指揮者と演奏家の解釈の違い

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1名無しの笛の踊り
この板、初めてなんですけど、板違い、外出ならすんません。
オケ作品にはそれぞれ思い込みがあると思うんですが、指揮者の
解釈と自分(演奏家)の解釈が違うことって当然あると思うん
ですが、そういう時ってプレイヤーの人はどうするんですか?
へたれ解釈、と思ったこととかないんでしょうか?アマでも
プロでもいいんですけど。
2名無しの笛の踊り:01/09/24 13:17
俺、アマ管楽器。

客演指揮で、どうも納得いかない場合、
練習中はおとなしくしていて、本番で爆発させる。
(まあ、最近は客演もないが。↑が原因か?)

常任の場合、話し合う。
3名無しの笛の踊り:01/09/24 13:20
「馬ー鹿」とおもっていても指揮者のいうとおりにベストをつくします。
指揮者のやるとおりにベストつくして失敗したら指揮者のせいですが、
自分たちがそのために手ぬきや反発演奏して失敗したら自分たちのせいにもなります。
ですから最初いったとおりの演奏をこころがけています。
ただし胃がいつもおかげで痛くなります。
誰かかわってください。(w
4名無しの笛の踊り:01/09/24 13:26
そこを説得するのが指揮者の能力なんじゃあないの?

まあ、最近の団員は思い上がりが多そうだから指揮者も大変だよね。
っつーか、最近の指揮者はヘタレが多いから団員もやってらんないよね。

オレはただの傍観者なので昔の録音を聴く。
5名無しの笛の踊り:01/09/24 13:30
>>4
まあそうなんですけどね。
ただ自分みたいな団員にいわれないでくれよ。
と思う瞬間がけっこうあるのもまた事実。

そういえば自分も昔の録音よく聴きますね。ダメですか?
6名無しの笛の踊り:01/09/24 13:32
3です。

でも、本番でどうなるかわからないアマのライブ感覚、
そういうのが好きだ、という指揮者もいた。
プロのように、言ったことハイハイ!と無表情にこなすより、楽しい、と。
7名無しの笛の踊り:01/09/24 14:10
>>6
耳に痛い言葉です。
でも観客の方々をなおざりにはできない。冒険はできないです。
ここのところにジレンマを感じてしまいます。
ああまた胃に妙な感覚が。(w
8当然:01/09/24 19:35
指揮者の勝ち
9名無しの笛の踊り:01/09/24 20:42
じゃあ、やっぱり指揮者がダメだったのか・・・
10名無しの笛の踊り:01/09/27 04:40
グールドとバーンスタインのブラコン1が有名ですね。
テンポをめぐって意見があわないという、指揮者の
演奏前のスピーチもふくめ、CDにもなりました。
11名無しの笛の踊り:01/10/02 16:48
識者でも揃でも、格が上のほうが勝つようだが。
12名無しの笛の踊り:01/10/02 22:50
僕は両方(指揮、奏者)やってますが、本番は
指揮者にあわせるべきでしょう。
だってフルートとオーボエが違う解釈だったら誰にあわせるんですか。
大体奏者の意見は「こうしたほうが自分が演奏しやすい」程度のものがおおい。
あるいは「自分の持ってるCDはこうしてるから」とかね。
奏者どうしで話し合ってきめると、オルフェウスみたいなつまらない結果になる。
13名無しの笛の踊り:01/10/02 23:00
練習では指揮者に合わせ、本番で裏切る。
14名無しの笛の踊り:01/10/02 23:03
オルフェウスは曲によって変わるコンマスがリードする。
それにオルフェウスよりつまらない演奏をする指揮者も多いように思うので、
問題が違うのでは?
15名無しの笛の踊り:01/10/02 23:06
最終的には識者に合わせるべき!!

でも、変な解釈真に受けちゃって演奏して、結果が散々でも
演奏者のせいになるんだ。

結果がよければ、識者の功績。悪ければ、オケや奏者の責任。

ほんとに識者って三日やったらやめられんそうだ。
16名無しの笛の踊り:01/10/02 23:12
ポピュラー系の録音で、弦を入れるときには、
インペグを別にして指揮者を呼ぶといいということはある。
さもないとたいてい酷いことになる。
これは、まあ解釈以前にモラルの問題とも言えるが。
17みゆ:01/10/02 23:22
>>10
同じく「合わない」のがルービンシュタインとライナー。
やはりブラコンの1番でのこと。
18名無しの笛の踊り:01/10/02 23:26
違って当然。それが共演というもの。
19名無しの笛の踊り:01/10/03 00:29
バックハウスとクナッパーツブッシュの「皇帝」(オルフェオ)というのも
なかなかすさまじいですよ。
タワレコだったかHMVだったかで「ゴジラ対キングギドラ」って
コピーがついていたのには笑った。
20名無しの笛の踊り:01/10/03 09:07
オルフェウスの本番のステージ見たことがありますか?
コンマスが各トップに異常に気を使って、解釈は各奏者の最大公約数。
変な解釈でも、主張があるだけ、へっぽこ指揮者のほうがまし。
解釈は指揮者がするべき。それを奏者に納得させられるだけの力を、指揮者はもつべき。
ヴァントはベルリンフィルに、「解釈するな!」と怒鳴るそうだ。
21名無しの笛の踊り:01/10/03 09:29
>>20

微妙に同意なんだけど、微妙に意義有り。
オケだって100人近くもの音楽家の集まり。
オケマンだってその人数分だけのその曲の解釈を持ってるはず。
指揮者はそういった音楽家たちと対峙して曲を作っていかねばならない。
奏者に納得させるだけの力を指揮者が持つべきなのはその通り。
ただ、奏者だって人間。ハイソウデスカと機械的に従うだけの存在ではありえない。
(それだからこそ血の通った演奏が可能になるわけだが)

要は指揮者とオケというそれぞれ個性的な存在、
その両者の力の相克、その緊張感がいい音楽というものを
生み出すことになるのでしょう。

「強大な力によって曲の解釈を奏者に納得させ弾かせる指揮者は一流、
 自由に弾かせているようで実はすべて『指揮者の掌の上』という指揮者は超一流」
2214:01/10/03 10:23
>>20
たまたま、オルフェウスは、本番のステージを聴いた後で、
メンバーと曲の解釈について少しだけ話をしたことがあります。

あなたはメンバーの最大公約数と感じられたようですが、
僕は必ずしもそうは思いませんでしたよ。
気を遣っていると感じるか、呼吸を合わせていると感じるか、の違いかな?
まあ、基本的に同質の感覚を持った奏者が集まっているとは思いますし、
次第に「馴れ合い」になって来ているところもあるでしょうね。

もちろんオルフェウスの方法がいつも素晴らしいと言うのではありません。
ただ、指揮者のいない分、別の緊張感があったと感じるところもあり、
必ずしも方法論自体がダメとは思わないんですよ。
むしろ、ひとつの可能性として充分に認めたいと思いますが。

かつてのような絶対君主的指揮者が存在できない時代では、
指揮者は「意図的な」個性を持つようになるのかもしれませんが、
これは下手をすれば音楽を殺しかねないとも思います。
逆に、指揮者を立てたとしても、
オルフェウスのような方法論を取り入れていくケースも増えるのでは?
23名無しの笛の踊り:01/10/04 19:40
自由と民主主義と平和を守ろう! っつーのがクソだとしても、
軍事独裁政権には戻れないからなあ。

辛いところです。
24名無しの笛の踊り:01/10/04 19:45
そんなにガタガタ言うなら、今晩の演奏会ではお前の振るとおりに演奏してやるから
覚悟しろ!
                                   伝説だよな〜
25名無しの笛の踊り:01/10/04 19:57
>>24
激しくワラタ
26名無しの笛の踊り:01/10/08 08:23
中村紘子を牛耳れる指揮者っているかな?
27名無しの笛の踊り:01/10/08 09:35
40年代初頭のメトのワーグナー演奏みたいにみんながみんな指揮者を
シカトしてるかのような演奏ってどうよ?
28名無しの笛の踊り
>26
牛耳るってのは、双方に音楽的素養が必要だからね。
指揮者だけが持っていても難しいと思う。