1 :
名無しの笛の踊り:
ベーの第3・5・7・9は持ってる。モー40、チャイ4・6も。
何を聴いてもこの曲は本来こうあるべきと納得させてくれ、しかも
とっても親しみやすく聴かせてくれる。
田園が手に入らないのは何故だ?
親父の演奏は聴いたことないや。息子の演奏に似てる?
2げっとズザ・・・
4 :
名無しさん@Emacs:02/07/04 10:27 ID:ebr5Pf.6
えーりひといえばやっぱ VPO とのフィガロの結婚が好き。
5 :
名無しの笛の踊り:02/07/04 10:37 ID:NlUjlqDU
おやじあっての、むすこの「ばらの騎士」
6 :
1:02/07/04 10:57 ID:b51Ccpeg
息子のそんなに聴いてないんですけど、えらく違うと思いますねー。
ああいう狂気じみた熱狂みたいな演奏ではないです。
落ち着いてオーソドックスで楽譜に細かく忠実って言うか。
それでいて温かみがあって品があるんですよね。
最近になってGREAT CONDUCTORSシリーズで聴いたよ>エーリッヒ。どれも素晴らしかった。
8 :
1:02/07/04 11:24 ID:b51Ccpeg
>>7 うれしい。thanks!
あれのモー40聴いて鳥肌立ちました。この曲最近どの演奏聴いても感動できなかったのに。
田園がコンセルトヘボウとの正規録音(DECCA)だったら、あの2枚組み宝物だったのになあ。
9 :
名無しの笛の踊り:02/07/04 12:37 ID:36rLmc2.
エーリヒがテレフンケンに録音した小品集は
復刻されているのでぜひ買いなさい。安いし。
加速度ワルツとかこうもりの序曲は息子に良く似て
惑溺するような情感があっても下品にならない。
最強はコリオランの序曲で、悲壮感溢れる、
これぞゲルマンと言うべき音楽。
まさに名演と申せましょう。
10 :
名無しの笛の踊り:02/07/04 12:44 ID:T7ApAKy.
エーリッヒといえば田園でしょう
11 :
1:02/07/04 13:08 ID:b51Ccpeg
テレフンケン、はい、わかりました。買います。コリオラン楽しみです。
田園が手に入らないんですよ。deccalegendsで出してほしいなー。
12 :
1:02/07/04 16:58 ID:b51Ccpeg
早くも下がりそうです。下がらないようエーリッヒのためにがんばります。
「フィガロ」はステレオ録音
これ最強
田園って数年前に5番と一緒に国内再発されてるけど・・・。
今じゃ在庫切れになってるのかな?
15 :
1:02/07/04 17:15 ID:b51Ccpeg
>>13 オペラはちょっと苦手なものですからフィガロ買ってないんですが、
たしかエーリッヒ唯一のステレオ録音。序曲だけでも聴いてみたいです。
>>14 え、国内盤だとあるんですか?知りませんでした。
ナクソスで復刻されたドヴォルザーク&スメタナ聴いた人いますか?
17 :
名無しの笛の踊り:02/07/04 17:38 ID:5n6jDOvQ
いいや!エーリッヒといえば「英雄」だわさ
>>15 タワー等に注文すれば入手できます
ベートーヴェン:「運命」・「田園」
エーリヒ・クライバー
アムステルダム(ロイヤル)・コンセルトヘボウ管弦楽団
価格: \1,429
国内盤 CD
発売日: 1998/12/23
レーベル: ロンドン
組枚数: 1
商品番号: POCL-4598
20世紀の不滅の大指揮者たち
指揮: クライバー(エーリヒ)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団, その他
価格: ¥2,857
国内盤 CD
シューベルト, ベートーヴェン, その他
レーベル: EMIクラシックス
組枚数: 2
商品番号: TOCE-59604
ベートーヴェン:交響曲第2番、第6番「田園」
E.クライバー指揮 ロンドン・フィル、ベルリン・シュターツカペレ
SALE \890
輸入盤 CD
発売日: 2001/11/30
レーベル: Dutton
組枚数: 1
商品番号: CDBP9716
19 :
18:02/07/04 17:48 ID:???
ひろゆきのばかあ
改行が多いとアクセス規制だとぉ?
20 :
1:02/07/04 20:22 ID:WEnWhJK6
>>18 ありがとう!漏れはよくアマゾン利用するけどアマゾンでも買えるかな?
それにしてもですね。話はちょっと変わるんですが、ベーの第9でarchipel
というレーベルから出てるCD、山野楽器で880円だったかで売ってたの見つ
けて買ったんですが、これすごいんじゃないですか。半信半疑だったんですが。
演奏がいいのはエーリッヒだからもちろんなんですが、音もいいんですよ。
左右に広がっててステレオみたい。柔らかくて透明感あって。聴いた方いらっ
しゃいます?これ擬似ステなんでしょうか。擬似ステでもいいです。こんなに
良い音なんですから。
21 :
18:02/07/04 22:41 ID:T7ApAKy.
アマゾンでもタワーでも買えるはず
22 :
1:02/07/05 01:13 ID:dYbxui/c
レコ芸5月号だったかな。宇野功芳氏のGREATCONDUCTORSシリーズE・クライバー編
の月評はひどかったですね。突き放すように短い愛情のない文章でけなしていた。
理解できません。
未来の評価は
エーリヒ>>>>>>>>>>>>>>>>>>>カルロス
となっていることでしょう
24 :
名無しの笛の踊り:02/07/05 01:19 ID:UmezWmrE
フィガロ、いいねぇ。ウイーンの弦の色っぽいこと、もう辛抱たまらん。
もうちょっと長生きして、VPOとのステレオ録音、たくさん残してほし
かったね。
25 :
名無しの笛の踊り:02/07/05 01:46 ID:kMMW57tI
何としても
「ヴォツェック」録音しておいてほしかった。
海賊版あるのかな?
26 :
1:02/07/05 02:04 ID:dYbxui/c
エーリッヒはベルリン国立歌劇場で「ヴォツェック」を初演してるんですね。
27 :
名無しの笛の踊り:02/07/05 02:12 ID:MxXaojXw
フィガロは確かにいいですね。
初めて聴いたときは、なんともいえない幸福感で
あたまがぼうっとしそうでした。
薔薇の騎士もいいけど。
28 :
名無しの笛の踊り:02/07/05 03:09 ID:5xtfq3AM
嗚呼フィガロ!
デラ・カーサのカウンテス、ギューデンのスザンナ、いいですね。
手紙のデュエットは、無垢さにおいてシュワルツコップより好きです。
またダンコは最高のケルビーノですね。
あのアリエッタ「恋とはどんな〜」は、もう息が止まりそうです。
アインシュタインはオケによる登場人物の性格描写の巧緻さについて言及して
いますが、クライバーの指揮にはその“あざとさ”が聞こえません。
間然とするところはまったく無く、トスカニーニばりにメリハリを効かせて
オケを統制しながら、またオケこそが一番活き活きと歌っています。
第3幕フィナーレは、何度聴いても奇跡としか思えません。
(長文スマソ)
29 :
名無しの笛の踊り:02/07/05 08:44 ID:YBmT/ygI
ん?トスカニーニの「フィガロ」を聴いた事があるんですか?
ま、それはともかく、オペラでは「魔弾の射手」「フィデリオ」もすばらちぃ
というか、ベストといっても過言ではない!
30 :
名無しの笛の踊り:02/07/05 09:15 ID:zI/y/Cn6
>>29
も、もしかして、コーホー先生ですか?
31 :
28:02/07/05 09:37 ID:NVW84qSY
29へ。
いや、トスカニーニの「フィガロ」は聴いたことが無いんだよ。
書き方が悪かったかな。
ごめんね。坊や。
ま、それはともかく、
「すばら「ちぃ」?」
なめとんのか?坊や?
散弾銃で首から上、飛ばしたろか?
32 :
名無しの笛の踊り:02/07/05 10:37 ID:YBmT/ygI
顔はやめてくだしゃい・・・・・女優なもんで
33 :
1:02/07/05 10:50 ID:SKDiXNq6
リーザ・デラ・カーサはいいですね。
わりと最近フルヴェン・ウィーンフィル、ザルツブルク音楽祭の
「ドン・ジョヴァンニ」がBSで放送され、録画して観たんですが、
デラ・カーサの情感、容姿に魅せられました。主役のシエピもかっこ良かった。
34 :
1:02/07/05 13:46 ID:SKDiXNq6
ベー第5とカップリングされた田園の国内盤CD、アマゾンに注文しました。
第5は第3と組んだdeccalegends盤とダブりますが、しょうがありません。
田園を聴けるというだけで良しとしなければ。
きのうはテレフンケンのを4枚注文しました。エーリッヒを聴けることは何よりの喜びです。
35 :
1:02/07/05 16:21 ID:SKDiXNq6
人気ないスレだけどがんばります。E・クライバーはほんとにいいんですから。
36 :
1:02/07/05 16:40 ID:SKDiXNq6
37 :
名無しの笛の踊り:02/07/05 18:44 ID:Ru6O/wB.
ショーンバーグが「エーリヒが来るといつも難儀な事になる」とかボヤいてたね(w
オケの練習時間がめちゃ長かったとか?
エーリヒスレが立つとはね(w
彼のウィンナワルツは最高だよ。
新世界なんかもいいけど。
39 :
1:02/07/06 18:56 ID:GqwTumoo
>>37 くそ真面目だったんでしょうね。
>>38 テレフンケン盤のウィンナワルツ届くの楽しみにしています。
新世界は注文していませんが。
「20世紀の偉大な指揮者」シリーズのエーリヒ・クライバーのもの、
面白そう。曲目もいいし。探して買ってみましょう。
この人、ずいぶん昔に、WPhとのモノの「エロイカ」を聴いたきり。
>>39 ナクソスのヒストリ駆るを明日にでも買うがイイ!
42 :
1:02/07/07 01:41 ID:dIwx4j9Y
>>41 きのう(7/6)の夜、41さんのレス見てない時にたまたまHMV行ったら、
エーリッヒの新世界(ナクソスヒストリカル)見つけたので買ったんですよ。
それで今ヘッドフォンで聴いています。2楽章のコールアングレ、しみじみして
良いですねー。39歳のとき(1929年)の録音だけど、エーリッヒの特徴
よく出ています。楽譜に真正面から取り組んで、優雅で上品な表現。
音質は柔らかくて聴き易い。よくこんな古い録音をうまく復刻したものだと思います。
>>22 コーホーの言うことなんか気にするなage
アイツは何にも分かっとらんといえよう(ワラ
44 :
43:02/07/07 18:57 ID:???
大事なこと書き忘れた。
「フィガロ」はどうした?飼った>1さん
超おすすめだよ〜ん。
45 :
1:02/07/08 17:16 ID:EE5dvj1c
test
46 :
1:02/07/08 17:25 ID:EE5dvj1c
>>43 エーリッヒをちゃんと聴いている人で悪く言う人はいないようです。
コーホーが酷評するのはよほど強い主観があって素直な感受性を失っている
からのような気がします。
フィガロは注文していません。オペラ全曲を聴くのは苦手なので。
でも代表的名演に違いないはずですから将来の楽しみにしています。
47 :
名無しの笛の踊り:02/07/08 17:54 ID:IFXirL.s
んなもん出てる間に早ぉ注文しないとどうなってまうかわからへんど
シューベルトの9番聞くのに何十年、とはいかんけど十数年は待ったぞぉ
48 :
43:02/07/08 18:02 ID:???
>>1 47に同意。ある時に買っておかないと、廃盤になってしまうよ〜ん。
49 :
名無しの笛の踊り:02/07/08 19:26 ID:JYmiUmIQ
テレフンケン・レガシーの新譜萌え。
スッペの軽騎兵・・素晴らしすぎ。
>>28 >またダンコは最高のケルビーノですね。
>あのアリエッタ「恋とはどんな〜」は、もう息が止まりそうです。
激しく激しく心の底から同意しますです。
ご指摘の第2幕アリエッタも見事だけど、それ以上にすばらしいのが
第1幕のアリア:Non so piu cosa son, cosa faccioでしょうね。
モーツァルトの音楽が、ただ端整で美しいばかりでなく、こんなにも
エロティックで活き活きしたものでありうることを教えてくれる演奏。
ダンコおねいさんの歌はハァハァ...という感じでとてもよろしいですな。
まさにエーリッヒの代表作。ステレオで残ったことにただただ感謝。
51 :
1:02/07/09 01:27 ID:a2/IaAJo
どうもフィガロを聴かないと話にならないようですね。
わかりました!入手します。
シューベルトのグレートも気になる。
カルロスの寿命20年縮めてもいいから、親父にはあと5年がんばってほしかった。
>>1 この年代の指揮者を聞くのにオペラ全曲を聞かないなんて…。
ワールドカップで日本でやった試合全部を見ないくらいのもんだよ。
一刻も早く聞きなしゃい。
コロンのヴァルキューレも素晴らしい。
間段の車種どうよ
56 :
1:02/07/10 00:45 ID:s7D.cY/o
どうしてみんなオペラのことばかり言うの?
シンフォニーなど管弦楽曲も語ろうよ。
>>56 だから、せめて「フィガロ」と「薔薇の騎士」だけでも
ちゃんと全曲盤聴いてからにしてよ。
58 :
1:02/07/10 11:12 ID:CtajNAuA
押し付けるのは良くありませんよ。
エーリッヒ・クライバーの指揮する交響曲に感動したのがきっかけで
立てたスレです。
僕自身がエーリッヒについて論評する資格があるなど到底思っていません。
オペラ全曲を聴いてからでないと話にならんというのは厳しすぎます。
でも両曲ともいずれ買って聴くことは間違いないのでご心配なく。
今はちょっと懐具合気になるし。
59 :
I:02/07/10 16:48 ID:???
確かに3枚組は金銭的にはキツいと言えよう!
60 :
名無しの笛の踊り:02/07/10 22:59 ID:RlGyVY86
テレフンケンの軽騎兵は好きだな..
どうも長いのは苦手で序曲ばっかり聴いてるよ。
息子は親爺にはかなわないと今も思い続けている。
カルロスは一発芸的天才
エーリッヒ・クライバーの代表作:
1位:薔薇の騎士(ヴィーン・フィル他)
2位:フィガロの結婚(ヴィーン・フィル他)
3位:田園(アムステルダム・コンセルトヘボウ)
・・・
99位:カルロス(引き篭もり中)
64 :
名無しの笛の踊り:02/07/11 10:08 ID:Fb3dXRHg
>63
ウケた。
ときに息子と一緒に写っている写真とかはないの?
あったらおもしろいのにねえ。
どっかのCDでナマ写真プレゼント企画でもやらないかねえ。
息子も、もう72才か。
>>64 ウラニアから出てるワーグナーとベートーヴェンの七番のジャケはツーショットだよ。
67 :
1:02/07/11 11:23 ID:cyBmf6Yk
背が高ければもうちょっと人気もあっただろうに。
>>68 昔から禿でチビの指揮者は人気のないと言う定説があったそうで、それでエーリッヒ
も悩んでいたとか。ブーレーズも売れない頃はカツラをつけてジャケットの写真を
撮ったという
>66,67
ありがとう!!
71 :
1:02/07/12 11:52 ID:MYDErasY
コンセルトヘボウとの田園(第5とカップリングされた国内盤CD)が届いたので
昨夜聴きました。意外にもあまり良い印象が得られなかった。
1回聴いただけなのでまだ感想言えませんが、GREATCONDUCTORSシリーズに収められた
別の田園をもう一度聴いて比較してみたいと思います。
72 :
名無しの笛の踊り:02/07/12 11:54 ID:SVYYi6AI
「フィガロの結婚」は買うべきですか?
音質はいいんですか?
ステレオ最初期だと思いますが
>>64 ワーナーから出てた「テレフンケン・レガシー ばらの騎士〜管弦楽名演集」の中にあります>カルロスとの2ショット
ちなみに1935年撮影
74 :
名無しの笛の踊り:02/07/12 12:18 ID:V7johOWY
>>72 音質いいです。デジタルと比べられると困りますが、
デッカ録音ですから、当時の他社ステレオ録音と比べると段違いです。
デッカ録音というのは、
エーリッヒの演奏を楽しむうえで、大変な強みだと思います。
75 :
名無しの笛の踊り:02/07/12 13:50 ID:XM9iZMTo
>74
「デッカレジェンド」と、そうでない従来のものとでは
音質は違うんですか?
76 :
名無しの笛の踊り:02/07/12 17:21 ID:08YT8ads
デッカレジェンドのものと聞き比べていないので、はっきりとは申せませんが、
クナのブラームス作品集が出た時は、
以前出ていたものより音が良くなっていると聞きました。
しかし音質が良くなっているから、聞きやすいかというと、
それも一概には言えないようです。
良くなりすぎて、かえって耳障りな音になる事もあるようです。
迷わせるようなレスですいません。
デッカレジェンドも、他のメジャーの最近のリマスター同様「お化粧」サウンド
だから、好き嫌いが分かれるよね。漏れは昔のすっぴんリマスターの方が好き。
フィガロは素晴らしい録音だと思う。
息子の録音には親爺のそれには無い「しなやかさ」がある。でも親爺の録音には
息子にはない「硬派」がある。そして、親爺は息子のオリジナル。
そうかあ?
口説きのテクニックは息子の方がスマートだけど、
いざベッドに入ればもうこっちのもの。
ハゲでもチビでも関係ない。
海千山千のテクニックでひいひい言わせタル! のがオヤジ
じゃない?
ヴォツェックの初演って彼だっけ?
エーリヒ・ビギナーです。
*ACOとのBeethoven5番を聴いて大感激 *
* ↓ *
*VPOとのBeethoven9番を聴いて「???」 *
この人の真価は、いまだ謎のまま。もっといろいろ聴いてみます。
漏れは工房のとき、コーホー絶賛のクラウスのウィンナワルツと
間違えて、クライバーのを買ってきちゃったけど、絶品だったざんす。
ああいうのをまたーり聴いてるとしみぢみしあわせなのよ。
84 :
名無しの笛の踊り:02/07/14 10:16 ID:7HZWFz.A
「ばらの騎士」は買うべきですか?
チャイコフスキーの「悲愴」は?
>「ばらの騎士」は買うべきですか?
カルロスのを売ってでも、買うべきです。
>チャイコフスキーの「悲愴」は?
って、PCOだっけ? 組合せはおもしろすぎなんだけど、
これ、あんまりぴんと来なかったような・・・
エーリヒ+アルゼンチンの風土=カルロス
…ってのはどう?
87 :
1:02/07/14 14:25 ID:QCVOLG1o
コンセルトヘボウとの田園また聴いてみたけど、やっぱり良くなかった。
エーリッヒにしては力が入りすぎてるみたいで、技術的には完璧なのだろうだけど
柔らかい情感が無くて、この曲で大事と思われる自然への感謝、素朴な喜びといった
感情表現が出ていないと思った。ロマン派の先駆けの表現というより即物的な
楽器音ばかり耳に付く。正直、聴きとおすのがつらかった。CDの音質にも責任ある
と思う。シャリシャリ感がきつくて弦が楽しめない。
GREATCONDUCTORS盤のチェコフィルとのライヴ。こちらのほうがずっと良い。
アプローチは同じようだが、肩の力が抜けていて田園本来の良さが味わえる。
チェコフィルが素晴らしいし、音質も美しい。
でもコンセルトヘボウとの田園がDECCALEGENDSで出たら印象ががらっと変わる
可能性ある。音質の影響は大きい。
88 :
名無しの笛の踊り:02/07/14 19:23 ID:fHM29m/I
小石が「田園」を絶賛していますね
>73
64です。ツーショット写真のありがとうございました!!
>83
>クラウスのウィンナワルツと間違えて、
>クライバーのを買ってきちゃったけど、絶品だったざんす
え?この人小品もイイの?盲点盲点。
CDチェックしてみるです。情報ありがとう。
ときに今日、地元北海道の某図書館で
なんとエーリッヒの「フィガロ」を発見。
「うおー」と小さく叫びつつCD借りてきたっす。
これから聴くっす〜。
64もしくは89です。ご記入発見。
誤>ツーショット写真のありがとうございました
正>ツーショット写真の情報ありがとうございました
すまんっす。
91 :
名無しの笛の踊り:02/07/14 20:50 ID:oU7eBhx.
チャイコフスキーはもともと個人的にあまりスキでないのでピンとこなかった。
他は本当にどれも、何時どこの演奏でも質・内容で落ちたやつは無いと思う。
ただ、何か抑制気味ながらも高揚感があるのと、辛そうなアンニュイなのとがあるような・・
これも時代背景みたいなもんがいろいろあるんかにゃ?何て。
宇野功芳先生がレコード芸術に書いていますた。激辛でした。
たぶん2流の指揮者なのでしょう。
世渡り3流の超1流指揮者だよ。
宇野功芳先生がレコード芸術に書いていますた。激辛でした。
たぶん2流の評論家なのでしょう。
95 :
名無しの笛の踊り:02/07/14 23:40 ID:vzIhvuYQ
「悲愴」はデッカのスタジオ録音ではなく
ライヴ録音の方が凄いらしい
>>92、
>>94 違う。EMIが宇野に対する根回し(献金)を怠ったからだと言えよう。
>>86 >エーリヒ+アルゼンチンの風土=カルロス
>…ってのはどう?
米国人嫁を忘れてるぞ
98 :
コーホー:02/07/15 10:26 ID:???
僕は昔からエーリヒ・クライバーをけなしていた。僕が献金などもらうはずがない。
2流の評論家とは心中穏やかではないが、あたりさわりのない批評よりはよほどましといえよう。
一度、モーツァルトの「ト短調」を僕とクライバーで聴き比べていただきたい。
僕の方に感動した人は自分の耳を信じてよい。
最低でも録音は僕のCDの方がよいので、万人にも推薦に値するといえよう。
99 :
名無しの笛の踊り:02/07/15 11:50 ID:ye3DayC2
コーホーめ! ご贔屓オケが「サクラ」とはうまく出来てるもんだな。
100げっと、といえよう。
101 :
名無しの笛の踊り:02/07/15 13:02 ID:6EhajcYE
>世渡り3流の超1流指揮者だよ。
九分九厘決まっていたウィーン国立歌劇場の総監督の座を、
ヤバイ言動によってベームに譲ってしまった件とか。
っていうか、最大の失敗はあのタイミングで死んだことでしょ。
103 :
1:02/07/15 13:50 ID:mq/FHPQY
104 :
1:02/07/15 15:55 ID:mq/FHPQY
「記念劇場」のサイト、量があるけど読みやすいのですらすら読めます。
エーリッヒのこと必要十分に書かれている。良い文章です。
筆者は中央大学の学生時代ですでに亡くなっているとのこと。感謝。
105 :
名無しの笛の踊り:02/07/15 16:04 ID:ce7/p3fc
106 :
1:02/07/15 16:10 ID:mq/FHPQY
104の最終行を訂正します。
筆者が中央大学学部生の時に書かれた文章で、筆者はすでに亡くなられているとのこと。
いつ逝去したかは分かりません。
>>105 ディスコグラフィーありがとう。
107 :
1:02/07/16 15:38 ID:9R3vPKWE
正規録音が多ければもっとファンが多かっただろうに。
ステレオ時代前に亡くなったのも惜しい。
108 :
名無しの笛の踊り:02/07/16 15:47 ID:TgB.XdeU
この世代の指揮者としては多いほうではないでしょうか?
少なくともステレオ録音もありますし、
スタジオ録音もあります。
評論家と名乗る、ただ人より多く聴いただけの
芸術を理解出来ない輩たちの文章を
鵜呑みにしてしまっている方々が多いのが原因と思われます。
あやつらは、演奏記録にあふぉでも分かるような目立った特長が無ければ
文章に起こす事が出来ないのです。
ご自分の耳と感性を信じましょう
109 :
名無しの笛の踊り:02/07/16 16:04 ID:rFCeSOHE
ワタシもすきですよ。音の流れが美しい。
クライバーは子供の頃.マーラーが自身指揮する自作第6交響曲の演奏を聴き感動して
指揮者になろうと思い立ったという。マーラーの録音はあるのだろうか
111 :
名無しの笛の踊り:02/07/16 19:36 ID:TivRqEME
ショルティはエーリヒ・クライバーの指揮する
ベートーヴェン交響曲第5番を聴いて
指揮者になろうと思ったそうだ
112 :
名無しの笛の踊り:02/07/16 19:58 ID:TivRqEME
デッカレジェンドと従来のCDとの
音質比較を!
「フィガロ」初CD化されたときのを持ってますが、
レジェンドに買い換える価値はありますか?
>>108 最近は、「人より多く聴いた」とさえ言えなくなってますがな。
>>111 ケルンの放送交響楽団と1950年代にやったのがキングから出てた
(ショルティが聴いたのは戦前だろうけど)
1〜3楽章はヘタレ
4楽章になって突如燃え上がる。その違和感がすごい
1956年にケルンでやった「フィデリオ」イイ。
「ばらの騎士」と「フイガロ」はもう前にさんざん言い尽くされてるから割愛。
117 :
名無しの笛の踊り:02/07/17 17:54 ID:Y7RkSS36
チャイコフスキー4番はどうですか?
オモロイよ、特に終楽章の緩急
119 :
1:02/07/18 09:58 ID:QMeVYyNM
チャイ4も悲愴も面白いです。
パリ音楽院管というのがまたいい。
50年代のこのオケは名人芸。
シューリヒトとのベト全でも堪能できます。
エーリヒの田園萌え。
このスレに感謝。ここ数日くり返し聴いて楽しんでます。
以前はキングの1000円盤で聴いてました。
今聴いているCDは80年代のCDで、光にかざすと穴があいているものです(笑)。
121 :
名無しの笛の踊り:02/07/18 12:55 ID:bxBdVhL.
>>116 フェデリオ興味あり。キャストとか詳細希望でーす。
ふぇでりゃー
123 :
名無しの笛の踊り:02/07/18 16:51 ID:ReR1VxPE
>>121 オペラ・ドーロから2枚組のフィデリオ情報
Fidelio, Op. 72 [113:07]
Nilsson, Birgit / Soprano
Hopf, Hans / Tenor
Schoffler, Paul / Bass
Frick, Gottlob / Bass
Unger, Gerhard / Tenor
Wenglor, Ingeborg / Soprano
Braun, Hans / Baritone
Witsch, Peter / Tenor
Koller, Walter / Baritone
Kleiber, Erich / Cologne West German Radio Orchestra
Kleiber, Erich / Cologne West German Radio Chorus
田園の第二楽章おしまいの、小鳥たちのさえずりはいいなー
ほれぼれするよ。
126 :
名無しの笛の踊り:02/07/18 23:14 ID:bxBdVhL.
>>123 サンクス!固唾を飲むようなキャスティングだね。
127 :
名無しの笛の踊り:02/07/19 17:46 ID:rK4WOQa6
いまレコ芸を立ち読みしてきた。
近藤嘉宏(若手ピアニスト・ちょっと天海祐希似)が、
こだわりベストCDなるコーナーで、
エーリッヒの「トリスタンとイゾルデ」ライヴをトップにあげてました。
すこし、みなおしました。
128 :
名無しの笛の踊り:02/07/20 15:22 ID:Az0fgXwM
>>127 息子のバイロイト・ライブの方が良いのでないかい。
130 :
名無しの笛の踊り:02/07/20 21:28 ID:RJ9vwxdo
>>127 息子のは指揮とイゾルデ役のリゲンツァには文句の付け様がないっす。
ただ…トリスタン役が箸にも棒にも掛からん奴ばっか。百歩譲って
ヴェンコフはまだ許すとしても、ロートルのホップ(まだ若い頃ならねえ)
とブリリオートのトリスタンは金払って聴くようなものじゃなくてよ。
131 :
128:02/07/20 23:01 ID:RJ9vwxdo
…と思ったけど今改めて聴いたら結構聴けたわ。
オケに比べて歌声がかなり遠いけどまあ仕方ないか?
完全な本調子じゃないけど相変わらずフラグスタート神々しいし、
スヴァンホルムも端正で良。何よりクライバー父ってもっと
軽妙な指揮する人ってイメージあったのにここではかなり
練れたオケ運び聴かせててビクーリ。
息子のはスタジオ録音を採るべき。
エーリヒのライヴ、詳細わかったら希望しますデス。
133 :
1:02/07/23 09:47 ID:1IXfyyJw
オペラ苦手だけど「カルメン」は好き。
カルロスのですごい演奏ありましたよね。
タイトルロールはエレーナ・オブラスツォワだったと思う。
TVで見た時すごい情念にびっくりしたことある。
カルロスのカルメンはCDになってないんでしょうか?
エーリッヒの話題じゃなくてすみません。
134 :
名無しの笛の踊り:02/07/23 12:13 ID:xqJjH8KE
海賊盤ならありますよ「カルメン」
135 :
くりんぐぞる:02/07/23 13:28 ID:jxqepV1U
クライバーのトリスタンは'52のミュンヘンのがそろそろ復刻されそう。
音質はそっちのほうがましなんじゃないかな。
最近ライン聴いたけど音がちょっとひどい。
あげちゃう
信じてもらえないだろうがNBCとの録音があったな。海賊だけど。
ミサ・ソレムニスとか?
139 :
名無しの笛の踊り:02/07/26 21:40 ID:z9O0IbdM
コロン劇場管のミサ・ソレムニス、フィデリオ、神々の黄昏
が海賊盤で出ていた。
>137
なにー?
ほ、ほほほんとですか?
NBCとの録音?
す、すごすごすご...。
良スレage
シューベルトの「グレイト」持ってるyo
フン、オレなんか全曲歪みっぱなしのデッカの第9もってるぞ。
146 :
名無しの笛の踊り:02/07/29 00:15 ID:Wcv4eDkg
147 :
1:02/07/29 12:19 ID:FkWAdPtw
TELDECのウィンナワルツなど4枚届きました。まだ聴いていません。
最近悩みがあって鑑賞に打ち込めない。早く夏が終わってほしい。
148 :
1:02/07/31 14:19 ID:w4MJXybE
すみません。元気のないレスをしたので皆さん引いちゃいましたね。
エーリッヒ・クライバーはトスカニーニ、フルヴェン、ワルターに
匹敵すると確信しています。また感想お願いします。
149 :
ラウドン元帥:02/08/01 00:29 ID:99WsqgV.
≫1
同意。戦前に録音された上記のテレフンケン録音ワルツと管弦楽曲、当時のベルリンのオケの雰囲気とあいまって最高です。このウィンナ・ワルツについては、あらえびす氏も絶賛しております。
一番のお勧めは、ナクソスから出ている「新世界」です。いつものエーリヒらしくなく、心が荒ぶれており、この荒くれた演奏を聞くと心の疲れも一気に吹っ飛びますぞ!同録音は国内盤でDGから出ていますがノイズリダクションなど聴きやすさからナクソス盤がよいと思います。
151 :
ラウドン元帥:02/08/01 01:57 ID:99WsqgV.
≫150
その写真はその4人に加えてクレンペラーも一緒に写っている写真ですね。たしか1930年代初頭の頃に撮影された。音楽関係の本見ると大体載っているものですね。
152 :
名無しの笛の踊り:02/08/01 08:17 ID:Wa6oivsc
>>151 うんにゃ、1920年代だと思ったけど…。世界恐慌の前か後かはナニゲに重要。
>>1 貴君まだ若いとお見受けする。青春の悩み、だな。
聞かせてくれてもうれしいが、ここじゃなんだな…。
153 :
名無しの笛の踊り:02/08/01 09:34 ID:3oKQuLwU
写真の正解は、1929年です。
ベルリンのイタリア大使館での写真です。
154 :
1:02/08/01 13:14 ID:Lskju.tI
155 :
1:02/08/04 01:33 ID:u0tSXg9w
このあいだ何年か振りにレコ芸を買った。名曲名盤選というのを相変わらず
やっていて暇つぶしになるので見ていたらモーツァルト40番ではエーリッヒ/
LPOのは誰にも選ばれていない。評論家というのは定評あるのしか選べない意気地なし
か功芳のように奇を衒うやつらばかりなんですね。そんな職業につかなくて良かった。
それにしてもあの付録のCDは邪魔だ。燃えないごみに出すのも面倒だし。
話をむしかえすけど、やっぱ「ばら騎士」いいわ。
>>155 レコ芸97年9月号の特集を見てみてくださいな。
レコ芸を弁護する気はないが安田和信が40番のベスト3(3位:10点満点中6点)に挙げてる。
1は何才か、想像するのも楽しいな。
大学1、2年かな?違ったらスマソ。
159 :
1:02/08/04 17:08 ID:PiEM23lo
>>157 知らなかった。安田和信がねえ。
この批評家は楽譜どおりに演奏されていれば推薦する人だ、
くらいに思っていたけど、やっぱりうれしいですね。
160 :
ラウドン元帥:02/08/05 03:36 ID:Y3.5vPAY
≫152、153
スミマセン、間違えて覚えておりました。(汗
161 :
名無しの笛の踊り:02/08/05 08:22 ID:zp8T9NYE
↑ 元帥という地位にありながら、
素直なお方だぁ〜
エーリッヒのスレにふさわしい・・・
↑Quin-quinに間男されないように気をつけろYO!
163 :
名無しの笛の踊り:02/08/05 23:15 ID:68ciwxng
なんなんだ!今度でた神々の黄昏は!
ホルンなんて小学生以下。屁並。
最大級の爆笑演奏。歌は割とマトモっす。
御大のリング全曲って、この1947だけ?
164 :
名無しの笛の踊り:02/08/06 09:18 ID:5mFQf5V6
>163
あ、わしもそれ買ってもた。音悪いよねー。ちょっと後悔。
ちなみに、なんかこんな投稿があるんですけど..
139 :名無しの笛の踊り :02/07/26 21:40 ID:z9O0IbdM
コロン劇場管のミサ・ソレムニス、フィデリオ、神々の黄昏
が海賊盤で出ていた。
音の悪さからすると、どうやら海賊版を買ってしもたらしい。
正規版はあるのかな?これ。
オペラに定評のある人だけに惜しいね。
165 :
ラウドン元帥:02/08/07 00:01 ID:SpFE8QuQ
先日、テレフンケンから管弦楽曲集が出ましたが、聞いたことのある方、感想をお願いします。
166 :
1:02/08/07 09:27 ID:IOztr92.
>>165 どのCDのことかはっきりしませんが、先日テレフンケンのを4枚購入しました。
サンプラーみたいのを含めて。輸入盤です。
暑いのでまだ2枚しか聴いていませんが、中ではモーツァルトのアイネクライネ
が私には新鮮でした。こういう有名曲をエーリッヒで聴くと曲そのもののイメージ
を変えてくれるような印象を受けます。古い録音なんですが。
音質は時代を考えるとこれ以上ないような気がするほど好ましいものでした。
167 :
名無しの笛の踊り:02/08/07 12:16 ID:h86NgGLg
GreatConductorのシューベルトの5番(NDR'53)、ステレオのように聴こえるけど擬似ステレオなの?
168 :
名無しの笛の踊り:02/08/07 12:16 ID:E/aFNImc
実は擬似ステレオなんですよ、それ
169 :
名無しの笛の踊り:02/08/07 12:22 ID:h86NgGLg
>>168 >実は擬似ステレオなんですよ、それ
即レスさんくす!
170 :
名無しの笛の踊り:02/08/07 13:27 ID:pWfpRl0U
ヨハネ受難曲全曲の海賊盤を買いました。
すごい音の悪さ!
今更ながらターラのヤツ買った。
今チャイ4聞いてるけど、よくNBCがこんなのについてくな
ってくらいの爆演ですな。
テンポ揺れっぱなし、激しいアッチェレランドに二楽章のごっついポルタメント。
果ては一楽章終了後の盛大な拍手。
なんだよこれ (´д` ;)
172 :
ラウドン元帥:02/08/08 01:27 ID:wWFQg/8s
≫166
ありがとうございます。少し言葉足らずでした。スマソ。
先日、そのアイネクと未完成の入った管弦楽曲集のことです。
今までテレフンケンのは2枚(バラの騎士〜管弦楽曲集、ウィンナワルツ集)を聴いたのですが、
今までの有名曲に新しい生命を吹き込むという彼のモットーとテルデックのリマスター技術とがあいまって、
とても興味深く聴きました。彼のベルリンでの仕事と人気ぶりがしのばれます。
感想を読んだだけで、どんな演奏かわかるような気がします。
今お金がないので買おうか迷っているのですが、とりあえず頭の中で演奏することにしましょう。
既出だったら申し訳ないのですが、4年ぐらい前に新星堂から出たウィーン・フィルと組んだプラハも
説得力がありました。同曲・同オケのワルターのよりもよかったと思います。
欠点は盤起こしなので針音が大きいこと。誰か復刻しなおしてくれないかなぁ・・・
エーリヒ・クライバーの「田園」、俺は大好きだ。
初めてこれ聴いたときは、評論などの情報に触れず、
まったく無知な状態で、完全に虚心で聴けたのが
よかったのかな。
スレ読んで、貶してる評論家がいることを
初めて知ったよ。先入観は危険だなと思った。
Naxos Historical age
175 :
1:02/08/09 14:11 ID:tIsUf2VY
>>173 >評論などの情報に触れず、まったく無知な状態で、完全に虚心で聴けたのが
よかったのかな。
うらやましい。
僕の場合エーリヒ/コンセルトヘボウの「田園」は雑誌で名演の誉れ高いという
評判を読み過ぎていたので、やっとつい最近入手して聴いた時は、期待度が高すぎて
これそんなにいいかな、と正直がっかりした。音質の影響もあると思うけど。
はめられてもけなされても先入観を与える情報は危険ですね。
176 :
1:02/08/12 10:05 ID:r2A7Sghy
メンゲルベルク、E・クライバー、ベイヌム。
コンセルトヘボウに関わりの深いこの3人の指揮者はどうしても気になります。
オケがすごいのかこの3人が偉大なのか。オランダという国が原因してるのか。
ハイティンクとなると悪くないが積極的に聴く気がしない。
>>176 >メンゲルベルク、E・クライバー、ベイヌム。
前後二人はともかく、エーリヒ・クライバーはそんなにコンセルトヘボウと
関係が深いっていえるのかな?
メンゲルベルクってスレないよね?
最近聴き直してるんだけど、色々な意味で面白いと思う。
スレ違いスマソsage
179 :
1:02/08/15 01:20 ID:8uEKpDge
>>177 前後二人に比べるとたしかにコンセルトヘボウと深い縁があるとは言えませんね。
でも何となくこの3人の巨匠は芸風は違うけど音楽に対する打ち込み方が共通して
いるような気がして。
>>177&1
同意。エーリッヒを出すなら、戦前系だとワルター、モントゥー、ケンペンの方が、ゆかりが深いだろ。
…ってスレ違いスマソ
181 :
1:02/08/17 02:44 ID:Vot/uopC
かなりのクラオタらしき知人にE・クライバーのべー7・モー40のCDを貸して
やったら、シューリヒトやフルヴェンに比べたら小粒だとのたまった。
どういう感性をしているのやら。可哀想になる。
>>181 他の指揮者との下らない比較しかできない。
まるでウノコーホーのようだね。
山岡「今日は『最強のCD』を聴かせてやるよ」
栗田「ここは山野楽器ね。わぁ、すごい人。全然座れそうにないわ」
客A「よーしパパ、シューリヒトのベト7買っちゃうぞー!」
客B「ワシはフルヴェンのモツ40で」
山岡「まったく、情けない連中だ。特典ポスター如きで普段来てない山野楽器とは」
客B「何だと!? 失敬な!」
山岡「クナのポスターやるから、その場所空けてくれないか」
栗田「山岡さん!」
客B「ワシはフルヴェンのモーツァルトを買ったんだぞ」
山岡「アンタはそれを本当に聴きたいのかい?」
客B「うっ・・・」
山岡「単にフルヴェンものを集めたいだけじゃないのか」
客B「な、ならお前は何を買うつもりだ」
山岡「まぁ見ててください。親父、エーリヒ・クライバーの悲愴だ」
栗田「えぇ!?」
山岡「エーリヒの悲愴というのは、情熱が多めに入ってる。そのかわり音質が悪めなんだ」
客A「バカな・・・そんなものがいいハズがない!」
客B「CDの主役はあくまで作曲家、指揮者は脇役に過ぎないということを知らんとは」
栗田(お客さんたちの言う通りだわ。それもモノラル録音だなんて。。。山岡さん、どうしてしまったの?)
雄山「お前は今、重大な過ちを犯してしまった」
山岡「何だと!?」
雄山「いいか、お前はクナのポスターやるからその場所ゆずれ、と今口にしてしまったではないか」
山岡「はっ・・・まさか」
雄山「山野楽器の醍醐味は、隣の奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな殺伐とした雰囲気にある。
そこで実際に場所をゆずるように持ちかけるとは言語道断。」
栗田(確かに海原雄山の言う通りだわ。本当に言ってしまえば、
CD棚を囲むお客さん同志の微妙な均衡が崩れてしまう・・・
それに私たちも一応カップル、この場にふさわしくないのかもしれないわ・・・)
山岡「くっ・・・では雄山、お前の言う最強のCDとやらを言ってみろ!」
雄山「まだわからないのか、士郎・・・
最強のメニューとはフルトヴェングラー的なものとトスカニーニ的なものの取り合わせが基本なのだと」
山岡「まさか、雄山・・・!?」
雄山「店主、カラヤンの薔薇の騎士を頼む」
山岡「カラヤンのばら騎士!?そんなコーホーの推薦するようなものが最強だと・・・!?」
185 :
1:02/08/19 09:33 ID:BJRUwd9Q
>>183-184 栗田さんの台詞が面白いですね。
エーリヒの悲愴を山岡が出すとは感激です。
雄山の最強のメニュー、カラヤンのバラの騎士(おそらく旧盤?)と
エーリヒの悲愴、どちらが勝つのでしょう。
僕が客Cなら何を注文するか。
エーリッヒのフィガロだろうな、やっぱり。
187 :
名無しの笛の踊り:02/08/22 20:05 ID:0MGbKRAT
E・クライバーで一つ選べと言われれば、躊躇なくベートーベンの「田園」
をあげます。素朴で、あったかい人間の血の通ったまことに感動的な演奏で
あると思います。
ことに終楽章は、まるで子供の頃遊んだ、懐かしい山河を思い起こさせて
くれるので、萌え萌えです。
>>187 >躊躇なくベートーベンの「田園」をあげます・・・
って、コンセルトヘボウ? それともチェコフィル?
>子供の頃遊んだ、懐かしい山河を思い起こさせてくれる・・・
私は『薔薇の騎士』でアントン・デルモータが歌うテノール歌手の
アリアを聴くと、いつも「兎美味し蚊の山・・・」を思い出します。
>蚊の山
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
オレ最初はHUNTだったっけ、
チェリビダッケの演奏とカップリングになってるモーツァルト
(チェリが41でエーリヒが40だったっけ)をチェり目当てで買って、
「え? こっちの方がすごいやん? 誰これ?」
そっからやったな。
ワインガルトナーとかいろいろ他に大昔の指揮者の演奏も一度は
聞いてるけど、一時血眼になってしばらくして醒めての繰り返しで
結果的にずーっと集めてるのはエーリヒだけ。
それだけ、これはちょっと落ちるという演奏が無いから
次に何か見つけたら即買っちゃうという事が続いてるんだろな
>>190 ストラディバリウスの25番じゃないですかね
ケルン放送響とのやつ
この世代の指揮者って、クレンペラーもそうだけど
レコードだけではその活動の広がりは全然伝わって
こないね。
ヴォツェックの初演(作曲者自身クライバーを賞賛
していた。アドルノの証言)、イェヌーファのベルリン
初演(これも作曲者を感動させた)といったものが
のこっていればねえ。
193 :
1:02/08/23 14:59 ID:xCWnfQl0
>>190 禿同!
エーリッヒを聴くと曲に持っていた先入観を洗い落としてくれる感じがします。
テルデック・レガシーの軽騎兵序曲
196 :
187:02/08/25 21:19 ID:enP66kPv
>>188 コンセルトヘボーのほうです。
あの盤は、ことに「2楽章」と「終楽章」がロマンチックでたいへんヨイ。
終楽章なんか、まるで感動的な賛歌のようで、青空がぐるぐるまわり、
乙女がスカートを翻して草原を駆け回る・・・・そんなシーンを彷彿とさ
せ、いつも涙ながらに聴いています。
>>195 レコ芸のサンプラーで聴いて感動しました。
スケールの大きさときめ細かさが同居している。
ウィーソ・フィルと録音したエロイカどうよ?
199 :
名無しの笛の踊り:02/08/31 22:47 ID:LYvB8d2s
>>192 あとミヨーの「クリストフ・コロン」の初演もだったはず
保守sage
201 :
名無しの笛の踊り:02/09/04 06:39 ID:GeKUoo+K
BPOとのアイネクライネ買いました.。よかったです。
ティルはNDRのほうがよかった。
ウィーンとのエロイカとにかく買ってオケ。音もかなり良いし、古典的な
フォルムが素敵。
203 :
1:02/09/05 11:01 ID:c5MiAkZA
ご無沙汰しました。悩み解決しそうです。元気戻りました。といっても元々暗い人間ですから
そんなに変わりませんが。
このあいだエーリッヒとベルリンフィルのワルツ「酒・女・歌」を聴きました。
BPOがウィーンフィルのよう。こういう曲でも正確で深い演奏しますね。
今の指揮者だとどんなにすぐれた人でもここまでの域に行ってない、時代が違うと
いう理由だけではない気がする。志(こころざし)が違うというか。
志なら、アバドやラトルなんか、かつての
クライバーの跡を継ぐんじゃないかと思う
けど、どうだろう?
205 :
1:02/09/05 12:02 ID:c5MiAkZA
アバドはマラ9がすごかったですね。
ラトルはどうなんですかね。日本でのベトなんか勘違いしてるみたいな。
志は高いんでしょうが。方向性が違うというか。
音楽の喜びを与えるという点で2人とも弱いのでは。
志なんて言われちゃうとチト解りかねるところあるなあ。
クライバーは、どのオケ振ってもクライバーっていう音出してくる。
そこが凄いって思う。
現代の指揮者は自分の音と言われると引いちゃって、ベートーヴェンの音
です、モーツァルトの音ですって言いたがる。奏法の研究までしてホント
にご苦労さんて感じ。
自分なりきの音で勝負する、勝負できるって人尊敬するな。
>>206 >現代の指揮者は自分の音と言われると
>引いちゃって、ベートーヴェンの音です、
>モーツァルトの音ですって言いたがる。
>奏法の研究までしてホントにご苦労さん
>て感じ。
それって指揮者として当然の姿勢。なにが
気に食わないんだろうね?
208 :
1:02/09/05 13:18 ID:c5MiAkZA
206さんの言うこと共感します。楽器とか楽譜とか今の指揮者は研究熱心
だけど繰り返し聴きたいと思う指揮者どれだけいます?中にはいいなあという
人いるけど。ノリントンは好きです。
「自分なりき」の音を出す人、これは素晴らしい指摘だと思います。そういう指揮者
だと聴きなれた曲も全部その指揮者で聴き直したくなる。
昔の指揮者は我流で不勉強というわけでもないのでは。
彼らは例えばマーラーやリヒァルト・シュトラウスが何を言ったか
知っていたり、ニキシュの時代からの書き込みが蓄積されている
名門オケのアーカイブの楽譜を研究したりしており、演奏の伝統
をそれこそ勉強し尽くしていると言ってよい。
書斎に閉じこもって音楽学者の成果を勉強するというのは
楽な免罪符ではないかとさえ思う。
210 :
1:02/09/05 13:50 ID:c5MiAkZA
>>209 すべておっしゃるとおり。加えて昔の指揮者は地方オペラ劇場からのたたき上げ
が多いようです。これで苦労と経験を積んでいるから筋金入り。客を喜ばせること
を身体で知っている。
>>209 演奏の伝統といっても所詮19世紀末から
の形成物。それだけではやっていけないか
らこそ、みんな自筆譜にあたったり、音楽
学の成果を摂取したり、それぞれ努力して
いるんだよ。
演奏家としては、音楽学の勉強はあくまで
も魅力的な音楽作りのための手段であって
あんたが考えてるような免罪符だのといっ
たものじゃないのでは?
悲愴が名演なんだよ。いやほんとだってば。
213 :
1:02/09/09 17:17 ID:KPmK3uZS
>>212 禿同であります。
だけど僕の持ってるのは国内盤CDですが、これ音よくないですね。
deccalegendsで輸入盤で出ればすぐ買うであります。
そだね。あと、なんといっても
フィガロのケコーン!!!!!