【英雄】チャン・イーモウ監督を語るスレ【巨匠】

コン・リーは宮沢りえの正体。

「上海ルージュ」劇中歌がよかった。
一つはステージでラインダンスをバックに歌う可愛いキャンディージャズ。
もう一つは逃亡潜伏先の水辺で少女とコンリーが共に歌うロリロリな童謡。

撮影中に金城がでるとニュースになったが、
ぎりぎりドニーになったようだね。

張芸謀が「英雄」を撮るって聞いた時、陳凱歌が「始皇帝暗殺」撮った時のような、
「金だけかけた時代劇なんて、何で陳凱歌が監督しなきゃいけないの？」という反応があるのかと不安だったけど、
結構ファンに受け入れられているので安心しました。
陳凱歌は、あの作品のおかげで、随分ファンを逃がしてしまったからね。
「始皇帝暗殺」は歴史劇だけど、「英雄」は一応、歴史書の中の「外伝」ではあるんだけど、
内容が完全にチャンバラ・アクション時代劇なので、張芸謀は芸術映画を撮る人だと思っているファンが
逃げて行くのが心配だった。
上海で見た人が言ってたけど、「スゴイ！」の一言だったらしいです。期待しています。

いいね、期待できそう。

最近のニュースを何かで読んだが、評判はあまりよろしくないようで・・・
中途半端な内容だと。

ハルピンに住むある人から聞いた話では、中国人の中には映画を観て失望した人が多かったとのことです。
張藝謀という中国で最も有名な監督が作り、香港中国のトップスターを集めて、多大な製作費も掛け、
内容に関しては公開までほとんど秘密だったことから、かなり期待は大きかったようですが、
実際公開されてみると、実は娯楽性の少ない、かなり芸術性を狙った作品だったので、
面白くないと感じた一般観客は多かったようです。
しかし私はこれ観て思ったんですが、この映画の「芸術性」というのは、何と言うか、
あまりにも解り易すぎる、まるで子供向けのような芸術性なのです。
この映画のストーリーというのは、幾つもの同じようなパターンの物語が繰り返す構成になっていて、
そしてそれぞれのシークエンスには、そのテーマとなる色彩が決まっていて、その色彩の中でひとつ
舞台が終わると、別の色彩による舞台が始まる、という美術構成になっているんですが、
確かに綺麗なんだけど、でも「さて次は何色だろう？」なんて期待しながら観てしまうようでは、
何だか『スターウォーズ』のパドメの着せ替えみたいじゃん、とか思ってしまった。
よく言われるように『グリーンデスティニー』を意識している部分が多くて、かなり似ているんですが、
しかし決定的に違うのは、『グリーンデスティニー』が武侠映画であるのに対して、
この『英雄』は武侠映画ではないということ。
「武侠映画」とは何かと言うと、それは「お茶目でわくわく胸を躍らせる要素が有る」という意味ですが、
例えて言えば、仮にヤクザ、暴力団を扱った映画であっても、そこに義理人情の要素が入っていなければ、
それを任侠映画とは呼ばないのと同じようなものです。
多くの中国人が失望した、というのはそういうことだろうと思う。

今日、ヴァージン市川で「活きる」観て来ました。
チャン・イーモウっていうと「どうだこの色！」「すげえだろこの構図！」「ほ〜ら、レアリズモっぽいっしょ？」ってやたらにスタイリッシュな人ってイメージがありますよね。
そこが面白くもあり、うざいなあと思うこともなくもないんですけど、この「活きる」って凄い「普通の映画」でした。
で、その普通さがよかったです。
個人的には１番彼の映画で愛着もてそう。
５０年代の鳳霞を演じてた女の子が宮崎あおいを思い出させて萌え。

keep cool上映するの？？

中国国内のマーケットを無視して海外での賞取りだけを狙って映画を撮っているのは、むしろ今の若手監督でしょう。
賞もマーケットもどちらも睨んで、というところがチャン・イーモウのすごいところじゃないかなあ。大衆にも１番
受ける作品が撮れる人だよ。わかりやすいからね。時代の機微を読むのも上手い。

チェン・カイコーは芸術至上主義が災いしている。どんどん大衆から離れていってしまった。田壮壮をあんまり反骨
の人と持ち上げるのはどうかな。だって中国映画界の大重鎮夫婦の息子だよ。１０年も映画を撮らなくても当局や北
京映画製作所に絶大な力があるし。「青い凧」は自分なら許されると思ったら、当局を怒らせちゃっ
たということでしょ。撮影禁止も３年で解けたんだからその後も作品がなかったのは自分の問題。
糖尿病だと言うし、「春の惑い（小城の春）」には退廃を感じる。さすがに上手いけどね。

「活きる」ツタヤで借りてきて観た。
凄い。感動させられたよ。
笑わされたし、泣かされた。
心を揺らされ続けてしまった。

ttp://www.musashino-k.co.jp/eiga/cinemaspeednews_3.html
３月８日から「キープ・クール」やるみたいですね。
同劇場で「『あの子を探して』ができるまで」もモーニング＆レイトショーでやるようです。

　アカデミー賞外国語映画部門賞ノミネートじゃ！
　イーモウの政治力、中国だけでなく国際的に強し！

　２月１９日に「英雄」香港版ＶＣＤ出るってホントですか？
　ＤＶＤも出ますか？

　「英雄」見ないで「英雄」を非難するなっ！
　同じ国の刺客同士が殺し合う凄惨な物語かと思ったら、逆だったんで感動したっ！
　君はジェット・リーに命を賭けて全てを託すことができるかっ！
　次週、驚愕の事実が明らかに！
　ただの色男で女に刺される情けない奴と思っていたあの人は……！

イーモウを一番支持してるのはフランスだね。
アメリカは今までそんなに注目してなかったよ。
こういうワイヤーアクション・チャンバラ時代劇撮ったから、アカデミーにノミネート
されたんだろうね。グリーンディスティニーの二番煎じと言われるのはファンとしては辛いなぁ。

>>133
同じアジア人、同じ漢字文化圏の人間として嬉しいね！

　何か、張藝謀監督がＨＯＮＤＡのテレビＣＭを
香港のダニエル・ンー呉彦祖（ＮＨＫドラマで李欧を演じた二枚目男優）と、
中国の新人女優を起用して撮影したっていうんだけど…。
　中国でしか放送されないの？　日本では？

ﾁｮﾄ関係ないんだけど、ジョン・ウーが監督したネットでしか見れない
CMのURL知らない？

●『英雄』正式ソフト、今月発売へ

　　『中新網』９日付報道によると、映像版権をオークションにかけたり、厳
格な海賊版撲滅作戦が注目を浴びたりと話題の尽きない映画『英雄』の正式な
版権版ソフトが２０日以降順次市場に登場する。オークションで版権を手にし
た２社が、落札価格の３０％の支払を終えた先週、明らかにした。

　　新しく世に出る正式版ソフトは厳重な不正コピー防止機能がついており、
１枚１枚に認識番号がふられている。またソフトそのものの他にケースやカバ
ーにも、不正コピーでないことを見分けるためのデジタル信号などが埋めこま
れる。

　　これらの厳重な不正コピー防止措置はもちろんメーカーにとって多額の出
費をともなうものだが、撮影開始当時から厳しく不正コピーに対処してきたこ
の映画の張芸謀（チャン・イーモウ）監督にも満足されているということ。

良いことだね
日本製ソフトもコピーしないでね

　「英雄」でイーモウ監督、ベルリン映画祭のアルフレッド・バウアー賞を受賞。
　特別賞ってことかいな？

　何だかベルリンっていっぱい賞があるんだな。

イーモー監督の新作が日本で公開決定。てあったけど。どんなやつ？
アクション物らしいが初めてじゃないか？ちょっと期待してます。

143>> http://tv3.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1039604658/l50

　アクションものというより、歴史劇もの。
　ギリシア悲劇みたい。
　群集がどかどか出てきて、
　声をそろえていっせいに叫ぶ。
　ふぉーん！　ふぉーん！（風？）

　オペラちっくだとおもいますぃた。

原作？というか原案は歴史書の「外伝」から採用しています。

　それって「史記」の「刺客外伝」のことか？
　
　むしろ李白の漢詩「侠客行」の一節にヒントを得てるだろ。
　「十歩一殺」の文句も出てくるし

　しまった、「刺客列伝」だ、外伝じゃなーい！
　「刺客列伝」に出てくるのは「始皇帝暗殺」の登場人物、荊軻であって、
　「英雄」の刺客たちは荊軻とは関係ない。

　まだ始皇帝と名乗る前の秦王時代に付け狙ってるんだから。

アクション大作「ＨＥＲＯ」８月日本公開
アジア各国で爆発的なヒットとなっている中国映画「ＨＥＲＯ」が、今年８月に日本公開されることが決まった。
「紅いコーリャン」「活きる」などの巨匠チャン・イーモウ監督（51）が監督、製作、共同脚本の３役で挑んだ初の
アクション＆スペクタクル大作で、その迫力ショットを本紙が日本初公開。「ロミオ・マスト・ダイ」のジェット・リー（39）ら、
アジアのトップスターが豪華競演など見どころ満載の話題作だ。
昨年12月20日の中国本土での封切りを皮切りに、今年に入ってから台湾、韓国、香港、フィリピンと相次いで公開した
「ＨＥＲＯ」。中国本土ではすでに興収２億3000万元（約34億5000万円）を記録、「タイタニック」が持つ同国最高記録の
約48億円の更新もほぼ確実視されており、その人気ぶりは「アジアの映画革命」とまで言われている。
同作最大の魅力は、ハリウッドに負けないド迫力の映像とスケール感のあるストーリー。公務員の初任給が約1300〜
2000元（約２万〜３万円）の同国で、製作費約２億元（約30億円）はまさに超大作。ふんだんなＣＧを織り込んだ
ソードアクションなどは、“東洋のマトリックス”と呼べるほどの迫力だ。
これまでドラマ性の強い作品で世界で認められてきたイーモウ監督の初アクション作品。「今までとは違った角度から
自分の作品を見つめたかった。文芸作品は賞を受賞しても海外の一定の場でしか見ることができない。ですからわた
しは市場を通じて一般市民の目を映画に向けさせたかった」と、製作意図にエンターテインメント大作へのあこがれが
あったとしている。
22年間の俳優生活の中で初めて脚本を読んで涙したという主演のリーは「自分が今まで夢見ていたような映画だ」と
出演を快諾。ほかに「花様年華」のトニー・レオン（40）とマギー・チャン（38）、「グリーン・デスティニー」のチャン・ツィイー（23）
らが出演。まさにアジアのオールスター映画と呼べる。
11日に発表された第75回米アカデミー賞では91年「紅夢」以来、外国語映画賞に３度目のノミネート。日本でも洋画配給の
各社が早くから注目し配給権を競合。米メジャー会社からの拡大公開が予定されている。（スポーツニッポン）

夏休みの話題作！

>>144
ありがとう。

　「ロード・オブ・ザ・リング　２つの塔」を見た後に「英雄」を見ると、
　けっこうちゃちくみえないか心配です。
　ＳＦＸは同じスタジオにやってもらったんだったね。
　ワイヤー消したり、背景合成したりは。

　チャン・イーモウの次回作は本当に「秦始皇」なんでつか？

　何やら韓国女優にも食指を動かしているようだけども。

>>152
>「ロード・オブ・ザ・リング　２つの塔」を見た後に「英雄」を見ると、
>けっこうちゃちくみえないか心配です。
物量映像はリングの勝ちで、武闘映像は英雄の勝ちか。
どっちを重視するかでちゃちく見えるベクトルが正反対。

>>154
でもハリウッド映画とアジア系そしてヨーロッパで頭切り替わらないか？
なんとなくさ

>>155
同意

2/25発売のSPAにイーモウ監督のインタビューが載ってます。
「英雄」は自分にとって実験だったて言ってるよ。ハリウッドを意識してるみたい。
でも、中国やアジアにこだわって映画をとってほしい。

>>153
ひょっとしてキム・ヒソン？＜韓国女優

４月公開って話だったのに延びたのね。しゅん。
「トレーサー」とぶつからないように気をつかったのかな。

イーモウ今キープクールのプロモーションで来日中

1ヶ月前来日したときのが、今オンエアーしてるんじゃないのかな。

　「英雄」北米公開決定は朗報だが、
　あおりを食らって「少林サッカー」公開が延期に…

　星仔、スマヌ…恨むなら「英雄」でなく、ミラマックスのヴァカどもを恨んでくれたまへ。

ヨレヨレシャツの三島由紀夫age

エンターテイメントとしておもしろかった
色の使い方がイーモウだね

　目の付けどころはシャープだね
　

最近、なんか元気そう