【大学生】バスターキートン【蒸気船】

立てちゃいました。

2get

この人の監督作って
どれもアイデアに満ち溢れてて新鮮でおもろいよね。

スタントが脅威。
いまどきのCGに飽きた人がみるとなおさら驚く。

無表情で軽々とアクションしてるから、なんか好き。

あっちゃー、このスレ立てたの失敗だったかな？

大好きです。それまで知っていたチャップリンの喜劇に比べて、あまりにシュールな展開（花嫁の大群が岩に変る等）にびっくりし、それから大ファンになりました。
蒸気船が一番好きかな。嵐のシーン全て最高！

凄いな、とうとうキートンスレが出来るとは。
落ちなきゃいいが。

映画好きになったのはこの人の映画を見てからだ。
キートンは長編は勿論のことだけど、短編も良いものが多い。
「警官騒動」とか特に好きだな。
長編は「探偵学入門」が一番好きだ。映画の中に入っていくあたりから
フィルムに翻弄されるくだりなんて最高だよ。

だいぶ前だがBS2で短編映画を結構やってたよな。変な音声解説付きだったけど。

自分は消防のころ、ジャッキーチェンが好きで、ある番組で「ジャッキーに影響を与えた人物」みたいなのを観たのがきっかけで知りました。映像も流れて、「このひとすげぇ！！！！」って感心したのを覚えてます。
意味わかんない長文スマソ。

>>9
音声解説付き、見たかったな。どんな感じだったんだろう？
あんまり変に仕掛けを語られても興ざめするが。

>>10
自分もそれは聞いたことがある。ジャッキーも凄いから頷ける。

キートンと言えばストーンフェイスという印象があるけど、
アーバックルが主演の「ファッティ」シリーズに出てた頃は結構笑ってる。
若いせいもあると思うけど、結構無邪気な笑い顔だったな。
ああいうフィルムが残って、今DVDなんかで見られるのは素晴らしいことだと思う。

ｷｰﾄﾝの遺作は「ローマで起こった奇妙な出来事」 あいもかわらず笑ってなかった

増田喜頓はバスター・キートンからとった芸名だよ
谷啓はダニー・ケイからとってるしw

>>11
笑い顔観てみたいです。ってか、文中の作品知らないです・・・。まだペーペーなんで。

あげ

>>1
ビデオかDVDで「キートンとファッティのコニー・アイランド」観てごらん。
笑顔が３回くらい確認できるはず。

>>16
有り難うございます。
金ができたら、その作品含めDVD等を買ってみようと思います。

>>12
「ローマで起こった奇妙な出来事」でも、最初から最後まで走り続ける素敵な親父っぷりだったけど
「おかしなおかしなおかしな世界」や「80日間世界一周」「サンセット大通り」でも
出番は少ないものの、すぐに彼だと分かる印象的な雰囲気があるね。

>>1
1万円弱で短編集のセットが出てるよ。日本では初めてなんじゃないかな、
ああやってまとまって所期の短編が見られるのは。お勧め。

>>18
自己レス…。短編集のセットって何だ。短編集だろうが。

ついでに。キートンはトーキーに付いていけなかったように書く人がまだいるみたいだけど
あれは心外。
彼の超人的肉体が、やや衰え始めていたことと、
経営能力の欠如から、映画の製作権が奪われていったことが最も大きくて
それがちょうどトーキー以降の時期に重なったというだけ。
チャップリンみたいに、自分の映画に対する経営者としての才覚があれば、
もう少し違っていた気もするんだが…。
何にせよ、あの時期にはアル中が進んでたらしいから微妙か。

>>19
一万弱ですか。バイト代に余裕があったら買います！
それと、キートンてアル中だったんですか！！！！自分的には初耳でつ・・・。

>>1
もちろん晩年には脱却してる。彼の名誉のために。
30歳過ぎから深刻なアルコール依存症に陥って、最悪期には入院もしてた。
自伝が出てるから、興味があったら読んでみるといいと思うよ。
トム・ダーディスの評伝もあるけど、こっちは多少入手しづらいかな。

「蒸気船」の嵐のシーンなんか代表的だけど、
2tほどもある本物の壁を、本気で倒すとかいう無茶を、キートンは事も無げにやるから
すごい。他にも結構あったはず。
激流で溺れそうになったとか、首の骨が折れてたとか。

ageついでに

今特に見たいのは「バスターキートン　ハードアクトにかけた生涯」（うろ覚えスマソ）
っていう3巻もののビデオ。
大分前にBSでやってたらしいが見逃した。ビデオは見つからんし。
DVDにならないかな、あれ。

>>10-11
「ポリス・ストーリー」だっけかなぁ・・・
ジャッキーが車に乗って急坂を下るシーンがあるんだけど、
「セブン・チャンス」で岩に追いかけられるシーンと構図が全く一緒。

「プロジェクト・イーグル」のクライマックスで暴風の中で戦うのも、
「蒸気船」へのオマージュかもね。

>>23
へぇ〜〜！そうなんですか！！
DVD買って、ジャッキー映画の元ネタ探したりしてみます。

>>19
つか、セリフが全くダメだったらしいよ。
それと声も悪声だったらしい。

>>25
らしいってことは、聞いたことないのかな？キートンの声は。
普通の太めの低音の声だよ。台詞回しについても特に問題はない。

何より、彼のトーキー初期作は、質の悪さは言うまでもないけど、
サイレント時代より興収的には成功してる。MGMの組織力ということもあるけど、
観客は、声に不満があったわけじゃない。
MGMがサイレント時代にキートンを取り巻いていた古参のスタッフ達を彼から切り離し、
脚本面などで彼に大きな制約を加え、なおかつ彼の飲酒癖とトーキー作のサイレント以上の成功を
たてに、彼を「映像作家」から「喜劇役者」に変えてしまった。
キートンもそれが分かるから深酒や奇行を繰り返して、会社と衝突して、仕事をまともにしないから
会社からの評判が悪くなり…と悪循環。最後は徹底的に質が落ちてキートンは映画を投げ出してしまった。
「台詞が全くダメ」と言ってるのは彼のMGM時代のプロデューサー、ワインガーデンあたりが
最初じゃないかと思う。彼の回想は結構的を得てるけど、キートン凋落の理由を言うなら
彼のアルコールの問題を言った方がよほど当たってる。

前提として
キートンのサイレントは、今でこそ正当に評価されているが、公開当時は
ヒットしなかったものも多くて、「将軍」「大学生」「蒸気船」なんかは興行的には失敗だった。
直接的には「蒸気船」の赤字をきっかけにキートンはMGMの専属契約をしなくてはいけなくなった。
チャップリンみたいに、当時から絶大な人気を誇ってたコメディアンじゃない。
今でも知名度は天地の差だけどな。
（ちなみにチャップリンはその豊富な資金力で40年台まで、実に
10年間ほどもトーキーの問題を棚上げに出来ている。そういうところを含めて
本当にチャップリンは凄いと思うよ。）

もちろん俺は、もしキートンがトーキー時代にチャップリンのように自分の映画を自由に作れる
環境にあれば、傑作が残ってたとは必ずしも思わない。
30を越えて、肉体を酷使するだけではやっていけない年齢になってたし、
何らかの方向転換は必要だったと思う。それを彼が乗り越えられたかどうか、俺は分からない。
だけど、俺はキートンの声は美声だとは言わないけど味のある声だと思うし、
事実と違うことが書かれるのはは心外なんだ。長レススマン。

キートンスレだ！！　１さん乙。
今までにも何回か立ってたけどいずれも短命だった。
今度こそみんなで盛り上げていきましょう。

キートンの声に関しては、当時のニューヨーク・タイムズ誌に
「彼の声が個性のユニークさと完全に一致していてうれしい」と書かれている。
トーキー以後についてのいろいろな誤解は、確かに26-27さんのいうとおりだと思う。
独立プロ解散を言い渡されたのは「蒸気船」撮影中の時だったかな。
有名な壁が倒れるシーンでは、成功しても失敗してもどうでも良かったんだとか。
いずれにしても、戦略家ではなかったキートンはＭＧＭじゃなくてもうまくいかなかったかもしれない。
晩年に再評価されて本当に良かった。

今の時代にサイレントムービー撮る人っていないのかなぁ。新鮮みがあっていいと思うんだけど。

｢キートンのマイホーム｣だったっけ？
キートンの後ろから壁が倒れかかってくるんだけど、
ちょうど窓の部分にすっぽりとはまって助かるってのあったけど
あれと全く同じこと、ジャッキーもやってたよね。

>>30
壁が倒れてくるのは「蒸気船」だね。
ジャッキーのは「プロジェクトA2」。

確かケミカル・ブラザースのPVでもネタにされてたね。

>>30
そのギャグは「マイホーム」でもいちおうやってる。
もちろん、「蒸気船」の方がずっと大規模だが。

キートンはアクロバットなアクションギャグと、
モンティ・パイソンを先取りするようなヒネッたアイディアの
映像ジョークが多く、ハイブロウなセンスを感じさせるね。
その分、わかりやすいチャップリンやロイドにくらべ、
今の人にわかりにくいのかもしれないけど。

キートンの映画が持つ、シュールさが好きだな。
「マイホーム」で思い出したけど、奇妙な家といえば、
「案山子」「電気館」あたりが秀逸。ああいうの大好きだ。

ところで、キートンに限らずなのかもしれないけど、
邦題がいくつもあるから、時々混乱するよ。
「マイホーム」って俺の記憶の中では「文化生活一週間」だったし、
他の映画でも大抵2つくらい違う邦題があるんだよな。

70年代のリバイバル上映の時に改題したのがけっこうあるよね。
「荒武者キートン」は「キートンの激流危機一髪！」になるかもしれなかったらしい。まんまじゃん。
俺は大正時代の香りがする旧題が好きだな。

｢ライムライト｣のチャップリンとキートンの競演は
何度見ても感動します

「拳闘屋キートン」をみました。
普通に面白かったです。
キートンのお坊ちゃまキャラに軽くムカッときましたが・・・。
さぁ、これで自分の近くにあるレンタル屋のキートン作品を全部観ちゃいました。
なんせ拳闘屋、大学生、蒸気船、大列車強盗だけなんですから・・・。
次はDVD買います。

そんなに揃ってるのか、いいなー。うちの近所は「セブンチャンス」だけ。

短編ならパイオニアの「短篇全集」だよ。
助演時代の短編がほとんど見られる。画質もけっこういい。

ライムライト、あの共演シーンの全編（映画に使われたのは一部のらしい）
が見られるLDがアメリカで発売されてたらしいけど、見た人いるかな？

あの時、チャップリンはすっかり映画界から姿を消したキートンを助ける意味合いもあって
「ライムライト」に呼んだけど、キートンが意外に元気そうなんで驚いたらしい。
そのとき「随分と元気そうだけど、何かやってるのかい？」と聞いたチャップリンに
「テレビに出てるんだよ」と答えて、ますますチャップリンを驚かせた（チャップリンはテレビ嫌い）
キートンのエピソードはいいなぁと思う。（出典は自伝）

>>1
それだけ置いてるってだけでも品揃えのいいレンタル屋だよ。
えらく年代の順番が揃ってる（拳闘屋、大列車強盗、大学生、蒸気船の順で）と思うが。
「拳闘屋」は「ラストラウンド」だよな。多分。キートン、バトラーって名前だった？
俺もあれはキートンの中では印象が薄い作品だ。
サイレントの長編は、あとは蒸気船の後に作られた「カメラマン」（これが最後のサイレント）と
1920年に作られた最初の長編「馬鹿息子」から順に
「恋愛三代記」「荒武者」「探偵学入門」「海底王」「セブンチャンス」「ゴー・ウェスト！」
これだけ。
セットで買えば全部ついてくるんだっけ？
「馬鹿息子」（これもお坊ちゃまキャラだが）以外はどれも甲乙つけがたい。
是非全部見て欲しいな。

>>37
自分は恵まれてるんですねぇ。すいません。
>>38
「ライムライト」のキートンは凄いですよね！！何か分かんないですけど・・・。
「拳闘屋」の役名はバトラーです。DVDは金の優先順位が回ってきたら買います。多分・・・。

>１さん乙！キートン好き。

>5あの無表情がたまらんね

どの作品だったかな？
川で溺れた（流された？）キートンが爺さんに釣り上げられて
じいさんは驚きもせずに淡々とそのままキートンを釣り餌にしてまた釣りを続けるってやつ
こういうシュールさ大好きなんだけど

立てては落ちるキートンスレ
今回はがんばれ

>>22
近所のツタヤにビデオがあった。しかも新潟ｗ
だから割と大きいところなら置いてるところあると思うよ
自分はBSでやったときのを録画してあります。

そういや、ドリフターズはキートンの影響受けてるよね

>>41
それは短編の「白昼夢」。
キートンが、結婚したい女の父親に「一旗上げられたら娘をやってもいい」
と言われ、都会に出て行くが…
って作品。「成功成功」という題もあったはず。

>>42
ありがとう。近所にないけど、遠出したときに探してみるよ。
ただ、新潟は遠すぎだ（ｗ

>>28 みんなって誰やｗ でも俺も混ざる。首の骨折っても撮影続行ｱｹﾞ

>>44
ありがとう！
確かキートンが求婚してる女性に送る手紙の内容（成功話）と
実際、都会でやってることが全く違うという作品だったね

「探偵学入門」の家の二階から電車の踏み切り使って車の後部座席に飛び乗るアクションは俺の中で殿堂入り
こういうのを引きでワンカットでやってくれるから感心するんだよね。

先日、『ゴッドファーザー』を観たのだが、
愛馬の首をベッドに放りこまれる映画プロデューサーの大豪邸は、
全盛時のキートンが1925年に建てたものなんだそうな。

大列車強盗ってどんくらいの金掛けて作ったんですか？
橋から汽車は落とすわ、脱線させるわでそーとー金掛かってる気がする・・・。

>>45
「探偵学入門」だな。そうと分かってあの給水塔のシーンを見ると、
一段とその凄さが分かるよ。

>>47
キートンの作品はほぼ全て（知ってる限りでは大学生での棒高跳び以外）
スタント無しだから凄い。探偵学入門といえば、バイクのハンドルの前に座って
運転するシーンも仰天したな。

>>48
最初の妻ナタリー・タルマッジにせがまれて買ったという通称「イタリア荘」のことだね。
まあ、とんでもなくデカイお屋敷だよな。

>>1
汽車が橋から落ちるシーンの撮影だけで4万2千ドルほどかかったらしい。
制作実費のみで42万5千ドルほど。それに対して国内のみだけど、総売り上げが
47万4千ドルくらい。
今はどうなのか分からないけど、利益が出るためには最低制作費の2倍以上の売り上げが
ないといけなかったそうだから、ものすごい赤字。

>>29（１）さん
遅くなりましたが、フィンランドのアキ・カウリスマキ監督が、
98年に「白い花びら」というサイレント映画を撮っています。
自分は見ていないので何もいえませんが…。たしかＢＳ２で活弁付きで放映してたはず。
サイレント映画って白黒のバランスとか、普通に撮るより難しい気がします。
今の人たちが今の感覚で撮るサイレント映画の短編、いっぱい見てみたいな。

>>50
そんなにお金掛けてるんですか！！！！
しかも、赤字って。キートンは当時人気無かった分けじゃないですよね・・・。
>>51
>>今の人たちが今の感覚で撮るサイレント映画の短編、いっぱい見てみたいな。

自分も、観てみたいです。
なんか最近の映画って、添加物を入れすぎた料理って感じがするんです。
もっと素材を生かした映画作りをしたものが観てみたいです。
・・・・映画通みたいなデカいこと言ってすいません。

なんとなくage

スラップスティックコメディは、サイレントだからこそあれほどの輝きを持っているんだと
思うけどね。
でも、ローレル＆ハーディーの極楽コンビとか、マルクス兄弟とか
トーキーで、よりその才能を発揮したコメディアンもいるし、一概には言えないか…。

まあ、キートンなら「サイレントだろうとカラーだろうと観客が笑ってくれるなら
何だってやる」って言うんだろうな。
最後まで、新しい映像技術に興味を持ち続けた人らしいから。

>>1
キートンは人気あったよ、チャップリンほどではないけれど。
ただ、「大列車強盗」は当時の観客にも評論家にも、その良さが分からなかった。
つまりは早すぎた作品ってことなんだけど、映画は元手が半端なくかかるから
「売れないと作れない」という制約がある。今ではキートン作品の中でも
1，2を争う傑作が、当時の彼の転落の原因を作ったというのは皮肉だと思う。

そういや、久石譲が曲をつけたデジタル修復版「将軍」は日本で発売されるのか？
カンヌで久石がライブ演奏の指揮までしたのに、全然話題にならなかったな。

久石の公式サイトにも特に書いてなかった。
いずれは出るんだろうけど。

>>55
そんなバージョンがあるのか！
初めて聞いたよ。知らなかった。
前、小さなホールでキートンとロイドの短編を上映したのを見に行ったとき、
音楽が効果音みたいに使われていて
（何かが倒れるとドンとドラムを叩く音がしたり、食器が割れたらシンバルの
ジャーンという音がしたり）
日本版のビデオで見るのとは全然違う面白さがあった。
ああいう画面と音楽が連動しているバージョンもDVDになって欲しいんだが。

>>22
「ハードアクトに賭けた生涯」、今ヤフオクで出てるみたいだけど…むむむ。
中古ビデオでがまんするか、ＤＶＤを待ち続けるか。
昔、泊まったネットカフェで全部見たけど、このビデオでしか知る事ができない映像・情報が満載なんだよな。
「キートン将軍」の撮影秘話とか、昔の共演女優のインタビューとか。
とても廃盤にしとくのはもったいないよ。

ＤＶＤ化を希望してあげ

晩年の「レール・ロッダー」と「キートン・ライズ・アゲイン」も見てみたい。
ファンなら作品の存在自体はみんな知ってるのに、一向に国内で発売されない。

俺も「レール・ロッダー」見たいage
「月ロケット」見たけど、中年のキートンが見られるって以外には
お勧めできない作品だった。でも、残ってたのは貴重だ。
テレビでキートンがパイ投げを披露したのも見たいなぁ。

「月ロケット」はビデオが出てるのか！
自伝に載ってるエド・ワインの番組のパイ投げレッスン、ぜひ実際に見てみたいね。
そういえば、キートンは自作ではパイ投げはやってないよな。バナナの皮ですべるシーンならあるけど。
「肉屋」の銀幕デビューシーンでは小麦粉の袋を顔に食らって、そのあとパイ投げをやってたような（うろ覚え）

カラーでサイレントのスラップスティックと言って思い出すのは
メル・ブルックスのずばり「サイレントムービー」
メル・ブルックス好きだから、まぁ・・・面白いけど。。。

でも単純に時代的にもう難しいんだろうね、サイレントスラップスティックって
大きく括ると「Mr.ビーン」もそうだよね

スレ違いゴメソ

おお！キートンスレがあった！
消防の頃、NHKの「キートン小劇場」を見たのが最初かな。
あの頃は「チャップリン小劇場」や「ロイド小劇場」もあったなあ。
たしかフランキー堺の語りで。
その後、しばらくキートンの事は忘れてましたが、大学に入った頃、
池袋で「セブンチャンス」と「探偵学入門」を見て
その身体を張ったギャグに感動しました。キートン映画のヒロイン役の
キャサリン・マクガイアやバージニア・フォックスなんかも
すごく可愛かったなー。テレ朝の「驚きももの木２０世紀」で
録画したキートンを扱った回は今も保存しています。

古いけど「カッ飛び」とかいう車のコマーシャル憶えてる人いる？

>>64
あったね。「セブン・チャンス」からだと思うけど
キートンが疾走して崖を転がり落ちて行く場面に
藤山一郎の「丘を越えて」↓がBGMで使われてたな。

　♪丘を越えて〜行こうよ
　真澄の空は朗らかに晴れて〜楽しい心〜
　鳴るは胸の血潮よ〜
　讃えよ〜わが青春(はる)を〜

もう20年位前じゃないかな。踏み切りで機関車を
ギリギリかわす場面が使われたバージョンもあったような。
当時はキートンがいきなりテレビCMに登場してビックリした。

>>65
レスありがとう。約20年前か。「レトロがオシャレ」だった時代になるのか。かすかな記憶。
ところでマスター・キートンっつー漫画はいい漫画なんだろうけど元祖のファンとしては主人公の顔が不服ですが。

バスター・キートン好きです。「マスターキートン」も別物ですが好き。
キートンはいろいろ大変な人生でしたが、晩年はエレノアさんと幸せになれたから
良かったですよね。そのへんの話が彼の伝記で語られていないのが残念

『Buster Keaton Remembered』という写真集もってるけど、その中でエレノア夫人が回想録を書いてる。
10ページほどのそんなに長くないものだけど、
二人が一緒に写ってる写真とあわせて読むと、ああ幸せだったんだなあと嬉しくなる。
エレノア夫人はこの写真集が出版される前に夫と同じ肺ガンで亡くなっている。
キートンのファンとしてはいくら彼女に感謝してもし足りない。

「驚きももの木20世紀」って懐かしい番組名だな。
自分は去年までキートンを全く知らなかったけど、
ＣＭ起用といい、キートンってそれなりに特集されてきたのかな。
そういえば「蒸気船」の台風シーンがＣＭに使われたと聞いたことがあるけどほんとでしょうか？

>>69
たしか使われてますよ。
自分もうろ覚えですけど・・・。

>>69

あれは、新しく撮り直したそうですが、ちょっと自信がありません。

あー、やっぱりあったんですね。ありがとうございます。
周囲の人たちの話を総合すると（全員うろおぼえ）、
風に飛ばされている人をさして矢印がピコピコと点滅している、
そんなＣＭだったようです…その頃自分も見てたはずなのにな。

>>69
俺もおぼろげながらに覚えてる。
確か保険会社のCMだった気がする。
木に掴まったキートンが暴風で飛ばされるシーンだったように記憶してるんだが、
全然自信がないなぁ。

>>63
「驚きももの木20世紀」でやってたのか！見れば良かったよ…。
「知ってるつもり」でもやってなかったっけ、キートン。
あれも見逃したんだよな…。

エレノアさんは本当にキートンにとって救いだったろうね。
日本の評論家の誰か（名前を失念）がエレノア夫人に会ったらしいけど、
とてもしっかりした明るくて美しい人だったというのをどこかで読んだ。
子供達もあの頃には彼にちょくちょく会いに来てたらしいし、
彼の晩年はとても幸せだったと思う。

>69-73
あの映像はヅラ会社がCM用に撮った別物
矢印で強調されてたのは強風でもビクともしない髪の毛

「知ってるつもり」でやった時はゲストに増田喜頓が出ていて
キートンの歩き方を実演してました。

弁士の声付きの「探偵学入門」と「キートン将軍」が収録されて
いる「Ｖｉｖａ！キートン」ってＤＶＤは画像がきれいですね。
弁士の声も消せるし。

「驚き…」や「知ってるつもり」やってた頃はキートン知らなかったんだよなあ。
図書館に「知ってるつもり？！６　笑いに生きた達人たち」て本があったけど、
チャップリンはいてもキートンはいなかった。がく

ついでにちょっと調べてみますた。ア○ランスのＣＭはやはり撮り直し。
飛ばされる人を演じたのはジュード・クリストダルという俳優で、
入手できるビデオは全て見たというキートンフリーク。
オーディションの日にはキートンそのままの格好で現れ、雰囲気が一番似てたので合格。
見てみたいなーこのＣＭ。

へーへー。そんな人いたんだ。自分も見たいなー。
最後の結婚が良かったから言えることだけど、
最初のいかにもセレブな結婚も２度めのわけわかんない結婚も
ドラマチックではあるよね・・。

そうだね。
結婚といえば、伝記に詳しいけどエレノアさんとの結婚式はまさにコメディそのもの。
もし今度こそちゃんとした伝記映画を作るのなら、結婚式はばっちり再現してほしいな。
その後の人生の幸せを暗示するシーンとして。

キートン初心者の方ドゾー
公式ファンサイト↓（彩色がきれい。英語だけど）
　http://www.busterkeaton.com/

「ライムライト」はキートンとエレノアさんがモデルと聞きました。
23歳（くらいだったはず）のエレノアさんが、キートンを養っていた時もあったとか。
とっても綺麗な方です。

その昔、ハロー・キートンとかいう企画があって、
たしか未亡人が来日して、どこかのインタビューに答えていたのを読んだ
んだけど、チャップリンと「ライムライト」のことを、
あまり良くは言っていなかったような記憶があるんだよな。
俺の思い違いだろうか？

キートンの帽子はエレノアさんの手作りなんだよね。

>>80
…え？

>>82
そうですね。ただしあれは既製品の改造です。

キートンスレばんざい。チャップリンスレの方は落ちちゃったかな？

>>81
キートン自身とチャップリンは仲よかったんじゃないかな？
エレノア夫人はどう思っていたのか知らないけど。

キートンの自伝では、「チャップリンの天才を私は誰よりも先に認める」
って書いてるし、
チャップリンはキートンがMGMへ移籍するのを、「君には向かないよ」
とアドバイスしたそうだし、（そして、それは当たった。。。）

チャップリンの裁判でも証人としてキートンは出廷したし。

ライムライトのDVDには、映画ではカットされた共演場面の
「写真」が収録されています。

ちなみに自分は、KEATON PLUSというDVDを輸入版で購入しました。

かなりいい画質でキートンのトーキー時代の二巻もの、テレビドラマ、
（ゴーゴリの『外套」が原作、老キートンがシリアスな演技を披露）
コマーシャルなど盛り沢山です。

もちろん英語がわからないと辛いけど、マニアの人必見じゃないかな？

何ヶ月前か深夜の映画でそれと知らずに
「セブン・チャンス」のリメイク見てびっくりした。
キートンの走りっぷりには誰もかないませんと思いますた。

前、ゴールデンタイムで放映してたの見たけど、10分足らずで激萎えした。
なんでわざわざキートン作品をリメイクしようとしたのかが分からん。
現代風スラップスティックを目指したとか？

>>85
それいいなァ〜。小銭が貯まったら買おうかな。

あげ

あげ

あげ

>>85　KEATON　PLUSすごい欲しい。
リージョンコード変えないと見られないんだろうなあ。
日本版DVD発売されたらたらいいのに。絶対買うよ。

>>86
プロポーズのこと？
公開当時、よくセブンチャンスのリメイクなんて作る気になったなと思った。
キートンのと比べてしまいそうで見なかったけど、やっぱり良くなかったのか…。

>>91
出演してるクリス・オドネルとかレニー・ゼルウィガーが
かわいそうなくらいだった。
ゲストっぽくマライア・キャリーとかブルック・シールズとかも
出るんだよね。
あんな御伽噺や悪夢のような（いい意味じゃ！）映画を
そのまま現代俳優がやることは変だと思いますし
「セブン・チャンスのリメイク」自体の失敗な感じがしました。

91さん見なくてよかったね。
ジャッキー・チェンみたいにギャグを再現してくれるくらいならいいんだけど。

話は変わるけど、「バスター・キートン物語」を見た人いる？
たとえビデオ屋にあっても絶対見ないと思う。

児玉数夫先生の「無声喜劇映画史」に、数ページにわたってあらすじが載ってるよ。
映画は…見なくてよし。

キートンの伝記映画を作るのは難しいだろうね。
私生活に重点を置いてもあまり面白いものにはならないと思う。
やるとしても誰が？　ジョニー・デップとか？
そういえばデップってチャップリンの伝記映画の主役に立候補してなかったっけ？

俺もジョニー・デップが思い浮かんでた
シザー・ハンズの影響か。
ちゃんとした脚本でやってくれそうだし・・・。
でもあの童顔じゃな〜。
キートンは二枚目系だからギャグが余計面白いんだよー。

NHKでまたもの静かに短編流してくれたら嬉しいな。

ＮＨＫの「ジョニー・デップ自らを語る」では、キートンの顔とシザーハンズの主人公の顔が重ねられて、
デップが「キートンを意識した」みたいな事を言っていた気がする。（見てた人、間違ってたらフォローよろ）
デップとキートンつながりといえば「妹の恋人」もあるね。
冒頭、キートンの本を読んでたり、「第二のバスター・キートンだ」て言われたり。

>そういえばデップってチャップリンの伝記映画の主役に立候補してなかったっけ？
アッテンボロー監督のあれ？　まだ見てないけど、キートンは出てこないんだろうな。

「チャーリー」のこと？
深夜やってたの見たことあるけど、モルダー役の人がチョイ役で出てたのにワロタ
途中で寝ちゃったけどキートンはいなかったと思う

＞「バスター・キートン物語」
確か主役がドナルド・オコナーだった作品だよね。
俺は見たい！純粋にオコナーがどんなキートンを演ってるのか見たい。
作品の出来がしょぼいのは知ってるけど。
そういえばもうオコナーもこの世にはいないんだよな…。

シザーハンズは確かに笑わないな、デップ。
でも彼とキートンとは自分の中では結びつかない。
どうしてもキートンとなれば超人的体技を思い浮かべるからなんだろうな。

「大学生」でお盆を持ったまま一回転する芸があるでしょ。
床に敷いたマットの上で、オコーナーがお盆を持ってて、そばにキートンがいる。
ていう写真を海外のサイトで見たことがあるよ。二人で練習してたんだね。

100ｹﾞﾄﾄﾞｿﾞｰ↓

ありがとう100ｹﾞﾄｰ

「空中結婚」が好きです
最後のチューが絵のようにきれいだ

空中結婚のヒロインって自殺しちゃってたんだね

今確かめたら、本当だった…
ヒロイン役の人の名前はフィリス・ヘイヴァー（1899-1960）。とりあえず合掌。
今さら思ったけど、サイレント喜劇の登場人物たちもみんな本当は生身の人間で、
年を取っていくんだなあ…。当たり前でごめん。

この人もそうだし、海底王や将軍のヒロインもたしかセネット出身だったと思う。
当時の女優志望者の登龍門だったんだろうか。

ベルトルッチの「ドリーマーズ」見た人いる？
キートン映画の引用があるって聞いたんだけど

あげついでに
「ドリーマーズ」で引用されてるのは「キートンのカメラマン」らしいよ

>>97
ありがｷｰ�d

>>87,91
KEATON PLUSについて関心持っていただけたようなので
リンクはっておきますね

ttp://www.kino.com/video/item.php?product_id=596

日本のプレーヤーで普通にみられるよ。￥５０００くらい

短いけどパリでの老キートン、若き日の『キートン将軍』の撮影映像、
もある。

印象的なのはキートンがゲストになったTV番組で、
「あなたはすばらしい喜劇俳優だ」とかなんとか
言われた（と思うw）キートンが、感極まったように涙ぐむところ。。。

往時の女優と再会して、なつかしそうにほほえんだり、、、


こんな表情豊かな、「素」のキートンは初めてみた！
児玉数夫さんもみていなかったりするかもしれない貴重映像！？

うう、激しく見たい。英語全然だめだけど見たい。
でも内容を知りたくてたまらなくなるんだろうな。でも買うぞー。
これ日本のアマゾンでは出てこなかった。85さんはすごい人でつね。
教えてくれてありがとう！

>>105
見ました。写真カコイイ！買う。

お、俺も買う！！　あの画面から注文できるんだね。
知り合いに英語の達人がいたら教えてもらえるのになあ。でもがんばって聞き取るぞー。

>>106
往時の女優とキートンの再会映像？
もしかしてキャサリン・マクガイアとかシビル・シーリーとか
アリス・レイクとか出てるんですか？
うう、見たい。てかその前にDVDプレーヤー買わんと。

ttp://www.google.co.jp/search?q=cache:dDCrdK4SV10J:www.okayplayer.com/dcforum/concert/18594.html+chaplin-or-keaton+writer%27s&hl=ja

最近たまたま見かけた海外のサイト（現在は削除？）のキャッシュ。
「Chaplin or Keaton?」のアンケートに対し、５人がチャップリン、４人がキートンに投票、
投票した人の書き込みにレスがついている、という内容らしい。

　I wouldn't really say he(キートン)'s better, I just tend to enjoy his movies omre
　not to say I don't enjoy chaplin, caue I do, he's great, so no one attack me, lol　

lol ←ﾊﾞﾝｻﾞｰｲ？ 何かカワイイ

キートン好きだし、ちょっと２ちゃんぽいような書き込みもあって、
英語は苦手だけどけっこう面白かったし英語の勉強にもなった。
何だかキートン関連の洋書が読みたくなってきた。
皆さんのおすすめの本がもしあったら教えて下さい。

＞KEATON PLUS
わ〜買うっていってくれる人が出てきてくれてうれすいな〜。

ちなみに自分も英語わかりません。(笑
ネットでの買い物にも疎いので輸入DVD屋さんで注文しました。

>>85さんはすごい人でつね

なんていわれるとテレます。すごいのは自分じゃなくて、
やっぱりこういうDVDを出してしまうアメリカだよな〜って思います。

このKINO社やimage entertainmentというソフト会社からのDVDラインナップは
ほんとにすごい。
ローレル＆ハーディやラングトンまで出ているし、、、

キートンの主要作品もデジタル画質とかなり気合いのはいった伴奏音楽で
たのしめます。　（日本のメーカーが出している商品より百倍良心的）

じつはこれもおススメです。てかこっちの話がしたかったのかも？
でも前にこの話は別スレとかでしたので控えますた。。。

HPよくみたら「レール・ロッダー」「ライズ・アゲイン」まで出てた(*´д｀*)
ただしビデオ。DVD化を待ちたひ。。。

>>111
David Robinson著の洋書を見かけたことがあります。ペーパーバックサイズで。
しかし題名失念！スマソ。表紙は「荒武者キートン」で馬車の中で
キートンとナタリーが並んで座っている写真でした。

映画一般のサイレントスレにも書いたが向こうは寂れてるので
こちらにもお勧めサイトを書いておこう・・・

ttp://silentera.com/

アメリカのサイレント映画DVDについてのレビューなどもある
個人的に特にお勧めなのは
「slapstick encyclopedia」というBOXセット
５枚組936分収録で定価＄69.99
キートンもあり、ただしリージョン１だが・・・

ついでに日本語で注文できるアメリカのDVDショップ

ttp://www.fantasium.com/

>>113
おお！　貴重な情報ありがとー
周りにキートンやサイレント映画好きな人って全然いないからここのスレの人に助けられてるよ
「slapstick encyclopedia」これすごそう…本国だとちゃんとセネット喜劇もソフトになってるんだなー

はじめまして。
私もキートンをこよなく愛する一人です。
KEATON PLUS私も見たいです！
英語、わからないけどキートンの素の表情が見たいです！
貴重な情報ありがとうございます！

そして、「レールローダー」と「ライズアゲイン」はDVD出てるみたいですよ。
私はこの間、たまたまアマゾンで買ったので報告致します。

「レールローダー」は台詞がないので、私にも問題なく理解できました。
「ライズアゲイン」の方は、詳しい内容は全く分かりませんが、
素のキートンが沢山見れます。
（テレビで野球を真剣に応援していたり、歌ったり怒ったり）
「ハードアクトに賭けた人生」にも少し引用があるので、英語が分からない私のような者でも
少しは分かる部分もあります。
オススメ致しま〜す。

ロビンソンの本だったら「Buster Keaton」かな。69年刊。

　　キートンの全盛期代の作品について知るのには、（9）のデヴィッド・ロビンソンの本が
　いちばんよくまとまっていて、読みやすいのではないかと思う。この著者は、現在、見られる
　キートンのフィルムを、かなり丹念に見たようで、部分的にコンテをつくったりしながら
　各作品を分析している。（「世界の映画作家26　バスター・キートンと喜劇の黄金時代」75年）

読者レビューとかを読む限り、私生活はあまり扱わないで、作品論が中心の本みたい。

俺が持ってるのはRudi Bleshの「Keaton」（66年）だけど、
これは生前のキートンがインタビューに答え、目を通している本（刊行はキートンの死後）。
彼が生きていた頃の空気が生き生きと伝わってくる。とても楽しく読めた。
「Buster Keaton Remembered」に載っていない写真も数点ある。
もう絶版だから新品は無理だけど、Abebooksで合計2000円ぐらいで買えたよ。
俺のおすすめはこれ。

誰か「Look of buster keaton」を読んだ方はいますか？
元値は5,000円ぐらいの本らしいのですが、ネットの古書で
3万〜5万ぐらいの値がついているようなのですが、
これってどんな内容なのか知ってる方いませんか？
本屋の英語のできる店員さんに、聞いたところ
「ビンテージだ」との答えしか返って来ず
異常に高い値段のつき方なので、気になっております。
どなたか御存知ないですか？

誰か「Look of buster keaton」を読んだ方はいますか？
元値は5,000円ぐらいの本らしいのですが、ネットの古書で
3万〜5万ぐらいの値がついているようなのですが、
これってどんな内容なのか知ってる方いませんか？
本屋の英語のできる店員さんに、聞いたところ
「ビンテージだ」との答えしか返って来ず
異常に高い値段のつき方なので、気になっております。
どなたか御存知ないですか？

>>117
この本は東京国立近代美術館フィルムセンターの映画専門図書室にあった。
117さんが東京近辺にお住まいなら行ってみるよろし。
ここは館内閲覧しかできなくて、コピーの郵送も頼めないらしい。
かなり前にチラッと見ただけでよく覚えてないけど、
キートンのいろんな表情を有名な絵画と比較する、というような内容だったかな？
それと、巻頭にルイーズ・ブルックスがキートンについて書いた文章が載ってた気がする。
「彼の顔は、私が知っている中で最も美しい男の顔」←映画評論家の山田宏一が何回か引用してたと思う
原著はフランス語で、この英訳本は誤訳がけっこうあるらしい。
何で高いのかはよく分からん。もともと部数が少なかったのかな？

本の話が続いてるようなので、私も最近びっくりした事を一つ…
公式サイトに書いてあったけど、トム・ダーディスの評伝は、

　A caution: It's full of factual errors.

だそうです…

うそーん。フルオブ？そうなのか。。。

>>120
それは酷いな。知る限り日本語で読める唯一のまとまった評伝なのに。
まあ、あれが書かれてから随分年月が経ってるからなー。
ということは、海外の評伝にはもっと信頼性の高いものがあるってことなのか？
知っている人がいれば教えて欲しい。
>>116の本も興味あるけど、どちらもキートン再評価のときに書かれたものだね。
最近は書かれないのかな？もう出尽くしたという感じなんだろうか。
こういうとき、英語に疎いと駄目だな。

日本語で読めるキートンの項がある本は、一時片っ端から探して読んでた。
作品の評価、キートン個人への評、本の著者の個人的感想と、色々あったけど、
参考資料が、見なくても「これ、あの本から持ってきたな」ってくらい分かる。
日本語の文献探しは不毛だったよ。

宮崎さんのヒロインって女からすると
カッコイイ！！って感じなんですけど（とくにサンやナウシカ、シータ）
男の人には萌えの対象になるのですか？
なんか不思議だ。。。

>>122
アマゾンで見つけた最近の洋書でつ。

「Silent Echoes: Discovering Early Hollywood Through the Films of Buster Keaton」
　 John Bengtson（99年）
　　キートン映画の撮影現場を訪ねまわった本？　読んだ人がいたら詳細キボン。
　　アメリカのアマゾンでは読者の全員が五つ星を付けてた。よさそう。

「Buster Keaton: Tempest in a Flat Hat」
　 Edward McPherson（今年の９月に発売予定）
　　こちらは伝記らしい。書評次第では買ってみようかな。

伝記といえば「Buster Keaton: Cut to the Chase」（95年）が出てるみたいけど、
さっき公式サイトを見てみたらボロクソに書かれてた。
フィルモグラフィは充実してるみたいだけど、自伝の邦訳本を見ればいいし。（参考文献の一つ）
ダーディスの評伝が間違いだらけというのは俺もちょっとショック。
まああの本の暗いイメージを引きずったまま自伝を読んだらえらくギャップを感じるわけだが。

>>123
誤爆？

英語力がないので“読んだ”という部類に入るかどうかは謎ですが
「Silent Echoes」について。知っている事を報告します。

大半は「One Week」から「The Cameraman」まで、タイトルごとに、
映画の中の写真と、後の、そのシーンと同じ場所の写真を並べて、
同じ場所にマーキングして紹介したり、当時の地図で、場所を示したりと、
分かりやすく、愛情を込めて紹介しています。
同じ形式で、当時の「キートン撮影所」のことについても、紹介してあります。
現在その場所には記念碑があるようです。（行ってみたいな〜）

ワタシ的には、作者の情熱（当たり前だが、この作者は骨の随までキートンを
愛している）と、本の構成自体に面白さを感じ、エレノアさんも
関わっているようなので買って大正解でした。
一見の価値のある本ではあると思いますヨ。
ただ、キートンの内側にせまるような、新しい情報が目的で購入するなら、
オススメはできません。

話は変わりますが、ジーン・ケリーとキートンの関係について
知っている人はいませんか？
この間、「巴里のアメリカ人」を見て、「即席百人芸」にそっくりな
シーンがあったので驚いているのです。

>>124
おお、早速の情報ありがとう。
新しい本も出るんだね。これはちょっとチェックしておかないとな。
＞自伝
キートンの自伝は本当に明るいよね。さんざ苦労したと思われる時期でも
さらっと書かれてる。客観的に正しくない部分もあるんだろうけど
彼の自伝は本当に好きだ。元気が出る。

>>125
Silent Echoes、本当に良いみたいだね。
作品中心の本か。キートンゆかりの…とか見たら本当に行きたくなりそうだ。
記念碑、自分も行ってみたいよ。

＞ジーン・ケリーとキートンの関係
「巴里のアメリカ人」見たのに思い出せない！どんなシーンだったっけ？
良ければ教えてください。

125さんではないが、俺もビデオを見てのけぞった。
ピアニストのアダムが、自分のコンサートの成功を夢想するシーン。
熱演するアダムと、指揮者、オーケストラたち…もうお分かりでしょう。
最初の方の室内シーンも注目だ！

ただこの映画、『自伝』巻末の「ギャグ創作・技術顧問等（クレジットなし）」には挙げられていない。
証拠がないという事か？
ちょっと気になって図書館やネットで調べてみたけど見つからない。
そもそもクレジットなしの関与作品ってどうやって調べたんだろ。
関係者の証言とか契約書？

あ、なんだか反応があってうれしいな。
そうなんです。127さんの言うとおり、ピアニストの幻想のシーンが
のけぞる程似てるのですよね。
たびたび目にする「カイロの紫のバラ」より、
よっぽど「巴里のアメリカ人」の方が
取り上げられててもよさそうなのに…。不思議なんです。

初めてここに来ました。みなさんすごいですね〜。
>>115
線路工夫とライズ・アゲイン、アマゾンで注文すればＤＶＤが手に入るんですね。
ビデオしかないのかなーと思ってました。さっそく買いにいきます。ありがとう。

うんうん！オススメだから買っちゃって！
そして何か新しい情報があったら教えてね！
レイルローダーで25分、ライズアゲインで55分
私の頭で理解できたのがトータル30分ぐらいなんで！（ひどすぎ？）

118さんと119さんへ
「Look of buster keaton」
見た事がないんで分らないだけど、この本、ジョニーデップが
映画に持って出てた本じゃないかと思うんだけど（題名を忘れた）
119さんどうですか？
だから高いんじゃないのかな〜なんて思うのだけど。
119さんの感想を見て、さらにそんな気がしちゃいます。
この本を見つけた119さんは凄すぎー！！

ザッツ・エンターテイメントpart2で、１カットだけ出てくるシーンなんですが、
線路上に男が立っていてズボンのホコリをはたいているー＞
画面奥から汽車が迫ってくるー＞
あわや衝突、という瞬間に後ろからバイクが走って来て男をはね飛ばしてそのまま乗せていってしまうー＞
汽車なにごともなく通過

っていうのはキートンでいいんでしょうか？
すごいショックを受けたんですが。。。
でてくるとしたらどの話ですか？

「ザッツ・エンターテイメント」の1と3には確実にキートンが出て
たように思いますが、そのシーンはキートンではなかったような…。
セネットの何かのように思います。
その昔、喜劇はけっこう残酷だったらしいです。

うん。キートンが出てたのは１と３だよ。２にはいない。

>>130
デップがこの本を読んでるシーンがあったのは「妹の恋人」。
キートンをよく知らないころこの映画のビデオを見て、
なんとなくこの本に興味をもって買おうとしたら、
値段がすごく高くてびっくりしたことがある。
こういう貴重な本を図書館に置いててもらえるのはありがたいね。
行かないと読めないというのがつらいけど。いつか行くぞー。

幽霊屋敷かなんかが面白かったな
チャップリンもいいけどキートンって無茶苦茶可愛くないか。

キートンは可愛らしいよ〜。若い頃の顔もかわいいけど
何より仕種がめちゃくちゃチャーミング！それに男前だと思うよ〜。
笑顔ナシであれだけ可愛らしいんだから、アーバックルと出てる時の
泣くわ、笑うはするのを見たら、もうメロメロ。
確かにチャップリンの笑顔も素晴らしいけど、キートンの笑顔も
素晴らしいと思うんだけどな〜。

はげどー
あの顔や体でギャグやアクションを淡々と展開してくれるからたまらない。
私も作品中のキートンは可愛いと思いながら見てるけど、
「キートン将軍」の彼だけはなぜか別格ですごく男らしいと思う。（私だけ？）
作品自体の完成度や緊張感のせいかな。
それとも、機関車と一体になって働く機関士という役のせい？
早くデジタル修復版のＤＶＤのきれいな画像で見たいよー。
フランスでは９月にもう出るって。日本でも出してくれー！

保守リつつ遅レス
>>111
lol　→　laugh out loudly または laugh out loud 若しくは lots of laughの略。
「爆笑」の意。日本でも文末に（笑）とか（爆笑）ってつけるでしょ？（笑）
ネットゲームとかでよく使われまつ。

へェ〜×１０
英語にもそんなのがあるのか
俺もバンザイしてるのかとおもた

>>125
「巴里のアメリカ人」みてみたよ。
内容からみても、時期的にも、キートン関与確定でいいんじゃない？
海外の本には明記されているのかな。

ＭＧＭのなかで手を貸さなかったスターは思い浮かばない、て
自伝にも書いてありますよね。

>>137
ＤＶＤってこれの事かね？

ttp://www.mk2.com/keaton/site.html

まあ作曲が久石だからそのうち日本でも出るんだろうけど。来年あたり

先日、Amazon.com ではじめてＤＶＤを注文してみますた。皆様のご参考に。

　「Keaton Plus」22.46ドル
　「Buster Keaton Rides Again/The Railrodder」22.49ドル

　　標準コース（10〜16日で届く）の送料：3.99ドル＋1.99ドル×２（商品数）

　　合計：52.92ドル（この日のレートで約5800円）

　・支払い方法：クレジットカード

なお、商品の価格は新品のものですので、中古でよければもっと安くなります。
その場合の送料などはよく分かりませんが…

そういや、１はまだここ見てる？
ＤＶＤはもう買ってみましたか？

質問すいません。
キートンがギャグ提供した作品や、キートンのギャグをオマージュした作品の一覧ってあるんでしょうか?

連投ｽﾏｿ…さっき見つけたものです。

ジョニー・デップの会社、ロスコー・アーバックルの伝記映画製作へ（8月24日）
　
　ttp://www.deppimpact.com/archive04_3rd.html

へー！じゃ、出るよね、キートンもメーベルも・・・。

>>146
ほ、ほんと！？

ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!

デップがアーバックル役やるんじゃないんだね。そりゃむりだ。

彼ならやるかも。

↑「Slapsticks」でアーバックル役やった古田新太みたいに肉襦袢つけてやるのか？ｲﾔｰｿ

そうそう、バリバリの肉襦袢で…なんでや！

いやあ、相手はハリウッドだからね。特殊効果でなんでもやるかも
…なんてね〜。やったらすごいですよね。

記事には｢ゾニー・デプ自身がやるのではない｣って書いてあったよーな

Depp says he will not portray Arbuckle in the film, but will act as hands-on producer for the project.

なんだ。残念。デップは出ないのか。
“デップ役作りの為体重を100kgに！”
とかいう雑誌の見出しを考えてほくそ笑んでいたのに。
ウソウソ。

体重100kgのデップて…ｗ
しかし実際だれがやるんだろうね。そういういい感じのおデブさんはいたかな。
キートン役も気になる。デップじゃないし。

上のほうで「キートンプラス」とか買うって言ってた人は、もう届いた？
注文してから10日は過ぎているのに、まだ届かないよー
画像はきれいでしたか？

age

今調べたら、「10〜16日で届く」というのはどうやらアメリカ国内の話っぽい。
8月31日に注文したのに、なんで届くのが10月下旬なんだよお。
まだ発送すらされていなかったとは…ｼｮﾎﾞｰﾝ

「キートンの文化生活一週間」を見たあとではあらゆるキートン映画がぬるく感じてしまうほどだ

10〜16日というのは、発送してから到着するまでの日数だと思われ。
発送するまでの準備期間がかなりあるのであろう。

私も「キートンプラス」買わせて頂きました。
ベリーグッドなDVDでした。
その中に、以前私がつたないながらも紹介させていただいた
「サイレントエコーズ」の宣伝があって驚きました。
もし、この本を買おうか迷ってる方がいたら、
まず「キートンプラス」を買うべし。あの本の美味しいと思われる
部分のほとんどが映像で見れます。
それと「巴里のアメリカ人」見てくれた人、ありがとう〜
でも、今調べ中なんですが、あれの“キートン関与”は怪しいかも。
自分で言い出しておいてゴメンナサイ。

>>160
おおそういうことだったのか。ありがとう

>>161
キートンプラスはすごくお得なんだね。あと1ヶ月待つ甲斐があるよ。

同じように、何か月か先にしか荷物が届かないと
配送状況に書いてあったので、余裕で住所変更を
しようとしたら、既に配送済みで、住所変更は却下されてしまった
ということがあります。143さん元気を出してね！

>>163
ありがとー！　
じゃあもう少し早く届くのかな。それ聞いて安心しました。
アマゾンドットコムは初めてだったもんで、今回はいろいろ勉強になりますた。

保守
そろそろネタ切れ？

キートンはチャップリンにくらべ、
けっこう考えオチのシャレたギャグが多いところが好き。
映像ジョークとかね。ラストも決してハッピーエンドじゃないものも多いけど、
どこか黒い笑いが貼りついていて、ニヤニヤさせてくれる。
そのへんのハイカラぶりが、かえって若い世代に理解させづらいのかもしれんが。

＞１６５
ネタを一つ。
「キートンの警官騒動」数あるキートン映画の中でも一番ブラックで悲しい
作品。ラストに登場する墓石に涙、涙・・・・
後「キートンの白昼夢（成功成功）」、ダニーケイの「虹を掴む男」のオリジ
ナルらしい（児玉先生著・「リメイク映画への招待」より）んだけど、自分は
二つとも見たんだけど、あまりリメイク、オリジナルと言う感じがしなかった。

あやふやな質問を一つします。トムダーディスの評伝に載ってると思ってたんだけど
今見たら載ってないので、図書館で読んだ本の何かに載ってたようで、
文章を引用出来ないのですが、「キートンの麦酒王」の解説か何かで、
MGMが後にMGMの作品一覧のような本を出して、その中に「キートンの麦酒王」
について“Was sorry!ナンジャカンジャ…Swan song ドウジャコウジャ…”
という事を書いたらしいのですが、その本にはその文章の翻訳は無く、
MGMがキートンに謝ってるのか、キートンの働きに対して残念だと言ってるのか
分からなかったのですが、誰かこれの意味を知ってる人いますか？…って
こんなんで分るか！って？ゴメ〜ン

>>166
21の一応は若い世代なんですが、大ファンです。

こないだ「大学生」をかりた。
初めてのキートン映画！！
期待通り、おもしろかったわ！
あの無表情での努力に痺れた〜
さぁ〜て、次はどの作品をみようか悩み中

>>167
「虹を掴む男」ご覧になったんですか。いいなー。
いつも古い映画を探すのに苦労してます。
図書館によっては充実してる所もあるけど、大抵そこの住民じゃないと鑑賞できないし。
ＢＳでたまにサイレント映画をやってると、今後一生見られない気がして食い入るように見てます。

>>168
それ見覚えある…本の題名忘れたけど。（ｽﾏｿ）
わたしもsorryの意味が分かりませんでした。「残念ながら」みたいな意味かな？
見つけたら報告します。

LE ROI DES CHAMPS-ELYSEESが見てみたい。
キートンは最後に一体どんな微笑みをしてフランス人から
ブーイングをもらったんだろうか？

どこかのサイトにキートンの笑顔だけわざわざ集めたコーナーがあったぞ。
爆弾成金ものってた。

エ？ホント？それは日本のサイト？

海外だよ。
あと、ブーイングには別の話もあって、
ＭＧＭがキートンに、映画のラストで笑うようにいうと、キートンが「じゃあ２パターン作りましょう」
試写会の客はやっぱり笑うラストの方をいやがった、という話をエレノア夫人が語っている。
もちろんフランス人だっていやがっただろうけど。

情報ありがとう。ありました！
思っていたよりも自然な笑顔でホッとしました。
175さんの話を聞くと、ますますこの映画、一度見てみたい気がするなあ。

http://Slapstick-Comedy.com/home.html

その「笑顔」のあったサイトが（多分見た事ある人多いと思うけど）
ちょっといいなと思ったのでご紹介しておきます。

爆弾成金、gooであらすじ読んだけど、キートンが一人二役をやるんだね。
ちょっと見てみたいかも。

大阪の“維新派キートン”見に行く人いますか？

維新派キートンってなんや！？と思ってぐぐったら、
劇団「維新派」が上演する「キートン」ってタイトルの劇か！
内容が激しく気になるけど、大阪遠すぎ。
ビデオ出ないかな。
行った人はおおまかな内容説明よろ。

日本の明治維新の真っ只中に迷い込むキートンを想像した

そういえば今日はキートンの誕生日だった！　よってあげ
おめでとー！

しらなかった、おめでとーう！

あう！4日過ぎちゃったけどキートンに乾杯！

ありゃ、もう５日だけど、キートンおめでとう！
ちなみに、ルディ・ブレッシュの評伝「キートン」には、
キートンのお母さんが息子に「今日は何の日か覚えてる？」と言って、
22本のろうそくが立ったバースデーケーキをもってくる場面があります。

ひー、６日になっちゃったけど、ジョセフ・フランシス、おめでとう！
出席とってるみたいでちょっと楽しい。でも遅れてごめんねキートン。

維新派スレﾊｹｰﾝ

ttp://hobby5.2ch.net/test/read.cgi/drama/1026280229/l50

台風のため、昨日（初日）・今日は中止！！　ガーン

「蒸気船」でうっかり落としてしまった浮き輪が沈んでくところで大笑いしました。
なんてことを思いつくんだろう、というかそんなのをギャグで使うなんて．．．

>>187
ベルトルッチの「ラストタンゴ・イン・パリ」も見てみよう！

ああ、あと「船出」もだな

維新派「キートン」のＤＶＤは12月24日に出るみたい

今日の３時からＢＳ２で放映
「ゴルフ狂」「化物屋敷」「船出」

アメリカ版のドッキリカメラに出てたキートンが面白かったなぁ。７０年代か。
カウンターで食事しながら入れ歯スープに落としたり、ナプキンをベチャベチャにしたり、
しまいにはカツラがスープに浸っちゃって……。それで隣に座ってる人の反応を面白がるってヤツ。
ああ、もう一度見たいなぁ。

キートン映画を何本か観て気づいたんだが。いまや、ＴＶで凝ったコントを見ることも少な
くなったが、かつてのＴＶ番組のコント・ギャグは、キートン・チャップリン・ロイド・マルクス、、、

往年のアメリカ映画のアクションギャグ全般から相当にパクってるね。芸人たちが板の上からＴＶに
持ち込んだのか、当時の放送作家・ディレクターの趣味なのかはわからないが。

家庭用ＶＴＲはまだ余り普及していなかった時代だが、当然、局には業務用のＶＴＲはある訳だし、
１６mmも探せば手に入るしで、向こうの映画・ＴＶ番組をパクりまくっていたのだろうな。
今はＴＶも崩れてデタラメになったけど、ショー番組の構成から何から、恐らくは
すべてアメリカから輸入して作ってたんだろうな、日本は。

戦前から、エノケンが舞台・映画でエディ・カンターをコピーしたりもしてたらしいからね。
ＰＣＬミュージカルとかでも、そういう翻案は平気でやってたらしいし。

維新派感想待ちage

>>194
IDがSFX。スタントなしの決死の演技のキートンにSFXは似つかわしくないかもですが。
えーとこんにちは、特にキートンファンというわけではありませんが、維新派好きの者です。
誰も書いてないみたいなので感想書いてみます。

このスレの住人さんは維新派をあまりご存知ないかもですが、
大阪を拠点にすごい野外劇を作り続けている劇団です。
（と言っても、大抵の人が思い浮かべる「演劇」とは異質）

今回はサイレント映画がモチーフなので、セリフが一切ありませんでした。
（ヂャンヂャン語はあるけど、ストーリー展開のためのセリフはゼロ。
　ヂャンヂャン語というのは維新派の表現様式の一つで、ケチャやラップみたいなもの）
一応、ワタルという少年が雨宿りに駆け込んだ映画館で銀幕の中へ飛び込み、
キートンの映画にまつわる様々なシチュエーションに巻き込まれる、
というのがストーリーらしきものです。

全体を通して、キートンへのオマージュに溢れていました。
先述したとおり、私はあまりキートンには詳しくないのですが、
・花嫁の大群が花束を持って追っかけてくる
・斜面から大量の岩が降ってくる
・家の壁が倒れるのだが、人はうまく隙間におさまって無事
・インディアンたちと食事
・暴走機関車に追っかけられる
というあたりは映画が元ネタってことでいいですよね？
他にも元ネタありと思われるシチュエーションがたくさんありましたが、
私には気付けなかったものも多くあるはずです。
このスレの方なら、きっと興奮しっぱなしなんじゃないかな。
横に付いて講釈していただきたい気分ですw

周辺情報。

維新派の公演には、屋台村と言って、食べ物等の屋台がずらっと並んだり、
焚火を囲んでライブを聴いたりできる空間が付きものなのですが、
今回は無声映画の上映会もあります。
「キートンの恋愛三代記　現代編」という３分の作品と、
チャップリンや大河内伝傳次郎などの５本立てをやってました。
弁士さんが映写機を手回しして蓄音機で音を奏でながら見せてくれます。
私が先日行ったときは、時間がなくて５本立ての方だけしか観られませんでしたが、
もう１度観に行く予定なので、そのときこそキートンの映画を観るつもり。

あと、今回の公演を記念して、
大阪西九条（USJの近くです）の映画館「シネヌーヴォ」で、
キートン傑作選やってます。レイトショーですけど……。
ttp://terra.zone.ne.jp/cinenouveau/ki-ton/kiton.htm

以上、長レスすんませんでした。
今月27日までやってますんで、興味のある方は是非足を運んでみて下さい。
（思わず宣伝しちまいましたが、私は劇団関係者とかじゃないっスw）
注意→防寒はしっかりしないと凍え死にますよ。
ttp://www.ishinha.com/

ごめん。
>>197　×大河内伝傳次郎→○大河内傳次郎

おおすごい！　貴重な情報をいっぱい、ありがとうございます！
維新派ＨＰものぞいてみました。
知らない頃は「なぜ今キートン？」だったのですが、この劇団にぴったりな素材だったんですね。
すごく行きたいけど遠すぎる…
ドキュメンタリー番組も見られなかったし、もうＤＶＤを買うしかない！
隣町の図書館に別の作品のＤＶＤ（「カンカラ」だったかな）が置いてありましたので、
さっそく維新派の雰囲気を味わってみることにします。

維新派「キートン」、初日は壁が倒れてくるシーンなかったんですよ・・
あのセット見たとき絶対倒れてくる！と思ってたのになかったからおかしいと思ってたのですがやっぱり・・
バイクに追突されそのまま運ばれていってしまったり、オマージュは他にもたくさんあったと思いますが、今回の作品は「探偵学入門」がベースになっているようです。
冒頭、完全再現シーンがありますが初日は失敗していて残念でした。
手回し上映は「恋愛三大記」現代編から２分程度のダイジェスト。画質も相当悪いので、雰囲気を楽しむと割り切ったほうがいいです。
キートン役の役者さんはアクロバティックな動きこそないものの、かなり仕草などの研究をされているようです。

維新派スレに来てくれた人ありがとう。
２度目の観劇予定日が雨の予報でちょっと困っている195です。

>>201
壁が倒れてくるシーンは、私も周りの観客も思わず息を飲みました。
本当にピンポイントで倒れてきたので凄かったです。
初日に倒れなかったのは、大道具の不具合か、役者の立ち位置が悪かったのか……。
他にも色々NGがあったようです（最前列の人が岩の直撃を受けるハメになった等）
冒頭の完全再現シーンってどこのことだろう。
やっぱりキートンの映画をよく知ってる人が観ると視点が違いますね。
キートン役というのは、でっかいトランク持って帽子をかぶってた役者さんでOK？

で、今回の維新派をきっかけとして、色々とキートンの情報を仕入れるうち、
キートンについてものすごく興味が湧いてきたのですが、
そんな初心者に「これ観ろ！」みたいなアドバイスあります？
>>197で書いたシネヌーヴォにも行きたいんですが、行けないかも……。
今回の劇つながりで、>>201さんのおっしゃってる「探偵学入門」は楽しめそうかな。
あと、個人的に花嫁が印象深かったので、セブンチャンスに興味あります。
どなたか、この初心者をキートンの道に引きずり込んで下さいw

喜んで引きずり込みますｗ
…でも私、こういうアドバイスとか説明って苦手なので、
以下は一ファンのたわごととして読んでやって下さいませ。
（誰か上手に語れる人の登場を願う）


キートンは「無表情」で有名。といっても単に笑わないだけなのですが。
そして、その身体能力で有名。実によく走ります。キートン映画を「映画が走る」と言った人がいます。
ほとんどスタンドなしで、川を流されたりビルから落ちたり、危険な事をどんどんやります。
「探偵学入門」の落下シーンでは首を骨折しています！（ひどい頭痛の中撮影続行）
「蒸気船」の壁倒壊シーンではあと数センチずれていたら確実に圧死でした。
「セブンチャンス」ではどんどん走って走りまくって、その勢いのまま崖を転がっていきます。
私はそれを淡々と追う映像にしばらく笑いが止まらなくなりました。
同時に、無人境をひた走るキートンの映像って、ものすごく綺麗です。
キートンのギャグは緻密に計算されたものが多く、
さりげない可愛らしいギャグが続くうちに次第にとんでもない状況になっていくのが楽しいです。

キートン作品を置いているビデオ屋はあまりないかもしれません。
何か見つけたらとりあえず借りてみましょう。
長編の中でも最高傑作といわれているのは「キートン将軍」（別題「キートンの大列車強盗」）。
南北戦争の頃の機関士の活躍。線路を往復するだけなのにたまらなく面白い！
短編では「文化生活一週間」（「キートンのマイホーム」）かな。
キートンの公開第一作ですが、早くも暴風雨や機関車が登場。
家の玄関が二階にあります。家がまるごと回転します。オチもいい。

笑いだけをひたすら追求した一途なキートンの世界をぜひ、ご堪能下さい！！


ああ、やっぱりおかしいところがあるかも…分かりにくかったらごめんなさい。

がーん、スタンド→スタントね

維新派スレから来ました、初日に岩の直撃を受けた最前列の人です。
あと数日観にいくので、ぜひキートン映画を観にいきたいと思い、
近所のデカいtutayaに行ったんですが、見つかりませんでした。
ジャンルで言えば「コメデイ」になるのかなーと思って探したんですが・・。
204さんの説明で大分感じはわかったんですが、
やっぱりそのへんのビデオ屋にはないんですね。残念・・・。
シネヌーヴォに観にいく時間もないしなぁ。

岩石直撃、お怪我はありませんでしたか？（ちょっとだけうらやましい…）

私も市内中探し回ってようやく２作品ゲット、あとはもうセットを注文して買いました。
お近くのビデオショップや図書館になければ、もう買うしかないでしょうね。
日本の会社からは一応、デビュー作品からトーキー時代に入ってしばらくの作品までが全て出ています。
（ＩＶＣやジュネス企画など。トーキー以後の作品はほとんどが廃盤と思いますが）
アマゾンやヤフオクでも個々の作品のビデオやＤＶＤがいろいろ出品されています。
最高傑作とされる「キートン将軍」は、おそらく来年以降、
久石譲さんが曲をつけた最新のデジタル修復版が日本でも発売されると思います。
また、短編だけなら、同じくデジタル処理された『バスター・キートン短篇全集』がおすすめ。

なんとか次の観劇までに「探偵学入門」や「セブン・チャンス」だけでも見られるといいですね。

２度目の観劇予定が台風で中止になった195です･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･

なるほどなるほど、>>204さんありがとう。
正直、維新派がキートンやるって聞いたときはびっくりしたんですよ。
キートンについては、三大喜劇王の一人ってことくらいしか知らなかったから、
「えええええーーー、維新派が喜劇ーーー!?!?!?」みたいなw
でもこうやって色々知るうちに、キートンだからこそだったんだなと分かりました。
無人境をひた走る美しさ、緻密に計算された演出。すごく納得。

近所のレンタル屋は最近のヒット作しか置いてないような店ばっかりなので、
時間を見つけてキートン探索の旅に出かけることにします(*´∀｀*)
IVCから出てるDVDも探してみよう。
淀川さんの名画選は何枚か持ってるのにキートンは今までノーチェックだったよ……。

>>201
このスレ最初からじっくり読んで分かりました。
冒頭の「完全再現シーン」って、映画の中に入っていくところのことだね。

大阪在住の維新派スレからいらっしゃった方々〜！
梅田近辺なら堂山のツタヤ。（クラッシックのコーナー）
南の方なら、大阪市立中央図書館にわりとキートン映画の
ビデオを置いてますので是非一度見て下さい。
維新派好きの方達なら、多分キートンの映画の世界も気に入ってもらえると
思います！、

レスありがとうございます。
そっか探したらあるんですね！
ぜひ教えていただいたところにて
探してみようと思います。
今日も維新派いきます。防寒ばっちり。

あ、そうそうこっちは行ったこと無いのですが、
キートン映画は大阪府立中央図書館にもあるはずです。

昔、キートン作品が見たくていろんな図書館を検索したけど、あそこは確かに多いね。
大阪府在住じゃなくても見られるのかな。

う〜ん。どうだろう。長い事大阪人をやってるのでわからないけど、
取り寄せは不可みたいです。

第１７回東京国際映画祭＋Bunkamura共催企画“夜空ノシタノ、シネライブ”
（bunkamura内ドゥ　マゴ　パリ）
１０/２３〜２９日までキートン作品６作を日替わり上映していますよ（ピアノ伴奏付き）。
昨晩はキートン将軍でした。
野外なのでちょっと寒かったけど面白かったです。

へえ、東西でキートンか！
でもどっちも遠くて行けない　orz

新潟のキートンファン！大丈夫か〜！！

新潟の被災者の方々が一日でも早く元の暮らしに戻れるようお祈り申し上げます。
何もできないのが心苦しい。せめて義捐金だけでも…

「キートンプラス」が届いたので鑑賞。
テレビでコメディやってる初老のキートンもなかなかかわいい。
やってることはほんとベタなんだけど、もう少し見てみたい。
奥さんとの共演シーンもなんかほほえましいというか。
「外套」の俳優としての演技もよかった。
この芝居でも笑わない顔のままなのだけど、
顔も演技もドラマの雰囲気にぴったりだったと思う。
セリフの言い回しも自然だし。
何言ってたのかほとんど分からなかったけど。
偽善的な権力者を糾弾する話？
原作を読んでみるか。
他にも見所満載！
自分としては、女優（ルイーズ・ドレッサー？）との再会シーンでの
キートンのほほえみが一番素晴らしかった。
そんなわけで、このＤＶＤを紹介してくれた85氏に改めて感謝。

うゎ、久しぶりにここに来てみたら感謝されてる。。。
２ちゃんでひとに感謝の言葉いってもらえるなんて。。。(*ノД`)ウァァン

さっきチャップリンスレにもカキコしてきたんだけど、
このふたつのスレの人たちはホントいいひと多くて感激。

ちなみに、私は日本でかえるアメリカのDVDサイトを紹介してくれた
113氏に感謝してまつ

維新派最終日age

オマージュたっぷりで楽しいです。当日券も出てるので是非。

そうか、維新派もう終わったのか。ＤＶＤが出たら買おう。
出演者・スタッフの皆様お疲れ様でした。

自分もDVD待ち

前にNHKで放送された「ハードラック」に、幻のシーンと言われていたラストがちゃんと入っていて、
テレビの前でのたうちまわった事があります。あれは衝撃やった・・・。
本とかには、もうフィルムは存在しないと書かれていて、ビデオもラストなしの状態だったから、
もうしょうがないのか、と思っていたので、あれは嬉しかったなぁ・・・(泣。
探せばあるもんなんですな。ロスコー・アーバックルの、焼き捨てられた作品とかも、どこかにまだ
あったりするのかもしれない。
ミテー。と言うか、アーバックルの映画も観たいのう・・。アル・セント・ジョンのおっさんが
すごい好きじゃ。

>>222
このDVDならラスト入ってるらしいよ。
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000AZSKZ/
財政上の都合により(笑)、見たいけど未見なんだけどね。

↑の「おかしな肉屋」（キートンのデビュー作）ではアルが女装してるよw
「おかしな肉屋」から「自動車屋」までのほとんどの作品が収録されてる。
（「デブ君の勇士」だけまだ見つかっていない）
現存せずとされていた「デブのコック」がヨーロッパで見つかったのは98年の事。
他の作品たちも何とかこれから見つかったらいいねえ。

めちゃめちゃ遅レスですが…今日読んでいた本に、
>168さんの内容が載ってました。
タイトルは「バスター・キートン100th」著者は児玉数夫氏。
1995年、あっぷる出版社という所から発行されています。
但し「作品紹介は、前書『キートン！キートン！！キートン！！！』
よりの再録である」と注意書きがあるので、
168さんがご覧になったのはそっちかもしれません。

「キートンの麦酒王」の紹介の最後の部分を抜粋すると、
『MGM映画の社史を全作品で綴った大著『MGM』は、この映画の紹介の書き出しを
Was Sorry MGM Swansong for Buster Keaton―としている。
バスターは、レオ（MGMの商標、ライオンの名前）と別れる。』
と書いてあります。…高校時代、英語2だったんだよねぇ。
私も意味気になります。誰か訳せる方がいらしたらお願いしたいです。

連投すいません。
ちょっと前に書きこまれていた方と同様、
私も「維新派」の予習の為にキートンを見て、どっぷりハマってしまったクチです。
可愛くて格好良くて才気溢れるキートンにもうメロメロです。
とりあえず、皆さんがお勧めされている「短編全集」を購入したのですが、
サイレント時代の長編が全て入っているDVDボックスのようなものは発売されていないのでしょうか？
「傑作集」には5作品が収録されているようですが、
それ以外の長編はバラのDVDを購入するしかないですか？
聞いてばっかりですみません。
キートンのことを何も知らなかった新参者には、このスレは本当にありがたいです。

わあ〜。すご〜い。Was Sorry …見つけてくれたんだ。ありがとう〜
物凄く思わせぶりな書き方のように思いますよね？
意味がとても気になるのです。

キートンの長編はDVD化されてないのもあるので、
全て入ったボックスは残念ながら今の所ありません。

「維新派」も良いと思うけどど、キートンも好きになってくれて嬉しいなあ

>>226
アメリカ製でもいいならこういう物がある
http://www.kino.com/video/item.php?product_id=597

私も英語は得意じゃないけど、
主語である「キートンの麦酒王」が文頭に省略されていると考えて、
「sorry」は「残念ながら」で「swansong」は「最後の作品」、
「for」は「〜のために」だと意味が通じないから「〜にとって」かな？
"What! No Beer?" was sorry MGM swansong for Buster Keaton.
「この作品「キートンの麦酒王」は、
　残念ながらキートンにとってMGM最後の作品となった」
たぶんこんな感じ。
英語の得意な人のツッコミよろしく。

皆さんありがとうございます！
228さんのDVDボックス、とてもいいですね！ジャケットもいい！
ところで、調べてみるとこのDVDはリージョン1とのことですが、
リージョン2の日本のプレーヤーでの再生には問題ないのでしょうか？
重ね重ね、質問ばかりですみません。

俺も詳しくはないけど…
プレーヤーでの再生は無理だけど、
パソコンでならリージョンは関係なく見られると聞いた事があるよ。

>>225

以前KEATON PLUS というDVDを紹介させていただいたものです。
228さんのキートン作品集、わたしも持っています。わたしはバラで買いましたが。

とにかく、日本の普通のプレーヤーでみられるはずですよ。
リージョン１となっていても、なぜかサイレント時代の映画には
視聴可能な製品が多いという印象があります。

日本のメーカーからもキートンの長篇は出ているが、
わたしなら字幕の問題（あと値段）をさしひいても絶対アメリカ製をえらびますね！

画質はデジタル修復、最も状態のいいプリント、伴奏もサイレント映画の
伴奏のプロを起用しています。

以前にも同じこと書いたので、気はひけるのですが。。。

まあ、とにかく画質がきれい！日本のメーカーから出してる製品は
ありゃビデオテープよりひどいのです。参考までに。

231さん、232さんありがとうございます。
英語のフォームでネット注文するのは怖いので（というか無理）、
さっそく最寄りのお店で注文してみようと思います。
以前に話題になっていたKEATON PLUSも付いてるんですね！
届くのに何ヶ月かかるか分かりませんが、楽しみに待ちたいと思います。

ところで、先日淀川長治氏によるセブン・チャンスの解説を読んでいて
「不細工なキートンが大勢の花嫁に追いかけられるという倒錯が面白い」
というような内容に驚きました。
私にはものすごいハンサムに見えるんですが、
この時代のアメリカ的には不細工だったんでしょうかね。

>>232
>まあ、とにかく画質がきれい！日本のメーカーから出してる製品は
>ありゃビデオテープよりひどいのです。参考までに。

短編集の日本盤の画質はどう思われますか？
よかったら教えてください

おじゃまします、維新派ファンの者です。
先日観劇した維新派の「キートン」の中で、小道具として
４桁の数字が書かれた三角形の旗（昔の観光地によくあったペナントみたいな感じ）
が用いられていたのですが、
これはバスター・キートンの映画に元ネタのあるものなのでしょうか。
ググっても分からず、これだけが謎のままで気になっています。
ご存知の方がおられましたら作品名等教えて下さると嬉しいです。

うーん、旗が出てくるキートン映画って「海底王キートン」ぐらいしか浮かばない。
何かあったかな…？

淀川先生にとってはキートンはずっと不細工だったみたいね。（顔だけじゃなくて役柄全体が）
キートン映画を「コンプレックスを持った男が最後にやり遂げる」と説明していたし。
そういえば大正時代のキネ旬にも、
「キートンは自分が色気に乏しいのだからもっと美人の女優を使わないといけない」
って書いてた人がいたなあ。
でも同時代の女優ルイーズ・ブルックスにとっては、キートンは最高の美男だったらしいし。
たぶん当時でもキートンはいい顔だったとは思うけどどうだろ。

>>234
パイオニアからでているボックスのことですか？

それはわりあいいいと思うよ。まあ、作品によりバラツキがありますが。

キノの長篇DVDにも大体の代表的な短編はついています。
画質は。。。どっちがとりわけ良かったという印象はないんです。

ただ、パイオニアの方はデブ君主演作品、キートン助演の作品がついています！
10作ぐらいありますね

質問ですが、
キートン出演作にはキートンが監督に携わっている作品とそうでない作品があります。
彼が監督していない作品で私が見たものといえば「キートンのカメラマン」と
トーキー作（タイトルは失念）一本だけなのですが、少なくとも「キートンのカメラマン」の方は
キートン監督作品と同じように感激した記憶があります。
これはエドワード・セジウィックという監督の仕事が素晴らしいのか、
監督を名乗らずとも現場にいるキートンが助言しているのかどちらでしょうか？
もちろん「キートンのカメラマン」が傑作であるという前提での話ですので、ここがすでに
間違っているのならご指摘くださいｗ（あまり自信ないので）

あと、大まかに見てキートン監督作とそうでない作品で何かしら違いが分かる方いらしましたら
そこらへんもお願いします。

エドワード・セジウィックはキートンとはウマが合ったらしいですよ。
『キートンのカメラマン』と『キートンの結婚狂』は、
サイレントのキートンの魅力をＭＧＭのシステムが上手く救い取った傑作、
とは思うのだけど、全体に上出来すぎて、キートンプロの長篇のような悪夢なイメージに乏しい、
という印象がありましたね。なんかハロルド・ロイドの長篇喜劇ソックリで。
『キートンのエキストラ』以降のトーキーものになると、
ＭＧＭは完全にキートンという素材を読み違えたシナリオを用意したし、
キートン本人も私生活のトラブルから酒に溺れ、天才の勘が曇っていたような。

『キートンの探偵学入門』や『西部成金』ではロスコー・アーバックルが演出に関わっていたらしいし、
『カレッジ・ライフ』や『蒸気船』はキートン監督ではないが、実質彼が演出したようなもの、
という話もある。とにかく、キートンが仲間と楽しく作った一連の作品には、
完成度以前に、キートン独自の強烈なギャグイメージ、個性が匂ってくるものばかり。
それがＭＧＭに入ると脱臭されてしまった印象なんだよなぁ。

はじめまして。最近キートンファンになりました。今日は「カメラマン」
をＤＶＤで見ました。
よくこんなアホな、いや素晴らしい話を書くものですね。サルと道連れに
なるエピソードもとっても自然でw
そしてキートンが走る！走る！速い！！キートンカッコイイ！！

一方「エキストラ｣はあんまり面白くなかった。だってキートンが可哀想だもんっ。
ダンスもすごい上手だけどさ。渋くていい声だけどさ。

このひと、凍ったマスクを持っているわりには、友達とつるんでバカ騒ぎするの好きですよね。
ほんと変わったひとだな〜と思う。
自伝読んでると、かなりあっけらかんとした、ゆかいなおっさんとしか思えん(藁

キートン、チャップリン、エノケンなんかを集めて
大運動会をさせてみたい。にしきのあきらなんて目じゃ
ないだろね。

淀川さんがキートンの話をする時によくおっしゃってたエピソードなんだけど、
ご飯の途中に隣の子供が「おじさん、野球しよう」と誘いに来ると、
食べるの中断して、野球に付き合うような人だったらしいね。
キートン、めちゃめちゃいい人や……。

ところで、ここで紹介されているキートンのポスターが、
なかなかハイカラでかっこいい！
ttp://python-airways.tea-nifty.com/top/2004/03/post_3.html

>>239　脱臭は言い得て妙だね。

>>243　色使いがかっこいい！！　下のロイドもいいねえ。
ロシアといえば、30年代の喜劇映画で、
冒頭に三大喜劇王の似顔絵（？）が登場するものがあるらしい。
ロシアでも３人は人気者だったんだなあ。
タイトルは「陽気な連中」だったと思うけど、見たことある人いますか？

>>239
なるほど、MGM入社が一つの転機になっていたようですね。
キートンの経歴をよく知らなかったもので、勉強になりました。
ありがとうございます。

キートンの自伝が出版されてるので、一度読んでみませんか？
面白いよ

>>246
ありがとうございます。
ただ私の場合、自伝の前にもう少し作品を見た方が良いですね。
なんせまだ長編を６、７本とBS放送で短編を２、３摘んだ程度ですから・・・

しかし、チャップリンに較べてキートンの作品はビデオ屋に置いてないですねー。
ロイドよりはマシですが。

スレ立て主です。
半ば立て逃げしてすいません・・・。みなさんのレス見てると、自分のペーペーさに落ち込みますよ。
あれから作品もろくに観れてないし、自分の中のキートンブームが下火になってたし・・・。
何か作品を観たら書き込みます。

１さん久しぶり。落ち込まんでいいよ。
スレ立ててくれてありがと。またゆっくり語っておくれ。

1さんへ。私も感謝してます。周囲にキートン好きなんて（知ってる人さえ）
いないのでこうしてみなさんと意見の交換の出来る場を作っていただき
どうもありがとう。

今日はツタヤの半額クーポンデー。
ほとんど私しか借りる人のいなかったキートンのコーナーに空きが5本も！
なんだかうれしいワ。これは“維新派”効果にちがいない！
キートンファンがもっと増える事を祈る！

お返事遅れました、すみません。
>>236さん、ありがとうございました。
海底王はまだ見ていないので、探してみます。
旗は劇中でわりと重要っぽい雰囲気だったのですが、謎の存在でしたので気になっていたのです。

キートン、素敵ですね。
今までコメディは苦手だと思ってたんですが、
維新派をきっかけにキートンの面白さを知ることができて感激してます。
最近のいわゆる恋愛コメディなんかに食傷してたので、本当に嬉しい。
これからもほそぼそとキートン探索を続けていきたいと思います。

235さんへ
旗の数字は何だったのでしょうか？

おぉ、閉じる前にリロードしたらレスが。

>>252
色々な数字があったと思うのですが（たくさんの人が旗を持って歩くシーンがあったので）
キートンが持っていたのは「9999」でした。

キートンが持っているシーンでは、
布の部分だけ最初からキートンが上着のポケットに入れていて、
ワタル（主役の少年）たちが棒にくくりつけて旗にして、
それをキートンが掲げる、みたいな流れだったのですが……。

「カメラマン」のオフィスのシーン。キートンがカメラ持参で
来るたびに、帰りにドアのガラスを割りますね。昨日見たら
最後にオフィスに来たシーンでは、割れないように網で補強して
あるんですねw　何気に笑えました。

“維新派”見に行った者です。
あの三角の旗は“維新派”ファンになら分るのかな？と思ってました。
海底王の旗は四角だし、数字より柄に意味があるので、あの旗は、
キートン映画を元ネタとしているとは思わなかった。
それと、英語がズラ〜っと出て来ましたよね？かろうじてKEATONは
分かったのですが、他は何のメッセージだったんでしょうか？

>>255
レスありがとうございます。
維新派のこれまでの作品には、多分あんな旗は出てないと思います。
だからキートンのオマージュだと思っていたのですが、
関係なかったのかなぁ。謎が深まってしまった……。
海底王は、あらすじ面白そうなので、これからも探すつもりです。

アルファベットが舞うシーンは、
WARSON……という並びだったので、新聞の戦争記事と合わせて、
「Wars on 〜」という意味だと思って観てました←まぁ私の勝手な解釈ですが。
ONのあとは意味のある単語ではなかったと思うのですが、
文字の並びはいつも同じでしたね（私が観た回では毎回同じだったと思う）

セブンチャンスすごかったです。あの迫力、大きなスクリーンで観たかったなぁ。
シネヌーヴォに行けなかったことをホントに後悔しました……。
ところでこれ、初公開時は「キートンの栃麺棒」っていう邦題だったんですね。
今まで栃麺棒という言葉を知らなかったので、
一瞬、キートンがラーメン職人やってるところを妄想してしまったorz
（うどんでもそばでもいいけど……）

ラーメン職人のキートン、ｲｲ!
短編「キートンの華麗なる一族（キートン半殺し）」では、キートンがキャンディー職人をやってますよ。
栃麺棒って「とちる」の語源らしくて、うろたえあわてるさま、あわて者という意味。
栃の実を挽いて作る栃麺は、生地がすぐ固まってしまうので手早く麺棒（栃麺専用の栃麺棒？）で伸ばさないといけない、
その急ぐさまから作られた言葉らしいです。
たしかに、花嫁や岩石の大群からはあわてて逃げないといけない…

で、何人かの人が「奥さん」という意味もあると書いている。でも辞書には載ってない。
たしかに料理の道具ではあるけど、栃麺限定なのかと思っててちょっとイメージが湧かなかった。
↓このページの写真を見てすごく納得。（もうちょっと探したらきれいな写真があると思うけど）

ttp://www.geocities.com/~oldbrit/bkmpint.htm

たぶん結婚した頃のナタリーとバスターのキートン夫妻。ナタリーの手に麺棒が！
麺棒そのものが奥さんの象徴になるのね。
「セブン・チャンス」が嫁取り物語で、花嫁の大群が全員奥さん候補であることを考えると、うまい掛け言葉なわけね。

しかし、２人のその後を思うとこの写真笑えん…

栃麺棒という邦題を知ったサイトに「妻の意味」と書いてあって、
語源は何だろうと思って辞書を引いたら、妻のことなんか全然書いてなかったので
ちょっと頭が混乱していたのですが、やっと納得できました。
とちるの語源ってのは知らなかったので勉強になった！　257さんありがとう。

写真ﾜﾛﾀ……いや、笑えないんだけど、でもﾜﾛﾀ。

とちめん坊だと思ってた‥‥

≫２２２
ロスコー・アーバックル



悲劇の喜劇俳優ですね。「デブ君」の愛称で、キートン、ロイド、チャップリン
以上の人気者だったのに、バージニア・メイヨをベッド上で悶死させてしまった
為に、「醜いデブの人殺し」の烙印を押されてしまいました。
因みにキートンは、彼の裁判を見ていたとか。

まあ何が起こったかはいろんな説があるけどねえ。　（女性の名字はラップね）

ジョニー・デップの会社が作るらしい伝記映画では、当然事件も扱うんだろうけど、
どういう描き方をするのかな。
って、あれから話題にならないけど本当に作るつもりなのか？　すごく楽しみにしてるんだけど。
もう原作を買おうかな。読んだ人いる？

>>258

淀川長治先生のお言葉によると、
当時、夫婦ゲンカと言えば「妻が栃麺棒振り回しながら夫を追いかける」、
というイメージが行き渡っていたそうで、そこからつけられたものとか。

キートンスレがあったとは…。毎日のぞいてる板だったのに　orz
これまで３０本ほどキートン作品を観てきたけど、
どうもＭＧＭトーキー長編を観る機会というものに恵まれない。
「恋愛指南番」以外は未見…。
「歌劇王」「決闘狂」は大きなお店にあったような記憶もあるが
「麦酒王」なんて置いてあるお店があるのかと…　orz
「脱線水兵」「月ロケット」を鑑賞済みの方なんていますか？是非感想を…
あとＭＧＭから身の引いた後のElmer短編なんて、アメリカ人でも鑑賞は難しいのだろうか？
長文すまん。ちょっと興奮してしまった

東京近郊に在住だったら、新宿のツタヤに恋愛指南番と歌劇王と月ロケットはあった。
渋谷のツタヤはまた別のトーキー長編があったと思うけど何だったかな？
エキストラか何かだったと思うけど覚えてない。
月ロケットは、このスレのどこかに
「中年のキートンが見られるという以外特に見るべき所はないが云々」
みたいな書きこみがあったと思うよ。
自分は歌劇王を見たけど、やっぱりかなりキビシイものがあったな…。

ちょっと前（2002年？）に、アーバックルの事件やその頃のセネット周辺を描いた
その名も「SLAPSTICKS」というタイトルの舞台があったんだけど、
そこではアーバックルは全くの無実で、大会社がマスコミ等を利用して
「ビジネス」としてアーバックルを消していった、みたいになってた。
でも日本の舞台でやるのとアメリカで映画にするのとでは責任感というか重みが違うよな。

栃麺棒、自分の辞書だと「語源は『とちめん坊』」と書いてあった。
とちる人、あわて者を指して「あいつはとちめん坊だ」と言っていた、らしい。

ところで、こんなものが。
ttp://www.bounce.com/news/daily.php/4407/headlineclick
ジェフ・ミルズもキートンもそれぞれ好きだけど、キートンの映像に
「テクノ界の重鎮」と言われる硬派なミルズがどんな音を乗せるのかさっぱり想像つかん。
海底王や蒸気船ならまだしも、よりによってなんで恋愛三代記なんだ。
ちなみに、10月に行われた「sonarsound tokyo 2004」という
エレクトリックミュージックのイベントではミルズのBGMによる恋愛三代記が上映されたらしい。

ＭＫ２ってたしか久石譲に作曲を依頼して「キートン将軍」を出した会社だよね。
ジェフ・ミルズは知らなかった。

>>263
自分はアマゾンドットコムで「キートンプラス」というＤＶＤを買いましたが、
短編では「キートンの頓馬同盟」（34年）と「囮」（37年）が入っていますた。
ただ、別に主役がキートンじゃなくてもいいような内容…
「頓馬同盟」では火事場から女性を救い出し、「囮」では犯罪者集団に潜入して逮捕に協力（だったか？）みたいな内容で、
それなりに見せ場はあるんだけど、活気や霊感みたいなものが一切感じられない。
当時はほとんど雇われ役者状態だったんだろうな…

いっしょに「キートン・ライズ・アゲイン／レイル・ロッダー」も買いましたが、
これはおすすめです。スタッフと真剣に打ち合わせしたり談笑したり子供のファンに囲まれたり。
小さな車で線路をどこまでも進んでいくキートンの孤影は泣けてくる…

>>264
自分は都内在住なんで今度新宿ツタヤにでも逝こうと思います
「月ロケット」が置いてあるなんて…ちょっと感動ですなあ
既に「恋愛指南番」は鑑賞済みですが、面白いｱｸﾄがあるもののいまいちの出来…でしたね
>>265
「頓馬同名」「囮」…エデュケーションの奴ですか！
ＭＧＭ→エデュに移籍したんでしたっけ？おお…激しく観たいです。
情報ありがとう。

自分はＬＤで短編集を沢山鑑賞したクチなんですけど
「空中結婚」は楽しかったなぁ…ありゃ傑作だ。

>263
「月ロケット」見たことがありますが、
ファンの方にもお勧め出来ない内容です。
むしろ、全盛期のキートン作品を見慣れた目で見ると、本当にがっかりします。
「歌劇王」「決闘狂」も、鑑賞後寂しい気分になったのですが、
「月ロケット」はそれ以上に、ただドタバタしてるだけの作品で、
ほんの時々、キートンが見せる往年の技に「ああ、キートンだな」という感慨が
抱ける程度。
言い方が悪いのですが、やっつけ仕事という印象を受けました。

まあ、中年時代の動くキートンが見られる作品自体なかなかないので、
見て損はないと思いますが、見られない方でも、そうがっかりするような
作品ではないですよ。

たしか「トワイライトゾーン」はＤＶＤになってるんだよね。
キートン出演の回も入っているらしい。
日本で放映された当時は、柳家金語楼が弁士風にナレーションをつけたと聞いたんだけど、
今でも残ってるんだろうか？

「歌劇王」と「決死隊」は一度見てみたいと思ってたけど、
なんだか後悔するのが目に見えてそうだな‥‥

>268
DVD持っています。「昔はよかった物語」ですね。
TheTwilightZoneの10に収録されています。
今ざっと見直してみたんですが、たぶん当時の吹き替えそのままが入っていると
思います。吹き替えクレジットが流れなかったから「柳家金語楼」だとは断定
出来ませんが、落語家さんが弁士風に吹き替えてます。
物語自体は短いですが、楽しめるので（少なくとも「歌劇王」よりは）
機会があったら見てみてください。

おお、わざわざ見てくれてありがとう。これは買ってみる価値があるな。
まだ見ぬキートン作品ってけっこうあるもんだ。

「短篇全集」買ってみました。染色が綺麗！
全然見られないと思っていた助演時代の作品をたっぷり楽しむ事ができて感激。
アーバックル、アル・セント＝ジョン、キートンのトリオはいいなあ。

「アウトウエスト」の冷酷なキートンけっこう好き

http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1830745

↑10月発売のドイツのロックのＣＤらしいが、
絵柄を見る限りキートンとどう関係があるのか分からん。

ごめん、検索してみたら去年のフィンランドの作品らしい

20年ほど前に『Candy Time』とかいうアメリカのドッキリカメラ番組に
老キートンが出演していたのを見たことがある。
キートンが出ているくらいなので、カモを虐めて「やーい」って言う
下品な構成じゃないのね。カモの隣でキートンが変なことを真面目な顔でやって
笑いたくても笑えないカモの様子を隠し撮りするという趣向なの。
おそらくDVDとかでは出ないと思うので長いけど思い出しつつ採録。

食堂のカウンター。カモの女性の隣に老キートンが座ってモーニングセットを食べている。
仕立ての良いスーツに蝶ネクタイ、カンカン帽という出で立ち。
メニューはオレンジジュース、トースト、目玉焼きにソーセージ、コーヒー。
キートン、目玉焼きを食べようと半分に切って口に運ぼうとするが
フォークさばきを誤って膝の上に落としてしまう。
「あら」という感じでキートンを見やるカモ。
キートン、何食わぬ顔で皿の上に残る目玉焼きをフォークとナイフで持ち上げると
膝の上に落ちた目玉焼きの隣に並べて形を整えて、膝の上から口に運ぶ。
常識外の行動に目を丸くするカモ。

膝の上の目玉焼きを平らげたキートン、ソーセージを取り上げようとするが、また粗相。
オレンジジュースのコップの中にドボンと落としてしまう。吹き出しそうになるカモ。
キートン一瞬考え込むが、ジュースのコップを取り上げるとディッシュの上に
ジュースを空けてコップの中にフォークとナイフを差し込み、上品に二つに切って食べる。
カモ、笑うのを忘れてお口あんぐり。
そしてキートン、ナプキンで口を拭うとディッシュを持ち上げ、皿からジュースを飲む。
可笑しい行動に声を殺して笑い出してしまうカモ。うつむいているが肩がヒクヒク。

コーヒーを飲もうとするキートンだが、またもやアクシデント。
コーヒーカップの柄が取れてカップを落としてしまい、コーヒーをトーストの上にぶちまけてしまう。
見なけりゃいいのに、ついつい見てしまうカモ、口を押さえているがもう限界。
キートン、トースト皿を持ち上げてコーヒーを啜るとトーストを持ち上げて口に運ぼうとする。
トーストにかぶりつこうとした瞬間、コーヒーで濡れて柔らかくなっていたトーストが
「ペロン」と曲がってしまい、口とは逆の側に垂れ下がってしまう。
食べ損なったキートン、トーストの裏表を逆に返して
垂れ下がった方にかぶりつこうとするがまた逆側にペロン。
また裏表逆にしてトライするがペロン。
何度も失敗した後にキートン、肘と手を固定したまま垂れ下がったトーストを
無理な体勢で口から迎えに行こうとする。
腹を抱えて肩を震わせながら笑いを堪えるカモ。

笑い声と拍手のSEと共にフェードアウト。

>275　ＧＪ！
激しく見たい。例の顔で淡々とやるんだろうな。

>>275
キートンのギャグセンスがモロにでてるな

>>275
「バスター・キートン　ハードアクトに賭けた生涯」の第三巻に一部収録されてたよ。
コショウかけてクシャミしたキートンがカツラをスープに落とす、なんて爆笑でした。
「どっきりカメラ」の仕掛人かよ〜、と一瞬悲しくなったけど、生涯一芸人を貫いた男の、
プライドを持った芸に感動しました。

>>275
遅まきながらGJ！

普通あれだけの業績があれば「テレビなんて」となるのに
何のためらいもないみたいに出演するキートンには驚くよ。
パイ投げの芸を披露した番組もあったって聞いたけど、
テレビ出演を集めたDVDとか出ないのかなぁ。

エド・ウィン（？）の番組でやったキートンのパイ投げ教室見たいな

アーバックル助演時代の作品も、キートン自身の短編も、
父親との共演シーンは少年時代のボードビル舞台を彷彿とさせるものが多い。
見るときの楽しみのひとつ。「給仕」とか。

こういう洒落たコメディアンはもう出ないね。

旅行中に泊まったネットカフェで「ハードアクトに賭けた生涯」置いてたので借りた。
いやあ、インタビューも豊富だし（本人含む）、映像による情報量がとにかくすごい。
日本じゃ見られない作品の断片も収録されてるし。
福岡近辺の人、「I LOVE 遊 フタバ図書ギガ天神店」に全３巻そろってるよ。

「ハードアクト〜」は、その情報量もさることながら、作り手の愛が感じられて好きです。
冒頭の場面コラージュは、音楽も気合いが入ってて、なんど見ても嬉しくなります。

ところで、自伝の表紙に使われている写真（キートンが女性を持ち上げている）や
セーラー服を着たキートンが船上で遠くをあおぎ見ている写真は、
実際に映画中で使われているものではないんでしょうか？
前者は「西部成金」、後者は「捨小舟」だと思うのですが、
どちらもくまなく見たつもりですが該当の場面は無かったと思います。
映画の宣伝用などに撮られた写真なのか、
それとも現存するフィルムには無いカットなのか気になります。

「ハードアクト〜」は、その情報量もさることながら、作り手の愛が感じられて好きです。
冒頭の場面コラージュは、音楽も気合いが入ってて、なんど見ても嬉しくなります。

ところで、自伝の表紙に使われている写真（キートンが女性を持ち上げている）や
セーラー服を着たキートンが船上で遠くをあおぎ見ている写真は、
実際に映画中で使われているものではないんでしょうか？
前者は「西部成金」、後者は「捨小舟」だと思うのですが、
どちらもくまなく見たつもりですが該当の場面は無かったと思います。
映画の宣伝用などに撮られた写真なのか、
それとも現存するフィルムには無いカットなのか気になります。

ああ、2回も書き込んでしまいました。スイマセン。

確かにあのコラージュは素晴らしかったですね。
全体的に、実に丁寧に作られていました。

写真、多分「スチール写真」というやつじゃないかと思います。
鋼鉄（steal）じゃなくてstill（静止？）。
私もスチール写真が何かを正確には理解していないんですが、
多分、実際の映画の一場面ではなくて、
その映画の内容を説明したような象徴的なシーンを撮影して、
宣伝用の写真にしたものじゃないかなと…

昔、「スチール写真は映画そのものではないが決して映像の断片ではなく、
そこには物語が語られているのである」というような文章を読んだ記憶があります。

間違ってたらｽﾏｿ

ttp://www.geocities.com/~oldbrit/bknytint.htm（22年のインタビュー）

　新聞記者「アメリカの大衆に出したい声明は何かありますか？」
　キートン「あるとも！」
　新聞記者「ほう、それは一体何です！？」
　キートン「ヤンキースに勝ってほしい」

萌え

288さん、ありがとうございます。成程。
自伝などを読むと、カットしたシーンも見てみたくなって、
あれらの写真がそうなのかな、と思っていました。

289さんはリンク先の文章が読めるのですね。
心の底から羨ましい。英語勉強し直そうかなぁ…。

289氏ではないが‥‥
キートンはアメリカ人だから、やっぱり英文が読めたらさらにいろいろ楽しめるよ。
日本語の文献でも別に十分なんだけど。
ファンサイトとか、共演女優たちのインタビューとか、ネット上にはいろんなキートン関連の読み物があるからね。
俺も辞書なしでは１行も読めないけど、だいたい分かればいいと思ってる。
英語の先生が言ってたけど、何語の勉強でも先に内容を知っている文章（伝記とか）を読んだら勉強しやすいらしい。
たとえば、公式サイトの「Films」→「Synopses」で、見た事がある作品のあらすじを読んでみるとか。
ｶﾞﾝｶﾞﾚ

『キートンの探偵学入門』は観るたびに唸ってしまう。
『黄金狂時代』、『ロイドの要心無用』と並んで、
サイレント・コメディの一つの到達点だな。

喜劇映画研究会あげ

「ＳＭＡＰの中居正広が交際相手の女性に対し彼の子供の中絶を
強要したというスクープが、昨年マスコミを駆け巡りました（噂の真相キャッシュ）。
http://web.archive.org/web/20030212103547/http://www.uwashin.com/2001/new/newback97.html

会話の録音テープ
http://homepage1.nifty.com/webuwasa/nakaino1.ram

慰謝料は３０万円「SMAP・中居くん妊娠中絶劇」の裏側
http://www.ultracyzo.com/kasutori/0101/k011701_01.html

赤ん坊をあやしている中居に抗議電話が殺到し大論争に発展。
http://www.hateruma.com/cult/file/2000_u_txt.html

中居の件に関してだけは黙殺したのはなぜなのか？
http://www.ultracyzo.com/cyzo/contents/0209/idol/01.html

SMAP最大のスキャンダルにしてタブー「中居正広中絶スクープ」はこうして生まれた！
http://www.ultracyzo.com/cyzo/contents/0409/scandal/01.html

もうすぐ維新派キートンのＤＶＤの発売だね。予約してるよ。
でも生で見る事ができた人うらやましい。

turner classic moviesの2枚組DVD
（「カメラマン」「結婚狂」「エキストラ」が入っているやつ）
を購入された方はいますか？
Kinoの11枚組ボックスがとても良かった（85さん教えてくれてありがとう！）のと、
アイヴィーシーの「カメラマン」の画質に不満があるので購入を考えています。
今なら25％オフのようだし。
もしご覧になった方がいたら、画質や音楽の感想を教えていただけると嬉しいです。

ふーむ、やっぱキノはそんなにいいのか。
ＩＶＣのは全部持ってるけど、改めて揃える価値はありそうだ。
「探偵学入門」のＢＧＭをすごく聴いてミテー。ＣＤ出ないかな。
296さん、俺はまだ買ってない。ｽﾏｿ

KEATON PLUSって、日本版出たりしないんですかね。

出ることはないと思われ。
日本でこのＤＶＤの存在を知っていて、なおかつ
わざわざアメリカから取り寄せて買う人って超絶マニアだろう、多分
一般向けではなかった。面白かったけどね。
久石譲の「キートン将軍」もいまだに国内版でないし…すぐ買えると思ったのに。

ところで、維新派キートンの旗の数字から「マイホーム」の立て札を連想したのは私だけだろうか。

セブン・チャンスを観てムチャクチャ笑ったんですが、この作品はキートン作品中では
どれくらいの評価なんですか？
これより遙かに面白いのが出てるならＤＶＤ取り寄せようかと思うんですが・・・。

個人的にはセブンチャンスに対抗できるのは、探偵学入門ではないかと。

>>302
どうもありがとうございます。
キートン将軍とカップリングでDVDになってるみたいですね。

さっき公式サイトに行ったらキートンの自画像がうｐされてたぞ！

ほんとだーカワイイ！よく見るとくちがbusterkeatonに！
ちょっとティム・バートンのイラストと似てるな。
そういや前に公式見た時に、街の上からキートンが下界を見下ろしてるみたいな
写真があって、それがもっかい見たいんだけど、あれってもうなくなっちゃったのかな？

セブン・チャンスはキートンを初めて見るにはうってつけな作品だと思う。
それより「遥かに面白い」と感じるかどうかは個人差があると思うけど、
短編にはキートンの才気が溢れてるのでオススメ。
個人的には「マイホーム」「化物屋敷」「電気屋敷」なんかの屋敷系がたまらなく好きだ。

ところで、維新派でキートンが便器を背負ってたのは何だったんだろう？

最近、実はごく身近にキートンファンがいたことが発覚。
思わずショットバーにて二人で語り明かしちゃったよ。
ちなみに、一致した意見は「もっと気軽にキートンを観られる環境が欲しい！」だった。
DVDを買うにせよ、レンタルビデオを捜しまわるにせよ、どうも「気軽」じゃないんだよなぁ。

>>304
うわー、かわいい。いい感じに雰囲気出てるね。

>>305
便器、元ネタはデュシャンの泉だという説をよく聞く。
参考リンク↓
ttp://d.hatena.ne.jp/simokitazawa/20041017
ttp://d.hatena.ne.jp/simokitazawa/20041025
ただ、デュシャンの作品とはけっこう形が違っていたから、やや決め手に欠けるんだよね。

今ヤフオクで「フィルム」の海賊版らしきビデオが出品されてるけど…うーんどうしよ

キートン映画がシュルレアリズム作家に好まれたからとかいう事とも違うんだろうな。
まさか便器が登場したとは…早くうちの図書館にＤＶＤ来ないかな。
しかし、キートンを語り合える人が身近にいていいですなあ。

キートンファンのみなさん、メリークリスマス！
維新派のＤＶＤは昨日から発売でしたね。

自画像見に行ったら、もう消えてた…orz
またそのうち登場してくれー。

久々に来ました
そろそろDVD買おうと思います
探偵学入門がほしいんですが、探偵学入門の他にも作品が入ったDVDってありますか？教えてください

ええと、探偵学入門と将軍がセットになったＤＶＤならある。
「ビバ！キートン」てやつ。
澤登翠さんの活弁バージョンと音楽伴奏だけのバージョンが選べる。
映像とかに関しても、俺はまだ手に入れてないけど、別のスレで
「画質はきれいだし、BGMもオシャレだった」と評されていたからまず大丈夫と思う。
アマゾンとかで探してみ。

>>310
アマゾン注文してきました
アドバイスありがとうございます

探偵学入門、実は私は苦手・・・。例の自転車のシーン
で心臓が止まりそうになるw
ところで北極無宿のストーリーがよくわからないのは
私だけ？

シュトロハイムは、「愚なる妻」のカッコだっけ？

>313
いきなり衣装が変わるところね。
「愚なる妻」のパロだという説明文見た事があるのであってると思います。
あのキャラクターそのものもかな？
「極北の怪異」「愚なる妻」両方見た事ないなあ。ウィリアム・Ｓ・ハートも全然分からん。
今見たら確かによく分からん作品かも。

例の事件をハートが非難していたので、アーバックルがハートをパロッた原案を
キートンのところに持ち込んだという説を聞いた事がある…

あけましておめでとう

ジャッキー・チェンかキートンかってくらいの運動神経

あけましたー。
きょねんは本当に、このスレには助けられました。
今年もきっとたくさんお世話になると思うので、よろしくお願いします。
40年近くも前に亡くなった人なのに、ネタが尽きることもなく
こうしてこのスレが続いていることを本当に嬉しく思います。
今年もたくさんの人が新しくキートンを好きになってくれて、
やがては日本版の充実につながるといいなーなんて
いちキートンファンとして思う年始です。

北極無宿は、当時のいろんな西部劇のパロディになってるらしいですよ。

おめー。
去年は久石譲さんのカンヌ演奏や維新派「キートン」の上演などニュースも豊富でした。
これらをきっかけにキートンの作品を見始めた人もけっこういるみたいで良かった。
今年もいろんな事があるといいなあ。

おめでとうございます！
今年もいろいろキートンのニュースがあるとよいですね。
手始めに“将軍”の日本版や“I Fatty”の公開があると良いのにね。
今年も皆様ヨロシクお願いします。

維新派「キートン」の舞台を生で見て、ＤＶＤも買ったという方いらっしゃいますか？
維新派スレに

>正直、ここの作品の映像化で満足いく出来のものは少ない。

という意見がありましたが、「キートン」はどうだったんだろう。

「探偵学入門」「キートン将軍」の二本入ってるDVD買いました。
探偵学入門は初めて観たんですが、かなり面白かったです。
画像もキレイでした。
弁士付きで観るのも初めてだったのですが、なかなか新鮮でした。

かなり前にここで話題にのぼった「THE LOOK OF BUSTER KEATON」を
国立近代美術館フィルムセンターまで見に行きました。
英語が分からないので「読む」ではなく本当に「見る」だったのが残念ですが、
それでも初見の写真もたくさんあって、わざわざ行った価値はあったと思います。
表紙の体裁が「妹の恋人」とは違っていたので
ジョニー・デップが持っていたのはフランス語の原書かな？とも思ったのですが、
フランス語なら「THE LOOK OF BUSTER KEATON」じゃないですよね。
もしかするとあれは電車の窓越しでも文字がはっきり読めるように
映画用に作られたものだったのでしょうか。
例の、船の上でセーラーのキートンが遠くを仰ぎ見ている写真（捨小舟）が
「海底王キートン」になっていたりと、少なくとも3箇所の表記ミスがありました。
「見た」だけの私でも気付いた程なので、相当数の間違いがあるのではと思います。
でも手に入るのなら是非とも欲しいなあ。

あと、フィルムセンターの7Ｆで常設展示されている
「展覧会　映画遺産」の中で見られる小津安二郎の無声映画が
アメリカの無声喜劇の影響がはっきりと感じられて興味深かったです。
ちなみに、16日までここの大ホールで「アメリカ無声映画傑作選」が開催中で、
喜劇ではメーベル・ノーマンドやベン・タービンの短編が上映されるみたいです。
って何かＮＦＣの回し者みたいになっちゃいましたが。

　濃いスレだなぁ……。
　
　俺にとって、キートンって未知の存在。喩えは変だけど、昔のパ・リーグの
名選手みたいに、滅多に見る機会はないけど、トンデモナイ実力者って感じ。
チャップリンやマルクス兄弟に較べて、一般人には全体像（見られる作品）が
掴みにくいのも、逆に魅力になってるような……。
　ところで、三大喜劇王の１人なのに、ロイドって語られないね。

１さんおめでとー。音楽は良かった？

>323
昔ロイドのスレができた事があるけど速攻落ちたらしい。
昔は日本でも大人気だったのにねえ。レンタルビデオ屋にめったに置いてないし。
ＮＦＣに行ける人がうらやましいなあ。

>>324
音楽はなかなか良かったです。
近所のレンタルビデオ屋（ゲ○）にはキートンよりも、ロイドの方が沢山置いてあります。
ロイドはまだ1本しか観てないです。
時計台ぶら下がりシーンがあるやつです。

なに、それはうらやましい。ウチの近所じゃ「牛乳屋」だけだよ。
そのシーンがあるのは「要心無用」だな。
ロイドで思い出したけど、「元祖浦安鉄筋家族」の作者はキートンやロイドやドリフとかが好きらしいね。
無声喜劇風な「用心無用」シリーズがあるし。

要心無用のビデオがブックオフで千円で売ってたので購入しました。
ロイド作品を見るのはNHKのロイド小劇場以来なので楽しみ。
キートン小劇場ともどもNHKでまた放送してくれないかなあ。

ロイドといえば、こんなイベントが。
ttp://www.ltokyo.com/yanasita/miespick.html
私はロイドを見たことがないので行ってみるつもり。
柳下さんのピアノでキートン作品も見てみたいなー。

ところで、マルクス兄弟の初期作品（「我輩はカモである」以前）って
ビデオとかDVDになってるんですかね？
見てみたいんだけど、いろんな大きいレンタルビデオ屋にも置いてない。

>>328
ビデオは廃盤だが、まだ置いてあるレンタル店もある。
DVDも過去に出たけど、今度パラマウント時代の初期5作品
がBOXで出るらしい。字幕はビデオ版の方がいい。
スレ違いスマソ。

【ＢＯＸ発売】マルクス兄弟の映画【笑殺必至】
http://tv6.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1089271944/l50

あ、悪い。>>329は「我輩は〜」の話ね。過去のビデオ化はこれと「けだもの組合」
だけじゃないかな。「ココナッツ」「いんちき商売」は今回が初のDVD化じゃないかと。

チャップリンスレ、落ちたね。ここには長生きしてもらいたい。

>>328
マルクス兄弟のスレがあるよ。ここで聞いたらいいカモ。

【ＢＯＸ発売】マルクス兄弟の映画【笑殺必至】 　

ttp://tv6.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1089271944/l50

生演奏つきの無声喜劇をみんなで味わうなんて素敵なぜいたくだなあ。
あ、でもこれが本来のスタイルか。

ごめんだぶった

ロイドは公開前に何度も観客試写を行って、ウケの悪い部分を作り直した、
という人だから、当時としてはチャップリン、キートンより大衆性があったし、
今見ても物語的にはいちばん上出来で洗練されてると思うが、その分、個性が薄く感じるんだよね。
でも『猛進ロイド』、『ロイドのスピーディー』、『田吾作ロイド一番槍』もかなり面白い。

ウン。私もロイドの「スピィーディー」は腹をかかえて笑ってしまったなあ。
「用心無用」にも随分ドキドキさせられました。

329さん、331さんありがとうございます！
へぇ〜マルクススレがあったんですね。
外国のトーキー喜劇（って、普通そうですが）は
字幕の比重がとても大きいから訳者の責任は重大ですね。
その点サイレント喜劇は言語に関係なく
制作者の意図をほぼ100パーセント享受できるのが嬉しいな。

そうそう。別に映画圏に住んでいなくても、
ほとんど視覚そのものだけで楽しめるんですよね。
しかも白黒だから漫画チックだし。

ところで、このスレが単なるマンセースレじゃなくて、
キートンに関する知識も増えるしいろいろ周辺の事も分かって、初心者にはありがたいです。
キートンはお金を出せば一応ほとんどの作品が見られるみたいですが、
上のほうでどなたかが書いているように気軽に楽しめる状況にはまだありませんね。
当時の他の喜劇人たちの作品ともども、もっと身近な存在になったらいいな。

ロイドって自分で監督してたの？

いや、たしか監督はしてないと思われ

ロイドはプロデューサー兼任。

ええと、ハル・ローチはロイドの何にあたる人だっけ？
後年経営上の対立が起きたというのは聞いたことがあるけど

一緒に映画作ってたんじゃなかったっけ？

手元の「バスター・キートンと喜劇の黄金時代」見てみたけど…

ハル・ローチの製作会社の主演俳優の一人がロイド。
２人はエキストラ稼業をしている時に仲良くなり、ローチは一度会社をおこすも失敗、
一旦ローチのもとを去ったロイドはキーストン社に入ったけどうまくいかず、
（アーバックルの映画に出たときのロイドは眼鏡なし）
もう一度手を組んでしばらくしてから売れ始め…という流れみたい。
ローレル＆ハーディもローチの製作。
死去したのは92年、100歳の大往生！


「週刊20世紀シネマ館　1895−1924」出たね。
キートンのページはファンなら誰でも知ってる話ばかりだった。
買わなくてもよかったか…

命日あげ（−人−）

ロイドは長篇に乗り出してからはローチと別れ、
自分のプロダクションで製作してたんじゃなかったかな？

>>344
たしかそうだったと思う。

キートンが亡くなって今日で39年かー。来年は40周年ですね。
あっちで「化物屋敷」のラストみたいなことになってなきゃいいけど！

この記述が正確かどうか知らないけど引用。

　　ロイドは一九二三年には自分のプロダクションをもち、エキストラ時代から
　パートナーだったハル・ローチと共同出資して作品を作っていた。提供者は
　ハル・ローチになっていたが、ロイド自身もつねにシナリオに協力し監督も
　決めており、事実上プロデューサーでもあった。　（野口久光「素晴らしきかな映画」ｐ242）

さっき行ったら公式サイトはやっぱり「化物屋敷」のラストになってた…

どこで読んだか忘れたけど、チャップリンを古典舞踊、キートンをモダンバレエにたとえた人がいて、
なるほどと思いました。

>>347
フランスで数年前、キートンを題材にしたバレエが上演された。
「ミスターＫを探して」とか、そんなタイトルだったと思う。
彼の動きの軽妙さ、絵的な洒脱さはたしかにバレエ的な要素があると思う。

>>348
それ見たいなー！
マルクススレ落ちちゃったみたいですね。
なんかここが続いてるのが奇蹟みたいな気がしてきた。

キートンは晩年、どこへ行っても自分のことを
「バスター！」って呼んでくれるのが嬉しいって言ってたよね。
スラップスティックは言語がないぶん、世界中の人が楽しめるんだな。
バレエは何も知らないけど、>>348は見てみたい。

フランスで思い出したんだけど、フランスかどこかではキートン（チャップリンもだった気が）の
通称がバスターと違う呼び方をされてた、とかいう本を読んだんだけど
失念してしまった。覚えてる人いる？

キートン＝「マレク」または「フリゴ」（あだ名の事は自伝に書いてあるよ）
ちなみに、チャップリン＝「シャルロ」
アル・セント・ジョン＝「ピクラ」（誰か意味知らない？）
アーバックルはたぶんアメリカ同様「ファッティ」です。

演じる人間と演じられるキャラクターを区別するため、フランスの配給業者がつけた名前ね。

マルクススレ、落ちたか…。
まあここで語ってもいいんじゃないかな。キートンとのつながりもあるわけだし。

フリゴってあったっけ？

誰か、今「ガキつか」見てた人いますか。
浜田のＴシャツのイラストの顔ってもしかしてキートンでは？
ＳＭＩＬＥって書いてあった（と思う）し…
見始めて数分で番組終わってしまったし、ただの勘違いだったらごめんなさい

マルクススレ、懐かし洋画板にあった。

ttp://bubble3.2ch.net/test/read.cgi/kinema/1104209070/l50

最近できた板なの？
ロイドスレもできてるね。

Harold Lloyd　ハロルド・ロイド　Harold Lloyd
　ttp://bubble3.2ch.net/test/read.cgi/kinema/1108559708/l50

これでやっと三大喜劇王がそろった。ロイドスレ、すぐ落ちなきゃいいけど。
「月世界旅行」のスレが立ってたのは笑った。ちと乱立ぎみな気もするが…

>>353
多分。今週も着てた。

3月末に発売の「短篇全集」ってのは
昔、NHKでNC9の後に放送してたヤツが収録されてるんだろうか？

明日から半月近く留守にするけど、帰った頃にはこのスレがなくなってる予感…
（次に立てるなら懐かし洋画板がいいかも。過疎気味みたいだし。）

>>357
一昨年に発売されたものの再発売ですね。
同じ頃、夕方のＢＳ２で澤登翠さんの活弁をつけて何作品か放映されました。

仰ったのは、もしかして「キートン小劇場」という番組の事でしょうか？
名前だけは時々聞くんですが、当時生まれていなかったのでどういう内容だったのか気になるんです…

>>358
DVD、再発売ものだったですか（知らなんだ・・・
そうです。番組名は「キートン小劇場」です。
他にチャップリン、ロイドの「小劇場」が放送されました。
21:45からの15分番組だったような記憶があります（あやふやですけど
とあるエピソード中、「尻をカニの爪に挟まれて飛び上がる」
みたいな場面があったと思うんですが、それがキートンかどうかすら定かでない・・・

>>359
おお！懐かしい番組名だねえ。
NHKのキートン、チャップリン、ロイドの「小劇場」は俺もよく見てたよ。
チャップリン小劇場とロイド小劇場のテーマソングは今でも覚えてるなぁ。
チャップリンのは、哀愁漂うメロディのバイオリンの曲だったね。
何年か前に夕方のＢＳで短編が放送された時にもテーマ曲として使われてたな。
ロイド小劇場のオープニング曲は、陽気な曲調で男性コーラスで
「ﾊﾛｰﾛ〜〜ｲ♪（←おそらくハロルド・ロイドと言ってる）、
ﾄｩﾙ・ﾄｩﾙ・ﾄｩﾙ・ﾄｩﾙ・ﾄｩﾙ・ﾄｩ〜♪ﾊﾛｰﾛ〜〜ｲ♪ﾊﾛｰﾛ〜〜ｲ♪」
という感じだった。
「ロイド眼鏡にカンカン帽、ハロルド・ロイドがお送りするロイド小劇場・・・」
のフランキー堺のナレーションが印象深い。
時間は21:40からの20分番組だったと思う。３つとも放送されたのは
昭和50年代の前半だったね。
警官騒動やマイホーム、鍛治屋を「キートン小劇場」で見た記憶がある。
フランキー堺の活弁でもう一度見たいけど無理かなぁ。

>>360
あ〜、そうか
21:40からでしたっけ
「銀河テレビ小説」枠だったのかな
ロイド小劇場のオープニングって
帽子とまん丸眼鏡のイラストが出てたような希ガス
嗚呼、もはや忘却の彼方だ・・・（歳とっちまったなぁ）

>>361
そうそう、眼鏡と帽子のイラストがあったね。モノクロの。
あと、たくさんの拳銃に囲まれてるロイドの正面写真とか。
キートンのは・・・帽子があったような・・・（うーん、こっちは思い出せない・・・）
チャップリン小劇場は、エッサネイ社〜ミューチュアル社にいた頃の、
エドナとエリック・キャンベルが出てる短編はほとんどこれで見た記憶がある。
確か「要心無用」はロイド小劇場では何回かに分けて放送されてたね。
「キートン小劇場」は、他の二人のに比べて放送期間が短かった気もする・・・けど
もはや忘却の彼方・・・。あ、「化物屋敷」もこれで見たっけな。
あの時代にビデオがあればなぁ・・・。

保全

きのう久しぶりに船出（漂流）を見て思ったんだけど、
マイホーム（文化生活一週間）と船出って
シビル・シーリーちゃんと結婚→家屋全壊→子供生まれる→漂流
ってゆうストーリーみたいだ。

>>364
俺も続編だと思ったよ

案山子（スケアクロウ）→マイホーム（文化生活一週間）→船出（漂流）
これまとめると約一時間の作品になる

あー案山子から繋がってんのか。なんて波瀾な結婚生活だ。
それにしてもシビル・シーリーちゃんはかわいいなあ。
ところで今日の絵って自画像？

キートン映画の新しいＤＶＤってレンタルやってくれないね

>>366
なるほど！　今度その順で観てみよう。

>>369
案山子のラストのバイク上の擬似結婚式とマイホームの冒頭の結婚式がちょっとかぶるけど
後日ちゃんと挙式しなおしたということで・・

よかった、まだスレが残ってた…
そんな時間帯に三大喜劇王の作品が放映されてたのか、すごいな
キートン小劇場についてよく分かりました。ありがとう

>「マイホーム」と「船出」
キートンの写真集の解説には、続編としての構想もあったと書いてあったと思う
今手元にないんで確認できないけど

８０年代に車のＣＭ（ホンダシティ？）で
でかい階段を転げ落ちるアクションやってたのって
キートンの映画なのかな？かなりインパクトあったんだけど。

バックに　丘を〜越えて〜いこうよ♪　って流れてた気がする

>>372
これのことかな→>>64-66

デブ君の伝記映画を作ろうとすると何故か主演予定の役者が亡くなってしまうんだよね…
ベルーシもクリス･ファーレイも…
ま、肥満そのものがカラダによいわけはないのだが

えっ、ジョン・ベルーシがファッティを演るって話があったの！？
激しく見たかったなぁ…

>>374
それみたいだけど、自分が記憶してるのは大階段落ちでした。
結構引きの映像で、なにか振り子のようなものにぶつかってその勢いで落ちてくのです。
ひょっとしたら他のＣＭかなぁ？
タバコのＣＭ（？）でもキートンの映像（大列車強盗とか）流れるやつあったよね
「うまいなぁ」っていうキャッチコピーの。

>>377
それチャップリンのやつかな
「なんだか鼻がムズムズするなぁ」っていうやつ。
たしか振り子にぶつかってたと思う・・
ビデオに録画してあるので後で確認してきますね

振り子にぶつかって階段を落ちて行くのは
チャップリンの「午前一時」にそんな場面があったような。
キートンが、登っていた階段の段がいきなりマッサラになって
ズザザザーとすべり落ちて行く場面は「化物屋敷」にあったね。

>>378-379
レスどうも。
今度そのチャップリンの作品チェックしてみるね。

>>380
いつになるかわかりませんが
今度そのCMうｐしてみますね

>>381
うわ！親切すぎでは？？

今晩、BS-ｉ　にて。

維新派　キートン　　 放送時間 3/19(土)　24：30〜27：20

圧倒的な迫力ある“維新派”の舞台をハイビジョン5.1ｃhでオンエアー。喜劇王バスター・キートンの
代表作「キートンの探偵学入門」をベースに、"笑わないで破壊する男"を描く。バスター・キートンの
無声映画をモチーフとした舞台。

おお！？　

ＢＳ…　ｉか……

ｼｮﾎﾞｰﾝ

キートンの監督作品でつまらないと思うのってある？

つまらないというか、長編で一番地味と思うのは「拳闘屋」かな。
今のアメリカでもそうみたいだし。
もっとも、当時はこの作品が大成功したおかげで次の「将軍」で冒険する事ができた。
たしかキートン作品のうちで興行成績が一番よかったんじゃ？
今では最高傑作といわれる「将軍」が当時は大赤字だったし、分からないものだ。

鉄砲で魚を取ろうとするギャグ、あれ戦前の日本の漫画で見た事ある。
なんだったかな…

個人的には「将軍」ってあまり楽しめなかったな・・・。
見た中ではセブンチャンスと探偵学入門が最高だった。

俺も将軍は
つまらなくは無いけど　なんか違う　と思った
小業満載のキートン映画というより
ストーリーも含めて普通のアクション映画って感じで。

え、そうかなあ〜
私も最初見た時は「なんじゃこりゃ」と思ったけど
2度3度見るとめちゃくちゃ小業が効いてて
文句ナシに「キートン映画の中では一番だ。」と思うけどな〜

>>389
再度見直してみるけど
キートン映画ならではの身体を張ったアクションが
この映画からはあまり思い浮かばないんだよね。。
大掛かりな機関車シーンばかり目立ってて。
あと一つのシーンをじっくりやりすぎて
他の作品と比べて場面転換のペースが遅くテンポが悪いと思う。

まああれは形式上は正劇だし。
私にとっては、かめばかむほど味が出てくる感じの映画。
たしかに「セブンチャンス」とかだとそのまま楽しめるね。

ちょっと前に韓流スターの特集番組をぼんやり見てたら、
イ・ドンゴン（たぶん）という人が登場して、
「ちょっとこの人キートンっぽい顔立ちだな」と思いながら見てたら、
「笑顔よりも真顔が似合う」と紹介されたので妙にうれしかった。
（あとで画像検索して確認したら別に似てなかった…）
流れぶった切ってしまったのでsage

>>391
久々に将軍見直したいんだけど
今出てるＤＶＤで画質綺麗なの（お薦め）ってある？
前に見た時は画質悪いVHS版で、ちょっと萎えたとこがあったから。

ＩＶＣ？
私もそれしか見た事ないけど、ほんとにひどかった。

去年、デジタル修復したものがフランスの会社から出ている。
現時点では、もっとも画質のよいバージョンと思われ。
日本でもすぐ発売されると思って待ってるんだけどな…出ないなー。
音楽は久石譲さんなんだけど。

国内盤のＤＶＤならブロードウェイから出てるけど、これはきれいだと聞きました。
買うならこれ（しかない）かな。

ジェネオンの『短編全集』まだ20％オフだったのでアマゾンで注文しました。
画質が良くなってるそうなんで、どんなもんか楽しみでつ

保全

公式サイトの「ＮＥＷＳ」のところって今まで行った事なかったけど、
こっちもまめに見に行かないといけないっぽいな、知らなかった‥‥
「３ＨＡＴＳ」すごく見たい。

今日の「step into time」の詳細キボン
1999年、東京で何があったの？　フィルムが再発見されたって事？

キートンってカンザスの出身なんだね。
カンザスといえばオズの魔法使いの主人公のドロシー。
竜巻に巻き上げられてオズの国に運ばれてもキズ一つなかった少女。
なんとなくキートンに通じるタフさを感じる。
全然関係ないと思うけど。

キートンは３歳のときカンザスの風（竜巻？）に吹っ飛ばされたけど無傷だった、
とか父親が喧伝してなかったかな。

私もちょっと前からキートンにが好きになってしまいました。
見たのは「海底王」「蒸気船」「大列車強盗」「警官」「風船？Balloonatic」です。
なにもかもどんどん見たいって欲がでてきたので皆さんに聞きたいことがあります。
DVDの内容について教えていただきたいです。

「キートン短編全集1917−1923」(ディスク４枚)と
「Buster Keaton MasterpiecesキートンDVDBox」一巻＆二巻（あわせてDVD１０枚）
内容はかぶりますか？
あとアメリカのアマゾンにある
「The Art of Buster Keaton」(DVD11枚)の内容はどうなっているのでしょう？

一枚づつチビチビ買うと結局お金がかかるし
大きいセットを買うなら全部揃えたいです。
セットをいくつか買うと内容がかぶらないか心配です。
まずはどこから手をつけたらいいでしょうか？
おしえてくれると嬉しいです。m(_)m

短編だけなら「短篇全集」だけでＯＫ。
映像がかなりきれいに修復されているし、「ハードラック」幻のラストシーンが見られるし。
何より、デブ君ことアーバックルとの共演作が多数収められているのです。もちろんキートンのデビュー作も。

では同じく短編集のＢｏｘ（１）を買うメリットがないかといえば、そうでもなくて、
日本未公開作品を含む無声喜劇のアンソロジー「ＩT'S 笑 TIME」が特典で付いているのです。
ハリー・ラングドンの作品とか…

長編はよく分からない。私はＩＶＣのＢｏｘ（２）と「傑作集」でそろえました。

>401
ありがとうございます！
「笑い」と「体をつかったスタント」的にも期待していいですよね？
今日は「Seven Chances」と短編の「Neighbors」
見て楽しみました。

長編「西部成金」のみ、国内ではなぜかＤＶＤが出ていません。
ジュネス企画というところからビデオが出ています。画質はきれい。
キートン作品の中ではマイナーな方だけど、私はけっこう好き。キートンが着ぐるみ姿に！

キートンが　笑え　と言われて強引に笑顔を作るやつだっけ？

キートンって、セクシーだな。小さいけど。筋肉がたまらん。足の。

age

私は「西部成金」のキートンが無理矢理笑う場面で
キートンにハマりました。

>>386
のらくろ

ほあげ

スカパーの“スターチャンネル”のクラシックに入ろうかと思うのだけど
何か情報が手に入るでしょうか…。

>>399
「オズの魔法使い」みたいだな。
カンザスに住んでたドロシーが、竜巻で愛犬と一緒にオズの国に飛ばされる話。
「トト（愛犬の名前）、どうやらここはカンザスじゃないみたい」
というドロシーの第一声は、アメリカ人なら誰でも知ってるセリフらしい。

そもそもキートンはカンザス出身だったよね。
晩年、エレノアさんと車に乗っていたらたまたま生地を通りかかったんで、
キートンはとても喜んだらしい。

若いときの、走る姿がサイコーだ。超エレガント。

イメージ検索したら、犬や猫がけっこう出てくる。
次に猫を飼うときはぜひバスターとつけようと思う。

>>414
映画関係の雑学本で見たんだけど…

　ダイアン・キートンは、「バスター・キートン」という猫を飼っていた事がある。

キートンは犬が好きだったみたいですね

映画に出てくる犬ってキートンの飼い犬もいたのかな。

昨年バルセロナの現代美術館で、最晩年のキートン主演の『フィルム』（1965）という短編を
ヴィデオ上映しているのを観ました。Alan Schneider監督、Samuel Beckettが
脚本を書いたもの。キートンは顔を隠し続けて、最後の最後に顔を見せるのですが・・・。
ベケットとキートンのコラボレーションということで、なんとも独特な悲劇的な、悲痛な、感動的な作品でした。
ttp://us.imdb.com/title/tt0060410/

>418
生きている間に何とか見てみたいと思っていました。
ビデオがあるんですね。

バルセロナ‥。遠いですね
しかし是非とも見てみたいものです

ジャッキーとキートンは自分で監督した方が絶対良い

キートンの飼い犬はいつもエルマーって名前だったよね。
晩年のはとてもかわいいセントバーナード。
「フィルム」は脚本を読んだキートンが
「意味が全然わからない」ということで一回断った、って何かで読んだな。

この、1965年にNYで撮られた『フィルム』について、ドゥルーズが「最も偉大なアイルランド映画だ」と
賛辞を贈っていたそうです。
ttp://www.iol.ie/~galfilm/filmwest/20beckett.htm

"Samuel Beckett's Film - Buster Keaton"という名前でヴィデオかDVDが売られているようです。
ttp://www.learmedia.ca/product_info.php/products_id/967
下記を見ると２０ドルでDVDが売られていたようですが今は入手できないようです。
ttp://www.5minutesonline.com/1D/FILM.htm

『フィルム』は学生の頃、アテネフランセで開催されたキートン特集で観たなぁ。
エレファントマンみたいなキートンが街をさまようのが印象的だったけど、
撮影はすごく暑くて大変だったらしいね。
しかし、ベケットがキートンという存在を愛していたのはすごくよくわかる作品だった。

アート系フィルムのDVDは中古探しが難しそうだね…
古書店ならABEBooksみたいな総合サイトがあるのに。

某P2Pでサクッと・・・

ベケットといえば、キートンは「ゴドーを待ちながら」の出演を断ったんでしたっけ？

あげ

ttp://www.silentera.com/DVD/forgottenArbuckleDVD.html

アーバックルの主演作・監督作のＤＶＤが出てるね↑
「Love」（19年）ってたしかキートンが徴兵されている間の作品だな
できればアル・セント・ジョンとの最後の共演作も入れてほしかった…

興味あるけどリージョン１だろ…

８月上旬、久石譲指揮の生オケつきで「将軍」を上映

　ttp://www.joehisaishi.com/ss2005/

Ｂプログラムの会場に近い方、すごくうらやましい…
行けた方はぜひレポートをお願いします

8月8日の大阪会場に行くよ
もうＳ席（しかも2階）しか残ってなかったけど
しかし、それまでこのスレもつかね

昨日久しぶりにジェネラル見直したが、面白かったー
さりげなくギャグになってる部分て結構あるのね。
IVCのビデオで見たんだけれどもDVDでは画質よくなってるのかな？

>>432
> しかし、それまでこのスレもつかね
ときどき止まったりもするから、その時期に圧縮があったらアウトか。
でももうすぐ１周年なんだし、マターリもってほしいな。

そうね、日本じゃキートンを語りあえるのはここぐらいだからな
このままマターリ長生きしてほしい

英語ができる人はこういうサイトもあるよ
　ttp://www.livejournal.com/community/silentbuster/

とにかく、キートン大好きな人が海外にもけっこういる事が分かってとても嬉しくなる
こちらじゃ見た事ないような写真も多数　さすが本場
キートンがモアイ像と一緒にいる合成写真はわろた

ちょっと前にのらくろの話がでてたけど、
のろくろの原作者田河水泡の丸メガネは
ロイドの真似だったらしい

キートンのらくろジーンケリー
このスレにきて自分の好きなキーワード3つがでた

KINOのDVDボックス買ってみた。
DVDのケースがスリムで11枚組なのに厚みが
従来の半分くらいでスペースとらないのがいいね。
中身はこれからぼちぼち観ていく。

>>435　今みてる

4月7日の書き込み（ttp://www.livejournal.com/community/silentbuster/26114.html）

日本の「ハロー！キートン」のポスターを見てのやり取り
ここの人たちは気に入ってくれたみたいね
"I love Japanese people" なんて言ってくれてる人もいて、ちょっとうれしい

あげ

この前テレビでやってたスターウォーズ・エピソード１の合戦シーンでふとセブン･チャンスを思い出したのは俺だけか？
いや、ジャージャー･ビンクスって明らかに道化役だし、
あの爆弾みたいなのが転がるところがけっこう似てたような気がしたんで

なにこのスレ
http://tv6.2ch.net/test/read.cgi/celebrity/1113259894/l50

あーまだあったのかこれ
なんで削除されないんだ？

とりあえず、１周年おめ

７月初めごろ来たら倉庫入りしてたから、あら落ちたかと思ってたけど、
あれは何だったんだろう？

一年経ちましたか
最近キートン映画見てないな・・・
これじゃまずいっすね

グッドナイト・ナースでファッティに
スカートを破かれた挙句に蹴りをかます女性はキートン？

最近ＤＶＤで『蒸気船』を見直したんですが、ラストの嵐のシーンは、スローで
再生しても、すごい迫力ですね。改めて気付いたのは、キートンの受身の
術の素晴らしさです。両足を頭より上に跳ね上げて、大げさに転ぶ演技を
何回も繰り返すのですが、素人がやったら即、着地で首の骨を痛打し
半身不随ですよ。スローでみると、着地直前の１瞬に、両手で受身をして
るんですね。すぐ立ち上がって次の動作に移行するから気付きにくいんですが。

キートンって笑わないよね。『蒸気船』の
最後で女の子に抱きつかれても、モジモジしてすぐ牧師さんを助けに行ってしまうし。
『GO west』では、笑えって言われて、無理に指を使って（ピースサインで）
口の端っこを吊り上げて、笑って見せてる。

>>446
おお、そうなのですか　やはりキートンはプロだ
今度自分もスローで見直してみます

>>447
>キートンって笑わないよね。『蒸気船』の
>最後で女の子に抱きつかれても、モジモジしてすぐ牧師さんを助けに行ってしまうし。
あのシーンでは台詞は出てませんが、たぶん女の子の方から結婚のプロポーズがあったんだと
思います。すると、キートンは彼女の方を見ずに、困惑の表情で遠くを見るようにしつつ、
ポケットをまさぐりはじめています。これは何なんでしょう？婚約指輪を用意してたのに無くしたのか？
あるいは単なるテレなのか？（いずれにせよチャップリンやアーバックルなどの照れ笑いを伴うモジモジとは、
全然異質の身振りに見えます。）すると突然後ろにあった浮き輪をキートンは引っ張り出します。
この瞬間、指輪の替わりに浮き輪を使うのか？と一瞬思わされますが、画面は引きの映像に切り替わって、
あっという間に水中に飛び込んでしまう。
自分との結婚を拒絶されたと思った彼女の怒った表情のアップ、何が起こったか訝りつつキートンの
姿を目で追う彼女の父親のアップ、早く戻って来いと怒鳴っているキートンの父のアップと
次々にショットが切り替わって、最後に溺れ掛けた牧師さんを引っ張って泳ぐキートンの表情が
写りますが、やっぱり最後まで笑ってません。ただ、とても必死なキートンの表情が印象深い
ラストシーンです。めでたしめでたし的なシーンをダラダラ続けないで、バシッと簡潔に終わるのが
粋だなと思います。
そういえば、フォードの『周遊する蒸気船』にも最後に似たようなシーンがありましたかね？
牧師を釣り竿で釣り上げるんでしたっけ？たぶん影響を与えてるような気がします。

>>447
>『GO west』では、笑えって言われて、無理に指を使って（ピースサインで）
>口の端っこを吊り上げて、笑って見せてる。
ご指摘の場面を思い出せなかったので、"Go West"（1925年）のＤＶＤ（イタリア語版）を見直して見ました。
キートンがポーカーのイカサマを指摘したら、相手のカウボーイに銃を突きつけられて、
"Smile ! "と命令され、無理やり笑おうとしてるように見せかけつつ、相手の注意を逸らして
銃の引き金に指を突っ込んで撃てなくしてしまうというシーンですね。すっかり忘れてました。
この主人公は、友達がいない者（"Friendless"）という名前になっていて、生涯で初めてできた友達が
牝牛だったという、他の恋愛劇とはちょっと異質のストーリーですけど、映画としての面白さでいうと、
他の超傑作（"Sherlock, Jr"(1924)とか、"Seven Chances"(1925)とか）に比べると、ちょっと落ちるように
個人的には感じます。キートンの尻尾を握って、数珠繋ぎで逃げる警官隊の場面とかは、最高に楽しい
ですけども。

蒸気船のラストは某大御所評論家も「ただラストだけは腑に落ちない」なんて書いてたし、
意味が分からなかった人もけっこういるかも。
いきなり川に飛び込んでみんなを「！？」と思わせといて、実は結婚に欠かせない人を調達してきたのだった、
という解釈でいいんですよね？
アクロバットシーンもそうだけど、キートンのシーンの見せ方のアッサリ感はとても好き。

>>445
そうでつ
Buster Keaton .... Dr. Hampton/woman with umbrella （ＩＭＤＢのデータ）

>>451
ありがとうございます。あのやりとりがかなり好きです。
蒸気船のラスト、自分も同じ解釈をしました。


質問続きで申し訳ないんですが、
水兵の格好をしたキートンが直立姿勢で立ったまま梯子を降りてる写真を
みたんですが、これはどの作品なんでしょうか？
自伝の訳注のなかで『捨小舟』のワンシーンと紹介されてたんですが見つからず、
格好から『海底王』かと思ったんですが、やっぱなかったんですよね…。

衛星第２でキートンやるね。

懐かし映画劇場（BS11）
▼８月３日(水) 16:37〜17:01「キートンの文化生活一週間」ONE WEEK（1920）
１週間の出来事をキートン・ギャグ満載で描いた記念すべき公開第１作。
新婚のお祝いに組み立て式住宅をもらったキートン夫妻。二人は力を
合わせて組み立てに取りかかる。だが、新婦シビルにふられた男が
組み立て番号の３を８に、１を４にと書き換えて、出来上がったのは
ヘンテコな形の家。１３日の金曜日、新築パーティーの最中に大嵐が
やってきて家がグルグルと回りだした。

▼８月４日(木) 16:34〜16:56「キートンのゴルフ狂の夢」CONVICT13（1920）
迷ゴルファー、キートンは今日も空振りを連発。打ったボールが壁に
当たり自分に跳ね返り気絶したところに現れたのは、脱獄囚１３号で、
バスターの服を取り替えまんまと逃走。意識を取り戻したバスターは、
刑務所の看守たちから追いかけられる羽目に。彼らを巻いてほっとした
のもつかの間、そこは刑務所の中。しかもその日は囚人１３号の死刑
執行の日。バスター絶体絶命のピンチ！

▼８月５日(金) 16:40〜17:04「キートンのハード・ラック」HARD LUCK（1921）
キートンが最も気に入っていた作品といわれたが、ネガ、プリント
ともに長期間失われていたため幻となっていた作品で、１９８０年代
後半、偶然発見され復刻を果たし今日に至っている。仕事をクビになり、
彼女にもふられ、世の中がほとほと嫌になったバスターは自殺を決意
するが、やはりつきが無く何をやっても死ぬことが出来ない。しかし、
酔った勢いでアルマジロ捕獲に名乗り出てから人生がついてきた・・・。

>>452
自分も疑問に思って昔このスレで質問したことがあるけど、
あれは捨小舟のスチール（宣伝用写真）みたい。
どっかにあの場面があるはずと思って何度も何度も注意深く見てたなぁ。
西部成金のキートンが女の子を持ち上げてるカットも探したな〜。

BS2のやつって弁士入りなんだよね。久しぶりにONE WEEK見たいな。
このスレはマイペースに長持ちで嬉しい限り。

>>454
ありがとうございます。そっか、宣伝用写真なのか。ちょい残念。

ＢＳ弁士入り楽しみだ。

文化生活一週間見ました。漫画で見たことある危険なギャグを実写で
やってたので驚きました。来週以降ははキートンシリーズやらないの
かな。ハード・ラックは見たことないので超楽しみ。

文化生活一週間・・・・・・・・・・

２階と一階が入れ替わるところ大好きｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

せっかく情報提供してもらったのに、
あんなに楽しみにしてたのに見逃してしまった。
夏休みは曜日感覚狂うから嫌いだ。

ＢＳはたまに忘れた頃にキートンを放送してくれるね。
明日の「CONVICT１３」は確か春先あたりにＢＳでやってたよね？
自分も明後日の「ハード・ラック」は未見なのですごく楽しみ。
今日はシビル・シーリーの入浴シーンに萌えますた。

>>457
>２階と一階が入れ替わるところ
どこのシーン？

>460
シーソーのやつでしょ。壁がグルンって回るトコ。

しかし、今回のBS2の「弁士」はいただけんな。アレでずいぶん
シラケる。

>>461
ああ、壁一回転のとこね。
私は二階の窓から飛び出した人がそのまま地上を駆けていく
シーンが好き。バランス崩さないからすごいよね。

ハードラック期待してたのに国会中継に変更・・・。
放映は１ヵ月後かあ・・・。

まじかよ！！
どうせテレビでやるなら長編もいくつか見てみたいが無理かなー

>>463まぁBSではよくあることだからね。

大阪ＮＨＫホールで将軍みてきました　最高！
細部をすっかり忘れてて、こんなに面白かったっけ？というのが感想
演奏も素晴らしかったです
オケ用の照明で画面が少し見えずらかった気もするので、ここはぜひ日本語版ＤＶＤの発売を希望

いいなー、やっぱ喜劇映画はでっかいスクリーンで大勢で観たいものですな。

最近「西部成金」の米国版ＤＶＤ（リージョンＡＬＬ）を購入し、
電子辞書を片手に観ました。
めっちゃ面白かったんだけど、ちょっと分からないところが
リサイクルショップ？に家財を売って得たお金が
店を出るまでに全部なくなるって場面で、
最後のお金は結局募金に使ったってこと？
募金した印にへんなバッチをつけてもらったという解釈であってる？

良スレですね。

ヒロインがみな当時のでっぷり、いや、肉感的な美人なので、
それだけで小男なキートンに哀愁を感じた。
将軍だと恋人アナベル・リーの方がデカイし。

身長とかどれぐらいだったんだろう？

>>467
おーなるほど、あのシーンは残った有り金を募金に取られてしまったという事か
「ん、今の何？」とずっと思ってた、納得
「西部成金」では無銭乗車中の時間経過をパンの大きさだけで表すシーンがなにげに好き
集団追っかけや派手なアクロバットだけがキートンじゃないんだなと思った

>>468
たしか168cm。徴兵中の記録だったかな

>>468
アナベル・リー役のマリオン・マックは１６０センチで
キートンは１６８センチらしい（ＩＭＤｂより）
ちなみにキートンの良き相棒ジョー・ロバーツは１９１センチ、
チャップリンは１６５センチとのこと。

時間経過をパンの大きさで示したシーンはジム・ジャームッシュも賞賛してた。
見事なミニマム表現で美しいみたいな感じで。
ジャームッシュの「デッドマン」も似たようなシーンがあって、
主人公が列車に乗って西部に向ってることを乗客の服装などで表現してて面白いなと思った。

今頃気がつきました。
バスターを一緒に語ってくれる人達がいるー。＼(^o^)／
あげとこっと。

すいません。この人の本名は、
Joseph Frank Keaton　と　Joseph Francis Keaton　の
どっちが正しいんでしょうか？

ウィキペディアなんか、英語版と日本語版で食い違ってるし…。
http://en.wikipedia.org/wiki/Buster_Keaton
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3

誰か答えてあげて！
私はフランシスに一票。

正しいミドルネームはフランクでつ
淀長先生もずっと間違えてたし、キートンが若い頃の新聞記事もすでに間違えてる

　Myth: Buster’s middle name was Francis.
　Nope. It was Frank. He was named after a relative.

　↑引用元：ttp://www.classicimages.com/1998/november98/busterkeaton.html

どうもありがとうございます。スッキリしました。

そうなってくると、ウィキペディア日本語版には訂正をお願いしたいところですが
どうしたらいいものやら、ハテ。

新参者ですが、ついでにカキコ。
リブロポート刊の伝記と、筑摩書房刊の自伝をついさっき読みおわりました。
二番目の嫁は詐欺師かよ、オイ！！！

自己解決。
ウィキペディア日本語版の日本語版のページの誤記を、
僭越ながら？訂正してきました。

乙

ＮＨＫ衛星第二（BS11）の「懐かし映画劇場」でキートン作品８本放送

▼９月９日(金) 16:40〜17:04「キートンのハード・ラック」HARD LUCK（1921）　
キートンが最も気に入っていた作品といわれたが、ネガ、プリント
ともに長期間失われていたため幻となっていた作品で、１９８０年代
後半、偶然発見され復刻を果たし今日に至っている。仕事をクビになり、
彼女にもふられ、世の中がほとほと嫌になったバスターは自殺を決意
するが、やはりつきが無く何をやっても死ぬことが出来ない。しかし、
酔った勢いでアルマジロ捕獲に名乗り出てから人生がついてきた・・・。

▼１０月３日(月) 16:35〜17:00「キートンの化物屋敷」THE HAUNTED HOUSE（1921）
女にはめっぽう弱い銀行員のバスター。お札をめくるとき誤って指に
接着剤をつけてしまい銀行中が大騒ぎ。出納係の大男は郊外の古屋敷で
偽札作りに余念がない。他人を寄せ付けないよう建物のあちこちに細工を
こらし、化け物が出るという噂まで流していた。そんなある日、強盗事件発生。
日頃の無能ぶりから強盗容疑がかけられたバスターは、警察に追われて
化け物屋敷へと逃げ込んだ・・・。

▼１０月５日(水) 16:35〜16:57「キートンのハイ・サイン」THE HIGH SIGN（1921）
無職のバスターは新聞の求人広告欄で射的のエキスパート募集記事を
見つける。銃の腕前がからっきしのバスターは、仕掛けをして百発百中の
ガンマンを演じてみせる。そんな彼の腕前にほれ込んだ男が二人。射的店
店主（裏の顔は極悪非道なギャング）と、ギャングから命を狙われている
実業家。バスターは、二人の申し出を断りきれないまま、ギャングから
実業家殺しを命令されもう一人の雇い主の自宅へ向かった。

▼１０月６日(木) 16:35〜16:59「キートンの電気屋敷」THE ELECTRIC HOUSE（1922）
今日は州立大学の卒業式。植物学の博士号を得たバスターは、何故か
電気工学の学位取得を証明する卒業証書を手にしていた。新しいものが
大好きという大金持ちに、電気技師として雇われ、邸宅を電気仕掛けに
大改造するバスター。バスターの成功を聞きつけた本物の電気工学士が
復しゅうのため屋敷に忍び込み・・・。キートンの両親と妹も出演。

▼１０月１３日(木) 16:36〜17:00「キートンの即席百人芸」THE PLAYHOUSE（1921）
舞台の裏方をしているバスターは、わがままな劇場支配人ジョーの要望に
こたえなければならない。しかし、支配人のあごひげについたタバコの火を
消そうとしたはずみに、彼をノックアウトしてしまい、劇場内を逃げ回る
ことに・・・。冒頭のミンストレル・ショーのシーンは、出演する芸人や
観客をすべてキートンが演じている。

▼１０月１４日(金) 16:37〜17:01「キートンの強盗騒動」THE GOAT（1921）
ひょんなことから犯人の人相写真に写ってしまったバスター。犯人はまんまと
脱獄。その日の食べ物にも苦労していたバスターが、「てい鉄が落ちたところ
には福がある」という迷信を信じて投げてみると、こともあろうか警官に大当り。
逃げるバスター、追う警官。例の人相写真もお尋ね者として出てしまい・・・。
短編作品ながらもドタバタだけに終始せず、ギャグを巧みに連鎖反応させる佳作
に仕上がっている。

▼１０月１７日(月) 16:32〜17:00「キートンの船出」THE BOAT（1921）
ＤＡＭＦＩＮＯ（知るもんか）号は、バスターが家族のために造ったハンド
メイドの船だ。それなのに進水式最中に沈んでしまった。家族みんなで手直し
していよいよ出航。外洋に乗り出し夜も更けたころ、この小さな船を嵐が襲う。
船はぐるぐるまわり、浸水もしてきた。毎回バスターを悩ます大男のジョーや
警官は登場しないが、狭い船室で展開される素晴らしいギャグなど、初期短編の
中でも完成度の高い作品。

▼１０月１８日(火) 16:41〜17:00「キートンの警官騒動」COPS（1922）
「大物ビジネスマンになれないなら結婚なんてしないわ」求婚をした彼女の
返事に一念発起。貧乏青年バスターは、詐欺師に売りつけられたガラクタを
積んだ荷馬車で都大路に乗り入れた。やがて荷馬車は警官たちのパレードに
合流し、なぜか爆弾魔と間違われてしまったから、さぁ、大変。大群の警官に
追われるバスター。果たして・・・。製作時は日本未公開作品。

明日はハード・ラック放送age

「ハードラック」のあの最後の飛び込みシーン、どうやって撮ったんだろ？

>>482

プールサイドのそばにワックスペーパーをうかべて、キートン本人が飛び込みました
飛び込み板からは本物のプールサイドのタイルと紙との見分けがつかなかったそうで、
このシーンの撮影についてのちに　"the greatest thrill of my life"　と語っています

>>483
さすがキートン、身体張ってますねえ・・・。
ホント、頭が下がります。最近、ロイドの「要人無用」も見たけど
この頃のサイレント喜劇のスターはムチャもなんのそのというか
ホント命知らずですな。凄い。絶対マネ出来ん。

22日（木）、ＡＸＮで「昔はよかった物語」を放映するようです
見られる環境の人はお見逃しなく

また柳家金語楼（だっけ？）のナレーションでやってくれたらいいな

あげ

明日からまた衛星でやるね
最近「化物屋敷」を見てたら、
今まで最初の方の栓抜きのギャグに気を取られ、
そのあと続くステッキのギャグに全く気づいていなかったことに気づいた
無声喜劇はぼんやり見てたらもったいない事になると思った

スッテキギャグってあったっけ？
よし、明日ちゃんと見てみよ。
「化物屋敷」だとカメラ目線で走りさってくのがすきだ。

すまん、あれ別にギャグじゃないのかも、ステッキ持ってないから自信なくなってきた
あのカメラ目線、俺もすごく好き

大阪市立中央図書館に大量に置いてあって
笑ってしまった

スッテキギャグあった！
壁にくっつくスッテキ。

またビデオに撮るのを忘れたorz

誕生日age　おめでとー
今日はＢＳなかったんだな

大阪市立図書館って「紐育の歩道」もあるんだよね。
すげーうらやましい。

さっき気づいた、今日のは予定より１時間遅く始まる！

キートンと結婚したいです…ううう

どうしたの496？

今日は放送日だな　長編もいつかやってくれないかな

ｳﾞｧﾝｻﾝｶｯｾﾙとｷｰﾄﾝ
ﾁｮｯﾄ似てない？

また国会中継に変更? 楽しみにしてたのに。

明日の「強盗騒動」は大丈夫なのかな

ＢＳ放送最終日（だっけ？）

とりあえず「文化生活一週間（マイホーム）」「ゴルフ狂の夢（囚人13号）」
「化物屋敷」「ハードラック」「ハイサイン」「強盗騒動」「船出」「警官騒動」
「電気屋敷」「荒武者キートン」「探偵学入門」「セブンチャンス」
「西部成金（ゴー・ウェスト）」「大列車追跡」「蒸気船（船長）」
の15作品はDVDを買わずにNHK-BSで集める事ができた
あとどれだけやってくれるかだな
トーキー物やアーバックル物の放送は難しいかな？
とりあえず単独主演モノ残り15作品のBS放送きぼんぬ

>>418 のサミュエル・ベケット作品の映画化「フィルム」。
シュルレアリスムサイトwww.ubu.comにmpeg。
左フレーム"film"の先、"Samuel Beckett"の項。
哲学的ドタバタ悲劇映画？
絶妙の動きで「目」から逃げまくるキートン。

>>503
サンクス。
ずっと見てみたかった作品なんだけれど観ることが出来る機会がなくって。
思いがけず観ることができてうれしいっす。

今公開中の人形アニメ「コープスブライド」の記事を読んでたら、
声優初挑戦のジョニー・デップはキートンをイメージして声を入れたらしい。
本人が真面目にやればやるほどどんどん変なことになっていくのは
キートンそのものじゃないか、みたいな事をジョニーが言ってるけど、
そういわれれば主人公の風貌もキートンに似ている気がする。
細かいギャグ（棺桶に入って死体のフリをするetc）も
キートン、というかサイレントコメディの香りがする。

>>503
GJ！
こんな形で「フィルム」が見られるとは思わなかったよ。
まず見られないと諦めてただけに滅茶苦茶嬉しい。
ベケットといえば「ゴドーを待ちながら」のエストラゴンとウラジーミルは
チャップリンとキートンで演じられることを想定して書いたとか書かなかったとか。
そういう話をシュールレアリスムの本で読んだんだけど、
あの二人が演ずる「ゴドー」実現するなら死んでも見たい。天国で上演してないかなｗ

>>505
全然ノーマークだったけど「コープスブライド」見てみたくなったよ。

「フィルム」、俺のパソコンでは表示してくれない…　orz
ともあれ、教えてくれてありがとう

「コープスブライド」、主人公の顔がどうもキートンぽいがと密かに思っていたら、
そんな話があったのか！
デップには早くデブ君映画に着手してほしいが、十年ぐらいは待たないといけないのかな

コープスブライド観てきたけど、なんかモロに「セブンチャンス」と「うる星やつら」
をまぜたようなストーリーだったぞ。

ジョニーデップは以前からキートンをリスペクトしているようだが、
バートンはどうなのか気になる。

12月にBS2で短編が放送されますよ。
国会中継で吹っ飛んだのが予定されてるので嬉しい！

12月8日(木) 後4:40〜5:04 キートンの即席百人芸
12月12日(月) 後4:51〜5:13 キートンのハイ・サイン
12月13日(火) 後4:40〜5:04 キートンのハード・ラック

以前、久石譲が音楽をつけた「将軍」のレストア版2枚組DVD（「線路工夫」と「ライズ・アゲイン」の特典付き）
を出したフランスのmk2から、今度は「将軍」の2枚組を含む、キートンのサイレント長編10作品を収録した
11枚組DVDボックスが出たので、思いきって仏アマゾンから購入してみました。

キノ版のDVDは持ってないので画質の比較とかは出来ないんだけど…
と思ってたらDVDbeaver（余談ですがここは良サイトです）に早くも比較レビューがアップされてました。
ttp://www.dvdbeaver.com/film/DVDReviews18/keaton-fr.htm
こちらは「将軍」2枚組のレビュー
ttp://www.dvdbeaver.com/film/DVDCompare5/thegeneral.htm

今回「将軍」以外で新たにデジタル修復されたのは「恋愛三代記」「大学生」「蒸気船」の3作品。
レビューのキャプチャを見比べるとキノ版は画面の端がトリミングされているのが判ります。
自分が見たものでは、「セブン・チャンス」のオープニングのカラー場面がmk2版では白黒になっていて、
カラー場面は特典として本編とは別に収録されているんですがキノ版ではどうなっているんでしょうか？

それにしてもフランスはキートン作品のDVDではいい仕事してますね。
ジェネオンの4枚組「短編全集」も元版はフランスのarteVIDEOが出したものですし、
（ちなみにフランス版「短編全集」は日本版と同じ内容で値段は半額程度とお買い得です）
mk2はベケットの「フィルム」もリリースする予定だとか。

ベケットの「フィルム」、
UBUWEBのだと（ほんの一カ所だけ存在する）音が入っていないしね。

「フィルム」、何とか見られるようになった、感激
脚本を和訳したものが出ているようだから読んでみよう

トリミング、ほんとだ
「短編全集」にないシーンが「キノ」にあったりもするらしいから、
結局極めたいと思ったら全て買わないといけないんだろうな
「将軍」の日本語版ＤＶＤは出る気配がないし、もうmk2のセットで揃えるか…

先日やっと維新派のＤＶＤを借りてみた
最初は所詮キートン映画とは別物だしなあとか思っていたが、次第に終わるのが惜しくなってきた
シュルレアリスムに関連した（キートン以外からの）引用もいくつかあるようだ

あの操りキートン人形ほしい

検索したら辿り着いた。
誰か解説してほしい。
http://www.divxclasico.com/modules.php?name=Forums&file=viewtopic&t=40932

まず、何語だろう？　アディオスとか言ってるからスペイン語？
フィルモグラフィや関連商品などを網羅した便利なページらしいが
この中に掲載されている "El Misteri de Buster Keaton" という本は
たしかフランスのキートン関連の小説だったと思う
北欧でも伝記小説を書いた人がいたけど、どのみち英訳してくれないと読めん！

ki

「Internet Archive」で古い映画の配信が始まっています。
キートン作品は、将軍や白人酋長など8作品が見られます。
ttp://www.archive.org/search.php?query=keaton%20AND%20mediatype%3Amovies
サーバ重いですが。

近所にあるビデオ屋は「馬鹿息子」「キートンの荒武者」「西部成金」
「海底王キートン」「拳闘屋キートン」「キートン将軍」「キートンの船長」
「キートンのカメラマン」「キートンの結婚狂」「恋愛指南番」「エキストラ」
が揃ってて重宝してたんですが、今月末閉店するそうです…
ＤＶＤ買わなきゃダメですね。>>517さんありがとうございます！！

>>517
「白人酋長」「将軍」「即席百人芸」「成功成功」
「鍛冶屋」「電気屋敷」「蒸気船」「漂流」の８本だね
情報thx
スタン･ローレルのショート「Mud and Sand」も観られるみたいね
邦題探したけど無かったから日本では出回ってない作品かな

パブリックドメインの作品を無料で配信してるサイトってけっこうあるな
自分はキートン出演の「リル・アブナー」をどこかで見た（517氏のサイトかも）
インディアン役で、何か大声で天に向かって祈ってるの　びっくりした

「リル・アブナー」は、517で紹介したところでも見られますし、
ttp://www.archive.org/details/lil_abner
ストリーミングでよければ、ここにもあります。
ttp://emol.org/movies/lilabner/

＃ところでスレ違いなんですが……津波の映像って流行ってんの??
＃「Internet Archive」のダウンロード数の上位は、全部津波の映像。
＃上で紹介したストリーミング配信サイト（ttp://emol.org/movies/）にも
＃「Tsunami Videos」っていうコーナーがある。
＃プーケットなど、どれもこの前の東南アジアの地震の映像のようです。

>>517
俺もTOPにあったランキングのTsunamiには非常に気になってたよ
まだ観てないけど１回くらいは観ておこう…
本当にこのスレには感謝。
「リル・アブナー」「フィルム」を観ることができるなんて…！
ロイドの短編とかも無料配信されてたりするんだろうか。

>>513
維新派はねぇ、公演が終わったら、大道具から小道具まで何もかも焼いちゃうのよ。
だから残ってないと思う。残念だけど。

漁ってみたら写真があったから、うpしておくよ。
ttp://kjm.kir.jp/pc/?p=5233.jpg
うpロダから流れるか消されるかする前に、どうぞ御覧あれ。

ありがとうございます！　保存しました

>>522
そういえば、ロイドの短編っていっぱいあったような　全部残ってるんだろうか？
ネットで見られるロイド、自分が知ってる範囲だと…
ちょこっと見なら、ttp://slapstick-comedy.com/PLloyd.html
517のサイトだと、"Love, Loot and Crash" のどこかに出演してるらしい
あと、ttp://www.movieflix.com（無料の作品と有料の作品があるサイト）

age

ところでアーバックル伝記映画の話はどうなったんだろう

去年だったか映画化権を買ったきりで、話は全然進んでいないのでは
チャップリン、キートン、ボブ・ホープといった有名どころを出さないといけないし、
作るの大変そうだ　
このままお流れになったりして…
デブ君もだけど、キートン役は誰になるのか気になる
チャップリンが登場する映画なら複数あるが

デブは結局レイプしてたんだろ？

http://silentera.com/
↑右上にある「サイレント映画TOP10」のランキング、
「街の灯」「メトロポリス」「カリガリ博士」等を抑えて「キートン将軍」が１位！すげーじゃん！
ちなみに100位以内に「探偵学入門」「蒸気船」「セブン・チャンス」「海底王」
短編の「警官騒動」もランクイン。

急に仕事でロスに行くことになりました。
スケジュールきつきつなんだけど、こんな機会滅多にないから
大好きなキートン＆サイレントコメディ関係のものを見てきたいなと思ってます。
とりあえずイタリア荘に行ってみたいんだけど、
正確な場所とか様子とか分かる人いますか？
あと他にここも行っとけ！みたいなポイントがあったら教えてほしいです。
ハリウッドにサイレントシネマのお店とか記念館みたいなのとか無いんだろうか。

いいなあ

島田荘司の『聖林輪舞』に地図が載ってたような気がするが手元にない　ごめん
この本、確かジェームズ・ディーンの事故現場とか載ってた
キートン生誕地にある記念館は遠いし…
とりあえずあげときます

今思ったのだが、墓参りはどうでしょう　自分はいつか行きたい
ロサンゼルスの Forest Lawn Hollywood Hills という所にあるらしい

↓ キートンの墓の場所を矢印で示した写真あり
ttp://www.findagrave.com/cgi-bin/fg.cgi?page=gr&GRid=565&pt=Buster%20Keaton

このページからはってるリンクにForest〜の地図がある
午前中ひまだったもので連投スマソ

ありがとうございます！
今回の旅の目的が決まりました！（仕事そっちのけ）
キートンのお墓はなんとなくエレノアさんと住んでいた家付近に
あるんだろうな〜と勝手に思っていたので、
まさかお墓参りに行けるとは思いもしませんでした。
何をおそなえしようかな…何か彼の喜びそうなものを考えてみます。酒以外で。

キートンの自伝て絶版なんですね。
古本で探してるけど、なかなか出回ってなく悲しいです。
アマゾンのマーケットプレイスは、定価の倍以上で手が出ません。
貧乏は辛い・・orz

>>533さん
お墓参り行かれたら、またここで報告よろしくお願いします〜。

>>534
絶版なのか…。
5年ほど前は大きめの本屋になら置いてあったんだけどな。
キートンの自伝は色々あった割にびっくりするほどあっけらかんとしてて、
彼の人となりが伺えるいい自伝だと思う。
もう中身は図書館とかで読んでると思うけど、欲しくなる本だよね。

>>533
羨ましい！是非鉄道模型をお供え…って、彼の好物って何だったんだろうね？
レポート、自分も楽しみにしてます。

>>534
俺はここから手に入れたよ。結構便利。
検索窓にキーワードを入力して、各通販サイトの「検索」をクリックするだけ。
ちなみにこの中の「日本の古本屋」で入手しますた。確か定価より１０００円近く安かった。
ちょくちょく検索して調べてみると良いかもしれませんよ。
現在はamazonの古本で入手できるようだけど、定価の倍額以上…（初版帯付）。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/detail/offer-listing/-/4480873082/used/qid%3D1134148545/249-8657947-1564307

ああ、肝心のＵＲＬを貼り忘れた。すまんｗ
「古本通販カタログ」
http://book.cata-log.com/old/
それにamazonはチェック済みでしたか。これまたすまん・・・。

534さんじゃないけど、537さんのサイトで探し物が見つかった　ありがとう！

実際に在庫があるのかどうか分からないけど、
以下の本屋のＨＰ内の検索で「自伝」が引っかかったので参考までに
　ttp://www.atc.ne.jp/user/seikindo/
　ttp://www.kikuyashoten.co.jp/

538さんが紹介して下さったHPの本屋に問い合せたら
下のアドレスの店で在庫があり、購入できる事になりました！！(^^)
（ちなみに上のアドの方は在庫切れ）
もう感謝してもしきれません(涙)、ありがとうございましたm(_ _)m
536さんもいろいろアドバイス、どうもありがとう！
現時点では「日本の古本屋」にも在庫なかったんですが
ブクマ登録したので、また別に古本探す時使わせてもらいますね。

スレ住人の皆様に、感謝を込めてage(内容は超個人的でスマソ)

あれ？sageになってた・・。＆連投失礼しますた(恥)