鬱じゃないけど、ノイローゼになって、
リストのハンガリア狂詩曲集(ピアノはシフラ)ばっかり
朝から晩まで聴いてました。
あれ、聴いてるうちは、ビョーキだったね。
他の曲もいいと思えるようになってから、よくなっていった。
198さんが挙げてくれたみたいなお勧めで、誰かピアノ曲以外(できれば室内楽系)
でのリストを作ってくれないかな。
個人的にピアノの音は幼少時の嫌な思い出がもれなくついてきてしまうので、気分
の良いときでもピアノだけは聴きたくないんです…
245 :
206:02/08/26 17:46 ID:xaAUMqjR
微妙な固ハンで。
あと、割と肝心なのはここでこれがいいよ、って奨められたのを
真面目に律儀に聴いていこう、とか奨めて下さったからレス付けなきゃ
って思わないことも大切かと思います〜。
鬱の人には律儀で義理堅い方が多いので「ちゃんと聴いてレス付けなきゃ」
なんて思ったりするかもしれませんけれども、ざっとリストを見て
合いそうって思ったのを聴くのが良いかと。
ピアノが入ってない曲だとなにがいいでしょね。
ジムノペディのドビュッシーの編曲版とか…。
あと、ヘンデルのラルゴも好きです。
お正月、酔ってうたた寝していたらTVからこの曲が流れてきて
余り綺麗だったので泣けた。
良い感じの涙でしたけれども。鬱入ってしんどくなってくると
泣くことも出来なくなってくるのでたまに良い涙を流すのは浄化される
感じで良いです。
246 :
239:02/08/26 22:52 ID:???
>>242 すいません勘違いさせるようなカキコしてしまって。
思うに多分鬱じゃないと思います。
ちょっとストレスが溜まり過ぎて体調に変調きたしているだけだと思います。
今日は朝から心臓のあたりが苦しくて会社を休もうかと思ったぐらいでしたが
自宅に戻ってビールでも飲むと調子が良くなったりして正直良くわかりません。
今勉強しているある資格試験に受かれば今の環境から脱出できると思っているので
それだけが生き甲斐かと。
今日も亡き王女のためのパヴァーヌでマターリ
247 :
P:02/08/26 23:43 ID:PZmRgeJt
>>244 198も私が書いたのですが、第2弾として室内楽で色々考えてみました。
244さんには申し訳ないですが、室内楽だとピアノが入る曲多いんですよね。
勘弁してね。
・ダウランド:ラクリメ
(サヴァール盤がいいですね。様式化されたメランコリー)
・ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番第3楽章
(ひたすら優しき慰めの音楽。押し付けがましくないのがいいですね)
・シューベルト:ピアノ三重奏のためのノットゥルノ
(実はシューベルトならどれでもいいとは思いますが、この曲は格別)
・ドヴォルザーク:弦楽四重奏のための「糸杉」
(悲しみの音楽だけど大地に根ざした強さと美しさ)
・フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番第3楽章(月の光に全ては陰りを帯びて輝く)
・ルクー:ヴァイオリンソナタ(若さとは悲しくも美しいもの。グリュミオーで)
・ 同 :ピアノ四重奏曲およびアダージョ「追憶の蒼ざめた花々・・」
(いずれもアンサンブルオブリクのHMF盤。何と胸に迫る曲)
・ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第10番第3楽章
(この作曲家が書いた最も美しいパッサカリアでは。ボロディンSQで)
・シュニトケ:ピアノ五重奏曲
(強くは薦めませんが、もし波長が合うなら、これほど美しい曲もない)
少しマニアックな曲もありますが、聴く度に涙腺が刺激される曲ばかりです(T_T)
涙を流すことは、カタルシスとなり、心を軽くしてくれることが多いですね。
バーバー:弦楽のためのアダージョ
・・・・・鬱がよけいにひどくなりそうだって?
俺、鬱なときにはショスタコのカルテット15番ばかり聴いてた。
朝から聴くと、魂が浄化されたような気分になる。
シューベルトの最後のピアノソナタ3曲がイイ!
どの曲も2楽章ね。
私は半年ぐらい前に身内の病気の事で鬱まではいかないけど
カナリ落ち込む(食いしん坊の私が食事を受け付けなくなるくらい)事が
あったけどこれらを弾いて落ち着くことができました。
251 :
P:02/08/28 22:32 ID:L+dS2J1v
>>248 バーバー、いいですね。痛切な音楽だけど、ドロドロしてないから
うつには悪くないんじゃないかと思うけど。
合唱用の編曲(アニュスディ)はうつに対してさらにいいような気がする。
>>249 ショスタコのSQ15番!
究極の音楽の1つですね。
ちょっと考えるとこれほど気が滅入りそうな曲もないですが、そうですか、
これもありか。
>>250 特に20、21番の2楽章なんて、これ以上陰鬱な曲はないと思うけど、
あそこまで行っちゃうとかえって癒されるのかもしれないですね。
以上3名の証言により、深刻でくらーい音楽でも(だからこそ?)、
うつには良いこともあるということがわかりました。
やっぱ、色々聞いてみるもんですね。
あの・・質問なんですが、
スレタイと違う内容の話をしているようなんですけど、
それでもいいんですか?
良スレあげ
>>251 おお、同好の士がいた。
澄み切った空を見つめて聴くのが通。夜中に聴くと激鬱になるのが
タコさんのSQ15です。
弦楽オケ版も演奏がよければなぁ。優良オケでやってくるといいのに。
鬱とはちがうのだけれど、
まらきゅう
を夜中にヘッドホンで聴いていて、陶然となってしまったことがありました。
麻薬やると、ああいう風になるのかなあ。
>>255 やってる本人はそうだよ。陶然となれればね。
光に異常に怯えたり、やたら攻撃的になったり、
はたから見れば気でも狂ったかのような行動をとるヤシもいる。
周りは相当迷惑なんで、ご利用は計画的に<麻薬
麻薬は犯罪だし、周りも大迷惑、本人も体も心もぼろぼろ。
陶然となるなら、夜中にヘッドホンで耽美的クラのほうが、よっぽど良い。
つーか、音楽なんてそのためにある。
脳内麻薬とかいうのが、どんどん出てくるもんね。見える訳じゃないけど。
俺的に聴くと脳内麻薬が出て鬱気分が癒えるジャンルを上げてみる。
バッハの鍵盤音楽、ライヒのいくつかの作品、マーラー、ショスタコの
室内楽等々。器楽に偏り気味だ。
259 :
名無しの笛の踊り:02/08/31 00:35 ID:wr7XfBQH
ショパン
ノクターン第14番 Andantino 嬰へ短調 op.48 No.2
260 :
名無しの笛の踊り:02/08/31 08:43 ID:isFcuVT8
こんなラインナップでどうでしょう?
バッハ/マタイ受難曲:月並みですが、ヘレヴェッヘの優しく美しい演奏で
バッハ/パルティータ6番:グールドでなければアクセンフェルトのチェンバロで
ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第15番:ハンガリーかターリッヒで
ベートーヴェン/ピアノソナタ31番:ソロモンかアラウで
シューベルト/ピアノソナタ21番:アラウかアクセンフェルトで
ブルックナー/モテット集:交響曲だと重いので
ヤナーチェク/オペラ「死者の家から」:暗いけれど力強く輝かしい音楽
バルトーク/弦楽四重奏曲1番:ヴェーグかハンガリーで
体験的に言えば、音楽では鬱はなおらないとおもう。
気持ちの支えにはなるが。薬を飲みましょう。
262 :
244 :02/09/01 15:57 ID:???
247さん、245(206)さん、早速ありがとうございます。
260さんもおっしゃっているように、落ち込みの酷い状態の時にはとても音楽を
聴こうというところまで考えも及ばないので、自分も音楽そのものでは鬱は治らな
いとは思っているのですけれど、少し上向きになったときの支えにはなるような気
がしています。ダウランドとかバーバーとか、なんとなく気分に合いそうなので
参考にしてみます。またよろしくお願いします。
余計に鬱が酷くなる音楽もあるので、
気をつけましょうね。本当の話ですよ・・・
フェルドマンの明るめのやつ
265 :
P:02/09/01 21:00 ID:???
>>263 うつがひどくなったというのは、実体験でしょうか。
どんな曲でした?
>>264 フェルドマンの明るめというと?
フェルドマンというと、明るくも暗くもなくひたすら美しいけど、
妙に不安を煽るというイメージがありましたが。
>265
あ、レスが付いてるや。
ブリテンのチェロソナタ(何番かは忘れた)、シェーンベルクの月に憑かれたピエロ、
は私としては危ない曲だと思います。勿論、演奏者によっても異なりますが・・・。
そうそう、グールドのゴルドベルク変奏曲も止めといた方が良いかも、余計に眠れなくなるかもしれないので。
鬱の時は、あまり深く考え事をしないようにしましょう。 好きなことをするのが一番です。
辛いかとは思いますが、欝は治る病気なので、 気長に静養してくださいね。 では。
267 :
266:02/09/01 23:44 ID:???
追記、眠れない夜のために
ハイドシェックが弾いているフォーレの夜想曲を推しておきます。
何処かで見つけたら聴いてみて下さい。 私の愛聴盤です(^^)
268 :
名無しの笛の踊り:02/09/02 00:20 ID:Jqz/MhHO
ディ・ステファノの「ナポリ民謡集」で
一発どうでしょう? 人生は楽しもう。
最近やる気がでないんですが、私は鬱ですか?
ここは鬱かどうかを論じるのではなく、
鬱に効き目ありそうな音楽を語るスレです。
271 :
名無しの笛の踊り:02/09/03 16:54 ID:AZCoRPZj
ラフマニノフピアノ協奏曲第2番 せめて第2楽章は
気分的に良い音楽のような気がします。
ラフマニノフはこの第2番を発表して鬱から抜け出せたらしい。
(と言っても2番が好評だったお陰で元気になった)
その第2楽章は宝石のような音楽としても有名。時折ピアノの音が
ハープのように聞こえる。
1楽章は鬱の音楽、2楽章は癒し、3楽章は開放と言ったところかな。
ただ、この第2番を通しで聞くと疲れるかもしれませんね。>患者さん。
鬱に良い音楽を聴きたいと思った頃は回復期に差し掛かってる状態だから、
鬱真っ只中の時は絶対にこんなこと思わないと思います。
あ、でもラフマニノフの曲って結構危険だと思う。
彼自身、カウンセリングの御世話になってるからね。<ラフマニノフ
ピアノ協奏曲1番を作ったはいいが、とことん不評で参ってしまった…と。
繊細だったんだろうね。
私はピアノ協奏曲3番や晩祷もいいと思うな。
でも確かに前奏曲なんかは頭抱えたくなる様な曲が多いと思う。
273 :
名無しの笛の踊り:02/09/03 18:58 ID:GUv8HwGN
>>272 ラフマニノフが、ダール博士のお世話になったノイローゼの直接の原因は、
Pコン1番ではなく、交響曲1番の不評のせいです。初演を指揮した
グラズーノフが、まったく曲に沿わない不適当な解釈(一説には、酔っ払ってた?)
で振ったために、聴衆やマスコミから徹底的に叩かれた。
まあ確かにPコン1番も初演時は不評だったが、交響曲1番の比では
なかった。
>>93 あなたの書き込み見て、少し慰められた。マジでThanks.
てことで「トマティス療法」知ってる?本は読んだけどどうなんだろう。
>>270言われたら鬱になった。病院逝ってくる。
それが鬱の人に対する接し方か。
278 :
272:02/09/03 20:04 ID:???
>274
勘違いスマソであります…
279 :
名無しの笛の踊り:02/09/03 20:30 ID:aB1LS5kt
>266
よく誤解されますがゴルトベルク変奏曲は眠るための音楽ではなく、
眠れない夜に心を慰めるための音楽です。
281 :
P:02/09/05 12:44 ID:zbMQkHYz
上の方で脳内麻薬の話がちょっと出てたけど、脳内にモルヒネ類似物質が
存在するのは確かで、ストレス下で分泌され苦痛を和らげる働きをしてると
考えられてる。
証明はされてないけど、音楽を聴いてえも言われぬ快感があり、涙さえ出て
くることがあるのは、この脳内麻薬の作用だと考えられる。
音楽愛好家は、音楽を聴き込むことにより、知らず知らずのうちに神経細胞の
ネットワークが密に構築され(知覚刺激により、新しい回路ができるのです)、
脳内麻薬が分泌されやすい状態になっている。
うつ状態では脳内麻薬は出にくくなっていると思われるが、音楽愛好家の場合、
回復期には他の人たちよりも脳内麻薬の作用が期待でき、その点でうつの改善に
音楽は有効だと考えられる。
誰でもいつうつになるかわからないから、普段からイイ音楽を聴いて、どの曲・
演奏で脳内麻薬が出るか認識しておきましょう。
うつにならなくても、いつでもドラッグ無しでトリップできるんだから、こんな
いいことは無いよね。
シューベルトの交響曲や弦楽四重奏曲がよいであろう。
けっしてにぎやかでも華やかでもない。
私は独りではない!と思わせるものもあれば、いろいろ思索しながら聴いていて
心が晴れやかになるものもある。単純に促すだけでなく、心を開かせる音楽
としての作用はあると思う。
交響曲なら4,5,6、弦四なら10,14,15。
オレは好きだ、このスレage
麻薬っていうとアッパー系とダウナー系があるよね。
モルヒネはダウナーだけどコカインみたいなアッパー系の曲ってのは鬱にはどうなのかな。
アッパー系のコカイン曲ってたとえばどういうのかな。
「ボレロ」とか?
アッパー系っつったら、トスカニーニのレスピーギとかクライバーのベト7とか
ゲルギエフのハルサイとかかな。
うーん、鬱にはきつそう。
コカインのキャッチフレーズは「あなたも今すぐルー大柴になれます」。
鬱の人でルー大柴になりたいというやつはいないよな。
やっぱ鬱にはモルヒネ・ダウナー系。
チェリのブルックナーなんか結構いいかも。
289 :
名無しの笛の踊り:02/09/10 11:13 ID:UEjSKYvd
個人的雑感
うつを治す曲は存在しない
うつになる曲は沢山存在する。
その中のいくつかを鬱を乗り越える抵抗力を与えてくれる
曲として上手に使える人はいるであろう。
290 :
↑:02/09/10 11:17 ID:iQzXhZOD
激しくがいしゅつなレスは鬱に成ります。
291 :
:02/09/10 11:31 ID:RVQimXUT
私はマラ9を聴くと欝状態から脱せます。
Is there 〜 ? で尋ねられているのに、I am〜 で答えるヤシはアフォ。
What is 〜 ? で尋ねられているのに、Yes, 〜と答えるヤシもタリネー。