去る3月17日に惜しまれつつ世を去った元ベルリンフィル首席オーボエの
コッホ氏。このスレでは氏が在籍した1957年から91年までの間にBPOに
生まれた数多くの名演について、オーボエの立場から語りましょう。
あらま、いくつだったの?ご冥福を(以下ry
印象に残っているのはBPO時代よりもサイトウキネンに客演した時かな。
聴いていて「うーむ、ついに日本人でもこんな音を出せる奏者が」と思ったら、
実はコッホでなっかり。
2ゲト、いや3か?
【コッホ氏と同時期にBPO在籍のオーボイスト】
カール・シュタインツ(1919年生まれ)
フルトヴェングラーの時代からカラヤン政権末期の1981年までBPOに君臨した
オーボエの名手。カラヤンの「ブラ1」(63年)や、ベームの「グレート」(69年)
を吹いていたのはこの人。やや遅いビブラートと甘い歌い方が特徴。
ハンスイェルク・シェレンベルガ-(1948年生まれ)
1977年にケルン放送交響楽団からBPOに移籍し、1980年より首席に就任。
2002年8月まで在籍。87年の「ブラ1」やレヴァインのシベリウスの交響曲
などはこの人が吹いています。
ブルクハルト・ローデ(生年不詳)
コッホ時代の2ndの名手。また、オーボエ・ダモーレの名人としても有名で、
ラヴェル「ボレロ」(85年)では、素晴らしいソロを聴かせるが、休暇中にセイロン島
で事故死。
>>3の続き
アンドレアス・ヴィットマン(生年不詳)
シェレンベルガ-にカラヤン・アカデミーで学ぶ。
87年にローデの後任としてBPOに来る。現在も在籍。
主に2番吹きだが、BISレーベルからダンツィの木管五重奏曲全3巻を
BPOの他の木管奏者とリリース。
ゲルハルト・シュテムプニク(生年不詳)
BPOのカラヤン時代を支えたイングリッシュホルン奏者。
ドヴォルザーク「新世界より」やシベリウス「トゥオネラの白鳥」などで
素晴らしい名演を聴かせる。
あぼーん
6 :
1:03/03/26 07:14 ID:???
そして、
ローター・コッホ(1935.7.1−2003.3.17)
ドイツのフライブルクに生まれ、オーボエを名教師シューレに師事。
エッセン市立管弦楽団奏者を経て、1957年、22歳の若さでBPO首席に
就任。以後1991年の退団まで34年間、BPOの顔として君臨。その独特
の吹き方とサウンドは、カラヤン時代のBPOの象徴でもあった。
BPO退団後、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院教授に就任。
後進の指導にあたった。日本への来演も数多い。
2003年3月17日、ザルツブルク郊外で死去。享年67歳。
7 :
1:03/03/26 07:20 ID:???
なお、
コッホの代表的な名演としては、
モーツァルト「オーボエ協奏曲」(71年、カラヤン&BPO、EMI)
R.シュトラウス「オーボエ協奏曲}(69年、カラヤン&BPO、DG)
モーツァルト「オーボエ四重奏曲}(77年、アマデウスSQ、DG)
などのソロ曲のほかにも、オケでは、カラヤン70年代の「ブラームス全集」
62年のカラヤン「英雄」、ロッシーニ「絹のはしご」序曲など、
数えきれないくらいの名演を残している。
8 :
1:03/03/26 07:36 ID:???
このほかにも、コッホの名演としては、
ブラームス:交響曲第4番(カラヤン、60年代、DG)
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲第2楽章冒頭(ケンペ&メニューイン、57年、EMI)
ベートーヴェン:「交響曲全集」(カラヤン、70年代、DG)
ヘンデル:「水上の音楽」(ムーティ、84年、EMI)
ドヴォルザーク:「スラヴ舞曲集」(マゼール、80年代後半、EMI)
などがあります。テンプレはここまでにします。
なお、コッホの誕生日ですが、1月1日と載っている海外の文献もあります、
>>1
乙!
>>2
93年にサイトウキネンでべト7吹いてたよね。
体調不良で降り番せざるを得なかった時に、弦の人たちが
急遽集まって「浄夜」を演奏していたのを覚えてるよ。
95年に都響に客演した時のこと覚えてる。
リヒャルト・シュトラウスのオーボエコンチェルトだったんだけど、
吹くのが辛そうで、痛ましかった。
普門館で来日公演を吹いてたころの方が調子よかったん」だろうね。
ご冥福をお祈りします。
>>9
漏れもそれ、テレビのドキュメンタリーで観たよ。
ソロ曲のアルバム出てたよね。でも、マジで亡くなったんだ。
ちょっとショック(ry
13 :
1:03/03/26 08:17 ID:???
>>3
すみません。シェレンベルガーの在籍時期は2001年の8月まで
だったようです。アバドのマーラー7番が、彼のBPOでの最後の
出番だったようです。訂正しまつ。
70年代のカラヤンとの映像で
顔真っ赤にして吹いてる姿が印象的だった
ご冥福をお祈りします
亡くなられたんだ。
わ、亡くなったんだ。ご冥福をお祈りします。
バロック時代の協奏曲のCDがかなりよかったよ。
バイオリンとオーボエのための協奏曲とか。
R・シュトラウスの録音はすばらしい!と聞くけど
手に入らないからなぁ。これを機に出してくれないだろうか。
>>16 R.シュトラウスの協奏曲は、国内盤では随分昔から廃盤だよね。
輸入盤も手に入れるのは難しいようだし。復盤きぼんぬ。
スレ違いで申し訳けないけど、
シェレンベルガーはどうして辞めちゃったの?
今は何してるんだろう。
あと、現在のトップ吹きはマイヤーの他に誰?
>>18 辞めた本当の理由はよく分からんのだが・・・。
ソリストとしての活動に専念するためとか、教授職に就くためとか
いろいろあるらしい。彼は「ムジカ・カンパネラ」というレーベルの
社長もしてるし、マドリード音楽院の教授もしているとか。
あと、指揮者としても活動中(7月に東フィルを振る)。
スレ違いな話題なのsage。
19から続く。
シェレンベルガ−の後任の首席ポストがなかなか決まらず
(バイエルン放送響首席のフランソワ・ルル−も落とされた)
結局、ラトルがバーミンガムからジョナサン・ケリーという奏者を
連れてくることで決着したらしい。2003年シーズンから就任と、
公式ページにうpしてあった。
21 :
18:03/03/26 21:17 ID:???
>>19 ありがとう。詳細は不明なんだ。
BSとか見てて最近はマイヤーばっかりだったんで、
シェレちゃんどうしてるんだろうと思ってたところ、
このスレの13を読んでビクーリ。
それにしても
>あと、指揮者としても活動中(7月に東フィルを振る)。
思いっきりのけぞりますたww
詳しいことは分からないけど、コッホ、
なんか分厚いリードをガムバって鳴らしたような
芯のふとーい美音が印象的。
細かい操作性とかppとかを犠牲にしても
音色を採った、そんな感じがします。
今は細身で軽やかな音の人が多いような気がします。
22 :
18:03/03/26 21:18 ID:???
あ、続きもありがとう。
23 :
19:03/03/26 21:54 ID:???
18さん、読んでくれてありがd。
>それにしても
>あと、指揮者としても活動中(7月に東フィルを振る)。
>思いっきりのけぞりますたww
ついでにいえば、独奏者はブールグだす。(曲はリヒャルト)ww
凄い演奏会になりそうな予感に1000ロレー。
コッホは分厚いリードと昔ながらの抵抗の強い楽器を
顔を真っ赤にして操っていたのが印象的でした。
追悼ということでモーツアルトのコンチェルトを聞いてたり。
二年振りくらいかな。昔は大好きだったんだけどね。
40年くらい前、彼とホリガーがオーボエ界の覇権を争ったとのことだが
結局ホリガー一派が席巻しちゃっているわけで。
やっぱりこういうのは今更流行らないんだろうなとしみじみしながら聞いてます。
ちなみに死因は何なんでしょう?やっぱりsake?
シェレンベルガーの指揮…師匠と同じことをせんでも。次は作曲か。
聞きに行こうかなw
25 :
18:03/03/26 22:10 ID:???
>>23 東フィルのサイト、ちょこっと見てきました。
シェレちゃん指揮の演奏会は11月みたい。
7月はミョンフン/ルルーの組み合わせでモーツァルトですね。
それにしてもよりによってブルグを招んでリヒャルトとは!w
フタを開けてみたらコンチェルトのときだけソリスト/指揮が
入れ替わってたりしてww
練習風景、ものすごく覗いてみたいぞぉぉ
20のカキコ、ルルーが落ちていたというのも興味深い情報でした。
何がいけなかったのでしょう。
まあ、色々イパーン人には分からないことがあるんでしょうね。
26 :
19:03/03/26 22:28 ID:???
スマソ。勘違いしてました。25=18さんの書き込み通りです。
>>3 ヴィットマンがいっていたけど、コッホのBPO最後の録音はレヴァインの
シベリウスの2番。聴いてないから本当かどうか分からんが。
>>4 シュテンプニクは元々首席オーボエで入団したのは、余り知られていない。
フルベンに乞われてイングリッシュホルンに移った。
質問です。
1964年カラヤソBPOの「牧神の午後」でツェラーと掛け合ってるのはコッホですか?
>ヴィットマンがいっていたけど、コッホのBPO最後の録音はレヴァインの
>シベリウスの2番。聴いてないから本当かどうか分からんが。
今度レヴァインのシベ2聴いてみようかな。コッホの録音だと、
サロネンの「ロメオとジュリエット」(86年、ソニー)が好きなんだが。
>シュテンプニクは元々首席オーボエで入団したのは、余り知られていない。
>フルベンに乞われてイングリッシュホルンに移った。
それも知らなかった。情報サンクス。レヴァインのシベリウスなら、4番
とかがシェレンベルガーかな?
30 :
ソース:03/03/26 23:57 ID:???
このスレを立てた者です。
Philharmoniker trauern um Oboist (2003・03・18 Berliner-Morgenpost)
Der langjahrige Solo-Oboist der Berliner Philharmoniker, Lothar Koch, ist tot.
Der Musiker starb am Sonntag im Alter von 67 Jahren in seiner Wahlheimat Salzburg,
wie das Orchester am Montag mitteilten. Koch war bereits 1957 mit 22 Jahren Mitglied
der Berliner Philharmoniker geworden und blieb dem Orchester uber mehr als drei Jahrzehnte treu.
1991 verlies er Berlin, um eine Professur am Mozarteum in Salzburg anzunehmen.
Bekannt wurde Koch unter anderem durch Einspielungen der Oboen- Konzerte von
Wolfgang Amadeus Mozart und Richard Strauss. Die Philharmoniker bezeichneten ihn als
"einen der ganz grosen Oboisten des 20. Jahrhunderts". Koch war auch einer der Mitbegrunder
der Philharmonischen Solisten.
これによると、ソンタグ(日曜日)に亡くなったと書いていることから、
16日(日曜日)に亡くなった、というのが正しいようです。
誤報をお伝えしてすみませんでした。訂正いたします。
31 :
名無しの笛の踊り:03/03/27 00:07 ID:GP+HKKJo
Rシュトラウスの協奏曲はハウプトマンのHr協奏曲2番とカップリング
でどちらも素晴らしかった。
Hrの方はCDで復活してありがたかったが、Obはまだのようだね
それと
マゼール、クレーメルのチャイVnコンのソロobはコッホかな?
素晴らしく印象的だった
DG! 追悼盤を!
>>31 マゼール&クレーメルのチャイコ(79年、DG)ね。
3楽章のソロが素晴らしい。あれはコッホだと思われ。
カラヤン&ムタ−のブラームス(81年、DG)もコッホかな?
この曲にも2楽章にいいソロがある。
73年のNHKホール公演でリヒャルトの『家庭交響曲』が予定されていて
それが急遽中止になったのは、オーボエ・ダモーレのソロのはずだった、
コッホが来日できなくなったとか。
合掌。
惜しい人物を亡くしたといえよう。
36 :
名無しの笛の踊り:03/03/27 22:15 ID:onUmWjdU
>>35 そんな名前を名乗られてコッホも草葉の陰で泣いているといえよう。
1950年代の終わりから1960年代の初めにかけて、何人
か優秀な奏者が入団したが、なかでも新任の主席オーボエ
奏者、ローター・コッホはずば抜けていた。
「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と、ブラームスの
ヴァイオリン協奏曲を演奏する自惚れ屋のソリストは気の
毒なことになる。オーケストラのオーボエ・ソロがあまり
に芸術性豊かで、アダージョ楽章の旋律を、かならずとい
っていいほど作品の山場にしてしまうからだ」
(1964.年2月4日ザ・タイムズ)
コッホのバッハのドッペルコンチェルト素晴らしすぎ。神すぎ。
この演奏を聞いたあと何をしろっていうのか。しかも吹いた
人は仏様になっているし。
>>32 禿同
しかし、DGだとシュトラウスのコンチェルト、モーツアルトの
4重奏の録音2つ、プロコの五重奏くらいしかないのでは?
DG以外だといろいろ録音がある。アルヒーフに録音したテレマンの
コンチェルト、ヘリオドールに録音したルブラン、レーベルは忘れた
がバッハのソナタ等々。EMIにはニコレと一緒にヘンデルのトリオソナタ
を録音している。レーベルを超えて追悼盤をだして欲しい。
>>38 同意。手持ちのコッホの録音じゃこれが一番好きだ。
>>39 禿同。ぜひともレーベルを越えた追悼版を!
ソロ曲じゃないけどちょっと追加。
DGから木管五重奏などのCDが出てます。
シュターミッツ、ダンツィ、ライヒャなど。
ゴールウェイ、ライスター、ザイフェルトと
正にカラヤン黄金期BPOのスターの競演。
内容もさることながら値段もすばらしかった。
580円だったはず。
>>39 DGのモーツァルトの四重奏曲はたしかに2種類録音してるんだけど、
65年のブランディスSQ盤は未だにCD化されてないんだよね。残念だが。
その代わり、鰤のモーツァルトエディション第10巻・室内楽曲篇には、
95年にブランディスSQと録音した四重奏曲が収録されてるよ。(ニンバス原盤)
価格も安いし、これは買いかも。
>>40 eloquenceシリーズだよね確か、俺も持ってるよ。
このシリーズでベームの「グランパルティータ」(70年、DG)が
VPOのアイクラと一緒に出てるよ。犬の通販で850円位じゃないかな。
>>40の補足ね。
コッホが吹いてる「グランパルティータ」はベームの他に、
80年代に指揮者なしでも録音してるよ。DGにね。
オーボエが活躍する曲だから、なかなか楽しめる。
国内盤でも、ベームは1200円、指揮者なしは1800円で
今年再リリースされたよ。品切れじゃなければ
どこのCD店でも普通に注文できるハズ。
43 :
40:03/03/28 01:19 ID:???
41さんありがとう!
モーツアルトの四重奏、三種類も録音あったなんて。
39さんの紹介している曲もほとんど持ってないし、…てか知らない曲あるし。
勉強不足だなぁ。
あ、こちらが紹介したのに入っているグランパルティータは
82年録音なので
>>42のほうですな。
DG、シュトラウス協奏曲、モーツアルト四重奏×2、プロコ五重奏
おまけにブラームスVn協奏曲の2楽章冒頭をつけた追悼版を出してくれ。
44 :
41:03/03/28 03:22 ID:???
>>43さん、読んでくれてサンクスコ。
犬のサイト見てたら、さっき書いたベームの輸入盤あったよ。
併録はアイクラじゃなく、セレナード12番の方やった。
これも確か管楽合奏版だよね。VPOとの収録。
950円くらいだった。
落ちてきたのでageときます。
69年ころにEMIに残したコッホの独奏&指揮のモーツァルトを
追悼盤で出してくれないかな?
日本では1度も出たことないらしいが。
>>45 これ、むかしLPで国内版がでてたよ。
解説にロタール・コッホって書いてあって笑ってしまった。
カップリングはベットヒャーのソロでハイドンのVcコン。
CDは国内盤は出てないね。オイラは輸入盤で持ってます。
かなり前に渋谷の犬で買った。
カップリングはツェラーのソロでモーツアルトのG−Dur
とシュターミッツのコンチェルト。
47 :
45:03/03/30 00:57 ID:???
46さんありがとう。今度探してみよう。
でも、ロタール・コッホって・・・。w
ところでオーボエ界の神様は
コッホ、クレメント、リーバーマンの3人と言われてるんだが、
どなたか他の2名の紹介もキボンヌ
リーバーマンはかつてBPOで若干19歳の若さで首席奏者を
つとめたという話だが
ヴィンフリート・リーバーマン(1935.2.22〜)
19歳でベルリン・フィル首席オーボエ就任(試用期間中に不合格となる)
その後、シュトゥットガルト州立歌劇場、バンベルク交響楽団、ハンブルク国立
歌劇場の各首席奏者を経て87年に東京芸術大学客員教授として来日。
N響にも客演。門下にはトーマス・ローデ(ハンブルク国立歌劇場)
渡辺克也(ベルリン・ドイツ・オペラ)、河野剛(元ハンブルク響)らがいる。
某CDのライナーから一部改変。
50 :
49:03/03/30 01:24 ID:???
ローター・コッホ(Lothar Koch)
1935年 ドイツ中部のフェルバートに生まれる
1950〜53年 エッセンで名教師シューレに師事
1953年 若干17歳でフライブルク・フィルのソロオーボエ奏者に就任
1957年 9月1日、ベルリン・フィル入団、首席に就任
カラヤンの黄金期を支えたソロ・オーボエとして大活躍
1959年 プラハの春国際音楽コンクールで第一位を得る
1961年 ベルリン・フィルハーモニー・ゾリステンのメンバーとなる
1963年 "Berliner Kammervirtuose"を得る
1964年 "Kunstpreistraeger der Stadt Berlin-West"を得る
1961〜68年 ベルリン市立音楽院の教授も務める
1972年 カラヤンアカデミーで後進の指導に務める
1978年 ベルリン・フィル管楽合奏団を主宰
1991年 9月ベルリン・フィルを退団
10月ザルツブルク音楽院の教授に就任
その後 ブランディス弦楽四重奏団との協演、
小澤征爾率いるサイトウキネンフェスティバルへの参加等
2003年 3月16日、ザルツブルクで生涯を閉じる。
1さんの情報とは多少食い違いますが、演奏家事典等から
私がまとめたものです。
マンフレート・クレメント(1934−2001)
ドイツのシェラーハウ生まれ。旧東ドイツで音楽教育を受ける。
ドレスデンのウェーバー音楽大学でゲスケに学ぶ。
1952年 マイセン歌劇場に入団
1955年 チューリンゲン市立管弦楽団首席オーボエ奏者就任
1956年 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団首席オーボエ奏者就任
(当時の指揮者はフランツ・コンヴィチュニー)
この頃 旧西ドイツに亡命
1958年 カイルベルトに評価され、ミュンヘン国立歌劇場入団、同時にミュンヘン国立音大教授に
1959年 カール・リヒターのもと、ミュンヘンバッハ管弦楽団で演奏開始
1969年 リヒター&ミュンヘン・バッハ管日本公演で初来日
1980年 秋のシーズンからバイエルン放送響の首席就任(〜91年ころ)
首席を降りたあともバイエルン放送響に在籍。その後引退。
2001年 4月に急逝。晩年は日本をよく訪れていた。
>>49〜51
サンクスコ!!
こうして見ると神のスタイルを受け継ぐ奏者は今では確実に減って
来ているようで悲スイ・・・
象徴的なのはシェレンベルガーがBPO入団当初に聞かせたあの
(当時の)ドイツ正統派とでも言うべき分厚いトーンが、年々今風な
美音よりは色という感じのスタイルに変化していったことでしょうか。
>>37 オズボーンのカラヤンの伝記だったっけ?詳しく載ってたよね。
シェレンベルがーの変貌ぶりと現代のスタイルとを一緒くたにしないでほしいなあ。
>>54 随分前に、都響(?)と共演したときは、何〜んかナメてる感じがしてイヤだったなあ。
2000年にアバドと来日してときには、マイヤーと両方来たんだよね。
自分が聴いたのは、シェレンベルガーのときだったのだけれど、悲しかったね。
いろいろ意味で。
どうでもいいけど、映像作品で見る彼のネクタイのセンスも、演奏同様に信じられないモノがある・・・。
>>7 カラヤン指揮のモーツァルトは、同時期にサンモリッツで
収録した木管協奏曲集にまとめられました。
(他曲ソリストはゴールウェイ・ライスター・ピースク)
仏EMIから2枚組で出てます。協奏交響曲は入って
いませんが。(こちらのObソロはシュタインツです。)
ミュンヒンガーと入れたヘンデルのオーボエ協奏曲(DECCA)もなかなか
>>3の加筆修正です。
カール・シュタインツ(b.1919)
ハノーヴァー生まれ。地元の音楽院で学ぶ。
キールとブレーメンのオーケストラで活動後、1949年にBPO入団。以来81年8月までの
約32年間在籍。
59年からはベルリン高等音楽学校で教鞭もとっていた。
【代表盤】BPOとのモーツァルト:協奏交響曲K.297b(ベーム.DG/カラヤン.EMI)
ブルクハルト・ローデ(1948〜8?)
ベルリン生まれ。コッホに師事した。74年BPO入団、主に2番を吹き、歴代の
首席奏者をうまくサポートした。ダモーレの名手。休暇中にモルジブ島でダイビング中遭難。帰らぬ人に。
【代表盤】モーツァルト:グラン・パルティータ(BPOWE..DG.82年/BPO100年記念盤/2ndオーボエ)
ラヴェル:ボレロ(カラヤン.DG85年/obダモーレ)
>>シェレンベルガ-については、またの機会に。
注:BPOWE=ベルリン・フィルハーモニー管楽アンサンブルの略。
>>56 数年前、神奈川フィルに客演した時にリヒャルト聴いた。
上手かったけど、さすがに最後はバテてた。
ネクタイは気にならなかったが、髪の量が(以下ry
・・・スターになってからの月日の長さを感じた。
シェレ様DENONにいろいろとアルバム出してるけどイタリア合奏団
との協奏曲集(マルチェロ他)やフランス名曲集、マレとバッハぐらい
までは最高だと思うんでつよ。90年代になったころからなんだか
やる気がなくなったような、イヤイヤ吹いてるような気がして
>>61 シェレちゃんのレーベル「ムジカ・カンパネラ」から
出てるシューマンやバッハはどうなんだろう?
DENONのマルチェロは本当にすばらいよね。
63 :
61:03/04/01 00:59 ID:???
スマソ。「すばらしいよね。」の間違い。
ちなみに彼(シェレンベルガ-)は、ソニーが録音済みの
音源を発売しないので怒って裁判起こしたらしいよ。
結末はどうなったか知らないが。
↑62の間違いだろ。さげろよ。
コッホの話から遠ざかっているような気もするが。
そうだな、ここはローター・コッホ神のスレだ。魂を売った男なぞ
用はない。コッホ神最晩年のブランディスとのモツ4、これこそ
魂とは何か、を教えてくれる演奏だ。
例えばホリガーがオーボエというひとつの楽器を通し、技巧を凝らして繊細かつ
大胆な表現で世界最高のソリストの域に達したと考えるならば、コッホはオーケストラという
巨大な楽器を通じて、ひとりでは決して表現しきれない音楽を創ることに成功した稀有の存在だ。
コッホが吹くエロイカの葬送行進曲を聴いてそんなことを思った。
そしてその両人に強い影響を受けたであろうシェレンベルガーは
ソロとオーケストラとの表現性の違いに悩み、どっちつかずになってしまう前に
(あるいは既にそう感じたが為に)ベルリンを離れる決心をしたのかなと思った。
以上、あるヒマなイパーン人の妄想ですた。
おいらもホリガーを神と称えソリストの頂点と捉えるならば
一方の雄はオケマンとして頂点を極めたコッホであると思う。
どっちが優れている、とかじゃなくてどちらが好きか、という問題だろう。
私見ではやはりコッホの魅力は音色なんだろうと思う。
オーボエっぽさ(ペー)が全く無い、けどオーボエ以外のものではない音。
技巧とか、表現、歌い方など他にも魅力があるだろうけど
やわらかく、上質の絹のような音こそが最大の魅力であったのは
疑いのないところではないかと思う。
それゆえ、原点回帰や古楽志向のなかでドイツ流のああいった音色は
だんだん廃れていったのだろう。
20世紀オーボエの一つの頂点を極めたコッホ、そしてその亜族だけれども
時代の風潮故に主流をはずれてしまった。いつか再評価の時代もくると思っている。
昔京都で聴いたことあるけど、ライトがすごく近くて暑そうだった。
楽章ごとにライトをにらみつけていたのが印象的。
見かけは、ビルロビンソンに似ていた。
演奏は、良かったと思うけど、ライトが近くなければ、もっと良かったかも。
>>67 >>69 コッホはオーボエ奏者の事はまったく褒めなかったが、
ホリガーだけは別でかなり意識していた。
もっとも、ホリガーでさえ、nicht schlechtの一言だったが、
十分ライバル心を表した言葉だ。
72 :
69:03/04/02 23:43 ID:???
>>71 コッホの他のオーボエ奏者の言及て全然知らなかった。
訳すると、悪くない、か。ホリガーはどう思ってたんだろ。
>>49 もちっと詳しいことがわかったので。
ヴィンフリート・リーバーマン
1935.2.22ブレーメンに生まれる。
オーボエは名教師アルフォンス・シャイヤに師事。
1954年わずか19歳でベルリン・フィルの首席に就任。
しかし、経験不足がたたって試用期間中に不合格。
1957年シュツットガルト州立歌劇場
1958〜64年バンベルク交響楽団首席
1965〜87年ハンブルク国立歌劇場首席
1974年からリューベック音大教授
1979年東京藝術大学客員教授
同年 ハンブルク音楽大学教授
1987年〜マンハイム音楽大学教授
を歴任する。
そうだな、コッホの音色に対抗できるのは、ホリガーの変幻自在
ぐらいのものだろうか。
しかしこの2人以降、なかなか大物が輩出されないオーボエ界と
でも言えようか。
名スレのよか〜ん♪
保守点検。コッホのCDはソロアルバムが一番いいと思う
今現役の奏者でコッホの音に一番近いのは、NDRの首席
のメルヴェだと思う。今夜のFMでシベ2吹かないかな?
77 :
名無しの笛の踊り:03/04/07 14:19 ID:0j19IXog
>31
シュトラウスのコンチェルトはCDでてるよ。俺持ってるもん。
カプリングは「四つの最後の歌」。(歌はヤノヴィッツ)
一昔前のグラモフォンのガレリアシリーズっていうやつ。
今も出ているかは知らないが。
「悪くない」はアチラでは積極的な誉め言葉だときいたが
80 :
49:03/04/07 21:43 ID:???
>>73 ありがとう!ここまで詳しい経歴は初めて読んだよ。
カイルベルトの一連のCDのオーボエが彼の音にすごく近い。
ライスターの自伝や、テーリヒェンの著書で読んだ話なんだが、
77年頃の日本公演後の北京公演で、航空機が着陸して地上に降りる際に
タラップが機体から外れて、ちょうど接続口にいたコッホともう一人の奏者が
共に地面に思い切り叩きつけられたらしい。もちろん演奏どころではなく、
そのまま帰国して治療し、なんとか一命をとりとめたとの事。痛ましい話だ。
伝聞ネタ続きで申し訳ないが、ピエール・ピエルロが語ったコッホとの思い出を。
演奏旅行でコッホがパリに来た時のこと。年長者のピエルロが酒をしこたまご馳走して
ホテル行きのタクシーに放り込んだ。その翌日は演奏会本番。
>>81から続き
乗ったタクシーの反対側のドアからまた外に転げ落ちてしまうほどグデングデンに酔っ払ったコッホ。
翌日、ピエルロがBPOの本番をテレビで観たら、画面にはいるはずのコッホの姿はなかったそうな。
「あの時はさすがに悪いことをしたなと思ったよ」とはピエルロ氏の言葉。豪快な話ですなw
二日酔いで本番をキャンセルとは・・・。凄い逸話だ。
>>80 その話は有名だなっ
どうもそれからコッホ氏は健康を害したらしいとか。
その事件がなかったら今もなお・・・シクシク
>>80 事実、その事故のせいで抵抗の少ない楽器に変えたり
大変だったらしい。最晩年は足腰がかなり衰えていたみたい
だから、後遺症もあったんだろうね。
コッホ氏の使用していた楽器について詳細をキボーヌ
確かピュヒナー → 真里5 → ヤマハ だったと思うんだけど
抵抗の少ない楽器って真里5かな?当時のピュヒナよりは軽そう
だが
専門的な話でスマソだが全盛期のコッホはリード材の厚さが75
だったとか ドイツ系の奏者ってだいたい55〜60ぐらいなんだよ!
微妙ーーーーな世界で1違うだけで随分抵抗が増えるんだよ!
88 :
名無しの笛の踊り:03/04/09 00:11 ID:Cd9m0CQP
俺、30年前のコッホのサイン持ってる・・
当時、学生だった俺は演奏会の後で興奮してリード見せてもらった!
すごく長かった!あまーい音だった。ホリガーはサイン貰わなかった。
ニコレのは貰った!サイトーキネン聴きに行ったらやはりあの音だった!
>>87 > 確かピュヒナー → 真里5 → ヤマハ だったと思うんだけど
ピュヒナーと真里子の間にグレッセルが入る。ただし
上管がグレッセルで下管がピュヒナーのコンビネーション。
たしかピュヒナーが壊れたのでグレッセルの上管をくっつけたら
上手くいったのでずっとそれでいっていた。ちなみに弟子の
ブルクハルト・ローデも同じコンビネーションだった。
先日この組み合わせの楽器を吹かしてもらったが、独特の音程感と鳴り
があって、あるほどコッホの演奏はこの楽器から来ているのかと納得
した。音は重いけれど楽器の抵抗感は重くなかったよ。
> 専門的な話でスマソだが全盛期のコッホはリード材の厚さが75
> だったとか ドイツ系の奏者ってだいたい55〜60ぐらいなんだよ!
> 微妙ーーーーな世界で1違うだけで随分抵抗が増えるんだよ!
コッホのリードは75もないよ。6位だったと思う。
知り合いがコッホの弟子で、コッホのリードを持っているので聞いとき
ます。75はNDRのオーボエでノルトブルフやツェーがそうだった。
>>85 >>87 ガウジングの話かな。ちょっと専門的すぎて
自分にはよく解らないけど、完成リードにする前の
かまぼこ型にした時のリード材の厚さが
0.5mmとか0.75mmっていうことかな?
>>89 ピュピナーとグレッセルの組み合わせを使っていたと
いうのは聞いたことある。事故のあとマリゴに変えたん
じゃないかな?ヤマハの話は知らない。
リーバーマンもヤマハを吹いているというけど本当かな?
近年のCDのライナーに書いてあったんだけど。
>>88 いいなーーー!うらやますいです。
サイトウキネンでベト7聴いたんですか?
前まで出てたCDではコッホがジャケ写に
映っていましたね。
92 :
名無しの笛の踊り:03/04/09 18:29 ID:Cd9m0CQP
>>91 よかったよ!ベト7!パーティで30年前のお話もしました!
奥様といらしててかなりおじいさんだったけど、
思いで話で涙ぐんでいるようにみえた!
>>88 コッホが出演した時のサイトウキネン、オイラも行きました。
仕事の都合で演奏会は聞けなかったけど、レッスンしてもらって、
レコーディングを見学したりした。
コッホが倒れて、中止になった演奏会もリハーサルを聞けた。
シュトラウスの13管のセレナーデは凄かった。
リハーサル中いろいろ問題があって、指揮者の秋山さんが
オロオロしてた。
懐かしい思いででつ。
>>90 コッホがグレッセル-ピュヒナーから真利子に変えたのは
確かに事故の後だけど、それはたまたまで、それまで使って
いた楽器が古くなってきたから新しい楽器を買うことになった
とか。で、そのころ真利子がドイツでグッと増えてきたときで
弟子の薦めもあって真利子にしたって聞いたよ。
タラップってこわいね。クレンペラーしかり。
96 :
86:03/04/10 03:47 ID:???
>>90 そうなんだ。前に、とある楽器店で中古のピュピナーを吹かせて
もらおうとしたら、「ドイツモデルで、今の楽器とは全然違うから
無理だよ。」って言われたので、息の抵抗が重いのかとずっと
思ってた。おいらの思いこみだったんだね。
グレッセルって、楽器店でたまに出るゲッツェルと同じメーカーかな?
保守あげ。コッホのソロアルバムは新星堂盤とBMG盤では
収録曲目が微妙にちがうらしいね。新星堂のほうが1曲多いらしい。
きのう新装したばかりの渋谷のレコファに行ってみたが、クラの枚数
微妙に増えてたね。
>>38 いまさらごめん。これってどの録音ですか?
自分は聴くだけの人なんですが、リヒャルトやモツでカンドーしました。
>>98 38じゃないけど、RCA?から出てるバロック協奏曲集に
入っているバッハの「オーボエとバイオリンのための協奏曲」
だと思われます。
リヒャルト聞いたことあるなんてうらやましぃ。
100 get
コッホばかりでなく。他のオーボエ奏者の情報もきぼんぬ
>>101 BPOのブラ1で聴き比べができるよ。
フルヴェン54年、カラヤン63年→シュタインツ
ベーム62年、カラヤン77、78年→コッホ
カラヤン87年、アバド90年→シェレンベルガー
アーノンクール96年→マイヤー
おいらの聴いた感じで分けてみましたが、
違うと思った人がいたら、書き込みお願いしまつ。
>>102 それなら、ブラームスのヴァイオリン協奏曲でも。
メニューイン&ケンペ57年、ムター&カラヤン81年はコッホ。
クレーメル&カラヤン76年→シュタインツ
バールマン&バレンボイム92年→シェレンベルガー
シャハム&アバド02年→マイヤー
不明なのが、
フェラス&カラヤン63年と、ツィンマーマン&サヴァリッシュ95年の
2楽章を吹いている人なんだよね。
>>102 > ベーム62年、カラヤン77、78年→コッホ
ベームの録音は59年の間違いでは?
もしそうならコッホではなくシュタインスでつ。
>>103 フェラスの録音はシュタインスでつ。
むかーし、コッホの下に留学した某奏者がコッホに
「先生、あのフェラスの録音すばらしいですね!」
って言ったら、師曰く
「そんな録音はしらん!」
て言われて、真っ青になったそうでつ。
ついでにブラームスネタで、ベームの56年録音の
ブラ2はリーバーマン唯一のBPOでの録音でつ。
>>104 スマソ。今ジャケット見て確認したら、59年10月でした。
他曲の録音と勘違いしていますた。シュタインツでしたか。
フェラスの話をコッホにしたら「違う」と言われて青ざめた
というのもすごい話でつな。場が凍ったでしょうに。
106 :
名無しの笛の踊り:03/04/13 00:00 ID:/vtuw+Hg
>>103 シュタインスとコッホの聞き分けは難しいこともあります。
ブラームスVn協ですが、メニューイン&ケンペはシュタインス、
クレーメル&カラヤンのはコッホの演奏だと思います。
ムター&カラヤンもコッホですね。
シュタインスはビブラートが遅く、Cの音色がかなり派手に開き気味になる
のでそれと分かります。彼自身のリード作製法の冊子では、0.55が基準
とのこと。コッホよりかなり軽めのリードを吹いていたのだと思います。
また、音程の癖もコッホと違います。
80年代に入ってからのコッホは波がありますが、ムーティの水上の音楽は
素晴らしいですね。カラヤンのドンキホーテ、上記ムターのもお勧めです。
逆にカラヤンのオッフェンバッハ序曲集や、モーツァルト「ハ短調ミサ」、
コンタルスキーとのモーツァルト&ベートーベンピアノ五重奏、
ミュンヒンガーとのヘンデル協奏曲集あたりは不調なのがはっきり分かります。
なんか君達スゴイヨ・・・・・・・
かくいう私はコッホのシュトラウスを中古LPで最近入手しました。
108 :
名無しの笛の踊り:03/04/13 07:32 ID:fhCQl5Nq
俺ははっきり言ってウィーン派なので、このスレの人々とは不倶戴天の敵に
あたるだろう。それでもローター・コッホだけは、尊敬せずにはいられない。
その演奏には神々しいまでの気品が満ち溢れていた。(どうしても手に入らない)
60年代のモーツァルトの四重奏は忘れられない名演であるし、
やはり60年代のベルリン・フィルの演奏でも、なにやら際立って格調の高い
オーボエが聞こえてきたらそれはコッホかなと想像してみたりするなど、
格別に大きな存在だった。上品ぶって乙に澄ましているシェレンベルガーなぞ、
コッホの足もとにも及ばないし、やたらペダンティックで嫌味な宮本文昭なんか
問題外の外で糞食らえだ。ホリガーにもまったく興味はない。でも、コッホだけは
違う。何かが違うのだ。ウィーン・フィルにどこまでも入れあげている俺は
それ以外の流派のオーボエには基本的に何の関心もない。愛するのはただ一人
カール・マイヤーホーファーで、愛すればこそ世界に二つとないあの独特の響きに
神経まで溶かされてしまう。コッホを聴いてもそこまでのめりこむことはないが、
なにやら思わず居ずまいを正したくなるような厳粛さがそこにある。これは
マイヤーホーファーに対してすら抱かなかった感情だ。深く共感している
マイヤーホーファーには愛、そしてコッホには尊敬というところだろう。
だからこそ、もっとコッホについての熱い思いを聞かせてほしい。
>>108 君がウィーンの演奏スタイルが好きなのはよくわかった。
そしてコッホは別格の存在だと思っていることもよくわかった。
しかし君ね。
な ん か 思 い 込 み 激 し す ぎ じゃない?
別にリードや演奏スタイルの違いで
敵味方に分かれるとかとかそういう問題じゃないでしょ?
アメリカンでもウィンナでもジャーマンでもフレンチでも
いい演奏はいいと思うよ。カメシュやガブリエルだっておいらは好きだよ。
おいらはそれとは別にコッホやシュタインツの音が好きだから
ここに書き込んでるのさ。
きっとそれが君にとってはマイヤーホーファーなんだろうね。
以上、ただのオーボエ好きの思ったことでした。
>>108 なんかコワいよ・・・。
>>109 数年前までN響にいたK先生もおなじこと言ってた。
音楽にスタイルは関係ないって。
オーボエオタクじゃなくて、音楽オタクになりなさい、ともね。
なんかオーボエ吹きって、学究肌の一言居士っていうか、クセのある人が
多いよね。ずいぶん前にクレメントの講習会に行ったときに、あるプロ奏者が
「自分たちの若い頃にはクレメントやコッホに会うことな夢のまた夢だった。
いまはクレメント氏がここに来てくれているんだから、ここにいる若い人たちは
もっとこの場を大切に思って、会えることを有難がってほしい。」
という演説をぶっておられたが、何もあなたが恩着せがましく言うことないのに・・・
と、チョト思た。
>>102-
>>106は、あくまで個々人の耳で聴き比べたものだろうから、
それぞれ自分の耳で比較するのが良いと思われ。
漏れも110のK島先生とやらの意見には賛同だ。
しかしながら多少楽器を嗜む立場としては、ある一つのスタイルに
とことん固執し、思い入れを持つ時期というのも大切だと思ふ。
コッホならコッホ、他の奏者なんか見えないという時期を過ぎてから
、実は演奏スタイルなど大した問題でないことに気づくものだと思っ
ている。あるいはそういうことの繰り返しじゃないかな?
>>112 いいこと言いましたね!その通りだと思いまつ。
>>111 DGから1000円盤で出ていたベーム指揮BPOの「グレート」は
表題曲とカップリングの「ロザムンデ」序曲との1stオーボエの
吹き方が全然違うので、聴き比べのいいサンプルになると思います。
前者は大きいフレージングに遅めの豊かなビブラート。対して後者は
感情むき出しの熱い音にやや速めのビブラート。その対比が面白いです。
ちなみに私は表題曲がシュタインス、ロザムンデがコッホだと思いました。
>>112 自分もオーボエを始めて1年くらい経った頃、偶然中古屋でコッホの
シュトラウスのCDを見つけて買った。1500円だった。
それを聴いて驚いた。自分のやっている楽器はこんなにすばらしい
音が出せるのか、って。
それからしばらくはコッホ以外の音はオーボエの音じゃないと思う
くらい、聴いて聴いて聴きまくった。もちろん練習もした。
学生時代が終わり、楽器を吹く時間もなくなったころに、演奏会に
行くようになった。ルルーもマイヤーもシェレンベルガーも生で聴いた。
その頃にようやく「オーボエの音ってひとつじゃない」って気づいた。
そして、あれほど嫌いだったホリガーのCDを喜んで聴いている自分に
気づいたよ。
おまいらにとってホリガーって如何よ?
>>117 習慣性を持った危険な麻薬のようなものだと思っとります。
ホリガー耳になるまでは多少時間がかかりますが、ひとたび
ホリガー耳になってしまうと、しばらくホリガーしか聞けなく
なります。ブレンデルとのシューマンの小品集とかテレマンの
ファンタジーとか、いや、これはもう恐ろしいとしかいいようが
ない・・・
>>117 オーボエに選ばれた神のような奏者。バッハの協奏曲集も
モーツァルトの四重奏曲もとにかくすばらしい。
>>103 同曲で、
シュロモ・ミンツ/アバド87年
というのもある。いま持っていないので、誰がオーボエソロかはわからないが。
>>103 ムローヴァ&アバド92年(サントリーホールで収録)→シェレンベルガー
を忘れてるよ。
あと、ギル・シャハム&アバド→マイヤーは2000年の収録よ。
>>119 うむ。しかし、その反面、もしかすると、ホリガーは、何の楽器を
やっていても、ホリガーだったのじゃないか?という気がする。
時にオーボエの必然性を感じないときもある。もちろんすごい
という意味なのだが。
>>102 そういえば、ケンペ59年→シュタインス
をわすれてるーよ。
>>106 > ムター&カラヤンもコッホですね。
常々そうじゃないかとは思っていましたが、このスレを読んでいて、
違っているのかもと不安になっていました。ちょっと一安心。
このスレ、いい!
126 :
102:03/04/15 06:19 ID:???
>>106 ありがとう!ここまで詳しくコッホとシュタインスの違いについて
わかりやすく書いてくださると、とても勉強になります。
59年のベーム盤を聴きなおしてみたら、特徴が全くその通りでした。
>>123 おいらが聴いたことなかったので存在すら忘れてました。
教えてくれてありがとう!
そういえば、カイルベルトのモノラル録音もあるんだよね。
リーバーマンが吹いているというベームのブラ2も聴いてみたいな。
>>102 1番ではないけれど、
他にもアバドのブラ2旧盤(70年、DG)があるね。
ヨッフムのモノラル盤(53〜56年、DG)というのもある。
当方未聴だが。
アル中だったって本当?
そら、相当お飲みになっていたようですなあ。
酒とタバコが相当好きだったらしいが。
体調悪くしたのもそれが原因かも。
132 :
山崎渉:03/04/17 14:58 ID:???
(^^)
良スレ保守あげ……
図書館ではリヒャルトのLP持っているところあるね。
それにしても、リヒャルトって、なんでこんなに入手困難なの?
4つの歌のCDが廃盤になって以来、さっぱり再発されないでしょ。
カラヤンのリヒャルトの他の録音は手を変え品を変えくりかえし発売されてるのにね。
なんか権利関係とかでまずいことがあるのかな?
136 :
名無しの笛の踊り:03/04/18 16:57 ID:zt9t5RHK
>>135 S氏のデジタル録音があるので2種類は要らない
という営業上の判断では?中古LPのほうが見つけやすいかも。
もし
>>136の仮説が当たっているとするなら
DGよ、S氏のデジタルは廃盤でいいから、コッホのアナログを出してくれ。
DGオリジナルズでもしっかり協奏曲はカットされていたし。
ちなみに国内盤CDの発売実績は、ゲザ・アンダの弾くブラームスの
協奏曲2番と併録された13年前のみ。
>>138 >>41で出てきた四重奏曲同様、鰤が買い取ってくれんじゃろうか。
スクリベンダムでも、DISKYでもいいから。
コッホじゃないけど。。
イタオペのアリアをオーボエで演奏したCDでいいのありますか?
(宮本文昭以外に知らないのです)
できればベッリーニのがいいんですが。
S氏の友人から聞いた情報だけど、S氏がシュトラウスを
録音する前にコッホにレッスンを受けたらしいよ。
ま、だからって言ったてコッホとは音楽が違うんだけどね。
それからコッホでは84年(だったと思う)のベルリンライブの
テープが家にあるのだが、これがまた凄い演奏。
当時ベルリンに留学していた人に裏話を聞いたのですが、
これはまさに奇跡的な演奏会だったそうな。
>>140 べっリーニが入ってるかは分かりませんが・・・。
渡辺克也の吹いているオペラ・アリア(「私のお父さん」など)の
アルバムなら見たことがあります。
>>141 >それからコッホでは84年(だったと思う)のベルリンライブの
>テープが家にあるのだが、これがまた凄い演奏。
>当時ベルリンに留学していた人に裏話を聞いたのですが、
>これはまさに奇跡的な演奏会だったそうな。
もっと詳しい話が知りたいです。よかったら曲目とか教えて
もらえませんか?
>>142 曲目を書いてなかった。スマソ。
曲は今話題のシュトラウスの協奏曲。
ベルリソプィルの演奏会のライブで指揮はメータ。
この演奏が決まった背景は、S氏がモーツアルトの
協奏曲を演奏することになって、プライドの高いコッホ
が、「じゃ、わしはシュトラウスを演奏する!」とごねた。
で、プログラムに組んだのはいいが、今度は指揮者が決ま
らない。とにかく音楽に対して非常に厳しく絶対妥協せず
指揮者にブツブツ文句を言う(例の怒ったような口調で)
コッホにつき合う指揮者が現れなかった。でメータが
「オレが振っても良いよ」と言ってくれたので演奏会が
実現した。が、この頃のコッホは全盛期を完全に過ぎていて
周囲では絶対無理と言われていた。ところが、演奏会が
近付くにつれコッホの調子が上がってきて、見事演奏会は
大成功に終わった。これが大体の話。
ちなみに、協奏曲を演奏した後、コッホはオケの中に戻って
家庭交響曲を演奏したそうです。
144 :
141:03/04/19 12:21 ID:???
>>142 付き合う指揮者がいなかったというのも凄い話ですな。あと最後の
>協奏曲を演奏した後、コッホはオケの中に戻って
>家庭交響曲を演奏したそうです。
にはのけぞりました。S氏や周囲への意地もあったんでしょうね。
教えてくださってありがとうございました。
145 :
135:03/04/19 16:10 ID:???
おお、84年のライブう〜!!
昔友人のテープ借りて聞いたことがあるけど、こともあろうに
ラジカセがイカれて、そのテープだめにしてしまった。
友人には今でも申し訳ないと思うけど、それ以上にオレ自身が
もう一度聞きたい。
この録音は裏青とかで出てないのかねえ・・・?
DGもS氏も逝ってよし!
S氏もウィーンフィルのCDも廃盤でいいから、コッホ再発してくれよー
146 :
名無しの笛の踊り:03/04/19 23:43 ID:OsLRStlU
久しぶりにDG録音のシュトラウスを聞き返してみました。
本当に凄い演奏ですね。ライスターの言う歴史的名演という
表現が誇張でも何でもなく、こんな奏者は二度と現れない、
という思いを新たにしました。この録音をカタログ落ちさせて
いるDGは文化の担い手として情けない限りだと思います。
コッホは自分の音楽性に絶対の自信を持っていたのでしょうけど、
単にプライドが高いのと違い、実力が伴っていたので周りも納得
せざるを得なかった、というか納得させてしまうものがあったの
だと思います。
コッホから見たら、他のオーボエ奏者は皆、下手くそでどうしようも
ないと感じたのではないでしょうか。その中でホリガーだけは一目
置かざるを得なかったと。
>>145 >S氏もウィーンフィルのCDも廃盤でいいから
ウィーンって、プレヴィン/マルティン・ガブリエルのCDのこと?
ユニバーサルの関係者さん、このスレ見てたら、コッホ再発の企画書を
上の方に出してください。お願いします。犬の関係者さんでもいいです。
やはりコッホのバックを最高の形でサポート出来たのは
カラヤンのみだったのだろう。
アッバードなどでは100%無理な話だ。
>>142 渡辺氏も私は非常に注目している奏者です。
ファーストアルバムがついに出たが、なんだかM氏の二番煎じという
感じで、これがカヲタンを擁するビクターの売り方らしいですが、やっぱ
もっときちんとしたアルバムをキボンヌといったところです。
>>149 「大沢悠里のゆうゆうワイド」でCD宣伝してましたな。本人生出演で(藁
演歌歌手じゃないんだから、と思ったよ。
シノポリのサロメを聴いて一番印象に残ったのが
オーボエの上手さだったんだけど(w、今にして思えば
あれが渡辺さんだったんだね。確かに色々聴いてみたくなる。
152 :
山崎渉:03/04/20 02:57 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
153 :
山崎渉:03/04/20 06:52 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
シノーポリの大往生の時に、渡辺さんは降り番で、劇場からほど近い
自宅にいたと何かで読んだな。
>>143 メータというところがいいね。彼はカラヤンの示した自らの後継者の中に
入っていたし、ベームも評価していたくらい、重厚なドイツものが
得意だった。だからコッホの厳しい音楽的要求にも応えられたんだろうね。
>>148 カラヤンは唯一無二の存在。あとは性格的な面で合うとしたら
シュタインかな。彼は伴奏も得意だったし。熟練の指揮者だよ。
156 :
名無しの笛の踊り:03/04/20 17:46 ID:l/MJ6JqB
なんだったか、ホリガーのインタビューで、インタビュワーからS氏
の金メッキの楽器について触れられたとき、(当時は赤金はまだ
めずらしかった)”金は響にいいとは思えない。むしろ心に金を持
っていたほうがいいのではないか”と一蹴されていたのが非常に
印象にのこっている。
S氏ってなんかカワイソ・・・
>>156 77/78年のカラヤン盤でいいんじゃないの?
>>157 赤い金は割れやすいし、トラブルの元になるから使いづらいのでは?
実際プロで使っている人は見たことがない。S氏はイングリッシュホルンも
赤金だったが。
160 :
名無しの笛の踊り:03/04/20 23:43 ID:l/MJ6JqB
>>159 以前初心者で見た目に惹かれて赤金(イタリア製)を買った子が
いたが、割れて大騒ぎになった。割れるのが当たり前という認識
を持っていたほうがいい。結局その子はこの楽器を続ける事自体
を諦めたが。黒銀の入門モデルなら違った結果になったかもしれない。
>>148 リヒャルトが1969年9月20〜22日、モーツァルトが1971年8月という
録音データから考えると、カラヤンがベルリン・フィルを完全に掌握
していた蜜月の時期だったから、これだけの完成度の高い演奏が
可能だったのだろう。ただ、モーツァルトの出だしの部分で、オケパ
ートの1番オーボエと、コッホのソロパートが、かぶって聴こえる等
当時のドイツ・エレクトローラの収録技術には不満が残る。
163 :
名無しの笛の踊り:03/04/21 00:39 ID:vWgQI2rg
ウィーンフィルのワルター・レーマイヤーも音を聴けばすぐに彼とわかりました。
彼の録音が少ないのが残念です。ソロのCDないでしょうか。75年来日の「火の鳥」
「ワルツの夕べ?」は、今聴き返してもとても惹かれます。もう一人のトレチェク
より個人的には好きでしたね。
コッホも来日して以前FMでロッシーニの木管四重奏きいたことあります。
ノイズ(口元の空気漏れ)が多いのですぐわかる。
クレメントはチューニングのAだけでわかった。なつかしい。
いま、ケンペ指揮ベルリン・フィルのブラ1を聴いてみますた。
録音データは1959年1月となっていますから、ベーム盤と比較的
近い時期の録音ですね。この1番はシュタインスでしょう。ベーム盤
と表現やヴィブラート、音色もほぼ同じです。これはりマスターも
上手くいっているため、音の劣化も鑑賞に堪えない程ではありません。
コッホとの比較でいえば、高音域(第2オクターブキー使用以上)で
耳が慣れてくると違いがはっきりとわかってきます。
比較インプレ参考例、
シュタインス→少し細めに聴こえるが、決して音は痩せない。音量と音色のバランス良い。
コッホ→低い音から高い音に移るに従い、ヴィブラートも速くなり、弦楽器の下げ弓のように力強い。
楽器が鳴っているというよりは、テノールのベルカント唱法のように、身体全体が鳴っている。
シェレンベルガー →低音から高音まで一律で細めの音。音域によるムラが少ない。細めのホリガー。
マイヤー →勢いというよりは音色で聴かせる。ブルグやゴリツキ譲りの表現。
比較インプレ つづき
リーバーマン→音量を犠牲にしても、音色で聴かせる「歌」のオーボエ。
クレメント→どんな指揮者、曲にも柔軟に対応できる弾力性が最大の特徴。
もちろん技巧と音色の裏付けがあってのことだが。
パッシン→他の楽器を瞬時的確に導くパイロットのような演奏が印象に残る。
すみません。なんか眠れなくなり、ついつい冗長なカキコをしてしまいますた。
反省しまつ。
168 :
135:03/04/21 11:11 ID:???
>>166,167
これはリヒャルトに関する比較でよいのかしら?
としたら私の掘り出し物をひとつ
(ここのスレ見てたら発作的に塔盤屋に走ってリヒャルトのCD片っ端から買ってきてしまいました)
日プィルソリストの広田氏のが意外とよいのです。桶もがんがってます。
指揮は評判いまいちだが結構職人的に良い仕事する尾高氏
楽器は真理子ですけど、出色の出来と思います。
日プィルのサイトでは、ご本人がこの演奏会のとき腹壊して大変だったと書いてますけどね。
169 :
166:03/04/21 15:24 ID:SPv7Jezt
>>168 166はブラームスの交響曲第1番第2楽章の最初のソロを
比較材料にしてみました。指使いが複雑ではないほうです。
167はソロ曲やセレナーデなど、いろいろ聴いての比較です。
広田さんの演奏会。生で聴きました。「20世紀シリーズ」という
企画演奏会でした。あのときおなか壊してたんですか。
そんな風には見えませんでしたが。すばらしかったです。
170 :
166:03/04/21 15:29 ID:???
リヒャルトといえば、この曲を生で聴くと、直前のチューニングの基準音のAを
イングリッシュホルンが出していることが多いです。この曲は伴奏パートに
オーボエがないためです。まれにクラリネットがAを出しているところもあります。
>>163 レーマイヤー贔屓ハケーン!!
漏れも個人的にはトゥレチェックより好きですね。トゥレチェックの音色は
典型的なウィンナ・オーボエのそれだと思いますが、レーマイヤーの音色は
もう少し硬質で真っ直ぐな“辛口”タイプでしょう。カラヤンが彼をBPO
にトレードしたかったという噂をずいぶん昔に耳にしたことあり。
1974年(?)ベーム、ウィーンフィルのブラ1の映像(ETVで放映)では、
1楽章冒頭のオーボエ・ソロの直前に、ヘッツェルとキュッヒルのアップが
映り、彼らの視線がオーボエ・ソロのレーマイヤーをにらんでいるという、
貴重な映像でした。
ソロCDは2枚あって、ベームの指揮でモーツァツトの協奏交響曲(在庫有)
とバーンスタイン指揮でハイドンの協奏交響曲(廃盤らし)があります。いず
れもDG。
スレ違いさげ。
私はトゥレチェクの方が好みです。
あのよい意味での吹き散らしが。
ポリーニ/アバドのブラームスピアノコンツェルト2番最高。
ウィーンでは、きっとさらにマイアーホーファー派もいるのだろうなあ。
だんだんスレ違いすまそ。
173 :
171:03/04/21 16:56 ID:???
ウィンナ的にはトゥレチェックなんですけどね。
レーマイヤーのほうがゲルマンに対しても汎用性が高いと思われ。
現地で同じ曲を二人の日替わりで聴いた時は
あまりの“芸風”の違いにワロタです。
>>171 ウィンナーオーボエの奏者をBPOへトレード??
そりゃいくらなんでも無理のような気がするが・・・
(逆もしかり、でも最近はついにノーマルオーボエになったとか)
>>174 スタイルの話でいえば、
昔ヴォルフガング・シュルツがS氏に「あんたもウィーンに来れば一発で染まるよ」と
話していたインタビュー記事があった。それに対しS氏は「でも僕オペラ苦手だし」と
苦笑いしていたのを覚えてる。VPOの母体が国立オペラだったことを、そのときに
思い出したよ。(w
176 :
166:03/04/21 21:26 ID:???
>>168 >ここのスレ見てたら発作的に塔盤屋に走ってリヒャルトのCD片っ端から買ってきてしまいました
広田さんの他にはどんなCD買われたんですか?
>>176 みゃ〜もと、でらんしー、あるぶれひと・M(うまいけどどうしても好きになれませんな)
でし。
もともと持ってたのがコッホ(LP)、堀が-、暮れ面と、S氏、グーセンス、二ーる・ブラック(これはランシーの録音と思い込んで買った)
コッホのLP、20年来の愛聴盤なんで傷んでて、今CDが熱烈にほすいのよねえ
178 :
166:03/04/22 13:52 ID:???
>>177 宮本盤くどくない?でらんしーも好きになれんな。保全。
今は亡き(嘘、嘘!)カザルスホールのオープニング公演で
内田光子の伴奏でニール・ブラックのシューマン聴いた。
よかった。
去年はマイヤーのオーボエでシューマン聴いた。よかった。
>174
レーマイヤーの音質なら大丈夫だったと思われ。もちろん冗談話の
次元だったものと思われなので、あまりマジレスせんでね。
>>178 宮本さんのはテープで持っている、83年のケルン放送響
の来日公演のライブがよい。
CDに比べすっきりしている。
M氏、N響のソリストで登場したときもよかったよ。
水戸のCDももちろんいいけど録音かな・・・
なんだか音が散漫で落ち着かないんだよ。バックも確かに豪華
メンツながらこれも表面的でなんか薄っぺらい印象・・・
M氏、コッホ亡き後これからどういう方向に逝くのかな?日本に
帰ってからちょっと印象ちがっちゃったよね。
M氏のリヒャルト
ライブも聴いたけど3楽章なんかオケにあわせてチャッチャって
踊ってましたよ。ライブはホント感動しちゃました。M氏サイコーー
ただ髪を染めてキザっぽく踊る様は、おば様連中には風紀の乱れ
と取られたようで、そちらの方達には評判悪かったみたいです。
コッホから離れつつあるのでネタを。
ベルリンフィルの100周年記念演奏会のライブ映像
は見まつたか。カラヤンの映像は編集が多すぎて嫌い
なのですが、これはライブそのものなので安心して
みれまつ。で、この映像でソロを吹いているのがコッホ。
曲もエロイカなのでコッホを堪能できまつ。
保守点検。
ベルリン・フィルの創立100周年というと、クライバーが指揮台に登るか、と話題になった年の前後だよね。
この年には「グラン・パルティータ」がディスクとして残されたわけだが。
>>183 確かにカラヤンの一連の映像は、演出が酷いですね。
>>183-186 カラヲタじゃないですが、この「エロイカ」は好きです。
いや、絶品と申せましょう!
カラジャンさんの、名誉となるべき数少ない映像作品、として残してほしいですね。
188 :
135:03/04/24 20:55 ID:???
>>180遅レスすまそ
宮本氏、たしかにくどいでつ。素性は悪くないと思うので、素直に吹いてくれればもっと好印象だったのになあ。
あと、この人、このCDでは比較的昔の音に戻ってますね。
最近はまた主婦リンガーから真理子に戻したんでしょうかね。
真理子でイイ音色を保ち続けるのがつらくなって主婦リンガーに逝ったと聞いていたのですが。
からじゃんの映像遺産なら、私はまっさきにTV満ユニオン制作の来日映像です。
もう一度見たい!!
一発撮りな上に帝王様のご託宣とかでいじられてないらしいですからね。
そうそう、映像で思い出したんでつが、
76年?に放送した「オーケストラがやって来た」のビデオ持ってまつ。
直純が例の事故を起こした後のやつでつ。
で、この回のゲストがコッホ。オケ曲のいろんなソロを吹いた
後、締めにモーツアルトのコンチェルトの3楽章を演奏。
この、収録前にコッホ、サントリーのダルマを一本空けてから
演奏したんでつよ。考えただけでも恐ろしいでつ。
>>190 あの免許がどうこうって事故ね。それにしてもダルマ1本開けて放送本番とは。
>>190 外国の賓客にダルマ出してること自体、時代を感じるね。
そう、確かにそういう時代だったんだよね・・・。
193 :
135:03/04/26 03:38 ID:???
>>189 なるほろなるほろ
山羽と聞いて妙に合点しちまいました
その手があったかって感じ。
それならあの音も納得できますね
て、コッホのスレなのでこれ以上は自粛
あまり下がり過ぎると落ちてしまうので、再浮上させます。
95年の来日公演で都響聴いた人がいたら
感想キボン。
>>192 まあダルマや角瓶のおかげで、立派なホール建ったんだからw
age
199 :
192:03/04/27 09:39 ID:???
そうですね。
寿屋さん、アリガd♪
ついでに名前も壽屋會舘だったら漢だと褒めてあげたのに、と言ってみるテスト
コッホは99年にもブランディスSQと来日が予定されていたが、直前でヴィットマンに交代したそうな。残念。
>>202 なんか96年ぐらいの録音でコッホ、ライスター、ザイフェルトと
ブランディスがモーツァルトを録音したCDがあったな。
コッホはもはやオーボエ十段の境地というか。精神的な崇高さを
感じますた。ライスターはまだまだ現役といった感じ。ザイフェルト
はどうかな?ホルンの善し悪しはイマイチわからんのですが。
コッホファン必聴ですね。
>>171 レーマイヤーの件は、シュタインス→S氏の頃のネタでつね。きっと。
BPOオーボエセクションの方々は、楽団内の重要な揉め事の交渉役に
代々就いているとのこと。コッホ、シュテムプニク、シェレンベルガーと。
現在の楽団理事はヴィットマンだとか。
>>203 このスレの
>>41にも情報ありまっせ。読んでみてはいかが?
良スレ保守あげ
十段の境地?
(´`c_,'` ) プッ
フカキョンは書道特一段だぞ
>>202 DENON録音のやつですね。持ってます。
録音はもちろん良いと思いますが、あの当時のコッホの音が再現されているとまでは
残念ながら言えないです。
録音は古くてショボいですが、コッホのあの雰囲気はDGの室内楽録音(木管五重奏や
ベートーベン全集など)の方がよくとらえられているのではないかと思いますよ。
>>207 フカキョンはクラリネットも吹くんでっせ。
中学だか高校時代は吹奏楽部部長だったとか
>>208 >DENON録音のやつですね。持ってます。
それ初めて聞きました。95年のブランディスですよね。
国内盤ですか?
>>209 ニンバスのやつだと思います。
ただ、当時の日本コロンビアが国内盤扱いで発売したような
記憶があるので、208さんは勘違いされたのでは?
コッホのDENON録音といえばモーツアルトとベートーベンの
ピアノ五重奏だけでしょ。
209でつ。
>>210 なるほどね。情報サンクスコ。
あげておきますね。
213 :
208:03/05/03 00:02 ID:???
ゴメソ勘違いですた。
コッホ、ライスター、ザイフェルトまで見てブランディスまで注意が回らなかったっす。
年代もぜんぜん違いますね。おっしゃる通り81年DENON録音のピアノ五重奏のことです。
214 :
名無しの笛の踊り:03/05/03 15:51 ID:a3GF/M/0
>>208 べートーベンの五重奏で、デムスと入れたDG盤は本当に素晴らしい録音。
この曲の決定盤です。その昔、八重奏とカップリングで出ていたLPを
宝物のように聞いていました。
この組み合わせでモーツァルトも入れてもらいたかった。
DENON盤でのコッホの演奏はビブラートが不足し、音色にいつもの厚みが
足りず物足りない。写真で見ても体がむくんでいる感じだし、中国での
落下事故の後遺症で体調が悪かったのではないかと思う。
個人的にはこれら2曲の演奏では、ヘブラーがバンベルク響メンバー
(Obはメアヴァイン、アルブレヒト・マイヤーの師匠ですね)と入れた
Philips録音をドイツ系の管楽器による標準的名演として昔から
愛聴しています。最近CDも復活しました。
イェルク・デムス。懐かしい名前ですね。
デンオン盤もクレストで再発してほしいですね。
>>214さんお気に入りの盤も聴いてみたいです。
216 :
208:03/05/04 09:06 ID:???
>>214 あの五重奏、実演も聴いてますが、ステージではあまり気にならなかった。
DENONの録音、DGよりずっといい音で録れてはいますが、コッホにしてもライスターにしても
こっちが期待する音とすこ〜し違う感じの音色になっちゃってるんですよね。
DENON録音、手に入らないかな?
218 :
動画直リン:03/05/05 17:21 ID:MxkpxyTA
ヴィットマンの首席は無かったんだろうか。タコ7だったか、一度だけ見たことあるが
>>219 ヤンソンスが振った時の演奏会ね。
でも多分あれはトラ扱いだとおもう。
シェレちゃんの席が空く時、頑張ってみると言ってたど・・・。
>>220 言ってたけど・・・?
ヴィットマンの音好きなんだけどね。BISから出てる木管五重奏で聞けるけど。
今シューベルトの5番を聴いていたのですが(ブロムシュテット/ドレスデン)。
2楽章のオーボエ素晴らしいです。コッホほど特徴のある音じゃないんですが
まるでバロックオーボエのようなまろやかな音を出します。これは誰なんでしょう?
コッホでは、最近聴いたクーベリックの「水上の音楽」が良かったですね。
一度はオリジナルの編成で聴いてみたいものです。
最近NHK-FMでモーリス・ブルグの演奏が放送される機会が多かったのですが。
数日前の朝には、パウムガルトナー/ルツェルン音楽祭管との共演で、
バッハの「組曲 第1番」という曲が放送されていました。
いや、このオーボエの凄いこと!エラートにいれたヴィヴァルディでは聴けなかった
かったつとした、それでいてちょっとエロティックな音色が最高でしたよ。
あれがブルグの最盛期なんですね。彼はオケよりソロ向きだったんだと思いました。
首席奏者のトラ扱いといえば、チェリビダッケがベルリン・フィルを92年に
振ったときの1stオーボエは、ベルリン・ドイツ響のギュンター・パッシン
だったそうな。シェレさんが引退してからは、誰がトラを務めていたんだろ?
今のラインナップは、マイヤー、ヴィットマン、ハルトマン、ウォーレンウエーバーか。
あと、9月からのバーミンガムの首席の人、ケリーさんって言ったっけ。
遅くなりましたがDENONのCD番号
38C37-7090
らしいよ。
手持ちの資料になかったのでネットで調べますた。
>>221 言ってたけど、新しい首席は別人(ジョナサン・ケリー)に決まっちゃい
ましたからね。
>>222 ブロムシュテット/ドレスデンのシューベルトの5番は未聴ですが、
クルト・マーンですかね。
クーベリックの「水上の音楽」はコッホではなくシュタインスですね。
コッホの演奏するムーティ盤と共にお気に入りです。
>>223 チェリ/ベルリンの演奏はパッシンでしたね。最初誰か分からなかった
のですが、ハッキリと映った瞬間、ビックリしました。ま、ベルリンフィル
といえど、いろんな人がトラにいっているので、普通といえば普通ですが。
1度あげておきます。
今日ラジオでクスマウルとマイヤーのバッハのドッペルコンチェルト聴いた。
マイヤーうまいなあ...
良スレ
コッホはソロ曲の録音にはあまり積極的ではなかったようですね。
音楽的に完璧なものを求めるので、折り合いのつくアーティストが、
なかなか見つからなかったようです。RCAに録音されたバロックの
アルバムは、たまたまベルリン弦楽合奏団(BPOのメンバー主体)
と予定が合って意気投合したために実現したようです。
余談ですが、このアルバムでチェンバロを弾いていたペーター・シュヴァルツは
札幌交響楽団の第2代常任指揮者として、70年代に来日しています。
そのためか、65年と95年のモーツァルトは、同じブランディスSQとの
収録でした。SQのメンバーは変わっていたでしょうが、やりやすかったん
でしょうね。
>>229 >ベルリン弦楽合奏団(BPOのメンバー主体)
なるほど、伴奏もかなりのもんだと思ったよ。
ところで話の脈絡がよくつかめんが・・・
231 :
229:03/05/14 00:33 ID:???
>>230 自分でも読んでみて解らなくなったよw
上げようと思ったんだけど、ただ「age」と書くのも芸がないので
なにかエピソード書こうと思ったのさ。最初の段(RCA録音)を
書いて、次にブランディスSQの話を書いた。
そのあとにシュヴァルツの話を思い出して書き加えたの。
つまり、コッホは伴奏アーティストを選ぶ。
そのためにソロアルバムがなかなかできなかった。
四重奏曲の録音を2回もブランディスとやったのは、
昔から気心が知れていてやりやすかったんじゃないか。
と、いうのが3段目の趣旨です。長文スマソ。
>>231 そういうことで録音が少ないなら、なおのこと残された音源は貴重でつな。
DGにもう一度だけいっておく
再発しろやゴルア
それと、さらに貴重な放送録音
裏青でいいからなんとか出してクレ!
RCAのバッハは本当に素晴らしい。素晴らしすぎる。言葉もない。
ところでわしゃリヒャルトきいたことないんじゃ、俺からもDGよ、この貴重な人類の
遺産を何の理由があって出し惜しみする?再発しろやゴルァ
>>232-233 この録音はカラヤンの生誕90年記念BOXからも外れたし、
ここまでくると、DGは本当に何かややこしい問題でも抱えとるんかと
下衆な勘繰りもしたくなるよな。
>>234 案外マスターテープの事故とか・・・ (;_;)
それだったら泣くに泣けないだろう。
もしそうだとしてもCD化した時点でデジタル化されてんだから何とかならんのかな?
リマスターできないのはがまんするから・・・
238 :
名無しの笛の踊り:03/05/17 23:12 ID:qsIPsvG0
再発を期待するより中古CDまたはLPを丹念に探したほうが早いのでは、、、。
239 :
235:03/05/17 23:58 ID:???
>>238 探してマス。もちろん探してマスとも。それも長年。
でも見つからんのです。
そんなにレアなブツではないはずなのに、ぜんぜん出てこないのは何故?
あまりの素晴らしさに、誰も手放そうとしないとか・・・
再生機器があるなら、図書館で中古LP借りて落とすのも
手だと思うよ。
コッホネタではないですが、↓にちょっと気になる情報が出ていました。
ttp://8109.teacup.com/neho/bbs
243 :
名無しの笛の踊り:03/05/19 11:44 ID:2ulZTPly
裏青が出るのを待て。
244 :
age:03/05/20 23:32 ID:sPJ6d4Hq
そこそこ落ちてきたので。
モーツァルト協奏交響曲/バルビローリってCDあったんだけど、既出?
245 :
244:03/05/20 23:35 ID:???
あら、ミスった・・・
246 :
山崎渉:03/05/22 05:01 ID:???
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
>>244 裏青で出てるね。漏れは持っていないが。
248 :
244:03/05/22 23:17 ID:???
>>247 結局買っちゃいました(w
録音はかなりひどいです。でもコッホは良かった・・・
ベルリソ管楽アンサンブルで「グラン・パルティータ」あったろ?
CD化されてんのかな。評論家の石井宏氏が絶賛する名演らしい。
>>249 過去ログ嫁。それから石井宏が誉めていたのは
S氏中心のオルフェオ盤だYO!
251 :
235:03/05/23 11:28 ID:???
>>244 私も持ってます
ノイズは多いわ、音は堅いわ
ところどころテープがワカメで時空がゆがむわ
と、なかなか散々な録音です
しかし、コッホフリークなら絶対惜しくない投資だとも思う
>>224 カメレスですが、ありがd。
>>225 こちらもカメレス。ベルリンフィルには、かのM本さんもトラに行って
いたとか、ケルンの現シェフのビシュコフの指揮でブラ1などを
お吹きになったそうです。
>>244 バルビローリのこの演奏会の模様、ライスターの自伝にも
載ってましたね。
グランパルティータ、指揮なしの82年は持ってるんだけど、ベーム70年代の方は聞いたことありません。
コッホの吹き方に違いがあればほしいのですが・・・
両方知っている方、教えてください。
70年代の録音のほうが82年よりキビキビしていた気が・・・。
そんなに高い買い物ではないので(国内1200円、輸入1000円位)
投資してみては?印象はかなり違いますよ。
ついでに言えばナクソスのドイツ管楽ゾリステン盤もかなりイイ!
パッシンとクレーメントのコンビ。バイヤーレコード原盤。
1979年のBPO来日のついでに、管楽アンサンブルが上野で一回だけやった
コンサートに行きましたよ。
KV.388の八重奏曲とグランパルティータ。今でもあの“巧さ”をまざまざと
思い出します。グランのメヌエットの繰り返しを忘れて、とちってしまった
コッホ氏でありました。FMで放送してくれたのでまだカセットに録音した
ものが残っていますわ。
257 :
_:03/05/27 12:47 ID:???
>>256 そうそうそれそれ
漏れはテレビで見た記憶があるけど、テレビでもやってたよね
(その数年後の人見と混同してるわけではないと思う)
自分の中では神格化された演奏かも
ぜひもう一度聞きたい
裏青キボン
259 :
山崎渉:03/05/28 12:44 ID:???
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
260 :
名無しの笛の踊り:03/05/28 20:34 ID:tz/ZmaJl
放送音源のCD化キボン
以前、ローター・コッホを札幌交響楽団の定期演奏会の独奏者として
招いたことがあった。彼はベルリン・フィルの首席オーボエというより、
世界のオーボエ吹きの代表のような存在である。このときはモーツァルトの
オーボエ協奏曲の他に、テーリヒェンという作曲家がコッホのために
作曲した新作の演奏をしてもらった。この作曲家はベルリン・フィルの
ティンパニ奏者でもある。1曲目はフュルストの「いろのたわむれ」だった。
ウィーン・フィルのヴィオラ奏者で作曲家としても活躍しているひとである。
つまりこのときのぼくのプログラムの主旨は、両オーケストラの楽員でしかも
作曲活動をしている人間の曲を札幌の定期会員に聴いてもらおう、というのだった。
練習のニ日間、コッホはピッチの調整に苦労していた。札幌交響楽団の
ピッチは (A=) 440である。彼がリードの付け根を最大限に引き抜いても、
どうしても音程がオーケストラより上ずってしまうのだ。無理もない。ベルリン・フィルの
ピッチは、公式には444と言われているが、実は446、7であるというのが
音楽家の間での常識である。
2曲目のテーリヒェンのオーボエ・コンチェルトが終わって、休憩になった。
音楽会の始まる前からずっとステージの袖にいた札幌交響楽団の事務局長の
話を楽屋で聞いて、仰天した。1曲目の「いろのたわむれ」の演奏中、コッホは
ずっと音を出し続けていた、というのだ。「いろのたわむれ」は厳格な12音の
点描形式で書かれている。われわれがふざけて「ピーポー」と言っているタイプの
音楽だ。「現代の音楽」をお嫌いな方々には申しあげにくいが、現代音楽の専門の
ようなぼくなどがニ、三十回聴いたって音を覚えられるような音楽ではない。
コッホはこの曲をゲネラル・プローぺのとき、袖でじっと聴いていたのだそうだ。
そして本番になると、客席に聞こえないような小さな音でオーケストラと「ピーポー」を
やっていたのだという。自分のピッチを試していたわけである。
一度しか聴いていないのに、どうしてそんなことが可能なのだろう?
音楽会の後、寿司をつまみながら尋ねてみた。こういう素朴な「どうして?」の疑問を
呈するのは、プロとして少し恥ずかしい。善男善女にいつも質問されて閉口している。
「一体どうやってあんな大きな楽譜を全部覚えているのですか?」
頭の中でフォトコピーするとか、曲をアナリーゼしてフレーズを計算し・・・・・・、などと
説明するのが面倒で、「ええ、まあ、商売ですから・・・・・・」と曖昧に答えるのが常である。
コッホは笑いながら言うのだった。「われわれフィルハーモニカーは、どんな曲でも
1度聴いたら全員のパートを覚えなければならないように躾けられているからでしょうね。」
全身に鳥肌が立った。こんなオソロシイ連中の集団を、ぼくは1963年からほとんど
毎シーズン客演指揮してきたのか。コンサートマスターのシュヴァルべが「お互いが
聴き合わない」とベルリン・フィルの欠点を指摘し、机を叩いて怒っていたが、それは
コッホのような能力を全員がふまえた上での、その先の次元のことだったのだ。
高いレヴェルの長い伝統の積み重ねに加え、二、三十年でこのような「自発能力者」
ばかりの集団に育て上げたカラヤンの凄さに、改めて驚嘆した。
>>261-263 おそらくこれは、1960年代から70年代の出来事でしょう。
岩城氏の著書から一部引用させてもらいました。
>>264 > おそらくこれは、1960年代から70年代の出来事でしょう。
岩城氏は75年10月に札幌交響楽団の正指揮者になり
78年10月に音楽監督に就任。88年4月に桂冠指揮者になって
札響の第一線から退いていますから、この間の出来事では?
既出ですが、コッホのソロアルバムでチェンバロを弾いていた
ペーター・シュヴァルツ氏は69年8月から75年9月まで、
札響の第2代常任指揮者をつとめていました。
75年6月にはアメリカ (ポートランド)と旧西ドイツ(ミュンヘン他)
で札響を指揮しています。コッホのアルバムが1974年12月の
録音なので(シュヴァルツ氏担当分)近い時期になりますね。
266 :
264:03/05/30 20:13 ID:???
岩城ってBPO振っていたの??
カラヤン時代に盛んに振っていたようです。
77年にハイティンクの代役でVPOも振っています。
岩城スレもあるのでそちらで聞いてみては?
新星堂のコッホアルバム、見かけないけど、廃盤になったのかな?
1度あげておきます。
保守点検。
272 :
名無しの笛の踊り:03/06/05 19:58 ID:mY5lPYCu
「だったん人の踊り」最高!
下がってしまったので、上げておきます。
グランパルティータ・ベーム盤最高!
278 :
277:03/06/09 17:58 ID:???
誤爆スマソ
>>276 さん、乙。
さっそく情報再利用させてもらって整理します。
R. シュトラウス:オーボエ協奏曲AV144
ローター・コッホ, Ob.
ベルリン・フィルハーモニー
ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1969.9.20-22 イエス・キリスト教会
プロデューサー:オットー・ゲルデス
ディレクター:ハンス・ウェーバー
エンジニア:クラウス・シャイベ
4つの最後の歌(ヤノヴィッツ)、メタモルフォーゼンとのカップリング(ガレリアシリーズ)
国内盤・F28G22073
輸入盤・423 888-2
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番(アンダ)とのカップリング
国内盤・POCG-2115 (429 914-5)
輸入盤の有無は不明
ついでにLPの方も補足
ホルン協奏曲第2番(ハウプトマン)とのカップリング
国内盤・MG2462
輸入盤・2530 439(初発?)、2543 059(再発ガレリアシリーズ)
せっかくなので、大昔FMで放送されたライブ録音持ってる人がいたら詳報求む!
>>279 NHKで放送されたのは83/11/27のフィルハーモニーでのライブ。
本番が何回あったかはわからんです。
指揮はこれまでの書き込み通りメータです。
281 :
276:03/06/10 02:51 ID:???
>>280 ありがとう。もう少し詳しく調べてみますね。
283 :
276:03/06/10 21:38 ID:???
メータの記録はまだ見つかりませんですが、↓が見つかりました。
コッホはアバドとも共演していたんですね。
1/12, 13 & 14 1969 ベルリン・フィルハーモニーザールでの演奏会
ローター・コッホ(オーボエ)
モーツァルト:オーボエ協奏曲 ハ長調 K. 314
マーラー:交響曲 第6番「悲劇的」
指揮:クラウディオ・アバド 管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー
保守あげ。
今日で没後3ヶ月です。DGから早くリヒャルトが再発されるといいね。
そうだね。
ハイティンクのマラ1ではコッホがトップを吹いています。
77年の第九映像でコッホの健在ぶりが観れます。
リヒャルトのCD、ゲットしました!
こちらのカキコを参考に探して、4つの最後の歌のを見つけました。
みなさん、ありがとう。
参考までに、CDの番号ですが、D 135122 (423 888-2) というもので、
manufactured foir BMG Direct marketing, Inc.
と書いてありました。DGの販売とは別ルートでリリースされたCDのようです。
>>292さん、おめでとう!
BMG通販での発売ですかね。それにしても見つかってよかった。
294 :
名無しの笛の踊り:03/06/21 12:30 ID:hzDZdkE+
>>296 上野のマルイB1のCD屋に1枚あったよ(6/21)
1度あげます。このまえリヒャルトを久しぶりに聴きなおしてみましたが、
それまでに何度聴いていても、まるで初めて聴いたようなパッションを
受ける演奏です。こういう盤はなかなかないですよね。メータとの放送
音源についても調べているのですが、なかなか見つかりませんね。
ベルリン・フィルのディスコグラフィを、1番詳しく作っているのが、日本人
というのもなんだか皮肉な話ですが。爆社あたりに、在庫処分で安く
売ってもらいたいですね。ガレリアシリーズを。
ちょっとずれるけど、DGの69年のリヒャルト、
3楽章のゴールウウェイもすごいよね。
あの曲であんなフルート、初めて聞いた!
301 :
名無しの笛の踊り:03/06/23 20:59 ID:UGFbuHPN
>>300 俺もそう思う。あの演奏は伴奏もピカイチだ。
それにしても、300いったか・・・感無量だ。
コッホスレ300達成記念でDG再発だ!
303 :
292:03/06/24 03:45 ID:???
伴奏なら、ライスターも忘れんでくらさい。
クラリネット大活躍の曲ですからね
300到達おめ
305
>>296 処女でつか?マルイに入ってるってことは?
age
308 :
名無しの笛の踊り:03/07/04 10:40 ID:iBcrEnYk
メータとのリヒャルトのライブ、持ってるけどあんまりよくないっすよ。
1楽章の最後の方、吹いてない所あるし。衰えがはっきりわかる。
309 :
名無しの笛の踊り:03/07/08 18:38 ID:U14dfvzC
やはりリヒャルト以外には、ミュンヒンガーのヘンデルくらいしか
もう目玉はないのかなあ・・・寂しい。
ベルリソ・フィルのメンバー(指揮者なし)でDGに録音した
グラン・パルティータはCD入手できないでつか?
メッチャ聴いてみたいんでつ。
>>310 国内盤1800円で普通に売ってるでしょ。
弦バスの代わりにコントラファゴット入れた演奏ね。
312 :
名無しの笛の踊り:03/07/10 03:15 ID:TjLcDMmf
>310
コッホを聴くなら古いベーム盤の方が良いでしょう。
グランパルティータなら録音も含めてNaxosのドイツ管楽
ゾリステン盤が最高じゃないでしょうかね。
話は変わりますがDGのリヒャルト久しぶりに聞きなおして
感動を新たにしました。
>>312 抽象的な表現になっちゃうけど、
プレイヤー個人の音聴くなら、ドイツ管楽ゾリステンが一番だと思う。
モーツァルトの音楽聴くなら、ブリュッヘン/18世紀オケとかが
なかなかいいと思う。
メータが振った演奏もあったはずだ>ベルリソのグラン・パルティータ
315 :
名無しの笛の踊り:03/07/11 02:01 ID:shr/D+jH
>>314 あれはシェレンベルガーが吹いてる可能性高しだと思うのだが、
コッホなら貴重だ。実際のとこどうなんだろうな?未聴なんだが。
俺が知ってるBPOのグランパルティータは
@ベーム70年(DG)
A指揮者なし82年(DG)
Bメータ90年(SONY)
C指揮者なし80年代-90年頃(オルフェオ)→これはS氏。クレジットあり。
個人的に聴いてみたいのは、ヨッフム指揮バイエルン放送響のもの。
ヨッフム指揮バイエルン放送響のもの。
CD化されたら、絶対に聴いてみたいっす。
バイエルン放送響といえば、コリン=デイヴィスの指揮したライブ盤が
ありました。目下廃盤中なのが残念ですが、映像も収録されてます。
このときの1番はクレーメントやルルーではなく、エキストラの方が
吹いたようです。
あとは、BPO管楽アンサンブルでは、セレナード11、12番の録音も
残っています。1番コッホ、2番ローデです。
ベーム盤は、細部まで聞き取りづらいのが、不満といえば不満ですね。
318 :
名無しの笛の踊り:03/07/11 17:32 ID:7ncexpE9
コッホはマタイ受難曲なんかも良さそう。
第1部の有名なテノールとのアリアを聴いてみたい。
エロクェンスから出ているリヒターのマタイ79年抜粋盤では
クレメントの素晴らしいソロが聴ける。
>>316 > ヨッフム指揮バイエルン放送響のもの。
> CD化されたら、絶対に聴いてみたいっす。
記憶違いならスマソだけど、これ昔CDで出たような
記憶があります。しかも国内盤で。
60年代前半の録音だったからオーボエはカラムスかもね。
>>317 > あとは、BPO管楽アンサンブルでは、セレナード11、12番の録音も
> 残っています。1番コッホ、2番ローデです。
これ知りません。正規録音?
まさかorfeoのCDじゃないですよね?だったら1番はシェレちゃんだよ。
>>314 > メータが振った演奏もあったはずだ>ベルリソのグラン・パルティータ
これシェレンベルガーです。NHKかWowowで放送されたと記憶して
ます。
>>319 古い録音ですからね。カルムス氏だと思います。
>>320 オルフェオとは別物です。DGかフィリップスから出ていました。
ライスターの首席引退公演のプログラムにも、グラン・パルティータが
載っていたようですが、これがBSで放送されたものですかね?
>>322 >オルフェオとは別物です。DGかフィリップスから出ていました。
そうですか。知りませんでした。探してみます。
知り合いにコッホの弟子がいるので聞いてみます。
お礼ついでに1つ紹介しておきます。
プレイエルのシンフォニア・コンチェルタンテの録音は知ってますか?
オーボエをコッホ、ファゴットをトゥーネマン、ホルンをティルシャルが
演奏してます。フルートは知らない人。もちろん正規録音です。
残念ながらCDは廃盤ですが。
>>323 ごめんなさい。不安になってぐぐってみたら、勘違いしていました。
↓の間違いです。
ディヴェルティメント 第10番 へ長調 KV247
ディヴェルティメント 第11番 二長調 KV251*
ディヴェルティメント 第15番 変ロ長調 KV287(271H)
ディヴェルティメント 第17番 二長調 KV334(320b)
セレナード 第13番 ト長調 KV525《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》
アダージョとフーガ ハ短調 KV546
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ローター・コッホ(ob)*
初歩的な間違いでした。ブレイエルの曲は初めて知りました。
偉そうにカキコして申し訳ありませんでした。お詫びいたします。
325 :
名無しの笛の踊り:03/07/12 03:54 ID:LFtu9t8i
>>317 DGかフィリップスからコッホのセレナーデ11&12番が出ていたなんて
話は初めて聞きました。もし本当に存在するなら凄いことですよ。
11番の最終楽章なんかコッホとローデが吹いたらかっこ良さそう。
確実な情報として、ウィーンフィルの演奏ならDGから出ていましたので、
まさか勘違いということはないでしょうか。
C.ディヴィスのセレナーデシリーズは11番、ポストホルン、
ハフナーがクレメントで、それ以外はエキストラのおじさんが吹いています。
何といってもクレメントの11番が聞き物で、私はCDとPAL仕様のビデオ
の両方を持っています。
CDはBMGの輸入盤で、アイネクとクラ協のカップリングという変な
組み合わせのため、多分あまり売れなかったと思われますが、実は
クラ協も屈指の名演で、私にとって大事な愛聴盤の一つです。
CD番号は09026 62531 2です。中古で見つけたら即ゲットして下さい。
>>324 ディヴェルティメント 第11番 二長調 KV251
この曲については、むしろPhilipsから国内CDが出ているBPO八重奏団の
演奏をお勧めします。各パート一人の室内楽編成のためコッホを
聞くならこっちのほうが良いです。
326 :
324:03/07/12 05:58 ID:???
>>325 >ディヴェルティメント 第11番 二長調 KV251
>この曲については、むしろPhilipsから国内CDが出ているBPO八重奏団の
>演奏をお勧めします。
私はこの盤の収録曲をセレナード11番と12番だと思い込んでいたようです。
記憶は当てになりませんね。失礼しました。
セレナード11番なんか映像で見ますたよ。来日公演だったかな。
そりゃもう素晴らしいの一言。一楽章のあの息の長いメロディ吹いた後
はさすがに口がしんどそうな様子がちゃんと映ってますた。
聴いてるだけじゃわからんけどああ、コッホ氏といえどもしんどいときは
しんどいんだなあ なんて。
328 :
327:03/07/13 08:52 ID:???
11じゃなかった、12のc-mollの方。
オーボエならやっぱ12ダネ
スレの趣旨から少し外れますが、鰤のヴィヴァルディのob協奏曲全集は
いいと思います。ブルクハルト・グレッツナーという人が吹いています。
独奏楽器2本の編成では、あのインゴ・ゴリツキが2番を吹いてます。
カプリッチョ原盤でした。
ザンデルリンクの新ブラ全も鰤から出してほしい。正規盤高いです。
330 :
名無しの笛の踊り:03/07/13 12:32 ID:NYNrTqhj
コッホが吹いてるハイドンの協奏曲って、音源ないかな?
聴いてみたい。
>>330 > コッホが吹いてるハイドンの協奏曲って、音源ないかな?
> 聴いてみたい。
放送録音があるよ。
漏れが持っているのはRSO Berlinと録音したやつ。
ドイツで放送されたやつのエアチェックだけどね。
バーンスタインがPMFでやったときの特別番組で、
若い女の人が「どんな奏者になりたい?」と尋ねられて
「BPOにコッホという人がいて・・」と言っていたのがこの人を知った最初です。
インタビューは「どんな(感じの)奏者」というニュアンスだったと思うけど、
オーボエ吹きにはやっぱ特別な人だったんだろうね。
あの時の特集番組をも一回見たいぞ>NHK
333 :
名無しの笛の踊り:03/07/13 21:26 ID:pgwdR0oq
1988年のこと。
5月のカラヤンの日本公演が聴きたくて、
就職もせず、
卒業論文もわざと出さず
故意に留年して、
親に余計な出費をさせて
一年クラ三昧で遊び狂っていた
パスタ@裏猫盗み録り常習犯。
テレビ朝日系でもやってたよね。PMFの特番。
サイトウキネン特番では、コッホさん出てたこともあった。
10年くらい前かな。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
早いものですね。もう亡くなられて4ヶ月になります。
天国のコッホさんは、相変わらず楽しそうにオーボエを吹いているのかな?
>>338 歌にも歌われた通り天国では酒は旨いしチャンネエは綺麗だし
コッホは毎日飲み明かしてるに違えねえ
天国だから、オーボエなんぞ吹かんでも音楽があふれてるよ、きっと
合掌
保守
340 :
名無しの笛の踊り:03/07/19 03:47 ID:obNl6SJ8
>>318 空ヤンのマタイはコッホが吹いているので買ってしまいましたが、
コッホおたくにさえ推薦はできません。
妙に重ったるい演奏で、歌手もやる気ないのが聴いてて分かります。
この曲で上手いオーボエが聞きたかったらパッシンが吹くリリンク
の古い録音(ソニー)あたりも良いのではないでしょうか。
ただ、リヒターのような緊張感がないため最近の演奏に慣れた耳には
テンポの遅さが気になりますが。
リヒターのバッハ宗教カンタータやダモーレ協奏曲は必携アイテムでしょう。
クレメントの素晴らしさはいくら語っても語りきれません。
コッホ以外のオーボエ奏者をほめたい人は
他所へ行ってくれ。
342 :
1:03/07/19 08:15 ID:2oyRxKmI
別にいいでしょ。コッホ以外のクレメントやパッシン誉めたって。
いまオーボエ単独スレないんだから、そのくらい大目に見ようよ。
コッホを愛する人ならばクレメントやパッシンがドイツの(今となっては)
古いスタイルを頑なに守りつづける奏者達であり、特別の存在であることは
一聴してご理解いただけるはずです。
リヒター79年盤のマタイですが、コーラスや歌のレベルは、名盤といわれる
58年盤よりは、正直に言って劣ると私は思います。
けれど、クレメントが吹いているアリアは、58年盤のエドガー・シャンとは
まったく違うすばらしいものだと思います。
ちなみに、エドガー・シャンはアンセルメ時代のスイス・ロマンド管弦楽団の
首席オーボエ奏者だった人です。
コッホ関連に話題を戻せば、カラヤンの第九・普門館ライブが、もうすぐ
発売されますが、これの1番はコッホでしょうかね?楽しみです。
》普門館ライヴ
間違いなく、コッホ先生の至芸が聴かれます。
お楽しみに・・・。
バーンスタインがBPOを指揮したマラ9がありますが、
これを吹いているのはコッホ先生ですかね?
77年の大晦日に収録された第九のライブ映像は、コッホ頑張っていますね。
ライプツィヒだってベルリンに負けてないよ。
ケンペ:元ゲヴァントハウス首席
クレメント:元ゲヴァントハウス首席
パッシン:弟がゲヴァントハウス首席
ところでウィリー・ゲルラッハ知ってる人いる?
パッシン:弟がゲヴァントハウス首席
↑ギュンターの弟のカールハインツ・パッシンは首席フルートだね。
カールハインツの名を知っているとは
おぬし何者なりか?
カールハインツ・パッシンはアルバム出してるよ。BCから。
(^^)
何気にツェラーと同じ名前
皆の者、音友から出た「弦楽器・管楽器ソリスト2004」は見たか?
コッホが存命になっておる
音友ともあろうものが訃報もチェックしてないのかと小一時間
(この本、他にもマイヤーのBPO退団も書いてなかったり、
ドイツ・オーストリア系統の記述がお粗末極まる)
バッハのカンタータ21番には序曲が付いてますが、これは短いオーボエ協奏曲
といった感じです。クレメントの至芸が聴けますです。
あと、カール・フォルスター指揮ベルリン響のヨハネ受難曲はコッホが
オーボエですね。
コッホage
>>354 なに、マイヤーBPO辞めたのか?
教授職に就くためか?
ホリガースレも出来てるね。
>>359 堀がースレに書くと荒れるのでこっちに書きます
堀がーは、音色とかは糞だけどその音楽性は聞くべきもの、とよく言われるけど
漏れは、我慢してまで聞きたいとは思わない
カザルスやメニューインに比肩しうる音楽家というのはよくわかる
しかし、そんな偉大な音楽は結局カザルスの無伴奏とかで聴けばいいじゃないですか
やっぱりオーボエ聞くならいいオーボエ聞きたい
だから漏れはコッホです
オーボエ馬鹿と言うなら言え
ああ、すっきりした・・・
こんなこと他では口が裂けても言えないよね
俺はオーボエド素人だが
堀が~の音色の方がいいと思うぞ。
よりチャルメラに近くて。
オーボエ吹きじゃないけどコッホ個性的でスキです。
堀が、シェレンベルガ、インデルミューレ、ソロCD出してるのでこの位は知ってます。
他にオーボエ奏者から見てイイゾぉ、っていう人いますか?
やっぱCD出てる人が近づきやすいかな。
>>363 フランソワ・ルルーとアルブレヒト・マイヤー
>>363 ちなみに、この3人師弟関係です。>堀が、シェレンベルガ、インデルミューレ
シェレンベルガーは、クレメントに最初に学んで、のちにホリガーに現代曲奏法を
学んどります。インデアミューレもホリガーの弟子です。
366 :
名無しの笛の踊り:03/08/12 21:54 ID:Pg7g8fZk
>>363 クレメント・コッホ・リーバーマン・シュタインス
367 :
名無しの笛の踊り:03/08/12 22:24 ID:PsvrPEy+
みなさんに質問!
カラヤン&BPOが制作した幾多のレコードの中でも
最高傑作とされる1枚
「オペラ間奏曲集」
あのなかで、マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」が収録されているのですが、
あのオーボエは、コッホでしょうか?
前半(あの有名な旋律の出てくる前)で、オーボエが合いの手を入れるところ、
ほんのわずかなフレーズなのですが
あんなに音楽を感じる一瞬もありません。
>>367 カヴァレリア、いいっすよねえ。あの下降音型。
コッホとシュタインス、どっちだろう?
コッホも逝ったか。次はいよいよコーホ(ry
370 :
367:03/08/12 22:46 ID:???
>>368 賛同ありがとうございます!
あのビブラートのかかりかた、
抜けるような青空を思わせる明るい音色、
あれこそコッホじゃないかと思ってるのですが。
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
カラヤンのタコ10(80年DG)はまさしくコッホ。
4楽章冒頭のソロはいつ聴いても泣けるよ〜。
あと、カラヤンのチャイ1の2楽章、第一主題。
いつ聴いても心打たれる。
保守のため、1度浮上させます。
細々と保守
べートーヴェンの交響曲2番で、第一楽章序奏部のオーボエソロを
コッホが吹いてる演奏はありますか?
>>376 カラヤン60年代・70年代の全集なら、コッホが吹いてる確率が高いです。
ただ、もう一人の首席奏者・シュタインスが吹いている場合もあると
思うので、私には断定できません。詳しい方、フォローをお願いします。
帝王80年代の最後の全集は、シェレンベルガーが吹いていると思います。
378 :
名無しの笛の踊り:03/08/22 19:06 ID:1FVjs7kO
そういえば、クリュイタンスの全集もありましたね。あれはどうなんだろう?
>>377 カラヤンの60年代はエロイカ以外シュタインスです。70年代はコッホかな??
あと、ヨッフムはどうでしょうか?58年録音です。
>>378 クリュイタンスの田園は、幻のリーバーマンという噂があります。音色が
リーバーマンぽいです。
380 :
377:03/08/22 20:21 ID:1FVjs7kO
>>379 お早いフォローありがとうございます。そっか、60年代全集では
コッホはエロイカだけなのか。あの英雄好きですよ。
クリュイタンス盤は、リーバーマンが田園を吹いているらしいというのは
知っていたんですが、まだ僕は未聴です。
ヨッフムはどうでしょうね?コッホは57年入団だから可能性は
あるかな?
>>378 これ、田園だけが誰なのか不明なんですよね。
ただし、リーバーマンは明確に否定しているので
コッホ、シュタインス、リーバーマン以外になりますね。
某先生はひょっとしてノルトブルフではないか?
と予想してましたが。
保守です。
ノルトブルフといえばNDRの元首席ですね。
ヴァントの第九で聴きました。いい音です。
シュテムプニクという可能性はありませんかね?>クリュイタンスの田園
コッホネタから微妙に離れてしまいますが、
フリッチャイ/RSOベルリン59年の「悲愴」を聴いてみると、オーボエが
昔ながらのチャルメラサウンド!パッシンが亡命したのは60年代に
入ってからでしょうから、その前はバイエルンのカルムスのような
古典的なサウンドの奏者がいたんですね。
384 :
名無しの笛の踊り:03/08/26 14:46 ID:2prBj/8Z
ベームのシューベルト交響曲3番の3楽章のトリオは絶品です。
コッホ?のオーボエとファゴットのデゥオが聞けます。
ベルリンフィルのどの録音がコッホかという情報は小出しにあちこちにあるみたいだけど、
このスレの残り使って集約していけないもんでしょうかね?
ソースまで示せたら神ってことでいかが?
集まればすごい価値ある情報になると思うけど・・・
>>385 やってみましょうか。残り625レス(予定値)使って
まず、私から
シューベルト:ロザムンデ序曲(指揮:ベーム)
ソースは私の耳です(w
っていうか、ソースはコッホさんの生前のコメントか、お弟子さんたち、
ライスターを初めとする当時のセッション参加者の伝聞や証言ってことに
なりますかね?
615(ry
388 :
385:03/08/28 13:51 ID:???
>>386 そうそうそんな感じ
コッホだとわかっているもの以外でも、これどうだろうというカキコをして鑑定依頼でもいいしね
389 :
名無しの笛の踊り:03/08/29 04:01 ID:QSubE1s/
>>385 コッホがBPOに在籍していた期間は1957〜1989ですが、
当然ながらその全ての時期にわたって録音を残しています。
最も古い録音の一つが、フリッチャイの「第九」だと思います。
1957年12月ステレオ録音ですが、演奏録音ともに素晴らしく屈指の名演です。
カラヤン最初のベートーベン交響曲はなんと言っても「エロイカ」で
コッホとしても最高の演奏が聞けますが、「第二」もコッホだと思います
(冒頭のソロで分かる)。
カラヤンBPO最初のブラームス交響曲全集も、2番、3番とコッホが吹いて
います。
オケではないですが、60年代のDGG録音で印象に残るのは、何といっても
BPOメンバーと65年に録音したオーボエ四重奏曲です。
渋いところでは、カラヤンとのモーツァルト交響曲33番。
70年頃から、シュタインスよりも録音が増えてくるようです。
まずはベームとの「ポストホルン」「グランパルティータ」
カラヤン2度目のベートーヴェンとブラームスの交響曲
はほとんどコッホですが、ベートーベンはいかんせん録音が
不自然すぎます。この頃(75〜78年頃)がコッホの全盛期だったの
だと思います。
>>389 カラヤンのベト60年代は、エロイカ以外はシュタインス先生と聞きましたが。
>>390 聴く人によって、コッホかシュタインスかの判定が分かれるから
>>385はいいアイディアなんだけど、完全版にはならないんだろうね。
誰が吹いてるか詳しく解説したコアなサイトもあるけど、
それだって全部本人に確かめたわけじゃないだろうから、
結局は自分の耳がソースになるわけでしょ。
ところで、シュタインスって今もご健在?
1919年生まれだから、今年84歳になるわけか。
カラヤンのアルプス交響曲はどうかな。
「頂上」でソロがあるでしょ。
ライブの映像ではシェレンベルガーが吹いてるんだけど、
スタジオ録音はどっち?
誰か鑑定きぼんぬ
395 :
名無しの笛の踊り:03/08/31 15:57 ID:OKOYT+08
カラヤンのシベ2は誰がトップでしょうか?
>395
Mr.S、ってあーた・・・
スクロヴァかいな。
>>389 フリッチャイの第九、今日買って聴いてみました。
97年に出た国内盤を中古で買ったのですが、録音状態は
1楽章に大きなノイズが入っていたり、細かい雑音が気になったりして
あまりよいとは思えませんでした。(リマスタリングしてないのかな?)
肝心の1番オーボエですが、これ、本当にコッホの音なんでしょうか?
まだそれほどビブラートを多用していない時期にしても、線が細すぎるような
気がします。シュタインスとは違うというのは解るんですが。
合唱(聖ヘトヴィヒ聖歌隊)とバリトンのディースカウは、とても素晴らしかったです。
CD番号は、POCG-90078でした。
>>397 オーボエ関係のスレでは、シェレンベルガー=S氏で通ること多いですが・・・
Mr.Sはスクロヴァでしょうね。
>399
なぜシェレンベルガーはS氏なの?
中傷的な意味でもあるとか・・・。
オーボエファンではそのS氏の評価はどうなの?
>>400 なぜ彼がS氏と呼ばれるか、というのは私もよくわかんないんです。
ネット始めてまた1年足らずなもので・・・ただオーボエ関係の個人サイトや
掲示板、「BPOの部屋」などでは彼はS氏です。
中傷的な意味もあるんでしょうね。彼がBPO首席を降りた頃には
いろんな掲示板で結構ボロクソに書かれてましたから。
それまでの重厚なサウンドを彼が軽薄なものにしたと思ってる連中も少なからず
いるんでしょう。でも私はこの呼び方好きじゃないです。
私のシェレンベルガーに対する評価は、今は低いです。
全盛期を過ぎてしまったし、ヴィンシャーマンのように指揮者として
活動するのがいいと思ってます。80年代のデンオン録音は素晴らしい。
その頃のシェレンベルガーは、間違いなく世界最高の奏者でした。
長文すみません。他の皆さんはシェレンベルガー、どうお思いですか?
402 :
名無しの笛の踊り:03/09/02 22:34 ID:1q0pJBpl
>397あたりから〜
んー。
オーボエは、たった一人でもオーケストラの音質を大きく変えるからなあ。
BPO首席を降りた頃のシェレンベルガーを悪く言ったりする人は、
たとえばホリガーなんかはもっと嫌いなわけでしょ。そういう人は、
宮本(文昭)さんなんかが好きだよね。分厚い音を出す厚いリードを
運動性を保ったまま自在に吹きこなすには、体力も運動神経も必要だと思う。
要するに、厚い音とアーティキュレーションの両立は難しい。
年とると、辛いはずだよねえ。
僕は、いろんな奏者の音をそれぞれ楽しめるんだが、みなさん自分のイメージする
オーボエの音ってのが有るだろうからなあ。
難癖つける人の気持ちもわかるというか、、、まとまりませんが、そんなところ。
カラヤンベルリンのディスクで
「これは明らかにSだ!」的なディスクってある?
私はシェレンベルガーの実演を3回聴きました。
一回目は97年府中でのソロリサイタル。これは素晴らしかったです。
ピアニストは伊藤恵さんでした。彼女とはよく一緒にリサイタルを
やっているようです。デンオンのCDと同じ、あるいはそれ以上の
演奏を聴かせてくれました。
二回目は99年横浜での神奈川フィル。リヒャルトの協奏曲でした。
指揮者は現田茂夫さんでした。冒頭から吹きづらそうな印象で
大丈夫かなと思いましたが、最後で唇がバテてしまっていました。
オケとの相性も今ひとつだった気がします。ちょっと残念でした。
三回目は00年トッパンホールでの演奏会。コンクール審査員による
特別コンサートで共演はブルグなど。ベートーヴェンの三重奏曲で
イングリシュホルンを聴かせてくれましたが、あまり感銘は受けませんでした。
このときはフィルハーモニア首席のゴードン・ハントが素晴らしかったです。
シェレンベルガーはオケよりピアノ伴奏のソロの方が合っているような気がします。
シェレ様、アルペンのソロはヨカータよな。あの頃のシェレ様は本当に
美しい。剛のコッホに柔のシェレ様とでもいうか。DENONのアルバムも
どれもすばらしかった。でも90年を過ぎてからいいところ無いよな・・・
同じ奏者とは思えない。悲しい限り。
>>398 この録音は音質にバラツキがあるよね。
このCDは1957年の12月と1958年の1月と4月の3回に分けて録られて
いるから、楽章によって音が全然違う。特に4楽章の音質は
>>389さんが
言うようにとても素晴らしい。コッホの太いサウンドも堪能できる。
ステレオ最初期のころだから、技師さんも苦労したんだねきっと。
>>402 たしかに、宮本さんは誰が聴いてもわかるほどはっきりした、分厚い
自分の音を持ってるもんね。それこそMr.Sと録音したロメジュリとか
バルシャイのショスタコ全集聴けばはっきりわかる。
そういうのが好きな人はホリガーがチャルメラに聞こえるんだろうな。
どこかの掲示板で、「アバドとS氏がベルリンを去ってくれて本当によかった」
なんて書き込み見たけど、後任がラトルじゃ、どっちみち重厚なサウンドには
ならないよね。俺はシェレンベルガーのスマートな音が好きだよ。
>>403 82年のマラ9ライブがそうだと思う。
首席になって2年目のシェレちゃん、張り切ってるよ。
409 :
名無しの笛の踊り:03/09/04 04:25 ID:NqwXHDOp
シェレンベルガーの音楽を分析してみると、単に音が細い(薄い)という
だけではなく、
1)コッホ、クレメント、ノルトブルッフ、ヴァンゲンハイムなどに代表
される旧来のドイツ系奏者の特徴である「深く速いビブラートで音色を作る」
という感じになっていない
2)ルバートの使い方が控えめ
3)トリルがやたらと速い
などの特徴があると思います。
一般には1)の特徴ばかりが語られますが、彼の音楽の印象をつくる
ものとして2)や3)も無視できないと思います。特に2)については
私には「走り気味」に聞こえることが少なくありません。
その意味で対極的なのがコッホだと思います。若い頃の演奏は完璧に
コントロールされたルバートが素晴らしい効果を生んでいましたが、
晩年の演奏はかなり主観的な演奏になってしまいました(95年の
オーボエカルテットなど)。私はこれはこれで好きですが、一般には
薦め難いところがあります。
オマイラ・・・桶でオーボー以外も聴いてるのか?
オマイラ・・・桶でオーボーしか聴いてないんちゃうんか?
(このように質問すべきであろう。)
オマイラ・・・モツレクとか488でも脳内オーボー聴こえてるんちゃうんか?
(改訂してみますた。)
絶対にオーボーは聞こえん。
わしゃアメリカのオーボーが大嫌いじゃ。
ドイツ(ヨーロッパ)のオーボエが大好きじゃ。
ちょっと前から思ってたけど、
なんかこのスレが2ちゃんで一番まっとうなオーボエスレになっちゃってないか?
そういやぁそうだな。
良スレあげ
>>413 曲自体あんまり聴かないね。モーツァルトはクラリネットに浮気したから
晩年作品にオーボエ少ないのでさみしい。
わしには488の2楽章で、ピアノのテーマにつづいて、さびしげな弦の上で
クラにつづいて極上のメロディを奏でるオーボエがはっきりと聞こえますが
何か?
421 :
名無しの笛の踊り:03/09/10 05:05 ID:TYHCdwSi
でもおおぼえふきはみんなそうやっておんがくをきく
422 :
◆EVD44leytU :03/09/10 05:08 ID:yl2N4Ddr
交響曲40番を第1稿でやるのはいただけない。
晩年のモーツァルトのクラリネット偏愛を考えると。
ベームは有名だが、ヨッフム/バンベルクの晩年の録音も意外に
第1稿だったりする。
モーツァルトのシンフォニーにはコッホの音色は合わないと思うが、どうよ?
シュタインスの方があってたと思う。
>>424 モーツァルトだと、オーボエにスポットライトな状況があまりないからね〜
録音も管はオフ気味になっちゃうし、コッホの美点は伝わりにくくなるんだろうな
ぶっちゃけ、昔のDGGのモーツァルトだったら、S氏どころかA. マイヤーでもOKって感じかも
薄いリードで、厚みのある音って出せるんですか?
吹くのがきつくて。
>>426 微妙にスレ違いだなあ・・・水槽版の方が懇切丁寧に教えてくれそうだよ。
マジレスすればそれができれば誰も苦労しないって。
>>426 さらにマジレス
薄いリードでも、厚い音が出るようにしてしまうと結局きつい
リードの広い範囲を振動させるのが一つと、もう一つは
唇のコントロールに結局力が余分に必要なため
(薄いリードゆえに、くわえる方向と逆向きの力も唇で作る)
一昔前のM本氏が同様のジレンマに陥って楽器やリード作りを
変えざるを得なかったという噂もある
ああ、落としてはだめでつ
グランパルティータ再発決定age
432 :
名無しの笛の踊り:03/09/15 20:29 ID:ZOZ5Cxo/
岡田克彦ファンクラフ゛にならって熱烈な宇宿ファンからのご案内です。
第147回「宇宿允人の世界」
○宇宿允人 バレエ組曲「ゆき女(ゆきじょ)」
○ムソルグスキー(ラヴェル編)「展覧会の絵」
○その他
指揮:宇宿允人 演奏:フロイデフィルハーモニー
2003年10月10日(金)19:00開演(18:30開場)
東京芸術劇場(東京・池袋駅西口徒歩2分)
主催・お問い合わせ:東京芸術音楽協会
http://www.usuki-world.com/ 秋は展覧会の季節ということで・・・
岡田に負けるなって。
保守です。
グランパルティータって、とっくに再発されてるじゃん。
水槽版がなんか最近騒がしいでつな。
しかも、おお、オーボエインターネット黎明期によく見かけたと思われる
あの方らしきカキコまで!あのロングの方!なんとなつかちいな。
なつかちいな。
みんなあちこちに潜入してんだろうね。(なんのこっちゃ)
>>436 意味が解らんよ。
コッホの演奏で最近聴いたのは、普門館ライブかな。
日曜日にFMで流したやつ。再放送して欲しい。
>>.437
だんな、隠したってバレてますぜ。あなたはあのアメリカン医者のやたら
詳しい先生でしょ。シルキーなアメリカントーン俺も好きでっせ。
コッホの方がいいけど。
>>438 それ以上書くと、デムパだと思われるよ。
妄想もほどほどに。
今年夏に、都響に渡辺克也氏が客演した際の
演奏聴いた方、感想キボン。
>>431 htp://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1936804
>>345 今頃なんですが、今日レコ芸を立ち読みしてたら、この演奏会の時と
思しき写真が載ってたんですが、一番はシェレンベルガーみたいですね。
2番はローデでしたが。関係ないあるいは違う日の写真ならよいのですが。
立ち読みで、チョロッと見ただけなので不確実ですが。
>>440 1800円で出たやつの再発やね。82年指揮者なし盤。
コッホ以外の、名手の経歴をいくつか紹介。
ヘルムート・ヴィンシャーマン
1920年3月22日、ドイツのミュールハイム生まれ。
エッセンでコッホの師匠でもあるシューレに師事。パリでも学ぶ。
1945年から51年までヘッセン放送交響楽団の首席奏者を務める。
その後はソロ活動に専念。60年にドイツ・バッハゾリステンを結成。
指揮者・リーダーとして長年活動を続ける。48年からはデトモルトの
北西ドイツ音楽アカデミーの教授として多くの弟子を育てた。
ギュンター・パッシン
1937年ライプツィヒ生まれ、旧東ドイツで音楽教育を受ける。生地音大卒。
カール・マルクスシュタット(現ケムニッツ)のオーケストラなどで活躍。
50年代後半から60年代初頭にかけて旧西側に亡命。60年からデトモルトの
北西ドイツ音楽アカデミーで、ヘルムート・ヴィンシャーマンに師事。
62年にベルリン放送響(現・ベルリン・ドイツ響)の首席奏者に就任。
ヘルムート・リリンクのシュトゥットガルト・バッハ・ゾリステンにも参加。
バッハの教会カンタータ全曲録音などにも参加する。
80年代に、ミュンヘン国立音楽大学大学院教授に就任。教育者として
多くの優れた奏者を育てる。
インゴ・ゴリツキ
1939年2月22日、ベルリンに生まれる。
14歳からフルートを始めるが、その後オーボエに転向。
60年からデトモルト・北西ドイツ音楽アカデミーでヴィンシャーマンに師事。
さらにパリでも学び、66年にバーゼル交響楽団のソロ奏者となった。
68年にプラハの春国際コンクールとジュネーブ国際コンクールの両方に入賞。
69年から77年までフランクフルト放送響の首席奏者をつとめた。
その後ハノーヴァー音楽大学の教授を務め、アルブレヒト・マイヤーなどを教える。
ゲルノート・シュマルフス
1943年1月1日、ドイツのハイリゲンバイル生まれ。
デトモルトでヴィンシャーマンに師事。
66年にバーミンガム国際管楽器コンクールに入賞後、
67年からミュンヘン・フィルハーモニーの首席奏者を務めた。
現在は指揮者としても活躍。2002年はアンサンブル金沢で第九を指揮した。
宮本さんも書いておくれよ
リーバーマンとファイトもキボン
>>445 宮本氏以外にも、
ヴィンシャーマン門下には、シェレンベルガー、ギュンター・ツォーンなど
たくさんの名奏者がいるので、順次うpしていきたいです。
>>446 リーバーマン氏については、
>>73をごらん下さい。
ファイト氏という奏者は、残念ながら私は存じ上げません。
すみませんが、どなたか詳しい方、フォローお願いしますです。
余談ですが、ファイトはMr.ビーンにそっくるだと思うのは私だけでしょうか?
ヴァルコルもキボンヌ
犬バル/フランクフルトでなかなかの美音を聞かせる(ていた?)奏者でつね
宮本文昭
1949年、東京都生まれ。
桐朋学園高校音楽科を卒業後、西ドイツへ留学。
デトモルト・北西ドイツ音楽アカデミーでヴィンシャーマンに師事し、
1972年に同アカデミーを首席で卒業。在学中の69年には、デトモルト
管楽アンサンブルのメンバーとして南米に演奏旅行。71年には、
全西ドイツ音楽アカデミー・コンクールのオーボエ部門で第2位入賞。
74年には、師・ヴィンシャーマン率いるドイツ・バッハゾリステンで来日。
75年、エッセン市立交響楽団首席オーボエ奏者、
77年、フランクフルト放送交響楽団首席オーボエ奏者 の各ポストを経て、
1982年、ケルン放送交響楽団にソロ・オーボエ奏者として入団。
若杉弘、ベルティーニ、フォンク、ビシュコフの各シェフのもと、通算17年間在籍。
同楽団の日本人奏者は他に四方恭子(Vn)、河原泰則(Cb)がいる。
(
>>451続き)
83年、CBSソニーより「ドリーミング・ストリーム」をリリース。
クラシックにジャズなどの要素も含んだアルバム制作・演奏も精力的に続ける。
89年には、マスネ「タイスの瞑想曲」を編曲した「メディテイション」が日本たばこ産業
「ピース・インターナショナル」CM曲に起用されて、日本中に放映された。
90年よりサイトウ・キネン・オーケストラに参加。前述の四方・河原らと共に
世界各地で公演。ベートーヴェン・ブラームスの交響曲全集をはじめ、
その演奏はディスクに記録され、フィリップスから発売されている。
90-91年にはベルティーニ=ケルン放響とともに3度来日。マーラーの全交響曲を
約1年間で演奏する大プロジェクトに参加。録音にも残されている。
99年にケルン放送交響楽団を退団し帰国、現在は東京音楽大学客員教授として
後進の指導にあたるほか、サイトウ・キネンと茨城県・水戸芸術館を拠点とする
水戸室内管弦楽団でオーケストラ活動も続ける。
帰国した99年には、NHK連続テレビ小説「あすか」のテーマ音楽(大島ミチル作曲)を
演奏し、同曲を収録したCD「イマージュ」は記録的な大ヒットとなった。
※投稿前にチェックしましたが、間違っているところ、補足が必要な箇所等
ありましたら、ご指摘をお願いします。
ハンスイェルク・シェレンベルガー
1948年にミュンヘンで生まれ、13歳からオーボエをはじめる。
1965年、17歳のときに「第1回全国的な若い音楽家のためのコンクール」
木管楽器部門で優勝ととも米・ミシガン州の国際音楽キャンプに参加するための
奨学金を獲得した。
1967年、19歳から、ミュンヘン音楽大学でオーボエをマンフレート・クレーメントに師事。
1970年に試験を受けマスタークラスに進学する。この間、1968年にはダルムシュタット
国際現代音楽祭の夏期講習に参加。ハインツ・ホリガーのクラスに参加した。
1971年、21歳。ミュンヘン音楽大学を首席で卒業、ケルン放送交響楽団の
代理首席奏者に就任。(その後、75年に首席オーボエ奏者に昇進した)
この頃に、デトモルトでヴィンシャーマンの教えを受けている。
1972年に、バイエルン州の若手演奏家に贈られる奨励賞を受賞。
同年、ミュンヘンで行われたARDコンクール(通称ミュンヘン・コンクール)で
1位該当者なしの第2位に入賞した。
1977年の秋、26歳でベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーに加わる。
1980年には、29歳でカール・シュタインスの後をうけて首席オーボエ奏者に就任。
ベルリン・フィルハーモニー・ソロイスツと、1983年にはアンサンブル・ウィーン=ベルリンに
参加。1981年からは、ベルリン音楽大学で教授職につく傍ら、カラヤン・アカデミーでも教鞭を
とる、オスロ・フィレンツェ・東京・ザルツブルク・ウィーンでもマスタークラスを開設していた。
ソリストとしても世界中に客演している。85・87年にはNHK交響楽団に客演。
この間、カラヤン・アカデミーではアンドレアス・ヴィットマンを教えている。
1989年4月のカラヤンのBPO辞任では、最後まで楽団理事として話し合いを
続け、険悪になっていたカラヤンと楽団との関係修復につとめた。
アバド時代に入ってからも、BPOと頻繁に来日。92年にヴィクトリア・ムローヴァのソロで
ブラームスの「ヴァイオリン協奏曲」を演奏し、録音が発売された。
94年には、東京・大阪等でマーラーの「交響曲 第9番」を演奏した。
教育活動にも熱心に取り組む。1993年には、彼の音を聴き感銘を受けた
ソニーの大賀典雄氏に要請され、「国際オーボエコンクール・東京」の審査員に就任。
以来現在まで審査委員長を務めている。
2000-01年のシーズンをもってベルリン・フィルハーモニーを退団した。
その後はベルリン音楽大学教授として後進の育成に取り組むほか、指揮者としての
活動も行い、フィルハーモニー室内楽ホールでは自身のシリーズも受け持っている。
クラシック・レーベル「ムジカ・カンパネラ」を立ち上げ、自身や有望な音楽家の録音を
世に送っている。
今年の11月には、東京フィルハーモニー交響楽団を指揮し、モーリス・ブールグの
独奏のリヒャルト・シュトラウスのオーボエ協奏曲や、ブラームスの交響曲を披露する。
>>453-454 >>453 2段目と3段目
1971年、ミュンヘン音楽大学を首席で卒業、→×21歳 ○23歳
1977年の秋、ベルリン・フィルハーモニー〜 →×26歳 ○29歳
1980年には、カール・シュタインスの後を〜 →×29歳 ○32歳
の間違いです。お詫びして訂正させて頂きます。
>>453 4段目
N響客演時の曲は、85年モーツァルト、87年シュトラウスです。
あとは、彼のおもなアルバムを載せておきます。
【DGG ソロ】
オーボエ協奏曲集 (429 750-2) レヴァイン=BPO(89)
【DGG EWB中心】
モーツァルト(423 611-2)
モーツァルトとベートーヴェン(419 785-2)
ダンツィとラハナー(423 591-2)
シュボワとマルティヌー(427 640-2)
プーランク(427 639-2)
※EWB=アンサンブル・ウィーン=ベルリン
【DENON】
イタリア・バロック協奏曲集(全2集)
魅惑のコロトラトゥーラ・オーボエ(廃盤)
>>450 リヴィオ・ヴァルコールについては、手元に資料がありません。
もし詳しい経歴等、ご存知の方がいましたら、カキコお願いしますです。
今回はBPOの現メンバーを。
アンドレアス・ヴィットマン
1961年、ミュンヘンに生まれる。
1977年、「若い音楽家のためのコンクール」で第1位獲得。
ミュンヘン音楽大学でマンフレート・クレメントに、ベルリン音楽大学で
ハンスイェルク・シェレンベルガーにそれぞれ師事。各音大卒業後の
1985年に、ベルリン・フィルハーモニーアカデミー(カラヤン・アカデミー)の
学生となり、BPOで演奏開始。87年に正式な団員となり、現在に至る。
「ベルリン・フィルハーモニー木管五重奏団」のメンバーでもあり、
BISレーベルからCDを出している。
アルブレヒト・マイヤー
1965年、ドイツのErlangenに生まれる。
最初にピアノとブロックフレーテを習った後、
10歳からオーボエをはじめ、バンベルク交響楽団のゲルハルト・ショイヤーや、
パリ音楽院のモーリス・ブルグなどに師事する。
このころ、ECユース・オーケストラに参加している。
1985年にハノーヴァー音楽大学に入学し、インゴ・ゴリツキに師事する。
1986年と88年にドイツ国内のコンクールに入賞し、スカラシップを得る。
この頃に、バンベルク交響楽団に首席奏者として、2年ほど在籍。
1992年に、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のソロ・オーボエ奏者に就任。
現在に至る。
458 :
名無しの笛の踊り:03/09/28 17:48 ID:fU+kTEIi
カラヤンの66年頃のチャイコの交響曲はコッホでつか?
5番あたりはシュタインスだと思うのだが確信はなし。
昨日NHK-FMでベルリン・ドイツオペラの天地創造をやってましたが、
オーボエなかなかよかった〜!
ちょっとチリチリした音でしたが、もはやベルリンフィルでは聞くことの叶わない
ドイツのオーボエを久しぶりに堪能しました
あれはいったい誰?知ってる人いたら教えてくださいませ
>>459 俺その放送聴いてないんだけど、誰だろう?
ベルリンドイツオペラといえば、渡辺克也氏の名が思い浮かぶ。
犬通販の投げ売りで買ったベーム・BPOのモーツァルトのザルツブルク交響曲集
(13-18番くらい)とシューベルトの3・4番を聴いたけど、このころのコッホ凄い。
モーツァルトは殆どオーボエコンチェルトのようだった。
>>460 ほかには、トーマス・ブッフォルツとか。
機関車トーマス
バルビローリのマラ9、コッホっぽいね。
465 :
名無しの笛の踊り:03/10/05 17:31 ID:LcUFjsQu
>>464 記憶によるとシュタインスだったと思う。
>>465 ありがとう。
聞き分けはむずかしいね。漏れにはわからん。
一応保守。
リヒャルト、再発されないね。
保守
コッホがベルリンフィルに在籍した時期にこの桶で録音された音源は
それこそ膨大な数にのぼるけど、思いつくだけ挙げてみる。
コッホが吹いているものも相当数あるはず。
【カラヤン】
ベートーヴェン:交響曲全集(BPO分では3回?)
ブラームス:交響曲全集(3回)
シューベルト:交響曲「未完成」「グレート」(2回)
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番(2回)
シューマン:交響曲全集
バッハ:マタイ受難曲・ミサ曲ロ短調
マーラー:交響曲第5・6・9番
メンデルスゾーン:交響曲第3・4番
ブルックナー:交響曲第4-9番
シベリウス:3番を除く交響曲(1.4-7は2回)
【ベーム】
シューベルト:交響曲全集
モーツァルト:交響曲全集(全41曲)
・・・だめだ、半分にも満たないや。
保守
マーラーの4はコッホではないの?
>>471 カラヤンにマラ4の録音があるのを知らなかった。スマソ。
あと、
>>469はコッホが吹いてる録音って意味じゃないです念のため。
1957-89にカラヤン・BPOが録音した音源を保守がてら書き出してみたの。
保守
474 :
名無しの笛の踊り:03/10/18 01:12 ID:hCJ9OAyN
カラヤンがイエスキリスト教会で
マラ3を録音してくれていたらなあー。
しかも1番はコッホで。
2楽章の冒頭ソロ、3楽章の室内楽的な絡み、
4楽章の黄昏ソロ、5楽章のオブリガード、
そして6楽章のとても長い、感動的な・・・
( ;` Д ´;)<ぶぉぉぉぉぉおおぉぉーーー!!聴きたいぽ!!
こうなったらバルビローリのライブ録音に期待かけるぽ。
モノラルなのが残念だけど。
シューマンの3つのロマンスの録音はありますか?
476 :
ががが:03/10/19 19:07 ID:UgeikaN6
コッホのCDどうやったら手に入る?どこも売ってない
477 :
名無しの笛の踊り:03/10/19 19:53 ID:ob+QAa6K
478 :
名無しの笛の踊り:03/10/19 19:56 ID:ob+QAa6K
IDがオーボエ、ちょっとうれしい(w
>>477は、HMVの通販サイトで買えますよ。
479 :
名無しの笛の踊り:03/10/19 21:43 ID:vkqr5okX
>>477 同じもの。75年のアマデウス四重奏団員との共演盤ですね。
65年と95年にはベルリンフィルの仲間とも入れています。
私はかっちりとした最初の録音(LP)がすきなのですが
なかなかCD化されません。既に上のCDがあるからでしょうけど
コッホおたくならずとも両方持っている価値はあると思います。
480 :
名無しの笛の踊り:03/10/20 20:56 ID:AayiKEEO
>>479 65年のブランディス盤、出ませんね。
DGオリジナルスから出して欲しいです。
482 :
名無しの笛の踊り:03/10/23 06:43 ID:XWRhBSNk
>>476 オーボエのCD自体、店頭で見かけることは少なくなりました。
宮本さん、古部さんなど日本人のソロCDは地域のレコード店にも
並んでいることが多いのですが、輸入盤は、おそらく日本で一番大きな
クラシックCDショップである渋谷塔6階にもあまり置いてませんね。
(もちろん他の木管楽器と較べればの話ですが)
パッシンやローデンホイザーが管楽八重奏でプロコフィエフの
「ロメオとジュリエット」を、ドイツのマイナーレーベルに録音している
みたいなのですが、まだカタログに残っているんでしょうかね?
>>482 > パッシンやローデンホイザーが管楽八重奏でプロコフィエフの
> 「ロメオとジュリエット」を、ドイツのマイナーレーベルに録音している
> みたいなのですが、まだカタログに残っているんでしょうかね?
ロメジュリを吹いているのはゴリツキとミュラー・ブリンケンです。
パッシンは五重奏曲を吹いてます。って同じCDだからあんまり関係ないか。
レーベルのホムペみると載っているのでまだ現役ではないかと。
MD+Gね。
484 :
ががが:03/10/24 23:11 ID:ckz7KLW5
AマイヤーのCDゲット!
>>484 何のCD?リヒャルト他のやつかな?
感想どうでした?
私はそれ聞いて「ドイツのオーボエは本当に終わってしまったのか!」と
なんとも言えない思いになりました。
486 :
名無しの笛の踊り:03/10/26 02:29 ID:UUWhpKxp
確かいつか話題に上っていた
Pierre Willibrord Feit氏の演奏を入手しました。
モーツァルトの協奏曲にD‐Durのディベルティメントという
腕前を拝見するには絶好のカップリング。
ちなみに入手したのはPhilipsのLP、1965に発売されたものです。
1941年生まれ。エッセン音大でコッホと同じシュレーに師事。
1964以来エッセン市立響主席。
名前は良く聞きますが演奏を聞いたのは初めて。
心地よい早めのビブラートがかかった美音は、やはりこの世代の
ドイツ系奏者らしいですね。早く教授職に就いてしまったようで
奏者としての知名度は高くないと思いますが、かなりの実力者
だったのが分かります。
487 :
名無しの笛の踊り:03/10/26 04:49 ID:iPJl6Otb
Mr.ビーンに似たFeit氏のモーツァルトなんてあるの?
昔ピアノとの競演のCDをHMVで見かけたけど、モーツァルトとは初耳じゃ。
彼も鬼教師として、沢山弟子育てたみたいですね。
あっ、今でも教えてるみたいですよ。
すれ違いでスマソ...
そこでコッホの話題ひとつ
まだここで話題に上がってないみたいだけど、バッハの1030のソナタのLPが
この世に存在するのご存知?
もう10数年前に1回テープで聞いただけだけど、本当にあるらしい。
あとチィンマーマンのオーボエ協奏曲のライブテープもあるらしいです。
個人的にはFeit氏のLP興味あるんですが、まだ入手可能ですか?
LPクレぢっと教えていただければ幸です
>>486
>>485,487
私は上記とは違うけど、モーツァルトのCD持ってます。
モーツァルトK. 314とヨーゼフ・ハイドンのC-Dur Hob. 7gという
コンチェルト2曲のカップリングです。
Mozart/Haydn : Oboenkonzerte
Pierre W. Feit
Wiener Kammerorchester
Philippe Entremont
1985録音
Koch-Schwann CD 311 075 G1
比較的最近のだし、Kochレーベルなのでまだ入手できるのでは?
ということでKochの文字も入ってたことだしスレ違い許して
>>487 > そこでコッホの話題ひとつ
> まだここで話題に上がってないみたいだけど、バッハの1030のソナタのLPが
> この世に存在するのご存知?
> もう10数年前に1回テープで聞いただけだけど、本当にあるらしい。
> あとチィンマーマンのオーボエ協奏曲のライブテープもあるらしいです。
バッハの録音が2種類あるのはご存知か?
一つは通奏低音にチェロが加わったやつ、もう一つはチェロが無いやつ。
チェロを弾いているのは実兄のエトウィン・コッホ(元NDR首席奏者)
です。
ツィンマーマンのコンチェルトの録音はあります。てか持ってます。
おかきの通り演奏会のライブで桶はRSOザールブリュッケンです。
490 :
名無しの笛の踊り:03/10/26 08:42 ID:mOxFJERE
>>489 参りました...
私はCelloの無いやつ聴きました。
どちらで入手なさったんですかいな?
>>488 ありがとうございます。
早速探してみます。
でもあんまり欲しい訳でもないのだが...
Kochレーベルだから買ってしまいましょう!
492 :
名無しの笛の踊り:03/10/27 00:50 ID:t8uin7BP
>>487 >>489 チェロなしのほうのLPを持っています。
これはもう、私の宝物です。
1030のほか、LoeilletとBesozziの作品が入っています。
RIMというドイツのマイナーレーベルから出たもので
1974年に録音されています。
>>483 遅くなりました。ありがとうございます。MD+Gのサイト見つかりました。
>>487 コッホのお兄さんがチェロ弾きで、NDR首席奏者だったなんて
初めて知りました。
スレも500近くになって、また新たに、とても有意義な情報をいただけました。
ありがとうございます。
494 :
名無しの笛の踊り:03/11/02 03:59 ID:nf12ABOF
age
パッシンの録音した「ヴィルトゥオーゾ・オーボエ協奏曲集」というCDが
以前出ていましたが、こちらはもう廃盤でしょうか?
ご存知の方、情報お願いします。
いや、待てよ。
注文すれば買えるのか。
運が良ければ。
499 :
名無しの笛の踊り:03/11/09 22:07 ID:/eaShM3E
>>497 品切れ中につき注文できません。
でもこの演奏、ファッシュでパッシンとオケの
ピッチが全然合っていないのが気になる。
500 :
名無しの笛の踊り:03/11/12 22:32 ID:ONJ7JWIN
さりげなく500をゲットします。
コッホらしい力強いスレの伸びですね。後半も良スレになりますように。
折り返し地点にきましたね。
なんとか1000までたどり着きたいですね。コッホ先生に捧げて。
一瞬キダターローの追悼スレかと思って目が止まった
カラヤンの67年 リスト「前奏曲」は
コッホが吹いてると思います。
504 :
名無しの笛の踊り:03/11/16 00:24 ID:ttQH+1eZ
505 :
503:03/11/18 03:23 ID:cHrBF/du
>>504 私はやや早いビブラートと、細い音色でコッホだと思ったんですが
あなたはどの点でシュタインスでと思いましたか?
506 :
名無しの笛の踊り:03/11/18 04:08 ID:2I0v5FLX
私が持っているのは1968年録音の旧録音です。
ひさしぶりに聞きなおしてみましたが、やはりシュタインスに聞こえます。
ビブラートが遅めなこと、高音域の音色などがその理由です。
ちなみにカラヤンBPOの「レ・プレ」新しいデジタル録音もありますが、
持っていません。
年代的には、コッホが吹いている可能性も低いながらある、と思います。
もしかして503さんはDDD録音の新盤を聞いていらっしゃいませんか?
507 :
504:03/11/18 04:09 ID:2I0v5FLX
↑は私です。
>>504様
503です。
私が持っている盤は、カラヤン夫人がジャケットの絵を描いている「カラヤン・エディション」です。
「前奏曲」はADD録音で、1968年のものでした。
2度ほどよく聴きなおしてみたら、504さんのおっしゃる通りでした。
カデンツ・ソロの高音域など、63年のカラヤン盤のブラ1の2楽章中間部のソロや
60年のケンペ盤のチャイコフスキー5番2楽章のホルン・ソロの後の大ソロの高音部と
吹き方が酷似していました。念のためにコッホが吹いていると思われる、ベーム指揮の
シューベルトの「ロザムンデ」序曲と比較して聴いてみましたが、明らかに違いました。
私はすっかり勘違いしていたようです。この「前奏曲」はシュタインスの音です。
変に意固地になってしまい、失礼しました。
保守
保全
点検
512 :
名無しの笛の踊り:03/11/27 00:55 ID:bjFHbDT9
シュタインツと、この人が吹いているものとの
区別ができんですハイ。
513 :
504:03/11/27 05:58 ID:bX/OdfBj
>>512 それぞれのソロ演奏を聞き込んで特徴をつかんでいれば、
95%くらいの確率で聞き分け可能になってきます。長いソロのない
曲では私でも自信が持てない場合が稀にあります。
例えばカラヤンとのブルックナー9番の新しい方の録音など。
シュタインスのソロは、ベームとカラヤン指揮の協奏交響曲で
思う存分聴けますし、コッホはさらに多くのソロ録音が出ています。
簡単にいえば、まずビブラートの速度がコッホの方が早いこと、
Cの音がシュタインスの方が開き気味になること、それに音程の
取り方の癖もかなり違います。
70年代のチャイ4はどちらですかい?
515 :
504:03/11/30 20:36 ID:dBcF2p0B
>>514 カラヤン盤ならコッホ。ちなみに5番はシュタインス。
1番冬の日の幻想もコッホの素晴らしい演奏が聞けます。
カラヤンが70年代後半に入れたものはコッホが多い。
聞き分けできる人ってほかのプレーヤーも聞き分けられる?
BPOでいえば、コンマスのソロとか、フルートとか、
ホルンとかトランペットなど・・・。
517 :
名無しの笛の踊り:03/11/30 22:25 ID:zVgB8I2T
>>515 これはDGの全集盤の話ですよね。
Diskyから出ている5・6番(EMI音源)は誰が吹いているんでしょう?
例えば、ウィーンフィルとベルリンフィルを聞き分けるのに
一番手っ取り早いのはオーボエの音を聞くこと。
弦やフルートでは、少なくとも録音上で聞き分けるのは至難のワザ。
オーボエは分かりやすいんだよね。
とはいえ、ウィーンフィルの場合、某有名サイトのオーナーが
コンマスのソロまでもかなりの確率で聞き分けているから、
ベルリンフィルでも同じようにやれる優れヲタがいるかもしれない。
オーボエはわかりやすいね。
ウィーンはビブラートかけないし。
ホルンもわかりやすい。
>>519 ウィーンでもビブラートは掛けるよ。
昔はほとんどタブーだったけどね。
オーボエでもガブリエルやボイシッツはビブラート
かけるよね。ホラークもそう。でも2番のローレンツ
は掛けないよね。これは、世代の問題とどの流派に属して
いるかによって変わってくる。
コッホに関係なくてスマソ。
ウィーンのオーボエは機構自体違うから全く別楽器と考えてよいと思うのですが。
みなさん常識以前のこととしてあえてスルーしているのでしょうか。w
ウィーンの連中は、ダモーレとかはどうしてる
んだろうな?
まさかヤマハはそこまでやってないだろ。
ORFの人がちゃんとコブつきのダモーレ使ってた
のはみたことあるけど、あれはどこ製?
まさかツーレガーとか?
ダモーレどころかアングレも普通の楽器だったような・・・
ところで、BPOでいちばん聞き分けやすいのはクラリネットではないでしょうか?
ライスターとそれ以外って、コッホとシュタインスよりよっぽどわかりやすいと思う
524 :
名無しの笛の踊り:03/12/03 04:25 ID:AVRNEHiK
>>523 ライスターは音というより、フレージングで解りますよね。
どんな場面でもきっちり拍通り吹く。だからわかりやすい。
ウィ−ンでもダモーレ・アングレは普通のフランス式みたいですよ。
山羽のウィンナオーボエは新宿の専門店が100マソで売り出したみたいですけどね。
都響のHさんがウィンナ持ってますね。山羽製じゃないやつ。
たまに本番で使ったりしているみたいですよ。
日本のオケはほとんどマリゴかヤマハかヨーゼフでしょう。今は。
元N響のK先生はリグータ使ってらっしゃいましたね。
シュタインスも単独ソロでモーツァルトとかハイドンの録音を
残しておいてくれたらなあ・・・と至極残念に思います。
525 :
名無しの笛の踊り:03/12/06 19:12 ID:l27VOOJE
保守しておきましょう。
526 :
名無しの笛の踊り:03/12/09 01:12 ID:1UT7N+Yd
ベルリン・フィルならコッホとシュタインスとか、NDRならノルドブルフとか
西側のオケは有名な奏者が多いけど、旧東側のベルリン響とか
クレメントが亡命したあとのゲヴァントハウス管弦楽団や
ドレスデン・シュターツカペレにも(・∀・)イイ!奏者がいるぞ。
ブロムシュテットのベト全とかシューベルトの全集でいい音聴かせている
奏者(モーツァルトを録音したクルト・マーンか?)とか。レークナーの指揮で
ハイドンとリヒャルトを録音したヴェトヴィッヒとか。ヘルビッヒのブラ全で
トップ吹いてる奏者もいいな。ハイドン変奏曲ではフライング気味だが、
それもご愛嬌。そういえば鰤のヴィヴァルディや、レーザーライトで
モーツァルトの録音残してるグレッツナーも東側だよね。保守。
保守
コッホが吹いたR.シュトラウスのオーボエ協奏曲って今も入手できます?
>>528 新品は入手困難です。こまめに中古屋を回るか
架蔵している図書館でLPを借りて、CDRやMDに焼くのがよろしいかと。
発売履歴は
>>279に、運良くゲットされた方のコメントは
>>292にあります。
私の知る限り、神奈川県立図書館のAV部門にはLPがあります。
530 :
292:03/12/11 00:29 ID:8mbP5J1C
>>529 ゲットした者です
ここの情報に助けていただいたので、感謝しつつ勝手に追加して再カキコ
R. シュトラウス:オーボエ協奏曲AV144
ローター・コッホ, Ob.
ベルリン・フィルハーモニー
ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1969.9.20-22 イエス・キリスト教会
プロデューサー:オットー・ゲルデス
ディレクター:ハンス・ウェーバー
エンジニア:クラウス・シャイベ
4つの最後の歌(ヤノヴィッツ)、メタモルフォーゼンとのカップリング(ガレリアシリーズ)
国内盤・F28G22073
輸入盤・423 888-2
D 135122 (BMG Direct marketing, Inc.むけOEM・423-888と同じ)
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番(アンダ)とのカップリング
国内盤・POCG-2115 (429 914-5)
輸入盤の有無は不明
オリジナルのLP盤
ホルン協奏曲第2番(ハウプトマン)とのカップリング
国内盤・MG2462
輸入盤・2530 439(初発?)、2543 059(再発ガレリアシリーズ)
せっかくなので、大昔FMで放送されたライブ録音持ってる人がいたら詳報求む!
528です。
>>529情報ありがとうございます。
今日県立、市立図書館とも回ってみましたが、ありませんでした。
同じオケにいるCDたくさんもってそうな人に聞いてみます。
カラヤンのニールセン不滅はコッホでつか?
533 :
名無しの笛の踊り:03/12/13 04:20 ID:hF+KOr9P
534 :
532:03/12/13 08:25 ID:UWsZReW0
>533
さんくす。この不滅のソロで
コッホとシェレンベルガーの違いが一発でわかる箇所ある?
久しぶりにCD屋に行った
DGが管楽器の古い録音をまとめて出していた
今までわからなかったウィーンフィル管楽の詳しいメンツなんかも書いてあって意欲的だと思った
なのになんでコッホのリヒャルト入ってねーんだよ!ゴルア!!!!
権利関係とか、なんかまずいことあるのかなあ?
537 :
名無しの笛の踊り:03/12/20 15:53 ID:K4gWptxc
大宮の大手CDショップで、コッホのリヒャルトの入った盤が200円だった。
すごく嬉しかったんだけど、200円で売られるコッホが不憫ダターヨ
>>537 まじで?200円かよ。
マイヤーだって安い時でも590円だったのに・・・_| ̄|○
でも、おめでと。
>>537 もしかして再発か!?
詳細キボンヌ・ロリオ
541 :
538:03/12/22 02:49 ID:1rUSg2f7
>>540 演奏の価値を知っていたあなたに買われて、コッホ先生も喜んでいると思うよ。
ほんとによかったね。
音盤の希少価値にしか関心のない転売厨に買われて、オークションで
金儲けの道具に使われてしまったら、演奏家に対して申し訳ないと思うよ。
保守
来年の3月末にバルビローリ/BPOのマーラー3番が出るね。
しかもSFB提供のステレオ録音らしいし。オーボエの美しい音が聴けるのが
楽しみです。モノラルだけど、6番の録音も出るしね。
544 :
名無しの笛の踊り:04/01/02 02:42 ID:ZHgGmZGY
2004年の書き初め
モーツァルト久しぶりに聴いたけど、やっぱコッホすごいわあ。
545 :
名無しの笛の踊り:04/01/02 23:19 ID:HcaMZmvy
ローター珍ポーコー
546 :
:04/01/05 02:48 ID:K1Arc1Oy
↑氏ね
547 :
名無しの笛の踊り:04/01/09 19:55 ID:tMImkTIS
古本屋でヘンデルみつけた
548 :
名無しの笛の踊り:04/01/10 07:20 ID:6zbFXz4W
家の整理してたら、コッホ氏のR.シュトラウスのCDが出てきた。
なつかしいので聴いてみたけれど、、、
なんと言う音程の悪さ!
音色が非常に硬すぎる!(ガレリアシリーズのせい?)
再販されない理由がわかりましたよ。
ふうん、そんなもんなんかねえ。
似たような経験は無いわけじゃないけど・・・
厨房のころエアチェックしたホリガーのテレマンの12のファンタジー、
クレストで出たんで喜び勇んで買ったらなんとこのホリガーの紙みたいな
音・・・
アマチュアだが、コッホの256分の1くらいの演奏はしたいな。
>>548 国内盤聴く限りでは、そんなにひどくないけどね・・・
リマスタが失敗だったとか?
硬い音ってのはわかるが、それはあくまでLPと比べたときの話だしなあ
たぶん
>>548の脳内でコッホの音がどんどん美化(神格化?)された末に
実際の音と思い切りギャップできちゃってたのでは?
553 :
名無しの笛の踊り:04/01/11 19:00 ID:LbkKJRsG
>>548 この演奏について、音程が上ずっていて良くないという批判をある音大出身の
オーボエ吹きから聞いたことがあります。私が聞く限りノープロブレムですが、
耳の良い方にはそう聞こえるのかも知れません。
音が硬い、というのはオーディオシステムの問題もあると思います。
DGGとしてはかなりの優秀録音だと思います。
再発されないのは、S氏の新録音がカタログにある、というマーケティング上
の理由では?
この演奏があまりお好きでないなら、オークションで売りに出したら
いかがですか?探している人がいるはずですよ。
つーか、ソロで音程高めにとるって良くあるスタイルじゃないの?
(オーボエでは少ないかも知れんが)
あれが音程悪いんだったら、ヴァイオリンとかフルート、歌手の
ソロなんてみんなそうだって話になるぞ。
555 :
名無しの笛の踊り:04/01/12 05:40 ID:wPMVdnGo
いや〜コッホ氏音程そんなに良くないのは、もう定説なんだし、
かれこれ30年前の録音だでしょうあないんではないでしょうか...
オネゲルの典礼風(カラヤン指揮)のオーボエソロがおそろしく巧いん
ですが、これは誰?
>いや〜コッホ氏音程そんなに良くないのは、もう定説なんだし
どこで流布してる定説だ、そりゃ?
モーツァルトのカルテットをホリガー、シェレンベルガーと聴きくらべたって
コッホの音程が一番しっかりしてるぞ。
シェレンベルガーは音程悪いよね。
少なくともチューナーなどという代物が出てきたのはここ20年ぐらいだ。コッホ
が若い頃にはこういうものは無かったはず。こう考えると、われわれ現代人は
チューナーに毒されて、かえって耳が悪くなっているのだろうか、という気も
する。
昔コッホが使ってたというグラッセル?とかいう
メーカーの楽器を吹かせてもらったことがある。
なんだこりゃ?音程がやばすぎる楽器だった。
アングレも大昔ベルリンフィルで使ってたヘッケル
をふかしてもらったが、重いのなんのって。ひきずる
ような音がした。
コッホ=マリゴフルオートだよね?
>>561 グレッセルね。音程のツボが今のフランスや日本のメーカーの
物と違うので例えばマリゴとかの感覚で吹くと音程はボロボロになる。
ただし、そのことを意識して吹くとちゃんと音程は取れるよ。
それからグレッセル単体で吹くよりピュヒナーとコンビネーションした
ほうが欠点が解消してさらによいらしい。
563 :
名無しの笛の踊り:04/01/18 03:53 ID:tk/2LUIV
コッホスレで失礼ですが、
ドレスデン・シュターツカペレのオーボエ
(クルト・マーンですか??)の略歴と代表盤は??
>>563 詳しい経歴については、すぐには答えられませんが
クルト・マーンのソロCDなら、ブロムシュテット指揮のモーツァルトが
徳間から出ていますよ。
565 :
563:04/01/19 02:16 ID:bEa54mjF
>>564 有難うございます。
早速探してみます。
楽しみ!
>>565 どういうのを期待してるのか知らないけど
あんまり上手くはないとだけ言っておく。
あ、もちろんオーボエソロがね。
シュターツカペレはいいよ。
568 :
563:04/01/19 23:24 ID:X36/VOIH
うっ。
一気に退いた…
スウィートナー=ドレスデンのグリーグ聴いて、
ソロのボエに惚れたんですが…。
ベルリンのシュターツカペレと間違えてない?
シュターツカペレ・ドレスデンのオーボエはオケの曲やオペラで聴くと上手いよ。
クライバーの「トリスタンとイゾルデ」とか、ブロムシュテットの一連の全集とか。
>>567が言いたいのは、ソロ曲だとつまらないってことじゃないか?
>>568 確かにスウィトナーが振っていたのはベルリン・シュターツカペレが多いけど
ドレスデンでも録音しているんじゃない?
旧東独時代は、限られた指揮者(スウィトナー、ブロムシュテット、ザンデルリンク、
レーグナー、ヘルビッヒ、ケーゲル、ヘルムート・コッホ、マズアなど)が
ドレスデン、ベルリン、ライプツィヒの歌劇場やシンフォニーオケを盛んに
振っていたから、これらの録音をオケ曲で聴くのがよろしいかと。
おすすめは、上のクライバーのほかには
ケーゲル=ドレスデンフィル 「ビゼー:カルメン&アルルの女組曲」
レーグナー=ベルリン放送響「チャイコフスキー:三大バレエ抜粋」
ヘルビッヒ=ベルリン響「ブラームス:交響曲全集」
571 :
名無しの笛の踊り:04/01/20 00:20 ID:onH5chi6
コッホって、東ドイツ時代はヘルムートという名前で
指揮していたね
572 :
名無しの笛の踊り:04/01/20 04:55 ID:08C79Usk
573 :
563:04/01/22 00:19 ID:Jrbl1WbN
いろいろと情報有難うございます。
勉強になりやした。
それにしても、その情報量、恐ろしや…
575 :
名無しの笛の踊り:04/01/24 01:11 ID:BIlhPVbq
>>574 あなたに言われるまで気がつかなかった...
恥ずかしい...
でも笑えるね
>>574-575 あはは。俺も一瞬釣られそうになった(w
この指揮者のコッホは、もう29年も前に亡くなっているから、Lothar Kochとは
まったくの別人なんだけどね。いい指揮者です。特にヘンデルなどのバロックや
「ドイツ・レクイエム」などの合唱曲はなかなかいい演奏しています。
旧東ドイツのオーボエ奏者で、協奏曲のCDを出していた人には、ベルリン放送響の
ハンス=ウェルナー・ヴェーツィッヒ(うう、読みづらい) という人がいますね。
レーグナーの指揮で、ハイドンとリヒャルト・シュトラウスの協奏曲(64年頃)と、
ヘルムート・コッホの指揮で、ヘンデルの協奏曲第3番(74年頃)を吹いています。
ヘンデルのほうは、徳間の国内盤で聴いたんですが、
録音もまずまずで、ソロも美しく録れていました。
ハイドン&リヒャルトのほうは、コロナの外国盤で聴いたら音が硬く、
かなりNoisyな印象を受けました。
最近発売されたレーグナー・ボックスに再録されたので、一聴してみては
いかがでしょう?リマスタリングもなされていると思います。
長文失礼。
ヴェイツィッヒ教授門下のオーボエ奏者も旧東独には多いみたいだね。
578 :
名無しの笛の踊り:04/01/31 20:19 ID:mUSDtR9k
浮上
>>572 ドレスデンの録音で82年以降のものとなると
西側と共同制作のものが増えてきますね。
ブロムシュテットの「英雄の生涯」など、現在クレストシリーズで
復刻されているものも含まれるでしょうか。
あとはコリン・デイヴィスのベートーヴェンとか、フォーレのレクイエム・・・
(フォーレのレクイエムって編成にOb入ってましたっけ?)
遅ればせながら、コッホのヘンデル聴きました。(・∀・)イイ!
581 :
名無しの笛の踊り:04/02/02 23:23 ID:2VKKaYvD
先日テレビでBPOを見てアルブレヒト・マイヤーの流麗なソロがとても気に入って
オーボエに興味を持ちました。残念ながらコッホは名前しか知らないのですが、
こちらのスレを読んで気になったのですが、コッホ・ファンにはマイヤーって軽く
てダメですか?
>>581 クープランの墓、顔真っ赤にして吹いてましたね>アルビ
軽くてスマートな音(最近はちょっと硬めになってきたかな?)で
私は好きですよ。
583 :
名無しの笛の踊り:04/02/06 06:27 ID:itF/RzjQ
浮上
584 :
1:04/02/08 09:43 ID:3boIsUyD
コッホがこの世に別れを告げてもうすぐ1年ですね。
このスレッドも立って約10ヶ月か・・・案外早かったですね。
最初のうちはずいぶん誤報などもお伝えしましたが、
ここまでスレッドがdat落ちせず、みなさんがいろいろ書き込んでくれたこと。
私の全然知らないことなども教えていただき、いいスレッドに育ってくれて
よかったな、と思っています。
2001年にクレーメントの訃報を、某楽器メーカーの広告で知ったときも
とてもショックでしたが、このローター・コッホという、かけがえのない存在が
この世を去ってしまったということにも、感傷的になり、このひとりの奏者が
その67年の生涯のあいだに、巨匠カラヤンと、世界有数のオーケストラである
ベルリン・フィルハーモニーの一員として遺したおびただしい数の録音と、
世界各地で行ってきた実演について、ひとりでも多くの人と、掲示板という
媒体を通じて語り合いたいと思って、立てたのがこのスレッドです。
585 :
1:04/02/08 09:43 ID:3boIsUyD
時代は変わり、大手のレーベルからも新譜はあまり出なくなり、独立系の
レーベルや楽団の自主制作盤が多く出回るようになったこともあって、
最近は「神」といわれるような奏者にめぐりあうことが少なくなりました。
アルブレヒト・マイヤー、フランソワ・ルルー、シュテファン・シーリなど
かつては若手といわれた奏者が中堅になって活躍するようになってきたり、
東京のオーボエコンクールで優勝したフランス人がパリ管弦楽団の首席に
ついたりと、変化はめまぐるしいものがあります。
かつて、ルルーがBRSOの首席についたばかりの頃に、他の楽員から
「君はクレーメントのカラーをしっかりと受け継いでいる奏者だ」と言われ
驚いた、というインタビューを読んだことがあります。
いまのマイヤーをNHKなどで見ても、かってのコッホを髣髴とさせるような
ひたむきに真っ赤な顔をして吹いていたりして、オーケストラのカラーは
指揮者や奏者が替わっても受け継がれていくものなのだな、と実感しました。
586 :
1:04/02/08 09:48 ID:3boIsUyD
このスレッドでいろいろ教えてくれた方のお陰で、コッホとシュタインスの違いなど
うる覚えながらに気がつくようになり、私がいままでコッホの音だと思っていたものの
大半が、実はシュタインスのものであったことに気付きました。
なんだか冗長に書き込んでしまいましたが、いまの時代の中で
コッホやクレメントのカラーを受け継いでいる奏者がいること、いい演奏を
見つけていくことが、自分の素養になり、オーボエという楽器を続けていく上で
大切なことなのかな、と思いました。
長文になりました。読んでくださった方、ありがとうございました。
587 :
名無しの笛の踊り:04/02/09 06:03 ID:3gzbVoaX
犬通販のセールで、カラヤン/ムターのブラームス:Vn協奏曲を
注文しました。カラヤンのブラ3(いつの録音だろう?)なども
併録されている「パノラマ・シリーズ2000」というCDです。
2楽章のソロを聴けるのがいまから楽しみ。
>>572 ベルグルンド/ドレスデンの「わが祖国」を聴いてみたいんですが、
この演奏のオーボエは如何でしょう?
588 :
563:04/02/10 23:53 ID:FjODbbpa
1>
私もこのスレを参考に、いろいろと勉強させて頂きました。
私もボエを吹いていますが、実現可能かどうかは別として、
「このような音が出したい!!」という具体的な目標を
かつての巨人の演奏を聴くことによって
持てたのは幸せですし、エネルギーになっています。
これからも、いろいろ教えて下さいマセ。
589 :
1:04/02/11 03:47 ID:cL/9Ffpv
>>588さん
ありがとうございます。
そう言って頂けると、このスレを保守し続けてきた甲斐があります(つдT)
みなさん、これからもいろいろ書き込んでくださいね。
何ヶ月か前にマイヤーのソロCD(バッハのトランスプリクション)が
本国で出てるようなんですが、これまだ塔とかの輸入ではいってない
ですよね。 見かけた方いらっさいますか?
バッハのドッペルコンチェルトなら、日本人と録音しているけどね。
>>590は見たことないな。
Amazon.deで注文すれば済む話では。
ちなみに手厳しいカスタマー・レビューですな。
ドイツ・グラモフォンがこういうアルバムを出すってのも驚き。
594 :
名無しの笛の踊り:04/02/14 00:25 ID:mTa7sVyg
>>590 去年木八で来日した時、本人が友人知人に楽屋で配っていたぞ。
持ってるか?と聞かれたが、持っていると答えたらくれなかった。
いや、あれは営業していたのか・・・
595 :
「へ」:04/02/14 11:12 ID:btEzgC6W
コッホの音は、カラヤン時代のベルリンフィルの象徴といえるかもしれませんが、
現在のマイヤーは、コッホとの比較において、ある意味今のベルリンフィルの姿を
端的に示しているとはいえないでしょうか。
シュレンベルガーは、コッホ退団後ますます細い音になっていったことで
多くのベルリンフィルファン(特にコッホファン)の顰蹙を買っていたようですが、
マイヤーの方は、テクニックはともかく、音は更に細くて地味なようにすら思います。
(とはいってもドイツ伝統のオーボエの音から外れるものではありませんが)
しかし、アバドとのベートーヴェンや、先日テレビで放送されたブーレーズとの
ラヴェルの「クープランの墓」などでは、素晴らしく繊細で柔軟性にあふれる
表情豊かな演奏を聴かせてくれました。
これは太くブリリアントなレガートで聴かせるコッホとは甚だ異なるスタイルですが、
図らずもカラヤン時代からアバド以降のベルリンフィルの変貌の方向性に一致して
いるように個人的には思えます。 どうでしょうか?
あぼーん
>>595 マイヤーの音って、CDで聞くとかなり悲惨だけど生ではそれほどではないよね
ただ、ベルリンフィルのトップとなるとどうしてもそれ以上の期待をしてしまうのも確か
漏れ自身もベルリン・ドイツ響のトップの方が好きだったりはする
598 :
名無しの笛の踊り:04/02/15 20:21 ID:myRsZiYW
かつてドイツのオケのオーボエは、ほとんどがヴィンシャーマンの弟子
で占められていた。そうした人々が今やほとんど引退し、外国人も含めた
インターナショナルな奏法を身につけた奏者達に入れ替わりつつある。
ベルリン放響のようにパッシンの弟子が後任になればそれなりに伝統が
受け継がれていくだろうが、BPOのように指揮者が大きな権力を握って
いたり、とにかく上手い奏者を、というところは変化が激しいのでは
ないだろうか。マイヤーのデビュー盤(EMI)は持っていますが、コメ
ントは控えておく。
私自身は最近の奏者を聞いて感心したことがないので古い録音ばかり
を聞いている。どんなに技術が上手くて繊細な表現が可能でも、心を
動かされることが少ないのだ。
これはオーボエに限ったことではない。ヴァイオリンにしろピアノにしろ、
心をゆさぶる名奏者が活躍していたのは1970年代までのような気がする。
ハイティンクとの復活の映像なんか見ると、入団したばかりのマイヤーがコッホ
を思わせるような分厚いトーンで吹いていて、シェレさんとの比較の意味で非常
に安心した記憶がありますが、どうもその後のマイヤーの変身ぶりは、期待を
裏切られたような気がします。「ああ、マイヤーだ!」とワクワクしたのは
最初の1〜2年だけだったような気がします。
600 :
「へ」:04/02/15 21:33 ID:3A1a1ijS
ところで、ラヴェルの「クープランの墓」を吹くコッホを
想像すら出来ないのですが(あくまで個人的主観です)、
録音はあるのでしょうかね?
>>599 ひょっとしてその頃のマイヤーは楽器が違ってたんではないでしょうか?
クランポンになったのはいつごろからなんでしょう?
クランポン、吹くのがとても楽で、一見(一聴?)それっぽい音もするらしいのですが、
少なくとも国内で吹いてる人の音を聞く限りでは、見かけ倒しというか、実体は
とても薄い音なんですよね〜
そう言えば
>>598 パッシンの弟子でも眉をしかめたくなるようなのいますよね
蚊の鳴くような細〜い音の人
603 :
名無しの笛の踊り:04/02/17 05:10 ID:44pu40FA
カラヤンが振った「ボエーム」が素晴らしいと思います。あと、J.シュトラウスのワルツ集(EMI)の中のソロも。
>>602 お気持ちはわかりますし、あなたが指している人物も大方予想が
つくのですが、そのような書き込みはスレが荒れる元になるので、
なるべく自粛しませう。
>>604 同意、そのために別のスレもあるわけだし。
ただ細いとは感じない。
薄いけど。
>>604,605
すんまそん、自粛します。
お2方に話が通じただけで充分ですわ。
>>607 スレッドが汚れるようなURLを貼らんで下さい。
新星堂盤のバロック・オーボエ協奏曲集は
もう手に入らないんでしょうかね?
保守
613 :
名無しの笛の踊り:04/02/24 23:07 ID:GTOBPeY2
1度あげます。
ほっしゅ
615 :
名無しの笛の踊り:04/02/26 11:53 ID:J77ykmiK
616 :
563:04/02/28 01:38 ID:la84JsRD
ブロムシュテットのベートーヴェン(鰤の全集)買っちゃいました〜
7番聴いています。
アンドレアス・ローレンツでしたっけ?
冒頭のソロ、絶妙ですね!!
617 :
名無しの笛の踊り:04/03/01 02:30 ID:87wKB5zt
>>616 この録音はまだローレンツ入団前のはず。
ビブラート控えめでクルト・マーンかと思いますが自信はありません。
618 :
名無しの笛の踊り:04/03/01 23:50 ID:YNovH3Ea
>>616 残念ながらロレンツではないです。
ロレンツは82年からシュターツカペレ・ドレスデンのソロです。
619 :
616:04/03/02 00:53 ID:brIDRNS5
>>617,618
レス有難うございます。
1番から順番に聴いて勉強中・・・
>>618 「残念ながら」って・・・
>>616はああいう昔ながらの田舎くさいオーボエを「絶妙」って感じてるんだから
ロレンツよりマーンのほうを気に入るかも知れんじゃないの。
ロレンツを聞きたいんならシノーポリ指揮のもの、
小澤のサロメなどを聴くべし。
621 :
名無しの笛の踊り:04/03/04 01:20 ID:wqHmxrGZ
あげ
>>620 最近、コリン・デイヴィス指揮のものもたくさんBMGから再発されたから
それを聴くのもいいんじゃないの?
623 :
名無しの笛の踊り:04/03/06 00:19 ID:/31eeQTy
>>611 新星堂に直接注文したら手に入りました。
624 :
名無しの笛の踊り:04/03/07 18:59 ID:6RR4fHHw
もうすぐ命日がやってきますね。合掌。
ベームの英雄を聴きながら、まったり保守。
ルイエのソナタ、(・∀・)イイ!
627 :
206:04/03/13 20:17 ID:A6358N/m
ヴァンゲンハイムのドンジョバンニ買いました〜
こりゃいいわ〜
しかも、中盤からどんどん調子を上げていっているように聴こえる
628 :
名無しの笛の踊り:04/03/14 05:24 ID:p42Mh+rT
>>627 そういえばザヴァーリッシュのコシもヴァンゲンハイム氏ですね。
630 :
名無しの笛の踊り:04/03/16 04:53 ID:RtBoEdKG
>>629 そうです。主席からは2〜3年前に引退し、現在は2番吹きとして在籍
しているようです。
ORFEOから出ている木管八重奏のCDは今でも入手可能だと思います。
>>630 オルフェオは基本的に廃盤は行わない方針のようですね。
2004年3月16日…コッホ先生が旅立たれてから、1年経ちましたね。
>>597 ベルティーニ/都響とのモーツァルトを聴いたときは、正直、ルル―のほうが
上手いなって思ってしまいました。そのときはツアーで疲れていたのだと思います。
>>601 バンドジャーナル1992年11月号でマイヤーが特集されているのですが
そのときには既にクランポンを使っていたと思います。
同時期のパイパースのクランポンの広告を見ると、グリーンラインは
まだ発表されていないことから、そのあとでまた楽器を替えたのだと思います。
633 :
名無しの笛の踊り:04/03/18 17:34 ID:X7sYYZAy
敬意を表して age
634 :
名無しの笛の踊り:04/03/19 21:26 ID:nmAv5i+m
635 :
名無しの笛の踊り:04/03/23 09:45 ID:I2U3EUn7
ハイティンク/BPOのマーラー3番を聴いてみました。
4楽章や6楽章などの吹き方が、なんとなくコッホっぽいのですが
(たったったっ、っていう感じでフレーズを一気に吹くところなど)
これは誰が吹いているのでしょう?DVD持ってる方、教えて下さい。
思いっきりシェレンベルガーさんどす
637 :
635:04/03/24 02:42 ID:uBWny4Iz
>>636 あらら…外れたか。教えてくれてどうもありがとう。
コッホなんて糞だろ?
特にバロックなんて...(w
細々と保守していきましょう。
95年の、ソロ最後の録音となったモーツァルトの四重奏曲K.370が
鰤から発売されたのが、コッホのソロリリースでは一番最近のものみたいですね。
640 :
名無しの笛の踊り:04/03/28 11:38 ID:el9a/mHP
コッホの三つのロマンス聞いたことある人いる?
ありゃあ、はっきりいって、まずかった。
今だったら、テープ審査すら通りそうにない。
それってレコード?
それとも放送とか?
642 :
名無しの笛の踊り:04/03/28 22:12 ID:el9a/mHP
放送だったよ。
コッホ氏は、1970年代後半の北京空港での事故以来、調子を崩されたとか。
シューマンはその後の録音かもね。
645 :
名無しの笛の踊り:04/03/29 23:39 ID:LlIh7Z5M
ん〜
ってか普通にピッチとか高すぎだし、特に↑のDとか。音も演奏も硬かったぞ。あと、ちょっと苦しそうだった。
別に漏れは普段コッホはあんまり聞かないし、好きでも嫌いでもないが、
まぁ、あれだと現在の第一線の方がはるかによいかなという感じでした。
>>645 確かにコッホの録音はピッチ高いけど、それはあのころのBPOの
ピッチそのものが高いせいじゃないかな?
苦しそうだったのは、晩年だったのかも。
晩年まで日本に来てたが、95年頃には既に衰えたといわれていたし。
93年にサイトウキネンで来日したときも調子悪かったんだよ。
いまサヴァリッシュ/バイエルン国立歌劇場管のブル6(1981年10月)を
聴いているのだが、これもヴァンゲンハイムという人が首席を吹いているのかな。
648 :
名無しの笛の踊り:04/03/31 02:29 ID:oaginnXf
オレは違うと思う。サイモン・デントの方じゃないかな。
同じサヴァリッシュのブルックナーでも
5番で吹いてるのがヴァンゲンハイムのような気がする。
うろ覚えだが。
オレは5番はデントだと思う。
6番は聞いてないから分からん。
652 :
名無しの笛の踊り:04/04/03 01:58 ID:WZJYLDM9
サイモン・デントという人がバイエルン国立歌劇場のもう1人の首席なのか。
クララ・デントという若い奏者がアルテノヴァからバッハのCDを
出してるけど、その子のお父さんかな?
653 :
名無しの笛の踊り:04/04/03 17:46 ID:4+m23oAQ
>>652 その党利。
デントは80年くらいから主席をやってるはず。
ちなみにデントの前任はクレメント、20年以上にわたり主席だった
が、このとき放送響に移っている。
654 :
名無しの笛の踊り:04/04/04 10:16 ID:cOq4vLn6
>>653 なるほど。
クレメントは歌劇場首席から45歳くらいで放送響首席に移ったと聞いたが
これは本当に異例のことらしいな。本人も言っていた。
クレメントももうすぐ没後3年か・・・ドイツ音楽の象徴みたいな奏者が
いなくなっていくのは淋しいね。ヴィンシャーマン・リーバーマン・パッシンには
長生きして欲しいわ。ヴィンシャーマンはもう高齢だけど。
655 :
名無しの笛の踊り:04/04/06 03:04 ID:mBfc1Zgs
>>654 クレメントはクーベリックに引き抜かれたのだろうか?
わが祖国の映像を見ると(OrfeoのCDになっているものと同じ演奏)
終演後、クーべリックがまっさきにクレメントに握手を求めに行く姿
が印象的だったのだが。
コッホやクレメントは10年に一人ではなく100年に一人の才能
だったと思う。
>>655 クレメント本人の口からはっきり聞いた訳ではないからわからないけれど、
その可能性はあるかもね。
DGやauditeの70年代までのクーベリック/BRSOの録音を聴くと
はっきり言ってオーボエ弱いんだよね。決してドヘタクソって訳ではなく、
一定のレベルは保たれているんだけどさ。音色が昔っぽいっていうかね。
フリッチャイ/ベルリン放送響の「悲愴」(59年録音)と、auditeの「運命」
(69年録音、クーベリック/BRSO)の音色がそっくり。
これがauditeのマラ5(81年録音)やベト4(79年録音)を聴くと、オーボエだけ
まるで違って聴こえるんだよね。それまでの奏者がモノクロだとすると、
クレメントはフルカラーみたいな。そんな感じに鮮やかに聴こえる。
クーベリックの一連のORFEO録音が、クレメント入団後以降に行われて
いることをみても、クーベリックがクレメントを欲しがったのかもね。
クーベリックのドン・ジョヴァンニを聴いてみたいのですが
これはクレメント氏が吹いているんですか?
>>657は85年録音だそうなので、気になったのです。
最近、犬通販でオペラシリーズが安くなっていますね。
70年録音のスイトナー/ベルリンの「魔笛」とか
録音年不詳ですがベルティーニ/ミュンヘン放送管のウェーバーのものとか。
あと、ARTSからクーベリック/バイエルンの「パルジファル」(80年録音)が
出ましたね。値段は高めですが。
あとは、BMGにデイヴィスがバイエルンと録音したブラームス全集が
廉価盤となって出るようですね。デイヴィススレでは「録音いまいち」と
書かれていますが、クレメントやベッカー、ルルー、シーリの音が
堪能できそうです。楽しみ。
失礼。スイトナーの「魔笛」はドレスデンでしたね。
660 :
名無しの笛の踊り:04/04/07 02:42 ID:Kgmv/lUo
>>657 これはクレメントが吹いています。
その他、オペラ全曲盤では、ハイティンクの魔笛とタンホイザー、
コリン・デイヴィスのフィガロとイドメネオ、サヴァーリッシュの
影のない女でクレメント確認済みです。
ただし、これらの録音はオーボエの音がかなり弱いです、というか
このころのクレメントはかなり薄めの音で吹いているのでこれで実際の
バランスに近いのかも。
661 :
名無しの笛の踊り:04/04/07 02:44 ID:Kgmv/lUo
>>658 デイヴィスのブラームス交響曲は1,3番がクレメントです。
特にハイドンヴァリエーションがクレメントで聞けるのが嬉しいですね。
イッセルシュテットのブラ全(スクリベンダム)、安く売ってますな。
保守
665 :
名無しの笛の踊り:04/04/14 05:51 ID:oxQJ9jR6
クレメントの録音としてはあまり知られていないと思いますが、モーツァルトの
オーボエ四重奏があります。
トリオレコードのLPで録音は1973年頃、レコードの番号はPA-1092です。
666 :
名無しの笛の踊り:04/04/14 10:30 ID:BVHhefxf
666
トリオの録音は、アルフレート・プリンツなんかはCD化されたね
クレメントも出ないもんかなあ
668 :
1:04/04/19 14:35 ID:R4twueLb
ネタもやや枯渇気味ですなあ。
新スレのほうではクローやアンブシャーの話題が出ていますが、
コッホは調子がいいときでもペラペラのリードで吹いていたらしいですね。
(宮本さんがインタビューで語っていました)
あと、クレメントは舞台に上がってから、おもむろにリードケースから
リードを取り出して楽器につけていましたね。
浜松市の楽器博物館には、総銀製のリングキイのオーボエがあるとか。
一度吹いてみたいですね。
クレメントの四重奏、聴いてみたい。
>>668 総銀じゃなく銀メッキだと思いますよ
eBayとか見てるとメタルオーボエ時々出てます
日本国内でも持ってる香具師は結構いるようです
670 :
名無しの笛の踊り:04/04/22 02:10 ID:TNarYH/w
>>669 なるほど。銀メッキですか。
日本国内でも持っている人いるんですね。
671 :
名無しの笛の踊り:04/04/23 22:22 ID:VcHDAPhb
クーベリックのドン・ジョヴァンニ届きました。
確かにオーボエの響き、薄めですね。
保守
>>670 持ってる人を2人ほど知ってます
残念ながら2人ともボエ吹きじゃないんだけどね
674 :
名無しの笛の踊り:04/04/30 10:16 ID:F7kSsBn4
>>673 写真で見たことしかないから、いっぺん吹いてみたいわ。
675 :
名無しの笛の踊り:04/05/01 21:47 ID:QUbyEZvH
カラヤンのDVDが安売りされていたのでR.シュトラウスの
分を買ってきた。死と変容が入っているやつ。
84年の収録で、もちろんコッホが吹いてます。オーボエは
コッホ、ケルヒャー、シュテンプニクの組み合わせ。時代を感じますな。
土屋さんも髪の毛が黒いし、コントラバスはビットが弾いている。
ビットもとんでもない天才奏者の一人ですね。って関係ないか。
コッホ、素晴らしいです。買って損はないと思います。
一度ご覧あれ。
>>675 私は6000円で買える今日でもDVDプレイヤーを持っていないので、
見ることが出来ないのですが良さそうですね。コントラバスのビットと
いう人は不勉強ながら存じ上げませんでした。ツェパリッツ教授や
クラウス・シュトール氏なら知っているのですが…
ケルヒャ―は故ローデと並んで2番吹きだった人ですね。
いまのBPOのオーボエセクションはマイヤー、ケリー、ヴィットマン、ハルトマン、
ウォ―レンウェーバー、と20年前からみたらがらりと変わりましたね。
しかし84年って、もう20年前になるんですね・・・
もっと最近のことかと感じていましたが、歳を取った証拠かな?(w
DGガレリアのダッタン人(シェエラザードのカップリング、71年)で吹いてるのってコッホでしょうか?
678 :
名無しの笛の踊り:04/05/05 02:03 ID:R0s5VDAe
保守
681 :
名無しの笛の踊り:04/05/12 23:04 ID:lkQMNYkz
今日、このスレッドの存在を知りました。感涙ものです。みなさま、ありがとうございます。
コッホの魅力を味わえるCDとして、ベートーヴェンの作品16の五重奏曲(69年DG)を挙げておきます。
あと、64年のブランデンブルクでシュタインス(1番)とコッホ(2番)の聞き比べができます。
>>681 いらっしゃいませ。コッホの魅力を知る方が書き込んでくださって、ありがたいです。
>>681 ベートーベンなら、五重奏1曲なんてケチなこと言わないで
ベルリンフィル団員の管を含む室内楽集全部を推薦してたもれ
ちなみに漏れは八重奏が一番のお気に入りだがね
>>681 >あと、64年のブランデンブルクでシュタインス(1番)とコッホ(2番)の聞き比べができます。
1番で2ndを吹いてるのはコッホだよな。
685 :
名無しの笛の踊り:04/05/14 00:17 ID:uUZbjUqY
>>684 第1番の1番オーボエがシュタインス、第2番のオーボエが
コッホじゃないのか?
第1番のソロオーボエがシュタインスで
第2番のソロオーボエがコッホ
それはクレジットにも出てる。
>>684で言ってるのはそういうことじゃなくて
第1番でセカンドオーボエを担当してるのがコッホということ。
687 :
名無しの笛の踊り:04/05/15 04:48 ID:XPYVt8Aq
シュタインスのモーツァルトOb四重奏曲のLPを入手しました。
多分50年代中頃か後半のモノラル録音ですが落ち着いた雰囲気の
良い演奏です。
>>687 希少盤ですね。
同時期にテレフンケンに録音されたヴィンシャーマンの四重奏曲は
国内盤にもなりましたね。
>>687 シュタインスのカルテットは独エレクトーラでしたっけ?
一度だけ知り合いに聞かせてもらったことがありました。
モーツァルト絡みでいうとパッシンのコンチェルトもCD化
されないよね。
690 :
名無しの笛の踊り:04/05/17 06:29 ID:Xk3/4yXZ
ミュンヒンガーと入れたヘンデルの協奏曲1番を聴いていますが、
コッホの音、大人しめですね。
>>689 パッシンの名前がクレジットされたもので、入手が比較的容易なものは
ナクソスの「グラン・パルティータ」と、マルコポーロの木管合奏曲集
くらいですかね。
最近、マルコポーロ音源が、ナクソスに降りてくることが多いので
これもナクソスに移ってくれるとありがたいのですが。
レス番が前後しますが、
>>658で触れたデイヴィスのBOX、買ってみました。
録音が確かにオフマイク気味でやや不鮮明ですが、オーボエの音を
堪能できます。3番の3楽章など、特に良かったと思います。
交響曲のアプローチとしては、デイヴィスの解釈はハイティンクにやや近い
聴きこむほどに良く感じてくるような、地味溢れる演奏です。
昨日はNHK−FMでバイエルン国立歌劇場とミュンヘン放送管のドニゼッティの
オペラが放送されていました。ミュンヘン放送管のオーボエも魅力的な音ですね。
長文失礼しました。
×地味溢れる ○滋味溢れる ですね。 訂正します。
ワーグナー「ジークフリート牧歌」(クーベリック/BRSO、79年CBS)も
最近聴いてみましたが、こちらのオーボエはやや直線的な演奏です。
クレメント氏入団前の録音なので、カルムス氏でしょうか。
初発時には、同じ演奏者・レーベルのブルックナー「ロマンティック」と
カップリングされていたようですね。ロマンティックが3面、ワーグナーが1面で
処理されて、2枚組LPで発売されたとか。
>>689 ドイツ・エレクトローラは、EMI系列でしたね。
EMIといえば、NDRのアーカイブシリーズが発売されているみたいですね。
コンドラシンの最期の演奏「巨人」とか、イッセルシュテットの放送音源とか。
往年の首席、ハインツ・ノルドブルフ氏やマンフレッド・ツェー氏の演奏が
聴けますね。
テンシュテットと録音したリヒャルト・シュトラウスの協奏曲もCD化して
欲しいです。
694 :
名無しの笛の踊り:04/05/19 21:40 ID:VoBiEbPS
時に、
話題沸騰中のカラヤンのライヴ盤(ベト7&春祭 PALEXA)は
誰が吹いているんでしょうか?
オーボエ以外も教えてください。
695 :
名無しの笛の踊り:04/05/21 07:14 ID:JuuQTvCr
オケモノの手に入りやすいやつでお薦めない?
>>696 ロッシーニのオペラ序曲集(カラヤン指揮)などは如何?
「絹のはしご」かっこいいよ。値段も安いし。
82年のグランパルティータ聴きました。すっきりしていていいですね。
699 :
1:04/05/23 23:38 ID:usdBytNN
ごめんなさい・・・
>>699は物凄い早とちりだったかも。少なくとも2段目はありえねえ・・・_| ̄|○
とにかく、もうちょっと詳細明らかになるまで様子見で保守します。
スレ汚し失礼しました。
スムーズに書き込めるようになりましたね。
昨日は取り乱して、失礼しました。
このところ寝不足で眠いので、この辺で失礼します。ノシ
保守
704 :
名無しの笛の踊り:04/05/28 20:14 ID:4uCuinuC
バルビローリ指揮BPOのマーラー:交響曲第3番(1969)の発売が
遅れているみたいですね。犬では3/31-4/30-5/31となってました。
この録音、SFB(自由ベルリン放送)が収録したテープからの音源という
ことで、ステレオ録音なので、非常に楽しみにしているのです。
5楽章でコーラスを受け持つ「聖ヘトヴィヒ聖歌隊」も、このスレでどなたかが
コッホの一番最初の録音として紹介してくださったフリッチャイの「第9」(1957.58)
で素晴らしい演奏を聴かせてくれました。
オーボエはコッホかシュタインツ、どちらかの担当、あるいは4番パートまで
ある大編成の曲なので、ケルヒャーやシュテムプニクらと一緒に吹いているかも
知れませんね。(ローデはこの録音時、まだ20歳くらいなので入団していたかどうか・・・)
705 :
名無しの笛の踊り:04/05/28 20:57 ID:4uCuinuC
バルビローリ指揮BPOのマーラー:交響曲第3番(1969)の発売が
遅れているみたいですね。犬では3/31-4/30-5/31となってました。
この録音、SFB(自由ベルリン放送)が収録したテープからの音源という
ことで、ステレオ録音なので、非常に楽しみにしているのです。
5楽章でコーラスを受け持つ「聖ヘトヴィヒ聖歌隊」も、このスレでどなたかが
コッホの一番最初の録音として紹介してくださったフリッチャイの「第9」(1957.58)
で素晴らしい演奏を聴かせてくれました。
オーボエはコッホかシュタインツ、どちらかの担当、あるいは4番パートまで
ある大編成の曲なので、ケルヒャーやシュテムプニクらと一緒に吹いているかも
知れませんね。(ローデはこの録音時、まだ20歳くらいなので入団していたかどうか・・・)
保守
707 :
名無しの笛の踊り:04/06/05 00:08 ID:o2SUN0sQ
バルビのマラ3、聴いてみました。
音質が悪いのは、多少目をつぶっても。6楽章の迫力は凄い!
5楽章のヘトヴィヒ聖歌隊も好演、オーボエは判別できませんでしたが
あのマラ9以上にオケが燃えに燃えています。6楽章の熱気と歌心は
ベルティーニ/ケルン以上!コッホファンならずとも、一度は聴いておきたい
名演です。
708 :
名無しの笛の踊り:04/06/05 12:24 ID:o2SUN0sQ
BPOの1953年‐1956年頃の録音が、何種類かDGの廉価盤レーベル
MUSIK...SPRACHE DER WELT(タイトルは「音楽は世界の言葉」の意)。
で発売されるようです。
ベームのブラームス2番(56年)、レーガーの変奏曲作品132や、
フルトヴェングラーのシューマン4番&ハイドン88番
フリッツ・レーマンのシューベルト:ロザムンデ、
ベームのベートーヴェン:5番&7番、
マルケヴィチの幻想交響曲、シューベルトの3番&4番など。
709 :
名無しの笛の踊り:04/06/06 18:33 ID:e/EbEemi
カラヤンのシベリウス後期交響曲集で、首席を吹いているのはコッホですか?
710 :
名無しの笛の踊り:04/06/07 04:11 ID:4Z2bMuo9
>>709 私は4番と5番はコッホだと思いました。
6番はシュタインスかな・・・7番はちょっとわかりません。
バルビのマラ3、首席はシュタインスだと思います。
私も経験不足なので、「違う」という方いらしたら
訂正お願いしますです。
711 :
名無しの笛の踊り:04/06/07 23:45 ID:E4lqlAHv
図書館で
>>208のデンオン盤見つけました。
今度感想書くね。DG盤も聴いてみたいな・・・
712 :
1:04/06/08 00:08 ID:XweR76Hb
>>699-700では失礼しました。徹夜明けで頭が混乱しているときに
サーバーが重くなってパニックになったもんですから。
>>488で触れられていたファイト氏の協奏曲、HMVにオーダー
かけてみたんですが廃盤・入手不可でした。残念です。
いまはゴリツキの新盤(ハイドン&モーツァルト)を
オーダーしています。
バルビローリのマラ3は1990年にHunt Productionていうとこが
モノラルで出してたんだけど、今回のはステレオだっていうから
そういう音源が残ってたのかと期待していたのだが、ここでも
バルビスレでも音が悪いっていう評判ですな。
ちなみにライブの日付は同じ。メゾ・ソプラノはルクレシア・ウェスト、
少年合唱は聖ヘドヴィッヒ教会、合唱指揮がアントン・リッペ
第1楽章中間のホルンとヴァイオリンソロの
からみがテンポの間延びでかなりあぶなかったり、
終楽章でホルンが入る前辺りでバルビローリのうなり声が
よく聞こえるやつでしょ。
で肝心のオーボエですがオレはコッホの方に賭ける。
そうそう。塔で6楽章試聴したとき、周りで誰か叫んでるのかと一瞬思ったが
ヘッドホンから流れるバルビの唸り声だった(w
保守
ガレリア輸入盤のシュトラウス、
都区内某所で美品900円で買った。
ダビングしてヤフオクにだそうかなあ
このところ、中古屋で手に入れたドヴォルザークの「チェロ協奏曲」を
よく聴きます。堤 剛氏の独奏、ズデニェク・コシュラー指揮チェコフィルの
1981年の演奏です。コシュラー氏の深い音楽づくり、堤氏の真摯なチェロにも
心を打たれるのですが、チェコフィルのオーボエの音にも心打たれます。
ドヴォルザークの曲には、オーボエが目立つところはそんなにありません。
新世界のイングリッシュホルンくらいでしょうか、あとはユニゾンか伴奏が
メインです。にもかかわらず、深い響き、丸い音で、聴く者の心に訴えてくるのです。
音楽ライターの木幡一誠氏が、スプラフォンから出ていたチェコの団体が
演奏するモーツァルトの「グラン・パルティータ」を評して
「オーボエはまるで全盛期のコッホやシュタインツのような音がする」と
書いていましたが、ドイツとチェコ、やはり距離的な近さだけではなく、
オーボエの奏法という文化にも、近いものがあるのでしょう。
最近は心に訴えてくるものを持った奏者がいなくなったと、このスレで
どなたかが書き込んでおられましたが、私もそう思います。
昔はBPOの分厚い響きが好きでよく聴いていましたが、最近は旧東側
(東独・チェコ・スロヴァキア・ハンガリー)のオケの演奏をよく聴きます。
コシュラーなどは地味な印象を受けますが、大変な名指揮者です。
9年前に67歳で世を去ったのが残念でなりません。
心に訴えてくる演奏や音色、それはヨーロッパが東西に分断されていた頃に
人々のさまざまな思いが生んだ副産物だったのかもしれません。
この前、NHKアーカイブスでベルリンの壁が崩れるまでのドキュメンタリー番組を
観ました。冷戦時代に、壁のすぐそばにあるフィルハーモニーで毎日のように
レコーディングや演奏会を行っていたであろうコッホやシュタインスは、
壁が崩れたとき、どんな事を思ったのでしょうか。
長文になりましたね。読んでくださった方、ありがとうございました。
719 :
名無しの笛の踊り:04/06/16 01:37 ID:0LtPEjgQ
721 :
名無しの笛の踊り:04/06/18 01:47 ID:JEANmkhZ
前に落札されたときは、300円くらいだったような。
>>721 最近の落札では7000円超えていたよ
統計ちゃんと検索してみい
723 :
名無しの笛の踊り:04/06/18 17:20 ID:WwizcQPF
値段吊り上げると、出品者続出する予感。
あまり高値で取引されて欲しくは無いのだが。
724 :
名無しの笛の踊り:04/06/20 10:28 ID:cs1H+O2c
だいぶん前の書き込み参考に、
ヴァンゲンハイムのドヴォの管セレ買いました。
こりゃ、癖になりますな。
725 :
名無しの笛の踊り:04/06/23 04:01 ID:xL0e5o3o
デンオンの五重奏曲聴いてみた。
いいですなー。
sage
最近聴いた中では、フルニエ/セルのドヴォルザーク:チェロ協奏曲がよかった。
728 :
名無しの笛の踊り:04/06/27 17:51 ID:L2vpel9P
マルティン・デッカースとリヴィオ・ヴァルコールの使用楽器を
どなたか教えて頂けませんか。すれ違い申し訳無い
729 :
名無しの笛の踊り:04/06/27 18:53 ID:G1UEX1nw
85年あたりのベルリンフィルはすごい。首席もすごいけど
2番3番がすごいもんなぁ。シュタンプニークなんて戦前から
在籍してた人でしょ?klaもトップはライスターで2番がビュルクナー
だし。
>>728 デッカ―ス→去年N響のトラで来日した際に、公開レッスン聴きにいったけど
多分マリゴだったと思う。
ヴァルコール→情報ないのでわかりません。スマソ。
>>729 確かにすごい。シェレンベルガーも全盛期だったし。
731 :
名無しの笛の踊り:04/06/27 21:24 ID:G1UEX1nw
今は昔トップをはってた人が2番3番に降りるのって
できないんでしょ?契約上。
油の乗り切ったコッホが首席で、下には若手のシェレン
ベルガー、その下には、超ベテランのシュタンプニーク
かよ。最強じゃん。
ちなみにシュタンプニークが吹いてたアングレはヘッケル
の楽器だったんだよね。
>>730 有難うございます。
私もケルン来日時のConcertは行きました。
ブラ1を聞きながら独逸オーボエを堪能し、
デッカースは一瞬シュプリンガーかとも思ったのですが。
インバルのブラームスは
ヴァルコールですよね。
氏も聞く限りはシュプリンガーかマリゴーかと思うのですが。
ヘッケルってアングレとかも
作ってたんですか?
重そう…
デッカース→ヨーゼフ
ヴァルコール→マリゴ(2000も所有)
シェレンベルガーは首席で入団したので、コッホの下を
吹いたことはありません。
734 :
名無しの笛の踊り:04/06/28 03:09 ID:UKMOJ3pM
インダミューレが出たばかりのころ、コッホの音がなんか芋っぽく聞こえた。
ブルグもピエルロも、ふるくせーなーとか勝手に決め付けてた。
しばらくしてルルーがでてルルーすげ-とか思いつつ、やっぱホリガーの方が何度
聴いてもいいなとか思った。
もう、コッホもゴリツキも、ましてやシェレンベルが-なんて、音程やばいときあるし
ドイツの演奏、なんか聴いててだっせーとか片付けてた。
で、最近。なんだか、コッホの演奏聴くと、いいんだよね。。。。。。。。
うまくいえないんだけど、何度でも聴きたくなるんだよね。。。。。。。
生意気言ってスマソw
>>733 有難うございます。
しかしデッカースがヨーゼフと言うのはかなり驚きました。
独逸の名手が使うヤマハは日本国内で販売されているモデルとは
かなりタイプが違うと聞きましたが
ヨーゼフはどうなんでしょうか?
しかし遠い独逸で日本の楽器が美しい音を奏でていると思うと
何か嬉しいですね。
736 :
名無しの笛の踊り:04/07/01 22:38 ID:f10sYuGw
>>734 確かに音程とか酷いところがあるけど、そこを音色や音楽性で聞かせてしまうのが
ドイツオーボエのすごいところ。
737 :
名無しの笛の踊り:04/07/04 11:05 ID:Qyrldscf
突然失礼しますが、コッホのバロックのCDが、新星堂盤では録音が
75,77年ですが、昔のRCA盤は74年みたいです。曲目以外に録音
年も違うんですね。
それから、DGからでているアマデウス弦楽四重奏とのモーツアルトの
オーボエ四重奏の録音も2種類あるのですか?2種類持っているのですが
、ひとつは75年のブラウのフルート四重奏とのカップリング、もひとつ
は「ウィークエンドの室内楽」から終楽章のみはいっていますがいつの録
音がいつかは記されていません。聞き比べてみると全然違った演奏になっ
ているのですが、僕は後者の演奏が気に入っていて、是非全曲通して聞い
てみたいです。
738 :
名無しの笛の踊り:04/07/04 11:05 ID:Qyrldscf
突然失礼しますが、コッホのバロックのCDが、新星堂盤では録音が
75,77年ですが、昔のRCA盤は74年みたいです。曲目以外に録音
年も違うんですね。
それから、DGからでているアマデウス弦楽四重奏とのモーツアルトの
オーボエ四重奏の録音も2種類あるのですか?2種類持っているのですが
、ひとつは75年のブラウのフルート四重奏とのカップリング、もひとつ
は「ウィークエンドの室内楽」から終楽章のみはいっていますがいつの録
音がいつかは記されていません。聞き比べてみると全然違った演奏になっ
ているのですが、僕は後者の演奏が気に入っていて、是非全曲通して聞い
てみたいです。
739 :
名無しの笛の踊り:04/07/04 11:13 ID:Qyrldscf
突然失礼しますが、コッホのバロックのCDが、新星堂盤では録音が
75,77年ですが、昔のRCA盤は74年みたいです。曲目以外に録音
年も違うんですね。
それから、DGからでているアマデウス弦楽四重奏とのモーツアルトの
オーボエ四重奏の録音も2種類あるのですか?2種類持っているのですが
、ひとつは75年のブラウのフルート四重奏とのカップリング、もひとつ
は「ウィークエンドの室内楽」から終楽章のみはいっていますがいつの録
音がいつかは記されていません。聞き比べてみると全然違った演奏になっ
ているのですが、僕は後者の演奏が気に入っていて、是非全曲通して聞い
てみたいです。
740 :
737〜739:04/07/05 21:58 ID:1ZPvlUzk
大変失礼しました。うっかりしてました。
741 :
名無しの笛の踊り:04/07/05 23:26 ID:Ii8LRDPQ
>>740 3連投とはこりゃまた立派な肩してますな(w
冗談はさておいて、ローター・コッホはモーツァルトの四重奏K.370を3回録音してます。
1965年にブランディス四重奏団とDGに。これはLPからCDになっていないようです。
(ソースは「ドイツ・グラモフォン・完全データブック」 1998.音楽の友社)
1975年にこの曲の初演地であるミュンヘンでアマデウス四重奏団とDGに。
いま国内盤と外国盤のガレリアシリーズで売られているのはこの演奏です。
アンドレアス・ブラウのフルート四重奏曲集とのカップリングです。
1995年に再びブランディス四重奏団とイギリスのニンバス・レーベルに録音。
身体の調子があまりよくなかったようで、この四重奏を持っての
日本ツアーも企画されていたのですが
直前でアンドレアス・ヴィットマンと交替しています。
カップリングはザイフェルトの四重奏と、ライスターの五重奏です。
95年盤はブリリアントのモーツァルト・エディションに収録されて、入手が容易になりました。
742 :
名無しの笛の踊り:04/07/05 23:39 ID:wa6Z6MG/
95年といえば、あれ、いつだったっけ?確かそのころ
武蔵野音大のホールで370を演奏されてましたね。
自分最初で最後の生コッホでしたが、いやあ。。。。。。。。涙が出ました。
もう、ぐいぐいぐいぐい吹いていて、で、隣のチェロのお兄ちゃんに
「おい、音くんねーか?」見たいに擦り寄ったりしてた。w
で、例のジェットコースターのところでは、アンブシュアが崩れたのにもかかわらず
(`・ω・´)シャキーンっと気合を入れて、ぶしゅーーーーーーー!!って息を漏らしながらも
気合で吹いていた。。。。
てか、生の音のほうが、なんていうんだろ、胸の奥がきゅんとする感じで断然いい。
ともあれ、遅まきながら合掌。。。。。。
743 :
739:04/07/05 23:47 ID:1ZPvlUzk
>>741
両方アマデウスとになっていたんだけどな〜。DGのミスか?
744 :
名無しの笛の踊り:04/07/06 00:00 ID:nPjpwTip
>>742 1995年のことは、私は直接わからないのですが、
その年には東京都交響楽団の演奏会に客演してリヒャルト・シュトラウスの協奏曲を
吹かれたりしていたようです。武蔵野音大での講習会&コンサート(かな?)も
その前後のお話ではないかと推察します。もしかしたら95年が最後の来日かもしれません。
ヴィットマンに交替になった演奏会は名古屋のしらかわホールのプロだったと思います。
1993年にサイトウキネンフェスティバルに客演しているのは、TVで観ました。
そのころ私はオーボエのことなんて全く知らない高校生だったんですが、
「こんなにみんなに慕われている奏者がいるんだな」と思ったことを憶えています。
コッホさんは、そのときも身体の調子がよろしくなかったようで、本番をキャンセルされ、
急遽降り番のはずの弦の人を集めて、編成にオーボエのない弦楽合奏曲
(シェーンベルクの「浄夜」だったかな?)に変更になっていました。
コッホさんはそのときの弦の皆さんの心遣いに泣きながら感謝していました。
のちに全集となったベートーヴェンの7番の映像が映ったときには
元気に吹いておられました。仲間のライスターさんやツェパリッツさんもSKOの中で
一緒に演奏していたので、かつてベルリン・フィルで世界中を回り、
元気に吹いておられたときのことを思い出していたのでしょうか・・・(つд`)
前のほうの書き込みを検索してみたら、来日中止になったのは99年のことのようです。
(
>>202)
>>742 たぶんその95年来日の時だったと思いますが、
渋谷電力館での演奏会無料招待券が当たり、
よろこび勇んで向ったら当日は体調不良にてキャンセル…
全盛期を知らない僕ら若造には生で聴く最期チャンスでした。
つってもその頃の僕は全然クラシックも詳しくなく、
生で元ベルリンフィルのオーボエ聴けるぜぇ!
ぐらいにしか思っていなかったので、
武蔵野音大ホールの演奏会など気にもとめていず。
勿体無かったなー。ホント、うらやましいです。
>>746 電力館でそんな企画やってたんだ。
生コッホ聴いてみたかったなー。
そういえば、リーバーマンが吹いてるっていう、ベーム/BPO56年のブラ2、
発売されたね。塔や犬の店頭に並んでた。
ベームのブラームスの話ではないが、レオポルト・ルートヴィッヒ指揮
バンベルク響のベートーベンの7番、これリーバーマンだよね?俺の耳に
はどう聞いてもリーバーマンに聞こえるんだけど。音もそうだけど、
ビブラートの感じが特に。
コッホのナハトムジクはやはり存在しないのでしょうか。
おすすめのCDあれば教えてくださいm(__)m
751 :
名無しの笛の踊り:04/07/10 20:58 ID:KKJv016D
>>743 そのとおりDGのミスのようです。
「ウィークエンドの室内楽」に入っている終楽章は
65年のベルリン・フィルハーモニー・ゾリステンとの共演盤です。
65年盤は数年前にポリグラムからでた「モーツァルト全集」(20枚組)
に,ツェラーのK285やライスターのK581とともに
全曲(これが初CD化?)おさめられています。
コッホを聴くためにこの全集買いました(^^)
752 :
名無しの笛の踊り:04/07/10 22:59 ID:+z/UWpjU
>>750 ポストホルンと抱き合わせで出てるやつなかったでしたっけ?
勘違いだったらスマソ。
753 :
名無しの笛の踊り:04/07/11 04:17 ID:MiMja8Xw
LPレコードを含めて探していると、CDでは手に入らない(入りにくい)
面白いものが見つかります。
>>751 ベルリンフィルゾリステンとの65年の録音、かっちりした良い演奏ですね。
CDはこのセットでしか入手できないようで残念です。
ソースはあるんだから単発で出して欲しいですが、売るほうも需要があると
は思っていないのでしょう。
したがって私は今のところLPで聞いています。
>>39 コッホとニコレのヘンデルのトリオソナタ、最近ようやく独エレクトローラ
のLPで入手できました。これはCD化されそうにないですね。
>>487 バッハのBWV1030が収録されているコッホのバロックソナタ集、2枚目
のLPを入手してしまいました。
754 :
743:04/07/11 21:21 ID:QwAebQwS
>>751
ありがとうございます。この演奏ですっかりコッホの魅力のとりこになっ
て、全楽章入っているはずのガレリアシリーズのを買ったのですがそれが
何とまったく別の演奏。本当に?で困ってました。
ところで、最近某オークションでコッホの新星堂盤のバロック曲集を手にい
れました。落札したときは非常に喜んだのですが、先の四重奏ほどの印象は
得られませんでした。マルチェッロなんかシェレンベルガーのが抜群にいい
しってかんじで。これならホリガーのCDも多い今、廃盤になるのはまあわ
からなくもないかと。期待しすぎてたというところでしょうか。ちょっと残
念。
sage
756 :
名無しの笛の踊り:04/07/17 13:50 ID:9G3PNtUZ
DGの
グランパルティータ指揮の無い方買いました。
グランも悪く無いけどコッホを堪能出来るのは
カップリングのハイドンのディベルティメントですね。
4楽章のオーボエSoloいい!
757 :
739,743:04/07/17 23:06 ID:7Mbvtvvb
>>751 あぁ〜オーボエ・カルテットの65年版。圧巻の演奏だけにとてもほしいで
す。今はアマデウスとの演奏の1,2楽章にゾリスデンとの演奏の終楽章を
はりつけて聴いています。邪道ですね。いつかは全集買うつもりです。
全集っていうのは20枚組み(特典版1枚)の「Amadeus モーツァルト全集」
ですよね?
それにしても18,000円は酷。
758 :
名無しの笛の踊り:04/07/17 23:08 ID:qsW6FZTc
先週、ベルリンでコンサートやったらしいよ
死んだというのは、ネタ
759 :
名無しの笛の踊り:04/07/18 03:29 ID:2P2N7qym
>>757 消費税と送料を払えばほとんど2万円です。
65年盤はLP時代にはライスターの五重奏曲とのカップリングで
繰り返し発売されてきたので、中古屋を探せば国内盤、輸入盤ともに
割と簡単に見つかります。
プレミアがつくような盤ではないので値段も安いです。
LPレコードはCDと違って経年変化の心配がないのも利点です。
760 :
名無しの笛の踊り:04/07/18 09:11 ID:zahjvpkG
>>758 いやは、あのモーツァルトの協奏曲は最高だったよ。
761 :
名無しの笛の踊り:04/07/18 22:14 ID:OHskarz8
ちなみに、コッホが録音したモーツァルトのオーボエ・カルテットの
それぞれのタイミング(ライナーノーツの表示によりますが...)は、
65年盤 T 6:28 U 3:32 V 4:38
75年盤 T 6:35 U 4:10 V 4:26
95年盤 T 7:17 U 4:59 V 4:55
となってます。それぞれ素晴らしい演奏だと思いますが、
最も愛聴しているのは音色が艶やかな75年盤ですね〜。
ところで、コッホは89年か90年にモーツァルトのコンチェルトを
メータ指揮で演奏していますよね?オケはベルリン・フィルです。
90年8月15日(メモを取っていた)にFMで放送したのを聴いたのすが、
当時コッホのことをよく知らず、あまり興味がなかったので
印象が全く残っていません。どんな演奏だったのでしょうか?
今考えると何で録っておかなかったのかと残念でたまりません。
762 :
名無しの笛の踊り:04/07/19 00:17 ID:P708yY0y
>>761 メータの指揮で演奏したのは90年のたしか2月だったと思います。
あのときはベルリンまで聴きにいこうか真剣に考えましたので。
NHKの放送も録音して何度か聞きました。
演奏はBPO引退寸前ということで、正直いってかなり衰えの目立つ
ものでしたが、コッホが頑張って吹いていることに感激したのか、
聴衆からブラボーがかかっていました。
その後、95年の来日時、箱根の秋音楽祭でモーツァルトの協奏曲
を聴くことができました。数日前、東京文化会館でのシュトラウス
(都響定期)にくらべて、リードが良かったのか、全盛期に
近い素晴らしい音色を、至近距離で堪能しました。
同じ日にハイドンの協奏曲も予定されていましたが、
体調不良でキャンセル。本人もそのつもりで最初にモーツァルト
を持ってきてきたのかも知れません。
やはり95年が最後の来日になられたのですね…
764 :
名無しの笛の踊り:04/07/21 02:03 ID:LjlPBOHF
>>761 95年の演奏圧倒的に遅いよ。この録音は一般的に衰えがみられると聞くがほんとところどう?
765 :
名無しの笛の踊り:04/07/21 02:06 ID:wBs/+B2s
あなたは聴いてどう思ってるわけ?
766 :
名無しの笛の踊り:04/07/21 02:40 ID:LjlPBOHF
767 :
名無しの笛の踊り:04/07/21 04:28 ID:5Nlrhd+o
>>764 コッホ独特のルバートがより強調され、ただでさえ遅いテンポを
コッホがさらに遅くしようとするのを弦が引っ張って何とか引き
戻している感じがする。
音程、音色、テクニックでは最初の2回の録音の方が明らかに
優れているが、この演奏独特の「味」も悪くない。
気心知れた仲間との共演でコッホもリラックスしていたのだろう。
できればNIMBUSのオリジナル盤(コッホのカラー写真つき)を
入手したいところ。
>>733 コッホのアシスタントなら吹いていたらしいけど。第9だったかな。
バロック曲集について少し書きますね。
新星堂盤のバロック曲集は、実は2回CD化されているんです。
最近は少なくなりましたが、新星堂はCD初期からEMIやRCA、カプリッチョなどの
音源を1000円盤でリリースしていました。コッホのアルバムもそのうちの一枚です。
91年頃に新星堂からリリースされ、その後94年にBMGから1700円でリリースされました。
最近までCD店に置かれていたものは、新星堂から01年頃にリリースされたものです。
新星堂盤とBMG盤の一番の違いは、収録曲です。
新星堂盤に入っているルイエのソナタが、BMG盤のほうには入っていません。
どういう理由で抜けたのかは分かりませんが、残念なことです。
私はルイエのソナタを聴くために、新星堂盤を手に入れましたが、
心なしか、音も94年盤のBMGのものより良くなっているように感じました。
続いて、DENONに録音された五重奏曲のデータを。
モーツァルト: ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 KV452
T 10:14 U 06:38 V 05:38 TOTAL 22:30
ベートーヴェン:ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 作品16
T 13:50 U 07:25 V 05:26 TOTAL 26:41
ベルリン・フィルハーモニー木管ゾリステン
ローター・コッホ(オーボエ)
カール・ライスター(クラリネット)
ゲルト・ザイフェルト(ホルン)
へニング・トローク(ファゴット)
アルフォンス・コルタンスキー(ピアノ)
録音年月日・場所
1981年3月22日 昭和女子大学人見記念講堂(モーツァルト)
1981年3月16日 上野学園石橋メモリアル・ホール(ベートーヴェン)
レコーディング・ディレクター:結城 亨 レコーディング・エンジニア:林 正夫
ライナーノート執筆:門馬直美 (英・独・仏語訳 Toshio SEKINE)
CD発売年月 1984年1月 当時の価格 3.800円 CD番号 38C37-7090
>>255,
>>312,
>>313 スレ違いかもしれんが、ナクソスのグラン・パルティータについてだが、演奏は
ドイツ管楽ゾリステン=ドイツ・ウィンド・ソロイスツですか?
772 :
名無しの笛の踊り:04/07/23 13:51 ID:O4AUtb1c
突然失礼します。「トリスタンとイゾルデ」は
歌手、指揮者、首席オーボエによって出来が決定してしまうと
勝手に思い込んでいる素人です。故カルロス盤はマーンですか?
フルベンやカラヤン、ベームショルティ盤「トリスタン」の
首席オーボエは誰ですか?誰か教えてください。
>>771 YES。
ナクソスでは「ジャーマン・ウィンド・ソロイスツ」と英語表記になっていて
分かりづらいですが、オリジナルのBAYER盤ではドイツ語表記で
演奏者名も外から見えるようになってます。
ギュンター・パッシン(1番オーボエ・元ベルリン放送響[現ベルリン・ドイツ響]首席)
マンフレート・クレーメント(2番オーボエ・元バイエルン放送響首席)
ウルフ・ローデンホイザー(1番クラリネット・元ベルリン・フィル、バイエルン放送響首席)
マリー=ルイーズ・ノーネッカー(1番ホルン・元フランクフルト放送響首席)
クラウス・トゥーネマン(1番ファゴット)
クラウス・シュトール(コントラバス・ベルリン・フィル首席)
など、オーボエ以外の演奏者も豪華です。
774 :
名無しの笛の踊り:04/07/23 21:28 ID:8fvpfmd8
>>772 その質問にはカラヤンのEMI盤では調子のあまりよくないコッホが
吹いてるとしか私はお答えできません。クライバー/ドレスデンは
マーンの可能性は高いですが、ご存知のようにドイツの歌劇場は
首席が2人いるのでもう1人のほうかも知れません。
でオーボエだけを問題にするなら、
あの時のクライバーにはドレスデンではなくバイエルンと、
それからティーレマンにはウィーンではなくベルリン・ドイツ・オーパーと
録音して欲しかったというのが正直なところです。
それからシノーポリと今のドレスデンには是非残しておいて欲しかった。
(ハイティンクだと歌手の掌握に難ありなので)
私の聴いた中でベストはバレンボイム/バイロイトの第一期。
映像に残っているのもいいんですがFMでやった最後の1,2年は
ため息が出ます。あれは誰だろう?
クレメントかヴァンゲンハイムか、はたまた別の人?
775 :
名無しの笛の踊り:04/07/25 05:42 ID:HDwoOQFN
未所蔵のコッホLPを入手しました。
独エレクトローラの「バッハの息子たちの室内楽」と名付けられた
一枚で、64年頃の録音らしい。
フィルハーモニッシェ・ゾリステン・ベルリン、つまり弦のメンバー
は65年のオーボエ四重奏曲と全く同じ。
これで演奏が悪かろうはずはなく、特に最後に収録されたJCバッハ
の五重奏が全く素晴らしく、久しぶりに音楽に聞き惚れてしまいました。
776 :
名無しの笛の踊り:04/07/26 00:53 ID:7MHyJNxG
コッホのシュトラウスのコンチェルトを久しぶりに聴きました。
やはり素晴らしいですね。溜息が出ます。
コッホのシュトラウスは店で見かけると必ず買うのでCD、国内盤LP、
独盤LPあわせて計5枚コレクションしています、というか集まって
しまいました。モノというのは関心のある人の元に集まるのです。
今日は独盤LPで聴いてみましたが、CDより高音域の伸びが良く
音の広がりが感じられ、コッホの音色もより輝かしく聞こえました。
LPでは音源が結構見つかるのですね。
778 :
776:04/07/29 03:51 ID:fi4Uqn3z
>>777 私が持っている唯一のCDは発売と同時に買ったドイツプレスですが、既にアルミ
蒸着が劣化しているのか、たまに読み取りができなくなります。
その点LPは劣化がないので安心です。普通の状態のを1枚、新品同様の盤を3枚
持っていますので磨耗も気にせずに聴いています。
779 :
名無しの笛の踊り:04/07/29 04:10 ID:ayhEjGGL
CDも専用の布で拭いたりしてきちんと取り扱えば劣化しないんですか?
780 :
776:04/07/29 05:36 ID:fi4Uqn3z
>>779 いいえ、CDの劣化は構造上の問題です。キズが全くなくてもかからなく
なる可能性はあります。
CDの反射層はアルミ蒸着を薄い樹脂の膜でカバーした構造のため、
高温多湿の気候で保存するとアルミが酸化して反射率が落ちてきます。
酸化が進行すると再生不能になり得ます。
80年代に買ったCDの何枚かで問題が出始めてから私はCDを信用しな
くなり、大切な演奏は見つけるたびにLPでもそろえるようにしています。
>>780 さらにいうと、ポリカーボネート(透明板)の方も劣化・腐食しないわけではない・・
樹脂の膜でカバーされているのに、アルミが酸化するのはなぜですか?
高温多湿だと、ポリカーボネートの膜は酸素を通すのでしょうか??
ホシュ
785 :
名無しの笛の踊り:04/08/04 19:29 ID:Hs/h6xwF
どこかでホリガーの音色を、「あまりにも美しい音色にいつも勝手に涙がでるほどです」
とか言ってる奴がいたがそれはネタ?
>>780 やれやれ、CDが出始めた頃、「CDの寿命は半永久的です」なんてふれこみだった
んだけどな…。
とんだお笑い種だ。
787 :
名無しの笛の踊り:04/08/05 01:07 ID:ZvGcm7hz
ホリガーっていっても、60年代と80年代ではぜんぜん音色違うよね。
特に80年代中ごろのフィリップスから出たバッハの音は、
リリカルな美しさがあるね。
788 :
名無しの笛の踊り:04/08/05 02:14 ID:bFZf84Sm
ひどいときは、聴いてられなくない?
>>786 あのころの音色は作り
音色いじるの流行ってたから
むしろホリガーって、
音色はわざと二の次で音楽性「だけ」を追求する
=オーボエ馬鹿にならないよう反省しつつ勉強する材料
じゃないのか?
もっとも、音色二の次で音楽の勉強なら、漏れだったらホロヴィッツなりメニュインなり聞くがね
ホリガーは「音楽家」だね。
生で聴いたらすごくいいらしいけどね。楽器がしっかり鳴ってて、
CDで聴くのとはまた違うそうな。
まぁもう生で聴くこともないだろうし、CDが全てといえばそれまでだけど・・。
792 :
名無しの笛の踊り:04/08/08 02:45 ID:+511vb+g
>>780 じゃあ対策法は再生不可になる前にCD-Rに焼き付けることくらいか…。減価償却費だけでも大変だな。
というわけで減価償却。
794 :
名無しの笛の踊り:04/08/09 04:20 ID:nSx69EzS
>>791 生で聴いてしょぼかったらくずか手抜き。ソリストとして失格では?
>>794 それってひょっとしてS氏のことでは・・・
796 :
名無しの笛の踊り:04/08/09 22:31 ID:hTAqd8sM
wetzelなる会社についてご存知の方はいらっしゃいますか?
いつごろまで会社が存在していたかなどについてです。
797 :
791:04/08/09 22:35 ID:weSDyaBm
>>794 あぁ、もしや誤解を招いてしまったでしょうか。
「生で聴いたらすごくいい」というのは、音が、CDで聴くよりもいい
ということで、演奏全体に関してはCDで聴くようなのと全く変わらない
らしいです。
798 :
名無しの笛の踊り:04/08/09 22:51 ID:rUIgN73a
S氏はうまいけど失格でしょう。
Werner Wetzel
たしかベルリンの工房
クラリネットだけど、ツゲの13キーの楽器とグラナディラのドイツ式
(いわゆるアルバートとほぼ同様)の楽器をを見たことがあるんで、
少なくとも19世紀前半から第2次大戦前までは存在したんじゃないか?
>>796 ヴェッツェルなら、国内の価格表とかには、1987年あたりまでは載っていた
らしい、てなところまでしかわからん。
>>800 そんな最近まであったのか
コッホも吹いたことあるって聞いたけど、モダンな楽器だったんだな
802 :
名無しの笛の踊り:04/08/11 18:18 ID:iJ8rvunM
旧西ドイツでも、ヴェッツェル、グレッツセルは割と最近まで
(といっても30年ぐらい前までだが)残ってたんじゃないの?
工房を閉じる直前の楽器を吹いたことがあるけど、ドイツっぽく
ない良い楽器だったよ。内径も太くてマリゴみたいな楽器だった。
もちろんリングキイ&フルオートだったけどね。
803 :
800:04/08/11 18:45 ID:PraxHlsY
>>802 グレッセルも、国内の価格表とかには、1985年あたりまでは載っていた
らしい。
ただ、この「価格表に載っている」というのが、まだ製造していたとい
うことなんだか、単に国内に流通在庫が残っていただけ、てなことなん
だかが、判断できんが・・。
確か渋谷の楽器屋が輸入元じゃなかったっけ?
メーニヒやらソノーラみたいに出来の悪いドイツ製オーボエ
を見慣れてたんで、「おぉお」と思った記憶あり。今のヤマハ
に独特の音を足したような感じだった。無論音程はヤマハ
ほどとりやすくなかったけど。
日本人でも、国内で新品のグレッセルや、ヴェッツェルを
買った人がいると思う。G大のセクハラメンが吹いてた記憶が
あるが。
>>804のどの部分を指すかはあえて書かないが
その言い方イクナイ!!!!
あれは明らかにはめられたんだし
他種管楽器関係のモニョモニョ先生に
>>802 オーボエじゃなくてすいませんが、グレッセルのバスクラ持ってます。
なんでも1960年代初頭に作られたものだそうで、ドイツの田舎オケをめぐりめぐって
こんな極東の地までやって来てくれました。
低音が実に深く豊かに鳴ってくれる楽器で、最高に気に入ってます。
807 :
名無しの笛の踊り:04/08/12 23:44 ID:y21Vu4pk
特定しますた(w
よく古い楽器を得意げになって使ってる806みたいな人が
「音がヨイヨイ」っていうけど、しょせん”小さい”音でしょ?趣味
で吹くならいいけど、桶で拭くんじゃ使えないねぇ。
808 :
名無しの笛の踊り:04/08/12 23:46 ID:y21Vu4pk
そして、グレッセルを好む人は初代の楽器しか評価しません。
2代目製作(つまり、ブリツァー以外の工房はすでに落ち目だった
ころ)の楽器を自慢されてもね(w
809 :
1:04/08/13 00:00 ID:8u7xxuVX
楽器談義で熱く盛り上がるのは大変結構なことだと思いますが、
必要以上に他の人や楽器をけなすのは、自粛しましょう。
せっかくここまでよい流れで来ているので、この流れを保っていきたいです。
810 :
名無しの笛の踊り:04/08/13 00:05 ID:nkq8HECv
そんなことしらない。
だめなものはだめ。
以上。
しかも話がクラリネットに摩り替ってるし・・・
812 :
名無しの笛の踊り:04/08/13 11:17 ID:nkq8HECv
おいおい、さみしがりやのholzのメンバーが紛れ込んでるぜw
クソ楽器の自慢をしにオーボエスレまで遠征ご苦労さんです。
久しくコッホのネタが出てないね
81年に日本で録音したベートーヴェンとモーツァルトの五重奏聴いたけど
なんか痛々しかったなあ。必死にアンサンブルを引っ張っていこうとするのは
よく分かるんだけど。
815 :
名無しの笛の踊り:04/08/17 18:31 ID:f+bP68fz
亡くなっていたとは・・・。
サイトウ・キネンの時は、
ドヴォルザークの管楽セレナードを演奏する予定だったんですよね。
816 :
名無しの笛の踊り:04/08/20 21:29 ID:AxD6AEiB
シュトラウスの協奏曲、再発されないのかな?
このスレ読んでると、無性に聴きたくなります・・・。
817 :
名無しの笛の踊り:04/08/20 21:32 ID:lUT1nkCh
コッホって誰や?
818 :
名無しの笛の踊り:04/08/20 22:04 ID:/xTTvVQf
>817
「ひまわり」を描いた有名な画家。
>817
炭疽菌とか結核菌を発見した人。
820 :
名無しの笛の踊り:04/08/22 03:17 ID:mROh1qCK
821 :
名無しの笛の踊り:04/08/22 21:13 ID:tR/gOLiX
コッホはコンチェルトをはじめとしたソロで聴くより多少のアーティキレーション
などの不器用さが気にならないオケで聴いた方が凄いと感じるのが多いのは僕だけ
ですか?
宇野コッホ
823 :
名無しの笛の踊り:04/08/24 15:01 ID:bXpLpuzj
>>775 遅レスでスマソなのですが漏れも持ってます。
EMIのやつだけど。
いわゆる赤盤ていうのかな・・・。
PleyelのQuartet B-dur op. 20が同カップリング
>>822 失格。
会場からブーイングがあっても認められません。
825 :
名無しの笛の踊り:04/08/24 23:57 ID:oQqzqWDB
結局ヴェッツェルが何時ごろまで楽器作ってたか知ってる
人いませんか?
ヴェッツェル、国内で吹いてた人っているのかな?G大の
セクハラメーンがプロオケ時代に吹いてたらしいけど。
>>825 ドイツの楽器屋でサイト持ってるとこに
メール出して聞いてみたら?
英語で大丈夫だよ
827 :
826:04/08/25 09:31 ID:ZF9e1FWP
そういえば、以前コッホ絡みでぐぐってたら
コッホが吹いていたヴェッツェルを入手した
みたいなサイト見つけたことがある
ぐぐってそこに聞いてみたら?
>>821 あれをアーティキレーションの不器用さととるかな?
私には非常に崇高なものに感じられるんだが。
829 :
名無しの笛の踊り:04/08/28 02:33 ID:ZK6AM+Mz
>>828 同感。良いものは誰が何と言おうと良いのだ。
オケだとアーティキュレーションが気にならないというのも
よく分からないが。
830 :
名無しの笛の踊り:04/08/28 20:03 ID:SZOAM7Ss
ま、理屈で完璧だって言うのを求めるのなら、
コンピュータで作ったら良いのかも。
問題は聞く本人それぞれの主観も関わるのかもね。
てか、コッホだけでなく、シュマルフスあたりまでのドイツ奏者って、
たまに音程かなーりヤバヤバになるよね。
それがまたいいのかもしれないけど、自分はそれだけはちょっと・・・・。って感じでもある。
831 :
名無しの笛の踊り:04/08/28 20:40 ID:bgb6yzdz
ローター珍コーホー
832 :
名無しの笛の踊り:04/08/31 18:36 ID:Eju9rlg9
>>830 違和感があるというのなら、どれか知らないが
他のスタイルの音程のとり方に
>>830が慣れてしまったということだろう。
フランスにしろドイツにしろウィーンにしろ、音色だけじゃなく
音程のとり方も独特のものがあるよ。
イギリスやオランダみたいな音楽後進国だとニュートラルになる傾向はあるけど。
833 :
名無しの笛の踊り:04/08/31 20:02 ID:IWTi1w0P
中古屋を毎週のように徘徊してますが
未だにコッホのシュトラウス手に入りません…
ここに出てきた他のコッホの名演はたいてい手に入れたのですが…
835 :
名無しの笛の踊り:04/08/31 22:32 ID:6sNkIZaD
>>832 >音色だけじゃなく音程のとり方も独特のものがあるよ。
おながいです。論理的に詳細イヴォンヌ!!
836 :
名無しの笛の踊り:04/09/01 17:23 ID:yHEWlc6A
>>835 論理的にって言われるとちょっとつらいな。耳からの印象だと
ドイツは全般的にピッチが高めで経過音も比較的高めにとる、
フランスはピッチが低めで平均律に近い。
それからドイツは和声を作るときには自分のスイートスポットを犠牲にして
音を出すからけっこう響きが不安定なときがあるのに対し、
フランスはよほどはずさなければ、自分の吹きやすい音で通すことが多く、
あと発音をしてからの音程の揺れが大きい。
837 :
名無しの笛の踊り:04/09/01 17:38 ID:yHEWlc6A
音程で印象的だったのは
ヴィットマンがベルリン・フィルの木管五重奏団で吹いた時には
何の問題もなかったのに、コッホの代役で
ブランディスたちとモーツァルトのカルテットをやったときに
ものすごく音程で苦労していたことがある。
60、70年代のベルリン・フィルの弦楽器奏者やツェラーなんていうのは
ピッチが高く音程のとり方にクセがあるから、そういう連中と合わせていたら、
コッホもソロでやってる人たちとは自然と音程感覚が違ってくるだろう。
838 :
名無しの笛の踊り:04/09/07 17:44 ID:mKNCgtXs
昔のBPOとかベルリン響のCD聴いてから、クリーブランドやロイヤルフィルの
演奏を聴くとピッチの違いに唖然とするから、相当高かったんだろうね。
>>838 CDでリマスターされると微妙に修正されてるのもあり
当時の来日演奏もそれほどではなく、早回し疑惑浮上
840 :
名無しの笛の踊り:04/09/12 10:26:22 ID:cYnyQhwi
クレメント氏のCDを聴いてみたくなったけど音源があまりありません。何かいい演奏ありますか?
841 :
名無しの笛の踊り:04/09/12 17:29:39 ID:ZWTEsFu3
>>840 リヒター+ミュンヘンバッハの数多くの録音。
特にダモーレ協奏曲はクレメントの美音に酔いしれたい人は
必聴の名演。
その他同じコンビの数多くのカンタータ録音(全てでは
ないが大半はクレメント)、2度目(79年)のマタイ受難曲
スタジオ録音、ブランデンブルク協奏曲、ヘンデルの合奏協奏曲Op.3、
もクレメントが吹いています。
(以上Archiev)
シュトラウスの協奏曲
(EMI、シュトラウス管弦楽曲集BOXまだ出ている?)
バイエルン放送響在籍中の数多くのオケ録音、Orfeo、BMGに多い。
80年代から90年代初頭の同オケの録音はクレメントが吹いて
いるものがかなり多いです(もちろん他の奏者が吹いているものもある)。
>>840 Orfeoから出てるブラ1(1983R)はクレメントの美音が聞けます。
ところでナハトムジークはクレメントの吹いてるCDって無いのでしょうか。
>>840-841 リヒャルトは1枚ものがある(管楽器の協奏曲集)
漏れ持ってる
今は廃盤かもしれないが
あとは、ドイツ管楽ゾリステン(日本語名これでよかったよね)の
初期の録音が1番クレメント、2番パッシンだよ
保守します。
向こうのOboeスレで美音が話題になってるけど
美音の主観も変わってきたんですかね。
もはやあの頃の独逸Oboeを彷彿させるような期待の若手は現れないんでしょうか。
それとも聞き手の耳がもうそう言ったものを求めなくなっているのでしょうか。
そこそこいい音がしてピッチや音を外さずオケに馴染む音を出していればOKなんでしょうか。
そしてテクニックや現代奏方に長けている走者が持て囃される…。
これも時代の移り変わりなんでしょうか?
>>845 今はもうオーボエ吹きの間でもカーカーチーチーしたのが美音と感じられてるみたいですな
漏れとしては、やっぱオーボエはぴゃ〜ぴゃ〜言っててホスイ
>>845 北ドイツ放送響のファン・デア・メルヴェとか、ベルリン・ドイツ響の
首席奏者の音色とかには、今でも古きよきドイツの「美音」が
残っているとも思うんですが。
ベルリン・フィルを始めとして、おもだったオーケストラの音色も
時代とともに変わり、昔に較べて奏者に機能性が求められているのも
また事実だと思います。
クレメントの録音ですが、ソロでは
R.シュトラウス:協奏曲・管弦楽曲全集(ケンペ/シュターツカペレ・ドレスデン)
の1枚目に収録されている「オーボエ協奏曲」とリヒター/ミュンヘン・バッハ管の
オーボエ・ダモーレ協奏曲があります。
オケでは、リヒター/ミュンヘン・バッハのマタイ受難曲(79年)、カンタータ82番などや
クーベリック/バイエルン放送響の交響曲では、
マーラー:第5番(81年・audite) ベートーヴェン:第4番(80年・audite)、
ベートーヴェン:第9番(82年・Orfeo赤) ブルックナー:第9番(85年・Orfeo赤)、
ブラームス:交響曲1・3番(83年頃・Orfeo青)
コリンデイヴィス指揮バイエルン放送響のブラームス:交響曲第1・3番(89-91年・BMG)
などがあります。
>北ドイツ放送響のファン・デア・メルヴェとか、ベルリン・ドイツ響の
>首席奏者の音色とかには、今でも古きよきドイツの「美音」が
>残っているとも思うんですが。
機能性はともかくとしてドイツの美しいの音が鳴らせても、その中に音楽が詰まってるかというと
ホームページとか覗いた感じでは否みたいな感じがする。コッホみたいな超人的なものを要求しな
くてもね。
>>842 BMGから、デイヴィス指揮バイエルン放送響管楽アンサンブルの
録音が出ていましたが、これはクレメントとは別人のようです。
850 :
名無しの笛の踊り:04/09/17 06:50:36 ID:fv1LR2qz
>>849 BMGのデイヴィスのシリーズでセレナーデ11番はクレメントが
吹いています。CDは数年前に輸入盤で出ていました。
ベルティーニ/ハンブルクpoのメンデルスゾーンの交響曲集<72年>を
手に入れましたが、このオーボエはリーバーマンが吹いているのかな。
角が取れた、美しいよく通る音で、ケンペ/バンベルクのRCA録音で聴かれる
音に似ていました。次はプレートル/バンベルクのビゼーの録音を探してみます。
853 :
名無しの笛の踊り:04/09/22 14:27:20 ID:Ushgs4Yi
ハンブルク、バンベルグでリーバーマンが確実に一番を吹いているものはどのようなものがあるのですか?
当方勉強不足でリーバーマンはまだ聞いたことなくて。
コッホ、クレメントとはまた違った魅力的な音と聞きますが…
854 :
名無しの笛の踊り:04/09/23 03:41:32 ID:hNcjLhqK
>>853 851のメンデルスゾーンはリーバーマンが吹いていると言われています。
独BASFレーベルのLP、国内盤のCDを持っていますが前者はもちろん
後者も現在は廃盤です。
バンベルクについても851に書かれていますが、BMGから出ていたケンペ
の輸入盤2枚組CDで、これも残念ながら廃盤。
今簡単に入手できるリーバーマンの録音は、最近発売されたベームBPO
のブラ2(モノラル録音だが音質は優秀)です。
リーバーマンの録音て、ソロは何かないんですかね〜
昔、木曽で生聞いてるんだけど、さすがに記憶が風化してて
できれば録音聞きたいんですが
>>853 >>854氏が示してくれているものが主な演奏です。
最も入手しやすいのは、ベーム/BPO56年のブラ2でしょう。
ベルティーニもいちおうCD番号を。
メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」、交響曲第3.4番
ガリー・ベルティーニ指揮 ハンブルク国立フィルハーモニー(1972)
<日本クラウン PAL-1085>
>>855 数年前に、日本ダブルリ―ド(JDRI)という楽器店から
渡辺克也さんと組んだCDが出ていましたけど、いま手に入るかなあ…
857 :
名無しの笛の踊り:04/09/23 23:04:50 ID:cp7z4TNv
そういえば、以前にカイルベルトがハンブルク国立フィルを振った
音源がワーナーの1000円盤や、イギリスの廉価2枚組ULTIMAから
出ていましたが、あの中の「英雄」やブルックナーの9番などは
リーバーマンではないのかな?
あと、もう1枚。これもリーバーマンが吹いたといわれているものです。
ビゼー:交響曲第1番ハ長調
ジョルジュ・プレートル指揮 バンベルク交響楽団(1986)
<独BMG 74321-17901-2>
859 :
名無しの笛の踊り:04/09/24 02:15:58 ID:0tIVRpdr
>>858 録音年代からするとオーボエ主席はOtto Winterという気がしますが。
860 :
名無しの笛の踊り:04/09/24 02:16:20 ID:0tIVRpdr
>>858 録音年代からするとオーボエ主席はOtto Winterという気がしますが。
861 :
名無しの笛の踊り:04/09/24 02:45:36 ID:Z3oEtPk5
リーバーマン氏には是非ともバッハとかリヒャルトとか有名どころの協奏曲を
録音してもらいたかったな。どっかのページでリヒャルトだったかそんなのが
あるというのを見た気がするんだが。
>>859 ああ、オットー・ヴィンターね。そうかもね。聴いてないから詳しくはわからん。スマソ。
最近、首席と主席の使い方がごっちゃになってきてなんかイヤだな。
>>861 芸大の客員教授として来日してたから、あるかもね。
>>859-860 ちなみにシュタインとヨッフムがオイロディスクに残した録音もその頃ですね。
あと、
>>862の「首席と主席…」だけど、あなたを個人攻撃している訳ではないので
誤解しないで下さいね。この2つの単語がごっちゃになって使われているのが
何となく嫌で、個人的な思いを書いただけなので。
そういえば、オットー・ヴィンターも芸大客員教授だったっけ。
あと、N響首席氏がトラでバンベルクに乗っていたのもこの頃だな。
著書にオーディションの招待状が載っていたところをみると、受けてたのか。
エーリッヒ・ラインスドルフ指揮,バイエルン放送so.
裏青で出ていますがこのオーボエは誰か、どなたか知りませんか。
クレメントなら買いなのですが…
865 :
名無しの笛の踊り:04/09/24 16:26:17 ID:guM0CQDS
かつてイーストワールド(東芝EMI)から出ていて、長らくカタログから消えていた
サヴァリッシュ&バイエルン国立管の通俗名曲集(87年録音・CD2枚分)が
塔・山野・新星堂の共同企画レーベルで12月に復活します。
曲目は「ダッタン人の踊り」「中央アジア」「ザンパ」カバレフスキー「道化師」など。
このCDでも首席オーボエの素晴らしい響きが楽しめます。
868 :
名無しの笛の踊り:04/09/26 02:17:12 ID:uAyBSatJ
ヴァンゲンバイムのダッタン人…楽しみですねえ
870 :
名無しの笛の踊り:04/09/26 23:51:16 ID:S+kf/U7/
カラヤンの指揮でBPOのダッタン人のオーボエのソロすごいです。あれってコッホでしたよね。
871 :
866:04/09/27 09:11:18 ID:5Fae2BVR
申し訳ありません。早とちりをしてしまったようです。
「ダッタン人の踊り」が収録されている「管弦楽名曲集」は同じイーストワールドでも、
ハインツ・ワルベルク指揮のミュンヘン放送管弦楽団のほうでした。
以下に、東芝EMIから過去に出ていた「新・世界の名曲」の曲目を転載します。
「新・世界の名曲 50 中央アジアの草原にて 管弦楽作品集 1」
1. グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミーラ」序曲
2. ボロディン:中央アジアの草原にて
3. ムソルグスキー:交響詩「禿山の一夜」
4-13.. カバレフスキー:組曲 「道化師」 作品26
14-15 プロコフィエフ:歌劇「3つのオレンジへの恋」 作品33より行進曲・.スケルツォ
16-20. リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲 作品34
バイエルン国立歌劇場管弦楽団
指揮:ヴォルフガング・サヴァリッシュ ヴァイオリン・ソロ: W/ルイス・ミハル
(録音:1987年11月10.11.13.23.24.25日 ミュンヘン・ヘルクレスザール)
「新・世界の名曲 51 マドンナの宝石/管弦楽名曲集 2」
1. スッペ: 喜歌劇「軽騎兵」序曲
2. エロール: 歌劇「ザンパ」序曲
3. スメタナ: 歌劇「売られた花嫁」序曲
4. スッペ: 喜歌劇:「詩人と農夫」序曲
5. オッフェンバック: 喜歌劇「天国と地獄」序曲
6. ヴォルフ=フェラーリ: 歌劇「マドンナの宝石」より 間奏曲
7, ベルリオーズ: 劇的物語「ファウストのごう罰」より ハンガリー行進曲
8. シャブリエ: 狂詩曲「スペイン」
バイエルン国立歌劇場管弦楽団 指揮:ヴォルフガング・サヴァリッシュ
チェロ・ソロ:ペーター・シェフケ(詩人と農夫)
ヴァイオリン・ソロ:ルイス・ハミル(天国と地獄)
(録音年月日は
>>871と同じ)
12月は誤りでした。来年2月にチェトラ・クラシックスとして発売される際のCD番号です↓
※第3弾6タイトル['05/2/2発売予定]
10.管弦楽名曲集 I/サヴァリッシュ&バイエルン国立歌劇場管[CAPO-2012]
11.管弦楽名曲集 II/サヴァリッシュ&バイエルン国立歌劇場管[CAPO-2013]
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfLayoutA.jsp?DISP_NO=002102000000
>>847のクレメント・ディスコグラフィに追加すれば
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァン二」(BMG、85年)もあるな。
>>860 この演奏のみ、リーバーマンがエキストラで吹いたと
いわれているものじゃないかな。
>>864 裏青の新世界ねえ・・・聴いた事ないや。
オルフェオドールから出ているマラ6(83年)は、カルムスだったが。
カルムスって人はどうなんですか?
エッシェンバッハ、ハンブルグ北ドイツの2002年ライブのチャイ4(裏青)はメルヴェですか?
876 :
名無しの笛の踊り:04/10/01 17:04:37 ID:2BgM4lp/
>>874 音が直線的で細い。ペーっとした音。
クーベリックのマーラー全集(DG)や、70年代のオルフェオドール録音で聴ける。
>>875 ここで訊くより、買って聴いてみたら?
ツェーが退団した後だったら、トラかメルヴェかの二者択一でしょう。当たり前だけど。
877 :
名無しの笛の踊り:04/10/02 11:27:28 ID:WygLMlGt
現時点で首席はメルヴェだけなんでしょうか?
実はもう手元にあるんですが…なかなかのぱぱーんで、二楽章なんかかなり良いのですが、さてメルヴェか別の凄腕が入ったのか気になったもんで…。
ヴァントの悲愴なんかと比べると…多分メルヴェかなぁ?
>>877 ぱぱーんて、昔立ってたなんとかBBSじゃないんだから・・・w
Kalev Kuljusというエストニア人が、去年の来日直前に入団していた気がします。
ヴァントの一連の90年代録音と傾向が違うのなら、エキストラではないですか?
879 :
名無しの笛の踊り:04/10/02 15:21:01 ID:WygLMlGt
貴重な情報有難うございました。
傾向としては多分メルヴェなのかなぁと思います。
新人はツェーやメルヴェの独逸傾向を引き継いでいるのでしょうか?
だとしたら是非聞いてみたいですね
880 :
地味:04/10/03 21:51:32 ID:8EokrK7Q
>>879 Kalev Kuljus…NDRのホームページをみると
インデアミューレの弟子っぽいよ…また1つドイツ桶が消えた…
>>881 インデアミューレの弟子か・・・昔ながらのドイツサウンドではないっぽいな。
>>881 彼はインダーミューレの弟子です。インダーミューレに師事する前は
フランス(確かリヨンだったと思う)で勉強してました。
NDRに入った頃はクランポンを使ってましたが、ちょっと前に鯨に
替えたそうな。一応スタイルを意識しているのかな。鯨での演奏はまだ
聞いたことがありません。
ラトル/ベルリン・フィルのマーラー5番で1番を吹いているので聞いて
みては?
関係ないけど、彼の奥さんはメチャメチャ美人です。
>>883 鯨ならまだドイツサウンドを期待出来る気も…
>>864 ラインスドルフ、バイエルンの新世界、裏青の録音年月日不詳のやつね。
聞く限りクレメントって気がします。少なくともカルムスやルルーではない
ドイツっぽい音だし、取りあえず演奏がすばらしい。聞く価値ありの演奏です。
聞きようによるとアングレがクレメントって気もするんだけど
そんなことはありえるのかな?
>>884 新世界のイングリッシュホルンは1番か2番か持ち替えて吹くこと多いよ。
>>885 持ち替えだと普通は2番では?
ドイツの桶は契約がことのほか厳格なので
首席に特殊管を吹かせることはできないんジャマイカ
新世界に関してはアングレ吹いた後あの長いフルートとのユニゾン吹くことは
まあプロオケにはありえないと思うから、2番チェンジのアングレor3管なんだろう
けど、トップもアングレもヴィブラートたっぷりのいい音だったもんで…
あのころ(録音年月日不詳だけどあれがクレメントなら80年代から90年代初頭)
でバイエルンのオーボエって他に誰が居たのかな?
シュトラウス中古屋で偶然ゲトー!
でも正直クレメントの方が好きかも…
>>888 じゃあよこせ、てかヤオフクで出品しろ。CDなら買い取ってやる。
>>889 いや…決して悪くは無いし二年も捜し求めたものなんで…
一応コレクションにおいておきます。
なんか二年も探すと勝手に美化しすぎてたみたいで…m(_ _)m
>>886 カルマスの古い譜面(交響曲第5番と表記されているもの)なら
2番に持ち替え、新しい全集ならイングリッシュホルンは独立パートに
なってるね。まあバイエルン放送響なら独立パートで
吹いてると思うけど。
>>887 その時代のバイエルンのもうひとりの首席はクラウス・ベッカー、
あと2番にディートヘルム・ヨナス(のちにシュトゥットガルト放送響首席に)
がいたと思うよ。
>>890 美化厨にはCDよりLPの方がお薦めだよ
明らかに音色違ってるから
なんだって!?
>>892 ヨナスはクレメントの前任者じゃなかったかな?
バイオグラフィーにも1番って書いてあるし。
80年からシュトゥットガルトに移ったようだからね。
80年代は暫くカルムスとクレメントが首席でいて、
カルムスの後任にクラウス・ベッカー('86〜'90)が就任。
だったと思ったけど。
>>895 その話初めて聞いたよ。ヨナスがシュトゥットガルトに移って
クレメントが歌劇場から移籍してきたのか。貴重な情報をありがとう。
>>892 そのクラウス・ベッカーという方もまたドイツサウンドな方なのでしょうか。
だとするとその可能性も…
クレメントの名演、有名どころ以外で知ってる人いたら教えて下さい。
79年のバイエルン、クーベリックのベト4を入手しましたが、
このオーボエは間違いなくクレメントでしょう。クレメントのバイエルン就任は
80年って聞いたけど間違い?
ラインスドルフの新世界はクレメントでは無い気がします。
美しいオーボエですがクレメントの独特の音では無いと思います。
>>898 うんにゃ、クレメント自身がインタビューで80年の
シーズンからといっている。
80年より前でもトラでは吹いているでしょう。
>>888 へぇ〜クレメントのリヒャルトってそんなに名演だったんだ。
ttp://www2.ttcn.ne.jp/~eterna/list/de1.htm >46142 独ARCHIVE 14 324 テレマン:組曲,Ob.協奏曲,Fl,2Vamb,通奏低音の為のソナタ L.コッホ(ob)W.ベトヒャー指揮テレマン教会ハンブルグ室内o.B.シェファー(fl)J.ウルザーマー,H.ハフェルランド(vamb)E.コッホ(vc)K.グレーベ(cemb) M 1050 A7/5 カルテF,糸縫見開,片面音に出るキズ,格安
>37872 独ARCHIVE 14 324 APM テレマン:組曲,協奏曲,ソナタ W.ベトヒャー指揮テレマン協会co. L.コッホ(ob) M 3990 A7 カルテGG,糸縫見開,1/64,ハンブルクにあった半古楽器のテレマン協会
902 :
名無しの笛の踊り:04/10/13 21:17:23 ID:AdCW/F2C
あれ?
くれ麺徒って、シュトラウス何回レコーディングしてるの?
自分が聞いたEMI?の・・・・・・・・・・確かに味わいはあるけど、なんかずっこけてたところがあって、
ちょっとやだった。ので、手に入れたとき知り合いのヴィンシャーマンのCDと交換しちゃった・・・・。w
903 :
名無しの笛の踊り:04/10/13 21:20:25 ID:AdCW/F2C
関係ないけど、自分はパッシンのなんとも甘くほろ苦い?ちょっと切ない音楽がすき。。。。です。w
ところでドイツ系の音っていろいろあるけど、
ちょっと考えてみると、コッホって、ドイツのスタンダードっていうよりも、コッホ自身が
異 端
だったんじゃないかな?とか思ったりするんだが。。。皆さんどう思われます?
良し悪しという意味でなく、存在としてということで。。。
パッシンが思う存分聴ける曲って少ない・・・
バッハのカンタータの類ぐらいだろ?
>>903 >ところでドイツ系の音っていろいろあるけど、
>ちょっと考えてみると、コッホって、ドイツのスタンダードっていうよりも、コッホ自身が
>異 端
>だったんじゃないかな?とか思ったりするんだが。。。皆さんどう思われます?
その通りだと思いますよ。
シュタインス、クレメント、リーバーマン、ヴァンゲンハイムは
比較的共通するものを感じるけど、コッホはこの人たちとは根本的に違う。
(結果的に似たような響きが出せても)
それから上に挙げた人たちが典型的なドイツかというと、それも違うような。
むしろヴィンシャーマン、クルト・マーン、カラムス、
オットー・ヴィンター、ヨナスあたりがよくあるドイツの音かな。
ピエール・ファイト、シェレンベルガーがその中間。
で結局なんでこのスレの住人がでコッホやクレメントやリーバーマンらを
特別視するかというと、同じドイツのオーボエでも
余人には真似できない域にいっちゃってるからだと私は思ってますが。
>>902 こけてます。落ちてます。音多い所だってあります。
見本としてはいい演奏とは言えないのかも知れないけど…
あのとろける様なサウンドで三楽章吹き切ってしまうあの人は
僕にはやっぱり神なんです。
コッホの方が完成度高いのは認めますが。
コッホが吹いてるヘンデルのオーボエ協奏曲をハケーンしました。
908 :
名無しの笛の踊り:04/10/15 08:24:14 ID:C5+0WfWK
>>904 ナクソスのグランパルティータは1番パッシン2番クレメント
>>904 ソロの録音が何枚かあるよ
シュワンから出てた協奏曲集はCDにもなってた
ただ、今は廃盤かな?
スレ違いですが、あえてここで質問スマソ
シュタットルマイア指揮ミュンヘン室内管で'70年の録音があるのですが、
オーボエは誰が吹いているのでしょうか?
ラリューのコンチェルトで買ったのですが、久し振りにオーボエに耳が行く録音でした。
911 :
名無しの笛の踊り:04/10/19 16:09:41 ID:Br8fAeJr
Age
ミュンヘン室内管て、初めて聞く団体名ですね。
クレメントやシュマルフスのような美音なのでしょうか。
>>910 Tpのアンドレのハイドン?があったから聞いてみたけどオーボエ別に普通でした。
データが全然無いテープだから録音年とかわかんないけど…
ヨッフムのバイエルンRSOの1982年ライブの運命を買いましたが
トップはクレメントでした。
運命はあまりオーボエは活躍しませんがカップリングのドンファンが最高でした。
あの長い長いソロをクレメントで聞けるのもいいのですが、
バイエルンとヨッフムの息も合っていて本当におすすめです。
sardana records sacd-167です。
914 :
名無しの笛の踊り:04/10/21 02:36:36 ID:aGhSSOMs
>>913 著作権無視の海賊盤、ファンの心理に付け込んだ価格設定もいやらしい。
正規盤を出して欲しい。
915 :
名無しの笛の踊り:04/10/21 20:08:49 ID:SrpX7JGb
確かに正規盤が出ればいいに越したことは無いけど…
とにかくあの人の名演の数々を今でも聞く事が出来るだけでも嬉しい!
ところでクレメントのエロイカって無いのでしょうか?コッホのは持ってるんですが…
>>915 クレメント氏が首席在籍中にバイエルン放送響の指揮者だったコリン・デイヴィスは
BMGにいっぱい全集残してるんだけど、ベートーベンはドレスデンと録音したんだよね。
シューベルトも。シベリウスはロンドン響とだったし。
デイヴィスがバイエルンと作った全集はブラームスだけかな。
他の指揮者とやってて、それがBRのアーカイブスに残ってたら出して欲しいよね>エロイカ
クレメントのベートーヴェン、私も集めてます。
4,5,7,9番は手に入れましたが英雄と田園はまだ手に入れてません。
ちなみに、ヴァント指揮のNDRの英雄はメルヴェです。いいですよ!
918 :
名無しの笛の踊り:04/10/25 23:18:43 ID:svrOm4Gd
この前の圧縮では一日半だけ書き込みがないスレも落ちたらしいね。
ここも後悔しないうちに保守ろう♪
919 :
名無しの笛の踊り:04/10/26 00:47:16 ID:q0rX4MKy
落ちる前に一言。
コッホに名演などない!
920 :
名無しの笛の踊り:04/10/26 00:49:34 ID:jylIlWtt
落ちませんよ( ̄ー ̄)ニヤリッ
もう921もレスがついてるのか。
コッホ先生の未発表録音もあれば出して欲しいな。
前のほうに上がっている未CD化のものも。
自分としてはマイナーすぎる曲に興味ないな。よくコッホはソロの音源が少ないとか聞くけど
結構録音してるほうだと思う。リヒャルトは聴いてないけどバロックなんかすごくコッホらしい
味のある演奏だった、初めは苦手だったけど。
でも今までまったく興味の無かったマイナーな曲も
コッホやクレメントのオーボエで聞くと違って聞こえたり
好きになったりするから不思議だよね。
コッホが偉大なのは認めるけどこのスレではベタ褒めばかりなのは正直ちょっと萎えるな。
>>919のような意見も
聞いてみたい。かくいう自分は最近話題のリヒャルト手に入れたけどそんなにいいと思わなかった。(叩かれるの
を恐れずに言えば廃盤でいい)で、お気に入りの演奏はというと、
>>168氏(
>>177)とちょっとかぶるが広田氏の演奏。
オケでのコッホに文句をつけようとは思わないけどソロではまた印象が違う。音の抜けのよさを過度に意識しすぎて
いるように聴こえる。同じくカラヤン時代のベルリン・フィルを支えたライスターにもそんな特徴がみられる。
私見ではコッホ随一の名演はモーツァルトのオーボエ四重奏曲(特に65年盤)だと思う。ここでは相性のせいか
コッホの魅力がフルに発揮されている。文句のつけようがない。コッホ唯一のソロアルバムであるバロック作品
集もバロックの演奏としては異端な気もするが、オーボエ四重奏曲とはまた違ったコッホの魅力が味わえていいと思う。
いや、ここは褒めるスレだろ。悪口を言ったり貶めたりするスレではない。
927 :
名無しの笛の踊り:04/10/28 10:55:03 ID:yc0miSPA
いや…私は過度のコッホファンだけど、色々な演奏を聞いて来たからこそ、
>>925の意見にもすごく頷ける。
前にもあったけど、コッホは偉大と言うより異端だった気がする。
だから亡くなって時間がたってもファンが絶えないんだと思う。音色に関して異端だと言う意味ではホリガーやクレメントも同じなのかもしれない。
928 :
名無しの笛の踊り:04/10/28 11:10:51 ID:mbfLw/gx
あのちょっとオーボエダモーレ風に聞こえる音色がよかった。
漏れもバロックアルバムは好き。
930 :
名無しの笛の踊り:04/10/29 04:37:55 ID:3frPKJ5q
五重奏がクレスト1000・第4弾で復活します(12月22日発売予定)。
COCO70736
モーツァルト
ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 K.452
ベートーヴェン
ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 作品16
★アルフォンス・コンタルスキー(ピアノ)、ベルリン・フィル木管ゾリステン
[録音:1981年3月22日・4月16日、東京]
旧COCO-75344⇒レコ芸(推)
http://www.hmv.co.jp/news/newsDetail.asp?newsnum=410270033&category=1&genre=700&style=0 COCO70727
バッハ
オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV1060
フルート、ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲 BWV1044
★ジャン=ジャック・カントロフ(ヴァイオリン)、モーリス・ブルグ(オーボエ)、
アンドラーシュ・アドリアン(フルート)、ユゲット・ドレフュス(チェンバロ)、
キース・バケルス指揮、オランダ室内管弦楽団
[録音:1981年6月29日-7月2日、アムステルダム]
旧38C37-7064⇒レコ芸(推)
↑これはJDRから出ていた「モーリス・ブルグの美学」と同一音源でしょうかね。
COCO70711
ブラームス
交響曲第2番ニ長調 作品73
ハイドンの主題による変奏曲 作品56a
ウェーバー
歌劇《オイリアンテ》序曲 作品81
★ルドルフ・ケンペ指揮、バンベルク交響楽団
[録音:1963年6月4−10日、バンベルク] 旧COCO-80011
↑これはリーバーマンが吹いているといわれる音源ですね。
BMGから「アルルの女」などとともに2枚組みで出ていました。
932 :
名無しの笛の踊り:04/10/29 05:03:55 ID:jTJPl2uw
>COCO70727
>バッハ
> オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV1060
> フルート、ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲 BWV1044
> ★ジャン=ジャック・カントロフ(ヴァイオリン)、モーリス・ブルグ(オーボエ)、
> アンドラーシュ・アドリアン(フルート)、ユゲット・ドレフュス(チェンバロ)、
> キース・バケルス指揮、オランダ室内管弦楽団
> [録音:1981年6月29日-7月2日、アムステルダム]
> 旧38C37-7064⇒レコ芸(推)
>
>↑これはJDRから出ていた「モーリス・ブルグの美学」と同一音源でしょうかね。
そうです。数少ないブルグの録音の中でもコッホをもうわまわる神の演奏だと思っています。
コッホのこの演奏とは正反対の繊細で表情豊かな名演です。
933 :
932:04/10/29 07:33:12 ID:otfJVIEd
スレ違いで荒れそうな書き込みすみません。もちろんコッホの演奏も素晴らしいです。
なんと言ったって世間一般でこの演奏の定盤と言われているヴィンシャーマンの演奏
より一段も二段もうわてだったのですから。でも世の中広いです。他にも名演があって
いいと思います。
考えてみればドイツにはコッホ、クレメント、リーバーマンの3大神様に加え、パッシン、
ヴァンゲンハイムといった名手もいます。では彼らに比肩し得るのは唯一ホリガーだけ
なのかというとそうは思いません。
>では彼らに比肩し得るのは唯一ホリガーだけなのかというとそうは思いません。
フランス系でって意味。
PH04050
ブルーノ・ワルターの再来!と評された
フェルディナント・ライトナーのモーツァルト集
・モーツァルト:交響曲第35番『ハフナー』K384
・モーツァルト:交響曲第28番K200
・モーツァルト:『劇場支配人』全曲K486
バーバラ・キルダフ(Sp)エディト・ヴィーンス(Sp)
デオン・ファン・デア・ヴァルト(Tr)グイン・ハウエル(Bs)
フェルディナント・ライトナー(指)バイエルン放送交響楽団
録音:1989年6月ヴェルツブルク宮殿皇帝の
PH04053
待望の名コンビ!
ヴァントとバイエルン放響
正規盤プロシェクト第1弾!
・モーツァルト:ハフナー・セレナーデ K250全曲
・モーツァルト:シェーナ『美しいあなたよさようなら』とアリア『とまれ美しき人』
エディト・ヴィーンス(Sp)
ギュンター・ヴァント(指)バイエルン放送交響楽団
録音:1982年5月21日ミュンヘン・ヘラクレスザール
↑年末にかけて続々出てきます。これもクレメントが吹いていたら嬉しいですね。
ttp://www.hmv.co.jp/news/newsDetail.asp?newsnum=410290122&category=1&genre=700&style=0&pagenum=2
>>933 ゴリツキもヴィンシャーマンのバッハ・ゾリステン(LASERLIGHT)でこの曲を録音していますね。
この前、中古屋さんで西ベルリン放送響の演奏するシューマンの「ピアノ協奏曲」
(LASERLIGHT音源)のCDを買って聴いてみたのですが、なかなかいい音のオーボエでした。
1991年、イエスキリスト教会での録音、RIASとの共同制作とクレジットがあったので、
引退直前のパッシンでしょうかね。
ところで、
>コッホ、クレメント、リーバーマンの3大神様
これは誰が言い始めたんでしょうね?日本人のプロ奏者の中でもこの言葉を
好んで使う人がいますが。
>>927 まあ確かにコッホの演奏は「愛すべき異端」とでもいうべき特別なものかもしれませんね。
クレスト1000第4弾にはシェレンベルガーの四重奏も含まれていますし、オーボエ吹きや
オーボエ好きにとってはありがたいカップリングが多いですね。
>>936 ゴリツキにヴィンシャーマン!
このスレでは、ようやく出てきたなあって感じですね。
ピエール・ファイトすら話題になってたのに何で今まで
スルーされてきたんだろう、とちょっと思った。w
ゴリツキもビンシャーマンも独逸オーボエと言うとちょっと違う風に聞こえませんか。
ゴリツキはちょっとフランス寄りなイメージがあるなあ。
どっちも物足りない。音色もうたいかたも。
>>942,
>>905そのほか各位
このスレ的にはシュマルフスとかはどうですか?
あともう1人、ラーヨシュ・レンチェシュはどうでしょう?
あそこまで行ったら独逸非認定?
音色とか響きって言葉で伝えるのむずかしいなあ。
今は更新が止まってるけど、かのねほりん氏は
「ぱぱーん」系なる分類を使っておられたが、
正直、俺のイメージするドイツオーボエは決して
「ぱぱーん」ではないな。
どっちかというとこれはコッホやクレメントより
もう一世代前の感じ。
>>943 シュマルフスいいんじゃないですか。パッシン、宮本さんとともに
ヴィンシャーマン門下でも色気のあるほうだと思います。
945 :
名無しの笛の踊り:04/11/02 19:31:02 ID:eFDaydBv
>>944 あのHP復活しませんかね〜!私は独逸ヲーボエのCDはほとんどあのHPを見て購入しましたし…。
シュマルフスはコンソルティウム・クラシクムのモーツァルトのセレナード集を持ってますがグランパルティータなんかはコッホ>ベルリンのよりも私は好きです。
>>945 たしか管理人さんにお子さん生まれて閉じたんでしたっけでしたっけ>あのHP
ただ、「ぱぱーん」には共感できないな。なんか違うと思う。上手くいえないけど。
言い回しなんかどうでもいいのでは…
ただあそこまで独逸のオーボエ奏者を調べ上げたHPは他には無いよ。
個人の事なのであのHPの事はこれでおしまい。
ミュンヘン管楽アカデミーのドボ管を買いました。(ORFEO)
ヴァンゲンハイムのオーボエがいいですね。
あっちのスレ1000超えちゃいましたね…
ここももうすぐですねえ…
まああっちはあっちで、こっちはこっちだから。
向こうは総合だし。
>>950 946です。私が持っているのはEMIのもので二枚組みです。
モーツァルトのセレナード10〜12までと、ディヴェルティメントの
8,9,12,14番が入っています。
モツの11番は残念ながらオーボエが入っていない編成です。
12番ナハトムジクは少しシュマルフスの調子が悪いのか重たい印象ですが
グランパルティータやディベルティメントの9番辺りは彼独特の太く丸い音色で
気持ちよく聞けます。
シュマルフスはベートーヴェンの2本のOboeとEn.Hornのトリオも
録音してるらしいんですが、今でも入手可能なのでしょうか?
>>952 有難うございます。
一度問い合わせてみます。
Yahooのサイトで一瞬だけ試聴が出来ましたが
手元にあるホリガーやシュレとは違う感じですね。
どうしても欲しいなあ。
>>953 アイヴァーのものは一楽章しか入ってないんですね。
cpoのものはもうどこにも無いんでしょうかね…
>>955 ん?アイヴィーはcpoのCDを日本に卸している代理店ですよ。
>>すみません…おもいきり勘違いでした。
逝ってきます。
アイヴィーって試聴できなかったっけ?ナクソスとか。
そういえば、マルコポーロにドイツ管楽ゾリステンの録音あったね。シューベルトとラハナーだったっけ。
ドイツ管楽ドリスデンと言うとクレメント、パッシンのコンビですよね。
音源はナクソスのグランパルティータだけしか持ってないけど
マルコポーロのものとかって国内でも入手可能ですか?
960 :
名無しの笛の踊り:04/11/07 14:20:39 ID:Qm76tt3R
それを仰るならせめて・・・・
ドイツ管楽ゾリステン
かと。
細かいことすまそ。
>>959 絶版になっていなければ塔など輸入盤扱い店で入手可能ですよ。
アイヴィーでも直販してくれます。
>>953をご参照あれ。
さる筋からの情報です。
長らくバイエルン国立歌劇場の首席オーボエを務められた
ヴァンゲンハイム氏が先週お亡くなりになったそうです。
合掌
963 :
名無しの笛の踊り:04/11/07 23:54:50 ID:Qm76tt3R
まじい???????????
(-∧-;) ナムナム
>>962 えっ・・・。
クレメント・コッホに続いて、今度はヴァンゲンハイムが・・・。
965 :
名無しの笛の踊り:04/11/08 06:47:48 ID:LpOdyMWs
>>962 本当ならとても残念です。人間の一生とは短いものです。
10年ひとむかしと言いますが、7年ほど前にミュンヘンでオペラを
聞いた時にはまだ元気に主席を吹いていらっしゃいました。
まだ60代だったのではないでしょうか。
966 :
名無しの笛の踊り:04/11/08 09:58:03 ID:b+0Kbrix
本当ですか…
先週彼のミュンヘン管楽アカデミーのCDをゲットし初めて彼の音を聞き虜になった所なのに…
結局私はコッホもクレメントもヴァンゲンハイムも
生で聞かずです。
残るはパッシン、シュマルフス、デッカース、ヴァルコール、ベッカーにメルヴェ、宮本…
コッホ、クレメント、ヴァンゲンハイム…
みんな60代の若さで世を去っていきますね。
なんか淋しいです。
>>966 あとはサイモン・デントさんですね。
歌劇場の奏者名簿のヴァンゲンハイム氏の欄が「N.N(不在)」と表記されたのを見たら悲しくなったな・・・
これからオーディションを行うのでしょうけど、
ここの音の伝統を受け継ぐ奏者が入ってきて欲しいなと、個人的に思います。
それにしても、早すぎるよ・・・
デントさんとは…ヴァンゲンハイムの後任?のバイエルン国立歌劇場のトップでしたよね。
マルチェッロを持ってますがあんまりドイツっぽい印象が無いけど…上手ですよね。
972 :
名無しの笛の踊り:04/11/14 03:46:59 ID:E2pcI7o9
>残るはパッシン、シュマルフス、デッカース、ヴァルコール、ベッカーにメルヴェ、宮本…
このスレマイナーすぎ。コッホ、クレメント、リーバーマンあたりはともかく、
なんか音さえよければなんでもいいぐらいの域に達していると思われるんだが・・・
973 :
名無しの笛の踊り:04/11/14 08:46:47 ID:B5SOrerJ
あの名手達を音が良いだけと…
貴方が無知なだけでは?
>>969で名前が挙げられた人達はすばらしい名手たちだと思います。
Romantic Wind Musicを手に入れました。
ナクソスのグランは持っており、パッシンのトップも素晴らしかったのですが
クレメント贔屓の私としてはこのアルバムのシューベルトのオクテットの方が
好きです。しかしあの二人のぴったり合ったコンビネーション、あの二人で
アルビノーニとか録って欲しかったです。
Yahooオークションにコッホのリヒャルトが出てますねえ
僕は近々ざうるすに引き取ってもらう予定です。200円ちょいらしいですけどね。ヽ(´ー`)ノ