とりあえず自分で2ゲット。
乙!
下一桁で俺の死因が決まる!
0:ひきこもって餓死 1:妹に刺殺される
2:警官に間違われて射殺される 3:自転車でコケてキンタマ潰れて悶死
4:駅のホームに落ちて轢死 5:彗星の直撃を受けて即死
6:家が崩壊して圧死 7:ゲームのし過ぎで死亡
8:便器に頭ぶつけて死亡 9:スナック菓子を喉に詰めて窒息死
俺はこの映画が大好きだ。
ありきたりの論評を書いて馴れ合うんなら
キューブリックとクラークと2001を無意識のうちに
冒涜してるようなもんだぞ。
思考停止するな。
6 :
名無シネマ@上映中:04/09/02 19:11 ID:RPW0flRO
漏れもこの映画は大好きです。 いろんな解釈の余地を残して曖昧に表現されているところが
いいんだと思ってます。(わざと曖昧にしてるんだよね。その方がゲージツテキだからねw)
画一的な解釈に依拠してシッタカすると"nlCo69bL"にとっちめられますから気をつけよう。
>>5 自分は盲目的に肯定したことはありませんよ。
おそらくあなたの方が評価が高くなっていると思います。
出来上がった作品にケチをつけるというのがあまり好きではないだけです。
>>7 「出来上がった作品にケチをつけるというのがあまり好きではない」ではなくて
「自分の好きな名作にケチをつけられるというのがあまり好きではない」だろ。
それよりもタチが悪いと思うのは
自分の独断で映画の評価項目を決めてしまうこと。
映画の文法が確立していると勘違いしている奴。
>>8 いいえ。
嫌いな作品のアンチスレなんかも見るに耐えませんし
わざわざつまらなかった映画のスレに書き込みにも行きません。
9はレスになってないと思うが・・・???
IbDpbC5Eの言う出来上がった作品って何よ。
>>10 公開された映画ということですよ。
全ての映画といってもいいですね。
出来上がったというのは評価が定まったという意味ではありません。
たまにはアンチスレも覗きますが、その映画の自分としての好き嫌いに関わらず
批判というよりは悪口ばかりでうんざりです。
せめてあそこをこうしてくれたらもっと面白かったなーとかなら
そう考える人もいるのかと思ったりもしますね。
もちろん友人知人とあの映画はつまらなかったなーくらいは言いますよ。
しかし友人があの映画は面白かったなーと話しているところに行って
いいやあそこは駄目だというようなことは言いません。
ちなみにこの映画で最も気に入っているのは特撮技術やデザインです。
CG全盛の今見ても古びたものが少ないのは感心します。
テーマなどの面ではおそらく
>>10氏のほうが高く評価しているでしょう。
。
>>====±========○ 。<HAL! Do you read me?
15 :
名無シネマ@上映中:04/09/02 23:40 ID:tGbtJ3fI
キューブリックはこの映画について、「非言語的映画」であると以前のインタビューで発言しているよ。
映像で語っているというのか、何と言うのか…
言語や論理をすっ飛ばしてダイレクトでくるから、
後からそれを理論的に他人にも判るレベルで説明するのは、とても困難な作業なんだよ。
>16
説明すると固定されてしまうから各自の感じたままでいいんじゃないの?
というとスレ自体を否定してしまう罠
え?なんでスレを否定することになるんかな?
逆に、言語的に固定された説明がすべてだったら
BBSで議論する事総てを否定することにならない?
漏れはこの映画とブレードランナーは環境ビデオ(表現古っ!)になってまつ(w
>>19 確かに、オレも”2001年”は、眺めるという言葉がピッタリくるね、それか”体感”、”体験”とか。
とにかく、映画史の中でも”2001年”自体が、モノリスとして機能してるよね。
400万年間この映画の評価が維持されそうなほど。
ちなみに、モノリス出現に伴ってその後人類に異変が起きるが、地表、月面とどちらも”触れている”よね。
やはり最後の”白い部屋”でも触れたのかな?そんでもって”ハイ、オツカレチャン”みたいな…
>>20 ちょっとうろ覚えなんであれだが、月面では触れてないんじゃ
なかったっけ?
だとすれば、残りの3つの場合は、触れるなり内部へ突入する
という直載的な行動(恐怖を振り払って未知の物体に接触する
という果敢な行為)が評価された結果、確実に次の階梯への変
化が生じたが、驚異的なオーパーツに触るという気概さえなく
クールに記念撮影なんかしてるフロイド以下の月面の関係者に
モノリスは愛想を尽かし、警報を送るだけに留めたという見方
も出来るかと思うのだが・・・
月面でも触れてる。
23 :
名無シネマ@上映中:04/09/03 17:04 ID:T2CNDeDl
モノリス事に機能が違うんだろうか?
それとも、ティーチングマシン、警報機、別の宇宙への入り口としての機能が
統合された3っつのモノリスは一緒の物なんだろうか?
24 :
名無シネマ@上映中:04/09/03 17:36 ID:m75uSF2S
25 :
名無シネマ@上映中:04/09/03 17:41 ID:vqDpMb4c
>24
2001年ではそれほどいくつもの機能があるようには思えなかったが、
2010年ではいろんな種類があるようなこと言ってなかったか?
DVDについて質問です。
昔売ってたリマスタ前のものと、
旧キューブリクBOX発売後に出たリマスタ版単品を持ってますが、
その後、特に変更された物って出てますか?
>>20 >ちなみに、モノリス出現に伴ってその後人類に異変が起きるが、地表、月面とどちらも”触れている”よね。
>やはり最後の”白い部屋”でも触れたのかな?そんでもって”ハイ、オツカレチャン”みたいな…
月面で触れたのはボーマン船長じゃないわけで・・・・。
400万年前のサルが触れた場合、その直接触れたグループは進化したが
触れたかったグループ(水飲み場を争ってた連中)は進化しなかった。
月面のモノリスに関してはあくまでスイッチとしての機能のみだと思う。
ボーマンも最後の白い部屋でモノリスと対峙しているが、この際触れた・触れないは
ともかくとして「モノリスが干渉したのはボーマンのみ」であって人類全体ではない。
400万年前もボーマンのときも進化したのはモノリスの干渉相手のみで
「幼年期の終り」の全面突破(トータル・ブレイクスルー)みたいに一人が進化すると
それが人類全体に波及するという様なことはないと思う。
>>27 なるほど。
そうすると、映画内でのみ言及すると
一部の猿がモノリスに触ったシーンで、ワンカットだけ
モノリスの下からのアップで、上空に月があるシーンがあったよね。
という事は、触るととにかく電波出るという感じかな。
進化には直接関係せずに、あくまでキッカケに過ぎない。
方向を指し示すだけであって、進化はモノリスからインスピレーションを得た結果という事で。
あとは幸島のサルの理論で、一人がエサのイモを水で洗うという行為をすると周囲にもそれが流行する。
>>28 うーん。まあ、映画内では後に人類となるのがあのサルのグループの子孫のみなのか
他の触ってないサルも含むのかは明言されてないのでこの辺は解釈次第ということで。
ただ、進化してツァラトゥストラ流れた後の水飲み場の争いのシーンで片方のグループは骨を持って
武装していて、もう片方のグループは骨を持っていないのは「進化したものと出来なかったもの」
の対比を監督が意図したんじゃないかなあと思う。
漏れとしてはやはりモノリスに触れたグループの子孫のみがその後道具・武器を使って自然淘汰に勝利し
400万年かけてこの惑星の食物連鎖の頂点に立ったという解釈の方が好きでつ。
あと、「幸島のサルの理論」というのを今の今まで知りませんでした_| ̄|○
なんかググってみると結構有名な話のようで。
オカルトめいて聞こえるけどもし本当の話ならこれはまさに集合的無意識というか
>>27で書いた
幼年期の終りそのものって感じでなんか夢があっていいかもしれない。
確かアーサー・C・クラークは、家ではテレビを”NATIONAL GEOGRAPHIC CHANNEL”に合わせて
ズーッとつけっ放しだとか、テレビで観たインタビューで本人が言っていました。
恐らく、小説のネタ元として現実の動物の習性などが、ヒントになっている場合も少なくないと思うよ。
オレもマネしてしばらくナショナル・ジオ観てたけど、
ネイティブ・アメリカン、エスキモー、アボリジニ、モンゴロイドとDNAを頼りに流れを追っていき、
最後にはアフリカにいた300人ほどに辿り着き結局は皆この人たちの子孫だ云々…
なんて事をフツーに番組でやってたりして、本当に必要な情報源としてはこのチャンネル以外いらないかも、なんて思えてくる。
でも次の日には昼時に”笑っていいとも”なんて観ながらゲラゲラ笑ってる...orz
>400万年間この映画の評価が維持されそうなほど。
>400万年間この映画の評価が維持されそうなほど。
>400万年間この映画の評価が維持されそうなほど。
>小説のネタ元として現実の動物の習性などが、ヒントになっている場合も少なくないと思うよ。
具体例あげてみろよ?
>オカルトめいて聞こえるけどもし本当の話ならこれはまさに集合的無意識というか
>>27で書いた
幼年期の終りそのものって感じでなんか夢があっていいかもしれない
意味わかんね。サルに知性を与えたのが地球外生命体(?)だというのはどう考えてもオカルトだとおもうがね?
33 :
名無シネマ@上映中:04/09/05 03:07 ID:vBTJPFqs
たんに「百一匹目の猿(幸島のサルの理論)」について言ってるだけでは?
それならオカルトでも何でもないでしょ。
百匹目の猿現象
「百匹目の猿現象」とは、ライアル・ワトソンが「生命潮流」のなかで提唱した概念で、
「何か新しいことが起きたときに、その数が一定量まで達すると、同じことが時空を越えて伝播する」という文化・流行の原理です。
幸島でイモ洗いをする猿が増えて、ある数に達したとき(仮にそれを百匹目とする)、遠く離れた大分の高崎山などでも、
イモ洗いをする猿が現れたという現象に象徴されます。ルパート・シェルドレイクが唱えた独自の形態形成共鳴理論
「シェルドレイクの仮説」により説明され、船井幸雄の「百匹目の猿」のなかでも紹介され、話題になりました。
↑
オカルトでも何でもなそうです(アルティメットプゲラ
大体「百一匹目の猿」って何だよ?ワンちゃんか?(ウケル
36 :
名無シネマ@上映中:04/09/05 03:32 ID:vBTJPFqs
レス早っ!(w
34氏のいうオカルトってのはどの辺りまで指すのかな?
ユングの集合的無意識や共時性などもオカルト?
>>32 …と思うよ、なので想像の域を出ていないと言っているから”具体例”を聞くのは最初から無理がある。
例えば、葉きりアリの生態なんか実際に映像で見せながら
このアリは、ケツの針をコンパスのように使って葉を持ち運びやすいサイズに切り100mほどの行列を作って巣に運び込む。
その葉を使って巣の中でキノコを栽培して、使用済みの葉は森の中にある共同のゴミ捨て場にキチンと捨てる。
人類よりも以前から農業をしていて、リサイクルな生活を営んでいる。
などと解説付きでやってたりするし、
そんな番組を見て、昆虫が地球上の生命の70%を占めている現実を思うととても興味深い。
人間は神にすがる前に、もっと地球上の先輩がいるのだから謙虚にならざるをえないとも思うし、
実はわかってないのは人類だけで、他の種族は…なんて想像もしてしまう、少なくともオレは。
>最初から無理がある。
ねえよ
>少なくともオレは。
オマエはそうなんだろうな
>>36 ユングの「集合的無意識」とやらはオカルトだ。
ってゆーかデンパだ。
人間の感情・意識は進化により生きるのに都合の良いように発達してきた。
その感情や意識が人類共通のものであるのは不思議でもなんでもない。
共時性は具体例をあげてもらわなければコメント不可能だ。
>>39 たとえばピカソとブラック。
エジゾンとリュミエール兄弟。
>>40 ジョルジュ・ブラックとピカソの絵が似ているとは思わない。
>エジゾンとリュミエール兄弟
電球と写真の技術があれば同じようなことを考える人間がいても不思議ではない。
というかいないほうがおかしい。
>ジョルジュ・ブラックとピカソの絵が似ているとは思わない。
それは君の個人的な意見でしょ。
>電球と写真の技術があれば同じようなことを考える人間が
これに限らず、発明・発見は「同時期」に起こるという不思議さ。
同じような研究を同時期にしている人間は多くいると思うが
同じ発想から具体的な発明・発見までは近くはないと思うが。
>それは君の個人的な意見でしょ。
当然だが。
>同じ発想から具体的な発明・発見までは近くはないと思うが。
それは君の個人的な意見でしょ。
ベルの例もそうだがけっこうこのようなことがある。何故不思議がるのか逆に教えてほしい。
まーこんな映画ありがたがってるオカルトマニアに何言ってもムダなことは分かってるんだが・・・(w
>>それは君の個人的な意見でしょ。
>当然だが。
個人的な意見を聞いたんだった。すまん。
>ベルの例もそうだがけっこうこのようなことがある。何故不思議がるのか逆に教えてほしい。
俺は不思議だと思う。そう思わないのならこれ以上話してもムダ。
ところで俺は前スレの最後で君と同じような立場で
2001年信者を叩いていた者で、オカルトマニアではないよ。
あっそ。
>34
>同じことが時空を越えて伝播する
漏れはこれだけでも十分オカルトだと思うよ。
なんだかどっかで見た事ある香具師がいるな(w
なんかレスの返し方に既視感を覚えるぞ
最近見直したが、さすがにつらくなって来たな。
ちょっと特撮がチープだ。
そろそろ限界か?
でもすごいよね。
オカルトかSFかなんて論議は不毛だぞ。しょせんエンタメじゃないか。
作られたその時代で、インパクトがあればいいだろ?
パロディやオマージュなどの元ネタとしても十分だしね。
よくもやってくれましたね・・・。
随分と卑劣な手を使いますね・・・・。
当然このスレがどうなるかわかってますね・・・・。
>52
スレ違い?
何度も同じ手を使われたらいくらなんでもこっちだって気がつく。少々やりすぎたようだな。
しつけーよカス。ロミオとジュリエット効果を知っているかね?
56 :
名無シネマ@上映中:04/09/07 22:00 ID:UdF7IWF+
アーサー・C・クラークがまだ生きてるほうのが
SFだと思うがどうよ?
2010年はここではありの方向?
それとも論外?
先生!
ロミオとジュリエット効果って何ですか!?
最近、アイザック・アシモフの「アイ・ロボット」小説読み始めたんだが、スゲーおもろいよ。
HAL9000との論理的思考合戦のような話が満載。
ロボット三原則を前提とした上での思考形態VS.人間の理論
映画はどうか知らんが
原点ですね
デイ・アフター・トゥモロー観て、津波(高潮か?)から
しっかり走って逃げ切るヤンキーをみてめげていたら
予告編はサンダーバードとアイ'ロボットだった。
1:4:9の比率で鬱が酷くなった。
2001年〜ハリウッド映画じゃなくて良かったわい。
「こんなレスするからキモいって言われるんだよ(www」氏って
滅茶苦茶ナイスな名前だな。確かに彼のレスはキモさがにじみ出てる。
こいつは自分のことを冷静に見られる頭のいいやつだよ。
当然だウジ虫めが(w
「2001年宇宙の旅」とかけて「北の国から」と説く。
その心は…
黒板を巡っての物語でございます。
なんでこんなに荒れてるんだ
68 :
名無シネマ@上映中:04/09/10 17:00:14 ID:Ky2WfUSZ
今晩は皆なかよくBSで2001観ましょうね。
今日、テスト期間なのに2001年宇宙の旅のDVDを買ってしまいました。
どうしましょう?
よし、DVDをぺたぺた触るんだ
頭がよくなるかもよ
71 :
名無シネマ@上映中:04/09/10 19:23:11 ID:xrBB4GUY
映画の内容とは直接関係無いんだけど、「2001年」のパンフレット、
日本初公開の物よりもリバイバル版の方が断然良くなってる。
初公開時のパンフは形が横長で見難い上、紙面の使い方が下手(無駄にスペース
を取ってる様に見える)
リバイバル版は、普通の形(縦長)になっていて、内容もぐっと良くなってる
。
72 :
名無シネマ@上映中:04/09/10 20:01:46 ID:GTvU5ZO2
さあ、始まったぞ
74 :
名無シネマ@上映中:04/09/10 21:52:17 ID:dUsA1kwp
26 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
困っちゃうな あああん 2003/08/08
すごいという評判の映画ということで見てみたのですが、確かに「すごい!」と思いました。
何がすごいのかというと全くわけがわからないストーリーになっていることです。
黒い大型のかまぼこ板(映画の中ではモノリスと呼ばれている)がたびたび出てくるのですが、
いったい何のためにでてくるのか説明は全くありません。異星人のものということなので、
中にエイリアンが入っているようにも取れますが、ストーリーの最後までその様な場面は一切
出てきません。
見方を変えて見る必要があると聞き、隔されたメッセージみたいなものが見つからないかと、
Displayの色の調子を極端に変更したり、さかさまにしてみて見たのですが、わからなくなる
一方です。(このような見方ではだめだということだと思います)
一般人は全く理解不能なストーリー、内容です。星の数がどうとかにだまされたという感じ
がしました。特撮は製作年度の割りにすぐれていると思いましたが、それ以上は評価すべき
ところが見つかりません。
BGMは結構いいので、感動する方がいるのは理解できます。
正直、見て困ったなと思う映画でした。
>>74 モノリスの正体がわからないから「困った」というのには同意しかねますが
素晴らしく的を射た感想ですね。
何度観てもやっぱり判らんかった
最後の方のサイケな映像、統合失調症でしょ、あれ。
時代的にキューブリックはLSDでもやってたんじゃないかと思ったけどね。
失調症は分裂病の別名で幻視とは直接関係ない。
この映画はアシッドトリップで世界の真理を知った気に
なれた時代の映画だね。
79 :
名無シネマ@上映中:04/09/11 00:09:46 ID:Ijefb7uu
フロイド博士が宇宙ステーションでソヴィエト連邦の科学者たちと歓談するシーンで
後ろにヒルトンの文字が写っているじゃないですか。
ガラス張りの小部屋みたいになっているところ。そのガラス壁面に御馴染みのヒルトンのロゴがある。
あれはヒルトンホテルの受け付けロビーなの?
あと、ソ連の科学者がフロイド博士に詮索するも、上手くかわされたて、別れた後に
ロシア語で呟く(ぼやくといった方がいいかな)けど、何て言っているのだろう?
狸親父が。とか、千両役者め。かな。
実況スレの反応はいかがでしたか?
映画を見慣れた普通の人がこの映画だけ3回みて理解できそうでしたか?
81 :
名無シネマ@上映中:04/09/11 00:40:05 ID:8hI1VDCJ
えっと、船外作業時のポッドって静止してるように見えるシーンでも
常にディスカバリー号と同じ相対速度で自力で推進してるんだっけ?。
「HAL、ドアを開けろ」の辺りでも
自力というか慣性ですね。
こんなレスするからキモいって言われるんだよ(www
って名前を使うのははいい加減止めないか。
普通に名無しで書き込んでくれよ
死ぬほど感謝しろ。
86 :
名無シネマ@上映中:04/09/11 07:41:38 ID:8YrSkuJI
昨夜生まれて始めてこの映画観ました。
素直に面白かった。
「モノリス」(っていうんだ、あの板)は「人類の知的好奇心の象徴」のような気がしました。
「解明できないものを、ヒトは生まれてから死ぬまで必死に解明しようとするけど、結局、『謎』は永遠に『謎』のまま」
……そういう「人間の貪欲な頭脳」がこの「不可解な世界(宇宙)」に生まれた罪深さというか、業の深さというか、
そんなことを考えさせる映画だと思いました。
それにしても、キューブリックの映画はあの緊張感がタマランですね。ゾクゾクです。
モノリスは塗り壁の出来そこないです。ただそれだけだから。
88 :
名無シネマ@上映中:04/09/11 10:41:16 ID:Q5tI7Q6I
エンディングの「美しき〜」カットされてなかった?
>>88 DVDには、ノーカットで入ってたね
昨日の放送では確かにカットされていた
90 :
名無シネマ@上映中:04/09/11 14:27:07 ID:Q5tI7Q6I
来月のBShi放送分もカットされてるんだろうか?
91 :
名無シネマ@上映中:04/09/11 14:35:56 ID:8SAsOIAP
(・p・)もし手塚が2001年に参加してたら・・・・
むしろA.I.製作までキューブリックと手塚が生きていてお互いが共演し合ってたら
恐ろしい作品ができたかもなーw
92 :
名無シネマ@上映中:04/09/11 15:02:54 ID:8hI1VDCJ
まあカットといえば、冒頭とインターミッションの真っ暗な数十秒間も
いつもカットされてるし
93 :
名無シネマ@上映中:04/09/11 15:07:26 ID:9KN6YJeU
2001年のDVDはノートリミングじゃないような
気がします。映画館ではもっと横長でした。
>81
だから昨日の実況でも「ここでHALがメインエンジン推進してれば、
ボウマン置き去りにできて進入防げたろうに」って突っ込みがあった。
95 :
名無シネマ@上映中:04/09/11 15:56:07 ID:Q5tI7Q6I
HALは2人を殺した所でそのあとどうするつもりだったんだろう
96 :
名無シネマ@上映中:04/09/11 16:15:05 ID:5ZWnCQFZ
今日のNHKBS-1の2010年は見た方がいい?
>>96 補足版みたいな感じだから、理解できない部分がわかるようになるかも。
スケールは全然・・だけどね
>>80 実況しながらじゃ映画は集中して見れてませんよ。
ながら見でわからないって文句を言っても説得力はゼロです。
>>95 当然モノリス経由で創造者のところへ行く
つもりだったのです。
当然「スターチャイルド」になるためにね。
信じられない! 星がいっぱいだ!
>>100 初見でわからなかったのに今度は実況してたら余計わからない。
普通は気合入れて集中して見るもんでは?
それとも集中して数回見たのにわからなかったから実況に来たのだろうか。
この後に及んで統計的事実を無視し続けようとしている信者がいますね・・・。
私は寛大な人間なので普通のスレを荒らしたりはしません。
無茶苦茶な意見がまかりとうっていたり、自作自演バレバレのスレは潰しますが・・・。
スレ潰しなんて真っ当な人間のすることじゃないよ。
もっと他の事にエネルギー使いなよ。
それとも2chが生活の大半を占めているの?
私はまっとうな人間ではないので・・・(プゲラノドン
そうなんだ・・・不健全だね。それに不健康だ。
人生80年、意外と短いよ。
早速ですが質問です。
2010で、チャンどらはディスカバリ号からレイノフ号へ、なんで発進点火のタイミングで乗り移ったのですか?
点火後、速度が安定し、切り離しの前のほうが安全だったのでは?
109 :
名無シネマ@上映中:04/09/12 03:07:00 ID:G+9C16O7
俺昨日久々に2001観直して思った
「おいHAL!よくポッドのアームで生命維持装置のチューブ外せたな!」
チューブはずしたわけじゃないだろ。
ん?外れてたじゃん。つなごうともがいてそのままあぼーん でしょ?
HALにとっては遠くに放り投げた時点で目的達成。後はボーマンが船外に出たらハッチを閉鎖して引きこもる。
チューブは外れても外れなくてもOKだったのでは。
114 :
名無シネマ@上映中:04/09/12 03:49:34 ID:o7+mhVEH
HALが故障した原因は「2010」でHAL製作した博士が説明してた原因で、
本当によろしいのでしょうか?
なんか納得で菌。
116 :
名無シネマ@上映中:04/09/12 04:09:33 ID:UOS2lmse
初見の人、羨ましいし、出会えておめでとう。
親父の本棚に、βで録画した「2001」を見つけたのが厨房の時。
初めて観た人間にとってはこの映画こそがモノリスなんだよな。
>>112 あ。船内の冬眠中の人達のこととオモタ。すまんです。
ヨーロッパ以外はてめえらにくれてやるから
仲良く使うんだぞ >アメリカ&ロシア
120 :
名無シネマ@上映中:04/09/12 04:25:57 ID:NZE7GxtD
>>114 矛盾した入力で勝手に判断してしまう、明らかなプログラム上のバグだよな。
"Division by Zero"でエラーメッセージを出して操作者に判断を仰ぐこともなく、
何事もなかったかのように勝手に答えを出してしまうコンピュータなんて役に立たん。
121 :
名無シネマ@上映中:04/09/12 04:42:46 ID:KOKMPBk7
映画の2010年は、映画2001年の続編ではありません。
小説版2001年の続きの映画と思ってみるべし。
122 :
114:04/09/12 05:45:38 ID:o7+mhVEH
>>120 自分としてはモノリスか何かが不思議な力で、HALを誤作動させたんだろうなと、
思ってたのでちょっと納得できませんでした・・・
映画の2010年は二匹目のドジョウと思って見るべし
>>123 同意。
大気ブレーキ突入のとき、シャイダーに寄り添ったロシア女が、小野なんとかいう女優に似ていることといい、
冒頭のイルカといい、2010年はさよならジュピターをかなり意識しているよな。
あはw
2001の中ではHALはバグというよりは人間で言うところの
おかしくなった状態ということの方がぴったりする。
自分の失敗を隠滅しようとしたりしてるのが人間っぽい。
127 :
名無シネマ@上映中:04/09/12 15:52:44 ID:SNDTFKdn
HALはおかしくはなっていないぞ。
ミッション遂行のために正し事をしているじゃないか。
おかしいのは人間。
そこが分からんとこんがらがるぞ。
>>127 自分はミスはしないと言っていながら実際は故障個所はなかったんだから
HALはミスをしている。
人間のどこがおかしいの?
彼らを試したんだろ?
>>129 どんな理由で試さなきゃならないの?
人間社会では意味もなく試されると能力や人格を疑われているようで不快になる。
しかも冬眠中の乗員は試される前に殺されてます。
人間はみな同じという発想ならHALはやはりおかしい。
「『矛盾した命令』による異常」の結果が
「人間への反乱(人間より自己保身を優先した行動?)」なのは漏れもちょっと納得行かないかも
>>130 ミッションに対する適正だよ。
ボーマンのみが合格。
>>132 それだと冬眠中の人はどうなるのという問いに答えてません。
テストしてないじゃん。
134 :
名無シネマ@上映中:04/09/12 17:28:00 ID:5fOZdlW2
HALが故障?ストーリー展開からしてそれはありえない。
HALは搭乗員を皆殺しにて、自分独りで木星に行って「何もなかった」と報告したかったでしょう。
人類を木星のモノリスと接触させたら、自分の存在価値が決定的にヤバクなることを知っていた。
>>134 人類は月面でモノリスと既に接触してます。
これはHALも知っていたはず。
だから木製探査だけを妨害しても無意味なことは賢明なHALには理解できるはず。
136 :
名無シネマ@上映中:04/09/12 17:37:23 ID:MHZuFb3N
>>135 月のモノリスは単なる電波発信機で人類進化装置ではない。
木星に行けるほどの宇宙航海能力(宇宙影響力)を持った生命体のみ、
ステップアップ又は監視の対象となるというスキームだったんだと思う。
>>135 それは2001では出てきませんよね?
2010や小説も考慮するならそちらとの矛盾も考え直す必要があります。
また今回のミッションで乗員が死亡していたとしたら
不信感から第二回の木製探査が行われる可能性は高く
これもまた賢明なHALには予想の範囲内でしょう。
HALが賢明である以上は妨害の意味はなく
賢明でないならばおかしくなっている可能性の方が高い。
おかしい原因がバグということはありえる。
138 :
名無シネマ@上映中:04/09/12 17:49:54 ID:MHZuFb3N
>>137 HALは1号機だろうと2号機だろうと人類が木星へ行こうとするたびに乗務員を皆殺しにする。
HALにはこれしか選択肢はない。木星モノリスと接触したボーマンの変身が全てを語っている。
HALは故障してない。
弁証法が成り立たなくなって
この映画が成り立たなくなる
>>138 だからそれでは解決にならないというのはHALには簡単に理解できるので
HALにとっては無駄な行動に過ぎない。
無駄な足掻きというのは生命の生き延びようとする心理としてはおかしくないが
行動としてはおかしい。
結果的に無駄な行動でない場合はその前の無駄という判断が間違いなので除く。
141 :
名無シネマ@上映中:04/09/12 18:08:33 ID:MHZuFb3N
HALにとって乗務員殺害が無意味かどうかは、その後の人類進化計画の展開(モノリスの関与)を見ないと分からない。
モノリスの科学力からすれば、HALは自分なんか「骨」程度であると分析したんじゃないかな。よって絶対阻止あるのみとなった。
>>141 そんな不確定な状態で危険を冒すなら大前提のHALの性能自体が疑われる。
スターチャイルドへの進化はHALの予想範囲内ではなかったはず。
なぜなら人類がどう進化するかは現状のデータでは予想できないから。
その後人類とうまく付き合う方法も模索はできる。
もともと自分の存在が危うくなるからという理由が
人間的過ぎてHALにあっていないというのもある。
OSがフリーズしたんだろ。
よくある事さ プッ
144 :
名無シネマ@上映中:04/09/12 18:20:20 ID:MHZuFb3N
モノリス創造者と同じレベルにまで行くという分析はしたと思うが。
そしてモノリス創造者は別次元のものという分析までしていた可能はあるよね。
>>144 なぜ人間から一足飛びにモノリス創造者まで?
その間の段階はないとする理由がない。
また人間がそこまで進化するならHALを新たなステップに導く可能性もある。
切り捨てるとは限らない。
人間は道具を進歩させてきた。
146 :
名無シネマ@上映中:04/09/12 18:31:38 ID:sNZSaFnc
なんで進化したの?
あの赤ちゃんは進化した姿なの?
進化する必然性はあるの?
さっぱりわからんよ。
147 :
名無シネマ@上映中:04/09/12 18:44:18 ID:MHZuFb3N
>>145 人間がモノリス創造者と同じレベルになるのは何百万年も先かもしれんが、
永遠の生命を持ち、それを望むHALにとっては時間の長さは意味はない。突破口の有無のみが問題。
モノリス創造者がHAL型コンピュータと付き合うと考える根拠もまたない。
>>147 だから両方根拠が無いならHALが博打に出るというのはおかしいんだって。
HALが行動に出るとしたなら妨害が有効であると確固たる自信が必要です。
HALが優れたコンピュータである以上これは必然。
あまりにも人間的な不確かな予想で行動すると考えすぎ。
149 :
名無シネマ@上映中:04/09/12 18:51:00 ID:MHZuFb3N
>>146 それがこの映画の最大の謎。
モノリス創造者は自分たちの使命を、滅びそうな種の保護監督官と認識していたのかも。
150 :
名無シネマ@上映中:04/09/12 19:06:40 ID:MHZuFb3N
>>148 でも、HALの自意識回路が切断された時に、突然始まる司令官の解説のなかに
「この計画の真の目的はHALだけに知らされていた」という思わせぶりなセリフがあったり、
HALエピソードの時間配分の長さに深い意味合いがあるのじゃないかと考えてしまうんですよ。
違うかもしれないけどね。
>>15 の滋賀会館の上映に行ってきたよ。
上映トラブルで最後の10分くらい音が出なかったけど、
大スクリーンで見る2001年は最高だったよ。
やっぱり2001年はスクリーンで見るに限るね。
キューブリックはアシモフのロボット工学3原則を考慮した上で、HAL9000を登場させたのかな?
だとしたら、人間の生命に対する危機は回避せよ、という項をHALは破っている。
人間からみると、これは故障していると見えるが、もっと時間を置いて分析するとしっかりとした理由があるのかも。
アシモフの小説にもロボットを製作していく過程で出てくるそういった問題を解析していくという短編がけっこうあるしね。
153 :
名無シネマ@上映中:04/09/13 07:22:35 ID:FdR0QXRj
>>143 映画が出来たときにはMSは影も形もなかったんだよ。プッ。
>153
プッ
155 :
名無シネマ@上映中:04/09/13 09:27:35 ID:iUIlPMtg
一度皆さん、本を読みましょう。大体の謎が解けます。
156 :
名無シネマ@上映中:04/09/13 09:31:36 ID:Waj5K0Yq
この前BSの鮮明画像で改めて観たが
映像スゴすぎるぞ。特に最後の白い部屋。
あそこだけで神決定。
157 :
名無シネマ@上映中:04/09/13 09:35:44 ID:iUIlPMtg
>156
映画館で観ると本当に凄いの一言。また、上映しないかなん。
あんまり色々考えないで綺麗な映像を見る為だけにこの映画見るのも楽しそうだ。
劇場で見れた人が羨ましい限り。次やる事があったら教えてくださいな。
159 :
名無シネマ@上映中:04/09/13 12:31:44 ID:RowM/54k
HALの擬人化甚だしいな。却下。
宇宙用ヘルメット無しでも短時間なら耐えられるもんなの?
>161
そんなモン知りたきゃ自分で試せや。
ヘルメット外して部屋のエアロック開けてみりゃすぐわかるだろ?
怖かったら命綱しとけば大丈夫だ。
>>157 映画館で見ると、本当にすごいね。
鳥肌立つよ。
テレビでしか見たこと無い人は、ぜひ映画館で見てくださいね。
俺映画館で見たけどべつに凄いと思わなかったが・・・。
モノリス=映画
ボウマン=観客
HAL=?
とかちょっとメタな観方って成立せんかね。
オレンジと2001は映画ってメディアを滅茶苦茶意識してると思うんだけど
俺は昔いちどリバイバル上映逃してから、ずっとビデオ、DVDで観てきて
やっと数年前のリバイバルで観たときは本当に感動したよ。
まだDVDがリマスタ前の頃だったせいか、宇宙ステーションの赤いチェアとか
「うわ、何だこの色!」て感じであまりの印象の違いに驚いた。
本当に一度は劇場で観るべき映画だと思います。
キューちゃん赤の使い方最高なんだよな
でもDVDだと赤膨らむんだよな
>>155 謎なんかない。
キューブリックは解説本がいるようなマヌケな映画は作らん。
分からないのはオマイがアホだから。消えろ。
今日ビデオにとっておいたやつをみたよ。
ラストの木星に到着したあたりからわけがわからなくなった。
宇宙船のハルは壊れてなかったんじゃないかな。交換した部品をチェックしてた
あの船員がミスを発見できなかったとか。あと、地球のハルと予想が違っていた
のは、地球のハルに情報を入力した人間が間違っていたとか。
それで結局人間がミスったのに、ハルの回線を落とそうとしたから怒ったんじゃないの?
木星の大気はあんな感じの蛍光の遠近感を感じさせるものなんだろうか。
あと、どうして月の黒い板をみただけで、地球外生命体って思うの?
HALって怒るのか?
怒ったら正しい判断なんてできないぞ。
>>169 あれは異星人が月面に置いたセンサー(警備会社の防犯装置のようなもの)
あれに地球人が触れると、地球人は月に到達出来るほどの科学力を持つほどになった、
ということを知らせる
そしたら乗組員を木星までご招待、という流れのつもりらしい
部屋が地球のロココ調的なのは、たとえて言うならヨーロッパの一流ホテルが
日本人客を迎える場合、和室に和食でもてなすようなイメージ
>>169 モノリスが木星を向いていたって事からも、ハルに何らかの影響を
およぼした。過去に、それが進化の過程に関わってる事からも、
人口知能を持つ機械に進化、感情を与えた、と。
冒頭と同じで、生存競争に勝った種のみが生き残るっていうダーウイン主義みたいな
もんじゃないかと解釈したんだけど。
結局最後に生き残った香具師が、新たに進化したっつーことで。
173 :
169:04/09/13 20:41:00 ID:fisDQDL1
>>170 劇中で宇宙飛行士が「感情をもってるように感じることがある」というようなことを
行ってたような気がしたので、怒るというか身の危険を感じるんじゃないかな。
>>171 なるほど。木星に住んでる(のか?)異星人はどうして地球人を進化させたんだろう。
というか、偵察用の黒板を地球に送り込んだら、猿が勝手に進化しちゃったのかな。
あと、木星にいったときに食事してガラス瓶割っちゃったじいさんってなんなんだろう。
>>172 ハルに感情を芽生えさせたのは木星ということか。
あの映画は進化をテーマにしてたというわけね。
俺スターウォーズが好きなんだけど、宇宙船の発着するシーンとかやっぱり影響
受けてるんだよね?あとななめに遠ざかっていったりまたその逆のやつとかも。
この映画によるその後の影響って、あったんだろうなぁと思いながら感心しながら
見たよ。でも途中眠くなったけど。
あの円盤状の空間でランニングしてるシーンは自分的に新しかった。
以上。
174 :
名無シネマ@上映中:04/09/13 20:44:20 ID:Keq3WTn5
漏れランニング大嫌いだけど、ディスカバリー号の中では走りたい。
175 :
名無シネマ@上映中:04/09/13 20:51:32 ID:3YfYploZ
最初に観たとき意味不明だったけど原作(前哨と2001ね)読んだら分かった。
>>173 つーか映像としてのSFは、完全に2001年以前と以降に分かれる。
たとえば、2001以前の宇宙船内がタコメーターからコンピュータのモニタに進化。
スターウォーズはビジュアル的には完全に2001の影響下。
俺はスターウォーズ嫌いだけど。
177 :
名無シネマ@上映中:04/09/13 21:34:01 ID:Dip7mThj
「キューブリックの主張=クラークの主張」
だとは言い切れないんじゃないの?
178 :
名無シネマ@上映中:04/09/13 21:43:09 ID:pGQAfbjG
あの線だけのAE35ユニットのぐるぐる回るコンピューターグラフィックは手書きトレースアニメだったとは・・・
>>178 その後の、ペンでタッチすると配線図がピッと出てスゥッと消える映像なんて
あの時代に作ったとは思えないくらいカチョエエと思う。
スゲェ手間だったと思う
いい仕事してるよな
>>161 クラークがそれをテーマにして書いた短編があるよ。
題名はちょいと忘れたが、滞空(真空)時間記録保持者
の話・・・
183 :
名無シネマ@上映中:04/09/14 01:26:50 ID:epDAe+ik
2001年はアナログ特撮の最高峰なんだな。
>157
2001年においては、
映画館で『観る』というより
『体験する』というか『体感する』というカンジかなぁ。
オープニングの「〜チャラーンダンドンダンドン…」大音量だけで
打ちのめされますwww
ロンハワードとトランブルはいい仕事するねぇ
186 :
:04/09/14 04:27:22 ID:Xo6AXdyO
>>183 最高峰であると同時にアナログ特撮の限界でもあるな。
「大将! もう限界っす!」という特撮スタッフの悲鳴
が画面のあちこちから聞こえるような気がします。
実際、ディスカバリが宇宙を移動するだけの映像でも、
凄まじい手間と時間かけて撮影してるしね。
当時どころか今でも「こんな作業やってられねっすよ、旦那!」
って感じでしょ。
>>175 映画を見て分からなかった時点であきらめろ。
本と映画は別物だ。
オマイの脳内で分かったと勘違いしているだけだ。
アーサー・C・クラークは、映画は自分の脚本とは認めていないという発言をしているよね。
ようは、’68年にその時代の最先端に居た人たちに発注かけてキューちゃんが料理したという感じ。
「2001年にあるコンピュータの進化形態を御社の想像し得る限りの範囲において、制作して下さい」
ということをひたすら企業に依頼して回ったとか。
電話はベル研究所(現在のAT&T)
環状宇宙ステーションはヒルトン(ヒルトンは実際に月にホテル建てる計画所を作成している)
コンピュータはIBM
その他色々…
そうすると、当然脚本執筆依頼はアーサー・C・クラークと。
だからあの映画内の未来が今と違ってもキューブリック的にはちっとも痛くないわけで、
むしろIBMその他の大企業が…
190 :
名無シネマ@上映中:04/09/14 12:24:22 ID:JES/FV2V
冒頭のサルの派閥争いで優秀な(勇気のある)サルが物栗鼠に触って進化したのと
春と船長の争いもまったく一緒なんですよね?争いが発生すること事態は必然で
勝った方が優秀=進化できるって解釈してたのですが安易すぎますか?
作者の意図としては人工知能のHALLは冒頭のサルと同じように人間の亜種、もしくは
それ以上に人間に近い関係でまったく互角のライバルってことをいいたいのだと勝手に
思ってます、サルAとそれと殆ど変わらないサルBが争ってて勝った方が物栗鼠に触って
進化したように、船長はサルAで物栗鼠はサルBで
なにかで読んだけどキューブリックは人類は将来的に生身の肉体をすてて人王物のなかに
IAIして生きていってもべつにいいじゃねーの?みたいな考えのひとだったと聴いたことが
あるし、ようするにHALLも生きてるんだぞ、って言いたかったんだと思う
191 :
名無シネマ@上映中:04/09/14 12:25:45 ID:JES/FV2V
×人王物のなかにIAIして生き
○人工物のなかにAIして生き
193 :
名無シネマ@上映中:04/09/14 13:30:29 ID:kvbUTts2
厨房が好む映画のリスト。
あなたの厨房度を自覚しましょう!
ショーシャンクの空に スタンドバイミー カリオストロの城 天空の城ラピュタ
華氏911 ボーリングフォーコロンバイン CUBE ファイトクラブ
シックスセンス ブレードランナー メメント
タクシードライバー 2001年宇宙の旅 時計仕掛けのオレンジ
シンドラーのリスト ベニスに死す 地獄に堕ちた勇者ども (フェリーニの)道
気狂いピエロ 勝手にしやがれ アニーホール モダンタイムス
スティング 明日に向かって撃て 風と共に去りぬ カッコーの巣の上で
サウンドオブミュージック 素晴らしき哉、人生 アパートの鍵貸します
(野村芳の)砂の器 雨月物語 ソナチネ キッズリターン
攻殻機動隊 アキラ
194 :
名無シネマ@上映中:04/09/14 13:57:52 ID:METkmQts
否厨房映画
ソドムの市 ファイナルファンタジー エイリアン3
スピード2 ポストマン
>193
洋画は殆どマイフェイバリットだがファイトクラブとシックスセンスはカスだな。
この2つは厨房映画ぢゃねーよ。それから一監督一作品に絞ってほしい。(何要求してんだかw)
邦画はこれじゃまったくだめだ。わかってない。ツーか単なるオコチャマ。小津とか黒澤ぢゃねーと。
ヤッターボクチン立派な厨房だー
相手すんなよ
厨房がカコイイと粋がる映画の事じゃないのか
>>193 だったら、ゴッドファーザーを忘れとるぞ
スレ違いウザい
このスレの住人の知的レベルと性格の悪さがよくわかりますね。
201 :
名無シネマ@上映中:04/09/14 17:54:21 ID:FUWiz9I4
>>193から俺の好きな映画を抜粋してみる
ショーシャンクの空に 天空の城ラピュタ ブレードランナー タクシードライバー 2001年宇宙の旅 時計仕掛けのオレンジ
シンドラーのリスト ベニスに死す 地獄に堕ちた勇者ども (フェリーニの)道
気狂いピエロ 勝手にしやがれ モダンタイムス 明日に向かって撃て 風と共に去りぬ カッコーの巣の上で
アパートの鍵貸します
(野村芳の)砂の器 雨月物語
おお、立派な廚だなorz
202 :
名無シネマ@上映中:04/09/14 17:56:38 ID:9JITBnWH
つーかコピペに釣られてる時点で厨。
203 :
190:04/09/14 19:59:31 ID:UuuHkJSG
大漁だったなwwww
タルコフスキー、ベルイマン、アンゲロプロスは覚えておくといいぞw
HALに「自我」とか「意識」はあったのかな?
2010年でモノリスからお声かかってるくらいだからあるんだよね?
207 :
名無シネマ@上映中:04/09/15 05:59:12 ID:q3/rUHIT
2010年は別の映画。
人間の脳もコンピュータも同じでしょ?
複雑さが違うだけで。
ハァ?
>>206 それを考えるのも一つの楽しみかと。
消されるのが「怖い」と言ったのが、
自我によるものなのかそれともプログラムに拠るものなのか。
>>208 複雑さもそうだけどソフトが違うよ。
部分だけピックアップすれば似てるけど・・・・・はたして複雑になれば勝手に意識が宿るのか?
それとも意識を構成するプログラムがあるのか?
>>210 たしか2061年宇宙の旅でボーマンと同じモノになってたよね。
自我とは他者による感情移入に過ぎません。
ある循環装置があります。装置内部は外から見えません。
外から想像する事はできます。これが感情です。
虫に感情があると思えばあります。人も猿も猫も一緒です。
脳の中を走る無数の電流をどう解釈するかが問題であり
コンピューターと人に論理的差異はございません。
それは「現象」を機械的に観察しただけなのでは?(うまく表現できないが)
たとえば異常気象の原因を、気圧の配置や海流などで説明するのと似たようなもの。
>自我とは他者による「感情」移入に過ぎません。
と書きながら
>虫に「感情」があると思えばあります。
と書いている。
おかしいよ。
コンピュータと脳が同じというのはアリかもしれないが
ショウペンハウエルとかの命についての主張はどう見てるの?
命のない知性はどうなる?
攻殻なんかでは、
脳→電脳
体→擬体
魂、意識、自我、人格→ゴースト
ゴーストだけはただ呼び方が違うだけで、基本的にはAIなどには無く、
人の脳内にのみ宿るという設定だよね。
脳の組織から来る「個としての意識」と生命や知性の根本は別
こんな感じだといくら精密に作っても人間とは同じにならないからね。
>>212 それはチューリングテストと同じ話だね。
意識があるかどうかなんて本人にしか判んないんだから観察して意識が有る様に見えればそれでよしと。
でも、他者に証明はできないけど自分には意識が有る(と思う)ので、やはり意識を生み出す何らかの仕組み、仕掛けが有ると僕は思いたいな。
それは外界からの刺激に対するフィードバックなんかじゃなく、明らかに自己認識する何か。
意識は絶対にコンピュータソフトみたいなif文の集合じゃない・・・と思う。
なんだろね?
218 :
名無シネマ@上映中:04/09/18 04:06:47 ID:2/JXEy5R
この映画はHALとスターチャイルドを対照的に描いて「魂の進化」を浮き彫りにしている。
将来、攻殻の素子のようにHAL化して永遠の意識を保存できる技術を人類は手に入れるだろうけど、
所詮それは3次元固定であり、魂の発生地(高次元)への帰還には役立たない。
魂の進化の可能性が分からないうちに機械と一体化するのは危険だと言っている。
この映画の”木星と無限の彼方”のパートが始まるといつも思うこと。
機械や道具に頼っていたり、誰かと互いに助け合いながら人間は生きているが、
本物に触れたかったり、真実を知りたいのならば、
他人の責任ではなく、人のせいにするでもなく、
何だかんだいっても最後は自分が行かなきゃ何も始まらない。
>>219 そうそう、そして個人でしか体験できない本物や真実はすべて主観でしかありえない。
だったらいちいち宇宙に行かなくても瞑想するなりアイソレーションタンクに入るなり、クスリで飛ぶなりしてたほうが時間の節約になりますよ(w
221 :
名無シネマ@上映中:04/09/18 04:45:53 ID:2/JXEy5R
猿は骨を捨た。宇宙船の船長は機械を壊した。そしてスターチャイルドが最後に持っていたもの、それは「地球」。
スターチャイルドもいつかは進化して、地球を捨てて「別の所」へ行くんでしょうね。
おそらく、それはモノリス創造者の領域。
>>174 ディスカバリー号でランニングする時の方向と速度によっては遠心力が無くなっ
て見かけの重力が無くなる?
223 :
174:04/09/18 14:02:11 ID:2/JXEy5R
>>222 宇宙飛行士は慣性で床に押し付けられ、結果的に重力を得ている。
重力を打ち消すためには重力に逆らわず重力の中心に向かって落下するしかない。
でもディスカバリー号では床で遮られているので、その方向には全く進めません。
よって、水平方向にどう走っても、重力は軽減されない。
空中にジャンプしながら、スラスタ使って床の回転から貰った運度エネルギーを消してやれば。
60年代って、思想や知識や人間性が
機械や社会のシステムを覆せるって本当に考えられてたんだろうな。
人間は機械こえれまっせ、っていう弁証法スタイルの映画だろ?
実際の西暦2001年に公開目論んでいたA・Iじゃ
「機械の方が進化して人間を発掘」してたんだもんな。笑える。
ほんと皮肉な監督だな。大好きだ。
>>225 >人間は機械こえれまっせ、っていう弁証法スタイルの映画だろ?
違うと思います。
>>223 回転する床の線速度を打ち消す速度で走ったら?
>>223 わかんないな〜
回転方向と逆に走ればその分慣性力は減るわけだし
(つまり体重が減っていく)
そしてある時点まで加速したらそこでぴょんと跳びあがれば
無重力状態を漂うプール博士のまわりを超巨大ねずみ車が派手にまわっているという
絵になるんですが
別に中心あたりだったら重力余りかかってないような。
普通にジャンプしても同じじゃないのか?
230 :
223:04/09/18 23:12:05 ID:2/JXEy5R
>>228 その通りでした。
「ガンダム オフィシャルズ」という本で調べたら慣性を守るため
スペースコロニーでは時速50km制限されてました。スマソ
232 :
名無シネマ@上映中:04/09/18 23:58:42 ID:L3zZYQGb
2001年より2010年が古臭いのはどーして?
>>232 2001のほうがテクノロジーの進歩に期待をかけまくっていたからだと思う
2010はけっこうさめてる感じがしたし
木星探査を有人で行なう日がいつかくるんだろうけど
どっちかっつーとメカ類はレオーノフよりになるんだろな
>>232 原作小説にも原因がありそうだな。
スターチャイルドがボーマンであった時代の自分や元恋人
そして母親などに介入する事により、2001年では無視され
ていた人間ドラマみたいなものが生まれてしまったこと。
また核衛星を始末するという行為が、これまた2001年では
不明確であった、人類にとって彼が善悪いずれの存在なの
かという点を、はっきりと色分けしてしまったこと。
キューブリックが意図的に排除したと思われるこれらの要素
を明確に表現した小説2010年と、比較的原作に忠実な映画版
では、普通のドラマ性中心の映画に近づいてしまったと・・・
結果、近未来に抱く不明確でクールで非人間的なイメージが
何か今とあんまり変んねえな!
と感じられてしまう、なんてことじゃないかね?
>>234 だって監督があれだし・・・・なんで2001年の続編に彼を使ったんだ!?
信じられん。
>近未来に抱く不明確でクールで非人間的なイメージが
2010にそれはなかったと思うが
ヤンキースタジアムかどこかのホットドッグが最高なんだとかしゃべる場面がヤンキーまるだしで妙に印象的であった
237 :
名無シネマ@上映中:04/09/20 00:07:21 ID:10af7uMb
デ〜イジィ〜
>>236 >近未来に抱く不明確でクールで非人間的なイメージが
言葉足らずだったな。
普通に、未来乃至は近未来に対して抱くステレオタイプの
イメージってのが
「不確かでクールかつ非人間的」かなと思った訳で・・・
単に2001年では意図的に切捨てられた「地球の描写」が
多過ぎ、かつ描写そのものが今と全然変らないというあ
たりも、古臭さを感じる大きな理由かな。
ホットドッグに付ける芥子の色が黄色か茶色かとか
妙に生活感漂う台詞もあったし。
>「地球の描写」が多過ぎ
それは思ったな
木星空域からいきなりボーマンのカミサンの家に場面転換するとこはどっちらけたし
後半のハルと博士との問答が死ぬほど良いだけにあそこは今でも解せん
監督作品
■『破壊!』(1974)
■『カプリコン・1』(1977)
■『ハノーバー・ストリート』(1979)
■『アウトランド』(1980)
■『密殺集団』(1983)
■『2010年』(1984)
■『シカゴコネクション 夢みて走れ』(1986)
■『プレシディオの男たち』(1988)
■『カナディアン・エクスプレス』(1990)
■『カウチポテト・アドベンチャー』(1992)
■『タイムコップ』(1994)
■『サドン・デス』(1995)
■『レリック』(1996)
■『エンド・オブ・デイズ』(1999)
■『ヤング・ブラッド』(2001)
■『サウンド・オブ・サンダー』(2004)
こんなB級映画の監督になんで2001年の続編とらせるんだ?
いや、B級から抜け出すチャンスを無くしたと考えるべきかな?
カプリとアウトは悪くなかった
SFでの実績が買われたのではないかと
クラークもカプには感心してたというが
まあ、たしかにカプとアウトはよかった。
そう考えると2010以前は五分五分の監督。
2010でB級決定。
243 :
名無シネマ@上映中:04/09/20 20:27:24 ID:xJ/46Epw
人間の祖先は現代人と較べて決して知性が劣ってはいなかったと思う。
なかなかどうしてワンちゃんだって猫ちゃんだって気高いところがあるよ。
人間の祖先の描き方を見た限りではそれほどの芸術品ではないね。
244 :
名無シネマ@上映中:04/09/20 20:34:41 ID:N0x53Phj
>>234 クラークの小説版「2001年」は、原作ではないよ。
「2001年」の原作があるとすれば、クラークが50年代に発表した
短編「前哨」がそれに当たるが、月世界で宇宙人の遺跡を発見するという
アイデアが使われただけで、「2001年」とはストーリー的にはまったくの別モノ。
キューブリックは「前哨」をもとに、クラークとともに別のストーリーを立て、
それをベースにして映画をキューブリックが、小説をクラークが
別々に創作した。
つまり「2001年」に関する限り、映画と小説は同時進行であり、
映画のほうが先に発表されたので、形式としてはクラークのそれはノベライズに近い。
>244
完全に外しています。残念!!
246 :
名無シネマ@上映中:04/09/20 20:50:41 ID:N0x53Phj
外れてるって、どこが?
247 :
名無シネマ@上映中:04/09/20 21:02:09 ID:ZzzuLQsQ
>>244 よく読んでくれ。
2001年と比較して2010年が古めかしく見えるのは何故かと言う理由
付けのひとつとして
2010年では原作小説(名実共にクラーク原作)そのものにも地球上
の描写が頻繁に登場するので、映画もそれを踏襲した・・・
という事を言っているんだが・・・
小説2001年が厳密な意味で映画原作ではあり得ないという点に
ついては俺も以前からほぼ同意見だし別スレで袋叩きにあった
事があるなあw
だがあれはノベライズとは言い難いよ。
因みに2001年では、映画小説共に「冒頭の人類の夜明け」を除
いて一切地球上の場面は描写されていない。
(TV電話とビデオ(?)映像はは除外するものとして)
監督の力量とは別に、映画2001年が古びない理由のひとつはこ
こもあるのではないかと思う。
>>248 あのー小説のシャトルでGOのくだりは地球なのですが
>>249 そ、そうだったか(汗
小説版長いこと読み返してないんで
忘れちまってたな。
251 :
245:04/09/20 23:16:14 ID:siE7aeAm
>246
>247
>234は2010の話をしてるのだが... 斬り!!
252 :
名無シネマ@上映中:04/09/21 03:18:51 ID:3o+QdTLI
今日DVDで見ましたけど正直よくわからなかった。
HALがボケて消去されるのがいやで一人宇宙に放り出し船長がHALを消去したあとがよくわかりません?
5分ぐらいよくわからない映像が流れて白い部屋に移動して老人がでてきて黒い石があって最後はでかい赤ちゃんと地球
コンピューターとの戦いがメインじゃないの?黒い石は一体・・・?なぞばかりです
>>252 アーサー・C・クラークの小説版を読んでみて。疑問はすべて解けます。
ここは永遠にループするスレか
股がどうかしましたか
「2001年」は地球の描写を注意深く避けた。
それが不満な奴がいたら「時計仕掛けのオレンジ」を見れば済むだけの事だ。
>>258 2001年は無問題。
2010年が地球に構い過ぎるのが困ったさんなのだよ。
2010年の代わりには何を見りゃいい?
2001年なんて言うなよな。
>>259 >2010年の代わりには何を見りゃいい?
ギャラクシークエスト。
261 :
↑:04/09/21 22:42:17 ID:+4eCV3T1
う〜ん・・・
やっぱりフレッシュゴードンにしとこ
部屋で2001年宇宙の旅を見てるのが一番落ち着く
この世の中で唯一、自分が自分であること、生きていけることを感じられる時間
引きこもりと言われればそれまでだけど
でも確かに僕はモノリスに触れたんだよ
ゆんゆんな電波を感じてきました
>>262 引きこもってもいいけど家族に暴力ふるったり
幼女とこっそり暮らしてはいけないぞ
でも落ち着くよねこの映画
仕事でテンパッてるとき家で見るよよく
2001は「宇宙の旅」だろ。
地球のことなんか描く必要は何もない。
キューブリックはSFを作りたかったのさ。
たさ、それだけ。
ストーリに意味なんかない。
小説の旧草稿にはいろいろあった
結局2001が飽きられないのは
「わからない部分」が「完全にわからないまま」だからだろうな。
2010みたいに別に知りたくないディテールや経緯言われると萎える。
2010はモロに80sハリウッドSFだあね。
あれはあれで好きなんだけど。
>>266 そして映像美が時代を超えて(まぁ人物の服や髪型などはあるが)
いるのが大きいと思われ
269 :
名無シネマ@上映中:04/09/24 09:12:31 ID:/REYLXHi
>>264 >ストーリに意味なんかない。
んなあこたあないんじゃないの?
わかんないといわれるところにも諸説あるわけだし、そのどれかだろう。
ですかばれー号のあの水車のなかでは
いわゆる人工重力は発生して立ってはいられても
走るとなるとコリオリ力がかかって
まっすぐに走れるかどうかもあやしい
回転を打ち消す方向に走った場合
上半身がなぜか前方ななめ下にひっぱられる感じになって
つまりつんのめる感じになって
妙な走りになるとおもうんだが
力学に詳しいヒトだれか計算コケ
ええと、正確にいうと
足の部位だと真下に重力がかかるのに
上半身にたいしては斜め前下にむかって重力がかかる感じになるので
走るときには
後ろに体をそらした感じにしないと
ころんでしまう
どうだろ
>上半身がなぜか前方ななめ下にひっぱられる感じになって
コリオリは水車の軸より床にものを落とす/投げ上げるときに発生するものであるから
走ってても関係ないのか
な
>273
コリオリの力は遠心力と比べると小さいからあの宇宙ステーションの程度では感じないと思うけど、
まっすぐに(軸に向かって)飛び上がっても多少は回転の方向にずれて着地するような力だから、
向きによって走りやすい方向と走りにくい方向があるとは思うね。
ちゃんと計算するのマンドクサイ。誰かやって。
やろうと思えば計算できるんだ。すごいねキミ。
>>274 あのー270はディスカバリー号の話をしてるんだが
ランニングでは上下への移動と呼べないからコリオリは作用しないとおもう
278 :
274:04/09/25 06:46:51 ID:+F/fBLjR
>276
そうか、ディスカバリー号の水車。何のことかわからないや。
2001年の映画のランニングの話だったら274のようなことです。はい。
回転するものに乗っていて内周⇒外周(或いは逆)の動きをすれば
コリオリの力は発生するですね。
物理板にいけば計算してくれる人がいるかも。
>ディスカバリー号の水車。何のことかわからないや
メリーゴーランドっていわないと今日日のわかいもんには分からんのだろうか
で、あの船内でキャッチボールするとなると
玉が手前にすとんとおっこちたり、投げ返すと今度はあいての頭の上をぶんといってしまったりする
きんたま
と重力
283 :
名無シネマ@上映中:04/09/30 00:45:42 ID:02azZMhN
\ (゚∀゚) どんでん どんでん
(( | y | \彡 どんでん どんでん
⊂⊃ ⊂⊃
乂 乂
2001年並に根性の入った特撮でやってくれたら
BBJの無重力Sexも伝説の名シーンになった
のであろ〜が・・・南無
漏れは でんどんでんどん という風に聴いてた。どーでもいーことだが。
「でん」…高音
「どん」…低音
>287
そうだよね。だから でんどんでんどん でいいんでしょ?
(´・∀・`)ノ 漏れっちも “でんどん” 派ナリ。
290 :
名無シネマ@上映中:04/10/02 23:30:31 ID:bSibHgQk
今日、「2001年」が公開された当時の「キネマ旬報」をコピーして
もらって来た。そのなかで印象的な批評、を抜擢してみます。
「これこそ、まっとうな一番オーソドックスなSF映画」
「こういうSF映画は空前絶後だと思う」
「スーハーが長過ぎる。スーハーってのは宇宙服を着て作業する人間の
呼吸音を効果的に使ってる所」
「カブリックは前衛映画の『貝殻と坊主』や『アンダルシアノ犬』みたいな
実験を、シネラマでやってみたかったんだと思う」
「手塚治虫がこの映画の美術監督に来ないかと招かれたことがある」
もっとも笑えたのが「土星の衛星は10個あったんだけど、その内の
一つを宇宙人が叩き壊してモノリスを作った」と言う解釈。
当時の映画ファンは恐らく初めてモノリスを見た猿の様な心境でこの映画を
見たんだと思う。そんな気持ちでこんな解釈が出たんだと思うとつい微笑ましく
なってしまう。
>当時の映画ファンは恐らく初めてモノリスを見た猿の様な心境で
それこそキューブリックの狙いだったんだろう。
俺も最初はまっさらで見たんだけど、その時の感想を覚えてない。
というか、その後の情報があまりに多かったから
どこまでが自分の感想だったのか他のものなのか・・・。
ああ、時間よ戻れ!!!
スーハーのシーンが長いのって何で?
総合に張られてた解説とか見たんだけどいまいち良くわからない…
>もっとも笑えたのが「土星の衛星は10個あったんだけど、その内の
>一つを宇宙人が叩き壊してモノリスを作った」と言う解釈
小松左京か誰かの発言ですわね
クラークの小説版を原作と思い込んでいたひとの典型なんすよこれ
295 :
名無シネマ@上映中:04/10/03 19:08:57 ID:Cb2kz86d
いずれにせよこの映画がわからない普通の感覚をもった人を低脳呼ばわりする信者は氏んでいいということですね。
296 :
名無シネマ@上映中:04/10/03 19:15:10 ID:/bK2yM40
この映画が分からない奴は低脳だ。間違いない!
297 :
名無シネマ@上映中:04/10/03 19:27:49 ID:Cb2kz86d
日本人は95%以上の低脳ということですね。(プゲラリオン
298 :
名無シネマ@上映中:04/10/03 19:33:34 ID:00uqbiRa
この映画が「空前」なのはまあともかくとして
「絶後」なのはいかがなものか。
難解だといわれているけど
低脳な自分としては
映像見てるだけでも充分楽しめる。
300 :
名無シネマ@上映中:04/10/03 19:37:51 ID:2DMBhXkR
私にとってこの映画は怖い。その怖さもクーラーで
ガンガン冷やされているような感じである。
キューブリックの恐ろしいまでの完璧主義からくる
映像がそうさせるのかもしれない。
>>298 いまの映画界ではこういう映画をつくらせる会社も
つくれる監督もいない
>>300 同感。キューブリック作品はどれも「体感温度が寒い」よね。
まるでマイルスデイビスを聴いているときのよう・・
>>303 体感温度っていい表現だな。なんだか人間を超越した者の冷たい目線に思える。
キューブリックを形容するのに神以上的確な呼び名はないだろう。
ヒッチコックにも黒澤にもフェリーニにもない畏れを感じる。
305 :
名無シネマ@上映中:04/10/03 21:06:21 ID:2DMBhXkR
>>303 久しぶりに「カインド・オブ・ブルー」でも聴いてみるか。
306 :
名無シネマ@上映中:04/10/04 10:09:52 ID:nkKaXYDh
やめれって、やーめーれー
「ラウンダバウッ、ミッズナイッ」だべや
んっだっぺし?
307 :
名無シネマ@上映中:04/10/04 10:21:47 ID:hzicepez
んだわなあ、やぱす
おめ、クールだて、クール!
>>304 合図は畏れっつーよりはどっちらけだったが
リア厨の時初めて観た時は、寝たw
さっぱり面白くなかったし、ワケ分からんかった。
兄貴がSFマニアで絶賛してて、最初はハァ?だったのだが、
家にLDがあるから、その後何度も観てるうちに、
この映画の面白さと凄さが分かってきた。
だから、この映画の評価は一回目で決めて欲しくないね。
自分の映画の観る目が成長してくると、この映画の凄さや面白さが分かってくる。
黒澤なども完ぺき主義だったらしいが、キューブリックの完璧主義は病的だと思う。
人類の夜明けのスクリーンプロセスシーンの完璧主義の凄さは半端じゃない。
ライティングとか完璧すぎる。あれ、何百回もテストやらテイク撮ったんだろうな・・・。
>>309 完璧だけど、シャイニングの冒頭でヘリの影が映ってるよね。
311 :
名無シネマ@上映中:04/10/05 21:56:18 ID:E6+jTVuD
あれは承知の上だろ
312 :
名無シネマ@上映中:04/10/05 22:13:46 ID:JNUsHfjA
あれは知っててワザとやったらしい
それぐらい完璧主義者なんだ
ちょっと考えさせられたよ・・・
315 :
名無シネマ@上映中:04/10/06 19:20:37 ID:YslKvUnt
>>313 最低10回くらいは出ている。
で、みんなで大笑い。
本日NHKでやるから、よく分からない人は
改めて見直すように。
NHKの番組表にはないが…
ハイビジョンだったっけ?
318 :
名無シネマ@上映中:04/10/06 22:55:25 ID:Zbz7ezwi
1953年にレイモンド・ダートが発表した
『類人猿から人への捕食的移行』という著作において
暴力による人類の進化(狩猟仮説)が初めて説かれた。
その科学的根拠「らしき」仮説を啓蒙書にして一発当てたのがアードリー『アフリカの創世記』。
キューブリックは当時知識人たちの間で流行した
この暴力と道具による進化という主題に便乗し
狩猟仮説のきっかけを 宇宙人からの鉄板プレゼント という形で映像化した。
ハイビジョンとDVDって色違うんだな
宇宙ステーションのロビーでタムロするロシア学者たちの足元に
エアロフロートのロゴいりバッグ。今まで知らなかった
地震キター
>>318 そのリンク先のフラッシュはじめて見たけど、あんま予備知識にするにはよろしくないと思う。
そーゆーの見て先入観を持つと、解釈の幅が狭まるし、
第一それ観ると映画が全然面白くなくなると思う。
映画を何度も観た後だと面白いけどな。
確かにそうだね。
とりあえずオレはフラッシュの最後でワイングラスが割れて中身だけ云々…
だけはどうしても同意出来ない。
325 :
名無シネマ@上映中:04/10/07 11:05:33 ID:5Qei3sbg
NHK-BSハイビジョン放送2001年宇宙の旅は地震速報臨時ニュース
で中断されたため、後日再放送となりました。
みんな〜それまでにはハイビジョン機器を購入するべくがんばろ〜
DVDと比べて解像度が全然違うぞ。
確かにすごくみたいがそこまでする奴は神。
327 :
名無シネマ@上映中:04/10/07 15:46:45 ID:cbXxMe3n
劇場で見た人いる?もう何回も見たから良いよ。
328 :
名無シネマ@上映中:04/10/07 18:12:34 ID:1j5K0B5I
ハイビジョン綺麗かー?
プリントが古いのかフィルムノイズだらけで
正直DVDの方が良かった。
ハイビジョンの問題じゃない。
なんの問題?
ハイニジョンに乗せる映像の質。プリントのヴァージョン。
説明が要るの??
ニジョン鬱・・・(´・ω・`)
>>332 329「プリントが古いのか?」って言ってるやん・・・
335 :
332:04/10/08 20:18:31 ID:dIDXFWki
>>334 俺もそのことを言ってるんだが?
何の問題?…と聞く奴がいるから「あえて」答えたまで。
329がハイビジョン「版」と書かなかったため
330がミスリードでFAです
338 :
名無シネマ@上映中:04/10/09 01:32:43 ID:TwHzdZd8
井筒もこの映画を理解できない低脳のようです(w
何て言ってたの?
井筒は、SF、ファンタジー、ホラー、アクションなどの素養も嗜好もないから、
観るのも、観せる方も馬鹿。
訂正:井筒はこの映画も理解できない
342 :
名無シネマ@上映中:04/10/09 12:58:37 ID:AhLs9A22
2001は今観てもフルっぽさをかんじさせない。宇宙船や船内のデザインに
今の宇宙航空技術の延長を感じさせるし、リアルで2100年にはこんなんな
ってそう。(2001は早すぎた。)
それに比べて、ほぼ同時期のエイリアンとかスターウォーズは、宇宙船の操縦
席のモニター画面がもろインベーダーゲームとかブロック崩しみたいな昔のゲ
ーセン風でウケた。発光ダイオード使いすぎだし。
ガキの頃、初めて観たときはモノリスの登場場面のBGM(合唱団のア〜)と
HALの赤いカメラの眼にびびりまくった。
ですかばれー号の操縦席っていまみると
なんかちゃちぃ
だって、なんかやたら光ってるけど
肝心の操作のための部品(キーボードとか)はあんまりないんすよね
スターウォーズやエイリアンは2001年のずーっと後。
2001年の同時期だとオリジナル版のスタートレック(宇宙大作戦)
や宇宙家族ロビンソン。映画ならミクロ決死圏とかね。
通常レベルだとタコメーターや、やたら光るランプ、ビョウが打ってある船内
といったまったく前時代的なメカだよ。2001年は超異常に進んでいた。
345 :
名無シネマ@上映中:04/10/09 13:29:59 ID:X04MzayL
>>313 ウ−ムゥ!これぞまさしく本物の知性が到達した結論かあ
これですべての説明がつく、これ以外なし
すべてのなぞが解き明かされたんだわ
そっかあ!
なあ、おまいら、おとなだべ、わかれよ
わかれたくない
考えすぎじゃねーの?
>>344 2001が68年、スターウォーズが80年だったかな。
この時代は猿惑やらオレンジやらといった暗い作品ばっかりだと思ってたけど、
スタートレックもやってたのか。
キューブリック本人が受賞したアカデミー賞は、
この作品での特殊視覚効果賞のみ。
彼の映画史への貢献度を考えると、批評の非普遍性がわかるわw
350 :
名無シネマ@上映中:04/10/09 16:31:23 ID:F3syPbfZ
>349
あの会社の広報部長とか?
351 :
345:04/10/09 16:54:13 ID:X04MzayL
以前、某新興宗教に入信して教祖サマの話を聞いて、
いかれてたやつの口調を再現してみますた。
352 :
名無シネマ@上映中:04/10/09 19:50:13 ID:zmFJUMgB
結局BSではやらないの?
353 :
342:04/10/10 00:09:12 ID:Cq8/YVeb
あれっ2001って68年の作品、そんな昔だったんだ。SWやエイリアンより全然
古いんだ。俺、同時期の映画だと思ってた。恥っ!!
354 :
名無シネマ@上映中:04/10/10 00:46:09 ID:qD17RdVj
>>313 いい加減うざい。貼ってるの本人だろ?
しつこいんだよ。
2001年でのディスカバリー号や月面基地のデザインが
スターウォーズを初めとした作品のデザインにモロに影響を
与えているのは火を見るより明らか。
2001年の世界ではディスプレーが平面で
今の液晶やプラズマみたいで今風、っていうか未来的。
2010やエイリアンの世界のディスプレ−は
CRTで70年代的。時代遅れ。
実際、2010を視た時は、ばかかとおもった。
357 :
名無シネマ@上映中:04/10/10 10:38:55 ID:1zKRUYA7
ディスプレー観にいったのか?
だれにでもできることじゃないよ
先進的デザインって話なら、俺はHALLが光コンピューターらしいってのに
しびれます。HALLを機能停止させるとき、透明な板を抜き取るシーン
あれは考えてて見ると、光コンピュータのクリスタルメモリーだと俺的には
思ってる。監督や美術のセンス凄い!!!!!!
>>357 ディスカバリー号のシャープなデザインを
ぶちこわしなんだよ、あの改変は。
判る?再探訪したらまるっきり別の船なんだよ。
乗り組み員だけで無く、観客も同時に再探訪してたんだよ。
そしたら家庭用のまるっこいテレビを無理矢理四角いところに
うめこんだ、とんでもないハリボテだったんだよ。
レオノフ号のデザインテイストが違うのは受け入れられるとしても
主役が違う人間になってるのに怒らない奴がバカなのである。
キューブリックが言っていた視覚による体験ってのがないがしろになってるの
ほんとにお前はバカ。死ぬ程バカ。
まぁ、2001でディスプレイが平面だったのは、あの時点では本物のCGを使えなくて、
手描きアニメーションを裏側から投影するリアプロジェクションに頼らざるを得なかったから、
その映写スクリーンであるディスプレイ面も平面になってしまっただけなわけだが。
それ以降のエイリアンなんかがもろブラウン管のディスプレイを使っているのも、
PCが発達してきて、実際のCGを表示させた方が安上がりになったから。
つまりどっちも製作時における予算の都合だな。
>>360 >手描きアニメーションを裏側から投影するリアプロジェクションに頼らざるを得なかった
そういう方法で撮ってたんだ、ナルホド~
宇宙船と窓から船内の人間が見える映像も、合成じゃなく別々に撮った映像を
フィルムに2度焼きつけてるんだったっけか?
むしろ本物のCGを使えなかったのが幸いだったんだろうね。
今でも予算があればキューブリックはこっちの方法を選ぶだろうか?
あとシャトルでスチュワーデスの靴がマジックテープだったのとか、
細かい技術が今でも宇宙でしっかり生きてるのも凄いよね。
自分的には、ラストの胎児(スターチャイルド)の映像、当時どう受け止められたのか興味ある。
生きている胎児の映像が初めて撮影されたのが1965年だそうだから、かなりインパクトあったんじゃないかな。
(小学生の時、学研の図鑑で胎児の姿見た時はかなりショッキングだったw)
「どんたん どんたん どんたん…」と聞こえる漏れは少数派ですか?
マジックテープはアポロ計画でNASAに採用されたんだよね。
この映画の時はガイシュツだったのかな、それとも最新情報だったのかな?
三十うん年前に買ったNASAの宇宙服素材採用という
ふれこみの超コンパクトシュラーフまだ使い続けてるよ。
真空中で使う機会には恵まれていないがw
「ツァラトゥストラはかく語りき」のことだろ?
ドンタンでもテンドンでも一向に構わんが・・・
天丼 天丼 天丼 天丼 天丼 天丼
>>365 30年てすげ〜! 保温性とか耐久力とかいいんでしょうね。
無重力空間だとクッション性は特に必要なさげでいいなあ。肩こりもなさそうw
>>368 うわ〜やめれw あの音楽かかるたび空中を夥しい数の天丼が漂うとこ想像しちまうよ
371 :
名無シネマ@上映中:04/10/11 22:07:54 ID:U0MpalRs
CGでも金かければ同レベルの映像が作れる。
懐古房氏ねよ。
あと出しジャンケン。
たとえばイントレランスとか知ってる?
>>371 技術じゃ無くて、センスの話してんだよ。
見る目の無いやつは、口出すな。無能。
374 :
名無シネマ@上映中:04/10/11 23:27:09 ID:U0MpalRs
>>371はこのレスについてのレスだが↓
宇宙船と窓から船内の人間が見える映像も、合成じゃなく別々に撮った映像を
フィルムに2度焼きつけてるんだったっけか?
むしろ本物のCGを使えなかったのが幸いだったんだろうね。
センスじゃ無くて技術の話してんだよ。
見る目の無いやつは、口出すな。無能。
371=374は言葉が足らなさ杉。
というか
10レスも前のレスにアンカーもなく書き込んで誰が分かるんだ。
ageる必要もないし。
376 :
名無シネマ@上映中:04/10/11 23:39:47 ID:U0MpalRs
ジサクジエンじじいはいいかげん氏んでください。
我慢してたがU0MpalRsは性格に問題あり。
もう来ないでくれ。
378 :
名無シネマ@上映中:04/10/11 23:49:36 ID:U0MpalRs
子供「世界一早い乗り物ってなぁに?」
母親「お父さんよ。」
スルーで…
荒らしを放置出来ない人がいますね・・・。
381 :
名無シネマ@上映中:04/10/12 00:37:42 ID:SGr3YYYU
初めて観たときは、ラストの食事のシーンはこりゃ一体なんだ?と思った。
インターバル空けて三回目に観たときは、相変わらず意味わからんがなんか
納得している自分がいた。
人間年取って寿命がくるんだな〜みたいな感じか?
歳取れば寿命来る駄炉。アホか。
もっと歳取れ。
だから、今現在の基準で物事を推し測る、判断したらハードSFの金字塔といえどよる年波、
いや時代の趨勢に色褪せていくのは当然であろう。
でも、90年代前半までは、その厳密な科学考証と努力と根性のSFXは際立っていたよ。
今でも思うよ、よく当時として此処までの物を創った!
>>383 いったい、21世紀に入ってからの
どのSF映画が2001年を超えられたと言うのだろう?
いや、まじで教えてほしい。
アポロ13はノンフィクションだし。
385 :
名無シネマ@上映中:04/10/12 05:22:16 ID:3iHHkZ6f
>384
いやまぁ、21世紀になってからまだ3年やし。2001年宇宙の旅は純粋にSFとしてみたら
たいしたことはないよね。映像作品として総合的にみたら傑出してるとは思うよ。
この作品以降で_SFとして_比べるならソラリスやブレードランナーのほうができがいいんじゃないか?
ジャンル無しでこれ以上の映像作品があるか、というと...なかなかないよね。
個人的な好みとしてはヴィスコンティのルートヴィヒなんかいい勝負って感じ。
>385
ソラリスとブレランか、どっちも大好きだよ! 70年代、80年代の作品だね。
今は技術は格段に進歩したけど、だからといって傑作が生まれるとは限らないよなぁ。
CG確かに凄いけど2001を見て思うのは、モノの持つ圧倒的な存在感かな。
90年代〜現在の傑作って何だろ?
387 :
名無シネマ@上映中:04/10/12 06:38:24 ID:3iHHkZ6f
>386
ガタカとか。ダークシティとか。うーん、ちょっと小ぶりかな。
あえてトータルリコール、スターシップトゥルーパーズとか。ちょっと大ぶりだなw
90年代に
2001年と比肩出来るSFあるかぁ?
ジャンル映画として大衆化した年代だもんな
2001年以前のSFも大衆向け・娯楽作品だよね。
そうでないSFというと挙がってるソラリスとかくらいかな?
ブレードランナーもテイストは別として娯楽に近いよね。
あと思い付くのは「未来世紀ブラジル」あたりか…。
2001年宇宙の旅は大衆向け・娯楽作品じゃないといいたいわけ?
そうだと思うが何か?
漏れは2001年宇宙の旅は一般向け娯楽作品だと思うよ。
あなたは誰向けの作品だと思うの? SFオタク? フラワーチルドレン?
娯楽作品じゃないとすると何なの? 教育作品? 宗教作品?
>395
からむけどさ、あんたは何が論旨だと思ってるわけ?
どこが論旨なのか知らないけど、この映画だけを特別扱いとか神聖視するのはおかしいよ、
といいたいのさ。(自分のような)エリートだけが理解できるとか思ってないよね?
パ〜パ〜パ〜
ペポー!
ダンドンダンドンダンドン!
俺の場合は、2001年を特別扱も神聖視もしてないし
エリートだけが理解できるとかとも思ってない。
お気に入りの芸術作品だと思ってるよ。
娯楽的要素が皆無とは言わないが、決して娯楽作品ではない。
399 :
398:04/10/12 17:33:32 ID:WXGq/owB
3行目の「と思ってるよ」は要らんかったな。
2001年やソラリスに比べたら
ターミネーターやバックトゥザフューチャーは
大衆・娯楽作品だろ
学歴コンプレックスが一人まじってるなぁ
>398
芸術作品≠娯楽作品なの? 大衆向けでないなら誰向けなの?
つかそういうカテゴライズがあまり好きじゃないんですよ。
観客向けだろ
本当にバカだなぁw
>402
はいはい。この人は観客≠大衆ね。あまりに馬鹿ばっかでょっとやになった。氏んでくる。
>>403 お前の 「2001は一般向け娯楽作品」 て発言も
立派なカテゴライズだろうが
そんな話しどうでもいいんだよw
2001年のクオリティの映画そうそう無いよな?って話ししてんの。
405 :
名無シネマ@上映中:04/10/12 20:10:24 ID:GUEx73uP
俺は2001が好きで良く観るんだけど、最初の1、2回はストーリーも踏ま
えて観るかもしれない。でもそれ以降は俺の場合、この映画の視覚効果を楽し
んでる。水割り片手に非常にくつろいだ状態で、部屋を暗くして音大きめで見
てるとチルアウトできて超きもちいい〜。
よって他のSF映画とは見方も違うので、比較の対象にならない。
やっぱここまで抽象的に完成されたSFはないんじゃないかな。
ハリウッドでこのぐらい大衆無視の作品を作る権利のあるのはスピルバーグぐらいだろうが、
『ジュラシックパーク』や『A.I.』を観ればそんな心意気も能力もないみたいだし。
芸術作品≠娯楽作品だし
観客≠大衆だろ。
Cc4dHLXJは単に屁理屈。以上。
いや、観客⊇大衆か。
アメリカで天才と賞賛されている四歳の女の子の抽象絵画が高値で取引されています。
何故でしょう?(wwww
買うのはどんな人間なんでしょうか?(ププ
大衆向けじゃないなら誰向けってむちゃくちゃな話だなw
ゴダールやパゾリーニやホドロフスキーは誰向けだっていいたいんだろうww
なんか盛り上がってますねw
娯楽作品でも芸術作品でもどっちでもいいけど、消費されるような作品じゃなく、
難解なだけの作品じゃなく、何度でも見たくなるような作品が傑作かなぁ。自分的には。
ホドロフスキーは前衛かつ快楽的? タルコは娯楽とは言いがたいが・・思索的哲学的でも官能的。
>>391の「未来世紀ブラジル」なんかは娯楽作品かつ傑作だよね!
90年代以降は「ガタカ」好きだけど、、、「コンタクト」見てない。傑作ですか?
なんか、2001って世界がカメラの向こうにあるじゃないですか
いろいろ、良い作品はあるけど
どれもみんな、どこかカメラのこちらがちらちら見えかくれする。
2001年はカメラのこちらも2001。
そういう意味では時計仕掛けもなかなかだが
やはり2001の突き放した感じは、空前絶後。
413 :
名無シネマ@上映中:04/10/13 00:31:02 ID:bCUNq5GJ
大衆向け、なんちってるやつはその大衆に自分を入れてないよなあ
そこが畜生のようにねちっこくって薄ぎたなく、いじましくもケチくさいダメさかげんが
でてるとこだよなあ
>413
同感ですね。あさましいエリート意識が臭いますもんね。2ちゃんらしくて好きだな。
>>412 リアルタイムでのドキュメントのようってこと?
としたらバリーリンドンもだな。
416 :
名無シネマ@上映中:04/10/13 00:53:28 ID:bCUNq5GJ
やっ、おもわぬ賛同者!
オラの文章もねちっこくってケチくさい感じがでてるでひょ?
ニヒリステッ久な屈折感、平気で書けるのが!2ちゃんらしくて好き!
オレンジと比較するなら・・・
2001年は抽象画というか、星座を伝えるのに星の配置を見せるようなもので、
オレンジは綿密というか、超高性能プリンタで虫眼鏡で見てもピクセルがわからないような、そんな映画だと思う。
なんか自分でもよくわからない説明になってしまった・・・
まぁ俺は2001年ほどスケールの大きな映画は観たことがないし、
オレンジほど精密に出来た映画は観たことがないということです。
どっちが上かは物差しが違いすぎて判断つかん。
418 :
名無シネマ@上映中:04/10/13 02:45:12 ID:yR58dTfU
>>417 あなた頭よさそうなので教えてください。
アメリカで四歳の女の子が描いた絵の具ぶちまけただけの
抽象絵画が数百万円で取引されています。
何故だお考えますか?
419 :
412:04/10/13 07:07:43 ID:XKiVgy8B
そうそう、バリーリンドンもそういう意味での完成度は高い。
だけど、まず、キューブリックで括ってしまうと
違う方向に行ってしまうし、
すでにあるもので構成された世界と、一から作った世界では
公平さを欠くので、SFの中ではという条件をつけさせてもらったのです。
で、417じゃなくて頭悪くて申し訳ないのですが、答えが気になるので
ちょっと横から申し訳ないが、
4歳の抽象画も、お札と一緒で
紙切れを、物と交換出来ると、政府が保証するのでお金と呼ばれるのといっしょで、
絵画も鑑定家がその価値を保証するから価値がつくというのが実情なのだが、
418の期待する模範解答はどういう事なのか興味が有るので聞きたい。
>>418 実際その絵を見たことがないからわからないんだけど。
まぁ実際見れたとしても抽象画の鑑定眼はないからわかんねぇけどさ。
本当にその絵に価値がないとすれば、それは後々高額で売れるからなんだろうな。
一度有名になった絵は時間とともに値段がつり上がる。特に画家の死後。
工藤静香や八代亜紀が描いた絵は本来の価値以上の値段がついてるといわれてるし。
要は株券と一緒で、マネーゲームの駒に使われてるだけだろうよ。
本当にその絵に価値がないとすれば、な。
>>385 2001より後に出来た先品なら、2001以上になっていて当然だろ。
ブレードランナーなんかクソだろ。比べるまでもない。
>>418 そりゃいい絵だからだろうが。
作者の歳は関係ない。
絵を見て心が揺さぶられるかだ。
その4歳児の画ってのは全然知らないけど。
いわゆるモダンアートってのは「作品その物」じゃなくて、
作品の物語みたいな物をひっくるめて芸術として評価する。
それまで芸術とは認定され得なかったような物を
「芸術だ」として提示する行為自体を含めて芸術、みたいな感じ。
その4歳児の画もそういう何らかの新しい視点とともに提示されて
そういう価格評価に繋がったんじゃないだろうか。
>>421 惑星ソラリスは2001より少し後にできた作品だけど、どう?
映画の価値(みたいなの)を、格調の高さでのみ評価して「2001年…」を好んでいる人には
ブレードランナーみたいな世界は多分クソだろうね。(でも意外にブラジルは許せたりしてね)
漏れはどちらも20世紀のSF映画を代表する名作だと思うけどね。
猥雑なところがいいんだ、なんて理解できない人かもだ。
>>425 あのですね、いかに空前絶後かという事を語っているのです。
格調の高い低いで無く、カルトな人気があるかないかでもないのです。
そこを無理矢理対立にもっていかれても、周囲としては非常に困惑するのみであります。
みんな、ブレランもプレデターもロボコップも好きなんですよ。
しかし、2001は空前絶後。
427 :
名無シネマ@上映中:04/10/13 21:00:37 ID:bCUNq5GJ
ハハ、バカれか!
いやー、映画全体としてみたら「2001年…」は空前絶後かもしれないけど、
純粋にSF的に見たらブレードランナーのほうが優れている「かも」、と漏れは思うけどね。
ここはSFファンの意見を聞いてみたいものだ。ソラリスだったらもっと(2001年の)分が悪いかもよ。
いいですか、映画としてのでき、の話ではないですよ。385からの流れなんです。ちゃんと読んでね。
429 :
384:04/10/13 21:56:09 ID:/aFsJJT4
いやだから最初ていうか、あれ書いたのおれなんだけど
いつのまにか芸術性とか格調とかいうはなしになって
勝手にそういうのを重視してる人を悪者にして
娯楽作品をないがしろにするのか?とか煽る人が多いから、
そういう話じゃなくてということをいうてるんです。
全員に。
自分にとって最も好きなSFというわけではないが、
やはり空前絶後だなと。
なんちゅうか、とにかく凄いよな。
そう思うからみんなここにいるんだろ。
>>425 >猥雑なところがいいんだ
SFってそいうのを言うのか?
>>428 ブレランはブレランで今までの未来都市の概念を崩し、後に多大な影響を与え、
エピゴーネンがたくさんでた偉大な作品だと思うよ。
今までのピカピカで林立する高層ビル、チューブがあちこちに張巡らされ、その中を疾走するエアカー。
銀ピカタイツみたいな服を着て未来はいかにもバラ色って感じだったのを、そんなに甘くは無いよって
独特の雰囲気を醸し出させた最初の作品じゃないかな。
酸性雨にけむるロスの街、地平線まで続く古代遺跡のようなビル郡、亜細亜の混沌のような街頭、
文明社会が進みすぎたゆえの軋轢が陰鬱な酸性雲となって人々の頭上を覆い、止むことの無い
雨を降らせつづけている。乾いていない湿った空気がなんともいえない。
2001の冷徹なリアリズム、真空空間に背筋が凍るような感じもまた好き。
一切の生命が生存しない木星までの航路、漆黒の宇宙と船内の強烈な対比。
長時間露光と広角レンズで撮影したからこそ実現したんだよな。
432 :
385:04/10/13 23:27:49 ID:c2U4LDiL
>429
だから純粋にSFとしてみたら、の話なんでしょ? あなたは「SFとして」空前絶後だという。
漏れは「SFとして」なら拮抗するものもあるよ、といってるんですが。
いいかえると、純粋にSFとしてのストーリーは「2001年…」はそれほどのもんじゃないと思うから。
クラークでいうなら(これもちょっと議論あるだろうけどね)「幼年期の終わり」なんかのほうが
同様なテーマ(これもクラークには頻出だけどw)としたら出来がいいと思うんだけどな。
433 :
名無シネマ@上映中:04/10/13 23:35:14 ID:pltHRqoS
>>419 >絵画も鑑定家がその価値を保証するから価値がつくというのが実情なのだが、
そんな人はいないようでしたよ?
>418の期待する模範解答はどういう事なのか興味が有るので聞きたい。
わかんねえから聞いてるんだよ。てめえはすっこんでろ
>要は株券と一緒で、マネーゲームの駒に使われてるだけだろうよ。
買う人はホントにいいと思ってるみたいですがそれは何故ですか?
>その4歳児の画もそういう何らかの新しい視点とともに提示されて
そういう価格評価に繋がったんじゃないだろうか
よくある抽象絵画ですが?
(´-`).。oO(・・・いい感じに議論が深まってるなぁ・・・)
むずかしいことはよくわかりませんが
まとめると映像は凄いがストーリーはたいしたこと無い作品ということですか?
>>432は“SFとすれば”ストーリーは対したことないってことじゃない?
確かに俺が持ってるSFのイメージとはかけ離れた作品だと思う。
そういう線引きは難しいし無意味なことだと思うけどね。
和食の食材で最高級のイタリアンを作ったような映画だと思う。
SFとしては陳腐だけどストーリー(?)はいいということですか?
よくわかりません。
438 :
↑間違えた:04/10/14 01:12:56 ID:/P//nKPb
SFとしては陳腐だけど見せ方(演出)はいいということですか?
演出と映像が凄い映画ということですか?
俺
>>432じゃないからあんまはっきりしたことはいえないけど、
映画としては素晴らしいストーリー(プロット)だけど“SF映画の魅力”は薄いんじゃないかと俺は思う。
SF映画のストーリーと普通の映画のストーリーは同じ感性で評価してはいけないんですか?
まぁ俺は
>>436でそれを指摘してるんだけどね。
ただ、例えば『スターウォーズ』シリーズはSFとして観れば面白いけど恋愛映画として観ればつまらない。
プロット1つをとっても各ジャンル別の基準で評価する方法と、それを総合的に評価する方法の
二通りのやりかたがあるのは当然だろうな。
2001年はSFの守備範囲から大きく飛躍した部分を持つ映画。
やはり総合的に評価する方法のほうが妥当だと思う。
>恋愛映画として観ればつまらない。
何で恋愛に限定すんの?普通の映画とSF映画の対比をしてるんですが。
ってゆーかSW恋愛映画として見てるヤツっていんの?(w
私はこの作品をSF映画以外のジャンルに分類している人がいるとは考えませんね。
と、いうことは・・・・。
科学者は自分の分野にひきこもったオタクばかりだからストーリーなんて気にしないだろうな(w
設定と考証と映像が凄ければ傑作認定です。
まず映画なんだからさ
そんなストーリーストーリー言っててもしょうがないし。
2001はほんと演出が神。
ということはストーリーは陳腐だが演出と映像の素晴らしさのため
「SFの金字塔」と呼ばれている映画ということでよろしいですか?
映画にはいろいろ評価の見方があって、
脚本点、音楽点、美術点、藝術点、...などなど、総合点を付けたら「2001年」は
古今の映画の中でもトップクラスだとは思うよ。もちろんSF映画のジャンルに
入るものの中でもトップクラスなのはいうまでもないわけだ。
で、そのなかに「SF点」という評価点があるとしたら「2001年」より(総合点は低くてもSF点は)
上の作品はあるだろう、ということ。わかりますかね。漏れの主観だけどね。
おやおや、随分と難しい見方をしなければならない作品なんですね。
まあそんなこと考えないで映画を見る一般人向けの映画でないことは間違いないようですね。
>449
おやおや、この御仁は「ストーリーが陳腐」といわれている気がして悔しいのかな。
SFとかよく読むほうですか?すきなSF小説は?
>448はそれほど難しい見方じゃないと思うけどな、というかどうして突然
「難しい見方をしなければならない作品」という文脈になるのか?
>>448 なんかオススメあるー?
大抵見尽くしちゃった感があるんだよなぁ
>>449 なんか言いたいことあるなら
まとめて書いといたら?
>普通の映画とSF映画の対比をしてるんですが。
普通の映画って何? 恋愛とかアクションとかには一切区分されない、「普通の映画」の例を挙げてよ。
>私はこの作品をSF映画以外のジャンルに分類している人がいるとは考えませんね。
俺はSF兼哲学映画兼アートフィルムとして観てる。SFとしては中程度だが、後の二つは神の領域。
>>446で指摘されたとおりプロットばかりがすごいわけではない。
台詞など細かい脚本もさることながら選曲のセンスも賞賛せざるを得ない。
演技もライティングも独特のテンポも完璧だと思うが、
俺は各シーンにちりばめられたモンタージュのアイディアが最も素晴らしいと思う。
配色、ディスカバリーの形、HALの眼と口調、ボーマンのランニングコース・・・
せめてそーゆーものの価値がわかってから煽りなさいよ。
>>450 >おやおや、この御仁は「ストーリーが陳腐」といわれている気がして悔しいのかな。
いえ大変うれしいです。この映画大嫌いなんで。
>というかどうして突然
「難しい見方をしなければならない作品」という文脈になるのか?
普通の人はそんなに分析的に作品を見ないと思うからです。
だだ「面白かった」とか「つまんなかった」といったふうに。
まぁID:/P//nKPbみたいな考え方してる人多いよな。
映画は小説の延長だと思ってストーリーで何でも評価しようとしてる奴。
映画にとってストーリーなんて骨組みに過ぎないからね。
バトル・ロワイアルみたいに演出だけで成り立つ映画もあるし、
いい話なのに演出が間抜けで全然観られない映画もある。
結局は小説と映画は全然違う芸術ってことだわな。
そーいやID:/P//nKPbはゴダールやパゾリーニが誰向けだと思ってるのかの回答を得てないな。
もし知ってる人だったら答えてみ。フェデリコ・フェリーニでもかまわんぞw
>>452 >普通の映画って何?
わからん
>俺はSF兼哲学映画兼アートフィルムとして観てる。
SFとしては中程度だが、後の二つは神の領域。
アートフィルムとか哲学映画というのは一般的なジャンルなんですか?
私はSF映画マニアでも映画マニアでもない「普通の人」がこの映画を
どう感じるのか、という問題について考えています。
>せめてそーゆーものの価値がわかってから煽りなさいよ。
ディスカバリーのデザイン、ボーマンのランニングコースのセット、多重露光の技術等
は凄いと思いますが何か?
>>456 君、若いやろw
そろそろNGされるでw
>ゴダールやパゾリーニ、フェデリコ・フェリーニが誰向けだと思ってるのかの回答を得てないな。
もし知ってる人だったら答えてみ。
お高くとまった映画マニアとか文化人、その尻を追うオポチュニスト、
自称芸術家向けの作品ですね。
>ディスカバリーのデザイン、ボーマンのランニングコースのセット、多重露光の技術等
>は凄いと思いますが何か?
ライティングは別として、ディスカバリーの造詣やランニングコースのセットに与えられた意味が問題なのだが。
(もちろん特殊撮影やデザイン力の価値も評価対象ではあるが)
ま、フェリーニを知らない人間にこんな話してもわからんだろうがなww
>>459 造詣とデザインって違うのかね?
>ランニングコースのセットに与えられた意味
そんなん知るか。
一般人はそんな意味なんて考えねえっていってんだよ。
>フェリーニを知らない
知ってるよ。
8 1/2見た。何か時間返せみたいな映画だった。
>461
もうこの子いぢるのよそうよ。シマソネ
>>460 これはもう笑うしか・・・w
まぁいいや。じゃーアレハンドロ・ホドロフスキーやハロルド・ロイドについてはどー思ってるの?
>>462 確かにちょっとかわいそうだな。ねるぽ。
>ID:/P//nKPb
もう寝るから
>>463には答えなくていいぞ。おやすみ〜。
>アレハンドロ・ホドロフスキーやハロルド・ロイド
食べ物の名前ですか?それは?
ってゆーかオレ様の主張は
「2001年は特殊な人たち向けの映画である。
信者どもはこの映画が嫌い・理解できない人間を自動的に低脳とみなす傾向がある。」
です。
>ディスカバリーの造詣やランニングコースのセットに与えられた意味
教えて下さい。
よくしりませんがID変えて書き込むのって簡単にできるみたいですね。
>>460は、8 1/2 で金返せと?
お前は、ある監督の映画の8作目と9作目の間に存在する虚構の8 1/2作目という
詩的な視点を持ち合わせていないのか?
8作目までに関わった映画にまつわるスタッフや役者との関係、
9作目にのぞんで予め作られたセットやその為のストーリー作成などのジレンマ、
という混沌として状態をそのまま静止させて秩序だてて組み立てる。
例えば、映画のスクリーンをペラッとめくったらその裏にはその映画の骨組みとしての骨格や、
未だ製作途中でハッキリとした形になる前の抽象的な存在が動き回る…
そんな想像力をもたないなら、デヴィッド・リンチも当然理解できないよね。
っていうかお前何?
なまじっか中途半端に頭良いから2001年理解したくてジレンマに陥ってんだろ。
自分でこの映画はつまらんって一線引く事が出来ない。
これからもその調子で金と時間を失い続けてね。
/P//nKPbのために無駄にスレが消費してるな。
時間を返せ(w
(´-`).。oO(・・・対立関係が議論を活発化させる典型ですね。面白かったですよ、観客としては・・・)
>470
当事者としては時間返せと or2
でも>443のリンク先は面白かった。
たとえばエイリアンなんかもホラーという意味では超一級の映画だと思うし、
美術・造形もすごいけど、「SFとしては」すごいというほどではないと思うね。
472 :
384:04/10/14 13:05:15 ID:BlfxdJPb
どうもみんな好きでむりやり対立関係に陥れて(陥って?)
議論する事を、意識的にされているようですね。
野暮を言ってすみませんでした。
でもやっぱり、SF映画として2001年は空前絶後なんだよなあ。
すべてが異常に高次元でバランスしているとしか言えないんだが、
それを支えているのは、スキの少なさかな?
どこまでも緻密。これがあって始めて映画がなりたつんだが、
普通のレベルの映画だとそこが甘い事が多い。
それと4歳児の絵の件ですが、具体名を教えていただけますか?
問いかけ自体が曖昧でこたえようがない。
大富豪のお爺ちゃんが孫の絵を高い金だして買っているのか
きちんと画商が仲介してるのかさっぱりわからんし。
まるっきり嘘かも知れない。
嘘の事例を出して、この意味はと、問いかける事の意味の方がむずかしいね。
それとも、メタな表現なのか?
>>472 >すべてが異常に高次元でバランスしているとしか〜
禿銅。特撮(ふるー)と科学考証が本当に緻密で精緻だよね。
それを創りあげるまでの熱が時代を超えてひしひしと感じられる。
アポロが月面に行着陸する前にあの画をつくったなんて感嘆ものだよ。
キューブリックはドキュメンタリーフィルムカメラマンだったから、宇宙空間の
リアリティにこだわった。だからこそダグラス・トランブルも閉口するような
根性SFXの長時間多重露光(あるシーンでは一コマ撮影にマル一時間の露光)と
モーションコントロールカメラ(ダイクストラ・フレックス)の無い時代に合成の
ラインずれを微塵も感じさせないムーンバスのギア一コマ撮りでリアリティを極限まで
追求したんだろうね、たとえどんなに手間隙かかっても。
うぅ、話についていけない・・・
ライティング技術を学ぶのになんかいい本ありますか?
照明技師目指すような奴じゃなくて入門書みたいなの。
スタッフは大変だったろうなあ(笑)特に無名スタッフ。
まだ名前の残った人はマシだろうけど。
2001年が製作されていた時期は、宇宙ブームのはしりで、その背景には米ソの苛烈な
宇宙開発競争があったんだよ。
宇宙空間で撮った写真が初めて公開された時期でもある。それを見て人々は夢を膨らませ、
また熱狂した。キューブリックも勿論その写真を見ただろうし。
ドキュメンタリーフィルムカメラマンの血が騒いだかどうかはわからないが、冷徹なほどの
リアリズムを求めたキューブリックは、この宇宙空間と『同じ』画で2001を創ろうと決意したと
俺は思う。それほど当時の宇宙空間の写真は人々を興奮させたのではないかな。
477 :
名無シネマ@上映中:04/10/14 21:47:39 ID:7w0ghMUM
>>474 2001年だけに限っては、本でかじった受け売りの情報なら、長時間露光と多重露光と合成に関しては少し説明できるよ。
長時間露光
これはキューブリックがリアリティを目指した為に使われた撮影方法である。
宇宙空間で撮られた写真の特徴として、明暗の差(コントラスト)がはっきりしすぎている。
太陽光のあたるところはハレーションがおきるぐらいに真っ白にとんでいるが、当たらない
ところは真っ黒に写っている。そして、画面の手前から奥まで全てにピントがあっている。
明暗差が激しい理由は、宇宙空間が真空のため光の拡散が全く無いためである。
地球上だと、大気のせいで光が拡散して、暗いところも明るいところもそれなりに見える。
空の変化などや気象現象は大気があるため(当たり前だけど)。
画面手前から奥までピントが合っている理由は、宇宙用カメラには広角レンズが搭載されているから。
広角レンズで撮ると、広い視界が得られて、面倒なピント合わせもない。
自動操縦や遠隔操作の多かった初期の(キューブリックが製作する前)宇宙用カメラは広角レンズが
必需品であった。
この写真を見た稀代のリアリスト、キューブリックはこの強烈なコントラストと広角レンズで撮影した
宇宙空間を実現しようとしたはず。宇宙空間で撮ったような画を地上で撮る。
この執念が映画全体を貫いていて、過去レスで体感温度が異常に低いと観客に言わしめた。
視覚効果による顧客への疑似体験が秀逸なのは、キューブリックの偏執と執念と特殊効果チームの
気合と根性と英知と超絶技巧と莫大な予算とそれを許した映画会社のおかげであると思う。
>>477 なんか聞くとすごそうだけど、バックとなる知識がないからイマイチピンと来ない・・・(´・ω・`)
かじった本のタイトルおせーて
479 :
連投スマソ:04/10/14 22:59:16 ID:7w0ghMUM
で、キューブリックは大量の光を当ててコントラストくっきりさせて、広角レンズで撮影して
思いっきりリアルな宇宙空間を撮ろうと試みるが、それがトランブルをはじめとするSFX班の
地獄の一里塚の始まりであったのだ。
太陽の光というのは凄く強力(強烈)であって、人工の光では砂漠の太陽光ですら再現できない。
ましてや宇宙空間の空気に拡散されない太陽光なんて製作不可能である。
おまけに画面の手前から奥まで焦点が合っている映像なんてのは、狂気の沙汰ものである。
そんな被写体深度深い映像を撮るためには、レンズの光量を限界まで絞らなければならない。
そんな事をしたら画面は真っ黒になってしまう。針の先ほど絞り込んだカメラで砂漠の太陽光より
強い光を撮影する。キューブリックはこのアンビバレントで相反する二つの問題にアプローチした。
逃げずに、妥協せずに、正面から対峙した。
そこで、採用されたのが、「長時間露光」という撮影方法である。
シャッタースピードを調整して、晴天や夜間で開けたり絞ったりするのは周知であろう。
夜景を撮る場合はシャッター開放何秒というアレである。
キューブリックは宇宙空間のシーンを撮影する時、ミニチュアにありったけのライトを当てながら、
絞りを限界まで絞り込んだ。その結果、シャッターを何と10分間、つまり600秒開放することとなった。
一方向から強いライトを当てながら600秒の間シャッター開放する、するとどうなるか?
ディスカバリー号は光と影だけの存在となり、15メートル以上あるその宇宙船のミニチュアの船首から
船尾まで完全にピントが合っている。
この映像は、NASAが発表する宇宙写真とそっくりだ。いや、それ以上にリアルかも。
誰も見たことの無い、しかも圧倒的にリアルな宇宙空間が撮影できたのでした。
480 :
連投スマソ:04/10/14 23:33:22 ID:7w0ghMUM
>>478 オタキングこと岡田斗司夫の著書、「オタク学入門」です。
いままで俺がかいたのも殆どそこからの抜粋です。
で、
>>479の続きだが、1コマ600秒のシャッター開放はどういうことかというと、一秒24コマの
24分の1秒を撮影するために10分かかる。たった1秒のフィルムを撮影するのに4時間かかるということ。
つまり、努力と根性と、非常識なほどの制作期間必要ということになる。
当然、お金もかかる。
2001年以降、様々な映画で、色々な宇宙シーンが撮影されたが、1秒につき4時間という非常識な長時間露光に
挑戦したものはない。あのスターウォーズシリーズですら出来なかった撮影方法である。
と以上が岡田氏の弁。
まだまだ、2001の気合と根性の特撮が語られているから是非一読をお勧めする。
同じ木星を舞台とした「さよならジュピター」との比較。
それに伴なう、日米特撮気質の違い。
多重合成の方法(合成マスクの切り方とオプチカル合成の説明)。
合成の境目をなくす為の根性とも言える技法。
ミニチュアの窓の中で人間が動く理由(これは皆が思っている合成ではないんだ)。
眩しい光に1コマ一時間(アンテナ故障を直す為ディスカバリー号から小型作業艇
が発進するシーン、超絶多重露光、これは凄い)。
ボーマン船長が光の渦に巻き込まれるシーンの「スリット・スキャン」と命名された光学撮影。
「ジュピターマシン」の図解。
今まで挙げてきた撮影方法は2001年以後殆どの特撮マンが手を出せない超絶技巧だそうだ。
トリック撮影の技法自体は現在でも十分に可能なものである。
問題は、それを実行するだけの資金と労力、そしてもっとも大切なのは熱意。
あのトランブルでさえ、模型のサイズを算出する時の比較として
ディスカバリー号を持ち出す時に、かならず「あの化け物のような」という形容をつける。
しかし、彼の発言を注意して見てみると
トランブルはあれをどうやら標準サイズと考えているようだ。
彼にとっては、クローズアップを要する撮影において
あのサイズ以下の模型はあくまでやむを得ずの代替物という認識のようだ。
キューブリックも恐い人だが、トランブルももっと恐い人だ。
俺小学生の頃
親父と一緒に阪急デパートでやってたSF映画展行ったんだよ。
ギーガーのエイリアンとか、BTTFのデロリアン号にまじって
スターデストロイヤーやディスカバリー号の模型があった。
映画で観たのと全然違って、小さいし、質量感も全然無いの。
これを撮影や編集であんな映像にしたのかと。
子供ながらに
「あぁ映画って魔法なんだな」って思えた。
>>484 その頃の君はかわいかったんだろうなあ。
今はどうか知んないけど
486 :
名無シネマ@上映中:04/10/15 06:20:41 ID:JcRga3WR
それがどうした。
撮影技法なんてどうでもいいんだ。
そんなキミには「フラッシュ・ゴードン」いや「フレッシュ・ゴードン」
若い人は知らないと思うが、NHK初のアニメ「未来少年コナン」の後に放映された
「キャプテンフューチャー」ってアニメ番組で、主人公が乗る宇宙船が、まんまディスカバリー号なんだ。
作業艇も殆どそのまんま。
キャプテンフューチャーの声は古川太一郎。
強烈に思い出に残っている話で、キャプテンフューチャーと何の関係だったか失念したが、一行が居て、
全員何かの拍子で遭難し、未開で無人の惑星に漂着してしまうんだ。
それで、乗っていた宇宙船は大破で修復不可能(それで皆が助かったのが不思議)になり、
途方にくれてしまう。通信機も壊れて、救助信号すら発信できない絶体絶命の危機。
その時、キャプテンフューチャーがリーダーシップを発揮して、無から宇宙船を建造して、
見事に完成させ、そこから脱出するという、まさに破天荒なストーリ。
キャプテンフューチャーが設計図面をひき、皆が指示に従い鉄鉱石を掘り出し、製錬して、
ロケットエンジン(のようなもの)を組み立て、家内制手工業の趣で完成させちゃうんだよ。
電子機器やディスプレイの類とかはどうやって作ったのか解らないが、とにかく叡智を結集
させたんだろうね。試作も試験も一切なしで、やっつけ一発本番で大成功なんだよ。
キューブリックが見たらなんと思うだろうか?
↑
まぁ、アニメというかエドモンド・ハミルトンが書いたキャプテン・フューチャーシリズの1作
「宇宙囚人船の反乱」の事なわけだが。
元々「スペース・オペラ」の代表作であるキャプテン・フューチャーを
キューブリックが相手にする筈はないし…。
べつにいいじゃねえか。そううう世界観なんだよ。
491 :
名無シネマ@上映中:04/10/15 20:54:38 ID:JcRga3WR
キューブリックが見たってなんとも思わねぇよ。
彼は撮りたい対象が一作ごとに番うからな。
>>483 わはははははは、2chかよ。
そりゃ、お前さんは詳しいわいな。ははは。
>>492 もうほっといてやれよ。あまりに不憫だ・・・
>>491 キューブリックの作品って、いろんなジャンルに渡ってるもんね。
それでなおかつ、それぞれのジャンルで究極的な作品残してるし。
でも対象や方法は違っても、映画で抉り出そうとしたテーマには一貫したものが感じられる。
ところで、2001で「空前絶後」「金字塔」と形容されるほどイクとこまでイッちゃった訳だけど、
そのキューブリックがもう一度SF映画(A.I.)を作ろうとしたのは何故だったんだろう?
上の方で、「SFとしては実はそれほどでもない」とか出てたけど、そういう意味でまだ
やり残した感じがあったんだろうか・・・?
495 :
名無シネマ@上映中:04/10/15 22:48:11 ID:J23e1ozp
>>492 >わはははははは、2chかよ。
予想どうりのレスありがとうございます。
テレビで見た単語並べてググったら出てきたのです。
ただの記事でも良かったのですがキチガイじみた芸術に対して、
一般人と擁護者がどう考えるのかよくわかるよいスレだったもので。
よく読んで分析したほうがいいですよ。
それと今度から教えてもらったら感謝しましょう。(アナル
>>493 本当に不憫だと思うのならそういうレスをするのはあまりよいやり方とはいえませんね。
(ジエンオツ
>ジャンルで究極的な作品残してるし。
信者はこれだからな(w
>>494 まぁA.I.のプロットってオレンジの後半でアレックスをロボットに置き換えた感じだしな。
まぁ急逝したことでキューブリック作品最後の台詞がカメラ目線の「Fuck!」になったのは、
不謹慎な言い方だけどキューの監督人生を物語るようでよかったと思う。
もちろんキューブリック版のAIも観たい気がしたけど。
497 :
名無シネマ@上映中:04/10/15 23:37:34 ID:R9VuBaVI
?
>もちろんキューブリック版のAIも観たい気がした
嘘でしょう
趣味悪すぎ〜〜
>>494 60年代に、機械に勝利して進化した人間の映画を撮ったキューブリックが
実際の2001年に、かつての自作に対する回答をする目的だった。
「人間、進化しなかったね」っていう。
プロットの概要からすると、結局機械が進化して人間は滅ぶ、っつう皮肉な話だったわけだ。
観たかった・・・・
499 :
名無シネマ@上映中:04/10/16 00:34:22 ID:ucfGsPLw
よくある話だな
「語学に堪能な人」という言い回しを良く見かけるが、
これは当然「ごがくにかんのうなひと」と読む。
え?「たんのう」じゃないの?と思った人は、語学に堪能じゃない。
もともとある「たんのう」(十分満足するという意味)に「堪能」と
当て字をしたので「堪能(かんのう)」と間違えて「ごがくにたんのう」
と読むようになってしまった。
では「たんのう」は本当はどういう漢字?
「足んのう」と書く。
自分は信者と言われるほど見尽くしてないのが残念(w
>>496 カメラ目線の「Fuck!」か、確かにそう考えれば遺作として相応しい気もする。
EWSにはLOLITAでの消化不良を解消する意味もあるかと考えてた。
ええと、実はキューブリック総合スレにも書いたんですが
>小説家なんかだと、処女作から遺作まで作家としての円環を閉じていることが多いらしいけど(突然の予期せぬ死以外では)
>キューブリックの場合は・・どうなんだろう。
こういう疑問があって。彼が最後にやりたかったのはなんだったのかなと。
>>498の通りかもしれない。結局観れないんで想像するしかないんだけど
より冷徹で皮肉な映画になっていたかもしれないね。
>500
そういうあなたもあまり堪能ではなさそうですね。
503 :
名無シネマ@上映中:04/10/16 03:36:04 ID:ucfGsPLw
>>500 かんのう 0 1 【堪能/勘能】
(1)〔仏〕 忍耐力。
(2)技能・学芸などにすぐれ、熟達していること。また、その人。《堪能》
「能楽には―と聞きしが/筆まかせ(子規)」
〔「たんのう」は慣用読み〕
504 :
名無シネマ@上映中:04/10/16 05:40:07 ID:uGE59Vb7
>>494 宇宙モノ、人工知能
全然ジャンルが違う・
505 :
名無シネマ@上映中:04/10/16 11:22:36 ID:r6q8TAfp
高坂君?
>>504は
「HAL9000が人工知能ではない」・・って言うじゃな〜い?
507 :
名無シネマ@上映中:04/10/16 15:59:03 ID:uGE59Vb7
>>506は
HAL9000は人口知能だとでも言い張るのか
>>507 人口って言うけど
でもアンタ、目あったが、口はなかった。残念!
509 :
名無シネマ@上映中:04/10/16 16:38:10 ID:IHBsd2LB
トランブルは、2001〜サイレントランニング〜未知との遭遇〜ブレラン〜
スタートレックTMP〜ブレインストーム、この一連の流れで映画の光学美術を
極め尽くした達人だと思っています。
どの特殊撮影も今観るとCGと違って宝石のような光のマジックを堪能できます。
それ以降もうずっと長い間、映画でトランブルのあの光のハレーションを見れな
くなって久しいです。
ちょっと寂しいですね。
510 :
名無シネマ@上映中:04/10/16 20:12:02 ID:IeGUxxq/
>509
同意。特に「サイレントランニング」は、緑のドームを積んだ宇宙船と
三体のロボット(R2−D2の原点)、それにストーリーが素晴らしかった。
後エンディングで流れた、女性ボーカルの歌も。
511 :
名無シネマ@上映中:04/10/17 00:11:20 ID:FISVep/m
>>510 歌はジョーン・バエズでつ。
スレ違いだけど初めてみたときは泣いたなぁ…。
512 :
名無シネマ@上映中:04/10/17 01:30:48 ID:YnQ7bzrt
落ちはちょっと科学者なのになんでそんなこと分からなかったの?って感じ
だけど、それ以外は全部いいね、サイレントランニング。
土星の側通過するとことか思い出すけど、もう20年くらい見てないなぁ。
>>509 > それ以降もうずっと長い間、映画でトランブルのあの光のハレーションを見れな
> くなって久しいです。
> ちょっと寂しいですね。
スレ違いだが激しく同意!
あの光のハレーションはCGに無い艶めかしさがあって大好きなんよ。
あの技って、2001年で修得したのかね。
厳密に言うと、光のハロウのことね。
未知との遭遇の宇宙船やブレードランナーのスピナーのパトランプの灯りがこちらを向くときに
画面にハロウ(光暈)が生じる。光の滲み。
カメラレンズ面に垂直に光が入射した時のみあらわれる現象。ほんの僅かでも光軸がずれたら
ハロウは消えてしまう。
長時間露光や多重露光やモーションコントロールカメラで撮る時に、いちいちレンズ面に垂直に
光を当てて(それも厳密に計算して)撮ってるんだよね。
滅茶苦茶大変。
未知との遭遇だと幻想的だし、2001年では漆黒の宇宙での孤高の人工光って感じだったし、
ブレランでは空中に浮遊するスピナーがこの上なくリアルに見えた。
特に2001年でゃ、コントラストがはっきりしていたから余計に際立っていた。
515 :
名無シネマ@上映中:04/10/17 04:40:34 ID:YnQ7bzrt
>>510 >>513 わぁ、同意してくれて嬉しいですね、涙出ますね!
トランブルの造り出す光の湿度のある多彩な表情は、やっぱり未知との遭遇で創造した
ものじゃないかと思います。
もちろん2001からの多重露光からの延長線上にあるんでしょうけど、未知との遭遇の
UFOは本体を見せずに、それが発する光でキャラクターを作ろうとしていたので、結果
いろんな光の多重露光技術を完成していって、ブレードランナーなどでは満艦飾の光の
オンパレードになっていましたよね。
トランブルの凄さは、その後の2010やフィフスエレメントの未来都市を見て始めて失
望の中から思い知った感じでした。
あの技術は薄っぺらいCGなんかに置き換えて忘れ去っていいものだろうか、って。
よく映画におけるリアルってことを考えるんですが、写真はフィルムに光が露光して映
像が刻印されるわけですが、その入ってくる光も物体に反射してくる光源に源があるわ
けですよね。
つまりものすごい時間をかけた露光というものは、上映時に時間を短縮して見せること
によって実写を模倣させるわけですから、それはフィルムという2次現実にとっては等
価なんじゃないかと思うんですよ。
空気を通過して物体に当たって反射した光の粒子は同じものじゃないかと。
だから映画館で観ていてすごくドキュメンタリックな記録的なリアル感があるんじゃな
いかって、思ったりしてたんですよ、昔。
CGは違うと思うんですよね。
やっぱり自然の中で撮影することによって大気の気温や湿度、素材の質感などから偶然
生まれる美しさは(もちろん照明技術もあるでしょうけど)実写ならではと思うんですよ。
あぁ、またそういう特撮映画が観たいなぁ、って。
あ、なんか年寄りが熱くなっちゃいましたね。
すんまへんw
516 :
名無シネマ@上映中:04/10/17 05:00:05 ID:YnQ7bzrt
>>514 あ、ハロウっていうんですか。
レンズに当てる角度から露光時間まで計算して撮影するんだから凄いですね。
なんかいろいろ勉強になります。
こればっかりは日本人には出来ない技だと思います。
スタートレックTMPの時はジョン・エイブル?の用意したエンタープライズ号が
小さすぎたとインタビューで言っていましたね(2mくらいだったかな)
それでも宇宙空間の光の見せ方は2001以来のトランブル節で感動しました。
それ以降のスタートレック物とはまったく違うんですよね。
あれ以降だときれいな宇宙空間だなぁと思ったのはスターウォーズとスターシッ
プトルーパーズくらいですかね。
SWのエピソード1〜2になるとからっきしダメですけど。
あえて反対の意見を書くと、
あの光の反射が“撮影しているカメラ”を意識してしまう。
宇宙空間と宇宙船と登場人物以外の第三者の存在があるってのは
時々不自然に思えるのも確か。
>>515-516 光っていろんな表情を作る(単体でも間接的であれ)からね。
2001に関しては、光を際立たせているのは、やはり真空空間で人工物が反射する
強烈な光と執行の闇のコントラスト(対比)だと思う。
あれがあってこそ、宇宙空間で眩しく輝く光が一層引き立っている。
自己矛盾を起こしたHALが遠隔操作で作業ポットを操るシーンで、作業艇がくるりと
回転してライトがピカーってこちらに向くじゃない。
邪悪のメタファーというか、ああ、これで彼はもう・・・・って思っちゃうもの。
ファニーな形なのに恐ろしく冷徹な感じがするよ。
>回転してライトがピカーってこちらに向くじゃない。
好きなシーンだ。
セリフも表情さえもないのに感情(のようなもの)が伝わってくる気がする。
だけどそこに“それを撮影しているカメラ”の存在も見えてしまう。
なるほどカメラの存在か、それは映画の映画たる証みたいなものだから、そういう
発想気付きさえしなかったよ。
良くも悪しくも、それがトランブルの個性なんだろうね。
弟子のダイクストラはその陽と影のコントラストに呪縛された個性を感じる。
あと2001年は全体に真空の「無音」の恐怖が支配しているね。
音があるものの、ダイクストラの「スペースバンパイア」の冒頭シーン、「ディープ
インパクト」のメサイアのシーンは2001年の直系で好きです。
>>520 >あと2001年は全体に真空の「無音」の恐怖が支配しているね。
俺もそれ言おうと思ってた。空気が無いから音が伝わらないってのは知識で解っているんだけど、
実際にそういった宇宙モノは驚くほど少ないよね。
音の無い恐怖って表現がピッタリだよね。
チューブが切れてもがきながら慣性の法則でどんどんディスカバリー号から離れていくシーン。
作業艇の緊急脱出装置を使ってディスカバリー号に乗り移るシーン、エアロックを閉じると
音が聞こえる。
そのあとボーマンの呼吸音でHALの機能を止めにいくシーンにつながるところなんか秀逸。
音がないのが最高の音響効果だね。
俺はカメラの存在を決して隠そうとは思っていないキューブリックの姿勢が好きだ。
彼はやっぱり、フィルムとレンズで映画を捕らえ続けていたと思う。
でも、CGが自由に使える環境にいたら、バリバリ使っていただろう。
CG多用の映画からフィルムとレンズ(あるいは撮影者のフィジカルな立ち位置)が
「絵」に分解・吸収されていくのを寂しく思うのは、やはり軟弱なオヤジの
ノスタルジーなんだろうな。以上、オッサンのたわごとでした。
映画の虚構という構成から
ある現象が実際にあってそれを実際にカメラで撮ったよ、という現実感の方がリアル。
映画館で観ていたり、テレビで観ているという自意識がすでにあるから、
現場で実際に撮ってきたのでは、と思わせるいうというリアリティの方が現実的。
ライブで観ているような効果を狙うとしてもスクリーンをレンズ面として割り切ったほうが、
理屈に合うと思うよ。
そうだね。やっぱ虚構のドキュメントだ。
525 :
名無シネマ@上映中:04/10/17 17:37:52 ID:YnQ7bzrt
>>521 いいですよね、息遣いだけで閉塞感がどんどん増していって…。
確かNASAが全面協力したというデ・パルマの「ミッション・トゥ・マーズ」では無音だ
ったような気もするんだけど、印象薄いとこみると効果上げてないのかなぁ。
確か船内の空気が抜けていくと音が無くなっていったんじゃなかったけな。
あれはあれで「2001年」前の宇宙モノへのオマージュのようで好きな作品なんですが。
>>522-523 禿しく同感です。
映画を観ている自分を意識することは避けられない。
レコーディングという観点からいうとレコードもフィルムも記録から発した2次メディア
上のリアルだから、カメラの存在が無くなると行き着くところ映像をケーブルかなにかで
身体にコネクタを設置して直接脳内アクセスさせるとこまで行くのでしょうね。
確かに最近の映画は現実の視覚に近付けるヴァーチャル指向が強くて。
LORは名作だと思うけど敵の軍勢を空中でなめるカメラアングルに違和感覚えるし…。
もともとあれはサスペリアでアルジェントがやった超自然的な視点だったんだよなぁ。
何を持って映画のリアリティ足りえるか。
いやー面白い。
俺は今27、原体験がETなんだけどこれくらいの年齢でも
昔の映画体験との差異が目だってしかたないよ。
リアルタイムで2001なんかの傑作群見てきた人はほんと今のCG耐えられないんじゃなかろうか。
ゲームや最近のハリウッド映画が原体験のもっと若い世代はCG平気なんだろうか。
要するに「馴れ」なのかなぁ。
>>526 >何を持って映画のリアリティ足りえるか。
その辺どうなんだろうね、面白いね。
今は映画にリアリティを求めているのか、そのあたりから問題になるかもしれない。
つまり、CGには2001のようなリアリティとは違う世界を追求する、そういう方向性が強い気がするなぁ。
絵画でも、ルネサンス後期のマニエリスムとか、写実主義の後の表現主義とかあるけど
2001年で一つの極点に達したとすれば、今は「その後」の時代かもしれない。
・・・っていうのを、
>>509-525を読んでて感じた。
映画のリアリティは絵画よりも彫刻や建築に近いところにあると思うんだ。
それは、彫刻的・建築的な被写体が絶対に必要だからね。
アニメーションは、被写体が(文字通り)絵画である特殊な映画なんだと思う。
今、映画はきわめて「絵画的」な時代を迎えているんじゃないだろうか。
529 :
名無シネマ@上映中:04/10/18 00:04:51 ID:nFSGLbod
やっぱ理解しにくいのは、ラストエピソードの「木星と無限の彼方」
なんだろうね。
ところで、私の手持ちのDVDはMGMロゴ前に「序章」で音楽のみ
数分流れて始まるのだが、68’年劇場公開時も同じだったの?
同じだよ。昔風のスタイルだね。
531 :
名無シネマ@上映中:04/10/18 00:38:46 ID:mvvYR7qF
>>528 最近は絵画的<それは言えてるかも知れない。
SWエピソード2の戦闘場面なんかは宗教的な壁画が動いているように見える。
良い悪いを別にして光源を全く感じないね。
>>529 「木星と無限の彼方」はロゴ見た瞬間からゾクゾクしっぱなし。
無限の彼方という言葉とスターゲートコリドーの映像だけ感じて後はぼーっと
してればいいって感じ。
テアトル東京でのリバイバル公開時は論理的な理解を超えろという理解をしました。
532 :
名無シネマ@上映中:04/10/18 01:05:28 ID:tp7KeVSQ
これ映画版とは違った意味で、原作の方も良いだろ。
すげぇ興奮するよな。
CG導入による
実写のアニメーション化か・・・
もう求められてる物が変容したのかな。
奥行きがないわけじゃん。絵画だと、、3Dとかいいつつ
結局二次現状のシミュレーションにすぎんわけでしょ、よくわからんけど。
>>527 コンピューターの圧倒的な発達が根本的に変えてしまったのは確かだろうね。
そして、今のデジタル映像も、その発達の過渡期かもしれない。
もしかしたら十年後は、ルーカスが今のSW3部作をリファインしているかも。
ジュマンジをはじめて観た時、エンドロールで象がアメ車を踏み潰すCGが
ワイヤーワークになって動いているのを目の当たりにして、スゲェと感嘆したが
その後の怒涛のデジタル映像に目が慣れてしまい、食傷気味。
知覚体験という事に於いては、昔のモーションコントロールカメラを使ったオプチカル合成や
多重露光、狼男アメリカンや遊星からの物体Xの変態特撮のほうが、
「どうやって撮ったんだ、これ?」って驚きが大きかったし、塊感や重量感があった。
志あれど力及ばずってのも多かったが、玉石混淆の中で一球入魂や奇想天外なアイディア
や製作者の熱やセンスをビシビシと感じられるものがあって、面白かった。
おれは特殊メイクの分野までCGが進出してくるとは正直思わなかった。
一番ショックだったのは「物体X」の特殊メイクの天才ロブ・ボッティンが
海洋ホラー「グリード」で人体破壊をCGでやってる時は悲しくなった。
これはスレ違いごめん。
>>528 >> 映画のリアリティは絵画よりも彫刻や建築に近いところにあると思うんだ。
反論するようで申し訳ないんだが、自分はそのまったく反対、映画のリアリ
ティは「絵画」だと思う(ただしルネサンス以降の絵画ね)。
逆にアニメーション(特に日本のアニメ)は、その見栄えとは裏腹に、極めて
彫刻的なのでは、と思う。
537 :
名無シネマ@上映中:04/10/18 03:56:06 ID:mvvYR7qF
>逆にアニメーション(特に日本のアニメ)は、その見栄えとは裏腹に、極めて
>彫刻的なのでは、と思う
そうですかぁ
米人アニメーターにいわせると、Animeの絵は2Dだそうだ
ディズニーの美少女って私らには不気味にうつるけど、でも彫刻の像としてみたばあい
正確なんだそうだ
逆にANIMEのフィギュアはどんなに精密でもなんか変でしょ
539 :
名無シネマ@上映中:04/10/18 04:14:13 ID:BntHenV5
どこが彫刻なんだか。
日本のアニメは平面、記号の最たるものでしょ。
う〜ん、「その見栄えとは裏腹に」って書いたように、まずは2D、3Dと
いう素朴な分別法を一時棚上げにするか、もしくは疑ってみないと分かって
もらえないとは思うんだけど…。
映画が絵画的と言ったのは、ルネサンス以降の絵画、つまり線遠近法が確立
されて以降の絵画のことね。線遠近法的絵画の特徴というのは「統一的空間」
の再現だということ。で、線遠近法の直径の子孫であるカメラを使った映画
も、そういった性質を持っている、と。
一方アニメ。こちらも確かに絵ではあるけど、上の539が書いている通り極め
て平面的。つまり、「空間」の再現にはまったく力が置かれていない。空間的
でないかわりに、非常に個別の「物」に対する指向性が強い。この物への指向
性ということで、まさに物の再現を目指す彫刻に近い、と言うワケね。もしく
は絵画で言うと、線遠近法以前の絵画(中世のイコン画)や、20世紀以降の現
代絵画、たとえばキュビスム絵画なんかと同等だと。
もちょっと違う言い方でいうと映画は視覚的、アニメは触覚的、ということに
なるんだけど…。
ま、詳しくはパノフスキーの象徴形式としての遠近法を読んで見てください。
目から鱗が落ちますよ。
えーと、このままじゃスレと関係ない書き込みになっちゃうんで、
とりあえず、2001年〜や他のキューブリック作品を空間の再現、
という視点で見ると非常に面白いかもしれないですよ、と。
スチュワーデスの歩き方に「無重力感」がなくて萎える。
いま我々が無重力でどんな感じかを知ってるから変に思うって訳じゃないよ。
例えば水中でどういう歩き方になるか、とか考えればあの当時でももうちょっと
リアリティある撮影ができたんじゃないかと思うんだけどな。
漏れとしては一番残念なところ。
543 :
539:04/10/18 08:32:02 ID:BntHenV5
>>540 うーん、映画論と絵画理論をつなげたいって欲望はわかるけど
かなり特殊だ、その筋は。
>非常に個別の「物」に対する指向性が強い。この物への指向
性ということで、まさに物の再現を目指す彫刻に近い、
これは「物」という言葉をバネにして彫刻「もの志向」と
アニメ「もの志向」を語っているがこれは随分アクロバティックだよ。
2つの「もの」は意味が違う。彫刻はまぎれもなく立体表現の
芸術という意味での「もの」だし、アニメは個々のものを写実でなくて
記号化して扱う点での「もの」だ。これははっきりと違う。
100歩譲って、デュシャンや日本の「もの派」のようにオブジェへの
考え方を現代美術として深化させたとしてもやはり彫刻=反イメージ
という基本属性はあまり変化しない。
それからイコンはイメージそのものだからアニメに近いし
キュビズムは引用や遠近法、メッセージ性もろもろが
複雑にからんでいるからより位置づけはむづかしい。
まあ語るだけじゃなくてものをつくってみなよ。その意識の
違いや方法がより深く理解できるから。
544 :
名無シネマ@上映中:04/10/18 08:50:03 ID:mvvYR7qF
>>540さんの新たなテーゼ立てに敬意を評します。
まず第一にキューブリックが2001年を撮るにあたって鉄腕アトムのアニメに関心
を示したこと。
これがストーリー面であるかアニメーションに対してのものなのか。
いや実は…。
それからアニメーションは彫刻的と言うよりフェティシズムと関係が深いと思う。
オタク的なモノとの関わりはキューブリックの時代には定義されていなかったけど、
キューブリックはその筋への慧眼も持っていたのだと思う。
絵画的、彫刻的、どちらでもないと思う。
つまり批判を覚悟であえて言えば、漫画的…。
>>542 激しく同意。
この話題が過ぎたら書こうかと思ってた。
かなり初期に撮影されたんだろうけど、あのわざとらしさは萎える。
仕事で毎日無重力を体験していたらもうちょっと慣れた歩き方もするだろうし。
>>544 美術に興味をもたんだと思う
ただ、当時としては斬新なSFアイディアに満ちていたのもほんとうだし
彫刻的っつう例え方が悪いからややこしいんじゃないのか
CGは絵画的アニメ的
映画は写真的 っつうニュアンスで話し進んでたような気が
>>547 >CGは絵画的アニメ的
同意。
ピクサーのCGアニメって、目に優しくあんまり違和感がないのはそんなところでしょう。
キューブリックって、リアリズムを追求したり、妥協しないってのは散々言われてきたことだし、
超既出だけど、その根底には、自身の出目であるドキュメンタリーフィルムカメラマンに立脚した
ドキュメンタリーのように撮ろうとしたのではないか。
勿論、物語自体はSFで虚構のものだけれど、その物語を淡々とドキュメンタリーのように撮っているみたいだ。
>>548 キューブリック版のAIは
少年型ロボットをCGで処理したかったそうじゃないですか。
でも断念したのは、やっぱりCGじゃリアリティを保てない、と判断したからなのかな。
キューブリックのCGアプローチ観たかったなぁ。
キューブリックのユニークさは、「被写体は映画に先行する」という信念のような
ものを常に感じさせるところにある(ドキュメンタリー的な感触は、すべての作品に
共通している)。ただし、キューブリックはあくまでも「ドキュメンタリーとしての
フィクション」を作ろうとしていたから、あの特有の質感が出て来るんだろう。
2001年がその端的な例だ。
それはまるで、レディメイドを自分で作ってから「発見」し、
それを写真に撮って「作品」と呼んでいるような感じだ。
普通の映画作家は「レディメイドっぽいもの」をデザインするのだが、
キューブリックの場合「レディメイド」そのものを作ろうとする。
それが原理的に不可能なら、レディメイドを超える形式をゼロから
作ろうと試みる。そういう馬鹿さがキューブリックの素敵なところだ。
552 :
机龍之介 ◆dAbg0u5.V. :04/10/18 18:20:40 ID:jevqUc4P
>>540 >線遠近法的絵画の特徴というのは「統一的空間」
の再現だということ。で、線遠近法の直径の子孫であるカメラを使った映画
も、そういった性質を持っている、と。
人間の視覚と原理的に同じとらえ方をするカメラのとらえた映像が人間
の視覚を正確に再現することを目的とした遠近法を用いた絵画と「統一的空間」 とかいう視点において
同じような画面になるのは当然なわけだが。
てめえは普通の言葉を使ってレスできねえのか?
>一方アニメ。こちらも確かに絵ではあるけど、上の539が書いている通り極め
て平面的。つまり、「空間」の再現にはまったく力が置かれていない。
お前の見るサザエさんはそうだろうな。
>もちょっと違う言い方でいうと映画は視覚的、アニメは触覚的、ということに
なるんだけど…。
「空間」の再現にはまったく力が置かれていないアニメが何故
触覚的になるのでしょうか。全く意味がわかりません。
>ま、詳しくはパノフスキーの象徴形式としての遠近法を読んで見てください。
目から鱗が落ちますよ
死ね
>それからアニメーションは彫刻的と言うよりフェティシズムと関係が深いと思う。
次の三つの単語の中に一つだけ性質の違う物があります。どれでしょうか?
1絵画的
2彫刻的
3漫画的
553 :
544:04/10/18 18:46:48 ID:mvvYR7qF
>>552 1の絵画的?
そういうカテゴリ分けはよく分からんから、組みしていません。
ワクワク・・
に、2!
漫画的ってなにを意味するんだろう?
鉄腕アトムや矢吹ジョーやスネオやのび太やブラックジャックの髪型が正面から
見ても、横から見ても斜めから見ても同じ様に見えるってこと。
アトムの角はどこから見ても必ず2本の法則って巷間でいわれているようなこと?
アメリカのアニメーションはリップシンクロに代表されるように基本的にはリアリズム追及だからね。
ニモやサリーがいくら誇張されている、架空と擬人化っていっても、動きは骨格からリアルだから。
ロトスコープって発想がそもそもそれを端的に表しているじゃないの。
556 :
机龍之介 ◆dAbg0u5.V. :04/10/18 19:45:16 ID:jevqUc4P
557 :
机龍之介 ◆dAbg0u5.V. :04/10/18 19:47:27 ID:jevqUc4P
>そういうカテゴリ分けはよく分からんから、組みしていません
だったらカテゴリ分けの話に口出すんじゃねーよカス
558 :
机龍之介 ◆dAbg0u5.V. :04/10/18 19:58:06 ID:jevqUc4P
>アメリカのアニメーションはリップシンクロに代表されるように基本的にはリアリズム追及だからね。
勝手に代表にすんな(w
>架空と擬人化っていっても、動きは骨格からリアルだから。
作品にもよるが日本のアニメは顔のディフォルメがキツく
最低限のコマ数で動かしているから「確かに漫画的」が
骨格のリアルさは作品にもよるがアメリカと同程度といえる。
素人がえらそうに語ってんじゃねーよ(アルティメットプゲラ
559 :
544:04/10/18 20:04:59 ID:mvvYR7qF
>>558 失礼なやつだな。
楽しくあーでもないこーでもないって語ってるんだから
つまらない水差すなよ、玄人さん。
またコイツかw
561 :
机龍之介 ◆dAbg0u5.V. :04/10/18 20:06:31 ID:jevqUc4P
2001年信者以外お断りスレのはここですか?
アニメで空間の再現には全く力がいれられていない?!
おいおい、ディズニーアニメとか、日本でも家なき子とか見てないの?
ディズニーの「ビアンカの大冒険 ゴールデン・イーグルを救え!(原題 The Rescuers down under)」
のオープニング見てみろって。
スターウォーズ公開時とほぼ一緒だが、空間が見事に表現されているぞ。
563 :
机龍之介 ◆dAbg0u5.V. :04/10/18 20:09:07 ID:jevqUc4P
自作自演必死だな(w
今度はコテハンつけてきたのかよ。懲りねぇな。
アニメーション云々は俺の専門外だから何もいえないけど。
>>558 敢えて猜疑心と自尊自大で瑣末なプライドの塊のボーダー(境界性)君へレス。
>勝手に代表にすんな(w
一つの代表的な例ということだ、リテラシー(読解力)を鍛えろ、厨。
>作品にもよるが日本のアニメは顔のディフォルメがキツく
>最低限のコマ数で動かしているから「確かに漫画的」が
>骨格のリアルさは作品にもよるがアメリカと同程度といえる。
顔のディフォルメ?何言ってんだ、厨。
顔のディフォルメがきつく最低限のコマで動かしている
↓
だから「確かに漫画的」
理論破綻しているぞ。手塚方式の8コマ/秒だから漫画的なんて短絡的な考え方するな。
「骨格のリアルさは作品にもよるがアメリカと同程度といえる。」
どの作品だ、検証するから挙げてみろ。
日本のアニメは顔のディフォルメがきついんだけど、骨格のリアルさは作品にも
よるがアメリカと同程度だって?
じゃあ訊くが、顔のデフォルメがきつい、その顔自体の骨格はリアルなのかよw
566 :
机龍之介 ◆dAbg0u5.V. :04/10/18 20:43:14 ID:jevqUc4P
>一つの代表的な例ということだ、リテラシー(読解力)を鍛えろ、厨。
お断りします。
>だから「確かに漫画的」
理論破綻しているぞ。手塚方式の8コマ/秒だから漫画的なんて短絡的な考え方するな。
漫画的の定義がなされていないので破綻してません。
>どの作品だ、検証するから挙げてみろ。
クレヨンしんちゃん、サザエさん、あたしんち等の極端なもの以外全部です。
>日本のアニメは顔のディフォルメがきついんだけど、骨格のリアルさは作品にも
よるがアメリカと同程度だって?
そうですよ。あなたはアルツハイマーですか?ってゆーか作品によって全然違うじゃん(w
>じゃあ訊くが、顔のデフォルメがきつい、その顔自体の骨格はリアルなのかよw
頭蓋骨単体では骨格とはいいません。
567 :
544:04/10/18 20:44:49 ID:mvvYR7qF
>>563 別に2001年の信者じゃないが?
また自作自演もしてないし、する必要もないが?
あと1か2か3なのか早く解答しなよ。
568 :
机龍之介 ◆dAbg0u5.V. :04/10/18 20:53:49 ID:jevqUc4P
3の漫画的 (
>>544のレスにおける「漫画的」に限定されるのでここではフェティシズム的という意味)です。
>>566 >漫画的の定義がなされていないので破綻してません。
そうかい、じゃあお前の『だから「確かに漫画的」』 ってのもお前の恣意的主観に過ぎないにね。
定義されてないんだからw
>クレヨンしんちゃん、サザエさん、あたしんち等の極端なもの以外全部です。
また曖昧模糊とした答えだこと。具体的に列挙してみろよ。
あ、そうか、お前の脳内だから実証理論的な定義なんてないんだな、だから曖昧なんだよな。
>頭蓋骨単体では骨格とはいいません。
誰が頭蓋骨単体と言った?だからリテラシーを鍛えろ。
骨格ってのは人間の骨組みだ。骨が互いに連接して、頭骨、脊柱、胸郭、上肢骨、下肢骨などの
骨格を成しているんだぞ。解るか厨?
その骨格の一部である顔の部分が『きつくディフォルメ』されて、どうして
骨格のリアルさ云々いえるんだよ。
全体の一部でも強烈にディフォルメされていても、リアルな骨格ってあるのか、あぁん?
厨へ、可及的速やか且つ端的理論的な反証を求める。
570 :
机龍之介 ◆dAbg0u5.V. :04/10/18 21:14:22 ID:jevqUc4P
>ってのもお前の恣意的主観に過ぎないにね。
当然です。
>具体的に列挙してみろよ
げんしけん、ケロロ軍曹、ニニンがシノブ等です。
>全体の一部でも強烈にディフォルメされていても、リアルな骨格ってあるのか、あぁん?
ありますよ。当然。日本のアニメは鼻が小さく、極端に目が大きくデザインされているものが
多いですが全体のフォルムやプロポーションはアメリカのものと同程度にリアルであるといえます。
そもそも私のレスは「その顔自体の骨格はリアルなのかよ」とかいう意味不明なレスに対する
ものです。
571 :
544:04/10/18 21:19:01 ID:mvvYR7qF
>>568 まずどういう系統においての性質の違いかを定義してないから答えられないわけ。
「漫画的」というのもおれがここで持ち出す段階で「?」付きなのだから、それを前提にも
出来ないし、フェティシズムとの関係も?
カテゴリ分けに興味が無いと言ったのはそういう意味だ。
そんなもん時代で変遷していくのだから。
ケンカ吹っかけるんならそこら辺纏めておいて欲しい。
おれが漫画的か?と言ったのは'60年代のウォーホールなどの現代美術の流行を前提してる。
現行の既にキューブリックなど先人の影響を受けたアニメーションや漫画のことじゃないよ。
影響下にある作品と並列に論じても意味が無い。
>>570 はいはい全てキミの恣意的主観ね。浅学浅才、浅慮ってことがよく解ったよ、
稀代の毒男机龍之介 ◆dAbg0u5.V. 君。
鼻も目も頭骨に基づいた骨格から形成されているのよね,意味不明はそっち。
頭蓋骨も骨格の一部、骨の連接だからね、解る厨?
>>571 自戒を込めて言うのですが、真剣に相手しては駄目ですよ。
噛み付き厨という前提でレスしなきゃ。
まともな議論をしようとすると、空疎な気分になるだけです。
574 :
机龍之介 ◆dAbg0u5.V. :04/10/18 21:28:02 ID:jevqUc4P
>>571 >まずどういう系統においての性質の違いかを定義してないから答えられないわけ。
彫刻と絵画とフェティシズムじゃ明らかに違うだろ(w
>おれが漫画的か?と言ったのは'60年代のウォーホールなどの現代美術の流行を前提してる。
現行の既にキューブリックなど先人の影響を受けたアニメーションや漫画のことじゃないよ。
影響下にある作品と並列に論じても意味が無い。
全体的に意味不明なレスです。
575 :
机龍之介 ◆dAbg0u5.V. :04/10/18 21:35:57 ID:jevqUc4P
>頭蓋骨も骨格の一部、骨の連接だからね、解る厨?
=頭蓋骨は単体でも10種16個の骨の連結で形成されているので骨格である。
>誰が頭蓋骨単体と言った?だからリテラシーを鍛えろ。
=頭蓋骨単体では骨格ではない。
どちらが正しいんでしょうか(w
>>574 >全体的に意味不明なレスです。
それはお前の読解力の無さが起因するものと自覚しているか?
たまには外の空気を吸って脳細胞を活性化させてこい。
返答に窮すると出現するお前の常套句ってのは皆が周知なんだから、下手な逃げうつんじゃないよ。
>>570 >げんしけん、ケロロ軍曹、ニニンがシノブ等です。
だから、それらがアメリカのどの作品と同程度リアルさなんだよ。
比較対象を出さなきゃ意味がないじゃないか、相対比較って言葉知ってる?
世間はお前の母親じゃないんだから、傍若無人なレスと利己的なレスは控えようね。
自分だけが解るレスは世間一般の他人は理解不可能だから。
その裏返しが致命的なリテラシーの欠如なんだろうけど。
577 :
机龍之介 ◆dAbg0u5.V. :04/10/18 21:42:48 ID:jevqUc4P
>>576 >それはお前の読解力の無さが起因するものと自覚しているか?
わかりません。
>それらがアメリカのどの作品と同程度リアルさなんだよ。
バットマンです。
>>575 >=頭蓋骨単体では骨格ではない。
どういうバイアスがかかっていて、そんな結論になるか理解しがたいが、
ひとつ確かな事は、 「頭蓋骨単体では骨格ではない。」はお前の言葉だね。
俺は、頭蓋骨も骨格の一部という趣旨で言ったんだよ。解る厨?
もう一度反芻してこい。解るまで。
で、まともな反駁頼むよ。
なんかややこしい展開になってますね(汗
自分は
>>527で絵画を例に出した時は、「リアリズム」という観点から比喩として挙げました。
>>540 絵画的か彫刻的か、あるいは触覚的か視覚的か、観点によって表現の仕方が変わる気がします。
感覚的にはシュヴァンクマイエルのようなアートアニメなんかはもろ触覚的だと思うけど、
>>539の言うように「記号の最たるもの」と考えればアニメは中世や現代絵画に例えられる、ってことですね。
でも映画って総合的なもんだし、時間の芸術(音楽に近い)って見方もあるから
どれに近いかカテゴリーを論じてもあまり意味はないというのに同意。
キューブリックのリアリズム追求の姿勢は興味深いですね。
彼の資質的なものもそうでしょうけど、あの時代的なものも影響大きいんでしょうか。
というのは、絵画で(w 「スーパーリアリズム」ってありますが(写真みたいな絵です)、
あれが出てきたのが60年代〜70年代のアメリカなんだそうで、2001とも同時代なんですね。
で、その背景について面白いことが書いてあったんで少し引用します。
>カメラ・アイ(=機械の眼)を世界を見る手段の中心に据える(略)
>描かれる対象への思い入れや主観的な感情をいっさい排除しクールに描写する表現が特徴(略)
>いかにも今日的な感触を持つドライでクールな表現は、現代に潜む孤独と虚無を映し出しながら(略)
http://www.museum.pref.kumamoto.jp/museum-3/1084319841-6975921/open_000.html
>>577 >>それらがアメリカのどの作品と同程度リアルさなんだよ。
>バットマンです。
映画、テレビ放映番組、漫画(コミック)、アニメーション、劇どれだよ。
バットマンっていっても表現媒体が多岐にわたるから、それぞれリアルさが違うぞ。
それと極めて根源的な疑問。
バットマンとげんしけん、ケロロ軍曹、ニニンがシノブ等(等って何だよ、厨w)
が同程度のリアルさって・・・・・。
あ、お前の極端に偏向した世間と乖離したその目、その頭から発生した
恣意的主観なんだね・・・・納得。もうここに来なくていいよ。
耳心 矢口 ら ず !
581 :
机龍之介 ◆dAbg0u5.V. :04/10/18 22:03:07 ID:jevqUc4P
>おれが漫画的か?と言ったのは'60年代のウォーホールなどの現代美術の流行を前提してる。
現行の既にキューブリックなど先人の影響を受けたアニメーションや漫画のことじゃないよ。
影響下にある作品と並列に論じても意味が無い。
やっぱ意味わかんねー(w
>自分だけが解るレスは世間一般の他人は理解不可能だから。
その裏返しが致命的なリテラシー
の欠如なんだろうけど。
リテラシー 2 1 [literacy]
読み書き能力。転じて、ある分野に関する知識。
「コンピューター-―」
意図的でない、世間一般の他人は理解不可能な自分だけが解るレスをするという行為はリテラシー
の欠如そのもので「裏返し」ではありません。
オレ「目鼻の大きさ、すなわち頭蓋骨の形状がディフォルメされていても他の骨のプロポーション
が正確であるならば骨格全体としてリアルと言うことができる。」
アフォ「頭蓋骨も骨格の一部であって頭蓋骨が違ったら他がいくらリアルでも骨格全体としてリアル
ということはできない。何故なら頭蓋骨も骨格の一部だから。」
582 :
机龍之介 ◆dAbg0u5.V. :04/10/18 22:05:58 ID:jevqUc4P
>>580 >映画、テレビ放映番組、漫画(コミック)、アニメーション、劇どれだよ。
アニメーションの話してんだろ
>同程度のリアルさって
骨格の話してんだよ
>あ、お前の極端に偏向した世間と乖離したその目、その頭から発生した
恣意的主観なんだね・・・・納得。もうここに来なくていいよ。
断る
(´-`).。oO(・・・イイヨイイヨー、総員リミッターはずしてがんがんイッテミヨー・・・)
>>579 面白いですね。
キューブリックの視点って、まさにそれかもしれませんね。
ドキュメンタリズムと通底するものがありますね。
画面を通して感じる冷たさっては真空空間の冷たさではなく、キューブリックの冷徹な
視点だったのかも。
585 :
机龍之介 ◆dAbg0u5.V. :04/10/18 22:21:09 ID:jevqUc4P
冷徹な視点というのは冷たいそうです。
586 :
544:04/10/18 22:22:56 ID:mvvYR7qF
>>573 なるほど、映画板にはピンポイントでしか来ないもんで。
自戒しますw
>>586 いえいえ、自戒するのは私で、貴兄は噛み付き厨に吠える口実を与えなければいいのです。
貴兄のレスにどこか噛み付き厨の自尊心や劣等感をくすぐるものがあるんでしょうね。
噛み付かずには居られない、居ても立ってもって感じですよ。
比喩さえ理解できない直結単細胞ですから言質とりはお手のものです、駄犬は。
588 :
机龍之介 ◆dAbg0u5.V. :04/10/18 22:40:50 ID:jevqUc4P
机龍之介って前スレのラストに来てた無職だろ? こんなことしてて大丈夫なのか?
>>589 無職だからこそ平気なんですよ。
自暴自棄なやつほど恐いものなしなんですから。
591 :
机龍之介 ◆dAbg0u5.V. :04/10/18 22:54:36 ID:jevqUc4P
。。
。 。 + ヽヽ
゜ 。・ 。 +゜ 。・゚ (;゚´дフ。
ノ( /
/ >
俺はあんま美術のことは詳しくないんだが、ルネッサンス以後の絵画ってのは
「地と図」っていう区別がないような気がすんだよね。全部「図」っていうかさ。
子供の絵って背景とか描かないことが多い。それは気持ちがまず「図」に
行ってるからだよね?「漫画的」ってのが何を指しているか俺もはっきりしないけど、
「漫画っぽい」っていうのは「子供っぽい」って意味を暗に含むことが多い。
それは、内容がどうこうじゃなくて「図に意識が寄っている」ってことなんじゃないかな。
西洋絵画でも、中世の奴とかは漫画っぽい。ルネッサンスより後のは漫画っぽくない。
それは「地と図」を同等に扱っているからだと思う。
で、写真ってのは、そういう意味では漫画的じゃなくて絵画的だ。
絵には筆跡とか絵の具のタッチとかあるけれど、写真は完全に平ら。
写真のイメージはただの粒子の集まり(「地」も「図」も一緒くたに扱われてる)。
だけど、やっぱり絵画と写真が違うと思うのは、程度の差でしかないかもしれんけど、
写真には「被写体」が絶対にあるってこと(絵画の「モチーフ」とはやっぱり違う)。
で、ここから先は俺のなんちゃって自説だけど、写真の「地」っていうのは写真って
メディアそのもの、「図」ってのは被写体なんだと思うわけね。それは、イメージの
内側での「地と図」じゃない。イメージの外側に「図」が「被写体」としてポーンと
外に出ちゃうわけよ(空間的にも時間的にも)。
なんか、キューブリックの映画って、ああ、やっぱ写真で映画だなって思うのは、
フィルム(というか、スクリーンか)の向こうに、俺が触れない(けれど確実に存在する)
被写体=世界が見えるんだよ。だから、キューブリック映画って、あんま絵画的って
感じはしない(漫画的でもない)。バリーリンドンとかでもね。やっぱ写真的、映画的かな
(絵と写真は違うっていう俺説を前提にしてるけど)。かといって「夢幻的」って感じは全然ない。
すげー即物的だし。なんつうか、望遠鏡でもう一つの地球を見てるみたいな、そんな感じだな。
長いな。すまん。
漫画の話するとややこしいな。これだけで論が展開できそう。
「地と図」か、よく分からないけど漫画は「省略」と「誇張」「象徴」が非常に大胆なのが
絵として特徴的な気がする。
(他にも物語、カット割りのリズム、ページを“めくる”行為、など独自の特徴があるが)
中世の絵画は神の視点、宗教的世界観を表現するのに必要なもののみ表現するため
誇張や省略、様式的な表現が写実的表現より重要視されてるので、そこが今日では
「漫画的」と思わせるんでしょうかね。
でもそういうのすっとばして
>フィルム(というか、スクリーンか)の向こうに、俺が触れない(けれど確実に存在する)
>被写体=世界が見えるんだよ。
っていうのに禿同。キューブリックの映画の、そこにすごく惹かれるよね。
それで2001は第3部のあの展開だもんね。もの凄いリアリズムであの世界観表現されて
ヤラレた!なんだYO!てなるw
「夢幻的」ていうと、今CGで表現されるものにはファンタジックな印象強いです。
本物そっくりに作っていても存在がリアルじゃない、夢幻的な世界が多くない?
なんでおまえらこんなはなししてんの?
595 :
544:04/10/19 02:43:06 ID:FNTXD/Mn
>>592-593 すごい咀嚼力だね、まったくそういう流れだと思う。
ただキューブリックは劇映画に進出するに当たって、自己の映像に対するスタンスの
相対化を行っているはず。
それが漫画的とまで言わないまでも、キューブリックが写実的な地点から漫画的プロ
ットを眺めると時計仕掛けのオレンジみたいな作品が出来上がる。
'60年代はポップアートの時代でもあったわけだから、漫画(戯画のがいいかな)的シチ
ュエーションを取り込むことで前衛的な地点に行けた。
「スパルタカス」は名刺みたいなものだとしても、「博士の…」は明確に戯画的な国
家関係と人間関係をテーマとしたのは「未知への飛行」と対比すれば分かる。
次いで2001年はそのポップアート的衣装はあの未来テクノロジーのデザイン全てだ
と思うし、そこからラスト、スターゲイトでサイケデリックへと伸長する。
今から見ると、すごく時代に沿った素直な展開に見える。
でも当時は謎にしか思えない難解な作品というのが通説だった。
特有のシンメトリックな画面構成がクラシックでアカデミックな意味合いを印象付け
ていたから、評論家にしろ観客にしろ、どうしても頭でっかちに捉えていた。
でもジョン・レノンなんかは「最後のスターゲイトコリドーの部分のフィルムを買っ
て自宅で一日中でも上映して眺めていたい」と言っていた。
>フィルム(というか、スクリーンか)の向こうに、俺が触れない(けれど確実に存在する)
>被写体=世界が見えるんだよ。
を映画史の上でひとつの時代に区切れたら、今後CGムーヴィーと対立した新しい映像の
カウンターたり得るんだけどな〜。
しかしこれもアナログなカメラへのアナクロな憧憬に過ぎないんだろうか…。
>>594 映画史の中だけでこの映画を語ると、どうしても「空前絶後」的な言い方に終始しちゃうんで、
(それだと信者と言われておしまいなんで・・まあそれでもかまわないけどw)
視野を広げて、アートとか美術史の中の一つの展開として捉え直す試み。
(で、あってる?)
>>595 ポップアート〜サイケデリックね、すげーよく分かる!
これまでの議論がいい意味で煮詰まったね。
今はこんな根性特撮するだけの需要がないんだろうな(残念)
でも今のCGに食傷気味の観客は意外に多い気もするし、CGの凄さを見せる映画から
一つの表現手段として落ち着いてくるかもね。やっぱりキューブリックのA.I.観たかった(ループw)
597 :
名無シネマ@上映中:04/10/19 08:29:39 ID:RwX8NuF1
宇宙映画はたくさんあるけど、
この映画ほど宇宙の神秘を感じられる映画はないと思う。
598 :
名無シネマ@上映中:04/10/19 08:34:36 ID:MP7cctY5
>>597 まったく理解できていません。あと100回は見直した方がいいぞ。
って釣りならゴメンね。
これだけは言える。
スターゲイトのシーンはCG的。
170分程の、プレミア試写会で1回だけ上映された
「ディレクターズカット版」があると聞いたが・・。
ナレーション入りで、音楽もクラシックじゃなかった
らしい。
宇宙船内での卓球シーンがあったとか。
>>598 そういう見方もあっていいんだけどな。
少なくとも特殊撮影のトランブルは宇宙をリアリスティックに表現しようとしたし、
キューブリックは監督としてそれを引き出そうとしていた。
意図は別のところにあろうとも。
いわば宇宙映画=トム・クルーズ映画のような解釈としてね。
そうだよ。
ごく単純な見方をしても「宇宙には上下はない」「宇宙空間は無音である」
という当たり前の神秘さをリアルに分かりやすく表現した映画は
他にあるかな。ありそうでないように思う。
>603
そんなの神秘とわよばないよ
>>602 マイケル・マンの新作「コラテラル」を例にあげれば、一般にはあれは「トム・クルーズ映画」
として宣伝されてるし、マンの名前を知ってるコアな映画ファン以外はそう捉えてるってこと。
そしてトムファンが映画を見て満足することが、マンの演出意図を邪魔していない、むしろ高め
ている、ということ。
「コラテラル」はまだ観てないので、これは仮定だけどね。
>>600 観たいなぁ、それ。
宇宙船内の日常生活描写って面白いもの。
パンナム宇宙旅客機の機内食えんどう豆のスープ飲みてぇー。
ディスカバリー号の宇宙食レンジでチンして、食べたい。特に青色ペースト。
>>604 だーかーらー「当たり前の神秘さ」と書いてるだろうが。
君は、無重力や無音世界や上下左右が意味のない世界に行って
それを体験したことでもあるんか?あーーーーん??
と煽ってみる。
ちょっと前にパンナム宇宙旅客機キャビンアテンダントの無重力ブーツ履いた歩き方が変って
あってけど、事の是非はともかくとして、無重力を体験したい。
アポロ13で使われた大型輸送機で45度上昇して、同じく下降する人工無重力状態でもいいから。
フロイド博士が宇宙酔い止め飲むシーンとか、もし酔って嘔吐した場合緊急吸出しマスク
装着の説明を見ているシーンとかも加えてほしかった。
トイレのシーン
ちょっと見ないうちにこんなに書き込み増えて、追いかけるのがたいへん
だな〜。流れを全然読まずに書き込んじゃうけど…。
>>592 > >フィルム(というか、スクリーンか)の向こうに、俺が触れない(けれど確実に存在する)
> >被写体=世界が見えるんだよ。
これこそまさしく、線遠近法=カメラの画像の特徴なんだよね。
自分が向かい合っている画面を透明なスクリーンに見立て、そ
の向こう側、消失点の方向に空間が広がっている、というふう
に仮定する視覚認知のあり方なんだけど。
そう言う意味でもキューブリックは、恐ろしいほどまでにカメ
ラが内面化された人だったと思うよ。
2001の時はキーボードが出てこなかった(あたりまえか)が、2010年では、チャンドラ博士が
HALを復旧させようと、メモリー室内でキーボードで単語を打ち込んでいた。
でも、無重力感は2001のほうがはるかに感じられた。
>>611 ディスカバリーからレオノフに乗り移るシーン、もうちょっとなんとか
なんなかったかなぁと思うね。
アクション映画になっちゃってるんだよねw
木星が太陽に生まれ変わるのも「スタートレック2」のが神秘的だったりする。
まぁ「カプリコン1」の監督じゃ、分かっちゃないから仕方ないか。
そろそろ実験的な宇宙映画のひとつも出て欲しいって感じ。
>>612 そうだねー。
本物の宇宙空間で撮りたいって、技術者の弟と新型カメラを開発しているといってたのは
キャメロンだけど、無重力の鎖を打ち切って無事生還するのはとっても危険な事だと
NASAが近年の事故で実証してくれてしまったからなぁ。
キャメロンは映像こそキューブリックと違えど、作家性の持続や偏執なところはよく似ているから、
資金面がなんとかなれば、またブレークスルーしてくれそうな気配が・・・・
でも近年の彼を見ていると、過剰な期待かも。
何にせよ、周到な準備と製作者との折衝、続発する突発事態に対処できる胆力が必須だね。
悪く言えば、エゴイストでなきゃ。
>>613 アポロ13は無重力で撮影させていただいております。
>>613 確かにキャメロンは凄いよね。
企画のアンバランスさを克服出来ればキューブリック並の天才監督になれるのに。
>>614 熱意と手間を感じないのよ>アポロ13
飛行機急降下でさせて撮影ってのも金にあかした感じがする。
CGのアポロ司令船よりライトスタッフのマーキュリーカプセルのがリアリティあったし…。
あと大気圏内でもX-1を弓で飛ばして撮影してるライヴ感に到底及ばないのよ。
サターン発射場面も実写使ってくれた方が良かったくらい。
でもアポロ13がなんで今一だったのか良く考えてみると、トム・ハンクスって俳優が退屈
なせいかも知れない。
ゲイリー・シニーズやケヴィン・ベーコン、ビル・パクストンはとても良かっただけに。
いや、ロン・ハワードって時点で並演出だよなやっぱり…。
>>615 おいおいおいおい、大丈夫かよ、本当?痛すぎるぞ、実際。
なんでキャメロン如きがキューブリックと並び称されるんだ?
別にキャメロン嫌いじゃないし、キューブリックマンセーでもないけど、
何がどう転んだってキャメロンがキューブリックの域に達することはないよ。
悪いけど西から昇ったお日様が東に沈むくらいあり得ない。
いくらなんでも買い被り過ぎだって。もしかして釣り?わし釣られてるの?
>>615 多少、釣りw
だってタルコフスキーとかと比べてもつまらないじゃない。
で、スレの流れとしてリアリスティックな映像とは?という話になって
いたので、ロン・ハワード出すんならキャメロン出しちゃうぞ、って
感じかなぁ。
でも他に現在、大作も撮れる天才監督ご存じだったら上げてください。
ヴィスコンティも映画内のセットでは、小物に至るまで
時代設定当時の新聞を実際に使ったりと、独特な方向にリアリスティックを求めていたらしいね。
そういったことなら予算が掛けられる映画なら普通にやっているのでは?
タイタニックとかでも。
ポップアートか・・・・言われてみれば、それまでに無いデザインを提示して、その斬新な
デザインと色使い(これも特撮同様コントラストがきいている。)は芸術といっても過言じゃないと思った。
キューブリックの科学的考証を基にしたリアリズムの中にある様式美ってのがたまらないんだ。
陳腐な言い方だけど、モダンだもの。何処から見てもモダン。
宇宙空間でも白と黒が効いているが、宇宙ステーションやディスカバリー号の中も白と黒が効いているよね。
あ、宇宙ステーションのあのソファは真っ赤なアクセントだったが。
621 :
名無シネマ@上映中:04/10/21 21:47:55 ID:ke2EsMwi
う〜ん、やっぱりキューブリックを同じジャンルで超える監督は皆無。
リドリースコットも通俗的になっちゃたし、キャメロン、ハワードは論外ね。
てか俺の中でのハワードはロバート・ゼメキスと同列だがな。
上で誰かがキューブリックの作る映画は「キューブリック映画」で
カテゴライズできるっていってたが、そのとおりだと思う。
まぁ中にはスパルタカスみたいな明らかに毛並みの違う作品もあるが(つまらないわけじゃないが)、
SF三部作にいたってはSF映画の枠じゃ収まりきれない。三つそれぞれ唯一無二の存在。
キューブリックは芸術至上主義と娯楽要素を最も高い次元で両立させた人間だと思う。
>>620 配色の意味に関しては小説版訳者の解説嫁。かなり興味深い解釈。
623 :
机龍之介 ◆dAbg0u5.V. :04/10/22 00:14:12 ID:B8bw/aRi
ァ ,、'`,、(´▽`) '`,、'`,、
笑うんじゃあない。そこ
625 :
,:04/10/22 11:28:31 ID:25khZF4w
2001年は文明批評です。キューブリックは文明をサルの夢ととらえている。
バクが証拠です。サルの夢をいつも食べていたから悪夢=文明が実現することは
なかった。けどバクが倒れたあとに文明創生の瞬間を見ることが出来る。
武器を使用した戦い。
現代文明のどこらへんが悪夢かと言えば基準を満たしていないと人として認められない。
で、ちょっとした失敗を怖がって、けど反面、誰かが失敗するのを待つ人間の怖さと悲しさがあるし、
基準を満たすには幸福な人間関係があげられるけどそのため、人は近しい人との
間に生まれる隔たりを極度に恐れ、認めることが出来ないことがありますよね。
そういうもろもろの人間の悲しさがHAL対ボウマン船長のエピソードに満ちてます。
貘か!
627 :
名無シネマ@上映中:04/10/22 21:18:50 ID:owtMeP4P
>>625 それじゃ釣れんだろ。
夢を食うバクなんて、日本のバカしか思いつかん。
628 :
机龍之介 ◆dAbg0u5.V. :04/10/22 23:19:31 ID:B8bw/aRi
ラッコは、石を使こうて貝を割りますがな。あれだって道具でっせ。
オランウータンは木の棒で水溜りの深さを測りながら歩くし、
キツツキでも木の枝使って、木の中の虫をほじくり出す種がいる。
>>628 遥か昔、、餌が取れなくて痩せ弱ったラッコ(の祖先)が浜辺に辿り着いた。
ふと気が付くと、ラッコの目の前にモノリスが、、、
ラッコは恐る恐るモノリスに触れる
と、ラッコは傍らの石に興味を示し、石を振り上げ地面に叩きつける動作を無意味に繰り返しはじめた
パパーーーーーーン!
631 :
,:04/10/23 12:02:14 ID:eKAdmCj/
まあまあ2001年は架空の物語なんだから
オランウータンがなんたらかんたらマジにならないように
キューブリックは隠喩を用いてるんだよ
で、NHK-hiの2001年の再放送いつよ?
634 :
名無シネマ@上映中:04/10/24 12:18:13 ID:Ppbh279a
「いんゆ」「いんりん」
遠いな
11.4
636 :
名無シネマ@上映中:04/10/24 16:56:21 ID:2rluVHWv
レンズのハロウがなんたら言ってる香具師は2001マンセーオタだけ。
CGの現実感はゲームセダイには違和感なし。
さっさと滅びろレンズオタ!
ァ ,、'`,、(´▽`) '`,、'`,、
>>CGの現実感
プッ
バーチャル・リアリティのことだろ?(w <ゲームセダイには違和感なし
もし現在テレビで放映されるドキュメンタリーがCG使いまくりだとしたら
キューブリックならなおさらCG使いまくりで撮るだろう。
ようは、何を表現しようとしているのかというコンセプト次第。
現代の宇宙船内中継なんかは別にCGバリバリ使ってない。
だからああやって長時間露光で撮るのが筋だと思う。
ゲーム世代ってかなりオヤジだけどな。
642 :
名無シネマ@上映中:04/10/24 21:56:50 ID:2rluVHWv
>>640 名作「アポロ13」はCGバリバリだったのをもう忘れている!
光学撮影にこだわるのはゲームセダイに嫉妬する2001厨!
キューブリックが今撮ったらぜんぶCGで撮ったに決まってる!
レンズオタがCG映画が理解できなくて焦っているのはお見通し!
>キューブリックが今撮ったらぜんぶCGで撮ったに決まってる!
・・・・・・・・・・
キューブリックが今撮ったら絶対にCG以外の方法を模索する
はずですわw
難しいな>CGを使うか否か
まぁ間違いなくいえるのはキューブリック的に最も「効果的」な手法を使うってことだ。
リアルなものより意味を込められるものを。キューブリックはそういう奴。
奴がどんな武器を使うかなど、それがわかれば映画監督目指すよ。
いや、宇宙にいって撮るだろうよ。
>645
それだ!
でもCG使いまくりのキューちゃんの映画ってちょっと観て見たい。
キューブリックがアポロ13をとったら
必要に応じてCGを使うだろう。
で、出来が悪かったら、ばっさり切り捨てて
別の方法を模索する。
ただ一つだけ、絶対に言える事は。
キューブリックのアポロ13は、
見てると酸欠になってぶっ倒れそうになる映画にちがいない。
649 :
名無シネマ@上映中:04/10/25 01:42:40 ID:EB2kzs2h
は〜、映画館でもう一回見たいなぁ〜、
そう。この映画については大画面のフィルム映像を
見るのが一番だと思う。
シネラマ画面で見れた日には、レンズヲタとかCG
ならどうとか小理屈をほざく気にはなれんはずだよ。
キューブリックが『AI』の製作を先延ばしにしていたのは、CGの技術が未熟だったからで、
ジュラシックパークを観て、『これならいける』と思って、熱心にCG技術について調べ始め
てたんじゃなかったか?
キャメロンを自宅に呼びつけてトゥルーライズを上映させながら
本人に技法説明させたという話はほんとうらしいぞ
前にキャメロンの名前出したら2001ヲタにバカにされたよ。
ま、それはいいとして、シネラマ上映館で観た2001年とCE3K、帝国の逆襲
は忘れられない。
若かったというのもあるけど、ほとんど「実体験」に近いね。
まあ普通は馬鹿にされるわな〜
東京物語をシネラマで観たいねっ
「東京物語」ってシネラマで撮ってたんですか?
というか70mm。
2001年をテアトル東京で観た時はスクリーンの彎曲でディスカバリー号が曲がって見えて、
でもそれ以外は包み込まれるみたいで凄くよかったですけどね。
OS劇場の二階最前列も良かったよ。
寅さんをテアトル東京で観たかったぞ
>>652 フロリダの橋を疾走するテロリストのトラックをハリアーがミサイルで木っ端微塵にするところとか、
最後のビルでのホバリングしながらの死闘とかをか?
でもトゥルーライズって映画としては本っ当につまんないんだよね。
そのへん勘違いしたら例によってキャメロン巨匠論が出てくるからみんな冷静にね
661 :
名無シネマ@上映中:04/10/26 09:45:49 ID:l+SGT34t
>>660 キャメロンが巨匠かどうかは知らないけれど、
この監督はお金の使い方は上手いと思う
662 :
509:04/10/26 10:03:29 ID:UUfIXDhl
光学撮影云々で発端を作った者だが、巨匠云々とかどちらが上とかそういうレベル
で話をされるんなら、もうこのスレに書き込むのやめます。
2001年が孤高の作品だというのは分かり切っているし周知もされている。
それを今までと異なる切り口で語ったらあんがい分かりやすい話題になった。
それのどこが悪いのか。
キャメロンと一緒に語るのも駄目、あれも駄目、これも駄目、そうして祭り上げる。
クロサワ天皇と同じですよそれじゃ。
敬して遠ざけてどうする。
そういう態度が日本の映画界も駄目にしているんですよ。
663 :
名無シネマ@上映中:04/10/26 16:27:31 ID:A83p0YJf
そんなこと言わないでよ。
>>662の言うことはよく分かるよ。
結論が決まってるんじゃ、話す意味ないよ。
>>662 気にすることないと思うお
もっと書き込んで
なんでこんな流れ?
キャメロンも凄いじゃない
エイリアン2もSF金字塔じゃない
>>662 ほとんど同意だけど、最後の一行がダメ。
おっさん臭いツマランまとめ方だと思う。
669 :
机龍之介 ◆dAbg0u5.V. :04/10/26 18:34:51 ID:+Pgdd9nQ
作画の崩れた萌えアニメほど
無残なものはない。
670 :
509:04/10/26 19:13:33 ID:UUfIXDhl
うーんオチがおやじ臭かったですか、テアトル東京世代バレバレ。
では撤回。
2001くらいになると決まってしまった評価というのがあるのは確かだけど
あれこれ枝余末節を話すのもいいんじゃないかと思うわけ。
トランブルの特撮も枝葉だし。
もともとトランブルは「月そしてその彼方」(タイトル自信なし)とかいうシ
ミュレーション映像がキューブリックの目に停まって起用されたそうですね。
そのフィルムなんとか観れないものかな〜とずっと思ってる。
671 :
名無シネマ@上映中:04/10/26 20:18:55 ID:G0ZgJsxh
Qちゃん
Kちゃん
「書くのやめます」と書いたら書くのやめてほしい
当時の特撮は光学式だからしょうがないじゃない。
語ろうとすれば、露光かオプチカル(光学式)合成か被写体を撮影するレンズ等に
言及せざるを得ないんでないの?
はっきりしているのは、今の映画で40年後に2001年見たいに語られる
モノはないということだよ。
エイリアン2と言えば、あのド頭の場面は2001年のパロディだと
思うんだけど、どう?
678 :
名無シネマ@上映中:04/10/27 08:35:13 ID:otT6wI9R
キャメロンと一緒に語るのはいいけど一緒くたにするのはどうかな
L'Arc-en-CielのNEO UNIVERSEって曲のPVに2001年みたいなイスが使われてて嬉しくなった
俺は金持ちだから将来オレンジの作家の家みたいな家に住む予定。
あらかじめダースベイダーを雇っとけよw
あと夜知らない人が来ても入れちゃダメだぞ
カミさんにいやらしいセーター着せたらだめだぞ
685 :
名無シネマ@上映中:04/10/29 20:24:38 ID:nAZR1bLh
インターホンの音、
ベートーヴェンの「チャチャチャチャーン」を
使うなよ。
HOMEって書いとけよ。
でまた忘れた頃に夜中誰か来たら入れていいぞ
後半作家の家にいたマッチョマンはダースベイダーの中の人。
へえ〜
691 :
名無シネマ@上映中:04/11/01 04:53:06 ID:URd5r6AS
そういえば、ジャージャーの店の裏にさりげにポットがあったね、
外出だったらスマソ
ポッドならあったが
へえ〜
さっき初めてDVDで見始めたら、骨投げてから宇宙船に変わったところで
1コマデカいホコリが映って思い切り冷めてしまったxx!!____
あんなのアリかい!??
2001年だぞっ!人類の宝だぞッ!!…そして商品だぞ!!!
ホコリくらい取れよ___ホコリ撮るなッx!!
さもなくば早くデジタルリマスターしろよなww
みんなのもそう??
695 :
名無シネマ@上映中:04/11/01 18:39:18 ID:7+d4iJGg
自演乙
696 :
名無シネマ@上映中:04/11/02 15:24:18 ID:EMfY3/5x
一回見たことあるけどわけわからなかったよ・・・
ただ映像美が素晴らしかった。
そんな俺って映画見るの向いていないのかな・・・理解に乏しいっていうか
小説読めば多少はわかると思うので今度買ってみます
>>696 >ただ映像美が素晴らしかった。
一度観てそう思った感性があるんだから
あなたは映画を観るのに向いてますよ。
今後、この映画をニ度三度と繰返し観れば・・どっぷりはまりますよ。
自演てどういう意味??
そんなことより、真っ暗な宇宙空間にビッてほこり一つx…
キューさん見たら泣くよ。。
ちなみに特別版のレンタル。
レンタルならしゃーないな。
ところでDVDで初めて確認できたんだけど
落ちてくる骨の角度と宇宙船になった瞬間の角度が
ピッタリ一致してるんかと思ったら違うんだね。
コマというか角度に飛躍があって、ちょっと意外だった。
700 :
名無シネマ@上映中:04/11/02 19:36:19 ID:cT/Jb0hP
>699
そう。あそこは昔からなんとなく気になるところ。
別に一致してなければいけない理由はないんだが...
もっと骨と船が似た形でもよかった、などとも思う。
でも特別版かなんかでモルフィングされたら興醒とも思う。
おれ前の方で光学撮影がどうのグダグダ書いてた奴なんだけど、DVD買ってきて
久しぶりに見直したらもう、言葉もないや。
凄い映画だ。
イギリスの何とかスタジオは大量の照明が発する熱で灼熱だった。
ボーマン船長がランニングするディスカバリー号内の遠心重力セットも暑くて大変だったそう。
あと、ディスカバリー号のミニチュアが12mと巨大だったのは、小さいと強烈なライトの熱で
歪んでしまったり溶けてしまうのも一因である。
まぁ、長時間露光&広角レンズで撮影して一番リアルなのを追求して導き出した縮尺が一番の理由だろうが。
おおっと、またノスタルジー光学撮影ヲタと蛇蠍の如く嫌われちゃうかな。
>>702 うん、2010はモデルのサイズの小ささが観てても分かるくらいだったし。
つうか特撮がエドランドだって聞いた時点で諦めていたけどね。
>>702 溶ける事と、大きさの関係がわからない。
たしかに2010のディスカバリー号は
たわんでしまっていたが、あれは回転する支持台にのせる為
だったし、小さいから歪むと言うのはむしろ逆かと思う。
あの本持ってる?
705 :
名無シネマ@上映中:04/11/03 09:08:53 ID:KFPxYRyK
>ボーマン船長がランニングするディスカバリー号内の
>ボーマン船長がランニングするディスカバリー号内の
>ボーマン船長がランニングするディスカバリー号内の
?
708 :
名無シネマ@上映中:04/11/04 00:04:20 ID:aPTkNsoz
プール副長だっけか、ランニングしてたの?
>>614 へーやっぱりそうだったんだー
幾つかのカットでどうやって撮影したんだろうとおもってたけどなるへそねー。
でも飛行機の自由落下って数十秒だよね?大変だなー撮影。
DVD買うと、その辺りのメイキングついてるのかな?
>>709 一回約2分
上手く行けば一回の急降下で
ワンカット撮影可能。
>>710 おれがこの前買った廉価版には予告編しか付いてなかった。
1960年代の映画だしね、メイキングという概念すら無かったでしょ。
2001年のメイキングならみたことある。
昔、アメリカのマニア向けメーカー、クライテリオン社から出てたLDに
その一部が映像特典として入ってた。
たぶん、公開当時にプロモーション用につくられたものだと思う。
現在出てるDVD BOXのキューブリックドキュメンタリーでも
2001年の章で一瞬、その映像が使われているんだけど、
画面にタイムコードが入ってるところを見ると
メイキングのプリント自体がもう現存してないんじゃないだろうか
>>713 現存してないんじゃ
そうですか、残念ですね。
特種撮影中のスチールなら過去に見たことあるので、そういうのも
入れてくれるとうれしいんですけどね。
私が見たのは撮影台に長々と横たわるディスカバリー号でしたけど。
>>713 激しく見たいなぁ、それ。
俺は、ふと立ち寄ったブック・オフの特撮映画の変遷という趣旨の写真解説書で
2001年のランニングコースのセットを裏側から撮影した粒子の粗い白黒写真を見たことがある。
買っておけばよかった。
2001のポスターでさー、月面のとか宇宙ステーションと赤ちゃんとはよくあるんだけど。
ランニングコースに宇宙服姿のボーマン(?)立ってる奴売ってるとこないかなー。
717 :
名無シネマ@上映中:04/11/05 17:29:42 ID:NSjuazhz
自演乙
なにが自演なんだ?
このスレ見てる人で砂原良徳聴いてる人いる?
2001-2010の劇中に使われてる音をサンプリングしまくってるんたけど
>719
大丈夫なのか著作権
721 :
名無シネマ@上映中:04/11/06 09:31:53 ID:wwt8IV9D
藻前ら!漏れはハイビジョンの再放送見逃しましたよ!(´・ω・`)
ENIGMAも3rdアルバムの出だしで、
HALの誤認による対処をミション・コントロール・センターと交信している時の音サンプリングしてるよね。
724 :
名無シネマ@上映中:04/11/06 22:47:13 ID:2SNejH2F
漏れの壁紙はHALの目だ。
いいぞー
>>721 私はDVに録画できました。ダウンコンバートですが。
BS2オンエア版に上書きしようとしてたので、前回の
中断時にはすごく凹みました。
またアタマに少し地震テロップがかぶってしまったけどね。
ハイビジョンで久々に見たけど、スターゲートのシーンの各場面って
どういう意味だったんでしょ?
自分的には、
光の粒が円形にドドーンと広がっていく
→いわゆるビッグバン?
玉子の黄身みたいなモヤがほろがっていく
→星間物質が拡散していく姿?
もやの中に渦のようなツブツブが
→ツブの一つ一つが星じゃなく銀河?
青色や赤色の荒野を飛行する
→青は超新星で赤は太陽の上空?
って感じに見ていたけど…
727 :
名無シネマ@上映中:04/11/06 23:50:54 ID:VQwJBKzL
728 :
名無シネマ@上映中:04/11/07 00:55:36 ID:srXNRpJS
今日DVDをレンタルしてきて、この映画を初めて見たんだけど、
映像が何も映ってなくて音楽だけっていうのはそういうもの?
DVDがおかしいんじゃないよね?
729 :
728:04/11/07 00:57:56 ID:srXNRpJS
728です。
>> 映像が何も映ってなくて音楽だけっていうのはそういうもの?
というのは映像が何も映ってなくて音楽だけのシーンがあるんだけどそういうもの?
という意味です
>>729 公開当時はその方式だったらしい。あと途中休憩も入るはず。
>>730 まったくそのままです。
休憩でトイレに行ったら混んでいて後半始まってしまって悔しかったのを憶えています。
>>728 昔の映画(60年代あたりまで?)は「序曲」とか休憩後の「間奏曲」が設定してた映画多かったしね。
ベン・ハーとかロレンスとかも「リバイバル上映」の際はそんな感じですた。
>>726 人体の受精の瞬間を宇宙に置き換えたものだと感じてるけど。
精子の形をしたディスカバリー号が木星のマンコにまっしぐら。
で、人類の頂点を極めた勝ち組ボーマンと宇宙とのSEXで
新人類誕生と。
734 :
728:04/11/07 02:02:04 ID:srXNRpJS
>>730-732 なるほど、どうもです
最初と途中に音楽だけのシーンがあって、「なんじゃこりゃ」って思ってしまいました
映画の内容もイマイチわからなかったし、僕にはこの映画を理解するのは無理だったか orz
>>734 いろんな楽しみ方のできる映画だと思うよ。
クラークの小説の方読んでSF的に解釈する人もいるしね。
おれは既になにも考えないでトリップ〜って感じで観るけど。
とにかく美しい映画かと。
そう考えるとゼメキスの「コンタクト」のラストは2001年の
ゼメキス流解釈かも。
中継地点とかで施設とか見えるし。
おれは小学生5年の時に未知との遭遇、中1の時スターウォーズが公開されて
もうSFや特撮にもう魅了されてしまった一人なんだが、その時によく
引き合いに出されていてはじめて知ったのがこの2001年だったことをよく覚えてる。
たまたまテアトル東京でリバイバルしてくれていて、もちろん観に行った。
70mm映像を観たのは俺の映画体験としては、この作品だったことに今だに感謝してる。
同じころ観た地獄の黙示録やディアハンターも、そういう意味でこの映画と並んで
ずっと忘れられない映画なんだが。
どれも小中学生だった俺には、そのまま受け取るしかないぐらい理解とか
そういうことを超えて、衝撃だった。言葉にならない感動ってこういうことなんだろうと思った。
それまでって、なんだかんだ映画ってそんな高尚なもんだとは思ってなかったんだよね。
基本が寅さんみたいな。いや映画って俺にとってチャップリンだったな。
俄然人生の目標が映画製作に向きましたよ。
一生涯で2001年みたいな作品を残して死ねるなら本望だと今でも思ってる。
映画を芸術の粋まで高めたキューブリック氏を心から敬愛します。
また今の映画好きな俺はキューブリック作品に出会えたからこそです。
>>723 おーありがと−
高いね(°д°)ポカーン
>>734 君は何歳かわからないけどまだ若いんじゃないかな?
やはり、2001年が公開された当時から映画を観ていた人じゃないと
この映画のすごさがわからないのかもしれない
いまどきのハリウッド映画のような見た目に派手なのを観てしまうと
ショボく感じちゃうしね
そういう意味で若い世代は不幸かもなぁ
>>726 まあ解釈は人それぞれだけど
大雑把にいえば「ミクロとマクロのシンクロ」なんじゃない?
それより“実際に「何」を撮影または素材として創った映像”なのかが知りたい。
何かネット資料でも書籍でもいいから知ってる人いる?
なんとなく子供の頃、教育番組か教材用のフィルムかなんかで観たような
懐かしい感じがするのだが・・・。
今日初めて見た。木星についてからの色んな色がグワーンってなる所にシビレタ。
こういう映像だけを集めたDVDとかあったらほしい。部屋で1日中みたら最高だろうな
>>740 公開当時ジョンレノンも同じこと言ってた。
もちろんDVDじゃなくてフィルムでだけど。
>>739 なにが知りたい?
お馴染みスリットスキャンと
山岳の空撮映像にソラリゼーション処理したものと
ガラスに絵の具をつけて水で洗い流していくところを
底から撮った絵だ。
>>742 あのスリットスキャンめちゃくちゃ大変で時間かかったんだよね。
1コマずつ露光するのは宇宙船も同じだけど、あの長さだからなぁ。
あの頃は特撮のメイキング記事も食い入るように貪り読んだもんだ。
CGとは有難みが違うんだよな。
744 :
739:04/11/08 09:27:15 ID:D362q2dB
>>742 スリットスキャンとソラリゼーションは分かるから、それ以外の映像です。
絵の具ですか。長年分からなかったです。
それらの技法であることを解説してあるものを読んだことがないので…。
例の精子が飛んで行くようなのも絵の具??
さて、またもう一度見直してみます。
>>744 水彩絵の具でいいから
ガラス板にちょこっとつけて
水道の水で流しながら裏から覗いて御覧
精子見たいなやつが出来るから。
ただ、実際はかなりの拡大撮影と聞いています。
746 :
739:04/11/08 10:59:38 ID:D362q2dB
黄色い宇宙服で船内のランニングコースにつったってるポスター
あれ子ども心にすごく怖かった
あ、するとプールさんが同時にふたりいるってことかや
あの映像、絵の具だったんですか。なんか平面的でつまらん絵ですね。
いかにもぐにゃぐにゃ流れているのをマクロで撮ってます、だから?って感じ。
自分次第
ただの絵具じゃないよ、色んな化学物質使ってる。
ソラリゼースオンはいうまでもなくスリットスキャンも今となっては
わざとらしく感じる。科学物質の水流しのほうがリアルだ。
ミクロの世界が宇宙空間に漂ってるのは“上も下もない世界は”
大きささえもない、と言ってるようで感動するよ。
なぜか東北弁が混じってしまった (´・ω・`)
753 :
名無シネマ@上映中:04/11/09 20:21:22 ID:JvbemoCt
いみわかんねーんだよ!!
観客に考えさせて終わるなや!!
卑怯なんだよ!!!!
>>753 まぁ緑色のペーストでも食べて落ち着きなされ、お若いの
あの宇宙食不味そうだよね
あのランニングしてる人、カメラの前でクイっとよけてたね。
ランニングしてる人、坂登ってるよね。
758 :
名無シネマ@上映中:04/11/10 21:58:04 ID:bG/k9RDx
>>755 ハンバーグみたいなのは旨そうだけど?(´・ω・`)
ハムハムハム・・・
味はそっくりです
科学的ゲロと喝破したオタキング
763 :
名無シネマ@上映中:04/11/11 01:28:09 ID:u6gGRSDo
これってマジで1968年に撮られたの?
つーかすごくね?
ありえなくね?
2004年撮影でも十分通じるだろ。
初めのシーンとかありえないくらいすごいし。
眠くなるけど
今日さっき初めて観ました。
1968年の作品だから、やたら凄いと評判の映像美もスターウォーズと同程度かそれ以下か?とか思って見始めたらなんの、ムチャクチャ凄いじゃないですか。
もう目を見開きっぱなしで2時間あっと言う間。こんなありきたりで嘘臭い感想をまさか自分が本当に持つとは。
映画を観る前に、町山智浩の本などでいくつか情報を得て「フ〜ンそんなモンか」とか思ってたけど、実際観たらもう・・・特に最後の部屋から胎児までの流れなんかは感動で震えまくった。
ヤバい、興奮のあまり眠れなくなっちゃったかも・・・
766 :
:04/11/11 04:28:09 ID:ilhwQBjb
スターゲイトのシーン、
『ドゴラ』『百目』『ひよこ』『バッファリン』などと勝手に命名してた。
というか撮影は66年頃からじゃなかったっけ?
768 :
名無シネマ@上映中:04/11/11 13:58:54 ID:XT51edlW
>>767 そうですか、ということは、ヴォスホート2号で行なわれたレオノフの宇宙遊泳(1965)や
ジェミニ4号のエド・ホワイトの宇宙遊泳から少し後(というか直後か)なんだね。
銀→白(グラスファイバー)→赤(最近のスペースシャトル)
宇宙服の色は先取りしてたんだね。
プールの船外活動で取っ手や、置き場所がたくさんあるのがリアルというか、科学的考証に則っているよね。
宇宙空間での遊泳や力仕事がいかに大変かわかる。
ネジを回した方向に体ごと回ってしまうからね。
769 :
:04/11/11 16:04:14 ID:z3fwDGpX
>>768 宇宙服の色はボーマンだけが赤色で乗組員全員色違いじゃね?
ひとりひとりの宇宙服のいろが違うのは先取りしてたと云うより
『月世界征服』からの影響だと思うが、いかがなものか。
>>769 その文脈の場合、「いかがか」と表現すべきだと思うが、いかがか。
確かにいかがわしいな。
というのは冗談だが、2001年は宇宙描写と造型センスのものすごさだね。
同時期のSF映画などに比べると「爆発的進化」と言っていいくらい
他を引き離しているし。
ディープインパクトの宇宙船メサイアのエピソードはかなり2001を意識
してると思うけどまだまだ甘い。
うん。作られた時代とデザインの先進ぶりのギャップで言えば、今もって、全SFを突き放しての
断トツ、トップだろうね。突然変異的だ。
俺、裏ネタは全然詳しくないんだけど、あの映画のデザイン関係を知ってる人、何か語ってくだちい。
デザインも秀逸だし、科学的考証もしっかりしてるし、示唆に富んでいるよね。
ただ風俗描写はモロ60年代のそれだけど。
フロイド博士が娘と電話する場面での娘。地上で誕生日を祝うフランク・プールの家族。
宇宙ステーションでの米ソ打々発止のやりとりでの博士たち。
お馴染みパンナム宇宙旅客機のキャビンアテンダントとパイロットたち。
髪型だな。
2010年でのボーマン未亡人の描写はよかった。
公開年に初めてアポロ8号が有人で月の周回軌道を9周して帰還したじゃない。
その時の船長が、猛烈漢、フランク・ボーマンなんだよね。
ディブ・ボーマンとフランク・プールのあいのこだと思った・・・・・個人的な感想ね。
打々発止?
>『バッファリン』
ワロタ
そりゃね、あの映画を人類が月にたどり着く前に
見た衝撃というのは今日では塑像もできないだろうね。
778 :
名無シネマ@上映中:04/11/11 22:38:50 ID:ULoMz1Up
>>740 iTuneであんな映像が見れる
部屋を真っ暗にして観てたらトリップしそうになる
779 :
名無シネマ@上映中:04/11/12 13:58:39 ID:eSPr4shq
ぴちっとした宇宙服が少し60年代の宇宙開拓史を感じさせる。
あのレンジでチンする宇宙食食べたいなぁ、ルークが飲んだ青いミルクと一緒に。
780 :
名無シネマ@上映中:04/11/12 19:52:06 ID:m0eCrjOj
昔リバイバルで観た時、インターミッションでのんびりウンコしてたら、つづきの始めの方見逃したの思いだした。
ウンコ男はいつ、どこの映画館で観たの?
俺ははるか昔、ガキの頃に親に連れられて新宿で観て、冒頭で眠り宇宙で目覚めた。
783 :
ウンコ男:04/11/12 23:29:34 ID:m0eCrjOj
確か新宿武蔵野館だったと思う
スターウォーズ公開後だったから高校生の時だな
昔の横長パンフにプレイボーイ誌を見てるスチールがのってるけど何で本編にあのシーンが無いんだろね
ウンコ男ってすごい名前だな
インターミッション中の長ーいウンコと
インターミッション明けの長ーいディスカバリー号が
脳内でフラッシュバックした
あるしゅ人間の生理に基づいた真理だな
ウンコから一気に宇宙船へ。
・・・深いな。
だから、かみの存在がうんぬんと…
うん、この流れ(・∀・)イイ!!
うんこの、流れ(・∀・)イイ!!
791 :
名無シネマ@上映中:04/11/14 15:04:07 ID:ajS4YTIH
あんな細い宇宙船、真中でポキっと折れるはずやで。
どこが正確な科学的考証に基づいとんねん。
わしはなっとくいかんで。
絶対なっとくできひん。
>>791 だってドリフトしたり急旋回したりしないもん、折れるわけないでしょ。
減速する時は反対側向いてエンジン噴射だもん。
>>781 こらーディスカバリー号の回転通路の位置が違うぞ〜
794 :
名無シネマ@上映中:04/11/14 19:53:19 ID:l6VGG0kq
何度も見てるけど必ずサンドイッチ食うあたりで睡魔に襲われる
ハム・ハム・ハム・・
睡魔セン。
映画のほうみてへんんとわからん
798 :
名無シネマ@上映中:04/11/16 02:04:15 ID:SheOIR+I
俺が生きてるうちにこんな未来はまだ来ないだろうなぁ
アポロ計画が続いてれば2001年には映画みたいに木星まで行ってたかも
実際いつ頃行けますか?
799 :
名無シネマ@上映中:04/11/16 02:11:37 ID:SheOIR+I
ところでPEPSIコーラのキャンペーンで2001年に宇宙旅行出来る話はどうなった?
俺がカミサマだったら
「30年後に地球を壊すから、それまでに出なさい。 あと、地球に取り残されたと同じ人数の人間を、
脱出した人間から無作為に消すから、そのつもりで頑張ってみんなで脱出しなさい」
とお告げして様子を見たいな。
>>800 あはは、貴公ベテランのSF者と見た。
それ告げられたらドーナッツ型宇宙ステーションどころかスペースコロニーまで
できちゃうだろうな。
神さまやってくれマジで、あっという間に戦争無くなるぞ。
>>798 戦争にうつつをぬかして
武器にばかり金を投資ししてるうちは
当分先かと思われ・・・。
残念ながら当分行けやしないんだろうね。
この映画くらいのスケールになるのは
100年か200年後くらいなんじゃないの?
>>800 人間だけっつーのはどうもカミサマらしくないよな〜
神なんて所詮人間の生んだ存在ですから
>戦争にうつつをぬかして
かつての宇宙開発競争は、米ソの冷戦の賜物なんですが(w
「2001年」の世界も、そういう前提のもとに構想されてます。
宇宙開発自体は金にならんからな。
進まないのもしょうがない。
種として勝っちゃった者は、種同士の戦いが激烈になるって何かで読んだ記憶がある。
例えば昆虫界のアリとかハチとかね。
人類平和っていうのは、もう本当に異星人襲来か、人間の、動物としての器を越えた
道徳観の発達しか、道は無いのかな。
今の人間は、ソフトウェアのキャパ以上の力を持ってしまった獣で、ドライバの
アップデートが早急に望まれるね。
809 :
名無シネマ@上映中:04/11/16 14:22:14 ID:mP1v0F14
あの原人立つとモロにアングロサクソン8頭身だものなぁ。
宇宙の大いなる意思みたいなものがあったとしても、それは瑣末な事にとらわれず、
大して知性的では無いんではないか。知性というのは、生物の有限な情報処理能力を効率的に使って
近似解を得るための苦肉の策にすぎないのではないか。つまり、貧乏人の節約術みたいな・・・
そう考えると、最も『知性的』な生物とは、脳の大きさと求める行動とのギャップが一番大きい種族なんじゃ
ないかなーと近頃思ったりするのねおれは。
>かつての宇宙開発競争は、米ソの冷戦の賜物なんですが(w
いや、それもわかってるけど
わかったうえでも言いたくなるじゃん現代の現状(w
キャバクラには、宇宙の全ての真理が潜んでいる。
ただ、それに気付くか気付かないかの違いだけである。
スリランカのフラットにて
アーサー・C・クラーク
815 :
名無シネマ@上映中:04/11/16 23:25:16 ID:jZFJ6LIs
>>807 人類の平和への鍵は、2001年がラストでちゃんと語ってるよ。
輪廻転生が証明されればいいんだよ。
魂のレベルでは人種も国も性別も所属惑星の違いはなく、
みんな来た道、これから歩む道なんですよ。
だけど輪廻転生の証明は「金」にならないばかりか、
転生を認めない宗教団体の迫害があるから進まないんだよ。
輪廻転生を謳うカルトもあるんだが・・・
つーか、こういう話題は別スレ作ったほうがよくない?
まあ、確かなのは、キューブリック本人は輪廻なんてもん、
これっぽちも信じていなかっただろうってことだな。
818 :
名無シネマ@上映中:04/11/17 00:55:38 ID:xvFSErF6
キューブリックは、ある時、地球人大衆のばかさ加減に失望して、
怒りを込めて思いっきり皮肉めいた映画を作ったり、
存在感のある教育係宇宙人まで持ち出して「てめーら、それでいいのか!」と
と暗号めいて語りかけていた気がするなー。
描写方法は凄くさりげないから、バカな一般大衆には判らないが。
すごい割り切り。爽快です。
たいした作家だと思うよ。
そこら辺の皮肉やペシミズムが共同創作したクラークと正反対なんだよな。
クラークはすごく楽観的で人類に対しての信頼に満ちたテーマが多いからな。
だから映画観て分からない人はクラークのノベライズ読めってのは違う気がするよ。
観た人の方向性にもよるが。
ただ輪廻転生というのはまったくの見当違い。
ラストはボーマン船長だけの生死の話じゃなく種の進化を比喩したものだから。
>818 なるほど・・・。
この映画の中では嘘をインプットされた機械のハルがその矛盾を抱えきれずに
だんだん破綻していく様子にどの登場人物よりも1番人間的なものを感じました。
たぶんそれはキューブリックが意図して演出した皮肉だと思うけれど・・・。
しかし、宇宙船を脱出した後に自分の人生の全て(いわば走馬灯)の映像が
脳内になだれ込んできた時の宇宙飛行士の表情と狼狽振りは必見だった。
あれは本当にすごい。
>810
>最も『知性的』な生物とは、脳の大きさと求める行動とのギャップが
>一番大きい種族なんじゃないかなーと近頃思ったりするのねおれは。
マジレスでそれってイルカじゃないですか?それか異星人。
なんとなく異星人っていたとしたら全ての遺伝子の大本は地球人なんじゃないかって
最近思ってやまないので・・・DQNな意見ですみません。
適当にスルーしてかまいません。
822 :
815:04/11/17 01:43:24 ID:xvFSErF6
>>819 でも、スターチャイルドの顔はボーマンそっくり。
比喩の提示だけで、あれだけのエネルギーが注ぎ込まれるものだろうか?ウーン。
2001年作る前、UFO現象までかなり研究の触手を伸ばしていた人だから、
当然、転生問題あたりも造詣が深かった可能性もあると推測した次第。
彼はキリスト教徒でないはずだしね。
みんな、タコみたいな火星人見ると笑うだろうけどさ、
俺が身近な存在の中で一番エイリアン的なものを感じる生物って、タコとイカなんだよな。
攻撃態勢に入ったタコの禍々しさ、ブキミにまだら模様になるイカ・・・すげー怖いんだけど。
>>823 それは、H・G・ウェルズあたりから出来上がったイメージのはず。
エイリアンであるということと、それが怖いということは関係ないよ。
つまり恐怖の対象が”タコ”だという事。
>>822 じぶんがあれだからって、せけんのひとがそうとはかぎらない。
とにかく、二人とも、クリエーションに関しては非常に理性的な人であったと言う事だけはいえる。
>>818 キューちゃんは宇宙モノが作りたかっただけ。
何も考えtないんだよ、アイツ。
>>815 俺も輪廻転生は違うと思うな
純然たる「進化」の描写だよ
その「進化」に託されたのが希望なのか絶望なのか
>>826 俺もそう思う。
後半の物栗鼠に吸い込まれてスターチャイルドに昇華するシーンを除けば、
極めてドキュメントタッチだもの。
宇宙モノ≒ドキュメントタッチ
だと思う。
たとえばスターウォーズなんかは演劇チック。
宇宙なのに水平線というか天と地、上下左右から
まったく解放されていない。
宇宙をドキュメントしたら、あんな風にならないよ。
宇宙に出た人間の意識そのものが解放されるまでは、ドキュメントしたものも
その影響を受けざるを得ない、という事だよ。
831 :
:04/11/17 18:27:22 ID:OiVbwChZ
>>829 >たとえばスターウォーズなんかは演劇チック。
宇宙なのに水平線というか天と地、上下左右から
まったく解放されていない。
一作目のファルコンとTIE FIGHTERとのドッグファイトシーンをよ〜く観てみろ。
そうそう、天と地、上下左右からまったく解放されていないのは
「スタートレック カーンの復讐」の優性人類カーンの方。
2001年は無重力を意識しまくっていると思うが。
過剰に意識するからこそ遠心人工重力をもちだしたんじゃないの。
整合性をとる為に。
でなかったら、エイリアンやスターウォーズのように宇宙の真っ只中にいても
天地があるし、液体は浮遊して飛散しないし、物体は下に落下する。
人工重力って開き直るかもしれないが、その人工重力をどうやって生み出しているかが
全く説明されていない(映像で)。
それは2001が近未来ハードSFだからだよ、他のと相対させて語るのは無粋だと
言われるかもしれないが、そういうところを妥協せず精緻に描いているからこそ
2001年が魅力的なんだと思う。
俺は2001年の物語とか示唆には全く興味がなくって、純粋に映像、視覚体験がすんばらしいので
何度も観てしまう。当時の米ソの宇宙開拓を準拠して、それに想像力を働かせて後世に多大な影響を
与え続けているのは偉大なことだよ。
ミールの船内を見ると、お国柄と経済的困窮があるとはいえ、ディスカバリー号のようには
いかないんだなぁ(まだまだ時間がかかる)と感じる。
取っ手とダクトホースと配線だらけ。
秋山氏がゲロを吐きまくったのは無重力のせい。胃の内容物が浮き上がってくる。
慣れないと戻す。宇宙酔いは凄いらしい。
SCIENCE FICTION を言葉通りにそのまま素直に撮った映画。
キューちゃんはストーリーなんかどうでもいいの。
宇宙撮りたい
暴力撮りたい
戦争撮りたい
中世撮りたい
ただ、それだけ。
メッセージを求めることが誤解なんだよ。
>>835 それも一理あるね。
無駄な贅肉どんどんそぎ落しちゃうからね。
少し前にストーリーが陳腐(SFとして)と書いたレスが
さんざん叩かれていた。またループしてるね。
いいんだよ、視覚体験フィルムだからよ。
これもループ?輪廻転生、り・いんかーねーしょん。湖の底。
キューブリックの映画は
単なるストーリーの入れ物じゃないってのは
誰でもわかってるとおもう
ストーリーがどうたらゴネレス自体が、陳腐。
さっきお釣りが2001円だった記念カキコ
>>840 たしかに、コンビニで合計金額が2001円だと
頭の中でツアラトウストラが鳴り響くな。
そんなこと一度もない。
>>842 > そんなこと一度もない。
なんかワロタ
俺も旧人類なんだけど……、モノリス触りてー!
>>842 単に高額紙幣を持ってないだけなんじゃないのか、と・・・w
キューブリック作品はロリータとオレンジしか観てないんだけど。
人間の本来の姿は凶暴で変態で常識なんて嘘って事で。
つまりは時間と空間と記憶と思考であり、人間は自分一人の中で生きてるだけって事だと思う。
で、この映画観て思ったのが、開いた口が塞がらない。
最後は結局一人ぼっちになった飛行士が白い部屋でグラスを落として、フとベットを見る。
グラスが壊れたのは「形あるものはいつかは壊れる」
グラスは死。死は再生。
進化は衰退してまた進化する。
嘘を流していた権力者達は嘘くさくて馬鹿に見えた。
848 :
897:04/11/21 16:38:06 ID:iEaZwH8s
あと、飛行士は同胞の死をとても悲しんでいたのが印象的。
その場面しか人間の感情を描いていない。
ハルに人間的な疑心や怒りがあったのも印象的だった。
最終的に飛行士は怒りでハルを殺してしまうけど。
そしてハルは死の間際にデイジーとか言ってるし。
愛の歌だし。
うーんヨクワカラン。
>>897(ちゃんとゲットするんだ)
中学生の感想文としてはよく書けてる。
まぁそれだけ読めてれば大したもんだ。
俺は初めてのとき思考停止してたし。
70ミリ版って、35ミリ版に比べてどれくらいきれいなんですか?
( ゚ _ゝ゚)
>>851 どれくらい>とてもきれい
あとスクリーン幅がこれでもかってくらい広い。
フィルムの幅が倍。
855 :
840:04/11/23 15:36:19 ID:s3ufgel8
聞かれてもいないのに俺の
〜2001円宇宙の釣り〜
暇だったので本屋で
『誰が「音楽を」殺したか』
『反社会学入門』
の二冊購入→なんとなく5千円と小銭払う→釣り2001円→ツァラストラ鳴る
856 :
名無シネマ@上映中:04/11/24 02:49:17 ID:hlzz4kB5
>>851 78年に旧テアトル東京の70mmシネラマでみた時は
どデカい湾曲スクリーンのおかげもあって、
まるで宇宙空間に包み込まれるような錯覚に陥り、怖気持ちよかった。
いいのか悪いのか、いろんなシーンで合成した跡がわかってしまうほどに、
70mmのプリントは鮮明だった。
'01年のリバイバルでの35mm版は、全体にポヤっとした感じで、
シネラマの目に突き刺さってくるような鮮烈さが感じられなくて悲しかった。
スターゲートシーンにいたっては、まるで別物のように臨場感がなく、
淡々と映像が通り過ぎてゆく印象になってて、ガックリした。
857 :
名無シネマ@上映中:04/11/24 02:51:39 ID:Zwzr73/u
>>856 おれもその時見に行った。
殺意を覚えたね。あの劇場といい、プリントといい。。。
70mmをIMAXで観たい
>>859 キューブリックが生きてたら、IMAX版作ってくれたかもしれないね。
もう網膜一杯に直接投射してくれ
>>860 その際、小さなお子は立ち入り禁止になる悪寒。ぽけもん癲癇を引き起こす恐れがあるという理由で。
でも、その前にお子様映画とは明らかに一線を画しているが。
視覚体験ということで言えば、うちの娘は2001年を嬉々として観ているけどね。
>>862 俺はガキの頃に親に連れられて観に行ったんだけど、子供心にも不思議な印象が強烈に残っている。
静かに観られるガキだったらせっかくの鑑賞のチャンスを奪わないでやって欲しいが、いかんせん
キーキーうるせぇ猿みたいなガキと区別する方法も無いもんな・・・。
864 :
キモイよママン(苦笑:04/11/27 20:43:41 ID:VXnDbq3T
>でも、スターチャイルドの顔はボーマンそっくり。
>でも、スターチャイルドの顔はボーマンそっくり。
>でも、スターチャイルドの顔はボーマンそっくり。
>でも、スターチャイルドの顔はボーマンそっくり。
>でも、スターチャイルドの顔はボーマンそっくり。
>キューちゃんは
>キューちゃんは
>キューちゃんは
>キューちゃんは
>キューちゃんは
10日も前の書き込みに・・・('A`)
なんか嫌な目にでも遭ったんだろうな
866 :
名無シネマ@上映中:04/11/27 22:30:37 ID:TWyGovX3
評論家の評価は極めて高いが、興行的にはイマイチとは聞いている
確かにスターウォーズとは次元が全然違う
単純に楽しめる映画ではないが、こういう映画も有りなんだろう
自分がプロモーターだったらどうだろう?
ちょっと考えちゃうな 制作費が高くてもお客が呼べないじゃさ
867 :
名無シネマ@上映中:04/11/27 22:53:36 ID:Vm8ypGOL
いや、確か結果的には大ヒットしたんじゃなかったっけ。
d
映画館の観客動員数だけでヒットだコケただと言えない時代に
なったんじゃないの?
評価するにせよ批判の声であるにせよ、何がしかの媒体でこの
映画を観た上で発言してる訳で、別に熱狂的リピータだけが
三十数年前のこの映画を観ている訳じゃない。
折々の世代に注目され観続けられて来た作品を超ロングラン
大ヒットと呼ばずしてどうする?
まあ大ヒット作品=観る価値のある映画かと言えば、むしろ
その逆のような気もするが・・・
>>866 誰からそんなガセネタを聞いたんだ。
大ヒットだったんだぞ。
その前からキューブリックの実力は認められていたから
好きに作らせていた。
今の貧困な知識で40年前を語るなよ。
>>870 全くです。むしろ評論家が騒ぎ出したのは映画が大ヒットしたからこそ。
脳内完結を既成事実にでっちあげる引きこもりの腐れ厨が多くて困りますなあ。
ちょっとデータ調べりゃ分かること調べずに自分の貧困な先入観だけで語るガキ。
逆にスターウォーズが日本初公開時は必ずしも大ヒットではなかったってことは
知らないんだろうな、こういう知ったかヲタは…嘆かわしい限りですw
俺は両方の評価を聞いた事が有る。
雑誌関係ではリバイバル公開でやっと採算がとれたという記事を
見た事も有るが、
大ヒットと言う記事も見た事がある
いろんな状況から推測して
ヒットはしたものの、制作費が高くついたので
採算がとれるラインを越えたのは公開後数年経ってからであった
というのが正解では無いかと思う。
しかし、デビルマンも大ヒット公開中!とかいって宣伝してるから
ヒットと言う言葉をにわかに信じられない。
日本国内の話を世界の話にすな
パールハーバーだって全米を震撼させたしな
マジレスすると871が正解。
初回上映時は「世紀の大作」という程はヒットしなかった。
コケたわけではない。
トータルでは大ヒット。
そうだ、いまでは哲学的な映像と思われているが
当時は、セックス、ドラッグ、ロックンロールのじだいだったので
LSDきめてから、スターゲートコリドーを見に行く奴があとを絶たなかったらしい。
ほんまか??
>>876 いや、むしろLSDきめないでトリップできる映画って評判だった。
誰だかがキューブリックと会った時の事、
ちょうど注文しておいた日本のSF映画のフィルムが届いた場に居合わせた。
「SFを作るつもりなのか?」と聞くと「この事は内密にしてくれ」と頼まれたという。
これが1957年の事だったそうなんだが、この「日本のSF映画」って何だろう?
>>876 >当時は、セックス、ドラッグ、ロックンロールのじだいだったので
冗談はよしてくれ
2001でもお月さんに星はあった
でもこれは映画としてのみためのよさを優先したものだとはクラーク氏の談
>882
星が写るのはおかしい、ということはないですよね。
Dレンジが十分広いフィルムなら空に星が写っていて当然。
しかし現実問題、そんなにラチチュード広いフィルムなんて無いだろ
でもあれば写るわけだし、CMOSイメージセンサーなんかだったらとか...
まあフィルム性能以前に、人間って目を向けた場所に露出は自動的に合わせるわけだから、
フィルム性能を基にした映像表現でなくてもいいんだよな。見たところがそれぞれそれなりに
描かれていても映像として問題ないわけか。
いや、レンズ特有の反射を映像に残してるし。
ボウマンが殺されるシーンとか。
>>29 > あと、「幸島のサルの理論」というのを今の今まで知りませんでした_| ̄|○
> なんかググってみると結構有名な話のようで。
> オカルトめいて聞こえるけどもし本当の話ならこれはまさに集合的無意識というか
>>27で書いた
> 幼年期の終りそのものって感じでなんか夢があっていいかもしれない。
>>34 >>36 そういうのが、あったらいいなー
と考えた人が幸島猿話
(現実には、普通に物理的に、他の若い世代の猿に伝播していった)
をオーバーにオカルティックに創作気味に書いただけ。
マーチン・ガードナーが創作した「ハノイの塔」の話に似ている。
>>866 公開当時評論したいわゆる映画評論家は、軒並み「話の筋」が追えてなかった。
冒頭の猿人シーンが現代ではない事すら理解できてなかった。
(翻訳に不備が無いにもかかわらず!)
話の筋を追えて肯定的な評価を下したのは、荻昌弘くらいしかいなかったと思う。
荻昌弘以外はまあ、今のおすぎみたいなもんだったよ。
892 :
名無シネマ@上映中:04/12/01 10:44:17 ID:mwBWPHOe
面白い書き込みを見つけた。
70 名前: 名無シネマさん 投稿日: 2001/07/09(月) 02:36
たしかに、「むかしはよかったのに」感は否めない。
クラークとの往復書簡風の2010のメイキング本読んだけど、
なんかすごく謙虚で、
クラークとキューブリックにすごく気つかってんの。
そりゃあの2人だからしょうがないけど、
あんまり良い人で、ものわかりもいいと
個性的な映画作家としてやってくのはツライんだろうなあ。
「破壊!」とか大好きだっただけに、
グッとヒネった快作をまた撮ってもらいたいもんです。
大スターのお抱え監督で終わらないで下さい、ハイアムズ監督!!
71 名前: なまえをいれてください 投稿日: 2001/07/09(月) 02:49
そういえば、2010を見たキューブリックは「結構面白い」
って言ってたらしいね。でも「説明しすぎ」とも言っていたらしいね。
つうか2001のファンが2010をクソミソにたたいたけど、
本人はそうでもなかったってことね。
…「結構面白い」w
893 :
名無シネマ@上映中:04/12/01 10:53:44 ID:+PU992+D
ID:wzAj2yovは何をムキになっているのか
889や890からは891という結論なんか出ないんだけど。
評論家が評する映画がすべて世紀の大ヒット作だとしたら
評論家の仕事って1年に1本あればいいとこだよ。
895 :
名無シネマ@上映中:04/12/01 11:19:18 ID:GM5HzO0l
「2001」から「2010」まで、たった9年なのに
宇宙船や宇宙服、船内の私服のデザインが
変化しすぎ。
と、既出のボケを書いてみる。
なんでもやってみればいいってものじゃないんだよ。
つーか米ソ対立がもうね。
あれで全てが一瞬にして陳腐化。
俺のハートにヒットしたぜ!
900げっと!
>>897 博士の異常な愛情作った人にそれ言っても
そういう映画じゃないとおもうが?パンナムはいいのか
論点が見えなくなってるぞ。
二行くら書けよw
>>895 製作した時期が18年程開いているからなぁ。
そう考えると、60年代から80年代初期はいろんな意味で変わったんだなぁ。
>>897 リアルタイムで見れなくて、遅れてきたやつの悲哀だね。
>>904 その後の20年はほとんど変化がないね、インダストリアルデザイン関係。
進化のシフトが萌え系に移ってしまった…。
>>897 は2010年のことを言ってるんじゃないの?
2001年は、ソ連という単語すら出てこなかったし。
>>907 え〜、でもきちんとソ連人と腹のさぐり合いしてたでしょ。
2010年はクラークがそこから発展させたストーリーでしょ。
あれは水のみ場での猿人の争いの延長
2010は続編ではない。
とマジレス。
2001年を純粋なSF作品だと思っている人にとっては2010年は正統的な続編。
と釣ってみる。
912 :
909:04/12/06 11:56:54 ID:BTa8k42o
続編であるとないの差は着目点の違い
911と912は同じことを言ってる。
2001年って、生理的に気持ち良い映画だよね。
見てると、自分が宇宙空間に漂ってるように感じて
すごくリラックスできる。
915 :
足漕ぎ宇宙船:04/12/07 10:36:39 ID:W8yr86Qr
このスレの人たちはこの映画にストーリーは無いと思ってる?
確かに年末に地上波でやった頃に観た時は環境ビデオ(まだビデオなかったか…)
みたいなもんかと流したが、
2001年の最終興行観た時は全部つながったストーリーになってるんで驚いた。
オデッセイとは人生と言う意味だったらしい。
みんなはこの作品をどんな風に読み取った?
2010は続編でしょ。
2001年宇宙の旅〜2〜でしょ。
2010の話はしてないって。
クラークの原作の話もしてない。
純然たるクブリックのフィルムの話。
人類は、モノリスを作った知的生命(肉体は多分無し)に、
進化のきっかけを与えられ無事進化しました、っていう映画でしょう。
>>915 ストーリーが「無い」なんて思ってる奴なんかいねえーよ(w
2001年の評価としては「SFとしてみたストーリー」は
さほど重要な要素ではない、と考えてるだけ。
ただ、環境ビデオ「としても」楽しむことができる
というだけのことで・・・
2001年は、見た人によってストーリーの解釈が全然違うから面白いね。
淀川長治は、宇宙飛行士の一人が発狂する、って説明してたし。
いや、「見た人によってストーリーの解釈が全然違う」と言う話じゃなく、
もうきちんとストーリーが作品の中に含まれてるんだよ。
それも頭からラストまで繋がってる。
あとはクブリックとオレたちの知恵比べみたいな感じ。
モノリスが「進化を促すきっかけ」とか「知恵を授けた」と言うのは
クブリックの引っ掛けだと思う。あれはそう言う意味じゃない。
そもそも「SFにした」と言う事自体が引っ掛け。
まず、そのストーリーとやらを聞かせてくれ。
じゃないと、話しにならないよ。
もういちど「2001年」をゆっくり鑑賞してくれ。
ストーリーは4パートになってるよな?
・原人
・フロイト博士
・ボーマン船長
・木星
その幕間にモノリスが出て来る。
惑わされていけないのは「それらは同一線上のもの」であり例え時代やキャラが違おうと
「ひとつのストーリー」であると言う事。
モノリスによって劇的な変化がある、これを何と捕らえるか。
これらに留意すればクブリックのシナリオが読めて来る。
「オデッセイ」と言うのもヒントだったな。
だからさー、白い部屋を科学的に検証したり、
人類の背負う業を宗教的な視点から考察してみたり、
この作品には、多種多様な観方があると思うんだけど、
それが、どれも破綻してないってのが魅力な訳で…。
で、君の思う「本当のストーリー」って何なのさ?
それは作品を観た側の受け皿によって違ってくるから、
ちゃんと説明しないと、他の人には解らないよ。
>>924 ここですぐにアンサーを出せとせっつかずに少しは読み解く事もしてくれ。
劇場で何の考察もなしに観ても分かるくらいだから難しい隠しメッセージでもなんでもない。
ひねくれ者のクブリックは少々舞台を特殊にしただけでストーリーはごく普通の映画だ。
ここで言ってしまっては「そう言うイメージ」で観るだろう?良くも悪くも。
これはクブリックとの知恵比べだ。
決して「どうとでも解釈できる映画」ではない。
それに気付いた人との「答え合わせ」がしたいんだよ。
で、君はこの映画をどんな内容の作品だと感じた?
>>925 まず、猿だね、猿…。
モノリスに触れた猿は、知識を得た代わりに、同族殺しの業を背負う。
これが人類の夜明けであると同時に、初めて犯した間違いなのかもしれない。
俺は、純粋なSFだと思って観ているし、
この作品は、どのシーンにも、一切の無駄がないと信じている。
で、君としては、あの猿のシーンをどう捉えれば正解だと言うの?
「足漕ぎ宇宙船」氏は舞い上がり杉。
君の解釈が唯一の正解ではない。
キューちゃんとしては「観た奴の数だけ解釈があってもいいじゃん」
だと思う。「足漕ぎ宇宙船」氏は舞い上がり杉。
君の解釈が唯一の正解ではない。
>>927 もちろん自論を唯一無二のファイナルアンサーだとは思っていない。
だからこそ自分の観た2001を語る前に、
同じく2001をスレ立てしてそこに集う程ディープなマニアの感想を聞きたい訳で。
>「観た奴の数だけ解釈があってもいいじゃん」
と言ったのは「そこまで迷走する議論を呼ぶ作り」にした自負からであり
ハナからあやふやに作っている訳ではない。クブリック的ストーリーは確かに綴られている。
後はそれに「どれだけ肉迫するか」だろう?
クブリックは「別にまちがえてもいいよ」と言ってるだけだ。
で、そう言う927氏の感想もぜひ聞かせて欲しい。
なんだよ、足漕ぎ。
偉そうな事は言うくせに、実は全く理解できなかったのか?
そうじゃないなら、そろそろ正しい解釈とやらを聞かせてくれよ。
結局、他人の意見を聞いてばっかりだな、お前って…。
>>926 原人のシーンはおおむね同意。
と言う事は監督の意図する内容に一歩近づいたのかな?
しかしモノリスに接触と言うイべントは先程に述べた様に「知識の授与」ではなく
能動的な「知ヘの欲求」と解釈した。
それも本当に大したことない「知への欲求」。カンタンに説明できるがそれは
オレアンサーを言ってしまうのでここまでにしておく。
恍惚と骨を放り上げるシーンにはちゃんと意味がある。
931 :
名無シネマ@上映中:04/12/07 13:37:55 ID:au4IlBL/
これ既出?
ほんとは“詳細なナレーション”が全編に入るはずだったんでしょ?
それをクブリックが完成直前で強引に外したそう。
「マジックがなくなる」からとか言って。
これには共同原作者のクラークも「これじゃあ意味不明だよー」と文句言ってたらしい。
クブリックらしいエピソードだなーと思ったにゃー。
既出だったら重ねてスマソ。
今はマンドクセ。
そういうモードにない。
>>929 煽りはナシの方向でたのむ。
こちらとしては「どっちが正しい」とか「おまえの妄想」などと煽り合う為に来たわけじゃない。
それから注意した方がいいのはクブリックは「あらぬ方向へ目を向けさせる為」に
やたらと作り込みをしている。ドラマの本流から目を逸らしては監督の思うツボ。
モノリスを知ってしまった事から始まる罪と苦悩をこれまた違う方向へ解釈させる為に
敵対する勢力を入れてる事を留意されたし>原人のシーン。
934 :
エロイスト:04/12/07 13:49:08 ID:GkYvJZ/1
じゃあちょっと恥ずかしいが、おれの2001年観も書くよ。
この映画はラブストーリーだと思って見てるよ。
それもかなりコアなエロティシズムに満ちあふれている。
モノリスにおそるおそる触る原人は初めて女体に触れる童貞の厨房そのものだ。
ワルツに彩られたシャトルと宇宙ステーションの接近シーンは男女の肉体的交感の悦びそのものだ。
異空間に突入するボーマンの驚きは射精の快感の映像化だ。
そして最後に赤ちゃんだ。
だから何度見ても飽きないし気持ちいい。
未知の感覚に憧れるクラークとリアリストのキューブリックの意見は分かれて当たり前。
キューブリックはSFのセンスオブワンダーの無意識的本質をずばり突いた。
2001年はエロシーンの無いエロ映画だよ。
>>934 スルドイ!おどろいた!
ああここはダメかと思ってたが…まさかここにもあの描写に惑わされない者がいたとは!
今、「夜明け編」の見解をUPするよ。
>>933 はいはい、下手な煽りは無しでね。
でもな足漕ぎ、その解釈は最もポピュラーな物だと思うぞ。
つまり、作中のキューブリックの皮肉を汲み取っているだけだ。
それは、ただの一面に過ぎないよ。
夜明けの原人編とは誕生したばかりの男を言う。
毎日食う事と勢力争いに明け暮れるのは「欲望に従順な未熟な年代」を表す。
そして「モノリス」とはすなわち「女」であり
これは少年の精通=キター!セクスアリスを表現している。
つまり初めてのエロ本(モノリス)で射精を知り、男は女と言う存在を意識する。
投げ上げたボーンは射精時の高揚感。
(゜Д゜)
( ・∀・)つ〃∩ヘェー
>>936 ところがだ、「これは単なるワンシーンのひとつの解釈に過ぎない」と言うが
この図式でずーっと第4章まで語れるんだな。
つまりモノリスとは「女」
そしてこの映画は「男の旅路」なわけだ。
もっと語りたい所だが興味深い意見を待つとしよう。
下らね…。
昔、同じ事を言ってた奴が居たよ。
それで全てを語るには、あまりに無理がありすぎないか?
スーパーマリオがエロイと言ってるのと、同じだろ…。
2001年秘宝館への旅
そこで耳を塞ぐも良し。しかしいかにもクブリックらしい「男と女」だと思うがね。
ちなみになぜディスカバリーが精子を模したスタイルなのか説明できるかね。
偶然と言うには「それらしいガジェット」があちこちに散りばめられているのも不思議に思わないか?
否定した時点で謎解きはストップしてしまうが、クブリックのマーキングを見つける作業は面白いぞ。
で、また、ディスカバリー号は精子がモデルだとか云う話しに繋がる訳だ。
あー、なんか時間の無駄だったぜ…。
では一人脱落。
まだあと3章分の解釈が残っているが、だれか面白い読み解き方をした者はいないかな?
>>915 オデッセイ=オデッセウスを主人公とした海洋放浪の冒険譚。
足漕ぎ=釣れさえすれば何でもいいと思ってるサミシイ電波
ジェロムみたいなもんでしょ。
むかしからやおいのすきなばかが
2001をホモの話と解釈するのがあったが
まだ生き残っていたとは。
950 :
名無シネマ@上映中:04/12/07 22:52:38 ID:5zfvvCyL
問題は、解釈に整合性があるか、ツジツマが合うか、ではなく、
映画を見るという体験そのものを、そのドキドキを増幅してくれるかどうか。
足ナントカの説は、確かに映画と矛盾はしないかも知れないが、ただ退屈なだけ。
ディスカバリーが精子なんて解釈は、使い古されているだけでなく、
ちょっと気を利かせたこをが言いたいエセインテリであれば、
思いつくのはそう難しいことではない。
問題は、そういう解釈が、画面に現れる宇宙の闇を、
いささかも深めてはくれないことだ。
だから否定にムキになるのはどうでもいい。否定なんてのは馬鹿でもできるし
それこそクブリックの意図に近づく行為ですらない。
それなら自分はどう感じたのかと言う事じゃないのか?
それを言えばいい。
それすら出来ずに単に人を否定する書き込みしか出来ない志の低さを自覚してはどうかな。
つまりは2001からは何も感じられずに
只特撮がいいだのディティールが素晴らしいだのと言う些細な事しか感じられなかったのかね?
ここがその程度のスレなのかと。
>>948-949は単なる煽りだからスルーで良しとしても
>>950 >問題は、解釈に整合性があるか、ツジツマが合うか、ではなく、
>映画を見るという体験そのものを、そのドキドキを増幅してくれるかどうか。
それはむしろ逆。
「オレが楽しけりゃ名作」は一見正しい様で只の刹那的快楽主義。
監督は作品に意図するものを含めてそれを(表に出す出さないは別として)テーマとしている。
もちろんテーマの幅にもいろいろありきで、
単に乱暴者が大暴れしてスッキリから今回の2001まで実に多岐に渡る。
それを画面から読み取り「監督は何が言いたかったのか」と想像を巡らせるのも
大切な鑑賞法だと思う。映画とは鑑賞者の単なるオカズではない。
953 :
名無シネマ@上映中:04/12/07 23:38:01 ID:5zfvvCyL
メンドくさいので、簡単にレスする。
確かに映画は刹那的な快楽ではなく(つーか、そんなこと誰が言った)
独自の構造とテーマを持っている。
でもそれは、コトバによる「意味」の「解釈」とは全く別の問題なのだ。
各々の体験が、単なる絵解きのコトバに還元されるのであれば、映画など見る必要はない。
キューブリックが、なぜ全てをアイマイにしたかわかるかね。
それは、君みたいな人間に、無駄なお喋りをさせるためじゃない。
>キューブリックが、なぜ全てをアイマイにしたかわかるかね
>それは、君みたいな人間に、無駄なお喋りをさせるためじゃない
ではなんのため?
955 :
名無シネマ@上映中:04/12/07 23:50:32 ID:5zfvvCyL
教えてあげない。
つーか、上のレスで既に答えてるようなもんでしょーが。
もう一度、4行目と5行目を読んでみ。
以上。
おやすみ。
>映画は独自の構造とテーマを持っている。
>でもそれは、コトバによる「意味」の「解釈」とは全く別の問題なのだ。
ここも意味不明。
そもそも映画とは共同作業であり分業だ。ならば多数の中に言葉による疎通なくして
一貫した作品など作れない。
あるパートではお色気シーンを強調してみたり、
あるパートではギャグキャラが立ちまくりだったり。
それらに整合性を与え、内容を統一する為に言葉は不要なのか??
製作現場で方向性やテーマを統一して作られる物をなぜマスプロに出てからは
「そう言う物とは違う」と言い切れるのだろう。ならば
>コトバによる「意味」の「解釈」とは全く別の問題
とは具体的に何を指して言うのだろうか。
>教えてあげない。
ではなく言葉に詰まってしまった、と解釈しよう。
そもそもキミはこの作品をどう解釈したのかね。
それさえも言えずに「教えてやらん」では単なる思考の放棄でしかない。
そう言う見方がキミの言う正しい鑑賞法なのかね。
今までの流れを読んで感じたことだけど
スレに話題を提供するという意味で足漕ぎの書き込みは評価すべきと思うよ
でも、書き方が下手で自ら煽りを呼び寄せていることに気付きなよ
例えばこれだ↓
>>940 > もっと語りたい所だが興味深い意見を待つとしよう。
なぜ「オレはこの映画にこれこれの意味を読み取ったが皆はどう思う?」と
自分の考え・意見・「答え」をまず最初に提示しない?
なぜ自分の考えを示さないまま、ひたすら他人の解釈を求める?
初対面の人間に自分から名乗らず、いきなり「お前の名前は?」と尋ねるような
奴を見たら、誰だって「何だこいつ」と思うだろ?
>>925 > それに気付いた人との「答え合わせ」がしたいんだよ。
自分の「答え」が独創的なものだという自負があるなら
まずそれを書き込んでからでも構わないんじゃないのか?
逆だと思う。
安易に自分の感じた2001を出したゆえに叩きが食い付いた。
うっかりと
>>934がなかなかにいい感想を上げてくれた事に舞い上がって
口を滑らしたのがまずかった。
そもそもこの作品に「何かしらの引っ掛かり」や「繋がり」を見て取れた者なら
少なからず語れる事があるだろう。
監督のミスリードにまんまと乗せられ、その通りの解釈しか出来ずに
「2001はどうとでも解釈できる」に安直に着地してしまえば
いつまでも監督との距離は縮まらない。
またそれで良しとする者と語った所で得る物もない。
得る物もない者に何を言った所で煽られるだけ。
そう言う事。
まあつまり
>>959の様な者が大よろこびで反応するだけだと。
ココで2001を語る価値はないに等しいらしい。
お前は、自説はゴリ押しするくせに、マリオはエロイ説を否定する気か?
その違いを明確に説明してみろ、ザーメン野郎。
俺は足漕ぎの解説は読んでて面白かったけどな。
映画のディテールを今詳細に思い出せないけど、DVDは買ったので今度そういう視点で見てみる・・・という楽しみがひとつできた。
HALは、最期に幼児化していくあたり、親なのかな?
本当とか真実とかの定義は受け手によって千差万別だよな。
オレは
>>953の
>>でもそれは、コトバによる「意味」の「解釈」とは全く別の問題なのだ
に同意。
なぜすぐに「意味」を求めたがるの? 「意味」が発生する以前の段階
に、もっと精緻な視線を向けてもいいんじゃないのか?
それとカンケーないが、イヤんなるほど出てくる「ディスカバリー号は精
子だ!」というネタ。その解釈を否定するつもりはないけど、一応あのデ
ザインの元ネタ(つーか元アイデア)はあるからな。クラークの「火星の
砂」読んでくれ。
クラシックファンなんかは鑑賞者・演奏者含めて全世界的に曲の「解釈」などを「言葉」で語るけど、
彼らは全員、音楽そのものに耳を傾けず「意味」を求めるアフォという事ですかね?
言葉で語ろうとするアプローチは感覚で受け止めると同程度に必要だと思うがね。まして、より意味の
ウェイトの大きい映画というメディアにおいては。
イタい香具師が暴れているな。
自分だけにキューブリックの意図がわかったってか?
よくある「そうともとれる一つの解釈」にすぎんよ。
>>923 イタイナ
一番肝心な
・HAL
が抜けてらぁ
969 :
エロイスト:04/12/08 08:13:36 ID:pbWWEcTU
あれ、なんか荒れてんのね。
おれが
>>934で上げた見方は良くある陳腐なものだよ。
だから書き込むのが恥ずかしいと書いたんだが。
言葉で説明できるのなら映画にする必要がない説だが、凡庸な作品ほど言葉を凌駕できない傾向があるね。
「言葉で語るな、心で感じろ」
まるでジェダイの騎士のような発言だが、しかしそうならば人間はエスパーにならない限り
一生映画の感想を語り合えない事になる。
それともジェスチャーで伝えるかな?三波伸介か、そりゃエスチャー。
つまり言葉とはライトセイバーのようなもの。
巧みに使いこなせぬ者は騎士にもなれない。
どうも己れの感性を言葉で上手く表現せねば語る事などできない2001を
安い言葉でしか(しかも煽りだ)語らない者ばかりだな。
その証拠に誰一人として「自分の感じた2001」をここに上げる者がいない。
いくらでも取れる解釈があると息まくのはいいが、ハナからそんな事は知っている。
だから「あなたの解釈を聞かせてくれ」と。
そしてそんな「オレ解釈」とは別の次元で明らかに「クブリック的2001」が存在する。
それはドラマとしての整合性をきちんと持っている本作からも明らかだ。
ならばここで2001を読み解いてクブリックの意図する2001に少しでも肉迫しよう
と言っているだけで、別段小難しい事を言っている訳ではない。
>>968 >イタイナ一番肝心な
>・HAL
>が抜けてらぁ
非常に興味がある。煽りではないと受け取らせてもらう。
つまりあの4節に分割した理由をきちんと理解してくれた上で
・HAL
を「別にしなくてはダメだろ」と言いたいんだね?
ではそうする理由と、そうしなくてはどんな不都合(読み取りの欠陥)が生じるのかを
教えて貰えまいか。大変興味深い指摘だと思う。
監督の意図は
>>918じゃないの?
みんな過大評価してない、この映画?
ナレーションがついてたら、
宇宙戦争とか地球の静止する日と同じくらいの評価でしょ?
てことは「思わせぶりなキューちゃん」という結論かい
足漕ぎが嫌われる理由は、自分がインテリだと思ってる基地外だからだよ。
精子ネタなら、とっくの昔に語り尽くされてるが、議論したいなら紳士に振舞え。
現に、足漕ぎと同様にエロスを感じたエロイストには、何の批判も出ていない。
フィルムに写ったディテールを省けば、そういう観方も許容されるからな。
>>971 それは違うよ。
君の意見は100%間違っている。
生き物は誰でも、感じる事が出来る。
感じるからこそ、生きていると言える。
人間の場合は、感じているにもかかわらず、
言葉でマスクされてしまう為に
感じていないと錯覚してしまう事があるのだ。
その為には言葉を排除しなければならないと言う事だ。
977 :
名無シネマ@上映中:04/12/08 15:09:12 ID:6BJ7djSN
>>970 > つまり言葉とはライトセイバーのようなもの。
> 巧みに使いこなせぬ者は騎士にもなれない。
酔ってる、自分のレトリックに酔ってるよコイツw
978 :
名無シネマ@上映中:04/12/08 15:22:52 ID:Cc9kLLGK
意味的には
>>918程度のもんだと思うし、それで十分だと思う。
ただそれがどう表現されているか、に、この作品の価値があるわけで。
「芸術は表現に始つて表現に終る。」(芥川龍之介)じゃないかな。
意味か…日本の国語教育の弊害を多少なりとも受けている感じがするな。
横レススマソ
979 :
エロイスト:04/12/08 16:27:18 ID:pbWWEcTU
この映画の解釈としては、先の「フロイト的解釈」とは別にキューブリックの「ニーチェ的超人願望」
などが過去あったけど、おれも
>>918 でいいと思う。
実際映画を観てる時は
>>978じゃないけど映像と音楽に酔ってるだけで満足しているし、それ以上の
価値を求めることはただの「レッテル貼り」じゃないかという気がする。
神は細部(ディティール)に宿るとゾロアスター教徒は言ったが、キューブリックは意味を問うたのでは
なく、本質を描こうと努力したのであり、それが完成すれば本質の周りをいくら意味(レッテル)がぐる
ぐる回ろうと本質は揺らぐことはないし、それ自体が存在(プレゼンス)となってまたとない説得力を与
えてくれる。
それまでの映画の枠を踏み越えて、細部(ディティール)に徹底的にこだわる手法を編み出したことこそ
が2001年の功績だった、ってことはないかな。
これ以前にこんな「細部(ディティール)」にこだわった映画ってある?
おれは憶えがない。
ひょっとしたらこの映画はダグラス・トランブル的手法を提示するための映画だった、とさえ言えるか
も知れない。
>>970 > 「言葉で語るな、心で感じろ」
誰もそんな木訥な感性論の話はしていないのだが…。
人間の脳で「意味」が発生するのは、情報が入ってから一連の処理過程を
経た一番最後の部分だ。「2001年」は公開されてからもう30数年、その
最後の部分の意味・解釈論は死ぬほどされてきて、もう飽き飽きなんだよ。
その「意味」が発生する以前の段階、「意味」の発生を基礎づけている
「知覚」レベルの話があってもいいんじゃない? そう言う意味で以前、
このスレだったかキューブリックスレだったか忘れたけど、キューブリ
ック作品の中の光やカメラの使い方が話題に上がったことがあって、非
常に興味深かったよ。
大上段に構えてしまって引っ込みが付かない点以外は
「足漕ぎ宇宙船」氏には何の不満もないです。
いや、不満があるとすれば続きが読みたいことですね。
ジラさすに書いて欲しいよ〜。
>>970 > だから「あなたの解釈を聞かせてくれ」と。
その前にお前の解釈を示せ
話はそれからだ
と、言いたくなるんだがな
なぜ、まず自分から語ってくれないのかな
足漕ぎ氏の解釈そのものは俺は非常に面白く読ませてもらった。続きも読みたいと思う。
その上で言わせてもらうなら、じらさず一気に語ってくれ。
君「だけ」が自分の解釈の答え合わせをする満足感を得る為に、興味の無い他人を巻き込んで
不快にする権利はないはずだ。俺は続きが読みたいがために、あえて厳しくこう言う。
できる事なら皆の感じた2001と照らし合わせて答えを探って行きたかったが、
なんと言うか、「この映画にはストーリーはなく、その概念を自己流に解釈するのが答えだ」と
思い込み、そこで停止している所が残念でならない。
重ね重ね言うが、この映画は「映画としてきちんと完結している」
もちろんストーリーもある。
最初にネタバラシした原人編は「あそこだけの解釈」ではない。
エロイズム氏はこのドラマの中からエロチシズムを抜き出して言ったが、
これはかなり核心に近い所を突いている。残念なのは「だから」の部分にまで踏み込んでいないところ。
クブリックはそれらのガジェットを散りばめ、それを統合して「だから」を語っている。
ディスカバリーは精子を模した。
モノリスとは女である。
「だから」の続きがきちんと用意されている。決して言い捨てではない。
そう言う置換には理由があるわけだ。
「そう言うふうにも取れる表現」などと言う言葉遊びではなく、クブリックが
意図して置き換えた暗号である事に留意されたし。
つまりは誰もが「そこそこ言い当ててる」のだ。
そう置き換えたわけを追求して行けばおのずとクブリックの意図するストーリーは見えて来る。
>985
はいはい。足漕ぎでゆっくりマイペースね。
それでいいよ。好きにしな。
勿体ぶる理由。
@答え合わせとは言うが、反論は望んでおらず単に感心して欲しい まあそれは誰しもそうだろう。
A全文一気に披露・・・というほどには自信がないので、様子を見ながら軌道修正したい
この場合、足漕ぎの満足は他者が足漕ぎのルールに乗ってくれるという協力と理解によって得られるわけだが、
それを要求している割には他者への共感が足りない。要するに君は「身勝手な欲しがり人間」なんだな。
残念ながら自分は2001年の最終興行以来もう観直すチャンスがないが、
手元にDVDや録画VTRがあるならもう一度ゆっくりと見直して欲しい。
漫画喫茶に置いてある所もあるだろう。
多少のカットは大した障害にはならない。ノーカット版でなくても吹き替えでもいい。
まずこの作品を「SFだと思わないこと」
SFと言う姿を借りたクブリックの抒情詩だと言う事に気付けば
さほど難しいメイズではない事が解かると思う。
これはクブリックの描く「男と女」のドラマ。
抒情詩でなくと叙事詩だと思うよ>Odyssey
990 :
名無シネマ@上映中:04/12/09 00:21:09 ID:KI9vrA03
まあSF自体がもともと寓意的な分野ではあるんだがな
可愛い顔して1000ゲット!
次スレもこの話題?
>>989 Odysseyと言うタイトルにムリヤリくっつけようとするからそんな解釈になる。
別にホメロス自体には何も絡んでいないと思うぞ。
冒険と言うよりは人生の方がしっくり来る。
スぺースオディティと言うよりは宇宙の旅。
細かなディティールに引っ掛かるとクブリックの意訳は読めなくなる。
1000
1000
996
10
10.6
10.9
20.0
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。