輪投げがうまいらしい。
2 :
名無しの笛の踊り :04/11/18 21:17:12 ID:d1kzYBbF
2番復活
11月22日(月)午後7時 浜離宮朝日ホール 高橋悠治(ピアノ) J.S.バッハ/イタリア協奏曲ヘ長調BWV971 ゴルトベルク変奏曲BWV988 □全席指定:4,000円
4様。
輪投げ?
そういえば生で観たことなかったな。 演奏活動はずっと続けてたの?
そういえば禿げてたことなかったな。 演奏活動はずっと続けてたの?YMOを解散して。
それはユキヒロ
ゴルトベルク変奏曲の新譜も発売中らしいです。
新著が出たが
糞ベックスからだろ。ファンは拝んでから聞け。
あのナイフで空を切り裂くような 鍵盤のはじきぶりは もう聞くことができないのかな。
文章のほうが重要かも
>>13 ゲソだからな。
ノダゲソも2chのカキコのほうが注目されるし。
>>13 そんなバカな。ライブへ行って今の高橋悠治を再認識してくるべき。
ピアノリサイタルなどより、即興系のライブが良い。
16 :
名無しの笛の踊り :04/11/23 02:33:02 ID:P1vWL6pG
うん、今日のコンサート行った人の 感想を聞きたい。
>>16 齢には勝てないのかなぁ…と思ってしまった。
昔の録音が一番良かったのかもしれない。
アンコールで演奏したシューベルトのソナタは凄く良かったね
バッハの新譜よかった。
千野秀一とのDUOはCDにならないのかなあ。
21 :
名無しの笛の踊り :04/12/04 13:06:45 ID:4GxXTxRX
ゴルトベルク東京追加公演ケテーイなのに こっちは盛り上がらんな。
青空文庫でも読めるね。 いい人だ。
将棋の上達が驚異的に早かったらしい。
24 :
名無しの笛の踊り :04/12/10 05:40:52 ID:kA8ImrE2
特別インタビュー 高橋悠治「記憶に残したいことを、残るように書く」 20年ぶりの音楽論集の新著『音の静寂 静寂の音』に寄せて 取材・文 浜野サトル 月刊百科 2004年12月号 平凡社
26 :
名無しの笛の踊り :04/12/10 06:31:44 ID:sCIB+S/z
2002年のカザルスのソロコンサート行った方この中にもいらっしゃると思うんですけども、 私などははやい時間にいったものですから、人気のないロビーに出くわして、 ゆっくりいすにでも腰掛けようとしたら、一人おじいさんが座っているんですよ。 パッと顔を見ると、知っている顔だったので、「どうもこんにちわ」と言ったんです。 正直誰だかそのときわからなく、とっさに言ったのです。 そしたら「どうもいらっしゃい」と彼。 それが高橋悠治さんだということに気づいた・思い出したのは5秒後だった。
スレ復活してたんだね。 俺は新宿ピット・インで内橋とデュオやった時の 「左うちわ奏法」が忘れられん。どっかのバッタ屋のおやじかと思った。
28 :
名無しの笛の踊り :04/12/13 20:55:25 ID:iQvrFAWU
ゴルトベルク変奏曲の再録 和音やリズムを微妙にバラすのは昔からの特徴だが やはりテクニック面の衰えは感じざるを得ない それはそれで味があるけどね
29 :
名無しの笛の踊り :04/12/14 06:09:09 ID:FMIL7pKQ
一応書いとくか タワー・レコード限定で悠治のエゲンが入ってるやつ が再発。ほかの曲目はクセナキスのヒビキ・ハナ・マ、 武満のクロッシング。
30 :
名無しの笛の踊り :04/12/14 06:18:05 ID:hlqMt+2X
あれさぁ
>>29 以前RCAから出たの持ってるけど2chステレオではあの音楽のコンセプトには
あわないんだけど、その再発盤ってマルチチャンネル?
>>31 2chステレオがコンセプトに沿う音楽の方が圧倒的に少なくないか?
>>29 あれってタワレコ限定だったのか。
いちおう早めに買っとこう。
34 :
名無しの笛の踊り :04/12/15 08:24:40 ID:XSjWDaYg
タワレコ限定シリーズなかなかじゃない? ランドフスカのゴルトベルク。
35 :
名無しの笛の踊り :04/12/15 12:10:30 ID:AEEASCrg
坂本龍一といっしょに参加した加藤登紀子のアルバムも CDで再発してほしいな。ブレヒトとか歌ってるし。
かつでDENONから出ていた即興系のアルバムは全部出せ。
そんなのあったんだ。 面白そうだとは思うけど、望み薄だよね、たぶん。
佐藤允彦とのデュオ「サマルカンド」は現在も入手可能。 ただ、以前はスティーヴ・レイシーとの「ディスタント・ヴォイセス」もカップリングされていた。 富樫雅彦との「トゥワイライト」も在庫切れ。 個人的な希望としては、即興系ではないが「クロマモルフ・ローザス・たまをぎ」の入ったLPのCD化を期待。
10年くらい前にエアチェックした『辿り』を MDにダビングしようとしたらテープがちぎれた〜!!(泣)
>>39 「辿り」はどんな曲ですか?
確かテープ作品だったように思うのですが。
>>「クロマモルフ・ローザス・たまをぎ」 いま聞きたいのは、クセナキスの影響の色濃い この時期の作品だよ。師匠の作品から力みを 抜いたような不思議な魅力があっていいと思うんだが なんで演奏の機会がないんだろう?
確かにテクニック落ちたと思うけど それだけが売りの人じゃないんだから それでいいんじゃないのかな。 新譜のゴルトベルクも面白かった クラシック全然知らないどっかよその国の人が弾いみたいな演奏だったよ。
むしろ彼の死が近づいてることの方がつらい。 あと何年聞けるのか。
45 :
ネコオタ :04/12/17 04:53:27 ID:8YxyInU5
このひとってなんで意外と知名度低いんだろう。 いつも不思議に思う。 好き嫌いはとにかくもっと知られてもいい気がする。 マニアックのイメージがあるな。 文章も書いてるし時代にもコミットしてきたタイプなのに。
>>40 テープのみでの演奏も可、ということで純粋なテープ音楽ではない。
テープ部分はフェラーリのような現実音と器楽アンサンブル。
48 :
名無しの笛の踊り :04/12/17 12:06:23 ID:rptiqXTL
坂本龍一が言ってた高橋悠治のベートーヴェン廃盤になってる・・・
>>45 本も面白いよねぇ
49 :
名無しの笛の踊り :04/12/17 13:04:17 ID:UzjG9oJT
>>45 単純に、偉くなる道を自分から放棄したからでしょう。
50 :
ネコオタ :04/12/17 14:45:27 ID:8YxyInU5
>>48 そうそう、本面白いよねえ。クセナキスとの海外公演での
ホテルとかそういうのも、芸能山城組批判とか。
>>49 そんなきもする。自称弟子は増殖してるのにかわいそうw
山城組はちゃんと反論したんだよ当時。 でも悠治の書き逃げ。
ピアニストとしては良いけど、作曲家としてはイマイチだと思う。
53 :
名無しの笛の踊り :04/12/17 17:08:50 ID:b+R+aH1T
富樫雅彦とやった『トワイライト』は2大名人による即興演奏の極致。 当時アシスタントだった坂本龍一とのピアノ・シンセの呼吸もピッタリ。
>>47 初演時の副題が「テープと生演奏のための」だから、
ダンスのために作曲されたわけではないでしょう。
といっても初演には問題があったわけですが。
55 :
名無しの笛の踊り :04/12/17 20:31:18 ID:VC3JwB7a
>>54 「辿り」初演を知ってる人みたいですね。
どんな問題だったか詳しく教えてほしいです。
56 :
名無しの笛の踊り :04/12/17 22:45:12 ID:xWSh6Kd4
オレも作曲家としてはイマイチだと思う。 情けない話だが、高橋アキが妹だと知ったのがつい一月前という馬鹿です。
「都会の生活」や「Good night」のような ちょっとした曲はなかなかよい。 「都会の生活」も廃盤だが・・・
ハンニャハラミタとかカガヒとか挽歌とか クロストークで近藤譲が振った室内楽なんか どっかに音源残っていないものか。。。
59 :
名無しの笛の踊り :04/12/18 02:43:22 ID:mQhO8hZl
>>56 気にするな。
俺は娘だと思っていた時期がある。
高橋鮎生(AYUO)は息子。 明本歌子は昔の奥さん。
62 :
名無しの笛の踊り :04/12/19 22:58:49 ID:kMNVyya/
グバィデゥリーナいいですな〜
63 :
名無しの笛の踊り :04/12/19 23:33:09 ID:U9xiLjaH
高橋睦郎と血縁関係?
睦郎自身が似てると言っていましたね。
A面:三宅榛名の曲、B面「カフカ」ってテープがあったけど アレはCD化されないのかな?
67 :
名無しの笛の踊り :04/12/22 01:22:20 ID:53da47A+
ケージでたぞ
69 :
オスのさが :04/12/22 02:04:56 ID:p5UwCecH
クセナキスはさすがに無理だけど、 ケージのこの作品はゴルドベルクに続いて 新録&ライブやってほしいなあ。。
G・グールドはゴルトベルク変奏曲の新録を発表した翌年に急逝した。 悠治は何かを意識しているに違いない。
71 :
名無しの笛の踊り :04/12/23 17:45:14 ID:qhqoydY9
野良猫のように走り去る
10年ほど前に実演を聞いたことあるけど いかにも変人って感じだったな。 なんか曲終わって拍手してるのを 「ふ〜ん、あっそ。良かったわけね」 って顔して見てんの。
73 :
名無しの笛の踊り :04/12/23 18:47:31 ID:qhqoydY9
hahaha サイコー 前のゴルトベルクは埋もれたままだよね
>「ふ〜ん、あっそ。良かったわけね」 >って顔して見てんの。 普通はなかなかできないよね。 客を小馬鹿にしたあの態度 w
莫迦にされても喜ぶ、となると、信仰に近いと思う。
76 :
名無しの笛の踊り :04/12/26 01:21:54 ID:EbbJeojK
77 :
名無しの笛の踊り :04/12/31 20:24:28 ID:6YooPsoF
『ゴルトベルク変奏曲』高橋悠治(ピアノ)
東京追加公演3月2日(水)19.00 浜離宮朝日ホール
J.S.バッハ:イタリア協奏曲 BWV971、ゴルトベルク変奏曲 BWV988
問合せ: 浜離宮朝日ホール 03-5541-8710
http://eee.eplus.co.jp (パソコン&ケータイ)
3月13日(日)14:00 大阪市中央公会堂
問合せ: エス・ピー・エース 06(6204)0412
http://eee.eplus.co.jp (パソコン&ケータイ)
3月24日(木)19.00 札幌コンサートホールKitara小ホール
問合せ: オフィス・ワン011-612-8696
78 :
名無しの笛の踊り :05/01/01 10:39:44 ID:97ukx2Lf
自作曲や現代曲でいいCDあったら教えて下さい(・∀・) クセナキスのエオンタしか持ってません。
79 :
名無しの笛の踊り :05/01/01 10:51:22 ID:/3TVS2s2
>客を小馬鹿にしたあの態度 w 素直でいいじゃん。悠治さん。 欧米の音楽家なんて慇懃無礼なヤツも多いしな
80 :
名無しの笛の踊り :05/01/01 11:21:11 ID:OuiOqq/u
俺、道を歩いているとき、高橋悠治に「邪魔だ」って突き飛ばされた事あるよ 今ではいい思い出です
81 :
名無しの笛の踊り :05/01/01 11:30:20 ID:TldMjoN/
>>80 あの人歩くの遅そうなのに。大昔の話ですか?
82 :
名無しの笛の踊り :05/01/01 12:04:17 ID:OuiOqq/u
クセナキスが京都賞を受賞した折のワークショップのときだから8,9年くらい前かな? 狭い通路で混んでたからちょっとイライラされてたのではないかと・・・
83 :
名無しの笛の踊り :05/01/01 14:09:10 ID:y7qWayDZ
高橋さんに興味あるので エオンタのCDをきいてみたいのですが いまでも手に入るのでしょうか? 輸入版はどのように購入したらいいのでしょうか。
>>68 聴いてみた。聴く前から予想されていたことだが、
たぶんCDをランダムに再生したら、どこを再生しているのか
分からんと思う。
85 :
名無しの笛の踊り :05/01/01 20:03:58 ID:fBw0rPD9
>78 ケージのピアノ協奏曲、ソナタとインタリュード 自作曲のピアノ曲(光州、、一柳彗の曲も入っていた)の録音とか、 パーセル最後の曲集はお薦めだけど手に入らないかもしれない。 (LPを持ってます) あと曲名忘れたけど、近松の歌舞伎の台詞を使った合唱曲があって もう一度聞きたいけど録音あるかしら。 >82 エオンタは少し前に安く出ています。自分は高校の時LPで 買ったけど、懐かしいのでCDも買いました。
>たぶんCDをランダムに再生したら、どこを再生しているのか >分からんと思う。 曲知っていれば良く分かるよ。
88 :
名無しの笛の踊り :05/01/02 02:11:08 ID:U8bpjYE7
>86 Thanks
89 :
名無しの笛の踊り :05/01/02 04:14:59 ID:XOfalM9Q
ゴルトベルクの薪録は正直ガッカリ。 テクが落ちたのは仕方ないけど、 残響多めの録音がちょっと鼻についてしまって。 個人的な好みなんですけどね。 クセナキスブームに乗って、60年代のシナファイのライヴを 出してくれないかな…。
悠治さんの「ゴルドベルク」むかーし生で聴いた事あります。 ひょうひょうとしていて面白かったです。
「カフカ」見っけ♪中高年スレでつか?
92 :
名無しの笛の踊り :05/01/02 06:01:36 ID:G54g7HT0
クセナキスブームなの、今?
98,99年ごろはST-Xの連中が大騒ぎしていたのでブームだったのかも知れない
94 :
名無しの笛の踊り :05/01/02 06:12:19 ID:U8bpjYE7
テクが落ちるも何も家にピアノないからね。
何か雑誌か著書に「ピアノがない」って書いてありましたね。
96 :
名無しの笛の踊り :05/01/02 06:35:28 ID:G54g7HT0
練習しないのが自慢なんだから。
でも、コルトーだってそうだったでしょw
98 :
名無しの笛の踊り :05/01/02 06:37:45 ID:G54g7HT0
たしかいまはピアノ持っていたと思う。 ただ、わざと下手風に弾いてもいるので、 表現なのか技術不足なのか分からない。 狡猾なジジイである。
100 :
78 :05/01/03 17:52:44 ID:O9IpjbKF
>>85 ありがとう。自作のピアノ曲を聴いてみようかな。
>>99 いまは持ってるのか・・・。中学くらいの時、斉藤晴彦の本で
「ユージさんとコタツに入りながらピアニカで歌の練習をした」とか
いうのを読んで、すげえヒネクレ者だと思ったよ。
性格の悪いのは昔からですね。
>>100 「いちめん菜の花」(ALM)も楽しめるよ。
現代音楽っぽくないけどね。
雑誌「批評空間」の座談会で 柄谷行人、浅田彰、磯崎新、岡崎乾二郎、松浦寿夫といった面子で 高橋悠治を袋叩きにしようみたいな企画があったけど、 悠治さん、のらりくらりとかわして全員を煙に巻いてしまった。 さすがと言うか、大したもんだと思った。
>>103 袋叩きどころか、丁重にお客様扱いじゃないですか?
特に浅田・岡崎・松浦は、信者みたい。
それで図に乗った悠治が、柄谷を攻撃し、
尊師になってゆく(笑)のが、あの座談会でしょう。
>>101 ふたりで「冬の旅」を録音するみたいだね。
どんなものになるんだろう?
106 :
名無しの笛の踊り :05/01/07 08:33:54 ID:meTUb69H
>>103 モダニズムを再考する、だっけ?
その「批評空間」本棚にあるな。あとがきで浅田彰さんが
「ドラネコのような高橋にのらりくらりと逃げられた」ようなことを書いていらっしゃった。
しかし、著作が入手しくいなぁ。
高橋アキ『早坂文雄』好評発売中。
107 :
名無しの笛の踊り :05/01/08 13:29:03 ID:lJPYGFjC
小器用な才人の末路って哀れだね
108 :
名無しの笛の踊り :05/01/08 13:37:09 ID:BU6qw5yo
??悠治は小器用でなくて才能がありすぎて貧乏なのよ。 浅田彰みたいな低レベル偽文化人を小器用と言うのでしょう。 まあ、見ようによっては浅田は万年助教授で哀れなのかもしれんが。
109 :
名無しの笛の踊り :05/01/08 14:06:54 ID:lJPYGFjC
ここはオウムスレか?(笑) いやだね。「信者」は
110 :
名無しの笛の踊り :05/01/08 14:58:39 ID:O0JHIJvG
思考停止?それとも、師肯定し?
112 :
水牛楽団 :05/01/08 17:26:01 ID:M4VomMdi
こんな時代遅れのサヨク&ゲソ野郎を論じる方がよほど思考停止だろうな
113 :
名無しの笛の踊り :05/01/08 23:22:51 ID:6xfrX17g
バカか、おまえ?
悠治はもともと頭いいんだけど、 政治が絡むとやたらナイーヴになる。 才能がない芸術家でも、左翼なら評価しちゃう。 そこは浅田彰の方がまとも。
115 :
名無しの笛の踊り :05/01/09 02:40:50 ID:SHL3KJDC
バカはお前らだろ(笑)こんなサル並みの知能の爺を論じてるんだからな。 昔、小林秀雄の「モオツアルト」を非難してたが、読解力ゼロの平林並みの 白痴的文章だったぞ それにあの服装のセンスのなさ、あれはなんだ。まるで志茂田景樹じゃないか(笑) 若いうちならまだいいが、あんな小汚い爺になってもまだやってるのか? 誰か、乞食爺と言ってやれよ(笑)
思想なんか二の次じゃ、ボケ。 作品を聴け。それほど悪くはない。
小林秀雄「モオツアルト」批判は正しかったと思うがな。 あれは美学者のオナニーだからな。
懐かしい話だな。シューマンみたいなタイトルの著書にも 吉田秀和や遠山一行批判がありましたね。当たり前過ぎる 事が書いてあるな、と音大生だった当時は笑い飛ばしてい ました。
119 :
名無しの笛の踊り :05/01/09 03:20:32 ID:SHL3KJDC
>小林秀雄「モオツアルト」批判は正しかったと思うがな。 やはり音大生はバカ揃いと見える(笑) オナニー猿はコイツの方だろ
>>119 あなたは馬鹿だけれども、面白い提案をしてくれた。
感謝。。
121 :
名無しの笛の踊り :05/01/09 18:30:41 ID:Aezohvxm
この人って近頃はどうやって食ってんだ?
122 :
名無しの笛の踊り :05/01/09 20:00:14 ID:u+aU38Zb
間章の高橋批判もなかなか腰が据わっていて楽しめる。 『あなたはジャズがわかっていない。そうでしょう』って。
123 :
名無しの笛の踊り :05/01/09 20:01:45 ID:D4Wv+k3G
自分は、昔の彼は鋭いと思ったけどね。 高校生のころフィネガンズウェイクを読んでいたとかいう話もあるが、 抱えていただけではないような気がする。 水牛楽団のころから、興味失った。 単純に、出来上がった作品が、自分には面白いと思えないから。 本当に今はどうやって食べているのか、かつての悠治ファンとしては 気になるね。
最近は 演奏家に 「面白くして欲しい」 というのが、本音なのだろうと 練習していてそう思う
悠治は即興はできるけど、ジャズじゃないよな。 もっとノリが悪い何かだ。 八木正生が好きだったらしいが。
ノリという尺度で即興を捕らえていないからね。 非常に怜悧に状況を見渡した上で、時には冷や水を浴びせるような即興をすることもある。
富樫とのDUOはどうだったんだろう?
富樫との演奏もどっちかというとスタティックなことが
多かった気がする。メロディアスな太鼓&パーカッシブなピアノとか
いわゆる楽器分担に囚われてはいなかった。
>>126 ほとんどイヤガラセなこともあるけど。
以前デレク・ベイリーと演ったの見たけど、ベイリーは
全然カラめない悠治に呆れたのか、途中でギターのピック掃除
をし始めた。
スティーヴ・ガット&エディ・ゴメスと演ったときも、ノリ悪かったなあ。 途中で佐藤允彦が代わってピアノを弾いたらジャズになった。 ジャズというカテゴリーで捉えるなら、へたくそ。 ジャズ以外の即興演奏として捉えるなら、まあ新鮮と言えるかも。
ジャズやる気なんてないわけでしょ。 どうしてジャズのカテゴリーで捉えるかな?
いや、ジャズがうまくできないことは本人も認めているでしょ。 やろうと思っていないことがほとんどだろうけど、やろうとしてもできないわけで。 チック・コリアがクラシックを弾いて下手糞だと言われても仕方がないのと同じ。
132 :
名無しの笛の踊り :05/01/11 20:33:18 ID:qRwY+xDQ
セロニアス・モンクとクルト・ワイル、カーラ・ブレイどまりですから。 勘弁してあげてください。
133 :
名無しの笛の踊り :05/01/11 20:36:48 ID:YIfQp44a
なんだかんだ言って 面白いし、目が離せない人です。
134 :
名無しの笛の踊り :05/01/18 02:05:09 ID:BPbB6Q18
前にも話題に上がっていたけれど、どうやって 食べておられるのかな?
135 :
名無しの笛の踊り :05/01/18 04:08:49 ID:P6uFB1Fp
ほんとに、どうやって食べてるのだろうね。 デノンのケージのソナタとインタリュード、LP持っているけど もう一度CD買った。この演奏は、今聞いてもすばらしいです。
あのケージ作品はぜひライブで聞きたいものだな。
部屋を掃除してたら、高1の時買った「カフカ/夜の時間」を発見。 読み返したらいたるところにボールペンで赤線が引いてあった。 かなり恥ずかしいヤツだったんだな、昔の俺って.......。
138 :
名無しの笛の踊り :05/01/18 21:31:33 ID:NIX6ofKg
トランソニック設立趣意書を暗記した俺って・・・
139 :
ネコオタ :05/01/18 21:39:33 ID:pTO87uMX
>>128 絡めないってさ、ジャズとかクラ以前の問題じゃん。
音楽の問題としてまずいな。
140 :
名無しの笛の踊り :05/01/18 22:02:18 ID:+62pJW3C
>>137 あの本、誤植だらけだったね。
>>138 時空の網目をくぐって、とかいう奴だっけ?
>>139 まあ演奏に限らず、いかにノラないか、ノセないか、を考えるタイプだよな。脱力系。
142 :
名無しの笛の踊り :05/01/18 23:55:44 ID:P6uFB1Fp
>139 もともと悠治はジャズなんて本気でやってなかったんだから 駄目で当たり前で、昔の失敗を今どうこう言ってもね。 >138 うふ、トランソニックって超年近そうでつ。 高校生のころ分けも分からず買いまつた。
143 :
名無しの笛の踊り :05/01/19 00:00:01 ID:7jB+suC5
バックナンバー、全部持っているよ。トランソニック。
『70年代コレクション』や『音の静寂 静寂の音』が売れたら、 『80年代コレクション』も出すのだろうか。
>>128 >>139 俺もその演奏聴いてるけど、悠治は例によって
相手が出した音をはぐらかすような態度だったから
デレクもツッコめなかったように聴こえた。
ギターの掃除を始めたときは、凍り付いてた客も
笑って雰囲気がちょっと和んでたね。
>>143 うらやましい・・・・。
俺はむかし明大前のレコ屋で1冊見つけたきりだ。
146 :
名無しの笛の踊り :05/01/19 12:09:14 ID:TeCFnLhF
猪木Vsアリ戦のような凡戦だったんだな
147 :
ネコオタ :05/01/19 13:33:13 ID:bB7ZhuZY
>もともと悠治はジャズなんて本気でやってなかったんだから 駄目で当たり前で、 これはちょっと信者っぽい発言じゃね? 不良ぶってるのに少しまずいことがあるとパパは偉い人なんだぞって 親にすがるみたいなもんか。ゲソの精神構造だな。
>>147 その通り。下手なものは下手。
>>142 のように「本気」なんて言うなら、
クラシックだって「本気」でやってないし、
現代音楽だって「本気」でやってないようにみえる。
というより、「本気」でやらないのが高橋悠治ですから。残念!
それでもそこをマジで受け取って「へったくそ」と言ってやるのが批評です。
149 :
ネコ嫌いの142 :05/01/19 20:11:08 ID:wlZFtSDd
確かに古典的なレパートリーは本気で演奏しているとは 思わないけどね。それでも昔の作品は面白いと思ったし かつてはクセナキスの指揮も彼らしい響きを作っていた。 今は聞いてないけど、どうなのでしょ?ある時期からカスカス という印象だが。
150 :
名無しの笛の踊り :05/01/19 20:26:32 ID:brYGZWop
フィネガンズウエイクを原書で読む高校生でした。 麻布高校だったんだよね。
丸谷才一って麻布で教えていたっけ?
152 :
名無しの笛の踊り :05/01/20 02:27:41 ID:TgWGA4Pa
>>150 悠治は最初、湘南高校に通っていたが、そこで何も学ぶことがなくなってしまい
桐朋学園音楽科へ転校し、そこの英語教師だった丸谷才一が、
J・ジョイスの『フィネガンズ・ウェイク』の原書を小脇に抱えている悠治を
見かけて驚き呆れてしまった、じゃなかったかな。
その辺のことは秋山邦晴の『日本の作曲家たち(上)』に書いてあるよ。
師の柴田南雄に音大に行くべきか聞いたら あんな馬鹿なとこには行くなと言われたエピソードもあったね。 柴田の死に際して書かれたエッセイはとても良い。 悠治もこんな文章書くんだなあと思ったよ。
柴田のことは純粋に尊敬していたようにみえるな。 武満には嫉妬を持っていた気がする。
武満の晩年、仲直りしたのが救いだな。 主義主張は最後まで相容れなかったと思うけど だからと言って喧嘩することはないよね。 最近は武満の曲もよく弾いてるみたいだし・・・
>>148 下手というより意図して「完成してしまう」ことを避けているように見える。
それは彼のスタンスの中で一番重要なところじゃない?
157 :
ネコオタ :05/01/20 05:17:23 ID:LOfGumP5
ゲソも方便だな
>>155 武満を追悼した文章が好きだな。ただ故人を悼むだけじゃなく
晩年の武満の境遇を「ホントにこれでよかったの?」て感じで
愛情を込めつつ批判してる。長木誠司あたりの、タメにする
批判よりははるかにマシ。
>>156 昔、音大のピアノ科に通ってる友達に「さまよう風のいたみ」の
譜面渡して弾いて貰ったらむちゃくちゃ下手だったからそう言ったら
「楽譜どおりに弾いたらこうなるんだよ!」て怒られた。
>>156 昔、ヘルマやシナファイを弾けた、という前提・伝説があるから、「完成を避ける」なんてことを言って澄ましているわけ。
でも、まずい演奏をすることもあるわけで、高橋の場合だけ、他のピアニストとは別の評価基準を持ち出すのは、神格化ですよ。
>>158 >武満を追悼した文章
ちょっとかっこつけすぎだけどな。
160 :
名無しの笛の踊り :05/01/21 01:10:26 ID:cKhUqN0r
正直、武満について 「メシアンとスクリャービンを混ぜて日本風にしただけ」 という評価は正しいと思う。特に80年代から後の 武満はワンパターンだから何を言われても仕方ない。 で、悠治はというと彼も年を取り苦しいところかな。 >153 桐朋でも勉強することがなくなり、中退して良いか吉田秀和に 聞きに行った。悠治は「怒鳴られ叱られるかと思った」らしいが、 「まあ、そう言う事もあるでしょう」という返事だった 結局、学校に普通に通う気はいつもなかったわけね。
タケミツはスクリャービンにそこまで心酔はしてないし スクリャービンのオケ技法は、今聞いても硬い コードの音数は多いのに、柔軟にはあんまりならない ロシア系だから硬いのは当たり前と言われればそこまでだ メシアンは確定だろうが、、
>「メシアンとスクリャービンを混ぜて日本風にしただけ」 そんなこと言ってたっけ? ドビュッシーとメシアンという評価は聞いたことがあるが。
163 :
名無しの笛の踊り :05/01/21 10:27:38 ID:cKhUqN0r
72年ごろのレコ芸探せばあるスクリャービン云々は 書いてあると思う。その他の雑文にどこに書いてある。 比較すべきはピアノ曲で、ハーモニーでなくて、様式とか 雰囲気のことでしょうね。
>昔、ヘルマやシナファイを弾けた、という前提・伝説があるから クセナキスのピアノ曲は、突き刺さったタッチの割れた音で、体を前後左右に揺らしながら 不正確な音符を猛然と叩きまくるもの、という先入観を広めただけでは。
165 :
名無しの笛の踊り :05/01/21 14:20:46 ID:Gmh7bg9Y
竹光にはドビュッの影響はありそうだね。
>>165 それは本人が常々口にされてた気がすルナ
悠治ほどの天才ですら 音楽史に残るような曲も書いていないし、独自に開発した作曲手法もない。 いかに音楽の世界で名を残すのは大変かってことだな
高橋悠治「作曲の母になりたい」と言った。 坂本龍一については何か言ってたっけ?
169 :
名無しの笛の踊り :05/01/23 13:46:37 ID:4XlTsLvw
エゲンは、聴きましたか?
170 :
名無しの笛の踊り :05/01/23 14:22:40 ID:F8cc1YVw
将来絶滅するであろう人類にとって代わる新しい知性のために残すために作曲する… というわりには、自分の過去の作品にずいぶん無頓着なわけですが。
だが、それがいい。
172 :
名無しの笛の踊り :05/01/23 20:07:37 ID:DfgByqgc
>>170 将来絶滅するであろう人類にとって代わる新しい知性のために残すために作曲する…
それって、彼の30年以上前の発言でしたね。
その後、どっかであの時と考えが変わったようなことを言ってたが詳しいことは忘れた。
173 :
名無しの笛の踊り :05/01/23 20:44:59 ID:2ktWUg/d
そう言えば、この正月に久しぶりに実家に帰ったら古くなったレコ芸を処分しろと言われた。 とくに必要ないので処分したが、悠治-ブーレーズ対談というのがあったので、それは 切り取って持って帰った。 間抜けなことに何月号か書き留めるのを忘れたが、記事の内容からして1975年か76年の 5月頃に対談があったようだ。 ブーレーズの4回目の来日でBBCsoの指揮者としてやって来たときのこと。 スタンスは違うといえ、相変わらず相手のツボを外すような質問は、今も昔も同じようだ。 前に出ていたジャズプレーヤーとの即興を連想させる。
174 :
名無しの笛の踊り :05/01/24 01:36:48 ID:xdivRlIA
>>173 30年前! うーん、気になる(;´Д`)
どんなネタを話してるんでしょうか。
>>173 さん
チョトだけうぷしてください(‐人‐)
176 :
名無しの笛の踊り :05/01/24 07:46:19 ID:QGFB6Q+z
じゃあ、ヒマなときにネタ晒します。 現物を直接見たい方があれば、メアド教えてくれれば送ってもいいですよ。
177 :
名無しの笛の踊り :05/01/24 13:58:15 ID:0+BB+Uio
ブーレーズとの対談、非常に興味がある。 そもそも噛みあわないであろう二人であることだし。
178 :
名無しの笛の踊り :05/01/25 06:11:09 ID:z7SnF/+Y
「相手のツボを外すような」っていうのは、 どっか自分がボロを出さないようにしてるとか? 対談にしろ共演にしろ。
179 :
名無しの笛の踊り :05/01/25 08:33:29 ID:SP4tq/cg
173、176です。 いやぁ、当時の“現代音楽”にかぶれていた楽譜も読めない楽器もできない ド素人なんで、あんまり詳しいことはわからないですが、ブーレーズが 聞いて欲しいことはわざと?外してるようですね。 とりあえず、対談はIRCAM(Institut de Recherche et de Coordination acoustique-musique:文中では“音楽=音響の探求と調整の研究所”と訳) の話題から始まってます。(続く)
>>179 何年の何月号かだけでもいいよ
図書館で読むから
181 :
名無しの笛の踊り :05/01/25 20:30:21 ID:qVAjaYOi
1975年か76年かわからん。
話の腰を折って悪いけど、悠治の演奏を聴いて大正琴始めた人っている? 俺はちょこっとゲソオソかじった程度で、クラシックは 詳しくないんだけど、吉原すみれの「のづちのうた」を聴いて 友達といっしょに大正琴+打楽器で即興演奏するようになった。 あとでピアノのコンサート観て、凄い人らしいってわかったんだけど やっぱヘンかな? スレ違いだったらごめん。
俺はのづちのうた聴いて、アンクルン買ったよ。
>>183 ピアニストとして認知されたくない悠治先生は
ことのほかお喜びでしょう。
>>184 アンクルンどこで買ったのか禿しく知りたいです。
>>185 私は
>>184 さんじゃないけど、横浜中華街の民族楽器店
(高校時代よく店内で中島らもを見かけた)で買いましたよ
アンクルン。2〜3個単位のバラけたやつだったけど。
187 :
名無しの笛の踊り :05/01/28 01:43:48 ID:0thvBiLQ
最近'71年の芸術祭参加作品でのバッハ演奏のLPを聴いたんだけど、凄い。 特にパルティータは端正で音に張りがあって素晴らしい。 クセナキスのエヴリアリとかをバリバリ弾いてたのと同人物とは思えない。
188 :
名無しの笛の踊り :05/01/28 03:02:22 ID:+KuQLGzq
この人って結局何者だったんだろう?
190 :
名無しの笛の踊り :05/01/28 05:39:53 ID:F4cWK2nS
EVCAFEで語られるパルティータは廃盤なんだ。
村上龍が「雨粒がピアノの上に落ちて偶然鳴ったようなバッハ」 とか言ってたっけ。うろ覚えだけど。
192 :
名無しの笛の踊り :05/01/28 09:54:57 ID:SU+GZkRI
>>187 音楽の捧げ物の6声・3声のリチェルカーレとかと一緒のやつ?
あれは良いよね。
その後、パルティータ全曲録音したんだけど、71年の印象があったんでちょっとがっかり。
まあ、再録音の方も後で好きになったけど。
久しぶりに聴いてみよ。
193 :
名無しの笛の踊り :05/01/28 11:55:58 ID:s2slerIp
>>192 そうそう、そのLP。これはCD化されていないよね?
再録音も悪くないけど、こんなに演奏が違うとは思わなかったですよ。
彼のピアノはやる気のあるなしがよく分かるね(笑)
194 :
名無しの笛の踊り :05/01/28 12:01:18 ID:ZZ1V64G+
>>191 坂本が言った。
『たとえば非常にまれな可能性としてね、ヒョウが降ってきて、何かに当たって、
その音が偶然バッハの「パルティータ」になったっていうことは考えられるわけでしょ。
いわばそういうような弾き方をしてるからね』
実は、この表現は、夏目漱石の小説から引用されてるんだけどね。
195 :
名無しの笛の踊り :05/01/28 12:25:43 ID:5DKDwIcp
>>193 うう・・・どんなLPだっけ。
Cageの「The Seasons」とカップリングされていた奴?
違うかな。
196 :
名無しの笛の踊り :05/01/28 12:58:53 ID:Xn9vXev1
>>194 ああ、そうでした。手元に本がないから適当に
書いてしまったです。
関係ないけど、アキさんが「PIANO SPACE '73」で弾いてる
メアンデルはCDになってるんだっけ?
197 :
名無しの笛の踊り :05/01/28 13:15:21 ID:RCCHOPVP
輪投げってフロイト風に分析すると女性上位のセックス?
198 :
名無しの笛の踊り :05/01/28 13:19:41 ID:5DKDwIcp
>>196 『高橋アキの世界U』(CD,東芝EMI,1800円)にはメアンデル入っているよ。
199 :
名無しの笛の踊り :05/01/29 00:45:03 ID:HV0wer5R
>>198 その音源欲しいんだけど、見つからない。
それにクセナキスのピアノ作品集も・・・
タワレコオリジナルで復刻してくれないかな? 高橋アキの世界全部
201 :
名無しの笛の踊り :05/01/29 00:47:29 ID:HV0wer5R
サティ全集だって見あたらなかったので、 作品集を買ったわけです。 ハイパービートルズは集めることができたけど、大変すぎる。
202 :
名無しの笛の踊り :05/01/29 00:47:36 ID:/BCucGCC
>>195 いえ、上記の曲のほかに「4つのデュエット」が入っていてall Bachだったと思いますよ。
って・・・持ってるので確認します。今日は帰りが遅かったし、明日は泊まりの仕事なので
明後日ぐらいに。
>>198 Yuji plays Yujiのメアンデル初めて聴いたときには気持ち悪くなった。
アキさんのは、やさしいメアンデル。
203 :
名無しの笛の踊り :05/01/29 20:30:25 ID:+UUXNnTO
>>202 >いえ、上記の曲のほかに「4つのデュエット」が入っていてall Bachだったと思いますよ。
う・・・聞いたことないや・・・どこから出ていたんですかね・・・うらやますぃ
>Yuji plays Yujiのメアンデル初めて聴いたときには気持ち悪くなった。
うーん。でも気持ち悪さからいったら、「橋T」の方が上のような。
205 :
名無しの笛の踊り :05/01/30 02:05:05 ID:wJaFZlGW
Yuji plays Yuji、再発売されないかなあ?
毛沢東詩三首最高的洋琴音楽!
ピアノピースで出ていた 「しばられた手の祈り」って自演録音あります?
>>206 「詞三首」ですね。いいですね。
>>207 たしか昔カセットテープが売っていました。もってないけど。
「寝物語」や「時の塔」などの、しんとした空間の作り方は、この人ならではのものではないかなと思う。
「時の塔」なつかしい! 宮沢賢治の「どうやらまもなく死にそうです・・・」っていう奴ね。村松克己よかった。
211 :
名無しの笛の踊り :05/01/30 22:30:24 ID:7iW4xPv3
そう言えば宇野コーホーが絶賛してたベートーベンのソナタはCD化されたの?
212 :
名無しの笛の踊り :05/01/31 21:42:53 ID:m+ZDKVn7
>>211 宇野コーホーが絶賛してた ベートーベンのソナタ
ネタでつか?それともコーホー違い?
213 :
名無しの笛の踊り :05/01/31 21:48:42 ID:Hqnr3rsx
>>211 ピアノソナタ31番のことなら、DENONからCD化されました。
へえ。それ聴いてみたいな。
216 :
名無しの笛の踊り :05/02/01 06:46:37 ID:vfI/pEwh
>>213 ピアノソナタ31番のことなら、DENONからCD化されました。
ああ、それ、それ。CD化されてるんだ。ありがとう。
217 :
名無しの笛の踊り :05/02/02 10:19:17 ID:70m+mxVu
リアルタイム全部集めてる人を見たことが無い
218 :
名無しの笛の踊り :05/02/02 19:54:30 ID:SGORwZN4
>>217 リアルタイム全部集めてる人を見たことが無い
そもそもリアルタイム一つでも持っている知り合いが何人いるのか?>217
漏れは1つだけ欠けてるなぁ・・・。
何番だか忘れたが昔の分だから早いところ買ぉ!!
219 :
名無しの笛の踊り :05/02/06 11:07:40 ID:mClQaAR5
220 :
名無しの笛の踊り :05/02/06 12:20:27 ID:fAFGrv6c
>>219 続きが待たれるわけですが。
いやぁ、スマソ・・・
原本も読みたい人もいないみたいだし、皆さん興味ないのかと。
最初はIRCAMの話題。悠治が「どれぐらいの時間をさくのか?」という
質問して、ブーレーズが「BBCは今回の日本ツアーで終わり。NYPも77年
に引退するので以後は IRCAMに常駐する。指揮については特別なコンサートだけで
定期的なものはやらないつもり」と答えてます。
IRCAMの仕事は「最初は全体のマネージメント。軌道に乗ったら自分も一つの部門で
仕事をする」とのこと。
221 :
名無しの笛の踊り :05/02/06 12:24:37 ID:fAFGrv6c
IRCAMには3部門ほどあり、音程の変化の問題を扱う部門、 音楽のスピードを変えてもその他の要素を変化させない方法を コンピューターで実現する部門、そして最後が即興の問題を扱う部門 があると表明。 以後、対談中、即興について二人の討論が繰り返しされることになります。
待ってました(・∀・)
223 :
名無しの笛の踊り :05/02/06 17:47:41 ID:RbGdK/B1
224 :
名無しの笛の踊り :05/02/06 19:13:20 ID:L+mfiS9i
ひどい言い方だなw
>>220 −221
ありがd!続きを待望。
(悠治・ブーレーズともに即興に否定的でチョット意気投合?)
227 :
名無しの笛の踊り :05/02/07 02:15:43 ID:MGEKl7ys
へえ、中高年のアイドル的存在か・・
228 :
名無しの笛の踊り :05/02/07 02:34:01 ID:cJKAkzbO
悠治ヲタはグルヲタと同じ匂いがする
229 :
ネコオタ :05/02/07 06:13:02 ID:XFSa6JLg
グルってだれ?
>229 ショウコウ=アサハラ
ワロス
矢野顕子「BROOCH」DVD見るべし
233 :
名無しの笛の踊り :05/02/07 22:03:07 ID:1cMtunG4
>>226 悠治・ブーレーズともに即興に否定的でチョット意気投合?
どうでしょうか?
以下、著作権の問題もあるので原文と文体を変えさせていただきまん。
ところで、対談が何語で行われたのかとか翻訳者の名前などは記載はねぇだ。
B「今みんながやってるみたいな心理テストのような即興はしょうもないので
確固たる規則に基づく価値ある即興の問題をやるぜぃ」
Y「即興の価値を確立するやり方なんてできるんかいな?」
B「そんなのわかるわけないやろ!だから研究するんやんけ」
T「そんなこと言って、見通しぐらいは立ってんの?」
B「わての考えじゃ即興すんには文化や様式だけじゃなくて瞬間的に好き勝手な
発見を大切にしなくちゃならねぇし、両方やろうとすっと細けぇしちめんどくせぇ
決まり事がいるんでよ。阿呆どもが即興とほざいているもんは心理テスト程度の
人格を調べるのにしか役さ立たねえもんで、出てきたもんはとっても
貧乏臭いんでねぇの。そりは気持ちの問題と美学的な問題との間が破茶滅茶に
なってるからで、そこを勉強さしねぇとあかんでの」
>>233 ありがd。文体変更ご苦労様ですw
これはブーレーズ先生の方が大言壮語という印象ですなあ。
対談は悠治がフランス語で喋って訳したのかなあ。
文体変ぇても著作権の問題がクリアできるわけさないんだげが、気は心で・・・。 T「つーことは現在では美学的な基準がねぇと?」 B「まぁ、ほとんどそうだっぺよ。すぐに書かれたしろもんを最後になって もう一回作り直すか、楽器にあるエネルギーを引きずり出すかだけんど、 こんなんは、今の奴等がぁ、今の楽器の使われ方に文句たらたらの証拠だべよ。 こんな感情的な暴発と原則的な即興の必然性とは同じわけがなかんべぇよ」
文体崩れすぎ!(・∀・)しかし面白い
237 :
名無しの笛の踊り :05/02/08 15:39:30 ID:/wHbvleG
>>235 の「すぐに」は「すでに」のような気もしまつが原文のままですら。
T「こういうことが起こんのは俺らにとって、よりどころとなる普遍的な美学が
ないからでねぇの?」
B「そんなことなかんべ。音楽がアブネェなんてことはねぇでよ。研究して問題を
解決するえらーいやり方さえ見つければ簡単だべ。電子音楽さみたらわかるんけど
二十年もやっただに、これっぽっちも進歩してねえだ。こりは、問題の立て方さ
勘違げぇしてたずらよ。喧嘩しねぇでその時、その時の解決に頼り切って新すぃ
考げぇ方さ取り入れなんばアブネェ事態さなるだば。ほんまはアブネェんでなくて
まだなぞ解きできてねぇ問題にすぎねぇちゅうの!!」
T「電子音楽はできたばっかりの商売だし科学技術もそれに対応するには まだ不十分だし。即興については、すでに何百年も前からやっとる香具師 いるわけだし」 B「そんなんは違う種類の即興やんか。十八世紀のもんも即興つう呼び名が 使われてるけんど、同じ現実に対応してるわけじゃなかんべ。十八世紀の 即興なんざ、公式への感覚を見せてるだけだっつーの。こんな感覚は現代と ぜ〜んぜん違うっつーの。そげな形式主義と現在の形式がぜ〜んぜん ないっつーことの間にあるような、例えばインドの即興なんつーのは ぶったまげな原理に乗っかってても瞬間に対しちゃ十分に開かれていることが 可能なんだわさ」
>>240 サンクス。そういうデータを探したのですが、見つけられなかったのです。
多分75年7月号以降でしょう。
そうそう、実は75年5月23日のNHKホールに行きました。ソプラノは当時は
“ヤン”・デ・ガエタニって表記されていました。で、演奏ですが、オケは
それまで聴いたことがないぐらい透明な音色。しかし、ホールがでかすぎて
透明な分、痩せた響きになってしまって、がっかりでした。
もっと、良いホールならブーレーズ/BBCの実力が発揮できたのにと思いました。
で、続き
T「それはあたり前じゃん。でも時間概念は同じじゃないのけ?」
B「(ええぃ、しつこい香具師だな・・・)それなら時間概念を変えれば
いいんじゃ!!」
T「それに、ただインド的な瞬間概念だけ引っ張り出してる人も 一部の香具師にいるけど・・・例えばラーガの原則とか・・・」 B「(こ香具師、インドで突っ込み入れんなよ!!)わてがインドのことについて 言ったのは、比べるために言ってみただけだし。ラーガの原則を西洋音楽に コピーすることじゃないんだし。十八世紀の数字つき低音みたいな硬直した 形式主義と、現代の非形式との中途ぐらいで“調整された即興”が一人 じゃなくて数人の間でやれりゃ、心理的な意味なんかじゃなくて本当の意味が 得られるかもだし」
>>242 さあ、だんだんこじれてきました!
ってとこなのかな
悠治ってあまのじゃくだし、 相手の言うことにそのまま同意することがまずないから、 必ず言い合いになるよね(笑)
T「でも、即興の問題が科学的研究で解明されるなんつー前例は聞いたことないっすね(藁)」 B「そんなんは機構を明示する手段だっつーんだよ。言語分析するときにゃ、 コンピューター使って言葉の連結のプロセスや機構を示すのに利用して、そのあとで 創造や発明が可能になるだろうが。分析だけで不十分なんはあたり前じゃ」 T「そんなこと言ったって、コンピューターによる分析をするために、 まずプログラミングされるわけっしょ?そのためにはあんたが原則を持たにゃ ならんわけで、完全にループすんじゃないの?」 B「(かーっ!!しつけぇ、しつけぇ)じゃなくってフィード・バックじゃわい! と、と、とにかくコンピューターってのは想像力もたねぇし(この話題は糸冬 了 っ!!)」
247 :
名無しの笛の踊り :05/02/12 22:03:29 ID:PL7t0iVo
要するに悠治はかっこつけたいだけ。 はぐらかしたり、揚げ足を取る発言もその一環(本人はそのつもりなんでしょう)。 浅田彰も言うように、かっこいいかかっこ悪いかが彼の行動原理のすべて。 90年代以降はかっこ悪さが目立つわけだが。
まあそういっちゃうと何だけど。 ブーレーズも大風呂敷広げている気もするし。
高橋悠治対談集を出してほしいものだべ。 未収録のものだけでも1冊できるぐらいあるのでは。
T「即興もいいなつーふうに思ったのはいつ頃から?」 B「大昔だよ〜ん。56年ぐらいかもだ」 T「ピアノ・ソナタ第三番を作曲したころけ?」 B「(つまらんこと知ってんだな・・・)まぁ、そんなとこやろ」 T「でも、ありゃ即興と呼べるようなしろもんけ?」 B「(うるせぇ香具師だな・・・)普通の香具師が即興って言ってんのは、 わいの即興とは違うんじゃ!!(藁藁)わいにはわいの定義があるんじゃわぃ!!」
251 :
名無しの笛の踊り :05/02/14 07:26:58 ID:XnAhmrQ2
岡本との「冬の旅」聴いて来たけど、酷かったね。タダの爺じゃん!
252 :
名無しの笛の踊り :05/02/14 23:39:37 ID:UpY1kUML
タダの爺って、、 こんな爺があちこちにいたら怖いよ
昨日の読売新聞に四切で登場していたべ。 いろいろ突っ込みを入れようと思えば入れられる記事であった。
254 :
名無しの笛の踊り :05/02/16 23:03:52 ID:m4rQLuDf
どんな記事だっぺ?
「高橋悠治氏 ステージ本格復帰」という記事。 コンサートという制度に疑問を持ち、最近は古典の演奏を することがなかった彼が、バッハやシューベルトを引っさげて 再びステージに戻ってきた。 最近の彼の活動について、本人に聞いてみよう。 といった内容。 突っ込みどころは、ざっと読んでも10個は見つかる。
>>255 254じゃないけどサンクス。読んでみよ。
最近の悠治は、つっかえつっかえ聴きにくい弾き方をするよな。
たまにブログでコンサート評を見かけるけど、ファンほど戸惑っている(笑)。
昔みたいに素っ気無く、流れるように弾いてほしいのだが・・・
正真正銘氏に体を晒しているのか・・・
258 :
名無しの笛の踊り :05/02/17 13:43:40 ID:nNH7I/8i
罠から逃れる術を心得ていらっしゃる
>259 続きを期待します 了解しました。 T「そんなこと言ってさぁ、あんたの最近の曲でいうと“エクスプロザント・フィクス” を聞いてみるといわゆる即興みたいなもんのような気がすっけどなぁ」 B「そんなこたねぇ。ありゃ、再構成された即興つうもんで、ぜ〜んぶ細けぇ書き方 してあって、その組み合わせだけが自由なんだっつーの!!テクスチュアはぜ〜んぶ そこにあるしな。一番肝心なのは形式だってそこにあるってことだっぺよ!!仮によ、 形式があらかじめ決まってた日にゃぁ、そいつは情念的な即興の精神に反するわけ だっぺ?形式を素材と一緒に創造すんのが、いっちばん大切なことだと思うぜょ。 今よくやられてるグループの即興つーのは、確かにエキサイトするっかも知れんけどよ、 全くもって形式がねぇもんだから、いつものことを繰り返したり、同じ才能を 見せつけるだけで、原始人レベルじゃん。あの病院でやるみたいな心理療法と クリソツ・・・まず興奮し、次にふさぎ込む・・・医学的かも知れんけど ただそんだけ(藁藁」
261 :
名無しの笛の踊り :05/02/19 22:50:38 ID:p/ig/YS9
>>260 ありがd。
ブーレーズって真底ヨーロッパ型知識人に見える。
TB対談、極めて意義深く読ませていただいております。 しかし、かくも絶望的なまでに即興というものを理解していたブレーズが、 「再構築すれば新地平が拓ける」と、真剣に考えていた(いる)んでしょうか?
T「インド音楽で考えると、やっぱり形式があり、パターンがあるじゃん。 だども、それらを導入する順序は西洋音楽ほど構造的に重要じゃないんでねえの?」 B「(またインドかいな。もうイヤ!適当に答えちゃぇ!)それは前からあるもんだし。 でも漏れはインドの即興を移植するつもりはないじょ。漏れの考えてるのは素材が与えられた瞬間に、 それ自体の形式を創造できるような即興だじょ」
>>261-262 まあ、自分的にはこの即興のあたりが対談の山場だと思います。
あとは終わりの方のオペラとかオーケストラについての見解がちょっと笑えました。
素人考えですが、これ読み返しているとブーレーズは、即興なんて言葉を使わずに
自分で新しい呼び名をつけたら良かったような気もしますね。
きのう世田谷美術館のミニライブに行ってきました。
演目は武満徹「遮られない休息」「閉じた眼」、
それからマタイ受難曲のアルトのアリア。
展示室にピアノを置いて、その周りに各々が座布団敷いて座り込んで聴
くというスタイル。2mもない至近距離で聴ける、というか見れるユニー
クな演奏会でした。
足の裏の色んな処でペダルを踏んでるのが見れて面白かったw
>>256 確かに、昔の弾きかたとは全然違う。
(昔の演奏はCDでしか聴いたことないんですけど)
つっかえつっかえ、という程ではないけれど、あの流暢さは何処にいっ
たんだろうかと思うような。
ガラス細工の花びらのように脆い、こわれそうな感じでした。
266 :
名無しの笛の踊り :05/02/21 13:15:16 ID:XVgXNu0R
>>265 2回聴いちゃったよ。
今、まさに生まれてくるような音。と、音が生まれる前の音。変な日本語だけどw
267 :
265 :05/02/21 23:30:04 ID:hMLtVzHI
>>266 え〜2回も聴かれたんですか。羨ましい。
私は土曜日は午前中仕事だったから、上がってから直行したけれど
砧公園に着いたのがもう3時で、入れるかとヒヤヒヤしてました。
雨だったのが幸いしたかも。
>今、まさに生まれてくるような音。と、音が生まれる前の音。変な日本語だけどw
変なことない。言い得てますね。
上のTB対談でインドがしつこく出てきたけど、武満の2作品は
余韻の残し方がヴィーナを模しているような感じもしたな。
268 :
名無しの笛の踊り :05/02/22 16:42:22 ID:m1gyxIxf
来賓席に座っていた青年は武満徹の息子さんかな? 若い頃の武満徹さんにそっくりだったから血縁者かと思ったんだけど。
武満徹の子供は長女の眞樹嬢一人のみのはず。 いとことか血縁の可能性はあるけど。
案外この人、高橋アキという妹がいなければ、普通に芸大出てピアノ弾いて作曲してたかもな〜
271 :
名無しの笛の踊り :05/02/22 23:48:48 ID:0FeaQQWP
>>270 お遊戯なんてばかばかしいって、幼稚園を中途退学したひとだぞい?
>>271 湘南高校も桐朋も中退したそうだが、すでに幼稚園時代にして・・・
「ばかばかしい」の部分は後付けだと思われ(自己申告の話だから脚色微妙に入る) 要するにイヤだから駄々をこねていかなかっただけだろ? 超俗的な生き方をするのは、俗な部分を内に抱えてることの裏返しだったりすること多い。 この辺は才能の有無とは関係ない。 ものすごく才能がありながら(或いは才能があったが故に) それを入れる器が小さくなっちゃった典型でないか、と。
>>273 今日の演奏は瀧口修造と武満徹に捧げる、と言ってたが
もしや、瀧口の幽霊も ((((・д・))))
>>274 このくらいの年齢の子って、言葉の意味をよく分からずに周囲の大人の
言うことを真似するから、へんにマセたことを言うことはよくあるんで、
「ばかばかしい」発言自体は事実と思われ。
むしろそれを「なーにをこまちゃくれたクチきいて。グズグズ言わず通
いなさい」と流さず、彼の言うまま幼稚園中退をさせた周りの大人がフ
ツーでないと思う。
この人の幼稚園時代っていうと、もろ戦争中では? 「お遊戯なんてばかばかしい」と思うほうがまともかと。
>>277 戦争中だろうね。
まあ本人も行きたがらないし、
時代が時代だから親もどうでもいいということだったんだろう。
過去の話題ばかり この人もう終わってるね
280 :
名無しの笛の踊り :05/02/26 12:08:20 ID:2rjWFH/Z
いや、むしろいまこそ注目だよ。
282 :
名無しの笛の踊り :05/03/02 23:31:31 ID:vv//PH+V
今日の浜離宮朝日ホールのゴールドベルク変奏曲を聴きに行った人はいませんか? アンコールの2曲、あれは何だったのかしら? シューマン? ブラームス?
283 :
名無しの笛の踊り :05/03/03 01:48:34 ID:dRPPoHHh
行ってきまちた。 ロマン派ほとんど聴かないんで間違ってたら恥ずかしいんだけど、 アンコール1曲めはショパンの遺作じゃないの? 戦場のピアニストのやつ。 2曲めは知らなかったけど、勝手にショパンだと思ってた。違うのかな。 なんかものすごく危なっかしい演奏に聞こえたんだけど、 あれはわざとやってんですか? >ゴールドベルク変奏曲
>>283 本人は意識的にやっているみたいですね。
間違えそうな、とまりそうな、つっかえそうなというのが、新鮮だということみたい。
聴 き に く い ぞ 悠 治
285 :
名無しの笛の踊り :05/03/03 10:10:11 ID:ossvbLZR
>>283 ありがd。
本当に「間違えそうな、とまりそうな、つっかえそうな」演奏でした。
体調が悪かったせいもあって聴いていて疲れ果てました。
そこにあのアンコールでしょう。
突如として甘〜い美音が滔々と流れだし、
これが本当に同じ楽器なのか? 何だ、その気になれば
普通の演奏も出来るじゃないか、高橋悠治!
と、思わず拍手してしまったのだけど
「戦場のピアニスト」だったんですか、あれは…
高橋悠治に遊ばれてしまった…よーな気がする。
漏れは紀尾井ホールで合唱曲を聴いていた。 「クリマトーガニ」いい曲でした。
287 :
名無しの笛の踊り :05/03/03 15:40:02 ID:T0RFJU81
素朴な質問なんだけど、 バッハの卓越した構築を父権云々とかいってあえて無視して演奏、 間違えそうな、とまりそうな、つっかえそうな演奏が新鮮、 っていうようなのをわざとやってるとすると、 結果として出て来る音は、 そこらの素人がたどたどしく弾くゴルトベルクとの違いはどこにあるってことになるんですか? 実際、高橋悠治のゴルトベルクを部屋で聴いてたら、母親に 「なんかつっかかりそうな演奏ねえ。あなたがいつも弾いてるのに似てない?」とか言われたよ。 そりゃ高橋悠治にも失礼だし俺にも失礼だろ、と思ったが。
ワロタ。母親nice!
浜離宮朝日ホール、行きたかったけど、チケット売り切れだったのよ(T_T)
CDも買ってみたけど、どこが
>「間違えそうな、とまりそうな、つっかえそうな」演奏
なの?
個人的にはグールドのゴルトベルク(若い頃のと後年と両方共)よりもずっと好き。
>>285 >これが本当に同じ楽器なのか? 何だ、その気になれば
>普通の演奏も出来るじゃないか、高橋悠治!
そりゃ、ロマン派のタッチでバッハ弾いたら変でしょ。
>>287 マジレスすると、音色とリズム感が違う。
>>289 ゴルトベルクじゃなかったけど、
>>285 さんの言うように、
非常に疲れるコンサートもあった。
一音一音が予想通りに現れないから。
数分の1秒か数十分の1秒、遅れて鍵盤を叩く、というのがずっと続く感じ。
最近のはわざとというより老化でしょ
292 :
名無しの笛の踊り :05/03/03 21:20:24 ID:T0RFJU81
どこがっつっても、一聴して明らかに分かるガタガタした演奏じゃない? 個人の感想に難癖をつけるつもりはないが、 ゴルトベルク=グールド っていう一般的に認知された基準があってこその、 そのゴルトベルクに対する反抗的な態度としての演奏という面が強いと思うので、 グールドのゴルトベルクよりずっと好き、 ってのはちょっと理解しかねるなあ。 俺は昔のサティのシリーズみたいな「自然な」演奏が好きだったので、 すごく違和感があった。
>>290 早ばやとレスサンクス。
>一音一音が予想通りに現れない
まったく同感。いつ聴いてもそう思います。
でもそういう意外性が私にはむしろ快いです。
うーん。生理的に受けつけるかどうかが問題なのかしら。
お酒みたいに。呑める人と呑めない人、みたいな。
>>291 生で聴けるのはあと何年かと、祈るよーな想い。
>>292 なるほど。ありがd
グールドへの反抗を意図していたとは知らなんだ。
そのつもりで二人聴き比べてみよっと。
>>293 CDのゴルトベルクはきれいに整えられている印象です。
実演はしんどかったよ。
一音一音を遅らすというのもそうだが、
全体のテンポも、曲の途中で自在に変えるんだよね。
グールドのようにマシーンのように弾きたくない
ということはたしかにあると思うんだが、そこまでするかと。
296 :
名無しの笛の踊り :05/03/03 23:42:01 ID:twEseuFz
隣のおばちゃんが体揺すったり指でリズムとったりし続けてたんで イライラしてあんま集中できんかったよorz あの演奏で、よくリズム取れるな・・・
297 :
名無しの笛の踊り :05/03/04 12:08:39 ID:3ZfltoRM
老人向けリズム。
298 :
名無しの笛の踊り :05/03/04 13:45:35 ID:RlvaZcWs
>>296 その人、パーキンソン病だったんだyo!!
299 :
名無しの笛の踊り :05/03/06 11:57:28 ID:Ani54OJ7
パーキンソン病の人に失礼です。
300 :
名無しの笛の踊り :05/03/06 12:19:42 ID:nyhb2laE
>>295 スレ違いだけど、
グールドがマシーンみたいってはよく分からないなあ。
たしかに教えを垂れるって感じの演奏ではあるけど、
それでいてかつものすごく情念的に聞こえる矛盾が魅力なんだと思うけども。
高橋悠治のゴルベルクは、打鍵の強さとトリルの滑らかでない感じがすごく気になった。
ゴン、ゴン、ゴンって感じで弾いてるように聞こえたなあ。
301 :
名無しの笛の踊り :05/03/06 13:11:28 ID:Ani54OJ7
「グールドは楽譜どおりに弾いていて面白くもなんともない」 と高橋悠治は言っていた。 たしかにグールドのリズムやテンポは機械的で変化しないですよ。 その機械的なテンポで強いタッチで弾くから情念的に聞こえるんですけど。 当然グールドに魅力があることは分かっていて、あえてつまらないとまで言って見せているんですけどね。
302 :
名無しの笛の踊り :05/03/06 20:00:44 ID:qPhxAwHu
303 :
名無しの笛の踊り :05/03/06 20:01:10 ID:qPhxAwHu
304 :
名無しの笛の踊り :05/03/07 00:45:33 ID:44wzV7gs
>>301 「グレン・グールド演奏術」って本読んだけど、
>グールドのリズムやテンポは機械的で変化しない
ってのは、細かく分析すると、実は相当違うらしいけどね。
一昔前のカークパトリックの演奏を 面白くも何ともないというのは言えているかもしれないが ポスト・トゥレックのグールドが面白くないわけがない トゥレック+αなんだから
グールド信者多いな。Hazuまでも。
グールドは実はあんまりバッハに向いていないのでは
308 :
名無しの笛の踊り :05/03/07 01:46:49 ID:44wzV7gs
前のフーガの技法はどこがいいのかちっとも分からんつまらん演奏に感じたけど、ゴルトべルクはけっこう好きだよ。 フーガの技法のほうは、いま聞き直してもちっともぴんとこない。
309 :
名無しの笛の踊り :05/03/07 01:48:52 ID:44wzV7gs
310 :
名無しの笛の踊り :05/03/07 01:52:02 ID:aVr5s1W/
hazuは注目を引くためなら何でも書くし言うよ 事実とか裏づけとか関係無しに
ゲソオン作曲家はみんな自閉症らしい
>>309 シュヴェーリンクは思いきりはまっている
モーツアルトの初期も思いきりはまっている
しかし、バッハはどの作品も、どこかがずれている
313 :
名無しの笛の踊り :05/03/07 02:31:18 ID:44wzV7gs
>>312 その感性、ちょっとありえないよ・・・
つか、ずれてる、ってのと、向いてない、ってのは
ぜんぜん関係ない気がするし・・・
そりゃ、ありきたりのバッハをやってるわけでは全然ないが。
あなたのイメージするバッハってのは、たとえば誰のバッハなの?
俺は、グールドのめちゃ遅いピアノ版のフーガの技法以上に価値のあるバッハを挙げることは出来ないなあ。
314 :
名無しの笛の踊り :05/03/07 02:47:30 ID:aVr5s1W/
しかしhazuは釣り師だなあ シュヴェーリンクて誰だよwww
315 :
名無しの笛の踊り :05/03/07 02:57:25 ID:44wzV7gs
まあ、通じさえすりゃ、 カタカナなんでどうでもいいとは思うけど…
316 :
名無しの笛の踊り :05/03/07 15:40:56 ID:nD3m5T69
グールドの演奏がつまらないとか言うけど、 グールドみたく対位法の声部をぜんぶはっきり弾き分ける、とか 高橋悠治には無理なだけだろ、技術的に。 解釈の問題ってより、単に速く弾けないから遅くなってる、 って感じの部分もいっぱいあるし。
別に弾き分けなくてもいいじゃん。 グールドはもう飽きた。
318 :
名無しの笛の踊り :05/03/07 21:52:16 ID:V0oCio9K
俺は全然飽きないなあ
319 :
名無しの笛の踊り :05/03/08 01:18:07 ID:Qtdlqdly
なんでこういう人達って、年取ると揃いも揃って、 アジアアジアって言い出すんですか?
>>319 この人は30代後半からすでに言い出してますから
321 :
名無しの笛の踊り :05/03/08 07:15:40 ID:WoxJ+66T
>>319 ほんと、いかにも2ちゃんらしい、アホな発言・・・ ちょっとはしらべろよん
322 :
名無しの笛の踊り :05/03/08 13:04:32 ID:2xm8nYzx
ゴルトベルク変奏曲のライナーにまで「アジア的バッハ」なんてのを持ち出すほど酷くはなかった気がするが…
>>321 コイツみたいのこそ、いかにも2ちゃんらしい、アホな発言・・・以外の何物でもないと思うね。
無駄に煽るくらいなら、同じ行数で説明できるだろ。
マジレスすると、たしかに30代後半から「アジア」とは言っていたが、 武満徹を批判していたように、「日本」には嫌悪感があった。 ところが、50歳代後半あたりから、「日本」回帰みたいな動きすらみせて 浅田彰に嫌味を言われていたよね。
324 :
名無しの笛の踊り :05/03/08 19:34:30 ID:CscsYjtF
>>322 321って煽りなのか?
どのみち2ちゃんだろう、すべてアホなんだから、さらに上書きしてもねえ・・・
って書いてるオレは誰ってことに
で、オレもマジレスすると、319の言ってることは言内と言外とふたつある。
ひとつは、年取ってアジア言い出すヤシが多いってこと。これはほんとだし、言内のこと
もうひとつは、悠治はそうではないってことを知らないってこと、これは言外だろう。
こういうアバウトな誤解っておおいんだろうと思う罠。
「アジア的バッハ」なんてのは、言わなかっただけで(あの時代は言うことにあまり
意味がなかった、あるいは言っても誤解を招くだけだった)、悠治の考えていること
は、あのころといまと基本的には同じだろう。違うなら言ってくれ。コトバに現れて
いることだけ掬ってみてもだめだぞい
「日本」回帰ってのも、ちょっと違うだろ。浅田飴はそんな乱暴な言いかたしてたか、
ホントに?
で、以上を1行で言うと、どうなる??
>>322
325 :
名無しの笛の踊り :05/03/08 20:30:42 ID:XwK8IUcz
浅田彰が坂本龍一との対談で、 坂本龍一本人への当てつけっぽい部分も含め、 「アジア回帰」に走りたがる「現代音楽家」を皮肉ってるのは見た気がする。 武満徹、高橋悠治、どっちにも同じ流れで言及してた。 >悠治の考えていることは、あのころといまと基本的には同じだろう。 とは云うけど、サティ集とかの頃の高橋悠治とゴルトベルクの高橋悠治が、同じことをやってるようにはとても思えない。 作曲家が違うんだから演奏解釈も違って当たり前、とかいうことではなく。
326 :
名無しの笛の踊り :05/03/08 20:50:47 ID:XwK8IUcz
「アジア回帰」でなく「日本回帰」だったかもしれない。 どっちだったかによって、相当ニュアンスが違っちゃうか…… 高橋悠治に関しては「本人はそうとう悪意を込めつつなんだろうけど結果として」みたいな論調だった気がするから、「日本回帰」だったかな。
327 :
323 :05/03/08 22:32:59 ID:4WSkpEO2
>>325-326 そうそう。ユリイカのグールド追悼対談だったかな。
俺は悠治が本当はどう考えていたかなんて知らないよ。
悠治じゃないから。
でも、最近はアジアとか身体性とか言いすぎだと思うよ。
328 :
名無しの笛の踊り :05/03/10 13:07:26 ID:NaH16L3g
>>325 悠治の旧盤のゴルトベルクは聴いたことある?
329 :
名無しの笛の踊り :05/03/10 23:58:16 ID:h4uzHKdK
昔聴いただけだから、あんまり覚えてないが、 旧盤のゴルトベルクは対位法的かつノンレガートっぽい わりとグールド的なバッハだったような記憶があるけども。 アジア的という言葉に結びつく印象は特にないな。
次の日曜日の大阪の公演の券ってまだ売ってるのかな? 行かんでもいいやって思ってたけど、いま急に行きたくなった。
331 :
名無しの笛の踊り :05/03/11 00:53:33 ID:ziTer05p
そういうのは、 ここに書き込むより ぴあなり何なりを確認したほうが 手っ取り早いんじゃないすか?
332 :
名無しの笛の踊り :05/03/11 15:56:33 ID:opORdM/0
>>330 売り切れたみたいだね。漏れも買い損なった(T_T)
まっ、当日会場でダフられようかと思ってるyo。でも通報しないでね。
333 :
330 :05/03/11 20:44:46 ID:otrBhaGt
今日電話したら買えたよ。S席だけど。 まだあるかもしれない。 332 Fighting!!
高橋悠治のジェフスキー不屈の民って良いのかな? アムラン盤、ジェフスキー盤持ってるんですが買う価値はありますか?
ジェフスキー盤>高橋盤>アムラン盤
演奏者の名前が思い出せないが、 最初にキパラジュンの元歌ライブ演奏が入ったCDが一番よかった。
「不屈の民」ていうと、竹田賢一がやってたA-MUSIKを思い出すな。
今日大阪でゴルトベルク聴いてきた。 私的にはすごい面白かったし、勉強になった。 悠治曰く 「ゴルトベルクは西洋音楽の究極の姿として絶対視されてるが、 元は世界中の舞曲の寄せ集めという側面もある」 わざとヨタヨタ演奏して元の姿をさらしつつ、それでもときどき瞬間的に現れるバッハの美。 上のブレズとの対談みたいに、バッハと禅問答をする悠治ってかんじの演奏だった。 まあ下手だと思う人はそう思うだろうが。 アンコールのシューベルトは打って変わって超美演! 演奏後の悠治の「あーあ、つまらん演奏してもうた」みたいな表情はワロタ。 毎日放送がTV収録してて、そのうち放送されるらしい。
悠治が俺の家に勝手にあがりこんでピアノを弾いて行く夢を見てしまった。
>>339 レポ、おつです。
いつごろ、放送か楽しみだ
ほかのレポも期待(σ´∀`)σゲッツ!!
>>340 俺は悠治がオウムの幹部だったという夢を見たことがあるw
似合いすぎていた。
343 :
名無しの笛の踊り :05/03/14 10:50:03 ID:kFCX2wO0
わたしも昨日、行きました。 あのがっくん、がっくん面白かったし、楽しめましたよ。 同伴者が、気持ちよくなってコックリしたけど演奏者に失礼かな? というので、いいよべつに気持ちよければ、といっときました。 そのあと、グールド(新)と高橋(新)のゴールトベルクcdを渡すと、 今夜は、これを聴きながら寝るといってた。
演奏会というよりは講演会って感じのコンサートだったで。 一般的な演奏としてはCDよりもひどかった。 でもまぁ、そのほとんどがわざとやってるっていうことが 分かるような演奏だったけど。
>>343 不眠症に悩む伯爵のために書かれた曲だから
聴きながら寝て正解。
グールドじゃ寝られないだろ。
347 :
名無しの笛の踊り :05/03/14 15:22:47 ID:EOKQZlWC
>>345 眠くなるための曲じゃないよ。
どうせ眠れないなら音楽で楽しく過ごせるように、
と書かれた曲なので不正解です。
高橋の言ってる事は立派だが、 「会場でCDを買った人は公演後サイン会に参加できます」ってのはやらしい。
鍵盤の上にビー玉ばらまいたら偶然バッハの音楽が鳴った そんなような演奏って誰かが言ってたけど、 死んじゃったクセナキスの衣鉢を継ぐって感じなのかしら。
>>348 ピアノのコンサート行ったことないのか?
そこらじゅうでやってるだろ。
351 :
名無しの笛の踊り :05/03/14 17:49:29 ID:EOKQZlWC
>>349 昔の高橋悠治の演奏にはまさに当てはまる表現だし、
実際そんな感じのことを言ってる人はいっぱいいたけど、
今回のゴルトベルクとか、最近の高橋悠治の演奏に当てはまるとは
あんま思えないんだけどな。
以前どっかで聞きかじったことを言い続けてるだけじゃないんかと…
352 :
名無しの笛の踊り :05/03/14 22:49:45 ID:OeLfoOGU
コジマ録音のアナログ盤「近藤譲/線の音楽」「佐藤聡明/太陽賛歌」「近藤譲・ブルームフィールド氏の 間化」「高橋悠治/シーズンズ」「近藤譲/時の影」「佐藤聡明/エメラルドタブレット」・・・藤枝守「植物文様」あたりまで 10枚組ボックスでエイベックス出さないかな、 坂本龍一のディスアポイントメントハテルマ今度奇蹟の再発されるのを良い機会に。
全部モグラの糞みたいな音楽ですね
354 :
名無しの笛の踊り :05/03/14 23:09:26 ID:OeLfoOGU
悠治さんのバッハはコジマ録音のケージとバッハの対比で聴いた@シーズンズ(ケージ) Aトッカータとフーガ 二短調 BWV911こそ至高の演奏作品だと思ってます。 あとは「パーセル最後の曲集」の最終章エレキピアノと「海の波音(実音)」の二重奏! 電子フーガの技法も今でもすごい。この当時ぼくは高校生だったですw とにかく悠治さんCDクラシックチャート第一位なんですね今。 今こそ再発してほしいですね。
355 :
名無しの笛の踊り :05/03/14 23:22:13 ID:OeLfoOGU
>353 そうですか? ぼくはピアノ弾いたりするしこれら作品聴いてるし持ってるからいえるけど 作曲への探求がこの時代はみなさん真摯でよかったと思うんですけどね。 今の混沌とした多様な音楽のなんらかの解決、道標になりえると思いますよ。
真摯だったらいいってわけでもないしねぇ(クッチャクッチャ 記録としちゃおもしろいかもしれないけど、ま、あと50年はどれももたないですね。
シーズンズは俺ももう一度聴きたい。
>>351 悠治は昔から期待を裏切るのが好きだったけど
最近の演奏は裏切りのレベルが一音一音にまで達している
いわば意地悪老人のバッハ
359 :
名無しの笛の踊り :05/03/15 00:26:27 ID:PcITb/cA
実演聴くと、ぜんぶわざとやってるとは思えないんだけどな、今は。 家で弾いてるとき弾ききれなくて表現にかこつけてピッチ落とししちゃうのと同じような箇所で、ピッチ落としてた。
360 :
名無しの笛の踊り :05/03/15 00:33:44 ID:JMLhX06t
>>352 ALMのものは一通り再発してほしいですね。長与スエコ(漢字忘れた)や小杉武久・鈴木昭男のアルバムとか。
13日聴きました。 伊、崩していましたが 崩れたところもありました
>>351 >>358 長らく愛聴してきた「Yuji plays Bach」と
新譜のゴルトベルク、あと先日BSで放送したライブ演奏をじっくり聴いてみました。
年を取って伝統に回帰したとは到底思えませんが確かに何か変わったような・・
音楽家、ピアニスト、日本人、知識人とかの概念にNOと言ってたのが
YESでもありNOでもあり、やっぱ違うみたいな感じでしょうか。
>>359 さんがおっしゃる通り、弾ききれないならそれで良しみたいな印象。
これは一度いまの高橋悠治をライブで聞かなければ、と思いました。
>>362 伝統に回帰するというのは作曲の面ですね。
演奏の方は、身体性への回帰というべきか。
たしかに、
>>359 さんのいうように、わざと下手に弾いている部分と、
下手にしか弾けなくなった部分がありそう。
巧く弾けなくなったことを逆手にとって、
そもそも巧く弾く必要などない、と居直ったか。
364 :
名無しの笛の踊り :05/03/15 09:25:42 ID:eRRDxnYb
結局、どんな人間にも限界はある。 その限界の中でどういう音楽をするかってことかな。 まあ、若いうちからそんなこと考えるようじゃいかんのだろうが、 ある種の限界や到達点を達成した人が年取ったときには説得力が出る場合もある。
365 :
名無しの笛の踊り :05/03/16 00:08:48 ID:IY4H543p
今こそ坂本龍一と共演してほしいですね。 さっきまでコジマ録音(ALM)のサイト見てたら ちょっと精彩欠いてるようでさびしかったですね。 上杉紅竜ってタジマハール旅行団のメンバーの方でしたっけ。 新録が出るという。なんとなく期待。 ところで「NHKーFM現代の音楽」あそこも70年代中期の音源で 興味深いところ持ってますよね。 スタジオインプロビゼーションで近藤譲p+小杉武久vlnとか 佐藤聡明のトーンフィールドライブとか 上浪渡さんてまだご健在なのですか? 15年くらい前渋谷パルコだったかケージを聞く会でお会いしたことあります あ、そのときの模様、ビデオ8mmでぼくは撮ってて残ってるんだ! 1992年藤枝守の名古屋美術館コンサートとか1995年名古屋芸術文化センターでの悠治さんの ピアノインプロビゼーションも撮ってあります。(社会人になって名古屋在住です) あんまし大きな声でいえないけどパンクもwいろいろと。タコなんてのもあるw 西武セゾンの現代音楽の個展もやはり再評価されても。 あ、明治大学前キッドアイラックホールのとか。
「Yuji plays Bach」聞き直して気になったのですが、 マイラ・ヘスとかケンプが編曲した楽譜も使って演奏してますよね。 バリバリの前衛の人なら馬鹿にしてやらないことだと思うのです。 ひょっとすると現在の演奏スタイルの芽みたいなものは 以前からあったのかもしれない。 いろいろなエッセンスがあってその時々によって見えたり隠れたりしてきたと言うか・・
367 :
名無しの笛の踊り :05/03/16 01:01:42 ID:IY4H543p
>366さん 悠治さんは古典⇔現代のひとであって (そういうタイトルのアルバムも70年代悠治さんにありました) 前衛音楽は、音楽のひとつの表現手段として 批評的(決して批判的ではなかった)にとらえてると思いますね。 (70年代インタビューで「現代曲の演奏は疑いながらやってるんだから 疑いながら聞くしかないねえ」といってられましたし。 だからジェフスキーとかコーネリアス・カデュー(政治社会運動の渦中に身を置いて行った元は古典音楽から出発した作曲演奏家)に傾きこそすれ ライヒ、ミニマルミュージックには批判的でしたし。 バッハもそういう観点からとらえなおしていると思うのです。 ぼくなんか 小学校の担任の先生が弾いてくれたバッハという思いです苦笑
>>366 たんに自分で編曲するのがそのときめんどくさかっただけでは?
「主よ、人の望みの喜びよ」はあとで自分で編曲しているみたいだし。
「主よ、人の望みの喜びよ」はマイラ・ヘスのが定番でしょ
そのヘスの編曲が「重い」と言って自分で編曲しているわけだから、 気に入っていなかったと思われ。
371 :
名無しの笛の踊り :05/03/16 01:33:08 ID:IY4H543p
ライヒってパンクロック以下ですね爆笑 もちろん褒め言葉です。 中古のギターに 中古のラジカセ 中古レコード店で立ち聞きした音楽を こっそり録音し ゴミ箱の昨日の新聞記事を歌詞にして怒鳴る これが都会の歌 パンク。 スティーブライヒってクラシック作曲家だろ 手拍子 木片叩き。 パンク以下という気がしてきた ぼくが20歳のころ音楽に絶望したとき 思いついたことです。
>>370 その楽譜が700円ちょっと(それ以内?)で手に入るんだから全音も捨てたもんじゃないな。
374 :
名無しの笛の踊り :05/03/16 04:50:21 ID:heJmAbhQ
この間出た本、『音の静寂 静寂の音』だっけ。 すぐ絶版なりそうだから、そろそろかっとこうかと思うんだけど 読んだ人、どうですか?おもしろい? ぱらぱら見た感じだと、詩みたいな感じに見えたけど。
>>374 水牛サイトのエッセイをまとめたものと
青空文庫でよめる『音楽の反方法論序説』が入っている。
まずはネットで読んでみることだ
そして 紙の本のかたちで手許においておきたいと
きみが思ったなら 買うのがいいだろう
>>368 買い出しに行かず冷蔵庫の余り物でおかずを作る感じだったのでしょうかね。
ライナーノートで悠治本人が、
記譜や編曲や演奏(付け足せば録音や聴くこと)などの具体的な作業が音楽であって
作曲家のオリジナルの着想はきっかけに過ぎないと言ってますが、
その実践としてあえて通俗的と言われてしまってる楽譜で演奏したのか、
あるいは単にめんどくさかったのか、
>>368 さんのレス読んで、その両方なのかなあと思いました。
意外と
>>371 さんのパンクの定義に近かったりして。
実は私ケンプも大好きなので前から気になってはいたのです。
高橋悠治⇔ケンプとでも言いますか、なにかの間違いと言いますか・・・
紙の本はゴロゴロ寝ころんで読んだり 出かける時に持ってったりできるのが良いですな。 その点で文庫サイズの「高橋悠治コレクション1970年代」はGJでした。
坂本龍一との対談本「長電話」に 悠治が昔2本のcmに出演したってかいてあるんだけど どんなcmか覚えてる人いませんか?
>>378 たしかウイスキーとバイクだった気がする。
いや、中身の話ですか。覚えていないです。すみません。
382 :
名無しの笛の踊り :05/03/16 16:35:41 ID:oDXQHvZV
>>376 ホントにそんな感じかもね。「ロベルト・シューマン」に収録されてる自炊話を読んで、すごく共感したことがあるw
383 :
374 :05/03/16 22:01:49 ID:heJmAbhQ
>>375 親切にありがとう
本という形態が好きだから、買うことにするよ
>>384 >われわれに必要なのは、いわばプラネタリー(惑星的)な思考と実践である。
わかんねえよ(w
柄谷や浅田や高橋みたいなスターが恒星で、その周りをグルグルまわれってことか?
>社会が生成するひとつの工場であること。
社会の概念にもよるが、抽象的すぎるだろ?
四谷アート・ステュディウムが社会を生み出すと言われてもなあ。
生むわけないよねw
387 :
名無しの笛の踊り :05/03/17 02:15:22 ID:SoQcuvex
わかった上で言ってるのかねぇ本人は? 水牛楽団だって「大衆に向けて」活動してたらしいけど、ホントの大衆はそんな音楽聴かないよな。
388 :
ネコオタ :05/03/17 02:41:47 ID:+l/6Uqjc
そういう言葉遣いが好きな馬鹿が理論武装にいくだけだろ。 馬鹿相手には目くらまして、そうじゃない人間には それをわざと演じているんですよ、っていうだろきっとwww いつもそういうダブルスタンダードでごまかしてんだろ。 ダサいな。
「プラネタリーな思考と実践」にも、メジャープラネタリー(大惑星的)と、 マイナープラネタリー(小惑星的)の2種類がある。 近畿大学国際人文科学研究所は後者の最先端なんだべ。きっと。
>378 一つはネスカフェ。 ダバダ〜違いのわかる男…もう一つは知らないな
391 :
378 :05/03/17 15:47:39 ID:BK3y/f/F
>>379 >>390 ありがとう。
CMはメーキャップさせられたりしてメンドクサイ、なんて
言ってるから、いったいどんな格好して出たのかと思ってねw
392 :
名無しの笛の踊り :05/03/17 18:25:56 ID:s8jZ382N
するってえと、なにかい? 高橋悠治は、最近ソロのセロニアスモンクみたいな演奏してんのかい
393 :
名無しの笛の踊り :05/03/17 21:55:56 ID:yujsnz4p
名古屋鶴舞図書館の「音楽」の書棚に 「音の静寂、静寂の音」があって 大阪中之島コンサート後のサイン握手会(笑)のときに 買わなくてよかった(不謹慎w) 読後感。 うーん、コメントできないブログ、という感じですねw
394 :
名無しの笛の踊り :05/03/17 21:59:20 ID:yujsnz4p
「音楽のおしえ」は 今にして思えば「譜面」と「批評文」が ページ毎にリンクしていて 当時でもすぐれて洗練されてましたが 今の時代で悠治さんがこれやると 画像音付サイトになるのかな。
395 :
名無しの笛の踊り :05/03/17 22:00:26 ID:yujsnz4p
坂本龍一まで、で 日本の「現代音楽」の流れがもうずっと 止まってしまったような気がするのは ぼくの不勉強ですか? 世代的にいえば藤枝守がぼくは同世代です。 昭和31年生まれ。 坂本龍一は1950年生まれだったですか。 NHKFMの「現代の音楽」 同局、近藤譲(1947〜ですねw)の「海外の20世紀ライブ」 FM放送も、はやらないかしらん? やってるんだか、やる気がないんだか・・・ 昔の日曜夜11:10pmだと聞けるんですが。 今、日曜夕方でやってるんですね女性DJで。 意外と聞ける時間帯ではないという かつての現代前衛プログレパンク少年(苦苦笑)多いと思いますw
396 :
名無しの笛の踊り :05/03/17 22:11:21 ID:i0F7DJV6
現代のサティか
397 :
名無しの笛の踊り :05/03/17 22:41:48 ID:yujsnz4p
エリック・サティへの正当な理解を持っていたという感じでしたね。 ぼくはあれは商業的に録音されたものだと思ってますが。 むしろコーネリアスカデューにより近いと思いますね。 思想と作曲においても。 音色の鋭利なところも。 悠治さん今度、ハンスアイスラー作品演奏されるようですが クセナキス、 カデュー、 ジェフスキー、 ライヒ(!あえて)、 そしてバッハのトッカータBVW911! そういう演奏会を 客席アンケートを採り入れて やってほしいですね。 討論会なんてのは 収拾つかなくなると思いますね(苦。
このスレ「人大杉です」って出るんですけど・・・?
400 :
名無しの笛の踊り :05/03/18 02:34:28 ID:M8nTNHSf
>>392 「ソロ・オン・ヴォーグ」のモンクみたいな感じだね、最近の悠治は。 俺がいま一番聴いてみたいのは「ユウジ・プレイズ・カーデュー」。左翼なせいで偏見持たれてるけど、むちゃくちゃ美メロを書いてるんだよな、カーデューって。
401 :
名無しの笛の踊り :05/03/18 09:31:25 ID:3775shVI
カーデュー大好き。 ジェズアルドに捧げた曲とか。
402 :
名無しの笛の踊り :05/03/18 21:22:44 ID:E668scFx
403 :
名無しの笛の踊り :05/03/18 21:29:09 ID:pXeByPZc
>>393 名古屋鶴舞図書館・・・
懐かしい
私名古屋鶴舞図書館の真迎えの家で生まれました
その家、建築70年…まだ建っています。
404 :
名無しの笛の踊り :05/03/18 21:55:50 ID:E668scFx
>403さん 鶴舞図書館はけっこう70年代からの音楽書籍があって 休日に行かれると楽しめますよ。 すぐ近くの愛知芸術文化センターのCDライブラリーは ちょっと絶句ものですよ。 会員に入ると、視聴覚室で聴けます。 3年前くらいは、ほとんどの悠治さん作品、ALMも揃ってた(驚愕) 誰だよ「佐藤聡明リタニア」「パーセル最後の曲集」 「GAP(ALM)」持ってかえってった人は(苦笑) パンク系なぼくでもそんなことしませんw
405 :
名無しの笛の踊り :05/03/19 02:40:35 ID:7cLNEEcT
毎年名古屋のスタジオ・ルンデ 高橋悠治さんコンサートライブやるけど 今年は、まだやらないのかな 狭いからチケットすぐ完売になるしk
406 :
名無しの笛の踊り :05/03/19 10:52:16 ID:fLBthp6R
高橋アキさんのイタリア料理店でのコンサートが気になる・・
407 :
名無しの笛の踊り :05/03/19 16:14:24 ID:+qbIAncK
18(金)の毎日新聞夕刊に、 このまえの中央公会堂のコンサート評が載ってました。 技術的なことを挙げてましたが、確かに 聞いててドッキリするものがありました。 しかし、きらめきの瞬間とでも言うのか、 ひどく美しい響きがして、ハッとすることがあったのも 事実です。
408 :
392 :05/03/19 17:16:09 ID:r1Eb2PLP
>>400 物理学者的なセンスの脳をもっていたモンクは、音を立体的なオブジェとしてイメージできる人で、
音の空間的な形状を頭で計算していたので、次の音を出すまでにしばし間隔があいた、
という説をきいたことがあるんですわ。(実際少年のときは数学や物理が天才的にできたそうな)
つまり、モンクにとっての音楽とは「スペクトルで絵を描くこと」みたいな感じだったらしいんですわ
高橋悠治御大の場合はどうなんですかね?
多くの絶対音感のある人と同じく音を処理するモジュールを左脳側にももってるの人なのは間違いないとみてるわけですが。
モンクと全然やってることも違うし 狙いも違うんだから そういう比較しても意味ないだろ。
410 :
名無しの笛の踊り :05/03/19 23:14:11 ID:r1Eb2PLP
モンクでも悠治でも狙いわかる? 俺はどっちも謎だ。
411 :
名無しの笛の踊り :05/03/20 00:23:59 ID:MmEkywlf
悠治さんとモンクの比較・・・ ぼくも、違和感ありますねえ苦笑。 ふと思ったんですが クラシックとジャズって 水と油ですね。 まだロックのほうが融合する。 これはジャズが譜面を重要視してない・・・?ゴメンナサイ ロックミュージシャン、 意外と、楽典 12音技法まで持ち出してくるという。 作曲を、小品、アンサンブルにまとめる姿勢も 立派な古典主義ですね。 あと、ぼく一部ジャズミュージシャンきらいでした爆笑 なんか変なこといわれたことあってね エレキベースとウッドベースの奏法の違いで。
412 :
名無しの笛の踊り :05/03/20 00:38:31 ID:MmEkywlf
ベースすなわち通奏低音は ヘ音記号譜面なぞってけばいいじゃん。 ウッドベースなんてすげえ高いし 部屋で練習なんてできるわけない。 エレキベースはヘッドフォンで黙々練習できる。 音色が違うのは当たり前だろ。 生音と電子音なんだから。 あなたの演奏する マイルスデイビス、ハービーハンコック、今やエレキだぞと。 こんなぼくは生意気なやつだったんでしょうね。 ぼくももう48かぁ パンク親父だ爆
413 :
名無しの笛の踊り :05/03/20 00:58:42 ID:MmEkywlf
読み返してホント生意気ですな あちゃ。 ぼくの音楽演奏の理想を 悠治さんのことばをパクッてお詫びにかえると 「月(音楽)を指差して 指(技術)を見るのではなく、 月(音楽)に、向かいましょう。」
414 :
名無しの笛の踊り :05/03/20 01:20:39 ID:GejgiDek
>411 ロックとの親和性てのは高いかもね。ルー・リードも、ジョン・ケールが見離した現代音楽を「この音おもしろいじゃん!」て、理屈(楽理)じゃなくて、快楽原則で楽しんだワケだし。
415 :
名無しの笛の踊り :05/03/20 01:27:06 ID:LF81DRe2
ジャズのが先に現代音楽を取り込んだんじゃないのか? フリージャズとかの時代に。 で、行き着くとこまで行き着いちゃったからその後は死後の抜け殻みたいになってるだけで。 ロックも10年遅れくらいでジャズと同じ道筋を辿ってきただけのようにしか思えないけどな。
ジャズと現代音楽は、周辺ジャンル(ロック、民族音楽等)を取り込むことで生きのびてきた側面があるって点では、割と似た者同士だったりするんだよなぁ。 あ、なんか悠治と関係ない話題ですまん!
ジャズもロックも現代音楽取り込んでいるよな。
418 :
名無しの笛の踊り :05/03/20 06:42:19 ID:QTa5dRz5
ジャズとロックでは、ロックがタテのりで譜面にかける要素で構成されてる分だけクラシックに近い。 モンクはジャズだけどジャズ以外の独特の何かが入ってる。それを問題にしてるわけ。 モンクスミュージックなんていわれる所以です。 とはいえ、俺は肝心の”最近の悠治の演奏”というのを聞いてないんだけどさ。
419 :
名無しの笛の踊り :05/03/20 07:10:05 ID:FZVmlPVe
さすが悠治スレ、思わせぶり系が多いな
420 :
名無しの笛の踊り :05/03/20 07:14:09 ID:7mGuQIrN
現在の「すでに終わった」ジャズはともかく、 ロックとジャズの和声の探求度とか演奏の平均的レベルを比較したら、 ロックのがクラシックに近いってのは ちょっとばかりジャズに失礼なんじゃないかね…… ビルエヴァンスとビートルズを比べたら、ビルエヴァンスのほうが はるかにクラシック寄りだと思うぞ。 アドリブつったって、ジャズのアドリブって 実際はたいてい周到に用意されてて、ほとんど同じだよね。 TAKE1とかTAKE2とか聴き比べれば分かるけど。 ロックの「譜面」とどっちが精巧に組み立てられてるかと云えば、 少なくともロックに軍配があがるとは思えないんだが。 まあ。かくいう僕は、まあ完全にロック派なわけだけど。
421 :
名無しの笛の踊り :05/03/20 07:46:55 ID:QTa5dRz5
例えば、クラシックピアノのトレーニングを受けた香具師が、ジャズピアノにいくのは相当難しいぞ。 でもロックのキーボードならできちゃう。そういう違い、どっちが高級とかじゃなくて。
しいて言うならモンクは山下洋輔が継承してるね ブルース・リーがニジンスキーを継承しているように
423 :
名無しの笛の踊り :05/03/20 09:44:03 ID:9+qbu8/P
すくりゃーヴィンとしてのジャズ
悪ふざけはよせw クラシックを言語にたとえれば、ロックは幼児語、ズージャは外国語だと そういいたかった、by421
425 :
名無しの笛の踊り :05/03/20 09:49:18 ID:DwuOE6um
>>421 それは間違いじゃないかな?
クラシックのトレーニング受けてジャズに行ったピアニストはたくさんいるよ。
セシル・テイラーもそうだし、キース・ジャレットもそう。
ほかにもたくさんいると思うんだが・・・
コンサートのチラシ写真をみて 悠治おじいさんになっちゃったなあと思った。 心臓悪くしてからかな。
427 :
名無しの笛の踊り :05/03/20 11:13:27 ID:CQ/K3lnA
>>421 無知ここに極まれりだなw
クラシックピアノのトレーニング受けてないジャズピアニストなんて
歴史上ほとんど居ないぞ
428 :
名無しの笛の踊り :05/03/20 11:58:27 ID:9+qbu8/P
>>426 漏れもそうオモタ。
3年前の鎌倉芸術館のときに比べると
ぐんと老け込んでしもうた。
430 :
ネコオタ :05/03/20 12:40:43 ID:oAqgc3E+
431 :
高橋悠治って :05/03/20 13:13:47 ID:UFmez/vK
「超絶技巧」のピアニストじゃなかったの? 毎日新聞の中村孝義の批評じゃ、 とてもピアニストとしては評価できないレベルで、 テクニック的にはボロボロだったらしいじゃんか。 最近の彼は、もうそんな状態なの?
中村孝義の批評なんてどうでもいいじゃん。
433 :
ネコオタ :05/03/20 13:23:56 ID:oAqgc3E+
>>431 まてまて、ジャズピアニストの演奏を聴いて
クラのテクニック聞き取れない連中にいっても無駄。
だいたい聞く力が地盤沈下してるから。
>>431 いや、技巧がなければああは弾けないと思うよ。
いわゆる超越技巧を期待して今の悠治の演奏を聴きに行くこと自体 かなりズレてる
バッハで超絶技巧もないだろ。 それに、悠治は70年代から既にテクニックを見せ付けない演奏をしていたと思うんだが・・・
YUJI plays BACHってぶっちゃけどうよ? 俺は普通に下手だと思うんだけど・・・
438 :
名無しの笛の踊り :05/03/20 21:45:38 ID:wdxzVn59
>>436 テクニックを見せつけない演奏、が実際に必要とするテクニックって
そうとう要求度が高いじゃない?
情感たっぷりの演奏のほうがよほど誤摩化しがきくよ。
精度の高い演奏ができなくなった結果、それを逆手に取って「身体性」とか言い出すってのは、まあいかにもありそうなことだ。
>>421 >ロックのキーボードならできちゃう。
ってのは単に、ロックの楽曲の技術的な要求水準がはるかに低いからだろ。
ジャズはクラシックの一定以上のテクニック+ジャズとしての素養がかなり必要だけど、ロックのキーボードなんて技術的には普通はインベンションのレベルで十分だからね。
楽曲の善し悪しとか受け入れやすさとかはまあ別としても。
なんかアホばっかしだな、ここ
440 :
シンセヲタ :05/03/20 23:18:34 ID:GejgiDek
中古楽器屋で、悠治がむかし使ってたのと同じモデルのシンセ発見。欲しいとおもって、値段を店員に聞いたら、六十八万。 俺が中学の時で三十万以上してたからなぁ・・・・。
441 :
名無しの笛の踊り :05/03/21 00:05:12 ID:Y7JkHF+2
1行レスしか書けない低能児にかぎって 人を低能呼ばわりしたがる不思議……
>>441 低能児に気張って長文書かれたり、巨大AA貼られたりしたら迷惑だべ。
443 :
名無しの笛の踊り :05/03/21 03:05:57 ID:F7e3sO6t
でもこれだけ真剣に音楽を考えかつ実践に向かうひとの多いスレッドも 珍しい。若いひと多いのかな?まだまだ日本の音楽演奏者、捨てたもんじゃないね。 これからのマスメディア、テレビ、ラジオ、雑誌、インターネット こういう生きのいいひとたちの活動の場を多次元的に持ってほしいものですね。 ひとつの提案をすれば テレビ新番組「朝まで生セッション」とか (爆 きたるべきフジライブドアテレビ(^_^;) やってくれるんだったら オーディション受けにいきますねぇ 悠治さんにも坂本龍一にも出てほしいものです(超爆) 討論会は御免ですが苦笑
444 :
名無しの笛の踊り :05/03/21 03:30:17 ID:7lzLnvu0
具体的なプロセス・音楽理論には触れてはいけない、 それが思わせぶり系ゲソヲタの暗黙の了解
俺が場違いを承知でモンクなんて持ち出して聞きたかったこと。 最近の悠治のガクガク系の演奏とやらは 単に練習しないのと年齢のせいでへたくそになったの? そうでなければ、どういう意図があってのことなの?
>>446 なんでえ、たいした話じゃねえんだな。
まあ音楽は聞いてて楽しいもんが作れりゃなんでもいいんだけどな。
結果的にスレ荒らしちゃってごめんよ。
by445
>>443 まさかと思うけど、坂本龍一氏本人ですか?
>>448 違うと思うけど、どのへんを見てそう思ったのか逆に聞きたい(ケンカ売ってるのではなくて、文字通りの質問)。
>449 私は448さんじゃないけど、J-WAVEの番組の坂本がやってることとリンクしてるから、そう思ったんじゃないかと邪推。 シンセヲタさん。みつけたシンセのメーカーはどこのですか?
451 :
名無しの笛の踊り :2005/03/22(火) 22:01:29 ID:iN5rRzoU
プロフェット5ですか?
452 :
名無しの笛の踊り :2005/03/22(火) 22:05:37 ID:SsKWeNVi
今日の朝日新聞(大阪)のゴルトベルグ評は良かった!!
>>452 東京でも激賞評だったらしいけど。まだ読んでいない。
454 :
名無しの笛の踊り :2005/03/23(水) 00:48:49 ID:oaQK+p6o
音楽の教えの表紙でいじってる機種は何ですかあ?? おせーてちょーだい。
Roland SH-5だす
456 :
シンセヲタ :2005/03/23(水) 01:19:48 ID:WjyXYiGR
>>450 EMS・VCS3です。パソコンには疎いけど、近いうちにノートPC+自動作曲ソフトに移行しようかと考え中。信者じゃないつもりだけど、悠治に影響受けまくりかも。
>>443 はとても坂本教授くさい。
この人の特徴はWEBでもラジオのDJやってるようなノリで書くから。
絵文字もそのものってかんじですね。
457は悠治くさい
>>457 坂本はもう少しいやらしい書き方するんじゃない?
衒学趣味がもうちょっとと、体言止めがあと二つ三つほしいところだ。
>でもこれだけ真剣に音楽を考えかつ実践に向かうひとの多いスレッドも >珍しい。 どこがだよ?w そこまで坂本はアホではない。
坂本も高橋もこんなところを見るほど暇じゃないだろ。 まあゲソヲソは坂本を怒らせたらしいが。
んなわけない
464 :
名無しの笛の踊り :2005/03/24(木) 11:23:34 ID:reDVoabD
>>463 誰が書いたの?岡田暁生?
そう、その人。音楽学者だって。
朝に帯番組(ってわかるかな?)持ってる多忙な芸能人にアキバで 偶然会いました。平日狙ってきたんだとおもうんだけど、コンピュータかまってて 後で履歴みたら2ちゃんみてるようだったから、坂本とか来てもおかしくはないとおもうよ。 実際あの人最近ネットねたばかり話すし、事務所からダイアルアップ時代に あまりにハマって仕事しないからネット禁止令だされてたし。
どーでもいいよ坂本なんて。
467 :
名無しの笛の踊り :2005/03/24(木) 23:37:25 ID:8YRdH4Wm
書いたつもりが反映してなかったので再度。
>>452 読んでみたよ、東京の朝日新聞にも載ってた。
キッチリ拍を合わせるという西洋芸術音楽のイデオロギーを
知的にずらしていておもしろいっていうことかな。リズムのこと以外に
特に言いたいことはなかったと見たw
そしたらきっちり拍をあわせないロココ風の装飾の名人だったモーツアルトはどうなる
そういうスタイルを復活させたいということも あるんじゃないの。
・・・たんに下手なんだったりしてw
472 :
名無しの笛の踊り :2005/03/26(土) 00:57:06 ID:H23lv1Gs
ID:+bsxVGylさんは、批評家の判断を仰ぐ、 ゆえに自分の判断というものを持たないのでしょうか。 「下手」ということばは、 ぼくらミュージシャンは、良心なんておこがましくもないですが 仲間なんかとやってゆくうちに、いつしか絶対!口にしませんね。 まあそういうことば口にするやつも いるかもでしょうが ぼくは嫌いです。 批評家の軽はずみな「非音楽文」で、どれだけの優れた現代音楽が 一般大衆から黙殺されていったか。 そういう社会になってほしくないから。 また批評家は文章というものにもっと責任を持たなければいけませんね。 今月号の「レコード芸術」でも現代曲の頁で ずいぶん傲慢な酷評を見受けましたが じゃ、優れた音楽やってくださいな。 音楽への批評は音楽でなされるべきであって 文章は補足資料価値でなければいけないというのが 多くの音楽演奏に関わる方たちの 正当論理なのです。
473 :
名無しの笛の踊り :2005/03/26(土) 01:03:16 ID:uuUYwQ0q
イチロー、松井の批評も野球で、ってか? 上滑りな修辞の下には、ちんまりとした自己弁護が丸見えですよ。
474 :
名無しの笛の踊り :2005/03/26(土) 01:15:15 ID:H23lv1Gs
野球の話にそらすところは詭弁としかうつりませんね。 音楽の話なんですが、如何?
475 :
名無しの笛の踊り :2005/03/26(土) 01:21:21 ID:1pM2Kr2k
ID:+bsxVGylさんはいわゆるたわけ者ですから・・・
476 :
名無しの笛の踊り :2005/03/26(土) 01:22:50 ID:6VcRsTT/
高橋悠治の業績って結局なんだの?
477 :
名無しの笛の踊り :2005/03/26(土) 01:23:11 ID:H23lv1Gs
ディベートする時間があれば楽器練習してるというクチなので これでおちますが 野球選手でも批評がデータすなち「補足資料価値」ならば、うなずくと 思いますね。 あなたも僻み根性丸出しにならないで 練習に励まれ 多くの理解者をつかまれてください。 昔からいうじゃないですか。 「儲ける」 というも文字は 「信者」という構成でつくられると。
478 :
名無しの笛の踊り :2005/03/26(土) 01:25:16 ID:H23lv1Gs
おっと訂正 も文字⇒文字です。 揚げ足とられる前にね(^^♪
479 :
名無しの笛の踊り :2005/03/26(土) 01:36:39 ID:H23lv1Gs
>高橋悠治の業績って結局なんだの? ああ、ひっぱられちゃったな苦笑 ぼくはもう練習しますよ笑 生涯一ピアニスト! これって言い得て妙でしょ爆笑 あと、ぼくはいわずもがな 坂本龍一ではありませんよ(もう腹が痛い超爆笑) 顔似てるんだけどね彼女にいわれた あいざき進也にも似てるってさもうだめ爆笑自滅
480 :
名無しの笛の踊り :2005/03/26(土) 01:37:44 ID:K0cJ3oqM
誰だよw 本人登場か?
481 :
名無しの笛の踊り :2005/03/26(土) 01:38:37 ID:6VcRsTT/
>>479 あんたさーそれクセナキスの前で言えるか?
頭の悪い書き込みはいいかげんにやめてくれ。
483 :
名無しの笛の踊り :2005/03/26(土) 01:44:45 ID:H23lv1Gs
あ、爆笑ってのは悠治さんに大変失礼でした 申し訳ありませんぺこり 「彗眼」 ってことばわかりますか 「卓越した理解力」 って意味になるのかしら。 そういう方法論を60年代から今日に 至るまで 音楽演奏、作曲、論文において 貫かれてらっしゃるという あまりにも偉大すぎて・・・ では、もう寝ます 悠治さんファンのみなさんゴメンナサイ(*^_^*)
484 :
名無しの笛の踊り :2005/03/26(土) 01:46:26 ID:6VcRsTT/
>>483 それじゃ答えになってないんだよ!
音楽史において何を為したかだよ
H23lv1Gsは留学生ですか?日本語が上手ですね。 普通こんな恥ずかしいことは、いつしか絶対!口にしませんね。w
486 :
名無しの笛の踊り :2005/03/26(土) 01:53:56 ID:H23lv1Gs
487 :
名無しの笛の踊り :2005/03/26(土) 01:56:58 ID:H23lv1Gs
ID:p22uzJHNさん あ、ぼく英語得意です(落語だねwおっと閃き!落ちがついたw)
理屈付けはどうあれ、悠治の演奏技術が衰えていることは 最近のコンサートを聴けばわかることです。
あまりにも偉大だとファンは彗眼を通りこして盲目になるのかしら。 ゴルトベルクは聴いてないけど、最近のリサイタルを聴く限り、普通に下手だと思う。 では、もう寝ます 悠治さんファンのみなさんゴメンナサイ(*^_^*)
490 :
名無しの笛の踊り :2005/03/26(土) 02:01:22 ID:H23lv1Gs
ID:p22uzJHNさん ぼくのコピペしないで!と小一時間w
ID:H23lv1Gsさん、ほんとおもしろい!w 酔ってるのかな?得意の英語も披露してもらいたいぐらい。 また来てほしいな。それじゃ!
もう来るな>H23lv1Gs
とりあえず、彗眼じゃなくて慧眼だろうとツッコんでおく。
すいがんじゃないよけいがんだよ Ye Guen
495 :
448 :2005/03/27(日) 13:53:48 ID:0D3FoC+c
>>449 特に理由はないです。
もしかして、坂本さんがこのスレを見ていてくれたりしたらいいな
程度の願望だったので。。。ゴメンナサイ。
でも、実際に誰のレスであったにせよ、書き手を特定することは
匿名掲示板の良さを殺してしまうことになりますね。
愚問を発してしまい、申し訳ありませんでした>皆様
>>488 その衰えた悠治よりも豊かな音色を持つ現役日本人ピアニストを
不幸にして私は知らない。
497 :
名無しの笛の踊り :2005/03/27(日) 14:34:51 ID:Z7P8c6F5
高橋悠治のhpどうなってんじゃ
『けろけろころろ』を読んだり、弾いた人はいないのか。
>>498 読んだ&聴いたyo♪
21世紀のお子ちゃま達は、こういう音楽を聴いて育つのだなあ
と奇妙な感慨に襲われたw
楽譜は出てるの?
ことばのほうのリズムとひびきはイマイチ好きになれないし
絵と合ってないように思う。
500 :
名無しの笛の踊り :2005/03/27(日) 20:02:13 ID:qpcRYgPl
>>496 いい音を持って老成したのが出てくるのも時間の問題だと思う
結局音色「のみ」なら
子供の時にいい楽器に出会えたかどうかで将来が決るわけだし
ローティーンのうちからセミコン持ってる人ももう珍しくないし
近年ロシア勢の若手も音が尖らなくなったでしょう
(キー心は相変わらずとがっとる。アレを聴くたびに旧ソ連勢を思い出す)
結局、楽器の問題
キー心→キーシン
尖った音って?
506 :
名無しの笛の踊り :2005/03/28(月) 17:34:27 ID:qHYvsF0W
知らんなぁ
みなさんのお気に入りのCDは何? 私はDENONのサティ3枚とパーセル、パルティータ。
あとYUJI PLAYS YUJIとBACHもいいな。
510 :
Kmysk21 :2005/03/29(火) 23:31:30 ID:QxACV5wP
わしはセルゲイ・クリョーヒンと一緒にやったライブが好きだったな。いつだったっけ。六本木のライブハウスで雨が降っていた。クリョーヒン、どうしてるかな。
>>510 9年前に亡くなりましたよ。まだ40代の若さで。
512 :
名無しの笛の踊り :2005/03/30(水) 00:34:10 ID:pwTaBGYD
Yuji Plays yujiが欲しくても、手に入りません。
クリョーヒンって亡くなってたのか あの時代になんとなく想いを巡らせていたら 東京ミーティングで高橋悠治がブレヒト歌ってるシーンを ふと思い出したよ
頭で飼えるのは シラミだけ♪
515 :
名無しの笛の踊り :2005/03/31(木) 00:34:45 ID:7GejLAh6
悠治さんが70年代に録音されたゴールドベルグ(名演だ)グールドがやって ない時期の仕事、時期の選択は状況による偶然なのだろうか キーシン、ブーニンは83年以降だったと記憶していますが
516 :
名無しの笛の踊り :2005/04/04(月) 00:21:49 ID:Gj/EOHO6
>>516 タイトル変えて再発売されたCDですね。中身に違いはないかと。
あまり知られてないって・・悠治あわれ。
あと制作はポリドールでドイツグラモフォンではありません。
なんか厨房臭い出品者だなあ・・・
パーセル欲しい
新品が1200円で買えるのに。 CDにもケースにも傷のある、状態のよくない中古品を1000円で。 「入手は絶望的な幻のCD」なんて言って。 しかも、送料・手数料は負担しろと。 連絡や発送が遅れることも了承しろと。 人間、強気が大事なんだなー
>>520 ・・・結論がおかしいんだけど。冗談のつもりなのかな。
523 :
名無しの笛の踊り :2005/04/06(水) 00:53:59 ID:bC4EhCQp
高橋アキの世界2は持っていますが、1は持っていません。 どんな内容なのでしょうか?
保全あげ。
525 :
名無しの笛の踊り :2005/04/11(月) 01:36:08 ID:g9qYWtnb
毎日放送でのコンサート放映は いったいいつになるのでしょうかね。
つまらん
アナログのね
>>525 わからないけど、地方巡回が一通り済んでからじゃないかな。
4月24日のコンサートは売り切れ!! まさに人気急上昇中。
531 :
名無しの笛の踊り :2005/04/12(火) 10:21:04 ID:fKQj1Al3
人気急上昇中なら それを理由に過去の著作をどしどし復刊してくれ。
532 :
名無しの笛の踊り :2005/04/12(火) 10:32:01 ID:fKQj1Al3
ところで、妹の高橋アキさんのコンサートの話は? 先日、早坂文雄のピアノコンサートがあったんだが。
534 :
名無しの笛の踊り :2005/04/12(火) 20:31:05 ID:NPrZqmwf
ベートーベンのハンマークラヴィーアと シューマンの森の情景、 バッハのインヴェンションをもういちど聞きたいです。
535 :
名無しの笛の踊り :2005/04/13(水) 00:54:41 ID:A529PbeR
1936年生まれ。1963年に渡欧して以来、海外で活躍し、 すばらしいその才能が注目されている作曲家=ピアニスト。 現代曲の演奏では「不可能を知らぬ現代のナポレオン的な ピアニスト」と称され、つねに話題をよんでいる。また作曲家 としてはクセナキスに師事して、論理学や現代数学を適応して 作曲したり、コンピューターを用いたりするユニークな作品を 生み出している。現在ニューヨーク在住。
>1936年生まれ。 1938年だろ。 >現在ニューヨーク在住。 いつの話だよ w
537 :
コンサート予定 :2005/04/13(水) 02:10:55 ID:A529PbeR
8月23日(日) 15:30〜16:30 ルーカス・フォス作曲「M・A・P」の演奏 16:30〜17:30 高橋悠治ピアノ・リサイタル 19:00〜21:00 コンサート(ルーカス・フォス監修による) ガッツェローニのための音韻 松平頼暁 テュイエン・ルア ニュイエン・チェン・ダオ セクェンツアV ルチアノ・ベリオ ブリーズ 近藤譲 あなたのファウストの鏡 プスール in C テリー・ライリー (フルート)ロバート・エイトケン,野口竜 (クラリネット)村井祐見 (トロンボーン)ヴィンコ・グロボカール (ピアノ)高橋悠治 (ヴァイオリン)植木三郎 (打楽器)ジョン・エンゲルマン,ジョン・ワイヤー,山口保宣 (ソプラノ)メリー・モリソン (指揮)ルーカス・フォス リサイタルの曲目が今から楽しみだな、おまいら!
538 :
名無しの笛の踊り :2005/04/14(木) 22:49:37 ID:ettJD9/U
24日のブゾーニ、うまく弾けるかなー 悠治君。
539 :
名無しの笛の踊り :2005/04/15(金) 00:01:42 ID:E2bZNHKe
『音の静寂 静寂の音』、本屋に3冊平積みになってたのに 今日行ったら、売り切れてた。 早くも絶版しそうな悪寒。 かっといたほうがいいかな。
当面は大丈夫じゃないかな。 古本も出てるようだし。 ただ、そのまま何年も放置してるとヤバイかもしれないないけど。
『カフカ/夜の時間』はすぐに消えたね。
542 :
名無しの笛の踊り :2005/04/19(火) 06:12:54 ID:k/2iB4FE
ゴルトベルクのライナーに唖然 歌と踊り→女→身体→感情 楽器→男→精神→技術 なんすか?この陳腐な二元論は・・・ そしてトドメはこれ >「音楽の父」となったバッハの父権的権威 (´-`).。oO
美術の世界は、日本では1960年代に赤瀬川源平らが「前衛」をやり尽くし、 すっかり蒸発させてしまったのに、 欧米では当時の「前衛」をいまだにやり続けている「大家」がいる。 悠治さんがそいつらと同じとは言わないけれど、 やはりいささか寂しいものがあるなあ。
544 :
名無しの笛の踊り :2005/04/19(火) 10:07:26 ID:qiXXWYGq
ふつうはウデがおちて「大家」に収まるもんだが、まあピアノは若い頃 のほうが上手かったけど、この人まだまだヒネクレてて元気だよ 悠治が常識的な文章かくほうが寂しいさ
545 :
名無しの笛の踊り :2005/04/19(火) 14:55:16 ID:KIubfs/z
ふと、キーファーを思い出した。
>>544 そうね。見事なフットワーク。
546 :
名無しの笛の踊り :2005/04/20(水) 17:49:19 ID:0Ml7oNT9
この音楽は、音による結界を意図している。空間内部で起こることとは直接のかかわりをもたないが、偶然のように発生する音が、時間や空間に影を落す。それが「翳り」であり、音の作り出す陽炎でもある
>>536 1938年か。 漏れのおふくろとか親父の世代なんだな。
漏れの親父は、赤瀬川源平とかと遊んでたんで、HRCなんか良く知ってた。
あの時代の人間に共通するものがあるのか。
たしか、「たたかう音楽」で日本人がすぐに枯れてしまう理由を書いていた。
まあ確かに日本国は、闘争の歌がもうどこにもないのは認めるとして。
>>547 赤瀬川原平はエッセイで、悠治が昔ミッキーマウスの腕時計をして歩いていた話を
書いていた。その価値観に衝撃を受けたとか。
もっとも、ジェフスキーによれば、腕時計はミッキーマウスではなくてドナルドダックだった
ようだ。
ドナルドダックの方が、悠治らしいな。
ブッソッティはいまでもミッキーマウスのTシャツを着ているよ
ミッキーかドナルドかは知らないが、 その時点では赤瀬川より悠治さんの方が先を行っていたんだなあ。 あれから赤瀬川は「トマソン」あたりをくぐり抜けて、 ついに「旗日に日の丸を立てる」ところまで価値観をひっくり返し続けているが、 悠治さんも、これからまた何か大きなパラダイム・シフトを聴かせてくれるだろうか。 もっとも、赤瀬川にしたって「ライカ同盟」は単なる通俗のような気もするから、 あまり手放しで好意的に見るのも間違ってるんだろうけどな。
諸井誠は「音楽芸術」で 悠治が「こいつはミッキーの腕時計なんだぜ」と自慢していたとか書いていたね
552 :
名無しの笛の踊り :2005/04/22(金) 23:37:06 ID:s/6++Zg7
奥さん大変でしょう
553 :
名無しの笛の踊り :2005/04/23(土) 11:02:31 ID:lsxoOwWJ
血液型何型かな?
俗っぽさを身に纏うようなつもりだと、かえってあざとい気がしないでもないけど・・・。
555 :
名無しの笛の踊り :2005/04/24(日) 11:22:34 ID:G3FOriRT
高橋アキの世界って昔(2年くらい前)CDショップで 普通に注文したら買えたんだけど今はもう無理なのかな?
「高橋アキの世界」の聴きどころのひとつは近藤譲「エアー」 今では想像できないクセナキスもどきの近藤が聴けます。
557 :
名無しの笛の踊り :2005/04/26(火) 21:54:49 ID:R7M6rS34
アキちゃんと悠治ちゃんはどっちがピアノ上手なのかな?
558 :
オスのさが :2005/04/26(火) 22:20:28 ID:driT7h4n
それはあえて言うまでもないでしょう。。。 しかし、こういうおとうさんと叔母さんを もてたゆうじくんがうらやましい。
559 :
名無しの笛の踊り :2005/04/27(水) 00:08:45 ID:HKxDlsdy
本人は悩んだんじゃないかな。 わかんないけど。
そしてAYUOになった。
私は高橋鮎生が本名だと思い込んでいたので、子供に 母音だけの名前をつけるとは、さすが音楽家、名前の響きに もこだわるのだと勝手に解釈して感心していました。 この板のどこかのスレで、本名がお父さんと同じだと知り、 大いにコケました。
562 :
名無しの笛の踊り :2005/04/27(水) 20:45:26 ID:c/AhjRkv
母音だけ? うーむ。知らなかった。 AYUOはよくみかけるけども。
563 :
名無しの笛の踊り :2005/04/28(木) 08:37:55 ID:NM9Xuk2Z
Yuji Takahashi plays RS
564 :
名無しの笛の踊り :2005/05/01(日) 12:58:08 ID:flSWXg4N
4月24日に聴きに行った人 感想きぼんぬ。
565 :
561 :2005/05/01(日) 14:30:41 ID:V5A6u8F2
>>562 >母音だけ?
AYUOのYを子音と見なせば母音だけじゃなくなるけどね。
4/23なら行った。 店の雰囲気といい演奏といい最悪だった。
この人、作曲以外はドキュソと紙一重という気がしてならん
569 :
名無しの笛の踊り :2005/05/02(月) 08:27:00 ID:5zQXhegA
570 :
名無しの笛の踊り :2005/05/02(月) 09:43:49 ID:jjUO1BSd
23日悪かったか? 結構楽しかったぞ。ラストの即興とかさ。
571 :
名無しの笛の踊り :2005/05/03(火) 13:00:13 ID:zTiiCugx
昔のHRC(ハイ・レッド・センター)やオノ・ヨーコやパイクのイベントは、 芸術といかさまの中間くらいだったんじゃないか。 真面目に血だらけになってヘルマを弾いていた悠治は、 当時としては、やっぱり偉かったのだと思わざるを得ない。
>>571 くだらねぇw
血だらけになって弾いたらなんだっての?つまらない演奏になったら駄目だよ。
>>571 ハイ・レッド・センターは当時の“前衛芸術”が持っていたイカサマ性を
むき出しにしちゃったから、
ごく短い活動期間で“蒸発”してしまったんだろう。
その営為自体は記憶にとどめるべきものだと思うが、
そうやって蒸発させてしまった後に、全く同じパフォーマンスを“海外輸出”して
大向こうの喝采を浴びた小野洋子は単なるイカサマ師だな。
ヘルマでも出血したとエッセイに書いてるよ。
577 :
572 :2005/05/04(水) 08:39:19 ID:dKTkOtcr
578 :
名無しの笛の踊り :2005/05/04(水) 18:10:03 ID:S9faH0/0
キーボード版「メアンデル」で朗読されている英語 わかる人いますか?
>>578 As far as one can see, the water is troubled.
Jostling waves, where do they roll away?
かなあ。
あんまり自信なし。
580 :
名無しの笛の踊り :2005/05/07(土) 20:09:59 ID:e+FiUvsV
>>579 thanks. なるほど、Jostlingか。
中ほどの「狂おしく南をめざす」(“…,going south madly”?)と、
最後の「雲たちわたれ川面に みつめおもいだせと」は分かります?
581 :
one? :2005/05/07(土) 22:44:00 ID:FKbPCqOP
人称によって変えるわけだから この場合as far as I can see でしょ? でもよく聞くとone can seeった言ってるねぇ。 ググってみたがas far as one can seeなんてヒットしなかった。 as far as the eye can see も多かった。 ユージの語学力って。
>>581 もとのテクストが屈原だか万葉集だから、
文語調で訳しているんじゃないの。
583 :
名無しの笛の踊り :2005/05/18(水) 00:12:14 ID:XHxNtR84
サティいいね。
584 :
名無しの笛の踊り :2005/05/18(水) 00:22:19 ID:SRQVOx4G
若い頃の悠治ってどんな風だったの?コンサートの客の入りとか、本人の 雰囲気とか、女にもてたとかもてなかったとか やっぱし根暗で理屈っぽい香具師だったの?それともけっこう湘南あたりで ブイブイいわせてたの?何歳で結婚したの?おせーて
585 :
名無しの笛の踊り :2005/05/18(水) 01:05:39 ID:XHxNtR84
明本歌子と結婚したのは21歳でしょ。
586 :
名無しの笛の踊り :2005/05/18(水) 11:55:10 ID:SRQVOx4G
悠治が録音したバッハパルティータT変ロ長調メヌエット、あれはええわ。 センスええわ。リズム感がクラピアニストにしとくのもったいないわ あれは影響うけたわ
588 :
名無しの笛の踊り :2005/05/19(木) 00:27:17 ID:jF6KzMhL
>>587 ピアニスト。画家。占星術師。サーファー。
>>588 悠治以上にブッ飛んだお人らしいですな。
591 :
名無しの笛の踊り :2005/05/19(木) 11:52:32 ID:SF32+yBZ
うん、ほーけー手術の話は笑えるな。 結局ゆーじも捨てられたんだよな。
592 :
名無しの笛の踊り :2005/05/19(木) 14:29:51 ID:hwo0sEl5
悠治はピアノという楽器をどうとらえているのかな そもそも西洋人がつくったものだし、それを日本人が弾くときの工夫とかって あるんだろうか、この人絶対そういうこと考えてると思うんだけど
宝鶏なんて放置しないのがあたり前だよな。 ユダとかは生まれたときに宝鶏手術する習慣だし。
594 :
名無しの笛の踊り :2005/05/21(土) 00:28:35 ID:jlOngVs7
火星なら大丈夫だよ。日本人は実は火星がたくさんいるんだ 別に伴天連どものマネすることないの
つーことはチミは化成なんだなw そんなに化成がたくさんいるとは知らんかった。 他人のティムポまではわからんもんな。
現代音楽のパイオニアとしての自らの役割は終わったと語る高橋悠治氏。
ttp://www.thomasschultzpianist.com/Links_/Takahashi_Essay/takahashi_essay.html I played The People United so many times in the 1970s all over
Japan, not only on the usual concerts, but also for workers, for
political activists, sometimes combined with speeches and singing
of the original song. I arranged for it to be published by Zen-On
(this later turned out to have been a mistake). I recorded it around
that time. It was a time when we were Maoists or at least some
kind of leftists.
Now I don't play it anymore - not only that piece, but many pieces
I used to play like Evryali and Synaphai of Xenakis, many Takemitsu
pieces, Messiaen, Boulez, Cage, etc. I am bored of being a pianist for
contemporary (European) music.
I think there is a time when one has to do certain things, not only in
life, but also in music. In the 1960s, I was one of very few pianists in
Europe who played Xenakis, Boulez, Messiaen and Cage. I translated
and published Xenakis' book, Maceda's book, introduced Gubaidulina
to Japan. Now other people take over. I consider myself a pioneer.
As Mao the poet said in his "Ode to the Plum Tree": "not competing
for spring/ only calling that it is coming/when mountain flowers are in
full bloom/be among them smiling". Now many people play them so
I don't have to do those works anymore.It should be so - music will
be passed to the new generation. If the same people had continued
to play the same music, those works would not survive.
話がズレて申し訳ないけど、 作曲依頼した上に伴奏までやって頂ける事になった。 やっぱリズム難しいぽ。 「楽譜は無視してください」だってさ。 五線譜なのがせめてもの救い。
598 :
オスのさが :2005/05/22(日) 00:22:38 ID:YBMpAVcf
いつごろのリサイタルですか?? ヒントだけでもちょっと教えて!
リサイタルなんてステキなものじゃないですよ。 残念ながら合唱人です。激しく申し訳ないでつ。
合唱連盟「虹の会」だな(笑)。
601 :
名無しの笛の踊り :2005/05/23(月) 23:15:54 ID:4QpSZ3/e
きょう、水戸のゴルドベルクの招待状が来ました! 東京公演2回ともいけなかったんで楽しみです。 新譜がまともに聞こえてしまうほどおかしな演奏だそうで わくわくします。
602 :
599 :2005/05/23(月) 23:24:01 ID:O6VLgUsm
「クリマトーガニ」「回風歌」より前の合唱曲がまったく といっていいほど顧みられていないのが残念だべ。
604 :
名無しの笛の踊り :2005/05/24(火) 02:54:39 ID:4IyQElWp
>>596 よく分かんないんですけど、この頭の悪そうなアメリカ人ピアニストは
ナ・ヒョーシンの旦那か何かですか?
私信を公開された尊師には気の毒だが、それにしても内容も英語力も稚拙過ぎる
ことに愕然とした。「《不屈の民》を全音から出版したのは結局良くなかった」
ってどういうことでしょうね。
605 :
名無しの笛の踊り :2005/05/24(火) 10:35:41 ID:vyPwTt5z
>>604 全音から出版すると、資本主義に身を売ったことになるから、
民衆の歌である「不屈の民」を普及させる手段としては不適切で、
自主流通が望ましかった、という意味だと思われ。
606 :
名無しの笛の踊り :2005/05/24(火) 15:28:40 ID:f5UAS3Rd
607 :
名無しの笛の踊り :2005/05/24(火) 23:46:28 ID:vyPwTt5z
>>606 ん?
トランソニックが分裂解散したことと関係あるの?
608 :
名無しの笛の踊り :2005/05/25(水) 07:11:49 ID:bltnfJji
雑誌トランソニック(「政治」特集あり)は、全音出版社から刊行されてました。 「教室の犀」やクセナキス「音楽と建築」も全音ですね。
悠治さんの両親はどんな人達なんだろうか。
610 :
名無しの笛の踊り :2005/05/25(水) 22:35:37 ID:xOR5HIWF
たしか父は音楽評論家でバルトーク研究者、母はピアニスト。
611 :
名無しの笛の踊り :2005/05/26(木) 00:40:00 ID:yVT4onav
悠治はバルトークにしろバッハにしろ専門家の見地で理解してるのに なんで文章は中国人的な意味でユニークなんだろう バルトークと古代(コダーイじゃないよ)音楽を意味づけてるあたり 流石なんだがな。
612 :
名無しの笛の踊り :2005/05/26(木) 09:36:50 ID:B3qyqRjr
>>610 初耳。母がピアニスト?
生まれたときについては、成城に住んでたことくらいしか知らなかった。
613 :
名無しの笛の踊り :2005/05/26(木) 10:21:31 ID:rf4dbENY
614 :
611 :2005/05/26(木) 20:08:10 ID:yVT4onav
>中国人的な意味って? そこに関してはあまりマジにとらないで 半分冗談だから でもこの人の見識の深さには敬服してます 視点が独特なんだよね でも僕は熱烈なファンの方ほど悠治に詳しく ありません
>>604 旦那です
シュテファン・ドリューリーが使えなくなってきたので
代わりが欲しいという要望に答えたピアニストです
現代音楽に詳しくないピアニストはこういうことを平気でやっちゃうので
見逃してあげて下さい
「I の多い英文はあまり印象がよくないのでやめましょう」
という注意書きが、アメリカで使われる中学生相当の教科書に載ってます。
616 :
名無しの笛の踊り :2005/05/27(金) 09:24:13 ID:XNgb2+5c
海岸で見つかったピアニストのことですね?
悠治が海岸で見つかったら何を弾くだろうか?
そら、「パーセル最後の曲集」の終曲じゃないの?
「エヴリアリ」を弾いて、海の家の管理人に「めちゃくちゃ弾くの止めろ!!ピアノが壊れるじゃないか!!」と怒鳴られる。
ブゾーニを弾きそうだ。好きみたいだから。
というような予想をぜんぶ裏切るのが悠治なんだろうな。
ラジオ体操第一かもよ。
7月にATAKからCD出るようですね。
625 :
名無しの笛の踊り :2005/06/02(木) 14:28:36 ID:blttAU7L
悠治は「不屈の民変奏曲」をライブで弾いていたの?
誰か聞いたことある?
あんな難曲をコンサートで弾くっていうのもすごいね。
なんでこれらの曲を弾くのを止めたんだろうね?
「不屈の民変奏曲」は人類が到達しうる最高度に高度な変奏曲で、名曲だと思う。
少々長すぎる気はするが。
>>620 たしかに「エヴリアリ」は、デタラメに聞こえる、がしかし、譜面に忠実に弾いている。
・・・だが山下洋輔が弾くデタラメを譜面に起こして再現できたら、同様にすごい曲になるといつも思う。
>>625 Polanskyのlonesome roadも、同様にすごい変奏曲の一例。一聴を薦める。
627 :
名無しの笛の踊り :2005/06/02(木) 19:57:40 ID:sK2NvFn8
AU
628 :
名無しの笛の踊り :2005/06/03(金) 05:25:35 ID:bngGKu/+
【怒り】 「おばさん怖い」と言われ激怒、殴る蹴るした61歳逮捕
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1117637857/ 1 :二兎追うものφ ★ :2005/06/01(水) 23:57:37
日野署は1日、下校中の小学生を殴ってけがをさせたとして、傷害の現行犯で同
市百草のピアニスト、高橋ア●容疑者(61)を逮捕した。
調べでは、高橋容疑者は1日午後4時ごろ、自宅近くの路上で、 下校中の小学
5年生の男児(10)の顔面を約10回殴り、 押し倒してけるなどして、顔面
打撲などのけがを負わせた疑い。
高橋容疑者は自転車で帰宅中、男児ら児童7人が歩道いっぱいに 広がっていた
ため「邪魔だ」と注意。男児が「おばさん、怖い」などと 文句を言ったため腹
を立てたという。
5 :オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:2005/06/01(水) 23:59:42
やっぱ気にしてたんだろうな・・・
引退時期を
629 :
名無しの笛の踊り :2005/06/03(金) 13:56:45 ID:NpIcoxhd
>>626 ありがとう、さっそく彼自身のサイトでlonesome road聞けました。
久々に鳥肌立った、すごいインスパイヤされた。
あれは彼自身による演奏なんでしょ。・・・いやーまいった、何か親近感を感じる。
CDとかあるのかな?
日本に来日なんかしてるのかな?
2チャンってほとんどクズだけど、このような情報得られるから辞められない。
ほんとに感謝しています。ありがとうございます。
630 :
名無しの笛の踊り :2005/06/03(金) 18:02:16 ID:oTL0mlhE
>>625 悠治は「不屈の民変奏曲」をライブで弾いていたの?
78年前後に札幌で聴いたよ。全国の何ヶ所かで弾いていたと思う。
他にバッハのパルティータ(3番?)かなんか弾いてた。
それと素人合唱団(超ヘタクソ)が不屈の民の原曲を歌ったんだけど
それに伴奏もつけてたよ。独唱のある部分で歌が止まってしまったのにも
なんとか合わせてくれて、悠治さんの優しさを感じたなぁ。
同時期にALM(コジマレコード)からLPも出してた。今も持ってる。
演奏はすごく良かった。演奏自体はLPとそんなに違わないと思ったけど、
やはりライブはイイ!!
当日は悠治さんの解説もあったけど、「ジェフスキーは『対位法の部分は6つの階級の
闘争を示している』って言ってるけど、その階級は最後まで入れ替わらねえんだよな」
とか言ってて場内爆笑でした。
演奏後、悠治さんを囲む飲み会も突発的に主催されたんだけど、ぼくは抜けられない
用事があって、泣く泣く参加を諦めました。
あの頃、確かにぼくは儲だったと思いますw。トランソニックも買ってたし。
>>631 70年代って彼の一番いきのよかったころだよね。
俺もリアルタイムで体験したかったなぁ。
70年代って高橋悠治とか武満徹が活躍した時代ってイメージがあって 生きてみたかったと思う。 現代音楽のレクチャーみたいのを開いていたんでしょ。渋谷の道玄坂で。 坂本龍一が参加していて、そのときのことを悠治さんが文章にしていた。 なんかいいなぁ、と。なんで廃盤かなぁと。昔の盤再販してくれぃ!
634 :
MsneK48 :2005/06/04(土) 21:02:10 ID:fdDmGkA9
わしは不屈の民を83年に聞いた。都内の闘争ピープルのコンサート。 後半部分を弾いてくれて、譜面めくりの人がいて、この人でも譜面めくって もらうんだと妙に感激した。 でも3月に松本の神宮寺(水牛通信によく出てきた)で弾いたとき、シューベルト やらモーツアルトをぶつぶつ譜面読みながらやってた。手元はほとんど見てなかったな。
結局この人って若いころの天才ぶりだけがウリなの? 名前の割に作品が知られてないみたいだし。 なんかコンサート見に行ってる人たちも「往年のファン」ぽいし。
若いころは知らないけど、演奏が好きだからコンサートには行ってる。
音楽バカには用は無い。 悠治さんは音楽以外の教養もたくさん持っていて、それを踏まえて聴くと、さらに楽しめるところが 目が離せない理由として一つあると。 モダンダンスなんかの研究を知ったあとに高橋悠治を聴けば、びっくり仰天する。 しかけが多くて楽しめる。
ヲタ以外の誰がそこまで突っ込んで理解してくれるか疑問だけどね。 多分この人は残らないんだろうな。
>>638 そもそも本人は「名を残そう」という意識が無いと思う。
遠い未来の人たちのために作曲してるとか言ってなかったっけ?
>>633 >現代音楽のレクチャーみたいのを開いていたんでしょ。渋谷の道玄坂で。
>坂本龍一が参加していて、
秋山邦晴の『日本の作曲家たち』(上)に、
悠治が「ニキテ」の演奏会で曲解説をしてるのを
一番前の席で聴いている坂本龍一の写真が載っているね。
ロン毛でかっこつけて座ってるからすごく目立つw
642 :
名無しの笛の踊り :2005/06/05(日) 23:05:17 ID:8/fd3qMs
下司な質問だけど、昔テクニシャンだった頃の悠治って例えばショパンや ベートーベン、チャイコフスキーのコンチェルトは弾けたの? そういうタイプの音楽家には見えないけど、気になる またコンチェルトの音源があればぜひ聴きたい
643 :
名無しの笛の踊り :2005/06/05(日) 23:59:55 ID:mzKtL3cB
>>642 これ俺の考えだけど、ショパンは名演奏がゴマンとあるから、へたな演奏すると
世紀のビルテゥオーゾがこんなもんかって思われるから、弾くの怖いんでしょ。
同級生の女の子が、すごくうまく弾いていたら、さすがの悠治も弾く気がしないんじゃないのかな。
桐朋でしょ、バリバリショパン弾いているからね。
無駄な時間費やすんだったら、独自の音楽やったほうが意味があるだろうから、
チャイコフスキーのコンチェルトなんて弾く必要もないと思う。
当然、弾けますよ。
悠治に弾けない曲なんてないですよ。
悠治に弾けない曲は人類に弾けない曲と言えます。
バーンスタインのコンチェルト「不安の時代」を 僅かな日数で暗譜して弾いたと小澤征爾が書いてるね。 80年代にもショスタコーヴィチのコンチェルト1番を弾いている。
ヘルマやエヴリアリを悠治より巧く弾くピアニストは 今じゃ何人もいるよ。
>>640 なにかのインタビューで
「あなたは誰のために作曲するのか?」と聞かれ
「人類の次に現れる知的生命のために」と言ったらしい。
>>641 僕もそれを見たことありますw
>>646 有名だね、それ。
昔、ベートーヴェンの盤があったらしいが、いまは絶版でしょう。
持ってる人いたら、どんなのか教えてよ。
>>647 昔、ベートーヴェンの盤があったらしいが、いまは絶版でしょう。
持ってる人いたら、どんなのか教えてよ。
古典←→現代/高橋悠治の世界(コロムビア1971年)ですね。
LP持ってます。ピアノソナタ31番です。
他にメシアン「カンテヨジャーヤ」、ストラヴィンスキー「イ調のセレナード」
が入ってました。
その後のPCM録音(デジタル)のシリーズ以降に較べて、硬質なタッチです。
大阪万博の頃の悠治さんは
>>646 の「人類の次に現れる知的生命のために」なんて
発言があったころですから、結構とんがってた時で演奏もそんな感じ。
でも以後のものほどではないけど、自由に弾いていていい感じ。
どういうわけか、コーホーが悠治さんのベートーベンを絶賛していたのが話題になってました。
>>642 またコンチェルトの音源があればぜひ聴きたい
ピアノ協奏曲ではPCMの初期にバッハの第1、4、5番を録音してます。
一部電子ピアノを使ってました。
649 :
名無しの笛の踊り :2005/06/06(月) 13:08:05 ID:40D4OHSj
メシアンは 時間+音色 を 高橋悠治は 形式+音色 を。
650 :
名無しの笛の踊り :2005/06/06(月) 13:17:03 ID:aFJGSJd7
>>648 バッハのコンチェルトは入手可能なのでしょうか?
651 :
名無しの笛の踊り :2005/06/06(月) 19:17:02 ID:5hEBq+PU
「1969年、音楽を志す少年にはじめてあった。 彼はほとんど口をきかなかった」高橋悠治
653 :
名無しの笛の踊り :2005/06/07(火) 18:07:03 ID:RjDUW9BP
昨日、例の悠治さんが指揮している「ウエストサイド物語」を購入。 序曲を聴いただけで一筋縄ではいかぬ演奏だと分かる。 歌がヒドイので万人には薦められないが、ヲタは必携だ。 そういえば、 「ロベルト・シューマン」という本にウエストサイドについて書いた章があるんだって。 禿しく読みたい。
654 :
名無しの笛の踊り :2005/06/08(水) 01:03:02 ID:lbPhRBF0
このまえのゴルトベルク&イタリア協奏曲は 「deconstruction」というデリダの用語が ぴったりの演奏だったな。
脱肛、チクッ
656 :
名無しの笛の踊り :2005/06/08(水) 15:15:47 ID:3v3/EGQr
657 :
名無しの笛の踊り :2005/06/08(水) 22:40:11 ID:hSMup+Dv
>>644 2週間ね。
半分ジャズみたいなもんだから、いまどきのYAMAHAの子なら十分可能でしょう。
当時はあれでも現代曲の部類でしたが。
658 :
名無しの笛の踊り :2005/06/09(木) 03:03:31 ID:DpyD15pq
ロマン派のコンチェルトは或る程度、手が大きくないと厳しいな バッハは現代のピアノがなかった時代のしろものだから、可能性が 幅広いとおもうが、指がまわるのとは別問題として自身の様々な 条件も考慮にいれないと 条件に恵まれたピアニストでも手を痛めて弾けなくなる人もいるし 悠治はショスタコの一番弾けるのならチャイコフスキーも技術的には 昔は弾けたでしょうね
>>642 が「下司な質問」をしてから
どんどんくだらない話になっているな。
660 :
名無しの笛の踊り :2005/06/09(木) 09:05:38 ID:DKj0fqMk
>>644 バーンスタインのコンチェルト「不安の時代」を
僅かな日数で暗譜して弾いたと小澤征爾が書いてるね。
「不安の時代」って交響曲じゃねーの。
661 :
名無しの笛の踊り :2005/06/09(木) 11:04:14 ID:OC4boIeU
金持ちインテリ層は(在日成り金とかは別)子供にテレビを見せないし カネもやらんからね。 自分達の既得権を守るための洗脳放送、奴隷操縦放送を 自分達の子供には見せ驍椡にいかないからね。 家庭の幸福は諸悪の根源とはよく言ったものだな。 それにテレビなんてのは奴隷が見るもの。 奴隷をコントロールするためのツールだと思ってるから まともには見ないよ。 部屋にかえると無意識にテレビつけて寝るまでつけっぱなしなんて 完全に奴隷にされてる証拠だし 家族の食卓で無言でテレビ見てるのなんてまさに 支配階級の思うつぼだな。 サブリミナル放送は最近厳しくなって巧妙なやつしか流れてないけど 以前はすごかったぞ。 ちなみに俺は元関係者っていうか姉が某局に勤めてた。 バイトでよく出入りしてた。
あぼーん
663 :
名無しの笛の踊り :2005/06/09(木) 11:36:38 ID:DpyD15pq
テレビも80年代ぐらいまでは活気があって面白かった。今は斜陽産業 だけど相変わらず高い給料もらってる。時代が変わってるのにバブルの 頃の習慣と段取りでやってる。安心しろ、日本は国家破産寸前だ 皆が気づいた時には手遅れなだけで変化は時間の問題だ つられて書いたスレ違いスマソ
コンチェルトで思い出したが、武満の「アステリズム」の初演は 小澤トロント響&悠治がやったんだよね 68年12月31日に曲が完成→69年1月14日初演という 恐ろしいスケジュールだったそうだが
>>660 交響曲という名のピアノコンチェルトと言える。
>>664 あのピアノパートは結構難しいと思うけど、どうなのかな?
いやオケも結構大変なような。
667 :
名無しの笛の踊り :2005/06/14(火) 01:42:29 ID:5EMkFReD
田園都市線、某駅、改札前で目薬をさしている高橋悠治氏が。 今朝、かれこれ20年ぶりで、拝見しました。 三宅榛名さんとの小さなコンサート以来だ。
668 :
名無しの笛の踊り :2005/06/14(火) 07:34:09 ID:9If+tJO4
10年くらい前に富岡妙子さんの影絵?のスライドを見るために 大阪から新宿近くの画廊のようなところへ行ったことがあります。 たしか悠治さんはいま目の手術で‥とかおっしゃってたので、 ずっと具合が良くないのですかね。それか単なるドライアイとか‥ その富岡さんの作品を上映するときにつけられた音楽は もちろん高橋氏でしたが、「こまどから」や「しばられた手の祈り」 といった佳品を連想させる、実に「歌のある」美しい曲でした。 変に甘ったるくもないし、素朴でかつ品がある感じ。 短い曲なのに、いまだに印象に残っています。 バリバリの現代音楽の作曲よりも、結構ポピュラーソング的な方が 上手い‥?というか、もともとそっちの人だけど、天邪鬼、 ということ‥?
669 :
名無しの笛の踊り :2005/06/16(木) 20:58:42 ID:+LopKh9j
age
670 :
名無しの笛の踊り :2005/06/16(木) 22:10:54 ID:w4feKBXZ
>バリバリの現代音楽の作曲よりも、結構ポピュラーソング的な方が >上手い‥? 同意。 僕は12歳、水牛の曲、Good Night・・・ 実はけっこうメロディーメーカーだと思う。 和声の坂本とはメディウスの輪の裏側。
>メディウスの輪 メビウスの輪? >僕は12歳 中学生のころあの詩集が好きで、ノートに写したりしていました。 悠治さんが曲をつけていると知ったときはなんだか感動してしまいました。 聴いてみたいけど、この歳となっては気恥ずかしい。。。
672 :
670 :2005/06/16(木) 22:51:47 ID:3jlCXQ3V
>>671 知ってて間違えてる。メビウスの輪でした。
673 :
名無しの笛の踊り :2005/06/17(金) 00:36:43 ID:pGkE1GJz
「坂本龍一ときみがすれちがったメビウス空間の裏側に何があったか」 ていうのがあったね。
>>673 バリバリ瀧口修造の影響が出ておりますな。w
675 :
名無しの笛の踊り :2005/06/17(金) 14:26:19 ID:JIkiELmc
>>673 雨が降る。
オレンジ色の雨が。 みたいな?
わけのわからんやり取りになっている。 流石は悠治スレだ。
677 :
名無しの笛の踊り :2005/06/19(日) 12:09:46 ID:8BNeN4tx
「坂本龍一ときみがすれちがったメビウス空間の裏側に何があったか」 は、悠治さんが1983年に書いたエッセイのタイトルです。 別にわけのわからんやり取りにはなっていませんよ。
678 :
名無しの笛の踊り :2005/06/19(日) 12:33:34 ID:ostqnCeG
悠治さんって山谷とか隅田川のほとりとかにいそうな感じ。
いるいる。玉姫公園でキーボード鳴らしてるのが。
一昨年、銀座を歩いていたら、サックスを吹いていたホームレスのおじさんがいて 珍しいと思って見ていたら「おねーちゃん、何か弾けそーだな。頼むわ」と いきなりキーボードを差し出されて、バッハ/グノーのアベマリアを合奏する羽目に なったことがありますた。 悠治さんが、例えばそういう事をしていても全然違和感ないかもしれない…。
682 :
:2005/06/20(月) 20:39:22 ID:miOzoEEz
コンサートでも自分の出番じゃないときは、 客席に座って一聴衆になっていたりするタイプだしね。 リサイタルでも本番以外はロビーにいるし。 ふだんは自分を低いところに置いといて、 ここぞいう時にさっと高みに出るというシチュエーションが好きそう。
渋谷慶一郎のレーベルからなんか出るらしいですが。 あの人との共作?ライブ盤?みたいなのはどうも面白いと思えなかったなあ。
684 :
名無しの笛の踊り :2005/06/20(月) 23:27:19 ID:dErDIrf2
エイベックスからブラームスのバイオリンソナタ全集が出るそうです。 古澤巌のヴァイオリン、高橋悠治のピアノ。 楽しみですね。
685 :
名無しの笛の踊り :2005/06/20(月) 23:31:42 ID:ZUDNeCUo
>>684 聴きたいけど、どーせCCCDなんだろ?
686 :
名無しの笛の踊り :2005/06/21(火) 00:38:59 ID:o05Ecw5a
>>685 Macだと聴けないからCCCDは嫌い。
父 音楽評論家 母 ピアニスト 妹 ピアニスト 妹 画家 おじいさん 雑貨屋さん おばあさん 尼さん
CCCDはmacでも普通に再生出来ると思うけど? 8月24日発売ですね。ちょっと楽しみ。
689 :
:2005/06/21(火) 16:33:32 ID:lvxaLUxp
>おじいさん 雑貨屋さん >おばあさん 尼さん これ初耳だけど、事実?
>>684 ブラームスってズーコフスキーとの名盤があったよね。
再録音路線に変更したんか?
691 :
名無しの笛の踊り :2005/06/21(火) 22:50:21 ID:DTX2lmMu
ズーコフスキーとの録音も聴きたいが、手に入るわけもなく・・・。 エイベックスからのゴルトベルクは普通のCDでしたよね。 今回もCCCDではなくて普通のCDなのでは?
漏れズーコフスキーとのブラームス(LP2枚)と現代音楽(LP1枚)持ってる。 なかなかイイ!! あの時代の雰囲気が感じられる。
>>689 マジ。音楽のおしえと水牛楽団のできるまでを読むべし。
妹って高橋アキさんともう一人どなた?
>>694 たしか奈津子だったような・・・
秋山邦晴の本に書いてありますよ。
奈津子さんの絵を見たことあるって人はいるかね
697 :
名無しの笛の踊り :2005/06/22(水) 19:37:31 ID:nd53q/6E
>667 私は田園都市線沿線に住んでいるので 3回ぐらい高橋悠治さんをみたことがあります。 アジアっぽい格好で皮膚がアトピー気味で小僧のような老人でした。 高橋悠治だと特定できたのは巨大な手ですね。 ピアニストの手というかあきらかにあの身長と不釣合いな手。
698 :
名無しの笛の踊り :2005/06/22(水) 22:18:23 ID:CYA+FT3a
田園都市線なんかしょっちゅう乗ってるけど一度も見た事ないぞ 関係者のネタっぽい
>アジアっぽい格好で皮膚がアトピー気味で小僧のような老人でした。
>高橋悠治だと特定できたのは巨大な手ですね。
手を見なくても、見た目で特定できただろ(笑)。
でも手はでかい。そしてやわらかそう。
>>698 それは君に縁がなかっただけ。
悠治さん11月辺りにまた大学合唱団に曲書くみたいだね。 ってか大学生相手に曲書いて儲かるもんなのか?
身入りが幾らになるかにはこだわらない人のように思えるけど。
儲けどころか著作権にすら無頓着な人ですから
しかし、ダウンロードは自由にできても弾けない楽譜が多すぎる。
704 :
名無しの笛の踊り :2005/06/29(水) 10:24:21 ID:9X3v36Bu
著作権に頓着しても、しなくても結果は変らないからね、どうでもいいのだよ。 大学の正式な依頼だったらそれなりに貰えるでしょ。 ・・・とても裕福な生活とはいえないだろうね。
705 :
名無しの笛の踊り :2005/06/29(水) 12:23:05 ID:9SNWirb6
悠治さんって一度も 音楽以外の労働したことないんだよね。 天才だからいつも誰かがカネを出してくれる。
>>705 あそこまで70年代に執筆活動したり、サティやらバッハやらを録音してたのは、
次男の教育費でしょ。
707 :
名無しの笛の踊り :2005/06/29(水) 14:23:55 ID:fqPO4BeC
天才でパトロンに金出してもらえるのは悪いことではないけど それで左翼というのもちょっとなあ ある種の特権階級じゃねーかよ
若者が理想に燃えて左翼運動に走るのは理解できなくもない。 しかしな、既に老境へ至ろうとしているというのに「革命」を語る爺共は、 ほとんど例外なく自分たちが「指導部」、つまり特権階級になることしか考えていない。 若い人たち、ああいう手合いにだまされるなよ。 悠治さんはそんなことはないと信じたいところだが。
709 :
名無しの笛の踊り :2005/06/29(水) 20:46:08 ID:fqPO4BeC
悠治氏の悪口いうつもりはないけど、名前が売れたヤツは大衆向けに みなさんの味方ですって言うんだよ。裏でたらふく食いながらな そんなオイシイ地位を自ら手放すのは絶対ありえない。
なんか的はずれだな
悠治がたらふく食っているとか、特権階級だとはまったく思わん。 坂本龍一はお金持ちになったけど、悠治は金持ちでもないだろ。 悠治より知識でも技術でもはるかに劣る学者や評論家が、 芸大教授・音大教授として安定した地位と収入を得ている現実を見ろよ(笑)。
712 :
名無しの笛の踊り :2005/06/30(木) 10:02:36 ID:GvHkdWNb
なんか的はずれだな
>>709 しかし、悠治さんってそんなに大衆に媚びているかなぁ?
教育費稼いでたのか・・・・やっぱ悠治も人の親なんだな
715 :
名無しの笛の踊り :2005/06/30(木) 22:46:56 ID:hqeXtwIk
悠治さんの放つオーラは金持ち音楽家とはいいがたいね。 普通のアジアのジイさんだよ。 音楽で金を稼ぐのは大変なことだよ。 一流の音楽家でも家族が増えれば ファンががっかりするようなしょーもない仕事も受けるようになる。 でもいい仕事だってやる。
7月13日発売のCDのお知らせです。
「yuji takahashi」(ATAK006) 2200円。以下は制作者による宣伝文です。
高橋悠治、12年振りの電子音楽によるフルアルバム。1963-2005、42年間の集大成!
電子音楽作品によるフルアルバムとしては「翳り(1993)」以来12年ぶりとなる本作は、
ライブでのみ発表されてきた2000年以降の最新作から'95年の傑作「雲輪舌260795(1995)」、
'89年に発表されたカフカのテクストによる作曲者自身の朗読とコンピュータシステムによる
「それとライラックを日向に(1989)」、1963年に作曲された電子音楽の処女作にして
幻の音源とされていた自身25歳(!)のテープ音楽「TIME」(真鍋博のアニメーション作品に
提供した日本最初期の電子音楽作品)といった異なる時代の傑作を網羅した、
最新作にして集大成、問題作にして最高傑作と言える豪華な内容です。
詳しくはATAKへどうぞ。
ttp://www.siesta.co.jp/suigyu/suigyu_dayori.html もしかして買い?
>>716 ATAKのCDは興味なかった(試聴してつまらんとおもたから)けど、これは買ってみようかな。
マスタリングが優秀であることを祈る!!
http://www.suigyu.com/sg0507.html#08 >権力は世界の一部の国 どころかたった一国 そのなかの一つの都市
>そこから世界のどこにでもすぐ出動する数人の重要人物が
>弱い国があるとみれば 自由市場 構造改革 民営化を押しつけ
>いやなら経済制裁 金融崩壊 先制攻撃のどれか
>あるいはすべてを選ぶことになる
(2005年7月1日)
これを北朝鮮擁護と取らずにいられるものでしょうか。
彼が「弱い国」として想定している中に、北朝鮮が入っているだろうことは言えるけれど、 北朝鮮の内部で、強者が弱者を虐げている事実を擁護しているわけではないと思う。
720 :
名無しの笛の踊り :2005/07/04(月) 03:41:19 ID:TALnbmMA
相当左にみえる。音楽に関する所は悠治節だけど政治家になったとしたら 政権担当政党は無理だな あれは芸術家の視点だからいいのであって、国をまかせたら滅ぼすよ この人 でもCDの宣伝は資本主義でいいのか?
たぶん、ある程度の左翼テロも容認していると思う。
悠治はむしろ国が自滅することを肯定しそうで怖い
723 :
名無しの笛の踊り :2005/07/04(月) 19:07:28 ID:TALnbmMA
悠治氏の音楽は好きなんだが、左翼なら左翼でやってくれりゃかっこいい んだが商売っけが妙に顔をだしてイヤラシイ
そりゃ、左翼だって生きていかなきゃなんないんだよ(笑)。
>北朝鮮の内部で、強者が弱者を虐げている事実を擁護しているわけではないと思う。 うん、「擁護しているわけではない」ね。「目をつぶっている」だけだよね。 中国共産党自身がとっくに文革自己批判を始めているころに、いまだずるずる 毛沢東礼賛していた人だから。
726 :
名無しの笛の踊り :2005/07/05(火) 16:55:51 ID:gr9q2g2q
国家が国民を監視しようとしているというのは、ここ数年特に強まって いるかもしれない。自分はやや右だけどそれは感じる 右も左も根本的なものが表面にあらわれる形態の違いにすぎない、と思う 時もある。(つまり悠治氏に共感する所も多いということ)
>>726 なんで自分のことを「やや右」だと思うんですか?
729 :
726 :2005/07/05(火) 20:40:43 ID:gr9q2g2q
日本を愛してるから。国家を愛してるのではなく、日本そのものが好きな わけ。天皇が御輿にかつがれた方というのは現代人にはバレている しかし我々の先祖が千年以上も守ってきたものをたかが個人の思想 でなくそうと思うほど思い上がってもいない。 僕は日本人であることに誇りを持ってますよ。ただし三島由紀夫のような 人ほど狂信的でもない。
>>727 それって少し前の例のチェーンメール事件みたいですねw
>>726 左右に関係なく「私」が生き延びられない社会に対する違和感ってあるね。 水牛楽団とかには拒否感をおぼえつつも、俺が悠治に魅力を感じるのは、その辺に敏感な人だからだったりする。
>>726 ,
>>729 国際基準だと、「やや右」というよりは単に「真中」、ひょっとしたら「やや左」では。
734 :
726 :2005/07/06(水) 08:40:21 ID:O16QSm1G
>>731 桐朋行けるだけでも金持ちだと思う人もいるでしょ。悠治氏の本質が
ブルジョアじゃなくてもタニマチに金だしてもらえるって左っぽくない
もんね。ただ文章よむとボンクラではないしもう少し先の世の中を
どう予見しておられるのか、例えば人類はどこへ向かっているのか
どう認識されてるのかなあ。
25日のコンサートが楽しみです。
悠治は左翼というかニヒリストだと思うね 平たくいうとアマノジャク
悠治は左翼というかニヒリストだと思うね 平たくいうとアマノジャク
738 :
名無しの笛の踊り :2005/07/06(水) 21:35:56 ID:O16QSm1G
同じ事2回も言うな!
739 :
名無しの笛の踊り :2005/07/07(木) 01:11:31 ID:MBRgMl/6
むしろガチガチの左翼は悠治みたいなの嫌いだろうな
740 :
名無しの笛の踊り :2005/07/07(木) 02:16:49 ID:xdwuW/1O
というか楽壇自体ガチガチじゃないの?小澤さんの指揮活動も納得できない いろいろ事情もあるんだろうけど。悠治は自分の世界を持ってるし 柔軟性もある。あまり派手にはなって欲しくないなあ
>しかし、悠治さんってそんなに大衆に媚びているかなぁ? 大衆には媚びてないが、アカデミズムあるいはメディア系の中途半端な 知識人に受けの良い活動を、意識的無意識的に続けている印象。 そしてそこからは絶対にはずれない。
>>735 私も楽しみ。
悠治さんのコンサートは、演目がクラシックでもクラシックのコンサートとは客層が違う点も面白い。
あれは「中途半端な知識人」の群れ、なのかしらん。
>>742 高卒で水商売やってる俺は、その群れから除外しといて。
744 :
名無しの笛の踊り :2005/07/08(金) 01:14:10 ID:hD28mMn6
桐朋いってるエリートがウラヤマシクテたまらないでしょ
745 :
名無しの笛の踊り :2005/07/08(金) 01:18:02 ID:hD28mMn6
天才みてると人生やめたくなるでしょ
>>745 たぶん只の煽りだから、スルーが無難なのだろうが。
悠治さんのコンサートに行って、人生やめたくなったことなんて一度もない。
反対に「この時まで生きていて良かった」と感じる。
きみは悠治さんの演奏を聴いて人生やめたくなったの?
>客層が違う オタクっぽい人がいるね。汚いスニーカーとか穿いてさ。 音大生より一般の大学生が多そう。
おっさんばっかりちゃうの?
よく見ると、エッセイストとしても中途半端ですよね。
しかしそこがいい。
751 :
名無しの笛の踊り :2005/07/08(金) 19:16:07 ID:hD28mMn6
悠治さんみたいな演奏したくてi-BookG4買ってしもうた
>>736 同意します(・∀・)
あと書き方の問題も大きいですね。
>>718 の文章だって内容は普通の
反グローバリズム論にすぎないともいえるし。
>>747 >客層
50〜60歳代の金持っていそうなオバサンが少ない。
755 :
名無しの笛の踊り :2005/07/11(月) 00:20:26 ID:41tf7rXk
男芸者で食べてる人には見えない(笑) いっそ杉良太郎みたいに着物きて流し目つかいながらフーガの技法 弾いてくれ(笑)
悠治が左翼だと、悠治信者は何か困るの?(笑) どっからみても真正の反米左翼だよ。 浅田彰も坂本龍一も林光も、悠治の友達はみんな左翼だろ。
>50〜60歳代の金持っていそうなオバサンが少ない。 そうそう。あの個性的なひねくれた演奏会マナーに 腹を立てるようなおじさんおばさんは、まず来ないからね。
758 :
名無しの笛の踊り :2005/07/11(月) 03:16:07 ID:41tf7rXk
>>756 だいのオトナがみな同じ思想、信条なわけないしそこは音楽とは一応
わけて考えたい。漏れはどうも左翼は生理的にダメなんだが
音楽のみのファンって信者に怒られそうですね
759 :
名無しの笛の踊り :2005/07/12(火) 23:10:52 ID:t+2OhR52
>>どっからみても真正の反米左翼だよ。 いつ頃、どういう理由で「反米」にシフトしたのか検証したい。 1960年日米安保闘争には、林光は参加し、武満は「風邪を引いた」といって不参加、 しかし悠治が参加したという話は聞かない。年齢的には既に22歳だったから、物心は ついていたはづ。 1963年〜66年にヨーロッパにいた頃はフォード財団のカネ、 60年代後半はロックフェラー財団(=軍産複合体)のカネで食っていた。 66年にNYへ移住、そのあたりでトンキン湾事件勃発。 外国人労働者の締め付けが強くなり、72年に完全帰国。アメリカ人と再婚。 (71年の秋山邦晴インタビューでは、まだまだ在米を続けるような発言を していた。) 帰国後の執筆活動で、大っぴらにアメリカの悪口を言い出すのが74年あたりか。 自分を育ててくれたアメリカの人とカネには恩義は感じないのか、そういう都合の悪い点の総括は 何気にスルーしている。 在米中から共産思想に傾いていたのかどうかは不明だが、作曲内容とリンクしているなら ちょっと考えにくい。 また、あれだけ世界を見て回った挙句に、えらく平べったい左翼に収束してしまうのも 不思議といえば不思議。 ここを御覧になっているんでしたら、是非総括を。
明日ATAKのCD発売だね!楽しみ。
761 :
名無しの笛の踊り :2005/07/13(水) 00:22:55 ID:kSFOHdBt
財団のカネというのは結局もとをたどれば労働者から しぼりとったものなんだが 俺なら思想とやってることの葛藤で狂うがな
国から音大に出ている助成金も労働者からしぼりとったものだ、ともいえる。
>>761 だから、水牛楽団にいっちゃったんでしょうね。三宅榛名が評するところの「昔の秀才」らしい責任の取り方かも。 善し悪しは別として。
ATAKのCD買ったんだけど良かった。 カフカが入ってて涙。
765 :
名無しの笛の踊り :2005/07/14(木) 00:14:35 ID:8U8dVZdy
「可不可」の舞台がDVD化されないものかと夢想する
766 :
名無しの笛の踊り :2005/07/15(金) 10:54:26 ID:UD4ONXxt
>206,208 先日お茶の水の楽譜屋で53円でそのピアノピース(中古?)売ってた。 買ったけど
767 :
名無しの笛の踊り :2005/07/15(金) 12:24:20 ID:YX0tzM2D
>766 そこって、もしかしたら鮎生の自費製作(?)した楽譜集置いてた店かな?
タワーレコードの新宿店行ったら悠治のでかいパネルがあってびっくりした
>768 見てみたい☆
ATAK006っていう電子音楽のCDが出てました
63年の楽曲のほうが面白いような・・・・・・・・・
アタクCD試聴できるかね?
年代をさかのぼって聴いていくほど良くなってくる なんで2005年のこんな駄作をCD化したんだ?
最高傑作は何ですか?
ATAK006、おれは2005年の6曲がよかった。音が硬くてかっこいい。
昔の三宅榛名って美人だね。
でも性格がきつそうだ。
781 :
名無しの笛の踊り :2005/07/18(月) 22:29:15 ID:Ye2hACSb
782 :
名無しの笛の踊り :2005/07/19(火) 00:10:15 ID:uMZbGPIX
シンセやめてPC1台で演奏するようになってからは、なんかヌルくなった気がする
へえ、シンセなんか使ってたん。
>>783 「フーガの電子技法」なんかでは使ってたよね。エレピかな?
あと昔のライブではシンセ手弾きしたりしてた。カワイのK1だったかな?あとローランドのD50とか。
その後それをMAXでMIDIコントロールするようになった。
そういうので三宅榛名や冨樫や小杉なんかとやってた。たまにピアノも弾いてた。面白かったよ。
水牛も解散間際ではシンセ弾いてたね。
今日の夕方、宇都宮線で高橋悠治そっくりな人がいた。 ちなみにシルバーシートに座ってた。
>>789 鼻の頭にオデキみたいのがあれば、高橋悠治。
なければ、高橋睦郎か志茂田景樹。
志茂田景樹、素顔なら似てるかも。
ATAK006,2005年の新作群、好きです。
794 :
名無しの笛の踊り :2005/07/22(金) 21:32:39 ID:0i/QxI9V
もういい歳した爺なんだからきちんとした格好すりゃいいのにな あれじゃコジキ爺だな
スーツの悠治さん、紋付き羽織袴の悠治さん、燕尾服の悠治さん・・・どれも想像できない。
ランニングにトレパンのMr悠治。。。。
797 :
名無しの笛の踊り :2005/07/23(土) 01:17:42 ID:78X4GPtI
ライブハウスなんかだと作務衣着て演奏してるな
ピアノをひくならこの服装という決まりなんかないわけだから
このまえコンサートで、 洋服はもらいものかユニクロか無印だって言ってたよ。
>洋服はもらいものかユニクロか無印
だったら、
>>794 は着てほしい服を悠治にプレゼントすればいいんだね。
イッセーミヤケとかでも着てくれる?
"服装にはこだわらない主義"って感じか。 彼が若いころなら、そういうのカッコよかったんだろうけどね。
70年代前半に彼が好んで着ていた花柄の長袖シャツがほしい
高橋悠治のバッハ、シューベルト、シューマン ■ 日時 : 7月25日(月)19:00開演 ■ 会場 : 浜離宮朝日ホール ■ チケット : 全席指定 \4,000 J.S.バッハ:パルティータ第3番 イ短調 BWV827 シューベルト:楽興の時 D780 シューマン:幻想小曲集 Op.12 トーク 「暗闇きらめき――理性の音楽・歌の別れ」
805 :
名無しの笛の踊り :2005/07/23(土) 23:35:26 ID:mTW5K7Ai
20年以上前の不屈の民ツアーの時の札幌公演でもパルティータ3番やってた。 好きなのかな。 漏れとしては、バッハに目覚めさせてくれたのが悠治さんのパルティータ6番 (一回目の録音・音楽の捧げ物とかと同じアルバム)だったので、生で一度聴きたい。
806 :
名無しの笛の踊り :2005/07/24(日) 00:00:01 ID:CEs6l+ke
悠治にはガンジーみたいなインドの服装が似合いそうな気がする やっぱ水牛楽団?
807 :
名無しの笛の踊り :2005/07/25(月) 01:39:47 ID:cuomwECF
Max使い始めたけど、プログラミング難しいよお〜!!
808 :
名無しの笛の踊り :2005/07/25(月) 16:28:49 ID:wEYlSdBK
>>763 >だから、水牛楽団にいっちゃったんでしょうね。
>三宅榛名が評するところの「昔の秀才」らしい責任の取り方かも。
単に口をつぐんでいるだけに見えるが。
一見真摯な自己批判みたいなものはやってみせるけど、
それはそれで左翼の得意芸でもある。
今日のコンサート、素敵でしたね〜
オレも逝ってきた!アンコールのサティ、キレイだったー
行きたかったな 詳しいレポ希望
>>811 曲目は
>>804 の通り。アンコールにグノシェンヌ5番。
啓蒙主義で頂点を迎えるヨーロッパ的理性の狭間で
非ヨーロッパ的なものや非理性的なものがいかに生き延びてきたかという痕跡を
バッハやシューベルトやシューマンの音楽の中に読み説こうというのが、企画の趣旨かと。
1曲ごとにトークが入り、終わったのが・・・9時半くらいだったかね。
アンコールのサティはフォンテックからでてる「高橋悠治リアルタイム9・別れのために」に収録されてますよ。 3000円だけどお勧めの一枚です。
パルティータやシューベルトも軽やかでよかった。
譜面めくりの人に腹立てたあたりから強烈な力強さがでてきてビックリした。
あれワロタyo。 でも譜面めくりの姉ちゃんも悠治タンのピアノが心地よくって寝ちゃったんだよネw
>>815-816 あのお姉ちゃん、全然役に立っていなかったね。
でも平然としていて、大物なのか、やる気がないのかw
パルティータの各曲の説明はネタだったの?マジなの?
819 :
名無しの笛の踊り :2005/07/28(木) 10:45:42 ID:wH5YFXV3
前にイシハラホールでコンサートしたときのおねいちゃん、 現代曲で譜めくりのタイミングを明らかに見失ってたようす だったけど、悠治タンが「こくっ」と思いっきり、 「こ、ここでめくってくれんと!!」てなくらいに大きく うなずいたおかげでその危機は免れてた。 すごい複雑な部分だっただけに、みてるほうもハラハラ‥ そういえば、カザルスホールでの三宅榛名さんと組んだ 「航海記」では、ぺらぺらの楽譜がたわんできたのを パシンと押さえつけていた悠治タン。 妹のアキタンも、いずみホールのコンサートで空調のせいで 譜面が手前にめくれてくるのを演奏中にパシンパシンと 直してたよ。
今回の人は悠治の合図にも反応できてなかった。後半なんておいらの方がタイミングに気づいてハラハラしまくりでしたw
821 :
名無しの笛の踊り :2005/07/28(木) 21:42:29 ID:HW0q6Iil
悠治タン、はっきり合図出してたのにねえ。
現代曲なら譜めくりのタイミングがつかめないのも わからんでもないんだが・・・
去年、コープマンも楽譜が空調だかなんかの影響でめくれていくのに苦戦していたな。
>>812 それは今回のコンサートのみの企画ですか?
同じようなこと、CDでは聴けない?
825 :
名無しの笛の踊り :2005/07/31(日) 22:13:39 ID:R14FoFjR
今のところコンサートのみじゃない?ていうか、今回のコンサートは「東京の夏 音楽祭2005」の中の一イベントだしね。
ところで、
>>813 の書き込みを見て今日ようやっと聴いたんだけど、これリアルタイム9じゃなくて8だったYO!
グノシェンヌも良かったけど、羅曉信 の変奏曲がかなり良い感じ。気に入った!
826 :
824 :2005/07/31(日) 22:53:51 ID:/cAq+OAx
>>825 そうですか。
面白そうな試みなので、CD化してほしいですけどね。
回答ありがとう。
827 :
名無しの笛の踊り :2005/08/01(月) 21:35:29 ID:uu2vq04y
>>818 >パルティータの各曲の説明はネタだったの?マジなの?
「水牛」のサイト8月更新版で、悠治先生が答えてくれているぞ!
828 :
818 :2005/08/01(月) 23:21:11 ID:KcD/VWLq
>>827 教えてくれてありがとう。
全部マジだったんですね。
しかし、ますますバッハが何者かわからなくなってきた。。。
>>799 左翼ではないがフィニスィーもフォーマルなスーツには抵抗があるようで
IXIONのリハーサルにはねこのイラストのTシャツと短パンできた
他の奏者はまともな服装なのに、、
830 :
名無しの笛の踊り :2005/08/06(土) 11:26:22 ID:r1hyGqM8
水牛読んだら、相変わらずのヨーロッパ中心主義批判。 牧伸二とか東京ボーイズ並みのワンパターン芸だな。何の皮肉でもなしに感心する。
アキさん昨夜のN響アワーで池辺さんと芸大めぐりしてたね キャッスルのおじさんも健在だった スレ違いスマソ
832 :
名無しの笛の踊り :2005/08/09(火) 04:23:28 ID:japS7p5R
アキさん、声は似てるね。
アキさんはやせたな
834 :
名無しの笛の踊り :2005/08/09(火) 19:10:22 ID:japS7p5R
アキさん、背高くて脚長いよね。 手も大きいって自分で言ってたし。 悠治さんにサインしてもらうときに手をじっと見てみたら、 よくわからなかったけど、へら状の指先だった。小指も。 やっぱり良ピアニストになるための 肉体的条件て大きいなーと思いました。 わたしは指の肉より爪のほうが大きいという 恐怖の肉離れ?指なのであんまり長時間弾くと クセナキスでもないのに爪と肉の間が裂けて血が出てくる のである(特に中指)‥
835 :
名無しの笛の踊り :2005/08/09(火) 22:51:45 ID:aPF5yjWD
>>834 爪と肉の間が裂けて血が出てくるのである(特に中指)‥
がんがれ!!指がもげても練習汁!!
私はそこまで練習したことないなあ。 やっぱり、うまい人はそれだけ努力を重ねているよね。
837 :
名無しの笛の踊り :2005/08/10(水) 08:19:00 ID:eig31vdr
>>836 やっぱり、うまい人はそれだけ努力を重ねているよね
そうだよ。けっこう小指の先がない人とか多いYО!!
838 :
834 :2005/08/10(水) 11:42:27 ID:nzQU0tRr
あまり爪を切ると肉が裂けやすくなるので すこしのこし気味に切ると必ず鍵盤にカチカチあたる音がします。 悠治さんの指がへら状なのが、とてもうらやましいです。 しっかり鍵盤を捉えられるんだろうな、と思いました。
839 :
名無しの笛の踊り :2005/08/10(水) 15:19:31 ID:95cm73uW
へら状の指ってどんな指なの?
>>839 1100円持って百円ショップヘ行け!!
そこでガムテープ一個と靴べら十個買うんだ。
ガムテープで靴べらを10本の指先に留めろ。
ゴールドベルクフィンガーの出来上がり!!
841 :
839 :2005/08/11(木) 08:11:34 ID:J9cGE8ru
842 :
834 :2005/08/12(金) 08:26:26 ID:o9VSu2KR
>>839 ストンと真っ直ぐな指ではなく、
若干指先が丸くなっている??しゃもじ状?
説明が下手で申し訳ないです。
844 :
834 :2005/08/13(土) 01:26:54 ID:e1f4NrE9
>>843 ここまでではなかったですが、こんな感じです。
バチ指。私もそう呼びます。
小指がバチってたのがうらやましい限り。
845 :
839 :2005/08/13(土) 10:00:50 ID:sBXbrBde
>>842-844 分かりました。どうもありがとう。
私の指は
>>843 の写真に似ています。指先がむっくり丸く爪は極小。
それでいてピアノはそこら辺の中学生のほうがよほど上手、という
お粗末なレベルなので、なんだか834さんに申し訳ない気分です。
846 :
名無しの笛の踊り :2005/08/13(土) 16:07:43 ID:pyMMRko7
>840 消費税は?
847 :
名無しの笛の踊り :2005/08/13(土) 23:09:57 ID:XrQ+ONkx
サンレコのインタビュー面白かった。ピアノとiBookの演奏の区別をあまりしてないって発言は、なんか納得できる。
849 :
名無しの笛の踊り :2005/08/14(日) 01:17:30 ID:mnXqaUuL
9月末ヤマハホールのモンサンジョンとの対談&演奏会の予約してきた。 何やんのかな。グールドのやった曲をそのままやんの?
>>525 毎日放送でのコンサート放映はいったいいつになるのでしょうかね。
もうそろそろ?
851 :
名無しの笛の踊り :2005/08/19(金) 22:27:12 ID:SW6kyiww
ATAKから出た新譜。ライナーくらい入れろよ。 曲名はパッケージのシールに書いてあるだけ。 せっかく貴重な“time”を収録したのに、詳しい情報が全くわからない。 FONTECとかが出せばよかったのに。
>曲名はパッケージのシールに書いてあるだけ。 CDの表面よくみれ。
>>851 >FONTECとかが出せばよかったのに。
禿同。入手しにくいし、すぐ廃盤になる。
AMAZONでも売ってるしタワーレコードでも大々的に ディスプレイされてますよ。入手しにくいということはないのでは? フォンテックのほうがよっぽど廃盤になるでしょう。
>>854 何もしらねえな。フォンテックが廃盤になるだって?
fontecからのシリーズって、もう続きは出ないのかなぁ。。 ケージ(リ)ミックスが最後だよね?
857 :
名無しの笛の踊り :2005/08/24(水) 14:57:59 ID:9nckhOqu
サンレコの記事の写真で 手首に数珠を巻きつけている件について。
着ている作務衣といい、ほとんど坊さんだな
水牛教団w
860 :
名無しの笛の踊り :
2005/08/26(金) 02:52:47 ID:YsKLaaGI 古澤巌氏とのデュオでのブラームスのヴァイオリンソナタ集、一足先に入手しました。 まじめなクラシック系の批評家やファンはこれをどう聴くんだろうな・・・ いわゆる西洋音楽にはありえないような呼吸、時間の流れがあって、それはそれはおもしろいです。 とにかくタテをそろえようとか、ふたりでソナタの壮大な物語を構築しようとか、そういうことはハナから度外視。 クールでエグいブラームスです。 悠治さんは今後もエイベックスから新作を出していくのかな。 最近は新作のCDが多くてファンにはうれしい限りです。 いつかピアノ作品の自作自演集をリリースしてほしい。 「秋のオーロラ」とか「乱れ乱れて」「レリリリ」「まわれまわれ糸車」「うらはず」など、なかなか聴く機会がないですし。