1 :
名無シネマ@上映中 :
2005/06/19(日) 01:32:45 ID:WL4lmzFs
FAQ Q. ハッティンの戦いの後、サラディンがギーに渡したものは何? A. ヘルモン山の雪で冷やしたバラ香水のシャーベット。 Q. イスラーム騎兵がぐるぐる円を描いて走る場面がありますが、彼らは何者? A. おそらくは「ハルカ騎兵」。「ハルカ」は、「人の輪」や「鎖」を意味する アラビア語で、この言葉が軍団の呼称に用いられたのは、側近として君主の 周りを取り巻いていたからだとも、敵のまわりをぐるぐると回りながら矢を 射掛ける戦法をとったからだともいわれている。 Q 司祭殺しの罪は結局どうなったんでしょう? A 十字軍に参加すると罪人も許されるそうです。 おまけに十字軍帰りの騎士だと英雄扱い。 エルサレムでの活躍がリチャード王にまで届いてるくらいだから 問題なく過ごせるだろう。 Q バリアンが初めからシビラと結婚していれば最後の戦争は避けられたんじゃ A ギーを殺して王位についても、主戦派の騎士たちは 簡単に納得して従ったりしないんじゃないかな。内紛が起こる危険性が高いと思う。 ギーを殺す、バリアンが王になることに従わない騎士たちも一緒に 始末する、ともティベリウスは言っていた。内部大粛清になるわけだ。 そこまでの内部大粛清のあとに庶民あがりの若者が王位についたら 内戦になる可能性が高く、サラディンがその機を逃すとも思えない。
Q. サラディンってのはイスラムの指導者層の名称? エルサレム王と対等な 地位? A. スルタンは地位だが、サラディンは固有名詞。カイロを首都とするアイユーブ朝の 創始者 サラーフ・アッディーンの欧州読み。 (Salah ad-Din ほか英字綴りに異同あり。意味は「信仰の公正」) ちなみに彼の本名はユースフ・ブヌ・アイユーブ。 Q. 現実のバリアンって、ほんとに鍛冶屋だったんですか? A. 鍛冶屋じゃない。元々イベリンに領地持ってた貴族。 エルサレム防衛の指揮をとりサラディンと交渉をして無血開城を導いた 人物、という設定だけ借りたほぼ別人だと思っていい。前王の王妃マリア・ コムネノスと結婚している。 Q. 映画の中で、ゴッドフリー一行を追ってきたのは何者? A.バリアンが殺した司祭の教区をとりまとめている大司教の手の者。 司祭は単体の教会で奉仕し、県単位レベルの狭い範囲をまとめる 小教区があり、数県分の教区をまとめるのが司教。 さらにいくつかの教区をまとめる大司教区とある。 フランスだとランス、シャルトル、パリなんかが有名な大司教区。 教区を納める司教が放った追っ手だとあまり遠くまで追えないが イタリアに向かっているゴッドフリー達を追う為に大司教区レベルの 捜索が行われた。
Q. ゴッドフリーの一行の中にいた黒人は何者ですか? A. イスラーム圏では、黒人奴隷(アビード、ザンジュなどと呼ばれた)を兵士 として使う習慣がありました。おそらくゴッドフリーが聖地で知り合って、 自分の配下に加えたのでしょう。 Q. ギーがシャーベットをルノーに与えたとき、サラディンが「お前に与えた のではない」と言ったのはなぜですか? A. イスラーム圏では、捕虜に飲食物を与えるというのは、その人物の生命を 保証するという意味があったからです。 Q. 白い衣装(ギー側)と青い衣装(ティベリウス側)の二つに分かれて 口論してたけどなんで違う服なの?違う軍隊なの?どっちも十字軍 ではあるの? A. 白地に赤の十字はテンプル騎士団。 青い衣装、中央の十字の周りにさらに小さい十字4つはエルサレム王国の騎士。 黒地に白十字は聖ヨハネ騎士団。ホスピタラーが所属する騎士団で、医療知識もある。 なお、白地に黒のラテン十字(縦線の下半分が長い十字)は公認前のチュートン騎士団。
Q.映画の中に出てくる、ボードワン4世の軍事顧問ティベリアスは架空の人物ですか? A.モデルはトリポリ伯のレーモン3世(仏:Raymond III de Tripoli/ 英:Raymond III of Tripoli)。 「Raymond」という名は、こちらも映画に登場する ルノー・ド・シャティヨン(仏:Renaud de Ch?tillon/英:Raynald of Chatillon) の英語読みのファーストネームの「Raynald」と紛らわしいので、「Tiberias」 という全く別の名前にした模様。 トリポリ伯はティベリアス(地名)を保有していたので、そこからとった 名前である。 Q. バリアンの父親のゴッドフリーには誰かモデルがいるんですか? A. この映画に出てくるゴッドフリーのモデルはボードワン4世の教育係だった ギヨーム・ド・ティルだと思う。 他の子供たちと遊んでいる王を見てギヨームは、ボードワン4世が引っかき傷を つけても手や腕に何の痛みも感じていないことに気がついた。 ギヨームはボードワン4世のことを 「非常な美少年で、利発で率直、父王よりも騎行が上手だった(中略)それに 記憶力が大変よく文芸に優れ、歴史の知識もあって人々に喜んで歴史を きかせていた」 と記録している。
Q.エルサレム王国の公用語は何語だったのですか?
A.フランス語。公用語にはラテン語が使われていた。
Q.サラディン側の役者について教えてください。
A.
ttp://www.imdb.com/title/tt0320661/fullcredits ↑バリアンと懇意になってた人物は、ここではNasirという名前に
なっているが、公式ガイドブックではイマドという名前。
映画の中に出てくるイマド(アレクサンダー・シディグ)は、架空の人物
で、サラディンの懐刀にして騎馬隊の隊長という設定。
モデルはムスリムの歴史家イマードゥッディーンらしい。
もう一人のムラー(ハレド・ナワビー)は、サラディンの顧問を
たばねている。
ルノー・ド・シャティヨンが隊商を襲ったことを証言した
ムスリム高官の役はナセル・メマジア。
Q.ゴッドフリー一行の俳優について教えてください。
A.ザ・ホスピタラー(聖ヨハネ騎士団員、修道士にして医師)はデヴィッド・
シューリス、金髪お下げのドイツ人オド(アホラ・ヨウコ)、イングランドの
兵長(ケヴィン・マクキッド)、フィルズ(エリック・エブアニー)。
Q.あの時代の庶民なのに、バリアンは読み書きできたの? A.当時の鍛冶屋は、庶民といっても最先端の技術職だった。また 兄が司祭なのでそれも関係あるかも。 どちらにしても冒頭の、梁のラテン語が読めるというエピソードによって 「意外に学がある」ということを示している。 バリアンは個人的に知識欲があり、エルサレムに着いてからも勉強していたのだろう。 Q.「騎士団を私に 妻になります」って字幕ヘンだよ? とっくに妻でしょ? A.ヘンです。 そこの英語は "If I have your knights, you have your wife." haveの直訳はできないが 吹き替えでは「私の夫でいたいなら、騎士団をよこしなさい」。 カットされた部分があるのではっきりした事情は分からないが、 ギィにとって、シビラの夫でなくなったら、王位への野心はおしまい。 離縁されたくなければ交換条件として軍事力を手放せ、と言ったものと思われる。
>1 乙です。
乙ワン。
この映画にはグッズはないのですか。 劇場に無かったしパンフにも載ってない。 あの素晴らしい小道具を模した素敵グッズが欲しい。 真の十字架クルスとか。銀色仮面とか。
>>14 あるよ。TOHOシネマズで見かけた。でも微妙にはずしたのばかり
だったせいか大量に残ってたな。
>真の十字架クルスとか。銀色仮面とか。
こういうのを作ってりゃグッズももっと売れ行きが良かったろうに。
>>15 ありがとう。ポストカードとかクリアファイルなのかなア。
>>15 購買意欲のそそられない剣と盾のキーホルダーだか、ストラップだかのやつ?
FOXが正規に出してるものではないような気がする・・
イベリンって史実ではあの後どうなるか知ってる人いますか。
バリアンが良い土地にしたいと言っていたあの場所では、
血は流れないでいて欲しいと切に願うんだが・・。
18 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/19(日) 03:25:55 ID:usEwiqB+
>>17 きっと、イマドがなんとかしてくれてる・・と思いたい。
>>17 イスラエル軍がブルドーザーで破壊してる地区じゃないか?
前スレ994 >公式ガイドには、教区主教が教会の屋根の完成の為に >バリアンに依頼したシーンも撮ってあることが書いてることから 教会の屋根を作れるんだったら、やっぱりただの鍛治屋じゃないと思。 それこそフリーメーソンに独占されてた工法だったらしいし。
能面は顔の微妙な上げ下げで色んな感情が表せるように作られてると 聞いたけど、王様の銀の仮面もそうなのかな? 御前会議の時は重大事に対し考え込んでいる・悲しげに見えたし カラクへ入場の時は無表情ながら毅然として威厳があった。 自分の気持ちがそう見せるのかもしれないけど
そーいえば、キティちゃんも 見る人の気持ちによって色々な表情に見えるように出来てるとか。
>>22 ありは仮面そのものが違うんじゃないかと思うけど、
表情に深みのある造形ってことには禿同です。
ノートンの所作ももちろんだが仮面自体も素晴らしいんだな。
>>15 そうそう、「はずして」るんだよね。六本木で見た。
ストラップとかキーホルダーとか、十字のデザインなんだけど
色と形が合ってない。自分には青地なら十字は1つじゃなく周りに小4つがなきゃ、
てのは譲れないのに、各デザインがデタラメな配色。買う気が失せた。
剣も、バリアンのなら柄の端にこれこれのサイズの赤い宝石がなきゃいけないのに。
ロゴ入ってりゃそれらしいだろう、みたいにいい加減に作ってる。
26 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/19(日) 15:04:02 ID:YsIrOpjL
27 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/19(日) 17:54:26 ID:B9cVDBOF
劇場公開版の吹替えのキャストが解るひといますか?
攻城塔での攻撃1日目はどんな要因でサラセン軍は退却したんですかね? いきなり夜になっちゃったからアレっ?て感じでした。 二日目は攻城塔が思いっきり倒されて退却ってのは納得ですが。 それとも夜中もずっと戦ってたんですかね?
>>28 退却っていうか、様子見だと思う。反撃もされなかったし。
31 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/19(日) 20:59:31 ID:YsIrOpjL
>>28 兵士だって疲れるから、休息させなきゃならない。
>>31 普通に考えたらそうなんですけどね・・・
一旦休む時に攻城搭は放置してたのかとか無駄に気になるw
33 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/19(日) 22:08:35 ID:zIWPDvUi
今日。○回目の鑑賞。 よ〜く聞くと。「私がエルサレムだ」の台詞、I am truth Jerusalem. 「私が真のエルサレムだ」だった。ギーのセリフも、ティベリアスのセリフも 「真のエルサレムは死んだ」でした。 ボードワン統治下のエルサレムこそ真の姿だ・・って訳です。
truthだと名詞だからtrueじゃない?
35 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/19(日) 22:17:47 ID:zIWPDvUi
>>34 ピンポ〜ン サンクス
スクリプトが発売された暁には、このスレ、賑わうかね?
>>35 予定は明日だけど、発送しましたメール来ないな。
38 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/20(月) 00:26:34 ID:DsAT1rxx
>>38 既出した者ですが・・かな〜り以前。URLとかは書かなかったし。
この本いいよ。ボードワン4世のことも載ってる。
ボードワンは病気で夭逝しなかったら、サラディンより若いし、
勢力図が変わっていたかも・・と思わせるほどの人物だね。
人生ってホントに・・・。
歴史で自分の尊敬する王(国土や勢力をいくら拡大しても評価しない)が増えた。
ラメセス2世やボードワン4世やサラディン以外にも・・地味でも自分の
すべきことをしっかりやってる王様がいいね。
39 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/20(月) 00:36:57 ID:hHMYZV89
前スレで「キングダム・オブ・ヘブンの裏側に迫る!」を見てるひとがいるってあったけど あれいいよね、おれも録画してある
もうちょっとこの映画がヒットすれば、十字軍vsモンゴル軍の 映画が作られたかもしれんのに・・・残念。 ネオコンって結構居るんだなあ。
>>39 地上波のヤツかな?中々良かった。案外、ホスピタラのインタビュー多かった気が。ティベリアスのがもう少し聞きたかったな。日本で編集したのだろうか?字幕にしてほしかった…。
42 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/20(月) 01:11:50 ID:hHMYZV89
>>40 十字軍とモンゴルが戦争したなんて史実はありません
ところで、まとめサイトに書いてあったんだけど劇場版DVDが先に出てSEEが後から出るってあったけど
やめて欲しい・・・。儲けたいんだろうけど、せめて同時に出してくれよ〜
ファンは既にDVDで出てしまうなら、さっさと完全版で観たいだろうし・・・
43 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/20(月) 02:01:19 ID:fgI8xKc9
>>40 >>42 件の「週刊100人」によれば、
モンゴル軍はバクダットのアッバース朝を滅ぼし進軍。
第7回十字軍のルイ9世とモンゴル軍が組んだが、サラディンの末裔を
滅ぼしたマムルーク朝に破れて断念。その後マムルーク朝によって、
一応、ケリがつく。
一時期、アジアと西洋が結託してたんだね。
でも、本当、日本でヒットしなくて悲しい。ネオコンが多いのか、
世界情勢や歴史に無関心でこの映画が理解できないのか、
偏見が多いのか・・(評論家の評価もトンチンカンなの多いし)
アメリカと日本以外でヒット・・・て、本当にトホホだよなあ、日本・・。
トンチンカンな評論ってどんなの?
45 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/20(月) 03:50:36 ID:KqTSJRGq
フレグ=ハーンの妻ドクーズ・カトゥ−ンはキリスト教徒だった。 キリスト教国とイル=ハン国にとってマムルーク朝は共通の敵なので 同盟しようとしたわけ。
>>42 後からでもいいじゃないか。
まずは劇場版で思い出して、しばらく楽しんでから延長版で激論バトル。
指輪でもそうだったけど、どうせこのスレの住人だと両方買うんだろうし
同じことだよ。SEEが出るのが確実、ってだけでありがたい。
(トロイはどうなったんだか)
どっちかっていうと後から出してくれたほうが財布にも優しい。
年末は何かと出費があるしなー
48 :
14 :2005/06/20(月) 09:10:34 ID:ZICVKKQ2
>>26 ありがとう。ティベリウスの服カッコヨス!
欲しいな〜
>>26 それさ、海外の武具販売サイトだと大抵扱ってるよね。
だけど刀剣類の輸入出来ないからなー
小物類でゴルゴタの丘に埋めた十字架とか、ティベリアスの持ってた
ロザリオ(あの当時はまだそう呼ばれてないけど)とかあるといいな。
あとティベリアスのところにあった攻城塔の模型とか。
>>47 ありがとう。でも探したけど見つからなかった。
53 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/20(月) 12:33:43 ID:hHMYZV89
>>46 じゃあ、劇場版をレンタルでSEEが出たら買う
>>53 指輪みたいに通常版とSEEで特典映像が違うんじゃないだろうか。
自分は出たらどっちも買うなー。
それより目先のスクリプト本はまだかな?
字幕は多分そのままだよね? 改善してほしい気持ちは強いけど自分の英語力じゃ、と二の足を踏んで 改善要求のメールを送れないでいる。 指輪やオペラ座の時みたいにまとまって運動する動きはないのですか?
そんなにファンいねえし。
>>55 一つでも二つでも、自分がおかしい!と思う箇所を書いて送れば?
黙ってても何も変わらんで。まず行動。
「誰かに言われたからとか、時代が悪かったという言い訳はできない」
>>55 明らかにおかしい部分は修正されると思う。
あんまりメジャーではない映画があって、なっちがちょっと変な字幕をしてた。
指輪やオペラ座とは違ってほんのちょこっとだけ。
それがDVDになったときに直ってたから。
>>58 でも、それは配給会社が自主的に考えて直したのかな。誰かから指摘があったからじゃないか?
自主的に直すくらいなら、映画公開前に直せるだろう。
直してほしければ、やっぱり言っとくほうがいい。
何とかしたいけど、数人が送っても相手にされないような気がする。
>>59 そういうのやったことないけど、自分なりに変だと思った箇所だけでも
送ってみるか。
今やっておかないとSEE字幕が滅茶苦茶になりそうだしな。
・・・自分にそういうスキルがあればなんとかしたいんだけど・・・>署名運動 で、疑問だけど、皆さんどこに送るつもりなんですか? メールは受け付けていないみたいだし、まず送り先が分からない。 この場合、封書で本社(極東狐)宛に郵送?
「グラディエーター」でも結局直ってないままDVDだし。 But not yet. 「でもまだだ」が「いつか」のまま。 Highness 「殿下」が「陛下」のまま。 こんな簡単に直せる所くらい直しとけよと思うのに。
>63 スコットフ(ry 狐日本は監修ってなんですか状態なのでやっぱり本社じゃないと。 せめて「妻になります」「エルサレムの為だ」「隠し子が作れる〜戦いたくない」 「貴族に変身を?」「城壁」「(サラディンの)姉」あたりが直るといいなぁ。 名詞はまだいいが話の流れに関係する会話を誤訳されると 内容の本質を失っているようで嫌だなぁ
ルノーの「王になるのは俺」の所もひどいよ…
「それが総大司教の言う事か」の所と 「私は王女の身分よ〜私を捧げるわ、そして世界も」の所も
行動したいけどどうしたら?って人は結構いるよね。自分ふくめ。 誰か主催おねが(rya
「宗教はいいかげんです」と 「そっちこそダマスカスへ帰れ」もなんとかしてほしい 訳が乱暴すぎる あと完全に訳抜けした「バリアンをカラクに〜」も
>66 あんまり触れられてないけど、それ酷いよな。 >67 >「私は王女の身分よ〜私を捧げるわ、そして世界も」 これ見ると、 前スレで言われてたハチを王にする陰謀説があながち間違ってもなさそう。 もし、カットされたシーンにその説を決定づけるものがあったとしたら そんな奥深いエピソードを削らせた狐を恨む。 バリアンに向けた怒りは兄を思っての怒りだったんだなーって妄想とまんねー
72 :
名無シネマさん :2005/06/20(月) 18:47:58 ID:kSjkImTI
DVD化の時に字幕改善して欲しい件ですが あい・らぶ・お〜り〜キャンペーンのところに フォックスの住所が書いてあったから そこに手紙を送ってみました。 署名運動の取りまとめは、出来そうもないし だけど、声もあげずに 影でウジウジしてるだけ、っていうのも 自分として嫌だったので。 英語力があったら スコットフリーにも訴えたいんだけど。
サントラを買いました。 この曲順、もしかして映画で使われている順番と違う? マタイ受難曲、ヴェルハラ、ハンニバルのオペラを加えて なんとか使われている順に並べたいんだけど難しいな。
誤訳をまとめてくれているサイトが、まとめサイトにリンクされてる。 SEEまでには何かできるといいね。
>>73 曲順どころか、曲そのものも映画の中とは違ってる部分が
結構あるぞ。観に行けない間サントラで食いつなごうという
腹づもりだったが無理そうだ。割り切って、あれは
「キングダム・オブ・ヘブン組曲」か何かだと思うことにした。
76 :
74 :2005/06/20(月) 19:57:52 ID:x+mNLwLS
思いっきり既出だった。すまん。
思いっきり既出だと思うけど、ハンニバルと王の死去シーンで使われた あのオペラはバッハの曲でしたっけ?曲名プリーズ!! すげー好きアレ。
78 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/20(月) 22:19:45 ID:GRan4uO7
>>77 バッハじゃなくて、パトリック・キャシディが作曲したオリジナル。
「ハンニバル」用に作曲したのかどうかは不明ですが・・
歌の詩はダンテの戯曲からだそーです。
79 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/20(月) 22:23:13 ID:GRan4uO7
あ、曲名は「ヴィードゥ・コル・メウム」Vide Cor Meum
ウィデ・コル・メウム、じゃないかな? 前のほうのスレで書いてあったけど、 ラテン語で、我が心を見よ、って意味だね。
今日も観てきた。あと何回観られるか・・・。 ルノーびしばしシーン、いつも王様の一挙手一投足を見逃すまいと 王様ばっか観ていて気付かなかったんだが、シビラと侍女もあの場に いたんだね。シビラのアップの映像もサブリミナル的にさしはさまれて いたとわ〜〜。気付かなかった自分にショックだ。 王様がよろめいて手をついた瞬間、反射的に飛び出そうとしたシビラを 見て涙が出そうになった。
なんだ、わがままヲタの集まりだな。 字幕治療するより、ミスキャスト治療しろ。 オーランド・ブルームのやる気のない演技が この映画を台無しにした・・・。 と見た60%の評論家は言ってただろ。 やっぱり前からウザかったのだろうな。 みんな似たようなことを書いていただろう? よくやったと褒められような演技しておらんのに グラビアだけで天下をとったような態度が映画ファンの ヒンシュク買ったと思われます。 あそうだ。もう801板の腐女子ネタにされてたよ>この映画
>>78-80 サンクス。バッハ全く関係なかったねw
オリジナルだったんだ。ハンニバルのサントラ借りてこようっと。
>あそうだ。もう801板の腐女子ネタにされてたよ なんで知ってんの?
ID:q84d4ZC0 いつものNGワードID スルーしてNG指定
前スレでみんながハチハチ言うもんだから、バリアンが王様の部屋に 案内される時シビラについて行きかけたところで吹き出すとこですたw
87 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/20(月) 22:40:27 ID:q84d4ZC0
>84 どっかにリンク貼ってあった。
>>81 気付かなかった。注意して観てみる。
みんな、日劇1で観れるのは今週金曜日までかもよ。
(先週の時点ではそう言っていた)
まだ4回しか観てないのに。。
日劇1、意外に長くやってくれたな ひと月で打ちきりかと思ってたが よかったよかった
90 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/20(月) 22:46:14 ID:GRan4uO7
>>82 >反射的に飛び出そうとしたシビラ
え〜〜!!ルノーの後ろに来てるとこまでは気がついていたが・・不覚。
「王家の女には二つの顔がある」ならば、王様にだって
「王の顔ではなく普通の若い青年の顔」があるわけで、シビラの前では
普通のアンちゃんしてたかも知れない。もしかしたら、バリアンの前
でもふと見せたかもしれない。そう思うと涙。
>88 4回も見たか。 それにしてはコケたな。
違った、28(火)まででした。 ごめんなさい。
バッハの話題が出たのに便乗して。 エンドクレジットで紹介されている曲名のうち J.S.バッハ作曲のものは"Jesu, Meine Freude (イエス、我が喜び)"だけみたいなんだが、この曲が流れてた場面 あったっけ?無かったような気がする。バッハの曲でKOHに 使われていたものは73の言うように「マタイ受難曲」としか思えんが 自信が持てない。このあたり、バロックに詳しい人がいたら情報頼む。
94 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/20(月) 22:48:09 ID:GRan4uO7
>>90 字幕に文句は多々あるけど、シビラと話す時の口調は仲の良さが感じられて好きなんだよね。
Helloは「やあ」が良かったけどね。
>>94 腐女子かな
しかし、この映画のシビラ、ヒロイン可愛くないな。
シビラが「(兄上は)美しい少年だった」と言った後に王様が かすかに”Yes”と言ってたのにも初めて気付いた。 妹「美しかったわ」兄「ああ」 って・・・・なんかすごいきょうだいだ。本当に仲が良かったんだね。 というか、シビラがお兄ちゃん大好きっ娘だったということかも。
98 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/20(月) 23:00:31 ID:GRan4uO7
>>96 これが腐女子なら、世界中の女子いや男だって、
ヒーマンドラマに感動するヤシは皆腐女子とゆー理論だね
DVD発売まで待てないYO! 一番早く発売する国ってどこなんだろう?
レスつけると削除依頼できなくなるから、ID:q84d4ZC0 はスルーしる
101 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/20(月) 23:06:51 ID:JVAJeJ/N
バッハヲタが来ましたよ。
>>93 観てからだいぶ経つんでウロ覚えなんだが、
俺も「Jesu, Meine Freude」(BWV227)が流れた記憶は無いなぁ。
流れたっけ?
ちなみに、サラディンが十字軍側のトップ2人を捕らえて、
2番手の首を振り向きざまズバコーン!と切り裂いた瞬間に流れたのは
マタイ受難曲の中の1曲だったよね。
確か↓コレ。
www.angel.ne.jp/~kcn/midi.cgi/b0244_15.mid
>90 地位が近くて年代も近い人ってシビラかバリアンぐらいしかいないか。 シビラと一緒に庭でペットの孔雀にエサやってたりしたのかね。
>>65 スコットフリーですか・・・
どちらにしても、まとまった数が必要なような・・・。
>>93 マタイ受難曲はルノーがサラディンに殺されるシーンで
多分53番のコラールだと思います。
「マタイ受難曲」でググって出る一番上のサイトで、
53番が紹介されているページに行くと、midiで聞けます
>101 ズバコーン!はやめれw
>>99 アメリカはたぶん10月14日、SEEは年末
ヨーロッパでも同じぐらいか
日本は11月らしい
106 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/20(月) 23:10:55 ID:ePSBc8zQ
>>88 >>89 やったー、今日いってきたよ日劇。
やっぱ新宿や吉祥寺より良いみたいだ。
エルサレム陥落の時のシビラの悄然とした様子にちょっと
じ〜ん。
惚れた騎士の言うこととはいえ「女王やめたら連れ添ってあげるよ」
とはねぇ・・・
今までここの女王で、しかもまだ町じたいは無事で残っているのに。
無論あの状況で彼女に選択の余地はないわけだが、超キビシイと
思った。
兄を失い、夫を失い、髪を失い、地位を失い。
シビラはなかなか大変な目にあっている。
>105 レスありがd 11月かぁ〜あと半年近くも待つのか・・・_| ̄|○
>>103 >>105 「グラディエーター」のSEEが9月発売だから、これも合わせて
スコットフリーに直訴ってのが効果的かも。
同じ翻訳者がこんなに間違いをやってますよ…と。
あ、でもグラディはスコットフリーは関係無かったっけ?
>>86 そのうち渋谷に行くたび吹き出しそうになるかもな。
王の間に案内する時、シビラは自分のニ面性を語り、あなたの前では
ただのシビラだというけど、王の妹としての面で接してた部分のほうが
多いんだよね。
>>106 バリアンは彼女が自ら言ってた、ただの女性としての一面を見たかったんでないかな?
それにバリアンは兄ちゃん大好きなシビラが一番気になることを言ってる。
貴方の兄上の国は自分の心の中にある。だから付いておいで、と。
シビラは常にバリアンの心の中の王国の女王でいられる。
バリアンは優しい奴なんだよ。
THXの入ってる映画館おすすめだよ。 (東京なら六本木。部屋がだいぶ小さくなってしまったが) 会話の後ろで聞こえる火の粉のはぜる音とか 風の音みたいな背景音(環境音)が感動的なぐらいに 明瞭に聞き取れるし、 なんつっても、言葉を継ぐごとに漏れる 王の浅く苦し気な息遣いが、まじで耳もとで聞こえてきます。
112 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/20(月) 23:28:23 ID:GRan4uO7
>>102 二人して、ゴッドフリーやティベリアスを影でからかってかも・・。
「あいつ、・・なんだよな〜」「そうそう」・・兄妹なら絶対やってるだろ。
昔の高貴な女性は所詮、政治の道具でしかない。兄妹であろうと、普通はそう。
高貴は女性は本能的に生き残りをかけて打算的になるのも当然。
シビラとギーとの結婚をしぶしぶ許してしまうあたりからして、
実在のボードワン王の人柄が偲ばれる。
神奈川ならTOHOシネマズ海老名でTHXを堪能できるよ。 一日一回になってしまったけど(涙)
仲良しの美しき兄妹なのに、病によって引き裂かれるんだな。 一緒に遊んでたのに、突然、感染しないように隔離されたり、 触れることも禁じられたりして、つらかったろうなー。
115 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/20(月) 23:40:21 ID:KqTSJRGq
>>112 史実のボードワン4世は、シビラがユーグ・ド・ブルゴーニュと再婚することを
望んでいたんだってさ。
ところがギーの兄のアモーリ・ド・リュジニャンが、シビラの母のアニェス・
ド・クルトネとひそかに共謀して、シビラにギーを引き合わせた。ちなみに
この結婚にはアモーリの妻エシーヴ・ディブラン(バリアンの姪)も関わって
いたらしい。
ボードワン4世はこの結婚を仕方なしに承認し、ギーをヤッファとアスカロンの
伯に任じてやった。
116 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/20(月) 23:52:51 ID:ePSBc8zQ
>>110 大切なものは、いつも心の中に・・・
そういえばこのキイワードは何回か出てくるね。
うんうん。
>>101 ,103
おお、速攻でエロイ人降臨!お礼申し上げる。やはり
"Jesu, Meine Freude (イエス、我が喜び)" × "マタイ受難曲" ○
でよかったようですな。ということはエンドクレジットは誤りなのか…
>>104 自分も>101のズバコーン!に吹いたw
118 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/21(火) 00:05:41 ID:kHc3C34W
>>115 いずれにしても苦労人だのう・・。
存命中から次の王補の宮廷陰謀を目にせにゃならんとは。
映画のようにティベリアス=レーモン伯は頼りになったのであろーか??
ほんと、すごい精神力。
>>114 あの時代はハンセン病が感染するという考えは無かったらしいと
どこかで見た気が。映画の中でもそれらしき様子は無かったし。
公式本に「(シビラは)どうしてもその体に触れることが出来ない」
とあったけど映画を観た限りではそういう印象は受けなかったな。
>119 え、そうなの? だったら、ルノーがあの手にブチューするのに特に決心などは 必要ないことになるな。
121 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/21(火) 00:23:21 ID:/f3bKrDe
SEE版の吹き替えのキャストを考えてみた バリアン=平川大輔or内田夕夜 シビラ=井上喜久子 ゴッドフリー=津嘉山正種 ティベリアス→小川真司 ホスピタラー→山路和弘 ボードワン4世→平田広明 ギー→大塚芳忠 ルノー→??? サラディン→坂口芳貞or大木民夫 これで頼む・・・ グラディエーターの吹き替えが素晴らしい出来だったので 出来ればグラディエーターを担当したスタッフに作らせたいよ・・・
>121 個人的には平川さんに一票。オーランドの吹き替えはトロイと逆ならよかったのに と思ってました。…でも吹き替えも2回見に行ったよ。
>>120 自分も詳しい事は分からないので断言はできないけど
近年のハンセン病患者の扱われ方とボードワンのそれは大分違う気がした。
もちろん身分が特別という事はあるけど、感染を恐れる演出は無かったと思った。
ルノーの件は、感染の危険はなくてもやっぱり躊躇するのが人間なんじゃないかなあ。
>>119 ヨーロッパ中世ではライ病(レプラ)は変わらず恐れらた病気だよ。
感染を恐れて町の門の中には入れてもらえないし
生きたまま埋められたり焼かれてしまった地域もあるそうだ。
リヤ王の父ブラダッドも王位継承者だけれどライ病で宮廷を追われた、って話もあったはず。
ヘナは殺菌の目的もあるらしいし、シビラが兄の手に触れようとするシーンでは
躊躇を感じさせる撮り方だったと思う。
>>124 THX.
前TVでハンセン病患者の特集を見て涙が出てきたんだけど、
ボードワンは最期まで皆に尊敬される偉大な王でさ、ああこの時代は
近年とは少し認識が違ったのかなと思って。
そういえばティベリアスは全く躊躇せずに手を差し伸べるね。
126 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/21(火) 01:18:16 ID:D1KLeIcg
>>124 そーそー。
中世ではレプラ患者は社会から疎外され、業病の烙印を押され、患者は人里
離れたところにある癩病院に集まって生活した。
彼らは移動するときはガラガラを鳴らしてその接近を人々に知らせなければ
ならなかった。
同じ病でも、ボードワン4世の場合は 「すべての罪を背負って死ぬ」というキリストの贖罪のイメージが 投げかけられたのではないかと思った。 偉大で英明な王だったから、特に。
レプラにかかったら最後、隔離されて騎士も農奴も身分関係なく 同じ扱いを受けていたらしいですね。
レプラは中世の3大伝染病の一つだよ。不治の病で、伝染力も強いと信じられていた。 だから社会的に抹殺してまで隔離してしまう。 なぜか「性病」の一種であるとも考えられていたようで、淫乱な人間に対する天罰として 忌まれてもいた。 ところがおかしなもので、レプラが聖なる「受難の印」として受け止められることもある。 レプラ患者=罪の浄化の為に、キリストの受難を自らの身体で再現している者、と見做され、 「聖なる病」扱いになることもある。ボードワン4世の場合は正にこれだろう。 この場合、レプラはラザロの復活と関連付けられる。 ここまでは池上俊一「身体の中世」を参照。 卑見だが、王に触れるのを躊躇するのは自分に罪の自覚が在るからなのではないかな。 「聖なる病」であるならば、「恐れ」と同時に「畏れ」もあって当然だと思う。
130 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/21(火) 01:40:55 ID:keKnTK95
隔離されて、歴史から消されて、妹達の旦那や、その子供が王になってもおかしくない。 ガイドブックにも書いてあったけど、少年時から感染していることが分かったのに、 王宮の誰も話題にしなかった・・とか、サラディンの書記の記述で、 「ハンセン病に冒されたその青年は、みずからの権威を敬わせる術を知っていた」 ・・誰も病気のことなんか問題にできないほと、やはり高潔な王だったんだね。
>>129 いい加減なもんだね。ホスピタラーの言葉が思い出されるよ。
132 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/21(火) 01:50:24 ID:D1KLeIcg
ttp://www.eonet.ne.jp/~libell/hansenbyou-hyakka.htm 癩はもともと熱帯地方の疫病で,西ヨーロッパには中世初期になって侵入した。
その後おそらく十字軍による大移動によって流行状態がつくられたと考えられ,
とくに貧民層に蔓延 (まんえん)し,13 世紀にその頂点に達した。
当時癩に対して医学はまったく無力であったので,この病気を防ぐ唯一の手段は
社会的規制によるほかなかった。このとき,キリスト教会は癩者を社会的に
排除されるべき者とみなしたが,それは旧約聖書《レビ記》13 〜 14 章に,
すでに癩者を〈汚れた者〉とし,社会から追放する律法が定められていたからである。
中世のヨーロッパの都市においては,癩に罹患した者は当局に届け出たうえ,
厳重に審査され,癩者と診定が下されると,市民権を影奪 (はくだつ)され,
市外の癩者専用の収容所レプロサリウムleprosariumに送られた。
ここはラザレットlazaretto (《ルカによる福音書》16 : 19 〜 31 に出てくる,
全身はれものに侵された乞食ラザロに由来する語。乞食収容所,
後には検疫所をも意味した) とも呼ばれ,癩が蔓延しはじめた 11 世紀以後,
ヨーロッパ各地に設立された。
133 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/21(火) 03:02:28 ID:nub/iayb
何かの受け売りだけど、聖書に出てくる癩(性病?)と現在 (中世以降?)のいわゆる癩とは別物らしい。ハンセン病に 変えたのはその誤解を避けるためもある、と小耳に挟んだ。
今日、6回目観に行く。たぶんこれが最後になるかも・・・。 何か確認して欲しいことありますか?原語以外で。
聖書に出てくる癩は実際はほとんどが別の皮膚病だったと言われている。 他の言語は知らないけど現在日本語の聖書(新共同訳)では「重い皮膚病」と書き換えられてるよ。 中世では勿論聖書の癩はそのまま捉らえられていたから業病という側面があった。 映画でのボードワンは受難者的なかかれからをしてると思う。
受難者的な扱いを受けるのには、あの場所がエルサレムだという
理由もあると思う。
ボードワンも言ってたけど、聖地を同じくするユダヤ教徒
イスラム教徒側からすれば、彼には神の罰が下ったとみなす。
キリスト教側が自分たちの王に対して他宗教徒らと同じ立場を
取るわけにはいかない。
捉え方がいい加減という訳ではなく、情勢に応じた対応だとも思う。
>>131 「宗教とはいい加減なものです」
っていう訳こそいい加減だと思うなw
字幕とはいい加減なものです
>>136 天罰にしてみたり聖なる病と言ってみたりは
何も映画の中だけじゃないと思うよ。
レプラにも限らず、こういうのはよくあることなんじゃないか。
字幕はともかく、ホスピタラーの言う内容に通じるものはあると思う。
その情勢に応じた対応とやらが、「いい加減さ」なんだけどね。
>>135 ベン・ハーの字幕なんかも書き換えられてるみたいだね。
バリアンがゴルゴダの丘に登るとき、すれ違ってた後ろ姿の人、
頭からすっぽり黒装束で、もしかしたら?とか思った。
バリアンは身をかわしながらストールまで触れないようにつかんでる。
ボードワンが自分のことを語ったときも、実は結構びくびくした顔。
ボードワンはそれを観察してる気がした。
聖書を持ってきて、自分達に都合のいいように善だの悪だのを 決めてるってことだ。
>>142 スマソ、もしかしたら王様と同じ病気の人じゃ、と思っただけなんだ。
人気の多いとこに来れるのかはわかんない。
でもなんかバリアンの身ぶりが気になった。
>>143 >バリアンの身ぶりが気になった。
道を譲ったんだと思った。
足場が悪くて狭い場所を降りてくる人に気を遣う、
バリアンの人柄が出ててイイな〜って思ってた。
今さらながら見てきたよ。良い映画だね。 個人的には「グラディエーター」より好きだよ。より深いね。あのような力強さはないが。 O・ブルームは意外にもよかった。使った側が上手かったのか。 ある程度カリスマ性がありながらも、まだ若いのもあって個性が強すぎないため、 観客が自分を投影しやすいね。ラッセル・Cだとこうはいかない。 あれよあれよと人生に翻弄されながらも、今自分のいる立場でのベストを尽くそうとする姿に 一般人でも共感できる。拾いものでした。もう一度見たい。
また賢王たちの描き方が素晴らしく、 殊に病の王が死ぬ場面は珠玉の出来栄え。今思い出しても泣ける。 しかし、劇場用トレーラーでは恋愛部分を強調していたのが悔やまれるね。 (あれが見るのに二の足を踏んでいた理由) 連投スマソ
147 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/21(火) 15:12:18 ID:D1KLeIcg
映画の中でサラディン軍の投石機や攻城塔を運んでいた人たち、兵士なのかと 思っていたけど、実際には農民も駆り出されていたんだってね。 おまけに税金も取り立てられるし。 十字軍との戦争は、農村をかなり疲弊させただろうな。
今更海外の予告観た。んだけど、シビラの子、金髪だよ…ね?
ライ病にかんしては中世ヨーロッパでどう考えられていたかという事と、 同時代のイスラムでどう考えられていたかという事はかなり違うんじゃ ないかな? 当時はイスラムの方がはるかに医学が発達していた訳だし。 昔、「修道士カドフェル」っていう中世イギリスが舞台の小説を読んだ ことがあるけど、主人公は十字軍出身で中東の進んだ医学に接したため ライ病に対する偏見が無いという設定だった。 ボードワン4世の場合はサラディンから医者を派遣してもらったりして いるわけだし、同時代のヨーロッパに居るのとは事情が違うよね。
KOH関連のサイトで当時のライに対する偏見とか感染の認識について 書いているのを見たと思ったんだけどな。 どこだったか忘れてしまった。
>>145-146 今週金曜日か来週火曜日までというところが多そうだから
危なかったですな。間に合って良かった。ところで
観に行こうと思ったきっかけは?
(「”チラシ(ry”と言われそうなんでパス」だったらスルーしてくれ)
公開直後と今とで混み具合があまり変わらない気がする。
(大々的に宣伝した割にスタートが悲惨だったからもあるが)
平日なんかはむしろ今の方が混んでいる印象だ。145氏のような
「遅れて来た」組が多いということか?
自分も一昨日見たけど、感想は
>>145-146 に同じ。
これ、宣伝の仕方、対象を間違えてなかった?
公開前のプロモーションで、こんな映画、見に行くものかと思ったもん。
結局、その見たくない映画だということをコロッと忘れて、
今さら見に行ったら、とてもよかった。
エヴァグリーン、乗馬うまいね。さらりと乗りこなしてる感じが良い。
ボードワンが降りる時にちゃんとしゃがんだ馬にアカデミー動物賞を贈りたい
話豚切ってスマソ "まるごと20th FOX"という雑誌についてる付録(DVD)は、結構オススメだぞ。 DVD発売までこれで何とか食い繋いでいけそう。 だが、例の如くオーランド&グリーン中心でサラディン&ボードワンはちっとも出てこないが_| ̄|○
156 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/21(火) 20:27:32 ID:uGbBa0YJ
>>152 いやー、あの宣伝じゃ「ケ!!」って人の方が多いでしょう。
TVの予告編だけの宣伝は別にいい。その後の宣伝がダメ(w
ほんと惜しまれますな。
>>154 あ ほんと?しゃがんでたんだ?さすがリドリン芸が細かいな。
話ズレるけどグラは動物いっぱい出てきて好きだったよ。
馬と言えば、ティベリアスが「キプロスへ行く」とバリアンに背を向けたあと くるっと一回転して向き直るのがすごい自然でカコイイなあと思った。 乗馬技術としては易しいのかな?
馬といえばホスピタラーの曲乗りも凄かったな。 あれ本当に乗ってたよね?
159 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/21(火) 20:44:46 ID:uGbBa0YJ
>>157 それ、どっかでサラディンもやってたよね。漆黒の馬で。
スゲーかっこよかった。
王さまと対峙する時だったっけか。
>158 あれはさすがにスタント使ってると思うけど、 役柄としてはすごくカッコよかった。 最初の戦闘シーンはそれぞれ個性が出ていてイイ!
>>158 その後のバリアンに、馬上からお辞儀するシーンは本人?つーか、あの時の馬カクイイ。
俺はシビラ一行がイベリンにやってきた時に、 走ってたのがピタっととまったとこが印象に残ったな。 先頭の白い馬2頭が綺麗に整列してて。 (もう一頭は誰がのってるんだろうか?) イマドも「メルシー」っていいながらサラディンに横付けしたっけ。 あれもかっこよかった。
>>162 "Mercy."(慈悲を)だったと思うが、
もしかすると俳優がフランス式でRを発音してた?
ホスピタラーの人は乗馬上手いから、本人かも知れん。 ドラゴン・ハートでもめったくそ爆走してた。
マジで? 惚れたよ、ホスピタラーと中の人。 今日、ピアス兄ちゃんと泥兄ちゃん(ハチの部下)の行く末を見てきた。 エルサレム戦4日目?のハチの演説「武器を持って戦えば勝てる」 の時には2人ともいた。 その後、壁が破られて混戦になった時、泥兄ちゃんが倒れる姿は確認。 ピアス兄ちゃんは行方不明。 一瞬映る、バストアップの死体が誰なのか気になる。
>>163 "Mercy."だと思うんだけど、「メルシー」って発音してたと思う。
バリアンと副官みたいな人が倉庫?かで話してた
「サラディンは慈悲をみせません」のところも「メルシー」だったと思う。
最初聞いた時「あれ?フランス語?」って思った記憶がある。
実際のエルサレム王国はフランス語が公用語だったんだっけ?その流れとか?
メッシーナ前の「マルデル〜」も訛りだよね?
ホスピタラーには独特のユーモアを感じるね。 馬の曲乗りにしろ、 剣でバリアンの頭たたくのにしろ、 しぐさも良い。 ちょっと皮肉のあるものいいも嫌なかんじがしない
>>151 ある映画評サイトで星五つだったので、この目で確かめておくか、と。
アブナイアブナイ、見逃すとこだった。滑り込みセーフ。
人の目を覗き込むように話すのも、良いな。 こっちの映画館は、まだ4回上映だなぁ。新館でやってる内に観に行かないと。
170 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/21(火) 21:45:05 ID:tlIwN4FU
イマドとの友情の証の黒馬も、やたらブヒブヒ主張してて、愛嬌があって可愛かった。
禿の人が噴水の前でバリアンに職務質問するシーンの台詞は文法的になんかめちゃめちゃじゃないですか? フランス語(バリアンに話し掛けてるってことは、作中では)は得意じゃないって設定なのかな?
>>147 劇中設定ではサラディン軍20万といってるが、勿論こんな数字はフィクション(w
ヒッティーンの戦いとエルサレム攻囲戦に参軍した騎士達は、エジプトからエジプト方面軍の
6割にあたる8,640騎、ダマスクスをはじめとするシリア軍勢約3,000騎他の合計12,500騎に
のぼったらしい。これは正規軍の数字だが、その他に遊牧トルコマーン系の補助軍が数千に
歩兵若干が正規軍とほぼ同じくらい参加したと見られている。
だからサラディン軍の総勢は2万5千、多くて3万前後だったろうと思われている。
歩兵軍その他は各都市の工兵部隊や、サラディンがアッバース朝のカリフ・ナースィルの名に
おいて発したジハード宣言に呼応したシリア、ジャズィーラ、エジプト周辺住民などの義勇兵
だったらしい。
ハリポタでも崇高な人柄でユーモアのある教師という感じだったけど あの人はああいう役柄が十八番なのかしらん。 少し悲しそうな微笑みとかかぶった。
>>173 ヘレン・ミレン主演の「第1容疑者」シリーズの中で
犯罪者の役をやってたよ。>デビッド・シューリス
>172の続き。 1187年3月にジハード宣言が発せられ、同年7月にヒッティーンの戦い、10月初めに エルサレム解放で一息つくかと思ったら、89年のアッカー包囲まで軍はパレスチナ一帯で 包囲戦など繰り返している。91年にはついにリチャード1世とフィリップ2世がアッカーに 到着し、このときまで足かけ丸4年、ずっと交戦状態だった。 で、これらの戦費をどうしていたかというと、シリアやエジプトの穀倉地帯から何とかかんとか 捻出していたようで、西欧の両王が上陸した時には財政は火の車状態だったらしい。 エジプトの財務管理を担っていたカーディー・アルファーディルは当時サラディン宛の書簡で、過剰な税負担と 労役で今にも暴動が起きそうだと泣きついている。 サラディンとしてはここで引くわけに行かないので、アッカーを両王ごと陥落させたかったようだが、 幕僚のアミールたちや長期戦に疲弊した騎士たちの意見を退けられず、両王との休戦協定に同意 せざるをえなかったそうな。
>>173 カンヌで主演男優賞とったネイキッドでは
マシンガントークで嘘つきで女たらしの最低男(でも憎めない)をやってた。
ドラゴン・ハートでは、オカッパ頭の残酷で嘘つきな最低の王様をやってた。
シャンドライの恋では、ヒキコモリのピアニスト役をやってた。
知り合いのイラン人に「サラーマレク」の意味を聞いたら、 おはようとかこんにちはとかの挨拶だよって言われた。 字幕が出なかったから、やっとすっきりした。
>173 「太陽と月に背いて」では妻の髪の毛に火をつけちゃう 酷い夫の役でした。刑事プリオに掘られてるし。
>>174 >>176 サンクス
まだ二作品しか観てないのでちょっと悪役が想像しづらいyo
>>177 「あなたに私の医者を送ろう」
「おはようございます」
>>173 タイム・ラインでは雰囲気がビル・ゲイツで
横暴で冷酷、最期が悲惨な役だった。
ギーの中の人はその彼の部下役だったよ。
181 :
134 :2005/06/21(火) 22:23:32 ID:LB3KkcO5
6回目観てきました。今日は正真正銘の貸切り(88席で俺だけ)。 一番楽な体育座りで鑑賞。肩凝ったら背伸びなんかもしたりして。 鼻くそほじり少年を確認。シビラが飛び出そうとしたシーンも確認。 バリアンの部下の赤毛兄ちゃんが生き残ってたかどうかは未確認。 王様は登場シーン全て衣装が違うんだね〜。ゴージャス。 ティベリアスの馬の鞍にフカフカの毛皮が張ってあるのを確認。 王様の鞍には何にも無かったのに・・・・ひそかな贅沢か? あーあぁ、DVD出るまでもう観れないのか。。。。抜け殻な気分。。。。
>>177 Salaam aleicumの元々の意味は 「平安があなたと共にありますように」だけど
普通に挨拶の言葉として使ってるってことみたいだね。
挨拶の本当の意味なんてどこの国の人でも深く考えないで
口にするもんな。
「ごきげんよう」みたいな感じじゃないか?>サラーマレク
>>179 ふきだしたwワロス
「サラームアレイコム」には「アレイコムサラーム」と逆に返すのがお約束なんでしょうか? バリアンの異文化理解が深まる過程が観ていてすごく好きだ。 「ムスリム」の意味がわからなくて「サラセン(ヨーロッパにおけるイスラム教徒の呼び方)」と言われて初めて分かった 何にも知らない若者が、最後にはイマドに「アレイコムサラーム」とちゃんと返してるんだもんな。
185 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/21(火) 23:01:50 ID:321giCE1
ラストにバリアンが妻の墓をふりかえるシーンが さりげなく入っていて好きだが、 役者が見た目優男なのはいいとして、 もう少し、奥に秘めた悲しみみたいなものを表現できるタイプだったら もっと良かったのにと。。。
>184 前スレで紹介されていたアラビア語会話のサイトによると >wa `alaykumu-s-salaam(u) >「ワ」は、英語の「and」に相当する単語です。最初のあいさつの語順をひっくりかえすと「アライクムッ-サラーム」となりますが、 >そこに「ワ」をつけることで、「そしてあなたたちの上にも平安がありますように」と意味の文になります。 だそうです
>>184 対になってる言葉らしいね。
サラディンと講和を結んだ時とイマドと別れる時の言葉が印象的。
サラディンはアラビア語で「あなたに平和を」、バリアンは英語で返す。
イマドは英語でバリアンはアラビア語で別れる。
自分の立場やらお互いを気遣ったりとなんかぐっとくる。
>>173 亀だが。
「ハロルドスミスに何が起こったか」でチョビ髭マッシュルームカットで
おしゃれパンタロンスーツなヒステリーおとぼけ上司役だった。
>>185 そうか?
自分は十分表現出来ていたと思ったよ。
冒頭部分の行き場のない怒りと悲しみを秘めた目と
ラストのどこか悟り切って遠くを見据えているような目線とじゃ全然違うしな。
むしろオーバーに「俺は悲しいー」なんて表立って表現されたら返ってしらける。
>>179 ホスピタラーの中の人のファンだが、彼はカメレオン俳優と呼ばれてるな。
いい人役もあるが、悪役も多いし、あと全裸も多いw
>184 あれは妻の墓なのか? 自殺者だから墓も作ってもらえず、あんな村はずれの十字表示らしき ものがあるところの埋められたのかと思ってたよ。
192 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/21(火) 23:24:24 ID:WwWy8SqA
まあ・・・同じ中近東が舞台ということでは アラビアのロレンスという大古典があるわけだが、 あの作品での主役と脇役の存在感のバランスを思うと、 やはりOBは食い足りない部分があるのは否めないよな 主人公ロレンスも初めてアラブ風の服を身にまとって 砂漠をはしゃいで服をひらひらさせて走るシーンなぞ、 萌える部分があるわけだが・・・ やべ、もう一度大スクリーンで観たくなっちまった ロレンス・・・
>>190 同じくファンだが、そんなに多かたっけ>全裸
>>192 比較しても無意味なくらい関連のない作品と比べても・・
>>185 あれは>191の言うとおり墓ではないよ。
自殺者、犯罪者は村の入り口の十字路に埋められ、道行く人たちに
踏まれ罰を受け続ける。
>186>187 レスありがとう。 どこかのシーンで、バリアンが誰かに「サラームアレイコム」と言われているのに、 おそらく気付かず通り過ぎてしまうシーンがあって、 何度か観るうちに、「今ご挨拶されたんだよ、返事しろー!」と心の中で叫んでいる。 たしか、ゴルゴダの丘に妻の遺骨を埋めに行く坂道で道を譲ったマントの人だったと思うが。
もぐもぐさんは馬術競技で賞を取ったこともあるくらいの熟練者なので、 ひょっとして本当にスタント無しだったかも>160 もしそうだったら惚れ具合も3割り増しだ
198 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/21(火) 23:38:56 ID:321giCE1
>>189 悲しみを露骨に表されたらこっちだって白ける。
なんというか、深み。それがブルームには欠けている。
>>195 そういう風習があったのか?ゆっくり休む事さえも許されないのか…。
>>197 もぐもぐ決定かよw
>>199 ホスピタラーもゴッドフリーに「あの十字路で埋葬されていたのが彼の妻で・・・云々」
言ってる。字幕じゃ「十字路」なんて出てないけどね、ヨーロッパの人なら
村外れの十字路、といえばピンと来るような風習。
201 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/21(火) 23:52:28 ID:tlIwN4FU
Oランドはねえ、だんだん上手くなってきてるとは思うよ。
でも、例えば、セリフの無いシーンで、イマド役の役者さんなんかは、
派手な表情してないのに、内側から溢れるような感情が読みとれる。
Oランドには、目の表情一つとっても、やはりまだ固い。
もう何回か、コスプレ以外のものを経験してからこの映画に出てほしかった。
>>197 >>199 もぐもぐ・・かあ。・・歴史ものは旧新を問わず、けっこう見てる。他の歴史もの
だって、庶民がでてくるシーンや、食事風景はあるのに、リドスコ映画ほどリアリティ
は感じない。リドスコ映画からは、匂いまで伝わってきそう。
>>185 自分の中でバリアンは未来に進む若者のイメージが強いんだよね。
妻も父親も王も心の中に生き続けてる感じがするから
ティベリアスから受けるような深い悲しみは最後には感じなかった。
うまく言えないんだけど、表現不足というよりあれがバリアンなんじゃないかなあと思う。
うん、ティベリアスは対称的かも。
ホスピタラーよりもジョン・フィンチの大司教の方が 常になんか食ってるぞ。御前会議でも平気で食ってた。
ティベリアスはいろいろありすぎて疲れきっちゃったんだろうなあ。 最初は、お前逃げんのかよ!?などと思ったが、 ボードワン王との関係とギーとの関係の差を見ていると、聖地から去るのも無理ない気がしてくる。
205 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/22(水) 00:08:35 ID:RoxItwmD
パンフ買ったけど、キャスト名、もうちょっと載せてほしかった。 せめてイマドくらいは・・・。 既出だろうけど、なぜサラディンの人の写真が載ってないの?
ホスピタラーはホスピタラーでいいんでない。 ホッピーとかでいいよ。ホスピー。柿ピー。
>>203 に先を越された。
そうそう、終盤以外は常に口に何か入ってる。「牛かよ!」と。
返しの「ワ(ア)レイコムサラーム」はいろんな人が口にしてたが
やはりサラディンが最高だ。しかし
>>179 のおかげで今後は
爆笑をこらえるシーンになっちまいそうな悪寒。
バリアンが剣を教えられる時に焚き火で炙ってたウサギ食いたい
前スレ958のこの"呪い"にもまんまとハマったorz >ボードワンの(略)あの姿が月光仮面に似てると思った 悔しいんで"呪い"ネタ投下。サラディンが十字架を拾うシーンで 着ている黒い衣装。ベルト?部分が"ライダーベルト"に見えてしまう。 (最初は「チャンピオンベルトみたいやんけ」とも思っていた) あの衣装、渋くてすげえ好きなだけに複雑だ。
ヒーローごっこに興じる二人
メッシーナ産の蟹キボンヌ
>>207 ホスピタラーのモグモグは牛っていうよりラクダっぽいかも。(顔も)
あの地域からするとドライ・フルーツとかナッツ類食べてるのかな。
イタリアじゃ日曜日にはナッツ類、クリスマスには様々なドライフルーツ食べる
習慣あるけど、十字軍が色々持ち帰ったからなんだろうな。
>209 自分も思ってたよマイフレンド<ライダーベルトorチャンピオンベルト >212 バリアンは時々柑橘類っぽい果物の食いかけ持ってる。 ルノーがギーにもらったのはチキンっぽいね。
>>212 そんなに顔は濃くないと思ってみた。
十字石と云う鉱石があるんだが、その昔、十字軍がお守りとして持っていたらしい。そういう雑学でも楽しめるのは自分だけか。
215 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/22(水) 00:30:19 ID:Jezz0bKw
>>210 その二人はもしかしてもしかすると王様二人ですか?
・・どうしよう。も一回観に行く予定なのに。一番のシーンで吹き出しそう。
かき氷を食わせろ
確かにブルームはまだ深みはないね。まあ若いからな。25くらいか? 逆に深みがありすぎると、翻弄される様が悲痛になるし、 アッサリ感がこの映画と時代に合ってるかもしれんな。 そしてあの2人の王の存在が引き立っている所以であるのかも。 ブルームの役は「主人公」だが、同時に「狂言回し」的な意味合いもあると思う。 主観者であり、傍観者でもある、という。 「ブラックホークダウン」のJ・ハートネットや「プラトーン」のC・シーン等のような。 バリアンはあれらよりはもっと主体性のある存在けどね。
オーランドは1977/1/13生まれ。今28歳だね。
ブルームに不満はあるが、マッチョな男を使わなかったのは正解と思うよ。
>216 おまえに与えたのではない。 ズバコーン!!
221 :
216 :2005/06/22(水) 00:56:26 ID:qSxyFrmO
_| ̄|...● ところでさっきから ♪銀色仮面のおじさんは 正〜義の味方だ って曲がぐるぐるして眠れないんですが。
>217 オーランドは28・・・だったかなファンの人だれかー んで若いけどインタビュー読む限りはなかなかいい経験してるよ。 深みは感じられないけど、 オーランドは「いい経験」を経た負のオーラには凄みを感じる。
オーランドは、じゃないな、オーランドの、だ。
生年月日を探そうとググっていたら、オーランドの父ちゃんてハリー・ブルームなんだね。 南アフリカでマンデラ氏と共にアパルトヘイトに抵抗した人。
>>213 オレンジ(ナーランジ)は元々は苦かったのが欧州に渡って改良されて逆輸入
されたっていうけど、バリアンが手に持ってたのは甘く改良された物なのかな。
メッシーナでも小形のオレンジが壇に飾ってあったけど
シチリアといえばタロッコ(ブラッド・オレンジ)。あれがそうだったら意味深だ。
そういえばこのナーランジに同じくこの中近東方面で取れるクローブを刺して作る
オレンジ・ポマンダー、後の香り玉も十字軍由来なんだね。
>216>220>221 声に出して笑ってもたじゃないか! 銀色仮面のおじさんは〜♪ 甥っ子(5世)に歌ってあげるやさしいおじさん(4世)
食い物の話題に便乗してみる エルサレムでの会食のテーブルにうずらの卵がてんこもりに積まれてた。
>>201 自分も嗅覚と触覚を刺激される・・・だから好きな監督なのかも この映画を観た後は砂をかぶった気がして顔を洗いたくなった。 バリアンの顔もハンカチで拭きたくなった。 (暗くて表情が見えなかったのも含めてねw)
>228 なんかわかるw 砂がバフバフ噴いてるシーンじゃ目を細めてしまう。 ついでにシビラが大きい鷹の目を見開いてるシーンはこっちの目が乾く。
>224 オーランドが4歳の時に死んでいる。 でもね、いろいろあって血はつながっていないんだよ。 いろいろ経験してるけど擦れてないからなんか好感がもてる。 その辺の人の良さが今の仕事にもつながってるんだと思う。
>>227 他にフルーツの砂糖漬けと、オリーブの実っぽいのもあったよな。
あんたとは話が合いそうだw
銀色仮面、ツボったw 銀色仮面のおじさんは〜、キリストの味方よ良い人よ〜 疾風のように(歴史上に)あらわれて〜、疾風のように(病のために)去っていく〜
今日、恐らく最後のレディースデーで見に行くのに、 どうしてくれるんですか(;´Д⊂) この前見た時もこのスレの空耳アワーのおかげで 何度も肩を震わせてしまったのに。
>>226 吹いたw
でもその後なんかしんみりしてしまった orz
王様妹と仲良かったけど甥もかわいがってたのかなあ
銀色仮面はだ〜れ〜で〜しょう〜〜〜♪ 製作者サイドより銀色仮面のキャストに関する質問は 一切お断りさせていただきます。ご了承ください。
>231 コスプレものの映画は、食い物が一番気になるんだよね〜 役者が食ってるものとかテーブルの上のものとか、つい凝視してしまう。
今日最後のレディースデーの見納めをしようと思ってたのに 持病の腰痛が…_| ̄|○ 皆さん楽しんできてください(;つД`)
スレ読んでたら、アルメニアン・スーパー行きたくなった。 ↑全部そろいそう・・・。オリーブが旨くて安い!ウズラも売ってたしw
ルノーのあのひったくり方、食い方がまたw 最初、意外にもさすがに意気消沈してたのかと思いきや、単に腹減ってたのね。 生命力旺盛なヤツ。
ルノーダンスを完全にスルーしているギーにちょっと笑った。
「な、何やってんだ…」ってギーの顔には書いてあったね。
576 :魅せられた名無しさん :2005/06/22(水) 14:40:44 この板にオーランドブルームの層化スレがたった時 内容は「歯列矯正した笑顔が美しいオーランドブルームについて語らおう」 そのスレをウザイと感じた 信者の書き込みは 「犯罪者の脅し」 そのものだった。 いつまでもストーキングして、懲らしめてやるぞーといった性犯罪者の 最悪な奴状態。もちろん住所やなにやらを調べている。 層化カルト教について調べてみると、鬱をまく方法で信者を獲得するらしい。 このスレや他のスレにも蔓延って洗脳してるのだろうけど。
>242 確かに目の前であんな踊りを堂々と披露されたらつっこむにつっこめないw ギーは野心が大きいけど小心者で、 ルノーは二番手でいいと思ってるわりに度胸がある。やっぱいいね。
ルノーの死刑は御前会議の時点で決まってたんだろうか。 それともきしょいキスをしたから不忠とみなされてあぼーん決定か? 何事もやりすぎは禁物ってことすかね。
何を言ってんすか。
ルノーがサラディンに首切られるシーンの音楽が良い。
正直、普通に忠誠のキスをしていれば死刑宣告は免れた気ガス。 かき氷の件といい、相手の神経を逆撫でしちゃうタイプとみた。
あそこで即座に手打ちにしておけば、 ギーひとりでは何もできなかったのではないか
そうだそうだ。 お手討ちじゃなくていい。ティベリアスが言葉通りに "a dead man" ズバシュっ、 て首はねてれば・・・ ・・・後半あんなに面白くはならなかったろうな。すくなくとも氷銀杯の名シーンが見られなくw
251 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/22(水) 20:22:04 ID:3HhRLQ/F
気になるのは、王様はサラディンに「ルノーは罰する。私が誓う」 って言ってるのに、すぐに死刑にしなかったこと。 ルノーがのうのうと生きて、解放されていたと知ったサラディン は王の約束違反と怒らなかったのだろうか。 サラディンは姉を殺されているのだし。
>>251 「罰する」と言っただけで、死刑にすると誓っていないから、違反ではないのでは?
253 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/22(水) 21:15:04 ID:RvJWTg/s
>>234 可愛がってたんじゃない?自分は子供持てないし。
史実でもボードワン5世として王位につけてるし。
でも触れられない。
DVD、劇場公開版、DC版(3時間のやつ)、SEE(追加撮影?含む) というかんじで出るといいのになー。 発売時期は8月、12月、年明けとかでさ。
>>254 FMおぼえ。そんなに出たら、お金追い付かないよ〜。欲しいけどもw
>>254 >>255 ピーター・ジャクソンみたいなファンサービス精神や遊び心は、希薄なタイプだからなあ。
指輪SEEみたいにメイキングを作るつもりで撮影中からいいエピソードとかを
撮りためてたりはしないだろうし、裏方は裏に徹して、WETAの面々みたいに
個人の魅力を見せてくれるというのもなさそうだし。
でもとにかくカットしたシーンが見られるだけで何も文句はない。はよ出してくれ。
ホスピタラーが「もぐもぐ」だってんなら、他にもいるぞ。 サラディンな。一場面だけだが。
バリアンが剣を習っている時、蟹くんは自分の甲冑(?)になにかこすり つけてますよね。あれは、一体何しているのでしょう?
>258 獣脂をこすり付けてるの。 公式本にも載ってた。
260 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/22(水) 22:48:43 ID:IdJ5IuVp
聖地ではあの鎖帷子は暑かっただろうな。 鎖帷子・兜・胸甲・サーコート・剣・槍・盾などのフル装備で、 約20〜30キロの重さになった。
>>259 ありがとう。
そうなんだ。目的は、錆び止め?あるいは防水?
あの時の蟹兄ちゃんの「ふーやれやれ」って感じで首振るしぐさが好きだな。 あれはバリアンの姿を見て「なってねえなあ」とでも思ったのかな。
>262 おさげのドイツ人を見て「世話好きなやつだなあ」と思ったに一票。 >261 錆止めじゃないかな? 錆付いてくっ付いたら耐久性も悪くなるし 動きも引っ掛かったりして制限されるんじゃないかな。 でもなんだか臭ってきそうだw
264 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/22(水) 23:22:01 ID:1JR4rSdp
5回目鑑賞してきた カラクの戦いのシーンで、接近してくるエルサレム軍の 王の斜め後ろあたりにホスピタラいるね サラディンに会見する時の一軍の中にもいたかも知れない 他にもヨハネ騎士団員はいるようなので、やっぱり相当の 地位の人なのかな まぁ、ひょこっと司令部に顔出して、名前言ったらティベリアスが 出てくるわけで、バリアンの評判の事がなくても顔は利くんだろうな
SEEを劇場で観れたら最高なんだけど。 無理ぽ
>>265 え、居た?王の神々しさに目を奪われていて気が付かなかったな。今度気を付けて観てみよう。召集議会の時に、手前の方で、ティベリアスの言葉に中々良いリアクションしてるな<ホスピタラ
ルノーがすぐに死刑にされなかったのは、 彼がそれだけ有力者だったからではなかろうか。 ティベリアスが最初の場面で「身分が己を守ると思うなよ」(うろ)と 言っているってことは、反対にある程度のことをできちゃう身分。 テンプル騎士団を引き連れているということはバックに彼らがいる。 ルノーをさっさと殺せるなら、それこそ王と方針を異にするギーも さっさと殺すなり離縁させるなりできたはず。 だからルノーが忠誠のキスにどう対応しようが死刑宣告や捕縛には 関連しなかったと思う。 馬用の鞭棒で何度も殴られたことは、関連してそうだけど。
ここでダウトネタを投下してみる。 ・冒頭のバリアン嫁の死体の顔がアップになる場面で画面右手に斧が映ってる。 くっさいですのおっちゃんが斧を取ったあとまた嫁の顔のアップが映るが 無いはずの斧が映ってる。 ・ギー戴冠式のあとルノーを釈放するシーン、ギーがまだ天麩羅ーズの 衣装を着ている。王になったのだからブルーの衣装じゃないんかな?
死刑の確定している人間に「忠誠を誓え」って言うもんかな? ああいう形で相手を試したり罰を与える人にも思えないし あそこは双方の思惑が今だによくワカラン
>>269 一つ目はミスってことかね。他にもたくさんある。
(ティベリアスの手に忽然と現れる王様の手袋とか
同じく突然真の十字架の後ろに出現する坊さんたちとか)
二つ目は…意図的にずらしたのか、(王の葬儀〜戴冠式の流れの
間に牢屋のシーンがはさまると興ざめだから?)
まだテンプルの服を着ていることに何か意味があるのか
それとも一つ目と同じくつなぎのミスなのか、どれだろう。
>271 >ティベリアスの手に忽然と現れる王様の手袋 それはダウトじゃない。ティベリアスはちゃんと拾ってたよ。
日劇で見納めてきた、 といっても二度目だけど。一度目よりかなり楽しめた エルサレム攻めで、星空を背景に火炎弾が飛んでくるところが一番好きだ
日本密林にスクリプト本が売ってた。 「通常3〜5週間以内に発送します」…そんなにかかるのか orz
>>272 >ちゃんと拾ってた
どのタイミングで?
>>273 >星空を背景に火炎弾
あのシーン、家のビデオで特番見たら予想以上にしょぼくて
がっかりだった。やっぱり劇場で見ないとな。
星空と言うと「包囲塔一網打尽作戦」の秘密兵器設置中にも
兵士の背後に星が光ってたこと、新しくオープンした小屋の
くっきりスクリーンで見てやっと気づいたよ。
>275 ボードワンを抱えて衛兵に託した直後あたり。 瞬きしてたら見逃すくらいさりげなく拾ってた。 引きの映像だったと思う。
連投スマソ。
>>276 即レスd。
輿に横たわる王に手袋を持っていく少し前、手に何も持っていない
映像があったような…。見間違いかもしれんが。
>>274 米アマゾンだと、まだ"Not yet released"表示のまま。>スクリプト本
日本のアマゾンではリリース済み扱いなのか?それとも
「あと数週間もすりゃ出るだろう」と見込んでのことか。
アマで > 「通常3〜5週間以内に発送します」 って、在庫ないですけどいちおう表示はしときます、アホが 引っかかるかもしれないからって意味じゃないのか
まだ発行されてないのは確か。 日本のアマゾンが発行日のところを直してないだけ。
>277 もしかしたら、つなぎの途中に空手のティベリアスが映ってる箇所があるのかな? とりあえずティベリアスが身を屈めて手袋拾ってるのは確かだ。 あのシーン、最初に気づいたときからお気に入りの場面だから何度も見てる。 ボードワン、手袋脱ぐの大儀そうだから、はめ直すのも大変なんじゃないかと毎回思う。 着替えなんかもしんどそうだ。手伝う人とかいるんだろうか。触れるのいやがるかな。
>280 >空手のティベリアス 一瞬、白い空手着に黒帯着用のティベリアスを想像してもーたw 王様の左手は、いつも包帯ぐるぐる巻きですよね。 カラクでは正装しなくちゃ(お相手に失礼)と両手とも手袋にしたのかも。
>>254 劇場版は1枚のと2枚組のが出るんだね。
>>280 >触れるのいやがるかな。
正直「恐れ」はあると思うけど、「イヤ」じゃないと思う。
王様も気を遣って「あ、それは自分でやるよ。」なんて言ってたかも。
>262-263 あの後の戦闘シーンを見るに、おさげのドイツ人は力技の人、という印象。 それに対し、蟹兄ちゃんは剣技の人で、しかも戦闘後生き残っているので、かなりの手練なのかもしれん。 蟹兄ちゃんからみたら、ドイツ人は面倒見のいい奴だが教師役としては…くらいに思ってたりして。
>284 世話焼き兼、剣使ってたら手を出さずにはおれない血が熱くなるタイプとみた。 ゴッドフリーと練習してるバリアン見て、だんだん表情が変わっていってたから。 蟹兄ちゃんは、それ見て「熱くなって、手加減忘れるなよ」ってぐらいの顔してる 気がした。
>>284 >>285 面白い! どっちもありそう。そこまでは見れてなかったよ。
どうしても終了前にもう一度映画館に行くぞー、って気にさせられたじゃないかw
ジョンフィンチいいよー。良いキャラしてる。実はいろんなところに映ってるね。
288 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/23(木) 19:44:03 ID:TaB0WGHw
リピーター多いみたいだね。 確かにこの映画、あとからじわじわくる部分もあるし、 もう一度見たい誘惑にかられるなー。 いつもはたいてい同じ映画は映画館で1回しか観ないんだけどねえ。
2度の会議のシーンで、ティベリアスの座る椅子が変わってるんだね。既出? ボードワン王の時の会議では、他の人の座る椅子とは一人違って、 大きめで背もたれにエルサレム軍旗の模様が入った布が張ってある。 ギー王の時には、他の人と同じ椅子に変わってる。 王が変わると扱いに差が出てくるのかね。
そういえば 冒頭の「くっさいです」の墓掘り兄ちゃんと エルサレム攻防戦でバリアンの演説に感激して メット脱いでお辞儀したピアスの兄ちゃんは 同じ役者の一人二役だそうだね。
>>289 >王が変わると扱いに差が出てくるのかね。
扱いに差という点ではティベリアスも負けてないぞ。
ギー”御出座”の時、大司教やギーの腰巾着テンプラーは
ちゃんと立って敬意を示すが確かティベリアスは着座のまま。
今日で見納めにしようと4回目見てきた。 さすがに人は少なくなってるな。俺入れて4人だった。 最後イマドがバリアンに馬を渡すところで後ろのカップルの女が笑った。 エンドロール中に「なんだ結局あれ駄馬だったのか〜」と。 違う、それは違うぞ・・・
>>291 あの墓掘りさんがフランスでの生活に嫌気さしてエルサレムに
向かったのかなー、とも思ったりしてたけど、別の役なんだ?
総大司教を見やったりしてたし、なんか意味ありげで気になってた。
>>294 吹替えだと「アンタは黙ってろ」と総大司教に向かってのセリフがあったけど
字幕ではなんも無しだったし、英語も聞き取れなかった。
冒頭の「ここのメシは美味いなあ」も吹替えでしか聞こえないね。
耳をこらせば英語で聞こえるのかもしれないけど
自分には聞こえなかったよ。
そういやホスピタラーはゴッドフリーの死の原因をティベリアスなどに、どの位詳しく説明したのだろうな。まさか、馬鹿正直に…
散々ガイシュツかもしれませんが。 海辺でまるごと一匹の蟹を出されたバリアンが「ゲッ」てな表情するけど、 あれは山村で育った彼には蟹がゲテモノに見えるという演出なんでしょうか
というかあの戦いの事は筒抜けでは? バリアンがサラセン人を殺した事がすぐに街中の評判になるくらいだもの。
>291 ヘー。言われてみれば似てる気がする。 >297 見た事も無い生物を食えと言われたら、そりゃ引くわな。
>>295 今度観に行くとき聞いてみるよ。
フランスの寒村での背後の会話は何か色々入ってるなー、ってくらいしか
分からないや。お母さんが子供に呼びかけてるのは分かるけど。
>>297 そりゃーそうだよ。山村じゃあんな蟹見ることないもんな。
出てきたのが蟹でまだましだったよね。
タコとかウニとか出てきたら飛び上がったかも。
>>299 >>300 アリガd。やっぱりそういうことなんですね
まぁ、あの蟹のダイナミックさは日本人の自分でも引くかも
地中海の蟹ってあんな感じなのか…
おさげのドイツ人、一見いかにもなバイキング野郎だなーと思ってたら、 中の人が北欧の人だったのね。直感は正しかったw 鷹のかまえをしたとき、二の腕の筋肉が立派すぎて顔が隠れてるよ。
>>303 二番目の蟹
サラディンが泣く時のポーズに重なる。
305 :
274 :2005/06/23(木) 22:40:00 ID:B5g2yRWR
>>277-279 まだ出てなかったんですね。ガカーリ
>>296 ティベリアスが「こんな時に死ぬだなんて!」と怒り口調で言った時
バリアンがものすごーく暗い顔をするんだよね。
ストレートな分ぐさっときたんだと思う。
ホスピタラーの性格からいって、適当にあることないこと(ry
それにしても、エルサレムでイマドと別れてゴルゴダの丘で一夜明かして、
父の部下と出会って屋敷に迎えられて、シビラと会って、王宮に行って・・・
二日くらいしか経ってなさげだけど、もうシリアの太守を殺した噂が
ティベリアスの耳に入っているということは、イマド仕事早い。
メッシーナでバリアンが騎士叙任された時、蟹兄ちゃんの側にいた揃いの衣装の男たちは何者ですか? もしかして、あそこは聖ヨハネ騎士団管理下の病院で、騎士団員が立ち会っていたとかそういう状況だったりするのかな。
307 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/23(木) 23:17:02 ID:tZC6IjG7
>>306 そうでつ。
聖ヨハネ騎士団は、メッシーナのほかに、サン・ジル、アスティ、ピサ、
バリ、オトラント、エルサレム、アッコン、キプロスに病院を持っていました。
>>305 あることないことかw 父は自分の所為で死んだって後悔もあったろうしね。
>>306 自分は勝手にそう解釈してたけど。ヨハネ騎士団経営。建物中にもヨハネ騎士が数人が固まってたむろしてたし。彼らも聖職者の資格有るんだもんね。
>>305 イマド、噂流すついでにエルサレムの防備状況もチェックしてたんだろうね。
>309 あっそうか!だから「この目で見た」って言ってたんだね。
>>307-308 やっぱりそうなんだ。
異国の地で父親が死んだら、埋葬のこととかいろいろお世話になっただろうなあ。
バリアンはエルサレム王宮内でもホスピタラーに引き回してもらってたし、比較的、聖ヨハネ騎士団寄りな立場だよな。
その辺りも、テンプル騎士団側のルノーやギーに敵視される要因のひとつになったりするのだろうか。
312 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/23(木) 23:36:31 ID:Ju+4AIrd
今日、日本の密林で、頼んだボードワン4世本(洋書:映画ではなく史実) を確認したら、在庫無しになっておりました。(笑) この映画でボードワン4世にハマった方々が以外と多いのでしょーか? 自分は実は英語ダメなんですが、スクリプトとこの本を解読(笑)して、 ミーハーパワーでなんとか向上させたいと思ってマス。 海外のこの本の読者の感想読むと、映画のイメージと同じっぽい。
ボードワン4世って、バリアン以外の人にも初謁見のときに、魂は自分のものだと いうような話、していたのかな? ギーは、それなら、自由にやろうとか、間違った受け取りをしちゃったのかな? 初めて見たときは、王様はなんでこんな話をするんだろう? 自分が死んだ後、 アホな命令を下すであろうギーに振り回されるんじゃないよ、と言ってるのかと 思ったのだけど、何度か見ているうちに、そういう表面的な話じゃなかったのだ なと、思い始めました。 故郷では、たぶんまっとうな人間扱いされていなかった、そして神にも見放され ると思い込んでいたバリアンにとって、一人の魂のある人間として扱ってくれた 王様という存在の大きさをしみじみ感じる今日この頃であります。 だから、あのシーンでのバリアンの微笑みは、あんなに深いんだね。
314 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/24(金) 02:06:37 ID:HnsbSz1r
>>311 「主導権争いのために騎士団同士は仲が悪かったので、
共同戦線を張ったことはほとんどと言ってよいほどなかった(以下略)・・・」
ということが、塩野七生の「ロードス島攻防記」に書いてある。
塩野のは小説だからな・・・ もちろんよく調べて書いているものではあるけど。
どっかで夜の火が灯された王室に王が立ってる写真を見た気がするのだが そんなシーンが追加されるのだろうか。 + + ∧_∧ + (0゚・∀・) ワクワク (0゚∪ ∪ + テカテカ と__)__) +
>>305 ティベリアスの耳どころか、サラディンの耳にも入ってて
和平に問題ない、と言ってきてるってことは、エルサレムに
向かう道中にキャラバンとか同胞見つけて報告するように
伝えてたんだろうね。
バリアンは何言ってるか分からないから、話ちょっと膨らましたりしてたかも。
(`・ω・´)良き騎士であれと言われますた ( ゚д゚)・・・ハァ? (・∀・)ニヤニヤ このシーンの3人の表情が大好きだ
320 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/24(金) 09:10:53 ID:2VzoRcRs
この週末、ボードワン王の見納めに行こうと思っているが、東京でおすすめの映画館はどこでしょうか。
>>319 好きだ!
適度にすれきったおじさんたちは、若者の真っすぐな心根に笑うしかねーよ、ってシーンがいい。
バ「おっしゃいましたね」
ボ「ああ、言った」
バ「それが答えです」
ボ「…ははは」
のところとか。
ボードワン王とバリアン、実年令は近い設定だろうが、精神年令は大きな差がありそうだ。
>>320 関西でならまかせろ、と言えるのだが。>KOH見納めおすすめ映画館
都内で今週末上映予定がある中だと、他の作品を見た限りでは
六本木(全シアターTHX、画面も綺麗)と立川(音がいいと評判)か。
立川の音響に関してはこのスレの最新数十レスに情報あり。
http://tv6.2ch.net/test/read.cgi/movie/1106390327/ 有楽町もまあまあだったように思う。東京地区でKOH観た人意見よろ。
>>321 ボードワンも「適度にすれきったおじさんたち」に含まれるのかよ!
そもそも"So be it"と言った王は苦笑していたのか…?
ボードワンが年齢の割に老成しているというのは同意。
>>320 有楽町の日劇かな〜。320さんのところから近ければの話だけど。
私も最終日含めて後2回行く予定(チケット買ってある)
なんか中毒になってる・・・。
あの映画の登場人物は皆魅力的だな〜。
サ「おまえが助けたからこんなことに…」 イ「師匠を見習わなければよかったですねぇ…」 サ …(´・ω・`)… ム ヽ(`Д´)ノ
>>318 後半でサラディンが「ゴッドフリーだと」「彼に、息子がいたとは知らなかった」
って言ってるから、イマドは従者を殺した男の素性までは伝えなかったんだね。
でもティべリアスは「“君が”シリアの大公を殺した事は知れ渡っている」
って言ってるんだよなあ。なんでだろ。
関係ないけど、最近このAA→orz 見るたびに アッラーフアクバルとつぶやいている俺がいる
327 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/24(金) 12:06:09 ID:pd774OwT
ハッティン(ヒッティーン)の会戦でエルサレム軍が全滅した箇所を観ると、 「剣を持って立つものは剣によって滅ぼされるであろう」 という聖書の中に出てくる言葉を思い出すんだよね。 軍事力で手に入れた王国が、他者(この場合、イスラム教徒)の軍事力で 破壊されてもいたしかたないというか…
328 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/24(金) 12:17:19 ID:2VzoRcRs
>>322 >>323 ありがとう。敷島シネポップで3回観て、とてもよかったんだけど、吉祥寺で4回目を観たら今ひとつだったので。
"So be it"で、ボードワン王はもう自分ができる事は何もないと悟り、思いは個人的な自分の死の方に移って行ったんじゃないかな・・。
あのくだりから、亡くなるまでは泣けます。
崩御の鐘が鳴って弔い人々ででエルサレムの町が埋まる描写の時の音楽がいい!、王はやっと苦悩から開放されて神に迎え入れられるんだな〜と思った。
王の亡骸のまわりの床に撒かれた花びらとか、不謹慎ながら美しい映像だよなー。 そういえば、夜襲の時夜空を見上げるシビラは、王の棺の傍らにいるんだよね。 籠城戦に入ってからのシビラの心は複雑だったんだろうね。
>>328 臨終のシーンではすごく個人的な事を言ってるもんね。
最後の言葉が「国を頼む」じゃなくて「思い出す時は昔の私を」なのが泣ける。
>>322 では、関西では? MOVIX、画面がいまいちだったので…
332 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/24(金) 13:47:36 ID:4zPodROy
映画館に行ったらグッズが残虐非道なクルセイダーズの物しかありませんでした。
今日M○VIXで見納めしてくる。17:30分からだ。 これ以降は見に行く機会が無いから、食い入るようにして観てくるよ。
334 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/24(金) 15:51:26 ID:wjh/QBnN
うちの近所(ユナイテッドとしまえん)も来週の火曜(28日)までみたいだね(他館も同じ) 大抵の映画は金曜終了とか祝日前とかなのに何ゆえ平日終了なの?
>>334 宇○戦争の封切り日が29だから。違うかな?
>>325 サラディン側に伝える時には素性を伏せ、エルサレム側に触れ回るときは
イベリンの男爵の息子が・・・ と言ってたのかね。
>>336 「バリアンっていうやつが」くらいじゃないの。
出会ったとき薄汚れた格好してるし、イベリンの領主って証拠もないし。
ゴッドフリーって名前がサラディンにとって重要なことだなんてわからなかったわけで、
詳しい素性までは報告してないのかもしれない。
エルサレム側はホスピタラーがいるから、「バリアン」だけでも
あのバリアンかってわかるだろうし。
>>337 ホスピタラーはティベリアス&ボードワンに報告し、そして領地の部下達
にもエルサレムの入城してるから別宅での準備と探索を指示しといたってとこかな。
ギーはゴッドフリーに息子がいたことは知ってたけど、名前は聞いてなかったよね。
バリアンという男がムスリムの大公との決闘に勝ったことは知っていても
それがゴッドフリーの息子だとは王宮に現れるまで分からなかったのかな?
>>329 周りを派手に飾り立てていないから、花びらの美しさが際立つね。
それが更に悲しさを倍増させるんだけど(涙)
>>330 それに加えてシビラにキスされた時の王の目がいい表情してて泣ける。
今から最終上映観てきまつ。もう県内ではどこも終了してしまう。 あーせつない。。。。
>>337 イマドがバリアンの素性を明かさなかったのは彼のための配慮かもしれない。
十字軍の高官の息子が殺したとなると、さすがにムスリムの好戦的な連中は黙ってないだろうね。
サラディンにカラクでの奴ですと言う時も、最初の出会いの事は言わなかったな。
「ここ」と「ここ」に残るんだから、そう嘆くこともないさ。
>>342 残ってしまうから嘆くわけで・・・
完全版発売までこの映画の記憶を誰か消してくれい・・・
自分のところも28日で終わってしまう…。 全スレで教えてもらった京都の映画館なら、 28日以降もやってるので見に行こうかと計画中。 KOH中毒です。 >344 心にぐっとくる言葉が多いよね。
「くっさいです!」とかな
>345 MOVIX京都なら、音響や画面にがっかりすることはないと思う。 7月1日まではやってるらしいよ。 段々狭い劇場に追いやられてるけど、しつこく上映してくれるってことは、 それなりに人気があるんだろうな。嬉しい。
>>347 あ、来週もあるのか。嬉しいなぁ。そのうち祇園会館でもやってくれないかな。
今頃になって、本当に良い評判増えてきたな。前の「難しすぎてつまらない」評価云々は一体…とか云う自分も恋愛重視かと思ってて無料チケ使う為に期待せずに行ったクチだがw 得した〜。大画面で観なきゃ後悔したろうしな。
もう公開終了も間近か…やっばDVDを三種だそうよリドリー 冬まで待てないよリドリー とらあえずスクリプト本でも買うか。
あの人がこんな役で!的な楽しみ方もできるのがいい。 金髪おさげ兄さんも「神に選ばれし無敵の男」を観たばかりで なんだか感慨深かった。
バリアンが小指にしてる指輪がホスィ ありそうなデザインなんだけどな どっかにないかな
>>55 あたりから
>>63 、
>>72 あたりまでの話だけど
出たよ。宛先判明と、
署名になるかも、って段階?
やっぱり字幕改善連絡室(一応個人サイトだから貼らずにおく)
せっかくの名台詞を台無しにされたくない。署名になるなら絶対参加するぞ。
>352 おお。代表に名乗り出れなかった分、署名じゃ出来る限り力にならなきゃな。 ついでに字幕改善連絡室は、 >1の「KINGDOM OF HEAVEN を正しく伝えたい!」から飛べると言っておく。 >351 それをグッズにすれば良かったのにな。 あとちっちゃいイベリンの剣とかさ、ペーパーナイフで。
>343 では望みどおり… ズバコーン!!!
ギーとルノーがキャラバンを襲うところでルノーが「エルサレム万歳!」と 叫んでいたが、自分の耳には「トイザらーーース!」に聞こえた。
>354 イベリンの剣のペーパーナイフは売ってたんで、買っちまった。 長さが15cmぐらいでいい感じ。 ただし全然切れないし、塗りがちゃちいから 自分でカスタマイズしようと思う。 指輪こそグッズで出して欲しかったなぁ。
>357 なにを! 近所のところじゃグッズ置いてないから知らなかったローカルのバッキャロー。 大きな善の為の小さな悪だったと(ry ホスピタラー模様のなんかとか、シビラの指輪(だったっけ?)とか、 フィギュアとか、作ってぽしいものは山ほどあるが熱気が追いついてないな。
>358 あのグッズはTOHOシネマズ系列でしか扱ってないと思う。 ただ、指輪の時も、同じようなオリジナル(?)グッズを上映終っても 置いてたりしたので、一度見に行ってみるとかどう? 自分もその為だけに遠くのTOHOまで映画を見に行ってしもたよ。 記念だしーと、アホのようにストラップやらキーホルダーを買ったよ。
>>352 お! 署名には絶対参加するよ。
SEEもあることだし、良い方向に動くといいな。
>359 キングダム〜やってんの一番近くで二箇所しかねー・・・ しかも二時間かかる上、おもっくそ映画代+グッズ代<交通費・・・ 今からでもいい、俺の分もグッズ買いまくってくれみんな・・・
>>330 目の表情と言えば、夢から醒めた瞬間も胸に迫った。
王が目覚めるまでどんな夢を見ていたのかが、あの目だけで伝わる。
ゴッドフリーの最期のセリフも全然違う字幕だったような気が…。息子の話してないハズなのに、息子自慢みたくなってた記憶が。…署名頑張るか!
自分の地元も28日が最終日・・・(涙) 本当にこれで終わりかと思うと切ない。 土曜・日曜と連チャンで観てきますw(既に二桁鑑賞済みw) 先週から上映回数が1日1回になったのに、26〜28日までは なぜか2回上映してくるんだよね<地元の映画館 やっぱりじわじわと客足が伸びているのだろうか。 ちょっぴり嬉しいかも
観てきた 戦闘シーン思ったより少なかったな 壁の攻防はリング、トロイで見慣れてたので、 もうちょい戦術に新しさが欲しかった 壁の前に落とし穴でもほっとけばいいのに
指輪のペレンノール戦とは一見似ているんだけど、迫力のタイプが違うと思った。 指輪は空撮のダイナミックな動きに興奮したし KOHは自分がその場に立ってるみたいに投石のスピードに恐怖を感じたよ。 作り手によって全然違うよなあ。目新しくないとはちっとも思わなかった。
そんな時間はありません
>368 撮影監督つながり?両方ともジョン・マシスンだ。
>>368 二番館上映ありそうですね!
ところで、ギーがサラディーンの使者を切り捨てた時、懐刀を使ったと思ったのだが、
Assemble the Army! と叫ぶ時は、なぜか血のついた剣を持っている。
>なぜか血のついた剣を そのすぐ前にサラセンの使者を殺したでしょ
>>370 台詞に「その首を」とあったから、"ブシュー!"の後に
首ちょん切る場面があったがカットされたのか、それとも
単なるポカか… そこ、ティベリアスもおかしかったよな。
剣を抜いたはずなのに次の瞬間剣は鞘に収まってる。
使者を刺したのは短刀でのど(あご?)をグサっと。 確かに長剣は使ってなかったな。新たなダウトねたですな。
>>363 臨終の際に全ての罪を悔い改めれば天国へ行けるけど、
ゴッドフリーは私生児(バリアン)を作ったことだけは悔い改めない、みたいなことを言ったんだよね。
それが意訳されて「自慢の息子だ」という字幕になったんだと思う。
いいシーンだよね、ここ。
>>366 そうだね。それぞれの作品でアングルや戦法が違っててどれも楽しめる。
PJは高い位置からのカット多くて高所恐怖症の人には恐ろしい画が多かった。
空からの攻撃はファンタジーならでは。ナズグルの叫び声最高!
戦略はっていうとあんまりなさそう。物量とタイミング勝負。交渉の余地無し。
トロイやKOHは相手が生身の人間。どっちも盾のデザイン、使い方が面白かった。
スカッと晴れた地中海の真っ青な空の下で戦うトロイ。1対1の勝負がカコイイ。
砂塵もうもうたる中でぶつかるKOH。
砂塵に目が痛くなりそうで、暑くてたまらなくて、馬に踏み潰されそうで
投石器の石に巻き込まれそうで、原油+炎攻撃に悲鳴上げたくなりそうな
KOHの攻撃シーンは何度見ても逃げ出したくなる迫力があると思った。
城壁が崩されたあとのスローモーションで矢がこっちに向かって 飛んでくる様子はまじびびる。 プライベート・ライアンの海の中の弾丸のように怖い。
>>370 そういう小ネタを知ると、やっぱりもう一回見にいきたくなる。
見納めのつもりで見に行った今週、以前このスレで知った
クジャクとその鳴き声を確認しようと王宮の場面で注意してたら、
シビラとギーが現れる場面でおもいっきり「あほーあほー」聴こえたw
中庭にいる数羽のクジャクも拝めた。
同じ方向からのカット、臨終シーンにも一瞬映っていたような気がする。
28日で終わってしまうので今日最後のつもりで行ってきた。 ティベリアスの中の人の表情は上手くて楽しませてもらったよ。 そういや、バリアンがみんなの前で演説するシーンの最後から、 ひざまずけ。って言ってる最中にかかってる音楽ってサントラに入って無かったよな。 そこの静かだけど緊迫感がある音楽に、今日ちょっと泣きそうになったモンで。 知ってる人詳細教えてください。
もう一回ぐらい見に行きたいよー! 明日SWと一緒に見てこようと思ったら、 明日だけやってなかったorz ゴッドフリーが鷹の構えを なんとかフォルコーネと言ってたのを確認したいよ >378 13ウォーリアーズのヴァルハラのこと? サントラにない曲はこれと ハンニバルのオペラと マタイ受難曲があったと思う。 ブレイドの曲も使われてた?
今日見てきた。 主役の人、悪くは無いけどこの役をやるにはちょっと早すぎたんではないかな。 脇役陣が演技派ぞろいだったので主役が喰われてしまっている感じ。 何だか一味足りないというか。 前半はその未熟な感じが役と合ってたけど、後半は苦しかった。 ところでラスト、二人はどこへ向かって馬で走っていったの? またエルサレムへ戦いに戻ったの?
女優さん、 シミだらけだけど、メイク?
王の葬式シーンはマタイ受難曲が使われているんだよな? 具体的にどこなのかえろい人教えて。 >380 まさか。
あ、間違った。>380じゃなくて>381・・・ >382 シミ普段もあるっぽいよ。ああいう暑いところだから合ってるね。 ところでこの作品でシビラの中の人好きになったんだが、 あんまり話題に出てなくて残念だ…いい演技してると思うんだけどなー 役柄の中にありつつ色んな表情をしていてよかった。 兄との最後の語らいにもくるものがあったし。二人とも素晴らしかった。 「民を守って」と訴えた後、ハチ公を名残惜しげに視線で追いかけるシビラには、 そのシーンだけで感情移入させてしまう力があった。
楽曲関係もいいかげんループなので テンプレに入れて欲しい。 >383 マタイじゃない。 詳しくは過去スレ嫁や。
386 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/25(土) 03:14:02 ID:8lyG3oTV
>>382 しみではなく、そばかすと言う・・。
西洋人はあれくらいのそばかすは普通。
映画ではあまりよく分からないが、
映像や本では肌を美しく修正されていることが多い。
西洋人と比べて、東洋人の肌の美しさは定説。
リドスコって、グラのルッシラもそうだけど、そばかすをはっきり写すね。
でも個人的には、そばかすすら魅力的に見える。
東洋人はメラニンが多いから紫外線に強い。 エヴァも今年で25だから、今後急速にふけ始めます。それが白人。
>385 スマソ。リアルタイムでスレ読んでたはずだが記憶からすっぱ抜けてた。 過去スレ見た分をまとめたので許してちょ 補完修正よろ。特にマタイ受難曲はどこらへんの曲なのか曖昧だったので補完よろ。 Q.サントラに入っていない曲では何が使われているのですか? A. ボードワン4世が臨終〜葬儀までにかけて使われたのは「ハンニバル」サントラより「ヴィードゥ・コル・メウム」 ルノーがサラディンに斬られるシーンで流れるのは「マタイ受難曲」。 バリアンが演説の後、市民を騎士にする儀式のシーンで使われているのは、 「13ウォーリアーズ」サントラより「ヴァルハラ!/勝利」
>388 上にmidiが貼ってあったのを聞いたけど これって受難コラールって呼ばれて マタイ中には何度も(5回)出て来るモチーフ。 映画では何番が使用されてたかは覚えてないけど でも多分一番有名な「血潮滴る主の御頭」じゃまいか。 >103参照。
>>375 >交渉の余地なし
ワラタ
KOHはかけひきも面白かった。すぐには降伏しないバリアン。
最初からは和議を申し入れないサラディン。
ジレンマとか政治的な背景が丁寧に描かれていて良かった。
トロイの個人戦はやたら迫力があるんだよねw
主人公二人の対決はもちろん、ルノーとバリアン(違)の一戦の緊張感がいい。
最初のタイトルにかかる寂しい曲が大好きなんですが、 これはハリー=グレッグソンの曲なんですかね。 たぶん13ウォリアーとかブレイドとかマタイみたいな 既成曲だと思うんですが、これは調べてもわからなかった。
>>380 >なんとかフォルコーネ
La posa della falcone ラ・ポーザ・デッラ・ファルコーネだよ。
フランス人が発音したみたいなイタリア語だったから聞き取りにくいね。
>>372 メイキング映像の中で、青いサーコート姿のギーが中腰で長剣をふりまわすシーンがあった。
斬った人物が見えないので確証はないが多分長剣で首チョンパはカットされたんだと思われ。
あとあそこと同じシーンなのかどうかは分からないけど、背後からティベリアスの肩に剣をのせる兵(の演技指導をするリドリー)
とかあった。
メイキングを見ているだけで色々カットされてるのが分かる。
>劇場版大幅カットについて
リドリーが人物描写なども入れた上で短く編集したのを、スタジオ側がリドリーの反対を押し切って
更に短くしたらしい。
無論リドリー版のほうが断然よかったそうだ。
>>390 >ルノーとバリアンの一戦
に牛乳吹いちゃったじゃん!
あれは、パリスに憑依して観るとすごい緊張するよ。眼が空ろになるの分かる。
て、スレ違いスマソ。
>>368 仮面つながりとか・・・?
どうせなら「トロイ」との二本立てがいいな。
バリアンとルノーの中の人が出てるし、地中海地方の戦乱っつーことで。
・・・ミュージカル苦手だし。
関西以外の人はスルー頼む。
>>331 では、個人的評価で。
まだ上映している館&シアター(市内限定)の中なら
画面・音の両方が良いところ:
●MOVIX京都(新館 9番シアター 112席)
●梅田ブルク7 (5番シアター 113席)
ただし、どちらも最小シアターなので当然スクリーンは小さい。特に
京都はスクリーンが座席から遠く感じられる分小ささも気になる。
しかし、音の面ではこの二つがダントツにいいと思う。画面もくっきり。
市内で大きめのスクリーンというと
●難波敷島シネポップ: 1スク(185席)だからそこそこ大きい。
また、音の広がりがあってKOHには向いているようだ。
ただ、画面が暗い&鮮明でないのが残念。
梅田ナビオと京都スカラ座はあまりお勧めできない。
>>363 >>374 そこは個人的趣味で字幕の評価が分かれるところだね。誤訳じゃない。
当時のクリスチャンは臨終の時に必ず告悔師に懺悔しないと天国に行けない。「あなたは自分の罪すべてを悔い改めますか?」「ただ1つを除いては」
と言っている。
1つだけ後悔しない罪がある=バリアンという息子をなす結果になった、あの不義の罪を犯したことだけは悔いない
それを理解しての意訳「息子だけは誇りだ」だから、間違ってはいない。
誰にでもわかりやすい今の字幕がいいか、「悔いない罪が1つある」と訳して
見る人の理解力想像力に任せるのがいいか、て問題。
>>397 解釈は間違っちゃないけど、そこまで分かりやすくしなっくてもいいと思う。
子供向け映画じゃないんだし。
>>397 ついでに
「悔い改めますか?」「息子だけは誇りだ」
だと問答えとしては逆に分かり難くなってしまうんじゃないか?
これだと只の末期の言葉みたいだ。
姦淫&不義の子を作ってしまったことに関しては神の許しを請わない
って意味を含ませた上での「ただ1つを除いては」って原語そのままの
訳がいいと思う。
全ての罪を許されないまま亡くなるってことは煉獄行き決定なんでそりゃー大変。
奥さんも実父も煉獄行きかと思うとバリアンは真っ青。
いや自分も
>>398 >>399 と同意見だよ。ただ、「王になるのは俺だ」みたいな
間違い解釈による間違い意訳とは違うってことで(改行ミスがみっともねー、スマン)
>奥さんも実父も煉獄行きかと思うとバリアンは真っ青。
ついでに実母も…いや死ぬ前には懺悔したかな。
でも奥さんの地獄行きは笑い事じゃないね。棺もなしに十字路で踏まれろなんて…
>>391 エンドロールで必死に目で追ったところ
どうにか"traditional"とだけ確認できた。
残念ながら曲名までは憶えられず。
ヨーロッパのどこかの古い民謡(って言うんかな)なのでは
ないか
>400 言われてみれば棺もないんだ! ううう。
>>397 >当時のクリスチャンは
それを理解していて、あえてあの訳にしたとは思えないなあ。
「王になる」の誤訳とは次元が違うってのは分かるけど。
たまに取り上げられるホスピタラーの「宗教はいい加減です」は
極端な言葉だけど、意図は汲んでると思う。
>>389 そうそう。只の最期の言葉みたいだよな。熱でうなされてるのかと。せめて、「全てを…しかし(略)」みたいにしてくれてたら懺悔も含まれただろうに。
>>403 「いい加減」と云う言葉に多数解釈があるから、しっくりこない人もいるんだと思う。
>>405 まじサンクス!!
うォー、これだよこれ!!
日本版のサントラ買ったら思いっきり入ってなくてガッカリだったのさ。
感謝感謝。
>396 梅田ナビオで3回も見てしまった俺は、負け組ですか…orz
>>396 に補足。スクリーンサイズを重視するならやはり郊外のシネコンか。
サイズのわかっているところでは(参考=ブルクの 5スクは 7 ×3,5)
●TOHOシネマズ泉北 最小でも11.9×5.2らしい。*ただしレイトショーのみ。
●TOHOシネマズ高槻 4スク(151席)又は 3スク(162席)
先週上映の3スクが 9,2×3,8 *午前の1回のみ
行きやすい時間帯の上映があるのは
●ユナイテッドシネマ岸和田 6スク(254席) 8×4 * 18:15の1回
●ワーナーマイカル東岸和田 7スク(190席) 8,7×3,7 *12:00 と18:30
●MOVIX橿原 6スク (152席) 8,9 ×3,7 *18:15の1回
(MOVIX橿原、27日月曜日はオープン記念で1000円デー)
いずれも28日(火曜日)まで。
MOVIX京都は7月1日までは確定(その後は未定)、梅田ブルク7は7月1日終了。
スケジュールは変更されることもあるから各自出かける前に確認頼む。
>>407 すまん。書き方が不十分だった。
>>396 は現在KOH上映中の
シアター限定。ナビオは1または2なら素晴らしかった。ブルクやMOVIXより
上かもしれん。6,7スクや4,5スクとの落差が大きすぎるんだよな…
Q.サントラに入っていない曲では何が使われているのですか?
A.
ここを参照すると良いでしょう。
http://us.imdb.com/title/tt0320661/soundtrack (英語)
よく話題に出るシーンの曲を抜粋すると、
ボードワン4世が臨終〜葬儀までにかけて使われたのは「ハンニバル」サントラより「ヴィードゥ・コル・メウム」
ルノーがサラディンに斬られるシーンで流れるのは「マタイ受難曲」より「血潮滴る主の御頭」
バリアンが演説の後、市民を騎士にする儀式のシーンで使われているのは、
「13ウォーリアーズ」サントラより「ヴァルハラ!/勝利」となってます。
>389 >405
で、いいのかな。
ブレイドの曲はどこに使われてる?追加すべき?
ブライド2のは、バリアンがサラディンに交渉に行くときの。 なっしんぐ、えぶりしんぐ、のとこね。
ブライド2→ブレイド2 まちがった。すまん。
映画の最初の方の、タイトルが出る部分で流れている、ギターの曲がサントラに 入っていないと知って買う気が激減してしまいました…orz あれ、大好きなのですが、DVDが出るのを待って流しまくるしかないのでしょうか…
サラセン軍とエルサレム軍がカラクで対峙する場面、両陣営のそれぞれの 音楽が複雑にからみあってるように聞こえました。 効果音(馬の蹄の音とか大人数ならではのざわめきとか)も織り交ぜて すごく重厚で、画も音も一体となって観客に迫ってくるような、まさに 圧巻なシーンですね。 サラセン側の音楽がサントラに無かったのは残念。
>>410 次のテンプレに入れる場合は最初の曲が不明って事も書いてあるといいかも。
それを読んだ物知りな人が教えてくれるかも…
流れブッたぎりで申し訳ないですけど、 当時のエルサレムとその周辺がわかりやすい地図ってありますか? イベリンやカラクがどこらへんなのかサッパリ・・・
419 :
418 :2005/06/25(土) 23:24:33 ID:8ronK8jy
>>418 獅子心王がバリアンの村を訪れたのは映画のオリジナルでフィクションだから
必ずしも実線上にある必要はないだろうな。
撮影場所がピレネーだからスペイン寄りにある村だと思う。
フランス王に会った後にバリアンの噂を聞いて寄り道したのじゃないかな。
パンフに地中海世界の地図とエルサレム近辺の地図が載ってた。 あの地図、公式サイトにものっければいいのにね。 それだけでもだいぶ理解度が違ってくると思う。 エルサレムを挟んでイベリンとカラクが反対方向にあるのを 私もパンフを見て初めて知って驚いた。
>>418 うおお、ありがとう。
カラク以外と離れてますね。死海の向こう側なんだ・・・
王様よく頑張った。
ゴメン。意外ね。
424 :
409 :2005/06/25(土) 23:57:36 ID:872UZVpW
梅田ナビオは今日から1スクリーン増えて、それに伴い
スクリーン番号が一部変わったらしい。
>>409 に書いた
6スクは旧6スクのこと。(現8スク)
新たにオープンした部屋が新6スク。機材が新しいぶん
画面の鮮かさや音に期待が持てるかもしれない。ナビオHPによると
SW先々行のためか、今日だけ新6スクがKOHにあてられていた模様。
409に惑わされて今日観に行くのやめた人がもしもいたら申し訳ない。
イベリンにいたバリアンがエルサレム軍より先回りしてカラクに到着 した訳ですよね。 馬で飛ばしてどのくらいかかるもんなんですか? っていうか、「軍を招集せよ!」から何日目くらいなんでしょうか、カラク戦って。 バリアンの所に伝令が来て、いきなり次のシーンがカラク城の前なんで 時間経過がわからんです・・・
426 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/26(日) 00:09:38 ID:6vtCS/V6
Q.サントラに入っていない曲では何が使われているのですか?
A.
ここを参照すると良いでしょう。
http://us.imdb.com/title/tt0320661/soundtrack (英語)
よく話題に出るシーンの曲を抜粋すると、
ボードワン4世が臨終〜葬儀までにかけて使われたのは「ハンニバル」サントラより「ヴィードゥ・コル・メウム」
ルノーがサラディンに斬られるシーンで流れるのは「マタイ受難曲」より「血潮滴る主の御頭」
バリアンが演説の後、市民を騎士にする儀式のシーンで使われているのは、
「13ウォーリアーズ」サントラより「ヴァルハラ!/勝利」
バリアンがサラディンに交渉に行くときの曲は「ブレイド2」サントラより9番目の「Family Feud」となってます。
ちなみに一番最初に流れたギターの曲は判明していません。情報求ム。
これぐらいでもういいべ。
>425
>イベリンにいたバリアンがエルサレム軍より先回りしてカラクに到着
それだとバリアンはエルサレム軍よりかなりの速さで進むことになるなぁ。
エルサレム軍は王の体調考えてゆっくり進んだのか?
でもそれだとサラディン軍がのろい・・・アレ?サラディンの拠点どこだ?
>>420 勿論フィクションだけれども、兵士を従えて移動しているのにピレネーまで
足を延ばしたら寄り道しすぎだろう。足を延ばすにしても思いっきりルートを
外すとは思えないな。
ロケ地と設定上の位置とは別に考えるべきだと思う。
ロケ地設定で語ったら、エルサレムの裏側はカラクになっちゃうよ。
>>427 サラディンの拠点はダマスクスかな。
まあ、少数のバリアン部隊と王の大軍勢では準備も進み方も違うんでは?
バリアンとシビラがラストでどういう状況なのか、 前スレでもこのスレでも質問がスルーされていたが 何故テンプレにないんだろう。
DC版だとぜんぜん変わってそうな気がする。ラスト。 ブレランみたく。
432 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/26(日) 00:26:10 ID:D1TlCtvl
王の軍勢、あんな大きな十字架もごろごろ引いて行くし、歩兵もいるから時間かかるんじゃ? バリアン達はみんな馬か。
とりあえず、初めて見たときはなんだこのトンデモ展開は!?とぶっとんだな。>ラスト
ハリウッド大作で恋愛要素無理矢理お約束でぶち込むと、ああしなきゃならないんだろうか。
ま、映画オリジナルなんで誰にも答えられないってことで。
>>430
>>433 このスレでは見解がまとまってないって事でOK?
獅子心王の台詞から、あそこに定住したんだと思ったんだが違うだろうか。
>>430 >質問がスルーされていた
りどりんファンにとって、映画ラストは獅子心王との会話はあっても
彼女は「いなかった」ことになってるから、てのはどうだw
まじめな話、ブレランそっくりにしたってことは、
どうしても入れろと言われて「二人は旅立つ、未知の明日へ〜♪」にしたけど
ウソだよーん、どうせディレクターズカットで消すからね
というメッセージと読んだ。
ディレクターズカット版見ないと何とも言えないが、あの終わり方はいまいちだと思った。 それこそあの後二人はどうするのか見えない終わり方。 つまり、先人の薫陶を受けたバリアンがどう生きていくのかが見えないんだよな。 しり切れとんぼと言うか、主人公の成長モノ的観点から言えばオチがついてない気がする。 まあ、その先は皆さんが想像してくださいってことなのかもしれんが、 トンデモオリジナル設定の尻拭いが出来なくてごまかされた感もあるんだよな。 ホント丸ごと消えてたら笑えるんだが。
>>426 サンクス。
ハッティンの戦いも観たかったなぁ。すごいゴージャスな映像になるだろうに。
でも劇中のエルサレム軍て戦う前からグダグダすぎない?w
せめてハッティンまでの水分をちゃんと考えておきなさいよギーちゃん。
438 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/26(日) 00:45:49 ID:6vtCS/V6
>>429 ボードワン4世が、「サラディンが20万人の兵を率いてヨルダン川を渡った」
と言っていましたが、
ダマスカスからカラクに行くのならヨルダン川を渡る必要はないのでは?
ヨルダン川の水源はゴラン高原のヘルモン山で、そこからガリラヤ湖に
そそぎ、さらに南に流れて死海にたどりつく。
サンクス。ブレランを観てないから何とも分からないんだけど あの場所に行けばバリアンに会えるらしいよ…てな噂がイギリスまで届くって事は 二人仲良く定住したのかと思ったさ。 妻の植えた樹のことだけはガイドブックを読んで分かった。
>バリアンはエルサレム軍よりかなりの速さで進むことになるなぁ。 軍勢はどうしたって重装歩兵のペースでしか進めない。 江戸から京の東海道だって歩いて五十三日、早馬で3〜4日だったっていうくらいだから。 騎馬だけのバリアン隊は10倍早くて不思議じゃない。
今日で見納め。 こんなに良い映画に出会えて本当に自分は幸せです。 感無量だ…
ラストって、RPGに良くあるその後の二人を見たものは誰もいない・・・てな感じで、
イベリンのように土地耕して、二人で幸せに争わずのんびり暮らしたのかなあ、
とごく普通に受け入れ疑問も持たなかった自分がいる。
変かな、私。
>>437 確か、史実ではハッティンの丘に井戸があるはずだったんだけど、
枯れてしまっていて煤i ̄д ̄;)だった。
さすがのギーもそこまでのバカではないみたい。
自分はラストはあれでいいと思ったんだけどなあ エルサレムでの役目を終えて、シビラとともに新しい人生を踏み出したのだと思ったよ ただ、もう歴史の表舞台に立つような所へは行かないだろうと 引き際がいいなと思った シビラは決して只の恋愛要員ではないと思うのだけど 派手にまるごとエピソードがカットされてるから イラネとかお約束で無理矢理恋愛要素入れましたと思われても仕方ない気がする
獅子心王エピソードはちょっとした小ネタ程度に考えておけばいいんじゃないかね? その後の歴史ちょっと知ってる方面への「獅子心王キターーーーー!!」的おまけ。 戦いはまだまだ続くよ、という皮肉も入ってるだろうが。
>>439 イギリスまで噂が届いたんじゃなく、近くまで来たら「この辺は
あのバリアン・オブ・イベリンの生地だそうで。しかも今帰ってきてるそうです」
と食料調達隊が聞き込み情報を報告した、だったのかもよ。
>>445 そっか。英国王がバリアンに会うためだけにわざわざ来たって考えるより
そっちの方が自然だよね。
明日5回目。見納めかもしれない(泣)
もっとロングランして欲しかったなぁ……
>>445 あるいは、領主の城(ゴッドフリーの実家)での食事シーンとやらがカットされてなければ、
バリアンは戻った時現領主(ゴットフリーの兄)に挨拶くらいしてるだろう、
英国王も領地内を通るのに挨拶でもして、その時話を聞いたのかも、とか考えられるんだけどね。
あの後、バリアンは騎士として生きるのかな、鍛冶屋として生きるのかな?
それによっていろいろ変わってくるだろうな。
騎士として生きるとしたら、「イベリンのバリアン」の経歴はついて回るだろうし、
鍛冶屋として生きるとしたら・・・シビラは鍛冶屋の女房になれるんだろうか?
そういやゴッドフリー一行が立ち去る時や シビラがイベリンにやってきた時、子どもたちが 「ワー」ってついていくけど、英国王の時なかったな。 無礼者!ザクッ ってなるんだろうか・・・
449 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/26(日) 01:35:29 ID:ggNLlh4Q
戦わずしてサラディンを止めるには、相打ちになると思わせるだけの同じ数の軍勢・・ エルサレム軍20万を集めなくてはならないので時間がかかる。時間稼ぎにバリアンに頼んだんでしょう。 トレーラーに、恐らく20万徴集していざ出発前の・・王の最後の出陣を前にしたティベリアス&親衛隊が・・・ バットマン始まりも、星ウォーズも観た。どっちもそれなりに面白かった。 でも今日、何回も観た、見納めのキングダムを鑑賞することに、ワクワクと期待している自分がいる。
450 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/26(日) 01:39:48 ID:ggNLlh4Q
正直、ホンモノの偉大な人物達・・しかも史実に超忠実だった・・を観てしまった後は・・ 正義と悪に悩むヒーローも、ジェダイの騎士も霞んでしまった・・
451 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/26(日) 01:54:30 ID:Y4cA+Zih
この映画、出来はいいのに客入りイマイチだったみたいだね 漏れの地元(としまえん・大泉)とかもガラガラだったし。 この映画はTV放送されてから評価上がるだろうね。
>>451 関西の中心部では健闘してる。平日でもまだ結構入ってるし
大阪地区では今日の夕方の上映に満席表示が出てたぞ。
(今日はスターウォーズのせいで上映無しのところが多くて
客が集中したせいかもしれんけど)
>>438 バリアンのティベリアスの会話にあるけど、
当時はエルサレムの近くにサラディンがいたって設定じゃないかな。
それだとカラクに行くにはヨルダン川渡って、死海を時計回りに進む。
エルサレム軍はサラディンが去れば留守を襲われる心配が
無くなるから、死海を逆周りに進んだとみた。
最後のシーンのシビラは、女王の地位を捨てた割に 着ていた毛皮はえらく高そうだった。
>454 南国生まれのシビラは、あのくらいの重装備でないと生きていけません
ハゲってブルテリアに似てないか?
ラストのシビラ、女王の地位を捨てた割に えっらい高そうな毛皮着てたな…
すいません…
459 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/26(日) 06:36:05 ID:D1TlCtvl
ボードワン王が軍勢を連れてカラクに行かなくても、サラディンがルノーを殺して、王は厄介払いができるし自分ももっと長生きできたのに、って事はないのかな。
>459 そんなことになったら、エルサレム側の急進派が報復だー!と いきまいて大戦争突入になるんじゃないかな。 今日、やぁっと一人連れて行くよ。結構布教活動がんばったんだけど… 自分は、見納めだ。うー寂しい〜
自分は4回見て、周りにも布教しまくっているんだけど、いまいち乗ってこない…orz バットマンより銀色仮面でしょ?
462 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/26(日) 08:57:31 ID:h62nO234
>>460 なかなか布教って大変ですよね。
私は家族も含めて10人動員した。
大阪では7月1日までやってるので、もう1回行こう。
>>444 コスナーのロビン・フッドみたいなもんかねw
>>447 シビラって、史実ではリチャードが出立した年に亡くなってるんだよね。
あの映画のラストの後少ししか生きてない。
映画のシビラはバリアンと生き続けるのかな。
初春にあの格好してるぐらいだから寒い冬は厳しいだろうね。
465 :
名無しシネマ :2005/06/26(日) 09:23:28 ID:DQyQ4nh3
アカデミー独占しないかな? 他いいのあった?
466 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/26(日) 10:00:30 ID:D1TlCtvl
アカデミー会員はユダヤ系が多いらしいから、エルサレムをイスラム教徒に引き渡す話しなんかダメじゃないかな。
>>460-462 自分の周り、東洋史好きな人しか居ないから全然興味を示してもらえなかったよ…ONZ 関西はもう少しやってくれるから、嬉しいがw
>>467 俺の場合、周りに西洋東洋問わず歴史好きが何人かいるけど、
トロイ、キングアーサー、アレキサンダーがお気に召さずに
この手のはもういいや、ってなったらしい・・・
この映画の米国内の興行成績が悪いのは アメリカ人がイスラム嫌いなのが原因なのだと思う 普通のアメリカ人はイスラムは悪でキリスト教は善だと信じているものね 日本人には中立でもアメリカ人には許せないほどイスラム寄りに 見えるのだと思う。 リドリーは勇気あると思う。
自分も、東洋史好き(日本史も好き)だが、昨日、見納めしてきた。 こんな風に同じ映画を何度も劇場で鑑賞するのは「指輪」以来かな。 いや、西洋史にも興味はあるけど、十字軍だとかのヨーロッパ中世のキリスト教世界が大嫌いなのと、 ここ1年程の間の歴史物がいま一つで、しかも後になる程つまらなくなっていった上に あのアイドル路線な宣伝だったので、当初見に行くのを迷っていたのが嘘のよう…。 ちなみに、昨日はシネコンのポイントが無料で見られる分だけたまっていたけど、 店員の案内には「今回はいいです。次回に使うので…」と返して有料で鑑賞。 誰かと出かけるより一人で勝手に動ける方が好きだから、動員にはあまり協力できない為、 好きな映画に対しては、ささやかなんですが一応応援の気持ちという事でなるべくそうしてます。
>>465 美術賞や撮影賞はくれてもいいんじゃないか。
俳優の評価はあっちではどうなんだろう。
ノートンが取ってもいいんじゃないかな。
ジュディ・デンチが数分の出演で受賞したくらいなんだからさ。
472 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/26(日) 12:22:34 ID:E16B91JK
マジレスなので興味ない人はスルー・・ 基本的にリドスコは個人対個人の決闘や対決は好きだが、 軍隊=軍人は嫌い(隊列や衣装などの表面的な美しさはともかく)だと思う。 自分も、軍人のうさん臭さ・・「自分達はお前達を守ってやってんだ」みたいな ある種、選民的な意識が大嫌いで、いくら反戦映画(ここ最近の日本映画・・) だと言っても、軍人が主人公で、カッコ良く描かれているなら信用しない。 「戦争では、平和ボケした連中の中でカッコ良く活躍できる自分」を夢想する バカちゃん・・それこそギーみたいな連中を増殖させるだけ。 「GI J」では、「男の世界だ!!」の中で、男同様に活躍する女を描き、 「剣闘士」では、「軍隊率いてやっつけろ!!」と思わせて、タイマン勝負へ。 「黒鷹墜落」では、カッコ良くどころが、混乱、恐怖のグチョグチョ。 本作では、軍人はさっさと敵にやっつけられて、戦うのは普段武器を持つなんて 考えもしなかった「まとも」な市井の人々。 対決には個人と個人の魂が重なりあう瞬間がある。それが美しいんである。 「トロイ」のアキレスとヘクトルの対決も、戦闘としては両雄申し分なく、カッコ良かった。 でも、その背後にある魂の共鳴といった点で、やっぱり本作がすごい。 ボードワンとサラディンの対面シーン・・あれだってある種の決闘だけど、 ただの表面だけの対決ではなく、それまでの彼等が辿ってきた過去の思いまでが透けて見える。 人間対人間が、たとえ決闘だろうと、相手の目を見据えて心通わせる美しさ。 腐女子的な意味合いではなく、リドスコにとって、恋愛も友情も対決も同じ線上にあると思う。 だから彼の映画は、恋愛部分がサッパリしてんのかも(笑)
実際のバリアンはいつくたばったんだ? 史実ではあっさりエルサレムは陥落したんだろ? そのときに打ち首の刑になったのかなあ?
>>473 史実知らない割に、やけに自信たっぷりの予想だね。
エルサレム陥落→無血開城は、バリアン・サラディンの行動含めてかなり史実に
忠実なのであしからず。
>>472 ただ、リドスコって、その後どうなるにせよ
ほとんどが体制側の人間が主人公なんだな。
軍人:
デュエリスト、G,I.ジェーン、グラディエーター、ブラックホーク・ダウン
警官:
ブレードランナー、誰かに見られてる、ブラック・レイン、ハンニバル
嫌いだったら主人公にはしないと思う。むしろ好きというか。
体制が好きなんじゃないけど、ある組織と個人の関係を描くことに興味があると言うか。
俺は警官も軍人も特に好きではないが、リドスコの父親は軍人だったし、
軍事や歴史に関してはかなり冷徹な認識を映画の中で示しているから、
単純に「軍人が嫌い」というのはないと思うな。
むしろ「好き/嫌い」を超越した第三者的な冷たさを持っているというか、
体制の一部であることの魅力や、人殺しの道具であるはずの兵器の美しさを正直に認めて
(「ブラックホーク〜」で「ヘリが美しく撮られていることについて「機能的なものは美しい。武器は機能的なんだよ」と答えている)、
割り切れない曖昧な領域をクールに描いていると思う。
>>470 心意気がエライなw
久々に田舎に行ったら、奥で年寄り達が「昔は隣村でライ病が流行ったなぁ…顔とか変わってしまって…」なんていう昔話をしてた。とりあえず、「今はハンセン病って呼ぶんだよ」と訂正しておいたが。身近でもあったんだなぁ。
さぁて、今から見納めしてくる。ピアス兄ちゃん探そうっと。
477 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/26(日) 16:13:02 ID:ZPSlKjJ8
472ですが
>>475 確かに。
現実的に世の中から軍人もそれに準ずる組織も消える訳は無いし、この映画でも
パワーバランスとして和平に”利用”してる。
ある地位や組織の中の規律(騎士道、武士道)の美しさに惹かれているリドスコ
は明確だし・・。
武器の発展はそのまま機械工学の発展でもある。
リドスコが嫌いなのは低俗な自己実現のために。自分のために軍を利用する
(本人はそれに気がついていない)連中かな。
リドスコは、宗教も含めて「本来あるべき姿」を「美学」を映画で追求している。
それが、現実では実現が困難であることを十分理解していて、だからこそ「ドキュメンタリー」
ではなく「映画」として表現している・・かな。
問題はそこんところを理解できる人間がどれほどいるのか・・。
弟トニーは現実問題を現実としてエンタメにする手腕に長けてるけど、この兄弟、
仲が非常に良いところからして、明かに確信犯。
478 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/26(日) 17:28:56 ID:S1M8Vwj7
見納めで観に行ったんだけど、うっかり夢中になって確認し忘れてたー。 今署名運動に向けて字幕の確認が始まってるみたいだから、 ちょっとでも協力したかったんだけど、話が良すぎてメモとる手が止まる・・・orz 誰か覚えてる人いませんか? ハチが蟹兄ちゃんと蟹食ってる時のギィのセリフなんですけど、 字幕では「わたしが王になったら〜云々」って言う所、英語では何て言ってるんでしたっけ? When the king is dead,だったと思うんだけど。一言もギィは自分が王になったらなんて言ってないと思うんだけど。 その後「エルサレムにイスラムの友人は入れない」云々が続く、だっけ? あ〜どうしても思い出せない! 覚えてる人お願いしますー!
>>478 あの時ギーは「私が王になったら〜」とは字幕でてないと思うけど。
「今の王が死んだら〜」で「イスラムの友人は入れない」と続く。
ハチが蟹兄ちゃんと蟹食ってる時のギィで、昨日の発見を思い出したのだが ギィのヤツ、ムチでハチの鼻を叩いてたんだな。アレは痛そうだったよ。 普段冷静なハチが珍しく声を荒げてるのも分かる。 ってガイシュツ?
481 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/26(日) 19:36:09 ID:f+iJo4uo
ボーンシュプレマシー観て思ったけど ギーって髭剃るとケビンスペイシーに似てるよね
新宿ガード近くにあるチケット屋で前売り券を探して、鑑賞。 1300円だった。まだ、10枚くらいあったから、明日鑑賞する方は、 ちょっと立ち寄ってみてはどうでしょう。 日劇、六本木もOK。
483 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/26(日) 19:59:33 ID:D1TlCtvl
蟹を食べてるとき、ギィが鞭を置いていこうとしたのに、バリアンが「馬に乗れないだろう」と言ってわざわざ返してあげるのは何か意味があるんでしょうか。 また、蟹兄ちゃんは船が難破したとき死んだのですか? わかる人いたら教えて下さい。
>>483 棒鞭は、置いてったんじゃなく、あんまりなことするからバリアンがひったくったんだよ。
そしたらギィは「とっとけ(Keep it)」と言った。かっぱらいじゃあるまいし、
こんなもん要らんわ、と投げ返したんだと思う。しかし言葉だけはちゃんとマイロード
とていねいだったのは、「お前が喧嘩売ろうったって相手にしてやらん」て意味かなーと自分は思た。
難破は…どこか別のとこに流れ着いたと思いたいけど、それならどうにかしてエルサレムに
たどり着いただろうから、やはり絶望かと。蟹兄ちゃんに合掌
難破つながり。 あのあとバリアンは助かって、どっかの海岸で目を差ますだろ。 そん時うまいことイベリンの剣がそばにあって、しかもキレイだったのには 苦笑してまった。 細かいことだけどさ・・・(w
486 :
485 :2005/06/26(日) 20:19:15 ID:Xvx63THk
差ます→覚ます 失礼。
蟹兄は溺死して蟹に食われたのかな
ギーがサラセンの使者を殺した時に ティベリアスが剣を抜く→次に映るカットでは鞘に収まっている の件だが普通に鞘に入れたんじゃないかと思った。 時間的な差があったし。 あぁもうダメだこりゃって感じであの場を治める事を放棄したんじゃないかな。
>>485 剣がそばにあったのは、難破する時に自分の荷物を
ぎゅっと抱いたとかじゃ。
>>482 仕事帰りに日劇に行ってしまいそうだけど、
(六本木は午前と昼しかやってない)
上映開始直前に行っても席とれますか?
あと、日劇の何番でやってるのかわからないけれど
過去レスで話題に上がっている音響がいいところですか?
491 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/26(日) 20:35:06 ID:D1TlCtvl
質問ばかりですいません。 ティベリアスはなぜ剣を抜いたの? サラセンの残りの二人を守るため?それとも二人が暴れだすと思ったから? ホスピタラーは、宗教なんていい加減とバリアンに説教しておいて、自分は意味がないとわかっている戦いになぜついて行くのかな。ボードワン王の「あの時はああするしかなかったという言い訳は通用しない」という言葉にも反するよね。
難破した船の残骸の中に、お金とか財宝とかなかったのかな、とふと思った。 まさかバリアンはそんなものあさったりはしないだろうけど。 でも、多少のお金はないとエルサレムまでの道中で困るよね。ちゃんと懐に入れてたのか、 もしや一文無しでイマドにおごってもらっていたのかw
>>491 The Hospitaler:My order is with the army.(私の騎士団はエルサレム軍と行動を共にするから)
ホスピタラーはヨハネ騎士団に所属。騎士団への入団の際に上部の命令に絶対服従を誓っているから、騎士団の方針に従うことは自分の選んだ道だというわけ。
ティベリアスが剣を抜くシーンてどこ?
>>491 ホスピタラーは騎士だから、聖ヨハネ騎士としての服従の誓いを守ったんだと思った。他の騎士の傷を癒す為の騎士団だから、あの軍隊についていったのだと。
あ、被った。すまん。
>>490 28(火)まで日劇1(948席)でやってるみたいです。
音響はTHXほどの良さではないと思うけど
大きい劇場ならではの広がりと重量感があると思います。
今日見納めのはずだったけど我慢できない…。来週も行くぞ。
>>491 バリアンもホスピタラーも騎士としての誓いを守ってるってことには
違いはないと思うよ。 誓いの内容は異なるだろうけど。
ボードワンの言葉は、いきなり領主として采配しなければいけなくなった
バリアンへの上に立つ者としての指針(信条)だろうね。
人間としての信条は義父から、騎士としての信条は実父から
信仰についての信条はホスピタラーから
民を治める者としての信条はボードワンから
498 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/26(日) 21:07:00 ID:D1TlCtvl
確かに騎士団や軍の一員がバリアンみたいに、従う命令と従わない命令と自分で選ぶようになると困るっていうのはわかるけど・・。上部が愚かだったりするし、そういうのヤダなー。でも従軍医師としてついて行くならホスピタラーらしい・・。 >493 ギーがサラセンの使者を殺した時、ティベリアスも剣を抜くじゃない?
>>491 彼は自分の中の矛盾(善と使命)を自覚している人間だと思う。
そんな彼だからこその演出だと思ったよ。
>>491 あの2人からギーを守る為だと思う。
使者の代表みたいなのを殺されて残りの2人が駆け寄ってくるわけだけど、
何が起こるかわからないから、王の前に立ちふさがって守らないといけないし。
ほんの少し動作が遅いのは、まあいろいろあるからだろうと思うけど。
>>499 だからこその笑顔だよな。バリアンにも騎士としての信念がよく伝わったろうし。
あれがもし「気が進まないが…」態度だったら、あれだけの印象には残らなかった。
>>496 ありがとう。来月末の二本立てに行く気満々だけど
やっぱり機会があるなら日劇で見納めしようかな。
>ティベリアス抜剣
私は場内の混乱をおさめるためかな、と思った。
興奮したテンプラーズと王国軍(青色系)がヒートアップしないように。
その意味では残りの二人を守るためでもあり牽制するためでもある。
>>490 都心の仕事帰りなら、日劇しかないんじゃない?
本日行った新宿プラザは、セリフが聞き取りにくかった。
2回観るつもりがなければ、日劇に行っていたでしょう。
「死は必然です」 だからねー。 死ぬと判っている戦いでも、そこが自分の定められた居場所(騎士としての 誓いに殉じるべき場所)だとするなら力強く馬を駆って赴く。 かっこいいよなぁ。
505 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/26(日) 22:10:03 ID:D1TlCtvl
>>501 騎士としての信念って?、ゴットフリーがバリアンに授けた騎士としての誓いはhelplessを守れだったけど、ヨハネ騎士団の目的はサラセン軍と戦うことだからか。
愚かな権力者に振り回されて殺したり殺されたりするのってすごくヤだ・・。どうせならバリアンみたいに城に残り民を守って死ぬ方がいいのにと思う。
>>500 剣を抜くのが人より遅れたのは、
後ろにいた残りの2人はティベリウスの位置からはまだ遠かったから、あわてて構える必要がなかったからかも。
殺された仲間の遺体を取り戻すために2人が前に出てきたから、そこで自分も剣を抜いたと。
とはいえ、積極的に王を守りにいかないところに、含むところがあるだろうとは思っちゃうよね。
>>504 そういう解釈もあるのかあ。
自分は無常を感じたシーンだった。ホスピタラーの笑顔が悲しい。
>>504 宗教はいいかげんだと言いながら、修道騎士として生きる男だからね。
ローマ法王の認可を受けて活動する修道騎士団の一員なのに、
法王の命である異教徒との戦いを、キリストも王もそんな命令しない、と言ってしまえる。
矛盾しているようだけど、それでもホスピタラーの信仰心は「ココとココ」に確固としたモノがあって、
彼の中では矛盾しないと言うか、気持ちの整理はついてるんだと思う。具体的にどんなモノかはとてもわからないが。
そうでなきゃ、ああいう立ち去り方は出来ないよな、と思う。
509 :
460 :2005/06/26(日) 22:30:38 ID:9RFzkz0Q
流れ豚斬りスマソ 今日連れて行った友人はいたく満足しておりました。 むちゃくちゃうれしかった。帰りの車の中で、王様二人について 熱く語りあいました。 今日はティベリアス目線で鑑賞してみますた。 シビラがバリアンを案内すると席を立った後のちょっと不安げな表情とか 王が軍を召集せよ!と叫んだ後の表情とか 王のオファーを断ったバリアンを後から追いかけて再度説得するところとか 「王は死に、エルサレムも滅びる」の場面とか、 いろんな場面で涙が出そうになったっす…
510 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/26(日) 22:49:28 ID:h62nO234
>>509 よかったですね。この映画がわかってくれる人がいると嬉しい。
私も明日友人を連れていきます。
511 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/26(日) 22:52:25 ID:D1TlCtvl
確かエルサレム軍が出陣するとき、バリアンがエルサレムを心配するような事を言ったら、ティベリアスが「王は死に、エルサレムも滅びる」って言うけど、この王ってボードワン王?それともギィのこと? 英語がわかれば過去完了かどうかでわかるのかもしれないけど・・。
>504 キリスト教の信仰としての理想、良い面、悪い面、両方知っていて、キリスト教自体の限界も 知っていると思う。その上で、そこで生きる自分を選んだ。選んだからには、 銀英伝で、ヤンがもう少しでラインハルトを撃って勝てるというシーンで、上層部からの命令で 降伏を余儀なくされる。ヤンは不承不承それを受けるが、当然部下たちはブーイング。黙って ヤンに従うユリアンに、シェーンコップが「何でだ?」というシーンで、ユリアンが答えて曰く 「自分は軍人だから上部からの命令に従う。ヤン閣下も同じだと思う。ただ、人間としてどうし ても従えない命令が下る日があると思う。そのときは命令とはいえ受け入れない。だから、その ときまでは軍人として、たとえそれが理不尽な命令であっても従う」 ホスピタラーも、多分キリスト教徒してというより人間として受け入れがたい命令でない限りは、 それを受け入れていこうと決めてたんだと思う。だから、死ぬことがわかっていても、修道騎士 としての命令に従ったんだろう。
この映画には主人公の人生の師とも言える立派な大人が沢山いて、彼らの背中をみながら主人公が学んでいく物語だと思うけど、 その大人たちはそれぞれ立派ではあっても完璧じゃないよね。 ゴッドフリーはバリアン母とか追っ手の始末とか、力技で強引に解決しようとするところがあるし、 ボードワンは大義のためにギーの暗殺を企てられる冷徹なところがあるし、 ティベリアスは・・・忠誠心は立派だがかなり黒い奴だし、民を見捨てて去っていったし、 ホスピタラーの最期も、賛否両論別れるところだ。 バリアンはいろんな人の考えを学びつつも、受け入れがたいところは拒絶して道を分つ。 そして誰のものとも違う、自分が選んだ道を生きていくって話なんだろうな、と思ったよ。
514 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/26(日) 22:59:06 ID:h62nO234
>>511 もちろんボードワン王のことでしょう。
ティベリアスにとって王とは彼のみ。
The king is dead...and Jerusalem along with him.
515 :
513 :2005/06/26(日) 23:10:38 ID:0c0orY1m
あ、重要な人を忘れていた。 エルサレムの大司教。彼からも多くを学んでいると本人が言ってるねw
>>513 そうだね。完璧な騎士などいないけど、バリアンは葛藤しながら善き行いってものを模索してたんだなあ。
ホスピタラーの中の矛盾って言ったけど、彼の中ではそれに葛藤する時期は
とうの昔に過ぎたのだろう。
517 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/26(日) 23:17:00 ID:D1TlCtvl
>>513 >それぞれ立派ではあっても完璧じゃない
なるほどそうですね。完璧みたいなボードワン王も結構わがままだったりするし。
518 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/26(日) 23:19:11 ID:aDDgY/mJ
>>515 素晴らしい「反面教師」だよね(笑)
今日見納めに行った。映画が終わって、前を歩くおば・・マダム3人。
「重い話だったのね〜」
やっぱ、オーリーのラブロマンスと思ってみに行ったのね(涙)
あ〜でも、如何にもなカップルが、途中でポプコーン食べるのやめて
食い入るように観ていたのが救い。
519 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/26(日) 23:32:36 ID:aDDgY/mJ
>>517 でも、バリアンに否定されても、それをあっさり受け入れるあたり、やっぱり、
王様もティベリアス(多少食い下がったが)偉大。
・・つーか、彼等はちゃんと道に反しているとゆーことが分かってるのだよね。
シビラとの結婚話は兄としての個人的感情がかなり入ってたよーな(笑)
バリアンとて、これから年を重ねていくにつれてどう変容するかは分からない。
若さゆえの己の遺志の自由さってのもある。でも、彼なら、そう道を踏み外す
ことはなかろうし、年をとって新たに目の前に現れた若者に彼もまた道を示すんだろうね。
520 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/26(日) 23:37:14 ID:aDDgY/mJ
>>517 でも、バリアンに否定されても、それをあっさり受け入れるあたり、やっぱり、
王様もティベリアス(多少食い下がったが)偉大。
・・つーか、彼等はちゃんと道に反しているとゆーことが分かってるのだよね。
シビラとの結婚話は兄としての個人的感情がかなり入ってたよーな(笑)
バリアンとて、これから年を重ねていくにつれてどう変容するかは分からない。
若さゆえの己の遺志の自由さってのもある。でも、彼なら、そう道を踏み外す
ことはなかろうし、年をとって新たに目の前に現れた若者に彼もまた道を示すんだろうね。
大人達もバリアンから教わる事がいろいろあったんじゃないかな。
522 :
513 :2005/06/27(月) 00:09:00 ID:7UjO+yTm
勝手な思いつきなんだけど。 ハッティンの戦い前のギーの"I am ... the king." ホントは"I am Jerusalem."って言いたかったんじゃないかな。 会議の席では一人で小声で言うことしか出来なかったけど、 出陣前、今や自分に逆らう者はない、ってかんじの自信満々の演説シーン、 今度こそみんなの前で大声で決め台詞を!ってところで、 自分に文句言う気満々で近づいてくるバリアンを見つけてしまって、 自信がぷしゅー、としぼんでしまったんじゃないかな、と。 しかし、あのシーン、演説中の王に背中向けて聞いていないティベリアス、いい度胸だよなあ。
ホスピタラーの首、ダミー人形なのかなー。 それともご本人を埋もれさせて頭だけ出して撮影?
カラクでボードワン4世が同じ台詞を言った時、ギーにカメラが回るんだけど、 あの時の「うわ、チョーカッコイー!」って感じの目を見張った表情からして そのつもりだったんだろうね。 「軍を招集せよ」と共に、言ってみたくてしょうがなかったんじゃないか 結局、ギーは王という存在の、そう言う格好いいと思われるところ、しか 理解できなかったんだろうな。
525 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/27(月) 00:34:14 ID:tLX1MAY7
>>522 >演説中の王に背中向けて聞いていないティベリアス
何回かみて分かったけど(鈍)、あれって、エルサレムの貴族が
みな召集されている(ギーのセリフ)のに、イベリン卿だけがいない・・
ギー王のセリフなんかどーでもいい、バリアンどーした?って不安そうな顔。
バリアンが馬で駆け付けてホっとした表情。親友の息子だし、甥っ子に近い
思いを持ってたんじゃなかろうか。
526 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/27(月) 00:43:12 ID:4vWAtEkT
onlineのtrailerを見ると、ボードワン王のセリフ, 映画にない分だね。 All are welcome in Jerusalem not because that is expedience but because that is right. とか何とか言ってる。その前は聞き取れないけど。 あのバリアンに初めて会う時、何か言葉の流れが変な気がしたけど、 やっぱりカットされてるんだ。 王様の出番少ないんだからカットしなくても・・・(泣)
>>522 前スレの649におまいのナカーマがいる
528 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/27(月) 01:18:24 ID:Ujy53oaA
>>526 訳すと、
エルサレムでは全ての者が歓迎される。
それは便宜(政治的な都合)ではなく、それが正しいからだ・・
王様は明確な意志でもって、解放してたわけね。なんでカットする〜〜
劇場版はスタジオ側がリドリーの反対を押し切ってカットしたらしい からね。 年末にディレクターズカット版DVDを発売する事で手をうったのかも しれないね。
530 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/27(月) 01:31:33 ID:RngVppse
>>524 サラディンに「偉大な王から何も学ばなかったのか?」といわれていたが、
きっとボードワン4世と違って、イスラム教徒の習慣なんか知ろうとも
しなかったんだろうな。
だからサラディンからシャーベットを出されて、毒が入っているかもしれない
と疑ってルノーに渡したりする。
>>525 ギーがバリアンを狙っていることも知っていたからもしやと思ったのかもね。
ハッティンの戦いの前の会議で、ティベリアスとバリアンは出征を拒否したけれど、 もし万が一十字軍が勝利したとしたら、戦後なんらかの処罰を受けることになっていたのかな。 罰金とか領地召し上げとか死刑とか。ティベリアスはどっちにしろとっととキプロスに隠居するつもり にみえたけど、バリアンはどうしたかな。素直に「ごめんなさい」て謝るかな。
今更だが、都内の上映館は品川もオススメ 但しプレミアム館なので、2500エン均一だが… でも個人的にはソレだけの価値はあると思った 今まで、六本木・日劇・としまえん・川崎 (あ、都内じゃないよ…)で参戦して来たが、 画面の明るさと精度の高さは品川が一番だった 他の館では単なる無表情?にしか見えなかった ハチの細かい演技が、品川だときちんと隅々まで 読み取れたし、ハチの鼻筋に薄い色のホクロが あったって事に初めて気付いたよ 今迄はタダのヨゴレだとばっかり思ってた… 音響もやや軽めながらとてもクリアだった 特に英語特有の擦過音が聞き取り易かった為、 ボードワン臨終間際の台詞も最後まで聞こえた 何よりシートが広くてゆったりしていたから、 2時間半腰の具合を気にする事なく、映画 そのものに集中出来たのが嬉しかったな
>>511 あれ、微妙に誤訳だよな。状況からしてギーのことと誤解しても
仕方ない。「…死に、…滅びる」だと未来の話とも受け取れるから。
英語も日本語も現在形なんで合ってるように思えるのが落とし穴。
"is dead "と「死ぬ」は同じじゃないんだが。
>>514 >ティベリアスにとって王とは彼のみ。
それが端的に表されてる名台詞のはずだったのに、なっちのせいで…
オーランドファンは最低だな。 どうしてイライジャウッドスレを荒らすわけ?
オーランド・ブルームの腐女子がエロ文章を書いて 荒らしていて非常に迷惑です。
他にジェラルドバトラースレなど、複数迷惑してます。
シンシティスレを荒らしてたのも、ここの住人でしょう。 売りたいのはわかるけど、いい加減にしてくださいよ。
トロイスレでもオーランドブルーム擁護ばかりするらしいじゃないですか 横暴だし、最低ですね。
テンプラーズに仕事を依頼するか… 「よき世を創るのが人の務め」が刻まれた梁は建物の中心部に あったはずだが、それとは別に下界が見渡せる場所の横柱にも 文字が刻まれているようだ。ラストの村に戻ったシーンで目撃。
ブラピスレも荒らさないでくださいよ。迷惑。
ところでアイドルだと言われただけで方々荒らしだしましたよね? 頭オカシイのじゃないですか?
グルメガイドで渋谷の欄を見ていたら、やたらハチ公口という文字が目につき、 顔がにやけて仕方なかった。 バリアンが再び鍛冶屋に戻ってきたシーンで、遠くで鉄を打つ音が聞こえていた ような気がするのだが、きっと、はなたれ小僧が別の場所で鍛冶屋を続けて いるってことだよね?
この映画は現実的でないファンタジーだと言われてる。 ここの住人は入り込んでいて、気が付かないのじゃないか。
変態行為をやらかさないでください。
>>542 小僧以外にも、あそこら辺にいくつか鍛冶小屋があるようだから
他の鍛冶屋も頑張ってるんだろうな。
鍛冶場12戸作ったらしいし。
神奈川か東京でTHXで上映してる所はもうないでしょうか?
>>531 それ思った。
王命に背いたという点では、吊るされたテンプラー、投獄されたルノーとやってること同じなんだよね。
あの場で捕えられて殺されても文句言えない立場じゃないのか?
もちろん、ボードワンがテンプラーの支持を得ているルノーを簡単に処分出来ないように、
エルサレム軍内で既にある程度の支持者を持っているであろう二人だから、大丈夫なのかもしれないけど。
史実ではバリアン従軍してるからなあ。よくわからん。
詳しい人よろしく。
548 :
547 :2005/06/27(月) 07:27:08 ID:zBK355xM
ついでに関連して思ったこと。連投御免。 ギーを殺してシビラの夫になることは出来なかったけど、その結果王位に就いたギーの命にしたがうことも出来ないのがバリアン。 殺す気満々だったし、したがう気もないけど自分から進んで行動しないのがティベリアス。 したがうし、戦死するのも当然と受け入れて実際死んでしまうのがホスピタラー。 三者三様だなあ。
>>547 史実でもエルサレム軍はボロ負けしてるからもし勝ったら、っていう場合のことは
想像で語るしかないけど、ギーはこれからは俺様の時代だからな
ってな感じで出掛けていったから、帰ったらそれなりの報復を
考えていただろうね。決め台詞も頭の中にあったかもしれないw
>>549 やはりひざまずかせて鞭でビシバシとかw
551 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/27(月) 08:08:15 ID:Az0dn6sL
バリアンもゴッドフリーの真似して頬打ってたな。ちょっと笑ってしまった
>>550 で、つま先あたりに「くちづけしろ」 「私がエルサレムだ」の決めぜりふつきでw
きっと夢見ながら、軍隊進めてにやにやしてたんだろうな。
>>551 平手打ちは儀式に含まれてるらしいよ。
公式本に書いてあったはず。誰が騎士にしたのかを忘れさせない為に、だって。
騎士叙任って元々剣の背でかなり強くぶったたいてたって何かで読んだような。
ボードワンが手袋を取ったときバリアンの横にいたハゲは一瞬 うえ〜っというような顔してた。仕方が無いことだけど、悲しい。
ギーがサラセンの使者を殺して騒然となり、 天麩羅と青色ティベ騎士が槍向け合う場面で、 背景に青い騎士が数人、倒れていたような気がするんですが。 気のせいでしょうか。
ボードワンとバリアンの初対面シーン。 王の背後のテーブルに、写真立てくらいの大きさの 肖像画のような物が見えるんだけど、 気のせいかな〜? 見間違いかな〜? 既出だったらスマン。
昔の自分の肖像画なら泣いてしまう。
>>557 いや、見間違いではない。ここで取り上げられても
いいはずなのに今まで話題にのぼったことはなかったな。
>>558 最初はそうかと思ったが、どうも美少年というよりもっと
年齢の高い人物のような。ボードワンの在りし日の姿と言うと
部屋に置かれた騎馬像にもその可能性がありそうで気になっている。
>555 自分は、あえて「当時の一般的な人間の反応」として 監督がハゲちゃんにあんな顔をさせてるんだと思った。 やっぱ、最初に自分が見た時もあんな顔してたと思うんだよね。 …うわっ…、みたいな顔。
561 :
557 :2005/06/27(月) 14:18:07 ID:B+9DHg/n
557です。
>>559 既出じゃなかったんだね。とりあえずホッ。ありがと。
>>558 実は私も同じこと考えてた(;_;)
でもボードワンの父上の可能性もあるかなぁ〜なんて
思ったりもした。
562 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/27(月) 15:27:39 ID:RngVppse
御前会議でボードワンが「Assemble the army !軍を招集せよ!」って言った時 ギーが何を勘違いしたのかティベリアスに得意げな顔を向けてなかった?
>>563 得意げな顔してるね。
王とティベリアスの密談の中身をを知らなければ、
あの会議は表向き、好戦派の思い通りの展開になったように見えるからだろうね。
神の名を盾に戦いを叫ばれて、あれだけ場が盛り上がってしまった状況で、
王も戦いを否定したら、王自身が神を冒涜していると言われかねないからな。
同意したふりして実際には戦いにならないよう裏で手を回したと。
王さま、喧嘩っぱやいティベリアスの尻拭いをさせられてるよなーと、ひそかに思う、あのシーン。
いや、カン違いと言うか、ギーのレベルだと 自分は戦うべきだと言い、ティベリアスは戦うのに反対、 でも王は出撃を決めた! イェイ俺の勝ち! …って理解度なんじゃないのw
確かにギーの理解度はそんなもんかも。 もちろん王が軍を召集した決め手は、サラディン軍来襲の知らせがあったからだけど、 あの流れでは、戦争回避を叫んだ意見が採用されず、ティベリアスが面目を失ったようにも見えるから、 自分達が勝ったかのようにギーは思ったんだろうな。
カラクで早々とサラセン軍が退いたのを見て 「うっそ・・・」ってなっただろうなギーw
「その点では立派なキリスト教徒だ」とか「鍛冶屋の意見が要る時は君に頼む」とか 周りの嘲笑を誘って味方に付けようとするあたりが小せえ人間だなあと思う。 ああいうタイプの人いるよね。
カラクで王がルノーに手にキスさせたのも、鞭でしばきたおしたのも、 あれ、ただの憂さ晴らしなんじゃないかって気がしてきたよ。 サラディンとのたったあれだけの会話の為に、王は死ぬ思いして旅してきたのに、 すべての元凶の張本人は「オレがルノーだ!」って、かけらも反省していない。 どんな人格者だって、ありゃぶん殴りたくなるよなあ。
喋り方も高飛車で人柄出てる。中の人上手いな。
過去レスにあったけど ノートンて、最初はギイの役でオファーを受けてたんでそ。 コモドスも本当はノートンにやってほしかったらしいし。 そうすると、脚本家や監督の当初の設定では ギイって単なる悪役じゃなくて 駆け込み寺訴えのユダみたいな人物だったのかなって ちと思ったよ。
ルノーって一種の暴力中毒みたいなものだったのかな? 大義名分において弱い者をやれるんだから、楽しくて仕方なくて。 なんだか、「十字軍に参加すれば罪が償える」なんてこれっぽっちも信じてないみたいだ。 じゃないと、自分を悪者だと自覚出来ないだろうし。 I know.を繰り返す所と、最期はあっけなかったが呻き声みたいなのが聞こえたのも妙に印象に残ったな。
573 :
571 :2005/06/27(月) 19:09:57 ID:weo3VD70
すまん。タイトル打ち間違えてるや。 駆込み訴え ね。
>>567 でもって王に呼ばれたバリアンと、颯爽と馬に乗って帰っていくティベリアスを
頭下げながらじーーーーっと見てるギーがすんごく悔しそう。
こうなるハズじゃなかったのに・・・ と言いたそうな眼差し。
睨めるのはハチだけってのがまた情けない。
575 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/27(月) 19:19:35 ID:lYp8b75L
昨日見てきますた。 これでもかこれでもかという果てしない緊張シーンと画面の拡張高さは相変わらずだなぁと思いました。 泣ける部分もあるんだけど息抜き・ゆるみのシーンが無に等しいため感情が押し殺されてしまって 素直に泣けませんでした。ストーリーとかはよく練られていてよかったと思います。 グラディエーターよりは好きかな。なんとなくラストサムライの十字軍版という感じもしましたが。。 サラディンの総攻撃はまじにこわかったです。
サラディンがエルサレムの価値を問われて、 「無だ だがすべてだ」っていうシーン。 無だ ってのがなんか変に感じるんだよなあ。 無い じゃだめだったのかな。 吹き替えでは「なにもない」(ちょっと早口)だったけど そっちのほうがしっくりくるような。
577 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/27(月) 19:52:19 ID:mHlWgYWq
>>569 王様、馬降りたらすぐ鞭出していたし、あいつしばいてやる!って頭にきてたんだろうね。
わざわざ城の前に家臣たちを集めて、ルノーの家来や家族も見ている前で跪かせてキスさせるっていうのは、王の意に従わない者との服従関係をはっきり見せ付けるためかと思った。
わざわざ手袋をぬぐのも、病気の事でルノーに見くびられているのをわかっているから、その仕返しとナメんなよ!みたいな感じなのかと。
>571 >コモドスも本当はノートンにやってほしかったらしいし。 それは疑問だ。 コモドゥスは最初からホアキンをイメージしていた。と リドリー本人がグラのDVDコメンタリーで語っている。
シビラの息子関係は設定ごと切られてしまったそうだけど、 SEEでは「実はこういう意味でした」というのが色々あるのだろうか。 兄王の死顔をあえて(多分、兄の遺志には反して)見るシーん →息子を殺す決意をしたシーンだった(だったら死顔はやっぱり実際に出して正解?) 「私がしたことから民を守って」 →息子を殺したためにギーが王になっておさえがきかなくなった なんにしても、エバ・グリーンがかわいそうだなあ。
424 名前:名無シネマ@上映中 メェル:sage 投稿日:2005/06/10(金) 23:56:46 ID:jnt741Qw りどりんはもともと、グラディエーターのコモドゥス役にノートン先生を 希望してた。スケジュールの都合で実現しなかったけど。 待望の出演だったんじゃないかな、お互いに。
ここでどーでもいい(?)小ネタを1つ 既出&間違いだったらスマソ。 攻城戦の前にバリアンが市民に向けて演説をし終わった後、 禿のにーちゃんが、”うんうん、その通りですぜ!わが殿!”って感じで 何度も頷いているところを確認しますた。 バリアンと禿との主従関係が見てとれる良いシーンだな〜と勝手に思ってしまいました。
>>580 その書込み自体は知ってるけど
具体的なソースがないので信用性に欠けるって言ってるの。
あのハゲにもそろそろニックネームをつけにゃ。
>>579 「私がしたことから民を守って」
これの意味がイマイチ分からんのだ。
史実通りシビラがギーべた惚れ設定なら確かにあんたが元凶だよ、というところだけど、
シビラがあそこまで憔悴しきって自責の念に駆られること、何かしたっけ?
どっちかって言うと「あんたがしたことから民を守って(ギーを殺さなかったから案の定こんなことに!)」と
バリアンに恨みごと言う方がまだしっくりくるんだよね。
息子エピソード削ったせいなのかな?
あるいはシビラは戴冠式の時、バリアンを見限って、本気でギーと同盟結ぶくらいの覚悟でいたってこと?
自分がギーをうまく御していくつもりだったのに実際には出来なかったから自分を責めてるとか・・・違うよな。
585 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/27(月) 21:09:55 ID:4vWAtEkT
今日も見てきました♪ 以前から気になってたんですが、エルサレム軍が大敗した後、 はげたかが舞う中をバリアンとティベリアスが偵察に行きます よね。その時、真の十字架が損傷なく立っているのに、それを 回収して行こうという気なかったんだろうか。 十字軍にとって一番大事なものと思うんですが。 たとえバリアンやティベりアスが信仰に対して弱くなっていて も他の人達が持って帰ろうと思うのでは?
>>575 お!一回目の鑑賞ですか?
この時期になると殆どリピーターばっかりで、先週自分が観に行ったときなんか
全員連れ無しの女性!
緊張が続くってのは何度観てもそうで、観るたび頭痛くなっちゃうよ。
>>585 自分も観るたびに、何で放置しておくんだろう、って思うよ。
あの戦いの後どこに行ったか分からないらしいけど、ローマ教皇が聞いたら
卒倒するようなことだよね。
そもそも二人は何日もエルサレム離れちゃイカンってw ハッティンには部下を行かせるべきだべ・・・
>>579 >>584 "Save them from what I've done"
深読みだけど、後半「私のしてしまったこと」はギィに王冠を与えた過ち、ではなく
子殺しなんではないかと。
あの時入り口で立ち止まったバリアンの表情と目線、そしてあのシビラの顔から、
彼女のひざの前にはいたいけな王子のなきがらがあったんじゃないかと。
その大罪ゆえに神がエルサレムを見離されたと怯え、自分の罪に民を巻き添えにしたくない、
それが‘protect’them でなく‘save’them になった理由じゃないか…と
以上が自分の妄想
昨日2回目鑑賞。やはり面白い。 前回も今回も「賞味2時間弱ぐらいか?」と思ったら、 2時間20分強だったのか。短く感じる映画だ。 これをコケさせた米に一矢報いるためにももう1回見に行きたいが、 さすがに今週でどこも終わりだ・・・。出遅れたのが悔やまれる。
590 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/27(月) 21:49:56 ID:NBO6TRy/
自分も2回観たが、やっぱりとてもよく出来ている。 2回目で気付いた伏線がいっぱいあった。 ところで、前レス読まないで聞くの申し訳ないけど、 ラストは、シビラは結局、女王であることを捨てられないと 解釈していいんだよね?
591 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/27(月) 21:53:51 ID:4vWAtEkT
>>586 あの真の十字架好きなだけに残念。
特にカラクでボードワン王に率いられたエルサレム軍が
到着する時に、光る十字架を見るとワクワクするので。
バリアン達を恨む〜。
>>590 え? バリアンと一緒にフランスへ行ってただろ?
バリアンは王でも領主でもなくただの鍛冶屋だというのだから、シビラもそれに従って女王の地位を捨てたのだと思った。
もっとも自分の個人的意見としては、「バリアンと結ばれる」ようなラストには不満。
史実と異なるし、SEEでは別のエンディングになる可能性はある。
>>588 シビラの子供はちゃんと戴冠してボードワン5世になっているんだから
正式に葬られていると思うな。
その子の死後、シビラが女王となりギーを王とした。
女王たるシビラがギーを王とせず自分で統治し、
軍の実権を例えばティベリアスに委ねるとかいう選択もあったのでは。
彼女の後悔もそのあたりかと自分は想像した。
>588 自分も「私のしてしまったこと」は子殺しだと思う。 でも理由は、次期王位後継者の息子を殺し結果としてギィを王の座に 就けることとなった、じゃないかな。 王位継承者の息子がいたらシビラが王位を継いでなかったろうし、 ティベリウスも残っていたろうし、ギィの馬鹿な行動ももっと押さえられて 結果としてエルサレムと民は無事だったはずだから。
596 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/27(月) 22:15:29 ID:NBO6TRy/
>>592 最後に馬に乗っていたシーンは、再び十字軍の遠征が始まったことで
女王として現地に戻ろうとしたのではないかと解釈しました。
>>578 >>582 自分は
>>580 じゃないけど、わかることだけ書く。
580のソースは、ポール・M・サモン著「リドリー・スコットの世界」の
p298〜299の記述だよ。その本によるとグラの脚本は草稿から完成まで
10数回も書き直しされてるらしいし、草稿は雰囲気が随分違うそうだよ。
かなり早い段階のオファーだったんじゃないのかな?<ノートン@コモ
サモン氏はブレランについての本も出してるし、情報元としては信用できる。
>>591 史実ではエルサレム軍の「真の十字架」は、ハッティンの戦いの際にサラディン軍に奪われてしまい、戦場には残っていなかった。
また実際の「真の十字架」は、キリストが磔にされた十字架の「木片」であって、まるまる1個の十字架ではないから、持ち帰りは容易だったろう。
映画に出てくる大きな金ぴかの十字架は、ビジュアル的に見せるためだと思う。
なお、真の十字架と言われる「木片」は聖遺物として世界各国に現存し、それらを全部集めたならば、十字架どころか、家一軒建つくらいの量だそうだ。
またみてきたので気付いたこといくつか。 ピアス兄ちゃん、バリアンとイマドが馬を交換して、イマドがバリアンを見送るとき、 イマドの後ろぐらいに映ってなかった? あと、ボードワンが亡くなるとき、 シビラが額にキスするとちょっと笑ったかんじがする。 王様の手袋、左右で形が違う。 右は指あり。 左(ルノーにキスさせるほう)はミトンみたいになってたから指が欠損してたのかも。 ルノーにキスさせるときも指を曲げてるようなかんじがしたけど、 指じたいなかったのかな。 ボードワンが乗ってきた馬とティベリアスの乗って帰った馬は模様が似てるが、 ついてる飾りが違うから別の馬かも。 エルサレムについて初日、バリアンが起きると山羊?みたいなのが水飲んでる。 階段を降りてきたバリアン、鍛冶の音に反応してる。 あと、エルサレムの宮殿にサラディンが入ってくるところの歌が、 男だか〜ら〜って聞こえる。 もう出てたらごめん
シビラの息子殺しは映画の公式設定なの? 公開版にないエピソードとしてはあまりに重大すぎて それを根拠に解釈するのは自分には難しいよ。 色々が根底からひっくり返ってしまう感じ。 映画の中だけで考えるなら、ギーに王位を与えた事しか思いつかないな。
601 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/27(月) 22:40:59 ID:4vWAtEkT
>>598 そうなんだ。
サンクス。
このスレお勉強になります。
五回目。見納め。一日迄となっていたけれど、これが区切りだ。 後編の攻防戦にて、 サラディン軍の旗が城壁に立つのをハチ公はなぜあそこまで嫌がったんだろう。 なけなしの信仰心かとも思ったけど、 サラディン対して、簡単に侵略はされんぞ!ってアピールだったかな。
サラディンのエルサレム入城時の音楽、むっちゃインド映画音楽 ぽく聞こえて、いつ登場人物が踊りだすかとドキドキしてしまった
>596 過去ログでも話にあがってたよ。 バリアン達の向かった方向は、ゴッドフリーが来た方向。 つまり獅子心王が向かったのとは逆方向だと。 遠征に参加しに行ったのではなく、2人の住む世界を探しに旅立ったと思われ。
>>604 なるほど。ありがとう。
そういうことにしておく。
>>600 シビラの息子殺しは撮影もしてる。メイキング本にも一言さらっと書いてなかったっけ?
覆面試写(3時間越えバージョン)を見た人のネタバレ感想の中にも、はっきり書いてあった。
自分はこの部分を読んで、シビラって只の恋愛要員じゃないんだな面白そー
と思っていたんだけどね
>>601 いや、映画の大きな金の十字架はちゃんと考証した物みたいだよ。
あの大きな十字架自体が「真の十字架」ではなく、あの金ピカの十字架に
「真の十字架」の破片を嵌め込んでいたらしい。
それを戦いの度に引っ張り出して行進してたようだ。
あの金ピカ十字は巨大な聖遺物入れってこと。
バリアン達が到着した時に残っていたのは立派な聖遺物入れだけ・・・
王のいないエルサレム王国みたいなもんだね。
608 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/27(月) 23:21:06 ID:4vWAtEkT
>>607 そうなのですか。ありがとう。
>王のいないエルサレム王国のようなもの
ますます悲しくなってきた。
あ〜、ボードワン王と共に現れる金の十字架!
明日も行ってこようかな。
>>606 ありがとう。大胆なカットだよね。そのエピソードに付随してカットされたシーンも多いだろう。
SEEを観たらシビラの印象が変わりそう。でも今は映画の中だけのイメージにしておこうかな。
>602 こんな解釈じゃダメっすか? サラディン軍の旗が塔に立つ → 「獲ったどー!」と大喜びするサラディン軍 対するエルサレム軍はショボーン → 彼我の均衡が破れて(大軍がその塔へ殺到して)エルサレム落城(極論)。 ハチとしてはそれを阻止するためにも、旗をふんだくって捨てる必要があったんだと思う。 時代は違うが、「二〇三高地」でも似たようなシーンがあったなぁ。 それだけ旗の存在は重いってことか。
611 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/27(月) 23:30:23 ID:O/WmWFSL
>>602 その後、腕をばっさり切られているよね。
やはりイスラムの旗に嫌悪感を持った気が・・にわかナショナリズム。
ゴッドフリーも、無駄に後追いした時に、脇に刺さった矢が折れる。
あくまで個人的想像だが、それはやりすぎだって時の天罰みたいな感じを受ける。
バリアンが一人だけ難破船から助かったのも、ご都合主義ではなく、天命みたいな感じ。
どこか寓話めいた作りをわざとやってるリドリー。
本人にも語らせてるが、イスラムの神が遣わしたサラディン、
キリスト(主)が遣わした、天使を思わせる白イメージのボードワン・・てか?
(本当はどっちの神も同じなんだが)
旗ぶん投げシーンは、ハチの気迫と執念をサラセン側に見せ付ける いいシーンだと思うにょ。 敵方の旗が味方陣地に立ってしまうというだけで、味方の士気は ショボーンとなってしまうものだからね。 逆に敵方を勢いづかせることになる。
>>612 その解釈で見てたよ。
あれを放置すると一気に形勢がサラセン軍に傾いてしまう。
だから、必死で取りに行ったんだ、って。
何しろ人間が寄ってたかって押し合いへし合い殺しあうっていう戦争形態だから、士気が
そのまま軍の強さに怖いぐらい響いてしまう。
「ただじゃ攻略させない」ってサラセン側、エルサレム側両軍に見せ付ける必要があったと
思う。
あの腕を斬られたシーンは救護所にいるシビラと顔を合わせるイベントのためのフラグ
と認識してるんだけどどうなんだろう?
話切ってごめん。 既出かもしれないんだけど、ギィってテンプラーだよね。 あの時代は結婚してても良かったのかな?宗教騎士団って独身も条件じゃなかったっけ?
>>608 >あ〜、ボードワン王と共に現れる金の十字架!
>明日も行ってこようかな。
そのシーン拝むだけで¥1800払う価値あり
>>611 腕を切られたのは旗を投げ飛ばす前だよ。
>>613 あの後サラディンが「このヤロー攻城塔まで破壊しやがって!」じゃなくて
「ほー、成る程分かった。なかなかやるじゃないか」みたいな顔してるのが凄く好きだ。
腕を切られたシーンは、シビラとのすれ違いのためだろうけど、あの後の激戦でよく
剣を振り回せたな・・・
旗の攻防だけど イスラムの旗が揚がった途端、そこへ走るバリアンに重ねて 例の打ち込み銛を発射準備!てショットがガシガシ入る。 予定の行動として、敵が今やなだれ込もうとする瞬間を狙って発射と 手はずが決まってた。 (字幕はそこがわかりにくかったけど) だから自分は、陽動の一種だと思ってたよ。ただし決死の蛮勇を要する陽動。敵の目はどうしたって、ついに聖都城壁の上に翻った三日月旗!に 集中し、それがまた倒されそうになればその間釘付けになるから。
もちろん、軍全体の士気については
>>612-613 の言う通りだけど。
それから
>>616 あのサラディンの顔、自分もたまらなく好きだ。
で、その後の埋葬シーンで、一瞬でも敵の若造の健闘を快とした自分を
責めてるように見える。その悲痛な表情との対象が素晴らしい。
>>614 基本は独身の騎士だが、政治的有力者の場合はこの限りでなかった。
あの後リチャード獅子心王が到着した時も、王の親友の総司令官
ロバート・デ・サブレ(三度結婚三児の父)をテンプル騎士団は
総長に迎えている。
連投スマソ
>腕を切られる 「旗倒し」が命を危険にさらしてまでもするべき 価値のある行為である、という意味。
>>620 旗の意味は深いからね。
現代だって山や極地や月に旗立てるくらいだし。
旗といえば、獅子心王はこの旗で大失敗してるな。
アッコンを一緒に攻めたレオポルト5世が先に軍旗を立てたのが面白くなくて
落としてしまい、自分の旗を立ててしまったのに腹を立て、デュルンシュタイン城に
幽閉してしまった、というエピソードもあるくらい、戦時の旗立ては重要なんだよね。
>>616 >あの後の激戦でよく 剣を振り回せたな・・・
冒頭の「手を怪我していても父ちゃんやおさげの重そうな打ち込みを
しっかり受けていた」あたりが”痛みに強い”伏線だったりして。
あのシーンの金属音が好きだ。DVDだとしょぼくてがっかりするんだろうな。
>>620 「旗倒し」!息詰まる攻防がのどかな運動会に思えてくるじゃないかw
壁が崩された後突進して行くエルサレム側集団の先頭はバリアンだよな?
微妙にけっつまずいてるのにワロタ。またかよ、と。(他作品ネタですまん)
走りながら盾を放り投げてるんで「なら最初から持つな」と突っ込んだよ。
>>621 極地といえば南極の一番乗りレースで極点に翻る旗を見てアムンゼンに
先を越されたと知り意気消沈→あぼーんしたスコット隊の話があったな。
サラディンの言葉じゃないがスコット隊は「準備が不十分だった
=負けるべくして負けた」とか。
話の流れとは関係ないが、シビラの息子の話を切ったのはこのスレで知ったけど、 本編ではち〜〜っともそういうこと匂わせないって、ある意味すごくない・・・? たとえば、グラディエーターでルシアスをまるごとズバryって出来ないよね? シビラは結構長いことイベリンに居候してたみたいだけど、長いこと息子 放っておいても平気だったのかな? 息子死亡のエピがどのシーンにあったのかは知らないけどさ。
625 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/28(火) 01:37:45 ID:lzwoMTgg
旗=この映画では、宗教、宗派、所属の象徴で、 旗を守る、旗を放棄する・・こと自体、「誰のものでもないエルサレム」に 反する気がして、あのシーンだけちょっと違和感感じた次第。
戦いの意義の虚しさを知っていても いざその場では判断停止で必死にならんと、守るべきものも守れんし。 リドスコ旗大好きだしw
>>624 全然気にしてなさそうな顔だよね。一児の母の自覚まるでナシw
そこはそれ、昔の王様や貴族は自分の子を自分で面倒見ず、乳母に任せ切りが普通だったから、という理屈付けで。
でも、子供を殺すのはさすがに堪えたと思う。
子を持てない兄の代わりに、王家の跡継ぎをもうけた(ボードワンの名前)ということだったのだろうし。
息子が死ぬ場面は、ボードワン王の死と、シビラ戴冠式との間に入るのだろうか?
>>625 あそこで攻め込んで来てる敵の旗を黙って放置するってことは
負けを認めることになる。
そうしたらバリアン達が目指している市民の解放への交渉が出来なくなる。
良い条件を引き出す為には相手が休戦申し込むまでは死守しなくちゃいけない。
キリスト教側にもいたけど、ムスリム側にもタカ派がいる訳で、好戦的な彼らを
黙らせるためにもあの時点で旗を立たせる訳にはいかない。
バリアンが守っている旗っていうのは=城壁の中の人々ってことだと思う。
629 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/28(火) 02:03:22 ID:n78cVYh2
壁が壊れたあとの、双方が入り乱れておしくら饅頭やってるみたいな いくさのシーンを、俯瞰でとらえて、すーっと画面が暗くなるところは、 音楽と相まって、すごい不気味だった。 あのシーンも印象深い。
>>622 たぶん「それほど旗を立てられるのは致命的だとバリアンが思っていた」ことの証だと
思う。あれで向こうに調子付かれてなだれ込まれれば城壁の中の住人を守れない。
彼らを守りたい一心、負けられないって一心で、痛いとか考えてる余裕もない。
アドレナリン出まくりで、痛いなんて感じてない。
住民を守るために完全にわが身を捨ててるっていう表現だと思う。
旗たてた側も団子になって死守してるし。まさしく「棒倒し」状態だなw とりあえず、旗たてて保持されたらそこは占拠されたということで。 あそこを起点に一点集中突破しようとサラディン軍が考えるだろうから、 籠城側にとっては致命的だよな。
>>629 そのシーン、崩れなかった城壁の上に兵士が何人かいるけど、
あんまり働いてないんだよなあ。弓一発くらしか撃ってない。
もっと動けよ って思うんだが・・・
>>619 亀スマンです。やっぱり、どの時代でも権力がモノを言うんだな。
それだけ、ギィも力があった訳で。ありがとう。
ほんとにほんとに東京近郊は今日明日で終わりなの? ひとっつもなくなるの? KoH上映してるとこ。 新幹線で関西に遠征しそうだ
>634 >368のリンクをチェック汁 常習性がある映画つながりかな?と思う
ありがとう、でもそれは知ってた…。 一ヶ月のブランクに耐えられるかどうかなんだ。 ええい劇場版DVDだけでもすぐに出せい、スコットフリー&20世紀! (ゴミですまんでした)
>636 六本木ヴァージンは今週末までやってるぞ! ……昼間だけどな。イケネェヨ!
638 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/28(火) 11:23:12 ID:YaUKjp6f
サラディンの天幕の中に、ターバンから服まで白一色でかためた人たちが 何人か立ってたけど、彼らは何者? ひょとしたら医者?それともただの従僕?
>>599 >左(ルノーにキスさせるほう)はミトンみたい
そうか…ミトンって言えばよかったんだ〜。
私ゃ、「鍋つかみタイプ」って言ってたよ。
意味は同じでも響きが全然違う〜。
>>637 ええ?ネット上で探した限りは、〜6/28になってるけど?
と思いつつ電話したら(自動応答ってじれってー)
6/29〜7/1も、9:00〜と12:10〜の回が!!!
見そびれるとこだったよ、ホントに大感謝ー!(涙)
こちらも心配になって映画館に電話。 MOVIX京都は7月中旬までらしい。 カラクで王と王が向かい合うシーンがまた観たい。 ボードワンが苦しいのを押さえて、サラディンをキッと見据える所。 あの眼、本当に力強かった。本当にクセになるな、この映画。
Q:宣伝に惑わされた子羊たちを説得して、何人この映画を鑑賞しに連れて行くことに 成功しましたか? A:1人 orz 上映期間短すぎだぁ!!
>>639 受けたw
>>599 多分、左手の中三本は欠けていたかも。
でかい指輪をはめてたのは薬指だったっけ?
初アップ場面は羽根ペンで何か書いているところだったけど
その時右手の甲に金色?の刺繍がほどこされていたかも。
チェスの駒を動かすのは右手だったっけ。
そういえば御前会議で手を挙げたのも、ティベリアスの肩に
手を置いたのも、(指のある)右手だった。
シビラが兄の(仮面の)額にキスするシーンはいつも号泣している。
というかあそこ全体が。シビラの泣きそうな笑顔がいい。
細かいところいろいろチェックしたいから早くDVDが見たいなあ。
そういえば、ボードワンは何でベッドの端に寄って右手をのばして寝ていたんだろう? 右腕は曲げられなくなっていたとか? しかし、寝るときも、体の上から下までびっちり身体を覆っているんだね。 あれは、本人がいかなる時でも肌を人に見られたくないってことなんだろうか?
>>641 MOVIX京都GJ ! 7月2日以降も1日3回上映体勢とは。しかも
終了予定=未定ということは9日からの週も続映の可能性ありか。
(別のMOVIXでは未定の表示が出ていたのに突然終了したこともあるが)
一つ残念なのは設備のいい新館から旧館に移動することだがフロアガイド
よく見たら112席→181席だから今より大きいスクリーンになりそうだ。
最初に見合うシーンはサラディンもいい。様々な感情を含んだ
あの表情がたまらん。
>644 >あれは、本人がいかなる時でも肌を人に見られたくないってことなんだろうか? じゃないか。 シビラでさえ前の顔しか知らなかったんなら、決意はとても頑なだったとオモ。 食事も一人か医者とだったろうな。切ねー・・・
>>646 そういえば、食事のテーブルに何年も姿を見せてなかったんだよね。
だとしたら、ルノーに手袋はずして見せたシーンは、どれほどの怒りだったのか、ってことだな。
648 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/28(火) 18:09:33 ID:digHsht/
4回観ました。同じ映画を繰り返し観たのは初めです。で、一つ疑問が。 バリアンて先王が亡くなる直前に軍の総指揮を任されて、それを承諾していました よね。そのあとシビラの結婚は拒否したけど。あれって結婚を拒否したことに よって総司令官?(というのかな)も無効になったのでしょうか。それともシビラ の子が即位したときはその地位にあったのを、ギィが即位したときにお役ご免 にされたのか。牢でルノーがギィに軍を指揮するのはおまえか?とか聞いていた と思うのですが。話しつくされたことでしたらごめんなさいね。
ボードワンが最後まで聞け、って言ってたから、 軍の指揮権とシビラとの結婚はセットだったんだろう 結局7回見たけど、冒頭のもの寂しい音楽からしてお気に入り。 あの曲とそっけないタイトル、 それから青の強い風景、右端に十字架、 っていうのでご飯が三杯食べられるよ。
650 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/28(火) 20:12:38 ID:n78cVYh2
最後、サラディンが床に落ちていた十字架を拾って卓上に立てるシーンは、 サラディンが他宗教も尊重していたということを表現したかったのか? それともボードワンへの哀悼の意? あのシーンをわざわざ入れたのはなぜだろう。
台本では十字架を否定するような動作にする予定だったけど、 サラディン役の俳優さんが、まっとうなムスリムはそんなことしないって言って、 あのシーンになったんじゃなかったかな。
まっとうなイスラム教徒ならそうする筈だ、とサラディン役の人が
リドリーに直訴したんだって
>>650 確かパンフレットにそう書いてあったような・・
バリアンが、初めてタイベリアス(自分にはそう聞こえる)に会う時、 入り口に立っている人(画面左下)って、焼死した司教に見えたよ。 違うかな?
もし、あすこで十字架をへし折ってたりしたら あの「サラフアディーン」を繰り返した意味が無くなるような気がした。 あのシーンがあったから、清々しく思えたんだと感じたし。
655 :
650 :2005/06/28(火) 20:55:27 ID:n78cVYh2
そうか。ありがとー。 危うく後味が悪くなりそうだったんだ。 後味悪いは違うか・・・もっとシビアな映画になる予定だったんだな。
つーか役者が直訴する前は十字架を否定する脚本だったなんてほんとかいな? タイトルの天の王国を否定するようなもんじゃない。 あそこまで丁寧に描いておいて最後にそんな演出を入れるなんて考えにくいが。
657 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/28(火) 21:10:38 ID:YaUKjp6f
>>650 イスラームでは、ユダヤ教徒とキリスト教徒は「啓典の民」として、
税金さえ払えばその権利が認められた。
なかなかいいスレだね
まっとうなイスラム教徒ならっていう問題じゃない。 そのコメント(元の脚本云々)が本当なら2時間半使って描いたものは何なのかとw
自分も何かで読んだような記憶があるんだが…。 脚本を替えたって話。 公式本だっけ?
>>659 いや元の脚本云々が本当なら、それも現実にはありと思う。
でも、サラフアッディーンのイメージは、今回ので保たれてよかった。
脚本を変えたって言うより、もともと無かったんじゃないのかな。サラディン役のハッサン・スマード がアイディアを出して、それをリドリースコットが採用したんだと思う。 ブレードランナーのルドガーハウアーのあの有名な最後の台詞はSF映画史上に残る名台詞だけど、 実はあれは元々は脚本に無かった。ルドガーハウアーがアイディアとして出して、それをリドリー スコットが採用したのは有名な話。
663 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/28(火) 21:52:49 ID:XlyIq5xt
今日も行ってきました。 皆さん細かいところをよく気がつかれますね。 私はいまだに王の手袋をティベリアスが拾う場面がわかりません。 王の死の枕で、王がシビラに対して悲痛な声で、 I am sorry I've caused you the pain. と言うので、こちらも泣きそうになります。 シビラも目に涙を浮かべるし。 このセリフはシビラの息子に病をうつしたからですか。 映画では息子が出てこないのでわかりにくいのですが。
>>662 うん、それなら分かるかも。
両王が互いを尊敬し合う構図がこの映画のテーマっていうか
確固たる軸なんじゃないかと思って。
もちろん役者とのディスカッションの中で人物造形が固まってきたのはあるだろうね。
十字架へし折りの話は、公式ガイドのキャラクター説明のサラディンのところに コラムとして載っていたような気がする。 人に貸しているので確認できないが。 私も見納めしてきた。 ギー王の御前会議にホスピタラーの姿が見えないと思っていたが、 ホスピタラーどころか、聖ヨハネ騎士団員はあの場にまったく居ないんだね。 あの場はテンプル騎士団とエルサレム王国軍の衣裳に埋め尽くされていた。 ギー王の政権下では、従軍の義務は残るが、会議からは排除されてしまっているんだろうか?
>>665 今公式ガイド読んでるけど、キャラクター説明の箇所には書いてないよ。
地元最終日見てきました。 バリアンがゴッドフリーや王から必要だと言われるたびに、 笑みが零れるのを見ては泣きそうになりました。 おそらく兄からは「いらない子」だと幼少時から苛められていたのでは。 村を出る直前にも、「神に見放された」「この村には無用の者だ」なんて罵られ、 誰にも必要とされないという思いが強かったのではないかと。 だからゴッドフリーや王の言葉はすごく嬉しかったと思う。 そしてイベリンでは沢山の人から必要とされ、生き生きとしてた。 あのままイベリンの領主をしてたほうが彼は幸せだったのかも。
せっかく京都に住んでいるんだから、この週末にもう一回見に行くかな。 ちなみにMOVIX京都、終了予定を決めてても、 客足が減らないと見るやどんどん延長してくれる、 商魂たくましい、いや 素 敵 な 映画館です。
>>668 嬉しそうだったね。
けど、シビラとの結婚と抱き合わせでの軍の総指揮命じられたあたりと
その後のシビラの発言でチェスの駒みたいな扱いされて
捨てられた犬のようなウルウルした瞳はカワイソだった。
もう領地に引っ込んでよ・・・ って思っただろうな。
京都の人、まじうらやましいっす。 関東圏にもそういう映画館がないものか。
672 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/28(火) 22:38:30 ID:XlyIq5xt
>>642 A 動員したのは
家族 3人
友人 4人
その他、知人5人が布教の結果、見に行くと言ってましたが、
その後の結果未確認。仕事が忙しい人ばかりだから・・・。
>669 関西の方が客入りがいいのだろうか? 羨ましい!マジで遠征したい
>>670 そういうのも含め演出過剰じゃないのがKOHの優れたところなんだ
よな。
誰か書いてたと思うけど
比較するならばグラが「動」ならばKOHは「静」だ。
675 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/28(火) 22:56:43 ID:3FX1jXFI
大抵、歴史を映画化するにあたり、映画の目的に沿わせるため、どうしても、
美化したり、歪曲しなければいけないが、この映画に関してはバリアン卿の行動と、
両王に関しては、ほとんどそのままでOK・・って、たぶん、製作する側も驚き、
そして感動してたんじゃなかろーか。
ハマって歴史関係読みあさったけど、サラディンって、敵に人道的すぎて、
生き残った敵がまた攻めてきたりして、味方にも批判されてる。
若い頃はともかく、戦いで血が流れすぎてやんなっちゃった感。もともと優しい人なんだね。
リチャード王が病気でやむなく撤退した後に、急速に老いてる。
とゆーか、好敵手ボードワンという、自分と同じタイプの、分かりあえる王様が
出てきたのに、あっさり死んじゃって、その後のドタバタ処理で、精魂尽き果てた感じ。
映画の創作ではなく本当に、年は離れていても、一番魂が近い位置にいたのは
ボードワンだったんじゃなかろうか。
海外の密林って、本の中の検索内容部を一部紹介してくれる。歴史研究書のボードワン4世の記述
「クリスチャンの全ての王の中で、最も勇敢で、知的で慈悲深く、そして優しく優雅だった」
ttp://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/0028642430/qid=1119966317/sr=1-42/ref=sr_1_42/002-9593037-7375232?v=glance&s=books 映画のキャラは出来過ぎでもやりすぎでもノートンだからでもなく、ホントにあんなキャラ?
初めての日劇で見納めしてきた。 年配の男性や老夫婦が多いのに驚いた。 しっかし、観れば観るほどハマる映画だ…出会えて心から嬉しいよ。 ところで、王宮のシーンでは必ず鳴き声がしていた孔雀 仮面王崩御後は全然聞こえないんだよね。 ギーかルノーが食っちまったのか?
>ギーかルノーが食っちまったのか? ワラタw ギーが、前王の面影は全て排除しようとした結果かもね。 小心者のトップにありがちな行為。
3回目観てきた。しばしお別れだボードワン。 そういやエヴァって化粧取ると一気に若返るね。兄との別れの時とか 「あれ?可愛い?」って思った。化粧してるとクソババアなんだけどなあ・・・ つうか3回目でこんな感想かよ俺orz
>>676 ギーがルノーに持ってきた謎肉…Σ(゚Д゚;
あれは崩御前か。
今日見納めしてきたよ。
一番小さいスクリーンで、客も十人くらいしかいなかったけど
エンドロールで立ったのは一人だけ、みんな最後まで見てて感動した。
後は十字軍史でも勉強してDVD待つかー。
SEEが来年なんて死んじゃうよ。持ちこたえられそうにない。
>>676 >年配の男性や老夫婦が多いのに驚いた。
先週のMOVIX京都(昼の部)、同じく年配者率が異様に高かった。
続映決定へは熟年パワーの貢献も大きそうだ。さんざん既出だが
「アイラブオーリ」路線はやはり完全な失敗だったことが証明されたな。
映画の中身理解してればそんな路線ハズすの分かり切ってたのにね >アイラブオーリー
>678 シビラ(の中の人)って、場面によって別人みたいに顔が変るとおもた。 普段は三白眼で鷹の目ヒロイン顔だけど、エルサレム城に火炎投石が飛び込んで くるのを見てる場面では、あれ、このひとこんなに目が大きかったっけと。 王のオファーを断ったバリアンを責める場面ではなんか弱弱しくて、鷹の目 どこにしまってる?って。 ラストの微笑みはとても穏やかでこれも別人のよう。 演技力なのか演技指導や撮り方が素晴らしいのか。
中身なんて理解してないから、糞FOX でもスターウォーズみたいに、シスの暗黒卿が関与してなくて(狐的にどうでもいい映画だったから) 添削問題がおきなかったのはよかったかも。 日本の映画宣伝はみんな10代女向けにやっとけ路線だなぁ、泣くよ。
685 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/29(水) 00:22:24 ID:FUmjNEKB
ボードワン王観たさに6回も通ってしまった。 しかしボードワン王のシーンて全部あわせても10分くらいか。もっとお腹一杯になるまで観たかった。DBDでボートワン王のシーン増やしてくれないかな。
686 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/29(水) 00:25:20 ID:uak3XUs2
>年配の男性や老夫婦が多いのに驚いた。 ・・太平洋戦争を記憶している世代にはけっこうくるものがあるかも・・
年配の男性や老夫婦、という客層は何をもってこの映画に興味持ったのかな。 なんか気になる〜。一番人口の多い年代なんだから、実はあなどれない世代。 >685 露出は10分少々でも、登場以前から名前出てくるし、最後まで他の登場人物に 語られる偉大なキャラクター。本当に脚本家に愛されてるんだね。<ボードワン
アイラブオーリーの宣伝は糞。 案の定、それを目当てに見に行ってつまらないとか こういうのもう飽きたなんて風評を広めてくれちゃって、あ〜あだよ。 あと、戦闘シーンはLotRのマネとか言ってるやついるけど、 あっちも多少は歴史がヒントになっているとはいえ空絵事であり、 こっちは今に続く歴史に基づいてるから、 映像を見て思うところはぜんぜん違う。 だから一緒にするなって思うんだよね。 実は映画を見る前に、先に見た友人から上記のようなことをいわれ、 いったんは迷ったので、ちょっと腹立ってる。
>>688 逆にアイラブオーリー宣伝に二の足踏んでて、でも大規模集団戦闘は期待できそうだから
行って見るか、ラブシーンはトイレタイムだ!と割り切って行ったらどっぷりハマった。
危うく行かないところだった。
でも字幕に騙されて「なんか変な話だな」と思ってしまうところだった。
ここ覗いて良かった。
>>684 女性向けなら恋愛アピールだろっていう短絡敵な宣伝にはうんざりだよ。
友人の映画ファン♀は「アイドルの恋愛もの?興味ネ」って最初はそっぽ向いてたよ。
>こういうのもう飽きた オレはこういう歴史大作がいくら作られようが全く飽きないな。 楽しむついでに自分の知らなかった歴史を知ることができるのは素晴らしい。 この映画は特に史実に忠実だから観に行って本当に良かった。 派手なアクションだけが目当ての人は「飽きた」の一言で終わっちゃうんだろうなあ。
やっぱり・・・好きか嫌いかだと思う。 アイラブオーリー派の友人と観て来たけど 彼女は学生時に興味を持って学んだようで しっかりとした感想・意見を聞けた。
見に行ってきました。 グラディエイターが大好きだったので期待していたのですが 十字軍に対する知識が皆無だった事でかなり置いてけぼりを食らいました。 実在のモデルがいるというのも知らなかった位です。 話的には、結構強引で不親切だと思いました。 突然親父がやってきて「お前は貴族だ」といったと思ったら、首飾りを取った位で司祭を殺し 親父を追っかけ興になる。なんか凄く強くなってるし、いきなりシビラと恋愛関係に 王の末期の頼みも聞かず、シビラも嫌な女のムードをプンプンとたらす。(字幕が間違っているらしく 訂正したセリフを読むと考えも変わりますが・・見てるときにはこの女はなんなのだ!!?でした。) 後は罠だと言われているのに水切れでバタバタ倒れてくギー軍といい 劣化ロードオブザリング 二つの塔 のようなラストといい もう、かなりおいてかれました。 見てるときは変な興奮感はあったのですが、知識もないので後に残るものがさっぱりですよ。 グラディエイターの方が分かりやすく、興奮できました、ベンハーのパクリっぽいけど ティベリウスはどうなりましたか?
お前は貴族だじゃなくて「お前は息子だ」ですね。
>>693 全体的に、自分の知識の無さ、読解力の無さを棚に上げて作品のせいにしてる感じ。
全体的に話をよく理解できてない。5行目〜10行目まで、ちゃんと映画観てれば分かることなのに
うがった見方と先入観が先行してる。CGばりばりの二つの塔よりもよっぽどKOHの方が本物の
迫力と重みがあったけどね。
2回目見るとかなり印象変わるよ。ティベリウスはキプロス島に去りました。
単に好みじゃなかったんじゃ?仕方ないよ、人それぞれ。
知り合いに、事前知識が全くなくても感動したって人もいた。
でもちょっと、ボードワンとホスピタラーについての感想が聞きたいな。
>>693
>693 >見てるときは変な興奮感はあったのですが あなたの心にきっと引っかかるものがあったはず。 もう一度鑑賞することをお勧めします。 まとめサイト参照→映画鑑賞の順番だとより理解度アップ。
(・(ェ)・)でしょ。 二つの塔とラスト全然違うし。 もしかしたら本気で、素で、両作品とも斜め上な解釈してるかもしれんが。
>>693 観てちょっとでも興味が湧いたなら、この時代の基礎知識でも頭に入れて
>>696 の言う通り2回目行ってみ。俺も2回目のほうが格段に面白かった。
強引な展開云々は過去スレへ・・・
世界観は好きです。 だから鑑賞中は「世界観に酔う」事で楽しみました。 後は今の世の中に疲れてるので、バリアンのような価値観一新男をみて「いいねいいね」というのはありました。 二つの塔や王の帰還にシーンが似てると思うけどなぁ。 ラストというか攻城戦のシーンの事を行っているのですが
まあ中世史劇やファンタジーで攻城戦がある程度似るのは仕方ないよ。
>>701 そりゃ…世界観が近い(指輪物語はファンタジーだが中世風)んだから。
同じように石造りの城壁を突破しようとしたら、同じような武器が出てくるのは当たり前。
中華風ファンタジーの映画があったとして、その戦闘シーンはたぶん三国志映画の戦闘
シーンそっくりになるだろう。
戦国時代の合戦モノの映画はどれ見ても馬に乗った鎧武者とか火縄銃ばっかり出てくる
とか、そういうこと言ってるのと同じだよ。
女を知らない男は「女なんてみんな同じだ」って言うよね 自分も骨董品の壺はみんな同じに見える。 説明するだけム(ry
つーか、史実の方が先だからさ。 ファンタジー作品が史実を参考に作られるわけで。 例えば王の帰還の投石機が、何も参考にせず無から作り出された想像の産物で、 なぜかそれが現実に昔あったモノと偶然似通ってる、ってことはあり得ないっしょ。
706 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/29(水) 01:56:33 ID:c9NkkIhq
ロード・オブ・ザ・リング シリーズも映画館で観たけど、個人的には ずっとこっちの攻防戦がいい。 ロードの戦闘の方はやや途中で飽きてきた。・・何故か? 敵が如何にも単なる「敵」で、動くモノのような扱いだったから。 いくらぶった切っても、しょせんモノ。あ〜何回も壷を割るなよって感じ。 こっちは敵といえども、血の通った、心ある人間同士の戦い。 重みと悲惨さと悲しい美しさ?が混ざりあい、まったく飽きることができない。 飽きた・・などと言ってる人は、ゲームと同じレベルでしか戦いを観れない・・と 自分で暴露してるようなもの。
>693には、エルサレム王とサラディンの関係はどのように映ったのかな。
話ぶった切って申し訳ないが。 親父の部下ってなんであんなにみんないい味出してるんだろう。 蟹兄ちゃん。ホスピタラーが親父の脇腹から矢じり引き抜く横で平気で物食ってる。 神経図太いなあ。となりのバリアンはじっと治療を見つめているってのに。 あとお下げのドイツ人、雪降ってるのに一人だけ半袖姿。筋肉馬鹿っぽくて好きだよ。
似てるんだけど、個人的には
>>366 や
>>375 に禿同でした>攻城戦。
そして投石機やら攻城櫓とかだけ見るのではなくて、話の流れとか
その上での登場人物達の描写とかとも合わせて見て欲しいなあとも思ったり。
710 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/29(水) 02:06:32 ID:wqcWPXEO
「ドキュメンタリーではなくドラマとして撮った」と、わざわざ製作側が言わなければいけないほど、 この映画はドキュメンタリーのような作り方をしている。 ってことは、言い換えれば、わかりやすい説明があまりないってこと。 これについては賛否両論あるだろうけど、(親切じゃない、とかね)現実に俺たちの周りに起こることだって、いちいち俺たちに説明されないし。 訳わかんないまま巻き込まれることだって多いしね〜。でも自分からよく目を凝らしていけば、 いろんな所にヒントは見つかる、そんな映画だと思うよ。 一つ一つのシーンについては、映画をよく観ている人なら、戦闘シーンに限らず、 ああここはこの映画に似てるって言うの、年配の人ほど、いくつもあると思う。 でも映画って映像映してるだけのものじゃないし。何を訴えたいのかって考えない? いや、映像も大事なんだけど、映画ってそれだけじゃないと思うんだよね。違うかな?^^;
>>708 ずっと戦ってきたわけだし、あのぐらい見慣れてるんじゃね? >蟹氏
KOHつまらなかった、という意見の人は、ほとんどの人が 主人公の行動や心情についていけなかった、という意見が 多いように思う。 そういう人達は、両王についてはほとんど言及してない。 自分が読んだいろんなブログで、そう感じた。 主人公の成長と両王の平和への信念は、この映画のテーマの 縦糸であり横糸でもある、と思うので、主人公の行動云々だけで 映画を評価してる人は、どこかこの映画を読み違えてるんじゃ ないかと思えてならない。 もちろん、映画を好き嫌いで判断するのもアリだけど。
どのキャラクターも同じようで薄っぺらいと書いている人もいて びっくりするよ。おまえは何を見ていたんだと・・・。 こんなに明確に個性分けされているのにと。
>>712 主人公の行動とか心情についていけないというより、両王がすごすぎて主人公別にいらない
んじゃないのかなあ…って最初はつい思ってしまってたな。
もう王だけでいいやん、シビラとハチいらんやん、って。
でも主人公はあの作品に置いて、狂言回しなんだって説明読んで、納得した。
彼自身に感情移入するタイプの話じゃなく、エルサレムも騎士の世界もまるで異世界っていう
彼の目を通すことで、同じくエルサレムも騎士も知らない観客でもするっとあの世界に入る
ことができるように設計された作品なんだよな。
あの時代に詳しくない観客たちが知らないようなことは、いちいちハチが聞いてくれる。
だからハチは信仰を見失ったキャラとして最初出てくるんだな。現代人に近い感性のキャラと
して動かなきゃいけないから。
ハチは主体的に動いてるようだけど、結局は歴史の傍観者である、という視点で見ると面白い
って気づかせてくれたここの住人には感謝。
バリアンは、成長する主人公であると同時に、周囲の登場人物の姿を映す鏡でもあるんだろうな。 最後の戦いまでは、諸先輩の生き方を見習う生徒でいていいのさ。 かっこいいおっさんたちを堪能出来て充分満足だよ。
何も知らなかった俺が、このスレをざっと見て感じた事は KOHを見て、ワケワカンネ、人物区別ツカネ!戦闘ロードオブザリングみたい。という前知識なし子ちゃんは ガンダムを知らないのにゼータガンダムをみて「ワケワカンネ」ちゃんと同じ状態に陥るらしい 「はぁ?なんでわかんねえの?」とか言われ、「ロボ戦闘シーンはマクロスみたいで面白かったぜ!」といったら 「そりゃ似てるにきまっとる。」「むしろガンダムがああいう戦闘の大元だろ」といわれてる状態っぽい。 そんなさっぱりの状態でキャラの個々の心情なんてわかるかい。 俺なんてこうだ! バリアンの部下→だれも区別つかない。いつ死んだっけ?ハゲはいつ仲間に入った? サラディンの部下A→あれ?こいつ最初に助けた奴なの?よくわかんなかったぜ。で、えらいの? シビラを見て→邪魔!ええい邪魔邪魔 ギーとルウを見て→イラネ バリアン→バーバリアン!バーバリアン サラディンを見て→ウサマ ビン ラディン! ラストを見て→これティベリウス?英国王?はてさて こんなんだぞ!
>>715 エルサレムに初めて入ったときのカメラワークはおのぼりさん状態のハチ視点だよな。
門をくぐって高い塔を見上げて「すげー!」ってびっくりしてそうだ。
フランスの藁葺き屋根の並ぶ風景を見慣れて生まれ育ったハチ、
世界の果てのはずのエルサレムの町並みがあんなに立派だったのは予想外じゃなかろうかと。
で、観客もハチと一緒に「すげー!」。
>>717 そんなんじゃどんな映画見ても全く楽しめないだろう
>>719 完全独立の話なら楽しめる。
事情を知ってろ!というのが厳しすぎたっぽい。
>717 ワロスw まあスマンかったなオタクだらけでw ただ「はぁ?なんでわかんねえの?」とは言ってないと思うぞ。 みんな知識入れて更に楽しむことを進めてるだけじゃ?
722 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/29(水) 03:00:39 ID:c9NkkIhq
自分は歴史オタでもなんでもない。 映画を見てその人物の思いに感動して、更に歴史を深く調べたくなった。 あの〜自分、本当に歴史オタじゃないんです。時事通でもなく、なんとなく テレビニュースでアメリカの問題や中東問題知ってる程度。 つーことは、ついていけない皆さんって、ぜんぜんニュースとか見てないの??? やばいっすよ、日本人。アメ公をバカする資格ないぞ。
>>718 バリアンが色々新しいことに驚くような箇所じゃバリアン視点カメラになるね。
メッシーナの巡礼者・騎士ごちゃまぜ状態とか、ごつい蟹とか。
724 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/29(水) 06:30:37 ID:wqcWPXEO
>717 それって単に外国人を見慣れてないだけでわ・・・・。 もっと洋画を見るか、外国の友達作って目を慣らせば、見分けもできるし、 ついでに動体視力も鍛えれば、乱闘シーンでも何が起こってるか把握できていいかも。 何回も観にいったんだけど、その度にもっと動体視力があればと思うからさ・・・orz
一緒に言った友人は歴史さっぱりわかんね系の人だったが、 映画観たあとで何もわかんないところはなかった言うてたぞ。 必要な情報は劇中で説明されてるじゃん、って言ってた。 エルサレムがどーとか宗教の対立がどうとかは 映画見ればわかると。 それは小説や映画とわず単に理解力の問題では?
いい大人が「日本人にはピンと来ない」などと言っているのも バカにした話で、一般常識の範囲で十分楽しめる映画でしょ、これ。 前もって知識がないとだめなんじゃなくて、 理解しようという気持ちが、最初からないのではないかと思う。
>>725 確かに必要なことはちゃんと説明されているよね。
知識が必要とされる部分も多いけど。
冒頭の嫁さんが首切られて十字路に葬られるところとか。
しかし実際理解力がちょっと足らない人はいるからな・・・
ツレの言った言葉が忘れられない。
「なんで最後戦ったんだ?逃がしてもらえるんだったら最初からそうすればいいじゃん」と。
中東問題とかまーったく知らない人も実際いるからね。 「よく分からないけどアラブ人はなんとなくみんな恐い。 詳しいこと知らないけどイスラム教徒はきっとみんな自爆テロとかしちゃう悪い人」 なんて思ってる人、実際いるんだよ。世界情勢に興味ない人ってこんなもん。 それで素敵なオーリさま目当てに、あるいはかっこいいバトルシーン目当てに、 観に行った人がポカーン、てのはあるんじゃないかな。 でも、観に行ったあとでこのスレに来ちゃうような人は、心に何か引っ掛かるものがあったんだろうと思うけど。
729 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/29(水) 10:48:23 ID:CTC2azsv
>>727 サラディンは最初「慈悲はかけぬ」と言ってたんだけどね…
あれだけ激しく抵抗したから無血開城が成功したんだけど。
知識としては理解していても、信仰心や、あの場所への特別な思いを感覚で理解するのは 無宗教の人間には難しいよね。 でもこの映画のコンセプトはそこじゃなくて 国や宗教に限定されないもっと普遍的なテーマだと思うから 日本人だから理解出来ないって事は無いと思う。
連投スマソ 結局のところテーマは「相互理解」これに尽きるんじゃないかな。 時代や国を問わない永遠のテーマ。 中東問題や宗教に明るくない人でもスピリットは理解できると思う。
>>727 アラブでは名誉や誇りをとても大切にする。
だから、食事に招待されて断りでもしたら怒りを買って当然。
そのかわり、敵であっても誇り高き者は尊重される。
・・・というような話を前にどこかで聴いたな。
あそこで不利とわかっていても戦ったから
サラディンもバリアンの名誉を尊重し、交渉が可能になったんだろうと思う。
「相互理解」なんて甘っちょろい映画だったかねえ? むしろ、相互理解なんかできやしないし、するつもりもない者同士が、せめて血みどろの 抗争に発展しない程度に、なるべく干渉しあわずに共存していきましょう、てな感じに見えた。 もちろん武力を担保にしてね。
>>733 映画の中で実現されていたかという話じゃなくてさ。
相互理解、するつもりのない奴もいたが、あるところにはあったと思うぞ。 バリアンとイマドとか、ボードワンとサラディンとかの間には、 敵味方に別れていても、通じるものはあったように思う。 どちらかといえば、宗教や文化をこえて、個人レベルでは理解しあえるけれど、 組織の枠組みの中ではさまざまな思惑が働くから、宗教や文化を名目に対立がなくならない 人間社会の業みたいなものを感じたなあ。
人間ってのはしょうがないな、という映画でしたね。 結局、最後の拠り所は、あの鍛冶屋の柱に書かれていた言葉しかないと思う。
「相互理解」が甘っちょろいとは全く思わない。 「寛容」が大事だと訴えてる映画だと思った。 理解は簡単にはできないが、受け入れる(=相手を否定しない)ことから 努力していこう、と。 バリアンがメッシーナで「我々の祈りと同じだ」というセリフは、寛容と 相互理解の第一歩を表現した言葉だと思ったよ。
>>373 うん、あの台詞はどきっとした。
知識はなくとも物事の本質をとらえる感性を持った人物として描かれているんだな、と。
映画の中でバリアンが出会う人物の中で、いけすかない奴はみなキリスト教側、てのがすごいよな。
相互理解が甘っちょろいテーマだと考えている監督なら 「天の王国」なんていう題名はつけないと思う。 タイトルが人物名でも組織名でもないことの意味を、今改めて思った。
>738 バリアンを勝手にグレートライアー扱いしたのはムスリムだったけどなw あの時、蟹兄ちゃんは感慨深げにバリアンを見ていたね。 ゴッドフリーと彼の家臣たちは、天麩羅ーからは煙たがれてたろうな。 人種もさまざまだし、キリスト教徒以外は全部敵だと思ってる人達から すれば、不可解な団体。 ゴッドフリーがレバノンでサラディンを殺しかけた、ていう話がちょっと 気になる今日この頃。
>>740 いやいや、自分が手を下さず暗殺しようとした誰かさんに比べれば、
ちゃんと馬から降りて戦ったし。いい奴だよw
たぶん、あまっちょろい正義を、万難排して貫くことの困難さと偉大さを語ってるんじゃないかな。
ホスピタラーがティベリアスに言ってなかったっけ?
たとえ短期間でも和平を実現したことに価値がある、みたいなこと。
>たとえ短期間でも和平を実現したことに価値がある おー、それもとても印象的な言葉だった。 平和主義の人たちも、決して楽天主義じゃないんだよね。 理想ばかりを求めていったら、また諍いが起こる。
シンプルだけど深い言葉が多いよな。 Goodness is here, and here. この言葉も大好き。
>理想ばかりを求めていったら、また諍いが起こる。 それぞれが主張する正義のために戦争が起こってるんだもんね。 (ルノーみたいに悪の自覚がある奴もいるけど) 本当の善って何だろう?って問いかけてる映画でもあると思う。
>>740 >>741 あれは素人通訳イマドがバリアンの台詞を微妙に誤訳したせいだったと想像w
I took this horse from the sea.→「海から来た馬だ、と言っているぞ」
「何やとぉ? 海に馬がおってたまるか、ダラ抜かしよっとブチかまっそ! そう言うたれ」
→ひーせぇず、よおらグレートライアー。ひーるふぁいちゅー
相互理解や平和を実現するための条件のひとつは「妥協」。 ギーやらサラディンの参謀やらエロイ人にはそれがわからんのです。
>>729 禿にも言わせてたよな。>慈悲を見せない
んでバリアンが徹底抗戦して交渉に持ち込ませると答えてる。それでも
「逃がしてもらえるなら最初から(ry」と考える奴が出るんだよな。
>>746 吹いたw あその字幕は確か「海岸から〜」だった。
「海から」だとバリアンが嘘つき呼ばわりされる理由が
もっとわかりやすかったのに。
>>746 ×
>>745 ○
そういえばあの砂漠のシーン、イマドは
武器を身につけてたっけ。とりあえず長剣はさしてなかったよな?
イマドは丸腰だったとおも。 一応サラディンの軍の重要人物なのに、お忍びみたいに軽装で ウロウロしてていいのか?と思った。 従者(偽主人)が勝手に私闘始めちゃってしかも負けてしまうのが いかんのだけど。 エルサレムに向かいながら、あ〜わが君になんと言い訳しよう…と 思っていたかも。
>749 エルサレムを偵察しに行くチャンス! と思っただろう。
>「何やとぉ? 海に馬がおってたまるか、ダラ抜かしよっとブチかまっそ! そう言うたれ」 うちの地域の方言ならこうだ。 「何なら?海に馬がおるか、こなー!よもよも言うとるとにやっそー、こなー!」 ※こなー=この野郎
方言バージョン、めらワロス 自分とこ、関西弁なのでいまいち、目新しくない。 「何やと? 海に馬がいるわけあるか、アホなこと言うてるとぶっ飛ばすぞ! そう言うたれ」 斬新な方言訳求む。
ということは、アンターガッターの死は、イマドの素人通訳が元凶だともいえないかね?
鹿児島弁 「ないが、海に馬がおいわけがあいもんか。 つがんねこっどんゆっちょっと打ったくっど! そげん言え」 ちなみにliarは「うそひぃごろ」と言います…
なぜか鹿児島弁が一番似合いそうなアンターガッター太守w
>>753 太平洋戦争に比べたらイマドの罪は軽い
(「開戦 誤訳」でググるだけで出るよ)
757 :
居間戸 :2005/06/29(水) 18:47:27 ID:rvi2ab+A
>753 アンタガッターは寿命が尽きたのだ
海外の公式サイトのトレーラーに必ずある バリアンとホスピタラーが荒野で対話してるシーンって無かったですよね。 ここもこれから先、ストーリーを追う上で印象に残りそうなシーンなのに。 日本狐がぶった切ったんでしょうか…。だとしたら、本気で残念。
蟹、ハチetc.に続きアンタガッターで決まりのようだなw >愛称
>>758 >日本狐がぶった切ったんでしょうか
いくら何でもそれは無いだろ。どこの国でも基本的には同じ
なんじゃないか?別の作品で”インドでは独自のトンデモバージョン
(超短縮版)で公開”なんてことはあったらしいと聞くが。
もしかして
>>758 は日本版トレーラーのことを言ってたのか?
KOHを恋愛映画か何かのように誤解させるあの予告はどうかと
思ったが、その結果おいしいシーンがあまり入らなかったのは
見る側にとってラッキーだったと思う。最近の予告は見せ場バラし過ぎ。
予告と言えば、サプライズのボードワンはトレーラーでも
極力カットするように指示が出ていたんだろうか。
>>759 いえ、英語版です。「祈りに行きます。」の所。
では、やっばりSEE版待ちでしょうね。
確かに、最近のトレーラーにはネタバレ多過ぎますね…。極力情報無しで観たいんですけど。
>>755 方言全然分からない! 関西弁以外の他の人のもダメだ。アラビア語並みだよ。
「そげん言え」しか聞き取れないだろうな、これだと。
ところで、イマドはサラディンの側近だし、アンタガッターはシリアの大公だし、 二人で出かけてそれっきり帰ってこなかったら、行方不明だって大騒ぎになるんじゃないかね? 味方が捜索に出かけてアンタガッターの死体を見つけたらそれこそ大問題。 実はエルサレムに向かう途中で、イマドはバリアンに見つからないようこっそり サラディンに状況説明の便りを送ったりしてたのかな?
>>763 そりゃ途中で連絡入れるよう手配しただろうね。
バリアンはアラビア語分からないし、キャラバンにでも頼めば簡単じゃないだろか。
途中報告がないと、バリアンがエルサレムでティベリアスに会った時
ティベリアスがサラディンからの言葉を言えないからね。
つまり「お前の名は知れ渡るだろう」とかなんとか言ってた時にはすでに報告済みだったと。策士よのう。 はっ!まさかアンタガッターの誤訳も、ライバルを消そうという策略だったり・・・
この映画の中で、ちゃんとフルネームで呼ばれるのは俺だけだと いうのに…何故アンタガッター… 俺はマメッド・アル・ファイス、マメッド・アル・ファイスだー!
よくわかったよ、アンタガッターw
連投スマソ。 ナビオで3回見た負け犬っす。 (毎回スクリーン違った。1回目が一番広かったけど、 一番観客が多かったのは最後の6スクでほとんど満席でした) 明日、梅田ブルクで最後の見納めしてくるっす。 見納め組の皆さん、映画館で会おう!
DVDまで我慢しようと思ってたけど、ここを読むと観たくなっちゃうよ。
あぁ、やっと思い出した。バリアンの奥さんって字幕では「丘の上」で埋葬されてたんだっけ。 DVD、劇場版はなっちのままで、SEEは他の翻訳家さん…ではダメなので?
劇場版から直してくれよ。 少なくとも 「妻になります」 「エルサレムを守るためだ(byボードワン)」 「王になるのは俺だ(byルノー)」だけでも直さないと。
>>771 個人的には、
「敵をくい止めなければならない」→「王が来るまで敵をくい止めなければならない」
きちんと「王が来るまで」を入れてほしい。
これがないと、バリアンの突撃やイマドに捕まってサラディン軍が姿を現しても
反対方向に視線をはしらせ微笑する意味が誤解される。
最後にイマドがバリアンにかける台詞はオリジナル通り「神に愛されていないのなら、
なぜこれだけのことができたというのだ?」
神に愛されていない、神の恩寵に与らない身だ、とバリアンは最初からさんざん
悩んでいたからこそ、こういう言い方が活きる。
そして二王会談では丁寧語を。
シビラには「私と 世 界 を あなたにあげるわ」
城壁→嘆きの壁
あーきりがない。
>>771 その3つはSクラスの誤訳だね。これだけは直してもらわんと話にならない。
ダウトかどうかはわからんけど、サラディンが和議の交渉に使った 天幕?の四隅を支えてたサラセン側の兵士、向かって左手の兵士が どう見ても白人だった。ヒゲ無、高い鼻、ケツあごの西洋人。
字幕の話題が出るたびに思い出してムカムカするよ。 戸田の野郎め・・・
>>772 禿同。個人的に挙げてると、きりないな。
自分はバリアンの「(略)罪が償えるので?」とゴッドフリーの「まず行くのだ」だが。
Is it ture?とWeは何処へ行ったんだ?親子が通じ合いはじめた場面だと思うのだが。
>>775 まあ、もちつけw
「彼女は抵抗した」←レイプですか? 「まず行くのだ」←何かの勧誘ですか? 正直最初は彼の印象が悪かった。
でも、ゴッドフリーって結構強引なところある。 バリアンに剣の稽古をつけてやるってとこも有無を言わさずだし。 結果的にバリアンの役に立ったし親子関係を作るいいスキンシップに なってはいるけどさー。 もしも追っ手が来ずゴッドフリー生きてたら、自分の価値観を押しつける 頑固親父にしか見えんかったかもだぜよ。
そういやイベリンってなんであんな荒廃してたの? 誰だって井戸造ろうとか考えるはずじゃない? ゴッドフリーがいないと皆なにもできないのかよー・・・ まあバリアンと彼らの井戸造りシーンはほのぼのしてて大好きなんだけどね。
>>778 うん。そういうキャラクターだからこそ「一緒に探そう」みたいな台詞が
生きると思うんだよなあ。
それに「まず行くのだ」も「息子だけは誇りだ」も
相手の言葉に対する答えになってないよ。(不自然な会話)
相手の話を聞かない人みたいだ。
>>779 >誰だって井戸造ろうとか考えるはず
海外のサイトでも突っ込まれてたな、そこ。
よく見ると「地面掘った→水出た」という単純な作業じゃなく
本格的な土木工事っぽいんで今までは無理だったのかもしれんね。
水脈にあたるまでの描写だとあまり技術いらなそうに見えるのが問題か。
「そこのバリアンは司教を殺した。引き渡せ」 「ここで誰か死ぬとしたらおまえだ」 「しかし手に怪我を」 「私は睾丸に矢を受けても2日闘った」 「私に何が出来ます?」 「夢に見た世界を築ける」 確かに人の話を聞かんなw
息子との接し方が不器用なお父ちゃんのほうが「らしい」とは思ったが。 ゴッドフリーのように高邁な理想と忠義心をもった騎士としてはさ。
>>774 もしかしたらイスラム教に改宗したヨーロッパ人(元キリスト教徒)かも。
>>777 私の友達も開始早々そこがひっかかったそうだ。特に抵抗うんぬん。
私は逆に、身分制社会で上の身分の人相手に抵抗するもなにも、と思った。
どちらにせよ奥歯にものがはさまったような言い方だと思う。
>>780 バリアンを受け入れようと温かい笑みをうかべているのに「まず行くのだ」←キャッチセールス?
懺悔について問われているのに「息子だけは誇りだ」←会話が成立してません
最初見た時、混乱した。
ああ、四回見たけどもう一度見たいよ。 でも関東なので見られないよ・・・ あまぞんに頼んでたスクリプトも 「とりあえず同送になってる本だけ送ってやるけん」て メールきたっきりだし・・・
ルノー役の人、思いっきり楽しんで悪役演じてる感じが良かったねえ。 あの拘置所で踊ってるというのは自ら出したアイデアだろうか?
DVDっていつ頃でるの?
790 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/30(木) 01:26:10 ID:R4kVK/7Z
>>774 イスラーム圏には白人の奴隷もいた。
スラヴ人、グルジア人、戦争捕虜など。
ちょっと遠いけど、千葉市とか古河市の映画館で 昼間、一回だけ八日まで大丈夫みたい。
>>782 >「…司教を殺した。引き渡せ」 「ここで誰か死ぬとしたら…」
引き渡せの後に「殺人者だ」「私もだ」が入ってた。
>「しかし手に怪我を」 「私は睾丸に矢を受けても2日闘った」
タマに矢がささってるのに比べればそんなケガの痛みなど屁でもないわ、
つうことじゃないか?
>「私に何が出来ます?」「夢に見た世界を築ける」
ここの字幕は問い、答えの両方とも英文とずれとる。
”ネタにマジレス”になっちまってたらごめん。
最終は明後日なんだが1000円デーと重なるんだよな。見納めには
向かなさそうで迷う。1日早く見納めを済ませるべきか。
>>604 遅レスで申し訳ないんだけど、
最初ゴッドフリー一行ってエルサレム方面からやってきたんじゃないの?
エルサレムから来たゴッドフリーがラストのあの道を通ってきたのなら
エルサレムとは逆方向とは違うんじゃないかな、と思うんだけど。
どこか他のところに立ち寄って来たとか?
拘置所で踊ってるように見えるのは、単に運動してただけなのでは? 刑務所だって天つき体操するし。
自分もただの運動だと・・・。武術だって、何処鍛えてるんだ? 見たいな動きを延々してる人いるからな。 ・・・サザエさんちっくでもあるよな。
>>794 >>795 ほー、運動のつもりなんだ!
冷静に考えればそうですね。
でも、なんかマンガちっくでかわいくて良かった。
きっと、身体がなまっちゃいけないと思って、気を付けていたんだよ。 キャラバン襲うのには馬に乗らなきゃいかんし、ムスリム殺すのには剣を振り回さなきゃならんし、 どっちもけっこう体力必要だからさ。
オーランド・ブルームは巨デブで非モテ男だった! オーリーの愛称で大人気の俳優オーランド・ブルームが、 10代に頃は巨デブで全くモテない男だったと告白した。 オーリーが告白するところによれば、「僕は9歳の時に スキーで足を折って、ギブスを1年間もつけなければならなかったんだ。 ずっと家の中で座ったきりで、とても落ち込んでビスケットとチョコレートばかり食べていた。 またスポーツをし始めたのは16歳のときだよ。僕はデブだったんだ」 と今のモテモテぶりからは想像できない若いときの姿を語っている。
ギーが来る前に彼が権力を掌握したことを知ってたっぽいし、 (王の死とバリアンについてしか聞いてない) あれは彼なりの喜びのダンスだと思ってたよw
トロイの時とは全然違っうな〜 愛嬌がある。
都内で見逃した方へ・・・
ttp://www.shin-bungeiza.com/schedule.html 7/30(土)〜8/5(金)
オペラ座の怪人 キングダム・オブ・ヘブン
土・日 オペラ座の怪人 12:05/5:15 キングダム・オブ・ヘブン 9:30/2:40/7:50 (終映10:15)
月のみ オペラ座の怪人 12:50 キングダム・オブ・ヘブン 10:15/3:35 (終映6:00)
火〜金 オペラ座の怪人 12:15/5:30 キングダム・オブ・ヘブン 9:40/2:55/8:10 (終映10:35)
803 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/30(木) 15:31:00 ID:xbro8Fuf
バリアンがエルサレムを守るために、色々準備しますよね。 あの時、綱で距離を測っては石を積み、白に塗るのですが、その時 「400」と叫ぶので、私は400メートルと思っていました。 でも友人がこの頃はまだメートル法はないのではないかと言います。 400メートルでないとすると、どの単位なんでしょうか。
確かにこの時代にメートル法はないな。 でも、言われてみりゃこの時代の度量法って何? 無意識にあの400はヤードだと思ってたけど本当は何なんだろ。
400歩
単位がないところが、偉いぞリドリー、と思ってしまった。 普通の映画だと、100マイルと言われたら一般日本人にはぴんと来ないし だからといって会話中でいきなり「160m」みたいな半端な数字が出てくるのも不自然で、 翻訳者には頭痛の種。しかも時代・地域によって仮に名称が同じでも相当長さが 違うし。それをふまえて、わざと距離はあいまいにしたのではないかと思う。 仮にあれがヤードだとすると、ざっと400×0.9=360m うーん、城壁からもっと離れてた気もするが、150まで来て「弓、構え」 だったから、ヤードでおかしくはない(有効射程は100mぐらいだそうだから)。
>>805 >400歩
1 foot =0.3048m
0.3048×400=121.92m
場面からすると、フィートではちょっと短すぎると思う。
昔風の単位としては、「尋(ひろ)」はどうだろうか。両手を広げた長さ。
英語ではファゾム fathom =約1.83m
1.83×400=732m 1.83×150=274.5m
fathomを辞書で引いたら「水深を測る単位」と解説されていたから、用法が違うかも。
京阪神地区の上映はいよいよ7月1日が最後かな? ・MOVIX京都(二条) ・梅田ブルク7 ・MOVIX六甲(六甲アイランド) 7月続映あれば情報キボン
809 :
808 :2005/06/30(木) 20:20:41 ID:Ab7gS6kF
間違えた。MOVIX京都は河原町三条だった。スマソ
811 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/30(木) 20:46:49 ID:xbro8Fuf
>>808 MOVIX京都は7月8日まではスケジュール表に
載ってますね。
私ももう一度行こうと思ってます。
812 :
名無シネマ@上映中 :2005/06/30(木) 20:51:48 ID:xri7v0Ia
関西の人、裏山・・
>>803 この時代、地域によって、領主によっても度量衡がバラバラだったし
同じ呼び名でも長さ、重さが違ったから各国人寄せ集めの
エルサレム防衛陣は多分すごくシンプルな決め方をするしか
なかったのではないかな。
それこそ、ハチの歩幅×400とか、ハゲが腕広げた長さ×400とか。
あの縄目は10単位くらいで結んでたのかな?
バリアン+ハチ=ハチやん
ゴッドフリーはバリアンの存在をいつ知ったんだろう? 昔から知っていたが、放っておいた? 最近になって知った? 鍛冶屋の近くにあったあの城がゴッドフリーの実家だとすると、 あまりに近いところに住んでいたことになるので、バリアンの 母ちゃんが、バリアンを身籠ったのって、分かりそうな気が するんだよね。 それとも、ゴッドフリーが十字軍の遠征に行ってしまってから、 母ちゃんが妊娠に気づいたので、彼はまったく知らなかった ということかな? それでも、母ちゃんが息子の父親の名を明かしていたら、 村では評判になってしまって、領主様の耳にも入りそうだから、 母ちゃんは黙っていたのだろうね。 でも、だとしたら、ゴッドフリーはバリアンが息子だという 情報をどうやって得たのだろう? 誰が知っていたのだろう? 昔から知っていたけど、本妻の手前、援助とかすることも できないでいたってのもあり? ちょっと悲しいけど。
817 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/01(金) 02:21:59 ID:RIu3GpBI
ついに今日が来た・・・。見納めの日。DVD発売までサントラ聞きまくりになるだろうなぁ。 もう何回見たかわからんくらい見た。それでもまだ飽きないし,見るたびに発見があるよ! こんな映画初めてかもしれん。リドスコに感謝。 カトリックの友人が見に行ったというので,感想を聞いてみたら,遠藤周作の「沈黙」という小説を 思い出したそうだ。彼はホスピタラーとバリアンに共感していたらしい。とてもこの映画を気に 入ってくれたようで嬉しかった^^ それで思ったんだけど,この映画ってアメリカとイギリスでは不評だったんだよね? でも,フランスとかイタリアでは好評だったんだろ? もしかして好評だったのって, カトリックが主流の国ばっか? プロテスタントとかユダヤ教とかイスラムの国ではどうだったんだろう? さんざん言われてるように今の戦争がアメリカ本国での評判に影を落としてるのは確実だと思うけど, 間違いを犯したカトリック(今の人は関係ないけど)の人に結構好評なんて,意外だったんで。 心の広さに驚くっつうか,何つうか・・・。あまりにも昔過ぎて,時効って感じなのかな。 どうでも良い事かも知れないけど。
>>817 イスラム圏でも好評だったそうだよ。
二大宗教圏で好評なのはいいことだよね。
時効ってことはないと思うよ。
ヨハネ・パウロ二世がアラブ諸国に謝罪したのもつい数年前のことだし。
そんなこともあったからカトリック圏でも受け入れられたんだと思う。
当時は私利私欲のために宗教が利用された時代だろうけど、 現代のカトリック教徒といったら本当に信仰心を抱いてる人が多いだろうね。 だからこの映画がカトリック圏で受け入れられたのは分かる気がするな。
イラク攻撃を強固に主張した国だよね。>アメリカとイギリス 国内世論が、映画で肯定されてるような価値観は受け入れがたい風潮に占めらるてるのかな、などと思う。
空耳ネタ バリアンがエルサレム城内の噴水の前でハゲ達に囲まれて 剣を抜いたとき、雑踏の中から「バナーナー」と聞こえる。 市場にバナナの叩き売り屋がいたのか? 見納め組、いってらっしゃい。自分は28日がラストだった。 今日はゴッドフリーが出てる蝙蝠男でも行くかなぁ。
イギリスはだって、間抜けな扱いだったからね。
>817 それは理由のひとつかもしれないが、全てじゃないと思う。 たとえばハリウッドでユダヤ系の影響力が強いからかもしれないし、 単にアメリカ人に話を理解する気がなかったからかもしれない。 (本音いうとこれが一番という気がする。ほんと救いようがないけど)
825 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/01(金) 10:59:51 ID:XFIe/D/K
チラシの裏でスミマセン。 昨日、テレビ東京のTVチャンピオン「ダメ犬選手権」を見てました。 決勝ラウンドの最後に流れた曲はKOHのサントラの曲ですかね?
>>825 あたり。
ジャンプする前だよね。
あれは結構他の番組でも流れてるよね。
>>819 何を根拠に。
そんなの現代でも中世でも同じでしょ。
科学の発達した現代と中世で宗教観が同じってことはないわな。 神の名の元に殺人が許されると本気で思ってた時代とはさ。
>>828 問題は教義であって時代とは無関係だろう。
現代でも神の名の元に殺人が許されると思っている団体は有る。
それに現代の場合カトリックよりアメリカ南部等のキリスト教原理主義の方が過激。
>>828 追加
アメリカでは進化論を教える事が禁止された州も有るってことは知らないのかな?
キリスト教の各宗派についての現状ももう少し調べた方が良いよ。
>>825-826 数日前、テレ朝でゴールデン帯にやっていた人類の起源がどうのとかいう
2時間番組でも、何曲も使われていた。
いきなりテレビからイベリンのテーマ曲が流れてきて驚いたよ。
同時に井戸掘りに精を出すハチ(このあだ名もう決定?)の笑顔が浮かんだ。
聴く度に馴染んでくる、サントラも映画同様スルメのようw。
池袋での再映まであと四週間。それまでサントラで飢えを凌ぐか。。
このスレを見てチェックしておくべき細かい場面を書き出しながら。
832 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/01(金) 14:17:41 ID:5wkOBl4G
>>817 そんなあなたにおすすめの本
山内進『十字軍の思想』(ちくま新書)
現代のアメリカで、十字軍思想がいまだに生き続けているのはなぜか、
について解説してある。
>>830 >>819 ,
>>828 は一般的なカトリックについて言ってると思うんだが・・・。
>問題は教義であって時代とは無関係
教義自体が問題のときもあるが、それよりもやはり教義の「解釈」では?
キミの言ってる「進化論を教えてはいけない州がある」を逆に言えば、
メジャーなカトリックは進化論を受け入れてるってことだろ?
昔否定していた「進化論」や「十字軍の不当性」が今は
バチカンや大多数のカトリックに認められてる=「時代によって変化してる」と思うが・・・。
そして「神の名の元に殺人が許されると思っている団体」は今や少数派だ。
あ、もしかして釣られちゃったのかな?
現代の視点で中世の宗教を語っても不毛なだけじゃないかなあ。 昔の「正当な信仰心」と今のソレは別だし。 でもいつの時代にも信仰とかそういうものを軍事活動に利用する人はいるんだよね。
映画の中でだって、 同じキリスト教徒の中にホスピタラーがいればテンプル騎士団総長もいる。 同じムスリムの中にイマドがいればムラーもいる。 きっと、故意にこういう人間関係を、両方の陣営に配置してるんだよね? どちらもつまるところはhear and hear。 そしてパレスチナ情勢だ、イラク攻撃だ、イラン経済制裁だって、 金と権力と信仰と、ごちゃ混ぜになって戦い(兵器を使うだけじゃなく)をやってるのは今もかわらないさー。
自分がいいたかったのは
>>817 の、この映画を評価するカトリック教徒の
「心の広さ」という件についてなんだけど、当時の十字軍と現代のカトリック教徒を
同列には語れないだろうということ。
そりゃ当時もボードワンのような指導者もいたろうし、今だって戦争の時に
聖戦なんて言葉を出してくる奴もいるさ。でも当時と今じゃ数の比が違うだろう。
本当の意味での信仰心は今も昔も変わらないかもしれないけど、医学や科学や情報など
当時と全く違う社会背景を無視して同じだとは言えないと思う。
鯖移転しとる??
字幕が色々問題になってるけど、あの鍛冶屋の梁のラテン語、あれももっと工夫してほしい。 直訳すると、「より良き世界を作れない人間とはどんな人間なのか?」 つまり、「より良き世界を作るには、人としてどう生きるべきか?」 ていう疑問文だよね。村を出てから、特に、父ちゃんに後を託されてからのバリアンは 常にその問いを心でしてたんだろうし、この映画のテーマにも通ずる。 「より良き世を作るのが人の務め」ってぴしゃっと言われちゃうと、なんだか おしつけがましい空虚なお題目にしか聞こえない。 総大司教のお言葉みたい。
841 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/01(金) 19:01:16 ID:K8I9dfCF
キリスト教徒の中でも、イエスを王と考えて、教会の栄光を追い求める人たちとか、 イエスを尊敬すべき先輩と言うか、父と言うか友のように考えて、 イエスの理想とした善を目指そうとする人とか、 自分が救われることしか考えられない人とか、 イエスを無意識に利用して自分だけの幸福を追求してしまう人とか、色々いると思う。 キリスト教だけじゃなくて、イスラムでも神道でも仏教でも同じだと思う。 要はその人の資質、イマドの言う「クオリティー」の問題かと。
842 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/01(金) 19:02:45 ID:L0oiBs/R
今梅田ブルクで見てきました。 確かに音はいいですね。 鍛冶屋の音も鮮やかに聞こえました。 ただ王の死の場面で、近くから寝息が聞こえるんですね。 こんないい場面に寝ているお年寄りがいるんだ、と残念 に思っていたら、実は王様の息の音でした。 すぐ傍に聞こえたので、わからなかった。 ただ席が後ろだったからか、画面が遠く感じてもどかし かったです。もっと大画面で見たいなぁ。
>>841 それで思い出したんだけど、字幕版のホスピタラーの台詞
「宗教とはいい加減なものです」っていうの、吹替えでは
「信仰心とは厄介なものです」みたいな台詞だったと思うんだけど(うろ覚えスマソ)
原文はどうだったんだろう。
宗教がいい加減っていうと、思いっきり根底から非難してるみたいだけど
信仰心、っていうと個々人の捉えよう、有り様だから違う表現だよなー、と思った。
>>841 I put no stock in religion.
直訳:私は宗教というものを信用していない。
put stock in .. を信用する
「宗教の名のもとに行われた、狂気の沙汰を見てきたから」、と続きます。
ホスピタラーは騎士団員である以上、キリスト者として神を信じないはずはないけれど、
既成の「宗教」や「教団」については警戒心を持っているという趣旨に受け取りました。
845 :
844 :2005/07/01(金) 20:00:05 ID:UuvZhdNF
アンカー間違った、ごめん。直前の>843に対するレスです。
846 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/01(金) 20:07:54 ID:ZM3FD9H4
実際にバリアンやホスピタラーみたいに 宗教の在り方を悟った人間は当時いたのかな? 死体を燃やす時のバリアンの「それは神じゃない・・」とか 当時にしちゃあかなり問題発言じゃない?
茶化すわけじゃないのだが 山育ちゆえカニ見てウェーてな顔した(らしい)ハチが 「焼かねば三日で疫病が蔓延する」とは 天晴れ良く勉強したぞよ
>>844 なるほど。
修道騎士になってキリスト教が生れた地にくる以前は宗教的使命感が
強かったんだろうけど、色々見て戦いに参加して悟っちゃったみたいな
感じなんだね。
サン・フランチェスコの映画で、十字軍から逃げ帰った設定になってたと思うけど
(史実では違うけどね)、同郷の十字軍帰りの騎士も全て投げ捨てて
教会の石積作業をしてた。
聖地・聖戦を素晴らしいものだと夢を描いていて、現実のむごたらしさに
宗教って一体・・・ と思う人たちは多かっただろうね。
>>846 そりゃーいたでしょう。
教会の中で教義を純粋に解釈している人と、他宗教と直接ぶつかりあうのが
日常のエルサレム王国の人とじゃ自ずから感じ方も違ってくると思う。
>「それは神じゃない・・」
元の台詞は
God will understand, my lord. And if he doesn't,
then he is not God. And we need not worry.
神は否定していないけど、神の代理人(たち)は否定しているかもw。
カトリックにとっては由々しき問題だ。
>>831 音楽どころか映像まで使われてたよ。
一ヶ月くらい前にNHKの古代遺跡モノの番組でも何曲か使われてたが
ハンニバルの例の曲まで流れたよ。
選曲したスタッフがリドリー好きだったのかな。
多くの聖職者にはむしろ宗教に対して冷静だったりしますね。 ホスピタラーもそうだったのでは?
852 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/01(金) 20:57:09 ID:K8I9dfCF
ヨーロッパの教会で言われている事が、全て「=(イコール)イエスの教え」って訳じゃないからね。 ヨーロッパの人々に布教するために理解しやすい形に変えていってたり、後から付け足したり、 その土地の迷信や土着の宗教を取り込んでいってヨーロッパの教会が出来ていったから、 イエスが生きていたら「そんなこと言ってないぞ?!」なんてところがあるだろうと思う。 聖書の中のイエスの言葉や行動だけを見て、彼が何を訴えたかったのかを考えていったら、 バリアンやホスピタラーのような境地に至れるのじゃないか。 なんて事を考えていると、つくづくこの映画は日本人にこそ理解しやすい映画じゃないかと思うのだが。 ヨーロッパの習慣に疎い分、映画の中の出来事が何を意味しているのか、すぐにはピンと来ないだろうが、 その分バリアンやホスピタラーの言ってることを偏見なしに理解できるような気がする。 もっと長く上映していてほしかった・・・。
853 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/01(金) 21:04:56 ID:mL55R6kr
>>846 >>844 の解釈に全面同意の上で,
個人の信仰心とは別で,ある意味,あの映画に出ていた人たちみんな「宗教とはいい加減だ」と悟っていたと思う。
ボードワンやサラディンも熱心な信仰心と無謀の差,信仰を政治に利用する狡猾さ,みんなわかっている人たちだと思う。
宗教の権威を借りて自分の欲望を満たしたい人こそが宗教を盾にエラそうに振る舞うもの。
エルサレム大司教なんてまさにその典型でしょう。
史実でエルサレム陥落の時、貧民見捨てて財産抱えてさっさと出て行ったのはこの人だっけ?テンプラーだっけ?
イスラム側でいいなら,「ジハード」の概念もとにイスラム勢力統一を果たした「聖王」ヌールッディーン。
民衆に見せた厚い信仰心は、イスラム統一のための手段として、計算づくの行動だったんだと。
あと名前忘れたけど,確かドイツの皇帝で十字軍活動に熱心だったけど、
実はイスラム文化に傾倒して文化吸収のためエジプトに通ってただけで,じつは信仰心なんかかけらもなかった人がいたなあ。
権力者たちは宗教の使い方を知ってたんだろうね。 というか、そうでないと国や人なんて治められないんじゃないかな。 十字軍を提唱した教皇ウルバヌス2世だって、教皇権の強化が目的だったわけだし。
当時の人たちは宗教以外何も考えていなさそうなイメージ(十字軍なんか特に) を勝手に持ってたので、冷静な人がちゃんといたってのは当たり前だろうけど 知れて良かった。
私は「宗教とはいい加減です」という訳語はすごく乱暴な意訳だと思ったな。 宗教=いい加減と言い切ってるのは、特定の信仰を持ってる人達には 無神経で不快な言葉にしか聞こえないと思う。 純粋な信仰心まで否定してるようにしか聞こえない。 代案を示せと言われたら困るけど。
857 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/01(金) 21:32:37 ID:KrOoN0++
>>856 私は熱心な信仰は持ち合わせないから何とも言えないけど、まあ、言葉の選び方は雑だよね。
「いいかげん」って言葉じゃ漠然としていて結局意味が分からない。
あとに続く言葉で大意はつかめるけど。多分。
>844
>I put no stock in religion.
>直訳:私は宗教というものを信用していない。
まあ、直訳でも感じる、この人聖職者なのにいきなり何言ってんだ!?と観客に思わせるインパクトは一応あるけど。
さてそこで、ホスピタラーが使いそうな言葉かと言うと、・・・案外、露悪的にわざと使いそうな気もする。
状況的に、信仰を失ったらしい、といきなり畳み掛けるように心情を吐露するバリアンにあえて投げつけた、
冷静さを促し、教え諭すためのインパクト勝負の第一声だとも思うから。
パンフのリドスコインタビュは「宗教とは単なる言葉なのだ」となってたよ。 他の言葉は公式本の訳のが、良いみたい。
>>855 うん。でもあの時代に異教徒との共存を目指そうとしたボードワンは
やっぱり偉大じゃないかと思う。
権力者達に宗教の名の元に利用された人々を愚かとは思えないけどね。
心の拠り所の多くが宗教だった時代なんだから。
>>856 吹替えじゃ「いい加減」とは訳してなかったけどね。
字幕版は他の言葉もちょっと乱暴な訳し方してるのが多いと思う。
861 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/01(金) 22:38:12 ID:wShxCvUW
ギーやルノーは本人がヨーロッパから渡ってきた、いわば移住第一世代なんだったっけ? それに対してボードワンはもう数代にわたりあの地に定住しているいわば生粋のエルサレムっ子。 遠くはなれた地からローマ教皇は異教徒との戦いを提唱するけど、 その土地で生まれ育ったボードワンの見る「異教徒」は、同時に同じ土地に暮らす同胞でもあったんじゃなかろうか。 ヨーロッパから来る人たちの目に映るモノとは違うんだろうな。 ボードワンはもちろん、シビラも、あと蟹兄ちゃんとか、ちょっとした時に話してるアラブ語、 同じ土地で一緒に暮らしてるんだもん、覚えちゃうよなあ、とか思う。
>861 >生粋のエルサレムっ子 …なんかとても新鮮な響き…
空耳追加 イベリンでの井戸掘り中に、バリアンに水を持ってくる子供の台詞が 「CD、CD、もっと前へ!」 と聞こえる。 あと、 ハチとシビラのラブシーンの、ちんちん抜けそうな間抜け音楽の 歌い出しが 「ラーメンラーメン や〜っとれんね〜」 と聞こえる。 アンタガッタや百万布団もそうだが、笑いをかみ殺すのに必死だ。
空耳まつりに便乗。
(ハチ「私はバロン・オブ・イベリンだ!」)
アンタガッター
「ハキームイベリン(=バロンオブイベリン)は死んでん!」
こっちは閲覧注意。
>>842 閉じたまぶたも微妙に動いてたりするな。
865 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/02(土) 00:04:22 ID:R995GCM8
この映画、宗教持ってないから分からなかったって感想が結構あったよね。
自分も分からないけど、宗教知らなくても、
キリスト教とイスラム教が対立してる事くらいは知ってるし、
聖地なんて大層なものは真に理解は出来なくても、
自分の強く信じているものを守りたい思いは、多少なりとも分かる。
分からなかったって人は、宗教が分からないからじゃなくて、
登場人物たちの心が響かなかったってことなんだろなーと思った。
教義って見る側によって全然違うものになるんだろうな。正義に似てる。
>>847 山に蟹はいなくても、疫病はどこにでも発生するからじゃないだろうか。
ハチなら医療にも興味を持ちそうだ。
ホスピタラーに習ってたりして。
866 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/02(土) 00:17:57 ID:jcPhM6Iv
>>864 842です。
死んでからの場面ではなく、寝息が聞こえたのは、
王がまだ夢を見ているシーンです。
あの妹と話している間の息づかいも生々しくて
苦しそうでした。
その音がすぐ傍らに聞こえてくるのに驚きました。
今までの映画館ではなかったので。
>861 生っ粋のエルサレムっ子な王族や大貴族は、 ギリシャ語、アラビア語、シリア語、その他の東方の言語にも堪能で。。。 とかって公式ガイドに書いてなかったっけ。 王様なんて職務上の特権も含め、 ラテン語にヘブライ語に古代アラビア語あたりまでこなしそうだ。
>>865 サラディンの和議を引き出す等、ただの熱血漢じゃなくて
政治的な手法も心得てると感じさせる。
軍事や灌漑の知識もあるようだ。
彼自身勤勉だし義理の父親が博識な人だったんだろうね。
ちょっと出来すぎかなあとは思わないでもないけどw
鍛冶屋ならではの作戦なんてのがあっても面白かったかも。ベタすぎるかな?
869 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/02(土) 00:45:08 ID:lGBpAiLO
他人のフリ見て自分を正すちゅーか、アメリカやイギリス以外は冷静かつ真剣に にイスラム圏との付き合いを考えているってことだね。 バットマン始まりも、エピ3も、宇宙戦争も見た。 キングダムの方が内容の深さもキャラ立ちも映像美もスケールも段違いにいい。 渡辺謙の扱いや、宇宙戦争のやたら日本にコビ売った内容を観るにつけ、「大作で有名ブランド宣伝で、 あと日本を少々ネタにすれば食い付くぞ」みたいな感じでナメられてるよな、絶対・・。 だからこそキングダムみたいな映画がヒットしてほしかった。情けないよ。 宗教も国粋主義も同じ。日本もかつて国粋主義に突っ走って、ギーみたいなことになった。 沖縄戦では軍人は民を守るどころか、利用して、数多の民間人が犠牲になった。 この映画は別に宗教がらみだけじゃない。人類全てに共通する人間の愚かさが描かれてる。 平和主義なんて幻想で甘ちゃんだ・・みたいなことを言うお偉方が多いが、幻想に しちゃってるのは、あんたら自身の愚かさだよ・・ ボードワンとサラディンによる和平の史実は、彼等に対する強烈なカウンターパンチだ。 本当にこの映画を作ってくれて有難うといいたい。 歴史に埋もれたこれらのエピソードをぴっぱり出してくれて。
870 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/02(土) 00:49:49 ID:u2cb3zrL
>861 ボードワン王は少年の頃王子の身分でありながらハンセン病に感染したくらいだから、城の外に出て庶民と接するのが好きだったんだろうか。 その中には異教徒の人たちもいて、それであんな公平な考え方をするようになったとか・・。
>>869 日本じゃアイドルの恋愛映画みたいに宣伝されてるし。
宗教観の馴染みなさとかイスラムへの偏見とかいう以前の問題だよね。
情け無ス…
>>865 >ハチなら医療にも興味を持ちそうだ。 ホスピタラーに習ってたりして。
ホスピタラーが「肋骨が折れていたら髄液が…」と言う場面、
ハチはいち早く反応して(「高熱が出て死ぬ」と聞く前よりも前に)
つらそうな顔をしていたように見えたんで、もしかして村にいた時から
興味を持って独習していたのかなと思った。メッシーナまでの道中にも
ホスピタラーにいろいろ質問して知識を増やしていた可能性もあるね。
>>866 ブルクの音響、KOHに関してはずば抜けてたと思う。
特に昨日はいつもにも増して全ての音がクリアに聞こえた。
いい見納めが出来たよ。
873 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/02(土) 01:03:48 ID:jcPhM6Iv
>>869 王の到着前に村人たちを守るためにサラディン軍に突っ込んでいく
バリアンたちを見て、中国で日本人を置き去りにして逃げたという
関東軍を思い出した。
あの大司教と同じだね。
874 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/02(土) 01:18:48 ID:R995GCM8
>>868 >鍛冶屋ならではの作戦なんてのがあっても面白かったかも。ベタすぎるかな?
投石器を倒したり、距離を測ったりってのがそうかなと思ってた。
鍛冶屋というか、教会の屋根を建築したシーンを知ってから思った事だけど。
んで、建築の知識があるなら灌漑の知識もあるかも。と脳内補完。
ここで当時の戦術の知識を入れたら、
軍事政治については当時のごく基本的な戦術を基本に忠実&真面目にやっているだけらしいし、
剣も自分にはあまり上手く見えなかった(持ち前の運動神経で乗り切ってる感じ)から、
そっち方面は根性と人望で乗り切ったのかな〜という印象に変わった。
いや、十分凄いんだけどw、有得ない事はないなと思えてきた。
875 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/02(土) 01:21:17 ID:jEQHRSsY
俺も昨日ブルク行って来た。音も良かったけど、昨日は映像も格段に気合い入ってて 感動的にクリアだった。ありがとうブルク! >869 俺さ、最初の時からすっごくそれ思ってたよ。ハチがした演説でさ、 先人が起こした戦いを・・・なんたらかんたらって言うとこ無かったっけか。 なんかさ、自分の国の状況とか重なってしまって、やり切れなくてたまらんかったよ。 人事なんてとても思えんね。自分はハチみたいに真っ直ぐなヤツじゃないから、 なんで自分のやったことじゃないのに責められるんだって腹ただしかったりするんだけど、 ハチはしっかりイスラム側の気持ちも思いやってるんだよね。あの強さはマジうらやましいっす。 さすがは王の見込んだ男! なんかこの頃ハチの良さが段々わかってきたっす。
876 :
874 :2005/07/02(土) 01:26:19 ID:R995GCM8
投石器じゃなくて、攻城塔だった。
>>872 書くのに時間がかかっている内に。
それは気付いてなかった・・・。
DVDが出た暁には注視してみます。
医学勉強しても、ポチのところに診てくれって村人はいなかったんだろうな〜。
と想像して泣けてきた。
連投スマソ
ハチがいつの間にかポチに…>876
>>861 ボードワン治世下で育ったムスリムも、100年前のムスリムとは
キリスト教徒に対する意識が違うかもしれない。
なんかイベリンでの子供たちを見て思った。
異文化に対する偏見とか敵対心て生まれ育った環境が作用する部分も
大きいんじゃないかな…
ポチ・オブ・イベリン
関係ないけど、ハチ公って秋田犬だよね。 秋田犬ってガタイいいわりに、意外とかわいい顔してるんだよな。 顔だけ見ると、柴犬の方がりりしい感じ。 犬といえば、どう見てもラブ(レトリーバー)なワンコがゴルゴタの丘にいた。 エルサレムのイベリン卿宅にいたワンコは現地犬っぽい短毛でスレンダーな お犬様だった。シビラが来る直前に入ってきたお犬様たち、サルーキっぽい感じ。
なんとなくシェパードぽ
これって今年末から来年にかけての映画賞の対象作品?
なんらかの賞を獲って再び日本でも注目されてほしいな。
自分も
>>869 に同意。
とても普遍的なテーマの映画だ。寓話として優れている。
映画賞授賞→再評価→DVD大ヒット→SEE劇場公開
ボードワンのような人物がどんなに頑張ってもやはりどこかで衝突というものは起こってしまうんだよな。 それが起こってしまった時どうするべきか、自分がその当事者であったらどう行動すべきか、 ということも大事なテーマじゃなかろうか。
885 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/02(土) 03:00:51 ID:YAXCYbcL
>>884 ・・んだね。
熱狂者が社会を変質させようとしても、各々がしっかり自分のポリシーで
動けば、変な方向へは流されない。
20世紀初頭、日本もドイツも一時期モダンだったのに、世界恐慌やら敗戦で、
偏屈なナショナリズム台頭となる。
社会全体があっさりとそっちの方向へ流されてしまった。
当時は情報社会が今より遅れていたから、先導されやすく、
今はそうならないと思いたいが・・
本当に、硬派な普遍的な問題を扱った映画だよ。
>>865 ハチだと医療っていうか医療道具に興味持ちそうだね。
自分で色々作れるから。
そういえば奥さんの首を切るのに使った義兄(司祭)の斧も
ハチの鍜治場で作ったの物なんだろうかね・・・
>>885 情報社会と言われる今でさえ特定の国や民族に対する
敵対心がなくならないのは悲しいことだね。
ボードワンみたいな考えの指導者ばかりならいいんだけど。
憎しみって大人から子供に伝わるからさ。
映画の中で捕虜になったギーがルノーに水を渡す場面、あれってギーは ルノーに毒見をさせるつもりで杯を渡したの? 以前読んだ十字軍の本の中では、ギーが先に一口飲んでからルノーに杯を 渡したことになっていたので、「水だと信じる」という字幕には激しく 違和感を感じたのだが・・・
ギーは史実よりもさらに情けない男に描かれているからなあ。以下ループですまんが 杯渡しの意味、自分は最初「曲がりなりにも王だ。敵の情けは受けたくない」という見栄で 「王でない君が飲めばいい」と譲った、と取った。 次にこのスレで見て一転して「そうだよ!落としたナイフやフォークを自分で拾っちゃいけない文化、 乾杯の起源は和睦のテーブルで毒を盛っていないことを示すため、満杯の中身を 空の杯に半分注ぎ、しかるのちホスト側ゲスト側がせーの、で飲んだことだもんな。 不信第1のヨーロッパ王族なんだから毒殺怖がったに決まってる」と思った。 そしてさらに、サラディンが助命(慈悲)を意味して渡した杯を 毒杯と疑うしか出来ないギーだからこそ 「王は王を殺さぬ(そんなこともわからないのか?)」と言ったんだと。 ギーという男、リアルすぎる。憎み切れない。
サラディンから杯渡されて、ちょっとじーっとみつめてから ルノーに渡す、あの間が上手いなと思う。
>>889 そういった複雑な心理描写をしているにしては、前後の流れがあまりにも
説明不足な気がするんだよね。
欧米で、もともとのエピソードを知っている人があの場面を観たら、果たして
ギーが毒殺を怖がっている場面だと解釈するだろうか?
だって、ギーがルノーに杯を渡したこと自体は何の変更点もない訳だし。
俺的には、監督が有名なエピソードだからという理由で入れた場面が、
なっちの大胆な意訳のせいで違った印象の場面になってしまったのでは
ないかと密かに思っているのだが。
>>889 >毒杯と疑うしか出来ないギーだからこそ
同意。
>>890 の言うシーンで杯を見つめるギーの表情からも読み取れると
思う。(集中しないと見逃すくらいの微妙さだけど不快そうな顔してた)
サラディンの台詞がギーのこの行動に対してというのにも同意。
・ギーはあの杯を受けないことが、アラブの民にとっては 最高の屈辱であることを分かっていて、あえて態度をとった。 つかまったことの腹いせで。 ・サラディン側がルノーを殺すタイミングとしても ちょうどいいエピソードとなった。 ってとこかな。
欧州でのああいった場合の杯とムスリムの場合の杯では 意味合いが違うってことで、興味深いシーンだと思った。 ゲッセマネでの「この杯をわたしから取りのけてください」というイエスの 祈りがギーの頭の中に響いてたかも。 実際にはビビリまくって何も発することが出来ないけどw
京都で見てきました。 お客さんは10人前後だったかな。やっぱり年配の方が多かった気がする。 地味に入り続けて、上映続けて欲しいな。 ところで、私は今日まで映画館の音響なんて関係ないと思ってました。 でも、新館で見てた時と明らかに違う音の響き方にちょっとがっかり…。 映画館で見られるだけ幸せなんだけど、ちょっと。 音が軽くて、低音がちっとも響いてきませんでした。 あと、画面もちょっと暗かった気がする。鮮明さに欠けてたように見えた。 贅沢な発言かもしれませんが、どうせなら新館で上映続けて欲しかったなあ。
896 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/02(土) 22:04:00 ID:/YjWlP96
ゴッドフリーの最後の時、カーテンの向こうで蟹兄ちゃんが
ひっそり涙ぐんでいたのが印象的。
カーテンの中って、聖職者と身内しか入れないんだね。
海外ノートンファンHP(正当派なのでご安心を)でキングダムの画像衆の中で、
映画にはない、ボードワンの亡骸とシビラの対面画像がある。
中に入るシビラの後ろのカーテンの後ろ右に(蟹兄ちゃんと同じ位置)、
服装や影からいって恐らくティベリアスが・・。蟹兄ちゃんのようにひっそりと・・。
DVDに入ってるかな。
ttp://edwardnorton.net/gallery/index.php?cat=17
>>896 ありがとう。王様がいっぱい。
さすがに素顔のところはちょびっとだけびびったけど。
(しかしどうやって取ってきた画像なんだろうかという一抹の疑問が)
ここの画像見て今頃気づいた、公式のギャラリー→フォトの中の鷹の目シビラの左側、
バリアンと王が対面している横からのショット、これもカットされたシーンだよね。
王の服は初めてバリアンと会った時と同じっぽいけど、その時バリアンは
ベージュと茶の十字(イベリンの紋章)服を着ていた。
このアラベスクっぽい服の場面てあったっけ・・・。気になる。
いったい劇場公開版以外のカットされた部分は何があるんだ。
>>897 本編中でも王の間に向かう時はイベリンの紋付ではなく
ギャラリーに出てる服に着替えてるよ。
>>896 蟹は異教徒だから入らないんだと思ってたと。
>897 たぶんあの画像はこないだムービープラスで流れた特番の キャプチャだと思う。アメリカの映画番組のE!ってやつ。 王様、短剣か十字架かわからないけど何か手に持ってるね。 本編ではちょうどシビラに隠れて見えない角度なので確認 できなんだな。
901 :
876 :2005/07/02(土) 23:45:51 ID:wnpwNmIt
うわーーーーー!!ごめんなさい、ハチ。
間違いだらけで、スレ汚しすみません。
>>880 ラブはその時代にはいなそう。ロットワイラー辺りならどうだろ。
バリアン家のは分からん・・・。
「サルーキは十字軍によってヨーロッパに伝わり、1840年にイギリスに渡った。」とあるので、
サルーキで間違いなさそうですね。
>>886 ハチなら活き活きと作ってそう。
あの斧がバリアンお手製とは思いたくないなあ・・・。悲し過ぎる。
>>888 そこの原文は「I drink water as what it is」です。参考までに。
「水は水だろーがよ」。って感じかな。
>>896 >>899 身内だからだではなくて、授けるものと授けられるものと騎士団員と聖職者でしょ。
身分的には貴族でないと無理。
903 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/02(土) 23:55:14 ID:jcPhM6Iv
>>895 今度京都まで見に行こうかと思ってるんだけど、音が悪い
のは残念。
昨日梅田ブルクでいい音で聞いたばかりなので。
今日一日頭の中を音楽が響いてました。
>>903 悪いことばかりでもなかったよ。>MOVIX旧館
確かに新館や梅田ブルクと比べると音の深みに不満が残る。
一つ一つの音が痩せている感じ。特に音楽の部分は少しつらいかも。
でもサラウンド的な音の広がりは良かった。船が沈没するところとか
死体の上を鳥が飛んでいるところなどは臨場感あって「おおっ」と思った。
905 :
897 :2005/07/03(日) 00:30:28 ID:bL7keV8u
>>898 あっ、そうだったんですか。
あの場面、王様ばかり見ていたので気づかなかった。w
>>900 なるほど、そういえば。
手に持っているのは剣じゃないのかなーと思う。
両手を組んで下に剣を縦に置くポーズって墓所の彫刻とかで
よく見かけるパターンだから・・・。
画面に関しては
>>895 氏の言う暗さに加えて
明るい場面でのちらつきも気になった。
旧館に移って良かった点はスクリーンの大きさか。旧館9番や
ブルク(5番?)より一回り大きい。9番と違って前の方の席でも
見やすそうだから前目に座るとさらに迫力が味わえると思う。
大満足は無理でも、延長してくれてるのに贅沢を言ったら罰があたるよな。
他地域の人にも恨まれそうだ。有難くせっせと通うことにするよ。
MOVIX京都は旧館とはいっても、何十年も経ってるわけじゃないから、 大丈夫だよ。
ハリポタ1を上映した年に出来たんだっけか。<MOVIX京都 自分も今週行くつもりだ。…何で二条で上映してくれなかったんだー!!TOHOよ。
公式ガイドブック読んでいたら、「ゴッドフリー率いる十字軍が甥の軍勢に 奇襲を受けるバルサインの森」という部分発見。(外出?) あの襲ってきたのはゴッドフリーの甥だったのか? ってことは「あなたは目上の方だ。従いましょう」って訳は正しいのか? いや、もちろん、映画だけを見ていたら、甥だなんて分からないから、 ちょいと不思議な訳なんだけど・・・
910 :
895 :2005/07/03(日) 03:25:13 ID:qrxijRPb
>903 新館と比べれば悪いってだけで、普通の映画館としては勿論いい方だと思うから 安心と、ちょっとだけ覚悟してw見に行ってくださいな。 TOHOシネマズスレに、プレミアスクリーンで見たって人がいたから、 そのうち二条でもやってくれないかなと淡い期待を抱いています。 あと1回は友人連れて見に行く予定。 私も文句を言わず、せっせと通って期間延長を願おう。
>>909 あれ甥なのか?しかし甥っていっても会ったのは子どものころとか
そんなだろうな・・・
でも映画だけじゃ細かい人間関係がわからんよなあ。
あの司祭とバリアンが兄弟?ってのもわからなかったし、
ゴッドフリーがバリアンが住んでたあたりの領主の息子?ってのも、
ここで見てはじめて知ったし。
ゴッドフリーの台詞「仏では家をもてないやつでも、街の主になれる」ってのから
てっきりそういう貧乏な荒くれものだと思ってた。
カットされた部分見ればわかるんだろうけど。
>>909 あー、書いてるね。城主である兄の息子ってことかな。
あの時代、長男以外は教会関係職か騎士になるってのが一般的だったらしいから
もしかして3人兄弟で長男=城主、次男=司教、三男=ゴッドフリーで
追うように指示したのも身内っていうんだったら凄いな。
913 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/03(日) 11:14:01 ID:xEZwszf+
>>912 ゴッドフリーはたしかギーから
「おまえの父親のようにキリスト教徒を裏切った奴もな」
といわれていたから、司教からはよく思われていなかったのかもな。
じゃああの人バリアンのいとこなんだ…。
7/30が待ち遠しい今日この頃・・・
916 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/03(日) 17:46:39 ID:vuzvl9Jy
ゴッドフリーやバリアンって故郷でははみ出し者・・つーか、 十字軍って、次男坊や三男坊の、故郷で土地や遺産を継げない者達の 吹きだまりっぽかったかも・・ まあ、日本も田舎の次男坊、三男坊は都市部へ出て行くわけで・・
917 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/03(日) 17:52:33 ID:19cAjNVG
新文芸座って、音響や画面の明るさはどうなんだろう。
918 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/03(日) 18:54:53 ID:vuzvl9Jy
DVDでの紹介では、オーリーではなく、硬派なドラマとしてちゃんと 紹介してくれ〜〜〜。ついでに史実を元にしてることも・・
マスコマ以来、久々にどっぷりはまった映画だったんだが、 宣伝の方向が間違ってるのが一緒でなんか妙な気分だ。 DVD発売時には、これも星野監督に宣伝してもらうか?
少し時間はかかるかもしれないが DVD発売とかTVオンエアとかの後には きっと堅実なファンを大勢もつ作品に変身するさ。 世界史になじみの無い自分にとっては 十字軍とか騎士なんて世界史の授業でしか聞いたことがなかった。 でもこの映画を見た今は、十字軍も含めもっと西洋史のことを学びたいと 思って本を読んだりしてる。 そういうきっかけになってくれた貴重な作品だ。
>>909-914 あー、なるほど、それで得心。
あんなチョイ役のゴーディ(映画違う)が、なんでエンドタイトルに堂々と
名前連ねてるのか、不思議でしょうがなかったんだ。
意外と重要な役だったんだな。
しかしゴッドフリー、息子を守るために甥を殺したんだな。少しも躊躇せずw
923 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/03(日) 22:24:54 ID:xEZwszf+
>>922 ひょっとしたらゴッドフリーと甥との間にもなにか葛藤があったのかな。
バリアンと異父兄のように。
カットされたシーンに、ゴッドフリーの実家の城でのシーンがあるらしい。
もし本当に甥殺しだとしたら、ゴドフリー兄にとっては弟が息子を殺したわけで その前に城に入れて食事もふるまってたんだとしたら許せなくね? 劇場で観た限りでは、二人が血縁どころか、知り合いにすら見えなかったが。
自分は義兄殺し、実父は従兄(一応)を殺したんじゃあの村には いられないよね。 けど戻ってきてるってことは十字軍帰りの効果は凄いものだな。
バリアンが殺したのは兄貴だし、すごく身内の諍いに思えてきた。
927 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/04(月) 00:19:20 ID:/uuQpapi
もしかしたら途中で設定変えたとも考えられるし・・ SEEでるまでなんとも・・ まあ、昔は骨肉の争いっちゅーか、身内だろーがなんだろーが キリスト側だろうが、イスラム側だろうが、野蛮な時代だからね〜。 遠くの親戚より近くの他人じゃないが、敵味方関係なく、 用は気持ちが通じるか否かってこと? バリアンが自分と似た気質の息子で良かったね〜ゴッドフリー・・と言いたい。
928 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/04(月) 01:56:01 ID:47SJ4KK7
甥は説得?に来ただけで拒まれたら即弾いて、待機してた戦闘班が戦闘開始。 戦闘に参加してないと思ってた。 甥だってのは、今初めて知ったけど知る前からずっとそう思っていたなぁ。
確かに、甥は戦闘には参加していなかったかも・・・ 言われてみれば、戦闘シーンにあの顔はなかったような気がする。 領主様の息子は、自分の身に危険が及ぶようなことはしないんだな。
ゴッドフリーが最後に頭をかち割ったのが甥(ゴードン)だと思ってた。 確認のためにももう一度見たい。
>>930 俺もそう思ってた。
「司教(兄貴?)に礼を言っとけ」ってすごい台詞だなあ、と。
ゴッドフリーの甥については最初キャスト配役があったときに そう書かれていたのでそのつもりでいたら公開直前にVillage Sheriff になっていたので逆に甥じゃなかったのか?と思った。 結局はSEE待ちだと思うけど是非真相を知りたいです。 戦闘シーン。 逃走して後ろから頭かち割られていたのは甥ですね。 自分は戦闘シーンに参加していると思ってた。 ゴッドフリー側の黒人の人がやられた直後、馬に乗ったまま剣を持って いたような気がした。(動体視力が弱いのでちょっとあやふや) 白っぽい馬に乗っていたので目印になるかな。
今日見た。エルサレム王かっこえー
934 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/04(月) 17:42:59 ID:immheGCt
シビラとエルサレム王は昔近親相姦の関係にあったようなほのめかしが あると思った。危篤のエルサレム王との会話が意味深だしシビラもライ病 に侵され始めてるような描写がある。近親相姦に対するキリスト教的な罰 の象徴なんだろうな。当時のキリスト教なんかものすごく絶対的なものだった はずだけど、エルサレム王はそんなの意に介せないほどリベラルだったと。
グラディエーターと混同してないかい。 王かっこえーには同感だが…
936 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/04(月) 18:59:57 ID:CJD72gQh
>危篤のエルサレム王との会話 I am sorry I've caused you the pain.(悲しませたことを許しておくれ・・) の事なら、シビラの子供に自分と同じ病気を移してしまった事らしいけど。
>934 新解釈だなあ。 まあ、兄妹でお互いを美しいと言い合ってるのは、おいおい、てかんじだったがw ありゃ単なる家族愛でいいんじゃないか? 初めて見た時はシビラの子供の話は知らなかったが、近親ネタは考えもしなかったなあ。 王に子供がいなくて若死にするからシビラが苦労する、という表面的な状況だけで、謝罪の理由になると感じたからなんだが。 ちなみにシビラがライ病にかかっているってのはどのシーンからの連想?
でもむこうの人って家族を美しいとか、すごく賢いとか結構言うよ。 日本ではそういうのは嫌われるけど。表現の違い?
>>921 そんなあなたに、青池保子の漫画「サラディンの日」をおすすめしたい。
きっとがいしゅつだろうが。
あーおれもシビラはライ病のかかりはじめなんだなーと思ってたよ。 手の甲にある鱗状のしみ、さらにそれを侍女に化粧で隠させてるシーン、 そして曇った鏡でゆがんだ自分の顔を見て、兄と同じ行く末を思い目を 背ける所あたり。 一回しか見てないんで、細かいとこ違ってたらスマソ。
>>940 ヘナアートでイメージ検索してみる事をお勧めする。
>>936 あの台詞が甥の病気の事っていうのはどこかに書いてあったのかしらん。
ギーの事も含め兄として満足な事をしてあげられなくてゴメンヨって事かと思った。
944 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/04(月) 19:55:28 ID:lJomeLPE
>>938 そうそう、向こうは自分の身内を誉めて当然って感じだから、この映画での
「お互いを美しい」ってのは普通。普通に中の良い兄妹って程度。
まあ、周囲の状況からして、心を許せる相手はお互いだけなので、
依存度は高かったかもしれないが。
>>937 >兄妹でお互いを美しいと言い合ってるのはおいおい、てかんじだったがw
普段の会話で"beautiful"と言い合ってるなら突っ込むのもわかるがな。
状況をよく思い出してみてくれ。深くて悲しいシーンじゃないか。
ただ、見終わって同じこと突っ込んでた女性(複数)を見たことはあるよ。
「beautiful」にはちょっとリドスコ独特の美意識も感じたりした。 欧米の文化というのもあるかもしれないけど。
947 :
937 :2005/07/04(月) 20:08:13 ID:6zc3L8lE
なるほど文化の違いか。 いくら状況が状況でも、内容が内容でも、 身内のことをほめあうってなんだかなあ、という気がしてさ。
>>938 言うね! 驚くほど褒める。
自分の息子を「美男でしょう?」とか。
他人を褒めるのも上手いけどね。
その分貶すのも恐ろしい位すごい・・・
949 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/04(月) 20:24:16 ID:YoodzJaN
欧米文化としては兄妹がお互いにbeautifulと言い合うのは 当然だろうけど、あの状況だったら日本でも言うのはない だろうか。 兄の顔、体は病で崩れてきてるのだし、思いやりででもかって 美しかったことを言うと思う。 それに顔だけでなくbeautiful in every way と言ってるし。 兄が妹に対して美しいというのは惜別の思いとかっての自分の 姿も妹と重なったのだろうと思った。 このシーンは珠玉だと思う。 Eva Greenもインタビューでこのシーンはノートンの繊細な演技 のおかげですぐに感情移入できたようなことを言ってたね。
>>934 >>940 ハンセン氏病は乳幼児期に感染しなければ免疫力がつくのでその後の感染はほとんどない。
ついでに潜伏期間も最長で10年てところなので、シビラがあの年で発症ってのもあり得ないようだ。
自分も詳しいことは映画見てから調べて知ったので、間違っていたら詳しい人よろしく。
>>939 青池保子の?
へえ、そういうのがあったんだ。それ読んでみよう。
恥ずかしながら「エロイカ」以来だ
創元社の知の再発見双書「十字軍」なんて買ってみたんだが
事実の羅列タイプ、読む愉しみは少ない。
でもハッティンの戦いのあたりだけは一生懸命読んじまった。
挿絵はキレイなのが多くて映画を彷彿させてくれる。
>>951 その本、この作品観て気に入ってくれた同僚達に貸したら好評だったよ。
真面目そうな絵面で可笑しいって。
けど地図もあるし、騎士団の説明もあるから参考になったってさ。
「サラディンの日」に続いて「修道士ファルコ」なんか読むと
中世のキリスト教世界がちょっと見えてきて面白い。
>>950 そうそう、成人してからの発症は極めて稀らしい。
(自分は数年前の対国家訴訟で色々本読んで知った。)
感染力がきわめて弱いせいもあって
かつては遺伝病のように考えられてた時期・地方もあった。
(明治期の日本とか)
ついでに書くと、この病気自体は死病じゃないんだよね。
体が崩れても簡単に死なない、だからこその業病。
実在のボードワンがあの若さで死んだのは、やっぱり疲労のせいという
気がする。
この前海外(米)のレビューを廻っていたら、 ゴッドフリーやバリアンの「不倫行為」について、「やつらはフランス人だから。」と書いてあったw 向こうではそれで納得できるものなのかなあ。
>>943 >あの台詞が甥の病気の事っていうのはどこかに書いてあったのかしらん。
自分の知る範囲では「あの台詞が」その意味だ、と監督が言ったとかではなく
ここの過去スレで「何を謝っていたの?」疑問に対して、
「カットされたシーンでは、シビラの息子も感染したと判明、母絶望(略)
というのがあった」てのが出て、自分もそれで納得した一人。
他の感染経路はちょっと考えられないしね。
>>954 ラテン系の国の人ってことだからじゃないか?
三銃士もアルセーヌ・ルパンも女性に弱い。
イタリア人の設定だったらもっと納得されてただろうねw
映画で描かれてない内容については、公式本やインタビューに書いてあった事なのか 個人的解釈なのか書いてもらえたら嬉しいかも いや〜カットされたシーンが多そうなので色々気になります
シビラの子供が感染したのは伯父さんからと考えてまず間違いないよね? 感染力が弱いからこそ、伯父と甥の接触はかなりあったと考えていいのだろうか。 伯父さん、甥っ子のことかわいがっていたのかな。なんか辛いな。 あの台詞に関しては、もしかして子供エピソード外したときの編集ミスじゃないかなーともちょっと思う。 子供エピソードがなくてもいろいろ悲しみがあったのは読み取れるけど、ちょっと唐突ってかんじもしないことはない。
961 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/04(月) 21:49:11 ID:Ebbgfv4S
>>929 騙してスマソ
去ったとみせかけたところであまりにも鮮やかに騙されすぎだ、俺。
ゴッドフリーに頭かち割られに逝ってきます。
しかし・・・・、一体どんな確執があるんだゴッドフリー一家は。
962 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/04(月) 21:55:53 ID:Fuk+moIB
>>951 エドワード・ギボン『ローマ帝国衰亡史9 十字軍と頽勢のビザンティン文明』
(ちくま学芸文庫)はどう?
イスラム側から見た本では、佐藤次高『イスラームの「英雄」サラディン
十字軍と戦った男』(講談社選書メチエ)
963 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/04(月) 22:00:12 ID:CJD72gQh
>>953 >ボードワンがあの若さで死んだのは、やっぱり疲労のせい
16歳でbeautiful boyだったのに、その8年後のあの顔になるっていうのはあり得るのかな。
映画のボードワン王はどうしても24歳とは思えないけど・・。
当時はこれといった治療法もないだろうし、いろいろと併発したんでしょう。 まじないみたいな治療法を本気でやったりするし。
あの臨終シーン、シビラがベッドの横に来て
兄がまだ息していることを確認して(胸が上下しているカット)
泣きそうな笑顔を見せてから会話が始まるから、
悲しませたことを云々も、兄の病気のせいで家族として
心労をかけた、ってことだとナチュラルに解釈してた。
ヘナorヘンナについては何度か話題にのぼっているから
FAQに入れた方がいいんでない?
>>963 史実だと16歳の時は既にかなり具合が悪かったらしいとどっかで見かけた。
映画の中の話だと、ゴッドフリーが気づいた幼い頃と16歳、16歳から24歳、
加速度的に悪くなっていったのかなあ。確かに心労気苦労絶えなさそう。
966 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/04(月) 22:26:04 ID:YoodzJaN
>>943 >>955 王の病気が甥にうつったというのがここで書いてあったので
公式ガイドブックを買って読んだ。
脚本家モナハンが病気の感染、毒殺の設定について話している。
(p51)
予告編では息子の即位や毒殺した後なのかシビラの心乱れた表情
のシーンがあるよね。
ただ映画ではまったくそれが出てこないので、私も初めて見た
時は、シビラの今後の苦労を思って王が言ったのかと思った。
王の悲しみ、苦悩がこもったセリフまわしに思わず貰い泣きし
そうになった。
編集ミスかもしれないが、編集者としてもカットできなかった
のではないだろうか。
>>962 なるほどギボン本から攻めるという手もあったのだなあ。
968 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/04(月) 22:29:47 ID:lJomeLPE
>>963 10才ですでに感染が確認されてるし、潜伏期間が長かったから、一気に悪化したんじゃなかろうか。
それこそ、王の勤めに身をすり減らしたから。
海外密林の史実のボードワン研究本の感想からだけど・・
・すでに右手の感覚を失っても、騎士を従える王として、
(どうにもならなくなる時まで)落馬しても、再び馬にまたがった。
・それほどまでに不利な状況で、まるで神話の英雄のようだが、
それはまぎれもなく事実だ・・
云々・・もう、本当に不屈の精神。
サラディンの周りの少年王(エジプト王やサラディンの使えた王の息子)は、
ボードワンとほぼ同年齢だけど、周りの権力者の操りお飾り人形にすぎなかった。
ボードワンはあきらかに傑出。病身でこれほどのことをやってのけたのだから、
サラディンが敬意を表すのも当然。
>>963 なくなった時は四肢は崩れ、失明もしていたっていうからね・・・
若いだけに進行具合も早かったのかな。
>>965 俺もナチュラルにそう解釈したな。
兄貴があんな病気になって、王族だからあからさまな差別発言とかはないだろうけど
チクチクくるものはあったんじゃないかな、と。家族は疲れると思うよ。
だからあまりあの台詞に違和感は無かったけどな。
次スレをギボン
972 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/04(月) 22:41:41 ID:YoodzJaN
>>965 確かにサラディンと戦った時はすでに病気が進行していて、
体力の消耗が激しかったと書いてある。(公式p42)
でもあの王様がバリアンに初めて謁見した時にも、死ぬ時に
もシビラにサラディンとの戦いの話をするんだけど、あの
戦いはサラディン軍3万5000人に対して、王様の軍は
わずか375人の護衛兵だったんだね。
何回もgreat victory って言う筈。
長生きしたら、素晴らしい名君になったろうに。
973 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/04(月) 22:43:20 ID:MaDlupdR
>>968 映画では左手の方が進行早かったようだが、右手も使えなくなったってことか?
そういえば、ルノーにキスさせるシーンで左手の小指の脇から棒が突き出ていたのは、乗馬用の鞭の先かな?
左手を持ち上げる力がないから右手に持った鞭で手首を支えていたってことかと思ったのだが、あってるのかな?
>>970 自分の病気がなければギーにあんな勝手はさせておかなかっただろうしね。
誰かも言ってたけど「妹を娶ってくれ」には個人的な願いも感じる。
ところで6/20発売予定のスクリプト本はどうなってるんだろう。
976 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/04(月) 23:07:32 ID:CJD72gQh
>>972 でも、映画のボードワンが賢王なのは不治の病をわずらっていた事と無関係ではないと思う。
どうしたって宗教について真剣に考えたり、弱者の立場がわかるようになったりするでしょう。
もし戦術的な才能があって元気で美男な王だったら普通の名君だったかも。
977 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/04(月) 23:15:51 ID:Fuk+moIB
>>972 1177年11月25日の、モン・ジザール(テル・ジャゼル)の戦いですね。
サラディンを囲む1000名のマムルーク兵を含む35000人の敵を潰走に追い込んだ。
まだ17歳の、それもらい病に蝕まれて体力が弱っていた少年が。
病気さえなければふつうにケコーンして跡継ぎを儲けて、ギーみたいな男が
しゃしゃりでることも無かっただろうに。
>>974 >左手を持ち上げる力がないから右手に持った鞭で
>手首を支えていたってことかと思ったのだが、あってるのかな?
たぶんそう。右手で鞭を抜き手袋をはずした後
左手を鞭に載せてから差し出している。
(あの一連の動作、流れるような優雅さでいつ見てもうっとりだ)
倒れる直前から輿に横たえられた後までずっと左手に鞭を
持っているんで、左手が全く動かないわけではなかったようだが。
>>975 予約済みだが「未発送」表示のまま。>スクリプト本
979 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/04(月) 23:24:15 ID:lJomeLPE
>>976 >>972 「アラブから見た十字軍」では、ボードワンの父、アモーリも、
聖王ヌール・アッディーンに感化(サラディンも感化)されて、
公正で高潔であるイメージを守っていたようで、当然、ボードワンも影響されてる。
皆に歴史を聞かせるのが大好きな少年であり、
幼少時は父王の側でおそらく荒くれ者(騎士団)にも囲まれていただろうから、
庶民感覚もあっただろう・・やはりサラディンと精神構造が近かったかも・・
思い出してみれば御前会議の時はまだ左手を上げてたな。 ティベリアスに「待て」の動作をする時とか。 でもカラクでは手綱も主に右手のみで扱っていたと思う。 左手は添える程度。
>980 御前会議では待ての動作は右手だったと思う。 その前に封筒を受け取ってたのは左手だった。
982 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/04(月) 23:38:35 ID:immheGCt
>>934 の解釈自信あるんだけどなあ
あれはどうみても元恋人同士の会話じゃないか
>>975 あれ、ころっと忘れてた>スクリプト本
これ読んでからもう一回劇場で観たかったのにな。
984 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/04(月) 23:44:38 ID:immheGCt
それにシビラの手の甲に皮膚病らしきものが写るカットが何度もあって(しかも よく見るとどんどん進行している)、 実際のらい病の初期症状がどんなものかは知らんが映画ならではのディフォルム ではないかと
>>984 それはヘナ・タトゥ
乾燥から肌を守ったり、殺菌作用もある。
ラスト・シーンでは真っ白な手の甲が映されてるよ。
次スレ立ててみますね。
駄目でした。誰か頼むスマソ
989 :
名無シネマ@上映中 :2005/07/05(火) 00:24:14 ID:6frKl73m
>>985 えー?ヘナ・タトゥでググったけどそんなじゃなかったよ。
シビラのはほんとぶつぶつぶつっていう感じの。でもラストで
真っ白になってるのならやっぱり違うのか
次スレ立ててみます。もしできなかったらテンプレ貼ります。
Qシビラの手の甲にあった模様は何? Aヘナアートです。メヘンディとも言われます。 乾燥から肌を守ったり、殺菌作用があります。 ヘナという植物の色素を使って手や足に模様を描きます。一週間程度で消えます。
FAQ Q. ハッティンの戦いの後、サラディンがギーに渡したものは何? A. ヘルモン山の雪で冷やしたバラ香水のシャーベット。 Q. イスラーム騎兵がぐるぐる円を描いて走る場面がありますが、彼らは何者? A. おそらくは「ハルカ騎兵」。「ハルカ」は、「人の輪」や「鎖」を意味する アラビア語で、この言葉が軍団の呼称に用いられたのは、側近として君主の 周りを取り巻いていたからだとも、敵のまわりをぐるぐると回りながら矢を 射掛ける戦法をとったからだともいわれている。 Q 司祭殺しの罪は結局どうなったんでしょう? A 十字軍に参加すると罪人も許されるそうです。 おまけに十字軍帰りの騎士だと英雄扱い。 エルサレムでの活躍がリチャード王にまで届いてるくらいだから 問題なく過ごせるだろう。 Q バリアンが初めからシビラと結婚していれば最後の戦争は避けられたんじゃ A ギーを殺して王位についても、主戦派の騎士たちは 簡単に納得して従ったりしないんじゃないかな。内紛が起こる危険性が高いと思う。 ギーを殺す、バリアンが王になることに従わない騎士たちも一緒に 始末する、ともティベリウスは言っていた。内部大粛清になるわけだ。 そこまでの内部大粛清のあとに庶民あがりの若者が王位についたら 内戦になる可能性が高く、サラディンがその機を逃すとも思えない。
スマン、よく考えたらテンプレは10あるんで貼り切れない!
1用のは992に貼ったから、あとはこのスレの
>>2-10 を貼ってちょうだい。
申し訳ないです。
サントラ未収録曲のテンプレも追加お願いします。 レス番忘れましたがこのスレのどこかにまとめてくれた方がいましたよね? 役に立てなくてごめんなさい。
>>427 (未収録曲関連)を追加。
誰も挑戦しないようならやってみる。
>997 ありがとう! じゃ安心して埋め立てネタを 空耳ネタまとめ最新版 ・墓堀りおじさん「くっさいです」 ・偽主人「あんたがった〜ダッブルマイル!」 「ハキームイベリン(=バロンオブイベリン)は死んでん!」 ・エルサレムの噴水のシーン雑踏の中から「バナーナー」 ・井戸掘り中の赤毛兄ちゃん「なにやっとうね〜なにやっとうね〜」 ・バリアンに水を持ってきた子供「CD、CD、もっと前へ!」 ・瞬間ラブシーンのBGM「ラーメンラーメン や〜っとれんね〜」 ・キャラバンを襲うルノーの叫び「トイザらーーース!」 ・十字架を直すサラディンのBGM「百万布団(っひゃっくっま〜〜〜〜〜んん、ふっと〜〜おぉん)」
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