【70年代】 ¨早春¨【傑作青春映画】

「早春」　(DEEP END)　７１年　西ドイツ･イギリス合作

監督　イエジー・スコリモフスキー

主演　ジェーン･アシャー　ジョン･モルダー･ブラウン

異色でサイケで、奇妙でそれでいてシュールで、その昔、深夜見て
なんか凄い惹かれてしまった。青春映画の傑作だよね。
結構、評価高いみたいだけど、見た人いる？

町のプールで働く青年が、そこで働く自由奔放な年上の
女性に憧れて、翻弄されつつ、なんか、おかしくなってっちゃう。

童貞で性に対してスゴイ憧れがある青年が､年上の女と〜
というパターンはよくあるけど、これは
映像とか、音楽とか、まさにあの時代とマッチしてて、
ラストもなんとも言えない空気というか、後に残る強烈さだったです。

重複スレ。削除依頼出しとけよ。

http://cocoa.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1020440813/l50

>>3

全然、重複じゃないじゃん。なんで小津なの?
自分がこの映画知らなかったからって、そりゃないわよ(w

>>1この映画、ビデオ化されてないわよね。
ジョン･モルダー・ブラウン、可愛かった･･「初恋」とか。
この映画、是非、観てみたいんだけど、、
どこで観れるのかしら。

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「フレンズ」は？
見たこと無いけどｗ

早春のジェーン･アッシャーって、
ビートルズ時代のポール･マッカートニーの恋人だね。

ともかく、素晴らしい赤毛の持ち主だよ。強烈。奇麗。

十数年前？　地方の深夜放送で観たっきり。

昔出ていたＳＦ・ファンタジー映画の辞典「超ＳＦ映画」で
何故か紹介されていた。
確かにファンタジーと言えば言えるかもしれないけど。

漏れも、十数年前、愛知の地方の局で観た。
しかも、やっぱり深夜。ぽーっと観てたら、なんか惹き込まれて
最後まで観てしまった。最近、全然、放映ないな。
もう一回観たいもんだ。

この頃の知世ちゃんはカワイかったな。

結構、この映画を大好きな映画に挙げている評論家いるよね。
でも、その人達のコラム読んでも、深夜に一度見ただけとか書いてあった。
なんか、当時、この映画をリアルで観た人より、後年テレビ放映で観た人の
ファンの方が多くて、なんか不思議な映画だよね。

輸入ビデオで持っているが、泣けるなあ。
スコルモフスキの最高作だと思う。＞いろいろ見たけど。

>>12
ええーーーーーっ、ビデオ持っているのですっか！！？
いいなぁぁぁぁ。尊敬。海外とかネットで探したけど、見つからなくて〜
又、探してみまぁぁす。
あの、ラスト･シーンは何度見ても、ボーッと考えこんでしまう・・
映画の中で、かかる、いかにも６０年代って感じの音楽も良いですね。

いや、俺が持っている輸入版のビデオは海賊版。したがって画質はよくない。
あれやこれやでスコリモフスキのビデオを１０本ほど入手した。でもやっぱ「早春」
がいちばんよい。これね、権利関係が複雑で日本のいくつかの配給会社がリバイバル
をもくろんだんだが、分からないので諦めたという話を聞いた。もう一度スクリーン
で見たいんだが。パンフも持っているが、あれは当時ヘラルドが配給したと思うがな。
それとも東和だっけ？

http://www02.u-page.so-net.ne.jp/ka2/nabe-t/without/movja.html

↑
ここのページの上から五番めに、｢早春」の日本版パンフレットが載っているけど、
文字がちっこくて、見えにくいけど、東和の文字が見える様に思います。
いやあ、１２さんは、このパンフも持っているのかな、貴重な物ですね。お宝です！

私は以前､深夜放映の時、ボロポロのテープに録画したのしか持っていないんです〜〜
そして、まず、このスレが立っていた事に驚いたよぉ、嬉しいですよぉ、１さん。

スコリモフスキは1970年1月にこの映画のアイデアを着想し、脚本を執筆した。「ある娘が公衆
浴場で殺されたという新聞記事を読んだ人々が取りうる反応、その結果彼等がどういう連想をする
のかを想定した」のだという。そして実際、マイクがスーザンを殺してしまうラストシーンから
撮影が始められた。当時英語をうまく話せなかったスコリモフスキは、ロンドンに精通していた
友人Ｂ・サリクとＪ・グリーザに脚本の直しを頼んだ。三人はテープレコーダに録音しながら、多
くの台詞を即興で作った。ソーホーのナイトクラブで主人公マイクが中年の娼婦と対話するシーク
エンスは、そうした作業から生まれた箇所だが、娼婦を演じたＬ・マルティーニがドイツ人だった
ため、撮影時には台詞は一言も変更されなかった。マイクを演じるのはこの作品の後だが、日本では
先に公開された「初恋」でアイドル的人気を博していたジョン・モルダー・ブラウン、スーザン役
にはポール・マッカトニーの元恋人として有名だったジェーン・アッシャーが演じている。二人とも
スコリモフスキ自身がキャスティングした。撮影日数は28日間。完成品はイギリスで大絶賛され、各
国の映画祭に出品された。日本では山田宏一氏など一部の評論家が熱狂的に支持を表明、田中康夫も
マイ・フェヴァリット・ムービーとしてこの作品の名をあげているが、興行的には惨敗。評価も一部の
熱狂ぶりとは裏腹にそれほど高くはなかった。

数年前、ロカルノ映画祭だったかでスコリモフスキ・レトロスペクティヴがあった。
たまたま日本から自作を持って参加していた青山真治は、これに日参し、とくに
「ザ・シャウト」に衝撃を受けたという。「ザ・シャウト」は日本では８０年代
半ばにビデオが出ていたが、すぐに廃盤。現在では入手困難である。
おそらくスコリモフスキのベスト３は、「早春」「出発」「ザ・シャウト」であろうが、
「バリエラ」「手を挙げろ」「キング、クィーン、そしてジャック」も興味深い作品
である。

自分、1なんですが、うわ、勉強になりますです。
１２さんは神。

やっぱり公開当時､絶賛されていたんですね。
それに、そういう経緯で、映画化されたとは、何か不思議な感じが
するというか､興味深いです。２８日間で撮影されたのは、
少ない方だけど、だからこそ即効性というか、斬新さがあったんだな、
きっと。ナイトクラブの娼婦との会話も覚えていますよ。
薄暗い部屋の中で、足にギプスはめていた女としゃべってたな、確か。

しかも､山田宏一やなんと、田中康夫も絶賛してたなんて、なんか
わくわくするというか、やっぱり、みんな､何かこの映画には
不思議なサムシングがあったんだなと実感してますよ。
スコリモフスキの作品、もっと観たいですね。
｢ザ･シャフト」ですか、、ドキドキ。もっとビデオ化して欲しいです。

十数年前、死ぬほど見たい映画の一つだった。
しかし機会がなく、代わりに当時再発されたCANのサントラ買った。
異様な狂気の漂う雰囲気はサントラからうかがい知ることができた。
その後もまったく見る機会がなくすっかり忘れてたところへこのスレが！
結局、国内では「幻の作品」なのか・・・

Ｑ：「早春」であなたは以前の作品、とりわけポーランドで撮られた作品より、シンプルで透明なスタイルを
採用しているようです。表現上の自由を減じたいくつかの束縛から自由になって寓話へと至られたのですか？
スコリモフスキ：たぶんこの映画が外国で外国語を使って撮られているからじゃないかな。でも、背後にもっと
深い意味がほの見える斬新な物語と、よりシンプルで線的な主題を扱ってるからだと言った方がいいと思う。
僕があちこちにいろんなシンボルを詰め込もうと努めるのは、物語の中じゃない。物語を最初から最後まで写実
主義的に扱ったり、御伽噺として扱ったりすることはできる。でもポーランドで撮った映画は、細部がもっと入り
組んでた。すごく明確なポーランド的特徴をもった、いろんなほのめかしに満ちていたんだ。「早春」では、僕は
故意に扱う事柄を特定の枠組みの範囲内に制限した。いつ、どこで繰り広げられてもいい物語を扱いたかったんだ。
そんなわけで、「早春」は社会的観点やほかのどんな観点からも、年代が特定できないし、場所も特定できない。
僕がポーランドで撮った映画は、ポーランドでしか、僕が利用してた特殊な環境でしか作れないものだった。

Ｑ：あなたはこの映画を作る前に、ロンドンで長らく生活をしていらっしゃいましたね。どうやってあの非常に
特徴的なプールの舞台装置を見つけたのか、あるいは着想されたのですか？
スコリモフスキ：実際には、屋外シーンにあたる映画の半分はロンドンで撮られ、室内シーンにあたる後の半分は
ミュウヘンで撮られた。プールは二つの国の間にあるだろう相違を示している。ドイツの公衆浴場は、ほんとに
独特で、清潔で新しいから、「早春」の舞台装置家（トニー・プラット）は、あれを映画の中で見られるような
典型的なイギリスの浴場に改造してしまうにあたって、見事な仕事をしたよ。「かみあわせる」ことができなかった
唯一のものが、プールそれ自体だった。イギリスのプールは、ドイツのプールとはまるで違うんだ。だから厳密に
言えば、プールでもシークエンスはイギリスで撮られた。ソーホーの通りや、地下鉄なんかのシーンもみんなそうだ。
僕はロンドンで一年間住んでいたけど、おもしろいことに、僕は撮影を始めるまで、イギリスの公衆浴場に入ったこと
は一度もなかったんだ。ドイツとイギリスの公衆浴場に違いがあると分かったときに、やっとドイツの浴場をイギリス
の浴場として見せるのは変だって思ったんだ。

あのお、「出発」よりいいんですか？

Ｑ：登場人物の少年には、幾分自伝的な要素があるのですか？　それともあれは完全に
創りあげられた人物なのですか？
スコリモフスキ：僕自身の体験に基づいた要素はある。でも事実そのままじゃなくて、とりわけ主人公の
振る舞いがそうなんだ。僕自身もランプを叩きながら、廊下を走ったもんだよ。僕は15、16歳の頃、ああいう
性欲にとらわれた、同じような状況の中で、自分がしたことを思い描こうとした。自分自身の一部を主人公の
少年に投影したんだ。とにかく、僕が主人公の少年と多かれ少なかれ同一化したなんていう事実はどこにもない。

（インタビューは長いのでまたの機会にＵＰするとして、
以下、「キネ旬世界映画作品・記録全集７５年版　山田宏一の解説抜粋」

「ムンク、カワレロヴィッチ、そして国外へと亡命したポランスキのあとを継ぐ
＜失われた世代＞の最新鋭（本人自身の表現を借りれば＜最も遅れてきた＞）作家・
スコリモフスキの日本初登場作品。同じく初登場したイタリア映画の新世代の俊英
ベルナルド・ベルトリッチ監督の「暗殺の森」とともに、興行面ではほとんど闇に
葬りさられた作品だったが、73年に公開された洋画では最も衝撃的な２作品であった。
青春を性（エロス）と死のアナーキズムとしてとらえている点で、絶望はジャン＝
リュック・ゴダール作品よりいっそう深い。（略）シュールレアリスティックな戦慄に
貫かれたいくつかの鮮烈なシーンーーーストリップ小屋から盗んできたスーザンそっくりの
ヌード・ダンサーの等身大の立て看板をプールに投げ込み、水中でそれを抱くと、一瞬
マイクの腕の中でほんもののスーザンの裸身がゆらめく。あるいは、薄汚れた浴場の壁が
突如真紅のペンキで血塗られるときの衝撃。赤毛のスーザンが着ている黄色いエナメルの
レインコート・・・ラスト・シーン、浴場のプールがマイクとスーザンの＜初夜＞の寝室に
なる。しだいに水かさを増してくるプールの中で、マイクは血みどろになって死んでいく
スーザンの裸身を抱いて沈む。「今夜こそ僕は死ぬんだ」と絶叫するキャット・スティーブンス
の悲痛な主題歌。「早春」の主人公マイクは、その狂気と死への衝動において、ゴダールの
「気狂いピエロ」の主人公フェルディナンの少年時代を彷彿させる（以下略）」

海外批評の抜粋
「早春」の主人公は「めまい」のジェームズ・スチャアートそっくりだ。彼の彼女に
対する夢中な感情は、始末におえないぐらいに強迫観念めいたものになり、もはや我々
は彼に感情移入しようとは望めなくなる。マイクがあれよあれよという見る間に、何か
に取り付かれたようになり、スーザンを独占しようとする気持ちが強くなるにつれ、哀れ
な気持ちを抱かせる。」

あと公開当時のキネ旬に４ページ使って山田宏一が熱にうかされたような文章を書いてたな。
これも倉庫入りしなければいずれＵＰする。
「ザ・シャウト」の詳細も気が向いたらね。
インタビューの続きもまた。

これでよろしかったでしょうか？

ＣＡＮのＣＤにはキャット・スティーブンスの主題歌が入っていないよ、念のため。

以上、参考文献
キネ旬世界映画作品・記録全集７５年版」「Positif 1972.2」「Cshier du Cinema」
「Sight & Sound Skolimowski」「Ecran Fevrier 1972」「Cult Movieies "
Deep End」など。
ふん。どうせ自慢だよ。なんて煽りをするより草の根運動でぜひリバイバル＆ビデオ化を！

日テレでエロそうな映画はじまった

あったよ、山田宏一の熱にうかされた文。キネ旬１９７２年７月特別号だった。
題して「スコリモフスキの「早春」は気狂いピエロの初恋だ」。

抜粋
「いずれにせよ、ぼくには、スコリモフスキの「出発」「早春」が、ゴダールの「男性・女性」
「気狂いピエロ」に最も直接的にダブル・イメージしてしまうのだ。「早春」は、まちがいなく
「気狂いピエロ」の初恋のエピソードである。」

「恋する男は、どんな場合でも、自分の恋している女のできるだけそばにいようとする努力を怠ったら
死んでしまうだけだ。なんという、バカバカしくも滑稽な、狂気の沙汰だ。だが狂気でない愛などあるだろうか」

「「早春」は、ぼくの知る限り、少なくともぼくにとっては、最も華麗にして鮮烈な、青春映画の白眉なのだ」

すっげ〜〜〜！よく知ってんな〜〜〜〜！！














…ってみんなに言ってもらいたいんだろうけど、フツーひくよな…。（　´_ゝ`）

いいえ､私は､すごく感激してます〜。１２さんスゴイ〜。

だって｢早春」って傑作ですよぉぉ。
私も、十数年前に見たっきり、本当、お目にかかっていなくて、
というか、この１０年年間、再放送一回もしてないですょおお。地方で。
もう、１２さん、尊敬！！

今から、じっくりレス読ませて戴きます。
なんか、この映画って、色彩も凄く印象に残っています。
サイケというか、ともかく原色のイメージが強い。

中でも｢赤」が一番、印象的です。
ジェーン･アッシャーの髪の毛も赤、
ペンキの色も赤。
そして、、最後のプールの色も赤、、。

「ザ・シャウト」（ビデオの副題はさまよえる幻響だっけ？）は
キネ旬のオールタイムベスト10で、青山が選んでいる。
他の作品は「イージーライダー」「天国の門」「断絶」「ラルジャン」「ゲアトルード」
「万事快調」「ポーラＸ」「さすらい」（ヴェンダース）「許されざる者」（イーストウッド）。

>>12
スコリモフスキのインタビュー、ワクワクして読まさせて戴きました。

確かにこの映画に出てくる公衆浴場には自分にもﾋﾞｯｸﾘ!!
あれは何だろう、どんなシステムなんだろうって。笑

山田宏一さんや、又、海外の批評家が「気狂いピエロ」とか「めまい」に例えて
いたけれど、確かに、この少年の一方通行的な、めぐりめく憧れは、次第に
エスカレートして翻弄されて、あんな結末を迎えてしまいますから、、うん。
確かに言われて共通点あるなあと思いました。最後には危険な悲しい悲劇に変わってしまう。
｢最も可憐な鮮烈な青春映画の白眉」とは、さすがの表現ですね。

でも、ここのレスの皆さん、凄い。
｢出発」も未見ですし、それにＣＡＮのサントラなるものも初めて知りました。
そして、｢早春」の主題歌がキャット･スティーブンスだった事も！！
>>12>>19
同意です！この｢早春」は絶対、ビデオ化するべきだと思います〜。
又、ＣＳやwowowなどでも絶対放映して欲しい�ｂPの青春映画作品です。

ジェーン・アッシャーははかない青春映画「きんぽうげ」ももう一度見たい。
これも「早春」と同様テレビで放映されて以来、
20年近く幻の映画。

Ｑ：「早春」であなたは色彩をどのように利用しようと考えておられたのですか？
スコリモフスキ：理屈では、僕は自分のしたいことが分かっていたけど、カラーを使って仕事を
すると、いくつかの意識されない要素を考慮せざるを得なくなるってことに気がついた。今、僕は
自分がとりわけすごく強烈な色彩を使ったって思っている。もし僕が黄色を使ったとしたら、それは
最後に出てくる赤い血を色彩的に告げるためなんだ。そういうわけで、たとえばスーザンは黄色い一
角のあるソーホーで、これまた黄色いレインコートを身に付けてるんだ。同様に僕は、公衆浴場に目の
覚めるような緑と青を使った。こういうやり方で赤を出しても、観客にショックを与えることはなくて、
不安な気持ちにさせるだけだったと思う。僕自身がスーザンの身につけるレインコートを選んだ。黄色
いレインコートを赤、あるいは青のレインコートに取り替えても、うまくいかなかったろうな。なぜかは
説明できないけど、そういうふうに感じるんだ。

Ｑ：男が壁を赤く塗るショットや、廊下の天井から吊り下がったランプが揺れるショットが、
娘の死の暗示となります。
スコリモフスキ：僕が水中撮影した三つのシーンも死の前兆になっているよ。マイクが少年たちに
水の中に突き落とされるシーン、スーザンが裸で泳ぐシーン、そしてマイクが（スーザンによく似た
裸の写真の女）の看板を抱きかかえるシーンだ。赤いペンキは、もちろん、大きな重要性を備えている。
でもそれに対して、マイクが廊下を走って行くときに、僕はそういう理由からランプを揺らしたわけ
ではない。登場人物のアクションに加えて、さらにほかの何かが必要だったことを理解したのは、
キャメラを据えた後になってからのことだ。マイクは走り出し、彼の恋人がチップを渡そうとその後を
追いかける。スーザンが現れてチップを受け取る。僕の目の前にはずっと廊下が伸びていて、そのシーン
に動きを与えなきゃならなかった。マイクが自然な動作をする必要もあって、ランプを叩くっていう動作
が僕の求めているものにピッタリだったのさ。

批評抜粋

英語で撮られた彼の二番目の映画で、最初にアメリカで封切られた「早春」こそ、アート系の劇場だけでなく、
商業的な映画館でも一躍人気にはずみをつけるべきスコリモフスキの映画になるはずだった。不幸なことに、
配給権を買ったパラマウントは、批評家のディヴィッド・トムソンが「滑稽で、感動的で、セクシーで、シュ
ールで、しかも悲劇的ーーこれらのすべての要素を同時に備えている」と正しく形容した奇妙な小品映画を、
どのように市場に売り出したらいいのか、何の工夫も持ち得なかった。「早春」がすぐに人気を博さないことが
分かると、パラマウントは単独での興行を諦め、それを二本立ての映画の一本としてブッキングした。その併
映作は「フレンズ」というたわいのない青春映画だ。ミッチェル・Ｓ・コーエンが「早春：公衆浴場での情熱＝
受難」という批評の中で嘆いているように、パラマウントはあまりにあっさりと映画を見捨てたため、「早春」は
この作品に見合った観客を獲得することもなく、そして本来なら、熱い支持と細部にまで目の届いた批評が出るべき、
風変わりで複雑な要素を持った映画は、ほとんど無視されて消え去ってしまった。

「ザ・シャウト」（７７）
監督・脚本：イエジー・スコリモフスキ、脚本：マイケル・オースティン
主演：アラン・ベイツ、スザンナ・ヨーク、ジョン・ハート　８６分

Ｑ：「早春」の音楽はキャット・スティーブンスとカンですが、ロック音楽がこれほど見事に
使われた例は、同時期には撮られたアメリカ映画にも見られないのではないでしょうか。とくに
キャット・スティーブンスの歌う「今夜、僕は死ぬかもしれない」But might die tonightの歌詞
は、この主人公マイクの置かれた状況にぴったりですね。この映画の音楽もあなたが指定されたの
ですか？
スコリモフスキ：実際、かなり前衛的に音楽を使ってました。まだそのときはポップス音楽は今のように
盛んではありませんでした。当時はロック音楽が映画で使われることはほとんどなかったのです。僕は
キャット・スティーブンスと知り合いになり、親しくなって、この映画の音楽を依頼しました。簡単に
いえば、とにかくマイクは仕事を頼まれ、そうしなさい、このようにしなさいと強制されるんです。
万が一僕が明日死ぬなら、どうしてこんなことをしなくてはならないのか、っていう考えを、マイクは
頭に抱いています。キャットは「今夜、僕は死ぬかもしれない」というフレーズを大変気に入っていま
した。まさに歌詞として利用したんです。つまり、僕が歌詞についてキャットにインスピレーションを
与え、彼がその曲にあてはめたんです。この歌はこの映画のためのオリジナルです。カンの音楽もそう
です。この映画を作るに当たってドイツの資金が必要でした。パヴァリア・スタジオだけでなく、なにか
ドイツの創造的なエレメントを利用せざるを得なかったのです。カンは当時本当にすごい前衛的なプログレ
ロックを演奏していたから、彼らに映画を見るように強く進めました。すると映像に合わせて彼らは演奏し
はじめました。

詩人でボクサーでもあるスコリモフスキの詩の抜粋

長い年月を無為に過し
青春を　恋を　あざ笑ったあとで
ぼくは
まるでのどをしめつけられる思いで
もう一度すべてをやりなおそうと思う
だが　ぼくは
ただ自分のネクタイを結び直すだけだ

ポランスキ同様に亡命生活を余儀なくされたスコリモフスキは現在カナダに在住。「早春」でチラリと出演していたように、
役者としても活躍し、自作「春の水」では主演を演じているが、日本で最も知られているのは「白夜／ハワイトナイツ」や「ビック
・ショット」だろう。96年に日本に来日し、日本との合作を計画したが資金難で頓挫。「早春」のリバイバルは版権問題が複雑で
難しく、しかし一部の熱心なファンの力によって、フィルムセンターのベルギー映画祭の回顧で上映されたきりの「出発」が初公開に
こぎつけた。が、これも興行的に惨敗。「出発」に影響されたモンテ・ヘルマンの「断絶」のリバイバルも前後して行われたが、こち
らも興行的に惨敗。ま、しかし「出発」はビデオやＤＶＤになり、サントラも発売されたことは不幸中の幸いか。

訂正

×　カナダ　　○　サンタモニカ
×　「白夜／ハワイトナイツ」　○　「白夜・ホワイトナイツ」

なお、そのとき日本との合作相手として名乗りを挙げたのは、なんとアテネ・フランセ文化センターである。

>>35

おおっ、まさか「きんぽうげ」の話まで、ここで出来るとは！！
自分も｢早春」と同じく､10年以上前に地方の局で観たきり。
これも70年を代表する青春映画との一部での評価を読んだことがある。
これも、当時の男女のフリー･セックスに対する好意を､柔らかく
そして中々鮮烈に描いていた。こちらも、心に妙に残る映画だった。
この頃のジェーン･アシャーは､ポール･マッカートニーと別れて
映画に意欲的だったんじゃなかろうか。
ヌードにも積極的になっていたし。彼女、お尻が、かわゆいのだ。

しかし、12さんの書き込み読んでもつくづく思うのだが、
これだけの傑作をビデオ化もされず、今や、観る機会も与えられていない
なんて、凄くショックだ。
しかも>>38の当時｢フレンズ」と同時上映されていた何て事実にはﾋﾞｯｸﾘだ。
観客も、この毛色の違う２本の映画をどう判断したんだろう！？

一般的には「フレンズ」の方が受けて、マニアは「早春」の方がいいと言ってたんじゃないの？
でもどっちの層も見に来るんだから、これ、いい２本立てですね。

この映画知っているよ｢早春」！！

今から、20年くらい前だったかなあ。
三重テレビで見た。

当時の俺は、厨房も厨房。
んで、この｢早春」っていうタイトルに、少年の筆おろし映画という風に
想像して、チャンネルをいそいそと合わせた訳だった。

結果は、そういう部分も、あったんだけど、そうとも違うし、でも結構エロいシーンも
あったと記憶している。でも、主人公の少年が一緒に働いてた赤い髪の毛のはすっぱな
お姉さんにいかれて、でも最後には悲惨な結末を迎えるみたいな、、なんか、レスにも
あったけど、奇妙な感じだった。それで、出てきたプールか、なんかが、妙にばっちくて
汚くて、それでロンドンにあるのって、こんな感じなのかなって思った。
もう一回、見て見たいけど、難しそうだな。

>>12
スコリモフスキが映画に出ていたなんて知らなかった。
｢早春｣で何の役だったんだろうか。｢ホワイトナイツ」にも出てたとは。

「マーズアタック！」にも出てるって。どこに出てるんだ？

「フレンズ」と併映だったのはアメリカの一部。
日本では地方都市ではゼッフェレッリの「ロミオとジュリエット」のリバイバルと併映。

スコリモフスキ出演場面「早春」・・地下鉄の場面
「ホワイトナイツ」・・・ＫＧＢの大佐役
「ビッグ・ショット」・・・ドグ
「Ｆ／Ｘ　引き裂かれたトリック」・・・ギャングのボス
「マーズ・アタック！」・・・確認したけど忘れてしもた（藁

脚本家としてポランスキの「水の中のナイフ」、ワイダの「夜の終わりに」もお忘れなく。

ボツボツ沈むかな〜、まだまだインタビューも資料もあるぞ。

Ｑ：この映画を、見てジャン・ヴィゴの映画を思い出す人はたくさんいます。マイクがプールの中に突き
落とされたとき、彼の前を一瞬裸のスーザンが泳いでいるところは「アタラント号」を思い起こさせますし、
スーザンがぬいぐるみでマイクを叩くときに、ぬいぐるみの中につまっていた羽毛が宙を舞うところは「新
学期・操行ゼロ」を思い出せます。ヴィゴのことは意識なさってますか？
スコリモフスキ：はい。ヴィゴは大好きな監督で、「アタラント号」はとりわけ好きです。しかし「操行ゼロ」
についてはあまり覚えていないから、連想はないと思います。もしかしたら無意識でヴィゴに敬意を払っていた
のかもしれません。

Ｑ：「早春」のジョン＝モルダー・ブラウンと「出発」のジャン＝ピエール・レオーは、
同じように欲求不満の人物を演じてます。彼らは豊かな生活をしていて、女性と奇妙な
関係を持ちます。
スコリモフスキ：もしあなたが、あの二本の映画を諍いしたり自動車に乗ったりしながら
社会と闘う個人を描いていて、その闘争が体現しているものが性的なものだというのなら、
僕はあなたの意見に賛同する。でももうひとつ別の問題がある。もし「早春」で、まさに
そうした主題が実際に取り扱われているとしても、それでももっと力強いと僕には思える
側面がある。そしてそれこそが語る必要がある側面なのだ。「早春」と「出発」との間に
ある違いっていうのは、正確にどういったものなのだろう？　僕にとって、「早春」はな
によりも、罪と罰を扱った物語だ。スーザンはマイクを弄び、刺激し、裏切り、利用する。
だから彼女が罰せられるのは自業自得なんだ。彼女の受ける罰は残酷なものだけど、ああ
ならなきゃならないし、僕にはあああなるのが正当だとも思える。観客が映画館から出な
がら、あの罰は正当で当然なものだと感じてくれることを期待している。でも僕は観客に
矛盾した気持ちを抱いてほしい。彼女のことを気の毒だとも思ってほしいんだ。それこそ
が「早春」において成し遂げたいと思ったことであり、その点で「早春」は「出発」とは
違う映画なのだ。僕は主張やスローガンを説明したくはない。

スコリモフスキの息子ミハウ・スコリモフスキの英語読みは、マイケル・リンドン。
監督・脚本家・俳優として活躍。そのうち一本はスコリモフスキがプロデューサーを
務めている。

ちなみに来日したとき、映画美学校の公開講座でアテネ・フランセで「出発」の上映と
ティーチ・インが行われた。そのときの会場に潜り込み、カセットデッキで公演を録音
したのは、もちろん俺です。

でも、アテネの公開講座では出席者は誰も「早春」も「ザ・シャウト」も見ていないと
いう、猫に小判状態であった。
Ｆｉｌｍｅｘあたりでスコリモフスキ・レトロスペクティヴをやらないかな〜。市山さん！

キネ旬山田宏一批評（抄）ーーどうしてこの一文が単行本に入っていないか不思議。

　「早春」は、ぼくの知る限り、少なくともぼくにとっては、最も華麗にして鮮烈な、青春
映画の白眉なのだ。「おもいでの夏」よりもなつかしく、「遊び」よりもやさしく、そして
「八月の濡れた砂」よりも悲痛な、初恋の映画だ。もちろん「初恋・地獄篇」ほどにすべて
がなげやりではないし、「好奇心」ほどにすべてが深刻でもなく、「初恋」ほどにすべてが
冷たくもない。「早春」は笑いすぎて涙が出るくらいのユーモアでいっぱいだ。
　「早春」の主人公マイクは、１５歳の少年である。彼は、おそらく家が貧しいので、学校を
途中で辞めて、場末のプールつきの公衆浴場に接客係として就職するのだが、これは、もちろん、
彼自身が望んで就いた職業ではない。オート・レーサーになる夢を抑圧されて、いやいやながら
理容院の見習をやっていた「出発」の少年の場合と同じように、「早春」は、マイクという少年の
人生における初仕事の物語、その＜修行時代＞の物語なのである。そして、マイクもまた、「出発」
の少年と同じように、激しい性抑圧から解放されるためには、暴力でもって自己表現するしか術を
しらないのだ。少年が、この映画のラストシーンで、愛する女性を殺してしまうのは、偶発的なあり
ながら、じつはまったく必然的なアクションの結末なのである。（続く）

（続き）
　この映画を根底からダイナミックに支えている内的アクションの暴力性には、
胸をしめつけられるような痛烈さがある。その内的アクションーーそれはものに
感じやすい１５歳の少年の心臓の鼓動（ときめき）でもあるだろうーーを最も
直接的に反映しているかと思われるのが、この映画の鮮烈な色である。鈴木清順
は「ピンクは狂気の色である」と書いたことがあるが、スコリモフスキの映画では
赤が死の色である。赤いペンキ、赤い枕、赤い自動車、赤い信号、そして赤髪まで
が、この映画では＜女＞の死を予告する。もちろん赤は血の色でもある。「早春」
の冒頭、タイトルバックの画面いっぱいに超クローズアップでとらえられた、プール
に水を引く導管の塗りたてのペンキの真紅のしたたりは、そのイメージにかぶさる。
「今夜こそぼくは死のう」というキャット・スティーブンスの歌とあいまって、ま
るで手首の動脈からしたたる血の赤を想起させるのだ。「早春」は、エロティシズムと
死の映画である。（続く）

閑話休題

おそらくこの映画を封切りのスクリーンで見ているのは２ちゃん広しといえども俺だけではあるまいか。
といっても俺まだ３０代。ちゅうことは小学生の低学年のときに見たのね。それでも
感動こいて熱だしたよ。マセガキだったんですな。

おまえ紀子（間宮周吉）だろ。

>>12=>>51

スコリモフスキの言葉で｢早春」は罪と罰の映画だ・・との言葉に
すごく納得しました。ああ、なる程、、な。と。
確かに、スーザン(ジェーン・アシャー)は
あれ程マイクを翻弄したし、それにどう考えても、超我侭？女っぽかった。笑
だから、あのラストは、やっぱり、、してなるべきという風にもとれるけど、
実際は、可哀想だと思ってしまったんです。自分も。
それは、演じたジェーンの魅力なのか、やっぱり若い若者に犠牲になってしまった
哀れな女みたいに思えた訳だから、まんまと、スコリモフスキの罠に
引っかかってしまったんですね、自分は。笑

12さん、この映画をリアルで観ているなんて、それは確かに、２ちゃんねるでも
そういない筈ですよ。それって十分自慢していいっすよ。
この映画、町の小さな名画座かなんかで観たら、サイコーって感じだなあ。

スコリモフスキー、｢早春」で地下鉄の場面に出ていたとは！？
あの場面では、裸の立て看板振り回すマイクを、
怪訝そうに見つめる、おじさん、おばさんの顔しか記憶に残ってない。
あそこに、スコリモフスキーがいたとは、、

「小さな恋のメロディ｣｢フレンズ｣等、あの時代､イギリスの青春映画は名作が多いけど、
この｢早春」こそ、あの時代を等身大で垣間見せてくれる屈指の一本だと思う。

ジョンモルダーブラウンはこの前に｢初恋｣でドミニクサンダにフラレこの後に｢象牙色のアイドル｣でついにイッちゃいましたね。今どうしてるんだらう？

ビヨルン･アンドルセンの現在の姿が２chで、ぅＰされてて、
それを見た時はなんか・・見てよかったかなと複雑な心境になったが、
ジョン･モルダーブラウンも、ﾔﾊﾟｰﾘ見ない方がいいか・・

>>60,61
現在のジョン・モルダー・ブラウンは、演劇学校を創立してそこの校長をやっているよ！
そこのＨＰに載っている写真を見る限り、さほど劣化はしていないので
安心したけど、最近の写真かどうかは保証できないぞ（ｗ

ttp://www.actedu.org.uk/academy%5B1%5D.html

>>62
おお、お宝写真だね！！
ジョン･モルダーブラウンが校長先生とは、すげえ驚いたよ。
この写真はいつ頃のものだろう。中年位に見えるが、だとすると
いい風に歳を重ねている雰囲気だな。さりげなくアイビー・ファッションか。

ビヨルンまでいくと、ちょっと高貴すぎて近寄り難い印象が男でも
するが、ジョン･モルダーの場合｢早春」でもそうだったが、ちょっと
頭をこつきたくなる様なドジっぽい処があった。それが映画でいい味を出してたんだよな。

｢吸血鬼サーカス団｣のＤＶＤ見たらジョン・モルダーとリン・フレデリックが
出てたんでビクーリしたよ

>>12
山田宏一さんの｢早春」の映画批評、ありがとうございます〜。
読んでいて、嬉しくなりました。
やっぱり、この映画の基調は｢赤」だったんだと
私が感じたことをそのまま表現してくれていて、何だか、微笑んでしまいました。
多くのこの映画を観た人は勿論同じ様に、
この映画の色彩にショックを受けたと思いますよ〜。
ちなみに私も「おもいでの夏」・・この映画も好きなんです。
でも｢早春」はそういった奇麗な青春映画とは明らかに違う。
不思議な危険さと、何とも言えないフォトジェニックな美しさがありますよね。

なんか、このスレ読んでたら「出発｣がスゲエ観たくなったー！
Amazonとかで、DVDとか買えるかな。｢早春」もﾑﾁﾔｸﾁｬ観たいーー。

>>35>>44
「きんぽうげ」は、確か、昨年、スカパのスカイ･シネマ・チャンネルだったかな。
あそこで放映されてた筈です。
自分は、それを知った時は、もう放映終わっていた。すごい悔しかった。
だから、｢早春」も、なんとか、スカパかどっかでもいいから
放映してホスゥィ。

（続き）

　うすよごれた廊下の壁が、突如、真紅のペンキで血塗られるとき、ぼくらは、ぞっとするぐらい、おそろしい
死の予感に戦慄を覚えるのである。そして、黄色や青や緑がたえず、この映画では、赤を出頭させる手はずを
ととのえているかのようである。たとえば、女が、血みどろになって死ぬラストシーンの寸前までずっと着て
いる、あざやかな黄色のエナメルのマキシコート。この映画の色彩には、目をみはらされるような、ものすごい
加速度がある。
　15歳の少年の目には、周囲のおとなの世界がなにかもきたならしくグロテスクに見える。汗の匂いがしみつき、
垢でうすよごれた浴室、その汗の匂いや垢を毒々しい青や緑やときには赤のペンキで塗りつぶした壁。浴場に
かよってくる脂肪のかたまりみたいな中年の婦人客（なんとこれが、おそろしいリアリズムで、グロテスクに、
描破された、かつてのグラマー女優ダイアナ・ドースのなれの果て！）は、シャワーやシャンプーの世話だけでは
満足せず、この、まだ女を知らない少年を、そのうすぎたない欲望の餌食にしようと狙うのだ。この、うすよご
れた、みすぼらしい公衆浴場が、15歳のマイク少年に映った、おとなの世界の最初のイメージであり、彼の思春期
の夢や欲望のはけ口を封じ込めてしまう出口なき状況だ。この公衆浴場のある場所はロンドンだが、それはかつて、
ポランスキーが「反撥」で覗き見た狂気の風土でもある。（続く）

（続き）

　この、きたない、グロテスクな環境のなかで、少年にとって、ただひとつの美しい存在が、同じ職場で働いて
いる、スーザンという、年上の、23歳になる、赤毛の女の子なのだ。スーザンは、かならずしも、マイクにやさ
しくはない。それどころか、彼女は、このうぶな少年が彼女に思慕の情を寄せていることを知って、その純情を
もてあそぶのである。ああ、これが女だ。これが恋だ。絶望だ。
　それにしても、ジェーン・アッシャーのなんという官能的な美しさ！　まるで気狂いピエロの恋人マリアンヌ
そのままだ。
　こうして、ポルノ映画館の暗闇のなかで、女が少年にほんの気まぐれであたえた、はじめてのキッスは、少年
の身も心も狂わせてしまうのだ。15歳は、いわば、絶対と永遠を信じて夢みる年齢だ。そして人生を深刻に考え
すぎてしまう年齢だ。それゆえに、マイク少年は、このうえなく大胆で挑戦的でもあるのだ。スーザンを、
淫らな、好きな女だと、ひやかし気味に猥談をする同じ職場の少年たちに、マイクは、彼女の名誉を守ろうと
する騎士のごとく、猛然ととびかかるのだが、多勢に無勢で、プールのなかに突き落とされてしまう。すると、
突如、水中撮影のショットになり、プールの底にブクブクと沈んだマイクの目の前を全裸のスーザンが、一瞬、
音もなく泳いでよぎっていくのである。（続く）

（続き）
　スーザンには、長髪で馬ヅラの婚約者がいる。若いけれども、英貨200ポンドのダイヤ入りの婚約指輪を
彼女に買ってくれるほどの金持ちだ。スーザンは、また他方では、妻子ある中年男と関係を持っている。
その中年男は、色男ぶっていて、浴場に付属した温水プールの水泳教師であり、しかもマイクの学校の体操
教師でもある。
　給料日の日、仕事のあと、マイクはスーザンをデートに誘いたいと思うが、スーザンは、あの、馬ヅラの
若い婚約者と手をとりあって、マイクの恋心なんかまるで無視して、さっさと去って行く。公衆浴場の出口で、
少年が出てくるのを待ち構えていて、猫撫で声で誘いをかけるのは、会計係をやっている欲求不満のオールド・
ミスだけだ。
　次の給料日の夜、マイクは、スーザンたちがクラブに踊りに行くことをかぎつけて、あわてて先回りするのだが、
そのクラブは会員制なので（そして、会員になるためにはお金が足りないので）入れない。やむをえず、彼は、
スーザンたちがクラブに入っていくのを見送ってから、うろうろと行ったり来たりして、街角の中国人の屋台で、
カラシつきのヒットドッグを３つも４つも買って食べながら、彼女たちが出てくるのを、むなしく、待つのである。
実際、スーザンがクラブから出てきたからといって、彼女はフィアンセと一緒なのだし、マイクには何ができるという
のだろうか。しかし、恋する男は、どんな場合でも、自分が恋している女のできるだけそばにいようとする努力を怠
ったら、死んでしまうだけだ。なんという、バカバカしくも滑稽な、狂気の沙汰だ。だが、狂気ではない愛などあ
るだろうか。（続く）
　

（続き）

　少年は、結局ーーああ、まるで、あの哀しい、恋するバスター・キートンさながらに、あるいはまた、
「初恋ハリィ」のハリー・ラングトンさながらにーー通りのストリップ劇場の入り口に飾られてあるス
ーザンそっくりのヌード・ダンサーの実物大の写真の切り抜きの看板を盗んで、それをかかえて一目散
に脱げるのだ。
　そして、その実物大の切り抜き写真の看板を夜のプールに投げ入れ、自分も裸になって飛び込み、水中
でその切り抜きポスターを両腕で抱きしめると、一瞬、その女の生身の、つまりはスーザンの、髪の毛が、
水中でなまめかしくゆらぐのだ。すでにプールの水の底を全裸で泳いでいるスーザンの衝撃的なショットが
出てきたように、すべてのショットが、この映画の原題「ディープ・エンド」ＤＥＥＰ　ＥＮＤ　そのままに、
水の中の深みにはまった＜死＞の予感の戦慄にみちみちているのである。（続く）

うぉぉぉぉぉ〜>>12さん、ＴＨＡＮＫＳ♪
すごい、凄い、すっごい。山田宏一氏の評論読んでるだけで
映画が甦ってくる〜。もう、ひとコマ､ひとコマ、思い出して感無量です。
今から、もう一回じっくりレス読まさせて戴きます。感動するよ。
そして、後で、どっかにしまってある、録画した古いビデオ見直して、また堪能するぞー。

しかしも山田氏、ほんとに12さん書いている様に、熱にうなされている
位、この映画の魅力にどっぷり漬かっているって感じがひしひしと伝わるんだなー。

１２さんは、スコリモフスキが公演で来日した時、
その、おしゃべりを
カセットでそれを録音しちゃったんですか？

って事は生スコリモフスキを見ちゃったということでしょうか？
公開時に｢早春」も観ていらっしゃる様だし、
日本にこんな方がいたなんて､羨ましいを通り越して凄い。

>>62
そこのジョン･モルダーブラウン、素敵ですね。
彼は｢初恋」(これは未見)のスチール写真見る限り
まだ幼いけど、｢早春」では、
ぐっと背が伸びて足も長くなってましたね。
その後出演した｢象牙色のアイドル」・・
ってタイトルが興味抱かせます(w　

>>73

もちろん録音したが、あまりレアな話は出なかった。
「早春」を公開時に見ているといっても、小学生の低学年でしたからねえ。でもむちゃむちゃ感動して
それ以来スコリモフスキを追いかけているわけよ。８０年代に久々に日本での劇場公開作「ライトシップ」
（日本でビデオ発売あり）を見たときはｶﾞｰｶﾘしたよ。評判のよかった「ＭＯＯＮ　ＬＩＧＴＨＴＯＮＧ
（不法就労）」をアメリカから買って見たときもｶﾞｰｸﾘ。今の最新作「30のドアの鍵」はなかなかおもし
ろかったけども。

ところで、山田宏一氏の文章まだ延々続くんだけど、ディーテルが詳しくて、そのひとつひとつに思い入
れたっぷりなので、ボチボチ書き写すね。

訂正　ＭＯＯＮ　ＬＩＧＨＴＩＮＧ

訂正　今のところの最新作「30のドアの鍵」

劇場でこの映画を観てるなんて、それだけで俺だったら、その空気にもう感銘しちゃうって感じだろうなあ。
小学生だった12さんも、きっと、特別な何かをこの映画に感じてしまったんだろうなと、想像します。
当時観たら、時代とマッチングして、もっとリアルティだったんじゃないでしょうか。

好きなシーンは山田宏一氏の評論読んでても、それぞれが自分に
とっても好きなシーンばっかりで思い出してます。
あのポルノ教育映画？みたいなのを上映している映画館で、
マイクがスーザンの後方から手を伸ばして、そっと彼女の胸を触るシーンあるじゃないですか。
あそこは特に異様に興奮したなー、俺。その後のキスも良かったなあ。

http://www.geocities.com/SunsetStrip/Lounge/3117/jagallery2.html

↑
当時のジェーン･アシャーと現在のジェーン・アシャー。
現在でも見事美しく歳を重ねてる。若い時は確かに可愛い。
萌えるような赤い髪の毛が特徴！
ジェーン･アシャーって誰という方には是非見て戴きたいのだ！

Ｑ：あなたの映画には、あなたと同世代の監督がよく自作の中に挿入する、映画マニア的な引用が
ほとんど見られません。映画館のシーンで上映されているのはポルノ映画です。この映画は既成の
作品なのですか？　このシーンで、マイクがスーザンに対して抱く性欲があらわになるのですが、
あなた自身は、なぜポルノ映画を使おうとしたのですか？
スコリモフスキ：はい、それは僕が一人で作った。僕にシャレた考えがあったからだ。女性たちが
階段の手すりをすべり降りてくる、つまり、裸の女性が足を手すりにかけてすべり降りてきて、この
手すりのためにエロティックでセンセイショナルな事件か何かに遭遇するという映画、これだけでもう
じゅうぶん普通じゃない映画だ。僕の機知だが、ポルノ映画じゃないようにした。また厳密に言えば、
ポルノ映画とは呼べない。ポルノに対する嘲りなのだ。そうはいうものの、僕の映画の主人公たちは、
僕の思惑とは違う反応をする。なぜならスーザンの婚約者がスーザンをこの映画に引っ張り出そうとする
と、彼女は嫌がるからだ。でもスーザンは、結局同意する。マイクはカップルについていき、（彼女の
胸に触って痴漢騒ぎを起こすことで）、やっと彼女を居心地悪い状況から解放してやる。今、話した理由
があの映画を使った理由だ。

Ｑ：ジョン＝モルダー・ブラウンとジェーン・アッシャーがとても素晴らしかったですね。
スコリモフスキ：「早春」は僕が俳優を使って撮った最初の映画だ。というのはそれ以前の
映画の演技は、僕自身が演じた役を除けばひどいものだった。僕はある種の自然さで演じた。
というのも僕は無頓着なんだ。しかし他の者はその役を演じようとして、結局うまくいかない。
ポーランド語が分かればそのことがよく分かる。「出発」でジャン＝ピエール・レオーがした
ことが演技と呼べるかどうか分からないが、「出発」はうまくいった。なぜだか分からないが。
西側ではそれに値するかどうかは別にして、作家というものはある種の尊敬の念を呼び起こす。
「早春」の場合がそうだが、物語がよくできていれば、こうした作家に対する尊敬が映画を成功
させるのに多大な貢献をする。彼らは僕を信頼し、言うことを聞いてくれた。僕は撮影に入る
前に英語を学ぶべきであったけれど、時間がなかった。当時僕は一年半ほど前にロンドンに来た
ばかりだったのだ。

Ｑ：あなたは「早春」で女性に対して非常に悲観的な見方をしています。たとえばホットドッグを
少年から奢ってもらう娘たち、「興奮」の代償を求める娼婦、スーザンは男たちを食いものにし、
ダイアナ・ドースは色情狂、哀れな秘書は欲求不満・・
スコルモフスキ：若い少年の目には女性はえてしてこういうふうに映るんじゃないのかな。彼と
同じくらい愚かなその恋人を除いては、彼女が「いいわ」と言うと、少年は自信を持つことがで
きる。あの年頃ではそれが女の子と関わりが持てる唯一のときであり、自分が負け犬ではないと
いうことの証となる。だがそんなのことはおかまいなしに、そのときには女の子の方の側では
彼には興味を失っている。そんなものだろう？

スコリモフスキには「自分の近くのどこかで」「斧と空」「寛大な殺人」の３つの詩集がある。
これも沈まなかったら抜粋Ｕｐするけど、２ちゃんじゃもったいない？

この映画を観たことある方にお尋ねしたいんですが、

えっと、マイクがポルノ街で、
スーザンそっくりの等身大の裸の看板を
持ってきてしまうんですが、あれってやっぱりスーザンなのかな？
マイク　｢君はこんなことしてたんだ」
スーザン　「あら、本当、私そっくりね」
マイク　「やっぱり君なんだ！でも本当の君はこんなことしないよね」
スーザン「かいかぶらないでよ、私かもしれないし、そうじゃないかも、ね」
なんて、会話が地下鉄の2人の間でなされてますが、
最後まで真実は分からないよね。

自分は観た時、やっぱりあれは、
スーザンだと解釈してしまったんですが、それでいいのかな。

やっぱり最近のスコリモフスキ作品は、今いちっぽいのか。

この映画、本当にビデオ化してほしいです。

２回とも放送時に録画したビデオはボロボロですし、吹き替えも、ジョン･モルダー･ブラウン
の声は合っていたけど、ジェーン･アシャーの声はなんか全然合っていなかったし、
それにきっと、幾分カットもされていたんだろうと思いますし、、
ともかく、これから、完全版のビデオ化されたら、相当お金出してもいいから、
買っちゃうだろうな〜。本当にどうにかならないものでしょうか。
>>12
２ちゃんねるでは、もったいない気持ちもしますが(w
又、是非、機会ありましたら、スコリモフスキの詩集もアップして下さいませ。
なんだか、インタビュー読んでても凄く感性の鋭い監督さんですね。
正しく、｢早春」の映画そのものです。
>>84
あれは私もどっちなんだろうと思ってました。
しかし、あの看板写真自体ジェーンの物ですから、きっとスーザン本人
と私も勝手に思っています。彼女が内緒であの宿でも働いていたんだろうって。

スコリモフスキのインタビューを読んでいると、
ついつい、ニヤリしてしまう。
あの古びた映画館で、なんでポルノ映画みたいで、
ポルノ映画じゃない映画を上映してたか、
そんな意図があったとは驚きました。

（山田宏一批評　続き）

　少年は、また、自分の学校の体操教師だった恋敵にも挑戦する。雪降るしきる競技場で、スーザンが
その場にいたこともあって、マイクは、体操教師が指導する男子生徒たちのマラソンに、勝手に参加して、
誇らかにそのトップを走るのだが（ぼくらは、ここで、思いだけなくも、トニー・リチャードソンの
「長距離ランナーの孤独」の主人公の、あの最も孤独で幸福な瞬間のイメージにお目にかかるのだ）しかし、
教師にとめられて、コースからはずされてしまう。マイクは、腹いせに、こっそり教師の自家用車のタイヤ
をパンクさせてしまうので、おかげで教師とデートができなくなったスーザンは、怒って、マイクを追いかけ、
ふたりが口論しながらとっくみあっているうちに、スーザンの婚約指輪から、あの英貨200ポンドのダイヤが
落ちてしまう。もちろｎ、スーザンは女だ、半狂乱になって、雪のなかに埋もれた透明なダイヤをむなしく
探し回る。マイクはその辺一帯の雪をシャベルにすくってポリ袋につめこみ、公衆浴場に持ち込む。そして、
休日で水が抜いてあるプールの底にその雪を広げ、天井から大きなスポットライト用の釣電灯をおろして、
そこから電源を取り、電気湯沸し器に雪をひとつかみずつ入れて、溶かし、スーザンのパンティストッキングで
それをこして、ダイヤを探し始めるのだ。なんという危険な儀式だ。実際、天井からおろした大きなスポット
ライトから電源を取って引いたコードで、ふたりは今にも感電してしまうのではないかという恐怖感が、画面
いっぱいに漂うのだが、このダイヤ探しの儀式は、あたかも、この若い恋人たちの奇妙な初夜の前戯でもある
かのようだ。（続く）

（続き）

　「出発」のラストシーンは、やはり年上の女の子カトリーヌ＝イザベル・デュポールと小さなモーテルの
一室で偶然＜初夜＞を迎えることになった少年ジャン＝ピエール・レオーが、なにやら気恥ずかしくて、うろ
たえながら突っ立っていると、すでにベッドに入っている女の子が突然カバンのなかからスライド映写機を取り
出して、彼女の子供時代とかファッション・モデルをやっているときの写真などを次々に映していく。レオー
少年は、ベッドの彼女にまともに目をやることはできないので、白壁に映されたスライドの画面をじっと食い入る
ように見つめている。と、その画面が崩れるように燃えただれていくので、どうしたのかと、ベッドの方を振り
向くと、女の子はいつのまにか眠り込んでしまって、その間に、映写機の光源の熱でスライドが焼けてしまったのだ。
レオー少年は、愛する女の子の寝顔を覗き込んで見てから、やっと決心して、自分もセーターを脱ぎ始める。そのまま
画面はストップモーションになるのだが、このストップモーションになった画面が、まるで映写機の光源の熱で燃えた
スライドのように、焼け崩れていく、というのだった。「出発」の＜初夜＞の、このジョークに見られる、ふっきれた
悲しみとやさしさは、ある意味では、すでに「早春」の＜初夜＞の狂気と死を暗示していたかのようにも思える。いず
れにせよ、ぼくにはスコリモフスキの「出発」「早春」が、ゴダールの「男性・女性」「気狂いピエロ」に最も直接的
にダブルイメージしてしまうのだ。「早春」は、まちがいなく、気狂いピエロの初恋のエピソードである。（続く）

（続き）

　こうして、ダイヤを見つけたマイクはそれを簡単にスーザンに渡さない。15歳の少年は単に
ナイーヴで純真ではないのだ。彼には、恋する男の狡猾さがある。しかも、少年は愛のために
狂っているのである。少年はダイヤを口にふくみ、全裸になってプールの底に横たわり、暗黙の
うちに、ダイヤと交換に、女の肉体を要求するのだ。水を抜いたプールの底は、いまや、マイクと
スーザンの初夜の寝室になるのである。その初夜の寝室に、まるで大洪水が徐々におしよせてくる
かのように、水がみちてくる。浴場のボイラー係がやってきて、プールに水を入れ始めたのだ。
（続く）以下、次回！

この映画封切り当時に映画館で見たよ。
お子さまだったので、さっぱりわけわからんかったけど。
でも、ジェーン・アッシャーの黄色いエナメルのコートが
綺麗だった。あと、ダイアナ・ドースがなにやらエロいこと言ってる
のは子ども心に解った。

おおっ、又、封切り当時、観たという羨ましい方が！！

あの当時、もし厨房で観た人がいたら、
やっぱり映画館出た時、興奮してたのだろうか！？
それとも自分と重ね合わせて、躊躇したのかな。

>>１２さん
有難う！！忘れかけていたストーリーが如実に浮かび上がってきました。

久し振りに映画の『アルフィー』をビデオで見たけどエンディングで流れるシェールの唄う「アルフィー」は素晴らしい（エンディング・タイトルがまた秀逸）。
ジェーン・アッシャーも最高に可愛かった（やっぱりポールには合わんね）。

ジョン･モルダー･ブラウンは､確か、ビスコンティの映画にも
ちらりと出ていたんだよね。もっと評価されても良い。
あの頃、幾つかの映画で、確かに美少年の憂いと困惑を見せてくれた俳優の１人です。

ジョン･モルダーブラウン　　1953年 6月 3日生まれ　
80年発売スター・グラフィティより抜粋

初めての主役は67年､12歳の時のテレビ
｢アルプスの少女ハイジ」だった。その後｢オリバー」など
幾つかのミュージカルに出たが、パッとしなかった。
だが、69年の｢象牙色のアイドル」で主役を得てから人気を集め始めた。
少女ばかりの寄宿学校を舞台にした猟奇的な作品だが、
病的な翳りのあるマスクが凄みをみせていた。
続いて、ドミニク･サンダと共演した｢初恋」では、年上の女性に
憧れる少年の心を生き生きと表現し、青春スターの地位についた。

又､ポーランドの鬼才、イエジー･スコリモフスキーの｢早春」で
更に演技の幅を広げた。
72年､ビスコンティの｢ルードウィヒ」にも出演した。

（続き）

　行為の終わったあと、「ママ・・・」とつぶやくマイクを尻目に、スーザンは、立ち上がって、水かさの増してきた
プールから出て行こうとする。「ママ・・・」というつぶやきが少年の口からもれたのは、意味ありげでアイマイなシ
ンボルとしても捉えられるだろうが、ぼくは、むしろ、単純に、少年がマザーコンプレックスなる代物を克服した瞬間
の叫びにほかならないのと思うのだ。いずれにせよ、この初夜のプールの寝室で、少年とスーザンとのあいだには、
まちがいなく、何かが起こったのだ。だからこそ、少年は、このふたりだけの初夜の寝室からあっさりと出て行こうと
する女を必死になってひきとめようとして、思わず、天井からひきおろしていたランプに手をかけてしまうのだ。この
重いランプが、大きく揺らいで、スーザンの後頭部にぶつかり、それが、彼女の致命的な打撃になるのだが、そのときの
ランプの光は、まるで、スーザンの美しいうなじをやさしく愛撫するかのように、ゆらゆらと揺れるのだ。
（続く）

（続き）

　スーザンの後頭部からは、真紅の血がしたたりおちるが、しかし、彼女は、何事もなかったのように、
振り向き、やがてやさしくほほえみ、それから、静かに、もう胸もとまできている水の中に沈んでいく。
天井から吊られたランプは、揺らいでスーザンの後頭部に当たってから、プールの脇のハシゴの上に置
かれてあった赤いペンキのカンにもぶつかり、そのカンが水中におちこむ。こうして、ペンキと血が入
り混じってドロドロになった真紅のプールの中で、マイクは、彼の青春と狂気のすべてを賭けた、愛する
女の全裸の死体を両腕にしっかりと抱いて、水中深く沈んでいくのである。それは、まるで、ジャン・
ヴィゴの「アタラント号」さながら、夢と現実が、愛と死が、美と恐怖が、華麗に、しかも鮮烈に、入り
乱れ、交錯するのである。そして、そこに、再び「今夜こそぼくは死のう」と唄うキャット・スティーブ
ンスの歌声が、胸はりさけんばかりの悲痛なリズムで、ダブってくるのである。
　「早春」はすばらしい映画だ。しかし「ウィークエンド」のジャン＝ピエール・レオーが電話かけながら
うたうギイ・ベアールのシャンソンの一句さながら、

こんなに早口でしゃべったのに
でもまだ何もいいつくしていない

（了）
　
導入部をだいぶカットしたけど、タイピングの練習になったわ（Ｗ

加藤幹郎とかいうエラい大学教授が「あらすじなんて映画研究者には芥塵みたいなもの」と書いているが、
わけわからん表層批評とやらより、特にビデオや再見するチャンスのない映画は、こういう文章がいちばん
ありがたいんだよねえ。漏れなんかゴダールとかあらすじを読んで納得することが多いし、あらすじだって
それをどう書くかによって、立派な批評となりえていると思う。ヴェンダースのアマチュア時代の批評も
あらすじを追いながら、こういうふうに書いたものばっかしだし、あらすじの書きようって、どう書くか
百人十色でしょ。その書き方のセンスに批評精神が宿ると思うのは俺だけ？

で、当時の日本での評価一般を次回からＵＰする。
とりあえずキネ旬ベストテン24位（１位は「ラスト・ショー」）、ベストワンに選んでいるのは
山田宏一氏のみ、選考委員68名中、「早春」に１点でも入れた人は山田氏を入れて７名、という
事実だけ、予告として書いておこう。

百人十色→十人十色

>>12=96
はい、びっくりしました。プールで行為をした後、マイクがスーザンに向かって
｢ママ、ママ」と叫ぶという所。私が見たテレビの吹き替えでは、
そういう言い方は確か、してなかった筈。ただ、｢スーザン」となっていたか
或いは、カットされていたか、、｢ママ」と呼んだというのは、凄く
興味深いですね。
私も１２さんと同じで、こうして山田さんの解説を読んで改めて
この映画の主旨を理解したり、又、自分の解釈があっていた事にほっと
したりして、新たな感動がありました！特に事細かな描写には感嘆しました。
１２さん、本当に有難うございます〜！

あちらではプールサイドのシチュエーション（エロ系も多いが）は「〜's DEEP END」と例えられる程、『早春(原題:DEEP END)』は著名。

おちるでない

74年6月のことだったと記憶する。心斎橋のミヤコでレッド・ツェッペリン
の1stを買ってから、地下鉄で肥後橋へ向かった。フェスティバルホールの
地下にあるSABホールで、当時土日に旧作2本を自主上映していたのだ。
その日の1本が『早春』だった。キャット・スティーヴンスの歌、スインギ
ング・ロンドンの華やかなイメージとはほど遠いザラついたスリージーな
ソーホーの街並みを強烈に覚えている。『早春』を観たのは、それが最初
で、そして28年後の今も最後。たまにあの映画のことを思いだすたびに、
胃の奥がチクリと痛むような、何とも言えないゾワゾワした気持ちにおそ
われる。もう一度観たいと思う反面、もし観たら、そこで何かが失われて
しまいそうで、やはり一期一会に留めておいたほうがよいような・・・。

夜帰宅して、近所迷惑にならないようにボリュームを絞りぎみにしてかけた
ツェッペリン1stに強烈なショックを受けるのだが、それはまた別のこと。

・・・と、作品そのものもさることながら、それにくっついたよしなしごと
までずるずると引っぱってきちゃう因果な映画なのだ、『早春』ってのは(w

俺は1973年1月27日の土曜に池袋文芸座で「早春」「ｿｳﾙﾄｩｿｳﾙ魂の詩」の2本立てを
見た。その2日前にはｷﾞﾝﾚｲﾎｰﾙで「暗殺の森」を見てる。ﾋﾞﾃﾞｵやDVDはなかったが
その分今よりずーとたくさんの映画を見てたよ。

>>105
＞1973年1月27日の土曜

世が世なら、その翌日から、ローリング・ストーンズ幻の初来日日本武道館
連続5公演が開幕するはずであった・・・。

＞ﾋﾞﾃﾞｵやDVDはなかったがその分今よりずーとたくさんの映画を見てたよ。

ま、そういうこと。

山田宏一1972年ベストテン

１．早春
２．ダーティ・ハリー
３．フレンジー
４．ボーイフレンド
５．ルーという女
６．暗殺の森
７．ホット・ロック
８．断絶
９．ヘンリー・ミラーの私生活・クリシーの静かな日々
10．パパ／ずれてるゥ！

以上、外国映画10本は文句なしのベストテン。とくにスコリモフスキの「早春」はぼくにとって永遠の名作の１本に
なりそうだ。（以下略）

1972年キネ旬ベスト20

１．ラスト・ショー
２．フェリーニのローマ
３．死刑台のメロディ
４．時計じかけのオレンジ
５．わらの犬
６．真夜中のパーティ
７．ジュニア・ボナー
８．ゴッドファーザー
９．キャバレー
10．フレンチ・コネクション
11．ダーティハリー
12．脱出
13．さすらいのカウボーイ
14．恋
15．フレンジー
16．暗殺の森
17．愛の狩人
18．クリシーの静かな日々
19．デカメロン
20．暗殺者のメロディ

「早春」は24位。

「早春」に点を入れている批評家は、全68名中、７名。

山田宏一　10点
渡辺武信　８点
佐藤忠男　７点
白井佳夫　７点
南俊子　　６点
斎藤正治　５点
河野基比古　２点

漏れは山田信者ではないが、参考に

山田宏一1972年邦画ベストテン

１．女囚701号・さそり
２．約束
３．サマー・ソルジャー
４．旅の重さ
５．濡れた唇
６．白い指の戯れ
７．一条さゆり・濡れた欲情
８．人生劇場（加藤泰）
９．初笑いびっくり武士道
10．関東緋桜一家

http://www.tigers-fan.com/~xxccxxc

女子中高生とHな出会い
　　ロリロリ児童とHな？
　　2チャンネルで超有名

1972年キネ旬洋画ベスト２０

１．忍ぶ川
２．軍旗はためく下に
３．故郷
４．旅の重さ
５．約束
６．男はつらいよ・柴又慕情
７．海軍特別年少兵
８．濡れた欲情
９．サマー・ソルジャー
10．白い指の戯れ
11．夏の妹
12．女囚701号・さそり
13．濡れた唇
14．人生劇場
15．喜劇・女売り出します
16．午前中の時間割り
17．札幌オリンピック
18．ああ声なき友
19．天使の恍惚
20．人斬り与太・狂犬三兄弟

なんか､皆さん､すごい懐かしい書き込みでワクワクというか、嬉しくなった。

自分は、厨房の時、八十年ごろ、テレビで｢早春｣見たのが
初めてだった。それでも、当時、六十年代後半から七十年代初めのカルチャーに
物凄い興味があって、憧れがあったから、「早春｣見た時は、その時代そのものの
何とも言えない危うさを感じさせてくれて、忘れられない作品になった。

>104>>105さんみたいな話を聞くと､あの頃の時代が強烈に伺えて、
その時代を若者として体験できなかった俺でも感動します。

>>12
うぉー。正しくあの時代ですね。俺もその時代の映画雑誌、と言っても
ミーハー系のスクリーンとかロードショーとか古本で集めて結構持っているけど、
さすが、キネ句ですね。なんか作品群見てるだけで、涙物ですね。
他のメジャー作品中キネ句で二十四位だったら、いい方かなと思いました。

姉貴の部屋では、シカゴとＴレックスのロックがガンガン鳴り響いていた。フレンチ・ポップスも
健在でミッシャル・ポルナレフやシルビー・バルタンはいうに及ばず、ダミエル・ビダルなんて今は
もう誰も覚えていないフレンチ・ポップシンガーが何度目かの来日を果たしていた。
当時はベルボトムという名のジーンズをはくことが夢で、チューリップハットをかぶる
のがオシャレだった。そんな中学生に早くなりたかった。高校生といえば、関根恵子のことだった。
レイモンド・ラブロックがチョコフレークのＣＭに出て、カトリーヌ・ドヌーブは「ラ・フォンテーヌ」
という化粧品、オードリー・ヘップバーンはかつらだったような気がするが、いちばんの人気はマンダムの
チャールズ・ブロンソンだった。分かるかな〜。
♪夕焼け　小焼けで日が暮れて　
俺が夕焼けだった頃　姉貴は朝焼けで　弟はしもやけだった。分かるかな〜。

訂正　ミッシェル・ポルナレフ

>>12

分かんねえだろ〜な〜(w

このスレッド懐かしいね。
俺は｢早春」っていう映画は見た事がない。でも、数年前に出版されていた
と思うんだけど、｢キネ旬」のオール･ジャンル･ベスト10選出っていう
本で、青春映画の十傑作に、この｢早春」という映画が入っていたから
印象に残っていて、それ以来、むちゃくちゃ見たい作品の一本。
>>114
懐かしいね。俺も取り合えずその話にはついていけそう。
キネ旬の７２年のベスト･テンの殆どはリアルで観た記憶があるよ。こうしてみると
かなりレベルの高いトップテンだし、青春映画の傑作も多かったな。
「わらの犬」スーザン･ジョージとか俺はかなり当時セクシーと思っていた笑

70年代後半、「早春」も「きんぽうげ」も
平日日中や深夜のテレビ1時間30分枠でけっこう定番だったんだが・・・
ほんと映画の権利って不思議な構造になってるんだな。
「いつまでも見られると思うなカルト青春映画」

『リヴァプールから手紙』という80'sエゲレス青春映画がメチャメチャ好きな訳だが。

確かに90年代にに入ってから、｢早春」も「きんぽうげ」もパタッと
放映をしなくなったね。どうなっているんだろう。
やはり権利の関係なのか。ＣＳでは時々「きんぽうげ」は放映してた様だが。
今こそ、｢早春」に新たなファンが増えることを望むのだ！

今初めてここにきて、過去すれ全部読んだが、１２さんは神!!!だな（ｗ
ほんといい加減早くビデオ化してほしい。

Ｑ：「早春」のラストはロングショットとクローズアップを交互につなげて構成されてます。
どうしてですか？
スコリモフスキ：どこにカメラを置けばいいか分からなかったんだ。でも僕はほかにどうやって最後のシーンを撮ったら
いいか思い描くことはできない。僕はああいうカットをまとめて見せなきゃならなかったけど、見せすぎてもいけないと
思った。人々は彼らが本当にセックスをしたのかどうか分からないというが、下品になるから詳しく説明的に描写したく
なかったんだ。

Ｑ：ワンシーン＝ワンショット、あるいは極端な長回しは、あなたの以前の作品よりまれになって
います。ナイトクラブのシーンは当初ワンショットで撮られたのでしょうか？
スコリモフスキ：そのとおりだ。でも僕は１分以上経つと、観客はストーリーの代わりにカメラの動きを
追い始めると気がついたんだ。「早春」は初めて僕が俳優たちの演技に満足できて、カメラの動きに関する
解釈に対して特権を与えられた作品で、僕にとって転回点になる作品だ。そんなわけで僕はその場面を最初
２分半の長回しで撮ったんだが、編集で切ってしまった。流れるようで魅惑的なショットだったにもかかわ
らずね。厳しい決断だったよ。何年か前に、ポーランドで撮っていたならその長回しを生かしただろうね。
僕はテクニックやフォルムに魅了されていたからね。でも映画では照明とかカメラテクニックとかを強調す
べきじゃないと思う。「早春」にも照明や撮影の不備があったが、リテイクしなかった。それほど重要なこと
じゃないと思ったからだ。

スコリモフスキ詩集「斧と空」より「別れた後の夜」

知り合いの素敵な容姿が
連想の新しいカバーを
夕方纏った

大ブランコが
ますます遠くで視線を受ける
戻ることなく

君の前で閉じこもる
鍵でグラスを鳴らした
窓越しの路面電車の発車に
ある限りの電車で君のもとへ来た

それから鏡の前で一人占いをした
いずれにも身を傾けた
ハートのクィーンを探した
しかしクラブのトランプ
ーーー墓地の

目に引っ張った
天井の青い布地をーー
最終上映のあとの虚しいスクリーン

（了）

>>12=>>108
７２年のベストテン、｢ゴッド･ファーザー」が以外に下だったんだね。
これが他の映画雑誌だったら､1位くらいなんだろうな。
しかし、並んでいる作品、みんな語り継がれている名作揃いだ。
｢早春」もいい順位につけている。カルトであり、又、誰しもが目覚める様な
青春映画の傑作だもんな。やっぱり。

>>125

当時、「スクリーン」では「キネ旬」とほぼ同じ選者がベストテンを選んでいた。だから
キネ旬と大差ない。この時期、大幅に違ったのは読者投票によるベストテンをやっていた
「ロードショー」だけだが、確か「ロードショー」は72年創刊なのでまだベストテンはや
っていない。「映画批評」は廃刊。「映画評論」は事実上、休刊。「映画芸術」はほとんど
死に体で不定期刊行だった。

｢早春」の映画の中で、水の入っていないプールで、
スーザンとマイクがついにSEXをするシーンの描写は良かったよね。
あれ、厨房の幼心にドキドキしたもんな。
でも、以外に時間的には少なかったんだけど、その最中、確か、音が何も
入らないんだよ。んで、マイクとスーザンのクローズ･アップと、
手探りだけみたいなカットで。
結局､マイクって、あれ、早く、、その、、いっちゃったんで、スーザンとは
成立しなかったんだよね。あれも結構、厨房の俺には、身につまされた！？ﾊﾊ｡

http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e16695808
↑
ヤフオクでジョン・モルダー･ブラウンの｢初恋」のビデオが
出品されてました〜。かなりレアだよね。入札もされてます。
やっぱりファンの人、いるのね。青春は不滅だ。

しかし、日本だけじゃなく、海外でも、これビデオ出てないんだよね。
１２さんは海賊版ビデオ持ってるんだよね。
なんで、本国イギリスでさえ､出てないんだろ。
ネットで向こうのビデオ探したけど、ないみたいだし。
向こうでも版権で揉めてるんだろうか？

>>124
スコリモフスキーの詞を読んでると、画像が浮かんでくる
様な、、切ないというか、それでいて美しい情景、、
新作とかで是非、それらを映像化してホスゥィ。

ずばりこういう詩もある。
詩集「自分の近くのどこかで」より「銀幕の女」

ロング・ショット
　　　　スリムな微風が
　　　　楕円状に動く
フル・ショット
　　　　しなやかな線が
　　　　目を切り刻み
　　　　音に感じ
　　　　掌に浸水する
ミディアム・ショット
　　　　肉体がはちきれる
　　　　感嘆詞に
クロース・ショット
　　　　そして、割れる
　　　　化粧の大嘘つきの
　　　　あざけりで
クロース・アップ
　　　　白粉の厚み
クロース・アップ
　　　　肌いっぱいの腺
クロース・アップ
　　　　刃針のような
　　　　肉
　　　　他人の
　　　　へどの出そうな
ジ・エンド
　　　　　

ここだけ３０年ズレてるスレッド
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/middle/1028043658/l50

>>131
ズバリ、格好いい詞ですね！
お洒落な中にも生々しさがあるな〜〜。感動する。
こーいう感性持ってる人だから、ああいう、一筋縄では
いかない映像と音楽で綴る｢早春」みたいな映画作れるんだろうね！！

日本だと滝沢君でリメイクはどうだろうか？
ジェーンの役は・・・。

その昔、深夜見てなんか凄い惹かれてしまった

いつ放送されたんだろうね？少なくともここ20年くらいはＴＶでやってねえだろ？

>>134柴先コウでどーだ！

>>135
１０年位はやってない筈だぞ。漏れが最後に見たのが８８年位。
いま、放映したら、又、一気にファンが増えそーなのに。
ともかく、この映画を見なきゃ、あの時代の青春映画は語れない
とまで言い切ってしまいたい(w

>>134>>136
滝沢のリメイクってのは、いいかもね。
でも、柴崎じゃ、ちょっと年齢が若いし(滝沢と歳、変わらないからね)色気がないなあ。
この映画でのジェーンは、はすっぱで、赤毛からムンムン色気が
発散されていたからな〜。太股むっちりで、かつ、可愛くもなければ
いけない。難しいな。
それに何と言っても、あの70年代ぷんぷんのサイケでお洒落な感じは
リメイクしても雰囲気出すの相当難しそうだよ。

>>131
を是非、映像化してほしい！

>>110
山田宏一氏のベスト１０って、なんかいいっすね。
青春物が多いというか、邦画でも。感情豊かなのが多そう。
｢ベスト１に「早春」を選んだ感性が生きている。

この｢早春」という映画、、
随分前に、キネ旬のシネマ紹介だか、
どっかで読みました。名前は忘れだが、あるライターが
この映画について熱く語っていたので、強烈に覚えている。

そう言えば、萩尾瞳だかという名前のエッセイストだったかな、
｢私だけのとっておきの女優」に､ジェーン・アシャーを挙げていて、青春の一作にこちらは
「きんぽうげ」を紹介していた。ジェーンは､イギリス的純情娘みたいな処が
あり、官能的な素晴らしい青春映画を｢早春」とかもだが､残しているのに、余りにも
忘れられている感じがして可哀想という風に書いてあった。

ぎヴぇ

>>142
?????

>>143

give

>>144

アンディ？

http://www.geocities.com/beatlegirls64/UnofficialJaneAsherFanPage.html

ここで、ジェーン・アシャーの色々な写真や情報が見られる。
Pictureのところをクリックすると、｢早春」の時のフォトも見られる。
しかし、この人､歳とってからも美人やね。

まだ落とせません。このスレは。はいっ。

昨日､久しぶりにビデオ出して観てました。
なんか、この映画観ていると、不思議な感覚に陥ってくるんだよなあ。
あの時代にタイム･スリップするかのような。

主人公のマイクの彼女だかが、マイクの働くプールにやってきて、
半分マイクを挑発するように、マイクを促すシーンが妙にリアルティだな。
マイクの心は既にスーザンでいっぱいで、その子にはもう関心がなくなっていたのだが。
それにしてもマイクは一生あんな汚いプールの整理係で働くことに満足してたんだろうか。

傷だらけのアイドルに出てたのはアッシャーじゃなかったっけ？

「傷だらけのアイドル」って名前は聞いたことあるんだが、
何年頃の誰が主役の映画なんでしょうか。観てみたいなあ！

＞「傷だらけのアイドル」
何年か前、テレ東で昼間放映されたのだが、見逃してしまった。
「早春」と同様に大後悔。
ちなみ主演は初期マンフレッド・マンのボーカルのポール・ジョーンズ。
ジェーンは出てないはずだよ。
1967年の作品。

>>151
いいね、すっごく見たい。レンタルビデオにもまず置いてなさそうだし、
もう深夜とかでも無理っぽい。どうすりゃいいんだ。
｢早春」にしても、なんとかしてやらないもんだろうか。
今だからこそ観る価値のある映画なのになー。

＞146
ジェーンアッシャー、すてきですね。
マッカートニーとの2ショットもちゃんとある。

>>123
テレビで観た｢早春」に、ナイト･クラブのシーンってあったかな。
マイクが、ナイト･クラブに来る、スーザン達を先に来て、待ち伏せしてた
入り口のシーンしか放映しなかった様な、、。
テレビではカットしてたんだろうか。カメラの長回しか、、本編をノーカットで観てみたい。

テレビ放映時はかなりカットされていたと思われ。
｢早春」はいつもテレビでやる時は深夜に、いかにもｺｯｿﾘ地方局で
やってまちた。若者がタイトルに引かれて、ｴｯﾁを期待して観るのを
狙ったんだんだろーな。

ジョン･モルダー・ブラウン　　「早春」
ア二セー･アルビナ　　　　　「フレンズ」
ティモシー･ボトﾑズ　　　　「ジョ二ーは戦場へ行った」
キャサリン･ロス　　　　　　　「卒業」
キム･ダービー　　　　　　　　「いちご白書」
ジェニファー･オニール　　　　　「おもいでの夏」
ルノー･ヴェルレー　　　　　　　「個人教授」
ジョアンナ・シﾑカス　　　　　　「冒険者たち」
リンゼイ･ワグナー　　　　　　　　「ふたり」・・

あの時代、忘れられない青春映画の佳作に主演した、珠玉のスター達。
あーっ、もう一回この辺の映画、全部観てみたいです。

http://page3.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c25730689

今、ヤフオクを見たら、こんなのが出品されてたよ。
ジョン･モルダーの切り抜きとは！！レアですね。

>>156
『早春』以外はビデオ屋にあると思うけど･･･?

うちの方のレンタル、フレンズ、個人教授、いちご白書、ふたり、は
置いてない場合結構ある。あの頃の映画ってｹｯｺｰ、ないがしろっぽいのだ。
ダスティン･ホフマンとミア･フｧローの「ジョンとメリー」
とか、ミアのもう一本｢フォロー･ミー」とかも、
観たいけど無いんだよん。そういえば、｢ナック」もレンタルで見たことない。

>>159
へへ、うちのガッコにあるぜぇ〜

>>160
羨まスゥィ。。

叉、１２さんが現れないかなあ〜。まさに神ですた。

もうかれこれ３０年前、漏れがフランスに留学していたときに見たよ。
たしか Deep End とかいう題名じゃなかったっけ。

>>162
おおっ！！久々、リアル･タイムで観たお方が！
そうです、「Deep End」が原題です。フランスでも上映してたんだね。
なんか、フランス人にも結構、受けそうな映像というか、感性のある
映画だと思うんですけど。当時、外国で観たなんて、お洒落！

http://members.tripod.co.jp/umibenomakigai/index.html

>>157
ﾋﾞｸｰﾘした！落札した人、いるんだ！
出品者の人もちゃんと、紹介文に｢早春｣｢初恋」のジョン･モルダー・ブラウン
って書いてある処、凄い。ビヨルン･アンドルセンなんかに比べると、
グッとファンや知名度も少ない様に感じるけど、やっぱり根強いﾌｧﾝ､いるんだね〜。

こんなスレがあるとは流石２チャン。
俺もテレビで一度だけ見て衝撃を受けたのだが、
キャットスティーブンｽのファンだったので見た気がする。
主題歌はキャットファンには有名曲。
読売新聞社が出した「映画１００物語外国映画編」に
１ページとって田中真澄氏が解説を書いている。
内容を読むとこの映画より「出発」について熱く語られている（Ｗ
題は「マニアックな青春映画がポーランドからやってきた」
あの裸身等身大パネルを抱きながら主人公が沈んでいくシーンの
写真も白黒だが出ているよ。
俺ももう一度みたい映画のベスト３にこの映画入るな。

>>166
キャット・スティーブンスって格好いい？
俺も映画見て、あの強烈な歌が印象に残った一人。
今度、購入して聴いてみるよ。
結構、映画の１００選みたいな雑誌に｢早春｣
押している評論家見かけるよね。そんな時、妙に嬉しくなる。
この映画のことを思い出すと、懐かしい様な恥ずかしい様な
不思議な感覚に襲われるね。俺も、もう一度、観て見たい。

キャットスティーブンスはひげ面だったけど
眼はとても優しい感じでした。
日本では「雨に濡れた朝」が一番ヒットしたかな。
初めて見た外タレのコンサートが彼でした。
仏教に傾倒し音楽界を引退したと聞きました。
ベスト盤とかは今も手にはいると思う。
「早春」で使われた曲は１ｓｔに入っていたと記憶しているが・・・

>>168
ありがとうございます！！
近くのCD屋では見た事ないし、今でも売られているのかなと思ってたので
嬉しいです。タワレコとかなら、絶対ありそうですね。
ファースト、絶対欲しいなあ。｢早春」のビデオが手に入らないから、せめて
曲だけでも聴いて、あの感触に浸りたい。
おおっ、日本でヒットした曲もあったんですねっ。ライブも観た何て凄い！！
一度聴いたら忘れられない声ですもんね。生なんか観たらゾクゾクしちゃいそう。

「出発」 シネフィルイマジカで１２月に放送するよ。

ポーランド映画特集の中の１本みたいだけど
どうせならスコリモフ特集を組んで「早春」と
「ザ・シャウト」もやって欲しかったなァ〜。
って言うか、今すぐに権利者との交渉にかかって
くれ！

若くてヒゲ生やしてない頃のキャット・スティーブンスって、
ジョン・モルダー・ブラウンタイプの美少年だったよ。

手元にあるＣＤは３枚、ベスト盤には「早春」に使われた曲は
残念ながら入ってない。
というか、その曲のタイトル忘れた。
しかし、久々に聞いたキャットの歌声はイイ！
癒されます。
「オーベリーヤング」「父と子」など、泣けます。
ＢＯＸとか出ないかな。

>>170
「出発」のほかは何やるの?

＜夭折の作曲家 クシシュトフ・コメダとポーランドの
鬼才監督たち＞

「夜の終りに」「水の中のナイフ」だって。

そうか、キャット・スティーブンスって、美系だったんですね。
いや、本当に顔は全く知らないもんですから。
しかし、｢早春」で流れたの聴いた時はちょっと｢ドアーズ」っぽいなって
思いました。しかし、ベスト盤にその曲が入ってないとなると、他のアルバムも
見つけるの困難かも知れないですね。うう､なんとか探そう！

>>170
情報有難うございます！俺も一応､スカパ映るので､シネフィルイマジカ、契約しようかな。
このスレの前の方で｢出発」もかなり絶賛されてたから、一度観てみたい。
その延長に｢早春」がある様な事、監督のスコリモフスキー語ってたみたいだね。

ドノヴァンが主題歌歌って、映画の中にも出演してた
「火曜日ならベルギーよ」って誰か知らない？
これも約20年前にテレビ放映されたっきり。

例のキャットの歌は１ｓｔではなく２ｎｄの「農夫にお茶を」に
入っている「But Ｉ　might die tonight 」でした。
４枚組ＢＯＸも出ていますが入ってません。
多分この盤でしか聴くことはできないようです。
日本盤は廃盤だと思いますが、
英国盤なら今でも入手できます。
この盤は名盤です。
アマゾンコムで試聴もできます。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00004T9VY/250-3238070-7289058

>>174
へぇ、確かワイダとポランスキーだよね。
どっちもコメダなんだ〜。

>>177
本当に有難うございます！！感激だあ・・！
今年中にはアマゾンで注文したい！！
早速、視聴してみました。あの、サビの部分
But I Might 〜♪ジャーンっという所は入ってなかったけど、
間違いなく、この曲、曲です。あの、プール・サイドの赤いペンキが
思い出されるなあ！あの異様な雰囲気に、あのサイケちっくな曲が
見事にマッチしてましたね。いやあ、これは絶対ゲットしますです。
皆さんのレスを見なければ、歌っているシンガーさえ分からなかったです〜。感謝です！！

いつか、ビデオ、ＤＶＤ化希望。
いや、それより先に、テレビ放映また希望。

日本でビデオ発売されてないのは分かるけど、
なんで、本国イギリスでもビデオ化されてないんだろうね。
凄い不思議だよ。でも、未だにイギリスでは、プールでのエロいシーンが
あると「Deep End」が引き合いに出される位だと、どっかで読んだ。
スコリモフスキもビデオ化されてないのは、悔しいだろうね。

じゃーーーん！！！
｢早春」の名ラスト・シーンだす！！
ジェーンアッシャーのヌードもばっちり映ってます！！観た方、あのシーンをもう一度！
↓
http://www.fortunecity.co.uk/cinerama/lights/247/jane_asher01.jpg
http://www.fortunecity.co.uk/cinerama/lights/247/jane_asher02.jpg

ジョン・モルダー・ブラウン上げ。

ジェーン・アッシャーはもっと評価されてもいい女優だ。
あのポール・マッカートニーの恋人という肩書きがなかったら
もっと６０年代飛躍できたかも知れないなあ。
元々、子役からイギリスでは人気も評価もされていた舞台でも活躍していた
アクトレスだったのに。

age

age

｢早春」は７０年代の映画の中でも最高の一本ですよね。
青春映画・・というジャンルにだけ俗させておくのはもったいない位。
インパクトの強い映画でした。

ティモシー・ボトムズ、
ビヨルン・アンドレセン
ジャック・ワイルド
ジョン・モルダー・ヴラウン
ショーン・バリー
マーク・レスター
この辺の名前で懐かしくなった人は、あの時代をリアル・タイムで過ごした
世代かい。勿論、のちにファンになった人もいっぱいいるだろけど。

このスレッドには正直びっくらこいた。
まさか2ちゃんに‥‥
しかも神がいるぢゃないかおい！

もう驚きのあまり吐きそうです。

とにかく保存だ‥‥全部保存しよう‥‥ﾊｱﾊｱ

>>184
舞台で息長く活動というのも、英国の役者さん達にとっては幸せな事では。
HOUSE & GARDEN (2000) 見たけど、上手いし華があったよ、人気も一番。

>>189
遅い。

>>191
俺は出遅れるタイプなんだよ(w

初めて、いや、偶然にでも、この板に来て、
この｢早春｣スレを見つけて「おおっ！そういや、俺もこの映画、
昔、観たことあるぞ、ｺﾞﾗｧ！」と、この映画をもう一度、再び、
思い出してくれれば、嬉しいのだ。こういうある意味マイナー傑作は！

簡単に落ちてくれるな

ジョン・モルダー・ブラウンが、
「I LOVE YOU！　これが僕の気持ちの大きさだ！」ってなことを言って、
女の見ている前で、屋根から飛び降りるシーンがあるのは、
「早春」ですか？「初恋」ですか？
公開当時、ＴＶの予告編で見て以来見たくてしょうがないの。
あれから何年かしら？もう死ぬまで見れないのかしら？

スレが止まってるじゃない？
「早春」ですか？「初恋」ですか？
どっちですか？
知ってるくせに何故黙ってんのよ！？

>>195>>196
パソコンが壊れて１週間書き込み不能・・答えてあげれんくて
御免ね。って個人的な事ですんません。
多分「初恋」じゃないかな。「早春」にそのシーンは記憶にないのだ。
しかし、「初恋」は自分観たことないんだな、これが。小説を題材にした
漫画を昔読んだが。漫画の方でも、主人公がジョン・モルダーそっくしだった。
「初恋」はビデオ廃盤だけど、たま〜にヤフオクに出るから要注意だよー。

早春です。あげ。

すいません。
その通りです。
早春です。
申し訳ないです。

初恋にも屋根から飛び降りるシーンありますよ。
よく飛び降りさせられるのね。
昔レンタルビデオで借りて見たっきりなので、
また見たいなぁ・・

ジョン・モルダー・ブラウンが、劇場で観られた最後の作品は
ヴィスコンティの「ルドウィッヒ」だったかな？
でもこの作品も公開遅れましたからネ。
小生は、「象牙色のアイドル」もリアル・タイムで観ました。
勿論、「早春」も・・・

>>201
凄いですね〜！！羨ましい。伝説的な青春映画２本「象牙色〜」も「早春」もリアルで
観てるなんて、正に七十年代あの時代の若者だったんですね。

「早春」の中で屋根から飛び降りるシーンではなかったけど、
ジョン･モルダーとジェーンが２人でしゃべってて、ジェーンが薬指を見せて
「私、もうすぐ結婚するの。これ婚約指輪、あんたには買えないでしょ?」と
言ったら、ジョン･モルダーが怒って、塀の上から飛び降りて「僕だって買えるさ！」
とか、何とか言うシーンは記憶にありますた。

（＾＾）　

>>190
今でも、輝くばかりに綺麗だよね。ジェーン･アシャー。
イギリス本国では今でも大活躍中だな。

age

http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b26861863
↑
ヤフー・オークションで「初恋」のパンフが出品されとるよ。貴重物。
しかも400円だと。当時、観た人、買いではないかい!?

amazon.comでキャットスティーブンスの「農夫にお茶を」を購入。
Ｂｕｔ I might die tonightを聴きこの映画を思い出してます。
もう一度見たいな。

>>207
その曲聴くと、あの真っ赤な赤ペンキを思い出すんだよね。
本当に、映画と曲が見事に合っていた。

ただ、ただ、もう一度、綺麗な画像で、吹き替えではなく、
鮮明な、ノーカットの「早春」が観れる日がこないものだろうかと
切望しています。

http://us.imdb.com/CommentsShow?0066122
↑
欧米のファンの批評も
「一生涯のベスト�@」「ジョン･モルダー・ブラウンは青春の想い出であり
赤い髪のジェーン･アシャーも素晴らしい」とか書いている！
それで、やっぱり昔観たきりだから、是非ともDVDなどをリリースしてほしい
等と感想を書いているね。
世界中のファンが待っているぞーー！！

シネフィル・イマジカ！何とかして！
あと、「ウィズネイルと僕」も。

（＾＾）

山崎さんも
「早春」のファンなんですね！！嬉しいな(w

えっ、ホントに？あの山崎さんもファンなの？
あっ、本当だ！山崎さんだ！
みんな〜、もうこれで安心だぞ〜。近いうちに「早春」が
見れるのは間違えないぞ〜。
ホントにホントにありがとう、山崎さん。

>>181
ハンドル程歳食ってはいないのですが、自分も米国版ビデオ持ってます。
海外オークション系で落札しました。音楽は良いしジョン・モルダーや
ジェーン・アーシャーは魅力有るし、素晴らしいです。
ラストのプールのシーンでは、昔TVで見た時は簿菓子が入ってしまってた
アーシャーの、金髪というより濃い目の部屋が拝めて良いです、
但し終り方が唐突に終ってしまいます・・。(謎
本当はDVDで見たいですね。

>>215
おお、また神様の登場ですね！！
いいですね･･海外オークション･･私は英語に自信がないのも
あるけど、なんか緊張しちゃって海外の通販も買ったことないし。。
でも、「早春」を観るには、今のところ、それしかなさそうだな。
濃い目のヘア・・・わぁお、まじでそんなのも観れるのか！
ＤＶＤ出たら、かなり海外でも話題になると思いますよ。この作品は。

http://members.fortunecity.com/dwdrums65/jane_02.jpg
↑
去年、イギリスの雑誌に載ったジェーン・アシャーだそうです。
現在、ドラマにも出演中。
本当に綺麗ですね。「早春」の頃は色気むんむんで、今は品の良いマダムか。

「早春」の中で、ジェーンアシャーとジョン・モルﾀﾞｰが
映画館で一緒に観てた、性の教育映画みたいなの、なんなのか、あれは。
女のオルガズムはどうたらこうたら、裸の女がいっぱい出てきてたのね。

イギリスでは、こんな性教育ポルノ映画もあるのかと
テレビ見て、思った。

DVD化激しくｷﾎﾞﾝ。24、5年前にテレビで見たとき、勃起すますた。

俺も厨房時代、勃起しますた。
しかも、多分、その、映画館の中のシーンと、
後、最後、スーザンとマイクが裸体で抱き合ってるシーンです。
今観たら、大した事ないかも知れないけど、それでも何とも言えない独特の卑猥さがあったんだよ。

おい、お前ら！　新スレたてたぜ。　　名前は　　　　

★★YOSHIKI様のピアニストを撃て！！★★　　　

だぜ。 このスレでは世界最高のピアニストのオレ様が
お勧めのピアニストについて熱く語るぜ！
お前らのお勧めのピアニストについても色々書いて
音楽に関する情報を提供しろよ！
待っているぜ！
http://tv3.2ch.net/test/read.cgi/musicnews/1043572368/l50

そして永遠の命を手にした■慎太郎クローン■が
次期総理に向けて始動したぜ！
石原は「自分に代わって■慎太郎クローン■が首相になって
大日本帝国を再建する。」といっているらしいが、本当かよ？
詳しくはこのＨＰに書いてあるぜ。
そして巨大地震を起す■謎の巨大コンドーム＝神■の
謎を知りたければ、このＨＰを見ろよ！
http://www12.brinkster.com/uhikaru/a&w.htm


前スレはここだぜ。
http://tv3.2ch.net/test/read.cgi/musicnews/1038739531/l50

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★****

「早春」激しく見たいよ。
「バリエラ」が我が心の一本なので。

シネフィル・イマジカにリクエストを送るのだ！

＜シネフィル・イマジカ＞って名前から、「早春」や「モンタレー・ポップ」
「親しみのある灯」、「マジック・ランタン・サイクル」とかを
バシバシ放送してくれるのかと思ってたら、
大袈裟に言うと、懐かしの名画みたいな作品ばっかり・・・・。
なんとか改心して、本当の＜シネフィル＞で＜イマジカ＞な番組になって
もらいたいな〜。
その為には、まず「早春」を放送して新しい一歩を踏み出すのだ！

>>223
そっか、マジで送りましょうか。
一番、放映してくれそうだもんね。

前，スカパにあった｢スカイ・シネマ」なんて割と欧米の
ｼﾞﾐ系な名作やってたけれどあれもチャンネル改正されて終わってしまったし。
ﾔﾊﾟｰﾘ､イマジカしかないか。

>>224
マジで送っちゃって下さい。だめぽ感が濃厚な気もするけど。
以前にブルース・ロビンソン監督の「ウィズネイルと僕」を始め、
「広告業界で成功する方法」や「象牙色のアイドル」「マリアンの友達」
などを、自分でもちょっと引くぐらい列挙して
イマジカにリクエストしたんだけど、やっぱり結果は、梨の礫でした。
文末に、ブリッコして１本でも２本でも放送して頂けたら嬉しいです。とか、
一応つけ加えといたんだけど。
とにかく、背に腹は代えられない！粘着認定を覚悟して僕も、もう１回リクメ
出します。

ジョン・モルダー・ブラウンもアレだが、
ジェーンと「きんぽうげ」で共演した
ハイウェル・ベネット（この名前の響きがすごく(･∀･)ｲｲ!）も今何してんだろ。

>>225>>226
シネフィルって、確か去年、スコリモフスキーの映画、放映したよね。
｢早春」じゃなくて、、違うタイトルの。俺もリクエストしよっかな。
勿論、「早春」放映ダントツ、希望！！
「きんぽうげ」も昨年、スカパの映画チャンネルだかどっかでは
放映してたんだよー。嗚呼、何がなんでもチャンネル契約すれば良かった。
「きんぽうげ」のあの、、ちょっと顔の濃い、ハイウェル・ベネットかい。
おお、10年前かな、イギリスのテレビドラマ｢容疑者」ってのに刑事役で
出てたのを見たぞ。顔、殆ど変わってなかったよ。安心して下され。

イマジカは、今月も「出発」放送するみたいだね。
｢出発」は、冒頭とラストはすごい良いと思ったけど、途中ちょっと退屈した。
でもやっぱり、「大人は判ってくれない」のラストでは、
Ｊ・Ｐ・レオの儚げで不安そうな表情がスクリーンに凍り付いたまま終わった
のに対して、
「出発」のラストでは、無邪気な夢が叶う目前で、フィルム諸とも
燃え尽きてしまう
レオの無表情が、まさに＜青春の終わり＞って感じで印象に残った。

イマジカが、懐かしの名画みたいな作品ばっかり・・って言うのは、ちょっと
言い過ぎた。
ロメール特集には、文句がないし、プレミア作品もオレが見た範囲では
ハズレが多かったけど、Ｊ・ドワイヨンの「少年たち」とか
ブリュノ・デュモンの「ジーザスの日々」とか一番早く放送してたし。
でも、最近ＷＯＷＯＷやＢＳ２流れの作品が
多すぎて、なんとなく騙された様な気がするんだよな〜。

うわ、こんなスレがあったのか…
この監督の作品の「バリエラ」がすごくよかったので
早春もずっと見てみたかったんだよ。DVD出ねぇかなあ。

>>228
気持ちは分かるよ、、うむ。
確かに、最近のｼﾈ・フィルには、なんとなぁく欲求不満が
たまってるよ。「これをやってくれるのか！？」と感激するような
作品放映を希望してるんだが。その1つが｢早春」です。

突然割り込みます。
そうか、やっぱり「早春」観てると観てないじゃ隔たりがあるのだな。
僕もシネフィル・イマジカとかで・・・など密かに期待してるのだが、
あのチャンネル、ムラがあるよね。ヴィスコンティを大挙してやるかと思ったら、
画面がすべてビデオサイズなのでがっかりしたっけ。
まあ、いずれにしろあと数年待てばって感じなのでしょうか？
それまで録画した「出発」で我慢しますわ。

Ｑ：「出発」の音楽はクシシュトフ・コメダですが、あなたはこの時期コメダと何度か
一緒に仕事をなさっていますね。ワイダの「夜の終りに」や、ポランスキーの「水の中の
ナイフ」の音楽にコメダを指名なさったのはあなたですか。そうだとしたら、コメダとの
出会いについてお話ください。
スコリモフスキ：コメダとはずいぶん前に知り合った。僕が映画に関わる前で、詩を書き
始めるよりも以前だった。たぶんそれは十七か十八歳のころで、そのころの僕はジャズに
狂っていたんだ。当時のポーランドではジャズ演奏は禁止されていた。「クラコフの万霊祭」
っていう秘密の演奏会があったんだ。毎年11月１日にポーランド中のジャズマンが集まって
ある地下墓地で演奏会を開く。そこでコメダや多くのジャズマンと知り合った。僕はドラムを
叩いていたんですけど、あまりうまくならなかった。コメダの作品が僕にインスピレーション
を与えてくれた。それが僕が詩を書くきっかけになったんです。このようにして僕はコメダの
グループ「コメダ・セクステット」に加わり、コンサートの照明係をした。そこで56年に雪どけ
が始まり、ポーランドでもジャズが合法的になった。（以下続く）

おおっ、神様久々の登場です〜。
１２さん、お久しぶりでありますーーーー。

おっーーー！神さま再び現わる。

神は、我々を見捨てていなかった！
ありがとーーーー。

(続き）
スコリモフスキ：監督としてはコメダとは三度一緒に仕事をしました。「バリエラ」「出発」「手
を挙げろ」です。音楽をどうするかはいつも映画の撮影が終わってからです。映画を撮り終わると
作曲家に見てもらいます。そのとき僕のクセなんだけど、作曲家に映画を見せながら僕の耳に
響く曲を即興的に口づさみます。コメダはいつもその歌を誉めてくれます。僕がそうすると、コメダ
もアイディアが湧くんだ、と言ってくれました。深い友情ある共同作業でした。彼は生涯で最も親しい
友人のひとりです。

久々に２ちゃんを見たらまだこのスレがあったからカキコしてしもうた。
で、思い出して部屋をひっくり返したら、出てきましたよ、「早春」の公開当時のパンフ。
内容は大したことない。それと「バリエラ」のパンフも出てきた。こっちは内容はかなり濃い。
蓮實が書いていると思ったが勘違いで、出口丈人、村川英、渡部実、西成彦、ペーター・ヤンセン、
波多野哲朗（この人、忘れられてしまったが、あの伝説的映画雑誌「シネマ６９」の発行者ね。
現在・東京造形大学の教授）、スコリモフスキのインタビュー（訳は田山力哉）、そして採録
シナリオが載っている豪華版。
この時点（「バリエラ」は６８年に草月ホールで日本初上映されたあと、自主上映の形で８５年日本の
シネクラブで上映された。このパンフはそのときのもの。

ちなみに波多野哲朗は、スコリモフスキにのめりこみ、草月ホールで「バリエラ」の映写も担当。「映画
評論」1968年８月号に「イェジー・スコリモフスキ論」、「映像芸術」第３号に「マチェリから無名の
青年に」と題したワイダ＝スコリモフスキ論を執筆した。この当時、日本ではシネクラブという形でやっと
「バリエラ」が公開されたばかりだというのに、波多野のノメリ込み方は尋常ではなかったようだ。
なお、８５年の「バリエラ」パンフに寄稿している執筆者も、脚本作では「夜の終りに」と「水の中のナイフ」、
監督作では「バリエラ」と「早春」しか日本で公開されていなかったにもかからわず、海外でスコリモフスキを
たくさん見たようで、熱の入った論文でこれまた読ませる。また、シネクラブで「バリエラ」がひっそりと公開
された８５年という年は、映画とはほど遠い東京国際映画祭の第１回があったことも付記しておこう。

「ブルータス」の映画特集で田中康夫が「早春」のことを書いていた号も探したけど
出てこない。

ま、山田宏一以外の当時の日本の批評、海外の文献抜粋、スコリモフスキの詩などぼつぼつ
アップさせてもらいますわ。業界の人々にいつかこの声が届くように。

あ、それと「早春」の日本語マンガ版についても書くからね。これ持っている人いるかな？
それより存在すら知られてないのでは？

レスも、１も読まずにタイトルだけ見て書きこみをする。
これは、ポルノ映画ですか？

>>12
凄い、中身の濃い話、いつも有難うございます。
｢早春」｢バリエラ」のパンフまで所有されているなんて本当に凄い。
波多野氏がそこまで、のめり込んでたという話も実に興味深いです。
是非、他の人達の評等も、機会ありましたらアップして下さい。
｢早春」の日本語マンガ・・うわー、そんなのあったのか、知らなかったよー。

>>239
ポルノ的要素も十分あるけど、やはり、青春映画という呼び方が
合っているかな、と思うよ。厨房の時に観たら十分興奮は出来ると思う(w

自分もバリエラのパンフは持ってたので
見ようと思って探してみたら…ない！
引越しのどさくさにまぎれてどっか行ってしまったようだ。
激しく激しく鬱…ｼｸｼｸ

お恥ずかしいですが、「バリエラ」という映画に関しては
全く無知だった。

「早春」の最後のシーン、プールに、ネッ転がって2人が絡み合って
セクースしてる場面は、今、思い起こしても、興奮してﾄﾞｷﾄﾞｷするなあ。

「マーズ・アタック！」のスコリモフスキーの役柄は、
火星人が用いる言語の翻訳機械の開発者ではなかったでしょうか。
それにしても、あの映画はバーベット・シュローダーとかも出ていて
微妙にシネフィル風出演陣がいて、不思議な感じがしたものです。

「バリエラ」（66）、「出発」（67）、「手を挙げろ」（66−81）、「ジェラールの冒険」（69）、
「早春」（70）、「キング、クイーン、そしてジャック」（71）、「ザ・シャウト」（77）、
「不法就労（Moonlightnig)」（82）、「成功は最良の復讐」（84）、「ライトシップ」（85）、
「春の水」（89）、「30のドアの鍵」（91）。

以上を見ました。「ザ・シャウト」は不条理なホラー映画で日本ではビデオが出てましたが、廃盤
で入手困難ですが、探しまくればあるかもしれません。「ライトシップ」も廃盤ですが、「ザ・シャウト」
よりは見つかりやすいと思います。

「早春」の日本語版マンガについて　その１

1970年代半ばまで、映画のパブリシティの一環として封切り前にノベラリゼーションならぬ
マンガとして雑誌に読みきりの形で載せることが行なわれてました。怪獣映画はもとより「妖怪
百物語」まで少年マンガ誌にそのマンガ版が掲載されました。
洋画の場合、現在だと著作権の問題があり、現在では難しくなっていますが、そのころはおおらか
だったので、とくに「セブンティーン」や「女学生の友」などに流行マンガ家が新作映画のマンガ版
を書き下ろすことがよくありました。その一例が「小さな恋のメロディ」（わたなべまさこ）、「初恋」
（ジョン・モルダー・ブラウン版、マンガ版の作者は失念）、「別れの朝」などです。
（以下続く）

年長の姉が映画好きであったため、姉の買う雑誌でそれらのマンガを読んでいた厨房以前だった
俺は、確かにそんな時代があったはずだ、と記憶を頼りに、ずいぶん前に国会図書館で手当たり
次第に雑誌を閲覧してみました。記憶に間違いなければ「早春」もマンガを読んでから姉に連れ
られて、矢場町の中日シネラマ（現・シネプラザ）で見たはずだ。併映は「ロミオとジュリエット」
だったはず。
71〜73年に絞り込み、雑誌を調べました。その結果。。。。（以下続く）

おっぅーーーー！いつのまにか、こんなに・・・スゴイ。
１２サンを始め、皆さんどうもサンキューです。

それにしても、スコリモフスキーがこんなに作品を撮ってたとは、
露ほども知らなかった。
しかも、ナボコフ（ですよね？）の「キング、クイーン、そしてジャック」は、
「早春」の翌年だ。こっ、これは、人生を狂わすほどの傑作に
違いない！見たい。はげしく見たい。

中学時代にちょっぴり齧った事のある、ホワイト・マジックで１２さんと
お姉様にこれからも幸多き日々が訪れるよう、
微力ながら祈らせて頂きますので、どうぞ今後ともレスをよろしくお願いします。

>>247
残念ながら「キング、クイーン、そしてジャック」は失敗作。

以下、プレビュー。
主演＝ジーナ・ロロブリジダ、デヴィッド・ニーヴン、ジョン＝モルダー・ブラウン
スコリモフスキがそれまで一環して扱ってきた青春期の若者という題材から意識的に離れようと
した意欲作だが、72年のカンヌ映画祭では不評だった。スコリモフスキ自身も最初は「僕自身の
最高作」と発言していたのを撤回して、「ジェラールの冒険」と並ぶ失敗作と自ら認めている。
原作はナボコフが1928年に発表した同名小説。フランツという田舎の若者が叔父に呼ばれて上京
し、叔父の妻と愛人関係になった末に叔父の殺害を企てる、という大筋は原作と同じだが、映画化
にあたっては若干の改変が行なわれている。原作では主要登場人物の三人はドイツ人だが、映画では
役者の国籍に合わせて、叔父のドライヤーは戦後ドイツに移住した元イギリス陸軍大佐、叔母のマ
ルタはイタリア人亡命者、フランツはイギリス人学生フランクに呼び名が変わり、時代設定が1920
年代から現代へ、舞台がベルリンからミュウヘンに変更されている。鏡や音楽の使い方にスコリ
モフスキらしさが見えるものの、作品的には失敗作で、興行的にも惨敗。この映画の失敗で以後
スコリモフスキは６年間映画製作から離れることになる（復帰作は傑作「ザ・シャウト」）。

「ザ・シャウト」（77）
主演＝アラン・ベイツ、スザンナ・ヨーク、ジョン・ハート

以下プレビュー。
「キング、クイーン、そしてジャック」の失敗で６年間映画界を遠ざかっていたスコリモフスキの
復帰作にして傑作。魔術と神秘的な現象を描いている点では、当時流行したオカルト映画とも比較
できるが、実存的たたずまいさえ感じさせる構成は、それまでのスコリモフスキ作品とはまったく
異質の作品。原作はイギリスの作家・詩人ロバート・グレイヴスが1924年に発表した短編小説。
語り手である「私」が精神病院で行なわれるクリケットの試合のスコアラーとして招かれ、そこで
患者の一人であるクロスリーと出会い、彼から叫び声で人を殺す力があると妄想ともつかぬ話を聞く。
映画では原作の構成からさらに時制や人間関係を解体し、短いフラッシュバックが絶えず挿入され、
物語を寸断する。ドラマの伏線になる骨、石、サンダルの留め金が未解決のままあっちこっちに散り
ばめられ、一度見ただけでは物語は把握できない。
フランシス・ベーコンの絵画や前衛的な音楽なども散りばめられ、音処理も異様で、妄想なのか事実
なのか分からないクロスリーの「叫び」場面では、それが効果的。
人間関係の感情も複雑に絡みあい、嫉妬と敗北感が錯綜する。そうした心理的葛藤もいかなるカタルシス
に回収されることもなく、まるでアントニオーニの映画のように曖昧なまま終わり、救いようのなさだけ
が残る。スザンナ・ヨークが出演していることもあり、アルトマンの「イメージス」を想起させる部分も
あるが、実存的ホラーとしての異様な凄みが感じられる作品。

>>12>=>245
なんか、思い出しましたーーー。自分も持ってたような気がします。
｢初恋」の漫画。漫画家は誰だか覚えてないけど、確かにジョン･モルダー
そっくりだった。確かに,確かに、セブンティーン･コミックスだった気がする。
いやあ、12さん記憶いい。｢早春」の漫画もあったなんて本当驚きです。

「バリエラ」（66）
主演＝ヤン・ノヴィツク、ヨアンナ・シチェルビツ、タデウシュ・ウォムニシキ

プレビュー
スコリモフキ監督のみの初作品。映画の中に頻繁に登場する献血のポスターにスコリモフスキ自身が
映っている。自己と社会の間との溝を埋めることのできないまま、あてどなく生きている主人公
像は、ウッチ映画大学卒業製作として発表された処女作「身分証明書」（64）、第二作「不戦勝」
（65）でスコリモフスキ自身が演じた主人公の延長にあるもの。
登場人物には名前がなく、極度に抽象化された人物描写、鏡（スコリモフスキが大好きな小道具）や
望遠レンズの多用によるパースティクティヴが歪んだ空間設計など、観客の意識を混乱させる
要素を用い、異世界に紛れ込んだような不思議な印象を残す。こうしたスタイルを採用した
こちについて、スコリモフスキは「この作品で僕が描いた現実は、事実の単純で純粋な引き写しでは
ない。僕自身のヴィジョンであり、ファンタジー、実際にはありえない幽霊めいた現実なのだ」と
語っている。

なんかこのスレ、読んでて悔しさと歯がゆさでいっぱいです。
スコモリフスキとファスビンダーは特集上映やってくれれば、都内だろうがなんだろうが、
有給とって通うぜ！！

「手を挙げろ」（67−81）
主演＝スコリモフスキ、ヨアンナ・シチェルビツ、アダム・ハヌシキェヴィチ

プレビュー
スコリモフスキの最後のポーランド映画。スコリモフスキが最も気にいっている作品。
舞台はフラッシュバックを除いて一箇所で行なわれ、政治と寓話に溢れた前衛演劇の
趣がある。製作当時のポーランドで上映禁止になり、81年カンヌ映画祭で初上映された
が、それは追加撮影が行なわれた版であった。追加された箇所は、スコリモフスキ自身の
日常生活に、ポーランドの「連帯」を支持するロンドン市民の行進と、イスラエル軍が
パレスチナ人を弾圧するベイルートの緊張ある映像がカットバックするプロローグ部分。
さらにフォルカー・シュレンドルフの「偽造」に出演中だったスコリモフスキの撮影現場
の様子が挿入され、ナレーションも新たに追加された。
85年にさらに20分程度長い全長版が公開された。
こうした内容で、なおかつ字幕なしのビデオを入手して見た俺は、ただわけのわからならさで、
暗闇の見えない相手に向かって延々と卓球をするスコリモフスキの姿だけが印象的で、「こりゃ
ゴダールの「ヒア＆ゼア」と二本立てで上映すべきだ」と考えただけで、ほとんど理解不能で
あった。ただし「ヒア＆ゼア」のような映像のハッタリ性よりもシュールな実験演劇を見ている
ようだった。

ほんと。スコリモフスキ映画祭をやってくれー！！

さっきまでNHKBSでヴェンダースの「都会のアリス」見てたんですが、
最後のクレジットで音楽：CANと出てました。
「早春」と同じあのCANでしょうか？
だとしたら、例のCDにも「アリス」が収録されてるのかな？

「不法就労（Moonlighting)」（82)
主演＝ジェレミー・アイアンズ、エージェヌ・リピンスキ、イジー・スタニスラフ

プレビュー
81年ロンドンに家を購入したスコリモフスキは、内装の工事に雇ったポーランド職人の仕事ぶりを
ヒントにこの映画を構想する。当時、ポーランドではワルサ議長の「連帯」が分裂状態に陥り、戒厳令
が敷かれていた。物語は、ジェレミー・アイアンズを棟梁にするポーランド人の不法就労者がイギリス
にやってきて、ある依頼者の家を改造するというもので、戒厳令下におかれたポーランドの様子が、
不法就労者たちの見聞するニュースや新聞によって並行的に描かれる。改造工事は物音がするため、
近所に通報されると、不法就労で逮捕されてしまう、という状況で、ひたすら工事をするというだけの
たわいもない設定だが、異様な緊張感がある。依頼された仕事を逆境でも完璧に成し遂げるというプロ
意識という主題は、ホークスにも通じるが、ほとんど限定された舞台で単純作業を繰り返すだけの映像
からホークスとの共通性を見出すのは難しい。むしろポーランドから遠く離れたロンドンで、激変する
祖国の状況を伝えながら、「異国のポーランド人」という主題を強く打ち出そうとしたスコリモフスキ
の姿勢を読み取ることができる。以後、「異国のポーランド人」という主題は、スコリモフスキが好んで
取り上げる題材となる。

次回はプレビューを一休みして、スコリモフスキが「出発」のラストシーンに語っている
インタビューをアップ。請うご期待。モンテ・ヘルマン（ＤＶＤ「コック・ファイター」買うべし）
の名前も登場するよ。

さて、それまでこのスレ持つかな？

こんにちは、凄いもりあがってますね。
当方ＮＹ在住なのですが、先月MOMAで二回ほど「早春」上映されていました。
見に行こうと思ったのですが、日本から友人が来ていてしかも彼の誕生日だったので
いけませんでした...
あ〜むちゃくちゃ悔しい...またとないチャンスを逃してしまいました。

12さんが上げているスコリモフスキーの映画の数数の評を見て
益々観たくなったんですが、やっぱり、現在廃盤状態の物が多いのか、
なんで、こんなに名作、傑作が廃盤状態なのかな。
｢ザ･シャウト」なんて観たい。それに結構、彼の映画っていい俳優出てるね〜。

>>258
羨ましいです！！ニューヨークで今、｢早春」ですか！！！
なんか、世界のどっかしらでは、スコリモフスー映画って上映されてる気がする。
本当、皆さん、おっしゃる通り、日本でも上映会やってほしいよね。
カルチャー･ショック受けること間違いなし。色んな意味で。

{不法就労」にジェレミー・アイアンズが出てたとは。

イマジカに「早春」（その他）のリクエスト出しました。
でも、また性懲りもなく１５本ぐらいリクエスト作品を列挙してしまい、
けっこう気持ちの悪〜いメールになったと思うので、
何もなかったかの様に、速効でゴミ箱に消えていった気がする今日この頃。ｱｹﾞ

インタビューＵップをとりやめてプレビューの続き。

「ジェラールの冒険」（69）
主演＝ピーター・マッケナリー、クラウディア・カルディナーレ、イーライ・ウォラック、ジャック・
ホーキンス

テレビ東京でズタズタのカット版がよく放送されているが、おそらくスコリモスキ最大の大作にして
最大の失敗作。そもそもコナン・ドイル原作のナポレオンの伝記物語という内容からしてスコリモスキ
向きではない。ユナイトの出資により、チネチッタで撮影され、プロデューサーはロマン・ポランスキー
をイギリスに招いて「反撥」を監督させたジーン・グトフスキ。「トム・ジョーンズの華麗な冒険」の
ような軽いタッチのコメディ時代劇だが、なにがやりたかったかさっぱり分からず、ギャグもサムい。
イーライ・ウォラックが扮したナポレオンが短足、胴長、ホモという設定もあまりにも笑えない。
フランスでは国辱映画として上映禁止になった。

「成功は最良の復讐」（84）
主演＝マイケル・ヨーク、アヌーク・エーメ、マイケル・リンドン、
ジェーン・アシャー、ミシェル・ピコリ、ジョン・ハート

脚本をスコリモフスキと共に執筆したマイケル・リンドンはスコリ
モフスキの息子。共同脚本のミシェル・シマンは、「ポジティフ」
の編集長で映画評論家。日本では「キューブリック」「追放された
魂の物語　ジョセフ・ロージー」の著作が翻訳されている。撮影中
に資金難に陥り、かなり苦労して４週間という短期間で撮影された。
７０年代後期からスコリモフスキの作品に特徴的になった「異国の
ポーランド人」「父と息子」という主題が繰り返され、ロンドンで
亡命生活を送るポーランド人の演出家が、祖国に関する芝居を演出
しようと資金繰りに奔走する物語に、息子との葛藤が描かれる。カ
ンヌ映画祭ではほとんど無視され、興行的に惨敗。スコリモフスキ
は呪われた作家として、多額の負債をかかえ、ロンドンからカリフ
ォルニアのサンタモニカに移住を与儀なくされる。

１２さんが書いていた田中康夫の記事を見つけたので、ｕｐしときます。

＜ＢＲＵＴＵＳ １９９４・５・１５ 俺にも言わせろ！マイ・カルトムービー１０１＞
男とは実にメンタルな生き物なのだ。
高校生だった時分に観た『早春』（原題Ｄｅｅｐ Ｅｎｄ）を思い出す度、そうした
気持ちになる。
ジョン・モルダー・ブラウン扮する１５歳の少年は、ロンドンの場末にある公衆浴場
で接客係を務める若く美しい女性に恋をする。けれども、金持ちの若者を婚約者とし
て確保しながらも別の中年男性とは愛人関係を続ける彼女は、少年の事など歯牙にも
掛けない。が、それでも猶、彼女に恋焦がれる彼は、念願叶って結ばれる。
場所は、入れ替えの為に水を抜いたプールの底だ。
ぎこちなくも初めての儀式を終えて、その余韻を楽しもうとする彼に、彼女は言い放
つ。「早くどいて。私にはデートの約束があるのよ」その言葉にショックを受けた彼
は「僕と抱き合った直ぐ後に、素知らぬ顔をして他の男とも出来るのか、君はそんな
女だったのか」と呟く。
今夜こそ僕は死ぬんだ、とキャット・スティーブンスが主題歌で叫ぶこの映画は、
その悲痛な結末とも相俟って、数多の複合恋愛を経た今でも心に残る。アゲ

「ライトシップ」（85）
主演＝ロバート・デュヴァル、クラウス・マリア＝ブランダウアー、マイケル・リンドン

1985年12月に東映洋画系でひっそりと公開されたスコリモフスキの久々の新作は、フツーの
アメリカ映画でびっくりした。ＴＳＵＴＡＹＡにＦＯＸから出ていたビデオがあったのでダ
ビングしながら再見したのはたいぶ前だが、感想は変わらず。スコリモフスキ初のアメリカ
映画だが、出演者の大半はドイツ人、ロケ地もドイツで行なわれた。小さな燈台船をギャング
たちが乗っ取り、人質にされた船員たちとのギャングたちの心理サスペンス。ここでも「父と
息子」という主題が取り上げられている。撮影中、ブランダウアーの傲慢な態度にスコリモフスキ
は何度も衝突し、撮影現場でシナリオの改変を要求。「ホワイツ・ナイツ／白夜」に俳優として
出演していて多忙を極めていたスコリモフスキは粘り強く、ブランダウワーの機嫌を取りながら
撮影された。オープニングは船長の息子のナレーションから始まるが、この息子役にスコリモフス
キの息子、マイケル・リンドン。ヴェネツア映画祭特別賞受賞、同男優賞（Ｒ・デュヴァル）受賞。
よくも悪くもスコリモフスキの職人的手腕が見られる作品。

田中康夫の記事をそのまんまｕｐってヤバかったのかな？
俄に心配になってきた。
謝っとこう。
すいませんでした。以後気を付けます。

ちなみに、写真家の武田花さんは、モンテ・ヘルマンの
「コック・ファイター」を挙げてました。
>>265どうやら「ライトシップ」は、「早春」や「ザ・シャウト」並みの
傑作とはいかない様ですね。
蓮実重彦が「ポランスキーのいかなるアメリカ映画よりも優れている、
近年のもっとも美しいアメリカ映画の一つ」とか書いてたんで期待してたの
ですが。残念。

>>266
誰が何を言おうが、自分の目を信じればいいじゃん。
蓮實が誰か対応する監督の名前を出して、一方をけなして、もう一方を誉める（擁護？）
するときは、戦略的な意図があるから要注意。それに何も言ってないも同然じゃん。ポラ
ンスキーより優れているって言い方は。エイブラハム・ポロンスキーを誉めるときも
「俗悪なポランスキーではない方のポロンスキー」って言ってたしね。もういい加減こう
いうクソレトリックからは解放された方がよかれ、と思う。

あ、ＩＤが「８m」だ！

ついでにヘルマンについて「コック・ファイター」と「断絶」しか見ていないのに、
「リトル・モア」でヘルマンについてしたり顔で語る青山真治と阿部和重は、分相応
をわきまえたおかまのいかなるヨイショより醜い。

>>266
たしかに「ライトシップ」はそんなに出来がいい作品とは思えない
でも妙に印象に残るところがいろいろある作品で悪くはない

もちろん蓮実重彦の書いたもの全部に肯いているわけではないの
ですが、蓮実が誉めていた作品を観てみると、面白かった割合が他の評論家の
場合と比べて、かなり高いので蓮実の作品評はけっこう信用しています。

イーストウッド作品の全肯定など、確かに意図が見えてちょっと引きますし、
黒沢清を始め門下生に甘いのも気になりますが。

「春の水」（89）
主演＝ティモシー・ハットン、ナターシャ・キンスキー、ウィリアウム・フォーサイス、
スコリモフスキ、ヴァレリア・ゴリノ

　スコリモスキが学生時代から映画化を希望していたツルゲーネフの「春の水」の映画化。
といっても映画化にあたり、原作をかなり改変しており、登場人物の性格づけが大きく
異なる。キンスキーが演じたマリアが悪女として描かれていることが最も違う点。男の嫉妬
を引き出すために他の男を誘惑するキャラクターは、どこか「早春」のヒロインにも通じる
ものがある。映画のラスト近くに、ティモシー・ハットンが二人の女性を失って、道化の
扮装をし、それまでの自分の経験を現した象徴的な四つの部屋に、次々と入っていく演劇的
かつ幻想的な場面が印象に残るが、これも原作にはない。カンヌ映画祭では黙殺され、興行
的にも惨敗。スコリモフキ自身も出来には満足してないと語っている。文芸作としてはまあ
まあの出来。ナターシャ・キンスキーはポランスキーの「テス」の方がきれいだった。

「30のドアの鍵」（91）
主演＝イアン・グレン、クリスピン・グローヴァー、ロバート・スティーヴンス、
スコリモフスキ

　原作はポーランド最大の作家ヴィトルド・ゴンブローヴィッチの処女長編「フェル
ディドゥルケ」。スコリモフスキにとって久々のポーランドで撮影された作品で、今の
ところのスコリモフスキの最新作。行儀がよくて、元気さに欠けるきらいのあった最近
の作品の中で、シュールな場面やブラックユーモアが溢れた幻想的な傑作。
脚本をスコリモフスキとともに担当したジョン・ヨリクとジョセフ・ケイは、スコリモフ
スキの二人の息子のペンネーム。（前者はマイケル・リンドン）。
原作では三幕構成で書かれているが、映画版も三つの部分に分けられており、狂騒的で不
条理なブラックユーモアが挑発的に繰り広げられる。どこかリンゼイ・アン
ダーソンの「オー！ラッキーマン」や「ブリタニア・ホスピタル」にも似た
感じがするが、スコリモフスキの黒いユーモアの一面が最もよく表れた作品。
内容は要約不能。主演のクリスピン・グローヴァーは「バック・トゥ・ザ・
フューチャー」でマイケル・Ｊ・フォックスの父の若い頃を演じた役者。カ
メラのヴィクルド・アダメクはワイダ作品やクシシュトフの「デカローグ」
を担当。奔放なブラックユーモアは観る人の好悪が大きく分かれるかもしれ
ないが、セックス・ギャグはやっぱおかしい。

今なんて言った？
原作がゴンブローヴィッチで、主演がクリスピン・グローヴァーだってー？

見たい！島田雅彦経由でゴンブローヴィッチを知り、「バカアカイ」と
「ポルノグラフィア」しか読んでないけど、好きです。２冊しか読んでない
くせに好きとか言うな！分を弁えろ、ゴラァ！と言われるかもしれませんが
好きなんです。そして、
クリスピン・グローヴァーは、この前イマジカにリクエストを送った時に、
トレント・ハリスの「Ｏｒｋｌｙ Ｋｉｄ」と「Ｒｕｂｉｎ ａｎｄ Ｅｄ」
をリクエストしたんです。奇遇にも。
これは、気づかない処で何かが動きだしているのかもしれない・・・。
＞１２さん毎回ありがとうございます。僕の住む町では、そろそろ雪に
なりそうです（嘘）。風邪などをひかぬ様どうぞ御気を付け下さい。

僕も観たい、観たい、観たいです！！　よく知らなかったけど、
８０年代や９０年代も数多くないけど、メジャー俳優を出演させて
映画撮ってﾀﾝですね。思ってたより、ずうっと幅広い監督さんなんですね。

Ｑ：「出発」のラストについて訊ねます。静止したフィルムが燃えていくというイメージは、
モンテ・ヘルマンの「断絶」のラストにも見られます。「出発」と「断絶」はまったく異なる
映画ですが、車とレースに執着する若者が登場する点で、共通項がないわけではありません。
「断絶」はごらんになってますか？　ちなみにモンテ・ヘルマンはあなたの「ザ・シャウト」
を見て、大変勇気づけられたと述べてます。
スコリモフスキ：「断絶」は見ましたよ。気にいりました。僕の映画を引用しいるのはかまい
ません。ヘルマンは大変優秀な監督で、僕のアイディアが役に立って嬉しいよ。

IMDB の｢早春」を観た一般リスナーの評。
翻訳機にかけたので、おかしいところありますが、絶賛してますね

日付: 2000年7月20日
要約: 偉大なユニークな眠る人

私は、それを見つけるまで、ほぼ15年間この宝石を探索しました。
私がそれを観に行った時、それは私が想像したのと同じくらいよかった!
フィルムは、15歳(ジョン、茶色を崩壊させる)の思春期の妄想に続きます、
結実した(Newford)風呂家attendent。彼はロマンチックなとりこになります、
1つの、赤い、頭髪の、彼を悩ます(ぴかぴかな女性ジェーン・アシャーによって
なされた)、それ、縁への彼の感情を備えた玩具 、精神の「深い終了」の間彼を連れて行くことの。
管理者イエジー・スコリモフスキーのフィルム非常にユニークで敏感で、
にもかかわらず、全く狂気の中で、それは、喜劇風の方法で性的に無経験の
若者の心セットに対処します。

続き〜

モダンなロンドンの中で全く興味深い映像。
面白いように私を打つものはそれです。ロンドンがそのような性の赤信号の
中で表わされるというつもりだったか、これがすべてあるかどうか分からない、
あなたはどのようにちょうどロンドンを見ますか。性的に思春期の奇妙な目?
ジョンへの私の1つの批判、純粋な彼を崩壊させる彼の性欲そのもの。
英語のアクセントは、下層階級ロンドン子(それは物語の角度に適していただろう)ではなく
適切に思える傾向があります。
ジェーン・アシャーのパフォーマンスは、しかしながら本当に驚くべきです!
対話の彼女の使用は、アプローチにおいて完全に博物学です。
この映画の会話は、常に誰かが個人の会話を立ち聞きするように感じます。
場面をチェックする、どれの中で、彼女、そしてジョン、そして彼を崩壊させる
場面、たくさんの雪からのダイヤモンドを探そうとしたり、
対話でぱらついたり、彼女がいつも空腹だったり。
(それ、それらのラインがスクリプト(それはそれが即座に作られるかもしれないと
私に思わせておく)そういうのが、狙いのように感じられるのです。

私が監督始め、俳優の演技に感動したとともに、また同じに悲しませられたのです。、
ジェーン、彼女はより多くのフィルム(彼女は、ポール・マッカートニーの前ガールフレンドであることで
ほとんど知られているように見えます)出演しているのに評価されていません。
また、この映画のフィルム、音楽サウンドトラックは大きく、同様に興味があります。
それは歌を含んでいます「しかし、私は今夜死ぬかもしれません」タイトル・トラックとしての
キャット・スティーブンス、およびキャット・スティーブンスあるいは(ドイツ人ロック・グループ)カナダのいずれかによって
供給されたそのテーマの異なる変化によってさらに、それは、缶の最も驚くべき軌跡のうちの1つを含んでいます。
母親の大きなシーンの中で、その後、含んでいる結実した裸の少女継ぎ目に、少年がロンドンクラブへの彼の妄想に
忍び寄るところで、彼がジェーン・アシャーに直面するところで、
賢著に表れました。

続き　

すべて、15歳だけが感じる超現実的な心。フィルムは多数色んな意味合いを含んでいます、
超現実的瞬間(プールの底で少年は妄想を抱き、ダンボールの女性と抱き合う。
あるいは少年が飛び込み台からジャンプする場合、ボール紙の上の妄想は
彼を狂乱に導きます。彼は、再び、あたかもそれが彼女本人かのように
思い、セックスをしている妄想を抱きます。
このフィルムは完全なものを捕らえます。
その時代のフラストレーションおよび性的に成長したものの一部である
憧れ、ちょうど手の届かないところにあるが、より高くより多くの成熟した(?)
女性に。加えて、あなたの手の方へ浸され続ける世界を上へ、上へと悩まします。
不運にも悩むことで少年はさらに非常に恐ろしい結果を持つことができます。
私はこの映画を推薦します!!!
私の、すべての時間において｢早春」はお気に入りフィルム!!!
私はそれに10を与えます!!

どうも｢早春」のことを語ると熱くなっちゃうというのは、
全世界のスコリモスキー・ファン共通というところだな。

なんで、こんな60年〜70年を代表する青春映画を
埋もれたままの状態にしてるんだろうか。
分からん、分からん、分からない。

ジョン･モルダー･ブラウンの話がないかと来て見れば・・・
スコリモフスキーオタクばっかしなのね。うんざり。

ジョン・モルダーの話題がないからショウがない。はじめの方は話題
出てきてたよ。>>283もジョン・モルダーの話題ふれや。結局ないんだろ。はは。

このスレ、胸がキュンとするのよ。
私「早春」初公開時に見たかったまま未見なの。
このまま見れずに死ぬのかしら？と思うとやりきれなくなるの・・。

shoutを今見てみたけど、砂漠の石と叫び男の関連性がよくわかりませんでした。
う〜んだれか教えて。

>>264

田中も最近自由奔放というか、そんな言動が目立つが、
「早春」を観た頃の純粋な気持ちを思い出してくらはい。

やんっ！キャット・スティーブンス！
「少年は虹を渡る」知ってる？
「早春」見たいわぁ・・・・・

２月27日にアップリンクで「ザ・シャウト」上映したやん。ビデオでの違法上映だけど。

>>289
まじでっか！？でも、地方だから行けなかったよ。シュン・・

アップリンクの「ザ・シャウト」上映会↓

http://www.uplink.co.jp/factory/movie.html

>>291
おお、こんなの、あるんだね。初めて知った。

http://www.doublespiral.org/movie/skolimowski/

スコリモフスキーって、どんな顔？はい、こんな顔です。
１２さん、他、みなさんのレス、または、上のサイトで彼の作品の数々が
紹介されてるので、ご参考に。

結構、ハンサムいうか二枚目だな。

「早春」を観たい。俺が始めて深夜に地方のテレビ局で
観てから二十数年・・・

日テレの深夜は今週「みじかくも美しく燃え」なんか放映したな。
ひょっとしてひょっとしたら「早春」も期待できるかもしれないage

「みじかくも美しく燃え」って、
デボラ・ラフィンのやつだっけかな。

あっ、違った。67年の映画だね。スウェーデンの。ピア・デケルマルクの。
いい、映画やってくれるだね〜日テレ。自分、地方なんで、観れない。

バリエラに出てくるポスターの顔がスコリモフスキー自身なんでしたっけ？
違ったかな…

そうだと思います。

スコリモフスキは無類のサッカー好き。ロンドン在住のときはポーランド人のサッカー
チームを作っていた。その名も「ムーンライダース」！

３００ゲットだったよ。

Ｑ：最近見た映画で気に入った作品を挙げてください。
スコリモフスキ：「イル・ポステーノ」だね。

>>12
ムーン・ライダースか〜面白い。
それに最近、気に入った映画が「イル・ポスティーノ」っていうのも
興味深いです。自分もあの映画の詩的な部分、そして美しい映像とかすごく
好きだったんで嬉しい。ちょっと、一見スコリモフスキーのイメージに
合わない気がするけど、でも、独自の映像を撮り続けてる彼だもんな。
分かる気もしないでもないです。

ポール・マッカートニーとキャット・スティーヴンスがイラクの子供たちの
ためにCDを制作 （BARKS）
Cat StevensとPaul McCartneyがイラクの子供たちのための慈善アルバムに参加して
いる。タイトルは『Hope』で４月21日に英国でリリースされる予定。
米国でのリリース日は発表されていない。

Cat Stevensは25年ほど前にイスラム教徒となりYusuf Islamtに改名。
英国のイスラム社会で長年にわたって指導的な立場についている。
彼のCat Stevens時代のヒット「Peace Train」（'71年）は再レコーディングされ、
先月発表された。これは彼にとって25年ぶりの英語でのレコーディングとなる。
Paul McCartneyはこのプロジェクトに自身の曲「Calico Skies」を提供している。

キャット･スティーブンスがイスラム教の人だったとは
知らなかった。
「早春」のラスト･シーンに流れた曲はいかった！！
あれがあってこそ、より強烈な印象になったと思う。

ジョン・モルダー・ブラウンは、共演のジェーン・アシャーのことを
「彼女ほど美しい人はいない」と絶賛していたらしい。

たしかに「早春」のジェーンは美しかった。
映画館の中で、黒いシースルー・ドレスのジェーンの体に
後ろの座席から触らずにいられなかった、主役のジョン・モルダーの気持ちが
分かるというもんだ。

（＾＾）

こんなスレにも山崎くんが！？

すっかり忘れてたけど、ひさしぶりにBSで「マーズアタック」みたら、
出てたな、スコモフ。

　　 ∧＿∧
　　（　　＾＾ ）＜ ぬるぽ（＾＾）

「早春」のパンフレットだけでも、手に入れたいと思っているのですが。

http://www.geocities.com/beatlegirls65/jane_asher06.jpg
http://www.geocities.com/beatlegirls65/jadeependlobbynude.jpg

出たーーーーー！「早春」のジェ−ン・アシャーのお宝映像だよ！
ハァハァ。なんと美しい裸体だ。
映画をご覧になった方なら分かると思うが、
１枚目が、あの水の入ってないプールでのセックス・シーン。
２枚目が、スーザン(ジェ−ン)の裸の看板を売春宿で見つけたマイク(モルダー)。

http://jbbs.shitaraba.com/travel/bbs/read.cgi?BBS=1213&KEY=1044590094&LAST=100

>>312
「早春」って、1974年公開だっけかな。

『早春』の日本語吹き替えをご覧になった方いますか？

主役のジョン・Ｍ・ブラウンの吹き替えは
塩屋翼さん（７９年の声優誌に掲載）
だそうですが、本当？

しかし他のキャストが分かりません・・・

まだ未見なので購入も考えたのですが、やはり初見はFILMかＤＶＤを待つことにします。
ということで
http://cgi.ebay.com/ws/eBayISAPI.dll?ViewItem&item=3322859846&category=309
ていうかこの板の人だったらもう閲覧済みかな。

http://www.geocities.com/beatlegirls65/DeepEnd.html

上のリンクで「早春」の画像が見れます。
スクロールして、小さなフォトをｸﾘｯｸすれば、大きなフォトが見れます。
>>311では、見れなくなってます〜。

>>315
ビデオ、出てるんですか！！ＵＳ版か・・見たい！！
ああ、でも英語自信ないし・・自分もDVD待ちかな・・

アメリカで出回ってるヨーロッパ映画の海賊版ビデオは要注意だよ。
とんでもないのがあるからね。おれが入手したある映画のビデオは、
画面のど真ん中にでっかい亀甲文字で英語字幕が入ってるのが
あってほとんど画面が見えない、なんてのもあった。（涙

>>314
>日本語吹き替え
ジョンは、塩屋翼で正解。当時ガッチャマンの甚平をやった子役です。他に海のトリトン

不覚にも肝心のジェーンを忘れてしまった
ＴＶ録画ビデオを探査中。しばしお待ちを

>>316
お宝画像に感激
ジェーンのファッションは今でも充分イケてる

>>316
(・∀・）見たヨ!!　興奮しますた。蘇ってきたぞ。

>>318 わーっ、そ、そんなのあるのか〜〜やっぱり気をつけないとですね。
>>319 塩屋翼さんだったのか。なんか、もろ、少年って感じの声でしたね。
素人っぽさが良かった！ジェ−ンの声は、なんか、自分の勝手な想像なんですが、
当時のポルノ女優かなんかが吹き替えてるみたいに感じてました。声優っぽくなく
感じたんです〜。始めて聴いた声でした。分かったら、宜しくお願いします〜。

>>319
レスありがとうございます。

「好奇心」の主役ブノワ・フェルーの
吹き替えも塩屋翼さんなんですって。私は子役時代の塩屋さんを知らなくて、声優の本で知りました。

この作品も印象に残る青春映画でした。機会があれば見たい！と思っていたらＤＶＤが出たそうです
それなら早く「早春」も出して欲しい…

訂正
○ 「好奇心の」ブルノワ・フェルレー
×「好奇心の」ブノワ・フェルー

間違えましたごめんなさい

気がつくと、キャット･スティーブンスのこの歌を
歌っているのは、この映画を見た人なら、自分だけじゃない筈だよね。

ageときます。良映画、良スレッドにつき。

http://cgi.ebay.com/ws/eBayISAPI.dll?ViewItem&category=25472&item=3325666109
こんなんみつけた

>>325
「The Shot」のポスターか。モノクロでなかなか格好ｲｲね。
しかも、激安じゃないかい？

ジェーンの黄色いエナメルのコートを
大人になったら着たいと思ってました。

>>327
あの黄色いコートはすげぇ強烈だったね。
しかも、あれを脱いだら、下は、黒いシースルー・ドレスだったよな。
映画館に、しかもポルノ映画上映の中、あんな色気のある女が
いたら、例え婚約者がいようが、見ちゃうよ。うん。

>>314
ＴＶ録画ビデオが見つかったけど、保存状態が悪く半分くらい映らない…
主人公の声は塩屋翼さんだと分かりますが、ジェーンの声は自分の知らない役者さんでした。たぶん劇団の方ではないでしょうか。

昔のローカル放送は、今みたいに声の出演テロップが表示されなかったのかな。そこを録らなかっただけかもしれないけど

>>329 自分も ビデオ、久々引っ張り出して見てもみます！

しかし、この｢早春」・・あのジェ−ンの婚約者。あれが当時のロンドンでいう
成金男の顔かよと見た時思ったなあ。あんなの、やめとけと思ったのは
ジョン・モルダーだけじゃあるまい。
あと、ジェ−ンが不倫していた、ハイスクールのエロ・教師。あれも
すけべそうだった。その他にジョンモルダーに興味深々のプールの受け付けのおばちゃんも。
この映画は脇役も、なんとも味のあるあの時代の顔がいくつも出てくるのも、いいのだ。

３１４です
レス有り難うございました
ビデオでご覧になれるなんて羨ましい
ＤＶＤ速く出してくれないかな

DVD化、また、多くの人達がこの映画を見る日まで、
スレ保守です。

━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅（＾＾）]━―━―━―━―━―━―━―━―━―

メジャーな映画よりも、こういうマニアックなＢ級映画が好き。
モルダー君かわいかったね。

この映画がＢ級？
Ｂ級映画の定義が分かっていないとしか思えんが・・・

「早春」スコリモフスキーの佳作。現在、埋もれたままの状態が至極悔やまれる、
傑作と言えよう。頼む、DVD化、せめて日本でも正規ビデオ化してくれ。

>>334
http://nebrot.tripod.com/moulder2.html

こんなの見つけたよ、どうぞたっぷり溜息をついてください。
モルダーの絶頂期の魅力は、初々しさと危うさの同居したようなこの顔だな。

あぼーん

わっ、スレがこんなに下がってる。恐るべし、山崎渉。
あげとくぞ。

http://homepage.mac.com/hitomi18/

336
当時のジョンモルダーは正統派美少年といった感じですね。競演のジェーン
さんも絶世の美女というよりキュートな人で素敵。

キャット・スティーブンスのCDをAmazon でやっと getしたっす。やった。

すれとは関係ないんですけど、ポインツマン見たことある人います？
検索してもでてこないけど、VHSすらでてないのかな

ポインツマン・・・見たことないよ・・・ぐす・・

イエジー・スコリモフスキーの受賞歴史

カンヌ国際映画祭
１９８２年 ■ 脚本賞 MOONLIGHTING
１９７８年 ■ 審査員特別賞 ザ・シャウト／さまよえる幻響<未>
　
ヴェネチア国際映画祭
１９８５年 ■ 審査員特別賞 ライトシップ
　
ベルリン国際映画祭
１９６７年 ■ 金熊賞 出発

悲しみの青春って見た事有る人いるかな

インフィニティ〜〜〜

>>345
パンフにドミニク・サンダにサインしてもらったのを持っている。

aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa

aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa











dddddddddddddddddddddddddddddddddddddd

↑
この意味は？

｢早春」DVD化決定！


の合図だったら良かったなあ。いつになったら見れるのだろう。

せめてサントラがほしい

>>352
サントラはＣＡＮのＣＤとして出てるよ。
（キャット・スティーブンスの主題歌は入ってないが）

>>347
ドミニク・サンダにサインしてもらったって〜
サラ−ッと書いているけど、すごいことではないか!?
70年代当時、｢初恋」｢暗殺の森」「1900年」など彼女か
見せたヨーロッパ的な憂いのある美しさは忘れられないよ。
現在は何をしているのかな。

スレ持続あげ。だって傑作だからな。

7/4にUPLINKで『ザ・シャウト』またやるよ。

また、上映やるのか観に行きたいなあ。
でも、UPLINKって、どこなんですか。初心者質問すんません。

>>357
http://www.uplink.co.jp/factory/index.html

>>358
THANKS!!
東京には、お洒落な場所があるんだなあ。羨ましい。
こっちは名古屋だけど、そんなとこないよー。
そんな空間で、映画好きな人と「シャウト」とか見れるなんて最高だあ。

この映画当時「小さな恋のメロディ」と同時上映じゃなかったっけ。
だとしたらピュアラブストーリーとサイケ映画の不思議な組み合わせ
が70年代ぽくてイイ

アップリンクファクトリーで７月に「ザ・シャウト」上映会があるよ。

あ、カブった（Ｗ

誰か、アップ見に行く予定の人いますかー観に言ったら是非、感想を。
｢早春」やったら、ちょっとばか遠くてもいっちゃう。

既出？
http://www.skolimowski.com

>>364
いや、多分ガイシュツじゃなかったと思います。サンクスですー。
いやあ、こんなにおじさんになっちゃったのか。
これ、新しく出来たサイトなんだろうか？
過去の映画の紹介とかそういうのがないのが残念なんだけど、これからかな！？
これからコンテンツ増えるの予感。

　__∧＿∧_
　|（　　＾＾ ）|　＜寝るぽ（＾＾）
　|＼⌒⌒⌒＼
　＼ |⌒⌒⌒~|　　　　　　　　　山崎渉
　　 ~￣￣￣￣

　__∧＿∧_
　|（　　＾＾ ）|　＜寝るぽ（＾＾）
　|＼⌒⌒⌒＼
　＼ |⌒⌒⌒~|　　　　　　　　　山崎渉
　　 ~￣￣￣￣

the・end

ジョン・モルダーの演じるマイクの
昔の恋人が、浴場に尋ねてきて

「マイク、あたし、もう大人なの、触ってイイのよ」
とパラリとバスロープぬいで乳が見えたシーンは
興奮しますた。

でも、マイクはすでにジェ−ン・アッシャー演じるスーザンに夢中で
素っ気無く｢御免、もう、いいんだ」と彼女に言い放つのでつ。
もったいない。

>>369
すごい会話ですね。いいなあ〜。

この映画見たいんだけどビデオにすらなってないの？

ビデオ化はおろか、DVD化もされてないんだよ。
欧米のファンも日本のファンも
その日を待ち焦がれてるいうのに。

ジェーン・アッシャーが出演した映画で、DVDやビデオで観られるのって、
ありますか？

「赤死病の仮面｣のDVDは普通のビデオ屋で手に入れ
られますか

http://homepage.mac.com/hiroyuki44/

>>373
>>374

今は、なかなか入手は困難かも知れないでつ。
｢アルフィー」のビデオなども廃盤になっているはず。
でも６０年代を代表する名作なのでのちにDVD化される
可能性は高いはずです。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00008Z72W/qid%3D1059153504/
250-1074840-3449868
↑
しかし「赤死病の仮面」は、Amazonでも日本版は入手可能4,800円だそうなので
普通のビデオ屋でも注文できると思います！！
これは自分も始めて知った。嬉しい。ジェ−ンの入浴シーンもありなので見たい。

【こんくらいは】 マフィア化の実像公開 【知っておけよ】

●ニセ札づくり　　マネーロンダリング　　高利貸し
●ストーキング殺人　　レイプレイパーレイプット　　
●極右　　ネオナチズム　　デマゴーグ（〜ちゃんねる）
●児童虐待　　性的虐待　　
●カニ密漁（ロシアコネクション）　　希少動物密猟
●不法移民出入国　←ハァ？→　人種・移民差別
●産廃不法投棄　　
●自動車窃盗団　　ピッキング　　違法建築
●児童売春　　幼児ポルノ（撮影したあとに口封じして埋める）　　
●人間の臓器売買　　毒ガス散布　　空中浮揚と解脱（！？）
●周りに反撃され勝ち目ないと見るやパニックと茫然自失と破滅　　　
●金融詐欺（バブル崩壊の一因）　　企業役員脅迫　　総会屋　
●誘拐ビジネス　　保険金殺人
●警察買収　　涙目でグレ息子を劇団へ（もしや、こちらも裏金？）
●武器密輸　　核物質入手　　科学者亡命（北チョソ）
●麻薬取引　　覚醒剤（ヒモが女をシャブ漬け）
●破壊テロリズム　　暗殺　　たてこもり　　時代遅れニセ赤軍（革マル派）
●アウトロー気取り厨房（特に女）　←ハァ？→　ヤヴァイと警察に逃げ込むwhy!
●組織のっとり秘密化　←ハァ？→　裏切り者に対する制裁　
・近年増加しているのは、
●個人情報の売買　　盗撮メディア販売
これもキモいぞ油断できんぞ…想像を遥か凌駕するエグさ
連中の偽情報をわざと逆に理解してやりな！（ププ

的屋博徒義理人情の世界はすでに廃れ、
日常の裏で際限なく進む、騙しの手口がすべてを奪う
そして、つぎはあなたの人生が・・・

　　　　　　　　　　　※日本コピペ協会（JCU）公認テンプレート※

>360
「小さな恋のメロディ」

テレビで沖雅也がを演じてたやつの方を思い出した・・・

376さん、ありがとう。

こんなスレあったんですか！
過去ログ読んでると、「出発」以上にソソられる映画ですね〜。
何で公開されないのでしょうか…。
ずいぶん前のレスに
「権利問題が複雑で配給できない」ってあったけど、
具体的にどういうことなんでしょ？
ご存知の方いらっしゃいませんか？

>>380
私も権利問題については詳しく分からないのです。
なにしろ、テレビ放映も８９年辺りで、まったく
なくなったこととも何か関係しているのだろうか。
ジェ−ン・アッシャー物では「きんぽうげ」も
欧米ではビデオ化及びＤＶＤ化もされていないようで。

７０年代の青春映画の傑作が、埋もれたままというのは悔しいですね。

ぜひとも、字幕で観たい

そういえばジェーン・アシャーは
少女時代に脇役で出た「女になる季節」、
１０数年前テレ東で録画したのを持ってます。
スザンナ・ヨークの妹役。けなげで可愛いです。

ちんぽうげ

「女になる季節｣のジェーン、ガリガリで、美人には
ほど遠かったね。

>>385
少女時代じゃガリガリでも仕方ないんじゃないか
幼少時代の代表作アリス演じたﾌｫﾄは、むちゃくちゃ可愛かった覚えがあるが

ジェ−ン・アシャー演じるスーザンが
今まで不倫してたスケベおっさん(女学校の先生）の
あまりの威張りように、たんか切る場面。
映画が終盤にさしかかり、水のないプールから上にいるおっさんを罵倒。

「もう、いいかげんにしてよ！！あんたなんか何よ、
あんたがあたしに何かしてくれたんじゃなくて、あたしが
あんたを喜ばせてやったんじゃない。
ヘタクソ！あんたなんか自分に自信がないもんだから
若い学生の女の子たちのスクール水着ばっかり追いまわしてるのよ。
あの子たちなら、下手かどうかも分からないもんね。
もう、あんたなんかとは金輪際、終わりよ。二度と近づかないで。
さっさと消えろ！」

バツが悪そうにキョロキョロし、「こっちこそ願い下げだ」とつぶやき
おっさんは去っていく。それを見ながらおどおどするマイク。

俺に言われてるかと思いますた(汗w

（＾＾）

お兄さんはピーター＆ゴードンのピーター？

そうだよー。
この映画の担当キャット・スティーブンスとかとも
交流あったんじゃないか。

僕が中学生の頃は
12チャンネルで浅野１0時くらいから
毎日映画をやっていた
たぶん今の1時30〜やっているやつが朝やっていたんだと思う
その時この映画をみてかなり衝撃を受けたよ

　　　　　　　 ,,,--─＝==─ヽ/へ
　　　　　　／iiiiiiiiiiiiii彡≡≡≡|≡ヾ ヽ
　　　　　iiiiiiiiiiiiiiiiiii彡≡≡≡≡|≡ミミヾ丶
　　　　iiiiiiiiiiiiiiiiiiii／￣￣￣￣￣￣＼ミiiiiiヽ
　　　iiiiiiiiiiiiiiiiii／ 　　　　　　　　　　　 ＼iiiiiiiゞ
　　　iiiiiiiiiiii／　　 　　　　　　　　　　　　 ＼iiヽ
　　iiiiiiiiiiiiiii《 　　　━━━'/　　ヽ━━━ ヽミヽ
　...iiiiiiiiii彡/ 　　 　　＿＿,.::　　::　＿＿　　ヽiiiii|
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>>392
今となっては信じられないが、
あの「悪魔のいけにえ」もその枠で放映されたことがある。

>>392
>>395
懐かしい！
そう、やっていたな。本当に見たい作品の時は
ビデオ録画するのも待ちきれなくて工房へ行くの
遅刻していったこともあるよ。

朝の枠と、深夜のテレ東の枠は本当に充実していてな。
ただ単に古い名作というのだけでなく、レアな名作も何本か
放映してくれていた。

昔の12ちゃんよかったよ
「茂みの中の欲望」とか夜中に見て
ドキドキしてた

過去ログ読んできました。
「早春」は私の中では、秘密の一本という映画だったので。
ご多分に漏れず、深夜TVで見たクチです。
また見たいなー。

>>398
>秘密の一本という映画だったので。

おお、その表現凄く良く分かります！
なんか、タイトルからしてソソラレルんだよね。
厨房の頃、80年くらいか、新聞の番組欄に｢早春」ジェーン・アッシャーって
書いてあり、へーっ、ポール・マッカートニーの恋人が出てるぞと
軽い気持ちで見たのが始めてだったんだが、
その名前がなくても、あの頃の俺が惹かれるのには
まったくもって魅力的なタイトル、邦題だったね。

見た後は、「すごい映画見てしまった・・」ってな感じで
すごい得した気分になった。

あぼーん

ノスタルジーやなあ・・・・

主役の少年、今でいったら
完全にストーカーではないかと思わせるもんがあった。

純粋な少年を一途にさせるのは、気をつけた方がいい。

なんとなく危険な、けだるそうな美人女が赤毛の主人公だった。

昔、TVで見た記憶があります。

これは、% % % % 映画の種類とも
考えていいのでしょうか？青春映画であり、% % % % ックな
要所も随所に感じられた気も。

>>404
文字化けしてまっせ。残念。

別荘地の誰もいないプールサイドで
この映画の事を思い出した

http://www.moviegoods.com/movie_product.asp?master_movie_id=3976

上記は「早春」のオリジナルのポスター。
日本のチラシやパンフの表紙より、よっぽどこの
映画の持つ独自の雰囲気、伝えていると思わないか？

スーザン(ジェーン・アッシャー)の赤い髪の毛が
ペンキの如く垂れている。ペンキ屋がプールや浴室の壁を
赤く塗っていたのに象徴されるこの作品のカラー。

ジョンモルダーくんは顔がジャニ系だね。今でも受けそう。

音楽キャットスティーブンスつながりで
「少年は虹を渡る　ハロルドとモード」に一票

>>408
顔は童顔、金髪なのにまっすぐ伸びた足と長さには驚いた。早春の時、
いくつくらいだったのだろう。

>>409
その映画も、確かアメリカではものすごく評価が高い映画だったはず。
キャット・スティーブンスは、いい映画の仕事をしていたのだね。

「少年は虹を渡る　ハロルドとモード」
こいつも大昔テレ東の朝の枠で見て以来
お目にかかってないな。
いいかげんビデオ、DVDなんとか出せちゅーんだ。

http://www.cinemart.co.jp/poe/intro/0606_01.html
↑
「赤死病の仮面」の劇場予告編がここで見れる。
「予告編を見る」をクリックしてみてください。
ジェーン・アシャーは「早春」より７年程若いので、色っぽいというより
まだあどけなさが残りまだティーンの少女の初々しさがある。
美しい娘、フランチェスかを演じてるのだ。
この作品はかなり評価も高いしDVDで画質も向上したので
一見の価値はあります。

レア物DVD化にともない、「早春」「少年は虹を渡る」あとスコリモフスキー作品なども
発売してほしいと願わずにはいられない。

>>412
THANKS！金あったら買いたいです。
オドロオドロしい中に荘厳さがあるね。


ところで「早春」この映画はオレサマの生涯ベスト１かも
知れない。
あれだけのインパクトを与えてくれた映画．．．っつうことでは他にもしかしてないかも。

ここ、良スレだーね。だって巷で「早春」のことに
ついてここまで語れることは本当になかったし。
ｺﾉ､スレ見つけた時は相当嬉しかった。
>>398のおっしゃる通り、秘密の匂いがする、
だけどfanと人と語りたくてムズムズしてました。
しかし、この映画のファンの人ってこんなにいるんだもんな。
雑誌でもライターが「早春」について語ってるのを読む時は
そのつど興奮してましたよ！
青春カルト映画の傑作中の傑作とも言えるんじゃないかな。

DVDも出てないばかりか、ビデオも海外で出てないというのは著作の問題なのか。しかし、以前、海外サイトでこの映画の海賊版だったのかDVDがオークションで出ていた気がします

http://www.majicat.com/audio/BIMDT.html

お宝、発見しますた！

上のリンク先のDeep End Versionの文字を
クリックすると、あのキャット・スティーブンスの歌が
DeepEnd早春サントラ・ヴァージョンで聴けますぞ。
セリフやプールの音も入ってます。
スチール写真と共に、
この映画にタイム・スリップしてくらはい。

自分は、もう何回も聴きました。やっぱり、この映画は凄いですね。
音楽、キャスト、監督、最高ですよ。聴いてるだけで場面が蘇ってきます。

Q:外国で「早春」を撮影するにあたって、またこの映画で同国人でない登場人物を
描くことでむずかしい点はありましたか？
スコリモフスキ：とくにむずかしい点はなかった。わたしはただ自分の前にあったもの
を受け入れ、親しいイギリス人と一緒に撮影しただけだ。ときどきわたしは、イギリス
人をからかうために、厳しく定められた規則を破った。たとえば警官がジン・トニック
を注文する場面だ。何人かのイギリス人評論家は、「早春」は美しい映画だが、間違い
が多いと書いた。ロンドンの警官がジン・トニックを注文するなんてありえないとかね。
この種の批判には笑ってしまう。ユーモアの感覚がないんだね。

12さん、ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━!!わーい。
ここはお宝といい、神が存在しますな。
早春のﾕｰﾓｱが分からない奴は、スコリの言うように逝ってよし!

皆さんを狂わせてるこの監督てっ詩だけじゃなく>>364画も描くの？

ジェーンアッシャーって、日本じゃ知ってる人少ないね。

こんな、べっぴん赤毛女優知らないなんて、みんなもったいねーって
『早春』見て思った。オスカー作品ノミニーの『アルフィー』でも良かったが。
ここではジョン・モルダーブラウンの未成熟な危うい体当たりの演技も良かったし。

しかし『早春』見たことない人達に、早くDVD化されあの奇妙な感動、感触を味あわせたいもんだ。

１９７０年制作/西ドイツ映画
〜愛しのＪ．Ａ・室内プールの妄想楽園

ポール・マッカートニーの恋人であり、ピーター＆ゴードンのピーターの妹の
ジェーン・アッシャーがＭｒ．ルナこと永久の年下童貞俳優、ジョン・モルダー・ブラウンを
からかっている内に次第にＭｒ．ルナはエスカレート、ストーキングされまくり、
顔が酷似したストリッパーの立て看板と共に暮らす、彼の蒼い妄想の楽園へ
引き込まれて命を落としてしまう、最上の悲劇をイエジ・スコリモフスキー監督は
堅実にサイケ風味のニューシネマ風映像で描き、キャット・スティーヴンスの主題曲
が揺らめき、カンの”マザースカイ”が疾走する、女子も男子も違う涙を流す作品。

ttp://www.6969b.com/film/review.html
このサイトからの映画評ですが、
ここはレアな傑作品揃いでなかなか読み応えあり。

場末の古いラブホのような淫靡さを感じる映画だね。

なんで、sageで書くの？
誉めてるならあげてよ。

俺のように、映画板のココで偶然あがってる
このスレ見つけて、記憶から鮮やかにこの映画が蘇った
やつもいるんだからねw　
そういう人、映画作品板結構多くない？

昔、録画したボロボロになった貴重テープを偶然見つけた時の喜び・・に似て

>>422
そう、なんとも猥雑で艶かしい、そして、くすけたエロチシズム
とでも言いましょうか。全編に倦怠感が漂っているんですね。
久々観た時はなんと、エロい作品かと思った程、大人になった時の方が
性の強烈さを感じました。

>>424
自分は、Googleで検索してまして、偶然このスレッドに辿り着きました。２ちゃんねるは
勿論知ってたんですがこの映画板では見落としてました。最近、「たのみこむ」で
ある日どこかで等リクエストでDVD化が決定したようで、
以前からそこは覗いてましたが、あまり効果なんてないものだと高をくくってましたが
「そうでもなかったんだな〜」とちょっと見直した。
なんとかこの作品もなんて期待を少しばかり抱いてしまったりしました。

このスレ面白い。
この映画は未見だが、ずっと見ずに
想像していたほうが面白いのかもしれない。

権利関係が煩雑だということは前にカキコしたが、
クリアしようと思えばできるんだよな。高いらしいけど。

「出発」でさえ難しいと言われてたのに上映＆ビデオ化されやん。ま、そんとき
一緒に「早春」のリバイバルも企てようとして失敗したわけだが。。

>>427
全然、無知なんですが、
権利関係というのは、どこがお金を出せばクリア
出来るんでしょうか！？
やっぱり、買い取る会社ですかい。
なんか、世界中のファンの声とか少しでも高まるといいですね。
そこから、なんか動かせないものかな。

ココまで幻の名作として持ち上げると
実際に観た時「ナニコレw」って事になるじゃないの？

ビデオが新宿TSUTAYAにあった気がするけど
見間違い?

>>429
海外のレビュー見ても殆ど評価高いようだよ
あとは見た人の判断だろうけど。自分は持ち上げるも何も素直に好きだよ
君はどうでした？沈んでたこのスレに書き込んでるいうことは、見た事あるか興味あるんだよねw

>>430 多分、間違い・・だと思う。ビデオ化はされてないと思う

>>430
俺もそれは違うと思うが。
もしかして、こっちかも知れない。
↓
「早熟」６８年
メディア 映画
上映時間 96 分
製作国 スウェーデン
公開情報 大映第一
初公開年月 1969/02
ジャンル エロティック

こちらは完全な
Ｂ級スウェ−デン・ポルノ映画のようだ。ﾓﾉｸﾛ。
当時は二文字でまとめるタイトルが
今よりずっと多かった。

>>409
>>411
亀レスだけど、同意。「少年は虹を渡る」もう一度見たい。当方も一票w

「男性・女性」「冷血」「若草の萌える頃」
「青春の光と影」「アポロンの地獄」「愛すれど心さびしく」
「ガラスの部屋」「砂丘」「お前と俺」「好奇心」「初恋」〜
そして「早春」・・あの時代のちょっと屈折した、だけど
みずみずしい青春映画、DVDでもう一度見たいもんだねぇ。

>>433
すぐ引退してしまったスウェーデンの美人女優、ピア・デゲルマルクが
主演した「みじかくも美しく燃え」「鏡の国の戦争」あたりも
個人的には付け加えて欲しいな。
（「みじかく〜」は先日放映されたのを録画できたけど）

>>434
あー「鏡の国の戦争」ってあったな。俺も見たい。
このスレって忘れてた映画思い出させてくれるな。

「鏡の国の戦争」も「早春」と同じく、
かつてのテレ東の平日昼や深夜枠の定番。
ちなみに当時30ぐらいのアンソニー・ホプキンスも出てた。
英国諜報機関の幹部役で、
ラスト、若いスパイを見殺しにした上司に怒り狂い、
怖いくらいにキレまくってた。
今思えば、あの頃からちょと変わってたつーか、オーラ出てたなー。
あと主演のクリストファー・ジョーンズもジョン・モルダー・ブラウン系の
美青年だったけど、その後消えたね。

そういえば最近なんかのＣＭでキャット・スティーヴンスの曲がかかってたな

「出発」上映に際して、来日したスコリモフスキが映画美学校の企画でアテネフランセで
講演したことはレスしたが、初めて聞くスコリモフスキの英語は吃音なのであった。どの
文献にも彼が吃音とは書いていないのだが、母国語じゃない英語だから吃音だったのか、それ
とも日本人の若者相手に緊張していたのか、、、謎だ。

＞１２
スコリモフスキーの吃音の話、やっぱり緊張半分、母国語じゃないから少々
という処なのかな 　

けっこう、各国で公演とかやっているのですかね。
「早春」「出発」とも個性的な作品でありながら
主人公がどこかシャイなのはスコリモフスキー自身でもある？
かなり前の方のレスのインタビューでも語られてましたね。

http://film.spettacolo.virgilio.it/cinema/gallery.php?persona=956&ord=1&id=109750
↑
避妊推進のポスターを見てのシーン

スーザン
「このポスターの写真見てよ、男が妊娠してお腹が膨れてるわ、面白いわね〜
マイク、あんたもこんな風になったらどう？」

マイク
「やめてよ、やめてよ、スーザン、こんなの変だよ。男が妊娠するなんて」

スーザン
「あら、そう、ほら、こうして顔をあんたにすると面白いわ。」

マイク
「やめてよ、だって、僕、僕、、まだ、、その、、そういう経験ないし・・」

スーザン　　「えっ、何、あんたまだそういうことしたことないの？ふふ。
ねぇ、初めて体験するなら誰がいい？」マイク「えっ、そ、そんな・・」

　なんとかもう一度「早春」が観たい！死ぬまで観れないのでしょうか？70年代
前半の映画って個性的で素晴らしいのが多いです。「きんぽうげ」ももう一度観
たい。
　「少年は虹を渡る」は94年に録画したテープ持ってるし、海外版ＤＶＤとビデ
オを持ってます。キャット・スティーヴンスは初めて夢中になった外国ミュージ
シシャンでした。

>>440
そう、それだ、スゴイ、そそられる会話ですね。写真と一緒に思い出すよー

>>441＞「少年は虹を渡る」は94年に録画したテープ持ってるし

イイなあ。多分、今後もＤＶＤ出ないよねｼｮﾎﾞーン．．．
キャット･スティーブンス&CANの音楽はこの映画で極上の効果を
あげてたと思います。あの頃の若者作品には特に音楽が必需品だったような.

60年後半〜70年代のあの頃の青春映画って時代からか、
奔放でフリー･セックス感が漂ってて、
でもどっか「死」というものと隣り合わせみたいな危機感あるんだよね。
そういうのが現在、逆に古くないというか。
混沌とした世の中だからこそ再び観たくなるのかな。

　「鏡の国の戦争」のクリストファー・ジョーンズって、どうしてるん
でしょうね？ジェームズ・ディーンに似てると言われてましたが、突然
消えましたね。スーザン・ストラスバーグの旦那でしたが、彼女の自伝
にはよく書かれていなかったです。

　ジェーン・アッシャーはケーキ屋さんをしながら、女優も続けてるん
ですよね。実際のジェーンはとてもいい人みたいですけど、「早春」の
意地悪な女が忘れられない。「早春」観たの中学生の時だったけど、自
分もジェーン・アッシャーに虐められてるような気分になって、ドキド
キワクワクしてしまった記憶があります。いい映画だったなあ。「少年
は虹を渡る」と共に大好きな映画です。

クリストファー･ジョーンズか、懐かしいというか
このスレ見るまで自分も忘れていたのだ。

でも、今はなんと６２歳なんだそうだ。
いや、あの辺の美少年と言われた世代も当たり前だが、歳重ねてるんだね。
「鏡の国の戦争」以後はデビッド･リーン監督の名作
「ライアンの娘」なんかにも出演していた筈だが。
それ以後は、出演映画もないようだね。
アクターズ仕込みで演技も勉強したのに、やはり大人への成長は
難しかったのか。

そろそろDVDが出てもいい頃だと思うんですが、

「早春」って本当にビデオ化されたことないのだろうか。
上の方に出てる「若草が萌える頃」はかって東芝映像ソフトから出てた。
漏れもレンタルで見た。
ところがその後東芝映像ソフトが潰れて（略

「早春」はビデオ見たことないなー。
「若草・・」は今だに家の近所のレンタル屋にはあるけど。
かつてのビデオバブル期にも出てなかった気がするな。

「早春」はビデオ見たことないなー。
「若草・・」は今だに家の近所のレンタル屋にはあるけど。
かつてのビデオバブル期にも出てなかった気がするな。

しかし、ＤＶＤ化の基準も本当分からないね。
確かにレアな物も発売になってるかと思えば
どーしよーもない駄作がＤＶＤ化ドバッと発売されたり。
60年代から70年代初頭の青春映画の数々はほとんど
DVD化無視されているといっていいね。
「早春」と同時上映でかかっていた結構ヒットした
あの「フレンズ」なんかもされる見込みないようだし。

>>447
｛若草の萌える頃}　ほぉんとうに時々ヤフオクでビデオ出品
されてるの見たことありますが、相当の高値で取引されてました！

クリストファー・ジョーンズってアメリカでも「あの人はいまどこに」状態
だったみたいですね。「ライアンの娘」以降まったく出演せず、消えてしまった
彼は一部のアメリカ人にはあの時代の象徴の一つらしく、ファンの作った
公式サイトが存在してます。時代の雰囲気にのまれていったようなここ30年
だったようですね。（ラリッていたような気もするが）

ちなみにサイトはこちら。
http://www.cinetropic.com/jones/

なんだか
ジョン・モルダー・ブラウン
クリストファー・ジョーンズ
ショーン・バリー（フレンズ）
・・・このへんの区別が全然つかなくなってきたぞ（ｗ

11月28日、「ザ・シャウト　さまよえる残響」、日本でのＤＶＤ発売決定。
売れれば「早春」の発売もあるかも？（わけないが）でも、期待。

70年代の正統派美女、マリアンヌ・フェイスフルが主演した、「あの胸にもう一度」
DVD発売されているんだろうか？　

>>453
｢シャウト」、遂に遂に出ますかー！！？うほほ
やったー。ああ、これを機会にスコリモフスキ作品のいくつかもＤＶＤ化してくれっ。
同じく期待ですよ｢出発」そして、もちろん｢早春」もね！

>>454
いや、その作品もDVD化はされてないようですよ。ビデオ化はあるけれど現在は
ほぼ廃盤状態。ビデオも多くは出回ってないので、大半の人はこの作品も
テレビ放映の時の鮮烈な映像で記憶しとるんじゃないかな。

>>453>>455
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=8608

こちらに｢シャウト」について詳しく載っていました。
スザンナ･ヨークとアラン･ベイツ、ジョン･ハートという一癖も
二癖もある出演者だけでもソソラレル。是非、自分も見てみたいです。
しかし、やはりこの監督は、アンジェイ･ワイダ、ポランスキーらと
比較されて語られることも多いよう...だ。

>>455
家の近所のレンタル屋にはいまだに「あの胸にもう１度」ありますよ。
千葉ですけど・・・

＞457
そりゃ結構貴重なレンタル店かも。

以前、オークションでボロボロのジャケの状態かなり
悪いビデオでも争奪戦されとつたよ。
この作品自体の評価は分からんけど、ドロンファンには
かなり・・あの薔薇隠し？で有名なんすかね　官能のメロ･ドラマらしいね

>>458
マリアンヌの裸にライダースーツを小学生の時見て
萌えたやつは多いんじゃないですかね？
まさに峰不二子ですな
マンディアルグの原作「オートバイ」もお勧め
個人的に映画事体は数十年前にドロン映画祭で再見して
その後ビデオでも見たけど今一でしたが・・・

コーヒーのネスカフェだか、キャット･スティーブンスの曲、
ＣＭで使われてませんかっ？

あんまり彼の曲知らないんですが、
なんかキレイなメロディーなんです、
｢早春」の曲とはちょっと雰囲気違う曲んだな。

マリアンヌ姐さんは、ストーンズのミックと付き合いだしてから転落した
けど、「あの胸に〜」のころは一番綺麗だったよ。70年はお宝映画が
たくさんあるね。

>>460
キャット・スティーヴンスのＣＭ曲は「雨にぬれた朝」で、
キャット最大のヒット曲です。
ただしこの曲シンガーソングライターのキャットが作ったも
のではありません。賛美歌をキャットがアレンジしたという
ことのようです。
とても美しい曲で、私は携帯電話の着メロに使ってます。

秋葉原のDVD屋に行くとエロティック作品の棚で、
思わず「早春」のDVDを探してしまうオレはアホでつか？

http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g7774823

スコリモフスキー作品の６７年の｢出発｣ビデオ、以前
オークションで落札されてたんですね。
なんだか、ジャケット見るだけでソソられるんですが
（未見）モノクロの映像がシュールな雰囲気。
｢早春」は一転してサイケなカラーだったから。

＞４６３
おかしくないですよ。やっぱ本能でしょうか！

>>462
ありがとう〜！
これでスッキリと謎が解けた。
どうもキャット･スティーブンスらしくない曲だなと思ってたのです。
なるほど、賛美歌曲でのアレンジで彼の最大のヒット曲だったのか。
この曲をＣＭに起用するなんてスタッフも気が利いてるなぁ。
「ええ曲だ」と思ったら下に彼の名前がクレジットされてたからビックリしました。

http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/57358647

｢アルフィー」のサントラ。ソニー･ロリンズの。ＣＤもいいが
アナログで聴くのもいいかも知れんね。｢アルフィー」も60年代UＫカルチャーの
代表作の1本ではないでしょうか。この時のアシャーはまだ初々しかったが、｢早春」では
既に大人の女優へと成長していた。｢早春」のまるまるサントラも出て欲しい。

それぞれの現在。

レイモンド・ラブロック
http://members.xoom.virgilio.it/omen/CURIOSITA/LOVELOCK%20C%20.htm
ジョン・モルダー・ブラウン
http://www.actedu.org.uk/academy%5B1%5D.html
ルノー・ベルレー
http://www.agenceparallaxe.com/fiche.cfm?id=4304
レナード・ホワイティング
http://members.tripod.com/~lenpage/LW95.htm
ビョルン・アンドレセン
http://www.iomfats.org/tadzio/bigbjorn.jpg

すまん。ひとりリンクが切れてた。

ビョルン・アンドレセン
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Studio/2362/bjorn.htm

レイモンド･ラブロック・・本当に彼なのだろうか、
いや、そうなんだよね。歳の流れが顕著だなあ。
アイドル女優のその後にびっくりすることもあるけど、
アイドル男優のその後も・・感慨深すぎる。

ジョン･モルダーは、以前このスレにもUPされてたけど、
ちょっと得してるかな、30代くらいの写真なのだろうか。

>>467

は、はっきしいって面影あるの1人もいねぇ。
まだ、｢個人教授」か、ルノー･ベルレーが1番いいおっちゃんになっとるね。
あの陰のある暗い容貌はどこへやらで、ヤンキーみたいだけど。
それにしても、ああ、ロミオーーージュリエットが泣いてるぞ!!
ただ、まだ昔を知らなければ、そこらへんにいる中年男なんだよね。皆。

ジョン・モルダー・ブラウンはいまでもけっこうカッコいい。
このあいだアメリカのローカルＴＶに出てた。銀髪になってる。
しかしレナード・ホワイティングは酷いな。フランケンシュタインみたい。

映画　ベスト１・・・　ブラッドイン・ブラッドアウトだとおもいます
知らない人が多いんですけど、とりはだたちます、情報求みます

>>472
ブラッドイン・ブラッドアウトとは！？
ああ無知ですいません。

>>471 ジョン･モルダーが今でも活躍してるというのは嬉しいです!!!
銀髪というのが、またｨｨ!渋い。

典型的美女のジェーン・アッシャーに、典型的美しい少年であるジョン・モルダー・ブラウンが
恋をするのだが、シンプルな映画というのでなく、そこにスコリモフスキー得意とされる一途で危険な話が展開されるので
一層この映画は引き立つーうんぬんとニュージーランド旅行した時、購読した映画雑誌に書いてありました。
もう20年くらい前でしたかな。
70年代の刺激的なこの十本とかにチョイスされていたと思います。

スコリモスキーの67年の映画｢出発」の主役とは、
トリュフォーの｢大人は判ってくれない」のジャン・ピエール・レオだったんですか！？
ＤＶＤのジャケ見る限り、成長してたから気が付かなかったです、
こっちも良く見たら、凄い魅力的なスタッフまた出演者達ですね。
↓
｢出発｣解説
ポルシェに賭ける青年の恋と大人への成長を詩的で
シュールなタッチで綴った青春映画。監督は「バリエラ」(66)「早春」(70)など、
ロマン・ポランスキーと並ぶポーランド新世代の旗手と謳われたイェジー・スコリモフスキ(38?)で、
母国を離れてベルギーで撮った監督第3作。脚本はスコリモフスキとアンジェイ・コステンコ。
撮影はウィリー・クラント。音楽はクシシュトフ・T・コメダで、
主題歌のシャンソンはクリスチアーヌ・ルグラン。
出演は,「大人は判ってくれない」「イルマ・ヴェップ」など
ヌーヴェル・ヴァーグの“顔"であるジャン=ピエール・レオ、
「二十歳の恋」(レオと共演)「男性・女性」のカトリーヌ・イザベル=デュポールほか。

ブラッドイン・ブラッドアウト、最高です

>>472
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=20338

ブラッイン・ブラッドアウトってこれ？
テーラー・ハックフォードの93年の青春映画。
ここに詳しく載ってるから自分であとは調べれ。

ブラッドイン・ブラッドアウト、レンタルビデオ屋にも、ほとんど、置いてない
けど
最高傑作だと思います。（愛と青春の旅立ち）の監督テーラー・ハックフォード
が、こんしんの力でつくった作品です、音楽は（ロッキー）のテーマ曲の人
友人などにすすめたくなる、隠れた名作、買ってでも観たほうがいいです。

ブラッドイン・ブラッドアウトについて映画配給会社に電話して、
全国公開してほしいとたのんだのですが、外資系な会社なので、
わからないそうです。誰かたのみます

先日、CDショップのエロDVDの所で「早○」という文字を見かけて
「つ、ついに！」と小躍りしそうになったが、「早熟」だった。悲しい．．

＞４８０
早春って確か、小津さんの映画にもありましたね！
でも、小津の早春って聞いても全然Ｈっぽくない　(当たり前か)w
やっぱり深夜映画で早春とこれば、こっちなんだよね、うん。

｢個人教授｣２、←この２というのがレアなのか、オークションでも
ビデオ壱万円以上の値がついてますた。

もし、｢早春」の海賊版ビデオとかでも出品されたら相当高くなるだろうね。
多分・・このスレにいる人たちや、この映画の隠れファンがほっとはおかんだろうし。

てっきり話題になってると思ったのに、みんな知らないのかな？
Uplinkで上映されるよ。
ttp://www.uplink.co.jp/factory/movie.html#trash

12月6日（土）前夜祭
『早春』21:00〜(1970年/英=西独/約90分)
『ザ・シャウト』の鬼才イエジー・スコリモフスキー監督の名を一躍高めた青春映画の傑作。雪の残るロンドン近郊を舞台に、奔放な年上の女性に恋をした15歳の少年の狂おしい激情を、鮮烈な映像の中に描く。

>>483
工エエェェ(´д｀)ェェエエ工！！

つ、遂に！以前、このスレでそこの上映で「:シャウト:やります」
ってのは見た記憶があるんですが、まさか｢早春」まで！！

しかし、　しかし、Σ(´д｀*）
ｵﾚは新幹線乗っていかなきゃいけない場所に住んでるので
いけそうもありません。
み、みんな、どうするのか ！　Σ(ﾟДﾟ；≡；ﾟдﾟ)　
｢早春」が映画館で観れるなんて、この先あるか分からないしﾏｼﾞ

続けレス、すいません。
今、リンク先みたら、も、もしかして12月6日（土）前夜祭
『早春』21:00〜(1970年/英=西独/約90分) 、１回きりでしょうか！？
きつい。きついよぉ。
それにしても、そこの上映、凄いラインナップだな。

『シャウト』がそうだったように
これは『早春』のDVD化も近いうちにありそう。

DEEP　ENDのことだよね？　上映?!　え、まじすかまじすか

「ザ・シャウト」ＤＶＤは昨日発売。

uplinkの｢早春　DEEP END｣上映には、
この映画のﾌｧｿの映画関係者も集まるヨカーン。

約１０年前に神戸サンＴＶの深夜ワクで見たっきりなので、こうして上映してくれるのは嬉しいけれど、
６日は予定が入ってるし、それにアップリンクは見にくくてあまり好きじゃないんだよな・・・
それより早くＤＶＤの発売キボンヌ。

>それにアップリンクは見にくくてあまり・・

そうなんですか！？
それはちょっと残念だね。自分も地方なので拝見出来ないのが悔しいのですが。

でもこれによってDVD化の期待はかなり高まりますね。
調べてみたところ、アメリカでも｢出発」｢ザ･シャウト」らは
DVD化はされていない様なのに（ユーザーは、ビデオ、TVや海賊版等で見ているよう)
ここ日本では発売になっている。早春も少しばかりの望みが広がります。

とにかく、アップリンク行った方、感想聞かせてくださいね！
業界の方でも、ファンの方でも（w
まさか、この映画の大ファンという、田中康夫知事は行ってないよね！？

嘘みたいだけど、今、初めて知った！
今日、これから「早春」をやるんだ！
全ての予定をキャンセルして駆けつけます。

493ですが見て来ました。
テレビ放映を録画した日本語吹き替え版でした。
上映前にアップリングの人が今、「早春」の版権を交渉していて
来年か再来年にＤＶＤを出すことを考えていると。

>494
おつかれさま〜
ＴＶ放映版か・・・・家を探せば３倍で録ったビデオが出てくるな。
アップリンク様、ＤＶＤは必ず買いますから一日も早いリリースをお願いします。

>>495
間にＣＭが入ってましたw
正直、映画館とは言えないアップリンクできつくはあったがそれでも
今まで噂に聞いてたシーンの数々を確認できただけで嬉しい。
明後日の「小さな悪の華」も見に行くかなと。

>>494
ｵﾚからもお疲れさまでした!!

いやあ、アップリンクという所がどういう雰囲気の場所か
今ひとつ把握出来ない田舎者ですが、なんとテレビ版を
上映したんですね。そんな事も可能とは!?
ＣＭも入ってたとは、これまた味がある〜！？
ともかく、近い年にDVD発売汁の朗報は嬉しいヨォ

>>497
映画館というよりライブハウスみたいなところですよ

>>498
ライブハウスですか!
なるほど、なんか、ちょっと見えてきました！
サイト見てもお洒落っぽい感じデスネ。

アプリンクって漏れも前に一回行ったことあるけど、
あそこは厳密には「上映館」じゃないだろ。
コーヒーその他ドリンク付き、
つまりあくまでも「飲食店」として許可もらってるはずで、
建前として上映は店内映像ＢＧＭ扱い。
だから権利関係をクリアーできる。
そうでなきゃ今回の「早春」みたいな
テレビ放映ビデオなんて絶対許されんだろうし。
しかし、そんなバッタモン利用してまでプログラム組んだということは
やっぱこのスレの盛り上がりが
アプリンク関係者を動かしたということかな？

>>500
サンクス！そうか！と手を叩きたくなりました。なっとく。

＞つまりあくまでも「飲食店」として許可もらってるはずで、
建前として上映は店内映像ＢＧＭ扱い。
だから権利関係をクリアーできる。

普通の映画館なら、テレビ版放映とは「えっ」ともなりかねないところだけれども、
皆さんご指摘の通り、それが可能となった裏にはそういうこともあったんですね。
しかし、それしてまで前夜祭で｢早春　ＤＥＥＰ　ＥＮＤ」やってくれたのは
やっぱり、このスレ、Uplink関係者さん覗いてくれてる！？。。。。ＴＶ版もとんと最近
お目にかかれてないシロモノだから、よくそこまでして上映したというべきか。
画質とかは、どうだったですかね？
やっぱり多少、昔観た、テレビの画像のように痛みあったんだろうか。

アップリンクの上映、１２月１２日、アルジェントの「４匹の蠅」もやるので
アルジェントのスレにも書き込みして来ました

UPリンクは単なるハコでしかないんじゃないですかね？最初に挨拶したのもトラッシュマウンテンビデオってメーカーの人だったよね、多分。
そこが出そうと頑張ってるんじゃなかったっけ？違ったか？

>>503
そうだったんですか？
挨拶した人は「うちの会社で」と言ってたがどこの会社の人なのか知らないので
アップリンクの人かと思った

>>504
推測ですが、慣れないコスプレで緊張していたと見た、謎の怪人（目の周り真っ黒、黒マン
ト）。
ｕpリンクの人は飲み物とか出してた人だけじゃない？
ま、観られるだけで大感謝なんですが。DVD出るんなら吹き替えも入れて欲しいです。

J・アッシャーの声ってセイラさん？　

>>505
セイラさんって誰か？タレントさん？

前レスでも話題に出てましたが、ジョン･モルダー･ブラウンの声は塩屋翼ということで
落ち着いたんですが、ジェーン・アシャーの吹替えたけが分からずじまいで。
自分の持っているTV吹替えビデオでも、声優がクレジットされてないもんで...
なんか特徴ある声でしたね。声優なのか、その当時売れていた色っぽい女優があてて
たのかなど思考してました。
けっこう、聞いてみると｢味」のある特徴的な声ですたね。
そして同意。自分も、DVD発売なら、あの吹替えそのままつけてほしい。

頼むから画質の最悪なアップリンクから「早春」のＤＶＤを出すのだけは止めてほしい。
日活ロマンポルノやピンク映画、カウリスマキ作品など、画質は最悪、コンテンツは意味なし、
ねえ、紀伊國屋あたりで出してほしいんだけど。

DEEP ENDは、やっぱり、いい〜画像で見たいよね
つうか、そんなにアップリンクが画質悪いとは知らなかった！
出してくれるだけで感謝と思ってたが、やはり欲も出てくるね。
『ああ幸せだ』という気持ちを早くかみ締めたいもんだ。

Ｊ･アッシャーも出演してた、マイケル･ケイン主演の
６０年代傑作｢アルフィー」が、ジュード･ロウ主演で再映画化されるようだね。
しかし、６０年代だからこそのお洒落なセクシャル･コメディだった気もするんだけど果たして現代に
蘇ってはてさて、どうなるか。

アルフィーはソニー･ﾛリンズ
ディープ･エンドはキャット･スティーブンス&ＣＡＮ

これらが、作品を彩ってなきゃはじまらんー

アラン・ベイツ死去。69歳。「ザシャウト」にも出とるけど、その男ゾルバ、
ある種の愛情、恋、まぼろの市街戦、恋する女たち、フィクサーなど
おいらの好きな映画によく出てたから残念という他ない。合掌。

エエーーーーーー、今、初めてこのスレ来て知りますた。
ショック。「暗くなるまで待って」も、この人でしたっけ。
スゴク個性的で良い役者だった。悲しいなあ

>>506
自分も気になる。セイラって誰ぞや

>>512
「暗くなるまで待って」はアラン・アーキン

>>513
ガンダム？

もう待てない！
TVバージョンでいいから、誰かWinnyで放流して！

>>514
恥ずかしい、ご免なさい、そうですた。あちらはアラン･アーキンでしたね。
こうなったら、アラン･アルダなんかとも間違えそうですた。とほ。

昨日、久し振りに８８年頃テレビ録画した
早春、観てみたら、素の画面が実際パチパチして汚かった。
いかにも、時代を感じる。アップリンクで上映された折も
このパチパチ加減のフィルムがそのまま放映されたということだよね？
ＤＶＤでは、これよりは上質になってることを望む。

Janeさんの垂れ目かわいい！でも早春の頃は既に色っぽいのよね

アップリンク上映、行けずに気になったままだったのだが
テレビ放映日本語吹替えだったとは・・・
ちゃんと表記しないで（されてたのか？）客集めて金とっていいのか？
どうでもいいけど。

ジョン・モルダー・ブラウンだったら
「初恋」　監督マクシミリアン・シェルのほうが好きだな
ドミニク・サンダきれいだし音楽もよかったし

「はつ恋」と「早春」はまったく映画として色合いが違うから
比べられないんだよね。個人的にはね。

「初恋」はまず文学としての美しさがあって、そこに主人公達の色恋があるけど
「早春」は現代物として、あの６０年代から７０年代のカルチャーの中の色恋というべきか

ジョン･モルダーもこの映画から映画の数年で容姿から背丈からスゴク成長しているね。
今、ヤフオクで「初恋」のビデオ出品されてて、いつもと同じく即入札されてるから、
映画自体はもちろん、ジョンもやはり忘れられない人には忘れらない俳優なんだろうなあ。

『早春』のプログラムを古本屋で見つけた。200円だった。

>>521
そりゃ貴重だ。
初恋はよく見かけるけど、早春のパンフ滅多に見かけない
古本屋さん、価値わかってなかったりしてw

このスレ、ＤＶＤ発売れるまで残っててほしい。
本当に発売してくれるのか、待ちきれん

似たような映画でナタリードロンの「個人教授」があった。
この頃は、少年が年上の女性に恋するというテーマが多かったのかな？　

多かったねー。なんだかブームのような感じくらい。

ちょっと後には「おもいでの夏」ジェ二ファー･オニールね。これも好きだった。
あと、「青い体験」は、ラウラ･アントネッリが成熟したボディを炸裂。
後、続々出てきて「課外授業」なんてのもあったな、キャロル･ベイカーか。

個人教授は、続個人教授まで出来てしまった。
あ、あれは日本が勝手に邦題つけただけだったんだろうかしら

ジェーンさんは、笑顔の目や口元が、うつみ宮土里に似てるね。
あと若い頃は、裕木奈江にも雰囲気が似てる。

「まぼろしの市街戦」までＤＶＤ出るんだよな。
そろそろ「早春」も・・・

>>527
「まぼろしの市街戦」はすでに出てるだろ、吹き替え入りで

>>526
おお、上手い表現。うつみミドリをもっと上品にした感じいおうか!?
しかし、欧米では金髪&それに近い髪で、色が抜けるように白く、垂れ目系のアヒル顔（！？）の
美人女優系統は人気あるネ。ミッシェル･ファイファー、レベッカ・デモーティ、
メグ・ライアン、へザー・ロックレア、ヘレン・ハント、ブリトニー・スピアーズ等。
みんな垂れ目である。

では、ジョン・モルダー・ブラウンは何系のルックスなのかと考えた。
それでもこういう映画の中の少年は色んなタイプの系統が多かった気がする。
最近もし日本版｢早春」を製作したら、ジョンの役は、ジャニーズの山下智久系なのかと
思ったりしたが、あれでは、やはり健康的過ぎるんだなぁ。もっと危険度もなくちゃナァ

そろそろDVD出してくれないかなあ…
バリエラも一緒に是非。

映画サイトを検索していたら、こんな興味深い書き込みされてる方が・・↓

●Ayako Ｈｉｇａ(779) 題名：カルトムービーズ

はじめまして。カルトムービーズの項目にある Deep Endの邦題は｢早春」、
監督はポーランド出身のイェジー・スコリモフスキー（ジャージーではありません）です。
私は７８ー７９年頃「ロードショー」に掲載された南俊子さん(シネマスクエアとうきゅうの設立に
関わった評論家で故人）の記事を読んでこの映画のことを初めて知り、それ以来幻の映画でした
（その頃関東圏のケーブル局で時々放映されていたのですが、沖縄に生まれ育った中学生には
全く鑑賞する機会はありませんでした）。９４年以来ロンドンに在住しているのですが、
９９年ICAのポーランド監督特集の中にこの映画が含まれていて実に約20年の歳月を経て見る事ができました。
（その翌年French Instituteで監督本人のトークを聞く機会にも恵まれました）。

【ー続き】
私はPulp FC会員で以前 MarkがICAでクラブナイトを開催していた時にこの映画を
上映して欲しいとリクエストしたところ、さすがは Mark すでに上映したとのことでした（
私のチェックが甘かったので見逃していたのです）。親切なことに彼はビデオテープを送ってくれれば
ダビングしてくれると申し出てくれたのには大感激でした。
もちろんそのビデオは宝物です。そして監督本人の話を聞くことができたのは本当にラッキーでした。
ジェーン・アッシャー（現在も舞台を中心に活躍、料理本も出版している才女）
扮するスーザンは婚約指輪のダイヤをなくしてしまい、それを雪の中から探し出すのが映画の
クライマックスなのですが、監督はポーランドで女の人がダイヤを雪の中に落とした話を新聞で読んで
ストーリーの構想を得たと話していました。非常に残念なのは、主役を演じたジョン・モールダー・ブラウンが
８０年代後半以降消息不明なのです。スコリモフスキー監督とこの後もう一本ナボコフ原作の King,Queen and knaveを
撮ったのですが、日・米劇場未公開（たいていどの映画ガイドで失敗作、
愚作の烙印を押されている...）。監督も彼の消息は知らないとのことでした。

>>532
ジョン、、消息不明か、、妙に切ないです。
どっかのサイトでは演劇学校の講師とか写真あったけど、
確かにやたら古いフォトだったしぃ。
マーク･レスターみたいに接骨院でも開いて
元気でやってくてるといいよねぇ。

>533
久々に映画に出るみたいよ。

ttp://us.imdb.com/title/tt0390197/

しかし、オリヴァー・ストーン版「アレキサンダー大王」に便乗丸わかりの企画に加えて無名のスタッフキャスト・・・
ジョンははたして大丈夫なのだろうか。

>>534
期待したい。日本では見れるのだろうか。

昨日深夜はテレ朝で「あの胸にもういちど」を放映してたな。
ジェーン・アッシャーとマリアンヌ・フェイスフルが顔よく似てるのはさておき、
このラインナップだとひょっとしたら「早春」の放映も期待していいのかなー？

本当ですか！？イイなぅ。この辺りではやらなかった。。哀。
｢早春」も放映したら報告を。

ｼﾞｮﾝ＝ﾓﾙﾀﾞｰ・ﾌﾞﾗｳﾝですが、ｱｶﾞｻｸﾘｽﾃｨｰの
ﾐｽ・ﾏｰﾌﾟﾙｼﾘｰｽﾞの『ｽﾘｰﾋﾟﾝｸﾞ・ﾏｰﾀﾞｰ』という作品に出てました。
早春からだいぶ経過した大人なｼﾞｮﾝが見れますし、素敵な旦那様役でｶｺｲｲですよー
DVD発売されてると思います。ｶﾞｲｼｭﾂだったらｽﾏｿ

>>538
貴重な情報thanksです!!
アマゾンJPを調べたら、しっかり出てきました。このシリーズ
いっぱいDVD出てるんですね。｢スリーピング･マーダー」もしっかりあった。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/249-6773755-3177926
何年くらいの放映作品なんでしょ。

>>539
詳しい事は判りませんが20年近く（以上？）経過してると思われます。
この作品はｲｷﾞﾘｽのTV放映されたものですが、完成度の高い面白い話ですし
ｼﾞｮﾝが出演してる場面も多いです。
ｿﾌﾄ帽を撫でる仕草や胸毛ﾓｯｻｰのｻｰﾋﾞｽｶｯﾄもw
ｽｶﾊﾟｰを契約されてるなら、ﾐｽﾃﾘｰﾁｬﾝﾈﾙにて見られるﾁｬﾝｽがあると思いますよー

ジョン･モルダー･ブラウンがウエスト・ブロムウィッチのファンとかで
出てくる暗い青春映画があったな。

DVDまだ〜？
待ちくたびれますた。
あの喪失感溢れるラストを見ると、15歳くらいのあの頃に戻れるかも？

＞喪失感

ホント、そんな感じね。あと、不気味でもあったし怖くもあったし
切なくもあったし。印象的なラストだよねぇ。１度見たら忘れられない、、
赤いペンキが目に焼き付いてる、、あとキャット･スティーブンスの歌も、、。

この映画をテレビで見たとき、主人公に割と近い年齢だったから
ものすごく感情移入したね。
だからオレの場合、いい映画というより想い出の映画なんだ。
たぶん今見たらキュンときてしまうよ。

どうなんだろう？おれも大昔みて頭に残ってる映画だけど、今みたらこんなもんだったかってないのかな？このころの映画って今見るとなんだかなーって結構あるからな。見なきゃよかったみたいな。

録画したVIDEO、たまーに見返すけど、やっぱ見るたんび、今でも
なんとも言えない高揚感は沸いてくるぞ。ただの綺麗なあの時代の青春映画とは
やっぱ違うよね。一線を画している。
斬新な映像と不思議な不気味さは色褪せてないと俺は思う。
これは、やっぱりスコリモフスキーの力も大きいのだろうかね。

どちらにしてももう一度見て検証したいのは確か。

オレはあの女の丸い尻が目に焼き付いている。
丸い尻､もう一度見たい､ってオレはただの変態ですか？

翻訳家であり、映画評論家の柳下殻一郎氏のホーム･ページの映画日記より


Uplink Factoryにてユーロ・トラッシュ不法集会vol.3前夜祭。
『早春』、つまりイエジー・スコリモフスキー幻の傑作The Deep Endである。
さすが『早春』で、ユーロ・トラッシュには縁の無さそうな年輩の方も行列に並んで
いたりした。映画の方はサンテレビで上映されたテレビ放映版。
手持ちの海賊版(VSOM)よりずっときれいだったわい。
ttp://www.ltokyo.com/yanasita/diary/03121.html

Morning has brokenはお馴染み

>>545
自分にとって、そういう映画は「イージー･ライダー」「いちご白書」とかだな。
リアルではないのだが、80年代後半ビデオで見て・・なんだか時代の流れを痛切に感じてしまったよ。

見た時代にもよるよな。イージーライダー、いちご白書は当時、場末の名画座で見たせいかあの硬いイスと便所臭さとともにいまだにおれの中に残ってる。

昨日ちょっとショックだったのが、
本屋で洋画データブックみたいな分厚い映画の本を立ち読みした時。
｢早春｣はみごとに出ていませんでした。

http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f9278646

早春の当時のチラシをヤフオクでﾊｹｰﾝ!!
欧米のポスターが、いかにもカルト的なデザイン、なおかつ、この映画の
象徴、赤を強調した作りになってたのと比較して、日本のは、いかにもー
あの当時の、年上の女性に憧れる甘酸っぱい青春モノといった趣だね

゛はかなく燃えつきる痛ましい少年の愛と心゛のコピーは、なかなかのもん思いました。

>>554
スコリモフスキーでなく「スコルモフスキー」という表記なのですね。

このスレが更新されているのを見るたび､
｢遂にDVD発売｣というのを期待してしまうのはオレだけ？
チラシを見たら､当時の｢キュン｣とした想いがよみがえってきますた。

このスレが１０００いくまでには、せめてDVDが出ていてほしぅぃ。。

>>554
テアトル銀座、４５０円というのが、時代を感じるよなあ。
セピア色の７０年代。。
テアトル銀座ってけっこう大きな劇場だったんじゃないかな。
同時上映は、｢フレンズ」だったのか｢小さな恋のメロディ」だったのか気になるよ。

「早春」って、当時「小さな恋メロ」や「フレンズ」の様にヒットしたの？

>559
ヒットしていたらとっくの昔にビデオ化されてるよ。

ヒットしてても権利関係でビデオ化されてないのいっぱいあるよ

公開当時はマイナーで、人気の無かった作品でも現在の方が
懐古ブームで人気が高い場合が多いからね。
早春も今DvD化すれば、ヒットするかも。

早く出してくれないかな、DVD。

http://www.tanomi.com/metoo/naiyou.html?kid=33206
おい、皆さん「たのみこむ」サイトでも、｢早春」ＤＶＤ化希望の賛同者を求めておるぞ。みな賛同したれ。

マイナー過ぎ。でも100円なら買うよ

１００円ぽっちじゃ見せれませんw

でも、せめて5000円以下に抑えてほすい。

ジョンモルダｰブラウン出演作品allcineme ONLINEより

001] ■ 　ミス・マープル／スリーピング・マーダー＜TVM＞(1987) 出演
[002] ■ 　ジェニーズ・ウォー＜TVM＞(1985) 出演
[003] ■ 　ルードウィヒ／神々の黄昏(1972) 出演
[004] ■ 　ルートヴィヒ／［完全復元版］(1972) 出演
[005] ■ 　吸血鬼サーカス団(1971) 出演
[006] ■ 　象牙色のアイドル(1970) 出演
[007] ■ 　早春(1970) 出演
[008] ■ 　初恋（ファースト・ラブ）(1970) 出演

age

小津安二郎の「早春」なら知ってるけどね。

「春にDVD化の交渉を進める」とか言ってた話はどうなったんだ？＞アップリンク関係者

やっぱりアップリンク関係者のリップ・サービスだったのかなぁ

早期リリース期待age

まだ〜？あげ

ＤＶＤ発売まで、なんとかこのスレ保守したいなあ〜
発売された時、このスレどこいっちゃったでは遅いし
あー、それにしてもその夢は夢で終わるのかなー

正式に出るまで間に合わせに、ブート買えばいいじゃん？

ブートはどこに売ってるんでしょー

西新宿へ行きなさい。
TVからのコピーだから画質は期待せずに･･･

すでにTV録画した物は所有してるんで、
やはり字幕、奇麗な画像で１度見たいと望んでいる

ＤＶＤはまだかage

「小さな恋のメロディ」が遂に11月ポニー･キャ二オンから
DVD発売決定したらしいっす。この調子で「フレンズ」とかもどんどんDVD化
されて、そんで「早春」も。。ってことになりませんかね。無理か。。
でも、もしIVC発売なら､いらねぇよ。あそこ画質最悪ですしね。

あーとりあえずもう１度ちゃんと見れるんならどこから発売でもいいや

ロンドンには、今もあんな感じの浴槽場＝プールみたいな所があるんだろうか。
映画の中だと、すごい、ばばっちい印象だったよね。
タイル張りで、昔、漏れが泊まった新宿にある安っぽいビジネス･ホテルの
浴槽を思い出したよ。なんと、タイルをサソリが這いずり歩いてたからね。
映画見ると、その時のひんやりした無機質な浴槽を思い出したよ。

マイクは高校卒業して
あそこで働き始めたみたいだけど
正社員orあるばいとだったんんだろーか。

新宿にある安っぽいビジネス･ホテルの浴槽を思い出したよ。
なんと、タイルをサソリが這いずり歩いてたからね。

ムカデの間違いでは？

>>585
ワー、間違った。
その通り！！

>>578
ブートっていくらぐらいなんでしょうか？
ブートをレンタルできるとこってないんですかね、、

http://www.imdb.com/title/tt0088200/
http://www.doublespiral.org/movie/skolimowski/12_success.html
同じ監督のこれもかなり惹かれるんですが、日本公開されてないのでしょうか。

>>588
未公開のが多いですよね。
ホント、なんとかしてほしいモナー

all cinema on line感想より
すばらしかった　投稿者：Boss投稿日：2004-08-04 17時12分14秒

少年期に劇場で観ました。ジョン・モルダー=ブラウンの『初恋』『象牙色のアイドル』を
観ての3本目でした。ショックを受けました。私も思春期の真ん中。美しい年上の女性への憧れと嫉妬、
そして現実を目の当たりにした瞬間の冷淡なまでの感情。
そのすべてをこの映画は描いていました。自転車で街を走り回る姿は、
やはり年上の女性への憧れを描いた『個人教授』のルノー・ベルレイと同じ。
そこにこそまっすぐな少年の心があるのでしょう。もう一度みたい映画です。

age!

1964年　赤死病の仮面　THE MASQUE OF THE RED DEATH

　城下に赴いたプロスペロ公は、美しい娘フランチェスカを見初め、
城に連れ帰り淑女にしたてあげようとする。しかし、その狂気と
凶行の末に赤い死神に魂を奪われるのだった。そしてその赤い死神の正体とは？
　シックにまとめられたダニエル・ハラーのセットに、ヴィンセント・プライスの怪演が映える、
舞台劇の趣のある傑作。狂乱の宴に残酷な仕打ち、さらには赤死病の脅威と救いようの
ない暗鬱なストーリーだけど、ただの暴君ではなく奥底に救いを求めんとするプロスペロの、
どこか不思議な優しさを演じるプライスの秀逸さ、物語の中央に毅然とした女性を
据えることによってぎりぎりのラインで正気を保っていますね。
脇を固めるキャストたちのドラマも見事に描かれています。
そんなこんなで、色とりどりの死神が集うラストは一見冗談のようだけど笑えないんですねぇ。
その死神の集うなかで生の道を与えられる子供に、一筋の光明が見て取れます。
　女優といえばさすがはコーマン、この作品でも老若貴賎を問わず綺麗どころで固められています。
特にフランチェスカを演じるジェーン・アッシャーは一押しにかわいいぞ。

>>587
亀レスですが。
レンタルは見た事ないな〜。
当時のチラシかなんかをコピーしたパッケージで
もろに粗悪品って感じだった。
でも、あん時に買っときゃよかったよ…

>>587
あっごめん。
値段の事でしたね。確か5〜6千円？だったと思う。

「早春」を出すくらいなら「ifもしも・・」が出ててもよさそうなものだ

「ifもしも・・」はビデオ出てるしＤＶＤそのうち出るんじゃないの

　「早春」と「きんぽうげ」のＤＶＤが欲しい。リンゼイ・アンダーソンの
　「ifもしも・・」もいいね。「オーラッキーマン」でもいいよ。
　何故かキャット・スティーブンスのＤＶＤが発売されるみたい。
　アマゾンで予約受付中でした。
　彼、最近アメリカに入国拒否されたみたい。悪者扱いされてらぁ。

ジェーン･アッシャーときちゃ、｢早春｣｢きんぽうげ｣の
個人的にはEarly-70s代表する英国美人。
>>594の作品でも、やっぱ綺麗だわ。
　彼女の美麗ぶり、色彩設計を含むプロダクション・デザインの妙味をきっちり伝える
映像クオリティ。目に飛び込む豊穣な色彩が、目に見えない恐怖を演出するんですね。

わたすの、６０年代後期から７０年代初期の心の女優とこれば

ジェーンアッシャーとキャサリンロスですわ。
今でも彼女らの映像見ると、胸キュンとする。

最期よくわかんなかったけど照明の傘に頭をぶつけたってこと？

分かりすぎるくらい、分かりやすいラストだと思うが。
マイク「いかないで、いかないで、スーザン」・・そして照明をスーザンめがけて。
あの照明、重たそうだったよなあ。これ以上はネタばれになるから書かん。

もし、もしもだ、｢早春」DVD化になったら、
あのインパクトある当時の吹替えも出来ればそのまま入れてほしい。
でも、ジョン･モルダー・ブラウンの吹替えはバッチシだったけど
ジェーン･アッシャーの吹替えは正直、合っているかどうか微妙w
ーしかしだ、やっぱあの吹替え版で見た印象強いからね。

乾いて早漏

　「象牙色のアイドル」が来年１月にＤＶＤ発売されるらしい。
「早春」も早くＤＶＤで出て欲しいなあ。

>606
「象牙色のアイドル」、今まで見る機会がなかったからうれしいなぁ。
こういうところでユーロトラッシュ映画の大量リリースの恩恵に預かれるとは。
「早春」のソフト化が進まないのは、やはり権利関係が想像以上に複雑なのかね。

>>606
>>607
自分も初見なので素直に嬉しいっす。なんとか権利をクリアして
｢早春」もDVD化実現してほしいです。
確か、「象牙〜」はビデオ化もされてなかったんじゃなかったかな、
同じ｢早春」にも期待したいねぇ。

>>584
亀レスだけど、うお、それは俺も未だ謎です。

いくらなんでも、あんな汚い浴場に就職て、、どんなレベル
なんだろーと普通に思ったもんですが
でも、途中でマイクの両親とかあそこの職場に訪ねてきて
「おい、頑張ってるな。ここは美人(スーザンのこと)もいるし
お前、ついとるじゃないかウッワハハ」と父がマイクに
言ってたシーンなんか、息子の働いてる所をわざわざ見に
くるシチュエーションで、やっぱ正社員なのか？と思ったもんす。
どっちなんだろーね。

　どうでもいいようなつまらない映画があっさりＤＶＤ発
売されたりするのに、どうして「早春」が出ないのでしょ
う？
　複雑な権利関係というのは具体的にどのようなことなん
でしょうか？最近「悪魔のいけにえ」が発売直前で中止に
なりましたが、その理由も権利関係ということのようでし
た。「初恋」もまだＤＶＤ発売されてないですが同様の理
由からでしょうか？

名無シネマ＠上映中 ：04/10/18 06:21:36 ID:UfmmJUJI
情報UP乙でーす！　　　「ｼﾞｪﾚﾐｰ」&「ｱｲｽ･ｷｬｯｽﾙ」の同時DVDﾘﾘｰｽは、
　ﾛﾋﾞｰ･ﾍﾞﾝｿﾝ好きには、祭り！ですね。　　でも、11月は出費がたいへん・・・
↑
確かに70年代青春物ラッシュだね。｢早春｣｢初恋」もきてほしいねぇ。

キャット･スティーブンスの歌が流れると
この映画思い出す。もう一回見たい！

あのカルトちっくな雰囲気がたまらん、青春映画の中では異色作だよね。
一度見たら忘れられない、映像も好きだった。

この映画が当時の青春映画とどこか違うのは
やっぱりカルトの匂いが漂うところだよね。異彩を放ってるよー。
監督がやっぱりスコリモフスキーだからか。

あのプール（？）のシーンはすごく印象に残っている。
こわかった。

70年代といえば「赤ちゃん戦争」や「知りすぎた17歳」なんか
最近はテレビで全然放映されなくなったな

「課外教授（ヴァディム）」とか「妖精たちの森」とかも・・・

いかんいかんスレずれてる・・・
スコリモフスキーの初期短編「不戦勝」って、見てみたいな。

スコリモフスキーBOXとか出たら興味深いよね。
解説書なんかも豪華だったりしてね。
その中に｢早春」が含まれているんなら間違いなく購入するよ。

この間、久し振りに８８年頃録画したﾋﾞﾃﾞｵ、
引っ張り出して見てみたんだが、
いやぁ、かなり劣化が進んでるわな

元々、ﾃﾚﾋﾞ東京系列で放映されたもんだから
自分の住んでる地域はなんか映りが悪かったのに加え
経過による劣化、ﾌﾟﾗｽ､当時そのﾃﾚﾋﾞにくっついてたのは
ステレオじゃなくてモノラルのビデオ･デッキだから
音声もかなり悪い。昨今のDVDの画質と比べたら比較にならんね

とりあえず、２回、ﾃﾚﾋﾞ放映された時の２回録画したの所有してるけど
どっちもどっち。もう本当に劣化が烈しいから、
DVD化やっぱりつくづく熱望　ｵﾚみたいな人、きっと多いと思う