+コンラート・ハンゼン死去!+

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しの笛の踊り
・・・だそうです。
自分も何度かレッスン受けた事があるので結構ショックです。
彼の残した業績を称えつつ・・・


合掌
2名無しの笛の踊り:02/06/26 23:19 ID:yVP3cGNE
メンゲルベルクとの、チャイコフスキーPコン1番が愛聴盤です。
失礼ながら、ご存命とは思わなかったなあ…。
3名無しの笛の踊り:02/06/26 23:23 ID:???
4名無しの笛の踊り:02/06/26 23:28 ID:???
ベートーヴェンのヘンレ版は彼が校訂してたのね。
日本でも使ってる人も多いでしょうね。
5名無しの笛の踊り:02/06/26 23:48 ID:???
まだ生きてらしたのですか。フルトヴェングラー、メンゲルベルク等とも
共演した歴史の生き証人だったのですね(←とっくに亡くなっていると思ってたから)
ハンゼン氏のそういう歴史的な談話ってないんですかね。
65:02/06/26 23:51 ID:???
いま、3を見てきたのですが、戦後は演奏活動は行わなかったのでしょうか?
ところで>>1氏、ハンゼン氏のレッスンを受けたとはなかなかの御仁ですね。
レッスンの時のエピソード等、ご教示願えれば幸いです。
7アンダルシアの犬:02/06/26 23:54 ID:OmzB3fTY
あまり注目されないけどメンゲルベルクと共演した
チャイコフスキーは素晴らしい演奏です!!

素晴らしいピアニストだったのに……
8名無しの笛の踊り:02/06/27 20:54 ID:QrFeRfoE
>>1さん、生前のハンゼン氏を語ってください。
9名無しの笛の踊り:02/07/02 01:33 ID:???
>>1は50歳くらい?
10名無しの笛の踊り:02/07/04 23:33 ID:???
>>6
80年代に来日公演してるよ
116:02/07/06 01:53 ID:???
>>10
サンクス。ステレオ録音は残ってないのですかね。
ところで>>1は立て逃げですか?
12名無しの笛の踊り:02/07/06 01:56 ID:???
>>11
当方そのエアチェックテープ所有するのみ。
曲はシューマン、ブラームス等。場所は日比谷公会堂
もしかしたら裏青であるかもね
13名無しの笛の踊り:02/07/06 12:35 ID:???
>>12
ダヴィッド同盟舞曲集は、これ以上の演奏を知りません。
いいよね〜。
14名無しの笛の踊り:02/07/09 10:44 ID:???
>>6
日比谷公会堂が崩壊寸前のときダヴィッド同盟舞曲を聴いた
椅子が足抜け、カバーぼろぼろの席で何でこんなところに呼んだのかと思ったよ!
演奏は枯れていたかもしれないが感動したよ。
日本の弟子たちが花輪を持ち込み何かお別れ会のような寂しさを感じた。
デモ今まで生きていたとは驚きだ。
15名無しの笛の踊り:02/07/10 18:18 ID:???
私の観察と研究によれば、ドイツのロマン的なピアノの伝統はコンラートハンゼンにしか
残っていない。思い余ってハンブルクの私邸に訪ね、そういうロマン的なひびきの秘密を
窺い知ろうとした。

「鍵盤に触れる指先ですべての音を感じなくてはなりません」
古いスタインウェイから艶のよい音色が湧き出てきて、しかも玉虫色に変わってゆく。
アレグロでもアンダンテでも、鍵盤を一瞬の力で打ち抜いてゆくのがわかった。
ピアニッシモのレガートが真珠のような光沢をもって粒立ち、それでいて滑らかに流れる。
手をいつも鍵盤の近くにおき、腕をしなやかにし、無駄な動きが無い。
そのピアノはロマン的な馥郁とした情緒をもっていて、一度でも耳にしたら忘れられるものではない。

ハンゼンの演奏にはゲミュートリヒというべき長所も短所もあるが、
いずれにせよ、それは今日のドイツとは関係なくなっている。
おそらくドイツ人の音楽に対する感じ方が、そういうロマン的な伝統とすでに断絶していて、
それは過去のものとして滅び去ってゆくだけのことにすぎないからだろう。

(西村弘治、1978年)
16名無しの笛の踊り
本当に戦後派のドイツのピアニストって人材いない気がする。