ヨッフムのマタイって、ちょっと聴くとたいしたことないんだけど、
通して聴くと、途中から凄い迫力を感じ出したことがあった。
あれ、ホンモノだったのかな?
362 :
名無しの笛の踊り:04/05/13 14:58 ID:a2sXfrNl
>>359 エラートがワーナーに買収されるとき一挙に4大宗教曲がCD化された
はずだが、以後は再発売されていない。
>>359 12月に受難曲、オラトリオ、ミサ、モテットのセットで10枚組1万円程度で再発売のようですね。
私もこれは入手しようと思っています。
>>360 ヨッフムは本物ですよ。
特大編成のオケ、合唱ですが、決して力任せにならず、音楽の本質を掘り下げています。
このような演奏スタイルで高い水準の演奏はもう望んでもかなわないでしょうから、
録音が残っているのは貴重ですね。
364 :
名無し行進曲:04/05/13 20:51 ID:Orvzm9PR
ヨッフムですか・・・
漏れはそれは気付きませんでした。
情報サンクス。一度購入予定に入れてみます。
365 :
359:04/05/13 22:45 ID:uqD4cY+J
ヴェルナーの復刻情報ありがとうございました。HMVのHPで確認してきました。
値段もリーズナブルでぜひゲットしようと思います。
>フリッツ・ヴェルナー・バッハ・エディション1(教会カンタータ1)
>フリッツ・ヴェルナーは1898年に生まれ、1977年に没したドイツの合唱指揮者。
>そのバッハ演奏は、カール・リヒターと並び称され、日本にも多くのファンを
>持つ見事なものでした。ヴェルナーのバッハは、リヒターの峻烈なアプローチ
>とは異なり、常に温かみを持つ穏当な解釈を示していたのが特徴。レコーディ
>ングには、58曲の教会カンタータ(2曲は新旧録音あり)、受難曲、オラトリオ、
>ミサなどの大規模宗教曲があります。これらの録音はいずれもステレオ最初期の
>1959年頃から1974年頃におこなわれており、今回、そのすべてが、全3巻、CD30枚
>から成る最新リマスター・シリーズとして、オリジナルテープより復刻されること
>となりました。
>フリッツ・ヴェルナーの芸術2
>バッハ:カンタータ選集2(CD全10枚・全30曲・2004年10月発売予定)
>フリッツ・ヴェルナーの芸術3
>バッハ:受難曲、オラトリオ、ミサ、モテット他(2004年12月発売予定)
366 :
名無しの笛の踊り:04/05/13 23:21 ID:Q6s5VrFM
>>359 ヴェルナーのマタイはいいですよ。
リヒターのような、今となっては鼻につくといえなくもない物々しさが無く、
真摯でありながら、真にプロフェッショナルな高レベルの演奏かと。
とりわけ、バルヒェットのVnは古今を通じて最も感動的だと思います。
ここ半年ぐらい、私はiPodに入れたマタイばっかり聴いています。
とにかくマタイしか聴きません。もうビョーキです。
ちなみにガーディナーです。
>367
パッションみたらそのビョーキは癒され
立って歩けるようになるであろう
マクリーシュの試聴したが、「げにこの人は神なりき」の部分が美しいな。
コラール部分はとても聞いてられないが、この部分だけの為にオレは買うね。
370 :
名無しの笛の踊り:04/05/15 12:30 ID:Jlcnex6j
ヴェルナーのマタイは知られざる名盤。本当にいいですよ。
>368 あなたの信じた通りなるようにw
>>370 カンタータのうち何曲か聴いたことがありますが
リヒターの初期マタイに代表されるような感じと
はかなり異なりました。
リリングの初期の演奏に通じるところがあるように
思えました。
372 :
名無しの笛の踊り:04/05/15 22:58 ID:Jlcnex6j
ヴェルナーは1898年ベルリン生まれのドイツ人のようです。
エラートに録音を残したせいでフランス系の指揮者と誤解されることが多いようです。
リヒターに代表される真正な厳しい北ドイツ的バッハとは別世界のもので、ただただ
美しいバッハを、エラート一流の音色で堪能したいものです。オリジナルのレコード
は大変な入手困難で私もあきらめていましたが、今回の復刻はその意味では、画期的
と申すことができましょう。
373 :
名無しの笛の踊り:04/05/15 23:10 ID:98ri1xCw
>>372 リヒターって北ドイツ人じゃないよ
生まれも育ちも活動拠点も中南部ドイツ
フリッツ・ヴェルナーのバッハ、美しさと敬虔さの両立だな、求心力には欠けるが
>>373 シュトラウベやラミンに学んでいますので
「真正な厳しい北ドイツ的バッハ」でも良いのではないでしょうか。
375 :
名無しの笛の踊り:04/05/16 02:00 ID:cry0V4RH
>>374 :名無しの笛の踊り :04/05/16 00:07 ID:2WXNFW8A
>
>>373 > シュトラウベやラミンに学んでいますので
> 「真正な厳しい北ドイツ的バッハ」でも良いのではないでしょうか。
シュトラウベやラミンは、バッハも勤めていたトーマス教会の
カントルだったように記憶(うろ覚え)しているけど
所在地ライプチヒは、どう考えても北ドイツではない。
シュトラウベの生地ベルリンもラミンの生地カールスルーエも
どう考えても北ドイツではない。
彼らがどのように「北ドイツ」とつながるか教えてほしい。
376 :
名無しの笛の踊り:04/05/16 17:36 ID:JHw44pyd
>>372,374
思い込みの禿しい日本人ってことでスルー
そもそも
北独=厳しい
北独=真正なバッハ
北独=リヒター
となるのがわからん。
電波つよいね。あはは。
378 :
名無しの笛の踊り:04/05/16 18:41 ID:hvkvLNkB
ライプチヒも北独逸とは言えないし... >377
379 :
名無しの笛の踊り:04/05/16 18:50 ID:JHw44pyd
バッハ:チューリンゲン〜ザクセン→中部ドイツ
伝統的バッハ解釈:ライプツィヒ楽派。しかし、オーセンティックとはいい難い
また、何が、誰がオーセンティックとも一概に断じ切れないのが現状
北部ドイツ:ブクステフーデ、ブルーンス、ラインケン、ベームなど
南部ドイツ:パッヘルベル、クーナウなど
バッハはアルンシュタット時代までは北部の影響強いが、
ヴァイマル以降はイタリア様式やフランス様式などワールドワイドな研究をしている
リヒター:ライプツィヒもミュンヘンも中南部ドイツ
解釈の厳しさはつまるところリヒター個人の宗教観に帰結するものと考えられる
地域性とは何の関係も無い
380 :
名無しの笛の踊り:04/05/16 20:22 ID:nuvbAWLm
>>372はレコード会社とかCDショップの販売員になれば良いのだよ。
HMVのHPにある新譜案内なんかを書くのに向いていそう(笑
382 :
375:04/05/17 23:42 ID:75hiweHB
>>372 >>374 案の定、論破されて沈没ですか・・・・
「私はバッハのマタイ受難曲を聴くようになってから
音楽文筆業者の真似事をすることが音楽鑑賞以上に面白くて
明らかにズサンな内容の文を生産しても羞恥心を感じなくなりました」
などと言わないでほしい。
おそらく、過去のリヒターやヘレヴェッヘ等のスレが荒れた原因にも
あのような書き込みが含まれるんだろうな。
383 :
名無しの笛の踊り:04/05/17 23:44 ID:4gpdN0TL
384 :
名無しの笛の踊り:04/05/18 00:12 ID:GGCYHknD
もうそのへんにしとけよ。あんまりイジメるな。
武士の情けってものがある。
武富士に情けはない。ぼこぼこにしるっ。
武士の情けというのはきちんと止めを刺すことなのだが
387 :
375:04/05/18 00:43 ID:lSLpNoM3
俺はむしろ
>>372or
>>374が仕入れたネタ
「リヒターに代表される真正な厳しい北ドイツ的バッハ」などという
馬鹿馬鹿しいキャッチコピーを捏造した人間(実在するなら)を
罵倒したいところだ。
>>372or
>>374だって、もしかしたら
音楽文筆業者に洗脳された被害者かもしれぬ。
「リヒター=北ドイツ」などとやらかしたら
リヒターの略伝を熟知したファンが怒り出すだろうに
>>387 そんな売り文句にダマされるほうが悪い。
ま、こういう爺は
新興宗教に引っ掛かって
財産丸ごと失くしてみるまで分からないだろう。
てか、すでに注ぎ込んでいるか(W
389 :
名無しの笛の踊り:04/05/18 15:38 ID:X1zOmPY4
リヒターのマタイのビデオ見たことあるけど、
合唱団の団員の表情が、魂が抜けて洗脳された人みたいで怖かった。
みんな一つの方向を向いて、固まっていた。演奏はすごかったが。
個人的には、レオンハルトの心優しいマタイがいいな。
>合唱団の団員の表情が、魂が抜けて洗脳された人みたいで怖かった。
俺は、そうは思わんかった。
ただ凄まじく真剣だな、とは思った。それもまた立派なこと。
古楽系だと、ガーディナーの、
モーツァルトのレクイエムの映像、合唱団が凄く真剣だったような記憶がある。
心優しいとか優しくないとかいうけれども、優しさだけが美点じゃないし。
それぞれ美点があるんだと思う。
あと、ヘレヴェッヘやリヒターのスレが荒れたのは、
どちらかといえば、意見の内容よりも、
ひとつの意見に対する執拗な叩きが発端だった。
このスレの雰囲気も、その点でだんだん危険になっていると思う。
391 :
名無しの笛の踊り:04/05/18 16:40 ID:GGCYHknD
>>390 最近ちょっと陰険な感じだよね。あんなによってたかってヴェルナー好きの
じじいを叩くこともなかろうに。いい加減なことを書くのも良くないが、
集団でいじめてるようで見ていて辛かったっす。
リヒターの合唱団がアマチュアの人たちだって本当ですか?
>>391 じじい憎んで ヴェルナー憎まず
>>392 合唱団員募集でリヒター自ら街頭でチラシ配っていたって話し聞いたことあるな
オケはミュンヘンフィル他のトップメンバーを招集してたんだよ 確か
394 :
名無しの笛の踊り:04/05/18 22:36 ID:GGCYHknD
>>393 >じじい憎んで ヴェルナー憎まず
不覚にもワラタ
395 :
372:04/05/18 22:53 ID:fu8qVYRy
(つ_;)
てか、
>>375は
南西ドイツ出身の演奏家は「北ドイツ的」演奏をすることはない、
と主張したいのか、はたまた
バッハの音楽には「北ドイツ的」要素はない、と主張したいのか。
>>372は、演奏家Aより広く聞かれているBの方が、
バッハの音楽にある「北ドイツ的」要素をより強調していると言っているだけではないのか。
そもそも、北と南を対比させて北の方がより頑固、峻厳、生真面目、厳しいなんてのは
ドイツ文学に普通に出てくるモチーフで、
>>372は分かりやすい表現をしようとしているだけでは。
演奏家の出身地に執拗に拘って、南西ドイツ人はいつも享楽的な演奏をする、
フランス人はいつもエスプリの利いた演奏をする、ロシア人はいつも爆演wってほうが気持ち悪い。
そりゃ、
>>372が「北ドイツ的」って言い切ったのには俺も違和感あったけど、
それに対するレスは
>>375だけで十分じゃん。
言葉尻を捕らえてのあまりに執拗な攻撃を見ると他に何か意図があるのかと疑っちゃうよ。
399 :
名無しの笛の踊り:04/05/19 00:19 ID:Vabs+O50
>>372には同情するが、祭りになったら諦めるしかない。
しかし、2チャソであっても迂闊なことは書けないねー。
俺もヴェルナー聴いてみよう。それが収穫。
>>398 意図はヘレスレとリヒタースレの意趣返しだろ(w
401 :
名無しの笛の踊り:04/05/19 10:04 ID:Vabs+O50
意趣返しかよ
402 :
名無しの笛の踊り:04/05/19 10:21 ID:zh3h0qKe
>>393 リヒターのオケは豪華だよね。オーボエも
バイエルン放送響のマンフレート・クレーメントだったし。
リヒターのバッハが真正だとは思わないが
クレメントはすばらしい。
ローター・コッホは凄いオケマンだと思うし尊敬するけれど、
好きなのはクレメント。
クーベリックのマーラー、リヒターのバッハでのソロは
おいらのお気に入り。
ポンセールも好きだけど・・・・
最近殺人的な忙しさからようやく開放されて、
録画しておいたコレギウムジャパンのマタイを観ました。
aus Liebeのところでズッコケmaster!!(・∀・)ノヽ(`Д´)ノウワァァン!!
Sind Blitze・・・のところのオケはカッコよかった
405 :
名無しの笛の踊り:04/05/19 17:53 ID:0v2NMfKt
>>404 > aus Liebeのところでズッコケmaster!!(・∀・)ノヽ(`Д´)ノウワァァン!!
録画をシパーイしたの?あれは昨年の演奏だったよね。既に昨年
少なくとも2度全曲がTV放送されたけど、その機会は逃しちゃったの?
>>392 :名無しの笛の踊り :04/05/18 21:32 ID:QYc9HtJO
> リヒターの合唱団がアマチュアの人たちだって本当ですか?
日本公演「マタイ」CDの添付解説には、1951年にアマチュアを中心とした
「ハインリヒ・シュッツ合唱団」を作り、これを1953年に拡大して
「ミュンヘン・バッハ合唱団」とした・・・と記されている。
406 :
名無しの笛の踊り:04/05/20 20:05 ID:EKTIg3Fz
ヴェルナー盤の器楽陣は、バルヒェット、ランパル、ラリュー、ピエルロ、
シャンボン、アランといったところ。
エラートのオールスターキャストでつね。
409 :
名無しの笛の踊り:
今回やっとヴェルナーが正当に評価されるのかもわからんね。