地理学批判

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1名無しさん@お腹いっぱい。
〜地理学ってよくきくよね
農業地理学/経済地理学/人口地理学に環境地理学・・・

でさ、例えば経済地理学って、経済学から見たら、ままごとみたいじゃん。
実益の向上が論じられない、役に立たない学問でさ。
「ここでは工業が盛んで・・・」っていうような小学校の教科書みたいな
単純な内容のことを「地域構造」なんていう難しい言葉で言い換えてるだけ。

「〜地理学」ってさ、他の学問の蓄積された知識の上っ面を「地域」っていう
ソースをかけていいとこどりして、編集しただけの学問。
寄生虫学問だね。
そういえば、地誌学なんて、オリジナル0の編集学問で
夏休みの読書感想文かい?って感じ。

自然地理学もそう。
地形学を学ぶ学生は、河岸段丘を論じても、地質の鉱物的特徴も
知らない。

地理学はほんっと中途半端な糞学問だよ。
2>1:2000/08/24(木) 23:55
地理学に文句を言うよりは、つまらない講義をしてるあなたの学校の地理担当の
教官に文句を言った方が、いいよ。
31:2000/08/25(金) 01:20
>2
もう学生じゃないっす
4名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/25(金) 01:27
>1
地理学批判じゃなくてそりゃ地理学罵倒だろ
批判と言うからには批判しましょう
5名無しさん:2000/08/27(日) 19:51
> 他の学問の蓄積された知識の上っ面を
>「地域」っていうソースをかけていいとこどりして

科学者(経済学者、生物学者、森林学者 etc)の研究内容と意見を統括するのが応用科学者。
6終焉期の学問:2000/08/30(水) 22:04
地理学は科学が未分化のころの博物学みたいなものだ。

応用や政策に背を向けた日本における人文地理学は,もう終わってる。
アメリカでも科学とみなされていない。
自然地理は地学の一部。

もはや研究する対象がなくなると,京大文学部の地理のように
過去の古地図や荘園の歴史をするように現実に背を向ける。
地理学教室は中学と高校の教師養成機関が主な役割だったが,
もはやそれも意味を失ってきた。 終わった学問だ。
趣味と好事家,郷土史家のためにのみ存在する。
7名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/31(木) 14:25
地理学の研究対象が無くなったという認識を持っている人は、少なくとも
院生レベル以上ではいないでしょう。いっぱいあるじゃない。

京大文学部の地理の教官の中で歴史地理をやってる人は一人だけです。
外国の学術雑誌に論文をたくさん書いてる教官もいるよ。
(京大関係者じゃありません)

ま、地理学関係の本があまり売れないのも、また面白くないのものも多い
というのも事実で、他の社会科学系の本が面白いものが多いということも
事実。しかし他の社会科学系の研究では空間的差異にあまり注意を払って
いないのも事実。
8終焉期の学問 :2000/08/31(木) 16:54
人文地理学におけるどうでも良い趣味的な研究対象は
いっぱいありますが、内容は変わりばえしないし、
応用性からみると存在価値はあまりない。
(20年前と質的に変わってないと思うよ)

京大地理では旧態依然の金田教授のほか、石原も昔風。
稀有な進歩派の石川は良いと思うが、この人は人文系では
マイナーじゃないかな。

人文地理で趣味的にやってる研究を除くと、
地域を扱う他分野の方が内容的に進んでいる。

特定地域の今後のあり方を考える場合、「実態調査業」以外で
貢献できる研究成果やモデルがあったら教えて。
参考文献さがすから。

ちなみに私は都市工学・土木系の工学屋です。
9>5:2000/09/01(金) 01:39
> 他の学問の蓄積された知識の上っ面を
>「地域」っていうソースをかけていいとこどりして
・・・きちんと“いいとこどり”
できてるかどうかすらアヤシイと、私は思う。
地理学が“いいとこどり”して、
何か有効な視点を世に提起できた事例は、具体的にナニかありますか?
10終焉期の学問:2000/09/01(金) 11:21
忘れていたが、人文地理には体系がない。
まともな教科書もない(あっても古い)。
技法といって入門レベルにとどまる。

今後も趣味分野のままで、学問的には衰退していくのだろう。
文部省も地理学教室の見直し・解体を考えるべきだろう。
教育学部の統廃合とあわせて考えるべきだね。
117:2000/09/01(金) 12:20
> ちなみに私は都市工学・土木系の工学屋です。
地理板までご覧になるとは、ご苦労さまです。

> 人文地理学におけるどうでも良い趣味的な研究対象は
> いっぱいありますが、内容は変わりばえしないし、
> 応用性からみると存在価値はあまりない。
> (20年前と質的に変わってないと思うよ)

あなたの学問観は正しいのかな。学問の目的は応用性ではなくて
あらゆる事象に関する知識を集積して理解することでしょ。対象
が現代の事象だろうと、40億年前だろうと、1000年前だろうと、
100万光年彼方だろうと、対象としての優劣はつけられません。
 地理学の分野は応用を目指す部分もあるし、必ずしも目指して
いない部分もあります。だから役に立たない部分があるから地理
学は駄目というのは幼稚な意見ですね。そんなんだから無機質理
系オタクとか言われるんだよ。工学系の人はもう少し社会科学の
勉強をしたほうがいいよ。

 都市工学と地理学の境界線は低いよ。地理学教室の教官になっ
た都市工学の人もいるし、都市計画学会に属する地理学者もいっ
ぱいいるよ。都市計画論集を見てもそれほど違いがあるとは思え
ないな。あるとすれば、社会認識の差かな。地理の学会誌に都市
工学の人の論文が載ったりするけど、なぜかな?

> 特定地域の今後のあり方を考える場合、「実態調査業」以外で
> 貢献できる研究成果やモデルがあったら教えて。
> 参考文献さがすから。

石川の生活圏構成論の由来についてぜひ調べてほしいねえ。

工学系の人に聞きたいんだけど、工学系の学会員のかな
りの割合が民間企業の人でしょ。大学の研究と民間の研
究に質的な差があるのかな?差があるのなら、どのよう
な点があるのか教えてください。
無いんだったら、工学部の大学院以上は民間に任せれば?

>9 何か有効な視点を世に提起できた事例は、具体的にナニかありますか?
国土政策や地域政策に携わっている地理学者は何人もいるよ。学問的にも
他の領域よりも明らかに優れているのもあります。具体的に言うと匿名性が
失われるから言わないけどね。
地理関係者なら勉強が足りないね。
地理関係者じゃないなら、許してあげるけど。

最後に言えば、つまらない研究をしている(していない)地理学者
もいるというのは事実ですが、それによって地理学全体を特徴づける
のは無理があるでしょう。
12講師くん:2000/09/02(土) 01:58
成田孝三先生の本を読んだら?あの素晴らしさがわからんなら地理板には来るな。
13名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/02(土) 20:18
14名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/03(日) 04:51
>人文地理で趣味的にやってる研究を除くと、
>地域を扱う他分野の方が内容的に進んでいる。

激しく同意。
工学屋が地理学をこう思ってること、地理学者は恥ずかしく思った方が
いいんじゃないでしょうか?
「地理学をわかってない」とどんなに主張しても、
周辺分野から「遅れてる」と思われてるのはたしかです。
15名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/04(月) 20:38
age
16終焉期の人文地理:2000/09/12(火) 13:31
この地理板は地理の実体を映すかのように、不安定だ。
11へのレスもどこかに逝ってしまったようだ。
なにを書いたか忘れた。

都市工学のモラルとかの質問あったようですが、
工学におけるモラルは、実施段階・運用段階で考えることで、
研究(技法、モデル、理論化)では考えなくてよいでしょう。

モラルなんて言ったら、地理学的方法論では、いろんな地域の
過去の経緯を考慮せず、「A市は、工業都市として発展した」
とか「C市におけるB産業の最近の立地パターンの研究」
とか表面だけ言ってる。
こんなのいまや情報検索などですぐわかるよ。

都市の発展とは住民にとって何かとか、B産業の立地の色塗りマップの
先に、根本問題があるだろうに。
問題解決を前提とせず、色塗りや地域ガイドで終わる研究って
高校で十分でしょう。

人文地理の研究って、趣味でやるもので、公家さん(京大)のように
就職先を押さえてる大学以外でやっても得るところ少なし。
特にランクが中以下の大学で無駄。
早く、人文地理の部屋は統廃合しよう。

そういや、国際日本文化研究センター?とかいう趣味的な
機関があるが、推進者は誰かご存知?

関係ないが、放送大学の科目では、人文地理って原則、
開講されてないようだ。放送大学でも軽視されてるんだね。
>12へ
成田孝三って、いつまでも平板な地域記述だね。
都市工学の修士院生なら簡単に書くよ。
17名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/12(火) 21:06
自然地理もどっこいどっこいだ。とくに気候学の枠組み。地形学は
地球科学または土木工学からの需要があってなんとか生き残って
きたが、逆に地理独自の方法論なんてものはなくなった。これからは
地理でやる必要もなし。
ところで自然地理にも、「趣味屋」はいますけど、早いとこ逝って下さいって
感じですね。例えば地形分類屋。
18:2000/09/13(水) 00:34
いや、色々批判めいたこと書きましたが
まったく別の分野の研究者として「期待はしてる」んですよ。地理学に
(わたしはネ)

環境問題の拡大で、自然・人文・社会科学を
縦横無尽に応用できる学問の在り方が求められてる時代であり
その先達は地理学なのだから。

社会科学における社会学のような
そういう奥行きぶかい学問になる可能性は秘めていると思うし、
また、そうなってくれなきゃ存在価値がない。
他分野にいる地理学ファンとしても、現状の地理学のままでは
16さんのような「早く、人文地理の部屋は統廃合しよう。 」という
提案に正義を認めざるを得ない。

しっかりしてください。ホントに>地理学研究者の方々
19名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/13(水) 01:31
>17
大賛成!!
自然地理も統廃合でなくそう!!
20名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/13(水) 02:59
色塗りや地域ガイドを今時の人文地理学の
どこぞで見たのかという気がしないでもないが,
それでもここでの批判の全てに強く反論できることはできない.
いや,これじゃ言い訳がましい.
ここでの批判は大筋では合っている.合っているし,
「やっぱり他分野からこう見られているか」というのが正直な感想.

でも,ここであげつらわれているものは地理学のイメージは
すでに批判の対象としての役目も終わって単なる「古典」に
片付けられているものが多いし,
現在の地理学者には社会的インパクトにセンシティヴな人も
いますよ.あたりまえですけど.
逆に,都市工学の人のペーパーが地理学の学会誌に
載ってたりしますが「ナンだこりゃ?」というのが
あって,それで話題になったりしました.コレほんと.

でも,これらは遠吠えでしかないことはわかってます.
それで18に書かれたような存在になるなれるかと思うと,
実際にはネ・・・
「環境問題の拡大で、自然・人文・社会科学を
 縦横無尽に応用できる学問の在り方」
なんて,「いわゆる大先生」の口から何回聞いたことか・・・

ここでの批判は,はっきりいって学界の最大の懸念事項であることは
もうとっくに皆さん承知のはずなのですが,なにせ今もこの調子で
食いぶちを稼いでいる人達がまだまだいるのでね.

ところで,わりと近いところにいる方々かもしれないですね.
無用な詮索ですけど.
21終焉期の人文地理:2000/09/13(水) 11:29
私などの批判は妥当なようですね。

追加しておくと、文化的・景観的(心象的)な研究は
建築出身の人がちゃんと行っています。
地理の同種の研究より具体性ですぐれている。
建築学科は地理学科と違い、体系があり工学基礎・建物・街作りの基礎を
分かっていますよ。

この地理板の多くのスレッドに出てくる地理オタや趣味ネタは
それなりの学問的基礎がないと、雑談で終わる。
(地理ネタの多くは雑談である)

それと、大きな書店に行くと、地理のコーナーって、
あっても少ないし、出版社が例の「大明堂」と「古今書院」
しかないようだね。たまに、都市関連の棚に混ざってるけど。
出版社も儲からないだろうし、趣味で出してるのか。

人文地理のテキストらしき本(割と新しい)を立ち読みしたら、
旧態依然さと体系の無さは相変わらずだね。
大学の講義で学生は何を聞くのか疑問だ(笑)。

22名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/13(水) 12:43
23名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/13(水) 15:20
久々に見たら上がってますね。
過去ログは消えてるし困ったことです。

>人文地理のテキストらしき本(割と新しい)を立ち読みしたら、
>旧態依然さと体系の無さは相変わらずだね。
>大学の講義で学生は何を聞くのか疑問だ(笑)。
「大学の地理学U人文地理学の基礎」とかいう本が最近出たらしいけど、
実はイギリスの高校の地理教科書の翻訳。まあ訳者は70歳以上の方々だ
から仕方ないが、やめてほしいね。
 地理の老先生方の言うことは時代錯誤的な面が多い。環境問題へ地理学
特に人文地理学からアプローチするのは無駄だと思う。人文地理学の方向
としては社会経済的文脈を読み解くことで、地理的不平等を扱っていくこ
とでしょう。
 人文地理学においては、都市計画や建築学を引用した研究は減少し、社
会学や経済学とのつながりを深めていくでしょう。基本的にはハーベイの
一連の著作の理解と応用がキーとなると思いますが、遅れた老先生に支配
されている地理学教室は地位を低下させます。
 資本主義的・家父長制的立場から都市を眺めると、そこにはイデオロギー
に利用される都市計画者の立場が現れるはずです。そうしたことに気づいた
ら、自らが都市計画者になることは困難です。できることは、自分は「公正
中立」な立場だと信じ込んでいる都市計画者に、相対主義を教えてやること
です。
 前も書きましたが、人文地理学が危機にあるとというは日本の制度上の問
題であって、それは欧米の地理学の動向から遅れた日本の地理学の動向を反
映しています。したがって、人文地理学の研究者に必要なことは、都市工学
から批判されたことを「恥じる」ことではないのは明らかです。
 人文地理学の院生諸氏は、まず自分の研究地域が資本主義や近代過程にお
いてどのように位置づけられるかを認識していただきたい。位置づけのない
場当たり的な研究はまったく面白くありません。そのためには、
構造化理論、フェミニズム理論、マルクス派経済学、レギュラシオン理論な
どに関する知識が必要です。そうした上でハーベイの空間編成論やポストモ
ダニズムに関する議論を理解すれば、人文地理学はかなり面白くなるはずで
す。
 これまでもそうした議論は紹介はされてはいますが、人数が少ないために
議論にまで発展していません。院生諸氏の奮起を願いたいものです。
24名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/13(水) 15:32
地理学ってさ、本当は大学院でやるべき学問なのさ
レベルが高いんじゃなくて混沌としているんだ。
だからこそ可能性がある。
しかし、学ぶには前提があって、人文社会科学、または自然科学を
ある程度習得しておかなければ始まらないんだな。
最近の地理学科は1年生からバリバリ地理学をやらせてるけど
お前ら何様なんだ?って感じだね。
ちなみに学問水準は
経済学>>>>>>社会学>>>>>>>>>>>>>地理学です。
25終焉期の人文地理 :2000/09/13(水) 17:04
現在の地理学会の勢力分布はあまり明るくないが、
終わりかけている人文地理学会のHPを見ると、

会長 石原 潤
理事 金田 章裕(編集)、ほか

とあり、京大(地理)の学閥が強いようだね。
20年あまり前には、東京教育大学の教官は京大地理を
「地方」と呼んで馬鹿にしていたようだが、
今もそう変化してないみたい。

日本地理学会の現況はましなのか?

22さんのような社会経済的アプローチも結構だが、
現実の問題解決へのアプローチない限り、「The END」
でしょうね。
26終焉期の人文地理 :2000/09/13(水) 17:04
現在の地理学会の勢力分布はあまり明るくないが、
終わりかけている人文地理学会のHPを見ると、

会長 石原 潤
理事 金田 章裕(編集)、ほか

とあり、京大(地理)の学閥が強いようだね。
20年あまり前には、東京教育大学の教官は京大地理を
「地方」と呼んで馬鹿にしていたようだが、
今もそう変化してないみたい。

日本地理学会の現況はましなのか?

社会経済的アプローチも結構だが、
現実の問題解決へのアプローチない限り、「The END」
でしょうね。
27終焉期の人文地理:2000/09/13(水) 17:07
25はミスです。無視お願い。
28名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/13(水) 18:26
23です。過去ログが消えて番号が変わったら失礼。

>現在の地理学会の勢力分布はあまり明るくないが、
>終わりかけている人文地理学会のHPを見ると、
学会上部の人事は学問的な内容とは何の関係もない
些末なことなので議論する必要はありません。

>22さんのような社会経済的アプローチも結構だが、
>現実の問題解決へのアプローチない限り、「The END」
>でしょうね。
これは誤りです。
現実問題へのアプローチは、現実問題の発生要因を理解してこ
そ可能です。例えば、首都圏における業務核都市構想に関して、
多極分散化する目的として長距離通勤の緩和や住宅難程度しか
上げられていないのは、いかに社会・経済的知識に乏しいかを
示しています。もし私だったら、別の側面から大都市圏内での
機能分散を位置づけます。そういう人たちの手で都市計画がに
なわれているかと思うと、何ともお寒い「現実問題」ですね。

これ、日本都市計画学会編による本を見て言ってるんだけど、
成田孝三氏の本と同レベルだね。


29名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/13(水) 19:26
28さんのおっしゃることは理解できますが、私が見るに、若い地理の院生がいわゆるポストモダンにはまっていく現状は、学界の堕落・退廃を加速させているようにみえます。
もちろん、全てそうとはいえませんが、地理関係の雑誌・著書で書かれている大半のポストモダニズム論議は、コトバの定義の支離滅裂さ、論理展開の飛躍、問題意識の不誠実さ、オリジナリティ、他分野とのコミュニケーションの姿勢など、どれをとっても深刻な問題をかかえているように思われます。
しかしこの主原因は、シニアの研究者にまともな指導をする能力・意思がないことにあるのでしょうね。私の知る大学院ゼミはそれに近いです。また、「地理は遅れている」という批判に対する焦りが、メジャーな理論への安易な接近をうんでいるといえるでしょうね。
文化人類学にも似たような状況がありますが、こちらの方では90年代にかなり批判されたこともあって、ひところに比べたら鎮静化してきているように思います。
私が思うに、地理学でも社会学でも経済学でも、固有の欠点を持っており、それが人文社会科学の危機的状況を全体としてつくっていると思います。個々の長所と短所、すぐれた研究とそうでない研究を区別していくことが必要なのでしょうね。
横から、失礼しました。
3028:2000/09/14(木) 11:33
29さんのおっしゃることにおおむね賛成します。
31終焉期の人文地理:2000/09/14(木) 11:46
> 前も書きましたが、人文地理学が危機にあるとというは日本の制度上の問
>題であって、それは欧米の地理学の動向から遅れた日本の地理学の動向を反
>映しています。したがって、人文地理学の研究者に必要なことは、都市工学
>から批判されたことを「恥じる」ことではないのは明らかです。

 アメリカでは地理の研究室が私学では廃止されてる報告を読んだこと
あるが、日本の場合、教育学部の地理研究室の50%は要らないんじゃないの。

 他分野との交流をせず、内にこもる傾向があるよ。
(だって、関連分野の基本的な勉強してないから)

>>終わりかけている人文地理学会のHPを見ると、
>学会上部の人事は学問的な内容とは何の関係もない
>些末なことなので議論する必要はありません。
 京大・地理が人事支配を通じて西日本の大学の足を引っぱっているのは
事実じゃないの?  歴史地理は史学の部屋でやって下さい。

>現実問題へのアプローチは、現実問題の発生要因を理解してこ
>そ可能です。
  当然そうですが、発生要因の分析を地理では避けてきてませんか?

>構造化理論、フェミニズム理論、マルクス派経済学、レギュラシオン理論な
>どに関する知識が必要です。そうした上でハーベイの空間編成論やポストモ
>ダニズムに関する議論を理解すれば、人文地理学はかなり面白くなるはずで
>す。

 それが、どうしてこんな「内向きの方向」に向かうのか分からない。
曖昧で定性的であり、新聞の「社会時評」「文芸時評」で論じるような
暇な人の内容です。
 現実の問題解決に有効な成果は、たぶん生まれないよ(確度98%)。

京大の浅田 彰だったかの研究と同じような末路になるだろう。

 工学屋でも、こんなようなアプローチする人も歳取ると出てきますが、
「趣味みたい」なものですからね。

>例えば、首都圏における業務核都市構想に関して、
>多極分散化する目的として長距離通勤の緩和や住宅難程度しか
>上げられていないのは、いかに社会・経済的知識に乏しいかを
>示しています。もし私だったら、別の側面から大都市圏内での
>機能分散を位置づけます。そういう人たちの手で都市計画がに
>なわれているかと思うと、何ともお寒い「現実問題」ですね。

 社会・経済的側面は、定量化できる部分は取り込んで
大抵はモデル化・システム化してるよ。
都市工学の一部の抽象モデル研究家の弊害はあるが、彼らは
片隅でやってればいいでしょう(地域学会あたりに多い)。

>これ、日本都市計画学会編による本を見て言ってるんだけど、
>成田孝三氏の本と同レベルだね。

 日本都市計画学会は工学(建築・土木・環境)・農学・社会経済・人文系
の混成学会であり、統一した見地は無いでしょう。

32:2000/09/14(木) 19:11
>アメリカでは地理の研究室が私学では廃止されてる(31さんより)
それそれ、そこです!
日本の国立大学だって、
近いうちに「独立行政法人」化するんですよ!!

今まで惰性で、それっぽい研究やってれば存続できたから・・・
なんてノンビリしている場合じゃないんです。

一般の人々の興味関心をひくことも出来ず(学生が集まらない)
実学として社会への貢献もできない(お金が集まらない)
そんな学問の末路は、簡単に想像できるでしょう。
教員の養成機能なんて、きょうび少子化時代で ほとんど意味をなさいですし
33>32:2000/09/14(木) 23:44
そんなに心配しなさるな。
日本は、貧富の格差がじわりじわりと広がっています。
まあ都市/地方という経済格差はありますが
いままでは、あんまり問題にされませんでした。
しかし、
今回の不況は長引くどころか脱出不可能でしょう。
つまり、日本に不平等社会に突入したのです。
不平等あるところに地理学あり!
地理学が消滅するはずがない理由はここにあります。
さあ、君たちの出番の到来です。
がんばって、ふぃーるどわーくするんだぞ!
34名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/15(金) 00:26
不平等ありなら、差別もありかな?
35終焉期の学問:2000/09/15(金) 01:21
>33

 2ch風には「逝ってよし」かな.
 地域間の不平等を表面だけみるのは,いまやすぐ出来るんだよ.
 そこから全然,解析できないでしょうが.
3628:2000/09/16(土) 04:41
終焉さんには悪いけど、都市計画者には社会問題を本質的に理解し解決する
ことはできないよ。それは理論的に明らかにされている。

D.ハーベイ著「都市の資本論−都市空間形成の歴史と理論−」青木書店
を読めばわかる。

これを読んで終焉さんの取るべき道は二つ。
1.理解できなかったことにして、忘れる
2.都市計画から足を洗う
ま、1は読んだ人の頭が悪いと言うことになるから、2しかない。
したがって、読まずに知らなかったことにした方が身のためですね。
37:2000/09/16(土) 06:46
>36さん
ハーベィが、著書で主張していることを
ここでご説明いただけないかな?
簡単に、でいいから
38終焉期の人文地理:2000/09/16(土) 11:31
旭屋の検索で紹介記事を見つけたよ.↓ 7500円だって
http://www.netdirect.co.jp/search/ISSSchDetail.asp?ISBN=4250910407
そこからペースト
【 紹介文 】
都市をはじめとする社会・経済空間の編成原理とその地理的不均等発展にかんする
新しい理論体系を提示した、都市論の革新。
【 目次 】
第1章 資本主義のもとでの都市過程:分析の枠組み;
第2章 資本主義的蓄積の地理学:マルクス主義理論の再構築にむけて;
第3章 階級独占地代、金融資本、および都市革命;
第4章 資本主義のもとでの地代;
第5章 階級構造と居住分化の理論;
第6章 資本主義の地理的不均等発展のなかで都市政治が占める位置;
第7章 プランニングのイデオロギーのプランニング;
第8章 資本のつくる都市空間

 ああ,これは駄目だ。お金と時間の無駄。36さんはマルキスト?

ちなみに,私は都市論ではマル経では宮本憲一さんは認めております.
もう引退気味ですね。 
3936:2000/09/16(土) 21:37
わざわざ調べてくれてありがとう。買わなくてもたいてい大学の図書館に
入ってますよ。なぜか地理の場所ではなく経済だったり社会学だったり
しますが。
ハーベイの立場を日本に紹介した水岡不二雄氏は、内発的発展論を唱える
宮本憲一氏や経済地理学の中の地域構造論一派をこてんぱんに叩いており
ます。しかし水岡不二雄氏の本は、あまりに言い回しがくどくいのでなか
なか読み進められませんが。
終焉さんは「都市工学」という立場、すなわちあなたの言葉から推測する
に論理実証主義哲学に基づく科学として自分を位置づければ、都市工学に
留まることができます。しかし論理実証主義を極めた結果としてマルキスト
に転向したハーベイに言わせれば、論理実証主義は「疑似科学」です。深く
追求すると自分の立場にいられなくなってしまう。
原子爆弾の開発に関係した科学者を見ればわかる。

なお、私はマルキストではありませんが、都市を理解するのにそうした視点を
とるのにやぶさかではありません。36にあげた本は、地理学院生必読の書とし
てみなさんに推薦しておきます。
ではでは。
40終焉期の人文地理:2000/09/16(土) 22:36
だから,ハーベイの立場に立つと,現実の問題解決は
どう考える訳ですか?
書斎に引きこもって,資本主義が悪いとか虚無的になるの?

大丈夫でしょうか?

トホホ(笑)。
41:2000/09/17(日) 18:10
水岡先生の著書、図書館でチラリとのぞいてみました。
地域の記述・分析とは別に
「空間」そのものを問題として理論をつくりあげてゆく作業は
確かに地理学に必要なようにも思えます。

ただ、確かに 現実の問題解決 がそこから出てくるかどうか・・・
「空間」からでてくる問題を空間的に解決しようとすると、
一歩間違うとポル・ポトっちゃうかもしれませんね。

もうひとひねり必要な気もします

//
論理実証主義が「疑似科学」で、
深く追求すると自分の立場にいられなくなって、
原子爆弾の開発に関係した科学者を見ればわかる。
てのが、よくわかんないなー(^^;> 39さん
4236:2000/09/17(日) 18:36
vひょっとして「終焉期の人文地理学」さんと「終焉期の学問」さんって
別人だったのかな。だとしたら「終焉さん」の呼び方は不適切でしたね。

ところで「現実の問題解決」って都市計画の人はやっているの?
現実の問題解決はできないといってるでしょ。
資本は蓄積され過ぎた過剰資本を持つと「建造環境」に振り向けられます。
すなわち、地価の高騰と巨大開発が起きます。そしてそれは恐慌の引き金
になるとハーベイは指摘してます。先の91年に出された日本語版にハーベ
イはわざわざそのことを書いて警鐘を鳴らしています。そして今から思え
ば91年にバブルははじけたわけです。
その間都市計画者は素晴らしい壮大な計画をいくつも立ち上げました。東京
湾を横断する素晴らしい道路や空き地を持て余す湾岸開発など。
もちろんそれは都市計画者が進んで発案したのではなく、お金の使い道のな
い資本の要請に基づいて発案したのです。都市計画者はこうした流れに逆ら
い、創造的に都市計画を行うことは絶対にできません。残念ながら。
しかし都市計画は資本から必要とされています。資本の行為を正当化する道
具としてね。そうした点で「都市計画は役立つ」ということは確実です。
その結果、都市計画は資本主義のもとでは必ず存在する好景気と不景気の波
と連動し、不景気になると作りすぎを反省し、好景気になると建造環境を
どんどん作っていくのです。都市計画者は自分で都市問題を生産している
のです。したがって、都市計画は永遠です!!

都市計画者がこういう立場に満足し、しかも信じられないことに自慢までして
いるのは、全く人がいいというか、脳天気な人としかいいようがないですね。
そう、物事を深く追求せず、「役立つこと」を目指す工学部じゃないとできない。

まったくこうしたことは、終焉さん、あなたにしかできないね!!
期待してるよ。

なお、都市計画に対するこうした姿勢は、ハーベイだけじゃなくて、カステル
もだいたい同じスタンスです。
もし都市計画者がハーベイの本を読んでいたら、バブル期の建造環境の乱造は
起こらなかったかもしれないね。
都市計画者がこうした本の存在に気づかないのは、カリキュラム的にそうした
側面からあえて目をそらすようにしているのかもないね。

4336:2000/09/17(日) 20:18
41さんへ
>ただ、確かに 現実の問題解決 がそこから出てくるかどうか・・・
>「空間」からでてくる問題を空間的に解決しようとすると、
>一歩間違うとポル・ポトっちゃうかもしれませんね。
>もうひとひねり必要な気もします
面白い論文を書くにはハーベイの引用の連発ではだめでしょう。
ハーベイの中には「資本」以外の「主体」が抜けてます。そこ
に面白い論文を書くための秘訣が隠されていると思います。
なお、水岡氏の本より、ハーベイの翻訳本の方が読みやすいです。

>原子爆弾の開発に関係した科学者を見ればわかる。
>てのが、よくわかんないなー(^^;> 39さん
原爆開発はマンハッタン計画と呼ばれる大規模プロジェクトで
した。このプロジェクトで動員された研究者は、もちろん自分
ではよかれと思って加わったのですが、その恐るべき結果を目
の当たりにして、科学者と社会の間の関係を問い直したのです。
アインシュタインや湯川秀樹が反戦運動に加わっていたのは有
名な話です。今でも理学部の中には原発反対運動に加わっている
人がいるし、環境問題に運動として取り組んでいる人もいると
思います。あまり工学部の中にそういう人がいるという話は聞き
ませんね。

いずれにしても、学問をやろうという人、中でも「役立つ」学問
をやろうという人は、それが誰にとって「役立つ」のか、その結果
は何かを広い視野で常に考えておく必要があります。
44:2000/09/17(日) 23:31
大切なご指摘ですね。<誰にとって「役立つ」のか
経済学(新古典)なんか見てると、「効率性」ばかりを追求していて
それはそれでよいのだけれども、
十分な議論をせずに勝手に目標を仮定してしまっている。

純粋に学問めいてやるのであれば、
「効率性」のみに焦点をあてて欲しいし
もし、目標に向かって「効率性」を追求するのであれば
もっと射程に対する議論をすべきだと感じます。

地理学の足場のぐらつきも、そこらへんにあるのかも。
なにが地域的な平等なのか?/「格差」と「差異」の違い はなにか?
もう一度、深く考えてみるといいかもしれませんね。

紹介が遅れましたが、小生は法律学にいる地理学ファンです
45:2000/09/17(日) 23:34
でも、
「もし都市計画者がハーベイの本を読んでいたら、バブル期の建造環境の乱造は
起こらなかったかもしれないね」
てのは、あんまり科学的じゃないっすヨ(^^;>43さん
4643:2000/09/18(月) 09:32
>「もし都市計画者がハーベイの本を読んでいたら、バブル期の建造環境の乱造は
>起こらなかったかもしれないね」
>てのは、あんまり科学的じゃないっすヨ(^^;>43さん
まあ、ここは2チャンネルだから、雑談めいた話も許して下さい。
45さんは法律学ですか。地理に関心を持ってくれてありがとう。

47終焉期の人文地理:2000/09/18(月) 11:24
>36さん、HNぐらい適当につけてください。

>ひょっとして「終焉期の人文地理学」さんと「終焉期の学問」さんって
>別人だったのかな。だとしたら「終焉さん」の呼び方は不適切でしたね。
  同一人物ですよ。
  一連の返事を見ると、いわゆる「工学倫理」面で批判されているようです。
この種の話は聞き飽きております。
人文地理学からは具体的にはほとんど何も問題解決へ案は出てこないから、
仕方ありませんが(注:傾向としての話)。

>ところで「現実の問題解決」って都市計画の人はやっているの?
>現実の問題解決はできないといってるでしょ。

 この「現実の問題解決」の定義をしてください。
 工学の場合、文字どうり「現実に使える具体的で定量的な案」を提示すること
です。

>資本は蓄積され過ぎた過剰資本を持つと「建造環境」に振り向けられます。
>すなわち、地価の高騰と巨大開発が起きます。そしてそれは恐慌の引き金
>になるとハーベイは指摘してます。先の91年に出された日本語版にハーベ
>イはわざわざそのことを書いて警鐘を鳴らしています。そして今から思え
>ば91年にバブルははじけたわけです。

 住民や資本の被雇用者(労働者)のニーズはどう扱うのか?

>その間都市計画者は素晴らしい壮大な計画をいくつも立ち上げました。東京
>湾を横断する素晴らしい道路や空き地を持て余す湾岸開発など。
>もちろんそれは都市計画者が進んで発案したのではなく、お金の使い道のな
>い資本の要請に基づいて発案したのです。

   このあたりは、まともな市民の感覚をお持ちです。

>都市計画者はこうした流れに逆らい、創造的に都市計画を行うことは
>絶対にできません。残念ながら。

意思決定者は誰かということと、意思決定機構の階層構造に
よって決まるが、現行の法制度や組織が遅れてるから。

>しかし都市計画は資本から必要とされています。資本の行為を正当化する道
>具としてね。そうした点で「都市計画は役立つ」ということは確実です。
>その結果、都市計画は資本主義のもとでは必ず存在する好景気と不景気の波
>と連動し、不景気になると作りすぎを反省し、好景気になると建造環境を
>どんどん作っていくのです。都市計画者は自分で都市問題を生産している
>のです。したがって、都市計画は永遠です!!

 地域とか空間を表面的に見てるだけで、都市計画を含む社会基盤整備に
参画する主体(行政、企業、住民)とこれまでの歴史的・地域的制約の
連関を考えれば、都市計画の評価は簡単には決められない。

>都市計画者がこういう立場に満足し、しかも信じられないことに自慢までして
>いるのは、全く人がいいというか、脳天気な人としかいいようがないですね。
>そう、物事を深く追求せず、「役立つこと」を目指す工学部じゃないとできない。

 だから、人文地理とかハーベイから具体案が出せるなら、
我々も参考とするが、基本的に無視あるいは軽視してるのは
初歩的あるいはたわ言が多いからに他ならない。

 人文地理学がその貧困さにかかわらず、なんとか命脈を保ってきたのは
文部省などの大学行政のおかげだ。
 研究室や給料はその学問的内容の程度や学生の獲得具合で基本的に
決めるべきだ。そうすれば基礎系分野でも真に基礎的な分野の人間や
研究室が残るでしょう。

>もし都市計画者がハーベイの本を読んでいたら、バブル期の建造環境の乱造は
>起こらなかったかもしれないね。
 他の人も指摘してるが、論理的思考訓練が不足しています。
 主観だけで研究してる領域にありがちです。

 ちなみに、私は趣味で郷土研究とか風土を論じるのは好きですが、
それはアートに属することが多いです。
趣味レベルの人文地理研究室は日本で多すぎなのです。
48永遠の都市計画:2000/09/18(月) 13:30
>36さん、HNぐらい適当につけてください。
これほど長々と返事をいただけるとは思ってもみませんでしたので。
「永遠の都市計画」というHNにしましたよ。すてきでしょ。

>この「現実の問題解決」の定義をしてください。
だから、現実の問題を生産しているのは都市計画者といってる
じゃない。住宅問題を解決するために、郊外はるか彼方にニュ
ータウンを建設して、長距離通勤の問題を発生させ、その後
大都市圏内での機能分散化をはかって長距離通勤の問題を解決
させようとしてる。マッチポンプだね。でも仕方ないよ。都市
計画というのはそういう性質ゆえに「永遠」なのだから。

>>都市計画者はこうした流れに逆らい、創造的に都市計画を行うことは
>>絶対にできません。残念ながら。
>意思決定者は誰かということと、意思決定機構の階層構造に
>よって決まるが、現行の法制度や組織が遅れてるから。
都市計画者が意思決定の頂点に立つわけないでしょ。そんなことに
なったらたいへんだよ。都市計画者がノーテンキなのは責任を持た
なくてもいいから。企業だったら開発に失敗したら倒産するけど、
その開発の手伝いをした都市計画者にまで責任は及ばないし、一般
の人もそうしたカラクリに気づいていないよ。そのほうが都市計画者
のためだよ。都市計画者はあくまで道具に徹しなきゃね。

> だから、人文地理とかハーベイから具体案が出せるなら、
>我々も参考とするが、基本的に無視あるいは軽視してるのは
>初歩的あるいはたわ言が多いからに他ならない。

ハーベイの理論からはあなた方に役立つ具体案は出ないよ。
資本主義の道具である都市計画にマルキストが貢献するはずないでしょ。
そうそう、近畿圏では今でも開発計画が目白押しだね。
神戸沖や滋賀県に空港を作るんだってね。都市計画者がどういう素
晴らしい将来予測をしたのか知りたいね。
一方で住民投票などによって反対運動が存在するよね。反対運動をやった
ところで、反対者に直接的な金銭的利益があるわけではありません。それ
ではなぜ反対運動を起こすのでしょうか?
成田空港の予定地内にポツンと家が建ってる。まさに邪魔者。しかし政府
は政策判断の誤りを認めましたよね。都市計画者は誤りを認めましたか?
その必要はありません。都市計画者は意志決定者ではなく道具だから。
ハーベイの理論はそうした抑圧される人たちのためにあります。
私の意見ですが、都市計画のマルクス主義的理解によって貢献できる点は、
都市計画が資本主義の道具として使われてきた過程を明らかにし、それを
一般市民に理解させ、その上で市民があなた方の都市計画に参加できるよ
うにすることです。ま、これは人によって違うでしょうけど。

ところでフェミニズムの本読んだことありますか?もちろんないよね。
資本主義に抑圧される者の多くはマルクス主義にその理論的基礎を求めます。

また、ハーベイの理論を知らないのは終焉さんだけだよ。
都市社会学においてもハーベイの理論は中心的課題の一つですよ。

吉原直樹「都市空間の社会理論−ニュー・アーバンソシオロジーの射程−」東京大学出版会
を読めばわかる。ま、終焉さんにとっては目の毒だ。やめときな。
49永遠の都市計画:2000/09/18(月) 14:04
かき忘れたけど、私は地理学者がマルキストじゃないといけないと
言ってるのではないよ。地理学者としてそうした知識を持つことが
必要と言っているだけ。
都市計画者には不要ですけど。
50終焉期の人文地理 :2000/09/18(月) 14:15
>永遠の都市計画さん
  どうも当初思っていたほど頭が良くないですね。

  分かりきったことを表現かえて繰り返すだけか。

  ハーベイの理論など時間の無駄。
  有用なら使われております。
  (オタクの研究は勝手にやって下さい)

だけど、日本の研究費も無駄なことに金を出すんだねえ。
歴史地理の方がまだ害が少ない。
統廃合も早くして欲しいものです。

■■■■■■人文地理は終焉です■■■■■■■■

 もっと、まともな議論が出てくれば書き込みします。
 もう少し、論理的な方の書き込みを期待しています。
5129:2000/09/18(月) 15:57
永遠の都市計画さん、
そろそろ決着がついたかな?行きがかりという感じでしょうが、ごくろうさまです。
ここに見にきている院生さんや学部生にも、あなた方のやりとりは参考になったでしょう。

私の研究テーマは永遠の都市計画さんとは多少方向性が違いますが、地理の学界を風通しのよいものにするためには、あなたのような方が若手にどんどん刺激を与えていく必要があるだろうと思います。前にもいったように、若手が未消化のコトバをひねくって生半可な議論を循環させている状況は、どうにも見ていて胸が痛みますから。
私は(あなたは無駄とおっしゃいますが)環境問題のほうに関心を向けております。ただし、環境問題の語り口をイデオロギーとして見る方向です。

ところで、近畿にお住まいの方ですか。案外、お知り合いかもしれませんねえ。
秋には立命あたりで知らずに顔を合わせるかもしれませんね。
では。
52永遠の都市計画:2000/09/18(月) 16:53
終焉さんがうち切ったので、私もこれでうち切ります
結論としては以下のようになるでしょう。

1.私が終焉さんの主張を理解する点
・地図に書いてその地域の特徴を記述するだけではつまらん
 →これは確かにそう。地理学においても40年前にシェーファーが
  「地理学における例外主義」論文で批判しております。
・学閥的人事の結果研究もしてない研究者?がいる
 →学閥的人事は百害あって一理無し。現在東の横綱はだいぶガタが
  きてますね。西の横綱は知りませんが。やがてなくなるでしょう。

2.終焉さんの主張のうち誤りである点
・人文地理学はもうやることがなくなって趣味的になっている
 →これまでに述べたように、課題は山積しており、新たな領域が
  開かれています。
・歴史地理学は趣味でやるもので大学でやるものではない。
 →まあ、これは大方否定されるでしょう。

3.終焉さんが受け入れるべき点
・都市計画はそれ自体が持つ性質から、学問的な観点では限界
 があり、特定のイデオロギーに偏っている。その結果広い視
 野から社会を分析することは不可能。
 →終焉さんの最後の叫びはまさにその通り。

>51さん
 終焉さんとの会話において、環境問題がどうして発生するのか
考えたところ、そこにはやはり人文地理学からも発言する機会が
あると考えるようになりました。どうもありがとう。

終焉さん、あなたとの会話は私にとってたいへん有意義でした。
ありがとう、そしてさようなら、終焉さん(^_^)/~~


53名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/21(木) 04:12
あ〜あ、こんなバカが多いから地理学は役立たずっていわれるんだよ。
本当に役に立たないんだけどさ。
54名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/21(木) 13:10
>53
コテハン、忘れてるよ・・・
55実務家:2000/10/06(金) 09:57
エクスカーションって、地理学研究室では
どこも行われてるようですが、
これって「物見遊山」「親睦旅行」または
単なる「遠足」じゃないのか?

実効あるの?
56受験生:2000/10/06(金) 21:37
どーでもいいけど、これから大学入って
地理を勉強しようと思ってる奴もいるんだから
もう少し希望持たせろよ
57実務家:2000/10/06(金) 22:46
>56
このスレッドの名前は「地理学批判」。
反論したければ,理詰めでやって。

地理には希望は余り無い。これまでの応答を見ると。
58名無しさん@お腹いっぱい。:2000/10/16(月) 22:25
>57
「反論したければ,理詰めでやって」って
なぜ56に対して言ってるの?
「地理には希望は余り無い」のはその通りかも知れないが,
あなたの書き込みは56への答えになってないですよ.
59実務家:2000/10/17(火) 10:58
「反論したければ,理詰めでやって」って
>なぜ56に対して言ってるの?
>「地理には希望は余り無い」のはその通りかも知れないが,
>あなたの書き込みは56への答えになってないですよ.
他にレスする相手がいないから。

 でも、地理学って駄目だねえ。理由は、上の方の工学屋さんと
同じ。学問分野としてはマジで消滅に向かってるよ。
古典分野として考古学の研究室と同程度の数だけあれば十分です。

60名無しさん@お腹いっぱい。:2000/10/17(火) 11:39
理論経済学方面のひとがやっている,応用ミクロっぽい経済地理学は,地理学のひとからみてどうなんですか?

昔は,立地論なんて名前で,かびがはえたような分野と思われていたのが
最近では,理論的な発展のめざましい分野として注目をあびています.
クルグマンの本も出てますが,日本でも藤田さんや金本さんがいますね.
61実務家:2000/10/17(火) 13:27
>60
これってミクロ経済の理論をそのまま中心地理論モデルあたりに
適用したもの。数式いっぱい書いてるけど、結局、結論は
以前の立地論と変わらず定性的。
おまけに数式展開しやすくするために、非現実な仮定が
多く設定され「そんな地域活動はないよ」ばっかり。

もっと言えば、中心地論の根本的問題は、多中心になると
ぜんぜん数学的に解けないし、条件も複雑となるので
2中心とかのおもちゃで終わる。
だから、地理的制約だの現実の問題は全く扱えないの。
藤田、金本、宮尾あたりの本を眺めたら分かる。

完全に行き詰まってる。理論的にも応用的にも×。

ついでに
藤田氏がなぜ京大・経済研に舞い戻ったかというと
前職だったペンシルベニアの大学の地理学的な学科(日本のそれとは
違う)が、役に立たないから廃止されたからだよ。
アメリカは不要な学科を廃止するが、日本も見習え。
62名無しさん@お腹いっぱい。:2000/10/20(金) 18:26
情報空間の発達により、距離、面積などの地理空間は
意味を持たなくなっている。学問としての人文地理は消滅するよ。
63>62:2000/10/20(金) 19:28
25点。
64名無しさん@お腹いっぱい。:2000/10/20(金) 19:28
>情報空間の発達により、距離、面積などの地理空間は
>意味を持たなくなっている。
こらこら、この部分は違うぞ。
情報・通信が発達することにより、特定の場所の持つ意味が重要になっている。
資本や情報は一瞬で世界を巡るが、資本の投入は特定の場所になされる。
65名無しさん@お腹いっぱい。:2000/10/23(月) 22:03
age ageha
66名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/07(火) 00:08
昨日よりも前に読めば良かった。編入の願書出しちゃったよ。
67名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/09(木) 03:14
>66
御愁傷様。
いやまじで。

就職も不利だし、いいことないよ。
変に知ったかぶりのヲタばっかだし
68名無しさん:2000/11/10(金) 17:46
現代を扱いながら、現代の諸問題を発見、解決していこうという姿勢が
極めて薄い。学会内の付き合いや人事ばかりに異常な関心があるのでは?
69実務家:2000/11/11(土) 10:41
人文地理は終わってますから。

理由は上の方に多く出てる。
70学会発表予定:2000/11/11(土) 13:06
あした立命である人文地理学会で発表します。
まあ、発表くらいなら変なのもさせてくれますから。
会場分けをみても明らかに変な場所だ、、、。

確かに人文地理は終わりそうな気がする。
ほとんどの研究者が「※※地理学」といって別の学問に足を乗せている。
要するに「人文地理学」では何をやっているのか伝わらないし、当人もそれを
意識しているからだと思う。

人文地理に属していてやばいと思うのは、雑誌「人文地理」の「学界展望」。
展望どころか、あまりに旧態依然。
このカテゴリーの分け方が全てを物語っている。
なんで歴史地理だけあんなに詳細に区分されているのか?
都市地理として新しい分野の多くの内容が押し込められているのはなぜ?
しかもページ少なすぎ、、、。
「特設レポート」があるだけ今年はましなのかな?
71諸悪の根源は京大(地理):2000/11/11(土) 22:10
人文地理は、歴史地理など趣味領域で旧態依然の京大(地理)関係者が
メインポストについてるからじゃないの。

地理学会は東の方がメンバーにいるからまだましでは?
7270です:2000/11/15(水) 11:55
とりあえず学会発表は無事終了しました。
それはさておき、

>71
京大は確かに旧態依然ですよねえ。
そんななかでも石川先生はよくやっておられると思います。
院生にも石川派がだんだん増えているし、石川派の方が就職もいい。
ゆっくり時間をかけて、変わっていくのだと思います。

日本地理学会も筑波が牛耳っているけど、あそこも困ったものだ。
人文地理というか、都市地理のメンバーが。
高※伸※他著「都市地理学入門」「新しい都市地理学」とか最悪。
とにかく書いていることが古い。
これらを読むと都市地理学って発展止まってるなあと痛感します。
73名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/15(水) 14:54
>院生にも石川派がだんだん増えているし、石川派の方が就職もいい。

これは明らかに、事実誤認。京大の石川氏の院生で、まともに就職した人はいません。(学部卒業生は別だけど、別に石川氏が世話してるわけじゃないからね。)
外からイメージで見ていると、そういうふうに見えるもんなのかな?

筑波に関しては、全く同感ですね。
74実務家:2000/11/15(水) 23:29
文系の院は実学系を除き、就職はきわめて厳しい。

特に、歴史地理専攻なんぞ、中高の教師以外にいくところなく、
塾(非常勤)や無職、はてはホームレスへの道しかない。
75名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/16(木) 20:55
age
76;:2000/11/16(木) 23:46
考古学での捏造事件で思ったんだけど、
人文地理学のアンケート調査とかは、どうなの?

どうやって、その正確さが担保されてるのかしら?
77?_?:2000/11/16(木) 23:46
院生(文学部系の地理)は、どこに就職できんの?

中高の教職以外ではどうよ。
78名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/17(金) 02:36
>>76
それを言っちゃあオシマイなのよ。
だから、あのFとかいうオヤジはまずい事したのよ。
79名無しさんお腹いっぱい:2000/11/17(金) 07:51
京大東南アジア研究センターが地域研究シリーズはおもしろい。
つまらない地理に対する批判?がみえる。
80名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/18(土) 15:29
age
81?_?:2000/11/18(土) 17:50
京大(地理)のレベル低し。

学部卒なら入試歴で一般の就職評価されるが、院行くと、
頭脳機能低下の時間が長くて、就職はマイナス評価だよ。
82:2000/11/23(木) 03:26
>78
気づいちゃイケナイ問題なのねん(^^;<人文地理のでっちあげ疑惑
気づかなかったことにします(笑)
83名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/23(木) 03:42
地理学ねつ造情報キボンヌ
84遺跡発掘は楽しい:2000/11/23(木) 17:09
>83
ねつぞうとはちょっと違うけど、「経済理知理学年報」で昔盗作というのがありました。
経済地理学年報は今度(旧)文部省学術情報センターがやっているnacsis関連の
「文献が全文Webで検索・閲覧できる」システムに載るらしいですが(名称知らない)、
その際に1本載らない論文があるらしいです。
それがまあ、盗作だそうで。
確か去年の中京大学での総会資料に書いてあったと思う。
結構古い話らしいから詳しくは知らない。
85名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/23(木) 21:28
6 名前: 地理学の未来を憂える者 投稿日: 2000/11/22(水) 19:27
http://2ch.server.ne.jp/2ch/test/read.cgi?bbs=chiri&key=974874778&ls=50

>>1-2
だから今の地理学は駄目だって言われるんだよ。
つーか文化人類学なんかも終わっちまったしよお、
閉塞状況に陥っているってのわかんねえのか?
これからは都市批判なんだよ。21世紀の地理学ってやつだ。
要素に還元する20世紀地理学と違ってな、複雑系として
総合的視点で都市を見るようにするんだ。わかるか?
たとえば千葉>>>横浜だな。これは学問なんだよ。
これだけの命題を証明するのにどれだけの材料と高度な論証を
必要とするのか?まあお前さんみたいなドキュンにはわからん
だろうがなあ。少しは外国の論文誌にでも目を通してみろ!!
旧態依然とした狭窄した学閥系のアカデミズムにとらわれてちゃあ、
あんた自身ろくなことにならんぜよ。目を覚ませや、ゴルァ!
86名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/27(月) 08:36
>>84
そりゃ古いことをほじくり返したな>総会
不二雄が絡んでた?
87>81:2000/12/04(月) 05:58
>京大(地理)のレベル低し。

いつの話?
88名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/05(火) 02:12
 役に立たなきゃ学問じゃないなら
工学・法学・医学以外は学問じゃない
・・・となるかもね
89実務家:2000/12/06(水) 00:29
>88
基礎科学と言いたいだろうが、
趣味やご隠居専用のものは、不要。
頭も使わないだろう。

高校か短大でおしまい(人文地理は終了)

>87
この20年間、ずっとレベル低い
90FOREVER EIGHTEEN:2000/12/08(金) 12:02
時代遅れとか、不必要って、まあ、今の世の中だけを
範疇にして考えるならそういうことになるだろうけど、
今、必要ないだけで、将来時代が変わっていくと、
何が必要になってくるかなんて分からないでしょ。
そりゃ、どんな分野にしたって必要とする人もいれば、
必要としない人もいるでしょ。少し、柔らかくなってもらって、
知らないこと、分からないことに接してみる、挑んでみることを
学問だと考えてれば、別に地理学が存在してもいいんじゃないの?
今は結果を残せない地理学でも、何かを発見できるかもしれないよ。
どういう、範囲内で語っているのか分からないけど、
地理学が要らないっていう前に世の中にはもっと、要らないものが
たくさんあると思う。
91>90:2000/12/09(土) 01:28
>将来時代が変わっていくと、
>何が必要になってくるかなんて分からないでしょ
時代とともに不要になってきてるんだよねーナウ<地理学

ていうか、なにかやってれば何か見つかるかも
ていう、そういう態度自体が問題。元凶。
そこを変えなきゃ、やっぱり要らない学問だよ。
92実務家:2000/12/09(土) 23:16
>91
はげしく同意。

日本の人文地理学が終わっていて、不要なのは認識されてるが、
大学の旧体制と教育公務員の身分制度のおかげで
廃止されていないだけ。
20年前と今で何か進展あったか?
A市の考察の次にB市の考察をしてるだけ。

人文地理の教員の首をきり、有望な応用・基礎分野の若手にポスト
と予算を与える方が良い。
93名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/21(日) 01:41
sage
94名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/21(日) 19:27
地理などいらない不要な学問。
95絶滅の人文地理:2001/01/21(日) 21:23
もはや、古典学問。
博物館に「人文地理学」コーナーとして展示される日も近い。
地誌的な情報は、インターネットで検索可能だし(まもなく)。
96>絶滅の人文地理 :2001/01/22(月) 13:23
君はもう出なくていいよ
97 :2001/01/27(土) 03:41
98名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/27(土) 12:53
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 (⌒ /   (・)  (・) || あなたねぇドキュソのぶんざいで   |
(  (6      つ  |< こんなスレッドなんか立てるから    |
 ( |    ___ |  | みんなに厨房って言われちゃうのよ |
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  /\   \   /| < さよう、川島おけいはんが必要な奴なんて |
  |||||||   (・)  (・) || いやしねぇんだから、さっさと回線切って |
  (6-------◯⌒つ| | 氏ねっ!ばっかもーんっ!         |
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  /∵∴//   \| < 地理をバカにするなんて         |
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99名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/30(火) 18:20
数少ない専門家らしき人の発言があるスレ、あげてみましょう。
100名無しさん@お腹いっぱい。
日本の人文地理学を絶滅から救えるとしたら、水岡不二雄しかいない。