フーガこそ、音楽の最高の形式。
バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、皆良し!
フーガも書けなくて作曲家ズラすんな!
フーガといえばケクランでしょう
>フーガこそ、音楽の最高の形式。
音楽という括りではそうともいえない。
モーツァルトのフーガは達者だね。
ベトはヘタっぴ。
フーガなら、グレン・グールドだね。
チャイコの1番(だっけ?)のフィナーレを聴いて
チャイコのくせに結構やるじゃんと思った。
7 :
名無しの笛の踊り:02/04/04 22:46 ID:PSexTst2
で、フーガが書けない作曲家って誰?
8 :
名無しの笛の踊り:02/04/04 23:00 ID:oFX7zD0A
リムスキー=コルサコフはフーガを書いたか?
9 :
22:02/04/04 23:00 ID:???
>>7 ショパン、ベルリオーズ、ムソルグスキー、メシアンetc・・
スクリャービンはフーガ書いた?
13 :
名無しの笛の踊り:02/04/04 23:33 ID:n4mxemDk
シューベルト
14 :
名無しの笛の踊り:02/04/04 23:35 ID:S8n3f4Q6
シューベルトは対位法やらを勉強しなおそうと
思ってた矢先に死んだわけで
詳しいなあ・・・
>>15 でもグレイトのポリ・リズムは凄いぢゃん?
18 :
名無しの笛の踊り:02/04/04 23:43 ID:n4mxemDk
どこが?
シューベルトって和声の変化は斬新だと思うけど、
対位法的に目をみはるものはないようにおもう。
好きだけどね。
19 :
名無しの笛の踊り:02/04/04 23:46 ID:N8mLGnOI
フーガといえば、ハルトマン
ブルックナー最高
対位法や楽理を知らなかったおかげで
新たな音楽を切り拓けたのかもね
本人はそれを不満に思っていたらしいが。
>>21 ブルックナーが対位法を知らなかったって?
オルガン奏者だぞ。
ベトのハンマークラヴィアソナタの4楽章にまさるもんはないでしょ。
ことフーガに関しては
ブル>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>ベト
異論は受け付けません
何がおかしんだ?
ブルックナーはフーガばっかりだから飽きてくる。
ベトなら薬味として使うのにブルはそればっか。
フーガというか対位法ばっかかな。
5番の4楽章がそこそこってところ。
30 :
ブラームス:02/04/04 23:55 ID:itQP24UU
フーガもいいけど、パッサカリアだっていいぜ。
ブラームスのフーガもいいね。
ベトのフーガってぐちゃぐちゃして汚い。
では、フーガがへたくそな作曲家は?
フォーレに一票。
34 :
フォーレ:02/04/05 00:03 ID:1kqf5lk6
私はハーモニィで勝負する。マターリとね。
「作曲する気のないときは
フーガでもつくることにしている」(ブラームス)
ミサソレのグローリア最高
ブルのフーガはのっそりのんびりしてるから才能を必要とせずに
きけるけど、ベトのフーガは相当頭がよくないとだめ。
38 :
アントン:02/04/05 00:08 ID:1kqf5lk6
私のフーガは即興演奏の現場の実績に基づくもの。
>>35 ブラームスとワグナーって似てるね。
でもそれはベトがいたからこそ言えることなんだよ。
40 :
ルートヴィヒ:02/04/05 00:10 ID:1kqf5lk6
そのとおり。わしは偉大にして天才である。
ベトは変奏曲は立派だがフーガはダメダメ。
テーマの入りではやる気満々だがすぐに破綻してぐちゃぐちゃになる。
適当な挿入句をはさんでまたやり直しては破綻、その繰り返し。
ついにブル5のような自然で美しいフーガは書けなかった。
おふざけじゃなく、マジでそうだよ。
ちゃかしてるやつはIQ低いから理解できてないだけなんだ。
ベトの対位法。
美しいフーガ、美しい対位法というのはごまかしがあるんだよ。
厳密に対位法だけで構成せずに和声を重ねて飾ってたり、
和声的なぶつかりをわざと回避していたり。
じっさいブルの場合、最初から最後までフーガで通した作品って
ないだろ?途中でネタ切れしてやめるつもりならそこそこきれいに
かけるもんだよ。
43は響きのきれいさ、44は構成のきれいさについてのことね。
46 :
セルゲイ:02/04/05 00:25 ID:1kqf5lk6
レベルが高くて話についていけなくなった。よそに逝きます。
なぜにバッハのことが出ない。。。。
ネタ切れして適当な楽句でつないでるのは
ベトのほうだと思うがな
ことわっとくけどブルの美しさは否定しないよ。
対位法的な出来のよさや音楽の価値とは別問題ってこと。
>>48 それはベトを理解できてないから挿入句が無駄に
思えたりするだけだって。
ブルだって冷静にきけば意味のないつなぎやくり返しばっかりにきこえてくるよ。
51 :
名無しの笛の踊り:02/04/05 00:31 ID:JLRtS.lM
じゃあ、フーガが書きたいの?
大体、第1声、第2声とでてきて、次の第3声へは転調が逆になる
から、1−>2への移行の時より余分なつなぎがあるように
みえたりする。こういうこと言い出すとキリがないんだよね。
53 :
ミヨー:02/04/05 00:35 ID:1kqf5lk6
おう、相変らずまだ頑張ってるな。私の複調技法もどうだ。
54 :
52:02/04/05 00:40 ID:???
たとえばさ、その点に関してだけいえば、
ブル5の4楽章、フーガ主題なんて、3声目が出る前はなんだかもたついて
わざとらしい感じがするだろ?
いっとくが漏れはこの楽章が大好きなんだがな。
一方でベトのハンマークラヴィアソナタ4楽章はどうだい?
3声めへ5度下への転調で元調にもどる力学を音楽の勢いにうまく
活用してるだろ?
ハンマークラヴィーアのフーガのニ長調の新主題が出てくる
部分の音楽的位置付けをおしえておくれ。2重フーガとして
大規模に展開されるのを期待するのだが、すぐ消えてしまうでしょ?
なぜ?
56 :
温泉たまご:02/04/05 00:41 ID:1kqf5lk6
ああ、こいつらマジでやってるよ。二人っきりでやってるよ。
>>55 ベトを理解してからにしろよ。
まわりのあれだけの喧噪の中、突然わらわれてたったあれだけで
消えてはかなさがポイントじゃんか。
なんでもかんでもくり返し展開すりゃいいってもんじゃないんだよ。
>>54 よし、そこまで言うならハンマークラヴィアのフィナーレ聴きなおしてみるよ。
いつも第三楽章があまりにくどくて頓挫してしまうんだ。
61 :
温泉たまご:02/04/05 00:47 ID:1kqf5lk6
家ないから、隅田川でテント張ります。
>60
な、なんだよ。いいとこあるじゃんか。
64 :
61:02/04/05 00:50 ID:1kqf5lk6
めげずに頑張って逝きます。
>>62 ベトヲタの粘りには負けるよ。
まあ、理解したいとは常に望んでいるからね。
好きになるかどうかはともかく
66 :
61:02/04/05 00:54 ID:1kqf5lk6
勉強しなおして音大に入ります。
>>59 (言っておくが私はブルヲタではないです)
その辺がベートーヴェンのフーガの問題だと思うんですよ。
フーガは基本的に単一主題で作られるわけです。その展開の
途中にまったく無関係のものを挿入する。もちろん音楽としては
素晴らしいと思いますよ。仰る通りです。ただ、その辺の
ことを構造的にうまく解説できないのか、と思ったのですが。
68 :
名無しの笛の踊り:02/04/05 01:09 ID:MG/W811Q
>>9 ショパンのフーガイ短調、遺作で2声の怪しい曲。
ま、これを見る限り書けなかったでもいいかも。
メシアンは20のまなざしの6番とかは傑作だと思う。
バッハのアルビノーニの主題によるフーガイ短調
マジで凄いから聴いてみれ。ベトなんて吹っ飛ぶぜ。
イ短調?
イ短調じゃなかったかもしれない。ト短調だったかな
忘れた。
72 :
名無しの笛の踊り:02/04/05 01:27 ID:DSt0LV3o
おいらの資料だと
ショパン 没後発見された作品
フーガ イ短調 1842完成 (1898出版)
となっている
ハンマークラヴィア聴き終えた。
やっぱ漏れにはベト向いてない。寝る。
74 :
ショスタコ:02/04/05 09:35 ID:SRU9ncxI
民衆が憲兵の銃撃でバタバタ倒れていく光景を
二重フーガで描いた俺の手腕はどうだ?
YOSHIKIの小フーガト短調の主題にしびれた!
76 :
1:02/04/05 16:02 ID:???
ロマン派の作曲家にはフーガが下手なやつが多い。
メンデルスゾーン、ブラームス、ブルックナー以外は、殆ど全滅では?
シューマンのフーガはなかなかですよ。
BACHによる6つのフーガop60
4つのフーガop72
などなど。
78 :
名無しの笛の踊り:02/04/05 19:52 ID:hiZKLWEU
べト、ラズモフスキー3番の終楽章フーガが堅苦しくなく楽しくて「大フーガ」に対する
「小フーガ」もしくは「フーガまつり」ってカンジ。
79 :
1:02/04/05 21:36 ID:???
>>78 シューマンのBACHによる6つのフーガ、あらためて聴いてみた。
これは果たしてフーガなりや?
フガート風の出だしを持つ幻想曲集と言った方が良さそう。
あまりに対位法無さ過ぎ。
BACHによるフーガでは、リストの方がまだましか?
フーガってなに?
>>79 ま、そんなきらいはありますが。
リストもまたフガートに近いと思いますがどうでしょう。
82 :
1:02/04/05 21:46 ID:???
>>81 そうですね。
でも、リストの方がまだそれっぽく作ってるような気が。
ピアノソナタのフーガなんか、中々のもの。
だてに坊主になってオルガン弾いてたわけじゃないってか。
83 :
名無しの笛の踊り:02/04/05 23:08 ID:BBPy46Ag
84 :
はせお:02/04/06 07:50 ID:???
行く春を近江の人と惜しみける
85 :
名無しの笛の踊り:02/04/06 07:56 ID:pqfvyWZc
っていうか、みんなショスタコーヴィチを忘れているよ!
>>86 レガはむしろフーガの人。
末期ロマンからは急に対位法的になるからね。
フランツ・シュミットの交響曲第4番のスケルツォってやっぱりフーガなの?
89 :
1:02/04/06 22:39 ID:???
幻想交響曲の最後の方で、フーガっぽく主題が入ってくるが
全然フーガにならないのを聴くたび、このドシロウトが!
と言いたくなる。
そう思いません?
まら5はましな方か。
バッハの、フーガの技法は素晴らしい!
92 :
名無しの笛の踊り:02/04/06 23:36 ID:kBl0UomU
皆さん素晴らしい意見ばかりですね!
もし皆さんがフーガを書いたなら、
素晴らしいフーガが出来るんでしょうね!
93 :
1:02/04/06 23:59 ID:???
皆さん、話題が高尚ですね。私は聴いて楽しければなんでもOKです。
ということでフーガといえば「バグパイプ吹きのシュワンダ」のフーガ。
これ最高です。
フランクを忘れてもらってはコマル
前奏曲、コラールとフーガ バッハ以降最高のフーガと思っているが
>>95サン=サーンスが軟体動物よばわりしてなかった?
98 :
R:02/04/07 20:43 ID:???
フランクいいすね〜♪
>>78 あれはフガートで開始されるがソナタ形式。
フーガだけで1曲貫く場合と比較してはいけない。
100 :
R:02/04/07 22:39 ID:???
>>99 そりゃまたずいぶん狭い話だわなあ。
ってそうか、ここはフーガについて、フーガ限定のスレなのか?
わたしゃ対位法についてのスレきぼんぬって感じかも。
>>100 いや、単純比較するから言ってるんだよ。
ソナタ形式というのは起承転結っていうかストーリー仕立てが
しやすい。
フーガだけで1曲仕上げた大フーガと比較するんなら
たとえばチェロソナタの5番のフィナーレとかとしてほしい。
102 :
名無しの笛の踊り:02/04/08 11:43 ID:E3PDOoTg
バルトークやヒンデミットも忘れないでね。
103 :
1:02/04/08 22:41 ID:???
>>99-101 フーガっぽい音楽なら何でも可という事で。
フーガっぽいソナタ、カッコイイすよねえ。
モーツアルトのSQ14番の4楽章、サイコー!
でも個人的には、フーガっぽくやってるけどヘタクソ、
という話も好き。
何かないすか。
104 :
101:02/04/08 22:54 ID:???
それでいくとラズモフスキー3番の4楽章などは
フーガっぽくてグッドってとこでしょね。
フーガっぽくやってその後は勢いだけな気がするけど、
やっぱ萌えるってとこで、メンデルの8重奏曲の4楽章。
フーガっぽいですませられないほど見事、ってことで
ジュピターの4楽章。
105 :
名無しの笛の踊り:02/04/08 23:06 ID:YbKgotzE
エロイカ2楽章葬送行進曲のなかほどに出てくる悲痛なフーガ。
あれ最高。
ベトベンの交響曲ってばフガートがやたらとでてくるね。
108 :
名無しの笛の踊り:02/04/08 23:20 ID:YbKgotzE
>>107 またこんなやつが・・・
いいかげんにしてくれ。
少しはCD聞き直してみるとかしてみてから質問してよさ。
109 :
でも教えちゃう:02/04/08 23:24 ID:YbKgotzE
114小節めから。
全部で247小節ほどあるからちょうどまん中あたりだ。
みんなあなたほど頭よくないんよ。許して。
そういう
>>110 に向かってならこう呼びかけてもよかろう、
「氏ね、おまえはいかにも愚かしい」と。
>>112 は?
なんで?
あれをフーガって言ってる奴のほうがよほど可笑しいと思うが?
あれ、フーガでしょ?
フガートって言ってほしい?
せっかくそのへん適当でいいって1が誘導してくれたのに。
115 :
114:02/04/08 23:45 ID:???
漏れは112ではないです。そこまでは言わないです。
117 :
114:02/04/08 23:54 ID:???
かえるの歌は輪唱。
やっぱ漏れも112と同意見になってきたよ。
118 :
114:02/04/08 23:56 ID:???
カノンとフーガの違いを述べよ。
(基本問題)
もしかしてラジオ体操厨房?
この手のスレの流れをことごとく悪くしてるよね。
120 :
名無しの笛の踊り:02/04/09 00:02 ID:Saw0yS5E
カノンについてもいこうぜ。
フランクのソナタ。
あくまでカノンにこだわりつづける姿勢が好き。
>>117 おお。懐かしい響きだ。輪唱。消防の頃ならったよね。
アンタ、同度のカノンだけ幼稚扱いしようとしてるな。許さん。
オレはゴルトベルクのVar.3死ぬほど好きだ。
輪唱なんて言われた日には死ぬね。って、別に輪唱じゃないが。
って、なんの話だったけっけ。
暇つぶしに始めたネタだからこの辺でやめとこ。飽きた(w
馬鹿にしてるのは116の方ですね。
「フランクのソナタがカノンだって?
じゃ、かえるの歌もカノンだね。」
「ゴルトベルクのVar3がカノンだって?
じゃ、かえるの歌もカノンだね。」
もちろん、その通り。どっちもカノン。
116はかえるの歌と同じと言えば馬鹿にしたことになるとでも
思っているのだろう。
>って、なんの話だったけっけ。
弱ったからって逃げないでよ。
フーガとカノンの区別がつかないの、あんたでしょ?
123 :
名無しの笛の踊り:02/04/09 00:48 ID:NPDNyXTI
フーガって結局かえるの歌を超えられないのでは?ソナタ形式の一部に取り入れる
程度で十分では?
124 :
名無しの笛の踊り:02/04/09 00:49 ID:fg./tVjo
ベートーヴェンならやっぱりミサソレムニスのクレド。これ最強。
125 :
名無しの笛の踊り:02/04/09 01:02 ID:Saw0yS5E
>>123 カノンでさえ、かえるの歌や静かな湖畔と
パッフェルベルのカノンやフランクのヴァイオリンソナタ
では全然違うじゃん。
まずは平均律第1集のフーガを全部暗譜することですね。
127 :
80:02/04/09 01:04 ID:???
なんで無視・・?
128 :
名無しの笛の踊り:02/04/09 19:16 ID:FznLwTQc
>>127 みんな自分の言いたい事言いたいのさ。
アバウトに言うとフーガとは一つの主題を、後続する他の声部が追いかける形式の曲。
fugeの語源は「逃げる」ってことらしい。映画「逃亡者」は英語で「FUGEtive」だもんね。
聴いて楽しむ分にはフーガと名のつくものをかたっぱしから聴いて
共通する雰囲気で理解したらいいんじゃないかな。
逃亡者は fugitive な
ついでに英語でフーガは fugue な
130 :
1:02/04/09 21:41 ID:???
あなたにとって最高のフーガってどれ?
>>1 レーガーのモーツァルト変奏曲のフーガ
ブリテンの青少年の管弦楽入門のフーガ
132 :
名無しの笛の踊り:02/04/10 18:23 ID:aXXsvmng
風雅巻きはおいしいね
134 :
1:02/04/10 23:35 ID:???
>>132 フーガ書いたことあるんですよ。
えらい苦労した割に、ものすごくつまんない曲になった。
だから、本当はどんなフーガを聴いても、凄いなーと思ってるんですよ。
135 :
名無しの笛の踊り:02/04/10 23:49 ID:32W8RsAE
>>134 あんた、
>>1とえらい矛盾しとるな。
言っとること無茶苦茶やんけ(W
全然矛盾してないと思うが?
エロイカの2楽章のまん中のあれをフーガと理解できずにカノンと
同等にきこえるって奴と
ラジオ体操を変奏曲と言ったやつの共通点は
転調感覚というかコード進行が感知できてないようにみえること。
別人かもしれないがよく似た厨房。
近代ピアノ曲だとラヴェル「クープランの墓」の第2曲“Fugue”が美しい。
メシアン「20のまなざし」の第6曲“御言葉によってすべては為された”も傑作。
>>128 >アバウトに言うとフーガとは一つの主題を、後続する他の声部が追いかける形式の曲。
そんなアバウトなこというからいつまでたってもカノンとフーガ区別できない厨房がこのスレを乱すんだよ。
何処が違うんでしょう。主題と体位がどーたらこーたらってよくわかりません。
カノンは、後からの声部が基本的に全く同じことをくり返す。
先行する声部と音程が何度か離れていたり、上下逆にした形にして
次の声部がおいかけることもあるが、完全に前の主題と同じ動き
(逆にした場合は完全に逆のまま)で追い掛けるという原則は
貫かれる。
フーガは、主題が提示されて次の声部は基本的に5度上の調に転じて
おいかける、その次の声部はまた元の調、4声めがあればまた5度上
に転じるといった原則があるようだが、それだけでなく、
後からおいかける声部は厳密に模倣するのではないし、すべての声部
が提示された後も、先行と追い掛けの役割が逆転したり、さまざまな
趣向がこらされて進行していく。
ちなみに体位ではなく対位
カノンのほうが作るの大変なんだよね
144 :
名無しの笛の踊り:02/04/11 18:57 ID:StEhlCQw
ショスタコーヴィチの24の前奏曲とフーガ最高!!!
24番フーガすごすぎ。
バッハやらのちゃんとしたフーガだけ聴いてると分らないが、名前を挙げちゃ
悪いけど、シューベルトのフーガ(ミサ曲なんかに一杯出てくる)を聴くと、
あー、ほんとにフーガを書くって大変なんだなー、と分る。
あと、可哀想なのは、モツレクの、ジュスマイヤーが書いた部分のフーガ。
あれはみじめ。
ジュスマイヤーの書いたとこはそんな酷いとは思わないな。
もちモツのは凄いに決まっているが
147 :
名無しの笛の踊り:02/04/13 12:14 ID:WrhsIdgA
シューベルトはフーガに関しては最後までモノにできなかったね。
常にベートーヴェンの影のプレッシャーがあったんだろうな。
まあフーガだけが音楽じゃないさ!
>>143 むずかしいという意味では、見事だなと思わせる、
聴いて感動するものをつくるのはカノンにしろフーガにしろ
同じことだと思う。
コード進行でもそうだけどね。
感動的な曲のコード進行をただ真似ても
感動的に仕上がるとは限らない。
149 :
名無しの笛の踊り:02/04/13 21:34 ID:UtrN19X6
白水社文庫クセジュ「フーガ」
マルセル・ビッチ/ジャン・ボンフィス著
これは読んでおいた方が良いかも。みんなとっくに読んでたらスマソ
俺はほとんどバッハしか聴かないけど、これを読んでから
メシアンとかヒンデミットとかも知っておいた方が良いかなという気になってます。
>150
俺もその本紹介するかなーと思ってたトコ。
いい本だと思うね。
フーガの基本は分かった。
で、ベト5にフーガ部分ってあります?
ベトのフーガと掛けてソバ屋のカレーと解く
そのココロは?
インド人は食べません
そううまくないが固定ファンがいます
フーガと掛けてセクースと解く
そのココロは?
重なり合うと興奮します
声が多いほど萌える
バッハのインヴェンションの、例えば1番とかは
2声部目が完全に模倣してるわけでもないし、
かといって五度上からスタートしてるわけでもない。
これはカノン?それともフーガ?
162 :
名無しの笛の踊り:02/04/17 23:38 ID:kjegIH/U
みゆきおねーさんとゆうこおねーさんが最高にゃっ!!!!
一番人気だったのはゆうこおねーさんとあのおにーさんのときだそうなっ
やっぱなー
>161
一応、遁走曲というテーマで作曲したらしいが。
バッハなら何をやっても許す。
165 :
161:02/04/17 23:48 ID:???
>>163 >一応、遁走曲というテーマで作曲したらしいが。
なるほど、必ずしも5度上からスタートさせなくても良い、ということですか。
>バッハなら何をやっても許す。
思わずワラタけど、納得。
シチェドリンの「24のプレリュードとフーガ」どうすか?
22番の左手のための4声フーガとか。
>>162 「おかあさんといっしょ」は将来の音楽ファンの養成場であるゆえ、敵にまわさないほうが得策とかんがえられ、
168 :
名無しの笛の踊り:02/04/18 14:03 ID:ip3IyzxU
フーガ。。平均律なつかしー。。(おえッ
原博の24のプレリュードとフーガなんかもあったな。
170 :
>:02/04/19 08:18 ID:???
亀レスごめんなさい。
ベト5のあそこはフーガだったのか〜。
そうかそうか。
チェロ弾いているのに、知らなくって演奏していたよ。
こんな私は、逝くべき?ねぇ、逝くべき?
>>170 逝く必要はないと思ふが、
逝きたいなら止めはしませんよ
175 :
名無しの笛の踊り:02/04/19 08:48 ID:Jo42Kc1c
ベートーヴェンって、曲の展開のネタが切れるとフガートだすんだよな。
176 :
170:02/04/19 23:54 ID:???
逝く前に1つ聞いていい?
フーガとフガートは同じ意味なの?
>>175 おいしっかりしろ。
フーガそのものが曲の展開に最も適してるってことじゃん。頭悪いね。
展開のネタが切れるとやたら同じことくり返すよりはマシだと思うが?
>>176 フガートは展開されないフーガ。
つまり主題の入りしかない。
ヴェトヴェンの運命の3楽章は
フガートといったほうがいいと思われ。
179 :
152:02/04/20 19:42 ID:???
>>170 そういうことなら、そうとはっきり言ってね。
あれはフーガなんかじゃありません。フガートです。
逝かないでね。私が悪うござんした。
180 :
170:02/04/20 22:53 ID:???
>>178 >>179 おお。なんて親切なんだ。
逝かなくっていいのか?
そして、あれはフガートなんだね!
ただのトリオかと思っていたよ。
ありがとう。
181 :
名無しの笛の踊り:02/04/20 22:59 ID:7WEjVGBI
おれ的には「捧げもの」がいいな。リチェルカーレ(フーガの古いの)だけど。
>>179 フガートかフーガかはどっちでもいいんだって。
話の流れでいくと。
カノンといっしょにするなってことだったんだろ?
ベト1にフーガはあるかな?
>>184 2楽章なんて言うと、あれはフガートだとか言うんだろ?
むむ!
全員わからないから無回答か?
お前ら! いわゆる現代音楽にフーガは存在するか?
あるとしたらそれは誰の何という作品か
シューマンのピアコン3楽章で、フーガみたいになって、すぐに笛でピーヒャラ
吹いて誤魔化すとこが好き。
>>186 つうか質問が下等過ぎてシカト状態だろ?
あんな質問に「全員わからないから無回答か?」なんていってるお前は
184本人だろな。
>>187 バッハとかいう人の平均律クラヴィーア第1集最後のロ短調のフーガ
191 :
149:02/04/27 23:49 ID:???
>>187 >>149で紹介した本によるとメシアン「みどり児イエスに注ぐ20のまなざし」の
VI「それによりすべては成された」がフーガになってるらしい。
で、CD買って聴いてみたけどサパーリわかりません。
>149
第1部は「たけやぶやけた」、いわゆる蟹になっています。
第2部は一拍ずつ遅れて入ってくる3声で書かれてますね。
ルードゥス・トナリスとタコの24の前奏曲とフーガを聴き返してます。
古典SQのフーガの技法、聴いた人感想キボンヌ。
ウォルトンの1番のフィナーレはどう。
同じくスピットファイアはどう。
196 :
149:02/04/28 23:52 ID:???
>>193 おお、レスが来るとは思わんかった。解説ありがとう。
頑張って聴いてみます。
やべえのであげ
198 :
名無しの笛の踊り:02/04/30 22:58 ID:UW5qvqso
ねえ、誰もいないの?
もっといろいろ難しいこと語ろうよ。
例えば・・・フゲッタ。
199 :
名無しの笛の踊り:02/04/30 23:03 ID:6L5xyRfA
レーガーの書いたフーガ。orgソナタ第2番op.60第3楽章とか
200 :
名無しの笛の踊り:02/04/30 23:17 ID:UW5qvqso
それはフゲッタなの?
レーガーのソナチネなら知っているけど・・・。
201 :
名無しの笛の踊り:02/04/30 23:22 ID:6L5xyRfA
レーガーのフゲッタ12の作品集Op.80の第3曲手持ちのorg全集では
1曲のみ
202 :
名無しの笛の踊り:02/04/30 23:46 ID:UW5qvqso
で、それはどんなフゲッタなの?
フゲッタと呼ぶからには、非常に簡単なフーガなのだね?
入門用に適しています?
げっ・・・気が付いたら質問ばっかり。ごめん。
203 :
名無しの笛の踊り:02/04/30 23:54 ID:6L5xyRfA
聴きながら書いているがレーガーだからそう単純ではないよ。3声の曲だけどスヴェルを駆使して音の強弱をつけ放題だし
主題もあまり魅力的でない。レーガーにしては半音階進行は少ない?だからfughettaと名づけたのか?
204 :
名無しの笛の踊り:02/05/01 21:48 ID:.Cmcskak
フゲッタとフーガはそう変わらないものね。
3重フーガか・・・。
もうそれだけで難しそうですね。
頭がくらくらするよ。
205 :
149:02/05/01 22:57 ID:???
149で紹介した本によると
フゲッタ=小さな寸法のフーガ
となっとります。
ちなみにメシアンのフーガ、まだ聞き取れない、、、難しい、、、
206 :
193:02/05/02 00:52 ID:???
>205
メシアンのフーガ、楽譜に主題だの応答だの3声のカノンだのマメに書いてあるし
視覚的にも第一部の中間部以降の時間の逆行も追えるので、図書館にでも行って
コピーするが吉と思うぞ。
207 :
149:02/05/02 22:18 ID:???
>>206 ありがと。今度探してみます。
実はclassic archiveにMIDIデータ取りに行ったけど無かったり(笑
現代音楽だと、まだ著作権が残ってるんですね。
考えたら当たり前だけど、ちょっと意外な感じがした、、、
208 :
名無しの笛の踊り:02/05/04 18:39 ID:hx/ElcV.
なぜケルビーニの名が出てない。
他のスレは、みな良かった悪かった感激したと、
表面的なことしか言っていないのに、
ここはちゃんと曲の構造にまで言及するんだから。
私もここはイイと思う。
昨夜モツ聴いてて、フーガに初めて気が付いた。
1つ賢くなった。age
211 :
210:02/05/06 22:43 ID:???
聴いたのはジュピター第4楽章ね。
ヒンデミットもよいぞ。
「ルードゥス・トナリス」あげ。
バッハ以外では、ヒンデミットとショスタコ以外はゴミ。
ラヴェルの「クープランの墓」のフーガあたりは、けっこうマシだが。
ムカッ
タコのフーガがヒンデミットに並ぶとな?
わっはは、冗談も休み休み言え。
215 :
バッハ好き:02/05/07 05:08 ID:XaNnU9.I
バッハのオルガン曲『ドイツオルガンミサ』(クラビーア練習曲集第三部)
と呼ばれている作品のプレリュードと終曲のフーガは独立した形で
『前奏曲とフーガ変ホ長調』として演奏されるんだけど、
これ、最高です。このフーガは特に「聖アンのフーガ」とか
「三位一体のフーガ」と呼ばれていて、最後には三つの主題による
三重フーガへと発展していきます。
フーガ好きの皆さん、まだでしたら、是非聴いてみてください。
216 :
バッハ好き:02/05/07 05:23 ID:XaNnU9.I
ついでに、このスレでカノンも話題になっていたのでお薦めを一つ。
同じくバッハのオルガン曲『前奏曲(トッカータ)とフーガヘ長調BWV540』です。
前奏曲の始まりが五十数小節の二声部のカノンなのですが、
その間ずっと続いているペダルの持続音によって、すばらしい
ハーモニーの世界が繰り広げられます。(長いペダルソロに続いて
同じようなカノンが、今度はハ長調で繰り広げられます。)
カノン好きの皆さん、まだでしたら、是非聴いてみてください。
217 :
名無しの笛の踊り:02/05/07 06:47 ID:/MftBCoQ
バッハといえばロ短調ミサもいいね。
例えばGratias agimus tibi、これなどは純粋なフーガでしょう。
二重フーガの技法といい、複雑なストレッタといい、旋律・和声の美しさといい
まさに完璧としか言いようがない。
218 :
名無しの笛の踊り:02/05/07 22:03 ID:/X6kKZ26
べト第9 4楽章行進曲風の後にでてくるのはフーガ?
YOSHIKIの"Rose of Pain"冒頭のフーガは有名?
220 :
やべぇ:02/05/07 23:22 ID:???
215さんに触発されて久々に「オルガン・ミサ」聴いたけど
すごい良いです。昔聴いたときは特に何とも思わなかったのに。
多少は耳が鍛えられたのかな。
特に4つのデュエットが異様に浮いていて面白いです(笑
形式的にはフーガだと思うけど、
第2番の中間部とか、ほとんど現代音楽みたい。
221 :
名無しの午後への前奏曲:02/05/07 23:43 ID:.HmM3f1U
まさか「しゅがー」12話でバッハを耳にするとは思いませんでしたw
【後半16分あたり、BWV552の冒頭が数秒ほど】
・・これって、スレ違いor既出??
222 :
名無しの笛の踊り:02/05/07 23:56 ID:sNnnu1AM
>>219 ねぇ…今更Yoshiki?
タ〜ンタ〜ンタ〜〜〜ン♪っていうモチーフは
かの有名なバッハの小フーガからの引用ってことが
ヤフーとかで検索したら分かるでしょ
れいせいになってみろよ
やかましいこと言いたくないけどさ・・・まぁ
れいぎ知らずにはレスはこないさ
>第2番の中間部とか、ほとんど現代音楽みたい。
まさしく。あの迷路感覚はたまらんね。
解決を期待させてははぐらかしまくる悪夢のような曲。
調性感に引っ張りまわされてクラクラする。
224 :
バッハ好き:02/05/08 00:49 ID:UPTqPY/c
>>217 Gratias agimus tibiもすばらしいフーガですね。
ゆっくりと潮が満ちてくるように曲が盛り上がってくる
スケールの大きさに、萌えです。
>>218 第九のマーチに続く部分は、フーガ的(対位法的)な手法で
書かれた印象的な箇所ですね。けど、終楽章でフーガといったら
もう少し後に出て来るドッペルフーガ(二重フーガ)のことを思い浮かべる
人が多いのではないでしょうか。
ル―セル交響曲3番第2楽章の中間のフーガ(フルートでホ短調ではじまる)
これ最高!!!
これを聴かずにフーガを語るなかれ。
一種の不思議感覚の主題だが、一大クライマックスへと驀進する
堂々たる構成のフーガ。
226 :
バッハ好き:02/05/08 00:58 ID:UPTqPY/c
>>220 たしかに『4つのデュエット』は浮いてる。(w
本来、この作品には含まれないという説もあり
外した演奏も多いのではないでしょうか。
おっしゃるように中間部のオルガンコラールも
素晴らしいですね。
私は、三曲目の『Kyrie』(もちろん対位法で書かれている)に萌えです。
227 :
名無しの笛の踊り:02/05/08 11:18 ID:2iJZW4wc
バッハやらモツやらベトやら・・・
すごいのばっかりで手におえないよ。
何をやっても凄すぎ。
あの人達の頭はどうなっているんでしょうねぇ・・・
みなさん、平均律のフーガはどれがお好み?
自分は第1巻だと嬰ハ短調、変ホ短調、ヘ短調、嬰ヘ短調、変ロ短調辺りかな。
(短調ばっかし・・・)
特に 嬰ハ短調の5声三重フーガ、これ最強。
三重フーガというと既出の「三位一体フーガ」とこれしか知らないけど、他にもあるのかしらん。
229 :
バッハ好き:02/05/09 06:30 ID:qfKSEg1E
>>228 バッハで三重フーガっていったら、
>>228 『フーガの技法』のContrapunctus18番がありますね。
けど、第ニ主題、第三主題(B-A-C-Hのテーマ)に
第一主題が絡んできたところで曲が途切れてしまう。(残念)
230 :
バッハ好き:02/05/09 06:46 ID:qfKSEg1E
私、普段は登山板の住人で、クラ板ではこのスレに初めて書き込みました。
で、さっそくお気に入りに登録です。(嬉
またまた、フーガのお薦めをさせてください。
それは、バッハのオルガン曲『前奏曲とフーガイ短調BWV543』です。
このフーガは、中間部でしばらくの間ペダルが休みになって
ハ長調に転調するんだけど、「もうたまりません。」っていう感じです。
231 :
バッハ好き:02/05/09 06:52 ID:qfKSEg1E
カノンも薦めさせてください。
バッハの『オレゲルビュッヒライン』の10番
『In dulci jubilo(甘き喜びのうちに)』は最高です。
コラールの旋律とオブリガート的な三連符が、
ダブルカノンのような形で進行していくのですが、
「もうたまりません。」っていう感じです。
232 :
名無しの笛の踊り:02/05/09 07:08 ID:oXYEG2oM
>>228 第2巻の嬰へ短調は三重フーガのわりには演奏容易で内容も充実しています。
平均律だったら、様式的には分裂しているものの、2巻の方が好きだな。
233 :
モーツアルトも好き:02/05/09 07:10 ID:qfKSEg1E
他の方も書かれているように、モーツアルトのフーガも素晴らしいですよね。
『ジュピター』の終楽章(既出ですが)のフーガ(対位法)的展開、特に
コントラバスがチェロと分離して下に一声部増えるところなんか最高です。
で、「俺はいくらでも書けるけど、このへんでやめとくわ。」とばかりに
あっさりと曲を閉じてしまうところも、心憎い限りです。
『40番』の終楽章のフーガの使い方も素晴らしいですね。
>>227さんがおっしゃるように、頭の中覗いてみたいですよ、ほんと。
234 :
モーツアルトも好き:02/05/09 07:23 ID:qfKSEg1E
そんなモーツアルトの対位法的技法を習得していく
過程を垣間見るような作品もあります。
弦楽四重奏曲のK.168(ヘ長調)やK.173(ニ短調)の
終楽章です。どちらも、楽章全部がフーガで書かれています。
ヘ長調の方はバロックの作風(ヘンデル的かな?)を強く感じさせる
明るく伸びやかな曲です。ニ短調の方は、ぐっと内容に深みがあり、
後期のモーツアルトを予感させる要素に満ちています。
235 :
名無しの笛の踊り:02/05/09 15:25 ID:..uOoWk2
>>229>>232 バッハの3重フーガ、「フーガの技法」の8番(これも3声の3重フーガ)、
11番(主題転回を含む4声の3重フーガ)もありますね。
11番など、ほとんどレーガーのような響きで、曲集の中でも表現力が出色のフーガ。
18番は4重フーガになるはずだったという説もありますが、どうなんでしょうね。
基本主題を重ねることはできますが。。。個人的には少し違和感がある。
2重フーガなら、
>>216でガイシュツの、BWV540のへ長調フーガが好きです。
あと、知られざる?逸品はファンタジーとフーガイ短調BWV904。
重厚なファンタジーもイイですが、見事な2重フーガがついています。
236 :
名無しの笛の踊り:02/05/09 15:39 ID:gt544Yv.
私がレクイエムで書いた
サンクトゥスとリベラメのフーガを忘れてもらっては困る。
237 :
名無しの笛の踊り:02/05/09 15:47 ID:gt544Yv.
言い忘れたが、
私はヴェルディだ。
ヴェルディって猫の人?
239 :
名無しの笛の踊り:02/05/09 16:47 ID:PvcG6aLw
シマノフスキの話題出てないんじゃない?
某スレで話題になってるサイトでいろいろ話題出してるな.
個人的にはソナタ3番のフーガ主題に萌え.
240 :
228:02/05/09 23:12 ID:???
>>229 第2巻の嬰ヘ短調も三重フーガでしたか。気付かなかった・・・
2巻ではこの嬰ヘ短調の他に嬰ハ短調、ト短調、変ロ短調などが好きです。
第2巻は1巻ほど纏まりは無いけど、一方でバリエーションが豊富な感じがしますね。
>>229>>235 未完のフーガが三重フーガだったということは、実は寝る前に気付いたのですが(笑)
なるほど、その他にもありましたか。
未完のフーガは第1主題が基本主題に酷似しているので
この後からさらに基本主題が入って来るというのは
私もやはり不自然な気がします。
それにしても四重フーガとなると、もはや人智を越えてる気がするのですが、
果たして人間に書けるものなのかなぁ。
241 :
228:02/05/09 23:16 ID:???
バッハ好きさんご推薦のBWV543聴きながら書き込んでたんですが、
これも確かに名曲っすね。
実は今まであまり集中して聴いたこと無かったんですが。
自分はむしろ、中間部の終わりに主題がペダルで入ってくるところが萌えます。
なんか上の方が荒れてるのでsage進行。
次のBWV544ロ短調のフーガもいいですなぁ。陶酔・・・
あのー、折角高レベルのレスが続いている所、何ですが、
BWV544のフーガって、「一夏の経験」ですよね。
>>233-234 ジュピター終楽章、私は再現部が始まってすぐの、音楽の流れをせき止めるような
緊張感に満ちた響きのストレッタも凄くイイと思います。
ほんと、曲をあっさり終わらせるところ、まさに天才のセンスですね。
モーツァルトの初期四重奏曲ですか。聴いたことないです。興味ありますねぇ。
是非にも、今度聴いてみますです。
>>241 BWV544のフーガ私もすきです。ペダルが休む間奏部もきれいだし、
後半(ペダルが戻ってくる直前)に出てくる新しい主題、また終り近くに
ペダルが主題を繰り返しながら、音楽がますます雄大になって、
とうとうと流れていくところとか、イイですなぁ。
>>242>「一夏の経験」
激ワロタ
確かに二小節目の頭のところまで完全に一致してる!
しばらくおかしくて聞けない(w
またもやお薦めしちゃおっと。
バッハの『ドリア調トッカータとフーガBWV538』のフーガも
なかなかいいですよね。(実は全曲だけど、スレに合わせて)
ちょうどフーガの真ん中辺で、初めて主題が長調になり
少しの間だけ安らぎが訪れる所で萌えです。
ところで、ブランデンブルグ協奏曲などでもフーガまたは
対位法的技法が随所で見られます。四番と五番の終楽章
は特に全曲フーガで書かれていますが、四番は、明るく発散
するような主題のキャラクターが余すところ無く生かされていて
幸せだったバッハのケーテン時代を彷彿させます。
皆さん、一緒に萌えてください。
バッハの『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』の
ソナタには、それぞれ二曲目にフーガが配置されています。
「ヴァイオリン一本でフーガ」という発想もすごいですし、
もちろんどれも名曲ですが、それに応えて見事に再現してしまう
演奏家達もすごいですよね。
『無伴奏チェロソナタ』には、「フーガ」という曲はありませんが、
五番のプレリュードの八分の三拍子になるところからは、
「フーガ」と呼んでも差し支えないほど、主題がポリフォニックに
繰り返し現れます。「フーガ的な構成を内在する曲」と呼んで
いいと思います。が、これまた、そうした構成を
浮き上がらせて曲を再現し、自分の物としていく演奏家達は
すごいと思います。
>>245 ブラ4のフーガはかっちょええねい。
複雑さという点では6曲全体のなかで一番聴きでがある。
248 :
sage:02/05/10 05:52 ID:xer91TOk
>これまた、そうした構成を
>浮き上がらせて曲を再現し、自分の物としていく演奏家達は
>すごいと思います。
具体的にはどの演奏家でしょうか?
CDで聴いてみたいです。
249 :
名無しの笛の踊り:02/05/10 06:15 ID:GmnoYy62
バッハのオルガン曲「プレリュードとフーガ BWV548」と「幻想曲とフーガ
BWV542」でお勧めのCDありますか。 アンドレ・イソワール(カリオペ)を
持ってるのですが、別の演奏で聞いてみたくなりました。
>>247 >ブラ4のフーガ
自分の書き込みに対するレスにもかかわらず、
「ブラ4はパッサカリアでしょ。」と心の中でつっこんで
しまいました。ブラ4と聞くと、ブラームスの交響曲第四番を
思い浮かべてしまうので。そう、かちょええのです。
>>248 >具体的にはどの演奏家でしょうか?
ん〜んっ!演奏家の技術に対する評価と、音楽性に対する評価、
それに個人の好みがあるから、演奏を推薦するのって難しいけど、
ヴァイオリンなら、(ベタですが)シェリング。曲のポリフォニックな構成を
よく浮き出すことに成功していると思います。
全曲あるかどうか知らないけど、ミルシュタインの素晴らしい演奏もあったなぁ・・・
オイストラフのがあったらよかったんだけど、ないよね?
あるヴァイオリニストからお聞きしたんだけど、オイストラフって、
コンサートでバッハのフーガを弾き始めたら曲の途中で
ループしちゃって、40分間同じ楽章を弾き続けたことがあるんだってさ。
40分は尾ひれがついたんだと思うけど、それがトラウマになって
録音残さなかったのかなぁ・・・
>>247 一瞬、首をひねった。クラ板ではブラ4=ブラームスのホ短調交響曲
そうそう、チェロのお薦めはカザルス、フルニエ、シュタルケルかなぁ。
フルニエ、シュタルケルは複数録音があったはずだけど、詳しくなくてスマソ。
音質が気になるかもしれませんが、カザルスは是非お聞きになって下さい。
異存もあると思いますが、私は一番音楽的な充実を感じます。
>>249 バッハのオルガン曲がお好きでしたら、その二曲に限らず
ヘルムート・バルヒャとカールリヒターの演奏をお薦めします。
バルヒャは幼い頃に視力を失ったため、母親が一声部ずつ
弾いて聞かせて、バッハのオルガン曲を全曲覚えたのだそうです。
縦の線とか曲の設計に関して不満を覚える方もいるかもしれませんが、
各声部の独立性はやはり特筆に価すると思います。
ストップ(音色を決定するパイプの種類)の選択も、
パイプオルガンらしさをいかんなく伝えてくれるものです。
リヒターの演奏は、対照的に躍動感に満ち溢れていて
引き締まった曲の設計と、それを可能にするリード系のストップを
多く用いるのが特徴だと思います。
BWV548、BWV542共に、両者の録音があったはずです。
共に、個性的な主題のすばらしい『フーガ』ですよね。
(↑ここで、スレにつなげる、と。)
254 :
名無しの笛の踊り:02/05/10 17:08 ID:qJvMYtuI
>>249 イゾワール、一度聴いてみたいな。きっと華麗な演奏なんでしょうね。
ちなみに今私が聴いているのは、廉価盤BOXで出ているデュルフレ夫妻(EMI)の演奏。
BWV531〜566、572、578、582を収録。どちらかといえばあっさり味の演奏ですが、
それでも、随所にフランス人オルガニストらしい感覚
(音色、テンポ、アーティキュレーションなど)が感じられて、結構気に入ってます。
>>239 シマノフスキのフーガですか。ソナタ2番(だったと思う)の譜面見たことありますが、
レーガーほどではないにしても、かなり凄いものでしたよ(要するに見た目が「黒い」)。
イゾワールの暖色系のバッハはいいよね。
華麗というよりは春の土の香りがする。Vol.8を持ってるけど
フゲッタBWV701でカリヨンがチャラリンコンと鳴るのが可愛い。
ありがちな「峻厳なるバッハ」のイメージの押付けに辟易している方にオススメ。
age
257 :
名無しの笛の踊り:02/05/12 00:37 ID:mxa/8ujM
>>249 BWV542はピート・ケー(シャンドス)、548はフォクルール(リチェルカーレ)が
いいかな。録音良、スケール感良、Org良。イゾワールの演奏はトリオ・ソナタやコラール
もいいよねBWV529の一楽章とか…
シマノフスキってよく終楽章とかにフーガ使うね。
交響曲2番2楽章がイイ。スコア貰っちゃった。
>>258 おお、禿堂! 2番は1楽章のまた〜り感もいいですが、
断然2楽章が燃えますね。
スコアって買えばめちゃ高いでしょ。シマノフスキのスコアって
いまだ見たことないし。
260 :
228:02/05/12 00:54 ID:???
私も何か推薦しましょうか。
バッハの作品では比較的マイナーな分野、カンタータにもフーガあり。
ヴァイマル時代の作、アルトのためのカンタータBWV54
「罪に手向かうべし」の終曲アリア「罪を犯す者は悪魔から生まれた者」
題名からしてかなりヤバめですが、曲もかなりキテます。
時代を250年飛び越えて、むしろジャズに近い低音進行に乗り
超絶技巧のアルトとヴィオラが掛け合う、まさに悪魔的なフーガ。
ヘレヴェッヘ&CVの"Cantates pour alto"(harmonia mundi)がお薦め
(というかこれしか持ってませんが)
カウンターテナー、ショルの妖しい歌声が魅せます。
同時収録のBWV170, 35も出色の出来です。
版によっては1000円前後で買えます。お得。
261 :
228:02/05/12 00:58 ID:???
そうそう、ベートーヴェンの「大フーガ」op133を
一度聴いてみたいと思っとりますので
お薦めの名盤があったら教えて下さい。
262 :
258:02/05/12 01:25 ID:???
>>259ここでこんな話できるのとってもうれしいです。
もう何年も前にドラティのシマ2,3番のCDを買って
自宅パーティで披露した所、なんとポーランド人の
友人がそんなにわが国の作曲家を好きになってくれたのか
といってポーランド中さがして2番のスコアをプレゼント
してくれました。家宝です。
>>261 ブタベストSQ
イタリアSQ
フルヴェンの弦楽合奏バージョン
カラヤンの弦楽合奏バージョン
265 :
228:02/05/13 00:50 ID:???
dat落ち阻止age
ロシアの対位法の大家セルゲイ・タネ−エフ
について詳しい方いませんか?
厳格対位法とかいう本を書いたらしいけど。
いやアルディッティは...手に入らんでしょ(-
ラサールSQをオススメしる
>>261 >>262 良い話ですねぇ。
漏れもシマノ好き(スターバトマーテル!)なんだけど、
スコア国内じゃ全然見っかんない(w
>>267 タネーエフって理論家なんだ?
確かに、佳曲は多いけど、今一歩色気が足りないような・・・w
それでも協奏的組曲、ピアノ5重奏曲等、好きで良く聞いてます。
269 :
名無しの笛の踊り:02/05/15 22:47 ID:hbXfx1UI
>>234 K173のフーガは、あのモーツアルトがこんな曲を書くなんて、
というくらい教科書的で未熟な感じがしました。
やはりフーガを書くのは大変なことなのでしょうね。
そう考えるとバッハは偉かった。
270 :
268:02/05/15 23:13 ID:???
やば...書いた後スレ読み返してみたら、ここレベル高過ぎ(w
漏れ理論は語れまっせん。勉強になりやした。。
>>268 タネ−エフはチャイコフスキーの後任として
モスクワ音楽院の対位法クラスを受け持ったそうです。
門下にはスクリャービンなど。スクリャービンの初期の曲が
ポリフォニックなのはタネ−エフの影響ってことも考えられます。
スクリャービンの葬式に出て風邪をひいたのが原因で亡くなったのは
有名な話。モスクワ音楽院の図書館はタネ−エフ記念図書館というそうですね。
自分もピアノ5重奏が好きです。
ヘンデルの作品6やヴィヴァルディの作品3といった
器楽曲にも、もちろんフーガあるいは対位法的な
技法によって書かれている曲が多数ありますが、
その中でもヴィヴァルディの作品3の11(ニ短調)は
印象的な名曲だと思います。全体は三楽章構成で
さらに一楽章が三つの部分に分けられますが、
その第三部が力強い主題による素敵なフーガです。
ちなみに、バッハもこの曲を『オルガンコンチェルト(BWV596)』に
編曲しています。
そうそう、シューマン作曲『ピアノ五重奏曲』の終楽章の
フーガも忘れてはいけませんね!
対位法的な契機をちらつかせながら進んでいくこの曲は
一度休符のフェルマータで休止しますが、その次から
堂々としたフーガの始まりです。
フーガの主題は一楽章の主題を拡大したものですが、
そこに第四楽章の主題が対旋律としてからみます。
ほんと「かっちょええ!」フーガの使い方です。
モーツァルトのフーガの最高傑作は何と言っても
レクィエムのキリエだと思いますが。
どうしてクラオタって
「〜の最高傑作は何と言っても・・・」みたいな言い方を好むかね
わかりません・・・
>>275 クラヲタでなくても同じこと。
ただ過去の数多くの作曲家がつくった多くの作品を
現在のさまざまな演奏者が演奏するので比べて論じられる
ことが多くなるのは当然のなりゆきと思われ。
>>275 「私はとってもとっても大好きよ〜ん!」
くらいの意味でしょ!
フーガの技法はどういう演奏で聴くのがいいですか?
オルガンか弦楽四重奏が個人的にはいいと思うが。
>>279 オルガン→ヴァルヒャ
弦楽四重奏→Keller Quartett
のしか持ってないんすけど、他になにかお薦めありますか?
個人的にはコープマン&マトー(チェンバロ)が好きですが。
弦楽は確か、MAKのがあったように記憶しておりますが、どんなもんでしょ?
BWV997のフーガ
>>279 ピアノならチャールズ・ローゼン、チェンバロならロバート・ヒル
を薦めとく。今更、「いろんな楽器で聴きましょう」って曲じゃないし。
>>279 チェンバロ:レオンハルト、モロニー(未完フーガの完成版つき)
ブリリアントで弾いてるヴァン・デルフトもなかなか。
284 :
Phantom:02/05/26 06:32 ID:QFYhBqQY
「ウエストサイド・ストーリー」の中のナンバー「Cool」はフガートですよね?
決闘前の緊張感や興奮やいらだちが効果的に表現できてると思うんだけど。
285 :
Phantom:
↑歌の部分じゃなくて中間部のとこです。