>歴史考証的におかしいという中途半端な知識に対して
そりゃファンタジー映画に歴史的ツッコミをするほうが野暮だろ。
どこか遠い星の、日本にちょっとだけにた世界でのオハナシ、っていう見方をしなきゃダメだろw
だからさ、2chに書き込む年齢層は中学生から高校生が主らしいからさ、
そのレベルでしかもう書き込みが無いってことだろ。
歴史考証に関しては、1000以上の資料と専門家(日本人)を集めただけ
あって立派なものだった。スタッフ、キャスト合わせてものすごい努力賞を
上げたいと思ったけどな。
950 :
名無シネマ@上映中:2007/11/15(木) 17:24:16 ID:tuRy0W0R
劇場公開はとっくの昔 DVD発売されてもう数年経った
という映画のスレは どこも過疎って住人も腐ってるのはいつものことだよ
フィクションの世界にマジ突っ込みするのは野暮だろ
日本じゃないんだから日本と違って当たり前
952 :
名無シネマ@上映中:2007/11/29(木) 01:45:31 ID:Mb549znc
サムライファンタジーワールドの
メイジ天王ってすっげー強そう
だって魔法使いだぜ
953 :
名無シネマ@上映中:2007/12/10(月) 23:47:37 ID:Ow80Nn+J
来年、桜が咲く頃、またまた地上波放映か?
あんな吹替え&カット満載な放送ならせんでいいわ!
スカパかWOWOWで放送しといてくれ。
確かに、ゴールデン枠でボイスオーバー放送するぐらいなら
深夜枠でいいから字幕やってほしいよね
956 :
名無シネマ@上映中:2007/12/16(日) 16:02:18 ID:kq4qupKD
日本人に生まれておきながら なんで英語吹替版をわざわざ日本語字幕つけてまで見たいんだ?
あ、日本人じゃない人でしたかw そりゃ失礼w
957 :
名無シネマ@上映中:2007/12/16(日) 16:05:11 ID:kq4qupKD
監督や制作陣 元々全部日本語でセリフを書く
↓
商売的なことを考えて 全部英語のセリフに翻訳する
↓
映画を撮影し製作し公開する
↓
日本版DVDの吹替だけ オリジナルのセリフになる
商売を考えて 制作陣は不本意だけでこういう形にした
この映画の成功により
硫黄島の手紙は こんな余計なことしないで ダイレクトに日本語のセリフのままに出来た
戸田奈津子ファンなんだろ
>>956 字幕と吹替が上映してたら迷わず吹替を見ちゃう小学生なんだなw
>>957 スクリプトはアメリカ人が書いてるから、最初は英語じゃないのか?
最初のスクリプト出回ってたし。台詞は奈良橋さんやキャスト、原田監督
とかが修正したりしてたとか言ってた。
DVDの吹替は原田監督他が直したって当時言ってた。
硫黄島も元々のスクリプトは英語。それを訳するスタッフが居て、言い回し
は渡辺謙がスタッフと共に直したりしていた(映画雑誌記事より)
960 :
名無シネマ@上映中:2007/12/18(火) 15:05:04 ID:J9Pe4Ht2
ズゥーイック監督は
真のメッセージは日本版DVDの吹替版だ 英語音声はその英訳版でしか無い
と言ってる訳だが
戸棚の弟子工作員の言い訳はもういいよw
>>960 別に字幕がイイ!とは言ってない。俳優その人の声で演じる方が好きな
だけ。長くて難しいセンテンスでなければ聞き取れるし。
ラストサムライだけは「異言語」というおもしろさがあるから、
それがスッ飛んでしまう吹替はもったいないと思うだけ。
翻訳には正直異を唱えたい部分は結構ある。
962 :
名無シネマ@上映中:2007/12/18(火) 19:55:22 ID:SCDkwYl3
ワタナベもハラダもサナダもコユキも
みんな本人ですが・・・
ていうか また来たのか戸棚の会社の社員
トム他外人は声優じゃないか。っつーかなんでそんなショーモナイレスを
するかな。
自分的には映画上映当時の、日本語字幕と英語字幕が出るのが新鮮で
おもしろかった。
英語がおおまかでも聞き取れる自分には、字幕どうでもいいけど、
「お、そう訳したか(日本語→英語)」って感じで。
まぁもちろんDVD買ったから吹替も観るけどな。監督のコメンタリティ
もな。特典映像もな。
好き好きだが、英語で演技している雰囲気とか、そこに垣間見える心情とか
感じ取って欲しいと思っただけで、翻訳者のことは誠にもってどうでもいい。
>>931 意見は違うが、なんとなく感情レベルでは俺も一緒かも。
俺は単にシナリオのせいなんじゃないかと思ってるけどね。
勝元の動機付けがあとひと練りあればアカデミー賞取れたんじゃないかと思ってる。
あれでは滅びゆくサムライを貫き通して、自ら死に場所を選び潔く散る…まさに侍ってより、
わがままな統領が部下を巻き込んでの自爆、みたいな見え方する人の方が多いんじゃないかと。
勝元には浅井久政的なものを感じてしまった。
確かにこういう死に方も侍にはあるんだろうけども、あんまり感動はできないね。
刀を捨てては生きていけない事情を背後に読み込んでくださいっていうんじゃなく、
もっと前面にもってこないと、止むに止まれぬ事情の度合いがもっともっと深いって感じを出さないと。
その選択の余地のあまりない、ギリギリの状況でかろうじて己の死地を選び取ってくって感じを出してくれないと。
>>964 木を見て森を見ぬとは正にこのことだな。
刀を捨てたら生きていけない侍の最期というのはあくまで表向きで、
近代化の波に飲まれて滅び行くある国のエッセンスを掬い取った寓話というのがこの映画の核心。
日本の侍の没落だけ描きたかったのなら、具体的な動機付けも必要だったろうが、
ズイックは欧米列強の侵略や西洋化の是非まで問いたかったんだろ。
そういう意味ではあまりにストーリーの枝葉を増やすと核心がボヤけてしまう。
あくまで、エッセンスとしての武士道だから、刀=古い日本人の魂を捨てる
という描き方でベストなんだよ。
日本史好きはそのへんは適当に見繕って補完してるんだろ
967 :
964:2007/12/20(木) 22:18:23 ID:7kpJvyVM
>>965 そこが、不満なんだよ。
その辺がこの映画がダンス・ウィズ・ウルブズかよって言われちゃう所以になっちゃってるし、
そこを中心にしちゃうと、やつ等がインディアンを見るがごとく、東の果ての変な人たちの文化の終焉とかになってしまう。
たった2時間で西洋化の是非まで問おうとしてる事で人物の説得力を落としてしまっている。
欧米列強の侵略や西洋化の是非まで問えているかと言うと、結果問えていないだろう。
なんか気持ちの伝わってこない野蛮人が死んだだけになっちゃってる。
君の言う「木を見て森を見ない」の逆で、森に焦点を当てすぎていて、木たる人物像がボヤケテしまっているんだよ。
本編見てないのに、ダイジェストから見ちゃったみたいな感覚。
俺は山岡荘八や司馬遼太郎や新田次郎や池波正太郎が好きでほとんど読んでるんだが、
いつも泣きながら思うのよ、こんな感動が味わえるなんて日本人でよかったって。
これがうまく伝われば西洋人も泣けるんだろうかと、しょっちゅう思うよ。
この感動は人としての侍の心がしっかりと描けていてこそなんだよ。
おれはせっかくの機会なんだから、日本の侍のだけを描いて欲しかったね。
野蛮人だから、命が軽くて、簡単に死んだり腹切ったりするわけではないってのをもっと出して欲しかった。
968 :
名無シネマ@上映中:2007/12/20(木) 23:08:42 ID:+HhN+Uth
>>967 司馬も歴史小説もいい。感動するし、あれを映画で描いたらそれは面白いとも思う。
でも、そうういうのは日本人がやればいいんだよ。外人監督に求めるのは我侭もいいところだ。
やっぱりアメリカ人監督が作るんだし、日本人や武士道の素晴らしさをを描きながらも
それが西洋と交わったことで、どんな作用をもたらされたのか描きたいのは当然。
自分たちで作る才能も手腕もないくせに外国にそれを求めるのはどうかと思うね。
970 :
967:2007/12/21(金) 04:59:00 ID:JQxfzepo
>>969 そうそう、我侭って言えばその通りなんだよ。
出されたものに文句があるのは個人的な主観で、単に自分のニーズにあわなかっただけとも言える。
監督が出してきたものが全てで、これが監督が描きたかったもので
そのままに素直に受け取ってくれと言われれば文句も言いようがない。
ただ勝元に関していえば実際に出来上がった映画と監督が描きたかった像と乖離してるんじゃないかと思うってこと。
監督は勝元を高潔な人物として描きたかったんじゃないかと思う。それは謙さんの演技見ててもそう感じた。
しかし動機付けが甘いことでストーリー的に高潔とは言いがたい像になっちゃってるのに、
そこにもってきて渡辺謙の演技が上手すぎて、高潔に演じれば演じるほどストーリー上の像と演技が乖離してきて、
そのギャップが見てて辛くなってきたよ。
俺もアメリカ人の監督が、日本が西洋と交わったことで、どんな作用をもたらされたのか描きたいのは当然だと思う。
それは別に描けばいいし、是非は別として、作用そのものは描けてたと思う。
それもそうだけど、西洋と交わって変質してしまった文化が数多あるなか、日本を選んだのは監督の愛着なんじゃないかと思う。
何処でもいいではなく、あなたも言うとおり日本人や武士道の素晴らしさをを描きたかったと思う。
けどそっちには失敗してるように見えるんだよね。それは勝元の脚本上の描きこみに失敗してるからではないかというのは俺個人の感想。
まぁあくまでこれは俺の見え方だから、監督があれはあれで良かったんだよって言えばそれまでだが、
俺の感想としては、それが上手くいっていればアンチの人の意見も違ったんじゃないかと思うと非常に口惜しい。
>>970 すごくわかる。
最初に見た時、どうしてこうしなかったんだろう…など色々思った。
描き方に失敗してる部分が多くて、結果作品としてあまり評価されていないと思う。
しかし、この映画が嫌いになれない人が多発している理由は、作り手の情熱が
直に伝わってくるからかもしれない。
こういうのを出来のいい映画とは言わないかもしれないけど、今もとても好きなのは
そこら辺が理由。
972 :
名無シネマ@上映中:2008/01/02(水) 14:08:04 ID:BEhsW3p6
>>964>>967>>970 この映画は、日本人による日本人のための映画ではなく、ハリウッド発
全世界に向けて発信された映画ということをお忘れにならないように。
限られた上映時間の中で、感動を全世界に伝えたと思うよ。
973 :
名無シネマ@上映中:2008/01/02(水) 22:24:52 ID:6Xn4xkNn
南米の日系人は
何度も見まくったりわざわざ遠方から都会の映画館まで行って見るほどの熱狂ぶりだったわけだが
まあファンタジー映画に熱狂するのはどこの国民もいっしょだし
975 :
名無シネマ@上映中:2008/01/03(木) 09:41:47 ID:scC0LUN5
>>971 >結果作品としてあまり評価されていないと思う。
おいおい、日本では、日本アカデミー賞最優秀外国映画賞をはじめ、
いくつかの賞を得ているよ。
あと、キネ旬読者選出ベストの二番目になったことも心強い。
>>975 あまりにも大ヒットしたので無視できなかったとか、渡辺謙のアカデミー効果も
あったと思う。日本のアカデミー賞ってほら、アレだしさ…。
読者選というのも、玄人から見るとアラが見えるという可能性が考えられるよ。
でも、日本では本当にものすごい大ヒットしたからなあ。
日本の客に好かれるものは本当にあったんだと思う。ていうか自分も何回も
見に行ったし。回数で言えば他のどの映画よりも多く映画館で見てる。
その上で、作品として出来がいいとは言えない、といわざるをえない部分がやっぱり
あると思うし、そういうのも認めた上で好きなんだよね。
まあ、ブロードウェイなんかでもよくあるが、評論化がクソミソに言ってもなぜか
観客に好かれて気がついたらロングラン、なんてこともあるし。
977 :
名無シネマ@上映中:2008/01/04(金) 22:08:38 ID:+aTMCXeg
>>976 >日本のアカデミー賞ってほら、アレだしさ…。
確かに、日本作品に対する選考については、首をかしげる部分が多いが、
外国映画選考については、まともだと思う。
その中で、他のノミネート作品「ロードオブザリング王の帰還」「ミス
ティックリバー」「シービスケット」らを破って最優秀作品に選出され
たのは、凄いと思うよ。
978 :
977です:2008/01/04(金) 22:24:25 ID:+aTMCXeg
>>976 あと、これは私の印象だが、純粋な映画評論家よりも、各界の有識者や知識人
の評価が高いのが、この映画の特徴だと思う。
「映画」としての出来、不出来をリトマス試験紙のように推し量るのではなく、
日本人としてのアイデンティティを大いにくすぐったこの映画に対して、そう
いう方面での鋭いアンテナを持った有識者の心の琴線に触れたのだと思う。
979 :
名無シネマ@上映中:2008/01/05(土) 00:34:49 ID:zPOMP5ub
映画としてはいいと思うな
巨大セットで再現された、明治の街が見れたし
大軍で戦う侍が見れた、
今まで日本を扱った映画の中では歴史に対する敬意を感じるよ、
少なくとも「さゆり」よりはいい、史実と違っても悪意は感じない、
古いところじゃ「黒船」や「ザ・ヤクザ」の日本人なんてバカばかりだし、007だって接待はソープとか、変な日本ばかりだ。
ハリウッド日本史の中では金字塔だと思うな。
981 :
名無シネマ@上映中:2008/01/05(土) 01:55:59 ID:zPOMP5ub
硫黄島を作るための橋頭堡として考えても
映画史における重大な価値がある
随分雄々しい言葉のチョイスだな。
983 :
名無シネマ@上映中:2008/01/05(土) 14:43:53 ID:k9pc7yLo
ラストサムライpart2はやらないの?
984 :
名無シネマ@上映中:2008/01/05(土) 16:37:21 ID:VsQsut0k
ラストだからな
あるとすればファーストサムライ
ファイナルファンタジーは?
>>977 >その中で、他のノミネート作品「ロードオブザリング王の帰還」「ミス
ティックリバー」「シービスケット」らを破って最優秀作品に選出され
たのは、凄いと思うよ。
だからこそ選び方の基準が純粋に映画の完成度ではないんだろうと
自分なら思ってしまうなぁ。
>「映画」としての出来、不出来をリトマス試験紙のように推し量るのではなく、
リトマスというと聞こえは悪いけれど、より多くの観客に謎や違和感を抱かせず
訴えたり楽しませる力のある作品を、評論家が高く評価するのは当たり前だと
思う。
>日本人としてのアイデンティティを大いにくすぐったこの映画に対して、そう
いう方面での鋭いアンテナを持った有識者の心の琴線に触れたのだと思う。
琴線に触れたのは多分有識者でもそうでなくても同じじゃないかな。
自分の心にある作品が訴えたかどうか、有識者や評論家がほめなくても
アラをつついても(もういい加減たくさん見た)自分はかまわない。
自分はこの映画好きだし、同じように好きな人もたくさんいるから。
自分の周りでは中途半端に知識がある人や、歴史時代劇が退屈で普通の
時代劇しか見ない人などに、つまらない、入れない、と言う人がいた。
中途半端だからだよ。
本当の教養人、知識人は突っ込むような無粋な真似はせずに
外国人の日本への敬意とファンタジーとして楽しめた。
大学の教養でちょうどこの時期を二コマ取っててよかったよ。元ネタが全部判るから。本当に取りこぼしがないぜ。
ラスサムはいいね
wa
埋めたる
992 :
名無シネマ@上映中:2008/01/06(日) 22:16:23 ID:iFLWz2Y3
ガトリング銃に向かって突撃ー!
埋めてへんやんけ
硫黄島スレに抜かれそうな勢い。
995 :
名無シネマ@上映中:2008/01/07(月) 15:40:40 ID:DnqcRb7v
硫黄島のほうが完成形なので
それはそれでいい
996 :
名無シネマ@上映中:2008/01/07(月) 20:31:55 ID:DnqcRb7v
あと5歩で敵の本陣だ
ナンセンス!フルアターック!