カルショーの「リング」本、読みたい。

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1カルショー・ファン
デッカのプロデューサーだったカルショーの
「ニーベルングの指環 録音プロデューサーの手記」を読みたい。
もう長いこと探しているけど、見つからない。

持っている人、読んだ人、感想だけでもきかせて。
読む価値のある本なのかな。
2名無しの笛の踊り:01/11/21 21:37
製品版直前に「4小節落ちてる」と指摘されて真っ青になるところとか、面白い。
翻訳でなく原書ならまだ amazon.com で手に入るみたい。
3名無しの笛の踊り:01/11/22 09:41
休刊した日本盤グラモフォンに連載されていたぞ、
最終回まで載ったのかどうかは知らないが。
カルショーのユーモラスな語り口もあって、毎回面白かった。
用意周到に録音されたといわれている史上初の「リング」のスタジオ録音が、
じつは行き当たりばったりの、出たとこ勝負だったらしい。
デッカにはラインスドルフの「ヴァルキューレ」がすでにあった(しかも同じニルソン
を起用して)ため、ショルティの録音は危うくお流れになるところだったそうな。
ちなみに最初はジークフリートに新人を起用する予定だったが、
そのテナー(ショルティの「トリスタン」のメロート役)の出来があまりに散々で、
仕方なくヴィントガセンのリリーフになったという話はビックリした。
俺も本で出れば改めて読みたいね。
4カルショー・ファン:01/11/22 22:39
グラモフォン(日本語版)、
毎号楽しみにしていたのに休刊。
中途半端に読んだから、よけいに全文読みたくなった。

だれかインターネットで公開してくれないかな。
かなり難しいと思うけど。
5俺も読みたい。:01/11/23 10:16
6 :01/11/23 10:41
ハマショー
7名無しの笛の踊り :01/11/23 11:09
インターネットで公開されるのは、可能性低いよね。
カルショーが死んで、まだ20年くらいでしょう。
あと30年くらいまたないと、、著作権がなくならない。

著作権が無くなったら、だれか公開するかも知れないけど、
そこまで待てないよ。
8名無しの笛の踊り:01/11/23 22:11
もしカルショーの遺族から許可をもらえても、
日本語訳を公開するのなら、
翻訳者の許可も必要になるでしょう。
たしか黒田恭一だっけ、翻訳者は。

でもおれも読みたいな。
9名無しの笛の踊り:01/11/23 22:33
それよりPutting the Record straightのほうが読みたい。
10名無しの笛の踊り:01/11/25 20:23
インターネットでカルショーの本が公開される可能性があるとしたら、
ここかな。
黒田恭一で検索して見つけた。

http://www.audiosharing.com/

黒田恭一の著作が公開されていた。
ちゃんと許可はとってあるみたい。

でも、たぶん無理だろうな。
11janz jut:01/11/27 16:20
シュワルツコップの旦那の本ですね。
持っていたけど、友達に貸したら帰ってこない。
やつの本も、こっちにきたままだけど。
ヴィーンフィルのメンバーが、ヴァルハラ城入場の録音の前
ヴァインをしこたま飲んで演奏したんで、凄い迫力のおとになったみたい。
12名無しの笛の踊り:01/11/27 19:16
シュヴァルツコップの旦那はウォルター・レッグ。
EMIのプロデューサー。
ジョン・カルショーはデッカのプロデューサーだった。
途中退社して、たしかBBCにうつったけど。

レッグも本を出しています。
タイトルは度忘れしたけど。
13名無しの笛の踊り:01/11/28 00:23
>12
レッグのは「レコードうら・おもて」
14名無しの笛の踊り:01/11/29 01:07
カルショーのアホタレ。
どうしてクナ、ヴァルナイ、ホッターで録音しようと頑張らなかった?
ミスがあったとしても、ショルティよりもいいものができあがったことは
間違いない。ヴァルナイにワルトラウテを歌わせようと考えるのがまずオバカ。
15名無しの笛の踊り:01/11/29 01:41
>>14
>どうしてクナ、ヴァルナイ、ホッターで録音しようと頑張らなかった?

まあ、そう言う意見はあるが
ショルティはリングの録音について「毎日が真剣勝負」と言っていた
大プロジェクトを分刻みでこなしていく
レコーディングの鬼とならなければ不可能
そうでなければ録音会場の確保や大歌手やオケ、スタッフ
を拘束できる制限時間に間に合わずアウト・・
カルショーはクビか?
16名無しの笛の踊り:01/11/29 22:58
>>14
>どうしてクナ、ヴァルナイ、ホッターで録音しようと頑張らなかった?

私もそう思っていたけど、
近所の図書館の保存庫にこの本があるのを見つけて、
昨日読み終ったら、
クナッパーツブッシュでは、完成させるのは、きわめて困難だったのでは?
あれだけの大プロジェクトを完成させるためには、
他のレコード会社がどこもやらなかったリング全曲盤を実現させるためには、
理想のキャストでは不可能に近かったように思うようになりました。

カルショーの本、読んでよかった。
意外と図書館に置いてあったりします。
17名無しの笛の踊り:01/11/29 23:32
クナが余りにも非協力的だったため、
断念したそうだ。

しかし、ショルティ/カルショーの
「リング」 名演奏?
18名無しの笛の踊り:01/11/30 21:59
興味深い録音ではあるけど、
名演奏とはいえないショルティの「リング」。
19名無しの笛の踊り:01/11/30 23:43

全くだぺ。
20名無しの笛の踊り:01/11/30 23:46
>>15
プロデューサーごときにダメだしされたら、
クナはだまっちゃいないだろうな。
21名無しの笛の踊り:01/12/01 11:50
ショルティのリングはカルショーのリングであり
デッカのリングである
オーディオ・ファイルから「地獄の黙示録」まで
クラシック・ファンのみならず広範な音楽ファンに
ワーグナーの楽劇という難物を広めた功績は
大きいと思う
22名無しの笛の踊り:01/12/01 12:36
「神々の黄昏」のメイキング観てたらカルショーがショルティにテンポ変更を頼む
シーンが出てくる。
さすがにショルティも嫌がるが、結局しぶしぶカルショーのテンポを受け入れる。
クナじゃあ、いや他の大物指揮者でも絶対OKしないはず。
カルショーの「リング」というのはそういう意味でも正しいと思う。

オルフェオのライブでの「ヴァルキューレ」T幕を聴くとテンポも全く違うし、
表現ももっとエネルギシュで音楽の流れも自然。
結果的にベストセラーになったわけだが、演奏自体はショルティとしてもかなり
不本意な部分もあったはず。
23名無しの笛の踊り:01/12/01 22:16
>>16
カルショーの本だけ読んでいたら誤解する。
ヴァルナイの自伝も読むべし。
24名無しの笛の踊り:01/12/01 23:24
カルショーの「リング」だから、あかんのよ。
ショルティの「リング」だったら、良かった
のではないかと思う。

ところでクナの1幕もの(ウィーンpo)
「ワルキューレ」は、ひょっとして
カルショーがプロデューサーしたんで
すか? 余り良くないな。
25名無しの笛の踊り :01/12/02 23:53
↑ これって、絶賛された盤ですよね。
正直に言って、がっかりした。
録音技術に問題があると思う。
26コーホー:01/12/08 13:31
君たちは耳がない!といえよう
27名無しの笛の踊り
ワシの耳は、正常じゃ。