>>476 相手に自分の言い分を認めさせることが目的なんじゃなくて、
電脳硬化症で苦しんでいくことを救うのが目的なんじゃないの。
笑い男の台詞からは、そのように受け取れる部分が多いよ。
被害者のことに言及してたでしょ。
相手に非を認めさせたいだけなら、被害者は関係ないじゃん。
相手に非を認めさせるのが目的ではなくて
電脳病患者救済のために立ち上がったのが笑い男であって、
どうもその辺がこの作品では曖昧にされているというか、
消化しきれずに矛盾として残っていると思う。
それから、「個別の11人」を見始めて改めて思ったんだけど、
このシリーズは話を知的に見せたいがゆえに、
わざと難しい言葉を使って、用法を誤って馬鹿に見える場面が多々ある。
たとえば、最初の方に女性総理とエライサンたちが会議してるシーンで
海上自衛隊?のえらいさんが、(うろ覚えになるけど)
「自明の理である」と発言してるけど、
この場合、出来事そのものを指しているので理を使うのは日本語として間違い。
この場合に適切な日本語は「自明である」なんだよね。
どうも、このアニメのシリーズは全体的に頭の悪い奴が無理して頭の良い作品に見せようとしているように
感じる場面が多々ある。必要のない難しい言い回しを使ってそれが頓珍漢で違和感を与えていたりする。
難しい言い回しを使ってるんだけど、場面とか用法が適切じゃないんだよね。
スノッブな馬鹿が作ってる感じがする。監督?脚本家?の責任かな。
でも、画は綺麗だし、エンタテイメントとしては上出来だと思う。
総合的にはそこそこ面白い。