>>3どの作品がというより、芸風に代わり映えがない。
交響曲第9番とかオーケストラを使ってもっとたくさんのことができると期待したのに、常套的な音の積み重ね。
一つの音響が目的もなく持続するというのは、彼のおおきなオリジナリティとして評価するべき。
交響曲第5番なんか、アブリンガーやラングがやってることと変わらない。使っている道具が違うだけ。ブランカ経由でねたを仕入れたかどうかは不明だが、一つの音がずっと続くのは明らかにヨーロッパ人のねたではない。
>>3 ケージがブランカを「ファシズム」って批判してるよね。
単一の原理に全ての音を帰着させてしまうその方法に対して。
ソニック・ユースの政治的姿勢を考えると,歴史の皮肉を感じる。
リー・レナルドの変則チューニングギターは,その音そのものとしては
ファシズムに帰着するなんて,彼らは決して認めないだろうしね。
ロックの美学が音そのものというよりも,言語的・イメージ的な
メッセージに依拠していることを示すように思う。
(だからといって,ロックがダメだということではなく
アート・ミュージックと異なった美学で動いているということ)