諸子百家で一番使えると思う学派、人物は誰よ?

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738名無しさん@お腹いっぱい。:2013/12/20(金) 17:06:48.94 ID:Nc98WOqX0 BE:1643484863-PLT(14000)
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          彡彡彡
          ミミミミ
          ミミミミ
         ノ σ ヽ
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     (  ( ( O ) )  )   
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女性蔑視・軽視の吉川裕(東北大学大学院博士課程)を糾弾する
739名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/25(土) 17:37:01.22 ID:ZDMo8dUHO
韓非子は君主を五十余万言使って、遠回しに「引っ込んでろ」と批判しているとこが面白い
740あぼーん:あぼーん
あぼーん
741名無しさん@お腹いっぱい。:2014/02/06(木) 19:19:09.57 ID:MxkCVdgr0
世間はバレンタインの季節になりましたが、
吉川裕にとっては「釣り」や「関係破壊工作」の季節です。
金目の物やチョコレート等食べれる物を与えると
研究室中に「俺の女がしつこいんだよねw」とデマをまき散らします。
注意しましょう。

2011年

発信者 よしかわゆたか
SUB RE:RE:RE:RE:百合とは何か

2/11 23:24

スカイプはつかってなけりゃあ、そもそもパソコンが今手元に無い。
研究室に置きっぱなし。そして私は今から寝る。「あーもーいいや、寝ちゃお寝ちゃお寝ちゃおーそう寝ちゃおー」と、
「ふわふわ時間」的に言いながら。ああ神様お願い。ドリームタイムください。
じゃあまた。
742名無しさん@お腹いっぱい。:2014/02/09(日) 07:13:03.25 ID:WKL1RQkq0
test
743名無しさん@お腹いっぱい。:2014/02/23(日) 17:30:18.97 ID:F+IEgC9z0
良スレあげ
744名無しさん@お腹いっぱい。:2014/02/28(金) 22:46:32.90 ID:otZSxMsg0
論語で道徳を普及させるには、
道徳的な奴を出世させればいいって言ってたのには笑ってしまった。
745名無しさん@お腹いっぱい。:2014/03/03(月) 19:40:43.20 ID:ZJZ2uAXi0
何だったかな
兵書をいくら読んでも、読み終わった時に策が思いつかないようでは読んだとはいえない
というようなことを読んだ覚えがあるが
実際、孫子でも呉子でも、ただ読んだだけで身につくものではないんだよなあ。
しっかり理解して、目の前の状況で臨機応変に使えるようにならんと。

生兵法なんかで失敗したのを批判するのは簡単なんだけど、相当難しいのが見えないところは大きいんだろう。
現代で生かして行こうとして失敗するとよく分かるよ。
746名無しさん@お腹いっぱい。:2014/07/17(木) 05:36:45.36 ID:82siuaIp0
科学と宗教をそれぞれ色々知識を集めると
老子が真理に近い気がする
747名無しさん@お腹いっぱい。:2014/08/03(日) 09:41:57.27 ID:xDxKigBn0
日本人で諸子百家に対抗できる思想家っているのかな
748名無しさん@お腹いっぱい。:2014/08/03(日) 12:00:40.14 ID:xEOnR3wZ0
自然真営道の安藤昌益。
749名無しさん@お腹いっぱい。:2014/08/19(火) 23:27:25.12 ID:trSUYTUM0
>>745
なんかそれ面白いな、故事成語みたいのであれば良いのに
「孫子読みの孫子知らず」がそれに近いと思う

孔子が「人に自慢するために学問しても意味ない」と言ってるけど言い得て妙だわ
人間性だとか行動原理ってのはあの時代から1mmも変わっていない
750名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/02(火) 15:18:46.47 ID:VxU6lO8b0
街亭の戦いでは

文盲の王平 >>> 孫呉の兵法を暗記している馬謖

だったからな。
751名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/11(木) 20:51:25.34 ID:YurCXq0V0
誰が言ってたか忘れたが
賢者は耳から入り全身に行き渡る
愚者は耳から入り口から出る
ってのがあった。
752名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/17(水) 19:10:13.62 ID:9J7s7Vah0
口耳の学か。荀子だね
753名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/27(土) 17:52:44.62 ID:sX5Bkkee0
>>750
なんつーか
知識があっても優秀とは限らないのが人間の面白さだね
第二次大戦でも日本の将校より一般の兵の方がバランス感覚があったからね
754名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/06(木) 08:21:51.69 ID:SSXU2iW10
姫 鞅 と管 夷吾 の書物が欲しい
755名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/19(水) 21:01:30.31 ID:EYSWpY+u0
自らの行いを何度でも反省する、というのを批判してたのはどの書物だっけ?
あまりに主張をコロコロ変えて節操も確固たる意思もない奴だと批判してた。
論語だっけ?
756名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/07(日) 22:01:37.38 ID:keIL3bxG0
最近『墨子』を読んで墨家の思想にはまった。
あの戦乱の時代に本気で世の中を救おうとした、
こんなにも行動的で熱い理想主義者がいたとは思わなかった。
757名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/09(火) 09:00:48.78 ID:gSIFolxj0
墨子は日本人好みだとは思う
非攻でありながら防衛力は手放さないという姿勢
親だろうが教師だろうが上下なく無差別に接し、表面的な形式や儀礼を撤廃するという考え方は儒教への対抗馬になりうる
758名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/09(火) 20:52:10.58 ID:E1M6gRZ90
確かに墨子は日本人に合うかもしれないね。
あと個人的なことだが『墨子』の文体は好きだ。
儒家や道家、法家の文章は対象とする読者が高い水準を有している権力者や
知識人だから論理の飛躍があり簡潔で非常に洗練されているけど、墨子の文
章はどちらかといえば泥臭い。
墨子の語った対象の多くが非権力者や民衆だったせいか、墨子の語り口はひ
とつの原理をあらゆる角度から説明してくどいまでに一歩一歩論理を積みあ
げてゆくものになっている。
誰にでも理解できるようにわかりやすい具体的な比喩を使って、何度も何度
も同じことを表現を変えて繰り返す。
こうした『墨子』の文章の拙さは、当時の王が話題にするほど有名であった
らしい。
けれども私は、逆にそういった所が常に民衆や虐げられている者たちの側に
立ち奮闘し続けた墨家の姿勢を示しているように思えて、好感が持てる。
759名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/10(水) 05:25:08.32 ID:nNMV8vDb0
墨子って墨っていう名前から黥布と同じで罪人や奴隷だったていう説まであるしね
760名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/17(水) 22:09:50.57 ID:PrzbPvYY0
確かに『墨子』を読んでいると、墨子の出生は罪人や奴隷だったという説も納
得できる気がする。虐げられている庶民や弱者のために発揮される人間離れし
ている行動力も、自分も同じ境遇だったから生まれたものかもしれないし。

まぁ、妥協知らずの理想主義者だったから若干頭いかれていた所もあるかもし
れないがww。精神がぶっ壊れてるから廃人に似たあの行動力につながったか
も。『墨子』のなかにも他人に面と向かって「お前は頭がおかしいんじゃない
か」と言われる個所があるし、彼の弟子たちも集団自決をとげたりしているし
ね。もっとも、墨子や墨家にとっては他人や他の思想家たちの評価なぞ痛くも
痒くもないだろうが。

実際『墨子』でこう述べているしね。
「私の主義は、実行するだけの価値がある。私の主義を棄てて、別の主義を採
るのは、取り入れをやめて、落穂を拾うようなものだ。別の主義の立場で私を
攻撃したところで、それは卵を石にぶつけるようなものだ。天下の卵を全部ぶ
つけても、石は割れはしない。」
761名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/17(水) 23:33:51.79 ID:UxFqAJxH0
天下の人民を飢えから救うために自分で畑を耕してみたけど一人の農夫にも劣るのでやめたと
書いてある。頭でっかちの文人ぽく見える。
762名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/18(木) 00:08:42.40 ID:YoneUjwC0
う〜ん、そこらへん難しいなぁ。

墨子は実際かなり学があり、春秋戦国の時代は学問するにも書物を読むにも相
応の家柄でなければ出来なかった。この点を考えれば卑しい身分の家柄の出身
では無かった可能性が高い。

けれども『墨子』には墨子が楚の大臣に、
「なるほど貴方の意見は立派だ。しかし、王は貴方の意見をとりあげはしない
だろう。なぜなら、貴方は身分が低すぎるから。」
と言われる場面がある。ここを読むと墨子はかなり低い階層出身ともとれる。

墨家は絶学し、歴史から消滅した存在だったから墨子について詳しいことは全
くわからず、憶測で語るのはしかたがないのかもしれない。

まぁ、謎が多い人物のほうが魅力的でキャラが立つけどwww。
763名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/18(木) 00:25:24.59 ID:ZMJ8lA9e0
「王が話は聞くけど意見は取り上げない」のは庶民じゃないけど偉くもないって事でしょう。
韓非が親族である王と話は出来ても相手にされないようなもの。
764名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/18(木) 13:28:15.47 ID:8tA9Q0ks0
そういう階級や社会的立場ごとに分類して欲しいな

孔子→庶民から政治運動家
老子→元公務員から庶民(没落貴族?)
壮子→元下級公務員から庶民(没落貴族?)
韓非子→没落貴族

でしょ?
765名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/19(金) 19:57:25.40 ID:mUTsgvu00
>>764

> 孔子→庶民から政治運動家

孔子はプロ市民だったのか!
766名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/19(金) 23:24:19.61 ID:AoOa1Ytk0
>>765

>孔子はプロ市民だったのか!
久々に爆笑したwww。笑いすぎて腹筋が痛いwww。

「時代の弊を救うことから出発した」(『淮南子』)儒家と墨家は、世の中を
救おうとした点では共通しているが、その他の点、例えば音楽や葬儀について
の考え方や人への愛し方、戦争の捉え方などでそのほとんどが対立している。
その中で中原以外の文化、つまり異文化に対する見解も違っていてなかなか興
味深い。

儒家は堯・舜、文武周公の古えの教えで戦乱の世を秩序付けようとしたのでや
はり異文化には否定的だ。『孟子』で孟子は南方の許行が唱えた農家学派とい
う考えに対して、
「私は中原の文明をもって蛮族を教化するとは聞いている。が、蛮族に教化さ
れるという話は聞いたこともない。」
と述べているし、許行に対しても、
「蛮族の許行は、モズのようにギャアギャアと聖人の教えを誹謗する人物」
と手厳しい。孔子本人はどうだったかは詳しくは知らないけど、儒家のこうい
った所が儒教が漢代に国学として、つまり正統な学問として認定された理由だ
と思う。

それに対して墨家は異文化に対して結構寛容的だ。『墨子』で魯陽の文君が墨
子に、
「楚の南にある啖人国では、長男が生まれると肉をバラバラにして食ってしま
う風習があるという。こうすれば後から生まれる子供が幸せをつかむと、彼ら
は信じているのだ。その肉が上等であれば主君にも献上する。主君はその味が
気に入ると、父親にほうびを与えるという。ひどい風習があるものだ。」
と言うと、墨子が、
「わが中原の国においても似たような風習があります。戦争で父親を戦死させ
ておいて、その子供にほうびを与えるのですから。子供を食っておいてその父
親にほうびを与えるのと、少しも違わないではありませんか。此方が仁義の徳
に基づいていないのに、野蛮国の風習を笑うことはできません。」
と答える箇所がある。ここからは墨家は戦争に否定的だったことがとれるが、
同時に墨家が自説(兼愛、非攻など)以外の文化的なことには相対的だったの
ではないかということもとれるような気がする。勿論墨家だって倹約を重視し
た古代の夏王朝とその聖王禹を理想とはしていたけれども。

儒教が国学とされ墨家が儒家から異端視され絶学したのも、こういったスタン
スの違いが理由の一つにあると思う。
767名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/20(土) 03:17:36.69 ID:NSjCMtSq0
>>763孔子は父親が兵士として戦功をあげた人間だったから庶民ではないと思う
768名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/20(土) 20:51:02.42 ID:GKCzZVNS0
でも父親が70越えてからの子で幼くして死に別れ、野合による庶子だから放り出されたのか
家自体が没落したのか、母親の元で貧しく育った。母親は身分の低い巫女で、幼少期の孔子は
葬式ごっこをして遊んだという話から葬祭儀礼などを司るような集団の出身という説もある。
769名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/20(土) 21:24:51.26 ID:kzcOzvcD0
やっぱり孟子が主張するように、辛い境遇におかれ屈辱を味わい辛酸をなめた
人間は、並はずれた人物になるんだな。
770名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/21(日) 00:00:58.38 ID:BjzVTrEl0
>>769
孟子読んだことないけどその言葉の出典はどこ?原文分かる?
771名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/21(日) 00:42:47.96 ID:fAT9NaW20
>>770

『孟子』盡心章句上 十八
孟子曰、人之有コ慧術知者,恆存乎疢疾。獨孤臣孽子,其操心也危,其慮患也深,故達。

孟子は言う。
「おおよそ人徳、智慧、技術、知能に秀でた者は、常に何か患いを持っているのである。
疎んじられて孤立した家臣や妾の子などは、慎重に心を砕いて生き、深くそのわずらわし
い境遇を憂う。だから結局は栄達するのだ。」

『マンガ孟子・大学・中庸の思想』では尽心編にこの箇所はおさめられていて、以下のよ
うに解説されているよ。
「すぐれた品性、すぐれた才能は、常に苦しい環境の中で磨かれる。孤立した家臣や側室
の子は、絶えず恐れつつしみ、憂慮を抱いている。だからやがて頭角を現し、世に認めら
るのだ。」
772名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/21(日) 18:48:55.19 ID:4Yjceuky0
>>768

>父親が70越えてからの子

すごいなあw
773名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/21(日) 21:24:25.26 ID:crFonfxB0
加山雄三の父である上原謙も70歳で娘が産まれて世間からスゴいと言われた。
加山とは43歳差だ。年の離れた妹にも程がある!
774名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/21(日) 23:09:28.26 ID:XGUdPF5V0
>>768
>父親が70超えてからの子

孔子の父親、郭海皇みたいな人だったんですねwww。
775名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/21(日) 23:37:26.30 ID:y6Zl3zyk0
776名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/22(月) 17:07:12.33 ID:/SANHggF0
浄土真宗の蓮如は83歳で27人目の子供を授かった
777名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/22(月) 18:11:54.93 ID:eEnIZ5PX0
孟子が贅沢好きってのは意外だよね
どのツラ下げて贅沢してんだか
778名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/22(月) 19:05:42.21 ID:0XiDX7640
>>776

それはすごいなあw
779名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/22(月) 22:04:35.89 ID:wCaJ9bN20
>>777
>孟子が贅沢好きってのは意外だよね
どのツラ下げて贅沢してんだか

ドヤ顔で堂々と贅沢していたみたいだよ。『孟子』には、弟子の彭更が孟子のその贅沢暮ら
しをとがめて、
「何十台もの車を従え、数百人もの従者を率いて諸侯の元をめぐり歩き、行く先々でもてな
しを受けるのは、度が過ぎはしませんか。」
と言うと、孟子は、
「正当な理由がなければ一碗の飯でも受け取ってはならない。しかし正当な理由があれば、
舜が堯から天下を譲り受けたのさえ度が過ぎたことにはならない。君は違うと思うかね。」
と答える箇所があるよ。

孟子には、仁義を説くことは世の中に対する最大の貢献であり、それに見合うだけの報酬を
受け取るのは当然だという自負があったみたいだね。
780名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/22(月) 22:13:18.78 ID:eEnIZ5PX0
先入観で儒家はみんな質素倹約を重んじてると思ってたけど違うのね
少なくとも孔子はそうだったと思うけど孟子はそれに異論を唱えるわけか
ぶっちゃけ、孟子は必死に教えを請う王に仁義を説いてそれが成果を見せないと五十歩百歩を説いて自己擁護するとこなんかも、詭弁じゃないかと思ってたけど、それで更に身の程を知らないとなると少し幻滅しちゃうわ

孟子と以外で質素倹約を推奨せず欲(性欲や権力欲など)を認めてる諸子百家っているのか?
法家ですら欲を手段として「利用」してたのに、孟子ほどの人間が欲に取り込まれるって
781名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/22(月) 22:18:09.96 ID:0XnNLVtx0
過度な贅沢するなというより、
身分に合った生活しろ、それが互いの立場を明確にさせて
下は上を、上は下を侵さないって考えじゃね?
782名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/22(月) 22:59:49.70 ID:rytwb/7n0
欲とは違うが道家に分類される楊朱が墨子の利他主義と真反対の利己主義(為我説)を説いた。
〈一毛を抜いて天下を利するも為さざるなり〉という言葉で知られる。これは「たとえ天下のためだとしても
自分の毛を1本抜くのもイヤ」という意味。

孟子によれば「聖王作らず、諸侯放恣にして処士横議し、楊朱・墨翟の言、天下に盈つ。天下の言、
楊に帰せざれば、則ち墨に帰す。楊氏は我が為にす。これ君を無みするなり。墨氏は兼愛す。
これ父を無みするなり。父を無みし君を無みするは、これ禽獣なり」(滕文公、下)
というくらい楊朱と墨子の思想が流行っていたらしいです。
783名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/22(月) 23:57:30.72 ID:eEnIZ5PX0
>>782
面白いですね
楊朱は聞いた事あるのですが著書が残ってないのが残念...
まぁ思想的にまず先に弾圧されそうですけど
残ってたら欧米流個人主義とは別にアジア的個人主義が生まれてたんだろうな
784名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/23(火) 10:14:18.14 ID:UQgWXIKB0
>>779

> 孟子には、仁義を説くことは世の中に対する最大の貢献であり、それに見合うだけの報酬を
> 受け取るのは当然だという自負があったみたいだね。


高倉健さんも「後輩のために」ギャラにはこだわったそうだな。
785名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/23(火) 13:29:25.36 ID:+onpb3D70
>>780
>先入観で儒家はみんな質素倹約を重んじてると思ってたけど違うのね

まぁ、当時の王族による大規模なオーケストラ編成による音楽や、豪華絢爛な葬儀を重要視した儒家だから、何事においてもお金がかかるは当然だと彼らは言うだろうね。
そういった儒家の贅沢や言葉は悪いがある種のたかりを、孟子より一世代前の話だが、墨子は以下のように痛烈に批判してるよ。

なすべきことをなさず、そのくせふんぞりかえっている。たらふく飲み食いするくせに労働を軽視するから、いつまでたっても飢えと寒さに悩まされている。まるで乞食が
香鼠(口の中に食物を蓄える習性をもつ)のように食物をしまい込み、羊のようにキョロキョロし、去勢豚のようにだらしがないのにそっくりだ。人がこれをからかうと、
「お前なんかに、俺の偉大さがわかるものか。」
と腹を立てる。だが実際、彼らは夏は穀物を乞い歩き、収穫が終わればすかさず葬儀屋に早変わりする。それも一族郎党がゾロゾロつきしたがってたらふく飲み食いする。
こうしていくつかの葬儀を請け負えば、それで十分やっていける。つまり彼らは、他人に寄生して飲み食いし、他人の畑をあてにして威張りかえっているのだ。金持ちの家
に不幸があれば、
「飯のタネができた。」
と言って小躍りするわけである。

勿論これは儒家に反対して節用、節葬、倹約を主張した墨子の目から見た儒家の姿であるからそのまま鵜呑みにはできない。けれども火のない所に煙はたたないので、こう
いった一面が儒家にあったのは事実だと思う。
786名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/25(木) 20:05:58.33 ID:KCz+2Bsn0
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              l l '''''''''''''''''''''''''''''''''''''' ̄l |             |

http://www.youtube.com/watch?v=z2qK2lhk9O0
787名無しさん@お腹いっぱい。
”攻める”だけならえせ君子でもできる。
それに比べて”守る”ことは本当に難しい。
『墨子』を読むとそのことを痛感するよ。