【エクスタシー】恍惚のスクリャービン【エクスタシー】
まさに、ピアニストの至宝とも言える彼のピアノ作品の数々。 特にソナタは1人の作曲家の調性、形式崩壊への道筋を克明に記しています。 ・・・・・・。 とにかく語れ!! ヽ(´▽`)/
あ、やっぱ語んなくて良いや。またね。 ■■■■■■■■■■■■■自己完結により終了■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■長い間のご愛顧ありがとう御座いました■■■■■■■■■
3 :
三村さんの踊り :01/11/10 21:51
もう終わりかよ!
ラフマニノフと仲良し?
5 :
名無しの笛の踊り :01/11/10 22:20
2番を昔弾きました。大好き。
6 :
名無しの笛の踊り :01/11/10 22:22
スクリャービンといったら交響曲しか聞いたことのない俺は変態ですか?
7 :
名無しの笛の踊り :01/11/10 22:22
スクリアビン? スクリャービン? 後者は名古屋弁みたいだがや
8 :
名無しの笛の踊り :01/11/10 22:25
>>6 変態ではないです。ピアノソナタ(6番以降)を聴いて本物の変態を目指しましょう。
>>7 ローマ字表記でも Scriabin とか Skriabin とかいろいろあって、
検索しづらいっす。
9 :
名無しの笛の踊り :01/11/10 22:43
「クロミサ」の最後の動機はセクースの腰振る音を表しているんだってね。
10 :
名無しの笛の踊り :01/11/10 22:43
巣栗屋貧マンセー Skrjabinもあるよage!
11 :
名無しの笛の踊り :01/11/10 22:47
エロ板にならないことを祈ります。がんばれ。
キリル文字ではどう書くの?>酢苦李亜鬢
13 :
名無しの笛の踊り :01/11/10 23:07
СКРЯБИН かしら? 間違ってたらスマソ。
14 :
名無しの笛の踊り :01/11/10 23:12
来月は都響でエクスタシーだ!
15 :
名無しの笛の踊り :01/11/11 00:52
ソナタ5番は誰が好き? 漏れはやっぱソフロニツキーだけど、イタ製音質悪すぎ。 デンオンから出てるのって少しはまし?だったら買いなおすかも。 次点はリヒテルのプラーガ盤。 ホロビッツのRCAは最初結構好きだったけど、音がギラギラしすぎで今はsage。
16 :
名無しの笛の踊り :01/11/11 02:06
ソフロニツキーage
スクリャービン久しく聴いてないなぁ。 ピアノソナタで一番好きというか、力作と思うのは10番。昆虫のソナタ。 はっきり調性が感じられるこの作品は、エロと神聖は紙一重、 って気分にさせてくれる。最高。 ピアノ協奏曲も好きだ。この曲は人生の転機のとき、旅の途中にCDで何度も聴いた。 第1楽章冒頭の主題の、なんともいえない美しさはどうだろう。 終楽章もやばいほど胸を打つ。未熟な書法?そんな批評はどうでもいいだろう。 スクリャービンが妖しくエロいのは、たぶん7thの和音の機能を徹底的に追求した からだろう。
18 :
名無しの笛の踊り :01/11/11 22:44
以前NHK教育の黒田恭一が出ていた番組でホロヴィッツの演奏するスクリャービンが非常に印象に残って いるんですが、あれはどの曲だかご存知の方いらっしゃいますか? ちなみに私の手元にあるのはオグドンの2CDです。2枚で\1,000と安かったので・・・
19 :
名無しの笛の踊り :01/11/11 22:53
ホロヴィッツのソナタ10番と”炎に向かって”は完全に逝っちゃってます。
>>18 確かエチュードだったと思うけど。間違ってたらスマソ
20 :
名無しの笛の踊り :01/11/11 23:02
>>18 19のいうとおり、エチュードの8番でしたな。
あれはよかった。
個人的には左手にはまってますが。
21 :
名無しの笛の踊り :01/11/11 23:09
>>19 >>20 早速、サンクス
あの演奏、なんか鬼気迫るというか異様なカンジがようございましたな。
ちなみにオグドン2CDにはソナタは1-10入ってますがエチュード8番は
入っておりませなんだ・・・(T T)
22 :
名無しの笛の踊り :01/11/12 11:05
キリストの真似して、水の上を歩こうとして、溺れてしまったスクリアビン先生。 一時間に、何十回も手を洗って、手がカサカサになってしまったスクリアビン先生。 変態先生、万歳!!\(~o~)/
23 :
名無しの笛の踊り :01/11/12 12:20
初期の調性のあるショパン風の作品の幾つかは、例えば トロイメライや嬰ハ短調のワルツと同じ水準の名曲。 ただし、万人向けではない。高踏的だからか?
24 :
名無しの笛の踊り :01/11/12 13:46
詩曲32−1とか聴いてると、胎児の頃に戻ったみたいな感覚になる
25 :
名無しの笛の踊り :01/11/12 15:14
スクリャービン継承者というと誰?
26 :
名無しの笛の踊り :01/11/12 16:51
すんません、スクリャービン聴こうと思うんですが 何から聴けばいいですか?あと誰の演奏がいいですかね?
27 :
名無しの笛の踊り :01/11/12 17:06
28 :
名無しの笛の踊り :01/11/12 17:08
27の言うとおり、ウゴルスキいいっす。
29 :
能無しの笛の鴻 :01/11/12 17:39
>25 大バッハの継承者がいないように、スクリャービンにも継承者はいない。 継承ではないが、スクリャービン風のところのある作曲家として、 シマノフスキ(初期の一部)、ソラブジ(ゴレスターン)、 メシアン(のごく一部)を挙げておこう。
30 :
名無しの笛の踊り :01/11/12 18:11
>22 どれかの曲で「この曲が弾けるには飛べなければならない」と 言って公園で空を飛ぶ練習をおおまじめにしたらしい…
>>24 ギーゼキングの録音で聴いてたけど不思議な魅力がある曲ですね。
エチュードの8番も好きだけど(一番気に入ってるのは岡城さんの異稿)。
32 :
名無しの笛の踊り :01/11/12 21:03
>>25 ロスラヴェツかもしれない。ピアノ・ソナタはかなり似ている気がする。
33 :
名無しの笛の踊り :01/11/12 21:13
Op.32-1は自作自演に優るものなし。
34 :
名無しの笛の踊り :01/11/12 23:40
>17 ピアノ協奏曲の終楽章は聴いていると赤面してしまう
35 :
名無しの笛の踊り :01/11/12 23:44
演奏旅行では自作コンチェルトばかり所望されて 本人うんざりだったそうだ。
36 :
名無しの笛の踊り :01/11/13 00:36
>>26 ホロヴィッツのCBS(現ソニー)盤あたりでいいんじゃないかな?
最近の人はあれでも音質悪いとか言いそうだけど、音質いいので名演って知らない。
マガロフのエチュード全集がディアパゾン金賞だけど、未聴。
>>30 スクリャービンのキーワードは「飛ぶ」だね。確かソナタ四番で「光のように速く弾くんだ、そうすれば飛ぶことができるんだ」とか言ってた。
Op.8-2なんか恍惚さを感じますね。 それをソフロニツキーなんかで聞くと、こりゃとんでもないですね。
38 :
名無しの笛の踊り :01/11/13 05:20
39 :
名無しの笛の踊り :01/11/13 07:51
ホロヴィッツやソフロニツキーのvehimentな感じも良かったんだが、 もっと別の可能性のある曲だと思う。 Robert Taubのソナタ全集が気に入ってます。
40 :
名無しの笛の踊り :01/11/13 08:03
ルース・ラレードの第四ソナタは良かったな。 あれは飛んでる演奏だった。
えくすたしー!
42 :
名無しの笛の踊り :01/11/16 14:08
age
sage
44 :
名無しの笛の踊り :01/11/16 14:15
45 :
名無しの笛の踊り :01/11/16 21:09
スクリアビンのピアノ協奏曲って聞いたことないな〜。 誰かお薦めのCDあったら教えて。
46 :
名無しの笛の踊り :01/11/16 21:16
>>45 ウゴルスキ/ブーレーズ/CSO盤(DG)がええよ
厨な質問ですみませんが、 この人は音楽史的にはどういう位置付けになるんでしょう?
>>47 ほんとに厨な質問だね。百科事典でもひいてみそ。
「音楽史の位置づけ」なんてものはどうでもいいことだと漏れは思うが。
49 :
名無しの笛の踊り :01/11/16 23:41
>>47-48 「音楽史上の位置づけを必要としない音楽家」ってところかな?
>46 同意だが高いんでアシュケナージ盤もお勧め
51 :
名無しの笛の踊り :01/11/16 23:51
52 :
名無しの笛の踊り :01/11/16 23:57
>51 ハイペリオンってチャイコフスキーと併禄のやつだっけ? 聞いたことないんだが、このカップリングって続けて 聞くとどんなもん?
53 :
名無しの笛の踊り :01/11/17 00:13
>>52 プロメテや法悦よりよほど相性のいいプログラムだと思う。
実際チャイコの1番と作曲年は20年くらいしか離れていない。
曲想こそ違うが、この二曲の関係は「メンコン&チャイコン」
あるいは「ロザムンデ&真夏の世の夢」みたいにも思える。
54 :
名無しの笛の踊り :01/11/17 01:13
まだ誰もあげてないけど、ジューコフのソナタ全集(Telos)はいいよ。 後期ソナタをおそーーーいテンポで弾いてるのが、たまらなくイイ!
55 :
名無しの笛の踊り :01/11/17 01:22
ジューコフ高いなあ。 山野で5000円台だったのをやっと買ったが。
音楽史的には、孤島という感じかな。 ショパンと似たポジション。 あの当時、ヴァーグナー以後の展開をどうするかみたいな事が時代の命題だった訳で。 まあ、非調性音楽への取り組みもそれに大いに関係してくるんだけど。 ドイツの場合は、シェーンベルクが十二音技法を考案。 フランスの場合は、ドビュッシーらによって5音音階や全音音階に活路を見出す。 まあ、ロシアはちょっと遅れてるんだよね。チャイコフスキー先生でさえ1840年代のお生まれですから。 ただ、結果として観察すると、傾向としては多調主義かな。 スクリャービンの和音構造は、残念ながらクラシックの分野では後に続く者がいなかったが、実はポピュラーの 分野では教科書的な理論的根拠として、よく用いられる。ジャズで有名なバークレイ理論などもスクリャービンの 音楽の詳細な分析を下地にして構成されている事は有名ですね。 また、視覚と聴覚を結び付けようとした数々の試みへの評価は高いと思います。
>53 サンクス。ピアノパート付きってことでプロメテウスなんか よく併禄されているけど、同一人物の作品とは思えないしねえ…。 そういう意味じゃアルテ・ノヴァの初期のピアノ独奏曲との カップリングはちゃんと考えているのかも。 >56 >視覚と聴覚を結び付けようとした 演奏中にお香を焚くなんてこともしたらしいですね。
58 :
名無しの笛の踊り :01/11/17 08:50
>>55 たいていのピアニストはソナタ全曲を2枚のCDに収めるのに、
ジューコフは3枚を要するので、割高感があるのは否めない。
(漏れはタワーにて \4780 でゲット)
でも、思い切って買って損はしないよ。
アシュケナージやアムランでしか聴いたことがない人は特に。(漏れ)
>56 わかりやすい解説ありがとうございました。
60 :
名無しの笛の踊り :01/11/18 04:05
ベタだけど「練習曲作品8の12」と「練習曲作品42の5」が好き。 とくに42の5は、熱出してうなされてベッドの中でのた打ち回っているような 感じがたまらなく(・∀・)イイ!
スクリャービン研究として最適HP www2s.biglobe.ne.jp/~hatapy/ Etude Op.8-12とOp.42-5は傑作と思う。 特に後者は、機能和声を使いながら「焔に向かいて」にみられるような エクスタシーの力学をすでに体現している。
62 :
名無しの笛の踊り :01/11/18 21:39
げ。こんないいサイトあったんだ。 知らんかったな
63 :
名無しの笛の踊り :01/11/19 00:25
>>60 ,61
折れもEtudeはその2曲が大好き!
ホロヴィッツの演奏をよく聞いとるがほかにお薦めは?
その2曲はほんとにドラマチックでいいですよね。 スクリャービンはエチュードでほかにもいい曲ありますよー! 8−3 とか 42−7もお薦め。 ファンタジーOP28も何度聴いても飽きません!
65 :
名無しの笛の踊り :01/11/19 01:55
>>63 Fergus-Thompsonの弾くOp.42-5は
酷いので聴かないほうがいい。
というわけで、漏れもお薦めキボンヌ!
NAXOSのロシアの兄ちゃんが弾いてるスクリャービンピアノ曲全集は良いよ。 ゴツゴツとした粗が無く、破綻無く弾きこなしている印象。 打鍵の強弱での音が遠近していく様も綺麗に描いている。 まあ、綺麗過ぎる演奏というのが、難点と言えば難点か。 『幻想曲』って良いよね。第2主題が回帰してくるトコは最高だよ。 まあ、でも言ってしまえばスクリャービンのいうエクスタシーって、ポピュラーで言うトコのサビに 近い印象があるけど。その強調のし具合がさ。 まあ、ポピュラーの場合、A-B-サビみたいな感じで単純化してるけど、スクリャービンの場合は Bにかなり心血注いでるよね(ワラ
67 :
名無しの笛の踊り :01/11/19 03:03
>>63 ソフロニツキーあたりはどうでしょう?
でも録音が古くて音質が悪い。
68 :
名無しの笛の踊り :01/11/19 03:44
63鋭い指摘。ソフロニッツキーはスクリアービンの娘と結婚して いた。すなわち女婿だな。18番ですよ。あなたがそれを知らず にお勧めなら耳は超プロ級。ソフロ二ッツキーのポートレイトに あきらかにスクリアービンを意識したのがあるでしょう。
69 :
名無しの笛の踊り :01/11/19 14:36
クセナキスの「ケクロプス」の献呈者のRoger Woodwardが弾く スクリャービンってどうすか? 最近Pf.Con.のCDが出たけど、それも含め感想きぼ〜ん。
71 :
名無しの笛の踊り :01/11/19 19:30
ピアノ曲なら、スタニスラフ・ネイガウスもよい。 彼のはソフロニツキーとはかなりアプローチが違う。 一瞬にして過ぎ去っていく音楽イメージが、見事に表現されてると思う。 はかなさ、むなしさ、というものも痛感させる。 演奏の背後に、文化や芸術的雰囲気というものを感じさせる貴重な演奏だよ。
72 :
名無しの笛の踊り :01/11/19 20:21
S.ネイガウスはいいけれど、ちょっとひ弱な感じがする。
73 :
名無しの笛の踊り :01/11/19 20:58
>>72 よくわからんのだが・・・なにを基準にそう思ったの?
74 :
名無しの笛の踊り :01/11/19 23:30
このスレ読んでエチュードのCD聴き直してみたんだけど、いいねえ、やっぱ。 漏れが聴いているのは、岡城千歳タンなんだが、何か?
>>66 >『幻想曲』って良いよね。第2主題が回帰してくるトコは最高だよ。
ソナタ第2番第1楽章のことでしょうか?違ってたらスマヌ。
そのサビ=第2主題の再現は確かに美しく、しかも何気にポピュラリティ
を感じる。
(ここ聴いて松田聖子の"SWEET MEMORIES"を思い浮かべてしまうのは
わしだけだろうか?)
>>74 岡城千歳タンのアルバムは、チャイコフスキー=ニーマン「悲愴」
持っているけど、すごいねこれ。耳が離せない。
スクリャービン弾きとしても凄いらしいすね。聴いてみねば。
ProPianoから「法悦の詩」の多重録音が出ているらしくて・・・
77 :
名無しの笛の踊り :01/11/20 00:10
漏れは、なんといっても、BMGから出ているスヴェトラーノフだね。萌え〜
俺が演奏した方が良いって。マジで。
いや、オマエより俺が演奏した方が良いって。マジで。
80 :
名無しさん・78 :01/11/20 00:47
んな事ないって、ロシアのモスクワ音楽院のメソッドで修練した俺のピアニズムには誰もが驚愕するって。
81 :
名無しの笛の踊り :01/11/20 01:26
>>75 多分違うと思う(作品28)。
でもソナタ2番の1楽章も良い曲だよね。
82 :
名無しの笛の踊り :01/11/20 02:32
>>81 幻想曲と幻想ソナタは別物だよ。
漏れは幻想曲はG.ノイハウスとタラソフ。音質わるいがノイハウスはお薦めかな。
幻想ソナタ(ソナタ二番)はリヒテルとクライネフのライブ。クライネフのディスクは
幻想ソナタよか、カップリングのプロコフィエフ二番ソナタの方が気に入ってる。
やっぱスクリャービンスレだとソフロニツキーの名前がバンバン出てくるね。
ソフロニツキーはスクリャービンとシューマンでは独自の世界をもってるから。
漏れの愛聴盤はメロディアから出てるロシアンピアノスクールの第5巻、二枚組。
スクリャービンのソナタ4番、悲劇的詩曲、ワルツと聴き進めていくのがよし。
ソフロニツキーは確かに娘婿なんだけど、スクリャービンは1914年あたりに死んでて、ソフロニツキーは1901年生まれだから、スクリャービンからの直伝を受けたということはなさそうな気がする。もっともスクリャービンは常人じゃないからまともな伝授はできないと思うけど。
そういや、ホロビッツのモスクワライブのLDでホロビッツがスクリャービン記念館でスクリャービンの娘と会う場面があるけど、あれがソフロニツキー未亡人かな。で、ホロビッツが練習曲2ー1をそこで弾くことになる。
83 :
名無しの笛の踊り :01/11/20 09:24
G.ノイハウス → G.ネイガウスが正しいようだ(オレも間違ってた) ソフロニツキーが神話化するほど他を絶して優れているとは思わない。
84 :
名無しの笛の踊り :01/11/20 20:32
ソフロニツキー、ピアノソナタ3番萌え〜
85 :
名無しの笛の踊り :01/11/20 20:52
近所の新星堂とタワーレコード行ったけど、ソフロニツキー置いてなかったYO! NAXOS安いね!
86 :
名無しの笛の踊り :01/11/20 22:55
>>83 あ、ソフロニツキーの凄さがわかるようになるまで年季がいりますので、
頑張って下さい。
>>81 ,82
ご指摘ありがとうございます。
第2主題の回帰が・・・というので勘違いしてました。わはは。
幻想曲聴いてみたいし、詩曲とか前奏曲とか、聴いてない曲が
まだたくさんある。久々にCD屋逝くかー
88 :
名無しの笛の踊り :01/11/21 09:59
G.ネイガウスの録音が存在するのか!しかもスクリアビン! 買う一手。
89 :
名無しの笛の踊り :01/11/21 12:14
>88でも録音状態が極めて悪いんだわ、これが。
90 :
名無しの笛の踊り :01/11/21 12:41
ソフロニツキーの録音て古いんですよね ピアノソナタなんかホロヴィッツ盤しか持ってないんで2枚目欲しいんですけど ホロヴィッツの50年代の録音とどっちが音悪いですか? 自分としてはあれ以上悪いとパスなんで・・
91 :
名無しの笛の踊り :01/11/21 12:47
音質が気になるならジューコフかベルマン買えば? ブリリアントの五枚組もいいよ。 ソフロニツキーの代わりはちょっと思いつかない。
92 :
名無しの笛の踊り :01/11/21 13:18
NAXOSの買ってみろって。
>>91 そうですか。なんか皆ソフロニツキーがいいって言うから
「音が悪すぎなければ・・」と思ったんですが、
といっても、わがままなようですけど自分は潔癖サウンドも嫌いなので・・
>>92 NAXOSの、何ですか?
94 :
名無しの笛の踊り :01/11/21 14:16
>>93 音が良くても悪くても駄目と?どこぞのお嬢様ですか?
じゃオグドンかアシュケナージあたりにしといたら?
演奏最悪だけど。
96 :
名無しの笛の踊り :01/11/21 16:21
アシュケナージの演奏って、ゴツゴツって感じだよね。 全然滑らかじゃない。妙なルバートが入ったりして、それが彼の手の小ささに起因する事がよく分かる。
97 :
名無しの笛の踊り :01/11/21 16:55
月光ソナタ、トリルソナタがいい。
98 :
名無しの笛の踊り :01/11/21 17:09
>97 2番、10番の愛称だね。あと5番も入れたいね、全体像を知るためにも。
99 :
名無しの笛の踊り :01/11/21 17:19
4番と5番の差って結構大きいよね。 ところで、5番を家で弾いてたら、下の人から苦情が来たよ。 まあうるさいトコが二つもあるしねえ。
100突破。
101 :
名無しの笛の踊り :01/11/21 17:36
あ!100とられた!!
NAXOSの英語siteで会員登録すれば、音楽のファイルが無料で聴けるよ。 22KHzのファイルだけど品定めをするには便利だ。
103 :
名無しの笛の踊り :01/11/21 21:42
近所の図書館でロベルト・シドンのスクリアビン ピアノソナタ全集を発見! ただゲット!
>>94 情報ありがとうございました
ではそれにします
>>104 まずはNAXOSのsiteで試聴してみろって。
いえ、それに決めました
初心者には、5番ソナタと幻想曲がお勧めだって。 そのCDにはちゃんと入ってるからALL OKって感じだって。 でもなかなかVOL2が出ないのでちょっとむかつくんだって。 でもピアノ弾いてるグレムザーのシューマンのトッカータの演奏聴いてると、なかなかテクニシャンなので 驚きだって。
109 :
名無しの笛の踊り :01/11/22 13:23
ここではヴェデルニコフの名はタブーかい?
110 :
名無しの笛の踊り :01/11/23 00:31
「エチュードOp65-3」すきです。 ソニーから出ている、ホロヴィッツの演奏がおすすめ。 解説にもある通り「電気エネルギー的」なものを感じる。名演。 LiveClassicsのイーゴリ・シューコフの演奏は、よたよたで最悪。 なまじビジュアルを渋く決めているだけに、カッコ悪い。 リヒテルの演奏は、リヒテルらしいゴロゴロした演奏だと思った。 「炎に向かって」いいですね。 以前BSでながれたホロヴィッツの映像が印象的。 ビデオには録画したが、CDは買いそびれ。 ソニー版はもってる。ドイツグラモフォン版のがほしひ。。。 ニコノーヴィチ、Dag Achatz、Ruth Laredo、の演奏がおすすめ。
111 :
名無しの笛の踊り :01/11/23 07:39
>>109 全然、語ってください。
>>96 アシュケナージって手が小さいんだ。初めて知った。
十度がつかめないとか?
スクリアビンも小さくて、オクターブがやっとだったと聞いたことがある。
ちょっと信じがたい話だ。
112 :
名無しの笛の踊り :01/11/23 10:45
ホロヴィッツのエチュードOp65は未聴なのでぜひとも聴いてみたいな どこかにないかな?ざっと探してみたけどどこにも置いてなかった
113 :
名無しの笛の踊り :01/11/23 10:52
>>111 ホント。ペダリングがおそろしく巧みで
ハンディを感じさせなかったらしい。
ちなみに身長は5フィートちょい。
114 :
名無しの笛の踊り :01/11/23 12:16
>>112 ソニーからでてるホロヴィッツの
The Complete Masterworksという13枚組みのCDがあるのですが、
そのなかのVolume \〜LATE RUSSIAN ROMANTICSにOp.65-3が入ってますよ。
でもスクリャービンの演奏って残ってないんでしょ? ピアノの演奏技術に関しては、伝説化していて多分に誇大に伝えられているかもしれないね。 しかし、ラフマニノフが1位でスクリャービンが2位でピアノの授業を修了したという事を考えると 相当なテクニシャンであった事は確かだよね。
116 :
名無しの笛の踊り :01/11/23 12:51
>>113 ひぇー!155センチ前後か?
ロシア人としては有る意味希有な存在だよね。
同時代の並び称されたラフマニノフとはえらい違い。
彼は十五度が掴めたらしいからね。
117 :
名無しの笛の踊り :01/11/23 12:53
>>115 なに言ってるの。
ピアノロールとかSPとかいろいろ残っているぞ。
SPじゃ音の情報量が少な過ぎる。 ピアノロールは速度が解らない。 まともな、って事です。 それを現代のピアニストと比較するのは無理な話です。
119 :
名無しの笛の踊り :01/11/23 13:01
スクリャービンといえば、漏れ的には ゴロワノフ指揮の交響曲第3番だな。
120 :
名無しの笛の踊り :01/11/23 13:04
>>118 まあそういわず、聴いてみたら? op.32-1のルバート加減とか
マスターテンポがはっきりしなくても非常に参考になるよ。
ソフロニツキーだってホロビッツのモノラルだって
まともな録音とは言えんでしょう。
いえ、参考になるのと、実際のテクニックは別物ですから。 作曲者の意図として資料的に聴く分には問題無いでしょうが、それは演奏の良悪には無関係です。 ラフマニノフのピアノロールの再現の時にも一番問題となったのは速度ですから。
122 :
名無しの笛の踊り :01/11/23 13:24
あっそ。
123 :
名無しの笛の踊り :01/11/23 15:40
>114 op65の収録はそのBOXだけですかね?
>>123 うーん、探したことないからわからん。
でもこの前タワレコでボックスばら売りしているのを見た。
輸入版のとこ探してみたら?
125 :
名無しの笛の踊り :01/11/23 20:38
Etude Op8No12の名演奏者って誰だと思う? 俺は今のとこDag Achatz ほろびっつのどこがいいか分からん
126 :
名無しの笛の踊り :01/11/23 20:55
>125 ソフロニツキーは?
127 :
名無しの笛の踊り :01/11/23 23:49
>>125 自演盤。とかいうとまたケチつける奴いそうだな・・・
128 :
名無しの笛の踊り :01/11/24 00:07
ホロヴィッツってピアノソナタ全曲録音してるの?
129 :
名無しの笛の踊り :01/11/24 01:39
>>125 PHILIPS「ピアニストの黄金時代」というビデオでの
ホロヴィッツのOp8-12は、なかなかの快演と思いますよ。
その演奏がCD化されているかは、わからんです。
130 :
名無しの笛の踊り :01/11/24 12:28
131 :
名無しの笛の踊り :01/11/24 13:01
68年のTV放送のやつじゃないの?
132 :
名無しの笛の踊り :01/11/24 13:21
134 :
名無しの笛の踊り :01/11/24 20:05
>>121 スクリャービンの自演の録音は、良い状態で保存されていると思うな。
きちんとした装置で再生すれば、かなりのことが分るだけの情報量があるし。
僕の耳には、テクニックとして、パワー以外ではラフマニノフを凌ぐように聞える、けど。
John Ogdon(EMI). Perfect!
136 :
名無しの笛の踊り :01/11/24 22:23
>>135 ソナタ全集は種種持っているが
これは最悪の部類に属するが。
137 :
名無しの笛の踊り :01/11/24 23:10
だからホロヴィッツってピアノソナタ全曲録音してるのしてないのどっち!
138 :
名無しの笛の踊り :01/11/24 23:12
してない。
139 :
名無しの笛の踊り :01/11/24 23:23
>>135 人の趣味に口をはさんでナンなのだが・・・
desir Op.57-1の他のピアニストとの比較だけでも、オグドンがどれだけ
デリカシー、イマジネーション、音の美しさ、間合い、余韻、自然倍音、
解放弦の響き、に無関心だったかよくわかるYO。
>>139 精神状態の不安定なときが多いのだ.というか,まともなときの
方がすくないというか.
ご指摘のような演奏の要素は録音にもよるし,実際の演奏を続け
てきいた人しか本当は分からないのでは.
ただ,きれいとかきたないとか,完備されているとか,不完全だ
とか,そういうだけの基準では私はきいておりません.
議論できません.まことに申し訳ありません.
141 :
名無しの笛の踊り :01/11/25 19:22
ポンティの全集cd化されてんの?
ミヒャエル・ポンティ! voxのLP. voxのピアニスト,ピーター・フランクル(数学者ではない) を1994年デンマークのオーフスシンフォニーの演奏会で聴い た.
143 :
名無しの笛の踊り :01/11/25 20:51
144 :
名無しの笛の踊り :01/11/25 20:55
日本人ピアニストでは誰の演奏がいい?
145 :
名無しの笛の踊り :01/11/25 21:54
>>140 って
>>135 さんかな?
オグドンは良い時には、ただ上手いばかりでなく
>>139 さんの指摘も全てクリアする
物凄いピアニストだったと思うけど、僕の感覚では、あのスクリャービンの録音は、
やはりPerfectとは言えないなあ。
あまりにもヴィルトゥオーゾピースとしての面ばかりが強調されたスクリャービンに
思えるのだけど、そうではないのかな? ご見解にちょっと興味があります。
僕はオグドンでは、オールウィンとかならPerfectとも思えるんだけど。
>>140 申し訳ないなんて、そんな卑下せずとも。じゃあ、お前はオグドンよりうまく演奏
できるのか、と言われたらできるわけないし。残念なのは、テンペラメントは感じられても
レコーディングに恵まれていない気はしますね。
147 :
名無しの笛の踊り :01/11/25 23:14
オグドンのスクリャービンはいいなあ。 確かにあんまり調子良くない時の録音なんだけど、あの独特の肉厚の音で、 どろろろとスケールを弾くとこなんか、ぞくぞくする。 曲の本質を捉えた演奏じゃないかもしれないけど、あの怪しさがたまらん!
148 :
名無しの笛の踊り :01/11/25 23:22
オグドンの全集は録音も悪いが それ以上にピアノの調律がひどい。 スクリャービンの和声が和声になってない。
149 :
名無しの笛の踊り :01/11/26 21:26
>>144 岡城さんのがいい。スクリャービン弾かせたらただ者じゃないと思う。
150 :
名無しの笛の踊り :01/11/26 21:31
HMから出ていたTaubのソナタ集、今は手に入らないようだけど、どうなんでしょう? 素晴らしいと言う人もいるので聴いて見たいんだけど。
スヴェトラのスクリャービン、マンセー!!!!!!
152 :
名無しの笛の踊り :01/11/26 23:41
153 :
名無しの笛の踊り :01/11/27 00:35
ソコロフの3番はどうよ。
154 :
名無しの笛の踊り :01/11/27 07:57
ロベルト・シドンは?
155 :
名無しの笛の踊り :01/11/27 09:29
シドンはかつて定盤だった。ソナタ全曲の録音、少なかったからね。 しどんかったですか?
156 :
名無しの笛の踊り :01/11/27 17:27
ポロネーズ(Op.21) マイナーなため楽譜見つからず帰る。
157 :
名無しの笛の踊り :01/11/27 17:34
>>156 SCRIABIN Mazurukas,Poemes,Impromptus and Other Works For Piano
( Dover 0-486-26555-2 ) に収録されてるYO!!
158 :
名無しの笛の踊り :01/11/27 17:44
>155 LP時代はシドンのBOXとルース・ラレードのソナタ全曲(うる覚え) くらいしか無かったね。その頃リスト・ピアノ曲全集も完結したかわからないけど、 フランス・クリダが精力的にレコーディングしてた。昭和は遠くなりにけり。
159 :
名無しの笛の踊り :01/11/27 23:12
交響曲第2番大のお気に入りだったりします。 特に第3楽章と最終楽章。
160 :
名無しの笛の踊り :01/11/27 23:20
161 :
名無しの笛の踊り :01/11/27 23:43
Calliope から出てたミハイル・ルディの後期ピアノ曲全集(1981年録音)も よかったよ。op.62〜74が作品番号順に収録されていた。 (ソナタは6〜10番を収録) 日本盤もあったよ。
>>160 、
>>161 補完ありがとう、思い出してきました。
ジューコフは持ってなかったけど、ルディは俺も愛聴盤でした。
引越しの際にLPはすべて処分してしまったのが残念。
163 :
名無しの笛の踊り :01/11/28 00:02
スクリャービンのオケ曲 生で聴いたひと感想きぼ〜ん。 プロメテとかどうよ?
>>157 情報サンクス!
さっそくアマゾンで注文
165 :
名無しの笛の踊り :01/11/28 02:49
この間スクリャビンとゴルデンヴァイザ?とファインベルクと ネイガウスとソフロニツキの演奏の入ったスクリャビンアルバム SAISON RUSSE (Le Chant du monde) RUS 788032 買ったんですけどこれの演奏ってどうなってるんでしょ。異様に音質がいいんですけど。 解説にはピアノロールって言葉はでてこないし。 スクリャビン御大の演奏は1910年らしいですけど 全部ピアノロール?
166 :
名無しの笛の踊り :01/11/28 06:44
シドンやルース・ラレードの全集はCD化されないんですか?
167 :
名無しの笛の踊り :01/11/28 07:53
ルース・ラレードはCDを塔で見たよ。 ジューコフの旧録やシドンはどうなんだろう?
168 :
名無しの笛の踊り :01/11/28 09:25
シドンのもDG20世紀シリーズで出ていたけど、品切れかな。
169 :
名無しの笛の踊り :01/11/28 10:02
>159 なんか恥ずかしい主題をトランペットが ビブラートかけてやるんだよなあ>ロシアの人々
170 :
名無しの笛の踊り :01/11/28 17:45
神聖な詩のトランペットもほんとにきつい スイスで以前スヴェトラの聴いたけど 最後はラッパの音かすれてたよ。
171 :
名無しの笛の踊り :01/12/01 00:26
プロメテ萌え〜
172 :
名無しの笛の踊り :01/12/01 00:32
プロメテってスコアに合唱あるけど 無しでやるほうが多いな。 ドイツで合唱付き、スクリーンに光線 当てるっての見たぞ、やや萎えたが。 シラケて。
173 :
名無しの笛の踊り :01/12/01 01:40
それは色光ピアノ?
174 :
名無しの笛の踊り :01/12/01 01:52
ある意味ワーグナー以上のプッツンだにゃ〜。 今生きてたならナニやらかしただろう……。
175 :
名無しの笛の踊り :01/12/01 01:53
プロメテウスといえば アルゲリッチがアバド指揮ベルリン・フィルと共演した時 会場が七色の光で照らされ、 ステージ上はドライアイスの白煙が溢れていた。 明るいのはアルゲリッチの手元だけ。
176 :
名無しの笛の踊り :01/12/01 01:55
スクリャービンは色光の次には 「匂い」を導入することを考えていた。 しかし早過ぎる死によって実現されなかった。
177 :
名無しの笛の踊り :01/12/01 01:57
ドライアイスなんて、 最前列の人が咳でもしちゃうぢゃないの。 咳は曲、もしくは楽章の間にしましょう。 もしくはするな。
178 :
名無しの笛の踊り :01/12/01 01:58
>176 嗅ぎたい! ネットで匂い配信会社は頓挫しちゃったけど。
>>173 いいや白いスクリーンに
いろんな組み合わせの光線による
映像だった。なんせ田舎のフライブルク
だったんで牧歌的だったな。
180 :
名無しの笛の踊り :01/12/02 09:34
とりあえずageとく
>>179 へぇ〜! ショボ(藁
ゆえに納豆喰。
182 :
名無しの笛の踊り :01/12/02 10:50
上に上がってる曲もいいけど、 左手のための小品(op9)萌えです。 とくにノクターンは左手の曲としては信じられないほど充実してると思う。 多分ウィットゲンシュタイン以上。
184 :
名無しの笛の踊り :01/12/02 11:45
オケ曲はスヴェトラマンセーって奴いないの?
185 :
名無しの笛の踊り :01/12/02 11:54
マンセーではないが、 素う゛ぇ寅の 法悦の詩の最後の引き延ばしは感動だ やりすぎ
187 :
名前の無い名無しさん :01/12/04 17:09
ero
ソフロニツキーと言えばスクリャービンがよく出てくるけど、 やっぱりあの独特の芸風がスクリャービンに一番マッチするんかなあ 個人的には、ソフロニツキーのショパンやシューマンの演奏なんかも 好きなんだけど、ああいう演奏は一般的にはどうなんでしょう?
189 :
名無しの笛の踊り :01/12/04 19:43
ソフロニツキーは激情的ピアニスト。そして音色の変化の妙味にも欠けていない。 ロシアのピアニストのいくつかある典型的スタイルの1つがある。ただし、やっぱり あれにヘキヘキする人がいておかしくない。
190 :
名無しの笛の踊り :01/12/06 19:05
あ
191 :
名無しの笛の踊り :01/12/06 21:37
>>188 ソフロニツキーのシューマンっていいですよね。
ソフロニツキーのシューマンを聴いて、はじめてシューマンって
面白いんだなって気付きました。
スクリャービン弾きというより、シューマンがよかったので、
私の中では、シューマン弾きになってる(ワラ
192 :
名無しの笛の踊り :01/12/06 22:06
>>165 おれもそれ持ってる。
ピアノロールだとすると逆に音がちょっと悪い。
たぶんそうじゃないと思うよ。
>>192 そうですか。前の方のレスで本人の録音は古いので
情報が少ないみたいなこと書いてあったもんで。
びっくりするくらい音質がよかったのでピアノロールかと思いました。
リマスターがよかったのかな?
194 :
名無しの笛の踊り :01/12/07 01:50
アシュケナージが録音した大作「宇宙」って どうなんですか? 3枚組で値段が高いので買う勇気がないんですが。
195 :
名無しの笛の踊り :01/12/07 07:57
>>191 俺も「クライスレリアーナ」とか好き。
いつもながら驚かされるのは、その解釈。深い。
ってこれ、スクリャービンスレか。スンマソ
196 :
名無しの笛の踊り :01/12/07 13:50
>>165 >>192-193 このChant du monde盤(RUS 788032)は、Condonシリーズと同じピアノロールです。
ただしロールを再生した時点の録音条件が悪いので音質が悪い、というだけです。
90年代デジタル録音のCondon盤なら驚くほどの高音質です。
198 :
名無しの笛の踊り :01/12/08 15:24
うちの近所のCDショップにはスクリアビンの ピアノロール置いてないよ〜(涙)
199 :
名無しの笛の踊り :01/12/10 01:05
スクリャービンの演奏は、 やはりロシアのピアニストですか。
200 :
名無しの笛の踊り :01/12/10 01:05
200
201 :
名無しの笛の踊り :01/12/10 01:08
左手むずいよ
202 :
名無しの笛の踊り :01/12/10 01:12
ニコノーヴィッチはどうでしょうか?
ところでムーティの交響曲全集はいかがスか? ガイシュツだったらスマソ
204 :
名無しの笛の踊り :01/12/10 01:36
ゲルギエフの4番ヨカタヨ。 ハルサイ目当てで買ったんだけど。
205 :
名無しの笛の踊り :01/12/10 02:20
スヴェトラの選集カタヨ。 お買い得だたーよ
206 :
名無しの笛の踊り :01/12/10 02:42
>204 激しく同意
207 :
名無しの笛の踊り :01/12/10 02:44
ムーティの全集は整った演奏ではあるが 締まりがない。ブヨブヨした感じ。 でもスタンダードな録音として持っていてもいいと思う。
208 :
名無しの笛の踊り :01/12/10 02:53
>締まりがない。ブヨブヨした感じ。 同感。他のあまり聴いたこと無いからあんなもんなのかと思ってたけど。
209 :
名無しの笛の踊り :01/12/10 11:23
インバルの全集は締まり良し。
210 :
名無しの笛の踊り :01/12/10 12:45
>>207 言いたいことはわかるが、締まりがないということはないと思う。
あれはあれで、細かくオケをコントロールしているし、
よく統率していると思う。要はよくブレンドされた陶酔的な
響きを出したかったんだと思う。その意味では成功していると思う。
211 :
名無しの笛の踊り :01/12/10 13:27
アシュケナージ、キタエンコの全集はどうですか?
212 :
名無しの笛の踊り :01/12/10 18:30
>>202 ニコノーヴィッチはDENONのソナタ6番+小品集とRARE SCRIABINN(ORIMPIA)を
聴いたが、「交感」「トランス」できる演奏家と思う。美しい。
213 :
名無しの笛の踊り :01/12/10 23:34
214 :
名無しの笛の踊り :01/12/10 23:52
215 :
名無しの笛の踊り :01/12/11 00:00
>210 なんてったって、今安いから、全集を初めて買うのにはいいんじゃない?
216 :
名無しの笛の踊り :01/12/13 04:29
age
217 :
名無しの笛の踊り :01/12/13 16:02
>>212 202です。遅くなりましたがthanxです。DENONの買ってきました。
218 :
名無しの笛の踊り :01/12/13 18:04
漏れはそのCDではじめて「ポロネーズ」を知った。 ショパ〜ンという感じだが、 なかなかエッジが効いてて良いと思たのだった。
219 :
名無しの笛の踊り :01/12/13 18:26
やっとジューコフのソナタのCD買った。 これは凄すぎる!!!
220 :
名無しの笛の踊り :01/12/16 10:10
どう凄いの?
221 :
名無しの笛の踊り :01/12/16 11:48
ポストニコワ&ロジェストヴェンスキーの ピアノ協奏曲はいいんですか?
>221 とりあえずテンポが遅い。あと地味め。
223 :
名無しの笛の踊り :01/12/17 19:39
キタエンコの全集持ってる。 法悦の詩で合唱が入ってるの初めて聴いた。 (自分だけ?) 個人的にはムーティより引き締まった感じがして お気に入り。 (陶酔的な感じはしないけど)
224 :
名前の無い名無しさん :01/12/17 21:44
この人の曲って、左手が難し過ぎ。
225 :
名無しの笛の踊り :01/12/17 23:47
法悦の詩に合唱がついている??? それはどういう版なんですか?
226 :
名無しの笛の踊り :01/12/17 23:54
解説読んでないんで(英語だから)どうゆう版なのか わからんですが、最後の1分くらい合唱が入ってます。 歌詞はない(みたい)。 神聖な詩も終楽章でシンバルをあちこちで叩いてたりして、 ちょっと変わった演奏ですわ。
227 :
名無しの笛の踊り :01/12/18 00:02
ゴロワーノフの全集はどうなんですか? あと、ヤルヴィのは中断しているんですか?
228 :
名無しの笛の踊り :01/12/22 07:29
age
229 :
名無しの笛の踊り :01/12/22 09:07
アムランの全集ってアムランにしては不出来なような 気がするけど、ファーストチョイスとしてはおすすめ。
230 :
名無しの笛の踊り :01/12/24 13:59
コンドラシンの神秘劇序夜《宇宙》を買ってきたのだけど(780円だったので)、 これって、もしかしてRussianDiscで出てたのと同じ演奏?
231 :
名無しの笛の踊り :01/12/24 22:07
もうあと数日で契約切れのBMGから出てる スベトラーノフのスクリャービン買った。感動。
>224 練習のしすぎで右手を痛めたのが関係しているんだったような
233 :
名無しの笛の踊り :01/12/26 02:26
>231 乾燥キボン
234 :
名無しの笛の踊り :01/12/26 03:30
ダイナミクス、ブラスの刺すような高揚感、激的感情表現など、 これ以上はありえない。昨日みたら店にはもう無かった。
235 :
名無しの笛の踊り :01/12/26 21:43
すくりあ、びーん。
236 :
名無しの笛の踊り :01/12/28 04:25
アムランのピアノソナタ全集の5番を聴いた。 すごくいいと思う。最後の方で高みに引き上げられてるような気がした。 ちなみにに、この全集の最後に入ってるソナタ幻想曲嬰ト短調が14才の作品とは 驚き。
237 :
名無しの笛の踊り :01/12/31 22:26
ぽごれりっちの弾いたソナタの2番ってどお?
238 :
名無しの笛の踊り :01/12/31 22:29
幻想ソナタ(習作)にはシドンの録音もありました。 すばらしい作品ですよね。 さらに若い頃の「ソナタ」もあって こちらは8分程度の単一楽章。 チャイコフスキーの小品に通じるものがあります。
239 :
名無しの笛の踊り :02/01/04 08:08
>230 RussianDiscのって、スヴェトラーノフの交響曲全集と一緒になってるやつ? (持ってないけど) で買ったのはメロディア? なら、多分一緒
240 :
名無しの笛の踊り :02/01/04 09:17
ウゴルスキ買ったけどイマイチだった
241 :
名無しの笛の踊り :02/01/04 09:51
作品2−1の有名な練習曲も14才の作品。 この歳で傑作を残したのは、あとモーツァルトくらいだ。
242 :
名無しの笛の踊り :02/01/04 11:57
>>238 >さらに若い頃の「ソナタ」もあって
もしかしてアレグロ・アパッショナートOp.4
変ホ短調と同一主題の曲?
243 :
名無しの笛の踊り :02/01/07 03:12
ソナタの5番は、どういう意図なんすかね? スクリャービンの意図していたという 「最大級の繊細さから能動的な効験を経て崇高の極みへ」 というプログラムは、後期のソナタ(特に9番)なんかではぴっと来るのですが 5番では、調性はともかくとして形的にはもろソナタ形式ですし…。 この時期の彼はバリバリの神秘主義者というわけではなくて、興味を持ち始めたくらいだから、 神秘主義的な作品とも言い切れないのではないかと…。 ニーチェに影響を受けてたというし、永劫回帰となにか関係でもあるのでしょうか?
244 :
ソナタ5番 :02/01/07 05:06
245 :
名無しの笛の踊り :02/01/07 16:31
>244 いいですね。 ひょっとして自分で作ったとか?
246 :
名無しの笛の踊り :02/01/07 16:49
>>243 果物は腐る前が一番うまい。
この時期のスクリャービンも腐る直前と思われ>5番
247 :
名無しの笛の踊り :02/01/07 16:50
1紙ね
1は薬師ね
1は、ばーぁです
250 :
名無しの笛の踊り :02/01/07 17:07
腐るんじゃない、発酵だな。
250はしね
252 :
名無しの笛の踊り :02/01/07 17:16
>>246 でも後期スクリャービン聴いて
腐ったという感じはしないな。
有機物以外のものに変化した感じ。
253 :
名無しの笛の踊り :02/01/07 17:46
昆虫ソナタ萌え ゾクゾクする。
254 :
名無しの笛の踊り :02/01/07 18:47
5番=ラバーソウル 6番=リボルヴァー 9番=SGP
255 :
名無しの笛の踊り :02/01/07 21:51
>244 12分が相場の曲で9分切るのは速すぎでわ?
256 :
名無しの笛の踊り :02/01/07 22:15
>253 いいねえ。なぜか眠っちゃうんだよ。
257 :
名無しの笛の踊り :02/01/08 08:08
トリルソナタのMIDI持ってる人はさすがにいないか・・ MIDIではちょっと表現できないだろうな、あの感じは
258 :
名無しの笛の踊り :02/01/08 12:49
ちょっと混乱していました。 スクリャービンの習作のピアノ・ソナタは2曲残されており 幻想ソナタ嬰ト短調(1886)、ソナタ変ホ短調(1887〜9) があります。シドンの全集にはいずれも収録されています。 演奏時間は前者が8分、後者は19分。 後者は習作というにはもったいないほど完成度が高く、 メロディーは初期のスクリャービンならではの甘美さを有しています。 ただし演奏はどうも好きになれませんでしたが。 ところでクン・ウー・パイクのスクリャービン録音っていいんですか?
259 :
名無しの笛の踊り :02/01/08 12:49
260 :
名無しの笛の踊り :02/01/11 22:16
あげ
261 :
名無しの笛の踊り :02/01/13 01:54
ヴォスクレセンスキーのスクリャービンっていいんですか?
262 :
名無しの笛の踊り :02/01/14 23:13
>>261 あのずっと桐○にいつづけてる人?
弾けないでしょう。やっぱ。
263 :
名無しの笛の踊り :02/01/18 03:51
ソナタ全集を買おうと思います。 アシュケナージ、シドンはもう聴きました。 ジューコフの新録音はどんな感じですか? テンポが異常に遅いそうですが。 あとオグドンが安いですがどうですか?
264 :
名無しの笛の踊り :02/01/18 08:02
グレムザー、ドライで却って魅力的。
\ / o ⌒ .))) ⌒o \ / \ / / ((( \ \ / \( ノ)))\ ) \ / \ / ̄ (((  ̄ \ ノ\ \ / \ | \ \/ \ l | \__/ \ ̄ ―- (__ __/ / \ \/ / \ / / | 人 / / / Aヽ / \ // ハヽヽ \ (( ´∀`)) /⌒Y⌒ヽ 八 ヽ ( __//. ヽ,, ,) 丶1 八. !/ ζ, 八. j i 丿 、 j
266 :
名無しの笛の踊り :02/01/18 09:36
>>262 「〜でしょう」じゃなくて、聴いた上で書くように。
267 :
名前の無い名無しさん :02/01/18 09:51
そそ。グレムザーのあのドライさが凄いイイ!!(・∀・)。
268 :
名無しの笛の踊り :02/01/18 10:02
グレムザーって誰?
269 :
名無しの笛の踊り :02/01/18 10:04
ベルント・グレムザー
270 :
名無しの笛の踊り :02/01/18 10:58
カフカの小説にでてくる奴か?
271 :
名無しの笛の踊り :02/01/18 12:10
ナクソスの練習曲はグレムザーだったっけ?
272 :
名無しの笛の踊り :02/01/18 12:32
知らない曲の入門としていつもアシュケナージを聴いてました。 スクリアビンもそうでした。 「黒ミサ」は初めて聴いた時恐ろしくてジャケットを見るのも嫌になったほどです。 自分はこのソナタ全集で衝撃を受けたんだけど、ここではアシュケナージの 評価が低いので意外だ・・・
273 :
名無しの笛の踊り :02/01/18 12:36
アシュケナージの録音、改めて聴いたけど 完成度の高い演奏だと思った。 彼のピアニストとしての代表盤のひとつだと思う。 妖気とか官能とかはないけど。 2番、3番はほんとにすばらしい。
274 :
名無しの笛の踊り :02/01/18 13:44
>>270 朝目覚めると甲虫になってたグレゴール・ザムザ
275 :
名無しの笛の踊り :02/01/18 14:06
えー、アシュケナージのスクリャービンは最低の類に入ると思うけどな。 ゴツゴツしてて、端正の欠片も無い。 スクリャービンは、クールに徹しきる演奏でないとダメ。
>妖気とか官能とかはないけど。 それがなけりゃ話にならん。 スクリャービンの狂気を引き出せなきゃ彼の曲を演奏する資格なし!
うう、そんなに評価低いのか・・・素人耳には鬼気迫るようにも感じるけど・・ ホロヴィッツの弾く10番ソナタ(カーネギーホールのライブ) みたいなのを凶器←×、狂気というのだろうか・・
278 :
名無しの笛の踊り :02/01/18 16:00
>>277 ソフロニツキー聴きなはれ。
鬼気の意味が一発でわかる。
ではトライしてみます。
280 :
名無しの笛の踊り :02/01/18 18:04
ホロヴィッツは鬼気迫る曲として演奏し、アシュケナージは普通の曲として 演奏している−−というのが吉田秀和の評。ソフロニツキーの演奏が最高と は思わないが、アシュケナージは複数聴いた中では平均以下だと思うた。
281 :
名無しの笛の踊り :02/01/18 18:40
>>261 ヴォスクレセンスキーの全集好きです。
作品を把握しやすい良い演奏だと思います。
爆発するとこは爆発するし、弱音もキレイ。
録音がちょっとアレだけど。
282 :
名無しの笛の踊り :02/01/18 18:55
>>273 アシュケナージは初期のソナタ(三番まで)は結構聴けるね。
283 :
名無しの笛の踊り :02/01/18 20:51
ラフマニノフを弾くようにスクリャービンを弾いている、 と考えればいいのでは>アシュケナージ これはこれで一つの解釈でしょう。 9番、10番に関してはヴェデルニコフがいい。 そうそう、クラシック・ファンの中には アシュケナージを馬鹿にすることで優越感に浸るタイプの人が 少なからずいます。
284 :
名無しの笛の踊り :02/01/18 20:59
ジューコフは?
285 :
名無しの笛の踊り :02/01/18 22:35
>283 ヴァカにされても仕方ねえんだヨ あんなんじゃヨ
286 :
名無しの笛の踊り :02/01/18 22:45
話題のジューコフ三枚組買ってみたけど・・・ これさあ・・・どこがいいの?
288 :
名無しの笛の踊り :02/01/19 16:45
ピアノソナタの全集欲しいんですけど オグドンかグレムザーだとどっちがいいですか? 安いからどっちかにしたい。
安物買いの銭失いは止めた方が…
290 :
名無しの笛の踊り :02/01/19 18:01
NAXOSのCDに安物買いの銭失いはあんま無い。
291 :
名無しの笛の踊り :02/01/19 18:14
アシュケナージも、今なら NAXOS 並の値段で売ってるんでない? あんまりほめてる人いないみたいだけど、漏れは決して悪いとは 思わない。
292 :
名無しの笛の踊り :02/01/19 20:10
アムランはどうですか
293 :
名無しの笛の踊り :02/01/19 20:23
グレムザーはハズレが少ない
294 :
名無しの笛の踊り :02/01/19 22:57
295 :
名無しの笛の踊り :02/01/19 23:16
>>288 汚愚鈍は絶対やめとけ。演奏録音ともに最低最悪。
千円余りと言えどドブに捨てたらつらいぞ。
安くていい全集はブリリアントのアウスタブ、これで決まり。
グダグダのアシュケやウソ臭いアムラン、
思わせぶりなだけのジューコフなどより余程上等。
296 :
名無しの笛の踊り :02/01/19 23:22
ポンティのピアノ曲全集CDになってんのすか
297 :
名無しの笛の踊り :02/01/20 02:51
ベルマンのソナタ第3番(日本でのライヴ)のCDは どんな感じですか? たしか1番・3番のスタジオ録音もあったのに 今は廃盤なんですよね
298 :
名無しの笛の踊り :02/01/20 09:18
>>292 良い悪いというより好みの問題だよね。テクニック的にはすばらしいものだよ。
アシュケナージはラフマニノフみたいに弾いてると言った人がいたけど、
その流儀で逝くと、アムランはリストみたいに弾いてるといえるのでは?
漏れはアムランのソナタあんまり好きになれなかったなあ
299 :
名無しの笛の踊り :02/01/20 09:43
アムランは清潔過ぎるんだよ。 ヤツは左手が器用な事を自慢したいだけのピアニストなんだな。
300 :
名無しの笛の踊り :02/01/20 11:40
>>299 確かに1番とか名演だと思うけど
後期のは綺麗だが萌えないな。
300ゲット
301 :
名無しの笛の踊り :02/01/20 17:17
久しぶりにヴェデルニコフの「黒ミサ」を聴いたのですが 暗過ぎて気持ち悪くなりました
302 :
名無しの笛の踊り :02/01/21 01:59
いつの世にも、道場破りみたいに難曲を制覇すること にしか存在理由の無いピアニストがいる。 アムランのスクリャービンなんて、「気の抜けたサイダー」みたいなもんで とても売りものにならない。 シドンの全集も今となっては入手し難く、一部の評価は高いけど、 よくよく聴くと同類。でも、シドンの方が部分部分に救いがある。 全曲をカバーするのは土台無理というか、やっぱ「全曲制覇」的な いやらしさを拭えない。全曲演奏的なものはもうそろそろOUTでしょ。 ポゴの2番とか、詩曲とかは非凡だったなあ。ノンペダルの 干からびたスクリャービンが、白昼夢っぽくて。
303 :
名無しの笛の踊り :02/01/21 10:50
シドンのは酷いと思いました。 どこか聴くべきところがあるはずだと思って 何回か繰り返し聴いたのですが、結局さっぱり。 番号のない2曲のソナタが収録されているのは貴重だったけど。
304 :
名無しの笛の踊り :02/01/21 12:42
シドンもアシュケナージもだめだとなると、一体誰のを買えばええんじゃ? −−ソナタ全集。
305 :
名無しの笛の踊り :02/01/21 12:49
持ってるのを五段階評価してみるよ アシュケナジ ☆ アムラン ☆ アウスタブ ☆☆☆ オグドン − ジューコフ ☆☆ B.ベルマン ☆☆☆
306 :
名無しの笛の踊り :02/01/21 12:54
追加 ヴォスクレセンスキ ☆☆ カスマン(No.1〜5)☆ トーブ ☆☆☆
307 :
名無しの笛の踊り :02/01/21 18:41
ハイペリオンからスクリャービン:初期ピアノ作品集が リリースされます。2曲の習作のソナタのほか、 変奏曲なども収録されています。
308 :
名無しの笛の踊り :02/01/23 19:40
ogdonしか持ってない。 顔面の面積はスクリャービンの倍はあるぞ。 もしかして、トイ・ストーリー2のニワトリおたく そっくりじゃん。
310 :
名無しの笛の踊り :02/01/25 01:25
ハメリンのスクリャービンってどう?
311 :
名無しの笛の踊り :02/01/25 01:26
>>308 スティーブン・クームズという人らしい。
313 :
名無しの笛の踊り :02/01/25 02:24
クームズか、、、グラズノフのピアノ協奏曲のCDは カタログを埋めるために演奏したって感じだった
314 :
名無しの笛の踊り :02/01/25 02:30
ハイペリオンはなんでデミジェンコにやらせんのじゃ!
315 :
名無しの笛の踊り :02/01/25 02:38
アシュケナージのピアコン(マゼールとやってるやつ)はいいと思うんだけどどうよ?
316 :
名無しの笛の踊り :02/01/25 19:13
ファーガス・トンプソンのスクリャービン:ピアノ曲全集 シリーズ(ASV)は第何集までリリースされているんですか? 演奏内容はいいんですか?
317 :
名無しの笛の踊り :02/01/25 19:23
おいらは3集まで持ってる(たぶんここまでリリースではないか?) 主要作品はたいてい入ってる。 演奏は「悪くない」。
318 :
名無しの笛の踊り :02/01/26 04:21
クン・ウー・パイクがダンテに録音した スクリャービン集はいいんですか?
319 :
名無しの笛の踊り :02/01/27 23:16
あぐぇ
320 :
名無しの笛の踊り :02/01/28 10:51
分かりきったことだけど、演奏に対する評価はつまるところ主観だから、 誰かが思いっきり自信を持って薦めてるようなやつでも 聴いてみるとナンダコレーという場合がある。 アシュケナージは、どんな曲にでも表情や起承転結を表現するピアニスト。 どんな難曲でもそれをやってのけるけど、時にそれが邪魔になるような曲もあるし、 ま、器用貧乏ですね。決して嫌いではないんだが、もっとこう、 なりふりかまわず技巧で押すみたいな部分も見たいな〜。
321 :
名無しの笛の踊り :02/01/28 12:27
起承転結を表現するってどういうことですか
322 :
名無しの笛の踊り :02/01/28 12:38
作品のストーリー性(みたいなもん)を大事にするってことでねえの? 俺はそういうピアニスト嫌いだけど。
323 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :02/01/28 13:03
>>320 問題は、スクリャービン作品(特に晩期)は必ずしも
「起承転結」の形をとっていないということ。
また、初期のショパン的な表情は作品30前後からは消え去る。
アシュケナージが1〜3番までしか弾けてない事実と符合するね。
324 :
名無しの笛の踊り :02/01/28 18:36
ストーリー性のある作品とは? で、起承転結のある作品とは、例えばどういうものですか?
325 :
名無しの笛の踊り :02/01/28 18:54
>問題は、スクリャービン作品(特に晩期)は必ずしも >「起承転結」の形をとっていないということ。 なぜそう言い切れる? いや、別にアシュケの肩を持つわけじゃないけど、 彼が起承転結を表現するような演奏をするのは 譜面から読み取れたからであるわけで、 それはそれで一つの解釈でしょ。 この点に不満を感じるなら、それは単に 個々人の解釈の相違にすぎないという事になる。 ま、俺も起承転結の意識は後期スクリャービンに 合うのもだとはあまり思えないのだけれどね、 それはやっぱり主観だし。
326 :
名無しの笛の踊り :02/01/28 19:09
あしゅけなじノコトナンテ ドウデモイイデス
アシュケナージはアムランよりはまし、ということで、よろしか? 漏れは両者を聴いてそう思った。
328 :
名無しの笛の踊り :02/01/29 00:28
結局、音楽における起承転結ってなんなんですか???
329 :
名無しの笛の踊り :02/01/29 00:41
主観主観を言い出す奴はナンセンス。 主観を言葉にする時、議論は意味を無くす。 アシュケナージのスクリャービンは、ロマン派の残り香がするから嫌だな。
330 :
名無しの笛の踊り :02/01/29 17:10
この曲にはこういう解釈がふさわしいと言い切るのもナンセンスだと思うが。 ま、結局は自分の好みを元にした漫談に終始するしかない。
331 :
名無しの笛の踊り :02/01/29 22:08
>>330 自分の意見を言う時はふさわしい、と言い切るのが普通。
突き詰めていけば結局のところ議論なんて成り立たないじゃん。 各人がそれぞれの考えを持っている、それだけであり、 互いに干渉しても意味ないしね。
333 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :02/01/30 01:00
>>332 最近蔓延している、全てを思考停止へと導く悪しき相対主義だ。
具体的に論点を絞ればいくらでも対話は成り立つ。
けど、こと音楽に関しては、客観的なハナシをする事は かなり難しいんじゃないのか。 表現の性質上、人の「主観」という事に触れざるを得ない。 どの意見が正しいというわけじゃなくて、ある意見に共感する人間が どれほどいるかでその意見の優勢度が決まる。ところが 共感する人間の数は流動的なもので、あらゆる要素に左右され得る。
335 :
名無しの笛の踊り :02/01/30 09:27
1が「ピアニストの至宝とも言える彼のピアノ作品」と言ってるが、 これはどの程度客観的なの? このスレに来ている人は皆同意なの?
客観的な話をする事なんて誰も言ってないと思うが。 要は、主観の押し付けをするのがあくまで普通だと。 それが嫌なら来なければ2chに来なければ良い話だし。
337 :
名無しの笛の踊り :02/01/30 11:35
>>333 どこの板から来たんだ、この頭悪そうな厨房は。
政治レベルの議論ならいざ知らず、たかが音楽談義で
なにが「悪しき相対主義」だか・・・。
338 :
名無しの笛の踊り :02/01/30 12:06
>具体的に論点を絞ればいくらでも対話は成り立つ。 そりゃそうだろうが、 「俺は●●は☆☆だと思う」 「いや、それは違う。●●は○○だ」 「いーや違うね、どう考えても☆☆だろ」 コレ以上何の発展もなし。意味ないし。
339 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :02/01/30 12:21
>>337 政治を芸術の上位に置くことに
何の疑問も感じない愚か者
別にそれだけで発展しなくはないと思うけどね。 それはそれで面白い。
341 :
名無しの笛の踊り :02/01/30 12:51
スクリャービンスレ愛読者でたぶんこの一度きりの参加だと思います。 たしかに議論の当事者には不毛と思われる展開でしょう。なんらかの共 通認識を得るという終着点にはたどり着きそうもない(ワラ。でもね、ごめ んなさい、一傍観者、一読者としてはここ数日のやりとりは「○○の○ ○はどう?」より数百倍興味深い内容で、同じくスクリャービンの音楽 を愛する者として寧ろ嬉しい。 アシュケナージ・・・批評的に音楽を聴くリスニングオンリーの人より 実際にピアノを弾く人に人気があるピアニストですよね。自分は彼の端 正で技術的に隙のない演奏は 19 cのビルトゥオーソ系の華を感じて好 きです。「ロマン派の残り香」、言い得て妙だと思いました。コテコテ のロマン主義は 21 c人たる我々が聴いてるとかなり気恥ずかしい。し かし、「ロマン派的なもの」、例えば理想主義や情熱、激情といったも のについては私なんかは未だ惹かれるわけで、要は「ロマン主義的なも の」を 21 c的フィルターを通して聴かせてくれる音楽を自分なんかは 求めているわけです。そこで辿り着いたのが私の場合、スクリャービン のピアノ曲なのですが。とかアシュケナージ持ち上げておきながら、自 分、実はソフロニツキー信者です(ワラ 長文失礼。
342 :
名無しの笛の踊り :02/01/30 13:30
アシュケナージはロマン派の残り香がする・・・ ホロヴィッツやソフロニツキーの方が情熱的、即興的で むしろロマン的だと思うんですけど。 そもそもロマン派、ロマン的とはどういうことなのでしょうか。
別にアシュケナージとホロヴィッツを比較しての話じゃないと思うんですけど。
>>341 >実際にピアノを弾く人に人気がある
ただし3流ピアニスト限定ね
>344 おメーはその3流ピアニストですらないだろ。
346 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :02/01/31 00:50
まあ、普通のピアノ学習者だと クラヲタみたいに古い録音を漁ったりしないだろうから 有名かつ手に入れやすいアシュケナージあたりで 「なるほど〜スクリャービンはこう弾くのね」とか思うんだろう。
347 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :02/01/31 00:53
一方、聴く専門のヲタは楽器も楽理もわかんない(含むオレ)ので アシュケになにかが欠けていると感じても具体的に指摘できない。 よって、ピアノ弾くけどソフロニツキーとか知らない人との対話が成り立たない。 どっちもどっちだね。
俺は“実際に譜面を見て読み取る人”の意見の方が 実際的だし真摯だと思うよ。
349 :
名無しの笛の踊り :02/01/31 01:54
譜面見れても、読み取れない人が多すぎるのが問題。 アシュケナージはデッカCDの余りにも素っ気無いマスタリングも ハンデです。輸入版LPとか、もっと質感あったよ。 まあ、でもソナタなら4番までは可。 5番は、音が団子になっちゃう。それ以降は、うるさいだけ。 5番以降のスクリャービンのキレた音楽が、アシュケの余りにも予定調和的な 音作りにマスキングされてしまう感じ。
350 :
名無しの笛の踊り :02/01/31 02:24
スクリャービンならアシュケよりMIDIのほうがいいよ。 いやマジで。
351 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :02/01/31 02:30
>>350 聴いてやるからそのMIDIのリンク貼れ。
352 :
名無しの笛の踊り :02/01/31 02:49
アシュケナージ独特の、丸くて厚みのある音が 後期のソナタでは何重にも交錯し、もさもさした響きになり 聞き手は当惑する。また彼はスクリャービン特有のリズムを 均してしまうので、音楽の進行がだれてしまう。 逆に2番のような曲になると俄然、彼の特質がマッチして 得がたい名演となる。3番もいい。
353 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :02/01/31 03:15
後期のソナタを聴くと痛感するが、アシュケナージは結局 一本はっきりした旋律線のある曲でないと対応できないんだと思うよ。 「バッハをどうやればいいかわからない」と告白してるのもそれ。
354 :
名無しの笛の踊り :02/01/31 09:27
アシュケナージはポリフォニックな曲は不得意 (または向いていない)ってことなんだね?
355 :
名無しの笛の踊り :02/01/31 12:23
なんか、ここの人間(344をはじめとして)みんなすごい批評してるけど、 果たしてお客呼んでアシュケナージと弾き比べしてより強い賛同を聴衆から 得ることが出来るほどすごい奴ばかりなのか? 批評するのは自由だが。
356 :
名無しの笛の踊り :02/01/31 12:35
>>355 批評行為と、実際にそれを演奏できるかどうかは、問題の位相が違う。
そういう突っ込みは底が浅いぞ。
357 :
名無しの笛の踊り :02/01/31 12:36
>355 漏れも激しく同意だが、ソレを言っちゃおしまいだということでヨロシク。 あくまで純リスナーとしてからの意見だからね。 ま、頭ごなしに思いっきり批判するのは自分も演奏家なら オモシロイぞという展開にもなろうけれど、ろくに弾けもせず譜面も 読み込めない一介のクラヲタがそれをやるのは程度が低いな〜とは思うよ。 でも所詮は2chだからね。書いてる連中も自分の程度の低さは 自覚しつつやってるんだと思うよ。
355が最も低レヴェルっす
>>355 指揮台に立つ私の批評こそ至高といえよう。
360 :
名無しの笛の踊り :02/01/31 13:10
吉田秀和の批評はだめってことですか?
>>357 そうだ、ここは2chだったんだ・・・
ひとつ勉強になったよ・・・
あんたは大人だ。
漏れはまだ青いな。
362 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :02/01/31 14:31
>>357 は自分の程度は低くない、と思っているらしい(藁
批評は聴衆全員に与えられた権利だからなあ。
その中の差をレベルと混同するのは全く筋違いだろうさ。
まあ、
>>361 が一番レベルが低いと思われます。
>>363 わかったわかった、悪かった、
だから死者に鞭うたないでくれ〜
366 :
名無しの笛の踊り :02/01/31 15:29
363は361よりも更に低レベルです。
368 :
名無しの笛の踊り :02/01/31 16:14
質問です。モーツァルトのピアノソナタK.545の 勉強になる,いい演奏ありませんか? 練習しているのですが難しくて。
「○○は自分の感性に合わない」とか 「理解できない」等の表現にすれば良いんじゃない? これなら主観性という点にも触れるニュアンスを出しつつ 自分の好みや考えを主張できる。 “最低だ”とか“話にならない”とか“〜じゃないとダメ”とか、 そんな書き方すればそりゃ、オメー何様なの?と思う人は出てくるよ。 なにもみんなでコーホーや許みたいになる必要ないんだよ。 ある程度マターリといきましょうや。
371 :
名無しの笛の踊り :02/01/31 16:59
うん。心がけるよ。 それにしてもオグドン最低だわ。
372 :
名無しの笛の踊り :02/01/31 17:16
唖首家名時サイテー どんなにすばらしい音楽も奴の手にかかると軽音楽に早変わり こういう糞プレイヤーにかぎって録音残しまくるのは何故? ゴミの大量生産は地球環境的にも良くない
>こういう糞プレイヤーにかぎって録音残しまくるのは何故? 分かんないけどアンタが氏ねば解決するかも知れない。
375 :
名無しの笛の踊り :02/02/01 00:58
何弾いても、ビューティフルでカラフルな軽音楽にしてしまうのも
ひとつの才能と思われ。それが、ハマる曲もあるよ。
>>352 リズムを均してしまうという指摘、面白い。
後期のソナタは、フレージングも長いし、曲相の変化も尋常じゃないし、
一言で言って、「軽音楽」じゃないからね。
スクリャービンって凄くアウラの強い作曲家だと思うけど、
人によって、そのアウラを強く出す演奏家(ホロヴィツ、ジューコフ...)
を好む人と、音の素形だけ出す演奏家(アムラン、MIDI?....)
を好む人がいる。
後者は、ある意味自分の中で色々想像を膨らませる余地があるともいえる。
(かなりのエネルギーが必要だが)
前者は、ああそうですか といって拝聴するしかない。もしくは一緒にイクか。
想像力の枯渇した老人の回春剤としては、前者のお任せコースがいいかもね。
377 :
名無しの笛の踊り :02/02/01 01:04
プレトニョフのスクリャービン集(ヴァージン)は良かった。 とても耽美的で。もっと録音してほしい。
378 :
名無しの笛の踊り :02/02/01 01:47
>>377 禿同
24の前奏曲では、ダントツ一位でしょ。録音もいいし。
379 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :02/02/01 01:56
私はジューコフが(・∀・)イイ! とは思えません。 ただ好き勝手にモタリモタリやっているように聴こえます。 どこが(・∀・)イイ! のか解説してください。
380 :
名無しの笛の踊り :02/02/01 02:17
ホロヴィッツの(彼は何を演奏してもそうだが、特に)スクリャービンは “こけおどし”に近い「様式美」のエッセンスにきこえる。それが良いんだけどね。 ソナタ10番など楽譜どおりじゃないけど、至芸だし。 ソナタ全集を残して欲しかった。
381 :
名無しの笛の踊り :02/02/01 03:43
今スクリャービンのソナタ全集を録音してほしいピアニスト: プレトニョフ・・・響きの魔術というかなんというか。 ウゴルスキ・・・あと6曲もDGに録音してほしい。 ポゴレリチ・・・演奏活動中止とのことだが。 ムストネン・・・疲れるが面白そう。 アファナシエフ・・・怖いもの見たさで。
全集を一つ聴いてすませようという根性がやっぱりだめなんですかねぇ
383 :
名無しの笛の踊り :02/02/02 23:09
ジューコフの新盤について 80年代は指揮活動をしていて、90年代にピアニストとしてカムバック したらしい。ソナタ全集は、99年の録音。 メロディア盤のLPを知っている人は、懐かしい響きに旧友との再会を 感じるかもしれない。全体にテンポは遅めで細部も若干混濁している。 でも、それらに目をつぶらせる馥郁たるアウラが横溢している。 要は、テクストとして楽譜を再現するんじゃなくて、「あっちがわ」に 行こうとしているかどうかです。 op.28のファンタジーは彼の十八番だが、最後のフィナーレはもう 思い出としての高まり、第三者からみた熱狂で、思いっきり「後ろ向き」だ。 若い頃のop.28を思い出して、思わず涙してしてしまう。彼も、自分も もうそこには戻れない。 5番以降は正直厳しいかもしれない。だけど、もしスクリャービンが 何故だか無性に琴線に触れ、どこかに憧憬のむず痒い想いを感じる人ならば、 ジューコフの「夕暮れの、たそがれのスクリャービン」をお薦めします。
384 :
名無しの笛の踊り :02/02/02 23:17
>>383 要するに、昔を知らなければ楽しめない、ということですか。
昔のジューコフを聴いたことがないですが、
TELOS盤の演奏はおっしゃる通り混濁してますねえ。
385 :
名無しの笛の踊り :02/02/02 23:35
>>384 そうかもしれません。若くて元気な音大生には推薦できませんね。
一方で、プレトニョフや岡歳さんのCDとか聴いていると、
まだまだこれから色んな新しいスクリャービンが表現可能な気がします。
気力の充実してきたキーシンのソナタとかも聴いてみたい。
386 :
名無しの笛の踊り :02/02/03 00:10
ジューコフの旧録音はCDになっていないんですか?
387 :
名無しの笛の踊り :02/02/03 02:43
旧録はCDになってないと思います。LPもかなりマイナーでした。 でも、印象に残っているのは、一番のソナタとop.28くらい。 私は、新録音でも十分彼のスクリャービン観がわかると思います。 (値段は、HMVで7000円以上しました。高いです。)
388 :
名無しの笛の踊り :02/02/03 15:48
7000円以上出費して購入する価値はありますか?
389 :
名無しの笛の踊り :02/02/03 20:50
>>388 山野で5700円くらいで買ったけどそれでも高い。
あの演奏だとせいぜい3000円かな。
全集をひとつ、と考えてるならアウスタブ買ったほうがずっといいよ。
(自分はこっちをよく聴きます)
390 :
名無しの笛の踊り :02/02/03 23:40
ウゴルスキのスクリャービン集(DG)は どんな演奏ですか?
391 :
名無しの笛の踊り :02/02/04 10:36
>>390 だらしなく聞こえるは録音のせいだろう。
演奏はまあまあ。
ところで、スクリャービン好きなみなさん、 ほかにはどんな作曲家がすき? ワーグナーとかショパン?? あとさ、どうしてスクリャービンの美がわかるひとと そうでない人がいるんだろうね。こんなにきれいなのに、 うるさいと思う人もいるとおもうんだ。
393 :
名無しの笛の踊り :02/02/06 01:33
単にバリバリ弾くだけのピアニストが多すぎるからと思われ。 ジューコフは、後期もマターリでなかなかいいじゃん。 うるさくないし、音の綾の移り変わりに安らかに浸ってられるよ。 スクリャービンのツボを押さえた上で、自由で肩の力の抜けた遊びが
394 :
名無しの笛の踊り :02/02/06 01:57
>>393 確かにそうだけど、ファーストチョイスとしてはどうかと。
やっぱり6とか9は迫力が欲しいし。
395 :
名無しの笛の踊り :02/02/06 02:10
>>394 力強さはあまりないね。スピード感も望めないし。
2番目、3番目のお好みでという感じ?
でも、正直、スクリャービンって、力強く堂々と弾くような
ご立派な音楽か?って気もする。
個人的には、気の向いた時に時々覗いて見たい
「秘密の花園」みたいなもんかなあ。
396 :
名無しの笛の踊り :02/02/06 02:17
>>392 調律のせいかハモりの悪い録音が結構ある。
込み入った和声だからこそ大事なのだが。
4番の冒頭とか、やっぱり透みきっていて欲しい。
ハモリはモーツァルトのソナタ並に重要。
397 :
名無しの笛の踊り :02/02/06 02:42
ハモリといえば、今後の録音は岡歳さんレベルのものが欲しいね。 Desirなんて、ソフトペダルのダンパーが弦にフッーと触れたり 離れたりする音まで聴こえる。小曲だけど和声の移ろいが 堪能できる録音と演奏だった。 蛇足だけど、Desirは作曲者自身のピアノロールによるCDが聴けて 、これ最初に聴いた時は「目から鱗」だった。 リズムが凄いサクサクしていて推進力があって、最後も 上へ上へ飛んでけーという感じで、そうかこんなフレッシュな音楽 だったんだって感じた。
398 :
名無しの笛の踊り :02/02/06 10:36
>392 チョピンもワグネルも嫌いどぇす
さて皆さん、いよいよキリ番ゲッターの登場です。 このキリ番ゲッターはだてにスクリャービン聴いてません。 恐らくとてつもなく恍惚的なネタを披露する違いありません。 では皆さん、注目しましょう。準備はいいですか? それではキリ番ゲッターさん、張り切ってどうぞ! ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
こんにちは。スクリャービンです。
こんにちは。 どうせならトリップもscriabinにしてくださいな。
402 :
スクリャービソ ◆sPCO6/zE :02/02/06 14:25
うるさいよ。 ところで何か質問はないかな?
録音、演奏のまずさですか・・・ たとえば、スクリャービンを理解するには、やっぱり知性とか 精神性とか必要とかはないですかねえ? あとはある程度クラシックを聞いてきたという歴史とか。 >402 スクリャービン先生、遊んでばかりいないでもっと作曲にいそし めばよかったね。もっと有名になれたかもよ(W 死ぬときものすごく痛かったって本当?先生の人生そのものだね! >398 じゃ、なに聞いてんだYO!! まさか、ラフとかチャイコ聞いてるとかですか??
404 :
名無しの笛の踊り :02/02/06 18:48
>どうしてスクリャービンの美がわかるひととそうでない人がいるんだろうね。 実もフタもない話だのう 私的にはブルヲタの趣味がさっぱりわからん
405 :
スクリャービソ ◆sPCO6/zE :02/02/06 19:26
ああ、唇がとっても痛かったんだYO。
406 :
名無しの笛の踊り :02/02/06 20:45
>>402 ではスクリャービソさんに質問します。
先日、近所の山に登ったんです。山っていっても高さ300メートルくらいの小山ですけどね。
林道をスイスイ進んでいくとアッというま頂上付近まで着ちゃいます。
でも頂上の手前から崖みたいになってて、岩肌が突き出てるところが続くんです。
最初で最後の難関ですね。体力が無い人はそこで諦めて引き返します。
そこは地元民に「鬼坂」と呼ばれている崖です。
僕はそこを登ったんです。といっても実は子供のころから何度もそこを登ってるんですけどね。
でも10年以上登ってなかったので、さすがに怖かったです。風が強かったのでかなりビビりましたよ。
汗だくになりながら、足下を確かめながら一歩ずつ登るんです。一応命がかかってるので結構なスリルですよ。
なんとか崖を登りきりました。その時はもうフラフラでしたよ。半分疲労、半分快楽のフラフラです。
そこから頂上までは再び林道がのびてます。
頂上には白いセメント塗りの展望台があるんですが、もうそこから見えています。
頂上まであとほんの200メートルくらいでしょうか。
僕は、そこを歩きだしました。
スクリャービン先生、ラフマニノフをどう思いますか?
やぱーり自分の演奏より、娘婿の演奏のがウトーリしててイイ!なんて 思う? これは全作曲家にきいてみたい事でもあるんだけどさ。
409 :
名無しの笛の踊り :02/02/07 01:13
ダヴィドヴィチがフィリップスに スクリャービンを録音していたんですが。 どんな演奏なんでしょうか?
410 :
名無しの笛の踊り :02/02/07 01:39
スクリャービンは大好きで「CDは見つけ次第買う」作曲家の一人だが、 かといって毎日聴く音楽でもない気がする。
411 :
名無しの笛の踊り :02/02/07 01:41
ソナタ第2番の第1楽章は毎日聴きたいなぁ
412 :
名無しの笛の踊り :02/02/09 09:24
さあ語ってください
413 :
名無しの笛の踊り :02/02/09 09:42
>>406 なんだか期待させる文章だったんだけど
どこに質問があるのかわかりませんでした。
なぜ、皆突っ込まないのか? わかってねーのオレだけか?
414 :
名無しの笛の踊り :02/02/09 10:46
キミだけだ
415 :
名無しの笛の踊り :02/02/09 10:52
なんたること・・・(悲嘆)
416 :
名無しの笛の踊り :02/02/11 21:58
417 :
名無しの笛の踊り :02/02/11 23:15
ルースラレードのソナタ全集 聴きました。 米ノンサッッチ盤、1970年代の録音。タワーで2800円と安価。 音楽の造りは全体にちょっと古めかしいけど、ツボは押さえられている。 ペダル多め、エコー多めの録音が、ステロタイプ化されたスクリャービン のイメージを演出。でも、この時代にこれだけ「らしい」スクリャービンを 演奏しているのは大したものだし、おそらくアメリカでは相当な権威なのでは ないだろうか。全くの憶測だけど、亡命ロシア人ピアニストから直接の 薫陶を受けていたとかもあり得そう。 彼女自身のライナーノートに加えて、フォービオン・バウアーズの素晴らしい ライナーノートが添えられている。バウアーズは、マッカーサーの副官として 来日して、歌舞伎の復権にも一役を果たしたことで有名な人だ。 ちなみに彼の経歴は面白く、コロンビア大を卒業してからフランスの エコール・ノルマルでコルトーにピアノを師事。ジュリアードでもシロティの 師事を受けている。その後何故、軍に入ったかは知悉しないが、数奇な人生 を送った多芸な人であったようだ。 「New Scriabin; St.Martin's Press Inc,NY」の著者である。
418 :
名無しの笛の踊り :02/02/11 23:27
>417 それちょうど今読んでます。 たまたま古書店で見つけた。もち邦訳版ですけど。
419 :
名無しの笛の踊り :02/02/11 23:47
泰流社ですよね?その翻訳かなりイタくないっすか? 1995年の本なのに、ワープロ写真製版だし.......
420 :
名無しの笛の踊り :02/02/11 23:52
泰流社の訳はどれもヒドイねえ。 スクリャービンのまとまった評伝てあれくらいしかないから買ったけど・・・ まあ巻末のディスコグラフィは助かるし、 持ってないよりは持っていたほうがいい本。
422 :
名無しの笛の踊り :02/02/12 00:43
ところでスクリャービソ氏はどこ逝っちゃったのよ?
423 :
名無しの笛の踊り :02/02/12 01:30
ラレードってラフマニノフのピアノ曲全集も録音してましたよね
424 :
厳格対位法自由自在 :02/02/12 01:50
タネーエフはスクリャービンの葬式逝って 風邪引いて死んだんだYO
425 :
名無しの笛の踊り :02/02/12 02:19
スクリャービンの死んだのは13日の金曜日。誕生日はクリスマス。
426 :
名無しの笛の踊り :02/02/12 09:16
スクリャービンて友達いたの?
427 :
名無しの笛の踊り :02/02/12 18:27
友達はいてもいなくても、後生の一日本人の人生に(オレのことさ) 過大の影響を与えたんだから、どちらでもいいだろう。
428 :
名無しの笛の踊り :02/02/12 19:25
どんな影響? 2ちゃんに導かれたとか。
>427 わたしも聞きたい どんな影響か あと、それって人生にトータルで見てプラスに作用した? それともマイナス?
427はスクリャービンの影響で友達がいないのだろう
エクスタシーあげ
>>402 スクリャービソさん先日はスマソです。
何回かに分けて送信するつもりが、チョット訳あって続きが送れなかったです。
僕はいま入院中(笑)なので、いろいろと自由じゃないんです。
あの質問は長いのでまた改めて書きますね。
433 :
スクリャービソじゃないけど :02/02/16 12:09
>>432 疑問氷解。精神の便秘解消。お大事にです。
期待待ち。
434 :
名無しの笛の踊り :02/02/16 16:46
ツエルニ-40番終了程度ですが、エチュードOp8に挑戦して いいですか?
>434 私と同レベル(w) 8-12弾いてますよ。なんとか。OKなんじゃないでしょうか。 42-5はちょっと難しいかなあ・・・・楽譜も買ってません。
436 :
名無しの笛の踊り :02/02/16 21:49
>>434 それをピアノスレじゃなくここで訊くところが憎いね(w
でもここのエクスタシストはツェルニーなんか知ってんのかな?
437 :
名無しの笛の踊り :02/02/16 22:44
>>435 そーなんだ、オレも悲愴エチュードやってみようかな。
438 :
名無しの笛の踊り :02/02/16 22:50
スクリャビンの自演の8−12聞いたこと有る? 超高速!1分30秒くらい(w しかも、鍵盤ぶったたいて、歌うもくそもない!! それにひきかえ、キーシン達は、これでもかってくらいに歌いこんで エチュードって感じが全くしない。 皆さんはどちらがお好みですか?
439 :
名無しの笛の踊り :02/02/16 22:54
昨日、エチュードの楽譜買ってきた。 なんか仲間がいっぱいいるな。漏れもチェルニー 40番終了プラスアルファ程度だ。 ちゃんと弾けなくてもどんな音がなってるか解かればいいやと 思って。 譜面見てCD聞くだけになるかも。
440 :
名無しの笛の踊り :02/02/16 22:58
やっぱり8−11が一番スキ。スクリャビンの自演聞いてみたいな。 あの、ロシアっぽさも「ぶったたいて」表現してるのかしら?
441 :
名無しの笛の踊り :02/02/16 23:07
エチュード全曲入ってるCDでおすすめのありませんか。
442 :
名無しの笛の踊り :02/02/16 23:50
演奏会用アレグロop18、アレグロ・アパッショナータop4のCDってでてますか? どこにもないんで・・ MIDIでもよいです。
443 :
名無しの笛の踊り :02/02/17 00:01
>>441 全曲入ってるのってあるのかな
あってもたいがい全集ってロクなのないよ
444 :
名無しの笛の踊り :02/02/17 00:02
ナクソスは全部はいってます。
私、実は
>>1 なんですけど(笑
普段は日本にいないので、なかなかネットでくつろぐ暇がありません。
とまあどうでも良いのですが、レスする時期を逸したので、単に独り言を言ってみました。
446 :
名無しの笛の踊り :02/02/17 00:07
ロシアは寒くて、大変でしょう。
ロシアじゃないっすけど、肌寒いですよ。 こっちは雨が多くてね。
448 :
名無しの笛の踊り :02/02/17 00:11
>>448 ああ、もう毎日毎日暑くてね…。これじゃ干物になります…って違うだろコラ。
450 :
名無しの笛の踊り :02/02/17 00:22
451 :
名無しの笛の踊り :02/02/17 00:23
>443、444 ナクソスですか。来週渋谷の搭にいけるので 捜してみます。どうも。 確かに全部入ったのってなかなかいいのないですよね。 実際は抜粋でいいんだけど、一枚は全部入ったのが欲しいんですよ。
452 :
名無しの笛の踊り :02/02/17 00:36
>>441 岡城さんのCDが出てます。これとは別に8-12の異稿なんてのも入れてますが。
≫452 8−12の異稿っていうのは、全曲入ったCDとは別なんですか? もうちょっと詳しく教えて下さい。
↑6っていうの無視してね。
455 :
名無し募集中。。。 :02/02/17 01:39
>>453 俺452じゃないけど、別のCDに入ってる。
異稿も全部一緒になってるのが希望なら、SETRAK(Solstice)のがある。
おまけにジュリアン・スクリャービンのプレリュード4曲(結構凄い)つき。
456 :
名無しの笛の踊り :02/02/17 02:26
>>452 8−12の異稿 萌え〜
最初聴くと、頭クラクラするけど、何回か聴くと
こっちの方が味わい深く思えてくる。
楽譜欲し〜
>>453 異稿の方は「法悦の詩」が入ってるCDの方に入ってます。
458 :
名無しの笛の踊り :02/02/17 12:27
>>456 春秋社版に載ってるよ。スクリャービン全集の3巻です。
459 :
名無しの笛の踊り :02/02/17 13:14
ナクソスで見たけど神聖な詩と法悦の詩2台ピアノ版ってどうよ? 以前にロシア版楽譜で(連弾)悲劇的な詩と悪魔的な詩を 弾いたことがあるけど、演奏会向きではなかったな。
461 :
名無しの笛の踊り :02/02/17 15:32
ジュリアン・スクリャービンは 父親に勝るとも劣らない早熟な才能を見せたものの 夭折したという逸話の持ち主ですね。 スクリャービン親子は二人とも不幸なイメージがありますね。
462 :
名無しの笛の踊り :02/02/17 15:32
不幸でなきゃあんな曲は作れん
>>455 >>457 見つかったら三枚とも買ってみます。
なんだかすごく楽しみになってきました。
異稿版聞いた事ないし。楽譜みたらちゃんと載ってる。驚き。
全然気が付かないとは。
さっきデンオンのウラジーミル・ソフロニツキー・エデ ィションVOL.3聴いてたのね。でさ、そのあとスティーヴィー・ニックス ってアメリカのオバハンのネイティブなアメリカンロック聴いたりしたのね。 スクリャビン好きって独特の美意識の持ち主多そうじゃん、 退廃とか陰翳とかそこから発して昂揚するエスクタシとかさ(w でも、いつもそういうのじゃハッキシ云ってホンモノのヘンタイさんっしょ? スクリャビンエクスタシストの皆さんはそのへんの精神の平衡を他の音楽で自然と とったりしているのでしょうか?
エクスタシだよ・・・。最近、プロキシとプロシキの区別もつかないことあんだよ! はぁ・・・。
>>464 良い質問だ。
ていうか、毎日まじめに平平凡凡と過ごしていかなくてはならない
事のほうに息苦しさや悲壮感を感じているので、スクリャービンは
むしろ、本来の自分に戻れるというか、酸欠の日々のなかの、新鮮
な空気のような気がしてなりません。
ほかの方はどうなんでしょ?ヘンタイさんはわたくしだけかな?
ボクは近代・現代音楽を中心に、jazz、民族音楽、noise系まで わりと何でも聴きますが、本当は昭和の歌謡曲が大好きです。ヘンタイですかね?
468 :
名無し募集中。。。 :02/02/18 04:42
特にめずらしくないね。
469 :
名無し募集中。。。 :02/02/18 04:54
>退廃とか陰翳 スクリャービンといえばこういうのが決り文句らしいが、 快楽を追求し本能のままに爆発するのは退廃でもなんでもない。 漏れにとっては全く健康そのものの音楽だ。 ブラームスやシュトラウスのほうがよっぽど退廃的だな。
470 :
名無しの笛の踊り :02/02/18 09:26
平々凡々からの開放ですか、、、ああ、そういうときもありますかね。
一丁盛り上がったれ!みたいな。
>>467 さんは、これまた守備範囲が広い(笑)。
クラ板にくると、勿論クラ好きが集まってんだし、そういう板なんだか
らクラばっか聴いてるような人ばかりなのかという気にもなってくる
んですが、話題の制約を外して敢えて問うてみれば、そういう方も
たくさんいらっしゃるんでしょうね。クラファンの多様さをあらためて
知ることができて面白かったです。にしても昭和歌謡とはまた、ある意
味トレンディな。私もちあき、伊東ゆかり、中村晃子といった中途半端に
古いとこらへんが好きですよ。
>>468 いや、珍しさ競ってるわけじゃないからさ。
なんとな〜くスクリャビンファンの素顔知りたくなっちゃったわけよ。
たしかに”退廃”だ”陰翳”だというのは第3者的なステロタイプの
表現だな。なんてかな、自分の中に隠棲している仄暗い情念
が楽曲とシンクロして解き放たれ、どこまでも高く昇っていったり、
どこまでも深く沈潜していったりそんな感じ。
気持ち良いような沈鬱なような。
日常でおいそれと開放できないような自分のステータスでありステージ。
スクリャービンの情念こもったロシア風旋律って、ちょっと 演歌的な、日本人が理解しやすそうなコブシがある気がしない? それプラス現代調の腐ったきれいさも入ってて・・・・ スクリャービンとシューマン比べたら、やっぱりシューマンの方が 全然洗練されてるね。和声が。これはドイツのクラシックの伝統には 辺境ロシアはやっぱり一歩及ばずなのかな。(でも私は今はスクリャ ービンのが好きだ) 私は退廃というより、死臭がするところが好きだね。
472 :
名無しの笛の踊り :02/02/18 21:56
和声が洗練されてる、ってどういうことですか? すこし具体的に・・厨にもわかるくらいでお願いします
>472 私も厨房レベルだけどさ、 実際自分でひいてみて、音の重なる量の幅はシューマンの方が多いし 空気の中での響きが本当に強い。楽譜を弾いてるだけで、響きわたる って感じ。シューマンはメロディーが主旋律だけじゃなくてからみ あってる事が多いしね。 ロシアの作曲家はであるスクリャービンは偏見かもしれないけどやっぱ りポリフォニックな音さばきという点において、すこし劣るのではとお もったのです。やっぱり、メロディープラス伴奏みたいな。私が自分の 耳で感じたまでの単なる感想ですので説得なくて申し訳ありません。 でもでも、わたしもエクスタシストなんですよ〜。どうしてだろう。 (シューマンにも死臭をかんじてる節操のない人間ですが)
474 :
名無しの笛の踊り :02/02/19 00:05
>473 タネーエフのピアノ三重奏曲を聴いてみてください。 あとタネーエフの交響曲第4番の第1楽章の展開部も。
475 :
厳格対位法自由自在 :02/02/19 00:30
タネ−エフの話が出てうれしいです。 チャイコフスキーからモスクワ音楽院の 対位法のクラスを受け継いでスクリャービンらを 教えたのは有名な話ですね。 スクリャービンの協奏曲Op.20ソナタ第3番 交響曲第1番あたりまでの対位法的な動きは 明らかにタネ−エフの影響でしょう。しかし スクリャービンは対位法のスペシャリストではなかったようですね。 そこまで興味が無かったのかもしれません。
476 :
名無しの笛の踊り :02/02/19 18:39
8−12って難しくない?
477 :
名無しの笛の踊り :02/02/19 20:19
ちょっと疑問なんだけど皆なんで初期のばかりやるの? やっぱスクリャービンは後期が真骨頂だと思うんだけどな。エチュードもソナタも。 解釈が難しいのか、それともたんに技術的な問題かな?
478 :
名無しの笛の踊り :02/02/19 20:24
>>477 自分の場合は、おのれをよく知っているからだ。
弾・け・な・い・ん・だ・よ
479 :
名無しの笛の踊り :02/02/19 20:31
技術的には初期も十分難しいよ。ソナタなんか、なんだかんだ幻想が一番難。
480 :
名無しの笛の踊り :02/02/19 21:50
後期は音が鳴らせても音楽にならない・・・ 幻想の方がまとめやすいけど、ちょっと辛い・・・ 4番も、2楽章を理想の速度では弾けないし・・・
481 :
名無しの笛の踊り :02/02/19 22:31
そうか。じゃ興味ないわけじゃないんだな。安心したよ(笑)
482 :
名無し募集中。。。 :02/02/19 23:47
ソナタとエチュードがひととおり出たところで 珠玉のプレリュード集の話でも。 初期から最晩年まで90曲、ほとんど切れ目なく書きつづけているよね。 全集ではARTE NOVAの二枚組のアンドレイ・ディエフが中々良かった。
483 :
名無し募集中。。。 :02/02/20 00:01
連続投稿スマソ ディエフの音の切り方はちょっとフランソワ的で面白い。 Op.11の16には既に狂気の萌芽が見られる。 スクリャービンは新しい領域に踏み込むとき まずプレリュードで試してみているような気がする。
484 :
名無しの笛の踊り :02/02/20 00:05
デイエフって、昔日本国際コンで優勝したあの人? 本線のプロコ2番は凄かった・・
485 :
名無し募集中。。。 :02/02/20 00:10
>>484 ライナー見たら確かにそう書いてある。
生で聴いたんだ。ウラヤマシイ
486 :
名無しの笛の踊り :02/02/20 14:32
>>473 スレ違いで申し訳ないですが、シューマンのどこら辺に
「死臭」を感じているのか、解説キボーン。
スクリャービンの「死臭」とシューマンの「死臭」は
異なりますか?
>>480 >後期は音が鳴らせても音楽にならない・・・
こういう自覚はとても大事ですね。
(自覚できてない人が多いので)
488 :
名無しの笛の踊り :02/02/21 20:05
スクリャービン入門厨なんですが、練習曲のCDでお薦めありますでしょうか? ホロヴィッツのはどうも曲数が少なくて不満なのですが。(演奏は素晴らしいの でしょうけれど) ヴォスクレセンスキーの練習曲全集を見かけましたが、あれはダメ?
489 :
名無しの笛の踊り :02/02/21 20:42
490 :
名無し募集中。。。 :02/02/22 00:41
漏れの持っている全集だと 千歳>>レヴィナス>>>>セトラック、マガロフ ヴォスクレセンスキーには期待している。買ったら報告きぼんぬ。
491 :
名無し募集中。。。 :02/02/22 02:31
一人でもあげるぞ。
493 :
名無し募集中。。。 :02/02/23 00:55
前奏曲好きな人なんか書いてくれ。
494 :
名無しの笛の踊り :02/02/23 22:06
今op11-1やってるんですが、右5:左3がどうもしっくりこなくて・・ 大体、でいいんでしょうか?
495 :
名無し募集中。。。 :02/02/24 01:03
>>494 スクリャービン自演盤が参考になると思います。
音価の均等さは、作曲者は冒頭から厳密には考えていません。
右5:左5のところもピッタリそろえずに、浮遊感みたいなものを醸し出しています。
また、譜面には書いてませんが、12小節の終わり(cresc.に入る前)から
どんどんテムポが速くなり、accel.のところに来るまでに相当高速に達します。
更にラストスパートとなる最後のDACGCの繰り返しは「ごろごろん、ごろごろん」
という感じで右3番目と左2番目のタイミングがほとんどくっついたようなになりますが、
高速のためあまり気にならないです。
また「ご」で書いた音にはっきりアクセントを置いています。
496 :
名無しの笛の踊り :02/02/24 03:04
スクリャービンって、優等生に弾いて欲しくないね。 ラヴェルとか弾くのと同じ感覚で弾いている奴いるけど 全然違うもんね。 自作自演は色んな意味で目から鱗なので、 このスレ見てる人なら一聴をお薦め!!
つうか優等生には弾けない
498 :
名無しの笛の踊り :02/02/24 13:22
>>495 おお!詳しく教えていただきありがとうございます!
自演はもってましたので早速聴いて練習に励みます。
499 :
名無しの笛の踊り :02/02/25 16:43
ご報告申し上げます。 ヴォスクレセンスキィの練習曲全集は止めておいた方が良い。 以上
↑どして?
つまらないですか。 この間皆様にエチュード全曲入ったCDいろいろ教えてもらって、 今週探しに行く予定なんだけど。
502 :
名無し募集中。。。 :02/02/25 17:09
503 :
名無しの笛の踊り :02/02/25 19:00
ヴォスクレ・・氏って桐朋にずーっといる先生?
504 :
名無しの笛の踊り :02/02/25 19:07
優等生というか、まじめ堅物には弾けない。
>ヴォスクレ・練習曲集 8-12なんかの複雑なパッセージで、速度落としすぎ。 技巧の衰えを誤魔化すための小細工としか思えない。 ここぞって所で変にブレーキ踏まれると、こちらも 感動が薄れる。 それと、ちょっとゴッチャリしすぎ。音がくっ付いて 団子みたい。もう少し、透明度の高い演奏をして欲しい。
506 :
名無しの笛の踊り :02/02/26 22:03
ソナタ9番とかを楽しめるようになったら、 上級スクリャービニストなんだろうな・・・。 漏れはソナタ6番以降はどうも苦手です。 聴いてて怖くなる。
507 :
名無しの笛の踊り :02/02/26 22:05
age
508 :
名無しの笛の踊り :02/02/26 22:13
>>506 その「怖さ」を楽しむんだよ。w
深夜に部屋を真っ暗にしてジューコフの黒ミサでも
聴きなさい。トイレに逝けなくなること必然。
509 :
名無しの笛の踊り :02/02/26 22:24
ポエム・ノクテュルヌもその名と裏腹に不気味と思う私は厨房でしょうか・・・
510 :
名無しの笛の踊り :02/02/26 22:27
エチュードあたりからどういう道筋を通って黒ミサに行き着いたか 教えて欲しいです。参考にしたいので。
511 :
名無しの笛の踊り :02/02/26 22:28
この人の場合、ノクチュルヌったって 真っ赤な月が夜空にかかってそうだよね。 スクリャービンという響きが既に不気味だ。
512 :
名無しの笛の踊り :02/02/26 22:30
>>510 上でも書いたが、生涯に亘って書き連ねたプレリュードを
順を追って聴けば身体でわかってくるよ。
ARTE NOVAの二枚組が安くて演奏もいい。
513 :
名無しの笛の踊り :02/02/26 22:31
後期スクリャービンを聴くときは変に抵抗しないでそのまま逝っちゃってください
514 :
名無しの笛の踊り :02/02/27 00:51
ヴェデルニコフのスクリャービン後期ソナタはやたら暗い。重い。 深海の底に沈んでいるような。 光もない、希望もない、明日もない。 そこにあるのは、絶望でしかない。
515 :
名無しの笛の踊り :02/02/27 00:56
ホロヴィッツ萌え〜
516 :
名無しの笛の踊り :02/02/27 00:59
>>514 明快系ヴェデルニコフのはあんまし面白くないね。
爆発は苦手なようだ。
517 :
名無しの笛の踊り :02/02/27 01:54
黒ミサをいろいろ聴き比べ。 ステレオ盤ではトーブとルディが良かった。 ホロヴィッツはひらめきに富むがやや軽め。 怖さも含めたらソフロニツキーのライブが不動。やっぱ別格だ。
518 :
名無しの笛の踊り :02/02/27 02:23
オグドンのソナタ集買ったage 曲による出来不出来のバラツキがけっこうある感じ
519 :
名無しの笛の踊り :02/02/27 02:32
ナクソスの兄ちゃんは黒ミサや昆虫ソナタを弾けるような顔してないね
520 :
名無しの笛の踊り :02/02/27 09:05
変態ぽいと思ったけど。
521 :
名無し募集中。。。 :02/02/27 18:32
522 :
名無しの笛の踊り :02/02/27 20:16
ジューコフって、なんかアヤシイ外見だね
523 :
名無しの笛の踊り :02/02/27 21:40
みんな、スクリャービン以外にはどんな作曲家が好きなの?
524 :
名無しの笛の踊り :02/02/27 21:42
バッハとシューベルト。変?
526 :
名無し募集中。。。 :02/02/27 21:44
>>523 ジェズアルド、フローベルガー、バッハ、シューマン、
シューベルト、ブルックナー、ドビュッシー、
アイヴズ、メシアン、リゲティ、クセナキス
>>524 >>526 いつもいつもスクリャービンで逝っちゃってる
ってわけじゃないのね。w
バッハとかシューベルトとかも聴くのね。
スクリャービニストって、もっと変な人の
集まりかと思ってたよ。
528 :
名無しの笛の踊り :02/02/27 21:48
ブラームス、メンデルスゾーン、ベートーベン、モーツァルト プロコフィエフ
529 :
名無しの笛の踊り :02/02/27 21:48
私の聴くのは全て逝っちゃってる作曲家です。実のところ。
短時間でレスが多いな。w ベートーヴェンはそれこそスクリャービンと 正反対の思想って感じがしますね。片方に 傾倒すると片方を嫌いになりそうなもんですが。 そんな単純じゃないか。両方楽しんでいるのか。
思想ではなく、ハーモニーのマジックを聴きたいのです。 挙げた作曲家はそれを駆使していると思います。
533 :
名無しの笛の踊り :02/02/27 21:58
スクリャービンってベートーヴェンの田園ソナタ 好きだったんだってね。分かるような気がする。
534 :
名無しの笛の踊り :02/02/27 22:01
ここでスクリャービンとスカラッティーという作曲家を知ったんですけど スクリャービンがとても気になります。まだ一度も聴いたことないのですが どんな感じなんでしょうか?
>>530 「逝っちゃってる」っていうのは、「狂気を感じさせる」
っていう意味でしょうか?
>>533 へぇー、初耳です。
スクリャービンがベートーヴェンを・・・。
ちなみに、
>>525 は「以外」ではなく「意外」
でしたね。ハズカシ。
536 :
名無しの笛の踊り :02/02/27 22:03
和声はジャズに近いです
537 :
名無しの笛の踊り :02/02/27 22:03
538 :
名無しの笛の踊り :02/02/27 22:04
>>535 狂気というよりは
「デーモンを抱えていて、それをハッキリと形にできる」
くらいの意味です。
>>539 ナルホド。
シューベルトなんか、特に同意です。
541 :
名無しの笛の踊り :02/02/27 22:13
>>534 いきなり後期の曲とか聴くと拒絶反応を起こしかねないので、
興味を持たれたなら初期の曲から聴くのがいいかと思われ。
練習曲2-1、8-12とか、ソナタ2番あたりとか。
漏れは初めてスクリャービンを聴いたのはホロヴィッツの
CDだった。そもそも「展覧会の絵」を聴きたくて買った
のだが、スクリャービンの「黒ミサ」も併録されていた。
・・・結果、拒絶反応を起こしました。w
542 :
名無し募集中。。。 :02/02/27 22:50
漏れは反対だね。もし初期だけ聞いてたら 「ロマンティシズム濃厚なサロン作曲家の一人」と思い込んで 絶対スクリャービンにはまることはなかったね。 漏れなら中期から薦める。ソナタ4、5番、そして6番。 あのくらいのサウンドはさほどショッキングなものでもない。
ソナタ3番第1楽章、4番、5番辺りは素人でも解りやすいかと。 旋律がキャッチーだし。
545 :
名無しの笛の踊り :02/02/27 23:23
菜糞酢のエチュードは690円のわりに マアマアの内容だったよ。
546 :
名無し募集中。。。 :02/02/27 23:30
NAXOS のエチュード集 690円 ARTE NOVA のプレリュード集 580円 BRILLIANT のソナタ集 1700円くらい 合計3000円でピアノ曲入門完了。
547 :
名無し募集中。。。 :02/02/27 23:31
まちがえた、ARTE NOVA のは二枚組だ。 計3500円てことにしといてくれ。
548 :
名無しの笛の踊り :02/02/27 23:48
ピアノコンチェルトから入門しました。 とても良かった。
549 :
名無し募集中。。。 :02/02/28 01:34
今宵は白ミサいくかな。ワクワクドキドキ
550 :
名無しの笛の踊り :02/02/28 10:38
初期の作品はショパンの影響が、というのが通説だけど、 それよりリャ−ドフ、グラズノフ、そしてなにより タネ−エフの影響が強いんじゃないかな。
551 :
名無しの笛の踊り :02/02/28 11:19
じっくりのんびり聴きたし
552 :
名無し募集中。。。 :02/02/28 13:41
>>550 タネーエフ聴いたことありません。
そのスクリャービン的な作品を教えてください。
553 :
名無しの笛の踊り :02/02/28 15:21
ナクソスから出てるピヤコンってどうなんですか? 他の演奏を聞いた事ないんですが。 マゼール/アジケナーシの演奏が聞いてみたいけど廃盤らしいし。他に良い演奏ありますか?
554 :
名無しの笛の踊り :02/02/28 15:42
ブリリアントのソナタ集をぬるいと思ってしまう俺は逝って良しでしょうか?
555 :
名無し募集中。。。 :02/02/28 15:50
>>554 あむらん・おぐどん・あしゅけよりは十倍マシ
>>555 早速のレスさんきゅ。それと俺が聴いてる演奏を書くの忘れてシマタネ。スマソ。
普段はNAXOSのグレムザーばかり聴いてるですよ。個人的ベストもこれ。
あむらんは聴いたことさえないし。おぐどんとあしゅけは棚のどこかで
眠ってるかな(w。で、グレムザーのクールな切れ味に慣れてしまうと、
ブリリアントの演奏がぬるく聞こえてしまうわけです、ハイ。
557 :
名無し募集中。。。 :02/02/28 16:17
そうか、グレムザー買ってみるわ。 漏れが8種聴いた全集の中では アウスタブは値段を度外視しても上位に入る。 まあソフトな演奏ではあるかもしれんな。
558 :
名無しの笛の踊り :02/02/28 19:55
ウゴルスキ買ってきた。これは凄い。 こういう演奏を聴きたかったんです!!!
>>552 プレリュードとフーガ嬰ト短調、
ピアノ四重奏、五重奏など
交響曲4番もスクリャービンの2番に似ていますね。
具体的な曲というよりは初期のスクリャービンの
対位法的な書法はタネ−エフゆずりなんじゃないかな。
いやーグレムザー良いですよ。NAXOSの英語siteで試聴出来ますし、一聴をオススメします。 とくに、ソナタ第5番の第1主題呈示前の左手のppで滑らかに下向するアルペジオや、第1主題呈示後の 左手のffで上向するアルペジオ辺りの速度の落ちなさと切れ味の良さは一級品です。
561 :
名無しの笛の踊り :02/03/01 00:05
>559 タネーエフのヴァイオリン・ソナタって聴いたことありますか?
スクリャービン買った買った。ソナタ全集とエチュード、プレリュード、・・・など 色々入っている奴。感想はよく分からないけど、嫌いじゃないね。
>>561 いえありません。弦楽3重奏は知っていますが。
あとピアノ3重奏も知っています。これらは
スクリャービン的ではなくロシア民俗的な中に
対位法が組み込まれているという感じですね。
ヴァイオリン・ソナタはどうですか?
>553 ナクソス(シチェルバコフ)は個人的にはいまいち。 ブーレーズ/ウゴルスキにしたら? 高いけどさ…
565 :
名無しの笛の踊り :02/03/01 00:28
>563 自分も聴いたことないんです。 ロシアのヴァイオリン・ソナタって プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ以外は ほとんど知られていないませんね。 それはともかくタネーエフ「オレステイア」序曲は すばらしいと思います。
566 :
名無しの笛の踊り :02/03/01 00:34
>553 アシュケナージ&マゼールは驚異的な美演です。 中古屋を丹念にチェックして入手するとよいでしょう。
567 :
名無し募集中。。。 :02/03/01 03:39
>>559 ご案内ありがとうございます。
ついでながらPコンはデミジェンコ+ラザレフBBCをお薦めします。
hyperionから出ております。
568 :
名無しの笛の踊り :02/03/01 22:54
NAXOS のエチュード集 690円 ARTE NOVA のプレリュード集 580円 ゲットしてきました。 NAXOS のスクリャービンのところ、気のせいも知れませんが かなり買われていてすきまがいっぱい。 およそ一年前、黒ミサと4番(だったかな)を聴いて玉砕したので プレリュードを始めから攻めてみる方式にチャレンジ中。 今二枚目に入ったところです。 この週末のうちにどこまで逝けるかな。 なので
↑最後の「なので」は見なかったことに...よろしく...鬱
エチュード集なんてマニアなものを…。 プレリュード集は作曲やる人には勉強になるかもしれませんね。 第1番のは美しいですね。
571 :
名無し募集中。。。 :02/03/01 23:10
>>568 うれしい。
プレリュードはスクリャービンの生涯が一望でき、
入門者にもヲタにも最適な曲集だと思います。
気に入ったOp.ナンバーあたりの作品を責めていくのが近道です。
よろしければ何番までOKだったかお知らせ下さい。
4番のハマるポイントは以下の通りです。 1.冒頭の第1主題呈示の箇所の和声に惚れる 2.第2楽章のリズムに惚れる 3.第2楽章で何度も繰り返されるフレーズを、ポピュラーのBメロと捉え、第1主題回帰をサビと捉える。 これで第1主題が和音でガンガン鳴らされるトコで背筋に快感が走り、あー満足♪な感じで曲を聴き終える事が出来ます。
あ、これはピアノソナタですね。
574 :
名無し募集中。。。 :02/03/01 23:27
>>572 なるほど、手順を表すとそうですね。
4番の演奏は(1.)で名演かどうかが決まると思います。
575 :
名無しの笛の踊り :02/03/02 00:23
SETRAK(Solstice)のエチュード集捜したんだけど見つからなかった。 欲しいよ。 アリアのカタログにあった気がするから そっちで頼もうかな。
576 :
名無しの笛の踊り :02/03/02 00:34
千歳タンのCDゲトして以来、他のエチュード全集に 手を出す気になれないな〜。
577 :
名無しの笛の踊り :02/03/02 00:51
千歳ってそんなにいいのか
578 :
名無し募集中。。。 :02/03/02 00:55
指さばきは良い。
ただいまARTE NOVA のプレリュード集で Op39を聴いているところです。 あれ?と思った曲も3回くらい聞くと、よくなってくる。 まずは順調です。でも朝からプロコをまとめて 聴いていたのであまりはかどってないかな。
580 :
名無しの笛の踊り :02/03/03 00:44
漏れは最近スクリャービンに入門して、かなり嵌ったクチです。 しかし、ショパンは好みに合わず、ほとんど聴きません。 よく「スクリャービンはショパンの影響を色濃く受けている」っていう ような言説を見かけるのですが、それってどこら辺を指して言っている んでしょうか?イマイチ理解できません。スクリャービンの音楽の デモーニッシュな側面は独特なものだと思うのですが。
581 :
名無しの笛の踊り :02/03/03 01:47
>580 初期の作品は、ということなんでしょうね、 ショパンの影響云々を言う人の頭にある作品は。 でもショパン以降のピアノ作品は 大なり小なりショパンの影響を受けていると 言うこともできる。 スクリャービンの作品は初期のソナタからして 誰の亜流だとかいう議論がナンセンスなほど 魅力的で独自の世界を確立していると思います。
582 :
名無しの笛の踊り :02/03/03 08:52
俺もショパン苦手。つか最も嫌いな部類に入る。
583 :
名無しの笛の踊り :02/03/03 11:29
ショパンが好きでスクリャービンの初期の作品が好きって いう人は結構いますよね。 ショパンは好きじゃなくてスクリャービンがいいと言う人たちは もっと後の方の作品が好きなんでしょうか。 それでベートーベンも好きだったりするのかな。
584 :
名無しの笛の踊り :02/03/05 07:08
ARTE NOVA のプレリュード集 Op67までたどりついたあげ。
585 :
名無しの笛の踊り :02/03/06 01:06
>>584 丁寧に聞き込んでますね。絶筆のOP.74までもう一息。
もうスクリャービンは全部OKでしょう?
586 :
名無しの笛の踊り :02/03/07 06:07
沈みすぎです。アゲておこう。 黒ミサ萌え。
TESTAMENTから復刻されたソロモン独奏のコンチェルトを 聞いたんだけど…、ピアノがオケに埋もれていて全然聞こえん。 音質が良好なだけにもったいなさすぎ。
588 :
名無しの笛の踊り :02/03/08 21:49
ムーティ/フィラデルフィアのSYM全集が廉価で出ました。 インバルとゼーゲルシュタムを持っていますが どんなもんでしょう?
589 :
名無しの笛の踊り :02/03/10 00:26
age age
590 :
名無しの笛の踊り :02/03/10 00:42
>588 10年くらい前に、国内盤8400円で買ったよ。 あの頃はまだスクリャービンの録音が少なくて、 8400円でも貴重だった。 演奏はというと、 フィラデルフィアを思いっきり豊麗に鳴らしているが 細部のニュアンスがクリアではない面もある。 テンポは全体的にゆったりしているので 推進力に欠ける面もある。 ともあれこれらの曲はシャイー、ラトルあたりの指揮で 聴いてみたいですね。
591 :
名無しの笛の踊り :02/03/11 00:54
age
592 :
名無しの笛の踊り :02/03/11 02:06
>>590 お、情報ありがとうございます。
安いし買ってみるかな。
593 :
ソナタ4番 :02/03/11 02:57
うん、4番の2楽章のリズムには私も惚れた。 弾きながら エキサイトして 思わず裸になってしまいたくなる。
594 :
名無しの笛の踊り :02/03/11 03:03
リフシッツのCD聴いてるけど、悪くないんじゃないかな。 初心者なんで比較できないけど。スクリャービンはこの時間に聴くには最高。 創健美茶のおまけの香りつきローソクもつけてます。キモイかな。
595 :
名無しの笛の踊り :02/03/11 03:06
羽後留守気萌え
596 :
名無しの笛の踊り :02/03/11 11:55
「法悦の詩」をアシュケナージ、ムーティで 聞き比べると曲のイメージが全然異なるような感じがする。 コーダについていえばアシュケナージが凄絶です。 同じフィラデルフィアでもムーティとオーマンディでは ぜんぜん違う。オーマンディは歌心ある名演。
597 :
名無しの笛の踊り :02/03/11 23:23
ARTE NOVA のプレリュード集と ナクソスのエチュード集聞きおわりました。 今手元にあるのは 以下の曲なんですが、聞く順番に迷ってます。 詩曲「炎に向かいて」 Op.72 2つの舞曲(2 Danses)Op.73 欲望(Desir*)Op.57-1 舞い踊る愛撫(Carese dansee*)Op.57-2 詩曲嬰ヘ長調(嬰ニ短調)Op.32-1 詩曲ニ長調(ロ短調)Op.32-2 ソナタ 3、4、5、9番 この曲は先に聞いといた方がいいというのは、ありますか?
598 :
名無しの笛の踊り :02/03/11 23:26
プレリュードとエチュード全曲制覇したら スクリャービンのスタイルを全て概観したことになるので どれからでもいいと思います。
去年ソナタ4番を聞いた時に音楽に聞こえなかったので 恐いんですが 思い切って 逝ってきます。
600ゲット。失礼。
601 :
名無しの笛の踊り :02/03/12 00:06
602 :
名無しの笛の踊り :02/03/12 00:15
>>599 作品番号の近いものは酷似しているので、例えば
ソナタ4番Op.30の前に、4つのプレリュードOp.31、
ソナタ9番Op.68の前に、2つのプレリュードOp.67で
耳を慣らしておくとすんなり聴けるはずです。
603 :
名無しの笛の踊り :02/03/12 00:17
クソリャービン
604 :
名無しの笛の踊り :02/03/12 11:58
昼からエクスタチー
605 :
名無しの笛の踊り :02/03/12 22:42
今夜もエクスタチー
たびたびすみません。 今ソナタ4番聴いています。美しい。 これが音楽に聞こえなかった去年の自分って何? 変身完了って感じです。多謝。
607 :
名無しの笛の踊り :02/03/13 00:19
ソナタ4番はプレトニョフがすばらしいです
608 :
名無しの笛の踊り :02/03/13 00:27
>>608 同意。今まで全く感動できなかった曲が、
ある日突然感動的になる。w
クラシックの楽しみといえよう!
610 :
名無しの笛の踊り :02/03/13 23:52
グールドの弾くソナタ5番 普通この曲に期待される躍動感をまるで無視して 和声の連なりをじっくり聴かせ(ときどき変な音を出すが)、 内声やバスのラインに次々スポットを当てていくのが面白く 妙に納得してしまった。
611 :
名無しの笛の踊り :02/03/14 12:58
612 :
名無しの笛の踊り :02/03/14 13:01
>>610 げ。グールドも弾いてるのか。
どこのやつですか?
613 :
610ではないが :02/03/14 13:05
>>612 ヲイヲイ、有名ですよ。
SM2K52622(ソニークラシカル)
スクリャービン/ソナタ3番・5番・前奏曲数曲
ショパン、プロコ、メンデルスゾーンと併録
渋谷塔で1890円ぐらいでセールやってた。
もう終わってるかもしれないけど。
614 :
名無しの笛の踊り :02/03/14 13:09
まじっすかあ!!!!!!!!
615 :
名無しの笛の踊り :02/03/14 13:23
改めてウゴルスキのソナタ集を聴いたが これはほんとうに素晴らしい。
616 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :02/03/14 13:56
617 :
名無しの笛の踊り :02/03/14 18:33
スクリャビン / ̄ ̄ ̄\ | 命 | \_ _/ ∨ @ノハ@ ( ‘д‘ ) /_ -、\ "~ し'^-' ~"
618 :
名無しの笛の踊り :02/03/15 01:26
今日は気力がいまいちなので スクルアビンは聴けない。 元気な奴にまかせた。
619 :
名無しの笛の踊り :02/03/15 02:58
アムランはあっさり弾きすぎる。 簡単に音が鳴らせてしまうんだろうな。
620 :
名無しの笛の踊り :02/03/15 15:13
エクツサチー
621 :
名無しの笛の踊り :02/03/16 01:33
アゲマス
622 :
名無しの笛の踊り :02/03/17 00:27
NAXOSのグレムザー買ってみた。 これ(・∀・)イイ! 薦めてくれた人ありがとう。
623 :
名無しの笛の踊り :02/03/17 00:31
Austbøのソナタ買ってきたのでage キレがあんまりない・・。ナクソスのほうがいいや。 4番、10番はオグドンのが好き。
624 :
名無しの笛の踊り :02/03/17 00:37
───────── =≡=≡=≡=≡= Ц Ц Ц Ц Ц N A X O S Π Π Π Π Π ∧_∧ ≡≡≡( ・∀・)≡≡≡ エクスタシー ───( )─── ‐―――┐ ) )――┐
625 :
名無しの笛の踊り :02/03/18 12:15
>>597 です。
黒ミサまでたどりつきました。
去年「20世紀の偉大なるピアニストたち 」を箱買いしたんですが
ずーっとスクリャービンをとばして聴いていました。
それが、今では捜して聴いている...
CDを持っていないソナタがあるので、手に入れて聞こうと思います。
626 :
名無しの笛の踊り :02/03/19 01:26
すみません、前の方で昆虫ソナタとあったのですが 何番のことですか?
627 :
名無しの笛の踊り :02/03/19 01:30
10番
有り難うございます
629 :
名無しの笛の踊り :02/03/19 01:32
全ての草木や小動物たちは、私たちの霊魂の顕現である。 その姿は私たちの魂の働きに対応している。 彼らはシンボルなのだ。 私の第10ソナタは昆虫のソナタである。 虫たちは太陽から生まれる。 彼らは太陽の接吻なのである。
630 :
名無しの笛の踊り :02/03/19 01:43
ストレス溜まった時ほど、聴きたくなる作曲家。 異動の季節とかね。w
631 :
名無しの笛の踊り :02/03/19 03:36
ソナタ4番聴きながらカキコしてます。 まさに小宇宙です。
632 :
名無しの笛の踊り :02/03/19 03:49
漏れはスクリャービンでソナタ形式の定義を再認識した。 音細胞の分裂と増殖は有機体を組織するための営みである、と あたりまえのことではあるが。ベートーヴェンの隔世遺伝、闇の嫡子。
633 :
名無しの笛の踊り :02/03/20 02:11
でも黒ミサあたりでソナタ形式を確認しようとする気は起きないが・・・
最近、ネタが尽きてきたのね。 漏れは何回聴いてもソナタ6番と9番を 好きになれない。自分のセンスが足りん のだろうと、諦めた。
635 :
名無しの笛の踊り :02/03/21 23:09
>>634 確かに、その辺は並のピアニストだと曲にならない。
6番リヒテル・9番ソフロニツキーは聴きましたか?
これでだめなら縁がないかもですが。
636 :
名無しの笛の踊り :02/03/21 23:11
6と9は底なしに暗い
>>635 氏
いえ、未聴でございます。
どうも、あのオドロオドロしい曲想が苦手で・・・。
でもリヒテルの6番は聴いてみたいです。
638 :
名無しの笛の踊り :02/03/21 23:20
リヒテルの6番(メロディアライブ)は怖いです。 本当に気が狂ってます。
639 :
名無しの笛の踊り :02/03/24 14:07 ID:YWolRZ2Y
リヒテルのソナタよさげだね。 エチュードしかもってないから ソナタの入ったの、買ってみようかな。
640 :
名無しの笛の踊り :02/03/26 00:26 ID:iCHWwe4Y
ムーティのSYM全集安かったので買ったよ とりあえず1番だけ聴いたが悪くないね。
641 :
名無しの笛の踊り :02/03/26 00:29 ID:E9AvjWBo
スクリャービンのピアノ曲をオーケストレーションした 「ニュアンス」というバレエ音楽?の感想を教えてください
642 :
オカマちゃん :02/03/26 02:14 ID:gIxsJZNw
やっぱりピアノ協奏曲でしょう!!あれはホントにアツイ!!!!!
643 :
名無しの笛の踊り :02/03/26 03:46 ID:hjivcYW.
音大生です。 スクリャビンを弾いてみたいのですが、初心者向けの曲 教えてください。
音大生なのに初心者?どーいうこっちゃ?
645 :
名無しの笛の踊り :02/03/26 03:58 ID:ivfHD.3g
>643 幻想曲ロ短調
646 :
名無しの笛の踊り :02/03/26 04:00 ID:2EWzxbe6
音大生でいくら弾ける人でも、始めて手がける作曲家は 音楽的に理解しやすい曲から、やるからという意味での 初心者だろう・・・ とりあえず、左手ノクターンop9−2を勧めとく。
スクリャービン初心者ってこと?
コンチェルトは。それこそ。
649 :
名無しの笛の踊り :02/03/26 05:01 ID:U67P.AmM
弾きたい曲を弾けばよい。 なんでもかんでも人に尋ねる感覚ってわからん。 音大生ってどうしてこうなの?
好きで始めたワケじゃないからでそ。
651 :
名無しの笛の踊り :02/03/26 08:05 ID:8Yv1qNM2
>>643 だまってop.68〜op.71あたりから始めるよろし
やはり、無難にエチュードOp8あたりから、始めたらどうでしょう。
653 :
名無しの笛の踊り :02/03/26 14:07 ID:RlXjlreY
無難小市民はスクを語るなかれ
↑禿同。 無難厨房はショパンでも弾いとれ。
655 :
名無しの笛の踊り :02/03/26 16:14 ID:hDQuqE4E
ああ!快なるかな、快なるかな。 やっぱり、「法悦の詩」はええのう。ウヒヒ
656 :
名無しの笛の踊り :02/03/26 16:24 ID:4MdlO8Ug
スクリャービンのスレ、ピアノ曲と交響曲 くらいしか話題がないのに、レスが600 以上もついてるのは凄い。
657 :
名無しの笛の踊り :02/03/26 23:43 ID:J0ZFuTbw
不思議と荒れないしね。 きっと"大人"の音楽だからだね・・ (フフ
658 :
名無しの笛の踊り :02/03/27 00:08 ID:9JUOk9Kg
スクリャービンの若い頃の作品を集めた新譜(ハイペリオン)を 買った人、感想を教えてください
スクリャービンは精神病でしたが、確固とした誇大妄想が主症状で、 幻聴は無かったようなので、いわゆるパラノイアと呼ばれる疾患だったと 思われます。現在の疾病分類では精神分裂病(統合失調症)になりますが。 進行麻痺(梅毒による精神病)以外の精神病患者でまともな作品を残した 作曲家は他に、シューマン、デュパルク位しか思い当たらないので、 妄想をそのまま作品に反映したスクリャービンは貴重な存在です。 皆さんの理解の一助になればと、書き込ませていただきました。
へえー・・。ところで発病時期は特定されてるの? 作品番号で「何番から狂ってます」ってわかれば面白いけどな。
661 :
659 :02/03/28 21:25 ID:???
失礼。
スクリャービンは、分裂病とは言い切れません。
「妄想性障害」と訂正させて頂きます。
>>660 1902年頃から神秘主義思想に傾倒し、言動がおかしくなってきたようなので、
この頃の発症と考えられます。
とすると、Op.30の第4ソナタあたりでしょう。
この頃から調性感覚も曖昧になってきてますね。
確かにOp.30からだな。スクリャービンらしくなるのは
シェルシもビョーキだったようですな。
664 :
659 :02/03/28 22:16 ID:???
>>663 シェルシは、これはもう、正真正銘の分裂病。
あの、おんなじ音をずっと伸ばして微小変奏を加えるという作風は、
分裂病における「無為・自閉・感情鈍磨」という基本症状をそのまんま
音楽にしたものでしょう。
>分裂病における「無為・自閉・感情鈍磨」 シェルシの音楽をその程度の語彙に還元して事足れりとするのが 精神医学なのですね。
666 :
666 :02/03/29 01:23 ID:???
666
667 :
名無しの笛の踊り :02/03/29 01:27 ID:jN3SuIDo
668 :
名無しの笛の踊り :02/03/29 01:28 ID:rQz/tThQ
シェルシって誰ですか? 聴いたことがないので詳しく教えてください
詳しくなら現代スレできけば
ピアノ曲の悲劇的な詩と悪魔的な詩ってどうよ?
>>670 正直、タイトル負けという気が・・・
「炎に向かって」とかは負けてないけどね
672 :
名無しの笛の踊り :02/03/29 03:45 ID:iHKN.cDk
詩的夜想曲はタイトル通りの名作
673 :
659 :02/03/29 23:47 ID:???
>>665 言葉足らずでした。
シェルシが精神分裂病だったのは事実ですが、彼の音楽がその病的体験
そのものと考えるのはあまりに短絡的とは思います。
でも、日頃分裂病の患者さんを診てて、外見からは窺い知れぬ、その
内的体験を想像するに、シェルシの音楽を聴いて、ハタ、と思ったのです。
これは私のあくまで個人的な感想であり、病跡学的に広く受け入れられた
説ではありません。
674 :
三村 :02/03/30 00:00 ID:???
って精神科医かよ!
675 :
名無しの笛の踊り :02/03/30 17:29 ID:MFOH2rYw
今DENONから出てるソフロニツキーエディションの SP復刻版2を聴いてるが録音悪すぎ。 ソフロニツキーでもっと録音いいのないかな? エチュードop.8−12が聴きたい。
エチュードop.8−12なら1960年2月2日のライブがあるよ。一応ステレオ。 DENONのソフロニツキーエディションVOL.7の二枚組。
法悦の歌あげ
レスのついでにソフロニツキーエディションかけたら 黒ミサが始まってしまった・・・・ もうたまらん。最高。どうにでもしてくれーーーー
エクスタチーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
680 :
出光逝ってよし :02/03/31 07:19 ID:gpgzKtEs
始めまして♪ 20世紀の名曲を回顧する ♪なるスレを運営しています。
最初のほうは書き込みが活発だったのですが、需要が一巡したらしく、200レス以降停滞気味です。そこで、他スレのヲタの皆様方にも是非投票していただきたくお願いに参りました。
http://music.2ch.net/test/read.cgi/classical/1016527248/l50 一応20世紀に作曲されたクラ音楽を対象にしていますが、19世紀枠、18,17,21いずれでもかまいません。(ただし作曲世紀枠は記入お願いします)
ルールは以下のとおり
・ 原則5曲あげるがそれ以上でも可
・ 番号つきのときは5点~1点とポイントに重みをつけるが、番号なしの羅列は全部3点
・ 作曲者の名前も記入する。
・ 偏食ヲタを叩かないこと
みなさま、お気軽に御投稿ください。マルチポスト失礼。
ちなみに、レス200までのベスト20(20世紀枠)は以下のとおりです。
順位 作曲家 作品名 投票数 ポイント数
1 ストラヴィン春の祭典 5 19
2 マーラー 交響曲第9番 5 16
3 シェーンベルモーゼとアロン 4 13.5
4 ベルク ヴォツェック 4 12
5 ショスタコー鼻 3 12
6 マーラー 交響曲第6番 3 11
7 ガーシュインポーギーとベス 2 8
8 クセナキス アナクトリア 2 8
9 バルトーク 弦チェレ 2 8
10 シベリウス 交響曲第4番 2 7.5
11 ショスタコー交響曲第13番 2 7
12 バルトーク SQ第1番 2 7
13 バルトーク SQ第3番 2 7
14 ラヴェル SQ 2 7
15 クセナキス シナファイ 2 6.5
16 ホルスト 惑星 2 6.5
17 シュトラウス薔薇の騎士 2 6
18 バルトーク SQ第4番 2 6
19 バルトーク ピアノ協第2番 2 6
20 ベリオ シンフォニア 2 6
勝手にやってろ。 スクリャービンヲタが人気投票なんかいくか、ヴォケ
なんか、一部の現音好きと、あとは似た趣向の者同志が入れてるとしか思えないな
684 :
名無しの笛の踊り :02/03/31 22:51 ID:KPu0thMI
ホロヴィッツさんのスクリャービン聞いて、すごいはまってしまいました。 前は、ショパンとラフマニノフ一辺倒だったんですが、、、
685 :
名無しの笛の踊り :02/04/02 01:55 ID:DI6xhMTo
>684 だよね〜
>>684 ソナタ9番黒ミサ、10番トリルソナタ、焔に向かって、8-12などなど
余人の追随を許さないパトスがみなぎってますね。
より整理された技巧でよりスコアに忠実に弾く人はいくらでもいるけど。
でも、上には上がいるわけで。 スクリャービンに限っては ホロヴィッツはソフロニツキーの次の次くらい。
688 :
名無しの笛の踊り :02/04/02 11:42 ID:pkgGmcsk
691 :
名無しの笛の踊り :02/04/08 11:29 ID:tN4/5/qc
ソナタ5番でベストな演奏はどれ?
グレムザー
693 :
名無しの笛の踊り :02/04/08 13:15 ID:29jFNNSw
アウストベ<オグドン<<グレムザー
オグドンは時々早く進みたがって、指が付いてこなくて少々雑な印象。 アウストベは弱音が揃ってなくて不安定、ペダルで誤魔化し過ぎ。
696 :
名無しの笛の踊り :02/04/12 21:54 ID:BeBHvyhk
とりあえずageとく
グレムザーを聴くと、他の演奏が霞んで見える。 まさにスクリャービンが望んだ演奏だろうとつくづく思う。
698〜700 ワラタよ。そんなに700が欲しかったか。 グレムザー、そんなにいいのか。チョトそそられる。
グレムザーは切れもあるし良い買い物だね。 持ち上げすぎるのもどうかと思うが
ピアノソナタのいっちゃった演奏はいろいろ挙げられましたが、 交響曲ではどうでしょう?
704 :
名無しの笛の踊り :02/04/14 21:19 ID:WDZ4FYxo
随分前に聞いたグレムザー(と言ってもナクソスの録音よりあと) あまり印象よくないかったです。ペダルの使い方とかいいかげんで 素人の指が早く動く人の良いお兄さんという感じでした。 アルゲリッチの実況録音など残ってませんか?テンポが速いことだけなら 最高です。
705 :
名無しの笛の踊り :02/04/14 21:24 ID:WDZ4FYxo
交響曲だとシノポリはどう? 気合いの入った演奏と思いますが
706 :
名無しの笛の踊り :02/04/14 23:38 ID:t.2mlD0g
ゴロワーノフ
グレムザーは明快なんだけど重量感がね・・・・。 あースクリャービン聴いたぜーという感じがいまいち。 モスキート級チャンピォンという感じかな。
708 :
名無しの笛の踊り :02/04/17 14:43 ID:eCTQWdgM
>>705 シノーポリ、いいですね。
神聖な詩では、鳥のさえずりの描写もきわめて自然で説得力があるし、
例の「舞踏」のリズムも洗練されている。
法悦の詩も、クライマックスへの構築が素晴らしい。
全体として、金管楽器群の輝かしさと力強さには圧倒されますね。
以前、大友直人さんの番組でTaubの弾く4番のソナタに衝撃を受けて以来、
久々に目から鱗の落ちる思いをしたスクリャービン演奏でした。
知り合いの音楽好きの女性にこのシノーポリのCDを貸したら、
「すごく良かったわぁ〜」と言われました。
709 :
名無しの笛の踊り :02/04/17 16:03 ID:GkA.ccPs
第1交響曲って、スクリャービン愛好家の間ではどう思われてるの? ずいぶん昔、FMでムーティの演奏で初めて聴いたんですが、聴き終わったとたんCDショップに飛んでいってCD買っちゃいました。 その後、アシュケナージ、インバル、セーゲルスタムと聴きましたが、ムーティが一番良いかな。 ちなみに私は、全交響曲好きです(除・第2交響曲フィナーレ)
法悦+プロメテから入った漏れは、1〜3番は正直なくても困らないが 別の作曲家と思えばなかなかいける。 ムーティは後期になるほど物足りないけど、1や3は確かに良いね。 第2のフィナーレは作曲者も失敗作と認めていて、書き直そうと 考えていたが、そのうち興味を失ってしまい結局そのままになった。
やああっ
とおおっ
あのー、交響曲全集は誰のを買えばよいでせうか?
714 :
452 :02/04/18 20:09 ID:???
>>710 2番のフィナーレ大好きなんだけどね・・・あれが出来損ないっていうのが
信じられないですが。
715 :
709 :02/04/19 11:02 ID:jnlySSRU
710じゃなくて709です >2番のフィナーレ大好きなんだけどね・・・あれが出来損ないっていうのが >信じられないですが。 いや、出来損ないっていう意味じゃなくて・・・気に障ったらごめんなさい。 5楽章単体ではいいんでしょうが、前楽章の流れからすると、一聴してかなり違和感を覚えるんですよね。1楽章冒頭の主題がいきなりそのまま長調に転じて颯爽と登場だもん。作曲者自身も後に「陳腐」だの「軍隊マーチ(軍艦マーチに非ず)」だの言っておるようですし。 繰り返しますが、単体だったら良いと思いますよ。
716 :
エクスタシ〜 :02/04/19 15:59 ID:jnlySSRU
>あのー、交響曲全集は誰のを買えばよいでせうか? 第1と「プロメテ」ではウソみたいに作風が違うので、全集でまとめ買いするのはどうでしょうねえ。ちなみに私はインバルの全集を持ってますが、「法悦」と「プロメテ」にはSymphonyと書いてなかった。肝心の演奏は、なかなかよかったですよ。
2番のフィナーレはマラヲタ・タコヲタには受けるだろうな。 でもマラならあれを最後には持ってこないだろうな。
ぐわ
719 :
名無しの笛の踊り :02/04/20 00:33 ID:GB1YRxyw
2番のフィナーレ最高!!! チャイコ5番みたいな効果を狙ったのでしょうか。
「スクリャービンは一生を通じて自ら常に「第二交響曲」に批判的だった。 最後のマエストーソは特に彼をげんなりさせた。彼は初めて音楽に 光を入れたかった。人生のいろんな障害や敗北に打ち勝つ人間の勝利の光を。 ・・・・彼が得たものは「軍隊パレード」でしかなかった。」 バウアーズの評伝より
721 :
名無しの笛の踊り :02/04/20 12:05 ID:zFJ7Ogls
敗北に打ち勝つ人間の勝利???
>>721 えー、悪名高き泰流社の本です。
訳文が意味をなさない部分だらけなので、引用は上に留めました。
誰かマトモな訳者いないかな。
723 :
名無しの笛の踊り :02/04/22 02:18 ID:Pr29rxvk
素敵!エクスタシー!!!!!!
このスレを沈めさせるわけには行かないのだよ!(by 通常の名無しさんの3倍) この前はラヴェルスレがdat落ちしてたしなあ、ここもしっかり保守しておかないと。
>>724 ソナタ4番がお気に入りなのですが、
第2楽章がカッ飛んでいて、しかも熱い演奏というと
誰のがお薦めでしょうか?
アシュケナージはなんとなくまどろっこしさを感じるし
アムランは気持ちいいテンポだけど軽すぎると思っています。
726 :
名無しの笛の踊り :02/04/25 21:25 ID:RfDVZISE
意外に思われるかもしれませんが、ソナタ3番に関していえば自分はフランソワが 最高に好きです。特に3楽章から4楽章に突入する瞬間がまさに キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!! いろいろ聴いてみましたが、一番相性がイイようです。 ちなみにフランソワのスクリャービンの録音はコレ1曲だけみたいですねー。
>>725 ソフロニツキー。カッ飛びすぎで壊れかけてるけど(w
グレートピアニストのシリーズに入ってる。凄いよ。
新しいところでノリの良さならロバート・トーブ(HMF)
ヴァネッサ・ヴァグネール(Lyrinx)も。
白熱度と迫力ではソフに及ばないが。
交響曲ならキタエンコのはいかが?
729 :
名無しの笛の踊り :02/04/28 15:34 ID:aonFsbjQ
ソナタ4番ならオグドンのも良かったような・・
730 :
名無しの笛の踊り :
02/04/28 16:08 ID:CQEPrPXE ソナタ4番ならソフロニツキー