 ID:RlTf4/Mk
シェリング、懐かしい。 彼のバイオリンは一見地味ですが、深みがあります。 彼の「メン・チャイ」は最高の名演といえるでしょう。
87 :
名無しの笛の踊り :2006/06/18(日) 01:17:05 ID:WcMJZcie
クロイツェルと春で最近、評価が高いのはパールマン&アシュケナージですね。
88 :
名無しの笛の踊り :2006/06/18(日) 01:19:00 ID:WcMJZcie
イツァーク・パールマンはバイオリン界の長嶋茂雄だね。 彼のチャイコフスキー・コンチェルト聴くと、オールラウンド・プレイヤーの風格を感じさせる。
89 :
名無しの笛の踊り :2006/06/18(日) 01:20:15 ID:VM3tg7EQ
クロイツェルの珍演奏はハイフェッツ&モイセイヴィッチ。 常にピアノがヴァイオリンより豊かな表現を繰り出し どっちが伴奏だかわからない。
90 :
名無しの笛の踊り :2006/06/18(日) 01:23:16 ID:OPPBY5uQ
佐藤康光 九段 他のどんなバイオリニストも彼には勝てないだろう。 おそらく、飛車角抜きにしてもらっても勝てないだろう。
91 :
名無しの笛の踊り :2006/06/18(日) 02:15:38 ID:8FPoPxhA
そろそろ、4大コンチェルトについて語ろう。 ブラームスは圧倒的にオイストラフ&セル。 ベートーヴェンはチョン・キョンファ&ラトル。 メン・チャイは庄司紗矢香かハイフェッツ。 最近ではこれが人気が高いようです。
92 :
名無しの笛の踊り :2006/06/18(日) 03:36:00 ID:uaQm3DoV
>>89 「ヴァイオリン・ソナタ」と言ってるものは、もともとは
「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ」なんだから、ピアノが目立っても不思議じゃないと思う。
93 :
名無しの笛の踊り :2006/06/18(日) 13:49:54 ID:xjKIfhEW
>>91 > そろそろ、4大コンチェルトについて語ろう。
> ブラームスは圧倒的にオイストラフ&セル。
> ベートーヴェンはチョン・キョンファ&ラトル。
> メン・チャイは庄司紗矢香かハイフェッツ。
> 最近ではこれが人気が高いようです。
酷いネタを
>>89 面白そう!今注文してるから届くのが楽しみ。
95 :
名無しの笛の踊り :2006/06/18(日) 14:47:06 ID:VM3tg7EQ
>>94 そのクロイツェルは1949年に録音した際ハイフェッツが
ピアノが目立ちすぎ自分が目立ってないと納得せず未発表になったため
(モイセイヴィッチはOKを出している)1951年に再録音されたもの。
轟音を叩き出すタイプではないモイセイヴィッチが目立っていたことで
力量の差を見せつけられ屈辱的だったのかもしれない。
果たしてハイフェッツのリベンジは成功したのか、そんなところも聴き所。
96 :
名無しの笛の踊り :2006/06/18(日) 15:15:49 ID:rZcaItam
>>95 まるであんたがレコーディングのプロデュースに立ち会っていたようだね。
君はピアノ側とみる。
嫉妬で未発表になったわけじゃなし。
君の場合、このソナタの意味から勉強をしたほうが良いね。
97 :
名無しの笛の踊り :2006/06/18(日) 16:06:44 ID:i0E7Q0QH
色々なヴァイオリニストのライヴが発掘されているのに、ハイフェッツは新発掘録音ほとんどないね。 出尽くした?権利者の許可が降りない?人気ないから?
98 :
名無しの笛の踊り :2006/06/19(月) 12:03:35 ID:vKwn8mgH
人気がないわけではない。 録音があってもリリースできない。 ハイフェッツの場合はすべて家族の許可待ち。 他の演奏家は発掘ではなく当時ハイフェッツの影で日の目を見なかった盤。 これだけ昔の盤をむさぼっているのは日本だけ。 折角発掘して聞いたら金のムダだった。。はよくある。 良くも悪くも昔の盤は今みたいにつぎはぎ録音ではいところに価値があっていい。
シトコヴェツキという人は本当に天才バイオリニストなのですか?
100 :
名無しの笛の踊り :2006/06/19(月) 18:02:41 ID:Ueqskwd/
>>99 バッハはいいね。
無伴奏全曲2種とも名演だし、ゴールドベルク変奏曲の編曲までやってる。
101 :
名無しの笛の踊り :2006/06/19(月) 19:45:00 ID:ulaTTqoV
>>91 チョンとラトルのはブラームスでっせ。ベートーヴェンはコンドラシン、
テンシュテットと入れてる。
102 :
名無しの笛の踊り :2006/06/20(火) 00:04:10 ID:aqNm42Kh
チョンのベートーヴェンはテンシュテット指揮シカゴ響の裏青が最強
103 :
99 :2006/06/20(火) 12:01:54 ID:jZ7hYsVL
>>100 ありがとうございます。
ヴァイオリン曲を齧りかけた私には、このスレは本当に勉強になります。
素晴らしい。
皆さんどんどん語ってください。
”JJ、藤沢”でわかるひとへ → 演目変更になってました。一応。
105 :
名無しの笛の踊り :2006/06/21(水) 21:44:03 ID:DOw/++jV
四大コンムターで完結。
106 :
名無しの笛の踊り :2006/06/22(木) 20:46:37 ID:4qMd/Y8n
>>106 パガニーニ、正直つまらん。ヴァイオリン巧くてよかったね、って感じ。
108 :
名無しの笛の踊り :2006/06/22(木) 23:45:38 ID:jP0xaDfW
けっこう好きだけどな。すごいメロディーメーカーだとおも。
109 :
名無しの笛の踊り :2006/06/23(金) 02:16:31 ID:VXQ/PKtx
アイザック・スターン/ロストロポーヴィッチ指揮/ナショナル響。 この「チャイコフスキー・ヴァイオリン協奏曲」はロシア的な名演。
110 :
名無しの笛の踊り :2006/06/23(金) 03:25:05 ID:PGWAYOlf
グラズノフならシトコヴェツキーが一番だろう ユリアンな
111 :
名無しの笛の踊り :2006/06/23(金) 10:04:21 ID:rCC3MrPC
>106 5番6番があるのは知りませんでした。塔のほうが安いんですね。 最近は油断して見てなかったけど。
112 :
名無しの笛の踊り :2006/06/23(金) 11:11:34 ID:fKJCcSbV
>>106 みんな好きで聴くもんなんだから「厨」みたいな煽りはやめてね。
はいはい、厨でけっこう。
114 :
名無しの笛の踊り :2006/06/23(金) 16:25:17 ID:rCC3MrPC
スピヴァコフのブラームスのソナタ(ピアノはギンディン)のSACD 買ったばかりなんだけど、テンポや細かいところは好みではないにもかかわらず 何かこう音楽的で素晴らしくて気に入りました。 スピヴァコフって、来日してリサイタル開いたことはあるんですか?
115 :
名無しの笛の踊り :2006/06/23(金) 20:02:03 ID:l+eJFr9F
四大コンチェルト出した段階でハーンの一人勝ち
116 :
名無しの笛の踊り :2006/06/24(土) 21:32:41 ID:hJCLSOIT
ハーンの「揚げひばり」いいねぇ
117 :
名無しの笛の踊り :2006/06/24(土) 23:39:49 ID:qkL4OCzN
ええええ? ひばりを揚げて食うのですか? そんな曲があったとは…
118 :
名無しの笛の踊り :2006/06/25(日) 01:59:54 ID:MSAltmcN
凸版で聞いたハーンは大したことなかった。
119 :
名無しの笛の踊り :2006/06/25(日) 20:03:51 ID:PJHyoXRs
今回は中断なかったですか? 去年は20分くらいまたされたよう
120 :
名無しの笛の踊り :2006/06/25(日) 21:06:35 ID:3icQEdox
「雲雀揚げ」って昔からある言葉だよ。大空にたゆたう雲雀の美しきこと
121 :
名無しの笛の踊り :2006/06/25(日) 21:18:22 ID:MSAltmcN
>>119 エネスコの途中でハーンが咳をして引っ込んで何分か中断あったよ。
122 :
名無しの笛の踊り :2006/06/26(月) 17:10:01 ID:PCkMxVQX
有名ヴァイオリンコンチェルトは一通り持っている初心者ですが、 犬の「グレート・チェンバーミュージック(7/25発売)」は、 買いでしょうか?
123 :
名無しの笛の踊り :2006/06/26(月) 21:31:35 ID:gPnmeu1H
その手の企画ものは初心者なら買わない方がいいと思います。 演奏の是非で選曲していないことが多く、買ったまま放置になりかねません。 私が薦めるならレコード芸術の特選盤を買うという方法です。 特選盤は2名が推薦していますので、半端な演奏もなく、偏りもありません。 廉価版も推薦マークを買ってください。 そのうち自分の好き嫌いがハッキリしてきて、新譜がでたら傾向が分かるようになり 音楽が生涯の友になってくれるでしょう。
124 :
名無しの笛の踊り :2006/06/27(火) 00:18:29 ID:CdHUSkIl
125 :
名無しの笛の踊り :2006/06/27(火) 00:45:54 ID:lSB/fOe3
>>123 こんなことを書いて何が楽しいのか?
ユーモアのかけらもない有害なレスを吐き出すしか能がない奴はリアルで死んでくれ
>>122 少々マニアックな内容なので聴いてみたい演奏家がいれば買っても良いと思う
イタリアSQやジュリアードSQのライヴは非常に貴重
個人的には有名ソリストのものは別で出して、CD-4〜7までのような弦楽合奏団だけで10枚組にして欲しかった
おそらく演奏はあまり良くない(放送録音なので一発録りに近い)ので単に曲を知りたいだけなら見送ろう
同じシリーズの「グレート・コンチェルト」は買った?
どうせ買うならそっちの方が良い
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1370751 ピアノ協奏曲の方が多いがたまにはピアノも聴いてみよう
126 :
122 :2006/06/27(火) 09:11:51 ID:4+EcBlyj
>>123-124 お二人は購入反対な訳ですね。なるほど。
実はこれは、私自身ではなく、ヴァイオリン好きなパパンのために
買おうかなと思っていた品物なので、判断しかねていました。
私自身はピアノが好きで、時々パパン所持のメンコン・チャイコンを
聴く程度ですが、ヴァイオリンもなかなかいいなぁと、最近は思ってます。
・・・で、今パパンは有名ヴァイオリン曲以外に幅を広げようと
しているようなので、色々な曲が入っているこのCDを投げてみようかと
思ったのですが。
「ごった煮」よりも「いい演奏家のいい演奏」を一枚買った方がいい
みたいですね。
ちなみに、今まで出たこのシリーズは全部持っていますw
>>125 「グレート・コンチェルト」は、血眼になって探していた
(恐らく廃盤になっていた?)バックハウス/シューリヒトの「皇帝」が
入っていたので即決で買いました。
・・・ていうか、あなたはもしや、ピアノ先生では???
そんな私はアラベスクちゃんですが。
127 :
126 :2006/06/28(水) 15:48:17 ID:AhB55BEC
うちのパパンは、ハイフェッツ大好きちゃんなのですが、 先日買い与えたフランチェスカッティを大変気に入ったようです。 聴く耳持たないのでしょうか。
耳持ッテルカドウカハ見る目でみりゃわかるぞなもし キミが選んで買ってあげたのを気に入ってくれてよかったではないか
129 :
126 :2006/06/29(木) 17:34:36 ID:LlwPirCw
自分なりに選んでみたのですが、上でコケにしてあったので、 あれれ?と思いまして。 ま、基本的にハイフェッツ以外には興味のない人なので、 気に入ってくれてよかったです。
130 :
名無しの笛の踊り :2006/06/30(金) 01:11:53 ID:MAQMDT4f
ハイフェッツは散財して極貧のうちに亡くなったって知ってから聴かなく なっちゃったなあ。
131 :
名無しの笛の踊り :2006/06/30(金) 15:17:10 ID:xmELyqCa
それを知ってから聴きたくなっちゃったなあ。 破滅型の芸術家のアウトプットは面白いものが多い。
132 :
名無しの笛の踊り :2006/06/30(金) 16:21:07 ID:tvtG1vEi
>>129 > 自分なりに選んでみたのですが、上でコケにしてあったので、
> あれれ?と思いまして。
フランチェスカッティは今ではあまり話題にならないけど昔は人気者だった
お父上は昔の人が好きなんだろう
> ま、基本的にハイフェッツ以外には興味のない人なので、
> 気に入ってくれてよかったです。
SACDでハイフェッツが安い値段で再発されまくってるのはご存知?
プレイヤーと一緒にプレゼントしてあげれば喜ぶよ
133 :
129 :2006/06/30(金) 16:45:59 ID:8PRzeX3B
>>130 知らなかったです。ちょっとショック・・・
>>132 フランチェスカッティは、ハイフェッツがうらやむほどの
人気者だったみたいですね?
とにかく、おっしゃるように「昔の人」が大好きなお方のようです、
うちのパパンは。
そうなんですか!
ハイフェッツは一通り揃っているはずですが(普通盤)、
SACDは、やっぱり音が違いますか?
134 :
名無しの笛の踊り :2006/06/30(金) 18:35:45 ID:mzA4ZFAe
>>130 極貧で死んだ音楽家なんて山ほどいるよ。モツやベトもそうじゃん。 考えろよ! 音楽家なんて職業は人に尊敬される職業じゃないんだよ。 世にいう第三職業。危険汚い・・・といわれるような3K職業だぜ。 音楽家というだけでふんずり返れるのは日本だけ。 世界では誰も認めんよ。 だが俺はハイフェッツが好きだ。 ベート―ベンに通ずる崇高さがある。 誰にも媚びない誰の為でもない音楽がそこには存在するのだよ。 音楽家という職業を正当化したいのであればどのような社会においても媚びるな!
サー・ゲオルグ・ショルティ サー・ネヴィル・マリナー その他大勢
136 :
名無しの笛の踊り :2006/06/30(金) 20:21:36 ID:Fk8R/5L/
>ふんずり返れる 日本語大丈夫?
137 :
名無しの笛の踊り :2006/06/30(金) 22:14:05 ID:tvtG1vEi
>>136 真性基地外なのは判ってるよね?
スルーしましょう
138 :
名無しの笛の踊り :2006/06/30(金) 22:18:35 ID:Dzh5avwy
パガニーニ
139 :
名無しの笛の踊り :2006/07/01(土) 00:14:02 ID:leYsWHYS
海野は
140 :
名無しの笛の踊り :2006/07/01(土) 01:01:12 ID:nkD3SfTm
浮覧知恵酢買って井
141 :
名無しの笛の踊り :2006/07/01(土) 03:13:07 ID:/jSt6AYH
産業革命で機械化大量生産時代になった。のちに音楽ではSP・LPが出て大量に 消費された。ハイフェッツもオイストラフも商業化の時代にあった。 ハイフェッツは商業で成功→散財→極貧だから近代現代でしかありえない人生。 134のいうモツやべトの極貧とは分けて考えたほうがいいと思う。
142 :
名無しの笛の踊り :2006/07/01(土) 06:48:25 ID:w+oXcZ+e
143 :
名無しの笛の踊り :2006/07/04(火) 01:16:58 ID:v/4IMJlJ
凄すぎて録音に入りきらない人っている?
電気バヨリン
最高の演奏家の演奏は、誰のでもマイクに入りにくいものだと思うけれど・・・ '凄い'というのとは全然ニュアンスが異なるかもしれないけど、録音に入りきらないということで 具体的に思い浮かぶのは、カントロフの弱音。音の粒子が空中に浮遊するような、ふわっとした独特の音。 普通のノンヴィブラートがかった音ともちょっと違うような気がする。 あの音はツボを得た席で聴くとステージの奥のほうとか天井のほうからも出ているような気さえするゆえに、 そういった不思議な空気感と音の浮遊感、遍在感のニュアンスが、録音には入りきらない。 うまく表現できなくてもどかしいので、あの音を技術的にどう形容するものなのか、わかる方教えてください。 (弱音ではないけど、去年の王子ホールでベト8番の緩徐楽章を弾いてくれたタイプの音です。) あの音が大好きなので、人一倍あの音に敏感なのかもしれないけれど。 ギトリスの去年のリサイタル(横須賀)でも似たような種類の録音に入りきらない音が聴けました。 他にもあの種の音が弱音で自在に操れる演奏家がいたら知りたい。 カントロフは、あの音の他にも、最高域のすすり鳴くような極細ヴィブラートの音や、 十八番の中低域ジプシー風テイストの太い音や、かすれるようなハスキーな弱音だとか etc..本当に多彩! もちろん、音にも増して好きなのは、きわめて音楽的に的を得ている作品解釈とその表現技術なのですが、 こちらのほうは録音でも楽しめてます。
146 :
名無しの笛の踊り :2006/07/04(火) 16:05:06 ID:ws904RF0
ハイフェッツが晩年極貧になったって本当? ヤン・クーベリックの間違いじゃないの?
147 :
名無しの笛の踊り :2006/07/05(水) 10:36:38 ID:qfwg7MZS
>>145 日本語めちゃくちゃだな。
評論家になれるよ。
148 :
名無しの笛の踊り :2006/07/05(水) 11:36:34 ID:1N3T/l5v
>>147 書キコしたあと、そう思いました。家族に、言語障害といわれております。
あと、場の空気を読めない、とも。
149 :
名無しの笛の踊り :2006/07/05(水) 14:22:26 ID:34Mgcw87
>>147 そんなこと言わずに・・・
>>148 そんなこと言わずに・・・
言いたいことは分かるよ。
たぶん、センテンスが長いので、読みにくいだけだと思うよ。
150 :
名無しの笛の踊り :2006/07/06(木) 19:58:03 ID:OdpSoKGK
読みにくいのなんか良いじゃないか みにくいのは悲惨だぞ
>>150 何やら、私の書き込みで御不快になられたようですね。
ギトリスに関しては、(去年、横須賀ではなくて文化会館・小で聴けばすごいことになってたのかもしれないけど、)
あの種の音を認識できたのは1回だけで、実演聴いたのと同じ演目のCDも持っていないので
ことさらに詳しくコメントできなかったのですが、カントロフに関しては、何度も'あの音’を認識したことがあって
以前からとても不思議だったので、もしかして誰かが何かヒントを与えてくれるかもしれないという淡い期待を抱いて、
>>143 さんの書き込み(もしかして、冗談ネタだったの?)に、ついついマジレスしてしまいました。
(他の方々のマジレスも読んでみたい、と、切に願っているのだけど・・・)
でも、稚拙な文章で、他人が'あの音’を特定できるはずも無いですよね。(実演聴いたときに認識できたのを覚えてる
箇所としては、ドホナーニのソナタの第3楽章(CDのトラック3)の4分18秒あたりから(が、'あの音’)なのですが・・・)
反省すると同時に、今後、場違いな書き込みは慎みますので、
>>150 さん他、御不快になられた方々、ごめんなさい。
↑いつも長くてスマソ
153 :
149 :2006/07/07(金) 14:51:55 ID:8S76yN3j
いやそんな、謝らなくていいですよ。 150の人はユーモアで切り返してるだけで(147の人とかも)、 ご不快とは違うと思うし。 あなた生真面目な方なのね。
154 :
150 :2006/07/07(金) 20:18:23 ID:MIAVID8v
>>151 悪い悪い。153さんのいうとーりで、ジョークのつもりだったのです。
ごめんね。
ちなみにギトリスはいいねぇ。私が聴いたのは相当昔だけど、アンコール何曲
もやって、しまいには伴奏ピアニストにソロのアンコールやらせたです。
155 :
151 :2006/07/07(金) 21:59:07 ID:PyPhLyUQ
156 :
名無しの笛の踊り :2006/07/07(金) 22:34:59 ID:tOYn/Rqz
気持ち悪い馴れ合いはそろそろ止めて最強ヴァイオリニストについて語ってみてはどうか?
157 :
名無しの笛の踊り :2006/07/07(金) 22:39:32 ID:cWxtv56m
初めてクラ板覗いたが、こんな住人のふいんきなんだな
158 :
名無しの笛の踊り :2006/07/08(土) 01:56:15 ID:/r78Yd9E
メンコンはエルマンのが好き。 パガニーニはルジェーロ・リッチ。
159 :
名無しの笛の踊り :2006/07/08(土) 01:59:44 ID:/r78Yd9E
>>156 史上最強というならパガニーニかエルンストか・・・
連投スマソ
160 :
名無しの笛の踊り :2006/07/08(土) 02:20:02 ID:gR7C63YA
長州力だな、うん
161 :
名無しの笛の踊り :2006/07/08(土) 11:24:55 ID:1x2VkOoJ
SEXに強いのは なんと言ってもレオニード・睾丸さん
162 :
名無しの笛の踊り :2006/07/09(日) 14:35:17 ID:pAI3TSxh
163 :
名無しの笛の踊り :2006/07/09(日) 14:47:41 ID:ql+2Lacp
>>162 両方買いなさい
どちらか一方というなら下のライヴ録音
理由:
1.値段が安い
2.収録曲数が多い
3.コーガン(に限らない)が本当に巧かったかどうかは録り直しのきかないライヴ録音でないと判らない
164 :
名無しの笛の踊り :2006/07/09(日) 14:52:50 ID:QzX6pz0y
ツィンマーマン
165 :
名無しの笛の踊り :2006/07/09(日) 15:09:44 ID:pAI3TSxh
ツィンマーマン ☆ チン ♪ ♪ ♪ ☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ ___\(\・∀・) < 来日、マダー? 来年こそ、来てね! \_/⊂ ⊂_ ) \_____________ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
166 :
名無しの笛の踊り :2006/07/09(日) 15:11:38 ID:pAI3TSxh
でもEMI版も珍品だね ほんの数年後のステレオ再録音があるから、ここで買っておかないと まず手に入らないかと
レーピン
>>169 もち。 ことしは相手がニコ様じゃなくて残念。板丸御覧も結構いいけど。
(poulet/Golan のブラームスのソナタは、いいよね。)
俳笛通
172 :
129 :2006/07/10(月) 10:06:30 ID:+fqTYpNF
皆様のお知恵を拝借〜 ハイフェッツ大好きパパンの娘ですが、パパンが 「モツのヴァイオリンソナタと、ヴァイオリンコンチェルトが欲しい。 たまにはハイフェッツ以外を聴きたい」 と言っているんですが、誰のを買い与えればいいでしょうか。 私(ヴァイオリン全く分からず)の調べでは、シェリング・ヘブラー、 ゴールドベルク・クラウスあたりかしら?と思うのですが。 ※ハイフェッツ以外は誉めたことがないパパンです。 しかしフランチェスカッティのバッハはかなり気に入っているようです。 オイストラフも「まぁまぁいい」そうです。
シェリングはやめとけ
174 :
172 :2006/07/10(月) 12:42:16 ID:mZOMxjAf
シェリングは何故ダメなのですか?
175 :
名無しの笛の踊り :2006/07/10(月) 12:43:06 ID:Di/63QWG
シェリじゃな…
176 :
名無しの笛の踊り :2006/07/10(月) 13:12:39 ID:sOvW4F7W
177 :
172 :2006/07/10(月) 14:53:41 ID:d1egP0mU
>>176 んまぁー、男だと思っていたのでつか!
ま、どうせ見えないし、どっちでもいいですけど。
先生はヴァイオリンもお詳しいんですか?>疑いの目・・・
私自身、再度調べまして、おっしゃるようにパールマン・バレンボイムの他、
オイストラフ・スコダ、ゴールドベルク・ルプー、グリュミオー・ハスキル
などにも目を付けてますが。
色々ありすぎて困りましたね。
とりあえずシェリングでパパンの感性を試してみましょうか。
たぶん「まぁまぁだな」とか言いそうですが。
ちなみに、コーガンとギレリスのスプリングソナタ(ライヴ)は、
ダメだそうです。
皆さんありがとう、またご報告しますです。
178 :
172 :2006/07/10(月) 16:11:18 ID:3XE3qag0
パパンから携帯に電話あり、 「誰のでもいいが、オイストラッフ(巻き舌)がいいな。 ・・・ま、お前の好きなのでいいよ」 とか言っておりましたが。 一体どうしたいんだ。はっきりしてくれ。
179 :
名無しの笛の踊り :2006/07/10(月) 16:13:12 ID:gfSX2l+k
スコダじゃなくでバドゥラ=スコダ
180 :
クラオタ・オデヲ :2006/07/10(月) 20:45:31 ID:2Zu1D2cn
コンチェルトだが、フランコ・グッリのがよかった。
181 :
名無しの笛の踊り :2006/07/10(月) 23:46:07 ID:PIehKGNg
>>180 ハイフェッツヲタにグッリ薦めるのはどうかと
183 :
172 :2006/07/11(火) 08:28:53 ID:PfmjQ6rl
「たまにはハイフェッツ以外を聴きたい」と言った舌の根も渇かぬうちに、
「ハイフェッツがあれば、ハイフェッツがよい」などと言い出しましたよ、
あのオヤジは。
ムカついたので「ハイフェッツのは廃盤になっている」と言っておきましたw
>>179 すいません、エル=バシャと同じ作りの名前なんですかね?
>>180 グッリという名前は、聞いたことがないですね。
そのグッリを行ってみようか・・・
>>182 グリュミオーのモツソナタは、世間では抜群に評判がよろしいようですが、
うちのパパンは以前「却下」しておりました。
せっかく教えていただいたのに申し訳ございません。
モツソナタはヒラリー・ハーンがいい
185 :
172 :2006/07/11(火) 13:40:22 ID:zI0lwNoQ
>>184 ありがとうございます。
もう注文してしまいましたので、またの機会に・・・
<今回の注文は下記に決定しました>
しつこく「やっぱりハイフェッツとオイストラッフがいい」と言いますので、
モツソナタ集前半>シェリング/ヘブラー
モツソナタ集後半>オイストラフ/パドゥラ=スコダ
モツ協4と5番>ハイフェッツ/ミュンシュ(だったかな?)
・・・ということにしてみました。
もしシェリングに難癖を付けたら、パールマン/バレンボイムで。
反応が楽しみです。
ハイフェッツが好きなら、パールマンが良いかもね。
187 :
名無しの笛の踊り :2006/07/11(火) 16:53:52 ID:1hi28aAw
188 :
名無しの笛の踊り :2006/07/11(火) 18:06:39 ID:ChmdEPpo
189 :
名無しの笛の踊り :2006/07/11(火) 18:54:52 ID:djJb41Bs
クレーメルでいいじゃん
シェリングいいよねえ。
191 :
185 :2006/07/12(水) 10:25:52 ID:nn68YpY7
>>186 あー、ごめんなさい。
「パ」じゃなくて「バ」だったんですね。「パ」だと思い込んでました。
お勉強になりましたわ、ありがとうございます。
ともかく、一度バドゥラ=スコダを聴いてみたいと思っていたのですが、
昨日手持ちのCDを調べたら、なんと既に持っていました。
シューベルトの軍隊行進曲。デムスとの連打なので、どっちがどっちか
分かりませんでしたが。
>>188 援護どうも〜
私も最初「なんだ、この人は?!」と思ったのですが、
文字サイズを大きくしてもらったら、理由が分かります。
×パドュラ・・・ハに丸
○バドゥラ・・・ハに点々
私は「ハに点々」ではなく「ハに丸」だと思っていたんですw
オイストラフ/バドゥラ=スコダは、国内盤を買いました〜
http://7andy.yahoo.co.jp/cd/detail?accd=C0959883
192 :
185 :2006/07/12(水) 10:31:19 ID:VPYejUg+
ごめんなさいは、186さんじゃなくて187さん宛てです。
すいません
>>186 次はパールマンにします
>>190 シェリング非常に楽しみでつ。
>>189 クレーメルも持ってないので次回買います
(どうせまた近々「別のヴァイオリンが聴きたい」とか言い出すに
違いないので)
193 :
名無しの笛の踊り :2006/07/12(水) 11:01:39 ID:LZbOHo62
>193 は粘着
196 :
名無しの笛の踊り :2006/07/13(木) 11:15:14 ID:nr7SUpaB
ヴァイオリンにはあまり興味のなかった私ですが、旧ソ連で、 オイストラッフやコーガンを凌ぐ天才と謳われた(どこかに書いてあった)、 シコトヴェツキーのヴァイオリンが聴いてみたくなったのです。 それで探していたら、 バッハのゴルトベルク組曲の弦楽合奏版 byシトコヴェツキー というのを見つけたので、喜び勇んで買って帰った! ・・・帰宅後、ビニールカバーをバリバリ破って、ブックレットを見ると・・・、 なんとなんと、シトコヴェはシトコヴェでも、これは息子の方じゃないか! うわーん、私は父・ユリアン(ジュリアン?)のヴァイオリンが 聴きたかったのにー!!! そもそも、彼にヴァイオリニストの息子がいる事は知っていたが、 本人の名前がユリアンで、息子の名前がドミトリというのをちゃんと 把握していなかった自分が悪い。のですが。。。
>>196 ご愁傷様、それに2世は政治家のみならず、音楽家も
できが悪いのが相場。
198 :
196 :2006/07/13(木) 11:28:37 ID:n2+felEF
犬で85点付いていたのが、せめてもの慰め・・・・ ・・・てか、えー、できが悪いんですか?>息子・ドミトリ 天才ヴァイオリニスト父とショパンコンクール優勝母の息子なのに。
まあ趣味の世界は人それぞれ。世評に左右されるも、また良し。
201 :
198 :2006/07/13(木) 14:10:30 ID:P3wiFdCF
>>199 名乗ってないのに、何故私だと分かるのですか??
私はブランド物には興味ありませんわー。
「夭折(不遇)の天才」が好きなだけです。
しかし、そろそろネタが尽きてきました。
夭折の天才で聴いてないのは、あとは、恋人の後追い自殺をした
ピアニスト(名前忘れました)くらいです。
犬のシトコヴェツキ特集は、曲名が全く出てないんですよね。
問い合わせのメールを送ろうかと思っていた所でした。
先生はいつも親切ですねー、ありがとう。
202 :
名無しの笛の踊り :2006/07/13(木) 23:48:50 ID:zji5QJLX
>>201 > 「夭折(不遇)の天才」が好きなだけです。
> しかし、そろそろネタが尽きてきました。
> 夭折の天才で聴いてないのは、あとは、恋人の後追い自殺をした
> ピアニスト(名前忘れました)くらいです。
へぇ、ユーリ・エゴロフとかテレンス・ジャッドはもう聴いたんだね?
203 :
名無しの笛の踊り :2006/07/14(金) 06:23:01 ID:sG0NVCLc
204 :
201 :2006/07/14(金) 09:01:18 ID:YbQyPZbJ
>>202 エゴロフは、私の好きなピアニスト・ベスト3に時々入ります。
(変動することが多い)
サヴァリッシュとの、モツのピアノソナタの20番の第三楽章最高。
いつも、聴きながら猫でピアノを弾いてしまいますね。
(猫を鍵盤代わりにする)
サヴァリッシュもさぞや、彼の早すぎる死を惜しんでおられましょう。
・・・テレンス・ジャッドって、誰かにゃー?
・・・・つーか、ここはヴァイオリンスレでしたね。すいません。
>>204 >エゴロフは、私の好きなピアニスト・ベスト3に時々入ります。
スレ違いですが、他の、好きなピアニスト達の名前も教えていただけませんか?
ピアノも、いろいろ聴いてみたいと思っているので。
206 :
204 :2006/07/14(金) 17:26:29 ID:knjxr9Tu
207 :
204 :2006/07/14(金) 17:31:44 ID:knjxr9Tu
あとですねー、ごく最近知った人たちですが、 *アンドレイ・ニコルスキー 若くして交通事故死の惜しい才能。 ショパンのバラードとラフマニノフがすばらしい! なんとも言えない、静謐としてしなやかなピアニズム。 どちらも、犬で650円ぐらいで買えるし、特にショパンは私以外の人も 大絶賛(90点)なので、買うしかないでしょう。 *バドゥラ・スコダ オイストラフのモツVソナタ伴奏で昨日聴いたばかりです。 まだ言葉にして言い表せないのですが、一聴して 「すーばらしいっっ!!!他の曲も絶対買う」と思いました。 ブックレットを読んで、オイストラフとの間に流れる敬愛や友情にも 大変心を打たれました。 二人が組んだ「オイストラフ ラスト・リサイタル」も買っちゃいますよ☆ 以上、もっと書きたいのですが抑えておきます。長々と失礼しました。
208 :
204 :2006/07/14(金) 17:32:31 ID:knjxr9Tu
あれ?改行したはずなんだけど・・・・ すいません・・・・
209 :
クラオタ・オデヲ :2006/07/14(金) 20:27:34 ID:UEeu773j
ジャッドって水死したんだっけ? ケルテスみたいに
ジャッドはロンドン郊外で、全裸死体で発見された。 自殺として処理されちゃったけど、全裸で自殺って・・・ 21歳か22歳だったと思う。 プレトニョフが優勝したときのチャイコンで4位だったかな? CDは4,5枚リリースされてる。
>>207 アルテ・ノヴァから出ているショパン前奏曲集買ったよ。
あと、ニコルスキーといえばムソルグスキーの展覧会の絵。
廃盤になる前に買っといてよかった。
212 :
クラオタ・オデヲ :2006/07/14(金) 20:52:47 ID:UEeu773j
>>210 そうでしたか。いや、ちょっと尾崎氏を思いだしちゃいますね
213 :
205 :2006/07/14(金) 23:49:45 ID:uPAw38XB
>>206 ,207
わ〜! 感激のレスですね。 「夭折の天才」「謎の大天才」という言葉が魅惑的ですね。
ミーハーなので、浅田彰が大絶賛というのに釣られてヴェデルニコフのベートーヴェンの
ピアノソナタ30〜32番は買いましたが、まだちゃんと聴いてないので、明日じっくり
聴いてみます。 気に入ったら、他のも早く手に入れておかないとやばいですよね。
カッチェンはピアノ大全集に入ってるのを持ってるので、今度聴いてみます。
他のピアニストも、折りを見はからって聴いてみます。 ありがとう!
214 :
名無しの笛の踊り :2006/07/15(土) 00:54:13 ID:qiF2jyEe
BS2見られる人は今TVつけてみよう 天才ムローヴァの特集番組やってる
わ!すごい。コーガンが出てる。 もちろん、録画予約してまつた。
「夭折」「不遇」という調味料が、平凡な演奏を美味に変える。素晴らしい。
>>216 それは、一理あるかもしれませんね。ピアノは、独奏曲だと、ブラインド・テストがやり易い。
暇なときにやってみると、自分が先入観に如何に左右されてたかが、わかったりすることがあって、面白い。
(もちろん、これは耳のいい皆さんには、当てはまらないかもしれないけど。)
ヴァイオリンも、ソナタなら、聴き慣れた演奏でなければ、ブラインド・テストも可能。
218 :
217 :2006/07/15(土) 14:42:30 ID:pZW1O40n
すいません。>217 のお馬鹿な書キコはスルーして下さい。 誰かのことを揶揄するつもりはなかったんで。 ただ、調味料を除いた部分で演奏を評価するには、 ブラインド・テストも有効、ってことを言いたかっただけ。
ハイフェッツはなんでシェーンベルクのVn協奏曲の初演依頼を断ったんですか?
220 :
名無しの笛の踊り :2006/07/15(土) 16:05:07 ID:qiF2jyEe
>>219 1.あまりに難曲だったので到底弾けないと思った
2.ゲソオソは嫌いだった
多分両方
221 :
名無しの笛の踊り :2006/07/15(土) 16:09:04 ID:1RPpYOff
杜松タン
222 :
名無しの笛の踊り :2006/07/16(日) 00:40:45 ID:a0us8foi
と、いうわけでオイストラフで…。
223 :
名無しの笛の踊り :2006/07/16(日) 22:07:30 ID:ES6INrSm
というわけでリーラ
ポンティ
225 :
206 :2006/07/18(火) 11:33:54 ID:i8ckNxg9
>>211 ありがとうございまする。ニコルスキーに変わって御礼申し上げる。
アルテノヴァは、何気に隠れた名演奏を扱ってますね。
パッケージがシャア専用な所もステキでつ。
・・・しかし、現在、ニコルスキーのCDは、
三種類くらいしか出てないでつね(><)
>>213 ほおお、浅田彰が絶賛していたのでつか。
私はベトソナの盤は持ってないのですが、
とにかくヴェデルニコフは「月光」が最高です。
なんだかうれぴーなぁ。こちらこそありがとうございます。
カッチェンは、あの「風雷坊」氏も、大ファンのようです。
グリーグ協奏曲をご購入の後、さらにカッチェン全集をお買い上げのようです。
226 :
206 :2006/07/18(火) 13:17:08 ID:HFpqup8I
それで、205さんや211さんのお好きなヴァイオリニストは誰なのですか?
>>207 アンドレミコルスキー、死んだんですか。
70年代だったか、パリで開かれたロンティボー
コンクールに出場した時、遅刻して弾いていたのが
印象に残っていますね。1位にはなれなかったんでは
なかったのかな?
228 :
207 :2006/07/18(火) 16:36:15 ID:LfaLQmXW
>>227 ニコルスキーは、エリザベートで優勝しました。
(その時の二位が若林なんとかさん)
で、30代で事故死してしまいました。惜しい。
ネット徘徊していて見つけました。誰が投票したかわかりませんが↓
世界クラシックコンクール(だったか?)
第4回 ショパン 24の前奏曲 作品28
順位 点数 アーティスト
1 1 グリゴリー・ソコロフ(p) (1990年パリ) オーパス111
1 1 マウリツィオ・ポリーニ(p) (1974年ミュンヘン) 独グラモフォン
1 1 アンドレイ・ニコルスキー(p)(1995年ブリュセル) アルティ・ノーヴァ
>>228 ニコルスキー、私もファンでした。前に書いたロンティボーコンクールでの
演奏が印象的で、その後かなりはやくプロから目をつけられていたみたいで、
確かチャイコフスキーp協を録音して発売されたと思います。わたしも
すぐ買ったのですが、パリを引き上げるときに、紛失しました。
早い死だったんですね。残念です。初々しい、好感の持てる青年でした。
冥福を祈ります。
交通事故にあったのはどこですか?
230 :
205 :2006/07/18(火) 18:05:58 ID:BHYMZXha
>>226 ヴェデルニコフ関連の感想は、長くなるので、また今度書きますね。
コーガンの「ザルツブルク・ライヴ 1978」の犬のレビューで「風雷坊」氏の弦楽のご趣味が
わかってしまいました。「風雷坊」氏と趣味が合うなとお思いでしたら、参考にするのも手かと。
私は初心者だし、氏とは弦楽の趣味が合いませんので、私の好みを書いても参考にならないとは
思いますが、せっかくの機会だから、勢いで、書きたいことを書いてしまうことにします。
そもそもこのところピアノばかり聴いているのですが、ヴァイオリンで最近よく聴いているのは・・・
クレーメル:「シューベルトのヴァイオリンのための作品全集(4CD)」:国内盤で分売あり。
ttp://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=21171 まだ、全部聴き込んでいないのですが、これまで聴いた限りでは、これは素晴らしいと思います。
聴いていて、胸が詰まることがよくあります。(シューベルトの音楽も素晴らしいのでしょうが、
それが聴き手に伝わってくるのは、演奏家の、メンタルな意味も含めた技量の成せる技だと思います。)
クレーメルは、ぜったい素晴らしいと思いますが、その作品を最初に聴くときに、クレーメル盤では
その作品の良さがわからないのではないかと思うこともあります。(モーツァルトの協奏曲など。)
ttp://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1949574 この「ヴァイオリン・ソナタ・コレクション(8CD)」にも、(私にとっては)ん?な作品が入っています。
(この中ではアファ氏伴奏の作品の評判がよろしいようですが、私は大のアファちゃんファンなので、
ピアノ・パートばかり聴いてしまいます・・・。)でも、作品の良さがわかってしまったあとに聴くと
大変面白いので、ヴァイオリン・ソナタ・ファンなら是非とも入手しておくべきかと。
ただ、上述のシューベルトに関しては、最初の1枚目でも構わないのではないかと(私は)思います。
もっとも、現代の演奏家の高テンションが苦手な方にはおすすめできないかもしれませんが・・・
231 :
205 :2006/07/18(火) 18:06:49 ID:BHYMZXha
(つづき) 熱くなりすぎて、他のを書くのはひんしゅくモノの行数になってしまいましたが、他のも書きたい・・・ SPIVAKOV : ショーソン「詩曲」他(67065) と、ブラームスのソナタ全曲(71082) スピヴァコフは、最近聴き始めたのですが、すっかり気に入ってしまいました。 このお方も、私の「適うならば全部集める」リストの中に入りました。 スピヴァコフの方は、ヒストリカルなのしか聴かない方にも、おすすめできるような気がします。 但し、私は現代の演奏家を中心に聴いているので、もしかしたら勘違いかもしれませんが。
232 :
205 :2006/07/18(火) 18:12:59 ID:BHYMZXha
233 :
名無しの笛の踊り :2006/07/19(水) 04:06:15 ID:5r4DAdUe
個人的に海野が好きなのですが、少数派意見ですか?
234 :
226=228 :2006/07/19(水) 10:47:29 ID:jiLE3HIB
>>229 ニコルスキーがここまで反響を呼ぶとは!
ロン=ティボーは2位だったんですね。生でご覧になったんですか?
その数年後27,8歳でエリザベート優勝。で、36歳で事故死。
場所までは、ちょっと分かりませんでした。
ここまでたおやかで透明感のあるピアノを弾く人は、ちょっといないですね。
本当に残念です。
>>230 ヴェデルニコフは、今、ベトソナタスレで盛り上がり中なので、
ぜひどうぞ。
私がどの人だか分かるかなー?
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/classical/1149598704/l50 お勧めをたくさんありがとうございます。
私は205さんとは逆で、現在活躍中の人のはほとんど聴かないので、
逆に、バディムさんとかに興味を覚えました。
クレーメルは、まだ聴いたことがないですね。
でもせっかくなのですが、先日、ゴールドベルクのシューベルトの
ヴァイオリン作品全集を買ったばかりなのです。
ゴールドヴベルクを一度聴いてみたかったので。
クレーメルで、シューベルト以外でお勧めはありますか?
235 :
205 :2006/07/19(水) 17:01:31 ID:GVxK3O14
>>230-232 の訂正
「風雷坊」氏と趣味が合わないというのは、撤回。よく知っているわけではないので・・・
あと、目を覆うばかりに意味不明の日本語の、あまりにひどいところだけ訂正&加筆。
私のような初心者が、ある作品を最初に聴くときに、クレーメル盤では、その作品の良さが
わからないことがあります。「評論家から高い評価を受けているので買ってみたら、何これ?」
って思ったこともあります。
彼に限らず、最高の演奏家の作品解釈は、知的で独創的で、ある意味難しいことが多いと思います。
また、その演奏においては、(多様な演奏表現や多彩な音など)聴き手が処理しなければならない
情報量が非常に多いので、私のような初心者には処理しきれないことがあります。
でも、耳を傾けて何度も聴くことによって、「難しい」作品解釈の受容や、多量の情報の処理が
できるようになったときに 開けてくる世界の、なんと見事なこと!
あ、クレーメルは「音が汚い」のでしたね....異議あり! ソナタ録音の緩徐楽章などでは、私には
息が止まりそうなくらい美しく感じられるものもあります。それに、一聴して汚い音でも、慣れれば
面白くもなります。クレーメルに限りませんが、音やテンポなどの第一印象だけで、すばらしく音楽的な
演奏を聴き逃すのは、なんともったいないことかと..... すみません。趣味はひとそれぞれ、でしたね。
>>230-232 のCDは、犬より塔のほうが安いですね。まあ、犬はキャンセルできるので・・・
CD聴きながら書いていて、今回も日本語ひどいだろうと思うけど、もう訂正はしませんです。
236 :
230 :2006/07/19(水) 17:04:16 ID:GVxK3O14
>>234 >ヴェデルニコフは、今、ベトソナタスレで盛り上がり中なので、ぜひどうぞ。
>私がどの人だか分かるかなー?
何となくわかるような・・・。 私は初心者で、ピアノのスレに行っても知らないことだらけで、
目が点になるので、ピアノ・スレは、もっぱら質問用に利用させてもらってます。
(いつも、親切に答えてくれて、ありがとうございます。)
話の流れを読むのが大変なので、こちらで、感想を二言、三言....
ヴェデルニコフのベトソナ 30-32番、大変気に入りました。私はフランソワを聴きながら育った
(ちょっと大げさ)ので、録音の古さやピアノの状態の悪さはあまり気になりませんでした。
SOKOLOV の演奏や アファ氏のベトソナ 30-32番(若林工房)を聴いて受けるのと似たような
種類の感動を、私は覚えました。(Zimerman や内田光子から受けるのとは、違う種類の感動です。)
で、残りを近所のCDショップに注文したら、「月光&テンペスト」と「ベトソナ1番&29番」
の2枚は、すでに廃盤だといわれました。で、急いで尼に注文したのが、さっき届いたところです。
>234 さんが私の質問に答えてくれたおかげで、廃盤になる前に入手できて、すごく感謝(^ー^)
237 :
230 :2006/07/19(水) 17:06:19 ID:GVxK3O14
238 :
230 :2006/07/19(水) 17:31:33 ID:GVxK3O14
>>232 のレーピンの10枚組は、犬より塔のほうが安いです。もう一度、念を押しておきます。
239 :
名無しの笛の踊り :2006/07/20(木) 21:16:30 ID:aB33q/Ee
あのー、質問なんですが。 ヴァイオリニストとしての「ピーク」って何才くらいなんでしょうか? 個人差はあるでしょうが。
240 :
名無しの笛の踊り :2006/07/21(金) 00:36:19 ID:ZAEtVRtj
>239 自分が最も崇拝している、クリスチャン・フェラス。 '58年録音・'65年録音、二種のチャイコ・コンチェルトの録音で聴き比べると、 演奏技巧的には、明らかに'65年録音が勝っている。 音楽表現もまた然り。 1965年と言うと、フェラスは32歳。 演奏技術では、30代がピークか!?
技術的なピークは30代くらいかもしれないけど、円熟期は50代ぐらいになるんじゃないのかな? ハイフェッツとかオイストラフとか。まぁあくまでも主観だけど。
242 :
名無しの笛の踊り :2006/07/21(金) 03:12:12 ID:0f3VEBn5
>>239 女流は20代、男は30代くらいまで
意外とピークの時期は短い
ヴァイオリンはピアノと違って自分で音程を取らないといけないが、加齢とともに音程を取る力が衰えてくる
ハイフェッツのように毎日スケール練習を欠かさなかった人でも60歳くらいが限界
60代や70代でヴァイオリン弾いてる人が割りといるが(ミルシティンやリッチ)、音程の酷さは素人でも判る
>>242 イダ・ヘンデルが70歳で録音した、バッハ無伴奏を聴くと、
胸が詰まって最後まで聴いてられないほど、感動してしまうのは
何故なんだろう? 私が変人なのだろうか?・・・
244 :
243 :2006/07/21(金) 11:28:53 ID:cLBzJO05
失礼、イダ・ヘンデルの録音は、60歳でした。95年録音。 96年録音の、アシュケナージとのバルトークも、素晴らしいと思う。
245 :
243 :2006/07/21(金) 11:32:15 ID:cLBzJO05
すみません、また間違えた。アシュケナージとのバルトーク他のCD全体という意味。 シマノフスキとエネスコが特に素晴らしい。
皆さん、ありがとうございます。 総合すると30〜60歳というところでしょうか。 真ん中を取って40代? 日本人だと堀米ゆず子、千住真理子、竹澤恭子、渡辺玲子あたりですね。(男がいない) ここは、ヴァイオリンのスレですが。 ピアニストや指揮者についてはどうでしょうか? 指揮者は少し年齢が上がると思いますが。
247 :
名無しの笛の踊り :2006/07/21(金) 12:37:42 ID:uwo7dWUt
248 :
234 :2006/07/21(金) 12:42:45 ID:16Qyf+rV
230さん、ありがとうございます。 次回クレーメルかヴァディムを聴いてみますね〜
249 :
ななし :2006/07/21(金) 16:02:03 ID:eQwZiitu
確かに一人… 場違いさにびびりました。セン・・ みどり、加藤、渡辺、竹澤、堀米、他とかそのあたりですかねぇ。
ジャネット・ヌヴーのブラコン聴いてる。 こりゃ凄いわ。
251 :
163 :2006/07/21(金) 19:14:24 ID:cLBzJO05
>>249 すみません。加藤って、知らなくて、気になるので教えてください。
252 :
251 :2006/07/21(金) 19:18:06 ID:cLBzJO05
上のは163ではありません。ああ・・・今日はもう、だめだ・・・ああ・・・
253 :
クラオタ・オデヲ :2006/07/21(金) 20:12:32 ID:ENocTdIb
加藤知子でそう。
太田恵資ウマー
寺神戸亮さん、加藤知子さんの情報ありがとうございます。 千住さんについては聴いたことがないのでコメントは控えさせていただきます。 好みの問題ですから。 ありがとうございました。
夏向きの、冷んやりしたヴァイオリン曲ってある?
260 :
名無しの笛の踊り :2006/07/23(日) 11:48:35 ID:Unf8+/Se
>>259 ここは単なるお薦め曲スレじゃないので演奏者も挙げるようにね
ジェラール・プーレなんかどう?
262 :
名無しの笛の踊り :2006/07/26(水) 20:35:23 ID:YJutI+4E
五嶋みどり
ヤフオクでシュムスキーのバッハ無伴奏4万近く逝ったな
最強というわけじゃないけれど、ケネディーが好き。 特にアダージョ&アンダンテなどの、限りなくやさしく悲しいほどに歌わせるあたりが。
>>244 イダ・ヘンデルが95年に60歳ってこたあねえだろう。
今度来日するが、もう80近い婆さんだ。
公式には1928年生まれということだが、1924年説もあるみたい。
ストリング今月号にヘンデルのインタビュー載ってるね
268 :
名無しの笛の踊り :2006/07/30(日) 13:22:38 ID:Tck2hHWo
なぜヨアヒムはシューマン・ドボルザーク・ブルッフ1番の初演をしなかったのだろう
難しくて弾けなかったんじゃないの
270 :
名無しの笛の踊り :2006/07/31(月) 01:58:09 ID:E1uj0zhV
>>265 ケネディってイギリスじゃスーパースターだけど日本じゃ全く相手にされてないね
何か嫌われる要素があるんだろうか?
>>266 御年80歳…どんなに酷い演奏になるか想像がつくな
何でわざわざ来日するんだろうか?
どこかの団体が高い金払って呼んだの?
高齢ヴァイオリニストの演奏は痛々しい。 晩年のスターンなんかもひどかった。
>>270 ヘンデルとアシュケナージのCD聞いたか?デッカの。
技巧的にも素晴らしいぞ。
数年前のコンサートもボウイングは凄かった。音程は良くなかったが。
ギトリスなんか音は聞けたもんじゃないと思うのだが
>>270 >嫌われる要素
ポップス、ロック等との関わり、いわゆるクロスオーバーな活動の印象を
持たれているからではないでしょうか。
そういう活動を軽く観るひともいますから。
275 :
名無しの笛の踊り :2006/07/31(月) 11:47:25 ID:NvBGR94R
ざんげ ツィンマーマン・・・ツィマーマン(P)って、ヴァイオリンも弾くの? ギトリス・・・ギレリス(P)の偽物?親戚? と、最近まで思っていました。 新たな発見。 本名はヘンリク・シェリングだったのね。 「へリング・シェリング」だと思い込んでいました。
276 :
名無しの笛の踊り :2006/07/31(月) 13:35:52 ID:vGaoL6kA
トホホな奴…
>>274 ケネディーのジャズも聴いてみたい。
試聴したけどイイ感じだった。
クロスオーバーといっても、全てに本気な内向的パンクおじさんだね。
っていうか、今はクラシックだけじゃなかったけ?
278 :
名無しの笛の踊り :2006/07/31(月) 22:13:21 ID:G4eyr7Zd
サルヴァトーレ・アッカルド
279 :
名無しの笛の踊り :2006/07/31(月) 23:49:09 ID:zUKVAEhV
>>275 面白くも何ともない
そういう「オレの日記」ネタはここに書かないで欲しい
280 :
sage :2006/08/01(火) 10:54:34 ID:xEF5tkmA
>>280 サンクス!
ケネディーにもはまりそうな予感。
昔、ケネディーのヴィヴァルディを聴いた時はびっくりしちゃった
再録四季もノリノリでびっくりだよ。 ほんのり大人の味わいもあるしね。
ケネディはエルガーの協奏曲も意外にいい。 メニューインの弟子だからかな。
285 :
名無しの笛の踊り :2006/08/02(水) 11:38:05 ID:WE/ciMya
初心者なので詳しくないですが、テレビで葉加瀬太郎を世界的バイオリニストと紹介していました。知名度からいっても高嶋とかいう女の人か葉加瀬さんあたりが世界的バイオリニストとして思い浮かびますよね。
>>285 釣りじゃないよね?
テレビ等による知名度はあてにならないと・・・
287 :
名無しの笛の踊り :2006/08/02(水) 14:23:03 ID:WE/ciMya
>286 おすすめのバイオリニストを教えてもらえますか。本当に初心者なので。でも、葉加瀬太郎のDVD見たけどすごく上手でしたよ。世界にはもっと上手な人がいますか。
>>287 ハカセもチサコもクラシックとはジャンルが
違うと思うのね。
クラシックを聴くなら、存命ではないけど
ハイフェッツ、ミルシテイン、オイストラフ
あたりからじゃない?
>>287 私も初心者ですが、「釣り?」と、思ってしまいました。
288の方に、全くもって同意。
「Jクラシック」とやらと、「クラシック」は、
全くの別物だと考えていただきたい。
色々と好みがあるでしょうが、曲は、基本中の基本(?)
メンデルスゾーンやチャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルト
(メンコン、チャイコンという言い方をよくします)
や、きっと耳にした事があるはずのツィゴイネルワイゼンなんてどうでしょうか。
290 :
名無しの笛の踊り :2006/08/02(水) 15:15:29 ID:WE/ciMya
>288 ありがとうございます。おすすめのバイオリニストを聞いてみたいと思います。ちなみに、ジャンルの違いはあるとして、チサコとハイフェッツという人はどっちが上手だと思いますか。好みの問題ですかね。私としてはハイフェッツは無名なのでちょっと心配です。
291 :
名無しの笛の踊り :2006/08/02(水) 15:23:28 ID:WE/ciMya
>289 メンコンやチャイコンという曲はよくわかりません。もしかしたら、葉加瀬太郎のライヴで聞いたかもしれません。チゴイネルワイゼンは聞いたことあります。叙情的な曲ですよね。
>>290 本当に釣りじゃないんだよね??
チサコとハイフェッツの間には
超えられない壁があるよ・・・。
比べる必要すらないほどの。
288で挙げた人たちの演奏を聴いてみて
チサコの方が上手いと思っても、個人の自由だけどね。
ただその場合、人にはあまり言わないほうが
いいとは思うけど。
293 :
名無しの笛の踊り :2006/08/02(水) 15:40:04 ID:WE/ciMya
>292 ありがとうございます。ハイフェッツ聞いてみようと思います。おすすめの曲があれば教えてもらえますか。本当にすみません。
>>293 とりあえずは
>>289 さんが挙げてる
メンコン、チャイコンとかじゃない?
あとは、クライスラーの「愛の喜び」だとか
ドヴォルザークの「ユーモレスク」だとかが
入っているような小品集を買ってみるとか。
同じ曲でも、演奏者によって雰囲気とかが
まったく違ったりするから
聴き比べをしてもおもしろいよ。
295 :
289 :2006/08/02(水) 16:25:18 ID:DitEIVCS
なんかワナワナ来ている・・・ 巧妙に仕組まれた釣りのような気がしてならないのですが、どうなの? チサコとハイフェッツの違いは、 「素人に毛が生えたヴァイオリンが趣味の人」と、 「芸術家」の違いです。 294さんに同意です。 最初なので、小品集がよろしいかと思います。
296 :
289 :2006/08/02(水) 16:29:10 ID:DitEIVCS
WE/ciMya(293番)は釣り決定なので、相手にしないように↓ 241 :名無しの笛の踊り :2006/08/02(水) 11:56:07 ID:WE/ciMya 最近クラシックにはまっている者です。 父親がカラヤンという指揮者が有名だと教えてくれたので、 「運命」を買って聞きまくりました。ジャジャジャジャーン以外の所もいいですよ。
変な流れの途中で何なんですが、ラカトシュってどう思いますか? クラシックの演奏とはもちろん違うけど、 いろいろな意味で「突き抜けた」演奏だと思うんですが、皆さんの評価は?
ラカトシュはDGのCDが良かったのでオペラシティのコンサートに行った。 PAだった… 生の音とスピーカーの音と二重に聞こえたし最悪。
299 :
名無しの笛の踊り :2006/08/02(水) 23:56:37 ID:+Z1k4q/X
ID:WE/ciMya=ID:GWEaadLo ここは釣り師に引っかかる香具師大杉 ネタはスルーすることを覚えろ
こんなのもあった
170 名前: 名無しの笛の踊り Mail: 投稿日: 2006/08/02(水) 12:05:31 ID: WE/ciMya
最近クラシック音楽にはまっています。特にフジコ・ヘミングというピアニスト。日本にも世界的なピアニストがいるんですね。バイオリンでは誰がおすすめですか。今のところお気に入りは高嶋さんと葉加瀬太郎さんです。←友達が推薦してくれました。
171 名前: 名無しの笛の踊り Mail: 投稿日: 2006/08/02(水) 13:01:24 ID: To36Ar6V
>>143 ストラヴィンスキーとラフマニノフは不仲。
ストラヴィンスキーはラフマニノフを「時代遅れの老いボレ」、ラフマニノフはストラヴィンスキー
を「思い上がった革命家」と罵り、アメリカでは互いに自宅が近かったにもかかわらず、全く
交流が無かったらしい。(三浦淳史氏の著書による)
>>170 日本人なら、天才バイオリニストとして世界的な評価を得ている五嶋みどりが一押し。
172 名前: 名無しの笛の踊り Mail: 投稿日: 2006/08/02(水) 13:26:22 ID: WE/ciMya
>171 五嶋みどりという人はテレビでは見たことありませんね。外国では有名なのかなあ。高嶋さんはテレビでよく見るし世界的なバイオリニストとのことなので、日本人で上手な人といえば、五嶋さんと高嶋さんということになるんでしょうね。あっ、葉加瀬太郎を忘れてた。
173 名前: 名無しの笛の踊り Mail: 投稿日: 2006/08/02(水) 13:36:32 ID: Py6AlC9J
葉加瀬太郎といえば、ココ壱番屋のカレーが大好きで、お気に入りは豚シャブかナスのフライトッピングと言ったら、ココの社長に「それ以上太らないようにネ」とアドヴァイスされていました。情熱大陸以外は、ココ壱番屋の広告でしか見たことないです。
174 名前: 名無しの笛の踊り Mail: sage 投稿日: 2006/08/02(水) 14:17:05 ID: z+7WDGpz
釣りかあ
ココ壱番屋といえば五嶋龍にストラド貸してるとこだね
302 :
名無しの笛の踊り :2006/08/03(木) 11:32:36 ID:y5uQfD/I
自分が好きなのは、オイストラフ、フーベルマンあたりかな。線の太い音色が好きなので。ハイフェッツやパールマンは健康的すぎる。まあ自分の好みだけどね。最も偉大なヴァイオリニストとなると、人気や影響力等を考慮すれば、ハイフェッツということになるのかなあ。
303 :
名無しの笛の踊り :2006/08/04(金) 21:11:02 ID:uTl/JJP1
ハーンに勝る人は過去、現在、未来永劫にいない。
305 :
名無しの笛の踊り :2006/08/05(土) 02:17:35 ID:5t+QUbOG
>>287 >世界にはもっと上手な人がいますか
いくらでもいるだろ・・・それこそ掃いて捨てるほど・・・
つか、ヤッシャ・ハイフェッツとそこら辺の奏者比べちゃいかんよ。
あれは20世紀最大の奏者といってもいい人なんだから。
もっとも、漏れは実を言うとあまり好きじゃなかったり。
上手いのは解ったからもうちょっとゆっくり弾くところはちゃんとゆっくり弾いてくれ、といいたい。
メンコンとか、いくら何でも速すぎだよ、あれは。
もっともイザイはもっと速かったけど・・・
>>268 シューマンの協奏曲を弾かなかったのは演奏効果が上がらないためだろ。
あの曲、ヴァイオリンの独奏者にとってはきついんだよ。
頑張って弾いてもオケがみんなかき消してくれたり。
ロックなバヨリニストは人気ないんかな…
307 :
名無しの笛の踊り :2006/08/06(日) 23:56:35 ID:0IpYA44G
>>306 ヴェンゲーロフなんか人気あるんじゃないの?
ロックバイオリンも弾くし、タンゴだって踊ってる。
私はケネディー好きで、今日もベトコン聴いた。
予見を持たず色々聴くと、好きなものに出会える。
予見
308 :
名無しの笛の踊り :2006/08/06(日) 23:57:38 ID:0IpYA44G
あらま変なおまけがくっついちゃったゴメン
預金を持たずに色々聴くと、大変な目に会う。
>>307 タンゴ勢もいいよね。っていてもここクラシック版だったのか。
スマヌ。クラ以外のやつ纏めて話せるスレないんかな。
楽器板とかになる?
>>309 に座布団一枚
>>310 書きたいところに書いちゃえばイイんじゃない?
ピアソラなんかクラだよね。
いっそのことタンゴスレ作っちゃえば?
>>311 ワールド板にあったw危うく重複させてしまうとこでした。
お邪魔してスミマセン。
313 :
名無しの笛の踊り :2006/08/07(月) 01:05:50 ID:nqoVEBBS
ギトリス、テレビでやっていたけど、 いいね。 このひとのヴァイオリンを聞くとヴァイオリンは本来こういうものだ、 という気持ちになる。 もしかしたらまともなヴァイオリンが弾ける、現存する数少ない一人かも。
314 :
名無しの笛の踊り :2006/08/07(月) 01:23:22 ID:nqoVEBBS
ギトリスで考えていたけど、 ここのひとは、 チボー、フーベルマン、エルマン、クライスラー(誰か名前は挙げていたが) といった往年の名手はどうなの? 日本では伝統的に オイストラフ、シゲティ、ハイフェッツの3人あたりは やたら評価されてきたけれど、上記の名手は充分評価されてこなかった気がする。 でもそろそろ上記の名手の再評価が必要なのではないかな? てなわけで、あえて史上最強のヴァイオリニストはチボーだと主張する。
315 :
名無しの笛の踊り :2006/08/07(月) 01:24:00 ID:a//0HPwa
禿同
316 :
名無しの笛の踊り :2006/08/07(月) 02:06:22 ID:2T4y5eGc
>>314 > チボー、フーベルマン、エルマン、クライスラー(誰か名前は挙げていたが)
> といった往年の名手はどうなの?
> 日本では伝統的に オイストラフ、シゲティ、ハイフェッツの3人あたりは
> やたら評価されてきたけれど、上記の名手は充分評価されてこなかった気がする。
> でもそろそろ上記の名手の再評価が必要なのではないかな?
> てなわけで、あえて史上最強のヴァイオリニストはチボーだと主張する。
釣りはいい加減にしてもらえませんか?
日本人の素人愛好家はティボー大好きですよ
渡辺和彦の本にも「年配の方は大抵『ティボーはお好きですか?』って訊いてくるので困ってます」
という女流演奏家の愚痴が載っているほど
ティボーなんてただのヘタレだというのは共通認識ですが、そのヘタレ具合が日本人好みのようです
日本人の2流好きはどうにかなりませんかね?
317 :
名無しの笛の踊り :2006/08/07(月) 02:32:57 ID:nqoVEBBS
>>316 釣りじゃないですよw 本心ですよ。
「ティボー(チボーでもいいけど)が2流」って、そんなこと誰が
決定できるのかな? 素人愛好家のティボー好きとはいうけど、
けっして主流派ではないでしょう。 渡辺氏をはじめ音楽評論家諸氏で、
ティボーを積極的に評価しているひとも、現在あまりいないような。
でも。
それはあまりにも、「時代に束縛された見方」なのではないかしら?
実際、戦前、クライスラー、エルマンとならんでティボーが世界最高の
ヴァイオリニストと評価されていた時代はあったんですよ? 「世界的」に。
それは当時の世界の聴き手の耳がおかしかったのかな?
質問をかえると、
貴方は何故、そこまでティボーを毛嫌いするのだろう?
318 :
名無しの笛の踊り :2006/08/07(月) 07:14:30 ID:U7maHiWW
ティボーのファンは少なからず現代の日本にも居ますよ。 別に評論家が積極的に評価するかどうか、はあまり関係ないと思います。 話題を変えるとグリュミオーだって日本での評価は低すぎると思いますよ。
319 :
名無しの笛の踊り :2006/08/07(月) 07:28:18 ID:nqoVEBBS
>>318 ファンはもちろん結構いるよ。俺自身そうだし。たぶん日本に限らず。
ただし316のように極端に反感を持つ人も多いように思う。
これがオイストラフや、シゲティなら誰も「釣り」なんていわないだろうがw
316があげた渡辺和彦の本は俺も読んだ。あの人の偏見は極端だけど、
日本では典型的に見られる価値観だよね。あの人はしかも説教くさいw
グリュミオーは、俺の周りではファンは多い。
ただ貴方のいうように、日本では軽視されがちかも。ティボーやエルマンのように
極端に嫌うひとはいないと思うけどな。
ティボーは復刻CDで聞くと線が細くて下手なだけに聞こえるけど、 実際のSPで聞くと艶があって巧いのが分かる。
321 :
名無しの笛の踊り :2006/08/08(火) 02:14:52 ID:OXV/zTwo
エルマンは如何?
322 :
名無しの笛の踊り :2006/08/08(火) 03:51:05 ID:KPF39uvY
>>321 「エルマン・トーン」が衰える前の録音が聴きたいね
Vanguardの録音は音程が不安定でイライラする
>>314 エルマンのオススメCDあったら教えて
なるべくSP復刻でお願い
323 :
名無しの笛の踊り :2006/08/08(火) 08:08:25 ID:p+Tpbbzn
>>322 ビダルフのアコースティック録音小品集
1910年からの。
絶美。この世のものとは思えない音色。
324 :
名無しの笛の踊り :2006/08/08(火) 08:08:28 ID:pzybB3qa
325 :
名無しの笛の踊り :2006/08/09(水) 00:36:34 ID:eAwnPo8g
少し昔の人だが、フェラスの音ってイイね。 言葉で如何表現したら良いのか判らんが、 何と言うか善い音 他のヴァイオリニストとは、明らかに質の違う音色。 謎だ! あの音色はどうやって創るのだろう? ビブラートか!? ボーイングか!? 誰か表現の巧い方、フェラスの音色を言葉で表現してみて下さい… まぁ、なんだね 最近の日本人奏者が出し勝ちな、 「何だか生硬く嫌味な艶のある船酔いしそうなビブラートに包まれた音」 「良く切れる包丁で生ピーマンを斬る様な音」 に嫌気が差したら、是非フェラスを聴いて見ては?
電気なヴァイオリンも素敵
327 :
名無しの笛の踊り :2006/08/09(水) 09:04:31 ID:biVEGqlG
音色の衝撃、という観点ではエルマンは録音で聞ける範囲では
史上最高のヴァイオリニストだろうね。
例えばポルタメントのような
技巧は、厳格主義、技術至上主義、精神主義、楽譜至上主義みたいな
考えが主流になって、消滅しつつある。それとともにヴァイオリンは
かつての魅力を失った。石井宏さんなんかはそう断言する。
>>326 例えば?
328 :
名無しの笛の踊り :2006/08/09(水) 11:58:33 ID:+dk2R3vD
コーリャ・ブラッハーとはどんなバイオリニストですかい?
素晴らしい。
330 :
322 :2006/08/10(木) 00:04:35 ID:9jKd/55o
>>323 >>324 情報ありがとう!
Biddulphって廃盤多いみたいね
でも頑張って探してみます
Biddulphの廃盤はオクとかでも高いからがんがってください 以前フーベルマンのColumbia録音集が6万逝ってた・・・(これは異常な例だが・・・・
332 :
名無しの笛の踊り :2006/08/10(木) 00:48:44 ID:orp4qdvK
>>331 げー、高いーーー。
フーベルマンは正真正銘、幻のヴァイオリニストだわw.
しかしそれを見て出品したのか、次の週で出たのは6000円切ってたというオチが
334 :
名無しの笛の踊り :2006/08/10(木) 08:04:46 ID:orp4qdvK
335 :
名無しの笛の踊り :2006/08/10(木) 19:04:09 ID:C2MM0YOH
>>333 どうしても欲しい奴が二人いるとそうなることもある。最初に出品されたほうは二人が競り合って
値段が上がるが、次に出品されたやつは先に負けた奴以外には大して欲しがっていなかったりす
る。
フーベルマンといえば、だいぶ昔に37年のブラコンを1000円で落札したw。
激レアなのに・・・。誰も見向きもしなかった。
336 :
名無しの笛の踊り :2006/08/11(金) 00:43:35 ID:Nm0STEfE
>>335 フーベルマンのブラームスといえば、確かブラームス本人が
夢中になったという伝説のブラームスだね。
神童時代、10歳前後のフーベルマンがブラームスの前でこの曲を演奏し、
演奏の最中に拍手があって気分を損ねた、
というと、ブラームスは彼を抱きしめて、接吻し、それは君が美しく
弾きすぎたからだよ、といったとか。
ブラームス本人は最初この「神童」に興味がなかったけど、演奏がはじまると
めちゃくちゃ興奮し、身を乗り出して聴いていたらしい。
演奏はどう? 現在一般的なブラームスより、やはり表現主義的なん
だろうか?
337 :
名無しの笛の踊り :2006/08/11(金) 21:13:36 ID:FHVZeI0h
338 :
名無しの笛の踊り :2006/08/11(金) 21:34:15 ID:cdieZ8Gu
339 :
名無しの笛の踊り :2006/08/11(金) 21:58:36 ID:OB7VCYMi
フーベルマンか、一時めちゃくちゃハマったな 演奏に他の誰とも違う強烈な磁力がある人。 BiddulphのBrunswick recordings やColumbia recordingsが普通に 買えた頃の話。PearlもEMIも手に入るものは片っ端から聞いたっけ。 ビダルフのColumbis recordings2枚組がある種のマニアの所有欲をくすぐるのは 1899年にベルリナー社の蓄音機に録音した2曲の超お宝が収録されてるから。 おっそろしく雑音だらけだけど、19世紀の音が聞けるのには正直感動したものだ。
指揮者のオーマンディーて元はヴァイオリニストだよな。 確かハイフェッツを聴いて「こいつがいる限りヴァイオリンでは1番になれない」 と思って指揮者に転向したって話だ。
341 :
名無しの笛の踊り :2006/08/11(金) 22:16:32 ID:n+EZ0r6K
1 ハイフェッツ 2 クライスラー 3 オイストラフ
342 :
名無しの笛の踊り :2006/08/11(金) 23:03:53 ID:prgRmY20
フーベルマンが使ってた楽器ってガルネリなんだね。今は五嶋みどりがその楽器(エクス・フーベルマン)を使ってるみたい。既出しすぎの情報だけどw 五嶋みどりの演奏はキンキンしてるけど安定してるから好き。弟の龍の演奏も、自由感が伝わってきていいよね。
343 :
名無しの笛の踊り :2006/08/12(土) 00:36:48 ID:Alalr8Wa
同じ楽器でも、フーベルマンと五嶋みどりではぜんぜん音が違うね。 ふと思い出したが、チャイコンももともとはアウアーに弾いてほしいといって 作られた曲なんだよね。 まあ、アウアー本人は演奏不能といったらしいけど。 たぶんアウアーの音色や奏法にチャイコフスキーは惹かれていたんだと思う。 アウアーの音に一番近いといわれたのが、弟子のエルマンなんだよね。 だから、エルマンのチャイコンこそベスト、というひとがもっといてもいいように 思う。でもあまりいないね。 19世紀の曲は、19世紀のヴァイオリニストの音色や演奏法を考慮して作られたはず。 なのに一方では、ハイフェッツによって近代奏法は確立された、そしてそれ以前は 「オールドスタイル」といって切り捨てる傾向も依然強い。 なんか、矛盾を感じる時がある。 フーベルマンのブラームスについても それは感じる。
オリジナル楽器も18世紀までがメインだね
345 :
名無しの笛の踊り :2006/08/12(土) 08:44:22 ID:5kqmaH9U
うん。でもオリジナル楽器でどこまで当時の音楽が 再現されているかは疑問。
346 :
名無しの笛の踊り :2006/08/12(土) 09:23:16 ID:vMhQRczc
ギドン・クレーメルのシベコンが好きです・・・。濃い感じ。
347 :
てぇsてぇs :2006/08/12(土) 10:25:35 ID:M42IGgMl
ヴァイオリニスト格付け(総合) 神 パガ兄、サーテ 超技巧曲の自作自演の天才今後100年現れない。 一流 ヤッシャ・ハイフェッツ テクニック、音程、奏法は完璧。ノルと神。 二流 甥ストラフ、シェ鈴 音程とリズム感が最高、しかし神掛からない 三流 クライスラァ、グリュミオー、シャハム 堤防、スターン 無難、しかし冒険が無い =======絶対超えられない壁========= 一般市民 チョン、ギトリス、ムタア (油濃い 映す価値なし 安永、キュヘル、クレ、緑、鉄ラフ (はぁ? 居たのですか? ベル、諏訪内、大進、五嶋弟、吉田 (もぅ何か必死 要らない 直人、ちさ、博士、若いコン鱒 (低俗 氏ね 自分
348 :
名無しの笛の踊り :2006/08/12(土) 15:06:35 ID:9lb/CgSl
>>347 ほぼ同意する
色々聴いてる人みたいだから何か面白いCDというか
「俺様推薦盤」があったら10枚くらい挙げてみて欲しい
350 :
名無しの笛の踊り :2006/08/12(土) 15:42:38 ID:RD/rwait
コーガン(特にパガニーニ・ブラームスの協奏曲) 若い時の好調時は、神の領域だと思う。 M.ラビンの美音の凄さも神の領域だと思う。ただCDによって差がありすぎ マスタリング何とかならないのか・・・
ハーンのテクの安定度と切れ味はコーガン、ミルシテインに勝るとも劣らないと思う。 ハイフェッツの域に達する現役唯一の人
352 :
名無しの笛の踊り :2006/08/12(土) 16:19:27 ID:9lb/CgSl
353 :
名無しの笛の踊り :2006/08/12(土) 16:34:54 ID:5kqmaH9U
>>352 情報有難う。クレーメルとサラ・チャンは、現役では特に
好きな奏者なので購入するかも。
ハイフェッツは時々たいしたことないんじゃないか、と思う。
必死で上手くきかせようとしている感じ。
実際、本当はめちゃくちゃ上手いのにあえてテクニックを見せない、
オイストラフあたりのほうが、実は技術も上、なんて意見も
評論家のあいだではよく聞くし。諸井誠さんとか、鈴木さんとか。
でも逆に、そういうところがハイフェッツの魅力なんじゃないかな。
オイストラフは場合によると、平凡でつまらない。もちろん
すごいと思うときも多いが。
354 :
335 :2006/08/12(土) 21:40:45 ID:a7nWTgsu
>>336 演奏はいつも通り独特の節回し全開。
ただ37年のライブなんで音がよくない。全盛期のライブなので、44年の録音より
も覇気があっていいかも。
>>339 あの19世紀の録音ってテンポの揺れが凄いよね。クライスラーの初期の録音でも
同じものが見られる。おそらくこれが19世紀に一般的だったスタイルなんだろう。
こんな演奏をしていて後の時代のスタイルに適応していったのがまた凄い。
ビダルフの復刻は良質なものが多い。
フーベルマンの技巧って凄いよな。チャイコンなんかハイフェッツの伝記の著者の
ベネットもその中でハイフェッツ以上と認めてたぐらいだし。
昔の技巧家は凄いね。
でも、ハーンの方が全然上手いw
356 :
名無しの笛の踊り :2006/08/12(土) 23:05:19 ID:7TMx17lH
>>353 同感。音抜かしたり音怪しかったり。
まあハッタリも実力の内だ。
アウアー門下ではオイストラフやミルシテインのが安定してるな。
美音ではミルシテインが抜けてる。
357 :
名無しの笛の踊り :2006/08/12(土) 23:12:50 ID:EbVPhWiS
>>354 フーベルマンやクライスラーでも、20世紀にはいって
テンポの揺れをなくしているわけか・・・
今風のスタイルが偽物に思える今日この頃。
ピアノのショパンでも本人は、かなりルバートをかけた病的な演奏を
していたらしい。楽譜にはそのルバートは書き込まなかったけども。
ショパンにそっくりな弾き方といわれたパハマン(1848年生まれ)の演奏
なんかもかなりルバートをかけた、今とはぜんぜんちがう弾き方。
パガニーニやサラサーテ、ショパンやリストが、現代のコンクールに出たら、絶対
落選するだろうね。 「こんな楽譜にない表現をしたらいけない」と
いわれてね。
358 :
名無しの笛の踊り :2006/08/12(土) 23:13:12 ID:RD/rwait
オイストラフはアウアー門下じゃなかったはず・・・ヤンポリンスキーじゃなかった?
359 :
名無しの笛の踊り :2006/08/12(土) 23:19:23 ID:EbVPhWiS
>>356 >>358 オイストラフとミルステインはどちらも、
スタリヤルスキー の門下だね。
アウアー門下はエルマンとハイフェッツ。
360 :
335 :2006/08/12(土) 23:52:17 ID:a7nWTgsu
>>357 当時の基準で病的とまでいわれたんなら、現代ならコンクールで落選どころか、
全然理解されない可能性すらあると思うよ(笑)。
フーベルマンの19世紀の録音ですら、最初聴いたときは「?」て思ったからね。
フーベルマンがブラームス本人の前で披露した演奏というのも、録音に残ってい
るものとはぜんぜん違うものだったろう。
361 :
名無しの笛の踊り :2006/08/12(土) 23:54:56 ID:/iaFm4WD
シェリングって上品な音出すよね。
シェリングの音は、気品と風格の結晶。まさに貴族。
363 :
357 :2006/08/13(日) 00:10:51 ID:qFX8s6AS
>>360 だろうね。 ショパン本人がショパンコンクールで落選する、と
考えるとなんだか楽しいねw
364 :
名無しの笛の踊り :2006/08/13(日) 00:19:54 ID:X0CRMmYV
自分のベスト3は @オイストラフ Aミルシテイン Bフーベルマン だな。最近フーベルマンの書き込みが多いけど、やっぱこの人他の人では味わえない魅力があるよね。
365 :
347 :2006/08/13(日) 09:48:40 ID:7oV+7veY
ヴァイオリニスト格付け(総合、修正) 神 パガ兄 超技巧曲の自作自演の天才、今後300年現れない。 一流 ヤッシャ・ハイフェッツ テクニック、音、奏法、漢。ノルと神。 二流 甥ストラフ、シェ鈴、厚顔↓、茂ティ↑、メニュヒン 音程リズム、男的、しかし神掛からない 三流 倉イスラー、グリュミオー、シャハム↑、堤防、スターン フーベル満↑、モーツ父子、ヨアヒム、ヌブー (無難、未踏地が多し、悪く言えば庶民的 =======絶対超えられない壁========= 一般市民 チョン、ギトリス、ムタア↓、パールマン↑、 (油濃い、諄い 映す価値なし 安永↑、天満、キュヘル、クレ、緑、鉄ラフ、サラ、海野、小林(英雄気取り?体動かしすぎ! 居たのですか? ベル↑、室ヴァ、諏訪内、大進、龍、吉田、真理子、鎮壱 (楽器捨てて! 要らない 直人↓、ちさ↓、博士→、若いコン鱒、ケネ日、堀(低俗、下品、三流、必要なし 不明:ミルシュテイン、 Vn曲Top5 1、ハイフェッツ ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲、チゴイネルワイゼン 天才 2、メニューヒン メンデルスゾーン Vn協奏曲 全ての演奏の模範美しい 3、オイストラフ バッハ、ヴァイオリン協奏曲 突き進む野性的 3、シェリング 小品集(シャコンヌ) 上品で格式が高い。しかし上手い。 4、シゲティ 無伴奏ヴァイオリンパルティータ 虚飾を配した 5、ギル・シャハム ヴィヴァルディ 四季 伸び伸びとしている 欄外、チョン・キョンファ Vn協奏曲 VPO バックがうまければソロも上手く聞える例
>>359 アウアーについたのはマスタークラスだったかな。
それなら違って当然だ。吊ってくる。
368 :
名無しの笛の踊り :2006/08/13(日) 22:51:19 ID:vToqxrvx
369 :
名無しの笛の踊り :2006/08/13(日) 23:39:27 ID:qFX8s6AS
ハイフェッツにまつわる神話っていかがわしいよね。 ハイフェッツこそ、新しいヴァイオリン技術を完成させて、 楽譜に厳密な新即物主義の様式(批評家が喜ぶ様式)を完成させた といって褒めるけど、 今聴くと、ハイフェッツって、むしろ即物主義的な振りをした、ヴィルトゥオーゾ で、無理して速く格好良く弾いている感じがする。 それが心地よく楽しくも あるけども。 「科学技術万歳」の社会的風潮に乗った演奏というべきか。 ショルティ=シカゴ響などと合い通ずるものを感じる。 その後、本当の意味での厳格主義の風潮がきて、オイストラフや スターンになると、むりに格好をつけるような演奏じゃなくなっていく。 その代わりハイフェッツにはまだあった「遊び心」が失われていく。 こういう流れに、時代性を感じる。 この時代性に距離をおく時代がきたと思う。 だから俺は、盲目的なハイフェッツ賛美と、オイストラフ賛美には距離を置きたい。
370 :
名無しの笛の踊り :2006/08/13(日) 23:44:22 ID:YX8/oeMA
スークとアッカルド
371 :
名無しの笛の踊り :2006/08/14(月) 00:33:08 ID:LdHamz85
>>365 物凄い格付けだなw
ところでその格付けの中で何人聴いた事あるの?
レベル低すぎw
373 :
名無しの笛の踊り :2006/08/14(月) 01:06:04 ID:xJxZTLyH
>>370 スークか。 渋い。グリュミオーの大ファンはたまにあうが、
スークのファンは、なぜか会うことが少ない。
374 :
名無しの笛の踊り :2006/08/14(月) 02:11:13 ID:e1tozotB
>>369 距離を置いたあなたのオススメ演奏家は?
375 :
369 :2006/08/14(月) 08:23:50 ID:xJxZTLyH
>>374 距離を置く、って否定しているわけではないよ。
いい演奏はいいし。結局、作品に合ったアプローチはどれか、ということ
だからね。オイストラフのショスタコに感動したが、
メンコンには感動しなかった。
WK氏に代表される技術優先主義者は、ハイフェッツ、オイストラフ
こそ演奏史の頂点というし。
UK氏に代表される(日本的)ドイツ精神主義者はシゲティを推す。
W氏はシゲティを嫌うし、U氏はオイストラフを嫌う。まあどちらもどっち。
エルマンなんかは、どちらからも嫌われそうなタイプで面白いかも。
現代では、サラ・チャンなんかどうだろ? 上の二人も絶対に認めなさ
そうw
376 :
365 :2006/08/14(月) 09:25:13 ID:pJ7eXEiX
>>371 一応全部聴いた結果だ。お前!だったら挙げてみろ
377 :
名無しの笛の踊り :2006/08/14(月) 09:42:46 ID:ueiEob1i
>>376 全部聴いたっていっても、ここに挙がってない人も多いし、そんなに多くの人を聴いたわけではないでしょう。しかも、昔の人が上位を示していて若い世代の人の評価が低いのが不自然。お前、たいして詳しくない自称クラオタだろう。
378 :
名無しの笛の踊り :2006/08/14(月) 10:32:58 ID:0jmeS6Bb
>>376 煽りにマジレスしてんなよ
叩かれるのは承知の上だろ
>>365 の別バージョンとして有名作品のベスト演奏を挙げてくれよ
4大コンだけじゃなくてフランスものとか東欧ものも希望
379 :
名無しの笛の踊り :2006/08/14(月) 10:47:56 ID:LdHamz85
パガニーニ聴いた事あるんだw 何才ですかw スレ違いになるが、リストの演奏どうだった?
>>365 ミルシテインが「不明」っていうのは、どうゆう意味でしょうか?
クーベリックが最強!
382 :
名無しの笛の踊り :2006/08/14(月) 23:26:07 ID:xJxZTLyH
>>381 ヤン・クーベリク?
ラファエルの親父か。
聴いたことない。どんな感じ?
383 :
名無しの笛の踊り :2006/08/15(火) 01:30:26 ID:yZBnpT9n
>>382 右手のピッツィカートの完璧さはハイフェッツ以上!
弾き崩しのない端正な演奏。
左手でした
385 :
名無しの笛の踊り :2006/08/15(火) 02:10:59 ID:snrSVJbv
ふーん。有り難う。 チェコといえばスークだけど、 似たところはあるの?
386 :
名無しの笛の踊り :2006/08/15(火) 02:40:16 ID:CYUBx4fc
>>383 > 右手のピッツィカートの完璧さはハイフェッツ以上!
どの曲で比較できますか?
前BSのクラシック倶楽部っていう番組(映像)でハイフェッツのメンコンとミルシテインのシャコンヌを聴いたけど、ハイフェッツの弾くメンコンがありえない位の速さだった。音程、テクニックは完璧だったけど。 これを聴いた後にスターンのメンコンを聴くといかにハイフェッツのが速い(スターンが遅い)のかがよく分かる。 ミルシテインのシャコンヌはとても上品で安定のある演奏だった。 まぁ、一クラオタの感想だが・・・
>>386 バッツィーニの妖精の踊りとかツィゴイネルワイゼンとか
390 :
名無しの笛の踊り :2006/08/15(火) 13:54:35 ID:O94wfT4d
相変わらずレベルの低い格付けやってるんだw 頭悪そうな書き方だ
ミンツが忘却の彼方、というのが遺憾だ。手持ちのブラ協は素晴らしい。
392 :
名無しの笛の踊り :2006/08/15(火) 20:15:26 ID:snrSVJbv
>>391 ミンツはどの演奏も悪くない。
楷書体のきっちりとした演奏で、重すぎも、軽すぎもしない。
技術もたぶん最高レベル。 バッハのシャコンヌもラベルのソナタも
よかったし。レパートリーも広そう。
スケールの大きさも感じるしね。
ある意味、スタンダードとなりえる演奏だったと思う。そういうひとは
いそうでいないから。
少し優等生すぎるように見えるのが問題だったのかも。昔はこのひとが次の
ヴァイオリンのリーダーだと確信していたよ。
シュナイダーハンはどうですか
394 :
名無しの笛の踊り :2006/08/15(火) 21:25:39 ID:JTyafS2v
プシホダが個人的にかなり好き。
シュナイダーハンはブルッフのコンチェルトが最高!
396 :
名無しの笛の踊り :2006/08/16(水) 01:09:08 ID:tY1gxs9P
>>394 プシホダですか、私も大好きです。
PODIUMのシリーズ良かったです。チェトラも復刻なった事だし
もっと話題になっても良いと思うのですが
397 :
名無しの笛の踊り :2006/08/16(水) 01:59:41 ID:xSF0T8Sv
「史上最強」というと、いつも同じ様なかおぶれだし、つまらないけど、 シュナイダーハン、プシホダ、スーク、クーベリクなど 渋い顔ぶれがならぶのはいいね。 かえって、今の若手では聴けない ヴァイオリン本来のあり方が窺えるのかもしれん。
庄司さやかと五嶋龍ではどっちが実力的に上回ってるの?
399 :
名無しの笛の踊り :2006/08/19(土) 15:59:14 ID:X67frV5S
そんなん自分できめろよ。
400 :
名無しの笛の踊り :2006/08/19(土) 21:53:13 ID:iPBql/jv
メニューインとかグリュミオーとかぃぃです。
401 :
名無しの笛の踊り :2006/08/21(月) 10:23:04 ID:uLhMp+5m
グリュミオーの音色って病みつきになりますよね。明らかに他のヴァイオリニストと違う。自分が一番好きなのはオイストラフですが、音色でハマるのは、グリュミオー、シゲティあたり。まだ聴いてない人も沢山いるけど。
402 :
名無しの笛の踊り :2006/08/21(月) 12:16:46 ID:VSO0vXpw
>>401 シゲティの音色に嵌るのが通だと思ってるようでは…
アッカルドやパールマン、古い人ならクライスラーやエルマンとか、もっと音のキレイな人の録音も聴いてね
403 :
名無しの笛の踊り :2006/08/21(月) 12:50:30 ID:l16jILx4
余計な煽りとかいらないんだよ 2行目だけにしとけよハゲ
404 :
名無しの笛の踊り :2006/08/21(月) 15:31:05 ID:uLhMp+5m
>>402 クライスラーやエルマンは音色というよりは、ニュアンスの妙で聴かせている感じがする。ティボーも同じですよね(ポルタメントの使いかたとか)。クライスラーは好きでよく聴きますよ。アッカルドやパールマンは綺麗な音ですが個性的ではないですよね。
405 :
名無しの笛の踊り :2006/08/21(月) 20:22:52 ID:n5JkSa4L
シゲティね。 普通、音色が汚い、精神のヴァイオリニストww なんていわれているんじゃないの? でもたしかにあの音色。個性的ですばらしい。 今「音色が綺麗」というと「明るく透明な音」を単純に想像しがちなんじゃ ないかな。 しかし、昔のヴァイオリニストはもっと音色に幅があったんじゃないか? ティボー、エルマン、クライスラーあたり。 オイストラフやグリュミオーになると、もっと今風になるけど、まだ先の世代の 幅は残っていると思う。 でも次の世代になると、もうヴァイオリンの音色は単調になるね。 現在のスターのヴェンゲーレフやシャハム、五嶋みどりなんか音色という面では 綺麗だけど幅は感じない。
406 :
名無しの笛の踊り :2006/08/22(火) 13:22:55 ID:55dWhi5W
ムター、プレヴィンと離婚
407 :
名無しの笛の踊り :2006/08/22(火) 23:07:09 ID:YqdbWAGW
コーガンの演奏はどの作品でも彼の個性的な表現が含まれていて面白い。 決して最強のヴァイオリニストではないけれど、個人的には初めて録音を聴く度に その作品が新鮮に聞こえてくる。ショスタコーヴィチが彼の演奏会を楽しみにして いたのも肯ける。
コーガンは切れ味、スケール感、どの要素をみても 最強のヴァイオリニストだと思うんだけどなあ 何故か日本では評価がそれほど高くない。クラ板じゃ一度もスレ立ったことないしな ルックスがあまり良くないからだろうか
409 :
名無しの笛の踊り :2006/08/22(火) 23:28:07 ID:tBesSEVR
410 :
名無しの笛の踊り :2006/08/23(水) 00:03:59 ID:c61GFYtM
>>408 日本に限らず、完璧すぎる人は不当に貶められる傾向にある
ハイフェッツも正当に評価されるようになったのはごく最近
コーガンも今後は正当な評価を受けるようになるでしょう
ハイフェッツはむしろようやく神から人になって正当な評価がされるようになった気がする
412 :
名無しの笛の踊り :2006/08/25(金) 00:54:34 ID:uCEKjU+9
>>365 の格付けは、あんまりピンとこないなあ・・・(ごめんね)
まあ、何を基準に格付けするかにもよるからね。
技術的には、
ハイフェッツ、ミルシテイン、オイストラフ、レーピン、ヴェンゲーロフ
あたりはやっぱり神レベルだよね。
特に、オイストラフ、レーピンは完全無欠。
ちなみに、このなかでは、実はハイフェッツに一番穴があると思う
(それでも神であることには変わりないが)。
オイストラフなんかは、単純な音階を弾いても、一音一音の粒がそろっていて、
すべての音がちゃんとコントロールされている。
右手も、弓の根本だろうが先だろうが上げ弓だろうが下げ弓だろうが、
自由自在に好きな音が出せる。
こういうのは、天才が超人的努力を重ねた上で身につけた至芸ですよね。
メニューインの技術は、現代ならセミプロレベルだと思う。
ティボーの音程の甘さも、現代ならプロとしてはちょっときついと思う。
フランチェスカッティは、左手は良くまわるし、音程も正確だけど、
右手にやや素人臭いところがある(上げ弓と下げ弓で音色が変わってしまう、など)。
413 :
412 :2006/08/25(金) 01:10:57 ID:uCEKjU+9
(つづき) レーピンは、10ある能力のうち7ぐらいをつかって楽々弾いているところがイカす。 ヴァイオリニスト道のど真ん中を歩いている真の名人だと思う。 クレーメルは、個人的には大ファンだし、技術的にも神クラスだと思う。 ただ、雑音を出さないようにするのも大切な技術のうちなんだけど、彼は雑音出ても気にしないのが 芸風だから(笑)、その辺はなんかごまかさている気がしないでもない。 また、弓の弦に対する密着度が足りないのは普通はマイナスなんだけど、 彼の場合はそれが個性だし、 密着度が足りない故にあの類い希なる音色が生まれているわけだし。 でもやっぱり芸風にごまかされている気がしないでもない(笑)。
414 :
412 :2006/08/25(金) 01:21:40 ID:uCEKjU+9
クレーメルについて、ちょっとだけ補足。 クレーメルの音程の正確さは、歴代ヴァイオリニストすべての中でトップだと 俺は思う。 あと、音程の正確さから生まれる、重音の響きの美しさも、文句なしにトップだと思う。 ミルシテインは、左手も右手も神レベルの技術を誇るけど、 音色のヴァリエーションが少ない気がするな。 あの線の細い音色が彼の個性ではあるけど、 豊かに響かせるべきところでそういう音が出ないとなると、 やっぱりマイナスかもしれない。
415 :
名無しの笛の踊り :2006/08/25(金) 02:01:25 ID:Ls7lB2N4
>>414 > クレーメルの音程の正確さは、歴代ヴァイオリニストすべての中でトップだと俺は思う。
> あと、音程の正確さから生まれる、重音の響きの美しさも、文句なしにトップだと思う。
これは異論あるな
ライヴ映像なんかでも音程酷いのあるよ
モーツァルトの演奏を録画したけどあまりに酷いので消してしまった
こういう時のために証拠として残しておくべきだったか
> ミルシテインは、左手も右手も神レベルの技術を誇るけど、
LP期の録音を聴く限り音程はイマイチだしチャイコンもメンコンも難しい箇所は全然弾けてない
SP期でもドヴォルザークあたりは平凡な演奏だと思った
「これを聴けばヴァカでもミルシティンの凄さが判る」というCDあったら教えて下さい
416 :
412 :2006/08/25(金) 03:20:47 ID:uCEKjU+9
>>415 > これは異論あるな
> ライヴ映像なんかでも音程酷いのあるよ
そうなんですか。
いや、自分の見た範囲では、ライブを含めて音程はずしたのほとんどみたことなかったもんで…
バーンスタイン/ウィーンフィルとやったブラームスのライブ(1982年、DG)は、
ほぼ完璧ですよね?
ブラームスのバイオリン協奏曲のライブで、あれだけ完璧な演奏は、
僕は知らないです。
1980年代の前半に日本に来たときにコンサートにも行ったのですが、
音程はほんとに正確でした。
もしかしたら最近、精度が落ちてきてるのかもしれませんね。
> 「これを聴けばヴァカでもミルシティンの凄さが判る」というCDあったら教えて下さい
CDではないけど、
ttp://www.youtube.com/watch?v=Clque0acvaE ttp://www.youtube.com/watch?v=LnTtgk0HkOs これなんかどうだろう。
ブラームスの3楽章とパガニーニアーナだけど、
一発録りでこの精度はなかなかすごくない?
もちろん完璧とは言わないけど。
417 :
412 :2006/08/25(金) 10:39:21 ID:uCEKjU+9
>>404 > アッカルドやパールマンは綺麗な音ですが個性的ではないですよね。
この二人は、かなり個性が違うと思う。
同じ5の大きさの音を出すのに、パールマンは3の力で、アッカルドは7の力で
擦っているように聞こえる。
つまり、パールマンの方が楽器が良く鳴っているように聞こえる。
これはどちらが良いとか悪いとかいうのではなく、個性の問題だと思います。
(素人なら、楽器の鳴りの不足はたんに奏者が未熟であることを意味しますが、
プロですので、その辺はクリアした上での話)
楽器の鳴りの良いヴァイオリニストとしては、
コーガンなんか、ほんとによく鳴ってますよね。
現代の人だと、カントロフも良く鳴っていると思います。
あと、楽器の鳴りとも関係しますが、
パールマンを聴いてると、弓が弦に吸い付いてるな〜って思います。
弓が弦に吸い付くのを通り越して、逆に、弦の方が弓に吸い付いてるように聞こえる
こともあります。妙な説明で申し訳ないが(笑)
ベートーベンの協奏曲のソロの入りのところなんか特に。
アッカルドの音はそんな感じはしない。
418 :
名無しの笛の踊り :2006/08/25(金) 11:32:55 ID:EKHhhfIk
>>417 あなた詳しいようだけどプロの方?
それともただの素人?
419 :
412 :2006/08/25(金) 12:23:04 ID:uCEKjU+9
>>418 > あなた詳しいようだけどプロの方?
> それともただの素人?
その昔、プロの奏者を目指していて、断念した者です(笑)
子供の頃から二十歳ぐらいまでは、けっこうがんばって練習してました。
断念してから10年以上経つので、
ここ数年出てきた若いヴァイオリニストはあまりちゃんとフォローしてません。
すごい人がどんどん出てきてるんだろうなあ・・・
420 :
名無しの笛の踊り :2006/08/25(金) 16:35:35 ID:Dw0mE0hX
メニューインの映像見たがセミプロレベルどころかハイフェッツレベルに感じたが。
レーピンって微妙に音が細いような気がして、そこが不満なんだけど 録音のせいか?
422 :
412 :2006/08/25(金) 18:03:51 ID:uCEKjU+9
>>421 > レーピンって微妙に音が細いような気がして
それ、よくわかるよ。
でもね、それはレーピンが7割ぐらいの力でセーブして弾いてるからだと、俺は思っている。
全力で弾いて細いのと、力をセーブして細いのは、違うと思う。
その証拠と言ってはなんだけど、
レーピンって、十代の頃の音と二十代後半以降の音が明らかに違っている。
初めてキーシンといっしょに来日したときはまだ15〜6歳だったけど、
あの時は、あどけない顔をして、実に野太い音を惜しみなく出していた。
2002年にゲルギエフと録ったライブのチャイコンは、意図的に繊細な音を出そうとしていて、
それが「音が細い」という印象を与えているんじゃないかな。
それでも良く聴くと、「声の太い男が猫なで声で繊細に歌おうとしている」
のがわかるような気がするのですが、
どうでしょう?
>>419 セミプロの方でしたか
せっかくなので色々と教えて頂きたいです
>>412 > 技術的には、
> ハイフェッツ、ミルシテイン、オイストラフ、レーピン、ヴェンゲーロフ
> あたりはやっぱり神レベルだよね。
> 特に、オイストラフ、レーピンは完全無欠。
ヴェンゲーロフとレーピンの技術的な差というのは私みたいな素人には全く区別がつかないのですが、ヴェンゲーロフは技術的に難があるんでしょうか?
あとムターとか全盛期のムローヴァとかは無視ですか?
424 :
412 :2006/08/25(金) 20:04:24 ID:uCEKjU+9
> せっかくなので色々と教えて頂きたいです いえいえ。こちらこそ。 前の方のレス読んだら、ちゃんとした意見がたくさん書かれていて、 「俺、何調子のってんだ」と少し恥ずかしくなりました。 カントロフがちゃんと評価されているようで、うれしく思いました。 20年ほど前、バイオリンの仲間達といっしょにカントロフを聴きに行ったのですが、 凄まじいうまさに、皆であっけにとられました。 「何でもっと評価されないんだろう?」と首をかしげたものです。 (当時はカントロフのCDはあまり出てなかったし、チケットも安かったし、空席も結構あった) > ヴェンゲーロフとレーピンの技術的な差というのは私みたいな素人には全く区別がつかないのですが、ヴェンゲーロフは技術的に難があるんでしょうか? いや、ヴェンゲーロフの技術も文句なしに神レベルで、 曲によっては、レーピンよりも自在度が高いぐらいです。 右手の流儀は、レーピンが純ロシア式(アウアー式?)なのに対して、 ヴェンゲーロフはロシア式とフランス式の中間みたいに見えますね。 僕がレーピンを押すのは、風格みたいなものを加味してですね。 横綱は受けて立って堂々と勝たなきゃ、みたいな。 ヴェンゲーロフは、崩して自在に弾くのがうまいけど、それがたまに逃げみたいに見える時がある。 崩す方が、ごまかしが効いて楽ですからね。 あと、キャラ的にもヴェンゲーロフが弟キャラだし(笑) ムター、ムローバももちろんすごいけど、レーピン、ヴェンゲーロフにはかなわないんじゃないかなあ。
425 :
名無しの笛の踊り :2006/08/25(金) 21:51:37 ID:EKHhhfIk
426 :
412 :2006/08/25(金) 23:05:29 ID:uCEKjU+9
>>425 > ご遠慮なくドシドシ挑発的な話題お願いします
ではでは、さらに調子に乗って語ってみます(笑)
カントロフの演奏で僕たちが度肝を抜かれたのは、ラヴェルのツィガーヌでした。
うなりを上げるG線、天井まで突き抜けそうな高音。
最初から最後まで、淀むところ全くなし。完璧。
CDでは、パガニーニの1番、2番はどっちもすばらしいです。
あと、バッハの無伴奏は、ハイフェッツやミルシテインよりうまいんじゃないの?と思いました。
バッハ無伴奏では、クレーメルもすばらしいですが、これはお手本にしにくい名演奏。
カントロフのバッハ無伴奏は、アーティキュレーションもしっかりしてるし、
お手本にしやすい名演奏だと思う。
ツィガーヌのCDが出てるのかどうかは、残念ながら知りません。
> ひょっとすると今はヴァイオリニストの黄金時代かも
うん。そうかもしれん。
日本人にもいい人、いっぱいいるしね。
竹澤恭子の中〜高音域の美しさは、もうたまらん。世界一綺麗なんじゃないの?とか思う。
(CDは聴いたことがないので、CDが竹澤の美音をうまくとらえているのかはわからない)
あと、日本のヴァイオリニストでは、二村英仁を強く押したい。
ビジュアル系とか誤解されがちだけど、王道のまん真ん中を歩く本物の実力者です。
テクニックは申し分ないし、なによりも音が魅力的。
低音〜中音域の音に「ドスが効いて」いるんですよね。
あと、専門用語(というほどでもないw)で、「エッジが効いている」って言いますよね。
カントロフと二村は、実によくエッジが効いていると思う。
>412 当方ハイフェッツ好きなものなのでちょっと噛みついてみたいのですが、 穴とはどのような感じのものでしょうか? 今後聴くときの参考になればと思いきいてみました。
428 :
名無しの笛の踊り :2006/08/25(金) 23:22:30 ID:EKHhhfIk
>>426 > カントロフの演奏で僕たちが度肝を抜かれたのは、ラヴェルのツィガーヌでした。
> うなりを上げるG線、天井まで突き抜けそうな高音。
> 最初から最後まで、淀むところ全くなし。完璧。
> ツィガーヌのCDが出てるのかどうかは、残念ながら知りません。
是非聴いてみたくなりました
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00005HH9F/ これに入ってるみたいです
古いCDなので廃盤の可能性もありますが
> 竹澤恭子の中〜高音域の美しさは、もうたまらん。世界一綺麗なんじゃないの?とか思う。
竹澤さんの名前はこのスレで初めて挙がりましたね
廃盤になってるのが多いようなのでレンタル店で借りてみます
> あと、日本のヴァイオリニストでは、二村英仁を強く押したい。
> ビジュアル系とか誤解されがちだけど、王道のまん真ん中を歩く本物の実力者です。
> テクニックは申し分ないし、なによりも音が魅力的。
おお全く未知の演奏家です
http://www.eijin.org/j_index.html 結構良い年(1970年生まれ)なのに通俗曲CD3枚しかリリースしてないのは残念
今後はもっと録音に恵まれると良いですね
429 :
412 :2006/08/25(金) 23:58:37 ID:uCEKjU+9
>>427 > 当方ハイフェッツ好きなものなのでちょっと噛みついてみたいのですが、
> 穴とはどのような感じのものでしょうか?
よく言われるのは、速いパッセージで音を飛ばして弾くことがあるという点ですね。
昔のバイオリニストにとっては当たり前のことだったらしい。
僕が確認できた範囲で言えば、
バッハの無伴奏のCDでは、左手の弾きにくい箇所で音の粒がそろってない
ところがあるし、移弦に伴う雑音もけっこう多い。
あまりにも完璧だ完璧だとすり込まれてきたので、ハードルが高くなっちゃって、
「あれ?意外にモタついてる?」とか思ってしまうのかもしれません。
僕もハイフェッツは大好きですし、神レベルであることにかわりはないです。
ツィゴイネルワイゼンは、今でもやっぱり、人類が到達できた最高地点だと思います
(ここでは、音の飛ばしは無かったと思います)。
430 :
412 :2006/08/26(土) 00:35:53 ID:KZpw+X3a
431 :
名無しの笛の踊り :2006/08/26(土) 01:03:12 ID:Yyd/OS52
マイケルレビンが最高! 彼のチゴイネルワイゼン聞いたらほかは受け付けない。
432 :
名無しの笛の踊り :2006/08/26(土) 08:14:12 ID:74VQ7CUg
ハイフェッツに穴があるという香具師はちゃんと全盛期聴いてるのか? 1940年代のカーネギーホールのチャイコン第1楽章なんて神業を超えている。 もちろんアートオブヴァイオリンなどの抜粋じゃなくて全部見ての話。 1917年録音の小品も凄すぎる。
433 :
前スレ60 :2006/08/26(土) 08:41:16 ID:/D2s/ogE
おひさ ハイフェッツの穴ってパガニーニじゃないの? そういえば、ヨウツベにハイフェッツが結構上がってるね。
434 :
名無しの笛の踊り :2006/08/26(土) 10:41:30 ID:WT0mMq7t
横レス
>>432 >>429 を参考にCD聴き直してみてね
ただしバッハ「無伴奏」はかなり酷い演奏だからフェアではないと思うが
ヴァイオリンに限らず「音を抜く」というのは昔の人は平気だったらしい
リストの作品でも「この音とこの音は抜いても大丈夫(聴衆は判らない)」というのが「秘伝」として伝播していたとか
昔の巨匠を必要以上に持ち上げるのは止めよう
435 :
名無しの笛の踊り :2006/08/26(土) 19:07:16 ID:74VQ7CUg
バッツィーニの妖精の踊りを聴き比べたら ハイフェッツ1910年代>メニューイン1930年代=ハイフェッツ1930年代>ヴェンゲーロフTeldec>レーピン>ヴェンゲーロフEMI だな。
436 :
412 :2006/08/27(日) 14:12:17 ID:lF/876Qr
>>435 そこにメニューインが入ってくるのが何とも・・・
「メニューインの少年時代は神。戦後になって極端に腕が落ちた」とか良く言われるよね。
だけど、少年時代〜戦前〜戦後の録音を通して聴いたうえで俺の感想を言うと、
メニューインの技術は生涯を通じてセミプロレベルだったと思う。
これは「ソロ・ヴァイオリニストとしては」ということです。
音楽家、指導者、慈善活動家としての評価はまた別。
確かにメニューインのテックニックは、少年時代が一番マシだった。
だけど、少年時代の録音を聴いても、
音程は全体的に上ずり気味だし、速いパッセージでは音の粒が揃ってない。
ヴィブラートにはコントロールがきいておらず、左手の指板への押しつけも足らないために
音が許容範囲を超えて揺れてしまっている。
ある程度訓練した人ならわかると思うけど、
速いパッセージを楽譜通りにさらうのは、けっこうすぐに出来るようになるんです。
そこから一音一音の粒を揃えるのが難しい。
だから、いったんスピードを半分ぐらいに落として、
一音一音に神経がかよう程度の速さで何度も何度も練習して、
それから少しずつスピードを上げて行って完成に近づけるわけです。
メニューインの少年時代の録音を聴くと、こういう地道な訓練が不足してたのでは、
と思ってしまう。
437 :
412 :2006/08/27(日) 14:30:30 ID:lF/876Qr
(つづき)
>>435 については、メニューインのところ以外は、
そんなに異議はありません。
こういう「弓が跳ねる」系の曲はヴェンゲーロフの得意とするところだし、
ヴェンゲーロフTeldecはレーピンよりうまいかもしれない。
で、最近のヴェンゲーロフは芸が荒れぎみだから、ヴェンゲーロフEMIの評価が
低くなるのも頷ける。
438 :
名無しの笛の踊り :2006/08/27(日) 14:31:17 ID:ECVQ8wiU
>>436 ヒストリカルまんせーの素人にマジレスしなくても
このスレのハイフェッツ厨はスルー推奨です
「プロ」でメニューイン褒める人はほとんどいませんよね
海外の有名評論家が吉田秀和翁に「メニューインは少年時代から全く進歩していない」と語ったという話もありますし
439 :
412 :2006/08/27(日) 15:29:18 ID:lF/876Qr
>>438 > 「プロ」でメニューイン褒める人はほとんどいませんよね
でしょうね。
若い頃は話題性先行で実力以上に評価され、
後年は、慈善活動家みたいな側面で評価されたんでしょう。
テクニックは悪いが音楽性は高い、みたいなことを言う人もいますが、
僕は音楽性にも疑問を感じています。
テンポの崩しや揺れなんかが「思いつき」に聞こえてしまって、説得力が感じられないので。
同じような「下手だけど音楽性高い」系の人でも、シゲティの演奏は素直に感動できる。
晩年のベートーヴェン協奏曲のライブ録音(詳細は忘れてしまったが)をNHKラジオで聴いたときは、
技術はマズいけど音楽性の高い音楽っていうのがあるんだなあ、
と素直に感動しました。
>>412 さんから見て、シェリングはどうでしょう?
音の粒を聞かせる、という点ではシェリングが最高ではないかと。
その分、テンポが犠牲になってますし、
技術的に見ればオイストラフのほうが上だとは思いますが。
441 :
412 :2006/08/27(日) 18:03:10 ID:lF/876Qr
>>440 > 音の粒を聞かせる、という点ではシェリングが最高ではないかと。
シェリングは実力者だと思いますけど、
「音の粒を聴かせる」というイメージは、僕はあまり持ってないです。
これはたぶん、440さんもおっしゃっているように、シェリングのテンポが遅すぎるからだと思います。
ある程度以上のスピードでパラパラパラ・・・となる時に、
「おおっ粒が揃ってる!」って感動するんだと思うんですよ。
例えばヴィエニャフスキの第3楽章なんか、あまりにも遅い。
遅くてもOKな曲もありますが、この曲に関しては、ある程度以上のスピードは
絶対に必要だと思うんですよ。
この印象があるので、速く弾きたくても弾けないんじゃないの?
という疑念がどうしても残ってしまうんですよね。
(まあ、そんなことはないでしょうが・・・)
ねえねえ、
>>412 さんの個人の考えでいいんだけど、
バッハのシャコンヌとメンコンの第一楽章の速さで理想的なのはどのくらいですかね?
演奏で教えてもらった方が分かりやすいのでヨロシク。
>>436 メニューインのバッツィーニはアートオブヴァイオリンでパールマンが褒めてる。
レーピンもメニューインを一番尊敬していると雑誌で言ってる。
まあ10代のハイフェッツよりは落ちるが。
444 :
名無しの笛の踊り :2006/08/28(月) 00:17:59 ID:Pm2YOMnA
>>443 > メニューインのバッツィーニはアートオブヴァイオリンでパールマンが褒めてる。
> レーピンもメニューインを一番尊敬していると雑誌で言ってる。
こういうのは一番アテにならない
プロは意外と「ヘタウマ」を褒めることがある
それにメニューインはナチスを逃れてアメリカに亡命した&慈善活動に尽力したせいでイメージが良い
>>441 > 例えばヴィエニャフスキの第3楽章なんか、あまりにも遅い。
> 遅くてもOKな曲もありますが、この曲に関しては、ある程度以上のスピードは
> 絶対に必要だと思うんですよ。
ヴィエニアフスキで理想的な演奏をしてる人は誰ですか?
あまり好きな曲ではないですがこの機会に色々な人の演奏で聴いてみたいと思います
445 :
名無しの笛の踊り :2006/08/28(月) 00:47:08 ID:T1BbdVW4
446 :
名無しの笛の踊り :2006/08/28(月) 01:14:33 ID:Pm2YOMnA
>>444 上の方でプロは誰も誉めないとか言ってるのに。
>ナチスを逃れてアメリカに亡命した
元もとアメリカ人だったはず。
448 :
412 :2006/08/28(月) 11:23:38 ID:OSDqlRi5
>>442 > バッハのシャコンヌとメンコンの第一楽章の速さで理想的なのはどのくらいですかね?
メンコン1楽章に関しては、「この速さじゃなきゃダメ」というのはないと思いますが、
スターンはちょっと推進力に欠けるように感じるし、
ハイフェッツは「そこまで急がなくてもいいんじゃない?」という気もする。
諏訪内さんの演奏なんかが標準的な速さじゃないかな。
シャコンヌは、クレーメルの演奏が僕にとっては理想的な速さです。
標準よりも多少速めだと思いますが。
>>443 > メニューインのバッツィーニはアートオブヴァイオリンでパールマンが褒めてる。
> レーピンもメニューインを一番尊敬していると雑誌で言ってる。
444さんも言っているように、こういうのはあまりアテにならないと思う。
ヴァイオリニストだって音楽家社会の一員ですから、わざわざ角の立つようなことは言わないですよ。
バールマンやレーピンだって、何らかの形でメニューインの世話になってるだろうし、
恩義も感じているはず。
449 :
412 :2006/08/28(月) 11:30:56 ID:OSDqlRi5
>>443 > ヴィエニアフスキで理想的な演奏をしてる人は誰ですか?
パールマンが2回録音していて、どちらも良い演奏だと思う。
最初の録音は、わりとストレートな演奏。
2回目の録音は、ところどころに「タメ」のある演奏で、より自在になってます。
ハイフェッツ(with RCA)も良いです。
ただ、ハイフェッツならもっとすごい演奏が出来たのでは?という気もする。
第3楽章の冒頭部分は、彼ならもっと速く弾けたはずだし、
もっと速く弾いた方がより凄みが出たと思う。
>>449 ハイフェッツのSPの方聴いてないだろ?
SPの方が遅いが。
マイケル・レビンを挙げないのはなぜ?
451 :
412 :2006/08/28(月) 19:02:13 ID:OSDqlRi5
>>450 ハイフェッツのSP(30年代の録音?)もレビンも聴いてません。
機会があればぜひ聴いてみたいと思っています。
パールマンの2回の録音はすごく良い演奏ですけど、決して「理想の」演奏とは思っていません。
もっと良い演奏があるかもしれません。
452 :
名無しの笛の踊り :2006/08/28(月) 21:54:35 ID:zyf1d8Ho
MIDORIのメンコンはちょうどいい速さだと思うよ。
453 :
442 :2006/08/28(月) 22:03:51 ID:IxZ3VVXJ
>>448 メンコンはハイフェッツしか持って無いので、諏訪内さんがドルフィンを苛めているのか分かりませんが。
個人的にはハイフェッツでも遅いと思うんですよ。
楽譜がどうなのかは知りませんけど。
シャコンヌもアレでも遅いと思うんです。当然クレーメルでも遅いと思います。
あくまで聞いただけの感想で、「弾ける」速さなのか?とかは考慮してません。
そこで、改めて伺いたいのですが、一般的にどうやって速さを決めているのでしょうか?
じゃあ、SPとRCAのヴィエニアフスキを探して聞いてきます。
自分にとって、ヴィエニアフスキはスケルツォ・タランテラの人のようです。 バッツィーニの妖精の踊りは曲名が分からなかったヤツでした。 スコティッシュファンタジーはRCAとのヤツがいい気がします、 なんかミスっているな気がしないでもないですが・・・
455 :
名無しの笛の踊り :2006/08/29(火) 02:09:54 ID:oFupPosh
関係ないがムターさんはプレヴィンさんと 離婚されたようです。
ハーンだな バッハの無伴奏を何度聞いたことやら
457 :
412 :2006/08/29(火) 09:32:58 ID:nMyn8kxh
>>453 > メンコンはハイフェッツしか持って無いので、諏訪内さんがドルフィンを苛めているのか分かりませんが。
> 個人的にはハイフェッツでも遅いと思うんですよ。
ハイフェッツのメンコン1楽章でもまだ遅いですか。
それは珍しい意見ですよw
でも、面白いと思います。
全く新しい現代的なメンコンの可能性を感じます(クレーメルがバッハのヴァイオリン協奏曲でやったみたいな)。
> そこで、改めて伺いたいのですが、一般的にどうやって速さを決めているのでしょうか?
まず、楽譜にだいたいの指定があります。チャイコン1楽章ならアレグロ・モデラートとか。
で、アレグロ・モデラートをどれぐらいの速さで弾くかは、
演奏者から演奏者に引き継がれてきた「伝統」で決まってます。
あと、その時代時代の流行の影響も受けます。
そういうのでだいたい適切な速さが決まって、そこから先は演奏者の趣味の問題です。
メンコン1楽章は、テクニカルには特に難しい曲じゃないので、
ハイフェッツよりも速く弾くことはヴァイオリニストなら誰でもできるはずです。
458 :
412 :2006/08/29(火) 09:47:06 ID:nMyn8kxh
(つづき)
>>441 で、シェリングのヴィエニャフスキ3楽章は遅すぎる、と書きました。
それについてちょっと補足を。
この曲の冒頭部は、聴衆を「ガツーン」とやらなきゃだめなところなんですよ。
そういう趣旨の曲だから。
「どう弾いてるのか良くわからんけど、すごい音の塊がやってくるぞ」
と思わせなきゃだめなんです。
なのに、シェリングみたいに
ラ・シ・ラ・レ・ド・ファ・ミ・シ・ラ・レ・ド・ファ・ミ・シ・ラ
ってゆーーーっくり弾いたら、手品の種明かしみたいになってしまうわけです。
メンコン1楽章は名人技を披露する曲じゃないからゆっくり弾いてもOK。
でも、ヴィエニャスキ3楽章は名人技を誇示するための曲だから、
ゆっくり弾いちゃ興ざめでしょう。
ということが言いたかったのでした。
ちなみに、ここで書いてるヴィエニャスキの協奏曲は「2番」の方です。
459 :
412 :2006/08/29(火) 09:54:30 ID:nMyn8kxh
>>458 間違えた。
ヴィエニャスキ > ヴィエニャフスキ
です。
460 :
442 :2006/08/29(火) 21:33:48 ID:G+nrlhBk
>>457 そうですか、珍しいですか。
PCがあって、時間があったら、試していただきたいのですが。
メンコンの1楽章をmp3にして、
WMPを使うと、「表示」>「拡張設定」>「再生速度の設定」で、
スピードが変えられます。
ハイフェッツのものだと、妥協ですが「1.05」前後が心地よいです。(約11分の演奏が10分30秒程度になる)
遅いところはそのままで、速いところはより速くしたいのですが、
そこまでのPCの知識が無いので、その辺で我慢します。
諏訪内さんの公式にあるサンプルだと、「1.25」くらいですね。
> ハイフェッツよりも「メンコン1楽章を」速く弾くことはヴァイオリニストなら誰でもできるはず
ヴァイオリニストの知り合いはいないし、いても面と向かっては聞けないと思うので
この際思い切ってお聞きします。
本当なんでしょうか?
日本のコンクール(芸大とかの人たちが出ていた)をテレビで見ましたが、
メンコンの最初の速いところで、皆さん急に遅くなるんですよね。速くならないと言うほうが正確でしょうか?
(ハイフェッツで言うと、25秒〜50秒くらいのトコです)
ゆっくりのところはいいと思ったんですが、
「その速さでしか弾けないなら、その前を飛ばすなよ!」とか思って、そのうち見るのを止めました。
勝井さんのROVOでのヴァイオリン
462 :
412 :2006/08/30(水) 10:12:03 ID:ClAnxcXo
>>460 僕のほうで、442さんの書き込みに対する誤解があったかもしれません。
メンコン1楽章のテンポで僕が考えてたのは、「ゆっくりのところ」のテンポでした。
で、いま改めて、ハイフェッツの25秒〜50秒のところに注意して聴きました。
さらに、WMPで速くしてみました。
これは確かに、かなり速くなりますね。
しかしやっぱり、
「ハイフェッツより速く」というのは言い過ぎにしても、
ハイフェッツと同じぐらいの速さで弾くのは、この曲に関しては、
それほど難しくないと思います。
> メンコンの最初の速いところで、皆さん急に遅くなるんですよね。
そのコンクールを聴いてないので詳しいことはわかりませんが、
技術的に速く弾けない(左手が廻らない)から遅くしたのではなく、
あえてそのスピードを選んで弾いたんだと思います。
一本調子になるのを避け、自在に歌うことを心がけたんだと。
というのも、メンコン1楽章の速いところをいくら速く弾いたところで、
それは名人技を披露することにはならないからです。
キラキラ星を猛スピードで弾いたところでだれも評価してくれない、みたいな感じです。
技巧曲を猛スピードで弾く
→技巧が評価される。
メンコン1楽章の速いところを猛スピードで弾く
→技巧は特に評価されない。しかも、一本調子でニュアンスに欠けると見られる。
ということで、「メンコン1楽章の速いところを猛スピードで弾く」というのは、
出場者のチャレンジ精神を刺激しないのだと思います。
463 :
412 :2006/08/30(水) 10:20:05 ID:ClAnxcXo
(つづき) そのコンクールの出場者が、 例えば、序奏とロンド・カプリチオーソのフィナーレ もゆっくり弾いていたら、 「ああ、この人は技術が不足してるんだな」と思っても良いかと。 でも、出場者のほとんどは、ロンカプのフィナーレは猛スピードで弾くと思います。
464 :
名無しの笛の踊り :2006/08/30(水) 10:43:46 ID:MhW1ovT8
話の腰を折って申し訳ないですが412さんに質問
某音大(外国)のマスタークラスのグレード表です(ところどころ省略)
http://www.violinmasterclass.com/repertoire.php?type=orch Level 8
Lalo Symphonie Espagnole, Op. 21
Mendelssohn Concerto in E-minor, Op. 64
Prokofieff Concerto in D-Major, No. 1, Op. 19
Prokofieff Concerto in G-minor, No. 2, Op. 63
Ravel Tzigane
Saint-Saens Concerto in B-minor, No. 3, Op. 61
Saint-Saens Havanaise, Op. 83
Sarasate Zigeunerweison, Op. 20
Wieniawski Concerto in D-minor, No. 2, op. 22
Level 9
Beethoven Concerto in D-Major, Op. 61
Brahms Concerto in D-Major, Op. 77
Brahms Double Concerto in A-minor, Op. 102, for Vln & Cello
Dvorak Concerto in A-minor, Op. 53
Glazunov Concerto in A-minor, Op. 82
Sibelius Concerto in D-minor, Op. 47
Tchaikovsky Concerto in D-Major, Op. 35
Vieuxtemps Concerto in D-minor, No. 4, Op. 31
Vieuxtemps Concerto in A-minor, No. 5, Op. 37
Level 10
Paganini Concerto in D-Major, No. 1, Op. 6
Paganini Concerto in B-minor, No. 2, Op. 7
Wieniawski Concerto in f-sharp-minor, No. 1, Op. 14
Bartok Concerto No. 2
465 :
名無しの笛の踊り :2006/08/30(水) 10:49:32 ID:MhW1ovT8
>>464 の表見るとメンコンとヴィエニアフスキ2番は同じ難度ということのようですが本当でしょうか?
素人耳で聴いてる分にはメンコンはかなり易しい気がするので、ヴィエニアフスキ2番と同じとは信じ難い
ましてやサラサーテやサン=サーンスと同じ難度というのは…
さらにLevel9を見て驚くのはベトコンやブラコンがチャイコン、シベリウス、グラズノフと同じ難度とされていること
この表って正しい難度で並んでるんでしょうか?
466 :
名無しの笛の踊り :2006/08/30(水) 13:23:40 ID:pR4IzCYj
シェリング。 ルービンシュタイとのペアは最高だった
467 :
412 :2006/08/30(水) 19:06:03 ID:ClAnxcXo
>>464 その表は見たことがあります。ちょっと不思議なグレード付けですね。
おっしゃるとおり、メンコンのレベルが8っていうところが不思議ですよね。
メンコンは、たしかにメカニカルに難しいところはありません。
しかし、ヴァイオリニストのレパートリーとして楽勝曲か?と言われると
そんなことはないかもしれません。
楽譜通りに弾くのは簡単だけど、普通に弾くとノッペリしちゃって盛り上がりに欠ける
ところがある。
特にオーケストラとやる時は(僕はピアノとやったことしかありませんんが・・・)、
ソロの音がうまく立ち上がらなくて難しいらしいです。
そのへんを含めてレベル8ということなのかな?
よくわかりませんが・・・
ちなみに、ブラコンは、テクニカルに言ってもかなり難しいです。
ヴァイオリニストの都合をほとんど考えてない曲ですから、
指が届きにくかったり、重音を響かせにくかったりする箇所が多いです。
468 :
名無しの笛の踊り :2006/08/30(水) 19:59:39 ID:MhW1ovT8
>>467 丁寧なレスどうもです
> その表は見たことがあります。ちょっと不思議なグレード付けですね。
> おっしゃるとおり、メンコンのレベルが8っていうところが不思議ですよね。
なるほど、やっぱり変なんですねw
納得いたしました
> ちなみに、ブラコンは、テクニカルに言ってもかなり難しいです。
> ヴァイオリニストの都合をほとんど考えてない曲ですから、
> 指が届きにくかったり、重音を響かせにくかったりする箇所が多いです。
ブラームスはピアニストですからヴァイオリンのことはあまりご存知なかったのでしょうね
「演奏不能」と絶賛?される難曲にも2種類あって、作曲者自身が名演奏家である場合と
単に作曲者が楽器や演奏のことを知らない場合とがあるようです
現代音楽には演奏不能の超難曲がゴロゴロしてますが、ブーレーズにしてもクセナキス
にしても自分はロクにピアノ弾けないわけで、こういうのはニセモノだなあと思います
指が届かない位置に音符を並べれば難曲なんてカンタンに作れるんですから
リストやラフマニノフがこういうインチキ連中よりも低く見られているのは腹が立ちます
で、またまた質問なんですが、インチキ難曲じゃなくて作曲者がヴァイオリンのことをちゃんと
理解して作ってると思われる難曲ってどれでしょうか?
やっぱりパガニーニ、ヴュータン、ヴィエニアフスキということになるんでしょうか?
469 :
名無しの笛の踊り :2006/08/31(木) 00:53:17 ID:nUeWqLht
ブラームスはヨアヒムの助言でヴァイオリンのことよく分かって書いてるんじゃないの?
470 :
442 :2006/08/31(木) 01:01:33 ID:2+7Ez6Pr
>>462 ん〜、速いところを猛スピードで弾くメンコンて一本調子ですか?
ソロというか、オーケストラが大音量じゃないトコを速くするんですけど。
ハイフェッツでいうと、6分〜7分18秒くらいのあたりは難しくは無いんですか?
そこをアレ以上の速さで弾くと崩れるというか、心地よく無くなっちゃうんで、
25秒〜50秒のところとかを少し抑えてるような気がするんですけど。
ところで、ヴァイオリンで難しい曲ってなんでしょうか?
バッハのシャコンヌ程度の長さまでの曲をメインにお願いします。
471 :
442 :2006/08/31(木) 01:58:16 ID:2+7Ez6Pr
追加 PCにCDを入れ忘れていて、それにメンコンのフィナーレが収録されていて、初めて聞いたんだけどw、 フィナーレにも速さの限界に近いところがあるような気がしてきた。 17歳から24歳までのテイクらしい。 ハイフェッツって、ハイフェッツの弾いているところは見られなかったんだよね。 考えるとかわいそうだね。 速さについていってますけど、「On wings of song」なんかもそのままで好きですよ。
472 :
名無しの笛の踊り :2006/08/31(木) 02:05:22 ID:ux2kk0QJ
>>470 粘着メンコン厨うぜぇ
自分の趣味に固執するしか能がないならROMってろよ
473 :
412 :2006/08/31(木) 09:27:47 ID:USDygPm+
>>468 > で、またまた質問なんですが、インチキ難曲じゃなくて作曲者がヴァイオリンのことをちゃんと
> 理解して作ってると思われる難曲ってどれでしょうか?
> やっぱりパガニーニ、ヴュータン、ヴィエニアフスキということになるんでしょうか?
でしょうね。
まずパガニーニ。それから、ヴィエニアフスキ、サラサーテという感じでしょうか。
シベコンとチャイコンは、ヴァイオリンの魅力を最大限に引きだしてくれる難曲かつ名曲だと思います。
あと、「序奏とロンド・カプリチオーソ」も、ヴァイオリンの演奏効果をよく考えて作られた名曲だと
思います(個人的にはこの曲がモースト・フェイヴァリットです)。
474 :
412 :2006/08/31(木) 10:08:51 ID:USDygPm+
>>470 > ん〜、速いところを猛スピードで弾くメンコンて一本調子ですか?
いや、必ず一本調子になるっていうことではないですよ。
一本調子になりがちだ、というかなる恐れがある、ということで。
ハイフェッツのメンコンも一本調子とは思いません。
> ところで、ヴァイオリンで難しい曲ってなんでしょうか?
> バッハのシャコンヌ程度の長さまでの曲をメインにお願いします。
いっぱいありますが、例えば、
パガニーニ 協奏曲第1番の第1楽章(カントロフがお勧め)
ヴィエニアフスキ 協奏曲第2番の第3楽章(シェリングは避けてくださいw)
サラサーテ カルメン幻想曲(パールマンの最初の録音がお勧め。メータとやったほうはちょっと落ちる)
サンサーンス 序奏とロンド・カプリチオーソ
こんな感じかな。
パガニーニの曲は、ほぼ全部難しいです。
> 速さについていってますけど、「On wings of song」なんかもそのままで好きですよ。
これは僕も大好きな曲です。
ハイフェッツの冷たく燃える感じが、ピッタリ合ってるよね。
475 :
名無しの笛の踊り :2006/08/31(木) 10:49:10 ID:yFsA82nK
ジネットヌヴーが最高!知ってる?
擦過音を多く使うヴァイオリニストでお勧めあります?
477 :
名無しの笛の踊り :2006/08/31(木) 11:49:37 ID:PUOyC2ab
服部ジョージを妻が応援してる。きも可愛いンだって何とかしてくれ.
478 :
名無しの笛の踊り :2006/08/31(木) 11:52:24 ID:PUOyC2ab
擦過音なら今ムターの十八番では無いか!地声に近い。 服部は違うよ。あいつのは音が掠れているだけ。
479 :
468 :2006/08/31(木) 13:58:27 ID:4aBpGLul
>>478 ムターという人ですか。探して一度きいてみます
481 :
412 :2006/08/31(木) 15:20:33 ID:USDygPm+
> あと、「序奏とロンド・カプリチオーソ」も、ヴァイオリンの演奏効果をよく考えて作られた名曲だと > 思います(個人的にはこの曲がモースト・フェイヴァリットです)。 ま、まさか、うちのお父様・・・?
483 :
412 :2006/08/31(木) 15:58:27 ID:USDygPm+
>>482 >> あと、「序奏とロンド・カプリチオーソ」も、ヴァイオリンの演奏効果をよく考えて作られた名曲だと
>> 思います(個人的にはこの曲がモースト・フェイヴァリットです)。
> ま、まさか、うちのお父様・・・?
うちの子供は幼稚園児ですので、それはないかとw
ヴァイオリン弾きでロンカプが好きな人は多いみたいです。
昔のヴァイオリン仲間(その中にはプロになった人もいます)と雑談してるときに、
「俺、実はロンカプが一番好きなんだ・・・」と言うと、けっこうみんな賛同してくれましたね。
良く出来た曲だと思うんですよ。実際。
484 :
482 :2006/08/31(木) 17:26:25 ID:bj3NQ3sM
>>483 そうなのですか。
父上は、ヴァイオリン弾きならぬギター弾き(エレキではない)なので、
さもありなん。
私自身はヴァイオリン曲をあまり聴かないので、
最初、父から曲名を聞いた時、「ジョソートロンド・・・?それ何語?」
と、聞き返してしまいました。
父は父で、長い間、曲名を「助走とロンド・カプリチオーソ」
だと思っていたようです。
女装とドンドンかぶりつきドーゾ
486 :
名無しの笛の踊り :2006/09/01(金) 12:40:25 ID:QYMbE6pL
シベコンのベストは何かな? 結構分かれるだろうけどね。 いろいろ聞いたけど、 ムター、オイストラフ、ヌブー、サラ・チャン、クレメルあたりは甲乙 付けがたくいいと思った。チョン、ハイフェッツ、パールマンあたりは 評価は高いがあまり好みには合わなかった。 今はムターの渋さが好み。レーピンは・・・現役では好きなヴァイオリニスト だけど聴いていない。ヴェンゲーロフはどうも好きになれん。音楽性が つまらない気がする。
487 :
名無しの笛の踊り :2006/09/01(金) 12:43:38 ID:uWlpyxMc
488 :
名無しの笛の踊り :2006/09/01(金) 13:10:43 ID:PJAcOWYp
489 :
名無しの笛の踊り :2006/09/01(金) 13:38:59 ID:cotx+0k0
>>486 シベコンのベストは何かな
クーレンカンプ フルベンが非常に良かったが、どうですか?
490 :
名無しの笛の踊り :2006/09/01(金) 13:58:26 ID:PJAcOWYp
>>489 クーレンカンプなんてただのヘタレだろwwwwwwwwww
491 :
名無しの笛の踊り :2006/09/01(金) 15:20:28 ID:QYMbE6pL
492 :
名無しの笛の踊り :2006/09/01(金) 15:35:24 ID:uWlpyxMc
>>487 いや、かなり高い確率で本人だよ。よく読んでごらん。
493 :
名無しの笛の踊り :2006/09/01(金) 15:35:47 ID:ClqKoS34
>>486 スピヴァコフスキー/ ハンニカイネンのエベレスト盤。
Vnの音色もオケ雰囲気も私はベストの一つだと思ってます。
494 :
名無しの笛の踊り :2006/09/01(金) 16:52:24 ID:QYMbE6pL
かえって地味な演奏にいいのが多そうですね。 シベコン。
495 :
名無しの笛の踊り :2006/09/01(金) 17:56:19 ID:thcZxxsC
クレーメルのシベコンは名演だと思うけど、ムーティのアホが金管を乱暴に爆発させて
音楽を台無しにしてしまってるのが、つくづく惜しい。
シベコンは、クレーメルみたいに繊細に演奏しても、ハイフェッツみたいにすっきり演奏しても、
オイストラフみたいに豊穣に響かせても、それぞれに説得力がある。
やっぱり名曲なんだろうなあ。
ttp://www.youtube.com/watch?v=j2oZ1dXZOh0 のレーピンもいい!(1楽章だけ。しかも最後切れてるけど)
最近のレーピンの充実度はすごいものがある。
再録音して欲しいなあ。
496 :
名無しの笛の踊り :2006/09/01(金) 19:20:15 ID:HWDJbciA
レーピンの名演CDはチャイコフスキーのピアノトリオとラロのスペイン交響曲。 それ以外は出来がいまいちだったり曲がつまらない。
497 :
名無しの笛の踊り :2006/09/01(金) 20:01:27 ID:fWJ5HIsd
レーピンだったらショスタコの1番。
498 :
名無しの笛の踊り :2006/09/02(土) 00:12:11 ID:F0Ft0vHV
>>495 「ムーティのアホが」というところにワロタ。もうクレーメルがこの曲を
録音することはないだろうからねえ。この曲の代表的名演になりえたんだろう
けれど。
ハイフェッツ版もバックがいろいろ言われるけど、ハイフェッツ自身の演奏も
そんなになんども聴きたいと思わない。
レーピンは表現に幅があるね。 シベコンは男性より女性の方が乗り乗りの
浸りきった演奏をしているね。
バタフライとかグリーンスリーヴスとかがいいかも 特にヴァイオリン向けの曲では全然無いが
500 :
412 :2006/09/02(土) 19:18:02 ID:bGYwQMfa
俺は、レーピンのCDの中では、チャイコンのライブ録音が特に好きだけど、 496氏はチャイコフスキ・ピアノトリオとラロを推しているみたいだね。 で、497氏はショスタコの1番を推す、と。 このバラバラさ加減は、レーピンがいかにオールマイティな名人であるかを示しているのではないかと。 そうなると、「史上最強のヴァイオリニスト」というのは、やっぱりレーピンかなあ。 まだ若いけど。 オイストラフも好きなんだけど、独特のオイストラフ節(ぶし)というかオイストラフ臭みたいなのが、 邪魔になるときがある。 ブラームスのソナタはすばらしいけど、フランクのソナタはちと厳しいし。
>>500 N響とのベートーヴェンのコンチェルトも凄かったね。
502 :
名無しの笛の踊り :2006/09/03(日) 16:11:45 ID:voXoHafo
「史上最強」とかいうとやっぱり陳腐になるね。 レーピンは現役では、注目している数少ないヴァイオリニストの一人だけど。
503 :
名無しの笛の踊り :2006/09/03(日) 16:22:59 ID:Hz80rTir
> 「史上最強」とかいうとやっぱり陳腐になるね。 陳腐になるかもしれんが、それを語り合うのがこのスレの趣旨なもんで・・・
504 :
名無しの笛の踊り :2006/09/03(日) 17:16:13 ID:voXoHafo
確かに。 でもレーピンが「史上最強」というとなんかちがうなー、って 感じ。
505 :
名無しの笛の踊り :2006/09/03(日) 17:50:44 ID:Hz80rTir
> でもレーピンが「史上最強」というとなんかちがうなー、って それは分かる。だいたい、まだ若すぎるしさ。 でも、共産国の英才教育が良い形で実を結んだ希有の、そして最後のケースだと思うんだよね。 広い国土から天才を集めて、国の威信をかけて育て上げました、みたいな。 諏訪内がエリザベートコンクールでレーピンに負けたとき、 「金のかけられ方が違いすぎる。向こうは国ぐるみでサポートしてるし、本人も国を背負って弾いている。 勝てるわけない」みたいなことを言っていた。 ソ連が崩壊した今、こういう音楽家って、もう2度と出ないと思うんだ。 あとは、北朝鮮ぐらいか?w
>>505 某国では銘器といわれる楽器が買え無いから難しいような気がする
ヴァイオリンの場合、そういう楽器と演奏者との出会いも必要と思うんだけど・・・
507 :
名無しの笛の踊り :2006/09/04(月) 00:01:12 ID:4gROlQJy
北朝鮮はクラシック音楽の土壌が弱すぎるからね。 中国や韓国は、日本を超えているかもしれないけども。まあポピュラー音楽の良質 なのは今のところ日本の方が上だからかまわないが。 でも レーピンはロシアでも群をぬいてNO1のヴァイオリニストなのに (ライバルはヴェンゲーロフくらい?) 対して、諏訪内はあきらかに群をぬいてNO1とは言えないからな。 ロシアの若手でも3番手や4番手となると知名度が低いし。。。
508 :
名無しの笛の踊り :2006/09/04(月) 03:45:31 ID:BNnTyJ0n
自分はピアノのこと全然知らないんだけど、 昔、レーピンと一緒に来日したキーシンって今どうしてるの? モーツァルト以来の天才とか言われてたけど、レーピンみたいにちゃんと大成したのかな? キーシンとレーピンが二人で初来日したときは、 キーシンがメインで、レーピンはサブっていう扱いだった。 まあ、日本ではバイオリンよりもピアノの方が圧倒的にポピュラーだから、 そのせいだと思うけど。
まだクラシック以外のヴァイオリンのほうが強いか? 日本は…それでも弱いか><
>>508 欧米での扱いはやはりキーシンの方が「格上」だと思うが。
芸術的なものはともかく、キーシンは大スターだよ。
>>510 レスどうも
そうか、キーシンはちゃんと大成したんだね。よかったよかった。
512 :
名無しの笛の踊り :2006/09/04(月) 08:43:32 ID:MNLfVkb+
>>511 大成というか、まだ進化の途中のようです。
513 :
名無しの笛の踊り :2006/09/04(月) 09:54:48 ID:/o/FRhfs
>>512 > 大成というか、まだ進化の途中のようです。
もちろんまだ進化してるだろうけど、
キーシンもそろそろ35歳だし、
今の時点で一流と評価されているなら、とりあえず「大成した」と言っても良いのでないかい?
レーピンも、これからまだまだ進化し続けると思われるが、
今の時点ですでに、後世に語り継がれるに足る演奏をしていると思う。
514 :
名無しの笛の踊り :2006/09/04(月) 18:39:29 ID:4gROlQJy
うーん。キーシンは若いときからどこか老成している印象だな。 ブーニンは青二才的な魅力があったけど。 しかしキーシンは巧いのだけど、やや優等性的印象が拭いきれないよね。 レーピンもそうかもしれんけど。 ピアノじゃ、ポゴレリチとかアファナシエフとか、古くはホロヴィッツも グールドも、リヒテルもフランソワもそうだけど、何をしでかすかわからない 化け物じみたひとや、カリスマ性のかたまりのようなひとがいるけど、 ヴァイオリンでは少ないよね。 現存するのはクレーメルくらい?
ケネディがいるジャマイカ
516 :
名無しの笛の踊り :2006/09/05(火) 00:18:20 ID:uR6Lphmg
リー・チャンユンってどうなの?
517 :
名無しの笛の踊り :2006/09/05(火) 00:24:50 ID:q3EW6A37
確かに最強かも。
アンドレ・リュウもカリスマっぽいな。ちょっと違う意味で。
>>514 確かに、化け物じみてるというと、現役では他にギトリスくらいか(まだ生きてたっけ?)。
過去の人では、個人的には何といっても、フーベルマンだな。
生理的に受け付けない人も多いだろうけど。
521 :
名無しの笛の踊り :2006/09/05(火) 16:22:37 ID:VP2CaGi8
ムターとハーンという二大女流の時代だよ。 男性ヴァイオリニストにはいい人材が皆無。
>>520 ギトリスまだ生きてるでしょ?
今年の夏も来日して室内楽やってたし。
>>507 中国は伝統音楽の教育に力を入れてるからなー。
クラの音楽家として成功したければ海外に留学し
ないといけないんじゃないだろうか.
524 :
名無しの笛の踊り :2006/09/06(水) 00:47:46 ID:7wWEYIE+
>>515 ケネディはちょっと爽やかなお兄さんぽい。嫌いじゃないけど。
ケイト・ブッシュと共演したりして、活動は共感するけどね。
>>520 ギトリスはたぶん元気だよ。この前テレビで弾いていたし。
ギトリスは、とにかくあくの強いおっさんだよね。
自分の信じる音楽を演奏しているうちに、気が付けばカリスマになっていた
というかんじ。ちゃっかり映画出演して、アジャーニと共演しているし。。
フーベルマンは、フリードマンとの共演したアルバムがすごかったな。。。
あの時代は個性派揃いだったから。。ティボーしかり、シゲティしかり。
525 :
名無しの笛の踊り :2006/09/07(木) 12:14:55 ID:FZLFpZ4H
ヴァイオリニストは女流の時代真っ盛りという意見に賛同。 ここでは男性しか出てこないが女性の感性は素晴らしく テクも良いので、僕的には男性は聴かない。
526 :
名無しの笛の踊り :2006/09/07(木) 13:58:42 ID:Pds4vXOC
>>525 あなたが男性を聴かないのは、あなたのかってですから、どうぞお好きなように。
ただ、俺の素直な感想を言わせてもらえば、「もったいないなあ・・・」と思う。
527 :
名無しの笛の踊り :2006/09/07(木) 14:23:45 ID:9uexOxDo
さっき本屋でロイヤルフィルの315円でワゴンで売っているCD買ったんだけど メンデルスゾーンの協奏曲いったい誰が演奏しているか知りたいんですが 誰か教えてくれますか?
528 :
名無しの笛の踊り :2006/09/07(木) 16:17:49 ID:aXcAxKJI
コンサートマスター。イギリス流で言うリーダーだよ。 あのワゴンはやめといた方がいい。ロイヤルフィルの子がね稼ぎで 指揮者もソリストもリーダーが適当につけてるだけ。
>>526 逆に、女性奏者を変な先入観で聴かない人もいるんじゃないの?
あるいは、聴いたとしても変な先入観で低く評価しちゃうとかさ。
もしそうだとしたら、それももったいないかも。
530 :
名無しの笛の踊り :2006/09/07(木) 17:19:15 ID:qsank0rC
この業界、女性が強いのは納得。 ムター、ムローヴァ、キョンファ、みどり、サラ・チャン、ハーン、 さやか、すわない。。 チー・ユン、リーラ、ナージャ。 たしかに「現在」は男性奏者より、個性的な奴がおおいな。しかも、 その個性もバラバラ。
太田恵資。にせアラビックヴォイスも素敵
532 :
名無しの笛の踊り :2006/09/07(木) 18:11:37 ID:Pds4vXOC
> この業界、女性が強いのは納得。 > ムター、ムローヴァ、キョンファ、みどり、サラ・チャン、ハーン、 > さやか、すわない。。 チー・ユン、リーラ、ナージャ。 確かにその通り。数の上からは圧倒的に女性上位ですね。 「男は家計を支えなければならないから冒険できない」っていうのが大きな理由だと思う。 俺は日本のケースしか知らないけど、 小学生〜中学生あたりでは、人数は圧倒的に女の子の方が多いんだけど、トップは結構男の子だったりする。 だけど、音楽で食っていくのは難しいから、大学受験を控える時期あたりで、男の子は どんどん音楽の世界から消えていく(もちろん、アマとしては一生続けるだろうが)。 そのかわり、音楽の道で食っていこうとする男は半端じゃない実力者であることが多いよ。 女性奏者は、人数は多いけど、ピンからキリまでいる。 男性奏者は、粒ぞろいの実力者だけが残ってる(例外はある)。 というのが俺の印象です。
533 :
名無しの笛の踊り :2006/09/07(木) 18:15:29 ID:hdvUbSAF
イダ・ヘンデルはいいっすよ☆
534 :
名無しの笛の踊り :2006/09/07(木) 18:53:04 ID:qsank0rC
535 :
名無しの笛の踊り :2006/09/07(木) 19:06:07 ID:EeE1YpEw
ルプー
536 :
名無しの笛の踊り :2006/09/07(木) 19:08:03 ID:hdvUbSAF
エネスコも☆
537 :
名無しの笛の踊り :2006/09/07(木) 19:25:14 ID:hdvUbSAF
間違えた(>_<)ボベスコだ
538 :
名無しの笛の踊り :2006/09/07(木) 19:33:32 ID:qsank0rC
ローラ・ボベスコね。
539 :
名無しの笛の踊り :2006/09/07(木) 19:45:14 ID:9ujpsEUR
>>521 > ムターとハーンという二大女流の時代だよ。
> 男性ヴァイオリニストにはいい人材が皆無。
自分の無知を晒してどうすんだかw
>>525 > ここでは男性しか出てこないが女性の感性は素晴らしく
> テクも良いので、僕的には男性は聴かない。
>>530 > この業界、女性が強いのは納得。
女流が強いというより、まともに弾ける女流が増えてきたというのが正しいと思う
大昔は酷いもので、名前が挙がってるイダ・ヘンデルとかローラ・ボベスコとかヘタレばかりだった
30年前くらいにチョン・キョンファが出てようやく男とタメを張れるレベル
ムターやムローヴァ以降は男と遜色ない奏者がゾロゾロ出るようになった
ピアノだと体格の問題もあって女流が一線でやることは難しいが、ヴァイオリンは華奢な方が向いてるので
優秀な女流が多く出ているのだろう
540 :
名無しの笛の踊り :2006/09/07(木) 20:01:14 ID:hdvUbSAF
ヘンデル ボベスコはヘタレじゃないっすよ
541 :
名無しの笛の踊り :2006/09/07(木) 20:14:26 ID:qsank0rC
うーん。539は技術史上主義者なんだろうな。 技術が20世紀になって進歩して、19世紀はヘタレばかりだった演奏界は 近年になってまともに演奏できるひとが増えてきた、と本気で考えている ように思える。 たしかにそういう馬鹿なことを書く評論家が続出したのも、原因だけどね。
>>529 うむ。いわゆるクラヲタには「女流」を軽視する傾向があるように思う。
543 :
名無しの笛の踊り :2006/09/07(木) 22:42:37 ID:hdvUbSAF
今俺が注目してるのはルノー・カプソンかな。彼のラヴェル室内楽はマジおすすめします
544 :
名無しの笛の踊り :2006/09/07(木) 23:10:05 ID:qsank0rC
>>542 でもアルゲリッチなんてたいした演奏じゃなくても
レコ芸特選、お奨めCD一位が続いてきたからな。10年ほど前は、
何でもアルゲリッチ、ポリーニだった。今でもそうか?
しかし、女流を嫌がるひともいるのは確か。
作曲家に女流が少ない、というのがネックなのかな?
作曲家に限らず、世界の歴史上に女は名を残して来なかったからだろう。
546 :
名無しの笛の踊り :2006/09/07(木) 23:28:28 ID:dmRCFabr
都内某オケの定期会員ですが、ヴァイオリン協奏曲のときは ヴァイオリンの音が客席(サントリーホール1F13列目) まで届かないことが多く、イライラしてしまいます。 ただ、ワディム・レーピンとクリスティアン・テツラフだけは 芯のある音がびんびんに伝わってきました。 チョン・キョンファや諏訪内晶子などの女流も聞きましたが、 音が届いてきませんでした。 昔の奏者は良く知りませんが、上記2人の男性ヴァイオリニストは ものが違うと思いましたね。
547 :
名無しの笛の踊り :2006/09/07(木) 23:50:54 ID:0r8gUtnO
>>546 チョン・キョンファって録音だとしっかりした強い音なのに実演は違うの?
ただ、ハイフェッツも音は小さかったらしいので、音が小さい=ダメ演奏家というわけではないと思うけど
548 :
名無しの笛の踊り :2006/09/07(木) 23:53:06 ID:0r8gUtnO
>>545 > 作曲家に限らず、世界の歴史上に女は名を残して来なかったからだろう。
クレオパトラとかジャンヌ・ダルクとかエリザベス女王とかいるけど?
↑男の比じゃないだろ。男女は、ほぼ同数いるんだよ。
550 :
名無しの笛の踊り :2006/09/07(木) 23:59:02 ID:qsank0rC
>>545 今時そこまで女性差別論者はいないと思う。(思いたい)
ただ、バッハもベートーヴェンもブルックナーも大抵の作曲家は男性で
基本的にマッチョな、女性的でない音楽だというのは感じる。
一見女性的な、ショパン、モーツァルト、チャイコフスキーなんかも
なんだかんだいって女にはなれない。
こういうところは、女性演奏家には関係する気はする。
とくに交響曲はマッチョな音楽ばかりだね。 ブルックナーと女性が
どうも結び付かない。 指揮者は女性があまりいないなあ。
551 :
名無しの笛の踊り :2006/09/08(金) 00:24:25 ID:TGzyiEPL
ヌヴーが最強。間違いない。
552 :
名無しの笛の踊り :2006/09/08(金) 00:53:41 ID:R8Uua2Uf
ヌブーもいいけど、 サラ・チャンは如何? あのメニューヒンをして「わたしが出会ったもっとも完全なヴァイオリニスト」 といわしめた実力。 メニューヒンは1916年生まれだから往年の名ヴァイオリニストも熟知しているし 近年のヴァイオリニストでも例えば、レーピンとは一緒に仕事もして 評価している仲。 でもメニューヒンは、レーピン以上にサラ・チャンの実力に驚いていた。 技巧の華やかさと音色の多彩さでは、ある意味ダントツだと思うが。
>>552 レーピンのチラシには
>巨匠メニューインをして「とにかく極上の名手。私が聴いた中で最も完璧なヴァイオリニスト」と言わしめたレーピン。
と書いてあるのだが。
前にも出てたけど、明確に比較して評したもの以外、その類の発言はあまり意味がない気がする。
555 :
名無しの笛の踊り :2006/09/08(金) 11:58:57 ID:jj4oLt/J
ユリア・フィッシャーの皆さんの評価はどうですか。
557 :
名無しの笛の踊り :2006/09/08(金) 14:29:47 ID:lr7IdIuj
>>552 巨匠になれなかった元神童=普通の人=メニューインの評価
それだけで充分じゃないのか・・
だいたい、同じ楽器の演奏家として自分より優れているなんて言わない。
ジジイの戯言だと思って良いと思うが・・・
558 :
名無しの笛の踊り :2006/09/08(金) 14:41:11 ID:R8Uua2Uf
そういえばカラヤンはムターを同じように褒めていたな。 ギレリスはリヒテルやベルマンをものすごい褒め方していた。 サラ・チャンもレーピンも同様に才能のある人、というのが 答えだけど、ちと優等生的すぎる答えかな。 ベルマンはそこまでのピアニストではなかった気がするし。。
559 :
名無しの笛の踊り :2006/09/08(金) 15:22:47 ID:R8Uua2Uf
と考えつつ敢えて、
>>553 レーピンは1971年生まれ、サラ・チャンは1980年生まれ。
デビューして神童と騒がれたのが確かレーピンは10歳か11歳、
サラ・チャンは7歳。 ってな条件を考慮すると、
メニューヒンは、レーピンを「最も完璧」といった「のち」、サラを「最も完璧」
と言ったのではあるまいか・・・ってことは、やはりメニューヒン爺さん
のなかでは、サラの方が多少上?
560 :
名無しの笛の踊り :2006/09/08(金) 18:48:47 ID:L4xfOV+s
>>559 だからさ、何でメニューインごときの評価を基準にしなきゃいけないわけ?
彼の見出した無名演奏家が次々と世代を代表する大演奏家に成長したというなら話は別だが、
「元」ヴァイオリニストを長くやってた人間の意見を真面目に論ずるなんて狂ってる
Jリーグの監督やコーチすら一度も経験したことのないセルジオ越後の意見を有難がって
日本代表の下手ぶりを貶すようなもので見識を疑う
自分で演奏家の良し悪しが判るならいちいちメニューインなんか持ち出すなよ
561 :
名無しの笛の踊り :2006/09/08(金) 19:19:44 ID:w95P7kpi
>>547 音が大きいだけなら、ヴェンゲーロフやシャハムのほうが大きかった。
レーピンとテツラフは、ピアニシモであってもしっかりとしたヴァイオリン
の音を客席まで届かしえる能力があった。
たぶんあの2人なら、サントリーホールの一番後ろまで、ピアニシモでの
ヴァイオリンの音色が響いていたと思います。
きっと、ハイフェッツやシゲティも音自体は小さかったかもしれませんが、
ホール全体に自分のヴァイオリンの音を響かせていたのだと思います。
562 :
名無しの笛の踊り :2006/09/08(金) 20:37:59 ID:qqhsNnI7
ウート・ウーギが好み。特にサヴァリッシュとのベートーヴェン。 コンチェルトとソナタ両方とも名演だと思う。 N響とも何度も共演しているのに何故か、知名度が低い。 徳永二男と同じ年でそんなに昔の人でもないと思うけど。
563 :
名無しの笛の踊り :2006/09/08(金) 20:54:36 ID:R8Uua2Uf
>>560 まあまあ、そんなに怒るほどのことではなかろう。
「史上最強」というテーマ自体あるていど、冗談だと割り引いて
考えないと。 サラ・チャンにせよレーピンにせよ、間違いなく現代を代表する
ヴァイオリニストの一人なんだから、そんなに変な意見でもあるまい。
別に信じろと強制しているわけでもない。
564 :
名無しの笛の踊り :2006/09/08(金) 21:07:15 ID:R8Uua2Uf
565 :
412 :2006/09/08(金) 21:11:35 ID:LuysrxcD
>>562 > ウート・ウーギが好み。特にサヴァリッシュとのベートーヴェン。
ウート・ウーギとは、渋いですね(笑)
俺も好きです。
「最強」とはいえないだろうけど、音色にも節回しにも独特の艶(つや)がありますよね。
音色は、「薄っぺらい」というか、なんか独特なんだよね。
「薄っぺらい」って言うより、「鋭い」って言った方がいいかもしれない。
聴き手を高揚させるような音色だと思います。
ついでに言うと、徳永二男の音色もすごく好きだ。
ウート・ウーギと似ていて、「鋭い」系の音色なんだけど、
ウーギより音色が澄んでいる。
テクニックも切れ味鋭い。
566 :
名無しの笛の踊り :2006/09/08(金) 21:15:52 ID:R8Uua2Uf
徳永二男とは、こちらの方が渋いかもw 実は俺も隠れファン。
567 :
562 :2006/09/08(金) 21:50:46 ID:qqhsNnI7
>>564 >>565 実は私がクラシックを聴き始めたころ最も苦手だった曲が、ベートーヴェンの
協奏曲とソナタでした。ただただ長くて退屈という感じ。
その印象を変えてくれたのが、ハイフェッツ&トスカニーニ盤。
その後、ウーギ&サヴァリッシュ盤を聴き特に第三楽章の第二主題のメロディが
大変印象的でした。
かなり前ですが、ガブリエル・フムーラ&N響とのベートーヴェンはまさに
聴き手を高揚させるという印象がぴったりです。今でもビデオでたまに見ますが。
プレートルと入れたブルッフとメンデルスゾーンはいまいちでしたので、
ベートーヴェンが一番合っているように思います。
568 :
名無しの笛の踊り :2006/09/08(金) 21:59:28 ID:R8Uua2Uf
>>567 実感が伝わってきます。どうも。
ハイフェッツ・トスカニーニあたりで退屈さがなくなった。
そういう経験は僕もあるので。
そこからなんと、ウーギ・サヴァリッシュですか? 遍歴が面白いですね。
569 :
名無しの笛の踊り :2006/09/08(金) 23:21:40 ID:w95P7kpi
>>564 確かにレーピンとテツラフは、俺の好みの音楽を聞かせてくれる。
日本のオケの定期会員だと、毎月同じ席で聞けるので、ソリストの実力差が
よく分かる。特に弦楽器のソリストの差は結構大きいよ。
まあ、何ていうんだろうか、芯のある音出さないと、バックのオケの音に
マスクされちゃんだよね。
パールマンやミンツは音がふわっとしているから、カデンツアのときは
「これはすごい」って感じるけど、クライマックスで肝心のヴァイオリン
の音が突き抜けてこないもどかしさを感じたよ。
実演聞いていて最も差が分かるのが、ドボルザークのチェロ協奏曲かな
オーケストラの分厚い音から、チェロの音が突き抜けてきたのが
ヨーヨー・マ、 ダヴィッド・ゲリンガス、 堤剛
マスキングされてチェロの音が聞こえてこなかったのが
ミッシャ・マイスキー ハインリッヒ・シフ
570 :
名無しの笛の踊り :2006/09/08(金) 23:43:48 ID:R8Uua2Uf
>>569 ミンツやマイスキー、シフは俺は好きなので、なんともいえんけどw
コンサートホールの拡大の問題とかもあるよ。
アマティが使用されなくなった理由のひとつに大きな音が
出ないというのがあったらしい。
ストラディとかデル・ジェスは大きな音が出る古い名器だったから
重宝されるようになった。 アマティはもう寿命だけど。ストラディも
もうじき寿命が来るらしい。
大きな音が望まれるようになって、失われたものもある気がする。
>>569 > 日本のオケの定期会員だと、毎月同じ席で聞けるので、ソリストの実力差が
> よく分かる。特に弦楽器のソリストの差は結構大きいよ。
なるほど!すごく参考になります。
俺も多くのバイオリニストの実演を聴いてきたけど、ホールとかオケがバラバラなんだよね。
>>569 で挙がっている以外に、この人は意外に音が通るとか、通らないとか、あります?
572 :
名無しの笛の踊り :2006/09/09(土) 10:44:15 ID:2bkKJfZ4
>>571 うーん なかなか思いつかないな
期待はずれということでは、チョン・キョンファ、ヴェンゲーロフが意外だった。
ムローヴァやムターは生では未聴です。
あとあまりにも透明で、実体感がないと感じたのが F・P・ツインマーマン
この人はもしかしたら、別格かもしれない。
もう1回、ツインマーマンの独奏で、できたらショスタコーヴィッチの第1を聞いてみたい。
>>564 大きい小さい、というよりも「音が通るか・オケから浮かび上がってくるかどうか」でせう。
二人ともその点ではよく音が通る、姿が良いタイプ。
音が通らないならエレキ使えば(ry まあそういう問題じゃないか
575 :
名無しの笛の踊り :2006/09/09(土) 15:05:17 ID:fVxwaWJF
>>573 ハイフェッツとシゲティのこと? どうだろ実演は接していないものでw
音の問題は先もあげたけどその人の「スタイル」とも大きく関係している
と思う。
別の視点があって、例えば「音の官能性」「多彩さ」なんて視点でみると
別のヴァイオリニストがクローズアップされる。古くはエルマンやクライスラー
のような。
ギトリス、クレーメル、サラ・チャン、ムターあたりは方法は違うけど
多彩で、官能的な音を出している。 これはツィンマーマンやテツラフに
はない魅力。
576 :
名無しの笛の踊り :2006/09/09(土) 17:30:24 ID:IuJSh8yL
>>572 どうもです。
俺が生で聴いた中で、音色が特に印象に残ったのはクレーメルです。
なんであんなに弓圧が弱そうなのに、こんなに音が通るんだ?って不思議だった。
なんか、バイオリンじゃなくて、別の楽器の音のように聞こえる。
レーピンの音もすごいんだけど、あくまで
素人 → セミプロ → プロオケの一員 → プロオケのコンマス → 一流ソリスト →→ レーピン
みたいな感じで、
バイオリン弾きのヒエラルキーの中で、技能を極限まで高めた頂点にレーピンがいる。
クレーメルの音は、このヒエラルキーのどこにも属していない、
まったく別の種類の音に聞こえる。
577 :
名無しの笛の踊り :2006/09/09(土) 19:12:41 ID:fVxwaWJF
>>576 面白いご指摘ですね。
クレーメルというひとは、ヴァイオリンという楽器の能力を
いちど解体して、もういちど組み立てている気がするね。
俺が関心があるのは、ヴァイオリンが出す「雑音」。ギーという
下手すると耳障りな音を有効的に使うと、音楽に広がりがでる気がする。
クレーメルなんか、そういう音まで計算づくで出している気がする。
たとえば、ギトリスやサラ・チャンもそういう音を出すけど、もっと
感覚的に出している気がするな。逆にそういう音は絶対に出さないタイプも
いるわけだけどね。そういうタイプが多数派か。
これはいわゆる正統派と異端を区別する視点にもなりそう。
>>577 フーベルマンがその雑音というか豪快な音を持ってるな。
チャイコフスキーの協奏曲とクロイツェルソナタがその魅力が映えている。
フーベルマンも実演だと音はそれほど大きくなかったらしいが。
「音が通る」に関連して 8/23の日経朝刊にチェロですが青木十良さんの記事がありました。 通る音を出すのに力を入れて弾く必要はない、みたいなことが書いてありました 11/3に紀尾井で彼を聴きますので、その時確かめてきます
580 :
名無しの笛の踊り :2006/09/09(土) 23:34:20 ID:A33vih1u
女流ナージャあたりになると怪しくなってくる。諏訪内も上手いが無個性。 宇野功芳がそこいらへんは暗躍プロパガンダしているような気がする。 宇野だの出谷だのの批評は非常に偏っていて危険なので気をつけなされい。
581 :
名無しの笛の踊り :2006/09/09(土) 23:47:42 ID:yPLZfmCH
>>555 バッハ無伴奏を聴いたけれどなかなかいい。でもこれからでしょう。
582 :
名無しの笛の踊り :2006/09/09(土) 23:48:05 ID:QSl7rzyR
>宇野だの出谷だのの批評は非常に偏っていて危険なので気をつけなされい。 吉井みたいに定見のない批評も困る。
583 :
名無しの笛の踊り :2006/09/10(日) 00:03:00 ID:A33vih1u
そうなんだよ。定見ないヤツも厭だねぇ。吉田御大も好きくないし 批評家の理屈でディスク買うのは危険だ。
584 :
名無しの笛の踊り :2006/09/10(日) 00:13:13 ID:QkhM1f4D
最終的には自分の耳だな
585 :
名無しの笛の踊り :2006/09/10(日) 00:33:46 ID:UYCsR2NW
>>580 同意。諏訪内は悪いが何十年もたつと完全に存在感が消えてしまいそう。
ナージャ人気は宇野がからんでいる。俺は個性派は嫌いじゃないが。
宇野が持ち上げているのは、チョン・キョンファとナージャ。
シゲティあたり。ティボーも好きそう。日本人では前橋とかか。
宇野はオイストラフ、ミルスタインあたりには冷淡。「つまらない演奏家」と
して嫌っている。ハイフェッツにはそこまでではない。
宇野の立脚しているのは、基本は日本化されたドイツ精神主義。だから
シゲティが好き。 あと彼は江戸っ子的なちゃきちゃきした女性が好きらしく、
チョン・キョンファをやたら持ち上げる。 ナージャもその流れで持ち上げている。
技巧より、彼好みの精神性、って奴か。
クレーメルは嫌いだけど、無視できない、って感じ。
586 :
名無しの笛の踊り :2006/09/10(日) 00:38:15 ID:QkhM1f4D
587 :
名無しの笛の踊り :2006/09/10(日) 00:53:46 ID:UYCsR2NW
>>586 ムターにも意外と冷淡。拒絶はしない。ヌブーにも冷淡。
ただしこれはどうも女性への好みらしい。 キョンファはあんなに好きなのに
ヌブーが好きになれない理由は、宇野自身、分からないといっているw
宇野は、笑って許せても、許せないのは渡辺和彦。
彼の場合は、技術至上主義に変な歴史観が加わって、さらに意味のない論理武装
をするから始末が悪い。
渡辺はいわゆるドイツ精神論を嫌うからシゲティが嫌い。これは本当に嫌いで、
悪口が絶えない。そのくせ楽譜絶対主義の堅苦しい考え方を持っている。
演奏史は、オイストラフとハイフェッツで頂点に達したという
無意味な歴史観を持っている。だから、エルマンやティボー、フーベルマン
といった往年の演奏家にはかなり冷淡。エルマンは気品がないから、芸術家として
問題外、といった見方を平気でしてしまう。
また最近の演奏家でも、レーピンや
ヴェンゲーロフや五嶋みどりは推すが、サラ・チャンみたいなタイプは嫌う。
クラヲタでは結構主流派になりそうな立場を代表しているだけに、ちと厄介。
でも渡辺のような聴き方をすると音楽がつまらなくなりそう。
588 :
名無しの笛の踊り :2006/09/10(日) 02:18:30 ID:hH5HWByO
ルネ・ベネデッティって凄い技巧家ですよ。 あらえびすが「指のアクロバット」って書いているけど 彼のロンドデルタンは是非一度聴いてみたい。 どこかで復刻されないかなあ。。。
589 :
名無しの笛の踊り :2006/09/10(日) 02:25:39 ID:s7af6gBC
最近のムターを芸が荒れたと評する人もいれば 束縛から離れ自由になったと評する人もいる。 俺は前者だけどな。
590 :
名無しの笛の踊り :2006/09/10(日) 02:26:47 ID:vCxg8w08
クイケン
>>590 クイケン
瑣末主義になって恐縮ですが、クイケン というのはない。クアイケンと発します。
592 :
名無しの笛の踊り :2006/09/10(日) 04:31:35 ID:llQZ00TF
>>588 カントロフがそっくりの奏法なんだよね。
カントロフは何も教えてくれなかったと言ってるが。
593 :
名無しの笛の踊り :2006/09/10(日) 07:20:08 ID:05MZVCho
>>579 ホールで響く大音量を出すのに「駒寄りを強く圧力をかけて弾く必要はない」という
話がある一方で、名演奏家の演奏を近くで聞くといわゆる子音(雑音)がギシギシ
聞こえるとか、ロシア式の深い弓の持ち方は強く圧力をかけるのに有利とか、
名演奏家がかなり強く圧力を加えていそうな話も多いよね。
「弓を大きく動かす」「弓に圧力をかける」というのは傾向の問題で名演奏家なら
うまく使い分けられるのだろうけれど。
いわゆるフィドル的な演奏は耳障りに聞こえるん? このスレの人たちは
595 :
名無しの笛の踊り :2006/09/10(日) 15:37:24 ID:UYCsR2NW
寺神戸のことを「てらかんべ」だと思ってた
「てらこうべ」だと思ってた
598 :
名無しの笛の踊り :2006/09/10(日) 22:19:49 ID:HTmhbvGE
↑ アフォ テラコウベだろ
599 :
名無しの笛の踊り :2006/09/10(日) 22:55:21 ID:3TJfyN4P
>>593 それから有名演奏家が本番で弓毛が切れるという話もよく聞くよね。
それくらい弦圧をかけているということなのかな。
bite and speed
601 :
名無しの笛の踊り :2006/09/11(月) 01:48:37 ID:HVh0BavH
>>588 > ルネ・ベネデッティって凄い技巧家ですよ。
> あらえびすが「指のアクロバット」って書いているけど
これは完全に初耳の演奏家ですね
でも、あらえびすの批評は宇野以上にアテにならない気がw
> 彼のロンドデルタンは是非一度聴いてみたい。
> どこかで復刻されないかなあ。。。
現在復刻されてて入手可能なものはありますか?
そんなに凄いなら聴いておかねば
同じベネデッティで、スコットランドのニコラ・ベネデッティ。 グラモが過去25年間で最高の契約額を支払ったときいて、これはムター、ハーン以来の 物凄い期待の新人と思った。 いや、グラモがそこまでチカラを入れるならムター、ハーン以上の素晴らしい才能なんだと思った。 だから演奏を聴いた・・・・・汚い音で細部も雑。どうってことないというか、ガッカリした。 グラモも高い金を支払ったから売り込みに必死らしいけど、ニコラを聴いてグラモも落ちたな・・と思った。
604 :
名無しの笛の踊り :2006/09/11(月) 17:26:11 ID:o439Hdwd
グラモフォンに惑わされるな。 ベーム、カラヤン、アバド、アルゲリッチ、ポリーニあたりを 20世紀最大の芸術家たちと喧伝し、クラシック界にきもちわるーい 格付けをもたらした元凶たるレーベルだぞ。 しかもCD高いし。 定見なき評論家はグラモフォンというだけで、意味無く褒め称えるし。 (録音はEMIよりいいけどね) でもグラモフォンはヴァイオリニストに関しては、それほど権威を 作れなかったな。シェリング、フェラス、ミンツ、ムター、シャハム 最近ではハーンか・・・。
605 :
名無しの笛の踊り :2006/09/11(月) 18:04:52 ID:dGKooZiQ
ルネ・ベネデッティはニコラ・ベネデッティとは関係なさそうですね。ニコラの経歴見ても ルネの名前は出てこないし。 Rene Benedetti (1901-75)フランスのヴァイオリニスト。 10歳に時にピエルネの指揮でパリビュー。 パリ音楽院でヴァイオリンを教え、弟子には有名な人では クリスチャン・フェラス、ジャン=ジャック・カントロフなど。 現在入手可能?な録音は 1.英シンポジウム *グレート・ヴァイオリニスツ VOL.22. ルネ・ベネデッティ&ハリー・ソロウェイ 小品集 2.Pearl *The Recorded Violin, Vol. ll - History of the Violin on Record (3CD) 3.グリーンドアレーベル *フランスのヴァイオリニスト 4.山野楽器 YMCD1084〜80(分売) パテ=マルコニ社が1955年に録音し,1956年のモーツァルト生誕200年を記念して発売した,「パリのモーツァルト」から。 5.室内楽ではナヴァラらと組んだシューベルトのトリオがあったはず。 2では1曲だけしか収録されていませんが、その1934年録音のZoubok作曲 ''Deux Minutes de Jazz''は 鳥肌ものの超絶技巧を楽しめます。 なお妖精の踊りは、コロムビアのSP LFX175に録音がありますが、知る限りにおいてCD化はされてなさそうです。
赤澤淳さんヨカタ。ブズーキもだけど
607 :
名無しの笛の踊り :2006/09/11(月) 18:28:31 ID:dGKooZiQ
>>592 ルネ・ベネデッティのSP録音に、バッハの無伴奏パルティータ3番から前奏曲の録音がありますが、(彼の唯一のバッハ録音)
是非聴いてみたいものです。
個人的にはこのパルティータ3番に限っては、カントロフのが一番好きな演奏ですので、
カントロフがそっくりの奏法をしているのであれば、ベネデッティの録音には大変興味があります。
608 :
名無しの笛の踊り :2006/09/12(火) 04:06:03 ID:nheKAUxy
>605 フェラスとカントロフ、同じ門下なのに フェラスの自信に溢れた堂々とした演奏中の姿に較べてカントロフときたら・・・
609 :
名無しの笛の踊り :2006/09/12(火) 16:47:52 ID:e16eqtSO
やっぱハーンは時代の寵児だな。彼女はライナーノートにまで神憑り的な とっても素敵な書き込みをしてくれる。音量もあってテクもトップ。 カリスマ性ありありの後世に名を残す数少ない女流だよ。
610 :
名無しの笛の踊り :2006/09/13(水) 00:15:15 ID:ZjtzeVm3
ハーンは解釈面では当たり外れがあるな。俺の経験では。 一時は2chで異常に人気があったが、さすがに下火だな。 最初はクールで知的な印象だったけど、最近はアメリカ的な ヴァイオリニストということが分かってきた。
611 :
名無しの笛の踊り :2006/09/13(水) 00:33:41 ID:haQNDIqU
ナージャの新譜のチャイコVC買った人います? どーんなかなあ
612 :
名無しの笛の踊り :2006/09/13(水) 09:50:03 ID:grfH9BbM
613 :
名無しの笛の踊り :2006/09/14(木) 12:20:18 ID:0AAbKYS4
ナージャ買ったけど音色ももっと汚くなって駄目。曲をいじりすぎ。 美貌変容。オケど下手。それでも宇野は誉めるのかといった。 史上最低の駄演。 ナージャのヲタにも推奨出来ない。 プライベートレーベルだが、初っぱなから挫かれたので、もうディスク出せないだろう。
614 :
名無しの笛の踊り :2006/09/14(木) 13:16:27 ID:518bpKbZ
615 :
名無しの笛の踊り :2006/09/14(木) 13:21:25 ID:sevbe0At
>>613 >曲をいじりすぎ
変わった演奏として面白く聴く事は出来ますか?
珍演として楽しむ事も出来ないレベルでしょうか?
616 :
名無しの笛の踊り :2006/09/14(木) 18:58:42 ID:oBJv2fde
>>613 >ナージャのヲタにも推奨出来ない。
さすがにヲタなら喜ぶんじゃないのw
曲のいじりすぎが悪いとかいう感覚はよくわかんないや。 じゃんじゃん変奏とかいれまくればいいんじゃないのん?面白くなるなら だけれど
618 :
名無しの笛の踊り :2006/09/14(木) 19:30:01 ID:oBJv2fde
>617 いいところに気がついた。 演奏家の遊び心を聴くのも音楽の楽しみの一つ。 曲によれば、それで曲としての魅力を失うケースもあるとは思う。 だけど、それは聴き手が頭でっかちなだけである可能性もあるよ。
619 :
名無しの笛の踊り :2006/09/14(木) 23:25:17 ID:oBJv2fde
19世紀なんか演奏家のアレンジが当たり前で、 作曲家もそれを念頭において作曲していたんだからな。 楽譜忠実主義のほうがおかしな考えかもしれんぞ。
620 :
名無しの笛の踊り :2006/09/15(金) 00:52:06 ID:n21eg/Kw
621 :
名無しの笛の踊り :2006/09/15(金) 16:51:05 ID:FXgcA5kZ
ナージヤの昔の録音なら許せたけど、今度のはアレンジどころではないので 私見としては聴かないで。って言うと聴きたくなるんじゃないの? どうぞご自由に。
622 :
名無しの笛の踊り :2006/09/16(土) 01:21:26 ID:yyb9XzWq
演奏家がいろいろ個性を入れても、その個性が楽曲に適したものでなければ、 また演奏家自身の個性に人を惹きつけるものがなければ、換えって凡演になる。 とはいえ賛否両論の演奏家がいてもいいんじゃないの。 ベートーヴェンに嫌われた、ブリッジタワーというヴァイオリニストのエピソード あたりで、作曲家こそ「神」で、演奏家は楽譜に尽くすべきだ、という考えが基礎づけ られてきたのだろうけど、作曲家は作曲家の、演奏家は演奏家の論理が あっていいと思う。 どう弾いたらヴァイオリンという楽器の魅力が広がるかを 理解しているのは、作曲家でなくて、演奏家の方だ。ポルタメントのような 技法が廃れたのも、演奏家の理屈を軽視する風潮故ではないか? 作曲家の地位が低下したのも、「神」になるのはハードルが高すぎるから ではないか?
623 :
名無しの笛の踊り :2006/09/16(土) 21:14:58 ID:81JtJk8A
>>622 > ベートーヴェンに嫌われた、ブリッジタワーというヴァイオリニストのエピソードあたりで、
> 作曲家こそ「神」で、演奏家は楽譜に尽くすべきだ、という考えが基礎づけられてきた
これはドイツ音楽至上主義者がデッチ上げたがる「神話」に近い
ブルックナーの最高傑作とされる第8番は指揮者が演奏拒否をしたので危うくゴミ箱行きになるところだった
> どう弾いたらヴァイオリンという楽器の魅力が広がるかを理解しているのは、作曲家でなくて、演奏家の方だ。
そう、こういう考えに基づき20世紀の中盤までは演奏家が好き勝手に改変していた
ちなみに、1970年に亡くなったジョージ・セルは改変屋として悪名高い
> ポルタメントのような技法が廃れたのも、演奏家の理屈を軽視する風潮故ではないか?
軽視というよりも「自粛」でしょうね
楽譜にはなるべく改変を加えず、装飾音も控えめにする
最近のオリジナル楽器演奏はその傾向が顕著になってます
> 作曲家の地位が低下したのも、「神」になるのはハードルが高すぎるからではないか?
ここは明らかに論理矛盾がある
「演奏家の理屈を軽視」してるのに「作曲家の地位が低下」してるとなると誰の地位が向上したの?
演奏家でも作曲家でもないとなると聴衆ですか?
624 :
名無しの笛の踊り :2006/09/17(日) 00:36:38 ID:D8K2mg94
>>623 ポルタメントは減ったのにヴィブラートが増えたのはこれいかに。
日本人で現役最強って 五嶋姉?
626 :
名無しの笛の踊り :2006/09/17(日) 01:14:47 ID:v0M3c6i2
ティボー クライスラー エルマン フランチェスカッティ フェラス グリュミオー ミンツ キュッヒル パールマン チョン マンゼ 後は糞
629 :
名無しの笛の踊り :2006/09/17(日) 04:10:26 ID:sbH8mhNw
>>623 ありゃw いつの間にか反論が。
現代の「クラシック」という業界は、いわば、モーツァルト、ベートーヴェン、
ショパンetc、といった「往年の大作曲家」を絶対視することで
成り立っている世界だね。それが楽譜絶対主義にも繋がるんだけど。
だから「新しい作曲家」が彼らと同等の偉大な地位を手に入れるのは困難、ということね。
逆に、演奏家は彼ら往年の神のように偉大な作曲家の作品を再現するから、
ということで、現代では作曲家以上の地位を手にいれている、ということ。
それもカラヤンあたりがピークだけど。
しかし、そういったあり方(特に楽譜絶対主義)が、
演奏家自身を締め付けている点もあるんじゃないか?
楽器が表現しえる可能性を、閉ざしている点もあるんじゃないか。
往年のティボーやエルマンなどを聴くと、どうもそんな気がする。
ベートーヴェンのエピソードは、作曲家が演奏家に対して、絶対的地位を
主張しだした端緒としてとりあげたんだけどね。
現代ではブリッジタワーは録音もないし、「精神性のない外面的ヴァイオリニスト」
という評価しか残らないのかね。少し可愛そうw ベートーヴェンって
結構嫌な奴っぽいしw
って言うか、変態です。
631 :
名無しの笛の踊り :2006/09/17(日) 14:43:26 ID:sbH8mhNw
そうだね。 甥を自殺に追い込むような男だし。 人格的には破綻しているといっていいよw 文学とか美術とかと比較しても、特定の作曲家の絶対視は強いね。
諏訪根自子タソ。最近聴いてるドヴィ・エルリー。
>>631 でもベートーベンって辛いときに聞くと癒されるんだよなあ・・・
何つーか、作品はやっぱすんごいものはすんごいよ。
あれだけ世の中からずれまくってたから生きていくのが辛かっただろうことは確かなんだよなあ・・・・
谷川俊太郎の「ベートーベン」とかいう詩は、
ベートーベンからしてみれば「まったくその通りだよ」っていう内容。
だからかねえ、辛いときに時々聞きたくなるのは。
ところで意外と聴くと癒されるのはヴィヴァルディ。
634 :
名無しの笛の踊り :2006/09/17(日) 15:59:51 ID:D8K2mg94
かっこ良すぎるカラヤン
635 :
名無しの笛の踊り :2006/09/17(日) 17:12:54 ID:sbH8mhNw
>>634 正確には、
かつこよすぎるカラヤン だねw
カラヤン本当にカッコいい
どこか悪人ぽいところが素敵。
>>635 作品のすごさは否定しないよ。執念の塊のような
「不健康なパラノイアワールド」は俺も好き。
でも、クラシック業界の特殊性からは距離を置かないと。
ベートーヴェンにくさされたブリッジタワーに今は同情したい。
洒落たいい演奏してたんじゃないの。 ベートーヴェンなんかより
ヴァイオリンという楽器への愛情はもっていたと思う。
股に薬を塗ることにした。デカパイと買い物に行って、レジ待ちで並んでたら股間がどうしようも なく痒くなって、ポケットに手を突っ込んでゴソゴソ掻いてたらデカパイに見つかってしまい、 帰りの車の中で厳しく説得されて、遠くのドラッグストアまで行って薬を買った。 「これでいいんじゃない?」と言うので見ると、「コザックコート」という薬で、「水虫治療薬」と書いて あるから「俺は水虫なんかじゃねぇ」と文句言ったら、「いんきんたむしってちゃんと書いてあるで しょ」と他のお客に聞こえるようなでかい声で怒るもんだから、もう恥ずかしくて恥ずかしくて、 精算をデカパイに任せてさっさと店を出てきた。他のお客は二度と会う人たちじゃないけどさぁ、 いんきん男と見られるのは恥ずかしいよな。 帰宅して開封して説明書を読んだら、「湿疹」か「みずむし・ぜにたむし・いんきんたむし」がはっきり しない人は医師に相談すること、と書かれているから、やっぱり塗るのをやめようかな、なんて 笑ってたら、「いんきんに違いないから塗りなさい」とまたデカパイが怒ってる。医者でもないクセに いんきんと決め付けやがって。頭に来るぜ。 あいつ、俺のいんきんの疑いが無くなるまでは一緒に入浴できないし、エッチもできないから、かなり イラついてるようだな。 いつ塗ろうかな、と思ってる。風呂上がりがいいかな。アルコールが主成分の薬なのでスゥーッと するんだろうね。気持ち良さそう。デカパイは早く塗れ塗れとうるさい。無視してると「塗ってあげる からそこに寝な」とやたらと急かしてくる。 股の痒みの件に関して、デカパイはいつになく口うるさく干渉したがるんだけどどうしてだろう。 いんきん、かもね。
637 :
名無しの笛の踊り :2006/09/17(日) 20:40:25 ID:sbH8mhNw
635の下のは、633へのレス。間違えました。
r ‐‐ ''  ̄ '' - ,, /´ _ " ‐ ,, _ / k 彡 ' \ . l /  ̄ ` ヽノ l .l / l . l ヽ-' ・ 、 ヽ ・ _".ヽ ', 、 "" ,, ‐ " ` l 間もなく塗るよ。 . し' ` 、 ( / ソ/ ` 、 _ ` '' "/ し ─ ‐‐ ''
639 :
名無しの笛の踊り :2006/09/18(月) 04:22:46 ID:lbZ90gbU
最近のDGスターアーティスト(ハーン、ランラン、ネトレプコ、 ベネデッティ)の共通点。 所属事務所がIMG。
ごめん、IMGという事務所をはじめて知ったオレに、 バカと言わずにIMGについて詳しく教えてください。 ところで、ベネデッティが過去25年間で最高の額でグラモと契約したというスレを 読んだけど、新たな記録で イギリスのジョセフ・マクマナーズという子供がソニーと4億円で契約。 ジョセフは声楽なのでスレ違いですみません。 でもイギリスって10代のガキにカネを出すのが好きなのか?
2564.63780 11枚組 マキシム・ヴェンゲーロフ「コンプリート・テルデック・レコーディングス」 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第26 番、 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」&第9番「クロイツェル」 メンデルスゾーン:ヴァイオリン・ソナタ へ長調、 ブラームス: ヴァイオリン・ソナタ第2番&3番、 エルガー:ヴァイオリン・ソナタ パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番、 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番、 メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲、 ブラームス: ヴァイオリン協奏曲、 チャイコフスキー: ヴァイオリン協奏曲、 シベリウス: ヴァイオリン協奏曲、 ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲、 グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲、 プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番&第2番、 ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番&第2番、 ニールセン:ヴァイオリン協奏曲、 サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ&ハバネラ、 ワックスマン: カルメン幻想曲 ヴィニャフスキー: 華麗なるポロネーズ第1番、伝説曲 クライスラー: 美しきロスマリン、中国の太鼓、ウィーン奇想曲 チャイコフスキー: なつかしき土地の想い出より パガニーニ:胸騒ぎ、 ブロッホ:ニーグン、 メシアン: 主題と変奏、 サラサーテ: バスク奇想曲、 バッツィーニ: 妖精の踊り
>>625 五嶋、諏訪内を挙げる人が一般的
庄司もいるがこの歳で最強じゃ他の人がかわいそう
まだ進化するはず
あと10年くらいしたらいいかも
ところで竹澤、渡辺、戸田はどうだろう
前二者と大差があるとは思えんが
リサイタルなどのコストパフォーマンスを考えたら
かえっていいかも
643 :
名無しの笛の踊り :2006/09/18(月) 17:43:28 ID:lbZ90gbU
結局ここはニッポン人の知ったか擂れだったのね。 世界最強巨大音楽事務所をシラン人ら、ってことは超国内情報だけで生きてる 貴方たち。 本当の才能を見分けられないで年齢だとか顔だとかにいちいち惑わされちゃう 悲しいひとたちよ。
現役の中ではカヴァコスがいいね。 レーピンやヴェンゲのようにヴァイオリンヴィルトゥオーゾにありがちな 業師的白痴っぽくないところがいいし、寡黙で男っぽい風貌もよい。本当に寡黙がどうかは知らないがw
>>642 ここで語る人としては、五嶋みどりぐらいじゃない?
後は、
>>626 のあげた寺神戸亮(古典、バロックあたりに限定されるけど)。
>>646 なんかすさまじいヴァイオリン弾きそうだw
649 :
音楽通 :2006/09/19(火) 10:04:28 ID:urENMvRO
>>625 高嶋ちさ子でしょう。この前テレビで演奏してた。メチャクチャ上手いですよ。あとクラシックではないけど、葉加瀬太郎もいい。コンサートいったけど早弾きが凄いです。テクニックはたぶん日本一。あと、日曜日に寺井尚子っていう人がテレビで演奏してたけどすごく良かった。
650 :
名無しの笛の踊り :2006/09/19(火) 17:22:00 ID:Gkq1P4FS
>>648 一緒に写ってるTatiana Bermanがすげぇセクシーー!!
早く来日しないかなぁ〜〜〜
652 :
名無しの笛の踊り :2006/09/20(水) 11:48:02 ID:a9FF9+XK
>>649 あまりにも見え見えな釣りだけど、あえて反応してやる。
高嶋・寺井といっしょに葉加瀬の名前を上げるのは、見識が低い。
葉加瀬は、高嶋・寺井と比べものにならないぐらい、基礎がちゃんとしてる。
毎日学生コンクールでも、高嶋・寺井は予選落ち、葉加瀬は地区大会優勝してたはず。
ただ、葉加瀬も、二村には全くかなわない。
二村は、小学校の時と中学校の時にそれぞれ全国制覇してる。
しかも、他を全く寄せつけない圧勝だった。
というわけで、葉加瀬は、高嶋や寺井とは比べものにならないぐらいの基礎テクニックは持っている。
ただ、最近は明らかに練習をさぼってるよね。
二村は今でも日に8時間以上の練習を欠かさないんだからさ。
葉加瀬も、練習さぼったらダメだよ。見てる奴はちゃんと見てるんだぞ!
653 :
名無しの笛の踊り :2006/09/20(水) 14:16:18 ID:g7ZzsV9u
ハカセは高校のときも基礎練嫌いでよく先生にぼやかれてたよ
654 :
名無しの笛の踊り :2006/09/20(水) 14:54:05 ID:a9FF9+XK
>>653 ハカセのお知り合いの方ですか?
だったら、「練習さぼるな!」って言っておいて下さいw
明らかに中学時代よりも腕が落ちてるし・・・
655 :
名無しの笛の踊り :2006/09/20(水) 15:27:37 ID:CMBuoTCW
すごい!葉加瀬太郎さんってコンクール優勝者なんですね。他に日本人で優勝した人っているんですか?っているわけないか。さっきの話でいくと、日本人で1番が葉加瀬でレベルはぐっと落ちるけど2番が高嶋で3番が寺井でいいんですよね。すいません、初心者なもんで。
その通り ガンガン釣るぜ
Eraの壷井とかいい
いくらなんでもツボイよりはアスカだろう。 でも、実はゆり子もいい。
660 :
名無しの笛の踊り :2006/09/21(木) 10:09:58 ID:hUVLCQ76
こんなマニアックなスレで釣りやって何がおもしろいんだか。
661 :
名無しの笛の踊り :2006/09/21(木) 10:57:47 ID:gIdx3gZO
>>652 二村の腕は認める。マネージメントの失敗例の見本。
社会活動が前面に出すぎて音楽が評価されない典型。
普通はその逆だろ。こいつの持ってる称号は国内には
何人もいるのに誰もそれで商売はしてないぜ。
662 :
名無しの笛の踊り :2006/09/21(木) 11:48:38 ID:25Ww5pT0
>>660 どこがマニアックなの?初心者むけのスレだろ。ははぁ、もしかしてお前初心者?
663 :
名無しの笛の踊り :2006/09/21(木) 16:08:31 ID:xcosUs7I
>>661 652だけど、マネジメント失敗例というのは同意です。
ユネスコとか平和音楽家とかww
なんでそんなキワモノとして売りに出さなきゃならんのか、首をかしげるよ。
そんなの、もっと実力のない奴にまかせておけばよいのに。
二村は、腕一本でヴィルトゥオーソとして勝負できるはずだし、して欲しい。
小学校時代から知っている人間として、歯がゆくてしかたがない。
中学時代は、「豪腕」というのがピッタリの演奏で、他がかすんで見えた。
諏訪内なんて目じゃないぐらいの逸材なんだから、もっと直球勝負してくれ!
まずは、小品ばっかりじゃなくて、チャイコン、ブラコン、シベコンあたりをちゃんと録音して欲しい。
>>659 飛鳥さんのほがいいかなw
俺はエレキは壷井のほうが好きだ。
向島さんもいいね確かに。最近それほど見ない気がするけど
やっぱやってるんかな
665 :
名無しの笛の踊り :2006/09/22(金) 13:58:11 ID:EBkO5qKC
>>663 > ユネスコとか平和音楽家とかww
> なんでそんなキワモノとして売りに出さなきゃならんのか、首をかしげるよ。
メニューイン2世ということで良いのではないか?
本人も意外と満足してるかも知れない
> まずは、小品ばっかりじゃなくて、チャイコン、ブラコン、シベコンあたりをちゃんと録音して欲しい。
4大コンとかシベコンとかはウンザリするほど出てる
レーピン達がいるから定番曲は録音なんかしなくて良いよ
メカニックに問題があるならバロックに「逃げる」のも手だが、「豪腕」らしいのでモッタイない
ゲソオソの初演を積極的にやるかマイナー技巧曲の発掘をして欲しい
日本のゲソオソ作曲家に委嘱して書いてもらうとか、本人がその気なら色々と活動の幅は拡げられる
それをしないで平和演奏家とかやってるのはその程度の演奏家ということだろう
666 :
名無しの笛の踊り :2006/09/22(金) 14:43:49 ID:6d1p/1Cw
>>665 に禿同。
さっきBS見た。昔よりパワーアップしたか?
確かに4大コンは素人好みだな。
でもこいつので聴いてみたいとも思う。
メニューインといわれればそうかも知れん。
結局演奏家は演奏を残せてなんぼのもん。
ホール残したとか社会活動で名を残すのは二流どころ。
667 :
663 :2006/09/22(金) 15:10:08 ID:umDMk6xC
>>665 > 本人も意外と満足してるかも知れない
本人は、けっこう本気で社会活動に取り組んでいるみたいなんだよね。
そこらへんがなおさらビミョー
周りの人間が、ちゃんと王道のまん中を歩くように導いてやればいいのに。
> 4大コンとかシベコンとかはウンザリするほど出てる
> レーピン達がいるから定番曲は録音なんかしなくて良いよ
ウンザリするほど出ていても、新しい録音を聴きば、また新たな発見がある。
そこが、クラシックの良いところじゃないですか。
俺は、二村がどういう演奏を聴かせてくれるのか興味があるよ。
>>663 で、特にチャイコン、シベコン、ブラコンを挙げたのは、
曲の骨格が大きくて、二村の資質に合ってると思うから。
メンコンは二村の演奏で聴きたいとは思わない(他のヴァイオリニストにまかせておけば良い)。
668 :
663 :2006/09/22(金) 15:20:30 ID:umDMk6xC
(つづき) チャイコン、シベコン、ブラコン以外では、 バルトークも聴いてみたい。 というか、聴いたことはある。 日本国際音コンで優勝したときの曲がバルトークだったからね。 これは、すごい演奏でした。 俺のこの曲のベストは、ズーカーマンの最初の録音(with メータ)だったんだけど、 二村の演奏は、ズーカーマンを超えたと思ったね。 まあ、せっかくスケールの大きいヴァイオリニストなんだから、 そのスケールに見合った曲を録音して欲しいです。
二村は今年聴いた チャイコンだった が、あまり印象に残ってない そんないいのか も一回聴いてみるか
670 :
名無しの笛の踊り :2006/09/22(金) 23:57:13 ID:x9/ELTQF
シュナイダーハンが好きです。 クラシックで堅実なヴァイオリン弾きという感じで。
671 :
名無しの笛の踊り :2006/09/23(土) 00:18:05 ID:jEXzJj4i
672 :
名無しの笛の踊り :2006/09/23(土) 00:41:46 ID:tJOVRkCZ
シュナイダーハンはモノラル時代が美音。 ブラームス3番最高
673 :
名無しの笛の踊り :2006/09/23(土) 01:30:45 ID:m+ZvG/Bv
>>671 ピアノだとポリーニとかツィマーマンとはフレハッチが好きなクチ?
674 :
名無しの笛の踊り :2006/09/23(土) 01:31:18 ID:m+ZvG/Bv
とは→とか
675 :
名無しの笛の踊り :2006/09/23(土) 01:48:25 ID:jEXzJj4i
>>673 いや、ピアノはグルダとかクリーンとかヴィーン人が好き
ピアノは少し汚なめな方が味が出るが、ヴァイオリン(に限らず弦楽器)は美しくあって欲しい
アッカルドとかウーギとか美音系以外は超絶テク系でなければならないと思う
676 :
名無しの笛の踊り :2006/09/23(土) 09:30:45 ID:+KGo9yMM
677 :
名無しの笛の踊り :2006/09/23(土) 10:41:01 ID:u5zGHG1J
音が汚いのならクレーメルが最強
678 :
675 :2006/09/23(土) 12:40:24 ID:jEXzJj4i
679 :
名無しの笛の踊り :2006/09/23(土) 12:47:12 ID:ndREMdma
>>677 クレーメルの雑音は2種類あるよね。
一つは、ピアソラの演奏なんかでわざとやっている、弓の根本でギコギコするやつ。
もう一つは、クラシック曲でも、弓のアタックが強かったり、ボウイングが速かったりして
出る雑音。
で、後者の方の雑音なんだけど、
CDでは良く聞こえるこの雑音が、コンサートホールではうまいぐあいに拡散して消えて、
驚いたことがある。
雑音(ジットサウンドと言うらしい)が消えて、
何とも言えない音色だけがホール中に響いていた。20年ほど前の話です。
バイオリンの音特有の「ヤニッこさ」が消えた、なんとも不思議な音だった。
バイオリンの音じゃないような、なんか管楽器に近いような音なんだよね。
バイオリンは弓で弦を摩擦して音を出すんだけど、その摩擦音が消えて、
弦だけで鳴っているような錯覚を起こしました。
あえて雑音を出して、それを広いホールで拡散させて消すことによって、
逆にまったく雑音のない音が生まれるのかなあ・・・とか思いました。
あと、あの体をクネクネさせる動きが、ジットサウンドを拡散させるのに役に立つんだろうか、
とか思って、家に帰ってまねしたりしましたよ(笑)
しばらくは、あの顔芸まで移ってしまって、非常に困りましたね(笑)
680 :
名無しの笛の踊り :2006/09/23(土) 12:57:35 ID:ADdF89kB
ナクソス(SP)のシゲティもブゾーニのカデンツァだっけ?
681 :
名無しの笛の踊り :2006/09/23(土) 13:18:29 ID:DL/Zn7Wd
シゲティはブラームスの協奏曲を3回スタジオ録音しているが カデンッアは全てヨアヒムのもの。
682 :
教えてチャンすまそ :2006/09/23(土) 13:19:59 ID:piFJkEPB
ハイフェッツのCDでお薦めのものがあったら教えてください。 あんまり録音状態の良くないものは どんなに名演でも聞かなくなってしまうので 比較的綺麗な録音のものを教えてもらえると嬉しいです。
683 :
名無しの笛の踊り :2006/09/23(土) 13:46:10 ID:DL/Zn7Wd
ハイフェッツって映像で観ると その凄さがよく解る。 YOU TUBEにいっぱい出てるよ。
684 :
名無しの笛の踊り :2006/09/23(土) 13:52:29 ID:Vn/SfCsk
ついこの前シゲティの無伴奏買ったんだけど、音の汚い巨匠だったのか・・・orz
685 :
名無しの笛の踊り :2006/09/23(土) 13:57:43 ID:iL2YbuBs
686 :
名無しの笛の踊り :2006/09/23(土) 14:02:27 ID:DL/Zn7Wd
シゲティの演奏は、当時の演奏家が普通に行っていたポルタメントや ビブラートを抑えたもので、時にかすれるような音もする。 無伴奏やビーチャム卿とのプロコフィエフの協奏曲はいわゆる名盤として有名。 特に晩年の無伴奏はヴァイオリン好きなら一回は聴かなくてはならない究極の演奏。 孤島の一枚に入れる人もいるはず。 個人的にはベートーヴェンの7番がこの演奏家のベスト。
687 :
>675 >678 :2006/09/23(土) 15:35:17 ID:jEXzJj4i
>>681 > シゲティはブラームスの協奏曲を3回スタジオ録音しているが
> カデンッアは全てヨアヒムのもの。
あらら、買うの止めます
こういう不徹底なところも嫌い
ますますシゲティが嫌いになりましたw
>>681 さんはシゲティにお詳しいようなので、私みたいなアンチでも黙るような名盤紹介して下さい
688 :
名無しの笛の踊り :2006/09/23(土) 16:01:17 ID:jEXzJj4i
あんまり綺麗な音は好きになれないかもw ギターとかでもバンバンわざとらしくフレットノイズ入ってるほう が燃える
シゲティ、SP時代はポルタメント結構かけてたよ
691 :
名無しの笛の踊り :2006/09/23(土) 20:36:17 ID:Pt8GPD4/
>>684 あれは音が汚いんじゃなくって独特の音色なんだが・・・・
もう一度聴いてごらんせ。
独特の汚い音色だわ
694 :
名無しの笛の踊り :2006/09/23(土) 23:06:49 ID:Vn/SfCsk
>>692 いや、まだしっかり聴いてないんだ。無伴奏も初めてだから。
もしかしてスタイルとしては、pのホロヴィッツ=Vnのハイフェッツ?
695 :
名無しの笛の踊り :2006/09/23(土) 23:23:46 ID:+KGo9yMM
ちとユダヤ人有名ヴァイオリニストをピックアップしてみた。 こんな感じ?共通点はある? オーストリア帝国・ユダヤ人 ヨアヒム フバイ クライスラー フレッシュ ロシア・ユダヤ人 ジンバリスト ハイフェッツ エルマン ミルシュテイン オイストラフ スターン コーガン ヴェンゲーロフ その他ユダヤ人 フーベルマン メニューイン ゴールドベルク フェラス ズーカーマン ギトリス パールマン
696 :
名無しの笛の踊り :2006/09/24(日) 00:21:34 ID:PC/xTbW2
>>687 シゲティの名盤を一つだと、バッハの無伴奏でしょうか。晩年の録音で、音色は美音ではありません。
美音をいろいろ追求していくと、結局芸術表現って何だろうという事になって、アンチ美音のシゲティとかに懲りだします。
贅肉を全てそぎ落とした精神性の高い求心的な演奏とか言われています。
690さんも書かれていいる通り、SP時代のシゲティは決してひどい音ではありません。ポルタメントやビブラートを当時の他の演奏家ほどは大げさに
使用していなかったという程度です。
録音は古くなりますが、SP復刻のビーチャム卿とのプロコフィエフの協奏曲もお勧めです。決して耳障りなひどい音なんかではありません。
以外にもSP時代の録音のメンデルスゾーンの協奏曲も非常によいできですよ。
入手は難しいかも知れませんが、ベートーヴェンのソナタ7番(ホルショフスキーのピアノ)は火花散る名演で最高です。
697 :
名無しの笛の踊り :2006/09/24(日) 00:26:28 ID:PC/xTbW2
>>695 ユダヤ系は非常に大きな要素ですけど、
生まれた時代もかなり演奏スタイルに影響を及ぼすと思います。
またユダヤ人の要素のほかに
その師匠の影響も大きいと思います。
698 :
名無しの笛の踊り :2006/09/24(日) 01:10:52 ID:PC/xTbW2
699 :
名無しの笛の踊り :2006/09/24(日) 01:17:18 ID:eeWYGPIM
やっぱりすごい!シゲティ!ブラボー! 俺の名前は茂。妹からはシゲティと呼ばれている。
700 :
名無しの笛の踊り :2006/09/24(日) 01:27:48 ID:5uopXIdZ
701 :
687 :2006/09/24(日) 01:49:41 ID:5uopXIdZ
>>696 非常に丁寧なレスありがとうございます
> シゲティの名盤を一つだと、バッハの無伴奏でしょうか。
やはりそう来ましたか
バッハ無伴奏とベトソナタ全集は真っ先に買って、いきなりガックリのCDでした
音の汚なさよりも音程の酷さが耐えられませんでした
SP時代のモツコンも音程の酷さは相変わらずで途中で止めました
> 美音をいろいろ追求していくと、結局芸術表現って何だろうという事になって、アンチ美音のシゲティとかに懲りだします。
> 贅肉を全てそぎ落とした精神性の高い求心的な演奏とか言われています。
ピアノを聴いてる人でも「通」になると技巧派を毛嫌いして技巧ヨレヨレの老人が大好きになったりしますね
私はなるべくそっちに進まずに技巧と美音を愛し続けられるように心がけています
> 録音は古くなりますが、SP復刻のビーチャム卿とのプロコフィエフの協奏曲もお勧めです。決して耳障りなひどい音なんかではありません。
> 以外にもSP時代の録音のメンデルスゾーンの協奏曲も非常によいできですよ。
近々SP時代の録音が4枚に収まったものを買う予定です
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=874351&GOODS_SORT_CD=102 >>696 さん推薦のプロコやお薦めスレで話題になっていたバルトークの「コントラスト」まで入ってます
> 入手は難しいかも知れませんが、ベートーヴェンのソナタ7番(ホルショフスキーのピアノ)は火花散る名演で最高です。
これはいずれ入手してみます
どうもありがとうございました
702 :
名無しの笛の踊り :2006/09/24(日) 01:53:15 ID:tOQyZl1x
重テーの音程 上ずっててキモイ
嫌いならなにも無理に聴くことないんじゃないの? いや、ふと思ったんだけど。 ま、シゲティにアンチが黙るような名盤などないな。 アンチが呆れるような名盤ならいくらでもあるが。
704 :
教えてチャンすまそ :2006/09/24(日) 03:09:35 ID:9oQJuXd3
>>682 です
>>683 実はyoutubeを見て、CD欲しくなったんですよ。。。
>>688 ありがとうございます。
是非おすすめの買ってみますです。
しかし10枚組み1213円とは。。。安いな。買いましょう。
705 :
名無しの笛の踊り :2006/09/24(日) 07:12:44 ID:pNwI+R/l
シゲティでさえ認められない連中がいるのか。
頭の固さはハンパじゃないな。
渡辺和彦あたりの悪影響かな。
今と違って昔はもっとヴァイオリンという楽器は可能性をしょってたの。
シゲティにせよ、エルマンにせよ、ティボーにせよその可能性を
しめしてみせた巨匠なのだよ。聴き方から変えないとだめだね。
>>703 同意。 シゲティは彼らの価値観とは別の次元に価値観があるからね。
いかにもシゲティぽいバッハより、ラベルのヴァイオリンソナタのような
曲の方がかえって面白いかもな。
そのうちクライスラーの音色もキモチワルイとか言い出すんだろう・・・ シゲティの「汚い」音色を堪能するならバルトーク作品集あたりでも聴いたらどうだろうか。
707 :
名無しの笛の踊り :2006/09/24(日) 08:51:19 ID:JoRyQxfm
重爺 MHKの心の時代〜に出てきて うっすら笑みを浮かべ精神論をぶちながら 強烈な自己顕示欲を満たしそうで キ・モ・イ
708 :
694 :2006/09/24(日) 08:54:20 ID:C5Cx/k80
シゲティで盛り上がってますね。
>>700 いえ ヴァイオリン初心者ですがクライスラーもハイフェッツも聴いた事ありますよ。
改めてシゲティのバッハ聴いてみましたが・・・ 熱気の篭ってる音色に感じたのは自分だけでしょうか。録音のせいかな?
たしかに「美音」ではないけれど、こういう語り口を持った人もいいな〜と思いました。
>>701 技巧ならばいっそフィドルのほーを聞いてみれば
京都の赤澤さんとか音色綺麗で凄く自然でしたよん。
ブズーキ弾いてるときもあるからちゃんとみていかないと
駄目だけど
710 :
名無しの笛の踊り :2006/09/24(日) 14:06:22 ID:HC7YVPDh
711 :
名無しの笛の踊り :2006/09/24(日) 14:17:41 ID:/Qeo59Ye
>>695 そうやってユダヤ系を並べて見ると、なかなか面白いね。
重要な人としては、
ロシア・ユダヤ人のところにクレーメルが抜けてますね。
レーピンはユダヤ系じゃないんだよね。
その点だけを見ると、レーピンはロシア人バイオリニストの系列の中では異端なんだね。
ロシアバイオリニストの系譜の正当な継承者みたいな印象があるから、
けっこう面白い。
712 :
名無しの笛の踊り :2006/09/24(日) 14:19:25 ID:/Qeo59Ye
↑ なんかわかりにくい書き方だったかもしれません。 私の知っている限りでは、 クレーメルはユダヤ系、レーピンは非ユダヤ系のはずです。
713 :
名無しの笛の踊り :2006/09/24(日) 15:30:10 ID:pNwI+R/l
>>708 大半のひとがいう「美音」というのは、
すごく味気ない音のような気がしないでもない。
シゲティは、日本に来たときは都会の喧騒にみだされないよう
ずっと耳栓をしていた、なんて話を聴いたような。
今のヴァイオリンとくらべたら独特の音だけど、繊細な芸術家だと
思う。
それに自分の演奏スタイル、様式性というのをよくわきまえたうえで
レパートリーも選んでいるね。
>>678
714 :
名無しの笛の踊り :2006/09/24(日) 15:49:36 ID:pNwI+R/l
youtubeをちょっといろいろ聴いてみると、 メニューヒンの若いときの映像があるのが よかった。 全盛期はさすがにものすごいな。 音色の豊かさ、表現力がすばらしい。 ヴァイオリニストとして致命的な怪我をしてから 急速に衰えたけど。
715 :
名無しの笛の踊り :2006/09/24(日) 15:51:11 ID:SZMIzPgv
>>714 そういう燃料投下は、正直言ってもう飽きたです。
もし本気で言っているのだったら、ゴメン。
717 :
名無しの笛の踊り :2006/09/24(日) 16:06:31 ID:pNwI+R/l
なんでユダヤ人が話題になるの? よくいわれるのは、 1死の匂い 2都会的・反牧歌的気質 3感覚の異常なまでの洗練 4高度な技術 5分かりやすく刺激的に聴かせる才能(精神性の欠如なんていう奴もいる) 6通俗性 だけど。どうかな? あと抜けているのは、ミンツとシャハム。
718 :
名無しの笛の踊り :2006/09/24(日) 16:09:46 ID:SZMIzPgv
オーストリア帝国・ロシア生まれ以外のユダヤ人ヴァイオリニストも 多くはルーツがロシア系。 (第一次大戦終了までポーランドはロシアまたはドイツ領) フーベルマン (ポーランド・出世時多分ドイツ) メニューイン (アメリカ・親はロシア) ゴールドベルク (ポーランド・出世時多分ロシア) フェラス (フランス) ズーカーマン (イスラエル・親はポーランド) ギトリス (イスラエル・親はロシア) パールマン (イスラエル・親はポーランド) つまり大ヴァイオリニストはオーストリア帝国かロシア系ユダヤ人に 非常に偏っているということになる。
719 :
名無しの笛の踊り :2006/09/24(日) 16:12:27 ID:pNwI+R/l
720 :
名無しの笛の踊り :2006/09/24(日) 16:24:04 ID:7h3zjAH8
だ、だれかブルッフのコンチェルトのDVD知っている方いらっしゃいませんかっっっ 演奏者はダレでも良いですが、出来るだけ現代の方のが良いです泣)
721 :
名無しの笛の踊り :2006/09/24(日) 16:28:40 ID:L+zjIOxz
ジョシュア・ベルなんて名前からしてどう考えてもユダヤ人じゃね?
722 :
名無しの笛の踊り :2006/09/24(日) 16:29:31 ID:SZMIzPgv
あと、「自作曲」を残しているのはオーストリア帝国系ユダヤ人の ヨアヒム・フバイ・クライスラーで、ロシア系のユダヤ人ヴァイオリニストは 編曲などはあるもののあまり自作がない。 これも面白い。
723 :
名無しの笛の踊り :2006/09/24(日) 16:31:11 ID:SZMIzPgv
>>721 アメリカのユダヤ人だけど大ヴァイオリニストかというと・・
724 :
名無しの笛の踊り :2006/09/24(日) 16:32:47 ID:CTZXJOIK
>>701 それ悪復刻で評判最悪だからやめた方がいいよ
安物買いの銭失いの典型品
そんなの聞いて又シゲティの悪口言われても気分悪いしね
725 :
701 :2006/09/24(日) 16:54:11 ID:5uopXIdZ
>>724 ラヴェル持ってますけどまあまあの復刻ですよ
カルヴェ四重奏団は結構良いと思いました
> そんなの聞いて又シゲティの悪口言われても気分悪いしね
是非シゲティの名盤を挙げて下さい
多少入手が難しいのでも構いませんので
>>719 > なにメニューヒン嫌いなの?
> 若いときは間違いなくすごいとおもうよ。
メニューインについては
>>436 で書いたので、よろしければ読んで下さい。
そのyoutubeの演奏を見ても、俺の意見は全く変わりません。
727 :
701 :2006/09/24(日) 17:10:49 ID:5uopXIdZ
横レス
>>713 > 大半のひとがいう「美音」というのは、すごく味気ない音のような気がしないでもない。
イタリアの演奏家を聴いてもそう思われますか?
確かにロシア系はハイフェッツ、オイストラフ、コーガン (中略) レーピン、ヴェンゲーロフと皆味気ない音色だと思いますが
> それに自分の演奏スタイル、様式性というのをよくわきまえたうえでレパートリーも選んでいるね。
ベルクの協奏曲なんかは確かに向いてる感じですね
ミトロプーロスとの1945年ライヴは名演だと思います
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00004S932 私が持ってるのはイタリアのintaglioとかいうレーベルのものですが
1945年のライヴのくせに音質も非常に良いです
別人の演奏だったりしてw
>>725 しばらくシゲティ談義を眺めていて、今日は久しぶりに30年代の録音を2枚取り出して聴いてみたりしました。
シゲティの名盤ですが、オーマンディ/フィラデルフィアと1945年に入れたブラームスの協奏曲が
当時としては録音の状態もかなりよく、シゲティの音色の独特の突き抜けるような輝かしさも聴くことができていいかと。
たぶんシゲティとしてもトップフォームだろうと。オケもよいです。
後年のドラティと入れたのを誉める人もいますが、こちらはやはりシゲティの音色と技巧が衰えていますし、
内容があると言ってもシゲティのファンにはいいかもしれまんせんが、やはり普遍性のあるのは
このオーマンディとの録音だろうかと。ちなみに柴田南雄氏が誉めていた盤でもあります。
この録音でシゲティにダメ出しなら他を無理して聴くこともないかと思います。
Sony Classical MPK 52535
>>725 シゲティの名盤は、もう十分に持ってるんじゃないの?
もし、シゲティを理解したいと本気で思っているなら、
それを何度も何度も繰り返して聴くのがいいと思いますけど。
シゲティでは、プロコフィエフやバルトークはもちろん重要だけど、
>>705 でも言われているラヴェルのソナタは良かったなあ。
若いころにあれをさんざん聴いたおかげで、最近の演奏がどれも
へなちょこに聴こえてしまって困ってますw
ヴァイオリンに限らないけど、近頃のラヴェルの演奏は、特有の
「誇りの高さ」みたいなものがあまり感じられない演奏が多いなあ。
728で挙げた盤にヘス、カザルスと組んでブラームスのピアノトリオ第2番がカップリングされているんだが これもよい^^
731 :
725 :2006/09/24(日) 17:51:57 ID:5uopXIdZ
732 :
725 :2006/09/24(日) 17:57:38 ID:5uopXIdZ
>>729 > シゲティの名盤は、もう十分に持ってるんじゃないの?
いえいえ協奏曲はベルクだけなのでこの機会に揃えるつもりです
> もし、シゲティを理解したいと本気で思っているなら、
> それを何度も何度も繰り返して聴くのがいいと思いますけど。
繰り返し聴いてはみたんですよね
音程の酷さはいつ聴いても耐え難いです
>
>>705 でも言われているラヴェルのソナタは良かったなあ。
Szigeti Recital
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0000028N4/ でよろしいのでしょうか?
こちらも探求盤に入れておきます
ありがとうございました
まあ好みだし、結局のところ嫌いだったら嫌いでしょうがないのではとは 思う。別にシゲティさんに拘る必要も特に無いだろうし、そもそも万人が納得する ような作品とか演奏者なんてこの世の中にはいないだろうし まあ嫌いだったのが、ある程度間を置いて聞くと突然好きになるってことも あるよん。なので間を置いてみてはいかがか?
シゲティが音程悪いというのには全く同意しませんね。 パールマンみたいに個々の音を外すということはシゲティには滅多にないから、 おそらく全体にうわずって聞こえているんだと思うけど、 高周波の倍音に老化の始まったが耐えられなくなっているんだろうと想像します。 突き刺すような高周波の倍音がありますから。
×老化の始まったが ○老化の始まった耳が
736 :
725 :2006/09/24(日) 18:34:09 ID:5uopXIdZ
レスしなくて申し訳ありません
>>733 > まあ好みだし、結局のところ嫌いだったら嫌いでしょうがないのではとは
> 思う。別にシゲティさんに拘る必要も特に無いだろうし、
> ある程度間を置いて聞くと突然好きになるってこともあるよん。
ここ数年シゲティは聴いてませんでしたから間は置いたことになりますね
まあ別の曲で再挑戦ということで
>>709 > 技巧ならばいっそフィドルのほーを聞いてみれば
シャンドール・ラカトシュのCDは持ってます
ぐぐったらちょうど一週間前に大会もあったようですね
http://fiddlefestival.jp/ 興味が湧いたのでちょっと越境してみます
ありがとうございました
737 :
725 :2006/09/24(日) 18:40:12 ID:5uopXIdZ
>>734 > 高周波の倍音に老化の始まったが耐えられなくなっているんだろうと想像します。
まあまあ興奮しないで下さいw
こういう煽りは荒れる元です
私は多分あなたよりは10歳くらい若いはず
聴覚の老化はもう少し先でしょうね
シゲティを聴いて音程が気にならないのはよほど音感が悪いか聴覚異常です
738 :
名無しの笛の踊り :2006/09/24(日) 18:42:48 ID:pNwI+R/l
>>726 読みました。それも聴き方の一つだけど、「音楽」というのは
そんなに一面的に理解できるものではありません。
演奏する人は、自分の理想像、を求めるからね。それに合わないひとを
排除する傾向があります。しかし「音楽」は元来、10人いれば10通りの
音楽があってかまわないものです。
若い頃のメニューヒンは十分に立派な演奏だと思いますよ。技術面でも
あら捜しをしないかぎり、十分立派。
739 :
名無しの笛の踊り :2006/09/24(日) 18:46:43 ID:pNwI+R/l
>>727 そこにあがっているヴァイオリニストでも
いつも味気ないと思いませんよ。オイストラフなんかもときどき
すごい色気を感じるときがありますし。
イタリア系も嫌いではありません。
ただ、音が画一化してしまうと、つまらない、とは思いますね。
740 :
名無しの笛の踊り :2006/09/24(日) 18:48:16 ID:pNwI+R/l
>>734 パールマンはたぶん意図的にそうしているから。
好きなヴァイオリニストではありませんが。
>>737 じゃ人格攻撃に繋がることは止めまときましょう。
その最後の一行は、シゲティが「よほど音感が悪いか聴覚異常だ」と言っているのと同然ですが。
私はヴァイオリンならではの音程のイントネーションを用いる人が好きなので、
シゲティやミルシテインの音程はむしろ心地よいです。好みじゃないでしょうか。
ヴァイオリンもいろいろあるしね。 インドとかアラビックなのもあるし。
743 :
名無しの笛の踊り :2006/09/24(日) 19:03:47 ID:pNwI+R/l
>>741 横レスですが、まったくそのとおり最終的には好みですね。
しかしあれですね、シゲティ、ティボー、クライスラー
メニューヒンといった一時代をつくりあげた往年の大ヴァイオリニストは、
なんだかんだいって残りつづけ、いつまでも聴かれつづけると思いますが、
同時にいろいろ毀誉褒貶にさらされつづけるんでしょうねw
それでいいのかもしれません。
>>738 あなたの
>>714 の書き込みをもう一度読んでみると、
「テクニックがすごい」とは一言も書かれて無くて、
「音色の豊かさ、表現力がすばらしい」と書いてありますね。
音色の豊かさは、たしかに独特の魅力があります。
表現力については、あなたのおっしゃる通り、一面的に決められるものではないですね。
というわけで、あなたのご意見におおむね賛成します。
で、あくまでも「個人的な」意見を言わせていただくと、
メニューインの表現はコケオドシ的な印象があって、あまり深みがあるようには思えません。
あと、シゲティについては、
>>439 でも書きましたが、俺は結構好きです。
テクニックが悪くてもすばらしい音楽を演奏することはできる、という見本だと思います。
「高周波の倍音」うんぬんの話はサッパリ理解できませんけど(笑)
745 :
738 :2006/09/24(日) 19:18:09 ID:pNwI+R/l
>>744 >メニューインの表現はコケオドシ的な印象があって、あまり深みがあるようには思えません。
そういう部分は確かにあるかもしれませんね。
シゲティのように作品に新しい見方を提示するタイプではないですし。
エルマンほど現代人からみて常識をはずれたものも感じない。
解釈は割と常識的な範囲にとどまっている気はします。
でもさすがに独特の色気はありますね。
> でもさすがに独特の色気はありますね。 はい。それは認めます。 そういう「コケオドシ的ないかがわしさを感じるけど、色気はある」系のヴァイオリニストとしては、 フランチェスカッティ、ウート・ウーギあたりが思い浮かびますね。 どちらも嫌いじゃないです。
>>737 とんでもない! 音程の壺はぴたりと合ってるよ。
音色とスライドや独特のビブラートで幻惑されてるだけだとおもうな。
>>716 メニューヒンって怪我してたの?
神童から脱皮するときに羽化し損なってしまった、というふうにハル(ト?)ナックの本なんかには書いてあったような気がしたけど・・・怪我してたとは知らなかった。
脊椎の手術したらしいよ
750 :
名無しの笛の踊り :2006/09/24(日) 20:40:04 ID:pNwI+R/l
>>748 ハルトナックも他人事だと思って、えらそうな発言するね。
今日はシゲティのあとブッシュを聴いたけど、シゲティもさることながら ブッシュは実に素晴らしいねーーー!! ブッシュのバッハ無伴奏が全曲録音されていたら古典的な名盤として推されるものとして シゲティを超えていたんじゃなかろうか。 パルティータ2番とソナタ3番が残されているが(他にもありますか?) 特にソナタ3番、フーガの高揚感は凄い。42年の録音。 全曲揃いでは昔はシェリングが好きだったけど、いまはマルツィ命。
流派の特徴の違いをあげつらって下手とか言う人
753 :
名無しの笛の踊り :2006/09/24(日) 22:30:12 ID:mcZGqeg8
>>751 シゲティ盛り上がってますね。
上にも何回か書きましたが、ホルショフスキーとの競演で、べートーヴェンのソナタ7番は超名演ですよ。
CD化されているか否かは知りませんが、LPでアルトワレーベルで出ています。
多分今でも神田のハーモニーさんで新品LPで扱っているかも知れません。
確かこのレコードをピアニストの内田光子さんが探しまくっているとかいう記事をかなり以前レコ芸で見かけたような気がします。
ブッシュですが、ほの暗く幻想的な音色で、渋い演奏をしますね。
ブッシュはエンジェルからGRシリーズでかなり復刻されています。
例ばシューベルトの大幻想曲とか、ブラームスのソナタとか良い演奏です。
しかしブッシュのアコースティック時代(1924年以前のラッパ吹込み)の録音では意外にも
ブッシュの美しいポルタメントを堪能できます。ロシア系ユダヤ人のそれとは対照的な高貴なポルタメントですよ。
ブッシュファンなら是非一聴お勧めします。
754 :
名無しの笛の踊り :2006/09/24(日) 23:31:09 ID:pNwI+R/l
ブッシュか気になるけどさほど聴けてないな。 そのポルタメントは聞いてみたいです。 でも考えたら、このあたりの世代が時代の波にのって次第にポルタメントを やめていったんだよな。。
755 :
名無しの、音大生。 :2006/09/24(日) 23:57:50 ID:zAYWEycz
やはり、ヤッシャ・ハイフェッツ、、、、だよ。
756 :
名無しの笛の踊り :2006/09/25(月) 00:05:43 ID:26nSVOUK
エネスコが史上最高という文を何度か見たことがある
録音がろくなのがないんだよね。
758 :
710 :2006/09/25(月) 00:17:03 ID:NbT2VNub
>>715 貴重な情報ありがとうございます。
青柳いづみこ著『ピアニストが見たピアニスト名演奏家の秘密とは』
↑この本早速注文してきました。
759 :
名無しの笛の踊り :2006/09/25(月) 00:47:17 ID:eKwpS96u
青柳さんは、文章が上手だね。
760 :
名無しの笛の踊り :2006/09/25(月) 00:51:41 ID:akTuwqM1
フェラスが自殺だとはショックだ。 カラヤンとのチャイコを初めて聴いたときは、カデンッアのうまさに鳥肌が立った。 自殺までの詳しい経緯は本にはならないだろうなあ
761 :
名無しの笛の踊り :2006/09/25(月) 01:12:48 ID:eKwpS96u
フェラスにせよ、レビンにせよ、ハシッドにせよ かわいそうだね。
762 :
名無しの笛の踊り :2006/09/25(月) 02:06:26 ID:26nSVOUK
ヌヴーも
763 :
名無しの笛の踊り :2006/09/25(月) 02:33:35 ID:lREvQl76
>>753 ブッシュの旧録ならパストマスターズの復刻LPに入っている
ハンガリー舞曲の5番が凄いですよ。情熱的な演奏で驚きます
あとパリャンスキーの演奏もある意味で最強だと思って聴いています。
764 :
名無しの笛の踊り :2006/09/25(月) 03:26:13 ID:lREvQl76
連続ですみません ×パリャンスキー 〇ポリャンスキー ハズカシイ……
オールド・バイオリニストが好きな人、多いですね。 もちろん、そういう人の趣味をとやかく言うつもりは全くないです。 ただ、まさに今、史上空前のヴァイオリニスト百花繚乱の時代だと思うんですよね。 昔の演奏聴くのに一生懸命になりすぎて、現代ヴァイオリニストの演奏聴くのが手薄に なったらもったいないな、と思います。 レーピン、ヴェンゲーロフ、ハーンはこれから全盛期を迎えようとしている。 クレーメルはちょっと全盛期過ぎたが、まだまだ健在。 パールマン、ズーカーマンもまだまだ健在。 ミンツ、シャハム、ムローバ、ムターは元気いっぱい。 日本人にも、五嶋を筆頭に、二村、諏訪内、竹澤などなど俊英がわんさかいる。 で、こういう人たちの演奏が、コンサートで生で聴けるし、優秀な録音のCDも安価で手に入る。 こういう時代は、それほど長く続かないかもしれません。 欧米ではもうだいぶ前から子供のレベルが落ちてきてますし、日本でも落ちてきている。 (欧米+日本は、プレーヤー輩出国から、もっぱら観賞する国に移行しており、 プレーヤー輩出は第三世界の国々に中心が移動している)
766 :
765 :2006/09/25(月) 04:29:35 ID:gtEHYJxX
(つづき) 上で挙げたヴァイオリニストは、テクニック的にはみんな、一人の例外もなく、 往年のヴィルトゥオーソ達を文句なしに凌駕しています。 で、それぞれに個性もある。 よく、昔の巨匠達は個性があったけど、現代のヴァイオリニスト達には個性がない、 と言う人がいますが、僕はこういう意見には同意しません。 レーピン、クレーメル、シャハム、ミンツ、みんな強烈な個性の持ち主だと思うし、 それぞれ音色もぜんぜん違います。 昔の巨匠が個性的に聞こえるのは、録音の技術が未成熟だったせいもあると思います。 録音技術の黎明期だったので、機材・技術とかが、エンジニアや会社や年代によって バラバラで、そういうのも影響していると思います。 録音技術の向上=どれだけ生音に近づけるか ですから、録音技術が上がれば上がるほど、生音に近づいて、録音のクセはなくなります。 そういうのもあって、「現代のヴァイオリニストには個性がない」とか思ってしまうのでは ないでしょうか。
767 :
765 :2006/09/25(月) 04:41:16 ID:gtEHYJxX
(つづき) ヴァイオリニスト百花繚乱の時代は、 ハーン世代が衰えるとともに終焉を迎えるかもしれません。 (もしかしたら、欧米や日本以外の地域の子供達が次の世代を支えてくれるかもしれませんが) ヴァイオリン音楽を深く愛する僕は、今まさにこの時代に、日本で暮らすことができて幸せだなあ、 と思っています。 日本人の今20代〜30代の演奏家のレベルは、まったく誇張ではなく、質と量を総合すれば世界最高だと思います。 二村、諏訪内、竹澤以外でも、渋いところでは戸田弥生も世界最高レベルの実力者です。 先日、毎日学生コンクールの小学生の部を聴きに行きましたが、 ここ数年、残念ながらレベルが落ちているように思います。 中国とかに負けるのも時間の問題かもしれません。 まあ、それはそれでべつに良いと思っていますけどね。 日本は、演奏家輩出よりも音楽を鑑賞する国に移行することになるのでしょう。
768 :
765 :2006/09/25(月) 05:06:11 ID:gtEHYJxX
ちょっとしつこいけど、もうちょっとだけ許してね。 (皆が寝ている隙に、書き込んじゃおうw) 誤解の無いように言っておくと、僕は、 ハイフェッツ、オイストラフはもちろん、シゲティも好きです。 ただ、「現代ヴァイオリニストは技術偏重で音楽性が低い」とか思っている人がいたら、 それはちょっと違うと言いたい。 たしかに、ヴァイオリニストとして認められる最低レベルのテクニックは、昔と比べたら とんでもないレベルに上がっています。 メニューイン、ティボー、エルマン、クライスラーは、中学生の部でも予選落ちするかもしれません。 で、現代のヴァイオリニストは、そういう厳しいテクニックのハードルをクリアしなければなりません。 しかし、そういうハードルをクリアするだけでは、プロとして大成できません。 現代の一流ヴァイオリニストは、皆、技術的ハードルをクリアした上で、さらに 音楽的にアピールポイントがあるから、活躍できている。 僕はそう思っています。
>>765-
>>768 基本的に同意。指揮者や歌手の黄金時代はとっくに終わり、ピアニスト
もいまやすでに絶滅したようなものだけど、ヴァイオリンだけは、まさに
今こそ黄金時代だと思う。
>昔の巨匠が個性的に聞こえるのは、録音の技術が未成熟だったせい
これは逆だと思う。現代の録音技術は、音色の再現性に関しては、実は
SP時代よりも後退している面があって、きれいだけれど画一的な音色で
再現されてしまうことが多いかと。
770 :
765 :2006/09/25(月) 07:16:48 ID:gtEHYJxX
>>769 > 現代の録音技術は、音色の再現性に関しては、実は
> SP時代よりも後退している面があって、きれいだけれど画一的な音色で
> 再現されてしまうことが多いかと。
これはどうなんだろう。
僕は、音色の再現性が上がったからこそ、(表面的には)画一的な音色に聞こえるんじゃないかと
思っています。
もちろん、よく聴けば音色は画一的ではないことが分かるはずなのです。
クライスラー、ハイフェッツ、オイストラフの音色は、レコード(CD)で聴くと、
明らかに違って聞こえますよね。
でも、実演を聴いたら、これほどあからさまに音色の違いが分かることはない、
と思います。
レコードを聴いて明らかに音色が違うと感じるのは、
録音自体の特徴が加味されているからだと僕は思います。
実際のヴァイオリンの音色は、たとえそれがどんなに個性的な音色であっても、
そんなにわかりやすく違って聞こえるものではありません。
往年の録音ほどあからさまに個性的には聞こえないはずです。
771 :
名無しの笛の踊り :2006/09/25(月) 07:32:24 ID:eKwpS96u
ごめん。ちょっと同意できない。 往年の録音が、そのまま音色を表現出来ないのは理解できる。 しかし、往年の演奏家を生で聴いたわけではないでしょ。 現代のヴァイオリニストの音色が似たり寄ったりだから、そこから 類推しているんじゃないか。 また音色というのは、往年の演奏家は現代的奏法とは別の奏法をもっていたし、 ポルタメントなんかは明らかに現代と比較にならないほど豊かな技法を もっているだろう。そういうのを含めてかんがえた音色だからね。 クライスラーやエルマン、ティボー、シゲティあたりは総合的に考えて 個性的音色だったと思うよ。
>>770 現代オーディオの音色の再現性に関する問題は、オーディオの世界では
半ば常識なんですよ。
ピアニストのブレンデルが70年代に早くもこの問題を著作で取り上げ、
「SP時代の録音では個々のピアニスト特有のタッチがはっきり聞き分けら
れたのに、現代のハイファイ録音ではみんな画一的な音色に聴こえる。
この問題をきちんと説明してくれる専門家はいない」と書いています。
後にそれが「広帯域・低歪・低雑音」といった方向での技術開発の影で
悪化していた位相特性の問題であることが分かり、ブレンデルは自分の
録音には特に位相特性の優れたモニター・スピーカーを使うことにした
そうです。しかし、この問題はデジタル時代になって一層根が深くなって
いて、いろいろと対策はされているものの、根本的にはまだ解決されて
いません。まあ、Cheskyのような高品位録音のレーベルであれば、
音色の再現性についても相当に信頼できる水準の録音をしていますが、
メジャーレーベルでは中々難しいようですねえ。
773 :
名無しの笛の踊り :2006/09/25(月) 07:51:34 ID:eKwpS96u
>>765 それとね。
現代のヴァイオリニストの人気はこのスレでも高いよ。
往年のヴァイオリニストが挙がるのはその反動にすぎないよ。
>よく、昔の巨匠達は個性があったけど、現代のヴァイオリニスト達には個性がない、
>と言う人がいますが、僕はこういう意見には同意しません。
無個性とは思わないよ。そんなわけない。でも、現代のヴァイオリニストでは
聴けない個性が過去のヴァイオリニストにあるのは事実だと思う。
とくに、技術偏重と楽譜重視、厳格主義の弊害はあると思うよ。
現代のヴァイオリニストの個性を正当に評価するのに、過去のヴァイオリニスト
との比較が必要なのではないかしら。
>メニューイン、ティボー、エルマン、クライスラーは、中学生の部でも予選落ちするかもしれません。
>で、現代のヴァイオリニストは、そういう厳しいテクニックのハードルをクリアしなければなりません。
鈴木淳史さんが、ハイフェッツについて、ハイフェッツはたいしてうまくないのに
必死で巧くみせようとする。現代の若手は本当は巧いのに巧くみせない。なんて
書いていたのを思い出したw
ただし現代の技術偏重の弊害も大きいと思う。やはり様式性は時代に制限されている
からね。そういう現代に、新たな個性を発見する楽しみ、というのもあるんだけどね。
774 :
名無しの笛の踊り :2006/09/25(月) 07:59:02 ID:eKwpS96u
あと音色って、実は音そのものより、音色の対比で生まれる ところが多いと思うな。 録音装置の問題だけで考えられないように思う。
775 :
名無しの笛の踊り :2006/09/25(月) 08:39:50 ID:gtEHYJxX
> 音色の再現性に関しては、実はSP時代よりも後退している面があって こういうことを時々耳にするのですが、僕はどうしても信じられないのです (録音に関しては完全に素人ですので、まちがってたら考え直しますが) 。 だって、20世紀前半の映像と今のハイビジョン映像を比べたら、 ビジュアルの再現性が後退しているとはとうてい思えないですよね。 明らかにアップしている。 あと音声にしたって、人の話し声とか、都会の喧噪とか、その他のノイズとか、 そういうのを、昔の録音と今の録音で聞き比べれば、 今の方が再現性が上がってるのは明らかですよね。 それなのに、バイオリンの音色「だけ」は再現性が後退する面がある、 というのはどうも納得できないんですよ。
776 :
765 :2006/09/25(月) 10:42:49 ID:gtEHYJxX
↑名前入れ忘れたけど、
>>775 も俺の書き込みです。
>>772 > 後にそれが「広帯域・低歪・低雑音」といった方向での技術開発の影で
> 悪化していた位相特性の問題であることが分かり、ブレンデルは自分の
> 録音には特に位相特性の優れたモニター・スピーカーを使うことにした
これは初めて聞きました。面白いですね。
でもやっぱり、位相特性がどう関係してくるのか分からないので、
俺にはちんぷんかんぷんですわ(笑)
たとえ位相特性がSP時代より悪化(?)というデメリットがあったとしても、
広帯域・低歪・低雑音のメリットは計り知れないし、
ヴァイオリンの生音を忠実に再現するという意味では、
メリットの方がずっと大きいんじゃないかと思うんですけど。
777 :
名無しの笛の踊り :2006/09/25(月) 11:24:27 ID:dHDtfOR5
僕が最強
778 :
名無しの笛の踊り :2006/09/25(月) 12:00:16 ID:gVaPX2jq
位相特性云々をミケランジェリが言ってたなら納得するがブレンデルじゃ説得力ゼロじゃん 位相特性云々する前にもっとソノリティを磨けと言いたい
>>777 名古屋まで来てくれたらききにいくお
ただなら
>>779 ドアラが好きなのでナゴドまで行くかもしれない
781 :
名無しの笛の踊り :2006/09/25(月) 16:26:15 ID:vIQ8PfGn
http://makimo.to/2ch/qb5_saku2ch/1074/1074655215.html 323 名前: 石井健夫/内科/医師 05/02/23 20:39 HOST:p3031-ipbffx01atuta2.shizuoka.ocn.ne.jp<8080><3128><8000><1080>
対象区分:[個人・三種]優先削除あり
削除対象アドレス:
../../society3_hosp/1108/1108508588.html
../../society3_hosp/1108/1108508588.html
削除理由・詳細・その他:
【デムパ】慈恵医大卒DQN医師・石井健夫【在日好き】
のスレッドを消去していただきたいのですが。
題名やレスに個人名がでてしまっています
>>775-776 簡単に言うと、録音技術というのはSP時代には、言わば「小さく暗い鏡」だった
ものが、今では「大きく明るい鏡」になって格段に見やすくなったようなものと
考えてみてください。ところがよく見ると、今度は大きすぎて完全な平面にする
ことが難しくなって、像がちょっと歪んで見える、みたいなことなんですけどね。
要するに、再現する情報領域が広大になってしまったために、均一性を保つ
のが難しくなっている、ということなので、考えてみればむしろ当然のことの
ようにも思えますが。
音色の再現性が特にヴァイオリンで問題になるのは、より複雑な倍音構造を
持っているからでしょうね。あと、SP時代、特に電気録音以前のラッパ吹き
込み時代の音源に良いものが残っていて、比較できることも一因かも。
できれば一度、良い状態でSPそのものを聴いてみると、その音色の豊穣さ、
エネルギー、リアルさに驚くんじゃないかと思いますけど。オーディオって、
本当に進歩したのか、お手軽になっただけじゃないのか、って思っちゃう。
783 :
名無しの笛の踊り :2006/09/25(月) 18:01:20 ID:aNTI5mIn
確かにSPを良い蓄音機で聴くと そのエネルギーの凄さ、なまなましさは CDの比ではない。
>>778 ミケランジェリは録音技術に我慢ならず、ステレオになってからしばらくの間、
録音をしなかったくらいですからねえ。1957年のラヴェルのあと、1971年まで
の間に1枚しか録音していないワケですが、この間に彼は録音技術の研究を
していて、どうも自分で録音装置を作ろうとしていたらしいですw 65年にBDM
というところで1枚録音していますが(現在はDeccaから発売)、これはメジャー
レーベルでは不可能な正確な録音をするという約束で実現したものでした。
しかし、その結果にミケランジェリは満足できず、BDMは倒産に追い込まれて
しまったそうです。ただ、BDMの名誉のために言うと、これは決して悪い録音
ではなく、むしろ位相特性が優れていてミケランジェリ特有の、まるで重力を
感じさせない浸透力の高い音質をよく再現していると思うのですが、認められ
なかったのは再生側の装置の問題も大きかったんじゃないかと。って、話が
すっかりズレちゃいました。
で、そのミケランジェリは50年代に、「自分は電気楽器を演奏するつもりはない、
何故ならばそれは完全な倍音系列を持たないためだ」という驚くべき発言をして
います。録音拒否の件と併せて考えると、ミケランジェリは、電気音響技術が
「完全な倍音系列」を破壊してしまうことをはっきりと認識していたということで
しょう。70年代以降のDGやEMIでの録音は、ミケランジェリにしてみれば妥協の
産物ということなのかもしれませんねえ。
785 :
765 :2006/09/25(月) 18:49:56 ID:gtEHYJxX
>>782 , 784
どうもです。
位相特性というのが何なのか完全には理解できていないのですが、
鏡を大きく明るくすることによって失うものがある、
というのは何となく理解できるような気がします。
非常に勉強になりました。
> できれば一度、良い状態でSPそのものを聴いてみると、その音色の豊穣さ、
> エネルギー、リアルさに驚くんじゃないかと思いますけど。
是非一度聴いてみたいですね〜
>>782 フィルタを上手い具合にかけれれば解消できるかなぁ
まあ難しすぎるとはおもうけど
787 :
名無しの笛の踊り :2006/09/25(月) 19:24:26 ID:eKwpS96u
>>783 オーディオマニアが出るわけだ。
確かに、古い録音の方に音質面でより生々しさを感じることは俺も多いな。
788 :
名無しの笛の踊り :2006/09/25(月) 20:51:39 ID:gVaPX2jq
下らないオーディオ談義はその辺にしてヴィエニアフスキ・コンクール上位独占ネタで盛り上がったらどうか?
SPの位相特性がなんぼのものか知らんがろくに実演聴かずにヴァイオリン語るのはいい加減にしろ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060925-00000106-mai-soci 日本人が優勝はじめ上位を独占
バイオリニストの世界的な登竜門として知られる第10回ウィニャエフスキ国際バイオリン・コンクールのジュニア部門(17歳以下)で、
日本人が優勝をはじめ上位を独占したことが、25日、分かった。
練馬区立開進第二中3年の弓新君(14)が優勝。
横浜市立もえぎ野小5年の松本紘佳さん(11)が2位に入賞した。
789 :
名無しの笛の踊り :2006/09/25(月) 21:16:47 ID:4Ae/uplI
どちらかといえば最弱のヴァイオリニストか?
>>788 コンクール、生で聴かれたんですか?
どうでした?
>>788 ポーランドから、わざわざごくろうさまです。
現地のレポートもしていただけると、うれしいです。
792 :
名無しの笛の踊り :2006/09/25(月) 23:44:19 ID:eKwpS96u
いくら実演でも、そんな小さな子のヴァイオリンを聴きに ポーランドまでいく気はしないなあ。 そんな凄い演奏だったの?
793 :
名無しの笛の踊り :2006/09/25(月) 23:50:31 ID:eGQc6lIx
ウィニャエフスキって誰だ?www
794 :
名無しの笛の踊り :2006/09/26(火) 03:00:56 ID:ut1sMkBD
>>773 ティボーはロン・ティボーコンクールでも予選落ちですか?
795 :
773 :2006/09/26(火) 07:24:40 ID:fkfzniQg
>>794 え、俺にきくの? 768がいいはじめたんだよお。
予選落ちじゃないの。
796 :
名無しの笛の踊り :2006/09/26(火) 09:48:44 ID:C0cV83ka
百花繚乱ってことばどっかの駅にポスターなかった?
797 :
名無しの笛の踊り :2006/09/26(火) 11:42:35 ID:/Llhxw7y
WIENIAWSKI どう読んでも「ウィニャエフスキ」にはならないよなw
798 :
765 :2006/09/26(火) 12:00:46 ID:oxH9fJte
>>794 > ティボーはロン・ティボーコンクールでも予選落ちですか?
ですねw
まず間違いなく。
昔と今じゃテクニックに関する考え方も違ってるし仕方がない。
でも、現代の音大生がティボーをバカにして聴かないとかいうことはないです。
今でもティボーの演奏から学ぶところは多い。
799 :
名無しの笛の踊り :2006/09/26(火) 13:15:15 ID:+Sa2W9Kn
>>798 > 今でもティボーの演奏から学ぶところは多い。
どの辺か具体的に
音程の あまりの酷さに 耐えかねて 我泣きぬれて 蟹とたわむる
802 :
名無しの笛の踊り :2006/09/26(火) 14:24:26 ID:8i6PxqsE
ナタン・ミルシテインに一票
803 :
名無しの笛の踊り :2006/09/26(火) 17:24:00 ID:fkfzniQg
でも、俺はティボーこそ最高のヴァイオリニストと思っている。
804 :
名無しの笛の踊り :2006/09/26(火) 19:58:35 ID:+Sa2W9Kn
>>803 ティボーってCD復刻がダメダメの代表らしい
石井宏も渡辺和彦もSPで聴けみたいに書いてる
漏れはビダルフのモツコンとアンセルメBoxのスペイン交響曲持ってるがどちらも良くない
復刻に定評あるビダルフでも全然良いと思えないので深刻
CDで「これは名復刻というのがあれば教えて欲しい
805 :
名無しの笛の踊り :2006/09/26(火) 20:23:14 ID:fkfzniQg
CD化するとSPのよさが消えてしまうんだろうな。 それでも十分演奏は楽しんでますが。
806 :
名無しの笛の踊り :2006/09/26(火) 20:28:43 ID:+Sa2W9Kn
>>805 推薦CDはなし?
クライスラーはCDで聴いても独特の香味があって楽しめるが、ティボーは全然楽しめない
APRの「SP並みの復刻!」と某評論化がベタ褒めしていたものが中古店から今週中に届く予定
これ聴いてダメならティボーは諦める
>806 ごめん。というか、うちにSPのシステムがないから 聞き比べができない。どうもティボーのスタイルが生理的に 合っているみたい。クライスラーも好きだけどね。
>>806 横から失礼。
APRのCDって2枚組の The Complete Solo Recordings 1929-36 のことでしょうか。
おまけにアンセルメとのスペイン交響曲も入ってますね。
ベタ褒めする復刻かどうかは人によって感じ方違うでしょうが、少なくとも私は満足
してます。エックレスのソナタやポルディーニの踊る人形が特に好き。
ヴィターリのシャコンヌ、デプラントのイントラーダ、ファリャのホタあたりもお気に入り。
疲れて気力落ちてるときにふとティボーの小品を聞きたくなります。元気でますね〜
809 :
808 :2006/09/26(火) 20:52:12 ID:3r4KdyBK
×デプラント→○デプラーヌ、でした。 失礼
ティボーはナクソスのブラームスドッペルがましな音。
>>808 小品って馬鹿にされがちだけど、小品が魅力的に弾けるって
いいよね。
>>811 SP期のヴァイオリン録音聞く楽しさの一つが小品ですもんね
メディアの限界が逆によかったのかもね。リートもそうだけど。
現代の人で小品上手い人って例えば誰でしょうね・・・
>>812 難しいですね。あくがつよいタイプがいいですね。
ギトリスとか? 若手じゃ・・・
クライスラーの小品なんか颯爽と弾いても 魅力的な味のある演奏となると・・・今はなかなかいないなあ パラディースのシシリエンヌを聞きながら、ティボー節にうっとり
815 :
名無しの笛の踊り :2006/09/26(火) 22:13:51 ID:m2IkS8S8
817 :
名無しの笛の踊り :2006/09/26(火) 22:16:53 ID:m2IkS8S8
>>813 ギトリスはあく強いですね。
それならばフーベルマン必聴ですよ!
もちろん代表の筆頭はSPスタジオのチャイコフスキーの協奏曲。
818 :
名無しの笛の踊り :2006/09/26(火) 22:22:10 ID:m2IkS8S8
819 :
名無しの笛の踊り :2006/09/26(火) 22:24:04 ID:VEfAg2Ed
夭逝したマイケル・レービンなんてのは、 大作も巨匠然としてるけど、小品から溢れ出るチャームのとめどなさ! これで20代前半ていうからなあ…、死ななかったらなあ…
夭逝といえばヨゼフ・ハシッドだなあ 彼の小品聞くとまさに天才としかいいようがない 曲によってはあのヌヴーを越えている
821 :
名無しの笛の踊り :2006/09/26(火) 22:31:02 ID:m2IkS8S8
ハシッドの伝記なんか出てますかねえ? 20年くらい前には何一つなかった。。。
>>818 ティボーのモツ協は3番、5番と6番でしたっけ?
老齢になってからのものより、40代での第6番がよかったなあ
823 :
名無しの笛の踊り :2006/09/26(火) 22:36:59 ID:m2IkS8S8
ティボーのモツ協は3番バレー、エネスコ 4番 ベイヌム、エネスコ、 5番 ミュンシュ、エネスコ、 6番 サージェントだわさ。
824 :
名無しの笛の踊り :2006/09/26(火) 22:41:46 ID:/Llhxw7y
モツ協の6番ってどんな曲?
825 :
名無しの笛の踊り :2006/09/26(火) 22:45:07 ID:m2IkS8S8
4番は ゲオルク=ルートヴィヒ・ヨッフム指揮 ハンブルク室内管弦楽団(1950年12月11日、ライブ) とかいうのもあっただわさ。 でもこのCDのモーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第34番 K.378/アルトゥール・ルービンシュタイン(P)ってのは嘘で、 ロンのピアノ伴奏のことだわさ。
826 :
名無しの笛の踊り :2006/09/26(火) 22:46:08 ID:1kM6Mz1E
茂夫ちゃんはスルーですか
>>817 それからフリードマンと共演したクロイツェルソナタだな。
小品っていえばヌヴーのノクターン嬰ハ短調の密度がとんでもなかった記憶がある。
>>823 なるほど、どうも。
それにしても過去の名人はあくというか何より自分の個性=音色を
もってるのがいいね。聞けばすぐに誰の演奏かわかっちゃう
フーベルマンにせよエネスコにせよ。
クライスラー、ティボー、エルマン、シゲティ、ブッシュ、ヌヴー・・・
829 :
名無しの笛の踊り :2006/09/26(火) 22:50:25 ID:m2IkS8S8
>>827 フリードマンと共演したクロイツェルソナタは凄い!
フーベルマンがフリードマンに負けてるかも。。。と思えるほど
ピアノが爆発してる!!!
絶対聴くだわさ!
>>824 7番と比較しても、モーツァルトらしくない怪しさが・・・
カントロフ辺りが入手し易いか
831 :
名無しの笛の踊り :2006/09/27(水) 00:32:53 ID:rrH29Abf
>>817 ありがと。というか、フリードマンは大ファンです。
>>827 >>829 あれはねえw
スレチガイだけど、イグナンツ・フリードマンの
ショパンの変ホ長調ノクターンだったっけ? あれはすごかった。
もう毒の塊のような演奏です。
832 :
名無しの笛の踊り :2006/09/27(水) 00:35:26 ID:rrH29Abf
おっと訂正。 最初のフリードマンはもちろんフーベルマンです。
あのノクターン16番はショーンバーグ曰く「録音史上、最も歌う演奏」だからな。 ホロヴィッツもフリードマンのように弾けない限りは録音しないと 白鳥の歌となったラストレコーディングまで手を付けなかったなんて話もあるし。
834 :
806 :2006/09/27(水) 01:43:55 ID:8XFgUlC4
>>808 > APRのCDって2枚組の The Complete Solo Recordings 1929-36 のことでしょうか。
そうですそうです
> ベタ褒めする復刻かどうかは人によって感じ方違うでしょうが、少なくとも私は満足してます。
「このCDがあればSPは要らない」とまで書いてあってホンマかいなと思いましたが中古で激安のがあったので買ってみました
届くのが楽しみ(&一抹の不安)
>>815 で挙がってる2枚と内容は同じもののようですが、どなたか聴き比べされた方いらっしゃいますか?
仮にグリーンドアの方が音が良くてもこの価格では買いませんけどw
>>822 > 老齢になってからのものより、40代での第6番がよかったなあ
クライスラーの4番とのカップリングのものを持ってます
しばらく廃盤でしたが去年再発になったようですね
http://amazon.de/exec/obidos/ASIN/B000009J13 3千円近いのは高すぎ(私は10年前に御茶ノ水のディスク・ユニオンで中古を千円で買いました)
これをイマイチと思う私はティボーと縁がないのかも知れませんが、
>>823 ,825で挙がってる老齢の時のを聴いてみたいですね
835 :
名無しの笛の踊り :2006/09/27(水) 03:48:26 ID:rrH29Abf
単に好みかもね。 どういうところがいまいちか、ということにもよるよ。 俺は録音など関係なしに楽しめているので。
俺。(嘘)
マウロ・パガーニならしってる
レオニダス・カヴァコス
ナージャだってリーラだってあくが強いと思うけど。
841 :
名無しの笛の踊り :2006/09/28(木) 01:21:47 ID:29O6tPmv
女性は個性的なひとが多いね。
>>839 若手ではサラ・チャンは小品が上手いな。聞かせどころを知っているし、
自由奔放さが楽しい。ヴィルトゥオーソタイプだからねえ。
ナージャもリーラもわるくないけど。
あくが強い、というのでは名で聴いたことあるバイオリニストの中では やはりナージャとギトリスが双璧。この人たち、楽譜そっちのけで 自分たちの世界を繰り広げる。 それに較べたら他の多くのバイオリニストは頭が悪くなさそうなふり する分、ずっと優等生的。
844 :
名無しの笛の踊り :2006/09/29(金) 01:23:04 ID:fpZaJxQ/
ユニークな演奏をする女流ではウィルコミルスカが筆頭でしょう。 ウィルコミルスカと比べればナージャは全く正統です。
現代の若手〜中堅で好きな人は、たとえば、
レオニダス・カヴァコス、ルノー・カプソン、イザベル・ファウストですね。
邦人では加藤知子と渡辺玲子。まだ未知数だけど米元響子も現時点で非常に良い演奏を聴いた。
ちなみに俺は上の方でシゲティに続いてブッシュ(ちなみにこのスレでは初出でした)がどうだのと言った人なんですが、
つづいて
>>765 が
>昔の演奏聴くのに一生懸命になりすぎて、現代ヴァイオリニストの演奏聴くのが手薄に
>なったらもったいないな、と思います。
と言ってさまざまな現代ヴァイオリニストを挙げてくれたんだが、全くあるいはほとんど食指の動かない人多数ですた。
俺が好きな人は全然出してくれてないしw ま、別にいいんですがw
神谷さんはどうなんだろ?
それにしても、ハーンの共演者に無頓着?ぶりには驚かされる。
あれはもしかして、なにか凡人には窺い知れぬ深〜い話なのかも!?
イザベル・ファウストとかはいつもいいピアノと組んでるのになあ。
>>844 ウィウコミルスカ、そんなに変わってます?
ああいう芯の強い歌い口の人は、今はあまりいないなあ。
847 :
名無しの笛の踊り :2006/09/29(金) 02:10:06 ID:a+tVRmMc
>>845 > 俺が好きな人は全然出してくれてないしw ま、別にいいんですがw
「俺が好きな人」を好きなだけ挙げてみて
演奏の特長とか推薦CDとかも教えて頂けると有難い
848 :
名無しの笛の踊り :2006/09/29(金) 02:15:54 ID:yDKzSx9j
がだにーに 海野
>>844 ウィウコミルスカ、聴いたことない。ナージャより凄いなんて恐るべし。
ナージャ、クロイツェルソナタ聴きにいったら、アクセントのあるところで
床をおもいっきり踏み鳴らすんだけど、あの巨体でドシンドシンやるから、
度肝ぬかれた・・・・。
850 :
名無しの笛の踊り :2006/09/29(金) 04:04:06 ID:MYbERPcs
徳永二男が男前でいい
851 :
名無しの笛の踊り :2006/09/29(金) 04:49:29 ID:ZqnXS7jA
他の音楽スレと比較しても、はるかに多彩な顔ぶれが
ならぶのがいいね。ウィルコミルスカ、聴いたことないひとはどんどん
化け物のようなイメージが広がっていることでしょうw
>>850 男前?
852 :
名無しの笛の踊り :2006/09/29(金) 07:54:44 ID:/0E/oelq
>>850 ,851
いわゆる男前ではないけど、20年前はHしてみたいと思わせる顔だったよ。
853 :
名無しの笛の踊り :2006/09/29(金) 11:30:15 ID:fLO796yo
http://piza.2ch.net/classical/kako/979/979904343.html 137 名前: ナナシ 投稿日: 2001/02/27(火) 23:50
>>128 確かに「呼吸」は重要な要素だと思う。「間のとりかた」と言ってもよいだろうし、「無音空間をどう作り上げるか」といってもよいだろう。
私は掘り込めさんの演奏を聞いたことがなくて残念です。
しかし、女流のウィルコミルスカが小品集(コニサーソサエティ)で聴かせた「呼吸」は、圧巻でした。
あとロニー・ロゴフのバッハ無伴奏(トリオから出ていたLP)の呼吸も凄かった。
どちらも手に入りにくいのが残念。
854 :
名無しの笛の踊り :2006/09/29(金) 11:51:41 ID:v7aKR0jW
ウィルコミルスカはLP時代にはたくさん出ていたのに、あまりCD化されていないのは残念。 契約会社のせい? CD化期待したい女流は、ストイカ・ミラノヴァ。プロコの協奏曲は圧巻でした。 ロシアの女流で、リアナ・イサカーゼ。日本での録音したLPが良かった。
855 :
名無しの笛の踊り :2006/09/29(金) 12:34:20 ID:iKJMkc1c
>>852 > いわゆる男前ではないけど、20年前はHしてみたいと思わせる顔だったよ。
それはまたマニアックなご趣味でw
でも、魅力あるというのは分かるよ。
ゴリラ顔に似合わず、指が細長くて綺麗なんだよねw
徳永の演奏は、私も好きです。
まず、音がすごく綺麗。水晶のような、クリアでキラキラした音色ですよね。
あと、表現にもキレがある。小股の切れ上がった演奏だと思います。
エキゾチックな曲では良い意味で思いっきり下品になったりするのもグッドです。
元N響のコンマスだけど、N響のスタイル(良くも悪くも優等生的)からは想像できない
ような演奏をするよね。
856 :
名無しの笛の踊り :2006/09/29(金) 16:10:11 ID:7uCPGWo4
故安田英郎。大フィルコンサートマスター。 ブラームスの一番のソロもまともに弾けなかったという 伝説的ヴァイオリニスト? 独学やで。ステテコと冷や酒が似合う。男前。
マフィア顔のレーピンこそ最強といえよう
レーピン、顔はチンピラ兄貴だけど演奏はロマンティックだね。
859 :
名無しの笛の踊り :2006/09/29(金) 23:43:49 ID:P3cvALFD
>>859 ありがd
ラベルはもともとジャズっぽいからなあ
なんか別のレパートリーの音源を捜してみよっと
861 :
名無しの笛の踊り :2006/09/30(土) 00:25:55 ID:m9Ygxn0Q
曲はヘンだがVnはまともに聞こえちゃうなあ。 マンゼとかのヘンさに比べるといまいちのインパクトかも。 でも聞けて嬉しかったよ。
862 :
名無しの笛の踊り :2006/09/30(土) 00:32:02 ID:jcvLN9pR
>>859 これはまた結構なものを
どうもありがとう
音色が非常に素晴らしい奏者ですね
HMV、TOWER、Amazonで検索してみたら東欧もの以外は廃盤ばかり
ぐぐってもディスコグラフィは見当たりませんでした
どこかに情報のまとまったサイトはありませんかね?
864 :
名無しの笛の踊り :2006/09/30(土) 00:46:58 ID:fVoNUO88
>>861 マンゼの無伴奏の悪魔のトリルを聴いて以来好きになりました。
でも悪魔のトリル以外はそれほど衝撃的ではなかった。。。
今後も楽しみな演奏者ですよね。
865 :
名無しの笛の踊り :2006/09/30(土) 00:51:00 ID:jcvLN9pR
>>863 Available to
United States only
>>865 ???
Ships to:Worldwide
International shipping is $10.00 first CD;
$2.50 each additional CD in the same order.
だれか買ってみてうpしてよ
868 :
名無しの笛の踊り :2006/09/30(土) 02:15:08 ID:fVoNUO88
869 :
名無しの笛の踊り :2006/09/30(土) 02:32:19 ID:4dK98Wae
マンゼはいろんな意味で重要な奏者だね。
870 :
名無しの笛の踊り :2006/09/30(土) 18:29:00 ID:rZm8USxa
まだ名前が出てこない人としては、 例えば、チョーリャン・リンなんかも、隠れた実力者だね。 最近はソリストとしてよりも室内楽で活動しているみたいだけど。 安定したテクニックと張りのある音色が印象的でした。 曲解釈も、変にひねったところがなく、素直で好感が持てる。 個人的なお勧めは、サン・サーンスのコンチェルトとブルッフのスコットランド幻想曲です。 溌剌とした若々しい演奏で、聴いていてすごく気持ちがいい。 変にひねくり回した演奏を聴いた後では、こういう演奏が心地よく感じます。 数年前にテレビで見たときは、頭が禿げ上がってしまって、すっかり印象が変わっていて驚いた (演奏は相変わらず素直で気持ちのいいものでした)。 80年代中頃のコンサートでは、若い女性ファンがサインを求めて通路で列をなしていたものだが、 あの女性達は、今ごろどうしているのだろうか・・・w
ハーンに泣かれたら何も出来ないな
ハーンはテクだけなら随一なんだがなぁ 性格良さげだし嫁さんにしたい(;´Д`)ハァハァ ハーンて楽器はまだヴィヨームなの?
>>864 確かに、あの「悪魔のトリル」は神(悪魔?)がかってる。
ここでのマンゼは、まさに史上最強だと思う。
他には、バッハのヴァイオリン協奏曲も好きです。
874 :
名無しの笛の踊り :2006/10/01(日) 01:15:02 ID:v7++ev/w
ティボーの映像をようつべにうPしますたよ。
それにちなんで、イザイがティボーに献呈した無伴奏のヴァイオリンソナタ第2番「幻影」イ単調作品27の2全曲を
うPしました。
バッハのパルティータ3番の旋律や、怒りの日の旋律が出てきます。
演奏は上にもカキコしましたが、リアナ・イサカーゼ。
日本では無名になってしまった実力派女流ヴァイオリニスト。
オイストラフの愛弟子で、「回想のダビッド・オイストラフ」という本の中に彼女の若い頃の写真が出ています。
メロディアから多くのLPが出ていました。
リアナ・イサカーゼ (1946年生まれ ソ連現グルジア)
1965年、ロン・ティボー国際音楽コンクール優勝(2位久保陽子、3位ウラディミール・スピヴァコフ)
第2回(1970年)シベリウス国際ヴァイオリン・コンクール優勝
第4回(1970年)チャイコフスキー国際コンクール第3位第(1位ギドン・クレーメル、第2位ヴラジーミル・スピヴァコフ、藤川真弓)
98年チャイコフスキー国際コンクール審査委員長
http://up.magic3.net/src/up1015.mpg.html DLKey:li
24時間位で削除いたします。
876 :
名無しの笛の踊り :2006/10/01(日) 01:32:57 ID:v7++ev/w
>>876 拡張子mp3に変えても再生できたけど何でまたmpegという拡張子にしたのですか?
878 :
名無しの笛の踊り :2006/10/01(日) 01:51:17 ID:wVKXhRDd
う〜ん、もうとっくの昔に死んでるけど…やっぱり、史上最強のバイオリニストはパガニーニしかいないでしょう。
>>876 演奏の感想
音程もシッカリしてて凄く良い演奏だと思いました
これだけの人が表舞台から消えてしまったのは非常に残念
880 :
名無しの笛の踊り :2006/10/01(日) 02:00:10 ID:v7++ev/w
>>877 Magix Audio Cleaningというソフトでmp3にするとなぜかこうなってしまうのです。
相当前のソフトです。
ウィルコミルスカの時は、拡張子をmp3に名前を変えてUPしましたが、今回は忘れました!
動画の拡張子風で変ですよね。でも確かmp3って、MPEG3の事だったような。。。
881 :
名無しの笛の踊り :2006/10/01(日) 02:05:54 ID:v7++ev/w
>>879 当時のソ連では相当に有望視されていたようです。
メロディアには数多くLPを録音していました。
残念ながらCD化はほとんどされていません。
今回Upしたのは日本のビクターから出ていたLPでかなり貴重な録音と思います。
事情は知りませんが、スターダムには乗ることが出来なかった隠れた名演奏家と思います。
>>880 MPEG-1 Audio Layer-3というのが正式名称ですしね
>>881 > 残念ながらCD化はほとんどされていません。
Amazonで調べたらシェーンベルクの協奏曲がCD化されていたことがあるようです
いずれ手に入れたいと思います
> 今回Upしたのは日本のビクターから出ていたLPでかなり貴重な録音と思います。
貴重なものをありがとうございました
今後も期待しております
883 :
名無しの笛の踊り :2006/10/01(日) 08:17:33 ID:3oYeQUzP
イサカゼは「ヴァイオリンの巨匠たち」で紹介されているな。
884 :
名無しの笛の踊り :2006/10/01(日) 11:19:36 ID:cNgTzehr
「ヴァイオリンの巨匠たち」が図書館にありますように。
>>876 いやーティボーはさすがにすごいわ。
音楽家としての幅が段違い。
ヴァイオリンはこんな音がする楽器だったのか、と感心してしまう。
サンクス。
イサカーゼは、骨格がしっかりとした 演奏をしているね。 好感を持ちました。 やや無骨に、音ひとつひとつをしっかり刻み付ける ような感じですね。 こういうタイプは現在いそうでいないですね。
>>870 チョーリャン・リン(どこで・を打つか悩んでしまった)
は、音楽性をしっかりもった演奏家だと思います。
おっしゃるとおり楽しさが素直に伝わる演奏ですね。
現在、日本での人気は今ひとつですが。
888 :
名無しの笛の踊り :2006/10/01(日) 21:36:11 ID:Mnvt+mtS
チーユンはいいヴォイオリニストだと思うけど、最近新譜ないね? 誰かユンの情報持ってる人詳細を教えて?
去年ブラームスとシュトラウスのソナタ集が久々に出たけど、それより最近はないすね。 ただいつの間にかナクソスで、ペンデレッキのコンチェルトとか、 タワーって人の器楽曲集入れてるですね。
890 :
名無しの笛の踊り :2006/10/02(月) 00:39:29 ID:ouUkoreb
891 :
名無しの笛の踊り :2006/10/02(月) 00:41:35 ID:ouUkoreb
久々にこのLP聴いたら、状態が酷かった。 針音ひどいわ、針飛びするやら。。。 少々音悪いのはご勘弁ください。トホホ
892 :
名無しの笛の踊り :2006/10/02(月) 01:57:31 ID:ouUkoreb
>>890 乙!
今落とせないので消すのは夜まで待ってね
>>890 どうも! DLしました
パスかかってないね
針音云々よりも音が上ずってる感じで音程が変
ピッチ狂ってるっぽいのはメロディア?の録音が下手なせいでしょうか?
イサカーゼに比べると感銘は薄いです
クレーメルやカントロフに勝ったというのは信じ難い
895 :
名無しの笛の踊り :2006/10/02(月) 11:38:31 ID:s6QzsaZt
これがミラノヴァの西欧デビュー盤。 発売された時は話題になって、ACCディスク大賞受賞した録音。
896 :
名無しの笛の踊り :2006/10/02(月) 13:09:43 ID:WANauCR7
チー・ユンはおおらかな音楽性の持ち主で結構好感度高いんだけど 最近ディスクもでないし、どうしているのだろう。結婚したのは知ってるけど・・・ 詳しい情報、ちょっとした動静分かる人いたら教えて下さい。お願い致します。
897 :
名無しの笛の踊り :2006/10/02(月) 15:03:16 ID:HPV1LFmh
898 :
名無しの笛の踊り :2006/10/02(月) 19:49:51 ID:fkFE/U12
ウィルコミルスカもイサカゼも「ヴァイオリンの巨匠たち」で評価されてた。 どちらもいい評価だね。
899 :
名無しの笛の踊り :2006/10/02(月) 23:58:03 ID:T4B4DG1B
「ヴァイオリンの巨匠たち」図書館になかたorz
900 :
名無しの笛の踊り :2006/10/03(火) 01:42:10 ID:uVfJ1MM9
901 :
名無しの笛の踊り :2006/10/03(火) 01:46:31 ID:uVfJ1MM9
902 :
名無しの笛の踊り :2006/10/03(火) 02:08:21 ID:AE0dZRcM
>>900 レコードの状態悪かったので買い換えるかな。
情報ありがと。
ところで、ミシェル・オークレールの写真どこかにないですかね?
フィリプスのLPやCDの写真っていつも同じものですよね。
その写真からすると若い頃はかなり美形なパリジェンヌ。
彼女も昨年お亡くなりになったそうで、ご冥福をお祈りします。
オークレールはティボーの弟子でした。
903 :
名無しの笛の踊り :2006/10/03(火) 09:21:49 ID:n+kgn+6w
901さん サンクス。
904 :
名無しの笛の踊り :2006/10/03(火) 16:08:23 ID:B/s8Csno
>>902 オークレールの写真なら、確か'80年代の物なら持っていたはず
チャイコフスキーコンクール?(自信なし)の審査員全員の集合写真。
どこかに紛れ込んでしまい今見つからず…近々探してみます。
905 :
名無しの笛の踊り :2006/10/03(火) 17:28:54 ID:qoiA4Bgp
906 :
名無しの笛の踊り :2006/10/05(木) 11:38:25 ID:RvT7elJn
ハーンの今後のレコーディング予定など知っている方いらっしゃれば教えて下さい。
907 :
名無しの笛の踊り :2006/10/05(木) 13:41:41 ID:kg8dJpNW
908 :
名無しの笛の踊り :2006/10/05(木) 23:09:33 ID:kY0bjSAw
>>890 有難うございます。嫌いじゃないですよ。
音楽性には光ったものがありますね。
いろんな意味で懐かしい匂いがします。
909 :
名無しの笛の踊り :2006/10/06(金) 00:41:01 ID:GgNP5Ykm
ミラノヴァほとんど廃盤になってしまっているのが残念。熱いものを感じます。 すばらしい演奏家ですし、やる気満々な演奏が好感持てます。 今、どうしているのか。。。
910 :
名無しの笛の踊り :2006/10/06(金) 02:03:18 ID:/UBVH9lG
そうですね。 こういう熱いプロコフィエフもいいですね。 コンクールでオイストラフに勝ったヌブーをちょっと思い浮かべました。 応援したくなるタイプです。
911 :
名無しの笛の踊り :2006/10/06(金) 19:14:16 ID:pU3ag5SH
アンネゾブイーが引退するってホントなの?
912 :
名無しの笛の踊り :2006/10/06(金) 23:32:28 ID:tC4DHr5e
914 :
名無しの笛の踊り :2006/10/07(土) 15:10:14 ID:Y59Y1IZC
Michele Auclair(Nov 16/1924 - June 10/2005)追悼
昨年亡くなったフランスの名ヴァイオリニスト ミシェール・オークレールを偲んで、その名演奏をうpしました。
DLはお早めに。(165MBのZIPファイルです。)
曲目
1. ドビュッシー/ヴァイオリンソナタト短調全曲
2. ラヴェル/ヴァイオリンソナタ全曲
以上 ピアノ:ジャクリーヌ・ボンノ
3. ルクレール/ヴァイオリン協奏曲イ長調作品7の6
4. ルクレール/ヴァイオリン協奏曲ト短調作品10の6
以上 カール・リステンパルト指揮ザール室内管弦楽団
5. ハイドン/ヴァイオリン協奏曲第1番ハ長調
ジャック・ティボー指揮パリ音楽院管弦楽団
以上5曲全てモノーラル。320kbpsのmp3で各楽章毎に分かれています。700MBのCD-Rにぴったり収録出来ます。
5.は1943年10月7日の録音で、同年のロン・ティボーコンクール優勝を記念に、
恩師のティボーが指揮をしています。(一部針飛び有り)
ルクレールの録音は以前WINGからCD化されていましたが、今回UPした方のが遥かに復刻状態は良いです。
http://www5.axfc.net/uploader/8/so/N8_3352.zip.html Keyword: ma
サーバーはいつも込み合っているようで、なかなかDLで来ません。自分でやっても20分がんばってやっとできますた。。。
混雑状況等チェック
http://www.axfc.net/uploader/
915 :
名無しの笛の踊り :2006/10/07(土) 17:40:22 ID:zhXacrJ0
このスレ、マイナーな演奏家のスレになったと誤解していい?
http://www.korngold.jp/ で自ら演奏を公開している時津英裕氏のコルンゴルトはマジ上手いと思うんだが。
つい感心してしまった。↑のダウンロード待ってる間に聞いてみて。
917 :
名無しの笛の踊り :2006/10/07(土) 20:52:58 ID:u8jKoZyj
ヒラリー・ハーン。昔の巨匠はよくわからん
918 :
名無しの笛の踊り :2006/10/08(日) 00:01:57 ID:y7qx3/uG
>>917 ハーンがお好きなら当然 THE ART OF VIOLINのDVDはお持ちですよね。
ハーンが昔の巨匠たちの演奏をいろいろコメントしてますよ。
今を時めく女流も、オークレール、ウィルコミルスカ、ミラノヴァ、パイネマン さらに古くはヌヴー、デヴィート、モリーニ、マルツィ等の先駆者達の流れの中で聴いてみると
また感慨一入かも。
919 :
名無しの笛の踊り :2006/10/08(日) 00:15:28 ID:y7qx3/uG
>>904 オークレールって見かけと違って、超辛口の演奏ですよね。
ラヴェルやドビュッシーは最高! 辛口シャブリを味わってください!
ところで、写真見つかりました? 楽しみにしています。
ランランのヴァイオリン版みたいなシナ人が出てきたな
>>920 ハイポジになると中国語を甲高い声でペラペラやってるような京劇チックな感じになってなんかすきじゃない・・・達者な人は多いけどさ、たしかに。
922 :
名無しの笛の踊り :2006/10/08(日) 13:24:28 ID:KaeHqeS6
923 :
名無しの笛の踊り :2006/10/08(日) 14:16:21 ID:7FDiwD0e
>>914 アップすんのは著作剣法上問題じゃね 消せや
924 :
名無しの笛の踊り :2006/10/08(日) 14:31:58 ID:Ei5i9XX0
1.LPからの録音である 2.既に廃盤である 3.多分CD化されていない。 4.パスワード設定で、不特定多数への公開ではない。 5.無料である。 6.オリジナルの録音は50年以上前である。 上の全ての条件を満たすと思うけど、やっぱリ違法なのかなあ。。。 とりあえず削除依頼しておきました。
925 :
名無しの笛の踊り :2006/10/08(日) 14:35:57 ID:GdWb4J0g
50年以上前の録音で作品が著作権クリアしてるなら違法じゃない
>>924 録音から50年経ってるから著作隣接権は切れてるけどね
1.〜5.は公開できる要件に該当しない気もする
とりあえずいつでも消せるろだにうpした方が良いと思います
今後もうpよろしく
927 :
名無しの笛の踊り :2006/10/08(日) 15:48:27 ID:tVm+FQSp
>>918 残念ながらDVDは持っていません。検索してみまつ。
カルミニョーラは入らないの?
古楽器奏者は除外。
930 :
名無しの笛の踊り :2006/10/08(日) 20:02:53 ID:or6K7hUr
931 :
名無しの笛の踊り :2006/10/08(日) 20:11:01 ID:eP+fRgcP
1-5は違法性判断に全く関係ない (ちなみにCD化されてる) 6はおしいね、レコード発行から50年以上経ってればOKだ 著作権法上は違法じゃない
932 :
名無しの笛の踊り :2006/10/08(日) 20:16:35 ID:or6K7hUr
933 :
名無しの笛の踊り :2006/10/08(日) 20:27:10 ID:0pjxI7iz
>>931 矢張りやばかったんですね。。。
録音自体は50年以上前でも、レコード発売から50年経していないとアウトという事ですよね。
今回のは、オリジナルのLPやSPからではなく、復刻したLPからUPしたので、発売されてからせいぜい20年〜25年くらいしかたっていないハズ。
つまり違法性有りとなるわけですよね。
(でも誰が訴えるんだろう???)
残念ですが削除しました。
934 :
名無しの笛の踊り :2006/10/08(日) 20:29:55 ID:qaXCfflm
935 :
名無しの笛の踊り :2006/10/08(日) 20:36:19 ID:eP+fRgcP
>>933 最初の発行から起算だから、どのソースを元にしたかは無関係だよ
最初にリリースされたものから50年経ってればOK
あと、訴えるのはもちろん権利者だね
作曲者、演奏者、レコード会社などなど
日本は著作権協会が一括管理してたりするから協会から文句くることが多い
スレ違いなので終わり
936 :
名無しの笛の踊り :2006/10/08(日) 20:54:21 ID:0pjxI7iz
>>935 >最初の発行から起算だから、どのソースを元にしたかは無関係だよ
>最初にリリースされたものから50年経ってればOK
という事は、フランスで最初に発売されたディスコフィル・フランセのLPから50年経っていればOKという事でしょうか?
その後各社から仮に発売されていたとしても、あくまでも一番最初のレコードから50年経っていればOKという事ですか?
ハイドンはHMVのSPが最初ですから、50年以上経過しているので合法と解釈できますか?
すれ違いですいませんが、ここがクリア出来れば色々とUPできますので。。。
937 :
名無しの笛の踊り :2006/10/08(日) 21:45:44 ID:GdWb4J0g
>>936 例え復刻CDからアップしたとしても違反じゃない
938 :
名無しの笛の踊り :2006/10/09(月) 02:31:34 ID:Ws/nULYf
アップしたオークレールですが、ラヴェルのソナタの2楽章に
電気ノイズがひどい部分がありましたので、そこを修正いたします。
ラヴェルのソナタの2楽章は下記と差し替え下さい。こちらはすぐにDL出来ます。
http://up.magic3.net/src/up1255.mp3.html DLKey:ma
またハイドンの協奏曲はこちらも2楽章と3楽章が同じもので、さらにノイズが混入していましたので、
下記と差し替え下さい。
お詫びに、こちらにはオークレールのヴァイオリンで、ブルッフのコル ニドライ(1952年録音)を追加してあります。
ヴィルヘルム・ロイブナー指揮ウィーン響。(ハイドン全楽章+コルニドライ収録)
(ハイドンの協奏曲を修正すると、ドビュッシーとラベルのソナタを入れると700MBのCD-Rでは収まりません。
悪しからずご了承ください。ハイドンの代わりに、コルニドライは収録できます。)
http://www5.axfc.net/uploader/11/so/N11_10064.zip.html Keyword:ma
とりあえずオークレールは完成させたいと思います。
939 :
名無しの笛の踊り :2006/10/10(火) 16:56:58 ID:Ni8dbk3t
ハーンがやがて世界最強の奏者になるのは間違いなし。
それまでの最強は誰なの?
>940 諏訪(ry
諏訪明神の御神渡(おみわたり)?
943 :
名無しの笛の踊り :2006/10/11(水) 09:37:45 ID:68Zd6sJn
あなたの三大ヴァイオリニストは? ちなみに、私は フーベルマン、ハイフェッツ、オイストラフ
944 :
名無しの笛の踊り :2006/10/11(水) 11:48:11 ID:2UUFcmZY
ハイフェッツ、オイストラフ、シュナイダーハン 最近、シュナイダーハンに夢中
クライスラー、シゲティ、ハーン ちょっと真面目に考えちゃった。 結局、「音楽の捉え方」が決め手になるなあ。
947 :
名無しの笛の踊り :2006/10/12(木) 01:28:42 ID:d2PzWdyw
なんか希望あります? 但し1956年以前の録音デ。。。
太田壷井喜多 いってみただけです><
949 :
名無しの笛の踊り :2006/10/12(木) 01:37:30 ID:d2PzWdyw
太田恵資+壷井彰久+喜多直毅+佐藤芳明
950 :
名無しの笛の踊り :2006/10/12(木) 02:37:47 ID:d2PzWdyw
ティボーの演奏で、シマノフスキーのアレテゥーズの泉をYOUTUBEにうPしました。
これは前回UPしたのとは別ヴァージョンです。
http://www.youtube.com/watch?v=0c_3NvBFsek 前回うpしたティボーの演奏に、幻想的な映像を重ねたもので、ティボーが1934年に設立した「国際大芸術家協会」の短編音楽映画”シネフォニー”のフィルム映像です。
昭和11年(1936年)ティボーが2度目の来日の際にシネフォニーのフィルムを3本持参し、
6月17日の午後2時半から内幸町の「パラマウント」試写室で試写会が行われた。
久邇宮殿下夫妻、フランス大使、西條卓夫氏ら30名程が招かれたそうな。
西條氏曰く「神秘的なパントタイムに終始する画像と、ティボーのヴァイオリンが見事に調和していた。
のちほど東和商事を通して輸入されたアルベニスの「マラゲーニャ」やグラナドスの「スペイン舞曲」に勝るとも劣らぬティボーの
代表作と言えよう。だが、泉の精に扮した15歳の美少女が全裸なので、他の2つはその後公開されたが、これは陽の目を見ていない。」
のだそーです。
ちなみにティボーのアルベニスの「マラゲーニャ」とグラナドスの「スペイン舞曲」の映像は、ART of ViolinのDVDで一部ですが、
観る事が可能です。
951 :
名無しの笛の踊り :2006/10/12(木) 02:55:11 ID:sp0HnyEK
盤鬼西条と平林どっちが上?
>>947 > なんか希望あります?
> 但し1956年以前の録音デ。。。
1940年代あたりで「これはなかなか手に入らんぞ」というのがあったらお願いしたいです
有名演奏家のはNaxosやグリーンドアあたりが復刻してくれますし
>>853 や
>>854 で名前の出たウィルコミスカ、ロニー・ロゴフ、ストイカ・ミラノヴァ、リアナ・イサカーゼなんてこのスレで初めて名前を知りました
聴きたいと思ってもほとんどCD化されてないので
>>947 さんがいなければ聴くこともできない人ばかり
うpして頂いて非常に助かっておりますm(_ _)m
ということで「少しマイナー」な演奏家のレア録音を希望いたします
953 :
名無しの笛の踊り :2006/10/12(木) 04:19:31 ID:e1lfV4q2
はじめてこのスレを読んだけど勉強になりましたー! 日本人でも戸田さん二村さんのことはほとんど知らなかったけど評価高いんですね。 ちょうど12月に二村さんのコンサートあるみたいだから生で聴いてみます。
954 :
名無しの笛の踊り :2006/10/12(木) 11:50:25 ID:cmgB4fa1
決めゼリフは、”出来は、概してお寒い。” 西条卓夫でググるといろいろ。。。
956 :
名無しの笛の踊り :2006/10/12(木) 16:49:42 ID:VHWqC92m
サービス
957 :
名無しの笛の踊り :2006/10/12(木) 18:53:27 ID:Ed4UEGy6
959 :
名無しの笛の踊り :2006/10/13(金) 13:33:55 ID:ndSwLxkc
960 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 13:37:01 ID:6vFLGBKS
ムター。ハーン。ムローヴァが現代の三大ヴァイオリニストだと思いますが 何か異論御座いますでしょうか?
961 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 13:44:45 ID:+1henkzL
なんかみんな消去法で止む無く出てきた感じだな。 ムターはオワッとるし、ハーンは果たして何十年後も名前が残っているか疑問、 ムローヴァって???www.。
>>961 には全面的に「は」賛成できないが
>>960 はまったく賛成できない。
と書くつもりでした ;y=ー∵. <´`д゚` ・∵. パン ・・・ッ・・・
964 :
名無しの笛の踊り :2006/10/14(土) 17:24:42 ID:+ULQi6UC
江藤俊哉のベートーベン・メンデルスゾーン・チャイコフスキー の協奏曲が再発売になるらしいけど、これはどう?
965 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 00:10:39 ID:aBr93P5V
イダ・ヘンデル、アンコールが素晴らしかった。
966 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 01:28:46 ID:G+i9K6mO
゚・゚・゚・本日のアンコール・゚・゚・゚ チャイコフスキー「白鳥の湖」第3幕より ロシアの踊り(イダ・ヘンデル編曲)
967 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 01:44:07 ID:7BKUjM3r
イダ・ヘンデルは1940年頃のSPが鮮烈な演奏だった。 LP時代になってからつまらなくなったが、最近のバッハ無伴奏やアシュケナージとの共演CDは感動的。
969 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 03:43:26 ID:G+i9K6mO
>>967 ありがとうございました。
QuickTimeの調子が悪くなって、インストールしなおしたりしていたので、
ダウンロードするのにえらく手間がかかってしまいました。
970 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 12:28:48 ID:7SQwsh8e
デフォルトのプレーヤーをウインドウズ・メディア・プレーヤーとかリアル・プレーヤーとか他のに変えれば、 クイックタイム以外で再生することが可能。
971 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 22:11:52 ID:A3Gv2J0/
チー・ユンは名ヴァイオリニストになれましょうか? 大ファンなもので・・・
972 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 23:42:19 ID:x10vR/AA
ならなくともよいと思いますが・・・・・・・・・
973 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 23:55:31 ID:GHMEmis8
>>971 チー・ユンと言えば、N響と2回定期で共演してるね。
ラロとヴュータン。あれは良かった。
CDも次々と出していて、クライスラー集の録音が予定されていたのに
何故か発売されなかった。「前奏曲とアレグロ」を楽しみにしていたのに。
本名は、チー・ユン・キムって言うんだそう。
関係ないけど、滝川クリステルの本名は「滝川雅美」って詐欺みたいな話もある。
974 :
名無しの笛の踊り :2006/10/16(月) 00:41:55 ID:aS5uWXYg
975 :
名無しの笛の踊り :2006/10/16(月) 09:02:20 ID:Q5lJzV+I
クラシック音楽通の俺様が選ぶ世界の三大ヴァイオリニスト 葉加瀬太郎 寺田尚子 高嶋ちさ子 さあ どうだ 異論のある奴いるか!
976 :
名無しの笛の踊り :2006/10/16(月) 20:16:37 ID:ub6h/a1k
>>975 個人的にはクライスラーよりはGクレフのほうがオヌヌメ
二番目はそもそも苗字違うだろw
三番目はチョコレートファッションの再販はマダ?ってかんじです
978 :
名無しの笛の踊り :2006/10/16(月) 20:45:18 ID:ToiYi/gm
980 :
名無しの笛の踊り :2006/10/17(火) 00:23:47 ID:T2cHfJa3
このディスコグラフィーだとFranz-Paul Decker / Hilversum Radio Philharmonicになっていますね。 多分クー・ダルシェのマルツィオタ、あ失礼、研究家に聞いて調べたのでしょう。 だとすると、上記の指揮者&オケの可能性は高いかも知れません。 LP ; D7009(The Bouquet of Women Violinists) からうPしましたが、 このLPにはRadio Neitherland Orchestra 指揮者unknownと表示されています。
981 :
名無しの笛の踊り :2006/10/17(火) 21:14:21 ID:k3+1aoF0
どなたかそろそろ次スレお願いします。
982 :
名無しの笛の踊り :2006/10/17(火) 21:19:59 ID:f9+fLVFZ
>>974 人間業じゃないな。
特にダウンでのワンボースタカート
984 :
名無しの笛の踊り :2006/10/18(水) 16:46:26 ID:D1ysm24K
自作自演乙
985 :
名無しの笛の踊り :2006/10/19(木) 02:08:33 ID:1ZxOAVgP
986 :
名無しの笛の踊り :2006/10/19(木) 12:06:51 ID:vioFsqBV
>>974 いま初めて聴きましたが、魅力的な演奏ですね。
俺はこういう演奏、好きです。
速すぎてピアノがついていけない・・・
譜めくりの人もかなり焦っていますw
14歳ということなので、将来はプロになるのでしょう。
14歳というと、技術的にはほぼ完成しているし、血気盛んな年頃なので、
こういう火の出るような演奏をする子は、ときどきいます。
日本の学生音コンの中学生の部なんかでも、猛烈なスピードで課題曲を弾いて
優勝をかっさらっていく子が、何年かに一人でてきます。
レーピンの15歳の時のチャイコンをライブで聴きましたが、
こんなスピードで弾いた人間は歴史上にもいないんじゃないか?
というぐらいの猛スピードで飛ばしていました(特に3楽章)。
今はかなり大人しくなりましたが。
このルーディヌ君も将来が楽しみですね。
987 :
名無しの笛の踊り :2006/10/19(木) 14:25:54 ID:tmyCijM4
988 :
名無しの笛の踊り :2006/10/19(木) 15:16:33 ID:YYL5WhFA
ポリアキンですか 私も好きです。メロディアのM10シリーズで一枚出ていましたね。 あと3枚組みのLPも出ていたはず。クロイツェルはDyakovとの全曲もあります。
989 :
名無しの笛の踊り :2006/10/19(木) 17:21:16 ID:l19aHAKl
>>988 これはメロディアのM10シリーズで出ていたLPからです。
ポリアキン没後40年を記念して発売されました。
ポリアキンは1940年にソ連人民芸術家賞を受けています。
リヒテル、ギレリス、ルプーの師だったネイガウスのピアノが聴きものですね。
3枚組みのLPは知りませんでした。
小品集のLPも出ていたようですが、メロディアって鉄のカーテンの向こう側って感じで、よく分かりませんね。
990 :
名無しの笛の踊り :2006/10/19(木) 17:56:31 ID:l19aHAKl
参考までにAbram Borisovich Dyakov (1904-1941) との共演でのクロイツェルもうPしました。
これはCD化されていて(The Auer Legacy 3 )、全曲の録音です。
楽章毎に1939年から40年にかけて録音されました。
ネイガウスの録音に比べると遥かにいい音で録音されています。
ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ第9番より第1楽章 ピアノ;ディアコフ
http://up.magic3.net/src/up1501.mp3.html DLKey:mp3 すぐにDL出来ます。
パウクとファウストで埋め
992 :
名無しの笛の踊り :2006/10/19(木) 23:09:36 ID:0ObK/6xX
>>991 ファウストって女の人だよね。
その人のヤナーチェクのヴァイオリンソナタ聴いたが、
良さのわからない演奏だった。
それは大問題だな。
994 :
名無しの笛の踊り :
2006/10/20(金) 02:11:08 ID:4KehZ8Hu ベートーヴェンのヴァイオイン協奏曲のカデンツァ集
上にUPしたポリアキンの演奏(カデンツァby Isaak Osipovich Dunayevsky)以外に、
ちょっと珍しい カデンツァを演奏している録音です。
(全て1楽章のカデンツァ〜コーダの部分のみ収録)
1.アウアー作曲ハイフェッツ編曲 V:ヤシャ・ハイフェッツ 1955年録音
ライナー指揮シカゴ響
2.エルマン作曲 V:ミッシャ・エルマン 1955年頃の録音
ショルティ指揮ロンドン・フィル
3.ユベール・レオナール作曲 V:カール・フレッシュ 録音年月不詳
オケ不詳
(3のフレッシュの演奏は、凄まじい雑音が入っています。)
http://www3.axfc.net/uploader/12/so/N12_9487.zip.html Keyword:ca