1 :
名無シネマ@上映中 :
2011/12/12(月) 13:47:20.21 ID:tusS9wX5
2 :
名無シネマ@上映中 :2011/12/22(木) 09:11:18.39 ID:Q1Z9rkTy
この人そりゃすごい人だけど、勘違いされて過大評価されてる部分もメチャ多い。 それとかセットの引き出しの中にも物を入れさしてリアル「感」を演出するなど、アホとしか言いようが無い。 本人は評価され始めて「俺天才」状態で唯我独尊だったんだろうね。 それが後年「コイツあほ、つかえない」に転化してゆく。 その口火となったのが「トラトラトラ」の監督クビ事件。 表向きには予算使い過ぎウンウン言われてるが、実際のところハリウッド側の評価で「コイツ実はつかえねー」だったのは周知。 そして映画人生後半は駄作連発。 開幕ダッシュが成功して雲母ついた人の典型だな、たいしたkとは無い。 事実最優秀作と評される七人でも観ていて手を入れたくなってイライラするところ実に多い。 小津と天地の差。
3 :
名無シネマ@上映中 :2011/12/22(木) 09:42:52.73 ID:Mi2DFnsB
人生後半が駄作だったのは北野武も指摘していた たけし 「世界のクロサワも、やっぱり年には勝てねえか・・・・」
4 :
おじゃましまーす! :2011/12/22(木) 11:46:27.31 ID:xH+whozf
7 :7列74番:2010/11/17(水) 11:40:14 ID:/RpYo/7O 上記のYouTube見たけど、 あの目的はルネサンスの内紛が要因だろうよ。 渡辺俊治郎IRの擁護派(体制派)に対し、 反主流派がテープをわざと流した と考えるのが一般的と思う。 上記 詳しくはジャスミンのパーティ会場 検索を。 アメプロです。
5 :
名無シネマ@上映中 :2011/12/22(木) 15:24:28.31 ID:3AtAlJ80
一番美しくと素晴しき日曜日が好きだわ 夢の豪胆な絵作りも凄い 赤ひげと八月のラプソディはちょっと分からない
6 :
名無シネマ@上映中 :2011/12/24(土) 00:28:04.07 ID:1o4vUpET
ヒッチコックもだけれども、カラーになってからは駄作ばかりだった。 一つには映画産業自体がテレビに押されて斜陽化していたことと、 カラーは製作コストがかかることがある。それと印影を強調するスタイルの (戦前のドイツ式映画の伝統のような)映像の演出とはカラーは違うという ことにある。マンガでも、白黒の線だけで描かれたマンガの描かれ方を 全部オールカラーで色塗りした作品にもしもしたら、描かれかたが変わるだろう。 山水画をカラーで描いたらそれは山水画ではなくなるし。
7 :
名無シネマ@上映中 :2011/12/24(土) 01:43:47.55 ID:NBbZDWJP
山水画と水墨画を勘違いして間違えてるんだね 馬鹿だから
8 :
名無シネマ@上映中 :2011/12/24(土) 06:50:17.53 ID:5tuSXDiN
>>6 山水画だったらカラーで描いてもいいよ。水墨画だったら、墨の濃淡で
描かないといけないけど。
9 :
名無シネマ@上映中 :2011/12/24(土) 07:53:37.73 ID:AL4+76EB
>>6 ヒッチコックはカラー映画時代になってからも「サイコ」「間違えられた男」と二本のモノクロ作品を撮ってるし、
代表作と言われる「裏窓」「めまい」「北北西に進路を取れ」「鳥」などはみなカラー作品。
モノクロ映画=陰影を強調という前提もデタラメ。
全編ソフト・フォーカスのモノクロ作品「野菊の如き君なりき」など、どうなるんだ。
それよりもまず、その文章自体が珍妙すぎ。
黒澤作品を一本も見たことがないくせに「誰が何と言っても黒澤大先生を批判することは許されないんだーっ!」
と頭から思い込んでるから、
他のみんな(ちゃんと作品を見たうえで批判もしている人々)から面白がられ、
連日連夜に渡って爆笑されながら顔面をバールでメッタ打ちされてるんだって早く気付きなよ。
黒澤映画で1番面白いのは天国と地獄でしょ。七人の侍はイマイチ
13 :
名無シネマ@上映中 :2011/12/25(日) 12:51:42.62 ID:lCp/2hFI
最高傑作は用心棒、デルスウイザーラはいまいち。
14 :
名無シネマ@上映中 :2011/12/25(日) 22:44:57.22 ID:BHKoBBhE
裏窓、めまい、北北西に進路を取れ、鳥、どれもクソ作品ですな。 どれも、サイコには作品としての歴史的価値も映像としての価値も劣る。 間違えられた男は駄作でしたが、あれは監督の好みのテーマなんです。
「間違えられた男」はヒッチ作品中唯一の実話映画化の異色作なんで、好みも何もないんだが。 っていうか、あんた、本当に自分が気が狂ってるとは思ってないの?
付け加えるとね、「サイコ」はモノクロだけど‘ヒッチのカラー時代の作品’だし、 事実上の自主製作で、金がないからモノクロで撮ったんだよ。 当時はカラー・フィルムの値段が高かったから。 現在はモノクロ・フィルムの方が圧倒的に高価だけど。(完全受注生産だから)
17 :
名無シネマ@上映中 :2011/12/26(月) 02:48:59.89 ID:lt2YVOUy
ヒッチコックの最高傑作はサイコ 最駄作はファミリープロット
駄作ねえ・・・自分的には続三四郎だな
19 :
名無シネマ@上映中 :2011/12/27(火) 00:14:16.00 ID:smx49BPB
フレンジーもしょうもねえ映画だったと思う。
>裏窓、めまい、北北西に進路を取れ、鳥、どれもクソ作品ですな。 おまえ何様なんだよ おまえはド素人なんだよ おまえが何と言おうが何の発言権もないんだよ クソだと言いたいなら監督になってヒッチコックに勝ってみせろ
いや、
>>21 はいわるゆる‘煽り’というヤツなんで、別に出て行かなくてもいいよ。
黒澤作品もヒッチコック作品も一本も見たことないくせにただマスコミでよく名前が出てくるというだけで、
「偉大なるマスコミ神さまが紹介してるということは黒澤大先生やヒッチコック大先生は天才ということなんだ!
これを否定することは許されないんだ!」と頭から信じ切って、
そんなことはまったく思ってない人々(黒澤作品やヒッチ作品を数多く見ている人々)に対して凄まじいまでの怒りと憎しみを抱き、
10年以上、連日連夜に渡って命懸けの擁護活動を繰り広げているキチガイを、
のんびりと眺めるのは、とても楽しい。
好きなだけ殴ってもいいんだから、ストレス解消用オモチャとして使っても便利なんだしね。
影武者だったか 騎馬武者が鉄砲隊に撃退されるシーン なんであんなに延々と繰り返すんだろ。 火縄銃も電着丸出しで えらい白けた。
24 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/15(日) 17:40:24.62 ID:ki4/Fq5Y
影武者のときはじいさんなんだからしょーがない 赤ひげまでがピーク
25 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/16(月) 17:22:43.25 ID:UgC0EO4v
「デンデラ」を黒澤明監督が撮っていたら、 最高の社会派文芸作品になっていたことだろう。。
26 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/17(火) 21:54:49.15 ID:HsHIhv3w
ヒッチコックは子供の頃に、親につれられて警察の留置所に入れられた 経験があって、それがトラウマだったという。
まぁあだだよ、正月にBSで見たけど・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まあ、まあ・・・・・いいんじゃない 功労者だし うん
クロサワが弱ってた頃の電車ばかの映画はいいね
29 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/18(水) 14:12:00.42 ID:PuOEKZaO
どですかでんか
30 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/18(水) 15:07:10.68 ID:7G8puGip
最高は天国と地獄と生きる 最低は所ジョージが出てたやつと夢
31 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/18(水) 17:17:11.63 ID:PuOEKZaO
七人>天国>赤ひげ>野良犬>生きる の順かな
全部見たわけじゃないけど、赤ひげは傑作だと思った。七人の侍と椿三十郎は佳作。用心棒はイマイチ。乱以降はそれ以前と同じ尺度で比べられないから分からん。
33 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/18(水) 21:06:26.15 ID:HxRy/ASi
■死にたくなければ、このレスをコピーして週漫板を荒らしているド低脳中卒チビキモハゲ変質者ルンペンジジイ
キング・クリムゾン◆JOJO/AxYxI等という糞コテが巣食うスレ(例えばここ↓)に □
キング・クリムゾン◆JOJO/AxYxIからのお言葉2
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1322381364/ □10回貼り付けて下さい。1時間以内にです!もし無視■
■した場合は、今日寝ている間に富子さんがやってきて□
□キング・クリムゾン◆JOJO/AxYxIの首を絞めに来ます。富子さんは太平洋戦争の■
■時に16歳という若さで亡くなった女の子で、未だに成 □
□仏していないそうです。信じる信じないは貴方次第。 ■
■今年になってからこのレスを無視した人で、“呪われ □
□ て富子さんがキング・クリムゾン◆JOJO/AxYxIの枕もとに出たというのを目撃した人”が続出しています。これは富子さんの ■
■呪い。キング・クリムゾン◆JOJO/AxYxIが呪われて死んでもいいのならこれを無視するこ□
□とでしょうね。
乱は大好きだけどな いまだに乱より影武者を高く評価する人の論理がわからん
35 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/19(木) 00:56:50.90 ID:WVXPrNUM
>>23 補足
どうやら黒澤監督は軍隊経験がないらしい。
黒澤監督には終生最敬礼だった三船先生ですら陸軍上がりなのに。
だから銃を発砲した際の反動というものを理解できなかったのか。
しかし、それにしてもあの電着火縄銃がバンバン連発するシーンは
どうにかならなかったのか。基本的な知識が足りなかったと言われても仕方ない。
↑たとえこの程度の薄っぺらな知識でも、それを知っていたら
「撮影に邪魔だからあの家を買い取って立ち退かせろ」とかいう逸話や
「トラ・トラ・トラ」の偏執狂的なこだわりのエピソードだのを聞いても
ただのこけおどしにしか聞こえない。
36 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/19(木) 01:08:28.54 ID:gsSSna7G
自殺狂言もしたよね。
赤ひげは80年代にリバイバル公開された際に立体音響に包まれて観た時は 何だこの完成度!?こりゃ凄いわ!って終映後立ち上がれないほど感動したが その後テレビの小さい画面で見直したときは説教くせーって途中で嫌になってしまった
黒澤ってなんかインド映画並みに唐突に踊り出すシーンが入る作品が多い印象。非常に萎える・・・
>>35 何で、アレが‘連発’に見えるんだ。アホか。
>>37 「自殺狂言」って一体何なんだ。
>>38 そんなに多いかね。
「どん底」(「人情紙風船」のパクリ)
「影武者」(織田信長「人生たかが五十年〜」)
「乱」(ピーター「こなたにひょうろぴょろ」)
「まあただだよ」(所ジョージ「まあだかい?!」)
これくらいじゃないか。
41 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/19(木) 23:25:26.72 ID:fFULoXWL
>>40 隠し砦の三悪人でも踊ってたよ。
あのシーンをたけしが座頭市で真似してた。
いや、踊りということで言ったら「虎の尾を踏む男たち」もそうだけど、
>>38 は「唐突に踊り出す」という書き方をしている。
「座頭市」がパクリかね?
っていうか、「隠し砦」のダンスは日劇ダンシングチームのレビューそのまんまなんだけど。
「キングコング対ゴジラ」「モスラ対ゴジラ」の島人たちの踊りと同じ。振付が違うだけ。
43 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/20(金) 20:07:16.33 ID:oTDYkLP6
ダメだこのスレ もう終了したほうがいいよ 例の糞尿が一人で書きこんでるから意味がないよ
44 :
42 :2012/01/20(金) 21:03:10.55 ID:+0hIp7J+
45 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/20(金) 21:33:21.90 ID:JnH4UI8Z
野良犬はつまらんかった。 三船敏郎の眼の動きはシンプソンズでネタにされてたな。
46 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/21(土) 00:44:04.27 ID:DZWVi+NT
黒澤はバスタブで手首を切って自殺未遂した。
「自殺狂言」ってのは、面白そうだな。 殺人狂言とか詐欺狂言とかっていうのも見てみたい。 殺人歌舞伎だったら、沢山あるけど。 「女殺し油地獄」とか「盟三五大切」とか。
「曾根崎心中」は詐欺浄瑠璃だな。 「安宅」は公文書偽造能だ。
49 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/21(土) 01:45:07.22 ID:EAnkgOpP
>>45 野良犬つまんないって黒澤向いてないよ
ハリウッド大作以外見んなよ
50 :
42 :2012/01/21(土) 01:52:00.28 ID:HHpD1ppa
俺も「野良犬」は全然面白いとは思えないし、そう思う人は沢山いるだろうし、 ハリウッド大作以外の映画をまったく見ない人ってのは沢山いるが、そういう人がダメってわけでもないだろう。
51 :
42 :2012/01/21(土) 01:55:05.26 ID:HHpD1ppa
どーでもいいけど、ジョエル・シュマッカーの「8mm」で、 探偵役のニコラス・ケイジが町を歩く場面は、まんま「野良犬」のパクリだったな。
52 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/21(土) 02:08:55.41 ID:EAnkgOpP
野良犬以降のコンビの刑事ものは 確実に影響を受けてる
53 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/21(土) 06:58:07.85 ID:jcqLV6+V
54 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/21(土) 10:49:57.51 ID:IiuhsG/z
駄作はどですかでん。傑作は天国と地獄。
55 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/21(土) 12:13:01.24 ID:tLD5lJUO
私的・黒澤映画ベストテン 1 天国と地獄 2 羅生門 3 七人の侍 4 赤ひげ 5 野良犬 6 用心棒 7 乱 8 生きる 9 酔いどれ天使 10 夢 30 まあだだよ
56 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/21(土) 12:38:41.38 ID:DV2KSxmN
生きるとか天国と地獄はブレードランナーの原型なんだよね
それをいったらトラトラトラは、まじアメリカ資本が 最初に黒澤組を指定して脚本までタッチしたから あの規模と雰囲気になったんだろうな 影武者とか乱とか見ていると、なんとなくトラトラトラの高級将校、将軍の雰囲気が共通していると思う 黒澤さんは、ヴィスコンティなんかとおなじで、豪奢、豪華の意味が判っていや
わけわからんよ。
59 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/23(月) 08:13:52.67 ID:7tu9GCer
ダメだこのスレ もう終了したほうがいいよ 例の糞尿が一人で書きこんでるから意味がないよ
60 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/23(月) 10:12:57.68 ID:rbeK1PI+
最高傑作は「用心棒」だな。 カラー以降はどれも好きじゃない。
好きなのは 姿三四郎 天国と地獄 七人の侍 乱 だな。
62 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/24(火) 06:32:09.00 ID:+LnVuZlj
最高傑作は「乱」だな。 カラー作品はどれも好きだね。
63 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/24(火) 09:52:19.12 ID:R6VGijkj
黒澤の映画の中でなぜ「用心棒」だけがこんなにおもしろいのかとずっと思ってたら あ カメラがあの人だね。 「羅生門」もいい。
>>63 よくそんな事を云う人がいるけど実際は、半分以上は宮川じゃなくて斎藤孝雄が撮影してるフィルムが使われてる。
斉藤いわく
「宮川さんは端正な画を撮る人だから、宮川さんは絶対にこんなアングルでは
撮らないだろうという画を狙って撮った。黒澤さんもそれを面白がってくれて
最終的には完成した作品の半分以上は僕の撮ったフィルムが使われてる。」
65 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/26(木) 09:44:33.76 ID:FTr6Ir0z
「羅生門」の木漏れ日の場面はどっちなんだろ。 あんなすごい場面は黒澤では珍しい。
66 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/26(木) 12:17:55.85 ID:lOImE842
影武者のラストシーンは酷かった 大河ドラマ並みの描写に愕然とした
67 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/26(木) 13:10:00.14 ID:621idtzr
映画に対する純粋な情熱があった時分の傑作が「七人の侍」でその後テクニックで 圧倒するようになってからの傑作が「天国と地獄」だな。 まあカラー作品は俺的には全部駄作。
68 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/26(木) 16:32:23.57 ID:S1L8nnhj
影武者は勝新太郎が降板しなければ、もっと作品の質が上がっただろうな。
ここでは赤ひげが妙に評判がいいから 借りて観てみた。 …え?これが?この糞長い映画のどこがいいの? 一つのセンテンスがやたら説明臭くて冗長、という 黒澤映画の負の部分丸出しの駄作としか思えない。 椿三十郎の方が圧倒的に面白い。 隠し砦ですら赤ひげよりずっとマシ。 監督の名前に惑わされずに作品だけで評価してくれホント。
70 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/29(日) 00:17:04.30 ID:wRIAKFV9
>>68 公開以来
たぶん5万回くらい言われてる意見
>>69 >隠し砦ですら赤ひげよりずっとマシ。
監督の名前に惑わされずに作品だけで評価してくれホント。
隠し砦ですらってばかだろ
隠し砦は普通に名作だろ
全部評価などしていない
赤ひげが傑作という事実は変わらないけど
70年以降はダメって評価されてるだろうが
72 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/29(日) 04:10:45.71 ID:h6ulZfVz
最高傑作:赤ひげor酔いどれ天使 最駄作:醜聞 いちおう全部観てます
73 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/29(日) 04:12:34.40 ID:h6ulZfVz
↑連投ごめんなさい やっぱ最高傑作にデルス・ウザーラも入れておきます
興業収入のスレッドで自分のことをキチガイ呼ばわりしてるだけにしてろって。 何で、他のスレッドにもちょこちょこと顔を出したりすんのかな。
75 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/29(日) 15:40:27.75 ID:EtQ4arAg
もうこの糞スレ終了だ 例の糞尿が一人で書きこんでるから意味がない
>>75 ちょっと頼みがあるんだけどさ、鏡の前に立って、自分の目をしっかりと見つめながら、
「他の全員が黒澤信者なんだと思い込んで、『ただ一人のアンチである俺がみんなの目を覚まさせてやる!』と必死になっていたこの10年間は何の意味があったんだろう」
と、はっきりと声に出して言ってみてくれないか。
77 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/29(日) 17:28:37.11 ID:CZvLgnMZ
カラー作品はどれも観る価値無し モノクロでも白痴とどん底は駄作
よくファンが名作という酔いどれ、野良犬はそれほど面白くない
80 :
名無シネマ@上映中 :2012/01/30(月) 20:51:22.14 ID:rKAGQydt
もうこの糞スレ終了だ 例の糞尿が一人で書きこんでるから意味がない
黒澤作品は少々齧った程度だが、 自分が見た作品の中で傑作だと思ったのは「生きものの記録」と「用心棒」。 この2作は、一般的に最高傑作と呼ばれる「七人の侍」よりも面白いと思った。 というより、「七人の侍」は確かに抜群に面白いのだが、 上映時間が非常に長いこともあり、所々で個人的に不満に感じる部分もあって、 何度も見返そうとは思えない。 やはり、映画は90〜120分ぐらいがベストだと思う。 人間の興味・関心の持続時間も90〜120分程度らしいし。
用心棒が名作であるのは間違いない 生きものは佳作
デルスウザーラって過小評価されてね? かなりいいとおもうんだけど
タイトルがうざそう
ていうかカラー作品が全体に過小評価
88 :
名無シネマ@上映中 :2012/02/20(月) 13:10:06.02 ID:srn6rhVu
デルスはカラー作品の中では例外的に良い作品だと思うけどな。 黒澤が異常に気負わなくなったって事だけでも歴史的価値があるし・・・・ 影武者は3時間の殆どが無駄に思える作品だな・・・・
89 :
名無シネマ@上映中 :2012/02/20(月) 13:22:49.94 ID:Weq/Sn1k
影武者は2度目に見たときよかったと思った。 乱も最初みたとき、駄作と思ったけど2度目は傑作と思った。 乱の開巻の発色は明るすぎると思ったけどね。 黒澤と外国の撮影監督組ませたかったな。 特に、ジュゼッペ・ロトゥンノとかヴィットリオ・ストラーロと組んでいたら凄いことになったろう。
90 :
名無シネマ@上映中 :2012/02/22(水) 00:54:48.35 ID:0cPMUI+u
>>88 高天神城の後詰の陣地設営のシーンだけでも
映画史に残ると思うけどな。
91 :
名無シネマ@上映中 :2012/02/22(水) 01:50:48.31 ID:TRTvpd9M
福田和也が罰当たりパラダイスって連載でスピルバーグ等のロクデナシに影響与えたんなら 黒澤が一番ロクデナシじゃねーか。と言ってたな。 深作欣二は大絶賛でスターシップトゥルーパーズも絶賛。 最近ではダークナイトを最高とベタ褒めしてた
92 :
名無シネマ@上映中 :2012/02/22(水) 06:13:58.42 ID:fO2E55d2
批判覚悟で... 最高傑作は「生きる」 駄作は遺作 スレのお題とは違うけど一番びっくりしたのは オールナイトの特集で「酔いどれ天使」を見たとき 三船敏郎さんのかっこよさといったら... 1941でしかしらなかったから 座席からずり落ちそうになった
93 :
名無シネマ@上映中 :2012/02/22(水) 12:57:21.36 ID:S/hWBowB
>>92 あれな、志村さんの医者が主人公なんだけど三船さんが格好良すぎて完全に
食っちゃってるんだよね。
黒澤作品って医者が主人公のものが案外多くてね『酔いどれ天使』『静かなる
決闘』『赤ひげ』もそうだよね。
『生きる』は黒澤自身が低評価の作品なんだけど良い作品だと思う
94 :
名無シネマ@上映中 :2012/02/22(水) 13:03:25.93 ID:CiZKZkwt
外国では基本的にカラーのが点数は高くなる傾向ある。 影武者と乱は大体、満点評価だよ。
95 :
名無シネマ@上映中 :2012/02/22(水) 13:18:47.74 ID:tyotOZJF
「生きる」は駄作。 なんでこんな通俗的な題材を選んだのかな。 ショットも凡庸だし。
夢とか所さん出てた映画は詰まらなかったな
七人、天国、野良犬、酔いどれは傑作 羅生門、赤ひげ、生きる、用心棒、椿は傑作よりの佳作 あとは好み
98 :
名無シネマ@上映中 :2012/02/23(木) 13:01:29.01 ID:EH7CVQxx
どですかでんはしょうもねー映画。初のカラー作品なんだが色彩がきつ過ぎて 観ていて疲れてくる おまけに公開した翌年に黒澤が自殺未遂まで起こしちゃった・・・・
99 :
名無シネマ@上映中 :2012/02/23(木) 13:18:08.35 ID:YnWGJYRi
「用心棒」が黒澤の最高傑作だと思うんだけどなぁ。 ラストの遠景から三船が現れるところとか ぶっ飛んだ感じ。 「七人の侍」はラストのひとことが余計。
100 :
名無シネマ@上映中 :2012/02/23(木) 20:44:48.45 ID:EH7CVQxx
>>99 井筒のバカも同じような事書いてたな・・・・・
でも「用心棒」が最高傑作って意見には同意しよう。
先ずあまり力まずに黒澤が撮ってる事に好感が持てるし・・・・
101 :
名無シネマ@上映中 :2012/02/24(金) 01:51:02.86 ID:WuPnTnCT
やっぱり姿三四郎だな。フィルムが当時の完全版の形で残っていないのが惜しいがね。
>>92 >駄作は遺作
「まあだだよ」?
低評価の意見も多いようだが、面白かったよ。
それまでの黒澤作品の文脈で考えて、その方向に沿って期待し過ぎるから、
退屈に見えるというのはあるかもしれないけど。
先入観なしに見ると面白い映画だと思う。変な映画でもあるとは思うけどね。
まあだだよの最後の子供たちへのメッセージは単純だけどジーンと来る
個人的な趣味趣向以外に何を持って駄作傑作の基準になるのか不明だけど 好き、嫌いで言えば 好き>隠し砦の三悪人 好き順位低い(嫌いという基準ではない)>夢
105 :
名無シネマ@上映中 :2012/02/26(日) 11:51:57.31 ID:5U2hQs72
余り見たことないけど、「乱」見てかなり不満だったの覚えてる
夢は途中で毎回寝てしまうのでまともに見たことがない
傑作・・・わが青春に悔なし、野良犬、醉いどれ天使、羅生門、生きる、七人の侍、用心棒、椿三十郎、天国と地獄、赤ひげ、どですかでん、デルス・ウザーラ 秀作・・・姿三四郎、一番美しく、素晴らしき日曜日、静かなる決闘、生きものの記録、蜘蛛巣城、どん底 、隠し砦の三悪人 、悪い奴ほどよく眠る、影武者、乱 凡作・・・續姿三四郎、虎の尾を踏む男達、醜聞、夢、八月の狂詩曲、まあだだよ 無理な編集のために映画の形をなしていない(個人的には傑作と思っている)・・・白痴 あくまでも黒澤明のレベルで、今の日本映画は、黒澤作品の凡作と比べても果てしなく劣る。
109 :
名無シネマ@上映中 :2012/03/16(金) 23:13:36.50 ID:X+cJeG+u
デルスウザーラ素晴らしかった DVD高いの〜
今の若い世代が黒澤映画観てこれ駄作、とか言ってもじゃあいい映画は?って聞いたらもちろん!アバター!とか言いそう。
111 :
名無シネマ@上映中 :2012/03/18(日) 03:23:54.40 ID:KW6TEUVh
112 :
名無シネマ@上映中 :2012/03/19(月) 04:20:57.90 ID:HYoAEkGq
影武者以降の作品を最高傑作とか佳作とかに挙げてる連中ほど胡散臭い者はいない。 こんな作品でも評価出来ちゃう自分に酔いしれ、オナニーしてる様に虫唾が走る。 かろうじて影武者、乱辺りがただなら鑑賞可能な程度で、後は凡作どころか駄作。 この人ほど晩節を汚した監督いないだろうな。周りが無理に持ち上げちゃって可哀想に。
晩年の作品は他国でも鑑賞可能なように映像が優先されていた気がする。 影武者、乱、夢は外国出資だし、 晩年の黒澤に冷ややかだった日本人のために作られたわけではないのだ。 しかしその映像の素晴らしさは他のどんな監督にも追随を許さずいまだ模倣されている。
そこまで手放しで称賛されるほどの映像か?あの程度で?既に色褪せ古臭いし。 テレンスマリックとか比較しちゃうと、ただの派手好き爺さんって気が。 黒澤だから何処か褒めなきゃって感じの、苦し紛れの評価としか思えない。
115 :
名無シネマ@上映中 :2012/03/21(水) 19:08:18.68 ID:RwKWYmuF
そこまで手放しで称賛されるほどの映像か?あの程度で?既に色褪せ古臭いし。 テレンスマリックだから何処か褒めなきゃって感じの、苦し紛れの評価としか思えない。
116 :
名無シネマ@上映中 :2012/03/21(水) 19:52:30.93 ID:p3GKN7et
羅生門と蜘蛛巣城は傑作。どちらも原作が良いからかも。 隠し砦の三悪人はどうもトロトロしていてダメだった。 近年のリメイクのほうが良かった。
117 :
名無シネマ@上映中 :2012/03/21(水) 23:09:34.83 ID:Q0LYwV4r
糞スレなのでこれで終了します 以降の書き込みは禁止です。
118 :
名無シネマ@上映中 :2012/03/23(金) 00:17:23.17 ID:m7ix0HLU
最高 赤ひげ 最低 明日を作る人々
119 :
名無シネマ@上映中 :2012/03/23(金) 09:20:23.63 ID:0aslbRVY
全体的に、宣伝で損していると思う。 悪いけど、むさくるしい男がだみ声で叫んでいるカットとか 見ていて恥ずかしくなる。
120 :
名無シネマ@上映中 :2012/03/23(金) 19:55:53.42 ID:cwLsNwVc
糞スレなのでこれで終了します 以降の書き込みは禁止です。
小学生のころやたら「ゼルスウザーラ!」と叫んでいた 多分TVCMを散々やっていたんだろう
122 :
名無シネマ@上映中 :2012/03/24(土) 09:12:55.77 ID:pWzLVR9b
年に2度くらいNHKでデルスウザーラやるけど、 どうなんでしょう。 経済発展や宅地開発ブームで消え行く日本の自然や先代の知恵を 舞台を移して描いたとかあるのかな。 もちろんロシアが大国として成り上がっていくうえで、冷酷にも他の民族を支配下に 置いていった歴史もあるわけだけど。 もっぱら七人の侍のイメージが強いけど、社会や人々の生き様を描いたものの たくさんあるけど、影が薄いというか。このデルスに限ったは、 DVD−BOXとかにも入っていないと思った。
七人の侍以外を最高傑作と評してる輩は玄人ぶってるだけ いくら黒澤でも姿三四郎、白痴みたいな駄作はやはりかなり多い
>>122 DVD高いから放送してくれるのはありがたい
普通にバディ物として見て超楽しかった
公開時は糞みそに批判されたらしく、自分が知ったときもそういうイメージだったから、
あんなに面白い映画だとは思わなかった
125 :
名無シネマ@上映中 :2012/03/27(火) 03:31:11.95 ID:5N2k8cZi
>>122 表面的には毛色が違うようにも見えるが
根底に流れるものはまごうことなき黒澤映画。
実はテーマ曲の「鷲の唄」のメロディーは
「七人の侍」のテーマにも似てるんだけどね。
作曲家が探してきた曲らしいが、七人の侍ぽいのを意図的に選んだと
個人的には思ってる。
今日蜘蛛巣観たけど 普通だった
127 :
名無シネマ@上映中 :2012/04/12(木) 23:23:20.14 ID:pWmPps6i
糞スレなのでこれで終了します 以降の書き込みは禁止です。
128 :
名無シネマ@上映中 :2012/04/13(金) 03:08:52.15 ID:dxRKuhe0
現存する「白痴」を見た後に、 オリジナル版も見てみたいなあと思える人は、 黒澤明にはまることが出来ると思う。
白痴が一番好きだ
>>11 この板にもアンチ黒澤の糞尿が出っ張ってきてるのか
黒澤叩いとけば通ぶれると思ってる阿呆が多いな
七人の侍は王道の名作 これを面白くないと思う奴は映画見ない方がいい
>>116 さすがにリメイクのほうがいいってのはありえない
隠し砦リメイクを見たときは怒りで体が震えたわ
斜に構えてるだけの阿呆ばかりのすれだな
映画を見る目がない
>>77 どん底は最高傑作と言ってもいいくらいだと思うがね
まさに「お前ら」の映画だ
黒澤映画は見るたびに面白くなってくる 噛めば噛むほど味が出るのが本当の名画 一回見ただけで「評判ほどじゃない」と評価せずに何度も見てから評価してほしい ちなみに俺が1番好きなのは「悪い奴ほどよく眠る」
134 :
名無シネマ@上映中 :2012/05/23(水) 12:02:58.20 ID:dOSqKZB/
>>131 同意
何がプリンセスだよ
舐めてんのかって感じ
135 :
名無シネマ@上映中 :2012/05/24(木) 18:41:36.43 ID:AdDwjyRe
デルスはロシア人も素晴らしい映画だって思うって。
俺のじーさんもステップ父さんも黒澤映画が好きだったって
日本人を見たこともない人達なのに。
>>133 同意。
初めはそんなでもないけど何か気になって何回も何回も観てしまうわ。
136 :
名無シネマ@上映中 :2012/05/24(木) 21:00:00.56 ID:r61OYVyY
最高傑作 蜘蛛巣城 スピルバーグも認めた黒澤最高傑作 クソ 隠し砦の三悪人 過去の産物
137 :
名無シネマ@上映中 :2012/05/25(金) 00:10:48.96 ID:e5PJOFJ6
>>116 全く同感。リメイク版は頭の硬い自称映画通に不当に低く評価されてるけど隠し砦に関してだけはリメイクの方が娯楽作品としてはまとまりがある。個人的に一番好きな黒澤作品は悪い奴ほどよく眠ると天国と地獄。駄作はどん底と影武者かな
138 :
名無シネマ@上映中 :2012/05/25(金) 00:24:39.19 ID:e5PJOFJ6
隠し砦をやたら過大評価してんのはスターウォーズの元ネタになったって脳内補正が掛かってるからなんだよ。実際スターウォーズの方が映画としては上だから。その歴史を踏まえた上で再構築したのが樋口版の隠し砦だったわけでこれはこれで素晴らしい出来だったと思う
悪い奴ってそんなにいいかね 素材はいいけど調理をとちっちゃったって感じ
140 :
名無シネマ@上映中 :2012/05/25(金) 22:24:01.40 ID:K8DxmNmX
>>137-138 素晴らしい出来だったのに大コケして残念だったねw
あんな糞みたいな駄作を絶賛してるバカは
お前のような長澤ヲタか松潤ヲタしかいないのにw
141 :
名無シネマ@上映中 :2012/05/30(水) 12:59:47.10 ID:BTXwd/wr
>>137 どん底は傑作だと思う
あの長屋は2ちゃんねるそのものだ
>>137-138 隠し砦オリジナル>>SW>>>>>>隠し砦リメイク
スターウォーズははっきりいってつまらない 世界観が受けただけの映画だろ
隠し砦リメイク版は役者が酷すぎる あと身分の違う恋なんて描く必要はない
142 :
名無シネマ@上映中 :2012/05/30(水) 13:04:44.64 ID:BTXwd/wr
143 :
名無シネマ@上映中 :2012/05/30(水) 13:06:21.29 ID:BTXwd/wr
スターウォーズはキャラクター映画
名画ではないよ
スターウォーズを持ち上げてるような奴はまともに映画を見たことが無い奴だろ
>>138 に映画を語る資格はない
144 :
名無シネマ@上映中 :2012/05/30(水) 13:09:33.25 ID:BTXwd/wr
>>136 黒澤>>>スピルバーグだからな
スピルバーグが認めたという表現はおかしい まるでスピルバーグが格上みたいな言い方だ
黒澤と比べるならヒッチコックあたりにしろ
145 :
名無シネマ@上映中 :2012/05/30(水) 13:20:30.01 ID:BTXwd/wr
>>136 蜘蛛巣城が作られた1957年のとき、スピルバーグはまだ11歳なんだけど?
蜘蛛巣城をシェイクスピア映画の最高傑作と言ったのはピーターブルックをはじめとする世界中の映画人たち
スピルバーグは映画を作るときは七人の侍を見ると言ってるくらいだから彼にとっての最高傑作は七人の侍だろ
デ・パルマはキネ旬のインタビューで
「スピルバーグがハリウッドで威張ってられるのは黒澤のおかげ。」 と言った
黒澤が目をかけてやったからスピルバーグはハリウッドで頂点に立てた
146 :
名無シネマ@上映中 :2012/05/30(水) 13:29:50.40 ID:BTXwd/wr
147 :
名無シネマ@上映中 :2012/05/30(水) 23:36:31.83 ID:ET49FjF/
ランキングとは関係ないが、勝新で撮った影武者のフィルムって存在しないのかな? 仲代版見る度にこれは勝新の為の映画だと思う
148 :
名無シネマ@上映中 :2012/05/31(木) 01:51:03.55 ID:uZURDINn
影武者と乱を見てしまうと、 角川がいくらお金をかけて戦国絵巻を作ろうとも、 めちゃ薄っぺらにみえた。 その他の似たような映画も同じように劣って見える。
149 :
名無シネマ@上映中 :2012/05/31(木) 02:54:31.31 ID:QhB3DqKp
まぁ影武者と乱はね・・・正直退屈でださくだったと思う
黒澤明は精神異常者であることは間違いないなw 画面が糞尿w
151 :
名無シネマ@上映中 :2012/05/31(木) 09:26:40.26 ID:sCrFgSPO
>>150 おそらくトラトラトラで挫折した頃の事を言ってるんだろうけど
自殺未遂に至るまでの資料本なんかを見ると元々がハリウッドの
合理的な映画作りには合わなかったからと考えるのが正しいと思うけどね。
黒澤は単なる芸術家だったんじゃ無くて映画監督としても脚本家としても
技術的に優れていたからこそ大衆受けするような娯楽作品の評価も高いんだと
思う。
だから決して精神異常者なんかでは無いし、むしろ常識人だったからこそ
自殺未遂にまで追い詰められたんじゃないかと。
152 :
名無シネマ@上映中 :2012/05/31(木) 10:00:22.16 ID:exABKxIT
最高傑作「用心棒」 最駄作「生きる」
154 :
名無シネマ@上映中 :2012/06/02(土) 13:32:19.70 ID:e1w50kYp
映画産業は1970年で止めを刺され、撮影所体制を維持してるのは東映と松竹だけになった。 大映は倒産、東宝は砧撮影所は貸しスタジオ、興行網にはどこかから映が買い付けてきて番組流すだけの 営業体制に転換。 そのような御時勢でなお昔の作り方で映画を撮ろうとする黒澤は哀れだったし、その中であれだけの晩年の作品を 作ったのは本当に尊敬する。
周囲のフォローが大きかったんだろうね 黒澤自身は「世界の俺」的な自意識の強い、時代錯誤で厄介な存在になり果てていた
オレも用心棒が最高傑作って気がするなあ。乱も壮大だ。 七人は、みんなで一斉に笑うシーンが何度も出てきて、しつこ過ぎるのが鼻につくところだけが、惜しいと感じる。 夢以降の三本は、正直つまらない。
158 :
名無シネマ@上映中 :2012/06/04(月) 15:17:44.42 ID:DU/biJv0
>>155 黒澤みたいなのは映画全盛期ですら例外的存在だったんだけどな。
だからこそ、黒澤天皇とか揶揄されたんだし。
>>155 はメチャクチャじゃん。
日活だっていまでも撮影所があるし、現在は子会社で貸しスタジオになってるけど、72年スタートのロマンポルノだってそこで撮影されていた。
東宝撮影所が貸しスタジオ状態になったのは90年代以降で、しかも現在でも完全に貸しスタジオになってなくて東宝の映画はそこで撮影されている。
現在の東宝が「どこかから映画買い付けてきて番組流すだけ」というのも間違いで、 東宝系で公開される作品はたいていは製作母体は東宝だ。 フジテレビが製作している映画も、漫画原作の映画も、みな、東宝社員がラインプロデューサーとして参加し、東宝撮影所で撮影されている。 大映撮影所も、80年代半ばまで活動していた。
黒澤は、自ら黒澤プロと黒澤スタジオを設立し、こういった「出資、製作、配給、興行が一体の‘昔の作り方’」を突き崩そうとした先駆者の一人だった。
だから偉かった、と言うつもりはないし、「黒澤のやったことは無意味だった」と言うつもりもない。
ただ、
>>155 が言ってることはメチャクチャだ、というだけのこと。
163 :
名無シネマ@上映中 :2012/06/05(火) 05:00:05.25 ID:t8CcoEs1
糞スレなのでこれで終了します 以降の書き込みは禁止です。
164 :
名無シネマ@上映中 :2012/06/07(木) 15:57:39.03 ID:0M/bCsD7
>>158 それは違う
溝口のほうがよっぽど天皇のようだった
スタッフを酷使したしな
165 :
名無シネマ@上映中 :2012/06/07(木) 17:04:48.87 ID:jlqv8p/F
ここで語ってる奴らは現場の何を知ってるんだよw
マジレスイクナイw
天国と地獄が最高 ロードショーで夢を見た時は悲しくなったな 内容じゃなくて出来でね
橋本忍が「夢」を激賞してたな プロは見方が違うんだろうか
夢で印象に残ってるのは、 キツネの嫁入とお雛さまかな。 雪女も好きだが吹雪が去った時の BGMがベタで恥ずかし過ぎる。
170 :
名無シネマ@上映中 :2012/06/09(土) 21:48:40.77 ID:MqYQQFfL
>>161 黒澤プロは東宝がリスクを負わせるために
作らせたのであって、黒澤がやりたくて始めたわけじゃない。
スタジオは「乱」の撮影が一部行われたりしたが
映画撮影用に作ったんじゃなくてCM撮影でスタッフに仕事の場を
与えるのが本来の目的。
171 :
名無シネマ@上映中 :2012/06/10(日) 00:15:46.63 ID:aPvgdXKe
信者は頭がおかしい。スターウォーズはデコボコロボットとお姫様にアレンジを変えて後はほぼオリジナルストーリーと言って言い。それを言うなら七人の侍はジョンフォードのパクリという事になる
172 :
名無シネマ@上映中 :2012/06/10(日) 00:22:36.32 ID:aPvgdXKe
夢はあの年齢でって注釈付きだからね。映像的には確かに圧倒されるけどそれだけ。内容はありきたりで陳腐
173 :
名無シネマ@上映中 :2012/06/10(日) 00:24:10.43 ID:z5WF/TIX
天国と地獄は傑作、ただしタイトルが内容とあってない。
>>171 「アレンジを変える」つて意味ワカランし、「七人の侍」のどこがフォードのパクリなんだ。
175 :
名無シネマ@上映中 :2012/06/10(日) 00:45:28.31 ID:aPvgdXKe
隠し砦は本当に娯楽作品だからね。観てる間観客をスクリーンに釘付けにしたい。その一点のみで作られたようなプログラムピクチャーの極みみたいな映画なんだ。こんなのを高く評価するなんてどうかしてる。
176 :
名無シネマ@上映中 :2012/06/10(日) 00:53:49.00 ID:z5WF/TIX
隠し砦の三悪人は娯楽作品というわりに退屈。 瓦礫をズルズルすべりながら登るシーンなんか長すぎ。
「隠し砦」は凡作だけど、それは観客をスクリーンに釘付けにできないから凡作なんだよ。 観客をスクリーンに釘付けにできていたら、高く評価されていただろう。
今の感覚で当時のテンポを云々することは難しいんじゃないの ヒッチコックだって今見ればずいぶん冗長だし退屈だ
179 :
名無シネマ@上映中 :2012/06/10(日) 01:12:28.99 ID:aPvgdXKe
>>134 ラストプリンセスってのはサブタイトルだよ。映画本編にプリンセスって台詞があるわけじゃない。映画が映像の記憶で成立ってる以上リメイクにオリジナルの落し子であるスターウォーズ的解釈が入り込むのはある種必然なんだ。そうでなければ作る意味がない
>>177 「観客をスクリーンに釘付けにできない」ってのはどこから来た評価なの?
当時の批評を当時のキネマ旬報で読んだ事があるけど、絶賛されてたがな
181 :
名無シネマ@上映中 :2012/06/10(日) 01:32:30.14 ID:ZK38rkBG
映画を「放映」とか言うなよ 恥ずかしい
>>180 わるい。俺の評価だ。
>>181 その「38度線」つて映画の断片、リンク先のyoutubeで見たけど、何が問題なのか、何が何だかさっぱりわからん。
何で、韓国国内では上映禁止なんだ。
売春婦を描いた韓国映画なんていくらでもあるし、その映画の中では韓国人が被害者として描かれてるじゃないか。
ありきたりの内容で韓国では誰も見たがらないだろうから、それでどこの映画会社も買い付けなかっただけのことだろう。
184 :
名無シネマ@上映中 :2012/06/10(日) 07:31:08.98 ID:REhPtIfG
>>177 君はトランスフォーマーとかみてればいいよ
185 :
名無シネマ@上映中 :2012/06/10(日) 08:32:29.33 ID:DjRooqMx
俺の中での最高傑作は赤ひげ 単なる病の治療にとどまらず、心の救済まで行おうと 考える赤ひげと患者の苦悩と葛藤を目の当たりにしながら 人間としての成長を遂げて行く安本の姿は感動的。 かといってお堅い映画じゃなくアクションあり笑えるとこあり 涙ありで山本周五郎が原作より出来が良いって言ってたとか。
186 :
177 :2012/06/11(月) 21:54:05.10 ID:84PSTkKu
>>184 俺は黒澤全作品のDVDを持っている一方、「トランスフォーマー」は見たことない。
見たらきっと「隠し砦」よりもずっと面白いんだろうが、興味が湧かない。
187 :
名無シネマ@上映中 :2012/06/13(水) 11:48:46.37 ID:RRQinKrl
>>142 ハリソン・フォードはSWに出て、大スターになった。
日本でも特撮モノの主演で人気が出て、
のちにそれを黒歴史にする俳優はいる。
俳優はイメージが固定化されるのを恐れるから。
マーク・ハミルは、元々だいこん役者。
>150-151 プロダクションを中途で降りた場合、莫大な違約金を払わなければならないけど 精神疾患その他、免責条項があったんだよ 監督契約書
190 :
名無シネマ@上映中 :2012/06/13(水) 22:06:26.52 ID:3R68h74P
また、自殺(未遂)をするまで自分を追い込んでいたら、 何か精神的に問題が発生しているもんだろう。 「精神異常」という言葉に抵抗があるなら、 ゴッホを形容する時に使う「激情の人」とでも呼べばいい。
191 :
名無シネマ@上映中 :2012/06/13(水) 22:10:24.35 ID:3R68h74P
七人の侍の脚本で侍の各キャラクターを書き分けていて、 神経衰弱になって入院したこともある。 つまり精神疾患の病歴はあった。
『まぁだだよ』に対して、ビートたけしが「もーいいよ」って言ってた
huluにまあだだよがあったからやっと観たぜ。 古き良き・・みたいな雰囲気はいいんだけど、さすがに猫のエピソードはどうかと思った。 設定とは裏腹に尊敬できそうもない人物像だった。
どですかでんで鬼畜の役をやらせた松村達雄に悪いと思って作った映画なのかとも思った。
196 :
名無シネマ@上映中 :2012/06/15(金) 07:40:12.74 ID:Q/8hEPgl
「まあだだよ」は森繁久彌が主役をやったら、絶対にすごい映画に なっていたと思う。 オーラが違う。 井川比佐志が心酔するに足る、度量がある。
黒澤は余計な芝居をしたがる役者を一番嫌うわけで 森繁みたいに余計な芝居しかできないのは絶対に使わないだろ
だからマンガのキャラみたいな極端なド派手演技する 書割の人物しか描けなかったw
199 :
名無シネマ@上映中 :2012/06/16(土) 02:07:00.94 ID:dhgHVW++
200 :
197 :2012/06/16(土) 07:11:10.41 ID:s5fjZ2VF
>>199 あっはっはっは いやそういうこともあるかもしれんとは思ってたんよ
いやもうわしの完敗です サーセンでした
あっはっはっは
でも、同様に「勝新主演で映画を作りたい」とも思っていたわけで で、やってみたら案の定だったわけで
勝新は残念と思ったけど、あの信玄画像は他人ということなので 今となってはもういいかという
内田百間って、実は妻よりも長生きしたんだね。 しかもその後に即行で再婚しているとかw イメージ変わるわ。
204 :
名無シネマ@上映中 :2012/06/18(月) 06:57:39.40 ID:wOq4033v
カラーになってからは全部駄作。結局色を使いこなせなかった
どですかでんは良作
どですかでんが一番きらいだわ なんつーか気持ちが悪い
自分の育った環境を思い出してしまうんですね、わかります
あんな映画はもう二度と作られないだろうな。 あの映画を受け入れるには、豊富な人生経験が必用だ。
209 :
名無シネマ@上映中 :2012/06/19(火) 00:42:54.25 ID:N4jhLToB
どですかでんは、寺田克也のイラストのように 世界観がシュール。
210 :
名無シネマ@上映中 :2012/06/20(水) 07:02:32.28 ID:JjuDnh5Q
電車のシーンは本当に電車が走ってるみたいだった なんか良く分からなかったけど良い映画だと思った
211 :
名無シネマ@上映中 :2012/06/21(木) 04:00:33.57 ID:ufGeL3Er
どですかでんはバッドな映画だよ。監督自身一番バッドな時期だったんだろう。 夢は最後の力作という感で結果、凡作だった。あれ以降実際、黒澤にはもう 誰も過度の期待はしなくなったね。個人的には蜘蛛巣城が良い。 駄作は八月の狂詩曲、まあ好みの問題だとは思うが。
212 :
名無シネマ@上映中 :2012/06/22(金) 20:58:20.71 ID:lrdG7lGw
>>211 三船とずっとコンビ組んでれば自殺未遂なんてことにはならなかっただろうに・・・
影武者・・・勝 乱・・・三船 の予定だったんだってね 実現してればだいぶ感じが違っただろうに
影武者はともかく 乱はシェイクスピア劇の風格の為にも仲代でよかったんじゃないか 三船だと新劇だ
黒澤の描く人物像は、戦争の時代に必要とされる人材で、 平時の今から見たらウザイだけの出世できない脇役だなw
軍隊で6年間昇進なし
>>216 反抗的だったからな
お前はいつもの6年間上等兵を五十六には使えないとか連呼してる馬鹿だろ?
サムライでもない人間が時代劇で侍を演じているんだけどそれはいいの?
WOWOWで全30作品放映だって HDD買ってくるか
三船が出てる作品>壁>三船がいない作品 生きるは除く
仲代は一番手としては頭に浮かんでこないらしい
最高傑作は、あえて3つ 用心棒 時代劇で 天国と地獄 現代劇で 赤ひげ 集大成で 駄作はいっぱいあるけど、あえて 乱 見てて怒りさえ覚える
乱が駄作って神経が判らんわ 乱の習作としての影武者がカンヌでグランプリ撮ったのは理解できんが
223 :
名無シネマ@上映中 :2012/06/30(土) 16:47:26.76 ID:C6XbaxJz
乱は撮影方法が良い。 影武者は撮影が非情に暗い失敗作。 しかし影武者のほうがオモロイ。
どっちもつまらん。 その作品のせいで、過去の名作を観るのが遅れた。 初めに用心棒とか赤ひげ観てれば全然違ったろうな。
最初のイメージ通りに撮れてれば出来は違ったと思いますよ 要の主役がどっちもピンチヒッター仲代ではちょっと 意図したものとは違うものが出来上がったのでは?
226 :
名無シネマ@上映中 :2012/06/30(土) 22:24:58.49 ID:L7dKT2vI
>>221 駄作というのは?
カラー作品&戦前の作品かね
白黒時代はバカチョンが観ても面白いんだよ。大活劇。 でもカラーになってからは、モノを考えることのできる人間じゃないと面白くないってだけ。
乱は名作だ。人間の業の果てに何が待っているのか、 あれだけ壮大に描いた映画はそうザラにはない。
カラーではどですかでんやデルスは好きだけどなあ。
230 :
名無シネマ@上映中 :2012/07/01(日) 20:56:50.44 ID:wAhG6D0a
>>228 蜘蛛巣城と比べると・・・
本スレが崩壊してるから移動してきた
ここだって、同じキチガイが立てたスレッドだよ。
232 :
名無シネマ@上映中 :2012/07/02(月) 08:23:03.88 ID:UVucspps
糞スレなのでこれで終了します 以降の書き込みは禁止です。
「生きる」が好きな俺は少数派だろうな
おれも「生きる」好きだよ。もしかしたら黒澤映画で一番好きかもしれない 「生きる」「隠し砦の三悪人」「七人の侍」「羅生門」は何度観ても好き 逆に「椿三十郎」は、テンポが合わなくて退屈してしまう
黒澤自身が1番好きな作品は「赤ひげ」
間違えた。
普通に見て
>>232 =
>>233-235 なんだが。
どうせこの後もずっと、黒澤作品を一本も見たことなく死ぬまで見る気もなく、
そのくせ黒澤作品はすべて傑作に決まってると思い込んでる
>>232 がずっと一人で書き続けるんだろうけど。
赤ひげは佐八のパートだけでも見る価値がある 思い出の、雪の中で傘を貸すシーンは美しい あれ、原作だと土砂降りの雨なんだよ それを雪に変えた黒澤はすごい
おれも馬になりたい。人間に食われなければ。
240 :
名無シネマ@上映中 :2012/07/17(火) 09:07:15.42 ID:DA3ks0RL
糞尿の独り言スレなのでここで強制終了します これ以降の書き込みは禁止です。
>>113 晩年どころじゃなく用心棒を撮った61年当時でもあんな画作りのできる監督なんて他にいない。いやおっしゃるとおり今でもいない。
望遠で切り取った画はほんとうに魅力的と思う。
242 :
名無シネマ@上映中 :2012/07/18(水) 03:54:47.83 ID:/i8KkfEH
用心棒についていえば斎藤孝雄の功績が大きい。 宮川さんの撮ったフィルムだけでも映画は完成できるだろうから お前のキャメラのファインダーはのぞかない 好き勝手にやっていいといわれた成果。
おかげで孝坊の撮ったカットばっか使われて宮川さん涙目
黒澤監督独特の移動撮影もとても面白い。 望遠を使った撮影では被写体とそのバックの画の動きになんとも不思議な浮遊感が生まれて観てると気持ちがざわざわっとします。「天国と地獄」で波止場の船をバックに男女二人連れが歩く後姿を追いかけるシーンがその例。
そんな場面が「天国と地獄」のどこにあるっていうんだ。
247 :
名無シネマ@上映中 :2012/07/24(火) 22:11:33.60 ID:t9iEaNhj
ここは糞尿の独り言スレなので強制終了します これ以降の書き込みは禁止です。
248 :
名無シネマ@上映中 :2012/08/24(金) 12:07:53.75 ID:OCs4phN5
本当に凄いのは三船敏郎 黒澤は所詮裏方
>>248 誰にも相手にしてもらえないからって開き直って自分で「これ以降の書き込みは禁止です」などと言い出すこと自体情けない上に、
いったんはそう言っておきながらまた誰かに相手にしてもらいたくなって、
「本当に凄いのは三船敏郎」だのドーデモいいことをグチグチ書き始めるとは、
ブザマといえばあまりにブザマ、あまりに情けなくて、ぱっと見ただけでその情けなさに思わず笑って吹き出してしまったんだが、
あなた自身は「自分が人から爆笑されるだけの人生を送ってる」ということについてどー思ってんの?
250 :
名無シネマ@上映中 :2012/08/25(土) 17:28:52.65 ID:YdC38ZIp
やっぱ白黒だよな 本当にすごいのは白黒
251 :
名無シネマ@上映中 :2012/08/25(土) 19:40:44.88 ID:65+BQDG5
「白痴」が好きです。カットされる前の長尺版を見てみたいと思います。
252 :
名無シネマ@上映中 :2012/08/25(土) 21:35:49.99 ID:tnh/YF0x
>>248 まぁ銀幕に出るのは俳優だしな
野球だって本当にすごいのは選手たちだしね
昨日久々に七人見たんだけど、やっぱこの映画は怪物だと思った。 そら世界中で絶賛されるわ。 個人的に一番好きなのは用心棒なんだけど、一番輝いてるのは七人だと思う。 3年くらい寝かせてまた見るつもりw
死ぬまで何度も観るだろうな。俺もまだ3回しか観てないけど。
七人はあの女房を野武士に取られた男のエピが 重すぎるんだろう。 荒野の七人はそういう重過ぎる部分を削って完全な娯楽作品にした あそこは見ないでもいいと思う。 残りはそれ以降のアクション映画のお手本。 しかし今の映画はCGで役者がえらい楽をするようになった。。。
256 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/06(木) 21:12:01.09 ID:qkmslQSC
>>253 娯楽作ばかりじゃなく文学的なのも見ろ
>>255 お前は何もわかってない
何が見なくてもいいだ
今度見るときは、諸行無常という点に注意してみてみろよ
「諸行無常」っていうのはそういう意味じゃないし、第一なんでずーっと一人で喋ってんの? このスレッドだけのことじゃなし、いまに始まったことでもないけど。
黒澤あまりファンじゃないが一応どですかまでは見た ゼルス以後は見る気がしないというか 自殺で亡くなったと脳内変換している 幻の作品も実現していたらそれなりに面白そうだねえ 暴走機関車 天国〜の流れを組むサスペンス トラトラトラ 初の現代戦争物 どら平太 用心棒の肩の力を抜いたチャンバラ かな
黒澤映画にしろ70年代以前ののハリウッド映画にしても 今からしてみれば考えられないようなスタントを役者に要求してた。 三船の蜘蛛の巣城のスタントにしても今では裁判で負けてしまうというか 脚本の段階で却下される 結果今の映画界はCG中心の映像に。 これはどうなの? 役者はもう容姿のいい役者で終わるのか・・・ 大金をもらっての仕事がグリーンバックでか・・ 納得がいかない
いつまで20世紀の枠組にとらわれたままの古臭いあたまなんだかw こんな奴には黒澤映画はわからん
>>258 「暴走機関車」はスペクタクルだし、「どら平太」のクライマックスは一人で数十人を斬りまくる大殺戮。
>>259 「役者はもう容姿のいい役者で終わるのか」ってわけわからんし、グリーンバックじゃなくてブルーバックだし。
>>260 話が噛み合ってないだろうが。
いや、グリーンバックとも言うな。ゴメン。
デルスは見よーよ。黒澤映画の中で唯一泣ける映画だよ。
264 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/07(金) 15:39:01.77 ID:cmbCFMK+
>>257 侍は皆種子島にやられた
強い侍も時代の移ろいには勝てないという無常を読み取ることができる
こんな風に見てみろ
>>263 1番泣けるのは静かなる決闘
黒澤も三船の告白シーンで号泣した
265 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/07(金) 15:42:42.81 ID:cmbCFMK+
>>263 唯一?
七人の侍を見て何も感じないとしたらお前は映画を観る器じゃない
農民たちが人間性を取り戻していく一方で、侍たちは時代の流れに飲まれていく
早坂のテーマと相まって悲しくならんか?
266 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/07(金) 17:30:58.09 ID:vGOmSe2W
デルスウザーラなにがいいのか退屈な映画
黒澤のwikiの他言語版はニール・アームストロングと同様に 非常に多い。人類的偉人ってことか
268 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/08(土) 11:59:54.33 ID:WrlYphLG
>>261 元々のどら平太の脚本には
そんな場面はなかった。
市川崑が自分が映画化するにあたって
共同執筆者の他の監督の許可を得て
書き加えた。
269 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/08(土) 15:16:41.82 ID:9WGrG90Y
>>267 多いよ。ジョンフォードの倍くらいある
映画史上最高クラスに評価されてて尊敬されてる映画人だよ
俺はクブリックとヒッチコックと並んで世界の三大映画監督だと思ってる
270 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/08(土) 19:21:00.32 ID:J/UoKM8p
ハリウッドの今のトップ連中が黒澤三船信者なくらいだからな 自殺未遂後に衰えたのは否めないが
七人の侍はいろんな気持ちが湧き上がるけど、共感して涙を流すという感じはないな。 デルスは共感から来る感動があるので涙が流れる。 まあ映画としての評価は自分としても前者の方が高いけどね。
七人の役者がもつ画ヂカラも尋常じゃない 大学生の頃友達と「野伏せり側を全く描かないのはどうか?」と論議になったなぁ。 詳しくはわからんけど、悪側を描くってのは当時はあまりなかったのかな? 野伏せり側の描写があったらどういう作品になってたろう。
休憩が2回入る作品になってた
274 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/09(日) 12:03:04.10 ID:eUEHoyMP
あなたはほんとうにいいひとだ! くさー
275 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/09(日) 13:18:22.74 ID:s+8NX21O
>>271 お前は見る目がないな
お前は平家物語を読んでもなんとも思わないんだろうな
276 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/09(日) 13:44:39.21 ID:FAxOcDbg
白痴はどうも気持ち悪くて受け付けなかったわ
一番好きなのは酔いどれ天使かな 七人の侍はわかりやすいし一度は見たほうがいい映画だとは思うけど、あくまでリアルタイムで見てこその衝撃作だと思う
用心棒だろ 冗長じゃないから初心者の黒澤入門にいいし もちろん何度見返しても面白い
>>268 「どら平太」製作開始時には、共同執筆者の他の監督たちはみんなもう死んでたよ。
元々、他の三人の監督の追悼作品として企画されたんだし。
>>268 の話はしらんが、どら平太はその前にも市川が映画化しようとして
(四騎の会の誰だったか忘れたが)頑張ってねと言われた、
とインタビューで市川が言ってた記憶がある。
ところで、アベンジャーズって七人の侍のリメイクじゃね? 現代に翻訳するとCG多用でこうなると。
七人の侍はCGの無い時代の映画だから迫力が物足りない
283 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/09(日) 23:02:58.66 ID:s+8NX21O
>>281 アベンジャーズって何?
まさか糞ハリウッド映画じゃないよな?
>>282 お前は子供騙しの映像技術で彩られたB級映画だけ見てろ
>>283 逆だろ
七人の侍が子供騙し
原始的過ぎる
285 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/10(月) 02:16:32.36 ID:IVvg/0iZ
えー!
まあ一つの意見だとは思う。
287 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/10(月) 15:10:25.55 ID:rvzV4Yp2
>>284 お前はもう名作映画と呼ばれるものは見なくていいから
理解できないだろうから
小学生が名著を読んでも理解できないのと同じ
中身のないCGで飾られたB級映画だけ見てろ
288 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/10(月) 15:14:03.78 ID:rvzV4Yp2
名画とB級映画を比べるなよ 歴史に残る名著と漫画を比べるのと同じような愚行だぞ 社会契約論と北斗の拳を比べる奴はいないだろ?
289 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/10(月) 15:18:34.46 ID:rvzV4Yp2
ちなみに、七人の侍の三船敏郎は2007年に尊敬すべきアクションスター25人に選ばれている
しかしあの頃のアクションはもう出来ないだろ。 最近のハリウッドスターは見栄えだけのために肉体を鍛えるが 三船の頑健な体は立ち回りと馬上アクションのため。 「隠し砦の時のアクションでは同室の土屋嘉男は、ミフネのうなされる声に悩まされたという。 このシーンがどれほどの緊張感を持って演じられていたか分かる逸話である。」
>>288 比較は批評の第一歩。
そういう事をあんたのようなタイプが国を治める北朝鮮みたいに統制すると、
ああいうふうになるw
また一人で喋ってる。
294 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/10(月) 21:31:28.54 ID:rvzV4Yp2
今の映画は見栄えばかりで肝心の中身が薄っぺらい(俳優も同じ 見てくればかりで鬼気迫る迫力がない) それで興行収入を稼ぐことはできるかもしれないが、映画史に残るような名画にはならない 映画ランキングで、古い映画ばかりが上位に来るのも納得だな
JAZZと一緒だね。(今のJAZZはゴミばかり)
誰に何と言われようが断固として映画は一本たりとも見ず、死ぬまで一曲のジャズも聴くつもりがないキチガイが、 まだ一人で喋ってる。
キチガイがキモイ自己紹介的つぶやきしてるw
>>297 毎日朝から朝まで24時間、一体何やってんの?
ネットの出現で音楽は終わった。 映像技術の発展で天変地異等の驚異的な映像が飽和状態。 宇宙創造のシーンか原子の世界しかないか
>>299 毎日朝から朝まで24時間、一体何やってんの?
>>299 先月、近所の公民館の「夏休みゴジラ大会」「夏休みチャップリン大会」(著作権無視のDVD上映)に続けて行ったら、
先にゴジラを見た子供たちが、「黄金狂時代」の原始的特撮にもキャアキャアと声を出して喜んでた。
映画の感動ってのは、見た目の大風呂敷ぶりに左右されるものじゃない。
>>299 「ネットの出現で音楽は終わった」って何? 著作権無視のdownloadのことを言ってるわけ?
答えてみ。面白い答えが返ってきそうだから。
296 名前:名無シネマ@上映中[sage] 投稿日:2012/09/11(火) 01:24:15.87 ID:EwYe9vXe [1/5]
誰に何と言われようが断固として映画は一本たりとも見ず、死ぬまで一曲のジャズも聴くつもりがないキチガイが、
まだ一人で喋ってる。
298 返信:名無シネマ@上映中[sage] 投稿日:2012/09/11(火) 06:15:08.56 ID:EwYe9vXe [2/5]
>>297 毎日朝から朝まで24時間、一体何やってんの?
300 名前:名無シネマ@上映中[sage] 投稿日:2012/09/11(火) 22:18:56.68 ID:EwYe9vXe [3/5]
>>299 毎日朝から朝まで24時間、一体何やってんの?
301 名前:名無シネマ@上映中[sage] 投稿日:2012/09/11(火) 22:31:08.57 ID:EwYe9vXe [4/5]
>>299 先月、近所の公民館の「夏休みゴジラ大会」「夏休みチャップリン大会」(著作権無視のDVD上映)に続けて行ったら、
先にゴジラを見た子供たちが、「黄金狂時代」の原始的特撮にもキャアキャアと声を出して喜んでた。
映画の感動ってのは、見た目の大風呂敷ぶりに左右されるものじゃない。
302 名前:名無シネマ@上映中[sage] 投稿日:2012/09/11(火) 22:32:41.23 ID:EwYe9vXe [5/5]
>>299 「ネットの出現で音楽は終わった」って何? 著作権無視のdownloadのことを言ってるわけ?
答えてみ。面白い答えが返ってきそうだから。
アバターが七人の侍のリメイクかな
305 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/14(金) 21:16:58.64 ID:lPxd1FLP
何も考えることなく、ただ面白かったと言えるのは 「天国と地獄」だろう あとは個人的な好みで 「七人の侍」「用心棒」「羅生門」くらい その他ははっきり言って退屈だった
赤ひげって退屈かな?
七人の侍のリメイクはランボー4だろ。
おちょくるつもりもない真面目な話なんだが、 七人の侍をつまらない人って結構いるのかな? あんだけ有名な映画だからさぞかし面白いのだろうと見たけど 全然つまらなかった。二回も見た。 世界中の人が評価する七人の侍を楽しめないなんて 俺何か足りないのかな?
俺も昔名画座で本多猪四郎の「獣人雪男」見て、一緒に行ったヲタ連中全員 死ぬほど退屈したが、離れた所にいた知らない奴が一緒に来てた友人に 「何だよつまらない映画だって言うからそのつもりで見たが、すっごく面白い じゃないか」と大声で会話してたので、物事の評価には合う合わないはあると 思う。 人気作品というのは合う人が多数派だという事に過ぎない。 自分に合った映画遍歴すればいい。
>>309 面白い映画と聞くと、どんな要素を期待する?
実際に七人の侍を見て何がつまらない、足りないと思った?
俺も七人の侍にそこまで感銘を受けた人間ではないが、娯楽時代劇としてよく出来てるなとは思ったよ あの時代にあれを見て触発された人間が沢山いたのもわかる 撮り方も含めて職人技
>>311 侍と百姓が釣り合ってない。イコールになってる。
侍は肥えた商人のようで、目付き面構えに戦闘意欲を感じられない。
サイボーグ009のように、ほとんどキャラ付けされてもいない。
あと、アクションシーンが駄目。駄目。駄目。無駄。無駄。無駄。
同じ見た目の侍が、おっとり刀の百姓を指揮するのだけど、吉本を見てる気分。
おちょくるつもりはないし、正直な話。
>>310 自分はディスクガイドやレビューなどで、お手軽に余計なものを選ばずに、映画や音楽を見るタイプだから困る。
>>312 ストーリー自体はいいんだろうけど、長過ぎて台無しになってる気がする。
恋愛もあれば百姓の苦悩もあり奇襲もある。上手く混ぜられてないような気がする。
自分の観察眼がないだけかも知れないけど。
316 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/18(火) 02:28:38.80 ID:4LwoXpwp
確かにお前には観察眼がないね。 そもそもサイボーグ009なんていう例を出してる時点ですぐにわかるけどね。
まぁ、多くの人間が評価しているものを自分が良く思えないってのはありがちで平凡だし問題無いんじゃ? 多くの人がつまらないといってるものが面白く感じられちゃうより素直さw 俺は音楽と音響が今の時代には厳しいだろうな・・・という感覚だけで、その他の部分は時代を超えた大傑作だと思うよ。 何度見ても良い映画ってのは結構有るけど、何度見ても面白い映画ってのはそうそうない。
>>315 たしかに冗長てのはあるな
これは七人の侍に限ったことではないのだが
羅生門ぐらいの尺の作品が好きだよ俺は
319 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/18(火) 15:32:40.61 ID:o0thkfGb
まぁ全部見て無いけど1970年代以降のはあまり面白くないな 白黒時代が良い中でも一番好きなのは『どん底』だなぁ
320 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/18(火) 20:39:58.95 ID:c6mFOJHL
>>313 おちょくるつもりはないが、正直な話。
「同じ見た目の侍が」
て感想が一番すごいな。
あの七人が同じ見た目に見えるとは。
「ほとんどキャラ付けされてもいない」の方は
君がそう思ったんならしようがないと思うけど。
>>318 最近の人は演出の「ため」みたいなものを理解できないのかな。
321 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/18(火) 21:28:56.26 ID:KGm87N0S
>>320 今は展開速くして飽きさせないのが第一になっちゃったね
スピルバーグの影響かな
>>320 頭脳棟梁 志村
弟子 大五郎カットの兄ちゃん
ムードメーカー ヒーロー三船
凄腕剣士 ガリガリの寡黙な親父
副棟梁格 用心棒フィルムの仲代の弟役だったデブ
その他 裕福なデブ
その他 隠し砦の三悪人のデカイ方
↑の副棟梁格とその他合わせた三名がなん個性もない一色。
三名以外は特徴を述べれるけど、他は無理。
用心棒の馬場使えば良かったのに。+ガリガリより意気ハツラツとした三船の影か対抗のような存在が必要だったと思う。
因みにサイボーグ009の特徴 001 エスパーベイビー002 ガリガリノッポの空飛ぶ男 003 水中作業と変身が得意な黒人 004 寡黙なドイツ人。指先マシンガン。 005 怪力インディアン。 006 火を吹くチビデブチャイニーズ。 007 女 008 度忘れ 009 全能リーダー格。
因みに↑表で当てはまるのが 009→志村 女 →弟子大五郎 004→ガリガリ寡黙剣士 チャイニーズ→三船 ここまで、残りの三名はデブーなだけ。 ガタイのよいデブ一人だけなら、そいつは力持ち的キャラになったっしょ。 残る二人は早死に役と数合わせか。その役を応援するとゆうのもなく、皆が三船を応援するように仕組まれてるのかな?
何故?仲代達也を七人の侍に入れなかったのだろう?(?д?)
>>325 まだ俳優の卵時代だったからな
通行人役で仲代は出演してる
>>320 >演出の「ため」
七人の侍を例にして詳しく解説を頼む
七人を見て、キャラ付けが無いとか、見た目が同じだとか、見分けが付かないって・・・ 白黒映画の見方が解ってないだけなんじゃ?
例のレス乞食のなりすましだろw スルー推奨
330 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/20(木) 18:08:01.86 ID:/osT5cvQ
用心棒は奇跡の作品だな。 よって、 1)用心棒 2)七人の侍 3)天国と地獄 4)赤ひげ この4つは群を抜いている。 たぶん世界映画史上に残るべき作品。 とくに1、3、4の表現力は、 当時としては世界の最先端にあったと確信する。 駄作はカラー化以後のデルスウザーラを除くほとんどすべてと、 初期の作品のいくつか。 小津と異なり、出来の良し悪しの激しい人。 ある意味、天才。
七人の侍の最後で、 「勝ったのは自分らではない、百姓たちだ」 という台詞がしつこがられたり、貶されるときがある。 あれを「侍」と「民衆」を対立概念にして、 革命論から論じたりした時代があった。 でも、今見ると、あれは単純に戦争体験がベースにあることの重さを感じるね。 それを思うと、深みがある。黒澤の意図を超えたところで。 往々にして名作、傑作は作者の意図を超えて見るものに訴えることがある。 「戦争が終わって、兵隊(軍隊)の役目は終わった、平和な時代が来た」 という単純な日本人の共有していた感性。 「ゴジラ」の第一作がやはり同じ戦争体験が無言のベースにあって、 今に訴えるのと同じ。
>>309 まあ、仕方ないところもある。
台詞やしぐさに味を感じたりできるのも、
その時代の空気や実際の社会生活を知った上でのことだろうし、
あの時代と今では人も社会も全く違うものな。
話す言葉から変わってきたわけだし。
つまらないと思うのも仕方ない。
ただ、表面的な時代の差異の下にある、
共通した価値意識というものはあるはずで、
そこに目に行くかいかないかになると、もう個人差と言うしかない。
それは何?具体的に。知れば理解できるかも。 傑作は用心棒 おちょくるつもりはないけど、文太が可愛い♪ 次点 天国と地獄 ハリウッド的な♪ 以下順適当 悪い奴ほど 終わり方が悔しい 夢 初めての黒澤 これ以上美しい映画映像に未だ出会わず 野良犬 先輩と後輩の両立が素晴らしい
>>330 今の人にはどですかでん、評判いいのか。
それはちょっと嬉しい。
人情の機微の分かる若者が増えているのかね。
337 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/22(土) 20:40:38.80 ID:4VGz77Kb
良作は用心棒と七人の侍かな〜やっぱ 蜘蛛巣城は作り込みすぎて理解に悩んだ
めんへらぁな若者が増えているんだよ>どですか夢
>>337 蜘蛛巣城のおどろどろしい描写は好きなんだけど、展開とかが単調だからフェイバリットにはならないな。
凄くいいんだけど単調。
>>338 夢はいいよ。メンヘラ関係ないし。
340 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/23(日) 04:17:23.92 ID:r544+wW8
夢は世紀またいでからジリジリと評価上がって来てるなw あれは黒澤にしか撮れない素晴らしい映画だよ
341 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/23(日) 14:56:10.03 ID:01d6xRtF
>>341 海外と国内で評価が逆転するのは、黒澤映画いつもの仕様です
343 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/23(日) 19:58:19.55 ID:zKfykV5u
映画「ゴールデンスランバー」の話題から始まり前野さんは黒澤明監督にどんな想いを抱いて
いるのか質問をする
吉岡「僕は黒澤監督が大好きなんです。
作品はもちろんですが、黒澤監督そのお人が。
お正月などにご自宅に呼んでいただいて、一緒にお酒飲んだりしたこともありましたが、豪快だし
繊細だし、優しいし、おっしゃることすべて頷ける。
だから、黒澤映画を伝えたいという想いがとっても強いんです。
いま。黒澤映画を知らない若い人たちがどんどん増えてきているでしょう。
そんな人たちに 『ジョージ・ルーカスやコッポラという名前は聞いたことあるでしょう。
その人が師匠と仰いだ映画監督が日本にいるんだよ』 ってね」
『8月の狂詩曲』『まあだだよ』の出演でうれしい発見があった。
吉岡「『七人の侍』や『用心棒』を好きな人たちには、晩年の作品『8月の狂詩曲』や『まあだだよ』の
静かなトーンの映画は、『黒澤も年をとったんだな』と見られてきました。 それは違うのでは?
という想いが僕の中にずっとあったんです。
だから 今回のドキュメンタリーに出たことで、『達磨寺のドイツ人』に晩年の作品に通じるものがあって、黒澤先生には
若い頃からこういう世界を描きたいという想いがあったことを知ることができて、もう嬉しくて嬉しくて。
年を取った取らないということは関係ないんだって」
「どんな時代にも困難はあったと思います。黒澤監督にしても映画一本つくるのに、どれだけの困難が
あったことか、そういう中で闘って、映画づくりとは別のところでも闘いながら、これだけの映画をつくってこられた。
志の問題ですね」
吉岡秀隆さん、時々道くさ - Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/rasutosongu8/folder/1208253.html
344 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/24(月) 01:11:06.80 ID:SvpNtDYD
橋本忍が原案書いている羅生門、生きる、七人の侍は、 黒澤明らしい作品ではないので除外し あえて一つに絞ると 隠し砦の三悪人。 白痴の雪のカーニバルシーンも良いけど、三悪人の祭りシーンも良い。
創価?死ね 創価?死ね 創価?死ね 創価?死ね 創価?死ね 創価?死ね 創価?死ね 創価?死ね 創価?死ね 創価?死ね 創価?死ね 創価?死ね 創価?死ね 創価?死ね 創価?死ね 創価?死ね 創価?死ね 創価?死ね 創価?死ね
338のようにはなりたくないものだ
347 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/24(月) 14:47:04.36 ID:r+P84Q3w
>>108 なかなかいい選択だね。俺の好みで少し入れ替えたい。
傑作…白痴、乱
秀作…虎の尾を踏む男達、用心棒、天国と地獄、デルス・ウザーラ、八月の狂詩曲、まあだだよ
凡作…一番美しく、どん底、どですかでん
他は同じ評価だ。一番愛する作品は「白痴」。嫌いな作品はない。
348 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/24(月) 15:13:44.28 ID:r+P84Q3w
黒澤は日本アカデミー賞は馬鹿にしていたが、キネ旬ベストワンは気にしていた。 晩年の3作の題材選びもその線から来ている。 漱石原作の「それから」がベストワンになった。漱石の作品のうち「夢十夜」に目が留まる。 それなら、自分の夢を描けばいいと思いつき、「夢」を撮った。 井伏鱒二原作の「黒い雨」がベストワンになった。原爆を題材にもう一度撮ろうと思い、 「八月の狂詩曲」になった。 内田百闌エ作の「ツィゴイネルワイゼン」がベストワンになった。 百關謳カ主人公の「まあだだよ」を作った。
349 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/24(月) 15:46:45.65 ID:9KXSmqKD
>>347 乱は駄作だろ
あれほどつまらない映画もない
350 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/24(月) 16:05:39.54 ID:r+P84Q3w
>>349 「乱」は黒澤晩年随一の傑作。あの年の俺の邦画ベストワン。
アメリカでもきわめて評価が高かったな。
351 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/24(月) 17:19:49.27 ID:DHejRVsX
俺も乱は素晴らしいと思う。何度みても見飽きない
352 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/24(月) 17:32:41.24 ID:r+P84Q3w
「乱」について書いた俺の当時の感想を記す。 「黙示録的終末のイメージを描いている。三の城落城シークエンスの 壮大な悲愴さをぼくは長く忘れることがないであろう。」 実際、27年経った今も忘れていない。
まあ侍ものは人殺しがカッコいいみたいなところもあるから嫌う人間もいるわな。 敵を殺してニヤリみたいなのは確かに受け入れ難いものがある。
乱は、歴史映画としてはアラ、アナが多すぎる。今見れば。 テーマも訴える言葉が空回りしている。時代に取り残されている。 時と共に色あせる映画。
黒澤の映画に限らず、社会性をテーマに持ち込んだ日本の古い映画には、 「しゃべりすぎ」が多い。 それが今見ると鼻白ませる。 (時代の言葉=他の文学的ジャンル=がそうさせた) 小津がいつまでも新鮮なのは、それが皆無だから。 「天国と地獄」も最後の「対話」は不要かもしれない。 あの絶品における唯一の汚点。 「乱」においては、なおさらに。
356 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/25(火) 04:36:05.89 ID:mXN4mYEG
あの「対話」が「天国」と「地獄」なんじゃないか? ボロアパートと豪邸も天国と地獄だけど 乱は同意
357 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/25(火) 11:08:05.41 ID:8kfWxDFA
>>356 佐藤忠男が医者が貧乏人代表なのは設定が間違っていると書いていたな。
天地スレの過去スレにあったけど 実際の事件から材をとっているんだよ
359 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/25(火) 18:20:24.92 ID:C8C5ZX9y
>>355 >社会性をテーマに持ち込んだ日本の古い映画には、
「しゃべりすぎ」が多い。
君は岩井のリリィとかを称賛するんだろうねw
360 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/25(火) 18:55:05.70 ID:BRvkNmsg
>社会性をテーマ >「しゃべりすぎ」 今見て鼻白んでも、あの当時は国民の社会性も低いわけで、 そんな観客に解らせる為に今より多弁になるのは当然かと 今のネット時代じゃ、隠された社会性までみんな知ってるから説明も省けるしw
361 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/25(火) 19:04:47.41 ID:C8C5ZX9y
>今のネット時代じゃ、隠された社会性までみんな知ってるから説明も省けるし こういう馬鹿がわいて出るようじゃネット時代とやらも 大したことないな。
362 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/25(火) 19:06:01.32 ID:C8C5ZX9y
土井たか子は朝鮮人だ! 2ちゃんに書いてあったよ。 こうですか、ネット時代の社会性w
363 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/25(火) 19:24:13.53 ID:BRvkNmsg
>>362 お前みたいなドブネズミが厨厨鳴き出すのも昔には無かった社会性だよ
電話もテレビの普及も少ない、トイレは汲み取り式、都会では家風呂のある家は 少なく銭湯が一般的。 そんな時代背景と生活環境下にいた庶民達の中の映画作品を今の価値観で 論じると、かなりズレが出るのも当然。
366 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/26(水) 11:12:41.60 ID:6NCikkOx
原作はマクベインだが?
しゃべりすぎ、 というのは当時の大衆(観客)の社会性のレベルのことじゃなくて、 文芸的、文学的傾向に 映画が影響されている、という話だよ。 一般的な「社会性」の認知度、関与度という点では、 昔の方が今の人間より高くて深い、側面もある。 ネット言語なんてまったく関係ない。 補足すると、 かつての映画は「演劇」の影響が色濃く残っていた。
369 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/26(水) 16:28:21.86 ID:lAfHn57I
>>350 俺にとっては凡作だな
ネットは匿名性だからいかんね 自分の発言に責任を持たなくなる
だから情報は、デマや脚色されたもの、誹謗中傷ばかりになる
2ちゃんを見て情報通を気取っている奴は滑稽で笑いものだよ
ネットが完全実名登録性になってからが本当のネット時代
最高傑作は「赤ひげ」 やっぱ黒澤っていったら山本周五郎じゃん 駄作は「夢」 何を伝えたいのか全くわからん
馬鹿な…夢は見た夢。伝えたいメッセージは特に意識してないだろ(・_・)エッ..? 最高傑作は用心棒。
意味わからん。 「夢」は、メッセージがくど過ぎると批判されたくらいなのに。
しかし、何と言っても意味不明なのは
>>368 だな。
何を言ってるのか、さっぱりわからん。
近所の野良猫の方が、まだ、何を言おうとしてるのか理解できる。
橋本忍が自著の中で、黒澤の言として松竹で2本撮ってろくな事なかったが、最高の 助監督=野村芳太郎に出会えたと言っていたと書いている。その本で 野村芳太郎の言として黒澤が一番出会ってはいけない人、それが橋本忍だったと 言っていたとされている。野村芳太郎がいうには、橋本と出会っていなければ メッセージとか社会性tなどを二の次のもっと面白い作品を多く造っていただろうし それが黒澤の真骨頂だということらしい。橋本の師匠である伊丹万作は 黒澤が書いた脚本「達磨寺のドイツ人」だけ読んで将来日本映画を担う巨匠になると予言 して若くして亡くなった。
ニャーニャーニャー!!!w
>あの当時は国民の社会性も低いわけで、 もう、何だかね…
今も昔も低いわな
378 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/27(木) 19:16:28.72 ID:dAZqkGSf
人間の本質なんて大昔から何も変わってないのは 源氏物語とかを読んでもわかると思うが。
あんな、いろんな女と見境なくヤリまくって、年端も行かぬ幼女まで身寄りがないからと引き取って自分のモノにしてしまうドスケベ男の、 どこが「人間の本質」なんだ。 あれは「日本人の本質」だ。性道徳がきびしい韓国やロシアのような国では有り得ない。 ああいう小説がちゃんと伝統的な国文学として認められているのが日本の良いところだが、世界一般の常識とは掛け離れている。
381 :
380 :2012/09/27(木) 19:35:35.71 ID:Xvt2JsGV
アンカー、
>>378 ね。
ま、
>>378 みたいなクソは「源氏物語」も「宇能鴻一郎の花芯くらべ」も読まなくていいから、とにかく黙ってろ。
やだ怖い。このスレにチョンがいる…
>>370 >何を伝えたいのか全くわからん
そんなもんを考えて映画を観るなと・・・
385 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/30(日) 13:43:30.09 ID:hTfO0enq
乱は日本映画150にも無い大愚作。仏との合作なので洋画扱いかも、しかし 外人無人の洋画って?・・・。因みに(影武者)163位(笑)
386 :
名無シネマ@上映中 :2012/09/30(日) 16:26:08.25 ID:ql3kQWCY
隠し砦ですらってばかだろ
用心棒の望遠、 椿のエンタメ 天国と地獄のハイテク 赤ひげの完全主義 黒澤の絶頂期だな。 この時代、右に出る作品はない。
388 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/01(月) 11:20:43.83 ID:8LW4zPrg
日本映画150て何のことw
389 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/01(月) 12:38:25.87 ID:ffLW8paE
傑作は悪い奴と天国。駄作は隠し砦
390 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/01(月) 21:13:45.72 ID:1vhyW2wt
>>387 用心棒と椿三十郎は過大評価されすぎの駄作
赤ひげは説教臭くて反吐が出る
カラーのほうが断然いいぞ
どですかでんと乱と影武者と夢が好きかな
椿三十郎は痛快短編小説を読んだような作品 どん底は舞台向きかな
一番美しくは、戦後に戦時下での反戦映画でしたって自慢できるのに控えめだよね おそらく心の奥底ではお国の為って考えていたのでは? で、でも当時の状況で、主演をカミさんにしたのは兵隊さんに謝れw
とにかく初期は暑苦しくてウザイ映画ばかりw 田舎出の立志出世型の青年向け
軍需工場に動員された無名の女たちの苦労話、左翼学生とその妻の没落ストーリー、 文無しカップルがせっかくのデートの日に右往左往する物語、破滅型ヤクザが破滅する話、 ・・・これらのどこが「田舎出の立志出世型の青年向け」なんだろう。 第一、黒澤は江戸っ子だし。
っていうか、「立志出世型の青年」って、どういう青年なんだ。
俺の映が見て、まじめに頑張れって事だろ
成功した後の作品が嫌いという人も多いな 手塚も自伝で批判的なこと言っていた ハヤオといい説教臭い恩着せがましい作風になっていく 俺も三船の男臭ギラギラテイストが主軸になってからは 嫌いというか苦手だね 初期の女性も主役の作品が好き
398 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/02(火) 19:22:54.18 ID:73HTYNsK
説教臭いのは初期からだと思うけどな。 その点に関してはぶれてないぞ、黒澤はw
399 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/02(火) 19:27:31.15 ID:73HTYNsK
素晴らしき日曜日のファーストシーンとラストシーンの対比なんて 説教そのものだし、コンサートでの拍手要求に至っては押し付けがましさ 全開だわな。 吉岡「『七人の侍』や『用心棒』を好きな人たちには、晩年の作品『8月の狂詩曲』や『まあだだよ』の 静かなトーンの映画は、『黒澤も年をとったんだな』と見られてきました。 それは違うのでは? という想いが僕の中にずっとあったんです。 だから 今回のドキュメンタリーに出たことで、『達磨寺のドイツ人』に晩年の作品に通じるものがあって、黒澤先生には 若い頃からこういう世界を描きたいという想いがあったことを知ることができて、もう嬉しくて嬉しくて。 年を取った取らないということは関係ないんだって」
だよな 元々だよ説教臭いのは それを否定して、若い頃の作品は良かったとかいってるやつは何をみてんだろな
若さバクハツのフレッシュティな血の滾りをみてんだよ
402 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/02(火) 21:51:13.27 ID:eNxU5Ax7
>>388 文芸春秋社が全国民から大アンケートによる(日本映画ベスト150)
一位七人の侍、二位東京物語、三位生きる・・・黒澤作品は三十位内に五本
入っている。
403 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/02(火) 22:17:38.17 ID:eNxU5Ax7
>>388 続き四位以降は
4 羅生門
5 浮雲
6 飢餓海峡
7 二十四の瞳
8 無法松の一生
9 幕末太陽伝
10 人情紙風船
影武者以降の黒澤作品は二百位内に見当たらず。
405 :
404 :2012/10/02(火) 22:25:26.90 ID:Gax+l7/a
「全国民」って国勢調査かよw また例の「世界のなんとか」というあいまい誇大宣伝したがるバカだろ
例によって
>>406 は、自演バカ恒例の自分叩き自演なわけだ。
黒澤も「トトロ」好きなんだよね まあ、ジブリの全盛期はあの頃かな
>>403 その中で、
5,6,10
は、ある意味で「過大評価されすぎ」
6は、陳腐化が激しい。
ひきかえ、「用心棒」は時と共に純粋化して見れるし、
「七人」も映画史の金字塔の輝きを時と共に増す感じ。
ただ黒澤作品では3,4はやはり陳腐化は否めないね。
5,8,9は時代に対しての耐久性はある。
ことに9は、永遠に失われた日本映画界の実力という思いがする。
何言ってるのか、意味わからん。
413 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/03(水) 11:24:17.28 ID:ZpI7duNm
ドイツ人ランゲが、田舎の道で。。。
白い箱(棺桶)を運んでいる人達が段々迫って来ます(ドキドキ)
ランゲが、深々と日本人的な礼をつくした態度で頭を垂れるところです。
日本文化を深く理解したその態度に、悲しみと怒りを抱いていた人々も。。。
礼には礼で答えるシーンです。
「達磨寺のドイツ人」
http://muraokajun.exblog.jp/8095747/ 夢で寺尾聡がやってるね。
414 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/03(水) 11:31:12.42 ID:ZpI7duNm
415 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/03(水) 12:06:12.84 ID:HgeAduHh
どん底が好き
>>402 > 全国民から大アンケート
ウソつくな馬鹿野郎 w
418 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/03(水) 19:35:40.88 ID:BHW+zmiA
いままで、指摘されているように、黒澤明の映画は、その時代の社会潮流(価値観など)にうまく適合する ように制作されています。そのため、戦意発揚から、左翼的な話、社会問題、豪快な活劇、などが時代ごとに 作られています(すくなくともどですか、までは)。監督、脚本家として、彼が機を見るに敏、であったという ことでしょう。
世界的商業主義監督
赤ひげのまさえがメチャクチャ可愛い。 出番をもっと増やすべきだった。
あれだけの映像美求めた人だから バリバリのCG時代に映画を創って欲しかったが まぁスピルバーグみたいになったのかな・・・
422 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/04(木) 02:52:41.91 ID:lsTP2E2h
>>416 評論家、文化人、その他の映画愛好者は紛れもなく国民ですね、仮に全国民に
アンケート公募したとしても、多くは無解答で評論家等などの層の方方のみの
解答が主となると思いますので結果は同じものとなるのではと思う。参考にした
書物には映画好きが選んだ大アンケートとあり、(全国民は私の拡大解釈ですが)
何らかの誤解を招いたのは良くなかったと思う。しかしこんな事で馬鹿呼ばり
することも無いかと、それと(影武者)の163位は嘘ではありません。
423 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/04(木) 03:16:53.81 ID:lsTP2E2h
>>405 乱の公開は1985年、アンケートは3年後の1988年末。
(本書は文春文庫ビジュアル版編集部が1988年末に行ったアンケートの
回答をもとに編集)と記載されています。
424 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/04(木) 03:24:11.46 ID:vtJcoO1j
最駄作「生きる」 公務員を叩いてるだけの話だしw
別に叩いてないだろ まあそれだけと思っている時点で、あの作品を何も理解出来てないのだろうが
426 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/04(木) 14:59:43.82 ID:sFDcXi0+
あれを理解してるつもりのおまえが哀れだ
427 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/04(木) 15:14:11.29 ID:5szVyX4m
>>418 こういう馬鹿がいるからね。
人生て楽しいよw
馬鹿がいるから人生が楽しいのか・・・ フーン
あ、すまん 425だが訂正させてくれ 生きるは公務員をたしかに批判しているがそれ自体というより現状の体制を批判している感じだと思う まあそれだけ
430 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/04(木) 20:21:53.33 ID:SSpb5ygT
CGの映像美って? 笑える
俺 頭悪ィから影武者は意味わからなかった やっぱ成績表で「歴史:1」だったバカな俺が観るような映画じゃなかったか 影武者
生きもの記録って、商業的に失敗ってだけでなく とんでもない怪作。 よくあんなの造れた。だれも怖くてダメって言えなかっただろうな
433 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/04(木) 21:45:32.74 ID:MD+iZX3+
影武者はダメ映画だよ ビジュアルは見事だが 黒澤自身が脚本の甘さを認めちゃってる
435 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/04(木) 22:49:08.36 ID:NheqLi3G
「日本なんてどうなたっていいんだっ!」by自民党原発推進派甘利明元
原発問題⇔東京テレビVS甘利さん
http://www.youtube.com/watch?v=UsMWbuwU93w 内容
福島原発事故からおよそ3か月が過ぎた去年6月18日、テレビ東京『週刊ニュース新書』という報道番組が、
自民党きっての原発推進派・甘利明元経済産業大臣に原発事故問題についてインタビュー、
2006年に国会で津波による電源喪失の可能性があることを指摘されていたことに質問が及ぶと
甘利氏が一方的に取材を中断しました。
それをテレビ東京が正直に「取材は中断された」と報道したところ、甘利氏が名誉毀損だとして
1000万円もの損害賠償を求めて裁判を起こしました。
平成24年8月28日東京地裁103号法廷午後2時開廷。
■原発報道関連訴訟
8月28日(火)14:00ー
東京地裁 103号法廷(大法廷)
原告:甘利明(自民党衆議院議員 元経済産業大臣)*本人出席
被告:テレビ東京
裁判を傍聴した人のツイート
今日は、原発推進大臣自民党甘利先生の裁判を傍聴してきました。いや〜、甘利先生は正直だ。
正直すぎる。自民党の原発政策に関するテレビ東京の記者の質問に、「私を陥れるために取材したろう!」
「私に責任を押し付けるのはダメだ!」「私に責任はない!」
甘利先生が「日本なんてどうなたっていいんだっ!」て記者を恫喝したって、恫喝された記者本人(被告)が
言ったのに、甘利先生の弁護士は、全く否定しなかった。ほんとなんだね。
「日本なんてどうなたっていいんだっ!」by甘利先生
>>434 そうだね。
影武者のばれ方と追放のとこが、今となっては話的に違和感ありあり。
(当事はあれでよかったのかも)
普通は追放などせず始末するよな〜
ばれ方があっけなさ過ぎる。 物語に引き込まれない。 物語そのものに起伏がなくて緊張感を刺激しない。 姫路城の前で駆け馬をする信長のショットも、 「ああ〜これが黒澤だっけ?」 と思わせるほどの鈍化。 流れるように進むサラブレッド騎馬軍団のカメラワークだけは良かった。 仲代の演技は大仰過ぎて、いつみても違和感を抱く。 どんな作品でも。 仲代が最もはまり役だったのは、皮肉にも「用心棒」。 あと「椿」かな。 「人間の条件」は今見るとひどい映画だし。 (ちょっと脱線)
補足↑ 天国の刑事も良かった。
439 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/05(金) 21:22:03.28 ID:yjxlVFAZ
影武者より乱のほうが先に脚本出来たけど 乱は費用がかかるんで後回しに。 乱は、構成とかキャラクター設定とかせずに、ファーストシーンだけ決めたら 黒澤が主人公になりきって次々と繋いでいった脚本らしい。 主人公の感情の動きが黒澤の主観だから、観客の感じ方とずれが生じ、 エピソードも団子の串刺しみたいに並べてるだけ。 評論家とか絶賛。反省無しに、影武者もファーストシーンから 同じパターンで脚本造った。 というのは橋本忍の本から。橋本忍のいう傑作は 七人の侍と夢。七人の侍の原案は橋本忍だから自画自賛でもあるが、七人の侍 の7人のキャラクター設定は、黒澤がノート1冊全部使って行ったということだ。 特に綿密に書かれたのは勘兵衛。
>>439 「影武者」は、評論家からはボロクソに叩かれた。
自分が記憶している限りでは、ホメていたのは淀川センセと、読売新聞文化部記者の河原畑寧だけ。
淀川センセは、黒澤作品なら何でもホメる人だから仕方がない。
河原畑は、大島渚や鈴木清順と親しく、黒澤については高く評価しながらもシンパというわけではなかったのだが、
「影武者」は読売新聞が大々的にタイアップ記事を連載してたりしたので、何とかしてフォローしなくてはならなかったんだろう。
その二人以外の批評家は、ほぼ全員がポロクソ叩き。
「七人の侍」は、橋本忍が原案と言っても、その原案は完成した作品とはまったく無関係のモノで、
そちらは後に彼が「切腹」の脚本を書いた際に、いくつかの細かいエピソードに分散されて折り込まれることになった。
姿三四郎を見たんだけど。黒澤明、柔道しらないの? 柔道シーンがギャグか?ってぐらい適当なんだけど。 飛んでくシーンなんて昔のコントみたいだった。 用心棒は面白かったのに。意外と当たり外れ多いね。せっかく格好いい 柔道の殺陣が見れると思ったのに。
格好良い柔道の殺陣てのも難しそうだな
それにしてもあの柔道描写はないよ。 もっと一本背負いとか格好良くしてくれないと。 山嵐も出てこないしさ。明治時代の柔道の始まりとしても 微妙だし。文字で説明しすぎだし。 これ一作だけだったら巨匠でもないんでもないよね。 ていうか黒澤明って1998年まだ生きてたの?すげえ信じられない。 98年中学生ぐらいだったけど。ニュースになったっけ? 全然記憶にない。98年って黒澤明EVAブームしってるって事かよ?
姿三四郎はオリジナル版から十数分欠落してる「なんちゃって版」が 今の原版だから、何とも言えんね。
いくら不完全版とはいえ。あの柔道シーンではな。 用心棒で今見ても普通なぐらいには見える殺陣を撮った監督とは 思えないよ。
姿三四郎は、初監督作でしかも戦時下の作品だからな〜。 全体的に見ると笑っちゃうシーンもあるだろうが、 随所に才能の片鱗を感じるよ。 とりあえず姿三四郎もののフォーマットを作った、という意味では評価できる。
「山嵐」は出てきたと思うよ。記憶がおぼろだが。 のちのTV版と描写が同じで足を引っかけてるな、と思った記憶がある。
>>445 おまいのいう、
今見て最高の殺陣とは、
どんなんだ?
449 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/09(火) 04:29:20.51 ID:10JIs1B7
公開当時ボロクソに叩かれてた影武者も 最近は評価もあがってるみたいだよ。 【忘れられない“黒澤映画”ランキング】 1七人の侍(1954) 2影武者(1980) 3羅生門(1950) 4乱(1985) 5椿三十郎(1962) 6用心棒(1961) 7夢(1990) 8生きる(1952) 9隠し砦の三悪人(1958) 10天国と地獄(1963) 【調査概要】 調査期間:2009年8月18日(火)〜8月21日(金) 調査対象:自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員1,000サンプル (10代、20代、30代、40代の男女各125名) 調査地域:全国 調査方法:インターネット 2位には1980年の作品『影武者』がランクイン。 1980年となると40代の方々が子供の頃に映画館で見ている可能性も高く、 「子供のころに父母と見に行った。映画の内容は正直あまりよく覚えていないのだが、 映画館の雰囲気やスクリーンに映された画像の印象が残っている」(愛知県/40代/女性)と、 ストーリーだけではなく、銀幕から伝わる“黒澤マジック”のインパクトが印象深かったという声も。 40代からのコメント数の多さも目立っていた。
450 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/09(火) 04:32:11.71 ID:10JIs1B7
8月12日(日)よりWOWOWシネマで放送される黒澤映画大特集。 黒澤明が監督した全30作品が、7週連続ハイビジョンで一挙放送されています。 この放送に合わせ、『R25』が黒澤映画好き100人を対象に 「あなたが好きな黒澤映画上位3作品を、1〜3位まで順位を付けて教えてください」 というアンケートを実施。 1位 七人の侍 85% 2位 用心棒 46% 2位 影武者 46% 4位 羅生門 42% 5位 椿三十郎 39% 6位 天国と地獄 35% 7位 乱 32% 8位 赤ひげ 28% 9位 生きる 27% 10位 隠し砦の三悪人 23%
「影武者」は、歴史にそこそこ詳しければ楽しめると思うがなあ。 信長にしろ、家康にしろ、いままでみた戦国物のなかで 人物造形にいちばんリアリティを感じた。 逆に俺は「乱」はまったく駄目だった。 武将は架空。ストーリーはシェークスピア。衣装はワダエミ。 まったくの絵空事だもんな。
乱、俺は好きだな あれは歴史物として見るもんでもないしね 影武者も嫌いでないが映画としては少し物足りない
「生きる」って 逆説的に無能公務員早く氏ね でOK?
454 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/10(水) 03:37:15.50 ID:N5RdEJPM
角川春樹が「影武者」の倍以上の制作費で 同じ武田信玄が登場する映画「天と地と」を作ったけど 出来は雲泥の差だったな。
黒澤にもあれくらいの人馬を使わせてあげたかったなあとは思う シナリオがいまいちだったんでそこが根本的なネックではあるが
ストレンヂアて何だ アニメのやつしか知らんぞ
>>457 今だと実写よりアニメの殺陣のほうがレベル高いって皮肉ってるんだよ。
嘘こけ アニメしか観てないから実写から作品あげられないだけだろ
今、実写でちゃんとした時代劇とかある?13人の刺客が評判いいけど 見てないし。時代劇はもう技術が廃れてできなくなっちゃったんだよね? 一応勝新の座頭市とか数本見てるけど用心棒よりはいいかな。 たけしの座頭市も勝新には及ばないけど敵同士が間違えて斬ってしまうとかは良かったかも。 あとたけしのほうが一応出血シーン入れてたと思うし。勝新のはなぜか血がでないんだよな。 個人的には漫画通なんで漫画のほうが優れてるよ。姿三四郎の一本背負いなんかより 浦沢直樹とかが描いてた一本背負いのほうがちゃんとしてた。
お前はリアリズムを重視する人なわけね まあ漫画にもそういう作品もあるしな 最近はそういう人多いな
ざとういちは刀の握り方からして、異次元なのだよ。 あれは殺陣じゃない。 カンフーアクションと同じ。 「新・新国劇ちゃんばら」 もとはといえば黒澤に引きずられて枝葉をなし、 生き延びた殺陣だからな。
誤解を恐れずに言うと、 用心棒の当時、 「リアルな殺陣」のイメージは、 やはり戦時中の戦場で支那兵をなで斬りにした武勇伝が ある程度、あったのではないか。 椿で雑兵を滅多切りにするのもそんな感じだし。 「踊り、剣舞」でない、世界に踏み出そうとした意志がある。 後にも先にも、用心棒の殺陣ほど「リアル」の地平に降りた成果はない。 匹敵するのは外国映画のよく出来た白兵戦シーン、 「アレキサンダー」とか。
用心棒が公開当時、 左翼、良識的評論家から敬遠されたのもうなづける。
羅生門や七人侍の殺陣はリアルじゃないのけ? 用心棒や椿より「リアルな感じ」がするが
用心棒って西部劇の影響受けてるんでしょ?
「七人」には「美的」「見てくれ」の要素がない。 ああいうのは元来の「殺陣」とは言いがたい。
ストレンヂア、映像表現としては面白いのかもしれないけど リアルのかけらもないだろ。。 ああいうの全然興奮できないわ。。
>>467 殺陣ってのは「乱闘・捕り物・斬り合いなどの演技」のことではないの?
「七人」だって演技なんだからその意味で立派な殺陣だし、
「美的」ってのは主観に過ぎないし(なりふり構わない乱戦の中に見える「美」ってのもある)、
映画は見せるために撮られてるんだから、「見てくれ」の要素がないってのはそもそもおかしい
(なりふり構わない乱戦を「見てくれ」として撮っているんだから=リアル)。
「美的」「見てくれ」を重んじる「元来の殺陣」って何?
それこそ「踊り、剣舞」的な殺陣のことではないの?
リアルにも色々あるからな
とりあえず俺が見た黒沢作品を纏めると 用心棒>>>椿三十郎>>>>>>>姿三四郎 かな。用心棒は面白いと思えたが。椿三十郎はたいして面白いと思えなかった。 なんか爽快じゃなかったんだよね。 用心棒あたりがピークなのかな?この後 続姿三四郎か。勧進帳の奴みようと思ってるんだけど。どうなのかね。
勧進帳の奴は俺は名作だと思う。 「影武者」に共通する要素もある。
だからって「影武者」が名作だってんじゃないが。 黒澤映画の原型的なパターンがあるっていうんかな。 うまい言葉が浮かばないんだが。
ああけど姿三四郎は駄作だと思うけど。 あれ戦時中なんだよね。東京大空襲とか起きてるのに あんなの作ってたんでしょ? そういう見方するとおもしろいかもね、神社みたいな所で撮ってたけど 空襲とか着たら防空壕に逃げ込んでたのかな?田舎で撮ってたんだろうか? 戦時中って意外とノホホンとしてたのかなあ?
>>474 これ、読んでみるといいよ。
http://www.amazon.co.jp/dp/410115824X/ ミッドウェイの戦いで日本が劣勢になる時点まで、‘銃後の日本人’たちにとって戦争とは楽しいモノだったということが描かれている。
これの著者の小林信彦は「姿三四郎」を一般試写会で見たということだけど、娯楽には飢えていた、ということを語っている。
試写会では、入場を急ぐ客たちが入口前にひしめき合い、パニック状態のようになって、
扉のガラスが割れるくらいだったんだと。
>姿三四郎は駄作だと思うけど 後知恵って万能だよね
477 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/12(金) 18:24:29.13 ID:7PRczrZO
アニメの殺陣が最高なんて言ってるアホに何言っても無駄w
黒澤明の映画って言うほど面白くもないのに何で海外でこんなに評価されてるのか分からん 東洋趣味に惑わされて過大評価されてるんじゃないのかな
>>481 「5000 Best Movies」
◆1位:ショーシャンクの空に◆2位:ゴッドファーザー◆3位:アベンジャーズ◆4位:ダークナイト
◆5位:ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還
◆6位:バンド・オブ・ブラザース◆7位:シンドラーのリスト◆8位:ゴッドファーザー PARTII
◆9位:マトリックス
◆10位:七人の侍
7人の侍って面白いの?いやまあ面白いんだろうけど 4時間あるのって見る気しないんだよね。 それでも面白いって感じなのかな。
長編小説なんてもっと時間かかるじゃん。
まあ暇な時に一回くらいは観てみるといいよ 意外に長くは感じない ただ、そんなにハードルはあげない方がいい
黒澤作品もなあ。アクション系なら見てみようと思うんだが 姿三四郎 用心棒 椿三十郎 とみちゃったし。七人の侍は長くて見る気しないし。 後、残されたアクション映画って隠し砦の三悪人ぐらいかな? 「生きる」とか「ある生き物の記録」だっけ?とかはなんか暗そうで 見たくないんだよな。影武者はアクションあるの?勝新が降りたぐらいの作品だから 問題アリアリなんでしょ?
白痴はタイトルを「もてもて白痴くん」にしたほうがよい
488 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/13(土) 23:31:34.43 ID:r8snayTC
>>486 お前みたいな馬鹿には黒澤映画は楽しめないし向いてない。
素直にアクション映画かアニメだけ見てればいいw
黒澤映画を神格化してるお粗末なキチガイw
七人の侍は30分過ぎたあたりからもうひたすら見入っちゃうだろ普通。
見入るまではいわんがまあ退屈はしない 見て四時間の作品とは感じなかった 良くも悪くも
486は馬鹿っぽい書き込みだけど 黒澤の本質がエンターテインメントである、 という意味においては正鵠を得ている。 正直、シェークスピアに材を取ったり ヒューマンドラマっぽい方向性の 黒澤はいまいちだと思うし。 とりあえず「七人の侍」はメチャメチャ面白いと思うがなあ。 日本語字幕付きで見ることをすすめるが。 あと刑事モノきらいでなければ「天国と地獄」「野良犬」も抜群に面白い。
493 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/14(日) 02:44:36.90 ID:acouIiPH
シェークスピアに材を取ったりヒューマンドラマっぽい方向性の黒澤 も エンターテインメントだよ
495 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/14(日) 08:33:55.65 ID:deLKbh5T
黒澤映画なんてたいしてエンタメじゃないよ ハリウッドのB級映画のほうがはるかにエンタメで面白いぞ アメリカ人は涙腺弱いお人好し人種だから人道主義的な人情芝居が好きなんだよ あと映像美とカメラワークが評価されてるだけ
何をもって良質のエンタメとするかだな
黒澤が世界の映画監督に(とりわけハリウッド系の映画監督に)あれほど 尊敬されてるのは、エンタメ(見て面白い)と芸術性(独自のヴィジョン)とを 高い次元で両立できているからだよ そのどちらかだけという監督は多いけど ハリウッドのB級映画のほうが面白いっていう人はそれはそれでいいと思う
498 :
486 :2012/10/14(日) 11:05:19.71 ID:7oINgIl3
というか映画そのものがそれほど好きではないからな。 面白い映画は好きだけど。別に映画に高尚さとか求めないし。 文学性の高いのなんて見たくない。文学性の高いのが見たくなったら小説読むし。 面白いのが見たいだけなんだよな。
いやだからどこに面白さを見出だすかは人それぞれなんだよ お前のいう高尚な面に面白さを見出だす人もいる 逆にハリウッドのB級映画に黒澤よりも面白さを感じるお前みたいなのもいるわけだ 俺は497のいうように娯楽性と芸術性が両立しているように感じるところに黒澤の凄さを感じるのよ ジョンフォードとかもそんな感じかな
駄作は間違いなくスキャンダルだが最高は難しい 世界では七人の侍だろうが個人的には蜘蛛巣城がいい。 出来のみなら→生きる。
久しぶりに影武者を観たが、つまらなかったなぁー。 カメラワークが良くないと思った。 どうだろう?
影武者は良くないところだらけだけど 高天神城攻めのシーンで武田軍(影武者)の布陣をワンショットで撮ってるとことか 技術的に凄い場面はある でもつまらないよねw 30分ほどカットした海外バージョンはかなり見やすくなってるよ オリジナル版はとにかく編集がヒドイと思う
高天神城の場面と、 最初の方で斥候兵が階段を走ると疲れて横になってた兵たちが「何事か」と慌てて次々とと起き上がる場面(「少林寺」にパクられた)、 おおっと思ったのはこの二箇所だけだったな。 編集のヒドさは、コッポラも嘆いてた。
黒澤で一番すごい作品ってやっぱ用心棒になるのかな
用心棒って七人の侍に次いでやたら持ち上げられてるから、 めちゃくちゃ期待して見たら、期待外れもいいところだった。 宿場街みたいな限られた所を行ったり来たりのこじんまりとした感じで、 蜘蛛巣城や隠し砦の三悪人みたいに「これが映画だよなぁ〜」という満足感もない。 単純におもしろさでは椿三十郎の方がいいし。 影武者はいかにも映画的って感じが随所にあって好きだよ。
>>505 「俺だって一人斬ったぜ…」
「一人斬ったくらいでやくざが勤まるかい。
一人斬ろうが百人斬ろうが、縛り首になるのは
一回きりだよ!」
こういうかけあいの台詞の面白さを感じないか?
用心棒の登場人物って、全部味があるんだよね。 一人として個性描写への手抜きがない。 あれほど人物造形に成功した映画は類を見ない。
「用心棒」は、完璧な映画。
完璧はどこか平凡でつまらない
用心棒は見易いからね 七人の侍もね 娯楽としての黒澤映画のなかじゃ人気はやっぱ高いだろう
乱はラストサムライのパクり
用心棒はね、東宝から出てる普及版DVDのジャケットデザインが秀逸。 表に三船がドーンと写ってて、 裏面もピストル持った仲代と三船が対峙してる写真なんかもすごくいい。 電器店のDVDコーナーで見てジャケ買いしたぐらい。 クライテリオン版は芸術性を狙い過ぎたのかいまいちピンとこない。
用心棒はハリウッド好きの奴が同じノリで見るとがっかりする アクション映画じゃなくて懐の深い大人の映画だよ
用心棒はマイフェイバリットだよ(^O^) 文太が可愛い♪ つまらないとゆう人の主張も分かる。 古臭い活劇で町の辻には一般人が一人も通らない不思議な町… 一体、誰から金を巻き上げて商売しているのだろうか? いくら、町が二大勢力により抗争中でも人一人いないのは臨場感に欠ける? それでも、俺は是が一番好きだな(⌒〜⌒)
>>514 あの宿場町が今どういう状況にあるかは説明されてたと思う。
のんびり一般人が歩いてる方が変だろ。
ところでどの辺が古臭いの?
前もって弁明すると、俺は用心棒フェイバリットだからな。 以下、町の説明がなされてるのは知らなかったが、それでも人通りあったほうがいいとは思う。ぶっちゃけどうでもいいんだけど、気になった部分。 古臭い活劇云々とゆうのはそう感じる人もいるんじゃないか?とゆうこと…
けど用心棒ってありきたりな話じゃない? 宿場でやくざの縄張り争いがあってその間に 凄腕が剣客が立ち回る みたいのって座頭市の一作目もほぼ同じシュチュエーションだよね。
用心棒って評論家から素人まで持ち上げられ過ぎなんだよ。 だから見る前から映画への期待値が余りにも上がった結果、 実際見てみるとそうでもないなとなる。 七人の侍も(ry
519 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/16(火) 21:56:14.75 ID:wYflR4oO
名作と言われ評論家からも絶賛されてる作品を 実際見てみるとそうでもなかったというのはよくあるケースだよ。 俺の場合は東京物語や幕末太陽伝なんかはまさにそうだった。
むしろ評論家が絶賛してるような作品はつまらない事が多い。 用心棒はまあそれでも見れる作品だったかな。 店の窓から外を見る演出が良かったね。 ああいうのが椿三十郎ではなくなってしまっていた。
そりゃあ、俺らと評論家じゃ観てる映画の数が違う 映画の評価の付け方が違うだろうし理解出来なくても当然だろうね
逆だと思う。 毎日ラーメン食べてる人が好きなラーメンなんて 一般人の味覚からは離れまくってるでしょ?
だから理解出来なくて当然なんだろ
>>517 そうそう俺座頭市の一作目みたとき、なんやこれ「用心棒」のパクリやんと
単純に思ってしまったんだがどうなんやろね?
パクリつうか、かなり意識してる(頂いてる)と。
525 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/17(水) 00:30:05.80 ID:uzCB4ArH
いくらTV画面でかくなったといっても、映画館でみるととでは 雲泥の差だから、どういう環境でみたかによって評価変わるだろ。 映画館で見た作品のほうが評価高くする傾向あるはず。 映画館で最初にみたのが「天国と地獄」で、それ以外でスクリーンでみたのは 「七人の侍」「悪い奴ほどよく眠る」「隠し砦の三悪人」「蜘蛛の巣城」「白痴」「乱」なので これらがよく見える。1度目と2度目でもかなり違う。「天国と地獄」「七人の侍」は最初映画館でみたときは 面白かったが、二度目のTV放送はつまらんかった。意外とネタバレしていて、最後の裏切り御免はなんだかと 思いながらも面白さが失われなかったのが隠し砦。黒澤が原作から脚本書いた 敵中横断三百里がもとに、隠し砦の三悪人は、姫と黄金を抱えて敵の領地をどう突破するかっていう アクションありのアドベンチャーなのでエンターテイメントの典型作品。
526 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/17(水) 03:11:17.84 ID:lBptiUVA
>>520 用心棒のコペピみたいに作れば良かったとw
東京物語を若い時に観た時は割と退屈だったけど、おっさんになった今観ると毎回泣いちゃう。 心情を慮る感度が上がってくるんだな。
528 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/17(水) 03:44:58.93 ID:lBptiUVA
>>516 八州廻りがあの町にいた時の状況を覚えてたら
そんな間抜けな感想はないな。
フェバレイトとか言ってる割に全然きちんと
見てないね。
529 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/17(水) 07:49:15.12 ID:Nl2CzbrC
上辺だけしか見てないんだろ。 だからこんな間抜けな感想が出てくるんだよ。 486 :名無シネマ@上映中:2012/10/13(土) 20:13:25.93 ID:LNFuc/Rm 黒澤作品もなあ。アクション系なら見てみようと思うんだが 姿三四郎 用心棒 椿三十郎 とみちゃったし。七人の侍は長くて見る気しないし。 後、残されたアクション映画って隠し砦の三悪人ぐらいかな? 「生きる」とか「ある生き物の記録」だっけ?とかはなんか暗そうで 見たくないんだよな。影武者はアクションあるの?勝新が降りたぐらいの作品だから 問題アリアリなんでしょ?
>>528 www一語言語同断嫌いになれるタイプの人間www
プライベートで会ってみたい。対面即張り倒してると思うwww
理由はもまえの存在自体www
駄目だwww撤退するwww我慢ならぬ奴とのコメントなんて虫酸が走るwww
悪いやつほどよく眠るは好きだな 今観ても全然古臭さはない むしろ斬新
ミステリーみたいな物は作らなかったの?黒澤は。
534 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/17(水) 21:23:16.02 ID:uzCB4ArH
>>533 ミステリーの定義にもよるが
犯人が誰かが最後のほうで判るっていう意味では
天国と地獄がそれっぽい。どっちかといえばサスペンスと言われる。
「羅生門」もミステリーっちゃミステリー
天国と地獄はぶっちゃけ期待外れだった。言われてる程じゃないなって。 手法、時代背景、風俗習慣・・・30代の俺からすれば、 黒澤映画に限らずだが、現代劇はどうしても古くさく感じてしまう。 ミステリー物なんて20年も遡れば国内外の映画でいくらでも名作はあるし。
一方、時代劇は当たり前だが古い時代を描いてる訳だから、 何十年も前の映画でも見ていてそもそも違和感は感じにくい。 というか良質の時代劇が姿を消し侍が様になる若手俳優も皆無の今、 黒澤が撮った時代劇は今後ますますその重要性や希少性が増すだろう。 影武者や乱も今より10年後20年後の方がより評価される気がする。
「天国と地獄」を見て、おもしろくないと思える感性があるとはなぁ。。 しかしとくに映画好きでもないフツーの若者はそう思うのかなぁ。 そういう若者が「名作」だと思う作品ってどんなのだ? 「セブン」とか「LAコンフィデンシャル」とか?
539 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/19(金) 21:55:53.49 ID:1VUor8eL
>>536 じゃお前が名作だと思うミステリー物は何なのか言ってみろよ
どうせ言えずにまたトンズラするんだろうけどw
日本は映画の輸入国でスタートしたから国産映画を作り始める迄は 全て洋画がお手本で、批評家も観客も舶来崇拝。 これはクラシック音楽なども同じ。碌な楽団がないのでレコード鑑賞から スタートした影響で求道的で真面目過ぎる鑑賞姿勢が圧倒的だが、もっと ぶっちゃけ軽く考えた方がいいぞ。 所詮見世物の一つ。 そこに「芸術」だの何だのと黒澤映画を祭り上げるのは、何かずれてる ように感じる感性があってもいいと思うなぁ。
見る者に「お前らこういうのが見たいんだろ?」と阿る見世物と
「これを見てほしいんだ」と真摯に訴える見世物とがあるんだよ
>>540 はその区別が付かない奴
無論、そういう感性があってもいい
っていうか、「批評家も観客も舶来崇拝」なんてことは全然ないし、クラシックだって「求道的で真面目過ぎる鑑賞姿勢が圧倒的」
なんてこともないし、誰も黒澤映画を芸術だなんて祀り上げてないし、
>>540 が言ってることは最初から最後までトンチンカンだ。
>>543 ‘何の’典型的な症例なのよ。
いや、答えなくていいよ。
頼むから、「自分が喋る言葉は他人には通じないんだ」という自覚くらい持ってくれ。
>>540 は馬鹿の症例
無論、そういう症例があってもいい
馬鹿は死ななきゃ直らないんだから
自分は昔のジャズの録音物を聞くのがわりかし好きだけど、 そんな糞音質録音物なんかを良いと感じるのは、それなりの過程を経て自分が勝手に行き着いた孤島での話であって、 それを大陸の誰かと共有出来るものじゃない。 七人も用心棒もその他の映画全部同じようなもんだよ。 古臭いから、白黒だから、懐古趣味だから、○○だからと自分にフィルタを掛けてる状態じゃ本質なんて見えてきやしないし、 それを見ずして駄作だ持ち上げすぎだと思ったところでそれが間違ったことでもない。 逆に、フィルタを外して見て、傑作だ駄作だと主張したって、その主張を誰かが否定する事も無粋ってもんで、 それが馬鹿だのアホだのいう話でもない。 人の評価に乗っかって映画の価値を裏付けするほど無意味なものはないでしょ? どんな背景が有ろうと思考が有ろうと、誰がどう思おうと、自分の感覚が自分にとっての絶対の正義なんだから。 自分王国の自分島の中で見ときゃいいよ。 ただ、多くの人が評価してる作品を観ることは損ではないと思うよ。 それをつまらないと感じても、「多くの奴が評価してるが、俺はつまらなかった」というネタが得られる。 とどのつまり、つまらないと感じてる奴に「面白いだろ馬鹿!」という言い回しと、 面白いと感じてる奴に「つまらないだろ馬鹿!」という言い回しは、 どっちも底なしに馬鹿。
549 :
>>547 :2012/10/20(土) 13:20:48.12 ID:DhluNYvg
ほんとだね。これは俺が間違っちゃったなw
一人二役自演乙w
ただね。 見所を知らずにトンチンカンなことを言っているのを聞くと、 そりゃ、 バカ と言ってみたくもなるわなw
意味わからん。
まあ、映画を見て、好きだ嫌いだと言っているうちはいいが、 頼むから、そのトンチンカンな感性を 製作現場に持ち込んで欲しくないね。 もし、そういう境遇であるなら。 公害なんだよ。
更に意味わからん。
556 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/25(木) 18:25:16.34 ID:jSKU05cz
デルスは最期の輝きだったな 吹雪のシーンの緊張感は右に出る者なし これで黒澤ブームが世界的に巻き起こった
557 :
名無シネマ@上映中 :2012/10/25(木) 18:32:44.24 ID:jSKU05cz
新宿駅で三船美佳さんと中島美嘉のポスターが並んでるけど、 訴える力がもの凄い差 スターになる力は余裕にあったな美佳さん
今まで用心棒が俺ん中では最高傑作だったけど 昨日、三回も見てしまった作品があります。 それが今の俺ん中での黒澤明最高傑作です。 それは、虎の尾を踏む男達♪ 異論は認める…
>>557 娘さん好みだけど、草加学会なんだよな。
>>558 それは言っちゃ駄目(´∀`*)お約束
それを言ったら、それ以降の作品誰も見なくなっちゃうでしょ。
最初から完成されていたと分かったら、DVDが売れなくなる。
人に教えるなら、七人の侍から一通り見てから、最後の最後に虎の尾を見ることをすすめるのが
誠の黒澤ファン(´∀`*)
七人の侍やっぱおもろい あんな実物そのものの村のセットはもう組めんだろうな
563 :
名無シネマ@上映中 :2012/11/01(木) 20:15:39.45 ID:2L7vJBZ3
七人の侍見てしまったら正直言って 他の監督の時代劇はみなショボく見えてしまうな
564 :
名無シネマ@上映中 :2012/11/01(木) 20:46:48.39 ID:cKwOZvMM
三池はもしかしたら、もの凄く才能あるのかもしれないが、 俳優のレベルが全然違う
565 :
562 :2012/11/01(木) 21:48:53.37 ID:j9N8JSfg
セットの話だよ。
数十年後、黒澤の白黒作品の効能が薄れて、今の黒澤ファン達も 死に絶えて、著作権も切れたら、3Dでリメイクされるな絶対w
「十三人の刺客」と「七人の侍」は比ぶべくもないけど あれはあれで一見の価値があるよな。 俺はオリジナルのほうの「十三人の刺客」がけっこう好き。
オリジナルのほうが圧倒的に脚本が優れていたからな ただリメイクもそれなりに面白かったかな 黒澤では野良犬とかリメイクされてなかったっけ?
特に好きなのは 椿三十郎 虎の尾を踏む男達 どん底 蜘蛛巣城 赤ひげ 晩年はどれもあんまり
羅生門はイマイチだったかな
羅生門はなぜ評価が高いのか分らんな。 黒澤映画の欠点である舞台のような演技が出まくってるし、 現代では大して怖い話じゃないし。
>>564 十三人は良かったが、
切腹はひどすぎたw
まあ、オリジナルが出来すぎなんだが
573 :
名無シネマ@上映中 :2012/11/08(木) 13:23:51.01 ID:E4jiqAnV
織田の三十郎や松本の隠し砦なんかと比べたら 海老蔵の切腹はまだ良いほうだよ
松本の隠し砦なんて黒澤馬鹿にしたいんじゃないかというような内容だったな 監督、黒澤嫌いだろ
575 :
名無シネマ@上映中 :2012/11/08(木) 23:29:12.12 ID:Zq8BzQai
リスペクトして作るの、結構むずかしいじゃないのかな。 役者も、使いたくないのも興行の関係で使わされるだろうしさ。
>>571 わかんないんなら当時の評価を調べてみればいいだろ
一番美しく、素晴しき日曜日が傑作 赤ひげはつまらなくないけど、何回見ても途中で挫折してしまう
最高傑作は「悪い奴ほどよく眠る」、なぜなら史上最高に後味の悪い映画だから。
昔と今では映画の作り込みの仕方が違うからな 権限や人件費など考えるとしょうがない面も理解するが
赤ひげはおとよのシーンが白眉 あとはまあどうでもいい
赤ひげは見るたびにますます好きになると思うがなぁ。
>>580 おとよのエピソードは泣く、絶対泣く、いつも泣く!
赤ひげは黒澤作品のなかでも上位だね
584 :
名無シネマ@上映中 :2012/11/13(火) 19:53:21.96 ID:bnuyDusW
>>580 前半がないと後半の意味もないのに。
可哀想に。
585 :
名無シネマ@上映中 :2012/11/13(火) 21:24:51.03 ID:hqDNrbUO
本当に良い刀は鞘に入ってるもんですよ…。
しかし、仮性包茎チンコは馬鹿にされる。 女は、剥き出しでギラギラと光ってるチンコにこそ欲情するもんだ。
>>584 何度も観た映画だったら、
全編じゃなくお気に入りのシーンだけ繰り返し観るってことは俺はよくするな
おとよのシーンこそ赤ひげのエッセンスだと思うしね
588 :
名無シネマ@上映中 :2012/11/14(水) 16:54:25.74 ID:uZmdtYD2
>>587 佐八とおなかのエピソードがかなめだけどな。
赤ひげがヤクザをメッタメタにするところだけはやり過ぎだと思った。 それ以外はどれも素晴らしいエピソード。
たしかに まあ娯楽色をそこで入れたんだ炉な
591 :
名無シネマ@上映中 :2012/11/15(木) 22:19:06.16 ID:5OADAfUX
>>588 この映画の主人公は保本だと思う。
保本が医師として、人間としてどう成長していくかっていう成長物語なんだよな、これは。
赤ひげ氏はその後見人みたいなもんでさ。
医師はどうあるべきか、患者とどう向かい合うべきか、医療とは何か、
そもそも人と人とはどうかかわりあうべきなのか、どう生きるべきなのか
そういうこの映画のテーマを端的に表しているのがおとよと保本のシークエンスだと思う。
しかもそれを言葉で説明しない。
説明的なクサイ台詞を極力省いてイメージだけの力で見せていく。
素晴らしいと思うんだな。
>>591 そうなんだ。今原作読んでるけどそこまでいってなかった。
赤ひげの名セリフが映画ではスルーされてることが多くてなんだかなと思ってる段階。
594 :
名無シネマ@上映中 :2012/11/16(金) 16:26:21.08 ID:9f31YswE
>>592 保本の成長物語だというのは馬鹿でもわかるから
そんな事はおいといて。
>そもそも人と人とはどうかかわりあうべきなのか、どう生きるべきなのか
そういうこの映画のテーマを端的に表しているのがおとよと保本のシークエンスだと思う。
それを保本に決定的に悟らせたのが「おなかと佐八」なんだよ。
(女房を弟子に寝取られて最後まで無言のまま死んでいった蒔絵師のエピソードも
その前にあるが)
他人を責めたくなるような状況でも他人を責めず、むしろ自分が悪かったと
反省する佐八。
お目見医志望で自分は婚約者に裏切られて不幸な人間だと思い込んでいた
保本に自分とまさえの関係も、何のために医者になるのかとか
様々な事に思いを巡らせるきっかけを作った。
おとよのエピソードはその結果生まれてきたもの。
佐八が死んだ翌日に保本がなぜ、あんなにニコニコしてたのか?
おとよに茶碗をはねのけられたら、それ以前の保本なら
どう反応しただろうか?
おとよを可哀想なんて思わなかったと思うよ。
まかないのおばさん達と同じく、親切にしてやってるのに
可愛げのない子供だと。
保本は赤ひげに説教されて成長したんじゃなくて
六助や佐八、おなかに感化されることで成長した。
595 :
592 :2012/11/16(金) 18:19:12.81 ID:sCmsnWID
>>594 おお、なるほどね。
深い洞察力だね。とても参考になった。
わざわざありがとね。
・・・まあ、でもそうしたことは「かなめ」というか あなたの言うとおり保本の成長にとっての「きっかけ」なんであって じゃあ保本はそうした体験によってどう成長したかを実際に見せるのが おとよのエピソードだと思う。 なので、保本の成長物語であるこの映画にとって おとよのエピソードこそエッセンスだという思いは変わらない ・・・という結論に達した。 しつこくてスマンw
597 :
名無シネマ@上映中 :2012/11/17(土) 22:14:40.16 ID:N5AQdyI4
タランティーノはPlayboyの取材で、「年を取った映画監督にはなりたくない」とコメント。 さらに、「年を取るにつれて監督の腕があがるわけじゃない。最後の4作品が、その監督のワーストフィルムになることが多い」と話している。
その監督のワーストの判断基準はなんなんだろうということだね
599 :
名無シネマ@上映中 :2012/11/18(日) 20:31:11.34 ID:LLff16xw
まあだだよ、とか夢とか駄作とか言われること多いけど 80すぎてあのクオリティは凄いよ 巨匠の晩年なんて黒澤以外みんなグダグダだぞ イマジネーションとか創造的な感性が無くなるんだろうね、普通は
駄作は駄作だ。そこは認めよう。嫌いじゃないけど。
601 :
名無シネマ@上映中 :2012/11/19(月) 05:03:45.14 ID:zkSZUCRm
すくなくともクラシックの作曲家の場合は 晩年の作品が代表作、傑作とされる事は少なくない。 年をとったからこそ余計な物がそぎ落とされて その人の本質的なものが浮かび上がってくるという事もある。
老いると当然のことながら青春の詩情が薄れる。 これはクラシックも変わらない。 映画の場合は「これは作者x歳の時の作」という鑑賞姿勢がないのでその分不利かもな。
作曲の場合は、あくまでも個人的な創作活動にかぎられるけど 映画監督の場合、大所帯を仕切る対人スキルとか、 製作にまつわるゴタゴタを乗り切るバイタリティとか、 なんかいろんなものが複合的に絡んでくるんじゃないの。 「最後の4作品が、その監督のワーストフィルム」って なかなか言い得て妙だよ。
604 :
名無シネマ@上映中 :2012/11/19(月) 18:57:59.25 ID:oTLwOPB1
>>603 そうそう、年取ると根気なくなるんだよな
木工の手作業の仕事してるけど
年寄りって腕は落ちてないつもりでも仕事が荒っぽくなるんだよ
経験や周辺が直観・直感の邪魔をするんだな。
芸術家は煮詰まったら記憶喪失になるといいかもしれないな。
607 :
名無シネマ@上映中 :2012/11/19(月) 20:50:09.61 ID:oTLwOPB1
黒澤監督は老齢に差し掛かる前に大きな挫折して苦労したから、 最後まで新鮮な気持ちで質の高い映画作れたんじゃないかなあ
歳をとると何か新しいことを人生に期待するっていう、 そういう期待感がなくなるんよね 人生こんなもんだと「達観」するようになる それがイカンのじゃ
>最後の4作品が…ワースト そういや、好きな作家の全集を読み返す際 初期中期の巻にばかり手がのびてしまうな。晩年はスルー 天才肌の文豪といえど、引き出しは無限じゃないからなあ 極上のアイディアは人に使われる前に使ってしまうし
岡本太郎は、人生は積み重ねるものではなく積み減らすべきものみたいなこと言ってたな。
「七人の侍」迄あった、画面からにじみ出て来る余情のようなものが、 音楽の早坂文雄の死と共に失われた感じがするよ。
612 :
名無シネマ@上映中 :2012/11/19(月) 22:40:56.20 ID:6peZxyXT
>>604 そういう生命力の枯渇は必ずしも
悪い方向には働かないんだけどな。
特に黒澤みたいなエネルギー過剰気味の人には。
>>611 いきものの記録はどう?
>>612 「生き物の記録」は早坂が音入れの監修迄はやってないよね。
スケッチもとに佐藤勝と武満徹がまとめたらしいから、やはり別物なんだろうな。
画面の緻密さはすごいけど、音楽も一緒に想起させる印象的なシーンはとぼしい。
614 :
名無シネマ@上映中 :2012/11/19(月) 22:55:54.58 ID:6peZxyXT
人は40代中盤で人生の折り返し点だから、後はだんだん枯れてゆくのが 手に取るようにわかるフィルモグラフィー。人生の見本のようだ。
616 :
名無シネマ@上映中 :2012/11/19(月) 23:30:48.59 ID:6peZxyXT
>>613 音楽てオープニングのクレジットタイトルと
エンディングの黒画面に流れるのと2曲だけ。
本当は最後の階段で赤ん坊を連れた妾と志村がすれ違う場面で
「星の音楽」というのを使うつもりだったらしいが、最終的にはカット。
あの映画は早坂の体調の問題以前に
「音楽も一緒に想起させる」ようなことは
そもそもやる気なかったでしょ。
星の音楽もカットして正解だったと思う。
あれが残ってれば「音楽も一緒に想起させる印象的なシーン」になってたのかも
知れないけど、あの映画には不要な甘っちょろい演出になってただろう。
617 :
名無シネマ@上映中 :2012/11/20(火) 22:05:09.71 ID:RC8aq8Le
「天国と地獄」面白かった。 そういえば’踊る’にも似たようなシーンが。
似たようなというかあれはパロディでしょ
十三人の刺客を見たけど糞つまらんかった セットに金をかけても駄目って話だな
あれは前半の武家屋敷等々の照明はよかった
女が見てキャーキャー言う映画だろアレ
今日山田洋次の鬼の爪やってた 何故ああいう作り方してるのに、既婚女性に眉剃りも鉄漿もさせないんだろう?
お歯黒とか苦手です 羅生門もそうだったかな
八月の狂想曲はじめて観たけど、子供達のファッションひどすぎワロタw って感想しかなかった。終わり方も謎だし。
625 :
名無シネマ@上映中 :2012/11/27(火) 02:45:10.05 ID:qVMYnzw7
>子供達のファッションひどすぎワロタw じゃどういうファッションだったら良かったのか 具体的に教えて欲しいね
黒澤スレは妙なところに チャチ入れてくる変人のあつまり 荒れて発言するだけ損になって 廃れていく 625みたいな輩が地上から消えれば 平和になるんだが…
むしろ626みたいのが地上から消えれば てのが俺の感想
この粘着ぶりが黒澤ファンの特徴 関わらないほうがいいんだな
>>624 黒澤の現代劇は初期の頃から登場人物は観念的で、あまり
現実にはいなさそうな、いかにも頭で作り上げた人物のようなの
ばかりだったから、晩年の原作付きの「八月の狂詩曲」にしても
そんな感想が出ても不思議ではない。
大河で平清盛やってるが、平家物語とか黒澤に映画化してほしかった。 4時間くらいの上映時間でさ。
631 :
名無シネマ@上映中 :2012/11/29(木) 04:53:03.27 ID:ryJX3WGB
>>626 子供たちのファッションが酷すぎとか作品の内容とは関係ない
どうでもいいようなことにいちいちチャチャいれてくる
お前みたいな輩こそ変人って言うんだよw
うんざり。おまえ、何がやりたいの?
633 :
名無シネマ@上映中 :2012/11/30(金) 00:59:31.82 ID:mF71x5FC
うんざりなのはおまえだよ。一体何がやりたいんだよ?
黒澤明の「まあだだよ」はじめて観たけど面白かった これ航海当時の評価はイマイチだったって本当?
評価はいまだに航海してるな ボケ老人の作った糞映画
>>634 評価は知らないが人気は出なかった。
要因として考えられるのは「テーマが地味」「おっさんしか出てこない」
「黒澤明がすでに過去の人だった」「時代設定が微妙」などが理由かなと。
当時はまだ昭和は懐古するものではなく「ださい」「古くさい」「おっさんくさい」だったからね。
あの題材は当時でもテレビの2時間SPものででもやれば良い題材で、 時代とズれていた黒澤はいまだに昭和20年代の映画状況つもりで 映画に取り上げたとしか思えん 劇場は空席が目立った
「まあだだよ」は劇場で見たが、おばちゃんグループ客を中心にかなり入ってたし、みんな真剣に見入ってたし、 笑い声も頻繁に起こっていた。 評価は二分していて、高齢の批評家はだいたい批判、若年世代の間では高評価だった。 黒沢清と桂千穂が積極的に評価していたのが記憶に残っている。 自分(若年世代だった)も、しびれるように感動した。 その前の「八月の狂詩曲」が弁解の余地のない駄作で、「黒澤はさすがにボケた」という声が多く出ていたが、 「まあただよ」を見た後、自分は「黒澤はボケたんじゃない。気が狂ったんだ!」と友人知人に叫びまくった。 あれをヒューマニズム映画だと思い込む奴こそ、頭がボケている。あれはキチガイ映画だ。 それまで数多くのキチガイを描いてきた黒澤は、最後の最後になって遂に自らが狂っていく様を描いた。 ラスト・シーンなど、どう見ても、「2001年宇宙の旅」のスターチャイルド誕生場面と同じ意味じゃないか。
あんなバブルに浮かれ狂った時代に黒澤が会うわけないし合わせるわけもない ああいう時こそ逆をいくのが黒澤明という監督 黒澤のこと全然分かってないね
まさに時代逆行だったな 噴飯物の駄作で終わった w
人の失敗が嬉しい奴こそ人間として駄作だわな。 映画好きにはこういう人間が多いからリアルじゃ関わりたくないわ。
一生懸命作ったのはわかるが、かといって万人がそれを面白がるか というのは別問題。 黒澤を神として祭りたとえるより、それが普通の人間らしい評価になる だろう。
言いたくないけど、読解力と日本語がおかしい。
「まあだだよ」は、黒澤が晩年に至って 内田百けんのような軽妙洒脱な人物を題材に 一種の喜劇調ドラマを撮ろうとしていたことは評価できると思う。 才能のある喜劇俳優なのにいまいち主演作に恵まれない 松村達夫を主役に持ってきたのもいい。 ところが黒澤はかなしいかな喜劇を撮るセンスがなかった。
645 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/03(月) 05:42:03.19 ID:NQ69pilu
640 :名無シネマ@上映中:2012/12/02(日) 17:26:45.67 ID:z9h8w347 まさに時代逆行だったな 噴飯物の駄作で終わった w 642 :名無シネマ@上映中:2012/12/02(日) 20:23:04.84 ID:z9h8w347 一生懸命作ったのはわかるが、かといって万人がそれを面白がるか というのは別問題。 黒澤を神として祭りたとえるより、それが普通の人間らしい評価になる だろう。 確にこいつの日本語はかなりおかしいね 黒澤の批判をする前に日本語の勉強をし直したほうがいいと思う
646 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/03(月) 06:21:33.06 ID:HLEzxyyN
>一種の喜劇調ドラマを撮ろうとしていたことは評価できると思う。 百閧フユーモアが、そもそも一般的な喜劇とは 異質なものだし、一般的な「喜劇を撮るセンス」でくくれるようなものじゃないけどな。
駄作とはっきり言え
宴会のシーンとか良いと思うよ
「猫好きには、おかしい人が多い」という映画。
ぬこにはああいう力があるんよ あれは魔性の生き物なのよ
651 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/04(火) 02:12:56.82 ID:VU6NwB/K
黒澤作品30本を見てきて駄作というものは 1本も無いというのが俺の結論だな。 「八月の狂詩曲」や「まあだだよ」なんかも 傑作とは言わないまでも決して駄作ではないし普通に良い作品だ。
653 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/04(火) 11:08:26.32 ID:vCcmQdOv
>>640 そもそも制作の動機が
孫から聞いた、今の教師と生徒の関係に
さみしさを感じて、それは良く無い事だ!
という様なものなんだから
時代逆行は確信犯ですよ旦那。
>>651 そら普通の映画と比べりゃそうだけど
昔はあんなに凄かったのに・・・と思うなってのは無理だろうよ
見終わった後は退屈な説教訓話が終わっただけだった。 芸術家の「老い」や「才能の枯渇」というテーマから見ると貴重な見本。
656 :
638 :2012/12/04(火) 23:12:24.29 ID:gymByRsg
>>656 ケージの「4分33秒」の楽譜は「第1楽章 休み 第2楽章 休み 第3楽章 休み」という
わかりやすい楽譜だったよ(笑)
慌てて検索して知ったかぶりしてるだろ。
659 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/05(水) 00:47:28.74 ID:gchwyhtg
宴会の鍋の中がぐつぐつ煮えたぎって行くような
混沌と熱狂の描写。
夫婦の関係を四季の変化とともにわずかな時間で凝縮してみせた描写。
映画館で見ていて、これはすごいと文句なしに引き込まれた。
>>655 のような感性の人にはわからない作品も世の中にはあるね。
>656 どうせ引き合いに出すんだったらデュシャンの泉とかそっちの方じゃね?w
661 :
656 :2012/12/05(水) 00:59:07.22 ID:HUaIvQ+a
>>659 しかし、所ジョージの強引な老けメイクと、焼け跡場面に流れるフヌケた「リンコの唄」、この二点については、
「黒澤もヤワになったなあ」と、ちょっとがっかりさせられた。
662 :
656 :2012/12/05(水) 01:06:52.15 ID:HUaIvQ+a
>>657 >>660 それはともかく、ヘラヘラ笑い続けるは止めろ。
てか、笑うなら部屋の中で一人で笑ってろ。他人に話しかけるな。
664 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/05(水) 01:56:33.07 ID:WEKX/E/N
>>655 が評価してる映画って一体何なのか是非聞いてみたいけど
どうせ言えずにまたトンズラするんだろうけどねw
>>663 何の意味がある自演なんだよ、キチガイ。
アンカー先、間違えた。
>>664 何の意味がある自演なんだよ、キチガイ。
667 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/05(水) 02:42:44.99 ID:gchwyhtg
>>661 あの「リンゴの唄」はかなり手間をかけて録音したんだけどな。
オリジナルのアレンジのままだとクォリティが低すぎだから
手を入れてるんだけど、だからといってやりすぎると
戦後の音楽じゃなくなる。
ところでリンコて誰だよ?
>>667 新録音であっても、あの「リンコの唄」にはガックリしたよ。
戦後=焼け跡+「リンコの唄」って、NHKの朝の連続テレビ小説みたいな安直さだ。
せめて、「リンゴの唄」だったらよかったのに。
無能ニート自演キチガイが平日の深夜まで独り言してたのか w
マンコの唄
バールうんこ馬鹿がまたしても深夜に発狂。
このスレにいる黒澤明信者には、溝口健二の評価はどうなの?
673 :
638 :2012/12/06(木) 21:09:02.21 ID:E6YaL4x4
>>672 黒澤信者なんて、黒澤作品を一本も見たことない上にこれから先も一切見る気がないオマエただ一人だけじゃん。
っていうか、さっさと死ねよ。キチガイが。
豹変くんのスイッチが入った模様 w
675 :
673 :2012/12/06(木) 22:11:27.14 ID:E6YaL4x4
676 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/07(金) 05:34:49.81 ID:Baic1EST
黒澤明よりは溝口健二や小津安二郎の方が芸術性は↑だよな(笑)
キチガイ発狂大地震
黒澤明の映画で良いと思えるのは2三個あるくらい。 虎の尾,用心棒,夢,野良犬。 けど、溝口健二は新しく見るたんびに感動する。 この違いは何だ? お前ラ、単にハリウッドに評価されたから、無条件に黒澤明は凄いとおもってね?
680 :
76 :2012/12/07(金) 23:30:06.04 ID:h7Kiro05
>>676-679 ちょっと頼みがあるんだけどさ、鏡の前に立って、自分の目をしっかりと見つめながら、
「他の全員が黒澤信者なんだと思い込んで、『ただ一人のアンチである俺がみんなの目を覚まさせてやる!』と必死になっていたこの10年間は何の意味があったんだろう」
と、はっきりと声に出して言ってみてくれないか。
>>682 ちょっと頼みがあるんだけどさ、鏡の前に立って、自分の目をしっかりと見つめながら、
「自分が精神異常者だと自覚しながらも図々しく生き続けてる老いぼれは、とっとと自分の首に刺身包丁を突き刺して血の海の中でのたうち回りながら死ぬべきだ」
と、はっきりと声に出して言ってみてくれないか。
黒澤信者(笑) 中身が4分33秒(空っぽ)
あらえっさっさ〜(・∀・)♪
黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑) 黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑) 黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑) 黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑) 黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑) 黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑) 黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑) 黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑) 黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑) 黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑) 黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑) 黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)黒澤明信者(笑)
687 :
683 :2012/12/08(土) 15:45:32.80 ID:tTx1K272
>>684-686 「自分を馬鹿にしているレス」を自分の自演であるかのように見せようとする必死さが、みんなに気味悪がられてるんだよ。
「まああだだよ」は駄作決定だな
689 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/08(土) 17:38:25.93 ID:ZDx+PfYW
「まあだだよ」は駄作じゃなくて上でも誰か言ってるように基地映画だよ あれ客呼ぼうとか世間に評価されようとか考えてないだろw じじいが主人公で女は嫁のおばはんだけ じじいとおっさんが歌ったり鍋つついたりするだけの映画とか 狂人じゃないと思いつかないw
多言を費やすより「駄作」の二文字の方が簡潔
なんで「決定」なんて書くのかねえ 「決定」させないと気がすまないのかねえ 2ちゃんみたいなとこで「決定」させて、なんか楽しいことでもあるのかねえ
ネタに発狂するから気味悪がられてることに早く気づけよ
アウトレイジビヨンド
すいません間違えました
695 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/11(火) 02:56:37.45 ID:ROd7+LpA
駄作というのは誰からも評価されない 箸にも棒にもかからないような作品を言うんだよ その点「まあだだよ」は淀川先生を始め評価してる人は結構多い だから少なくとも駄作ではない
黒澤作品の中では駄作ってことでいいじゃないか。 腐っても鯛で駄作なりにも楽しめる。
評論家の言葉なんか有り難がってるのは、 「自分以外のみんなが評論家の言葉を有り難がってる中で俺だけが批判してるんだ」と思い込んでる独り言キチガイただ一人だけだよ。 だいたい、淀川先生の言葉なんか何だっていうんだ。 あの人は黒澤映画なら絶対に必ずホメる人だったよ。 評論家がホメようがケナそうが、関係ない。 評論家の言葉のうち耳を傾けるべきは、ホメたかケナシたかという点ではなく、「何をどう論じたか」だ。 淀川先生は黒澤映画についてはいつも、何も論じずただホメるだけだった。
698 :
638 :2012/12/11(火) 05:56:55.18 ID:9c39w6zi
>>689 そう。あの映画では何も描かれていない。
最初の内田百ケン先生の退任の教室の場面で、生徒代表が「先生は私たちにとても大切なことを教えてくださりました」
と言うが、その‘大切なこと’とは何だったのかまったく語られない。
テーマが、カラッポなんだよ。
それまでの黒澤作品では、師匠から弟子に対して、きちんと中身のあることが伝えられてきた。
ところが、「まあただだよ」では、
そういった‘伝えられるべきこと’の内実がまったく描かれていない。
カラッポのまま、映画は終わってしまう。
井上靖の「千利休・本覚坊遺文」の中の、「‘無’ではなくならん! ‘死’でなくなる!」というセリフを思い出す。
「まあただよ」は、限りなき‘無’への接近を試みたキチガイ映画だし、死への渇望という狂気と背中合わせの関係にある。
つまらん
>『まあたただよ』『まあただよ』 タイトルも満足に書けないバカ。
701 :
698 :2012/12/11(火) 08:54:05.66 ID:9c39w6zi
俺が勢いで書いて読み返しもせずに送信ボタンを押して投稿した書き込みを、 あんたは何度も読み返したんだろ。
惨めな負け惜しみより、華麗にスルーすることを覚えることを推奨。
夢 まーだだよ 影武者 八月 ここら辺はきっつい
704 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/11(火) 20:04:08.56 ID:oHKX8XU8
「まあだだよ」はロジャーイーバートが3つ星つけてるな 海外の映画サイトのレーティングは7.4だからまあ凡作扱いかな でも「Kurosawaのラストフィルム」っていうプラス補正が働きまくってこれだから 無名の監督がいきなりこれ出したら駄作認定されて二度と映画とれないだろなw
705 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/11(火) 20:37:11.32 ID:P44i6Elt
無名の監督がいきなり掘っ立て小屋の四季のシーン撮ったら なにこいつて注目されると思うけどw
>>704 何で、何度言っても、評論家の誰々がホメたケナシたという話ばかりしたがんの?
自分以外の者が誰ひとりとして「評論家がどうこう」なんて話をしないのは何故か、考えたことないの?
その評論家依存ぶりは、かなり重症だよ。しかも、マスコミで有名な評論家だけが評論家だと思ってやがる。
何でそうやって、ネットの中に矢鱈とマスコミの言葉を持ち込みたがるの?
そのくせ自分では、自分こそが評論家やマスコミを批判してるんだと思ってんだから、明らかにキチガイじゃん。
>>705 あの場面での望遠レンズの使い方の凄さというのは、誰にも真似できないだろう。
人物の姿だけが背景から浮き上がって見える。
「屋内にいる人物」をわざわざ望遠レンズで撮るというのは、「白痴」のパーティの場面、「天国と地獄」の根岸屋の場面などでもあったけど、
人物の菅だけが背景から浮き上がって見えるという効果があって、‘人物の姿’それ自体に迫力が生まれる。
708 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/12(水) 06:16:20.96 ID:dBubiIfW
>>697 >あの人は黒澤映画なら絶対に必ずホメる人だったよ。
白痴、どですかでんなんてボロクソ貶してたし、
黒澤映画なら絶対に必ずホメるなんていうのは間違い。
淀川先生はテレビの映画解説では一応何でもほめてたけど
それ以外の所ではダメな作品はダメだとはっきり言う人だ。
まあだだよはダメな作品
710 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/12(水) 06:37:16.53 ID:dBubiIfW
いやまあだだよは良い作品だよ ダメな作品という範疇には入らない
価値観の押し付けはもういいよ
712 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/12(水) 07:30:10.66 ID:dBubiIfW
価値観の押し付けじゃなく自分の意見を素直に言っただけ
713 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/12(水) 23:57:37.59 ID:R4C9HprK
>>698 >その‘大切なこと’とは何だったのかまったく語られない。
え?
>>713 最後の内田百ケンの演説のことを言ってるんだと思うけど、あれだって何も語っていないのと同じだよ。
何かが伝えられるのかと思っていた人は、拍子抜けするだろう。
715 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/13(木) 00:18:30.04 ID:jBnE7Sa/
>最後の内田百ケンの演説のことを言ってるんだと思うけど え?
すごいな。 生徒と元生徒が先生を同じ言葉で表現してて 先生のその様子が丹念に描かれてるのに分からないとは。 言葉の意味が分からなければ映画に何が描かれているのかも分からんかもな。 ただの耄碌爺の可能性もw
717 :
698 :2012/12/13(木) 05:21:38.68 ID:kz02dwhk
何言ってんのか、さっぱり意味わからん。 「その様子が丹念に描かれてる」ことと俺が言ってることとの間に何の関係もないし、 何の関係もないことすら理解できないということは「まあだだよ」も「股ダヨ〜ン」も「オマンコ万歳!」も見てないことは確実だが、 それ以前に、俺が言ってることの意味からしてまったく理解できなかったんでしょ。 それに、何百回も言ってるけど、映画いたの中であんたひとり(だけ)が突出して老齢なんじゃん。 でもって、誰ひとりとして「若い方が偉い」だなんて思ってないよ。 ただ一人だけ老齢の者が耄碌耄碌と言ってどうすんの。
あ、付け加えておくけど、別に「まあだだよ」を見てなくたっていいんだよ。 「七人の侍」だって見なくていいんだし、シューベルトの「死と乙女」を聴いたことなくても、ピカソの「泣く女」を見たことなくても、 ぜんぜんかまわない。 俺は尊敬してる伊上典孝さんだって、俺が大好きな安島里美ちゃんだって、 「七人のマンコ」も「マンコと乙女」も「マンコ女」もまったく知らないし、きっと死ぬまで知ることないだろうが、 だからと言って軽蔑されることなんかまったくなく、伊上さんはその豪放さで、里美ちゃんはそのマンコの締りの良さで、 みんなから愛されてる。 黒澤映画なんか見てようが見ていまいが、誰も何とも思わないよ。
「俺は尊敬してる」じゃなかった。俺‘が’尊敬している、と書くつもりだった。 それに、伊上典孝さんじゃなかった。井上典孝さんだった。 井上さんは、何が偉いって、俺にタダで安島里美ちゃんとヤラせてくれたんだから偉い。 名字が違うと言っても実の親子なのに。
またバールうんこが夜中に発狂してたのか。
乱は音楽がいい。武満徹はもう嫌になって黒澤と袂を分かつことになったが音楽はとてもいい。 これを言うと必ず反論されるが、黒澤映画は全般に音楽が悪い。 アイディアはいろいろあるんだろうと思うけど、いろいろありすぎることが音楽という繊細なものに 悪影響を及ぼしている。それが乱だけはまずまずのものになっていたと思う。 ただ、乱は映像も音楽もまずまずなのに、効果音が悪い。あのバカみたいな銃声はなんだ。
722 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/13(木) 14:58:33.61 ID:I74T/sM9
これを言うと必ず反論されるが 武満徹の映画音楽は悪い。 アイディアはいろいろあるんだろうと思うけど、いろいろありすぎることが音楽という繊細なものに 悪影響を及ぼしている。 それが乱だけはまずまずのものになっていたと思う。
音痴の俺でもあの鉄砲の音はどうかと思ったが、黒澤映画では主役でも銃を持っていると 碌な目にあわない。 不幸をもたらす象徴のような銃声に黒澤が不快に思う音を持ってきた可能性もある。 快感を覚えるような銃声では乱という映画には合わないと思ったのかもしれない。
乱の音楽でいいと思うのは冒頭のメイン・タイトルのとこだけだな あとはあまりよくないな
>>721 > これを言うと必ず反論されるが、黒澤映画は全般に音楽が悪い。
これは俺も同意。
あの人いちおうクラシック通ということになってるけど
音楽的なセンスは全般に泥臭い。太鼓がドンドコ鳴る古い邦画のセンス。
ただ「野良犬」ラストのアクションシーンのBGMの入れかたとか
演出上のアイデアは流石だと思うけど。
あー、あと「悪いやつほどよく眠る」の口笛もよかったかな...。
726 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/13(木) 20:47:36.37 ID:eq90wEmR
最高傑作は「乱」で、最低駄作は「我が青春に悔いなし」 「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」という映画で 「我が青春に悔いなし」のDVDが登場する場面があるが自分が最低駄作と思う 映画のDVDを登場させたのは気に入らない。せめて「乱」のDVDを登場させろよ。 「乱」のお城をまるごと造って炎上させた合戦シーンは今観ても色あせないね
728 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/14(金) 00:23:24.18 ID:b+4lwUpl
>武満の音楽はいつもいつも、それ自体が作品として完成されてしまっていて、 映像と拮抗してしまう。 映画音楽は音楽として独立して評価に耐えるようなものである必要など 全くない。 映画音楽はまず映像ありきなのだ。 音楽単体としてはおそろしく貧弱であろうが、全く問題ないのだ。 「七人の侍」の平八の埋葬シーンの後に 菊千代が屋根の上に旗を立てる場面。 あそこでトランペットで演奏される侍のテーマなんて 音楽としては実につまらないものだ。 ところが、実際あのシーンで聴くそれは実に効果的で 素晴らしい曲に聞こえる。 お世辞にもうまいとはいえないトランペットの演奏技術すら ここでは、むしろ、その下手さが菊千代の心情を代弁するかのようで 見事である。 黒澤は作曲家にいつも「何か足りない曲」をと要求していたというが これなど、その好例だろう。
で、そのどちらの意味でも駄作な影武者の音楽、と
なんだっけ 「映像と音楽が足し算じゃなくて掛け算になるように撮る」だったかな。 映像も何か足りない映像で、音楽と合わせたときに足し算じゃなくて 掛け算になるように撮るとか言ってた。 映画全体じゃなくて見せ場のシーンのことだろうけど。 「生きる」のブランコのシーンとか「八月の狂詩曲」のラストシーンとか 「まあだだよ」の管理人小屋の四季のシーンとかがそうじゃないかと思う。
>>730 「足し算じゃなくて掛け算になるように」する為に黒澤がよく用いたのが対位法(音楽の世界の一般的な‘対位法’とは違う意味)で、
「野良犬」クライマックスの格闘場面とか、「天国と地獄」の犯人逮捕場面とか、「八月の狂詩曲」ラストの豪雨場面とかが代表的だけど、
‘あァ、またか’と思わされるくらいに頻繁に使っていた。
検索して出てきた‘対位法’解説レポート。
http://kozuejinnouchi.com/monologue/thesis/thesis3k.html (ざっとは読んだけど、つまらん文章だ)
黒澤の用いた対位法は、あまりと言えばあまりに単純で、無邪気すぎて、時にうんざりさせられる。
「八月の狂詩曲」のラストを絶賛していた人(淀川先生とか)の気が知れない。
篠田正浩もエッセイなどで度々絶賛していたが、クラシック音楽にも現代音楽にもあれほど造詣が深い彼が、あんなのを認めるというのが不可解。
「無邪気さが微笑ましい」という意味でホメてたんじゃないかとも思う。
732 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/14(金) 04:12:06.55 ID:b+4lwUpl
>>731 >‘あァ、またか’と思わされるくらいに頻繁に使っていた。
え?
むしろ30作品の中で「対位法」使ってるのは例外だよ。
ほとんどは普通に映像に寄り添うような普通の音楽の使い方。
「姿三四郎(続も)」「一番美しく」「我が青春に悔いなし」
「赤ひげ」「用心棒」「椿三十郎」「隠し砦の三悪人」
「デルスウザーラ」「影武者」「乱」「夢」「まあだだよ」
対位法のかけらもないけどな。
単純とかいってるけど「七人の侍」のラストなんかは
侍視点で見れば対位法だけど、百姓視点で見れば普通の音楽。
「用心棒」の音楽は、全編コレ対位法と思ったけどなあ。感じ方の違いかな。 あと、印象に残ってるのだと、「酔いどれ天使」で三船が町を歩く場面や、「どですかでん」の乞食親子のパート。
うぜえ無職の深夜饒舌カキコ
どうでもいいがまともなBlu-ray出してくれ
736 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/14(金) 16:04:19.33 ID:h99h2R9g
>>733 司葉子の登場場面で流れるモダンチェンバロ使った悲しげな
音楽のどこが対位法なんだよw
彼女の悲惨な境遇に寄り添った普通の音楽の使い方だけど。
737 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/14(金) 19:24:58.46 ID:FnPGCxsE
隠し砦の3悪人のダンスミュージックは良かった
738 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/14(金) 21:26:35.37 ID:BrEWL6Is
>>736 チエンパロなんか使ったのは、それも又、(違う意味での)対位法だよ。
普通に考えれば、ああいう場面ではフルートを使うはず。
実際、「水戸黄門」では悲しい場面ではフルートソロの一辺倒だった。
>>731 では黒澤流の対位法を「あまりに単純」と書いたけど、
少なくともあなたような発想のの対位法よりは遥かに複雑だったとは言えそうだ。
>>737 音楽は良くとも、あの場面自体は日劇ダンシングチームに任せっ切りで、ひどいと思うけどね。
実際、同じように日劇ダンシングチームに任せっ切りにした「キングコングvsゴジラ」のダンス場面とさして変わりがない。
間違えた。「キングコング‘対’ゴジラ」だった。 「隠し砦の三悪人」より遥かに素晴らしいあの傑作のタイトルの表記を間違えてしまうとは。
741 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/15(土) 00:00:39.05 ID:QX89f/gs
>>739 「七人の侍」で勘兵衛が勝四郎に説教する場面で
侍のテーマがチェロで悲しげに流れるが、これもあなた流の解釈だと
対位法ということですね。
水戸黄門ならフルートだから。
742 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/15(土) 00:07:02.01 ID:QX89f/gs
バッハの曲でもよくあるが チェンバロで哀しい、哀切な感情表現を やる事が珍しいというわけでもない。
対位法の使い方が乱雑のような気がする。 フーガもカノンも対位法だが、どのような点をして映画の対位法としているのかが不明。 黒澤のデタラメな解釈のベクトルに乗って解釈してるだけのバカ意見にしか見えない。 同時に鳴らせば不協和音になるという前提に沿って、映画における「対位法」という仮称を 定義した上で意見を述べないと、どうにでもなるたぐいの話に過ぎない。
チエンパロという新しい楽器が。
>>743 違う違う。
「同時に鳴らせば不協和音になる」の対位法ではなく、‘映像と音を対位させる法’の対位法だよ。
映画音楽の世界でだけ使われる通用する意味においての「対位法」。
>>731 にコピーしたリンク先も、その意味での「対位法」という言葉について解説してる。
本来は、
>>730 が言うような「音楽と合わせたときに足し算じゃなくて掛け算になる」効果を持つものだけど、
黒澤の場合は文字通り単純に‘対位させる’だけのことが多かったんで、
>>731 ではそれについて「うんざりさせられる」と書いた。
そう単純ではないことも多いよね。
例えば、「ゴースト」のクライマックスは二人の男が取っ組み合いの格闘をしてる(だけの)場面だったけど、
大仰なくらいのフルオーケストラの大音量曲が鳴り響いた。
こういう例や、「用心棒」のチェンバロ、「永遠の人」のフラメンコ、「王女メディア」の雅楽などは、単純ではない対位法の使われ方。
>>745 それだったら「対位法」というより「異化効果としての音楽」の事じゃないか?
(寄り添って伴奏してる音楽じゃなく、場面を底上げするような)
>>746 そうだ! ごめん。「異化効果」という言葉があった!
ただし、「羅生門」のボレロのことも篠田正浩なんかは対位法と言ってるんだよね。
748 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/15(土) 01:52:27.91 ID:QX89f/gs
>本来は、
>>730 が言うような「音楽と合わせたときに足し算じゃなくて掛け算になる」効果を持つものだけど、
黒澤の場合は文字通り単純に‘対位させる’だけのことが多かったんで、
>>731 ではそれについて「うんざりさせられる」と書いた。
其れも君の個人的感想だから、なんともコメントしがたいな。
「用心棒」のチェンバロのぬいのテーマが映像と違うベクトルを指向した
音楽でない以上、自分には「対位法」だなんて解釈はできないけどね。
それからこれは黒澤本人の発言だから引用しておこう。(大島との対談)
「対位法を使う時の音楽は、現実音である必要がある。」
つまり、劇中の世界の中で現実に流れてる音楽で対位法を使わなくてはならないと。
「野良犬」「酔いどれ天使」「天国と地獄」
これらの作品での使われ方を見れば黒澤の言葉の意味がわかるはず。
君がどう解釈しようが自由だけど、黒澤は「ぬいのテーマ」やボレロを
対位法とかいわれたら苦笑するだろうな。
749 :
745 :2012/12/15(土) 03:56:57.56 ID:le2pUMgq
>>748 あなたの言葉には説得力があるんで、自分が「対位法」という言葉の拡大解釈をしていたことは認める。
あなたが引用していた言葉は、忘れていた。大島との対談は、クライテリオンDVDで見たんだけど。
(しかし、「八月の狂詩曲」の対位法は確実に、現実音との‘対位’ではないよね)
「八月の狂詩曲」のラストは「掛け算」じゃなくて「足し算」じゃまいか?
751 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/15(土) 17:20:51.84 ID:jOeZxfXh
縦男がオルガンで野ばらを弾こうとするが壊れていて
うまくいかない。オルガンを絶対に直してやるといきごむ縦男←ファーストシーン
小学校の原爆慰霊碑に集う被爆者を見て、信次郎が「僕、なんだか怖いよ」
縦男「一番恐ろしいものを見てきた人達だから」
クラークとおばあちゃんが握手。
信次郎「僕、なんだかとってもいいものを見た気がする」
オルガンが直り、子供たちが野ばらを合唱
長崎原爆の日にクラークと信次郎がばらの花を見る。
以上の伏線があってのラストシーンでの野ばらだよ。
2度目の「童は見たり、野中のばら」の部分で、泥水に頭から突っ込んだ
信次郎が再び立ち上がって走り出す。
ここで音楽の音量も上がる。
このあたりの演出と編集は黒澤の強い意志を感じさせる。
>>750 じぶんもそう思う。
JINの録画見てたらどうにもこうにも、ムズムズして 赤ひげ観たくなる。 夫は黒澤の乱しか観てなくて伊丹映画が好きだし JIN観て感動してるけど、自分は小出圭介が加山雄三に似てるな 位しか感想がない。 感想がないのに感想求められて辛い。 香川京子の狂った遊女がよかったとか、子役が上手いなとか 山崎努の好青年役は気持ち悪いなあとか そういう感想が言えない。
各フレーズの主語がはっきりせず、全体として言いたいことがよく分からない。 誰が誰に感想を求めてるの。感想がなくて辛いとあるが、 文末に感想は書いてあるし、なぜそれが言えないの。
こういうことか。 夫といっしょにドラマの「JIN」をみた。 夫は感動していたが、私は物語にまったく入り込めず、黒澤の「赤ひげ」が思い出されて仕方がなかった。 「JIN」に感激した夫は、しきりと感想を求めてくるが、 私はとくに感動したわけでもないので、小出恵介が加山雄三に似ているね、くらいの感想しか出て来ない。
755 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/15(土) 18:57:54.48 ID:lUemlv/P
JINは面白いと思うけれどな。 タイムスリップ・SF物として楽しむべき。 黒澤作品とは離して見なきゃ。 しょせんはテレビだから、演技も粗い。
756 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/15(土) 19:27:40.20 ID:rqMaccOW
仁ごときと比べられるとは 黒澤さんも悲しんでいるだろう
TVを見るときはこちらもアバウトな態度であればOK 時々目を離してもいいし、「ながら」が出来る で、漠然と「面白かった〜」で良かろう
別に集中して観たっていいし アバウトである必要もないだろ
そりゃあいいけど それだけの内容を作り込んでいるならね
2時間TVドラマはあれはあれで、ファンがいるんだよ。 仕事に疲れて帰ってきた時くらい、リラックスしてみたいからね。
>>756 そう、そういうことなんだ。意訳ありがとん。
所詮テレビだから楽しめばいいんだね。
比べちゃいかんと思いつつ、ゴンゾウというドラマで
主役の刑事が炎天下に部下と聞き込みに行くシーンで
アイス食ってて、あら野良犬だわって思ってたら
実況でアイス食うシーン斬新だねと感想レスがあって
みんな黒澤なんて知らんのだなと思ったわ。
でもアイスのシーンは刑事もので度々パクられるね。
762 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/16(日) 13:10:15.21 ID:nic+K02q
野良犬は後に数多く作られる刑事物の原型になったと言っても良いくらい 多大な影響与えたからね
763 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/18(火) 23:03:51.63 ID:UaDie0Wy
起承転結がはっきりしなきゃいけないって訳じゃないぜ
764 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/19(水) 22:34:02.12 ID:m3fHOqRM
黒澤の英語なんて初めて聞いた
766 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/19(水) 23:16:05.36 ID:m3fHOqRM
ノミネート作品の紹介してもらっただけなのに 手をたたいて大喜びw
よくこんなのを見つけたね。
ポラック、むちゃくちゃ嬉しそうな顔してるなあ。
1週間ほど前「アイズ・ワイド・シャット」でシドニー・ポラック見たばかりだよ
>>309 黒澤監督作は続姿三四郎と明日を創る人々以外は見たけど
俺も七人はイマイチだな
3回見たけどダメだ
なんでだろう?他の黒澤名作と言われてるのは好きなのに
と、自分なりに考えると
・録音が悪い
・複数カメラによる編集が凄い!というのは歴史的な凄さ
・パクリやオマージュや孫パクリなどを大量に浴びてるために新鮮感が無い
当時なら凄いインパクトがあったんだろうね
>>770 「複数カメラによる編集が凄い!というのは歴史的な凄さ」って、ホメてるようにしか読めないよ。
「歴史的な凄さ」って。
それに、「七人の侍」のアクション場面のうち、ここぞ!というカットはマルチカムではなく、明らかに‘抜き’で撮ってる。
志村喬が弓を射るカットとか、三船が刃こぼれした刀を捨てて予備の刀に持ち帰るカットとかは、
その構図のカッコ良さがカナメだから、大画面で見ないと「男っぷりのよさに惚れ惚れする」というような感動は味わいにくい。
もしかしたら、DVDで見たんじゃない?
>>771 歴史的な凄さっていうのはエポックメーキングって事で
その後すぐに予算がある映画はとりいれて
今も連綿とある手法であって
同時代的に凄いとかんじられないんだよね
構図のかっこよさだと姿・用心棒・三悪人などの方が
かっこいい
七人だとアクションシーンよりも土田義男とか
若侍の描写の方が記憶に残る
もちろんビデオ・DVDで見てるけど
初見32インチワイド・2回目24インチ・3回目40インチワイド
なんでそこまで小さい画面じゃない
24インチでも上記作は感動したんだ
劇場で見るのは不可能だしな
773 :
771 :2012/12/20(木) 02:59:09.07 ID:KqdTfOGh
>>772 これは年上の者からの説教だと思ってガマンして聞いてもらいたいんだけど、映画はやはり映画館で見るべきだよ。
画面の大きさだけの問題じゃない。
映画に対しては、暗闇の中できちんと対峙するべき。
巨大な光を仰ぎ見るべき。
映画というのは、普段はくだらないバラエティ番組とかも映してる画面に映すものじゃない。
「七人の侍」のように、既に評価が定まっている作品だったら尚更。
自分は、最初に「七人の侍」を見た時は、わざわざ東京まで電車を乗り継いで行って、封切とさして変わらない映画館入場料を払った。
「俺を見習え」と言ってるんじゃないよ。
ちゃんと作られた映画に対しては、見る者も‘ちゃんと見る’という姿勢が必要だと思う。
774 :
771 :2012/12/20(木) 03:10:37.86 ID:KqdTfOGh
伊丹十三が「ピーナッツ理論」というのを主張していたんだけど、 これは「なぜピーナッツを始めたら止まらなくなるか」という疑問への回答として考えられたもので、伊丹の答えとはこういうモノだった。 「ピーナッツというのは小さいから直ぐに食べられる。直ぐに食べられるから満足感が少ない。 だから次の一個を直ぐに手にとってしまう」 DVDで沢山の映画を見ることができてしまうというというのも、これに近いんじゃないかと思うんだ。 俺は「七人の侍」を見た当時、既に相当の映画オタクだったけど、あの作品を見た直後は衝撃のあまり一週間は他の映画も見る気にならず、 小説も読む気にならず、その時に読んでいた本は書棚に戻して、 図書館に行ってあの作品についての評論が載っている本を探して読みまくった。 最初から「映画はDVDで見たっていい」という構えでいると、どんな映画も「DVDで見ればいい映画」になってしまう。 あらかじめ評価が定まった映画も、単なるピーナッツの一粒と同じように感じられることになりかねない。 説教臭くなってしまってゴメンね。
妙に教条的だが、めずらしく言いたいことはわかる、バールうんこ先生。
しかしここは「映画は劇場で見るべきだ」式の説教を垂れるのではなく なぜ、黒澤作品をほとんど見ているくらいの黒澤好きが 七人の侍をイマイチと感じるかのほうに着目したほうが実りあるんじゃないの。 わりと見るべき部分は見ているような気もするし。 俺からのアドバイスとしては とりあえず黒澤作品は日本語字幕つきで見たほうがいいよ。 録音状態云々もあるけど、文語式の言い回しも多いので。
777 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/20(木) 16:37:58.23 ID:goyBABbp
小津好きが東京物語をイマイチだって言ってるのと同じようなもんか
七人の侍は、映画館でも見たし、大学祭でも16mmだと思うが上映会で見た。 いい部分とイマイチな部分が混在している感じ。 どんな大画面で見ようと、イマイチな部分が面白くなるわけでなし。 会社にせっつかれて、粗くなっただけなのかも知れないが。
779 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/20(木) 19:03:04.51 ID:vX1p5bJl
「イノさんのトランク 〜黒澤明と本多猪四郎 知られざる絆〜」 BSプレミアム本日夜10:00〜11:00
小津にかんしていえば「晩春」のほうが「東京物語」より完成度高い、 ってのは評論家筋でも一般的な評価じゃなかったっけ。 「七人の侍」を同列で論じらるとは思わないけど ただ「黒澤の最高傑作」という刷り込みがあるから そのわりにはアレ?って思う人がいてもおかしくない。 個人的には最高傑作だとは思うけど。 ただ長くて重いので、見た回数でいえば 「用心棒」「椿三十郎」のほうが回数は多い。
781 :
770 :2012/12/20(木) 23:49:45.04 ID:U1pmAZsX
>>773 映画館で見るというのは一つの理想っていうのは禿同なんだけど
旧作は現実にはハードルが高い
一応自覚的に観てはいるんだけどね
>>776 録音悪いのは字幕で観てるんだけど
松竹だったかな?から出てるのは字幕無いからツライ
姿三四郎より昔の邦画でもたまに字幕無しでも聞き取れるほど
録音・保存が良い作品もあるのにねぇ
映画館は臭い奴とか五月蝿い奴とか頭のデカイ奴とかガキとかがうっとうしい
783 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/21(金) 14:50:37.59 ID:qYN2Ucln
映画なんて人によって好みが違うわけだし 世間で名作と言われている作品を実際に見てみたら イマイチだったという経験は誰にでもあることでしょ 俺にとってはゴッドファーザーやアラビアのロレンス なんかがまさにそうだったな
名作を貶す人間はそいつの方がダメなことの方が多いけどな。 確たる理由を挙げられればその限りではないが。
菊千代は、多襄丸のキャラを中途半端に引きずっている感じで、 黒澤作品の中で三船が演じた役では一番嫌い。 多襄丸役は好きだけれど。
多襄丸の襄丸という字は睾丸を連想させるな いつも思うことだが
787 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/24(月) 00:05:17.93 ID:VS8aSI7H
結局何を思ったのか三船と別れたのがすべてだったんだな 『赤ひげ』だって三船じゃなかったら見られたもんじゃない 当人もうすうす感づいていて脱三船を計って見事に失敗したというところだろ せっかく三船敏郎を発見した手柄を自ら放棄してしまったんだな。 大画面の話だけど、これは量が質に転化する典型的なものだね 作品によってはそうともいえないものもあるが 俺が見た中では例えば『道』だなジェルソミーナがうつむいてとぼとぼと道を歩いてくる時の哀感が テレビ画面では全く消えてしまっていた、『ウォーリアーズ』なんかは全く別物になってしまっていた あの映画の魅力は夜そのものなんだけど、その夜の冷たさ雰囲気がまるっきり消えてしまっていた。 黒澤で言えば『蜘蛛の巣城』だなあの床を踏みならして走り回る迫力、それと城の中の なんともいえない奥行き、広間にしても廊下にしても3Dでもないのに感じられる微妙な 奥行きが消えてしまっている。 『道』はわからないが『ウォーリアーズ』『蜘蛛の巣城』はあきらかにその効果を計算して画面作ってる
大画面だからとかという事はないと思う。自分は18インチTVで感動した >パクリやオマージュや孫パクリなどを大量に浴びてるために新鮮感が無い 実はこれがいちばん大きいと思う
俺なんかバカだから七人の侍は昔も今も新鮮だな。 七人の侍、生きる、蜘蛛巣城、羅生門、ゴッドファーザー、アラビアのロレンスとかは 映画館で5回以上は見てるけどテレビじゃ見る気がしない。 特にゴッドファーザーはテレビじゃダメだな。明るすぎる映画館もダメ。 画面の色、黒い色の部分が真っ暗な映画館でないと堪能できない気がする。
790 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/24(月) 05:41:07.56 ID:HFYj2Nf/
>>787 赤ひげで三船がいないと見てられないなら
見る意味ないと思うよw
重要な役ではあっても実質的には主役ではないんだから。
それから、どちらかいうと出演しなくなったのは
三船側の経済的事情だけどな。
黒澤映画よりギャラが高くて、拘束時間が短い仕事が
あればそっちを選ぶのが普通。
791 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/24(月) 05:46:46.61 ID:HFYj2Nf/
三船プロの経営者としては 当然の判断だわな。 黒澤は風林火山の合戦シーンだけでも自分に撮らせろと 三船にいったらしいが、そんなことしたら それだけで予算使い切られるから、断ったとさw 三船が志村喬みたいな使い方もできる役者なら そういう方法もあったろうけど、目立ちすぎるからダメだろう。
『影武者』にはそのときの果たせなかった夢の実現、 黒澤流の『風林火山』って意味合いもあるんだろうな。
793 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/24(月) 12:41:47.81 ID:VS8aSI7H
>>774 ちょっと話はそれるけど
伊丹十三の映画監督中間管理職論ってのがあるよね
主に黒澤を貶すときに持ち出すんだけれど
撮影所の中間管理職にすぎない映画監督が天皇だなんて滑稽千万とかなんとか
蓮實といっしょになって延々とこき下ろすんだけど
あれはどういう了簡だったのか
別に中間管理職であろうが雇われ社長だろうがどっちでもいいようなもんだと思うんだが。
あと『用心棒』の主人公は対人恐怖の気の弱い人物というのがあるよね
なぜなら誰とも一度も視線を合わせないって言うんだけど、ほんまかいな
人は実に一遍の映画見て様々な所を見るもんだとは思ったが
やっぱり奇怪な人物だな伊丹は。
中間管理職じゃなくて、東宝にしてみたら制作費払って雇ってる 外注業者の一つに過ぎません。 「たかがソフト業者が何言ってんの」というのが企業論理。
小林正樹が三船はすごい役者だが使うのは難しいと語っていたよ youtubeで見たんだがどう検索して見たのか忘れてしまった
どんな巨匠だろうが歳食えば衰える フェリーニもキューブリックも晩年は酷いもんだ
797 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/24(月) 17:16:19.82 ID:VS8aSI7H
>>794 そうすると東宝会長夫人の中北千枝子から見たら黒澤なんて乞食みたいなもんだね
『おい、クロ昔はよくも偉そうに演技に文句つけたな。おちぶれた出入り業者が頭が高い。』
とかいって顔面グーパンチとかしてたのかな(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
>>794 黒澤プロダクションとして独立してからは東宝との共同制作で
黒澤プロも出資してリスク負担してる。
「東宝にしてみたら制作費払って雇ってる
外注業者の一つに過ぎません。」なんてことはない。
黒澤独りだけが製作者としてクレジットされてる映画もあるよ。
「どん底」
これなんか東宝はおそらく1円も金出してない。
出してたら、東宝側のプロデューサーの名前が出るはずだからね。
>>797 影武者は田中と黒澤ともに製作者としてクレジット。
田中友幸も子会社の東宝映像の会長で、傍流なんじゃなかったっけ。 藤本真澄も、リストラ終わったら体のいい理由(政治映画製作云々)で 解雇のような辞職させてポイ捨てだったしね。 東宝本体(興行と日比谷の再開発土地会社)にしてみたら、映画製作 部門は、70年代から維持するには過去のお荷物。
800 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/24(月) 19:47:31.38 ID:bgyTQx1O
虎の尾を踏む男達 って画面サイズ4.3なの? テレビ設定のせいなのかな?横長にならない。 元から名のか?
801 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/24(月) 20:04:32.13 ID:VS8aSI7H
>>799 しかし興業だけなんていったらオリックスみたいなもんで
ブラックだよね金さえ儲けりゃいいってもんでもない。
ホリエモンでもできる
>>787 >『赤ひげ』だって三船じゃなかったら見られたもんじゃない
これは賛成だな。
狂言回しと言えど、他の役者とは迫力が違う。
>>790 三船プロの事情もないわけではないが、三船をオファーしなくなったのは寅寅寅からだから、
やはり黒澤の事情では。
野上照代も「ミフネがどれほどクロサワとの仕事の再現を切望していたか、察するに余りある」
と書いているようだし、黒澤も「もう三船君とやれることは全部やってしまった」だからね。
>>793 黒澤は「悪い奴ほど〜」で汚職を怒りつつも、これ以上は描けない限界を踏まえていたけれど、
伊丹は「ミンボーの女」で組織暴力と対峙するような、恐れを知らない男だからね。
それが祟ってか893の暗殺説まである。
伊丹は伊丹で俺は好きなんだけどな〜。 というか皮肉なことだけど、 骨太で良質のエンターテインメントって意味では 黒澤を後継した数少ない邦画監督だと思っているのだけど。
804 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/24(月) 21:01:18.83 ID:bgyTQx1O
虎の尾を踏む男達 見終わった。弁慶と義経の話かと思ったら義経はさほど出てこないのね。 勧進帳という古典にツッコミというかにぎやかしを入れる って作品なのね。 あのにぎやかしの人が一番面白かったんだが。調べたら大スターなのね。エノケンっていう。 通りでなんか華があると思ったよ。
805 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/24(月) 21:04:08.54 ID:hoA1XOEk
>>802 乱の初期稿を書いた1970年台の時点では
三船を秀虎役と想定していた。
実現するまで時間がかかりすぎて、三船が年取りすぎて
体力的に無理だから仲代に変えた。
設定は老人でも荒野を全速力で走ったり、真夏の過酷のロケとか
変えて正解だっただろう。
本当に老人になった人には無理。
806 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/24(月) 21:05:50.88 ID:O6iqAZ4d
なんで乱でパンツ勝が出てくんだよ
>>805 オーソン・ウェルズが市民ケーンで同じようなこと言ってた
いわく「老人になると老人が撮れない」
そういえば、三船が「影武者」と「乱」を観た感想を、
まだ読んだことがないな。
何か言ってた?
>>805 三船が衰えた云々は知っていたが、
乱が1985年で、シャドウ・オブ・ウルフ(イヌイット役)が1993年だから
まだ十分いけるとは思うけれど、影武者で仲代があれだけ好演すれば無理もない。
810 :
名無シネマ@上映中 :2012/12/25(火) 17:42:02.76 ID:nWq2iEr/
伊丹は「たんぽぽ」だな 三池「ビジQ」で春菊B地区から母乳まき散らすの観ると「たんぽぽ」エンディングを思い出す 最近、WOWOWで黒澤延々と観れるんで再視聴してるが「羅生門」のモノクロ加減がやっぱ秀逸だな 絵画として鑑賞できる構図だわ
三船目当てで白痴見たら原節子と久我美子の迫力にやられたわ ありゃ凄い 調べたら二人とも存命なんだな。女は強い。
久我美子の夫は平田昭彦だったな。 美男美女夫婦に子宝に恵まれなかったのは勿体ない。
久我美子が美女とは初耳です
814 :
名無シネマ@上映中 :2013/01/06(日) 10:55:10.44 ID:dRHxgF9e
二船居ての黒崎 黒崎居ての二船 黒崎が病気なのは仕方ない ま、巨匠と呼ばれる輩はそんなもんだ あっちとこっちスレスレだからこそ名画を作れた しかし、晩年の黒崎は終わってるな 今やってるまだだよなんて見る気もしない カラーは全部糞
デルスのよさが分らん奴は童貞。 どですかでんのよさが分らん奴はインポ。
糞監督 w
817 :
名無シネマ@上映中 :2013/01/07(月) 09:05:29.97 ID:cIrpx+BL
>>817 んん?
シベールの日曜日はビデオ化されてるだろ
俺ビデオで見たし
二木てるみは赤ヒゲのおとよ一発で今でも世界中どこの映画祭行っても通用するんだからたいしたたまげた 『禁じられた遊び』のブリジットフォセーなみだ まぁあの疑心暗鬼の時と心開いた時の笑顔のコントラストは天才の名に恥じない出来だ罠
まあ同意なんだが 心開いた後の喋りがどうも楷書すぎるように思われるんだな
美輪明宏 「三船さんは黒澤明監督の映画に出演したおかげで「世界のミフネ」になったと思っているようですが、 それは大きな間違いです。本当は「世界のミフネ」がいたから黒澤監督は「世界のクロサワ」になれたのです。 これは、レオナルド・ダ・ヴィンチとモナリザの関係のようなものだと思うね。 モナリザがいなくてもダ・ヴィンチはルネッサンスの巨匠ではあったわけだけれどね。 シンプルな構成力が高く評価された彼の代表作の一つであることは否めないな。
822 :
名無シネマ@上映中 :2013/01/11(金) 09:17:30.73 ID:/HrZ3Q9B
>>822 いや60年代に家庭用ビデオなんかないからw
それに投稿者40歳だし
なんでそのレスのアンカ先が822なんだ?
>>821 三船は黒澤映画に出演してなければ、世界のミフネにはなっていなかった。
三船がいなければ、黒澤はまた別の傾向の映画を作っていただろうし
それでも十分世界のクロサワになれた。
「生きる」1本でも黒澤の非凡さは十分証明されている。
>>825 三船は銀嶺の果てで非凡さは証明されてる
だから、三船にインスプレーションされて出来た脚本も結構あるんじゃないかね こいつにこういう事をやらせてみたいとか
三船が、居なくても、黒澤が評価された? それはないない 全くない ま、逆もないかもだがね 今、アクションも、どんどん凄くなってる だが、殺陣に関してだけは、あの三船の動きを超える者は出てない おそらくもう出ないと思う ブルースリーより強そうに見える俳優は幾らでも居るんだけど、刀持たせたらやっぱり三船に叶いそうなのはゼロ 見栄えもあるんだけど、三船の動きには隙が全くない 昔の剣豪が今いたらあんな動きなんだろうなって思っしまう位凄い迫力
830 :
名無シネマ@上映中 :2013/01/11(金) 23:17:20.05 ID:VaYXYWVl
>>829 >三船が、居なくても、黒澤が評価された?
それはないない
全くない
あなた映画を見た事ない人?
>>830 わかってない人がまたここにも
三船さんが黒澤さんを育てたって知ってますか?
何だかんだ言っても黒澤さんが評価されてるのは三船さんが出た作品があってこそです
あなたこそ映画を見た事ないのでは?
馬鹿どうして喋ってるか、馬鹿が一人で喋ってるかのどちらかだな。
オワコン w
三船はビジュアルや演技スタイルが明るく分かりやすくて海外受け良かったろうからな 三船がいなかったら海外でここまで評価されなかったって言うんなら正しいと思うな 三船も志村も演技自体は上手くないと思うけどなんつーかキャラが立ってるから
美輪は他人とは違うことをイイタガリーだから。 無駄に気位が高いのに、自分を菩薩のように思ってるという。
>>834 演技っていうのは要らない
映画は舞台と違ってドキュメントが可能
馬鹿が一人で喋ってるんだな。
だから新劇の先生とかから映画にくると こいつ茶碗の持ち方も着付けもできないのか?ってバカにされる
839 :
名無シネマ@上映中 :2013/01/12(土) 15:03:37.72 ID:mlLD7zYy
映画は監督のもの。 役者の演技ですら、編集の素材の一部。 そのことを理解していれば、三輪みたいな馬鹿な妄想は出てこない。 そもそも奥山の息子のことをビスコンティと比肩するとか いっちゃう人の意見に何の意味があるのか。
仲代達也だって邦画史上かなりの名優だろうけど三船の代役やらせるには荷が重すぎる (まぁ影武者は勝新だったけど) 役者の力はでかいよ
841 :
名無シネマ@上映中 :2013/01/12(土) 16:45:54.70 ID:OVmef125
影武者は勝で見たかったな。 黒沢が年取りすぎて、ああいう躍動感のある役者を使い切れなくなったのが問題。
「座頭市と用心棒」は、 撮影が宮川一夫・音楽が伊福部昭・出演が三船敏郎と勝新太郎 という豪華メンバーだった。 三船だって魅力ある侍だったが、黒澤作品と比べてしまうと、 何かバラバラでまとまりがないような感じ。 やはり監督というのは「要」だね。 デザイン業界でいうところのクライアントの位置だろう。 明快なビジョンを持って、俳優・音楽家・撮影者にイメージを具現化してもらう。 脚本はイメージの元になる設計図。
844 :
名無シネマ@上映中 :2013/01/13(日) 11:13:55.04 ID:Fuxt7iQ3
「待ち伏せ」という裕次郎、勝新、錦之助、三船の4大スターが共演した 映画があったけど見事につまらない駄作だっただろ いくら良い役者揃えてもやっぱり監督が糞だとダメなんだよ そういうことを美輪や高倉は全然わかってないよな
そんな極論言ってないだろ どっちも大事って言う当たり前の事言ってるだけだ
黒澤信者はレベルが低いのばかりだからな w
黒澤明ドラマSP「野良犬」 テレビ朝日開局55周年記念 1月19日(土) 21時00分〜23時21分
848 :
名無シネマ@上映中 :2013/01/14(月) 08:44:12.49 ID:hVVHVg4z
>>846 レベルが低いのは映画というものをさっぱり理解してない
美輪とかお前みたいな黒澤アンチの連中だろw
信者とか狂信者と言われる連中は、とかく映画というものを理解しないと いけないという偏狭なドグマにとらわれがち w
>>841 はげどう。
仲代さんは真面目すぎてねえ・・・。
本来の小悪党でお調子者の部分と、次第に備わってきたお館様の貫禄、
勝さんならどう演じてくれたろうかと考えるとわくわくする。
夢の中でおびえるシーンなども、ちらっと愛嬌が出て魅力的だったのでは。
勝だったら、超傑作になっていたと思う。
俺は仲代の影武者に100点をやってもいい。 欠点があるとすれば信玄の肖像画ほど恰幅が良いわけではない程度。 勝新の降板でガックリしたけれど、仲代の演技が良かったのでその点は満足。 滑舌がいいし、勝新が得意の下賎な笑いも仲代なりにこなしている。 映画そのもの(照明の使い方)に不満はあるけれどね。 全体に暗すぎる。 「乱」のように美しく撮って欲しかったな。 キューブリックの「バリーリンドン」を意識したのかも。
用心棒で「悪いことでやってねぇのは一つもねぇんだ!」と言って、 三十郎に叩っ斬られていた人・大橋史典さん。 ジェリー藤尾の斬られた腕の模型を作ったのは知っていたが、 ググったら、日本特撮の造形部門に影響力のあった人なんだね、驚いた。 東京藝術大学・彫刻科(の前身)を卒業して、初代ゴジラの製作に絡んで ラテックスの使用を勧めたり、マグマ大使の顔や怪獣の造形を手掛けたり。 請われてディズニーランド(米)の美術スタッフとして手伝ったとか。 20世紀FOXからも、造形面でのオファーがあったという。
何を今更だが月光仮面のマンモスコングの人だろ
あの腕だけでそうとうぼったくったんだろ 手塚治虫も少し見習えよ
用心棒で最初に斬られた三人でジェリー藤尾、大橋史典の二人は 話題になるけど日本では一番有名なはずのもう一人が全然話題にならない。 なぜだ?
856 :
初心者です :2013/01/15(火) 23:35:52.90 ID:SA8six4V
今、用心棒見てるんだけど初めてこのスレ覗いたら用心棒の話題なんですごく嬉しかった! 今ちょうど逃がした三人から手紙が来たところ。 固めの盃を差し出すイノキチと信頼しきった表情の親分が なんだか可哀想で泣けてしまいました。
857 :
名無シネマ@上映中 :2013/01/17(木) 05:52:40.03 ID:79eerLo7
大橋さんは隠し砦にも三船たちから馬を買う侍の役で出ていたね
これまで見た黒澤作品の中で個人的に傑作だと思ったのは、 生きものの記録、悪い奴ほどよく眠る、用心棒、椿三十郎の四本。 さらに、この中から一本選ぶとしたら用心棒。 一方、酔いどれ天使、野良犬、生きる、七人の侍、隠し砦の三悪人、天国と地獄、 加えて、黒澤明脚本・谷口千吉監督作である銀嶺の果てには、 正直そこまで面白くもないと思った。
>858 生きものの記録ならゴジラの方が好きだな 上記作品の中では一番つまらなかった 用心棒がいいってのは鉄板
860 :
名無シネマ@上映中 :2013/01/21(月) 02:21:11.13 ID:lttf2QhK
黒澤明
好きな映画
七人の侍 隠し砦の三悪人 天国と地獄 生きる 野良犬 静かなる決闘
あまり好きではない映画
用心棒 椿三十郎 生きものの記録
>>858 と見事にまったく逆なのでワロタ
隠し砦の三悪人は息切れしたのか少し破綻してるよね
生きものの記録はラストがパワーダウン (早坂さんが亡くなって、落ち込んでいたから仕方がない)。 野良犬は先輩のベテラン刑事が撃たれようと、 どんなに気持ちが追い込まれていても、 ラストでピストルに向かっていくのはちょっとあり得ないかな。 隠し砦は、鉄砲玉が地面に当たる描写などが不自然。 用心棒は、先に荒野の用心棒を見てしまうとちょっとね。 後発の強みはどうしても。 葉っぱへの包丁投げの練習が、フィルムの逆回転というのもちょっと。
隠し砦はてっきりレール移動撮影だと思っていたら 同じように考えてる人が多いらしく監督はパンだと強調していた
あれがレール移動撮影に見えてしまうってのが不思議なんだけどねえ・・・俺には
隠し砦は三船が青眼に構えて馬で疾駆するシーン見るためだけに 映画館に行ってもいいくらいだな ハリウッドはアクションシーンに馬鹿みたいに金はかけるけど、 なかなかあそこまでの名シーンは撮れませんな。 まぁ邦画でもあそこは1かもしれないが
4月発売のデルスウザ−ラが楽しみ。ジャケもきれいだし。
隠し砦はノースタントが凄いわけで、 別にスタントマンを使って良ければハリウッドでも相当の無茶はする。
ハリウッドには負けっ放しだしなw とら3ではポイ捨て解任されたし
ハリウッド映画の活劇シーンは見ててストレス溜まるんだよな なんかカメラが近いのかアングルが悪いのか 初めてスピールバーグの『激突』見たときに踏切シーンで 今までのハリウッド映画にないセンス感じてオッ黒澤みたいだと思ったら やはり多大な影響うけていた ただ以後はスピルバーグもアクションシーンにみるべきものはないな カメラ引けば迫力出るってもんでもないし なかなか難しいみたいだな
>>866 デルスってまだ日本未発売だったの?
なんか俺は昔、面倒臭いところ(ロシアだっけ?)から買った記憶がある。
DVDケースがボロボロで届いたw
スターウォーズが大成功していなければ、ハリウッド映画人の間で これ程までに黒澤作品がリスペクトされることはなかったかも知れない。 黒澤が道を開き、ルーカスや古くはレオーネが自作品に応用して その素晴らしさを証明した辺りは、ノーベル賞の共同受賞者のようなモノだ。
どんな言い草だよ
873 :
名無シネマ@上映中 :2013/01/23(水) 02:42:34.52 ID:eB4UDj/J
バカの独り言が聞けるスレはここですか?
欧米かぶれのアホやw
875 :
名無シネマ@上映中 :2013/01/23(水) 13:53:15.46 ID:BjnO0Z2w
生きものの記録は何と言ってもラストが秀逸。 野良犬は後に数多く作られる刑事物の原型になったと言っても良いくらい 多大な影響を与えた偉大な作品。 隠し砦はCGなしの生身の人間たちがこなすアクションの数々は今見ても非常に手に汗握り、 また登場人物が皆人間臭くて魅力的であり、 痛快娯楽時代劇という言葉がこの映画ほどそれを感じる映画は他にない。 用心棒はストーリー、キャラ、演出、音楽 どれをとっても非の打ち所がない完璧な傑作。 これを見たらパクリ映画の荒野の用心棒などは 薄っぺらいキャラ、陳腐な演出、臭いセリフなど見るに耐えない駄作。
876 :
名無シネマ@上映中 :2013/01/23(水) 15:54:20.08 ID:EISC+ATh
>非の打ち所がない完璧な傑作 信者にはそうだろうな。
三十郎にお礼の手紙を書くなんてあり得ない。 その辺はもっとシナリオを練るべきだった。 ぬいと子供の求め合うシーンでの音楽も、やや西洋かぶれが鼻につく。
この前wowowで初めて虎の尾を踏む男達を観たら面白かったが台詞モゴモゴ言ってて聞き取れない。 関所の場面なんか最初から最後まで何喋っているのか一つも分からんかった!それでも面白い。
879 :
名無シネマ@上映中 :2013/01/23(水) 21:16:45.55 ID:S4Spt8TV
880 :
名無シネマ@上映中 :2013/01/23(水) 21:18:43.69 ID:S4Spt8TV
三十郎は人を斬ったあと刀の血糊を拭かないね 他の時代劇だと懐紙でスーッと血糊を拭くシーンを見ることがあるけど あれはあれで画になってる
882 :
名無シネマ@上映中 :2013/01/24(木) 23:29:29.04 ID:RXVbYAgp
力の入った名作、黒澤の代表作は「七人」だろうが、 彼の才能が最高度に発揮され、技量が研ぎ澄まされ、 偶然と必然が交叉した神から得た恩恵のような奇跡の作品、 それが「用心棒」だ。 世界映画史上に残る映像表現。
ベルリン映画祭で「生きる」は「11人の怒れる男」に負け、 出来レースや持ち回りとも言われる米アカデミー賞ではあるが、 「乱」で監督賞にノミネートされるも届かなかった。 黒澤はカメラワークとか時間を掛けての作りこみは素晴らしいが、 「ポセイドンアドベンチャー」のような人物描写のいい映画を 観てしまうと、やはり何か偏っていて物足りない。
1人どっかに行ってるようだな
1980年にアメリカ人に黒澤のことを聞いたが知られていないと言っていたなぁ 知名度が上ったのは向こうのTV番組にルーカスと一緒に出演してからだな
ルーカスやスピルバーグほどの知名度は無い。 これは厳しい現実。
黒澤カラー時代劇を見ると 三十郎で見せてくれた迫力ある殺陣がなくて 監督はそういうものに興味がなくなったのかなと思っていたら、 宮崎駿との対談では三船の殺陣について熱く語っていたから 別に興味がなくなった訳ではないようだ
「どん底」とか「乱」以降の作品は、駄作とまでは言わないが凡作。
889 :
名無シネマ@上映中 :2013/01/26(土) 14:40:28.28 ID:NH18112B
>>885 そのアメリカ人がたまたま知らなかっただけだろ
スピルバーグ程じゃないにせよ黒澤のアメリカでの知名度は抜群だよ
ある程度教養のある人は映画は見たことがなくて大抵名前くらいは知ってる
「乱」はけっこう好きなんだけどな 懐かし邦画から専用スレがなくなってしまって残念
891 :
名無シネマ@上映中 :2013/01/27(日) 01:05:54.88 ID:GcSgq6sU
やけにこのスレ伸びてるなと思ったら 懐かし邦画板に黒澤スレがなくなってここが代わりになってるんだな
晩年は生命の息吹みたいなのが感じられなくて様式美で誤魔化してたような気がする
乱は見事な様式美 影武者は駄目な様式美
894 :
初心者 :2013/01/27(日) 02:35:25.11 ID:Q/McBFa1
このスレ大変勉強になります! 今日はシシリアンとゲッタウェイの二本見ました。 ドロンてやっぱ格好良かったんですね!ギャバンに撃たれて死ぬ場面は菊千代の真似? 娯楽映画にしては用心棒や椿に比べると冗長すぎて弛く感じました。 口直しに用心棒をまた見直してます。
895 :
名無シネマ@上映中 :2013/01/27(日) 12:32:53.37 ID:RaTQ5+2h
>「ポセイドンアドベンチャー」のような人物描写のいい映画を アーウィン・アレン作品は 水潜るシーンで「実は私水泳選手だったの」 火山渡るシーンで「偶然だが俺は昔綱渡り芸人だった」 こんなんばっかw
896 :
名無シネマ@上映中 :2013/01/27(日) 12:38:49.39 ID:RaTQ5+2h
ワダエミが影武者の衣装だけは最悪 と断言していたが どう駄目なんだろう?
>>896 場面ごとのシチュエンションに合ってない、という感じはしたな。
あと、衣ズレの音が、「影武者」の場合、随分とおざなりだ。
「ウィンチェスター銃'73」を見終わってからエンドロールでヒロインがシェリー・ウィンタースだと知って え?あの水泳オバサン?と驚いたのも良い思い出
>896 「あれじゃ成人式の晴れ着」っていう言い方だったから 日常的に毎日着ている着物になってない、っていう意味では
「異説・黒澤明」という本を読むと、 尾形敏朗という映画評論家が「乱」をワースト・ワンに入れてる 自分が面白ければそれでいいやと自分に言い聞かせてるよ
>>901 あの本に収録されている尾形氏の「まあだだよ」論は非常に貴重なモノで、あけだけでもあの本を買う価値はあるが、
それにしても、その「まあだだよ」論だって絶対的にただしいものではない。
評論家の言葉というのは、「どう語っているか」が重要なのであって、
「何を語っているか」については、気にする必要はないよ。
AT-ATでけぇw
906 :
名無シネマ@上映中 :2013/01/28(月) 14:52:51.89 ID:DnX3fAl+
ルーカスに関しては慕ってくるから応じたものの 特に才気は感じ無かったんだろうなあ。 未来の車で逃げて最期太陽出て来るシャシン(THX1138)は面白かったけどね・・・ 程度しか褒めていた記憶が無い。
907 :
名無シネマ@上映中 :2013/01/28(月) 15:20:08.17 ID:cYlzeL9N
>>896 巨匠のメチエのインタビューで理由をはっきり語ってるじゃん。
インタビュアーの西村が「影武者の衣装は良かったでしょう?」
と問いかけたら「デザインの問題じゃなくて、着物が化学繊維の安物で全然ダメ」
だから「乱」では着物の染の段階から黒澤監督らスタッフ総出でやってる。
それで大幅に衣装費削減できた。
>>906 SWの汚しがよくできていたと褒めていた
それくらいしか記憶にない
ジャージャービンクスに関しては、 狂言回しでR2-D2とC-3POが成功したから、新たな狂言回しとして 欲しかったのだろう。 R2-D2とC-3POが、「隠し砦の三悪人」の藤原釜足と千秋実なら、 ジャージャーはその個性の強さでは、「七人の侍」の菊千代でも意識したかな? 超ウザいキャラになった。
ジャージャーは虎の尾のエノケンじゃないかな 本当はもっと愛されるキャラのはずだが、あまりにもバカすぎた
せめて見た目がもっと可愛ければな イウォークみたいんだったらあれほどの罵詈雑言は浴びせられなかったろう
盗撮がばれた高校教諭 SDカードを噛み砕く
1 名前: ボルネオヤマネコ(大阪府):2013/01/29(火) 12:19:40.36 ID:5yjsd/Ek0
高校教諭、盗撮ばれて警備員にかみつく カメラのSDカードもかみ砕く
愛知県警中署は29日までに、女性のスカート内を盗撮し、取り押さえようとした警備員の手にかみついたとして、県迷惑防止条例違反と傷害の疑いで、名古屋市守山区笹ケ根、県立日進高校教諭、山田裕治容疑者(50)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は27日午後4時50分ごろ、名古屋市中区栄の地下階段で、手提げかばんに隠し入れたデジタルカメラで通行中の女性のスカート内を盗撮、近くで目撃して取り押さえ
ようとした男性警備員(48)の右手甲にかみついて軽傷を負わせた疑い。警備員が中署員に引き渡した。
中署によると、黙秘しているという。警備員は「挙動不審な男がいる」との通報を受けて付近を警戒して
いた。山田容疑者は取り押さえられた際、カメラのSDカードを取り出して口に入れ、かみ砕いたという。
日進高校によると、山田容疑者は進路指導の主任。地理と日本史を担当しており、27日は休みだった。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130129/crm13012911340006-n1.htm
山田洋次監督が25日、映画『東京家族』で初タッグを組んだ作曲家・久石譲との
トークイベントで、故・黒澤明監督がジョージ・ルーカス監督を泣かせたという
エピソードを明かした。
<中略>
すると山田監督は、黒澤明監督が明かしたというジョージ・ルーカス監督とのエ
ピソードを述懐。「ルーカスが黒澤さんを『スター・ウォーズ』の試写会に招待
したらしいんですけど、黒澤さんは『スター・ウォーズ』にはまったく興味がない。
リムジンか何かに乗せられてしきりと感想を求められたんで、しょうがないから
『とにかく音楽が多い』と言ったそうです。そうしたらルーカスがとにかく弁解
し続けるから、『多いから多いんだ!』と言ったら、ルーカスが泣き出して、
ちょっと言いすぎたかなと反省したという。そんな話を思い出しましたね」と名
監督の意外なやり取りを明かした。
http://news.livedoor.com/article/detail/7350529/
マルチすまん
>>913 黒澤は、コッポラがプロデュースした「ナポレオン」オーケストラ演奏付き上映@武道館で、
協力プロデューサーだか顧問だか、そういう肩書きでイベントの箔付けに協力していたけど、
記者会見で、「全編ずっと音楽を流しっ放しなのはどうかと思う」と言い出し、
横にいたコッポラパパの音楽監督カーマイン・コッポラとその場で言い争いになり、コッポラが慌てて間に入ってとりなした。
手塚治虫によると 「ナポレオン」でずっと音楽流しっぱなしなのは眠気覚ましらしいね 「天国と地獄」がすごいのは、 ほとんど音楽を使わないのにずっと緊張感を持続させてる点にあると思う
917 :
名無シネマ@上映中 :2013/01/30(水) 13:01:15.29 ID:rNl0Bggp
HWのPはトトロの猫バス登場前の5分を 無意味でダルイ!切れ!と言う。 自称弟子のJラセター達は 無粋な!このワクワク感の重ね溜めが判らないのか!と死守した。
音楽過多なのがもう映画のスタンダードになっちまったからな 昔の映画は上品な音楽の使い方してる
黒澤って三船と離れてから急速にダメになったよね
>>918 いやいや、昔の映画のほうが音楽過多だよ
スター・ウォーズはわざと昔風の音楽のつけかたをしてる
音楽のつけ方は、今のほうがずっと洗練されてるよ
早坂文雄があんなに早く他界しなければ、 もっと色々な実験ができたと黒澤監督は述べていたね WAVE32ではニーノ・ロータも早坂に言及していたから やはり天才だったんだろう
逆にルーカスも、影武者の時に黒澤に音楽の使い方で苦言を呈していたな。 詳細は忘れたが、アメリカでは音楽が流れないと観客に受け入れられないような。 黒澤も反論していたようだ。
子供向けアニメって音楽がないと子供がおとなしく見ないじゃない? ルーカスは実写だけどほぼ同じことを言いたかったのでは
924 :
名無シネマ@上映中 :2013/01/31(木) 08:00:14.38 ID:Yufp+1uA
>アメリカでは音楽が流れないと観客に受け入れられないような。 字幕映画が見られない層な。 影武者なんか 同じ役者が何やってんだ? としか見れない層。
「悪い奴ほどよく眠る」みたけど黒澤の現代劇で一番面白かった 藤原釜足や西村晃、加藤武、森雅之 みんないい演技してたんだけど ニートの兄貴役の三橋達也が一番華があったっていうか存在感あったな 映画であんな格好良いニート初めて見た
926 :
名無シネマ@上映中 :2013/01/31(木) 13:59:53.51 ID:QvaPntfz
「天国と地獄」の共犯者の扱いや始末の仕方はやっぱりあっちの原作だね 違和感がある、読んでないけど いかにも日本的な権藤のオヤジ社長ぶりとの対比狙ったのか
日本のエロ動画は絡み場面がはじまると音楽が消える 酔う物エロ動画は絡み場面がはじまると音楽も流れはじまる
それは法律の関係らしいけどな
エド・マクベインへのインタビュー読んだことあるけど 「天国と地獄」でなく「羅生門」の話ばかりしていた
930 :
名無シネマ@上映中 :2013/01/31(木) 16:54:42.74 ID:QvaPntfz
やっぱりヒッチコックの「引き裂かれたカーテン」でしょ ハリウッド映画で音楽語るとすれば。 あまり語られないけどあの映画はヒッチコックの中でも傑作の部類だよね 「裏窓」なんかよりずっといい。 P・ニューマン、J・アンドリュースという批評家が嫌いな二人揃えたからかな。
>>919 まあ客観的に見ても、黒澤映画の黄金期は三船とコンビを組んでいた頃だったのは間違いないと思う
羅生門から赤ひげまでは至福の時と言っていい
This film wonderfully displays the silent grace and dignity Mifune plays so well. To see just how good he actually is, watch this, then watch Seven Samurai. His range is incredible. これ米国アマゾンの赤ひげレビューなんだけど アメリカ人もよく見てるよな
んんん 三船の演技の幅は狭いだろw
赤ひげと菊千代ではキャラクターが違いすぎるということだろう それをincredibleと言ったに違いない
「七人の侍」を研究する上で、美輪明宏が見せてもらったという、 三船直筆の演技プランノートも公開されるべきだ。
黒澤の「俺は弱い奴が嫌いだ」「俺は可哀想な奴は大嫌いなんだ。そいつらは 強くなる努力をしなかったんだからな」と周囲に言っていたという言葉は、この 精神病理から来てるのかな。 公正世界信念 「努力すれば報われる」に代表される、世界は正しく動いているはずだという 考え方を公正世界信念といい、この信念が強い人ほど、少数者や弱者への 否定的な態度を持ちやすい。
三十郎「哀れな奴は大っ嫌いだ。メソメソしてると叩っ斬るぞ!」
黒澤監督のスレに書くのもなんだけど、 三船も仲代も出てる「上意討ち」のDVDをそのうち見るかもしれない
>>932 赤ひげと7侍、それぞれの役を演じた年齢が異なるからね。そこがちょっとね。
940 :
名無シネマ@上映中 :2013/02/05(火) 23:40:53.89 ID:whslZdZi
スターと呼ばれる人たちは皆演技の幅は狭いよ 高倉、裕次郎、勝新といった連中だってそうだろ
健さんや裕ちゃんは、バカキャラがない。 菊千代レベルのバカキャラを演じた二枚目俳優といえば、品川隆二くらい。
>>936 自分が2回も自殺未遂やってんだから
自戒を込めて言ってんだろ
943 :
名無シネマ@上映中 :2013/02/06(水) 18:05:09.82 ID:TXces1SB
◆参考資料◆ 七人の侍◆9点 生きる◆8点 用心棒◆8点 椿三十郎◆8点 天国と地獄◆8点 羅生門◆7点 荒野の七人◆7点 赤ひげ◆8.08点 隠し砦の三悪人◆7点 雨あがる◆6点 トラ・トラ・トラ!◆7点 乱◆7点 蜘蛛巣城◆8点 影武者◆6点 荒野の用心棒◆6点 野良犬◆8点 夢◆6点 椿三十郎◆6点 悪い奴ほどよく眠る◆7点 酔いどれ天使◆7点 まあだだよ◆6点 ラストマンスタンディング◆4点 どですかでん◆7点 姿三四郎◆6点 隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS◆5点 どら平太◆6点 暴走機関車◆6点 どん底◆6点 わが青春に悔なし◆6点 虎の尾を踏む男達◆6点
944 :
名無シネマ@上映中 :2013/02/06(水) 18:32:55.06 ID:hmDaoEIF
三船出演だけど影が薄い羅生門がダントツ 構図と間、影色合いがスゲー 赤ヒゲとか三船頼むよ的な作品よりむしろ際立ってる ギラ目三船の真骨頂こそ羅生門で黒澤万歳!
国からの勲章を躊躇なくもらってる監督は総て糞でいいだろ
ヒッチコックもキャロル・リードも糞か。
947 :
名無シネマ@上映中 :2013/02/07(木) 11:30:19.82 ID:tendXRnS
永六輔が「小沢昭一さんは黒澤からの出演オファーを何度も断っていました」 とさも偉い事の様に言っていた。 何の役だったんだろう。?
どですかでんの電車馬鹿
949 :
名無シネマ@上映中 :2013/02/07(木) 13:29:15.65 ID:LIM4c2iX
>>947 それは興味深いね
小沢は『自分は役者として偽物、演技も偽物。』が口癖だったから
私もまさしく偽物だと思う
黒澤がそれを見抜いてない筈がない
どんな役を振ったんだろう
おそらく「どですかでん」の松村あたりだな
よく知られた話で「黒沢明とジョージ・ルーカスのけんか」と言うのがあります。
全編ベタにジョン・ウィリアムスの曲をがんがんつけていく、ハリウッドスタイ
ルの代表選手のようなルーカスは「影武者」の時、海外版で黒沢明にもそれを求
めた。
一方の黒沢明は「コントラクンプト(対位法)」の信奉者で、悲しいシーンに
悲しい曲をつけるという手法を、安易であると退ける人なので、まったく意見が
あわなかったわけです。
ルーカスはその時、最後まで映画は「子供にもわかるメディア」でなければなら
ない、よりわかりやすくするために音楽もつけるべきだと主張したと言います。
酔いどれ天使におけるカッコウワルツなどの使い方をみてもわかるように、音楽
と映像の関係について独自の感覚を持つ黒澤にとって、ここは絶対に譲れない製
作スタンスでした。
http://blogs.yahoo.co.jp/suzushim/21624170.html
952 :
名無シネマ@上映中 :2013/02/07(木) 18:42:08.38 ID:dUwvKnJK
黒澤の映画で唯一残念なのが音楽の使い方だとおれは常々思っていた 出来る事なら黒澤モノクロ作品から音楽だけ抜いたのを観てみたい 映像の間と音響の関わりがどんなもんか想像つかない 個人的には音楽抜いた方が今時に観れる作品だと想像してる
まぁ俺も「酔いどれ天使におけるカッコウワルツ」が、 特に良いとは思ったことは一度もないなぁ。 分かる人には分かるんだろうが…。
「悪い奴ほど〜」の釜足の葬式シーン、 車中に釜足と三船がいて、ラジオから流れる音楽も 同じ効果を狙っているとは思ったが、ちょっと滑っている感じがした。
955 :
名無シネマ@上映中 :2013/02/07(木) 19:58:17.89 ID:tendXRnS
HWのPは米公開版トトロ出現前のバス停描写を 「無意味でダルイから全部切れ!」と言い出す始末。 父娘の混浴もカット。
>>953 うつ病の人が励まされると逆に辛いらしい
それと似たようなことじゃないのか
>>956 精神的に辛い時に、突き放されるような音楽をたまたま聴いて、
それが印象に残ることはある。
俺なら、サティの「ジュトゥヴ」がそれにあたる。
でも、そういう経験がなければ、伝わるものも伝わりにくくなる。
タランティーノは、 「映画監督は、年齢を重ねても良くなることはない。大体の場合、最悪の映画 というのは、その監督のフィルモグラフィー(作品リスト)における最後の4本 なんだ。 俺は自分のフィルモグラフィーを最も重要視しているし、1本の駄作が3本の良 作を台無しにしてしまうんだよ。そんな失敗作、観客に“あぁ、こいつのセン スは20年前だな”と思われるような、ピントのズレたコメディ映画を自分のフ ィルモグラフィーに入れたくない。映画監督が時代遅れになるのはみっともな いよ」と語った。
最後の最後まで自分の夢を追って映画を撮り続ける それが映画監督ってもんさ あっさりと満足して止めてしまう奴には用がない 自分の才能が無くなってしまったと自覚すれば別だがね 名声と金を得て映画を撮る気が無くなっただけさ
何言ってるのか、さっぱりわからん。
962 :
名無シネマ@上映中 :2013/02/13(水) 04:53:33.05 ID:VQ5Qd5zt
タランティーノみたいにどこを切っても金太さんが出てくるような監督は 最悪の4本も糞もないだろ
最後の4本が最悪の作品、っていうのは さすがに実作者らしいリアリティのある言葉だな。 3本か4本かはともかくとして 才能が枯渇したことに気付くのに それくらいかかるんじゃないの。 この例外になるような監督ってすくないんじゃないよね実際。
黒澤の晩年の作品群を批判している様でいて、黒澤の全盛期の作品群の擁護発言にも取れる。
965 :
名無シネマ@上映中 :2013/02/13(水) 12:01:45.28 ID:VQ5Qd5zt
大多数の監督は金太郎飴のように同じレベルの作品を一生作り続ける
タランティーノごときが何言ってんだって話だな
タラちゃんまめんな
968 :
名無シネマ@上映中 :2013/02/13(水) 18:30:16.96 ID:rjpehBl5
タラちゃんはレザボアドックス以降、斬新さも下降 レザボアは斬新さと目新しさで良かったがあれが2作目以降の作品だったらまた違ったかもね
「まあだだよ」のラスト、 先生の寝顔→夢の中の少年期回想→カラフルなスタッフロール が黒澤監督自身の昇天に見えてしまう
>>969 そう見えるのが普通。そう見えない奴は、よほどの馬鹿。
晩年の作品は自分も晩年になってから観ると評価が変わるのかもしれない。
972 :
名無シネマ@上映中 :2013/02/14(木) 15:41:08.18 ID:I6YWfe8/
影武者ラストの麻酔馬は そのまま2頭逝ってしまった と雑誌に出たが 最近の仲代インタビューでは 「随分沢山死んでいた」と。 乱の大猪も撮影後躊躇なく射殺してるしw 羅生門の頃はスタッフが小道具の弓矢でその辺の野生動物射て焼いて喰ってたらしいが。 今なら大問題だな。
デルスウザーラも野生のトラの撮影に、兵隊が銃を構えて撮影したというから、 何かあったら射殺されたのだろう。 たかが映画一本のために。 こんな事を書くと「愛誤ガー」と言うのが必ずでてくるのだが、 そういう奴は一般的な西洋人と少し感覚がズレているのに気がついていない。
欧米でもそんな事言い出したの最近だろ 何言ってんだか 馬に火つけたタルコフスキーも知らんのか
鈴木清順の「肉体の門」では、宍戸錠が牛をハンマーで殴り殺してるよね。
>>974 >馬に火つけたタルコフスキーも知らんのか
それが一般的な西洋人の感覚なのか?
違うだろ
時代の話してんだろ 無知蒙昧のお前は知らんだろうけどな スタッフ俳優全員ベジタリアンの映画教えてくれや
979 :
名無シネマ@上映中 :2013/02/14(木) 19:06:16.29 ID:Bm+pSkie
どうでもいいがな・・・
.
>>976 >影武者・乱 Part2
なかなかPart3が立たないね
>たかが映画一本のために お前如きに喰われるため屠畜されるよりははるかにマシ
黒澤の最高傑作は 素晴らしき日曜日だ
こういうゆとり馬鹿がいるから騎乗合戦シーンとか撮れなくなったのかね 本当馬鹿は人類の害悪だな
>>985 あの程度の不幸だと実感としてよく分かる
他の黒澤作品は不幸の規模が大きすぎてピンと来ないことも多い
面白いからそれでもいいけどね
まあ俺はベジタリアンだから動物愛護には詳しいけど、 西洋人は両極端なだけだね。エゴが強いからね。
989 :
名無シネマ@上映中 :2013/02/15(金) 16:04:00.86 ID:BkitHh1w
戦国自衛隊は騎馬の足に紐引っ掛けてコケさせている。 これも今なら問題。 大黒東洋士だっけ 「本当にコケさせてンだから省略で誤魔化した影武者より上出来だ」だってw
990 :
名無シネマ@上映中 :2013/02/15(金) 18:29:54.73 ID:+pTGXrw5
デルスウザーラの中の役者凄いな 観るの途中で挫折したがあの役者はデルスウザーラになりきってたわ
991 :
名無シネマ@上映中 :2013/02/15(金) 22:31:24.15 ID:TnvxTGq6
デルス役の役者が実物のデルスにソックリでびっくりした
992 :
名無シネマ@上映中 :
2013/02/16(土) 14:54:55.56 ID:soQgdFli