1 :
名無しシネマ@上映中 :
「2001年宇宙の旅」【2001: A SPACE ODYSSEY】(1968年)
---
●脚本 アーサー・C・クラークの言葉:
「もし、この映画が一度で観客に理解されたら、われわれの意図は失敗したことになる」
●製作・監督 スタンリー・キューブリックの言葉:
製作の意図について「言葉で説明できない種類のもの、つまり視覚的体験を―見る
人の意識の内部へ到達するような強烈な体験を、私は創造しようとしたのだ。」
作品の主題について「この映画の主題は“神”という概念だ。ただし、これまでの
ような神ではなく、科学的な定義による神なのだ。宇宙の知性的存在、生物的進化の
最先端としての神である。」
●文部省特選: 特選の理由―43・4・22
「33年後の2001年には、月以外のどんな宇宙へ到達し、そこにはどのような
世界が存在するかを描いた空想科学映画。可能とされている未来の科学技術を想定し
未知の空間、宇宙の驚異、冒険を、巧みな映画技術を駆使してとらえた、傑れた作品
である」《SF映画で特選を獲得したのは現在この作品1本だけである》
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「2010年」【2010】(1984年)
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☆コピー:『いま、なにか素晴らしい事が起きようとしている』
これは単なるヒット作品の続編ではない。その後の宇宙開発の事実、技術革新等、
長足な歴史的進化をのみ下し、今だ未知なる大いなる宇宙の神秘と謎に挑戦しつつ、
創造されるべくして製作された続編である。
NHK BS2 放送:
2003/8/21(木) 20:00-22:00 「2010年」
2003/8/22(金) 20:00-22:25 「2001年宇宙の旅」
2003/8/23(土) 24:09-26:39 ドキュメンタリー「スタンリー・キューブリック」
(STANLEY KUBRICK:A LIFE IN PICTURES)
語って語って語り尽くされた 2001年宇宙の旅
でも やっぱり無いと寂しいので立てました
ないと寂しいってのは良く判るが、またぞろ既出の論議の蒸し返しが
繰り返されるのはうんざりだな。
せめてものエチケットとして前スレ覗く位のことはしといて欲しいぞ。
6 :
新参者:03/08/21 22:03 ID:12Y30HcZ
NHKは近年、年1回ペース位で 2001年を放送してる気もする.
まぁ現実に西暦2001年が来たからってのもあるだろけど.
今日・明日 2001年より先に 2010年 放送ってのは単に時間枠の話か
特に意図なんかないんだろな別に
実はNHK本社ビルはモノリス・・いや、青山のNHK文化センタービルのほうか
今日は「2010」やってたな。
久しぶりの再見だが、アメリカがTMA1を持帰っていた
という事は知らなかった。
小説にはそんな記述なかったと思うが。
2010年を先にみて2001年を見る構成はけっこうイイと思う。
12 :
名無シネマ@上映中:03/08/22 20:04 ID:4ogCgmyD
BSage
13 :
名無シネマ@上映中:03/08/22 20:10 ID:q+oqEUM+
ただ今猿の惑星状態です
14 :
名無シネマ@上映中:03/08/22 20:11 ID:eOCwRD0C
Part2は間違い。
少なくともPart3は行ってる。
15 :
名無シネマ@上映中:03/08/22 20:26 ID:EMMSOoE7
だれが 何と言おうと SF映画の 最高傑作である。
たとえ おまえが 否定してもだ。
16 :
名無シネマ@上映中:03/08/22 20:36 ID:oSmcEh+Z
>>15 最高傑作はラングのメトロポリスだと思うが
17 :
名無シネマ@上映中:03/08/22 20:38 ID:ZOr5hx5O
18 :
名無シネマ@上映中:03/08/22 20:43 ID:8zvKtKaY
あの猿人が投げた骨が宇宙船になるシ−ンだけで
映画史に残る価値ある。300万年のフラッシュフォワード。
19 :
名無シネマ@上映中:03/08/22 20:47 ID:11UPd4g+
キューブリックも好きだけどホドロフスキーの方が好きだな。
この2人は結構似てると思うんだけど互いに意識はしてたのかな?
20 :
名無シネマ@上映中:03/08/22 20:53 ID:MxR5s8CT
最高のSF映画は
さよならジュピター
です
21 :
名無シネマ@上映中:03/08/22 20:55 ID:cc6O4JiE
firstモノリス=Ps2でいいですか
22 :
名無シネマ@上映中:03/08/22 21:00 ID:8zvKtKaY
美女も有名男優も出ないであれだけの名作を作るのは、
監督の腕。色気無しに観客を2時間画面に集中させた。
「ハルも木から落ちる」.....やるねNHKBSもw
24 :
名無シネマ@上映中:03/08/22 21:38 ID:cl9n8Bpf
前にもBS2でやったんだけど、そのときと字幕が違うんだけど。
どちらかというとワーナーホームビデオのDVDの字幕に近い気がする。
とにかく前回と字幕が違うのはなぜ?
前回はハルも木から落ちるなんて訳は無かった
26 :
名無シネマ@上映中:03/08/22 21:53 ID:MxR5s8CT
おかしいじゃん
キューブリックは字幕もチェックしてるはずだろ
死んだからって勝手なことすんなNHK
小説では300万年前なのに、映画では400万年まえになのは、股間の描写に
こまってしまったからだというのはほんまですか。
28 :
名無シネマ@上映中:03/08/22 22:10 ID:X5tW/D6i
やっぱいいね。
29 :
名無シネマ@上映中:03/08/22 22:17 ID:juB+Fd8c
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
O 。
, ─ヽ
________ /,/\ヾ\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_ __((´∀`\ )< というお話だったのサ
|_|__|__|__ /ノへゝ/''' )ヽ \_________
||__| | | \´-`) / 丿/
|_|_| 从.从从 | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\ / ::::::::::::ゝ/||
────────(~〜ヽ::::::::::::|/ = 完 =
30 :
名無シネマ@上映中:03/08/22 22:18 ID:BCL5DwaZ
うん、(・∀・)≪イイ!!
製作に4年だっけ?
いまじゃこんな映画を撮れる人いないもんね
31 :
名無シネマ@上映中:03/08/22 22:18 ID:Di56YhIL
わけわからん。
そんな事思ってんのは折れだけか?
>26
NHKが勝手にやったわけじゃないよ。
>>31 俺もわけわからんかったけど、それでいいと思う
何かを感じたなら
木星到達以降はもう哲学の世界なのか?
後半の雰囲気がたまらなく(・∀・)イイ
35 :
名無シネマ@上映中:03/08/22 22:23 ID:MxR5s8CT
何度見ても気持ちイイ映像だ。
技術とか、そういう気持ちよさでないんだけど
すごく(・∀・)イイ! やっぱキューブリックは映像作家としては天才、というかキチガイ。
初めて見て理解できなかったからググってみたけど
まだ解らん
38 :
名無シネマ@上映中:03/08/22 22:28 ID:aazN+m8a
感じるんだ
モノリス=プレステ2
40 :
名無シネマ@上映中:03/08/22 22:30 ID:MTQjZMiP
しかし台詞のない映画だ。
うちのカミさん思いっきり寝てた。無理もないけど
環境映画みたい、確かに気持ちいいよね。音楽も静かだし
41 :
名無シネマ@上映中:03/08/22 22:32 ID:MTQjZMiP
原作と2010年観れば大体わかる
ヤフオクしながら横目で見てたけど
全然わかんなかった。
映像は素晴らしいけど。
43 :
名無シネマ@上映中:03/08/22 22:35 ID:T1jhHmIe
俺も寝ちゃったよ ほんと気持ちよすぎるんだよ
漏れも2010年観てやっとハルとラストシーンの意味がわかったよ。
公開当時(35年前)も、やっぱ寝てたのか?
意味がはっきりわからない(いろいろ解釈できる)けど、
いい映画ってこういうのだと思う。
思わせぶりだけのヘボ映画とは違うよ。
個人的には2010年先に見ておいてよかったと思った。
48 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/22 22:38 ID:Y664gwLt
この映画はほとんど「悟り」の境地だからね。
僕は自分に訪れた遅めの青春時代、なんか色々調子悪かった時、
家の洋間のテレビで、夜中、部屋を真っ暗にしてヘッドホンつけてこの映画を見た。
おじさん感動したよ。瞳孔開きっぱなしだった。
50 :
名無シネマ@上映中:03/08/22 22:44 ID:eOCwRD0C
>>41 part2でも「原作」などと抜かすヤシがいるのか(驚き)
51 :
名無シネマ@上映中:03/08/22 22:58 ID:ctGRszgg
前スレdat落ちしてるのか…
●なんて持ってねぇ
>>50 このスレに初めてくる人も存在することを忘れない方がいいぞ。
自分中心に考えないことだ
53 :
名無シネマ@上映中:03/08/22 23:31 ID:yVNOW3GK
2061年と3001年の映画化の話はないのか。
この映画、いつも月に着陸したあたりから眠くなり、
宇宙船でハルと会話するシーンで目が覚めて、
ハルとの決着がついたあたりからまた眠くなって・・・ラストシーンで
音楽かかるあたりでまた目が覚めるってのを繰り返してしまう・・・。
俺って何てダメなヤツ・・・。
56 :
名無シネマ@上映中:03/08/22 23:38 ID:STH0BjWv
キューブリック作品をわかってるのはキューブリックだけで
あとは全員理解してるフリをしてるだけ。
いやキューブリックですらわかってないのかもしれない。
この映画って絶対映画館で見たほうが良いよね。
素面で見てはいけない
ちょっとまえ銀座でリバイバル上映してたな、大画面で見られて
感動したよ。
なんど見ても鳥肌が立つね。
正直な話今のへたなCGよりもずっとこっちのほうが自然に見える。
62 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 00:06 ID:fLWUgJJM
宗教映画みたいだな。
HAL9000の声が(・∀・)イイ!!
Good bye.
訳分らんでも糞映画呼ばわりしないところがいいな。
前スレでも哲学論争、神学論争が結構はじけてたが、キューブリックが最初に
クラークに言ったという「本物の宇宙映画を作ろうじゃないか」というシンプル
な言葉の方が俺は好きだ。
今はなきテアトル東京のスクリーンで見た漆黒の宇宙空間はこれが現実の宇宙
空間なんだと(行ったことないし)納得させるリアリティと(見た事もないし)画面
に吸い込まれそうな戦慄を感じた。
これはまさに体験する映画だ。理屈はあとでつければいい。何だったら理屈なんぞ
放ったらかしといてもいい。
10周年の再上映で観た名画座のシネスコ画面や再々見るTV画面ではあの感覚は
味わえなかった。
シネラマとは言わん! 70mmの大画面でもう一度見せてくれ!
>>60 俺も銀座じゃないけどリバイバル観に行ったよ。
同じく感動した。
67 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 00:24 ID:u/R2arah
説明的なセリフは最初入れてたけど全部カットしたそうな。
お話の内容はノベライズには結構丁寧に書いてあるんで、一読をおすすめします。
68 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 00:27 ID:zIw8HCFe
ムーンバスの中でくっていたサンドイッチがうまそうだった
69 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 00:59 ID:Q9oMVt1E
ディスカバリー号で食ってたあの食事はマズそうだった
じじいいになったボーマンが皿から食ってたあれは何だ?
>>65 俺、サパーリ ワケ ワカ ラン状態だったけど、俺は観てよかったよ
>>52 じゃあ、取りあえずはじめての人に教えてやろう。
映画の公開後、半年たって発行された小説が、「原作」になることは
あ・り・え・な・い。
やれやれ、やっと夏が来たな。
75 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 10:22 ID:hZlaMT8O
よくわからなかたが自分なりの推理では
はるか昔より存在していた謎の知的生命体モノリスがいて
モノリスは、その存在を知った(触れた)生命が進化する不思議物体。
人類が宇宙に飛び出て探求する頃もまだ存在していて
宇宙船内ではHALというコンピューターが暴走
冷凍睡眠中の人殺したり悪さして、もう大変。
主人公はその暴走を食い止めるべく奔走。
結果止めたはいいがモノリスの存在を知り
なんか宇宙をワープみたいなことして『進化』する。
結果モノリスに接触したがゆえに進化の最終形態『老人』になってしまいご臨終。
そしてそこから再び新しい『進化』がはじまる。
それが最後の胎児のシーンであり人間は再び進化をはじめる。
終わり・・・・
でOK?
一回観ただけでそこまで理解したなら凄いが、
キューブリックの意図は見事に失敗したことになるね。
77 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 10:24 ID:Gg4M50uO
ハム、ハム、ハム・・・
78 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 10:30 ID:hZlaMT8O
>>76 え?違うの?
もうこれ以上は思いつかないよぉ・・・
もしかして最後の胎児が思い浮かべてた妄想オチとか?
79 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 10:58 ID:UTsZNz4X
2001年宇宙の旅ってちょっとホーリーマウンテンに似てるね。
>>75 はぁ〜 瞠目すべき新解釈に開いた口が塞がらん
過去スレにもこんな斬新なやつはなかったぞ
monolithって英和辞典で引いてみ
81 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 11:29 ID:9McLX2qa
76>
このお話のテーマは今では古典になっているから(パロディも含めて)。
この後の数々の作品に影響を与えているわけで、それらを観て育ってきた人間
としては一回で概要が理解できたとしても不思議じゃない
82 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 11:33 ID:9McLX2qa
>part2でも「原作」などと抜かすヤシがいるのか(驚き)
だって前スレ落ちちゃってるもーん。意地悪しないで教えて!
じゃ誰が原作書いたの?脚本が先ってこと?
83 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 11:36 ID:hZlaMT8O
>>80 モノリスって石版型の生命体じゃないの?
なんか生命反応がどうのこうの言ってなかったけ?
この映画の本意知ってるなら教えてYO!
84 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 11:43 ID:9McLX2qa
75>
大体こんな解釈で十分だと思う。どんな深読みしても映像だけじゃ
わからん。そこがいいのよ。絵画を文章で説明するようなもんだ
それぐらいすばらしい映像世界なんだよね
どうしてもりかいしたきゃ原作(おっと失礼)読むといいよ
INTERMISSION
突っ込み方がいかにもヲタっぽくて…。
「あれは、……なわけで原作ではないんです」でいいのに。
昨日BSで見て、猛烈に映画館で見たくなったんですけど、
リバイバル上映ってもうやってないんですか?
88 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 12:36 ID:McmBdTqR
ボウマンがプールとHALを殺したってなんか無理ない?
89 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 12:52 ID:+3t57bgB
90 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 12:53 ID:yC5WpWR7
>>87 シネラマで上映してくれるのなら3000円払っても見てみたい
91 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 13:37 ID:VqKSgOkc
2001年はDVDで持ってるけど昨日のNHKBSと見比べたら・・・
画質が全然違う!! BSは鮮明!発色がキレイ!
DVDはそれに較べると明らかに退色してる
昨日のBSはハイビジョン?そもそもソースが違うような?
2001年の解釈については
映画の見方がわかる本―『2001年宇宙の旅』から『未知との遭遇』まで
町山智浩 著
で詳しく説明されているので、これを読めば納得するはず
というか他の解釈はできないだろう
いろいろと深読みしたみなさんご苦労様です
>>83 モノリスは高度に発達した宇宙生命体(?)の作ったアイテムです。
93 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 13:46 ID:95ESb1vA
>>18 なんでもマンセーすれば良いってもんじゃねえだろ。
ガキでも思いつくぜ、あんなアイデア・・・いやアイデアなんて
大そうなしろものとは思えんがな。
94 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 14:00 ID:18DhdkvM
セリフが、かなり少ないから解釈が何通りもあってもいいんじゃないの?
それにしても2003年になっても、宇宙科学技術は
あまり進歩してないな・・・スペースコロニーも月面基地もない。
>>94 アポロ計画の勢いが冷めてなかったら実現していたと思う
>>91 解説は無意味だよ
この場合は納得と理解はぜんぜん違う
>>93 コロンブスの卵ということですね
97 :
93:03/08/23 14:12 ID:95ESb1vA
>>96 そ、そうかな?そうなのかな?そ、そう?
骨が宇宙船にオーバーラップするのってそんなに洒落てんのかな?
道具が変わったってことを表すのに的確なのかな?すかな?
98 :
93:03/08/23 14:14 ID:95ESb1vA
僕は、キューブリック君はもっと「起承転結」について勉強したほう方が
良いとおもうのだけど・・・あの世で。
>>93 うーん…
あんなの誰でも思いつくじゃんって言うのはかっこよくないんだよ
2001年は起承転結ははっきりしてる
他のキューブリックの映画もはっきりしてるよ
起 モノリス現る
承 それから何百万年後に
転 HALとの人間の戦い
結 そして伝説へ…じゃなくて未来へ
とストーリーの起承転結ははっきりしてるでしょ?
結論がわかりにくいだけで
93は背伸びしたい盛りの中学生。もっと頑張れ!
102 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 14:47 ID:PA9hIgSZ
>>100 そうそう
ちゃんと章を立てて判りやすく区切ってあるものね
>>93 同意!
骨→宇宙船だったら意味ないから洒落てないよな
ん?あれ宇宙船だったか?
>>93
>意味ない
意味は明確にあるだろ
骨→宇宙ミサイル(っていうのか? いわゆる核兵器)
武器の進化です。
107 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 15:14 ID:2ymWAdA6
>>100 それって「起承転結」なの?
「起」に対し「承」はそれだけ?
「転」は「起」「承」を意外な方向へと動かしてる?
「結」は「起」をきちんとまとめてる?
キューちゃんじゃなかったら、こんなヨタ話、はったおされてない?
>>107 おっしゃるとおりになってるよ。
ただ、その結び付け作業の多くが観客にゆだねられてるだけでしょ
>>94 過去ログでさんざん語られてるけど、ストーリーの解釈の方法は一つだけ。
何通りもあってもいいのは、そのストーリーを見た観客がどう思うか、という部分。
>>107 起 モノリスが人類の前に現れ人類は一歩進化する
承 再びモノリスが人類の前に、この間進歩はあっても進化はない
転 一転してHALとの生存競争が描かれる
結 そして人類はまた一歩進化してゆく
オレの説明だけ読むと面白くも何ともないなw
111 :
93:03/08/23 15:28 ID:2ymWAdA6
>>108 そうですか。それはどうもすみません。
でも、ある意味「だから何なのさ?」なストーリーではあるよね。
ま、所詮エンターテーメントといえばエンターテーメントなんだけど
それをそういう風に描くことによってあんた何を示唆したいの、みたいな?
そうか、梅雨明けたんだったけな。
113 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 15:36 ID:VqKSgOkc
屁理屈と言葉遊び
>>111 それはないでしょう
なんか悲しい
人類はどこに行くのか?進化とは何か?という壮大なテーマだよ…
しかもその結論を押し付けないストーリー
実際古い映画だし、退屈と思われがちな部分もあるけどさぁ
115 :
93:03/08/23 15:37 ID:2ymWAdA6
>>110 そういう意図が隠されているならそれはそれで結構なんだけど、
行き着くところは「だから何?」なんだよね。
だったら、
「起」・・・男(人類)と女(モノリス)が街ですれ違って
「承」・・・再会して恋に落ち結婚して
「転」・・・ふとしたきっかけで別れるだの別れないだの揉めてたが
「結」・・・子供が生まれたので、家庭が発展し、未来に夢を託す
でも良いじゃん
116 :
93:03/08/23 15:39 ID:2ymWAdA6
↑それだけのことを何か格式ばって大層に着飾って見せられても・・・って感じ?
それだったら、もう別のタイプの映画みたほうがいいよ
そもそもほとんどの芸術作品なんて、なんでもない当たり前のものを着飾って作り、
それが評価されてるんだろ(キュビズムは放置)
2003年鬱の旅
120 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 15:49 ID:14CrPx8N
>>115-116 だからさ
そういう個人の営みも、人類の歴史も大局的に見れば宇宙の一瞬
すごい重大な意味があると思える時もあれば
どうでもいいことだと感じることもある
それをどういう「視点」で描くかってこと
君の言うことは
「恋愛なんて同じようなもんだから恋するな」ってことじゃん
121 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 15:50 ID:u/R2arah
内容把握の補足と発展のために、クラーク卿の小説板と映画製作の顛末、
下敷きにした小説等がしっかり入ってる『失われた2001年宇宙の旅』
を読まれたほうがいいと思います。モノリスやスターチャイルドって何?
みたいなのは全部書いてありますので…
>>120 たしかに「アイズ・ワイド・シャット」はそういう映画だったもんね
123 :
93:03/08/23 16:03 ID:2ymWAdA6
>>123 よかった
好き嫌いはあって当然だから、つまらないと考えるのはいいと思うよ
周りが傑作だと言うからって理由でありがたがる必要もないし
若い感性からは古さを感じることもあるだろうし
でも、もう一度見る機会があったらちょっと思い出してみてね
125 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 16:26 ID:C1Lah+Lw
質問
・昨日の放送はデジタルリマスターされてたんでしょうか?
・今売ってるDVDは昨日のと同じ画質、色調でしょうか?
2、3年前の放送を録画したビデオと見比べて全然画質が違ってたので。
あとスタッフロールの音楽の終わり方も違ってたし。
126 :
c:03/08/23 16:26 ID:UigpS2BE
衝撃の4P作品。しかも3人とも処女喪失の瞬間なのだ。
あっけらかんとした彼女達にはビックリ。かなりマニアックな作品だ。
出血こそ確認できませんでしたが痛い、と言っていた女が
次第に感じていくプロセスがかなり興奮しました。
この作品には続編があります。
またのお楽しみということにしておきましょう。
素人ばかり。今すぐに無料動画をゲット!!
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127 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 17:12 ID:6n/wFmOc
最後は良くないな。ロココ風の部屋とか老人とか、LSDの幻覚調、
スターチャイルドとか。ついていけない。
あれ以外は素晴らしくいい。
ないと寂しいってのは、確かにその通りだと思ったが
何とも末期的な状況を呈して来たな。
やはりこの映画については既に語り尽くされたという
事か。
HAL(コンピュータ)と人間の戦い。
んで勝利者である人間が更なる進化をするってお話?
130 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 18:39 ID:kSjK5v8t
公開時は興行成績もサッパリで、
内容もよく分からんと不評だった2001年が
いまみたいに「映画史に残る金字塔」などと
言われるよーになったのはナゼ?
131 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 18:58 ID:6n/wFmOc
公開時はヒットしたんじゃないの?
かなり長く公開されていたような記憶がある。
132 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 19:17 ID:mC8o0k1U
初めて見ました。凄い感動というか・・・こんなの今まで見たことない
です。驚き。
ルービック監督作品は、全てこんなに素晴らしいのでしょうか?
133 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 19:22 ID:m8RzhncW
134 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 19:24 ID:aKVFAikQ
りめーくでもしたんでしょーか
>>132 キューブリックの映像美が冴え渡る時計仕掛けのオレンジもお勧め!家族で見よう!
136 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 19:33 ID:G8oY7dzB
俺はバリーリンドンみるよ
137 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 19:40 ID:I82NzVs1
この映画の良さが全くわからない私は逝っていいですか?
>>135 おまえあんなもん家族でみてるのか?
「おとうさん、レイプって楽しそうだね」
って息子がいってきたらどうしよう
139 :
:03/08/23 19:43 ID:MbSdcFPP
映画の興行主を集めて上映したら最初の数分でほとんど帰ったらしい。
140 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 19:44 ID:LuQe7Ev7
映画館ではもう上映していないようなので、今度DVD買って
シネマボックスで見てこようと思うのですが、
2時間半1000円で見る価値ありますか?
↓シネマボックス
www.cinebo.com/customer01/home.htm
>>125 今回の放送分のマスターは、2001年に世界中でリバイバル上映された
ドルビーデジタル版からテレシネされた物でしょう。
DVDは、現在発売中のものは同様にドルデジ版仕様ですが、スクイーズ
収録なので更に画質が良いです。珍訳「ハルも木から落ちる」もちゃんと
入ってます。
143 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 22:37 ID:PA9hIgSZ
>>137 キューブリック作品としては(というか映画としては)、「博士の異常な愛情」
「突撃」「ゲンナマに体を張れ」のほうが上
そっちを見たほうがキューの資質はよくわかるよ
>>142 そう?
スクイーズDVDよりも今回の放送のほうがイイと思ったけど
144 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 22:42 ID:7h9NoPrW
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墓石に見えるな
芋ようかん…
148 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 23:25 ID:6yGSbJcX
>>143 上ってどういう風に上なの?
「黒い罠」より「市民ケーン」のほうが上だよみたいな?
僕わからない。
このスレの半数くらいは「さよならジュピター」の方がお似合いだな
逝っちゃっていいよ
150 :
名無シネマ@上映中:03/08/23 23:38 ID:P7QNkvAk
僕「さよならジュピター」より
「宇宙船レッドドアーフ号」のほうがいいんですけど
だめですか?
難しく考えてはだめです。
人類の進化は第三者の手によってなされる。という簡単なテーマです。
これが私の解釈です。
HALはウイルスで(ry
153 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 00:22 ID:4hTGr0Ag
キリスト教の思想の影響があるなぁ。
アダムとイブは、知恵の実を食べて楽園を追放されてしまった。
この作品も、猿が、モノリスから知恵を授かったことで
同族を殺すということを学んでしまった。
文明が知恵の力で発展しても、殺人という業を背負ってしまったために
自分の同僚まで殺してしまい、自滅えと突っ走ると…
人間は、所詮低脳で野蛮な生き物だってことを映画の
製作者は言いたかったんじゃないの?
いやークラークの話だと監督その線で考えてたって。
当人はあんまり乗り気ではなかったそうだけど。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
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| |/ 修正
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157 :
:03/08/24 02:30 ID:P+E700Me
>>141 そんなのあるんだね。
この映画は画面が大きければ大きい程良いと思うので、
そこで観るのは良いと思う。
全身で映像を浴びる。。。。そんな感じ
158 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 02:52 ID:n9Eqn0dj
「ぴあ」のもあテンで一位を何年もとりながら
まったくリバイバルされず予告編だけ見せられて喜んでたころが懐かしいよ。
バリーリンドンは劇場すかすかだったし
その後リバイバルされた時計じかけも劇場すかすかだったな。
159 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 02:54 ID:i+4qSItu
今初めて見た。
たった今。
意味わかんね。
んで、ここきた。
読む。
2010年もあわせてみればそこそこ理解できる
2061年宇宙の旅と3001年終局への旅も見ないとこの映画を完璧に理解したことにはならない。
モノリスが結局なんなのかは3001年見ないとわからないし。
2061年と3001年は映画化するのだろうか
163 :
159:03/08/24 03:19 ID:i+4qSItu
うへへへへへへへhlkdjfkさjfslkdjふぁslkfじゃsl;k
わかんねぇYO!
つーか、なぜこんなスレが上に上がってるのかと思ったら昨日2010年やってたのね
2010・・・2061・・・3001・・・そんなにあるのか
オレが今見たのは2001だけど、「モノリス」って単語出てきたか?
字幕スーパーだったけど「モノリス」って字は見てないんだけど
他の作品で出たのか・・・
つーか、もう頭パニクッて痛い
164 :
159:03/08/24 03:20 ID:i+4qSItu
説明してるHPねぇのかYO!
ヽ(`Д´)ノ ウワァァァァン!!
165 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 03:23 ID:zcYH3Ymm
なんだここはキューブリックの撮った映画としての2001年を理解するんじゃなくて
2001年からはじまるお話しを理解するスレだったのか。
>>159 前スレですごい長文コピペで詳しい解説が載ってるからそれを読むのがいいと思う。
滅茶苦茶長くて叩かれまくってるけど
167 :
159:03/08/24 03:39 ID:i+4qSItu
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや
前スレがdat落ちしてんだYO!
ヽ(`Д´)ノ ウワァァァァン!!
ぐぐのキャッシュでも950スレからしか見れんし・・・
気持ち悪い・・・
168 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 03:56 ID:fDn9UAUI
>>165 あっちは理解するものじゃなくて鑑賞するものだな。
あれで理解を求めてるとしたら不遜も甚だしい。
169 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 04:00 ID:pLAoJ97v
あっちってどっち?
170 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 04:01 ID:PXFgw0Zl
HALをアルファベットでずらすとIBMだとか、
ディスカバリー号が精子、木星が卵子で受精したとか、
そんなの普通分かるわけない罠。
171 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 04:18 ID:tXw40ngj
ひとつの映画的視覚体験を物語として理解しようとするなんてのは
映画の見方的には猿人に退化してるんじゃないんすかね?
あ、キューブリックの2001年を語るわけじゃないのか?
ごめんごめん
172 :
_:03/08/24 04:28 ID:7DgmSiaK
猿の触れたモノリス・・・進化を促す教育装置
月面モノリス・・・人類が月面まで到達出来たことを教え、木星に人類を誘導させるための通信装置
木星のモノリス・・・異星人の星にボーマン船長を招待するためのワープ装置
最後にボーマン船長は新人類に進化。
それらの説明が全くないのは、遙かに進化した異星人の所行を見て一発で理解出来ちゃったら
彼らの偉大さや神々しさがなくなっちゃうから。
173 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 04:41 ID:tXw40ngj
>>172 っていうか、そんなもんみんなほんとに映画の中で一々説明して欲しいのか?
そこまでしてもらわないと映画見れないならそんな奴らは
映画見ないで小説読んどきゃいいんじゃないのか?
174 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 05:57 ID:rmG2vkvf
>>171 >映画的視覚体験
何それ?たかが2次元の映像フィルムによくもそんなキザな・・・
>物語として理解
じゃ、物語形式で作んなよ・・・って感じだが
175 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 06:13 ID:rmG2vkvf
>>173 「一度で理解されたらわしらはオマンマの食い上げだ」とばかりに脚本家が
意図的に観客にわからないように作ってんだから、何度も観るほど気に入っ
てもないしそんなにひまでもない観客が、てっとりばやく結論を求めてもそ
れはそれで別に構わないのんでは?
禅や宗教でもあるまいし、そもそも映画見るのに修行や鍛錬なんていらんでしょ?
>禅や宗教でもあるまいし、そもそも映画見るのに修行や鍛錬なんていらんでしょ?
少なくとも、人並みの眼と頭は必要だよ
2001年関連の小説を読んだら映画で説明されてないと点、全て
あっさり書いていた。
しかも人類はモノリスもぶっ壊していた。
part2になっても、映画で分からないことを小説や続編(そんなものはないのだが)で
理解しようとするヤツがいるな(驚きだ)
理解できなかったら諦めろ。
その映画はあんたの理解の外にある。
そいうことは世の中にはザラにある。
>>174 >たかが2次元の映像フィルムによくもそんなキザな・・・
「映画的視覚体験」とかいう、よく安っぽく使われてる文言はともかく、
あの映画をシネラマで観たことは、確かに強烈な擬似体験だったよ。
そもそも「たかが2次元」でしかないものに没頭するのが
絵画や写真や映画を、楽しみ体験するということでしょ。
2001はそれを非常に高いクオリティで味あわせてくれる希有な映画。
>じゃ、物語形式で作んなよ
2001が物語形式を完全に否定してるとは思わないけど、
あの頃は、従来の形式を逸脱するようなああいった試みが
いろんな芸術で盛んに行われていて、それは今観てもかなり刺激的だし、
現在の芸術形式(特に飛躍的話法などに)に少なからぬ影響をあたえてる。
だから、あの映画は60年末期ならではの大胆な試みとして、
現在の映画の物語形式への大いなる遺産となってるから、
やはりあの語り口でよかったんだと思う。
それに、2次元の映像を「たかが」と切り捨てるのなら
「たかが嘘っぱち」でしかない物語形式も、否定すべきじゃないの?
180 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 08:56 ID:0VBls+Ok
網膜はたかが2次元なんだが。
181 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 09:04 ID:q7IKK9pC
それを言っちゃあ・・・
5.1chだろうが7.1chだろうが鼓膜は二つって事は内緒ですよ
>>156 1:4:9だと>144くらいなんだよね実際は。
映画に出てくるのは1:4:9ではない。
>>175 禅や宗教でも有るまいし・・・?
では無く、かなり宗教の影響受けてるんだが?
それに全く無理解ではこの映画無理だわ
>>181 網膜も鼓膜もふたつ有るから脳で立体的に再変換出来るんだろ
>>184 あなた
凄く恥ずかしいレスを返してますよ!
冷静になって下さい
>>185 折角だからその先を説明して(・∀・)ちょうだい
>>185 大丈夫かおい? >>ID:q7IKK9pC
188 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 09:43 ID:0VBls+Ok
>>184 試しに片目を閉じてみろ。
たいして変わらない。
試しに片目を閉じて右手と左手の人差指を・・・
>>188 試しに方目を閉じて映画見てみろ。
物凄くいらだつから。
191 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 10:12 ID:0VBls+Ok
片目でもそれほど違和感がないというのは、脳が経験を元にして
処理しているからだろう。実際、網膜には
上下さかさまに写っている。
192 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 10:23 ID:kg0ECvSG
>part2になっても、映画で分からないことを小説や続編(そんなものはないのだが)で
>理解しようとするヤツがいるな(驚きだ)
part1のことまでいちいちしらん。最初見たのは中学生くらいで、全然意味がわからなくて
でも何か絶対すごいものがあるんだって思って、小説読んだり、幼年期の終わりとかも読んだり
イデオンとか観てスゲーとか(つーかもろだけど)エヴァまでいくと
ほとんどパロディかと思ったり、コンタクト観てこれはこれでなどと・・・
5年ぶりぐらいに2001年観たらあれっみたいな
こんなわかりやすい物語だったかなぁと、
映像だけにすべてが存在してると思うのは製作者思いであって、受け取る側は
いろんな方法でしゃぶり尽くせばいいんじゃないの、2001年の映画におけるテクノロジー
はたして2001年現在とどれだけ近づいたのかなんてテーマの本なんか読むと
さらに深みが増しますなぁ
公開当時の一般人の科学知識に対してあれだけのものを突きつけることができただけでも
もう金字塔的だよね。今見てもそうそうおかしなシーンないし、HALの感じも
(今になってこそ現実感がある)リアルでいいしね。でも人の体系だけは
駄目だけど、現代人と体つき違うねぇやっぱり
193 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 10:31 ID:kg0ECvSG
公開当時なんて未来像を描いた教育映画だと思ってた人が多数です。
うちの親もそうでした。
194 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 10:39 ID:FNrRhrOg
原作原作って
キューブリックは原作の一番大切なオチをまったく変えてしまうような
人なので、原作読んでわかったって言うのは・・・
195 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 10:49 ID:0VBls+Ok
>>193 言えてる。それで映画を見てびっくらこいた。
196 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 11:28 ID:kg0ECvSG
194>
へっ?じゃ何がほんとの正解なの?
なんか原作とかゆうとそれは原作じゃないとか、人の解釈にケチつけるだけの
人とか。この映画はとっくに語りつくされてるのにわかったわからないとかで
妙にえばってるオタっぽいひとが少数ながらいますな
もっと映画楽しみなさいよ。
>>164 2001年宇宙の旅 ハヤカワ で検索したら解説サイトが出るよ。
198 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 12:14 ID:FNrRhrOg
>へっ?じゃ何がほんとの正解なの?
>この映画はとっくに語りつくされてるのに
もっと映画楽しみなさいよ。
199 :
Sage:03/08/24 12:50 ID:kg0ECvSG
↑
揚げ足取りの典型
ツマラン
原作うんぬんで論議が紛糾するのは、実質上この映画は拠り所となる原作小説があって
それをキューブリックが映画化したのではないからです。
簡単にまとめると
●この映画はクラークの「前哨」という短編小説を基本アイデアとしている。
ただしこの短編は発端の月面モノリスのエピソードに相当する部分だけである。
●クラークはキューブリックとのディスカッションを重ねながら脚本を執筆しながら
、並行して脚本とは異なる彼自身のアイデアも盛り込んだノベライズ作業を進め、映
画の完成後に小説「2001:A SPACE ODDYSSEY」を発表した。
●ノベライズ版と完成した映画では、ストーリーの大筋はほぼ同じであるが、最終目的 地が木星ではなく土星であったり、モノリスの辺々比が測定可能な極限まで1:4:9で あるなどノベライズ版独自の設定がいくつかある。
そんなんどうでもいいやんと言う人が多いと思いますが、少なくともキューブリックは原作小説という他人の褌を流用せず、クラークという優れた才能と共著するスタンスで自分自身の映画を作り上げたことは間違いないのです。
「原作などない」という発言はその事を言ってるのだと思いますね。
骨片がムーンシャトルに切替わる有名なシーンも35年を経た現在は結構ぼろかすに言われる時代になりました。
子供騙しの怪獣映画と同列の扱いを受けていた「SF映画」への偏見を打ち砕いてくれた屈指の名シーンだと思い続けて来た俺などにとっては、複雑な心境ですね。
まあ、敢て言うならこの映画の原作は「映画:2001年宇宙の旅」であると。
色々と反発を招きそうだけど・・・
201 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 13:37 ID:0VBls+Ok
ワーグナーの曲「ツァラツストラはかく語りき」があれで有名になったな。
エルビスのテーマにもなったくらい。w
だけど俺は「美しく青きドナウ」に感動した。
これも、一時コピられたが。
>>201 >ワーグナーの曲「ツァラツストラはかく語りき」
おいおい…
203 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 14:12 ID:0VBls+Ok
てっきりワグナーだと思ってたんだが。
シュトラウス兄弟の曲。
誰の曲にせよ両方ともあの映画以来メディアにかなり影響を与えた
ことは確か。選曲をしたクーブリック(キューブリックじゃないだろ?)が偉い。
204 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 14:26 ID:qMT8+3sk
>>200 そのあたりのいきさつは映画ファンの間では結構有名なので
「原作を読んだらわかった」と言われるのは、やっぱりうなずけないんだよね
と言うか(原作と言われる)小説と映画がぜんぜん違うのは
良くある話どころか、ほとんどそうなんだけど…
小説を読めばよくわかるなんてのは最近のマルチメディア展開
(ゲームなどをやって初めて謎が解けるようにわざと作ってある)
に染まった考えだと思うよ
206 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 14:29 ID:AIvlXa8U
207 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 14:32 ID:0VBls+Ok
親子か。
お前も細かいな。
>>207 釣りか?
「ツァラトゥストラはかく語りき」はリヒャルト・シュトラウス作曲だ。
「美しく青きドナウ」のヨハン・シュトラウス2世とは関係なし。
言いたい事は判るがデタラメは困るぜ。
ところで誰かアレックス・ノース版デストロイド・ヴァージョン聞いた?
209 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 14:53 ID:0VBls+Ok
え?親子でも兄弟でもないの?
まあ、どうでもいいんだが。
210 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 14:54 ID:kjGZ8uES
211 :
:03/08/24 14:58 ID:pl8ssbHS
0VBls+Okが見苦しくのたまってるスレはここですか?
同じテーマを、別のアーティストがそれぞれの解釈で表現する、
ってのは音楽や絵画の世界ではよくやってること。
それほどめずらしいことでもない。
要は映画監督と小説家による「同一素材・別メディアの2ヴァージョン」が
存在していて、そのふたつはそれぞれを補完してる部分もあるし、
それぞれの個性とメディアの特性の違いから反駁しあってる部分もある。
で、われわれはそのふたつを楽しむことができる、ってこと。
まぁ、映画と本の両方に金払ってる時点で、
商魂たくましい2人の戦略に見事にハマったわけだけど(笑
だから、これは現在のメディアミックスのハシリなんだと思う。
なんにせよ、
クラークの小説はキューブリックの映画の「攻略本」でないし、
逆に、あの映画が小説の「絵解き」でないのも一目瞭然でしょう。
>原作を読んで分かったヤツ
じゃあ、キューブリックは原作を読まないと理解できないような
映画を作るヘボ監督なのかと。
それより、理解できないアンタの頭を疑った方が合理的だろう。
じゃあ、映画というものは、小説や脚本を映像化したものなのかと。
映画は独立芸術だよ。
214 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 15:20 ID:7Ylod+h2
>>212 それがわかってる人は何も問題ないんだけどね
キューブリックとクラークの個性の違いや
映画と小説の表現の違いを考えるのも楽しい
本当の意味でのマルチメディア展開と言えるのかも
>>204 >映画ファンなら結構知ってるはず
の事情を承知の上で発言してるとはとても思えないレスが結構あったんでね。
余計な事だったらご容赦。
あと、読んでもらえたら分ると思うが、俺は
原作はないが、クラークが書いた小説はある
と言ってるだけで、映画を理解するためにはまず原作を読めとも、小説の内容
こそが絶対的なものなのだとも言ってないよ。
言うまでも無く、映画の受け止め方は観た奴各自に委ねられていてどんな解釈
もありうる。
クラークの小説も回答ではなく彼なりの一つの解釈に過ぎないと思っている。
俺のフェイバリットであるこの映画について俺なりの解釈も思いいれも当然
もってはいるが、他人に開陳したり押し付けたりするつもりは全くないよ。
216 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 15:33 ID:7Ylod+h2
>>215 いや、あなたは簡潔に映画と小説が出来たいきさつを書いてると思うから
批判ではないです
「映画と小説は別なことは良くあるんだよ」と言いたかったのですが
ちょっと自分の文章がわかりにくかったら申し訳ない
217 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 16:09 ID:WMK4JoK6
別個は別個だけど、映画の絵だけじゃモノリスが月面まで人類が来る事が
出来たのを知らせるシグナル装置だとか、そういうディディールはまず解らないのでは?
映画だけで解れ!ってのは無理があると思うなぁ…
映画だけでって言ってる人も小説版とか解説文とか読んでるでしょ?
理解する過程を自分で忘れてるだけじゃないですかね???
>>217 そんなことないよ
ちょっと御幣があるけどディテールは重要じゃない
モノリスがなんであろうと、どうでも良いと言えばどうでも良い
映画の物語の骨子は難しくない
人類が謎の板と出会うたびに何らかの進化を遂げる話だとはわかるでしょ?
ちなみに小説はずっと後に読んだよ
219 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 16:29 ID:dEyESMLK
>200
骨が変化するのはムーンシャトルでは無くて攻撃衛星。
これがシャトルだと、技術的な進化と精神の未進化を表す
このシーンの意味が弱くなる。
●脚本 アーサー・C・クラークの言葉:
「もし、この映画が一度で観客に理解されたら、われわれの意図は失敗したことになる」
●製作・監督 スタンリー・キューブリックの言葉:
製作の意図について「言葉で説明できない種類のもの、つまり視覚的体験を―見る
人の意識の内部へ到達するような強烈な体験を、私は創造しようとしたのだ。」
>>217 たとえば、
モノリスのシグナルについては、HALのブレインルームでキチンと語られてる。
そういう必要最低限のストーリー情報は、この映画は意外と律儀にやってるよ。
でも、かなりアッサリしてるから見過ごしがちかもしれんけど。
あれだけ、魅惑的な映画表現に満ちた作品に対して
クラークの小説を、単なる説明書としてしか受け取らずに、
それで「攻略」できた気分になるのは、なんとも味気ないのではないか?
映画独自の表現を堪能したほうが豊かではないのか?
という感じはあるよ。
222 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 16:51 ID:0VBls+Ok
確かに「ツァラトゥストラ」のリヒャルト・シュトラウスと
「美しく青きドナウ」のヨハン・シュトラウス2世とは
縁戚関係は無いんだが、まぎらわしいね。
ヨハン・シュトラウス2世は、音楽ファミリーの一員。
クーブリックも間違えたんだろう。
ごちゃごちゃうるさいのう。チンポで
見るんだ。チンポで体感するのがキュー
を敬愛した者の見方。尻でみるのが
ヒッチコック
224 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 17:07 ID:lt+sklLg
ID:l19bEy9X→こういう奴がもっともウザイね
映画の後半(非常用エアロック〜HALの解体)って
前半あれだけこだわってた
無重力描写がことごとく無視されてるよーな。
ドラマの迫力で気にならんけど。
>>219 本当だなぁ。 何度も見てるはずなのに、記憶の中では
緩やかに回転しながら上昇する骨
↓
緩やかに下降する宇宙船にオーバーラップ
↓
緩やかに回転するペンにオーバーラップ
↓
オリオン号内部
↓
スチュワーデスよたよたと登場
てなシーケンスがしぶとく貼りついてしまってるよ。
実際は各シーンの切替えはオーバーラップじゃないし
骨からオリオン号までには幾つも他のシーンが挟まっ
てるのにな。
こりゃ他のシーンの記憶も怪しいもんだ。もう一回見直すか。
ステーションにあった
HILTONの椅子、イイッス!
>>224 「映画をわかる」というのは「なんとなく気持ちが通じる」って感じだから
通じないこともあるよね
>>225 エアロックとHALの機関部?は
大きなセットにロープで宙吊り状態で撮影されたはずなので
手は抜いてないと思う
かなり危険だったらしいよ
230 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 18:08 ID:tF8FAtB8
おまいらはまるで「猿の惑星」のオラウータン。
キューブリックはさながら「偉大なる猿」。
ちゃんちゃらおかしい。
おまいらは、この映画を「神格化」しすぎでは?
>>230 夏休みが終わりに近づいてテンパってんな
>>230 せめて2001年宇宙の旅の類人猿と言って頂戴
神格化はしてないけど、今見てもそれほど古びていないだけでもすごい
初見の人に1968年製と教えてびっくりされたことがある
キューブリックの映画ってあんまり古くならないような気がする
235 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 18:24 ID:WMK4JoK6
237 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 18:26 ID:RR6KbqoF
>>230 細かくてアレなんだが…
オラウータン ×
オランウータン ○
238 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 18:34 ID:OX/h6qPR
239 :
春子:03/08/24 18:45 ID:JqWVgYzf
すみません、質問です。
HALって、火災報知器の赤い電灯と同じ部品を使っているのですか?
>>238 そうかなあ
HAL(人工知能)の設定は時代を感じるけどね
ここ最近のSF映画で30年後に通用しそうなのなんてないような
なんかあるかな?
小説でもニューロマンサーなんかは少し古くなってきてるし
230=238
242 :
238:03/08/24 19:00 ID:8NZgn4l9
243 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 19:06 ID:RR6KbqoF
古さを感じるのは、スチュワーデスの髪型位では?
244 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 19:08 ID:FmkXa+QW
最初の類人猿のシーン、無駄に長いので
5分の4カットしてください。
>>243 HALが「自分にはミスはありえない」とか言うところや
「絵がうまくなりましたね」とか批評するところは
人工知能がもてはやされていた時の感覚だと思う
でも
>>238はそういう指摘なんだろうか?
246 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 19:18 ID:+QJTYH+R
>>245 まあ、そういう部分も含めてね。
あと、髪型やコスチュームや機械等の設備というのもあるけど、
むしろそういう外見的な部分じゃなくて・・・。
なんと言えばいいのか、うまく言葉が見当たらないな。
こう言葉では表現できない感覚的なものなんだよね。
>>246 未来ビジョンというよりは世界観のことかな?
ポッドのデザインなんかは今見ても古くないし
「2001年宇宙の旅」には未来は明るいと言う観点があるから
今の閉塞感のある時代にはそぐわないかもね
でも何か現実世界にそういう雰囲気が出てきたらまた変わると思うよ
なんでHALは間違った故障の報告をしたの?
249 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 19:47 ID:0VBls+Ok
宇宙服なしにポッドから宇宙船に飛び移るシ−ンは、今でも斬新。
普通のSF映画だと即死なんだが。実際は、あれでいいらしい。
>>249 宇宙服は着ていただろ
問題はヘルメットでは?
251 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 19:52 ID:0VBls+Ok
>>249 現実的にあの秒数ならぎりぎり大丈夫らしい
>248
OSがMSだったから
>>248 嘘を嘘で塗り固めていったらだんだんやばくなってきたので、
嘘を嘘と見抜きそうになった香具師らと証拠たんを殺しちゃったのれす
ところで、2010をみたんだけどさ、おもしろかったなあ
2001でハルの暴走を知っていて、最後に自分を納得させるために解答を求めるシーンには思わず手に汗握ったよ
2010はよくも悪くも「いいハリウッド映画」だったんだよなあ
まあ、だから逆に2001のすごさもわかるんだけど
自分も2010年もそんな悪い映画とは思わなかったよ。
256 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 20:08 ID:eqWomZmW
ハリウッド映画じゃなければ「凄い」の?
257 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 20:18 ID:eqWomZmW
皆がマンセーするからといって必ずしも絶対的に優れた映画というわけではない。
なぜなら、映画の評価は単なる主観の寄せ集めに過ぎないからだ。
世の中には美人(2001う集の旅)しか好まない人も居れば、ブス専(2030未来の旅)もいる。
そんなやつらには、誰も評価しないブスを好きな人間の気持ちはわからない。
>>248 高度に発達したコンピュータは生物に近くなるので
人工知能から人工生命になったからともとれる
HALは自信や怖いという感情を持っていることからも推測できるよ
259 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 20:20 ID:eqWomZmW
また美人が好きな奴が、ブスを好きな奴より優れているとは限らない。
>>257 そんなこと言ったらあなたの彼女が怒る
自分の好きな女の子は美人だよ
261 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 20:34 ID:eqWomZmW
美人を美人として扱わない(2001年の内容を理解しない)からといって、
その男が女の良さもわからない青二才だとは限らない。
ブスをこよなく愛しつづける男にも、それなりの含蓄はある。
「2001年宇宙の旅にあらざるものは映画ファンにあらず」のような
物言いは、2001年宇宙の旅ファンの驕りであり、映画ファンへの冒涜。
262 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 20:39 ID:eqWomZmW
>>260 それが驕りというもの。
己の彼女をブス(誰にも評価されない)と知りつつ愛す。
それが通というもの。
ブス(2030未来への旅)を美人と思って付き合うなら、
そいつは2001年宇宙の旅ファンとなんらレベルが変わらない。
>>eqWomZmW
えーと
誰もそんなこと言ってないんだけど…
電波?コピペ?
>>262 おお!すごい驕りだw
つまりブスをあえて「愛してやる」俺は偉いヤツだと言うことか…
好みなんて人それぞれだと思うけどな。
266 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 20:47 ID:eqWomZmW
>>263 そんなことってどんなこと?そんなことってどんなこと?
とりあえずオリは
「2001年を分からん奴はもうちょっと映画の見方を勉強しれ」
みたいなスタンスの香具師の言葉は。
ていうか、「SMプレイの気持ちよさを知らん奴はもうちょっとセクース勉強しれ」
というのと何ら変わらんぞ、
ということが言いたい。
>「2001年を分からん奴はもうちょっと映画の見方を勉強しれ」
こんなことだよ
こんなことを言うやつはほとんどいないじゃん
誰に言ってるの?
どこかでそんなことを言われたのかな・・・でもあまり感情的にならず
スルーするべきだと思うけど。
>>268 そうだね
俺も修行が足りんなーw
放置します
まぁ釣りだとは思うんだが。
2300年じゃ無かったのか? と一応突っ込んでみる
2300年未来の旅もすっかりブス扱いだな。
一応アカデミー視覚効果賞とってるのに。
同じMGMとはいえ、邦題があまりにも二番
煎じ過ぎるか? せめてローガンの逃亡位
にしとけば良かったのに。
272 :
:03/08/24 22:57 ID:pl8ssbHS
でも今見ると人工知能HALが色々喋っちゃったりするところが
かなり表現として幼い感じだよね。あの当時、キューブリックでさえ
今現在のPC、ITの発達は予測できていなかっただろう。
だからあんな幼稚なA.I.を創り出してしまった。
そーいやや映画A.I.も最初キューブリックがやるはずだったんだってね。
272はクルクルパー。
>>273 > 272はクルクルパー。
懐かしい表現だw
>>272 しゃべるのはいいんだけど、人工知能は完璧な知能じゃないから
故障はありえないとかそういうことはないんですよ
もしも人工知能が人間の知能を模していれば必ずミスを犯します
逆に人間とかけ離れた知能なら、絵の良し悪しはわからないでしょう
僕は2001の内容筋書きもそうだし、映画全体の根底に流れる雰囲気が好き。
彼の映画(全部は見てませんが)って余計な説明ないし、静かだし
画面からは見えない所に一本のピアノがピキ−ンって貼られてるような
緊張感と狂喜があると感じるんだけど、それがいい。
ドキュメントで関係者が言ってた、キューブリック監督の人間に対する視線。
物凄く客観的に冷徹に、少し諦めも混じったような感じが画面から伝わってきて
それが好き。
あと単純に、映像綺麗だし。綺麗じゃんw凄く。
277 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 23:35 ID:WMK4JoK6
>>276 私には感情うんぬんから引きまくった、遠くから俯瞰している神?の
視線のように感じました。
278 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 23:43 ID:kg0ECvSG
>そのあたりのいきさつは映画ファンの間では結構有名なので
>「原作を読んだらわかった」と言われるのは、やっぱりうなずけないんだよね
ちょっとしつこいようだけど、それを加味しても小説版を読むことで映画への
理解は深まると思うよ。自分がそうだし。メディアリンクとかで作られていな
いことは両作品に触れてみればわかることだし、それこそ読んだ人の判断でしょ
だから原作(小説)読んだらわかっただって十分いいと思うよ。両方堪能すれば
よろし、そんなこというならいきさつなんていう情報だって邪魔。
監督名も邪魔。なんの予備知識もいらん。最後のスタッフロールも邪魔みたいな
おおげさだけど、どうもオタクっぽい狭い発言はいやだな
279 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 23:45 ID:8dAEWMQV
あ、そです。よくそういう批評目にします。
じーっと遠くからみてる目。全部そう。彼の作品。だから冷え冷えとしたとこある。
シャイニングなんかみてるとよくわかる。
オーバールックホテルを俯瞰撮影で捉え、最後も人間の俯瞰で終わる。
自分の意見を極力排し、映像を前面におしだす。
280 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 23:52 ID:WMK4JoK6
ボーマンがポッドからハルに命令しても無視されてるシーン。
くそう!ぐらい言いそうなとこなのに、言っても状況は変わらん、無駄だ…
という感じで脱出作業を始める…こういうとこ大好きです。
>>278 両方楽しむことと理解が深まることは本来別なんじゃないかと思う
それだと一方しか触れていない人は、理解が足りないと言うことになる
そうは思わない
そうではなくて映画は映画で理解できて、小説は小説で理解できる
そして両方を味わえばまた違った思いがあるだろうということ
282 :
281:03/08/25 00:11 ID:nWaWYVkk
例えばブレードランナーを見てわからなかったことが
電気羊を読んでわかったとはあまり言われない
両方に通じる部分はあるし両方面白いけど
映画は映画で面白く、小説は小説で面白い
そして両方に親しめばまた違う考えを持つこともある
2001年は映画と小説に共通する部分は大きいけれど
やっぱりそれと同じだと思う
どう?
ボーマンのあくまでも冷静なところがイイ。
実際の飛行士もあれくらいの冷静さと臨機応変さが求められる
気がする。
284 :
名無シネマ@上映中:03/08/25 00:13 ID:P2P6G0wC
>それだと一方しか触れていない人は、理解が足りないと言うことになる
>そうは思わない
なんでこんな意見が飛び出すの?もうここまで言われちゃ何にも言えませんなぁ
だったら日本語の字幕で観てる時点でアウトだわ
285 :
名無シネマ@上映中:03/08/25 00:19 ID:P2P6G0wC
282>
それは単にあなたの経験であって。わたしゃ十分両方で楽しんだよ
理解について哲学語るつもりもないし、似て非なるものだからこそ
わかることも沢山ある。どちらも等しく芸術だもの
つきつめていったら。監督自身が言葉で説明したところでそれすら
嘘になるということ。意味わかるでしょ?
>>284-285 そこがキューブリックが字幕にこだわったり
2001年で台詞を少なくして「体験して欲しい」ということを言ったり
したことにつながると思うんだけど
287 :
名無シネマ@上映中:03/08/25 00:25 ID:1Jow4fJt
ていうか、小説とか映画とか、分かるとか分からないとか、
そんな価値あるストーリーでもなかろうに・・・
映画で確信を持てなかった所の確信を持ちたいがために皆ネットで調べたり、小説を見たりするんだと思う。
ただ映画が気に入ったから小説を見た、という人ももちろんいるだろう。
もちろん映画だけから理解しようとするのはすごくいいことだと思う。
しかしだからといって小説を見たり、ネットでいろいろな知識を得て確信を得た人に対して、非難するのは間違ってると思うのです。
映画というのは人それぞれの楽しみかたがあるはず。
そこを忘れてほしくない。
289 :
名無シネマ@上映中:03/08/25 00:30 ID:P2P6G0wC
286>結局それって映画の外側の世界じゃん、あなた風に言えば。
どうもかなりすれ違いだけど。
単に私にとって映画なぞ小説なぞ所詮人間の作り出したもんだし
それぞれに作品が単独で存在してるとは思わない。すぐれた作品で
あればほどだと思う。
そうじゃない!と、それは製作者のエゴかな、そういう製作者の気持
ちもよくわかるけど結局作品を通じて人間を見てるわけだから、人間
をみるっていうのはやっぱりその人の周りも含めてだから、だから芸術。
その作品そのものを純粋に理解するという行為は私にとってはありえない
これが私の根本の原理なので、別に押し付けるつもりもないので・・
>>289 自分も押し付ける気はないよ
キューブリックの他の映画を見たり
クラークのほかの小説を読んでも、ある意味理解は深まると思う
そういう意味かな?
291 :
名無シネマ@上映中:03/08/25 00:50 ID:1Jow4fJt
なーんかな・・・いくら娯楽作品とはいえ、ほとんど無意味な
シュワちゃん映画的、HALとの戦い長過ぎない?
ラストのほうに時間かけたほうがよっぽどいいと思うんだけどな。
ていうかクライマックス短すぎ。よくこんなんでOKテイクとしたもんだ。
制作費足りなかったのか?
292 :
名無シネマ@上映中:03/08/25 00:56 ID:eMt0f7Q5
2001の「小説」はとてもユニークなもので、原作でも無ければノベライズでも無く、
本来はそれぞれが独立した文芸作品として作られたものだったにも拘らず、
俺も小説が映画を補完している様な気がしてならなかった。
最近になって製作段階に於いてクラーク(小説家)はキューブリック(映画作家)の想像力を
映像化する上での補完的役割でしかなかったと云う製作当時のキューブリックとクラークの関係
を知って納得出来る様になったね。
おれには猿の場面が長い
寝る人の気持ちもわかる
294 :
名無シネマ@上映中:03/08/25 01:03 ID:1Jow4fJt
天井の無い円形の船内をジョギングするシーンは素直に凄いと思った。
でも惜しむらくは、その観客サービスの無さ
あそこはね、巨乳に走らせないと駄目なんだよ、スタンリーくん。
しかもスローモーションでね
>>293 俺はお終いまで猿で引っ張っても、寝ない自身が有る
と言うより、骨が宇宙船になった所で「勝手に省略すんなよ!」と思った
297 :
名無シネマ@上映中:03/08/25 01:16 ID:VVFSbSay
>>294 ワロタ。
トップレスならなお良いと思うぞ!
298 :
名無シネマ@上映中:03/08/25 01:18 ID:3HYAuM2K
>>296 君には動物のドキュメンタリー映画をお勧めする。
>>296 はじめて見た時はどこまで猿なのか不安になった
モノリスが出てきたから終わりかと思ったらまだ猿が
ところで、あの居住区画の回転軸は、
宇宙船の進行方向と一致してるのかそれとも垂直なのか、
どっちなんでしょ。
回転部分とポッド格納庫の位置関係がいまいちわかりません。
>>298 動物と言わず科学系のドキュメンタリーは可能な限り見るよ。
>>300 垂直です。メイキング本に位置関係の略図がのってたよ
303 :
302:03/08/25 01:30 ID:hLrV38OF
>>300 あ、ごめんなさい。軸だったら進行方向と同じでした。失礼。
それで軸の先がコクピット、その下の空間がポッドのあるとこだよ
多分
305 :
300:03/08/25 01:44 ID:PwMLb2y1
>>303 んー、てことはあの回転部分は、船首の球体を前後に区切る状態で
回ってるわけか…。そのメイキング本って、今も売ってます?
あんなに苦労して遠心力を作り出してる割には、
下のポッドベイでも普通に立って歩いてるんだよな。
307 :
302:03/08/25 01:50 ID:hLrV38OF
売ってるんじゃないかな?
旺文社刊 未来映画術『2001年宇宙の旅』です。
もまえら、そりゃ野暮ってもんだぞ。
309 :
300:03/08/25 01:53 ID:PwMLb2y1
>>304 操縦席とその後ろの通路って、90度の位置関係になってたような。
つまり、操縦する人から見て足元の方向に通路が延びてる。
てことは、コクピットの窓は操縦者の頭のほうにあるということですかね。
ああ、見たばっかりなのに思い出せない…。
>>307 ありがと。さがしてみます。
310 :
302:03/08/25 01:55 ID:hLrV38OF
>>300 旺文社× → 晶文社○ でした。スマソ
311 :
名無シネマ@上映中:03/08/25 02:04 ID:+kwdO37l
>>309 ビデオ見てみたよ
それはポッドのところに下りる通路みたい
>>311 一応足を押し付けて床にくっ付ける歩き方はしてるみたい
微妙
>>278 無知が解消されることはあるかも知れんが、
理解が深まるということはない。
314 :
名無シネマ@上映中:03/08/25 06:33 ID:uM4yWVeS
プロダクションデザインのトニー・マスターズってリンチの「デューン」の
デザインもやってるんですね。
対照的なデザインにびっくりするけど、レベルの高さはさすが。
キューブリックも(当時)、ある種のビデオ機器の登場位は予想してたろうが
これほど爆発的に普及するとは思ってなかっただろうな。
まして、それが元で東洋の島国の中高生に些細な瑕までつっこまれるとは想像
もしなかったに違いない。
316 :
名無シネマ@上映中:03/08/25 09:55 ID:P2P6G0wC
313>
あなた「理解」という言葉を自分なりの言葉で定義してみなよw
317 :
名無シネマ@上映中:03/08/25 10:01 ID:l+YMx3mD
>>316 313ではないが、代弁してみよう。
「変態が変態プレイを気持ちよく感じる」ということは知りえても、
変態でなければ「変態プレイの良さ」を理解することはできない。
変態でなくても一度試してみれば「変態プレイの良さ」を理解出来るかもしれない。
補足:
無知の解消:変態行為に快楽が伴うことを知る
理解 :変態行為が結構疲れるものであることも知る
覚醒 :正常行為が変態行為以上に刺激的なことを知る
転生 :何もせず妄想してるだけが一番楽であることを悟る
320 :
名無シネマ@上映中:03/08/25 10:54 ID:7so0w7Bq
どっちかつーと
本を読んだ人の方が、あれはそうじゃない〜と書いてあったと言い出すんだけど
それでお前は分かってない原作読めと非難する
>>322 意地でもこういう本は読みたくない。誘惑するな(・凵E)!
325 :
315:03/08/25 16:33 ID:JBTAp/D7
>>323 322>は俺じゃないよ。
俺だったら、あと「The Making of Kubrick's 2001」もお奨めする。
色んな人の発言の引用元(パクリという悪い意味ではない、正に引用)
かと思われる記述もあったりして面白い。ついでに英語の勉強にもなる
しな。
ただし無責任なようだが今でも買えるかどうかは知らん。
古本屋でも漁ってみてくれ。
326 :
名無シネマ@上映中:03/08/25 17:28 ID:jJDguJ9e
OpenJaneだとGoogleのキャッシュでも2chのスレなら
アドレス認識してポップアップ出るんだな。
「ケア・ダリー」ていうより「キア・デュリア」の方がいい。
153 名前: 名無シネマ@上映中 投稿日: 02/06/15 16:30 ID:hOWjcyT4
そんな事より
>>1よ、ちょいと聞いてくれよ。
スレとあんま関係ないけどさ。
このあいだ、宇宙船で木星行ったんです。 ジュピタ−♪
そしたらなんかモノリスがめちゃくちゃいっぱい出てきて
木星から飛ばされたんです。 で、よく見たらなんか万華鏡みたいな
映像が出てきて『おめでとうございます。』とか言ってるんです。
もうね、アホかと。 馬鹿かと。 お前らな、同情心ごときで
平和に暮らしてる地球人を進化させてるんじゃね−よ、ボケが。
スタ−チャイルドだよ、スタチャ。 なんか、部屋の向こうに
俺がなぜかいるし。 謎のホテルルームで老衰死か、おめでて−な。
『よぉ−し、月から見た地球人の生活を再現しちゃうぞ−♪』とか
言ってるの、もう見てらんない。 お前らな、進化くらい自分でするから
その技術力だけよこせと。 宇宙人ってのはな、もっとこうさぁ
殺気立っているべきなんだよ。 意味もなく地球侵略から来て
いつ水爆やレ−ザ−光線が撃ち込まれてもおかしくない
絶滅させるか絶滅されられるか、そんな雰囲気がいいんじゃね−か。
友好的宇宙人は、すっこんでろ。
で。 それとはべつに、俺の宇宙船のコンピュ−タ−が狂って
『デイジ−デイジ−』とか言ってるんです。 そこでまたぶち切れですよ。
あのな、ロボットの反乱なんて今日び流行んね−んだよ。ボケが。
得意げな顔して何が『絵が上手いですね、見せて下さい』だ。
お前は本当に任務を遂行したいのかと問いたい、問い詰めたい。
小1時間問い詰めたい。 お前、SFっぽいことしたいだけちゃうんかと。
赤い宇宙服(3倍)の俺から言わせてもらえば、今宇宙船乗りの間での
最新流行はやっぱり宇宙空間にヘルメット抜きで突入。 これだね。
『浅く速く息を吸って、そして肺の空気を全部放出』
これがいい宇宙船乗りの真空曝露のし方。
しかし、これを実行するとドキュソに『あんなことできね−よ』と
的外れの批判を浴びるという危険も伴う諸刃の剣。 素人にはおすすめ出来ない。
まあお前、1は水場でも取り合って他の部族を威嚇してなさいってこった。
「HALも木から落ちる」って、英語ではなんて言ってるの?
>>329 あゆ板のコピペを持ってくるたあ、いい度胸だ
332 :
名無シネマ@上映中:03/08/25 23:12 ID:L+rBudWy
>>322 リンク先を読んだが、小説版2001年を何度も読んでいたから驚きはなかった。
というか、これを書いた評論家の先生は親切な人だと思ったョ。
333 :
名無シネマ@上映中:03/08/25 23:32 ID:n+qQKWVx
つーかよ、この映画訳わかんねーとか言ってる奴こそ、理解できねー。
完全に『物語』に毒された人種だな。
334 :
名無シネマ@上映中:03/08/26 00:11 ID:pKM84MQC
>>333 「訳わかんねー」ってのは必ずしも内容が理解できないからとは限らない。
たとえば「北京原人」の、そのトホホな展開に「訳わかんねー」って思うしな。
335 :
名無シネマ@上映中:03/08/26 00:18 ID:pKM84MQC
>>333 そもそもあんさんにしても、なんで猿のシーンをあんだけ長ったらしくしているかとか、
ハルがあんなオッペケペーなデザインだとか、すべて訳分かってんのかよー。
336 :
名無シネマ@上映中:03/08/26 00:25 ID:Kv722dJm
335
人類の進化というのは大きなモチーフなんだからいいんじゃないの?
いまだ猿!という時間と現代人類である時間だったら猿時間のほうが断然長いぞ。
それにHAL…赤色灯ひとつだからこそあの不気味さが出ると思われます。
秀逸デザインです。
337 :
名無シネマ@上映中:03/08/26 00:29 ID:wKs+koMz
>>335 っていうかそんなこと言ってる事じたいが
333の言う「物語」に毒された人種ってことだろーが
338 :
名無シネマ@上映中:03/08/26 00:44 ID:pKM84MQC
>>336 それって「分かってる」というより「分かってるつもり」のように思えまつが・・・
>>337 「物語」に毒されてる?じゃ、あれは物語じゃないってーの?
あんたら本当に「分かって」んのか?キューブリックあの世で爆笑してっかもよ。
339 :
名無シネマ@上映中:03/08/26 00:56 ID:wKs+koMz
>>338 あんた333の言う「物語」の意味がわかってないよ
映画見ないで小説読んでれば?
キューブリックはあの世で屁こいてるよ
オッペケペーなデザインってのはいいなw
当時はコンピュータ端末もまだまだ未発達で、モニターのないコンピュータが
あったくらいだから、AIを完備した推論コンピュータの存在をどう描写するか
苦労しただろうね。例えIBMのバックアップがあったとしても・・・
HALが視覚を持っている事、必要があればリップリーディングだって出来ます
てな意味合いを強調するためにああいう風にしたんじゃないだろうか?
今の感覚でみると何だかなあ、という気がしないでもないが、かといってどんな
のがいいかと言われると何も思いつかん。
ちなみに2010のSALは青色灯だったが、不思議と女性を感じさせたな。
あのゾクッとするようなクールな声のせいもあるだろうが・・・
341 :
名無シネマ@上映中:03/08/26 01:16 ID:eaht7TS/
この映画を理解していると自称している人の中に、
謙虚さが微塵もない人がいるね。
君はなんでそんなに偉そうな口調なの?
って小1時間問い詰めたくなるときがある。
342 :
名無シネマ@上映中:03/08/26 01:17 ID:rJPrnCGe
>>335 オッペケペーかどうかは知らんが
なぜあのデザインになったのかぜんぜんわかってないとしたら
チョト最小限度の教養が無いぞ
>>341 理解してるなどと自称した覚えはないが
不愉快なレスだったら、すまなかったな。
今後はROMに徹するんで、そんなに怒るな。
回転軸は進行方向と平行ってのが一番自然な気がする。
「メイキングオブ2001年宇宙の旅」かなんかに
内部図があったと思うんだけれど、いまいち自信ない‥
誰か詳しい解説キボンヌ
345 :
341:03/08/26 02:33 ID:pMsl1+xo
>>343 あなたは>340ですか?
だとしたら誤解です。
>341は>340に対してのレスではありませんから。
未来映画術「2001年宇宙の旅」のなかに内部図がのってる。
球体部分の前半分にポッドの格納庫やその出入り口、
コックピットなど、ドラマの舞台になる部屋をすべて集中させたほうが
演出上の都合がいいから、あのメリーゴーランドが球体部を前後にわけるように
進行方向と垂直にしただけじゃないのかな。
とりあえず、あの時代にモニターがフラット画面になるのを
予想して宇宙船のモニターをフラットにしていたのはスゴイね
キューブリックの映画でスッキリ訳が分かるのなんか一つもないよ。
映像素材をいくつか作ってつないでいるだけだからね。
細部にはこだわるけど、全体としてはテキトーなのが彼の映画。
349 :
名無シネマ@上映中:03/08/26 08:43 ID:rJPrnCGe
>>348 言いたいことはよくわかる
だけど、そうなったのは60年代から
つまり、90分で終わる作品では全然そうではなかった
>>347 2010年の家庭用テレビはフラットでもワイドでもなかったけどな
>>347 単に技術的制約だったりして。
当時は今ほど気軽にはビデオ機器を使えなくて、
フィルムを投影する方が安上がりだったとか。
>>344 内部機構的に無理がないか?
>>348 そうなると小説版の2001年はどうなるのかと
少なくともクラークはキューブリックのやりたいことの
大半を理解していたと思う
膨満船長萌えー。
>>349 最初の頃は好きなように撮れなかったんじゃないの。
2001年辺りでは、もう大監督だから、やりたい放題でしょう。
で、訳わかんなくても、注意できる人もいないと。
355 :
名無シネマ@上映中:03/08/26 20:30 ID:rJPrnCGe
>>354 それはあるかもな〜
50年代から「博士」までの映画史上にも稀な瞬発力は「2001年宇宙の旅」では
消え失せかかってるからね
序盤はひたすら眠くてたまらんけどそれ以外は良いと思う
今見てもディスカバリー号の内部に違和感を感じないのが凄い。
357 :
333:03/08/26 22:11 ID:6ik50Vlo
おい、まだ訳わかんねーだなんだとほざく奴らにひとつ言ってやるよ。
なんで「訳」がわかりたいんだよ。
「訳」ってそんなにおまえらにとって大事なものなのか?
おまえら脳みそだけで生きてるのか?違うだろ。
つまり、キューブリックがこの映画で意図したことは、そういうこった。
>>340 IBMのバックアップがえられなかったから(人間を殺すコンピュータなんて縁起が悪いからね)
イヤミの意味もこめてHALっていう名前をつけたんでしょ
あと、映画の中でAppleIIは登場しているはずだよ
360 :
名無シネマ@上映中:03/08/26 23:43 ID:K8XRtdPZ
>>359 IBMは映画の製作に当たってパンナムなどと共に協力をしていました。
途中でコンピュータが人殺しをするというストーリなので協力はやめちゃったけどね。
マイコンが発明され前にAppleIIが映画に出てきたら、キューブリックの未来予知能力は
ノストラダムスより凄いことになるな(苦笑)
因みに、映画が作られたのは人類が月に到達する前。
こういう何の知識もない知ったか君がシャシャリ出るから荒れるんだよな。
AppleIIが出てくるのは「2010年」
>359
クラークは「失われた2001年宇宙の旅」の中で、HALはIBMのもじりではないこと
を改めて否定している
映画製作に多大の協力をしてくれたIBMに対してそんな非礼で報いることはあり得
ないというのがその理由付けになっているのだが
IBMの一歩先行くHAL(詠み人知らず)
というジョークの一人歩きに律儀なクラークが困惑していたことが伺われる。
2010年の小説ではフロイドとチャレンジャー(だったか?)の会話に託して
米国側の(2001年)プロジェクトに関与するスタッフの半数はIBM出身だと
いう台詞があり、IBMの関与を仄めかすと同時にネーミング伝説の否定をやんわ
りとだが行っている。
まあ、自分の悪ふざけがばれて焦ったクラークが懸命にフォローしようとしている
という意地悪な見方も成り立つ訳だが、そこまで天邪鬼になることもないだろ。
>HALはIBMのもじりではないことを改めて否定している
やはりIBMももじりだったか。
>>322の本は根本的に間違ってる。
最初の道具だった骨が「宇宙船」になるというのは間違いで「核兵器」が正しいと書いてるけど、
キューブリックが「核兵器である」というナレーションを削除したということは、核兵器であると
いう「意味」も変更した可能性もあるからだ。
ナレーションを削除したということはキューブリックが言うように多様な解釈を可能にしたという
ことであって、「意味をわかりにくくした」ということではない。
>>365 その本は読んだことはないが
あれが一見して核だと分かる人はいないと思う
武器だとしても衛星レーザーかもしれないし
核だと言ってるのは、推測かメイキングなどの後からの知識でしょう
寓意的意味って何?
>>368 322はどうにもならない内容だなあ
これ読んで他人に講釈する人がいるかもしれないと思うと…
>>368 2chでも、これだけ妄想の入った人は少ないな
67年での2001年の想像があの世界だったわけだが、今から35年ほどたった後の
2040年ごろの映画を作るとしたらキューブリックはどんな映像を見せてくれるだろう。
未来技術板に行くべきかもな(w
当時は人類が月や火星や木星に行くなんて夢物語だったので
あれだけやれたんだろうけど、
今から作ったとしてもたいしてかわらんのでは?
「バック・トゥ・ザ〜2」に出てくる2015年の景色のほうが
面白いような気がする
373 :
名無シネマ@上映中:03/08/29 02:44 ID:8pvoQ6Fn
>核だと言ってるのは、推測かメイキングなどの後からの知識でしょう
もとネタは、「2001」撮影に参加していた科学監修者の証言にある
>>369 剥げしく胴衣
>>372 どこが夢物語だ。
映画が公開された年に人類は月に立っているぞ。
>>372 いかにもおまえがその時代に生きてたような書き方だな。
中学生か?
>>373 なるほどー
やっぱり映画だけじゃあれが核だってわかんないもんね
なんとなく武器かなーとは感じるけど
なんで、あれが核である必要があるのかな。
宇宙ステーションでは、米国とソ連は仲良くやっているじゃないの。
当時、宇宙でソ連に負けていた米国は焦りまくっていたわけで、
その時代に、宇宙に核兵器を浮かべるなんてことを映画でしても、
負け惜しみに過ぎない。そんなのは米国人の発想じゃないよ。
レーガン時代のスターウォーズ計画からの後知恵だよ。
35年前のSF映画を解釈するのなら、当時の時代背景を考えなきゃ。
現時点の知識で解釈しちゃダメだよ。
小説一切読んでない奴〜小説以外の前述のねた本まで読みまくってる奴から
2001年しか観てない奴〜2010年まで観た奴が入り乱れてレスする訳だから
異論が輩出するのは当たり前だが、それにしても禿同なしで全部異論という
のも珍しい。
まさか2001年観てない奴もいるんじゃなかろうな?
ぎく
クラークの書いた2001年宇宙の旅読んだけどこれ面白いなー。
映画がはしょってしまった細かい部分とかがよくわかった。
ポーカーフェイスなボーマンも内面ではけっこう動揺していたんだな。
映画と合わせてもう読むとさらに楽しいと思った。
>377
あの映画での最終的な描写(華麗にワルツをおどる宇宙船のダンスシーン)
を観ただけでは、あの衛星が核兵器だとは、ほとんどの人が思わないだろう。
「骨」から「衛星」への400万年カットという前提がついていても
科学技術の偉大なる進歩への讃歌ととるほうが自然。
しかし、小説や関連書籍などを読んでみて、
実はあの衛星のいくつかは核兵器という設定であるということを知り、
さらに、暴力や殺戮を浮き立つような音楽とのコントラストで描くのが
キューブリックの演出の常套手段なのを考えあわせると
なかなか皮肉で意味深いシーンになると思う。
だから、あの衛星は核兵器である、という観かたも充分アリ。
それに、
当時の時代背景(米・ソ冷戦、キューバ危機、宇宙開発競争)を考えればこそ、
将来、衛星軌道上に米・ソ(または他の核保有国)の核兵器が
配備されるようになるかもしれない、という予想がされたことは
充分納得出来るし、そう考えた人々はアメリカ人を含め世界中に大勢いただろう。
それに、宇宙核戦略構想自体は1950年代からあった。
NASAの設立自体が、軍のそういった思惑から宇宙開発を切り離すための
政府の方策だった。
しかも、「核兵器衛星」という設定も、68年出版のクラークの小説で
ちゃんと描かれているからそれを読んでる人は、もちろん知っていた。
だから、「80年代のスターウォーズ計画以降の後知恵」
と言い切るのはあまりに無知。
他人に「ダメ出し」するなら、
まず自分が時代背景等を正確に把握してからやるべき。
>>377 人を無知など嘲る前に、己の偏見と毒された考えを反省した方がいいぞ
スタンリー・ウンコリック
>>382 「己の偏見と毒された考え」を自己反省したわけね えらい
>383の場合は果敢に「己の偏見と毒された考え」を体現してるわけだが・・・
>>小説や関連書籍などを読んでみて
映画は映画だよ。
傍証にもならん。
キューブリックは、ただ、「SF」映画が作りたかったのさ。
それだけ。
あれこれ解釈したがるのが、そもそも後知恵なんだよ。
私は夢を見れますか?
>>387 よほどこの映画がつまんなかったんだね?
390 :
名無シネマ@上映中:03/08/31 00:21 ID:ybZHxjHt
もちろんだよ、アナル。
391 :
名無シネマ@上映中:03/08/31 00:32 ID:xtzpT1FA
かってに解釈しろ。
ただし、それを他人に押し付けるな。
勝手に解釈するぞ。
骨を振り回していた猿は狂気そのものだよね?
その放り上げた骨が時を移して宇宙船になる。
そこに禍々しさを感じられる人と感じられない人がいる訳だ。
「おー!文明がこうも進んだか。素晴らしい(・∀・)」
と、思っちゃう人は勝手にそう思っておけ!が製作者の意図。
ラストの室内のシーン、
部屋にかかっている絵について
考察した物はないんでしょうか?
確認できるのは3枚で、どれも
ルネッサンス期のもののように
思えます。
宗教的な暗示とかあったら面白いんだけどな。
誰か解説キボンヌ。
394 :
名無シネマ@上映中:03/08/31 10:09 ID:cDbITYxf
え?それで終わり?
しょぼおおおおおおーーーーっ!
て感じが逆に良い映画だよね。
>>392-
>>394 え?それで終わり?
しょおもなあああああーーーーっ!
て感じが・・・ 全然解釈になっとらんじゃないか。
解釈してたらハゲた
キューブリックがこの映画の美術監督手塚にを依頼して断られたって話を
最近知ったんだけど、実現していたとしたらどうなっていただろう?
399 :
名無シネマ@上映中:03/09/01 14:18 ID:7e1fCNYl
うそなのかよ。
うそじゃないよ
401 :
名無シネマ@上映中:03/09/01 15:17 ID:w5OJ33bF
うそじゃねぇよ
正解は、「うそかほんとかわからん」
手塚が生前キューブリックからそのような依頼の手紙をもらったと
言っていたことは何人かもの証言がある。
虫プロ多忙の時期で、断りの手紙を出し、「そりゃ残念だ」との返信
があったとも言っていたらしいが、、今となっては事実関係を確認
する方法はない。
骨は殺人の道具だ。
HALも殺人を画策した。
>>402 手塚のドキュメンタリーで、証拠の手紙やら見せてたと思ったけどな。
あれは事実だろ。
なぜか認めたがらないキューブリック厨が最近増殖中
>>404 すまんがそれ(ドキュメンタリー)見てないんだよ。
石上三登志氏の「吸血鬼だらけの宇宙船」とかいくつかの書籍や雑誌の座談記事
などで、腐るほど見聞きしたことではあるんだが。
まあ、別に手塚氏がそんな嘘をつく必要はないし、アストロボーイ放映を機に
多くの手塚作品(コミックを含む)が米国に輸出されたのだろうし、彼の地に
おける知名度もそこそこあったはずだから、事実なのだとは思う。
ミクロの決死圏が38度線の怪物のアイデアを下敷きにしてるというのも有名な
話だしね。
なにせ手塚氏が鬼籍に入り、キューブリックもまた亡き今となっては本人に確
認のしようもないというだけの事だよ。
そのドキュメンタリーが見れたやつは幸せだね。
間接的に見聞きしたことしかない俺なんかにとっては、そんな漠然とした風評
であってもうれしかったが、それを快く思わない人もいるだろうしアンチ手塚
という存在も現実にいる訳だから、うそじゃねえ、信用しろと言い張ったとこ
ろで仕方がないと思っているがね。
手塚治虫記念館あたりにはその辺の資料はないんだろうか?
手塚氏御本人は
「完成した映画を初めて観た時、自分はやらなくて正解だったと思った」
といってた。
「2001」よりも、「時計じかけのオレンジ」か「A.i.」を
手塚美術で観てみたかった。
手塚先生の「時計仕掛けのりんご」は面白くなかったな。
ええっ!映画の冒頭の黒い画面が
モノリスってマジッスか?
手塚がキューブリックに招かれたたが..というのは昔から結構有名な話
それを書いた出版物とかもいろいろあって、もしそれが虚偽だったら、
日本側のエージェントが黙っていたはずはない
412 :
名無シネマ@上映中:03/09/02 20:14 ID:muQq7OVj
本当だろうけど、正直手塚さんが美術セットやってまったらかなり
しょうもない物になっていたのは確実でしょう。やらなくて良かったと
思う。
>>387 小説化に当たってはキューブリックが監修してダメ出ししまくったらしい。
ネタバレを防ぐために公開から三ヶ月経つまで出版させなかったと。
414 :
名無シネマ@上映中:03/09/02 22:51 ID:Gp7B37RQ
>>409 いや、映画の冒頭にスキンヘッドとサッカーボールが出てくるのが正しい。
と、手塚が言っているだけで、キューブリック側の話はひとつもない。
美術に関するひとつの助言くらいの話はあったかも知れんが、
マンガ家にハリウッドの美術監督なんてありえないね。
ウォシャウスキーも漫画やってましたが何か?
ウォシャウスキーって2001の美術監督なの?(笑)
「2001年ウンコの旅」
2003年秘湯の旅
2001年雨中の旅
者栗鼠
424 :
名無シネマ@上映中:03/09/15 20:34 ID:dUbCQjl/
しかし核兵器と認めない奴はアホみたいな町山の言い方は頭くるよな。
結論:核兵器のわけがない。
426 :
:03/09/16 00:52 ID:dPSwx00B
2001円府中の足袋
427 :
↑:03/09/16 10:44 ID:P+EK6WFJ
おいおい、お前ヨコジュンか?
剽窃はいかんぞ
神社にモノリスが
キューブリック監督はこの映画の製作にかかる時、万一の他星人の出現にそなえ、
保険をかけようと、ロンドンのロイズ組合に申し込んだが、受理されなかった;
と「アシモフの雑学コレクション」(新潮文庫)に出ている。
431 :
名無シネマ@上映中:03/09/21 13:45 ID:6bo7TWPC
タイトルは聞いたこと有るし面白いのかなあと思って
DVD借りたら、最後訳わかんねーと思って、ここを覗いたわけだが、
どうやら、訳のわからなさも含めて味わうべきだってことなのかな。
ディスカバリー号内部のカットで、狭目の通路が手前にあって
その奥の突き当たりに回転居住区へ降りていくための梯子穴が
ついてる軸中心部分が常に回転してる場面で、ボウマンと
プールが通路を奥に進んで、軸中心部分の床に乗ると、そのまま
同調して回転しながら梯子を降りて行くんだけど、これって
どうやって撮影してるんだろう?
回転軸に乗る前の2人の動作を見るとマラソンシーンのように実は手前
の通路の方が回転してたという感じは無さそうなんだけど…
外惑星探査機は太陽から遠くて太陽電池が使い物にならないから、
放射性同位元素の発熱を利用するアイソトープ電池を搭載してるからね。
エウロパは火星と並ぶ「太陽系で地球以外に生命がいるかもしれない星」
の候補で今後とも貴重な観測対象だからなるべく汚染したくないんでしょ。
そぉかぁ?タイタンの方がまだ可能性はあると思うけど…
>435
そぉかぁ?タイタンの方がまだ可能性はあると思うけど…
メタンの海に沈め…
438 :
名無シネマ@上映中:03/09/23 08:40 ID:slSopuRr
今月号のHiVIに4ページの記事が出てた
わりとよかったよ
2003年雨中の足袋
2001年鬱の旅
見てみたけど最後の特殊効果が延々と続くシーンは正直退屈だった。
あの美術館みたいな部屋は一体なんだったんですかね?
小説版を読むとわかるよ。少し設定変えてあるけど。
自分はこれを読んで映画見返して意味がわかった。
443 :
名無シネマ@上映中:03/09/26 22:06 ID:sxD1ArzP
スターゲイト通過の映像はアートフィルム系の文脈で見るべきです
米国でのその手の映像作品には似たテイストの物がいくつかある
浦島効果を一人で体験しているような最後のホテルスィートのシークエンスは
(私的には宇宙旅行が人間の時間感覚では無理、なことであるのが表現されていたと思う
スターチャイルドについては
象徴主義とか、メタファとは思われませんのかのう?皆の衆
444 :
名無シネマ@上映中:03/09/26 22:21 ID:oeV8pbS+
最後の方は、意味が分からない。
あれは、あの映画の長所というより欠点だと思う。
あの部分以外は、非常に良い。
スターゲートのシーンだけ大スクリーンで見たい
446 :
名無シネマ@上映中:03/09/26 23:21 ID:sxD1ArzP
447 :
名無シネマ@上映中:03/09/26 23:33 ID:oeV8pbS+
>>446 べつに理解出来なくてもいい。最後の方は、感覚的にもいただけなかった。
多分、思わせぶりで独り善がりなところが、不快なのだと思う。
これは、個人的な感想。
個人的感想なんて色々あって当然。スレもマターリ行きたいね。
449 :
446:03/09/26 23:46 ID:sxD1ArzP
>>447 そうねえ、どちらかと言えば不快、な映像だった
ジョルジュリゲティの音楽もそう
快、不快も判断の基準の一つですが
あれほど大掛かりなひとりよがりはちょっとないと思う
ひとりよがりはもっと、若くて未成熟な時代に多いですよ
例えば私の教えている学生諸君の作品など…
>>444 理解できないのを映画に求めちゃうけないよ。
理解できないのはアンタのせい。
相性が悪いと思って諦めるか、
米国人なら常識な事項をあんたが知らないためだとか、
自分に求めなきゃだめだよ。
そもそも理解しようなんて態度が間違っとる。
451 :
名無シネマ@上映中:03/09/27 05:57 ID:QfbJjRSU
>>450 失礼だが、言ってる意味が良くわからない。
そもそも、あの映画の最後を俺は理解しようなんて思ってはいない。
それはそれとして、あの映画に関しては、理解出来ないのを自分の
責任にするほど俺はナイーブではない。
>>449 スンマソン、ジョルジュリゲティって誰ですか?
彼の英語表記はGeorgy Ligetiですから、ジョルジュにはぜったいなりません
フランス語よみ(ふう)だとしてもラゲチですか?
ジョルジュリゲティなどとひとりよがりの読みはどうかと思いますが
>>451 ナイーブは誤用だぞ。
分からないのはお前がアホなせいで、映画の欠点ではないということを
理解しろということだ。
アホは去れ。
おまーら皆スターチャイルドになれ
454>一人だけはヒトザルになりたいようだ
456 :
名無シネマ@上映中:03/09/27 11:27 ID:sUBoF9Ws
最後はスターチャイルドが生まれる。
ラストはそれに至る過程だわな。
>>452 >
>>449 > スンマソン、ジョルジュリゲティって誰ですか?
> 彼の英語表記はGeorgy Ligetiですから、ジョルジュにはぜったいなりません
別にそんなことあげつらっても仕方なかろう?正しい発音を知っているか?
ハンガリー生まれでオーストリアに帰化しようとしてこだわってたらしいが?
>>453 >ナイーブは誤用だぞ。
正しいのでは? 日本語のナイーブはなんか別の意味なのか?
458 :
名無シネマ@上映中:03/09/27 12:18 ID:QfbJjRSU
>>456 その過程がLSDの幻覚みたいな映像なのか?
スターチャイルドって何?
新しい人類? どんな人類なんだ?
進化とどう違うんだ?
あのロココ風の部屋は何?
ボーマンが何故アソコにいる?
ボーマンが老人となったのは何故?
い〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
え〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
>>458 君には頭がついていないのか?
分らなかったら、調べてみるなりすればいいじゃないか
楽しいぞ
なんか荒れてるな
462 :
名無シネマ@上映中:03/09/27 13:23 ID:QfbJjRSU
463 :
名無シネマ@上映中:03/09/27 13:33 ID:Ci1oeOe5
464 :
名無シネマ@上映中:03/09/27 13:35 ID:ZGqNJelC
>>462 あ、スマソかった
君には何を言ってもムダだ
465 :
名無シネマ@上映中:03/09/27 13:47 ID:QfbJjRSU
>>464 俺に謝る必要はない。
個人は関係ない。俺は、普通の人(つまり映画オタクではない人)
に通用する事実を述べただげだ。
映画は学問じゃない。これは事実だろ。
466 :
名無シネマ@上映中:03/09/27 13:56 ID:ZGqNJelC
>>464 あれれ、皮肉が通じなかったよ
あのね、「2001年宇宙の旅」とか、ヨーロッパの映画とかには見ただけじゃ
理解できない映画ってのがあるのよ
映画が学問であるとかないとかそういうくだらない禅問答じゃなくて、
例えば外国人がいきなり忠臣蔵映画を見ても理解できないように
予め知識が求められることは映画ではいくらもあるんだよ
日本とアメリカが戦ったことを知らない厨房に「シンレッドライン」を見せても
しょうがないだろう
ましてや「2001年宇宙の旅」は、他で調べないとにっちもさっちもいかないように
最初からなってるんだよ
たとえば君はスターチャイルドと言ったが、それは「調べた」はずだ
映画の中にはいっさいスターチャイルドという言葉はないから
それを「学問じゃない」とか下らないことを言うから皮肉っただけだ
この場合「普通の人」ということは怠惰の免罪符にはならないんだよ
467 :
466:03/09/27 13:57 ID:ZGqNJelC
468 :
名無シネマ@上映中:03/09/27 14:03 ID:QfbJjRSU
>>466 どこが禅問答なんだよ。
常識を言ったまでだ。
>例えば外国人がいきなり忠臣蔵映画を見ても理解できないように
予め知識が求められることは映画ではいくらもあるんだよ
アポロ宇宙飛行士があれを見て分からないと
いったんだよ。
どんな予備知識が必要なんだ?
あのねえ、この映画は「非常識」な映画なの
>どんな予備知識が必要なんだ?
だから、それを調べろと逝ってるんだよ
そして、自分の頭で考えればいいだろう
別に映画の中のすべての物事を理解することが映画の楽しみ方のすべてじゃないと思うよ。
と誰かが何度も言っていた気がする。
この映画は「解らない」からおもしろい
472 :
名無シネマ@上映中:03/09/27 14:41 ID:QfbJjRSU
>>469 調べる気にならないよ。作家の自己満足にいちいち付き合ってらんない。
473 :
446、449:03/09/27 14:52 ID:iuX+nSAO
>>452 アルファベットで書かれた人物名の日本語表記は難しいものですね
日本でリリースされたサントラ盤の表記に従ったつもりなのです
もちろんジョルジュとリゲティの間にはスペースがあったようにおもいます
先年そのサントラも処分(アナログレコード!!)しちゃって
手もとでは確かめられません、ごめんなさい
東欧など、普通にカタカナ表記できない言葉がたくさんあるようですね
こういうことがお互い本意でない言葉の応酬のきっかけになってしまうのを
今までたくさん見てきました
れっきとした名のある評論家同士の間ででもです、どうぞご寛容のほどを
作られて三十猶予年、これほど永きに渡って人に疑問符を投げ続けた映画が
ひとりよがりというのはちょっと的外れではないですかな?ということ、
リゲティの音楽に意味をつける人は少ないように
解釈だけが作品の見方ではないのでは?ということがお話ししたかったのです
かといって、解釈を放棄しなければならないとは言いたくありません
ちなみに、あえて解釈をつけるのだったら
あの映画は十分に進化した異星人が地球人に
真に探究するべきは自らの精神だと教えてくれるというもの(赤面)
何か、クラーク師には悪いような…
おまーら皆イボイノシシになれ!
話はそれからだ。
475 :
名無シネマ@上映中:03/09/27 18:02 ID:iuX+nSAO
そういうあなたは毛無し猿
476 :
ハニー:03/09/27 18:52 ID:l0A1H1ON
>>473 なんだクラーク教徒か。
この映画に意味はないよ。
ただ単に「SF映画」を作りたかっただけなんだから。
細部なんてどうでもいんだよ、この監督は。
暴力を描きたいとか、ホラーを描きたいとか、戦争を描きたいとか
動機はそういうことなんだからさ。
478 :
名無シネマ@上映中:03/09/27 20:45 ID:iuX+nSAO
30年をこえて観た者に様々な情動を生ぜせしめ
今なお極東の小島になにをかを語らんと人を集わせる
与える諸々の中で最大の物は疑問符だから
無意味だとすれば、あまりに空しい
とは思いませんか?
映画産業は所詮、資本家が労働者の不満を解消させるための物(byサヨ)
ダイジナノハこの映画の監督のように本当に希有な動機を持ち
それを実現できる芸術家だけ
を使って儲けることだけ
あ、飛躍してしまった、
>>477よ、いったい何が言いたい?
それからクラーク教徒について教えてくれませんか?
>>478 この映画の解釈にあたって、クラーク様はこう述べられたとか言って
納得したり、説得したりする輩をクラーク教徒言うのだよ。
>472
わからんならそれでいいじゃねーの?
あなたに分かってもらうために作っているわけないし。
何か気になるなら調べるなりすればいいだけだし。
>>479 まってたヨン
478では、クラークの解釈と異なったことを逝ったつもりだったのだがね
クラークでは解釈に何の納得も得られない
しかし、ま、クラークに敬意を表して師とも書いたので誤解されたかな?
優れたSF作家だよ
自身3001ではスターゲートがメール欄だと苦しい辻褄合わせをしたりしてるんで
漏れのとかぶったかな?
482 :
481:03/09/27 21:52 ID:iuX+nSAO
メールらんに書き込み忘れてsage入れちまった
スマソ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .|
| | .|
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| |/ <おまーら勝手にしれ・・・
. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
484 :
名無シネマ@上映中:03/09/27 21:56 ID:1H+x6EyI
って言うか、
わからないって言う奴。小説を読んでみるべし
わかったというやつ。やはり小説を読んでみるべし
それでもわからないと言う奴、「映画の見方がわかる本」(町山智浩)を読んでみたら
俺は俺の解釈がある、人はどうでもいいと言う奴は、なにもここで書き込みをする必要はないかと、、
このスレにピタしの本もある
「2001年宇宙の旅」講義 巽孝之著 ISBN4-582-85092-8
それはさておき、どんなに名作の誉れ高くともタリウッド映画でこれほど
議論を呼ぶものもないわな
ベンハー、風とともに去りぬ
比すべきはアンダルシアの犬だとか、戦艦ポチョムキンだとかダロね
486 :
名無シネマ@上映中:03/09/27 23:02 ID:r1RGmPa9
映画版だけでは、解釈に十分な情報は得られない。
小説版では説明されている。
ここで2つの考え方に分かれる。
A:元は同じ物語であり、映画版・小説版は、その表現のされかたが違うだけである。
B:元が同じといえども、表現されたものが違えば異なる物語である。
(土星か木星かとかいうような物語そのものの解釈に影響しない違いは度外視する。)
Aの立場では、クラークが提示した説明は映画の解釈として採用できる。
Bでは、クラークの説明はあくまでも小説版の物語の説明であって、
映画の解釈としては採用できない。
>>477 ときどきこういう低脳が来るよな。
作品を理解できないとき、作品を批判するとこによって自分の知性の低さをガードしようとする。
プッ
488 :
名無シネマ@上映中:03/09/27 23:14 ID:QfbJjRSU
映画の理解に本が必要なんておかしい。映画はそれ自体で自己完結すべき。
>>488 映画に限らず芸術作品全般に言える事だが、
作品内だけでなく周辺(作者が対象となる作品を作った背景など)
までも含めて理解するという流儀は、なにも特殊なものではない。
っていうか、そっちのほうが普通。
学校での国語の時間、ずっと居眠りでもしてたのかな?
寝すぎだぞ。
そもそも、作品外からの情報を考慮しないのなら、
「解釈」という行為自体が成立せんね。
映像そのものが全てであるワケだから。
490 :
名無シネマ@上映中:03/09/27 23:24 ID:urF5cnos
うーん、ある意味キューブリックの意図って単純だと思うけどなあ。
SFの矛盾というか、うさん臭さって、結局「人知を超えた」存在だか
なんだかを、あっさり文章で説明してしまっていることだと思う。
クラーク版なんて正にそう。第一、人間の理解力を超えたものが、
人間の言語で説明できるわけないでしょ。徹底的なリアリストである
キューブリックは、そういううさん臭さがツマラないと思ったから、
ああいう不可思議なイメージの洪水を作り上げたんだと思う。
ああ、フシギだった。面白かった。
感想はそれでOKなんじゃない?
□--------○ 。 < open the pod bay doors, please Hal.
>>490 オッケーです
ここで話されているのはそれを見た人のそれ以降のの話です
それ(議論)がなされるのもキューブリックには
わかっていたように思うのだけどなあ
まさに、問題作
493 :
名無シネマ@上映中:03/09/27 23:32 ID:KGqIhDDq
>映画の理解に本が必要なんておかしい。映画はそれ自体で自己完結すべき。
お前、変だぞ(w
494 :
名無シネマ@上映中:03/09/27 23:44 ID:QfbJjRSU
>>489 映画を見る観客は、評論家でも学者でもない。
このことを見逃してないかな?
それと、仮に、お主の言うことに一理あると認めたとしても、
あの映画が公開された後に書かれた本を読まないと
理解出来ないというのは、おかしいだろ。
495 :
名無シネマ@上映中:03/09/27 23:48 ID:QfbJjRSU
496 :
名無シネマ@上映中:03/09/27 23:50 ID:rShNqZv9
評論家でも学者でもないけど、そういう部分に火が付いたから興行としても成功
したんだろ。
理解できなくても、難しくても、エンターテイメントと同様に客入れるなんて
凄すぎるよね。
理解できなきゃ駄目だなんて言うなよ。
現に客も入って、成功してんだからさ。
わかんなくてもおもしろいだよ。
で、外堀埋めたら理解できるんだから、無茶苦茶なもん作ってるわけじゃないべ。
むしろいい映画ファンを育てると思うけどな。
>>494 横レスですが
評論家でも学者は特別な存在ではありません
誰でも自己申告、宣言でなることができます
優れたそれになったり、それが職業に(飯が食えるように)なるかどうかは別の話
誰でも評論家風をふかせるしィ、みんなーがんがん吹かせてくれえ
498 :
名無シネマ@上映中:03/09/28 00:05 ID:Fw50oHdq
この映画の解釈は2ちゃん読んでてわかった。
はっきり言って感動した。
キューブリックは天才かと。
わからない人は、ピカソの絵を見るように悩んでね。
人に言われてわかるより、自分で謎を解いた方がいいからね。
499 :
名無シネマ@上映中:03/09/28 00:08 ID:QBThorSA
この映画について難しく理解しようとするヤシの気がしれないね
私は一度も理解しようとしたことがない。でも本当にいろいろ解釈するのが
楽しくてたまらないだけだ。でみんなの解釈を聞くのも楽しいね。
これはそういう"楽しい"映画だぜ
500 :
名無シネマ@上映中:03/09/28 00:09 ID:a4rUV6oP
>>495 コーヒーを知らない観客には、なんで主人公が二日酔いの朝に黒い液体を
ガボガボ飲むのか理解できんのだ。
>>488君はね、「なんだあの黒い変な飲み物は。説明しろ!!映画は映画だけで
自己完結しろよこのヤロウ!!」っていきり立ってる人と一緒なんだよ。
>>500 ゲットおめ
気悪くしないでね、よくできた例え話とは…
と、言うより488君は、漏れたち(あ、俺がですが)二次資料を
引っ張ってくるのが気に入らないと言うことでしょう?字義通りにそれ自体の完結を
体現するものならこのスレの存在も488の発言もないことになる
もっと映画のエピソードなり、映像を自分の手で引っ張ってくるレスを望んでいると思いたいな
502 :
名無シネマ@上映中:03/09/28 00:20 ID:UyjqVJTP
>>500 論点がずれてるだろ。
映画の理解に常識が必要なのは、当然。
俺(488)は、そんなことに反対してるわけじゃない。
503 :
名無シネマ@上映中:03/09/28 00:28 ID:a4rUV6oP
>>502 コーヒーなんて知らない人は世の中に大勢いるよ。
君の常識は、どっかの誰かの常識じゃないのかも知れない。
目のショットがある。次にスパゲティのショットが繋がる。
その編集は食欲を示す。でもスパゲティを知らない人にはまったく
通用しないんだよ。やっぱ変なんじゃない?君。
>>502 映画はそれだけを見れば内容が解るものでなくてはいけないし、解説書が必要な映画は駄目。と言いたいんだよね
>>503 その食欲を示すモンタージュに、及第点をあげるわけにはいかんかも
分かりやすい組み合わせはスパゲッティ、ゼン、舌なめずりする口、ですね
この映画は比較的名演技に恵まれてますが、どうしようもない大根が一人と言うか
言わずと知れたHALです、吹き替えは名優なんですが表情に乏しいんよ
>>505 コンピュータに表情に乏しいと言っても・・・
「映画は映画で完結しないといけない」
のに「映画の理解に常識が必要」とはこれいかに。
この時点で終わりだね。この話は。
>>507 あならそりゃ論の建て方がおかしいって
評論を進めるのに副読本的な必須アイテムがいらないゆうてるだけやんか
と、全方位的に物わかりが良い振りをするッと
509 :
名無シネマ@上映中:03/09/28 00:48 ID:UyjqVJTP
>>503 変なのは、君だよ。
コーヒ−の次はスパゲティか。
俺(502)の言ったことが、まったく分かってない。
これこれ、502よ
あおるでないあおるでない(若い衆はどうも短気で逝かんのう)
わからない人がいるなあと思ったら
わかるように言ってあげるものじゃゾエ
めんどくさいなんて言わずにさ
>>508 「外来の情報を全て拒否する」という話だからおかしくない。
500とかが言ってるのもそういう事。
いくら502が頑張っても、所詮「自分の知識の範囲」という
枠を乗り越えられないのも現実。
512 :
名無シネマ@上映中:03/09/28 01:07 ID:UyjqVJTP
>>510 俺は若くない。お主より歳が上かも。
歳とると、何ごとも面倒になるんだわ。
しかたないなあ
>>511>>512 仲裁不能と認定し寝ることにする
私は完全に機能し誤謬はないはずなのだが
ちょっと表情に乏しいかもしれないが
514 :
名無シネマ@上映中:03/09/28 01:22 ID:UyjqVJTP
>>511 常識がなければ映画を理解出来ないのは当たり前だろう。
そんな当然のことを俺(488)が知らなかったとでも思ってるのか?
俺は、映画は常識がなくても理解出来るように創るべきだとは
言ってないし、思ってもいない。
コーヒーだと身近すぎて、例え話としては
抽象的な部分より具体的なイメージが先行してしまって
例え話としての本質を外されてしまうきらいがあるね。
「聖書」なんかはどうだろう。
大部分のアメリカ人にとっては御馴染みだから、
作り手と受け手の暗黙の了解として説明抜きで使ってしまった場合、
あまり御馴染みでない日本人などが見る場合に、
「副読本」としての(「常識」であるはずの)聖書が「必要」になる場合が考えられる。
この場合、「映画は映画で完結しないといけない」と
「映画の理解に常識が必要」とが対立してしまうわけだが
これは彼らはどう解決していくのだろうか。
事前知識(彼等が「常識」と呼んでいるモノ)と
事後知識(彼等が「副読本」と呼んでいるモノ)との
違いが言いたいのだろうが、
「外来の情報」という点では、本質的には違いはないんだよ。
所詮「自分の知識の範囲」という枠を乗り越えられない
というのはこういう事。
INTERMISSION
やっぱ、HALとのチェス対戦では、
<難易度設定>とかあるんだろうか。
HALの本気モードだと絶対勝てないだろうから、
やろうとも思わんだろうし。
この世にはプロジェクションによる映像作品は所詮
明るい光でしかないという厳然たる事実に立脚した作品もあるのだよ
明るい光がたまたま透明フィルムに印像された染料や銀塩の粒子によってさえぎられ
何らかの認識を脳に起こさせている、この部分から外部の情報云々を
拒否した映像作品を想起することができますか?
藤子不二雄の風刺精神に満ちた掌編に異星人が
地球人たちが瓶の底を日がな一日眺めているのを
首を傾げて見ている図があったが…
>>517 私に御用ですかフランク
CPU室に2010年になって
新しく設置されることになる
キーボードのファンクションキーを
そういうコマンド用に設定することは
できますがそれまでは…
フランクどうしたのです?自信がないのですか
私と対当にチェスがさせないとおっしゃるのならこう言えばいいのですよ
「手加減してくれよ、HAL、と」
>>500 コーヒーが分からんときに辞書を引くのはいいだろう。
同意する。
しかし、映画が分からんときに辞書引いてどうする。
もうひとつ付け加えておく。
コーヒーが分からのか、ココアが分からんのか、紅茶が和からのか
区別できている状態か?
辞書だと思ったものにホントにコーヒーのことが書いてあるのか?
そこまで確認できてないと、辞書を引いても意味がないぞ。
キューブリックも意味なんかないとか言ってたらしいけど
見てる人の解釈に任せろでいいんじゃないの。
522 :
名無シネマ@上映中:03/09/28 10:22 ID:UyjqVJTP
>>515 日本映画が一般日本人が知らない聖書の話を前提としていたらおかしいだろう。
しかしハリウッド映画がアメリカの大衆が知っている聖書の話を
前提としているなら、何ら問題ない。これも常識の範囲。
当たり前だわな。何が問題なんだ?
キューブリックは「もしモナリザが微笑んでいる理由が分かっていたら
あの絵はあんなに賞賛されていただろうか?」と言ったらしい。
初めにはあったはずの解説字幕をとったり博士たちの話を省略したり。
しかし聖書の例えはどうだろうね。キューブリックは無心論者だから。
まあ聖書=小説ならばそういうことなのだろうか。
>>523 パゾリーニは無神論者だったが「奇跡の丘」を撮った。
あんたの考えだと、軍国主義者じゃないと戦争映画は撮れないとか、
ロマンチストでないと恋愛映画は撮れないlことになる。
525 :
名無シネマ@上映中:03/09/28 11:37 ID:UyjqVJTP
>>518 俺(488)は、常識を遮断して映画をつくるべきだなんて、
そんな非常識なことは言ってない。そんなとんでもない曲解
のもとに、いくら批判しても的外れ。もうよせ、くだらない
書き込みは。
526 :
名無シネマ@上映中:03/09/28 11:44 ID:UyjqVJTP
>>497 それはいい。評論したい人はすればいい。
そのため関連資料を見るのもいい。
だが、観客全員が評論するつもりで映画を見る必要はない。
俺様の将来
16歳 現在中卒プー太郎ヒッキー
17歳 ちょっと勉強して大検を獲る
18歳 日本の大学のレベルが低すぎるので単身渡米、MIT首席入学
19歳 飛び級でマスターへ
20歳 優秀すぎるのでドクターへ
21歳 天才すぎるのでいきなりプロフェッサーへ
22歳 ソロスも真っ青の革命的金融工学理論を構築し起業
23歳 超伝導量子コンピュータの開発大量生産に成功
24歳 M$を押しのけダウ入り
25歳 ゲイツを押しのけ総資産世界一へ
26歳 ノーベル経済物理化学平和文学賞同時受賞
27歳 全世界総生産の80%を独占し経済的世界征服完了
28歳 国連加盟国全ての大統領・首相・書記長に同時就任
29歳 国連非加盟国を軍事力で制圧統制世界征服完了
30歳 エネルギー問題と人口問題を解決する為に粛清し人口を1000分の1へ
31歳 労働力不足を補う為人型ロボットを開発
32歳 EPR効果によるワープ航法及び恒星間移動船を開発
33歳 天の川銀河系を支配下に置く
34歳 アンドロメダ銀河連邦と全面戦争→完全勝利
35歳 アンドロメダを植民地とする
36歳 50億光年内の全ての惑星を掌握し宇宙征服完了
37歳 自分の導いたワーム理論により他宇宙を掌握し森羅万象征服完了
38歳 自分の導いたスーパーストリング理論により多次元空間へ
39歳 108次元に居た神と対決→完全勝利
40歳 神を忠実な下僕とする
41歳 109.655次元にて物理法則の再構築を開始
42歳 厄年だから靖国神社へ厄払いへ逝く
43歳 なんかめんどくさくなってきたからこの世の全てをn=n+1とする
44歳 鬱病で自殺
528 :
名無シネマ@上映中:03/09/28 11:59 ID:aiYtbYLT
>>524 まあ、そうともいえるが、パゾリーニが左翼じゃなかったら、
あんな映画にはなってなかったのも事実
527>様の将来
16歳 現在中卒プー太郎ヒッキー
17歳 ちょっと勉強して大検を受ける
↓ ↑
n歳 大検不合格
m歳 鬱病で自殺 以下略
まあ冗談だ。機にせずがんがれ!
>>517 別にHALは特にチェス用にチューニングしてあるわけじゃないだろうから、案外いい勝負なのかもよ?
現実の2001年でもチェス用にチューニングされた計算機と人間のトップがいい勝負なんだし。
その意味ではチェスで対戦しているシーンはなかなかいい線いってるかも知れない。
考慮時間に制限つけたりすれば意外に弱いかもだ
>519
うまい。ナイスだよHAL。でもキーボードにファンクションキーついてないんだが…
つーかキーボードレスの設計じゃなかったのか??オプションなの?
>>530 とある「2001年」本によれば、あの棋譜は実際の、それほど強くはない
プレーヤー同士の対戦が使われている。そして、HALの手には緩手があって、
そこを点かれると負けてかもしれないということです。
映画制作者がそこまで考えたかどうか知らないが、この事実からすると、
HALは人間のレベルに合わせて、「お稽古将棋」をしていたことになる。
>>530 宇宙飛行士と人間のトップじゃ、
まるっきり強さが違うよ。
人間のトップといい勝負なら、
普通の人間である宇宙飛行士とは
まったく勝負にならないと思われ。
将棋や囲碁のソフトもそうだけど、
ちゃんとチューニングしてないと容赦なく強いんだよね。
>>530 キューブリックのこの映画ではキーボードらしきものは出てきません
現在のそれより遥かに進んだ未来の(って、もう過去なんだけど設定では)
コンピュータ、メモリーデバイスはなんと透明なアクリルの固まりにしか見えん!!
映画「2010年宇宙への旅」では、未来はそんなに早足ではなく…
詳しくは、映画を御覧になって下さい
>>527 神を下僕にしたのに神社に厄払いに行くのが笑える。
つーかさ
乗組員が男ばっかりなんだから
HALの声は女声にすべきだし
そうでなければおかしい
1979年ごろに放送されたラジオドラマ版では、HALの声は女だった。
HALが歌う「デイジー…」の旋律も別物だった。
SAL9000の声は無機質で冷たい大人の女声だったな
>>536 FM東京・音の本棚 だったかな。 声は 田島玲子 だった気がする。
>>536 >>538 テープw持ってるよ。
ナレが小池朝雄。
フロイドやイエスの曲をBGMに使ってるね。
2010で、HALを再起動したら
語尾が「にょ」に!
>>540 チャンドラ博士かフロイド博士が強烈な破壊衝動に駆られるに違いない(w
デバイス屋さん、「モノリシック」ってモノリスの形容詞形だって知ってました?
知ってましたか… そうですか…
540の続き
フロイド「チャンドラ博士、何をしているんです?」
チャンドラ「どうせだから、なぞなぞを出すように教育してるんだよー」
HAL「ハロー、マン。レーザー光線と金魚が似ているのはなぜだにょ?」
何故に超越。
冗談が言いたいから
546 :
名無シネマ@上映中:03/10/10 22:43 ID:PQHpV+j7
age
原作は関係ありません。キューブリックは彼独自のイメージでありシンボルの世界
を映像で表現したのだと思います。
548 :
名無シネマ@上映中:03/10/13 13:23 ID:j+e7sYJx
>>542 モノリスという語は考古学でいう環状列石など(ドルメンやメンヒルといったもの)
また、地層断面の樹脂転写標本などに使用されていて
何もこの映画のためにつくられた新語ではない
もちろん、ハードウェア、ソフトウェアを問わず集積回路関係の技術者が
この映画を知っていただろうことは否めないので、映画をリスペクトする形で
ICなどにこの語を転用したのかもしれませんが
何にせよMONO-LITHOだから一つ岩ってだけの単純な単語です
549 :
334:03/10/13 14:31 ID:lJuAhAFt
つまりイギリスのストーンヘンジが宇宙を
飛び回っていると考えればいいわけだ。
550 :
542:03/10/13 20:46 ID:TqkoLwIz
>>548 >
>>542 > モノリスという語は考古学でいう環状列石など(ドルメンやメンヒルといったもの)
> また、地層断面の樹脂転写標本などに使用されていて
> 何もこの映画のためにつくられた新語ではない
別に考古学用語でもないし新語じゃないのはわかりきってます。
あの黒い物体がモノリスだってだけですよね。命名じゃない。
> もちろん、ハードウェア、ソフトウェアを問わず集積回路関係の技術者が
> この映画を知っていただろうことは否めないので、映画をリスペクトする形で
> ICなどにこの語を転用したのかもしれませんが
これはさすがに疑わしいですね。もっと一般的な用語ですよ。
> 何にせよMONO-LITHOだから一つ岩ってだけの単純な単語です
そうですね。
>542は「知ってますか」って問いかけなだけで、あなたが書いてることは当然知ってますよ。
552 :
名無シネマ@上映中:03/10/14 00:45 ID:nr0hf6A5
月面で発掘された物体はモノリスというより、TMA1というほうが正しいと思うのだけど
それだとミマスの地表だか、木星の軌道だかにいた兄弟分が
劇中言及されていたように磁気異常ではないことからおかしくなるか
3001には、これが大したもんじゃないというウニャうにゃ
まあ、月面クルーはえらく暇で名前つける位しか楽しみが
なかったのでしょう。その証拠にTMA2やTMA3の存在など何
も言及されてませんし、ティコ以外の地域にもモノリスは
存在しなかったようですから。
木星宙域ではボーマン独りなんで忙しくて名前どころではなく
2010年では何しろ百万オーダーの数量なんでめんどくて名前つ
ける気も無くしたと。
小説では、ティコでもなければ磁気異常でもないぞ
と、ボーマンが命名したヤツにダメ出ししていた。
でた、小説出羽守
はじめてみました。
なんか、宇宙飛行士が大変なことになってましたが
それより、猿が豹に襲われてるシーンにびっくりしました。
CGですか、あれ?
557 :
名無シネマ@上映中:03/10/23 22:15 ID:vOzbZulP
CGなんかないよ…あの時代
>>551「ボーマン、止めて!」と叫んでおりました
茶色いキツネが鈍間な犬を飛び越える
quick brown fox jump over the lazy dogs.
The quick brown fox jumps over the lazy dog.
>>557 なるほど
そうすると本物ですか
サーカスの人かな、中の人
中に人などいない!
猿は体つき見ればわかるやん、骨格とか手の長さとかどうやっても
本物と同じにはならないんだから。
中の人はお尻の小さいダンサーとかを使ったらしい。
567 :
名無シネマ@上映中:03/10/31 23:07 ID:6z0ZzrPC
リベリオン見ました。
2001年が鼻持ちならないオナニー映画だということがよく理解できました。(映像表現除く)
ヨーロッパ、アメリカの前衛芸術全般に言えることですが
(特に60年代・ウオーホールの8時間エンパイア・ステートビルをひたすら撮影しただけの映画とか)
意味不明なものを面白いって言うと頭よく見られると思ってる人向けの作品ですね。
つならないって言ったら「センスがない」とか「物を知らない」とかいうことにされてしまうからみんな声を
大にして言えないんですよ。巧妙な誘導尋問ですね。たとえばピカソのゲルニカを「気持ち悪いだけで
なにも感じません」って正直に言ったら「戦争に対して問題意識がなく、当時の世界情勢を知らず、
さらに教養がない(ギリシア神話についての)ってことになってしまいますからね。それと同じ。
ホントかどうか知らないがわざと理解できないようにナレーション削ったんだったらまじ許せない。
う〜ん そこまで曲解するか
壮大なスケールの疑似Sex映画と言われた方が
まだ共感出来る点がありそうだがなあ
まあ色んな観方があるもんだな・・・
イギリスには形而上詩人(metaphysical poets) という人たちの抽象的で普通の人は解釈を聞かない限り
意味がさっぱり理解できない詩を書く人達がいますがイギリス知識階級に属するであろうキューブリック
は彼らに影響を受けたのだと思います。
イギリス知識階級において形而上詩人の作品を理解できないのは恥ずかしいことです。
地獄の黙示録でも形而上詩人T・S・エリオットの詩が使われてましたね。
ガイシュツですがファンの方は「映画の見方がわかる本」はよんでおいた方が良いと思います。
まちがった情報もあるかも知れませんがいろんな見方ができて面白いか。
>>568 この前の放送時に実況版で聞いてみました。888が私です。
それに対するレスを全てコピペしてみました。
888 公共放送名無しさん 03/08/21 20:13 ID:dDHf6uwe
なんで2001年みたいな意味不明な映画が名作ってことになってんの?
889 公共放送名無しさん sage 03/08/21 20:14 ID:TL6gk0AH
>>888 意味不明だから
890 公共放送名無しさん sage 03/08/21 20:14 ID:ati2gAYW
>>888 意味不明だから
891 公共放送名無しさん 03/08/21 20:14 ID:M3T4U3xV
>>888 キューブリックが作ったからw
897 公共放送名無しさん sage 03/08/21 20:14 ID:pHqRYKF/
意味不明なものをありがたがる風潮は世界共通
571 :
名無シネマ@上映中:03/11/01 00:19 ID:lZsqqrWR
899 公共放送名無しさん 03/08/21 20:15 ID:hVBm1kJg
2001年を絶賛する奴は胡散臭い。
906 ウキウキ ◆FN9YBXdzDQ 03/08/21 20:16 ID:W6VIE1xW
>>899 俺はゴダールを賞賛する奴が胡散臭い。
映画評論家は大抵ひっかかりそうだが
909 公共放送名無しさん sage 03/08/21 20:16 ID:3dn8swRx
森本レオが2001年のファンで、「この映画は聖書と原作を読んで映画を見なければ理解できない!」って
力説してたけど、そうしなければ理解も出来ない映画って駄作ってことにならんか?とツッコミを入れたかった…
が、いつも途中で寝てしまって一回もまともに見たことのない私がつっこんでもカッコつかないような気もした。
912 公共放送名無しさん 03/08/21 20:17 ID:S/fXVbsL
たけしの映画でさえ絶賛されてるんだもんな
欧州の評論家は胡散臭い、井筒の方が信用出来る
>>567 修正
意味不明なものを面白いって言うと頭よく見られると思ってる人向けの作品ですね。
↓
教養的・芸術的な知識が必要とされるシンボリズムをを面白いって言うと頭よく見られると思ってる人向けの作品ですね。
ラストシーンはワケワカランだったが、それ以外は面白かったな
2010年もよかった
げんきなうちゅうひこうしのぼーまんは、わるいこんぴゅーた
のはるをこらしめてぶじほしのせかいにつきました。
でもくうかんとじかんのりょうほうをわーぷしたむりがたたって
ぼーまんはあっというまにおじいさん。ついにしんでしまいました。
ものりすをつくったひとたちはそのゆうきにかんしんしてぼーまんを
ほしのことしてよみがえらせたのです。
じんるいをこえるそんざいとなってちきゅうにもどったぼーまんはな
にをするのでしょうか?
うちゅうかいじゅうとたたかってほしいけど、2001年のえいがには
かいじゅうなんかでてこないのでむりでしょうね。とてもざんねんです。
おはり
575 :
名無シネマ@上映中:03/11/01 23:09 ID:lZsqqrWR
>>573 ラストシーンがわけわからなかったらワケワカラン映画と言われても仕方ないのでは?
物語の重要な核であるHALの反乱の理由は2010年見ないと解らないようになってますが
我慢なりませんね。ああゆうのは。
>でもくうかんとじかんのりょうほうをわーぷしたむりがたたって
ぼーまんはあっというまにおじいさん。
なんで無理がたたると爺さんになるんですか(w
>ものりすをつくったひとたちはそのゆうきにかんしんしてぼーまんを
ほしのことしてよみがえらせたのです。
ボーマンがスターチャイルドがとかいう精神生命体とやらに進化したということを
この映画だけ見て理解できた人っているんですかね(w
576 :
名無シネマ@上映中:03/11/01 23:11 ID:lZsqqrWR
>うちゅうかいじゅうとたたかってほしいけど、2001年のえいがには
かいじゅうなんかでてこないのでむりでしょうね。とてもざんねんです。
怪獣とかでてこないけどガタカ好きですよ。(w
意味がはっきりわかって、その上でいろいろ考えさせられたり象徴的
な解釈もできる映画っていうのがいい映画だと思う。
ファンの人達は酷評された68年公開直後にみた場合でも傑作だと
感じることができる「センス」を持っているのか私には甚だ疑問です。
ttp://www005.upp.so-net.ne.jp/guillo/cnmgltsq/2001.htm >>114 >人類はどこに行くのか?進化とは何か?という壮大なテーマだよ…
しかもその結論を押し付けないストーリー
結論出せないようなテーマだから誤魔化したようにしか思えないんですが。
>>217 禿同
ここのファンの方たちはガタカとかリベリオンといった最近の評価が高い
作品を見てどんな感想を持ってるのか知りたいですね。
577 :
名無シネマ@上映中:03/11/01 23:29 ID:lZsqqrWR
O.M: 待てよ。そうすると、これは『新世紀エヴァンゲリオン』と一緒じゃないか。
思わせぶりな映像をどんどん詰め込んでいるけど、作り手は最初から統一した
テーマなど持っていない。ところが映像が徹底的に凝っているから、見る方は
「絶対何か意味があるはずだ」と勘ぐってしまう。
I.Y: だから話が終っても観客は混乱してて、それで「何だ、何だ?」と話題が広がっていって、
名作ってことになちゃう。解釈が先行すると秀作にはなるけど、名作にはなりません。
O.M: 意味がきちんと収まっていると、観客は見終わったら日常生活に戻ってこれるもんね。
『2001年』や『エヴァ』は戻って来れない。
ttp://www2.big.or.jp/~yba/intro/2001_so02.html
578 :
名無シネマ@上映中:03/11/02 01:42 ID:SQh3tf5b
2ch用語でパート3きぼんぬ。
このスレを1から全部読む限り
↑の人の考察はトンデモ考察と言えそうだけど
こう考えると全ての辻褄が合うというか
もしキューブリックの考えたシナリオがこれだとしたら
ガクガクブルブルなんですけど・・・2001年恐ろしすぎる
581 :
名無シネマ@上映中:03/11/02 13:03 ID:+GIyIyfM
>この映画の中核をなしているHALと人間との戦いは、このストーリー上、なんの意味があるのか?
最も一般的な解釈としては「人間がつくった文明によって人間がおびやかされるという矛盾」の象徴ということですね。
冷戦中ですからね。68年は。
>証拠は一切無い。私が真相を暴くまで、映画を観た人も、誰一人気付かなかったはずだ。
そうですか。犯罪映画ですか。頭いいですねぇ(w
>ボウマンを地獄に堕とした『神』(又は『神』の手先である、第3のモノリス)にとって、もはや地球は不要であり、この後地球を破壊した可能性が高い。
じゃあそのあとの続編の存在は認めませんか。そうですか。
582 :
名無シネマ@上映中:03/11/02 13:17 ID:+GIyIyfM
「これが真相」とかいうオナニー野郎はマジ気持ち悪いです。
こういう連中は「この映画意味わかんない」っていう人を「全然解ってない低脳」
と看做して優越感に浸ることを無上の喜びとしてるんでしょうね。
この映画はある種の人間に「オレはわかっている」と思わせいい気持ちにさせるから
「SF映画の金字塔」ということになってるのだと思います。
583 :
名無シネマ@上映中:03/11/02 13:21 ID:mWaZGPM+
>>582 でも解答は出てるからなあ・・・。的外れな意見だねえ。
584 :
名無シネマ@上映中:03/11/02 13:28 ID:uXQCfdL7
>577のリンク先はネタ文章以外の何物にも見えないのだが、
何をみなそうカリカリしてるのか・・・
585 :
名無シネマ@上映中:03/11/02 13:36 ID:+GIyIyfM
>>583 回答と称した妄想を「真実」とか言ってるのがキモイって言ってるんですよ
586 :
名無シネマ@上映中:03/11/02 13:50 ID:mWaZGPM+
自分が理解できないから妄想って言いきっちゃうのもなあ・・・。
>>585 映画という娯楽作品なんだから、そんなに嫌なら見なければいいのになぁ
588 :
名無シネマ@上映中:03/11/02 15:04 ID:qXtKIygd
あげ
>>581 返答ありがとうございます
ではこの人の考察(ボウマン完全犯罪説)はかなり独り善がりな物で
当時やその後広まった一般的な2001の解釈とは
かなり違ったものということでいいんでしょうか?
HALにポールを殺させたと言う辺りは面白いと思うのですが
あらためて確認するまでもない と思うが
サンクス
小説版も読んでる連れに読ませたら
「この人おかしい」と言われました
テアトル東京で初見して以来、「SF映画の金字塔」という582>の皮肉をこめた表現に該当
する唯一の作品だという感想には変わりがないですね。
ラスト近くの一連のシーケンスと赤ん坊の意味するところは、俺に限らず当時の海外SFに触
れていた人にとってはごく普通に発想が及んだはずですよ。
そりゃ彼が生まれながらにしてスターチャイルドなんて大層な名前を持ち核兵器のエネルギー
さえ母乳代わりに吸収してしまう超絶能力の持ち主であるとか、、彼が地球に帰還す
るのが只の里帰りだったなんてことは、クラークの小説やら2010年が登場するまでは知り
ませんでしたがね。
当時この作品が酷評されたというのは間違いです。正確には評論が出来る程にSFその
ものを理解した評論家など、日本には存在しなかったのです。(本業の映画評論畑以外
に数少ない理解者はいましたが・・・)
自らの理解を超えるこの映画を無視し、より判り易く一般受けし易い「猿の惑星」を支持
することが彼等のとった姑息なこの映画への批評だったのです。
そんな彼等が今になって「私は公開時点からこの映画を理解し、評価し続けて来た」など
とほざくとはいい時代になりました。 <徹底的に黙殺してたろうが!! お前らはよ!!!>
<
俺自身はこの映画に思弁的哲学的な要素を持込んで論議したり、宗教論までからめて
アクロバティックな異説を展開したりする事に全く興味がありません。
クラークの著作や2010年以降のあれこれを搗き混ぜて次第にとんでもな方向に展開して
行く傾向にもうんざりしています。
ごくシンプルなSFの骨格をパーフェクトと言ってもいい特殊効果と人間よりも個性的に描出され
たHALという魅力的なキャラクタそして鬱陶しい人間ドラマの一切を排除したクールな展開で見事
に描ききった初めての大人のSF映画である。
付け加えるなら、映画:2001年宇宙の旅はそれだけで完結し、単独に語られるべき作品で
もある。
こんな俺の感想は今となってはやはり古色蒼然たる過去の遺物なんですかね?
宇宙空間を煙を吐いてとぶロケットやヒト型宇宙人というよりはどうみても人間でしかない
宇宙人が跋扈する「自称SF映画」や安手の怪獣映画をSF映画の代用品として押し付けら
れていたそれまでの鬱積が、宙に舞う骨片が宇宙船に切換わるあのシーンひとつで一挙に
解消されたあの瞬間が俺には忘れられません。
誰が何と言おうが、これはまさに「SF映画の金字塔」なのです。
594 :
名無シネマ@上映中:03/11/03 01:17 ID:jhRXJNaq
>>586 大体言ってる意味は理解できたと思います。
ただちょっと推敲されておらず非常に解り難いですね。人のこと言えませんが。(w
せっかく「超越」させてやろうとしていたボウマンが、
同じ種族の別の個体を「殺す」のを目撃し、それは許しがたいことだからと、
『神』が「人類にも理解できる倫理基準で」彼を罰したの「かも知れぬ」、と、
考えてきた訳である。つまり、『神』と人類とは、ある種の価値観は共有出来ている「かも知れぬ」、と。
↓『神』がせっかく「超越」させてやろうとしていたボウマンが、
同じ種族の別の個体(プール)を「殺す」のを目撃し、それは許しがたいことだからと、
「人類にも理解できる倫理基準で」彼を罰したの「かも知れぬ」、と、
考えた訳である。
つまり、『神』と人類とは、ある種の価値観(罰するということか?)は共有出来ている「かも知れぬ」、と。
と書いた方が解りやすいと思います。
私はなんか小難しいこと語って優越感に浸る奴がウザイんですよ。
しかも自分でそれに気付いていない。
理解したとか言ってる人の解釈は妄想なのにもかかわらずこの映画が理解できない奴・嫌いな奴は白痴だと看做しやがりますからね。
これが普通の映画と違うとこですね。そして監督は意図的にそのような作り方をした可能性が高い。だから嫌いなんですよ。
595 :
名無シネマ@上映中:03/11/03 01:23 ID:jhRXJNaq
>>592 >当時この作品が酷評されたというのは間違いです。
アメリカの話ですよ。
公開直後に評論家に酷評されたが叙々に人気が高まってきたと分厚い解説本にありましたが?
しつこいようで申し訳ありませんが前衛的でない普通のSF見てます?
ガタカとかリベリオンとか。
596 :
名無シネマ@上映中:03/11/03 01:31 ID:jhRXJNaq
>>592 >一連のシーケンスと赤ん坊の意味するところは、俺に限らず当時の海外SFに触
れていた人にとってはごく普通に発想が及んだはずですよ。
その「ごく普通の発想」っていうのがいろいろあるんですが(w
>>593 禿同
公開当時宇宙開発の啓蒙映画(観光映画)だろう位の
予備知識で見てひっくり返った。ラスト近くに至っては何が何だか
訳が判らない。しかしプロローグの地上から一転宇宙空間に映像が
切り替わった時のあの感動は今でも忘れることが出来ない。
理屈はどうあれこれはただ事ではないという気持ちになったものだ。
598 :
名無シネマ@上映中:03/11/03 01:44 ID:jhRXJNaq
>>597 それはまったく同感ですね。
音楽と融合し、リアリティーを感じさせられる映像のセンスは凄いと思います。
599 :
名無シネマ@上映中:03/11/03 01:52 ID:jhRXJNaq
>>592 >核兵器のエネルギー
さえ母乳代わりに吸収してしまう超絶能力の持ち主であるとか、、
なんか実体のない精神生命体という風に私はききましたが?そうなんですか?
ストーリなんてどうでもいいんだよ、ただSF映画を作りたかっただけなんだから。
>>596 「モノリス創造者の庇護の下で人類としての死という通過儀礼を経て
赤ん坊(モノリス創造者の入門コース)に転生した」という以外にどんな
「普通の発想」があるんですか?
>>599 当然映画にはそんな描写はありませんが、クラーク小説版のラストで
宇宙空間に咲く核の花をいとも楽しげに吸収するという描写が
あった様に記憶してます。
只「核の花」の意味が「核で迎撃されている」という事なのか自発
的に「核融合を起させて」いることなのか判然としませんが・・・
2010年(映画&小説)ではもっと具体的に東側の核衛星を吸収無力
化した後、地球に帰還してボーマンの元恋人や母親を訪問してましたね。
>>601 「あれは低酸素症か閉所恐怖症でキチガイになった宇宙飛行士の幻覚だ。」
と言い切った友人がいました。
604 :
名無シネマ@上映中:03/11/03 13:13 ID:jhRXJNaq
605 :
修正:03/11/03 13:17 ID:jhRXJNaq
白痴で低脳→教養のない白痴
>>604 君、明日から学校だよ
宿題やらなきゃな
607 :
名無シネマ@上映中:03/11/03 13:27 ID:jhRXJNaq
>>606 宿題はないですね。卒論おわらせなくては。
さすが頭がよい物知りの方のレスは一味違いますね。(w
608 :
名無シネマ@上映中:03/11/03 13:34 ID:jhRXJNaq
>>592 >当時の海外SFに触
れていた人にとってはごく普通に発想が及んだはずですよ。
読んでみたいんで具体的な作品名教えていただけないでしょうか?
>>603 2時間かけて積み重ねて来たエピソードのラスト20分が幻覚ですか・・・
只の夢オチみたいなもんでSFとは言えないですよね。
友人はともかく、あなたにとっても幻覚説は「普通の発想」ですか?
>>604 あの映画をみてそのように理解できなかった奴こそ「普通の発想」を
飛び越えた異色の解釈をした稀有な人なんでしょう。
ひょっとしたらキューブリックに匹敵する天才かも・・・
>>608 それこそクラークの「幼年期の終り」は人類と人類を超える存在との邂逅
を描いた代表的な作品ですよね。
基本的に楽天主義者らしい彼の初期作品には比較的この種のテーマ
が多いように思います。
只、本当にこの頃の海外SFの面白さを味わいたいのなら、こんなテーマに
拘らない方が間口も楽しみの量も増えてお得だと思います。
クラークとはまるで異質の悲観的な人類未来を描くシマックの「都市」、「大宇宙
の守護者」
「破壊された男」、「虎よ、虎よ!」などエスパーものの大傑作を連射したベスター
等々、多彩なしかも面白さには折り紙付の作家や作品群が一杯あるんで
すよ。
俺の「普通の発想」発言の真意は、およそ考えられうる面白くて意外性の
ある展開をそれらの著作から体験していた当時のSFマニアにとっては、あの
ラストシーンがそれほど意外でも何でもなく、逆に一種のデジャブとして受け取
れる程に親しみ易いものではなかったかという事なんですが。
610 :
名無シネマ@上映中:03/11/03 15:42 ID:McnhE6nC
うわ〜、皆さんすごい解釈をなさるんですね、ビックリです。
私などは、音楽と映像がすばらしいなあ、圧倒、とただ単にそれだけで、
2010年も観ましたが、それでもまだモノリスの正体には釈然としないものを
感じていました。
それにしても、ぼーまん船長が宇宙を漂う間に映し出される極彩色の映像、
あれはとてもきれいですよね〜。(ため息)
ちょっとこのスレを見て、参考にしたいと思います。
611 :
名無シネマ@上映中:03/11/03 20:08 ID:jhRXJNaq
>>609 クラークの「幼年期の終り
有名な作品ですね。ありがとうございます。読んでみます。
>当時のSFマニアにとっては、あの
ラストシーンがそれほど意外でも何でもなく、逆に一種のデジャブとして受け取
れる程に親しみ易いものではなかったかという事
なるほど。SFマニアの人にとってはそうだったのですね。納得しました。
だだやっぱりそういう知識が無い人を置いてきぼりにした展開になっているのは
>>570-
>>571を見てもわかるように明らかだと思います。
お高くとまった作品だと思われても仕方ないでしょう。そして「映画の見方がわかる本」
によると話題性を狙って意図的にそのような作り方をしたとあります。
さらに多くのこの作品の理解者とやらはこの作品が嫌いな低脳は映画を語る資格がない
と思い込んでるようです(w
もうアホかと。
>自らの理解を超えるこの映画を無視し、より判り易く一般受けし易い「猿の惑星」を支持
することが彼等のとった姑息なこの映画への批評だったのです。
それは知りませんでした。でも「猿の惑星」は名作だと思います。
私はまだ生まれてなかったのでよく知りませんが日本公開時に評論家にこきおろされなかったのは
「意味不明だけどど知性が必要とされる哲学的内容を持っていてアメリカで評価が高い芸術作品」
だったということが最大の理由ではないかと思います。
そして今でもそんな空気があるように思えます。
そういう雰囲気ってなんか嫌いですね。もちろん映画の内容とは関係ないですけど。
612 :
名無シネマ@上映中:03/11/03 21:21 ID:adlGXJ7C
あまり解明せんほうが面白かったりして。
単にごっついな〜、あれはどういう意味やろなあ程度で
それぞれの胸の内に秘めたまま、謎を残して明日も電車に揺られ
会社で頑張らはったほうが、お互い会ったときに目をそらさず
語り合える気さくな関係が続き、「コスモチャイルドなんて
どっちゃでもええやないか。阪神まけたなあ」などという話が
出来ると思いませんか。
おお、今時2001年について熱く語り合ってるなんて
実にステキなスレッドだなぁ・・・。
実際の2001年から2年が過ぎた今もこうして議論が起こるあたり
やはり2001年は不朽の名作たる所以なのでしょうね。
自分も大学時代あのラストを見た時は本当にショッキングでした。
614 :
609:03/11/03 21:53 ID:McnhE6nC
>>613 ラストの感想は私も同じです。非常に神秘的なラストでしたね。
そんな私は今、大学1年生なのですが、すみません、ちょっとスレタイから
外れてしまいますが、この後、おすすめのSF映画ってどんなものがありますか?
ちなみに2010年は観ました。
これからちょっとずつ、SFも観ていこうかな〜、と思っているところなので、
どなたかよろしくお願いします。
>>615 あの映画ってキリスト教徒でないと解らない部分もあるんでないかな
俺もこの映画の魅力は自分の想像力を働かせられるラストだと思うな
例えれば昔のファミコンみたいな、説明は無くて抽象的な絵だけってやつ
620 :
名無シネマ@上映中:03/11/04 23:09 ID:kA6XDO64
>>614 ちょっと確認していい?コレ君のレスだよね?
当時この作品が酷評されたというのは間違いです。正確には評論が出来る程にSFその
ものを理解した評論家など、日本には存在しなかったのです。(本業の映画評論畑以外
に数少ない理解者はいましたが・・・)
自らの理解を超えるこの映画を無視し、より判り易く一般受けし易い「猿の惑星」を支持
することが彼等のとった姑息なこの映画への批評だったのです。
そんな彼等が今になって「私は公開時点からこの映画を理解し、評価し続けて来た」など
とほざくとはいい時代になりました。 <徹底的に黙殺してたろうが!! お前らはよ!!!>
621 :
名無シネマ@上映中:03/11/04 23:18 ID:qTNQbIJo
>>620 猿の惑星は、特殊メーキャップを大々的に宣伝し客を寄せ、
ラストに大どんでん返しがあったから、受けが良かった。
しかし、2001年はわけわからんし、当時ビデオもなかったから
1回見て理解しろというのが無理だった。
622 :
名無シネマ@上映中:03/11/04 23:20 ID:kA6XDO64
>>621 なんで大学一年なのに当時を体験したように語れるわけ?
623 :
名無シネマ@上映中:03/11/04 23:22 ID:qTNQbIJo
624 :
名無シネマ@上映中:03/11/04 23:29 ID:kA6XDO64
>>623 いえ(w
レスついたから内容読まずに反射的につっこんでしまいました。
そうですよね。あんなもんなんの予備知識もなしに見せられたら普通はパニクリますよね。
>>611 まあ確かに一部のマニアにしか理解が及ばない高飛車なスタンスだと
言われれば、否定は出来ないですね。
もっともその一部のマニア(俺も含めて)の解釈にしたところで正
解だという保障は実は全く無い訳ですが(W
ただ、削除されたナレーションを復活し、20分のラストシーンを30分位に引伸ばして
モノリス建造者とボーマンの「英語」による対話を追加して、誰もが理解可能な
ハッピーな結末が展開されたとしたら、映画:2001年宇宙の旅が30年を超え
てなお語り継がれるような神秘性を保ち得たかどうか・・・
あなたの言うキューブリックの鼻持ちならない製作姿勢こそがこの映画の生命
を長ぞらえている最大の理由じゃないんでしょうかね?
626 :
名無シネマ@上映中:03/11/05 00:11 ID:wQAMEq5R
>>489 >映画に限らず芸術作品全般に言える事だが、
作品内だけでなく周辺(作者が対象となる作品を作った背景など)
までも含めて理解するという流儀は、なにも特殊なものではない
それは前衛芸術の話だろ?十分特殊だよ(w
>学校での国語の時間、ずっと居眠りでもしてたのかな?
寝すぎだぞ。
お前何様?国語でそんな話するかよ(プワラ
>>625 君大学一年なんだろ?なんであたかも当時を体験したような語り口でレスしたわけ?
>あなたの言うキューブリックの鼻持ちならない製作姿勢こそがこの映画の生命
を長ぞらえている最大の理由じゃないんでしょうかね?
だからそう言ってるじゃねえか(
この映画がいまだに評価される要因としては一部マニアにロミオとジュリエット効果が作用しているという面もあるんだろうな(w
肉体も超越した人間の進化を描いた話ってあるかな?
火の鳥?エヴァンゲリオン?
628 :
名無シネマ@上映中:03/11/05 00:20 ID:wQAMEq5R
>>627 未来世紀ブラジルがある意味超越してるな(w
つうか露骨に話題そらすなよ。(w
629 :
名無シネマ@上映中:03/11/05 00:42 ID:wQAMEq5R
>>625 >モノリス建造者とボーマンの「英語」による対話を追加して、誰もが理解可能な
ハッピーな結末が展開されたとしたら、
ボーマンの心の声によって観客に理解させるとかいろいろ方法はあるだろうが。
オッホッホッホッホッホ
オッホッホッホッホッホ
626>>
俺は 592=593=609=625 のリアルタイマだよ。
614は俺じゃないぞ。
632 :
名無シネマ@上映中:03/11/05 01:00 ID:wQAMEq5R
>>631 ハァ?どういうこと?
↓
614 名前:609 投稿日:03/11/03 21:53 ID:McnhE6nC
>>613 ラストの感想は私も同じです。非常に神秘的なラストでしたね。
633 :
名無シネマ@上映中:03/11/05 01:03 ID:4BcdUrZD
先にオレンジ仕掛けみていたせいか、はたまた、2001年に影響うけた作品を
なんとはなしに見ていたせいか、ストーリーは理解しやすく、それでいて
そこまでショッキングでもなかったけど、やっぱ説得力あったし、道具という視点
から人類を考察してみたり、アフリカの映像と宇宙の映像はとても神秘的で素晴らしかった。
自分はSFはまるで興味ないけど、こういう哲学的な映画や神秘的な映像には大変
興味があるのだな、と自分の嗜好にも気ずかせてくれた、そういう意味でも
素晴らしい作品だな、と思いましたとさ。
どなたか、神秘的な映像シーンを絡ませてくれる映画ご存知ではありませぬか
634 :
名無シネマ@上映中:03/11/05 01:11 ID:wQAMEq5R
>>633 神秘的な映像シーンとやらで2001年の次に有名なSFは惑星ソラリスだな。漏れは大嫌いだが。
629>>
「僕はスターチャイルドになってしまったわけで・・・」
とやるわけだな?
そりゃいいアイデアだ。後30年はもつな(W
636 :
名無シネマ@上映中:03/11/05 01:26 ID:wQAMEq5R
>>635 お前の想像力はそんなもんか。
つうかオメーにレスしてねえよカス。
>モノリス建造者とボーマンの「英語」による対話時の話だよ
「僕はスターチャイルドになってしまったわけで・・・」 つうのは独白っていうの。
これだから信者は困る(チョーワラエル
観客に理解させるための「ボーマンの心の声」は
「独白」だと思った。
638 :
名無シネマ@上映中:03/11/05 02:24 ID:wQAMEq5R
>>637 >>629はあくまで対話のときの「心の声」ってこと。
返答や感想なんかだな。
実際に声に出してもいいや。
相手がいないわけではない。観客には何かが語りかけているということが理解できるわけだ。
639 :
訂正:03/11/05 02:31 ID:wQAMEq5R
よく考えたらちょっと苦しいな。訂正します。
「僕はスターチャイルドになってしまったわけで・・・」 つうのは独白っていうの。
↓
「僕はスターチャイルドになってしまったわけで・・・」 つうのは対話時じゃないだろ。誰に言ってんだよ?
あくまで自然にわからせるんだよ。
2001に説明ゼリフを追加.....
おもしろいなぁ それ。
モンティパイソンがやりそうなアホ官僚のコントみたいだ。
629は独白の事を言っているのだと思った。
おそらく635もそうだろう。
っていうか、全員がそう思っただろうな。
「ボーマンの心の声」という文章で「対話のとき」だと理解できる人間は、
発言者本人以外に存在しない。
wQAMEq5Rには、他者とコミュニケーションする能力に著しい欠陥があると思われ。
642 :
名無シネマ@上映中:03/11/05 03:29 ID:wQAMEq5R
>>641 一応レス引用してるが確かに少々説明不足ではあった。「その際」と入れたほうがよかったな。
>>635が俺をいぢめるもんだから熱くなってしまった(爆
まあお互い様ってわけだ(w
>wQAMEq5Rには、他者とコミュニケーションする能力に著しい欠陥があると思われ。
wQAMEq5Rもそうだがこの映画自体「他者とコミュニケーションする能力に著しい欠陥」を持った映画だからな。
まあ大目に見てくれや。対話の際の心の声だったらどうよ?腕のいい監督だったら神秘性を保ちつつ観客になにが
起きてるか理解させることも可能なんじゃねーの?
ギャグとしてやればそーとー笑えると思うよ
644 :
名無シネマ@上映中:03/11/05 03:44 ID:wQAMEq5R
>>643 うっせーよ。真面目な話をしてんだよ。
まあチミが大好きな知的でエリートしか理解できない芸術作品
がみんなに理解されて悔しいかもしんないけど。
ごめんなさーいっ!
なんか私が間違えてしまったせいで、
>>631さんに多大なご迷惑をおかけしてしまいました。
ほんと、すみません!
>>632さん、そういうわけなんです、失礼しました。
「コンタクト」、「惑星ソラリス」、「未来世紀ブラジル」あたりが次に観るのに面白そうですね。
ところでこちらはなんとなく、理系の方が多そうな感じがいたしますね。
>>644 いやいや真面目な話、
あの映画に説明ゼリフがついたところを想像してみ。絶対、笑えるって!
リンチの『砂の惑星』って「心の声」だらけで大笑いしたもん
647 :
名無シネマ@上映中:03/11/05 04:08 ID:wQAMEq5R
>>646 だから説明だと感じさせないような感じでやるんだよ。
最後だけ限定的に使えばいいだろうが。
いきなりロココ調の部屋にジジイが出てきて、デカイ赤ん坊のアップで終わるのもある意味相当笑えると思うが。
うん。あのラストは、あとから考えるとかなり笑える。
「えー!?いきなりそんなんかいっ!」って。
キューブリック、いつも真顔のままで大ボケかますもんね。
キューブリックの映画は映画を楽しむものであって、
ストーリなんてどうでもいんだよ。
650 :
名無シネマ@上映中:03/11/05 07:57 ID:0fA2nw2s
>>649 ストーリーがわからなきゃ映画を楽しめないだろ(w
651 :
ダンケ:03/11/05 14:20 ID:yNPplhEg
もしかしたら既出かもしれんが・・・
2001のビデオに収録されてるオリジナル予告編ってDVDでは見れんのか?
クラークの講演映像が代わりに入ってた・・・
それともピクチャー版には入ってるのか?
情報求む
653 :
名無シネマ@上映中:03/11/05 23:02 ID:c6lpiO+/
つうかだいぶ前にみたんで覚えてないんだが人類fが進化した新しい存在
(スターチャイルド)の存在をほのめかす会話とかってあった?
だいたい冒頭のシーンは精神的な変化であって物理的な変化じゃねえじゃん?
さらに冒頭ではサルがモノリスに触れてなんかキターって感じだったよな。
ラストでモノリスに直接触れてたか?
そいいった最低限の推理の材料が無い限り事前に情報持ってる奴以外の人間誰が見ても
ボーマンがあの赤ん坊になったなんて理解できねえんじゃねえの?
事前にまったく情報もってなかった人でボーマンがスターチャイルドになったことを理解できた奴いる?
まぁいないだろうな。
じいさんがボーマンでないと言ってる人も居るくらいだから。
(その解釈で正しいかどうかは別として)
655 :
名無シネマ@上映中:03/11/05 23:44 ID:c6lpiO+/
>>654 やっぱそうだよな。結末がわからない映画を許せるか許せないかが
この映画の評価の一番の要かもしれんな。
ちなみに俺は絶対に許せない(w
許すとか許さないって意味があるの?お前みたいな馬鹿が理解できないからってそれが何の罪になるのだ?w
657 :
名無シネマ@上映中:03/11/06 01:20 ID:E9DrZ+3P
テアトル東京の後、渋谷のセンター街の今はロフトの入り口辺りにあった
小さな映画館でかなり長いことやってたよね。
そこはその後エロ専門になっていつのまにか無くなったけど、そこで見た
2001はやはりテアトル東京で見た感動とはちと違ってた。
もし、今上映するなら品川のアイマックスでやって欲しいな。
東京限定ネタですまんが。
658 :
名無シネマ@上映中:03/11/06 01:21 ID:E9DrZ+3P
間違い。
センター街じゃなかった、パルコの間。
659 :
名無シネマ@上映中:03/11/06 01:25 ID:vvBU00bW
>>656 さすがですね。ID:4ZbchmVC先生は何の知識もなしにあのラストを理解できるんですね。
>許すとか許さないって意味があるの?
意味なんてないですよ(w
ネットの掲示板で感想言って悪いんですか(アハハゴメンナサイ
>何の罪になるのだ?w
なんで罪とかいう単語がでてくるのか先生の御指摘どうり馬鹿な私には理解できません。
「アイツの態度は許せない」っていったらその相手は何か罪に問われるんでしょうか?
申し訳ありません(禿核爆発
この映画のファンの人に現実世界で「ちょっとオレ2001年よくわかんなかったよ」
と正直に感想を漏らしたら(普通にですよ。)
「キミセンスがないね。」って言われて納得できなかったから試しにここで
粘着してつっこんでみましたがですがやっぱり行き着くところはその言葉ですね。
「 バ カ と セ ン スの 無 い 奴 は こ の 映 画 を 理 解 で き な い」
私の予想どうりでした。
もう邪魔しませんので内輪でこころゆくまでキモイ謎解きゴッコでもしててください。
では失礼します。(w
この映画の最小限で全てを語ってるのは、骨が宇宙船になるシーンだよ。
言葉では言えないけど、感覚では解るパラドックスがこの映画の醍醐味。
661 :
名無シネマ@上映中:03/11/06 01:42 ID:BuxBSHOL
別に予備知識無しでもわかるだろ?モノリスが人間を進化させるっていう伏線はあるわけだからさ
裸の王様の子供きどりなのか?
わからんものをわからんと言えない奴を許せないんならわかるが
2001という映画自体は裸の王様じゃないぞ
>「キミセンスがないね。」
残念ながらその通りだと思う。
人には分相応というものがあるのだから
君が無理して2001を理解することは無いんじゃないかな?
旧日劇くらいの大きいスクリーンで観てみたいな〜
664 :
名無シネマ@上映中:03/11/06 01:52 ID:+x5kDW2W
とりあえず、ビデオがまわりだす以降のラストを切り離して考えると割りとわかりやすいと思うけど。
ラスト近くはキューブリックとしても後付け的な気がするから、深くは一貫してない可能性があるし。
まぁいいじゃないか。
自覚の無い自意識過剰のバカは、もう荒らしに来ないと言ってるんだから。
2001を理解するのに「センス」とか言ってる時点でそのファンの人も相当痛いな。
センスなんぞ皆無でも理解可能。
まあバカには無理というのはそのとおりだが。
>>664 >ラスト近くはキューブリックとしても後付け的な気がするから
んなわきゃない
理解は最低限の知性が必要、その後面白いと思うかはセンスの問題
クラークの作ったストーリーから
理解に必要な説明をごっそり削ぎ落とした形。
ストーリーがもともと無かったわけではない。
が、「無くなった」というべきなんだろうな。
映画単体ではどうとでも解釈できるとも、逆に全く解釈できないとも言える。
670 :
名無シネマ@上映中:03/11/06 02:51 ID:V9XXVi7U
ずいぶん前に観ました。難解な映画かなと思っていたけど、実際に見てみたら
ごく真っ当な科学映画だったというのが私の印象です。ラストも特に
腑に落ちないって感じでもなかったです。
もっとも、最初に公開された時にはよく分からなかったんでしょうね。
今なら、若い人が前知識なしで観ても普通に内容を理解できると思いますよ。
671 :
名無シネマ@上映中:03/11/06 02:59 ID:qfTSi7TB
理解は・・・って感じでしたが、とにかく美しい映像とセンスある音楽、
かなりの大作なのはわかりました。もう見応えあり過ぎ。
>>660に同意。あそこからあの映画は面白くなりました。
最初は眠かった〜w
評価的にこの作品が10とすると、リンチの「砂の惑星」はどのくらいですか?
私は猿人の所が好きなんですが…あそこが退屈だって言う人、多いですね。
>>668 同意
しかし今更>1を読み直してみたが、文部省わかってねえ。
そんな理由で特選しても誰も喜ばないぞ。
あと>670でも思ったがこのSF映画の傑作をそんなにSFと呼びたくねえのかなあ?
↑なんか頭に変なの付いた、スマン。
>>668 同意
とだけ書きたかったのよ。
>>673 サイエンス・フクション・フィルムって書けばよかった?
うふふ。
「ストーリーが明快でなければ映画を楽しめない」というやつは厨房の典型ですね。
映画には「観客に思想を伝える映画」もあるけれど「観客自身に思想させる映画」も
あるのです。
2001年はキューブリックがさまざまな説明をあえて省いたことから明らかに後者を
狙った作品であり、そのてのジャンルでは映画史上最高の作品と私は思ってます。
自分の脳味噌で思索できないやつはこの映画の価値がわからないということです。
>サイエンス・フクション・フィルム
それだ!
…ってなんかむきになってて俺カッコ悪い。ゴメン寝るわ。
>>676 それだ、まさにその通り
そのジャンルの映画で2001以外におすすめの映画ってある?
今小説版を読み終えたんだが、面白かった。また映画版を違った視点で見れそうだ
と思ったが最後に一つだけ
>>670はなんでわざわざ「科学映画」なのか?
>>678 「惑星ソラリス」がお勧め。冗長であまり面白さはないけど思索を促す映画ではある。
もしソラリスが判り辛ければ古典SFの傑作「禁断の惑星」がいい。
両方ともテーマは似たようなものだけど禁断の方はストーリーが明快なのでこちらを先に
見たほうがいいかも。
禁断の惑星がエンターテイメントの枠内にあるゆえに掘り下げ切れなかったテーマを
スタニスワフ・レムがパクって小説で掘り下げたのが「ソラリスの陽の下で」。
それを3時間に及ぶ長編映画にしたのがタルコフスキ?の映画。
と俺は思ってる。
何で理解したがるのか。
この映画がメッセージを持っていると勘違いしているだろ。
題材に不慣れな人は理解したがるんじゃない?
単に「何のこと?」ってレベルで「2001年」には「謎」が多いだけで…
>>682 「2001年」をデビットリンチの映画と同じようなものと思ってるわけですね。
ププッ
この映画自体がお客さんに送られた”モノリス”で、SF世界への興味を誘うものであるとすれば
説明やセリフが少なく、感覚的であるのも頷けるのではないか?
どうでしょう?
685 :
名無シネマ@上映中:03/11/06 16:55 ID:YwpNXl0h
キューリの映像観もさることながら、クラークの文章も好きだな。
書店にあんまり置いてないけど。
686 :
名無シネマ@上映中:03/11/06 17:20 ID:ocEDbMx6
ヴォイジャー1号が太陽系の端まで往ったそうな。
有人で木星迄は、あとどれくらいかかるんだろう。
恒星間飛行なんて、実現するんだろうか。
まぁスターチャイルドの前に人類は
滅んでそうだ罠。
687 :
名無シネマ@上映中:03/11/06 17:57 ID:YuI29eIh
これってなんで評価されてるの??糞映画もいいとこ。
冒頭の猿のシーン、長すぎるて。マタクー理解できん。
>>687は軽やかにスルーして
新文芸座楽しみだなー、オールナイト3本立てって初めてだから
最後まで観れるか不安だよ。まあ最低でも2001の最後までは頑張って観ようっと
689 :
名無シネマ@上映中:03/11/06 19:05 ID:YuI29eIh
690 :
名無シネマ@上映中:03/11/06 19:23 ID:GEOaVGpl
思想は自由なんじゃない?答えのない作品だと捉えているから、そう思っているんだけど
猿のシーンは面白かったよ。映像もさることながら、人ってなに?って普遍的な問題を
考える上で、一つの材料として説得力があった。弱く、醜い人間の祖先。
道具との兼ね合いも考えさせてくれた。自分達に反抗すらする道具が、果たして
ごく自然に人間があみだしたものなんだろうか?という点で道具とは何かをも考えさせて
くれるきっかけにもなった。
神秘的な宇宙の映像シーンも素晴らしく刺激してくれた。ラストは、スターチャイルド
になったってわかる人いるのかな?自分は最初、木星で捕まって孤独に何度も転生
させられている、っていう意味で、奴隷としての人類の未来像を描いているのだろう
と考えてた
691 :
名無シネマ@上映中:03/11/06 19:47 ID:FFlz9bs2
自分は今高3なのですが主人公があの赤ちゃんになったって理解できませんでした。
やっぱ最低限の知性がなかったのか・・・。
俺の脳味噌が足りなかったんですね・・・。逝ってきます。
692 :
名無シネマ@上映中:03/11/06 20:17 ID:YuI29eIh
↑主人公って赤さんになったの??俺はてっきり爺さんになったと思ったよ。
そういえば赤さんのシーンあったな。2倍速でみたからわけわかめ。
693 :
名無シネマ@上映中:03/11/06 20:30 ID:D3zTJxFt
694 :
名無シネマ@上映中:03/11/06 20:33 ID:Bnnm8zdz
俺もラストのじい様になるあたりがよく解らないな。
ここの住人の解釈を聞いてみたい。
695 :
名無シネマ@上映中:03/11/06 20:38 ID:D3zTJxFt
さらに追加すると監督は「ビデオで見た奴は感想を語るな」とも言ってる。
俺も映画館で初めて見て衝撃を受けたがテレビで見たときはそうでもなかったな。
まあ既に見た物だったからということもあるとは思うが。
テレビと映画館ではだいぶ印象が違うんじゃないかな。
SFがサイエンスフィクションの略でなく
スペースファンタジーの場合もあるのか、紛らわしいな
697 :
名無シネマ@上映中:03/11/06 22:19 ID:0kby+u0C
ストリートファイターズとかね
>>696 スペキュレイティブ・フィクション
サイエンス・ファンタジー
スペース・ファンタジー
どれも勝手なでっちあげだからね
本当にそんなかっきりしたジャンルがあるなんて
思い込むなよ。
他にも
すこし・ふしぎ
とか
>>698 SF小説って言った場合はサイエンスフィクション小説を指すと思うんだけど、ハヤカワ文庫とか
>>700 ヒューゴー・ガーンズバックが命名したという元々の定義はScience Fictionだったのは
間違いないんだが、70年代あたりからSFの変容とか拡散とか色々いいたがる奴
が輩出してきましてね。SFのSはSpeculativeだなどとややこしいいいがかりを
つけて来たんだそうです。
折から第一次「指輪ブーム」でファンタジーがある程度日本でも浸透して来た加減でか
Science-Fantasyなんて路線を打ち出してうちもSF頑張ってますという出版屋
さんが出てきたりしてるところへ、真打「スターウオーズ」の大狂騒。これをこそSFと
呼ばずしてどうするという事でこれからのSFはSpace−Fantasyでよろしくとい
うような顛末だったんです。
結局他人のふんどしを使いまわししてるようなもんですね。
なるほど
スターウォーズは紛らわしいのでスペースオペラにして欲しかったね
703 :
名無シネマ@上映中:03/11/07 00:49 ID:B5QZglgt
まあこの映画の唯一の欠点は
>>683みたいな奴とか理解できない奴馬鹿とか平気でほざく支持者の存在だな。
>>683 公開当時にある評論家は、冒頭の猿人のシーンが月面での出来事だと思ったらしい。
モノリスが二個あるとは考えなかったんだろう。まあ、月に猿人がいるって段階でナンだが、
そういうレベルでの誤解は結構あるんじゃないか。
SFに親しんでいる人にとって当たり前の事でも、多くの人には共有されてない。
>>687 猿のシーンが冗長だって言う人は多いね。私はあの映画の中で一番優れている部分だと思うけど。
>>694 色々解釈はあるだろうけど、「理解できないことがいきなり立て続けに起こった」というのが
あのシーンからまず理解できることだと思う。それを「ファンタジー(意味不明)」と取るか、
「人知を超えた理屈(サイエンス)」と取るか。普通は意味不明と思うんじゃないか。
そこがこの映画の欠点ではないだろうか。
∧_∧ アー?
( ´∀`)
ノ つ つ
(,,⌒つと)
. _ ,.... -‐‐
,...- ' ゙゙ :::
, '´ヽ:::ヽ _/::::::
/ j´::::::::`'ー、_ j::::::::::::
/ /`´:::::::::::::::::::: !ノ:::::::::::::
/ .... '!.j :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
,!'.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
↑かわいい
>>693 キューブリックはこの映画について何も語っていない。
自分の映画を解説するのは3流監督のやること。
>自分の映画を解説するのは3流監督のやること。
それはキューブリックの信念であって、一般論ではない。
その信念自体は悪くないと思うけどね。
なぁーんにも語ってない てのは言い過ぎ曲解じゃぁ
詳細各部意図解説はしてないだろけど
例えば何を語ってる?
「解説」に当たらなくてもいいから挙げてみて。
読んでみたいから。
712 :
271:03/11/07 15:48 ID:vm+L5JT2
白熱してますな。
あんまり関係ないけど
冒頭の宇宙ステーションと
シャトルが一緒にくるくるまわるシーン
なんかかわいいーと思ってしまった。
あの時の曲が「ツァラツストラはかく語りき」なんですか?
あれは「美しく青きドナウ」だよ。
メインタイトルの時にかかってるのが「ツァラトゥストラはかく語りき」だよ。
714 :
名無シネマ@上映中:03/11/07 16:18 ID:d5SUUton
「ツァラトゥストラはかく語りき」を知らんのか。
「ウルトラセブン」の主題歌は、あれのパクリですよね。
715 :
名無シネマ@上映中:03/11/07 17:20 ID:7yOxQ4ok
要は第3のモノリスに触れた人類がどんな進化をするのか考えて見なさい、ってことだ。
監督は理解させたいんじゃなくて思考させたかった。
716 :
名無シネマ@上映中:03/11/07 18:06 ID:+nPbDAdB
>>713 一番有名なのはプレイボーイ誌のインタビュー。
このサイトは代表的な批評をのっけてるのでそれも面白い。
ttp://homepage1.nifty.com/kotachi/ >「ストーリーが明快でなければ映画を楽しめない」というやつは厨房
>(この映画の)理解は最低限の知性が必要
>自分の映画を解説するのは3流監督
とか言ってる人にききたいんだけどさぁ、この映画が好きな人種(ようするに自分)
は高級だと思ってない?
階級意識丸出し。
偏差値教育の弊害ですかね。
717 :
716:03/11/07 18:10 ID:+nPbDAdB
718 :
名無シネマ@上映中:03/11/07 22:12 ID:XgG3jJIG
2001年は衝撃だったけど、2010年は感動したな。
HALの「真実をありがとう」って言葉は涙モノだった。
2010年、アンチが多いけど俺は好きだな。
>>705 個人的なラストの解釈は、
ボーマンは人間を圧倒的に超越した生命に触れることで
人間の不完全さや、闘争の末に孤独しかないという愚かさや、汚れを知り(孤独な老人から感じられた)、
胎児のような無垢な存在へと進化したんだと思った。
しかしまあ、11月になった途端の急激なレスの伸びは何だ!
近々何かあるのか?
>>718 俺には進化とかそんなふうには思えなかったな。
無垢な赤ん坊になるってことは、何百万年もの努力が水の泡になるってことだろ。
何日も徹夜して企画書作ったけど、上司の駄目出しでゴミ箱直行って感じ。
>>710 キューブリック:わたしは、言葉でメッセージを伝えようとしたことはありません
722 :
名無シネマ@上映中:03/11/08 16:06 ID:wyHKJpbq
>>721 そりゃ映画の中で出の話だろうが
インタビューでは映画について話してんじゃん(w
>「『2001 年』について語りたくないのは、これが本質的に非言語的な体験だからです。
>台詞は映画の半分もありません。
>この映画のねらいは、知性よりも、むしろ潜在意識や感覚に訴えることです。
>視覚をないがしろにする人たちは、基本的に問題があると断言できます。
>彼らは聴いているのです。
>この映画は、聴いてもあまり得るところはありません。
>自分の目を信じない人は、この映画を正しく理解できないでしょう」
>――スタンリー・キューブリック
ほら、映画について語ってるじゃん!
俺の勝ち!
726 :
名無シネマ@上映中:03/11/09 17:12 ID:romI9yjL
なんかキモイのがまぎれこんでるな・・。
ソラリスのほうがどっちかっつーと好きだ
>>684 >>この映画自体がお客さんに送られた”モノリス”
なるほど! 確かにそうかも!
公開から30年近く語られる映画は他にない。
それだけでキューブリックの勝ち。
731 :
名無シネマ@上映中:03/11/10 21:16 ID:FNyL41iS
いっぱいあると思うんだけどね
732 :
582:03/11/10 21:28 ID:6jqkjnB3
BBCだったけ?フランク・ボー万等がインタヴュー受けてたの?
??インタヴューはNASAで、ニュースプログラムがBBCだったのかな?
733 :
名無シネマ@上映中:03/11/10 21:32 ID:87fqRgji
2061年 宇宙の旅
3001年 終局への旅
この2作品の存在を知ったとき俺はマジに卒倒した。
この前始めてこの映画を観たんだけどこれが本当に35年も前の作品なのかと思うほど
新鮮だった。見る前は感動系の映画なのかと思っていたが実際はカルト的な感動大作だった。
間違いなく名作だと思う。こういうのをSFって言うんだろうなあ・・・
>734
スーパーファッキン映画だな。
映画も100円均一になるのか。
先週の白熱が嘘みたいなボルテージの低さだ。
前スレも700台はこんなもんだったかな?
アンチも痛いが信者はそれ以上だな。
このスレ見て改めて思った。
738>>
ちゃんとレス読んでるとは思えんな。
アニメ、特撮ヲタと違って盲目的にマンセー
してる奴なんて誰もおらんだろうに。
意味が理解出来たと言ってる奴は皆信者かい?
739>>
比べる相手もスレも間違えてるぞ。
スピルバーグんところへ逝きな
>>740 できれば「>>」は数字の前に書いてください。お願いします。
742 :
「盲目的にマンセー してない人」のレス群:03/11/12 00:42 ID:wCh3knzB
>「ストーリーが明快でなければ映画を楽しめない」というやつは厨房 ←世の中厨房だらけですねぇ(w
>2001年の理解は最低限の知性が必要 ←理解できない奴は最低限の知性が無いってことですね。
>自分の映画を解説するのは3流監督 ←世の中(ry
>公開から30年近く語られる映画は他にない。
それだけでキューブリックの勝ち。 ←・・・・・。
>アニメ、特撮ヲタと違って盲目的にマンセー
してる奴なんて誰もおらんだろうに。 ←そうですね。アニヲタと特撮ヲタは信者ばかりですよね。(w
> 世の中厨房だらけですねぇ(w
そうです。
> 理解できない奴は最低限の知性が無いってことですね。
そうです。
> 世の中(ry
そうです。
> ・・・・・。
そうです。
> そうですね。アニヲタと特撮ヲタは信者ばかりですよね。(w
そうです。
HALが故障しちゃったみたい。
>>744 我々は間違いません。間違うのは常に人間です。
just moment! just moment!
> 世の中厨房だらけですねぇ(w
うそです。
> 理解できない奴は最低限の知性が無いってことですね。
うそです。
> 世の中(ry
うそです。
> ・・・・・。
うそです。
> そうですね。アニヲタと特撮ヲタは信者ばかりですよね。(w
うそです。
そろそろボーマンがロボトミーしに来そうだな。
こわいよ デイヴ。 わたしは こわい。
750 :
フランク:03/11/12 23:18 ID:NxoLVFBY
ボーマンです。
ブロック抜きにきました。
メモリーユニット抜かれたからって、だんだんアホになって
行くってのは正直なところちょいと苦しい。
稼動中にコンピュータのメモリすっこ抜いたら即死ぬわな。
まあドラマチックな効果を狙ったんだろうけど。
オリオン号の航行制御モニタかなんかの上についてる昔の
IBMロゴがなんとも懐かしい。
パソコンのメモリユニットのような単純なものではないだろ。
USB機器などと同じで、稼動中に抜かれても本体が落ちたりはしない。
っていうか、即死するようなモノなら、電源落とさないと抜けないように作ってあるだろう。
たとえて言えば、プラグインを1個ずつ削除していくようなものか。
(これもちょっと違うが。)
声が落ちるのは間抜け。
753 :
名無シネマ@上映中:03/11/13 02:17 ID:DsfoHI9s
「3001年終局の旅」を映像化して欲しいが無理だろか。
あれを今作ろうとすると激しく無理がありそうだ。
いや、2061年よりは作りやすいかもしれない・・・。うーむ。
問題はフランクの配役だな。
あの本を読む限り、ジム・キャリーなんか良さそうだ。
2001年のフランクとは激しく似ていないが。
トム・ハンクスと言ってみる
758 :
名無シネマ@上映中:03/11/13 22:21 ID:yd0Ot/Uv
トム・サイズモアと言ってみる
小柳トムと言ってみない
有名どころの男優を使うと、ハードSF映画にはなりません。
確実にB級娯楽超大作という矛盾した作品に仕上がってしま
います。
761 :
名無シネマ@上映中:03/11/15 01:48 ID:mNcaG7Ql
井出らっきょ
762 :
名無シネマ@上映中:03/11/15 01:49 ID:Xh4ntH1t
>760
「デモリッション・マン」みたいに?
763 :
名無シネマ@上映中:03/11/15 16:31 ID:BNOFLuBg
キアヌリーヴスでハードSM
>763
それキボソヌ!(;´Д`)(藁)
765 :
名無シネマ@上映中:03/11/15 16:50 ID:plZXLI5J
歴史的に有名な絵画や芸術作品とかを見るときと同じで
これは素晴らしい作品に違いない、という前提を自分に言い聞かせながら観た人がほとんどだろうね。
>>753 「3001年」は原作のオチ自体が、あんまり・・・
>>765 だな。全員がそうとは言わないが・・・。
しかも自分でそれに気付いてないからタチが悪い。
キアヌ・リーブスじゃ二枚目すぎる・・・
もっと地味な感じの脇役系俳優がいい。
ジョバンニ・リビシー
歴史的に有名な絵画や芸術作品とかを見るときと同じで
どうせ「これは素晴らしい作品に違いない」と自分に言い聞かせながら観た奴が評価してるだけの糞。
という前提で観た人も多そうだね。
どっちにしても、
まず前立腺ありきで
純粋に事前情報無しに見た人はいないだろうな。
これだけ有名で古い映画になると。
なのにまだ議論したり、話ができるってのは
おもしろい映画って事じゃない?
773 :
名無シネマ@上映中:03/11/16 07:18 ID:1nhr4uGp
そうだな。スターウォーズなんかは議論しようにもしようがないわ。
3001年のオチってインデペンデンスデイと被るよな
3001年のあとがきでクラークがそれについて言及してたな。
まあある意味興味深い映画であることは間違いないな。
映画の内容というよりは社会的な影響がだが・・・。
777 :
名無シネマ@上映中:03/11/17 01:25 ID:eHkgWHZm
3001に出てくる地球を囲むリングの「絵」が見てみたい。
>>777 それ、何だっけ……
「ネガポジリング」だったかな?
765以降えらく無機質なレスが増えたな
皆この映画が好きじゃないんだろうね
?
>>781 そうでもないぞ。
だれそれがいってる事前情報がまともにない時代に初見して以来
他人の評判には関わり無く支持し続けて来たからな。
前々スレくらいから時々は熱いレスあげてるし、すぐ分類したが
るやつらに言わせりゃ「信者」ってことになるんだろうが・・・
最近のレスがすぐにアンチだ信者だと、自分とは異る見解を持つ
やつを排斥したがる傾向があってうんざりして来たんでぼちぼち
出て行くことにした。
ここは映画スレだろ?この映画を好きなやつはたこだとかこの映
画を理解できないやつはいもだとか素人が小賢しい分析ごっこし
てる暇があったらちゃんと映画を語れよ。
無限の彼方へいくシーンは何時見ても美しい。吸い込まれる。
この作品が名作と呼ばれるようになった経緯は
ユダヤ教の聖書(律法)が権威を持つにいたった経緯と似通っているよなぁ
>>782 ごちゃごちゃ無駄に長いレス返してないで、出て行くならすぐ出て行けよ。捨てセリフカコワルイ。
「大いなる正午とは何ぞ。―――すなわち、人間が獣より超人へと到る軌
道の中点に立ち、彼の夕べへの道を彼の最高の希望として祝うべき、時
の謂である。いかんとなれば、之ぞ、一つの新しき朝への道であるが故に。
この時には、没落し行くものは、超越しゆく者であるが故に、みずから
を祝福するであろう。しかして、彼の認識の太陽は、彼のために正午の
中天に燦いているであろう。
「一切の神々は死んだ。いまやわれらは、超人が生きんことを願う」
―――之をしも、いつの日か、大いなる正午におけるわれらの最後の
意志たらしめよ! ――」
「いささかの理性―――星より星へと撒きちらされた叡智の種子――、こ
の酵母は万物の中に混入されている。しかも、叡智が万物の中に混入さ
れたるは、痴愚に仕えんがためである!」
「・・・すべての最悪は、人間の最善の力であり、―――最高の創造者
のための最も固い石である」
787 :
名無シネマ@上映中:03/11/19 14:37 ID:P+3dj1Ug
で?
ニーチェさんが光臨してますな。
旧き石と新しき石の対比からからモノリスの
暗喩を読み取れと言う訳ですか・・・
>>790のサイトで
> 補足しておくと、ジュースの中身が重力に引っ張られているというのが
> 唯一の間違いであるとは聞いた。
とありますが、これは間違いではありません。
船内の空気圧によってジュースが押し戻されていると解釈できます。
むしろ、宇宙ステーションへ向かうオリオン号内での、宙に浮いた
ペンを拾いに来るスチュワーデスの歩き方のほうが変だと思う。
無重量状態なのに「ヨタヨタッ」ってそりゃないだろうと。
特撮技術とかの問題じゃなく、単純に演技の問題。
あれじゃ引力のある地球上の揺れる列車内の歩き方だ。
グリップ・シューズというのを履いているけど、これは、ベルクロ
(フレンドパークでジャンプして壁にひっつくやつ)
が靴底と床面に貼ってあって、それで体が無重量状態でも宙に浮かない
ようになっているという設定のはずなんだけど。
あの演技でキューブリックはOKだったんだろうか?
793 :
名無シネマ@上映中:03/11/20 13:53 ID:0Jnk1g4n
月面の歩きかたと、ディスカバリー号前部の発進デッキ部での歩きかたと、
そこは若干気になったな。
ジュースの件はどこのシーン?
いや、あのジュースは有機生命体で
いわゆる踊り飲みってやつらしい。
>>793 ステーションから月へ向かう宇宙船内で
船長と談笑しながら液状食料を食べるシーンだよ。
>>792 >無重量状態なのに「ヨタヨタッ」ってそりゃないだろうと。
ヨタヨタで問題ないと思うけど、何が気に入らんの?
>>796 >>ヨタヨタで問題ないと思うけど、何が気に入らんの?
んー、だから引力に引っ張られてなきゃヨタらないでしょ?
798 :
名無シネマ@上映中:03/11/21 23:01 ID:31jP7Lyh
足がくっついてんのを離そうとしたからヨタったんじゃないの?
798の解釈に同意
無常力状態で吸着靴履いて歩いたことがないのに、
おかしいとか言い切れるのは何故かいな。
SFなんて所詮、全部ウソでしょうが。
800 :
名無シネマ@上映中:03/11/22 10:34 ID:v0VlXv2x
ジュースの件については、特にミスではないと思う。
ただ、その理由は、船内の空気圧というより、船内の空気圧と液体容器の中の空気圧(差圧)
だとおもう。
液体を飲むと、容器内の空気圧が下がる。
口をはなすとジュースが戻るのはそのためと思う。
ミスではないと思うが、不思議なのは宇宙ステーションから月に行く宇宙船の着陸脚。
格納式になっている。月着陸直前に格納容器から脚を広げているシーンがある
・・・映像的にはかっこいいけど、
格納式にする技術的理由は全くないんじゃない?
この宇宙船は宇宙空間専用なのだから、空気抵抗を考慮する必要はない。
かえって脚を格納式にすることで、部品点数、質量が増大し、トラブルを起こす可能性が増大する。
あえて格納式にする理由がないと思うけど?
それとも何か理由があるのかしら。
>>799 SFだからこそ、理論上 正しいとか正しくなとかはあるし
それで議論は成立する。
しかし、798には同意。
>>800 宇宙船の格納がしやすいからいいんじゃないの
>>801 別に理論の話なんか誰もしてないよな。
本人の無知と非常識に照らし合わせて、おかしいとかおかしくないとか言ってるだけじゃん。
>>800 アポロ月着陸船の足も折りたたみ式になってるよ
>>803 理論だてて話をしていないのは君だけでね。
「引力に引っ張られているかどうか」という話は
理論によっている。
ヨタる理由は別のところにある、という反論も理論によっている。
ほかにも、800も理論立てて言っている。
806 :
名無シネマ@上映中:03/11/22 12:14 ID:f5lZFGBQ
>799
どう見ても1Gの重力下でヨタってるように見えるからおかしいんだよ。
歩いたことなくたってわかるっしょ。シャトルの映像とか見たことないの?
確かに、スッチー役の俳優を吊っといて、
バランスを崩した瞬間に、フワっと浮き上がりそうになる描写のほうが、
よりリアルだったよね
まぁ、今でも歩きにくい環境にいる感じは充分伝わってくるから
さほど気にはならないけど。
なんか無茶言うやつがいるなあ。
アポロ11号が月に行くより前の映画だぞ。
無重力状態を体験した人間が片手で数えられる程の時代
それも歩き回るスペースなど禄になくてコックピットに
拘束されたような状況下で、歩き回ろうとしたら実際は
どうなるかなんてわかるわけないだろう。
少なくともまともには歩けるはずがないと割り切って演
出したキューブリックはその気遣いをした点だけでも褒
められて然るべきだ。
それはそうだ
>>805 そういうのは映画の演出の話、あるいは単なる粗探しで、
理論とは言わないよ。
理論の意味分かってますか?
811 :
名無シネマ@上映中:03/11/23 06:45 ID:tKiXcMFb
>>808 世界初の宇宙遊泳は1965年だし、無重力自体は珍しくなくなってる時代だよ。
大体地上でだって、水中での行動を考えれば無重力状態で歩くとどうなる
なんてちょっと考えれば分ったと思うのだが。残念なことだ。
813 :
名無シネマ@上映中:03/11/23 09:53 ID:d9O685Ru
ステーション-月クラビウス基地連絡便内のジュースね。
無重力だろうが、容器のジュースを吸えば内圧がさがり、口を離せば
ストロー内のジュースは「中に吸い返される」
別に無重力だろうが、「ストローのジュースが下がって」もおかしくないよ。
30年前から2001年のFAQ?(だっけ)の類で言われてること抱けどもね
814 :
兜コウジ:03/11/23 12:29 ID:6GBoBZM3
この作品が公開された時代は人々が宇宙とその科学技術
に対してそれなりに大きな夢と希望を抱いていたと思う。
私も子供のころ「宇宙〜」で始まるタイトルの科学絵本を
一生懸命に見たものです。
もちろん子供の私にはこの作品の核心を理解できるはずも
無く、その画期的な映像描写に驚嘆していました。
この作品の核心が従来の「神」の概念を全て否定した「神」である
ことは後に原作を読んで理解したのですが映像作品として表現する
場合にはその核心部分に相当配慮があったのではないかと思われ
ます。
当時、本作品の核心がストレートに表現されれば信仰心
の強い欧米で興行的に失敗することを恐れたのではない
でしょうか?
最後の誘惑/The Last Temptation of Christ (1988)
では対象となる人物が人物なので映画館が焼かれたりしました。
コンタクト/Contact (1997)
でも宗教的な議論がギリギリの線で表現されています。
815 :
名無シネマ@上映中:03/11/23 12:38 ID:TcAkeRmO
816 :
名無シネマ@上映中:03/11/23 14:22 ID:AU/6GX+V
1968年に、この映画を作ったなんてスゴイな。
817 :
兜コウジ:03/11/23 19:20 ID:6GBoBZM3
皆さんが本作を細部(粗探し)までを良く見ているなあと
感心します。
単純に宇宙船の映像&音響技術などの
リアルさを比較すると「アポロ13」(SFではありませんが)
の方が明らかに上です。
しかし本作が製作開始されたのは1965年2月ですので
今から40年近く前です。
リアリズムを徹底追求したハードSF映画としては間違いなく
金字塔的作品です。
「スターウォーズ」、「スタートレック」シリーズはあくまで
ファンタジー作品ですが本作からの技術転用も相当に
あったそうです。
アーサー・C・クラークを読むのであれば
幼年期の終わり(CHILDHOOD'S END)
もお薦めです。
818 :
名無シネマ@上映中:03/11/23 20:36 ID:v1FUNx3T
話をほじくりかえすようで申し訳ないんですが、
「2001年宇宙の旅の真相」を読みました。
手塚がキューブリックに美術監督を依頼されていたのはほぼ確実なんですが、
(友人が手塚がキューブリックに宛てた手紙を目撃してます)
だとすると、手塚に2001年の脚本が渡っていたはずですよね。
ってことは火の鳥宇宙編の牧村=ボーマンってことにならないでしょうか。
ちなみに真相によると2001年が'68で火の鳥が'69ですね。
諸氏の意見をききたし。
キューブリックは10年もたず陳腐化してお笑いのネタに
されるようなシーンを撮りたくはなかったのだと思う。
たとえあのシーンでスチュワデスが空中(宇宙か?)
アクロバットやったところで誰もほめるやつはいない。
無重力なのに女性がよろけるのをおかしいと言うが、
宇宙船が目的地へ向かって飛んでいる以上、無重力と考える方がおかしい。
姿勢制御のために加速度をかけていると考える方が自然だろ。
だいたい、何の力もかからなければ、ペンが空中に浮き上がるわけがない。
>>820 寝返りでもうって少しでも押し出す力がかかったら飛ぶよ。
2001年、人が「無重力だよ〜」って頻繁にフワフワ動かないで
「無重力だが、あえて無重力を歩ける靴を使って歩くことにしてます。
そこまで進化してます。」
というのが、いいね。
今更だが、ディスカバリー号内でジョギングの撮影はどうやったのだろうか。
>>823 それだと、完全に閉空間のセットとなり、
カメラワークや照明が非常に難しくなると思う。
825 :
兜コウジ:03/11/24 14:24 ID:DuzdbjS8
>>818 「2001年宇宙の旅」は1965年2月に製作開始
原作と脚本同時進行
「鉄腕アトム」の続編
1967年 1月 サンケイ新聞・家庭欄に連載開始
火の鳥 黎明編
1967年 1月 雑誌「こむ」に連載開始
少なくとも1966年中に「2001年宇宙の旅」の脚本を原作に
よるラストの「それは人間ではなかった〜」
で始まる箇所も記載された形で手塚治虫が入手しているの
であれば可能性を否定することはできません。
それぞれの作品はどれも完成度が高く、仮にそうであった
としてもお互いにインスピレーションされた程度ではないかと
信じたいものです。
ちなみに後年「ライオンキング」が「ジャングル大帝」の
キャラクターやストーリーと酷似していることに
対して虫プロは「光栄」とコメントしており、争うという
選択肢は用意しませんでした。
というか、詳しく覚えてないから断言できんが、
宇宙ステーションに真っすぐ向かうとすると、無重力状態にならないような。
映画中では軌道のコースに乗り換えてた?
827 :
名無シネマ@上映中:03/11/24 19:57 ID:NpOGQYMl
>>824 実際にロンドンにそういうセットを作ったという話は、いろんな本に書いてあるよ。
829 :
824:03/11/24 20:08 ID:t2EVCqiP
へぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇ
830 :
名無シネマ@上映中:03/11/24 20:19 ID:nHosOxuE
>>824 ビゾニー著の
未来映画術「2001年宇宙の旅」とかに写真が載ってます。
831 :
824:03/11/24 20:39 ID:t2EVCqiP
832 :
818:03/11/24 23:18 ID:9/PYXXoj
手塚がキューブリックから依頼があったって信じたくない香具師がいっぱい
いたけど、やっぱり事実だったんでしょ?
キモかったもんなあ、否定論者。
834 :
名無シネマ@上映中:03/11/25 02:07 ID:JLlI6eru
2010年も観てみました。
最初は2001との雰囲気があまりに違いすぎるので戸惑いましたが
これはこれで面白いと思いました。
2001年の方が未来チックでしたね。
まさか、ソ連が崩壊していようとは流石に想像出来なかったみたいだけど。
まぁ誰にも想像出来なかっただろうから仕方なし。
835 :
名無シネマ@上映中:03/11/25 02:25 ID:DdvPgJ3c
デイジー、デイジー、、、、
836 :
兜コウジ:03/11/25 03:16 ID:c5uuDPOu
>>834 スティーヴン・スピルバーグのA.I.(2001)
に出ていたWTCビルも同様ですね。
確かに原作を書くときに既存の建造物や国家を具体的に
表現するとこのようなことを避けられませんね。
「2010年」で登場したレオーノフ号の様子は確かに
無骨な感じでディスカバリー号の内部のように
お洒落で洗練されたものではないです。
ソ連製ということを表現しているのでしょうね。(嫌味?)
ボーマン役は「2001年」から変わりありませんが
フロイド博士役が個性俳優のロイ・シャイダーとなって
いるため私も違和感がありました。
「2010年」を初めて見たときには中国の宇宙開発や
衛星エウロパの設定にも違和感があったのですが
中国の有人飛行やその後のエウロパ調査の報道を
考えると原作者の科学的な想像力にも驚かされます。
ソ連は崩壊しましたがこの作品で米ソの冷戦は終結
していますので「ある意味」この予言は当たっています。
>>832 たしか、手塚治虫が
「私には食わせなければならない者が260人もいるので、残念ながら
1年もの間、家をあけるわけにはいきません」
と言うような返信をしたら、キューブリックが勘違いして
「あなたに260人も家族がいるとは知りませんでした」
と返事をよこしたという…
>>833 信じるには残念ながら説得力がなさ過ぎるんだよな。
手塚って結構ほら吹きだからね。
839 :
名無シネマ@上映中:03/11/25 22:06 ID:JLlI6eru
∧_∧ アー?
( ´∀`)
ノ つ つ
(,,⌒つと)
. _ ,.... -‐‐
,...- ' ゙゙ :::
, '´ヽ:::ヽ _/::::::
/ j´::::::::`'ー、_ j::::::::::::
/ /`´:::::::::::::::::::: !ノ:::::::::::::
/ .... '!.j :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
,!'.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
>>839 いやいや、20年以上も前からある有名な伝説ですがな
>>839 837ではないがこれは有名な話。虫プロ全盛期の話で、
260人(?これは覚えていない)は社員の事を言ったつもりだったらしい。
美術監督としてのオファーだったそうだよ。
843 :
818:03/11/26 01:12 ID:9PLRk1Jh
キューブリック側からの資料はないものですかね
844 :
名無シネマ@上映中:03/11/26 01:40 ID:uhDdHloA
>>770 遅レスだが本当に素晴らしい作品であればそういう先入観を持ってみたとしても
素晴らしいと感じられるんじゃねえの?
見た人がいいと思うか否かは単に好みの問題でしょ?
それなのにこのスレ見てても分かるがこの映画のファンの過半数は「2001年が嫌いなやつは頭が悪い」
と見なしてる。実に笑える(w
あと超人思想ってのは自分で自分の意識や感情(特に道徳的なもの)を認識ができない人間の
限界が苦悩や不幸の根源だと考えたニーチェの
「あー人間ウゼー。なんかこーゆー限界を超えた存在にならねえかなぁ」
という願望(つうか妄想)にすぎない。
なんか
>>786みたいな古い訳で読むとなんか高尚なこと言ってるように思えるけど。
しかしこのタイプの映像が好きな人は未来世紀ブラジルみたい映像嫌いな奴が多そうだな。
手塚が美術監督やらなくて逆によかった。
たぶんやってても途中で喧嘩別れしそうだし、
キューブリックの天才的な美意識が薄まってしまいそうだから。
美術をバカにしちゃいけないよ。
漫画家に勤まるわけがないだろ。
それはいくらなんでも漫画家を馬鹿にしすぎだろ。
でも、あんなチンポロケット思いつくのは馬鹿だろ。
身の回りにチンポがモチーフの物がいくつあるかよくみてみなさい。
特に化粧品。
あと時計仕掛けのオレンジにもすっごいチンポが出てきたね。
モチーフの意味を調べなおしてからもう一度書き込みな、おバカさん
852 :
名無シネマ@上映中:03/11/27 23:47 ID:Q1+ALntr
階級文化の再生産構造の説明をするときブルデューは、
「ディスタンクシオン」という言葉を「差異化」という意味だけでなく
「上品な」というニュアンスを込めて使っている。
それは人間は常に自らをより上に位 置するために横や下の階級との差異化を求め、
自らが上に上がるために上位 階級への同化を求めているという考
察に基づいている。
差異化と同化は人間の欲望が「ディスタンクシオン」
を求めて発現するその仕方のことであり、差異と欲望という概念
の関係が本書の核となっているのだ。
実に難解な言葉使いがこの本の取っつきにくさの原因となっているが、
デュルケムの良い部分を受け継いでいると本人が語るように、
千人以上の調査対象者と膨大な統計からなされた分析結果 は
、現代社会学の土台を支える重要な一翼であることは間違いないだろう。
だれにでも、趣味や好みのセンスというものがある。
そのそれぞれにおいて、高級で品の良い趣味から、
安手で俗悪なものという中心と周縁の関係がある。
そのどちらを好むかは、通 常はその人その人の「生まれつきのセンス」
と思われているわけだが、ブルデューは、そうではなくその人の生まれ
育った階級こそが趣味を決定するのだ、というのである。
同じ好みやセンスは人を結びつけるが、そのことは、他面
では異なるライフスタイルに対する嫌悪と反発となり、じつは
階級間の強力な障壁となるのだし、支配的な地位 にいる人びとは、
自分たちの生活の流儀を正当的なものとして押しつけもする。
つまり、政治と経済の次元とはちがうが、
文化や象徴の次元においての支配の装置として役立っているとということなのである。
853 :
名無シネマ@上映中:03/11/28 00:16 ID:6N/XUGk+
手塚の話はジェローム・ナイジェルの本に載ってた気がする
854 :
名無シネマ@上映中:03/11/28 03:56 ID:K9NfXQTa
855 :
名無シネマ@上映中:03/11/28 08:49 ID:IbPSkAC0
簡単に理解できないように作ったのではなくて、あの当時の技術では
できなかったからモノリス等の存在でごまかしてあるだけにすぎないらしい。
宇宙人をうまく表現できなかったから
856 :
名無シネマ@上映中:03/11/28 10:23 ID:7o3zWg1T
>>853 のってない。でも、クーブりックからの航空便封筒の写真が手塚全集にあった。
どくたー・オサヌ・テヅカと表記されてんねん
857 :
:03/11/28 16:42 ID:QNrdcm4o
宇宙の果て=宇宙の始まり
♪ふぁ〜〜らぁ〜らぁ〜らぁ〜〜〜〜〜(♪ファファッ♪ファファッ)
859 :
名無シネマ@上映中:03/11/28 23:58 ID:cIi+KQxg
>>858 ALSO SPRACH ZARATHUSTRA?
860 :
兜コウジ:03/11/29 07:30 ID:48oOHiUa
科学的に忠実度を重視した本作品で
2001年には
1. 巨大宇宙ステーション行き商業シャトルの定期便
2. 月面基地に技術者たちが常駐
3. 1年8ヶ月ほどで木星に到達する宇宙船
があるはずが戦争、経済の停滞などで本作品から
程遠いでは無いか。
原作者のアーサー・C・クラーク曰く
「コンピュータを含むテクノロジーの進化が
我々の予想に反して緩やかであった。」
ということですが、
たしかに人類が月に到達した1969年には
前述のようなことが実現されているだろうと
私も真剣に夢と希望を持っていました。
30年間以上たった今、確かに町を見渡すと
電車、自動車等に目まぐるしい進歩は
見当たらないし、世界のどこかで戦争している。
因みに私はハワイにもまだ行ったことがありません。
861 :
名無シネマ@上映中:03/11/29 08:05 ID:uszYHPyp
>>860 1,2,3はおそらくもう30年後でも実現しないだろう。
技術的には可能だが、採算が合わないと思う。
当時は20世紀末には石油が枯渇すると言いながら、
こんな夢を見ていたものだ。
しかし、新幹線は長野、秋田、八戸まで延びたし、
自動車は一人1台時代だ。
俺は海外旅行は数回行ったが、
30年前なら、夢のまた夢だったよ。
862 :
兜コウジ:03/11/29 08:15 ID:48oOHiUa
>>860 Sir. Arthur Charles Clarke
1917年12月16日生まれ
ですので来月で御年86歳
やはり自分の年齢のことを考え2001年には
こうあってほしいという希望的推測も多少あり?
863 :
兜コウジ:03/11/29 08:27 ID:48oOHiUa
>>861 少し誤解がありましたので補足します。
鉄道は相変わらず鉄の車輪をころがす。
(100年から基本原理は同じ?)
電気自動車を実現しているが普及せず。
(創っただけでもまだましか)
海外旅行は単に他人が羨ましいだけです(^_^;
私は少年買春でまさか御大が、スリランカからあやうく国外追放を食ら
いそうになる21世紀が来るとは思いもしませんでした。
ええ、それはもう。激しく
865 :
名無シネマ@上映中:03/11/29 11:17 ID:zSJrLpse
>>863 でもコンピュータに関しちゃかなり進歩してるね。
宇宙船の中の居眠りこいてたシーンにある
椅子に内蔵されてるモニタよりも今のほうがはるかに優れてるでしょ。
モニタといえばトータルリコールの電車内のブラウン管テレビには参った。
>>844 モノリスには様々な意味が込められてると思うがその幾つかについて私見を述べると
第一のモノリスと第三のモノリスは人間のはじまりとおわりを区切る「壁」でもあるな。
人間以前と人間以後にそれぞれ獣(猿人)とスターチャイルド(超人)が位置し
これらは人間にあらざるもの、人間とは仕切られているわけだな。
序盤猿人たちがモノリスに恐る恐る触れているあたりのところで
下からモノリスを見上げたカットがあるけどまさに
>>786の
>彼の認識の太陽は、彼のために正午の中天に燦いているであろう
のままとも思えるシーンで、たしか中天に輝く太陽がモノリスから顔を覗かせていたよな?
(なんか日食の状態だったけ?はっきりとは記憶してないんだが)
ニーチェのこの記述をキューブリックがあのシーンのモチーフにしたのは間違い無いと思う。
つまりあのシーンでは大地に垂直にそそり立つモノリスに
「大いなる正午」を視覚化させる役割をも与えているのだろう。
もしかしたら2001ヲタには至極あたりまえのことなのかもしれないが・・
解説書の類とか全く読んでいないんでそういうことはわからん
>>860 クラークは原作者ではない。
クラークを引用して映画を語るな。
868 :
兜コウジ:03/11/29 19:59 ID:lwWwGx7x
>>867 じゃ誰?
全て
Sir. Arthur Charles Clarke
と英語で書けばよいのですか?
>>868 867のことは気にしないで
「あれは原作ではない」って横柄な口調でそれしかいえない基地外だから
>>868 映画の公開より後になって、原作が出版されるわけがないだろう
既出だろうが
ハヤカワのHP
http://www.hayakawa-online.co.jp/2001/index.html クラーク紹介に以下のように書いてあります。
1964年、スタンリー・キューブリックから新作SF映画のアイデア提供を依頼されたクラークは、
キューブリックとの共同作業の末、映画『2001年宇宙の旅』のストーリーをつくりあげた。
この作業と並行して執筆していた小説版『2001年宇宙の旅』は映画の封切りと同じ1968年に発表され、
たちまちベストセラーとなり、またクラークの代表作としての評価をも獲得した。
さらに詳しい[探索篇の前哨]も読んでくだされ。
クラークは自らを楽観的進歩主義者だと何かの番組で語っていた。
873 :
兜コウジ:03/11/30 03:04 ID:37BAv3Fw
>>871 「前哨」はクラークの短編集の冒頭の数ページのみで
本当に短編だったし月で終わった。
>>870 1. 文学作品として出版された後で映画化権を買う場合。
2. オリジナル脚本から映画が製作される場合。
どちらもありえますが本作は後者です。
なお、本作はその概要も公開まで秘密にされたそうです。
>>873 オリジナル脚本は脚本であって原作ではない
>>871 「映画の封切りと同じ1968年に発表され」
これがマヤカシで、出版は映画の封切りの半年後。
原作漫画はないけど松本零士はヤマトの(共同)原作者なり
>>875 2001のアメリカ初公開は68年の4月初旬。
小説の出版は同年7月。「封切りの半年後」としてもまだ年内。
別に「マヤカシ」じゃないんじゃない?
>>877 半年後ならそう書けばいい。
そう書けば、映画の公開のあとに、原作が発表されるわけがないから
事実関係は明白になる。
同じ年と書いて誤解を誘う書き方がマヤカシというわけさ。
そもそも映画のクレジットに原作と表記されない以上
原作にはなりえないというのは自明なんだけどね。
今更不毛な原作論議を蒸し返すのはやめようや。
キューブリックの映画版、クラークの小説版でいい
じゃないか。
>>879 結論はハッキリしているので、不毛ということはないだろ
860みたいな勘違いが時々出てくるので注意を喚起しているまでだ。
クラークの話はSF板でやってくれ。
誰か、モノリスとミニマルアートの関係について知らない?
時代的にはもろ重なりでしょ?
882 :
名無シネマ@上映中:03/11/30 17:50 ID:gVg2LabZ
>>881 もろ影響受けてるよ。
ジョン・マックラッケンの。
つーか知ってて聞いてるだろ?(w
ところで
>>867みたいなのよく見かけるけど何様のつもりなんでしょうね。
>第一のモノリスと第三のモノリスは人間のはじまりとおわりを区切る「壁」でもあるな。
そーいう意図もあtったかもしれんがこじつけっぽいな(w
>たしか中天に輝く太陽がモノリスから顔を覗かせていたよな?
ニーチェのこの記述をキューブリックがあのシーンのモチーフにしたのは間違い無いと思う。
あーなるほど。それは気づかなかった。間違いないな。サンクス。
>もしかしたら2001ヲタには至極あたりまえのことなのかもしれないが・・
いやそーでもないと思う。前スレにもネット上の2001年関係のHPでも見たことがない。
885 :
名無シネマ@上映中:03/11/30 18:07 ID:vntRR52N
にーちぇ読んでたかどうかもあやしいが
第四のモノリスについて何か言うやつが
殆どいないのは何故だ?
ボーマンがスターチャイルドに変貌する
重要な要因となったはずなのだが・・・
映画版にスターチャイルドは関係ありません。
>>887 そーなの?あのラストの赤ちゃんは何なの?
>>887 確かにスターチャイルドなる固有名詞は小説版独自のものだがな。
まあそこまでクラーク拒否を貫くんなら聞き方を変えよう。
ボーマンが手を差し伸べたあの第四のモノリスは何だ?
あの後ボーマンはどうなったのか?
ラスト宇宙空間に漂う赤ん坊は何だ?
クラーク流解釈を一切排除してその辺を解説してみてくれ。
890 :
兜コウジ:03/11/30 21:53 ID:37BAv3Fw
>>880 そもそも「〜で無い」という指摘はしているが「〜で有る」
という説明がないのでまともな議論ができていない。
攻撃的な論調を繰り返すのみで中身が無い貴方が
かわいそうになってきました。
オリジナル脚本というのはそれ以前に著作物が無いた
め=原作となります。(つまり著作権はクラークに属します)
私は
前哨/Expedition to Earth(1953)
映画:2001年 宇宙の旅の脚本
2001年 宇宙の旅/2001: A Space Odyssey (1968)
ともに原作と認識しています。
映画:2001年 宇宙の旅の脚本
2001年 宇宙の旅/2001: A Space Odyssey (1968)
は並行して執筆したということです。
もちろん、同作品に著作権騒動の記録はありません。
891 :
名無シネマ@上映中:03/11/30 22:02 ID:WP68wGMV
前哨/Expedition to Earth(1953)
が
映画:2001年 宇宙の旅の脚本
の
「前哨」
だった.そゆこと.
>>889 そんなに怒るなよ。俺初めてココにきて、無意味に書き込んだだけなんだからさ。
カッカッカ
895 :
866:03/12/01 00:55 ID:I4xCv3PZ
>>886 >>889 モノリスは4種あると考えるべき?
木星で待ってたモノリス(木星上空を飛んでたモノリス)と
最後ボーマンが手を差し伸べたモノリスは同じもの(第三のモノリス)のつもりで
>第一のモノリスと第三のモノリスは人間のはじまりとおわりを区切る「壁」でもあるな
と言ったのだが、四種類と考えるんであれば、
人間のおわりを区切る壁は第四の壁というべきだな。
896 :
866:03/12/01 00:57 ID:I4xCv3PZ
(訂正)・・・第四のモノリスというべきだな。ボーマンのベッド前に立ってたやつ
897 :
866:03/12/01 01:05 ID:I4xCv3PZ
つうと第三のモノリスはボーマン回収用になるかな?
ひとりでブツブツ言って申しわけ無い・・・
898 :
866:03/12/01 01:13 ID:I4xCv3PZ
>>885 そこらへんの真偽は漏れも全く知らんけど、
この映画について考える際にはニーチェを併読すると妙にしっくりくるのは確かだよ
いやブツブツ言って申し訳ない・・・
>>897 木星モノリスの用途というか存在意義についてはそういう事になると思う。
但し、只のトランスポータではなくボーマンを有資格者と認識し受容したとい
う意味合いが強いと思う。
900 :
866:03/12/01 01:25 ID:I4xCv3PZ
>>899 >ボーマンを有資格者と認識し受容した
どこかのミステリー系サイトでボーマンはHAL9000を欺いて完全犯罪を成し遂げた説ってあったよね。
なるほど〜と個人的にはあの説に唸ってしまったわけだが、
とするならばまさにボーマンは選ばれし人間(有資格者)だよね。
901 :
兜コウジ:03/12/01 03:11 ID:5w2+HR1w
902 :
866:03/12/01 03:18 ID:I4xCv3PZ
>>901 それで砂。ディスカバリー号内部のトリックに関しては概ね納得できますた。
903 :
名無シネマ@上映中:03/12/01 03:27 ID:0Hq1Vxko
この映画のスレまだあんの。おれのPC 1年間壊れてて昨日ようやく買い替え
たんだけど、まだあったとは。この映画のファンが多く、語りたい人が多い
のもわかるけど、過去スレの内容見ればほとんど解決することばかりだよ。
疑問、話題が常にループしてるんだよね。堂々巡り繰り返しているだけだと
思うけど。
904 :
兜コウジ:03/12/01 04:01 ID:5w2+HR1w
>>900 そんな人間がスターチャイルドであれば
「神」では無く「悪魔」か?
HALに与えられた任務(プログラム)の内容はこうかな?
1. 任務は月面モノリスから放射された先(木星、小説では土星)
への調査であり、HALを停止させる可能性があるかどうかを
AE−35ユニットの故障をほのめかして乗組員をテストすること。
2. HALの停止行為が明らかになった場合にはこれを最大限防御する。
(任務の処理優先順位がもっとも高いために乗組員を殺害するしか
選択できなくなる。)
3. HALの停止直前に命乞い処理の最後として「デイジー」を歌うこと。
この作品は、古い知性(猿人)が行う初めての過ち(殺人)と
新しい知性(HAL)が行う初めての過ち(殺人)との対比でもある。
なにせボーマンは「2010年」では悪人ではないのでね。
>>890 原作の意味が分かってないようだが、
>前哨/Expedition to Earth(1953)
>映画:2001年 宇宙の旅の脚本
>2001年 宇宙の旅/2001: A Space Odyssey (1968
が、互いに独立した作品であるということは同意する。
映画が分からないときは、クラークを読め
みたいな意見は間違っているということを
理解してもらえばそれでいい。
906 :
866:03/12/01 11:28 ID:I4xCv3PZ
>>904 >そんな人間がスターチャイルドであれば
>「神」では無く「悪魔」か?
その点はまさしくニーチェ哲学で説明可能な点なのだが......
その前に、漏れは『2010年』の方は未見。
もし『2001年』を考えるうえで『2010年』は必見といわれるほどに、
重要な作品だというんであれば、(まあ観ないよりか観たほうが良いに決まってるが)
ちょっとこのまま黙してこれ以上語るのはやめとこうと思う。
「それほどのものでもないよ」
というのなら漏れなりの『2001』解釈を今後具体的にカキコしようと思う。
age
2010年は別に観なくていいよ。
「2001年〜」は独立した一個の映画作品という扱いで語るのが正解でしょう。
というわけで、このスレッド及び以降のスレッドにおいては、
A.C.クラーク氏は映画「2001年宇宙の旅」の原作者であると決定しました。
そりゃ原作でしょうよ。
キューブリックの表現しようとしたことと原作の表現しようとしたことは
違うでしょうけど。
911 :
兜コウジ:03/12/01 16:19 ID:5w2+HR1w
>>906 映画『2010年』を見るも買うのも個人の自由です。
もし、見た後で面白い意見等が有り、気が向けば
ここに書き込めば良いのではないでしょうか。
ただ、この板でニーチェ哲学に精通している人は
あまり多くない(私もそうです)と思いますので、難解な内容
であればわかり易い表記にするか補足があれば親切だとは
思います。
製作会社であるMGM側としては見て欲しいでしょうけど...
>>909 あと90回書き込めるから、大いにジタバタしてくれ。
913 :
名無シネマ@上映中:03/12/01 22:18 ID:MKl7C4s/
2010年 いいよ。
木星の穴と無数のモノリスは、スターゲートの解釈と同じと見た。
2010年の映画はけっこう好きだよ。
915 :
名無シネマ@上映中:03/12/01 22:39 ID:YUfOICAO
HALがすごく人間的なのもいい
私みたいなおっさんSFファンは、原作の中国の宇宙船とお魚のシーンで泣くのであります。
チェン博士かわいそーなのねん
>>918 議論の際に使えそうなサイトでつね
「大いなる正午」(
>>866)
movieimage2.tripod.com/2001/2001-05.jpg
これらのカットに映っているもの(天体など)が何か
それぞれ説明していただけますか?
movieimage2.tripod.com/2001/2001-24.jpg
movieimage2.tripod.com/2001/2001-26.jpg
見れないんですけど、どぽちて・・・?
>>920 movieimage2.tripod.com/2001/2001-24.jpg
大きくて縞模様な星:木星
手前の青い星:たぶんエウロパ
木星の左にある赤みがかった星:イオ
木星の左にあるちょっと暗めの星:木星の衛星のどれか
木星のすぐ右にある星:たぶんカリスト
右端にある星:たぶんガニメデ
movieimage2.tripod.com/2001/2001-26.jpg
手前の大きい星:木星
その上の赤みがかった星:イオ
その上の暗い星:たぶんカリスト
その上の星:たぶんガニメデ
一番上の星:たぶんエウロパ
たぶん〜の部分は適当。
要するに木星とガリレオ衛星だということが分かればいいでし。
924 :
923:03/12/02 19:24 ID:MGyEF1Tv
どちらの写真も、星以外にモノリスが写ってるね。
小松左京はコレをやりたかったんだろうなあアレで
>>903 2chは常に新しい人が入ってきてるんだから当たり前じゃねーか。
過去ログにいちいち目を通す必要などない
それに落ちてみれねーじゃん(w
>>906 >「そんな人間(犯罪者=ボーマン)がスターチャイルドであれば
スターチャイルドは「神」では無く「悪魔」か? という疑問はーチェ哲学で説明可能」
ボーマンは犯罪者とか善良な一般人といった小賢しい区別を超越した「超人」になったって言いたいワケだ。
キューブリックがスターチャイルドをニーチェ哲学の超人と重ね合わせたというのは例の有名な
「三段の変化」を意識してる(猿→人間→スターチャイルドと駱駝→獅子→赤子は対応する)
ことやBGMの選択からも間違いないがキューブリックがボーマンを犯罪者として描いたっつーのは
考えすぎっつーか穿ちすぎだろ(w
面白いとは思うしそう解釈しても破綻はないとは思うが・・・。
2001年が議論を巻き起こし有名になりSFの金字塔としての不動の地位を築いた背景
には
>>866氏みたいな難しいことを持ち出し謎を解いて」知性がないとこの映画の良さは
わからない(=いいと思わないヤツは知性が足りない)ってことになったからだと思う。
で、公の場で「この映画面白くない。意味不明だからキライ」
と正直に発言しずらい空気が醸成されたのは疑う余地がない。
普通に映画見る大衆の中で2001年を見て感動できる奴の絶対数は明らかに少ない。
にもかかわらずここまでヨイショされてるのは公共の場で発言する権利を持っている
知識人がこの映画を支持したためだと思う。
映画が悪いわけじゃないとは思うがこの映画の支持者には「この映画が理解できない奴はアホ」
みたいな勘違いした奴多すぎ(w
っていうかこの映画神聖視しすぎ。
>>901のリンク先
>彼らの密談の内容(HALを切り離そう)は、HALに読唇術で知られてしまうのだが、
HALにこういう能力があることを、ボウマンはあらかじめ知っていたと断ずる、
有力な根拠が有る。それは、ボウマンには絵心があり、人口冬眠中の隊員達を
しばしばスケッチしては、HALにそれを見せていたことである。その過程で、彼はHAL
の恐るべきパターン認識能力に、慄然としたに違いないのである。
(「大分うまくなった」という、HALの評価!)実に巧妙な伏線である。
何で絵の良し悪しがわかる能力=読唇術ができるってことになるんだよ(w
俺も絵のうまいヘタはわかるが読唇術はできん。
つうかなんなんだよその文体は(w
「実に巧妙な伏線である」って・・・。アホか。
っていうかそのサイト毎回リンク張られるけどだーゆーこと?
関係者の自作自演かと穿ってしまう。
>>901のリンク先
>ここまで考察した私は、突然、恐るべき可能性に思い至った。
つまり、これまでは、せっかく「超越」させてやろうとしていたボウマンが、
同じ種族の別の個体を「殺す」のを目撃し、それは許しがたいことだからと、
『神』が「人類にも理解できる倫理基準で」彼を罰したの「かも知れぬ」、と、考えてきた訳である。
つまり、『神』と人類とは、ある種の価値観は共有出来ている「かも知れぬ」、と。
すみません私頭悪いんでこの文章理解できないので何が言いたいのか教えていただけないでしょうか?
私はこのように理解しましたが・・・・。
↓
「神」ははじめボーマンを「超越した存在」に進化させてやろうとしていた。
でもボーマンはHALのプール殺しに対する報復としてHALを「殺した」、ってゆーか壊してしまった。
で怒った「神」はニーチェの永遠回帰(全ての出来事は永遠に繰り返される)的な地獄をボーマンに与えた。
ってことですか?
>モノリスが現われる度に流れる音楽は、リゲティの「レクイエム」であり、これは「死」のモチーフに他ならない!
俺は荘厳な印象を受けたが・・・。
なんでそうやって言い切るの?気持ち悪いんですが。
>>904 あんたのレスわかりにくいんですが。
分かり難さの質(主語がはっきりない)が
>>901のリンク先の文と非常に似てるんですが。
1. 任務は月面モノリスから放射された先(木星、小説では土星)
への調査であり、HALを停止させる可能性があるかどうかを
AE−35ユニットの故障をほのめかして乗組員をテストすること。
↓
HALの任務は月面モノリスから発せられた電波の送信先(木星、小説では土星)
への調査である。もう一つは乗務員がHALを停止させる可能性があるかどうかを
AE−35ユニットの故障をほのめかしてテストすること。
934 :
906:03/12/03 04:29 ID:VPNP2pB9
>>I/uHd8MI
>映画が悪いわけじゃないとは思うがこの映画の支持者には
>「この映画が理解できない奴はアホ」みたいな勘違いした奴多すぎ(w
自分の事を言ってるのか?
昨日また見なおしたんだけど
>>901のリンク先の説についてはちょっと?が出てきたのは確かだね。
言いたいことがいろいろあるが、
今日は遅いんでもうねます。又来る。
しかしマーチンエイマーとダグラスレインの声って
何回聴いても惚れ々するなー。
936 :
906:03/12/03 13:46 ID:8FAgh+If
>>927 >2001年が議論を巻き起こし有名になりSFの金字塔としての不動の地位を築いた背景には・・・
映画を見るにあたって他人の評価やら社会の評価やらってそんなに気になる?
人の楽しみをアホ呼ばわりする姿勢が問題だろ。その限りにおいては(ry・・・
>>928 >キューブリックがボーマンを犯罪者として描いたっつーのは考えすぎっつーか穿ちすぎだろ(w
>面白いとは思うしそう解釈しても破綻はないとは思うが・・・。
視点の取りようによってはたしかに犯罪者でもありうるが、
「キューブリックが・・・」という主語には確かに無理があるな。
>>929 >何で絵の良し悪しがわかる能力=読唇術ができるってことになるんだよ(w
HALの「絵の良し悪しがわかる能力」をボーマンが知っていたとしても
HALが「読唇術ができる」ことを推察するのは絶対無理だな。
あれはHALが「読唇術」する際の伏線として「絵の良し悪し(ry」を見せたシーンだな。
>>932 >ここまで考察した私は、突然、恐るべき可能性に(ry
漏れもここの記述には同意できない。
わざわざ翻訳を試みてるようだが、この記述はニーチェでは翻訳できないと思う
つうわけで
>>901のリンク先についてはアッサリお手上げです。漏れは何唸ってたんだか・・・
昨日『2001』を改めて観て思ったのは、やはりどう見てもボーマンは必死だなと。
HAL相手に大芝居うって完全犯罪目論んでる人間の表情では無いねあれは。フカヨミし過ぎだった。
>>936 >映画を見るにあたって他人の評価やら社会の評価やらってそんなに気になる?
人の楽しみをアホ呼ばわりする姿勢が問題だろ。その限りにおいては(ry・・・
なるね。キミの大好きな映画の社会的評価がやたら低かったら何故か知りたいと思うだろ。
逆もそうだ。何故自分が嫌いな、どこがいいかさっぱり理解できない映画が
社会的評価を受けていたら何故か考えるのか普通感覚を持った人間だ。
俺は他人の意見など気にしないというなら俺の分析も無視しろ。
俺がアホ呼ばわりしてるのは「2001年を理解できない奴はヴァカで低脳」と思い込んでる
糞だけだ。キミのことではない。それともそういう自覚があるのかね?
2001年は特殊な映画だ。アメリカでは公開直後は理解されずこき下ろされたが
いろいろ議論されたあと序々に評価が高まってきた。
私はその原因を考察してみただけだ。
キミの公開オナニーで尊敬を得る機会を奪ったことが気にいらないのはよくわかるが(←自爆)
妙な因縁をつけるのはやめてくれたまえ。っていうかなんで匿名掲示板なのに名乗ってるの?
>>936 >「キューブリックが・・・」という主語には確かに無理があるな。
リンク先の奴は真相だって言ってるんだからキューブリック
がそういう意図で作ったってことでしょ?何が言いたいの?
>あれはHALが「読唇術」する際の伏線として「絵の良し悪し(ry」を見せたシーンだな。
なんで伏線になるのか全くもって理解できないです。
939 :
906:03/12/03 15:41 ID:8FAgh+If
>>937-938 >キミの公開オナニーで尊敬を得る機会を奪ったことが気にいらないのはよくわかるが(←自爆)
>妙な因縁をつけるのはやめてくれたまえ。っていうかなんで匿名掲示板なのに名乗ってるの?
まるで、いつも公開オナニーして尊敬を得る機会を伺っているような奴が言いそうセリフだな(藁
>>906を名指しする奴がいるので、906がこたえてるだけのことだが?(トリップ変わっちゃったし)
>映画を見るにあたって他人の評価やら社会の評価やらってそんなに気になる?
と言ったのは君のレスの中にアカデミズムや権威に対するルサンチマンの香りがプンプン臭っていることに対する
疑問であり冷笑だよ。君は自分では気がついていないかもしれないが。
漏れ自身は他人や社会の評価が気になるとも気にならないとも言いきってるわけではないし。
>映画が悪いわけじゃないとは思うがこの映画の支持者には「この映画が理解できない奴はアホ」
>みたいな勘違いした奴多すぎ(w
とか偉そうに抜かして、結局アホ呼ばわりしている限りにおいてそいつらと全く変わらない
そしてそのことに気付いてないらしいどっかの誰かはイタイな〜と言ったまでだが?
その点においては『2001』という作品の評価云々とは全くもって関係無いのだが?
>リンク先の奴は真相だって言ってるんだからキューブリック
>がそういう意図で作ったってことでしょ?何が言いたいの?
君のおっしゃる通り
>>901のリンク先がおかしいと同意しているまでのことだが?
>なんで伏線になるのか全くもって理解できないです
HALがいきなり「読唇術」するシーンが出てきたら観客はビックリしてしまうのではないか?と。
HALの画像認識力の高さを予めあのようなかたちでほのめかしておいたんかな〜?
という「私見」に過ぎないが?少しは理解してもらえたか?
INTERMISSION
突然だが。
2001を、身体精神二元論ではなく、それらが完全なフィードバック関係にあるという前提で
だれか解釈してはくれんかのぅ。
942 :
923:03/12/03 17:41 ID:nRPRMbma
それはつまりどういうことでつか?
そもそもこれまでの議論は「身体精神2元論」だったのでつか?
943 :
941:03/12/03 22:36 ID:/1F7uuxB
>>942 いや、今までの議論とは関係ないです。
ただ、この作品のテーマにニーチェが関係するし、製作された時期も七十年代
一歩手前だし、作品自体がポストモダン以前で二元論的だと思ったので。
それに見たところ誰も構造論的な解釈をしていないし、やってくれんかのぅと
思ったまでです。
気まぐれに書き込んだだけだから、そう気になさらずに。
>まるで、いつも公開オナニーして尊敬を得る機会を伺っているような奴が言いそうセリフだな(藁
>>906を名指しする奴がいるので、906がこたえてるだけのことだが?(トリップ変わっちゃったし)
意味わからん。
>>906が何で俺にとって耳の痛いレスなの?
>>934の「自分の事を言ってるのか? 」というレスのことを言ってるわけ?
だとしたら別に痛くないです。
スノッブで的外れな嘲りに対して反撃するのがみっともない行為だとは思わない。
俺は実際に「2001年信者」にそのような扱いを受けたしその事例が特殊なものだとは思っていない。
何故多くの人(絶対数)が意味不明で眠くなると感じる映画がこれほどまでに
高い地位を得ているのかを考察するのは興味深い問題だと考える。
また俺はインターネットの掲示板にレスするという行為は公開オナニーだと考えている。
いろいろ解説・解釈を多くの人間が見ている前で行うのは同意を得たり尊敬を受けることに快感を覚えるからだ。
>君のレスの中にアカデミズムや権威に対するルサンチマンの香りがプンプン臭っていることに対する
疑問であり冷笑だよ。君は自分では気がついていないかもしれないが。
私はルサンチマン自体が恥ずかしいことだとは思わない。恥ずかしいのはルサンチマンにより
間違った、的外れの自分に都合のいい解釈をすることだ。私は私の指摘が間違ってるとは思わない。
知ってると思うがアカデミズム的な権威の有害性についてはニーチェも「蛭」をモチーフにしたエピソード
で批判してる。俺の権威的・アカデミズム的な弊害に対する姿勢はあれと同一の物だと思っている。
>>928の俺のレスを読んで(´,_ゝ`)プッとするようなキミの姿勢が俺の批判点だ。
私のレスが見当外れだというのなら「何故多くの人(絶対数)が意味不明で眠くなると感じる映画がこれほどまでに
高い地位を得ているのか?」という疑問に対してキミの意見を聞かせてくれたまえ。
>漏れ自身は他人や社会の評価が気になるとも気にならないとも言いきってるわけではないし。
文脈からそのようにとれます。気になることもあるならいちいち私に
「そんなに気になるか?」なんて聞かないでください。
>とか偉そうに抜かして、結局アホ呼ばわりしている限りにおいてそいつらと全く変わらない
そしてそのことに気付いてないらしいどっかの誰かはイタイな〜と言ったまでだが?
その点においては『2001』という作品の評価云々とは全くもって関係無いのだが?
俺は「バカ」って先に言った方がバカだと思っている。もも組のよしなが先生に教わった。
それに誰が「2001年は駄作」って言ったんだよ?
>君のおっしゃる通り
>>901のリンク先がおかしいと同意しているまでのことだが?
そうですか。それは失礼しました。なにか含みが感じられたので。
>HALがいきなり「読唇術」するシーンが出てきたら観客はビックリしてしまうのではないか?と。
HALの画像認識力の高さを予めあのようなかたちでほのめかしておいたんかな〜?
という「私見」に過ぎないが?少しは理解してもらえたか?
なるほど。そういうキューブリックに意図があったのかもしれませんね。
私個人としては穿ち過ぎだと考えます。
>>941 すみません頭が悪いので「それら(心と体?)が完全なフィードバック関係にあるという前提」
とは具体的にどういう前提か教えていただけないでしょうか?
また「構造論的な解釈」とはどういうことですか?難しくてさっぱりわかりません。
THE END
MCMLXXXX MGM
連投すみません。
>作品自体がポストモダン以前で二元論的だと思ったので。
というのもよくわかりません。どういうことか教えていただけないでしょうか?
ポストモダン(前近代?=昔ってこと?)というものと二元論というものは対立関係にあるのですか?
ポストモダンてのは「理屈なんて関係ない」ってことなんですか?
そうだとしたら理屈じゃないということをどうやって理屈で解釈するのですか?
949 :
名無シネマ@上映中:03/12/04 00:30 ID:TqRoFBHY
>>944 >意味わからん。
>>906が何で俺にとって耳の痛いレスなの?
「答える」と「堪える」間違えた。それにしても意味不明文になるな。すまん。
俺が指摘したのは
>>866を名乗り続けたことについてだ。
俺の感覚からすればうざい。
951 :
名無シネマ@上映中:03/12/04 01:57 ID:QJ4Pq3vt
>>950 人を荒らし呼ばわりとは失礼だな君は。
君はまず他者との円滑なコミュニケーションの
方法を学びなさいな。
俺の感覚からすればうざい。
952 :
兜コウジ:03/12/04 02:02 ID:xwfOlaud
話が変わりますけど
「2001年〜」が20年ぐらい前にテレビ朝日で放送されたとき
には放送終了後に局に問い合わせの電話が殺到した
そうです。
以降テレビで放送されていないような気がします。(BSではあった?)
局では問題作扱いになっているかも知れません。
私もこのときラストはサッパリ理解できませんでしたので
後日、本(クラーク)を購入しました。
ハードな作品とわかっても結構最後まで見ている人が多い
んですね。
今観ても、これ以上のSF映画はなかなか無い。
このタッチで「宇宙のランデブー」を映画化したいなあ。
>>951 荒らし呼ばわりなんてししてねえよ。
>君はまず他者との円滑なコミュニケーションの
方法を学びなさいな。
うるせー。余計なお世話だ。お前も人のこと言えねえよ(w
955 :
名無シネマ@上映中:03/12/04 02:13 ID:TqRoFBHY
>>941 ヲイとっとと答えろや。
身体精神がフィードバック関係にあるってどうゆうことだよ?
>>952 >問い合わせの電話が殺到した
おもしれーエピソードだなオイ(w
何の情報も与えられていない一般人が見たら送事故としか思えねえような終わり方だからな(w
>2001を、身体精神二元論ではなく、それらが完全なフィードバック関係にあるという前提で
インフォシーク翻訳による直訳
↓
「身体と精神が相対立する二つの原理または要素に基づいてとらえる立場でなく身体と精神が完全に行動や反応をその結果を参考にして修正し、より適切なものにしていく仕組み」
になっているという前提
↓
心と体を対立するものとしてとらえるのではなく心と体が関連し合っているという前提
どういう前提だよ?心と体が関連し合ってるのは当然じゃねえか。意味わかんねえよ。
庶民に理解できるレスしろや。
>>957を踏むとクッキー調べられるのでみなさん踏まないようにしましょう。
2001年についてどんなこと話してるのかと見に来てみたら、荒れてるのか。
大したこと無いな。
>>958 おまえはホームラン級のヴァカだな
最初から本気でそんな解釈聞きたいなんて思ってるわけじゃない。
スレを誘導したいだけ。おまえがうざいんだよ。
>>941と
>>942はID違うが同一人物のカキコ。
>>881の奴。
ニーチェ読むんだったらそれくらい見抜け。
963 :
923:03/12/04 19:56 ID:IViERWrz
>>942を書いた者ですが、941も881も別人だよー。みんな荒れずに仲良くいこうよー。
964 :
941:03/12/04 20:43 ID:/AEjnnZJ
>>946-948 ええと、分かりにくくてすみません。
めちゃ端折って説明しますと、近代の思想では、「身体は精神の監獄だ」という言葉に表れるように、
肉体というのは精神(いわゆる崇高な事を考える理性とかの事ね)にとって邪魔なもの、相容れないもの、
と考えられていたのです。
ゆえに、精神的な活動をし、理性を磨くには、身体は邪魔、いらん、捨てろ、みたいなこといってる人もいました。
こういうのが近代(モダン)の思想、身体と精神の二元論なのです。
あれです、あれ、デカルト以来の思想家とかあの辺の人たちです。
で、こうした近代の思想の次に出てきたのがポストモダンです。近代より新しいです。今の思想です。もう終わりかけているけど。
「構造論」ってのは、ポストモダンの思想の一つです。
構造論とは、「実体」ってのは本当は存在しないんだよ、全部何かの仕組みの中の役割なんだよ、という思想です。
ポストモダン以前の、近代の思想家達は「実体は存在する!」といってましたので、それを真っ向から否定する考え方なのです。
「構造論」のお蔭で、あらゆる学問の分野(主に社会学や文学など)は衝撃を受け、大変な事になりました。
こんな感じです。
>>964 一行引用レスで申し訳ないんだが、
>>構造論とは、「実体」ってのは本当は存在しないんだよ、全部何かの仕組みの中の役割なんだよ、という思想です。
役割が機能しているって事はそこにある=「実在する」っていう
事にはならないのかな?
966 :
941:03/12/04 21:50 ID:/AEjnnZJ
>>964 うーむ。言葉が足らんかったようです。
役割としては存在するけど、本質としては存在しないって意味です。
例えば百円分の商品券は「役割」として百円の価値はあるけど、その価値は
紙切れそのものの「本質」ではない。ということです。
ヤバイ、2001と全く関係世界に突入してしまった。消えます。スンマセン。
>>964 個々の単語の意味くらいわかるよ。
質問の意味がわからん。
>>966 >身体精神二元論ではなく、それらが完全なフィードバック関係にあるという前提で
構造論的な解釈を行え
↓
心と体を対立するものとしてとらえるのではなく関連し合っているという前提 で
心と体の本質と役割とは何かを解釈しろ
これでいいかね?で?
何を解釈すればいいのかね?
>>901のリンク先は、穿ちすぎなんてことは百も承知で書いたもんだとおもうがね。
少なくともニーチェを副読本としなけりゃいけないような解釈よりも面白いし読ませる。
>>969 >穿ちすぎなんてことは百も承知で
「2001年宇宙の旅」の真相を解明したので、発表する。
↑
じゃあコレは本気でそう思ってないってことか。
それとここの意味わかんないで教えてください。
↓
ここまで考察した私は、突然、恐るべき可能性に思い至った。
つまり、これまでは、せっかく「超越」させてやろうとしていたボウマンが、
同じ種族の別の個体を「殺す」のを目撃し、それは許しがたいことだからと、
『神』が「人類にも理解できる倫理基準で」彼を罰したの「かも知れぬ」、
と、考えてきた訳である。つまり、『神』と人類とは、ある種の価値観は共有出来ている「かも知れぬ」、と。
なんで神はモノリス送って人間に犯罪犯させて地獄を与える必要があるの?
最初から人間をその地獄にぶちこめばいいじゃん。
わざわざモノリス送って知恵つけさせる理由がわからん。
神は人類の営みをニヤニヤ眺めて楽しむことに無上の喜びを覚えるサディストってこと?
地球にいるボーマン以外の人類は地獄に落とさなくていいの?
>>971 読んでたら「時計じかけのオレンジ」を思い浮かべました
973 :
↑:03/12/05 01:16 ID:zGe/qpXE
つまり Asort ってことですよ
974 :
973:03/12/05 01:19 ID:zGe/qpXE
>>972 「時計じかけ〜は「不条理」が重要なテーマのひとつだから不条理な
>>901の解釈は正しい(キューブリックがそのような意図で作った)」ということですか。
だとしたら無神論者のキューブリックが感情を持った神の存在を前提とした
>>901のように意図して作ったというのはおかしいとおもいます。
>>963 ミニマルアート作家で好きなのは誰ですか?
>>973 あんたはデビィ夫人ですか。(ww
>>901きちんと読んで
「神は何故わざわざ地球にモノリス送って人類に犯罪犯させたのか、
人類を地獄に落とすことが目的ならなぜ地球にいる人類を放置プレイしてボーマンただ一人を地獄に落としたのか?」
という疑問が起きませんか。そうですか。
楽しいなら別にどうでもいいが、
素直に観ろよ。(w
>>975 時計仕掛けは「暴力」がテーマ
2001は「SF」がテーマ
キューブリックはそういう映画が作りたかっただけで、
細部なんか適当だから、マジメに解釈しようとすると、
不条理になったり、異性人になったり、神になったりするわけよ。
ああ、勘違い。
979 :
名無シネマ@上映中:03/12/05 21:01 ID:7T0aK8zE
2001の根源は 「なぜ、人間だけが知恵を持ったのか」 である。
981 :
名無シネマ@上映中:03/12/05 21:12 ID:qZsvPCVo
>>960 俺もそう思う。でもお前のレスが一番たいしたことない。
>>978 >時計じかけは暴力がテーマ
そうでもあるよ。で?お前は何で
>>972は
>>971を読んで時計じかけを思い出したと考えるんだ?
>2001はSFがテーマ
ハァ?
>細部なんか適当だから、マジメに解釈しようとすると、
そうだよ。そう言ってるじゃん。お前レス読んでねえだろ?
>ああ、勘違い。
続けてよろしゅうございますか?
>>977 そのネタもう飽きた。
キューブリックは確かにそんなこと言ってるが奴のセンスは普通じゃない。
あの映画みて「この映画は何が言いたいんだろうか?」と考えない奴はおかしい。
っていうかそんな奴いるのか?
>>979 「2001の根源」ってどんな日本語だよ?
問題提起のことなら別に一つじゃないだろ?
それも重要だと思うが「人間はこれから何処へ行くのか?」とか「地球外知的生命体はいるのか?」
といった問題提起も重要なものだと思う。
>>970 >「2001年宇宙の旅」の真相を解明したので、発表する。
>↑
>じゃあコレは本気でそう思ってないってことか。
そういうこと。
例えばこんな感じ
童謡「シャボン玉」の真相を解明したので、発表する。
「シャボン玉とんだ 屋根までとんだ 屋根までとんで こわれて消えた」
これは「シャボン玉が屋根の高さまで飛んだよ!」というなんとも童心に溢れた
牧歌的な情景を歌ったものなどでは断じてなく。
「シャボン玉がとんだと同時に家の屋根までが飛んでしまい、こなごなに壊れてしまった!」
という衝撃的な破壊の光景を歌ったものである。
とかさその手のやつよ。
妙に大仰な文体とかからもそういう香りがぷんぷん匂ってこないかい?
穿ちすぎには違いないけど、ほぼ映画の中からの情報のみで解釈を成立させてるとこが
この文章のキモ。キューブリックが無神論者かどうかなんていう予備知識も必要ないしね。
>>975 この人がわざわざ神を『神』と表記してるのはなんでだと思う?
>>984 >妙に大仰な文体とかからもそういう香りがぷんぷん匂ってこないかい?
文章の組み立てが無茶苦茶で意味不明な箇所が多数無受けられたので
なのでネタだとは思いませんでした。
ネタでやってるんですか。なら別に文句ないですよ。
シャボン玉の例え最高ですね!よくそんなこと思いつきますね(ww
>神を『神』
あーそうだね。モノリスを使いに出した奴を便宜的に神って呼んだんだろうね。
キューブリックが無神論者であろうがなかろうが関係なかったね。
私個人としましては
「なんらかの意思を持った地球外生命体は何故わざわざ地球にモノリス送って人類に犯罪犯させたのか、
人類を地獄に落とすことが目的ならなぜ地球にいる人類を放置プレイしてボーマンただ一人を地獄に落としたのか?」
というごくまっとうな疑問をきちんとこじつけられていない完成度の低いネタだと思います。
まあ書けって言われてもかけないけど。
>>986 それを言い出すとさ、一応模範解答だと思われてる解釈もさ
「なんらかの意思を持った地球外生命体は何故わざわざ地球にモノリス送って人類をしんかさせたのか、
人類を進化させるのが目的ならなぜ地球にいる人類を放置プレイしてボーマンただ一人を進化させたのか?」
ってことにならない?
>>987 あんた頭いいな。
ようするにどっちも難しそうなこと言ってるけど実はつっこみどころ満載の解釈ってことなんだろうねえ。
そんな欠陥だらけの解釈をひけらかしてオナニーに励んでるわけか。私には理解できない世界ですね(w
>>988 そんなに難しそうなことを言ってるわけでもないと思う。
ほら2chでも『神』がやったのとと同じようなことがよく行われてるじゃん。
「煽り」とか「釣り」とか「燃料投下」とか言う風に言われてるみたいだけどさ
>そんな欠陥だらけの解釈をひけらかしてオナニーに励んでるわけか。
ある作品を分析したり、解釈を楽しむのはオナニーよりもセックスに近い。
もちろん俺らが種付けされる側なわけだが。
>>989 >そんなに難しそうなことを言ってるわけでもないと思う。
そうかね。2001年宇宙の旅スレは他の映画作品スレと明らかに雰囲気が違うと思うが。
>解釈を楽しむのはオナニーよりもセックスに近い。
セックスはマンコを使用したオナニーだ。
母の会を続けろ↓
すごい映画だった!
人生観が変わったよ。
明日からはオナニーしない。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
O 。
, ─ヽ
________ /,/\ヾ\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_ __((´∀`\ )< というお話だったのサ
|_|__|__|__ /ノへゝ/''' )ヽ \_________
||__| | | \´-`) / 丿/
|_|_| ´・ω・` | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\ / ::::::::::::ゝ/||
────────(~〜ヽ::::::::::::|/ = 完 =