236 :
名無しの笛の踊り:02/05/09 15:39 ID:gt544Yv.
私がレクイエムで書いた
サンクトゥスとリベラメのフーガを忘れてもらっては困る。
237 :
名無しの笛の踊り:02/05/09 15:47 ID:gt544Yv.
言い忘れたが、
私はヴェルディだ。
ヴェルディって猫の人?
239 :
名無しの笛の踊り:02/05/09 16:47 ID:PvcG6aLw
シマノフスキの話題出てないんじゃない?
某スレで話題になってるサイトでいろいろ話題出してるな.
個人的にはソナタ3番のフーガ主題に萌え.
240 :
228:02/05/09 23:12 ID:???
>>229 第2巻の嬰ヘ短調も三重フーガでしたか。気付かなかった・・・
2巻ではこの嬰ヘ短調の他に嬰ハ短調、ト短調、変ロ短調などが好きです。
第2巻は1巻ほど纏まりは無いけど、一方でバリエーションが豊富な感じがしますね。
>>229>>235 未完のフーガが三重フーガだったということは、実は寝る前に気付いたのですが(笑)
なるほど、その他にもありましたか。
未完のフーガは第1主題が基本主題に酷似しているので
この後からさらに基本主題が入って来るというのは
私もやはり不自然な気がします。
それにしても四重フーガとなると、もはや人智を越えてる気がするのですが、
果たして人間に書けるものなのかなぁ。
241 :
228:02/05/09 23:16 ID:???
バッハ好きさんご推薦のBWV543聴きながら書き込んでたんですが、
これも確かに名曲っすね。
実は今まであまり集中して聴いたこと無かったんですが。
自分はむしろ、中間部の終わりに主題がペダルで入ってくるところが萌えます。
なんか上の方が荒れてるのでsage進行。
次のBWV544ロ短調のフーガもいいですなぁ。陶酔・・・
あのー、折角高レベルのレスが続いている所、何ですが、
BWV544のフーガって、「一夏の経験」ですよね。
>>233-234 ジュピター終楽章、私は再現部が始まってすぐの、音楽の流れをせき止めるような
緊張感に満ちた響きのストレッタも凄くイイと思います。
ほんと、曲をあっさり終わらせるところ、まさに天才のセンスですね。
モーツァルトの初期四重奏曲ですか。聴いたことないです。興味ありますねぇ。
是非にも、今度聴いてみますです。
>>241 BWV544のフーガ私もすきです。ペダルが休む間奏部もきれいだし、
後半(ペダルが戻ってくる直前)に出てくる新しい主題、また終り近くに
ペダルが主題を繰り返しながら、音楽がますます雄大になって、
とうとうと流れていくところとか、イイですなぁ。
>>242>「一夏の経験」
激ワロタ
確かに二小節目の頭のところまで完全に一致してる!
しばらくおかしくて聞けない(w
またもやお薦めしちゃおっと。
バッハの『ドリア調トッカータとフーガBWV538』のフーガも
なかなかいいですよね。(実は全曲だけど、スレに合わせて)
ちょうどフーガの真ん中辺で、初めて主題が長調になり
少しの間だけ安らぎが訪れる所で萌えです。
ところで、ブランデンブルグ協奏曲などでもフーガまたは
対位法的技法が随所で見られます。四番と五番の終楽章
は特に全曲フーガで書かれていますが、四番は、明るく発散
するような主題のキャラクターが余すところ無く生かされていて
幸せだったバッハのケーテン時代を彷彿させます。
皆さん、一緒に萌えてください。
バッハの『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』の
ソナタには、それぞれ二曲目にフーガが配置されています。
「ヴァイオリン一本でフーガ」という発想もすごいですし、
もちろんどれも名曲ですが、それに応えて見事に再現してしまう
演奏家達もすごいですよね。
『無伴奏チェロソナタ』には、「フーガ」という曲はありませんが、
五番のプレリュードの八分の三拍子になるところからは、
「フーガ」と呼んでも差し支えないほど、主題がポリフォニックに
繰り返し現れます。「フーガ的な構成を内在する曲」と呼んで
いいと思います。が、これまた、そうした構成を
浮き上がらせて曲を再現し、自分の物としていく演奏家達は
すごいと思います。
>>245 ブラ4のフーガはかっちょええねい。
複雑さという点では6曲全体のなかで一番聴きでがある。
248 :
sage:02/05/10 05:52 ID:xer91TOk
>これまた、そうした構成を
>浮き上がらせて曲を再現し、自分の物としていく演奏家達は
>すごいと思います。
具体的にはどの演奏家でしょうか?
CDで聴いてみたいです。
249 :
名無しの笛の踊り:02/05/10 06:15 ID:GmnoYy62
バッハのオルガン曲「プレリュードとフーガ BWV548」と「幻想曲とフーガ
BWV542」でお勧めのCDありますか。 アンドレ・イソワール(カリオペ)を
持ってるのですが、別の演奏で聞いてみたくなりました。
>>247 >ブラ4のフーガ
自分の書き込みに対するレスにもかかわらず、
「ブラ4はパッサカリアでしょ。」と心の中でつっこんで
しまいました。ブラ4と聞くと、ブラームスの交響曲第四番を
思い浮かべてしまうので。そう、かちょええのです。
>>248 >具体的にはどの演奏家でしょうか?
ん〜んっ!演奏家の技術に対する評価と、音楽性に対する評価、
それに個人の好みがあるから、演奏を推薦するのって難しいけど、
ヴァイオリンなら、(ベタですが)シェリング。曲のポリフォニックな構成を
よく浮き出すことに成功していると思います。
全曲あるかどうか知らないけど、ミルシュタインの素晴らしい演奏もあったなぁ・・・
オイストラフのがあったらよかったんだけど、ないよね?
あるヴァイオリニストからお聞きしたんだけど、オイストラフって、
コンサートでバッハのフーガを弾き始めたら曲の途中で
ループしちゃって、40分間同じ楽章を弾き続けたことがあるんだってさ。
40分は尾ひれがついたんだと思うけど、それがトラウマになって
録音残さなかったのかなぁ・・・
>>247 一瞬、首をひねった。クラ板ではブラ4=ブラームスのホ短調交響曲
そうそう、チェロのお薦めはカザルス、フルニエ、シュタルケルかなぁ。
フルニエ、シュタルケルは複数録音があったはずだけど、詳しくなくてスマソ。
音質が気になるかもしれませんが、カザルスは是非お聞きになって下さい。
異存もあると思いますが、私は一番音楽的な充実を感じます。
>>249 バッハのオルガン曲がお好きでしたら、その二曲に限らず
ヘルムート・バルヒャとカールリヒターの演奏をお薦めします。
バルヒャは幼い頃に視力を失ったため、母親が一声部ずつ
弾いて聞かせて、バッハのオルガン曲を全曲覚えたのだそうです。
縦の線とか曲の設計に関して不満を覚える方もいるかもしれませんが、
各声部の独立性はやはり特筆に価すると思います。
ストップ(音色を決定するパイプの種類)の選択も、
パイプオルガンらしさをいかんなく伝えてくれるものです。
リヒターの演奏は、対照的に躍動感に満ち溢れていて
引き締まった曲の設計と、それを可能にするリード系のストップを
多く用いるのが特徴だと思います。
BWV548、BWV542共に、両者の録音があったはずです。
共に、個性的な主題のすばらしい『フーガ』ですよね。
(↑ここで、スレにつなげる、と。)
254 :
名無しの笛の踊り:02/05/10 17:08 ID:qJvMYtuI
>>249 イゾワール、一度聴いてみたいな。きっと華麗な演奏なんでしょうね。
ちなみに今私が聴いているのは、廉価盤BOXで出ているデュルフレ夫妻(EMI)の演奏。
BWV531〜566、572、578、582を収録。どちらかといえばあっさり味の演奏ですが、
それでも、随所にフランス人オルガニストらしい感覚
(音色、テンポ、アーティキュレーションなど)が感じられて、結構気に入ってます。
>>239 シマノフスキのフーガですか。ソナタ2番(だったと思う)の譜面見たことありますが、
レーガーほどではないにしても、かなり凄いものでしたよ(要するに見た目が「黒い」)。
イゾワールの暖色系のバッハはいいよね。
華麗というよりは春の土の香りがする。Vol.8を持ってるけど
フゲッタBWV701でカリヨンがチャラリンコンと鳴るのが可愛い。
ありがちな「峻厳なるバッハ」のイメージの押付けに辟易している方にオススメ。
age
257 :
名無しの笛の踊り:02/05/12 00:37 ID:mxa/8ujM
>>249 BWV542はピート・ケー(シャンドス)、548はフォクルール(リチェルカーレ)が
いいかな。録音良、スケール感良、Org良。イゾワールの演奏はトリオ・ソナタやコラール
もいいよねBWV529の一楽章とか…
シマノフスキってよく終楽章とかにフーガ使うね。
交響曲2番2楽章がイイ。スコア貰っちゃった。
>>258 おお、禿堂! 2番は1楽章のまた〜り感もいいですが、
断然2楽章が燃えますね。
スコアって買えばめちゃ高いでしょ。シマノフスキのスコアって
いまだ見たことないし。
260 :
228:02/05/12 00:54 ID:???
私も何か推薦しましょうか。
バッハの作品では比較的マイナーな分野、カンタータにもフーガあり。
ヴァイマル時代の作、アルトのためのカンタータBWV54
「罪に手向かうべし」の終曲アリア「罪を犯す者は悪魔から生まれた者」
題名からしてかなりヤバめですが、曲もかなりキテます。
時代を250年飛び越えて、むしろジャズに近い低音進行に乗り
超絶技巧のアルトとヴィオラが掛け合う、まさに悪魔的なフーガ。
ヘレヴェッヘ&CVの"Cantates pour alto"(harmonia mundi)がお薦め
(というかこれしか持ってませんが)
カウンターテナー、ショルの妖しい歌声が魅せます。
同時収録のBWV170, 35も出色の出来です。
版によっては1000円前後で買えます。お得。
261 :
228:02/05/12 00:58 ID:???
そうそう、ベートーヴェンの「大フーガ」op133を
一度聴いてみたいと思っとりますので
お薦めの名盤があったら教えて下さい。
262 :
258:02/05/12 01:25 ID:???
>>259ここでこんな話できるのとってもうれしいです。
もう何年も前にドラティのシマ2,3番のCDを買って
自宅パーティで披露した所、なんとポーランド人の
友人がそんなにわが国の作曲家を好きになってくれたのか
といってポーランド中さがして2番のスコアをプレゼント
してくれました。家宝です。
>>261 ブタベストSQ
イタリアSQ
フルヴェンの弦楽合奏バージョン
カラヤンの弦楽合奏バージョン
265 :
228:02/05/13 00:50 ID:???
dat落ち阻止age
ロシアの対位法の大家セルゲイ・タネ−エフ
について詳しい方いませんか?
厳格対位法とかいう本を書いたらしいけど。
いやアルディッティは...手に入らんでしょ(-
ラサールSQをオススメしる
>>261 >>262 良い話ですねぇ。
漏れもシマノ好き(スターバトマーテル!)なんだけど、
スコア国内じゃ全然見っかんない(w
>>267 タネーエフって理論家なんだ?
確かに、佳曲は多いけど、今一歩色気が足りないような・・・w
それでも協奏的組曲、ピアノ5重奏曲等、好きで良く聞いてます。
269 :
名無しの笛の踊り:02/05/15 22:47 ID:hbXfx1UI
>>234 K173のフーガは、あのモーツアルトがこんな曲を書くなんて、
というくらい教科書的で未熟な感じがしました。
やはりフーガを書くのは大変なことなのでしょうね。
そう考えるとバッハは偉かった。
270 :
268:02/05/15 23:13 ID:???
やば...書いた後スレ読み返してみたら、ここレベル高過ぎ(w
漏れ理論は語れまっせん。勉強になりやした。。
>>268 タネ−エフはチャイコフスキーの後任として
モスクワ音楽院の対位法クラスを受け持ったそうです。
門下にはスクリャービンなど。スクリャービンの初期の曲が
ポリフォニックなのはタネ−エフの影響ってことも考えられます。
スクリャービンの葬式に出て風邪をひいたのが原因で亡くなったのは
有名な話。モスクワ音楽院の図書館はタネ−エフ記念図書館というそうですね。
自分もピアノ5重奏が好きです。
ヘンデルの作品6やヴィヴァルディの作品3といった
器楽曲にも、もちろんフーガあるいは対位法的な
技法によって書かれている曲が多数ありますが、
その中でもヴィヴァルディの作品3の11(ニ短調)は
印象的な名曲だと思います。全体は三楽章構成で
さらに一楽章が三つの部分に分けられますが、
その第三部が力強い主題による素敵なフーガです。
ちなみに、バッハもこの曲を『オルガンコンチェルト(BWV596)』に
編曲しています。
そうそう、シューマン作曲『ピアノ五重奏曲』の終楽章の
フーガも忘れてはいけませんね!
対位法的な契機をちらつかせながら進んでいくこの曲は
一度休符のフェルマータで休止しますが、その次から
堂々としたフーガの始まりです。
フーガの主題は一楽章の主題を拡大したものですが、
そこに第四楽章の主題が対旋律としてからみます。
ほんと「かっちょええ!」フーガの使い方です。
モーツァルトのフーガの最高傑作は何と言っても
レクィエムのキリエだと思いますが。
どうしてクラオタって
「〜の最高傑作は何と言っても・・・」みたいな言い方を好むかね
わかりません・・・
>>275 クラヲタでなくても同じこと。
ただ過去の数多くの作曲家がつくった多くの作品を
現在のさまざまな演奏者が演奏するので比べて論じられる
ことが多くなるのは当然のなりゆきと思われ。
>>275 「私はとってもとっても大好きよ〜ん!」
くらいの意味でしょ!
フーガの技法はどういう演奏で聴くのがいいですか?
オルガンか弦楽四重奏が個人的にはいいと思うが。
>>279 オルガン→ヴァルヒャ
弦楽四重奏→Keller Quartett
のしか持ってないんすけど、他になにかお薦めありますか?
個人的にはコープマン&マトー(チェンバロ)が好きですが。
弦楽は確か、MAKのがあったように記憶しておりますが、どんなもんでしょ?
BWV997のフーガ
>>279 ピアノならチャールズ・ローゼン、チェンバロならロバート・ヒル
を薦めとく。今更、「いろんな楽器で聴きましょう」って曲じゃないし。
>>279 チェンバロ:レオンハルト、モロニー(未完フーガの完成版つき)
ブリリアントで弾いてるヴァン・デルフトもなかなか。
284 :
Phantom:02/05/26 06:32 ID:QFYhBqQY
「ウエストサイド・ストーリー」の中のナンバー「Cool」はフガートですよね?
決闘前の緊張感や興奮やいらだちが効果的に表現できてると思うんだけど。
285 :
Phantom:
↑歌の部分じゃなくて中間部のとこです。