1 :
名無シネマ@上映中:
2 :
名無シネマ@上映中:2013/03/25(月) 18:53:29.70 ID:QNCYtcVU
映画から事実を学ぼうとするのは間違っている。映画で事実を描くことはできない。
そう考えて予防線を張っておけば、どんな映画が出来ても恐れることはない。
>>1 まさか「地獄の黙示録」を見てヴェトナム戦争が分かったつもりになってないよな?
3 :
名無シネマ@上映中:2013/03/26(火) 15:58:04.58 ID:+KLYdfrK
あげ
4 :
名無シネマ@上映中:2013/03/27(水) 13:59:49.44 ID:C62UGhaH
>>2 元の作品が自伝小説なのでそれは苦しい。
「地獄の黙示録」を見てノンフィクションであると思う人はいない。
けどメディア・リテラシーの低い人は「少年H」を事実として読んだ人が多かった。
5 :
名無シネマ@上映中:2013/03/27(水) 14:57:59.55 ID:Afq7cXez
>>4 自伝小説がノンフィクションであるわけがない。「小説」と謳っているのだから作り事、虚構だ。
「自伝」を謳ったからといって。書かれていることが100%事実だという保証もない。
自分に都合の悪いことは改変するか無視するに決まっている。
あんた、リテラシー低いな。
「地獄の黙示録」はノンフィクションだと信じる手合いと似たような程度だ。
6 :
名無シネマ@上映中:2013/03/31(日) 16:15:55.27 ID:/9HjvMb4
>>5 少年Hは、まるでノンフィクションであるかのように印象操作された宣伝文句
を伴って当時「児童向け推薦図書」として盛んに推す向きがあった。
その手のリテラシーに未熟な子供を狙って騙すような売り方をしていたのだ。
今回の映画化も「子供に嘘の歴史を刷り込む」ことにならないか危惧する。
7 :
名無シネマ@上映中:2013/03/31(日) 16:59:36.79 ID:sp0pOc3O
作家の意図と出版社の意図が完全に一致するわけはない。
子どものリテラシーが低いのは当たり前だ。それは親をはじめ周囲が指導して正すべきであって
出版社や作家が責任を持つには当たらない。まして作品そのものに責任はない。
俺はメディア側の肩を持っているのではない。訓練を経なければリテラシーは育たないという
ことだ。リテラシーが低いのは子どもに限った話ではない。事実、「自伝小説には事実だけが
書かれるべきであって間違いは許されない」などと馬鹿げたことを言い出す大人が約一名そこに
いる。まさかあんたは子どもじゃないのだろう?
8 :
名無シネマ@上映中:2013/03/31(日) 17:05:58.99 ID:sp0pOc3O
見る側に嘘の歴史を刷り込む映画は山ほどある。というより、先にも書いたが、映画で真実を描くことは
できないのだから、どんな映画を観ても必ず嘘の歴史が刷り込まれる、と考えておくのが妥当だ。
「この映画こそ歴史の真実を描いている」と自称する映画こそ最も警戒すべきなのであってね。
国民のリテラシーを意図的に低く保つ政策の国家では、そういった詐術が相変わらずまかり通って
いる。日本も例外ではない。その実例が約一名そこにいる。
すべてを疑え。そして、被害妄想に陥るな。騙されて当たり前だと考えろ。
おまえに真実を与えようとするメディアや作品は一つもない。
9 :
名無シネマ@上映中:2013/04/01(月) 07:47:31.51 ID:PmDE4ae9
おまえらやけに鼻息荒いけど映画に何を求めてんだよ
真実以外認めないってならそんな戦争映画は洋画邦画問わず一つもないから観るのやめればいいよ
10 :
8:2013/04/01(月) 07:50:36.71 ID:K8V2MZ+w
俺は鼻息荒くしてるわけじゃない。
>>1が一人で盛り上がってるだけだ。
ところで、なぜ「戦争映画」に限定する?
ああ、別に説明を求めてるわけじゃないから話をややこしくしないでくれ。
軍ヲタ…
12 :
名無シネマ@上映中:2013/04/01(月) 18:46:11.55 ID:o9jd2uAt
>>8 >「この映画こそ歴史の真実を描いている」と自称する映画こそ最も警戒すべきなのであってね。
少年Hの出版当初が、まさにそのような「自称」をする本だった。
戦中に育った少年像を伝える「少国民」シリーズを、少年Hの出版以前
から手掛けていた児童文学作家の山中恒(妹尾河童より1学年下の世代)
は少年Hの内容に嘘が多すぎることを問題視して、
「間違いだらけの少年H」と、続編「少年Hの盲点」
を出版して、問題箇所を具体的かつ詳細に説明している。
児童向け推薦図書になるような本が「騙されるような読み手が悪い」
などと開き直って、事実の振りをして嘘を書くのは極めて悪質だ。
13 :
名無シネマ@上映中:2013/04/01(月) 20:43:30.09 ID:Ty2oBNfy
『聯合艦隊司令長官 山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―』
これなんてサブタイトルにそれが入ってるんだぞ。
割と好きな映画だけど嘘や誇張なんて当然あると思ったうえで観てるよ。
最近ではアルゴやゼロダークサーティが事実と違うといって発狂してるキチガイもいるけど
事実と違うからといっていちいち文句垂れるような奴は映画観るのやめりゃいいんじゃね?
>>12 それなら君は山中恒の本を絶対的に正しいと思ってるのかね?
山中恒の主張を独力で検証してみたかね?
山中の言うことを鵜呑みにして、山中が主張する通りに「少年H」を非難するなら、
「少年H」が正しいと主張する作家や読者や出版社と同じ次元の間違いを犯すことになる。
特定の作家なり作品なりを盲信する者はリテラシーが高いとは言えない。君のことだ。
俺は特定の作家や本や作品を盲信しないで必ず疑う。さんざん痛い目に遭ったからな。
>>13 俺はその映画を観て「山本長官は二人いた!」という奇説を唱えた。
山本は後部胴体に座乗した状態で発見されたからな。
じゃあ映画で操縦席に乗っていて銃撃を受けた山本は誰だ?ってことだ。
このスレや板に関わらず、たまにリテラシー厨が湧くね。
山中恒のバックには共産党がいる。共産党はプロパガンダの総本山だろ。
リテラシーを気にする人間なら真っ先に疑ってかかる勢力だが。
さしずめ共産党シンパの
>>1が妹尾叩き目的でスレ立てたってあたりじゃないか?
18 :
名無シネマ@上映中:2013/04/03(水) 06:43:49.56 ID:Cpwp7PvF
自分に都合のいいこと書く時だけリテラシーて言葉使う
>>1 リテラシー高すぎてワロタ
何か言えよ
だんまりか?
【間違いだらけのリテラシーで】少年
>>1【スレ立て】
間違い・嘘だらけの自伝がもとです
と思うと原作者にカケ払うのも嫌になるからなあ
山中か妹尾か井上かしらんが
どこがどう事実と違うのかを観客が論じること自体が映画の宣伝に組み込まれている。話題作りの
一環だ。スポーツ新聞や週刊誌が大喜びで取り上げるだろう。公開が始まれば、映画の内容が事実か
否かを論じる者たちでこのスレも大賑わいになる。否定するにしろ肯定するにしろ、自分らが宣伝の
片棒をかつぐことになるとも知らずに。
うんざりするルーティンだ。事実かどうか論じたって何も生み出されない。映画の製作者が宣伝費を
浮かせてもらって得するだけ。
愚かな話だと思わんか?
自伝とやらを書いたり検証本を書いたりした本人たちの意図はともかく、関連書を売る出版社は
騒ぎが大きくなるほど本がたくさん売れて儲けることができる。
何が真実かなんて関係者にはどうでもいいんだよ。商売がすべてだ。映画が話題になって観客が
増えて本も売れれば、歴史に対する社会的な関心が高まって出版の使命が達成される、とか弁解
しやがるるのさ。
どこにも存在しないどころか、映画や出版に関わっている張本人たちが真剣に追求する気もない
「事実」を、ただ商売のために食いものにする。
仕事でやるなら何をやっても許されるとでも思ってんのか。
日本では憲法が表現の自由を保証しているから、基本的に誰が何を言おうと規制はできない。
人間の数だけ「事実」があるってことだ。寄ってたかって「たった一つの、あるべき事実」を
論じあっても、有益な結論にたどりつくことは不可能だ。各人が「俺は事実を主張した」と
満足するのが関の山だ。マスターベーションだよ。Hな少年みたいに全員でマスかいて終わり。
24 :
名無シネマ@上映中:2013/04/05(金) 10:19:31.41 ID:5IN9J5bo
>>20 原作が間違い・嘘だらけだってのは自分で調べてみた結果か?
という突っ込みがID:AqmC3Ii9から入りますよ
25 :
1:2013/04/06(土) 21:49:00.37 ID:P7G48bZH
原田泰造はどんな役ですか?
27 :
名無シネマ@上映中:2013/04/18(木) 20:27:46.41 ID:g81Sx1Qb
反戦映画なんて当たり前すぎるw
なんで戦時中に
英語の服を着てるの?
非国民だからかな
中学生の頃読んだけど、不時着したパイロットの拳銃やM1カービンの詳細な描写が一番わくわくしました。
しかしエロ天教官の心変わりや男姉ちゃんの最期の話は正直良く出来すぎていると思った。
そもそも実在した人物なんだろうか。事実なら妹尾氏に申し訳ないけどね。
あとそうだ、埋めた銃。
事実ならその後どうなったんでしょう?
パーツごとにグリースを全面塗布して湿気を完全に遮断しないと錆の塊になってお終い
予告で見たが伊藤蘭の化粧の濃さにげんなり
戦時下の1主婦なのに
この人アイドル時代の映像見てもアイメイクが1人だけ濃くて違和感
よほど小さいのか
33 :
名無シネマ@上映中:2013/07/06(土) 04:28:29.29 ID:Ornoeinq
戦時中には一般市民は知りもしなかった事を知ってた
敵国のスパイ少年Hって話ですよね
34 :
名無シネマ@上映中:2013/07/06(土) 06:16:49.17 ID:9kGYaTsq
予告見たけど、いきなりの伊藤蘭の「出来あがったとこや」の関西(神戸)弁に
げんなりしたぞ。
ロボットか!!と思うような一本調子で大丈夫か?
関西を舞台にする映画は、関西人がいちいちうるさいのに、なんでわざわざ
関西人以外を起用するのやら。
しかも水谷&伊藤って、爺と婆の年齢じゃん。
まあ、話題作りなんだろうけど、いくらでも関西人にもっと適役がいるだろ。
例えば堤真一&尾野真千子とか、岡田准一&北川景子とか。
生瀬勝久&壇れいでもええわ。
まあ、DVDになったら観るけどさ。
小説も映画も紹介文は大体「自伝的小説」って表記しているから
どこもフィクションだって分かってやってるよ。
amazonの痛快活劇大ロマン小説は笑ったがw
「大きい弟やねえ」が毎回なんかイラッとする
予告編で流れてる曲って「午前十時の映画祭」のアレと同じなんだが
38 :
名無シネマ@上映中:2013/07/14(日) 12:58:00.18 ID:kch0QRDS
制作 早河洋 テレビ朝日社長
P 松本基弘 テレビ朝日ドラマ班ゼネラルP
C 水谷豊 東宝作品は刑事貴族以来
何で今更の映画化に至ったのだろうかと疑問にもってたら、
どうやらプロデューサー側が原作者に詰め寄ったかたちの
映画化なんだね。
39 :
名無シネマ@上映中:2013/07/14(日) 12:59:29.29 ID:kch0QRDS
俺が東宝のプロデューサーだったら
「警視 本城慎太郎の還暦捜査線」を映画化するわw
アンチ目的でスレ立てする奴って本当に迷惑やな
41 :
名無シネマ@上映中:2013/07/15(月) 12:20:19.99 ID:0H0dKClG
信者だらけw
間違いだらけの少年H
原作 読んでないし この映画も当初 興味なかったが古沢 脚本て事で観てきたけど期待しすぎたせいかイマイチ…
劇中のエピソード一つ一つは面白いんだが全体的に見たら「え?ここで終わり?」てトコでエンドロール。
後から思い返せば あそこがクライマックスだったのか…?って感じで残尿感だけが残った。
あと水谷+テレ朝て事で出演に官房長、副総監、ラムネ、芹沢と相棒組が多く特に芹沢との共演シーンでは
シリアスな場面にもかかわらず「これが芹沢と右京さんだったら面白いよなー」とか思いながら見てたわ。
小説だからいいとか言うけど
推薦図書にしたり学校で読まされ、さもノンフィクションと思わせるような調子で
大々的に刷り込んでる事がアウト
自伝的小説と謳ってる時点で良心的だろ。
ノンフィクションという扱いなのに事実を改竄したり都合の悪い事実をなかったことにしているなんてのがザラなんだから。
いつの世も大衆というのは馬鹿なものだからリテラシーを求め過ぎるのもどうかと思うけどな。
程度の問題。
45 :
名無シネマ@上映中:2013/07/25(木) 22:26:02.76 ID:RCQnF+an
>>38 テレ朝は宣伝しまくった水谷の座敷わらしも悲惨なほどコケてたけど
これも豪快にコケそうだな…
てか、相棒はTVから東映だしテレ朝が力入れると毎度コケる予感。。
コケル要素ないよ。
48 :
名無シネマ@上映中:2013/07/29(月) 21:08:35.97 ID:ShIyXXH4
「大人も新聞もウソつきや!」
と言ってたやつが、自分も嘘つきになったとwww
49 :
名無シネマ@上映中:2013/07/30(火) 22:17:55.84 ID:ZogEhSe4
そこそこ評判いいらしい
50 :
名無シネマ@上映中:2013/07/31(水) 00:03:38.30 ID:R1sWbBUO
試写会行ったがエンドロールで7割くらい客が帰っていったことにビックリした。
前行った別の映画の試写会はエンドロール終わるまでほとんど席立ってなかったのに。
本当ですか?
楽しみにしてるんだけど…。
ヤフーのレビューでは
そんなけなされてないけど
まあ無難な感じ?
53 :
名無シネマ@上映中:2013/08/01(木) 19:41:42.37 ID:3Sfb+sIt
この夏はジブリやモンスターなど本命大作があるから
余った箱の奪い合いだから「初動」が命だよなあ
テレ朝はちゃんと宣伝してるのだろうか?
54 :
名無シネマ@上映中:2013/08/02(金) 17:59:07.45 ID:UUL18jhR
番宣番組とかないの
30分〜1時間くらいのやつ
>>44 初版本の時は「全て自分が経験した事実」って著者は言ってたぞ
それが「間違いだらけ〜」で矛盾箇所を指摘しまくられて以後の重版では
ノンフィクションってのをトーンダウンさせたんだよ
初版本出たのが15年も前だから知らない奴がいるのも仕方が無いが
ノモハン事件の詳細を知ってた少年H
んなわけあるかよw
当時、陸軍ですら詳細把握しきれてなかったのに
57 :
名無シネマ@上映中:2013/08/03(土) 13:56:57.56 ID:+W2ut/IW
問題なのは小学生だった少年Hが軍の機密情報を知っていて、
そこから国家を断罪することだよな。
田原総一朗が「僕はあの戦前に体験した日本の政治状況と似てることに危機感を覚える」
という発言と同じ。
おまえそのときいくつだったんだよ、ていう。
子供時代に読んだって奴が見事に洗脳されてる
左翼の洗脳は恐ろしいってのを証明するような原作本だな
批判本書いた山中氏も左寄りの人だけど
ウソだらけの本を真実として発表してる本は
さすがに作家の良心が許さなかったんだろうけど
映画化でまた脚光浴びて複雑な思いなんだろうな
現代日本でたとえるなら
福島第一原発は津波対策がまるで出来てないぞ!
このままでは津波が来て予備電源が作動せずメルトダウンを起こす大被害になるぞ!
政府も東電も嘘つきだらけや!
と怒ってた小学生が3・11前にいたって話しだしね
「人と逆のこと言うのが正しい」みたいな馬鹿いるじゃん
そして、この手の問題あるベストセラーの話題になると
文句言ってるのは、みんな前述のようなタイプの人間だという思い込みで
問題点に目をつぶることのほうが正しいみたいに言い出す馬鹿が現れる
馬鹿を馬鹿にしたい馬鹿という、ややこしい馬鹿
アメリカの洗脳教育にみごとなまでに乗ってしまった
現代日本人と同じだろうな。
アメリカは正しい正義だでも実は特に中東からは非常に憎まれ
世界で戦争においては一番人を殺していると言う事実。
あの国は正義でもなんでもないよ。
ここで反米を持ち込むとややこしくなるだろ
別に反米だろうが反日だろうがフィクションとして描かれてるならいいんだよ
ただ原作本はあれだけ「事実」だと大宣伝しておきながら
間違いを指摘されると何の弁解も反省もなしに指摘された箇所を書き直し
さらにそれを皆が忘れた頃に映画化
言い訳のためとしか思えない「自伝『的』小説の映画化」なんて宣伝文句
これは左右の思想関係なしにウソだからダメなんだよ
当時、話題の本だからって読んで「何じゃこりゃ?」って思ったもんだが
その後もドラマ化、舞台化と呆れて見てたが今頃になって映画化とは驚いた
>>59 まあそういう点があまりにも違和感バリバリだから
映画ではそういうシーンの大半を「父からの言葉」に改変してるんだろうな
65 :
名無シネマ@上映中:2013/08/07(水) 20:49:33.08 ID:hK4PtF2G
あんまり面白くなさそだな
>>59 当時、少年Hが世に出たばっかりの頃は
バブルでイケイケなムードの日本で小学生が
「このままではバブルが弾けて大不況になるぞ!」
と指摘するくらい不自然だ、と批判されてたな。
少年H
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%91%E5%B9%B4H 作品に対する批判
同世代で児童文学作家の山中恒は、作中に夥しい数の事実誤認や歴史的齟齬がみられることや、
主人公やその家族の視点が当時の一般的な日本人の感覚から大きく乖離しており、
戦後になるまで誰も知らなかったはずの事実をまるで未来からでも来たかのように予言していること、
さらに自身が編纂に関わった書物の記述がその誤りの部分も含めてまるごと引用されている点などを自著「間違いだらけの少年H」で指摘し、
「少年H」は妹尾の自伝でもなんでもなく、戦後的な価値観や思想に基づいて初めから結論ありきで描かれた作品であると看破し、
「年表と新聞の縮刷版をふくらませて作り上げたような作品」「戦争体験者の酒の席での与太話を小説風にまとめただけのもの」と酷評した。
妹尾はあくまでも「自らの記憶と体験を元に書いた作品である」との主張を撤回してはいないが、
山中の挙げた具体的な誤りや欺瞞の指摘に対しては口を閉ざし、一切の反論を行っていない。
ただし「少年H」の文庫化に際しては、山中に指摘された部分を中心に何箇所もの訂正や変更、削除などが行われている。
どうでもいいけど原作もあんな祖父母と孫みたいな年齢差の親子なの?
カーチャンあの子産む頃にゃ羊水腐っとるよね
69 :
名無シネマ@上映中:2013/08/11(日) 04:12:33.26 ID:6wsdW0RC
戦前でも共産党とか戦争反対してたで
70 :
名無シネマ@上映中:2013/08/11(日) 08:16:36.34 ID:7//lXLOd
これってドラマで窪塚がスッポンポンになってたヤツ?
>>68 配役的都合もあるだろうが、あの時代の30代、40代は
今のその世代じゃ演じられないと思うよ
福山がトーチャンとかだったら違和感があるだろ
結局面白いのこれ?
どーでもいいけど、相棒のメンバー出まくりなんだな。
官房長とか副警視総監とか。
物語としては秀逸らしいから
山中氏と話し合って手直しすれば良かったのに
>>72 面白いのではないかな
ベストセラーだし
ただ、軍事機密をそこいらの一少年が
知ってる訳ないので
その辺りは割り引く必要あります
「大人も新聞も嘘つきや!」と叫び、
聡明な父親に「世の中をよっく見て自分で考えなあかんよ」的なことを言われて大人になった妹尾氏が
新聞と手を組んで嘘をつく話
映画みたけど、神戸大空襲やるならクレジットのどこかに追悼文でもいれとけと思った
この映画を終戦記念日間近に公開するなんて意図が透けすぎだろ朝日
>>75 おそらく監督脚本とも山中氏の検証本は(アンオフィシャルで)参照していると思われます。
79 :
名無シネマ@上映中:2013/08/13(火) 01:29:08.99 ID:vB9QLG8j
見てきた。
・ダイジェスト的に話がポンポン飛んでいく。最初から最後までは8年ぐらい経ってるのにHくんと妹の見た目は全く成長せず。
・水谷豊扮する親父がどういうキャラなのか結局よくわからない。
・空襲シーンは緊張感なさすぎる。お前ら何ダラダラやってんだよ
・アノセンソーハナンヤッタンヤー
・終戦後、Hくんが突如としてキレキャラになりあらゆることにキレまくる。
・小栗旬は結局何をしたのか、早乙女はなんでああなったのか意味不明。原作読んでたらわかるんだろうか。
『相棒』以降、水谷豊は映画もどんどんやってるけど、
「水谷は『相棒』以外では客を呼べない」、という実情が明らかになるばかり。
やたらと宣伝もしてるけど、そもそも企画自体、ヘンなのばっかりだし。
周囲におだてられて、すっかり気持ちよくなっちゃってるのかもしれないけど。
『相棒』抜きの水谷豊に、動員力なんかあるんだろうか。
水谷豊はいい脚本に恵まれてない気がするね。読んで選ぶ事が出来れば良いんだろうけど。
82 :
名無シネマ@上映中:2013/08/14(水) 10:34:24.23 ID:hm793Z8i
水谷豊をキャスティングしたのはテレ朝でしょ。55周年記念とかに合わせて。
83 :
名無シネマ@上映中:2013/08/14(水) 11:26:24.14 ID:D8WZ+4sF
二人で配送中に二時間寝てよ車ゆすっても起きんの鍵閉めてもーほっといたってよ、よーやくおきて
「3じすぎとるよ」って言ったらハッとしたかをしてよ(でーれーくせー芝居)
「まーおれたちがおくれるだけだし」だとーーーーーーーおれねてねーしwww 自分は高速でかえって
星条旗の靴下はいてがんばってござらっせるわ どーやったら目が覚めるかおしえてくれー
84 :
名無シネマ@上映中:2013/08/14(水) 15:53:31.56 ID:DY8JXv50
昨日みてきました
これは細かいなと思った点はクリスマスにお母さんが黒の一つ紋の羽織を着ていたの。
明治生まれの人が元気だった昭和三十年代くらいまでは、年寄り信者は必ず一つ紋の着物や羽織でクリスマスは決めていたという。
このあたりは昔を正確に再現していると思った。
原作では牧師が戦争に行ってしまうので、奥さんがかわりに牧師になって毎週説法するのだが、それは出てこなかった。
ミセスステイプルが帰国する場面だが、現実は妹尾河童がごく幼い頃に帰国しており、妹尾氏があの年令になった時代は、
すでにミセスステイプルは教会にはいなかった。
85 :
名無シネマ@上映中:2013/08/14(水) 17:41:16.75 ID:09UezRMH
蘭ちゃんが素敵でした!
ランちゃんの神戸弁はだいーぶ怪しかったんだが、
「標準語でも喋れるようにと練習している」という
設定があったせいで、あまり気にならなかった
設定の勝利やわ
87 :
名無シネマ@上映中:2013/08/14(水) 19:34:05.16 ID:dfi9MRih
驚くほど面白くなかった
88 :
名無シネマ@上映中:2013/08/14(水) 19:52:29.97 ID:bmIOydUF
はいバックで はいバックでおねがいします
えーバックで バックです
・・・・バック バッ クで・・・
日に日にえらそーにおうちゃくなってくんだよ おもろくないあのゆがんだばか
結局見る価値なし?
90 :
名無シネマ@上映中:2013/08/14(水) 20:11:16.43 ID:bmIOydUF
マザコンボーズのほどよいばかけで金でくろーしんでよさそーってやつにはいーわな
序盤の外国人居住区と空襲後の焼け野原シーンは韓国で撮影したんだってさ。
92 :
名無シネマ@上映中:2013/08/14(水) 22:59:49.84 ID:09UezRMH
神戸弁なら『〜してる』じゃなくて『〜しとう』って言ってほしかったな
ま、それよりも昭和7年生まれのHの妹が14歳の時点でもょぅι゛ょだったのが一番の違和感だったw
94 :
名無シネマ@上映中:2013/08/14(水) 23:20:22.02 ID:09UezRMH
95 :
名無シネマ@上映中:2013/08/15(木) 07:47:54.66 ID:fJh4cOR9
観る価値なし
観に行くのは反戦厨と水谷ファンとネタ目的の奴らかね
97 :
名無シネマ@上映中:2013/08/15(木) 10:59:28.89 ID:dwdmVNjR
キャンディーズのファンやがな
>>96 原作は、持ち上げて当然のはずのガチサヨクから
批判本を出されてしまったので
反戦関係のプロ市民は無視すると推測
終始、水谷豊の魅力だけの映画でしたね。
子役は上手かったと思うけど、初日に観て今はもう顔すら思い出せない。
水谷豊で満足できたので悪くはなかった。
まあTOHOでタダで観たんだけども。
100 :
名無シネマ@上映中:2013/08/15(木) 13:53:44.70 ID:h9D5kQsA
宣伝にテレビでやった座敷わらしも以外と面白かった
実写トトロみたいな雰囲気で
101 :
名無シネマ@上映中:2013/08/15(木) 17:35:09.40 ID:+ksoqyW/
長男は周囲から一言多いとか言われてるし、感情を抑えられないようだし、
ちょっとアスベちっくな感じなの?
>>93 Hも中学生になったのに一人だけ背が低すぎだったな。
103 :
名無シネマ@上映中:2013/08/15(木) 23:40:46.09 ID:5AQm0WGD
全く予備知識ナシで観たけど、えらい自虐史観バリバリで、子供でもわかってるような間違いを昔の日本は犯していたように捉えられるような内容だなあという印象を受けた
戦後の少年Hがいきなりキレキャラ&自殺しそうになるのは理解不能だった
エンドロールで韓国スタッフ大量に出てきてなんとなく納得したが
妹は終戦時に13歳の設定だと思うが、あまりに幼すぎだろ。
まあ、みんな演技は頑張ってたが、三丁目の夕日と同様の違和感があったな。
三丁目と同じでフィクションの限界だろうな。
106 :
名無シネマ@上映中:2013/08/16(金) 06:38:19.44 ID:4fD+OgWN
子役の予算は有名子役でない限りはたかだかしれたもので途中で変更すればよかったのに。
銘仙の羽織や村山大島の着物やクリスマスの一つ紋とか、女性の着物なんかはわりとちゃんと時代考証していたような気がするが肝心要の子役キャストは・・・
見てきた
小栗の無駄遣いだな。あれっぽっち誰でも良かったろ
少年も妹もずっと変わらず違和感。
水谷役の人はいい父親だな。すごくいいこと言ってて共感できた。
少年Hって中国では政府の規制がかかるんじゃなかろうか。
日帝批判に見せかけて何気に体制批判のとばっちり受けそうだし。
祖母ちゃんが見たいっていうから行ってきたよ
・・・完全に右京さんじゃない水谷を初めて見たかもしんない
設定が戦争当時の祖母ちゃんと同い年で空襲にも遭ったからか祖母ちゃんモロにHに共感してたよ
つか空襲時のHの台詞が、前に祖母ちゃんから聞いた空襲の話と全く同じでマジ驚いた!Σ(゚д゚|||)
終戦後、環境から何から急速に変化していく中で親が何で何も言えなかったのか
水谷のおかげでやっと謎が解けたって言ってたわ
当時を知る人の意見だから誰が論破しようがどこが間違ってようが
その辺は間違って無いんだと思う
焼夷弾が降り注ぐ空を見上げて恐怖で叫ぶどころか「うわぁ…花火みたいで綺麗やなぁ…」みたいなこと(うろ覚え)
避難中、祖母ちゃんも同じように思ったそうな
それって親族に空襲体験者がいない俺でもって"焼夷弾の特徴"として耳にしてるけど
スレ読んでる奴を心理的に効果的に揺さぶるために
「爺さん婆さんが言った」
という話で神格化する傾向があってウザいわ
今生きてたり議論するような相手ならいろいろ疑うところなのに
「爺さん婆さんの話だから素直に受け入れよう」って空気にするからな
"朝鮮人が〜母屋をのっとる"とかいうコピペ貼る卑怯な奴見ると本当にムカつくわ
あれなんて婆さんにセリフくっつけただけで貼ってる奴はただのクソガキじゃねえか
クソガキが作って
クソガキがコピペして
クソガキが見て
クソガキがネットde真実を叫ぶ
あほか
画がキレイなのが印象に残った。
空襲や焼け跡は当然だが、町並みや汽車が発車するところさえ美しかった。
しかし、私の中の相棒が素直に鑑賞するのを妨げた。
吊ってるところに踏み込んだ右京・・・いや父ちゃんが、
「これは自殺ではありません!」と言いそうな気がした。
拷問に掛ける芹沢を見て、「相変わらず小者だな」と思った。
大河内監察官が見つからなかった。
やっぱり日本映画はダメやなぁー ドラマ版のラストシーンの方が上
良い映画だったけど、芹沢の取り調べ&拷問で吹きそうになった
正直スマンかった(`・ω・´)
神保悟志と島本真衣以外のテレ朝アナ陣てどこで出てた?
蔵之介も泰造も軍服が似合うと思った
見て来た 内容は可もなし不可もなし
焼夷弾の描写が戦争体験者の親から聞いてた通りの感じだった
水谷伊藤夫妻、それなりに関西弁がんばってたと思う。充分だよ。
>>34同様、予告見た時、その台詞で心配したんだけど、あの予告の一言が一番酷かった
夫婦役としての相性の良さ、心地よさで補って余りある。
泰造は頑張ってたけど演技は浮いてた。
蔵之介はさすが。
泰造は龍馬伝の近藤勇バージョンだったな
全日のサイン会ってどれくらい客来たのかね
ホールはガラガラだったらしいな
川田の名が欲しかったんだろうけど無理なことさせるなよ渕
急に延びたら
予定通りのネトウヨかぁ
124 :
名無シネマ@上映中:2013/08/19(月) 15:10:30.62 ID:2/21JW7L
蔵之介の登場シーンが無駄にかっこよすぎ
あれで実は時計屋とか言われても嘘やんって感じ
壮絶に誤爆してました
正直スマンかった
ようするに、
「テレ朝55周年!!」としては、コケた、と。
よろしいですかね、これで。
戦後復興の描写にすごい意図的なもん感じて違和感あったわ。
あの当時を生きた人達から実際に話きいたことあるけど
戦時中の苦労より戦後の苦労のほうが色濃く残っている人が多かった。
混沌とした感情ひきずりながら何もかも失った中、必死に生き抜いてきたって。
手の平返しで長いものに巻かれて要領よくみたいな軽薄さも
あの父親みたいな気持ち吹っ切って前向こうてのもなんか違う気がした
今日観てきた
終戦のエンペラーのときはエンドロールでさっさと帰る人が多かったけどこちらは皆座ってた
感想はよかったよ
なんというか今の自分の不満がなんて小さいことか気づかされた
水谷さんの走り方はわざとかな?
死体はあれなら出さない方がいいと思う
129 :
名無シネマ@上映中:2013/08/23(金) 14:07:24.52 ID:XoBYGdj5
せめて90年代までなら、観客を騙せたかもしれんがw
130 :
名無シネマ@上映中:2013/08/23(金) 18:33:36.76 ID:1m2vDyN7
福知山の爆発を大規模にしたのが焼夷弾攻撃だから 逃げ遅れの黒焦げ死体の山だよな
うまく逃げても大やけどで治療できず重症で死んだ人も数多く
空襲後の惨状をリアルにやると
はだしのゲンのようなグロ映像になってしまうな
イオンシネマ板橋のトップに重要なお知らせってあるんだが
なにがあったんだろうな・・。
少年Hじゃないものを放映したのかな。
やだ!特高と特攻怖い!
はだしのゲンの話を聞いて、学校に漫画を置いている事に驚いた。
30年前にもあったで。
ほかにも○○のひみつとかいう科学漫画や歴史漫画とか。
風立ちぬの震災シーンが期待したものではなかった
こちらはどうですか?阿鼻叫喚の空襲シーンですかい?
137 :
名無シネマ@上映中:2013/08/30(金) 20:51:57.02 ID:66E3PVgz
言われているほど悪くはなかったなぁ
ただH役の子、顔は確かにあの時代になりきっているんだが、
体型がもろ平成生まれ
手足の長さがハンパないわ
昔は自営でも当たり前のように飯が食えて子育てができる時代だったんだなぁと思った
どっちが幸せなのかねぇ
原作が捏造だって叩かれるけど、映画はそんなのは微塵もなかったよな
父ちゃん母ちゃんが立派だった
物語としては悪くないんだ。
ストーリーをかなり改竄して
子供がそんな事知ってるわけ無いという部分は
父からの言葉にしてあるからな
歴史的にその時点で知ってるわけない話は消してあるし
そもそもテレ朝のアナが分からんわ
143 :
名無シネマ@上映中:2013/09/02(月) 16:12:31.59 ID:Mtjf0Mrb
でもド−ヤッテ人々が戦争できるようになるのか
戦前、戦中、戦後
豹変する人といつも変わらなかった人がいて
間でうろたへ海を見つめるだけの日々の人がいたことは
よくわかりました
144 :
名無シネマ@上映中:2013/09/02(月) 17:19:05.59 ID:/WnQGWk4
神戸生まれなので観に行きました。
父方、母方の実家(両方とも大きい商店)が出てこないかなと思って捜してたけど
すこし離れているので、当然ながら出てこず。
パンフレットを読んで気になったんだけど、軍事教練に使っていた銃に
1丁ごとに癖があって…というくだりなんだけど、それは当たり前です。
今の銃でもあるのに。そのためにサイトが調整できるようになってるんだけど。
それから、比較されてる米軍の銃は、ジャンルが違う。
いい映画だと思ったけど、主人公は、周りにいたら鬱陶しいやつだなぁという感想。
145 :
名無シネマ@上映中:2013/09/04(水) 17:20:59.72 ID:Lpc0Wt7Q
俺はかなりいい映画と思ったが
案外の成績らしいな
5品もおかずの並ぶ戦前の豊かな食卓が気に入らなかったのか
隣に飯やルナと怒るHが許せなかったのか
あの二人の軍事教官の違い方が身につまされたのか
弱中年層にはちんぷんかんぷんで
中高年層はともかくとして
老齢層にはなにか隠したい事情でもあるのか
焼夷弾の爆発始末からしてこの映画が間違いだらけというのはちょっとな
もしかして俊夫のいやらしパワ−働いてるの?
引退するそうだけど
15〜20の間だろうから、まあまあだぞ
307館だが夏の大作目白押しだったから小箱ばっかだったしな
終戦後のHは何がしたいのか意味不明。
いい映画だった
終戦のエンペラーと併せて見たい
後半は少年Hが切れてばかりでうざかった
隣に飯をやる母親にぶち切れてたけど
それ以前にH一家が食い物に困ってる描写が希薄なせいで
単にしつけの悪い食い意地のはったわがままガキにしか見えなかった
水谷豊の関西イントネーションが意外と自然だった
「そのときに。恥ずかしい人間になっとったら、あかんのやで」
はやっぱり泣いたなあ
152 :
名無シネマ@上映中:2013/09/22(日) 15:10:22.39 ID:lkUi8eIZ
フィクションとして見て原作はこういう戦争体験記ものもまぁいいかと思えたけど、映画は酷かった。
尺が足りないからとて色々とカットし過ぎて意味不明になってるし、製作側の思想が透けすぎて気持ち悪かった。
つか、どこに韓国ロケやら関わってくる必要があった?
金さんのくだりカットしたなら余計に意味が分からない。
153 :
名無シネマ@上映中:2013/09/24(火) 06:53:52.04 ID:viM9OOAi
原作の小説が長編だからねえ・・・・
2時間の映画に詰め込むのは元々無理がある
あんな分かりやすい作りなのに、意味不明とか
制作側の思想、韓国ロケに異常な嫌悪
見たいものしか見ないタイプだな
155 :
名無シネマ@上映中:2013/09/24(火) 18:23:40.29 ID:8SiyPCrb
Hな少年の方が良かったな
156 :
名無シネマ@上映中:2013/09/26(木) 12:56:08.00 ID:tNfs2bAY
純粋に映画の出来はとても良かった
それだけに、原作が致命的な欠陥を抱えているのが降旗監督には気の毒だった
しかも隆旗は山中の批判本『間違いだらけの少年H』も参照して原作に修正も
加えたらしい…
こんなこと、監督にやらせるか?ひどい話だよ
原作での史実や事実関係、科学的に合わない箇所や、後に修正された事柄を考証するのは
別に普通のことだよ。
批判本を元に考証するのは滑稽でもあり悲劇でもあるけど、当たり前だが
批判本だけで映画制作側は考証してるわけでもあるまい。
見たいな
159 :
名無シネマ@上映中:2013/09/29(日) 17:38:46.50 ID:8VJkyYlO
この映画は中盤以降の盛り上がりに欠ける。
心を揺さぶられることも少なく、淡々と物語が経過し映画が終わってしまう。
心理描写や葛藤の描写が足りないため、戦争の生々しさや恐ろしさが感じられない。
昔観た記憶があるドラマ版の少年Hを超えられたのか、疑問である。
序盤は荒らしの前の静けさ的な日常が描かれる。
少年H(以下H)の家族はカトリック系であり、
父親が洋服の仕立てをしているため外国人と接する機会は多い。
戦争が近づくにつれ西洋文化の弾圧が始まり町は怪しい雰囲気に包まれる。
博愛精神の父とコントラストを成すように国家による追害が演出される。
徴兵された「おとこ姉ちゃん」が脱走し自殺するシーンがあるが、
自殺する必然性が描かれていないため、よく分からないことになっている。
せめて、Hが彼を匿おうとするが、周りに迷惑をかけなくないため自殺に走った、
等の理由づけを入れていれば物語の深みは増しただろう。
父親にスパイ容疑がかかり、拷問により商売道具である指を破壊される。
それを隠す父親だが、気づいたHはスパイ容疑がかかった原因である友人の家に殴り込みに行こうとする。
しかしそれを止める父親「こんな騒ぎになって一番困っているのは彼かもしれない」
その言葉を受け止め、Hは友達に歩み寄り、仲直りを誓う。
ここが、ドラマとしてのピークであり、最大の魅せ場となっている。
(つづく)
160 :
名無シネマ@上映中:2013/09/29(日) 17:39:37.87 ID:8VJkyYlO
(つづき)
しかし、ここを境にドラマは尻すぼみとなり、特に大きな感動もなく終わっていく。
中盤以降は空襲→中学時代→終戦→急激な民主化という流れであったが、
特に山場もなく物語が淡々と進行する。
例えば、空襲を見てHは「花火みたいできれいだ」などと言っており、切迫感がない。
描写的にも爆弾が降ってきて、焼け野原になり、終わり。
戦争がもたらす圧倒的な恐怖や生々しさが伝わってこない。
親や子供が下敷きになって助けられず、苦しんだ人達も多く居ただろう。
中学時代のいじめや弾圧も、どうしようもならない程の理不尽さは伝わってこない。
妹が疎開するシーンもあったが、妹との交流がほぼ描かれていないので、特に感じるものがない。
食料を分けるシーンでも、H一家が食い物に困ってる描写が希薄なせいで 分け与えを拒否することに共感できない。
更に、終戦して民主化した際の少年Hの葛藤をもっと丁重に描くべきだし、
父親は無言となっているだけではなく、何に悩んでいるのか分かる描写が必要ではないか。
ラスト近くでHが踏切で自殺しようとするシーンも、そのような行動に至る理由が描かれていない。
「戸惑い」を感じたのは分かるが、Hがそこまで精神的に追い詰められているようには到底思えない。
こういう肝心なところを投げているから心に訴えてこない、余韻が残らない。
逆に、1つ1つのエピソードの掘り下げを丁重にしていれば、良作になれただろう作品。
新作なのに160レスしか行かない映画なのか・・・
162 :
名無シネマ@上映中:2013/10/09(水) 19:38:00.09 ID:qg8yd4+X
今日映画館で見てきたが初の貸し切りだったw
初めて一人で鑑賞したよ。映画は悪くないんだが涙はでない。
淡々と物語が進んで不死鳥で終わった。こんな時代もあったんだなって感じ。
普通の映画でしたね
やってるとこも一日一度の上映で今週で終わり
2ヶ月もヤッてりゃ貸し切りにもなるだろ
夏の大作を相手に小箱だらけの中で15億超えはまずまず
そんなに儲かったのか。やっぱり日本の観客の目は節穴だな。安心した。
15億も入ったのに2chじゃ全然スレ伸びずとか客層はジジババ多かったんだろうなぁ