イブラヒムおじさんとコーランの花

フランスはパリの片隅、貧しい父子家庭で親の愛を知らないユダヤ人の少年モモ。
そんな彼を見守り、愛情と人生の素晴らしさを教えたのは、食料品店を営む
イスラム教徒のイブラヒムおじさんだった……

2004/11/20から恵比寿ガーデンシネマ（東京）で上映中。他、各地公開

フランス映画

CAST
オマー・シャリフ Omar Sharif - イブラヒムおじさん
ピエール・ブーランジェ Pierre Boulanger - モモ
シルベール・メルキ Gilbert Melki - モモの父
イザベル・ルノーIsabelle Renauld - モモの母
イザベル・アジャーニ Isabelle Adjani - ロケに来た映画スター

STAFF
監督：フランソワ・デュベイロン
製作：ミシェル・ペタン／ロラン・ペタン
脚本：フランソワ・デュベイロン／エリック＝エマニュエル・シュミット
音楽：フランソワ・デュベイロン／ミシェル・ペタン／ロラン・ペタン
原作：エリック＝エマニュエル・シュミット（メディアファクトリー刊『モモの物語』）

公式
http://www.gaga.ne.jp/ibrahim/　（日本）

依頼があったので立てました
http://tv6.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1089898036/235

スレ立てを依頼した者です。ID:akC68Yz9さん本当にありがとうございました。

さてこれ、>>1のあらすじのようなことを書きましたが、露骨なお涙頂戴はなくて、
貯金箱に貯めたお金で街娼との初体験をもくろむ少年モモという、フランス映画
らしいシーンではじまります。
だんだんに、このモモがあたりまえのものとして受け入れている境遇が見えてきて、
せつなくなってくる。

イブラヒムおじさんは、イスラム教徒といってもアルカイダみたいなこちこちの
原理主義者ではなく、清濁合わせ飲んだ人物で、「普通のイスラム教徒はこういう
人かもしれない」と思わせる暖かさがあります。
演じたオマー・シャリフは、映画好きなら知ってる名作「アラビアのロレンス」(1962) の
ベドウィン族長などを演じた名優とのこと。（恥ずかしながら知りませんでした…）

映画は原作をほぼなぞっていますが、映画では省略されているエピソードとして、
モモの父親が最後の行動を選んだ理由などが原作に書かれています。
原作は薄くてすぐ読めるので、映画を観て「どういうこと？」と思ったところがあったら
お薦めします。

名画座まで落ちたら見てくる

>>4
とほほ。ま、自然な反応ですな。

「イブラヒムおじさんとコーランの花たち」では？

失神ＫＯ

今日見てきました。

ポポルって誰だったんだろう。
子供時代のパパかな。

おもしろいですか？この映画？
見に行こうか迷ってます。

哲学的な薀蓄とかあるのかな？

後半は少しだれたかな。
音楽や街の風景なんかがかっこよかった
ｻﾝﾄﾗ盤も買ったし、多分もう一回見に行く予定

うん、音楽とパリの裏通りが良かった。でも話は私的にはいまいちだったな．．．。イブラヒムおじさんがこだわってたコーランの教えもなんなんだかよくわからなかったし。
少年は不幸な身の上だけど売春婦たちやイブラヒムおじさんにかわいがられててそんなに可哀想でもないじゃんて思っちゃった。
黄色がかった映像は綺麗。

福岡市内は21日までです。
しかも、ﾓ-ﾆﾝｸﾞｼｮ-になってしまった

不鮮明な感じの映像が目に和んだ。
冒頭の方で何個所か花柄の壁紙が映る。
俗っぽくて安っぽいんだけど魅力的に見えた。
神殿のアラベスク模様に思えたよ。
そこに住んでいる人にとっての。
サン・テグジュペリの小説のどれかで
一組のカップルの壁紙についてのやりとりをちょっと思い出した。

うちの地方では3月末｡やってくれるだけでも有り難い｡
今日チラシ貰ってきました。
オマー・シャリフ好きなので、とても楽しみ｡

オマー・シャリフが出てるというのにも惹かれて見にいったのに
初めオマー・シャリフだと分からなかった（笑
すごいよかったです。オマー・シャリフ。

>>12
同意。

親父の本を売って、売春婦にって・・・。
あと、ラストが・・・。いきなりあの展開は・・・。

結構、雰囲気はいいんだけどな・・・

面白そうでつね

見てきますたよ。
ん〜、どうしてあんなあっさり○んでしまうんだろう・・？

ま、ともかくイラン人ムスリム（スーフィズム）のおじさんとユダヤ人少年の組み合わせだろ、これ。
ブッシュ政権継続となったし、ここ数年のうちに、この映画がやたらクローズアップされそうな気がしてこわひなあ・・

特別印象に残る、と言うほどじゃないけど、良い映画だったな。
モモと娼婦たちの関係も変にいやらしくなく、からっとしていて微笑ましかった。
父親の本を売っぱらって遊びまくる、と言うのも、やんちゃな男の子らしくて面白い。
ただ、ラストの展開には自分もちょっと納得いかないな…性急過ぎて。
もう少し、旅の描写に時間を割いてくれていたら、違和感は覚えなかったとは思うけど。

>>20
いやあ、アルバニアはすごく詳細に描いてくれてたよ

ヤーレン　コーラン　コーラン　コーラン　コーラン　コーラン
ハイーハイ

んで、モモは結局「貿易商になる」という夢を叶えたことになるのか？　　……のか？

>>23
原作によれば、イブラヒムおじさんを喜ばせたくて言っただけ。
イブラヒムおじさんの店と仕事を継いでる。

>>9
また原作でｽﾏｿだけど、原作によると、パパは子供の時アウシュヴィッツで
両親を亡くしている。
手本にできる親がいないで成長したので、妻とうまくいかず、モモへの態度も
ああなってしまった。
原作にもポポルの説明はなかったけど、パパにとって「ちゃんと両親がいて
育った子供だったら」という理想像だったのかも。

この映画音楽良かったと思う。
観た帰りにサントラ買っちった
エンドロールでかかってた曲ヘビーローテで聴いてますヾ(´∇｀)ノ

ユダヤ人とムスリム・・・。
パレスチナ問題を意識した内容か？
少なくとも、米英よりフランスの方が理解があるのか・・・。

フランスも、国内の学校で移民ムスリム女性のチャドルを禁止しようとして
反発食らったり、宗教文化からくる差別問題が激しい。
旧植民地との軋轢もある。

西洋ではじめて民主主義国家を築いた知識人の国だというプライドと、
極端な差別や排斥が行ったり来たりしてる。

イランなどの中東問題ではいつもアメリカに反対する癖があるので
（世間の大勢にすぐ反発する2chみたいなものだ）、これもその一つと
思えばよかろう。もちろん建前の。

これ、シチュエーションとしては「誰も知らない」と同じなんだよな。
親に捨てられて家に子供だけが残されるという。

この映画、さっき見てきました。
ストーリー展開が急過ぎるなぁ……。
それ以外はかなり良いんだけどね。
上映時間が３時間くらいあれば絶対に名作になってたと思うが。

>25
９じゃないけど、原作は違うんだね。読んでみよっと。
映画はモモ父の鬱な性格の理由がないから、なんか反ユダヤ映画みたいに
見えるんだよね。
モモが「ユダヤ＝おやじみたいに暗くて厳格できゅうくつ」
みたいなこと言うじゃない。
その一方でイブラヒムおじさんのコーランの教えは人生を豊かにする、と。
どの宗教がいいとか比べる映画ではないんだろうけれど、
なんかバイアスかかってる気がして、心底楽しむことはできなかった。

イスラムな雰囲気が好きだから期待して観に行ったんだけど
正真証明のフランス映画だったのでその意味では期待ハズレ。
ただフランス映画と思ってみれば普通だわな。正直言って映画館で見る必然性はない。
いい映像作品ではあるけど。

この映画、上映してるところ少なそうだなぁ

主題曲の"Why we can't live together",
山下達郎サンデーソングブック「たなつか」コーナーで聴いて以来
おきにの一曲なんですが、この曲がものすげーマッチしてる。

宗教・人種・肌のいろ・・・もいっぺんみたい

人種・宗教・年代を越えたイブラヒムおじさんとモモ少年の交流が描かれてた。
オマー・シャリフの笑顔が最高。あと、モモ役の少年もナイーブでいい。
でも、再会したお母さん、本当にわが子と分からなかったのか・・・
血のつながり以上のものがモモとおじさんの間にあったのが救い。
あと、街娼のおねいさん達も優しくモモを見守っていて、じんときました。

なにげにイザベル・アジャーニがカメオ出演してるね
（クレジットに出てたかな？）

親回(を装う在日)厨のロジック

�@テロ
ムスリムのテロは「一部の者」と強調。
そしてオウム、IRA、LTTE、バスクなど非ムスリムのテロの例を挙げる。
だが、非ムスリムテロ組織は地域限定で、越境テロはまずやらない実態は無視。
もし、ある官庁や企業に努める者が不始末をしでかしたら、上役は
「一部の者がやったに過ぎない」で済まされる訳は絶対ないという社会認識も欠く。

�Aすり替え
十字軍、新大陸開拓者、旧日本軍など“一部の白人や日本人”が行った歴史を
繰り返し強調し、民族全体の贖罪を強要。
が、ムスリムの侵略行為(インドなど数世紀に渡り虐殺と略奪を受ける)は全く不問。
同じく、中国、ロシアのムスリム弾圧も完全黙殺。

�Bユダヤ陰謀説
何かとユダヤが諸悪の根源と強調、反ユダヤサイトまで熱心に貼り付ける。
「ユダヤ陰謀論」など、欧州のバカなキリスト極右の戯言の羅列に過ぎない。
そもそも教祖を殺したのだから、キリスト教徒がいい感情を持つはずがない。
キリストウヨはユダヤはもちろん、東洋人も虫けらとしか思ってない。
それをそっくり鵜呑みにする情けないほどの幼稚思考。

アッサラ−ム・レイコム！

DVD5月に出るね

あのタイミングで死ななくてもいいのにとおもた

父ちゃんって鬱なの？

>>41
>>25
あと、事務所をリストラされたので、生き方が見えなくなって
絶望したんだと思う。

エロはありますか？

娼婦が出てくるんで下着姿くらいはあった。
それよりもモモが好きな近所の女の子がハァハァもんですわ。

hosyu

>>3
オマー・シャリフってエジプト出身のユダヤ人だろ。

ユダヤ人役者がムスリムを演じているインチキ美談映画に
「普通のイスラム教徒はこういう人かもしれない」もへったくれもない。

期待したほどじゃなかったな。音楽良かったけど。

騙して猫の缶詰を食べさせるなんて酷すぎる。気分が悪くなったよ。
そんな非道なことを教えるイブラヒムおじさんに、愛情と人生の素晴らしさを説かれてもね・・・
ま、スーフィズムの踊りは面白かったな。

父ちゃん家出の真相は息子にネコの缶詰を食べさせられたのを知ったからだったりしてなｗ

保守

46すげーな。
役者と役柄を混同するなよ。偏見の奴隷ｗ

音楽が良かったな

そうだね

見た人少ないのか？保守

わからんもんだな、なぜこの映画これだけのびない

あおり文句に負けてDVD買った、さんざん既出だが
ラスト近くでいきなり…アレはちょっと…何も読み取れなかった
おれがおかしいのかと思ってスレを探してみたが…
誰もハッキリした見解は持ってないのね

隣家の女の子は可愛かったね
ああいう面長な顔好きなのよ、ダーククリスタルみたいでw

今更だが
舞台化ケテーイage

詳細キボン

【イブラヒムおじさんとコーランの花たち】
翻訳：青井陽治　武藤洋

演出：青井陽治
音楽：稲本響
主催：博品館劇場　オン･タイム　TBSラジオ

新しいプレイ･ウィズ･ミュージック
7/21〜31 博品館劇場
全席指定 \6,300- チケット発売中

出演者：三田和代◇7/21(木)19時, 23(土)13時, 24(日)17時
　　　　浦井健治◇7/22(金)19時, 23(土)17時, 24(日)13時
　　　　松村雄基◇7/27(水)13時, 28(木)14時, 28(木)19時
　　　　榎木孝明◇7/30(土)13時, 30(土)17時, 31(日)13時

何で出演者が日によって違うか調べてみたら、
元はこれって一人芝居の戯曲だったんだね。
それが小説→映画ってなったわけか。

えーﾌﾟﾗで得チケ出てまつ。
これから取る人にはオススメ？？

つか日本でやんのかよ

なんか微妙だな・・・

舞台版観に行った人いる？

糞イブラヒム

よかった

DVD好評レンタル中