監督: 是枝裕和
プロデューサー: 是枝裕和
脚本: 是枝裕和
撮影: 山崎裕
美術: 磯見俊裕
編集: 是枝裕和
音楽: ゴンチチ
出演: 柳楽優弥 明
北浦愛 京子
木村飛影 茂
清水萌々子 ゆき
韓英恵 紗希
YOU YOU 福島けい子
串田和美 大家・吉永忠志
岡元夕紀子 大家の妻・吉永江理子
平泉成 コンビニの店長・中延司
加瀬亮 コンビニの店員・広山 潤
タテタカコ コンビニの店員・宮嶋さなえ
木村祐一 タクシーの運転手・杉原
遠藤憲一 パチンコ屋の店員・京橋
寺島進 少年野球の監督
メディア 映画
上映時間 141 分
製作国 日本
公開情報 シネカノン
初公開年月 2004/08/07
ジャンル ドラマ
乙かれっす。
乙です。
前スレの>990
>信じられない。どういうつもりで見させたんだろうね?悪い映画ではないけど、自分が親だったら考えられないよ。
今ポケモンとか金色なんとかってアニメ映画が沢山公開されてるんだしさ。
面白いものだけ見させることが親のつとめでもないだろう。
だいたい、その子供はちゃんと見て自分なりに考えることができて
たようじゃないか。 小学生だって見られないことはないってことだろ。
(全てとは言わないけど、そりゃ個人差。大人だってこの映画を退屈と
いうのいるんだから)
別にセックスや暴力シーンやグロ画像があるでなし。
見せて何が悪いんだと思う。
こういうの見せる親を「考えられない」と言えるのはなんだかな…
7 :
名無シネマ@上映中:04/08/23 23:12 ID:vuIBzbkV
やぎのチンコ見たい
8 :
名無シネマ@上映中:04/08/23 23:15 ID:7+i6Txs8
まあ子供にはアニメ映画だけ見せてればいいと考える前スレの
>>990 が一番考えられ無いな。
結局、教養の無い親は教養の無い子供しか育てられないんだろうな。
9 :
知ろう正宗:04/08/23 23:16 ID:otg/Et1G
ポストカードも売ってるんだね。
私が行った映画館では既に売り切れてたけど…
あと、この映画はヨーロピアン・ビスタだから、それに対応している
スクリーンじゃないと上映しないそうで。
私が見たのはシネコンだったけど、わざわざその解説がされていてた。
もっと客席数が多い部屋で上映しろ、とでも苦情が来たのだろうか…
12 :
名無シネマ@上映中:04/08/23 23:34 ID:xmm5ciIl
高円寺にモノレールが走っている、この、空間を越える感覚。
それはともかく、本当に痛切な映画だなあ。なんて だなあ
なんていっている暇があるなら、子供を可愛がろうっと。
13 :
名無シネマ@上映中:04/08/23 23:36 ID:7OQIWVNJ
>>12 少しズレるけど、あの映画見た後無性にモノレールに乗りたくなった。
普段モノレールに乗る機会がないんで。
14 :
名無シネマ@上映中:04/08/24 00:00 ID:7vetYs3H
>>12 ちょっとまえまでは羽田に行くにはモノレールに乗るしかなかったんだよね。
あれは非日常への扉みたいでわくわくしたもんだ。
窓の外のウォーターフロントトウキョウがなんか、トタン焼けして、荒涼としているのが、
また美しい。
いまは京急でぴゅっといっちゃうから。。
あと、アポロってまだ売ってるんだね。30年くらいは軽く。。
アポロ食べているゆきちゃんみているだけで涙が出てきた。
15 :
知ろう正宗:04/08/24 00:00 ID:xCYM0/aX
>>13たしかに乗りたくなった。ついでに飛行機も見にいこうかな。
16 :
名無シネマ@上映中:04/08/24 00:04 ID:BAa7ryqb
福井では、十一月に公開らしい。
なんで、こんなに遅いんだ?orz
華氏911は東京以外全国一斉公開なのに。
配給会社のちがい?
17 :
名無シネマ@上映中:04/08/24 00:04 ID:QoTWybdT
柳楽くんって「ぼくの地球を守って」の紫苑に似てる
すげえ目だ・・・
18 :
知ろう正宗:04/08/24 00:10 ID:xCYM0/aX
>>17 「ぼくタマ」なんてどれだけの人が知っているのやら・・・
>>17 そう言われてみればそうだねw
本人無自覚だけどあの目は凄いね…
20 :
名無シネマ@上映中:04/08/24 00:13 ID:KilWVu3I
でも、それかなり言われてるね・・・・。>紫苑
私、これ読んだことないからいまいちイメージできないけど。
韓 英恵ちゃんて日本人だよね?
韓て苗字珍しくない?
>17
うわー言われてみれば確かに!
ついこの前立ち読みしたからまだ頭に焼き付いてるよ、紫苑。
23 :
名無シネマ@上映中:04/08/24 00:24 ID:5WLNkS3R
この事件の詳細知りたいんだけど
どこにあるのかな?
長男と、あと長女もそうなんだけど、
お兄ちゃん・お姉ちゃんに理不尽にのしかかる責任が可哀想だった。
彼らも子どもでしかないのにな……。
27 :
名無シネマ@上映中:04/08/24 01:04 ID:FITynuqX
>>24>>25 今19歳なんですが、事件当時まだ3歳くらいだったのでこの事件の事を全く知りませんでした。
映画は見ましたが、本来の事件とは全然違いますね。
映画の中では爽やかな雰囲気さえ漂っていたのに。
許せない事件ですね。
長男がつれてきた友人がまだ2歳の女の子をリンチするなんて…
想像しただけで涙が出てきます。
信じられなかったのは、あんなけ物音騒ぎ声立てといて、
母息子2人暮らし、親戚の子遊びに来てると思ってる隣人。
自分とこなんか、隣のエロビの音、抜きどころで巻き戻した声まで分かってしまうのに(鬱
>>28 隣の大学生が気付く。外でYOUと会う。「奥さん、お宅から小さな子供の声がしますよ」
「大家さんにばらされたくなかったら、エヘヘヘ」
30 :
名無シネマ@上映中:04/08/24 10:35 ID:XG7zduu1
映像はきれいだし子供かわいい。
でも実際の事件を思うと後味悪すぎ。
いい映画だけど二度と見たくない。
みじめな気分になった。
33 :
名無シネマ@上映中:04/08/24 13:09 ID:xHhNmqPW
ヤギヤギ次回作ケテーイ!
「星になった少年」ゾウ使いの少年の役で、撮影はタイで行われるらしい。
動物と心を通わせる少年…似合いそう(・∀・)イイ!
>>33 ていうかさんざん既出なんですが…
象使いの特訓と撮影に励んでいるとのこと。
実際の事件は事件で、あくまでそれをモチーフとしたフィクション
なのだから、作品は作品で見るべきと思うけど。
でも、もし実際の事件を考えるにしても…
今でも、戸籍はあっても同じような状況の子供とかいるし
もしかしたら同じように戸籍がない人だっているかもしんない。
保護するとしても、肝心の児童施設での虐待も…一時期問題に
なったけど、今でもどうなんだか。
身近にあるかもしれない問題として目を背けちゃいかん
と思う、このごろ。
36 :
名無シネマ@上映中:04/08/24 15:09 ID:09V31LBq
DVDはいつでますかね
37 :
名無シネマ@上映中:04/08/24 15:37 ID:fk0nTGE6
この事件の元になった子供達や親は今でも生きているんだろうな。
この映画見たのかな?見れないわな普通。
子供達は今は幸せに生きてるのかな?幸せであってくれ。
38 :
名無シネマ@上映中:04/08/24 15:46 ID:TPB+vRa8
先週末から新宿テアトルタイムズでも上映されてるらしいですけど、
どなたか観に行かれましたか?
やっぱここも数時間前にはチケット完売なんですかね…。
YOU(の役)みたいな母親でもさ、一緒にいてくれれば子どもにとっては
最高の存在なんだと思う。
出てっちゃった後に「お願いだから帰ってきてくれー!」って何度思ったことか。
実際の虐待の現状を考えると親から引き離した方が(保護した方が)いい場合も
多いだろうけど。
40 :
名無シネマ@上映中:04/08/24 18:22 ID:rvzrvcBZ
>>38 昨日行ってきました。3時半の回を見ようとギリで到着したら、もう売り切れ。
その場で6時半の回を買ったら40番台の入場で、結構いい席でみられたです。
早めに行って、後の回を買えばいい整理番号がもらえそうですよ。
婦女子が多かったけど、年配者もいて世代はばらけている感じでした。
実際の事件の子供たちに、
タテさんや加瀬くんのように
手を貸してくれた大人はいなかったんだろうな。
42 :
名無シネマ@上映中:04/08/24 19:02 ID:0J9BsJ15
この映画で泣くやつってだれに感情移入して泣くわけ?
俺はちっとも泣けなかったんで、ちょっと聞いてみたくって。
映画自体はまぁ普通の出来かなって感じですね。
43 :
名無シネマ@上映中:04/08/24 20:13 ID:m9dLXNkh
母親の小道具、ブランド物だらけだったのがリアルだなと思った。
ユキが積み上げて遊んでた四角い沢山のプラスチック(エスティローダーのアイシャドー)、
京子が塗ってもらったマニキュア(ポール&ジョー)、
そして、あのモノグラムスーツケース。
そんで、飽きちゃったサイフは明へのおさがり。
「でっかいサイフ」にはちょっと笑った
ゆきちゃんが怪我したとき明が電話かけにいくじゃん?
「福島けいこおねがいします」って。
そしたら男が「ちょっと待ってね」って言って保留する。
あれってYOUの新しい男の山本さん?
今日二回目みてきたんですが
YOUが濃いピンク(赤かも)の革みたいな紐のブレスしてるのにきづきました。
そんでラスト近くゆきちゃんをトランクにいれるときに一緒にいれたうさぎのぬいぐるみの腕に、
同じように赤いひもがまかれているのを発見して
小道具の人の(監督かもだけど)演出の細かさに感動した。
47 :
名無シネマ@上映中:04/08/24 21:35 ID:o9pGMqm6
すげえ細かいとこまで観てるねえ。
俺も2回観たんだがそんなとこ気付きもしなかったw。
48 :
名無シネマ@上映中:04/08/24 21:41 ID:o9pGMqm6
>>44 そうなんじゃねえかなあ?
俺もそこ疑問に思った。余計な説明がない分解釈に悩むよね。
っていうか、あの時点でユキちゃんは命落としてたんじゃないか?怪我じゃなくて。
>>48 命落としてると知ってたら、明は薬屋であんなことしないと思うけど。
>>44 私も新しい男だと思う。
職場はもう駄目だし、連絡先知ってるのはそこしかないよね。
間違っても自分の母親を新しい名字でなど呼べないだろう…
51 :
知ろう正宗:04/08/24 22:14 ID:QPT3Msr9
住所も電話番号もわかってるのに母親に助けを求めに逢いに行かない明の心理は、監督と精神科医の対談で納得できた。キネジュンだったっけ?あの対談。
53 :
38:04/08/24 22:27 ID:TPB+vRa8
>>40 ありがとうございます。
さっそく今週末行ってみます。
男が出たときの電話って、男はどう思ってたんだろう?
口調からすると、相手は子供だとわかっていたようだし、
誰なのかと思わなかったのかな?
けい子は「子供がいる」とは伝えてたのか?
55 :
名無シネマ@上映中:04/08/24 22:42 ID:pPOieUeI
56 :
名無シネマ@上映中:04/08/24 23:09 ID:o9pGMqm6
>>40 俺が行った時は圧倒的にオバサマが多かったよ。あの子役達の親ぐらいの世代と
おぼしき方々。香水のニオイにまいった。
名古屋舞台挨拶逝ってきたよー。
ああ、至福。
58 :
名無シネマ@上映中:04/08/24 23:24 ID:k0Rmd03l
この映画って楽しいシーンが少なすぎる。っていうか皆無。
見ているとどんどん気分が落ち込んでいく。
見終わった後、すごーく悲しい気分になって正直、見なきゃ良かった、と思った。
おもいっきり泣いて発散できるって映画でもないし。
まあ、俺ごときにそこまで深く思わせる監督や役者陣はすごいと思うけど、
デートとかで見に行く映画ではないね。
59 :
名無シネマ@上映中:04/08/24 23:40 ID:09V31LBq
一度観たらもういいわとは思わない
何回も観たい
DVDが欲しい
最初の30分くらいは結構ほのぼのと楽しいと思う。
田中角栄とアントニオ猪木についての学歴話ワロタっつーの。
お風呂のシーンの茂がよかった。
あと、明の友が来て突き飛ばされたとき。
あの表情はなかなかできないと思うな。
引越し直後のはしゃいでるところやサクサクかじってる時とかは、素だと思うけど。
65 :
名無シネマ@上映中:04/08/25 08:17 ID:/0/5/Zli
しげるに賞あげたい
>>52 私もそこを疑問に思った!
どんなたいだんだったんですか?
泣いてしまった。泣いてカタルシスを得るタイプの映画じゃないんだと
自分に言い聞かせつつも、涙をこらえきれなかった。
『火垂るの墓』もそうだけど、どうも「幼い妹が死んでしまう」という話には
弱い。自分に妹がいるせいかはわからんが。
妹の亡骸を埋める地獄の一夜を明かした後も、明は生きていかなきゃならないんだな。
これから先ずっと、何度もこの映画について、あの兄妹のその後について考えてしまう
ような気がする。
いまのところ今年のベストワン。まあ、柳楽くんについては正直「フーン」という
感じだったが。でもこれからに期待したいな。
あの新鮮組はどこにあるですか?
69 :
名無シネマ@上映中:04/08/25 17:59 ID:DRoq8JyW
いや、残飯をもらいに。。
先日東京へ行ったら、
ほんとに新鮮組ってコンビニがあってビックリした。
“サークルG”とか、そんな劇中の架空ブランドかと思ってた。
前スレにあったの貼っておこう
ロケ地現在判明分
・マンション→中野区沼袋
・コンビニ→渋谷区桜丘町の新撰組?練馬区桜台?
・商店街→高円寺庚申通り商店街?
・ミスド→高田馬場
・公園→新宿区西落合公園
・公園に向かう際の三叉路→中野通りの哲学堂近くにかかってる陸橋から見た風景。住所だと松ヶ丘。
・ユキと母の帰りを待った駅→JR高円寺駅?
73 :
名無シネマ@上映中:04/08/25 19:37 ID:atqIN0QB
74 :
名無シネマ@上映中:04/08/25 19:52 ID:atqIN0QB
負け組・棄民といえば、粉川哲夫はこんなことを書いていますね。例によって自分の
フィールドに深読みし過ぎだけどw
ttp://anarchy.k2.tku.ac.jp/japanese/cinema/notes/2004-06.html#2004-06-09 >◆これらの男たちは、いずれも、「世間」の常識では「ダメ男」、いまの時代では「ルーザー/負け犬」と呼ばれる男たちである。
>しかし、彼らが過去にどうであったかは、推測するしかないから、母親がどういう状況と雰囲気のなかで彼らと知り合い、愛しあ
>ったのかはわからない。わたしの推測によれば、(この映画の時代が現代に設定されているとすれば)彼らは、日本の高度成長
>期にフリータ(そこには「フリー」――自由と解放――の意味が残されていた)であることを「謳歌」した世代であり、女の方も、そ
>ういう「自由人」に惚れたのである。いまや、若い女たちは、程度の差はあれ「梅宮アンナ化」し、こういう男には目もくれない。い
>まや、国家・組織・親は、よりすぐりの「フリータ」だけを差別的に優遇し、他は無視する。
>>68 >>71-72 映画の新鮮組って渋谷の桜丘にあるやつとは別だとオモタよ。
漏れ渋谷のには時々行った事があるし。
映画だと「桜ヶ丘南」って出てたよね。ググッたけど桜ヶ丘南店って無いみた
いだし都内で桜ヶ丘っていうと聖蹟桜ヶ丘があるけど新鮮組って無いようだし
架空の店舗設定なのかな?
78 :
名無シネマ@上映中:04/08/25 23:22 ID:xWf5lGa2
この映画、季節がうまい具合に使われてるとおもふ。
>78
おおむね同感で、まあそれとは何の関係もないが、
「〜おもふ」を使うのは女性のオタクという印象がある。
ホモヲタが多いからか
なんか上映中に後ろの方で子供が騒いでてうるせーなどこの親だよとか思ってたら
映画の音ですた・・・orz
いや、まあその、立体音響の劇場で邦画観るの初めてだったんで
不衛生で咽返るような部屋の臭いまで感じ取れる映画でした
>>70 あれ店員が残ったものを食べて
本当に食いたくないものだけ残るんだよね。
でもちゃんと予測してるところは
ちょうど入荷前に完売するから
残り物が出ることは少ないよ。
なにせ弁当やおにぎりは店の買い取りだから
売れ残り=利益の減少 になる。
たとえ売れ残りといえども店の金と同じということだね。
この映画でたまたまゴミとして恵んでやってたが
現実には毎回出ることは少ない。
もしかしたら店員が自分が食べる分を出してたのかもしれない。
余ったら捨てるか持って帰るかだろ
85 :
68,72:04/08/26 02:16 ID:qcDPbY7l
>>83 いやいや、本気で言ってるわけじゃないですよん。
ただ、ところどころ知ってる場所が出てきたので、
コンビニのロケ地がどこなのか知りたかっただけです。
>>72さんと
>>77さん、情報どうもです。
どうやら高円寺、阿佐ヶ谷近辺じゃないみたいですね。
>>85 ロケ地を知ったところで何が楽しいのか分からない。
都会のどこにでもある風景というのが
重要な背景だから特定する意味は無いよ。
都内も土地柄があるから そこに監督の意図が隠されているかも知れない
って考えてもおかしくない。
そりゃ深読みしすぎだろ
単にミニマルで匿名性の高いロケーションを
選んだだけだろ
89 :
名無シネマ@上映中:04/08/26 15:34 ID:K3ubIawt
「誰も知らない」>「茶の味」
普通に良くも悪くもない映画だった。
観て後悔はないけど。
外連味ありすぎ。
”羽田”なんて言葉が出た時点で、
ウザイ伏線キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!と思うわけで。
あの靴のキュッキュッとか。あざとい。
同じシーンでまわしすぎ。しつこい。
あらゆる意味で監督の自己陶酔を感じた。
私には合わんわ。
91 :
名無シネマ@上映中:04/08/26 15:47 ID:TW/ezTfE
今日観たよ。2時間以上は長いとも思ったけどいい作品じゃないか
でもこれヤギラ以下子役たちがズブの素人だから成功したんだろうなあ
ヤギラの次回作が心配
あと映画館で笑いどころでもないのに笑いまくってた中年連中Uzeeeee!!!!!
>>86 ロケ地をマターリ散歩しながら映画の中のシーンを思い出して感慨にふける。
チミみたいなお子ちゃまにはわからない世界があるんだよ。
茂がただのガキンチョから男児に成長していく様がよかった
ゆきちゃん・・・かわええ
よい映画だと思う
けれどあれこれと感想を述べたくなるようなものではない
IDがJカップ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
95 :
名無シネマ@上映中:04/08/26 18:15 ID:Mj0sy2si
オメ!ほんとだ!!デカイね!!!
ゆきちゃんかわいいね。
茂が公園で紗希に話しかけるシーン、うまい。
明とYOUママのミスドのシーンも。
96 :
名無シネマ@上映中:04/08/26 19:09 ID:DKKP8VI4
昨日観に行きました。渋谷に女一人で。
じんわりとキタが、一人で泣くのは恥ずかしいので我慢した。
それはそうと、マンション友人宅の近所だリ○スター。
去年は何度もあのマンション前を通ってたのにあんな撮影してたなんて全然気が付かなかった。
97 :
名無しシネマ@上映中:04/08/26 19:18 ID:JwZR/tjK
昨日見た
実際は、下の子2歳で兄の友達に殺されたので
そういうシーンがあるのかとどきどきしながら見たが
あの終わり方でまだすくわれた
本人たちどこかで元気に暮らしててくれ
98 :
名無シネマ@上映中:04/08/26 19:30 ID:9W2S+E+B
先ほど見てきたよ。アキラは偉いね。貧しくても兄弟の事を第一に考えたり、
中学生のお姉さんからのお金を撥ね付けたり。昔の人の気骨を感じたね。
でも妹が死んじゃうのは悲しいね。本当に何とかならなかったのかなあ?
でも正直TVドラマでも良かったんじゃないかと思う。映画でお金を出して
と言うほどではないような気もするけど、見る人によって思い入れは違うだ
ろうから、一概には言えないかな?
でも実際はもっと違う話だったのかなあ?
まえスレ読みたいんだが html 化されてないのか?
101 :
名無シネマ@上映中:04/08/26 21:03 ID:TaC2rImb
102 :
名無シネマ@上映中:04/08/26 21:04 ID:TaC2rImb
>>21 > 韓 英恵ちゃんて日本人だよね?
> 韓て苗字珍しくない?
在日だよ
103 :
名無シネマ@上映中:04/08/26 21:09 ID:TaC2rImb
>>67 確かに『ホタルの墓』に似てるよな
次女のかわいさも、まんま『ホタルの墓』
いじめられっ子の在日の女の子も長女の女の子も魅力的だった
104 :
名無シネマ@上映中:04/08/26 21:16 ID:kHK0NpFx
わたしたちは いました ・゚・(ノД`;)・゚・
明の「生きているのは、大人だけですか?」
ゆきの「わたしたちは、いました」
他の子の座右の銘はどんなのですか?
106 :
名無シネマ@上映中:04/08/26 21:27 ID:gSNbUG6Z
できるだけ、幸せになってほしいと思った。
なんだか少し近所を見るめがかわった。
107 :
名無シネマ@上映中:04/08/26 21:40 ID:oJ72aCmR
そうだな、あの映画を観た後って街の景色とか子供とかを見る目が変わるよね。
映画観る前と全く同じ町並みが全然違って見えるってすごいな。
めったに出来ねえよこういう経験は。
108 :
名無シネマ@上映中:04/08/26 21:42 ID:r+fUdBW9
17才の男ですが観てボロボロに泣いた。
たぶん3年ぶりくらいに涙流したと思う。凄いスッキリした。
たぶん長男の明と自分が重なったのかも、実際歳の離れた妹(6歳)いるし、母親も働いてて帰り遅いし。
ユキちゃん関連のシーンはほとんど泣いたが一番印象に残ってるのは皆あまり触れてない長女かな。
母親が最後に帰ってきたとき皆はしゃいでいるのに素直に喜べずにいる様がなんとも…。
どっちにしろデートで観に行く様に行く映画じゃないですね。凄い鬱。
一緒にいった女には「つまんなかった。なんで泣いてんの〜?あはは」と馬鹿にされたし。。。
>>108 こういう映画を一緒に観て 感じるものが全く違うと
ちとガッカリするよね
110 :
名無シネマ@上映中:04/08/26 22:09 ID:oJ72aCmR
10代の若者にも訴えるものがあるって凄いなあ。
俺は30だがこの年になったから観た映画だと思ったよ。
というか、この年になったからはじめて分かるというか…。うまく言えんがw。
今20歳ぐらいだったらここまで興味を持ったかなあって思う。
まあ年齢は関係ないって言われりゃその通りなんだけどw。
でも自分的に、30という節目の歳を迎えていろいろ思うところがあったのかも知ん
ないな。自分の少年時代と今とどう変わったかなあなんて思ってみたり、あの頃の
幼さを懐かしく思ってみたりさ。
ユキちゃんって最近なんかの映画雑誌に例の公園で兄弟4人で写ってたけど
ずいぶん大きくなってたね。
厚底のスニーカーなんか履いてて顔もチョットあどけなさが無くなった感じがした。
もちろん成長するんで当たり前と言えば当たり前だが。
112 :
名無シネマ@上映中:04/08/26 23:01 ID:Tve53/o7
あの頃のこと
ってもう売ってる?
ていうかまだ売ってる?
まだ手に入れてないので不安です。
ワンダフルライフのやつは逃してるし。
そういや、今中村一義の「セブンスター」聴いてるんだが
この映画みたあとだとまた違ってきこえるよ。
闇んなかの光は強い
また朝にちらばってくように
とか。
そういえば中村一義もあの頃のことに寄稿してるんだっけ。
あっすごい。
はやく読みたいな。
>101
そういうのを読むと、ますます長男がつらかった現状が分かる。
親がいなくて中学生くらいの歳で妹の世話するのってありえない。
116 :
名無シネマ@上映中:04/08/26 23:35 ID:Js7W75HG
>>72 明が行くゲーセンも高円寺庚申通り商店街にある
あと、茂がラジコンで遊ぶ小さな空き地は
同じ商店街の「ドラマ」というレンタル屋の向かいにある
117 :
19男:04/08/26 23:36 ID:YR45jeep
ひそかに思いをよせてる友達と先ほど見てきました。
劇場は女&カップル多すぎ。
俺も涙腺弱くなったなぁ…。
で、帰宅途中、ギャルが「微妙ぢゃね?もうちょっと期待してたのにw」とか抜かしてた。
素で引いたわ。
118 :
名無シネマ@上映中:04/08/26 23:36 ID:9W2S+E+B
>>110 俺は40に手が届く年になるが、110さんの言うことは良く分かるなあ。
これ、環境の問題もあるんじゃないかな?
兄弟があんなにいなくて、比較的問題の無い家庭だとそういう事をあんまり
感じないンジャ無いかと思う。実際1988年頃の事件と言っても、全然記憶に
無かった。今だったら、なんて気の毒に・・・と思うよ。
それにしても子供達って強いね。大人であんな状況になったとしたら、泣いちゃうね。
(勿論大人は働けるんだけど、そういうような状況ね。)それにしても死んじゃった
子供がかわいそう・・・
16歳の女ですが今まで見た映画の中でもっとも心を打たれました。
ちょうど「巣鴨〜」事件の頃に生まれたので事件については全く知らないのですが
音楽聴くだけで涙腺が・・・。
この重苦しいスレ進行の中、今
>>94がひときわ輝いて見える
さっき見てきました。
うまく言えませんが、見に行ってよかった。
まだ見ていない友人に感想を聞かれたのですが
「ぜひ見るべき」とすすめました。
異常な生活の疑似体験をさせられる作品だ。
123 :
名無シネマ@上映中:04/08/27 01:20 ID:LsC+s11v
>>108 同感。あんま話題にならないけど、長女の京子ちゃんが確かに一番
印象に残ったよ。なんでだろ?前向きでも後ろ向きでもないような
感情を表した、あの目と表情かな?
ただ泣く映画では無いと思うけど。
京子役は、あの子がオーディション会場に入ってきた瞬間に決まったとか
プログラムの監督談であったからね
125 :
名無シネマ@上映中:04/08/27 01:56 ID:5go9HTaw
私も、京子ちゃんがすごく印象に残った。
なんでだろう・・・。
援交娘、はっきりいって、いらない。
>>105 ポスターのコピーは以下の通り
「生きているのは、おとなだけですか」(長男)
「この、ちいさな生きものを、捨てるな」(飛行機)
「わたしたちは、いました。」(次女)
「おとなになるには、あといくら、いりますか」(友人の少女)
「いつか、どこかまで、いくんだ」(次男)
「逃げているのは、わたしたちですか」(長女)
128 :
名無シネマ@上映中:04/08/27 02:01 ID:LsC+s11v
>>124 へえ〜。パッとした子では決して無いけど、なるほどね。
監督もあの映画に必要な雰囲気を持ってると感じたんだろうね。
うん。京子ちゃん、印象的だった。
特に、
(ゆきが椅子から落ちて)明が家に帰って来た時、
京子が流しに手をついて下を向いている、あの表情。
>>108 お前はラッキーだったな。感性があわないことが先にわかってよかったじゃないか。
オレだったら愛する人と行くよ。別に試すわけじゃない。共感することがわかっている
からだ。実際、昨日カミサンと見た。オレは泣きはしなかったけれど、カミサンは
映画館から駅へ向かう途中で涙を流し出したよ。それは彼らに共感したからだろう。
自分と置き換えてしまったからだろう。
何かを感じ取れない人もいるんだよ。それが早くわかっただけでもラッキーだと思うよ。
まあ、だからといって共感できる人と一緒になってうまくいくとも限らないのが
人のおもしろいところで。
感性が似ていると 相手の気持ちを理解しやすいので
関係も上手くいきやすいんだよね
彼氏と見た。内容について2人とも何も触れられなかった。
泣きはしなかったけど、悲しいことにフタをして心の奥にしずめたような気がして、
重苦しかったなぁ。悲しいなぁ。
かなしいなぁ。
134 :
名無シネマ@上映中:04/08/27 09:15 ID:Fy9rIvjg
開始30分で鬱になって、あんまりまともに画面みれなかった。。。
頼むから、この子たちにハッピーエンドをって願いながら見てしまった。
はぁーちゃんと見れてなかったし、ビデオでたらもう一回見てみよ
てか、柳楽ってせりふ棒読みでなんで賞とれたんって感じたんだけど。
これって普通のこの映画に対する感じ方なんかな???
21歳 男
>>134 むしろ柳楽が棒読みの素人丸出しだったからこそリアリティがあったのでは
明を海千山千のプロ子役がやってたらまた違っていただろう
つか、ここで見せた棒演技を次回作まで持ち込んだらやばいぞ柳楽。
>131-132
好きなものが同じっていうよりも、嫌いなものが同じである方が
うまくいくらすい。
137 :
名無シネマ@上映中:04/08/27 11:04 ID:vNOWG0rQ
>>111 雑誌Marie claireに載っていたが、カンヌの時のドレスは
ブランドのシモネッタだそうだ。ブランド好きか?
都内の者ですが、来週あたり平日に見に行きたいと思ってます。
上映開始30分前位に行って入れますか?
それともまだかなり混雑してる状態??
穴場の劇場があれば教えて下さい。
>>138 9月1日以外なら余裕で入れるんじゃないかと
>>134 単純に日本語の台詞を分かる奴が審査員にいなかったんだよ。
評価の理由が「目がいい」「印象に残った」だからね。
元の事件を知ってると、明が「新しいゲーム〜」で中学生に断られた時に、かわいそうと思うと同時にほっとしてしまった。予備知識ない方が深読みしないから楽しめたのかもな‥。
アポロチョコを買おうとして、手に取ったら裏にベルマーク付いてるのに気付いた。‥よけい悲しくなった。
コンビニでアポロ片手に涙こらえていた27歳男w
この映画をデートで行く人もいるんだね。
ちょっとびっくり。
こういう映画は一人で見たいと思うが、人それぞれだね
子役たちにはリアリズムがあった。
私は、ヘタに慣れてるプロ子役の演技は
気持ち悪く感じられて好きではないので、
柳楽たちの演技には好感が持てました。
4兄妹共、今まで見た日本の子役の中で一番良かった。
>>138 19時とかの回以外は大丈夫だと思う。ただし、4時20分の回でもほぼ満員だった。
いい席で見たいと思ったら早めがいいんじゃない。小さな箱が多いから
前だときつい。
>>141 アポロチョコってコンビニにも売っているのか
>137
つーかああいう正式の場で着るようなまともな服はそれなりのとこで買うor誂えるだろ、普通。
「母親の手作り」とか言われたら逆に怖い。
長男は「全て知ってしまう」ので可哀想だったが、長女は「全てさとってしまう」ので可哀想だった。
妹弟は何も知らないので可哀想だった。全て「可哀想」では終わらないところに救いはあるけど。
正直このスレは「ユキタンハァハァ」で埋まっているかと・・・・・・。
萌々子なんて2ちゃねらのための名前のようだし。
真面目な流れで2ちゃねらの良識を知った。
つか、さすがだな、映画板。
明が女子中学生に奢って貰ったジュースを、その場で飲まずに
持って帰って四人で分けてるトコにじーんときた。
長女でビンボーで家族想いだった母が観たら、明に感情移入
して大泣きしそうだ。
149 :
名無シネマ@上映中:04/08/27 16:53 ID:ANN9lExW
元ネタの事件では、次女はリンチ殺人で死んでるんだよね
しかも、殺した当人の少年Bだけが無罪放免で
殺してない少年Aと長男が有罪
すべての原因を作ったドキュン母は、執行猶予で事実上無罪
これじゃ、リンチ殺人で死んだ次女が報われない
是枝君てよく考えてみると、反日サヨク的、な雰囲気があるよね
反日サヨクの人間て、いつも犯人側の人権ばかり尊重する偽善者
もし、この映画のせいで、巣鴨子供置き去り事件が美化されるとしたら
リンチ殺人で死んだ次女の無念は察するに余りある
そういう点からすると、この映画は、次元的には、コンクリ殺人映画
となんら変わらないような気がする
次女をおもちゃのように殺した、少年Bが今も普通の人間として
のうのうと生活していると思うと、憤りを禁じえない
次女じゃないですよ
実際の事件では長男の下に三女だから
151 :
名無シネマ@上映中:04/08/27 17:24 ID:SXeJ/D1U
お年玉のシーンが一番泣けたなぁ。
さすがに切なすぎるよ
>>149 2ちゃんだしマジレスするのもなんだが、長男は有罪ではないんじゃねえの?
それに藻前、なに言いたいか全くわからん。
言いたいことはまとめて分かりやすく書け。
お年玉書いてくれたコンビニ店員も
なんか過去がありそうだったな。
ちょっとおどおどした感じだったし。
作中では語られてないが。
154 :
更新版:04/08/27 19:48 ID:4n/cd9DF
ロケ地現在判明分
・マンション→中野区沼袋
・コンビニ→新鮮組(場所はまだ不明)
・商店街→高円寺庚申通り商店街 (明が行くゲーセンもここ)
・ミスド→高田馬場
・公園→新宿区西落合公園
・公園に向かう際の三叉路→中野通りの哲学堂近くにかかってる陸橋から見た風景。住所だと松ヶ丘。
・ユキと母の帰りを待った駅→JR高円寺駅?
・茂がラジコンで遊ぶ小さな空き地→高円寺庚申通り商店街「ドラマ」というレンタル屋の向かい
155 :
名無シネマ@上映中:04/08/27 20:18 ID:ANN9lExW
9月になってからこの映画見に行こうと思ってるんだけど、
イクスピアリはやっぱりうるさくて集中して見れないかな?
幕張でも始まるみたいだから、狙ってるんだけどどうだろうか?
上野東急は話題になってないから、わからないがいった方いる?
157 :
名無シネマ@上映中:04/08/27 21:29 ID:+OeFytnS
>152
そうか?俺にはすごくわかりやすい文章だけどな。ようするにこんな映画で泣いちゃった
だの、子供を抱きしめたくなっただの、やりきれなく思ったとか、児童虐待をあらためて
考えなおしただの言ってるやつがおめでてえって話だよ。おまえみたいな偽善者がきれいごと
ならべてるのが滑稽だって言ってるんだよ。
158 :
知ろう正宗:04/08/27 21:35 ID:9FwLklqV
>>156 イクスピアリがいいんじゃないか? だって外にモノレールがあるから余韻を楽しめるし、飛行機とかよく飛んでるし・・・
反日サヨクだからとか犯人側の人権尊重してるとかいいすぎだと思う。
最初から、これはあくまでフィクションだといわれているけれども
この映画を見て実際の事件を美化して捉えるとしたら、どこをどう美化
するの?映画の中では誰が擁護されてる「犯人」なの?
映画見て「母親には罪はない」なんて思う人はいないと思うけど。
(母親は悪いというのは前提で、でも…と言われるだけで)
それとも、実際の事件の当事者を知っていて見て聞いて知ったうえで
美化してると捉えてるわけですか?
今晩のアニエスベーのイベント行った人いる?
報告キボンヌ
161 :
名無シネマ@上映中:04/08/27 21:44 ID:MPNSjXr0
ちょっと前に観てきた。
配役とか実際の事件とかおいといて、ひとまずは、子供持った人に観て貰いたいよな、と思った。
悲惨な出来事起こしそうな、そこまでいかなくても荒んじゃいそうな夫婦や家庭が、一歩踏みとどまるかもなと。
でもそういう当事者って、なかなかこんな映画観る余裕ないよな。
んで、映画自体の感想。
全編わたってほぼ一発撮りアドリブ。それが良かった。
脇も主役たちもみーんなOK。大作じゃないんだから、なにも言うこと無し。
ただ各シーンが長いのでダレル部分が多い。
ラスト付近、母親から間に合わなかった書留が届く、ってのは要らないようなー
もひとつ本ラスト、裕福な家庭の女子高生はもっと要らない。
あそこは三人で締めくくってほしかったな。
観て損は無い。監督やカメラはロリ。
長女が光る執拗なカメラワークはその産物。
タテタカコライブ@アニエスb逝って来ました。
会社帰りに有楽町の銀座店にふらりと。「誰も知らない」のTシャツ
現物見たかったのと(前スレでヤフオクで出てましたが)
単純に買い物しようと思って入ったらタテタカコ・ゴンチチフリーライブ
を店内でやるとのこと。
全然知らなかったのでこのあと華氏911でも
見に行こうかと思ってたのをやめて2時間ほどライブ楽しみました。
「是枝監督に映画良かったです」等話しかけたんだけどぶしつけすぎたのか
ニコニコうなずいているだけでした。
シャンパンや華氏、もとい菓子も出てウマーなライブでした。
「宝石」よかったです。
163 :
名無シネマ@上映中:04/08/27 21:48 ID:rlPkaBSc
>反日サヨクの人間て、いつも犯人側の人権ばかり尊重する偽善者
まあ、いずれにせよ頭の良さそうな人の書く文章ではありませんなw
私は、韓ちゃんは必要な存在だと思ったけどな。
妹を失って悲しみにくれたけど、新たに仲間ができた。
外の世界とつないでくれる友達が。
その友達も、学校という社会の制度から外れたアウトロー的な
人間だったけど、兄弟達(特に明)にとっては、心底信頼できる
初めての友達だったんじゃないのかな。
あるいは、お姉さん的存在?
これで、ある程度の救いができたと思うよ。
>>162 いいなー。いいなー。
近くにいたのに知らなかったよー。
銀座(アニエスベー)でのイベントに行ってきました。
監督のお話目的で行ったのですが、なかなか良いイベントでした。
まずタテさんが3曲、ゴンチチが4曲。
続いて、監督・タテさん・ゴンチチでトーク。
開場からの質疑応答に監督が答えてくださいました。
最後に、タテさんが「宝石」(←帰りのモノレール内で流れる曲)、
それに続いてゴンチチがサントラ(曲名忘れた、、、
「誰も知らない」、だったかな?)を演奏して終了。
京子・しげる・ゆきも来ていましたよ。
167 :
名無シネマ@上映中:04/08/27 22:01 ID:+OeFytnS
>163
おまえのほうがバカまるだしだよ
>>166 なんか、兄弟達は映画の後もほんとに兄弟みたいでよいね。
監督は、お父さん代わり?
柳楽は夏休みは撮影でタイにいってるんだなあ。
でも、その方がかえってよかったかもねー。日本にいると、
マスコミの取材やファンで大変なことになってそうだし。
>>146さんが書いてる、
>長男は「全て知ってしまう」ので可哀想だったが、長女は「全てさとってしまう」ので可哀想だった。
>妹弟は何も知らないので可哀想だった。全て「可哀想」では終わらないところに救いはあるけど。
・・・に、同意です。
162ですが
是枝監督に自分が話しかけたってことです。
・・ちょっと文章が変だったので
訂正します。トーク聞いてる限りではすごい良く考えて撮ってるんだなあ
と感心しました。自分はワンダフルライフが好きですね。
子供の役者さんたち元気そうでした。
タテタカコさんには役者の時と違ってミュージシャンの迫力みたいなのを
感じました。
個人的にこの映画は雰囲気映画と感じた。
ストーリーやその結末、テーマ云々よりも子供達のちょっとしたしぐさや表情、
ありふれた(ありふれては無いけど)日常の描写が良かったというか。
最後のあのハッピーともアンハッピーともつかない曖昧な終わり方もじんわりとしてて良いし。
あとYOUのだらけた演技も大好きだ。
>>168 そう、「ほんとに兄弟みたい」「監督はお父さんの視線」
というかんじでしたよ。
子供たちは、最初正式な出演者というわけではなく、
遊びにきているという雰囲気だったのだけれども、
監督が「子供呼んでいい?」って言ってくれて
みんなの前で子供たちを紹介してくれたの。
子供たちへのいくつかの質疑応答もありました。
イベントが始まる前に、
ゆきと京子が一緒にうろうろと歩きまわってる様子とか、
ほんとにごくふつうの姉妹のようで和みました。
>>155,157
じゃあお前らは何か具体的に行動しているのか?
何もしない人間がお前らみたいなこというんだよっと。
174 :
名無シネマ@上映中:04/08/27 22:28 ID:ANN9lExW
>>163 > >反日サヨクの人間て、いつも犯人側の人権ばかり尊重する偽善者
>
> まあ、いずれにせよ頭の良さそうな人の書く文章ではありませんなw
↑反日サヨク必死だな( ´,_ゝ`)プッ
175 :
名無シネマ@上映中:04/08/27 22:31 ID:rlPkaBSc
>>173 まあまあ、
>ようするにこんな映画で泣いちゃった
だの、子供を抱きしめたくなっただの、やりきれなく思ったとか、児童虐待をあらためて
考えなおしただの言ってるやつがおめでてえって話だよ。おまえみたいな偽善者がきれいごと
ならべてるのが滑稽だって言ってるんだよ。
なんて、背伸びしたい年頃にありがちなこと書いてるようなやつだからねえw
つーか何がしかの立派な行動したい人はそれなりの板に逝きなはれ。
ここは映画板。
銀座ライブいいな。
とりあえず秋にゴンチチのライブには行くので、そこで何曲か
サントラは聴けそうな気がする。
177 :
名無シネマ@上映中:04/08/27 22:48 ID:MPNSjXr0
>>164 うーん、救いになるのかなあ、って俺は思うんだよね。
俺にとって彼女の存在は、途中のアキラの不良友達と変わらないんだよね。
その善良さは理解できるけど、いつでも普通の社会に戻ってくることのできるキャラとしてしか捉えられないんだよね。監督のいろんな主張はともかくとして。
だからそういう存在は、最後の最後では削るべきだったんではないかな、と感じたのよ。
せっかくこういう映画つくるんならー
のこされた三人が強く生きてるってのが、俺にとって最大の救いだったんよー
うーん、
>>177も、
>>164も、どっちも共感してしまうなあ。
どちらかというと、
>>177よりかなあ、私は。
最後、コンビニの前で明を待ってる3人を見て
「あ、さきちゃんもいるんだ……」ってちょっと思ったし。。。
でも、そういうふうに色々と考えていくと、、、
ゆきちゃんを埋めに行く時にも
「…あれ?京子としげるは留守番なの?」
って思いましたね、、、そういえば、、、
(モノレール←→羽田の)明とさきの二人のシーンは、
あれはあれで演出としてはとてもいいと思うし、
詩情あふれる名場面だと思うのだけれども、、、
きょうだい3人でゆきを見送ってあげて、
飛行機が飛んでいく、、、という場面も見たかったかなあ。
179 :
名無シネマ@上映中:04/08/27 23:30 ID:63lgtlgs
自分も兄弟だけで締めくくってほしかったなあ
でも、さきちゃんはいわゆる監督の映画の中での出演であって、
監督が長男を見届けたいという意味合いももってるんでしょ?
さきちゃん否定は是枝否定なんじゃないかな
181 :
名無シネマ@上映中:04/08/27 23:40 ID:iMRmLhfd
>>154 誰も知らない ロケ地 でググると公園の写真とか出てきた。
明はお金を「貸してほしいんだ」って言ってるから(後に返すつもり)、
交通費の問題があるのかな、と単純にオモテタよ<道行が長男とさき
ゆきのカバンは物理的に明一人じゃ運ぶの無理な場所があった(階段とか)。
埋めるにしても、もう一人いた方がいい。
しげるには年齢的に無理。京子でも行けそうだけど、
ここでしげるを一人にはしたくないだろな。
こんな感じでさきだったのかな、と。
ゆきが彼女をすごく慕ってた描写があるし、
もっとプラスの感情ももちろんあるだろうけど。感情+状況って感じで。
銀座のイベント行った人に質問ですが、お店に行けば誰でも見れたんですか?
入場制限とか無かったの?たしか2階建だけどそんなに大きな店じゃないよね。
あーあ、行たかったなー 生茂、京子、ゆき見たかったー
近くにいたのにオフィシャルサイトのニュース見逃したばっかりにー 残念!
あと「トイピアノ」はわかったけど(以前お店に行った際)「キュッキュサンダル」ってどこに
ありましたっけ?
沙希はフィクションって建て前上いた方が良かったのでは?
兄弟だけだと生々しすぎて映画ってよりドキュメンタリー色が濃くなるような気がした。
>>182 入場制限はなくて、入りたい人は誰でも入れました。
たくさん人がいたので小さなステージはあまり見えませんでしたが、
話を聞くのが目的だったので満足です。
>>185 ヘェー あそこじゃすぐいっぱいになったんじゃ?
茂、京子、ゆきちゃんは見れました?
イベントでの監督のお話を少し紹介します。
監督は、最後、「子供たちに寄り添いたかった」そうです。
しかし、実際に監督が映画に登場して寄り添うわけにもいかないので、
代わりに「音楽」を寄り添わせたそうです。
監督の作品にはあまり音楽は使われないようなのですが、
今回「音楽」を最後に使用したのはそういう意向からだそうです。
>>178で、
「きょうだいだけのラストも見たかったなあ」と書きましたが、
それは、あくまでわたしが数多く感じた印象のうちのほんの一端です。
きょうだいだけでなくては絶対にだめだというような意味ではありません。
(ましてや監督否定などというラディカルな意見では全くありません(^^;)
(
>>178にも書きましたが)さきちゃんがいた方がいい、
という気持もわかりますしね……。
「私が演出するとしても、明&さきにするだろう。」
「でも、私が京子か茂だったら、明と一緒に見送りたかった」
・・・というようなところでしょうか。
気持的な問題ですね。
189 :
名無シネマ@上映中:04/08/28 00:19 ID:AUnGLj90
昨日上野東急一回目ガラガラでしたよ
>>182 そう、私も映画見ている時は、
「そうか、さきちゃんからお金借りるんだしな...」
という(
>>182に書いてあるような)ことを超高速で考えて納得していました(^^;
マジ!?東急上野にしようかな・・・
西巣鴨に住んでいたことがあるが、
まるで風景が似ていないのは流石に腹が立った。
もっと似たとこ探せ〜〜〜
>182
つらい、きついことは妹弟には見せず、明一人が背負うって言う描写だと思ってた。
だから、他人であるさきちゃんの存在が救いになった気がする。
194 :
名無シネマ@上映中:04/08/28 00:37 ID:ud7B6o30
まったくガキがワケ分からんこと言い出すから実際にあった事件うんぬんなんて
説明しないほうがよかったのかも。
でもそれならそれでガキが「この映画はパクリ!」なんてしたり顔ではしゃぐんだろうが。
195 :
名無シネマ@上映中:04/08/28 00:44 ID:MVvSVlw/
>>178 >最後、コンビニの前で明を待ってる3人を見て
>「あ、さきちゃんもいるんだ……」ってちょっと思ったし。。。
あ、同じ。その違和感がなんなのかな、と感じたんだよね。
>>184さんにも誤解してほしくないのは、あくまで俺は、「ラストシーンだけは」居ない方がいいのではと思ったのよー
モノレールのシーンは冒頭、施設かなんかの付き添いサンがアキラを見送りにきたのかと思ってた。
ボカシ方が上手かったすね。
しげるとキョウコの見送りシーンはグッときた。しげるが特に良かった。
実際もそれに近かったんじゃないかと想像するけど、どんな非常事態でも、
逆にそういう事態になればなるほど、アキラ以外は外界に踏み出せない人間になっていたんじゃないかなー
最低でも、母親かアキラの許可がなければ。
>>180 そうなの?
上手く言えるか判らんが…
前のほうで誰かが言ってたけど、俺もこの映画、「現代版火垂の墓」だと思う。
だとしたら監督は、こういう映画を残そうとした段階で、観るだろう観客と同じ視点で撮るべきなんじゃないかな。
見届けたいのは観客も一緒。助けてあげたいのも一緒。
だって火垂の墓で、ラストでオニギリもって医薬品携えて妹助けるキャラが登場したら、そりゃやっぱ困るでしょ?
実際に起こったこと、伝えたいことから離れてっちゃうよ。
だから俺は、ラストシーンだけは思い切って突き放して、三人だけにしてほしかったなー、と。
長文スマー
>>149 それずっと疑問に思ってたんだけどなんで殺した当人の少年B
が一番軽い処置だったんだろう。
隣でなんか子供づれいるなーと思ってたらよく見ると京子、ゆき、しげるでした。
本当の兄妹みたいでした。可愛かった。
しげるは本当にウロチョロウロチョロしてました。
ゆきはにこにこした顔でいました。
双子の兄弟でもいるのかゆきっぽい子がもう一人いました。
京子はしっかりした感じでした。
なんか演技が自然すぎてあの子達が本当にあの暮らしをしているのかと、映画と現実の区別がつかなくなりそうでした。
以下、ものすごくしょーもない事を書く。
自分はさきちゃんがいた事&ラストも一緒だった事にかなりほっとした。
というのは母親が消えた後、
「京子ちゃんにショチョーがきたらあの子らだけで対処できるんか!?」
とふと思ってしまい、妙にはらはらして見てたので(←我ながらアフォだ)。
…いや、あの母が性教育してたとは思えんかったからさ。
さきちゃんが居れば、とりあえずその辺の知識は大丈夫だろう。
兄弟で買い物したり遊んだりするシーン然り、ラストシーン然り
小さくか弱い存在が寄り添い、
絶望的な状況の中でつかの間のささやかな幸せを感じるって映像が美しくて・・・。
あのエンディング後も兄弟達はあの生活をせざるを得ないんだろうなぁ・・・
それでもいずれは近所にバレて施設送りか、拒否して逃げ出しそうだけど。
さきちゃんが明の抱え切れない荷物を、半分持つまではいかなくても
そっと傍で見守って、時に手を添えてくれるような存在でいてくれたらいい。
明は京子と茂に弱味や負担はかけられないだろうから。でも、あの子一人で全て背負うには重すぎる。
先週土曜日見てきました。
感想としては悲しくあり、ちょっと怖いと感じました。
でも、たくさん考えさせられる映画だなぁと思いました。
怖いと感じたのは、映画を見たあとの自分の感情・気持ちが、
普段の生活に擦れてしまって、いつあの感情や気持ちが
なくなっていくのだろうと思ってしまったから。
逆に言うと、映画を見終わったあとの気持ちを
いつまで持ちつづけていられるのか不安になったからです。
ずっと引きずるわけではないけれど、
映画を見終わったあとの気持ちは忘れてはいけないなと。
その気持ちって言うのは、親子ってすばらしい。
特に子供は親をなんの代償もなしに信頼しているところが、
映像のなかから強く印象を受けた。
自分の親はひどい親だけど、自分にもどっかにまだ
親を信頼しようという気持ちが残っているのかもしれない。
と今回の感想です。
長文駄文スンマソ。
>>198 実は私も気になりました
つか、
押入れに京子が閉じこもっていた場面がそうなのかなと思いました
さきは外部とのつながりというよりも、
外部者から寄り添う側へと変化した人間に思えて
そこに監督の願いがこめられているような感じも
そうやって3をまた4に補完してゆく感じで
違和感なく観られたのですが
いろんな意見があっていいねえ。良スレだ。
>>195 うんうん、全体的になんとなくわかるなあ、その気持、、、
京子と茂の見送りシーンの解釈も、
なるほどなあ、と思いました。
>>200 あなたのカキコを読んでさきちゃんのことすんごく納得しました。
前のスレで「映画を見慣れた人はここでセックスを期待するのでは?」
というような意見がありましたが、微塵も思わなかった。
ちなみにわたしは年も食っているし、若いころから映画は見ているので
映画は見慣れているとは思いますです。
ホントいろいろな意見があって感心したりびっくりしたりです。
今日新宿で見てきた。
事実を元にしたフィクションなら
ラストはもう少し救いのある要素を入れて欲しかったな。。
途中から「これ、どーやってカタをつけるんだろう?」って
思ってたんで余計にモヤモヤしちゃった。
>>207 サキがいれば十分ではないかとおもった。
サキは監督や観客の想いの体現で、
ただ悲しいってだけで終わらないで、
見た後にいろいろ考えてもらうためにいたんじゃないかな、と。
後、ラストにサキがいないとしたら
過ぎた時間を考えるとあの生活の破綻が間近なのは自明で、
バラバラになる可能性が高いであろう彼らに
寄り添う人間がいないのは酷な終わり方じゃないだろうか。
俺のエゴだと思うけど、最後は4人で良かったかな。
スカパーで10月にPPV放送・・・早すぎ
210 :
名無シネマ@上映中:04/08/28 08:33 ID:t/QA2pDi
本日フジテレビ739で是枝さんの初期ドキュメンタリー放送!
フジテレビ739で好評放送中のドキュメンタリー、「NONFIX」。
その作品の数々を過去にあの是枝裕和監督が手がけていたのをご存知だろうか。
今回の特集では、なんと是枝監督が自ら選んだ至極の3作品を2ヶ月に渡って放送する。
第52回ヴェネツィア国際映画祭 金のオゼッラ賞受賞作品「幻の光」(1995)からはじまり、
「ワンダフルライフ」(1999)、「ディスタンス」(2001)、
そして先に行われた第57回カンヌ国際映画祭で見事主演男優賞を獲得した
「誰も知らない」(2004)といった是枝映画の原点ともいえるドキュメンタリー作品たちを、
じっくりと堪能していただきたい。
9月は、8月に放送した2作品(#1)にさらにもう1本追加!
是枝監督が自ら選んだ至極の3作品を一挙放送!
# タイトル
1 しかし・・・福祉切り捨ての時代に
日本人になりたかった〜彼はなぜ罪を犯したのか〜
2 しかし・・・福祉切り捨ての時代に
日本人になりたかった〜彼はなぜ罪を犯したのか〜
もう一つの教育
OAスケジュール
8/28(土)15:00〜17:00 #1
9/04(土)15:00〜17:50 #2
>>209 漏れはできるだけたくさんの人に見て欲しいから
早く民放で放送して欲しいけどね。
劇場で金払って見た人は不愉快かもしれないけど
この作品で多くの人に共感してもらうには
映画よりテレビが有効だ。
まあ映画館ならでわの感じ方もあるけどね。
テレビだとCM含めて3時間弱ってところか
無理やり2時間にカットされそうな悪寒もする
カットされるならどこらへんだろう?
万引き云々〜のシーンは見てて辛いけど
そこは後で妹のためついに盗みをしてしまうシーンにつながるしなぁ…
公園でボールを見つけて遊ぶシーン?
でも野球シーンにつながるし…
テレビ放送か〜。あー、いつかはそうなってしまうのか。
あの作品の途中途中でCMが入ってしまうのはとても残念。
というか個人的には哀しい。(そのCMがお菓子とか、だったら余計哀...)
せめてNHK総合かBSでやってほしいなあ。
↑214は、「誰も知らない」のことです。
映画館で見ることが最もおすすめだけれども、
映画館に行けなかった方は、せめてDVDかビデオで一気に見てほしい、、、
>>157 なんでID変えてコメントするの? 自分が人に理解させる能力がないから
といってなんでそんなことしなくちゃいけないの。
>>164 韓ちゃんは監督の分身だよね。君はがんばった君が悪いんじゃないって
抱きしめるための。一緒に妹を埋めるための。
まあ映画では二人が接触シーンなんてないけれどさ。
218 :
名無シネマ@上映中:04/08/28 14:24 ID:wcu91KhD
>173
おまえはバカか?何も行動してるなんて一言も言ってないぞ。行動って何をするんだよ?
他人の家庭に入っておせっかいでもやけってか?そんなことしてなんになる?
ようするにおまえみたいに映画観ただけでわかったようなふりしてるやつはおこちゃま
なんだよ。人を救ってやるなんてのはそうとうの覚悟がなくちゃできないことだし、やって
どうなるものでもない。まして家庭の問題なんてのは逆に他人が入っておかしくなることもある。
俺はなんにもしてないしやろうともしてない。だけどおまえみたいにやりもしないくせにわかった
ようなふりして偉そうに語ったりしねえよ。
そういうのが偽善者っていうんだよ。偽善者のおまえにはわからねえだろうがな。
そういうのが偽善者っていうんだよ。おまえにはわからねえだろうがな。
219 :
名無シネマ@上映中:04/08/28 14:28 ID:wcu91KhD
>216
おまえみたいなバカに理解されたら困るよ
>>218 馬鹿は君だよ。2ちゃんねるで何を書いたって君のチープな自尊心さえ
満足できない。言葉で人を変えることなんて(ほとんど)できない。
偽善者でない人なんていない。偽善者でも善をしようともしない人よりは
結果においてまし。餓鬼とはっきりわかるようなコメント書いてて
何が楽しいんだよ。少なくともこの映画になにかしらインスパイアされたから
からんでるんだろ。
人とコミュニケートしようと思ったら人に伝わる言葉を使えよ。オレは君と
別にコミュニケートする気はない。馬鹿には馬鹿と言わないと気がすまない
性格ってのとおせっかいってだけ。
221 :
名無シネマ@上映中:04/08/28 14:37 ID:wcu91KhD
>175
背伸びしてない大人で立派な社会観をお持ちの自称世の中をわかってらっしゃる
正義の味方のあなた様はいったいどんなご立派な屁理屈をお持ちなのですか?
あなたみたいな立派な人はさぞ立派な職業に就いていて社会的にも認められて
るんでしょうな?何人もの児童虐待の子供たちのために年間何千万っていう金額
を寄付してるんでしょう?すごいな!さすが正義の味方は!
これ見たいけどきっついなあ
223 :
名無シネマ@上映中:04/08/28 14:52 ID:wcu91KhD
>220
おまえはほんとうにバカだな?おまえこそ冷静に他人の意見を聞くことも
できないじゃないか?それとおまえに対して俺はなにも言ってないしおまえが
レスするのもおまえがバカっていうのを証明してしまってるぞ。おまえは立派
にそういう子供達のために活動してるんだろ?それでいいじゃない?
なにもそれを責めてたりしてないぜ。ただ俺はそういうことはやらないしやっても
意味がないと思ってるだけ。おまえは自分がやってることは正しいことでそれを
やらないやつはみんなダメなやつなんだ?悪いけど俺はそんなこと口がさけても
言えないね。
224 :
名無シネマ@上映中:04/08/28 15:05 ID:kKXkYSo2
とりあえずヴァカはスルーで。
自分は下の子どもが明の袖や裾をつかんでジーッと見つめるってシーンが印象に残った。
いなくなった母の代わりにおかれる全幅の信頼は重い。
もし自分が明なら「そんな風に見られても何もできないよ。そんなに信頼しないでくれ」
と言いたくなると思うけど、絶対にその手を振り払わず、目をそらさない明がかわいそうで泣けてしまった。
225 :
名無シネマ@上映中:04/08/28 15:32 ID:RcKw8c/+
Bが問いつめると、どうやら三女が食べたらしい。
怒ったBはまだ2歳の三女を殴って折檻した。この折檻には、長男とAも加わったようだ。
ひとしきりそれが収まると、今度は三女がお漏らししたらしいことがわかった。
Bがまた折檻すると言い出し、今度は長男とAは「勝手にやれば」と言って、隣の部屋でTVを見ることにした。
Bは押し入れの上の段から三女を何度も落とし、何度もやっているうちに面白くなって、頭から落としたり、
わざと落ちてくるところに足を出して腹を蹴りあげたりしはじめた。三女はボールのように蹴りまくられ、ぎゃあぎゃあ泣きわめく。
その声が面白くてまた蹴る、の繰り返しで、行為はだんだんエスカレートしていった。
ふっと長男が気づくと、隣室が静かになっている。覗いてみると三女がぐったりしてBの足元に倒れていた。
>>
この長男を演じた奴が、カンヌの主演男優賞もらってしまったわけだ
・・・・・・・世も末 (´・ω・`)ショボーン
226 :
名無シネマ@上映中:04/08/28 16:52 ID:wcu91KhD
>224
スルーしてねえじゃねえかよ。そういうのスルーって言わないんだよ?
自分がバカだってわかってない真性のバカなんですね?
前作「distance」(某カルト教団に所属していた人の遺族がモチーフ)−
と本作の共通点はメインキャラクターが加害者でもあると同時に被害者でもあった
ことだと思う。
「誰も知らない」の元になった事件に関して、
当時殺害の全面的な責任があると思われていた長男に対して下の兄弟が
「長男は面倒見がよかった」と発言したそうです。
是枝監督はその新聞記事を読み、あまりにも残酷な事件の中でも
彼ら兄弟の共同生活には明るい側面があっただろうということから
生み出された作品です。
そしてドキュメンタリータッチで描かれていますがあくまでも結末は
事実とは異なるフィクションです。(以上パンフレットより)
元になった事件が陰惨だったとしてもそれをどういう風に面白い
見ごたえのある映画にするかというのが監督さんの技量にかかってくるのでしょう。
そして役者さんたちは見事に監督の要望に応えて演じた。
昨日のイベントに参加した人結構多かったと思ったのに書き込み少ないなあ。
2ちゃんねらーは少なかったのか
他人の家庭に入っておせっかいなんかやかない、他人が入るとおかしくなる、
救うってのは相当の根性がいるんだから。やっても意味ない。
偽善者になんかならねえぞ。
という人が多かったからこそ、実際の事件のようなことだって起きたわけだ。
しかし、この映画はフィクションなんだからね。
でもさ、いろんな所での評をみるけど、「同じような境遇だった」という人
がこの映画を偽善者の映画だとかいう批判を展開しているのは、あんまり
見たことないんだよなあ…
ここまでの境遇じゃなくても、親が忙しくて兄弟の面倒をみてたとか、でか
けたまま親が帰ってこないんじゃないかという恐怖を持ったことがある人と
か、親がどうしようもない人だったとか、その他いろんな人にシンクロする
ような作りになってるのが、この映画の良いところなんじゃないのかな。
雰囲気映画だから
頑張って語るのも大変だな
雰囲気映画って例えば他にどんなの?
邦画でいうと寺山修司は雰囲気でしか
わからんかったけど。
韓英恵の存在は「ユリイカ」における斉藤陽一郎の存在と共通する
>>223 餓鬼だな。オレはただ煽っているだけだ。映画は好きだが、お前と語りたいとは
まったく思わない。餓鬼は嫌いだし未熟なありきたりの意見を聞いてもしょうがない
からな。世間も知らず現実も知らずただからむしかない屑でも、2ちゃんねるって
場があってよかったな。
本当に馬鹿だな。正しいか正しくないかなんて自分で判断するっていうか
決めるしかない。誰も判断してくれるわけじゃない。正しいかどうかなんて
無意味なんだよ。まあ頭でっかちで言葉も足りない餓鬼がなぜ嫌いかといえば
オレもそうだったからだ。吐き気がするな。頭でっかちでわかった気になっている
屑の発言は。
///////
///////____________
///////  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄
/////// (~) チリンチリン
/////// ノ,,
/////// ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/////// ( ´∀`)( 厨 ) )) < 夏もそろそろ終わりだなあ〜
/////// (つ へへ つ \______
/////// //△ ヽλ ) ) 旦
////// l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
/////  ̄| .| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .| ̄
//// ^^^ ^^^
マターリしたスレだったのに 映画板らしく不毛な議論擬きになってきたな
235 :
名無シネマ@上映中:04/08/28 21:56 ID:GtVS6CBY
馬鹿だの、ガキだの、偽善者だの、反日サヨクだの、もうそろそろ終わりにしようぜ?
せっかく結構いいスレなんだから、作品の話をしようよ。(2ちゃんでこんなことを求めるほうがおかしいかな?)
さきちゃんの存在については、まあいろいろ考え方はあるだろうが、自分としては京子の救いとして必要だと思う。
京子が笑顔を見せるには、さきちゃんがそばにいないといけないんだよね。もちろん初潮云々といった、
もっと直接的な同性の先輩としての役割もあるだろうけど。
自分はこのスレパート3からしか知らないから、前スレで出ていたのかもしれないけど、
「さいご早朝の臨海部をモノレールの車両が横切っていくシーンで終わりにしておいた方がよかった」
てな意見が出てるかと思って、反論を用意して期待しながら過去ログよんでたけど、まったく見られないのはさすが。
個人的に一番心に残ったのは、やっぱり長女、京子ちゃんのことかな。
監督はかなりサディスティックにあつかってるように思う。見ていていちばん痛々しいのが彼女だもんね。
だからこそさきちゃんが必要だったわけでもあるのだが。
>192
うちは西巣鴨の隣に住んでるけど、
あのアパートとか川周辺の雰囲気がうちの周りと似てたよ
東京の華やかじゃない部分っていうか
密集した住宅地なわりにお互い干渉しないっていうか
生活臭が漂っててリアルな町並みだったと思う
ここのみんなが さき「ちゃん」って呼んでるあたりに、深い愛を感じる。
良スレだ。
晴れた空を見上げた時みたいに悲しくなる映画だった。
すごく好きで愛おしくて何度も観たいけどもう二度と観たくない。
238 :
名無シネマ@上映中:04/08/28 22:34 ID:GtVS6CBY
>>237 そんなこといわないで、もう一度見ましょうよ。
自分は2回見て、次はどこの映画館で見ようかと迷ってる最中。
さき「ちゃん」には気づきませんでした。なんか「さき」って名前には「ちゃん」をつけたくなるんだよね。
深い愛じゃなくてすいません。
「京子」は「京子」のままの気がする。まあ、この映画の登場人物の性格云々とは関係ない話だけど。
>>235 モノレールが静かに首都・東京の朝を走っていく風景に一番泣けた。
ふつうだったら、あそこはもうちょっと短く撮るよね。
この映画ではモノレールの車両が現れる前から、消えた後までじっくり固定画面で見せている。
このシーンに限らず、この映画では時間の都合上カットしたと思われるところがないのがいい。
そのため「1シーンが長すぎる」との批評もあるようだが、私としてはこれは現代のあまりに「短気な」
映像展開に慣れきった人間の「戯言(すいません)」としか思えない。
240 :
RRD ◆3MranranlY :04/08/28 23:22 ID:9mR6pRn8
あの場面、モノレールだからいいのかもね。
景色と時間がごろごろっとスムーズに流れていく。
電車だったらガタンゴトンガタンゴトン、キキキーって音が聞こえるような気がしてよろしくない。
どなたか明たちがユキを埋めた場所ご存知の方いらっしゃいませんか?
あの特徴的な誘導灯?から判断するに、多分大田区の城南島海浜公園か、京浜島つばさ公園のどちらかだとおもうんですが
モノレールに乗って空港に行くってのは、日常とはちょっと違う、
夢の世界にいくような、ちょっとかっこいい冒険をしにいくような、
そういう感じだったのではないかと思ったり。
明にとっては、自分のルーツの一端があるかもしれない場所。
ビル群の中を走るモノレールは、未来的でかっこいいものなのだろうが、
かえってそれが無機質に寂しく見えた。
243 :
名無シネマ@上映中:04/08/29 00:27 ID:59STlPk6
サントラ買おうかな。
今日、みたけど
紗希があの4人は別の世界の人間だと感じたから
あのシーンで長男と紗希の2人組だったのを
「お前の出る幕じゃない」と思ってしまった。
ダウンタウンの松本が「リトルダンサー」評で
最後に成長した主人公としてアダムクーパーが出てきたのを
「お前はこの作品と関係ない余所者だろう。でしゃばるな」
みたいな事を言ってたので、それと同じ感覚かな。
監督も妙に肩入れしてる感じがあり
ひいきされている生徒みたいに思えた。
俺にとってはあの4人とは明らかに違うのであり
もう少し脇役に徹してくれたほうが良かった。
作品そのものは言うことなし。
最近、泣かせようととか演出過剰の作品が多いが
そういう人間にとっては物足りなかったのだろう。
これほど淡々と物語を進めて人々の心に残るというのは
いま流行のお泣かせ物語とは明らかにレベルが違う。
245 :
名無シネマ@上映中:04/08/29 01:23 ID:N+giB0DN
不思議な映画でした。
映画自体に夢中になるというよりも、
映画を通して想い起こされた
自分の少年時代の思い出に夢中になってしまいました。
「僕の周りにも、こういう子がいたなあ」、とか
「中学の時、死んだあいつ」のこと、数年ぶりに思い出したり、
なんか不思議な映画でした。
子どものころの、あるいは子どもの目線を、
とても大切にしていた映画だったと思います。
茂の持つ、「言葉にしない、できないゆえの切なさ」がとても印象的でした。
246 :
名無シネマ@上映中:04/08/29 01:27 ID:N+giB0DN
クレイマークレイマーよりも、マイライフアズアドッグ的な、誰も知らないが好きです。
こういう映画が商業的にも成功してるっていうのは、ちょっと嬉しいね
例えカンヌの金看板があったとしてもだ
248 :
名無シネマ@上映中:04/08/29 02:33 ID:N+giB0DN
>>247 >例えカンヌの金看板があったとしてもだ
これ、余計な一言だと思う。
>こういう映画が商業的にも成功してるっていうのは、ちょっと嬉しいね
いい映画は、より多くの人に観てほしいです。嬉しいですよね。
249 :
名無シネマ@上映中:04/08/29 02:39 ID:X17lVTQo
でも、「カンヌの金看板」の威力が大きかったのは紛れもない事実だよ。
それはシネカノン有楽町に押し寄せている観客達を見れば分かる。
普段、あまり映画を観る習慣が無さそうなおばちゃん達まで
足を運んでいるのだから。
250 :
名無シネマ@上映中:04/08/29 02:54 ID:ORsHNRZg
>>249 本当そうですよね。
もしもカンヌ取ってなかったら少なくてもいついっても満員で入れないなんて状況にはなってないと思いますよ。
映画ってのはやっぱり多くの人に見てもらった方がその映画にとって幸せですからね。一部の天の邪鬼な人が、いろいろと難癖付け出すってきらいはありますが。
歌は要らないと思いました
252 :
名無シネマ@上映中:04/08/29 03:20 ID:N+giB0DN
確かに、カンヌ獲ってなかったら俺も観にいかなかったかも。。。正直。。。
ところでいまさらだけど、
>>247の言ってる「こういう映画」ってどういう映画のことなんだろうか。
>>251 なんで?
人気タレントが出ていない、テーマも地味目の(アクション大作ではない)映画ってことじゃないのー。
YOUのいい加減でポジティブで、だからこそリアルな感じと
しげるの耳につく明るさとうるささがなんかすさまじく印象に残ってる。
明も確かにいいんだけど「きれい」な印象のほうが強くて。(顔のことでなく)
ほかの役者もやっぱりきれいだと思ったけど、でも良かった。
京子もゆきちゃんも紗紀ちゃんも。
>>243 サントラに歌は入ってませんよ。
ゴンチチの曲だけです。念のため。
私も最後の歌には違和感を覚えました。
ゴンチチの曲はとても良かった。
キムキムとYOUの子供があんな可愛くなるか?(可愛すぎた。)とは思いました。
役者がみんな良かった。見終わってからもずっと、いろいろ考えさせられました。
同じような状況の子供日本に結構いると思う。なんとか救い出して欲しい。
257 :
名無シネマ@上映中:04/08/29 10:49 ID:AS5Ia8f6
>>256 ラスト歌要らないかなー?冗長し過ぎって事?
帰る二人とあの歌に感化されて、みんな総括として「いろいろ考える」
んじゃないかな、と思ったよ。
決してお涙頂戴のために入れたのではないと思うな。
>>251 >>256 私も、モノレールでの「歌」には違和感を覚えました。
それまでずっと「歌」なし・ほとんど音楽なしの画面で、
それゆえ画面の中の様々な「音」に入り込むことができていたので、、、
急にクライマックスっぽい歌が流れた瞬間、若干違和感がありました。
「歌がなくても十分歌が聞える画面なのに、、、」と思ったのです。
もちろん、「宝石」はとても印象に残る良い歌だと思いますし、
何度か見たら私の違和感もなくなるであろうとは思います。
私もあの歌とモノレールのシーンの組み合わせは総括だと思った。
普段は歌が邪魔に思うことも多いけど、あれはしっくり感じたから不思議。
でもエンドロールに流されたら違和感を覚えたかも。
260 :
名無シネマ@上映中:04/08/29 13:05 ID:iIwNgVbs
みんなで東京モノレールに乗りにいって、車内で「宝石」聞こうぜ!
うるさいから普通にやめてください。
しかも2ちゃねらの集団なんて・・・。
あの歌自体いいと思わないからあの歌は個人的にはいらないな
いっそ無音のほうがインパクトがあったかも
今年見た映画だと他にジョゼが好きなんだけどさ、あれもこれも
演出が丁寧で控えめなのがいいな。そして何も語らない。
ロードムービーみたいに観客は車窓を眺めるだけ。
時間がたって景色が変わって。
特にここで泣いたってシーンはないけど時々涙が出た。そんな映画。
パンフレットはあまり買う価値がないと思う。
見る価値があったのは出演者の略歴くらいかな。
YOUの生年が載ってないとか。
映画が何も語ってない分みんな自分語りに終始している気がした。
監督も含めてナルシスティックっていうかなんというか。
これ蛇足だけどさ、明らかに思想的に偏向してる議員なんかが
寄稿してるのもなんだかなあって思うし。
パンフにも少しだけのってるけどやっぱ長男の目は凄いな。
>>262 ようはお前は、自民党の議員が寄稿していれば満足ってことなんだろ?
265 :
名無シネマ@上映中:04/08/29 14:14 ID:11TAN/82
いま観て帰ってきた。
どん兵衛そばのカップラーメン買ってきた。
映画を思い出しつつスレ読みながら食う。
266 :
しげる:04/08/29 15:03 ID:QO9Uofrr
>265
蕎麦食った後は、ちゃんと余ったご飯入れてすすれ。
サクサクは、後で食すために半分取っとくのがガチ。
267 :
名無シネマ@上映中:04/08/29 15:07 ID:S2X5tF/N
よくも悪くも子供とってるだけの映画だった。
テーマとか、感じてほしいからあえて出さなかった、というよりこのカントク
たぶん何も考えてない。ブレアウィッチとまったく同じだ。
268 :
名無シネマ@上映中:04/08/29 15:27 ID:eDepjNkn
>267
そういうなんも意味がないものに勝手に自分で意味くっつけるやつもいるんだよな。
232なんてその典型だね。映画好きのおやじってなんでこう屁理屈ばっかなんだろうね?
俺223じゃないけどさ、232のほうがよっぽどガキだと思うよ。
人のことガキっていうやつってなんで自分がガキなやつが多いのかな?
269 :
名無シネマ@上映中:04/08/29 15:37 ID:N+giB0DN
>>267 っていうか、子供とるだけでしか訴えられこともあるでしょう。
あなたにだって「語りたくても、語れない想い」ってあるでしょ。
語れば嘘になってしまうし、でもどうしても知ってほしいとき、あるでしょう。
そういう「沈黙の行為」の意味を汲み取れないなら、
少なくとも、あなたは、寂しい人だなあと思うけど。
ニヤニヤ
271 :
名無シネマ@上映中:04/08/29 15:55 ID:S2X5tF/N
ここはいいふいんき(何故か変換されない)のスレですわね
271まだそれコピる人いるんだ。つまんない。バカやな。
273 :
名無シネマ@上映中:04/08/29 17:02 ID:a8o2LA4I
旨いこと撮った映画だなと思った
子供の表情とか行動とか、女子短大生に毛の生えたような母親とか
やはりカンヌで賞取るような映画
ストレートに感動する映画が観たいヤシは見に行かないほうがいいね
テーマとか感じて欲しいからあえて出さなかった、とは監督は言って
ないと思うけど…
テーマとかそういうものではないけれど、この映画はすごく冗長に
思えたけどな。
手とか、表情とか、風景とか、キャストそのものまで。
そもそもこういう映画は「テーマを主張してるはずだ」という先入観で見ると
かえって何も聞こえてこないような。
275 :
名無シネマ@上映中:04/08/29 17:31 ID:tn6GfIz8
私はさきちゃんいて、少し救いになった。
そうでないと明が背負ってる荷が重すぎて見終わった後、辛すぎる...
まぁ、これが餓死する要介護老人の話しだったら
辛くて見れない罠。子供かわいすぎる
YOUがギャルバンやってたことを、私の周囲の人は、誰も知らない。
フェアチャイルド以前はアイドルだったことを、誰も知らない?
279 :
板橋上等兵:04/08/29 20:35 ID:cMRRfAkV
フェアチャイルドが解散した後に亀ぐるみでCMに出て吹っ切れたんだろうね
ギャルバンってなに?
>>268 >俺223じゃないけどさ、
全角でアンカー打ってるのって、お前と>223くらいだよ・・・。
論旨の正否以前に、自分の意見を多数派に見せかける奴はダセえ。出直せ。
282 :
名無シネマ@上映中:04/08/29 21:32 ID:vGbIrJKU
>281 なんか妄想入ってるやつがいるね、病院行ったほうが良いんじゃないの?
283 :
知ろう正宗:04/08/29 21:48 ID:EdO2JPFp
ユキちゃんも病院に行かせたかった・・・
>>282 文章の癖が一緒だよ、坊や。もうちょっと工夫品(改行の仕方、文章の長さ、
その他いろいろ)。
オレは歌はあってよかったなという派。パンフレットによればあれは監督が
寄り添いたかったのでその変わりだとか。
歌自身もシンプルだが好み。歌がなっている間、別に深いことを考えていた
わけではないがさまざまなことをぼーっと思い出していた。
紗紀はオレも違和感があったけれど、今振り返るといてくれてよかったなあと
感じる。しょせんは映画っていうかフィクションなんで、あんまり重くしすぎても
ついてける人はさらに限られた人になってしまう。彼女がいたことで、
さまざまな意味と変化と再生とかを考えることも可能になった。誰かが
よりそう必要があったとは思うけれど、それは家族じゃないからよかったのかも
しれない。
パンフレットは映画が好きな人は買う価値は十分にあると思う。余分な知識なし
で映画だけで勝負って人は元々買わないだろうしね。
ローリーはYOUの事が好きだったんだろうな…
ギャルバン=スケバン
>>286 そりゃギャバンだろ。w
多分「ギャルバンド」の事かと・・・。違ったらスマソ。
昼間
>>265を書き込みしたけど
そのあとまた出かける用事があって、また
映画の影響でアポロとGOKURIを買って来てしまった
…_| ̄|○
>>266 スマン、汁まで飲み干してしまった…
しかも汁の染み込んだしっとりした天ぷらが好きな俺…。
YOUがやってたギャルバンって何ていうの?
290 :
名無シネマ@上映中:04/08/29 23:33 ID:F/X6/wcG
あの、長い階段が何回も出てきたじゃないですか、
あれはどこにあるの??
291 :
名無シネマ@上映中:04/08/29 23:39 ID:pLexWLL1
プリンセスプリンセス
294 :
名無シネマ@上映中:04/08/29 23:54 ID:F/X6/wcG
ロム?
>>294 工エエェェ(´д`;)ェェエエ工
ROMの事よ♥
296 :
sage:04/08/30 00:40 ID:q9lsgBiv
いや、ROMでも
わかんないんじゃないの?
過去ログ読んでってことですよw
297 :
名無シネマ@上映中:04/08/30 00:43 ID:KGYgwrfM
あさって見に行きますが、今も混んでいますか?
池袋で見ようかと思っているのですが無謀かな?
あうぅー!
ひさしぶりの書きこみだったから
下げたつもりがぁー(T-T)
主役のガキが目指してるのは俳優としてのお塩センセだそうな。
もう no futureケテーイ
そういえばJUNONだか何かの雑誌に柳楽とお塩先生の対談が載ってたっけな
見てはいないけど
あの子頭は弱そうだよね
今日見てきた。
全体的に感情の高ぶりが希薄なのが印象に残った。中盤で弟と喧嘩になるとことか、ちょっと苛立った感情は見せるんだけど、とっ組合いになったり、泣かせたりするような喧嘩には至らずに、何となく平常心にもどってるし、
援交したさきちゃんを拒否した後も感情を出し合う事なく、なんとなく元の関係に戻る。
ゆきを埋めた後も普通に日常に戻っていくし、
何か伝えたいんだけど、どう伝えたらいいか分からず、途方に暮れてる間に時間だけが過ぎていくっていうような、なんかもどかしい映画だった。
長文スマソ
明と紗希ちゃんが2人で歩いている歩道橋はどの辺りなんだろう?
天空橋??
>267
ブレアウィッチとは全然違うだろw
話題性ってのは共通してるかも知れんが。
言われてブレアウィッチ思い出したよw
305 :
名無シネマ@上映中:04/08/30 02:17 ID:t7QV80sE
いい映画だと思う。ただ、暗示させるショットが多すぎてあざとさを
所々感じた。あとチラシで小泉今日某が優しい映画だ、と言ってたけど全く逆だよ。
意地悪さというかクールさが根底にある。
ボロ服のまま平気で外に出る後半は
貧乏してますコンビニの弁当も下さいっていう計算もあるのかなぁ
幕張のシネコン行く予定なんだけど、環境はどう?
いった人の感想は見ないが・・
308 :
名無シネマ@上映中:04/08/30 11:43 ID:S30TIO2J
9/1(水)映画の日に有楽町の13時20分の回をみにいこうと思うのですが
やはり映画の日は超混みでしょうか?無謀でしょうか?
11時までに行けば13時20分の回の整理券間に合うかな?
309 :
名無シネマ@上映中:04/08/30 12:00 ID:r4kR+OCg
>284
こんなところで人を煽ることしかできない、映画だけが趣味のロリコンおやじですか?
310 :
名無シネマ@上映中:04/08/30 12:36 ID:lrk8TVEP
丁寧に良く作られてる映画だと思うけど、
これ観て分った気になっちゃってる人を「偽善者だっ」て
怒りたくなる人の気持ちも良く分るな。
本当はもっと残酷で醜い現実に対する
監督なりのセンチメンタルな解釈がこの映画なんだと思う。
きれいで、ちょっとおシャレ感すら漂う映像と演出に
「悲しいよね」「かわいそうだよね」「子供たちが愛しいよね」
ってピュアな気分で語り合ってる図って、よく考えると薄汚いわさねぇw
是枝監督、悪い人じゃないんだろうけど、最終的には
現実を直視できない繊細なおぼっちゃまなんだろうな。
そんなおぼっちゃまによるおぼっちゃまたちのための映画。
311 :
名無シネマ@上映中:04/08/30 12:43 ID:J4+VFY67
土曜に大阪のガーデンシネマで観てきた。両親に誘われてヒマだったので
行ったけど、話題になってたのは知ってても観たいなんて気は全くなくて、隣で
やってた「華氏911」の方を観たいな、なんて期待してなかった。
でも良かった!上映時間が2時間以上だと聞いてダレるかなと思ったのも
杞憂で、時間たつのかなり早かった。今まで観た映画の中でもかなりいい部類に
入ったと思う。コンビニとか商店街とか、何気ない風景とかを監督が慈しんで
撮っているなというのが伝わってきたし、アパート室内の様子とか子供の演技が
自然そのものでここちよかった。扱っている題材は悲惨なんだけれど何故だか
全編通して嫌な気持ちにはならなかった。映画に漂っている空気感っていえば
いいのか、それが絶妙な具合で私に優しかったからかな。
野球監督にバットの握り方を教えてもらうシーンで、手が重なるシーンが
一番ぐっときた。
>>310 監督なりの「解釈」した映画じゃなくて
監督の「想像」と「救われたい希望」の映画だと思うよ。
どうして事件のそのものを解釈して描いていると思う人が多いのだろう。
「わかった気になってる」といっても、事件をわかった気になって
るんじゃなくて、あくまで映画を見て、自分の身の回りのことに
ひきつけて、各々がそれぞれの考えをめぐらせているだけのことだと
思うけど。
314 :
名無シネマ@上映中:04/08/30 13:36 ID:lrk8TVEP
>>313 その「想像」を生むための土台にまず「解釈」があるわけだよ。
>どうして事件のそのものを解釈して描いていると思う人が多いのだろう。
実在の事件をモチーフにしていると公言している以上、
しょうがないんじゃないの。
315 :
名無シネマ@上映中:04/08/30 14:00 ID:elT74aiZ
>>306 金がないから新しい服が買えないんだろ?
カンヌってやっぱり字幕で上映されるの?
監督がお坊ちゃんとか偽善者とか思う人は ノン・フィクス作品を観てもそう思うのかな
まあ、映画とは関係ないんだけど
スタジオパークでの高校生クイズAD時の卵話がわらた
>>317 お坊っちゃんというか、しょせんはTVの人なんだよ・・・。まあ、今の日本で
「映画の人」と言える監督なんかもういないけど・・・。
320 :
308:04/08/30 15:08 ID:1QRxogTM
妹の死の扱いが軽すぎる。痛みや悲しみがあまり感じられない。
また、母親はもちろん、誰にも助けを求められなかった子たち、
それを薄々感じてた人たち、それぞれに1人の人間を殺した責任が問われていない。
妹との絆が軽んじられてるのでは、母子の絆を訴えられても説得力が無い。
結果、自分の生だけしか考えてない母や兄弟に見えてしまって感動しない。
優れてるのは映像や素の演技の面白さだけ。
死人に飛行機を見せてあげたいという発想そのものが
追い詰められてメルヘンな世界にトリップしてるとしか思えん。
妹の死を直視しない現実逃避。責任回避。
一生懸命でも悪いもんは悪い。情けに流されてはいかん。
323 :
名無シネマ@上映中:04/08/30 15:35 ID:bFU2Mu1q
>>321 >それぞれに1人の人間を殺した責任が問われていない。
こんなコメントをしている時点でこの映画に関してまったく理解できていないことを告白しているようなもんだ。
学校の宿題はもう済んだの?
女が母親になるのもその役割を捨てる事も実はすごく簡単な事なんですね。
だけど、母親が母親らしく子どもを育てる事はすごく大変な事だと痛感しました。
自分の身近にあの子ども達のような状況があると知った時、自分はコンビニの
店員程度でも関われるか?どうする事があの子達にとって一番良い事なのか?
考えると答えに困ってしまいます。
>>313さんの、
>監督なりの「解釈」した映画じゃなくて
>監督の「想像」と「救われたい希望」の映画だと思うよ。
>どうして事件のそのものを解釈して描いていると思う人が多いのだろう。
同意です。
色んな人がいるだろうけど、
私は313さんのように映画作品そのものについて感じることがあるので、
その幾つかをここに書いています。
エンドロールの後って何かあるの?
327 :
名無シネマ@上映中:04/08/30 16:15 ID:lrk8TVEP
監督の事件に対するアプローチは、
コンビニ店員の子供たちの接し方と同じだよ。
傍観者に都合の良い距離感と温度を終始保ちつつ関わって、
キレイなことをやった気になるんだよね。
>一生懸命でも悪いもんは悪い。情けに流されてはいかん。
全くでさあね。
つうか、なんで飢えてる妹弟抱えてて、
母親に「帰ってこいや!金送れや!!」って言わないんだろ?
で、妹死んでからやっとあの女の子に一回断った金貰いにいくって。
しかも理由が「飛行機見せてやりたいから」って。
ウツクシすぎて、ケナゲすぎて。
音楽とか演出の地味な体裁にみんな騙されてるけど、
相当ご都合主義のお涙ちょうだいものだって。これ。
カンヌ時は、登場人物それぞれに対して有罪・無罪の判決を映画が与えていないことが
興味を引いたというか、おもしろがられてたみたいだけどね。
それじゃ納得イカン、白黒つけろというゼブラーマンな人もいて不思議じゃない。
>327
別の意味で、あのお兄ちゃんのプライドの高さと言うか矜持の持ち様と言うか、
(こういう強い感じの態度じゃないけど、他に表現が見つからん…盗みはしない、
捨てた母親に頼ろうとしない、一人で逃げない、という辺り)
それがどこから来たのかは知りたい。あの母親じゃない…ような気がする。
父親の記憶はあるのかな、彼。
>328
自分が思うに、長男はまだそれなりに大切に育てられたんじゃないかな?
多少愛情持って。
母親の苦労も知っていて、だから母親が「私は幸せになっちゃいけないの?」
って逆切れした時何も言えなかったのかも。
なんつーか凄いセリフだけどね。
平川地一丁目っていう兄弟デュオの『「ただいま」の予感』っていう曲、
何となーくだけどこの映画を彷彿とさせる
まぁ彼らは片親いるけどね…
>>327 ハゲドウ。
あの映画観て泣けたとか感動したとかいう人って、
よほど幸せな子供時代をすごしてきたんだろうね。
似たような経験してる人とか、
逆に過干渉に育てられた人とかには、
何が悲しいんだかわかんないと思う。
でも音楽は良かったな。サントラCDとタテタカコさんのアルバム買ったけど
どちらもかなりお気に入り。
池袋にみにいった人っています?混んでました?
来週の水曜(レディースデイ)に行ってみようと思ってます。
>>329 >母親の苦労も知っていて、だから母親が「私は幸せになっちゃいけないの?」
>って逆切れした時何も言えなかったのかも。
>なんつーか凄いセリフだけどね。
そのセリフを言われたから、
明は母親の連絡先がわかっていても
尋ねて行かないんだな、、、と思ったよ。
自分勝手な親だと思っていても(←長男のセリフにあったよね)、
「幸せになっちゃいけないの?」と言われたら言い返せない。
おまけに「悪いのはあんたのお父さんでしょう」って言われてるから
(これは究極のセリフ↑だな、、、こんなことを言われたら、
もう、どうしようもないね子供としては、、、)
ますます、母親が「幸せになる」ということを止められなくなってしまう。
母親が幸せになれないのは、もしかして自分のせいなんだろうか?と思ってしまうから。
>>331 一概にそうは言えないと思うよ。
色んな人がいるからね、世の中には、、、
335 :
名無シネマ@上映中:04/08/30 17:44 ID:9GV0X54f
つかさ、実はまだ映画見てないのにこんなこと書くのアレかなとも思ったんだけど、
今までのレスやら一般の評判やら見てていろいろムカつくことがある。
この映画を美化しすぎることによって、
現実的に問題になってるネグレクトとか育児放棄みたいなもんまで美化されてるようで、
禿しくむかつくんですけど。
という自分は幼少時、親戚をたらいまわしにされた経験あり。
産みの母親は金だけ渡しておけば責任は果たしてる、と思ってるようなやつだった。
今はどこにいるか知らん。知りたいとも思わん。
実際の事件がどういうのだったか、その事件当時俺はまだ生まれてなかったから詳しくは知らんけど、
悲惨な事件を美化してしかも賞まで取らせてっていうの、うざいとしか思えん。
板汚しスマソ
>>331 過干渉に育てられても、
ロリヲタには泣けるよ。w
>>335さんへ
映画を見ていなくて、そういう感想を持ってしまうのは
しかたないのかもしれんが、、、
私も見る前は、335さんと同じような気持だったよ。
でもね、思いきって見て、事件とは全く関係のない
フィクションとして凄く良く理解できたよ。
335さんがもし見たい気分になれなければ、
あえて勧めようとは思わない。
でも一つだけ言えることは、この映画は事件からは
独立したフィクションだから、見て良かったと思うよ。
実際に見なくて判断してしまうのはちょっと残念だよ、、、
>>334 tu-ka、331は嫌味で言ってるのかなとオモタが。
漏れには正直甘ったるい印象しか残らなかったもんで。
>>335 んじゃ映画見てからもっぺんおいで。
ここ映画板なのに、映画は見てないとか前置きしてから自分の不幸自慢されても、
レスのしようがない。
>>330 もいらは挿入歌の『宝石』は書き下ろしだと思ってたら、
カントクが偶然見たビデオに入ってた、映画が撮られるより、前からあった作品だ、
というのをきいて、驚きますた。
だって歌詞の内容が、なんだか子供たちの立場、そのまんまなんだもん・゜・(ノД`)・゜・
337の続きです。
>現実的に問題になってるネグレクトとか育児放棄みたいなもんまで美化されてるようで、
もし、問題を美化する人がいるとしたら確かにむかつくよね。
でも、私はこの映画を見て、そういうたぐいのモノではないと思ったよ。
美化しようがない問題だとも思っています。
341 :
331:04/08/30 18:22 ID:Wp6ii1Ji
横入りスマソ
>>337 うーん、まぁ確かに細部はかなり実際の事件とは変えられているから、
一応フィクションとして観てはいたつもりだけど、
それでもやっぱり、自分には感情移入できなかった。
ま、趣味に合わない映画なんだって言ってしまえばそれまでなんだけど。
ただ
>>331は
>>334氏の言うように、嫌味の意図も多少あったのは確かです。
大多数の人はそうじゃないと思うけど、
「みんながいいっていうから私もいいと思う」「みんなが泣いてるから私も泣かなきゃ」
みたいな”洗脳”されてる人も多いみたいに感じるから。
>「みんながいいっていうから私もいいと思う」「みんなが泣いてるから私も泣かなきゃ」
こういう層をまきこまないと大ヒットにはならないんだろうね。
まあ、感想はそれぞれって事でいいんじゃないの?洗脳だとしても自分がそうだと思えればいーよ。
個人的には、自分の涙というものはあんまり信用してないので
(ワイドショウで全然知らん人が死んでても泣ける。ただの条件反射だ。)
自分が泣けた程度で「いい映画だ」とは人には言わんけどね。
>>327>>328 事件の長男が母親に頼らなかったのは、
「捨てた母親なんかに頼ってたまるかぁ!」みたいなものではなかったと思う。
母親が幸せになる邪魔をしたくない という理由からでもないと思う。
単純に、母親に頼るという発想ができなかったんじゃないのかな。
一人で逃げない ってのも同じで、逃げる場所、頼れるモノが
物心ついた頃からなかった場合、そういう選択肢なんか出てこない。
母親に頼る=母親の邪魔になる=自分が怒られるor疎まれる
これを避けたかっただけでは。
まぁ映画の場合は
>>329>>333あたりが正解なんだろうけど。
だから偽善だとか、おぼっちゃまによるおぼっちゃまたちのための映画 なんて言われるんだろうな。
この映画は悲惨なようで実際の事件よりは随分オブラートに包んだ話にしてある。
そこは、是枝監督の配慮だと思う。
でも、この映画をあの事件をモチーフにしていますっていう事で興味を持ってもらって
児童虐待(この事件のようなネグレクト含む)について考えて欲しいっていうのが
あると思う。だからたくさんの人に見て考えて欲しい映画だと思う。
児童相談所に通告してください。心配な子がいたら。取り返しのつかないことに
なる前に。
そういや母親の前のオトコに金を無心にいけても(これも一回こっきりだったが)、
今のオトコには出来ないんだな。
337を書いた者です。
>>341さんへ
うん、色んな人がいるものね。
感じ方も様々でいいんじゃないかな。
私も今現在見たからこういう感想を持ったのであって、
例えば十代とかで見たらまた全然別の感想を持ったのではないかと思う。
見ようと思わなかったかも知れないしね。
色んな人に色んな感想を与える作品って、個人的には好きです。
感想って、その人の個性が現われるから読んでて面白いしね。
>>327 つかさ、そのへんは実際の事件でも同じだよ。
実際の事件では、長男は現金書留を送られるどころか
たまに母親に会ってたんでしょ。
妹を秩父に埋めにいったのだって、長男の父親が
秩父セメントで働いてたらしいとか、妹に山を見
せてやりたいと言ったとか、いろいろ言われてる
んでしょ。
裁判の時に母親と会ったときには、妹が死なせた
ことを、自分が責任を果たせなくてごめんなさいと
母親に泣いて謝罪の言葉を述べたらしいじゃないの。
実際の事件でもそうだったのに、そのあたりで
ウツクシスギルとかファンタジーとか言うのもなあ…
349 :
名無シネマ@上映中:04/08/30 20:01 ID:o1jpv0OY
明はワルガキとどこで知り合ったの?
>>314 解釈は、事件の一部分への解釈からその他を想像したのであって
実際に事件の全貌を解釈したものではないでしょう。
監督が解釈→想像へと導いた一部分は
>>313に書いたようなこと。そして、事情聴取の時に妹が言ったという
「お兄ちゃんは優しかった。お母さんよりもいっぱいご飯を食べさせてくれた」
という言葉。
事実は小説よりも奇なり、だと思うよ。
実際の事件は映画よりももっと悲惨だった、と言うだけなら誰でもできる。
351 :
名無シネマ@上映中:04/08/30 20:10 ID:dcehMq7W
>>339 監督自身は自分の映画の中に歌を入れたのも初めてだ、と言ってるね。
それなのにあえて使ったのは、きっと同じように歌詞が合ってると思ったからだろう。
まあ、それを気に入らないと感じる人もいるけれど。
そのあたりは人それぞれだね。
352 :
名無シネマ@上映中:04/08/30 20:12 ID:L+nY8zLf
>349
ゲーセンだってよ
別に特別不幸な生い立ちでもないけれど、幸せいっぱい蝶よ花よ、と
育てられたわけでもない自分。このスレ見てて思うのは、自分の感じ方こそが
「リアル」であると押し付けるのは違うんでないかってこと。
感情表現は人それぞれで、「何で明はもっと母親に怒りを表さないのか」
とか綺麗すぎる、とかね、まあそれも率直なその人なりの感想なんだろうけど…。
私は、自分の子供のころの思いと、重なりすぎて辛かった。
怒りをストレートに出せる子供ばかりではないってこと、もっと知って欲しい。
子供だからといって、泣き叫んで憤慨も露わにするタイプの子供ばかりではないってこと。
年は幼くても、自分の現実を測る目はとてもシビアに冷めてあって、
「やりたいこと」や「叶えたいこと」があったとしても、それが地団太を踏んでも
到底与えられないものであれば、子供はそれをちゃんと知っていて、
現実と自分の距離をちゃんと測って生きているんだ。そういう子供もいるんだ。
だから、映画の中の子供たちが淡々としていると言われるのは、そういう
年相応の無邪気さを許されない状況を知ってしまっているからで…。
誰が死んでも、生きていかなきゃならない。
そこで泣き叫べるのは、頼れる、安心できる場所があるから。
彼らの感情が揺れないように見えるのは、そうして自分たちを現実という状況に
そうやって適応してきたからだと思う。
この事件よりあの事件の方が酷いとか、そういったことではないと思う。
ただ、「そうだったんだ」ってことが描かれている映画だと思った。
私はこの映画を見れてよかった。
この監督の距離の取り方が、私には心地よかった。
上の方でチラっとジョゼと虎〜の話が出てたけど、あの映画の中の言葉を
借りれば、人にはそれぞれの分があって、変に肩入れや感情移入はさせない
映画だなあと思った。長文スマソ。
子供の頃は、
「親なんかいなくなっちゃえ!!」
ってよく思ったもんだけどなぁ…。
タテさんのような女性が
映画の内容に合わせたのでは無く
ああいう歌を作ったというのはすごい事でつね
>>348 同意ー。
ゆきが死んだ後に届いた現金書留に入ってたメモ
「明へ みんなをよろしくね 頼りにしてるわよ」を見た時、
明は、弟妹の世話をまかされているのにそれができなくて、哀しかったと思う。
まあ、人によっては、あのメモを見て「今更遅いんだよ!」と
怒る人もいるかも知れないけど(実際遅いんだけど、、、)、
明はそうではなかった。
あのメモを撫でている明の指のインパクトは強かった。
明がなんで母親に頼らずに弟妹の面倒を見ているのかの一端を
強く訴えているシーンだと思う。
あの場面を見ながら、私はふと↓このことを思い出していました。
>裁判の時に母親と会ったときには、妹が死なせた
>ことを、自分が責任を果たせなくてごめんなさいと
>母親に泣いて謝罪の言葉を述べたらしいじゃないの。
357 :
名無シネマ@上映中:04/08/30 21:34 ID:C+PcSjMb
みなさん揚げ足とって上からモノ言ってだいぶいい気分になってるみたいですが。
あの監督と変わりませんね。
自腹切ってるから当然の権利ですか。
実話が基になっていても映画になってしまえばフィクションですから。
もう終れや!とは思いませんが無駄に熱いですね。
たかが映画じゃないですか。
>>357 揚げ足?
「たかが映画」というならこんな板来るな。
358がいいこといった
>>357 それ言っちゃたらこの板はおろか映画に関する雑誌とかのメディアもその存立基盤
を根底から脅かされ明日から何やって食ってけばいいのか分からなくなるよ。
映画に対する自分の感想を率直に表明するのは決して不毛な行為ではないよ。
361 :
知ろう正宗:04/08/30 21:46 ID:H3EAu6+h
星一個やねぁwとチューでねむなったわww
>361
いろんな意見の中のレスつけてみたい人にレスつけるなり
ぶった切りで意見言うなり、好きにするさ。
(どこでも一緒だが)
別にノンフィクションだともドキュメンタリーだとも言ってないでしょ。
実際の事件をモチーフ、ヒントにして、作品を仕上げただけ。
実際の事件をモチーフにってのは小説とかでも頻繁にあるだろう。
三島由紀夫「金閣寺」やスタンダールの「赤と黒」を読んで
「事件を美化してる!」とか立腹してる奴が多いのか?
母親への断罪がない、ってのはカンヌでも言われてたらしい。
でも、そんなものが必要か?
本当にいろんな意味で「華氏911」と対比できると思う。
誰かを徹底的に断罪せず、死を劇的に描かず
ひたすら静かに日常が流れる。
それでいいんじゃないか、と思う。
「華氏911」はいま見るには面白いかもしれないが
10年後、20年後も見られ続けているとしたらこっちだろうな。
>>321の不満が監督の狙いだと思う(母子の絆なんかは訴えていないと思うが)。
俺は別にあの子供たちは不自然じゃなかったと思うけどな。
幸せ、不幸というよりどういう生き方をしてきたかとの差だと思う。
意のままにいかない現実に素直に流されて生きてきたか
自分の思い通りになるよう逆らいながら生きてきたか、とか。
>>364 >「華氏911」はいま見るには面白いかもしれないが
> 10年後、20年後も見られ続けているとしたらこっちだろうな。
是枝信者さんですか? ムーアがアメリカ史にその名を刻むことは確実ですがなにか?
366 :
名無シネマ@上映中:04/08/30 23:05 ID:LM8FtbMt
>>365は台風にもかかわらず釣りとはご苦労様です。
さらわれないように。
歴史に名を刻むからといって映画が見られ続けるとは限らない
私は子ども置き去り事件を先に知ってて、
映画化なんてこすいことやりやがってお涙頂戴か、と思いながら
見に行った結果、
ものすごく心に余韻が残った。
見に行くなら事件を知ってからの方がいいと思うけどなあ。
美化だとは全く思わない。
以下は憶測だけど、
現実の事件で長男はワル友人2人の言いなりだったんじゃないのかなあ。
友だちができてうれしいだけに、失いたくなくて逆らえない状況。
ワルガキからすれば、親のいない友だちの家っていちばん好き放題できる。
妹を殺されても逆らえないなんて大人の感覚からすると現実味薄いけど、
子どもなら、心の中で号泣しながら自分の妹をいっしょに
いたぶってしまうこともありえると思う。
映画と関係なくてごめん
>>365 アメリカ史には名を残すかもしれないが映画としては観れないだろうね>華氏911
この映画観終わった時、映画ってのは「善悪の彼岸」に居るんだなと思った。
使い方が正しいかどうかはともかくとして。
確かに母ちゃんはどうしようもないし現実には断罪されるべき人間だが、
映画の中で母ちゃんを裁いてカタルシスを得てもどうなるというのか。
そうしない事によって生まれてくる視点を大事にしてる映画だと思った。
369 :
名無シネマ@上映中:04/08/30 23:30 ID:8S8Kb5L+
ここで、映画の技術的な側面や、商業的な側面を、ダメだしている人へ。
もう一度「誰も知らない」をちゃんと観たほうがいいと思う。
たしかにこの映画は、「演出面でのあざとさ」を感じることもある。
「カンヌで賞獲ったからミーハ―が観るんだろ?」というのもそうだ。
だけどたぶん、
この映画のそういうところしか
観れていなかった自分というものにひどく後悔すると思うよ。
もう一度ちゃんと観てごらんよ。
この映画には何かに絶望した人間を、救える力があります。
>>365 >>ムーアがアメリカ史にその名を刻むことは確実ですがなにか?
いや、残らんだろう。
細かく見ていけば残るかも知れんが。
アメリカ映画史という意味なら名前は残るだろう。
けれども、10年後、20年後に繰り返し大勢の人々に見られ続ける映画じゃない。
資料的価値として見る人はいるだろうが。
この区別もつかないのはムーア信者だな。
今日はじめて見ました。
平日の割には、昼の部で9割がた入ってて結構びっくりした。
率直な感想は、前半は母親の身勝手さを見て、むかついてイライラして
見てたくなくなった。でも、その後のサバイバルみたいな生活には、
ただただ呆然と眺めているしかなかったな。
見終わった後は悲しいとか可哀想とかっていうんじゃなくて、
釈然としないやりきれなさだけが、残ったかな〜
最終的にはこの映画何を伝えたかったのかが、
私には全然分からなかったんだけど…
ここのレスを見てたら、そういう見方や考え方もあるんだなぁと
やや納得できたかな。
ここのレス全部よんだら、もう一度見てみたいかも…
>>366-370 釣りじゃないし信者でもない。アメリカ史にムーアは名を残す。それは事実だし、将来、
アメリカがどんな社会になろうと、華氏911は現代史の金字塔になるだろう。
作品の内容の好悪じゃないんだよ。それぐらいのインパクトはあったということだ。
「誰も知らない」を持ち上げたい余りに、他の作品に対して妙に腐したような
言い方をするのはどうかね?
>>372 わざわざ「誰も知らない」のスレに
「華氏911がアメリカ史に云々」を持ってきて
君は何がしたいの
>>369 何かに絶望した人間を救える力って、どの辺か説明してよ。
みんな同じ感性持ち合わせてないし、頭良くないから。
自分は見終わった後に絶望しか残ってなかった。
妹が死のうが無反省に生きてく人間の強さは伝わってくるが(笑)
見た。主人公の子供がキモ杉。
何か変態性を感じた。
だんだんただの釣り・煽りになってきましたね
この映画を見て、この事件知って、このような事件が減るような
映画になってないと思う(映画化って、そういう意図なんでしょ?)。
こんな陰惨な事件や妹の死すら美化されて、責任は問われず忘れられていく。
日本人の悪いくせ
>>372 「10年後、20年後も見られ続けているとしたらこっちだろうな」
と最初に書いてあったのを忘れないでくれ。
資料的価値としての映画じゃなくて
好きで見る映画として将来、どうなるかを考えてください。
もちろん、日本限定の話だけど。
「誰も知らない」が歴史に残るとかそれぐらいインパクトあったとか
そんな話は誰もしてませんよ?
380 :
名無シネマ@上映中:04/08/31 00:18 ID:9P4EIF+i
>>375 俺は限られた選択肢、正解のない選択肢を与えられた中で全力を尽くした
美しさを感じた。
全力を尽くして散ったという意味でアテネ五輪で金メダルを取れなかった
選手が与えてくれたものと同じものを与えられた。
>妹が死のうが無反省に生きてく人間の強さは伝わってくるが(笑)
そんなことで笑えるあんたも相当強いよ(笑)
おまえらは「美化」の意味ほんとに分かっているのかと
映像が美しいのを美化とは言わないからな
>>321 映画みないでコメントするのはよくないねえ。ここ読んだだけでは
映画はわからないよ。感想はしょせん感想だから自分が深く感じた
ことしか書いてない。
>>335 批判は見てからしろよ。このスレ見て映画がわかるわけないだろw
アホじゃないのか。煽りじゃなかったらね。
>>341 馬鹿じゃないのかw お前はつまらないと思ったけれど他の人が
そう思わなかったからといって洗脳とか言うのか。おもしろいかどうか
なんて人がどういうかで簡単に変わるもんじゃないだろ。お前さんの
感覚と違う人だって世界にはたくさんいるってだけだろ。
>母親への断罪がない
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
ひどい母ちゃんなのに憎めないモヤモヤした心境を擬似体験させてくれるのがいいんじゃん。
まあ、「プラトーン」が今どんだけ思い出されてるかってことだな
アカデミー作品賞取ったんだってさ コレ
「コミック雑誌なんかいらない!」あの当時スンゴク面白かったけどさあ(ry
>>365 プロパガンダ映画としてな。ただの映画としてはつまらん作品だ。
>>381 同意同意。
(ごく一部の人だとは思うけど、)
美化美化言ってる人は何を勘違いしているのだろう、
と謎だったんだけど、もしかして実は映画見てないのか?とふと思ったり。
↓上の方でいいこと書いてる人がいたので、もう一度どうぞ。
>別にノンフィクションだともドキュメンタリーだとも言ってないでしょ。
>実際の事件をモチーフ、ヒントにして、作品を仕上げただけ。
>実際の事件をモチーフにってのは小説とかでも頻繁にあるだろう。
>三島由紀夫「金閣寺」やスタンダールの「赤と黒」を読んで
>「事件を美化してる!」とか立腹してる奴が多いのか?
華氏911の話題はスレ違い
>>388 人間の死がちゃんと描かれてないから美化って言ってるんだよ。
この映画で一番大切なとこじゃん。
それから目を背けて、飛行機見せてやりたいだの安っぽい
お涙ちょうだい演出を重視しすぎ。
>>390 じゃ、例えば390が思うところの「ちゃんと描かれてる」人間の死とは何なの?
是枝マンセーの人って、すぐ映画見てないだろって断定するよな
人それぞれの感じ方があるのに・・・
美化してないと言うなら、どういうシーンがとか判りやすく説明してよ
感情的に否定してばっかて理解出来ないから
「これがちゃんと描かれた死だ!」というような描き方は無いと思う。
あったら変だ。
生が様々であるように、死も様々だ。
最も、私は390が書いているように一番大切なところが死だとは思わないけれども。
いや、あの、感情的に否定しているのはどっちなのかと小一時間(ry
>>392 極端に走らないように。
誰も君の感性を否定してはいないよ。
人間の死をちゃんと描くことが一番大切なことか……?
あんまりそうは思わないけど。
それに子供たちの生活をあれだけ描いたことで、
その結果の死が淡々と描かれながらも重かったと思うよ。
つーか
質問を質問で返すなと
まず、妹が死んだシーンなんか淡々と描かれてて、
観てるほうも死んだんだか死んでないのかよく判らない感じだっただろ。
(実際、瀕死の状態を死んでると勘違いしてる人もいたし)
死に接した長男も淡々としてたし。死体も綺麗に扱われている。
それに、飛行機を見せたいというご都合主義も命を軽んじてる。
妹の死があっても何も変わっていない兄弟。もう最悪だろ。
飛行機見せました、埋めました、ちゃんちゃんで終わり。
妹を殺しといて何も感じてないんだよあの兄弟は。
これはあくまで自分の感じ方だから、重く受け止めた人は自由だが。
事件の陰惨さは強調してないって監督も言ってたけど
そういうとこ避けたら、この事件を映画化した意味って薄まると思うんだよ
こんな淡々とした映画を理解出来ちゃう感性の鋭い人ばっかじゃないんだからさ
2時間半しみじみするだけの映画じゃないんだろ?
>>307 今日幕張で見たよ。
平日昼だったせいか席は半分弱埋まってるくらいかなあ
いちばん後ろに座ってたんだけど
ギリギリに入ってきて席探してる人たちが多かったり
上映中に携帯光らせてるのが何人か居たり
終わった後に「女の子ってしんじゃったの?」なんて会話してたりで
カンヌ効果絶大なんだなーと。
子供を捨てるようなアホな親が観て痛くなるような映画を作れってこと
>>399 うーん……このレスを見て思ったんだが、
単にあなたには向かないタイプの映画を見ちゃったってだけなんじゃないかと思った。
自分には合わない映画だったと切り捨てて別の作品みたほうがいいと思う。
もっと説明してくれて理に落ちる映画が好きなんでしょ。
作風自体が苦手なんだったらケチつけてても切りがないよ。
>>400 事件はあくまでもモチーフです!っていうのが
言い訳めいて聞こえる部分はあるかもね。
事件の一部分を都合よくもしもボックス化した感じ。
>>399 同じものを見ても人によってこうも感じ方が違うのだな、と思わせられました。
では私の感想を。
あの兄弟が何も感じていなかっただろうか?
そんなことは決してない。
見ていてとても痛かったよ。
>>399 淡々としているからあなたは何も感じなかった。
淡々としているから余計私はガンガン感じた。
あなたには感情むき出しで泣き叫び怒り憎しみ
登場人物がわかりやすく号泣の映画が向いていると思う。
そういうのを観たら?
この映画は向いてないよ。
最近だったら「ブラザーフッド」とか良かったよ。
そして
>>400は「コンクリート」みたいな虐待ものを期待したのかな?
製作側は端からそんなもの撮るつもりないので別口で探してください。
ところであなたはこの事件を映画化した意味ってなんだと思っているのかな?
カンヌ効果か何か知らんが映画館の客質釣りについてはくだらないのでスルー。
410 :
名無シネマ@上映中:04/08/31 01:33 ID:spIpq5lh
私も404さんと同じこと思いました。
わかりやすく書いてくれてありがとう。
いい悪いじゃなく、合う合わないはあると思うよ。
「自分には合わないや」 これだけでいいんじゃないかな。
「見せない」間接的な演出にしても
なんかヌルイ、美化してる、って感じたんじゃないの
同じような「見せない」演出でもちょっとドキッとするのとかあるじゃない
普通に糞じゃないかなぁ・・・
来年の今頃はそれこそ誰も知らない(既
>>412 信者ばかりなので退屈していたところなんだw もっと詳しく叩いてみてくれ。
4人一緒でいられることが幸せだったのに、一人がいなくなって、
でも子供だけではどうすることもできなくて、せめてもと約束だった
飛行機を見せる。淡々としてるのは、死という重い現実を受け止め
られなくて逃避したのかもしれないし、それに子供だけでできる
範囲を考えたら、これでいいと思うが。これがドキュメンタリー
だったら何度も墓参りする長男が登場したかもしれないが、
同じ題材でも表現者によって異なるもんだし、よかったけどな
あくまで「幸せな人間」が観てシンミリ浸れる映画だよなぁ
子供が健気です、みたいな。
実際子供すてたり、パチンコやってる間に子供脱水死させる
アホ親なんてのは
「趣味の良い」是枝タンのフィルムを観ることもないんだろがな。
俺も観て「良かった」よ。良かったけど、その良かったが空転してるのよ。
女性の方が楽しめる希ガス
>>415 >俺も観て「良かった」よ。良かったけど、その良かったが空転してるのよ。
君、詩人?
言ってる意味わかんね。
書き捨て?
普通にわかるけど。池沼かよw
>>417 まじで?
じゃあ教えてよ
良かったが空転ってどういう意味?
感性の違いとかじゃなくて、単に「人とは違う事言って、
自分のほうが見識がある・高い所から物を見ている」
って思い込んでるバカが何匹かいるダケでショ。
まともに相手してやる事ないと思う。
腑に落ちないとか、気持ちの整理がつかないってことかな。
そういう嫌〜な精神状態にさせてくれるのを楽しむ映画だと思ったけど。
>>420は
>>415?
「嫌〜な精神状態にさせてくれるのを楽しむ映画」だと思ったの?
だから感想が「子供が健気です、みたいな」で終わっちゃうんだ?
もっと大人に対して突きつけられるものは感じませんでしたか。
今の自分自身を見つめ直させられるような感覚はありませんでしたか、残念です。でも寝ます。
一歩引いた視点から言えば、
「撮影の対象」と、「鑑賞してる人間」が初めから乖離してる(ほたるの墓、みたいなもんかな)
同じ人間だから、妹が可愛いから、それだけの首の皮一枚の共感で不毛なものじゃないのか、とか
個人的なレベルで言えば
「あぁこのシーンこのまま写真にして持って帰りたい」
みたいな「絵が綺麗」レベルで「良い」と思ってる自分が居たりして。
上の方で「気分に浸りたいからロケ地知りたい」、ってのがね。
違和感あるんだけど、その点自分もちょっとわかるから、これは何なんだろう?っていう感じ。
だから良かったけど、その良かったの中身が整理ついてません、ていうニュアンスで書いた。
>>421 あぁ415は俺。422。
いや、突きつけられる大人の立場には居るよ。
いるからそれは感じるけど、自分を見つめる感覚じゃないんだよなぁ。
あくまでファンタジー見てるような感覚。
この映画って、感想を一言で言うのが難しい。
「面白かった」って言うような楽しいイメージの内容じゃないし
「よかったよー」って言うような感動作でもない
「泣けた!」って言うような涙モノでもない。
ただ一言「観てきたよ」としか感想が言えない作品。
好きか嫌いか問われたら、自分にとっては好きな映画。
426 :
名無シネマ@上映中:04/08/31 04:12 ID:VM6MyJuL
サキちゃん
実際の事件でも、妹を埋めにいったのは
父親が秩父で働いていたからとか
妹に山を見せたいとか
友達が遠足で言ったことがあるからとか
いろいろいわれてるけど、でてきてる理由はそんなもんだよ。
母親と兄弟達が初めて対面するまで、死んだ妹はそのままだったわけだし
(ということは、兄弟達は変わらず日々の生活を過ごしていたわけだ。)
妹を見殺しにしたお兄ちゃんのはずなのに、残りの兄弟は「優しかった」
と言っている。
私は、映画のラストあたりは美化してるんだろうなーと思ってたけど
実際の事件の方が、ありえないくらい美談っぽくなっているように
感じたよ。
映画は、こんな特殊事例じゃなくても、より普遍的な事例に重ね合わ
せられるように作られているような気もする。
子供達を虐待するような母親だったり、悲惨な生活の面ばかりを強調
してたら「ああ、うちはこんなことしてないわ。だから平気」と
おもわれかねないような。
なんか途方に暮れるって感じの映画だよね
美化されてないリアルな置き去り事件そのままの映画作るのはそんなに難しくないだろ。
ただそんなの誰が金払ってみたいんだ・・・
>>428 あー、そうそう。途方に暮れる。
君が選んだことだから、きっと大丈夫さ
君が選んで決めたことだから
そして僕は途方に暮れる
…
なんて歌を覚えてる人は少ないか…
いや、なんとなく歌詞を思い出したので。
ラストは、ある意味見てる方も子供達に突き放されて、
途方に暮れてるのかもしれない。
自分たちはこれで生きていくよ、だから構わないでくれ
同情するなら金をくれ…(て違う)
みたいな
>>429 今ほど幅広い客層では見られないと思うね。
親子とか、中高年の人などもよりつかなかったと思う…
432 :
名無シネマ@上映中:04/08/31 10:41 ID:omxVegTe
映像が美しかった。でも話自体はちっとも美しいとは思わない。
両親共働きで弟妹の面倒を見ていた、
幼少期の自分の記憶が蘇り、ただただ胸が痛んだ。
爆笑、号泣、スリル等の要素が無く、淡々と子供達の日常を綴っているだけで
それがつまらない、面白くないと言う意見の人達がいるのもよくわかる。
人に「どうだった?見る価値ある?」と聞かれて「絶対見た方がいいよ!」と
絶賛できるような作品ではないけれど、
観賞後、近所の子供達を見る目が変わったのは事実だ。
433 :
名無シネマ@上映中:04/08/31 11:52 ID:hlZVfAjW
健気だったり、清らかだったりしないと
子供や人間を愛せないんだと思う。この監督。
本当はもっとギリギリまで追い詰められ、汚れてたかもしれない現実を
都合良く消毒して、美しくコーティングして、
「報道されなかった豊かさ」とかって差し出されてもねえ。
意図がわかんないよ。
現実逃避なら、それも結構。
だけど、この程度のことしか描けないくせに、
実際の事件をモチーフにしたなんて言っちゃいけないと思うよ。
映画やカンヌの赤絨毯なんかとは遠くかけ離れた世界で、
現実を生きたり死んだりした兄弟の命への冒涜だよ。
>>432 概ね同意。漏れはひとりきりだったけど。
>観賞後、近所の子供達を見る目が変わったのは事実だ。
漏れも映画見た帰り、すれ違う子供達の表情が気になって仕方なかった。
そして、映画の4人と何ら変わりない、とも思った。
あのひどい状況にあっても、実際のあのこどもたちも
ああいう表情で屈託無く暮らしてたのかもね。
守るべき者達は守ってあげなきゃ、とも思ったり、と。
途方に暮れるというよりか、すっごく切ないというべきか。
435 :
名無シネマ@上映中:04/08/31 13:17 ID:dLCN/KCC
>>331 似たような経験(あれ程酷くないけど)して映画観て、凄く感動したけどな。
特に後半から明の懸命ぶりや弟にキレたり、心の葛藤理解できて物凄く自分と重なった。
この映画を観て感動する人は少なからず、そういった感情移入する場面があったはず。
逆に幸せな家庭に育っているものが観ても何も感じないのでは?
436 :
名無シネマ@上映中:04/08/31 14:01 ID:hlZVfAjW
コピーも嫌だったな。
どれもこれも疑問符つけて、社会に問題提起。
この映画にそんな資格ないよ。
>>400の言う通りだと思う。
陰惨さから目をそむけて、あったはずの修羅場を描かず、
あたかもドキュメンタリーのような手法で
役者の子供たちをきれいにきれいに撮って、何がしたいんだろ?
何のために、事件をモチーフにしたんだろ?
妹が悪友たちにリンチされて殺された、という事実の残酷さと
正しく向き合った上で「それでもそこにあった豊かさ」が
描かれていれば、こんなにムカつかなかっただろうと思う。
でも、この監督にはその手腕も精神力もない。
そういう一番逃げちゃいけないところから、巧妙に逃げて、
どうでもいいような細部のリアリティを追求して、
リアルなように見せかけてるだけ。
437 :
名無シネマ@上映中:04/08/31 14:01 ID:tFx226aq
この映画って泣けますか?
>>435 >この映画を観て感動する人は少なからず、
>そういった感情移入する場面があったはず。
同意です。
私も感情移入して見ました。
やはり幼少期の自分の記憶に引きつけて見ていたので、痛かったです。
>>434 >あのひどい状況にあっても、実際のあのこどもたちも
>ああいう表情で屈託無く暮らしてたのかもね。
>守るべき者達は守ってあげなきゃ、とも思ったり、と。
子供の時、そんな感じだったので、凄く同意します。
どんなに酷いことがあったとしても明日という日は必ずやってきてしまうのだな、
と、子供の時に思ったことがあります。
こんなにものすごく辛くても時間は止まらず流れていくのだなと、
ものすごくびっくりして、不思議に思いました。
京子くらいの年の頃。
何があっても、子供も生きていかなくてはならないわけなのです。
というか、好むと好まざるとに関わらず、否応無しに、
日はまためぐってしまうのです。
ID:hlZVfAjW
「誰も相手しない」
441 :
名無シネマ@上映中:04/08/31 15:15 ID:nuCXib+A
「あとで食びよう〜〜」
ゆきちゃん可愛かったなあ。
現代アートととして、石ころが置いてあるの見て、
「あの形がキレイ」とか「並び方がいい」とか、
一生懸命考えてもしょうがないのと同じ気がする。
見た人それぞれが何か感じたら、いいんじゃないかと思うんだけど。
とか書いたら、意味わかんね〜って叩かれちゃうかなW
ちなみに自分はこの映画好きです。感想はまだ整理できてないけど。
443 :
名無シネマ@上映中:04/08/31 17:33 ID:2VAEHr8x
一昨日観ました。433 ID:hlZVfAjWさんとほぼ同じような気持ちでいます。
監督の意図を好意的に受け止めれば、ある種ファンタジックに希望をちりばめる事で「重さ」を取り除き、
愛すべき存在として子供たちを描く事で多くの人に鑑賞してもらい(この点はカンヌ受賞のお陰もあって
成功していると思います)こうした子供たちが我々のすぐそばにいてもおかしくないという事をなるべく
多くの人に知ってもらいたいという意図があった、とも考えられます。しかし、本当はファンタジーに
逃げずに、リアリティを追求し、その上でかすかな希望が灯るような作品でなければ、私をはじめよくも
悪くも普通に生きてこられた人間はこういった問題を真剣に考えないのではないかと思います。また、明
に「潔癖なまでの強さ」を背負わせるのはとても残酷な行為ではないかと思います。こういう状況に置かれても
人は強く生きていけるのだと多くの人に思わせてしまいかねないのではないかと思うからです。
蛇足になりますが私が監督ならリアリティを出す為に、声変わりをし、恋心を抱いた明にオナニーをさせたり、
ゆきちゃんが死んだ時に蝿をたからせるぐらいの事はするだろうと思いました。
そんな映画誰もみたくねーよ
見てくれる人がいて初めて成立すんだろが
俺だったら妹と明の「くりぃむレモン」みたいな展開にするけどな
>>443 何がリアリティなんだか?
当事者以外にリアルを語れない以上
それもファンタジーでしかないんだけどね
>>443 「潔癖なまでの強さ」を背負わせるのはとても残酷な行為ではないかと思います。
こういう状況に置かれても 人は強く生きていけるのだと多くの人に思わせてしまいかねない
↑
ここ、ちょっとわかる。
そして蝿をたからせるのはこの監督には無理だと思う。
事件を知って「長男にがんばったね」と言いたくなる気持ちを
前面に押し出せるのがなかなか不思議な人だと思う。
そのあたりが好みの分かれ目なのかもしれない。
蝿をたからせる類のリアリティは必要とは思わないけれどね。
>>443 声変わりはしたんじゃないの?
中学女子とデート?の準備で自分の洋服嗅いでいた時
「風邪?」みたいに言われてなかった??
450 :
443:04/08/31 18:06 ID:2VAEHr8x
>>446 たしかにそうですね。私の言葉の使い方が適切でなかったかもしれません。
フィクションである以上、全ては大きな意味で全てファンタジーですね。
わたしが 443 で書いたのは私なりの感じ方です。もう少し悲惨さを
加味した方が私好みになっただろうというだけです。
みなさんがそれぞれ様々な感想を持つのはとても健全な事だと思います。
451 :
名無シネマ@上映中:04/08/31 18:15 ID:hlZVfAjW
>>447 それはちっとも不思議じゃないよ。
「頑張ったね」と思わせるように思わせるように描いてあるから。
そして、本物の明だって実際頑張ったんだと思うよ。
もっともっとシビアな現実の中で、ギリギリのとこまで。
オナニーだってしたろうし、妹には蝿もたかったろうし。
でも、そっちについては、
>そんな映画誰もみたくねーよ
>見てくれる人がいて初めて成立すんだろが
ってことなんだよね。
当り前だよ。
監督も繊細なおぼっちゃんだから、そこまで抱えたくないし抱えられる根性もないよね。
しょうがないよ。
しかし、だったら、なんのためにこんな映画作ったんだ?
というのが純粋な疑問。
>>446 同意
>>443 443が書いている「リアリティ」を見ても私はリアルを感じないです。
むしろありがちな演出だな、と思うと思います。
無理に「リアリティ」を出そうとして、ベタなことやってるなと。
でも、まあ、443が言ってるようなシーンを見て
リアルを感じる人もいるかも知れないから
そういう人のために映画を撮ってみてはどうですか。
いいじゃないの
ドキュメントタッチのファンタジーなんだから
金払ってグロいもん見たくない
452の続きです。
>>443 >私をはじめよくも 悪くも普通に生きてこられた人間は
>こういった問題を真剣に考えないのではないかと思います。
本当にそうだろうか?
少なくとも私には、あなたは真剣に考えているように見えるよ。
わざわざこのスレに来て何度も何度も熱心に
「なんのために監督はこの映画を作ったんだ?」
と書き込んでいる人を見ていて思ったのだけれども。
一人の人間にそれほどまでに熱く深く考えさせることができたというのは
もの凄く意味があることなのでは。
>>399 映画では誰も殺してはいないが? 不可抗力の事故をなぜ殺人と言い張る。
だから見てないって突っ込まれるんだろ。
>>456 そういった荒れるコメントを待っているのさ。ってのは嘘でお前に終わったかどうかを
決める権利なんてない。24時間2ちゃんねるに張り付いているヤツばかりだと思うな。
俺も感想書きたいが新宿満員で入れず・・・。
まじ?まだ満員なの??
でも明日から学校始まるし、多少少なくなるかななんて思ってるけど、どうだろね。
>>436 どれもこれもって、
>>127の通りで、
疑問符がついているのは6個中3個。確率1/2。
映画のコピーに疑問符が多いのを考えると(短くまとめやすい)、
そこまで特別じゃないと思うよ。
オナニーをさせたり、死体に蝿をたからせるようなFILMが生むのは、
結局通俗的なリアリティでしかないんだよ。
それこそ、事件当時の記事を辿ってみれば、我々の貧困な想像力を刺激するような
キーワードに満ち溢れているし、そこにだって一つの「リアル」な家族像は生まれうる。
例えば、妹の死に兄が加担している様に描けば、当時の世間と同じく
「子供の残虐性がなんちゃら〜」と得心できるような話になるだろう(それもまたリアルだ)。
しかし、そういう通俗的なリアリティから、「お兄ちゃんは優しかった」等の一連の発言を
理解することは不可能なんだよ。
では、子供たちの生きた跡を、我々はどうすれば辿ることができるのだろうか ?
それがこの映画の前提であり、だからこそ監督はこの映画から通俗的な事件性を喚起するような
「リアル」な要素を極力取り除く必要があったのだろう。
通俗的にリアルでない=アンチ・リアルをファンタジーと呼ぶならは、たしかにこの映画はファンタジー。
大体、元の事件自体が「言葉で語りえない領域」、ファンタジーを含んでいるんだからね。
さしづめ、この映画はそこへ行き着くために監督が用意したナロー・パスってところか。
新宿テアトルはこの前の土曜日に11:40頃着いて
12:30の回で整理番号253/340席(←公表の席数)だったぞ。
3時の回は飯食ったあと観ようって人が多くて、満席になり易いかもしれん。
この館、初めて行ったけど、割りといいとこだね。
なんで劇中で明がオナニーしなくちゃならんのかさっぱりわからん。
465 :
名無シネマ@上映中:04/08/31 22:23 ID:tZJE+qS4
>464
たとえばの話してるのにわからないおまえはバカですか?
この映画を理解できる頭のいいおまえはなんでそんなこともわからないんですか?
「死をきちんと描かない」って、それがテーマじゃないから当然でしょう。
あれだけ淡々とした感じでも映画館ではすすり泣く声があちこちで聞こえた。
妹の死を劇的に扱えばそりゃ映画館が涙だらけになるが
そんなところで感動を使い果たしたら、この監督の意図が伝わらない。
あれだけ静かな物語なのに突然
「ゆきぃぃぃーーー!!目を開けろ!目を開けるんだ!」
「いやぁぁぁーー!!死なないでぇえ!」
「ちっくしょぉぉおおおおお!!!!」
みたいなシーンが出てきたら、席を立つけどな。
淡々と死を描く映画があってもいいじゃないか。
>>465 なんで、たとえば、劇中で明がオナニーしなくちゃならんのかさっぱりわからん。
464の考えるリアルがオナニーだからじゃないの。
>>464 ある人にとってはそれが「リアリティ」だからでは?
俺は、沈黙や仕草、喋り方の切り取られ方で「語られない想い」ってのを
感じることができて、見て良かったと思える映画でした。
生い立ちや過去の経験と照らして見るのもいいけど。
俺は見てる間ずっと、映画の世界と見てる自分は完全に乖離してたな。
「あぁ、これは物語なんだな」っと。
それが良いか悪いかは視点の問題であって、
監督の手腕によるところではないかと。
470 :
369:04/08/31 22:42 ID:6JT3ksT7
>>375 言葉にできないです。ごめん。
でも、スーツケースを撫でているシーンのもつ意味を知って、
人生そのものが愛しくなりました。
「所詮、人生なんて」とか「世の中は嘘ばかりだ。」とか、そういう孤独な状態なときに
あのシーンは、救いになりえると思います。
タイトルである「誰も知らない」という文の目的語は一体なんだったのか。
とか、
「誰も知らない」けれど、「実存するもの」を、「感じられる」映画だと思います。
馬鹿っぽくてすいません。
泣かないのは、この映画では私にはかえってリアリティあったよ。
かえって泣かれるのは、不自然な気がする。ああいう生活の中では
かえって、感情さえ希薄になるような。
実際の事件でも…
母親の前では責任を果たせなくてごめんなさいと泣いたと言うけど
妹が死んだときには泣いたのかね?
泣いたかどうかは別にしても、妹を見殺しにして埋めにいくような
お兄ちゃんでも、他の妹に「優しかった」といわれるし、妹の墓参
りにも行ってる。
少なくとも私は、映画の明なら、あのラストシーンの後には、こう
いうことしそうだと思ったよ。
リアリティなんていったって、所詮その人の想像上でのリアリティだしね。
なんのためにこの映画を作ったんだ、といわれても
なんのために、がなきゃ映画を作ってはいけないのか?
社会を喚起したり啓発するための映画だとは監督だって
言ってないと思うし、見て「よかった」と言ってる人
だって、そういう類の映画だとは思ってないと思うけど。
ムーアみたいに悪人作って小馬鹿にしてりゃ満足?
作品中でレイプとかオナニーとかの描写があると
「すげえ、これがリアルだ!」と大絶賛する連中がいるから
そいつらを皮肉ったんだろう。
「現実っていうのはこういうもんだ!」とか叫びながら
日常シーンにSEXとか暴力とか出てこない作品を非現実呼ばわりする。
漫画とかでそういう流れがあった気がする。
死というものを徹底的に生々しく描写するか
寓話風に描いてみるかは、どういう作品を作りたいかの問題でしょう。
何でいちいち華氏911がでてくんだろねw
まあ、カンヌの同期ではあるんだが。
475 :
名無シネマ@上映中:04/08/31 22:57 ID:1PNFQsyZ
おもしろいつまらないを言い合うのは普通。
ただ、事件とどこが違うだの、こうして欲しかっただの
っつうのが不毛だと思っただけだよ。
>>474 誰かを断罪してる映画として
わかりやすいと思って出してみた
だけですが…
>475
そだね。
原作付き映画ならまだ理解も出来るんだが。<原作と違う!みたいな主張
478 :
名無シネマ@上映中:04/08/31 23:03 ID:6JT3ksT7
もう現実とか非現実とかにコダワって映画を観るような時代じゃないと思います。
実際の事件をあまり表に出さない方が良かったのかも
カンヌで賞獲るとは思わなかっただろうから宣伝の要素として
必要だったのだとは思うが。
しかし、「実際に起こった事件」という文言を外せば
パクリとか言われるのは目に見えている。
>>479 実際の事件にこだわるのは、むしろこの作品を現実的じゃないとか
悲惨さがないとかいう人だと思う。
とはいえ、映画でもそれほど実際の事件を表に出しているとも思えない
けどな…評する方が重々しくとりあげてるだけで…
私は、こんな事件があるのを知らなかったから、映画をきっかけに知って
よかったと思ってるよ。
482 :
名無シネマ@上映中:04/08/31 23:11 ID:6JT3ksT7
この映画を「過去にあった虐待を暴露しているだけの映画」っていう認識で
観られるとあんまりよくないのかもね。
自分にとっては、あの子供たちとの関わり方から浮き彫りにされる周りの人間がリアルだったな。
冷たく排除する訳でも積極的に受け入れる訳でもなく、あの子らに恨まれるのを覚悟で警察や役所に
通報するような「悪役」を引き受けたりもせず、何となく異物感を認めながら何でもないと信じたがってて、
その方面になら幾らでも騙されるぞみたいなとこが。上手く表現できないけど。
ラストで子供たちに寄り添うことを選んだように見える女子中学生にしても、何かのタイミングで学校に
友達や恋人が出来たりすれば、何もなかったように「こっち側」に戻ってくるんだろうと思えた。
「断罪」したり「告発」する映画じゃないんだよな。
どっかの感想サイトでも
「母親の責任を描かないのは監督としての責任放棄だ」
って書かれてたけど違うんじゃないかと思った。
実際の事件をモチーフにして、しかもドキュメンタリータッチで描かれてるから
一見社会派な映画に見えてしまうが実は詩的な映画なんだろね。
だから「社会派」な方々には歯がゆく思えるんだろうね。
485 :
名無シネマ@上映中:04/08/31 23:21 ID:tZJE+qS4
>484
あなたはこの映画おもしろかったの?
>>483 なんかすごく良くわかるような気がする。
特に、さきのことについて。
私もそういうふうに感じた。
487 :
名無シネマ@上映中:04/08/31 23:26 ID:6JT3ksT7
陰惨な事件は知られているけれど
陰惨な事件をおこした兄弟達の中にもあったであろう
「愛」や「絆」こそ、
誰にも知られていなかった。
監督はそう言っているのだと思う。
もろ映画的なヒューマニズムじゃん。
電車の中で明がスーツケースをさすっていたけど、
まさかゆきがスーツケースのなかに入っているなんて、
「他人」は誰も知らない。
また「直截触ることができない」という人間の孤独と、
愛を描ききっていたと思う。
だけど母親役、その夫達、いわゆる大人たちだけには、
監督のやさしいまなざしが降りそそぐ事はなかったと思う。
それが少し残念ではあった。
488 :
名無シネマ@上映中:04/08/31 23:27 ID:bZ+EnUdy
>>466>>471さんあたりに同意かな。
死はきちんと描かれているとおもうよ。劇中でのあの家族のルールの中では。
お母さんが暫く帰って来なくても泣かない。お金が無くなっても泣かない。
捨てられたと覚悟しても泣かない。もう何がおきても泣けない。
その状況で妹は死んじまった、ということだと俺は解釈してるけど。
それが兄弟姉妹の共通観念であり、この映画の世界なんだろうね。
たとえ死んだのが母親やアキラでも、残された者は誰も泣かないんじゃないかな。
蝿はたかってても別にいいけど。あまり意味は無いでしょ。
オナニーは話がややこしくなるのでイラン。これ以上尺を長くしないでくれ。
誰かが否定的に言ってたけど、女のほうが楽しめるんならそれもいいんじゃない?
まあ女に限らず、観た人誰かがこのさきどっかでチラッとワンシーンでも思い出してくれりゃ、
それでこの映画の存在意義は充分昇華すると思うんだけどー
てか俺はそれを一番期待してるから、なるべくたくさんの人に観てもらいたいな。
489 :
名無シネマ@上映中:04/08/31 23:42 ID:tZJE+qS4
>488
俺もほぼ同じような、感想なんだけど。あえて注文つけるとしたらあともうちょっと
観客を納得させるような部分があったほうがよかったかなって思ったな。
ひねりみたいなものがあればね。そういうのがあると映画っていい余韻が残るんだよね。
>>489 観客を納得させる、ではなくて、489を納得させる、でしょう。
納得した観客は多いはず。
心に余韻が残った人が、このスレにも沢山書き込んでるよ。
>>490 >納得した観客は多いはず。
これもあんたの主観。
私は五点中三点の映画だと思った。
>>491 多くないと思うのは491の主観、ってことでいいんじゃないですか。
5点中3点って、私の主観的には高得点ですが。
ま、私が489に言いたかったのは
「このスレには余韻が残った人の感想が沢山あるよ」ってこと。
読んでて感じ入ることが私は多かったから、489も読んでみてね、ってこと。
493 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 00:57 ID:xKTh8c5r
どーせみんな主観でしか語ることはできないよね。
それにしても、492の言うように、鑑賞後に自分のアタマ使って
社会についてとか死についてとか真剣に考える人がたくさん出てきた
(おいらも含む)って事だけでもこの映画大きな役割果たしてると思う。
普段からそういうこと本気考えてる人スマン。
別に必死にならなくてもいいじゃん
映画ってどれも見る人の環境があるわけだし
495 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 02:52 ID:gLjQ2vPX
相変わらず映画館混んでるってさ。今日は映画サービスデーだし・・・。
いつになったら観られるんだろう、俺・・・orz
まだ混んでるんだ.....
>>493 俺にとって不思議なのは、社会や死についてなぜ考えなかったかの
方だな。それはもしかしたらただの能力なのかもと絶望的になる
ことがある。そういったことに興味をもつ能力がある人とない人が
いるだけなのかも。あるいは考えざるを得ない体験をしたことがあるか
ないかの組み合わせだかかな。
良くも悪くも単館系
>>495 有楽町とかの話じゃない?
うちの近くの映画館はもうがらがら。ちなみに神奈川。
>>484 「詩的な映画」というのは同感。多くの人が面白い映画じゃないと思う。
でも、そういう映画なら、この事件を題材に選ぶ必要性が無かったんじゃないかと思う。
一方で「この事件を知って考えて欲しかった」と言ってたのに
みんな良い人に描いて陰惨さや暗さや悲しみを薄味にしてるのは納得いかない。
ノンフィクションとしてもフィクションとしても中途半端な印象。
>>455 兄弟、母親、薄々気付いて人たちが、誰かに助けを求めてれば、妹は死なずに済んだ。
それを「殺人」と感じない感想を抱いてしまう雰囲気が、この映画の悪いとこ。
妹の生命より大事なモノを描いてるのだとしたら、俺と価値観が違うだけか。
この映画を作ったとこで、こういう事件は減らないのは間違いない。
いくら兄弟が健気で一生懸命でも、助けを求められないのは、
生命力も行動力も無さすぎ。兄弟に対して甘過ぎ。
世界中あんな環境より悲惨な中でも命落とさずに生きてる人は大勢いる。
すごい映画だったなぁ
見終わって二日たってもまだキャラクターやストーリーのことが頭から離れないよ
>>501 実際の事件でも、長男は助けを求めてないでしょう。
それが何故なのかを想像して描いているのだと私は思う。
生命力も行動力もなさすぎだと兄弟を断罪するのは簡単だけど、
断罪したとしてどうするの?
それをすれば事件が減ると思うの?
世界中、あんな環境より悲惨で…なんて話を出すのはきりがないし、
この映画はこの映画に描いた出来事を書いただけであって、それ以上
でもそれ以下でもない。
何のために「世界中…」なんて話を持ち出すのかあなたの言いたい
意味が分からない。
ああ、でも映画では母親には助けを求めてるね。
金が切れて呼べなかったけど。
505 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 11:03 ID:U43KLIyC
>492
ごめんなさい。そんなスレ読み直してもあなたみたいに考えが変わることはないですから
読みません。自分がそう感じたからそう言ったまでで、あなたが感動したならそれはそれで
いいと思いますけど、感動できなかった人をあなたが間違ってるあなたは感動するべきだし
みんな感動しているなんていう押し付けはやめてください。ここにはそういう人が多いような
気がします。世の中の人がみんなあなたと同じ感性ではないのです。
悲惨さや陰湿さなどのネガティブな描写が
足りないと感じている人が多いのに驚きました
入り口と出口だけ見れば悲惨この上ない事件ですが
そんな中にもあったであろうと思われる
「小さな笑いや幸福感」のある日々を極力淡々と
描こうとしたのが監督の意図なのでしょう
そう考えると対象への距離感が肯定的なのは当然の事として
捉えられるのですが、そこを物足りなく感じてしまう方も
いるのでしょう
また、描写に関してもネガティブさを突き詰めないことで
子供達を一方的な被害者という深みから日の当たるところへ
引っ張り上げたかったのではないでしょうか
そうすることによって
「誰も知らない(知ろうとしない)」処で「誰も知らない」日々を
生き抜こうとした子供達の頭を撫でてやろうとした作品であり、
少なくとも啓蒙や警鐘を鳴らすための映画ではないと考えています
>>505 ?
>>492は別にこの映画に感動したともあんたが間違ってるとも言ってないけど。
押し付けに感じるなんて被害妄想もいいところ。
>>489であんたが「もうちょっとひねりがあれば、いい余韻が残るのに」
なんて言ってるから、ここでは余韻が残ってる人のレスも沢山あるよ、
そういう色んな人の感想読んでみるのもどう?って事でしょ。
みんな感動しているからあなたも感動するべきなんて、
あのレスでそのような解釈できる解読力が逆に凄い。
っていうか、あんたの文章非常に読みづらいよ。
>>505 もとのレスが「そういうのがあると映画って…」と、普遍的に映画は
その方がいいというような感じで書いてあったから、その流れで余韻が
云々と書かれているのだと思います。
本人じゃなくてすまんけど。
509 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 11:33 ID:1lSmvm1D
やっと分った。
生い立ちうんぬんじゃない。
普段どんなに悲惨なニュースみても、たいした感情を抱けない、
想像力が豊かじゃない人が、この映画を観ると、新たな視点を得た気がして
感動できるんだろうな。
しかし、常日頃社会や命について真剣に考えてる人には、
監督の認識が甘ったるくて、こんな映画許せないってことなんだろう。
510 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 12:08 ID:hli6M7Y8
>509
それもえらい極端な話ねw
511 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 12:12 ID:a/wdhq8I
>509
2ちゃんに書き込みして、
「社会や命」についてわかったようなつもりでいる
キミに言われたくないよ。
自分の甘ったるさを棚にあげる感覚がわからない。
映画や文学に人を救う力なんてないよ。
できるのは、心を豊かにすることだけ。
この映画を見て、少しでも心が豊かになれば
それでイイじゃない。
もし困っている人を助けたいなら、
法律とか経済学んで、実益的なことすれば?
映画というものを何か「社会に役立つツール」の一種であるべき、と考えて
いるような人たちが散見されるね。
そういう側面が全くないとは言わないけど、映画なんてそもそもいかがわしい
ものなんじゃないのかねえ。
あと、現実に起きた事柄に対してもフィクションに対しても、頭の中だけで
ひねりだした「理想化された倫理や公正さ」を持ち出して断罪しようとする
人がいるけど、この鈍さもホントに不思議だね。「世界中あんな環境より
悲惨な中でも命落とさずに生きてる人は大勢いる。」とかさ。
こういう人はきっと「人間」という存在を理屈だけで割り切れるものだと
思い込んでるんだろうな。
513 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 12:56 ID:1lSmvm1D
>>512 そういう側面が全くないとは言わないけど、映画なんてそもそもいかがわしい
ものなんじゃないのかねえ。
同意。
ところが、是枝氏自身がそこまで開き直ってはないと思うね。
映画を「社会に役立つツール」として機能させたい、
って、彼自身相当思ってると思うよ。巧妙に明言は避けてるけど。
>>511 2ちゃんに書き込みして、
「社会や命」についてわかったようなつもりでいる
つまり↑この程度の想像力なキミってことだよ。
514 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 13:04 ID:1lSmvm1D
で、是枝氏がやったことってのはつまり、
>現実に起きた事柄に対してもフィクションに対しても、頭の中だけで
>ひねりだした
「理想化された純粋さ善良さ」を描いて「断罪しない」ってことなんだ。
これは同じくらい鈍感な話に思えるんだよなあ。
昨夜
>>492 を書きましたが、、、
>>505のレスを読んでびっくり。
えー!どうしてそういうふうに曲解できるの?
やっぱ世の中イロンナ人がいるんだな〜(^^;
もっとわかりやすく丁寧にやさしく書かないとだめなのかな〜と思ったら、
>>507と
>>508で、
私の意図してることをちゃんと解かってくれて
説明までしてくれてる方々がいて嬉しかった。
ありがと507&508!
517 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 13:30 ID:1lSmvm1D
>>516 ハア?「断罪すべき」とは言ってないよ。
>>517 じゃあ何が不満なのかちっともわからない…
そもそも、なんで「監督の認識」が出てくるのかもわからない。
事件の全貌についての監督の認識を、そのまま映画化したわけ
ではないでしょうに。
520 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 14:04 ID:1lSmvm1D
>>518 頭悪いんだねぃ(涙)
あのね「断罪する」にしたって「断罪しない」にしたって、
憶測に都合のいい断片だけを切り貼りして理由にするのは、
どっちにしたって、無神経で傲慢な行為じゃんってことなの。
その傲慢さを是枝サンて人はどこまで自覚してんだかって話。
多分、してないよ、この人。
やってることはワイドショーと一緒なんだけどなあ。
>>520 あのね、そうやってすぐに人をバカにするのは勝手だけど
もっと自分の意見を説明する素材を持ってきたらどう?
>「理想化された純粋さ善良さ」を描いて「断罪しない」ってことなんだ。
といってるのに断罪すべきなんて言ってないという。じゃあどういうことだと
いうなら「頭が悪い」「憶測に都合のいい断片だけを切り張りして理由に」
あなたが指し示すものが何のことだか伝わらないよ?
それから、自分が用いる手法で何かを伝えたり見せたり訴えることができるなら
その手法で何かをしようとするでしょう。
だけど、同じ映画という媒介を使ってもさまざまな手法をとる人がいる。
ムーアみたいに直接的に社会に訴える手法をとる人もいれば違う人もいる。
是枝は違う手法をとっているだけなのではないか。
それが自分の趣味に合わないと言うなら、それはわかる。
しかしその手法は間違っていると言われると、ちょっと…。
それこそ、おぼっちゃまくんが理想とするお望みの悲惨さが描かれて
いないとむずがっているか、「もっと悲惨さをださなくてはいかん」
という頭がマッチョなありがちな意見のように思えてしまうのだが
作り手なんて無神経で傲慢で当たり前って気もするけど。
523 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 14:35 ID:1lSmvm1D
>>522 そそ。
で、つまり、この映画の視点もまた無神経で傲慢だってこと。
でも、作り手も感激してる観客も、
そのことに気付いてないんだろなあ、めでたいよなあと。
いやあ、スッキリしたw
やろうと思えば滅茶苦茶悲惨なドキュメンタリーになるだろうし
母親の無責任さを全面に出してもっと悪人に仕立て上げることもできる
そっちの方が簡単だしお涙ちょうだい的な雰囲気満載になるだろう
それをしなかったのがこの映画の評価されたところじゃないのかな
都合のいい断片だけ、ってもなぁ
実際そういうもんでしょ
映画なんだし
母親の証言や子供たちからの話
近所の人や関係者からの情報をかき集めればいいの?
そんなのは報道TVのドキュメンタリーですればいいだけの話
>523
あちこちのレスの自分の都合のいい部分だけ切り貼りしてるなあw
526 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 14:49 ID:1lSmvm1D
>>524 うん。
で、この映画が選択したのは、
「子供たちは皆、純粋で健気でした。
悪いこともせず、ひたすら我慢しました。
妹は事故で死んじゃいました。」
っていう文脈のお涙頂戴物だったわけだよ。
それが特別に「簡単じゃない」とは思わないなあ。
では、それに気がついているアナタの
無神経でもなければ傲慢でもない視点とは
どいういうものか教えてもらえませんか?
>>523 極論すればそうですが、なんか引っかかる言い方だなあ。
要するにみんなそれぞれ視点って異なってるわけだし、
絶対がないってことは自覚していたほうがいいってだけの話……。
>>521 の冷静な意見に全面同意。
>>509以下の ID:1lSmvm1D の文章って、
他の人の冷静な意見を切り取ってきて勝手に自分寄りに解釈してるね。
>>512や
>>522は むしろ
ID:1lSmvm1D とは反対の姿勢に立った意見だと思うのだが、
なんかID:1lSmvm1Dは勝手に自分に都合良く解釈しててスッキリしてて呆れた。
>「子供たちは皆、純粋で健気でした。
>悪いこともせず、ひたすら我慢しました。
>妹は事故で死んじゃいました。」
>っていう文脈のお涙頂戴物だったわけだよ。
そうか?
お涙ちょうだいとは全然思わなかったんだが・・・
家賃払わずプレステ買ったりしてたじゃん
見てないの?
532 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 15:12 ID:1lSmvm1D
>>530 んなことは、承知の上。
確信犯ですよw
つまり、発言した人も気付いてないような矛盾や欺瞞が
たくさんあるってこと。
この映画同様に。
自分の発言だって、そうかもしれない。
でも今のところ突かれて痛いような反論は残念ながら得られてないね。
やっぱみんな、良くも悪くもお人よしなんだろなあ。
>>533 要約すると「読みましたが何か?」な返事が返ってくる予感。
521のレス感情的すぎて読みづらい・・・。
全面的に賛成はしないけど1lSmvm1Dのレスは結構面白いよ。
あんまり噛み付かなくても。
>>534 そうか…ID:1lSmvm1Dは、かまってほしい夏の少年だったのかも知れんな……
>>532 確信犯を気どるのも結構ですが
まず
>>527に答えてみてもらえませんか?
そうすればもう少し話がスムースになると
思いますが
>>535 いや、
>>521のレス一つだけじゃないんだよ、、、
>>521はその前からずっとID:1lSmvm1Dの感情的なレスに
冷静に応対しているんだよ。全部さかのぼったら解かるよ、、、
>>501 じゃあお前も殺人者だな。新聞ではイラク報道している。アフリカでは今も虐殺が
続いている。お前は何をしている? 何もしていない殺人者のくせにえらそーにw
>>505 違うから違うって意見をいわれるんだろ。それがコミュニケートってことだろ。
違うなら議論が始まる。バカか。
541 :
443:04/09/01 15:45 ID:+i7HLgzt
みなさんの意見を読んで色々考えました。
作り手がどんな視点からどんな手法を使おうとも自由ですし、その事に異議はありません。
522さんの言うように 無神経で傲慢 でないと独自な物など創れないと思います。
私が今疑問に思うのは、監督はなぜこの事件を知った上で、映画では妹の折檻死を妹自らによる事故死に
変えてしまったのかという点です(長男=明が自分の楽しみ(テレビ・野球)の為に目を離していたと
いう点では大きな違いはないと言えるかもしれませんが)
私なりに好意的に考えれば、実際はもっと悲惨だっただろうけれどせめて映画の中ではこうあって
欲しいという願いを込めて救いのある映画にした、と考えるか、ある事件をモチーフにしたと銘打っている
以上、観衆の中には背景にある事件について調べるだろう、調べた時に映画ではあえて描かなかった苛烈さ
にこうした事件を起こした社会についてより深く考えてくれるだろう、その為にも映画の中では彼らを愛す
べき存在として描いた方が心に深く残るだろう、と監督は考えたのかもしれないということです。
意地悪な見方をすれば、折檻死を事故死と変えなければこの映画を救いあるものに仕立てあげられなかった、
それだけの技量しかなかった、とも考えられます。
私の考えですが、実際に起こった事件をモチーフにしたと銘打つ以上、この点は避けるべきでなかった
と思います。
みなさんはどう思われますか?
映画っていうかフィクションなんだよ。しょせんl。モデルがあろうがなんだろうが。
頭悪いヤツが多すぎるな。現実なんてもっと悲惨だし、今も世界中で誰かが
意味もなく虐殺されている。それは今後も続く。自分が知らないからといって
世界を勘違いするな。バカ餓鬼が。
自分でその中から見たいものをすくうだけのこと。どう生きようと誰もが
死ぬ。そのことに意味なんてない。しいていえば、ある一定の寿命で死んだ
方が種としては生存しやすいからってのはある。だが、意味のある死なんてない。
意味なんて自分で勝手に見いだすだけのことだ。妹の死にも意味なんてない。
生にも本質的な意味なんてないんだからな。どう生きていくかだけにしか
意味なんて見いだせないんだよ。
まあ声変わりに気づかずにオナニーを入れないとリアリティがないって
青少年に何かを語ったところで、何かを気づくとも思えないが。
545 :
443:04/09/01 16:05 ID:+i7HLgzt
>>544 いえ、声変わりには気づきました。気づいたので「声変わりをし、恋心を抱いた」と
433では書きました。分かりづらい表現でしたらその点は謝ります。
544さんが 539 でも書いているように、我々は無為の加害者だと思います。殺人者といっても
過言でないかもしれません。明や彼らを生み出して平気で無視する社会の一員です、私も。
であるからこそ、この映画に対する違和感が私にはあります。この映画には我々の「無為の加害」
に対する意識を喚起する力が弱いと思うからです。
546 :
443:04/09/01 16:12 ID:+i7HLgzt
>>545 433ではなく、443の誤りでした。すみません。
>>545 >「無為の加害」
そんな切実な映画はヒットしない。観客の涙腺も緩まない。是枝さんの才能が足りないのか、
万事につけ甘っちょろい日本社会が悪いのか・・・。
イラン・台湾・アメリカ・イギリス・ロシアなどで似たような題材を撮ったら・・・とは思う。
>>543 だいたい分かるけど、
全部そうやって切り捨てちゃっても面白くない気もする。
>>443が何に引っかかってるのか、実はこれだけ書かれても分からない。
事件の形が歪んで伝わる危惧があるってことなのかな。
べつに無為の加害に対する注意を喚起する力が弱くてもいいんじゃないの。
>>543 概ね同意。
っていうか、この話題何回ループすれば気が済むんだ。
これはあくまでも実際にあった事件をモチーフにしたフィクションで、
もし事件通り、本人達の証言を元に細部に渡って映像化したとして、
そんなの誰が金払ってまで見に行くんだ。
そんな物は映画化ではなくTVの2時間ドキュメンタリーででもやってくれ。
原作がある小説なりが映画化されて「本当はこうなるのに」となるならまだしも、
あくまでフィクションと前提のある物に対して死因が違うなど宣う気持ちがよく判らない。
550 :
443:04/09/01 16:34 ID:+i7HLgzt
>>548 結局は好みの問題なのかもしれません。
たしかにこの映画を観てよかったですし、いい映画だと思います。
ただ、見終わってから、なんとも言えない違和感が残りまして、
皆さんがどう感じたか知りたく思いここに来て、自分なりに考え考え書いてます。
私も、
>>543に概ね同意。
ただ、443さん。これはあくまで私の見方として。
事故死にしなければ救いはなかった、でもそうすると我々に無為の加害者である
自覚を呼び起こすには弱いというけれど、私としては逆に考えていたりする。
もしここで、事実どおりに明の友人が妹を折檻死させていたとしたら、観客の
受け止め方はどうだっただろう?
事件そのものに対する(少なくとも2chでの)評を見ると「殺した当人のB少
年は何故刑が軽かったんだ」という評を目にする。そして、映画でそれを描
いたとしても、観客に同じ思いを呼び起こすおそれはないだろうか?
「妹を死なせた加害者はBだ」と。
私は、事故死である方がより幅広い層への責任を喚起できると思う。
直接的な殺人犯がいないゆえに、事故に至ってしまった経緯、事故にあっても
助かったかもしれないのに死なせてしまったのは何故か、という疑問を起こす
ことができる気がする。
観客もくやしさをぶつける場所が見つからない。
小銭が切れた電話ボックスを叩きまくるしかない明の気持ちと、観客の気持ち
がシンクロするような気がする。
誰かに責任をかぶせて観客をすっきりさせることは、少なくともこの映画の
目的ではないと思う。
この映画での救いは映画の中の兄弟達にしか与えていない。
それを甘いというならそれは各人の感性で仕方ないと思うけど、少なくとも
兄弟達を救ってあげようとする監督の意図はわかるけど、それは観客を救お
うとする意図とは別のものだと思うよ。
結果的に、兄弟を救いたいという監督の意図に、救われる観客もいるのだけど。
(私も含め)
なんだかわけわかめなカキコになったな。
スマソ。
あー、休みだとだめだわ
553 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 17:00 ID:hli6M7Y8
>>550 > 意地悪な見方をすれば、折檻死を事故死と変えなければ
> この映画を救いあるものに仕立てあげられなかった、
> それだけの技量しかなかった、とも考えられます。
自分の考えではそれは技量の問題ではなく監督の志向であろうと思うのですが、それが甘いと言われればそういう見方もあるか、と思います。
前作の『ディスタンス』や『ワンダフル・ライフ』は見てますか?
> この映画には我々の「無為の加害」
> に対する意識を喚起する力が弱いと思うからです。
言わんとするところはわかるように思います。
では、このモチーフで万人に喚起する力を持てる内容とはどういうものでしょうか?
私にはそれはもっと単純な扇動的なものになる可能性が高く、今の作品とは別な不満が起こることでしょう。
この映画は「無為の加害」を喚起する力が少ないでしょうか?
ネットでこの映画の感想を探しましたがそこに留意している人はいます。
気付くだけの物は十分に含んでいる作品ということだと思います。
貴方が違和感を感じたのは作品にだったのでしょうか。
それとも観客にだったのでしょうか。映画の感想にだったのでしょうか。
言葉に出されることだけがその人の感じたことではないと思います。
551は何も考えずにべたで書いたので「思う」とか「気がする」ばかりで
読みにくいな。2度書くのはリソースの無駄だと思うので、てきとーに
読みやすく解釈してください。
オナニーさせたり、蝿たからせたりというものをリアリティとするのは
好みの問題かもしれないね。
でもそういう方向のリアリティを追求したり、事故死を折檻死におきかえて
「無為の加害」を広く訴えられるかというと、それも違うのではないかと思
う次第です。
そもそも、この映画が「無為の加害」をそれほどまでに強く訴えたいのかも、
わからないしね?
と
いってたら
>>553のような理路整然な書き込みがアップされていた。
お目汚し申し訳ない。
そもそも「無為の加害」 に対する意識を喚起することを
目指していたのでしょうか?
現実に起きた事件を題材にしていることが喧伝されたため
いわゆる「社会派映画」としてのメッセージを探そうと
身構えた人ほど、違和感(物足りなさ)を感じているような
気がします
結果が結果だったが故に
無為の加害と言われるんだろうけど
そのときそのときは「そういうものだから」で
そう深くかかわらないのが普通じゃない?
遠い国で虐殺がおこなわれて
お前らも同じ殺人者だ、と言われても
陳腐なモラリズムにしか聞こえないよ
結局この映画って何なん?
ノンフィクションでも無きゃ、問題提起のインパクトも薄くて、断罪のメッセージも無きゃ、
フィクションとして見ても一般人受けする面白い映画で無し・・。
何の意味もない、ただの好きな人は好きって映画?
期待しすぎただけかなあ。
ノンフィクション
問題提起のインパクト
断罪のメッセージ
そんなもの求めて期待して観てないからな
不幸なりに健気にがんばった長男に「がんばったね」と言ってあげたくなった
監督が思い入れを込めて作った話。
>>555 同感です。
正直、作り物の映画として観ると退屈。
もっと泣かせることも出来れば、ニヤリとする伏線を張るとか、
観客を楽しませることが足りてない。
(このスレに来てるような感性の鋭い人ばっかじゃないんで)
だから、何かメッセージのある映画なんだと、
それを考えた時に生ぬるいと感じてしまう。
>>558 否定するのは結構なんですけど、
では、この映画は何の意図があるのか、もしくは何を楽しむものなのかを
教えて頂けると助かります。
そんなこと他人に聞かないとだめなのか?
自分で考えろよ
期待はずれだったんだろ
それで納得いかなくてこのスレ来たんだろ
全部読んでみて何も変わらないならそういうことだよ
563 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 17:45 ID:SluVCTCO
見てきました。
なかなか心に残る映画でした。
具体的には
・ミスドでの明と母のシーン
(自分のいい加減さをなじられると明の父親を悪く言うことで明を黙らせる母)
・明に友達が出来た頃から生活が荒廃していく様子
・明が野球の監督にスイングを教わるシーン
・さきと京子が並んで歩く後ろ姿
・雰囲気から伝わる「お母さん帰ってきて!」を誰も言葉に出さないこと
・けいこが現金書留に入れてきた脳天気なメッセージ
逆に、
・ゆきの音の出るサンダル
・京子のピアノ貯金
・「飛行機をみせてあげたい」
・援助交際
このへんは、「どうかなぁ〜」と思いましたが
ノンフィクションじみた、ただ生々しいだけの映画でも
つまらないかもしれませんね。
上のほうで言われているような描写は私は必要を感じません。
そんなこともあろかということは、普通の人は想起するものです。
責任を追及する映画じゃないのは百も承知だけど、
長男が助けを求めてりゃ悲惨な事も起こらなかった事も考えつかないくらいに、
長男を誉めたくなっちゃうような映画の作りに納得いかないのよ。
いくら健気で一生懸命でも、妹を死なせた一因ではあるんだから、
情に流されて真実を見失っちゃうのはどーかと思うのよ。
>>562 自分で考えろって言われたら、このスレ自体要らないよ。
他人のこういう考えや見方があるんだーって感じてこそ意義がある訳で、
ひょっとしたヒントでこの映画の見方が変わる可能性だってある。
人の感想や疑問を否定するだけじゃ、何も伝わりません。
情に流されて見失ってる真実ってなんですかね?
実際の事件でも長男は助けを求めてないのだよね。
>>564 あ、前にも書いたが長男は助けを求めてるよね。電話で母親に。
金が切れて駄目だったけどね。
健気に一生懸命に
長男を誉めたく
とか自分は思わなかったんで
そういう風に捉えたがる人が多いんでちょっとびっくり
他人の意見を読んで自分で考えればいいわけで
いちいち教えてください、とか言うのがおかしい
自分の感性にあわないなら、それはそれでいいんじゃないの。
でも、2chだけでなくたくさんの人がいいと言ってるし、
外国でも認められちゃったわけだし
(それを免罪符にしてるわけじゃないよ)
それなのに、感性鋭い人しかわからないとか、映画と
して駄目といいたげな口振りは違うような気がするよ。
571 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 18:08 ID:SluVCTCO
明を褒めるとかなんとか別として
長男という立場は大変だなーと思いました・・
>>565 何度もごめんね。
あのね、少なくともこのスレではたくさん感想やポイントらしきことも
書かれているし、議論されているし、君のコメントにだって直接レスが
きてるわけだよ。それなのに「じゃあポイントを教えてください。」と
いうのは、書く方としても脱力でしょう。
それでも自分で考えられないならば、このスレはいらないよ。
573 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 18:12 ID:2JMFCdcm
ここで頑張って書き込んでるやつらって何歳なの?
>>564 監督は事件の裁判を傍聴し、長男に対して
「がんばった、君は偉かった」という思いを抱かれたそうなので、
彼を誉めたくなっちゃう作りになるのもいたしかたないかも。
多分監督の視点そのものに違和感があるのでは。
それ自体は否定されるようなことではないし、違和感の居所を
煮詰めてゆくのは鑑賞のひとつのかたちとして有意義だと思います。
>>565 このスレを上から全部読んだら、色んな考えや見方が出てるよ。
貴方が聞きたいというポイントも、何度も出てきてるよ。
576 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 18:26 ID:2JMFCdcm
ここでがんばって書き込んでるやつってホモの少年好きなの?
>>567 母が駄目なら、役所でも警察でも大家でも助けは求められたじゃん。
兄弟離れ離れになったから助けを求めるのは嫌と長男が言ってたよな。
「妹の死」より「健気な兄弟の絆」は素晴らしいーって映画なんでしょ?
兄弟離れずに死んだ妹は幸せってか?飛行機観られて喜んでるってか?
>>577 あまりにこのスレの書き込み読んでなさすぎる。
話をループさせる。
君はやっぱり、わざと煽ってるとしか思えないのだが…
まあ面白かったよ、ありがとう。
>>575 アドバイスどうも。一応このログは目を通してるが、
こういう見方すると、こんなとこが物足りないって書くと、
○○としては描いてないとか、○○というメッセージは無いって
単純な否定レスが多くて、では、いったい何を楽しむ映画なのかなーって、
いまいちピンとくる書き込みが無かったんです。
まあ、自分の読解力が無いと言われればそれまでですが。
ピンとくる書き込みあるまでROMってますんで、失敬。
誰にも助けを求めなかった と 妹が死んだ はイコールじゃないような気がするんだが。
わしら、映画でストーリー追って結果知ってる今だからそういう事もいえるがナ。
忘れがちだけど、あの兄ちゃん12歳でしょ?
「火垂の墓」(感じこれだっけ?)見ても思ったけど、「お兄ちゃん」って立場は
何かと突っ張るよなあ。それがいい方に転んだり悪い方に転がったりするんだけど。
でも>577のストーリーだと確かにつまんなそうだよね。この映画嫌いにもなるよなあ。
>>581 確かに577のようにしか捉えられないのではつまんないだろうな。
いいんじゃない。それはFYoGL2rS独自の感性ということで。
583 :
581 :04/09/01 18:45 ID:bRa+eiBs
わしら→わたしら
感じ→漢字
誤字だらけ…。
>579
いちばん最初のスレはいろいろ面白かったけど、今読めないもんなー。
>>583 でも最初のスレはFYoGL2rSのような者はいなかったと思った。
>582
感じ方ははひとそれぞれだと思ってるんで大いに結構です。
というか、そのつもりで581も書いたんだが。
>>580 全くだね… 笑ってしまった
>>578に同感です。
577はあまりに過去ログを読んでいない、
もしくは把握できていないようなので脱力しました...
>>581 確かにそうなんだが、「火垂の墓」に関しては、
少し前の「火垂の墓」スレッドで荒れたように、
「おばさんを自業自得と言うな!」と一人でごねだす人もいるから。
この作品には二つのモチーフがある。
ひとつは、母親に放置された子供たちが健気に生
きる姿を淡々と描くこと。
しかし、親に捨てられた子供の貧困など、過去の
日本や、海外を見ればありふれた題材にすぎない。
子供の健気さを強調しすぎれば、たんなるお涙頂
戴映画になるだけ。
もうひとつは、子供を捨てた母親、途中で出てくる
女子高校生に共通する、現代日本の若い女性の心の
風景。映画で援用しているイメージから言えば、「
岡崎京子」的モチーフか。
この作品は、前者に現代日本らしさを加えるために、
後者をくっつけただけ。だから現代日本の何を表現
したかったのかが不明確になってしまった。
むしろ後者を軸に脚本を練るべきだった。つまり、
子供を捨てた母親の心の中をもっと丁寧に描き、
それと女子高校生をつなげる軸を作るべきだった。
脚本家(監督)の力のなさを、子供の演技力が補う
ことでできた映画。
>>579 = FYoGL2rSへ。
君に対する個人的な感想を書くよ。
>○○としては描いてないとか、○○というメッセージは無いって
>単純な否定レスが多くて
このスレの書き込みを↑としか思えないのも、それはそれとして。
上記の書き込みを見る限り、このスレの数ある書き込みに向き合う
君の姿勢も、映画に向き合う君の姿勢も、ある意味一貫してるの
だろうと受け取れる。
そういう姿勢も否定はしない。このスレでも否定はされないだろう。
それを前提として。
君が映画をそのまま見てよかったと思えなかったなら、君には合わない
映画だったということだ。
良いと思えなかったことに不満でこのスレ見たけど、単純な否定の書き
込みばかりだったと思ったという。君にとってはこのスレの者達(映画
を良いと思った人達)もそういう者達でしかなかった。君にとっては、
このスレでも映画を良いと思えるものを得られないのだ。
勉強熱心な君のことだから、このスレだけでなく、その他のいろんな
サイトにある感想や評論も見たことだろう。
それでも君は、映画を良かったと思えるものを得られない。
君にとって、この映画を楽しく見られる要素はほぼなくなったと言って
いいかもしれない。そういうわけで、君の良かった探しの旅は終わる。
だが、それならそれでいいんじゃないのか?まだ旅を続けるか?
人が君の書き込みに答えてもお構いなしなのもいいが、それで同じ事を
何度も何度も同じ事を繰り返し書き込むのはウザがられるだけ。
煽りじゃないなら、やめた方がよいと思う。
このスレにいても、君にはきっと満足な結論なんか得られないだろう
>>589 よその場所にある日記から、出典も明記せず無断で転載してこないように。
本人なら問題はないが。
592 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 20:15 ID:QjZu3vgM
柳楽優弥を鑑賞する映画だから・・・というネットの書き込みどおりの映画だった。
映画の日で1000円だったのが救い。映画作品としてはB級だな。
今までたくさんの映画や小説が実際の事件をヒントにして
監督が作り上げたいものを築いていったと思うが。
中には人殺しをカッコよくあるいは同情的に描いたり
犯罪を何か必然的なものに描くものもある。
文句言ってる人は日頃、映画を見たり本を読んだりしないのか?
ダンサーインザダークはちょっとアレだったが
社会と接したことのない子供たちに
色々な社会制度を頼れば助かったはず、とか言っても仕方ないだろう。
594 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 20:32 ID:9cEBkI/c
先週の土曜、上野で見てきたよ
混んでると聞いてたが、席は半分も埋まってなかった
自分的にはあわない映画で、淡々と2時間強がすぎただけだった
映画館を出た後、ドハマリでぼろ泣き状態のツレに腹減ったと言ったら怒られた
正直、泣くような映画じゃないと思ったが、
そんなこと言うともっと怒られそうだったのでやめた
あと、シゲルだけが妙にリアルな存在だったなぁ
なんだろ、あの存在感……
>>593 今まで作られてきたたくさんの映画と同様
褒め上げられたり批判されたり
いろいろな感想が書かれているだけだと思うよ。
文句も違和感も感想のうち。
596 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 20:40 ID:2N2SVtOI
さすがにドキュメンタリー巧いなと思ったよ
597 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 20:45 ID:KkLV9BSO
>>509 いやぁ笑った。
許す許さんの単純二元論で生きてる人はこの映画に激怒すると言うことがよく分かった。
598 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 20:45 ID:SluVCTCO
映画ファンの友達と行ってきた
自分はいいと思ったけど、彼にはダメだったらしい
映画オタクみたいな人で映画の「出来」の評価ばかりしているんだよね
自分は「この映画から何を得るか」という姿勢で見ているので
合わないのは当然か
今も社会の片隅でこんな思いしてる子供もいるのではないだろうか、と気になった
スレ違い気味でコメンナサイ
健気さというなら明より京子かなー
別に競うもんじゃないけど。
明は友達出来たりゲーム買ったり何かと息抜きしてたが
京子の娯楽はピアノ貯金だけ
600 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 21:37 ID:KkLV9BSO
>>581 長男でツッパって、っていうのもあるんだろうけどいっぱいいっぱいに
追いこまれてしまうんだよ。
いっぱいいっぱいに追いこまれると目の前しか見えなくなってしまう。
端からは冷静に見えていてもね。
俺はトイチの借金で苦労したことがある。冷静に考えると100万借りて
利息が10日で10万、100日目にはで利息だけで150万以上になるんだけど
2-3日後のことしか考えないと10日も余裕があって利息がたった1割なんて
良心的、なんて思っちゃう。
いっぱいいっぱいになって、ゆきちゃんとの約束を思い出して、それだけしか
見えなくなってその約束をかなえようと端から見ると異常な異常な行動を取る、
見ていて俺の借金時代を思い出して感情移入しまくり。
前の方で自分も親にいろんな目にあったけどこの映画の描きかたは
甘い、なんて書きこみがあったけど、そいつは親にいろんな目にあわされても
いっぱいいっぱいになったことはないんじゃないのか?
いっぱいいっぱいになったこともないくせに全ての苦難を背負ったような
バカヅラぶら下げて何様かという気がするよ。
>>598 ヲタにもいろいろいると思うぞ。
出来がいいと思うヲタもいるだろう。
>>599 京子は確かに一番けなげでまじめだったかもなー
あれくらいの女の子って、ああいう所あるような。
変にくそまじめというか、かたくなというか。人によるけど。
明はいい意味でも悪い意味でも子供っぽかった気がする。
監督の意図とか、実際の事件との相違とか、兄弟の絆とか考えてもみなかったなー。
感動したわけでもないし、よかったのかどうかも分からないが、ずっと涙が止まらなかった。
ストーリーも理屈もそっちのけで、感情だけが残ってる感じがして、なんかもやもやする。
YOUじゃなくて、ふつうの女優がああいうキャラを演じたらどうだったんだろうかと思った。
どうも、いつものキャラで出てくるので良かったんだか、悪かったんだか。
全体としては良かったが、邦画にありがちなオナニー的まったりテンポと練りこみ不測の脚本
はいつもの邦画という感じだった。
604 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 22:32 ID:SluVCTCO
>>601 そうだね。それが男女差という気もしました。
盛り上がっているので久々にカキコ
前スレあたりで書いたけど、監督が悪者を作らなかった(作りたくなかった?)点が
この映画の美点であり、欠点でもあるような気がする
606 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 22:39 ID:QjZu3vgM
>>593文句言ってる人は日頃、映画を見たり本を読んだりしないのか?
子供が悲惨な事件に巻き込まれるなんて珍しくないだろ。
ニュース見ないのか?
面白いかどうかが映画評価の分かれ目。
面白いというのは興味深いという意味な。
しかし「文句言ってる」という稚拙なフレーズが593のすべてを物語ってる。
607 :
知ろう正宗:04/09/01 22:41 ID:2pFOducB
YOUは本当はしっかりした頼り甲斐のある母親の役のほうが合っているような気がする。
608 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 22:49 ID:J79eS+TX
>>606 私は593ではありませんが、
「文句言ってる」のは「文句言ってる」なのだと思うが。
あなたのその
上っ面だけを見て安易に人間を判断するセンスには脱帽いたしました。
最後にお聞きしたいのですが、
あなたニュース見てますか?
私にはそんなふうに見えません。
609 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 22:54 ID:QjZu3vgM
>上っ面だけを見て安易に人間を判断するセンスには脱帽いたしました。
この言葉、あなたに返上するよ。
しかし、おまえ大げさだなぁ。
610 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 23:00 ID:J79eS+TX
>>609 返されても困ります。
どうでもいいことなんですけど、
『あなた』から『おまえ』に二人称がかわりましたね。
ところで、あなたはこの映画、興味深かったのですか?
611 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 23:14 ID:QjZu3vgM
>あなたはこの映画、興味深かったのですか?
親に捨てられた兄弟が徐々に生活に困窮していくという設定に
興味があった。ネタに対する目の付け所はいいのだけれど、描写、展開が下手。
というか映画作りがなってない。
612 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 23:16 ID:qoSHv7qW
映画作りとはなんなのか?
抽象的な言葉で誤魔化すのは止めろ
613 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 23:25 ID:QjZu3vgM
映画を評価するときの基準は
エイゼンシュタインだけどな。
モンダージュが巧いかどうかだ。
モンタージュ [フ montage(組立て)]
(映画やテレビなどで)画面の組立てまたは編集の方法.
画面のつなぎ合わせ,その時間的つながりの違いによって
感情・意思・思想などの流れをより高度に表現すること.
>>571 たぶん、それって人っていうか類人猿の本能なのかもしれない。
ボスっていうか家父長っていうか。それが根源的な家族、人の最小単位の
グループなのかも。そういった役割をやらざるを得なくなったら、うまく
できるできないは別にして、人はたぶんやるんだろうと思う。
俺は明ほどはできないけれどな。
辛そうな映画っぽかったから見ないでおこうと思ったんだけど、
このスレ読んだら見たくなってきた・・・
私は「良かった」派になるのか「イヤだった」派になるのか「モヤモヤ」派
になるのか、多分「モヤモヤ」な気がします。
期待しすぎるといつも失敗するので、あえて期待せずに行きます。
「ヴァージン スーサイズ」好きなヒトはこの映画好きになれそうですか?
ここ読んだ限りでは、子どもの扱いが対照的だけど、似たような後味が楽しめそうな
感じなんですが。
なんかこのスレ痛すぎ
明を見る映画だというのは間違いではないと思う。映画ってのはいかに魅力的な俳優を
魅力的に撮るかでもあるのだから。それがそろった希有な映画になったと思う。
柳楽優弥が明でなかったとしたら、まったく異なった映画になったのかもしれない。
でもそれはいい映画みんながそうなんだと思う。
俺はその気はまったくないオサーンだが、明にはすっかりまいってしまったよ。
カミサン共々なw
>>613 それを評価する人もいるでしょう。
下手と断定できるようなあなたの感性にあわなかっただけではないの。
619 :
名無シネマ@上映中:04/09/01 23:50 ID:qoSHv7qW
>>613 だからエイゼンシュタインとかモンダージュなんて言葉で
誤魔化すのを止めて
画面の組立てや編集方法が悪いというのなら具体的に書けと・・・・
なんだがカッコ悪いよ。あんた。
>>606 そもそも
>>593が言ってる「文句言ってる」云々の主旨は
映画作りが云々とかそういうことじゃないでしょう。
>>606 別にさ、「つまんない」っていう感想は構わないんですよ。
文句というのは「実際の事件は〜なのに、この映画では〜とされている!」
という意味不明な言いがかりのことだよ。
これくらい誰でも分かるだろ?
人のこと稚拙とか言う前にもうちょっとその文章読み取ろうとしろよ。
何度も言うけど事件は事件、映画は映画。
ノンフィクションだとかドキュメンタリーとか銘打っている映画以外で
実際に起こった事件を持ち出して意味あんの?
>>615 私は「モヤモヤ」だけど、今思いかえすと「良かった」かな。
何も考えずに見てくるといいと思いますよ。
私も辛そうな映画とか駄目なので見に行くのをためらってましたが、
今は見に行ってよかったと思う。まあ、私の話だけどね。
ま、これだけ人を揺り動かしただけでもこの映画は成功といえるんじゃないか。
上の方でこの子達よりもっと悲惨な人がいるとかいうレスがあったような気がする
けどそう思うなら出来る事からやってみようよ。
http://www.dff.jp/index.php 自分が少しでも恵まれてると思い、恵まれない人がいると思ったら少しでも手を伸ばそうや。
この映画観てオレはホントにこの子達を助けてやりたかったよ。
現実隣に住んでたら気味悪がって近寄らないかもしれないけど…
今日見たけど、
人が死ぬとは思わなかったよ‥。
>>621 あれだけ監督が事件について触れている以上
実際の事件を引き合いに出して見る観客がいても仕方ないかと。
映画が出来るくらいだからインパクトを持って覚えている人もいる事件なんじゃないかな。
モチーフの事件がどういった風合いにフィクション化されたのか、という点に
興味を持つ人もいるだろうし、フィクション化された映画を見て
その汲み取り方に不満を抱く人もいるだろう。
それも実際の事件をモチーフにしたフィクション映画への感想だし
一概に無意味だとは言い切れないよ。
>>625 あれだけ、って言うほど触れていたか?
元となる事件の事をあまり触れなかったら
「実際にあった事件を下敷きに作品を仕上げたのに
この監督はその事にあまり触れてない。
このシナリオは自分のアイデアだと思わせたいんだな」
と陰で言われることもあるだろう。
「金閣寺」とか「マクベス」とか読んで
「実際は〜だったのに!」と突っかかる人間もいるんだろうか。
アメリカ人がみたら、母親が罰せられて、子供達が幸せになるラスト部分がないと不満に思うんだろうな。
629 :
名無シネマ@上映中:04/09/02 00:26 ID:KgXSEwOA
カンヌ国際映画祭 最優秀男優賞だけで客が集まる日本映画。だめだこりゃ
中身は お涙頂戴のB級映画。どうせならTVドラマ作れよ。視聴率とれるぞぉ〜〜
>>626 母親が家出て、子供だけで生活するっていう予備知識だったから、
そんなに重たい話とは思わなかったんですよ。
冒頭で、この映画は事実を元になんとかかんとかって出てきても
あぁ、そうなんだーとしか思わず、話が進むにつれ、
う、重いなって‥そんな感じです。
映画の日に見てきました。
確かに主演の柳楽を見る映画ですな。
あまりのマッタリ感で、ちょっと物足りなさだけが残りました
良くも悪くも好みがはっきり分かれる映画だと思いました
632 :
名無シネマ@上映中:04/09/02 01:31 ID:ZvN2gvGw
明が冷たくなったゆきの肌に触れたシーンと、
埋めた後でそのときのことを話すシーンが印象に残りました。
私自身、死んだ身内の肌に触れて初めて「死んでしまったんだ。」と感じた経験があり、
ものすごく感情移入して観ました。
子供の頃、一時施設で暮らした事があるので、もの凄く感情移入してしまった。
兄弟と一緒に暮らしたかったんだよな・・・。
>>630 すいません。「ズコッ!」(BYシゲル)が言いたかっただけです。
>>633 もしよかったら教えてください…
やっぱり、施設に入ると兄弟一緒には暮らせないんですか?
違和感があるって言ってる人は、
監督や作品について感じてるんじゃなくて、
自分の中で自分に対して感じてるんじゃなかろか?
八つ当りばかりしていても、何も満たされないし
壁は越えられないとオモワレ。
637 :
名無シネマ@上映中:04/09/02 06:28 ID:9/Qq6A6s
柳楽の表情が一番生き生きしてたのは
「チン毛はえた?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・。ちょっと」
の場面だな。
いい映画だと思ったね
話の素材も心を震えさすに十分なものでしたし
演技自体がまったくうそ臭くなかった
俺はYouにも感動したわ
TVでは、あまりにキャラを演じてるようで好きになれないけど
憎めない馬鹿女を見事に演じてたな
子供と口論になったときに、思い出したようにボソッと
「学校行かなくてえらくなった人いるよ 田中角栄」ってのが妙に壷はいりました
いいかげんさにこっちが本気で憤慨してても憎めないああいう子って夜の街にめちゃくちゃいるものね
>>635 私は一緒の施設でした。
>>637 「ちょっと、」はその次の「お母さんいなくなったからお金貸して」を
言い出すきっかけかと思ってました。
けど、どちらにでもとれる(どちらの意味もある)のが
台詞っぽくなくて好きだなあ。
>>639 俺も一緒だったよ。あの辺は映画的なフィクションでしょ。子供が警察に相談しない、周りがしなかったtt
動機が弱かったから。
641 :
名無シネマ@上映中:04/09/02 10:17 ID:DicH1d2A
観てきたんだけど、昨日からテンションが上がらない…
学生の頃児童養護施設で実習したんだけど、そのこたちの背景には色々あったのだと
改めて心が痛かった。
あきらがせめてバイトでもできる年だったら…。子供って無力だなぁ。。
だから大人が守ってあげなくちゃなぁ。と当たり前のことに気付かされました。
しかしハッピーエンドじゃない話は本当に胸が痛む
本人たちが幸せな人生を送っていますように!!
>629
TVドラマだともっとべたべたに演出&噛んで含めるように状況説明してあげないと
誰も見ないよ。
>>639 640
そっかあ。でも、実際の事件でも半年以上放っておかれてたんだよね。
で実際に別の所へいったら、どうなっちゃうかわからないという
恐怖はあるのかなあ。社会的なこと知らない子供なら。
兄弟達の生活が壊れるかも、という恐怖感はあったかもしれないなと。
誰も知らないから不幸なのか幸せなのかよくわからん映画だった
不幸に見せたいのなら事実どおり虐待死させりゃいいし、
幸せに見せたいのなら死なせる必要はなかった
ラストの後姿もどっちつかず
もしかしたら、幸不幸のモノサシで測ること自体が愚かな事なのかもしれん
自虐の詩のように
自虐の詩ねえ・・・いつか京子が馬鹿男と同棲して不幸生活を初めて、
妊娠したとたん人生ってやっぱすんばらすぃーーーとか思って終わりか。
茂がラストで公衆電話でお金を見つけるが、明が母に電話したときにからあったのかな?
もしあってそれに気がついていれば何か変わっていたのかな?
あの書留がもう少し早く届いていれば明もカリカリせずに家を飛び出さなかったのだろうか?
そうすればゆきもいすに乗って外をのぞいて明の帰りを待たなくってよかったのかも。
でもあの書留は明が電話してきたから「お金がほしいのかな」と
母が思って送ってきたものだったのかも。
いろいろ考えてしまい切ないです。
647 :
633:04/09/02 12:50 ID:0gyT0rX1
>>635 場合によると思うよ。
俺の場合は妹だけが親戚の家へ。
施設も一人でも減らしたいから、保護者がいる場合は一人でもそっちへ。
一人取り残された俺はさびしかったよ。
>>647 施設とかって、兄弟一緒に入れないの?
なんて疑問が起こること自体幸せな漏れなんだな。
とほほ。
それを考えると、兄弟仲良く暮らしていけるだけでも幸せ?とも思ってしまうが
社会的には絶対幸せな訳はないんだよなと…
現実でも、うまいこといかないもんだな。
649 :
名無シネマ@上映中:04/09/02 14:04 ID:Or5ByIxg
ある程度幸せに生きてきた人はセカチューで感動して。
過去に何か抱えている人はこの映画観て感動するように感じた。
実体験が無いから憶測でしか言えないんだけど、あの子供たちは
社会から切り離されてしまったことで感情の幅というか選択肢みたいなものが
だいぶ狭まってしまっていると思う。
だからゆきが死んでも、とりあえず葬ることしか出来なかったんじゃないかと。
(元になった事件では葬られてもいないけど)
是枝風味の起伏のない淡々とした感じのせいか、感情も余り強く出ないし。
ただ、小さな子供が大人に金の無心にいくことや、公園で水を汲むこと、
コンビニ廃棄を貰う、ボロボロの服を着る、正直直視できなかった。
幸せになって欲しいと思うが、決して幸せになれないんじゃないかと思う。
とにかく悔しいという気持ちが、一番先立つ。
ただ悔しくて家に戻るまで目頭押さえ続けたよ。
あの程度の商店街の無名コンビ二が
ガキ4人食ってけるほどの廃棄を出してたら間違いなく潰れるだろうな
そこまでリサーチして演出してるとは思えんが、
店長がわざと多めに発注してたんだとしたらちょっと嬉しい
652 :
名無シネマ@上映中:04/09/02 16:28 ID:Mhc6SHwu
元の事件を知っていたので映画がつまらなく感じた。
虐待シーンを期待してたわけではないけど、全体的にゆるい感じはラストが
残酷だからだと思ってたわけだが、事故死なので全体のゆるさがだるさに変
わってしまった。
ただ主役にしても脇役にしても演技は良かった。
653 :
名無シネマ@上映中:04/09/02 16:47 ID:y7qhuITf
また都会の片隅で、生活保護を受けていた母親がトイレで座ったまま病死
(推定死後1週間以上?)1歳の子供が餓死する事件があったが、その家族をずっと
支援してきたという同じアパートの住人が語る、子供の眼がうじ虫に食われ
て無くなってた、とか母親の死体とか凄惨な死体の模様を語る様子に
愕然。父親もギャンブルの借金で実家に無心に行き、不在。妻と連絡を
とる習慣もなかったのか?
凄く親しかったという人がどうして1週間以上も気づかなかったかなぁ
改めて都会の孤独を実感
「では皆さん、もう少しあなたの近くにいる
人たちに目を向けてみましょう」
ってことを訴えている映画でもないからねぇ
>>652 事件の激的な進展を知ってると、あれ?って感じになるだろうね。
知っててみるのと知らずに見るのとじゃ感想変わる映画ではあるんだろうな。
>>649 そういう風に分析しちゃう君がどっちなのか気になる
>>654 昨日のニュースでやってた、そこまでグロい描写はなかった気がするけど、赤ちゃんは熱中症だったかな
夏は辛いよ・・・・
659 :
名無シネマ@上映中:04/09/02 18:02 ID:dReJsJNk
私は元になった事件を知らずに見ましたが見ている時に
あの状況に置かれた明がぎりぎりのところで自分を保って、強く生きて行く所に嘘くささを感じました。
嘘くささと言うとフィクションだからと言われてしまうかもしれませんが、フィクションであればこそ
説得力のあるストーリー展開が必要だと思いました。
660 :
名無シネマ@上映中:04/09/02 18:06 ID:y7qhuITf
>>658 目撃者本人(自称一番親しい女性)が熱弁をふるっていました。
母親の腕が骨だけで皮が垂れ下がってたとか、1歳の子は餓死で最後は
砂糖袋をひきちぎろうとして力絶えたらしい。哀しすぎる。
>>656 事件知ってて見たけど、つまらなくは思わなかったけどな。
ラストが残酷なんだろうとか、予想したりもしなかったし…
フィクションなんだと思ってたし…。
感想が変わるかどうかは人によると思うよ。
>>659 「あの状況」がどの状況かわからないけど
荒れたり、友達連れ込んだりとかはしてたよね。
始終強く生きてたわけじゃないと思うけど…
実際の事件の長男も、母親がいなくても、妹が一人死んでも
そのままの生活を続けて、残った妹に「お兄ちゃんは優しかった。
お母さんよりもいっぱいご飯をたべさせてくれた」と言われた
わけだしなあ。
663 :
名無シネマ@上映中:04/09/02 18:23 ID:dReJsJNk
>>662 生活が荒れたり、友達を連れ込んでましたね。
でもそこでなんとか明は立ち直りましたよね。
そこにまず嘘くささを感じました。
監督がこの映画を作るきっかけになったのは662さんも書いているように
あの事件の後に、妹の虐待に手を加え死なせた事により逮捕(補導?)された兄に対し、
残された兄弟がそれでも「お兄ちゃんは優しかった」と言ったことに衝撃を受けた事によるそうです。
その衝撃、驚きと言うのはどうしても妹への虐待死(全責任がその兄にある訳ではないけれど)と
件と切れないと思うんです。なんでそんな状況にあっても弟たちはお兄ちゃんを「優しい」と言えたのか。
その謎に立ち向かわなければ監督自身の感じた「衝撃」は宙ぶらりんになってしまう気がするんです。
>663
>でもそこでなんとか明は立ち直りましたよね。
明が立ち直ったんじゃなくて向うの方に見捨てられたって感じだった気がする。
万引き強要のあたりで、ぷっつりと。
(初期に、コンビにで誰かにイタズラされて万引き誤解された場面、
あそこで万引きできない描写で結構効いてるなー、と後で思った)
んで、以前も似たようなレスがあったと思ったけど
虐待死→大半はDQNの責任にできる
映画の場合→一瞬弟妹放棄しちゃった兄ちゃんの責任(あの状況までの過程はおいといて)
…となってしまうので、逆に映画のほうが残酷な気がした。自分にはね。
虐待死はおそらく視的にインパクト強だろうから、映画ではそうした場合に
その後の展開(埋めに行く場面とか)に蛇足感が漂うかも、とも思ったり。
その辺が映画クサくて嫌なひとは嫌なのかな。
>>663 監督が言っていたのは確かに衝撃をうけたようなことを言っていたけれど
その謎に立ち向かうためにこの映画を作ったのではないでしょう。
それらの台詞などなどから、悲惨さばかりが取り上げられがちな兄弟の生
活の中に、悲惨さとは別のものがあったのではないかという部分を想像を
膨らませて作ったフィクションであると私は捉えています。
虐待死があってもなくても、きっと妹は「お兄ちゃんは優しかった」と
言ったでしょう。何故妹を死なせてしまったような兄なのに、妹は優し
かったと言ったのかという謎解きは、既に監督がこの映画をモチーフに
したときからあったのだと思います。(もちろん、それはあくまで想像
として)
ですから、この映画であえて謎解きをする必要はなかったのではないで
しょうか?
>>664 確かにそうかもしれないですね。
直接妹を殺した犯人がいないと、怒りのぶつけどころがない。
つきつめると、長男の責任になる…
虐待死というと、映画で伝えたい主旨もぼやけるかも。
蛇足な書き込みだったかもな…
667 :
名無シネマ@上映中:04/09/02 18:49 ID:kwqhlL2D
YOUよかった。
あのあと警察に呼ばれてゆきの死などを知っても
「す、すいませーん、ほんと・・」とか
言いそうなのが目に浮かんだ。
あの役、YOU以外に思い浮かばない。
でも他の誰かで見てみたいきもした。
誰かは分からないけど。
668 :
名無シネマ@上映中:04/09/02 19:14 ID:dReJsJNk
>>664 虐待死だとDQNのせいにできちゃうって言うのも分かりますし、
665さんが書かれているようにこの映画が謎解きを目指していない以上
虐待死である必然性はないのかもしれませんね。たしかに事故死の方が
怒りのぶつけようもなく、やりどころのない虚しさが残りますね。
>>665 はい、虐待死があってもなくても、きっと妹は「お兄ちゃんは優しかった」と
言ったと思いますが、映画のような事故死であったのなら、監督は衝撃を受け
なかったと思うんです。665さんが書かれているように監督自身の中では謎解きは済んでいたんですかね?
自分の中ではすっきりした上で、監督が受けた「衝撃」の元を取り去って
「お兄ちゃんよくがんばったね」と素直に言えるような作品にしたんだとしたら
なんかずるいなぁと思ってしまいます。
私としてはそこを提示して欲しかったなと思います。
まぁ、この辺は好みの問題なんでどうしようもありませんが。。
あれは演技なんだけど、
YOU自体が嫌いになりそうだ。
それくらい「良かった」ということなんだろう・・・・・・
>>661 面白いつまらないじゃなくて、単に受け止め方が変わるんだろうなーと思って。
多分、私も知っててみても面白かっただろうけど
ああ事件をこうアレンジするのかーという感想が混じっただろうと思う。
>>661
>>668 その、監督が謎解きをした結果が、あの映画なのではないかと。
つまり、生活してる子供達そのもの、悲惨だけどそれだけじゃない生活。
もちろん、そこは描きたかった主旨に基づいて作られたものではありますが。
まあ、やはり好みの問題かもしれませんけどね…
今日やっと見てきました。
スレも見て、元になった事件の解説ページも読んで、
・・・、と、意気込んでいた割にはなんというか物足りなかったです。
「どうしようもない展開」を期待したのがダメだったのかな。
ただ、子供たちはほとおんど外界との接触がなくて、閉塞して育ったわけだから
道徳だとかモラルだとかはもちろん一般人のそれとは違うものなんじゃないのかなぁ。
・・・、と上の不毛な議論を読んで思いました。
偽善者が作った偽善者が喜ぶ映画だねこりゃ
感動しても、何の答えも出なきゃ、何も行動しないんだろ?
監督と客のマスターベーションごっこ
だから日本人は中国人に恨まれるんだよ
>>672 なるほどね、あの子供たちは未熟なんだな。
助けを求める力も無きゃ、死にも鈍感な訳だ。
脱国出来ない北朝鮮の家族のようなもんか。
>>642 カスパー・ハウザーみたいなものかな
>>644 学校なんて行かなくていい、いじめられるだけ、学校行かないで偉くなった人もいる。
家から絶対に出ちゃだめ。見つかってもだめ。
本当、どこかの国の言い分と同じ。ここは地上の楽園、とかと。
676 :
RRD ◆3MranranlY :04/09/02 22:28 ID:N4b/P1vq
>>646 !!!!!!!!!
すごい指摘をした。
実は俺は明が電話したとき10円足りない、と思ったんだよ。
ピーって鳴る、10円入れる、10円落ちる、ピーって鳴る、10円入れる、
電話が切れる、の順番だったと思う。最後の10円が利いてないんだ。
戻ってたんだよ。その10円分があればYOUが電話に出たかもしれない。
間に合わなかったからYOUが「お金なくなったんだろう」って推測して
書留を送ってきた。
この映画、いろんな計算づくの伏線が散りばめられすぎ。
となると
>>651の指摘も演出のうちだったとしても不思議じゃない。
みんな頭いいね・・・
>>676 ほんとだね!!!>細やかな演出
>>646 ナイス指摘。
見終わった後も色々と考えさせられる実に興味深い映画だ、、、
>>646 あの10円については、私も同じこと思いました。
明は慌てていて気付かなかったけど、
自分が入れたのが取出口に落ちてしまった(たまにあるよね)、
または誰かのがあった、
あれを使うことができたら「ゆきが大変!」くらいは言えたのかな、と。
その悲哀をあらわしているのかなぁ〜、と思った。
ちょっとした偶然。ありえたかもしれない救い。
薔薇の蕾ならぬ、10円硬貨の謎、大変参考になりました。
まだまだ、自分も観る目が養われてないなと感じます。
今回、暗示的な描写が多いのは、前作『ディスタンス』での経験が影響していると思います。
役者が自然に為すだろう演技・象徴的なカット(例えば靴とか)を
予想して、コンテレベルで暗喩として織り込むことが容易になったんでしょうね。
681 :
名無シネマ@上映中:04/09/03 01:06 ID:H2RDVlHJ
この映画を見て感動しちゃった観客たちの
自己弁護スレですな。こりゃ
すべてが言い訳がましい。
>10円
以前のスレで
「ゆきのぬいぐるみの腕に(母けい子と同じ)赤ブレスレット(に見たてた赤い紐)」
ってのを書いてた人もいたけど、ほんと皆細かく見てんなー。
いろいろ意見が聞けて面白かったんで、人が落ち着いたころにもういっぺん観に行くか。
683 :
名無シネマ@上映中:04/09/03 01:39 ID:1i36dukZ
ユキの父親も、実はあの二人じゃなかったいうオチだと
思うんだ。だから明は1度しかお金を借りられなかったんじゃないかな?
この問題は、このスレッドで解決されてる?
タクシーの運転手は似ても似つかない。
もう一人は避妊してた。
秀逸なタイトルだと思った。
けっきょく我々人間はどうやって生きていったらいいのか「誰も知らない」
っていう映画だと思った。
超レアケースを我々人間に適応すんのもどうかと思うぞ
>>685 超レアケースと我々、
大差ないじゃんと
そう思いました。
ちょっと小金が稼げるとか、
ほんの少し生活の知恵があるってだけで、
誰だってなんもわからず
不可解のうちに死んでいくわけで
689 :
名無シネマ@上映中:04/09/03 12:40 ID:Aoc1nQGn
一言言わしてもらいたいが、
さきのこと「女子高校生」とか言ってるやつ、もっとちゃんと映画見ろ。
いや、別に中学生でも高校生でもいいと言えばいいんだが、
それってちゃんと映画見ていない証拠なんじゃ?
それに、さきと明が同年齢ってところも、重要なんじゃないの?
690 :
679:04/09/03 12:55 ID:V8bpNPCc
>>681 良質な映画だとは思いますが、
某所では5点満点中3点を献上させていただきました。
ごちゃごちゃ書いておいて言うのもなんだけど、
そんな大した映画じゃあない。
691 :
名無シネマ@上映中:04/09/03 13:23 ID:lt9q0Fr8
>>689 さきの方が年上の設定じゃない?
制服のさきが川に何か捨ててるときに明は初めてさきを目にしたんだと思うけど
その時の明は年齢は12歳で、学校に通っていたら小六だったんじゃないかな?
違っていたらごめんなさい
柳楽君の方が韓さんより実際は年上なんだよね。
これ知ってびっくりしました
>>691 私も、年齢的には、そうだと思っていた。
でも、689のように、同じくらいの年だというのも、重要な気はする。
小学生と高校生じゃ、ああいうお友達的な状況にはなりえそうもない…
何も説明しないと、サキちゃんが高校生に見えるというのは
作った方の誤算かもねー。
ハナちゃんの元の年齢が年齢だから、制服着せたら普通に
中学生に見えるだろうと思ったのかもしれないけれど…
あまりに大人っぽすぎたのが罪なのね。
私は田舎のせいか、中学生はセーラー服、高校生はブレザー
というイメージがあったので、素直に中学生だと思えたんだけど。
でも、それはそれで、大人な目をした中学生ってことで、
いい雰囲気をかもしだしているのかもしれないけど。
あの年齢だと女子の方がずっと年上に見えるからね〜
ヤギラ君は確かに素晴らしいけど、韓英恵も凄くいい。
実年齢は二人とも一緒だね。
山羊等キュンの童貞奪いたい人↓
9/1のハイペースレスがウソのような
盛り下がりになりましたね
698 :
名無シネマ@上映中:04/09/03 17:36 ID:lt9q0Fr8
>>697 たしかに盛り下がっちゃいましたね。。
んでは、話題を提供
ゆきを埋めた翌朝
明とサキが別の方向(というか離れた位置から)埋めた場所に向かって歩いてくるシーンありますよね?
あれは、明とサキは夜通し同じ場所にいたわけじゃないってことを暗示してるんですかね?
まぁ、あんま考える必要のないシーンかもしれないけど気になりました。
>>683 自分が実父じゃないと確信してても、
一時期は父親代わりしてただろう元カノの子供に頼られたら
多少は恵むのが大人の態度ってだけじゃないか。
長男が頼らなかったのは、厚かましさの無さ、生命力の減退、
彼なりの意地(それが結果的に悲惨な方向へ導いてるのだが)
コンビニ残飯で取り敢えず生活に困ってなかっただけでしょ。
母(子供たちの神)はもっと男たちに頼って金せびれって風なこと言ってたし。
700 :
名無シネマ@上映中:04/09/03 17:39 ID:lt9q0Fr8
>>695 そうですね、年は同じで、学年は柳楽くんが一つ上になるんですね。
柳楽くん 平成2年3月26日生 14歳
韓ちゃん 平成2年11月7日生 13歳
兄弟 = 北朝鮮の大衆(母マンセーで妹が死んでも助けや反乱を起こさない)
母 = キム・ジョンイル(好き勝手しても、大衆からはマンセー)
父たち = 近しい共産主義国家(今や、どこにいるのやら)
観客 = 日本人(感動しても対岸の火事。何も出来ない)
コンビニ = 赤十字(食糧支援)
大家 = 核査察団(兄弟が拒否)
山羊等キュンに萌えるサヨ映画
>10円
なるほど。。。みんなよく考えてるんだなぁ。
私は10円足りなくなった時に「くそーあのパチンコの親父にあげてなきゃ」って見当違いなこと思ってたw
>703
それも面白い視点の10円だね!w
デビルマンが誰なのか?
706 :
名無シネマ@上映中:04/09/03 23:35 ID:gDBqqE2K
この映画好きないい歳したオヤジって少年愛好のホモが多いって聞いてたんだけど
このスレ読んで納得しました。そういうオヤジっているんですね。
707 :
名無シネマ@上映中:04/09/04 00:05 ID:Q1wCRxs5
少年愛好のホモじゃなくても
ヤギラは美しい。
708 :
名無シネマ@上映中:04/09/04 00:26 ID:+UPjDL6V
新宿テアトルいきました。すげー人だった。
なんつーか、火垂るの墓を思い出しました。
火垂るの墓のはにゅうの宿と「宝石」byコンビニねーちゃんのシーンが重なりました。
4兄弟+かーちゃんもよかったけど、韓タンがいいアクセントになって映画の雰囲気を
救っている気がしました。
柳楽くんのさ、
「しげるゥ、おめぇがソバ食いたいっつったから買ってきてやったんだろ。
調子こいてんじゃねえゾ」
このセリフ、この口調でカンヌ主演男優賞か・・・と思ったのはね、オレだけか? オレ
だけか。ま、いいんだけど。
あ、映画は良かったですハイ。
710 :
名無シネマ@上映中:04/09/04 00:35 ID:s3ZWDyke
北鮮と比較してるのがいるけど、実はこの比較、結構当たってたりする気も。
脱北者の証言をまとめた本を読んだ事があるのだが、彼らはいずれも北での生活が辛いものとは
思っていなかったと話している。なぜなら、そのような毎日をずっと続けてきていて、それが当
たり前だったから。雑草を集めて毎日の食事に当てる生活も、それが当たり前だから、貧しく苦
しい生活とは考えていなかったと。
これって、あの子供達も同じだったんじゃあないかと思った。
引っ越した初日にみんなで食べるお蕎麦は出前。
お母さんがいなくなってから食べるお蕎麦はカップそば。
714 :
名無シネマ@上映中 :04/09/04 01:26 ID:AvFL7oCU
明が万引きをしたと店長は外まで追いかけてくるけど
なんで明が万引きしたと思ったの?
コンビ二だから、店の物をを外に持ち出したとしても
警報機とか鳴らないでしょ。
どうしてですか?教えてください。
ん?
>>709 そのセリフ、あまりにも荒い口調で言ってたから自分は違和感を感じた。
明が怒った理由はわかるけど、明ってこんな怒り方をするような子だっ
たか?って思った。改めて見直せば、そうじゃないのかもしんないけど
717 :
707:04/09/04 01:54 ID:Q1wCRxs5
>713
16歳のヤギラに平家物語の平敦盛やってほしい。
黒澤明風味の監督でいいから。
「敦盛の最後」の物語は普遍的反戦思想。
718 :
名無シネマ@上映中:04/09/04 02:16 ID:rr/JGPRu
ペイパービューでやるって本当かな
719 :
名無シネマ@上映中:04/09/04 08:07 ID:exmkEc5P
今夜バイオやるんだな
721 :
名無シネマ@上映中:04/09/04 09:29 ID:rNOI56Fv
ちょっと前に、何故兄弟3人で埋めに行かなかったのか?という疑問があったけど…
明が「これは年上の者がやるべき仕事、子供達の手を汚させてはいけない」と判断したからじゃないかな?
(自分も本当は子供だけど、兄弟の中では一番大人だから)
でも一人でやるには辛いし、体力的にもきつい。そこでサキちゃんが付いて来るのを
自然に受け入れた…のかなあ、と。これは俺の勝手な解釈。
722 :
名無シネマ@上映中:04/09/04 09:44 ID:sCGDf7U3
まさに柳楽くんを観る映画ですな
最大の見所はカレ
723 :
名無シネマ@上映中:04/09/04 11:08 ID:rr/JGPRu
719
Thanks!
個人的には京子のほうが
725 :
名無シネマ@上映中:04/09/04 14:43 ID:7ScgzsLn
>>716 お前、おめでたいな・・・・
この映画って基本的にこうゆうおめでたい奴中心に支持されてんだろな
捨てられそうな俺としては
精神的にはもう用済みとされてる俺としては
見に行かねばなるまい
727 :
名無シネマ@上映中:04/09/04 15:37 ID:k6ZTFqAu
お年玉の袋を見比べて,母ではなく明がお年玉をくれたことに気付く京子。
そしてぶっきらぼうに明にお金を差し出す…
この場面が印象に残った。
729 :
名無シネマ@上映中:04/09/04 15:47 ID:px65tXcK
この映画みて、いろいろ考えさせられたけど、
単純に、独身のひとは、これから結婚しても
このような家庭にしないとか、
結婚してる人は、今あるものをもっと大事にしようとか
そう思えるだけでいいのかなーと。
いろんなシーンに、くっときたけど、
電気も止められて、冷えてないけど
なぜか冷蔵庫に買ってきたものを入れてしまうとこが泣けた。
あと、あの母は、そこらへんの、がみがみしてる母達より
よっぽど子供達の接し方いいのに、
母であるより女でいたかったのねー。残念。
731 :
名無シネマ@上映中:04/09/04 16:03 ID:mzqqYVAG
俺はゆきの先細ったくれよん。子供達の将来を暗示すようで悲しかった。
後半オデコに張り付いた髪の毛も毛並をとかす事すら体力無い捨て猫のようだった
最初に公園に水汲みに行って帰って来るところ。カーディガンの重ね着したりして綺麗好きな
京子が伸びきったTシャツを着ていてショックだった
肝心の最後のエピソードだが女子高生のなんつーか狙いすぎの演技が明らかに柳楽のオーラに
負けてて痛々しかった。『うめももさくら』のヒロインの演技思い出した
ん?
733 :
名無シネマ@上映中:04/09/04 17:25 ID:YjYziMoJ
>>714 一瞬映った「商品が袋に投げ込まれるところ」を店長が見てたんだよ
734 :
名無シネマ@上映中:04/09/04 17:34 ID:yBIMoaf9
緑のたぬきって中身、蕎麦だよね?
映画でパッケージが赤色じゃなかった?
くだらない疑問でごめん…
(ゎ・_・ぉ)<20萬貰った時点で、警察に電話すれば全てが解決するんじゃないの?
穴だらけの映画だな、、、
予断になるが、現実のDQNガキは、こんなに見栄えのする顔なんかしてないよ。
田舎の公立小中とか行ってごらん
早稲田卒のボンボンには、それがわからなかったということですね。
737 :
名無シネマ@上映中:04/09/04 17:52 ID:VNzWpgXZ
DISTANCEって結局どういうことだったの?
ARATAは結局誰だったわけ?
理解力なくて分からんまま終わっちゃった。
教祖の息子だったんだよ。
739 :
名無シネマ@上映中:04/09/04 17:57 ID:0HH7cRaF
その支持率急上昇の調査結果を出してるのが
何者か知りたくなるのは大きな成果だね
741 :
名無シネマ@上映中:04/09/04 18:02 ID:VNzWpgXZ
>>738 ARATAだけが隠してたの?
他の人はなんかある?
他は見たまんまだと思ったけど……。
743 :
名無シネマ@上映中:04/09/04 18:05 ID:VNzWpgXZ
>>742 音楽もなくてきれいな作品だったけど内容はあらすじで全部読めるし
どんでん返しみたいなのは教祖の息子だったってだけ?
なんか作品長いわりに内容薄くない?
話の筋を楽しむ映画ではないんじゃないかという気はするが、
そういう意味では薄かったかも。
だから山羊のPV
746 :
名無シネマ@上映中:04/09/04 18:53 ID:bZ/4t0iw
>>736 >現実のDQNガキは、こんなに見栄えのする顔なんかしてない
ってのは納得。
親に捨てられて、電気水道諸々止められ、金もなく何ヶ月も子供だけで暮らしたら
もっと目を覆いたくなるような惨憺たる状況になるだろうとも思う。
病気にもなるだろうし、精神的にもおかしくなるだろうし。
>>746のような偏見に「?」を付すのが制作動機の1つみたいだから、
これでいいんじゃないの。
(ゎ・_・ぉ)<
>>746止められてなくても、日々の生活になに不自由していなくても、全然見栄えしないです。
要注意校の中学卒業者ですから、わかります。
最近、故郷の進学率のグラフを見てぞっとしました。ひどすぎ。
749 :
名無シネマ@上映中:04/09/04 19:23 ID:bTab1xeV
>明が怒った理由はわかるけど、明ってこんな怒り方をするような子だったか?
知るかヴォケ。
750 :
名無シネマ@上映中:04/09/04 19:27 ID:VSscTEo/
万引きはグルだと思ったんじゃない?
751 :
名無シネマ@上映中:04/09/04 19:35 ID:KsKk8BB9
子供がある時は大人っぽくある時は普通の子供に見えた。
人間はアップに撮ると情報量が減り
大人子供の区別は減ります。
アップで撮ればいいというわけではないよ。使い分け
効果を考えてないとただのアサレ表現。
木村飛影すら男臭く見えるカットがあってワロタ
756 :
名無シネマ@上映中:04/09/04 22:04 ID:2xKRFalm
ヒエイは髪伸びたら女の子みたいだったよね。ところで、子役五人とも、とても美しく撮られていたよね。子供は肌や髪が きれいだから、大人よりカメラ映えするのかな?
今日見てきた。
凄く自然な映画だなと思った。
淡々とした進行がリアリティがあってよかったと思う。
こういう淡々とした日常を描いた映画って好き。
758 :
名無シネマ@上映中:04/09/04 22:35 ID:bTab1xeV
「リアリティ」うんぬんというよりも、
映画の表現形式のなかの一形式だよね。
リアリティという言葉を使うと荒れちゃうよ。
>淡々とした日常を描いた映画
最近ので思いつくといったら、
きょうのできごととかエレファントとか。
早稲田松竹で特集があるね。
ヴァン・サントのエレファントの愛され方と似てるかもな。
悲惨な事件をイケメンでしっとり美しく撮影。
>>716 明はもうあの時はもう荒れてたんだよ。いらいらしてたじゃん。
いい子がいつまでもいい子でいられるわけがない。
>>736 実際は時々母親に会ってても兄弟だけで暮らしてたし、
20万もらった時点で警察行けば…なんてのは理性がある大人の
考えることじゃないの?
どんなことしてもお母さんに任されてる責任を果たしたいとか
兄弟一緒に暮らせるようにしなきゃ、と思うと思う。
あと、顔の話とか、なんで早稲田卒なんてのも関係するんだよ…
不良のたまり場として有名で越境入学してよそにいくような者がいる中学
出身だけど、友人には現役で早稲田まで行った奴もいるぞ。
見栄えのする人目を惹く子でないと
映画も人目を惹かんと思うがw
なんか真面目にカキコすんのも馬鹿らしいくらい
アホ多くね?
地味で人ごみに紛れるようなブサが出てる映画なんか誰も見ないだろ
そんなこと基本中の基本だろ
>759
そーゆー意味ではいかにもカンヌっぽいかも。
少なくとも華氏911よりはカンヌっぽい気がする
エレファント見てもポカーンだったんだけどこの映画すごく
しんみりと見れたかな。
今日「ピストルオペラ」見たけど韓英恵の裸のシーンってまるっきり炉なんだね。
いちおうアソコにはモザ入ってたけどあんなのいいの?
映画自体はワケ分かんなくて折れにはチンプンカンプンだった。
この映画はいい!
有名監督の作品を見ても、時間と金をつくってまた見たいと思う作品は
人それぞれだろうけど、俺はもう一度みにいくぞっ!
公式サイトから壁紙も手に入れて毎日余韻に浸ってるぜ。
DVDも出たら買うぞ。だから出してね。シネカノンさん!
もう一度言うぞ!この映画はいい。無条件で釣られるぞ。
批判する奴は勝手にわめけ〜。俺は推す、推す、推す〜っ。
火垂るの墓とか言っているアホが多いのにはあきれるね。
いかに物を知らないか見ていないかって白状しているようだもんだぞ。
バカにされても知らないから他の場所では言うな。まあ両方見ている
人がここ以外にいるとも思えないが。
平和に現実も知らずに育ってきたお坊ちゃん、お嬢ちゃんが多くて
幸せなこったね。
あ、北朝鮮と比較しているアホはコメントする気にもならない
論外な。無知をさらけ出して何が楽しいんだろうか。
俺にはわからん。
771 :
名無シネマ@上映中:04/09/05 02:23 ID:V8wj/hq9
↑オモシロッ
火垂るの墓って最後に妹を埋めてたから??か??
なんか凄くつまらなかった。あんな家庭用ホームビデオ見せられても
井筒監督が言ってたように柳楽の随所随所のニヤついた顔が気になった。
>769
つうかお前みたいな斜め読みしか出来ない香具師が
真のお坊ちゃんだ。
774 :
名無シネマ@上映中:04/09/05 05:33 ID:pZT1EELx
悪趣味だが、
>769
がどんな特異な人生をおくってきたのか気になるます。
ていうか、かなり年配の方なのかな?
釣りだろ
いくら感動した自分を蹂躙されたくないからって、
こんな具体性の無い反論をする馬鹿はいねえだろ
(ゎ・_・ぉ)<
>>736 >あと、顔の話とか、なんで早稲田卒なんてのも関係するんだよ…
あんまり言いたくないけど、関係すると思う。DQN顔って、あるよ。
根元さんはかつてこのような階層の男性を「いい顔オヤジ」とか申しておられたかな。
耳塚さんはこれを「学力階層化社会」といって、リサーチを続けておられるよね。
十代に高卒DQNと擦れ違って生きたか生きなかったかの差は、かなり大きいと思う。
あと自分と関った教育者の質ね。これも大きい。
実際、DQN生息地帯に行ってごらん。全てがわかる。
>友人には現役で早稲田まで行った奴もいるぞ。
レアケースじゃないか。そんなことを言ったら私はどうな(以下略
火垂るの墓
オレも思い出しちゃったクチ
幼い兄が下の兄弟の世話をするけど、子供故に失敗ばかりという
あのへんが、よく似てるなあと。
子供って大人みたいに合理的にできないもんだね。
778 :
名無シネマ@上映中:04/09/05 09:57 ID:de3syCvS
母親にもっと出て欲しかった。
母親主演の続編が観たい。
子供捨てたその間どうしてたとか。
母親のこれまでの人生とかに大いに興味あり
>>778 全然興味ない。
容易に想像できる<馬鹿母の生い立ち
負のバケツリレーなんだろう。
火垂るの墓の話になると「清太の馬鹿、市ね」の連続なのに、
明はそう言われないのがちょっと意外。
引越しそばのシーンで京子だけフォーク使ってるんだね。
母親もさいばしだから引越し直後で荷物がちゃんと出てないって感じと
母親のいいかげんさが現れていていいね。
781 :
名無シネマ@上映中:04/09/05 15:39 ID:LLm8iVSB
どんべえが食べたくなって食べた。
782 :
知ろう正宗:04/09/05 16:18 ID:E1ZSu2Ne
783 :
知ろう正宗:04/09/05 16:20 ID:E1ZSu2Ne
しまった赤いきつねはそばじゃなくてうどんだった!
ジュノンになぜかお塩サンと柳楽の対談があった…
柳楽はお塩サンを慕ってるらしく、将来は彼のようになりたいとか…_| ̄|○
でもお塩が話てても柳楽はうわの空だったりしてなんとも
映画に直接関係なくてスマソ
>>779 >負のバケツリレー
チョコット ワロタ
よく考えたら全然わかんねー!
786 :
名無シネマ@上映中:04/09/05 22:08 ID:YZeT4G/O
787 :
名無シネマ@上映中:04/09/05 22:33 ID:LuMpq2C0
先日、銀座のアニエスベーで是枝監督とゴンチチ、タテタカコさんのトークショがあったので
行ってきました。
タテタカコさんの生演奏は超すごかったです!
映画の中でも、それまでどっちかというとぼーっと見てたのが、タテさんの歌が流れると、
あの透明感のある声が、ハートの中心にぐさっと突き刺さるような感覚で、
何が悲しいのか分からないけど涙が溢れたのですが、
生で聴く「宝石」は凄みすら感じました、すごくよかった。
ゴンチチも良かったです。
あと、子供たち(ヤギラくん以外)も来てましたが、
映画よりずいぶんみんな大きくなってて、びっくりしました。
ほんと子供って成長早いですね。
2階で撮影に使われた小道具の展示がされてましたけど、
ゆきちゃんのキュッキュサンダルはちょっと遺品みたいで引いてしまった…。
>>784 子供だから自分と同程度のヤツと話が合うんだろ。
それに事務所からもそう言えって言われてるんだろうな。
「尊敬する俳優」てお塩が持ち上げられちゃったけど、
ヤギラは単に、演技とか俳優とかにそれほど興味なくて
一番身近でよくしてくれてかっこいいと思った俳優が
お塩だったってだけで名前出したような気もする。
最近まで素人同前で、「面白そう」って動機で自ら
オーディション受けたという中学生に「尊敬する俳優」
なんて…なあ。
791 :
名無シネマ@上映中:04/09/05 23:36 ID:R3t25glF
今日、観てきた。
出演者の自然な演技に感銘を受けた。
ただし、ユーは「母親も憎めないんですよねー」と
番宣で言っていたが、余裕で憎めた。
やっぱあの放置はまずいっしょ。
大都市の中で生活力のない子供たちが
わけもわからず自活していかなければならない
あたり、
『ユンボギの日記』読んだ時と同じような
憂鬱な悲哀を感じた。
「母親の気持ち分かるわー」というヤシ嫌い・・・
天そばを食べました。アポロチョコも買ったよ〜。
>>787さん、聞かせてくれてありがとう。俺も行きたかった!
>>793 なんかあの映画見てから、コンビニでアポロチョコみると郷愁みたいなの感じるよね。
特に好きな訳でもないのに、最近アポロチョコみると、ついかごに入れてしまうw
アメリみたあとクレームブリュレやたら食べてしまう人と同じですね
ラースフォントリアー好きは観た方がいいね。
そばも食べたくなるよね。
799 :
名無シネマ@上映中:04/09/06 00:59 ID:045t4m7t
あのアポロチョコは「火垂るの墓」のサクマドロップだよな
あのポスターはやめてけろ ホモショタと思われたらかなわんから一人で観に行けないよ
801 :
名無シネマ@上映中:04/09/06 02:27 ID:NyR3/4Hy
中居くんのCMも手伝ってカップ麺を購入して食べてしまった。
どん兵衛のきつねうどんマチガエタ
前半の大人の身勝手さに堪らなく腹がたった。
母親、父親の無責任さ、それを子どもに言うデリカシーのなさ、
結構見ててしんどかったー。
でも子ども達のひたむきでまっすぐな姿勢に心うたれたよ。
DVDでたらたまに見たい映画だ。
なんか、今の自分や自分の環境を見つめ直すためにも
シゲル役の子が良かった
歳がいってるってだけで、別に大人じゃないんだよね。
何も考えてきてないから、YOUにしてもキムにしても、
言ってること中学生並み。
でも実際そういう人、いっぱいいるから怖い。
郊外の低所得層ってああいう親多いの?
806 :
名無シネマ@上映中:04/09/06 04:31 ID:kolaTTVP
たまたま浜松町で降りて、映画と同じ光景に出会い、「あ」と思った
807 :
名無シネマ@上映中:04/09/06 04:34 ID:pKRUKrk6
>>804 だね。でまたそういう人は絶対この映画なんか見にこないからね。
つらい話だよ。
808 :
名無シネマ@上映中:04/09/06 04:58 ID:kolaTTVP
要するにあの母親は「楽しけりゃなんでもいい」という今風の考え方の女だった。
子供たちと楽しげだったのも、そのせいであって、母親が優しいとか、憎めないとか、そんな風には思えなかった。
809 :
名無シネマ@上映中:04/09/06 07:10 ID:2kNO03dj
DQN親は子どもに勉強させたりしないよ。
その意味では(成功したかどうかはともかく)子どもをまっとうに育てよう
という意志をもっていたことは伺い取れた。
>>809 私はかえってやな感じがしたなあ。
「あんたには将来私を見てもらうかもしれないから、最低限の勉強はしてねv」
って感じしないか?
811 :
名無シネマ@上映中:04/09/06 08:07 ID:cTgyK2es
子供の接し方は好きかも>>母親
置き去りにしたのは置いといてあの
アバウトというか何者にも囚われない生き方はいい。
後ろも前も見ず今だけを淡々と生きてる感じ。
天然なんだろな。どっか間違えてああなってしまった。(子供置き去り)
本来ならいい母親になれてたような気がする。
812 :
名無シネマ@上映中:04/09/06 09:53 ID:DH+jJQ3K
女子高生役の韓 英恵って1990年11月生まれと書いてあったが13歳なの?今。
関係無いけど撮影時12歳くらいって、信じられない・・・
813 :
名無シネマ@上映中:04/09/06 11:15 ID:B2dL/r69
撮影時は小学生だったって、公式サイトにも書いてあったよ
DQN親擁護意見がチラホラリ。
貴女方自分の都合で子供捨てれますか。
中絶ド反対の極保守層ですか
違うよね。YOUって偉大だね。
某女性誌に載ってたYOUの「けい子」評:
「子供を愛してるとは思うんだけど、とにかく、頭が悪い。そこが、残念」(要約)
言いえて妙だとオモタ
自分も映画見た後どん兵衛食いたくなって買ったよw
>815
バカは犯罪
818 :
名無シネマ@上映中:04/09/06 15:58 ID:iAT4l/Qh
この母親も結局バカ親に育てられたんだろうけど、反面教師で子供が賢く
育つ場合もあるしなぁ。といい乍らバカの連鎖を何とかして欲しいよね。
バカの遺伝子を絶つという意味で
妹が死んだのは良かったのかもしれない。
日経エンタで松本も「こういう母親いますよ」といってたな。
子供愛してるんだけど、外に出るとすっかり忘れちゃう、みたいな。
単純に映画では母親擁護してるとかいう人いるけど、そういうことでは
ないよね。
母親ばかりが悪人であるのではない、ということだと思うし
子供に暴力ふるう鬼婆ばかりが子供を置き去りにするわけではない、と。
そういう意味では、YOUは「この母親は憎めない」でも「頭が悪い」と
両方言っていて、それこそまさにこの母親を表しているように思う。
>>821 松本はここまでひどくなくても、これと同じように貧乏を体験したり
もっとひどい人を見たりしてきてるってことで。それでああいう雰囲
気がわかる気がするといってるんだから、そうなんだろうなと思う。
あの映画を見て「おれらもっとひどいもん見てきたし」いう親父ら
とは違う。世代の違いもあるかもしれないけど、映画と不幸自慢
したってしょうがないし、現代の病巣というか、親父らはそういう
もんの雰囲気を肌で感じたことがなくて、共有できない部分がある
のかもなと思ったりしてしまう。
YOUの、自身が演じた母親役に対する見解見ても、なんかまとをえてる感じ。
やっぱりYOUじゃなきゃできなかったろうなと思った。
うーん、とりとめのない話になってしまった。
てめーの子供時代とシンクロして泣けたよ。
あそこまで酷くはなかったけど、ちょっと似たような経験したし。
でも、あの頃は別に辛いとは思ってなかった気がするんだな。
「食えるだけの小銭があればなんとかなる」って思ってた。
漏れと妹達の昼飯代の五百円を、父親に持ってかれた(パチンコ狂)
時は腹が減って物理的に辛かったけど、ま、夜になれば母親が戻って
来て、惣菜でも飯が食えたし。
家賃や電気代までは自分で計算して払わされる事はなかったから
アキラほどはしんどくなかったと思うな。
電気と電話は何度か止まったけど、水道はとまらなかったし。
給食費は時々滞ったけど、学校には行けてたしね。
大人相手に「金ちょーだい」って言うのも、嫌だったけど
辛くはなかったんだなあ。
無責任な両親だっただけに、漏れ達の事を「可哀想」とは
全く思ってなかったみたいだから、漏れも妹も自分が可哀想だとは
気付いてなかった。
ただ他人の大人を精神的に頼ろうとは思わなかったし
金さえあれば自分達だけで寝て起きて食って問題ない気がしてた。
今、あの母親や、当時の自分の親の年代になってからこの映画を
観ると、不思議と泣けて泣けて仕方ない。
あの頃泣かなかった分の涙が全部出る感じで不思議だ。
子供達がみんな、自分達を不幸と思ってない。
ただ生きてるだけ。
それが当時の自分と重なると、何でか辛くなるし、泣ける。
824 :
名無シネマ@上映中:04/09/06 19:35 ID:wkqDZbiB
茂って子供なのに結構男くさい濃い顔してるよね。
大人になったら松崎しげるっぽくなりそう。
公開後一週間ほどして見て来たけど、
その後になってから、いろいろ伏線が張られてたりとか、
演出とかに細かいこだわりがあったらしい事を、こことか、あちこちのサイトとかで見て知ったので
DVDが出たら買ってじっくり見直したいなーと思いました。
映画の内容(ストーリーとか設定とか)は正直あまり好きな物ではないけど、
演出とか映像とか、音楽とか、空気感が出てて、映画としては全体的に気に入った作品かも。
劇場にもう一度見に行きたいとは思わないけどね。行列すごかったからw
>「子供を愛してるとは思うんだけど、とにかく、頭が悪い。そこが、残念」(要約)
頭の悪い人の「愛」なんて、めちゃめちゃ自己愛だけですやん
827 :
名無シネマ@上映中:04/09/06 22:25 ID:5ona7yjV
もうそんなに行列じゃないんじゃないかな。
自分は先週の金曜の18時代のを観たけど
すいていたよ。
東京はまだ混んでいるのですか。
地域によるんじゃないか?
東京はまだまだ盛況の気がするけど。
829 :
名無シネマ@上映中:04/09/06 23:05 ID:9YnZNa7z
神奈川の橋本で先週ついに見てきたよ。
映画情報も極力無にしてこのスレもずっと見るの禁止してた。(今やっとスレ追いついた)
21時に行ったら客10人ぐらいで、自分の周りに人いなくて貸切りみたいだったよ。
早く見たかったけど混雑した中で絶対見たくないタイプの映画だと思ったんで、
五輪見たりして時期をずらしてた。
眼鏡も作り直したし。
そして肝心の映画内容は…
最高。見てよかったー…
結婚してはいけない人っているんだよ。結婚も資格制にすべきだ。
結婚は別にいいよ。子供を持つかどうかだよ問題は。
832 :
名無シネマ@上映中:04/09/06 23:26 ID:61NifGf5
>823
今は兄弟みんな幸せであることを祈る。
>>823 うちも、あそこまで酷くなかったけど似たような所あったよ。
親に頼れないから他の大人に頼ろうなんて思いもしなかった。
(親戚とも絶縁だったから頭の隅にもなかった)
それでも上の者は下の子の面倒見なきゃ、と思っちゃうんだよな。
時々やつあたりしたりするけど(笑)
食えりゃいい、て感じ。
いろいろ言われてるけど、この映画がもっと悲惨な場面だらけの
ショッキングなものだったら、ここまで広い層にシンパシー感じ
させられなかったような気もするんだよな。
どこか懐かしいような、嫌な想い出を思いだしたような…
>>829 お、違う日だけど同じ所で見てました。
ご近所さんかも(笑
>>827 うーんそれでも、もう一度劇場で見たいとは思わないな。
細かい演出やシーンなんかを、DVDでじっくりチェックしたい。
好きなところで止められたり、何度でも見直せるのがいいよね>DVD
この監督、処女が好きなんだろうね。
>>823 >子供達がみんな、自分達を不幸と思ってない。
>ただ生きてるだけ。
だよなあ。
おれたち大人もおんなじなんだよなあ。
だからこその「誰も知らない」
838 :
名無シネマ@上映中:04/09/07 02:35 ID:W/ObQEGX
救いようのない映画でした。
魂の病気(母のアルコールや男性依存)が親子を断絶させ
残された子らも徐々に病んでいく(挙げ句死も絡むわけだが)。
笑顔が少なくなる・怒りっぽくなる・部屋が荒れる。これはスピリチュアルな病みの象徴だと思った。
明のトラウマは想像に絶するモノがある。最後の方に飛行機を見上げてすくむシーンがあるけど
あの瞬間の明の心中を想像すると、あまりにも切ない。
ラストの音楽の歌詞も、漏れは絶望的に感じた。
取りあえず助けの手を差しのべる人々も、破滅へのイネイブラーに過ぎないよ。
あれらを善意とは解釈できんな。むしろためにならない。
ACやアラノン(ググってね)の人達が見たら、激鬱にはまるだろうな。
淡々と絶望を描いた作品。ある意味戦争映画だね。
助けてくれ、と言えない・行動を起こせないことは、不幸だ。
ただただ悲しい。
>>836 他人が自分より誠実だったりすることが我慢できない人ってかわいそうだね。
なんとか悪く言いたいんでしょ?
でも世の中のほとんどの人があなたよりましな感性を持っているらしいのでやめたほうがいいよ。
忙しくなりすぎるから。
いや別に「誠実な処女好き」wってのは居るかもしれんが意図は汲んでくれ。
あと特に悪口じゃなかったんならごめ〜んね。
あ、映画について。
もう最後は心臓をわしづかみにされてキューって絞られてる感覚でした。
涙と鼻水でぐしょぐしょ。。。
可哀想とも違うし、一体何と言ったら良いのやら。
DVD を買うかどうかはもうちょっと気持ちが落ち着いてから考えよう。
いつでも見れるところにこれがあるっていうのはなんか違う気もする。
840 :
名無シネマ@上映中:04/09/07 03:34 ID:za9tFvYp
つまらなかった。
賞とるほどの映画ではないと思ったよ。
長男の演技はそれほど心に残らなかった。むしろ次男坊の方が表情豊かでよかった。
次男坊がどんべえの残り汁に冷や飯ぶっこんで
嬉しそうにくるくる回りながら食べてるシーンに
どばーっと涙を誘われたんだけど
あれ、あの子のアドリブ(?)だったんだね…。
びんぼうだからではなく、好き嫌いが多くて
実際にどんべえが大好物だったとは…。
うーんやられた。
あまりにも自然な演技と思ったら、素か…。
しかし演出も細かかったね。
最初はスーパーで買い物してた長男が
女性店員が万引き事件で庇ってくれて以来
コンビニでしか買い物しなくなってた。
コンビニではアポロチョコだけ買えば済むはずだし
野菜なんかも買えないのに。
餌をくれる人間にそっとすりよってく子猫みたいに
本能的に相手を見分けてる感じ。
野球のコーチやお握りくれるコンビニ店員や
一瞬の触れあいの相手にだけ笑顔を見せる長男は
捨てられた子猫みたいで痛々しかったよ。
映像作品なのに行間を読ませる描き方をしてるから
つまんない人にはつまんないのかなあ。
柳楽君は不思議な魅力を持ってると思う。
わずかに動かす表情や存在感だけで内面表現が
できちゃうあたり。
843 :
名無シネマ@上映中:04/09/07 09:53 ID:S4Xfcxrk
施設に入る前、小さい頃袋のラーメンが一つ家にあってどうしても食べたくて、
でも食べ方が解らなくて、町まで誰かに聞きに行ったことがあった。
靴磨きのおじさんとそのままバリバリ食べました。
施設の中は兄弟で引きこもっているあの部屋そのものでした。
体操座りして食事の時間のベルを待つ毎日。
どちらが幸せなのか解らなくなってきた・・・
福祉版にもスレ立ててみたんだけど・・・
解らない・・・
844 :
836:04/09/07 10:43 ID:Vq4jmM6C
>>839 別に悪く言いたいわけじゃないんだけどさ、
俺は現実感のない映画だと思ったんだよね。
面白い作品だけど、好き嫌いで言えば嫌い。
現実を直視しているようで、
見たくない部分にはしっかりとモザイクをかけてるような感じがした。
それがすごく童貞臭く思えたんだけど、
そんなこと書いたら荒れるだろうから処女が好きと書いた。
でも、結果的に
>>839は不快に思ったようですまないと思ってる。
都合良く解釈してる奴多いな
演技も演出も出来ないから、アレしか作れない素人映画なのに
この映画を楽しめる人は洞察力があるみたいな上から物を見てる人多すぎ
10人中9人が楽しめないヒッソリ知られずに終わるはずだった映画
>>844 全員が飢え死にするハッピーエンドまでちゃんと描かないとね
ガキ1人くらい死んじゃ兄弟の悲しいエピソードの1つとしか
感じてないみたいだから
847 :
名無シネマ@上映中:04/09/07 11:19 ID:q33PpL0/
あの母親メンヘルなのかな。捨てられて病んでたんだろね
子供の前では明るく振る舞ってただけで
アキラが後半荒れてくる場面はリアル。何でオレがこんな思いしなきゃ
いけないんだよ!ってのを全身で表してた。
他の同年代の子供は温かい食事作ってもらってるのにみたいな。
何でオレだけがこんな目に?ってのがひしひしと伝わってきた。
でも最後はそんな運命を受け入れ淡々と生きてる感じがした
うーん、
自分がつまらなかったからと言って、
「楽しめるという奴は上から物を見るように言う奴多すぎ」
というのも、上から物を見るように言ってると思うよ?
「演技も演出もできないからあれしか作れない素人映画」とかさ。
>>847 明は逆に外に出てるから、外の人間と較べてしまうことができてしまう
んだよね。
中学生になった友達(?)の、新しい制服に真っ白な靴。
同じ人種に見えたのに、明らかに住む世界が違うことが表されていた。
彼らはなんだかんだ言っても、親からの愛情をもらって学校の友達との
生活になじんでいて、明の世界には入ってきてくれない人達だった。
850 :
名無シネマ@上映中:04/09/07 11:33 ID:oUPodjI7
私は
>>836と全く同じように感じた。
「処女が好きそう」って意味もすごくよく分かる。
自分より誠実な人間が許せないというわけではなく、
この監督は「誠実な人間しか愛せないんだろうな」というのが
透けて見えてしまうのよ。
つまり、兄弟がここまでピュアな子たちでないと愛せないんだろう、
ちょっとでも汚れた感情を見せたり、行為をすれば、
とたんに嫌気がさして見捨ててしまうような
傲慢な本質をすごく感じてしまうってことだと思う。
誠実じゃない人間を愛せる人っているの?
あー、851はちょっと揚げ足取り気味だったかな。スマソ
母親なんか、どう見たって誠実な人間には見えないんだけど
かわいげがあるような感じで描かれているので、誠実な人しか
好きじゃない、というようには私は思えないんだけどな。
監督の想像力と救われたい願望が入った映画のようだから
そういう素材が取り出されて世界を作っている仕方ないの
ではないかと。
まあ、全体的な雰囲気とかがドロドロしたものではないのは
この人の撮り方の特徴であって、それは好みでしょう。
逆の方向の監督ならば「必要以上に泥臭すぎて嫌」と思う人
もいるだろう。
でも、それを現実的でないとか実際はもっと悲惨とかいうのは違うと思う。
そりゃもっと悲惨に撮ろうと思えば簡単にとれるだろう。
でも、それをやらないで撮れた所が、監督の才と言ってもいいんじゃないのかと
私は捉えているんだけど。実際に、ここまでじゃないけど同じような体験
した、という人がこの映画を評価している文は、このスレだけでもいくつか
目にするしね?その他でも子供の頃を思い出したとか、日経の松本のように
貧乏だった時代を思い出したとかね。
853 :
名無シネマ@上映中:04/09/07 12:03 ID:KL4e9yYN
>851
人に聞かないで自分でやってみたら?
ここで結婚するのは資格制にしようなんて書き込んでるバカがいたけど、まじで
言ってたら小学生みたいなやつだな。資格って意味わかってるの?
結婚の意味わかってるの?どうも童貞くさいやつ多いな、このスレって。
854 :
名無シネマ@上映中:04/09/07 12:13 ID:oUPodjI7
>>851 揚げ足取りには思わなかったけれど、
人間のどうしようもなさをまともに受けとめなきゃいけなく
なるような苦しみには一度も関わったことのない、
幸せな人の言葉だなと思った。
まあ、そういう人が多いんだろうな。
この映画が好きっていえるのは。
可愛げないよ、母親。
どうしてこんなに擁護する人がいるのかね。
「子育ては大変なのよ!」って反論はやめてね・・・
漏れ童貞でも処女でもないよ。
てか、この映画のどこに童貞だ処女だと思う要素があるのかも分からん。
登場人物の大半はさすがに童貞処女だっただろうけどさw
むしろ、大人の目で見てつくられた落ち着いた映画だと思う。
子供目線童貞目線だと、もっと感情的で青いものになってるよ。
大人になった監督の「いのり」とか「ねがい」がこめられてる感じはする。
その部分が綺麗ごとに見えるとしたら、ああ若い人なんだろうなあと思うけど。
15年前の監督目線だったら、きっともっと斜めなものになってただろうなあ。
タイトルなんて「素敵な日曜日」だったっつーしw
その方が「真実だ!」って言う人が多そうだなあ。
母親擁護ってそんなに多い?
純粋にアホで股が緩い女だと思って軽蔑してるけど。
性病に感染して卵管が塞がってれば、こんな事にはならなかったのになあ
って思う。
こういう頭も股も緩い女相手には、男も卑怯だから避妊しなかったりするしね。
ただ、子供たちにとっては怒鳴る訳でも殴る訳でも五月蝿いわけでもなく、
可愛く楽しい母親だったんだなと思う。
それはただ責任感がないからなんだけどね。
そういう意味でも、本来の「大変な子育て」は放棄した女性だと思うね。
「火垂るの墓」スレでも親戚の叔母さん擁護のやつがいたくらいだからなあ。
母親の目から涙が零れ落ちるのをジッとみている明
このシーンが印象的でした。
母親を擁護していたのは明だったのかも。
>>854 何の言葉をさしてそう言ってるのか知らないが、もしかして
「誠実な人でない人を愛する」云々をさしてそういってるの?
だとしたら、君のいうことはまとはずれだよ。
>人間のどうしようもなさをまともに受けとめなきゃいけなく
そういうのは愛するとか嫌うとかではなく、ただそれだけ。
受け止めるだけ。そいつに対しては何の感情もわかんよ。
親であってもね。
愛するとか嫌うなんてのは、自分がそういう感情をぶつけるに
ふさわしいと認める人間に対しての感情だとおもわれ。
少なくとも自分はそうよん。
そういう所では、856とか857とかとほぼ同意見かな。
>>855 もし「かわいげあるように描かれてる」という自分の言説が擁護と
とれるのなら、それは違うとだけ申しておきませう。
>>851 ??レス番号違い?
>>860 観客より誰より、子供達が一番の母親の擁護者だと思うね。
だからこそ母親に頭にくる人もいれば、逆に子供の思いをくんで
母親のことを素直にこきおろせなくなるような気持ちになる人も
いるかと。
このあたりの受け止め方は人それぞれだよなー。
>>860>>862 パンフにあったけど、実際の事件で妹を心ならずも死なせてしまった
長兄は、公判の場で顔を合わせた母親に対して、「母親の信頼を
裏切ってしまった」と、涙を流したそうだよね。
子供はそういう意味では一途だよね。痛々しい。
>>856 友達にそそのかされても明が万引きできなかったのは
いい子だからじゃなくて、もし捕まった時に
何がおこるか分かってたからだよ。
回りは誰も助けてくれないって分かってる子は
遊びで「悪い事」はできない。
この子たちは特別にピュアな子でも純粋な子でもなく
ごく普通の子だと思う。
環境が作り上げた、痛々しい綺麗さなんだと思うけど。
866 :
名無シネマ@上映中:04/09/07 13:59 ID:oUPodjI7
>>861 ごめん。文章の意味がわからない。
ので、レスのしようがないんだけど・・・
一つ思うのは、
>少なくとも自分はそう
というのは、ほんとにあなたに限ってはそうなんでしょうね。
いずれにしても幸せなことで結構なんじゃないでしょうか。
自分、861じゃないですけど、誠実じゃない人を好きでいられる人は
あんまりいないと思いますよ。
よっぽど趣味が悪い人でも無ければ、不誠実な人を好きには
なれないと思う。
好きになってから相手が不誠実だと分かって、どうするかは
個人の勝手だと思いますけどね。
「受け止めなければならない」って言い方は、好きな相手に
対しての言葉じゃないと思うし。
執着とかしがらみとか、それはまあ「好き」とは違う
大人の感情ですよね。
誠実でない相手でも好きでいられるとしたら、それこそ
そんな相手に庇護されるしかない立場の子供じゃないかな。
そんな相手でも親だから。一生懸命理解しようとしてついて行く。
まさにこの映画に出てくる子供達の立場でもありますけどね。
だからこの映画は純粋に見えてしまうんだと思う。
寺島進の野球監督は愛嬌があって良かった。
でもだいぶオッサン臭かったねw
自分は不誠実な人間を愛せない。
でも今愛してる人がもしかしたらとんでもない悪人かもしれないし、
今まで好きだった人達の中にも誠実とは言い難い人がいたかもしれない。
それが恋人ならいくらでも断ち切れるかもしれないけれど、
もし自分の子供だったらと思うと見放す自信がない。
どんなに不誠実な事されても、全て受け止めて愛し続けるだろうと思う。
なんか全然映画と関係ない話になってしまった。軽くスルーしてくれ。
>>866 んん?せめて何の言葉をさして幸せ云々言ってるのか教えてくれんと
返しようがないよ?
>人間のどうしようもなさをまともに受けとめなきゃいけなく
なるような苦しみには一度も関わったことのない、
受け入れるという意味がそもそもわからんよ。
心から受け入れるには愛することしかできんやろ?
あの映画に出てきた母親は誠実だったか?
でも監督は母親役に対して愛情もってないとはいえないと思うぞ?
つまりあなたもしかして言葉の使い方間違ってるんでは?ということ。
言い方が違うけど867が言ってることと同じようなことです。
子供が不誠実なのは、親の育て方の部分もあるし
親として見捨てられないのはいちがいに愛とか好きの部分だけでは
語れないと。それこそ責任の部分が大きいとは思う。
不誠実な子供を見放して、社会に迷惑かけてごらんなさいな。
まず責められるのは親ですからね。
873 :
名無シネマ@上映中:04/09/07 20:33 ID:VwR/RS5a
今日見てきたけど、よかった。
現代版の蛍の墓だな。
874 :
名無シネマ@上映中:04/09/07 20:39 ID:yD+xxaNu
明日でも見にいこうかな、と思ってます。
見てよかったと思える映画ですか?
876 :
名無シネマ@上映中:04/09/07 20:56 ID:Y7cUOnEp
>>874 面白い、つまらんは別にして見るに値する作品だと思う。
おれは辛い映画だったし文句もそれなりにあるんだけど
ヤギラの表情にはやられたよ。今年の印象的な作品には違いない。
877 :
名無シネマ@上映中:04/09/07 21:07 ID:TRgUdxRW
まあ、なんでもいいから、子供作って育てた奴だけ語ってくれ。
子供がいねえとこの映画の重み、和漢ねえだろ。
>877
いつか子供だった人間にもわかるかもね。
879 :
名無シネマ@上映中:04/09/07 21:25 ID:/saXHaUz
そして来年、1994年にシアトルで起きたあの事件が映画化されます。
>>877 んな事言ってたら、子ども時代辛い思いしたやつだけ語れ
なんて事になっちゃうよ。
思い込み発言ヤメレ。
頭悪い父に捨てられた頭悪い母に育てられた頭悪い兄弟
現実に居たら知らんぷりで関わらないようにするんだろ?
カワイイカワイイ子役をキレーイキレーイに撮ってるから萌え萌えなだけでさっ
偽善者ぶるのはよそーね
なんか、かわいそうな奴だなおまえ。
>>881 どっちかっていうと偽悪がかっこいいと思ってるあんたの青臭さが嫌。
なんてか、恥ずかしい。
実在の事件を元にした、ドキュメント「タッチ」の、フィクション故の
賛否両論だね
褒めてる人はドキュメント「タッチ」をドキュメントとして観てる
貶してる人はドキュメント「タッチ」のフィクション、て部分が気に入らないんだろ。
全く利害関係の無い他人の悲劇に
見境なく情動が動かしまくりの観客Aを醜く思う気持ちのある、
ちょっとシニカルに映画を観る観客B
その観客B層にとっては丁度良い抑制があるんだよね。この映画
中途半端に事件を題材にするから、
この前のコンクリの映画みたく、事件を利用してるように見えるんだろうね。
>>886 そうそう、そんでそれに共感する観客を
「嘘なのにwププww」ってスタンスで煽ることしか出来ない。
>>884 信じられないだろ。こんなにキレイな顔してんのに こいつ、死んでるんだぜ
889 :
RRD ◆3MranranlY :04/09/07 23:09 ID:UPtEe4yk
感動するのは分かるが、それを新聞の読者の声に投稿するおばさんもおばさんだが
採用して掲載する静岡新聞も静岡新聞だ。
890 :
名無シネマ@上映中:04/09/07 23:48 ID:HCiWJ/qr
さして豪華でもない家に子供が何人もいたら
普通気づくはず。。誰も知らないフリしてたのが
真相なんだろな。係わり合いになる事を恐れて・・
親からも周りからも見捨てられた子だったんだね
でも実際自分がそういう状況に出くわした時
一体どう対応すべきなのか、考えてみたい。
これを見てから4日たつけど、ただいま、ヤフーのサイトの予告編を毎日
見ずにはいられないという厄介な病気にかかってしまいました。仕事中は
タテタカコの歌声が頭の中で響いているしアポロチョコレートは10箱
買っちゃったし、ちっちゃい子を見ると幸せになれよ〜とつぶやいてます。
パソコンで関係サイトへの興味からあっちへこっちへと巡回中・・・
おかげで寝不足になっちゃいました。
中途半端にあつかったって印象は無かったなあ。
15年間いじくってた脚本でしょ?
いじり倒したらシンプルに真正面に落ち着いたってかんじ。
おまけに登場人物達がかなり愛おしくなったんでしょ>監督
893 :
名無シネマ@上映中:04/09/08 00:12 ID:WZrCB0wF
今日新宿で見てきた。
ゆきがビトンのスーツケースに入らなくなってて、
「背伸びたんだね。」
と京子が嘆く場面で泣きそうになったよ。
観客Aはセカチューたら冬ソナかいね
896 :
839:04/09/08 01:31 ID:wzNcCMGx
>>844 こちらこそごめんね。
でもそうならそうと最初から書いてくれればいいのにと思う。
>>850 みたいに同じ意見の人にはわかるかもしれないけど、俺には適当に腐してるようにしか読めなかったよ。
同一人物でも
>>836 と話す気にはならんけど
>>844 とならいろいろ話したいと思う。
別の立場や視点の人と話すのは楽しいから。
盛り上がるのと荒れるのは全然違うでしょ。
あと「誠実」ってのは「まとも」とかっていう方がいいかもね。誤解がなくて。
どっちにしろ
>>836 は思ってたのと全く違う「まとも」な人たっだので、
>>839 のことは忘れてちょ。
897 :
名無シネマ@上映中:04/09/08 01:34 ID:MCu129T5
コンビニのロケ地は
都立大学平町商店街
あんなに廃棄だして・・・なのか
とっくにつぶれて居酒屋になってます。
今からあとのせサクサク食べます。
当人たちはこの映画をどう思ってるのだろうか??
900 :
名無シネマ@上映中:04/09/08 02:50 ID:mbDvHksY
私も891と同じ状態。
映画は3回観ました。また今週観にいこうかな〜。
予告編大好きだから、同じく何回も観てます。
Tシャツもほしくなってきた・・・。
写真集って買いですか?
902 :
名無シネマ@上映中:04/09/08 05:41 ID:OYvQIb1m
童貞臭いとか処女がどうとかなんて言葉久しぶりに聞いた。
そんな概念自体日常から消えていたよ。
発想に出てくる人は童貞・処女なんて普段から何故か意識しているのか、
または卒業してからまだ日が浅いのかな?
普通はね、くさしてるように見えて当然だし、不快でしょう。
>>888 >
>>884 > 信じられないだろ。こんなにキレイな顔してんのに こいつ、死んでるんだぜ
?
905 :
名無シネマ@上映中:04/09/08 07:02 ID:CgCPHUKF
ヤギラや子供たちがかわいくて
ストーリーとは別にまた見に行きたくなる映画だな
ちょっとワロタ
908 :
名無シネマ@上映中:04/09/08 12:31 ID:c4QN/CK0
>896
大丈夫、いい歳したキモおやじのくせに、忘れてちょなんて書いてる童貞の
おまえなんかと気持悪いから誰も話したくないってさ。
>>902 そうかな?
いや、悪い人たちとは思わないけどw
あまりに苦しくて絶対2度と見るもんかと思った。
あれをにまにまして見られる人って・・・
リピートしてTシャツ買うのはどうかと思う
912 :
名無シネマ@上映中:04/09/08 13:43 ID:sMn7mkUK
>911
だから「童貞」なんだよ
913 :
名無シネマ@上映中:04/09/08 14:02 ID:QzsOJjvo
「実際の事件は〜なのに、この映画では〜とされている!」
って批評をしている人って、
「水戸黄門は、実際には全国行脚をしていない!」
って批評しているのと同じだよな。
同じだからどーした。
>>913 うぐいすパンにはうぐいすのエキスが入っていないじゃないか!
ホットドッグには犬の肉は使われていないじゃないか!
すんまそん。今日みてきて大ショック…。
しばらくヤギラ君のまなざしとタカタカコの声が目の前や頭の中を
ぐるぐるしそーです。
ところで、劇中に出てきた絵本のタイトル、何というものだったのでしょう?
エンドロールには出ていたのだけれど、パンフレットには書いてない。
前スレや前々スレでキシュツかもしれないのですが、倉庫落ちしてて読めないので、
ご存知の方どうぞ教えてくださいませんか?
冒頭の、新しい家出の決まりをまるでゲームでも始めるように
楽しげに言い聞かせてたところが、なんとも優しく異常で恐くて印象深いな、俺は。
「大きな声で騒がな〜い、お外に出な〜い、太陽の光に当てな〜い、水をかけな〜い」
あと何だったっけ?
>>918 絵本のタイトル、エンドロールに出てたけどなぁ、忘れた。
920 :
名無シネマ@上映中:04/09/08 20:23 ID:g4vmSr9E
実際の巣鴨の事件について知りたいんだけど、誰か知ってる人いる?
こういう淡白な映画の良さを理解出来る人こそ
人間が出来てて、洞察力があると思い込んで、
なんとか良いとこを探そうと必死すぎ
言葉で説明出来ないくらいこの映画は取り柄が無いのに(w
カンヌ報道に踊らされて来て、つまんなそうな顔して帰ってった
多くのオバチャンたちのほうがよっぽど正直。
憐れだね
923 :
名無シネマ@上映中:04/09/08 20:53 ID:OYvQIb1m
取りつく島のない映画だ。
>>919 0時過ぎたら餌をやらない。
ってグレム(ry)
観てきました。忍耐力のいる映画だね。ドキュメンタリー風に
日常を淡々と追っていくのか‥と思ってたら、羽田付近からの帰り道
変に叙情的になった上にあの歌が流れたときには、今まで観客に強いていた
忍耐をどうしてくれるの状態。唯、子役に救われてるね!特に茂役の木村飛影君
すごく自然でいて、瞳に情感が出てて良かった。時間かけて撮ったんだろうね。
927 :
名無シネマ@上映中:04/09/08 22:11 ID:0ZRP0Wko
>>918 私も今日、見てきました〔千円の日だったのです〕
感想は・・・今夜、ひと晩熟成させたい気持ちです・・・
まあ、しばらくはたまたまつけたTVバラエティーで
YOUさんを見かけるたびに
胸が痛くて画面を睨んでしまいそうな悪寒・・・
928 :
名無シネマ@上映中:04/09/08 22:46 ID:g4vmSr9E
木村飛影くんの親って幽遊白書が好きだったのかな?
930 :
名無シネマ@上映中:04/09/08 23:19 ID:M/e7UYK+
見たいなー。
ビデオ化されるまで見れないよ。
東京に遊びにいこうかなあ。
この手の作品で思うのは、なんでわざわざ
「実際の事件をモチーフ、ヒントにしてます」
って言ってその事件名まで作った側が晒すんだ?
黙ってりゃあ、まだ素直に見れるってもんなのに。
そういうところが話題性作ろうとしてたり、自己陶酔してんじゃねえのと思わせて嫌。
932 :
839:04/09/09 00:23 ID:PmW71DSw
>>908 >いい歳したキモおやじ
会ったこともない貴様に言われる筋合いは無い!!
ばれちゃったよ・・・しょぼーん
>>931 最初に言わなかったら、同じような事件があってパクリだとか
世間が言い出すからだろ。
世間はお前ほど素直じゃないんだよ。
>>921 自分には理解できない事が他人には理解できてるって事は
世の中には普通に沢山あるわけですよ。
自分が理解できないもの=つまらないものと決めつけるのは
子供じゃないんだったらもうそろそろやめなはれ。
935 :
名無シネマ@上映中:04/09/09 02:10 ID:+j83FRie
>934
自分と違う意見を全部子供扱いするのも気持悪いのでそろそろやめなはれ。
936 :
山羊等:04/09/09 02:15 ID:yOhUF0D2
僕のことでもめないでよ。
LIV最高
>935
全部子ども扱いしてるんじゃなくて、「自分が理解できないもの=つまらないものと決めつける」ような考え方しか子ども扱いしてないんじゃない?
> こういう淡白な映画の良さを理解出来る人こそ
人間が出来てて、洞察力があると思い込んで、
なんとか良いとこを探そうと必死すぎ
言葉で説明出来ないくらいこの映画は取り柄が無いのに(w
そもそもこの映画がハリウッド映画や韓国映画みたいに
感情爆裂、大起承転結、って感じの派手なドラマだったら
「誰も知らない」って密かな事じたいが成り立たねーだろーw
激辛濃い味ばっか食ってるから滋味のある淡白な味が
分からなくなるんだよ。
>>890 お前は都会ってものがまったくわかっていない。俺は20年同じ賃貸マンションに
住んでいるが、隣の人で覚えている人は2人くらいしかない。
同じ階でも5人くらい。そんなもんだ。
940 :
939:04/09/09 06:08 ID:7E9n2Mxp
鉄筋コンクリートだったらまずわからない。ドタバタ走れば下の階とかは
気づくだろうけれどな。
941 :
927 ナガブンスミマセン:04/09/09 07:46 ID:X+9laxxL
昨日見る前に、このスレも少しチェックし、巣鴨の事件についてもサイトを見ておきました。
で、ちょっとこのところ私自身が調子を崩しがちだというのも大きいと思いますが、
見る前から、なんか涙が込み上げてきて、なんか気が重かったのです。
このスレでは感想が二つに別れているようですが、私は好きな所、ギモンに思った所、
受け容れ難いと感じた所、怒りを覚えた所、それぞれにあります。
あと、私は結婚しているのですが、やっぱり子供を育てる自信はありません。
母親が嫌なヤツだったので、同じことをしてしまいそう。あー悲しいなあ(涙
それはそうと、カンヌで見た外国の方たちは、柳楽くんの日本語セリフは理解
できなかったでしょうから、彼の醸し出す雰囲気とか仕草に惹かれたのでしょうね
彼に賞を与えずにはいられない気持ちになったのでは・・・
「どうか、幸せになってね」みたいな・・・
で、細かい指摘でスミマセンですが、
ユキちゃんのプープー鳴るサンダル、それから女子高生の鞄の鈴、
これって外国人が不快に感じる音らしいです。私も子供のカタコトしゃべりで
少しイライラしていたので、よけいに耳につきました。ホント、細かくてスミマセン
自分もネタ元見て、ひどいなこれは、ちょっと鬱、
ちゅうか、巣鴨の近くに住んでるので
女の子を殴り殺した少年Bが今頃はなにくわぬ顔して
ふつうに近くで暮してるんじゃないかとかと思うと・・
この映画絶賛して、つまらなかった人を否定しようとしてる人って、
よっぽど普段つまらない映画しか見てないんだろな
例える映画が蛍の墓ってレベルだからな
何でも感動出来て安上がりでイイネ
945 :
名無シネマ@上映中:04/09/09 10:21 ID:mPY3QoBi
>>943 さすがに引越ししたんじゃないのかな?どうなんだろ
よかったけど、ちょい長すぎて、だれちゃいましたね。
気になった点って、本当にどうでもいいかもしれませんが、
家以外の場面によく出てきた新鮮組ってコンビニ。
私のかっての生活範囲でも何件か見かけましたが、照明暗いし、薄汚いし、
公共料金の支払いできないし、あんま行きたくないコンビニでしたけど
明くんはよく遠く(おそらくは徒歩10分強)から通うほど、常連になってましたね。なんか
東京都内に住んでいるんだったら、もうちょっと家から近い場所で
もうすこしマシなコンビニあるんじゃないかって、つっこみたくなりましたが。
>>944 どんな糞映画でも褒め称える人がいるように、どんなすばらしい映画でも
けなす人がいるってことは知っている。わざわざそのスレまできて
見てもいない映画をくさす人がいるってことも。
別につまらないと思ったらそれはそれでいいと思うけれど、
なんら具体的に指摘することがなければ、ただの煽りとみなされるっていうか
ただの煽りだろ。そんな簡単なことがわからないほどアホでなければな。
947 :
名無シネマ@上映中:04/09/09 11:19 ID:tnops5oe
切なかったのはしげる君が、本来二人で遊ぶであろうカードゲーム
を一人で遊んでたシーン。一人二役みたいなかんじで遊んでた…
1人3役くらいしてたよね。
でも、あんなの自分が子供のころもよくしてたし、切なくはなかったな。
さきちゃんにもらったジュース1本を、家に持って帰って4人で分けて飲むところとか、
京子ちゃんのマニキュアがはがれているシーンで時の経過を表していたところとか、
「お年玉袋」の文字の違いを京子ちゃんが比べて気付いちゃうところとか、
ゆきちゃんがアポロチョコを「最後の1個」と無邪気に食べてしまうところとか、
コンビニ店員さんの「おいなりさんは早めに食べてね」とか、
たまーのご馳走がカップめんだとか、
茂君が電話ボックスや自販機のお釣りチェックを欠かさないところとか、
明君がさきちゃんに会う前、Tシャツの匂いを嗅いで少しでもマシなのを選んでるところとか。
いっぱいあり過ぎてマジつらい。昨日みにいったけど、思い出すとなんか泣けてくる。
子供が子供らしくいられるように環境を整えるのが大人の役割だよな、とマジ思った。
950 :
石川県民:04/09/09 13:17 ID:YFFzSfNW
シネモンドで監督が舞台挨拶するので前売り券買った。
951 :
名無シネマ@上映中:04/09/09 13:36 ID:uk8j/P6o
>>子供が子供らしくいられるように環境を整えるのが大人の役割だよな
そうだね!
952 :
名無シネマ@上映中:04/09/09 13:38 ID:uhZqbPFf
子供には素直に泣き笑うという生活を
送ってほしい
せめて子供の時くらいは。
私は、母親が、都合悪くなると上手に子どものせいみたいに
話を挿げ替えるところが、むかついて辛かったなー。
京子ちゃんが話の核心にふれそうになったら
「私のマニュキュア勝手に触んないでよー!」とか
明君が学校行きたいって言った時の
「あんたの父親が逃げちゃったから悪いんじゃない!」とか。
言われて黙るしかない子供たちがマジ可哀想だった。
それと、明の父親→羽田勤務、京子の父親→音楽プロデューサー
ゆきの父親→タクシ−運転手かパチンコ店員
ってのは分かったけど、しげるの父親についてだけ全く言及
されてなかったのが印象的だった。
全く見当がつかないって事なのかなあ。
954 :
:04/09/09 16:02 ID:Fq7D2FOl
茂の父はパチンコでしょう?
「ゆきちゃんは俺の子じゃないぜ。ちゃんと○○つけてやったもん!w」
って言ってたよね?
脚本・演出・監督が同じって作品が陥りやすい自分の世界‥
いじめ・援交・万引き詰め込みすぎてないか?
素人に近い子役の演技をあれだけ上手だと思わせるには
かなりの時間使ってるんだろうけど‥30分縮められるよ。
茂君役の子、近頃珍しいぐらいに伸び伸びした子だから
あのキャラ、まわりの大人が大切にしていってほしい〜切に!!!
援交はいらなかったね。
しかもカラオケ行っただけだし。
女子高生の存在自体邪魔だったな。かわいかったけど。
茂君は良かった。主役より好きだ。
957 :
名無シネマ@上映中:04/09/09 18:03 ID:X+9laxxL
確かに、女子高生(韓英恵サン)の存在は取ってつけたような
印象を受けました。
私は、ゲーセンの男の子たちがあのままマンションに入り浸って
「事件」が起こる・・・っていう流れの方が自然な気がする
まあ、実際の事件どおりにしちゃうとグロすぎて観客が引くかな?
あれ女子高生じゃなくて、女子中学生の設定だったんじゃ
ないんかな?
明と同い年の中1設定。
韓さん実はやぎらくんより年下だし…実は小学生かあの時点で…
959 :
:04/09/09 18:35 ID:Fq7D2FOl
>援交はいらなかったね。
>しかもカラオケ行っただけだし。
否定してもらいたいんだが、、、ホントにカラオケだけなのか?
出てくるとき、サキがしきりにスカート直してるから、「ありゃ!?」
とおもったっす
でも、面白いと思ったのは、大家にしろコンビニの
おじさんも無関心なのに‥元来興味なさそうなアルバイトの人とか
女子高生があの兄弟に関わってくる。
最後に女子高生を含めた4人の後ろ姿が妙に家族っぽく見えて、
暗に同じ状況の連鎖を感じてしまった。
蕎麦を食うシーンが三回あったが、どんどん悲惨な食卓風景になっていくのが泣けた
962 :
:04/09/09 19:10 ID:Fq7D2FOl
はじめのころは、コンビニのケーキなんかがありましたね・・・
963 :
名無シネマ@上映中:04/09/09 19:14 ID:GkIWk5VC
>937
なんでこの映画がつまらないっていうと理解してないことになるの?
この映画を本当の意味で理解したからつまらないって意見になった人もいるんじゃない?
そうだったらこの映画はつまらないってのはその人の立派な意見じゃないの?
自分以外の意見を受け入れられないひとりよがりなやつが集まってるんだね、ここは。
中身の無いレス多いなーw
まぁしかたないよな。
僕の感想は
「不幸のディズニーランドがあれば
人気のアトラクションになりそう」かな。
草の種を摘んでる時に、
たぶん茂が言う『きっと誰かに捨てられたんだよ』
ってセリフが一番グッと来た…。
自分たちが捨てられてる事に気づいてないなんて…(T_T)。
ラストの止め画像で茂るがふり向いたところを選んだのは、ゆきちゃんもいっしょに
いるという意味だよな?
967 :
名無シネマ@上映中:04/09/09 20:46 ID:jzfmEja+
「つまらん」っていうのは、本来「理解する」って言葉とはリンクしないの。
どんな場合でも、理解できてたら「つまらない」って事にはならない。
「つまらないってことがわかった」なんて言ってるのは理解じゃないからね。
>>969 君のレスを理解できたが、君のレスはつまらない。
>>969が恐ろしいことを口にしています
言葉を、日本語を冒涜しています
>>967 次は韓ちゃんでいってみようか〜
972 :
名無シネマ@上映中:04/09/09 22:37 ID:vAKPGXwx
なんか賛否両論あるみたいですが、個人的には
すごく好きな映画です。
子供のときに、親においてかれた人間としては、昔から
親を信じれなくなっても、なんで憎みきれないんだろと不思議だったのですが、
一緒にいた時間が、代替物のない素敵なものだったからなんだなと、
この映画をみて妙に納得しました。
でもね、よくみると「つまらなかった」の反対になる
「面白かった」という感想は少ないんだよ。
「良かった」という感想は多いけどね。
これの反論になるのは「良くなかった」だよね。
このへんの理屈わかる?
つうか、そういう問題じゃないだろ
理解の先には肯定しか存在しないと
宣ってらっしゃるんだ
>>969は
969の話とは別にしても、「つまらない」というのは、という話なんだが。
でも969の話とも少しつながってるんだが。
京子ちゃん
ゆきちゃんが乗って遊んだ
公園の遊具についた砂を手で掃ってるところを観て
エー子やなぁとオモタ
>>976 あそれ、自分も思った。
あんな母親だけど、ちゃんとしつけてたのか…と深読みしてしまった。
978 :
:04/09/09 23:51 ID:WAhPSnOv
母親は、子どもたちといて「楽しかった」んだろうね・・・。
「愛してる」っていうより「好き」ってのが大きかったような気がする。
それプラス、一般知識として「母親っていうのは子どもを療育するらしい・・・」
っていうのが頭の中で知識としてだけ存在していただけで。
だから、男と結婚する・・とか差しあたった理由が起こる前は
ちゃんと「母親」してたんだと思うなー。
母親は「その人がすき」っていうのと「だからその人が傷つくようなコトを
したくない」っていうのが繋がってないように思えた。
序盤、youが寝てるときに涙を流して、それを明が見てるシーンがあったが
あの意味は、you母も、彼女なりの悲しみを抱えてるって表現と解釈していいか?
980 :
名無シネマ@上映中:04/09/10 00:17 ID:ZFDWVKpJ
この映画を「面白い!」っていう人がいたらびっくりするわ。
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を面白いって言うのと同じくらい。
賛辞としては「良かった」という言葉が妥当だよ。
イベントで京子ちゃんとゆきちゃんを目の前で見たけど
京子ちゃんは普通の子供みたいだった。カメラの前だと
大人びた表情してたから、やっぱり女優さんなんだと思った。
ラースフォントリアーはアメリカに対する「悪意」として
ああいうスタイルで映画を作った
是枝もかなり意識してる模様。
誰も知らないはどういう意図で撮ったんだろうな。
自己中消費ライフを満喫する大人をケーモ−?
あの空間で生きていた子供達が、少しでも幸せであって欲しいと
思ったんだろうなっていうのは感じ取れるよ。
もちろんそれだけじゃないんだろうけど。
家計簿つけたり‥健気な子供達が無気力ななげやりな様子に変わっていく、
性善説じゃないけど≫976の言うようにあのシーンでいい子達なんだってこと表現してるんだう?でも、環境や教育に影響をうけやすいってことも‥そう考える
とあの母親もどんな風に成長してきたんだろうって考えさせられる。
子役が撮影中に酷使されてないことも祈りたい。