3 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 09:25:53 ID:19XR//520
呂不韋が聖人のように書かれていたのはかなり違和感があった。
始皇帝の実父と疑われているくらいだから
ギラギラした野心家であるべきだろう。
いちょつ
>>1 なんじは乙であった。しかし、なんじへの乙はやがて超乙へと変幻するのが理である。
──これは、すぐにねぎらうべきだ。
そう思った
>>4は、なんのためらいもおぼえず、書き込みをおこなった。
「なんじは乙であった」
おもいを同じくする
>>5は、言葉を続けた。
「なんじへの乙はやがて超乙へと変幻するのが理である」
>>4は
>>5の顔を見た。よくよくみると肌のつやはよく、眼光は少年のような輝きを
もっていた。
──これは、相当な人物だな。
と、
>>4は一目でみぬいた。
人を家にたとえると、眼は窓にあたる。窓は外光や外気を室内にとりいれるが、
室内の明暗をもうつす。そのように眼は心の清濁や明暗をうつす。
このとき、
>>4は
>>5の人格から、いままでには無いさわやかな風が吹いている
ことに気づいた。
さて、
>>3である。
>>3はまったく動かず、このスレを見つづけていた。
寂しいといえば、 それほど寂しい影はない。
レスとレスのあいだにあって、孤立している個である。不動の個である。
>>3の晩年はさだかではない。
オレ、中川昭一だけど、宮城谷風に描写してくれる?
かっこよく頼むぞ
なんてったって大臣だからな ぐふふ
>>7の感覚のにぶさといえよう
このにぶさはかたちを変え
>>7を襲う刃となることは、閣僚はもとより国民でさえ
理解できることだが、
>>7とその与党にだけはそれがわからない
結局、
>>7とその仲間は最後まで己の愚かさに理解が届かない場所に身を置き
続けることとなろう
このスレで
>>7のような書き込み自体が品性を問われる内容だな
相手をしている8はともかく
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 05:52:08 ID:mE87dAOEO
>>1どのはまことによくなされた。みごとであったとたれも褒めぬのであれば、ここでわしが、天に届くほどの声で褒めよう。
もともと
>>3や
>>7のような輩に左右されぬ情意を持ち、
前スレ
>>987のすごみを良スレに転化してゆく
>>1の進化が発揮されはじめたようなスレ立てと
>>1乙であった。
>>1 ヾニ二 ̄`ヽ
`ヽ ヽ
,. -ー─-、____,.,,,;;‐---―-‐―-ノ l
,,( , (___ 三) ノ
;'""ノ';{ .__ ̄" ̄ ̄"ノ.--―-‐―-―‐‐''´
{ (e ノ  ̄ . ̄ ̄ ̄ ̄
.ー-'"
↓
,. -ー─-、__ _,.へ
,,( ,  ̄ .ヽ
;'""ノ';{ i__ _ /
{ (e 人 |  ̄ ̄/ /
.ー-'"| ! | / /
._! || } / / |\
.''''ー'"{ | | { j ヽ
_ | ./ ', `ー――‐" ノ
三`'/. ` ----------´
お前ら大好きだw
宮城谷作品で乙がつくキャラいないかな
風洪。
白圭は少し違う気がする。
>>14 『奇貨居くべし』に蘚乙ってキャラがいたような気がする。
蘚 ,. -ー─-、__ _,.へ
,,( ,  ̄ .ヽ
;'""ノ';{ i__ _ /
{ (e 人 |  ̄ ̄/ /
.ー-'"| ! | / /
._! || } / / |\
.''''ー'"{ | | { j ヽ
_ | ./ ', `ー――‐" ノ
三`'/. ` ----------´
読みは「おつ」じゃないがな
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 23:49:42 ID:blnNxbFH0
帝乙(紂王の父)も出てこなかったっけ
誰か鳩山総務相を宮城谷風に評してくれ
川本喜八郎の人形で「孟嘗君」とか「楽毅」見てみたい。
23 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 08:44:26 ID:qN2BcS3T0
ほかの板の連中には理解できないだろうが
サムライジャパンの優勝は原と王の人徳だったとおもう
それがよくわかっていたのが牧原の解説
韓国は前回に懲りずにまたマウンドに国旗を立てた。これは礼がない
韓国は儒教国のわりに徳がわかっていない
徳がわかっていないといえば、監督が野村だったら日本の優勝はなかったろう
野村監督の本、出ると読むけど、礼儀とか徳とかとても大事にしてるよ
同世代の選手達はもちろんのこと最近の選手も良いところを
見つけて褒めてる事が多い
(スレチごめん・・・)
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 12:11:32 ID:wJiaQoHM0
巧言令色、鮮ナシ仁
勝つだけなら仁も徳もいらん
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 16:37:51 ID:zXgN/4Yr0
夭い
28 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 21:17:37 ID:07JvM22PO
蒙いな
夷狄蛮戎なら、わからないでも
ノムに代表の指揮を執らせよ、という声が国人のあいだにある。
わたしはその声がナベツネの耳にとどき、ナベツネを動かさなくてもよい、
とおもっている。天神と地神がきき、ノムが日本のためにどうしても必要
であると判断すれば、かならずノムの事業をなしやすいように道を啓くだろう。
そんな声はないよ
おそらく
>>30は春の陽気にあてられて頭がやられているのであろう
あれ、ここって宮城谷スレだよな?
まあ、儒教国って言ったって中国でも儒教は士大夫が学ぶぐらいだったし、日本の儒教の浸透が異常だったというのもあるけどね。
あ、別に儒教批判してるわけじゃないよ。
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 15:54:51 ID:u3tV2F1VO
春秋時代を舞台にした小説を書いてみたんだが、あらためて宮城谷さんの偉大さがわかった
自分が書いたものと比べて文章も史料の取捨選択も目のつけどころも圧倒的に格が違う
35 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 17:19:45 ID:p7oHEXdZO
誰が主役かにもよるなー。
塚本センセイがそんな謙虚なわけないw
「オレとは毛色が違うがなかなかだのォ!」とかだろw
40 :
34:2009/04/04(土) 20:59:38 ID:jqYkv3FQ0
>>35恥ずかしくて、とても人に見せられるものじゃないっす
>>36楚から晋に亡命した苗賁皇を主人公に書いてます
宮城谷さんみたく苗賁皇の父親子越から書いてるんだが、これが難しい
>>37〜39塚本先生にも及ばないんだわァ!
>>40 まずは出版社に持って行ったらどうか。見るべきところがあれば現状でのレベルが低くても
いろいろ指導してもらえるだろう。そして、面白い歴史小説を読ませろ!
もう塚○とか佐藤○一とか、面白そうなテーマに惹かれて買った本をがっかりしながら読むのはウンザリなんだ!
自分も一応歴史題材の小説家志望(といってもライトノベル系とか無差別だが)
今ではシートで評価くれるところとかあるし、投稿してみるのも手かな。
あと出版社によっては持ち込み不可なところある。
宮城谷氏の太公望像から自分のオリジナルの像ができるまで四年以上かかったり普通にする
しかもまだ完全じゃないw
歴史小説を大切に扱ってくれる(という言い方もちょとおかしいが)
出版社ってどこかねぇ。
持ち込み不可なところもあるの?アポすらとれないとか?
<<44
投稿で賞を与える出版社は持ち込み可かどうかそのHPで書いてある。基本的に駄目だったような。
一度デビューすればその限りじゃないけどそうじゃないと門前払いくらうところもある。
渡せても音沙汰なしなときとかあるからその時は自分から連絡してみる。
文藝春秋も基本的には持ち込み不可、各賞に投稿するのが基本。
まあ、素人の飛び込み営業の相手なんか一々してらんねーよな。
専用窓口がある場合はそこ通せってのが筋だろ。
漫画なら持ち込みできるだろうけど小説はねぇ
48 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/10(金) 13:11:58 ID:iA+7rQWW0
宮城谷さんの読んでたら 作家がいかに大変な事業か痛感
軽く書いてる作家の中には
自分の文章なんか恥ずかしくてしょうがないと思いつつ書いてる人も多いんだろうな
あげちった スマソ
50 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/11(土) 15:57:09 ID:nFlrBGOiO
もう三国志も終盤か
いやいやいや
今96回くらいだっけ
100回くらいで終わるんじゃね>三国志
単行本は基本的に1巻に12話収録の形態だわな
7巻まで刊行されてるから、ここまでで都合84話
現在96話だとするならちょうど8巻分になるし、仮に全10巻だとするなら
あと2年ほどは続くという勘定になるのかね
演義と同じ120回じゃね?
ラストがどの時代まで行くのか……
56 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/12(日) 22:53:08 ID:GE+Yq30lO
トウガイまでしっかり描いてほしいな
ヨウコとリクコウまでいかなきゃ。
後漢後半の宦官無双から延々書いてくれた宮城谷大先生なら、晋の禅譲から呉滅亡までをじっくり書いてくれるに違いないよ
今月号で、五十二年後?だったかに呉が滅ぶ、みたいな予言を聞いて
孫権がへこむっていう話があったけど、そのへんまではやるのかな。
季札はなんか滅茶苦茶浮世離れしてみえる
『王家の風日』読了
たくさん宮城谷さんの作品を読んできたのに、何故かこのデビュー作に手を出していなかったのをようやく読むことができた
感想としてはとにかく面白い、デビュー作でこんなものを書けた宮城谷さんすげぇとしか思えない
あとがきにあるように、商の人々に合うようにできるだけ漢字の原義に近いものを使っているため、難解な漢字が多く読みにくい
が、それがこの時代に合った雰囲気と格調高さを与えている。
内容の方は、商の名政治家箕子を主人公とした物語だが、どちらかといえば箕子を中心とした群像劇に近く、宮城谷さんの作品では珍しく新鮮だった(そう考えると三国志は原点回帰なのかもしれない)
ほとんどの登場人物に大なり小なりドラマがあり、主役の箕子を始めとして受王や干子、姫昌、太公望などの脇役も含めた登場人物が魅力的だった。
また、『太公望』との違いも面白かった
受王が暴君となり、箕子とすれ違っていき、そして商王朝が崩壊していくさまはなんともいえない悲しさがある
廃墟となった商の都を箕子が去っていく幕引きが切ない
あとがきにある宮城谷さんの作家になるまでの苦労にもいろいろと感じさせるところがあった
オードブルの東漢があれだけ長かったのだから
デザートに永嘉の乱までやってくれると思う
あれで完璧に三国時代の指導者たちが求めていたものが終わった
>>61 俺は二番目に読んだのが「王家の風日」だった
デビュー作とは知らずに読んでたと思う
この時代の予備知識はそこそこあったけど、この時代を面白く描ける作者がいた事に俺も驚いた
この作品で買い続ける決定打になったと思う
これなら…と思って次に「天空の舟」を読んでもやっぱりいいと思えた
「太公望」を読んだのはだいぶ後だけど、主役が変わるとまた違う描かれ方も興味深かった
あとがきにも読む楽しさがあるってのがまたいい
書く面白さも存分に味わってるはずだろうな
この君子は
65 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/19(日) 10:09:46 ID:4YnmTrIlO
今NHKhiで宮さんが出てる!
この前の知る楽の総集編みたいな感じだけど
宮さんって言うなw
初めて聞いたぞwそんな呼び方ww
ミヤギーじゃないの?
ギっさんだろ…
常識的に考えて…
ここまで、マサ なし
マサさんでおk?
みっちゃんだろ、二重の意味で。
75 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/21(火) 22:08:06 ID:z09PmzNWO
みつばと区別がつかん・・・
76 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/22(水) 09:53:08 ID:CgpjEfecO
長城のかげ 読んで感動した
古代中心らしいけどぜひ李世民あたりの話書いてほしい
清までの皇帝とか、一言、評価を知りたいよな。
>>75 いちからか?いちからせつめいしないとだめか?
初宮城谷で孟嘗君読んでんだが、風麗に萌えてしょうがないw
俺も美人で気丈な妹欲しいわw
宮城谷で一番オススメってどれ?
>>80 個人的には「長城のかげ」
宮城谷は短編の方が好きだ。
82 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/23(木) 07:48:09 ID:Z4GJJWlmO
長城のかげのロワン→高祖の濃厚なBLがたまらんです
>>82 誤解を招くようなことを書くんじゃないw
>>80 『孟嘗君』を読んだ後なら『楽毅』がお薦め。
読みやすさと萌えを期待するなら『夏姫春秋』がいいかと思う。
>>81 短編なら孟嘗君と並行して読めるね
ありがとう
>>82 アリだなw
宮城谷は男の魅力を書くのうまいからな…ゴクリ
>>83 次は『楽毅』にしようかな。
萌えも捨て難いがw
ありがとです
>>80 妹萌えなら『太公望』をお勧めする
まあ、擬似妹だけど
そのほか主人公の望がもてまくりでこれなんてエロゲ?な展開を楽しめます
エロゲとか萌えとか、気持ち悪いオタが涌いてるのか
俺は叔姫みたいな人がいい。
なんだかんだ言って思えらも初めて長城のかげ読んだときロワンに
きゅんきゅんして抱きしめたくなったんだろ?
ラストの「帰りたい」は泣いた
「太公望」は戦争が終わってからの国づくりが良い。
90 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/26(日) 03:45:17 ID:XhvQNxHuO
『太公望』は生き残った少年たちが力をつけていき最後には国を作るっていう壮大さがいいよね
最初の望たちが羊に連れられ逃げるというくだりが、すでに『王家の風日』にあったのは驚いた
『太公望』は望が遊牧民のためか、後の時代より中華の領域が狭いのに大地が壮大に感じる
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/28(火) 15:57:26 ID:6qKXuus30
こんな時代、世の中だからか、
壮大さでごまかさない現実感覚というか、
失敗や挫折からの転換的なものがとくによかった。
「王家の風日」「天空の舟」「管仲」が個人的にとくに
生々しさと現実感を感じれて良い。
92 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/28(火) 16:00:56 ID:6qKXuus30
青雲はるかに、は現実的だが最後があまりに暗すぎる。
>>92 確かに暗いといえば暗いが、物語冒頭を思い出させる
あのラスト好きだ。
ところで、鄭安平は自殺したんだろうか。
いや、実際にはどうかわからないが
作者的にはそういうつもり(読者にそう思わせるためというか)
であのラスト一文を書いたのかなと。
94 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/08(金) 22:50:32 ID:xGOWAFU30
太公望おもろい
95 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/09(土) 05:05:54 ID:hcawMYwN0
三国志より、商周や、覇者や秦に収斂していく春秋戦国の
ほうがレベル高いだろ、曲りなりにも中国を統一あるいは
コントロールできたからな。
三国志はしょせん中国を統一できず、覇者の機会も逃した
低レベルのお話。
96 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/09(土) 05:22:54 ID:ibnyjKHmO
97 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/09(土) 07:01:45 ID:DEhopvdQ0
98 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/09(土) 21:45:35 ID:zgZYp4lH0
感傷や大義、判官びいきよりも、
結果を出す困難はいつの時代も重大だよ。
99 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/10(日) 03:27:02 ID:M/jUlI77O
藤崎竜の封神演義って宮城谷作品の影響がある気がする
太公望の少年時代のエピソードとか
100 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/13(水) 12:03:13 ID:D4N7DO290
さいちょ
さいちょは最後が残念な男だったね
やっぱり年取ると情にもろくなるのかなあ
晏弱が急死することなく崔杼と二人で霊公を支えられてたらなぁと
つい思ってしまう
そうしたら少なくとも霊公は霊という字にはならなかっただろう
太公望の最初はあれしか浮かばないんだよな、時代背景からして。
太公望の妻に関する話しなんてのは詩経や斉という文字の意味、あの地の地域性などから話しは膨らむけどね。
しかし、知識が増えて氏のこの場面はこの記述から取ったんだなってわかるところは多いよ。
と作家志望がいってみるw
104 :
103:2009/05/16(土) 00:31:38 ID:LTWWmWHa0
<<99
の人のたいしてね。連レススマソ。
105 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/17(日) 14:04:50 ID:L93DsRco0
曹ヒ大嫌い曹操大好きな訳のわからん人
>>105 いや、そういう人ってけっこういるんじゃね?
曹丕は好き嫌いわかれるしねぇ
108 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/18(月) 17:10:36 ID:BtTsYulX0
好悪がすさまじく激しい曹丕は氏の倫理観からすれば
どーしようもないアホ扱いでも納得がいくけど
曹操もかなり多面的というか出鱈目な人間じゃん。
爽やかな風でデコレートされるだけだと違和感ある
甄氏を爽やかに自殺させたり曹植を爽やかに苛めたりしてないの?
曹丕は今月号で死んじゃったわな
曹植は死ぬ直前に会ってちょっと加増してもらって
「あれはあれで良い兄ちゃんだった」みたいに思ったらしい
単行本派なんで七巻以降を詳しくは知らんのだけど……
ただ単に曹操には主人公補正をかけられたけど曹丕にはかけられなかった、ってだけじゃないの。
>>108がどこを読んで「どーしようもないアホ扱い」と思ったのかはわからんけど、
曹丕の皇帝としての業績をガン無視したわけでもないんでしょ?
でも爽やかな風が吹きまくる曹丕も読んでみたかったなーw
ガン無視というか曹操に比べて激辛な批判がすごい多い
まあ読めばわかるだろう
息子は批判されて然るべき人間だろうな
業績云々以前に曹操以上に素行が問題ある
始皇帝や李斯嫌いな氏にとっては嫌いなタイプじゃないだろうか
まぁ李斯に関しては少し評価が変わってる気がしないでもないけど
>始皇帝や李斯嫌いな氏にとっては嫌いなタイプ
じゃあ「始皇帝や孝武帝の仲間だが、資質は及ばない」曹叡も否定的かな
曹叡がこんなだから死後権力が司馬氏に奪われたのだ、と総括するとみた
曹叡は今のところ名君扱い
いまいち始皇帝と曹叡の類似点がわからない僕に優しく説明してくれる快男児はいませんか?
始皇帝は死後に強く言われただけ
当時から血縁じゃない疑惑があったなら13歳のガキなんてとっとと引き摺り降ろされただろうが実際は
即位後から秦国の家臣は少年王を盛り立てて一致団結していた
一番分かりやすい土木工事を外しているのはワザトなのだろうか…
>>117 家臣たちに「新しい皇帝ってどんな人?」って聞かれた劉曄が
「始皇帝、孝武帝の仲間ではあるが、資質は少し及ばないだろう」
と答えたという逸話がある。
あと陳寿が
「基礎をかためようとせずに、始皇帝や孝武帝の轍を踏んで宮殿を造営したのは失敗だった」
と評している。
×孝武帝
○漢の武帝
未来人オツ
って、正式には孝武皇帝だから問題ないのかorz
略称が流通ってのも何だかな…それはそれとしてスマソ
劉曄(世語)の方は“漢孝武”で陳寿(三國志)は漢武なんだけど、面倒くさいから両方孝武帝にしちゃった
史書から引用するなら正確に記さないとダメだよな
指摘感謝&こちらこそスマソ
中公新書から知るを楽しむの放送内容とテキストを総括・加筆した本が出たけど、
買った人いない?
けっこうよかったよ
128 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 13:09:06 ID:/CMXD5JU0
ふーこーにもえた
>>127 発売日に買って読んだ
孟子が好きなんだなぁとつくづくオモタ
>>128 平仮名にすると不思議系萌えキャラみたいだな
131 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 01:29:54 ID:jT/aDj4K0
宮城谷先生のいいところって具体的に何だろ?
俺の上司に幼稚な構成と文章の作家と言われて言い返せなかった・・・
132 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 16:05:44 ID:6aOlF4AvO
>>131 この会社を辞めさせていただきます
これ一択
>>131 資料の読み込みと考察の鋭さと再構築と味付けの上手さ…かねぇ。まじめに考えてみたら
個人的には
>>132の意見が的を得ていると思った
>>131 「汝なんぞ曰わざる、其の人と為りや、憤りを発して食を忘れ、楽しみて以って憂いを忘れ、
老いの将に至らんとするを知らざるのみと」
>>131 宮城谷先生のよいところは春秋戦国時代を題材に小説を書いてくれたこと!
先生の小説に出逢わなかったら春秋戦国時代に興味の翼を広げることはなかった
この一事だけで一生感謝したい
>>131の上司はどんな作家を読んでるんだろう
というかその上司のいう幼稚とはなんなんだろうな
そんな上司の部下である事が不幸って気もするが
>>131 構成:全体の完成度やメッセージ性を重視すると新聞連載系の作品は大抵そういわれそう
文章:これは…たぶん昔の漢字を生かして使い分けるという方針が、現代風に翻訳できていないとかかな(これはわざとだからどうしようもないが
構成だけなら作品を選べばどうにかなりそうだけど、文章が気に食わない人には進めようがないな
宮城谷氏に随唐演技を書いて欲しいな
演技じゃなく史実版でね
ついでに小野イモコみたいなケントウシやハクスキノエの唐側視点なんかをまぜてくれると嬉しい
さわやかな光武帝か洪武帝
宮城谷が光武帝の時代を書くとしたら劉秀よりもケ奉か隗囂あたりを主役にしそうだ
>>140 いやいや、正直に劉縯、劉秀(はおまけ)兄弟じゃない?
142 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/18(木) 22:23:36 ID:w3ZyCi2d0
残り時間はいかほどか
143 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/19(金) 19:32:56 ID:eacNOPXIO
文春文庫の三国志3巻はいつでるの?
この人の話、何気に食べ物が美味そうに描かれているよな
王家の風日だったかで、肉を食べると生命力がうんたら
風洪が商人の家で飲む酒とか
147 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/20(土) 09:01:58 ID:Lgr5IvLe0
はわわ
爽やかな粛正
爽やかな俺
150 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/23(火) 16:56:07 ID:xfuXEp2B0
さわやか三国志
151 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/23(火) 19:20:44 ID:68MAY38XO
小説現代で呉越を舞台に新連載決定!
タイトルは『湖底の城』
本格的な連載は来月かららしい
152 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/23(火) 19:29:41 ID:vuW5i982O
イヤッホーゥイ!
誰に爽やかな風が吹くのだろう?
呉越の銭一族なんてマイナーな…
154 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/23(火) 19:57:59 ID:xfuXEp2B0
新規開拓に意欲的な宮城
155 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/23(火) 20:03:23 ID:xfuXEp2B0
谷先生に栄光あれ
156 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/23(火) 20:07:10 ID:PpGf6larO
銭一族が趙普に爽やかな賄賂を贈る
157 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/23(火) 20:20:46 ID:68MAY38XO
呉越といっても春秋時代の呉と越のことだぜ
それじゃあ三国志はもう終わるのかな
んー、やっぱり孫武とか伍子胥あたりになるんかね?
160 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/23(火) 22:37:55 ID:VBGSjDyV0
呉越舷舷と読み比べちゃ無粋ってもんだぜ
春秋の呉越なら夫差勾践か
それとも季札とかから始めるのか
呉の滅亡まで書こうと思ったら難しいな
伍子胥じゃありきたりだし中途半端に終わってしまう
先生の夫差の評価は低いし、最後驕慢になる勾践も作風にあわないような
ここは大穴で伯ヒはどうだろう?
胆の中はどうあれ、呉越共々の存続に奔走してたしな
先生なら伯シュウリから書き始めてくれそう
ただ、夭折した人物が主人公になった作品があまりないようだけど……
無難なのは范蠡だね…よく昔の作品にも名前だしていたし
伍挙、奢、員(子胥)の三代記になるくらい開始する年代がはやかったりして
三国志を永嘉までやってくれると俺は信じてるぞー
小説現代、書店で見てみた
主人公は伍子胥と范蠡みたいだ
冒頭は二十歳過ぎの伍子胥から始まってた
本書の16ページあたりに宮城谷さんの写真とちょっと解説文が載ってて
宮城谷さん自身、この時代は描くのが難しいと思ってたという様な事が書いてた
これで連載モノが三国志と楚漢名臣伝に続いてみっつになったけど、
三国志は孟達が叛乱起こす直前の時期だし、まだ続いてくれるよね…
孔明の劉備のマトモな内応なしに攻め込んだ轍を踏みたくなかった云々
で習珍とか五渓蛮の話はどうなったんだろとか思った
168 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/25(木) 13:48:41 ID:SMRaD7A20
宮城谷氏は100歳まで生きそうだ
小説現代とか見たことないのだけど、来月から連載されるなら文庫本になる
のはいつぐらいですか、来月試しに小説現代を買うべきかな?
『湖底の城』に出てくる范蠡は、前半生が不明なのをいい事に、范鞅(士鞅)の息子として登場しそうな予感が。
世代的にも范吉射(士吉射)と被ってるし、『青雲はるかに』では范雎を士会の子孫に設定した前科もあるし。
>>170 たとえば范蠡は范吉射の庶兄であったが、後継のゴタゴタを避けるために
呉の伝説のように出て行く
で、呉に行ったが(亡命先の鄭であったことで晋を恨んでいた)伍子胥に
冷眼を浴びせられ仕官できず越へ
亡命先は范吉射と同じ斉という感じでおk?
>>171 それで桶。
あるいは、呉に行く前に斉へ立ち寄り、最晩年の晏嬰と面会して、
自分のこれからの人生の進路を決めていくなんて場面もあったりして。
『楽毅』にて、若い楽毅が孟嘗君田文と面会したのと同じように。
>>173 晏嬰や孔子と会わせようとすれば出来るだろうけど儒の影響を受ける人とは思えん
それなら司馬(田)穰苴のもとで孫武と出会い共に亡命のほうがヨサゲ
范蠡って、なんか南陽か徐の人とされてるの?
生年も前517年という説があるみたいだし
175 :
151:2009/06/28(日) 13:54:00 ID:4i9uWF+J0
>>151で本格的な連載は来月からって書きこんでしまったけど
小説現代よく読んだら、今月から普通に連載してたわ、ごめん。
読んでみたら、さっそく運命の女性が現われて吹いたwやっぱり宮城谷さんはこうでなくっちゃ
176 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/28(日) 15:43:58 ID:J6XGZAM+0
じじー結婚してくれ!
177 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/28(日) 23:29:10 ID:J6XGZAM+0
いまさら呉越とはどういう了見なんだろうか
>175やはり西施か
なぜ宮城谷氏は寝取られがすきなんだろうかw
被虐願望だろうか
180 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/29(月) 23:49:02 ID:nFPh6edE0
宮城谷氏の作品はすばらしい
181 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/30(火) 14:26:12 ID:WmO6k3F10
みやぎたにまんせー
300人の自害もさわやかになるのかな
183 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/01(水) 05:47:49 ID:G3HzI4qYO
墓荒らしも爽やかになるのか
死人に鞭打ちも爽やかに
さわやかに「呉の滅亡が見えるように俺の目をくりぬいて城門に置いておけ」と遺言
炭酸飲料みたいなスレにワロタw
187 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/02(木) 14:12:35 ID:OBI2mOIu0
sawayakaサンゴクシ
188 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/02(木) 18:43:40 ID:OBI2mOIu0
爽やかに光武帝
189 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/02(木) 19:59:33 ID:zjuE01R60
宮城さんの歴史小説は観やすいし面白いし爽やか
190 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/02(木) 20:08:05 ID:OBI2mOIu0
さわやか宮城
191 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/02(木) 20:25:28 ID:OBI2mOIu0
ききいっぱつ
192 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/02(木) 21:19:27 ID:OBI2mOIu0
谷
この人の作品は新聞ではじめて読んだ
さわやかにりょーじょくするチンギスハンを所望したい
さわやかに民族浄化するゼンビンを見たい
さわやかに滅九族する洪武帝もいいなあ
さわやかに苛斂誅求する武帝でもいい
さわやかに昏君する胡亥も見たいなあ
さわやか文化大革命とか書かないかな?流石に
やはり人間には爽やかさと思いやりが大事なんだな
とこの先生には教えられるよ
すごく爽やかじゃない人がいるです
>>201 そんなに卑屈になるもんじゃないよ
君も宮城谷パワーでsawayakaになれるさ
203 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/07(火) 00:48:41 ID:qfuMu8oD0
太公望燃え
204 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/08(水) 01:46:00 ID:8BKPPuE80
さわやかにage
なんじはさわやかであった。
しかし、なんじのさわやかはやがてさわやか自然百景へと変幻するのが理である。
206 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/08(水) 19:35:25 ID:8BKPPuE80
さわやかにほしゅ
207 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/08(水) 20:02:03 ID:qsqaGt5UO
過疎板で一時間半後に保守する
>>206の粘性は異常といえる
「赫っ」と息を吐いて天を仰いだ
209 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/08(水) 20:43:34 ID:8BKPPuE80
さわやかに生きさわやかに死す
それがこの作者の本を読んで思ったことだったりする
210 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/09(木) 00:55:52 ID:X685zALi0
宮城谷蛆が嫌ってそうなキャラって誰?
香蘭記の韓信の嫌い方が酷かった気がするけど
211 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/09(木) 00:56:41 ID:X685zALi0
宮城谷氏が嫌ってそうなキャラって誰?
香蘭記の韓信の嫌い方が酷かった気がするけど
に修正
「爽」という字には「違反する」「敗れる」「惑う」といった意味もある
213 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/09(木) 01:28:24 ID:X685zALi0
215 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/09(木) 02:35:07 ID:X685zALi0
>>211 秦の恵文王とか始皇帝とかじゃね?
あとは斉のビン王とか燕の恵王とか厳しい書き方しかしてないような
好かない人物に作品内で筆誅を加えるって行為は爽やかじゃないよね
爽やかじゃないもなにも、もともと爽やかじゃない人物ならしゃあない
宮城谷氏って爽やかじゃないってことだな
220 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/09(木) 23:03:13 ID:X685zALi0
しかし偏った分布だな
明清とかに手を出して貰いたい
個人的には、三国志書き始めたときはこれで筆をおくつもりなのかと思ったよ。
時代が新しすぎて。
222 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/10(金) 06:09:57 ID:nABJnilw0
さわやかに222ゲット
223 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/10(金) 17:25:42 ID:0fwKoNzQ0
宮城三国志を読む前・・「曹仁って地味だよな」
読んだ後・・「曹仁って神だよな」
豪傑すぎるからな
225 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/10(金) 20:50:59 ID:mVMMzEtLO
>>223 曹仁が地味に感じるのってゲームのせいじゃないか?
冷静に経歴をあげて見てはじめて過小評価されてるって気付くんだよな
三国志・戦国板時代の過小評価スレではすこぶる評価の高い人物だった
大司馬になったしな
227 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/11(土) 19:20:01 ID:9h2WvR0j0
さわやかに三国志を語る
228 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/12(日) 07:17:25 ID:NHbN8bWH0
讒言しまくりの諸葛亮をさわやかに
229 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/12(日) 19:23:50 ID:VLRjhUqFO
さわやか言いたいだけの孺子が跋扈するようになったか
230 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/12(日) 21:17:45 ID:NHbN8bWH0
さわやかなじゅしともにはかるにたらず
231 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/12(日) 21:28:28 ID:NHbN8bWH0
皇甫嵩はさわやかすぎて失敗した
えん忠の策通り自立するべきだった
さわやかに
232 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/12(日) 21:36:24 ID:NHbN8bWH0
裏切りまくりの劉備の人生を
道教的仏教的とした解釈が斬新
さわやかすぎ
しっかり正史読めば
裏切った、というのはほとんどない
益州侵略も逆賊討伐として正当性を持たせれるしな
234 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/12(日) 23:00:27 ID:NHbN8bWH0
北の呂布、南の笮融、天下の劉備
この作者だとさわやかに
ID:NHbN8bWH0は自分が面白い事を言ってるつもりなんだろうか
236 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/13(月) 09:48:44 ID:30Px1HVH0
子建八斗とまでいかなくとも私にはお笑いのセンスがひゃくまんごくくらいあるよ
さわやかだし
さ
わ
や
か
み
や
ぎ
た
に
このアホは何がしたいんだか
どんだけ爽やかなのか読んで見たが、
うん、本当に爽やかですね。
>>246 さやわか宮城谷先生の偉大なる徳性を顕彰するのは
スレ住人として当然
249 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/15(水) 22:03:16 ID:f22h2n220
久しぶりに読んだらさわやかな孫程に感動した
250 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/15(水) 22:08:09 ID:f22h2n220
さわやかに順帝に忠勤する曹騰、梁商と比べて
梁冀の跳梁跋扈ぶりはマジで反吐が出そうだったぜ
251 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/16(木) 12:45:02 ID:sAMHr+D5O
爽やかだわァ!
252 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/16(木) 22:16:03 ID:hvucXRWi0
さわやかさわやか
梁冀と孫寿たんはさわやか
253 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/16(木) 22:21:56 ID:hvucXRWi0
さわやかに汚職する宦官たちに萌えた
254 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/16(木) 22:28:51 ID:hvucXRWi0
さわやかに棒打ちするケ太后にハアハアした
255 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/16(木) 22:42:36 ID:hvucXRWi0
さわやかに後継者を取り替えようとするケ太后にハアハアした
爽やかってつければ、何をしてもいいって訳じゃねーぞ。
257 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/16(木) 23:59:03 ID:hvucXRWi0
さわやかに感想を書いてるだけだがそれが何か?
今月は曹叡がさわやかに微笑してましたね
宮城谷スレにも気違いキモオタがわくようになったのは、彼の小説が世に広まってきている証なのか
それとも三国志なんぞを書いてしまったからなのだろうか
260 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/17(金) 06:24:31 ID:qtRv2CQK0
宮城谷先生がさわやかすぎるからかな
さわやか!
261 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/17(金) 07:26:41 ID:aaACYxYsO
作中に「さわやか」って単語使わないでほしい
さわやかと言わずにさわやかさを感じさせてほしい
ID:hvucXRWi0から微塵もさわやかさを感じないのが滑稽でならないな
263 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/17(金) 08:24:11 ID:qtRv2CQK0
曹ヒを辛辣に叩く先生は実にさわやかだなァ!
264 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/17(金) 15:18:47 ID:huQKRrmQ0
今『天空の舟』読み終わった
巻末の解説読んでたら引き戻されてさわやかさが無くなった感じ
解説とかはすぐに読まないほうがいいかも
中学のうちからこの人の本に出会えてよかったと思う
さて『沙中の回廊』でも読み直そうか
さわやかでいやされるな
この作者の本には呪いがある
孫堅もさわやかに「よその郡の賊を鎮圧して我が身が罪に問われるなら構わない」って言ってたな
孫堅はさわやかに処理されているが
実際はかなり胡散臭い気がする
268 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/19(日) 09:50:20 ID:2EKYtOka0
さわやかに捨てまくる劉備の解釈は神と言っていい仕事だな
269 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/19(日) 10:05:34 ID:2EKYtOka0
諸葛亮が劉備に会った瞬間にデレるのはさわやかな展開と言わざるを得ない
270 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/19(日) 12:05:34 ID:2EKYtOka0
いいがかりをつけられた時のむかつく気分は
この人のさわやかな作品でいやされることにしている
さわやかさわやか
おまえはくどいだけで全くさわやかではないのな
272 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/19(日) 16:47:49 ID:MA6u12qyO
273 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/19(日) 19:27:20 ID:2EKYtOka0
>>271 おまえみたいな鬱陶しい馬鹿は董卓のように天誅がくだれ。ばーか
さわやかさわやか
>>271つチラシ裏w
否、感想を書くのは構わないが、
まとめて書いて、その文末に「さわやかさわやか」と付けて頂きたい。
つ〜か、荒らしたいだけなのかしらん?
275 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/19(日) 23:54:17 ID:2EKYtOka0
思い出してはたたえ、読み返してはほめる
それだけのことなのだよ
荒らしと言うのは
>>262とか
>>271みたいな作品とまったく関係のないことで
人格攻撃してるような阿呆のことを言うのさ
うむ。実にさわやかなる結論
>>271 >>272 >>274 荒しに対応するのも荒し行為。
かまってやる必要はいないよ。
ID:2EKYtOka0風にいえば、さわやかに無視しろ
277 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/20(月) 00:41:52 ID:8pWieL+R0
俺のようなさわやかなる宮城谷信者を荒らし扱いするのは気に入らんが
不当な難癖をつけるのを自粛しろというのには賛同しておこう
さわやかに一件落着。ははは
279 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/20(月) 17:45:49 ID:8pWieL+R0
さわやかに大雨の中で忠義を尽くすホウ徳に萌え
状況に流されるやつは明らかに時期外れなのに降伏とかしてしまうものだよな
さわやかじゃない
今更ながら管仲読んでいるんだが、
また男女のすれ違いから始まった・・・。
なんでこればっかりなんだろう。
281 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/21(火) 20:06:09 ID:MgeITQRgO
タニーは性癖に関しては爽やかとは言い難い人だからな
なんだNTR好きの変態か
283 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/21(火) 23:57:13 ID:CqmX85lh0
いかなる性癖もさわやかなものとは言いがたい
むしろ屈辱的なシチュをも包容してしまう度量の深さにこそ宮城谷先生の真髄なのだよ
さわやかさわやか
284 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/21(火) 23:59:55 ID:CqmX85lh0
さわやかに修正しとくか
×) の真髄なのだよ
○) の真髄があるのだよ
さわやかさわやか
>>280 でも「管仲」はこれまでの主人公が結ばれる展開とはやや異なっていて、
個人的にはありとも思った
それより終盤が駆け足過ぎて、そこが気になったな
まあワンパターンだと読者に飽きられるからな
こればかりは宮城谷先生のさわやかな作品でもいかんともしがたい問題だ
さわやかさわやか
287 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/22(水) 19:50:42 ID:4UrVvpbI0
予言しよう。宮城三国志の第八巻では孔明のライバルは曹真になり、史実通りに
フルボっこにされてしまう!宮城さんが筋金入りの孔明嫌いだと、「げぇっ、曹真!」の
名台詞が生まれてしまう!
将軍王双が殺されたり将軍張コウが殺されたりフルボッコにされるんだろうな
曹真のさわやかさの前には腹黒い孔明も屈服せざるを得ないだろうな
>>285 終盤駆け足は晏子(親父様大活躍)、孟嘗君(白圭万歳)、楽毅(召還後は語るまでもなし)とある意味定番
史書に載ってる有名な逸話にはあまりページを割かなくておk
晏子は意外と中巻半ばから息子のパートになってなかったっけ
管仲の終盤が他と較べても格段に駆け足だってのは俺も感じた
管仲が執政に就いてからの期間は40年もあるが、全体で約640ページの紙数で
この期間に割いているのは70ページ(僅か1割強)で少しバランスが悪い気がした
>>290の意見はこの時代をそれなりに知ってて史料を読んでる人間のもんだよ
有名な逸話はさほどページを抜きでOKってんじゃ入門者には作者が絶賛する
ほどどこが最高の為政者なのか大して伝わらん気がするわ
極端な話、長い不遇に絶え続けた苦労人の栄達話になってしまう
293 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/23(木) 11:46:46 ID:Mq+FkD4F0
内容を忘れてしまったが管子は面白かったなァ
管仲の贅沢癖は不遇に耐え続けた人間へのスイーツとして
実にさわやかな憧れを覚えた
294 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/23(木) 14:29:22 ID:obPdqYmE0
曹真はさわやかそうだ。そして、孔明はぼっこぼこだな
たしかに晏子は親父の方が主役って感じだったね
296 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/23(木) 15:10:42 ID:Mq+FkD4F0
親父は立派でさわやかな士大夫だから崔杼も一目置いてたが
息子は理屈臭いしみったれたケチ男だからな
しみったれた感想だこと
298 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/23(木) 16:15:12 ID:Mq+FkD4F0
さわやかな感想の間違いであろう
俺は晏嬰のほうが輝いて見えたけどな
300 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/23(木) 18:26:01 ID:7leKxJpT0
楽毅「300ゲト」
管仲読み終わった。
んー、やっぱり最後端折りすぎだと思う。
>>290 というか、管仲で一番有名な逸話ってやっぱり管鮑の交わりじゃねーの?
そこより俺はもっと宰相時代が読みたかったんだが…。
管仲の宰相時代は侠骨記である程度書いちまってるからねぇ…
意図的に重複を避けてる様に見えるが?
だから晏子ネタの司馬穰苴は今回の呉越で触れるとオモ
303 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/23(木) 21:14:08 ID:nNw/qHIH0
史実との整合性を確認するために宮城谷小説を読んでる人は不幸だと思う。
素人の俺は純粋に小説を楽しめてる。
別に面白くなかったとは言ってねえし、
どんな読み方したって人の勝手だろ。
不幸と決め付ける方がどうかしてる。
305 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/23(木) 23:15:49 ID:WnR1SZjq0
>303
良い事言うね、たしかにその通りだな
大体が、書き手の意思を読みきれないようなヤツがシタリ顔で難癖つけるみたいだし
いい作品に出合えた喜びよりも、それを貶める事に満足するようではイヤハヤ・・
まぁ、そいつらは哀れな小人ってことで
>>305 その低俗な煽りも十分に哀れな小人といえるな
307 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/24(金) 12:15:39 ID:5LLPb8Dl0
幽閉から帰ってきた姫昌のPTSDっぽい不気味さが
すばらしい
308 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/24(金) 15:51:01 ID:Darz/NsMO
個人の意見を尊重するのが大事だと思う
批判意見無しだとスレの風通しが悪くなるし、批判者の口をふさごうとするのはよくないと子産も言ってるしね
確かに管仲に関しては宰相時代にもう少しページを割いてほしかった
馬鹿の一つ覚えみたいにさわやかさわやか言ってるよりはマシかと
まったくだ
311 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/25(土) 08:59:20 ID:4iCYP2ar0
きみらの戯言も
先生の作品を見れば不思議とゆるせる気分になるよ。
さわやかさわやか
312 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/25(土) 09:02:38 ID:4iCYP2ar0
偏狭な人間は自分の価値観しか見えなくなりがちだ
自分も気をつけなければならないと先生の作品には教えられるよ
さわやかなかぜとともに
>ID:4iCYP2ar0
さわやかを装いながらその実は相手を蔑むだけのレス
これ以上の作者への冒涜はないわな
314 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/25(土) 10:38:54 ID:4iCYP2ar0
いったい俺が誰を見下したというのだろう?
さわやかに自省しただけなのだが
315 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/25(土) 10:40:57 ID:4iCYP2ar0
また作者への冒涜などありえないなあ
俺は宮城谷氏を司馬遼太郎氏以上にリスペクトしているよ
さわやかにlove it!
316 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/25(土) 10:42:41 ID:4iCYP2ar0
おっと訂正しておくか
○) 俺は宮城谷氏を司馬遼太郎氏に匹敵するくらいリスペクトしているよ
言葉というのは実にむずかしい
他人への配慮を存分にしてもこのような行き違いがあるものさ
さわやかさわやか
とりあえず、作者本人とファンは作風ほどには爽やかじゃないことは分かった
話も言われてるほど爽やかじゃないけどな。
「爽やか」って単語がお気に入りなだけで。
>>1がスレ立てたときはいいスレタイだと思ったけど…。
夏はホントに嫌な季節ですね。
爽やかに専横する曹爽に期待
321 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/25(土) 15:46:31 ID:4iCYP2ar0
しかしさわやかなクーデタで処刑されてしまうのであったまる
三戦板ならともかくこんな過疎板のしかも小説家スレに夏厨が来るかよw
万年窓際ポジションのおっさんに違いあるまい
323 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/25(土) 19:01:09 ID:4iCYP2ar0
小うるさい蚊も出ないさわやかな季節
天地神明にさわやかに感謝したいものだ
さわやかさわやか
自らさわやかを標榜しようと、誰一人として認知しなければ独善に過ぎんわな
それこそさわやかどころか人格の歪みそのものなんだろうけど
…と言ったところで、それも己以外が凡人ゆえ、なんて勘違いするんだろうな
325 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/26(日) 05:22:04 ID:FI4zQQB70
さわやかに独善しさわやかに見下しさわやかに憶測する
爽耶乎であれば之も亦た君子之所業也
爽耶乎爽耶乎
326 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/26(日) 09:16:48 ID:FI4zQQB70
成り上がりの奇跡を称えるも
先祖の恩恵に浴する者をうらやまない
何とさわやかなことか
327 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/26(日) 10:00:08 ID:FI4zQQB70
さわやかな韓非子を期待したいものだ
328 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/26(日) 15:19:03 ID:FI4zQQB70
さわやかに夏姫を読み直したが
妙にeroticである。
夏姫だの文姜だの、流されるままに脚開いた馬鹿女
(まあ、抵抗しようもないが)だと思ってたが、
宮城谷さんが書くとみんなさわやかにいい女になって困る。
330 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/28(火) 13:36:15 ID:3X/8M1TCO
宮城谷さんが書く女性を見てると、社会と男性に翻弄される女性ばかり宮城谷さんは見てきたのかと思えてくる
そんな女性たちを救えなかったぶん、小説では救おうとしているのだろうか
そういう不幸な女を颯爽と救っちゃう奴と、
一緒に居るとgdgd倍増になりそうで別れていくタイプといるよな。
a
333
334 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/31(金) 03:04:42 ID:NpkvT2/DO
今月の楚漢名臣列伝は曹参
宮城谷氏は短編『風の消長』の主人公であり劉邦の長男劉肥の母曹氏は、曹参と同じ曹氏ではないかと考察しています
時代を批判することなく流されるままであるとされる曹参の人物像が興味深い
今月、趙雲の年老いても、颯爽とした描写に比べ、
王平の将才気付いてなかたりとか、
馬謖に対する対応とか、孔明散々だな。
衆院選、民主勝利後の最悪シナリオ
民主が国政第一党になる
↓
公明「外国人参政権などの党としての本懐で民主党と一致した」
民主、公明の連立政権成立
↓
国政での外国人参政権が成立
国政選挙で民主、公明、社民更なる躍進
↓
人権擁護法が与党の賛成多数により成立
行政、在日朝鮮人、中国人、宗教法人を批判すると罰せられる様になる
↓
国籍法の更なる緩和
日本国籍と生活保護資格だけ持つ、日本人の血が一滴も入ってない中国人が急増
↓
在日朝鮮系、中国人系の国会議員も出現
親中国の自民議員が民主に寝返る
自民党完全無力化、または解散消滅
↓
日本乗っ取り完了
「民主党の正体」 「ミコスマ」 「韓国は“なぜ”反日か?」で検索
宮城谷の小説はジジくせえイメージだったけど
晏子読んで反省した
春秋戦国はあまり興味ないけど
いろいろ読んでみることにする
オススメおせーて
概ねどれも薦められる
>>340 沈黙の王良いよな。当時、あの時代は中々小説で書けないのを短編でうまくまとめたし。
宮城谷氏はどちらかというと周王朝より商王朝の方が興味を持ってる感じがする。
天空の船で知名度が上がったというのもあるのだろうけど。
十年ぶりに読んだ王家の風日が良かったな
344 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/19(水) 04:08:38 ID:vNpnkEKHO
宮城谷氏が書く劉備は面白いな
劉備はどこに止まることもなく逃げ続けた故に英雄になったが領土を得てただの群雄になって劉備の本質は失われた
そう考えると劉備の本質を曲げたのは天下三分を進言した諸葛亮ということになる
俺もたまたま最近沈黙の王読んだとこですけど…
やっぱ疑念が湧いてきちゃって。っつうのも文字が発明されたのは
商の時代の中ほど(かどうか知らんがとにかく商の時代)っていう
風に読んでるんだけど、つうことは夏の時代には文字が無かったって
ことですよね?
なのに天空の舟や地中の火みたいな王制っつうか国が運営されている
っつのが不思議でしょうがない。
事務上の文書が存在しないってことですよね?ってことは通達や告知は
全部口頭でやりとりしてたってことですよね?
そんなんありえんのかしら?
というより伊尹だの桀だの寒浞だの羿だのって漢字記号はだれがどの段階
で割りふったのかな〜とかいろいろ不思議です。知ってる人は教えて。
「太公望」読みました。
望カッコいいです。
よく分らなかった箇所
周公(姫昌)が捕らえられて周の幹部が望と対面したとき、望や班が、
「我々は獄にいる周公を生かしている。我々が手を引くと周公は死ぬ」
と言ってますが、具体的に望はどうやって周公を生かしていたんですか?
菖蒲を差し入れたのは幹部との対面の後ですよね。
347 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/19(水) 17:51:08 ID:IhrzIElM0
>>345 蒼頡とかいうのが前25、6世紀くらいにいたらしい
>>347 まずはご返答に感謝。
文字は商代から始まったって言う前提の宮城谷世界観は
実情を表していないってこと?
>>348 文字がない地域で縄の結び方なんかで意思伝達してた所があるし
何らかの方法で情報交換したんじゃない?
王制って言うと大規模な物を想像しがちだけど
規模はずっと小さくて、町内会長程度じゃないかな?
規模が小さければ口頭伝達でも問題ないだろうし
逆に言えば、文字があれば大規模国家経営できると言うにことになると思う
まあ、天空の舟はまだ読んだことないんだけど……
今夏姫春秋読んでて、管仲読んだ後読もうかな
350 :
348:2009/08/19(水) 20:59:47 ID:2WniIezx0
>>349 乙
ということは
>>349はやはり文字創設=商代の宮城谷説指示でおkね?
天空の舟まだとの由だが、まあ読んでみて下さい。
夏にもかなりの職員(含料理人・軍人)がいることが伺えるし、
鳴條だか牧野だかの夏・商決戦はかなり大規模に描かれている。
やはり文字無しでこれらの戦争含めた外交・内政の実務が行われえたという
のは個人的にはいまひとつピンとこない。
ただ「地中の火」の寒浞・羿らの描写は349氏の仰るとおりかなりローカルな
感じがするんだよね。
すまん、結局良く分からん。
宮城谷さんにその辺確認したい気もする。
白川静とか読んでみたらどうかな。
俺は沈黙の王から気になってそっちへ行き始めた。
352 :
348:2009/08/19(水) 21:12:18 ID:2WniIezx0
いちおう「漢字」とか「中国古代の文化&同民族」なんかは拾い読んでるんだが…
何分にも難しくてねorz
前文字時代のコミュニケーションに関する言及もあるんかね?
やっぱ新書や文庫だけじゃなくて分厚い全集みたいなやつまで勉強しないとダメかね。
仕事もあるし趣味でそこまではちょっとって気もする。
夜になると飲んじゃうしねorz orz orz
353 :
348:2009/08/19(水) 21:20:14 ID:2WniIezx0
連投で済みませんが、話変わりますけど「地中の火」の
寒浞と愛人の最期に非常にシビれます。
「気楽な女よ」
「死んだら(だか「死ねば」だか)月にでも昇ると良い」
って台詞たちに
「我が悪党人生に悔いはねえぜ」的なプライドが伺えます。
敵対したら嫌な相手ですが、こういうピカレスクロマンも
悪くないと思いました。
てか、小説じゃん。
史書を題材に物語を書いてるんじゃん。
なんで作品間にまたがった整合性なんか気になるの?
355 :
348:2009/08/19(水) 21:26:08 ID:2WniIezx0
>>354 いや、そんな大層なもんじゃなくて
「文字がなくてどうやって暮らしていたのかな?」
って疑問を解決したいだけなんだが。
宮城谷作品はだいたい読んでるけど、そんな高尚な歴史考証や解説はないと思うよ。
小説を読んで歴史の勉強をしようってのは難しいんじゃないかと思うけど。
日本だって文字作られる前に王政あったよね。
というか、夏王朝はまだ存在確定してなかったような。
文字云々も、まだ発見されていないだけと言ってしまえばそれまでだし・・・。
359 :
348:2009/08/19(水) 21:42:34 ID:2WniIezx0
夏は…確定したでしょ?
学術文庫の「夏王朝」に書いてあったよ。
ただ夏・商・周が時系列順じゃなくて
同時期に存在した疑いも消えていないって
どっかで読んだような…
まあ、いずれにしろ、新書だろうが文庫だろうが全集だろうが、
あなたの疑問の解決を宮城谷作品に求めるのは酷だと思うよ。
>>359 巴蜀文字とか、絵文字に近いものは甲骨文字よりも昔にはあった。
ただ、どこまでを文字と置くかで確定しているのが今の甲骨文字。
ただ、歴史は今の神話に近くて秘伝の知識だから口伝の可能性が高い。
学術文庫で夏王朝が書いてあるからといって鵜呑みにするのは良くないな。
文庫よりも本格的な専門書をいくつも読まないと。
確かに夏王朝にあたる二里頭文化の遺跡見つかってるし、可能性は高くなってはきてるけど考古学的には議論の域をでない。
その文化も元々長江文明から流れてきたとか色々な説があるし。
仮に夏王朝っぽいものが実在したとして、史書にあるような革命戦争とかが
本当にあったのかは、またさらに別の議論だろうしね。
俺も学術文庫の夏王朝に「実在は確実となった」って書いてあっから
「そおなんだ〜」とか思って読んでたんだが…
>>361とかえらく詳しそうなんで聞きたいんだが、今後どんな物的証拠が
見つかれば実在が確定されるって考えてるわけ?
(あんまり難しいこと言われてもわかんないので、平易にタノム)
その辺までいくと、別板(学術系か?)じゃないかな・・・。
だね。
>>348なんて、そうかもしれないし、そうじゃないかもしれないとしか言いようがない。
>>363 どこまでを「王朝」とするのか曖昧なんだよなあ。だから問題なんだけど。
ただ、物が見つかるとどの程度他の地域まで交流していたとか、あとは数や質、遺跡で規模や技術が解ったりなどする。
あと都市国家であるかとか色々とね。
ただ、広い範囲まで支配力を及ぼしていたというのが解ったら王朝と判断されやすいと思う。その面では当時の技術かな。
治水の技術や農耕技術などはそういう面では結構重要。
まあ、これ以上は学術板じゃないとマズイかもしれないな。
まずくはないだろうが、みな、そこまで考えてないでしょ。
考える人は、学術板にいくわなw
学術板行くほどでもないと思うよ。
「オラルコミュニケーションだけで行政や統治機構作れるか?」ってのと
「夏王朝(夏って国)が実在したか?」っていう話題なんでしょ?
解答や意見のある人はイエスかノーの見解と数行のコメントつければ
いいだけなんじゃないの?
作風から言って充分に注釈やサブテキストの範疇と思うし、何より
過疎ったり、スレ初めの方の意味の無い「さわやかな○○」なんて
レスばっか見せられる状況よかマシだと思うけど。
やりとりしてるうちに別のおもしろい話題にぶつかるかも知れないしね。
夏王朝のスレはこの板でも別にあるし(全然動かないけど)、
そこまでやりたくない人はレス見ても十分いるからね。
宮城谷氏が古代限定で幅広くやっているならともかく、
それだけで派生までやるのはどうかと思う。
まあ俺もクチ挟んだから強くは言えないけどね。
枯れ木も山の賑わい?って言うじゃない。
ほかにストライクな話題が進行してる中、KYな感じでこの2トピックが
挿入されて目障りだっていうならまだしも、なんつったって他にレスが無いんだから。
当座これで寂しく過疎んないように続けてもらえば?
あと誰か太公望読み返して
>>346に回答してやってくれよ。
部屋が汚くて本が見当たんないんだよw
布衣の人が時代順に行けば一番古い話だっけ。
あれは本当に超古代ってかんじだったなぁ雰囲気が。
太公望のって、あれ菖蒲を定期的に差し入れる話じゃなかったっけ。
ダッキにお願いするのは、その次のとこだったっけか
>>布衣の人
オヤジオフクロ(+途中までの弟)、どんだけ外道なのか?と
>>346 確か馴の組織が周公の看守も買収してなかったっけ? それで影で世話をしてたと思ったんだが……
>>370 小説関係であまり学術的な事は語りたくない。
専門的にやればイエスノーという単純なものでは片付かないし、意見が割れればトゲトゲしい雰囲気になったりする。
特に学術書によっては見解が違うように色々と批判しあったりするのが常だし。
宮城谷氏の小説に直接関わる事でなければ話したくないなあ。
小説中の太公望が月を斬る解釈とかなら喜んでこうなんじゃないかと書くけど。
>>373 望ってすげえスーパーマン的だよね。
あとこれまでの巷説だと釣りしながら王様に見込まれる逸話の段階で
すでにかなりの高齢者というかじーさんて印象だったのに、本作では
ほんと青年つうか若い書かれ方だよね。
バンチで始まった片倉小十郎の漫画、
ものすごく爽やかな風が吹いてた。
ふと、このスレを思いだした
王家の風日だと、暗躍者ってかんじだったけど、
青年っぽかったっけ。
なんにせよ箕子の存在感は両方とも相当なものだったけど
香乱記読み返してますけど…
田田田田デンばっかで…なんか田っていう漢字がヘンな記号に見えてきた。
そん中で「田吸」見たときだけ他の名前より少し違う反応示す我が心理が浅ましい。
あ〜吸いてえ。
>>378 なにそのツンデレ。そうじゃないって分かってるクセに…
380 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/23(日) 01:31:05 ID:N7siMkQB0
田氏の逞しい腹筋のことだよね
マジレスしますよ。吸いたいのは女房と彼女以外の女のオッパイですよ。
ニョーボは1m以上で巨乳過ぎて未知の物体みたいだし、彼女は逆に全く
の貧乳で、乳首がちょこんと出てるだけでテンで物足りないんですよ。
CからDカップくらいのほどよいのが吸いたい…(泣)
スマソ スレ住人各位
>>女房と彼女以外
浮気いくない!!
漢の武帝とか光武帝を題材にした小説ないかな?
残念ながら塚本氏のものしか見つからない。
>>383 最近北方が「史記」というタイトルで武帝始めた。北方なんでいつもの芸風。まあ塚本よりは当然マシ。
景公www
なるほど……景公と晏嬰ね
>>384 …いや、2ちゃんの中にも頭いいヤツがいるもんだと思いました。
>>384 119 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/07/15(水) 21:53:44.84 ID:wJ5LwVMo
貴様を野放しにしておっては・・・・
/ ̄ ̄ ──────────── / ̄ ̄ \
/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / \ヽ 民草が迷惑だろッ
| ─── ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ( ●)
. | __ . | (___ノ) ” 、 ` / /, ゛
| .  ̄ ̄ ̄ ── _____| ノ ヾノ( _/ , ,
. | __ | } __ ⌒ヾて
. ヽ  ̄ ̄ ̄ . ヽ ィ'⌒`────=三─── '⌒")
/ 丶 三二─────────── 丶 _≡三_______ ノ ;
/  ̄ ̄___ / /´ ̄ =三 ̄  ̄ _ ノ(、
/ / / / / / /Y⌒\
( メ / /三 ___ ( メ / /
二 ` 、 ノ /__ _───  ̄ ̄ ̄` 、 ノ /___
三 ̄ ̄ 三____/ ̄ ̄ ̄ ヽ
/ 三三__人____ 二 ̄ ̄ / ____人____ i
/ 二 | ___/ / | |
/ / 三  ̄ ̄ / / 二 |
三__丿 三_ ̄ ̄ 三二丿ル/) \从 ヽ从三三___)从/
AAうまく貼れてるか分からんが、この技は躍歩頂肘でおK?
あ、腕伸びてるから猛虎かw?
スレチだカス
>>394 最近甲骨文字や金文でわかってきた紂王像だと少なくとも暴君イメージはないなあ。
劉備とかとは性格が違うタイプだし、劉備が嫌いで紂王の評価高いのもありえると思うんだけどなあ。
小説家なら結構私説挟むわけだし。それが面白くなる要因の一つだしなあ。
周への政権移動を正当化するためには、紂王には悪玉でいてもらわなくてはいけないんじゃないの?
炮烙の刑は困るが。つか、文章でしか見たこと無いので、自分が脳内に描いている
刑のイメージ図がどれだけ実状に近いのか全く分からんwww
炮烙は
銅柱を横渡しにして油塗って、下から火を焚いて渡らせた
だっけ。
熱した銅柱に抱きつかせて焼け焦げにするのがあった気がするんだが・・・
何かとごっちゃになっているのかもしれない。
問題は「下から火を焚いて」の部分でさ、どういう方式で焚いてんのかな?と。
薪を並べてんのか、炭を並べてんのか、それとも金属で炉のようなものを
作ってそこで火を焚いてんのかな?とかね。
あと銅柱が何メートルくらいあんのか?とか油は何から取った油なのか?とか。
知ってる?
封神演義だと人を熱した銅の柱にくっつけて焼いた。
史実だと横にした銅の柱に油を塗って熱し、人を渡らして渡れたのを許した。まあ、渡れたのなんて皆無だろうけど。
炮烙の刑は実際あったのかすらわからんしなあ。
神の生け贄の制度は首なしの骨が大量に発掘されたり甲骨文で書かれたりしてるけど。
悪王にしたのは周王朝の建国から結構建ってからだと思う。
当時は商の人の多くを使って技術などを吸収していった痕跡が見られる。
そういった技術者は祭祀に関わっている場合が多かったようだし、おおっぴらに悪王呼ばわりしたら反発も多いだろうし。
周が商を滅ぼした理由は未だによくわかってないから単純に政権移行のためともいいがたいなあ。
文化的な相違とか複雑に絡んだりするんだろうけど……。
紂王が英明で冷酷で王朝の全盛期で滅び
姫昌が幽閉されてからいきなり薄気味悪くなるのが面白かった
人方との戦争中に本拠を奪われて亡国、という説はどうなんだろ
なんか人方の反乱は滅亡時期とちょっとずれるという説がある。
まあ、その後孟方というのが反乱起こしてるし、反乱の隙を突かれて滅亡というのは間違ってないよ思うけど。
王家の風日だかに「盂と邘と鄂っておんなじ国かも知んね」みたいな表記が
あったやに記憶する。
読んだときは「ムチャ言ってやがる〜Wどれかに決めろよ」とかオモタが、
商の時代って今から2000年以上前の司馬遷の時代からさらにもう1000年も
前のことだと思うと、不明点が多くて当たり前ですよね。
というかよくそこまで記録が残ってるね
文字とか残ってたりもしたのかな
漢字って言うくらいだからそれは漢の時代だろうけどその前身になる物なら有っただろうし
甲骨文とか金文とかかな
甲骨文字や金文だよ。そこら辺は白川氏とかの本に書いてある。
特に白川氏は宮城谷氏の考えに直結してるからお勧めだな。
ついでに召公とか周公の呼び名が金文だと複数あるからすごい間際らしいw
宮城谷 昌光は、初期「王家の風日」の頃の怨念こもる妖しさが亡くなって、
書きすぎにより安手のサラリーマン小説に下落してしまった。
例えば、「王家の風日」の呂尚と、「太公望」の呂尚が同じ人間とは思われない。
これは、以下の書評に同じである。
確かに、今の宮城谷は、劣化版の司馬遼太郎といえるが、
初期の宮城谷はこのようなものではない。
皆様方、今の劣化した宮城谷にヨイショが過ぎるのではありませんか。褒め殺しとか。
★Amazon.co.jp: 三国志〈第1巻〉 (文春文庫): 宮城谷 昌光: 本
レビューBy みりん
以前、この著者の『太公望』を読んで辟易した。
構成、文体、言葉遣いなど、劣化版の司馬遼太郎としか思えなかったからだ。
今回買ってみようと思ったのは、通常、劉備や曹操といったメインの英雄の視点から始まる三国志が、
曹操の祖父、曹騰の出現から始まるという、非常に珍しいスタイルであったからだ。
が、やっぱり失敗した。あちらこちらに、と言うのはまだ控えめなもので、至るところにと言うべきだと思うが、
家系、官職などもろもろに、いちいち長ったらしい逸話などがつけられ、
全体的に冗長すぎる。どうしても書きたいならば、註でもつけておくか、別冊の読本でも出せばよい。
だから何?
ラノベでも読んでろピザ
自分がついていけなくなった言い訳w
レス番振らないとどれに対して言ってるのか
さっぱりわからんのだが
>>413 なるほど。
でも言われる程盲目的信者じゃないよな、ここ。
マンネリ批判も出ていた気がする。まあそれすら楽しんでいるのだがw
ちゃんとした批判ならね。
三国志一巻は面白かったぞ
>>416 その気持ちも分かるがあれはけっこう人を選ぶと思う
正直第1巻としては致命的な気もするが
この板にヨイショレスなんてそうたくさんあったか?
ネガレスしたいほうからしてしてみれば
「マンセーレスだらけの盲目住民どもに敢然異議申し立てするオレ」
みたいな状況設定が勝手に脳内で構成されてんのかね?
何かの考えに囚われると目の前の事象がありのままに認識できなくなる
ってことあるからね。
>>417 宮城谷三国志のピークは孫程以下19人の名前が列挙されるとこだった
後は劉備解釈の奇抜さで読み続けたけど
最新刊はどうなるのかな
三国志一、二巻は予備知識のない人間にはきつく感じるかもしれんわな
ところが再読すると面白い事に気づかせられる様な魅力がある
なんにしろこの作者の三国志はこういうスタンスだってのを踏まえて読めない
人間には向かないだろうな
それこそ吉川や北方でも読んで満足してろって感じで
【胡】
九原郡
【趙】
太原郡、雁門郡、雲中郡
邯鄲郡、鉅鹿郡、代郡
【燕】
上谷郡、漁陽郡、右北平郡、遼西郡、遼東郡
【斉】
斉郡、薛郡、琅邪郡
【魏】
上郡、河東郡、東郡、碭郡
【韓】
上党郡、三川郡、潁川郡
【秦】
内史、北地郡、隴西郡
【蜀】
漢中郡、巴郡、蜀郡
【楚】
泗水郡、九江郡、鄣郡、会稽郡
南陽郡、南郡、長沙郡、黔中郡
【越】
閩中郡、南海郡、桂林郡、象郡
ところで三十六郡の国ごとの区分けは
>>421でいいんだろうか?
西河って上郡のことかな。
全集に「管仲」が入らなかったのは、なぜ?
>>423 最近の作だからじゃね?
他にも文庫化されてるような作でも全集未収録結構あるでしょ?
>例えば、「王家の風日」の呂尚と、「太公望」の呂尚が同じ人間とは思われない。
まず、これが批判の対象になるのが意味不明。
作品間で人物観を統一しなきゃならんのか?
批判ネタが終る前に言っておくッ!
おれは今設定のヤバさをほんのちょっぴりだが体験した
い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……
,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
(.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 気付いた事を話すぜ!
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//| 『楚の子嚢が死ぬかもと子羽が発言したと
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ 思ったら子蟜と子展が子産の予言にしていた』
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ |
/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも何をされたのかわからなかった
,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉
|/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
/'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ 賢を薦めるのを賢だとか
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんな教訓などじゃあ 断じてねえ
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
「王家の風日」と「太公望」は確かにかぶる部分とかはあるけど、
それはそれとして読んでるよ
というかその辺は別に腹を立てる部分ではないと思うんだがなぁ
だいいちそれを言ったら「王家」のダッキと「太公望」のダッキだって
全然別物だし
さらにいうなら邑姜だって他の2作品では王姜としか出てこないし、
召公に対して自分が成王とともに戦うからあなたは〜云々というシーンだって
キャラクターも全く違うがな
430 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/08(火) 07:03:54 ID:1llW8//0O
趙盾とか管仲とかも作品によって全然キャラが違うよね
介子推と沙中の回廊だってそうだし
432 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/08(火) 12:24:01 ID:x4yUhDVF0
確かに「王家の風日」と「太公望」は、同じ商周革命を描くにしても
通俗的というか世間一般受けを狙った感じになっちゃったという意見は分かる…
たぶん書いてる媒体がメジャーになったり新聞小説だったりっていうのもあるかもしれないが
「晏子」あたりで結構作風が変わった気がするな
そりゃあ風日から十年以上経ってだしたのが太公望だし、内容が変わって当然だと思うけどなあ。
知識を蓄積していくと年単位で見解が変わるって事もあるしね。続編でもないのにキャラを合わせるのも返ってどうかと。
ただ、斉の独自の祭祀や地域性など書けることが内容が多いのににそれがあまり書かれてなかったのは残念だけど。
劣化司馬というのもよくわからないなあ。勝手に司馬と重ね合わせてるんじゃないかと思うが……。
よくわからんレビューだな。
何となく言いたいことは分かる。
でも、若いころに書いた小説の勢いを今に求められてもという気がする。
知識が増えてあまり無茶な事も出来ないようになっている気もするし。
でもさすがに商側から見る呂尚と周側から見る呂尚が
同じ人間に見えないのは当然なような気がする。
435 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/09(水) 09:32:48 ID:6UXkhbshO
三国志文庫まだー?
三国志どこまで書くんかね。普通に呉の滅亡までかね。
どうせなら八王の乱と西晋滅亡までやらないかなあ。
437 :
426:2009/09/09(水) 23:01:30 ID:I68TFRf/0
>>427 了解した
(゚д゚ )
(| y |)
まず「子産」の「大夫の時代」序盤、楚の動向についての諮問を見てほしい
巻十三 (゚д゚ )
\/| y |)
次に「仇敵」中盤、晋の悼公死去したとき子蟜と子展の語らいだ
( ゚д゚) 巻十四
(| y |\/
? ? ?
( ゚д゚ )
\/| y |\/
438 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/11(金) 13:04:55 ID:r0udMMNt0
大昔は尭の平陽、舜の蒲坂、禹の安邑と何で首都が山西に偏ってるんだろ
農業技術が発達してない太古では河水流域の平野部からは
あまり離れられなかったんじゃ?
それでいて治水技術も未熟だから河水の氾濫とも向き合わないと
ならないのは禹の治水事業にみられるし
それに太古の人間が認識する中華は広くないし、河北や東方、江南は
未開で未知の世界みたいなものだったろうし
>>438 解池の塩が、当時の主要な塩産地だったからじゃなかった?
15日に三国志八巻でましたね。
文庫版の予定は?
文庫版はわかりません。
八巻では、関羽死に、張飛死に、曹操死に、劉備死に、
諸葛亮の南征完了まで書かれてました。
以下、ちょっとネタバレなので、嫌な方はスルーで。
関羽vs曹仁のハン城の戦い近辺の描写がかなり細かくて、面白かったです。
ホウトクが素敵すぎます。
今までも劉備はクソミソでしたが、死が近づく劉備に対しては、
まるで追い打ちをかけるがごとく、よりいっそう手厳しく書かれておりますw
「礼儀をことごとくないがしろにしてきたがゆえに、
帝位にのぼるという最大の無礼を平然とおこなうことができた」男と。
臨終の際の、あの「もし劉禅がアホなら…」の名場面も、
「すべてを棄ててきた劉備が、ここで皇位まで棄てて、禅譲を行えば、
これにまさる有終の美はなかったであろう。
が、劉備の言葉は曖昧であった」と、実に痛快なぶった切りっぷりです。
>>443 関羽にはかなり好意的だったな
劉備はロールモデルの劉邦自体ボロクソだからああいう評価になるのも無理ない
かなり好悪が出て無茶苦茶言ってる印象だったが、何にせよ笑えた
三国志演義でチヤホヤ描かれている劉備は、明らかにウソ臭くて矛盾だらけ。
では実際はどうだったのか? と、史実の劉備を追ってみれば、
これまた、ますます謎に充ち満ちた人物w
それをどう描くか、そこを一番興味深く読んできた。
宮城谷さんは特に劉備を嫌ってるわけじゃないと思うなぁ。
劉備の支離滅裂ぶりを、よく筋立てて描いてあると思った。
悪く書いてるわけじゃなくて、実際ああいう解釈しかできないよ、劉備って。
すげー意味不明な人だもんw
劉備と関羽との間に生じていた微妙なズレ → ハン城への流れなんかも、なるほどと思った。
どうも劉備臨終の間際の作者評はいただけないね。
とても曖昧な遺言とは思えない、
実際そんな曖昧な言葉すら、世界史の多くの主君は遺せてないし。
その後の諸葛亮と劉禅の動きを見たら分かると思うけど、
両者の才覚と性格をよく観察して、最善の遺言を残したんだと思うけどなあ。
どう見ても曖昧な遺言です
おかげで同席していた李厳が道を誤りました
劉備嫌いの自分でも、先生それ言い過ぎではと思っちゃうぐらいの手厳しさだからなあw
ある意味的を得ているとは思うけど、行き当たりばったり感が強いし。
諸葛亮はそのまま帝位をくれてやるといっても貰わなそうだけどね。あの人は一番上より人の下で色々したいタイプっぽいし。
自分が皇帝になったら漢の再興という建前がなくなる。まあ、もう民は漢なんていらねぇという考えだったろうけど。
宮城谷作品の
不遇な時期に心胆を練って大きく羽ばたく構成が好きだ。
全作品撫抱したいと思い書店を渡り歩いている。
___ ,− 、
/´_______ )
/ / / ヽ l
. l | ┃__┃ | 、
/⌒` (_ ) ヽj 「君才十倍曹丕、必能安国、終定大事。若嗣子可輔、輔之。如其不才、君可自取」
ヽ_ , ─ 、___つl
,−´l / / ノ / )
/ |ヽ ヽ、____ / / (^ヽ/ /、、
l ` ー──,‐ ´\ l )(ノノノ
ヽー───/ ヽ/ヽ __ ノ
. \ / | /l
ヽ / ヽ /.ノ
______
/ / ̄ヽ ̄ヽ\
/ _| / |ヽ |_\
/ / `ー ● - ヽ
| / , 二 | 二、ヽ 「臣敢竭股肱之力、効忠貞之節、継之以死」
| | | ─ | ─ ||
ヽヽ .\ | //
\ヽ `'ー─┴─‐''" /
(二二二(〒)二二)
/ / \|ヽ
この二つの台詞は、どう考えても中国史上有数の名文だと思います。
宮城谷先生はこれを読んでも曖昧と思ったのかしら。
_____
ヾ______ |
| ノ ヽ |__|
| ミ ・) 6)
/ ⊂⊃~\ | 「君才十倍出来杉、必能安店、終定大事。若嗣子可輔、輔之。如其音痴、君可自取」
⊂ ̄/^ヽ__i l /!\
| ) | ヽ_煤Q__ / / / \
` ─└──| \ヽ/ / | ヽ
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| / /⌒\| 「我敢竭心之友、効忠貞之節、継之以死」
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仮にこうしたとしても、名文なのに変わりは無い。
劉備の遺児遺臣が強大な権力を握る孔明を粛清しなかったし、
孔明が最後まで約束を守り続けたからだと思う。
454 :
426:2009/09/22(火) 09:52:36 ID:N92jjiLg0
名文、名シーンってのと曖昧かどうかは無関係だろ
諸葛亮の返答は曖昧じゃないが、相手に選ばせる劉備の遺言は曖昧だろ
後世のことを考えるなら条件とか付けずに禅譲しろって理由まで書いてるのに
理解ができないとか、当人の日本語能力に致命的な欠陥があるとしか思えん
455 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/23(水) 02:47:16 ID:XnjTTX9VO
宮城谷さんは劉備が息子の賢愚がわからなかったのはおかしいとおっしゃっていたが、劉備は本当にわからなかったんだと思う
周りによって名君にも暗君にもなりうる白い糸、
それが劉禅であり、劉備でさえ判断がつかない器だったのではなかろうか
>>455 賢臣に任せて、前半生を名君として過ごし、
愚臣を信じて、後半生を暗君として終わった。
これは斉の桓公に匹敵すると評価されているよね。劉禅。
趙盾の件を思い出してもらうと判るが戦乱では幼主では不安なのだ
ついでに幼主が成長後どうなるか判らないというのも不安定要素
>>456 桓公は自分で自分を撃った賢臣を許し選んだから名君でいいが
親が残した賢臣に任せていたのを名君というのは違うとオモ
劉禅は斉の桓公というよりは、どちらかといえば晋の平公にちかい様にも思うな
自身は君主として際立つものは何もないけども、臣民を惨く扱うわけでもなく、
優れた輔政の臣がいれば国を保つ事は可能というあたり、それなりに
似通う点はあると思うな
たがが緩むと平公は女色と音楽に、劉禅は奢嗜に耽ってしまうが
曹操、魯粛大好きで、関羽、曹休に甘く、孔明、孫権に厳しく、劉備に激辛な印象
>>456 愚臣そんなにいたか?姜維が賛否両論あるぐらいじゃないか?
信任の厚さを公にしとけば孔明もいろいろやりやすくなるから
君可自取
とかわざわざ言ったけど裏を返せば秀吉の遺言と一緒こと言いたかっただけだもん
第一細かいことまで自分でやらなきゃ気がすまない孔明に皇帝なんて無理だってのは
双方わかってるだろう
だから孔明も忠誠を誓って息子を守り立てて劉備の知己に報いた
後半は宦官の言うことを聞くようになって酒などに溺れたのがマイナスポイントかな。
ただ、張嶷の病気を押して北伐にでるときの逸話で涙流してるし決して物がわからない暗君というわけではないと思う。
諸葛亮に対していった言葉も好意的にみれば北伐じゃなくて他の方法があるんじゃないか彼なりにいってるのかもしれなし。
正直劉禅に決定権はなかったと思うんだよなあ、姜維が反対意見を無視して北伐したりしてるし。だから駄目になったのもあるかもしれない。
463 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/27(日) 23:19:58 ID:Sw/YFGtO0
孔明あぼーんで終わるならあそこまで前置きを長くする必要はあったのかな
464 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/27(日) 23:24:11 ID:Sw/YFGtO0
a
遺言に関しては、どうせ孔明が断るにしろ
ハッキリと譲ると口にしたほうが周囲にも綺麗に見えるって話じゃ
まあ、曖昧ないいかたな分心情に近くも聞こえるけど
三国志演義と吉川の三国志の影響力が
それだけ強いってことなんだろうな
それらに触れた日本人の殆どは
孔明を名軍司であり尚且つ名将と評価してるみたいだけど
結局軍事的には大したことした訳じゃないし
戦闘指揮には優れているわけじゃない
名政治家ではあったとは思うけど
(外交力や交渉力は凄いモノがある)
楽毅の御者になりたいなんて言ったのは、
戦いに自信が無かったので
戦争名人だった楽毅に肖りたいからだったとしか思えない
>>466 >戦闘指揮には優れているわけじゃない
えっ?
>>467 訂正する
×戦闘指揮には優れているわけじゃない
↓
○戦闘指揮は特筆する程優れているわけじゃない
長い中国の歴史の中で名将は沢山いるが
孔明とその他の名将の実績が
隔絶しているとは到底思えないよ
勿論愚将だとも言えないし言わないけどね
日本での評価は明らかに過剰でしょう
まるで軍神扱いじゃないの
六倍とも十倍とも言われてる魏と蜀の国力差考えると、やっぱり名将じゃね?
結果的には漢中より北側から長安までの広い領域を
蜀でも魏でもないグレーゾーンにして、
敵に全く本土を踏ませてないんだから、
北伐は防衛戦としては神がかり的なお手本だと思う。
孔明が数で勝る魏に対して北伐を行った間、蜀の屋台骨が緩み、
国力が大きく後退する事が一度も無かったというのが凄い。
目的が、長安の攻略としたら、名将ではないかもしれないけど、
魏に南征を行わせないための撹乱が目的だとしたら、戦史に残る名将だと思う。
個人的に諸葛亮は本気で領土を得るために魏に攻め入ってたと思う
そういう意味で考えるとたった二郡しか領土得てないことになるが
この時代、どの国もこう着状態が続き、三国ともに敵国に対してあまり成果を得てないことを考えると
諸葛亮は頑張った方だと思うよ
北伐での諸葛亮の用兵には臨機応変さに欠けるという指摘があるが、おそらくは
諸葛亮個人の資質ばかりではなく夷陵の惨敗も影響している様に思う
この戦役でおそらく荊州時代から入蜀までの精兵の多くを喪失してしまい、
中級以下の経験豊富な士官が失われて戦闘時における柔軟性の著しい低下
を
招いてしまったのだろう
要は頭でっかちな状態で、機動性よりも戦闘正面の打撃力に特化せざるを
得なかったんじゃないかなと
連載は読んでないから既に指摘されていたんなら悪いけど、そんな状態の
国軍を再建した手腕は評価しないわけにはいかんはず
自分の中で孔明姜維辺りの無理な北伐で国力を消耗してたイメージがあるんだが
補給に難のある所なら魏が攻めるとしても中々上手くはいかないんじゃないかな
無理に自分の生きてるうちにとしようしないで、仲達みたいに代をかけてやれなかったものかね
結果論としては司馬一族の反乱も有ったわけだし
攻める相手がいないと、国を保てなかったんじゃね
魏という敵国がいてようやくまとまるような奴らばっかりだろ蜀は
474 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/28(月) 23:27:19 ID:E5uhDZo40
孫策期の呉と魯粛が生きてた時の呉と死後の呉は別物という感じ。
宮城谷氏は孫権本体はあんま好きじゃないっぽいな
475 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/29(火) 03:45:39 ID:qkPFMU1ZO
北方も孫権嫌いだったな
作家で孫権好きな人ってあまりいないな
そりゃあ小説書くために孫権のこと調べると無駄なまでに裏切りと粛清のオンパレードなわけだ
477 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/29(火) 19:21:59 ID:LqzIYZ9R0
しかし孫権はトリックスターとしては面白い
晏弱から晏嬰に代替わりしたとき、にぎやかし役の蔡朝、南郭偃までいなくなるのは寂しい
二人がまだいてくれたら晏嬰時代の後半ももっと面白かったのにと思っていたのだが最近そうじゃないことに気がついた
晏弱のときは蔡朝、南郭偃の視点で見て晏弱の凄さを触れるが、晏嬰はもっと広い視点、民衆たちの立場に立って斉の歴史のなかで晏嬰を見ることでその凄さがわかるようにできているのではないだろうか
思えば宮城谷さんは『太公望』のなかで望は人の先を行くが、歩みの差は半歩なのでついていくことができると書いていた、晏弱も同じタイプで蔡朝、南郭偃もついていくことができた
対して晏嬰は家臣たちがついていけないと愚痴をこぼすほど予想外な行動をした
晏嬰と少し離れた下級の士や民衆たちの視点で見て、晏嬰に対して素直に感動することができたのであろう
>>478 深い読みしてるなあ
だけどたしかに頷けるわ
俺は断然、晏嬰の一貫した生き方やその場その場の進退に惹かれたもんだから、
ある意味ではより大衆の視点で読んでいたのかもしれん
「社稷の臣」と言い切って権臣にも君主にも媚びない姿が俺にはどんな
武人や名将よりも際立ってみえた
楚の霊王に対してですら媚びない南橘北枳の話が一番印象的だな
宮城谷さんの本にはいい男がたくさんいるね
いい女もたくさんいるさ
ちょいとお聞きしますが。。。
最近中国古代史に興味がわいてきて、
宮城谷さんの小説がお勧めと小耳にはさんだのです。
んで、何から読み始めればいいかなぁと
悩んでいるところです。
諸兄方、願わくば御教授をm(_ _)m
>>482 名将の活躍に一喜一憂したいなら『楽毅』がお勧め
親子二代の業績に感動したいなら『晏子』
晋という国の歴史が知りたいなら『重耳』
三篇ともに四巻、三巻もの長編なので、躊躇してしまうなら短編もいいかも
個人的にちょっと初心者向きじゃないけど上下二巻の『天空の舟』をお勧めするかな
中国最古の王朝と呼ばれる夏王朝から商(殷)に時代が移り変わっていく過渡期の物語で
初代商の王湯王の宰相伊尹を主人公とする物語です
夏王朝という馴染みのない時代が舞台なので取っつき難いのが難点ですが、かなり面白いです
あと、『王家の風日』『夏姫春秋』『玉人』『三国志』あたりは宮城谷初心者にはあまりお勧めできない
>>482 気になる時代なんかはある?
ならそのあたりがいいとも思うのだけど
485 :
482:2009/10/11(日) 11:47:15 ID:BCHasgtZ0
中国古代史を最初から覗いてみたいなぁと思う次第です。
そうすると、
>>483さんのおっしゃる、
『天空の舟』から始めるのがいいのでしょうか?
その後順次歴史を追って行けばいいですかな?
晋を知るなら重耳⇒孟夏の太陽⇒沙中の回廊の順がいいんジャマイカ
晋を知るというより、春秋時代中期の国際情勢を知るなら
489 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 13:34:24 ID:BmcnR656O
今月の三国志読了
曹休の憤死から諸葛亮の第三次北伐までが主な内容
自分の軍事能力のいたらなさを認め成長していく諸葛亮ってのは新鮮だ
>>485 それは止めた方が良い
何故なら、作者も読者も前の作品があったから今の作品を作ってる・読んでるわけで。
分かりづらい言い方したけど、歴史の流れより作者の流れに従った方が良い。
いきなり長編というのも、興味が削がれる元になりはしないか?という思いもある。
短編もので肩ならしするのも良いような。
侠骨記か長城のかげ
宮城谷で最初に読むなら『晏子』がおすすめだな
単純に読みやすいし、主人公親子含め登場人物のキャラも分りやすい
492 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 06:51:52 ID:PHlFuGg0O
宮城谷で最初に読むなら『孟夏の太陽』もいいかもしれない
各時代の趙氏の頭領を主役とした連作短編集で読みやすい
>>490 俺の初宮城谷作品がまさに「長城のかげ」だった
当時は中国古代の小説はないもんかと探してて、たまたま文庫化されて
平積みされてたのを見つけて題材買いしてモロに嵌まった
次に買ったのが「王家の風日」だったから、このスレ的にも少し無謀だったのかも
しれんが、俺はかえって新鮮でやたら面白かったのを思い出したな
予備知識が多少はあったおかげもあるが、全く無しで初宮城谷作品として
勧められて途中で断念したという人もいるみたいだな
チャラチャラしてた大学生時代に奇貨居くべしを親父にいいから読めといわれて読んだのが
宮城谷さんの作品に出会った時だった
今は親父に本気で感謝してる
私が出会ったのは中学2年生のとき。
そのときの彼が三国志好きで私も古代中国に興味を持ったんだけど
本屋さんでたまたま「天空の舟」の副題の「小説伊尹伝」を見かけたときに、
もしやと思って買ったのが始まりだったな。
間接的だけど宮城谷さんの小説に出会わせてくれたことを彼にすごく感謝してる。
彼とのつきあいは一時的だったけど、こっちは一生ものになりそう。
496 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 23:13:53 ID:Z2LkTKyB0
大学生の時に司馬の項羽と劉邦を読んで、同時代の小説を探していた。
そんなときに長城のかげと香乱記を見つけて、そこからハマった。
最初が王家の風日だった
古代に目覚めたw
498 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 15:49:10 ID:gOVZnmGRO
長城のかげではまるかと思ったが、つぎの香乱記で討ち死にした
しばらくして春秋戦国時代に興味を持って、楽毅を読んだらこんどこそはまった
「天空の舟」「王家の風日」が読みにくかったら、一旦打ち切って後回しにすればいいんじゃないの
但し、嵌ってしまった場合、他の作品の文体が物足りなく感じるかもね
昔に重耳、介子推、孟嘗君、楽毅と読んで
重耳と介子推はもう読み返さないだろうと思って処分したが、
ちょっと間を空けてから宮城谷作品を集めて
孟夏の太陽と沙中の回廊を読了したところで
重耳を読み返したくなった…
後悔先に立たず
重耳は捨てられない
介子推は全体的に内容がかぶっているのでポイ
そういや最近読んでて思ったんだけど、晏子の晏弱(宋の公子?)が宋の内乱を逃れて斉に亡命してきたのって
華栄の丘で華元と宋の文公が権力を掌握する過程で負けた側のグループに属してたってことなのかな?
なんとなく年代的にそういう感じがしたので…
503 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 10:11:19 ID:2Te66wq50
しゅくせーから逃げてきたんだね
最初に読んだのは楽毅だったな。
そのあと同じ作者って気付かないまま
青雲はるかにを読んでて、しばらくして
どっちも宮城谷さんだって気付いて、
「ああ自分はこの人の本が好きなんだ」
って思った。
てか介子推は不人気なの?
自分は宮城谷作品読んだことない人に最初に
薦めるならこれだと思ってるんだけれども。
重耳とほぼ内容が被っているからではないかと…。
先に重耳を読んだら、話の流れは分かっちゃうからね。
三国志2〜3巻を読んでいたら、霊帝が今の中国をつくった元凶のような気がしてきた。
507 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 04:45:52 ID:X8gJ+SJdO
人によっちゃ霊帝はぼろぼろになった後漢を立て直そうと努力した皇帝と評価している
508 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 14:39:03 ID:5jB/F94v0
>>504 てか介子推は不人気なの?
てか介子推はやはり庶民だからね 歴史の上層にはでてこれない。
春秋時代は貴族以外は浮かばれないのも仕方ないね
重耳が山を焼いたせいで焼け死ぬ介子推
この安能務パターンが好きな俺は宮城谷氏は向いていないと最近わかった
介子推が山にこもって出てこない→山を焼いたら出てくるだろう
なんていうゲリラ掃討作戦みたいなことをする重耳が悪いよな
でもこの時代、平民でありながら「子」なんて尊称されて
現代まで名前が残ってるんだから相当立派な人物だったんだろう
何で介推に尊称つけて介子推なんだろ。
法則的には介子じゃないのか。
介之推が変形したとか
咎犯を俗人扱い出来る精神性が素晴らしい
推が名で子推が字だったと言う説と、
子爵の位に相当するという意味で子を付けられたという説がある。
周公旦みたいな感じで介子推と。
つまり、良く分かっていないんだな。
宮城谷オチは隠遁して幸せに暮らしましたっぽいけど、
文公のDQNが発揮されないと後世の同情も説明しきれないわけで、
個人的には、
>>511に同意。
介子推を知らない人が彼を知るために初見で読むのはオススメできないな。
安易にDQNって言いたがる奴ってどこにでもいるんだなと
好き嫌いの分かれるオチかも知れないけど
氏の文章が肌に合わないって言うのでなければ、オススメできないことはないでしょ。
初見者にとっては読んでみて興味持てるかどうかが大事。
興味持てばその後は史記でもなんでも読むだろうし、
よほどのバカじゃなければ宮城谷版はあくまで小説、歴史元にした創作って認識できるから問題なし。
孟子なんか読んでもそうだけど、覇者は戦国期にはすでに儒に嫌われてるから、
庶民出身で最終的に介子推が封地を与えられなかった事実がゲスパーされた形で記録されたのかもよ。
むしろ覇者から酷い仕打ちを受けた、というところを原点に介子推は孝子・聖人にされたのかも。
文王なんかが不自然に聖人にされてるのと同じで。
ちなみに自分は安能版、宮城谷版両方の解釈を楽しめた派。
むしろ史記読んだとき、人扱いに緻密だった文公が最後に介子推に残念な対応しちゃったことに
違和感があったから本当は二人の間に何があったんだろうと想像したりするけど、
結局は現存する信憑性が高いとされてる資料が言うことを信じるしかないけどね。
でも資料の少ない時代はいろいろ想像できてそれはそれで楽しいよね。
519 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 23:14:45 ID:dT6lbn84O
介子推が焼死したエピソードって何の史料が最初だっけ?
確か史記や左伝には無い話なんだよね
520 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/29(木) 06:59:25 ID:ZfMlkg3V0
荘子に「介子推は焼けた木に抱きついて死んだ」ってあるけどちょっと違う??
野焼きは新序が元ネタっぽいね。説苑にも似たような話あった気がする。
安能務はちょっとひねくれてるけど、現実的に描くよな
宮城谷はまっすぐなんだけど、幻想的に描く
氾雎なんて完全にエロゲー主人公というファンタジー世界の住人
オタってのはどうしようもない生き物だというのはわかる。
個人的な好き嫌いの話だけど氾雎と呂不韋の話というか戦国時代が舞台の話は微妙。
生臭みが足りない。
楽毅だけは好きだけど読み返すのは春秋時代のばっかりだわ。
オタクでもさすがにエロゲうんぬんで話すのはどうかと思うぞ。
宮城谷版はむしろ史記とか色々読んで考釈合わないからああしてると思うんだけどな。
ただ文王に関しては緻密とは思わなかったが……。
宮城谷氏の好きそうな太公望、介子推、范蠡なんかは資料少なすぎて列仙伝で仙人扱いされてるし。
特に太公望なんかは先秦時代とその後でイメージ変わるから。
結局よくわからないから色々語られるんじゃないかと。
介子推の逸話は漢代あたりで多く見られ始めるし、
儒が関係してても広まったのは戦国期より漢代あたりかなあと。
このころに儒が栄えるわけだし。
夏姫春秋は面白い?読んだ人いたら、個人的なのでいいんで
感想を聞かせてくれ。買うか迷っちょる。
>>525 話は、おもしろい。ただ、状況説明・祖先からの歴史が長すぎて、1巻ほとんどそれ。
夏姫自体の人生転戦と、転換、そして息子の即位・死亡あたりは、よく書けてる。
4P有り、女装趣味有りの異常さもおもろいよ。
最終にかけて人生が幸福に展開していくけど、ハッピーエンドはともかく、それに向けての動きもおもろい。
北方謙三のハードボイルドっぽい。 一人の女に人生の末期かける男ってか。
今 三国志読み始めたけど、状況説明・先祖の歴史から話し出すさまには、どうやら俺はついていけないみたいだ。
中国人物史を丸暗記している人には楽しめるかもしれないけど、読み物としての完成度はいまいちな感じ。
北方謙三氏曰く、「酒に酔うように本に酔う」のが好きなおれには、まわりくどすぎる。
酒の能書きをたらたら話した後でないと、酒を飲ませてくれない バーのマスターみたい。
>>526 単に肌に合わないってだけにも
北方が合うならそれでいいんじゃ?…とも
説明過多で冗長的なのは同意>三国志
ただでさえ多い人物がさらに多くて
それぞれの説明が付属するからテンポが悪いのかな
漢以前の資料が乏しい時代の方が丁度良いのかもしれない
三国志でなくて「曹騰」を主人公にした1、2巻までなら良かったかも?
530 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/02(月) 20:26:35 ID:DiMxZ6r80
ミヤギーの読み方、解釈が面白いから小説として失敗でもおk
小説家として陳さんも好きだ。
中国(台湾)人の立場から日本の現代を見つめさせてくれるし、権力を集めても目立たないようすることで
さらに大きな野望を実現しようとした司馬仲達とか、その解釈も面白い。
でも、年取って筆力落ちてきてからは??、あまりの知識の多さに??、思わず筆が関連説明・人物故事紹介に
走ってしまう。本人は分かって書いてて、読者の気を紛らわさないように小分量で言ってるつもりだろうけど、読んでる方にしたら説明不足の謎だけ残して話がすすんでいるような、、、
宮城谷さんも、知識が多いの分かるけど、、、それをいちいち上げなくてもいいんでないかい。
三国志やっぱりそんな感じなんだ。
宮城谷さんが書くなら人物を絞った細かい話のほうが読み応えありそうだよね。
孟夏の太陽みたいな感じで陸遜・陸抗・陸機の話とか、
荀ケと曹操の話とか読んでみたい。
宮城谷の本領は短篇にあり
冗長な説明無しだといい文章家描くんですよ
古代を扱ってる話の冗長な説明はすごく好き。
商の太陽崇拝や青銅の話、有シン(艸+辛)氏とか有易氏の「有」字の説明とか、
あとは古い地名とか氏姓の話ね。
あと『太公望』で、この時代は庶民の家は竪穴式だからね、
って釘刺してたりとか。
プリミティブな感じに想像を駆り立てられるし、奥行きを感じる。
それで小説を読んだ後、白川静さんや貝塚茂樹さんの本を読みたくなるんだよね。
話変わるけど、なんで儒家の人の話はあんまり書かれないのかな。
挫折ばかりでつまらないから?
短編で子路とか顔回のはどこかで読んだ気がするのと、井上靖さんの『孔子』は結構良かったんだけど。
536 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/02(月) 23:55:43 ID:DiMxZ6r80
孔子は途中までしか面白くなかった
俺に読解力、感性が足りないのだろうが
井上靖なら蒼き狼の方が面白い
塚本 青史氏の春秋物、斗宿星―田釐子・成子伝とか裂果 ~趙襄子伝とかに、孔丘やそのご一行様の様子が少し出てきている。
孔子の思想って、その後の支配制度の中で持ち上げられてきているけど、中身はたいしたものでないぞ。
懐古主義・精神主義、儀式お宅。あの時代にあっては、新興宗教とそんな変わらない物だって、よくわかるぞ。
逆だろ。今だから陳腐に見えるがあの時代では画期的だったからこそ、各国が毒にも薬にもなる劇薬扱いしたわけで。
その後の自称儒教は確かにひどいものだけどな。
まあキリスト教だって100年経たずにおかしくなったんだから宿命っちゃ宿命だが。
ヒステリックなカソリックが孟子、基地外カルトな統一教会やエホバの証人が朱子学、ってな対比でもいいかも知れない。
士会はあまり出ないな?
引き際も日本人好みだね
伯夷はエイ姓族の神らしいね。
541 :
[―{}@{}@{}-] 名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/12(木) 17:38:59 ID:wXy5cy4NP
久しぶりにまた孟嘗君読んでる。
実質、孟嘗君じゃなくて、養父の大商人白圭の話なんだけど、やっぱり面白い。
秦・燕・斉・韓・魏・趙・楚とあって、「秦に使嗾された韓が魏を分断しようとしている」とあったので、地図が見たくなった。
探してもこの時代の地図ってあんまりないね。
須臾(しゅゆ)は、10-15(1000兆分の1)であることを示す漢字文化圏における数の単位である。
逡巡の1/10、瞬息の10倍に当たる。
メートル法のSI接頭辞ではフェムト (f) に相当する。
なお、須臾という言葉には、「しばらくの間」などの意味があり、「しばらく」と訓まれることもある。
須臾のいのちである。−−須臾であるからこそ、せいいっぱい生きるのだ。
>>535 酒見 賢一「陋巷に在り」 (新潮文庫)
「陋巷に在り」は面白かったけど、
儒家(孔子儒)中心の話ではないからなー。
>>538 別に画期的というわけではないが、礼というのはあの当時からあったわけだし。
ただ、激化する時代から、孔子の言っていることを実現しにくいから。ああいう腫れ物扱いしただけで。
それに孔子の儀式うんぬんはでたらめで当時の祭祀関係の人から失笑買ってたし。
彼は元々葬儀屋だから葬儀に金かけろって言ってたし。
伯夷がエイ姓という説はおそらく皋陶と同一視されてるからでないか?
皋陶は殷の神である可能性があるけど、伯夷は書経の呂刑編とかから羌族の神の可能性の方が高いと思う。
殷当時は羌族は全国に分布してたし。
546 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/20(金) 03:32:53 ID:RPIFMKmyO
孔子の功績というのは、それまで王公貴族たちが独占していた礼や学問を身分の低い人々にも広げたことじゃないかな
後の戦国時代に諸子百家が勃興したことを思えば孔子の功績はかなり大きいと思う
547 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/02(水) 21:08:35 ID:+qzadYhzO
沙中の回廊って神作品だな
重耳、華栄の丘、晏子、子産とか今まで自分の中で点在してた他作品が鮮やかに繋がったわ
俺もちょうど読んでる
介子推のラスト
さわやかでよかったなぁ
晏子は駄作だと思った
パパが主人公のままでいいだろ
この作者は妙な薀蓄と文体で本質的な文章力の無さを誤魔化している
司馬遼太郎、海音寺潮五郎あたりの大御所はおろか
伴ヤロー、塚本のような色物よりも見所に欠ける印象
変な子が立て続けに涌いたな
>>550は極端だけどあながち間違いでもないよ
そう感じる人もいる
残念なのは古代中国を描く作家としては宮城谷が最高峰であるのは認めなければならないほど、この分野の層が薄い事
他を圧倒するほど面白くても、まさか項羽と劉邦しか描いていない司馬遼太郎を最高峰とするわけにはいかないしな
宮城谷信者は怖いよ
薀蓄語りがアウトなら歴史小説って全く読めないと思うんだが・・・。
説明なしで中国史問題無いって読者がどれだけいると。
>>551 自己紹介乙
もっとボキャブラリー増やそうよ
ボキャブラリーの貧しい人ほどそういう事を言いたがる。
だよな
気に入らない意見を聞くとすぐに沸いたとか言い出す人って
信者乙としか言いようがない
>>549 再読、再々読してみてよ
後半のよさがじんわり分かってくるから
>>557 そうなんだよなぁ。
俺も一回目の時は晏弱の所が面白くて、晏嬰に変わってから
なんか物足りなく感じたけど、二回目以降読むと、晏嬰の方も
かなり面白い事に気付かされた。
559 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/05(土) 21:02:44 ID:S3gYmvYu0
ライバルのサイチョの評価が親子で天地の差だしね
晏嬰の魅力は分かり辛い
一回通史の作品を書いてもらいたい
561 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/06(日) 10:11:26 ID:IEBVAlBt0
タニーは「父祖の徳」ってことをよく書くけど、親から書いてるのって結構重要なんだよな。
晏嬰のラストシーンは、晏弱を書いているからこそ泣ける。
「晏子」の場合、俺は初読からより晏嬰に思い入れというか興味の比重は大きく傾いたわ
相手が崔杼だろうと荘公だろうと霊王だろうと媚びもしなければ軸がブレる事もない
それでいて青二才にありがちな単なる反骨精神の跳ねっ返りとは全く違ってて、むしろ筋が
きっちり通っていて痛快というか
社稷の臣という意識から霊公や景公へ直諌するところも凄く惹かれた
晏嬰は斉が空き家だからやりたい放題出来た
晋あたりに仕えてたら埋没してる予感
となれば晏弱は名すら残らないだろうな。
ここのスレ住人は腹が立って口惜しくてしょうがない時
どうやって自制してるのか教えて頂きたい
567 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/08(火) 15:44:34 ID:180ceO/Y0
それは腹の立つようなことをした相手について
「あのような者は終わりが良くありますまい。当人は良くとも子や孫の代で滅びるであろう」
と思えばおk
>>566 すべての憤りはおのれの滋養と心得て生きよ。
570 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/09(水) 01:11:04 ID:MMUj0aaF0
>>566 相手の長所と欠点をつぶさに観察してどこを突かれる弱いのか探る。そして相手が挫折したときに徹底的にこきおろす。
……のは冗談であんなのには負けられんと自分なりに頑張ってみる。
>>570 それ滅亡フラグw
この作者が帝辛に好意的なんだが実際のとこはどうだったのだろう?
逆に幽閉から解放されてからの西伯昌が不気味だった
575 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/03(日) 19:01:20 ID:rNw65UtX0
新年みやぎたにおめでとう
去年だけど、文庫版「風は山河より」も全巻出たね
>>566 「ああ、こんなことで憤ってる俺からは爽やかな風は吹かないだろうな」
578 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/10(日) 14:26:39 ID:b907tQpC0
今月の三国志に大興奮
五回も行われた北伐において蜀軍が大勝したとして有名な祁山の戦い
諸葛亮と司馬懿の名将同士による実と虚が行き交うかけひき
その両将を凡将と蔑む魏延の戦略と猛勇
やっぱ宮城谷さんが描く戦はカッコいいし面白いわ
あと、司馬懿が張郃を無碍に扱う理由が、
献策を却下された曹操と張郃の戦い方が似てるためではないかという考察がなかなか説得力があり面白かった
>>578 なんともくすぐられる感想だなあ…
完結してからと、敢えて読まずに我慢しているけど、読みたくなってくる
たまに堪えきれずにパラ読みしてしまうけどね
司馬懿って名将に書かれてたっけ
なんか張郃の足引っ張る無能上司的な印象を受けたわ
諸葛亮と司馬懿は凡将
魏延は名将、両将への評価は妥当
こんな感じじゃないの
なんか凄い魏延は褒めてあったなー
関羽、張遼、曹仁なき今とあっては天下最強の武将・・だっけ
諸葛亮に関しては経験値が増えてきて良将といってよい域にいたってるような評価だと思う
大胆さはないが、堅実にしてスキがないというか…
司馬懿は魏におけるポジションが蜀における諸葛亮ほど確固たるものがなく、裁量権も小さい
あと実戦の経験も同じ理論派の諸葛亮より劣るので、彼よりも一歩二歩劣るような
評価なのじゃないかな
諸葛亮じゃなくて魏延が全軍権握ってれば勝ててたんじゃん
また魏延信者は…
小説ではなw
586 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/12(火) 00:25:07 ID:1SLH/Qpa0
タニーは何で魏延が好きなんだろうか
>>580 司馬懿って「死せる孔明、、、」ってので出てくるから将軍だと思ってる人多いけど、
司馬って名前もあって軍人イメージも強いけど、
曹操に仕え始めたのは文官としてだし、中年までは文官としての働きが大きい。
それが、少しずつ軍を握り、領土を増し、軍権を握り、、しつつも隠れて生息している。
時には惚けたふりなんぞしてごまかして。
んで、力をためにためて、曹操のやらかした偽芝居を孫の代で行うってのが
楽しいんだぞ。
司馬氏中心の小説って 無いかな?
塚本青史『仲達』がある
ただし内容や感想にはふれない
誰かが言ってもいけない
作者の名前だけで十分だよw
>>588 塚本センセじゃなぁw 英雄をボンクラに書かせたら当代一のお方だし。
ボンクラ路線も別にいいんじゃないのかな
今の政治家とか見てると爽やかな風を吹かすより
濁った瘴気を放ってる方がずっと多いし
592 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/15(金) 02:25:01 ID:2c1ul3av0
塚本>ミギー
>>592 ._ .......、._ _ /:/l!
:~""''.>゙' "~ ,、、''‐'、| _ またまた ご冗談を
゙、'、::::::ノ:::::::_,.-=. _〜:、 /_.}'':,
``、/:::::::::__....,._ `゙'Y' _.ェ-、....._ /_゙''i゙ノ、ノ
,.--l‐''"~..-_'.x-='"゙ー 、`'-、 ,:' ノ゙ノブ
" .!-'",/ `'-‐'') /\ `/ でノ-〈
.-''~ >'゙:: ‐'"゙./ ヽ.,' ~ /
//::::: ', / ,:'゙
594 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/15(金) 13:43:21 ID:2c1ul3av0
>>593 ._ .......、._ _ /:/l!
:~""''.>゙' "~ ,、、''‐'、| _ もちろん 冗談ですよ
゙、'、::::::ノ:::::::_,.-=. _〜:、 /_.}'':,
``、/:::::::::__....,._ `゙'Y' _.ェ-、....._ /_゙''i゙ノ、ノ
,.--l‐''"~..-_'.x-='"゙ー 、`'-、 ,:' ノ゙ノブ
" .!-'",/ `'-‐'') /\ `/ でノ-〈
.-''~ >'゙:: ‐'"゙./ ヽ.,' ~ /
//::::: ', / ,:'゙
>>588 タイトルを見て思わず手にとって、作者名を見て静かに棚に戻した事を思い出しました…
596 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/16(土) 09:30:50 ID:bk+ip+yO0
侠骨記は面白かった
597 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/16(土) 10:02:23 ID:bk+ip+yO0
この人の孔明は戦下手理論は微妙
598 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/16(土) 10:12:28 ID:bk+ip+yO0
国力も戦力でも倍以上の相手に押し気味とかありえん
599 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/16(土) 10:13:18 ID:bk+ip+yO0
人物評価の基準がよくわからん
600 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/16(土) 10:14:22 ID:bk+ip+yO0
呂布とか劉備の考察は面白かったけど
大したこと書いてないんだから1回でまとめろw
>>601 スマソ
癖で思いつくままにテキトーに書いてしまったよw
604 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/17(日) 11:58:12 ID:L5pdCTGI0
ミギー
曹操の「足らぬを楽しむ」というのも深いな。
人は足りない事に苦しむし、足りてしまうとゆるむ。
蜀が滅びるまで魏も滅びなかったし、孔明が死ぬまでは曹叡も際立った名君であった。
蜀が建つことを事前に防いでいたら、魏の寿命は長くなったのか短くなったのか。
唇亡びて歯寒し!
>>605 「外 寧かれば 内に必ず憂いあり」
と古代からいわれてる事だしな
晋楚の二強時代なんかも南北の大きな抗争が止めば貴族の内憂が激化して君主はますます
飾りになっていったし
ある程度の外患がある方が深刻な腐敗の抑止にはなるってのはどんな時代や組織も同じだな
今のこの国は外憂あっても腐敗だらけ
外憂なんてなんもないよ。
内部腐敗だけ。
もっとも、外憂があったほうが国内がまとまることもままある。
内部腐敗が一番不健全
610 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/18(月) 05:11:35 ID:uSOuefGA0
ミギーの三国志は三戦で不評
そりゃ三戦ならそんなもん
今の三戦なんて糞コテと糞スレが殆どで、まともな話しができる奴は極少数しかいない
ひょんなことから楽毅にはまり、
登場人物の流れから孟嘗君を読んでるんだけど、
次に何に進もうか悩み中。
三国志をまともに読んだことがないので、
宮城谷三国志に手を出そうかとも思うんだが、
このスレをざっと読む限り、
他作家の三国志を先に読んでおくべきかな?
u
魏ってなんであんな変な版図なんだろ
安邑と大梁でほぼ別物に見える
迂回するより韓を通過した方がはやい
集まってできた国じゃなくて
人の都合で分けて作った国だから
616 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/21(木) 13:03:01 ID:EkQp6ffX0
爽やかな光武帝が連載される模様
うおおおおおおおお〜
多分兄が一番目立つんだろうな、過去作の傾向から考えると
2/1から読売新聞で光武帝の連載か
楽しみだ
今月の楚漢名臣列伝は周勃、そろそろ終わりが近づいてきたかな
>>616>>618まじッすか!?
滅茶苦茶楽しみ!
2月から新聞変更しよう
>>612 個人的に三国志はどの作家の三国志を読むにしても、吉川三国志を最初に読んでおいた方がいいと思う
漫画でもいいなら横光三国志でもおk
『草原の風』
ついにこの時が来たか!!
塚本じゃダメなんだよ、塚本じゃ。
朝刊?夕刊?
>>616 >139-141が現実になるとは…まさか見ている?(マテ
読売新聞購読しようかと思うけど
どのくらい連載って継続されるものなの?
627 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/23(土) 17:06:10 ID:CCBA6ZD40
ミヤギの作品は、タイトルから内容が連想できないものが多いんだよなぁ…。
だから宮城谷ファンでないかぎり、作品を読もうと思わない。
ネットで検索すればすぐに引っかかるだろうという意見もあるけど、
歴史小説好きは高齢者が多いから、それもあまり見込めない。
せっかく面白い作品をたくさん書いてるのに、知名度が上がらないのはもったいないなぁ。
確かに
>>622のタイトルじゃ何だかわからん。
サブタイトル(天空の舟の、「小説・伊尹伝」)無いとねえ。
本屋でカバー眺めた時手には取らないな。
逆に人物名入ってれば中国史ヲタほいほいなのに。
珍しい人物結構書いてるんだから。
>>628 >逆に人物名入ってれば中国史ヲタほいほいなのに。
>珍しい人物結構書いてるんだから。
塚本青史か
630 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/23(土) 20:32:00 ID:zdkyvv2S0
劉秀と言えば名言「仕官するなら執金吾、妻を娶らば陰麗華」ですね。
>>627 俺が大学で聴講した陳舜臣先生も昔の作品になるほどタイトルから内容が連想
出来ないものばかりだぞ。
さて、先生は劉秀のロリコン趣味をどう爽やか化するか
ただしイケメンにry
633 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/23(土) 22:27:49 ID:zdkyvv2S0
>>626 どの辺りから書き始めるか、どの辺りで〆るかによって連載期間は違ってくる。
取り合えず、半年辺りで契約して様子見てみたら?
>>625 いや、俺も立間訳の演義が一番好きなんだけどさ、ガチの中国古典だから勧めにくくてw
あと手に入りにくいだろうし
幼少期から描く展開だけは勘弁したいところだ
白々しい爽やかな話なら読まない
いや当然前漢成立からでしょう
風は山河より読了記念。
宮城谷節全開でかなりいいねこれ。
639 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/24(日) 07:21:14 ID:UVM3WNxp0
「風は山河より」
はっきり言って、タイトルから内容が全く想像できない。
手にとって読むまで内容がわからないんじゃ、販売部数は伸びないわな。
風は山河よりって…。意味不明だし。フェーン現象かよ。
640 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/24(日) 08:27:40 ID:ncA54GgA0
SAYAKAなオーラは自然の中で育った人間にしか纏えない
という現代人への痛烈な批判ではないか
今までの中でも吐き気がするほど嘘っぽい主人公になりそうだな>宮城谷光武帝
三国志みたいな冷めた感じで描いて欲しいもんだが
確かに。
だが俺はどっちのスタイルでも構わないな
むしろ両方読んでもいいくらいだ
更始帝、朱鮪、李軼、郭聖通、韓歆あたりがどう描かれるのかwktk
延岑が跋扈し、公孫述の刺客が暗躍するピカレスクロマンでもいいが
さすがにマニアック過ぎるし朝っぱらから読むのはキツイ
あとオリキャラは少なめでよろ
折り伽羅の許容範囲は女性キャラくらいかな
『草原の風』
って主人公は匈奴か何か?
648 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/24(日) 11:35:45 ID:ncA54GgA0
許美人>>>>>>>>陰麗華>郭聖通
みたいな扱いになる?
>>647 匈奴中心なら盧芳の出番だろうけど…そんな斜め上はないだろ
読まなくても内容が分かる物語を読みたいってのも
えらい逆転の発想だな。
>>650 とはいえ、歴史あるいは軍記小説ってそうじゃないか。
すでに史実としての過程がある以上、どういう結果かというのは
わかっていてもおかしくない。
これらに求められるのは、個々の解釈と演出でしょ。
どの逸話を盛り上げるか、とか、どの人物をひきたてるか
とか、そういったもの。
「光武帝」と表題があれば、皇帝となった成功者、という内容は
わかるが、「草原の風」では、
>>647ではないが、匈奴とか突厥の話?
というふうにはならないか?
なるほどねー
俺は歴史はど素人だからそういう感覚はないけど、
そういう楽しみ方もあるのね。
酒屋のおばちゃんの恨みが
国家を揺るがす大乱に発展する過程がどうなるか楽しみだな
そこら辺は塚本版光武帝も面白かったし
疾風と勁草
宮城谷昌光先生(64)
デビュー遅かったとはいえ、もう64歳になられていたのか……
百里奚みたく頑張って欲しいわ
>>654 突騎がメインなら準主役は上谷突騎を率いる耿弇でないかい。
対王朗戦や対張歩戦の鮮やかな電撃戦っぷりといい、事が成ったらあっさり将軍職を返上してしまった
欲の無さと言い、宮城谷好みのタイプだし。
やっぱり王莽出仕くらいから書くんかなぁ?
>>658 その程度じゃ王莽が出世できた理由が分からない
最低でも元帝の寵姫選びからは書くだろう
三国志は永嘉の乱でフィニッシュして欲しかったな
今までの100年間は何だった感を読者に提示できるのはタニーだけだろう
楚漢名臣列伝
湖底の城
三国志
草原の風
先生焦らし過ぎです。我慢汁が止まりません。
662 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/25(月) 21:16:17 ID:NVx4Qmdp0
こんな仕事して身体は大丈夫なんでしょうか
老いた霍光が最後の爽やかな風を吹かすあたりから始まるんじゃね?
長沙王発が爽やかに小さな踊りを踊る場面から
史記を読みたいと思うんだけど、タニー読者のおまいらのお勧めはを教えてくえ。
岩波文庫の史記列伝は一通り読んだんだ。
横山光輝
はやめておけ
いや、横山光輝の「史記」は普通に面白いよ、
李斯が他の作品の李斯と比べて爽やかな風を吹かせてたりする
今思えば、横山先生の漫画から中国史に興味を持ち、
本屋にあった宮城谷さんの「楽毅」を取ることになったんだよなあ
今思えば遠くに来たものだ
見事に生きた楽毅と比べて、自分のなんと見事に生きていないことか
668 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/26(火) 08:58:01 ID:lYV5Q4KI0
連載はどれくらい続くのかな?
スタートする時代は意外に?遅くて
劉秀と兄貴が陰氏の家に行くところらしい
ふーん、じゃあ香乱記っぽい序盤になるのかな
>>669 爽やかに性欲全開発言が飛び出すのかな「妻を娶らば陰麗華」
他の小説家ならそのスタートは普通なのに、宮城谷さんだと遅いぐらいなのねw
陰麗華との馴れ初めからか
留学前ってことは20歳前後だから麗華たんはまだ10歳くらいですよ
何そのロリコンwww
もっと後からでいいのに
この人の活躍する前の主人公の描き方は爽やかな風が吹き過ぎて好きになれない
山岡壮八の徳川家康を思い出す
おれは逆に、そういう書き方は大好物かな。
でも上のレスの冗談みたいに、景帝とかから書かれたら引くw
好きになれないものをわざわざ読むって感覚が分からんなぁ。
爽やかはこの作家の個性であって、それを否定したら宮城谷じゃなくなっちゃうじゃん。
人間臭さや人間の多面性を読みたいなら、他の作家を読めばいい。
芥川賞の審査員長やっててビビった
そんな大層な作家だったのかコイツ
宮城谷さんはあんま好きじゃないが、光武帝には誂え向きな気がする。
楽しみ楽しみ
>>677 直木賞じゃなかったか?
直木賞受賞だってしてるし
塚本スレに軽い衝撃を与えてるなw
というか住人重複してないか?w
>>674 おまえID:rAU5UDgQQだな。
そんなに気に入らないなら読むなよ。
宮城谷しか読むもんないわけじゃあるまいし
塚本は塚本でいいと思う。
ミヤギーのはどんなのかなぁ。
文庫化が待ち遠しいぜ
684 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/28(木) 13:34:54 ID:4Xf1//8xO
新聞連載だからエンターテイメント色が強くなりそう
むしろ小説だしエンターテイメント的なのは強めでいいと思うな。
歴史に忠実に書くと論文みたいになって堅苦しくなるし。
まあ、論文は論文でおもしろいのあるけどさ。
従者多すぎ覚えラレネ
この人の小説って無名時代は長く描くけど
メジャーな部分が駆け足で終わってしまって残念…。
例えば、楽毅の4巻中3巻まで中山編とかどうなのよ。
あれじゃ「武霊王と楽毅」って感じ。いやおもしろいんだけどね。
オリジナルストーリー部分を担当した脚本家みたいなものだなあ
まあオリジナル要素を入れたがるのは物書きの性。
そこが歴史家との最大の相違点。
690 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/31(日) 02:35:19 ID:ibr87Lq/O
宮城谷さんのおかげで俺の中じゃ楽毅は燕の将というより中山の将
物書きの性ってかオリジナル要素がないとそもそも小説にならないじゃん。
小説家と歴史家と比べてどうするのよw
樂毅は有名なわりに史料を根こそぎ洗っても所見できる事績がさほど多くないからな
そこをいかに小説のなかで埋めていくかも見どころだし、「樂毅」は上手くやってると思うな
それでも
>>687の意見は俺もわかる
俺の場合は「管仲」のなかで執政に就いてからの紙数のあまりの少なさに落胆したし
なにより管仲の場合は史料から拾える材料を残したままスルーされてるもん
ある意味、孟嘗君で触れ切れなかった武霊王部分の補完という感じも
楽毅は趙にも行ってるからどこの所属ってものはないな
>>692 管仲は晏子よりマシな方
694 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/31(日) 21:17:42 ID:aXrSUKL40
安氏の小説も安えいよりも親父のほうが面白いし長いよね。
少数派かわからんが俺は「晏子」なら断然、晏嬰の方が好きだし後半の方が面白かった
矮躯で膂力も乏しくても生き方にブレがなくて精神的な強さが半端ないし、どんな強圧的な
相手にも権力にも媚びないし、それでいて独善的でもない
俺のなかじゃ晏弱すら霞んでしまうくらいカッコイイと思ってしまった
696 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/31(日) 22:13:00 ID:+m76wDbV0
晏嬰と景公のコンビは、読んでいて微笑ましい。
それと晏嬰危篤で景公が駆け付けるラストシーンなんかは、涙が止まらなかった。
>>695 厨二なので晏弱の方がカッコよく見える
サイチョにさえ分からない晏嬰の凄味を理解出来るのは玄人だなあ
留学するところからハジマッタ
大本命だけに期待度も高い
うん、普通に読めるわ。
どれぐらいオリジナル(登場人物や出来事など)を入れてくるんだろう
というか、何年連載する予定なんだろう
晏弱は氏お得意の主人公像のテンプレとしか
宮城谷が史記の世界を飛び出して様々な時代を描くようにならないかなぁ
705 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/05(金) 14:41:21 ID:T+r2JHLd0
初見が晏子だったからなあ
俺はまだ晏氏しか読んだこと無い
>>707 >384-394
何度も蒸し返さなくていいから
>>704 いっそ中国を飛び出して、あちこちの歴史物を書いて欲しいな。
聖書の世界とかさ。どんな感じになるやら。
>>708 既出だったね
やる夫スレとは無縁のスレかと思ってた・・・
>>710 光武帝スレみてると宮城谷ファンだらけだぞ。
712 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/09(火) 19:51:12 ID:7bXOGG+40
読売に連載してる光武帝読んでるひといねーの?
文庫本化は1年後くらい?
何の本が?
今どんな展開?
>>716 親戚のおじさんたちの視点で、劉秀がいかに宮城谷的主人公の性格をしているかについて
語られているところ。
まだ常安に留学もしていないし陰麗華も登場していない。(陰氏は名前だけ出た)
719 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/12(金) 00:04:32 ID:0tIOU0C1O
周代の話も書いてほしいな
成王とか穆王とか
レーカとセーツーのどっちをさわやかにするんだろうか
レイカとセイツゥの方がいいと思うw
そこであえて第三者が本命ですよ
723 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/13(土) 01:13:09 ID:DpUgcbMh0
許美人 スッ
724 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/16(火) 02:26:29 ID:SmiYg1RA0
論曰、
魏文帝称「明帝察察、章帝長者」
章帝素知人厭明帝苛切、事従寛厚。
感陳寵之義、除惨獄之科。
深元元之愛、著胎養之令。
奉承明徳太后、尽心孝道。
割裂名都、以崇建周親。
平傜簡賦、而人頼其慶。
又体之以忠恕、文之以礼楽。
故乃蕃輔克諧、■后徳譲。
謂之長者、不亦宜乎!
在位十三年、郡国所上符瑞、合于図書者数百千所。
烏呼懋哉!
725 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/21(日) 16:05:22 ID:SAq0mz1r0
3年ほど前にタニーにはまって春秋時代から読み下ってきたので、
商周革命の話は短編などでしか読んでいなかった。
最近王家の風実を読み終えて太公望を読み始めた。
同じ人物が作品によって幾つかの違う視点から描かれているのは、
この人の作品の一つの特徴であり、大きな楽しみでもあるな。
726 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/22(月) 04:00:22 ID:gDdsDqdz0
今月の楚漢名臣列伝は周勃の続き
劉邦が東進してる間に周勃ら漢の将が旧秦に残っている項羽配下の将と戦っていたことを初めて知った
ひとつ勉強になった
727 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/22(月) 04:56:14 ID:DlFy1WbGO
だが孟夏の太陽以外での趙盾のディスられ方は、作品による視点の差なんて甘いもんじゃねえ
趙盾の業績が今一分からない
俺なんて晋の文公のどこらへんが名君だったのかさっぱりだぜb
士会はすごい気がするけど
重耳
晋では献公、恵公、懐公ら暴君、昏君が続いた
二代目の覇者である宋の襄公が楚に敗れていた
亡命生活が20年続いても側近が離れない人望があった
襄王復位と城濮の戦いで尊王攘夷を体現した
楚を相手に三舎退いて成王との約束を果たした
ボロが出る前に死んだ
趙盾
公子楽を殺して狐射姑を追い出した
令狐の戦で公子雍を追い払った
扈の会盟
箕鄭父、先都を誅殺した
策で士会を呼び戻した
鉏麑を自殺させるほどの爽やかさだった
趙穿が霊公を殺してくれた
董狐の筆誅を甘んじて受け入れた
20年近くほぼ全権を掌握していたというのがポイントだろうか
重耳より介子推の方がずっと爽やかな印象だなあ
重耳の名君ぶりって、たしかに「重耳」だけを読んだ場合はあまり感じられん人間もいるかもな
重耳亡き後の数代にわたる晋の政情不安や趙盾の専断をみれば、その存在が
いかに大きかったかだけでもわかる様にも思う
「子産」では子産自身が重耳時代の晋が素晴らしかったと語ってたりする
なんにせよ個人個人で名君像って異なるわな
君主自身が才幹に溢れた全知全能でなければ名君ではないという人間もいれば、
君主の能力は中庸的そのものでも、物事の善悪や本質を見極める目や、大勢の臣下の言を
聞き分ける耳を持っていて臣下に死力を尽くさせられれば十分に名君だって人もいる
重耳は後者に加えて、晋国内に醸成された名君待望の世論に見事なまでに応えた事と、
軍事で周と中原諸国を楚の北進から救った事がある
当時の概念や社会背景からみればまさに不世出の名君って事だろう
「重耳」は名君にいたるまでの長い不遇の公子時代に重点を置いて書かれてるから、
人によってはあまり感じられないんだろうな
有能な臣下をもったというだけで、能動的な君主でなくとも名君たりえる
そういう評価の仕方もありだと思う。
個人的には重耳は誇り高くて付き合いづらい印象
諸国への冷遇とそれへの報復行為が釣り合ってない
釈明、謝罪させてコケにする程度なら妥当だが
民衆を戦火に巻き込むのが理不尽すぎやしないか
蛮族と見下されている楚の歴代の王様たちの方が
よっぽど度量がデカいように感じる
>>734 歴史的に見て
どれだけ多くの賢臣、忠臣が排斥されてきたかを考えれば
あれだけの名臣を揃えたことは、確かに偉業だよな
>>735 名君ではあっても聖人君子とは限らないんじゃないか
斉の桓公とか、漢の劉邦とか
>>727 華栄の丘での栄の人達による趙盾の評価はいいよ
趙盾の現状に同情して、もし亡命する気があるのなら栄に来ればいいというくらいだし
沙中の回廊では酷評されてる言動が好意的に受け止められてる
何より晋国は趙盾亡き後は礼がないとまで言わせてるしね
趙盾はタニーも書けば書くほどこの人がわからなくなるって
どこかで書いてたのを読んだ覚えがある
沙中の回廊連載終了後のコメントだったかな…よく覚えてないが
鉏麑が自殺するくらいだから
相当な陰徳の持ち主だったんだろうな
栄って
740 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/23(火) 00:37:30 ID:MMGroDGb0
趙盾は憎めないし、どちらかと言えば好きなんだよな〜。
孟夏の太陽で青年時代を読んだことがあるからなおさらだ。
>>737 自己レス
×栄
○宋
なんか自分でもおかしいなとは思ってたんだが一晩たって気が付いたorz
タニーは劉邦とか項羽が嫌いなんだろうか
俺も昔から両者ともあまり好きじゃなかったし、作者に限らず同様な人はいるんじゃないかな
この時代を書くとなると大概は一方が主役になるから、その場愛は好意的に書かざるをえない
って事に過ぎない気がする
一個の人間としてみれば劉邦も項羽もそこまで手放しに褒められる人物とまでは
いかない様に思うし、大きな事績を残したからと誰しも好きになるとはけして言えんのだし
744 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/23(火) 22:59:16 ID:q4MG+QL90
俺も事跡の派手さや利発さに目が眩むことはあるし
批判もまあその通りという感じでどっちつかずで受け止めてる
そりゃまあ好き嫌いは誰にでもある
タニーが爽やか化してる人物が嫌いな人だっているだろうし
好き嫌いが作品内で露骨に出すぎてると読んでて白けるけどな
746 :
奇矯屋onぷらっと ◆SRGKIKYOUM :2010/02/23(火) 23:52:26 ID:3Aw2QgZH0
タニーではなくミャギという呼称を敢えて提唱する。
光武帝は今どんなんよ?
先生の長寿祈願!
先生の長寿祈願!
聖人君子キャラが爽やかな作風もいいが
それの典型みたいなのを予想してた姫昌が
幽閉生活で病んでしまったのは面白い演出だった
>>747 留学前に、陰氏の喪明けの集まりに呼ばれて来たところ
それに先立つエピソードで、人相見が麗華や兄弟の未来を見て
ビビっとる
おー
どうもありがとう。塚本化しそうな気配は微塵もないですか?
塚本版は未読なもので分からないです、すいません
最近楽毅読んだんだけど、一見さわやかな風が吹いてるふうにみえて、けっこうこいつ酷い主人公じゃね?
中山と趙の戦争について中山王が乗り気じゃない&外交方針に反対だからって
まだ王側が具体的には何もしてない(太子に意地悪してる程度)のに太子にクーデターを使嗾してるわ
そりゃ王や王の側近サイドも疑心暗鬼になって、太子と楽氏に警戒するわ
乱世だからなんとも
外交をミスると致命傷だし
乱世なのにんなこといってられないし、国は緊張状態だから。
失敗して滅ぶと思えばクーデターも起こす。
偉大な人物=聖人君子というのはどうかと思うなぁ。
テンプレ的な爽やか主人公よりこういう楽毅とか、
或いは聖人君子っぷりが突き抜けて凄いことになってる伊尹や介推の方が俺は好きだな。
介子推のラストさわやかで好きなんだよな
焼打ちはなかったと思いたくなる
ミギー作品の主人公は負の感情を何故抑えることが出来るのだろうか
ありあまる知識と知性と理性の賜物でしょう
崔杼みたいなダークヒーローっぽいのも好き
崔杼いいけど終末がちょっとな。
ミギーはやめろよダニーにしようよ
キモカワ生物が小説書いてるの想像しちゃうよ
DIOに焼かれる犬じゃないかw
765 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/26(金) 00:40:04 ID:Kgu0PQzz0
>>760 なるほど
言い換えれば自負心、克己心、羞恥心などの複合ということかなあ
有発悪心!
光ってたから「光武帝」なのか?
いや、やはり「秀」と「禿」が関係しているのでは・・・
明の太祖がアップを始めry
光武帝は謚号の意味がよくわからん。
武だけだと武帝と被っちゃうからだろうけど…
>>770 その頃はまだおとなしいが、諡号はどんどん装飾がエスカレートしていくよ
意味はもっと複雑に
意味わからんって言ってる人にアンカーつけて
知ったかだけってどうよ
謚法:「能紹前業曰光,克定禍亂曰武.」
能く前業を紹(つ)ぐを曰く光、禍乱を克定するを曰く武。
能紹前業曰光
これ出展はどこだっけ?謚法解にはなかったはず
出典となると、さあ。
光武帝紀の注に「謚法」なるものからの引用として記されているだけ
逸周書は読んでないのでわからない
>>776 どうもありがとう
他に似たようなのだと劉淵の光文帝か
>>762 むしろあの最後が良いのだよ。
常識を越えた人が、当たり前の感情に死んでゆく。
あの最後には泣いた
さいちょ(最初)は嫌な奴だと思ったけどな。最後は感情移入してしまった。
俺は最初はかっこええと思い
最後はダサいと思ったな
今読むと違うかも
序盤から中盤にかけてあれだけ活躍していただけに
「崔杼の知恵は枯れ始めていた。」の文に言いようのない虚しさを感じたな。
崔杼は前半は才人として他を圧する怜悧な人物だったのが、位人臣を極めつつ後嗣の問題に
加えて妻を娶っていくにつれて、生身の人間らしさが浮かび上がっていった感じがする
権力や地位や愛妻と守るものが増えるほど立ち回りも鈍くなって姑息になっていくんだよな
晏弱がもっと長生きしてて霊公をともに支えてたら、
おそらく太子も別の人に変えられただろうし、ほかにもいろいろ
違ったんだろうなとは思う
宮城谷作品を一通り読んで、春秋以降も読んでみたいのですが、
ここの住人がオススメする作品ってなにかありますか。
>>786 春秋時代以降なら『孟嘗君』と『楽毅』。
孟嘗君は戦国時代の代表的な人物がたくさん出てくる。人物知りたいなら。
楽毅は戦いの描写が多い。ある種の戦記ものとして読めるかも。
春秋戦国時代以降なら『花の歳月』と『長城のかげ』。
花の歳月は薄いし、長城のかげは短編集なのでどちらもちゃちゃっと読める。
まああくまで個人的なオススメだけど。
一般書籍板にあるスレでアンケートを3回実施しているんだけど、
人気上位の結果はこんな感じ
1.晏子 23P
2.楽毅 20P
3.天空の舟 15P
4.孟夏の太陽 14P
5.重耳 11P
1.晏子 36P
2.楽毅 25P
3.重耳 22P
4.孟嘗君 21P
5.沙中の回廊 孟夏の太陽 14P
16 晏子
10 楽毅 孟嘗君
*9 重耳
*6 奇貨居くべし
*5 子産 華栄の丘 介子推 天空の舟
何か違和感があって、質問を読み直してみたけど
>>786さんの要望は宮城谷作品ではないんですね。
失礼しました。
790 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/28(日) 15:43:02 ID:2EODQaES0
791 :
786:2010/02/28(日) 22:58:44 ID:oK3dmNEq0
>>787-789 分かりづらくてすみません。。
このスレの人達が、宮城谷作品以外でどんなものを読んでいるのか気になったもので。
>>790 運命?
793 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/01(月) 00:37:47 ID:ZCqoe42C0
知り合いに疑い深くて陰険で気難しいやつがいるんだが
どのように扱えばいいんだろう?
車裂き
YOMIURI ONLINEの
特設ページはありがたいが
いちいち「〜へんに〜」って
表記は読みにくい。
796 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/03(水) 19:57:45 ID:/4niyaZe0
ようやく復帰した
興味本位で聞くのだが孟嘗君の虐殺エピソードって書いてある?
ある。
さらっと紹介して、悪意ある者の創作説を唱えている。
司馬遷の個人的嫌がらせって書き方は吹いたけどw
mjk
司馬遷って孟嘗君になんか含む所でもあったのかな
>>798 >悪意ある者の創作説
なかなか便利だな
じゃあ俺は項羽の秦兵虐殺と劉邦の大敗は悪意ある者の創作という説を唱えようかな
>>798-799 >>司馬遷の嫌がらせ
たぶん戦国策と史記との記述の差があまりにも大きいからだと思う。
記憶がちょっと怪しいが戦国策には、虐殺エピソードなかった気がするし。
手元にちょうどあったから要約
・秦で趙の主父の手にかかって危うく殺されそうになって
脱出してきたのに、趙国で平原君の客になって
そこで虐殺騒動が起こっているのはおかしい。
→悪意ある者の創作ではないか。
・司馬遷がセツを通ったときに、いやな目にあったらしい。
→「セツと言えば孟嘗君」でちょっとした復讐でこの伝説を載せたのではないか。
前者はまだしも後者はなんだかなー。
笑い話程度に抑えておきたかったのかもしれない。
803 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/03(水) 23:03:29 ID:7g9mr18CO
宮城谷は三国志の英雄みたいな人だと思っていたけど、孟嘗君の虐殺云々で一気に電波を感じたよ
軽い人だ
創作だとわかってアイキャンフライとかを書いてるであろう塚本のほうがマトモではあるかもな
タニーも電波をゆんゆんしたくなる時はあるだろう
「孟嘗君」は史記の戦国時代の記述があまり信用できないっていう
スタンスだからなあ。
でも確かに
>>802 の下の文は不要だよなあ。
=====
(NHKテキストの方の記述を要約。)
・『史記』で各国の年表をまとめようとしたが、
君主の在位年や事件の発生年が合わない。とくに斉の国がひどい。
・孟嘗君を書くためには、戦国時代と斉の歴史を整理しなければならず、
『史記』が怪しいので『戦国策』のなかの事件を編年的にならべた。
歌舞伎みたいなもんだと思って読めばいい
内藤湖南先生だって司馬遷の『史記』と劉向の『戦国策』、
というか、劉向に息子の劉キンも含めた上で二劉とした上で、
司馬遷の一つの大きな中心を描く「史学」に対置して
二劉の全てをありのまま拾う「文献学」を同じくらいの偉業として捉えてたりするし、
創作上片方を重視し、片方を切り捨てた場合があったとして取り立てて問題があるとは思えんが。
809 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/04(木) 14:28:56 ID:Y+rjo6owO
孟嘗君の美談やら活躍したエピソードが『戦国策』ではあるのに『史記』にはないことが多い
なのに『戦国策』には無い虐殺のエピソードが『史記』には載っている
少なくとも司馬遷は孟嘗君のことを好意的に見てないことは確かだ
史記はインチキ
>>809 司馬遷が好意的じゃないのか
戦国策が好意的過ぎるのか
それよりも宮城谷のさわやかな作風に
虐殺エピソードはそぐわなかったと言える
まあ戦国策は有用な建策を集めた雜史だから
美点ばかり載っていても不思議じゃない
司馬遷が逆恨みを晴らしたかもなんて憶測は決してさわやかには思えないけどな
まあ「ちょっと復讐したくなったのかも?w」位のノリなんだけどな。
中古で100円だったもんで、文庫版を持ってるけど「介子推」のハードカバーを買ってしまった
帯まで付いててやたら美品なんだもの…
817 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/07(日) 02:02:28 ID:VObiBhZP0
わかるわ
100円でハードカバーあったら買ってるよ
>>814 100年後の薛のガラ悪いのが、何で孟嘗君のせいなんだよ、とも思ったが
大阪とかの朝鮮部落とか見ていると、司馬遷の気持ちもわかる。
西成とか50年後も変わらんだろな・・・
820 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/07(日) 13:36:27 ID:t//CZ3qPO
そういう話は別のとこでやってくれ
正史三国志とか読むと少なくても三国志の英雄はさわやかには見えんと思うが
戦国策で虐殺の記述がなかったから省いただけかと、というかさわやかばっかり言ってるのはなんなんだ?
項羽の虐殺は実際その時代の地質に大量の遺体がみつかってるから苦しい
宮殿は最近の考古学で焼き払われてないのが解ったが
さわやかばかり言っているのは、スレ住人の質が低いだけ。理由などない
塚本がアイキャンフライとか言われるのと同じでただのネタ
きにすることはない
爽やかの一言だけで埋め尽くされてた頃に比べればw
最近のは普通に使っているだけだよ
文叔ちゃんモテモテわろたw
826 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/09(火) 00:08:44 ID:jQE8ymT00
>>819 宋とかも馬鹿にされまくりだよな
地域によって人柄が変わるんだろうか
花の歳月というのが名作らしいがどんなん?
828 :
超ネタバレ:2010/03/10(水) 11:59:46 ID:D4KOMVRt0
>>827 ネーチャン紆余曲折しながらも出世
弟、波乱万丈
何だかんだで
「こんな汚れたアタシ何て・・・」
「あなたは、昔のまま美しい。汚れてなんかいないよ、一緒になろう」
って話
>>828 レスthx
ありがちな話だなあ
取り敢えず読んでみるわ
>>829 書評レベルのあらすじに、ポイントずらして書いたから大丈夫かと思ったが・・・
気を悪くしたらごめんな
>>830 いつもの宮城谷小説とは、ちょっと違うかもね
波乱万丈だけど、どこかゆったりとした優しい感じ
──これは、すぐにたたへるべきだ。
そう思った
>>832は、なんのためらいもおぼえず、書き込みをおこなった。
「
>>831は君子である」
833 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/12(金) 11:22:52 ID:nJMaZlaq0
司馬遼太郎はミギーを高く買ってたそうだが本当?
>>833 「春秋の名君の司馬遼太郎さんのこと」を読む限り、
そのようには見える。
そんな、小物を書くの?て話は、どこかで読んだ。
宮城谷先生に書いてほしい人
コク律光
高仙芝
郭子儀
馮道
王安石
岳飛
文天祥
袁崇煥
林則徐
石達開
張学良
いっそ爽やかな太平天国もアリかと。
>>837 爽やかに信徒を増やして
爽やかに反乱
爽やかに義勇軍に蹴散らされ
最後は爽やかに凌遅刑
か?
史料が多すぎると創作しづらくなるタイプの作家なんじゃないのか。
光武帝は資料がかなりそろったから書こうと思ったらしいが
三国志みたいにならないといいが
>>835 孟嘗君みたいな小物をあんなに立派にかけるなんて・・・って話だったかな。
劉備を胡散臭いやつにするのはどうでもいいとして
曹操も腹黒にしとくべきだと思った
あれはないわ
トリビア 三国志て題にすればよかったのに。
ちっちゃな詩人と不愉快な仲間達て副題で。
さわやかな凌遅三千刀滅九族
不愉快な仲達に見えた。間違っちゃいないか。
さわやかな京観とか見てみたい
848 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/17(水) 20:31:27 ID:Xs1Ju4xx0
塚本vsバンヤローvsタニー
849 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/17(水) 20:32:40 ID:Xs1Ju4xx0
かつのはだれ?
どっちかお亡くなりになってたのか
それはすいませんわ
この作者は白川静となんか縁でもあるのか?
やたら漢字の薀蓄が多い気がする
漢字の薀蓄は分解できる漢字をどこまで展開表現できるかの能力であって、学者云々の問題じゃない。
漢字の薀蓄は、分解できる漢字をどこまで展開表現できるかの能力
漢字の薀蓄は、学者云々の問題じゃない。
???
つまり、白川静とは無関係ということでおk?
展開表現ってのは漢字の講釈のことでいいんですかね
三国志で「説文解字」に触れるところで、
甲骨文字を研究して先人がなしえなかった許慎の呪縛を解いた
白川静の偉業は絶賛されるべきって書いてたから関係あるとオモ
あと、デビュー前だかに漢字の辞書をむさぼり読んだみたいなことも
どこかに書いてた覚えもあるが、どこか思いだせんから詳しく書けない
856 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/21(日) 12:58:30 ID:CzCJ24cL0
三国志だと薀蓄は減ってたね
857 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/21(日) 14:42:14 ID:EWLWGuJ10
>>830 そのありがちな話に落涙ボーダだった俺…
というか、それだけのエピソードで
よく1冊分も引き伸ばせたなあと思った。
アン子パパの死亡で泣いた
太公望(下)を読んでいるんだが、
継に萌えた。
いや、縞だろ。
いや、妲己だろ。
>>858 いや、仰るとおり分量は少ないです。文庫ではすんごく字が大きくて、
字間行間も開きまくりです。
絵本みたいな感じのようだね
まだ見つからない
>>863 まさにそんな感じ。量的には他のと併せて短編集みたいにするのが
妥当な感じもしますが、他の無骨というか雄雄しい作品群と比べて
毛色が違ってファンタジー色が強いもんだから、敢えて独立させて
仰るとおり絵本チックな造本にしたのではありますまいか?
>>865 まだ読んでないからなんともw
ただ俺の知り合いのタニースキーにはかなり評判がいいので期待してる
>>852 殷周なんかは金文は漢文調だけど
それ故に一文字の意味が大切になるからしょうがない
三國志あたりになると説文解字がすでにあるから
現代の意味に近くなるから減るんじゃないか
斉という文字も異説あるが婦人の髪飾りの形を差しているとあるけど
実際東方にあたる竜山文化に髪飾りをつけた女性神像がみつかっている
そういう当時の世界観をだすためにも結構大切
重耳、久々に読んだせいか妙に新鮮だった。
丕鄭と汐の愛なんかすっかり忘れてたし。
士爲の献公に対する健気さっぷりも良い。
そのせいで、―――老いた。のシーンがいたましすぎるけど。
士氏は士爲・士穀・士会・士燮・士カイと面白い人物が多くて好きだ。
あれだけ重耳に世話になっておきながら、小説後には背信を繰り返す子蘭
やっぱ鄭はダメ国だな
春秋に義戦なしとかいうらしい
どっかで春秋戦国時代のGDPを見たのだが
斉が燕に滅ぼされかけるまでトップだったので驚いた
>>852 白川先生の「桂東雑記」の2巻だったかな?
宮城谷さんと白川先生の対談が載ってた。
詳しく覚えてないが、散歩の話から始まって、ゆる〜い感じだった気がする。
漢字のことも話してたけど。
873 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/25(木) 09:47:05 ID:rO3avh6a0
最近中国ものにはまってて
これからこの作家の作品を読もうと思うのだが何から入るのがオススメ?
『太公望』がいいんじゃない。
春秋戦国時代物だと国が色々出てきて、初心者だと混乱するからね。
太公望とか紂王・妲己と有名所もたくさんいるし、
何より宮城谷らしい「爽やか無双」も全開だし
太公望とか樂毅は歴史背景無視したオリジナルが多すぎてあんますきになれないんだよな
>>876 煽りじゃなくてマジでどの部分のこと言ってるのかが知りたい
何かのあとがきでエピソードや事件の順序を入れ替えたりしているとか書いてあったような。
>>874-875 案内ありがとうございますわ
とりあえず太公望から読んでみることにします
>>876 商周の歴史上の人物より後世の仏教神や道教神のほうが圧倒的に多い封神演義じゃあるまいし
『太公望』にそんなに歴史背景無視したオリジナルあったっけ
太公望も商周時代も記録が少ないからオリジナル抜きじゃそうたいしたこと書けないし
歴史小説のもう一つの楽しみは、読後に自分で本当の歴史を調べる事にあるからなぁ
読みっぱなしでなくて修正も心がけ
自分が『太公望』を押したもう一つの理由は、名前がわかりやすいかと思ったから。
中国名に慣れてないと
「郤豹?郤称?郤缺?誰?趙がいっぱいいて、わかんなくなってきた〜。
公孫っていろんな所にいるけど、どこの国の一族よ?諸侯の名前被りすぎ〜」
と混乱してしまうかもしれん。・・・・自分はしたんだ・・・
香乱記面白いよ
主人公が項羽と劉邦のアンチテーゼっぽい立場で
初心者といっても、
中国の歴史がだいたい頭に入っているなら、
何でも大丈夫だろう。
太公望はジジイと刷り込まれている俺は、
未だに太公望を読んでいないorz
三国志も永嘉の乱あたりまでやってくれよ
せっかく長々とプロローグに費やしたんだからさ
孔明死亡で終わらせるのは勿体無い
太公望って名前付きのオリジナル登場人物を
たいした意味も役割もないのに出しすぎだと思う
武王の嫁と商兵になってたやつで足りると言えば足りたかもしれんが
面白かったから別にいいかな・・・
>>885 ほんとにそれで決まりなの?
せめて晋統一後日談はほしいな
同じ革命側の軍師的存在を書いたものなら
太公望よりも天空の舟の方が面白かった
オリキャラもその後の作品と比べるとわりと魅力的だったし
オリキャラも賛否両論あると思うが
主人公のキャラ立てに必要な部分もあるかな
891 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/27(土) 09:55:10 ID:56Akdcae0
天空の舟
王家の風日
侠骨記
夏姫春秋
石壁の線より
孟夏の太陽
春の潮
会社人間上昇学
花の歳月
中国古典の言行録
沈黙の王
892 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/27(土) 09:57:29 ID:56Akdcae0
重耳
春秋の色
晏子
介子推
孟嘗君
歴史の活力(会社人間上昇学)
長城のかげ
玉人
海辺の小さな町
893 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/27(土) 09:59:18 ID:56Akdcae0
史記の風景
奇貨居くべし
楽毅
青雲はるかに
太公望
クラシック千夜一曲
子産
沙中の回廊
894 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/27(土) 10:01:15 ID:56Akdcae0
無限花序
宮城谷昌光全集
歴史のしずく
管仲
クラシック私だけの名曲1001曲
香乱記
ふたりで泊まるほんものの宿
三国志
古城の風景
895 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/27(土) 10:03:10 ID:56Akdcae0
春秋名臣列伝
戦国名臣列伝
新三河物語
孟嘗君と戦国時代
他者が他者であること
風は山河より
草原の風
896 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/27(土) 10:05:34 ID:56Akdcae0
20年で43作品か
すげー
897 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/27(土) 12:49:03 ID:amNjI3720
草原の風を入れるなら
湖底の城
楚漢名臣列伝
も挿れておくれ
草原の風ってタイトル見て一瞬本気で「あれ?タニーはモンゴルにも手を出したの?」ってオモタ
そうだった劉エンが前半主人公になる作品を連載中だった
今、先生は66歳かそこらだから
あと20作以上は読みたいな
あのオリキャラは名前がないけど影で活動した人物を書きたかったんだろ
太公望一人で出来る事なんて限られてくるし、主要人物はかなりの地位に昇るから
影で活動なんてできない。
実際、殷が東方に主力送っている時機を見計らって周が奇襲をかけて勝利した説が支持されてるし
太公望もその連携のために動いていたんだろうから影の動きに焦点を当てるのは普通だと思うが
902 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/28(日) 16:14:55 ID:0BEEw1z/0
王家の風日と太公望だとどっちが好みかね?
どっちも好みでどっちがお好みとかないがなにか?
あの二つの作品は太公望という人間の一面を現していると思うが
王家の風日の黒い太公望も主役として書かれた爽やかな太公望も
ただ、どちらも極端な書かれ方だとは思う。陰謀家だと普段くらいわけではないだろうに
904 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/28(日) 17:00:22 ID:0BEEw1z/0
>どっちも好みでどっちがお好みとかないがなにか?
?
つまりどっちも好みということかな
どっちも好みで選べんという意味、確かに日本語でOKだなこれはw
人に勧めるとなるとやはり天空の船かな
氏の知名度高めたのはあの作品だし、一番の力作だと思うから
906 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/28(日) 17:51:49 ID:0BEEw1z/0
なるほど
俺は重耳、晏子、孟嘗君、楽毅あたりから本屋で目に付くようになったな
天空の船はまだ読んでないから今度読んでみるよ
>王家の風日と太公望だとどっちが好みかね?
王家の風日の方が好き。太公望は冗長。
しかし人によって入口はいろいろだわなぁ
俺はたまたま平積みになってた文庫版の「長城のかげ」を手に取ったのがきっかけだが
二冊目で何故か「王家の風日」に手を出してた
幸いにも引き込まれる様に読めたが、今にして思えば他人に勧める場合は厳しい選択や
順序だったんじゃないかって感じた
>>908 おれも長城のかげが最初だな。
項羽と劉邦を読んで、秦末に興味を持ったのがきっかけで、
長城のかげ→香乱記と読んではまった。
宮城谷ファンは全国にどれくらいいるんだろうか
更にその中で、
夏姫春秋が一押しという人は全国にどれくらいいるんだろうか
個人的に九妃がいい
俺は青雲はるかにの原声だな。惚れたよ。
范雎は爽やか過ぎたけど。
爽やかな西太后、則天武后、呂后とかも見たいなぁ
郭聖通をどう書くのか
まあオーソドックスに陰麗華とか馬氏だろうけど
今月で楚漢名臣列伝終了
周勃で終了だけど、物足りなさを感じる
宮城谷さんが嫌いな韓信をどう評するか期待していたんだけど
彭越や黥布らも列記されていないことから、臣下ではなく諸侯という扱いなのだろうか
周勃は楚漢戦争期は余り目立たなかったけど、その後の諸侯や呂氏の反乱において活躍した名将といった印象
タニー韓信嫌いなんだ
なんでだろ?
終わりの悪さは俺も嫌いだけど
>>917 信念が無いところが爽やかじゃないからだろw
タニー的には野盗あがりでも唯我独尊な彭越のほうが好きな気がする
香乱記では彭越って正規の野戦はちょい苦手な爽やかな人だったし
普通あの戦争の天才ぶりに目が眩んで甘くなるもんだけどな
流石タニーだ
劉邦も項羽も嫌いのようだし
その二人は嫌いでも不思議はないな
天下人は大なり小なり汚点があるからな
脇役の綺麗にまとまった人が好みっぽいのだろう
923 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/30(火) 17:51:37 ID:3Sq9p3Da0
そういえば宮城谷作品にギャグはあったっけ?
連載中の『草原の風』の劉秀がおやじギャグ要員に・・・
ならないか
陰麗華はジョークが嫌いだったようだから
光武帝をどついたりイヤミいったりするのかも
理想の女性・高嶺の華がそれでは悲しいな。
陰麗華、郭聖通、許美人
この程度なら書きやすいだろうな
>>914 爽やかな西太后はあのこっぱげが書いちゃったからなぁ。読ませる作品ではあったけど終始なんか気持ち悪かった。
はなやか れーか
わがまま せーつー
しとやか きょびじん
地味 陰麗華
派手 郭聖通
空気 許美人
宮城谷無双とかやってみたいな
欧州に手を出すなら爽やかなアントニウスとか
爽やかな魔女狩り
爽やかなブラッディーマリー
萌へ
『孟夏の太陽』読んだ。
皆言ってるけど『沙中の回廊』の趙盾と全然イメージ違ってて面白い。
それにしても、『月下の彦士』で趙武救った孟姫が
数頁後にはとんでもないことしでかしてて吹いたわ。
キャラゲなんだろうか。登場人物の少なさに悩まされそうな気が。
有名どころは史書から拾うしかないだろうが…プレイヤー将軍ばかりになりそうだね
白起はギリギリ登場か?プレイヤーの兵を溶かしちゃうのだろうな
時代差がありすぎて、祖父と孫が直接対決しかねない悪寒。
>>935 雰囲気皆無の薄っぺらなキャラゲーになりそうな印象…
941 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/09(金) 01:56:38 ID:S5mIv+Nr0
test
942 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/09(金) 01:58:48 ID:S5mIv+Nr0
てst
943 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/09(金) 02:00:10 ID:S5mIv+Nr0
ようやく解除か・・・
944 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/09(金) 02:01:10 ID:S5mIv+Nr0
里帰りした士会の心境を理解した
そこまでかいw
そういや士会って
晋文公・晋襄公・秦康公・晋霊公・晋成公・晋景公と、
(沙中の回廊の年齢設定だと多分晋恵公・晋懐公にも?)8人の君主に仕えてるのか。
あの時代の晋は君主がころころ変わったとはいえ凄いな。
ミギーしりとり
重耳
任岐
姫発
つがみつからないので
白起
季札
だめだこりゃ
伊い……
蔿賈
華元
好きなんだよ・・・
郤至
なんと評すればいいか分からないな
士会
沙中の回廊が初ミギー
夷吾
961 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/10(土) 04:00:33 ID:1I/vmH/aO
伍子胥
羊舌大夫
夫差
964 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/10(土) 13:55:52 ID:+uJ7RPqX0
崔杼
陽虎
趙武
あれ?
じゃあ
高固
狐突
崔烈(ツィリェ)
衛
伊籍
姫昌
員・・・じゃなくて・・・
宇留
于糜
糜竺
屈巫
夫概
扶蘇
曹沫
侠骨記は面白かったな
尹黙
管仲
仲尼
荀ケ
狗盗
董卓
屈瑕
華陀
妲己
箕子
子楚
スレ埋めかなんか知らんが同一IDで下らないことやるんじゃねーよ
曹操
あと981と982はどうなの
ID:qNaCU7RF0
次スレも立てずに埋めるのか?
王子子昭
鍾離昧
伊尹
で〆
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。