1 :
名無しの笛の踊り :
01/12/23 11:06 さあ、どうぞ!
2 :
名無しの笛の踊り :01/12/23 11:06
2get
3 :
名無しの笛の踊り :01/12/23 11:13
ハルサイ、萌え〜〜〜!のCD ってありますか? ブーレーズ(ソニー、DG)、ゲルギエフ、モントゥー、バーンスタイン(ソニー、DC)、 シャイー、Tトーマス、ドラティ、Cデイヴィス、メータ、アンチェル、 マル毛ヴィッチ、自作自演、除く
4 :
名無しの笛の踊り :01/12/23 11:18
小澤のハルサイ最悪
5 :
名無しの笛の踊り :01/12/23 11:19
6 :
名無しの笛の踊り :01/12/23 11:21
>>4 激しく同意。返品したい!!ハルサイに限らずオザワのCDは、
気に入らなかったら開封後も返品可能ということにしてほしい。
7 :
名無しの笛のおどり :01/12/23 11:25
恥ずかしいけどカラヤンの古いほうしか持ってません。 もっとイイのが欲しい。 だから、このスレの展開が楽しみです。
8 :
名無しの笛の踊り :01/12/23 11:27
小澤のどこが気に入らなかったんでしょう? 詳しい情報キボーン!
9 :
名無しの笛の踊り :01/12/23 11:31
ブーレーズの「夜鳴き鶯の歌」「兵士の物語」「星の王」がレコアカ録音賞をとった らしいね。買っただけで全然聴いてないCDなんだけどそろそろ聴いてみるかな・・・ 「夜鳴き鶯の歌」好きな人他にいない? あとはオリヴァー・ナッセン指揮の後期作品(「変奏曲」「レクイエム・カンティクルズ」 他)のCDも好きだな〜
>>3 挙がってないところではアンセルメとブーレーズの最初の録音(コンサートホール)。
あとカラヤンの2種とアバドも。
11 :
名無しの笛の踊り :01/12/23 11:38
>>4 ,6
ネタやめろやウゼエ。
もしマジだったらDQN決定。
返品したくなるほどツマランCD買うアホ一匹(自作自演)。
12 :
名無しの笛の踊り :01/12/23 11:41
>>11 >返品したくなるほどツマランCD買うアホ一匹(自作自演)。
正解だろうね。
13 :
名無しの笛の踊り :01/12/23 11:42
ネタだよ。オザワなんて買うわけないじゃん。
14 :
名無しの笛の踊り :01/12/23 11:44
>>13 ミエミエ捨てゼリフもうざい。
お前はウザサ世界一だ。
他でもきらわれてるだろ?
なんだストラヴィンスキースレかと思ったら基地外の書きこみ専用スレか・・・ マジレスして損したぜ・・・
16 :
名無しの笛の踊り :01/12/23 12:00
ストラヴィンスキーはいい音楽家だ!と主張するスレだよ。 けして基地外、アフォー、変人ではないよ、というスレだよ。
18 :
名無しの笛の踊り :01/12/23 12:04
>15 いや、同じスレッドにキチとマジが共生しているから2ちゃんは面白いんだよ 見るほうはちゃんと判断して見てるから好きなように書こうよ
>>8 どこがといわれても困るけどね、
とにかくハルサイに関しては全然よくなかった。
買って損したとは思わないけど。
ちなみに小澤は嫌いじゃないですよ。
ところで小澤のハルサイっていつの?私の手元にあるのは 古いRCAのシカゴとのものですが。
21 :
名無しの笛の踊り :01/12/23 12:17
80年頃にフィリップスからボストン響と出してましたね。 学友が小澤盤に熱中して毎日聴いていたのを思い出しますですよ。。。
22 :
名無しの笛の踊り :01/12/23 12:28
サイのピアノ版を買いましたが何か?
23 :
名無しの笛の踊り :01/12/23 12:37
いつまでたってもハルサイの話題ばっかりじゃなあ・・・ 他の曲聴かないのか? 新古典主義時代・アメリカ時代はどう思っている? それともストラヴィンスキーの名前を見ると厨房が寄ってくるのか? 街灯に集まってくる夏の虫みたいに?(藁
24 :
名無しの笛の踊り :01/12/23 12:39
>>23 んじゃ、ドデカフォニーで書かれたバレエ音楽「アゴン」を語ってみれや!
デイヴィスの春祭はどうなの?
26 :
名無しの笛の踊り :01/12/23 12:55
23さんが語りだすまでハルサイの話題でいこうよ!
昔昔あるところにイーゴル・ストラヴィンスキーちう基地外の小男が住んでおったそうな・・・
28 :
名無しの笛の踊り :01/12/23 14:57
クレンペラーのプルチネッラは最高
29 :
名無しの笛の踊り :01/12/23 15:05
・・・この小男は作曲家ちう仕事をしておったんじゃが故郷のロシアを後にして フランスに住んだりアメリカに住んだりしておったそうな。時々イタリアにも 行ったりしておったそうな。でそのたんびに作曲のスタイルを変えておったんじゃ。 まわりのものたちは不思議がっておったが小男はしれっとしておったとな。 ☆☆ おしまい。 ☆☆
31 :
名無しの笛の踊り :01/12/23 16:24
ストラヴィンスキーはこの時代の音楽としては一番聴きやすい。 ノリがいいからかな。
32 :
名無しの笛の踊り :01/12/23 17:53
>>3 スクロヴァチェフスキー・ミネソタとブール・南西ドイツ放送響がなかなかかと。
ストらヴィンは結構本当に害基地なエピソード多いよね。
モーツァルトほどじゃないにせよ。
33 :
名無しの笛の踊り :01/12/23 18:01
23さんは簡潔な語り口だなぁ。
34 :
名無しの笛の踊り :01/12/23 18:36
サティほどでもない
34がいいこと言った。
36 :
名無しの笛の踊り :01/12/23 21:23
アバド/ロンドンのプルチネルラ最高!春祭も(・∀・)イイ!
37 :
名無しの笛の踊り :01/12/23 21:28
アバドのプルチネッラほとんどポップですらあるよね。ナンバー毎の曲想転換マンセー!
38 :
名無しの笛の踊り :01/12/24 00:22
俺もアバドのプルチネルラは軽快で大好きだ。 いい意味でイタリアを感じさせるリズム感が特にいい。 やつのドイツものはほとんど評価していないが。 春祭も最近多いぶくぶく太った響きの対極を逝くスリムでいい演奏だ。
39 :
名無しの笛の踊り :01/12/24 01:16
今、テレビでハルサイやってるよ。
40 :
名無しの笛の踊り :01/12/24 01:25
>39 ほんとだ!
41 :
名無しの笛の踊り :01/12/24 01:30
42 :
名無しの笛の踊り :01/12/24 01:33
ストラヴィンスキーの曲は「ハルサイ」や「火の鳥」のせいで野性的な ノリノリの音楽というイメージがあるかもしれんが、実は非常に知性的 な曲造り。特に後期作品(アゴンやヴァイオリン協奏曲、ミサ曲など)。 そういえば、ショスタコーヴィチは「火の鳥や春の祭典よりもミサ曲など の後期作品が素晴らしい」と言ってた。
43 :
名無しの笛の踊り :01/12/24 01:35
よく聴いてるといろーんな音がしている。すんごく頭のいい人だと聞いたことがある。
44 :
名無しの笛の踊り :01/12/24 01:43
バスフルート萌え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!! テレビ実況です。
45 :
名無しの笛の踊り :01/12/24 01:45
アルトフルートだったかなあ?
46 :
名無しの笛の踊り :01/12/24 02:00
頭が良すぎて凡人には基地外にしか見えなかった、とか?
47 :
名無しの笛の踊り :01/12/24 02:19
48 :
名無しの笛の踊り :01/12/24 02:27
でも、ハルサイはいろいろ聞いたけどライヴのものがいいなあ。 緊張感、多少ずれていてもそれを補うだけの熱さ、それがないと音の応酬だな! うん、京響のテレビみて思ったよ。
49 :
名無しの笛の踊り :01/12/24 02:59
プルチネルラ、みんなアバドが好きみたいだね。 俺はブーレーズ&アンサンブル・アンテルコンタンポランが一押し。 この演奏は洗練の極みという感じ。颯爽としていてカッコイイ。 スピード感も抜群。そのかわり、泥臭さはあんまり無いが。 素晴らしいのはブーレーズの音楽作りだけではない。 職人集団のこのオケが抜群にうまい。惚れ惚れとしてしまうテクニック。 これを聴いた後にアバドのを聴くと、田舎っぽく聞こえてしまって困った。
50 :
名無しの笛の踊り :01/12/24 04:02
ブーレーズのプルチネッラ聴いたことないがさぞかし洗練されているだろうね。
ただしこの曲の由来を考えてみる必要がある。これは本来18世紀南イタリア
の泥臭い作曲家が書いた音楽だ。コメディア・デッラルテの世界。
それをストラヴィンスキーが精妙かつアイロニカルに再現している。
そのへんを演奏でどう表現するかだろう。アバドのは田舎臭さと距離を
巧みに表出している。ベルガンサ以下の歌手たちもうまく合わせている。
ブーレーズのは蒸留しきっているのではないか。そこらがブーレーズの
良さでもあり物足りなさでもあるのだが・・・。バルトークでもそうだ。
>>41-43 ストラヴィンスキーが一貫して知性的で精妙な音作りをした作曲家というのに
同意。よく聴けば「火の鳥」でも「春の祭典」でも実に細かい。バルトークや
シェーンベルク以上に頭脳的な音楽を書いた人だと思う。
51 :
名無しの笛の踊り :01/12/24 07:51
今アンセルメのペトルーシュカと春祭聞いてた 何だかすげー怖いんだけど。。。。
52 :
名無しの笛の踊り :01/12/24 10:35
>>50 春の祭典を書くときに1日何ページと決めて進めていったと言う話しもありますね。
机の上も見事に整理されていてまるで手術室のようであったとか。
>>51 春祭はあのオーケストレーションが全然違う謎の演奏ですか?
乙女達の踊りでピッコロじゃなくてフルートが吹いちゃう奴。
53 :
名無しの笛の踊り :01/12/24 13:33
いま「夜鳴き鶯」(全曲版の方)を聴いている。 ブーレーズ盤(エラート)で。いい曲だね。 組曲版(「歌」)もいいけど。
54 :
名無しの笛の踊り :01/12/24 14:01
>>50 そっかぁ。
じゃあ、久しぶりにアバド盤聴き直してみるかな。
クリスマスイヴには「春の祭典」
56 :
名無しの笛の踊り :01/12/24 14:08
ロックやジャズ好きな友人(「クラは退屈」と言う)に ハルサイ聞かせたいんだけど、どの盤がおすすめ? とりあえずは、アッと言わせるようなの。
57 :
あの・・・・ :01/12/24 14:18
わたし、ヴァイオリンコンチェルトの大ファンなんですが、 ストラヴィンスキー機知の皆さんから見たらDQNですか?
ち〜りんぼ〜ん〜ち〜りんぼ〜ん♪ >3 どろどろフェドセーエフとか、体温低過ぎレイボヴィッツとか……。 >57 好きでたまりません。
59 :
名無しの笛の踊り :01/12/24 16:52
>>56 ドラティ&デトロイト響、いいステレオで聴かせたれ。
演奏超野蛮。録音超優秀。
でも、そもそもハルサイなんて一般受けしないと思われ。
俺はクラは退屈というヤツには聴かせないけどなぁ。
>>57 悪くない。
最近、ヒラリー・ハーンという女の子が演奏してるCDでたけど、どんな感じ?
実は俺も買ったんだがよく聴いてない(縛)
コリンディビスの火の鳥前半タルイが後半大好き
62 :
名無しの笛の踊り :01/12/24 18:52
小澤のハルサイ聞いた事なし 車中FMでハイティンクのハルサイ聞いたがゲロゲロ。携帯の着メロみたい
65 :
名無しの笛の踊り :01/12/24 20:41
「イ調のセレナード」大好き
66 :
名無しの笛の踊り :01/12/25 08:03
胃腸のセレナードは4つの楽章全てが変に中途半端な感じで終わってしまう ところがおもろい。レコード(SP)の片面の収録時間に併せて作ったんだって。 ピアノ曲なら漏れは「ハ(長)調のソナタ」が、ストラ瓶すきーの洒落たセンスが あちこちに散りばめられていて好きだな。
67 :
名無しの笛の踊り :01/12/25 21:10
いま「2台のピアノのためのソナタ」聴いている。 ベンジャミン・フリス+ピーター・ヒル(ナクソス)。 カップリングは「協奏曲」「春の祭典(2台のピアノ用編曲版)」。 ちょっと音に芯がないが春祭なんか結構クールでいいよ。 「ソナタ」は懐かしいコンタルスキー兄弟盤を買ってあるのでこちらも楽しみ。
68 :
名無しの笛の踊り :01/12/25 21:11
「結婚」もいいと思う。
69 :
名無しの笛の踊り :01/12/25 21:32
>>67 祭典のピアノ4手版好きで良く聴いてたんだけど、
ファジルサイのやつ聴いたら、なんか自分の中で急に白けちゃって、
演奏云々ではなく、曲そのものがつまらなく思えてきちゃった。何でかな。聴かなきゃよかったよ。
70 :
名無しの笛の踊り :01/12/25 21:54
そういえば今年のレコード・アカデミー大賞はゲルギエフの「ハルサイ」が とりましたね。 さすがは知識・教養・見識を兼ね備えた宇野好抱氏をはじめとしたレコ芸の批評家 の先生方だけはあります。 数ある名盤・録音のなかからこのCDを選ぶとは、なるほどと辛口の2ちゃんねらー 諸君も納得されたにちがいありません。 二年連続でこの栄えあるアカデミー大賞に選ばれたマエストロの喜びやいかばかり かと、しがないファンの私も一掬の涙を禁じえないのであります。
>>68 原語版と仏語版とどっちがお好きでしょう?
73 :
名無しの笛の踊り :01/12/25 22:24
74 :
名無しの笛の踊り :01/12/25 22:55
75 :
名無しの笛の踊り :01/12/25 22:56
巣とラビン好きー
76 :
名無しの笛の踊り :01/12/25 23:05
ストラビンスキー の文字を↑→↓←入れ換えてちょっと誤魔化すと! あぁら不思議! ビンラディンスキー になったYO!
>>73 ポリーニみんないいっていうけど
自分は苦手なんだよね・・
ペトルーシュカは大好きだけど。
78 :
名無しの笛の踊り :01/12/25 23:47
ペトリューシュカ メータ/ロスフィル ブーレーズ/クリーブランド モントゥー/パリ音楽院 ドラティ/デトロイト シャイー/コンセルトへボウ ストラヴィンスキー/コロンビア あといらん。
79 :
名無しの笛の踊り :01/12/25 23:50
バレエ《ペトルーシュカ》と ピアノ曲の《ペトルーシュカからの3楽章》は 別の曲と考えることにしません?
80 :
名無しの笛の踊り :01/12/26 00:24
>>79 はげ堂。
>>78 意外とシニカルなところがいいインバルとか、
ブーレーズだったらギスギスおどろおどろしているニューヨークとか、
のほほんとしすぎてかえって変なデュトワとか、
ぎっちり詰まってまとまりもいいスクロヴァチェフスキーとか、
いいのはいっぱいあると思うけどなぁ。
昔大名盤扱いでいまや廃盤(涙)のメータ・ニューヨークフィルは
どこへ行ったのだろう。
81 :
名無しの笛の踊り :01/12/26 00:28
82 :
名無しの笛の踊り :01/12/26 00:43
83 :
名無しの笛の踊り :01/12/26 01:00
84 :
名無しの笛の踊り :01/12/26 01:00
いらん!
85 :
名無しの笛の踊り :01/12/26 04:51
86 :
名無しの笛の踊り :01/12/26 07:16
みんなもっと語ろうYO! 君の愛聴盤について、君のこだわりについて、 君のストラヴィンスキーフェチについて熱く語ってくれ! でないと俺が語っちゃうよ。
87 :
名無しの笛の踊り :01/12/26 08:54
>>85 ロスバウトなら、『アゴン』もいいよ。
僕自身の愛聴盤は、ブーレーズの指揮した『歌曲集』
『プリバウトキ』や『猫の子守歌』みたいな初期の曲
だけでなく、シェイクスピアやディラン・トマスにつけた
後期の曲も素晴らしい。
88 :
名無しの笛の踊り :01/12/26 17:41
ぷしーきゃっと
89 :
名無しの笛の踊り :01/12/26 18:04
「イ調のセレナード」大好き
90 :
名無しの笛の踊り :01/12/26 18:05
ムラヴィンスキー指揮の「あごんぬ」は聞くことなかれ。耳が腐れる。
91 :
名無しの笛の踊り :01/12/26 18:09
「タンゴ」(もちろんピアノ版)の妖しい感じ大好き
92 :
名無しの笛の踊り :01/12/26 19:37
僕が持っているクラシックCDは40枚余ほどですが そのうち25枚はハルサイなんですが、そんな僕は基地外ですかね?
93 :
名無しの笛の踊り :01/12/26 19:39
そうですか、 じゃあ逝ってきます・・・
95 :
名無しの笛の踊り :01/12/26 21:03
92=94よ 気にすることはない。 漏れも(数年前のこと)約200枚のクラシックCDの半分近くが ブラームスの交響曲だったんだ。
96 :
名無しの笛の踊り :01/12/26 21:09
>76 じゃあ、「神田ハルの祭典」もあり?
97 :
名無しの笛の踊り :01/12/26 21:41
98 :
名無しの笛の踊り :01/12/26 22:20
>>94 逝ってらっしゃい!
また遊びにきてね!
>>90 そんなこと言われると、なんだかとても聴きたくなってきた。
こんな罪深い私をお許しください!
99 :
名無しの笛の踊り :01/12/26 22:37
「春の祭典」、消防の時に初めて聴いたその時は衝撃的だった。 今、聴き直して見ると、ひたすら娯楽的な曲。
100
101 :
名無しの笛の踊り :01/12/26 23:00
>>92 大丈夫。ぼくもそんな構成でした。
今では400枚ぐらいのうち50数枚がハルサイ・・・最近増え方が遅いなぁ。
102 :
名無しの笛の踊り :01/12/27 12:56
私の愛聴盤。 シャイーの指揮した『妖精のくちづけ』。 カップリングが、『組曲第1、第2』『八重奏曲』 『兵士の物語』(組曲) 初期のイディオムから新古典主義へのターンが 手にとるようにわかるしゃれた選曲。 その中を一貫するのは、底知れない機知、遊戯の精神。 既存のモデルを自己の論理で変形する力は凄い。
103 :
名無しの笛の踊り :01/12/27 13:06
ムター/ザッハーのヴァイオリン協奏曲 たぶんおれの持っているCDの中で最も多く聴いた1枚と思う。 嫌い、という意見も多いだろうが。
104 :
名無しの笛の踊り :01/12/27 16:10
ゴルァ! ヴァイオリン協奏曲は 初演者のドゥーシュキンのもので決まりじゃ。 作曲者指揮コンセエル・ラムルウo.(Polydor) 録音優秀。 ただCD化された音は氏らんけどね。
無伴奏ヴァイオリンまたはヴィオラのための「エレジー」で鬱になろう。
106 :
名無しの笛の踊り :01/12/27 23:57
バッハのオルガン曲を編曲したものなんかも良いぞ。 「詩篇交響曲」でポリフォニーの作曲家としても面目をあらわにした、 ストラヴィンスキーならではの作品といえよう。 合唱付きのアマオケなんかが、真っ先に手を出しても良いレパートリ ーだと思うんだけどなあ(編成が特殊だけど)。
以前は、ストラヴィンスキーの作品と云ったら、三大バレエ以外はおまけみたいに思っていたけれど、 最近は、ヴァイオリン協奏曲だとか、カンタータ「星の王」を聴いて、 もっと他に良い作品があるのではないかと思うようになりました。 取りあえず、詩編交響曲あたりがタイトルからしてそそられます。 誰の演奏がお薦めでしょうか? どなたか御教示をよろしくお願いします。
108 :
名無しの笛の踊り :01/12/28 00:33
>>107 ベルティーニ盤はどう?最高の演奏ではないかも知れないけれど。
ブーレーズ盤(DG)は期待はずれ。
109 :
名無しの笛の踊り :01/12/28 05:06
>>102 そのCD最高! ロンドンシンフォニエッタのやつだよね?
俺のは代わりにディベルティメントが入ってる盤だけど。
超愛聴盤です。いつ聴いても瑞々しい演奏には聴き入ってしまう。
特に兵士の物語は名演だと思うよ。
今にも血が吹き出しそうな張りつめた緊張感、さらに、
ロンドンシンフォニエッタの奏者の抜群のテクニックが光る名演といえよう。
他にブーレーズ(新・旧)、デュトワなどもあるが、
ブーレーズの旧版も味があって捨てがたい。
110 :
名無しの笛の踊り :01/12/28 05:32
最近、ブーレーズの最初の録音を聴きました。 オケ(フランス国放管)はイマイチだけど、ブーレーズの指揮は(・∀・)イイ!! ニート感(死語)は言わずもがな、そのうえ後年の録音よりも 覇気と熱気があってゴキゲン。特に第一部の後半と第二部は萌え〜でした。
ゾロ番ゲットだ!レレレのレ〜♪
112 :
名無しの笛の踊り :01/12/28 05:42
ギトリスの録音したVn協奏曲ってどうやって手に入るの?
113 :
名無しの笛の踊り :01/12/28 08:24
>>109 >>102 です。私のあげた『妖精のくちづけ』は
全曲じゃなく、あなたのあげたディヴェルティメント
と同一曲です。説明不足でごめんなさい。
114 :
名無しの笛の踊り :01/12/28 09:42
自作自演の『宗教音楽集』2枚組(ソニー) 初期の『星の王』(これ宗教曲なのか?)にはじまり 晩年の『トレニ』や『説教、語り、祈り』にいたる。 (レクイエム・カンティクルズは入っていません) もっといい演奏がある曲もあるけど(『ミサ』、 『カンティクム・サクルム』等)、晩年の12音時代の 曲は、他にレコードがないので貴重。『トレニ』や『説教…』 などけっこういい演奏ではないかと思う。
115 :
名無しの笛の踊り :01/12/28 20:06
>>113 へぇ〜。そうなんだ。
抜粋版のことをディベルティメントって言うのかな?
116 :
名無しの笛の踊り :01/12/28 22:02
>>115 いや、抜粋版を「組曲妖精の口づけ」という名前付けずにディベルティメントと
言う名前で別に出したのです。>102,109いい演奏ですよね。これ。
僕は組曲第1番第1曲アンダンテとクラリネットのための3つの小品が特に好きで・・・。
あ、兵士の物語はいっていないから、たぶん旧盤です。
クラリネットのための・・・と新しい劇場のためのファンファーレが入っております。
ディベルティメントではチェリビダッケ(DG)が結構いいです。
チェリの名からイメージされるスローモー演奏ではなくて、普通に名演。
117 :
名無しの笛の踊り :01/12/28 23:27
チェリビダッケって、ストラビンスキーなんか録音してたっけ?
118 :
名無しの笛の踊り :01/12/29 00:19
>>117 あるよ。シュツットガルドとのDG正規。
火の鳥とディベルティメントの組み合わせ。
火の鳥もいいよ。
119 :
名無しの笛の踊り :01/12/29 00:52
>>118 どんな感じ?
遅い? まったり? 激しい? 優しい? 怖い?
120 :
名無しの笛の踊り :01/12/29 15:09
遅くもないしあんまりマッタリしていないっす。 はげしめではあるけれど、テンシュテットみたいにぶちきれてもいないし。 至極まっとうだけど、あちらこちらにチェリが見慣れない表情を引き出してくる感じ。 どこが、といわれると説明しにくいのだけど。
>>108 早速の御教示有り難うございます!
ベルティーニというところにそそられます。
122 :
名無しの笛の踊り :01/12/29 23:08
ギトリスの録音したVn協奏曲ってどうやって手に入るの?
123 :
名無しの笛の踊り :01/12/29 23:09
>>107 新しいとこではブーレーズ/ベルリンフィル
どこのCDショップでも売れ残ってる。(?)
124 :
名無しの笛の踊り :01/12/30 00:34
詩篇交響曲はシャイーも渋いです。 後の録音と違って音も地味目。第3楽章「ラウダーテ」の響きの美しいこと。
125 :
名無しの笛の踊り :01/12/30 14:29
俺、詩篇交響曲はDGのブーレーズしか聴いてないんだけど、 1楽章で合唱の入りが一瞬遅れてるように感じるところがあって、 そこが気になってしょうがない。 スコア通りなのか、編集ミスか何かなのが、知ってるかた ご教示キボーン。
126 :
名無しの笛の踊り :01/12/30 14:40
>>125 よしきた。“Gramophone”April 2000から引用。評者はJonathan Swain:
‘What a pity that the fudged edit in the first movement gives the
impression of a late chorus entry (track 2 at 1'29"") and briefly
disrupts the rhythm.’
127 :
名無しの笛の踊り :01/12/30 16:00
>>122 良くも悪くもスゴそう・・・
情報なくてすいません
128 :
名無しの笛の踊り :01/12/30 19:32
ブーレーズも耄碌したか・・・
129 :
名無しの笛の踊り :01/12/30 23:31
18歳過ぎてもストラヴィンスキー聴いてる奴=知的背景に問題のある矮小な奴。
130 :
名無しの笛の踊り :01/12/31 00:37
>129 ??
129=同じようなこと書きまくってる馬鹿 リストラでもされて頭おかしくなったんじゃねーの。ププ
>>126 ありがとう!!
fudged edit ってことは、編集ミスなのかな?
他の指揮者のCDも聴いてみることにするよ。
133 :
名無しの笛の踊り :01/12/31 14:57
「イ調のセレナード」大好き
134 :
名無しの笛の踊り :01/12/31 15:02
プルチネルラって厨房のころの習作かと思いきや 晩年の作品なんだから驚く。何考えてたのか全く。
135 :
名無しの笛の踊り :01/12/31 15:12
>>134 キミが何考えてるのかがわからん。
「プルチネッラ」は1919〜20年の作(組曲版は22年)。ストラヴィンスキーの
歿年は1971年だからとても晩年とは言えまい。それにこれは純粋な創作という
より編曲だ。少しはCDの解説でも見てからカキコしたまえ。
136 :
名無しの笛の踊り :01/12/31 15:23
1913年以降は晩年
137 :
名無しの笛の踊り :01/12/31 15:27
まあ若い頃からジジイみたいな顔してたヒトではあるが・・・
138 :
名無しの笛の踊り :01/12/31 16:56
>>134 ストラヴィンスキーは、アメリカ亡命後、初期作品をブージー・アンド・
ホークス社から出版しなおした(その際改訂をこうむったものも多い)けど
そのことをさしているのかな?
139 :
名無しの笛の踊り :01/12/31 19:58
プルチネッラは他の曲に比べて改訂版と原典版の差がわかりにくいなぁ。 他の曲だと結構すぐ出てくるのだけど。
140 :
名無しの笛の踊り :01/12/31 22:30
「イ調のセレナード」が大好きです
141 :
名無しの笛の踊り :01/12/31 22:44
>>138 なんでも、ロシア革命のせいで、これまでに書いた作品の著作権料がとれなくなったので、
新しく編曲しなおして、著作権料をとれるようにしたとかいう話を聴いたことがある。
詳しいことは分からないけれど。
142 :
名無しの笛の踊り :02/01/01 12:46
>141 その話は俺も聞いた。 それでいじきたねぇことしやがる、と激怒したのがアンセルメだったっけ?
火の鳥組曲の1945年版も著作権料対策だったとか? 先日のN響アワーでも話題に出てました。 ちなみに火の鳥組曲の1911年版を入れてるのはブーレーズくらいかな? モントゥー/PCOは1919年版なのにオーケストレーションは全曲版のを使ってます。 (これはどこかにも書いたかな?)
>>142 確かアンセルメは、最後までずっと古い版の方を使っていたとか。
145 :
名無しの笛の踊り :02/01/01 23:46
詩篇交響曲のCDでは、バーンスタイン・ロンドン響が好きでしたね。 ちょっとテンポが遅いけど、立体的な響きは見事だと思いました。 この曲、変わったオーケストレーションなので、一度ライブで聴いてみたい ですね。
146 :
名無しの笛の踊り :02/01/02 03:19
マゼールがウイーン・フィルを指揮した録音はいいぞ。 これを聞くと、この人はやはりウイーンやベルリンの音楽監督に ならなくてよかったと思う。嫌みとかでは無くて。 ちなみに、ストラビンスキーがkittyguyなら、 プロコフィエフはウルトラスーパー基地外だと思われ。
147 :
名無しの笛の踊り :02/01/02 03:53
スレたてれば? 「プロコフィエフはウルトラスーパーキティか?」とな。
>>123 それなら、注文しなくて、すぐ買えますね!
149 :
名無しの笛の踊り :02/01/02 12:28
プロコフィエフは似非キティでしょ。
ストラヴィン・ラヴェルその他もろもろ綺羅星が輩出した時代の
後に出てこなければならなかったので格好としてキティしてないと売れなかったのでは。
ストラヴィンスキーは天然(藁
>>144 そうそう、そういう話(古い版を使い続けている)だったのだけど、
春の祭典とかは他とぜんぜん違う謎のオーケストレーションでやってますね。
なんなんだろう、あれ。
>>143 火の鳥の1945年版も著作権料対策だと思いますが、
ただ、あの曲の場合は1919年版で刈り込みすぎて好きなところが落ちてしまったので
それらの曲を復活させていますよね。春の祭典とか、ペトルーシュカよりは
動機がまだいいかと(w
子守唄のアンコール用のエンディングが結構しみじみと良かったし。
150 :
名無しの笛の踊り :02/01/02 12:30
ゲルギエフの青裏火の鳥すごく良かったよ。 速いところはオケが出し切れなくても突き進むフルヴェン張り。 ゆったりしたところは小細工なしでしみじみと歌っていて。
151 :
名無しの笛の踊り :02/01/02 13:15
>>146 なら、スクリャービンは?
こっちはもっとキているぞ。
「尊師」とでも呼べば良いのかな?
152 :
名無しの笛の踊り :02/01/02 13:21
>>143 アシュケナージとロジェヴェンも11年版。
やっぱカスチェイで終わるとカタルシスが無いから人気ないんだろ。
153 :
名無しの笛の踊り :02/01/02 13:27
ハイドンの「驚愕」なんて、もう誰もビクーリしないけど、 そろそろストラヴィンスキーも、それに近いものあるね。 常識人だったと思うよ。
154 :
名無しの笛の踊り :02/01/02 13:58
ストラヴィンスキーはティムポがデカいのが自慢で 周囲に写真を見せびらかしてただけの常識人だよ。
155 :
名無しの笛の踊り :02/01/02 14:06
156 :
名無しの笛の踊り :02/01/02 14:25
友達になると楽しそう
157 :
名無しの笛の踊り :02/01/02 14:28
死ぬ間際に「ベートーヴェンの晩年の弦楽四重奏が最高」て言ったのは本当の話?
158 :
名無しの笛の踊り :02/01/02 14:31
ほんとです。でもその前に、チャイ子マンセー時代とか、 ペルゴレージ最高、とかいろいろ遍歴があった。
159 :
名無しの笛の踊り :02/01/02 14:42
ロバート・クラフトの日記読んだ? 青土社から2冊本で出ている。 物凄く面白い。(ちょっと翻訳が変だけどね。)ストラヴィンスキーの 人となりがよくわかる。印象的だったのはストラヴィンスキーがシェーンベルク の死を知ったときの話。(この二人西海岸のご近所に住んでたのにまったく 顔を合わせなかった。)死んでから初めてまともにシェーンベルクの音楽を 聴いてみて一時的に自信喪失したらしい。結構複雑な人格だったようだ。
160 :
名無しの笛の踊り :02/01/02 15:01
で、結局3大バレエを超える曲は残したのかな?
161 :
名無しの笛の踊り :02/01/02 15:09
残したよ
162 :
名無しの笛の踊り :02/01/02 22:31
>>160 アゴン、トレニ、レクイエム・カンティクルズなど晩年の12音の曲はどれも
すばらしいと思います。
163 :
名無しの笛の踊り :02/01/02 22:49
164 :
名無しの笛の踊り :02/01/03 02:53
>>160 小編成のオーケストラ曲には繊細で美しい名作が多い。
3大バレエよりこっちの方がストラヴィンスキーらしいんじゃないかな。
俺は、3大バレエは最近ぜんぜん聴かなくなった。
大編成のだけがストラヴィンスキーじゃないんだよ。
165 :
名無しの笛の踊り :02/01/03 10:20
>>162 12音の作品かあ!
CD出ているかな?
見かけないようだけど。
お薦めとしては、誰の演奏を推しますか?
167 :
名無しの笛の踊り :02/01/03 11:54
イ調のセレナードが大好きです
168 :
名無しの笛の踊り :02/01/03 13:52
アゴンはほんといいね。 最初のトランペットのテーマが始まるとわくわくする。
169 :
名無しの笛の踊り :02/01/03 17:07
やっぱり漏れは「洪水」が好き。
>>166 多謝!
このナッセンのCDってなんだかコアそうだな。
>>170 謝辞痛み入る。曲目詳細書いておこう。
「洪水」「アブラハムとイサク」「変奏曲」「レクイエム・カンティクルズ」
「イーゴル・ストラヴィンスキーのための遺櫃」(チャールズ・ウォリネン作曲)
新ロンドン室内合唱団/ロンドン・シンフォニエッタ/オリヴァー・ナッセン(DG)
「洪水」の節目で鳴る太鼓サイコー!
>>171 わっ!
やっぱりコアそうだ。
「イーゴル・ストラヴィンスキーのための遺櫃」なんて、
タイトル見ただけでわくわくしてくる。
173 :
名無しの笛の踊り :02/01/05 02:37
ブーレーズの「星の王」「夜鳴き鶯の歌」「兵士の物語」 今日聴いたけど良かったよ〜 クリーヴランドサイコー!
174 :
名無しの笛の踊り :02/01/05 21:55
大体いっつも200弱ぐらいで氏んで逝くね>ストラヴィンスキースレ。 なんでだろ?
175 :
名無しの笛の踊り :02/01/05 22:26
ブルヲタ、タコヲタ、マラヲタ共のせいだろう。
176 :
名無しの笛の踊り :02/01/06 14:49
えーいネタ切れか? 火の鳥の子守唄のファゴットソロの好みでも語れ。 俺はゲルギエフ・ヴィーンフィル。古い構造の楽器であっさりしているところが味わい深い。
177 :
名無しの笛の踊り :02/01/06 14:57
ハルサイの封印でも解いてみるか?
178 :
名無しの笛の踊り :02/01/06 15:13
Myth
179 :
名無しの笛の踊り :02/01/06 17:01
いまコンタルスキー・ブラザーズの「2台のピアノのソナタ」を聴いている。 律儀な演奏で良いね。曲も良いよ。知らない人聴いてみて。
180 :
名無しの笛の踊り :02/01/07 09:36
2台のピアノのための協奏曲というのもある。漏れはこっちが好き。 ところで本当のピアノ協奏曲の方は話題にならんが、桶が水槽だからか?(w それから宗教曲で忘れてならないのが「ミサ」。 彼のセリーによる作品(初期からセリーを好む傾向はあったが)の中でも 魅力的な作品だと思うが。
181 :
名無しの笛の踊り :02/01/07 10:01
>>176 そりゃあ本来スコアに記されている「バッソン」によるものを
聴くべきだろう。これは現在のバスーン/ファゴットと音域,
奏法はほとんど同じだが,内部構造と音色がまるで違う楽器。
フランス(で初演された)近代音楽でいまファゴットで演奏されて
いるパートは本来これによる演奏を想定したもの。
古いパリ音楽院オケによる演奏,アンセルメ時代の
スイスロマンドの演奏などでは古き良きバッソンの音が聞けるよ。
182 :
名無しの笛の踊り :02/01/07 12:11
ピアノ協奏曲といえば、『カプリッチョ』や『ムーヴメンツ』 も、仲間にいれてあげてね。 3曲ともキャラが全然違ってるけど。 ストラヴィンスキーの曲では、管楽アンサンブルが活躍する 曲多いね。『管楽器のシンフォ二ア』『八重奏曲』。 『ミサ曲』の伴奏パートも管のみだしね。 ところで、ミサ曲って、セリーによる作品だったっけ?
183 :
名無しの笛の踊り :02/01/07 12:38
>>171 『洪水』の節目の太鼓って、神様が出てくる前触れのこと?
神様の声が二重になっているのは珍しいアイデアだよね。
ストラヴィンスキーの舞台作品って、初期の『狐』や
『兵士の物語』なんかから、語り手とアクターが別々に
なってるのが多いけど、『洪水』の神様の扱いも
そういうひねったセンスが感じられるね。
184 :
名無しの笛の踊り :02/01/07 14:15
>>181 をー! バソンを語る御仁がいらっしゃるとは。
フランス音楽やストラヴィンスキーも渡米前の作品は、バソンのいる桶の演奏で
聴きたいねえ。スレ違いだがシャブリエなどは、殊にバソンでなければこのパートが
きわだって聞こえない。
>>182 ミサ曲は12音技法ではないが、セリーによってるよ。
186 :
>>171 :02/01/07 14:18
「洪水」で何度か出てくる太鼓、 CBSのテレビの映像をLDで見たが、 この神様が現れる映像表現けっこー笑える。
187 :
名無しの笛の踊り :02/01/07 16:02
>>185 ご教示ありがとう。「セリー」的な手法は、「カンタータ」
からだと思っていたものですから。
>>187 自分には「カンタータ」は結構ディアトニックな音楽に聞こえます(笑)
189 :
>>188 :02/01/07 17:44
「カンタータ」は響きの面では、まったくディアトニック なのはご指摘のとおりですが、テーマの対位法的な扱いが、 セリー的だということのようですよ。 なお、セリー的な手法が完全な12音になるのは、「トレニ」 からのようですね。
190 :
名無しの笛の踊り :02/01/07 17:49
新古典派時代初期のオペラ『マヴラ』って、きいた方います? 「パラーシャの歌」というアリアしか聴いたことないけど、 昭和初期の歌謡曲(?)みたいなへんてこな音楽で、笑って しまいました。
191 :
名無しの笛の踊り :02/01/07 19:21
>>181 ありがとう久しぶりにアンセルメ盤出して来て聞いて見ます。
ところでハルサイのテノールチューバをヴァーグナーチューバでごまかさず、
サクソルンのテノールチューバで演奏している演奏ってあるんですかね。
192 :
名無しの笛の踊り :02/01/07 19:32
>>191 出してきてみたらアンセルメ/フィルハーモニア盤だったという
落ちかな?
194 :
名無しの笛の踊り :02/01/07 19:59
>192 げ、ほんとにそうだった。
>>194 旧録音はたしか国内盤では全集でしか出てなかったからね。
輸入盤だと2枚組で出てます(3大バレエ+結婚)。
バソンもですがモントゥー/PCOの「火の鳥」ではあのテヴェのホルンソロも
聴き所です。OSRのホルンはあたかもアルペンホルンですけど。
>>183 >>186 「洪水」の音楽面のことは詳しいヒトにお任せするとして・・・
これは実に変てこな作品ですね。TV(CBS, 1962年)で観せられ/聴かされた
当時の人々は面食らったでしょうなあ。何しろバリバリの無調音楽だもんねえ・・・。
最初と最後の合唱がラテン語(テ・デウム,サンクトゥス)。そのあいだに
はさまれた科白/独唱が英語で何ともチープ。この英語台本は英国中世の神秘劇
(ミステリーズ)の言葉を参考にしたらしい。神出現を告げる太鼓も民衆劇の
慣習か何かに関係あるのかな? それにしてもあの太鼓の音萌え〜。
>195 ありがとです。そっち出して聞きます。 ・・・思わず変態ハルサイ聞きそうになった。 最期のドンガラガッシャングワーン。はこれ聞くとゲルギーがぬるすぎに聞こえる諸刃の剣。
198 :
名無しの笛の踊り :02/01/08 10:17
>>196 実際の放送では要所要所でCM(石鹸会社)が入って,
それとの対比も滅茶苦茶だったらしいぞ。どれかの
CDの解説に書いてあった。
199 :
名無しの笛の踊り :02/01/08 10:59
>>198 ナッセンのCDの解説にそんな記述がありましたね。
「洪水」は、テレビ版の不評のおかげで、あまり言及
されない作品になっちゃってたけど、ナッセンのCD
により、この作品のファンが増えてるみたいですね。
レコ芸でも畑中良輔氏がこのCDを絶賛していました。
200 :
名無しの笛の踊り :02/01/08 14:57
☆★☆ガハハ【祝】ストラヴィンスキースレで200げっとガハハ☆★☆
201 :
名無しの笛の踊り :02/01/08 17:42
∩ | | | | | | | | ∧_∧ | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ´Д`)// < 先生!「洪水」の合唱のメロディが耳にこびりついて離れません! / / \___________ / /| / __| | .| | __ \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ ||\ \ ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ || || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| .|| ||
202 :
名無しの笛の踊り :02/01/08 18:09
おれとしては、 ショスタコーヴィチのほうが 逝っちゃってると思う。 オペラ「鼻」は、ホントきてる。
203 :
名無しの笛の踊り :02/01/08 19:26
ぷしーきゃっと
204 :
名無しの笛の踊り :02/01/08 23:33
ショスタコといえば例の(偽者くさいが)「証言」の中でストラヴィンスキー誉めていたな。 で、お気に入りはペトルーシュカ、と。知性と古典と野生のバランスがいい、見たいなことを逝っていたっけ? ハルサイはやかましすぎるのでスカンとも書いていたが。 (で、それをまねしたプロコの曲はハルサイから知性取っ払っちゃったのでどうしようもない、と続くのだが。) ドビュッシーもピアノ版初演一緒にやった割りにハルサイ嫌い、ペトルーシュカマンセーだったそうだから、 同時代人たちに最も評価が高かったのはペトルーシュカなんだろうなぁ。 ハルサイの初演で冒頭のバッソン聞いて「何だねこれは・・」嘯いて帰った低俗芸術作曲家サン・サーンスも 観に来ていた、ということはペトルーシュカは好きだったのかもしれないね。
205 :
名無しの笛の踊り :02/01/08 23:44
>>204 「低俗芸術作曲家」はないんじゃない?
まずは晩年の室内楽聴いてみ。
俺的にはハルサイ全く理解できずに煽った時点で低俗芸術家扱いです>サン・サーンス 作品の好き嫌いからすると実は好き。
207 :
名無しの笛の踊り :02/01/09 00:30
クラリネット・ソナタとか好きだけどな<サン=サーンス サン=サーンスが春祭理解できなくてももっともだと思うけど? 優しい歌を聴いてフォーレは気が触れたとか言ったぐらいなんだからさ ちなみにストラヴィンスキーと言えば たまにアポロが猛烈に聴きたくなる時がある
208 :
名無しの笛の踊り :02/01/09 00:45
春の祭典の方がはるかに「低俗」じゃないの?
209 :
名無しの笛の踊り :02/01/09 00:54
>208 そう聞こえるのはあなたが低俗だからです。
お前等ばかです。本当の話です。
211 :
名無しの笛の踊り :02/01/09 02:19
春の祭典の話題が出てくるととたんに知的レヴェルが急降下します
212 :
名無しの笛の踊り :02/01/09 11:07
ここは「アポロ」か「アゴン」でレヴェルアップ!
213 :
名無しの笛の踊り :02/01/09 11:16
指揮者サイモン・ラトルのTV番組「故郷を遠く離れて」 見た方いませんか。 その中で、「アゴン」が実に印象的に出てきます。 特に、曲の最後、12音の部分の後に、冒頭のファンファーレ が出てくる部分について「誰もが望むように、すべての音楽は 共存できる、という深い思いを込めたもの」云々と解説を加える 部分は、ぐっとくるものがありました。 「ガヤルド」(だったかな)について、「古楽のレコードを 2枚同時にかけたようだ」とか、それに続くジャズみたいな リズムの部分について「トムとジェリーの追いかけっこ」 とか、結構笑えるコメントもありましたね。
214 :
名無しの笛の踊り :02/01/09 12:42
>>213 漏れも観た。3,4年前でしたか。その後再放送もありましたか?
「故郷を遠く離れて」は全回ビデオに撮ったので、時間があったらまた見直そうと思ってる。
アゴンぬの最後の方の、12音のピツィカートに導かれて、冒頭が戻ってくるところは
感慨深いですよね。ラトルのコメントも言い得て妙。
アゴンぬの真ん中のところで、カスタネットが カカカッカッ と3拍子を刻むナンバーは、
その3拍子のリズムに対して、他の楽器はみな全然別の変拍子で組み合わされて書いてあるが、
聴いていても、ごく自然なポリリズムで聞こえてしまうところがストラヴィンスキーの天才の
成せる技としかいいようがないね。
215 :
名無しの笛の踊り :02/01/09 19:30
低俗な音楽を自らの論理で変形して、まったく違った ものにしてしまうのは、ストラヴィンスキーにはよく あること。 兵士の物語についてエルンスト・ブロッホは「ゴミ、夢、 ボロキレからできた良き音楽の手本」という賛辞を呈して いる。
216 :
名無しの笛の踊り :02/01/09 19:38
>>213 >「アゴン」が実に印象的に出てきます。
てか、「アゴン」は番組の主題歌だったじゃん。
217 :
名無しの笛の踊り :02/01/09 19:49
>>216 テーマ曲であるだけでなく、第6回の締めくくりとして
出てくるということです。
218 :
名無しの笛の踊り :02/01/09 20:34
漏れは兵士の物語聴くとHな気分になる。
219 :
名無しの笛の踊り :02/01/09 20:41
「アゴン」の推薦盤きぼんぬ。(手に入るやつ。作曲者以外で。) 「アポロン」はカラヤンで聴いている(ていうかCDで買い直してからは1回だけ)。 よ〜しオルフェウス室内管の小品集買うぞ!買うぞ!買うぞ!
220 :
名無しの笛の踊り :02/01/09 20:57
アゴンは俺はアシュケナージが聞きやすいのお気に入り。 肩肘張らずにしかめっ面しないで音楽を楽しめる。 もっと真摯な演奏は他の人に任せた。
汁!
>>219 ムラヴィンしか聴いてないからなぁ・・・
みゆたん栄えあるゾロ目ゲットおめでとう!
>>219 自作自演以外では、D. アサートン/ロンドン・シンフォニエッタ(DECCA)か
R. アーヴィング/NYシティ・バレエo. がオススメ。
でもどっちも今は入手難なのが残念。Decca(本家欧州盤)はアサートン盤を復活させるべき。
実は珍しいことに「アゴン」は、日本盤に入っているけど、UK(独) or 米盤には入ってなかったのだった。
アーヴィング&NY City Ballet盤は、再録音(ノンサッチ/ワーナー)だった(DDD)。
ホントはモノラル録音の方が超名演でオススメですが、多分今後もCD化は難しいかと(米Kapp原盤)。
この旧録音のVnソロ(コンマス)はクレジットされてないが、何とルイ・グレーラーが弾いているのだ。
(若い人は知らないだろうな)
比較的手に入れ安いのなら、ロスバウト/バーデンバーデン(やっぱモノだけど)でしょうね。
ただ俺にはちょっとテンポが速く淡泊すぎて、聴いてる途中で飽きている気もする。
アシュケナージのはまだ聞いたことない。期待したいけど、ふやけた演奏のような予感も・・・好きな人にはスマソ。
>>222 みゆさん、他の演奏で聴いてみてください。村瓶のは桶のミスが多くて曲を台無しにしてますよ。
ラトルは録音しないのかな?>アゴン
225 :
名無しの笛の踊り :02/01/10 20:01
アシュケナージのアゴンはふやけてるというより録音レベルが低かったような記憶がある
>>224 >ラトルは録音しないのかな?>アゴン
胴衣。漏れも録音してほしいと思ってた。
>>225 アシュケナージのアゴンはレヴェルが低いのか。萎えそうだな〜〜。
アゴンは鋭利なくらいの音の立ち上がりと、迫ってくるような音圧感が
ないと、ちょっと聴いててつまらんと思う。ライヴでちょっとふやけ気味
くらいなら許せるが。
そういえばMTT(ティルソン・トーマス)が録音してるが、誰か聴いた方いませんか?
228 :
名無しの笛の踊り :02/01/12 15:39
春の祭典のお奨め盤ってある?
229 :
名無しの笛の踊り :02/01/12 15:41
230 :
名無しの笛の踊り :02/01/12 16:59
「洪水」、聴いて楽しい、いい曲ですね。 天地創造のシーンで、陸と海の分離、植物や動物の創造と進んでいく中で だんだん賑わいを増していく部分は、アニメでも見てるようだし、 気が遠くなるような洪水のシーン、それがひいた後で、ノアが息子たちに 「産めよ殖やせよ」なんていってる部分など、まさに雨の後の虹のような 響がする。
231 :
名無しの笛の踊り :02/01/12 17:11
「オルフェウス」っていうバレー、知ってる人いる? なんでも「アポロ」「アゴン」とあわせて、ギリシャ三部作として一度に 上演されることもある多いらしい。作曲者80歳の誕生日はこれでお祝い したそうだよ。
232 :
名無しの笛の踊り :02/01/12 17:22
ラトルのハルサイの感想希望。
>227 ロンドン響と録音しているのは、同じCDに入っている「星条旗」(和声を変更) のせい? トガってないのがかえってカッコイイ演奏でした。 >231 里帰りの自作自演ライヴをいたわりの気持ちで鑑賞中(なんだそりゃ)。
234 :
名無しの笛の踊り :02/01/12 23:31
洪水って、原語で何ていうんだっけ?
235 :
名無しの笛の踊り :02/01/12 23:32
“The Flood”
236 :
名無しの笛の踊り :02/01/13 01:25
(・∀・)ホンマカイナ?
237 :
名無しの笛の踊り :02/01/13 01:49
兵士の物語、演ってきました。 ムヅカシかった!!
238 :
名無しの笛の踊り :02/01/13 15:14
>232 EMIから出ているやつは何となく切れが悪くて平凡で俺は特に薦めない。 採りなおしを激しく希望する。
239 :
名無しの笛の踊り :02/01/13 15:17
兵士の物語萌え
240 :
名無しの笛の踊り :02/01/13 16:45
あご〜んっ!
ヴァカモトオペラと比較にならんほど面白い。
>>227 そのMTT盤(「アメリカのストラヴィンスキー」)を聴いたんだが、
如何せん比較対象がない。
241 :
名無しの笛の踊り :02/01/14 00:38
sukuiage
242 :
名無しの笛の踊り :02/01/14 11:38
保全下げ
243 :
名無しの笛の踊り :02/01/14 22:01
放蕩児の遍歴って難解だねえ。
ズービンメータ ニューヨークフィルの「春の祭典」濃厚でよきかな。
245 :
名無しの笛の踊り :02/01/14 23:03
>>244 へえっ!
漏れは、ロスフィルのを持ってるけど、そっちの方が良いの?
246 :
名無しの笛の踊り :02/01/14 23:04
どっもいいけど、ロスフィルの方に勢いを感じる
247 :
名無しの笛の踊り :02/01/15 00:27
幻想的スケルツォ萌え
248 :
名無しの笛の踊り :02/01/15 18:47
>>244 俺はニューヨークの方が切れを感じるので好き。
ロスフィルの方が土俗的。
スケルツォアラルッソ萌え。特にジャズバンド版。
オルフェウス室内管の小品集(「シャドウ・ダンスィズ」)を買ってみたよ。 「タンゴ」「組曲1・2番」「八重奏曲」「弦楽四重奏の3つの小品」「ラグタイム」 なんかが入っている。まだ聴いてないけど楽しみだよ。
250 :
名無しの笛の踊り :02/01/16 00:37
「オルフェウス」は、出だしのハープの下降音で眠気がーzzz(- -)。οΟ でも一度だけ通して聴くことができたときに、隠れた名曲だと思った。
252 :
名無しの笛の踊り :02/01/16 19:32
ウーブラドゥの「兵士」が名演とのウワサだが、 誰か聞いたことある人の感想きぼんぬ。
253 :
名無しの笛の踊り :02/01/16 22:43
>>249 ぐぁ、シャドウダンスィズ、買っていたのを忘れていた・・。
掘り出してきこっと。
仕事場に忘れてきていた・・・撃つ出汁脳
255 :
名無しの笛の踊り :02/01/17 17:54
オルフェウス室内管の「シャドウ・ダンスィズ」、持って ないけど、この手の曲を一堂に集めて聴くのは楽しいで しょうね。 ここに入ってる曲は、今まで買ったLPやCDの どこかに入っているので、個人的には新しく買いなおす 気はしないけど、人にプレゼントするにはいいかな、 と思いますね。『組曲第1、第2』とか、子供に聴かせると 喜ぶんじゃないかな。 新古典主義のマニフェストみたいな『八重奏曲』は、 初心者にはちょっとキツイかもしれないけどね。
256 :
名無しの笛の踊り :02/01/17 23:28
>>248 私も、ついつい、春の祭典に、土俗的なものを求めてしまいます。
メータ/ロスフィル最高!
257 :
名無しの笛の踊り :02/01/18 13:55
漏れは疾走感からサロネン
258 :
名無しの笛の踊り :02/01/18 17:27
せっかく「組曲第1,第2」まで出てきたのに、 また初期3大バレエに戻りそうな予感・・・
259 :
名無しの笛の踊り :02/01/18 17:54
じゃあペルセフォネでどうだ。 漏れは自作自演盤しか聴いたことないが, ほかにレコードCDあるの?
260 :
名無しの笛の踊り :02/01/18 17:56
あと,Vnコンチェルトは誰のが好き? 漏れはムローヴァ(単にムローヴァちゃん萌えーなの)。
261 :
名無しの笛の踊り :02/01/18 17:58
あ,VnCはがいしゅつか? ゴメソ。
262 :
名無しの笛の踊り :02/01/18 18:22
ペルセフォネはマイケルティルソントーマスの春祭・火の鳥他のセットに入っていたよ。 どれも上出来。
263 :
名無しの笛の踊り :02/01/18 18:31
「ペルセフォネ」は聴いたことないなあ。 「マヴラ」なんかと並んでマイナーな曲じゃないかな。 この曲は、ジードとの共同作業だそうだけど、ストちゃんと ジードの台本を非音楽的とか酷評しているそうだよ。 ヴァレリーが二人の間に入って相当苦労したみたい。
264 :
名無しの笛の踊り :02/01/18 18:34
「ストちゃんとジードの台本を」→「ストちゃんは ジードの台本を」です。打つだし脳。
265 :
名無しの笛の踊り :02/01/19 13:38
ラミューズやコクトーは音楽的台本だったのかな(w
「ラグタイム」age。ふざけましょう。
ホルンスレにも書いたけど 「4つのロシア農民の歌」あげ
268 :
名無しの笛の踊り :02/01/20 22:12
俺は田園舞曲アゲ
269 :
名無しの笛の踊り :02/01/20 23:00
プルチネルラの話題って顰蹙でしょうか?
270 :
名無しの笛の踊り :02/01/20 23:10
春祭とペトルーシュカはコンセルトへ棒のが1ばんでろ。
知的レヴェルふたたび急降下の予感・・・
>>271 プルチネルラがいけなかったのでしょうか?
273 :
名無しの笛の踊り :02/01/21 21:02
>>272 プルチネルラはいいんじゃないの?
俺なんとなく組曲版が好き。
終曲のテーマが歌じゃなくてトロンボーンで歌うところとか。
全曲版にも面白いところがたくさんあるのだけど。
274 :
あごんぬヲタ :02/01/22 12:21
漏れもプルチネルラは決してレヴェル低くないと思います。 ペルゴレージ等のストラヴィンスキー風アレンジだとしても、 素晴らしい編曲だし、第一級の20世紀音楽のひとつと言ってよいのでは。
275 :
名無しの笛の踊り :02/01/22 17:49
>271 三大バレエだってレヴェルが低いなんてことは ないけどね。 これだけでストラヴィンスキーのイメージを形成 している人が多いのが問題なんじゃないかな。 新古典派時代や12音時代の曲を聴いてから 三大バレエを聴きなおせば、それだけ聴くのとは また違った面が見えてくると思うヨ。
3大バレエもプルチネッラも作品としてレヴェルが低いと言うつもりはないよ。
特に「春祭」の話題が出てくるとカキコのレヴェルが下がるというだけのこと。
>>4-14 とか
>>208-210 あたりを見られたし。誤解があるようなので一言。
277 :
名無しの笛の踊り :02/01/22 19:12
「ヴァイオリン協奏曲ニ長調」 出だしのヴァイオリンの和音(和弦)、ストラヴィンスキーが新しく考え出した 和音だけど、実際演奏可能なのかどうか、作曲者はハタと思い立った。 そこでサミュエル・ドゥーシュキンに、この和音は演奏可能かどうか相談してみると、 意外にもラクに指が届く音で演奏可能であった、というハナシがある。 この最初の和音構成音の音程が異様に離れて見えても、楽器が弾ける人が見れば、 実はそれほど無理せずに弾ける音だったという落ちだが、むしろこの話は、 ストラヴィンスキーが考える音は、既成の概念を離れた いよぅ なモノに見えても、 実は自然発生的にいかに理にかなった考えの上で作り出されたモノであるか、 という喩えのエピソードのようにも受け取れる。
278 :
名無しの笛の踊り :02/01/23 17:53
ノルウェーの4つの気分 age ハリウッド映画のために書こうとしてヤめた素材によっている。 結構面白く聴ける曲ですよ。自作自演盤で十分に楽しめます。
279 :
名無しの笛の踊り :02/01/23 19:06
>>278 「ヤめた」というところがウケタ!
探してみよう。
280 :
名無しの笛の踊り :02/01/23 21:55
>>279 シャイー・クリーブランド響のおまけにも入っているよ。
僕は「歌」の途中のフルートソロがとてつもなく好き。
「春の祭典」のおまけです・・・。スマソ。
282 :
名無しの笛の踊り :02/01/23 23:12
織れは交響曲第1番変ホ長調作品1にまで話を持っていきたい
283 :
名無しの笛の踊り :02/01/23 23:31
交響曲第1番、なんかテーマがギコギコしているところが3楽章の交響曲と似ている印象がある。 ストラヴィンスキーの純器楽作品は往々にしてテーマがギコギコしているけど。 逆にコラールの美しい系でまとめられるのが管楽器のための交響曲と詩篇交響曲だな。
284 :
のるうぇー :02/01/24 12:23
アンセルメが交響曲第1番の録音を予定しながら果たせず氏んで鬱ダ。
285 :
名無しの笛の踊り :02/01/24 18:35
ハ調の交響曲 シブいけど、だれか語れる? 終楽章に「3楽章の〜」の冒頭が出てくるのが意味ありげ。ネタなのかな?
アンセルメのプルチネルラ、オーボエとラッパ以外がたがただったな。
287 :
名無しの笛の踊り :02/01/25 02:20
プルチネルラは上手いプレーヤが揃わないとカッコがつかないね。 ブーレーズ、アンサンブル・アンテル・コンタンポランの演奏はすごいぞ。 このオケはブーレーズの手兵を集めたソリスト集団。 こんなにスリリングでかっこいい演奏は他にないんじゃないか。 何度聴いても新鮮で溜息がでるほど上手い。 俺の愛聴版です。
288 :
名無しの笛の踊り :02/01/25 13:14
>>287 確かにブーレーズ盤(エラート)は演奏の完成度からもピカイチといえよう。
漏れは厨房の時に、欧州ライヴばかりでこの曲聴いてたから、CDで紹介できる
のは↑の他に思い当たるものがない。
たしかにうまい人が集まらないとお話にならないよね。 なんでもない長いソロにしか聞こえない8分の12のオーボエソロも やたら難しくて吹きにくいといってたよ。 この曲難しいだけにオケも指揮者も覚悟を決めて録音するから結構名盤多い と思うよ。個人的には春祭とカップリングだったハイティンク・BPOがよかたよ。
ちなみにそのCD、春祭では木管がやりたい放題。 春祭の話題はしたくないけど、木管のユニゾンなんか一枚岩のようにがんがん煽り立てるのに、 各々の響きのベクトル(らしきもの)がばらばらだからとっ散らかったように聞こえたね。 なんだかB級パニック映画のサントラみたいだったよ(w
291 :
名無しの笛の踊り :02/01/25 22:40
三大バレエ以外の作品は佳作が多いが所詮はB級。それ自体では歴史的価値に乏しい。
292 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :02/01/25 22:46
293 :
名無しの笛の踊り :02/01/25 23:32
ことさらに春祭ネタを避けてる輩には、 荒れるのを恐れているうちはまだまだ甘いんじゃボケ!と言っておこう 話題性のない曲でオナニーしててもしょうがねーぞ
294 :
名無しの笛の踊り :02/01/26 00:12
>>293 オマエそこまで言うなら、春祭を語ってみろよ!
295 :
名無しの笛の踊り :02/01/26 14:26
ギロの4連符だけで語ってみてください。
296 :
名無しの笛の踊り :02/01/26 14:40
別に「春祭」ネタでもいいんだけどさ。話題がループするから退屈なだけ。
298 :
名無しの笛の踊り :02/01/27 11:38
プルチネルラって、一見、もろバロックだけど(チェンバロ使ってないけど)、 随所に聴こえる現代風のシニカルな感じが病みつき。
299 :
名無しの笛の踊り :02/01/27 14:09
301 :
普段は青裏が好き :02/01/27 19:30
302 :
名無しの笛の踊り :02/01/27 19:33
ある意味趣味の良いビョーキかな。ブルヲタに比べればね。 ちょっとポップスめいたところのある曲だしね。
303 :
名無しの笛の踊り :02/01/27 20:29
「春祭」はブーレーズ&クリーブランドのアナログ盤(1970年だっけ?)と ストラヴィンスキー&コロンビア響(1960年録音)のやつが好き。 ストラヴィンスキーは天才だと思うよ。
>>303 クリーヴランドとの旧録音は1969年。私はORTFとの1963年の録音の方が好きですが。
>>みゆさん さんくす。
>>301 なら遺言です、葬儀には、レクイエム・カンティクルズをかけて下さい。
こんなにもたくさんの基地外が釣れました。
308 :
名無しの笛の踊り :02/01/28 00:29
309 :
名無しの笛の踊り :02/01/28 00:32
ツーリングで神奈川県大和市というところを通ったんだけど、どこからともなく 「プルチネルラ」の冒頭部分が。気になったものだから、つい発信源を探して しまったよ。 ゴミ収集車から発せられていたとは……意外でした。
311 :
名無しの笛の踊り :02/01/29 21:06
>>310 神奈川県大和市、洒落てんじゃん、ゴミ収集車でプルチネルラとは。
312 :
名無しの笛の踊り :02/01/29 21:17
「七重奏曲」(1953) 12音技法への過渡期の重要な作品のひとつだが、 作品が地味に聞こえるためか、あまり聴かれてないし、演奏も稀。 でも第1楽章の緊迫したアンサンブルはなかなか楽しめるんだけど。 作曲者の自演指揮はステレオの再録音もあるが、 米Col.への多分初演後まもなくの録音(モノラル)が、 プレーヤーの自発的な演奏で、この上ない名演になっている。 D. Oppenheim (Cl), L. Glickman (Bsn), J. Barrows (Hrn), R. Kirkpatrick (Pf), A. Schneider (Vln), K. Tuttle (Vla), B. Greenhouse (Vc) 凄いメンツだ。
313 :
名無しの笛の踊り :02/01/29 21:27
>>312 あっ、この曲好き。
ボストン交響楽団室内アンサンブルの演奏で持ってます。
314 :
名無しの笛の踊り :02/01/29 22:27
ん? 八重奏曲とは別もんなの?
315 :
名無しの笛の踊り :02/01/30 08:31
>314 八重奏曲は1920年代の曲。 編成はフルート1、クラリネット1、 ファゴット2、トランペット2、トロンボーン2 です。
316 :
名無しの笛の踊り :02/01/30 16:19
>>307 1へ
基地外をつるスレじゃないだろ?
ストラヴィンスキーが基地の中にいたか外にいたかの議論だろ?
八重奏曲は、ガンサー・シュラーが振ったCDが最近のマイヒット。 シュラーもかなりストラヴィンスキーを尊敬していたから、 その演奏(指揮)も思い入れたっぷりだし、説得力がある。 他にもっとストラヴィンスキーを振って録音して欲しい。
318 :
名無しの笛の踊り :02/01/30 20:05
カンタータってがいしゅつだっけ? 七重奏曲と並んで、12音への過渡期の作品として 重要な作品ということになってるけど、いいと思った ことがない。(聴いたのは、自作自演とC.デイヴィス) ききどころ、あるいはお奨めCDがあったら教えてください。
>>318 作曲者指揮とコリン・デイヴィス盤でイイと思われないと、困ったなぁ。
どういうところがつまらんですか?
320 :
名無しの笛の踊り :02/01/31 07:39
返事待ちage
>312 自作自演とデイヴィスが代表的なレコードなんですね。 「どこがよくないか」を説明するのは難しいし、いかにも 幼稚な感想なんだけど。女声合唱による枠部分は、 淡々と流れすぎるようにみえるし、リチェルカーレ 部分は、ヘンにひねくれた感じで、どこかなじめない。 『八重奏曲』の初演に際してのコープランドの 表現「意味の無い冗談みたい」(だったかな。いかにも 時代遅れだけど)に近い気持ちかな。 返事待ち状態になっているのにはびっくりしました。 『カンタータ』ファンからの嵐のようなカキコを 期待していたのですが。スレの流れをとめちゃった みたいですね。ごめんなさい。
>>321 いや、結局カンタータに対してレスしてるのは漏れだけのようだし、
レスが無くても所詮2chなんてそんなもの位と思ってください。
カンタータといっても「星の王」しか思い出さない人もいるだろうし。
漏れがこの2つの演奏の印象が強いだけで、>318さんがこの曲のいいところを
ハケーンできる演奏が他にあるのかもしれません。いま検索してみただけでも、
漏れの聴いたことがない演奏が3つでてきました。
アンチェル盤、新しいところでエサ・ペッカ・サロネン盤、そしてなんとラインベルト・
デ・レーウの指揮もあるんですね。
自分自身では別にこれらの演奏を聴く必要もないとは思いますし、自作自演で気に入ってるのは、
じつはステレオ録音の方ではなく、旧録音のモノラル盤です。
確かに「カンタータ」は全体に淡々としていて、まあそれがストラヴィンスキー的なひなびた
古風な味わいを出しているのかもしれませんが、数回聴いたくらいでは、面白くないと言うのも
わかります。漏れが最も面白いと思うのは、テナーソロの長い「西風」の部分ですが、女声合唱の
Verses(ロンドのようなもの)の、修道僧の歩みのような淡々たる運びも面白く感じてます。
宗教的な作品では、どちらかというと「ミサ曲」の方が変化があって面白いとは思いますが。
>312 レスどうもありがとう。 いつかこの曲に目覚めることもあるかと思いつつ 気長に付き合っていくことにします。 ところで、自作自演の旧盤って、CDになってます?
324 :
名無しの笛の踊り :02/01/31 23:10
325 :
名無しの笛の踊り :02/02/01 00:36
このスレで称えられていたブーレーズのプルチネルラゲット!! ・・・見事なものでした。 今じゃこれだけピリピリくるストラヴィンスキーは振れそうもないからなあ>ブーレーズ
326 :
名無しの笛の踊り :02/02/01 12:21
>>325 でしょ、でしょ!
ところで演奏はどこの?
>>323 ステレオの方は、ご存じの通り全集企画でCDになっているけれど、
多分モノ録音はなってないと思われ。Heritageにも入ってなかったと思うし。
ただこの旧録音の独唱者は、フランス系の歌い方の人たちなので、
それが嫌いな人には薦められません。
それから
>>322 の曲のことで、テナーソロで歌われるのはリチェルカーレ2の誤りで、
漏れが書いた「西風」は2重唱でした。
「ソプラノソロ」が書いてる内に誤って消してしまっていました。
前掲の七重奏曲の初録音のメンツのことだけど、
チェロのグリ−ンハウスは、メナエム・プレスラー・トリオなどの室内楽
で活躍した名手。
ピアノはご存じ、D. スカルラッティのソナタの研究整理して、K.番号を
付けた人。他の人たちも、それぞれの楽器の一流プレイヤーとして知られている。
こんな恵まれたイイ演奏で新作を録音をしたときには、ロシア農民出の偉大なる禿親父も、
時々左手の指をなめてスコアをめくりながら、ニコニコしっぱなしで掌を振っていたことだろうね。
>>313 さんが掲げたBSO室内プレーヤーズの演奏も、音はクールだけど、
雰囲気が暖かい感じがする、イイ演奏ですね。
329 :
名無しの笛の踊り :02/02/01 14:45
330 :
名無しの笛の踊り :02/02/02 08:55
331 :
名無しの笛の踊り :02/02/02 11:16
詩篇交響曲のお勧めもオセテ
332 :
名無しの笛の踊り :02/02/02 17:40
>>331 俺は妙に合唱がまったりしているシャイー・ベルリン放送響が捨てがたい。
後は自作自演を愛聴。
_/\_ スターコラサー 333ゲトー \゚ー゚ */≡ (´⌒ (/\| ≡__(´⌒
プルチネルァ(゚Д゚)!!
335 :
名無しの笛の踊り :02/02/03 14:51
>>333 シャイーの詩編交響曲のCDは☆の王も入ってるね。
336 :
名無しの笛の踊り :02/02/03 14:54
☆の王はMTTのが好きだったりする。
337 :
名無しの笛の踊り :02/02/03 18:27
338 :
名無しの笛の踊り :02/02/03 20:28
「星の王」ってホントは誤訳なんだそうだね。ブーレーズ盤の解説に 書いてあったけど。ロシア語原題のZvezdolíkiyは「星の顔をした者」 という意味で復活したキリストを指しているとか。
339 :
名無しの笛の踊り :02/02/03 20:28
340 :
名無しの笛の踊り :02/02/04 00:17
それを言うなら春の祭典も英語の時点で誤訳・・・。
341 :
μ(みゆ改め) ◆f9gG0iLI :02/02/04 00:20
>>340 仏語のとどう違うのかな?私は仏語のタイトルの方が好きですが。
>>340 やっぱり出ましたなその話題。
つーかsacre=riteってことでいいんじゃないの?
ただし「祭典」はいただけない。宗教的な儀式・密儀の意だから
「春の祭儀」とか「春の祀り」とかにしてくれなきゃ。
「春の祭典」という言葉で思い浮かぶのは 新春大安売りとか花見で騒いでるオヤジとか…
安っぽいテレビの新番組特番とか・・・
345 :
名無しの笛の踊り :02/02/04 22:11
346 :
名無しの笛の踊り :02/02/05 12:25
私の言ったのは意味上のことでタイトルの音の響きでは 「ハルノサイテン」が歯切れ良くてベスト。作品の内容に合致。 「春の祭儀」「春の祀り」「春の儀式」は雅楽みたいでヘタレ。
348 :
名無しの笛の踊り :02/02/05 12:39
ハルサイって略してもイイしね(w
やや意訳じみているが「春の生贄」もありかも。 おどろおどろしすぎて初心者はひくかも(w
350 :
名無しの笛の踊り :02/02/06 12:52
『星の王』というのは確かフランス語訳がそんな 題(ロワ・デ・ゼトワール)ですよね。 英訳では『星の顔をした者』(スター・フェイスト・ ワン)でしたね。>338さんがいう「復活した キリスト」は、王というイメージがあるから、 仏訳もあながち誤訳ともいえないかも。
351 :
名無しの笛の踊り :02/02/07 13:00
ストラヴィンスキーの撥弦楽器の使用 「4つのロシア歌曲」(4曲目が「ちーりん・ぼん」)の3重奏の伴奏は、 フルート1本に、ギターとハープなんて、普通思い付かないような組み合わせ ながら効果的。2台の撥弦楽器はメカニカルな動きで書かれているが、 ロシアの農村や田園を思わせる雰囲気を歌に添えている。 あと打弦楽器としてのピアノを含めると、 「三楽章の交響曲」のハープとピアノ、 「アゴン」のマンドリン、ハープ、ピアノ、 などの特異な組み合わせでありながら、それらの楽器が、 作品の色を決定する効果的な担い手として扱われている。
ち〜りんぼ〜ん、ち〜りんぼ〜ん。 そういえば、「ラグタイム」と「きつね」で使ってるツィンバロンって、 どこに分類されるんだろう? この人の曲では、どこか涼しげ。
>>352 そういえば、ツィンバロンも使ってますね。>その2曲
ぶたかいさんが書いてるように、この楽器を使ってるせいで、
響きがうるさくならずに、涼しげでエキゾチックな感じを出していますね。
それからギターでは「タンゴ」の小管弦楽編曲。
ギターがタンゴの妖しげな感じを出している。
でも漏れは「タンゴ」はオリジナルのピアノの方が好み。
354 :
名無しの笛の踊り :02/02/09 11:50
余談だけど、4つのロシア歌曲(ちーりん・ぼんが入ってるやつ) あのみごとなアレンジは1950年代のものなんだそうですね。 (オリジナルはおそらくピアノ伴奏) この時代にはほかにもバリモントによる2つの歌のアレンジも なされています。 ところで、50年代の歌曲では、シェイクスピアの3つの詩が 大好きです。1曲目(ソネット9番)は、点描的スタイルが 晩年の世界を指し示してるし、2曲目(テンペスト、エアリアル の歌)など、お弔いの鐘のイメージにぴったり。「海の変容の力で 豊かで不思議なものに変わる」云々のところのうねうねした音の動き も、歌詞にぴったり。3曲目(恋の骨折り損)も管楽器のお囃子の ような合いの手が楽しいし、特にフルートの辛らつな後奏部分が すばらしい。 コノ部分、初期のロシア時代を思い起こしているような感じさえする。
355 :
μ ◆f9gG0iLI :02/02/09 14:52
>>354 4つのロシア農民の歌のホルン伴奏が入ってるのも
確か1950年代に改訂されたものだったかな?
(オリジナルはアカペラ)
356 :
名無しの笛の踊り :02/02/10 18:14
最後の作品は確かヴォルフの「スペイン歌曲集」から2曲を 弦楽四重奏伴奏に編曲したものだったね。これなかなか良い。 ブーレーズ盤に収録。ヴォルフとストラヴィンスキーなんて 普通思いつかない組み合わせだ。
357 :
名無しの笛の踊り :02/02/10 19:02
開会式の火の鳥グーだった
358 :
名無しの笛の踊り :02/02/10 19:59
359 :
名無しの笛の踊り :02/02/10 20:02
それにしても自分に同意する奴、多いな クラ板は
360 :
名無しの笛の踊り :02/02/10 20:04
「どうしてクラヲタってナルシストな奴ばかりなの?」っていうスレでも立ててみれば?(w
「3つの日本の抒情詩」なんてのも、そうとうに奇ですね……。
363 :
名無しの笛の踊り :02/02/12 00:38
>>362 「マザツミ」はええ加減訂正しろと言いたい。
>>354 「バリモントの2つの歌」と共に、「日本の叙情詩による3つの歌曲」は、
「春祭」と同じ1913年頃に書かれていますが、これらの歌曲は、少し前に作曲者が聴いた
シェーンベルクの「ピエロ」にショックを受け、その影響がかなり聴き取れるという作品です。
モティーフやアンサンブルの響きに「春祭」と共通するものもありますが、
「シェークスピア〜」も含めて、表現主義的な書き方はこの当時の独特のものです。
しかし、例えば「シェークスピア」の鐘の音を表現したモティーフが、
そのまま後年の器楽作品の中で聞いたりすると、ちょっと(  ̄ー ̄)ニヤッと
してしまいます。
365 :
名無しの笛の踊り :02/02/13 10:19
『シェイクスピア〜』は、1950年代の作品で 初期の『バリモント〜』や『日本〜』とは年代が全く 異なります。表現主義ということはないと思うけど。 ところで、「ディン・ドン」のモティフが出てくる 器楽曲ってなんですか? この曲のあとでは、器楽でめぼしいのは『アゴン』 『ムーヴメンツ』『変奏曲』ぐらいしかないけど。 (他はみんな声楽曲)
366 :
名無しの笛の踊り :02/02/13 15:17
かなりマニアックな展開になってきたので、 この変で厨房っぽく好きな曲ベストテンとか やってみるのはどうだろう?言い出した手前、 1.詩篇交響曲 2.オーケストラのための変奏曲 3.ペトルーシュカ 4.ディラン・トマス追悼 5.結婚 6.アゴン 7.デュオ・コンチェルタンテ 8.レクイエム・カンティクルス 9.春の祭典 10.兵士の物語 どの時期にも、いい曲はいっぱいあるよね。 本当にすごい作曲家だと思う。
エルミタージュの自作自演集買ったよ。 音質きわめて良好。
368 :
名無しの笛の踊り :02/02/13 18:00
火の鳥がありません
369 :
名無しの笛の踊り :02/02/13 18:06
>>367 あれはいいね。他では聴けない雰囲気を持ったライヴだし。
>>366 さん なかなかマニアックなベストテンですな。
370 :
名無しの笛の踊り :02/02/13 18:23
>>365 50年代の「シェークスピア〜」を13年の作品と同じような書き方をしたのはスマソ。
もちろん「ディーンド〜ン」は詩の背景として抽象的な音楽表現の中で、
あくまでも擬音として書かれているのは認めます。
「日本の叙情詩」と「バリモント〜」は表現主義的な書き方を試みたものとして
認めることが出来るし、同じ頃やはり「ピエロ」に刺激をうけたラヴェルが、
「マラルメの3つの詩」で同じ試みをしています。
ディ〜ンド〜ンは、たとえば「七重奏曲」の第2楽章の中で聴くことができます。重要な音型です。
371 :
369(3の倍数揃い) :02/02/13 18:32
>>366 「ディラン・トーマスへの追悼」が入っているのがシブイね。
弦四とトロンボーン合奏がテノールの伴奏なんて画期的な作品
漏れならそのベストテンに「ダンス・コンセルタント」をぜひ入れたい。
それからなんだろうね、「プルチネルラ」か?
2.の「変奏曲」はいらんので、「ミサ曲」を入れたい。
366は「レクイエム・カンティクルス」を入れてるので、ジャンルのバランスを
考えてなんだろうけど。
372 :
名無しの笛の踊り :02/02/13 19:49
俺はどこかに「狐」を必ず入れるなぁ。 特に真ん中辺のエキゾチックな響きがたまらないので。
373 :
名無しの笛の踊り :02/02/13 19:51
じ・実はパストラーレがとても好きなのですが・・・
>>371 変奏曲は名曲だよ。もしかしてナッセン盤しか聴いてない?
クラフト盤を聴けば、たぶん見方が変わると思う。
371以降で挙がっている曲は私もだいたい好きで、
やはり彼を語るには、10曲では少なすぎる。
375 :
名無しの笛の踊り :02/02/13 22:37
漏れは ハルサイ 火の鳥 ミニアチュア 詩篇交響曲 ミューズ さえあればいいが、なにか?
376 :
名無しの笛の踊り :02/02/14 08:25
>374 クラフト指揮の『変奏曲』って、ソニーから 出てるやつ?
>>374 クラフトの「変奏曲」ってディジタル録音の新しいシリーズのこと?
378 :
名無しの笛の踊り :02/02/14 12:02
>366 見方によっては、初期から新古典主義、晩年まで バランスよく取り上げているともいえよう。 デュオ・コンチェルタンテというのは渋い選曲 だね。最後のディチュランボスは、まさに ほろ酔い気分で大好きです。 一般向けには、ヴァイオリン協奏曲という手も あるかも。
379 :
名無しの笛の踊り :02/02/14 12:18
>>375 このスレでは「ハルサイ」と書いた時点でシカト決定と思われ
何故かは知らん
漏れが聴いた「変奏曲」は自作指揮かクラフトだかが振ったCBSの全集のヤツ。 (だったと思う) 春祭はベストに入れるか、完全に落としちゃうかだろうね。 ペトルーシュカは入れるべき(火の鳥はいらんが)。
381 :
名無しの笛の踊り :02/02/14 12:45
>374 変奏曲は、ナッセンのレコード、ダメなの? クラフトのソニー盤より鮮烈で好きだけどね。
意外と好評なので、続きも作ってみました: 11. オード 12. ムーヴメンツ 13. 狐 14. サーカス・ポルカ 15. プルチネルラ 16. トレニ 17. ラグタイム 18. 星の王 19. カプリッチョ 20. パストラーレ これで打ち止め。好きな曲はまだまだあるけど。
383 :
名無しの笛の踊り :02/02/14 17:38
そういえば加羅屋ンの「サーカス・ポルカ」 ずっと遅れてCDになったけれど、結局まだ聴いたことない。 既に持ってる曲と、今さらカプリングされても買えないよ。 なんか加羅屋ンのレパートリーってヘンに偏ってるいて、 有名な曲からの引用があるこのポルカや「カルタ遊び」なんかはしっかり 録音を遺しているけど、それが彼の美学なの?
殻YANといえば作曲者ハルサイ聴き比べ企画の刻に 「曲を嘗めてるのかゴルァ(゚Д゚)!!」といわれていたなぁ。
385 :
名無しの笛の踊り :02/02/18 15:02
カラヤンの『サーカス・ポルカ』 最初は『ハ調の交響曲』『バーゼル協奏曲』 との組み合わせで出てた。 マイナー曲揃いだけど、『祭典』よりは カラヤン向け(?)のナンバーだと思う。 『バーゼル…』、話題にならないけど、なかなか 気の利いた曲じゃないかな。
386 :
名無しの笛の踊り :02/02/18 20:36
「バーゼル・コンチェルト」って「弦楽のための協奏曲 ニ調」のことだよね。 漏れも好きです。作曲者自演のCBS盤が、何かスタヂオの緊張感伝わる録音で 漏れの最もよく聴く演奏。 両端楽章のスリル感のある音楽に対して、中間の第2楽章がマターリワルツなのがよいね(^^) 「ダンバートン・オークス・コンチェルト」もあまり話題に上ってなかったね。 バッハのブランデンブルク協を意識してるのがモロバレやんなのが、 いかにもストラヴィンスキーがバッハ崇拝の極致で作ったんだよ、と 厨房まる出しで放言しているようで微笑ましい。
387 :
名無しの笛の踊り :02/02/19 01:21
晩年の歌曲が良かったりするが、ガイシュツか?
388 :
名無しの笛の踊り :02/02/19 05:05
『ふくろうと子猫』は、矢野顕子のしか思い出せない。彼女の 『月に憑かれたピエロ』とか、誰か企画すればいいのに。
389 :
名無しの笛の踊り :02/02/19 09:02
>387 晩年の歌曲というと、『シェイクスピア』、 『ディラン・トマス』、ヴォルフのアレンジなどが 話題にのぼってるね。 あとは、『JFKのためのエレジー』くらいか。
390 :
名無しの笛の踊り :02/02/19 09:17
ぷしーきゃっと
>390 ごめんね、子猫ちゃん。 実は私も矢野顕子しか聴いたことがない。 イタズラっぽい感じで、結構気に入ってるんだけど。
392 :
名無しの笛の踊り :02/02/19 16:08
かかし王子
393 :
名無しの笛の踊り :02/02/19 16:39
私の言ったのは意味上のことでタイトルの音の響きでは 「ハルノサイテン」が歯切れ良くてベスト。作品の内容に合致。 「春の祭儀」「春の祀り」「春の儀式」は雅楽みたいでヘタレ。
394 :
名無しの笛の踊り :02/02/19 19:56
>>392 の煽りを叩こうかとオモタが、
「案山子王子」の書かれた1914-17年の間に書かれたストラヴィンスキーの
作品を確認してみた。(たいして意味ないけどスマソ)
ステージ作品では、ご存じ通り、「春祭」の後で、オペラの「鶯」、
「ルナール(狐)」が書かれている。
また合唱曲の「4つのロシアの農民の歌(絵皿)」も第一版はこの頃。それから
「プリバウトキ」「猫の子守唄」。
しかし純粋なオーケストラ作品はこの頃にはなく、室内楽曲に関しては、
まだ本格的な作品が全く作られていない。
(1920年に「うぐいすの歌」が完成された。上の「鶯」の素材によっている)
395 :
名無しの笛の踊り :02/02/19 20:03
細かいことでスマンが。 日本ではrossignol (nightingale/Nachtigall) を「鶯」と訳すことが 一般的だがこれ「ウグイス」とは全然別物。聴いたことのある人には 一目瞭然。「夜鳴き鶯」または「小夜鳴き鳥」として欲しい。
396 :
名無しの笛の踊り :02/02/19 20:13
ちゃんと「夜鳴き鶯の歌」になっていた本を昔読んだよ。 僕の場合この曲はチェレスタのところがいかに怪しいかと、漁師の歌のトランペットにつきます。
>>395 いやご指摘痛ひ。
じつは自分でいつもは「夜鳴き鶯」と敢えて言い続けている方なのだが、
ここでは2ch的にと「鶯(うぐひす)」と簡単に書いた。すんまそ。
>>397 いや,わかってくださっているのならいいんです。
ともかく夜鳴き鶯の歌声は実に素晴らしいもので日本の鳥にはまねが
できません。初春の夕刻から歌い始めるがヴァラエティに富んでいる。
ストラヴィンスキーもあの歌に魅せられていたと思われ。他には
どんな曲があったかな? リヒャルト・シュトラウスに確か
“Nachtigall”というコロラトゥーラを駆使する歌曲があったような。
いまネットで検索してみたんだけど作品表に見当たらず。勘違い?
399 :
名無しの笛の踊り :02/02/20 18:32
『ナイチンゲール』は結構作曲に時間がかかっていて、 着手したのは3大バレエより前らしいね。 最初の部分など、印象派的な色彩が強いよね。 マイナーな作品で盛り上がってるこのスレだけど オペラの話題は低調だね。 『マヴラ』とか聴いたひといないのかな?
400 :
名無しの笛の踊り :02/02/20 18:35
よんしゃくばんげっちゅ〜
401 :
名無しの笛の踊り :02/02/20 19:52
>399 買ったので今週末聞きます>マヴラ 一緒にナイチンゲールの全曲も買ってしまった(ブーレーズ)ので そっちが先になっちゃうかもしれないけど。
402 :
名無しの笛の踊り :02/02/20 20:11
エディプス王や、道楽者の成りゆき、はどうでせう?
403 :
名無しの笛の踊り :02/02/21 23:55
オルフェウスの“Shadow Dances”聴いてますage 至福。
404 :
名無しの笛の踊り :02/02/22 10:43
『パラーシャの歌』萌え〜
405 :
名無しの笛の踊り :02/02/22 18:24
>403 上の方で書いたshadow dances発掘し損ねたものです。 今月頭に発掘成功しました。いいですよね。これ。 組曲萌え。
“Shadow Dances”ホントにイイ。オルフェウス室内管これまであんまり 感心したことなかったがこれはサイコー! リズムの切れ味・粋な雰囲気! 音楽のわかる人にプレゼントしてあげると喜ばれるかも。ジャケもいいしね。 曲目書いておこう。「タンゴ」「組曲第1番」「組曲第2番」「ニ調の協奏曲」 「コンチェルティーノ」「八重奏曲」「弦四のための3つの小品」「前奏曲」 「ラグタイム」「二重奏曲」「新しい劇場のためのファンファーレ」 「ロシア風のスケルツォ」 さて,また聴こう・・・
407 :
名無しの笛 :02/02/22 22:02
自分が大学桶に入ったときにやった曲(自分は乗らず)の 『小管弦楽の為の組曲』第一番、第二番は面白かった(曲名ちょっと違うかも)。 ただ、誰かのごり押しの選曲だったらしく、乗った先輩連中の大多数は「二度と あんな曲やるか!」みたいな感じだったな。
408 :
名無しの笛の踊り :02/02/22 22:04
ピアノ曲「五本の指で」が好きなんですけど ナクソス以外に誰か弾いていませんかね? 誰かお勧めキボンヌ
「組曲」8つの楽章のどれもいいし笑えるんだけど最後の「ギャロップ」 ホントにサイコー! 「タンゴ」「ラグタイム」「スケルツォ」もサイコー!
>408 昔ロシア人のにーちゃんがストラヴィンスキーピアノ作品集といった 変なジャケットに入ったCDをだしていて、それに入っていたよ。 買ったのは1990年頃だからたぶん廃盤だなぁ。 レーベル・演奏者などは今手元にない(実家にあるので・・)わかったら書きます。 >409 1番第1楽章「アンダンテ」はまじめに好きなんですけど。 とくにフルートが低音で出てくるところの切ない美しさ!
>>410 あの楽章だけ妙にお澄ましだね。
話は飛ぶが「レクイエム・カンティクルズ」の「インタールード」
のフルートの音楽もサイコー!
412 :
名無しの笛の踊り :02/02/23 20:25
>411 ストラヴィンスキーは美しいフルートを何度も書いているね。 特に低い音のソロがすばらしいっす。
>410=405 ありがとうございます こちらでも「ピアノ作品集」と「ロシアにーちゃん」を手がかりに探して見ます
414 :
名無しの笛の踊り :02/02/24 01:11
ナイチンゲール(交響詩の方)は、同じ題材で、ラヴェルが書いた方が 良かったと思う私は逝ってよしですか?
415 :
名無しの笛の踊り :02/02/24 17:02
>>408 『五本の指で』は、晩年に『15楽器のための8つのミニアチュール』
というタイトルで編曲されています。
レコードも、メータ・ロス、ブーレーズ・EIC、オルフェウス
室内管のがありましたよ。
≫415 なるほど、どんな音になるのかチョト聴いてみたいかも そういや今日器楽器コーナーいったら「火の鳥」のピアノ版が出ておりました つい最近出たようでした
417 :
名無しの笛の踊り :02/02/25 18:35
『ミニアチュール』は、ある意味では『組曲第1、 第2』の姉妹作みたいなもの。(アレンジの年代は だいぶずれてるけど) 『組曲』が好きな人には楽しめると思います。 ところで、『組曲』もオリジナルはピアノ連弾曲 だそうですが、レコードはありますか?
418 :
名無し募集中。。。 :02/02/25 18:37
「五本の指」くらい自分で弾こう!楽しいぞ。
419 :
名無しの笛の踊り :02/02/25 19:08
5本の指は弾いたことあるが、 連弾の易しい小品は、相手がおらんのでまだやったことないよ。
420 :
名無しの笛の踊り :02/02/25 21:04
ミニチュアールはアレンジの時に結構元の曲をいじっているよね。 調を変えたり、対旋律を入れたり。 そこの凝り方がまたストラヴィンスキーらしくて見事だよね。
421 :
名無しの笛の踊り :02/02/25 22:16
≫418 おれ鍵盤ハーモニカで弾いた事がある 大きく4年2組って書いてあるやつで(藁
422 :
名無しの笛の踊り :02/02/25 22:29
>>414 ラヴェルの書いた機械の鳥は聴きてえな。
423 :
名無しの笛の踊り :02/02/26 20:00
Scherzo à la Russe age
424 :
名無しの笛の踊り :02/02/27 21:11
>>410 ,
>>411 アンダンテの原曲の易しい連弾の小品は、難しい方のパートは10度の音程で書かれていて、
手が大きい人でないと弾くのがケッコー大変だ。またーりテンポだけどね。
プーランクの3つの常動曲の第1曲の左手は、まさにこの曲の書法のパクリだと思う。
「レクイエム・カンティクルズ」〈インタールード〉のフルートの旋律と 「管楽器の交響曲」で2番目に出てくる旋律が似ている。(楽器は違うが。) ストラヴィンスキーが無意識にやっているはずはないから自己引用か?
親がクラシコン?74、75って持っててそれきいてみたよ。
5本の指いりロシアにーちゃん(じゃなかった・・)のCD実家で発掘成功しました。 アナートリィ・シェルジャーコフとナターリア・シェルジャーコフ(ピアノ) ストラヴィンスキー:ピアノ名曲集 というCDでした。発売元はテイチクでTECC-30069です。 曲は ペトルーシュカからの3楽章 5本の指で ピアノ・ソナタ ピアノ・ラグ・ミュージック 3つのやさしい小品 5つのやさしい小品 イ調のセレナード となっております。 ・・・発売は91.4.21ですね・・廃盤に100ペトルーシュカ。
428 :
名無し募集中。。。 :02/02/28 13:44
>>427 これ昔きいたことある。いい演奏だった。
>427 有り難うございます! よし、中古屋を中心に探すぞゴラァ!
431 :
名無しの笛の踊り :02/03/02 19:41
もれも
>>427 のCDしらんかったよ。
中古屋注意して探してみるか・・・。
漏れは少し冷ための演奏が好きなので、
リンガイセン(ADES)かベロフ(EMI)を聴いてるよ。
>431 ちとほんわか目、やや堅めの演奏です。
433 :
名無しの笛の踊り :02/03/03 05:10
>>416 火の鳥ピアノ版CDの詳しい情報求む。
今、春の祭典ピアノ版でStravinskyにはまりかけてるんで、
火の鳥もピアノ版から入ろうかなーと。
他のオケ曲のピアノ版の情報もきぼーんです。
434 :
名無しの笛の踊り :02/03/03 05:18
>>433 ペトルーシュカはピアノ協奏曲みたいなものだから、
別にピアノ版でなくてもいいのでは?
そういう観点からのオススメ盤キボンヌ
435 :
名無しの笛の踊り :02/03/03 11:58
ハルサイの最速盤て誰のでしょう? ストレス解消も兼ねて聴きたいんだけど。。。 教えて!
436 :
名無しの笛の踊り :02/03/03 11:59
当方が持っているのではサロネンなんですけど。 それより速くて鳴ってて爽快なのがあれば。 お願いしますー。
「ハルサイ」は禁句です。出てってください。
バルシャイのハルサイ(ウソ)
「ハルサイ」大いに結構!!
440 :
名無しの笛の踊り :02/03/03 12:41
>>437 禁句なんですか??なんで?
全部は読んでないんですけど、ストラヴィンスキーの代表作ですよね?
個人的にはやっぱり一番好きなんですが。
このスレ立てた正真正銘の「1」です。 ストラヴィンスキーを語る上で 3つの「バレエ」は外せないので、大いに語ってください。 (ブルックナー、ベートーベン、ブラームス、マーラーなど語る上で 交響曲を無視できないのと同じです)
スレのはじめから読めばわかるように、ここは、人気のある作品にはできるだけ 言及せずに、小ネタのみでなんとか存続してきたというクラ板史上希有なスレです。 いまさら趣旨の変更は邪道です。今後とも代表作無視の方向でお願いします。
ここでは代表作を語れないので、作曲家に関する本質的な議論は不可能です。 このスレのモチベーションは唯一、荒らしを避けることです。 話題の意味性や有意義な情報交換、内容の充実感などが欲しいひとは他の掲示板へ逝ってください。
444 :
名無しの笛の踊り :02/03/03 13:10
禁句なのは、春の祭典を「ハルサイ」と表記することだと思われ。
>>442 バルトークスレの常駐が煽りに来たようだ。ヒマだねえ。
バルトークも好きな俺は情けない。
>スレのはじめから読めばわかるように
もう
>>3 でハルサイの話題が出てるけど。。。
446 :
名無しの笛の踊り :02/03/03 13:19
でも3大バレエ以外でこれだけ語れるところってなかったから 非常に醍醐味あふれるスレになっているとも思うよ・・・。 組曲で語れるところなんてなんてすてきなのだろう。 >435 ストレス解消なら自作自演・コロンビアかドラティ(新旧両方)がいいのでは。
447 :
名無しの笛の踊り :02/03/03 13:25
ドラティ、サロネンでもやもやを吹き飛ばしていました。
当方もそろそろ「春の祭典」(これでいいんですな
>>444 ワラ)以外のものを
聴いてみようかと思います。初心者が流れに乗れないレスして嫌われてしまいそうだが、
よろしくたのんます。
448 :
名無しの笛の踊り :02/03/03 13:31
3大バレエだけが代表作ではないのだし、それだけでは ストラヴィンスキーのほんの一部でしかないのだから、 このスレの展開は結構気に入ってるのですがね。 それに、「小ネタ」の話でも、3大バレエにつながる 面はたくさんあるしね。 『ケコーン』『兵士』『詩篇交響曲』それに『アゴン』 をはじめとする晩年の作品などは、「小ネタ」とは とてもいえない。
これまでの経緯を読めばわかるように、ここは、人気のある作品にはできるだけ 言及せずに、小ネタのみでなんとか存続してきたというクラ板史上希有なスレです。 いまさら趣旨の変更は邪道です。今後とも代表作無視の方向でお願いします。
ここでは代表作を語れないので、作曲家に関する本質的な議論は不可能です。 このスレのモチベーションは唯一、荒らしを避けることです。 話題の意味性や有意義な情報交換、内容の充実感などが欲しいひとは他の掲示板へ逝ってください。
451 :
名無しの笛の踊り :02/03/03 13:38
あからさまな煽りに乗りなさんな(w 「ハルサイ」を「語る」人は語るがよし。 「洪水」の話題が出てきただけでもこのスレマンセー
454 :
名無しの笛の踊り :02/03/03 14:18
↑ バカハケ〜ン
455 :
名無しの笛の踊り :02/03/03 14:20
それなら、3つのバレエ単独スレたてよう!
456 :
名無しの笛の踊り :02/03/03 15:16
>455 それがいいかもね。
457 :
名無しの笛の踊り :02/03/03 15:29
>小ネタのみでなんとか存続 もしや、ここの住人ってアメリカの作曲家スレ のドキュソ連中と同じ奴らか?ワラ
458 :
名無しの笛の踊り :02/03/03 17:07
>>453 >>457 ストラヴィンスキーの小品には興味深いものが多いが、
こういう小粒な煽りはどうしようもない。やるなら、
それこそハルサイ級のをやってみろ(藁
459 :
名無しの笛の踊り :02/03/03 17:52
>>457 小ネタも書けないカワイソーなお前こそドキュソ。
やっぱ同じ奴らだったか(ゲラゲラ
461 :
名無しの笛の踊り :02/03/03 21:30
三大バレエ以外の「代表作」マンセー 三大バレエもマンセー どっちも聴いてない煽り萎え〜
462 :
俺はアメリカスレには書いてない :02/03/03 21:56
たぶん 「どっちも聴いてない」じゃなくて「どっちも理解できない。(理解できる頭がない)」 んだろね。ストラヴィンスキー聴くには知性と野生の両方が必要だからねぇ。
463 :
名無しの笛の踊り :02/03/03 22:35
よーするに荒らしの>460は、はよ氏ねってこと。
464 :
名無しの笛の踊り :02/03/03 22:50
三大バレエは別スレ立てたら?
465 :
俺はアメリカスレには書いてない :02/03/04 19:37
466 :
名無しの笛の踊り :02/03/05 13:13
『春の祭典』と、近接した時期に書かれた 『弦楽四重奏のための3つの小品』や 『日本の3つの詩』とかを比べてみるのも 面白い。
ヲタ同志で当たり障りのない糞ネタで馴れ合ってるだけの無意味な糞スレ という話題のスレはここですか?
468 :
名無しの笛の踊り :02/03/05 17:00
469 :
名無しの笛の踊り :02/03/05 19:14
470 :
名無しの笛の踊り :02/03/05 20:26
弦楽四重奏のための3つの小品と管弦楽のための4つのエチュードのオーケストレーションの 違いを聴き比べるのも面白いね。切れそうな刃のような前者と落ち着いていてわかりやすい後者。
471 :
名無しの笛の踊り :02/03/05 21:47
>>470 もひとつこれに「ピアノラのための練習曲」が入りますね。
472 :
名無しの笛の踊り :02/03/06 19:39
みんな弦楽四重奏のための3つの小品は誰のが好きかな? おれブーレーズが振ったやつに入っているやつ。 >471 ピアノラのための練習曲が入ったCDってありますか? 単独で聴いたことないので・・・。
473 :
名無しの笛の踊り :02/03/06 20:34
>>472 パレナンSQだったか、フランスのSQの古い録音を聴いたよ。
474 :
名無しの笛の踊り :02/03/06 20:39
弦四のための3つの小品 第1曲 ヴィオラのドローンの連続に乗って、ファーストのロシア風メロディー、 セカンドの合いの手、チェロの鈍い太鼓のようなピツィカート。 すごすぎる。
475 :
名無しの笛の踊り :02/03/06 20:56
476 :
名無しの笛の踊り :02/03/06 22:09
>475 え、あれがわからないの(藁
477 :
名無しの笛の踊り :02/03/06 22:12
478 :
名無しの笛の踊り :02/03/06 22:15
誰でも出来る。ちぇろ弾きなら。
479 :
名無しの笛の踊り :02/03/06 22:20
演奏できるという意味ではすごいと言われてないだろ(藁 「5つの指で」の前半なら全くピアノをやったことがない俺でも弾ける。 そこから出てくる音が問題だと思うのだが。
>>472 ブーレーズの3枚組CD(エラート)の中に入ってます。
481 :
名無しの笛の踊り :02/03/06 23:21
>480 どうもありがとうございます。 エラートのはデュトワの「兵士の物語」と一緒に「プルチネルラ」が入っている2枚組と 「ナイチンゲール」全曲のは持っているのですが、べつのCDですね。 まだあるかな?
482 :
名無しの笛の踊り :02/03/07 09:35
>>473 パレナンというと、ブーレーズが指揮した『狐』
の入ったLPの余白に入ってるやつね。
チェロの鈍い太鼓みたいな感じはよく出てるね。
珍しいのは、アルバン・ベルク四重奏団。
まるで巨大な機械が動いてるみたいで、異色な
演奏。
このスレのみなさんにはわかっていただけると思いました。 この作品の西洋音楽から離れたようなサウンドや、訴えて来るものもそうですが、 弦四というハイドンからの西洋古典音楽の伝統とアンサンブルの基本的形態を使いながら、 平気で伝統をかなぐり捨て、敢えてタブーを犯すような書き方をしているところが凄いと思います。
484 :
名無しの笛の踊り :02/03/07 17:58
>>482 ABQの「まるで巨大な機械が動いているみたいで」という演奏を
想像すると笑えると共に不気味な感じだね。
485 :
名無しの笛の踊り :02/03/08 00:32
>483 タブーを犯す>終わったんだか終わってないんだかわかりにくい第3曲で終わっちゃうところとか面白いですね。 4つのエチュードでとってつけたようにフィナーレがついているのが、3つの小品のすごさを逆に表しているようにも思いまする。
第3曲の不気味で冷たいコラール このスタイルが、「木管のためのサンフォニー(シンフォニーズ)」の後半や、 「兵士」のバッハ風な大コラールにもつながると思うが、 これらをたとえばオルガンで弾いたりした輩っていないのかしらん。どんな響きになるのだろう。 ハーモニウム(足踏みオルガン)でやっても面白いかもしれん。 昔は小学校の教室には必ず足踏みオルガンがあったが。
487 :
名無しの笛の踊り :02/03/08 21:09
管楽器のための交響曲の後半のコラールは元々ピアノ曲だよね。 あの響きはピアノの方がしみじみといいと思うなぁ。
488 :
名無しの笛の踊り :02/03/09 18:34
誰かに「タンゴ」「ラグタイム」「ロシア風のスケルツォ」を 語って/解説してほしい。他力本願でスマンが。 作品成立の由来などもお願いしたい。
490 :
名無しの笛の踊り :02/03/12 00:09
うん。ブックレットよりもちょっと詳しいのをきぼんぬ。 「ロシア風のスケルツォ」好きなので。本持ってないし。
491 :
名無しの笛の踊り :02/03/12 08:01
確かにCDのブックレットよりここに書き込んでいる連中の方が詳しいかもなぁ(w
492 :
名無しの笛の踊り :02/03/14 06:47
あげ
ほんとかよ藁
>>488 スマソ、仕事で家に帰れんので、まだ自分の虎の巻読んでないので書けん。
厨房で連日のように聴きまくってた頃は、少しくらいは空(そら)でも書けたが、
ジジイの今となっては、忘却の彼方に・・・
495 :
488=490 :02/03/14 20:06
>>494 他力本願でスミマセン。ホントストラヴィンスキーに関する本持ってないな・・・
少しはこれから集めてみよう・・・いま確か伝記(英語)が刊行中でしたね。
496 :
名無しの笛の踊り :02/03/14 21:11
あげ
498 :
名無しの笛の踊り :02/03/15 12:19
>495 日本語版もあるよ。大学の時に図書館で読んだよ。
>>498 伝記は複数あるんだろうけど私が言及したのはスティーヴン・ウォルシュという
人による最新のもの。現在第1巻(1882-1934年)が刊行済み。第2巻で完結らしい。
Stephen Walsh, “Igor Stravinsky - a Biography”(Vintage, 2000)
700ページ以上ある。近々ペーパーバック版も出るらしい。
500 :
名無しの笛の踊り :02/03/15 13:11
>>500 どうでしょうね。出すにしても音楽○友社とか◎土社は勘弁!
みすず書房あたりに訳者の人選をしっかりやってもらってきぼ〜ん。
などと言いつつ、実はまだクラフトの書いた上下2冊もまだ読んでない・・・トホホ
>495さん、情報ありがとうございます。 僕がいっていたのはクラフトのやつですわ。 曲の解説ではリアル厨房の時に図書館で読んだ音楽之友社の 名曲解説集のような本(ストラヴィンスキーに限らず、ほとんどの人が載っている) が良かった記憶が・・・。かなりの巻数が出ていました。 版違いについてもかなり丁寧に書いてありましたし。
504 :
名無しの笛の踊り :02/03/16 19:10
遅まきながら気づいたが「組曲第2番」はサーカス音楽のパスティーシュなんだね。 で「組曲第1番」は(「アンダンテ」を除いて)民俗音楽のパスティーシュ。
505 :
名無しの笛の踊り :02/03/16 22:39
>504 おぉ、すっきりしますね。 元々の連弾のための小品集の組み合わせでは若干崩れるけどね。 「アンダンテ」は序曲みたいな位置づけなんだろうか?
506 :
名無しの笛の踊り :02/03/17 19:39
age
507 :
名無しの笛の踊り :02/03/18 17:30
ディアギレフがサーカス団長の正装でムチを振るっている姿が目に浮かぶ「ポルカ」age
508 :
名無しの笛の踊り :02/03/18 23:29
>507 「若い象のための」という副題が逝かしているage
2チャンネラーのヴァカ共へ
思い上りもほどほどにしなさい。私のような頭の切れる文化人の
復活も失脚もあーたのような低能な2チャンネラーに出来ると思ってるの?
ちゃんちゃらおかしな事です。もっと勉強しなさい、このヴァカ共。
ま、もともと感受性が欠落しているから、何やっても大成しないでしょうけどね。
そして、私のしていることを、「荒らし」とは何事。2チャンのヴァカ共に
私の高邁な思想をお話するきっかけをつくって差し上げているのです。
有難く私の音楽を下記ホームページで拝聴なさい。
岡田克彦の音楽ホームページ「K.OKADAワールド」
(URL;
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/5933/ )
「ロシア風のスケルツォ」ですが,オルフェウス盤のポール・グリフィスの 解説によると,実現しなかった映画の企画のために1944年に作曲された と書いてありますね。アメリカとロシアの要素が混合していると。 とても吹奏楽的な曲なんだけれどこういう水槽ならいいかな(w サックスの音色が効果的ですね。
511 :
名無しの笛の踊り :02/03/19 13:39
>>508 違うのねん。ディアギレフをパロディーにして作曲者が喜んでいた「ポルカ」は
「サーカス・ポルカ」じゃなくて、「組曲第2番」の「ポルカ」(3つの易しい小品)
の「ポルカ」でした。
ストラヴィンスキーがディアギレフに捧げるときに、漏れが書いたようなこっけいな説明を添えて
二人で大笑いをしたらしい。
512 :
名無しの笛の踊り :02/03/19 13:44
「組曲第2」は、「ポルカ」だけじゃなくて どれも笑える曲ばかり。メロディはどことなく 調子っ外れだしね。最後の「ギャロップ」なんか 運動会のかけっこのBGMみたいだよね。
オルフェウス管の“Shadow Dances”の構成は おふざけ(タンゴ・組曲)→まじめ(ニ調の協奏曲・コンチェルティーノ・ 八重奏曲・弦四3つの小品)→おふざけ(前奏曲・ラグタイム・スケルツォ) になっているんだけど,最後から二番目に置かれた「2本のトランペットの ためのファンファーレ」(64年)は晩年のストラヴィンスキーらしい峻厳な 曲。わずか36秒だが身の引き締まる思いがする。
514 :
名無しの笛の踊り :02/03/20 00:38
2本のトランペットのためのファンファーレはとてもいかしていると思いますわ。 あとシャイーの奴しか知らないのが悲しいけれど。
515 :
名無しの笛の踊り :02/03/20 09:57
>>513 「まじめな曲」でも、どこか笑える。
八重奏曲のフィナーレなど、くすくす笑いが
きこえてきそう。
516 :
名無しの笛の踊り :02/03/20 10:06
ストラヴィンスキーの作ったファンファーレ(独立した作品)は、 その「2本のTp.のための」の他は、 「ピエール・モントゥの80歳の誕生日のため」と 「ジャズ・バンドのための」の計3曲なのかな。 今漏れが思い付くのはそれだけなんだが。
517 :
名無しの笛の踊り :02/03/20 16:58
ペトルーシュカが大好きです。 あんな曲が作れるのは偉大だと思います。 春の祭典と火の鳥は長すぎて覚えられない・・・。
518 :
名無しの笛の踊り :02/03/20 17:55
519 :
名無しの笛の踊り :02/03/20 18:41
エボニー・コンチェルト 話題にならんね。 ちょっとジャズになりきらない半端なところが不評を買ってるのかな?
520 :
名無しの笛の踊り :02/03/21 12:29
>519 ベニーグッドマン演奏の奴とか、ヴァント指揮の奴とかがお気に入り。 あの曲はクラリネットがしっかり聞こえてないとなんか締まりが悪いと思う。
521 :
名無しの笛の踊り :02/03/21 12:33
>>519 ウディ・ハーマン録音はないんでしょうか?
522 :
519 :02/03/22 08:45 ID:idMq7LbM
>>520 ヴァントがエボニー録れてるなんて初めて知った。逝きます・・・
>あの曲はクラリネットがしっかり聞こえてないと・・・
そうですね、一応クラがメイン(プリンシパル?)の曲なので、ソロじゃないところも
なに気にちゃんと聞こえる録音の方が面白いと思います。
ヴァントのはいい録音ですか?
>>521 献呈され、初演したWoody Herman の録音は、メジャーなのはエヴェレストへ録れた
ステレオ録音。演奏もコレで十分だと思う。ただ初演者にしてはノリノリとまでは
いかない演奏なのが惜しいかな。
併収はグーセンスの録れた「三楽章の交響曲」
あとはストラヴィンスキーの指揮で入れた古いモノラルもあるにはある。
CDはlysで出ていたが今は手に入らないかも。
523 :
519(追加) :02/03/22 08:47 ID:idMq7LbM
ハーマンのはモノラルの方が演奏はノリノリです。
524 :
名無しの笛の踊り :02/03/22 16:31 ID:a1uxcvoM
ヴァントっていうと、『エボニー』以外にも 『ダンバートン』や『プルチネラ』なんかも 録音してたと思う。この世代の指揮者として はあたりまえかもしれないけど。 (2昔前のベームなんかは録音させてもらえ なかったとか。)
525 :
名無しの笛の踊り :02/03/22 18:31 ID:EDkhoePe
ヴァントはなくなる少し前に出たチャイ5・6、ウェーベルンなんかと一緒に入った 2枚組のCDです(BMG:出先なので番号は勘弁)。出たばかりなのでまだ買えると思います。 ストラヴィンスキーではエボニーじゃなくてダンバートンオークスですね。入っているの。 後プルチネルラ組曲です。録音・演奏ともすっきりさっぱりとなかなか優秀かと。
526 :
名無しの笛の踊り :02/03/23 00:03 ID:q5yA4oFy
サロネンが一連の録音してますよね。どんな感じでしょう? 特に悪くなければアポロとか聴いた事無い曲がいっぱいあるので この人で補完していこうと思ってるんですが。
527 :
名無しの笛の踊り :02/03/23 00:07 ID:qJyh9jti
>>523 複数の録音があるんですか。モノのほうを探してみます
528 :
名無しの笛の踊り :02/03/23 11:03 ID:Vt6EpOb2
>526 超快速の春の祭典から想像できるようなすっきりキリリ系の演奏ですね。 逆に何となくマターリしたアシュケナージもがんばってマイナー曲いれていますので、 併せて聞くとより面白いと思います。オルフェウスなど結構雰囲気違いますので。
529 :
526 :02/03/23 23:39 ID:2fPgkngo
>>528 どうもです。
とりあえず近所ではサロネン以外の選択肢が無い感じなので
(バレエ曲はどこも多種そろえてるのに)、情報ありがたいです。
聴いてみることにします。
530 :
名無しの笛の踊り :02/03/23 23:46 ID:gpZHnCYU
超快速ハルサイといえば小澤/CSO、モントゥー/BSO、マルケヴィッチ/POあたりも お薦めです。ただし惜しむらくはいずれも録音がやや古い(モントゥーのはモノ)ですが。
531 :
名無しの笛の踊り :02/03/24 02:58 ID:nSzoupbE
げるぎエフの春の祭典、野性味があるという評判で聴いて見たけど こぎれいな印象 メータ・ロスフィルの方がはるかにワイルドで面白かった
532 :
名無しの笛の踊り :02/03/24 11:29 ID:iHDqyt5k
アポロのおすすめCD,ありますか?
533 :
名無しの笛の踊り :02/03/24 21:17 ID:lo8X6tuI
>532 なんかマターリしたシャイーが好きです。
>>533 シャイーのアポロって聴いたことないのですが、マターリといっても、
カラヤンのマターリとは違った感じと受け取って良いんですよね。
535 :
名無しの笛の踊り :02/03/25 19:31 ID:GlcHOPJs
>534 カラヤンのとは全然違いますよ。あっちは何となく整理してゴージャス、という感じですが、 シャイーの方が生き生きしております。
536 :
534 :02/03/26 09:49 ID:???
>>535 シャイーのストラヴィンスキーは、「ディヴェルティメント(妖精の口づけ)」
他と「きつね」他の2枚を持っていたけど、「アポロ」はまだ聴いたことなかったので。。。
カラヤンの「アポロ」って多分録音とライヴとでは演奏のタイプって言うか、
かなり聴かせ方が違っていたと思うんだが(基本的な解釈は変わらないけど)、
ライヴ(の録音)では、聴いててパートの合間に「はァ〜〜ッ」て、ため息つきたいくらい、
萎えそうになるのと紙一重なくらいのマターリ感のある演奏だった。
537 :
名無しの笛の踊り :02/03/26 09:57 ID:4MdlO8Ug
サロネンのシリーズ、最近どうなってるのかな? 「プルチネラ・狐・八重奏曲・ラグタイム」という 凄いラインナップのCDが印象に残ってる。 「アポロ・バーゼル協奏曲・カンタータ」というの もけっこうきてるよね。
一昨々日に「デュオ・コンチェルタント」を聴いたら(ギトリスじゃ)、 それ以来アタマから離れンようになって、今もぐるぐる曲が鳴り続けている。 協奏的二重奏曲を聴くと何時もそうなので、好きだけれどもなるべく聴かないようにしている(悲シ)。
539 :
526 :02/03/28 01:30 ID:p65vnU/U
そのアポロ買ってきました。何度か聴いたところです。
厚い弦が叙情を見せたり軽快に歌ったりと
どんどん切り替わっていってこだわりを見せないところが
ストラヴィンスキー的(゚∀゚)
ところでこんな事言ってると頃されそうですが
帯のストラヴィンスキーの写真を見て
サロネンてなかなかいい面構えだな、と思ってました。
>>537 サロネンのストラヴィンスキ―はライナーによると
火の鳥/カルタ遊び、春の祭典/三楽章の交響曲、
ピアノと管弦楽の為の作品集、プルチネルラ/ラグタイム他、
アポロ他、エディプス王、ペトルーシュカ/オルフェウス
ヴァイオリン協奏曲他
の8種類だそうです。どれも新しい改訂版を使ってるっぽいです。
540 :
538 :02/03/29 09:28 ID:???
ああっ! 今日はヴァイオリン協奏曲の「アリア」(2つとも)が頭の中をめぐる〜〜。
541 :
名無しの笛の踊り :02/03/29 17:49 ID:/c4nnGyg
>>540 真性基地外と認定しましょうか。
デュオ・コンチェルタント、頭の中でグルグル
というのはなんとなく分かる気がする。
特に、カンティレーナと第1エグローグ。
でも一番すきなのは最後のディチュランボス。
ストラヴィンスキーヲタじゃなくてもホロリと
させられる曲ではないだろうか。
レコードは、クレーメルしか聴いたことが無い
けど、凄い選曲とあいまって長年愛聴している。
542 :
名無しの笛の踊り :02/03/30 13:27 ID:ug5WZyg2
>541 レコード、というのが渋い・・・
543 :
出光逝ってよし :02/03/31 07:51 ID:XADw0M/I
始めまして♪ 20世紀の名曲を回顧する ♪なるスレを運営しています。
最初のほうは書き込みが活発だったのですが、需要が一巡したらしく、200レス以降停滞気味です。そこで、他スレのヲタの皆様方にも是非投票していただきたくお願いにまいりました。
http://music.2ch.net/test/read.cgi/classical/1016527248/l50 一応20世紀に作曲されたクラ音楽を対象にしていますが、19世紀枠、18,17,21いずれでもかまいません。(ただし作曲世紀枠は記入お願いします)
ルールは以下のとおり
・ 原則5曲あげるがそれ以上でも可
・ 番号つきのときは5点~1点とポイントに重みをつけるが、番号なしの羅列は全部3点
・ 作曲者の名前も記入する。
・ 偏食ヲタを叩かないこと
みなさま、お気軽に御投稿ください。マルチポスト失礼。
ちなみに、レス200までのベスト20(20世紀枠)は以下のとおりです。
順位 作曲家 作品名 投票数 ポイント数
1 ストラヴィン春の祭典 5 19
2 マーラー 交響曲第9番 5 16
3 シェーンベルモーゼとアロン 4 13.5
4 ベルク ヴォツェック 4 12
5 ショスタコー鼻 3 12
6 マーラー 交響曲第6番 3 11
7 ガーシュインポーギーとベス 2 8
8 クセナキス アナクトリア 2 8
9 バルトーク 弦チェレ 2 8
10 シベリウス 交響曲第4番 2 7.5
11 ショスタコー交響曲第13番 2 7
12 バルトーク SQ第1番 2 7
13 バルトーク SQ第3番 2 7
14 ラヴェル SQ 2 7
15 クセナキス シナファイ 2 6.5
16 ホルスト 惑星 2 6.5
17 シュトラウス薔薇の騎士 2 6
18 バルトーク SQ第4番 2 6
19 バルトーク ピアノ協第2番 2 6
20 ベリオ シンフォニア 2 6
>>541 真性基地外認定あんがと(w
近頃はヂュオもコンチェルトもギトリスでしか聴いてない。
以前は真正w ドゥーシュキンばっかり聴いていたのだが。
545 :
名無しの笛の踊り :02/04/04 18:31 ID:xVhHy0Ec
agetoku
え
547 :
名無しの笛の踊り :02/04/06 00:28 ID:OOu.qfb.
「妖精の接吻」って名作なんですか? チャイコフスキーの旋律を借用したのは 失敗だと思うんですが。 メロディーに負けているというか。
548 :
この曲はチェリビダッケ萌え :02/04/07 12:26 ID:qZPBp1VQ
>>547 あれはギャグも兼ねているからあれでいいんだよ。
サーカスポルカの最後と同じよ。
549 :
名無しの笛の踊り :02/04/07 12:54 ID:kq/d3bqE
アンセルメの「春の祭典」は 熱狂しないけど乾いているわけでもない、 夏の夜の怪談を聴いているような演奏ですね
オルフェウス妖しすぎ、でも大好き。
551 :
名無しの笛の踊り :02/04/07 13:41 ID:rEo0UdrA
ドゥシュキンというヴァイオリニストは、 ストラヴィンスキーの曲の演奏だけで有名な 珍しい人ですね。 ルイス・クラスナー(シェーンベルクやベルクの ヴァイオリン協奏曲の初演者)と似てますね。
>>551 まあ言えてるともいえるけど、ドゥーシュキンはドビュッシーやラヴェルの
オケ曲やピアノ曲をヴァイオリンとピアノに編曲したりもして出版もされているYO。
ただ録音はさすがにストラヴィンスキー(との共演)しか残ってないみたいだけど。
553 :
名無しの笛の踊り :02/04/10 09:47 ID:ed4.UyDE
>>547 『妖精の口づけ』は名作です。
(といっても「ディヴェルティメント」
しか聴いてないけどね)
チャイコフスキーとストラヴィンスキーは
「西欧に目を向けたロシア芸術」という
点で共通している。
チャイコフスキーのメロディの美しさと
ストラヴィンスキーの変形・解体操作の
面白さがともに味わえると思います。
554 :
名無しの笛の踊り :02/04/10 12:04 ID:20Jtw4yE
妖精のくちづけ全曲を通して聴くと長いよ・・・
555 :
名無しの笛の踊り :02/04/10 13:59 ID:ed4.UyDE
>554 ディヴェルティメントなら25分程度なので そちらから入るのがおすすめ。
556 :
名無しの笛の踊り :02/04/10 23:58 ID:0/7CKrEU
チャイコフスキーの干物、あるいはミイラ、という感じです >妖精のくちづけ全曲版
ミイラは酷い!(w あれは尊敬するロシアの大先達チャイコフスキィへのオマージュのつもりなのに・・・
558 :
名無しの笛の踊り :02/04/12 12:51 ID:mLbQElRw
トレニを聞きたいんだけどどこ探してもみつからない・・・ 持っている人がいたらどこで手に入れたか教えてくれませんか?
560 :
名無しの笛の踊り :02/04/12 12:56 ID:Togussug
>558 ソニーからストラヴィンスキー・エディション (自演の集大成)の一環として、2枚組の『宗教 音楽集』というのが出てますよ。 『星の王』からミサ、カンタータ、カンティクム・ サクルム、『説教、語り、祈り』まで。 ミサやカンタータなんかは、もっといい演奏が出てる けど、トレニについては、この曲になかなかマッチ してるかなとも思います。 『レクイエム・カンティクルズ』のすばらしいCDを 出してる捺染あたりがやってくれるといいのですが。
561 :
558 :02/04/12 12:57 ID:???
>>560 >ソニーからストラヴィンスキー・エディション
それって現在廃盤ということはないですか?
>『レクイエム・カンティクルズ』のすばらしいCDを
出してる捺染あたりがやってくれるといいのですが。
俺もあのCDで晩年のストラヴィンスキーにハマりました。
あのレベルを期待してほかの指揮者の演奏盤買ってみたんですけど、
月とスッポンでした。
563 :
名無しの笛の踊り :02/04/12 13:25 ID:Togussug
>>562 ありゃりゃ、廃盤ですか。「ストラヴィンスキー・
エディション」。
いまクラ業界は不況みたいだから、『トレニ』
みたいな曲にとっては絶望的な状況かもね。
捺染のシリーズもあのあと『妖精の口づけ』で
止まっちゃってるみたいだしね。
ナッセンは arte nova あたりからガンガン出しまくって欲しい
ストラヴィンスキー・エディションは、数年前に新宿処女がセットをバラにして 二束三文で棚ざらいしていたが・・・
566 :
名無しの笛の踊り :02/04/12 17:32 ID:Togussug
>>562 『変奏曲』はMTTの録音などよさそうに思えるけど
ダメでしたか?
567 :
562 :02/04/12 19:02 ID:mLbQElRw
>>566 ここで比較したのはレクイエム・カンティクルズのことです。
言葉足らずでしたね。
MMTはイン・アメリカしかもってないですけど結構好きです。
ルックスはなんかインチキくさそうだけど。
彼の評価って一般的にどんなかんじなんでしょう?
クラシック聞き出したのここ数年なんでよく知らないのです。
MTTがインチキだぁ? トンチキ逝ってんじゃねーよ!
569 :
名無しの笛の踊り :02/04/14 13:41 ID:INn3Wz5g
age
570 :
名無しの笛の踊り :02/04/14 13:52 ID:76Y8o5MA
このスレの1って「ハ、ハ、ハイドン〜」と同じ奴だろ。 知能がホントに低そうで、人間にしておくには惜しい。 早く死んで同じIQのサルに生まれ変わりなさい。
ストラヴィンスキーはMTTよりサロネンが良いと思う(ポツリ)
572 :
この曲はチェリビダッケ萌え :02/04/15 22:05 ID:DG3a./CQ
>>571 >ストラヴィンスキーはMTTよりサロネンが良いと思う(ポツリ)
おいらはどちらも好き。
どっちもがんばれ。
この二人と並んで結構マイナー曲入れてくれるシャイーとアシュケナージも結構すき。
>>565 Vol.1ならまさにそこで買ったYO
ジャケ写のストラヴィンスキーの二重メガネにはワラタ
574 :
名無しの笛の踊り :02/04/15 23:37 ID:b8j89D6Y
アシュケナージのストラヴィンスキーのCDは 選曲は魅力的だが、残念ながらオケを統率できていない ピアノに専念すべきだ
サロネンのシリーズも後が続かないね。 それだけクラ業界が不況だということなのか。 プルチネラ+狐+オクテットとか、 アポロ+バーゼル+カンタータとか、 すばらしい選曲が売りだったのにね。